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癌掲示板..>イレッサと副作用

1 名前: ワンチビ 投稿日:2001/11/15(木) 00:20
ことらの掲示板でイレッサについて色々と教えていただき、また自身でも各方面の方に問い合わせをしていますが、
、あまり悪い情報が入ってきません。本当に信頼できるのかどうか、不安になってきます。
イレッサについて、悪い情報も知っておかないと母への使用の判断がつきかねます。
そういった情報をご存知の方はどんなことでも結構です、教えていただけないでしょうか。
特効薬ではないというのは認識しているつもりですが・・・・・

2 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/16(金) 00:04
ちなみに、
ワンチビさんの得ている情報はどのようなモノなのでしょうか?
 主治医は、どのような事を、おっしゃっているのでしょうか?

3 名前: <削除> 投稿日:2001/11/20(火) 00:19
<削除>

4 名前: <削除> 投稿日:2001/11/20(火) 00:21
<削除>

5 名前: UTAKA 投稿日:2001/11/20(火) 00:22
夜も眠れないくらいに、悩んで、
家族で口論になるくらいに、悩んで、
イライラするくらいに、悩んで....
 悩みぬいた答えが、正解 なのですよ。
 ですが、
 第2、第3、第4と一つでも多くの選択肢も用意しといてください。

 ワンチビさんがそうだったように、ワンチビさんの書かれた情報もまた
 今後の方々に役立つ、すばらしい情報です。
 ありがとうございます。
 応援しています。

6 名前: ワンチビ 投稿日:2001/11/22(木) 00:20
UTAKAさん、ありがとうございます。
今週末は、母が外泊許可が出たので自宅に帰っています。
明日からの三連休は、父が母と2泊3日で旅行に出かけます。
抗がん剤投与が終わって、3日前に白血球の数値が正常になったばかりで、少し心配もありますが、
母も行きたいと願った父と二人きりの旅行なので楽しくすごしてきて欲しいと思います。
来週から、また抗がん剤です。今度も副作用が心配です。
イレッサが早く飲むことができるようになればいいのですが、過度に期待しすぎているのではないかと考えてしまうこともしばしばあります。
主治医の先生がイレッサの効果について、否定されなかったのでつい良い方に期待してしまいます。
自分自身も、期待しすぎるあまり良い事にしか目が行かなくなっているのかもしれないとも考えます。
でも、もしかしたらイレッサは神様が与えてくれたチャンスかもしれません。
来週に先生からお話しがあると思います。
また、書き込みさせていただきます。

7 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/23(金) 00:10
肺癌の患者さんに発売前にイレッサを投与できる可能性は限りなく難しい状況です。

8 名前: ワンチビ 投稿日:2001/11/23(金) 00:23
名無しさん、ありがとうございます。
もしも、飲めなかった時についても父と話し合い考えておきます。
まだ、主治医の先生から連絡はありません。
どちらにしても、来週CTの比較があるので、遅くともその時にはお話しがあると思います。

現在NHKの朝の連ドラは、お父さんが舌癌になる女の子が出ていますね。
その中でも、私たち家族と同じように告知についてためらっている家族の姿があります。
主人公の女の子が、料理修行している尼寺のあんじゅ様(野際陽子さん)が告知について、
「死ぬと分かっているものに、あなたはいつ死ぬと言ったり、治らない病気と闘えと言うのは酷ではないか」
と、病名の告知と予後の告知について主人公について話す場面がありました。

もし、イレッサが幸運にも投与していただくことができるようになったとしても、その時は母に全てを話しその上で、本人に投与するか、しないか決めてもらわなければなりません。
ドラマの中のその場面が心から離れなくなりました。
今は、母はとても元気ですが、今ごろからこんなに悩んでいては、もっとあとになったときに、どうなってしまうのか父のことまで心配してしまいます。
母の病気が判明してから、10キロ近くやせてしまったようです。
毎晩毎晩、仕事が終わると飛ぶようにして、母の病室へ行き、消灯まで一緒に過ごしている姿を見ると、こんなにも父が愛し、必要としている母は決して死んだりなんてしてはいけない!
と思います。
昼間でも、母の元へ人が訪れない日はありません。
こんなにも、たくさんの人が母のことを愛してくれてたんだと、今初めて知りました。

9 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/24(土) 00:06
>「死ぬと分かっているものに、あなたはいつ死ぬと言ったり、治らない病気と闘えと言うのは酷ではないか」

 重い言葉ですね。
 番組の作者も、この言葉を選ぶ際、悩んだのではないでしょうか。
 告知は、死の宣告であってはいけないです。
 少しでも、前向きな「生」への希望をもてればよいのですが、
 進行の度合いによって、実際には、選択肢は限られていきます。
 告知を受ける側が、「受け入れられる」か、「受け入れられない」のか。
 日ごろ、自分の「死」について考えたことなんて、ないですしね。
 「悟り」「御仏」....キリスト教、仏教etcの境地ですね。
 宗教感、信心って必要なのかもしれませんね。

 >ワンチビさん、応援していますよ!ガンバレ!

10 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/24(土) 00:17
一般の人がイレッサを飲めるのは、米国からの個人輸入で来年の8月ごろでしょう。
日本ではその後でしょう。

11 名前: わら 投稿日:2001/11/30(金) 00:21
こんばんは、今日は、抗ガン剤投与の日でした。
私の通ってる、総合病院の内科に肺ガン(腺がん)の治療患者が4人いるそうです
。1人の男性は、両肺にガンが、あり手術出来ない状態だったそです。
今年の1月から、抗ガン剤(ジェムザール、ナベルミン、あと、吐き気止め)
を、点滴しているそうです。それが、レントゲンで、見る限り、ガンが、
見えなくなったそうです。先生は、まだ、見えないだけで、身体の
どこかに、あるかも知れないから、もう少し、治療は、続ける
そうですが、私を含め、4人とも、同じ治療で、みんな、とても、
安定しているそうです。今の抗ガン剤は、副作用は、ほとんど 無く
生活していく上で、そんなに、傷害は、ありません。
イレッサに ついても、アメリカでは、通常に使用されている、薬だそうです。
個人で、アメリカから、購入できる 場合も あるそうです。
治験に、参加できなかったかた、(私も含めて)どうしても、その、薬を
しようしたいです。誰か 個人輸入に詳しい方、教えてください。
お願いします。

12 名前: <削除> 投稿日:2001/12/01(土) 00:22
<削除>

13 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/02(日) 00:09
管理人さん。宣伝だけどゆるしてください。
ワンチビさんへ
  下記なんてどうでしょうか? 
ガンの治療などの副作用で一時的に髪の毛を失ってしまった女性のために
髪の毛つきの帽子と帽子に
取り付けるための着脱式ウィッグを制作、販売している とのこと。

髪の毛帽子ウィズウィッグ
http://www.proid.co.jp/withwig/index.htm

14 名前: 投稿日:2001/12/03(月) 00:09
こんにちは、狸です
どこかでも書きましたがイレッサは作用する相手のEGF-Rが発現していない事には効果が期待できません。と言いましても発現率は一般にかなり高いですから効果は期待できると思いますが、主治医の言われる事は正しいです。必ず効く、とはいきません。ただ副作用は一般的な抗がん剤に比べてかなり低いのでそれほど心配ないように思いますよ。ですからその点だけはちゃんと話してあげるとお母さんもきっと安心されると思います。

15 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/04(火) 00:22
わらさんへ
わらさん治験には申し込まれていたのにどうして使用できなくなったのですか?
母もまだ診察は受けていないのですが近大で治験の枠の中には入れてもらっています
診察を受けてから治験をはずされる事があるのでしょうか?
教えていただけますでしょうか?

16 名前: わら 投稿日:2001/12/07(金) 00:19
こんばんは。
治験から 外される 事がある場合
ガン細胞が取れないとき だそうです。
うまく 説明出来ませんが、外される 場合も あります。

17 名前: <削除> 投稿日:2001/12/07(金) 00:21
<削除>

18 名前: ワンチビ 投稿日:2001/12/07(金) 00:21
続きです。
12で、告知ナシで飲めるようになるかもと書きましたが、主治医の先生の早合点で、本人の同意書が必要でした。

19 名前: 前途多難 投稿日:2001/12/08(土) 00:01
主治医が明確な根拠もなく(面倒かつ手遅れとの言)、まったくイレッサ投与に非協力的でEAP宛申請ができません。Ⅳ期で他の病院に移す事もなかなか難しくこの1ヶ月苦悶しております。現在でも治験枠に入る方法があるのでしょうか?

20 名前: <削除> 投稿日:2001/12/08(土) 00:08
<削除>

21 名前: <削除> 投稿日:2001/12/29(土) 00:20
<削除>

22 名前: 投稿日:2002/01/08(火) 00:08
今日はワンチビさん、狸です。
なにはともあれ投薬開始で良かったですね。イレッサはまさに画期的な医薬品ですので効果が出る事を祈っています。イレッサのP3の結果は聞いた事はありませんが(調査不足かもしれません)後期P2ではかなりの効果をあげていましたよ。確か延命効果もあったような気がします。また併用の情報は、何しろ始まったばかりですので何とも言えませんが、併用でもっとも懸念されるのは毒性の相乗ですが、イレッサは今のところ毒性は低いとされているので大丈夫っぽいです。ただしあくまで認可後の事ですね。なお風邪薬さえ飲めない、と言う事はないはずです。いくらEAPといえども患者さんの利益が再優先されますから風邪を引いたらそれに対処する治療を、骨折したらもちろんその治療を、と言うのはもちろん可能なはずです。もしそのあたりでストレスを感じられるのでしたら確認なさってはいかがでしょうか?風邪もひけない、と気を張ると疲れちゃいますものね。ただしいかなる薬を飲むにしろ、担当医への相談は欠かさないようにしてください。そうする事で無用な心配も取り除けると思います。

23 名前: 通りすがり 投稿日:2002/01/09(水) 00:22
◎新聞記事に気をつけよ.
 いつものことであるが,医学的発見が新聞紙上をにぎわしている.
特に学会前になると騒がしい.しかし,「これで癌がなおるかもしれない」
という記事はもう何十年間も繰り返えされ食傷ぎみである.
これらの記事は,嘘でないにしても読者を裏切ってきたことは事実である.
新聞が取り上げる医学記事の半分は間違いである.
また正しい記事であっても読者が期待する価値はほとんどない.
新聞記事は研究者の自己宣伝と,その場かぎりの誇大解釈より成り立っている.
情報の過大評価と誇大妄想が一般読者を惑わしているのである.
新聞に書かれている何パーセントが嘘であるのか,調べでみるのもおもしろい.
ところで,嘘だらけの健康雑誌の広告などを堂々と載せている新聞の姿勢をみれば,
社会正義にはほど遠い利潤追求の会社であることが自ずとわかる.

24 名前: 名無しさん 投稿日:2002/01/10(木) 00:00
>>23さん。 同意します。

 例えば、全国紙Aに東大医学部の記事が出れば、
 他の新聞は、
 京都大、大阪大、千葉大、広島大、東北大...の記事。
 地方紙は、地方大学の記事を書きます。
 偶然なのかも知れませんが、ほぼ同時期ですよね。
 
 情報が得られることは良いことですが、ちょっと? の点もありますね。
 週刊誌は、もっとこの傾向が強いですけど。

25 名前: ワンチビ 投稿日:2002/01/10(木) 00:22
狸さん、ありがとうございます。
母の主治医の先生から、母のその後の状況について問い合わせがありました。
退院後も、こまめに連絡を下さる先生に感謝のみです。
日常生活は支障なく過ごせています。ただ、舌苔が酷い状況になってきました。
母は、黄色い舌苔を不安に感じているようです。ネットで色々調べたら、カンジダなどの口腔内の細菌に感染してる可能性があるのかも??と
思っています。
これは、肺がんの影響でしょうか。それとも、抗がん剤の副作用でしょうか?
味覚にも、かなり影響しています。どうしたら、状況がよくなるのでしょうか?
ご存知でしたら、お教えください。
味覚には影響していますが、食物を飲み込めないなどの状況には至っていません。

26 名前: ちゃたろ~ 投稿日:2002/01/11(金) 00:19
はじめまして、私はアストラゼネカに今年入社予定のものです。
イレッサについて調べていて、このHPのレスを読みました。
イレッサはガンで苦しんでいる方を救える期待のある薬と聞いています。
今年中には上市されるそうですが、一日も早くでることを期待します。
私も祖父をガンで亡くしており、余計にガンに対する憎しみと恐怖があります。
今年からMRの勉強をするわけですが、必ずMR試験に合格し、皆さんのために
がんばりたいと思っています。

27 名前: <削除> 投稿日:2002/01/11(金) 00:22
<削除>

28 名前: 投稿日:2002/01/15(火) 00:11
ワンチビさんへ
こんにちは、狸です。
黄色い舌苔について調べました。カンジダでは?とのことですが、何らかの感染症の可能性は確かにありそうです。抗がん剤の副作用か、と言われておりますが、可能性はありそうです。今まで何を使われたか分かりませんが、免疫機能が低下している可能性はあります。抗がん剤使用や病状によってそう言った事が発生するのは医師には予想範囲のはずですから気軽に聞いて見てください。気軽に、と言うのは軽々しく聞こえますが、対処は十分に可能な状態である、と思えるためです。味覚に影響があるのはある意味仕方ないのですが、何らかの抗生物質で著効の可能性もあるので相談してください。なお別の病院にかかるという場合でも主治医に詳細は報告してくださいね。なお舌苔関係のページでは一応ここを参考にしました、っておそらく発見済みですね。http://www.honda.or.jp/coushuu/kuchi.htm

29 名前: <削除> 投稿日:2002/01/15(火) 00:11
<削除>

30 名前: ワンチビ 投稿日:2002/01/15(火) 00:19
狸さん、いつもありがとうございます。
入院中は、割と先生とお会いする機会は多いですが、退院して外来になってしまうと、なかなか先生とじっくりお話させていただく時間というのは取りにくくなってくるもんですね。
舌苔のことも、まだ聞く機会を持てずにいます。
先生からご連絡いただいても、イレッサの件に重点が行くため、現在の状況についてゆっくり話せないことが、目下の悩みです。
もしも抗がん剤の副作用なら、薬の毒気が抜けたら治りそうですね。
母は、「胃がんになったのでは?」なんて誤解をしています。
とりあえず口腔内の清潔を心がけるように母にいいました。
と、言っても
「朝起きて歯磨いて、食事のあとに磨けば歯磨きだけでも一日4回。寝る前に磨けば、5回になるよ。
トイレに行ったときについでにウガイをしてごらん。ついでついでだけで、かなりの回数をウガイできるよ。特別なことをする必要はないから、ちょこっとしたこと心がけてごらん。きっと改善するから」
と言っただけではありますが。あとケナログという口内炎の薬だけ、自身用に持っていたものをあげました。
舌はかなり荒れていますが、痛みは少し減ったようです。
あと、1週間で外来の予約が入っています。その際に味覚についての影響について、なにか抗生物質がないか聞いてみます。
のどの奥に口内炎ができているようですので、ケナログのような塗り薬でなく、スプレー式のだといいんですが・・・
綿棒で塗ると、オエッってなっちゃうので・・・
それと、以前風邪にもかかれない!って不安に思っていたことですが、イレッサの投与が決まった時に先生が講習を受けに行きその際に詳しいことの説明があるそうです。
先生も、「まだまだ詳しい内容については聞いていないのです。」とおっしゃっていました。
2月まで・・・長い気がしてなりません。
待って、もしEAPで審査に通ることが出来なかったら、その時は・・・・
心配はつきることがありません。

31 名前: 投稿日:2002/01/16(水) 00:08
今日はワンチビさん、狸です。
詳細な報告ありがとうございます。
きっとお母様も何かと不安な時期でしょうから、舌苔が癌のせいで出る、と言った何の関係もない事で気をわずらわせる訳には行きませんから大変良い対応をされていると思います。愛情のこもった素晴らしい事です。僕も大変感動しました(勝手なモノ良いですいません)。
舌苔の方は、そうは言いましてもない方が何かとイレッサの投与の邪魔にならないはずですので、前もって担当医に確認をされた方がいいでしょう。2月までまだ時間が少々ありますのでほんの短期間の抗生物質で治ればOKと思います(抗生物質は体内からの消失が一般に速い)。また飲み薬が多いはずですので、おえっ!と言うのはリクエストすれば対応可能なはずです。ただもしこっちのが良く効く、といっておえっ!を出されたら仕方ないのでそっちを使ってください。風邪薬云々ですが、先生の言われるとおり何しろイレッサは最新薬剤ですから完全にそう言った相互作用の検討はされていません。こう言いますと何やら不安をあおりそうですが、そうではありませんで、通常想定患者薬暦に影響しそうな医薬品との相互作用などは申請前に試験が終わっていますので、重篤なケースはまず大丈夫なはずです。ただ否定試験がされていないと言うのは安全とは保証できない、という考えに帰着するからです(医薬品の副作用は否定試験があってはじめて否定可能です)。ワンチビさんも何かと大変でしょうが、ぜひ頑張ってください。微力ながらわたくしもご相談くらいでしたら対応させていただきます。

32 名前: <削除> 投稿日:2002/01/20(日) 00:11
<削除>

33 名前: ワンチビ 投稿日:2002/01/29(火) 00:18
今日、耳にはいってきたのですが・・・
第2層臨床試験での、死亡者についての件で詳しいことご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
1名の小麦アレルギーの方が、アナキラシーショックで死亡、イレッサとの因果関係は不明らしいとのことですが、どういうことでしょうか?
副作用は軽微なものと聞いているだけに、とても不安になってしまいます。

34 名前: 投稿日:2002/01/29(火) 00:22
こんばんわ、狸です。
臨床試験の結果についてここ(出張先)では情報がありませんが、どこかでも書きましたがIRESSAの主たる副作用は肌荒れのようなアレルギー反応ですがその頻度はそれほどではないとされています。アレルギーの方にはあるいは投与前に医師の確認が入るかもしれませんが。もし何らかのアレルギーや過敏症がおありならちゃんと状況説明をしてください。こう申してはなんですが、表に出てくる副作用情報は、私のような製薬会社研究者にはあくまで発生頻度として伝わり、個々の患者さんとの相性などはなかなか掴めません。納得行くまで担当医に聞いてみてください。ただ自分が思う限りでは、臨床試験の上記結果は因果関係が証明できなかったためと思われます(いったん出るといかなる理由でもまず消せません、ある薬剤で投与後血糖値が上がるといわれましたが、後で投薬後チョコレートか何かを食べた事が判明したものの、因果関係の否定は出来ず、記載されました)。ワンチビさんのご懸念はアレルギーの既往歴が無かったらそれほど心配が要らない気します。

35 名前: <削除> 投稿日:2002/02/05(火) 00:17
<削除>

36 名前: <削除> 投稿日:2002/02/15(金) 00:17
<削除>

37 名前: 投稿日:2002/02/15(金) 00:19
こんばんわワンチビさん、狸です。
まずは前進できたようで何よりです。始めであるだけに、医師の慎重ぶりは理解できますが、きっと患者さんにとってはもどかしい部分もおありかと拝察いたします。ですが、今後お母様の症状の安定がはかれれば随時追加などもできるかもしれませんので、ぜひ上手に説明して差し上げてくださいませ。もし何か必要な事がございましたら何なりとご質問くださればいくらでも調査いたします。仕事柄、情報源だけは確保しておりますので、、。

38 名前: 情報のおすそわけ 投稿日:2002/02/16(土) 00:20
母が同じく非小細胞癌Ⅲb期なのでとても他人事と思えず、推移に注目しておりました。
うちの主治医は認可前の治験等にはまったく考えてないようで、
『認可されたら使いましょう。』という程度です。
ワンチビさんのお母様の好転を願っています。
頑張ってください。応援しております。
その後の推移の程またご報告してくだされば幸いです。

39 名前: ワンチビ 投稿日:2002/02/21(木) 00:10
狸さん、いつもありがとうございます。本当に、お医者様(特に病院側)の慎重ぶりは、かなりもどかしく思います。
しかし、命がかかっているのだから「急いで欲しい」という気持ちと、「慎重にしてほしい」という気持ちの両方が心の中で交錯していますので、
それがまた、あせる気持ちをあおりたてています。
2月もあと10日を切りました。病院からは、まだ連絡はありません。考えてみれば、EAPから返事が来て、まだ10日もたっていないのに、毎日カレンダーとにらめっこです。

情報のおすそわけさん、お母様のことさぞかしご心配なことと思い心中お察しもうします。
認可前の薬とは言え、その薬が患者の命をながらえる方法かもしれないのに、使えない日本の医療の現状に腹立たしく思います。
一日も早く、そういった状況が改善されることを心の奥底から望まずにはいられません。
お母様の病状が、少しでも長い間安定されていることを、私もお祈りいたします。
同じ立場の家族をもつ仲間として、今後も一緒にがんばって行きましょう。

40 名前: 前途多難 投稿日:2002/03/06(水) 00:01
久しぶりに皆さんの頑張りを拝見しました。
よい結果を信じて頑張ってください。
私の母はEAPの申請が下りず、その結果を待つように病状が悪化し、
母は亡くなりました。非常に残念でした。是非とも皆さん1日を大切に
頑張ってください。
詳しいことは言いたくありませんが、申請が下りなかった理由が申請内容
にあったことが解りました。私は未だに医師たちを許すことができません。
患者・家族の信頼を踏みにじる好意がどれほど罪深いことかをいつか必ず
教えてあげようと思っています。
医師の方がだがいましたら、不作為が作為的な罪と同様であることを十分理解
し、真剣にかつ正面から戦って欲しいと思います(りっぱな先生ごめんなさい)。

41 名前: ワンチビ 投稿日:2002/03/09(土) 00:09
前途多難さん、お母様ご逝去とのこと、お悲しみお察し申し上げます。
ガンに侵された母をもつものとして、人事とは思えません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
前途多難さんも、お疲れの出ませんように御自愛ください。

私事ですが、実母や舅の病気で医師の方とお話する機会がふえてまいりました。
その中で、
「医者と言うものは、人の体という取替えの利かないものを扱う仕事だという認識をもっていてくれるのかしら?
医者にとっては、数多くいる患者のうちの一人かもしれないけれど、家族にとっては取り替えようのない、かけがえのない家族の命であるのに。
簡単な連絡ミスや、書類上の手続ミス。そのたびに、治療が遅れていく現状・・・
憤りを感じます。

42 名前: <削除> 投稿日:2002/03/12(火) 00:08
<削除>

43 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/12(火) 00:10
いよいよですね!
ワンチビさん、頑張ってください!応援しています。

44 名前: <削除> 投稿日:2002/03/12(火) 00:20
<削除>

45 名前: 平安京 投稿日:2002/03/15(金) 00:19
多くのモニターが結果を期待しています。私の主治医も
この、掲示板みております。

46 名前: ふみ 投稿日:2002/03/15(金) 00:21
前略 私は ZD1839(イレッサ 治験)を して、1ヶ月半が過ぎました。
チビワンさん、私の飲んでるイレッサは、うす黄色では、なく、こげ茶色です。
誰か教えて下さい、治験と輸入品は、色が違うのですか?

47 名前: <削除> 投稿日:2002/03/16(土) 00:09
<削除>

48 名前: ふみ 投稿日:2002/03/16(土) 00:10
ワンチビさん 私の飲んでるZD1839は、250mgです。

49 名前: ワンチビ 投稿日:2002/03/17(日) 00:23
う~ん・・・色が違うことってあるのでしょうか?
あるといわれれば、「そうか・・」という気になりますし、日本で治験してる分はやっぱり日本で作っているのでしょうか?
アメリカからの輸入品と色がちがうのかなあ・・・品質や成分は一緒なら、色くらいどうってことはないかも・・・ですが。
現時点では、信じるしかないのですが・・・
どなたかご存知の方いらっしゃいますか?

50 名前: 投稿日:2002/03/18(月) 00:02
こんばんわ,狸です。
詳しい事は分かりませんが,、、、500か250かで色が違うのではないでしょうか?まずもって使用国で製造元が違う,と言うのは現状では考え難いですし、そうだとしても見た目わかるような差にしません。臨床試験では250、500と使ったようですが、250で効果はほぼパーフェクトとされていますので、500を出す場合には何か理由があるのかもしれません。もっとも副作用はそれほどでもないので500でも特に問題だとは思えません。

51 名前: ワンチビ 投稿日:2002/03/19(火) 00:21
う~ん・・・狸さんもご存知ないとすると、あとはメーカーの方か、治験の担当の医師しか知らなさそうですね・・・
ふみさんも250なんですよね~
少しだけ色の違いが気になってしまいますね。
でも、母が飲んでいるのは確かにタマゴ色でした。

52 名前: <削除> 投稿日:2002/03/27(水) 00:20
<削除>

53 名前: 新参者 投稿日:2002/03/29(金) 00:14
イレッサの色ですが、最近色が変わったんですよ。色も形も。昔が茶色です。

54 名前: ワンチビ 投稿日:2002/04/01(月) 00:09
そうだったんですか。安心しました。
新参者さん、情報ありがとうございました。

イレッサの副作用と言われるゲリですが、個人差があるのでしょうが
少なくて、2回。多いときで5~6回はトイレに駆け込みます。
色は、正常になりました。
何故、ゲリがおこったり、湿疹ができたりするのでしょうか?
イレッサによって、どんなことが体の中におこっているのでしょうか?
ご存知の方、いらっしゃいますか?

55 名前: <削除> 投稿日:2002/04/09(火) 00:21
<削除>

56 名前: 宇治茶 投稿日:2002/04/09(火) 00:22
ワンチビ様、お母さまにお薬が効いたみたいで本当によかったですね。
親が同じ病気にかかってみる身としては本当に効いてよかったという思いです。
私の父も肺ガンで手術が出来ない状態です。「イレッサ」の臨床試験等を受ける
ことはできないかと調べたり問い合わせてるのですが・・・手がかりも掴めてい
ない状況です。
ワンチビさまのお母さまはN県の病院にかかっておられるそうですが、奈良県の
ことでしょうか?立ち入ったことをお聞きしてまことに失礼かと思いますが、
私の父は奈良の病院にかかっており、県内に「イレッサ」を使用して下さる病院
があるなら、もし情報が得られるならありがたいと思いまして・・。
個人的な質問になってすみません。

57 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/10(水) 00:03
ワンチビさん。
本当によかったですね。
書き込みを読ませて頂いていました。
私事のようにうれしく思います。
がんばれ!

58 名前: ワンチビ 投稿日:2002/04/10(水) 00:16
宇治茶さん、メール送りました。

59 名前: ひまわり 投稿日:2002/04/10(水) 00:22
ワンチビさん、私も先週主治医にEAPの申請をお願いしてきました。
しかし随分と手間が掛かるものなんですね・・・。来週には病院が申請できるか
どうかで今後の治療方針を検討するとの事ですが、イレッサの治療は難しそうで
すね。40才になったばかりの去年の秋、悪性胸水を伴う肺線癌Ⅲbと告知されま
した。入院5ヶ月、抗がん剤治療を受けましたが、腫瘍に変化ナシで退院しました。
大きくもなっていないので良しとしなければですね。ワンチビさんのお母様の
主治医の先生は素晴らしい先生でいらっしゃいますね!

60 名前: スプーン 投稿日:2002/04/10(水) 00:22
頑張ってください。

61 名前: 投稿日:2002/04/11(木) 00:01
ワンチビさん、良かったですね!!すばらしいです。このまま一気に行きたいトコですね!
最近すっかりご無沙汰になってしまいましたが、なんか良い記事が読めて良かったです。うれしいです!

62 名前: 宇治茶 投稿日:2002/04/11(木) 00:23
ワンチビ様、メールありがとうございました。

63 名前: よし 投稿日:2002/04/16(火) 00:13
私の母も 肺癌で今年の一月末より入院してます。
インターネットでガンのことを色々検索していてここの掲示板の
ことを知りました。
掲示板を読んでいて イレッサのことを知り 母の主治医に
イレッサでの治療をお願いしているのですが、なかなか難しそうです。
イレッサが承認されれば すぐにでもイレッサでの治療を開始してくれるように
お願いしている状況です。

イレッサの場合、他の抗ガン剤のように 種類の違う抗ガン剤と併用したりしないのでしょうか?
また、漢方等と併用した場合の効果はどうなのでしょうか

少々気の早い質問なのですが、早い段階で治療の効果を出したいので
ご存じの方おられましたら情報ください。

ワンチビさんへ、勝手なお願いなのですが。
N県の病院の情報欲しいのですが、メールいただけないでしょうか

64 名前: ワンチビ 投稿日:2002/04/16(火) 00:18
母が、虫歯になってしまいました。
歯を抜くために麻酔をしたり、化膿止めの抗生物質を飲んだりできるかと主治医に聞きましたならば、
「わかりません。」との返事です。
以前に狸さんに
【通常想定患者薬暦に影響しそうな医薬品との相互作用などは申請前に試験が終わっています】
というレスを頂きましたが、化膿止めや歯を抜くための麻酔なんかも含まれるんでしょうか?

65 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/30(火) 00:15
半年かかって、ようやくEAP委員会に、イレッサの申請がだせました。
5月中にイレッサでの治療ができる予定なのですが、主治医が
イレッサ導入時は、何が起こるか分からないので、入院するように
言われています。現在は、今までどおり、会社に勤務していますので
特段、入院する必要はないように思いますが、いかがなものでしょうか?
教えていただけませんでしょうか?

66 名前: ふみ 投稿日:2002/04/30(火) 00:17
65さんへ
はじめまして。ふみ 36才です。私も、イレッサを飲んで、3ヶ月になります
。副作用は、前から 聞いてるとは、思いますが、私の場合は、
下痢(1日2回位で今はナンベンです)、乾燥肌、(かゆみ)は、すごいです。
後は、私がはじめてと言っておられましたが、食べ物のアレルギーが 出ました。
(卵)でも、今は 大丈夫です。
人によって 副作用は 違うとは 思いますが、今までの 抗がん剤の
事を 考えれば とても比べ物には ならないほど らくです。
一緒に 頑張って 長生きしましょう。

67 名前: SAKU 投稿日:2002/04/30(火) 00:23
66、ふみさんへ
はじめまして。横レスすみません。
イレッサ3ヶ月との事ですが、効果の方はいかがですか?
副作用もそれなりに出ている様ですが、(とくにかゆみ)耐えられる物ですか?
認可が下りたら一刻も早く父に使いたいと思っているので気になります。
よろしければ教えていただけませんでしょうか。(体調の方が良い時でかまいませんので。)
私とあまり変わらない年令のふみさんが、
このような病気に罹られているのかと思うといたたまれません。
どうかイレッサが大きな効果をふみさんにもたらします様に。

そしてそして、ワンチビさんのお母様はお加減いかがですか?

68 名前: てつ 投稿日:2002/05/01(水) 00:00
ワンチビさん、名無しさん、ふみさん、SAKUさん
僕の母も肺腺癌なんです。末期状態です。
現在は東京の誠志会病院という所でIBA・BRP・リンパ球併用療法という免疫療法を受けていますが、院長の話ですと効果が今一つとの事なんです。
EPAに主治医の先生の方から無事連絡をとっていただけたのですか?
イレッサにすがる以外方法がないんですが・・・
EPAへの連絡のとり方を教えていただけませんでしょうか?

69 名前: てつ 投稿日:2002/05/01(水) 00:14
こんにちは、名無しさん。
僕の母もは肺腺癌なんです。末期状態です。
現在は東京の誠志会病院という所でIBA・BRP・リンパ球併用療法という免疫療法を受けていますが、院長の話ですと効果が今一つとの事なんです。
EPAに主治医の先生の方から無事連絡をとっていただけたのですか?
イレッサにすがる以外方法がないんですが・・・
EPA委員会への連絡のとり方を教えていただけませんでしょうか?

70 名前: S&M環境開発研究所 投稿日:2002/05/01(水) 00:17
がんに効いた漢方薬の紹介をさせていただきます。
皆さんのご参考になればと思います。
詳しくは下記のURLまでご参照ください。
http://homepage1.nifty.com/sino/
 私の父親が70歳の時肺ガンになり、細胞検査の結果、悪性と判明しました。
手術は3週間後と決まり、ベッドがあくのを待ちました。
肺ガンが悪性と判明して、母は色々な本など医学書等を調べて、よい方策も無く、途方に暮れていましたら、
ある日、新聞に大学の教授が、中国漢方で云南白約(Yunnan Baiyo)という漢方薬と
抗がん剤を併用したら効力が90%も症例があるということを発表。
何とか云南白約と云う漢方薬を手に入らないかと連絡があり、何とか探し当て、すぐ父親に1日3~4回飲ませ続けました。
ベットも空き、手術入院をして、もう一度細胞検査をしたところ、腫瘍の形跡はあるものの、正常細胞だとの事。
その後、何度も検査したのですが、正常とのことでした。
医者も、不思議だ、こんな事があるなんて、と言っていました。私は医者の誤診だろうと思っていました。
が、親父の同室の患者にも飲んでみたらと言って、すすめて飲んだ人は4人室で一人飲み続けて三人はいらない手術をするという人でした。
驚いた事に、飲み続けた人は、ガンが小さくなり、正常細胞になり元気に退院されました。
親父は以後ガンにはなりませんでした。
※肺ガンについては、この他何人かに父親の話をして、是非欲しい、飲んでみたいと云う事で差し上げました。
全員効果があり、現在健康になり元気で過ごしておられます。

医者にもこの漢方薬を飲ませて良いか聞いて飲ませました。

71 名前: S&ampM環境開発研究所 投稿日:2002/05/01(水) 00:17
癌に効いた漢方薬がHP上で公開されているので参考になればと思い、書き込ませていただきます。
詳しいURLはhttp://homepage1.nifty.com/sino/
知人がノドの横のリンパがハレて何か痛がゆいと云う事で病院に行き細胞検査、エコーを受け、検査結果が出て、悪性と判明して、入院待ちをしている間、毎日云南白約(Yunnan Baiyo)を飲み、入院して細胞検査をしたところ、不思議な事に形状は残っているが、散らばって正常になっている、医者もどうした事だろうと驚いていました。
現在この人は元気に働いています。
当然、今も飲み続けられています

72 名前: 名無しさん 投稿日:2002/05/01(水) 00:19
66 ふみさんへ  私も36才です。私ではなく身内がイレッサを使用します。イレッサを飲みはじめた時、
入院されたのですか?3ヶ月服用されて効果はあったのですか?同じ年だと思うと、とてもひと事とは
思えません。絶対負けないで頑張って下さいね。

73 名前: 投稿日:2002/05/01(水) 00:23
こんばんわ、狸と申します。
>ワンチビさんへ
大変遅くなってしまい申し訳ありません。
所謂相互作用で検討するのは一般に薬物代謝酵素に対する作用が明らかな薬品類です。特に主代謝酵素が同じ薬品を併用すると毒性が増強される可能性があるからです。
ワンチビさんのケースでは化膿止めや麻酔薬類の代謝相互作用は問題になりそうな物はすんでいると思います。医師が分らないと答えたのはその結果が製薬会社側から情報として伝わっていないか、具体的な薬剤名が分らない、あるいはその知識がないかでしょう。それに何しろ認可前使用ですから責任はほぼ全て医師に掛かってきますから慎重になるのも分る気がします。医師よりもあるいは歯科医師側に聞いたほうが良いかもしれません(いくらなんでも自分が使おうとする薬の事は知っているはずですが)。
医薬品は認可されると細かい審査過程の資料とかが入手できるので読めばいろいろ分るのですが、現状では情報不足ですね。個人的には代謝酵素の違う物を選ぶ(抗生物質&麻酔)で大丈夫な気がします。

74 名前: <削除> 投稿日:2002/05/01(水) 00:23
<削除>

75 名前: <削除> 投稿日:2002/05/02(木) 00:00
<削除>

76 名前: SAKU 投稿日:2002/05/05(日) 00:02
ワンチビさん
早速のお返事ありがとうございます。
やはり下痢ですか…たかが下痢、されど下痢ですよね。
軟便程度なら良いのですが下痢って痛い時は痛いですからねえ。
健康な人間でもたまらない時がありますものね。
でもまあそれだけですむのならって思いますが。
お母様がお元気?そうでなによりです。これからもワンチビさんの報告に期待しています。

>体の中に、癌細胞が存在することなんて信じられないくらいです。
>ただ、以前は風邪ひとつひいた事がなかった人なんですが、やはり疲れやすいのでしょうか、旅行にいったりすると2,3日ゴロゴロして過ごしています。
私の父もおなじです…。
普段元気なので、一瞬、大丈夫かもと思いますが、疲れやすいという症状で現実に引き戻される日々です。

ところで、
>今までとは、やはり違います。
とは、イレッサ使用後の事でしょうか。罹患された後の事でしょうか?
そしてそれは良い意味でしょうか悪い意味なのでしょうか?
私の読解力のなさをお許し下さい。

77 名前: ワンチビ 投稿日:2002/05/07(火) 00:21
SAKUさん
ところで、
>>今までとは、やはり違います。
>とは、イレッサ使用後の事でしょうか。罹患された後の事でしょうか?
>そしてそれは良い意味でしょうか悪い意味なのでしょうか?
 
う~ん・・やっぱり母が癌に侵されていると知ってから、
「大丈夫かな?大丈夫かな?」と、特に気をつけてみているから、余計にそう思ってしまってるんだとも思います。
本人も、自分が肺癌だと知ってから、疲れたと思ったら横になるようにもしているようですし・・・

78 名前: <削除> 投稿日:2002/05/14(火) 00:20
<削除>

79 名前: jun 投稿日:2002/05/15(水) 00:18
ワンチビさんへ、イレッサが効いたとのことで
ほんとうによかったですね。実は、私の母も肺癌で、再発のⅣ期です。
今は抗癌剤の副作用で髪の毛が抜けて、
腫瘍もCTをとったところ、小さくなってないし、
もうどうしたらいいかわかりません・・・
イレッサを使用するのは難しいのことですが
ワンチビさんのいってらっしゃる病院はどこなのか
どうか教えてください。宜しくお願いします。

80 名前: jun 投稿日:2002/05/15(水) 00:18
ワンチビさんへ、イレッサが効いたとのことで
ほんとうによかったですね。実は、私の母も肺癌で、再発のⅣ期です。
今は抗癌剤の副作用で髪の毛が抜けて、
腫瘍もCTをとったところ、小さくなってないし、
もうどうしたらいいかわかりません・・・
イレッサを使用するのは難しいのことですが
ワンチビさんのいってらっしゃる病院はどこなのか
どうか教えてください。宜しくお願いします。

81 名前: jun 投稿日:2002/05/15(水) 00:18
みなさん、すいません・・同じメールを2回送ってしまいました。
個人的なことでまことに申し訳ないです。

82 名前: jun 投稿日:2002/05/19(日) 00:19
ワンチビさんへ、丁寧な、お返事ほんとうにどうもありがとうございました。
母にワンチビさんからのメールをみせたら、ほんとうに感謝していました。
幸いにも私の母は癌の進行がゆっくりなのだそうです。1日もはやくイレッサが承認されてほしいです。

83 名前: らら 投稿日:2002/05/21(火) 00:19
ワンチビ様へ
突然で厚かましく恐縮ですが、義母が肺癌末期と診断され私達夫婦も
イレッサ情報を求めています。とにかくだめもとでも色々当たってみようと
思っているのですが、ワンチビ様のお母様がいらっしゃる病院を私達にも
お教え願えないでしょうか?それと既出の大阪のEAP協会という所の連絡先も
教えていただきたいのですが・・。この掲示板でたくさんの明るい情報を得られて
希望を取り直しています。突然、割り込んで書きこまさせていただきましたが、
どうかご連絡をいただけるようお願い致します。

84 名前: ワンチビ 投稿日:2002/05/22(水) 00:15
>らら様
昨日夕刻に、メール送りましたが届いておりますでしょうか?
先日の書き込みのメールアドレスから変更されたんでしょうか?

85 名前: さちぶー 投稿日:2002/05/22(水) 00:17
ワンチビ様へ。
 はじめまして、同じような内容のメールで申し訳ないのですが、私の彼(45歳)も肺がんと診断されました。
もともと、肺気腫という病気で肺実質自体、気胞化しており、手術には適応しないようです。
残されるみちは、化学治療(イレッサ)しか、頼る所がないような状況です。
少しでも可能性があるのなら、何でも試してみたい心境です。
 私にもワンチビ様のお母様が治療されている医療機関を教えていただけないでしょうか。
本当にお手数ですが、連絡お待ちしています。

86 名前: <削除> 投稿日:2002/05/23(木) 00:16
<削除>

87 名前: 新参者 投稿日:2002/05/24(金) 00:19
NHKの7時のニュースでイレッサの承認のニュースが流れていました。
私の母も4期の腺癌なのですごくうれしかったです。
もうじきですね、みなさん!

88 名前: ワンチビ 投稿日:2002/05/24(金) 00:22
そうですか、ついに承認ですか!ほっとしました。
なんと言っていいか、言葉が見つかりませんが、とにかくうれしいです。
ニュースは見逃しましたが、明日新聞に載りますよね?

89 名前: あったよ! 投稿日:2002/05/24(金) 00:22
イギリスの製薬会社が開発したゲフィチニブという成分の肺がん治療薬が
国内で承認される見通しです。
がん細胞が増殖を始める時の働きを抑える新しいタイプの抗がん剤で、
アメリカでは審査中で承認されれば世界で最初になります。
http://www.nhk.or.jp/news/2002/05/24/grri84000000cf9u.html#

ブロードバンド放送あるよ!

90 名前: 承認? 投稿日:2002/05/24(金) 00:22
NHKのニュースを見ました。
「新タイプの肺がん治療薬承認へ」というタイトルで、「承認される見通しとなりました」と
いっていたと思います。
どうも、承認されたわけではなく、「もうじき」といった風の聞こえました。

91 名前: じんじん 投稿日:2002/05/24(金) 00:23
NHKのニュース見ました。どうもイレッサではなくゲフィチニブのことのようです。
ただこのゲフィチニブも「見通しとなりました」とゆう状況なので承認まではもう
少し時間が掛かりそうですね.ただイレッサに関しては大体ですが月15万円前後位と
いう金額が出ているそうです。あくまでもこれは父の通う病院での話です。イレッサ
が早く使えることを願ってます。

92 名前: 名無しさん 投稿日:2002/05/24(金) 00:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020525-00000111-mai-soci
副作用の軽い新しいタイプの肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(製品名イレッサ)
みたいですね。承認されてとてもうれしいです

93 名前: じんじん 投稿日:2002/05/25(土) 00:00
申し訳ございません。先ほど、書き込んだ内容に誤りがありました。ゲフィチニブは製品名
がイレッサのようです。自分の無知な書き込みのせいで皆様にご迷惑をお掛けしました.
これからはもっと勉強をして書き込みたく思います.名無しさん、フォローしていただき本当に
有り難うございます.早く皆様のもとにイレッサが届きますように。

94 名前: 名無しさん 投稿日:2002/05/25(土) 00:00
やった!
 ついにですか!
うれしいぃ!

95 名前: 小梅 投稿日:2002/05/25(土) 00:01
「ゲフィチニブ」の件、NHKに電話をして製品名の確認をしました。
ニュース担当の方に電話をまわしてもらえたのですが、
「製品名は【イレッサ】アストラゼネカ社のものです」とはっきりおっしゃってました。

96 名前: 宇治茶 投稿日:2002/05/25(土) 00:23
「ゲフィニチブ」(商品名:イレッサ)の件、今日の朝日新聞にも載っていましたね。
7月の上旬までには承認されるだろうということで、ほんとによかったです。
父が、イレッサの投薬をEAP委員会を通じて待っている状況だったのですが、
こんなに早く正式承認されるとほんと心強いです。

97 名前: TB 投稿日:2002/05/27(月) 00:01
はじめまして。
現在私の父も肺がん(扁平上皮癌)にて闘病中で、
イレッサの承認を同じく心待ちにしていたものです。
異例なる日本の厚生省の対応が早く驚いてます。
朝日新聞5月25日の朝刊で記事をみつけましたが
記事最後に販売後も有効性や安全性を確認のため、国内で臨床試験するとの条件付の
承認とのことですがこの臨床試験付というのはどういう意味でしょうか?
普通承認されている薬剤となにがちがうかご存知の方いらっしゃったら教えてください。

こうなるとアストラゼネカ社の皆さんにはがんばっていただきたいです。
商品化となるといろいろと大変になってくるとは思いますから。

現在父は小康状態にはあります。主治医がステロイドを処方しているせいですが。
酸素が少し必要な状態ですが薬のせいで食欲気力があります。(そう思うと
強い薬です)
ステロイドを投与ということはかなり良くない状態らしいのですが
このような状態のものに市販される日まで待てるのかどうか。
いつまたそのリバウンドがくるのか。
心配で心配で
でも、今日はみなさんの掲示板を見つけられてほんとうによかった。
心強く感じます。

98 名前: 935549 投稿日:2002/05/29(水) 00:21
TBさん  こんばんは。
はじめまして。我が妻も、肺癌治療中です。
ステロイドの投薬を始め、すでに1ヶ月半になります。
食欲気力があるのは、同様です。満腹中枢が麻痺するからとか?聞いています。
そのうちリバウンドで、食べたく無くなる時期が来ると聞いています。
食べたい時に、好きな物をと思い、食べさせていますが、ムーンフェイスがだいぶ
進行しています。酸素も常時吸っています。
最近は、息苦しさから食欲もだいぶ落ちてきています。

イレッサ早く承認されると良いですね。
待ち望んでいます。

99 名前: TB 投稿日:2002/05/30(木) 00:00
ほんとうに待ちどうしいです。
どうぞお大事になさってください。
ステロイドによる元気さでも患者に気力をわかせてくれる
ことにつながるとよいと思います。
ある先生は患者さん本人の気力に関してはほんとうに
驚かされるものがある。とのことです。何か些細なことでも
よいから目標をもつとよいとのことです。
父にとってはイレッサのような気がいたします。

100 名前: なおこ 投稿日:2002/05/30(木) 00:21
イレッサ、承認されそうで本当に良かった。
肺癌(扁平上皮癌)の父がいます。医者からは
もう見放されています。私も厚生省のホームページ
からイレッサの一日も早い承認を何度も、何度もお願い
しました。でもいつも受付けしましたというメールが
事務的にかえってくるだけでした。もう諦めかけていました。
でも本当に希望の光がさしました。皆さんの力のおかげです。
ありがとうございます。これからも正式承認に向けてまた
メールがんばります。それといつもたくさんの情報ありがとう
ございます。皆さんが書いてくれたイレッサの情報を印刷して
父に見せてはげましています。皆さん本当にありがとうございます。

101 名前: mame 投稿日:2002/05/31(金) 00:22
メルケルセルカルクノーマにかかっています。皮膚がんの一種ですが、胸膜に発生し
ており、小細胞肺がんと同じ動きをするということで、抗がん剤の治療を受けていま
す。
イレッサは、小細胞がんにはきかないのでしょうか。どなたか教えてください。
また、承認されても非小細胞がんだけしか使用できないのでしょうか。
どうしたら、手に入れることができますか?個人輸入の方法でもいいです。

102 名前: RM 投稿日:2002/06/02(日) 00:01

https://nt864.netservers.net/irxmedicine_com/index.cfm
以前、この掲示板だったと思うのですが、教えていただきました。
でも、医師向けです。

103 名前: TB 投稿日:2002/06/06(木) 12:31
イレッサに関しては現在ほんとうに入手には時期が悪いようですね。
毎日いろいろあたってはいるのですが。残念です。
現在父は二つ目の抗がん剤タキソールを始めたのですが、
使用3週間ほどになるステロイドの副作用が厳しいです。
血糖値が非常にあがり本人は気にしており、これがストレスになら
なければよいのですが。
担当医は気にしなくてもよいとのことですが、使用目的が
治療ではないからだと思います。
イレッサに関しては7月初めに市販とかも聞いておりますが
定かではないですし、
ステロイドをご使用の方いらしたら状況がどのようであるか
教えていただけますか?


104 名前: 新参者 投稿日:2002/06/13(木) 08:31
読売新聞 インターネット版

肺がんの新薬をスピード承認




  厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は12日、新世代の肺がん治療薬ゲフィチニブ(商品名イレッサ)の輸入を承認した。ゲフィチニブは、既存の抗がん剤が効かないタイプの肺がん(非小細胞がん)を縮小させる効果があり、通常1年以上かかる手続きが約5か月に短縮された。承認にあたり、使用は手術不能例と、がん再発例に限定する条件が付いた。薬価の決定などを経て、秋ごろ使用開始の見込み。

 ゲフィチニブは、がん細胞の特定の部分に的を絞って働く「分子標的薬」の一種。正常細胞も区別せずに攻撃する既存の抗がん剤と違い、重い副作用がほとんど見られない。日本と欧州で行われた治験では5割の患者に効果があった。国内では肺がんで年間5万人以上が亡くなっており、諸外国に先駆けての承認となった。

(6月12日21:35)


105 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/06/13(木) 12:14
>104
 もうすぐですね。
がんばりましょう>ALL

106 名前: yazu 投稿日:2002/07/23(火) 12:41
はじめまして。皆様の頑張りを拝見できてとても心強く感じます。
私の主人も41歳で去年10月に肺腺がんになりました。なんとか手術ができすべて取れたとのことでしたが、
念のためシスプラチンなどの抗がん剤を投与しました。
やっと社会に復帰できるとおもった矢先腰の痛みを感じ、検査したところ、骨転移といわれました。
いま、放射線治療を行っています。ほかの臓器や脳に転移が無いようにと願っていたのもむなしく、
脳に転移らしきものが見つかりました。詳しくは今からまた検査します。
もう、どうしたらいいかわからない気持ちです。
イレッサは、肺からの転移癌にも効く可能性はあるのでしょうか?
どなたかご存知のかたは、教えてください。
ワンチビさんその後お母様の様態はどうですか?
頑張ってイレッサいただけてよかったですね。

107 名前: わら 投稿日:2002/07/23(火) 16:06
はじめまして。わらです。私は36才、肺(腺がん4期)です。
今年の1月検査したら、骨に3箇所転移していました。
治験で2月からイレッサを飲み始めて、今は、骨の2箇所は、
きれいに、消えていました。肺の方も、随分、小さくなっていました。
しかしながら、再発の可能性は、大いにあると、言われております。
でも、がんばりましょう。
子供のため、自分のために。

108 名前: yazu 投稿日:2002/07/24(水) 00:27
わらさん。はじめまyazuです。
掲示板読ませていただきました。頑張ってくださいね。
私たちにも5歳の子供がいます。やっぱり子供がいると
元気づけれますね。病気になんて負けていられないですよね。
イレッサを飲まれているようですが、他の治療
(化学療法・放射線)も同時にされているのですか?
骨の2箇所が消えたんですか?すごいですね。
副作用は大丈夫ですか?一刻でも早くイレッサを飲ませたいのですが、
今の病院では飲むことができません。
わらさん、本当に頑張ってくださいね。



109 名前: 投稿日:2002/07/24(水) 16:46
はじめまして。私の父もイレッサを投与出来る様に現在主治医に依頼しています。
実際に使用又はこれから使用される予定の方で保険の適用について標的薬以外の
治療についても適用されなくなるのか詳細にご存知の方がおられましたら返答戴き
たいと思っております。主治医には再度質問する予定ですが他のHPには某県立病院
で治療中の方が標的薬と診療基本費として1日約5万円必要と記載されておりました。
単純計算で150万/月もの治療費がかかってしまいます。
経済的理由で治療を途中で止めるのも心苦しい事です。
何か情報をお持ちの方はご連絡お待ちしております。

110 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/07/26(金) 00:55
明さんへ

イレッサのみ実費、他は保険で。
皆願っているんですが、残念ながらこの様な診療ができるのは、
ごく限られた病院でしかできません。
(イレッサが薬価収載されるまでですが)

まず主治医の先生にその点を聞いてみてください。
そのような基準に当てはまらない病院なら、残念ながらすべて
実費になります。
実費が幾らかかるか、これは治療内容によるので何とも言えません。


掲示板の別トピ、イレッサの投与をしてくれる病院を探しています
参照されたら良いですよ。

薬価収載は8月末か9月上旬、これは間違いありません。
その後はどこでも保険診療できるんですが。。。



111 名前: kam 投稿日:2002/07/27(土) 22:49
はじめまして。
私の母も肺腺癌(4期)です。脛・第一肋骨・背骨にも転移して
おり、「何も出来る事はない」と言われ、骨に関してだけ放射線
(痛みをとる)を受けました。
現在は退院して2ヶ月たっています。
酸素吸入はしているものの普通に過ごしています。
来週からイレッサが始まります。1錠一万円弱と聞いています。
副作用など心配です。下痢と発疹ということですが・・・
今は食事もキチンと出来ているので、そちらに影響が出ないと
良いのですが・・・
わらサンはその後、抗がん剤や手術等をしたのですか?
イレッサでは完全に癌が無くなる訳ではないのでしょうか?!
不安で一杯です。。。。


112 名前: とん 投稿日:2002/07/29(月) 10:52
皆さん、勘違いしないでください。イレッサは「夢の薬」ではありません。
新しい作用機序を持っているのでもちろんある程度の期待は出来ますが・・

113 名前: 投稿日:2002/07/29(月) 12:16
狸です。
>111さんもおっしゃってますが、、、
イレッサは癌の特効薬ではありません。これまでの薬剤とはいろいろ違う点もありますが、、判明している違いを簡単に列記します。
1)新規メカニズム:ですから既存抗がん剤に耐性の場合にも効果を示す場合があります。この効果が宣伝され伝説化に一役買っていると思われます。
2)副作用が少ない:ゼロではありません、ですが既存抗がん剤には比べようもないくらい軽いとされています。これは癌細胞に特異的に発現するある種のタンパクに作用するためです。
3)経口剤:5FUやカペシタビンのような細胞毒性を持った薬剤の経口剤とは違います。正常細胞にはダメージを与えないとされています。
以上の情報はこれまでの動物実験や臨床試験での結果の考察の結果であり、確かに効果が強調されますが、誰にでも効くわけでもなければ、飲めばたちどころに癌が治るわけでもありません。また作用機序についても当初の説明とは合わない部分もないわけではありません。そうは言いましても効果が期待できる事は疑問の余地がありません。更に医師とて情報源をMRに頼った部分が多いですから、患者さん自身の勉強と情報の収集が必要と思います。

114 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/07/30(火) 11:12
はじめまして。
母が肺腺ガンステージ4です。
リンパ節転移がありステージ4となっていますが、骨シンチグラム等の検査では
脳や骨への遠隔転移はありません。
五月に大学病院で検査をしまして、発見されました。
肺気腫併発、全身状態から判断して、外科措置、旧来抗ガン剤による化学療法、
局所放射線等無理と判断され、退院を余儀なくされました。
地元開業医に通院する事となり、姑息的療法としてSSM(丸山ワクチン)の
投与を開始しました。一ヶ月が経過しています。
自覚症状は一切ありません。
イレッサ投与を依頼しており、投与が可能となりました。
7日目が経過し副作用は現在のところありません。
アストラゼネカ社より総合情報製品概要を貰いました。
45ページ程の冊子です。
他薬剤との併用についてはCYP3A誘導剤、
リファンピシン、フェニトイン、カルパマゼピン、
リファンピシン、セイヨウオトギリソウ、イトラコナゾール
エリスロマイシン、リトナビル、硫酸インジナビルエタノール付加物、
塩酸ジルチアゼム、塩酸ベラパミル、プロトンポンプ阻害剤、
ワァルファリンとの混飲により、
イレッサの血中濃度が低下し、作用減弱の恐れがあると書いてあります。
上記薬剤は、てんかん治療薬や向精神薬、血栓治療薬等です。
また、慎重投与の例として、肝機能障害による副作用の過敏発生が報告されています。
当然、妊婦等については要注意となります。65歳以上の高齢者にも慎重投与を勧奨しています。
非臨床の一般薬理試験でイヌの心電波形に変化があったことも報告されています。



115 名前: 希望の薬 投稿日:2002/07/31(水) 00:24
夢の薬ではありませんが、家族や患者にとって『希望の薬』ではあります。
願わくば、転移巣にも効果がある事を期待しています。

砂漠の狐さんが書かれていますが追加すると、薬局で買える
ガスター等の薬(H2-ブロッカー)も効果を半減させるそうです。



116 名前: さる 投稿日:2002/07/31(水) 15:37
イレッサは骨の転移にも効き目はありますか?
107 名前: わらさんは骨の転移がイレッサ投与で消えたとのことですが
わらさんは骨の転移があったとこと痛みは感じていらしたのでしょうか?

現在父が肺がん(扁平上皮癌)で闘病しております。
先日骨の転移がみつかり現在足の付け根部分の痛みで歩行が
困難です。
イレッサは来週頭にはやっと使っていただけるようですが。


117 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/07/31(水) 16:55
私の父も肺ガンが見つかり、そっちよりも骨転移が
ひどく、手術はできず余命6ヶ月を宣告されています。
下半身がしびれていて、もう自力でトイレもできません。
背中の痛みは本当にひどいようです。
骨の転移に効き目があるのならイレッサ、是非試して
みたいです。
>>107のわらさんの詳細、是非教えて下さい。


118 名前: さる 投稿日:2002/07/31(水) 17:41
担当医より連絡があり父の骨の痛みに関してMRを
とり、その結果イレッサの前に放射線治療をするとのことです。
放射線治療とイレッサは同時進行できないのでしょうか?
新薬であるから慎重であるのはわかりますがなかなかイレッサ投与に
進まずこちらはあせります。
昨日よりモルヒネをもらい父の痛み楽とのことですが。
117 名前: 名無しさんのお父様は疼痛に関してのケアはしてもらって
いるのですか。



119 名前: うる 投稿日:2002/07/31(水) 19:03
はじめまして。再発肺癌+胸椎転移の42才です。
来週からイレッサを始める予定です。
疼痛ケアのためにフェンタニルと塩酸モルヒネを、
また神経因性の痺れ等のための鎮痛補助剤として
リタリン(向精神薬)、リボトリール(抗痙攣薬)も飲んでます。
これらの薬でのイレッサの作用減弱の報告等、
どなたかご存知ないでしょうか?
ネットで調べた限り砂漠の狐さんが報告されている成分は入っていない
と思われるのですが。
私は非小細胞癌でも症例の少ない大細胞癌なので、やはりできるだけ
不安要素を取り除いておきたいので...

120 名前: うる 投稿日:2002/08/01(木) 20:00
砂漠の狐様。はじめまして。
痛みのケアのスレで偶然砂漠の狐さんのレスを見つけました。
情報ありがとうございます。

主治医にも確認してみます。でも、とりあえずほっとしました。
私も状況は厳しいですが、最後まで希望は持ち続け、気持ちだけは
「元気」でいたいと思っています。私を支えてくれている妻や多くの
人たちのためにも。

砂漠の狐さんもお母様のケア、肉体的にも精神的にも大変だと思います。
どうか自分自身のお体も大事にしつつ、頑張って下さい。

121 名前: とみー 投稿日:2002/08/02(金) 00:41
>>118さん
117のとみーです。
ごめんなさい、疼痛ってなんでしょう?
父が告知されたのはおとといくらいでまだしっかり詳しい
話はしていません。ただ、肺ガンと骨転移は確定です。
今は整形外科に入院しているので近いうちに内科に移ります。
余命は6カ月以内です。本当に日に日に具合が悪くなっていて
びっくりしてしまいました。
父のガンは「せんガン」(漢字わかりません)という種類で
薬も殆ど効かないガンだそうです。
座ることができるように手術をするかもしれませんが
(もう起きあがることは背骨をつぶすとかで禁止されています)
これは父に任せます。もうすぐ父に告知をしなければなりません。つらいです。父はまだ50台半ばです。

122 名前: さる 投稿日:2002/08/03(土) 00:54
とみーさん、さるです。
癌の痛みのことです。
疼痛ケアということで父はモルヒネを処方してもらってます。
おそらく来週あたりから放射線ていうことになるかと。
痛みは取り除くことが癌の治療の第一ということ先日ある医師から
お伺いしました。


123 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/08/03(土) 14:40
>>120
うる様、痛みのケアでの私のレスをお読み頂いたそうで。
さる様とHNが似てらっしゃったので、間違えてしまいしまた。
すいませんでした。

私の母は初発のアミラーゼ産生型肺腺ガンで、
丸山ワクチンとイレッサの併用による治療を行っています。
幸いガン性疼痛は無く、PSゼロという身体状況なので、
このまま「不変」であれば延命が可能かなと密かに期待しています。
イレッサは新薬ですから、作用機序や副作用等まだ不明な点も多く、
わからない部分が多いですが、一頃夢の新薬として騒がれた
エンドスタチン(血管新生阻害剤)のような事はなさそうです。
ご本人にとってはツライ日々かとも思いますが、奥様とお子さまの
ためにも、前向きなお気持ちでいてください。
エビデンスは不明ですが、サイモントン療法のような、
前向きに思考することで免疫力を上げるという方法論もありますから。
イレッサに関してはメーカーから冊子を貰っていますから、
ご不明な点がありましたら、ご質問下さい。
一応、メアドアップしておきました。
掲載されている内容の範囲なら調べることは可能です。
がんばりましょう。



124 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/08/03(土) 15:57
CTMLとの二重投稿になりますがお許し下さい。
患者仲間(肺がん、腺がん三期)から次の問い合わせがありました。
お分かりでしたら教えていただけませんか。
> 7月30日に念願のイレッサを主治医から手に入れ、31日から飲み始めています。
> 現在飲んでいる知人から、グレープフルーツとか食べてはいけない物があると聞い

> いました。、
> 主治医に話をしたら、「いろいろ情報が出回っていますが、参考にしたほうがいい

> 思います。」
> と言われ、一般的な資料しかもらえません
イレッサ服用中に食べてはいけない食品は、治験である程度わかっているのでしょう
か?
お忙しいところ恐縮ですがご教示していただけますか。


125 名前: とみー 投稿日:2002/08/03(土) 22:02
さるさん、痛みのことですね。有り難う御座います。
今は座薬、シロップに混ぜてある飲み薬、かなり痛くなると
筋肉注射をしてもらっています。ただ、筋肉注射はあとで
肩が痛いとかでかなり痛みを感じないとお願いしないみたいです。薬の名前は具体的には聞いていません。

来週、脊椎の補強手術をします。
(脊椎への転移が骨を溶かしていて、骨が崩れて
神経を圧迫しないように今は寝たきりなのです)
これがうまくいけばまた歩けるようになります。
退院できたら生ビールを飲ませてあげたいです。
放射線治療はこの脊椎の手術が終わって体力が
快復したらになるようです。
そのときあらためて内科の先生にイレッサのことは
相談するつもりです。


126 名前: テツ 投稿日:2002/08/04(日) 01:30
皆様はじめまして。私の母も腺癌の手術をし現在国立ガンセンターで
病床にあります。初期と診断され術後の医師の診断でステージ3にな
ってしまいました。あれから担当医から説明がない為、進行状況
は解りませんが・・・砂漠の狐様の書き込みとても参考になりました。
突然で申し訳ありません。運悪く、切除部分からエアーが漏れ水が
溜まり水を抜く作業の真最中です。外出禁止です。今は回復を願い
心のケアにあたりたいです。それから各治療に共にあたりたいと
思います。私は希望を捨てない限り必ず助かる道はあると信じて
います。また書き込みさせて頂きたいので宜しくお願いします。

127 名前: うる 投稿日:2002/08/04(日) 11:26
>>123
砂漠の狐様。ありがとうございます。
私より色々ご存知のようで、とても頼もしく感じます。
お言葉に甘えて、また何かと質問させて頂ければ嬉しいです。
メールの方にも送っちゃいましたが、サイモントン療法とか
興味ありますので、いいサイト等ありましたら、是非お教え
下さい。(ここではちょっとスレ違いですが)
よろしくお願いします。


128 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/08/04(日) 12:30
>>127
うる様、メール拝読しました。
稚拙ですが、お返事差し上げましたので、ご収査下さい。
母、イレッサ投与して8日目です。
明日、血液検査の結果が出ます。

グレープフルーツとイレッサとの併用について
お書きになられていた方がいらっしゃったようですが、
レジメには食品関係では
「セイヨウオトギリソウ(セントジョーズ・ワート)」含有食品等
に併用注意という記述しかありません。
お役に立てないですいません。


129 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/06(火) 14:27
>グレープフルーツ

イレッサの代謝にはチトクロームP450と言う酵素が関係します。
グレープフルーツはこの酵素を強力に阻害します。
パンフには書いてありませんが、イレッサとグレープフルーツを
一緒に摂取すると、可能性としてイレッサの血中濃度上昇が考えられ
副作用の頻度が高くなる可能性があります。
イレッサ服用中、グレープフルーツは食べない方が無難でしょう。

セイヨウオトギリソウ(セントジョーズ・ワート)は、グレープフルーツと
逆の作用でイレッサの効力が低下します。
これは抑うつ効果のある草木らしく、日本でも薬局で売られている薬の
幾つかに入っているようです。

今の所他に、チトクロームPの代謝に影響する食品はなさそうです。
なお、グレープフルーツ以外の柑橘類はOKみたいですよ。


130 名前: 新参者 投稿日:2002/08/06(火) 22:48
私の母(Ⅳ期)の状況ですが、
イレッサ投与14日目
肺 レントゲン写真の陰などから3分の2ぐらいに縮小
肩のリンパ節 4,5個あったしこりが触診ではわからなくなった。
副作用 下痢・湿疹なども含めなし
全身状況 良好
良い方にでているようですが、報告します。

131 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/08/06(火) 23:54
砂漠の狐、希望の薬さん
イレッサの食品との相互作用についてお返事有難うございました。
早速、がん友にメールしておきました。
ところでイレッサの従来の抗がん剤との併用についての治験に
お詳しい方いらっしゃいませんか。
他のがん友が再発しイレッサ単独では、厳しい状況なのです。


132 名前: とん 投稿日:2002/08/07(水) 13:49
イレッサは世界で日本でしか承認されていません。欧米では従来の抗がん剤との併用を検証してから
しかるべき機関が承認すると思われます。
日本では今どんな組み合わせが良いか検討中です。つまり治験はまだこれから・・という段階です。
大規模な治験をする組織として、JCOG(国立がんセンターが中心)、WJTOG(関西地区、近畿大中心)が
あります。これらの組織に参加している施設に伺ってみてはいかがですか?

133 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/08(木) 01:47
現在アメリカで、化学療法とイレッサの併用療法の治験が進行中の段階です。
まだ論文として併用療法の優位性は発表されていません。

が、イレッサの適応症には『手術不能又は再発非小細胞癌』
使用上の注意として
1)本剤の化学療法未治療例における有効性、安全性は確立していない
だけしか書かれていません。

逆読みすれば、化学療法と併用してはいけないとはどこにも書いていません。
保険適応になった時には、併用療法するDRが必ず沢山出てくる様に思います。

なほ http://www.wjtog.org/ には、イレッサ投与に関するプロトコール募集がのってましたから、
関連病院で色んな併用療法が試されるんじゃないんでしょうか。

134 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/08/08(木) 04:45
イレッサの適応症は『手術不能又は再発非小細胞肺癌』ですが,非小細胞肺癌の中でも,「腺癌」にしか効かないようです。
メーカーはだんまりを決め込んでいるのだとか。
日本で治験に参加したDrがこっそり教えてくださいました。

135 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/08/09(金) 00:52
とんさん、希望の薬さん、丁寧な説明でよくわかりました。
有難うございました。
幸いにがん友は、イレッサ単独でしばらく様子をみることになりました。
今日、見舞に行きましたが正に「希望の薬」なので
僕の気もイレッサに入れてきました。

136 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/08/09(金) 06:52
>欽也@肺がん さん

 とあるMLで、イレッサ+グレープフルーツが
どうのこうのって情報ありましたよね。
出来ましたら、あの情報、ここに載っけてください。
あっ私がしましょうかね。

137 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/09(金) 10:09
http://www.geocities.co.jp/Beautycare/4196/Gleevecdata.html
で、グリベッグとグレープフルーツの飲みあわせについて出ていましたが、イレッサもこんなようなものですか?
母がイレッサを飲んでいますので、気になっています。
でも、まだ伝えていません。どれくらいの量のグレープフルーツがいけないのか不明ですし、1/2個程度でもだめなのかとか・・・
わかってからでないと、母の不安をあおりそうで・・・。グレープフルーツ以外の食べ物に対しても不安をもたれると怖いので・・・。
とりあえず家の冷蔵庫から、こっそりグレープフルーツだけを一掃しましたが。
グレープフルーツを食べなかったからと言って、どうこういうことはないですが、他の食品に対してまでも不安になられると、「食事」というものが、楽しみからストレスになってしまわれるのが怖いのです。




138 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/08/09(金) 12:25
イレッサの添付文書
http://www.pharmasys.gr.jp/downfiles/PDF/670227_429100YF1026_1_01.pdf

139 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/10(土) 01:09
>グリベッグとグレープフルーツの飲みあわせについて出ていましたが、イレッサもこんなようなものですか?

イレッサのパンフにはグレープフルーツの記載はされていませんが、理由はその通りです。
イレッサもCYP3A4と言う酵素で代謝される様なので、あくまで可能性ですがイレッサの血中濃度上昇の可能性は充分考えられると思います。

血圧の薬とグレープフルーツの関係 www.asahi-net.or.jp/~dp8t-wtnb/grape.htm を参照してみて下さい。

個人差もあると思いますが、グレープフルーツとは一緒に服用しない方が無難だと思われます。

他の柑橘類、食品は問題なさそうですからご安心下さい。




140 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/10(土) 01:24
上記アドレスの内容です

コップ1杯程度の飲用で血中濃度上昇

グレープフルーツジュースの飲用による相互作用は国内外で種々の薬剤について報告されている。
降圧薬などで広く使用されているCa拮抗薬では,フェロジピン,ニフェジピン,ニソルジピン,ニトレンジピン,ニモジピン(日本では未発売),ベラパミルでグレープフルーツジュース飲用による血中濃度の上昇が報告されている。

フェロジピンのグレープフルーツジュース飲用による血中濃度への影響を調べた報告(Baileyら)では,グレープフルーツジュース200~250mlの飲用によって,Cmax(最高血中濃度)やAUC(血中濃度時間曲線下面積)が,水で服用した場合に比べ 2~ 3 倍にも上昇している。また,血中濃度の上昇と同時に,拡張期血圧の低下や心拍数の増加,自覚症状として頭痛,顔面紅潮,めまいなどが認められている。

国内では,ニフェジピン,ニソルジピンについての検討(東ら)が行われており,グレープフルーツジュースを薬剤服用の 1 時間前,同時,服用 1 時間後に飲用した場合の影響を比較している。この報告では,ニフェジピンでは有意な差は認められていないが,ニソルジピンでは影響が認められた。特に,服用 1 時間前および同時に飲用した場合に有意な影響が見られ,服用 1 時間前ではニソルジピンの血中濃度がCmaxで約5.8倍,AUCで約4.8倍に上昇している。一方,ニフェジピンに関しては,国外の報告において,グレープフルーツジュースによる血中濃度の上昇が認められている。

ちょっと古い文章なんですが、コップ一杯でも影響があるらしいです。



141 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/10(土) 09:02
名無しさん、希望の薬さん、お忙しい中調べてくださりありがとうございます。
やっぱり、グレープフルーツはダメですね。他の食品に対して不安を抱かないように、グレープフルーツがいけないことを伝えることにします。




142 名前: kam 投稿日:2002/08/10(土) 23:11
私の母も肺腺癌Ⅳ期です。7月末からイレッサの処方が延び延びに
なっています。来週には確実に頂けると思うのですが・・・
この2週間で(暑いせいか)緊急で何度かお世話になりました。
酸素も2L→3.5Lまであげられました。
実際服用している薬は胃薬(ガスター等)と抗不安薬なので
肺に関する薬は初めてです。多いに希望を持っているのですが・・・
以前、ガスターとの併用は効き目が半減すると読みましたが
主治医に話しても良いものでしょうか?
皆さん、大変詳しいので参考にさせて頂いております。
これからも色々な情報お願い致します。
毎日暑いですが、くじけず頑張りましょう!!

143 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/08/10(土) 23:33
出所が出所だけに信憑性に疑問符が付きますが、
こんな会話がなされています。

2chより
以下引用(関連項目の抜粋)

>卵の名無しさん :02/08/10 01:13 ID:F0+w/Ru7
やっぱり出たぞ。イレッサで死亡例。
厚生労働省の木っ端役人は今頃青くなってるだろうな。
こんな欠陥商品を認可しちゃったんだから。
9月薬価収載も微妙だな。

>関西の某大学病院で一例、都内の某大学病院で一例、
某県のがんセンターで一例、
肺線維症が発現。そのうちの一例が死亡に至りました。
イレッサの現在の処方例数から考えると
これはかなりの高率であると言えます。
AZ及び厚生省の対応が注目されます。
--------------------------------------

との事ですが、本当でしょうか。
母はインオペのモノセラピー(SSMと併用と言えば併用ですが)で
イレッサ投与中ですが、
肺気腫合併なのでちょっと不安です。
どなたか情報ありませんか。



144 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/11(日) 00:31
>ガスターとの併用は効き目が半減する

総合製品情報概要というパンフレットからですが、イレッサは低胃酸状態(胃内のPH上昇)では
血中濃度が低下すると記載され、プロトロンビンインヒビター(オメプラールやタケプロン等)、
H2ブロッカー(ガスター、ザンタック等)との併用は効果の減少が考えられ注意が必要となってます。
多分主治医の先生もこのパンフを持たれ、MRから説明を受けているんじゃないでしょうか?

>砂漠の狐 さん

これも、上記よりの情報ですが。
正式な治験参加者からは出ていませんが、EAPによる治験例の中には
頻度不明での間質性肺炎の症例はあるみたいですよ。

でも上記の書き込み、肺線維症なんて書き方からしてちょっと疑問ですね。
それに投与数週で肺線維症なんておこりませんよ、薬剤起因性の間質性肺炎ならわかりますけど。
なお間質性肺炎、これはイレッサに限らずどの薬剤でも起こりえます。

どの新薬でもそうですが、臨床使用され沢山の人に投与されて初めて
思いがけない副作用が報告される事は多々あります。
特にイレッサの様に、全く類似薬剤が無い場合はそうです。

私の家族もイレッサを服用中です。
リンパ節転移による食道圧迫があり、ここに効いてくれないかと期待しています。
今の所はっきりとした副作用は認めていません、と言っても2Wですからね。


145 名前: うる 投稿日:2002/08/11(日) 14:57
>>134
「線癌にしか効かない」「メーカーはだんまり」とのことですが、
もう少し詳細な情報は取得できませんでしょうか?

私なりにわからないまま少し調べてみたのですが、
1.イレッサは非小細胞肺癌患者でEGFRが過剰発現している例に効果
 が期待できる、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤である。
 http://sk.aitai.ne.jp/~haraka/hara/sonota/ireltusa/ireltusa.htm
2.EGFRの過剰発現は、線癌で約80%、扁平上皮癌、大細胞癌でそれ
 ぞれ約50%である、という説がある(線癌、扁平上皮癌では差は
 ないという説もある)。
 http://www.lungcancerclaims.com/iressa2.htm
3.IDEAL1における臨床成績は日本人(102例)の方が外国人(106例)
 より良いが、その背景因子は、日本人患者において、・PS2の患者
 がより少ない、・線癌が多く(76.5%)未分化癌が少ない(1.0%)、
 ・女性が多い、である(背景因子で調整すると両群間で有意差はな
 くなる)
 (アストラゼネカ社総合製品情報概要)
という情報程度で、細胞型別の臨床成績に関する情報は得られません
でした。
もちろん、1.、2.とも、EGFRチロシンキナーゼ阻害作用と臨床効果の
関連など、まだまだ不明な点が多いとも指摘されていまし、他の抗が
ん剤との相互作用なども、治療方法として確立するにはまだまだ臨床
データが不足しているというのは、多くの医事関係者やこの掲示板の
レスでも指摘されています。

1.~3.から想像するに、確か臨床サンプル数は400人位だったはずなの
で、結果的に線癌患者の臨床成績が人数的に多かったのかな、と推測
されすのではないかな、と。(これこそ素人判断なのですが)

134さんの「治験に参加したDr」が「線癌しか」と言われたのであれば、
何か細胞型と臨床成績に関する詳細な情報があるのかな、とも思いまし
て。もしそのDrからお話が聞けるのであれば何とか情報を得れないもの
でしょうか。
あるいは、そのDrの言葉が正確なものであるかだけでも確認して頂け
ませんでしょうか。

言葉尻をつかまえるようなレスを出してすみません。
私はもうイレッサを始めていますが、大細胞癌であり、また扁平上皮癌
でイレッサに賭けてみようとされている患者さんも多いと思います。
線癌以外の型で、少ない可能性の中に希望を持って頑張っていらっしゃ
る患者さんやご家族にとっては、とてもインパクトの大きい情報(表現)
だと思いますので、何卒よろしくお願いします。

146 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/08/11(日) 17:49
>希望の薬さん

情報の真贋について得心しました。
肺炎については、認識していましたが、
死亡例三例というと、ちょっとショッキングだったので、
びっくりしてしまいました。
出所がいい加減な所ですが、
家族やご本人様達の気持ちを逆撫でするようなこの手のカキコは
当然不愉快ですが、新薬の情報だけにしょうがないのでしょうね。
私の母もちょうど同じ時期に投与を始めまして、
まだ副作用はありません。
投与8日目の血液検査では、
ほぼ不変(ちょっと数値が上がった程度)でして、
これからという感じです。
ありがとうございました。

>うるさん

お加減如何ですか。
イレッサの腺ガン以外の同類型ガンに対する奏功率について、
治験元の近大中川氏にメール入れましたので、
返事が来ましたらご報告できると思います。
メールでも書きましたが、どこかで見た記憶があるのですが。


147 名前: うる 投稿日:2002/08/13(火) 11:48
砂漠の狐様:
ありがとうございます。
イレッサを飲み始めて7日になりますが、まだ症状等にこれと
いった変化は出てきていません。
副作用と思われるものとしては、4日目位から軽い吐き気を
感じることがある程度です。モルヒネ副作用の便秘の軽減の
ために下痢が起こることをすごく期待してたんですが、残念
ながらなかなか来てくれません。
タイミング的に癌が進行して脊髄に来てしまったので、下半身
がほぼ麻痺した状態になってしまいました。その影響もあって
なかなかフンばれないので、やはり便秘はちょっとしんどい
ですね。介護の問題もあり、明日から入院することになりました。
でも、とにかくイレッサは14日投与しようと決めているので、
されまでは何とか頑張ります!

148 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/13(火) 19:24
>線癌にしか効かない?

第42回(2001年9月)日本肺癌学会総会号の抄録ですが
P413に イレッサの第1相試験の報告が載ってます。

23例のNSCLCにイレッサを投与し5例にPR 全例腺癌であった。
この事ではないでしょうか?

私も気になり、集めているイレッサの文献をもう一度確認しましたが、
これ以外、NSCLC種類別によるイレッサへの反応性の違いについての報告は見当たりませんでした。
しかしこれは、第1相の結果ですからね。承認時の元になったデータ(第2相)とは違います。

今年のASCOの報告(ネットで見ただけですが)でも、特にその事への言及はありませんでした。
又他に、扁平上皮癌(HEAD&NECK)、脳腫瘍、膀胱癌等での臨床試験中ですから、
決して腺癌にのみと言う効き方じゃ無いと思いますけど。











149 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/13(火) 21:27
イレッサの添付書類の中で、臨床成績について記した項目がありますが、
その中で、日本人の病勢進行までの期間が、中央値で114日と記されていますが、
これは、イレッサの効果があった人でも、約3ヶ月しか効果がもたなかったということですか?
私の解釈が間違っているのだとは思いますが、とても気になります。

150 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/13(火) 21:31
149
143のイレッサの添付書類のことです

151 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/08/17(土) 18:29

「週間朝日の東京・首都圏 いい病院ランキング特集」

東京・首都圏 いい病院ランキングです。
http://nvc.halsnet.com/jhattori/cancer-navi/ranking/tokyo/index.html


152 名前: kk 投稿日:2002/08/18(日) 00:21
父が数日前からイレッサを飲み始めました。少しでもガンの進行が抑えられればと思い、アガリクスを2ヶ月程前から飲ませてるのですが、イレッサの効果を妨げる様なことはないか心配しています。どなたかご存知の方がみえましたら、お教え頂けないでしょうか?

153 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/18(日) 00:24
>149
これは、実際腫瘍が小さくなった例(CR+PR)と腫瘍は小さくならないが大きくもならない(SD)例
全部合わせた例での平均値みたいですよ。

もしCR+PRの方なら、もっと長くなる可能性があるし、SDの方ならもっと短くなるかも知れません。
アストラゼネカのHPでの書き方では、Tumor response duration range from 3 to 7+ months
です。

外国の報告では1年2年と飲み続けている方もいらっしゃるみたいですから。

イレッサと化学療法の併用も、副作用の相乗効果無く効果増大するとの報告があるので、
そういった使い方も今後されていくんじゃないでしょうか。

154 名前: kam 投稿日:2002/08/18(日) 14:35
やっと涼しくなりましたね!
母(腺癌Ⅳ期)もイレッサの服用が始まりました。
ガスターとの併用の件、主治医に話してみましたが特に問題視して
いないようで… が、薬剤師にも確認して「胃酸が込み上げてくる
様なら無理せず飲む」という事にしました。その他は特に副作用は
無いようです。
退院してから二週間に一度通院していますが、特に検査等して
いません。イレッサの効果はどの位の時期にどの様な検査をされ
ましたか?ご経験の方いらっしゃいましたら、宜しくお願い
致します。
それから…イレッサの価格を知り、母が落ち込んでしまいました。
本人は肺には水が溜まっていると思っているので、仕方ないの
かも知れませんが…
一日も早く、価格が決まると良いですね!!
季節の変わり目は風邪を引きやすいので、皆さん気をつけましょう。


155 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/18(日) 23:08
kamさん、効果あると良いですね。

私の家族は、イレッサ服用後丁度4週間経ちました。
今週CT検査する予定です。
治験時、大体4週間毎のチェックだったみたいですね。
やはりCTが主体じゃないでしょうか。






156 名前: 新参者 投稿日:2002/08/19(月) 00:04
私の母(Ⅳ期)にイレッサの副作用が出始めました。
3日前から直径1ミリくらいの赤い発疹が出始め、お尻から太股の裏にかけて幅15センチ、長さ20センチくらいにかなりの数が出ました。ほかの部分では主に足と背中に所々できています。
でも、かゆくはないそうです。
とりあえず、明日医師に連絡し、服用を止めるかどうか相談します。

157 名前: しげ 投稿日:2002/08/19(月) 17:45
7月31日に初診を受け、8月12日に腺癌と告知され、15日に病期が3bと診断されたしげです。
8月16日金曜日からイレッサを服用していますが、18日から下痢、発疹が出ています。
また、服用は夜9時前後にしているのですが、次の日の14時から16時ぐらいに
視界がおかしくなって、ふらつくことが17日、18日とありました。みなさんはどうですか??

158 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/19(月) 18:35
>希望の薬さま(153)
ありがとうございます。少しでも(気持ちは多大なですが)効果があって
母の元気が続き、イレッサを飲みつづけることが出来たらと思います。
明日、レントゲンを撮ります。

>Kam様
私の母は、1ヶ月に一度の受診です。
投与後、1ヶ月目にCTと血液検査
2ヶ月目に血液検査、3ヶ月目CTと血液検査、4ヶ月目血液検査、5ヶ月目に当たる明日、レントゲンと血液検査を予約してあります。

>しげさま
ふらつきの方はいかがですか?
母の場合は、投与1週間目の下痢と湿疹(湿疹は1ヶ月ほど続き消えました、下痢は続いています)です。
ただ、投与時間が朝10時ですので、丁度しげ様と12時間違う時間帯ですので、もし母にふらつきが出ていたとしても、就寝中ですので気づかないかもしれません。
夜9時前後の服用は病院からの指示ですよね、一度服用時間について相談されてはいかがでしょうか?





159 名前: しげ 投稿日:2002/08/19(月) 23:29
>ワンチビ様
ふらつきの方ですが、今日はありませんでした。
というよりも、今日から仕事を休むことにしまして、14時から寝てました。
明日もある様でしたら相談してみます。

160 名前: July 投稿日:2002/08/19(月) 23:56
父が癌性胸膜炎から腺癌3bです。
近所の病院から大学病院に転院させたのですが、標準抗がん剤を2クール以上やった
あとでないとイレッサは使えないといわれてしまいました。
できれば抗がん剤はやりたくないと本人は言ってますので悩んでいます。
しげ様はいきなりイレッサを処方してもらえたのでしょうか?、他の方でも、
イレッサを処方されるまでの経過など教えていただけないでしょうか。
宜しくおねがいします。

161 名前: kam 投稿日:2002/08/20(火) 00:40
>July様
私の母は先週からイレッサの服用が始まりました。
5月に腺癌4期と診断されました。「特に出きる事は無い」と
言われ、色々病院を回って見ました。抗がん剤を勧めてくれた
病院もありましたが「何もしない方が良い」と言う意見の方が
多く、母の「やりたくない」という意見を尊重しました。
(完全告知はしていないのですが…)
骨に転移している部分に関しては入院中に放射線を受けました。
後、自宅療養となりました。イレッサに関しては主治医に前々
からお願いしておきました。と、言うように抗がん剤無しでも
処方してもらえるはずですが…
何件か病院を回ってみるのも良いと思います。
色々な見解があるので悩んでしまう事もあると思いますが…
頑張って下さい。


162 名前: Pee 投稿日:2002/08/20(火) 01:16
>Kam様
私の母も8月12日に左肺腺癌で右にも小さい癌がぱらぱらとあり
4期だといわれました。本人には右肺の転移についてはまだ知らせていません。

色々と調べイレッサの事も知り、先生にも相談したところ、まず、今は抗ガン剤で
今ある癌を徹底的にやっつけるのが先決で イレッサについては10月には
今の病院でも使用できるようになると思うので まず様子を見ながら
抗ガン剤治療をすることになりました。

Kamさんのお母様は5月に癌と診断されてからイレッサの治療をはじめる
先週までの間、なにか病院などで他の治療をされていたのでしょうか?

163 名前: Pee 投稿日:2002/08/20(火) 01:41
>Kam様
すみません。 放射線治療に自宅療養されてたんですね。
なんだか最初の方を読み、いてもたってもいられず慌ててかきこんで
しまいました。ごめんなさい。
母の抗ガン剤治療が明日(20日)から始まるもので、なんだか
落ち着かず、本当にこれでいいのだろうか?と、まだ集められる情報は
少しでも集めたいと思っています。

お母様のご様子、もしよろしければ またお知らせくだされば・・
と思います。 この掲示板で同じ病気で戦っている方やご家族の
方たちのかきこみをみて、とても勉強にもなり、心強い気持ちになります。


164 名前: ぴあの 投稿日:2002/08/20(火) 21:48
母が肺癌4期です。
先週月曜からイレッサを飲み始め、2週目になります。
母は大学病院にかかっていますが、薬価収載されるまで
大学病院では処方してもらえないとのことで、町医者にもかかり、
そこで処方してもらっています。

今のところ特に副作用はなく、逆に1~2ヶ月前から出ていた
せきがおさまり、右腕や背中の痛みもおさまっているようです。
主治医によると、イレッサは癌の症状を和らげるという効果も
あるらしいとのことですので、効果があったのでは、と
期待しています。
レントゲンなどは3週くらいたった頃に大学病院で撮るようで、
今は良い症状ばかりで、母の気持ちも軽くなっているので
とても嬉しいです。
ただ、いつ副作用が出るのか、一体癌はどうなっているのか
(それまでかなりマーカーがうなぎのぼりだったので。。。)
心配です。

イレッサを服用されている方の症状や経過など、色々教えてください。
ワンチビさんのお母様のレントゲンはいかがだったでしょうか?
みなさん、少しでもよくなるといいですね!

165 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/20(火) 22:22
レントゲンを撮ってきました。母の癌は、1/4になっていました。体積にして1/6だそうです。
ここに書き込みはしませんでしたが、先月撮ったCTで反対側に転移と見られる影が写っていましたので、イレッサの効き目がなくなってしまったのかと肝を冷やしましたが、今回のレントゲンでは反対側の影は写っていませんでした。
少しほっとしています。
やっと母の顔に笑顔が戻ってきました。今までイレッサに不安ばかりあって、飲んでいるのが怖かったと言っていました。
新薬というものの怖さばかりを耳にしたので、不安で仕方なかったそうです。
でも、不安が解消されたと喜んでいました。



166 名前: kam 投稿日:2002/08/20(火) 22:26
>Pee様
お母様の具合は如何ですか?
抗がん剤は体との相性もあるみたいですし、少しの変化も見逃さず、
先生に何でも相談した方が良いですよ!シツコイと思われる位に…
私もこの掲示板で色々情報を得られて(薬の事など)主治医に
シツコイ位、話しています。

5月末の退院時には2Lだった酸素も3.5Lに増やされ、息苦しいと
緊急で病院にも何度か行きましたが、普段は家事などして変わり
ありません。
イレッサが効いてくれて、通常の抗がん剤or放射線治療が出来る位
になってくれれば御の字なのですが…
再来週、レントゲン検査があります。少しでも変化があると良いのですが…
希望を捨てずに頑張りましょう!!


167 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/08/21(水) 01:09
イレッサ投与20錠目、SSM投与一ヶ月半で、
母の右肺原発巣が縮小しました。
レントゲンで確認しました。
ただ首上嵩リンパ節への転移巣には奏功せず、
一センチほど増大していました。
PSが良好なので何とかもう少し奏功して貰いたいと思います。
腺ガンにおいては著効、有効率が高いようです。
幸い、EGFR発現タイプのアミラーゼ産生腺ガンだったようですが、
投与前に発現の検査もしなかったので不安でした。
今でも少し不安ですが。


>うる様、近大からの返事は来ません。
秘匿主義なのかどうかわかりませんが、
もう少ししましたらまたメールしてみます。

>希望の薬様
前述の副作用死のカキコミはやはりガセだったようです。
主治医に確認をしました。

168 名前: pee 投稿日:2002/08/21(水) 02:18
ぴあのさんのお母様もワンチビさんのお母様も砂漠の狐さんの
お母様も イレッサにてなにかしら良い結果が出ているようで
本当によかったですね。
Kamさんのお母様も きっと良い知らせがあるといいですね!
Julyさんのお父様はその後どうなされたのでしょう・・・

私の母はまず 初めての抗ガン剤1日目が終わり、夕方顔を
出したら夕食もペロリと食べてました。まだ1回目なのでそんな
ものかもしれませんが、こっちが緊張しているだけにホッと
しましたが まだまだこれからなのでしょうね・・・でも
母にも早くイレッサも使用できるようになってくれればと
思います。
皆さんもお身体気を付けてがんばってください!
>Kamさん ありがとうございます。 わたしもしつこく
 ねばってがんばります!

169 名前: July 投稿日:2002/08/21(水) 08:29
皆様の情報が大変心強いです。
Kam様はじめ、皆様の書き込み非常に感謝致します。
父は胸水細胞診で癌と判断されたため、現在の大学病院では
気管支鏡検査で更なる確定診を行う模様です。
治療方針はその後(10日後)に再度相談ということになりました。
この病院ではイレッサをまだ使用したことがなく、医師の方も
ほとんど知識がないようで、これからリサーチを開始するようです
私としては、本人の意思を尊重して、標準抗がん剤をパスしてイレッサ
を処方してもらえるよう医師に働きかけていくつもりです。
無理そうならまた転院ですね...。

170 名前: 新参者 投稿日:2002/08/21(水) 21:06
イレッサの報告ですが、私の母には極めてよく効いたようです。
飲み始めて1ヶ月たちましたが、国立がんセンターの先生が「おっ。」と声を出すぐらい2週 間前と比べてもレントゲンの影が見えなくなっていました。(素人にはどこが原発巣かわからないくらい)
また、首のリンパ節の触診でも全然わからなくなったと言っていました。
正直うれしかったです。
けれども、ここまで効くことは少数だそうです。また、縮小効果のある人は4分の1くらいだ そうです。
赤い発疹は飲み続けましたが、収まってきました。
けれども、水虫がひどくなるという副作用が出ました。実際このような報告もあったそうで す。
皆様にもこのような効果があることをお祈りいたします。
また、この効果が母に続くことを祈っています。

171 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/21(水) 22:14
新参者様
大変うれしい報告ありがとうございます。
イレッサがお母さまによい効果をもたらし本当によろしかったですね。
しかし、水虫がひどくなってしまったとはお気の毒です。
こちらの方も、湿疹と同様におさまっていくとよろしいのですが。。。

172 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/21(水) 22:17
生姜(ショウガ)を多く摂取すると、イレッサの副作用が強く出るなんてことお聞きになったことないですか?


173 名前: kam 投稿日:2002/08/21(水) 23:46
皆様、良いお話が聞けて励みになります。
イレッサには直接関係無いのですが、同じような病状なのでココに
書き込ませて頂きます。
母は、最近1日に数回咳き込む様になり、首から肩にかけて凄く凝る様なん
ですが・・・その様な症状はありますか?
入院した時点で、左第一肋骨が溶けて無い状態(背骨・左脛に転移あり)で
放射線を受けました。痛みは無くなった様なんですが・・・
その後レントゲンを撮っていないので、どの程度良くなったか?
転移はないか?分かりません。
全身状態のレントゲン等は、こちらから言わない限り撮って貰えない
のでしょうか?皆様は如何ですか?



174 名前: SAKU 投稿日:2002/08/22(木) 22:13
ワンチビ様
お久しぶりです。(ロムは毎日していましたが)
お母さまにも良い兆しが大きく出られた様で、
おめでとうございます
何より重篤な副作用がないのがすばらしいですね。

新参者様
わあ。良かったですね。本当にうらやましいです。
ところでやっぱり新参者様のお母さまも肺線癌ですか?
私の父は扁平上皮癌なので効果があるか不安です。

175 名前: kam 投稿日:2002/08/22(木) 23:59
1錠7216円で8/30に薬価収載される事に決まったみたいですね。
(製薬会社に勤める友人からの情報です)一安心ですね。。。
所で、8/27に病院に次のイレッサを貰いに行く私としては
どうしたら良いんでしょう!!
「2日分だけ下さい!」と言っても大丈夫ですよね~?!
こんな状況の方いらっしゃいますか??



176 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/23(金) 00:21
>ワチビンさん

生姜(ginger)調べてみましたが、薬剤としては血栓溶解剤との併用(生姜にも同様の作用ある為)の注意だけでした。
CYPとの関係はなかったみたいですよ。
ただ、胃腸の蠕動を増加させる作用、胆汁分泌促進作用がある→結果として薬剤の吸収が促進される。
こんな可能性ならあるかもしれませんけど。。。

>kamさん

医療機関で余ったイレッサは、1錠単位で卸さんが引き取ってくれます。
高い薬ですから、言った方が良いですよ。
30日より、私も聞いてます。
薬価は思ったより安いですね。
医療機関は現在8500円(消費税込み)で購入しています。




177 名前: 新参者 投稿日:2002/08/23(金) 09:44
>SAKUさんへ
ありがとうございます。
私の母は肺腺癌です。
今日も朝、NHKのテレビ体操をやりながら、「体の調子が良くなって、せいせいできる。」と言っていました。

>kamさんへ
母の主治医の先生は「高い薬だから29日分までにしておきましょう。」と言っていました。
二日分だけくださいと言ってもイヤな顔はされないと思いますよ。

178 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/23(金) 15:21
>希望の薬様
調べてくださりありがとうございます。
母がイレッサを飲みだしてから、何点かの食物に対してお腹周りや太ももにアレルギー反応が強く出るようになりました。
イレッサを飲みだしたころに出た湿疹と類似しておりましたので、気になっていました。
グレープフルーツは、CYPの関係と分かりましたが、なぜか玄米と生姜に反応するんです。
イレッサ投与前は、ありえなかったことです。
生姜と玄米について、自分なりにネットを駆使して調べましたが、不明でした。
不思議で仕方ありませんが、何かあるのでしょうか・・・???


179 名前: しげ 投稿日:2002/08/23(金) 21:12
どうにか保険適応が頂けて良かったですね。
私も、30日に来月分をまとめて処方してもらう予定です。

今日で飲みはじめて1週間目ですが、日に日に調子が良くなってきている感じです。
(効いているといいのですが......。)

明日、両親に私の病気を告知するのですが、大変憂鬱です。

180 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/08/27(火) 23:36
しげさん、必ず元気になって下さいね!私の父もイレッサを飲んでいます。約2週間たちますが、下痢、湿疹、吐き気等の副作用がでています。毎朝9時に服用しているのですが、午後4、5時頃に吐き気は治まる様です。そして、ここ2,3日痛み止めがあまり効かず、強い痛みがある様なのですが、イレッサの副作用という事はないでしょうか?イレッサを飲み始めた日に受けたCTでは、以前より腫瘍が縮小していましたし、転移もありませんでした。放射線の治療をし始めた頃、一時的に痛みが強まった事がありますが、イレッサにより腫瘍が縮小し始めた為一時的に強痛がおこっているという事はないでしょうか?これは私たちの希望的な予想なのですが。どなたかご存知の方がみえましたら是非お教え下さい。お願いします。

181 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/27(火) 23:55
第Ⅱ相国際共同臨床試験における副作用発生頻度という項目で、疼痛の発現例はあるようです。
日本人51人に250mgのイレッサ投与で、8人の方にGrade1、1人の方にGrade2の疼痛の発現報告があるようです。
関節痛が、Grade1でお一人、とイレッサのパンフに書いてありました。
腫瘍の縮小と痛みの関係については、わかりませんが、よい前兆であればよいですね。
お父様のご快復をお祈りしております。

182 名前: kam 投稿日:2002/08/28(水) 05:25
8/26 11:39 母が60年の短い歳月を終えました。
8/24の昼寝から覚めるまで、多少咳き込んではいたものの
いつも通りの生活でした。なぜか病院に行ってくれず・・・
昼寝から覚めると、咳が止まらず熱が37.6度に上がっていたので
至急病院に連れて行きました。治療室に入ると意識を失い、酸素濃度も
50%切っていた様で、人工呼吸気をつけられました。
鎮静剤が中々効かず、文字を書いて伝え様とまでしていました。
先生も驚かれていました。
2日間頑張りましたが、熱が下がらず眠ったまま亡くなりました。
本当に安らかな眠っているだけの様な顔をしています。

ツライ報告ですが、皆様には大変お世話になりましたので・・・
母はイレッサ服用10日でした。副作用等では無いと思っています。

季節の変わり目、風邪など召しません様に・・・
皆様、これからも頑張って下さいね。  有難うございました。

183 名前: ワンチビ 投稿日:2002/08/28(水) 19:13
Kam様
お母さまのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
何を申し上げてよいのか、言葉につまってしまいますが、ご家族皆様、どうかお心落としなさいませんよう、一日も早くお元気になってください。
ご冥福をお祈りいたします。



184 名前: ぴあの 投稿日:2002/08/28(水) 20:37
kamさん、お辛いですね。私も涙してしまいました。
ここにいる皆さんのこと、仲間、というか、
同じ家族のような気持ちでいつも見て、考えています。
お母様のこと、たくさん思い出してください。忘れないで下さい。
うまく言えなくてごめんなさい。
そして、kamさん、元気になってくださいね。
お母様のご冥福をお祈りいたします。

185 名前: kk 投稿日:2002/08/28(水) 22:59
180の名無しです。kamさん、とてもとてもとても悲しく、辛く、寂しい思いをされている事でしょうね。読んでいて、私も涙が止まりませんでした。
お母様は、共に精一杯病気と戦ったkamさんの傍に、今も、そして、これからもずっといらっしゃると思います。
早く元気になって下さいね。ご冥福をお祈りいたします。
ワンチビさん、副作用についてお教えくださって、ありがとうございました。とても嬉しかったです。
父の強痛は、2,3日続き、今日はウソの様に治まってしまいました。明日、病院で検査の予定なので、また報告させていただきますね。



186 名前: 新参者 投稿日:2002/08/28(水) 23:25
kamさんへ
お慰めのよい言葉が見つかりません。
ただ、体験から言うと絵本の「はっぱのフレディ」を読まれることをおすすめします。
また、悲しいときは悲しいと言い、泣きたいときは泣くことが遺った者には大事なことです。
お母様のご冥福をお祈りいたします。

187 名前: pee 投稿日:2002/08/29(木) 11:18
Kamさんへ
本当に残念です。Kamさんからはレスもしていただいたり
たいへん励まされました。ありがとうございました。
Kamさんの気持ちが落ち着くまでは時間がかかるかもしれませんが
私もKamさんが1日でもはやく元気になれますように・・と思っています。
そしてお母様のご冥福心よりお祈りします。

188 名前: tomy(とみー) 投稿日:2002/08/29(木) 12:40
内科の先生と話す機会があり、イレッサのこと
聞いてみたのですが父には処方できないと言われました。
やはり抗ガン剤なのでそれなりに副作用が強いこと(下痢、皮膚炎)
抗ガン剤は健常者が普段起きている時間の半分は起きていられる人
にじゃないと使えないと言われました。(体力を使うので)
なので父のように末期の人には使えないと言われました。
延命というよりは薬で癌が少しでも小さくなって痛みが抑えられたらという
気持ちで期待していたので残念です。


189 名前: hr 投稿日:2002/08/29(木) 19:52
>188
 末期とはどの程度の状態なのでしょう?
 うちは、重湯しか飲めない状態で、イレッサを飲み始めました。
尿管もつなぎオムツもして、半身麻痺の状態でしたが、最近歩行訓練を
始めました。
 イレッサの副作用は対症療法か一時休薬で乗り切れるのでは?
 うちは、イレッサ服用後、高い熱が出たので、もし同じような状況に
なったら、発熱を乗り越えるだけの体力は必要かもしれません。
 医者も、初めて処方する薬は心配なのかもしれませんし、体力の
回復を待って、処方する予定と言うのでなければ、すぐにも
飲ませてあげたいですね。
 副作用が出る前から、副作用の心配をして何もしないのは、
もったいないような気がします。


190 名前: SAKU 投稿日:2002/08/29(木) 23:22
kam様
胸が苦しいです。
御冥福を心から申し上げます。

191 名前: tomy(とみー) 投稿日:2002/08/29(木) 23:32
>>189
ご飯は健常者の半分ほどですが一応食べています。
点滴も併用しています。
尿管もオムツもしています。同じく半身麻痺です。
この状態のままだったら大丈夫だと思うのですが
転移した脊椎の骨を補強する手術をして、そこが開いてしまい、
今は熱が出ていて昇圧剤で血圧をあげています。
今日から酸素吸入(鼻にするやつ)をしています。
モルヒネのせいか脳転移してるのかわかりませんが
かなり以前の人格・知能が崩壊しています。

内科の先生からはイレッサは手術をした人で転移した人、
外の抗がん剤が効かなかった人に限られるという話でした。
それって治験のときの対象者じゃないのか?とも思ったのですが。
先生の話だと回復してから、云々という感じではなかったです。
一応大学病院なのですが。
私ももったいない気持ちと、これ以上下手な延命をさせない
ほうが父にとって幸せなのかと悩んでいます。

192 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/30(金) 02:37
>kamさん

お母様の事、残念な結果で同じ病気の家族を看ている者として
本当に心が痛みます。
心よりご冥福をお祈りいたします。

私は7年前父を亡くしました。
80歳でしたし、年齢的な事はなかったのですがそれでも、
元気な時にもっとこんな事もしてあげれば良かった等など
心の整理に随分と時間がかかりました。

時間の流れの中で、父は私の心のどこかに居場所を見つけてくれており、
折に触れ私を叱咤激励してくれています。
私は熱心な仏教徒ではありませんが、浄土で父は力をつけ私達を
見守ってくれている等と勝手に想像しております。

今はどんな言葉も慰めにならなでしょうが、安寧な日が一日も早く
訪れますよう御祈念申し上げます。


193 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/30(金) 03:00
>tomy(とみー) さん

『今は熱が出ていて昇圧剤で血圧をあげています』

この点が良く解らないのですが。
細菌性ショックの様な重篤な状態なのでしょうか?
それとも心不全等の状態なのでしょうか?
全身状態が悪化している時は、まずそちらの治療が最優先ですよ。


イレッサの投与条件。
30日より保険適応になりますので、色んなケースが出てくると思いますよ。
ただ大学病院クラスになると、やはり投与する患者さんの条件はきつめになるんじゃないでしょうか。





194 名前: tomy(とみー) 投稿日:2002/08/30(金) 16:54
>希望の薬さん
どういう状態なのかはわかりませんが
解熱剤の座薬をいれると血圧がすごく下がる症状が出たので
解熱剤と昇圧剤を併用して熱を下げています。
炎症反応が大きいそうなのでかなり強い消炎剤も入れているようです。
先生は髄膜炎の可能性もあると言っていましたが
今は検査結果待ちです。
全身状態は熱はありますが以前よりもずっと下がり、
ベッドを少し起こしたりもでき、
あまり会話にはならないですけど話もできます。
ただ、体力・免疫力は著しく落ちています。

7月中旬までは背中の痛みは訴えながらも普通に仕事も
していたので、入院して1ヶ月もたたないうちに
ここまで変わってしまった父が不憫です。
まだ50代半ばで元気で優しい人だったのです。
(最初は余命6ヶ月宣告されましたが、最近は
いつ亡くなっておかしくないと言われました)
インターネットや本などで治療法や父の癌について
調べましたが調べるほどに絶望的で……。
愚痴っぽくなってしまってごめんなさい。

195 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/30(金) 23:42
>tomy(とみー)さん

そうですか、坐薬の作用ですか。
解熱剤の坐薬で熱を下げると、時に虚脱状態になる事があります。
中枢性に作用する事があるのと、急激な発汗等による脱水状態からきます。
細菌性ショックでなければ、コントロールして頂けると思います。

私の家内も、丁度お父さんと同じくらいの年齢です。
去年9月の入院 治療開始ですから丁度1年が経過します。
強力な化学療法による急速なQOLの低下。
それを見るにつけ、これで本当に良かったのかと言う自責の念。
何でこんな過酷な責苦を背負わなきゃならないのかといった怒り。
本当に言い出せば切りがありませんよね。
貴方の心中よく理解できるだけに、適切な言葉が浮かんできません。

ただ私の場合、主治医の方が非常に信頼できる専門家でしたので、治療に対する不満はありません。
日曜日も必ず患者さんの所を巡回されるような方で、本当に頭の下がる思いで一杯です。
結局色んな困難な場面で家族の者にできたのは、出来るだけ傍にいてあげる事、心から祈る事、そんな事しか正直できませんでした。
でもそれが、随分家内の気分を和らげているように思います。

余命なんて誰にもわかりません。
先に何があるかわからないが、とにかく行ける所まで皆で行くしかない。
最近やっとこんな心情になってきました。

大変ですが、皆の気持ちを一つにしてお父さんの回復を祈ってあげて下さい。







196 名前: DECO 投稿日:2002/08/31(土) 04:12
はじめまして。
私の父(67歳)が、扁平上皮癌、骨転移有りで4期。
手術は無理で抗がん剤か対処療法しかないと医者に言われ
余命6ヶ月と診断されました。
……ショックでした。
健康診断で発見され、まだ自覚症状はなく、とても信じられません。

癌に対する知識が全くなく、何をしたら良いのか
どう勉強したら良いのかわからずネット検索をしていて
こちらのサイトに出会い色々勉強させていただきました。
でも、まだまだわからない事が
たくさんあり書き込ませていただきました。

抗がん剤治療をしてもしなくても2~3ヶ月しか余命は変わらずと言われ
父は、抗がん剤投与を拒否し、家族としても抗がん剤による
副作用の事は癌の知識がないとはいえ耳にしておりますので
進めないでいる状態です。でも、何もせず癌の進行を待っているだけでは
何ともやりきれず、先週から丸山ワクチンの投与を始めました。

みなさんの書き込みを読ませていただいて
父にイレッサ服用をしてもらいたいと思いました。
かかっている大学病院では父にイレッサはできないと言われました。
イレッサは、シスプラチン等の抗がん剤治療をしてからでないと
できないような感じでした。それとも丸山ワクチンをお願いしたからなのか…
聞けませんでした。

kamさんの書込みに何件か病院を回ってみるのも良いと思います。とあり
ぴあのさんのお母さまは、町医者にもかかりそちらで処方していただいて
いるとありましたが、国立ガンセンター等の大きな病院ではない方がいいのでしょうか?
温熱療法も父に受けてみてもらいたくその設備がある病院でとも思ってますが
病院というのは、丸山ワクチンにはやはり否定的なのでしょうか?
信頼できる先生にはどうやったら巡り会えるのか…

お聞きしたい事ばかりで…長くなってすみません。



197 名前: 希望の薬 投稿日:2002/08/31(土) 23:15
>DECOさん
>病院というのは、丸山ワクチンにはやはり否定的なのでしょうか?

残念ながら中小の個人病院、医院以外はまず無理でしょうね。
特に癌専門医がいるような病院では、ほぼ100%近くは無理とお考え下さい。
なぜなら、癌専門医がいるような病院では治療にあたりエビデンス(論拠)を求められます。
そして専門医が求めるエビデンスの元になる学会や雑誌に、殆ど丸山ワクチンは登場してこないからです。
特に、世界的な(グローバルな)学会や雑誌によるスタンダードな治療法の何処にも登場しません。
お気持ちはわかりますが、そのような病院で丸山ワクチンは打ってもらえません。

どうしても丸山ワクチンだけでと言う事なら、開業医の先生に頼まれたら宜しいと思います。

専門医の治療は、やはりまず化学療法からが主体となるのは間違いありません。
イレッサはまだ、生存率が化学療法より優れると言うエビデンスが無いのです。
そう言った報告が沢山出てくると、化学療法をせずに最初からイレッサ単独投与が普及します。
私も是非そうなって欲しいと願う一人です。








198 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/01(日) 02:10
希望の薬さま
>そう言った報告が沢山出てくると、化学療法をせずに最初からイレッサ単独投与が普及します。
>私も是非そうなって欲しいと願う一人です。
そんな恐ろしいことを仰らないでください。
化学療法は早いうちに投与すればするほどよく効くのです。
イレッサはまだ化学療法に負けないとさえ言えない状態です。
確かに効いた人が居て,臨床試験の時はそれが「たまたま多かった」だけかもしれないのです。
開業医の先生は「とりあえずイレッサ」を投与するかもしれませんが,それだけで漫然と安心を得るのではなく,根拠のしっかりとした治療を受けてほしいと願います。

199 名前: DECO 投稿日:2002/09/01(日) 04:43
希望の薬さん 名無しさん
ありがとうございます。

希望の薬さん同様、早くイレッサの単独投与が
根拠のしっかりとした治療になってほしいです。

抗がん剤治療を受けるには、丸山ワクチンと
併用はしてくれないのでしょうか?
併用していらっしゃる方の書込み(他のスレで)も
ありましたが大学病院では望めないのでしょうか?
父本人は転院も望んでいない感があります。

どうしても、副作用の少ないイレッサが効いている
という方の書込みばかり目がいってしまい
飛びつきたい気持ちが先走ってしまいます。
シスプラチン等の抗がん剤治療を拒否している父を見ていると
データがなくてもイレッサ単独投与と丸山ワクチンを併用してくれる
病院を探したいのも捨てきれませんが…。

スレから反れてしまってますね。すみません。

200 名前: 希望の薬 投稿日:2002/09/01(日) 12:29
198さん
>化学療法は早いうちに投与すればするほどよく効くのです

仰る事は理解できます。
ただ効いた、効かすの内容がね。
家族の身勝手さは充分承知していますが、できれば副作用(抗癌剤の場合は強烈な薬理作用ですが)
のもっと少ない方法で、できれば経口剤で、できれば通院でと皆さん願っています。
医者の効いたと言う実感と、家族患者の効いたと言う実感が乖離する事も多いんじゃないでしょうか。

イレッサは腫瘍縮小率、高々20%位しかないようですが症状改善率は50%程度はあるようです。
患者さんの、治療を受けて良かった(症状が軽くなった)と言う実感は高いんじゃないかと思ってます。

>開業医の先生は「とりあえずイレッサ」を投与するかもしれませんが

普通こんな事はありえませんよ(^-^)
自分の所でもし肺癌らしき患者さんが見つかった場合、開業医はまず専門医に送りますから。
でも色んな理由で化学療法が受けられない方、受けたくない方が相談に来られたら処方するでしょうね。
そういった意味で、first lineの投与を開業医がする事も多いかもしれません。

ただ出来れば大きな専門病院もそう言った患者さんに積極的に投与していただき、
イレッサの実力は本当はどうなのか、エビデンスを発表して頂きたいと願っております。


私は







201 名前: 希望の薬 投稿日:2002/09/01(日) 12:59
DECOさん
>抗がん剤治療を受けるには、丸山ワクチンと併用はしてくれないのでしょうか

丸山ワクチンそのものは、抗癌剤療法はそのままで打てる筈です。
ただ話としては、化学療法を行う専門医は丸山ワクチンの効果を信じていない(エビデンスが無い)から打たないと言う事でしょうね。

わたしは十数例頼まれて打たせていただいた経験がありますが、残念ながら治ったという方はいませんでした。
ただ、症状改善率、延命効果等は良くわかりません。

せっかく専門病院に入院されているのですから、もう少し主治医の先生と話し合われたらどうですか?
お父さんが一番こたえた症状、あまり出ない組み合わせがある筈ですよ。
本当の専門医はその位考慮してくれる筈です。










202 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/01(日) 21:16
私も母に丸ワクを打ってもらっていました。癌専門医もいる大きな病院です。
癌とわかってから、何かできることはないか!?と思っていたときに、副作用の辛い抗がん剤の説明を聞き、そんなに辛い治療を母親に受けさせなければいけないのかと、ショックを受けました。
そんな時、副作用の全くなく、いかにも効くという説明を研究所で受けた「丸山ワクチン」の話は、とても魅力的で、飛びつきました。
幸い、主治医の先生は「僕は、丸山ワクチンを否定はしませんよ。希望されるのなら、協力はします。抗がん剤とも併用は問題ないです」とおっしゃってくださったので、父は東京まで丸山ワクチンを手に入れる為に出向きました。
しかしながら、2日に一度の注射は、母にとってかなりのストレスになってしまいました。
まだ、入院中はベッドで待っていれば看護婦さんがやって来てくれますが、退院後は病院まで通わなければいけません。
主治医の先生に、何故丸ワクを否定しないとおっしゃたのか聞いたところ、「多くのがん患者さんや、その家族の方は、何かにすがりたい気持ちが強く、その気持ちは、副作用が現れ、日常生活に支障をきたす抗がん剤には、あまり向かないことが多いのです。
お父様やお母さまが、あまりに法外に高価な漢方薬のような健康食品や、たまにいらっしゃいますが、おかしな宗教に心のよりどころを求められているのなら、きちんとお話すべきだとは思いますが、丸山ワクチンは、金額的にも、そこそこですし、副作用もないですし、それで気持ちが休まることが出来るのなら、否定はしないということだけです。でも、お母さまは、注射がストレスになってると思いますよ。ご本人が、ぜひとも丸ワクを!と思われているのなら、打ちつづけてもよいでしょうが、一度話し合われては?」といわれました。
DECOさんの、お父様はどう思われているのでしょうか?
ご本人が、丸ワク信奉者なのに、それを否定してしまい、何もしないということがストレスになってもお気の毒ですし。
かといって、治療のできる状態であるのに、根拠のない治療のみを続けられるのも問題かとも思います。
とは言え、難しい問題ですね。
簡単に答えを出せない、また直視するのが辛い問題ですが、じっくり考えられて主治医の先生とも話し合われてください。











203 名前: みつる 投稿日:2002/09/01(日) 22:16
私の父も肺がんで今まで抗がん剤を投与していましたが、副作用があり
体力が無くなったため投与をやめました。この後どうしたら良いのかわかりません
イレッサが保険適用をうけると聞きましたが、具体的にいくらかからのか
教えてください。父は77歳。障害2級です。 

204 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/09/02(月) 00:12
CTMLとの二重投稿になりますがお許し下さい。
欽也@肺がんです。
いつも、お世話になっております。
今回もがん友、(肺がん、腺がん、再発、イレッサ服用4週間)の事でお伺いしま
す。
彼女は、幸いイレッサの効果がでて2週間目の検査で腫瘍が半分になり
CEAも下がったそうです。
正に、「希望の薬」で効いて本当に良かったです。
ただ彼女の悩みは、その副作用です。

> 顔のできものがひどくて、外出もあまりできませんでした。
ステロイド系の塗り薬をつけていましたが、ニキビなので抗菌剤がよい
ということでローションをもらいました。抗生物質だと思います。でも、
あまりきかないで、だんだんひどくなってきます。顔はもちろん体にも
出ています。ステロイド系もあまりきいたとはいえません。
主治医にも相談しますが、良い情報はないでしょうか。

このような症状ですが、何かいい方法は、ありませんか。
いつもお忙しい中、恐縮ですがよろしくお願いします。


205 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/09/02(月) 00:14
>203みつるさん下記情報を参考にしてください。

CTMLから
>本日(2002/08/30)より、薬価基準収載となりましたのでお知らせします。
>
>○薬価:\7216.10/1錠
>
>○効能・効果:
>  手術不能又は再発非小細胞肺癌
>
> 1. 本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない。
> 2. 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。
>
>○用法・用量:
> 通常、成人にはゲフィチニブとして250mgを1日1回、経口投与する。
> [用法及び用量に関連する使用上の注意
>  日本人高齢者において無酸症が多いことが報告されているので、食後投
>  与が望ましい。


206 名前: 希望の薬 投稿日:2002/09/02(月) 02:01
>欽也@肺がん さん

イレッサの副作用への対処、全く何処にも記されていませんよね。
私が以前MRの方に聞いたところ、普通の治療をして下さいでした?
たぶん皮膚科の雑誌なんかにこれから報告が出てくるんじゃないでしょうか。

ニキビなら確かに抗菌剤が効くと思うんですが、本当にニキビでしょうかね。
ステロイド系は顔には止めといた方が良いですよ。
後 非ステロイド剤(鎮痛、解熱剤の)の軟膏があります。
赤ちゃんのニキビ様湿疹に使って効果あります。
クンメルフェルト液と言う大昔からあるニキビ薬もあるにはありますが。

他に抗アレルギー剤を使ってみる(飲み薬)、ニキビならミノサイクリンを使ってみる
等が考えられますがイレッサとの関係もありますしね。

不明確な回答で申し訳ありません。
でも副作用の問題は皆さん是非知りたいでしょうから、何か効果あれば書き込みお願いします。














207 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/02(月) 08:33
イレッサで腫瘍縮小効果があった患者さんは、このままずっと飲みつづけたら、肺癌が大きくなったり、転移したりしないまま過ごせるのでしょうか?
やっぱり、既存の抗がん剤のように、癌細胞が耐性を持ってしまって、いつの日か効かなくなってしまうのでしょうか?


208 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/09/03(火) 03:53
残念ですが、耐性は現れるようです。
ですが、イレッサ+αの治療法や、
イレッサが早急に認可されたように、
また別の薬、治療法が出てくるハズです。
希望は持ちつづけてください。延命の先に完治があると私は思っています。

209 名前: 207 投稿日:2002/09/03(火) 10:16
そうですか・・・
イレッサへの期待度が高かっただけに、ショックです。
でも、希望はすてません。きっと、癌は治る日が来ると信じています。
昔は、結核でも不治の病と言われ、死を待つしか出来ない時代でしたが、今は薬で治りますよね。
きっと、癌もそんな時代が来ると思ってがんばります。


210 名前: DECO 投稿日:2002/09/03(火) 10:38
希望の薬さん 202の名無しさん
ありがとうございます。

>家族の身勝手さは充分承知していますが、できれば副作用のもっと少ない方法で、
できれば経口剤で、できれば通院でと皆さん願っています。

本当にその通りなんです。現時点で父は入院はしていず、
仕事もしております。(かえって気が紛れているようです)
あまりにも普通なので入院とかになってしまった方が癌が進行してしまいそうで…抗がん剤を考えられないでいます。
なので、202の名無しさんと同じく副作用のないと言われる丸山ワクチンに飛びつきました。
2日に一度の通院に大学病院まではちょっと大変なので丸ワクのみ近くの病院で投与していただいております。
父は丸ワク信奉者というか信じたいと思っておりますのでやめなくても受けられる治療を考えていきたいと思っております。

そうですよね。もう少し主治医の先生ときちんとお話してみます。
父も私も先生に見放された感じがし、さらに丸ワクを希望したため完全に見放されているのではないかと勝手に思い込んでいる所がありましたので話し合いが足りなかったと思います。
202の名無しさんのお母様の主治医さんみたいな考えをお持ちの先生でありますように…
こちらでアドバイスいただけて本当に良かったと思っております。

211 名前: tomy(とみー) 投稿日:2002/09/03(火) 13:31
>希望の薬さん
父の熱もすっかり下がり、体調はよくなりました。
でも、血圧をあげる点滴は今後も続くようです。
また、酸素吸入しないと血中酸素もさがるとかで
ずっとしたままにするそうです。
ボケ?も相変わらずそのままです。
最近は疼痛治療に重点がおかれています。
うまくコントロールされてきたのか、日中も殆ど起きていますし
以前のようにすぐに看護婦さんを呼ぶ激痛も少なくなりました。
ただ、薬の量は増してますが。

うちはもう手遅れなので化学療法などは一切していないのですが
それでもQOL向上のためにした手術後から具合が悪くなっていったので
本当に手術してよかったのかと悩みました。
希望の薬さんの言うとおり、言い出せばキリがないことばかりで。
父が選択したことだし、手術したお陰で起きあがれるようにも
なったのでこれは間違っていないと思っています。
今日くらいに車椅子に挑戦するようです。動くと腰の転移が痛むよう
なので心配ですが、ボケても「車椅子車椅子」とずっと言っていた
ので父の念願叶えばと思います。

家族では「お父さんはボケて良かったね。痛みも次の瞬間には
忘れてしまってるし、悲しく悩むことも無くなった」と
言っています。ボケが父のこの先、生きる上での防御本能なのかもしれないと。

同じような症状の方の話を聞くと本当に心が落ち着きます。
希望の薬さん、どうも有り難うございました。
それにしてもイレッサ、ここで良い経過を聞くと
ますます父にも試したくなります。

212 名前: みつる 投稿日:2002/09/04(水) 11:25
鉄也@肺癌さんへ、詳しい情報ありがとうございました。

抗がん剤の投与をやめてから続いていた父の高熱も下がり、今は落ち着いています。
しかしこの先、癌が転移する可能性があると思うと夜も眠れません。
少しでも良くなる可能性があるなら、イレッサでの治療を始めようと思います。
しかし本当に副作用が無いのでしょうか。
抗がん剤の投与で体が衰弱していく父の姿が目に焼きついて離れません。
父が苦しまないのか心配です。皆さんの経験をもっとお聞かせください。

又、イレッサの治療費用についても教えて下さい。
現在、父は老人医療保険の範囲で治療していますが、イレッサの治療をした場合月にどれくらい負担が
増えるか、具体的に知りたいのです。 
私は父と母と離れて暮らしており一人息子です。毎月仕送りしながら生活しています。
父母、私とも経済的に裕福ではありません。
最近父の病気を治すために、田舎に帰って一緒に暮らそうかとも考えています。
しかし仕事をやめて田舎で収入があるのか心配です。
そのことも含め今真剣に悩んでいます。
ですから些細なことでも良いですから、費用について具体的に教えてください。

”父の癌を直したい!”とにかく今は、その事しか考えられないのです。
皆さんの具体的なアドバイスや情報を教えてください。お願いします。

213 名前: がんさま 投稿日:2002/09/05(木) 00:35
みつるさんへ
イレッサは現在薬価収載になっていますので、今までのように1ヶ月に数十万というお金は
かかりません。
病院の規模にもよりますが、外来治療であれば9月までは上限の5300円です。
10月以降は12000円で済むでしょう。
入院であっても高額医療費になりますので、7万円位だと思います。
ご参考になりますでしょうか?

214 名前: 希望の薬 投稿日:2002/09/05(木) 00:48
>みつるさん

外来治療と入院治療では金額が違います。

*外来では診療内容の1割の支払いですが、大病院では月5300円まで、
診療所ー中小病院では3200円までの上限が設けられています。

*入院では同じく1割負担ですが、上限37500円までです。
ただし、差額ベッドや食事代は別です。

イレッサは1日1錠7216円、1ヶ月約薬代だけで21万円、1ヶ月1割負担として
2万円程本来かかりますが外来では5300円以下です。

入院してイレッサのみ飲んだとしても、入院管理費だけでも30万近くかかります。
イレッサ+入院管理費だけでも優に50万、一割負担として本当は5万近くの負担ですが
37200円で済みます。

差額ベッドを支払わなくて良いなら、37200円+食事代(約23000円)=6万円程
と考えられたら良いと思います。

さらに言えば、支払った金額、該当すれば確定申告での申告も可能です。


215 名前: pee 投稿日:2002/09/11(水) 11:43
わらさん、いらっしゃいますか?
イレッサにての治療は続いているのでしょうか。その後副作用
等、経過の方はいかがですか?
もしさしつかえがなければどんなご様子かおしえていただけたら
・・・と思います。

ワンチビさん、お母様のご様子いかがですか?

私の母は今のところ点滴による抗ガン剤治療をうけていますが
イレッサの薬価が決まって 実際に飲まれている方が増えたのでは
ないかと思いますが、そのぶん少しでも多くの情報を知りたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

216 名前: わら 投稿日:2002/09/11(水) 22:07
わらです。今日で、チケンが終了しました。これからもイレッサの
治療を続けるつもりです。薬の組み合わせは、これから、先生と検討します。
病状は、安定しています。
今日の検査で、腫瘍マーカーCEAが5.5でした。イレッサを
飲み始める前は、36もありました。
ほかの方で、イレッサを飲んでいらっしゃる方で、
腫瘍マーカーは、どれくらいですか?


217 名前: ワンチビ 投稿日:2002/09/11(水) 22:21
昨日、病院へ行ってまいりました。先日の外来の日に、28錠のイレッサをもらってきまして、昨日が20日目の予約日でしたので、治験外投与でいただいた、イレッサの残り8錠を返却してまいりました。
今までは、1ヶ月分単位で頂いていたのですが、保険適用後はしばらく14錠しかもらえないと言われました。
病院へ通う、日にちが増えたので少し大変です。(\7220×3割×14錠+消費税 を支払いました。それと診察費用と検査代です)
しかし、母から副作用の下痢がかなりマシになり、下痢でない日もかなり増えてきた。と聞きました。
便の回数は多いようですが、固形になってきたようです。
最初の頃出た湿疹も、今は出ていませんし、飲みつづけると、イレッサの副作用はマシになるのでしょうか????
飲みだして、半年には少し足らずです。
ただ、肌は少し荒れているようです。
来月は、またレントゲンを撮ります。イレッサを飲みだしてからの、右肺への転移(原発は左)が気になりますが、胸水は、一度抜いてからは増えてはいません。
転移巣が消えているとよいのですが、緊張します。
また、報告いたします。


218 名前: pee 投稿日:2002/09/11(水) 23:31
わらさん、ワンチビさん、ご報告ありがとうございました。
ワンチビさんのお母様も副作用の方も少しおさまってきている
みたいでよかったですね。
レントゲン、すこしでも良い結果が出るといいですね!

またよろしくお願いします。

219 名前: ぴあの 投稿日:2002/09/14(土) 00:48
母がイレッサを服用してから4週間くらい経ったでしょうか。
レントゲンでは影が薄くなったようです! うれしいです。
体調もかなり調子よいのではないでしょうか。
階段も苦しそうにのぼっていたのが、だいぶ普通に上り下りできるし、
自転車もすいすいこげるようになっています。
副作用としては、全身の掻痒感、少しの湿疹?、たまに下痢
といったところです。
もともと便秘の母には、ちょうど出てよいくらいでしょうか。
ただ、毎日、イレッサをのんでから5、6時間たつと、
お腹がきゅーっと痛くなるようです。
日によって、そのままおさまる日と、下痢になる日があります。

ただ、血液検査の結果で、肝機能などには異常なかったのですが、
骨に転移しているとあがる数値(?)が、今までの倍くらいになっていたようです。
詳しい検査は大学病院へ行って検査することになるようですが、
心配です。

220 名前: みつる 投稿日:2002/09/14(土) 13:10
”がんさま”さん・”希望の薬”さん
ありがとうございます。大変参考になりました。
父の容態は依然変わりませんが、イレッサで良くなる事を信じ、
父と共に癌と闘って行こうと決心しました。

221 名前: こゆきん 投稿日:2002/09/15(日) 00:58
はじめまして。肺ガン3期Bの父がいます。イレッサを待って2ヶ月。
10日よりやっと飲み始めました。父の期待も凄くて、イレッサに向かって拝んでいます。効いて欲しいです。
所で、お医者に「イレッサの効果につきましては、我が国では27%に腫瘍縮小効果がみられてお
り、2週間の服用で、おおよそ効果があるか否かが判定できます。」
と言う返答をもらったのですが、それ以降の変化無いのは、
もう効かないと言うことなのでしょうか・・・・。
でも、不変の場合もありますものねえ。皆さんはどうだったんでしょうか?

222 名前: 投稿日:2002/09/17(火) 07:06
ワンチビさんこんにちは、狸です。
ご報告を拝見しますと、もちろん楽観するわけではありませんが、なかなか良い状況のようですね。特に下痢が収まってきたのは画期的ではないでしょうか?そんな大変な状況の中、たいへん正確な情報提供をなさる事は多くの方にとって、ありがたいことだと思います。今後ともどうぞお知らせくださいますでしょうか?
実際の患者さんや間近の方の報告は医薬品の公表済みの情報とは全く次元の異なる、非常に重要な情報です。これまでのカキコに心から敬意を表しますとともに、今後もお続け頂けるようお願い申し上げます。

223 名前: ワンチビ 投稿日:2002/09/17(火) 09:30
狸様
お忙しい中、患者やその家族の不安を軽減し取り去ってくださっているご好意にいつも感謝しております。
狸様のアドバイスのお陰様で、母のQOLを守りつつ、今は癌と共生できているように思います。
確かに、楽観視は出来ない状況なのですが、母の持つ時間が病気の為に少ないのならば、少しでも楽しく、
にこやかに暮らさしてあげたいと思っています。
幸い、主治医の先生が協力的で患者のQOLももちろんですが、家族のQOLまで考えてくださるような先生
ですので、とても助かっています。
しかしながら、やはりこちらの掲示板で狸様を始め、医療関係の方の書き込みを拝見して、
事前に色々な事柄を勉強し、気持ちの対策をしてから
主治医の先生とお会いすることができますので、多くのことをスムーズに話せると申しますか、
主治医の先生も、「どこでそんなに情報を手に入れてくるのですか?」
と、興味深々のようです。
母の状況を見るにつけ、狸様への感謝は、言葉では言い表せないほどです。
日々、お忙しいでしょうが、よろしくお願い申し上げます。
狸様のような存在は、大変ありがたく、とても心強いのです。


224 名前: ぴあの 投稿日:2002/09/17(火) 10:50
先日、大学病院へ行ってきました。
肺のレントゲンでは先生も、「ずいぶんすっきりしましたね」と
おっしゃっていました。
本当にウソのように調子よさそうに見えます。
一つ、副作用かどうかはわからないのですが、
手の指先が10本とも、少しシワがよって、赤くなっていて、痛いようです。
湿疹とも違うし、でも、ここ1週間くらい治らないし、
こんな副作用はあるのでしょうか?
お医者さんに見せても、「このくらい大丈夫でしょう」とのことでした。
ものすごい痛み、とまではいかないようですが、
手は何をするにも使うので、気になります。

骨の転移が心配なのですが、来月骨シンチとMRI?の検査を予約してきました。
少し、右肋骨のあたりが痛むようですが(原発巣は右肺下葉)、
最近、急に気温が下がったりしているので、
手術の跡の神経痛だといいなー、と思っています。
イレッサは骨転移部にも効果はあるのでしょうか?

最近、義理の母にも癌が見つかりました。
胃ですが、どのくらいの進行具合かはわかりません。
こんなに癌の人が多いのだと、わかってはいても、辛いです。

225 名前: わら 投稿日:2002/09/17(火) 20:46
狸様
いつも、いろいろな情報ありがとうございます。
感謝しております。これからも、よろしくお願いします。

226 名前: maron 投稿日:2002/09/18(水) 00:06
はじめまして。
45歳の主人が肺腺癌4期でイレッサ服用6週間目です。
皮膚乾燥、下痢、腹部の湿疹と軽いものが短期間出て治りました。
今は、10日程前から顔に赤い湿疹と、手足の爪の中が膿んで痛がっています。
手が2本、足が1本で、足の親指は爪が割れてきてかなり痛いようです。
消毒してテープを巻き、抗生物質の錠剤を服用しています。

ぴあの様
イレッサの説明書に、特徴のある副作用として爪の障害(爪がはがれたものを含む)7.8% と載っています。

227 名前: こゆきん 投稿日:2002/09/18(水) 00:24
狸さま、書き込み有り難うございました。
患者の体質はそれぞれなのだし、ましてや新薬なのだから医者でさえ断定できないですよね。
多分、これから活きた臨床結果が、どんどん出てくる事と思います。
自分の不安を他の患者さんに移してしまったようで、申し訳無く思います。
父は今のことろ、副作用もないみたいです。
イレッサにかけるしか無いので、効果があるのを期待しつつ、ダメでもこのまま悪くなることなく、長期不変で癌と共存共栄出来たらと願っています。
又、書き込みいたします。

228 名前: 投稿日:2002/09/18(水) 00:50
狸です。
イレッサはいろいろな意味で話題の薬剤であり、患者さんやご家族にとって非常に期待が大きいと思います。確かに効果などは正直やって見なければ分らない、と言う所です。ですが凄いのは非小細胞肺がんと言えばゴールドスタンダードのシスプラチンを始め、多くの薬剤がしのぎを削っているのですが、イレッサの登場で治療方針が大きく変わったとさえ言えるのです。といいますのは、患者さんが真剣にご自身の事を考えられるきっかけになった感がある事です。これまで抗がん剤投与は主治医に任せっきり、と言う状況が多かったのですが、イレッサを出して!と患者さんに言われると、本当は標準治療が優先されるので医師はそのイレッサよりもほかの薬剤が優先される事を説明しなくてはいけなくなり、必然的に医師自身も勉強しなくてはならなくなったからです。こうやって多くの人のアイデアが治療に活かされる事はきっと医療の進歩に繋がると思われます。
 ちょっと論点がずれましたが、副作用がなく、少しでもガン細胞が沈静化されればそのぶん他の薬剤を使うまでの体力を養ったり、最適の薬剤を選ぶ時間が稼げたりといずれにせよ選択肢が広がっているわけですから、これは悲観される事はないと思います。

229 名前: ぴあの 投稿日:2002/09/18(水) 11:29
狸さんの言うとおりだと思います。
自費でイレッサをもらったときから、近くの町医者へ通っていますが、
同じく、町の薬局でイレッサをもらっており、
そこの薬局長も「おかげで勉強させていただきました」と言って下さいました。
もちろん、ジェムザールやタキソテールなどの抗がん剤をやっていたときも
勉強しましたが、お医者さまも、薬局の方も、全く知らなかった薬、
私たち患者や家族も同じく勉強しないといけませんね。
みなさんの書き込みに、大変勉強させて頂いています。

maron様
情報ありがとうございます。ただ母の場合、爪ではなく、指先の皮膚
(指のはら部分、というのでしょうか)なのです。
他の抗がん剤をやっていたときから爪は弱くなって、
伸ばしていても割れやすかったり、ガタガタ跡が残っていたりはするのですが。。。
指先も爪から来るものかもしれないですね。

230 名前: maron 投稿日:2002/09/18(水) 13:50
ぴあの様
失礼しました。お母様は爪ではなく指先だったのですね。
いくつかの掲示板を見ていると、イレッサの副作用は
下痢以外では、発疹や皮膚のかゆみや乾燥などの
皮膚に関するものが出ている方が多いようですね。

主人は、抗癌剤の副作用(吐き気)がひどく、
効果もなく進行してしまったので中断し、
もうイレッサに賭けるしかありません。
抗癌剤に比べれば、イレッサの副作用は弱く、
主人も我慢できるものなので、少しでも効果があってほしいです。
服用2週間後の検査では効果が見られなかったのですが、
今まで進行がかなり速いと言われていましたので、
不変でも充分な効果です。こゆきんさんと同じ気持ちです。
どうか、イレッサが進行を食い止めてくれますように…

231 名前: ぴあの 投稿日:2002/09/23(月) 22:08
母の調子はなかなか良いです。
骨の転移についてはいまだ不安ですが、
来月検査をすることになっていますので、待つしかないですね。

手指のただれのようなものは、いまだにおさまりません。
maronさんのご主人さまの爪の具合はいかがでしょうか。
続けていくうちに、その症状はよくなったりするのでしょうか。


232 名前: ゆう 投稿日:2002/09/25(水) 11:41
 はじめまして。
父が、肺ガン(腺ガン)3期Bで、約一ヶ月前からイレッサを服用して
います。先日のCTでは、明らかなガン縮小効果があるということでした。
(ただ、その前に受けた放射線治療の効果かもしれないといわれたようですが・・・)
ただ、父は、イレッサ服用(朝)開始時からガスター20を毎夕食後ずっと服用しており、
以前こちらに「ガスターとの併用は効き目が半減する」というのを読んで心配になりました。
やはり、一日一回でも併用は効果の減少を引き起こすのでしょうか。
また、最近父の顔と首の片側が腫れてきています。まぶたも腫れがあります。
これも、イレッサの副作用なのでしょうか。先日の検査では、肝臓等も異常なかったようなのですが、
本人がなかなか主治医に聞こうとしないので、こちらで参考になることを
お教えいただければとてもありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

233 名前: heankyo 投稿日:2002/09/26(木) 23:45
3カ月ぶりに書き込みさせて頂きます、肺癌の平安京です。
232さんが、ガスターを服用して効目が半減するので心配との
事ですが,小生は十二指腸潰瘍で15年間もタガメット、ガスター
タケプロンと服用しつづけ、今年2月からは肺癌にタガメットが
有効との米国学者の論文を見つけ、主治医と相談のうえタガメッ
トに切替え服用しています。さて、約1カ月前からイレッサ服用
の際、タガメットとの併用を、再び主治医と話合い、胃酸の分泌
の減少がイレッサの吸収を阻害するために効果の縮小が生じると
のイレッサ治験の見解を考慮し、タガメットの服用量を半減し併
用にふみきりました。なお、皆さんと同じように小生も,湿疹,下
痢などの症状が出ておりますが,服用中止まではいっておりません。
つきましては、医師各位の見解を聞かせて頂ければ,上の書込み232
さん共々あり難いのですが、宜しくお願いします。by heankyo


234 名前: maron 投稿日:2002/09/27(金) 00:51
ぴあのさん
主人の爪の膿みはまだ治りませんが、
痛みはなくなってきたようです。
顔の湿疹は相変わらずですが、目立たない程度です。
主治医の先生は、主人の場合、イレッサを服用している間は
ずっと副作用が何かしら出るのではないかと言っていました。
ほとんど出ない方もいるようで羨ましいです。

服用7週間経過しましたが、効果は現れていません。
レントゲンでは全体的に白い影が広がっており、
腫瘍マーカーの上がり方を見ても、
進行のスピードは抑えられてもいないようですが、
このまま服用を続けて様子を見てみましょうとのことでした。


235 名前: こゆきん 投稿日:2002/09/27(金) 01:09
こんにちは。父がイレッサを開始して16日です。
1週間後位から、発疹がで初めて、今では顔・首・頭・背中と上
半身がはしかのようで、凄いことになっています。
外にでたがりません。また、発熱したので病院に行くと、左の肺に炎症が起こっていたそうです。
抗生物質をもらいました。これも副作用みたいです。口内炎も出来ました
やはり、これも抗ガン剤。いろいろ出てきますね。
発疹は、一月位で消えるんでしょうか?

236 名前: たかお 投稿日:2002/09/28(土) 16:12
こんにちは。肺がんの4期の父がイレッサを飲んでもう1ヶ月半ほどになります。
顔に発疹が出ていますが、元気に仕事を続けています。なんか少し明るくなったようです。
仕事に戻れたのが一番うれしいみたい。1ヶ月目の検査では腫瘍のサイズは変わってなかったようですが、進行もしてなかったようです。
咳とかたんとかがずいぶん楽になったようです。主治医も治ることはないと言っていますが、なんとなく希望をもってしまうこのごろです。
3割弱の人に腫瘍の縮小効果があると聞きました。また半数以上の人で大きくならないと説明されました。
父にも効いてくれることを今は祈っています。


237 名前: ハム 投稿日:2002/09/28(土) 16:41
今日は、こゆきんさんお父様の様態はほとんど私と同じ感じ
で出ていますね。
>1週間後位から、発疹がで初めて、今では顔・首・頭・背中と上
半身がはしかのようで、凄いことになっています。
私もまったくいっしょです。あまりにもひどくなったので
15日目でいったん中止しました。中止して今日で14日にな
りますが・・・かゆみは無くなりましたが湿疹はまだのこっ
ています。あまり無理をして飲まないほうがいいと思いま
す。他に治療がないのならしかたがないですが・・・
私は49歳男性、腺癌4期です。来週から放射線をあてる予定
です。  がんばりましょう!!

238 名前: こゆきん 投稿日:2002/09/29(日) 00:37
>ハム様
たかが発疹と言えども、程度によれば辛いですよね。イレッサはもう飲まないのですか?
父は胸水性の腺ガン3期Bで、手術も放射線もダメだそうです。82歳と高齢なので、従来の抗ガン剤も怖くて、イレッサの賭けていたんですが・・・・
発疹は覚悟していましたが(お医者がびっくりしていたそうです)、38度程の発熱が続き、レントゲンでは炎症を起こして左肺が真っ白だったそうです。
高齢者の肺炎の死亡者も多いので、こちらの方が心配です。
エレッサを飲む限り高熱は続くのでしょうか?どなたか、知っている方は教えてください。
今のところ、お医者様からのストップは出ていませんが、
他の手段として、自己活性化リンパ球免疫療法も視野に入れています。
どんな手段でも、元気になればいいんです。
ハム様も、そんなに若くて大変だと思いますが、踏ん張ってくださいね!!

239 名前: ハム 投稿日:2002/09/29(日) 17:45
こゆきん様返事ありがとうございます。
私も2.3日前から38度前後の熱がでています。だいぶ治まって
きたのですが・・・咳をするとわき腹と背中が痛くて・・
きついです。
お父様はイレッサで高熱が出たのですか?肺炎では・・・?
私も少し肺炎になっています。
>自己活性化リンパ球免疫療法って養子免疫療法の事ですか?
これなら、私もした経験があります。実費なので???万ほどのお金がかかります。
あまり大きいがん細胞には、効き目がありませんでした。

240 名前: ぴあの 投稿日:2002/09/30(月) 10:45
maronさん
ご主人さまの爪の痛みがなくなってきたようで、よかったですね。
母の手(指先)の荒れは治らないようです。
やはり、主婦なので水仕事を毎日しているから、仕方ないのでしょうか?
手袋などはしているのですが。

私は遠距離のところに住んでいて、月に2週間ほど実家へ
戻って母の様子をみるのですが、やはり、そばにずっと
いられないので、心配です。
でも、最近は、調子は良いようなので、電話で話していても、
気持ちが明るくなっているのがわかります。
電話だと無理をしているのではないか、と不安にもなりますが、
今は外にもずいぶん出かけたりして、楽しんでいるようです。
ようやく明日から骨の転移についての検査を受けます。
今の調子の良いときがずっと続いてくれたら、と願っています。

241 名前: maron 投稿日:2002/09/30(月) 16:09
ぴあのさん
お母様の体調が良いそうで何よりです。

主人は今朝、血痰が出たので驚きましたが、主治医は
「咳がひどいと気管支が出血することがあるので心配はない、
止血剤を使いましょう」とおっしゃいました。
入院して3ヶ月が過ぎました。
脳に転移しているので、頭痛やむくみを抑える点滴と
ステロイド剤を投与しています。
脳腫瘍に対してはガンマナイフ治療をして、
腫瘍は徐々に縮小しているので、
点滴が終わればイレッサだけになり、
退院して自宅療養も可能になると思います。
イレッサの副作用の、爪の膿みと顔の湿疹は相変わらずで
治る気配はありません。


242 名前: ワンチビ 投稿日:2002/09/30(月) 20:28
母が、今日急に「実は最近息苦しいと思ってる、酸素が足りないような感じ」と言い出しました。
明日、定期診察の予定を早めて病院へ行きます。
とても、怖いです。もし、癌が大きくなっていたら・・・転移していたら・・・胸水がまた溜まってきていたら・・・
怖い事ばかり考えてしまいます。
イレッサの副作用もほとんど出ず、効果もあり喜んでいたのですが・・・
イレッサ投与から、約半年・・・ついに耐性をもってしまったのでしょうか!?



243 名前: こゆきん 投稿日:2002/10/01(火) 14:43
ワンチビさん、お母様のこと心配ですね。いろいろと参考にして、希望をもらっていたので悪化していないのを祈っています。
>ハムさん
>お父様はイレッサで高熱が出たのですか?肺炎では・・・?

お医者に言わせると、副作用みたいです。丁度発疹と同じ時期に発熱をしました・・・
他の方の書き込みも発熱があったみたいです。今は、薬で微熱程度に抑え込まれています
リンパ球は、自分のリンパを培養して強くするとか・・・。同じですか?
エレッサが無効の場合、大学病院の試験参加ができることになりました。
でも、効果は抗ガン剤くらいとか。ハムさんは、少しは楽になったんでしょうか?
せめて、水がたまらなくなればなあ~、と思ってるんですが・・・
でも、イレッサが効けば一番いいんですけどね!

244 名前: ハム 投稿日:2002/10/01(火) 17:56
こゆきんさん、こんにちわ
熱が出るのも副作用なんですか?
私がおこなった養子免疫療法は自分のリンパを培養して強く
して、またもとに戻す治療です。
4クールしましたが、あまり変化はみられませんでした。
副作用も、点滴で体に戻すとき40度の熱が3時間と、激しい
ふるえが1時間おきにくるぐらいです。
お年寄りにはちょっときついかも・・・!?
私は朝9時に入って夕方の4時に終わってました。
病院が県外なので、通いです。

245 名前: ワンチビ 投稿日:2002/10/01(火) 20:30
病院から帰りました。
腫瘍の方は、母が息苦しいとか言うので、肝を冷やしましたが、少しだけ縮小がありました。
胸水も溜まってはきていませんでした。イレッサの効果は継続中と思われます。
しかし、少し肝機能障害が出てきました。このまま、GOTとGPTがあまりに上昇し続けるようなら、休薬も考えなければいけないと先生がおっしゃいました。
とは言え、今の所イレッサの効果が続いているのに、休薬するのはもったいないと先生が言います。
治験では、肝機能障害が出るような方は、1~2ヶ月くらいの間で出ているのに、半年以上してから肝機能障害が出るとは聞いてなかったのですとも先生がおっしゃっていました。
今日、イレッサの副作用の発現頻度のレポートを見ましたが、グレード1のGPT・GOTの上昇の方が21%(11人)いらしてそのうちGrade1の方が大半でした。Grade3の方がGPTの上昇でいらしたとのことですが、どれくらいの数値の変動をGrade1や2や3と言っているのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいませんか?
ご存知でしたら、ぜひ教えてください。

246 名前: ぴあの 投稿日:2002/10/01(火) 20:41
今、2週間に一度、町医者の方でイレッサを処方してもらって
いるのですが、先日また行き、レントゲンも撮りました。
前回(2週間前)よりも、さらによくなっていたようです。
正直、うれしいです。

副作用としては、手先の荒れは治らないし、肩から背中あたりが
ガサガサ荒れたように、アトピーのような皮膚になっていて、
とても痒いようです。

ワンチビさんのお母様、「息苦しい」とのことですが、急に、
なのでしょうか。良い結果であることを祈ります。
うちの母の診てもらっている町医者は内科医なので、聴診器での診察もしてくれるらしく、
癌のある右の肺の方はやはりあまり機能していない、とのことです。
いくらレントゲンできれいになっていても、肺の機能としては落ちていて、
それは戻る事はないようですが。

247 名前: ワンチビ 投稿日:2002/10/01(火) 21:49
こゆきさん、ぴあのさん
ありがとうございます。245にも書きましたが、息苦しくなる原因は見つかりませんでした。
呼吸しているのに、肺にたっぷりと空気が届いていないような気がすると言い続けています。
見ていると、確かに肩で息をしているような状況です。本人曰く、「体力的に落ちてきた。以前はもっとがんばれたのに・・・」
などと言っています。肝機能に問題が出てきたので、疲れやすかったりするのかもしれませんね・・・
お二方のご家族にも、いい効果が現れます事をお祈りしてあります。

248 名前: ペコ 投稿日:2002/10/02(水) 18:17
ワンチビさん、お母様の病状が安定しているようで。私も陰ながら応援しております。
ところで、イレッサとは話しが異なりますが、息苦しくなってきてるとのことで、循環
器科などで簡単に酸素量を測る器械がありますよ。指に脈を測るような器具をはさんで
数秒ででます。ウチの母も苦しいと訴えるときに測ってもらって大丈夫!と分かると安
心するようです。ワンチビさんも今度病院に行ったときに測定できないか確認してみて
はいかがでしょうか?
参考になればと思いカキコさせていただきました。

249 名前: ワンチビ 投稿日:2002/10/02(水) 18:37
ペコさん、ありがとうございます。
酸素量をはかる機械、たぶん指にはさむ機械のことかな?と思います。
98という数字が出ましたので、状況的に息苦しいという原因が見つからないのです。
念のため、今月末にCTを撮ります。

250 名前: こゆきん 投稿日:2002/10/03(木) 23:46
ワンチビさん、検査上は異常が無くてとりあえず安心ですね。
お母様も結果を聞いて、気分的でも安定するといいですね。

>ハムさん
4クールしましたが、あまり変化はみられませんでした。
副作用も、点滴で体に戻すとき40度の熱が3時間と、激しい
ふるえが1時間おきにくるぐらいです。
お年寄りにはちょっときついかも・・・!?

そんな、副作用があるんですか!!本にもネットにも書いてありませんでした。
都合の悪いことは書かないのかも・・・。
でも、点滴のときだけですか?後、体調の改善は少しは見られましたか?
胸水に効果有りと書いてあったので、その気だったんですが・・・・
イレッサのスレで、違う質問をしてすみません。体験者がいないものですから・・
その治験は(CTL)療法又はLAK療法だそうです。ハムさんは、どれだったんですか?

251 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/04(金) 07:19
今日の日経にイレッサの記事が出ています。
15面テクノロジーの項

252 名前: ハム 投稿日:2002/10/04(金) 13:36
私がおこなったのは、呼び方が違うだけで一緒だと思います。
私のは(ATK 誘導療法)です。

自分のリンパ球を、取り出すのに半日かかりました。
副作用は点滴の時だけです。

>後、体調の改善は少しは見られましたか?
CTで観たのですが、小さい癌はきえたみたいですが・・・
なんともいえません。
私には胸水がなかったので分らないです。



253 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/04(金) 22:58
スレ違いの書き込みお許し下さい。
私の父(78歳)の事なのですが、ATKではなくANK養子免疫療法を受けるべく
連続血液成分採取装置を用いて血液中から白血球を採取するのに2時間、止血に1時間かかりました。
ハムさんと同じ様に38°~42°の熱と激しい震えが点滴後に必ず出るそうです。
>お年寄りにはちょっときついかも・・・!?
と言う事なので少し不安になりました。
費用ですが、1クール12回分の培養費だけで315万円です。
胃ガンの場合、4クール行うのが望ましいそうですが・・・

254 名前: <削除> 投稿日:2002/10/08(火) 11:18
<削除>

255 名前: <削除> 投稿日:2002/10/08(火) 11:23
<削除>

256 名前: ぴあの 投稿日:2002/10/08(火) 11:27
母がイレッサを服用して2ヶ月がたちます。
最近計っていなかったマーカーを計ったところ、
200以上あったのが、80ちょっとになっていました。
半分以下になるなんて、医師も驚いていました。
(元が高い値だったので、かなり心配でした。
マーカーはどこまであがるものなのでしょうか?
病院によっても、値の基準?が違うと聞きましたが、どういうものなのでしょうか?)
まだまだ正常値には遠いですが、レントゲンにしろ、目に見える結果でとても嬉しいです。
母も精神的にも落ち着いて、それが何よりです。


257 名前: ぴあの 投稿日:2002/10/08(火) 11:32
ごめんなさい!254、255、256と、送信されていないと思い、
同じ内容のものを3通も書き込んでしまいました。
うち2通は削除依頼出しておきました。申し訳ありません。


258 名前: maron 投稿日:2002/10/09(水) 14:59
主人の腫瘍マーカー(CEA)の値は、
肺がんと診断された6月が642、
抗癌剤投与後・イレッサ服用前の7月が1140、
イレッサ服用1ヶ月後の9月が1840
と上昇していてイレッサの効果が見られない、
しかし、この先全く可能性がないとも言えないので、
このまま服用を続けましょうとのことで今も飲んでいます。
一時は良くなったと思われた症状も、9月から咳、痰、声がかれる、
胸の痛み、息切れなどが気になるようになって、
先週月曜から血痰が出始め、首や背中の痛みがひどくなり
(まだ骨シンチ検査はしていないが骨に転移している疑いが強い)、
今週からモルヒネの使用、酸素吸入をしています。
一昨日、主治医から「もって年内いっぱい」と言われました。
若いので(45歳)進行が速く、イレッサもその勢いを止めることは
できなかったようです。
しかし、主人はそんなに悪いとは思っていなくて
(モルヒネの使用も知りません)、まだイレッサを飲んでいます。
近い内に話をして、1日も早くイレッサをやめて、
副作用の爪の膿みと顔の湿疹が完治してほしいです。
出来るだけ痛みや苦しみをなくしてあげて、
残りの日々を穏やかに過ごさせてあげたいです。

皆様にはイレッサの効果があることをお祈りしています。

259 名前: 山口 投稿日:2002/10/09(水) 23:16
maron様
ご自身にとって大変辛い報告を情報を求める皆様の為に発信された事に対して
情報を求めこれらの掲示板を彷徨っている一人として 心よりお礼を申し上げます。
少しでもお二人にとって前向きな治療が見つかる事をお祈り致します。

260 名前: ハム 投稿日:2002/10/10(木) 15:44
maron 様お察しいたします。
私も49歳腺癌4期です。放射線も打ち止め、イレッサを
2週間でやめて、また、飲み始めました。イレッサを止めると
4.5日で楽になります。
私も、毎日、毎日が不安ですが・・・この頃背中の痛みがひどく
せきをすると、針でさすいたみです。(うずくまります。)
でも自分の病状は、知っているので・・(あと、半年?)
妻と一緒に頑張っています。
貴女も旦那さんに全部言って一緒に痛みや苦しみを少なくできる
様に頑張ってください。
私もそうですが・・・自分の気持ちのなかでは、もう決まっています。
肺がんは苦しいので、少しでも楽にしてあげてください。



261 名前: maron 投稿日:2002/10/10(木) 22:37
山口様、ハム様、レスありがとうございます。
今日主治医から本人にイレッサを止めるお話をしていただきましたが、
主人はあと1ヶ月だけでも続けたいと言ったそうです。
小さい子供達を残して死ねない、まだ希望を捨てたくないという
想いが強く、大きな期待を寄せていたイレッサを止めたら
ただ死を待つのみになってしまうのが耐えられないようです。
そんな主人に全てを話すことが出来ず、
どう話したら気持ちを切り換えてもらえるか、悩んでいます。
残された日々をどう過ごすか、子供達に何を残すかなど、
考えてもらいたいので、近日中にある程度のことを話さなくては
と思っています。

262 名前: ハム 投稿日:2002/10/11(金) 10:35
maron様
ここはやっぱり奥さんが鬼になって、旦那さんを突き落とさなく
ては、残された日々がだいなしになると思います。
知らないと自分自身も、悔いが残って・・・やるせないです。
私もどん底の経験をしてきなしたから・・・言える事です。
勇気をだして・・・!


263 名前: ぴあの 投稿日:2002/10/12(土) 17:03
maron様
とても辛いですね。。。ご主人さまはもとより、maron様も
かなりお辛いことと思います。そんな中、色々な情報をいただき、
本当に感謝しております。

母ですが、骨への転移が認めらたようです。
とてもショックです。
今のところ、痛みもさほどないし、普通の生活を送っていれば良い、
と言われたようです。骨だと放射線治療しかない(のでしょうか?)
ので、痛みが無ければ、特にすることは無いみたいです。
本当にそれでよいのでしょうか。不安です。
マーカーの減少に喜んでいたのもつかの間、
本当にいやな病です。。。
母の場合、看護婦であるため、ごまかしようがありません。
家族の誰よりも、詳しいのですから。
イレッサは継続していきます。

本日の朝日新聞に、シリーズ癌、とかで、肺癌治療に関する記事が
掲載されていました。
(・2種類の抗がん剤を使う治療法・イレッサについて)

264 名前: maron 投稿日:2002/10/12(土) 23:59
ハム様
昨日心を鬼にして主人に話しました。
全てという訳にはいきませんでしたが、
イレッサの効果なく進行していること、
このまま服用を続けても副作用に悩まされるだけで、
効果は期待できないことを告げました。
かなりショックを受けていました。
それでも何もしないのは不安だから続けたいと言っていましたが
手足の爪の膿みが最近ひどくなってきて痛々しかったので、
今日その処置をしながらもう一度説得したら、
ようやく納得して、明日から服用を止めることになりました。
死が迫ってくる不安でいっぱいになってしまい、
残された日々をどう過ごすかを考えられるようになるには
まだ時間がかかりそうです。

265 名前: 山口 投稿日:2002/10/14(月) 22:40
maron様
うまく言えないのですが、残りの時間に限りがあるので嘘は後で後悔する可能性が高いと思います。
でも、、延命さえしないというのは精神的にやはりつらいと思います。
無理して副作用のある薬をガンバレと言ってる訳ではありません。
ただ嘘でもいいので「例え完治は無理でも、これを食べればとか、これをすれば少し延命効果があるらしいよ」
みたいな心の拠り所があれば、時間に限りがある事を覚悟しながらも、その時間は少し延びるかもしれない
みたいな逃げ道がある事で精神的に辛いのが少しは緩和されるような気がしますが、、、、
もちろん人によって感じ方は違いますし一概には言えませんが全く延命さえも手立てが無いと言われるのは
やはり辛いと思うのですが、、、あくまでも個人的見解です。
ただ病は気からとも言いますし又残りの時間を暗い顔で過ごしてほしくないので少しだけ希望を持たせる為に
私は父にそのように言いました。
結局、効果が有るか無いか解らない高い健康食品系に手を出していますが
父はこれのおかげで進行が少し遅くなってるのかもと思い込む事で「何もしていない」と後悔せずに
すむようで、少し精神的に楽になったようでした、、、もちろん辛くないはずはないですし、、、本人でないのでわかりませんが、、、
私は健康食品業者では無いですし、高い物をわざわざ使う必要もあるとは思いません。
ねっとで探せば「マイタケを普通に調理して食べるだけで抗癌作用が、、」みたいな記事が見つかると思うんです。
そんな感じの物を見せてあげて、それを使った奥さんの手料理をたべさせてあげて、きっと一日寿命が延びたよ!一日でも長く一緒にいよう。って言いながら
有意義に過ごさせてあげたいと私は思います。
ごめんなさい、うまく言えませんでしたが薬以外にも残された時間を少し長くする方法があるから
それをしながら、有意義に過ごそうみたいな事をご主人に言えればと思いまして・・・。

266 名前: 山口 投稿日:2002/10/14(月) 22:45
↑省略されてしまって、丁度へんなとこで省略されてるので
一瞬悪徳業者かと疑ってしまいそうですが、決してちがいます。
疑った人は最後まで読んで下さい。違うことが解るので、、。
ていうか板汚してますね。ごめんなさい。

267 名前: たいへんだ 投稿日:2002/10/15(火) 11:42
とうとう出た。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/02_10_15.html

268 名前: 貼ります 投稿日:2002/10/15(火) 12:44
 イレッサ錠 250(ゲフィチニブ)による急性肺障害、間質性
肺炎についての緊急安全性情報のお知らせ:
2002年10月15日

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:マ
ーティン・ライト)は、本日、イレッサ錠 250(ゲフィチニブ;以後本
剤)による急性肺障害、間質性肺炎について緊急安全性情報を発
出します。

間質性肺炎に関しては既に添付文書の重大な副作用の項に記載
されています。しかしながら、本年7月16日の本剤市場導入後、多
くの患者の皆様がイレッサによる治療を開始されるに伴い、死亡例
を含む急性肺障害、間質性肺炎の症例報告が増加してきました。
当社は、現在までに集積された症例を検討した結果、稀ではあっ
ても、本剤が急性肺障害、間質性肺炎を引き起こす可能性を排除
できないと判断しました。急性肺障害または間質性肺炎を発現した
患者の皆様が迅速に診断され、適切に治療されることが重要です
ので、緊急安全性情報を発出するとともに、添付文書の改訂もあ
わせて実施します。

急性肺障害および間質性肺炎は、診断が困難であり、肺がんに合
併する症状との鑑別が難しい疾患です。更に、病因としては、感染
症、放射線療法、薬剤、高濃度酸素療法およびこれらの要因の組
み合わせが考えられています。また、急性肺障害、間質性肺炎お
よび類似の症候が肺がん患者に発現することが知られています。
従って、医師、薬剤師にこのリスクを十分理解していただくと同時
に、本剤による治療開始前にこのリスクについて患者さんにも的確
な情報提供していただくことが重要と考えます。

本剤は現在までに世界中で30,000例以上に投与されており、急性
肺障害、間質性肺炎の発生頻度は0.2%から0.4%と考えられま
す。(今後本剤の服用患者が増えるに従い、より正確な発生頻度
を示すことができると考えています。)この発生頻度は、肺がん治
療に用いられる他の薬剤に比べ、高い数値ではありません。

本剤の適応症は進行非小細胞肺がんという殆ど治療の選択肢が
ない疾患ですが、本剤は当該患者の皆様にとって有効な忍容性
の高い治療薬です。事実、本剤市場導入以降多数の著効例が報
告されていますが、その他の重篤な副作用に関しての報告は極め
て少ない状況です。

アストラゼネカは、今回の緊急安全性情報ならびに添付文書の改
訂によって、本剤がより適正に使用され、患者の皆様の利益が最
大化されることを確信しております。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/02_10_15.html

269 名前: 新参者 投稿日:2002/10/15(火) 13:53
安全情報ありがとうございました。
けれども、ここで皆様に行動していただきたいことは、社会の公器と自任している大新聞社に厚生省が危険な抗がん剤をスピード承認したせいだというような社説を載せないようにメール等でわれわれの状況を伝えることだと思います。
イレッサを飲んでいるものは遅かれ早かれ「肺がんによる死」が待っていること、いれっさによってここの掲示板でも載っているし、各種のメディアでも取り上げられているような副作用が比較的少なく効果が出ているものが2割くらいはいること、わずかな可能性にかけてイレッサ以外の苦しい治療を受けていることを伝えるべきです。
そうしないと、また、新聞のことですから厚生省が血液製剤によるエイズ事件のような扱いにしてしまう可能性があります。
7000/16の危険性と7000/1400の幸せと考えさせないと下手をすると承認取り消しというとんでもないことになりかねません。
また、肺炎に関しては十分医療機関が経過観察をしていればふせげることだとおもいます。
私はこの記事を見て報道機関がする報道の仕方に危機感を持っています。
皆さん、是非とも報道機関各社や厚生省にイレッサの必要性のメールをうっていただきたいとおもいます。
2割の方の人生に関わることです。
よろしくおねがいします。
私の母には大変効果がありました。

270 名前: ワンチビ 投稿日:2002/10/15(火) 19:59
ドキッとする内容で、驚いてしまいました。
死亡例なんて言われると、怖くなります。
母には、イレッサは効果があり喜んでいるのですが、上記の副作用は結構飲みだして早い段階で出て来た方が半分くらいのようですね。
じゃあ、あと残りの方は・・・??
母は、飲みだして半年が過ぎました。長期投与と言えるの期間かどうかはわかりかねますが、肺がんとの診断当初は、余命約半年と言われましたので、診断後1年を経過し、元気で過ごせていますのでイレッサのおかげだと思っています。
今後、どのような症状が出てきたら要注意で病院へ走らなければならないのでしょうか?

271 名前: maron 投稿日:2002/10/15(火) 23:02
山口様 メッセージありがとうございます。
私もかなり悩み、言葉を慎重に選びながら、イレッサの中止について
話をしたつもりですが、残酷な内容であったことには変わりありません。
主人は、副作用の爪の膿みと顔の湿疹が良くなったら再開したい、
きっぱり止めるいう気持ちにはまだなれないが、
とりえず休止ということで考えたいとのことでした。
最終的には本人の気持ちで決めることなので、
副作用の経過をみながらじっくり考えて、と今日話してきました。
イレッサ服用開始と同時に止めていた健康食品をまた飲み始めました。
今まで毎週末には外泊許可で帰宅していますが、
辛そうに寝ていることが多かったので、
モルヒネによって痛みが緩和され、自宅で笑顔で過ごせる日が
多くなることを願っています。
主人の不安な気持ちを子供達と一緒にフォローしていくよう
努力したいと思います。

272 名前: ぺがさす 投稿日:2002/10/16(水) 01:32
はじめまして。
ずっとROMっていました。
41歳の彼が肺扁平上皮ガンで闘病しています。
脳に転移がありますが、全脳照射で症状はおさまっています。
しかし、主治医から化学療法も放射線ももはやできないとの
厳しい内容の説明を今月はじめに受け、
先週はじめからイレッサにすべてを託しています。
本人の体力の消耗が激しく、
また、この掲示板では、扁平上皮ガンの方でイレッサを服用されているお話がない様なのと、
おまけに今日のテレビ報道です、
きつい副作用があらわれませんように、効果がありますようにと、祈る毎日です。
先週、今週と丸2週間服用したところで、効果判定を行うようです。
効果があってほしいです。




273 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/16(水) 08:47
投与後、胸部のエックス線検査を十分に行ってもらいましょう。
安易な服用は控えましょう。

274 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/17(木) 17:10
ぺがさすさんこんにちは。
私は、扁平上皮がんで約2年4ヶ月化学治療をしまして
9月28日よりイレッサを服用しています。
今現在乾燥肌とニキビのような吹き出物が出ているだけです。
先日、検査をして頂いたら腎機能が少し低下しているだけで、
何の問題もないと診察されています。
しかし検査だけは、しっかり受けてください。


275 名前: ワンチビ 投稿日:2002/10/18(金) 11:15
アストラゼネカ社HPより
イレッサ錠250(ゲフィチニブ)による急性肺障害、間質性肺炎についての緊急安全性情報のお知らせ(追加)
遅くなりましたが、患者およびご家族の皆さまのために、フリーダイヤルを設置しましたので、ご利用ください。
フリーダイヤル:0120-119-703


276 名前: 教えてください 投稿日:2002/10/18(金) 21:01
イレッサの効果は、服用開始直後から現れるものなんでしょうか?
開始2週間、この間明らかに病状が悪くなっている場合、今後の効果は期待できないんでしょうか?
効果の有無はいつ判断すべきなんでしょうか?

肺腺癌Ⅳ期、34歳男性です。
過去に脳転移に放射線、抗がん剤治療も行っています。
現在頚部リンパ部が増殖を初め、今月2日から17日間イレッサを服用しています
この間、病状は悪化しています。副作用はほとんどありません。
主治医は、他の治療法に切り替えを検討しています。

私としては、このまま副作用がひどくなるまで、イレッサを続けたいのですが…。

277 名前: 774 投稿日:2002/10/19(土) 18:08
イレッサの抗腫瘍効果は最も早い患者さんで、服用開始後、一週間ごろより認められます。
具体的には肺腫瘍陰影の縮小などで評価しますが、服用後1~2ヶ月たってから
CEAなどの腫瘍マーカーの上昇が鈍くなる患者さんもいらっしゃいました。(治験時)
他の薬物療法も同じですが、効果や効果発現までの期間には個人差が認められるようです。
服用17日ではまだまだなんともいえませんが、今後も病状が進行するようなら、他の化学療法を検討
することになると思います。

278 名前: 406 投稿日:2002/10/19(土) 20:24
774様
「教えてください」改め「406」です。
早々のレス、ありがとうございます。

私事ですが、転移した脳腫瘍の切除手術後でアレビアチン(抗けいれん剤)を服用しており、イレッサとの同時服用は、お互いの血中濃度を下げる働きがあるそうです。効果発現を祈っています。

ただ主治医は製薬会社の営業の方に「イレッサは現在使用量よりも少なくても効き目がある」聞いており、この2週間あまりの私の病状が進行したため、ジェムザール、ナベルビン、イリノテカン等の使用を検討しているそうです。
サリドマイドについても調べていただいていますが、厚生省が…。ってスレッドが違いますね。

できれば、ひとまず他の化学治療を行う前にイレッサの効果の確信がほしいです。

279 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/10/21(月) 23:30
既にここで議論されていますが情報として載せます。
「近畿大学第四内科教授の福岡正博氏は、「間質性肺炎が急速に悪化する例は、元々
重症な患者である可能性が高い」と指摘する。咳や呼吸困難が現れた場合は、すぐ医
療機関を受診するようあらかじめ指導する」
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/mdps/212558


280 名前: 774 投稿日:2002/10/22(火) 12:53
間質性肺炎の副作用自体は、イレッサに限らず、5-FUをはじめ、TS-1・ジェムザール・CPA・
CDDP・CPT-11・MMC・BLM・TXT・リュープリン・TAMなど他の多くの抗がん剤
に共通する副作用ですが、特にもともと呼吸器機能障害を有する肺がんの患者さんに、
このような副作用があらわれると、より危険性が高まるということで注意が必要です。

281 名前: こゆきん 投稿日:2002/10/23(水) 00:32
以前書きましたが、肺ガン3期B父が、思いっきり間質性肺炎になっています。
丁度1週間目位から熱が出てきました。
26例(うち死亡13例)とは、父は残り13例の一人・・・?もっと、いるような気もするけど・・
今日電話で聞いたら、レントゲンではいい方の肺も少し白くなって来ているそうです。
でも、お医者は別に中止するとは言わなかったみたいです。
1週間毎に検査をするみたいですが、今は薬のせいか、熱もなく調子は悪くは無さそうです。
このまま続けても大丈夫なのか心配ですが、お医者の判断を信じるしか無いですかねえ?
発疹は少しは引いたみたいだけど、口内炎が凄くて物が食べられず、痩せていくばかり・・
やはり、体力のない高齢者に強く出るのでしょうか?
もう少し様子を見たいと思います。

282 名前: perman 投稿日:2002/10/23(水) 22:57
アストラゼネカ社のHPに10月22日付で
イレッサ(ZD1839)の新しいデータが欧州臨床腫瘍学会で
発表される
という記事が載せられています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/02_10_22.html


283 名前: ららら 投稿日:2002/10/24(木) 00:10
>>281
緊急安全性情報の中に2例症例が書いてあります。
これを見てご家族自身が判断されるべきでしょう。
何日投与されたか確認していただければと思います。
一刻を争う事態かもしれません。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/iressa_drletter.pdf

284 名前: こゆきん 投稿日:2002/10/25(金) 01:04
らららさん、どうも有り難うございます。
今読みましたが、やはり異常が見られたら中止と書いてありますね。
どうして、父の主治医は続行しているのでしょうか・・・?
離れているので、不安になるばかりです。治験的に様子を見ているのでしょうか?
明日、イレッサのフリーダイヤルに電話して聞いてみようと思います。
投与は、一月半程です。症例は8日間くらいと短期みたいですね。
でも、肺が白くなっているのは徐々に悪化しているってことですよね。
一端辞めて、様子を見るのが良いような気がしてきました。


285 名前: ららら 投稿日:2002/10/26(土) 02:12
>>こゆきんさん
私は医師ではないのではっきりしたことは
言えませんが、フリーダイアルに相談してみるのが
一番だと思います。
他に息切れ・呼吸困難・咳・発熱などが現れていないか
を確認することをお奨めします。

あと間質性肺炎は所謂肺炎(感染性)のものとは全く別物です。
肺が線維化(スカスカ)をおこす病気です。
肺炎と軽く見ないほうがよいと思われます。
治療法はステロイドのパルス療法です。
EGFRチロシンキナーゼレセプターである
イレッサ由来間質性肺炎は、パルス療法が
効きにくいと聞きました。
しかしこれは文献報告がないのでなんとも
言えませんが。

しかし、イレッサは効く人には効く大変よい薬です。
こゆきんさんのご家族の方には残念ながらネガティブな
効果が出ましたが、肺癌の治療選択の幅が広がったと
いう点では意義深いと思います。

これからイレッサを何時投与してもらうのか?
どういう位置付けで投与してもらうのか?
慎重に検討して行かなければならないと感じます。

こゆきんさんのご家族の方は他の抗がん剤による治療は
受けられたのですか?
生存期間に寄与するのは現時点の文献からはやはり従来の
抗がん剤療法だと思いますので訊いてみました。

286 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/26(土) 19:39
どうなるのでしょうか?
http://www.asahi.com/national/update/1026/013.html


287 名前: YUKI 投稿日:2002/10/26(土) 21:38
大腸癌から肺転移(肺線癌)した母は1年間だけですが「TS-1」
が良く効き、まったく普通の生活を送ることができました。
「イレッサ」だけじゃないと思う。

288 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/28(月) 12:20
新型抗がん剤副作用の死者、3倍の39人に増える
http://www.asahi.com/life/health/cancer/news/K2002102700094.html
アサヒコム (10/27)

副作用被害の一部報告せず 肺がん新薬 厚労省が指導へ
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002oct/26/K20021026MKH1Z100000081.html
京都新聞 2002.10.26

<肺がん治療薬>犠牲者39人に 販売元が「過少申告」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021027-00002074-mai-soci
(毎日新聞) (26日21時46分)

肺がん薬「ゲフィチニブ」で新たに死者26人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021026-00000112-yom-soci
(読売新聞) (26日21時33分)

肺がん薬投与、死亡39人に=7月承認の「ゲフィチニブ」-企業が副作用過少報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021026-00000197-jij-soci
(時事通信) (26日21時5分)

肺がん新薬、副作用でさらに26人死亡
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20021027AT1GI01L626102002.html
NIKKEI Net 2002/10/27



289 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/10/29(火) 00:56
イレッサについてまた報道が↑に報告されています。
アストラゼネカ社の報告の仕方に疑問もありますが
基本的には前回と同じで冷静な判断が必要です。
http://www.asahi.com/life/health/cancer/news/K2002102700094.html

 ◆報告例の調査を――西條長宏・国立がんセンター薬物療法部長の話

 すでに1万人以上に使われているとすると、ほかの抗がん剤に比べて死亡率や肺の
障害の率が高いとは思えない。ただ、7月に出たばかりの薬で、長期間使った場合に
どんな副作用が出るのかは、まだデータがなく、報告された症例をきちんと調べる必
要がある。医師も患者もこうした頻度の副作用が起こりうることを十分に納得のう
え、利用しないといけない。

尚、アストラゼネカ社も最新のプレスリリースをだしています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/02_10_28.html



290 名前: 未来 投稿日:2002/10/30(水) 22:16
イレッサについていろいろと勉強させて貰っています。43歳になる
兄もず-と戦っていました。確かにイレッサも症例、症状により、
有効だと言う事がわかります。只経過を見ながら充分と注意して
服用した方が良いと思います。私達家族は、新薬に対して医者か
ら何の説明も受けておらず、兄本人から聞きました。暫くして
医者に副作用の重要性を聞き出したものの、只お腹がゆるくなる
としか返答をもらえず、私は毎日毎日兄の変化が激しい事に不安
でしょうがなかったです。もっと薬に対して知識があれば、対処
の仕様があったんでは・・・と思います。イレッサに対して、否定
はするつもりはないです。私の経験もひとつ、何か皆さんにお役に
たてば、幸いです。大丈夫、大丈夫だよ。って兄を支える事しか
できなかったけど、絶対癌という病気に負けてはいけない。前向き
に頑張って欲しいと思います。


291 名前: ぴあの 投稿日:2002/11/05(火) 15:24
母の調子はまずまずです。
イレッサの副作用では、全身のかゆみ、カサカサがかなりあります。
指先もまだひどいですが、足のかかともひどいです。
もともと冬になるとあかぎれになるのですが、
副作用もあいまって、毎日軟膏をつけたりしていますが、
布にこすれても痛いくらいにひどくかさついてあかぎれになっています。

主治医がイレッサのことをMRの人に聞いたところ、
死亡例の中には服用して何日かで、という例が多かったようですが、
長期間服用していても間質性肺炎を起こすことはあるかもしれない
とのことでした。
痰の出ないセキが出るなど、何かあったらすぐに来るようにと
言われました。

292 名前: SAKU 投稿日:2002/11/05(火) 20:40
ぴあの様
毎日ロムはしていますが、はじめましまして。
お母様のご調子、まずまずとの事よかったですね。
足がかさかさとのお話ですが、「ケラチナミン」とかどうでしょうね。
よく効きますよ。
私の母が古くなった鏡もちみたいな踵だったんですがすぐ治りました。
薬局で試供品をもらうことができると思いますので
試されたらどうでしょう。

スレ違い、
余計なおせっかいでした。



293 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/07(木) 03:19
コピペ
*****************
副作用の一つ間質性肺炎を生じた例が問題になっていますが、既往歴が少しずつ判明しています。
1.放射線療法を受けたことがある方
2.Bleo、Pep,MMCという抗ガン剤を併用もしくは過去半年以内に投与されている方。
この2つに当てはまる方は主治医の先生にご相談してみましょう。
勿論だからといって止める必要はありません。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5a4a5la5ca55a4nifbbanmqa4ka4da4a4a4f&sid=2000676&mid=17


294 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/07(木) 03:41
流れるでしょから、要旨を貼ります。
*****
1.まず服用しない方が良い薬、慎重 投与の薬。
H2-bloker(ガスタ-),PPI,エリスロマイシン、抗てんかん剤、Warfarin。
 胃薬の服用は気をつける。
 抗生剤の内服も注意。
 痛み止め、NSAIDは問題ない。
2.下痢、発疹、皮膚乾燥が多く50%以上。
 それぞれ対処は対症療法(ロペミン+半夏瀉心湯、セルテクト+DEX、ザ-ネ軟膏など)
3.比較的少ないが、要注意の副作用。
 口内炎、爪の変色、食欲低下、全身脱力感、眼の炎症などです。
 それぞれ10-20%程度。
4.グレ-プフル-ツ類は食べない事
5.デパゲンRとイレッサの併用
  デパケンはIressaとの併用で薬物血中濃度が低下する可能性があるため、薬物血中濃度を測定

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5a4a5la5ca55a4nifbbanmqa4ka4da4a4a4f&sid=2000676&mid=1&type=date&first=1

295 名前: 連絡を取ろう 投稿日:2002/11/07(木) 03:42
**************
「イレッサの副作用の詳細な情報を希望する方はnored22先生に連絡してみてください、
先生は無料で情報提供する用意がある」と仰っております。
**************
との事。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=4ba4nam9gbepjs8r49&sid=2000676&mid=1006

296 名前: ぴあの 投稿日:2002/11/07(木) 20:56
SAKU様
ありがとうございます。
「古くなった鏡もちみたいな踵」とは! まさにそれです!!
ケラチナミンコーワ軟膏ももらってつけていますが、
母の踵はしぶといです。

体中カサカサですが、背中は日焼けした後みたく、一皮むけました。
体には風呂あがりにローションをつけていると、だいぶかゆみは
押さえられているようです。
主婦なので、家事で水仕事をする時、指が痛く大変ですが、
軟膏をたっぷりつけて綿手袋をして寝ています。

297 名前: SAKU 投稿日:2002/11/07(木) 22:08
>ぴあの様
ケラチナミンコーワ軟膏でもだめでしたか…
ケラチナミンクリームには10%と20%(尿素の量)があり、
20%のが良く効きますが、ケラチナミンコーワ軟膏とはちがうのかなあ
なんか役立たずで申し訳ないです。
父が放射線治療をした時に背中の皮がむけて、痛痒くて大変でしたが
そんなかんじですか?

これから寒くなって乾燥していくと大変ですが
どうかいたわってあげて下さい。
なにか効果がある物が見つかるといいですね。

副作用が少なくて済むと聞いていたイレッサも
なかなか悩ましいですね。


298 名前: ぴあの 投稿日:2002/11/08(金) 21:36
SAKU様
うちのケラチナミンも尿素20%でした。
いろいろありがとうございます。

今日、もっとショックだったのは、先月マーカー(CEA)が
200くらいから80くらいに下がったのに、
今回はまたマーカーが150くらいにあがっていました。
イレッサを服用して3ヶ月。
調子は本当に悪くないし(カサカサやあかぎれ以外は)、
医師も「イレッサが効かない細胞があるのだろうか?」
というような感じで、首をひねっていました。
まあ、様子を見ていくしかないようですが、心配です。

299 名前: わら 投稿日:2002/11/09(土) 07:38
こんにちは、久しぶりに書きこみします。
私は、イレッサを飲んで、9ヶ月になります。毎年インフレエンザ
の予防接種を受けているんですけど、イレッサを服用しながら
注射を受けてもいいのでしょうか?誰か知りませんか?教えて下さい。

300 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/09(土) 09:06
問題ないでしょう。

ワンチビさんのフリーダイヤルの情報は役立つでしょう
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=1005135265&st=113&to=113&nofirst=true

301 名前: ぴあの 投稿日:2002/11/09(土) 16:25
わらさん、お加減はいかがですか?
インフルエンザについてですが、うちの母は大学病院と町医者にかかっていますが、
両方の医者とも、注射する分には問題ない、とおっしゃっていました。
念のために、主治医の方とご相談されてから受けてはいかがですか?


302 名前: わら 投稿日:2002/11/09(土) 17:01
300さん、ぴあのさん、情報ありがとうございます。
体の調子は、頭のテッペンから、足の先まで、かゆくてたまりません。
かゆみは、はんぱじゃありません。あまりに辛くて、眠れない
時は、ウナクールとか、「スッーーー」とする、メントール系
の薬を塗ります。病状の方は、今の所、維持していますが、
心の方は、ボロボロです。小さな子供たちの事を、考えると、
辛いです。診療内科にも通っています。

303 名前: なべぶた 投稿日:2002/11/09(土) 18:07
初めて投稿します。
82歳の父は、3月の人間ドックで肺癌(右上葉肺門部扁平上皮癌ステージ3のa)が見つかり、
肺機能が悪く手術不能の為、4月から放射線治療を31回行い退院したのですが、
先の診察・検査(ペット)で入院時と同じくらいのブドウ糖の集積部分とその裏側にも、
新たに集積場所が写っていました。
それで、イレッサ飲み始め4Wたったのですが、一時鼻がお茶の水博士みたいになっていた。
2W前に病院からもらったレスタミン軟膏と飲み薬が効ををそうしたのか、大分治まっては来ているのですが、
頭の中の発疹と口内炎、そして鼻孔内の出来物が辛いと言っています。
来週が通院日なので、薬を処方して頂こうと思っていますが、
既に処方して頂いて使っている方はいらっしゃるでしょうか。


304 名前: ぺがさす 投稿日:2002/11/12(火) 20:03
272に書き込んだ41歳の彼が扁平上皮癌のぺがさすです。
闘病の末、11月10日に亡くなりました。
イレッサを飲んで1ヶ月でしたが、
生前はきつい副作用もなく、
病理解剖の結果、鎖骨上リンパと脳の転移巣に、
イレッサの効果が認められたそうです。
もっと早くから服用できていたなら・・・と思うと、悔しいです。
現在闘病中の方々にイレッサの効果がありますように
お祈りいたします。

305 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/13(水) 01:07
そうですか。。。

もっと早く…ですね。
ご冥福をお祈りいたします。
彼との思い出を大切にしてください。

ぺがさすさん、気をしっかりお持ちください。

306 名前: 新参者 投稿日:2002/11/14(木) 21:28
きょうのNHKの7時のニュースで肺炎の原因はイレッサが癌細胞だけでなく、上皮細胞まで攻撃することが原因であると放送してい ました。
また、原因がはっきりしたことで肺炎での死亡例はかなり減るであろうと原因を解明した研究者(大 学名を聞き逃してしまいました。)が発言しておりました。
一安心ですね。

307 名前: heankyo 投稿日:2002/11/14(木) 22:03
ぺがさすさん よく思い切って発表してくれました。
ご冥福お祈りします。
もっと早くから服用できていたなら・・・は、実感がこもっていて、
同病のわれわれに、勇気を与えます..ありがとう。
過度に、お力落としのなきよう。。

308 名前: hr 投稿日:2002/11/14(木) 23:10
>306
ここで、見れますね。
http://www.nhk.or.jp/news/2002/11/14/k20021114000191.html#


309 名前: ワンチビ 投稿日:2002/11/16(土) 13:57
>306さん
東京女子医大が21日か22日の学会で発表するそうですね。
マウスでの実験結果らしいです。

>ペガサスさま
ご友人のご逝去、謹んで冥福をお祈りいたします。
「もっと早くから服用できていたなら・・・」
本当に残念なことです。
イレッサは異例の早さで承認されたとは言え、待ち望んでいた患者や家族にとっては、それでも長い期間待った気がします。

ペガサス様、寒さに向かいます折、風邪などお召しになりませんよう御自愛ください。




310 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/18(月) 09:36
今日の読売新聞3面に、イレッサのことが掲載されています。
副作用情報が22人ではなく69人であった事、死亡例も11人でなく27人分を入手していた事などが書かれています。
残念な気分です。
このことにより、新薬承認の壁が高くならないか、心配です。


311 名前: 310 投稿日:2002/11/18(月) 15:44
毎日新聞でした・・・
すいません。

312 名前: その1 投稿日:2002/11/19(火) 12:25
>>310さん、ありましたよ
****
イレッサ副作用:過少報告 問われる企業モラル
 企業モラルを疑うような出来事が、今度は製薬会社で起きた。大阪市北区のアストラゼネ
カ社が7月に発売した肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)の副作用数を、厚生
労働省に過少報告していたのだ。ちょうど国会では、医薬品の安全対策部門の一部を独立
行政法人化する法案が審議中で、「医薬品の安全性強化に逆行する」と批判を浴びてい
る。ア社のケースを“警鐘”と受け止めなければ、薬害根絶は望むべくもない。 【須山勉】
 ■情報隠して3分の1に過少報告
 問題の経過を関係者の話をもとに再現した。

 10月15日 午前11時10分、厚労省医薬局安全対策課とアストラゼネカ社が緊急の記
者会見を開いた。投与された患者26人(うち死亡13人)に肺障害の副作用が起き、このう
ちア社が受けた報告は22人(同11人)と発表。ア社は医療機関に「緊急安全性情報」を配
布して注意を呼びかけた。
 同25日 午後3時半すぎ、ア社の担当部長ら4人が「15日以降の状況をご説明したい」
と安全対策課を訪問。同課の池田年仁・安全対策企画官らは提出された数枚の資料を見
て、驚いた。「なんですか? これは」

 15日の時点でア社が把握していた副作用情報が22人から69人に修正され、死亡例も1
1人ではなく27人分を入手していたことが分かった。池田企画官らは早急に正確な数を公
表するよう指導した。

 同26日 午後3時45分からア社が厚労省で会見した。マーティン・ライト社長は冒頭、15
日以降の経過を説明したが、15日の時点で69人の副作用情報を把握していた事実は伏
せた。同省の黒川達夫・安全対策課長が席上、「69マイナス22の部分が、私どもにお話し
がなかったことは極めて遺憾で、残念」と発言し、初めて過少報告していたことが明るみに
出た。

313 名前: その2(ここまで) 投稿日:2002/11/19(火) 12:26
■規則上、罰則なし
 新しく開発された医薬品は通常、有効性や安全性を確認するため、ヒトへの試験(治験)
が行われたうえで、承認される。治験は高齢者や持病を持つ患者などを対象としないため、
市販後に新たな副作用が発覚することは珍しくない。問題は副作用をいかに迅速に把握・
報告し、安全対策に結びつけるかだ。

 薬事法施行規則は、使用上の注意から予測できる副作用で患者が死亡、重症になった
場合、それを知ってから30日以内の厚労省への報告を製薬会社に義務付けている。

 ア社によると、10月15日に公表した22人分は、30日以内の報告期限が迫っていた。残
り47人分は期限まで間があったうえ、患者の性別や副作用の症状程度しか分からないケ
ースも含まれていたため、さらに情報を集めてから報告しようと考えたという。ア社の加藤益
弘副社長は会見で「30日以内の報告という意味では、過少申告ではなかった」と釈明し
た。

 しかし、別の製薬会社幹部は「死者が増えた場合は、情報が不十分でも報告するのが普
通」と言い、厚労省の黒川課長も「30日以内というのは、知ってから30日目に報告しろとい
う意味ではないのだが」と首をかしげる。新薬のイメージダウンを最小限にとどめようとしたと
の疑念はぬぐえない。

 同規則はまた、副作用の発生頻度が予測できない場合の報告期限を「15日以内」と定め
ている。厚労省の調査でこれに違反したと判断されても罰則はなく、行政指導にとどまる可
能性が高い。

■独立法人化、薬害根絶に逆行
 「とにかく早く薬を承認し、早く使おうという発想は非常に危険だ」

 薬害に詳しい東京都立北療育医療センターの別府宏圀院長は警告する。 イレッサは、
医薬品の優先審査制度の適用を受け、申請から5カ月でスピード承認された。発売から4か
月間に推定で約1万4000人の患者が使用し、今年発売された医薬品の中で最も注目さ
れている。別府院長は「イレッサは世界で初めて日本で承認され、未解明の部分も多い。製
薬会社からの報告を待つだけでなく、厚労省が監視を強めるべきだ」と指摘する。

 薬害エイズなどで製薬業界との癒着が指摘された旧厚生省は5年前、薬務局内に同居し
ていた医薬品の安全対策と業界振興の2部門を切り離した。

 ところが、臨時国会に提出されている「医薬品医療機器総合機構法案」が成立すると、安
全対策の根幹となる副作用報告の収集業務が04年4月から独立行政法人に移行される。
法案は、製薬会社から職員を採用することも禁じていない。ある製薬会社の副作用報告を、
その社に籍を置いていた職員が受け付ける事態も想定され、公正さが懸念されている。

 法案は週内にも衆院を通過する見通しが強まっているが、大阪HIV薬害訴訟原告団の花
井十伍代表は「過去の薬害を見ても、医薬品の安全対策は国の責任で行わなければなら
ないことは明らか。製薬会社の社員がなれるような法人に請け負わせることを認める法案な
んて、とんでもない」と、薬害根絶に逆行する独立行政法人化に憤りを隠さない。

 医薬品副作用報告制度

■ことば
 67年に発足。製薬会社や医療機関に厚生労働省への副作用報告を義務付け、その内
容をもとに「使用上の注意」の改訂や販売禁止などの対策を取る。昨年度の報告数は製薬
会社からが2万2451件、厚労省が医療機関から直接入手した分が4094件。

[毎日新聞11月17日] ( 2002-11-17-23:59 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20021118k0000m040113000c.html

314 名前: ぶん 投稿日:2002/11/20(水) 12:43
はじめまして。
父が肺がんで色々こちらで勉強させていただいてます。昨日イレッサを飲み始める為の
検診に出掛けて、骨への転移が見つかり即入院となりました。体力が弱っていたせいも
あるのですが・・・。イレッサもあきらめて下さいという医師の言葉にがっかりしている
所なのです。末期とはいえ、試す事もできないものでしょうか。どなたか教えて下さい。

315 名前: heankyo 投稿日:2002/11/20(水) 18:33
イレッサ服用を10月上旬でとりあえず中止しました。大方の服用者と同じように、体じゅうの湿疹
に悩まされ、特に中止の決め手となったのは、舌先の湿疹でした.たんせきなどの改善が進んで喜
んでいた矢先の40日目の服用中止ですから、大変残念でしたが、やむおえません.
副作用がだいぶ和らいできた服用中止から約40日目の11月18日に京大にての胸部CT造影撮影の結
果は、腫瘍の明らかな縮小(70%くらい)がみられ、京大のN助教授(放射線科)も、このCTフィ
ルムを借り受け、その日の夕刻受診の自宅近隣の主治医も新薬の効き目に目を見張っておられた。
新聞などでこの新薬の副作用が大きくとりあげられる中で、副作用による服用中止患者としては、
胸部CTなどで間質性肺炎の有無を検討してもらい、OKがでたなら出来るだけ早くイレッサの
再服用を実行したいものです.



316 名前: perman 投稿日:2002/11/20(水) 23:41
>>314のぶん様
お父様のこと、心中御察し申し上げます。
私自身はお教えするものをもってはおりませんが、お父様のことを
もう少し詳しく書かれた方がいいと思います。
年齢、癌の種類、骨転移の場所、これまで受けてきた治療etc.

317 名前: ぶん 投稿日:2002/11/21(木) 06:28
早速ありがとうございます。
昨日は気が動転していました。
私の父は68歳で、3年前に肺ガンの早期発見で左側の上の肺を取りました。その後1年位たってから
声が出なくなり、右の肺に再発がわかりました。放射線治療を受けたのが今年の6月で、その頃から
体力がみるみる落ちていくように見えました。現在は肺の中に小さな癌が散らばっている状態で、詳しく
判らないのですが、医師の説明では「大細胞癌」ですという事でした。あまり教えてくれない病院です。
骨転移の場所は腰のあたりだということです。近い内にまた医師に説明をしてもらおうと思っています。
現在は末期です。という素人には至って明解な答えばかりなので、こちらも勉強してから行ってみます。
また報告させていただきます。
perman様ありがとうございました。

318 名前: ぴあの 投稿日:2002/11/30(土) 22:33
母が昨日・一昨日と2~3分の右手足のしびれを訴えたため、
急遽病院へ行き検査をした結果、脳に数カ所転移が認められました。
浮腫もあり、その腫れを引くために入院して安静にし、
薬(プレドニン?)を服用することになりました。
その後、放射線治療も様子を見ておこなっていくようです。
母にはイレッサが効いているため、イレッサの服用は続けます。
イレッサと放射線の併用は大丈夫でしょうか?
レス違いですが、脳転移は、大丈夫なのでしょうか。
どうなっていくのか、とても心配でなりません。

かゆみの方は、毎日たくさんの軟膏をつけることで、
だいぶおさまるようです。

319 名前: 774 投稿日:2002/11/30(土) 22:45
イレッサの治験段階でも、脳転移に対し、ガンマーナイフを併用
されていた方が大勢いらっしゃいました。だいじょうぶだと思います。
放射線治療後の脳浮腫に対する治療も併用されていくことになると思いますが。

320 名前: Aki 投稿日:2002/12/01(日) 01:47
初めて書き込みします。 私の書き込みはイレッサについて初の
悪い情報になるのかも知れません。 ・・決してイレッサを服用されて
いる多くの方たちへの不安を煽ったりするのが目的ではありません・・
私の娘は31才で、今年8月25日よりイレッサの服用を始めて10月2日まで
毎日続けて服用していました。
10月3日の外来診察の日に、レントゲン写真に肺炎のような影があるので・・
との事で緊急に入院となり、翌4日には鼻からの酸素マスク、次の5日には
口、鼻からの酸素マスクがかかって、入院4日目からは自呼吸が難しいまでに
なり、入院の2週間目、10月17日苦しみながら、泣きながら天国へと
旅立って行きました。 その、入院の2週間の間は主治医の説明はカリニ肺炎か
結核では・・などといっていましたが、10月16日の新聞報道でイレッサの記事が
出ると、「イレッサの副作用の疑いがあります。」との説明に変わり、
でも次の日には娘は亡くなってしまいました。
2週間の間、毎日・毎日、娘が言う言葉は、『ごめんね、ごめんね、心配かけて
ごめんね。・・頑張る!でもミー子頑張る!と言い続けていました。
最後には、苦しいよ~。苦しいよ~。と泣きながら、横になれずに座ったまま
息をひきとりました。』
娘は自宅療養しながら、月に4~5回は彼氏とデ~トしたり、家族で食事に出掛けたり
しながら、最高の薬・・(イレッサ)・・を信じて、そしてそのイレッサの副作用で
亡くなりました。
このイレッサは、沢山の肺がんの患者のが希望と期待を持って服用し、確かに効果は
間違いなく大きくて、画期的な新薬である事は疑いもない事実です。
しかし、このイレッサの副作用で苦しみながら亡くなっていった沢山の人達が
居る事も・・・これも事実なのです。
医者に疑問を正しても、又、アストラゼネガ社・厚生省に問いただしてもコメントは
同じで、『亡くなられた事に対しては気の毒ではあるけれど、効き目があって
助かっている患者さんが沢山いるのも事実なんですよ。』との回答。
亡くなった人達は、気の毒?な人間なのでしょうか???????
単に、運が悪かった・・・だけの事で済まされる娘が可哀相でなりません。
この薬は、本当に怖い薬なんですよ。細心の注意は必要です。
今・私は、イレッサの副作用で亡くなられた方を探しています。
情報ほお願いします。

321 名前: Aki 投稿日:2002/12/01(日) 20:44
12月1日、イレッサの副作用で亡くなった娘の事を書き込みしました
Akiです。 私の娘と同じようにイレッサの副作用で苦しみながら
亡くなって行かれた方のご家族なり、知り合いの方達を探しています。
情報をお願いします。

322 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/03(火) 17:41
本日22時よりNHK教育のETV2002で
「いま注目の肺がん新薬・スピード承認の波紋」
が放送されます。
詳しくは、以下のURLで。イレッサの事です。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/week/2002/12-1/week.html#2

323 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/03(火) 19:10
今週号の週刊現代(2002,12,14号)に紹介されていたURLです。

「副作用」「薬害」の過度の報道により、イレッサを潰してはいけません。

イレッサの副作用に関するマスコミ報道にたいする声明文
http://www.h3.dion.ne.jp/~smiura/keika/iressa.html

324 名前: Aki 投稿日:2002/12/03(火) 20:08
今週号の週刊現代に紹介されていた・・・の記事についてでは、
私個人としてただただあきれるばかり。
『大きな事をなすには、又は世の中のためになる大きな事業をなす
ためにはほんの一握りの犠牲は仕方のない事・・と解釈できるのでは?』
このような記事なり、コメントが書けたり発表できる人達は本当に幸せで
良いですよね。イレッサの副作用で亡くなった人達にはなんのコメントも
出せないのですから・・・
例え、どのように優れた薬であっても、それが沢山の人達の為になると
しても、『人柱?みたいな犠牲があってはならないのですよ。断固として!』




325 名前: こげや 投稿日:2002/12/03(火) 23:11
Akiさん。辛い気持ち察します。地方の県立病院で呼吸器外科をしている者です。
間質性肺炎の可能性がありますよね。治療抵抗性ですし。ただ、娘さんの病名
(非小細胞肺癌でしょうけど)や、その病状についての記載がないのでコメント
しようがありません。
思い出すのも辛いでしょうがもしよろしければおしえてください。
現在私の患者さんも4人が服用中です。Akiさんのためにも、患者さんたちの
ためにも無関心ではいられません。


326 名前: 大学病院医局 投稿日:2002/12/03(火) 23:49
残念ながら100人中1人がある抗ガン剤の副作用で死んでも100人中50人に効果があり全体として治療成績が上がれば抗ガン剤としてはそれでよいのです。運不運は誰にでもあります。諦めるのが妥当です。残酷な言い方ですが医師はそうした感情論には耳を傾けません。あなたの身内が死んでも残りの患者さんが助かればそれでよいのです。その程度の事でイレッサを中止するわけには行きません。私の医局では50人以上使用していますよ

327 名前: こげや 投稿日:2002/12/04(水) 00:23
>>326大学病院医局さん。iressaはfirst lineでは使用しない
ですよね。ですから、何となく使ってみたいではなくQOL改善
など目的を持って服用していると思います。たとえ10人に1人
の副作用出現であっても効果を信じて服用している。
よってこの場合の問題はしっかりしたインフォームがあったか
ということと、IP出現時の対応がどうだったかではないでしょ
うか。そのためにもAkiさんのケースはどうだったのかを検証
するひつようがあるのでは。

328 名前: Aki 投稿日:2002/12/04(水) 01:20
こげやさん、さいたま県在住のAkiです。
貴方が「呼吸器科の専門医」との事を信じて書き込みをしています。
正直・娘が発病してから以後、病院の先生や一部の看護師さんが
信じられなくなってしまいました。
しかし、あなたの書き込みの文字の中に、・・私の患者も服用中・・
に他人事ではないとの思いで信じてみる気でコメントしてみます。
・こげや(先生)、あなたは・このイレッサの副作用で亡くなって行った
患者のその臨終の一部始終をご存知でしょうか? 又はどなたかに
聞かれた事はございますか?
もし、ご存知ないのでしたら調べてみられるのも先生の患者さんの
ためになるのでは・・と思います。
この・イレッサの副作用での死亡・は殺人に等しきもので壮絶な
苦しみを味わいながら死んで行く・本当に恐ろしいものなのです。
(それぞれの患者の年齢によっても、又・その時の体力によっても
多少の差はあるでしょうが・・・)
主治医も看護師も手の施しようもなく、楽になる薬があるけど
打ちましょうか?と呼吸が出来ずに苦しむ娘に何度か尋ねたのみで、
(もちろん、モルヒネですよね)
娘はこのモルヒネを拒否しつづけて「楽になる薬って死ぬって事でしょ?」
と絶え絶えの苦しい呼吸の中・泣きながら拒否し頑張り通しました。
その結果・・横になる事も出来ずに座ったまま死んで行きました。
この状態は副作用ではなく、殺人に等しいものです。
・・この薬はどのように副作用に気を付けて服用したとしても
其々の患者の状態によって突然に症状が出て・・後は治療法もなく
苦しんで亡くなって行くか、塩酸モルヒネで自呼吸停止とするか、
しかないのでは???
**娘の病名は、非小細胞肺ガン(原発性肺ガン)で発症から死亡までは
一年四ヶ月です。 2~3の病院を経て日赤にて入院・治療を受けて
居ました。娘・本人に告知したのが昨年の12月で、明けて今年のはじめ
から抗がん剤の投与をうけました。
主治医の診断書によりますと、『一時安定していたが、多発脳転移を生じ
平成14年8-9月に全脳照射、その後10月、急性肺障害を起こす。』
と診断書には記されています。(イレッサの服用は8月25日開始・10月2日
までです。)
主治医の人柄か、後々のためにかは解りませんが、診断書のその他の項目に
「抗がん剤・イレッサ・による肺障害の可能性あり」と記されています。
国立級の大きな病院でも、その主治医はイレッサの患者は娘を含めて
3人と言っていました。故に製薬会社のデータを一方的に信じるしか
ないのでしょうが、副作用に関しても顔から頭にかけて皮膚のカサカサ、
肝臓障害があるかもしれない、と・・この程度の説明でした。
でも、この主治医を糾弾する思いはなく、ただ・ただ、『肺ガンだから
仕方ない事・他の人達のため誰かが人柱的な考え方』に抗議と反発を
意思表示していくものです。

329 名前: Aki 投稿日:2002/12/04(水) 01:58
意見と考えは誰にも平等にあるものを認識できないとは・・
本当に医療従事者ともおもえませんね。お気の毒に・・・

330 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/04(水) 02:20
>>328を読みました。
なんとお言葉をかけてよいものか…
大切な娘様を最後を見取られたAkiさん、御家族のお気持ちを思うっただけで
辛くなりました。
ありきたりですが、Akiさんの娘様のご冥福をお祈りいたします。

Akiさん、お怒りなのはわかりますが、
「私怨」になってはいけないですよ。
そしてここには、不安ながらも「イレッサ」に救いを求め、
服用されている方もいるのです。

お気を悪くなさらないでください。

331 名前: nored22 投稿日:2002/12/04(水) 08:04
Akiさん今日は。私は主にYahooの掲示板に多く出ていますが、イレッサの副作用のトビ主でもあります。イレッサの副作用についての報告をFAXで皆さんに送付しています。よろしければどうぞ。それから大学医局さん、私もイレッサの有効性を認めていますが同様に副作用対策の必要性も認識しています。おそらく日本でもっとも早く副作用情報を患者さんに送信できたと思います。あなたもそれぐらいの努力すべきでは?

332 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/04(水) 17:09
Akiさん、はじめまして。Akiさんに対しては厳しい意見を述べさせていただきます。
私の父親は肺癌で現在イレッサを服用しております。
父親はこれまでに放射線治療を受け、効果がありがんが縮小ました。
といっても今後、転位の可能性は少なくはないと思いますし、
転位しなくても限りある命と考えるのが妥当ではないかと思います。
その後の治療はリスクとベネフィットを考え、
既存の抗がん剤の投与はしないことにしました。
そこでイレッサの承認を今か今かと待っておりました。
父はイッレサの承認後すぐに服用をはじめました。
私は医者ではありませんが、父が肺癌とわかってから決して医者任せにせず、自分でかなり勉強しております。
間質性肺炎についてもイレッサの添付文書に最初から記載されておりました。
放射線治療でも間質性肺炎になることはあると思いますし、既存の抗がん剤でも間質性肺炎になることはあると思います。
またその割合はイレッサのほうが多いわけではないと思います。

>今週号の週刊現代に紹介されていた・・・の記事についてでは、
私個人としてただただあきれるばかり。

(私は記事は見ておりませんが、323で貼られていた声明文を読みました)

とのAkiさんの意見には私は賛同しかねます。
厚生労働省としてはイレッサを異例の早さで認可しました。
私をはじめ多くの人がイレッサの早期認可を期待しており、それにこたえるはやさでした。
今回のメディアでの報道は実状を理解していない多くの一般の人に誤った印象を与えるものであり、
そのことにより(またアストラゼネカ社の初期対応のまずさもあり)
これからでることが期待される画期的な抗がん剤の新薬の認可のスピードに影響が出ることを危惧します。
Akiさんはイレッサの認可をすべきではなかったとお考えなのでしょうか?
娘さんの癌に対して何も治療しなかったら、どうなったか。イレッサ以外の抗がん剤ならどれくらいの確率でメリットが期待でき、
その薬の出現頻度の高い副作用はどのようなものか?頻度は低くともどのような重篤な副作用が報告されているか?抗がん剤以外ではどのような治療法が考えられ、
その期待できるメリットはどのようなもので、その副作用はどうか?
Akiさんは理解しておられますか?また理解しようとこれまでにどれだけの努力をされてきましたか?
今の時代、インターネットさえつかえればその気になればかなりの専門的な情報まで手に入ります。
たとえすぐに理解できないことでも、理解しようと努力しましたか?
Akiさんがイレッサおよびそれ以外の治療法についてリスクとベネフィットを理解された上で、
イレッサに対してどう考えるかをお考えになってはどうかと提案させていただきます。
私は父親にリスクとベネフィットを天秤にかけた上で、これからもイレッサをのんでいくことを薦めていきます。
重篤な副作用がでない抗がん剤なんてこの世の中に一つもないのですよ。
Akiさんは全ての抗がん剤を否定するのですか?
イレッサに対しては重篤な副作用が全くないことを期待する向きもあったため、
その反動が出ていますが、これまでの既存の抗がん剤と比べれば充分満足のいく新薬だと思います。


333 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/05(木) 00:37
肺がん薬「ゲフィチニブ」の副作用死、81人に

 今年7月に承認されたばかりの英国製肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(商品名・イレッサ)で、81人が副作用の間質性肺炎などの急性肺障害で死亡していたことが4日、わかった。同薬は、世界に先駆けて日本で輸入承認され、高い効果が期待されていたが、厚生労働省は10月15日、同薬による副作用で13人が死亡しているとして、輸入販売元の「アストラゼネカ」(本社・大阪)に対し、医療機関に緊急安全性情報を配布するよう指示していた。副作用被害の重大さに、同薬の承認継続の是非が問題となる可能性が出てきた。

 同薬は、がん細胞を狙って効果を発揮する新しいタイプの抗がん剤で、世界にさきがけ、日本で異例のスピード承認を受けていた。

 同省によると、同薬による急性肺障害の副作用は、先月25日までに291人に上り、うち81人が死亡していた。

 同薬を巡っては、ア社が10月15日、緊急安全性情報を配布する際、副作用によって13人の死亡例があると発表していた。しかし、同月26日、ア社が同省に死亡例を過少報告していたことが判明。同日までに計39人が副作用で死亡していたことが明らかになり、同省が改めて、慎重投与を呼びかけていた。

 ア社によると、10月末までに、同薬は29万錠以上が販売され、1万4000人以上に投与されたと推計されている。
(12月5日00:14)

どんどん亡くなっていきますね...


334 名前: Aki 投稿日:2002/12/05(木) 02:40
名無しさん、はじめまして。
あなたの書き込み、読ませていただきました。丁寧な書き込みに
恐縮します。 少し補足させて頂きますと、私はこの新薬のイレッサを
否定している者ではありません。効果のある多くの人達には希望の
薬である事は事実なのです。
ただ、私が言いたいのは・・声をからしてでも叫びたいのは、希望の薬では
あっても副作用での死亡者があまりにも多すぎるのならば少し何かが
違うのでは?と言いたいのです。 明日か明後日・4~5日の内に新聞・テレビ
などによってこの・イレッサ・の副作用に関する記事が発表される筈です。
唖然としてしまうような、数の人達が副作用でなくなって居るんです。
この副作用は、一旦症状が出たら治療の方法もなく苦しんで亡くなって
行くしかないのです。・・・治療方法と慎重な上にも慎重にと・・
娘を亡くしたからではなく、このイレッサによって副作用死を経験した
家族・親だから正確に言える事なのではないでしょうか。
何度も・何度も申します。『この・イレッサ・を悪と』言っているのでは
ないのです。

335 名前: こげや 投稿日:2002/12/05(木) 04:17
>>382、Akiさん。昨日は手術だったので貴方の意見を拝見するのが遅れてしまいました。
iressaはまだ4人にしか投与していませんので幸い湿疹以外の副作用は経験していません。
急性肺障害(間質性肺炎)は既存の抗がん剤でも出現します。ただこれらの場合比較的
ステロイド治療が有効と言う点がiressaの場合と違います。つまりiressaによる間質性
肺炎はステロイドが効きにくく、さらに時には2週間くらいの早期に発現するこもある
点が特徴のようです。
他の方たちが言っているように四割くらいの人の何らかの症状緩和が得られ、
既存の抗がん剤治療が効きにくくなってからも使用できる点で有効な薬である
ことも事実です。
しかしながらメーカーで用意したiressa服用の注意を書いた最新版のパンフレットでも
このことについては触れていません。ですから服用希望している患者さんの意気込みに
水をさすかもしれませんが、主治医はiressaの薬効と副作用の事実と、すでに肺障害が
ないかの検討と、服用後の注意深いフォローに注意する必要があるでしょう。
東京で開催されたiressaの勉強会でもアストラゼネカ主催にもかかわらず、
その使用には適応などについてかなり慎重になる必要があるという結論でした。
ですからあなた方の主治医も服用については慎重であったと思います。
そこで以下の三点についてお聞きしたいと思います。
1.全脳照射をしたと言っていましたがiressa服用とどのくらいの期間重なっていたので
 しょうか。またどのくらいの線量(普通は60グレイ位)でしたか。>>全脳照射後に
 急性肺障害(この場合は、間質性肺炎ではなく肺水腫ですが)が起きることがあるので。
2.iressa服用前に既存の肺病変がないか調べましたか。
3.急性肺障害が出て入院してからの治療は?>>本当に間質性肺炎だったか?

判る範囲で良いですからおしえてください。
最後に、辛い言い方かもしれませんが多発性脳転移があったわけですから、
4期の肺癌です。お若いですしどんなことがあっても治したい気持ちが強かった
でしょうが、4期の肺癌の治療目的は症状の緩和が主なものです。
事実を受け止めて緩和ケアに徹することに納得できなかったのでしょうか?
現在入院6人、外来17人のかたの抗がん剤治療を行っています。話し合いの中で
自然な形で積極的な治療を行わない選択をしていただくことができないかと常に
悩むところです。
ご冥福をお祈りいたします。

336 名前: 106 投稿日:2002/12/05(木) 11:32
お邪魔します。
凄く気になったのですが、こげやさんの書き込みでイレッサの間接性肺炎はステロイドが効きにくいということですが、
イレッサによる間接性肺炎にかかったと分かった場合、有効な治療方はないということなのでしょうか?
うちの父の場合、9月始めにイレッサを投与し運良く効いているのですが、
9月の半ばに軽い肺炎をおこし、8月中、放射線治療をずっと受けていたのが原因ではないかという判断で肺炎の治療にあたりました。
一旦はよくなったのですが、
しかし、少し前に夜になると熱が上がり、肺からきているものと判断をし抗生物質を飲み、症状が和らいでいる状態です。

Akiさんの娘さんのお話を読ませていただきまして、ショックでした。
父の場合はいい方に転んだから良かったものの、やはり悪い方へいった場合、
スピード承認に対する疑問が出て当然だろうと思いました。
(けれど、うちではスピード承認に対して凄くありがたいと思ったのです)
ここの掲示板ではイレッサの副作用を患者やその家族が偽りのない情報を提供し、
今後副作用の問題をどうしていけばいいのかを検討できる場所だと思います。
Akiさんがここで告白してくださり、
この掲示板がより意味のあるものになっていくのではないかと思います。

こげやさんがおっしゃるように、癌治療の副作用を考えると、
癌治療を行わないという選択が選べないだろうかとも思うのですが、
(最初は父も治療を受けないというつもりだったのですが)
やはり、治療を受けていくに従って、治療を止めたら死ぬのではないかという恐怖と「生きたい」という気持ちが強くなり、
やめられなくなってしまうのだと思いました。
どちらが正解かは誰も分からないことですから・・・
ただ、どんな治療を受けるにしても受けないにしても、情報を集めて自分で選択していくことが大切だと思いました。
もっと多くの方がこういう掲示板が見れて、書き込みが出来るようになれば、
閉鎖的な医療が開けていくのではないかと思わずにはいられません。
(生意気な言い方ですみません)



337 名前: p 投稿日:2002/12/05(木) 12:03
初めまして、父が肺がんで末期です。既に間質性肺炎になっている場合、イレッサは使わない方が
いいのでしょうか?主治医の先生は使いたそうにしているようですが、データを取るための実験台になるのでは、と心配しているので皆さんの意見を聞いて、使うのを断るかどうか迷っています。

338 名前: heankyo 投稿日:2002/12/05(木) 22:15
自身が肺ガン治療中の”平安京”(64才)と言うものですが,ここには、数回の書込みをしています。
この度Akiさんの娘さんのお話を読ませていただきまして、その生々しい情報に感謝しております.
当方の場合は,前にも書込みした通り近隣の主治医(今年開業されたガン治療の経験が有る先生)
と綿密な検討をしながら、注意深く「イレッサ」の服用を8週間目に再開しています.
2日おきに1錠服用です。この板がガン患者やその家族、治療にあたって下さる医療関係者各位にとって、
Akiさんの発表以降ますます有用な場の様相を呈してきましたことを、喜ばずにはいられません。

339 名前: こげや 投稿日:2002/12/05(木) 22:53
>>336,106さん、こんにちは。iressaによる間質性肺炎は確かにステロイドが効きにくいですが
有効でないわけではないです。発症するメカニズムが通常と異なると推測されています。そして
研究も行われています。(今回の肺癌学会でも多数の報告がなされていました)
それと末期癌の治療や緩和療法においては患者さんのニーズが優先されることを考えてみても
閉鎖的な医療環境ではなくなってきていますよ。協力体制が必要です。
>>337,pさん。既存の間質性肺炎の程度にもよると思います(sp-d,sp-a,kl-6などの値は?)。
決して主治医の先生もデータを取るための実験台とは思っていないと思います。
利点と欠点についてよくお話を聞いて判断してください。
ただ、現在行われているある治療グループのiressaと既存の抗がん剤の併用療法の適応には、既存の
間質性肺炎がないこと、となっています。さらに定期的にKL-6(間質性肺炎の一つの指標)と胸部CT
を撮ることとなっています。
大事なことは、お父様がどの様に肺癌とつき合っていくことが本人にとって有効なのかと言うことです。
今の生活が大事であれば積極的に肺癌治療をしない(対症療法のみ)こともいい治療といえます。


340 名前: 新参者 投稿日:2002/12/06(金) 00:27
仕事の関係上、しばらくこのサイトを見ていない間に重大な副作用が出て、悲しい思いをされた方が多数出ていますね。
私の母(70歳 腺癌 Ⅳ期 脳と肝臓に転移)はイレッサが非常に体質に合い、副作用としては顔に非常に軽い湿疹(蚊に刺されたよりも軽い)4個出たことと足の爪が一箇所膿んだくらいでした。(治療済み)
脳の転移は小さいものを含め、60から80箇所ありました。イレッサによる治療を始める前にガンマナイフで大きいものを治療(5時間位を2回)しました。イレッサを飲んだことで肺の影はまったくなくなり脳の腫瘍も大きなものがまだ3個MRIに写りますが、小さい物はまったくなくなってしまいました。肝臓に関してもほとんど見えなくなってしまいました。CEA値は18になり現在は家で普通に生活し、旅行や趣味にいそしんでいます。
前置きが長くなってしまいましたが、イレッサの副作用で悲しい思いをなさった方がいることも確かですが、私の母のような方も多分悲しい思いをなさった方よりもたくさんいると思います。
Akiさんのご意見もわかりますが、このイレッサの副作用に関して薬害であるということになり承認取り消しということになれば私の母は少なくとも従来の抗がん剤の大変苦しい副作用を伴う治療を受けることになります。また、その抗がん剤の効果がある可能性は3割です。効果がなければ早晩、肺癌による死が待っています。また、イレッサの副作用による死は従来の抗がん剤による死の割合とほぼ同じという国立がんセンターの先生のコメント(テレビなのか新聞なのか失念してしまいました。)を見たことがあります。
私の意見はこのイレッサの副作用による死はイレッサの治療が従来の治療方法よりも危険なのではなく、十分な経過観察を行い体質に合わない場合は速やかに服用を中止し、副作用に対する治療を行い、ほかの抗がん剤に切り替えると治療が行われなかったということだと思います。
 間質性肺炎に関しても厚生労働省によると、同薬による急性肺障害(間質性肺炎のことかは不明)の副作用は、先月25日までに291人に上り、うち81人が死亡したとあるので、症状が出ても治療不可能ということではないと思います。
 私の医療機関や医療従事者に対する要望はイレッサといえども危険な抗癌剤であり十分な経過観察をしていただきたいということです。
この掲示板を読んでいらっしゃる関係者の皆様にも私の母のような効果が出ることをお祈り申し上げます。



341 名前: Aki 投稿日:2002/12/06(金) 02:34
こげや先生、書き込みが遅れてすみません。
5日の報道にもありますように、このイレッサでの死亡者の数が大幅に
増えてしまって、何とも悲しくて・残念でなりません。この様な結果が
出ないことを望みながら、このサイトへ書き込みをして来たのですが
何とも気力が萎えかけています。本当に残念でなりません。
10月16日の副作用死の報道から今日までの間・新たに亡くなられた方達の
ご冥福を祈ってやみません。
まず・こげや先生のお尋ねの件につきまして分かっているものは書いてみます。
1.の全脳照射とイレッサの服用の期間の重なりについてですが・・
 (iressaの服用・8月15日~10月2日⇔脳照射・8月21日~9月21日の全20回)です。
2.イレッサ服用前の既存の肺病変の有無は、
 (iressa服用前のレントゲンの結果では特に肺病変の話は有りませんでした。)
3.肺障害が出て入院してからの治療は、本当に間質性肺炎だったのか・・
 (緊急入院してからの治療法は→使用の薬品名などは不明ですが3日に入院してから
 15日までの間、主治医の説明はカリニ肺炎・結核を疑ってその治療をしています。
 との説明は一貫終始していました。が16日の新聞報道以後間質性肺炎の疑いが強いです
 と説明を受けました。又・死亡の後に病理解剖の件を切に望まれて後々の為になるのならば
 の思いで、その解剖の結果には→左下葉肺ガン・1500ml血?胸水・両肺びらん性肺?障害)と記入
 されています。文中に?の所は判読出来ませんでした、ご推測下さい。

こげや先生の書き込みに接していると、私自身・一時にしても医療不信に陥っていた事を少しですが
恥ずかしく思えるまでななりました。このような先生がおられる事に嬉しく思います。
どうぞ、お身体を大切にして患者さんの支えになり続けて下さい。


342 名前: こげや 投稿日:2002/12/06(金) 18:42
Akiさん。早速の情報ありがとうございます。他の医者とも検討してみます。
?のところですが、血(性)胸水とびらん性肺(臓)障害ではないでしょうか。
あくまでも?が一文字ならですが。いずれカリニ肺炎や結核なら病理組織診断で
はっきりするでしょう。ただ気になったのは、血性胸水1500mlということです。
いつから貯まっていたのか、癌性胸膜炎によるものなのか、などですが、これも
いずれ病理組織診でわかるでしょう。
医療の場合、結果からしてお亡くなりになった場合医療不信に陥りやすいでしょう。
私達も御遺族の方が冷静に判断できるまで、受け皿になることも辞さないです。
恥ずかしがる必要はないですが医療不信は解消できるといいと思います。

>>340新参者さん。iressaの効果が出ていると言うこと、よかったですね。
承認取り消し・・・に関して思い出すことがあります。
CPT-11(イリノテカン)という抗癌剤が今回と同じように副作用で20人位お亡く
なりになったという報道が数年前ありました。でもその後の研究で承認取り消し
どころか今では癌治療にとって重要な薬の一つとなっています。
事実の究明と冷静さが必要ですね。それと(従来の抗癌剤の大変苦しい副作用を
伴う治療・・・)とありましたが、4期の肺癌ですからそんなに辛くない治療も
在ると思いますが。実際、外来の抗癌剤治療のほうが入院より多くなってきています。
どんな治療でもいい点と悪い点が在りますから主治医の先生とよく相談することは
重要ですが。

ところで皆さん、今日の新聞で「イレッサ110当番」開設という記事が載っていました。
医療問題弁護団、東京HIV訴訟原告弁護団、薬害オンブズパーソン会議の三団体が企画して
いると言うことです。CPT-11の例も出しましたがみなさまと医療サイドと連携して
冷静な判断が必要でしょうが、「イレッサ110当番」皆様ならどう思いますか?


343 名前: perman 投稿日:2002/12/06(金) 20:42
>>342のレスのイレッサ110番
記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20021205so13.htm

肺がん治療薬「慎重に」


 ◆被害者の父が会見で訴え

 英国製肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(商品名・イレッサ)の副作用で81人が死亡した問題で、同薬を投与された後に死亡した女性の父親が5日午前、厚生労働省内で記者会見し、「イレッサは使い方によっては毒になる。慎重に使ってほしい」と訴えた。

 会見したのは、さいたま市在住の自営業近沢昭雄さん(59)。二女の三津子さん(31)が昨年9月に肺がんと診断され、入退院を繰り返しながら、別の抗がん剤投与などの治療を受けていた。

 その後、昭雄さんがインターネットでイレッサのことを知り、今年8月に主治医と相談して使用を始めた。10月2日に肺炎の疑いがあると診断されて再入院し、その後、急速に悪化。約2週間後の10月17日に亡くなったという。

 昭雄さんは、「使い方によっては副作用を抑えることができるはずで、製薬会社も何らかの対策を取ってほしい」と訴えた。

 



 薬害オンブズパースン会議などは、ゲフィチニブの副作用被害について実態調査を行うため、6日午前10時から、「イレッサ110番」を開設する。相談電話は同会議(電話03・3350・0607)などへ。

(2002年12月5日)

(依頼により一部修正いたしました・管理人UTAKA)

344 名前: こげや 投稿日:2002/12/06(金) 22:01
>>343permanさん。はじめまして。お父様のことご心配のことと察します。
でも、(たぶん)で上のような引用はいかがなものでしょうか。たとえ
事実であってもこの場では自由に意見が言えるように匿名さんなのですよ。
さて、あなたはこの「イレッサ」110番をどの様に考えていますか。
できれば私たち医療従事者は第一番目の協力者でいたいものです。

Akiさん。この場ではみんな同じ立場ですから、めげずにあくまで
とあるAki さんでこれからもカキコしてくださいね。

345 名前: perman 投稿日:2002/12/06(金) 23:28
>>344こげや様およびこの掲示板をお読みの皆様
ちょっと引用の仕方が悪かったと思い反省しています。
私は単純にイレッサ110番のTelが分かればいいかなあ程度の
気持ちでした。また、Akiさんのレスにこの報道が流れること
を示唆するような記述があったものですから引用しました。
別にAki様を中傷する気はなかったのですが、確かに匿名性を
なくしてしまう結果となってしまったと反省しています。

イレッサ110番についてどう考えているかといわれても困るので
すがすこしでも情報が得られるのであれば有益ではないかと思っ
ております。そこで得られた情報をどうとらえるかはその個人に
任されるのではないかなあと思います。答えになっているでしょ
うか?


346 名前: <削除> 投稿日:2002/12/07(土) 01:09
<削除>

347 名前: ○ワクユーザー 投稿日:2002/12/07(土) 01:15
他の板で、何度か登場しているものです。頭頸部癌なのですが、杯にtれんいが発見されてから、早3年。Adenoid Cysticという組織形だそうで、やや呼吸が困難になっていますが日常生活にはさほど困ってはいません。あと2年弱の命と自分では思っていますが、中学入学前の子どもに何と説明しようか困っています。秋にTS-1を試しましたが、だめでした。イレッサは原発の肺ガン患者ばかりではなく、私のような転移肺ガン患者にも意味のあるものなのでしょうか。一応腺癌のお仲間ではありますが。主治医には「ほっとくのがベスト」と言われております。日本トップクラスの国立医大の教授なんですが。

348 名前: 匿名 投稿日:2002/12/07(土) 12:25
 私は、イレッサに関連した仕事をしている者の一人です。
 イレッサが自由販売可能になった頃にこの板を発見し、以来ずっと拝見させて
もらってます。昨今ではイレッサの副作用について治験の段階からはかなり
かけ離れた間質性肺炎による死亡例が多数報告され服用されてる患者さんが
かなりのショックを受けられているスレがでてますね。
 私自身、思う事ですが、これは、やっぱり一種の『薬害』に相当すると
思っています。このスレを見る限りでは、スタートが自由販売より、相当以前
に始まってます。よって患者さん同士の活発な意見交流も見受けられ、こんなに
発売以前から情報が氾濫している、それなのに今回の間質性肺炎は副作用
欄には記載されてあったとは言え約80名程の死亡例が出て大変悲しい結果に
なりつつあります。治験の段階では高い確率の間質性肺炎は出なかったのか、
間質性肺炎は見分けるのが難しいと一般的には言われてますが、そこは日本の
医療の質の低さにあるのではないかと思います。
  イレッサは成分的には大変いい薬ですし、『期待の新薬』と評されてもおかしく
はありません。しかし、間質性肺炎で多数の患者様が亡くなられたのは大変
残念なことです。これからは、このような板を有効に活用し、これからの期待の
される新薬は隅々まで徹底した調査を施すべきだと思います。今回、イレッサ
に関係した全ての人がこのイレッサを教訓に、これから先、多数発売されようと
している『期待の新薬』を悲しい結果に導かないようにするべきではないかと
思いました。私の一意見を載せましたが、このスレを見て気分を害された方も
いらっしゃるかとは思いますが、どうか『一意見』として捉えてください。
 最後になりましたが、不幸にもこの薬の副作用で亡くなられた方と、そのご家族
の方に深い哀悼の意を示しご冥福をお祈り申し上げます。


349 名前: Aki 投稿日:2002/12/07(土) 23:24
permanさん始めまして、Akiと申します。
 あなたの書き込みされた事、私は悪意とも軽率なる中傷とも思っておりません。
 この件に関して、わざわざご丁寧なメールを入れて頂きました事却って恐縮して居ます。
 ここの掲示板で、「一つだけはっきりしていること」それは大切な家族や恋人や友人に
 ガンで闘ってる人が居るという事は共通していると思います。
 
 それぞれの人達が、愛する人を何とかしてあげたい、どんな事をしてでも治してあげたい。
 そんな思いを一杯に抱え込んで、この掲示板を開いているのではと思います。
 だから、permanさんには、中傷も悪意もないと信じられるのです。
 ただ私は、亡くなった娘の事でなにかお役に立てないものかとの思いと、娘の亡くなり方が
 余りにも異常であったために、こんな苦しみを肺ガンで闘っている人達に経験させては
 いけない。・・・そんな思いが多少の誤解を生じたり過激とも取られかねない書き込みをして
 いたのかも知れません。その点皆様にお詫び申し上げます。
 permanさんも、看病には忍耐と健康は大切ですからくれぐれもご自愛の程。
 
 

350 名前: Aki 投稿日:2002/12/08(日) 00:08
こげや先生今晩は。 permanさんの書き込みの事に関しまして、ホローして頂き
有難うございました。時間の都合で昨夜はここのサイトもメールの確認も出来なかった
のですが、permanさんからは6日付けでわざわざお詫びのメールが入っておりました。
お二方の暖かい厚意に感謝致します。本当に有難うございました。

娘が経験したことを、少しでも役に立てればと思いここの掲示板に
書き込みを続けてきたのですが、四十九日の法要も済ませた今、
振り返ってみると、こげや先生・はじめ色んな人達の書き込みに接し
一杯・一杯の状態になっている心の中の悲しみが一つづつ身体の外に
流れ出ていたのを知りました。みなさんのお陰です。ありがとうございます。

私たちは、このように少しでもネットの世界で色んな情報を集めたり助けて
頂いたり出来るのですが、肺ガンの患者さんの中には高齢者の方達や
ネットの経験のない人達が沢山いて、病気の事・家族のこと・治療の事、
それに・一番の多くは、誰でも良いから話を聞いて欲しい、と思っている
のではないかと思うのです。・・私もそんな一人でしたから・・

私の「イレッサ110番」への考えを少し書かせて頂けるならば、
上記のような人達の、ほんの少しでも抱え込んでしまってる心の
悩みの発散にでもなれるのならば・・それだけでも意義はあるのでは
と思っています。
自分も何か出来ることはないだろうか・・と考えているところです。

こげや先生、たくさんの患者さんのためにはご自身の健康に留意されて
医者の不養生にならないように気をつけて下さい。ご健闘を祈って居ます。






351 名前: ワンチビ 投稿日:2002/12/08(日) 00:16
まず最初に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
ご家族の方には、なんと言葉をかけてよいのかわかりません。
思いつくどんな言葉も、不十分な気がします。

イレッサの治験段階において、副作用情報が「湿疹、下痢程度」との情報ばかりが耳に目に届きましたので、これで癌が治れば夢のようだと思いました。
母への投与に必死になったのも、抗がん剤の副作用に苦しむ母を見るのが辛かったからです。
しかし、最近の報道を目にするたび、背筋が寒くなります。
報道のたびに、増えていく死亡者数。イレッサだけが原因なのか、どういった背景を持つ方が発生したのか、前治療は?放射線は?全身状態は?
新聞からも、テレビからも、その情報は入ってきません。メーカーに聞いても、「まだわからない」との答え。
不安だけを、日々あおられます。
その方達は、イレッサの効果があった人なのか、効果もなく重篤な副作用だけがでているのか、全くわかりません。
一日も早く、副作用の背景を知りたいです。




352 名前: こげや 投稿日:2002/12/08(日) 00:35
>>348匿名さん、こんにちわ。確かに不幸にも副作用でお亡くなりに
なった方にはご冥福をお祈り申し上げます。
ただ(イレッサを教訓に期待の新薬を悲しい結果に導かないように)
とはどういうことなのでしょうか?認知するのが早すぎたと言うこと
を言いたいのでしょうか。それ以外には理解できません。
あなたが言う(成分的には大変いい薬)をお互いに協力し合ながら育てて
将来の財産にしていく方法はダメでしょうか。iressaについても少なくても
保険適応になってからは間質性肺炎のことは説明し、患者さんもある程度
納得し、副作用よりその何十倍もの効果を期待して服用し始めたのでは。
(やはり一種の薬害に相当する)とは何をもって言っていらっしゃるのでしょう。
死亡例が80人というのであれば、10月初めいい薬だと一斉に新聞紙上で報道し
すぐに副作用のある悪い薬と患者さんの不安をあおった報道関係者と同じで
はないでしょうか。しかも(イレッサに関連した仕事)と影響力がある方が、
(どうか「一意見」として捉えてください)というのも卑怯ではないでしょうか。
メーカー側の思惑とは異なり、イレッサの東京での勉強会ではむしろ医療サイド
の方から使用においては慎重にしようと言うコメントが多かったですよ。
確かにいろんなケースがあり、医療サイドが十分と言うことはないでしょうが、
患者さんに良くなっていただきたい気持ちはどうか信じてください。
愚痴っぽくなってすみませんでした。
Akiさん。早くお元気になって下さい。

353 名前: 名無しさん 投稿日:2002/12/08(日) 00:50
死亡数ばかりが取り上げられていますが、服用されている患者さんの数についてはどうなんですか?
イリノテカンでは20例で騒がれたという書き込みがありましたが、患者さんの数はイレッサと同程度だったのでしょうか?
他の抗がん剤を服用されている患者さんの数はどうですか?

薬の詳しいことは分かりませんが、素人ながら「数じゃなくて率の問題では?」と思いますので、情報をお持ちの方がいらっしゃれば教えていただきたいです。

354 名前: 匿名 投稿日:2002/12/08(日) 04:19
 こげや先生、私の文章の書き方がまずかったようです。
先生が述べられておられることが私も言いたくてこの板に書き込んだ
次第なのです。先生が言われてる様に、私も「報道機関」の無神経な姿勢に
対して憤慨してます。「報道機関」はいくら表現の自由が保障されてる
とは言え、無責任な報道が多すぎる。特に「薬」に関しての報道は人が
死ぬか生きるかの瀬戸際に遭遇する事もあるので、やはり慎重にいくべきでは
ないかと思います。
 先生、誤解を招くような書き込みをしまして申し訳ありませんでした。

355 名前: こげや 投稿日:2002/12/08(日) 08:01
>>354匿名さん。おはようございます。今日は日直なのでこれから仕事です。
最近患者さん達が報道に対して右往左往する姿をみてちょっと疑問に思った
のであんな書き方になってしまいましたが、患者さん達と私たちとあなた達
が協力して行かなくてはいけませんよね。すみませんでした。



356 名前: 匿名希望 投稿日:2002/12/08(日) 18:25
>>353さん

毎日新聞の報道では約17000人、副作用発現頻度は1.7%とのことです。以下にそのリンクを

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/866116/83C838c83b83T-0-3.html

期待が大きい製品ですので、その分一気に処方が広まったと言うことですね。

357 名前: こげや 投稿日:2002/12/08(日) 19:06
今日直から帰ってきました。
>>356匿名希望さん。資料ありがとうございました。
ただ副作用発現頻度が1.7%というのは少なすぎませんか?下痢だけで40%以上ですよね。
よってこれは間質性肺炎の頻度でしょう。さらに死亡に関しては81/17000だとして0.5%以下。
しかも81人全員が間質性肺炎によるわけではないでしょうし保険適応以前から服用している方
も入っているとすると全体の人数も17000人よりは多いでしょう。とにかく1%以下であることは
はっきりしています。
とにかく服用を決めるのは間質性肺炎の頻度より、何かしらの自覚症状改善効果が肺癌サブスケール
で見て約40%だということに期待しているからでしょうから、ワンチビさん日々不安に煽られるより
最初の服用動機を思い出してください!!不安は医療サイドと協力して克服していきましょう。


358 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/09(月) 01:45
進行期の肺癌の場合、従来の化学療法の「副作用」で死亡する率は2%程度みたいですね
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=12094134&dopt=Abstract

なお同じがんでも白血病に対する骨髄移植など、治せる期待が持てるものでは10%以上の副作用死も
容認されます。
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/mukin/aml.htm

薬の価値を決めるのは、効果と副作用が従来の治療法に比べどれだけ優れているか
という点であることを考えると、思ったより副作用が多いとはいえ、イレッサが
非常にいい薬であるのは間違いないところだと思いますが。

359 名前: 106 投稿日:2002/12/09(月) 16:42
かなり遅くなりましたが、
こげやさん早速のお返事ありがとうございました。
マスコミの記事は敢えて読んでいなかったのですが、
(イレッサ110番の記事と、その前に書かれたものを読みまして)
あまりにも現場のことを分からず、歪めて自分達の論理に持っていっているのに驚きました。
イレッサ110番の記事で、
ご両親が訴えたい事が別の意味に摩り替えられそうな言葉のように思えたのですが・・・
(私の思い違いならいいのですが)
でも、ここでは、マスコミ論を語るのではないのでさて置きまして、
イレッサ110番という考えはとてもいいと思いました。
(知りたい情報を知ることの出来る機会が増えるという事は癌患者、家族にとっては心強いです)
では、失礼致します。

360 名前: こげや 投稿日:2002/12/09(月) 21:38
106さん、こんばんわ。お父様の肺炎の症状いかがですか?
イレッサ110番の記事(どこで見れるのですか?)はどんな物
なのか判りませんが、皆様にとって有用な情報源の一つになれ
ばいいですね。
ただ、できれば私たちは皆様にとっての第一番目の協力者になれ
たらと願います。最近の医療従事者に対する報道を見るたびに
自分を鼓舞するのがきつくなってきました。

ところで先日、最近開設した県立がんセンターの先生の講演会で
イレッサとおなじEGFR阻害剤ですが、その効果の点でも副作用
の点でもイレッサより有効という薬がアメリカで治検中とのこと
でした。その名もスーパーイレッサと言われているそうです。
いずれ皆様の役に立てる日が来ることを望みます。医療の進歩を
協力して伴に支えていきましょう。


361 名前: ○ワクユーザー 投稿日:2002/12/10(火) 23:53
すみません、管理者さん、まず346を削除願います。さて、明け方に痛みで目覚めてしまうものですからいま、焼酎のストレートを飲みながらボルタレンとレンドルミン、ソラナックスをチャンポンで焼酎で流し込んだところです。まあ、何が言いたいかというと大方の関係者の皆様。特に業界関係の皆様。がんばって適用拡大に奔走してください。どうでもいいんです。僕ら癌患者はともかくすがりたいのです。医者の言う「科学的根拠」に、どれほど泣かされたか。反面医大教授を名乗りながらへんてこな「免疫療法」をしながら数百万円もふんだくられました。まともな根拠があれば、抗ガン剤は5%位の副作用司があっても僕は試したいです。他に生きるすべがないんだから。ご本人が患者の方の意見を聞きたい。「何もない」と医者に言われることほど切ないことはないんです。僕は、6年前から言われ続け、肺への転移で息苦しい毎日です。酒好きなので、始終飲んでますが。6年前に、池袋の「癌研付属病院」の先生に、「あんた酒飲みますか?だったら、飲んでいれば?」と言われました。患者の立場で、そんなことしか言えない癌に対する現代科学仁失望する反面、宝くじ程度の可能性でも患者に提案できない今の保健医療制度に幻滅します。「医療特区」でもできて混合医療が可能になれば、金はかかっても、金のほしい医者どもがわんさか怪しげな治験薬でもひさげてくるでしょう。KW2170やTAK165が使えるんだったら、大喜びです。何でも試してみたいです。

362 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/12(木) 17:44
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/02_12_06.html

363 名前: BOZE 投稿日:2002/12/14(土) 10:19
イレッサとTS-1は併用している方いますか。いたら
教えてください.

364 名前: 未来 投稿日:2002/12/14(土) 21:18
Akiさんへ、お気持ちは充分わかります。前回私も一回だけ投稿させてもらいました。私の兄もイレッサを飲み始めて1ヶ月後、10月7日に亡くなりました。実際イレッサの副作用で死亡者という記事を始めて見たのが丁度1週間後でした。その記事を見たときもう悔しくて悔しくてもっと早くその記事が出れば、対処の仕様があったのではと思うと苦やしさがいっぱいです。もちろんそれから医者に詳しい事を聞きに行きました。ところが死亡した時は肺炎です。と言っていたのに、死亡診断書は呼吸器不全になっていたのです。いろいろ聞いたあげく結局は解剖しなければわからないと言われてしまいました。私は死亡診断書の内容には絶対納得いきません。一人の人間が癌と戦い一生懸命生きようとしているのに、医者の立場もわかりますがもし医者本人や家族が癌になったら、もっともっと慎重に観察するんでは???同じ人間なのに・・・もう一つ<大学病院医局>の方へイレッサは抗癌剤ではなく肺癌治療薬ですよね。兄の主治医に抗癌剤ではないです。と言われました。

365 名前: ぴあの 投稿日:2002/12/17(火) 21:44
ここのところ、母の入院でばたばたしていました。
脳・肝臓へも転移が見つかりました。
脳には5つ転移があったため、全脳照射しました。
入院で放射線治療し、あさって退院します。
肝臓は、今は何ともできないようです。。。

イレッサのおかげで、看護師の母も
「手術以来はじめてこんなにきれいな(自分の)肺のレントゲンを見た」と
自分のかと疑うくらい、肺はきれいになっています。
酸素もほぼ毎日100パーセントだし、母の場合は、イレッサのおかげです。
副作用の乾燥肌=かゆみですが、病院の乾燥した部屋のため、
全身ひどいかさかさになってしまいました。
一番ひどいときは、全身赤ぎれのよう。
今はケラチナミンを塗って、少しおさまってます。

366 名前: ワンチビ 投稿日:2002/12/17(火) 23:27
イレッサの副作用の肝機能障害について、情報を求めています。
母の場合、投与開始から、6ヶ月目までは、GPT・GOTともに正常でした。(15-8)
投与7ヶ月目の血液検査で GOT36 GPT60
8ヶ月目の検査 GOT50 GPT80 9ヶ月目の検査で
GOT65 GPT106 と少しずつ上昇しています。
おそらくまだまだ上昇すると思われます。
肝機能障害の副作用の出ている方は、投与いつごろから数値はどのような変動をみせたのでしょうか?

母に対しては、200を越えたら、休薬しようという話もでました。
効果が出ているのに、休薬はとても辛いです。
しかし、肝機能不全とかになってしまったら・・・という心配もあります。
先生は、劇症肝炎の報告はありませんとはおっしゃっていました。





367 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2002/12/18(水) 02:41
NHKニュース新抗がん剤の副作用公表せず
末期の肺がんに効果があるとして日本で承認された抗がん剤「ゲフィチニブ」を
巡って、海外で患者152人に重い副作用が出て、このうち39人が死亡していたこ
とが分かりました。厚生労働省はこの事実を公表していませんでした

http://www.nhk.or.jp/news/2002/12/17/k20021217000094.html
NHK (17日13時55分)


368 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/20(金) 10:38
イレッサで、大変な問題がおこっていますが、私のいとこが、イレッサを使用していた際に、
この薬はおかしいと感じ、薬の服用をやめました。
私も、独自で医療関係者とのコネを通じ、色々調べた結果、
とんでもない薬であるとわかりました。
友人の医者によると、イレッサは手術が必要な繊維ガンにしか、
効果がなく、副作用や死亡率を考えると手術を受けた方が良いとの事。
多くの医者が、効果がなく、非常な高価な薬がどうして厚労省の認可をあんなにも
早くうけたのか、非常に疑問を持たれていました。
輸入元のア社内部の人に聞いたところ、ア社の内部事情により
高額な薬価が設定されているとのこと。臨床試験で高い死亡率を出している
のにも関わらず、社内の事情により、厚労省の認可を早くする必要があったそうです。



369 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/20(金) 10:43
私は、イレッサはとんでもない薬と言うことだけしか出来ません。
あの薬が厚労省の認可を早く受けたのかという理由も知っています。
早く省が、自分たちの犯した過ちを認めて、早急にあの薬を回収することを
願ってやみません。

370 名前: 通りすがり 投稿日:2002/12/20(金) 11:08
368、369さん、
同一人物ですかね?
ズバリ言ってあなたは素人ですね?もしくはそれを装った業界人でしょうか?
非難の向きが伝聞に過ぎないし、曲解している部分も多いようです。あまり不見識な発言は慎みましょう。もちろんイレッサに問題がないと言っているのではありません。薬剤に対する患者、医師の盲信と不見識な中傷とやっている事はほとんど差がありません。

371 名前: ぴあの 投稿日:2002/12/20(金) 11:26
本日の朝日新聞に以下のような記事が出ていました。

・この薬(イレッサ)を使用できる医師をがんの化学療法に十分経験のある医師に限定する
・服用後2週間前後で急性肺障害を発症する例が多いため、使用を入院患者に限ることで、副作用に対応できるようにすることも考えている

http://www.asahi.com/national/update/1219/037.html

これだけ読むと、入院しないとイレッサは使えない、ということでしょうか?
イレッサによって在宅治療ができている方はたくさんいると思います。
この記事通りになってしまったら、いったいどうなるのでしょうか?
使用できる医師を限定することだって、今までのように、近所の町医者にもらえなくなったら、
遠い大学病院へたびたび通わなければなりません。そのことだって、
患者や家族にとっては大変負担になります。
ただ、医師も、しっかりとした勉強をしてもらい、服用に関しては
しっかりと経過観察していくことは、十分に必要だと思います。
他の抗ガン剤についても、外来での投与が普通になってきているのに、入院患者のみ?
投与開始から2週間ほどは入院して様子を見ながら使用する、というくらいなら、
安全性を考えたとき、重要かもしれませんが。。。

372 名前: タキ 投稿日:2002/12/20(金) 12:31
368さんへ
私も368さんがイレッサについて理解されてるとは思いません。
>この薬はおかしいと感じ
どうおかしいのかわかりません。もっと具体的に書きましょう
>副作用や死亡率を考えると手術を受けた方が良いとの事。
そもそも保険適用は手術不能患者なのですよ
>多くの医者が、効果がなく、
副作用の報告が問題となっていますが、効果がある報告のほうは自明だと思いますが
>社内の事情により、厚労省の認可を早くする必要があったそうです。
そもそも社内の事情と厚生労働省の認可早さとと全く関係ないのでは?
会社が望んで認可が早くなるものではないと思いますが



373 名前: かつ 投稿日:2002/12/20(金) 17:55
368さん、一寸考え方が変では・・・
これでは、前向きの議論が出来ません。
他人を批判するのではなく、いろいろな情報をみんなで交換して、
自分にあった情報だけを整理して自分に取り入れて、
いかにして癌と闘うかが根本になけれは前へ進めないと思いませんか?

374 名前: kuramori 投稿日:2002/12/20(金) 18:12
366ワンチビさんへ
肝機能障害について
02年6月より イレッサを飲み始めました、8月8日検査にて
GOT36、ALP413でチェックにかかりました。15日GOT
40 ALP421 G-GPT134 22日にGOT62 GPT65
G-GPT120となりました。
23日より2週間休止 2週間服用し9月末まで観察しました。
GOT GPT共50以下で推移していますので 2週間サイクル
で服用 休止することにしました。
効果は 2ケ月後腫瘍が50%に 3ケ月後に消えて無くなりました
現在イレッサを2週間服用 2週間休止で続けています。
9月より 1日3合飲んでいた酒はやめております。(G-GT)



375 名前: Aki 投稿日:2002/12/20(金) 18:26
久し振りに書き込みします。
この2~3日の間にイレッサに関しては目まぐるしく情報が出てきています。
イレッサを服用している患者さんや、中止している方も心配の事と察します。
このイレッサの副作用の問題に関しては、製薬会社のアストラゼネカや厚生労働省の
対応と発表には余りにも非人道的と言う他はないように思うのですが、
このような時こそ落ち着いて、主治医の先生とじっくり相談される事が一番と思います。

このサイトへも、イレッサに関して全く無関係なデマ・ヤジみたいな書き込みが少し
あるように思われますが、そのような書き込みに動揺する事なく行動して行きましょう。
今は、各医療機関でもこのイレッサの使用方法に関し研究と改良されて居ます。
まずは主治医の先生にお話を聞いて、今後の対応を検討されるのが一番と、信じましょう。

一人一人、肺ガンの人達は必死に頑張って、生き続けているのです。
心無い流言蜚語は慎みましょう。このサイトはみんなの魂が宿っている場所なんです。



 

376 名前: heankyo 投稿日:2002/12/20(金) 18:51
肺癌治療とこのイレッサのスレに数回発言している自身が肺癌の
平安京ですが、イレッサの副作用がだんだん大きな問題になり、
議論百出の感がありますが、いずれのご意見も熱意のこもった
ものにて拝読吟味しております。さて、自身がイレッサ服用中
の患者の立場から申せば,この画期的な分子標的治療剤である
イレッサにすがりて希望の灯りを点しつづけているわけであり、
副作用の議論が議論としてとらまえられず、わが生命の命綱の
強弱が論じられているような不安な思いであります。
さて、当方の近況ですが,イレッサを一週間に二回服用し、副
作用には敏感に対策を主治医共々練っている次第です.さらには、
来年正月創刊される「がん分〇標〇的〇療」(メ〇〇社)という
雑誌を本日、通販にて手に入れました。患者として何とか読み
こなし、最先端の知識を身につけたいと努力しております.
どうか皆様方くれぐれもよろしくご指導ください。

販にて手にいれました。


377 名前: 投稿日:2002/12/21(土) 00:41
こんばんわ、狸と申します。
今回のイレッサの騒動は製薬業界の人間としては大変心を痛めています。私はA社の人間ではありませんが、あの薬はあらゆる意味で画期的であると今でも思っています。イレッサは分子標的薬、というカテゴリーになるわけですが、これは大変進歩の早いターゲットに対する薬剤の開発がいかに困難であるかを物語っています。毎年の様に新規発見が続く細胞内情報伝達系のワンポイントを狙う薬剤を発見して、かつ迅速に安全性を動物試験で証明して薬剤として市場に出す、、、。これがいかに困難かは容易に想像できるかと思います。それが証拠にいまイレッサの作用メカニズムが実際と合わない、と言われている一因にはイレッサの発見後、ターゲットの類似のたんぱく質が次々見つかっている事があります。
 今回、何がいけなかったかと言えばやはり隠した事でしょう。メーカーも厚生労働省もどちらもです。また日本が世界に先駆けて認可した背景にはメーカーの意図と言うよりもむしろ厚生労働省の焦りがあったと思います。近年、日本では国内メーカーでさえ臨床試験をやりたがりません。海外開発を先行させて、海外で認可後国内に持ってくる、これが標準的なやり方です。これには規制が厳しい事や国内の医療機間の臨床試験体制が整っていない事、更に健康保険が完備されている事情などが影響しています。厚生労働省としてみれば、今や世界の製薬拠点として三極と称するうちの一つである日本では、実は先行開発が少ない、と言うのは困った事態ではあります。ややもすれば行政側の無能をさらすからです。そこでなんとしても世界に先駆けた画期的な新薬を作りたかった、、、こういう意思が働かなかった、とは言い切れないでしょう。
 とは言いましても、イレッサはやはり良い薬だと思います。現実的に効果を示す割合が高い事がそれを証明しています。しかしながらこれまで副作用がほとんどない安全な薬だ、と言っては乱用されてきたこともまた事実だと思います。しばらくは使用制限なども随分言われると思います。ですが患者さんから取り上げられる、と言う事ではない、医師や行政が正しい使い方を一生懸命模索する、という動きも少しずつですが見えて来ています。これから患者や医療関係者皆で立ち向かっていく問題であろうと思います。


378 名前: こげや 投稿日:2002/12/21(土) 01:45
>>375Akiさん。お久しぶりですね。貴方の冷静なご意見にとても感激しました。
特に「主治医の先生とじっくり相談される事が一番」と言う意見には貴方の人柄と
同時にお気持ちが少しは癒されて来ているのではと安堵しました。確かに有耶無耶に
せずはっきりさせなければいけないこともあると思いますが、貴方の家族の貴重な
体験を「みんなの魂が宿っている」この場所で発揮してこそ後愛娘様のためになる
のでは。
ところで、先日まだ少人数ではありますが分子標的治療薬の勉強会を開きましたが、
症例は少ないものの胸水貯留の改善は期待できるのではとの発表が幾つかありました。
これからも様々な検討がなされていくと思いますので、Akiさんが言っているように
「動揺する事なく行動」していきましょう。



379 名前: なべぶた 投稿日:2002/12/21(土) 21:29
>>378こげやさん、そうですね!一人一人の痛みを自分のもの
としながら、この場所での情報交換を積み重ねながら、結果として一人でも多くの人が生還できる環境を
作るために、常に前向きに考えていくことが重要ですよね。
ところで、heankyoさんに教えて頂いた2003年一月増刊の
「が○分○標○治○」(http://www.m-review.co.jp/magazine/mag/map_43.html
(すみません、リンク書いちゃいます)で編集主幹の方が「イ
レッサ(ZD1839)はEGFR(endothelial growth factor receptor
内皮増殖因子レセプター?)チロシンキナーゼ阻害剤として
開発されたが抗腫瘍効果はがん細胞におけるEGFRの発現とは必ずしも
相関しないことがわかってきた。」とおっしゃっていますが、
>>377狸さんが「イレッサの作用メカニズムが実際と合わない、
と言われている一因にはイレッサの発見後、ターゲットの類似の
たんぱく質が次々見つかっている事があります。」
と併せて考えてみると、イレッサの臨床試験が開始された1998年から
既に4年が経過し、この間の研究によってイレッサ以上のエビデンスを持った
抗ガン剤の登場の環境が整いつつあるという期待を寄せてしまうのは、
早とちりの私の考え過ぎなのでしょうか。
ところで、こげやさん。各論になってしまいますが、
「分子標的治療薬は胸水貯留の改善は期待できるのでは」、
ということですが、もうすこし詳しく教えてもらえないでしょうか。
実は父もイレッサ服用して2ケ月たっていますが、
10月のCTにはなかったのに12月に入ってからのCTで
胸水があるのがわかりました。胸水のレスにも書いたのですが、
今後この胸水がどうなっていくものと想定されるのか、
わかっておきたいと思っています。

380 名前: Aki 投稿日:2002/12/21(土) 23:14
こげや先生、今晩は。
イレッサについても色々と勉強会や研究と、ご尽力されて居るご様子
安堵と嬉しさで書き込みを拝見させて頂いてます。
このイレッサについては、どのような方向で落ち着くのか一日も早く
知りたいとは思っていますが、期待しながら見守っています。

私も、こげや先生の言われるように娘と一緒に経験した今回の事を
少しでも、お役に立てればと思っては居るのですが今の私に出来る事は
心のケアしか出来ないのです。それでも良いから話して欲しいと、
そんな要望がどなたかからあれば、その時は喜んでお話するつもりです。

「ガンになった時の接し方」「見舞いと付き添いの仕方」「体力維持の食事と差し入れ」
「主治医の先生との無理のない接し方」「看護師さんと楽しく接するには」
「切迫しないような治療費を考える」「90日以内での退院を良い方向に受け入れる方法」
「患者さん同士の接し方」などなどですが頑張って行くためのお話でしたら
こんな問題で多少は出来るかも知れません。

どうにかここまでこれた事、こげや先生の励ましに感謝致します。



381 名前: こげや 投稿日:2002/12/22(日) 00:54
>>379なべぶたさん、はじめまして。早速「胸水」のレス見せていただきました。
お父様の症状改善なによりです。ところで、「分子標的治療薬は胸水貯留の改善は期待できるのでは」
というのは、地方の勉強会でのコメントです。ご存じの通りイレッサの間質性肺炎はステロイド抵抗性
で比較的早期にも発症するので私たちは服用前に間質性肺炎の有無を胸部CTとKL-6などの血液検査
で確認してから使用しています。さらに毎月、再検査しているので普通のレントゲン写真に写らない
ような胸水も確認できます。その結果、胸水が減少している症例が数例見られたと言うことです。
これから症例を重ねて再検討していきたいと思います。
ただお父様の場合は、胸水が増えている訳ですが今後のことについては次の点をお知らせ下さい。
1.扁平上皮癌の病期(進行度)
2.以前に行っていた治療法(抗ガン剤など)
3.閉塞性肺炎の有無(発熱や咳、痰の症状があったと書いてありましたが)
最後に、「がん分子標的治療」の西條先生のコメントにあるように
「すなわち臨床から基礎への back translational study が現実化する」
とあるように冷静な判断の積み重ねを経て有意義な治療法をお互いの努力
で確立し貴重な財産にしていきましょう。

382 名前: ワンチビ 投稿日:2002/12/22(日) 11:26
kuramori 様
貴重な情報ありがとうございます。
効果のある状態で、副作用とどう折り合いをつけてゆくのか、日々悩んでいます。
kuramori 様のように、14日間投与、14日間休薬も視野に入れています。
また、 heankyo 様のように週のうち何回か服用するという方法もあるんですね。

肝機能障害の副作用は、予測の副作用ではあるのですが、血液検査のたびに上昇する数値を見るのは、不安にかられます。
今後の見通しがたたないので、悩んでいます。
休薬期間を設けられた後、治療効果の方はどうでしょうか?
差し支えの無い範囲で結構ですので、お教えいただけませんでしょうか?


383 名前: こげや 投稿日:2002/12/22(日) 21:07
ワンチビさん、今晩わ。お母様の肝機能はいかがですか?イレッサを処方している仲間と話してみると、
肝機能障害は高確率で出現しています。それも二週間くらいで。だいたいGOT,GPT三桁を越えたら頻回に
血液検査をし、改善無く150を越えたら中止にしているという方が多いと思います。当然自覚症状の有無
にもよりますが。
次に投薬期間についてですが、イレッサの半減期は30時間です。そしてイレッサは他の抗ガン剤と違い、
体格や年齢、腎機能などで投与量を調節するわけではありません。ですから人によっては250mgより少なく
てもいいかもしれませんが(毎日半錠など)、半減期から言って一日ごとや二週間ごとが効果的かは疑問です。
kuramoriさんやheankyoさんの場合、主治医からどのような説明を受けているのでしょうか。投与法については
判りませんので今後のためにも教えてください。よろしくお願いします。
休薬後の治療効果ですが、悪化したという報告を見たことがあります。今のところ効果が見られた方は
できるだけ早めに再開するようにと考えています。ただ、イレッサは進行した非小細胞肺癌が適応ですから
積極的に治療をしないこと(対症療法のみ)を選択した方が良い場合もあるでしょう。緩和ケアや
在宅支援看護センターと協力して在宅に力を入れている病院も多くなっています。

384 名前: 投稿日:2002/12/23(月) 00:34
狸です。
先日のイレッサ批判のカキコの後の議論は正に素晴らしいと言えるのではないでしょうか?
臨床医、患者さん、ご家族の方、そして自分のような製薬会社の研究者が同じテーマで議論をする、と言うのはあり得ない情景であるからです。
イレッサのような分子標的薬、とされる薬剤の理解には開発に携わった研究者の知識が絶対的に必要です。私は現在とある薬剤の担当をしておりますが、ですが研究者は臨床家との接点は皆無に等しく、ましてや患者さんとの対話は絶対に不可能です。そうした場合、一体どうやれば患者さんの為になれるのか自分にはアイデアがありませんでした。ですがこの版はそれを可能にしてくれます。
こうした対話の場を大切にして行く為にも、正しい情報の選別や、節度ある議論が維持できるように精進したいと思います、、、。
なんか変なカキコですね、、すいません。

385 名前: 北の国から 投稿日:2002/12/23(月) 11:46
すこし情報を整理しませんか。
イレッサを投与した患者さんに、薬剤性肺炎が出現しているのは間違いありません。
現在、報告されている症例は、イレッサを投与した後に、通常の抗生剤が有効ではない肺炎をすべて集め、イレッサによる肺炎を完全に否定できない症例を、公表しています。
進行した肺癌に様々な原因、未知の原因も含めて間質性肺炎が合併し、また、イレッサ開始前に使用していた薬剤、放射線でも、間質性肺炎は合併します。
イレッサによる間質性肺炎がステロイド抵抗性であるという明らかな証拠はないと思います。
発売前の東京での講演会で報告された症例も、ステロイドで治癒していました。
イレッサ投与に伴う、間質性肺炎の死亡率が高いのでは。これは結果としては事実です。
考えられる理由としては、薬剤性肺炎の診断が十分なされているのか、他の疾患の可能性も逆に否定はできません。
もうひとつ考えられることは、イレッサは他の抗癌剤の使用が困難と考えられる患者さんにも使用されており、間質性肺炎は
ステロイドに反応しても回復までは、癌の進行などのため持ちこたえきれない場合があります。
はじめにも書きましたように、イレッサによる薬剤性肺炎は存在します。
原因不明のままで発症率が一定であれば、投与した患者さんの増加に従い発症数も増加します。
もうすこし、冷静に情報を発信する側も、読む側もしてほしいと切に願います。

386 名前: es 投稿日:2002/12/23(月) 12:38
教えて下さい。
肺がんⅣ期、脳と肝臓に転移あります。
イレッサを12月20日から投与しています。
昨夜呼吸困難になりかけたようです。
副作用は、こんなに早く現れる事もありますか?



387 名前: こげや 投稿日:2002/12/23(月) 17:10
>>385北の国からさん、こんにちわ。東京での講演会有意義でしたね。AZ主催にも拘わらずイレッサ処方に慎重さが
重要と冷静でした。いい薬は大事に育てたいと言う思いが伝わりました。(それぞれの思惑はあるでしょうが)
たしかにイレッサの肺傷害と言ってもいろんな要素が混在していますよね。しっかりした検討が必要ですが、
二百数十例の約3分の1の八十例以上がお亡くなりになっている点と二週間以内の早期発症があることと、やはり
通常の抗ガン剤や放射線療法後の間質性肺炎と異なりステロイドのパルスが利き難いという意見が多い点から
以下のことを考えてみました。
1.やはりイレッサによる間質性肺炎の発生起序がことなる(EGFR以外への作用)
2.既存の肺傷害の存在(イレッサはIPFを悪化する可能性あり)
3.間質性肺炎の発見の遅れ(経口薬であるため外来投与されている場合がほとんど)
その他も考えられるでしょうが、
1.については、今後の研究に期待する。(384狸さんがんばってください)
2.については、処方前に胸部CTでIPFの有無の検討、KL-6などの血液検査、血液ガスを確認することなど。
3.については、投与後少なくても一ヶ月は毎週の検査。(二週間の入院というのはいかがなものかと思いますが)
とにかく、今回の専門家会議の報告にあるように10月の記者会見以後の発症率は低下している訳ですから、必ず
改善策は存在するはずです。様々な報道にも拘わらず、イレッサに期待する方が多いことに身が引き締まります。

>>386、esさん。呼吸困難になりかけたと言うことは比較的早期に改善したと言うことでしょうか。確かに一週間
で間質性肺炎が発症したという例の経験を聞いたことがありますが、改善しているなら他の要因が考えられるのでは。
とにかく、二週間分の処方を受けたのでしょうけど明日には主治医の判断をあおいでください。
夜間の呼吸困難と言うことなので、治療済みかもしれませんが脳転移と言うことが気になります。
esさん、もしよろしかったら今まで行ってきた治療法など教えてください。

388 名前: es 投稿日:2002/12/23(月) 21:10
こげや先生ありがとうございます。
詳しい抗がん剤名はわかりませんが、私の知る限りの治療経過を書きます。
肺がんかどうかの検査をする前に平成14年7月10日転移した脳の障害が先に出ました。
脳圧を下げる点滴をしてから7月18日脳へ放射線を当てました。
7月20日1回目の抗がん剤8月20日2回目、9月17日3回目、10月9日4回目を受けました。
その後胸水が5000ccほど溜まり、ぬいた後11月29日ドレインチューブより抗がん剤250ccを入れました。
12月3日急性胆嚢炎を起こし抗生物質を点滴しましたが、いまだに炎症反応18から6まで下がったもののそこから下がりません。
もしかしたら肝臓にある癌の影響と考えられています。背中の痛みが強くなってきたので12月20日からモルヒネとイレッサを飲む事になりました。
12月18日骨シンチの検査を受けましたが、今の所骨は大丈夫みたいです。
こんなので宜しいでしょうか?



389 名前: ワンチビ 投稿日:2002/12/23(月) 22:43
>>383 こげや様
貴重な情報ありがとうございます。
肝機能の数値は、少しずつですが確実に上昇しています。
1ヶ月ごとの検査では、GPTが約20ずつ上昇しています。
投与後、6ヶ月間は肝機能は正常だったんですが・・・
現在投与9ヶ月経過しました。
イレッサの投与後、腫瘍マーカーが0.7と言う数値になり、母にはかなりの効果が上がっていると思います。
腫瘍の大きさも、縮小しました。
色々、考えているのですが、投与後の副作用は下痢(一日4~5回)でした。その下痢が、改善(一日一回普通便)した頃から肝機能障害がおこってきています。
何か関係あるのでしょうか?

あと、肝機能障害出ている患者さんで、肝臓を保護する薬等を併用されている方はいらっしますでしょうか?




390 名前: こげや 投稿日:2002/12/23(月) 22:57
esさん、早速の情報ありがとうございました。
胸水のレスも見せていただきましたが長い闘病生活ご苦労様です。
背中の痛みはいかがですか?モルヒネはとても良い薬ですが、
副作用はどうですか?
ところで、esさんのレスを見て確認したいのはこれらのことはご本人
のことなのですか、ご家族のことでしょうか?また、骨シンチのことが
書いてありましたが、1-CTPの値はどうなのでしょうか?主治医は背中の
痛みの原因は何と言っているのでしょうか?
386で「呼吸困難になりかけたようです」とあったので、ご家族のことと
思いますが。

391 名前: es 投稿日:2002/12/24(火) 00:21
こげや先生
あいまいな表現ですみません。私の実弟で48歳です。
骨シンチは、背中の痛みの原因が骨への転移と考えられ検査したのだと思います。
申し訳ないですが、1-CTPの値、背中の痛みの原因はわかりません。


392 名前: 北の国から 投稿日:2002/12/24(火) 00:33
こげや先生今晩は。
イレッサによる急性肺障害の中には、確かにステロイドに抵抗性の症例がありますが、
他の薬剤で起きるアレルギーを疑うタイプも存在し、これはステロイドが有効なようです。
実際、急性肺障害自身が大変厄介な疾患であり、たとえば、放射線治療に伴う肺炎でも、
放射線を照射した部位に限局して出現する場合には、ステロイドが有効ですが、照射していない
対側の肺にまで広がるタイプは、ステロイド抵抗性で、極めて致命的です。手術に伴い急性増悪する
間質性肺炎も原因がよくわかっていません。イレッサに伴う肺障害も、必ずしも始めから間質性肺炎
が合併していたわけではなく、通常のマーカー、KL-6、SP-Dも出現後は高値になりますが、はじめから
高いわけではなく、どのような患者さんに起きるのか、投与前に予想することはまだ困難です。
ただ、治療に伴うステロイド抵抗性の急性肺障害はイレッサだけにおきるできごとではないのです。
報道のされ方についても、どうしても、効果のみが強調されすぎたり、今回のように危険性のみが強調されすぎたり
読者の判断を迷わせているのではと気になります。

393 名前: poke 投稿日:2002/12/24(火) 00:55
はじめまして、皆さんの情報をずっと読ませていただいておりました。そのおかげで私の母もイレッサを10月7日から飲み始め12月19日のCTでは肺の細かい腫瘍はすべて消え原発巣も2cmから1,5cmぐらいに縮小しました。副作用が気になるところでしたが、母の場合抗がん剤治療をはじめた時から少しでも副作用が少なくてすむ様にと飲ませているものがあります。おそらくそのおかげだと思うのですが、下痢も1週間に1度ぐらいですし、発疹もにきび程度のが出たり、治まったりですし、肝機能も1時期高くなりかけましたが、元にもどりましたし、皆さんのかかえている副作用よりはやはり軽いように思うのです。もし、参考になるのならどうか調べて飲んでみてください。それはフ○イ○ン(これは下痢に)とカ○ノア○○ケ(これは発疹とか、肝機能に)付け加えますが、私は商売人ではありません。

394 名前: 106 投稿日:2002/12/24(火) 12:16
こんにちわ.
以前お邪魔しました106です.
ここに投稿するのが妥当かどうかちょっと迷ったのですが、
何でもいいので情報を頂けたらと思い書き込みさせていただきます.
61歳の父は9月にイレッサを飲み始めて(その前に抗癌剤、放射線治療済み)、肺の3つの癌(大細胞癌)のうち、2つに大きな縮小がみられました.
3つのうちの1つが脊髄近くの骨に絡みつくようにあり、骨への侵食が進むと、手足が不自由になる障害が出てくるというので、
その癌が一番の心配だったのですが、ついに尿障害が出てきてしまいました.
イレッサはタンパク質に作用をする為、骨に入ったものには有効ではないと聞きました.
放射線治療のほかに骨に侵食した場合は抗癌剤治療しか残っていないのでしょうか?
骨に侵食したら、転移の確率は高くなるのでしょうか?
骨へ侵食した癌について載っている、hpなど知っている方がいらしたら、情報をお待ちしております.

イレッサの副作用の掲示板なのに、ずれた書き込みで本当にすみません・・・
でも、なにかありましたらよろしくお願いします



395 名前: schizoidman21kc 投稿日:2002/12/24(火) 16:38
初めまして。私はYahoo掲示板のイレッサのトピの管理人をしているものです。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5a4a5la5ca55&sid=2000676&mid=1
こちらの掲示板も質の高い情報やご意見が多く、いつも興味深く読ませていただいております。
Yahooの掲示板では12月2日参議院厚生労働委員会の参考人として呼ばれた浜六郎氏の発言について意見が飛び交っています。
「Iressaの害による死亡率は7%、腫瘍が少し小さくなる率は8%です。わずかにガンが小さくなるかわりに同じくらいの人が死ぬ。大臣、議員の皆さん。こんなものが薬として使えますか。中略。Iressaは危険で早期承認は製薬会社の為であり、患者さんの利益を度外視した行為である。」
と、発言したそうです。
浜氏のHPをご覧下さい。
http://npojip.org/iressa/iressa.html
http://www.npojip.org/iressa/iressa2.html
こちらの掲示板の方達のご意見もうかがえれば幸いです。





396 名前: こげや 投稿日:2002/12/24(火) 23:04
北の国からさん、今晩は。本当にそうですよね。事実だからと言って何をどんなタイミングで報道しても構わない、
という報道の態度は犯罪に近いと思う。事実、右往左往して必要以上に悩んだ患者さんは多いでしょう。今の医療
報道に理念も信念も感じられません。十月はじめこぞってイレッサを賛美した記事が流れたので、十月8日患者さん
向け勉強会を開催し、新しい治療薬ではあるが魔法の薬ではなく重篤な副作用は存在すると話していたお陰で当院
の患者さんはその後の何人亡くなったという数回に渡る報道にそれほど動揺せずにすんでいます。その後二回目の
勉強会を経てイレッサの服用希望患者さんは確実に増えてきています。
ところで先生自身のご意見をお聞かせ下さい。それはイレッサ+新薬についてです。今年の肺癌学会において
がんセンターのある先生と話す機会がありました。その先生もイレッサ+タキサンのプロとコールを考えている
と言うことでした。INTACT1,2の結果はイレッサ+単剤の外来治療を否定するものではないと思います。当然IRBを
経て多施設共同研究としてですが。イレッサに関してもSCLCのプロトコールのように日本発の情報がでることを
期待します。

397 名前: なべぶた 投稿日:2002/12/24(火) 23:36
こげやさん。丁寧な返信ありがとうございました。またお尋ね
の点についての回答が遅れて申し訳ありませんでした。今日が
父の診察日だったものですから、A大学病院の放射線科に行っ
て来ました。さて、ご質問の①扁平上皮癌の病気ですが、今日
再確認しました。Ⅲaです。4cm大という大きさが大きさなも
んですし、これは今のところ変化は見られないようです。4月
から6月まで31回の放射線治療後、ペットでは原発癌のブド
ウ糖の取り込みがわずかだったのですが10月のペットでは放
射線治療前の状態に戻っていた上に、背中側にブドウ糖の取り
込みが見られました。同側縦隔リンパ節と気管分岐下リンパ節
転移の少なくとも一方があるとの判断ではないでしょうか。
②の以前の治療法ですが化学治療は、イレッサが初めてです。
何故、イレッサを最初から服用したのかというと、原発癌の再
発だったと言うことと、父は昨年まで会社をやっていたとはい
え、82の高齢(本人は自分が年寄りだとは認めていませんが
(笑))ですし、通院による静脈投与ではなくQOL重視の在宅
のままでの化学治療を主治医が勧めたこと、一般的化学治療
より副作用が内輪という情報があったことなどです。
③閉塞性肺炎の有無についてですが、発熱といっても37度未
満ですが、咳はかなり酷く、咳の最中に貧血を起こすような状
態が、10月と11月はあったようです。痰についても量はか
なりなもので、ティシュペーパーの箱が一日で終わるぐらいの
日があったと言っています。10月のレントゲン等では白く写
っていました。医師は放射線治療の影響ではないかと言ってい
ましたが、閉塞性肺炎を起こしていた可能性は否定できません
。今日のレントゲンでは、今までとの変化はさほど見られない
ようです。それと、副作用かどうかわかりませんが、単なる発
疹ではなく、水虫やカンジタといったいわゆるカビが足等に大
繁殖し、さすがに我慢できず皮膚科の個人医院にいって薬をも
らってきてここ一週間で良くなりました。直接の副作用ではな
いにしろ本人はかなり大変で痛くて眠れなかったと言っていま
す。とりとめのない文になってしまいましたが、とりあえず質
問に答えさせて頂きました。よろしくお願いします。

398 名前: 北の国から 投稿日:2002/12/25(水) 08:42
イレッサの日本での発売前に明らかになっていたのは、従来の抗癌剤治療を1または2つ以上の種類行って、
効果が認められなかった患者さんを対象として、画像診断上、腫瘍の面積が半分以下になり、
この状態が4週間以上持続した患者さんが10~20%であったという結果です。
私の患者さんでも、90年代に発売された、イリノテカン、タキソテール、ジェムザール、ナベルビン、
タキソールの5剤全てを様々な併用で使った後に再増悪し、最後の頼みの綱としてイレッサを投与し、
劇的な効果を認めた方がいます。日本中に、イレッサによって救われたと感じている方が多数おられる
ことも事実と思います。
一方で、イレッサ投与により、急性肺障害を合併し、ステロイドを中心とした治療にもかかわらず、
不幸な転帰をむかえてしまった方がおられることも事実です。この2つの事実から、今後どのようにすべきかを
冷静に考えてほしいのです。
イレッサのこれまでにない効果は、対象がすでに化学療法を行った非小細胞肺癌患者さんで、これまでの抗癌剤の承認申請は、
化学療法を行っていない患者さんを対象にしている点です。他の抗癌剤の成績とイレッサの成績を比べるときには、対象患者さん
が異なることを留意してください。
イッレサの初回治療への導入についてはまた後日書き込みます。

399 名前: 速報 投稿日:2002/12/25(水) 12:23
肺がん治療薬の副作用死、124人に

 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)で副作用死が相次いでいる問題で、厚生労働省
は25日、今月13日までに間質性肺炎と急性肺障害の副作用報告は358人に上り、このうち114人が
死亡したと公表した。同省によると間質性肺炎、肺障害のほかにも副作用での死亡者が10人いると
いい、イレッサの服用で124人が死亡したことになる。

 同省によると、現在、イレッサを使用している患者は1万8000人。間質性肺炎、肺障害のほかにも
副作用報告が136人分寄せられ、10人が死亡しているという。イレッサによる副作用は494人にのぼ
った。11月下旬までの死亡者は81人だった。

 副作用によって短期間にこれだけの死者が出るケースは極めて異例として、同省は同日、今後の
安全対策を検討する専門家による検討会を開催した。

 イレッサは「分子標的薬」として従来の抗がん剤よりも正常な細胞を傷つけにくく、副作用が少ない
とされ、注目を集めた。 (10:58)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20021225AT1G2500D25122002.html

<肺がん治療薬>124人が副作用死 厚労省が使用制限を検討
12月25日12時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021225-00001029-mai-soci

400 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/25(水) 12:26
age

401 名前: こげや 投稿日:2002/12/26(木) 01:14
なべぶたさん、esさん、今晩わ。お父様、実弟様のおかがんいかがですか。
連日のイレッサの報道でお悩みではありませんか。確かに安易に処方され
ている例もあるでしょうが、ほとんどの方にとっては心の支えでしょう。
そこで本題からはずれるかもしれませんが、緩和医療についてどう思いますか。
緩和医療とは最後に関わるホスピスとは違います。当院の場合結構早い段階
からケアマネージャを交えて在宅での役割などを話し合っています。積極的に
治療していく段階から積極的に対症療法のみを望む段階へスムースな移行が
できるように。昨年度は25人以上の方を在宅で診させていただきました。
在宅支援看護センターの看護師さん達はとても頼りになります。いつでも入院
可能ですと約束したうえで、この方達の24時間の対応でご家族の不安も解消
されています。自然な形で緩和ケアに移行できればいいですね。

Akiさん、今日たまたまテレビで拝見しました。結構お元気そうだったので
安心しましたが、目の前で後愛娘様が苦しんでいるのを見なければいけな
かった事はさぞ辛いことでしたね。一日も早く立ち直ってください。

402 名前: Aki 投稿日:2002/12/26(木) 03:22
こげや先生、ご無沙汰しております。
このサイトでの先生のご尽力のお陰でどれだけの人達が救われて
安心して療養に専念できることかと、思うと頭が下がる思いです。

私も少しづつですが平常心を取り戻して参りました。
娘と共に体験した想いを何かのお役に立てればと考えてこれからを
行きたいと考えています。政治的に流される事なく、偏見のない考えで
何かのアドバイスが出来ればと模索している所です。これからも宜しく
ご指導お願い致します。

テレ朝のニュースをご覧頂いたとの事、恐縮です。
少しでも、多くのガンの患者さんが安心して治療に専念できる
そんな制度と方法を提議したいとの思いで一杯です。

403 名前: 砂漠の狐 投稿日:2002/12/26(木) 22:16
当トピックスで8月頃に何度か書き込みさせて頂いた者です。
母の腺ガン4期が発見されて半年が経過しました。
大学病院から治療法ナシとして、
放逐され、余命2ヶ月の宣告を受けて半年です。
認可前からイレッサの使用に踏み切り、
SSMとの併用で、遠隔転移巣の首上嵩部リンパ節の腫瘍は、
4センチから2センチとなりました。
肺原発巣も不変。
イレッサの副作用が話題ですね。
一頃の薬害エイズやソリブジン被害のような感じでしょうか。
我が家では、投与時に貰ったア社の資料に掲載されていた、
副作用(下痢や痛痒感等)すらも70歳の母には無縁でした。
投与可能な病院をしらみつぶしに当たった頃、
重篤な副作用の可能性は、欧米の事例のみでしたが、
「新薬なので未知の領域はある」として、
保険適用前の投与を快諾してくれた医師と話をし、
最悪の事態も想定していました。
当トピにおいてもご家族を失われた方の投稿を拝読し、
改めてがん治療の難しさを痛感しました。
今後は薬剤耐性との駆け引きでしょうけど。
SSMとの併用が奏功したのか、
その辺はわかりませんが、
我が家にとっては福音となった新薬でした。


404 名前: こげや 投稿日:2002/12/27(金) 18:32
殆どの病院は今日が仕事納めと思いますが、今年最後の外来の結果
如何でしたでしょうか?よい年越しであることをお祈りします。
ところで12月26日付けのイレッサ添付文書改訂が私にも届きました。
(警告)1.十分に説明し同意を得た上で投与すること。
    2.少なくとも投与開始後4週間は入院またはそれに準ずる管理の下で・・・
    3.本剤は、肺癌化学療法に十分な経験をもつ医師が使用すると共に、
     投与に際しては緊急時に十分に処置できる医療機関で行うこと。
厚生労働省医薬局安全対策課長通知としての行政指導です。なんとも曖昧な
文書ですが、投与に躊躇する医師が多くならないことを祈ります。皆さんの
冷静な対応もお願いします。患者さん達が右往左往することを懸念して
いましたが、これには医療従事者もめげそうです。

405 名前: ryon 投稿日:2002/12/27(金) 22:50
◆Akiさんへ私信

 以下のとおり先生に譲歩していただきましたので、Yahoo!掲示板でお待ちしております。

1.先生の挙げた事例がAkiさんのことであったのかどうか調査して
(1)Akiさんのことでないならその旨の明言をする。
(2)Akiさんのことであったなら事実関係の訂正をする。
2.Akiさん自身の公的な場での言動の是非については棚上げ
3.その他、Akiさんの感情への配慮等

 あと、癌掲示板上で同名で発言されている方は別人だそうです。


406 名前: UTAKA◆xwBLFt7E 投稿日:2002/12/28(土) 08:14
第三者が他人の名前を使って故意的に掲示板の利用者を
錯乱させる行為を「成りすまし」といいます。
「成りすまし」は多くの掲示板でありえます。

癌掲示板は「成りすまし」を防ぐ機能もありますので、
「練習板」で試してみてください。

成りすまし を防ごう
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=new&key=1041030333&ls=50

固定したお名前で書かれている方は御一考ください。

407 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2002/12/28(土) 21:24
イレッサ服用中の皆様、年末の連絡先は確保しているのでしょうか?
御無事で新年を迎えることができますようにお祈り申します。
ところで私はネット初心者なので「成りすまし」とはどういうことか分かりません。
いったい誰が誰に成りすましているのですか?微力ながらなにか役に立てばという
気持ちに変わりはありませんが、どうしたらいいのでしょうか?


408 名前: 父が大腸癌 投稿日:2002/12/29(日) 23:10
こげや◆X2mWOv7A 先生はじめまして

「成りすまし」は、この掲示板ではまだないですし、
それほど気にする事はないと思います。
お名前が「こげや◆X2mWOv7A 」で唯一に判別できます。

2chの具体的な例ですが、
「アポロン」と名乗る方が一人がいましたが
その後、同じ名前を語る方が後から、後から現れ、混乱しました。

笑えるのですが
http://money.2ch.net/test/read.cgi/manage/1040562392/l50

大腸がんの方にもアドバイスください。m(_ _)m

409 名前: ぴあの 投稿日:2002/12/30(月) 13:44
イレッサですが、グレープフルーツを食べない方がいいと
ありましたが、母は今吐き気があり(脳転移などからか?)、
グレープフルーツが食べたいと言っています。
イレッサを飲んだすぐ後でなければ大丈夫でしょうか?


410 名前: ryon 投稿日:2002/12/30(月) 23:07
 ある御方から、事情の分からない人には>>405は唐突すぎるとの指摘がありました。まったくもってそ
のとおりなので、補足説明します。

 Yahoo!掲示板において、常連さんとAkiさんとの間にちょっとしたトラブルがあったのです。その原因
は、言葉足らずと誤解や混同、そして、後で述べる成りすましの問題もあったようです。現在は、双方の
理解を得られて、解決への道へ順調(?)に向かっています。>>405は、双方の主張に衝突する部分があ
るわけではないのに誤解したままの物別れではあまりに悲しいと思い、私が勝手に仲裁を買って出て、常
連さんの方から一定の譲歩を引き出せたので、Akiさんに対し、和解の準備があるのでYahoo!掲示板に戻っ
てきてくださいと告げるために私信として投稿した物です。投稿してからメールアドレスがあることに気
付き、メールでやりとりすればよかったかなと反省しているところです。

 さて、では、成りすましの件です。Yahoo!掲示板の常連さんと同名の投稿が>>331にありますが、この
方は、癌掲示板に投稿したことは一度もないと明言されています。内容から見て、偶然のハンドル名の一
致ではなく、明らかに成りすましのようです。この投稿が、善意であるのか、悪意であるのかは、私には
分かりません。しかし、本人に承諾もなく勝手に成りすまし行為を行っては、今回のようなトラブルの元
です。成りすましにあった常連さんですが、Yahoo!掲示板では、一定の信頼を得ている方なのですが、ネ
ームバリューで全面的に信頼されることには懸念を表明しておられ、ましてや、成りすましで信頼されて
はたまったものではないでしょう。今後も、Yahoo!掲示板以外への投稿はしないということなので、同名
の投稿があった場合は、ご本人ではないことを了知しておいてください。

 ついでに私信です。Akiさんに確認したいことがあるので、Yahoo!掲示板でお待ちしております。


411 名前: ryon 投稿日:2002/12/30(月) 23:19
 もうちょっと説明した方が良いかもしれません。Yahoo!掲示板の常連さんの投稿文のAkiさんの娘さん
のことと思われる記述に対し、Akiさんが発言の訂正を求めたのが事の発端です。ところが、この常連さ
んは、Akiさんの発言の趣旨が全く理解できなかったようです。Akiさんにして見れば癌掲示板で面識のあ
る人と思っていたら、その常連さんにとっては初対面だったわけで、話が通じないのも当然かもしれませ
ん。そして、その常連さんは、Akiさんのことを悪意あるイレッサ叩きをしている人と誤解してしまった
のです。そのために、少々、トラブルになったというわけです。

 現段階では、誤解であることが判明しており、少々の事実関係の確認を済ませれば、和解が成立する物
と思っています。


412 名前: 北の国から 投稿日:2002/12/31(火) 10:48
化学療法を行ったことのない非小細胞肺癌患者さんへのイッレサの投与について
前述の通り、イレッサの適応は原則としては、化学療法を行ったことのある患者さんです。
しかし、今回の調査で化学療法を行っていない患者さんにも使用されていることが明らかに
なりました。これは問題なのかというと、私自身は、第一選択は化学療法と考えていますが、
従来の抗癌剤の副作用を考慮して、イレッサならという患者さんもおられます。間質性肺炎が
問題になっていますが、毒性のリスクは従来の化学療法の方が大きいからです。
効果についても、従来の抗癌剤は、以前に別の抗癌剤を投与された患者さんと初めて抗癌剤を
使用する患者さんでは、縮小する確率が、未治療の患者さんで明らかに高く、そうすると、今、
イレッサで報告されている奏効率が、化学療法を行った患者さんを対象にしているだけに、
未治療の患者さんではもっと有効ではないかと期待するのは無理のないことです。一方、それでは、
未治療の患者さんを対象に、従来の化学療法にイッレサを加えた場合と、化学療法単独の治療を比較すれば、
イッレサの上乗せ効果が期待できるのではないかと考え、大規模な比較試験が2つ行われましたが、
残念ながらこの比較では差を認めませんでした。この結果によって、イレッサが未治療の患者さんに
無効であると言うことではなく、ただ、イッレサ単独の効果が従来の治療を大きく変えうることが
証明できなかったということで、来年は、未治療の患者さんに対してイレッサの標準的な併用の方法などが、
臨床試験によって証明されるのではないかと思います。
本日当直で、病院で正月を迎えます。みなさまにとって、来年こそ良い年でありますよう願っております。


413 名前: 耕三郎 投稿日:2002/12/31(火) 16:25
父は肝硬変でこの度肺ガン4期と言われました。年明けにイレッサの服用を検討するかどうか、判断に苦しんでいます。今は、肝性脳症にも再三悩まされており、とりあえず水溶性メシマコブの服用は医師許可されて続けております。

414 名前: 宮本 投稿日:2003/01/01(水) 08:16
2003/01/01、あけましておめでとうございます。
私は、病院で正月の朝を迎えておりますが、私の隣のベットに肺癌入院されている方ですが、昨年の9月頃よりイレッサの服用されております。
その前に、私は昨年7月に検査入院しておりました、結果C型肝炎です、今回はインターフェロン治療入院です。
その時、その方は肺癌で非常に苦しんでおりました、レントゲン写真をたまたま見せてもらいましたらかなりレンコンの穴の用に無数の白いところ
があり、写真の見方の知らない私でも、この人は数ヶ月しか生きれないと思って見てました、この人は手術もし、抗癌剤もし、いろいろな漢方薬も
飲み苦しんでいました、抗癌剤は苦しいので数回でやめたそうです、その後漢方薬と病院からの点滴で闘病生活をしておりました、後で聞いた話
8月までの命と聞かされたと本人が話してくれました。
7月か8月の新聞でイレッサの事が新聞に掲載され、本人はこれに掛けると、薬の出る9月まで頑張り、投与を初めたそうです。私は8月の初めに
いったん退院し、12月末正月休暇を利用し入院致しましたら、なんと元気にしておりビックリ、レントゲン写真は見ていませんが、本人の話に
よるとかなり白い所がなくなり喜んでおります、体には湿疹みたいな物が出てかなり痛かゆいと行っておりますが、死ぬより良い元気を出して
おります。今日の1月1日は、本人は家で正月を迎えております、3日に戻って来ます。
新聞によると、副作用で何人かが亡くなっておりますが、どちらにしても大変な病気と思います。
皆さん頑張りましょう。

415 名前: es 投稿日:2003/01/02(木) 00:21
こげや先生へ
ご心配していただきながらお返事遅れて申し訳ありません。
実弟、先月の12月26日亡くなりました。
22日に呼吸困難になりかけてから24日には、容態が急変して
意識もうろうとしていました。モルヒネも使っていましたので
その為かと思っておりましたが、主治医の先生から話があり
DIC(藩種性血管内凝固症候群)で
肝臓と腎臓の機能が低下しているためとの事でした。

原因は消化管からの出血(貧血を起こしていました)、
肝臓癌(最初1個から3、4個に増え、かなりの早さで
写真で見ると黒く見えるので癌細胞でいっぱいになっている)
の浸潤があるからとのことでした。

呼吸が苦しそうなので12月24日輸血をしました。
それでも呼吸困難が改善されないため
イレッサの副作用の間質性肺炎も否定できないので
ステロイドパルス療法を26日にしました。
しかし、改善することなく亡くなってしまいました。
24日のレントゲン写真では、右肺の下の方が白くなっていました。
その後もう一枚レントゲン撮ったのですが、結果はお聞きしていません。
以上その後の経過です。ご連絡遅れて本当にすみませんでした。



416 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/02(木) 18:52
皆様、明けましておめでとうございました。
久しぶりの実家での年明けができていい年越と思っていました
が、esさんの御愛弟様の件を拝見しどのような気持ちで年越し
をされたのかを思うと医療従事者としてとても残念です。7月
脳症状で発症し4クールの抗ガン剤治療ののち癌性胸膜炎、肝
転移併発などを考えるとやはり厳しい病状だったのだと推測さ
れます。何日かはお家で過ごすことが可能だったのでしょうか。
esさん今は様々なことで気を張って過ごされていると思います
がこれからはドット疲れが出てくると思います。あなたが元気
でいないことを一番悔やむ方は御愛弟様ですからお疲れの時は
一時間でもいいですから周りの人にお願いしてお休み下さい。
そしていずれもしも余裕がお出になったらここに帰ってきて、
あなたの体験や感じたことをどうぞ私たち医療従事者にもお話
ください。苦言も含めて是非聞いてみたいと思いますし、あなた
のためにもなると思います。たとえが違うかもしれませんが、
このサイトでのAkiさんの心情の変化などを見ていると癒される
事で人は事実を冷静に見ることができるようになるのだと感じま
した。そこで考えが甘いと言われそうですが、今年は去年と違い
患者サイドと医療サイドが信頼から始まることができるように
切に願います。

417 名前: es 投稿日:2003/01/02(木) 23:52
こげや先生へ
せっかくの楽しいお正月お気を遣わせて申し訳ありません。
何度もここに来ようと思ったのですが、同じようにこの病気で
闘病されておられる方の事を思うとなかなか報告できませんでした。
去年7月に余命宣告6ヶ月を受けていました。しかし治療を開始した時には
余命9ヶ月~1年は持たないでしょうとの事でしたので~少なくとも9ヶ月は
大丈夫との思いからやはり少し早すぎたのではとの思いが拭い切れません。
亡くなる数日前から呼吸が苦しそうで、亡くなる前日にはモルヒネの
錠剤も飲む事が難しそうでお医者さんも無理には飲ませませんでした。
翌朝痛みのためにのた打ち回っているとお嫁さんから電話があったときは、
無理にでも飲ませた方が良かったのではと後悔しております。痛み止めの
注射をして頂いたのですが、時々顔がゆがみ体が痙攣していたので最後に
モルヒネの点滴で眠るように安らかな顔で亡くなったのがせめてもの救いでした。



418 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/03(金) 13:16
esさん、弟様が「眠るように安らかな顔で」とありましたのでなによりの救いです。
今は何より御慈愛ください。そしてお元気になられたらまたお話しましょう。
在宅治療をしていて思うこととして、癌患者さんの場合いずれかの時期に対症療法
のみを望む状態にできなかったかといつも悩みます。

419 名前: es 投稿日:2003/01/03(金) 16:34
こげや先生へ
弟は本人自ら積極的な治療を望み、実際一言も弱音を
吐きませんでしたが、弟の闘病をいろいろ見てきて
もし私が同じ病気だったらあんなつらい治療はとても
耐えられそうではないと感じました。
痛みだけとって頂いて出きれば自宅で家族との
時間を過ごせたらと今でも思っています。



420 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/07(火) 00:06
今日から仕事始めの病院が多いと思いますが、皆様今年最初の外来はいかがでしたでしょうか。
当スレは「イレッサと副作用」ですが、不安をあおるような報道が多い昨今、できれば
「イレッサでこんなに良くなった」というような情報も皆様から聞きたいものです。
ところで私が経験した患者さんのことについてアップしたいと思います。イレッサによる間質性肺炎
は一週間以内という早期発症もあり、ステロイド抵抗性を示す場合もある事は言われていますが
その原因の一つとして外来投与による発見の遅れがあると思います。私の患者さんもイレッサ服用
早期に間質性肺炎を発症しましたが発見が早くすぐに始めたステロイドのパルス療法がとても有効でした。
最近のイレッサの副作用報告例にも同様の症例がありましたが、早めのステロイドは効果的ではと思います。
患者さんとの協力と注意深い診察が必要であることは言うまでもありませんが、行政指導にあるように
四週間の入院というのは、やはり外来治療を望む患者さんの事を思うと私は納得できませんが、皆さんは
どう思いますか。

esさん、お久しぶりです。壮絶な弟様の闘病生活を見るのは辛かったと思いますが、あなたの優香さんに
対する一月4日のコメントを見て冷静に判断できるようになっていて、幾分かは癒されているのではと安堵
しました。当院では緩和ケア病棟開設に向けて、今勉強中です。いずれesさんの経験を通じてのご意見を
お聞かせ下さい。まっています。

421 名前: ワンチビ 投稿日:2003/01/07(火) 23:22
今日、月に一度の検診についていってきました。
母の肝機能は、また悪くなっていました。明らかにイレッサの副作用による肝機能障害です。
今で、GPTが183、GOT85です。
腫瘍は、縮小後の大きさに変化なく、少しまた影の色が薄くなっていて、顕著に【イレッサの効果がある】と言い切れる状況です。
母は、肝機能の数値が毎月20ずつ上昇していくのが、かなり不安に思っているところへ持ってきて、年末にかけて連日のように新聞各紙や報道でイレッサの副作用の死亡者数ばかりをあおる報道で、イレッサの投与続投への不安をまた医師に伝えました。
先生からは、投与に関しては患者さんの意思が尊重されるということ、しかしながら今の数値なら投与中止を積極的に医師側から勧める段階ではないと思うということ、母の肺がんにはイレッサが効果があること、を話されました。
しかし、それでも患者さんが嫌ならすぐにも投与中止をします。と・・・
でも、ポロッと「マスコミがうるさすぎるんです。マスコミに煽動されず冷静に考えてくださいね。あなたには、効果でていますから」と、おっしゃいました。

今後、副作用の肝機能障害とどうやって折り合いをつけていくのかを悩んでいます。
冷静に判断する為の情報が少なすぎて・・・・
イレッサ110番を開設されている、薬害オンブズバースン事務局にしても、調査した信憑性の高いデータを提供しますと、郵送で数枚の文章を頂きましたが、イレッサのことを悪と決め付け、かなり偏見のある情報がとどきました。
癌と共生する為に、イレッサの道を選択しているのですから、副作用とも上手く付き合っていける方法のヒントをいただけるのかと思い、期待したのにがっかりでした。

一日も早く、冷静に判断する為にも、イレッサの【正確な情報】を知りたいものです。




422 名前: 新聞記事より 投稿日:2003/01/09(木) 16:46
平成15年1月9日付け読売新聞イレッサ関連記事31面より
>>>薬害に詳しい医師からは、こんな指摘もある。「もはや医薬品メーカーの
   ターゲットは医療スタッフではない。患者やその家族から新薬への興味、
   飲みたい欲求を誘導しろ、というようになっている」
   イレッサの場合も、メーカー側の情報が患者たちを刺激したのは間違い無い。
  「試験外供給」の話題はネットを飛び交い、多くの患者や家族が入手と服用を
   切望した。しかし情報の「正確性」は頼りなかった。あるサイトに家族の一人
   はこう書き込んでいた。「(試験外供給は)アメリカの臨床試験に参加すること
   のようです。」制度的には有り得ないことだった。

平成15年1月9日付け読売新聞にはイレッサ関連の情報を詳しく述べています。
少しでも皆様の参考になりますように。






423 名前: 読売の記事(長文) 投稿日:2003/01/09(木) 17:41
抗がん剤「イレッサ」を承認前286人に投与

 副作用が問題になっている抗がん剤「ゲフィチニブ」(商品名イレッサ)を、昨年7月の厚生労働省の承認前に、
臨床試験外で投与された国内の肺がん患者が286人にのぼり、1人が同5月に副作用で死亡、
3人が重症になっていたことがわかった。

 製造販売元の「アストラゼネカ」(本社・英国)が「患者の求めに応じた倫理的供給」として無償で提供、
国内89病院の医師が個人輸入していた。世界中で承認した国がない段階で、
大規模な個人輸入が行われたのは異例で、臨床試験のあり方や、
こうした例外的な供給に対するルール作りへの論議が高まりそうだ。

 アストラゼネカが、世界中で臨床試験外で提供した患者数は、昨年9月までの段階で、
日本国内の286人を含めて2万2000人以上。未承認薬を臨床試験外で投与することを一定の条件で認めている国もあり、
各国で事情は異なる。

 こうした時期に、日本では正式承認のための臨床試験を急いでいたわけで、
アストラゼネカが臨床試験を軽視していたのではないかとの批判もある。
国内の臨床試験でイレッサの投与を受けた患者は102人なのに、医師の個人輸入で投与した患者がその約3倍にのぼっていた。

 アストラゼネカによると、試験外投与向けの供給は「ほかに治療方法のない肺がんの患者に服用の機会を提供する」と
して2000年12月から開始。第三者審査を委託した仏の調査会社のチェックを受けた医師に、送料のみで提供した。

 国内では臨床試験のうち少数のがん患者を対象にした試験が2001年3月に終わり、
同8月から大阪市北区のビルにある同社日本法人内の事務局に看護師1人が常駐し、供給の事務手続きにあたった。
そのころ中部地方のがん治療専門病院で投与を始めたという。

 応募は大学病院やがん専門病院の医師が多く、「輸入・処方した医師が責任を負う」との誓約書を出し、
英国からの個人輸入手続きを取った。英国本社は、医師らに副作用を速やかに報告するよう求めていたが、
同封された英文の注意書きには、肺障害などの重大な副作用の情報はなかった。

 死亡例は昨年5月に発生し、「肺炎」として国に報告。重症の3例は同年1―4月に起きた肺炎、
おう吐、間質性肺炎で、いずれも投与した医師が副作用と判断した。
こうした臨床試験外の供給についてアストラゼネカ日本法人は、
「世界でも例のない規模で経済的負担も大きかったが、患者の圧力に抗しきれなかった」とし、
「英国の本社が決めた厳格なルールで実施した。
厚生労働省には事前に相談し『医師の個人輸入なら問題ない』と確認をとっていた」と強調している。

 厚労省医薬局監視指導・麻薬対策課は「事前相談の有無は定かではない。
医師が外国の企業から直接、個人輸入したのなら、法的に問題はない。承認前なら薬ではないので、
当局が輸入や副作用の状況を把握する義務もない」としている。

 ◆承認国ない段階で企業が積極供給、一定のルールが必要◆

 新薬承認に臨床試験が欠かせない大きな理由は、死亡を含む危険を伴うからだ。
イレッサで明るみに出たように、臨床試験と並行し、承認前から多数の患者にメーカーが提供するやり方では、
患者が大きな危険にさらされかねない。

 厚生労働省は省令で、臨床試験の方法を厳格に定めている。
試験の開始には動物実験のデータや詳細な計画書をもとに同省の承認を受ける必要があり、
決められた医療機関の専門医が投与し、効果や副作用の観察・報告も厳密に行わないといけない。
副作用による被害は補償の対象にもなる。

 試験外投与では厳格な管理はなく、副作用で障害や死亡に至った場合の責任の所在もあいまいだ。

 日本で未承認の薬を医師が、承認済みの国から個人輸入して患者に使うことは少なくない。
最近、サリドマイドの個人輸入が増加していることが明らかになったが、
こちらは海外でハンセン病治療などで承認されている薬だ。
どこの国でも未承認の段階だった今回の個人輸入は、極めて不自然なケースと言え、
積極的に供給したメーカーの姿勢には問題がある。

 ほかに治療法がなく、残された手段として新薬を試したい患者に入手の手段はあってよいが、
メーカー任せではなく、一定のルール作りが必要だろう。(大阪本社科学部 増田 弘治)

(1月9日03:15)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20030109it01.htm


424 名前: 読売の記事2 投稿日:2003/01/09(木) 17:42
「イレッサ、日本だけ外せぬ」試験外投与でメーカー

 副作用が問題になっている抗がん剤「ゲフィチニブ」(商品名イレッサ)が厚生労働省の輸入承認を受ける前に、
臨床試験の枠外で国内の肺がん患者286人に投与されていた問題で、
輸入発売元のアストラゼネカ日本法人本社(大阪市北区)は9日、
「(試験外の薬剤提供は)グローバルに展開しているプログラムなので、日本の患者だけを外すことはできない」とし、
多国籍企業として世界規模で試験外提供を行ってきたことを強調した。

 同社の村本史子・広報部長は「現場の医師、患者からのニーズに対応して発足させたプログラムで、
すべての国のすべての患者に均等に機会を与えるようにしている。
患者なら誰にでも提供するわけではなく、きちんとした基準でやっている」と述べた。

(1月9日14:06)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20030109ic12.htm

425 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/09(木) 18:08
>>423の記事を読んで、何が問題なのか、よくわからないです。
リスクを承知で未承認医薬品を自費で購入したのです。
また、医師の協力があったからこそ、できたのです。
このような記事で、
未承認治療薬の投与に医師がちゅうちょするようになる、
患者が希望する治療が出来なくなることの方が心配です。

426 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/09(木) 20:09
425さん同意します。
新聞記事を書いた記者や新聞は、がん患者の苦しみや不安をわかっていない。
藁にもすがる思いを、それに協力してくれた医師の思いを踏みにじっているとしか思えません。
「私たちは生きたい」のです。


427 名前: タキ 投稿日:2003/01/09(木) 21:10
423,424を読みましたが、私もその当時父親にイレッサをのませられないものかと
いろいろ情報を集めていました。少しタイミングが遅くかないませんでした。
(今はイレッサを飲んでいます。)
その当時投与を受けた患者さんは患者さん自身(あるいはご家族の方)
が強く希望したからですよね。
私はまだ未承認の薬だということを重々承知の上で(当然予想外の
副作用がでるというリスクを承知の上で)イレッサにかけてみようと思っていました。
当時イレッサを飲むことができた方々は副作用の問題がでてきた今でも
アストラゼネカ社に対して批判的に考えているのではなくて、当時の状況で
イレッサをのむチャンスを与えてくれたことに感謝していると思います。
副作用が出た場合の責任は強く希望した患者側にあってしかるべきではないでしょうか?
当時イレッサをのまれた患者さんはそれを承知の上でイレッサにかけたのだと思います。

428 名前: ぴあの 投稿日:2003/01/09(木) 22:14
ワンチビさん、私の母の場合はすでに肝転移しているので、参考にならないかもしれませんが、
母も2~3ヶ月前、肝機能の数値が上昇しました。
脳・骨にも転移がありますが、母もイレッサのおかげで肺はとてもきれいです。
肝機能の上昇で調べたところ、肝転移も見つかったのですが、
ウルソ100㎎ 1錠、プロへパールKC332 2錠を1日3回服用し(イレッサと併用)、現在はGOT26、GPT87です。

全脳照射を12月中旬10回行い、その後退院したのですが、右股関節の痛みと、
毎日吐き気があるので、また入院しています。股関節はシンチによると癌の集積が
あるようなので、そのためでしょうが、吐き気はなぜだかわかりません。
プリンペランは効かず、ナウゼリンの座薬にして、少し効くようです。
この吐き気さえ治まれば、ずいぶん楽だと思うのですが、原因が分かりません。
イレッサも2週間吐いてしまうので服用できていません。

429 名前: かつ 投稿日:2003/01/09(木) 22:56
423/424二記事を読んで、私も今イレッサを服用しています。
私がイレッサのことを知った時の事が思い出されました。
自分には教養が無いので難しいことは解らないけれど、
しかし、私達肺がん患者はリスクを承知して、
藁にもすがる思いで、新しい薬・新しい治療を求めていることが、
健康な新聞記者(マスコミ)には解ってもらえないと思うけれど、
こうゆう記事によって、善意で個人輸入して治療してくださった医師の気持ちを低下させ、
患者の望みを、砕く権利がペンにはあるのだろうか?また不幸にあった人の数は書いてあって、
効果の有った人数は書いてないこれでは常にペンが有利になるのではないか、
大手マスコミはもう少し社会に与える影響を考えてほしい。


430 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/10(金) 18:43
タキさん、かつさんをはじめ多くの患者さん達の冷静な対応に安堵しています。
「医師の気持ちを低下させ」とありましたが大丈夫ですよ。実際当院でも
来週木曜日からイレッサの服用を希望される方がいます。連日の報道にも
動揺せず、行政指導により入院が必要になったにもかかわらずです。
今回の報道は確かに、経口薬であり、適応が非小細胞肺癌(難治性)と
縛りがゆるいため安易に処方していた医者には効果的なことと思いますが。
しかし、報道機関は何の理念も無く「ただ事実であると言う理由だけで
なんであれどんなタイミングでも報道していい」という態度は犯罪的である
と思います。とことん戦っていきます。
患者さんの冷静な対応こそが医療関係者にとっては、元気の素です。


431 名前: ワンチビ 投稿日:2003/01/10(金) 20:47
ぴあのさん、貴重な情報ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
ぴあのさんの、お母さまもいい状態が続きますようにお祈りいたします。


432 名前: モモ 投稿日:2003/01/10(金) 21:26
私の夫はイレッサの会社に勤めております。
去年からの新聞の記事により子供は塾で人殺しの薬を作っている
会社の子供と言われたそうです。
夫にその事をいうとイレッサの評判は悪いだけではないんだ。
と子供に言っていました。
新聞だけの情報をみていた私はひどく悩んでいましたが、
ここの掲示板をよんで涙がでました。
ありがとうございました。

433 名前: heankyo 投稿日:2003/01/11(土) 01:25
肺癌患者で,イレッサのことをネット(主としてこの掲示板)で
2001年11月に知り次いでK大で高度先進放射線ののち期待をもっ
て親しい町医者先生共々勉強をつづけ2002年9月の保険適用開始
を待ちかねイレッサを外来にて40日服用、体中の湿疹とかゆみ
に耐えたが、口中の湿疹と貧血(内臓出血)が出て中止。11月
中旬のCT造影検査の結果、縮小し自覚症状のタンセキもなくなって
ようやく湿疹カユミともやわらぎ、早くイレッサ再開をと、情報を
集めるも最近は,副作用の問題がマスコミのみならず政府においても
問題になり、患者とすれば藁にもすがりたいところなれど、ここが
思案のしどころと服用再開を逡巡しています。町医先生の事情も最
近変化が出てきました.入院施設なし(但し先生はガン治療に詳しく
往診を重視)につきイレッサを扱えなくなったことです。この画期
的な経口治療新薬イレッサなればこそ、お医者先生とコミュニケー
ションをはかりながらのクオーリティの高い自宅治療が実現できる
いままでなかった治療法ではないでしょうか.ああ、やっぱり一日
仕事の一分診療の遠くの大病院に厄介にならねばならないのが残念
でたまりません.副作用の内、間質肺炎が一番心配の種ですが,その
治療法の対策・確立を医療関係者各位に切に望むものであります.


434 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/11(土) 12:18
heankyoさん、お悩みのことと思います。
でも、以前書き込みましたが間質性肺炎などの肺障害は一番の心配の種で
しょうが発見が遅くなることが(治療が遅れる)問題と思います。
確かに今回の行政指導でイレッサの処方を躊躇されている先生が
いらっしゃると思います。(安易に処方していた先生がいた事も事実
ですので、良い点もあったと思いますが)しかし、heankyoさんの主治医
は癌治療に詳しく往診を重視しているということですから、イレッサ服用
の再開の件よく相談してみてはいかがですか?すでに40日の服用の事実
がありますので必ずしも入院は必要ないと思いますし、往診により発見も
早くできるのでは。ですから、もしもの時の入院可能な病院との連携は
必要でしょうけど、いままで通りの在宅治療ができると思います。
ただ、昨今の医療報道にて私たち医療従事者も結構まいっています。
あくまで主治医の先生を信じてください。

435 名前: 北の国から 投稿日:2003/01/13(月) 11:35
先日のイレッサについての記事については、どんな目的があるのか、見出しにイレッサと書いてあれば売れるからなのかと疑いたくもなるような内容でした。
今後の問題は、急性肺障害の原因の解明、発症した患者さんの特徴を解析し、イレッサ投与前の因子、たとえば、前治療の薬剤、放射線の有無、合併症などとの
関係、また発症の時期、早期発見の方法などですが、これらのことは、これまでも他の薬剤で発症した間質性肺炎でも解明できておらず、早期の解明は難しいと思います。
やはり、発熱や咳などの症状を十分注意していく以外はないのかと思います。発症が1カ月以内に多いのであれば、その間の管理を厳重にするため、入院、もしくは入院に
順ずる管理は、在宅を望む患者さんには不便ではりますが、不明な点が多い現状ではやむをえないと考えています。
行政指導は確かに少し首を傾げたくなるようなこともありますが、投与の資格を厳密にすることなどは、現実には困難であり、
今回のような通達で、医師が自主的に判断する以外にはないとも思います。
また、イレッサは効果の点でもまだ不明な部分が多く、現在の効果が上限ではなく、どのような患者さんにはよく効くのか、
どのようなタイミングで他の薬剤と併用すべきかなど、期待も大きく、スポーツカーで都心をのろのろ走っているような状態で
その機能を十分発揮できていません。時間との戦いをしている患者さんたちには申し訳ないと思いますが、もう少し時間が
必要と思います。

436 名前: Hiko 投稿日:2003/01/15(水) 09:48
はじめまして。
私は昨年10月に父を肺がんで亡くしました。2月に診断され、本人への告知・闘病と苦しい日々を過ごしました。離れて住んでいるもどかしさや、一人で病院通いする母のことなど胸が張り裂けるような日々でした。もっと早くこの掲示板をしていたら、と残念です。でも、これから同じ悩みを一人で抱えている知人に知らせて、少しでも心がやすめれば、と思っています。

437 名前: まり 投稿日:2003/01/15(水) 10:30
はじめて書き込みさせていただきます。
先月、義母が咳が止まらず、病院に行きましたら肺に無数の
点状の影があるとのことで、即入院、検査になりました。
その後「癌の疑いがある」と言われたまま確信のある結果が
出ず、一度退院しその後も検査ばかりが続いていましたが、
一般病院の内科では検査にも限界があるということで
がんセンターでの検査を続けていましたが、肺に影は
あるものの、肺が原発だとは考えにくいとのことでした。
その後もはっきりしないまま「一応、入院してみましょう」
と先生に言われ、今日入院する予定でしたが、2日前に
呼吸困難がひどくなり、救急車でがんセンターに運びました。
入院当日、先生のお話を伺うと、「おそらく転移性肺がんの
末期でしょう」とのことでしたが、まだ原発がみつからない
ままでした。そして今日、もう一度先生のお話を伺うと
「他に原発がみつからないので肺がんでしょう」
抗がん剤、放射線治療は無理なので
「イレッサという薬を使用してみましょう。」
とのことでしたが、イレッサという薬は、初めての治療には
効き目がわからないのではないのでしょうか?
突然の展開で色々調べてみましたが知識がなく、こちらの
掲示板に頼るしかないとおもい、書き込みました
長い文になって申し訳ありませんが、「イレッサ」が
初めての癌治療でも効力があるのかが知りたいです。
よろしくおねがいします。


438 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 12:59
 皆様、はじめまして。数日来話題になっております、
 イレッサの承認前投与の記事を書いた記者です。
 この掲示板で議論の環に入りたいと考えています。
 お許しいただけますでしょうか。
 

439 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 18:02
>>438
また、ネット社会の問題とイレッサの副作用ばかりを問題視して、患者の不安をあおるんですか?

440 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 18:28
>>438
イレッサのことを書けば新聞は売れますものね。
記事にする内容がなくなってきたので、今度はここでの事を書くんですか?

441 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 18:52
>439,440さんへ
先日、読売新聞(インターネット版)の記事が出た際に、記者名が出ていたので
私個人の記事に対する批判的な意見を、書かれた記者の方へ転送希望としてメールで読売新聞社に送りました。
その際に、患者やその家族の気持ちを理解するために、ここの書き込みを読んだらどうかと書きました。
438はその記者の方ではないかと思いますが、そういう経緯があったことはお知らせさせていただきます。

442 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 19:02
438さんへ
441の書き込みを書いた者ですが、当然1-437まで全ての書き込みを読んでくださいね。

443 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 20:18
>441さん
 すでにすべてのログをハードコピーして読んでいます。
>440さん
 私は「売るため」に記事を書いたことはありません。
 今回もそうです。
 そんなことを考えて取材して記事を書いている記者はまず
 いないと思いますよ。
 イレッサの治験や承認の過程では、これまでの薬剤になかった
 問題点が必ずあると思っています。メーカーや国などとの間に
 なにかしら、ねじれのようなものがあるようにも思えます。
 知人の医師たちも「今回、きちんとしないと将来に禍根を残す
 こともあり得る」と言います。不安を煽ったり、新聞を売るため
 だけに取材し、記事を書いているわけではないことをまず
 理解して、受け入れてもらえませんか。

444 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 20:27
438の方とは同一人物か分かりませんが、読売新聞近畿版の記者の方は、きっとここのイレッサ承認前の書き込みを読んだ上であの記事を書いておられますよね?
読売新聞近畿版の30面の関連記事は、ここを読んだ上で書かれたものだと思いますが。
患者や家族の気持ちを書き込んだものを読んだ上で書かれた記事ですね。




445 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 20:42
>444さん
 見た上で書いています。

446 名前: ryon 投稿日:2003/01/15(水) 21:05
 今日の毎日新聞に「イレッサ副作用被害の背景」とあったので、期待して読んだのですが、医薬品の承
認に関する直接的な問題について論じられているだけで、全く背景に踏み込んでおらず、少々がっかりし
ました。「大きな期待に“落とし穴”」と書いてありながら、その大きな期待が生じる原因には全く踏み
込んでいません。その原因こそが最も大きな問題であるはずなのに、それに触れないマスコミの姿勢には
大きな疑問を感じます。これでは、興味本位で記事を書いていると叩かれて当然ではないでしょうか。

 背景として考えられることは、Yahoo!掲示板の以下のトピックの140番にまとめてあります。どうして、
マスコミは問題の本質に触れようとしないのでしょうか。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5a4a5la5ca55&sid=2000676&mid=1&type=date&first=1


447 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 21:25
455さん、私は、現在イレッサの投与を受けている肺がん患者ですが
患者はリスクを承知で投与を受けていると思います。
その藁を切るような記事は困るのです。
大げさな言い方かもしれませんが、命が掛かっているのです。

448 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 21:50
>447さん
 「命がかかっている」というのは大げさないいかたではない
 と思います。
 でも、なぜ、厚労省は緊急安全情報を出し、イレッサの投薬
 病院を限定する措置をとったのでしょうか。
 イレッサに看過しえない不自然な状況があるからではない
 ですか?そも、厚労省が「この期に及んで」という気もし
 ますが・・・。
 私たちは、投薬、服用機会を減らそうという意図で記事を
 書いているわけではありません。薬害禍をなくす手段が、
 薬の「不自然な害」の原因を追及して報道することであっても
 いいのではありませんか。そんな気持ちで取材し、勉強して
 います。薬害エイズが問題になったのはわずか6年前です。
 あの時の取材で感じた、産官学、民のねじれた構造への疑問
 がよみがえる想いです。

449 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 22:12
>443
>イレッサの治験や承認の過程では、これまでの薬剤になかった
>問題点が必ずあると思っています。
>446
>イレッサに看過しえない不自然な状況があるからではない
>ですか?

何が言いたいのですか?

450 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/15(水) 22:36
新聞記者さん、こんばんわ。
(投薬、服用機会を減らそうという意図で記事を書いているわけではありません)
本当に意欲に燃えて記事をかいているのでしょうが、それなら(13人死んだ、26人死んだ、83人死んだ、126人死んだ)
と報告される度に患者さんの不安をあおるように記事を書いたのは何のためですか?服用人数が増えて来たため死亡者
も増えたのではないのですか?事実だからといっていちいち報道する意図はなんだったのですか?
(薬害エイズが問題になったのは)これは薬害なのですか?どう言う認識で薬害と判断するのですか?副作用により死亡
例がでたというのなら、通常の抗癌剤治療はもっと多い頻度の副作用死があります。100人に1人の悲しい事実より100人に
20人の改善例をめざして危険も全てみとめた上でがんばっているのです。
今回の行政指導は安易な投与をしていた医者には少しは有効だったかもしれませんが、患者さんにとっては外来治療
が望めなくなったことと、医療関係者は躊躇せざるを得ない状況になった方もいる点で何もいいことはありません。
厚労省の腑甲斐無さは呆れるばかりではありますが、貴方達報道の責任も感じて下さい。
前にも言いましたが「ただ事実だからと理由で、何をどんなタイミングで報道してもいいという態度は犯罪的と思います。」

451 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 23:02
こげやさん
 報道の責任という観点でも検証が必要だと感じています。
 「副作用の少ない素晴らしい薬」と書いたその筆で、
 「治験や承認に問題があった」と書くことは、途中の説明が
 抜けていると批判されても仕方ないと思います。
 副作用による死者の数が服用患者が増えたからなのですか?
 私の今の知識では判断できません。
 副作用で死亡した症例で言いますと、数はその問題の大きさを
 象徴しますよね。そして、副作用の発生原因を突き止めることで
 それが「薬害」と呼べるか否かが決まるのかもしれませんね。
 でも、メーカーが副作用を防げる情報をもっていたのにそれを
 開発段階で隠していた、それで数人の副作用による死者が出た。
 これも薬害といえるかもしれませんね。私は、イレッサのケースは
 薬害の範疇に含めることになるかもしれないと思っています。
 当然、断定ではなく取材の先にある、たくさんの帰結点の一つに
 すぎないですが。
 さておき(ほんとはおいてはいけませんが)、現在取り組んでいる
 メーカーの言うところの「倫理的供給(Expanded Access Program)
  ですが、メーカーの主導で国が全く関知しないまま治験の三倍近い
 患者さんに提供されていたわけです。過去に、拡大治験というかたちで
 未承認薬が使われた経緯もあったようで、そのときは国も「管理者」に
 なっていたそうです。未承認薬を使うなら、薬務当局に医療機関や
 メーカーが公的機関が決めたルールに沿って詳細を報告する方法を
 とるべきだとは思われませんか。
 メーカーは「会社が厳格なルールを決めていた」といいますが、
 実際にはどうだったかが、著しく疑問です。
 たかが「一企業」にまかせっきりは問題だと思いますが。
 ご意見をうかがいたいと思います。

452 名前: かつ 投稿日:2003/01/15(水) 23:13
新聞記者さん、こんばんわ。
私には、難しい理屈はわかりません。
イレッサの承認に問題が有るようなことが書いて有りましたが、
私は、厚生労働省が患者のことなどを考えて許可を下さったのだと思っていましたが、そうではないのですか?
人間、疑って批判ばかりしていたのでは悲しすぎます。
今この時代にあえて新聞記者さんにお伺いいたします。
あなたたちのペンの正義は何ですか?
それが報道の自由ですか?
私には、どっかの球団のオーナーの様に、横暴さだけが目に付くような気がして居ます。


453 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/15(水) 23:21
 マスコミの人間はよく「報道の義務」を振りかざしますが、その場合の記事は大抵は低俗な内容でしか
ありません。薬害禍をなくしたいと思うなら、どうして、有効な薬がいつまでたっても承認されないため
に多数の死者が出ている薬害について無視するのでしょうか。他にも、イレッサの副作用より、取り上げ
るべき重大な話題が多数あるはずです。本気で問題提起したいと思うなら、そうした重大な問題を無視し
て、イレッサの副作用だけを取り上げる理由は何ですか。

 マスコミにはいつも呆れさせられます。この手のスキャンダルが起きた時には、誰が悪人かを追求する
ことには余念がないのに、制度上の問題提起には全く興味を示しません。結局は、読者受けする記事を書
いているだけですよね。事の重大性を軽視し、センセーショナルに報道できるかどうかという視点で記事
を選別して報道しているのでは、水戸黄門風に面白可笑しく勧善懲悪のシナリオを書いてるだけなのでは
ないですか。やってることは、三流ゴシップ誌と同じです。何か問題が起きた時に、制度改革を口実にし
て、増々、制度が改悪されることは、過去に何度もあったことです。マスコミは、そうしたことにも知ら
んぷりです。


454 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 23:28
かつさん
 動物実験や臨床試験、それから承認手続きになんらかの
 問題があったのではないか、果たして適切な薬の作り方
 だったのか?という観点で取材をしているのです。
 「横暴」とか「犯罪」とか言われますと、元も子もない
 です。私が医療問題の取材を手がけるきっかけとなったのは、
 父が私たち家族の納得行く死に方をしなかったからです。
 少々感情的になることをお許しください。それなら、倫理の
 名のもとに薬を撒き散らし、「私どもには責任はありません」
 と念書を書かせるメーカーや医者たちは責められなくていいの
 ですか?私はそのあたりもしっかり調べて書いていきたい。
 今の日本のマスコミはめったに自己批判をしません。自己批判
 すると、逆に責められることもあります。今回は、あえてすべき
 だと個人的には思っています。
 今は、あくまで個人的な見解と断った上で言います。
 日本には本当に必要とされる医療など数少ないのです。
 人工透析が必要な危篤患者を救急車がなんの設備もない病院に
 搬送するような世の中が、決して正しいと思いません。
 イレッサの問題にも、私が常日頃感じている醜悪なものを
 感じざるをえないのです。思い過ごしならいいですけどね。
 

455 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 23:30
 今、イレッサ問題について報道に求められることはなんですか?
 全く何も書かず、厚労省の緊急安全情報提示も書かず、あたかも
 なんの問題もないがごとく現状を無視することですか?
 

456 名前: 453=ryon 投稿日:2003/01/15(水) 23:36
 新聞記者なら、憶測でいい加減なことを言わずに、調査した事実を元に語ってください。

>副作用による死者の数が服用患者が増えたからなのですか?

 服用患者が増え方は常識では考えられないくらい異常だったことは、マスコミの人間なら知ってて当然
のはずです。素人の私でも知ってますよ。今の知識では判断できない人が記事を書いたのですか。それで
は、マスコミの責任は何処にあるのですか。

>でも、メーカーが副作用を防げる情報をもっていたのにそれを開発段階で隠していた

 未知の副作用なら、少なくとも、治験をして副作用の存在が明らかにならなければ、防げる情報を持っ
ているはずがありません。副作用のことなら、添付文書に書かれていたと聞いてますが、それでも隠され
ていたのですか。副作用の存在が明らかになっているのに、対策を隠す必要が何処にあるのですか。


457 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 23:44
ryonさん
 患者数の激増は知っていますが、それと副作用死者の数の
 増加の因果関係を、今、結びつけていいのかという疑問です。
 二つ目の質問も含め。これから我々が取材を通じて確認して
 いくことであり、憶測や不十分な知識で書いた記事は私に
 限ってはありません。ただ、木を見て森を見ないご質問は
 ご遠慮ください。
 

458 名前: ryon 投稿日:2003/01/15(水) 23:48
 木を見て森を見ないのはどちらでしょうか。新聞記者なら>>455のような話のすり替えは止めてくださ
い。問題を隠ぺいしろなんて誰も言ってません。新聞記者なら、まと外れな事ばかり言ってないで、問題
の本質を的確に焙り出すべきだと指摘しているのです。

 イレッサの承認を巡っては、イレッサに限ったことではない様々な問題があることは言うまでもないこ
とです。>>446にも書いてあるとおりです。新聞記者なら、せめて、既に投稿された記述くらいは、目を
通してから物を言ってください。

>患者数の激増は知っていますが、それと副作用死者の数の増加の因果関係を、
>今、結びつけていいのかという疑問です。

 患者数と副作用死者数を比較すれば、すぐにでも出る結論です。当然、従来の抗がん剤の副作用死率く
らいは調べて物を言ってるのでしょうね。


459 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/15(水) 23:51
ryonさん
 過去ログをすべて見たことは、私の過去ログに書いて
 あります。問題の本質は紙面で明らかにしたいですね。
 患者数の増加と副作用死の数を比較してすぐにそれが
 結論を導きますか?こげやさん。
 

460 名前: ryon 投稿日:2003/01/15(水) 23:57
>過去ログをすべて見たことは、私の過去ログに書いてあります。

 新聞記者氏の投稿は、>>446>>453を全く踏まえずに書かれており、>>446>>453を見た形跡がありません。

>患者数の増加と副作用死の数を比較してすぐにそれが結論を導きますか?

 抗がん剤について知っている人間なら誰でも分かることです。素人の私だって知ってることです。新聞
記者なら、せめて、抗がん剤について勉強してから物を言ってください。


461 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/16(木) 00:03
455 新聞記者さんへ。
>今、イレッサ問題について報道に求められることはなんですか?

肺がん末期で有効な治療法のない患者やその家族は
残された可能性「イレッサ」の本当の有効性を知りたいと思います。
体制批判も必要なことはわかりますが、各患者に残された時間は多くありません。
その前に、この薬に命を託す価値があるのか、他の治療法と比較し取材・分析してお知らせ願えないでしょうか。
大変でしょうが、本当に新聞記者さんならお願いします。






462 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/16(木) 00:06
>461さん
 最も大きな取材の目的、求める結果はそこにあります。 
 ご注目ください。

463 名前: ryon 投稿日:2003/01/16(木) 00:13
>二つ目の質問も含め。これから我々が取材を通じて確認していくことであり、

 新聞記者ともあろう人が、今頃何を言ってるのですか。イレッサ承認に関わる事実関係を詳細に調べあ
げて、イレッサ叩きに精を出している人もいるのに。その人は、国会でも答弁しているのですよ。もっと
も、その人は、トリック論法で誤解を誘導しているからタチが悪いのですけど。

 突っ込んだ反論をされて答えに窮し、役所の答弁のような回答を返すくらいなら、初めから、次のよう
なことは軽々しく口にしないことです。こんなことは、新聞記者に対しては釈迦に説法ですか。

>イレッサの治験や承認の過程では、これまでの薬剤になかった問題点が必ずあると思っています。
>メーカーや国などとの間になにかしら、ねじれのようなものがあるようにも思えます。

>イレッサに看過しえない不自然な状況があるからではないですか?

>でも、メーカーが副作用を防げる情報をもっていたのにそれを
>開発段階で隠していた、それで数人の副作用による死者が出た。


464 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/16(木) 00:31
新聞記者さん。当HPの性格上、あなたの立場は不利なことは判っている上ある意味で真摯に
反応していただき書き込んでいる態度はすばらしいと思います。さらに(父が私たち家族の
納得行く死に方をしなかった)事は私たち医療従事者としても残念に思います。もしよろしければ
経緯についておしえていただきたいです。しかし(倫理の名のもとに薬を撒き散らし、
「私どもには責任はありません」と念書を書かせるメーカーや医者たちは責められ
なくていいのですか?)(日本には本当に必要とされる医療など数少ないのです)
とは何をもって言い切っているのですか?できるだけセンセーショナルに書き立てる
点は、事実とその背景の考察があってこそいいきれるのであり、これでは今の医療報道
のやり方と同じものを感じます。
とんでもない人間は何処にもいるものですが、それだからと言って信じあうことは必要でしょう。
とにかくこのHPは「魂の宿る場所」なのです。大事な時期を精一杯生きている患者さんやご家族の
気持ちを元気づけるような報道もお願いします。あなたの真摯な態度は患者さんや私たち
医療従事者と協力して医療制度をよくしていくことに発揮してこそ満足できるものになるのでは。


465 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/16(木) 00:42
とにかく、ここは「イレッサと副作用」です。新聞記者さんの求めているもの、伝えたいものも
とっても大切であることと思いますので、別のスレッドを立ててそちらでいろいろ教えてください。
皆様に有意義な情報の場として、気軽に書き込める様に元に戻しませんか?

466 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/16(木) 00:42
>454 新聞記者さん

>それなら、倫理の名のもとに薬を撒き散らし、
>「私どもには責任はありません」と念書を書かせる
>メーカーや医者たちは責められなくていいのですか?

 今回は患者の要望があって初めて処方されると言うことですよね?
 患者側からすれば「服薬しない」という選択肢は当然あるわけですし、
文字通りわらにでもすがりたいという状態ならばリスクを覚悟の上で
薬を服用すると考えたのであればメーカーや医師の責任云々はどんなものでしょうか
 今回は決して患者が服薬を強制されたわけではないですよね?

467 名前: ryon 投稿日:2003/01/16(木) 01:05
 あらかじめ誤解のないよう断っておきますが、ハッキリ言って、私は喧嘩を売ってます。いや、正確に
言えば、売られた喧嘩を売り返してるつもりです。私にしては、めずらしく本気ですので。

 「イレッサの承認に絡んで不適切な行為がなかったかどうか、情報を集めて客観的に検証しています。」と言うなら分かります。しかし、新聞記者氏の次の記述は何ですか。

>イレッサの問題にも、私が常日頃感じている醜悪なものを感じざるをえないのです。

事実関係はこれから調べるのではなかったのですか。それなのに、初めから、スキャンダルがあると決め
つけるとは、どういうことですか。全く客観的姿勢が感じられません。そもそも、ここへ何しに来たので
すか。情報を集めに来たなら、謙虚な姿勢で臨んだらどうですか。

 イレッサフィーバーについては、承認前の段階から知っていました。しかし、私の身内は膵臓癌ですか
ら、完全に蚊帳の外です。だから、事の成り行きを冷静に見ていました。と同時に、騒ぎ過ぎではないか
と、疑問に思うことが多々ありました。膵臓癌に効果がある分子標的薬が登場しておらず、蚊帳の外であ
ることに多少の妬みややっかみがあったのかもしれません。しかし、イレッサにすがりたい患者や家族の
気持ちは分かります。私だって患者の家族ですから。だから、新聞記者を名乗って、ただでさえ満足な医
療が受けられない現状をさらに後退させかねないことを、根拠もなく平然と言う輩は許せません。世の中
を良くするために発言するのならば、私も協力します。しかし、世の中を悪くしてでもセンセーショナル
な記事を演出する人は許せません。新聞記者なら、自らの発言の責任の重大さを自覚すべきです。


468 名前: 北の国から 投稿日:2003/01/16(木) 08:27
この掲示板は、患者さんや家族のみなさまからの生の声を聴くことができる貴重な機会を与えてくれます。
肺癌の化学療法を専門とする医者としては、個別の疑問にお答えしたいとも思いますが、顔の見えない会話が
難しく、私なりにできることとして、できうる限りの情報を提供したいと考えています。
新聞記者さんが、この掲示板をしり、ご自身の書いた記事によって、苦しんでいる、患者さんや家族の生の声を
聞くことができたことは、この反響がご本人の予想に反したものであれば、たいへん貴重な経験であり、今後に生かして
頂きたいと思います。医療報道についての議論はこのスレッドにはなじまないと思いますので、別のスレッドをおたてに
なったほうがよいと思います。今回の報道はryonさんがおっしゃる通り、最初にストーりーありきの感があります。
新聞記者さんが、社会正義の錦の御旗の元に書かれたとしても、この反響を、誰が最も苦しんだのかを考えるべきと思います。

469 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/16(木) 10:08
読売新聞さん、議論の輪に入りたいのでなくて、ネットを利用した取材活動ですよね?
今度は、どのようなストーリーを考えているのですか?
病院への取材では、思うような情報が得られなかったので、ネットを使っての取材活動ですか?


470 名前: 新聞記者 投稿日:2003/01/16(木) 11:07
>皆様
 お勧めに従い、別のスレッドを立てることを
 考えます。副作用を討論する場に不適切な流れ
 になりましたね。すみません。

471 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/16(木) 12:23
新聞記者 さん、
取りあえず、「成りすまし」の可能性も出てきますので、
下記で練習してみて下さい。

成りすまし を防ごう
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=new&key=1041030333&ls=50

472 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/16(木) 12:42
◆ 2003.1.15 肺癌治療薬「イレッサ」服用者の急性肺障害症例がLancet誌に報告

 肺癌治療薬「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)を服用し、急性肺障害を起こした患者4人の症
例報告が、Lancet誌1月11日号に掲載された。この症例報告を行ったのは、東北大学加齢医
学研究所呼吸器腫瘍研究分野の井上彰氏、貫和敏博氏ら。患者背景に加え、胸部CT像、病
理写真なども掲載されており、同薬の唯一の承認国である日本からの症例報告は世界的にも
大きな注目を集めそうだ

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/225987

473 名前: SAKU 投稿日:2003/01/17(金) 00:12
1年以上待ちに待ったイレッサが発売されましたが
余りに今回の件で有名になり過ぎて、非告知の父には使えそうにない予感。
非告知の悪い部分が出ました。どうしよう。
比較的症状も落ち着いているので緊急性はありませんが
いざと言う時、どうしたらいいのだろう。これに賭けていたのですが…

474 名前: こゆきん 投稿日:2003/01/17(金) 02:33
以前書き込みをした者です。父が間質性肺炎による呼吸困難で入院して、40日後に亡くなりました。
イレッサを服用後に10日ほどで、微熱と肺炎の症状が出ましたが、対処薬をもらっただけで、その後一月以上も服用を続けました。今思うとあの時辞めていたらと、悔しさでいっぱいになります。
治験での正確な情報が公開されていたなら、避けられたのでは?と思っています。
もう少し落ち着いたら又書き込みをしたいと思います。

475 名前: まり 投稿日:2003/01/17(金) 21:27
先日書き込みをしたものです。
義母がイレッサを飲み始めて3日目です。
昨日の夜から、発熱、せき、吐き気、呼吸困難が少し起こっています。
主治医の話では、吐き気止めを飲みながらイレッサを飲むことしか
手段はないとのことなので、従うしかないのですが、
肺に負担がかかっているのではないか?と心配です。
同じような症状の出た方がいらっしゃいませんか?

476 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/17(金) 22:40
>>475  まりさん
イレッサの単剤投与ですか?

477 名前: cava 投稿日:2003/01/18(土) 10:04
475さんレントゲン検査をお願いしてみてはいかがですか

478 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2003/01/18(土) 10:57
まりさん、こんにちわ。
以前の書き込みを見ました。原発が分からない両側多発肺転移による呼吸困難でしたでしょうか。
それ以後、原発は分かったのでしょうか、腫瘍因子など測定しているのでしたら分かる範囲で
お教え下さい。今回の呼吸器症状は以前からあった症状と比べどのように違いがあるのでしょうか。
行政指導があってからの服用ですので、入院での服用と思いますので対応は比較的速いと思いますが
主治医に肺の状態は服用前と比べどうなのか聞いてみて下さい。そうするとレントゲンやCTを撮ると
思います。
ただ、私の意見を言いますと原発の分かっていない転移性肺癌にいきなりイレッサを投与することの
利点、他の方法はないのか再度主治医に確かめる必要はあると思います。以前にも書きましたが、昨年
暮の経験ですがイレッサ服用2週間目で呼吸困難を自覚しレントゲン上間質の変化を認めたのですぐ
ステロイドのパルス療法と言う治療をして現在、退院し通院治療を続けている患者さんがいます。
御心配でしょうが、冷静な対応が必要です。がんばって下さい。


479 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2003/01/18(土) 19:14
ここで書き込みがあると思って数日間、ROMしていましたがないのでご教授のほどよろしくお願いします。
イレッサを薬害と決め付け、早期承認そのものを否定する報道には反対の立場です。
ところが信頼している福島先生のコメントにショックを受けました。
ちょっと動揺しています。この記事をどのように判断したらいいのか誰かご教授していただけないでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030116-00000172-mai-soci
<イレッサ承認>厚労省、海外の副作用調査せず 55人死亡

 抗がん剤「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)の副作用問題で、厚生労働省は承認
前に海外から副作用報告を約200例(うち死者55人)受けていながら、十分な
データを集めないままイレッサを承認していたことが分かった。同省は「副作用報告
の評価が難しかった」と説明してきたが、実際には患者のカルテのチェックなど詳し
い調査をしていなかった。

 同省は昨年7月、国内外での臨床試験結果などを基に、世界で初めてイレッサを承
認した。

 一方、イレッサは承認前に、使用を希望した各国の患者や海外で行われた別の臨床
試験の患者計約1万9000人に使用された。販売元のアストラゼネカ社(本社・大
阪市)は、重要な副作用が疑われた患者として、196人を報告した。死者は55人
で、問題になった間質性肺炎や急性肺障害の疑いのある死者12人も含まれていた。
承認前に、これほど多数の副作用報告があるのは異例だ。

 承認審査をした同省の医薬品医療機器審査センターは、承認申請で提出された国内
の臨床試験患者約130人の資料については必要に応じ、カルテや肺のエックス線写
真など生データを取り寄せて審査した。しかし、海外からの副作用報告についてはア
社に生データやコピーを求めておらず、大半は受け取った報告だけで検討した。

 同センターは、報告の大半について「症例の集積を待って検討する」と副作用かど
うかの判断を事実上棚上げし、審査報告書に盛り込まなかった。ア社も、医師向けの
説明文書(添付文書)に記載しなかった。

 同省審査管理課は「個々の症例を追究すればデータが集まるかもしれないが、時間
がかかる。そこまでの必要はないと判断した」と説明している。 【鯨岡秀紀、高木
昭午】

■根本的見直し必要

 福島雅典・京都大教授(薬剤疫学)の話

 副作用を報告した医師のほぼすべてがイレッサと因果関係があるとしたのに、添付
文書に書かなかったことは重大な問題で、審査のあり方を根本的に見直す必要があ
る。危険性情報を警告しなかったために引き起こされた前代未聞の薬害で、ア社は製
造物責任法(PL法)違反に問われても仕方ない。(毎日新聞)


480 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2003/01/18(土) 19:18
NHKクローズアップ現代1月20日(月)放送予定
新抗ガン剤・副作用死の波紋(仮題)
http://www.nhk.or.jp/gendai/index2.html
日本人の死因第1位を占める「がん」。中でも肺がんは早期発見が難しく、末期にな
ると治療法がほとんどない。年間の死者は5万4000人にものぼる。
こうした中、去年7月、新しい抗がん剤が販売された。その名はゲフィチニブ。商品
名イレッサというこの薬は、「治療効果が高い上に、重い副作用は少ない」薬だと見
られ、販売前から肺がんで苦しむ患者の期待を集めた。1日1錠服用するだけの経口
薬のため、自宅で日常生活を続けながら治療が行えるため、患者の生活の質から見て
も、医療費でもメリットは大きいものがある。
ところが販売開始後、124人もの人が副作用で死亡。患者や医師の間に不安が広
がった。
しかし東北大学など各病院が独自の服用基準を作ったり、全国の有志の医師らが安全
に使うための提言を行うなどの新たな動きが起き始めている。
ゲフィチニブは安全に使えるようになるのか。新しい抗がん剤がもたらした波紋と、
安全に使うための模索を伝える。
(NO.1690)

スタジオ出演: 山内 昌彦(NHK社会部記者)



481 名前: ryon 投稿日:2003/01/19(日) 00:20
>>479

>ところが信頼している福島先生のコメントにショックを受けました。

 福島先生は、日頃から、メディアを通じて、欧米で承認された抗がん剤の多くが日本で承認されていな
い問題等を力説されています。イレッサについても、それを踏まえた上で、イレッサの承認も適切ではな
かったと論じられているのでしょう。効果のある薬の承認の遅れはけしからんが、かといって、検証不十
分な新薬の承認を急ぐことでそれに代えることは、問題の本質のはき違えと言いたいのではないでしょう
か。

 しかし、マスコミは、そうした福島先生の発言の一部分だけを切り出して面白可笑しく報じてしまうの
でしょう。困ったものです。恣意的な情報操作に悪用がされないよう、福島先生にも慎重な発言をお願い
したいものです。


482 名前: まり 投稿日:2003/01/19(日) 02:02
こんばんは。
476様、単発投与です。
477様、レントゲン撮影、本日致しました。(以下詳細)
こげや様、
>それ以後、原発は分かったのでしょうか、腫瘍因子など測定しているのでしたら分かる範囲で
お教え下さい。
残念ながらわかりません。腫瘍マーカの値で、CA-125が
100近くになっていたのは確認したのですが・・・。
なんせ、素人なもので、その値がどうなのかが不明です。

入院当時の呼吸困難と比べると、今のほうが短い周期で
起きるような気がします。レントゲンを撮った結果は
今まで、肺に酸素が入っていなかったのに、昨日の時点では
少し肺に酸素が送られているようだ、との看護婦さんからの
お話はありました。主治医の先生は土日は、いらっしゃらない
とのことでしたので来週明けにまた聞いてみます。
国立がんセンターに入院しているという安心感からか、
先生にまかせっきりで、なにも勉強していなかったもので
戸惑いばかりで、下手な返事で申し訳ありません。


483 名前: 忘れてなければまたきます専門外 投稿日:2003/01/19(日) 11:10
添付文書に書かなかったことは重大な問題で

と言いたいんだと思いますが。末期肺がんに経口の治療可能性が
でるというのは大変すばらしい歴史に残ることですから、
たかがコンマ以下パーセントの薬剤死の可能性は有ると
解っていたとしても、それを承認しない理由にする理由はないと思います。
情報公開が正確で患者に対する説明がしっかり成されているなら誰も文句は言わないでしょう。
故意に隠していたとか、数百人に投与したくらいで容易に発見できる致死的副作用を
過失や故意で見逃していたとしたらそれはそのことが、薬の有用性とは別に追求されるべき
問題だ、と言ってるんだと思いますよ。

今までの抗癌剤は根治的に効いたところで白血病その他ごくわずかの病気に、
癌が死ぬのが先か人間が死ぬのが先かという感覚で投与されるような
モノだったので、それに比べれば格段の進歩です。昔型の抗癌剤を外来で
癌をへばらす程投与したら絶対人間が先にへばりますから。

肝機能の話ですが、数値だけ見たら風邪で悪くなる程度のモノです。
しかしこのようなケースでそれが今後どのようになるかは経験でものを言うしかない。
肝臓が原因で重大事故が起きたという報道は聞かないから、そのままうまくいくのかもしれませんが。
もしこの程度の数値から重大な事態に至る例が多数報告されているなら、そんな恐ろしい薬は私は
使いたくないです。そんなモノさすがに何も注意無く認可されるとは思いませんが。現在までの
投与データを当たってください。主治医が持っているかもしれません。
特別な注意すべき報告がないならその程度の肝障害注意はしながら踏み越えるのがふつうでしょう。

普段まともに新薬を認可しない厚生省が珍しくよくやったと思ったら
つまらん所でみそ付けましたね。きちんと説明しとけばそれですんだような気が。
お役人がリスク覚悟で何らかの裏があるにしても積極的な行動をとったのだから
あんまり意味のない叩きはしたくないですが。これでまた認可にイチャモン付ける
様になってしまうのだろうか。

484 名前: 通りすがり 投稿日:2003/01/19(日) 11:52
>483さん

>たかがコンマ以下パーセントの薬剤死の可能性は有ると
たかがっていったいなんですか?ひとひとりの命をなんだと思っているのですか!


485 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 18:11
>484さん
末期肺癌患者は、何もしなければ早晩100%亡くなってしまうんです。
コンマ以下のパーセントの副作用死があっても、
それを上回る効果が期待されるから、藁をもすがる気持ちで
イレッサを服用しているのです。
もう一度言います、末期肺癌患者にとってイレッサは最後に残された希望なんですよ。

486 名前: cava 投稿日:2003/01/19(日) 19:28
こんばんは、キャバと申します宜しくお願いします。
本日中日新聞朝刊のTOPニュースでにこのような記事が載っていましたので原文のまま書いておきます。
新薬審査結果を即公開イレッサ副作用死問題で厚労省厚生労働省は、新薬の審査報告書を承認と同時にホームページ(HP)で公開するよう改めるとともに、薬を購入した医療機関には別に報告書を配布するよう企業を指導した。申請の際に提出する治験データなどに関しても三カ月以内の公表を企業に義務づける通達を出した。
昨年七月にスピード承認された肺がん新薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の副作用で百人を超える死者が発生したが、審査報告書が指摘していた間質性肺炎などの危険性が十分伝わらないまま、利用が爆発的に拡大したことが原因の一つと考えられるため。厚労省は副作用などのリスクも含めた客観情報を速やかに公開することで、今回のような事態の再発を防ぎたい考えだ。審査報告書は、国による新薬の審査経過と結果をまとめた資料。毒性試験結果のほか、副作用の種類と患者数など、製薬会社が提出した臨床試験データとともに、審査側が抱いた疑問点や意見も記されている。これまでは承認後に文書化、企業秘密の部分を黒塗りにし、企業からの申請書類と併せ、医薬品機構のHPで公開してきた。だが手続きに時間がかかるため、公開は遅れ、存在すら知らない医師が多いのが実情。イレッサの報告書は、治験対象となった患者数が少なく、有効性と安全性が十分に確認されていないことや、死亡率の高い間質性肺炎を起こす危険性を指摘していた。公開は承認の約一カ月後と比較的早かったが、八月下旬に保険適用されるまでの間に、使用者は一千人に達しており、情報が伝わらないまま、多くの人が利用したとみられている。医薬品機構のHPアドレスはhttp://www.kiko.go.jp<イレッサ> 英国のアストラゼネカが開発した肺がん治療薬。従来の抗がん剤とは異なった仕組みの薬として注目を集め、審査期間5カ月という異例の早さで昨年7月、世界に先駆けて日本で承認された。だが、発売後、間質性肺炎などの副作用報告が相次ぎ、昨年12月までに124人が副作用で死亡。厚生労働省は薬の処方を肺がんでの抗がん剤治療に詳しい医師に限定し、入院管理の下に投与するなどの対策をとった。


487 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 19:34
Akiさんその他の方々へ
カリニ肺炎、重症結核なんかも間質性と呼ばれるタイプの肺炎を起こします。
検査上一般的分類としては酸素だけが血液に溶けにくくなるのが間質性(二酸化炭素は簡単に
水や細胞の層を通り抜けます)、二酸化炭素その他空気の成分全部が交換できなくなるのが
ふつうの細菌性などの肺胞性肺炎です。間質性肺炎は病原体によるものなら病原体除去
薬剤性なら薬剤中止が治療ですが、肺胞性肺炎と違って酸素を通しにくいほど厚くなった
肺血管との壁は原因を除去しても元に戻すのは至難の業のことも多く、
カリニ、結核は弱った人間にとりつくと検査する手段もほとんどありません。
AIDSの元原因不明の治療法無しの呼吸困難で有名になった位ですから。
早期発見するしかないようなもんですが、疑う理由がない物を早期発見するのは
不可能です。今回の騒ぎで薬剤性を疑う理由、検査する理由ができ今後は
早期発見の可能性が出た、と言うことでしょう。


488 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 19:39
>>何らかの裏があるにしても

あると言っているのではありません。
無いなら厚生省の役人も本当に心を入れ替えたのかもしらん。
どっちにしても国産薬だからはやく承認されたのかも。やっぱり。



489 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 19:58
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=1040719541&st=12&to=14
・・・

490 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 20:04
あ、国産じゃないんだ。
世の中たまには珍しいことも起こりますね。

491 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 20:10
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=1040429041&ls=50

492 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/19(日) 20:36
>479 欽也さん

釈迦に説法のようになってしまいますが、鉄也さんが引用された記事を読んで新しく掲示板を見に来るかたもいると思いますし、もしかしたら新聞記者さんも見ているかもしれないので・・・。

患者も、医師も、家族も、少しでも情報が欲しくてこの掲示板に来ているのだと思います。その背景には、どのような治療にも必ずリスクが付きまとうという現実があるのだと思います。
薬を使うという選択をしても、使わないという選択をしても、どちらであってもリスクがあります。医師も、患者本人も、家族も、100%完璧な治療方法がない現実に直面して、どういう判断を下したらいいか常にぎりぎりの選択を求められているのです。リスクが全くない選択はありえないのです。
これは、イレッサ以外のこれまでの薬を選択した場合であっても同じです。残念なことですが、これまでの薬や治療法であっても副作用に苦しむ患者もいますし、副作用で亡くなられる方が少なからずいるのも否定できない現実です(この掲示板に来ている人は周知の事実だと思いますが・・・)。
「どうすれば副作用を避けることが出来るか」
「どうすれば効果的な使い方が出来るか」
「もし副作用が出てしまったらどういう処置をとれば患者を救えるか」
といった情報を得ることができれば、リスクを小さくすることが出来ます。そのためにこの掲示板に人が集まるのだと思います。

そういった思いで引用された記事を読むと、いくつかはっきりさせて欲しいと思った点があります。

まず、

>承認前に、これほど多数の副作用報告があるのは異例だ。

これは、何を根拠にこういう話が出てくるのかが分かりません。がんの治療に使われるこれまでの薬に一体どれくらいの副作用が出ている(出てきた)のか、きちんと調べて記事が書かれているのか疑問です。
もし調べた上での記事なら、はっきり、○○という薬とくらべて副作用が多い、などという書き方をしてあれば、この薬を選択しようかどうか迷っている人には役立つと思うのですが。

また、

>副作用を報告した医師のほぼすべてがイレッサと因果関係があるとしたのに、添付文書に書かなかったことは重大な問題で

これは、これだけではどういう副作用が記載されていないのか分かりません。もし添付文書に書かれていない副作用があるのならば、それをすぐに公表すべきではないでしょうか? なぜ毎日新聞はそれを隠すのでしょうか?

福島先生は塩酸イリノテカンの時にも活躍されていて、明快な話し方をされるかただと思っていたので、鉄也さんと同じ気持ちを抱きました。もしかしたらきちんとしたコメントを出したのに記事になる時点で省略されてしまったのかもしれません。いずれにしても、活字になった記事を読む限り、新聞社の方にとっては、事実を公表するかどうかよりも、問題を糾弾することのほうが優先するようにしか思えません。
問題の糾弾は大事だと思いますのできちんとして欲しいですが、このように不確実な情報だけ垂れ流しにすることが、どれだけ関係者を不安にさせるか、リスクに直面して切羽詰ったぎりぎりの判断を求められている人がどれだけ混乱するか、リスクに直面していない記者さんには理解してもらえないのかもしれません。


450でこげや先生が書いていたことの繰り返しになってしまったかもしれませんが、この記事からは「事実」が何かすら分からず、さらに患者や医師を混乱させると思いました。

記者さんは、不正確な情報を伝えるせいで、情報を伝えない場合よりももっと状況を混乱させてしまうことがある、という現実を直視してもらいたいと思います。



493 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/20(月) 13:06
http://www.h3.dion.ne.jp/~smiura/


494 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/20(月) 15:04
http://society.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1033276660/l50


495 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/20(月) 15:09
質問するとののしられますよ。
部外者厳禁。
注意参照。読むだけ。
こっからきた

496 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/20(月) 15:15
本日1月20日(月)放送 
クローズアップ現代 新抗ガン剤・副作用死の波紋

 NHK総合 19:30~
 BS1 21:30~
 ハイビジョン 22:55~
************
1月20日(月)放送予定
新抗ガン剤・副作用死の波紋

日本人の死因第1位を占める「がん」。
中でも肺がんは早期発見が難しく、末期になると治療法がほとんどない。
年間の死者は5万4000人にものぼる。
こうした中、去年7月、新しい抗がん剤が販売された。その名はゲフィチニブ。
商品名イレッサというこの薬は、「治療効果が高い上に、重い副作用は少ない」薬だと見られ、
販売前から肺がんで苦しむ患者の期待を集めた。
1日1錠服用するだけの経口薬のため、自宅で日常生活を続けながら治療が行えるため、
患者の生活の質から見ても、医療費でもメリットは大きいものがある。
ところが販売開始後、124人もの人が副作用で死亡。患者や医師の間に不安が広がった。
しかし東北大学など各病院が独自の服用基準を作ったり、
全国の有志の医師らが安全に使うための提言を行うなどの新たな動きが起き始めている。
ゲフィチニブは安全に使えるようになるのか。
新しい抗がん剤がもたらした波紋と、安全に使うための模索を伝える。
(NO.1690)

スタジオ出演: 山内 昌彦(NHK社会部記者)
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei.html

497 名前: タキ 投稿日:2003/01/20(月) 17:24
>483さんへ
私の記憶違いかも知れませんが、添付文書にははじめから間質性肺炎を
起こす疑いがあることを書かれていたと思います。
ただ、添付文書に書いてあったからといって、イレッサを投与した全ての医師がそのことを
きちんと認識していなかったのだと思うし、間質性肺炎への認識が不足していたため
一部で対処が遅れたのではないかと思います。
といっても、添付文書に書かれていたからといって、全てを認識するのは現実的ではないのかもしれませんが。


498 名前: タキ 投稿日:2003/01/20(月) 17:42
少し補足すると、私の記憶では一番最初の段階(原案?)では間質性肺炎の疑いの部分は
記載されていなかったのだけど、厚生労働省からの指示でそのことを添付文書に記載
したのだと思いましたが。少なくとも薬価が通ったときには最初から記載されていたと思いましたという意味です。

499 名前: cava 投稿日:2003/01/20(月) 17:54
私の手元に有る添付書類には、重大な副作用のところに間質性肺炎(頻度不明)と書いてあります。ちなみに発行日は2002年8月(第2版)と成っています。

500 名前: タキ 投稿日:2003/01/20(月) 18:04
私も8月上旬に入手しております。
まず、この事実関係を誤った報道なり、それなりの場所でそれなりの方の発言があればそれはどうかと思いました。

501 名前: ワンチビ 投稿日:2003/01/20(月) 18:48
私の持っているのは、イレッサの総合製品情報概要という冊子です。
7月末くらいにもらったと思います。
そこには、
重大な副作用として、重度の下痢、脱水を伴う下痢、中毒性表皮壊死融解症、多形赤斑、肝機能障害、間質性肺炎があらわれることがあります。と書かれています。


502 名前: ワンチビ 投稿日:2003/01/20(月) 18:51
>>501
2002年7月作成 となってます。

503 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 09:25
中毒性表皮壊死融解症、多形赤斑、肝機能障害、間質性肺炎
こんなのすべての薬で出ます。特別な注意でなければ誰も相手にしません。
特別な注意を要する状況を警告できる状態だったのか、そして、したのかが問題です


504 名前: ワンチビ 投稿日:2003/01/21(火) 11:11
503番様、一点質問があるのですが、
<特別な注意でなければ誰も相手にしません

この場合の誰もとは、薬を投与する医師をさしてのことですか?





505 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 11:25
はい


506 名前: cava 投稿日:2003/01/21(火) 11:42
503番さん、あなたは、もしかしたらマスコミ関係の人ですか?
私の場合2002年9月27日より、イレッサを服用しています。
それとイレッサのパンフレットを頂いて、それを何回も読んで、
重大な副作用が出ることも承知で医師と話し合ってこの薬を服用し始めました。
服用前に、医師がどのような副作用が出るか解らないので総て教えて欲しいといわれました。
幸い私は重大な副作用も出なくてがん細胞は縮小こそしてませんが、冬眠していてくれます。


507 名前: タキ 投稿日:2003/01/21(火) 13:20
>503さん
現実的な問題として、いいたい事はお察しします。
私は>497でも
「といっても、添付文書に書かれていたからといって、全てを認識するのは現実的ではないのかもしれませんが。」
と少しはフォローしておいたつもりですが。
ただ一言言わせていただければ、私は身内がイレッサの投与を受ける前に、イレッサの総合製品情報概要だったかと思いますが、
(以前の書き込みで私の発言で添付文書としていたことを私の持っている情報としては総合製品情報概要であったことをお詫びします。
しかしながら、総合製品情報概要に書かれていた間質性肺炎の記述の部分は当然その時期の添付文書に書かれていると思います。)
きちんと読み、私は副作用として間質性肺炎を起こす可能性があることを騒ぎになる前から認識しておりました。シロウトゆえ、間質性肺炎の記述にまで目が行ったのかもしれませんが、
薬剤性間質性肺炎を引き起こす抗がん剤はこれまでにもあったかと思いますし、放射線治療の副作用としても起こりうるものではないでしょうか?
そうした中で私は間質性肺炎の記述に対してもきちんと理解してました。
(現実的ではなくあくまでも理想論かもしれませんが)プロである医師であるならば
もうすこし、間質性肺炎の記述に対して目をとめてもよかったのでは?
少なくとも1回目?の緊急安全性情報が流れたあとにまだそのことを認識せずにイレッサを
投与した医師がいるならばそれはよろしくないんじゃないかと思うんです。
もし、うちの医院なり病院にはアストラゼネカ社のMRは出入りしてなくて情報が入らなかったというのなら、
厚生労働省のHPを見ればそんなこと載ってるわけですから。情報が入ってくるような体制になっていないのならそれを補うよう努力できるのでは?
私は一部の医師サイドを批判したいのではありません。現状に少しは理解を示しますが、目標としてはもっと上を目指していっていただきたいと思うのです。
もちろんアストラゼネカ社だってもっと情報の伝達方法など改善の余地はあったと思いますし、
最初の対応のまずさ(死亡者の数を何日以内に報告する義務があるという範囲内ではあったはいえ、世間に過少申告のイメージを与える結果になったことやもう少し、最初は投与患者のフォローがしっかりできなかったものかなど)
もあったと思います。
昨日のNHKの放送は個人的には満足しております。一言で言うとイレッサのプラスの面とマイナスの面の両面をきちんと放送しているからです。
ただ、一部の報道には副作用の面しかふれない場合がある(多い)と思います。
NHKの放送でもそういった記事を見てイレッサの服用をやめた患者さんがいましたよね。
あくまでもあの方がどうというのではないのですが、世間には副作用面の情報だけでプラスの面の
情報が不十分なまま判断して、プラスの面の情報をもっていた場合と違う判断をしてしまう可能性があるということを言いたいのです。
もちろん、副作用の報道により、現実的な問題として間質性肺炎を発症しても命が助かった(報道が騒いだために、医師側でより副作用の認識が高まり、対処法もスムーズにとれるようになった。)
ケースもあると思います。私自身これまで副作用報道をする報道機関に対して必要以上に感情的になっていた部分もあるかと思います。
また、間質性肺炎などで親類、知人を亡くされた方にはどう言葉をかけていいのかわからない面もあります。
ただ、重篤な副作用の説明がなかったと憤慨されている方もいるかとは思いますが、普段我々が飲む薬の添付文書だってすごく多くの副作用情報が載ってるんです。
それを全て患者サイドに説明するのは無理な面があります。医師側に詳細に専門的な説明まで要求するのであれば、それを聞く側にもそれなりの知識が要る場合だってあります。
私はアストラゼネカ社、厚生尾労働省、医師、報道のどれが悪かったのかではなく、患者サイドや私自身も含めてそれぞれが大なり小なりプラスの面とマイナスの面をもっていたのではないでしょうか?
今後、少しでもそれぞれの立場の人がこれまでのことを教訓としてプラスのほうにもっていっていただければと思います。



508 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 13:31
医者ですよ。

肺炎ですね~抗生剤うちますね~妊娠してても安全な副作用のないお薬ですよ~
とか言ったばあいの薬の能書がこれ


(6)副作用:承認時までの調査では,副作用(臨床検査値の変動を含む)は2,432例中148例(6.09%)であった。また,承認後4年間(1979年5月~1983年8月)の使用成績調査では,19,884例中396例(1.99%)であった。承認時及び承認後4年間の調査において,副作用は総症例22,316例中544例(2.44%)に認められ,発現件数は1,119件であった。その主なものは,発疹175件(0.78%),GOT上昇152件(0.68%),GPT上昇143件(0.64%),発熱120件(0.54%),白血球減少66件(0.30%)等であった。なお,承認時以降発現した頻度が不明な副作用も含む
(a)重大な副作用
(ア)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,掻痒等)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には中止し,適切な処置を行う(0.1%未満)
(イ)中毒性表皮壊死症(Lyell症候群),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)が現れることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には中止し,適切な処置を行う(頻度不明)
(ウ)急性腎不全,間質性腎炎等の重篤な腎障害が現れることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には中止し,適切な処置を行う(頻度不明)
(エ)汎血球減少症,無顆粒球症,血小板減少(50,000/μL未満)が現れることがある。発熱,咽頭痛,皮下・粘膜出血等が現れた場合には血液検査を行い,異常が認められた場合には中止し,適切な処置を行う(0.1%未満,汎血球減少症は頻度不明)
(オ)偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が現れることがある。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに中止し,適切な処置を行う(頻度不明)
(カ)発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,PIE症候群等が現れることがあるので,このような症状が現れた場合には中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う(頻度不明)
(b)重大な副作用(類薬) 溶血性貧血が他のペニシリン系抗生物質(ベンジルペニシリンカリウム,アンピシリン等)で現れることが報告されているので,異常が認められた場合には中止するなど適切な処置を行う

(c)その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には,症状に応じて適切な処置を行う
種類//0.1~1.0%未満 又は頻度不明//0.1%未満
過敏症//発熱,発疹,掻痒//浮腫,じんま疹
血液//顆粒球減少,好酸球増多//血小板減少,貧血
肝臓//GOT,GPT,Al-P,LDHの上昇//黄疸
消化器//悪心・嘔吐//下痢,食欲不振
中枢神経//腎不全患者大量投与でけいれん等の神経症状// 
菌交代症// //口内炎,カンジダ症
ビタミン欠乏症//ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症,出血傾向等)//ビタミンB群欠乏症状(舌炎,口内炎,食欲不振,神経炎等)
その他// //頭痛

書いてあるだけで一日をあらそう副作用を発見しろというのは無理。
死ぬような副作用は赤字で書いてくれないと。ふつう安全、当たると運が悪い、という副作用は
一万人に一人以下のオーダーで出る物です。これは治験で捕まらないため、あるかもしれないけど、
とおどしつきで頻度不明と表記されます。これと同じ書き方をしているわけですよ。まさか自分に当たるなんて。
上に2chのスレッドかいときましたが、あれ医者の本音でしょう。治験薬だから何起こるかしれないのは当たり前にしても。
何千例か治験して頻度不明とかかれたらそんな物隕石に当たるような不運と認識しますが。
書き方変だったのかもですね。

509 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 13:53
0.5パーセント以上の確率で出現したらしい副作用と言えば、
抗生剤が体に合わず発疹が出た、とか肝臓傷めた、とか
誰だってちゅういするトップ項目、国家試験に出ても良いくらいの
常識、定説として能書の副作用記載の最前列に記載される物です。
なぜそのような書き方をされていないのか。

510 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 14:16
他の副作用なんか話も聞かないでしょ?

511 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 16:08
これ読めるかな(制限掛かってるかも)
http://www.iressa.com/japan/professional/product/temp.pdf
改訂後の能書。これが正常。

512 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 16:59
治験がオーファンドラッグらしく数百人単位でしか行われてないようですね。
まあ画期的新薬だからはやく出して市販後調査で様子見ることにしたのでしょう。
抗癌剤など危険性高すぎてそうそう使うわけに行かない薬では有ることですが。
ふつうは頻度不明=0.01パーセント以下の頻度と受け取られます。
今回は頻度不明=1パーセント以下、危険を承知の早期承認と言うことですね。
これを理解していたかどうかでしょう。

513 名前: タキ 投稿日:2003/01/21(火) 17:44
507の書き込みで医師の方々などに必要以上に不愉快にさせたかもしません。
すみません。私もアストラゼネカ社のかたをもつきはないので、アストラゼネカ社の
対応のまずさ、遅さを指摘したいのはごもっともだと思います。しかしながら私は時時刻刻と
増えていったであろう副作用の事例とそれに対するアストラゼネカ社の対応のスピードに対しては
情報を持っていないので、そこの部分に対して残念ながら意見が言えませんでした。
また、頻度不明に対する現実的なとらえ方も理解不足の部分もあったかと思います。
ただ、イレッサユーザーサイドとしては今回のイレッサ報道のなかでもうちょっと
イレッサのかたを持ってあげたいなあと思った一人です。

514 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 17:57
間質性肺炎(頻度不明)はほとんどすべての薬の能書に出てくるフレーズです。
ふつうの抗癌剤とは違うのを売りにした新種薬でこれを特別に警戒しようとは
誰も思いますまい。一例も出なかったような書き方ですし。

515 名前: cava 投稿日:2003/01/21(火) 18:33
506で変に疑って申し訳ございません。

516 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/21(火) 22:35
母数が分かっていれば頻度も分かるでしょうけど、
第2相試験の250mgでは間質性肺炎は出てなくって、
500mgの方で出てたんですよね?
これだけだと適応のある250mgでの頻度は不明でしょうね。
問題は海外の試験や治験外の頻度ですか。

517 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/22(水) 03:44
516さんへ
海外の情報を探してみました。

アメリカで去年の9月24日に開催された抗がん剤の委員会の会議の資料がFDAのホームページで公開されていました。September 24, 2002のところです。

http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/cder02.htm#OncologicDrugs

このなかのFDAのMedical Officer Reviewの副作用のところを読んでみましたが、特に新しい情報はありませんでした。治験以外の話も出ていません。(今の日本の状況から考えると何も書いてないに等しいです・・・)長いので結論の部分を書いておきます。
http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/02/briefing/3894B1_03_FDA-Medical%20Officer%20Review.htm#_Toc18133069

Transcriptもつまみ食いしてみましたが、副作用について詳しく議論されたようすはないようです。

委員会の結果を伝えるニュースもありました。新聞やTVで聞く話とちょっとニュアンスが違っていました。このHPではインターネットで会議のビデオが見られるみたいです。

http://www.fdaadvisorycommittee.com/FDC/AdvisoryCommittee/Committees/Oncologic+Drugs/092402_Iressa/092402_IressaR.htm



518 名前: 517 投稿日:2003/01/22(水) 04:06
512さんへ

抗がん剤はほかの薬と違ってフェーズ2という段階までで承認されるので画期的新薬とか関係なしに、数百人くらいで承認になるのだそうです。法律(薬事法?)でそう決まっていると聞きました。だから、普通の薬と同じくらい信頼度の高い副作用発現率はわからないと思います。
信頼度の高い副作用発現率がわかるまで承認しないとか、フェーズ3が終わるまで承認しないとかすれば普通の薬と同じくらい信頼度が高くなるのだと思いますが、そうすると今度は承認までに何年もかかることなって困ります・・・。


519 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/22(水) 05:59
508様

先生のおっしゃること、ごもっともだと思います。
ただ、掲示板には専門家ではない方もいらっしゃいますし、
誤解があるといけないのでコメントさせてください。

先生がご指摘のように、能書の記載の比較は重要ですが、
ペニシリンとイレッサを同じような心構えで処方はしないと思うのです。
(先生もそういうことをおっしゃっているのではないことは理解しています)

患者の状態が違うこと、薬の種類によって治験の実施方法が異なるため
に治験での使用経験が量的にまったくといっていいほど異なること、
(古い薬と新しい薬では)実地での使用経験が異なること、
など理由はいくつかあげられると思います。
新しい薬と言った場合に、既存の薬を少し改良した薬か、
新規の作用機序の薬かでも違いますが、
前者であっても使いはじめは気をつけると思いますし、
イレッサの場合、完璧に後者ですから。

何十年も前から使われていてどんな教科書にも載っているような薬と、
できたばかりでまだほとんど誰も(治験に参加した医師しか)
使ったことのない薬とでは、その薬を使うことで起こりえる作用の
不確実性が全然違いますから。
併用薬との相互作用も新しい薬の場合はほとんどわかりませんし。

なので、506でcava様が書いていらっしゃった「服用前に、医師が
どのような副作用が出るか解らないので総て教えて欲しいといわ
れました。」というような対処を取るわけですし、
また、ペニシリンの能書とイレッサの能書を読む場合の注意の払い方も、違っていると思います。

先生はポイントを明確にするために枝葉を省略していらっしゃるだけだと理解していますので、決して反論を持ち出すなどといった趣旨のコメントではありません。念のため。


520 名前: 北の国から 投稿日:2003/01/22(水) 08:23
先日のクロズアップ現代は、これまでの一連の報道の中で最も、バランスがよいように思いました。
入院中の肺癌患者さんたちのほとんどの方が見ており、比較的その後もおちついており安心しました。
少し、気になったのは、効果について、確かに劇的に効果のあった患者さんを出演させていましたが、
このような患者さんが、奏効率15%とすれば約3000人いることを、副作用によりお亡くなりになった患者さんの
数と並べて出してほしかった。副作用を人数で示すなら効果も人数で示し、このバランスを感じてもらえる報道の
ほうがよいのではと思いました。もうひとつ、そろそろ副作用という言葉ではなく有害事象、薬物有害反応などに
用語を変更してほしいとも思いました。NHKなら。
間質性肺炎については、早期発見が重要であることはもちろんですが、びまん性肺胞障害の像を呈する疾患は原因が
何であるにせよ極めて致命的です。Lancetに載った論文でも、間質性肺炎を発症した4名中2名はお亡くなりになっています。
ステロイドで治癒する患者さんと治療に反応しない患者さんの違いが、早期発見のみではやはり説明がつきません。不明な
部分は残りますが、ステロイドで治癒する患者さんも発見が遅れれば致命的になりえますから、早期発見は重要です。
遺伝子のおはなしは、希望をあたえてくれるNHKらしいまとめ方ですが、まだかなり先の話です。


521 名前: ryon 投稿日:2003/01/22(水) 23:19
 クローズアップ現代は、やや消化不良ぎみでした。確かに、民放や新聞に比べれば中立寄りですが、ス
キャンダラスに報じたいところを良識でギリギリ踏み止まっているように感じられます。効果を強調して
適切な副作用対策にまで踏み込んだところは評価できますが、やはり、癌治療をとりまく根本的問題を取
り上げないと、効果のある人の人数と副作用死の人数を並べても、一般には理解を得られないでしょう。


522 名前: タキ 投稿日:2003/01/23(木) 07:56
ryonさんへ
私も507では放送に満足しておりますと手短に書いてしまいましたが、
ryonさんのように肺がんや既存の治療についても触れてほしかったと思った一人です。


523 名前: まり 投稿日:2003/01/27(月) 20:01
こんばんは。このスレッドに2度ほど書き込みをさせて
いただき、母が末期の肺がんでイレッサを飲み始めたという
ことを報告したものです。こげや先生他皆さんにご支援を
いただきましたが、イレッサを飲み始めて3日目に咳と熱の
症状がひどくなり、薬よりガンの威力のほうが強いという
結果になり、5日目で服用をやめました。その2日後に母は
他界いたしました。イレッサの効果が思うように出なかった
報告をするのは本当に心苦しいのですが、ご支援くださった
みなさま、本当にありがとうございました。
また、何か参考になれることがありましたらお答えしたいと
思いますので、メールを下されば返信いたします。
乱文ですが、失礼致します。

524 名前: 106 投稿日:2003/01/28(火) 09:34
私もまりさん同様、二回程お邪魔させていただきました106です。
結局、年末に父は脊髄へ癌が進行し、一月の中旬頃他界しました。
8月半ばまで(脊髄近くの癌を抑えるために)ギリギリの段階まで、放射線治療をし、
9月にイレッサを飲み始め、すぐ癌の縮小がみられ、本人も体がとても楽になっていました。
放射線をしていたため、イレッサの作用もあり肺炎になり、一時休止。ステロイド剤で治療をし、肺炎は治まり、
またイレッサを飲み始めたのですが、癌が進行してしまい、倒れてしまいました。
(補足、父は肺ガンになってもタバコを止めませんでした。)

でも、母が、イレッサのおかげで楽な時間をもらい、山へ紅葉も見に行けたのではないかと言っていました。
(イレッサを飲む前は苦しくて家も出られなかった)

報道のおかげで、知人から「イレッサの副作用が原因なの?」と聞かれたりし、
報道の偏りに腹だたしさを感じました。

イレッサがより有効に使用できるよう何か参考になればと思いここに報告させていただきました。



525 名前: ぴあの 投稿日:2003/01/28(火) 10:56
昨夜、母が58歳で永遠の眠りにつきました。
イレッサ承認後服用をはじめて、マーカーの半減、自覚症状の緩和など、数ヶ月間は治ったのではないかと
思うくらいに、母には十分に効果のあった薬でした。
骨・脳・肝臓へ転移が次々と見つかり、最期約2ヶ月、放射線治療や肝臓からか、
吐き気が続き、ほとんどイレッサを飲めなかったため、肺も少しずつ癌が再び広がり、
腹水・胸水もたまり、最期は痰が取れなくなり、とても苦しい思いをさせてしまいました。
12月も脳への放射線治療でほとんど入院していて、年末年始を家で過ごしたあと、吐き気が治まらず、右足大腿骨への転移で歩けなくなり、
再入院した後、早く家に帰って、症状を緩和させてあげたかったのですが、
本人はずぅっと癌と闘い、治していきたい気持ちがあり、その上で納得させて帰る準備は進めていましたが、
それも叶いませんでした。
おそらく癌の進行による、血液凝固亢進もやや見られ、血小板の急激な低下もあり、
本当に辛い闘病生活だったと思います。
入院すれば、毎日病院へ通っていましたが、最期、おそらく脳内出血をおこして左半身が麻痺
してからは、1週間ちょっと、病院で私も寝泊まりし、家族も交代で母に付き添い、
ずっと寄り添っていました。
母は今、やっと自分の自宅のベッドへ横になっています。
とても穏やかな顔をしています。
もっともっと母と一緒にいたかった。
母がいなくなった今、どうしていいのかわかりません。
でも、母と闘ってきた日々のこと、少しでも誰かの役に立てば、と思います。
また何かあれば書き込みさせてください。皆様の情報に、脅かされることもありましたが、励まされることも
本当に多かったです。
ありがとうございました。

526 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/02(日) 20:43
遅くなりましたが、ぴあの様のお母さまのご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げます。
数日前に、私が母の肝機能障害についてご質問させていただいた時に、丁寧に回答くださったこと、本当に感謝しております。
お母さまのご看病で、大変な時であったでしょうに、なかなかできる事ではありません。本当にありがとうございました。
イレッサの効果があったと報告のあった方が、亡くなられていくのを見るのは、本当にショックが大きく、ぴあの様の書き込みも、その当日に拝読していたのですが、なんと申し上げてよいのか分からず、日を過ごしてしまいました。
21世紀の新薬といわれるイレッサも、癌に勝てないのか・・・と、改めて癌の勢力の強さを感じています。

イレッサ報道に関して、少し私の懺悔を書かせてください。
イレッサは確かに、母には劇的な効果を見せた薬でした。
進行癌と知らされ、暗闇の中を歩くような気持ちの時、朝日新聞の記事を読み、(副作用が少ないとされる)という記事に飛びつき、認可されていない薬をなんとか母に飲ませてくれと、医師に懇願しました。
イレッサの情報が手に入れられるのならと、メーカーへ、ガンセンターへ、治験をおこなっていた近畿大学へと電話しました。
その中で、偶然というか無理やりに掴んだような治験外投与(EAP)の情報でした。
母にイレッサを投与したことは、間違いではなかったと思っていますが、それは幸いにも死につながるような副作用が起こらなかったからで、もしイレッサの副作用で母が亡くなったとしたら、絶対悔やんだと思います。
副作用が、偶然少なかった母の例を、多くのがん患者さんが希望を持って見るネット上の掲示板に書き込んだことは、報道と同じく煽動したことになるのだと、この数ヶ月の報道でようやく気づく事ができました。
イレッサの承認前、ネットのHPの書き込みのコピーを手にした患者さんやその家族が、自分に、または家族にイレッサの投与を!と懇願したとの読売新聞の記事を読み、心が締め付けられるようでした。
希望と夢を託して、自己責任のもとイレッサの投与を受け、不幸にも体質にあわず短期間で亡くなられた方のことを思うと、涙が止まりません。
私の書き込んだ母の状況を読み、希望を託されて・・・と思うと、私が、その人達の寿命を縮めたような気持ちになるのです。
自分の母に効果があり、自分の心が闇の中から救われたからといって、私と同じように暗闇を歩く人に何か光を差し上げたいと思う事は、なんと出すぎた事をしたのだろうと悔やまれます。








527 名前: perman 投稿日:2003/02/02(日) 23:33
>>526ワンチビ様
読んでいる皆様、このレスは「イレッサと副作用」とは少し離れ
てしまうことをお許し下さい。
なんと重いカキコかと思いました。ここに来られている方の大半が
ワンチビ様のレスに対してそう思われていると思います。
少なくとも私はワンチビ様の書き込みに大変助けられております。
冷たい言い方になるとは思いますが、最後は自己責任においての
イレッサ服用ではないかと思います。
ワンチビ様の真摯なレスはここに来られている方々の励みになっている
と思います。特に最近のレスは悪い結果になったけれど・・・。という
ものが多いと思います。
治療薬に頼るのも「アガリスク」当に頼るのも最終的には自己判断です。
肉親が癌になって初めてそんなことに気がつきました。
他の方々がどう思われているにせよわたしはワンチビ様の書き込みが
本当に助けになっています。ワンチビ様の書き込みには本当に真摯なもの
を感じております。これからも書き込みを続けていただくことをお願い
申し上げます。
尚、私の父も状況が落ち着き次第イレッサを試してみたいと思っております。

それにしてもこの掲示板に書き込むのは本当に勇気がいることが最近よく分
かってきました。それだけこの掲示板は「すごい」ということかと思います。
くり返しになりますが、少なくとも私は「イレッサと副作用」というスレッド
及びワンチビ様の書き込みには本当に助けられております。
全ての方に満足のいく書き込みは不可能ではないでしょうか?

528 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/04(火) 02:02
能書探してきてがたがた言ってた医者なんだけど。
たまたまアガリスク自分で飲んでみた。あと、medline引いてみた。
どうも効果有りそう。論文上も。臨床的に生存期間延長するのとはすこし距離があるのか
無いのか知らないが。少なくとも良い方向に後押ししてくれるだろうと確信した。

自分での効果:
ケロイド状になりかかって変な細胞が生えてきそうな古傷が縮小した。(たぶん抗腫瘍効果の一環だろう)
悩んでいた前立腺炎が軽快した(抗真菌感染=抗腫瘍、の効果?)
カビやキノコに対する細胞性免疫と腫瘍撃退する細胞性免疫って似てるから。
キノコ食べて免疫賦活、ってあながち嘘じゃないかも。
安いもんだし試してみても良いんでは?

トピずれ失礼。

529 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/04(火) 12:36
<イレッサ>副作用死多発の肺炎と因果関係を疑問視 英本社

 抗がん剤「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)の副作用問題で、輸入販売元のアストラゼネカ社(本社・大阪市)
の英国の親会社が、先月発売の英医学専門誌「ランセット」の中で、間質性肺炎と同剤との因果関係を疑問
視していることが分かった。日本での死者が100人以上報告され、厚生労働省から危険性の警告を指示さ
れた後もこうした主張を続けていることに批判の声が出ている。

 問題の記事は、先月25日付の同誌に「アストラゼネカが、日本での死者と関係づけられている抗がん剤を
擁護」との見出しで掲載された。この中で親会社のアストラゼネカPLC社の広報担当者は、同誌の取材に応
える形で、「患者に間質性肺障害がみられたが、因果関係は確立していない。問題は、間質性肺障害が進行
した肺がんの患者ではよく知られた症状で、抗がん剤や放射線のような他のがん治療とも関係することだ」と
説明。同誌はPLC社が「イレッサと死者との関係に疑問を呈している」と指摘している。

 イレッサは昨年7月、日本が世界で初めて承認し、日本でのみ販売。昨年12月13日現在で494例の副作
用(死亡124例)が報告され、うち358例(死亡114例)が間質性肺炎と急性肺障害だった。

 日本のア社はPLC社が80%を出資する子会社で、雑誌の内容について「親会社と判断は同じ。イレッサと
間質性肺障害の関連性は否定しないが、因果関係の確立には臨床試験でイレッサを投与した人としない人
の発症率を比較し、発症の仕組みも解明することが必要だ。患者さんが安全に使えるよう真剣に努力してい
る」と説明する。

 抗がん剤に詳しい福島雅典・京都大教授(薬剤疫学)は「間質性肺炎は臨床試験段階でも起きており、イレ
ッサしか使っていない患者にも発症している。これでも因果関係は確立していないというのでは、アストラゼネ
カ社の副作用対策は信用できない」と批判している。 【鯨岡秀紀、高木昭午】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030203-00000123-mai-soci

530 名前: タキ 投稿日:2003/02/04(火) 14:28
ワンチビさんへ
>自分の母に効果があり、自分の心が闇の中から救われたからといって、私と同じように暗闇を歩く人に何か光を差し上げたいと思う事は、なんと出すぎた事をしたのだろうと悔やまれます。
ワンチビさんの今のお気持ちもお察しいたしますが、はたして出すぎたことをしたのでしょうか?
ざっとですが、ワンチビさんの書き込みを改めて読ませていただきました。ワンチビさんの書き込みが煽動するような書き込みにはとても見えません。
わからないことをここで皆さんに尋ね、副作用報道が出たころは心配し、お母様の状況を正直に報告しているわけですよね。
イレッサが聞いた例の報告ですが、決して他の方に強くイレッサを推奨するような書き込み方ではないように思いますが。
先日のNHKのクローズアップ現代のほうがある意味でよっぽど偏っていると思います。
イレッサが効いた例として、劇的に短期間で効いた症例を紹介しました。
イレッサをプラスと評価している私でさえも、「それにしてもNHKも劇的に効いた症例を紹介したものだなあ。」と思ったくらいです。
(誤解されるといけないので、補足させていただくと、ここで前にも書きましたがもう少し周辺のことも触れて欲しかった感はありますが、
プラスとマイナスの両面を紹介したという意味で一言で言えばよかった放送だと私は評価しています。)
ワンチビさんの書き込みなど比べようもありませんよ。
また、私のほうがよっぽど偏った意見を書いてます。
私は親が肺がん患者であり、親に今後もイレッサの服用を勧めます。
希望するにもかかわらず、親がイレッサを服用できなくなるような状況になっては困るという立場で、
万が一にもイレッサが回収のようなことになっては困ると思い、これまでも発言させていただきました。
イレッサのマイナスの面しかみない見方や浜氏の彼流の解釈による発言などをみると自分の親に対しては
イレッサはトータルとしてプラスだと判断している私にとってはほんとに心の底からあつくなる気持ちがこみ上げてきました。
これまでにいろいろな方に厳しい意見ものべさせていただきました。
(以前は1,2度名無しとして考え方が違うのではと思った人に対し、厳しい意見の書き込みもさせていただきました。)
私自身が思うことは後で後悔しないように自分ができる範囲で勉強し、情報を集め、吟味した上で、医師の説明に納得して治療法を医師と共に選んでいきたいということです。
イレッサをこれから使おうかどうしようか迷っておられる方がいたとしたら、患者サイドの生の声としてさまざまな副作用の報告も聞きたいし、イレッサが有効だった声とかも聞きたいと思うんです。
通っている病院での情報を除くとそういう場所ってあんまりないんじゃないかと思うんです。
インターネットの掲示板という性格ゆえ、悪意があるなしを問わず、情報が不正確である場合もあります。
あくまでもイレッサを使おうか、やめておこうかとか今服用しているけど、もうやめようかとかの判断材料のひとつになればいいんです。
どの治療法を選ぼうとも助からない方が多くいる状態のがん患者の場合、あくまでも最終的にどういう治療方針を選ぶかを納得するのはその患者さんであって欲しいと思っています。
私(家族、知人も含めて)は何もわからないから、お医者さんに全てお任せしますだったら、それはそれでしょうがないことだとはおもいますが。
私自身はがん患者ではないので、がん患者の気持ちは到底わからないのですが、がん患者にとって希望をもつことって多分大事な要素だと思うんです。
だいぶ前にNHKかどこかの放送でアメリカではがん患者に対する精神的療法が治療法の一つとして試みられているといった紹介があったかと思います。
シロウト考えからするそういったことが、免疫力なんかに影響を及ぼすのかもしれないなあと感じます。
(実際に顕著に有効である症例の確率的なことは別として)
ワンチビさんが書き込みを利用して商売をしようというわけでもないですし、実際のたった1例の報告としてプラスであった報告をすることは有益であってもマイナスの面なんて全くないと思いますよ。
ワンチビさんの書き込みががマイナスであったと感じる方がいるとすれば、インターネット掲示板の読み方に対する認識がその方に足りないのだと思います。
私は約1年前に癌掲示板を見つけられてすごくためになりましたし、イレッサ関連は最近はこの「イレッサと副作用」のスレッドに癌掲示板での書き込みが集約されている感があるので、
私も多少ずれてるとは思いながらもここに書き込みをさせていただいています。
イレッサが効いた方の報告、重篤なものではないけどもさまざまな副作用が出ている方の報告、知人がイレッサの投与をうけて亡くなってしまったとの報告全てが有意義な書き込みだと思います。


531 名前: 新聞記者 投稿日:2003/02/04(火) 19:11
ワンチビさん
 よろしければメールをください。

532 名前: ryon 投稿日:2003/02/04(火) 20:25
>>531

 新スレを作るのではなかったのですか。影でコソコソとスキャンダルを捏造しないで、表で
堂々と物を言ったらどうですか。


533 名前: ryon 投稿日:2003/02/04(火) 21:04
>>531

 患者や家族を新たなるスキャンダルネタに悪用することは許せません。

>>526

 私も、ワンチビさんには、何の責任もないと思います。むしろ、人道的に見て、正しい選択
だったのではないでしょうか。なぜなら、治験段階の未承認医薬品は、健康食品等と違い、医
師の協力が必要であり、自己判断で使うことは不可能だからです。専門知識のある医師に相談
する機会を省くことはできないため、どんなに情報が錯綜しようとも、問題は起きなかったは
ずなのです。

 問うべき問題点は、専門知識のあると思われていた医師が、実は、専門知識がなかったとい
う点でしょう。冷静にアドバイスすべき側の医師が、専門外の抗がん剤の知識がなく、副作用
が恐くて抗がん剤に手を出せなかったところへ、錯綜した情報に踊らされて、安易にイレッサ
投与を行ったとしたら、それは大きな問題です。一方で、対策法が周知される以前に、独自の
判断でステロイドを投与して事なきを得た医師もいるわけです。このことから考えて、詳しい
予備知識があれば、副作用対策等にも万全を来すことができたはずです。必要な知識のない医
師が、多数、癌治療に携わっていたという事実、逆を返せば、専門家が圧倒的に不足している
事実こそ、見逃せない問題です。

 イレッサ騒動は、少なくとも、日本には、まともな抗がん剤治療が存在しなかったことを浮
き彫りにしました。まともな抗がん剤治療が存在しないからこそ患者が投与を望み、まともな
抗がん剤治療が存在しないからこそ安易な投与が行われた、こうした問題こそが、イレッサ騒
動の本質ではないかと思います。この問題を報じようとしないマスコミには幻滅しました。

>>529

 権威ある医学誌がスキャンダル捏造のための誘導尋問や都合の良い編集をしたとは思えませ
んので、確かにそのような発言をしたのでしょうね。

 自社製品に贔屓目に見ることも、自社製品に否定的な見解に慎重になることも、珍しいこと
ではありません。しかし、言ってはならないことがあります。製薬会社としての社会的責任を
自覚し、自社製品に贔屓目になりがちな姿勢を厳しく律するべきでしょう。本音では因果関係
が否定されることを願っていても、慎重に言葉を選んで話すべきであり、「因果関係は確立し
ていない。」などと、希望的観測で物を言うべきではないでしょう。

 火に油を注ぐ、ア社の言動には困ったものです。


534 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/04(火) 22:55
perman様、タキ様、ryon様、私の書き込みに対しまして、丁寧にレスを頂きありがとうございます。
確かに、私はここを御覧になっている方にイレッサを飲む事を推奨した事はありません。あくまでも、自分の母の状況を正直に報告しただけです。
しかし、私は、母が「治験外投与」に至るまでの経過を書きました。治療法がない患者さんにとって、その書き込みはどう映ったでしょうか。
まして、投与が始まってから、私は母に効果があった事を書き連ね・・・・そのことが、患者さんや家族の方の気持ちを煽らなかったとは、とても思えません。
認可がまだの手に入らない薬に対しての、期待感を高めることになったのではないでしょうか?
そして、副作用のほとんどない母の例が安全神話の一端もかついだ。
私の被害妄想では、ないとおもいます。少なくとも、ここを御覧になっていた方にとっては、そうなのではないでしょうか?

テレビで、期待の新薬としてイレッサを紹介されただけなら、一方通行の情報かもしれませんが、掲示板などでは、時に対話となります。
聞くほうも、答える方も、相手を身近に感じる。例え、会った事のない人でさえも。
怪しげな健康食品を売るやからが、患者やその家族を装うのは、患者や家族に受け入れやすいからでしょう?
私は、患者の家族であるがゆえに、尚の事、慎重かつ配慮のある書き込みをしなければならなかったのだと、思い悔やんでいるのです。
それこそ、過去ログの中で、どなたかが報道機関に関して、「事実であれば、どんな時期にどんな報道をしてもよいということではない」と書かれていた内容が私にもあてはまると思うのです。

あと、読売新聞社の記者の方
ここに書き込んだ私の書き込みを見て、1月9日の記事は取材なさったのでしょう?
私は、母の主治医の事を心から信頼しており、病院や、特に主治医の先生にご迷惑をかけることを心配しています。
患者のケアだけでなく、家族の心のケアも気にかけてくださる、すばらしい先生です。
ここの過去の記事を、管理人さんに削除いただいたのも、管理人さんにも迷惑をかけてしまったらとの怖さからです。
ですから、【新聞記者のあなた】と個人的にメールのやりとりをすることは申し訳ありませんが、ご辞退申し上げます。
どこの誰かわからないハンドルネーム、ワンチビから、○○市の誰々になるのもご遠慮申し上げたいのです。

もし、患者や家族の苦しみを少しでも理解する為に来られているのであれば、ぜひ新スレを立ててください。(新スレの立て方はご存知でしょうか?)
色々な方の気持ちを知ることができると思います。また、ぜひ知ってください。






535 名前: 患者の一人です 投稿日:2003/02/05(水) 00:44
Ryonさんにつられてこの掲示板に初めてきました。新聞記者さんへ。あなたはイレッサの副作用報道が起きる前から、イレッサの副作用対策を独自にやられてきた医師のことをご存じないのですか?その先生はイレッサの副作用報道が出てからも独自に調べた情報を希望する患者一人一人に無料でFAXで情報を流してくれたのですよ。あなた方が過剰な報道をして患者が不安におののいている時に丁寧に答えて下さり、主治医に聞けない事まで答えて下さいました。そうした地道に活動している先生を取材しないでどうして患者サイドだけ取材しようとするのですか?ワンチビさん、すみませんおそらくご存じない先生のこと宣伝してしまつて。でも今から思うとその当時その先生からのmailをみただけで安心できたのです。今冷静になると何であんなに焦ってたのかなと思いますが

536 名前: 砂漠の狐 投稿日:2003/02/05(水) 01:38
>>531
読売さんでしたっけ(失念)。
だったら昔の大阪社会部みたいな報道しなきゃね。
浜六氏の片務的資料(大本営発表)だけを鵜呑みにしたり、
AZ社の結構傲慢な態度(ランセット論文掲載)を軸にしたら、
この問題の意味は見えてこないと思うけどね。
おおざっぱな一例だけど、

過去、ガンは無告知文化だった。
それが、
腫瘍内科や放射線科という専門領域の発展を制約。
その結果、
ガンに特化した専門医の育成が遅れ、
標準化(例えばNCI掲載程度の知識)された、
一連のプロトコールが普及せず、
医師間の知識が偏在してしまったとかね。
あくまで想定だけど、
だから施行法がメチャクチャだったり、
機序もわからず処方した医師も出たわけです。
そういう背景にある医療上の慣習やシステムから考えないと、
ガンを巡る問題は見えてこないと思うけど。

ただ、新薬による薬害という視点だけを振りかざすと、
「本来使用できる能力を有する医師による治療」すら、
阻害することになりかねない。
これはもう報道被害と言っていい。
特に肺ガンにおいては。

リリースだけに飛びつくから軽率な報道になる。

NSAIDsという薬剤をCOX-2阻害という目的で、
癌治療に投入するために、
心得た医師は「痛み止め」で使ったりするわけです。
認可行政が非効率だからこうなるわけですよ(欧米との比較等)。
(やみくもに急げとは書いてないからね)。
上記の話なんて今回とは全く逆の事で不整合が生じている。
このように制度だけを考えると、
副作用死以上に、
いろいろ問題があると思うけどね癌治療って。
今回の報道側の無知から来る副作用死特化報道が、
そのようなガンを巡る基本的な諸問題解決の、
足かせになることを強く危惧します。
同じ業界人として、
あるいはガン患者を抱える家族の一人としても。




537 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/05(水) 02:50
ワンチビさん
追い詰められたときには自分に都合の良い情報のみを信じてしまいがちです。
専門家ですら、自分の主張に都合のいい情報や解釈のみを取り上げて騒ぎ立てる人もいます。
でも、ワンチビさんは、このスレッドの1で、きちんと書いていらっしゃるではないですか・・・。
大事なことですが、わらにもすがる思いでいる時には、見失いがちな話です。
それを気づかせてくださった、そして情報交換するスレッドを立てたワンチビさんは
煽ったりしているとは思えません。

538 名前: 新聞記者 投稿日:2003/02/05(水) 10:53
匿名の世界で堂堂巡りをしたくないので
新スレは立てないことにしました。


539 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/05(水) 12:05
UTAKA様、イレッサの副作用のスレッドなのに、少しはずれた発言を始めた事、申し訳ありませんでした。
また、私の書き込みを暖かく迎えてくださいました皆様に心から、感謝とお詫びを申し上げます。

新聞記者様、あなた様宛てに、個人的にメールを送る事をしたくないのは、匿名だからといって、私の思いや発言に偽りがあるからなのではなく、
報道機関に対する恐怖心です。メールを送れば、容易に住所も名前も知れてしまうのでしょう。
私は、母に余計な心配をさせたくなく、少しでも長い時間、余計な事にわずらわされる事なく、幸せに暮らして欲しいのです。





540 名前: UTAKA@管理人 投稿日:2003/02/05(水) 12:37
新聞記者さん。 書き込みありがとうございます。
 もしお望みでしたら、IP表示+ID表示+名無しさんの禁止
の板をお作りいたしましょうか?
 そうすれば、かなり匿名性の”無い”討論は可能です。
更にトリップ機能を使用すれば、
”成りすまし”を防ぐことも可能です。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=new&key=1032473148&ls=50
 そのスレを建てた方がスレの削除権限を得ることも可能です。
YAHOO掲示板より遥かに濃い討論の場の提供は可能です。

 どうなさいますか?

541 名前: ryon 投稿日:2003/02/05(水) 19:37
 ワンチビさんも管理人さんも、こんなチンピラみたいな輩の相手をすることないですよ。

>>538

 なるほど、貴方は、新聞社に匿名のタレコミがあっても、相手にしないのですね。それをヒ
ントにして、真実かどうか裏付け調査を行って、真実であれば記事にする、ということは、一
切しないのですね。匿名というだけで調査する価値もないゴミ扱いをして門前払いをするので
すね。それならば、何のために「匿名の世界」に足を踏み入れたのですか。

 匿名の世界で堂堂巡り?何を言ってるのですか。実名だろうが匿名だろうが、真偽が見抜け
ないで、それでも新聞記者ですか。そもそも、貴方は、ここへ何をしに来たのですか。裏付け
のある情報を求めてきたのですか。それとも、裏付けのない情報を求めてきたのですか。ここ
は匿名の世界ではないのですか。だいたい、誰も追い出していないのに、>>470で「別のスレッ
ドを立てる」と言ったのはどなたですか。そのときは「匿名の世界」なんて言葉は、一言も出
ていないようですが。たった今つくった口実ではないのですか。

 貴方の目的は、イレッサのスキャンダルに都合の良い体験談を集めることではないのですか。
副作用で亡くなった方に情報提供を呼びかけるだけなら、匿名の世界で十分ですからね。さん
ざん、いい加減なことを言っておいて、いざ、風向きが悪くなったら「匿名の世界」などとの
口実で逃げるのですか。

 貴方には、マスコミの一員として大衆に真実を知らしめる責任感も義務感もないのですね。
貴方の記事が載った新聞が売れて、貴方の記事が評判になって、社内でも高い評価を受けて、
英雄になった気分に浸れれば、それで良いのですね。正直言って、ガッカリです。本当の意味
で誇りのある新聞記者であるなら、そこから記事を書くヒントを得られるならば、匿名か実名
かなど問題にはならないはずだし、議論から逃げたりもしないはずです。都合が悪くなると適
当な口実をつけて逃げる、そんな人がこの国の大手新聞の記者をやってるなんて、本当にガッ
カリです。


542 名前: ryon 投稿日:2003/02/05(水) 19:42
 患者の立場を考えず、商売人としての立場だけで物を言うア社は最低です。しかし、そのこ
とを面白可笑しいスキャンダルとしてしか見ないマスコミの連中は、それ以下です。


543 名前: ryon 投稿日:2003/02/05(水) 21:10
 膵臓癌を身内に持つ私は、承認前の段階からイレッサフィーバーについて、蚊帳の外で、事
の成り行きを見ていました。冷静に見て、これでいいのかとは思っていました。海の物とも山
の物とも知れないイレッサばかり持てはやして、イレッサ以外の治療法をないがしろにしてい
ないかと、思っていました。しかし、同じ癌患者の家族として気持ちが分かるだけに、そんな
ことは面と向かって一言も言えずにいました。もし、膵臓癌に効く夢の新薬の噂があったら、
私も、迷わず縋ったことでしょう。それは>>467で書いたことです。

 新聞記者氏は、欧米で何年も前から承認されている数百種類の抗がん剤が承認されていない
こと、承認されている抗がん剤でさえ全くと言って良いほど使われていないこと、を知ってい
ますか。満足な医療が受けられない現状の中で、何とか、少しでも良い医療を受けるために、
患者や家族が苦労している実態を知っていますか。患者や家族にとっては、そのための最も確
実な方法は、夢の新薬に縋ることしかなかったのです。責めるべきは、夢の新薬の噂が先攻し
たことではなく、夢の新薬に縋るしかなかった現状ではないのですか。マスコミが、そうした
現状を無視して、その記事が社会にどのような影響を与えるかを全く考慮せず、事態を逆行さ
せかねない記事を平然と掲載するのでは、社会的責任を全く自覚していないのではないですか。

 新聞記者氏が二度と来たくないと言うなら、無理には引き止めません。しかし、新聞記者は
辞めてください。貴方のように人に記事を書いて欲しくはありません。記者を続けるとしても、
せめて、医療関係の記事は二度と書かないでください。全ての患者と家族を代表して言います。
貴方のようなスキャンダルメーカーには記事を書いて欲しくありません。どのような理由があ
ろうとも、日本の医療を増々遅らせかねない、現状を増々悪化させかねない、そんな記事を書
くのはご遠慮ください。

 どうしても新聞記者を続ける、記事を書くと言うなら、患者や家族の声に耳を傾けるべきで
す。これを書いていて、思わず、涙が出てきましたよ。それが、患者や家族の正直な気持ちで
す。


544 名前: タキ 投稿日:2003/02/05(水) 21:54
下記の記事を書いた記者の方へ
>イレッサの場合も、メーカー側の情報が患者たちを刺激したのは間違い無い。
  「試験外供給」の話題はネットを飛び交い、多くの患者や家族が入手と服用を
   切望した。しかし情報の「正確性」は頼りなかった。あるサイトに家族の一人
   はこう書き込んでいた。「(試験外供給は)アメリカの臨床試験に参加すること
   のようです。」制度的には有り得ないことだった。
最後の一文はどういう意図で締めくくりの一文としたのでしょうか?
(ネット掲示板と新聞記事とで間違いの数を比べたら確かに比較にならないと思います。
そんなの当たり前です。掲示板に書き込む人の多くは、完璧に近い正確性を確かめてから書き込むわけじゃありませんから。
私だって自信がないことでも書き込みます。私は自信がないと認識できている場合には、それなりの語尾で書きます。
もちろん誤った認識で不正確な情報を断定形で書き込んでしまうこともあるかと思います。
上の書き込みにしてもちゃんと「...ようです。」となっていますよね。
読む側はこの文は人づてに聞いた情報であり、その正確性まではわからない
(この場合の話ではなく、一般論として情報源がわからなければ正確性もより不確かになるし、人づてになればなるほど正確性が損なわれる可能性があるんです。)
ということもきちんと汲み取るべきなんです。)

記事の締めくくりの一文はネットでの情報には間違いもあります。その点を注意してください。と言いたいのでしょうか?
それなら結構です。実際に、その点の認識が薄い方もいるかと思いますから。
上の文のような大きな間違いが書いてあるようなネットでの情報に一部の患者は振り回されていたとも読めませんか?
もしそうなら、一言言わせていただきます。
イレッサに関して患者にとってはこの癌掲示板と新聞記事とでどちらがより有用だったと思いますか?
この判断は人それぞれでしょうが、私にとってはそんなの比較にならないくらい癌掲示板のほうが有用であったことを述べさせていただきます。


545 名前: 砂漠の狐 投稿日:2003/02/05(水) 22:06
>>538

>匿名の世界で堂堂巡りをしたくないので

自主憲法草案を掲載して、
嬉々としているオーナーを戴く新聞社らしいコメントだ。
自分の取材方針や予定調和された結論に収まらない意見は、
門前払いするんだ。
アンチテーゼを検討する姿勢も示さず、
自分の意向に添った「心地よい意見」には、
追い取材するのかね。
たいした「社会の木鐸」だよ。
匿名の世界云々なんてとって付けた言い訳は止めなよ。
当掲示板がAZ社やIressaに対する批判だらけだったら、
「ネットで広がる悲痛な患者・家族の声」として、
取り上げるつもりだったんじゃないのか。
意に反した議論を挑まれたので、
苦し紛れに逃げ口上とは、報道人の風上にもおけないね。
ネットが、匿名性故のリスクも内包しつつ、
しかし匿名故に世に出る情報があることを、
「匿名による堂々巡り」などと書いたら、
言論人として自殺だよ。

「新薬でこんなに死亡者が出ました。
厚生と業界の安易なもたれあい構造が浮き彫りになりました」

これで国民に警鐘を鳴らしたんだね。
そういう安易な報道姿勢が、
そういうシステムと構造の延命を許しているんだね。

大手って傲慢だね(笑)。



546 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/05(水) 23:36
新聞記者様、私とメールのやりとりをする事により、どんな話をしたかったのですか?
ここの掲示板にかかれたことに対して、返事をするということでは支障のあるような内容なのですか?
UTAKAさんの準備くださったトリップという機能を私も練習しましたので、匿名ではありますが、同一人物の書き込みとご判断いただけると思います。
まずもって、私は匿名だからと言って偽りは申しません。
ただ、自分や家族に不利益をこうむる可能性のあることについては、申し上げられない事もございます。

どうなさいますか?





547 名前: 名無し 投稿日:2003/02/06(木) 08:01
ホントに読売新聞の記者なのかな?
記者を名乗るどこかの誰かさんなのかな?

548 名前: わら 投稿日:2003/02/07(金) 12:31
管理人さん、皆様、お久しぶりです。
私は、イレッサを服用して、ちょうど1年になります。
いろいろ意見が、飛び交うなか、私の出来る事は、私の、病症と
経過報告、今後の治療方針など、この掲示板に、書きこみ、皆さんに
お役に立てれば、幸いと、思ってます。
先日、骨シンチと、肺、腹部のCTをとって来ました。結果は、来月になります。
今のところは、CEAが9.9です。自覚症状は、ありません。
結果が、出れば、また報告します。
ワンチビ様のお母様のおかげんいかがですか?

患者、それを見つめる家族は、皆同じ気持ちです。
頑張りましょう。

549 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/07(金) 13:54
わらさん、お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。私の母も、来月半ばで投与から1年になります。
肝機能の数値が上昇しつつあることを除けば、特に問題はありません。
健康の為に、と食べていた「カスピ海ヨーグルト」をやめたところ、下痢もマシになったようです。(完全になくなったわけではありませんが)

長期にわたっての投与の方の情報が少ないのが悩みです。
今後の見通しが、つかないのが不安を尚のこと深めるのでしょうね。
わらさんは、肝機能の数値に問題は出てはいませんか?




550 名前: 新聞記者 投稿日:2003/02/07(金) 19:42
私が読売新聞の記者であることは間違いありません。
 「わんちび」さんとは連絡を取り合い、「オフ」の
 世界で顔を突き合わせてお話をうかがいたいと考えて
 よびかけをさせていただきました。
 どうか、その点ご理解ください。
 皆さまに不快感をお与えしてしまったことは
 おわびいたします。

551 名前: ryon 投稿日:2003/02/07(金) 22:14
>>550

 なるほど、貴方は、貴方の描いたシナリオに沿った情報を提供してくれそうな人とだけ話が
したいのですね。そのような偏向報道をして恥ずかしくないのですか。

 新聞記者氏が、患者達に不快感を与えているのは、掲示板での言動によるものではなく、貴
方の書いた記事の内容によるものです。だから、不快感を与えたことは、掲示板を去る理由に
は全くなっていません。本気で心から謝罪する気があるなら、今すぐ、偏向報道をやめるべき
です。

 誰も掲示板から出て行けとは言っていません。本当に申し訳ないと思うなら、徹底的に話し
合ったらどうですか。貴方が去るのは、患者のためではなく、偏向報道を指摘されたくないか
らではないのですか。逃げるのであれば、勝手にすれば良い。でも、患者を出汁にした都合の
良い口実など使わないことです。


552 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/07(金) 23:08
あなた様が、本当に読売新聞社の記者の方だということは、承知しています。
今日、読売新聞の大阪本社へ電話をし、あなた様のメールアドレスから、在籍確認をさせていただきました。
お忙しい中、ハンドルネームしか名乗らないような私の為に、あなた様のメアドを調べてくださったF様に、お伝えいただくようにお願いしましたが、
「私に何を聞きたかったのですか? 何故、掲示板で書かれた内容に対し、掲示板上でお返事を差し上げるという事では、ダメだと思われたのでしょうか?その理由を掲示板上にて教えていただきたいのです。」
というメッセージを受け取って下さっているでしょうか?
色々、お忙しい中とも思いますが、教えてくださいませんか?

ryon様、いつも助けてくださってありがとうございます。
あなた様の正義感あふれる書き込みは、説得力にあふれ、ふとすると流されてしまいそうな時に、立ち止まって状況を分析するきっかけを与えてくださいます。














553 名前: 123 投稿日:2003/02/07(金) 23:12
123

554 名前: 初心にかえろう 投稿日:2003/02/08(土) 07:50
>>438
新聞記者さん、そもそもあなたがここに来られた動機は、議論の環に入りたいということだったはずでは?
管理人さんも、場を提供くださると言っておられるのですから、いかがですか?



555 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/08(土) 10:17
http://www.lnet.info/top2.html
『エルねっと』というLung(肺)疾患専門のサイトです。
診断や治療など分かりやすく説明しております。

イレッサ等種々の抗がん剤についても詳しく説明されております。



556 名前: 新聞記者 投稿日:2003/02/08(土) 13:10
 >わんちびさん
 うかがいたいことは、ご本人にお伝えするべきだと
 思います。あなたのプライバシーを守るためにも是非
 それは必要なことだと思います。
 私は、その手段によってこそ、あなたと対等にお話
 できると思っています。しかし、私とあなたが対話しよう
 というアクションがこの掲示板で公になった以上、
 プライバシーに配慮したお話は難しくなるのではというよう
 にもおもいますので、メールをいただくことについても
 無理にお願いはしません。
 この掲示板で議論の場を設けていただくことも、考えましたが、
 控えようとおもっています。

557 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/08(土) 14:18
新聞記者様、私のプライバシーへのご配慮、ありがたく思います。
あなた様が個人的に、このHPにいらしていて、【イレッサを投与を受けているがん患者の家族】としての私と話すのなら対等かも知れませんが、マスメディアという大きな渦の前では、私など小さな木の葉の一枚にしかすぎないと思います。
渦の中から呼びかけられて、その問いの内容が気にはなるけど、その渦に向かって入っていく勇気はないというところです。
ご協力できず申し訳ありません。気を悪くなさらないで下さい。

今後は、報道と言う諸刃の剣をお持ちになっている、まして医療報道に携わっていらっしゃる、あなた様が、今後、公平性のある素晴らしい記事を書いてくださる事を心よりお祈りいたします。
薬をより安全に使用する為には、医療現場と報道もが協力していくことが、大切なのではないでしょうか。
これからの読売新聞の記事に期待をしています。

わんちび

管理人様、皆様
私の書き込みを発端に、トピ内容がずれてしまった事、申し訳ありませんでした。

わんちび


わんちび













558 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/08(土) 14:33
何度も、考えて書き直ししてたので、署名が重なってしまいました。読みズライですねすいません。

559 名前: ryon 投稿日:2003/02/08(土) 17:56
>>556

 また、取って付けたような口実ですね。新聞記者氏の「うかがいたいこと」は単に新聞記者
氏が考えた質問事項ではないのですか。その質問事項のどの辺りに患者や家族のプライバシー
が含まれているのですか。新聞記者氏の思考と患者や家族のプライバシーとの間に何の関係が
あるのですか。だいたい、匿名の投稿のプライバシーとは何ですか。本当に隠したいことは、
患者や家族のプライバシーではなく、貴方の偏向報道の実態ではないのですか。

 繰り返しますが、逃げるのであれば、勝手にすれば良い。でも、患者を出汁にした都合の良
い口実など使わないことです。


560 名前: ryon 投稿日:2003/02/09(日) 21:41
>>新聞記者氏へ!

 偏向報道などしていないと言われるなら、癌掲示板発の次のスキャンダルは無視できないは
ずです。善意や義務感、責任感があるなら、これらの問題も調べあげて報じるべきではないで
すか。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5a4a5la5ca55&sid=2000676&mid=202

>大問題:似非療法家もイレッサを投与?
>投稿者: ryon_cancer
> 癌掲示板の方で衝撃的な投稿がありました。誰かさんは、この手のスキャンダルには興味が
>ないのでしょうか。
>http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=1005825428&st=501&to=528&nofirst=true
>http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=1037782531&st=9&to=15&nofirst=true
> 「イレッサと副作用」スレッドの528番の「能書探してきてがたがた言ってた医者」とは、
>503番508番509番514番のことを指すと思われます。これが事実なら、根拠のない健康食品を勧
>めている怪しい医師も安易にイレッサを投与していたということではないでしょうか。だとす
>ると、これは、大問題だと思います。これが氷山の一角ではないのであれば、イレッサの副作
>用の被害が拡大した背景には、こうした問題も大きく影響したのではないでしょうか。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5a4a5la5ca55&sid=2000676&mid=205

>私も調べました
>投稿者: nored22
>残念ながら自由診療をうたう医療機関にてそうしたイレッサの適切でない投与があるようです。
>血管内治療をうたう横浜の某クリ二ック、あるいは横浜コンF病院、その他ぞろぞろあります。
>イレッサの適応外投与自体は悪いことではありません。
>しかしイレッサの副作用、作用機序、併用して良い薬悪い薬等を理解できていない医師がいくら患者の頼みでも拒絶するのが医師の最低倫理でしょう。
>しかるにそれらの医療機関は服薬指導料と称して薬代の実費以外に別料金を取り立てています。
>あきれた医師たちです。どうして保険外の薬の処方に服薬指導料がかかるのか?
>患者の困っている状態につけ込んで実費ですむ薬に上乗せして中間Marginをせしめる医療機関はもはや医療倫理のカケラもないようです。
>また副作用を対処できない、知ろうとしない姿勢も大問題です。
>これらの医療機関にはかからないよう強く忠告します。
>馬鹿の1つ覚えの様にイレッサをガン全体に使用する病院これらも淘汰される必要がありますがなぜか無くなりません。
>残念なことです。


561 名前: 名無し 投稿日:2003/02/09(日) 23:13
主治医から聞いた話ですが
「明日をも知れない人にまで、イレッサを投与していた病院がある」
との事です。


562 名前: 名無し 投稿日:2003/02/10(月) 08:22
2月9日の読売新聞近畿版の34面より

「イレッサ有効」10―31%

近畿の7病院 重い副作用例も報告
近畿地方の主な病院がおこなった、抗がん剤「ゲフィニチブ」(商品名イレッサ)による肺がんの治療例が八日、大阪府吹田市であった「日本肺癌学会関西支部会」で報告された。服用で腫瘍の大きさが半分以下になる「奏効率」は七病院で10%―31.5%、完全に消えたケースも3例あった。同18.4%とされた臨床試験結果がおおむね証明されたが、これまで百七十三人の副作用死が報告された肺障害の発生も多く、適切な投与を呼びかける声も上がった。
奏効率が最も高かった「国立療養所刀根山病院」(大阪府豊中市)では、五十七例中十八人に効果があり、うち一人はCTによる画像診断で完全に消えた。腫瘍の消滅は、大阪府立羽曳野病院(大阪府羽曳野市)も二例(五十一例中)報告した。
一方、副作用では、大阪府立成人病センター(大阪市東成区)のグループが服用をやめて二週間後に間質性肺炎を発生、治療のため入院して九日後に死亡したケースを、滋賀医科大(大津市)も四十二例中七人が間質性肺炎を発生、五人が死亡した事を報告。刀根山病院のグループは死亡した副作用としてすい臓炎を紹介、注意を呼びかけた。


563 名前: 名無し 投稿日:2003/02/10(月) 17:47
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030209k0000m040102000c.html

564 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/12(水) 12:34
「イレッサ」副作用発症のリスクファクターを探る大規模調査、4月にも全国でスタート
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/230403

イレッサ:「不明な影響」隠してPR
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030209k0000m040102000c.html

<抗がん剤>厚労省、イレッサの輸入販売元に事実関係報告を指示
http://news.lycos.co.jp/search/story.html?query=%82%AA%82%F1&cat=2&q=07mainichiF0208m131

肺がん治療薬イレッサの副作用死、183人に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030207-00000514-yom-soci


565 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/14(金) 02:08
読売新聞の記者様

このスレッドでは話題が違うと思いましたので、

★★雑談しましょ スレッド★★

の216から218に書き込みしました。
お返事は無理かもしれませんが、読んでいただくだけでも構いません。
やるせない気持ちを、理解してもらえなくてもいいので、知ってもらいたくて。
でもうまくいいたい事がまとめきれませんでした。読みにくくて済みません。

皆様
副作用の話じゃなくてごめんなさい。


566 名前: ぴあの 投稿日:2003/02/14(金) 09:52
ふと、「イレッサは単独使用が条件」という一文に目がとまりました。
母は亡くなる2ヶ月前、脳へ放射線を全脳照射しました。入院して行い、その間もイレッサは処方され、服用していました。
亡くなった原因は、間質性肺炎ではないと思いますが(そのような説明は無い)、タンが取れずに苦しい呼吸でした。
最期吐くことが多かったので、約1ヶ月近くはイレッサも吸収されなかったと思います。また、肝臓もかなり癌が広がり、最期は目に黄疸の症状も出ていましたので、イレッサが直接の死への原因ではないと思いましたが、使用法として、医師に問いただすべきだったのでしょうか。

567 名前: 新参者 投稿日:2003/02/15(土) 16:26
たかが地方紙の記事ですが・・・・
副作用により多数の死者が出ている肺ガン新薬イレッサについて、輸入販売元のアストラゼネカは6日、1月末現在で間質性肺炎などの肺障害による死者は173人に上ったと発表した。ただ、厚生労働省が緊急対策を実施した昨年12月26日より後の使者は2人にとどまっており、対策の効果が表れた形だ。
また、同社が組織した専門家会議は、副作用を発祥した患者の分析結果などから、聴診をまめにするなどの早期発見と、積極的な副腎皮質ホルモンの投与が重要とする治療指針をまとめた中間報告を発表した。
同社によると、昨年7月の承認から今年1月31日までにイレッサを使用した患者数は23500人。このうち473人が間質性肺炎などの肺障害を発祥し、173人が死亡した。
前回報告の12月13日現在では、肺障害以外の服作用死10人を含めて死者は124人。これに比べ今回は大幅に増えたが、投与開始4週間の入院措置などを求めた緊急対策以降では、死者は2人と激減した。(2月7日(金)静岡新聞朝刊)
一流全国紙の聞屋さんが参加しているようですが、この情報を知らなかったら「無能」、知っていたなら「ひとでなし」ですね。
sledgehammer(大槌)で癌だけでなく叩き潰したくなりました。
新参者ことsledgehammer147 



568 名前: わんちび◆V1BOpBcE 投稿日:2003/02/15(土) 21:38
<聴診をまめにするなどの早期発見と、積極的な副腎皮質ホルモンの投与が重要
<投与開始4週間の入院措置などを求めた緊急対策以降では、死者は2人と激減

もっと早くに、この措置がとられていたならば、不幸にもお亡くなりになった方は、もっと、もっと少なかったはずです。



569 名前: kuma 投稿日:2003/02/17(月) 01:19
はじめまして。
リンクをたどってこちらにたどり着いたのですが、皆さんの体験談を読み
もっと早くこちらを知っていればよかったのにと悔やまれてなりません。

昨年の夏に父親が末期の肺がんだと言われ、抗がん剤治療の後、秋に退院
してイレッサを飲み始めました。
年末までは通院しながら普通に暮らしていたのですが、年明けの検査結果で
経過がよくないということで再入院になりました。
副作用が酷いうえに、がんには効いていなかった(結果的に。。。)らしく
現在はイレッサを飲んでいません。
同じ病院で同様の治療をしていた方は、父よりも遅くに飲み始めて、早く飲む
のを止めたそうです。その後はお会いしていないので、どうされたのかは
わかりません。
今は肺に水が溜まっているので(これを肺障害というのでしょうか?)
管を通して水を抜く治療をしています。
これがすんだら抗がん剤をまたうつそうです。
ですが、父は固形のものを食べると全て吐いてしまう状態で、点滴をしている
とはいえ日々弱っているような気がします。
このような状態になったご家族のかたがおられましたら、その後の治療内容を
教えていただきたいです。。。どなたかいらっしゃいませんか?
固形のものが食べられないので、みかんやグレープフルーツなど、食べたがる
ものを差し入れていますが、水物ばかり食べさせていいのか心配です。

イレッサ報道で話題になっているような症状が出ているので、毎日病院に
いくのが正直恐ろしいです。
本人が一番辛いのだろうと思うのですが、いろいろやりきれません。

スレ違いな内容でしたらすみません。
肺がん治療のスレとどちらに書いたらいいのかちょっと迷ったのですが
こちらに書かせていただきました。

570 名前: vaca 投稿日:2003/02/17(月) 22:56
イレッサを飲み始めて、5ヶ月になります。
これが副作用かどうか解りませんが最近腹の周りに毛が生え始めてきました。
パンフレットには、このような細かいことが書いて無かったものですから、
もし解る方がいらっしゃいましたらお願いします。
その他の副作用は、今のところ乾燥肌と軽い皮膚炎と時々下痢がある程度です。

571 名前: 欽也@肺がん 投稿日:2003/02/18(火) 01:12
イレッサについてまとめてみました。
ご教授のほどよろしくお願いします。
僕が、最初にイレッサを耳にしたのは、2001・11月頃である。
会社の親友が肺がん情報をプリントしていつも机に裏返して置いてくれる中にあっ
た。
その頃は、ZD1839と言われていて当時検索したら一般紙では、読売の「からだけ
あ」病巣“狙い撃つ”新薬で
夏頃に掲載され一挙に一般に広まったようである。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010809sr11.htm
「癌掲示板」で
「イレッサ」の最初の書き込みは、2001/11/07(水)
「イレッサと副作用」の最初の書き込みは2001/11/15(木)
これらをみてもほぼこの時期に患者に急速に認識されたことがわかる。
当時は、患者の間で正に「夢の薬」と思われていた。
奏効率が従来の抗がん剤と比べると高く副作用が少ない。しかも経口できる。
当時、CTMLで「再発したら即イレッサと考えているがなぜできないのか」と質問した

先生から「まだ第二相の段階で治験例も少ない。これからの第三相試験で副作用を含
めて分かっていく。抗がん剤とは、そういうものだ。」との返事をもらい専門家から
するとそんなものかとの感想を抱いたものでした。
しかし専門医のこのような冷静な判断は、当時「夢の薬」の前に霞んでしまった。
その後、「夢の薬」から「希望の薬」へと冷静な意見もだされたのだが・・・
認可後は
朝日の2003・2・14の記事にあるように
1、 専門医(日本では、腫瘍内科医300人で外科医が片手間にやっている。合衆
国では2万人の腫瘍内科医である)が少なくかなり不適切な使用が不勉強な医者のも
とで行われた。
2、 1と重複するが科学的根拠欠いた治療もおこなわれた。効果の確認ができてな
いのに使用された。
3、 開発資金の回収を急ぐあまり、AZ社の海外副作用情報開示が意図的に遅れた。
4、 厚生労働省の承認審査の問題、早期承認のシンボルが欲しいあまり承認を急ぎ
すぎ安易な処方を放置した。
ガン友のお母さんが行っているがんセンターのお医者さんは、副作用をきちんと説明して処方されたそ
うですが、果たして他の医者は、どうだったのでしょうか?
早期承認の姿勢を高く評価しますが、厚生労働省が患者ではなく、企業や製薬業界を
向いて仕事をしているなら残念でなりません。
奏効している多くの患者さんがおられるわけですからこの騒動で認可取り消しになる
ことを阻止し、そして早く全例調査を実施し「仮免許」の状態からの脱却しなければ
なりません。


572 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/18(火) 14:03
胸に水がたまるのは進行癌ではよくあることだと思いますが。
嘔気などもね。吐き気止めで対処しながら食べられるものを
食べるしかないでしょう。特別にイレッサが悪いようには見えませんが。

細かいことは主治医と相談してください。

痛みなんかはモルヒネ大量で止まりますからね(不十分な治療してる医者が多いからそれだけ警告)。
では。

573 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/19(水) 00:51
>572
ありがとうございます。
週末担当の先生にいろいろ話を聞いてきます。

574 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/19(水) 00:57
vacaさん ご参考になるかわかりませんが、イレッサの添付文書の中に異所性睫毛という言葉がでてきます。目の副作用の角膜びらんの注釈に出てくる言葉で、意味は「意外なところからまつ毛が生える」ということのようです。EGFRは皮膚に広く分布していて、皮膚乾燥など個人差でいろんな皮膚症状がでるようですが、毛についても「新たに生えてくるか、生え方がおかしくなる」ということが治験でも見られたのではないかと思います。特にまつ毛は「逆まつ毛」になると眼球を傷つけてしまう恐れがあるので、わざわざ注釈を設けているのだと思います。今回の場合は単にvacaさんの「体質」が変わっただけかも知れませんが(???)。眼に異常を感じた場合には検査を受けてくださいとなっていますので、眼に違和感があれば逆睫毛がないか確認したほうがいいかもしれませんね。ご参考になりますか?

575 名前: vaca 投稿日:2003/02/19(水) 08:46
574(名無しさん)ありがとうございます。
大変参考になりました、ご指摘の通り目の異常には気を付けて参ります。

576 名前: perman 投稿日:2003/02/19(水) 23:44
>>569kuma様
本館(つまりここ)の掲示板の「胸水」のスレッドが参考になると思います。
私の父の場合胸水がどんどん溜まっていったため胸膜癒着術を行いました。
それから痛みに対するモルヒネ等の痛み止めの投与ですが、それは同時に
呼吸機能等の抑制にもつながるため大量投与は危険とのことでした。
末期ということはⅣ期でしょうか?私の父もそうだったのですが無理な化学
療法はかえって苦痛を増悪する可能性もありますから・・・。
父は抗ガン剤を結局投与しないままでしたが、それでもかなり苦しみました。
抗ガン剤の副作用が無くとも癌による呼吸障害はけっこうむごいものがあります。
薬の副作用と癌そのものによる苦痛とはなかなか判別は難しいのではないかと思
います。
以上、このスレッドとはずれた内容のレス、お許し下さい。
それから、口にできるものがあるうちはまだいい方です。投与される薬にもよると
思いますが、本人さんが望むものが食べられるのであればそうして上げた方が
いいかもしれません。

577 名前: kuma 投稿日:2003/02/20(木) 17:51
>perman様
胸水スレ、大変参考になりました。ありがとうございます。
父は現在Ⅳ期です。夏からずっとⅣ期なのですが。。。
毎日付き添いをしていた母が先日倒れてしまい、担当医との
コミュニケーションをまともにとっていない状態なので、
こちらで予備知識を仕入れて話を聞いてきます。
食べ物に関しては、医者に止められるもの意外は持っていって
食べさせようと思います。
アイスやコーラを飲みたがるのでちょっと閉口していたんですが
食べられるうちに食べさせたほうがいいんですね。。。

スレ内容と外れていて申し訳ありません。

578 名前: 名無し君#もりもり 投稿日:2003/02/20(木) 19:28
2月19日読売新聞より

イレッサ専門家会議中間報告の記事あり。
以下一文より、
 中間報告の総合的な判断として専門家会議は、
副作用が重くなり、治療が難しくなる要因に、
▽服用前にすでに間質性肺炎の症状がある
▽服用開始時の全身状態が悪い
▽服用前に「ゲムシタビン」という抗癌剤による治療を受けていない場合
を挙げた。


579 名前: perman 投稿日:2003/02/20(木) 22:41
>>577kuma様
私の体験談でよろしければお話しできると思います。この掲示板
の何カ所かにメルアドがありますのでよろしかったらメール下さい。
がんばってくださいね。
スレ違い、失礼いたしました。

580 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/22(土) 21:37
抗ガン剤イレッサの投与が間質性肺炎を悪化させる事を示す
動物実験の学会発表をメーカーのアストラゼネカ社が断念させていた
問題で、同社の日本法人は21日「発表の取り下げを求めていた」と
一転して事実関係を認めた。
(2003.02.22 読売新聞)

「イレッサと副作用」のスレで読売新聞社の記者さんが責められて
いたが、責められるべきはアストラゼネカ社じゃないのか?
あのスレッドにはアストラゼネカのオンコロジーのMRどもが
あたかも他人のふりをして読売の記者さんを責めていた。
新聞記者さん、アストラゼネカの悪をどうか暴くよう
がんばれ!!



581 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/23(日) 08:02
イレッサが、回収されてしまわないかと心配しています。



582 名前: Vaca 投稿日:2003/02/23(日) 10:21
アストラゼネカ社の悪を暴ノハ良いけれど、イレッサが回収されたら、
イレッサを命の藁にしている日穂たちは人たちは、死んじゃうよ。
どうしたら良いの580番さん教え・・・
そんなに不安をあおらないで下さい。

583 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/23(日) 10:23
>580さん

あなたは製薬業界のかたですね。
ここは、イレッサと副作用について意見交換する場です。
あなたの私情を書き込む場所はここではありません。
あしからず。


584 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/23(日) 13:11
>580さん
ここで読売新聞社の記者さんが責められていた理由が
ご理解いただけていないのですね。
悪を暴くのは構いませんが、この掲示板で問題になったのは、
社会正義の追求という大義名分のもとに勉強不足を棚に上げ、
問題の上っ面だけをセンセーショナルにとりあげた報道がされて、
それが患者や家族、場合によっては医者までをも苦しめていたことです。


585 名前: ryon 投稿日:2003/02/23(日) 22:53
>>583

 気持ちは分かりますが、圧力で言論を封じては、排他的で恣意的な結論を誘導する掲示板に
なってしまいます。主張のおかしなところは、理詰めで指摘しましょう。

>>580

 ア社に非があるのは言うまでもないですが、だからと言って、ア社.VS.Y新聞という構図を
煽るのは、ただのスキャンダルの捏造に過ぎません。ア社が悪いからと言って、Y新聞に非が
ないということにはならないからです。あと、同じ投稿をあちこちにするのは、如何なもので
しょうか。こちらか、あちらか、どちらかにまとめて欲しいものです。

http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=973854159&ls=50


586 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/01(土) 22:23
またまた読売新聞の記事ですが

副作用問題
【イレッサ使用中止要望】
NPOなど「データ信頼できぬ」
抗がん剤ゲフィニチブ(商品名イレッサ)の副作用問題で、薬害問題に取り組んでいるNPO法人「医薬ビジランスセンター」(大阪市 浜六郎理事長)などが28日、イレッサの販売・使用の中止を求める要望書と、動物実験や臨床データの情報開示を求める公開質問書を、坂口厚労相と輸入販売元のアストラゼネカ日本法人(本社・大阪市)に送った。「公表済みのデータは信頼できない。臨床試験から承認にいたる過程を第三者で検証する必要がある」としている。
イレッサの販売・使用中止と回収を求める要望が出たのは、多くの副作用死を受け、厚労省がアストラゼネカに「緊急安全性情報」の発表を指示した昨年10月15日以来初めて。同センターのほか、「医薬品・治療研究会」(東京都、別府宏圀代表)、福島雅典・京都大学院教授(薬剤疫学)が名前を連ねている。
三者は使用中止などの理由を 「危険の方が利益より大きい」 「他の肺癌治療法より優れている可能性は極めて少ない」 「安全性についての情報が開示されず、秘匿されている」 などとしている。
質問書では、アストラゼネカが、永井篤志・東京女子医大教授らに実験結果の学会発表を断念させた事を踏まえ、「車内の動物実験でも呼吸器系への異常を見つけていた可能性がある。全データの洗い直しが必要」と指摘。
市販後の副作用による死亡率が臨床試験の4倍を超えている点で「臨床試験で行われた副作用の診断はかなり甘かったことを物語る」とし、臨床試験の全死亡データの開示を受け、第三者が独自に検討する必要があることを訴えている。
回答期限は3月18日。
浜六郎理事長は「開示を求めたデータは、非公開扱いされているものがほとんどで、公開を認めさせないと議論のたたき台すら出来ない」と話している。

587 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/02(日) 00:47
>>586です
やっぱり、雑談スレに書いたほうがよかったですね。すいませんでした。
新聞の記事の内容をここに書いてしまうと、副作用の相談とかされる方の書き込みが流れてしまいますよね。。。
って、この書き込みもジャマですね。すいません。

588 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/04(火) 12:52
<イレッサ>NPO、販売中止求め厚労相と販売元に要望書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030301-00000061-mai-soci

副作用説明せずイレッサ販売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030303-00000005-yom-soci

イレッサ副作用、警告遅れる 1カ月前には危険認識
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20030302/K0001201911028.html

イレッサの安全対策遅れ
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20030302/20030302ts022.html

肺がん新薬イレッサの安全対策遅れは、海外での承認懸念か。
副作用は1カ月前に認識。大阪府の立ち入り調査で判明。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20030302/fls_____detail__052.shtml

<抗がん剤>イレッサの販売、使用中止を要望 NPOなどが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030301-00003023-mai-soci

589 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/04(火) 23:02
あのーイレッサがこれだけたたかれて、今全世界でイレッサのような
薬の研究、チケンがストップしてしまって、私としてはとても残念な
ことかなって思います。こんなに叩かれなかったら、あと数年先には
もっと良い癌の治療薬が出る可能性があったのに。もっと、もっと
医学は進歩するかもしれないのに。
自分の子供がもし先々癌になったら助かるかもしれないのに。
この過剰な報道によって10年は遅れるといわれています。
それってどう思いますか?しかたがないのかなー?

590 名前: namida 投稿日:2003/03/04(火) 23:39
589> 名無しさん。どのような薬でも、副作用での事故が高ければ
その薬は見直されて然るべきなのだと思いますよ。でもその薬が本当に
良い薬であれば、研究と改良がなされて必ず本当の意味で希望の薬として
真の良薬になるのではないでしょうか。

副作用での死亡率が余りにも高い薬を、自分の家族、子供に
飲ませる勇気はありますか? もっともっとたくさんの被害が出ても
無視することが出来ますか? 今のイレッサはまさにその状況なのです。

世界には他にもたくさんのガンの薬はありますが、まだ日本が未承認で
あるだけで、このイレッサの報道でガン医療が10年遅れてしまう事なんて
そのような事実はまったくデマにも似ています。
万一服用したら死ぬ危険があるかも知れない・・なんて、そんな危険と冒険を
覚悟して将来も今も家族や子供、友人に飲ませるわけにはいかないと思いませんか。

確かに薬には副作用はつきもの、でもこのイレッサに関してはほとんどのガン患者が
医者の管理の外での服用を続けさせられて被害に遭っていったわけで、このような薬害
が起きるたびに・・家族に安心して服用させられる薬であるか・・
が基本では、と思うのですが。


591 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/05(水) 09:32
590>私の母もイレッサを飲んでいましたが、抗がん剤も効かない、このままでは
あとどのくらいいけるかと先生に言われたら、家族としては1日でも長く、
と思ってイレッサにかけてみよう、と思うのは当然だと思いませんか?イレッサに
賭けてみなければどんどん悪くなっていく一方なんですから。
私たち家族のように選択枠がかぎられてきている人もいるわけですから、
一概にイレッサはいけない、発売中止だなんていってほしくないです。
死亡率の高い薬を家族に飲ませられるか?なんて、じゃあ何もしないで
どんどん衰弱していく母をみてるだけ、なんてできますか?他の薬が効かないん
だもの。どうお考えですか?

592 名前: namida 投稿日:2003/03/05(水) 11:10
591>名無しさん。 あなたの考えの場合でしたら自己責任において
家族への服用は別にかまわないのではないでしょうか。
但し、他の人たちに勧めるとなると又話は変わると思いますが・・・

今回のイレッサの問題では、他の薬が効かないからといって害を承知で
服用させる、との図式にはならないとは思いますが、このような考えの下で
仮に医療が行われて行ったら、と思うとゾッとしてしまいます。
ご自身の責任の取れる範囲においては、服用させることも吝かではないとは思います。
お大事に・・・。

593 名前: namidaさん頑張って 投稿日:2003/03/05(水) 13:43
namidaさんと「591名無しさん」のやり取りを見て私も勇気を出して書き込みをさせて
もらいます。
私の叔父はイレッサで癌が回復した患者の一人です。
親族一同今回の騒動で、心を痛めております。
namidaさんがおっしゃられている内容は、この薬を頼らざるをえない
患者の立場と怒りを真実のまま述べていらしたと思います。
私も「名無しさん」の心無い意見にはただならないショックを受けました。
患者の家族達はイレッサ叩きをしているわけでもなく、ましてや製薬会社を
潰したい訳ではありません。
ただ、このようなデータの改ざんをした製薬会社の経営姿勢や
厚生省の不備を問いただしているだけなのです。
なのに、すこしでもイレッサや製薬会社等に対する批判的な
意見をすると、「あなたは新聞記者?それとも製薬業界の人?」
なんていう思いやりのない言葉を書き込むのだけはやめて下さい。
アストラゼネカ社がデータを改ざんしていたひどい会社というのは
事実なのですから・・・

594 名前: はじめ@膵 投稿日:2003/03/05(水) 17:19
肺がん患者ではなく、特殊なタイプの膵がん患者ですが、飛び入りさせていただきます。
この世界がnamidaさんの望まれるような完璧なものであれば良いのですが、実際には癌の患者はいますし、抗がん剤は(イレッサに限らず)完全なものはありません。
この現実を前提にして、何もしないで死を待つのか、多少でも健康な日を長くするために抗がん剤療法を受けるのかというのは個人の価値観に属するものではないでしょうか。
イレッサについては、報道されるとおりの副作用があることは事実ですが、報道の範囲であれば、他の抗がん剤と同様ないしより安全な部類に入るものと思っています。
本件については、報道がイレッサをあおりたて、次に副作用と聞いたとたんに手を返したような報道をしたことに一因があると思います。もちろん、ア社の対応のまずさには怒りを感じますし、あまり専門でない医者が報道を盲信してイレッサを乱用したのではないかとの疑いも持っていますが、いずれにせよイレッサ自体の評価とは切り離すぺきでしょう。
ちなみに、一般に抗がん剤による「重篤」な副作用の発生は数%程度といわれています(イレッサも含め)。
これを承知で一日でも長い健康の日を望むのか、単に痛みなどの緩和医療だけに限定して死を待つべき(現実に抗がん剤以外の治療がない以上)かというのは、あくまでも患者の判断・権利であり、第三者が「副作用」の恐れがあるからうんぬんということはどんなものでしょうか。
もちろん、患者に対するきちんとした説明や副作用に対する可能な限りでの備えなど更にやるべきことは残っていますが。
この付近をはっきりさせないと、風邪薬と抗がん剤を区別しない論議となると思います。
特に、イレッサの場合、1~2割の方には、過去の薬とは比較にならないほど劇的な効果があるだけになおさらです。
以上、イレッサのような優秀な抗がん剤のない癌患者(もちろん抗がん剤治療を受けています)の感想です。



595 名前: ryon 投稿日:2003/03/05(水) 20:57
 ひとつ大きな誤解があるようですが、イレッサは危険な薬ではありません。従来薬より「遥
かに」安全な薬とする情報が間違っていたのであって、従来薬より「やや」安全な薬であるこ
とは確かなようです。

 それと、方向性の違いと無関係に感情論そのものを非難するなら分かりますが、自分と逆方
向の感情論だけを非難するのは考えものです。

 続きは、雑談スレッドに投稿します。


596 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/06(木) 00:44
>593さん

ア社の対応のまずさは確かに怒りをおぼえますが、本当に改ざんなんてしていたのでしょうか?
臨床試験のときに改ざんが本当にあったなら、既に発売中止になっているはずだが。。。
何が正しくて、何が間違いなのか分からなくなってきました。

続きは雑談スレッドですね。

597 名前: タキ 投稿日:2003/03/06(木) 02:31
私は今でも家族にイレッサの服用の継続を薦めていますよ。
家族にはイレッサは薦められないでしょって決めつけないでくださいね。
ここ数日の報道でアストラゼネカ社に対して憤りを感じている方も多いかと思います。
おそらく添付文書の改定をもう少し早くできたのではと感じます。
(肺がん患者が起こしやすかったり、前治療による肺傷害ではなくてイレッサによる副作用との認識がいつの段階であり、
そこから対応をとるまでにどれだけの時間が必要と考えるのが妥当で、
実際にそれとどれくらいのタイムラグがあったかまで考えないといけないかとは思いますが。)
アストラゼネカ社の企業姿勢も私が期待するものとは残念ながら違ったのではないかと感じています。
しかし、はじめ@膵さんのいうとおりイレッサそのものの評価とは切り離しましょうね。
私は はじめ@膵さんと同じ考えです。
イレッサをのまないとか、もう止めようと決めた人は別にそれでいいと思いますよ。
ただ、アストラゼネカ社の対応が非難されていることと、イレッサを否定することとは別次元の話なんですよ。
イレッサを全否定する人がいらっしゃいますが、その代わりになるリスクがない有用な方法を提示できませんよね。
自分や家族に対して、副作用のリスクを承知の上でイレッサにかけたいと思う考えを否定できるはずがないんですよ。
そんなデータは現時点ではないですよ。
どの治療法を選ぼうがリスクはあるんです。その中から納得の上、選ぶべきなんです。
私は他の人にイレッサを選ぶべきだとはいいませんよ。
ただ、あまり知識を持たない人の中には医薬ビジランスセンターの浜氏の意見を100%信じてしまう人もいると思いますが
それだけは危険ですよとご忠告させていただきます。
彼の意見全てを私は否定しません。耳を傾けるべき部分があれば耳を傾けましょう。
しかし、総論としては全くもって頭にきます。現時点でイレッサの使用中止なんてばかげたことをいうのは止めていただきたいと個人的に思います。
イレッサが全否定されるべき薬だというデータがでてからそういうことはいいなさい。
灰色の期間にイレッサによる肺傷害でなくなっていく方がでるから使用中止にすべきだといったって、
イレッサを希望するにもかかわらず、イレッサがつかえなくなればその間に患者はがんやその他の治療法の副作用に起因することでも亡くなっていくんですよ。
現時点でイレッサの副作用のリスクを理解したうえで投与を希望する患者からイレッサを奪う権利など浜氏なんかにゃないよ!
なぜ報道は彼をあれほどまでにとりあげるか疑問です。彼の意見をみておかしいところがないか判断できないんですかねえ。


598 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/07(金) 00:20
>>591 さん、私も母がイレッサを飲んでいます。(残念ながら、病勢進行と副作用の為投薬を止めることになりましたが)
あなたのお気持ちわからなくはないです。でも、感情的になってしまっては、自分の考えの殻に閉じこもってしまいそうな気がしませんか?
耳に心地よい情報だけに共感する事は、あなたの為にもお母さまのためにもならないと思います。氾濫する情報の中から、正確な情報を選択するためには、冷静にならないと・・・
余計なお世話かもしれませんが、心配になり書き込みました。






599 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/10(月) 12:26
2003年03月07日(金)

患者の同意取得は7割 イレッサ投薬で病院調査

 副作用で多数の死者が出ている肺がん新薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)を投与する際、患者の同意を得
 ている病院は7割にとどまり、投薬開始後に患者を入院させている病院も4割しかない実態が7日、厚生労
 働省の医薬品等安全対策部会で報告された。同省は昨年末、副作用防止策として、イレッサの安全性や
 有効性について患者に十分に説明して同意を得ることや、投与開始後4週間は入院かそれに準じた管理の
 もとで副作用を監視する措置を決定していた。輸入販売元のアストラゼネカの調査によると、イレッサを使用
 する1553病院のうち、27%が文書で同意を取得し、44%が口頭で同意をとっていた。しかし、20%が検
 討中としたほか、1%は同意をとらないと答えた。入院状況では4週入院は42%にとどまり、4週未満が1
 8%、入院させないが7%、医師の判断にまかせるは33%だった。同省の2月末までの集計(速報値)によ
 ると、間質性肺炎など肺障害の副作用が出て死亡した患者は177人。それ以外の副作用でも10人程度
 が死亡したとみられる。

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20030307/20030307a4050.html

600 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/10(月) 12:29
2003年03月08日(土)

イレッサの説明文書に批判 「誤解抱かせる」と専門家

 副作用で多数の死者が出ている肺がん新薬イレッサの患者向け説明文書などに
「正常な細胞への影響は少ないと考えられる」と書かれていることに、
専門家から批判の声が出ている。
厚生労働省の医薬品等安全対策部会で委員から
「企業に謙虚に対応するよう指導してほしい」との意見が出され、
厚生労働省は8日までに、輸入販売元のアストラゼネカに文書の改定を求めることにした。
問題となっているのは、投薬時のインフォームドコンセント(十分な説明と同意)
に使う同意文書と、患者向け説明文書。「骨髄細胞などの正常な細胞への影響は
少ないのではないかと考えられる」と書かれているのに対し、同部会委員から「予期でき
ない副作用が出ているのに、このような記述は誤解を抱かせる」と声が上がった。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20030308/20030308a4160.html

601 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/11(火) 14:28
インフォームドコンセント取得施設は7割

イレッサ・安全対策 副作用による死亡割合は減少へ(日刊)
 厚生労働省医薬局は7日の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会に、
アストラゼネカ(以下、ア社)の肺がん治療薬「イレッサ」(一般名=ゲフィチニブ)に関する
安全対策の現状を報告した。

 昨年末の医薬局安全対策課長通知に基づくア社の対応を整理したもので、緊急安全性情報(ドクターレター)の
送付以前には、50.6%まで達していた「副作用報告件数に占める死亡件数の割合」が12.2%まで減少して
いることがわかった。一方、厚労省が強く求めている使用時のインフォームドコンセント(説明と同意)では、
文書や口頭で同意を取得しているのが納入施設の7割にとどまっていることが判明。同意取得を「検討中」と
回答する施設が約2割、「同意を取得しない」施設もあるなど、一部医療機関で患者や家族へのインフォームドコンセント
が不十分な実態が浮き彫りになった。

 報告されたのは、ア社が納入施設を対象として行った調査結果などで、患者等へのインフォームドコンセントの状況
(回答=1553施設・3月4日時点)では、なんらかの形で同意を取得しているのが約7割。具体的には「口頭同意」が
44%、「文書同意」27%。そのほか「検討中」20%、「不明」(調査中)8%、「同意とらない」1%で、
一部医療機関では患者への情報提供がいまだ不十分な実態がうかがえる。一方、投与開始後の入院状況(回答=1624施設・3月4日時点)
では、「4週入院」と回答したのが42%、「4週未満入院」18%、「入院しない」7%、「医師の判断」33%だった。

 また、間質性肺炎等の副作用発現状況は、適正使用のいっそうの徹底を求めた課長通知(2002年12月26日付)以降の副作用件数41例のうち、
死亡事例が5例で「副作用報告件数に占める死亡件数の割合」は12.2%まで減少している。10月15日ドクターレター配布指示前は50.6%
(報告件数168件、死亡85件)、10月16日から12月26日までは31.3%(報告件数208例、死亡65例)だった。

日刊薬業より

602 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/11(火) 14:32
肺癌学会 多くの施設でイレッサの奏効率30%台(日刊)
 第136回日本肺癌学会関東部会が8日に千葉市内で開かれ、
要望演題「ゲフィチニブ(製品名イレッサ)の臨床経験、著効例」
では肺がん治療薬イレッサが著効であった症例が報告され、
奏効率は多くの施設で30%台だった。

 神奈川県立がんセンター呼吸科の増田良太氏は、2002年7月から
切除不能の非小細胞肺がん患者79例に対してイレッサを投与した成績について
明らかにした。79例のうち治療終了例は45例で、病状進行による終了が25例、
有害事象による終了は20例だった。奏効率は16.5%となり、有害事象のうち肺臓炎の
発生率は8.9%だった。肺臓炎の85.7%は投与開始から8週以内に発症していた。

 県立がんセンター新潟病院内科の藤井知紀氏は、市販後から03年1月末までにイレッサを
投与した52例を検討し、評価可能例の奏効率は13.3%で、そのうち腺がん症例の奏効例は
14.6%、女性腺がん症例21.7%だと報告。奏効例6例は女性5例、男性1例であり、
全例がパフォーマンスステータス(活動度)2以下の腺がん症例だった。奏効した6例では、
2例ががんの再増大、1例が食欲不振のために投与を中止したが、3例はイレッサの内服を継続している。

日刊薬業より

603 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/14(金) 12:13
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/other/03_03_11.html

604 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/16(日) 13:21
死亡患者遺族が提訴へ イレッサ副作用問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030316-00000014-kyodo-soci

605 名前: コピペ 投稿日:2003/03/20(木) 23:27
抗がん剤イレッサ副作用、今後にどう生かす?
--------------------------------------------------------------------------------
 肺がん治療の「夢の新薬」といわれたイレッサ(一般名ゲフィチニブ)が、副作用問題で立ち往生しています。抗がん剤に副作用はつきものですが、どんな副作用がどれだけあるのか、市販後に判明することも少なくありません。副作用情報が医師や患者へ届くまでに、時間がかかったことに問題があるようです。一方で、助かった患者さんがいるのも事実です。この薬を慎重に使い、効果を生かせるよう育てていくために、読者から寄せられた声と合わせて、考えてみました。(イレッサ取材班)
 ●相次いだ「劇的効果」の報告
イレッサの効果を表すとき、「劇的」という言葉がよく使われる。
今月8日に千葉大学で開かれた日本肺癌(がん)学会関東部会では、イレッサに関する報告が相次いだ。「45歳の肺腺がんの男性。治療開始前は46ミリあった腫瘍(しゅよう)が、1カ月後に16ミリに縮小した」「投与60日後、画像上腫瘤(しゅりゅう)は消失した」
53演題のうち28がイレッサの効果を報告した。研究者の発表のたびに、座長が声をかける。「治療成績はどれくらいでしたか?」。効果のあった患者の割合のことだ。
「13人中6人(46%)です」「30~40%です」。臨床試験での効果が約2割だったのと比べて高い治療成績だ。
こんな話もある。
末期の肺がん患者にイレッサを投与して2週間後。患者のX線写真を見た医師は、患者に「もう一度撮ってきてください」と促した。あるはずの影が写っていないから、間違えたと思ったのだ。ところが、撮り直した写真をみて驚いた。本当に影はきれいになくなっていた。
徳島大の曽根三郎教授と近畿大の福岡正博教授のチームが効果を遺伝子解析している。患者49人のうち、「腫瘍が50%以上縮小」は15人、「変化なし」は18人、「悪化した」は16人だった。
曽根教授は「ほかの抗がん剤や放射線も効かなかった患者の3割に効果があった。副作用の面ばかり強調されるが、画期的な薬であることは間違いない」と話す。
イレッサは、がん細胞の増殖にかかわる特殊なたんぱく質の働きを妨げて、がんを退治しようとする。がん細胞を直接攻撃して正常細胞にもダメージを与える従来の抗がん剤と比べ、副作用が少ないとみられていた。
1日1回、錠剤を服用すればすむため、自宅でも治療できる。イレッサは承認前から注目を浴び患者団体などの働きかけで国会議員も動いた。

●遅れた治療現場へ情報伝達
だが、販売直後から、間質性肺炎を起こすなど副作用報告が相次いだ。問題はその後の対応だ。
薬を開発した英国の本社から輸入・販売を一手に引き受けるアストラゼネカ社(大阪市)の情報収集が遅れた。医師ら治療現場へ打ち返す態勢にも問題があった。
それを指摘する報道に対し、肺がんの患者をもつ家族から、批判の声が朝日新聞社へ届いた。
「担当記者はがん患者の気持ちをまったく理解していない。この薬がまるで人殺しのように感じる。薬がなければ死ぬしかない患者の希望を奪うことになる」
「病床で暗澹(あんたん)たる気持ちを抱いている患者の方、ご家族の方の存在をも意識して冷静に記事を書いていただきたいものです」
後者は、4年前に42歳の夫を肺がんで亡くした北陸に住む主婦(46)から届いたメールだ。肺がんの発見が遅れ、入院6日目に肺がんであることを告知された。製薬会社にいる知人や医師に、よい薬や治療法がないか尋ねて回った。が、夫は17日後、亡くなった。
「イレッサがあったら、服用していましたか?」と電話で尋ねてみた。
「間違いなく服用していました」
逆に、千葉県に住む男性の手紙には不満がつづられていた。症状が安定していた妻(当時63)がイレッサを服用し始めて、せき込むようになり入院。せきは止まらず、1カ月後に亡くなった。
イレッサとの因果関係はわからないが、夫は副作用について知らされていなかった。「イレッサを飲んでいなかったら、もっと元気な姿を見ていられたかもしれない」と後悔する。
劇的に効く人がいる一方、副作用で死亡する患者もいる。なぜ効果に差が出てくるのか。そのメカニズムはまだわかっていない。
副作用が頻発するとの情報が、もっと早い段階で伝わっていたら、治療にあたる医師、受け入れた患者や家族にとって、この薬のイメージは変わっていただろう。使われ方も、違っていたのではないか。
<イレッサ> 昨年7月、世界で初めて日本で承認された。開発段階での臨床試験では、日本人51人の27.5%、外国人52人の9・6%に効果があったとされる。承認後、2月末までに国内で約2万5000人に投与され、間質性肺炎や急性肺障害の副作用で177人の死亡が報告されている。

(2003/03/20 asahi)



606 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/26(水) 12:26
イレッサ、新たな副作用で注意喚起 厚労省

肺がん用の抗がん剤「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)の副作用で、多数の死者が出ている間
  質性肺炎のほかに、12人が2月下旬までに血尿や出血性膀胱(ぼうこう)炎の症状を示していた
  ことが分かった。厚生労働省は24日までに、輸入販売元のアストラゼネカ(大阪市)に、添付文書
  の「重大な副作用」に、これらを記載し医師らに注意を呼びかけるよう指示した。

   厚労省によると、12人は50代から70代で、服用開始から1週間から約2カ月で起きていた。い
  ずれも投与中止などでこの症状は治っているという。 (03/24 17:36)

http://www.asahi.com/national/update/0324/017.html

607 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/03/26(水) 12:28
「イレッサ」の副作用、遺伝子レベルで研究

 副作用が問題になっている肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(商品名・イレッサ)について、東
京大学医科学研究所の中村祐輔教授らは、副作用の可能性を遺伝子レベルで診断する研
究に乗り出す。事前に遺伝子を調べて副作用を予測し、有効な患者だけに薬を投与する手
法の確立を目指す。

 中村教授らは輸入販売元のアストラゼネカ社と共同で、急性肺障害の副作用が出た患者
75人と、副作用が起きなかった患者75人の遺伝子の提供を受け、SNP(個人差)を比
較、副作用を起こすタイプの遺伝子を特定する。当面は薬剤の代謝に関係する遺伝子の個
人差5000―1万か所を中心に調べるという。

 イレッサは臨床試験で、既存の抗がん剤が効かない患者の約半数で進行が止まり、約2
割ではがんの大きさが半分以下に縮小する効果があったとされた。昨年7月に発売された
が、その後副作用が問題化。今年1月末までに国内で推計約2万3500人に投与され、う
ち約0・8%の183人が急性肺障害などで亡くなっている。

               ◇
 [SNP] 遺伝情報は、細胞内に塩基と呼ばれる4種類の化学物質で記録されている。人
間では約30億個の塩基がDNAに並んでいるが、1000個に1個の割合で個人によって違
う塩基が並ぶ。これがSNPで一塩基多型とも呼ばれる。肌の色など外見上の特徴や、病
気のなりやすさといった体質の違いも、この個人差のためとされる。
2003年3月24日)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030324so12.htm

608 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/10/13(月) 16:57
up

609 名前: まるこ 投稿日:2003/11/08(土) 23:15
父がイレッサを飲み始めて三週間。入院中です。
顔がニキビ面になり、今週は熱が上がったり下がったり...。
副作用のせいか、風邪のせいか分からない状態です。
咳は出ませんし、聴診器でも異常は無く、レントゲンも
変化無いとのことですが...
解熱剤と(もともと)痰が絡むので去痰剤を処方されています。
どうなんでしょうか。

610 名前: まるこ 投稿日:2003/11/14(金) 12:23
検査の結果、間質性肺炎でした。
一時は危ないと言われましたが、改善されてきたようです。
ウィルスか副作用か原因がはっきりしないので、抗生物質の点滴を受け、
パルス療法で、ステロイドの点滴から服用に変わったところです。
熱が8度7分まで上がった以外は自覚症状が無く、CT・レントゲン
の検査を受けて発見されました。

611 名前: まるこ 投稿日:2003/12/11(木) 23:17
間質性肺炎はかなり改善され、ステロイドの服用も徐々に
少量になってきています。
とても元気で毎日軽い運動と、病院から仕事に通いだしました。
イレッサはファーストラインで使っていたので、年明けから
点滴による抗がん剤の投与となるようです。
イレッサの効果は素晴らしく、骨転移による痛みも無くなり
体調も良く、これから服用できないのが残念です。

612 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/03(土) 16:17
結局イレッサを鬼の首を取るように叩いていたマスコミとそれに
付和雷同してここに書き込みしていたバカどもはどこへ行った?
要するに奴らは騒ぎたいだけ。患者の思いが判らずに騒ぐ

613 名前: まるこ 投稿日:2004/01/03(土) 22:32
父はまだステロイド服用中ですが、イレッサ中止してから約二ヶ月。
どうなっているか不安だったのですが、12月末の検査では、
中止直後よりも腫瘍が小さくなっているそうです。
経過観察で退院しました。また新年検査に行きます。

いつかイレッサも過去の薬になるかもしれませんね...


614 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/04(日) 19:25
一番のバカ→お前だよ!! >621

レス不要

615 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/01/07(水) 13:21
これからはEGFR阻害剤の中でロ-テションして使う治療法が
副作用を抑える方法として注目されるのではないかと思います。
Erbitux、Tarcevaが使用できますから。イレッサだけでなくなりますから
治療法の選択の幅が広がることは良いことです。

616 名前: 投稿日:2004/01/07(水) 14:40
狸です
ちょっと横槍ですが、、、
イレッサの効果は必ずしもEGFRへの作用だけでは説明できません。また間質性肺炎はやはりEGFRとの関係が極めて不明瞭です。Erbituxらがイレッサと同じEGFRを介した効果を示す、と言うのは現段階ではまだまだ断定できません(むしろイレッサが妖しいと言えます)。副作用プロファイルもずいぶんと違いますから、、、。

617 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/02/26(木) 03:36
あげておきます。

昨年の6月頃からイレッサの副作用の情報が全くと言っていいほど
なくなってしまいました。

300人近い副作用死の報道以降、イレッサの副作用はなくなって
いると言うのでしょうか?。
もしそうであるのならば、やはりあの時の副作用は人的ミスと言うことに
なるのですが、被害家族の一人として何とも腑に落ちない問題が残って
しまいました。

教訓として、
今はこのような方法・処置を行っている、など
少しは携わっている先生達の書き込みなどあれば
亡くなった300人の手向けになるのでは・・との思いもあり、
又、副作用情報をこれからの患者のためにも続けて書き込みが
あればと願っています。








618 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/02/26(木) 17:36
他の治療が奏効しなくなった段階で、最後の手段的に使用される
ことが多くなったために、仮に副作用が出ても原疾患の悪化との
区別がつきにくくなったのでしょうね。
少なくとも、認可されたときのような異常な使用はされなくなって
います。


619 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/04(木) 20:28
イレッサの投与を頂いてから、丸2年が経ちました。
今までに出た副作用は、下痢、肝機能の数値の上昇、肌の乾燥です。
肝機能の数値の上昇は、かなり上がった時に1ヶ月の休薬期間を設けて正常に近くなってから再投与してからは、正常値に近い数字を保っています。
下痢は、週に2日ほどで他の日は、正常便となりました。
しかし、最近頭が重く感じたり、嘔吐したりするために、主治医から脳の検査を勧められました。先日、「今は撮らなくても大丈夫ですよ」と言ってもらったところのなのに・・・
不安がよぎります。
「マーカーは、正常値を保っているのできっと大丈夫!」と母には言っていますが、主治医からコッソリと私に、「転移があってもマーカーが上がらないという事もあるので・・」と言われ落ち込んでいます。
周りからも、「あと半年って言われた命が、2年以上ももっただけでも儲けもんやんか、あきらめもつくやろ?」などと言われ、まだ転移と決まったわけでもないのにそんなことを言うなんて・・と怒りも感じるし、悲しくなります。
万が一、転移だとしても絶対!次の方法を探してみるつもりです。
でも、今は転移でない事を神に祈るのみです。



620 名前: 向井 投稿日:2004/03/10(水) 19:29
ワンチビさん、私は肺がんで脳と骨に転移があるものですが、今までワンチビさんの書き込みに励まされてきました。その後の経過はどうでしたか?お母さんの事をしっかりと支えてあげて下さい。

621 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/10(水) 21:10
向井さんレスありがとうございます。
脳のMRを撮って来ました。結果は23日の診察で教えてくれる事になっています。
また、結果書き込みます。
うちの母は、自身が肺がんだということは告知したので知っているのですが、Ⅳ期ということは知りません。イレッサに関しても「初期だから薬で済んでいる」と思っているくらいです。
だから胃潰瘍を疑ってるくらいで、なぜ脳の検査をするのか不思議でしかたないらしく、よく「お母さんは胃カメラ飲んだほうがいいと思うんだけど、なんで脳なんやろ??」
と言います。転移はなければいいのに・・もっと早く検査結果を知りたい・・などいろいろ考えてしまいます。

622 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/03/10(水) 22:49
私も向井さんと同様にワンチビさんの書き込みに励まされていました。お母様の検査結果、早くわかるとよいですが、、、
主人の母も担当医にイレッサを勧められ、近々始めるそうです。
希望を持ってチャレンジしてもらえればと思っています。

623 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/12(金) 09:27
長男の嫁さま、レスありがとうございます。母が、癌だと診断されてから、少し体調の変化があっただけで、病勢進行と関連して考えてしまいます。私でさえ、そうなのですから本人の不安は計り知れない事と思います。
母が不憫です。しかし、母の場合はイレッサに助けられました。解明されない点の多いイレッサですが、母にとって、私たち家族にとって、まさしく希望の薬でした。
まだ、もうしばらくイレッサに頼りたいのですが・・・
検査結果がでるのって遅いですね・・・大きな病院は患者数も多いので、仕方ないのでしょうか・・・

長男の嫁さまの。お義母さまにもイレッサが効果があることを心より祈ります。



624 名前: ロキ 投稿日:2004/03/12(金) 11:16
ワンチビさん、そのお気持ち痛いほどよくわかります。腰が痛いとか、頭が痛いっていうちょっとした言葉でも、イレッサが効かなくなったんじゃないかと、ドキッとしますよね。まわりの私たちですら、不安でたまらないのに、本人の気持ちを考えると、何もできない自分が悔しくてたまりません。私の母は自分が根治の難しい癌であるという事を知ってます。でも、私や家族の前では、泣き言一つ言わず、いつも明るく振る舞ってます。本当に優しい母親です。絶対に死なせるわけにはいかないと思ってます。ワンチビさんも不安で仕方無いとは思いますが、お母さんを絶対に助けてあげて下さい。


625 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/13(土) 13:38
ロキさん、レスありがとうございます。
母親というものは、子供に対してこんなにも心配をかけまいとするのですね。
ロキさんも、お母様のこと大切にして差し上げてください。


626 名前: kanon 投稿日:2004/03/16(火) 14:47
はじめまして。
私の夫は胸膜と腹膜に悪性中皮腫を患っております。
かなり珍しい癌というころで治療法もなく、
主治医からは肺癌に準じた治療法を提案されています。
3月末から入院予定。
治療法はまだ決めていませんが
イレッサ+タキサンの投与を提案されています。
こちらの情報は読ませていただきました。
気になる副作用の間質性肺炎なのですが
みなさんステロイドパルス療法をされているとか。
実は2年前にステロイドを大量投与したことがあり
以来なかなか止めることができません。
現在80mg→12.5mgにまで減らすことができたのですが
それ以上減らすと全身に激痛が走り
どうすることもできません。
教えてください。
肺炎がおこった場合、ステロイドを使わない方法は
あるのでしょうか。
またそのステロイド投与をされた方は
どのくらいの期間で止めることができたのでしょうか。
宜しくお願いします。

627 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/17(水) 21:00
あげ

628 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/24(水) 21:33
お久しぶりです。ワンチビです。昨日、母の脳のMRの結果が出ました。幸運にも脳転移ではありませんでした。
吐気や嘔吐は、回数が減りました。以前、放射線科の先生から肝転移を疑う所見があったときにも、かなり動揺しました(検査結果は肝のう胞)が、今回の脳転移を疑う話があったときも、かなり動揺してしまいました。
ご心配頂いた方々、ありがとうございました。
母はイレッサを、もう2年飲んでいます。いつ何が起こってもおかしくないと思うだけに、主治医の先生から特別な話があったときは緊張します。
お医者様は、「いつも最悪のことを想定して話されるんだ・・」と自分に言い聞かせても、悪いことばかり考えてしまいます。
でも、今回の検査で脳転移がなかったので、心からよかったと思います。
まだ、しばらくイレッサを飲むことができるようです。
胃の不快感とイレッサの長期投与は何か関係があるのでしょうか?母以上に長期に渡って飲まれている方の情報がないのが不安です。県内では一番長いようです。全国に渡ればきっともっと長い人がいらっしゃるとは思うのですが、なかなか情報が入ってきません。
年度末に主治医の先生が、勉強会(?)のようなものでイレッサのことを他の先生にも相談してみます、とおっしゃってくれているので、先生が何か情報を得て来てくれるものと期待しています。


629 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/03/24(水) 21:52
ワンチビ様、お母様、脳に転移がなくてよかったですね!
心配しておりました。
義母は今週月曜日から検査入院、来月早々イレッサを始めるようです。
ワンチビ様のお母様のように効果がでるように願っています。
義母にも是非ワンチビ様のお母様の話しをして、希望を持ってもらえたらと思っています。
1年、2年単位で効き目が続いてくれたらと思うばかりです。

630 名前: みんくる◆Qr0QMHh. 投稿日:2004/03/25(木) 16:06
ワンチビさん、お母様の検査結果、よかったですね。
胃の不快感もすっきりおさまるといいのですけどね。
私は1年4ヶ月、イレッサを飲んでいますが、去年の9月に多発の脳転移が見つかりました。
お母様の場合と逆で、何の症状もなかっとのですが、「しばらく検査していないので念のため」のはずMRIで図らずも発覚…。
その後、毎月MRIで経過観察していましたが、イレッサが効いていたためか、ほとんど大きさ・数とも変化は無かったのです。
しかし徐々に進んでいるようなので、先日から全脳への放射線照射を始めました。
ちなみに、照射中もイレッサは服用しています。
放射線+イレッサで、効果が高まる、という話を聞いたこともあります。
確かな情報ではないのですが、その通りだといいな、と願いつつ治療を受けています。
脳へ転移したとはいえ、肺は不変が続いており、今後もこの不変が続く限り、イレッサは継続していくと思います。
イレッサに関しては、ワンチビさんのお母様ご自身がパイオニアですものね。
確かに不安です。先の事が何も分からないのですから…。
でもイレッサのお陰で、私もⅣ期とはとても思えない、ごく普通の生活を送ることができています。
今はそのことに感謝して、日々過ごしているつもりです。
私たち自身がエビデンスとなって、これからイレッサ服用を始められる方々の福音となりたいですね!


631 名前: みんくる◆Qr0QMHh. 投稿日:2004/03/25(木) 16:10
>>630 誤字・脱字がありました。すみません。
何の症状もなかっとのですが→何の症状もなかったのですが
のはずMRIで図らずも→のはずのMRIで図らずも

632 名前: わら 投稿日:2004/03/25(木) 20:13
ワンチビ様、よかったですね。お母様と仲良く、お暮らし下さい。


633 名前: ぽーろ 投稿日:2004/03/25(木) 23:00
とても悩んでメールしました。祖母は87才肺腺癌の初期といわれました。私としては、オペなんて年令的にいっても術後肺炎は高い確率でおこすだろうということと、合併症の心配からイレッサを選択肢の一つとして提案しました!間質性肺炎などの副作用等ありますが一番の選択だったとおもっています。が、反面87才に適した治療はほかにも選択肢があったかも?という不安でいます。今現在Drにはイレッサの話を家族側からあえてだしたわけで、ムンテラの中でいくつかの選択肢の中にイレッサははいってなかったようなんです。やっぱりそれって、リスクがかなり大きいと考えたため、医者側からはすしめなかったのかな?と心配しました。どうしたらいいのでしょうか?これでよかったのでしょうか?

634 名前: ロキ 投稿日:2004/03/25(木) 23:08
本日、大阪の近畿大付属病院に相談に行ってきましたが、そこの病院では、イレッサの服用開始から2年以上効果が持続されている方が、数人いらっしゃるみたいですよ。

635 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/26(金) 23:23
長男の嫁さま★
ありがとうございます。お義母さまにも、イレッサの効果がよい方向に向かう事をお祈りしております。
ご本人様も、ご家族の方々も、御不安とご心配が尽きないでしょうが、お心疲れのでませんように、がんばってくださいね。
みんくるさま★
ありがとうございます。1年4ヶ月という期間も長期投与になるんでしょうね。副作用とかはどうですか?
1日でも、1ヶ月でも、1年でも長く、この薬の効果が続くといいですよね。心から思います。
週末に母の主治医の先生が、他の病院の呼吸器の先生方と会って、いろいろ話をされると聞いているのですが、なにか新しい情報があれば書き込みます。




636 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/26(金) 23:28
わらさん★
色々、心配いただいてありがとうございます。少し私自身が体調を崩してしまい、母に心配かけたくないと思っているのに、色々次から次へと病気がでてきます・・(ーー;)
もうすぐ桜の花も咲くし、気晴らしに母を花見に連れて行ってあげたいなと思っています。
わらさん、その後経過はどうですか?

637 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/03/27(土) 08:22
ロキさん
近大付属病院は、イレッサの治験をしていた病院でしたよね。治験で飲んでいた人たちの中の人が効果が持続してるってことになるんでしょうかね。
そういった人たちがいるという情報は、心を強くしてくれます。3年、4年、5年とず~~とよい効果が続いて、ガンが治る特効薬のような物が出来たらいいなと思います。
その日まで、家族そろってがんばらないと・・・

638 名前: ロキ 投稿日:2004/03/27(土) 12:33
近大付属病院でイレッサの治験をおこなっていた福岡先生に、お話を聞いたところ、イレッサには、まだまだ謎の部分が多く、よく効く人には1年半~2年以上たっても効果が持続している人が、いるとの事です。近大だけでも2年以上効果が持続している人が複数いるみたいなので、全国的にみたら長期服用されてる方は、かなりの数になりそうですね。私の母も、長期服用の部類に入ると思いますが、もし、イレッサが効かなくなった時はセツキシマブを考えています。ひと月ほど前、セツキシマブの使用方法、副作用、奏功率など、かなり詳しく書かれたマニュアルを手にいれましたが、副作用が少なくQOLを第一に考えると、とても魅力的な薬だと思います。未詳認薬で、謎の部分も多く、入手の手続きに時間もかかり、高額になりますが、次の選択肢の一つとして考えてます。


639 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/27(土) 12:41
>638
すみません、私もセツキシマブに関心ありますがどこでマニュアル
入手されたのでしょうか?ワンチビさん、ろきさん教えて頂けますか?
また使用して貰える病院はどこかありますでしょうか

640 名前: ロキ 投稿日:2004/03/29(月) 00:32
639さん、セツキシマブは副作用は少ないと言われていますが、未詳認薬のため国内での臨床データは無く、自己責任で、使用を考えなければならない薬だと思います。私の母は、自分が進行癌であるという事を知っているため、癌に対して効果があると言われる、色々な事にチャレンジするつもりでいます。もしよろしければ、アドレスを教えて下さい。詳しい内容をメールで送らせて頂きます。

641 名前: 名無しさん 投稿日:2004/03/29(月) 02:03
私もイレッサを服用して9か月になります。いつ薬剤耐性が来るのか不安な毎日を送ってます。ぜひ私にも教えていただけないでしようか

642 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/03/29(月) 10:18
セツキシマブを使用してるのは、ヤフーのnored22先生ですよね?ヤフーの掲示板で相談すれば使用して頂けますよ。

643 名前: 641 投稿日:2004/03/29(月) 17:48
642さんありがとうございます。

644 名前: 名無しさん 投稿日:2004/03/31(水) 19:28
>639
セツキシマブのFDA承認文書です。
http://www.fda.gov/cder/foi/label/2004/125084lbl.pdf
国内代理店のニュース内容
http://www.bms.co.jp/news/2004/0217.html

結腸直腸に効果があるとのことで承認されたんですよね。
肺のEGFRにどの程度集積するのか・・・ということが、
効果を左右するのではないでしょうか。

645 名前: れいこ 投稿日:2004/04/01(木) 14:33
初めてメールします。
うちの母も肺がんで抗がん剤の治療中ですが、持病のアレルギーのせいでなかなか合う薬がありません。
今の所二種類の抗癌剤を使用したのですが、一個目は手や足にじんましんができ二個目の薬では腎臓を悪くしてしまい中止となりました。
こういった状況の中次の薬としてイレッサを進められていますが、第三者からの「副作用で亡くなった方が多い為やめるべき」だという声が沢山あり、自分自身どうすべきか悩んでいます。
こちらの書き込みを見て少し知識を得られました、また、イレッサを使用して効果がある方がいらっしゃるという事で
大変うれしく思います。
これからも書き込みを拝見させて頂くので色々な情報があればお願い致します。


646 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/04/01(木) 23:26
今日、義母の検査の結果を主人が聞いてきました。2度の抗癌剤の治療をし、今度はイレッサを明日より開始することになりました。
実は腎臓に転移が見られ、レントゲンでかすかに肉眼でわかるぐらいだそうですが、担当の先生はイレッサを使用すれば腎臓のほうも効果があるとおっしゃっていたそうです。
主人がいうのには腎臓のほうより肺のほうが問題のようなことをおっしゃってたそうですが、
すみません。腎臓のほうに転移していてもイレッサの効果があるということはありえるのでしょうか?

647 名前: 774 投稿日:2004/04/02(金) 09:06
一般に原発巣のがん細胞が転移するわけですから、当然原発巣のがん細胞
に効果の認められる薬剤であれば、転移巣のがん細胞にも効果が期待できる
ということになります。

648 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/04/02(金) 23:17
れいこ様>
副作用死の新聞記事がセンセーショナルに書かれたので、イレッサの投与を心配なさる方が多いと思いますが、他の抗がん剤も同じ間質性肺炎の副作用が出る人がいると聞いています。
確か、頻度はそんなに変わらなかったと思います。
色々、ご心配は尽きないと思いますが、主治医の先生とよくご相談なさって、お母様に最善の治療を受けていただいてください。
長い期間を大きな副作用もなく飲みつづけている、うちの母のような例もありますが、やはり副作用の為に投与を止めざるを得ない方がいる方も事実ですし、不幸にもお亡くなりになった方々がいる事も事実です。
ご家族ででも、よくご相談なさってがんばってくださいね。

長男の嫁さま>
今日からイレッサをお義母さまは飲まれているのですね。良い結果がもたらされる事を心より祈っています。よろしければ、経過などご報告くださいませね。



649 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/04/02(金) 23:20
れいこ様>
追加です。間質性肺炎の副作用にはステロイドの投与で改善が見られるそうです。
ここには、専門の先生方もいらっしゃいますので、ご相談なさってもよいと思います。


650 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/04/03(土) 07:36
774先生、ありがとうございます。希望がわきました。
本人には腎臓転移のことは伝えておりませんが、
常に前向きな義母ですのでよい成果がでることを
祈っております。

ワンチビ様、ありがとうございます。
こちらにいらっしゃる皆様の為にも、
経過を随時ご報告させて頂きます。

651 名前: かばおママ 投稿日:2004/04/06(火) 11:51
以前、何度か書き込みしたかばおママです。
先日、主治医から次の提案を受けました。
現在、イレッサを服用して一年半ですが、経過としては
両肺にある複数の腫瘍で一番大きいのは少しづつではありますが、
陰影が濃くなり、1cm強になってきています。
あとはミリ単位のままです。腫瘍マーカー値は基準内です。

そこで、これからの治療方針として
1.イレッサを飲み続ける。(副作用は現在週2,3回下痢と皮膚乾燥、掻痒感、発疹等です)
2.イレッサ+抗がん剤タキソール(パクリタキセル)を併用する。
3.一ヶ月イレッサを休んで、本当にイレッサが効いているのか確認して
  もし、効き目がないと判断されたら他の抗がん剤に変更する。
の選択肢なかから選ぶというものでした。

私と主人はそんなに腫瘍も大きくなっていないし、副作用も他の抗がん剤に
比べると非常に軽くすんでいるので、このままイレッサを飲みつづけたいのですが
もし、イレッサ+タキソールの併用に変更すると本当に効果が認められるのでしょうか?
副作用は相乗作用でかなり重くなるような気がするのですが・・・。
主治医に聞いてみても、まだ、効果があるかどうか判断するほどの
データは少ない。とのことでした。
今後の参考にさせていただきたくご意見お願いします。






1.イレッサを

652 名前: 774 投稿日:2004/04/06(火) 12:42
かばおママ さんへ
日本ではイレッサに関して、非小細胞肺がんに対する単独使用での
セカンドラインの治療法という位置付けです。効果が認められて
いらっしゃるようですので、反復服用の継続でも可とも思います。
一方、NCIなどではまだPhase IIの段階ではありますが、イレッサ
にタキソール(パクリタキセル)、CBDCAを加えた臨床試験が進行中
です。多剤併用による副作用の増加は気になるところですが、この
レジメンは65才以上の高齢者を対象としたものもあり、検討の余地は
十分あるのではと思います。
主治医の説明のとおり、十分な結果は未だ得られてはいませんが、今後の
結果を待ちたいと思います。

653 名前: かばおママ 投稿日:2004/04/06(火) 16:52
774さま、いつもありがとうございます。
私自身、効果が続く限り、イレッサに希望を持って服用していきたいです。
でも、今後、悪化する可能性も十分にあるので多剤併用にも効果が
あることを強く望みます。

654 名前: ワンチビさんへ 投稿日:2004/04/07(水) 20:53
 イレッサに出会われて2年あまりもたたれるのに、
 648、649あたりのアドバイスはあまりに危
 うい書き方ですね。間質性肺炎や急性肺障害の副
 作用を起こした患者さんが1151人もいて、う
 ち444人が亡くなっているような抗がん剤は、
 ほかにあるのでしょうか?
 間質性肺炎の治療にステロイドを用いることで、
 増悪させる可能性も考慮する必要があるのではな
 いですか?
 そもそも、あのような「勧め方」はよくないでし、
 あなたの勧めでイレッサを服用した人が、肺障害
 以外の副作用で苦しむようになった場合、厳密に
 いえば、責任の一端を担うことにもなりかねませ
 んよ。
 以上、ご忠告まで。

655 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/04/08(木) 07:22
こういう記事があったので貼っておきますね。

東大医科研、抗がん剤治療で遺伝子レベルの効果予測

東京大学医科学研究所付属病院(東京・白金台)が、抗がん剤の効き目を遺伝子レベルで予測して使い分ける外来診療に乗り出す。
効果が期待できない患者には、別の治療法を選択することで、無益な副作用を避けることができる。患者一人ひとりの体質に合わせた
「オーダーメード医療」の先駆けとして期待される。

以下略

ttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040408ic04.htm

656 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/04/08(木) 08:30
>654様 ワンチビさんはあくまでも患者の家族して、お母様が効果があったということをお知らせ頂いていると思っております。
義母は重篤な副作用もきちんと担当の先生にお話を聞いたうえで、使用開始しました。
なんのリスクも考えないで使用を開始したわけではありません。私も色々調べたりしております。
リスクがあっても効果があることを期待しています。
私達は専門家ではありませんので、無責任なことを平気で言っているとお感じになるかもしれませんが、
結果として1日でも長く家族である患者が生きられることを期待するのが真実です。

657 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/04/08(木) 11:10
>>654
ロクな知識がないのにイレッサの話になるとムキになる輩ですな。
患者に適切な治療法に巡り会う機会を奪う書き込みするともしかすると
訴訟の対象になるかもしれませんよ?お気を付けて。

658 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/04/08(木) 20:51
>>654さん ハンドルネームがわからないので記事番号ですいません。
ご忠告ありがとうございます。
うまく言えませんが、私は患者さまやご家族さまが主治医の先生とよくご相談なさって、少しでも後悔のない治療を受けていただきたいと思います。

どんな方法を選択しても、大なり小なり後悔は残ります。
他ならぬ自身のことであったり、大切な自分の家族の事なのですから、病気の正しい知識を得、主治医の先生とよく話し合われ、よくご相談なさって、患者さまにとって最善の方法を選択していただけたらと祈るのみです。
みんな一日も長く、家族として生きていけるよう願っているのです。

イレッサも肺がん治療の選択肢の一つだと思いますが、
「治療の選択肢の決断は、慎重にすべき」とのご忠告だと思い、お言葉は真摯に受け止めます。

659 名前: まるこ 投稿日:2004/04/09(金) 00:22
間質性肺炎を起こされた後も、イレッサを使用し続けて
いる方はいらっしゃいますか?

プレドニンを服用しながら続けている方がいるとの噂を聞き、
実際に治療されている方の様子をお聞きしたいと思い、書き込みしました。

660 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/04/10(土) 12:21
イレッサを使用して1週間、お蔭様でレントゲンで見る範囲ですが、
癌が少し小さくなりました。
入院して経過観察しているだけあって、これといってひどい副作用も出ておらず、
まあお通じが少しゆるくなっている程度ですが、
今日から週末だけ、自宅に戻る事ができました。
この調子で効果が続いてくれればと願うばかりです。


661 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/04/11(日) 09:43
長男の嫁さま
よかったですね。お義母さまも週末だけでも自宅に帰ることができるようになって、ホッとなさっていることでしょう。
よい効果が続く事を私も祈っています。

662 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/04/27(火) 21:38
お蔭様で明日、義母は退院します。
副作用はまったくというほどなく、癌が10分の1になりました。
あとは定期的に通院して、ごくごく普通の生活を送る事ができます。
副作用の怖さもありましたが、このまま効き目が続く事を祈ります。
ケースバイケースでいろいろなこともあると思いますが、
医学は少なからず、進歩しているのですね!
希望を持って治療に望むことはとても患者にとって生きる道を
与えてくださったように思います。
いろいろアドバイスありがとうございました。

663 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/04/30(金) 14:51
「効く人」に特有の遺伝子異常=肺がん治療薬イレッサ-日米研究

 肺がん治療の新薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)が、一部の人に劇的に効くのはなぜか。名古屋市立大と米ダナ・ファーバーがん研究所の共同研究チームは、イレッサが効く人のがん細胞に特有の遺伝子異常があることを突き止め、30日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。一人ひとりの体質に合った治療(テーラーメード治療)につながるものとして期待される。 (時事通信)                   [4月30日5時0分更新]
イレッサ効くがんに共通点 効果予測も可能と期待

 【ワシントン29日共同】一部の患者にがんを縮小させる高い効果があるとされる肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)について名古屋市立大など日米共同チームは、効果がみられた患者に共通するがん細胞の遺伝子変異を発見し、米科学誌サイエンス(電子版)に29日発表した。
 チームは変異の有無を調べれば薬が効くかどうかを予測することが可能になりそうだと指摘しており、副作用の回避にも役立つと期待される。
 イレッサはがんの増殖にかかわる「EGF受容体」というタンパク質の働きを抑える抗がん剤。
 チームは、イレッサの治療を受けていない日米の肺がん患者計約120人分のがん細胞を調べ、EGF受容体の遺伝子に一定の割合で変異があることをまず見つけた。
 変異は米国人より日本人に多く、男性よりも女性、喫煙者より非喫煙者に多いなど、これまでにイレッサの効果がより高いと報告された患者の傾向と似通っていた。
 次にイレッサで治療を受けた米国の患者9人のがん細胞を調べたところ、効果のあった5人は全員変異が確認されたが、効果なしの4人には変異はなかった。(共同通信)            [4月30日5時54分更新]


664 名前: かごんま 投稿日:2004/04/30(金) 22:28
父が昨日肺がんのため亡くなりました。
抗がん剤の複数投与が2サイクル目でも効果が見えなかったので
イレッサに切り替えて約1ヶ月目の出来事でした。

本日はお通夜で、やっと時間が空き一息いれてます。
私が感じた、父に不足していたと思われる事を書いておきます。
・適度な運動(たとえば病院の階段の上り下り・父は腰の痛みをセカンドオピニオンで診察を受けた別の病院でギックリ腰と誤診され、そちらの方を鵜呑みにしたがために、絶対安静という事で運動をやらずやせ細っていき、原因が骨転移による痛みと理解され早急に放射線治療とリハビリを始めましたが、手遅れでした)
・十分な食事(3食きっちりと・父は調子の良い時くらいしか十分な食事をしなかった。吐いても吐いても食べる事を念頭に置き、化学療法に挑むべきと思います)
つまり 運動・食事・イレッサ の3点セットでなければ
効果が発揮されにくいと感じました。

運動と口からの食事ができる状態を維持すれば、
イレッサやその他抗がん剤はとても良く効く薬が現在は多いと思います。
血中酸素濃度をこまめにチェックしながら運動をすれば、
それから得られる代謝により各抗がん剤の力が発揮されると
思います。
当たり前のことばかりなのですが、実際これらが難しい方々もいると思います。
あきらめずにリハビリの専門医を呼びつけ、相談しがんばっていただきたいです。

まだ心が不安定でして乱文で失礼とは思いつつも、
同じ苦しみで戦っている方々に何か伝えたいと思い、
少しですが何か参考なればと思い書き込みさせていただきました。
失礼しました。





665 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/04/30(金) 22:47
かごんまさん。
大変なときを迎えられたのですね。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
かごんまさんをはじめ、御家族の方々、御静養ください。


666 名前: 見つけました 投稿日:2004/05/01(土) 17:36
抗がん剤イレッサ、効き目は遺伝子の変異で差 日米調査
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 副作用で多数の死者を出した肺がん用抗がん剤イレッサ(一般名ゲフィチニブ)が効く患者は、
EGFRと呼ばれる遺伝子で突然変異を起こしている場合が多いことが分かった。
名古屋市立大の藤井義敬教授ら日米の研究チームが29日付の米科学誌サイエンス(電子版)で発表する。
患者の体質に応じて薬を選ぶオーダーメード医療の実現に一歩近づきそうだ。

 イレッサは、劇的に効く患者がいる半面、強い副作用を起こす患者もいる。
臨床上、肺腺がんの女性に効く例が多く、日本と欧州で行われた治験では日本人の方が成績がよかった。

 藤井教授らが、肺がんの8割を占める非小細胞肺がんの患者119人(日本人58人、米国人61人)で
EGFR遺伝子が変異しているか調べたところ、変異していたのは日本人15人、米国人1人の計16人。
がんの種類別では、肺腺がんが70人中15人、それ以外が49人中1人。
男女別では、女性が45人中9人、男性が74人中7人だった。効果があるとされるグループの方が
突然変異が起きている割合も高かった。

 藤井教授は「イレッサが効く肺がんを、EGFR遺伝子の異常を調べることで予測できる可能性がある。
効果が低いと思われる患者への投与を避けることが可能になれば、オーダーメード医療の
いいきっかけとなる」と話している。
(2004/04/30)
http://www.asahi.com/health/medical/TKY200404290295.html


667 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/05/30(日) 09:17
イレッサの副作用で、白血球、血小板の減少はありえますか?
肝機能の数値も悪くなり、肝機能のことは副作用がでると
聞いたことはありますが、いかがでしょうか?
どなたか教えてください。

668 名前: はなこ 投稿日:2004/05/30(日) 14:32
イレッサ服用11ヶ月となります。白血球、
血小板だけは、いまだに低いです。肝機能はじょじょに落ち着きました。



669 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/05/30(日) 17:44
早速ありがとうございます。イレッサを始めてまだ2ヶ月弱ですが、
とても参考になりました。
ただ当の本人は肝機能が少し落ちたのでへこんでいますが、
家族は癌はより小さくなっているのでよしにしようと
言っています。


670 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/06/01(火) 10:41
肝機能障害が出てこられているのですね。ご本人様もご家族の方もご心配な事でしょうね。
うちの母も、肝機能障害がでました。投与から半年くらいたったあたりから、急に数値が上がり始めました。
月に一度血液検査のたびに、数値が上がっていくのを見るのは、不安を誘いました。
例え、前回の検査より少しでも上がれば検査結果に【↑】のマークが表示されるし・・
結局、200を越えた時に一時投薬をストップしました。母の場合、もともとGPTもGOTも10台の人だったので、よくがんばったと思います。
投薬を止めたことにより、肝機能は次第に落ち着き、正常範囲になるのを待ってから再投与しました。
長男の嫁さんのお義母様の現在の状態はどんな感じですか?

671 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/01(火) 14:30
少しでも肝臓に負担をかけないような食事を心がけてください。

672 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/06/01(火) 15:07
ワンチビさんお久しぶりです。
私は病院に付き添わなかったので、数値がどれくらいかはわかりませんが、
一週間休薬すると行っていました。
今まで別の抗癌剤を投与した時は、肝機能が悪くなった事がないので、
本人はとてもへこんでいます。
日曜日に一緒に出かけましたが、下痢気味でトイレに行く回数が多く、
体力も相当消耗してしまうようです。
もともと白血球・血小板の減少は抗癌剤の副作用で、でやすかったのですが、
本人もとても心配しています。
一緒には住んでいないのですが、イレッサを飲んで元気になったと思っていましたが、
様子を見にもう少し行かなくては駄目と反省しています。

673 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/06/01(火) 15:10
名無しさん、ありがとうございます。
肝臓に負担のかからない食事を差し入れに行ってきます。

674 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/06/13(日) 01:01
たびたび申し訳ありません。
休薬して肝機能の数値が少しずつ良くなっているらしいのですが、
かれこれ3週間半も休薬をしております。
義母本人と義父だけで病院へ行っているので、詳しい状況はわかりません。
こんなに薬を休むと言う事は何か他に原因があるものなのでしょうか?
一度息子である主人は担当の先生にお話をお聞きしたほうがよいのでしょうか?

675 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/13(日) 01:15
イレッサが効きにくくなったようなのですが、こんな時は、イレッサを中止した方がいいのでしょうか。
副作用らしいものは軽いものだけでしたが。

676 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/06/15(火) 11:08
長男の嫁さま
家族としても色々不安が次から次へと湧き上がってきますよね。心中お察し申し上げます。
ご主人のご両親のお住まいのところからは、遠方にお住まいなのでしょうか?
もし、そうなら電話などで義両親のお話を聞くだけでは、不明な点も多く、また不安にもなられることでしょう。
お時間を作る事が可能でいらっしゃるのなら、一度先生にお話を聞かれてはどうですか?

参考にはならないかとも思いますが、うちの母はGPT、GOTの上昇で1ヶ月強、投薬を中断しました。
副作用の状態にもよるでしょうが、休薬後イレッサを再開するか、別の方法を選択するかなど色々ご家族でご相談なさる事も今後出てくるのではないでしょうか?



677 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/15(火) 13:51
一つの抗癌剤に頼っては駄目です。
効果がある時こそ、「次の手段」を探すときです。

678 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/06/15(火) 14:04
ワンチビ様
わざわざありがとうございます。
そうですね。次回病院へ行く時は一緒に行って確認してみます。

>677様
次の手段も確認してきます。
ありがとうございます。

679 名前: らんらん 投稿日:2004/06/16(水) 01:51
教えてください
母が肺ガンの4期といわれました
ガンの種類はまだ診断がつかず 気管支鏡検査をしないとわからないということでした
ガンは右肺の上の方で先生は肺をつぶしているといってました
気管支も圧迫されてさらに肝臓にも転移がみられるとのことです
先生は治る見込みは100パーセントないといわれました
抗ガン剤治療も効くひとは10人に三人と
先生は治療はやめて本人のしたいように
さらに余命年月数も告知しろ といわれました
最後にはガンセンターにも紹介するからいけばいい 行っても有効な治療方法はないが
ともいわれました
母は咳をするぐらいで家事もこなしていたし元気なのですが いきなりの診断に動揺しています
ガンが心臓の近くの血管も圧迫しているから突然死もあるとも言われました
教えてください
私たちにはもう 何もできることはないのでしょうか?
外科手術が無理なら抗ガン剤治療もやるだけ命を縮め 母を苦しめるだけでしょうか?
乱文を失礼いたします

680 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/16(水) 18:52
らんらんさん> なかなか深刻な状況のようですね。でも、何もできることはないなどと言う事はないはずです。【その時】がくるまで、できる事は多くあると思いますよ。ここの掲示板に集まっていらっしゃる方々は、「何かできる事はないか」と始終模索されている方の集まりです。治療以外にも患者さん本人への生活面のケア、またメンタルなケア色々あると思います。また治療も完治を目指す治療でなくても、ガンと共存して少しでも生活の質を向上させて延命をはかる方法も治療だと思います。もし、他の病院でのセカンドオピニオンを受けるのであれば、早い方が良いと思いますが・・今は、お母さんも日常生活をこなされているようですし。




681 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/17(木) 08:55
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=020mune&key=985156266&ls=50
肺がん治療についてのログが参考になるのではないでしょうか。
その2もね。

682 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/25(金) 17:49
国と輸入販売元を提訴へ 抗がん剤イレッサ副作用死巡り
肺がん用抗がん剤「イレッサ」の副作用で死亡した患者の遺族と弁護団が21日、
7月中旬にも国と輸入販売元の「アストラゼネカ社」(本社・大阪市)を相手取り、
大阪地裁に全国初の損害賠償請求訴訟を起こす方針を明らかにした。
関東の遺族も準備が整い次第、東京地裁に提訴する。
遺族らは、同剤を承認した厚生労働省の審査には問題があり、
ア社も副作用の情報を隠して被害を広げたと訴えている。

 大阪、東京地裁へそれぞれ提訴するのは、関西在住の1遺族と、
02年10月に副作用で次女三津子さん(当時31)をなくした「イレッサ薬害被害者の会」の
近沢昭雄代表(60)=さいたま市北区。

 イレッサは肺がんに効く「夢の抗がん剤」と言われ、02年7月、
世界に先駆けて厚生労働省の承認を受けた。
しかし、直後から、重い急性肺障害などを起こす患者が相次いだ。
ア社によると、3月末までに1083人が副作用を起こし、うち438人が死亡した。

 弁護団は、厚生労働省がイレッサを承認したのは申請からわずか半年余り後で、
副作用などについて十分な審査をしていないと指摘。
ア社も臨床試験の段階で医師から急性肺障害の発症例の報告が多数あったのに国には一部しか報告しなかったと主張している。

 近沢さんは「これからの患者のためにも、訴訟を通じて副作用の実態と有効な使用法を明らかにしたい」
と話している。

 遺族らはこの日ア社を訪れ、すべての被害者と遺族に謝罪などをするよう求めた。
回答期限は7月5日にしたが、同社は「社内で検討する」とだけ話したという。

 薬害被害弁護団は26日午前10時から午後4時まで、被害実態を把握するため無料電話相談を実施する。
相談は(075・222・1650)へ。

(06/21 22:14)
http://www.asahi.com/national/update/0621/031.html


683 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/30(水) 12:01
「遺伝子検査による効果予測法」
(6月28日「日本経済新聞」)
「遺伝子検査で抗がん剤が効きやすい体質と分かりました。投薬治療を選べます」ーーこんながん治療計画を東京大学医科学研究所の中村祐輔教授らが温めている。肺がん患者の遺伝子を調べて新薬「イレッサ」が効くかどうかを予測する。同研究所付属病院での実施を目指し、7月に所内の倫理委員会に諮る。
イレッサは従来の治療薬が効かない肺がんに効く。一方で間質性肺炎や急性肺障害の死者が400人を超え、副作用が深刻な問題になっている。同研究所の古川洋一教授は「この薬が効くのは患者の3割程度。7割は効かないばかりか、副作用死の危険がある。投与前に効き目を予測する利点は大きい」と話す。
イレッサでがんが縮小した患者8人と、効かない患者13人では12種類の遺伝子の働きぶりが違うことを明らかにした。この差を効き目の判定に使う。
名古屋市立大学の藤井義敬教授らはイレッサが効きやすい患者に特有の遺伝子変異を発見した。「個人の体質で抗がん剤投与の適否を決めるテーラーメード治療へつなげたい」と話す。

がんの進行を食い止めるのに重要なのが抗がん剤治療。手術が不可能な患者や全身に転移した患者に有望だ。抗がん剤をうまく使いながら副作用を減らすことができれば、患者の受ける恩恵は大きい。
抗がん剤の効果を高める研究も進む。国立がんセンター中央病院の飛内賢正医長らは7月から悪性リンパ腫の一種を対象とした新療法の有効性を確かめるため臨床試験を始める。がんを狙い撃ちするミサイル療法だ。
試すのは日本シエーリングの治療薬「ゼバリン」。がん細胞に近づく性質のモノクローナル抗体をミサイルに見立て、これに放射線を次々に浴びせて破壊する。
東京大学の鶴尾隆教授らが着目するのは、抗がん剤が効かないがん細胞の「P-糖たんぱく質」。このたんぱく質は、がん細胞の中に入ってくる抗がん剤を外に排出する。たんぱく質の働きを抑える物質を見つけており、抗がん剤の効果増強剤に使う研究を進めている。
鶴尾教授は「優れた抗がん剤は多い。がん細胞に入るのを邪魔されなければ、太刀打ちできなかったがんに立ち向かえる」と主張する。

世界のがん研究に詳しい国際医療福祉大学臨床医学研究センターの渡辺亨教授は「最近は既存の薬剤の投与計画を変えたり、併用方法を開発したりして、効果の増強や副作用を軽減することが焦点になっている」と指摘する。乳がん薬では、3週間間隔で投与する標準的な治療法に対し、量を減らして1週間間隔で投与したら効果が上がったと、米国で話題になったという。
ただ課題もある。県立愛知病院の有吉寛名誉院長は「抗がん剤治療の進歩を柔軟に取り入れていくような新薬承認の仕組みができていない」と国に注文をつける。
国立がんセンター東病院の西條長宏副院長は「日本は抗がん剤の扱いに詳しい専門医が足りない」と漏らす。米国は関連学会が認定した専門医が約9千人いるが、日本は5百人程度にとどまっているという。医療現場や企業、国が一体となって課題を乗り越える必要がある。




684 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/07/04(日) 12:12
義母は副作用で肝機能の数値が悪かったのですが、
ようやく1日おきに再開しました。
お蔭様で昨日の検査でも肝機能の結果がよく、
また癌も幾分小さくなっているようです。
義母の場合は薬が効きやすい体質なのかもしれません。
でもここまでこれたのは、義母が2度の抗癌剤に耐え、何事にも
前向きに頑張ってきたからこそと信じています。
このまま日々平穏に過ごせることをひたすら祈るのみです。

685 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/07/06(火) 19:13
イレッサで遺族ら提訴決定 「法的責任ない」と販売元

 肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の副作用をめぐり、
亡くなった患者の遺族らでつくる「イレッサ薬害被害者の会」が謝罪や損害賠償を求めた申し入れに対し、
輸入販売会社「アストラゼネカ」(大阪市)は5日、
「法的責任はない」として遺族らの要請を全面的に拒否した。
 これを受け、関西に住む遺族らは「副作用の危険性を認識しながら医療機関などに対する警告を怠った」
として、同社と輸入を承認した国に対し、ただちに損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こすとしている。
 回答書で、同社は「イレッサは薬事法に基づき厚生労働省の審査を経て承認された薬剤で、
会社に法的責任はない」と主張。
「イレッサの副作用は医薬品に不可避に伴うもので『薬害』ではない」と説明。
 また「医療機関に対し十分な説明を行ってきた」などとして、
「情報を隠ぺいし、副作用抑止の注意義務を尽くさなかった」とする遺族らの主張に反論している。
(共同通信)
[7月5日23時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000227-kyodo-soci

686 名前: みひこ 投稿日:2004/07/29(木) 19:35
イレッサの副作用のニキビに悩んでいます。額から鼻、あごまで
顔の中心にびっしりと吹き出しています。赤いお面のようです。主治医が処方してくれたステロイド剤を塗っていますが、改善の兆しが見られません。
どなたかいい対策をご存じないでしょうか。

687 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/08/01(日) 08:23
みなさん、湿疹で苦労なさっているようですね・・

688 名前: カオ 投稿日:2004/08/21(土) 00:04
初めまして。母もイレッサのお世話になっていました。
湿疹ですか。
母もつらそうでしたが、やはりスレロイド剤を塗っていました。
暑さも、顔が余計に赤くなったり吹き出物のようなものが出易く
なるので、できるだけ涼しい環境で皮膚を清潔な状態にしてい
たようです。みひこさん、あまり良い返事ではなかったですが
頑張ってください!!!


689 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/08/22(日) 10:48
うちの義母も4月からイレッサを使用しております。
一時、副作用の湿疹、下痢、肝機能の数値が悪くなったりしましたが、
昨日のレントゲンで肉眼ではほとんど見えないくらい癌が小さくなりました。
4センチ大あった原発癌でしたが、効果が現れているようです。
イレッサと言う薬はこのような状態になっても、ずっと飲み続けなければいけないものなのでしょうか?
薬を飲まなくなるとまた癌が大きくなると言った可能性はあるものなのでしょうか?
どなたか教えていただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

690 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/08/22(日) 18:12
長男の嫁さん、まずはお義母さまにイレッサの効果があったようでよかったですね。
肉眼でほとんど見えなくなったとは、素晴らしい成果ですね。

うちの母の場合は、飲むのをやめるとやっぱり大きくなりました。
動物実験のデータでも、投薬を止めるともとの大きさに戻ってるみたいです。うちの主治医の先生は、効果のあるうちは、ずっと投薬が必要という考え方のようです。



691 名前: ナガタ 投稿日:2004/08/23(月) 01:30
ワンチビさんの、お母様は、どのくらいイレッサを飲まれているのですか??私の母は1年半ほど飲んでいますが、最近になって、急にひどい湿疹が出てきて心配しています。休薬も考えています。

692 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/08/23(月) 21:10
>ナガタさん
うちの母は、イレッサを飲みだしてから2年半になります。
投与1年くらいの時に、肝機能の数値が上がってきたので1ヶ月間休薬しました。
1ヶ月の休薬後のレントゲンで、少しですが影が大きくなったのとマーカーが上がりました。
イレッサの投与を再開すると、影が小さくなりマーカーも下がりました。今、マーカーは正常値です。
不思議な事に、1ヶ月の休薬期間の後、肝機能が正常になりその後1年以上連続投与してますが肝機能の数値は正常のままです。

ナガタさんのお母さまの湿疹は、以前は全く出ていなかったのですか?

693 名前: ナガタ 投稿日:2004/08/24(火) 00:05
ワンチビさん、お返事有難う御座います。私の母も最初の半年ほどは肝機能の数値が上昇し、一時は休薬も視野にいれてましたが、なぜか、いつのまにか数値が下がってました。特に何か治療をしたわけでもないのですが、、、湿疹の件ですが、初めの一年ほどは全く無かったのですが、一年を過ぎたあたりから徐々に増えだして、今は全身に広がってます。かゆくて眠るのもツライようです。かなりストレスも溜まってきているようなので、休薬したほうがいいのかなって思ってます。

694 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/08/26(木) 22:45
肺がん薬「イレッサ」、国内患者5・8%が肺障害


 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)を服用した国内患者が、副作用の肺障害を起こす発症率は5・8%に達することが、販売元のアストラゼネカ社の調査でわかった。

 米国での発症率(0・3%)の20倍近い高率で、日本人の遺伝形質が影響している可能性もある。同社では調査データをもとに、薬の添付文書の改訂などの対策を進めている。

 同社は昨年6月から今年3月にかけ、全国615の医療施設で、イレッサが投与された肺がん患者3322人(男1932人、女1390人)を調査した。その結果、約5・8%にあたる193人が肺障害の副作用を発症、うち75人が死亡した。肺障害が起きやすいのは、〈1〉全身状態が悪い〈2〉喫煙歴がある〈3〉投与時にすでに間質性肺疾患がある――などの場合だった。

 このほか、発疹(はっしん)や肝機能異常などの副作用も報告されたが、いずれも症状は軽かった。

 同社では今回の調査結果を医療機関に配布し、患者への説明などに役立ててもらうほか、今後、薬の添付文書にも反映する。調査に参加した工藤翔二・日本医科大教授は「この発症率は他の抗がん剤に比べて大きいわけではないが、日本で飛び抜けて高いという事実は重要。分子遺伝学的な研究が必要だ」としている。





 イレッサ 肺がんの増殖に深く関係する分子を標的として攻撃する「分子標的治療薬」の1つとして、世界に先駆けて2002年7月、日本で承認された。健康な細胞も無差別に殺してしまう従来の抗がん剤に比べて重い副作用が出にくいという期待感から、専門医のいない病院などで安易な使用が相次いだ結果、患者の副作用死が問題化した


695 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/12(日) 12:20
イレッサといっしょに飲んではいけない薬を知ってる方、教えてください。

696 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/09/14(火) 00:02
たしか、胃薬の薬と一緒に飲んではいけないと以前聞きました。
それから、グレープフルーツの成分も良くないので、ゼリーやヨーグルトの中に
入っていても駄目と聞きました。

697 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/09/14(火) 09:18
やめた方がいい薬、慎重投与の薬は、H2-bloker,PPI,エリスロマイシン、抗てんかん剤、Warfarin。従い胃薬の服用は気をつけたほうがいいです。ガスターもH2ブロッカーなので飲まない方がいいそうです。
痛み止めは大丈夫とのことです。あと、確か抗うつ剤のセイヨウオトギリソウが入ったものもダメと聞いています。
長男の嫁さんもお書きですが、グレープフルーツはダメです。(ミカンやオレンジは大丈夫です)

うちの母の場合、イレッサ以外の薬を飲む前には薬剤名を言って主治医に相談しました。



698 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/14(火) 20:14
イレッサ薬効、遺伝子で予測 東大医科学研が臨床研究(09/14 asahi.com)


 肺がん治療薬イレッサの効果を使用前に遺伝子で予測する臨床研究を、東京大医科学研究所病院が始めた。イレッサの効果が期待できるのは患者の約3割とされ、重い間質性肺炎の副作用の疑いで死亡する例も報告されている。効果が期待できる患者に限って使うようになれば、無用な副作用の危険を避けられる。東大病院も早ければ年内に臨床研究を始める。

 患者の体質に応じて薬を使い分けるオーダーメード医療に向けた取り組み。一般患者を対象にイレッサの効果を予測する臨床研究は初めて。研究を重ね実用化をめざす。

 研究にあたるのは東大医科研の中村祐輔教授や古川洋一特任教授ら。

 肺などの組織を採取して12種類の遺伝子の働きを中心に調べる。これらの遺伝子は、イレッサが効いた患者と効かなかった患者で、働きに著しい差があることが分かってきており、中村さんらは統計的に解析して効果が予測できる手法を開発。33人の患者を対象にした予備研究では、効いた8人と効かなかった17人、がんが大きくも小さくもならなかった8人を、事前に予測できた。

 今回の臨床研究は、告知を受けている18歳以上の肺がん患者で、これまでイレッサを使ったことがないなどの条件を満たした人が対象。治療を受ける場合は通常の治療費がかかるが、遺伝子の採取や検査、分析は研究費で賄う。

 参加希望者はカウンセリング外来電話受付(03・5449・5488=月、水曜の午後1時~5時)で予約が必要。イレッサを使うかどうかは、遺伝子分析を含め検査結果を基に、患者が主治医と相談して決める。

 東大病院も医科研病院と協力し、同様の方法で遺伝子を調べる臨床研究の準備を進めている。

 中村さんは「副作用が出やすい人を予測する研究も進めており、副作用の危険性の予測も実用化したい」と話している。

699 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/15(水) 17:38
イレッサの副作用で血尿がでたのですが、こういう症状がでたかたいらっしゃいますか?薬を続けて良いのか心配なのですが…。

700 名前: 695 投稿日:2004/09/15(水) 23:52
長男の嫁様、ワンチビ様、ありがとうございます。これからイレッサを飲むことになりそうなので、参考にさせていただきます。

701 名前: よーこ 投稿日:2004/09/17(金) 01:57
名無しさんへ
私の母はイレッサを飲んで、2年になります。
肉眼では全く分からない程度なので、服用開始後いつから血尿が
でてたか分からないのですが、1年程前に検尿で尿に血が混じってる
と言われました。
気になりながらも、あれから1年特に変わりはありません。
少しでも参考になればと思い書き込みさせてもらいました。


702 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/09/17(金) 09:06
うちの母も服用開始後半年くらいの時に、血尿でました。ホントびっくりするぐらい真っ赤でした。
すぐ、主治医に相談の上泌尿器科を受診しましたが、イレッサとの因果関係不明とのことになりました。
お薬を頂いて、しばらくして治りましたが、今もまだいったいあれはなんだったんだろうと思っています。
泌尿器科でも、特にこれといった原因の特定もできませんでした。
しばらくのあいだ不安だったのを覚えています。


703 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/17(金) 23:33
699名無しです。
よーこ様、ワンチビ様お返事ありがとうございました。
私の母が、イレッサ服用はじめて間もないのですが、
血尿がでて不安になって、
皆様のお話をお聞きしたいと思い書き込みしました。

血尿ですが…、本日は治っていました。
このまま薬を続けることができそうです。
どうもありがとうございました。

704 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/18(土) 23:30
質問です。
胃薬といっしょに飲まない方がいいとのことですが、
いっしょに飲んだ場合はどうなるのでしょうか。
時間をずらして服用する場合は大丈夫なのでしょうか?

705 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/09/20(月) 10:11
>>703さん >>704さん
イレッサに関してアストラゼネカの出してる情報サイトです。
http://freett.com/abehs/genki/jyouhou/iressasetumeitop.htm
一度見てみてください。

704さん>血中濃度との関係があるようなので、時間をずらしてもダメだったように思います。胃薬も全部が全部ダメって訳じゃなかったと思うので、主治医の先生にご確認なさった方が良いと思います。



706 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/09/20(月) 10:16
http://www.akiba.gr.jp/tcp/kono-iressa.htm
ここの3の欄にも詳しくかかれています。

707 名前: 704 投稿日:2004/09/20(月) 22:36
ワンチビさん、ご親切にありがとうございます。
見させていただきます。


708 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/09/29(水) 19:03
>>705 およよ?見れなくなってますね。URLが変わったんですかね。
一応、もう一度貼っておきます。
URLは違うけど、同じだと思いますので。

http://www.iressa.jp/japan/patient/lmc_patient_home.asp

709 名前: ももんが 投稿日:2004/10/04(月) 13:09
イレッサの副作用いろいろ多く出て苦労しますね。
少しまちめましたので、参考になるかどうか?一度見てください。
http://freett.com/abehs/genki/jyouhou/hukusayou.htm
ここでは副作用について、私の体験、メールで寄せられた体験、他のホームページに書かれていた事など集めてみました。

私は苦しい副作用の時は、服用一時中止と、主治医の主張を重く受け止めています。

710 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/04(月) 18:08
わーい、よくまとまってるHPですね。
感謝します

711 名前: さとみ 投稿日:2004/10/11(月) 08:47
すみません。スレッドの立てかたをしらないもので。割り込む形ですが許して下さい。私は18の高校生です。先日、いつものように学校から帰ってきてうがいをしていると血が出ていました。私は昔から鼻血はよくでるほうなのですが、なんだかいつもと違うようなんです。いつもは『なんだ、鼻血か』ですますのですが、こんかいはいつもと違うようなものが出てきたので『血のまじったたん?』と思いかなり心配しています。あれから数日たちましたがまだ心配しています。そこで、みなさんに質問なのですが血のまじったたんが一回でも出るとそのあとはずっと出続けるものなのでしょうか?ちなみに私は今は咳もなにもそれらしき症状は出ていません。本当に今、悩んでいるのでみなさんどうか教えてください。よろしくお願いします。

712 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/10/17(日) 14:08
母の治療も3年が経ちました。イレッサを飲みだしてからは、2年8ヶ月になります。
副作用は、下痢と肝機能の数値異常でした。肝臓に関しては今は数値は、不思議ですが正常になってます。
先週、突然湿疹ができました。ニキビのような痒みを伴なわない湿疹が、ぶわーっと体中に広がり、イレッサの投与を数日ストップしたところ、湿疹のひとつひとつが、カサカサに乾燥して治りました。
一週間くらいで湿疹が消えたので、またイレッサを飲んでもらいましたが、今はそのように急激な湿疹はでていません。
休止ごの投与で、また湿疹が出たらイレッサに関連付けしやすいのでしょうが、出なかったのでいったいなんだったんだろう??という感じです。
とりあえず、記録しておきます。


713 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/30(土) 02:01
709のももんが様、
この掲示板ご覧になっていらっしゃいますでしょうか?
イレッサについて知りたいことが多く、
HP見させていただこうと思ったのですが、
表示されないようなのですが…。

714 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/11/25(木) 22:10
数日前に撮影したレントゲンで、腫瘍の面積こそそのままでしたが、影がうすくなっていました!

715 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/11/28(日) 01:13
土曜日に義母が病院に行ってきましたが、イレッサの効果が出て、
癌は小さくなったのですが、胸膜にあった癌が小さくなったので、
隙間ができてしまい、組織が回復する為にイレッサを休薬すると
言われたそうです。
私が直接話しを聞いたわけではありませんが、休薬すると言う事は
イレッサをこのまま服用していた場合にどのようなことが起こりえるので
しょうか?
イレッサは癌を小さくする効力はあるけど、ダメージのあった組織の回復は
できないと義父が先生から聞いたと言っていますが、そういうことはあるのでしょうか?
どなたか教えて頂けますでしょうか?

716 名前: 長男の嫁さんへ 投稿日:2004/11/28(日) 03:06
長男の嫁さん、効果があったようでよかったですね。おそらく先生が言っているのは、以下のような考えとおもいます。私の推測ですが、ご参考までに。(ちゃんとした説明はやっぱり主治医の先生に確かめた方がよいですが。)
ご承知のようにイレッサにはある細胞増殖の信号(EGFRといいます。)を阻害する作用があります。この信号は、もともと正常な細胞の増殖にも利用されていますが、癌細胞は、このような増殖信号のいくつかが壊れて異常な増殖を繰り返しているので、イレッサがこの信号(EGFR)を阻害することで、この信号(EGFR)が変化してしまったような一部の癌に対して、増殖を止めたり、癌を小さくする効果があるわけです。
でも、この信号(EGFR)はもともと正常な細胞でも使われているものなので、皮膚とか粘膜の成長のバランスも乱してしまい、皮膚の障害とか、口内炎とかがよくおこるわけです。
患者さんの場合、イレッサがよく効くタイプの癌だったので、幸い癌が小さくなったのですが、先生の考えでは、癌が小さくなった分の隙間に対して正常な細胞(組織)ができるのもイレッサがブレーキをかけてしまうのではないかと心配しているとおもいます。
(推測ですが、イレッサを服用しても全部の患者に皮膚障害、口内炎がでるわけでもないので、全部の細胞の成長が完全に止まってしまうということはないでしょう。ただし、細胞の成長や、傷の治りが遅くなるかもしれません。)
もちろん、イレッサを休薬するということは、その作用がだんだん体から抜けてくるということなので、正常な細胞の増殖が元にもどるように、癌細胞も再び増え始める可能性があります。癌細胞は小さくなったといっても全部が死んでなくなっているとは限らないので、薬の作用が消えることでまた増え始める可能性があるということです。
癌の増殖をおそれてイレッサを継続するか、胸膜に隙間ができていることの不都合を考えて、休薬するかは先生の判断でしょうが、ま、休薬してもいいよといっているのであれば、癌自体はだいぶよくなったということではないでしょうか。もちろん、この後、写真をとってみて、また癌が大きくなっているようであれば、イレッサの再開が必要ということです。こんな説明でよろしいでしょうか?

717 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/11/28(日) 22:32
>716様
大変解かりやすいご説明ありがとうございました。
イレッサの効果は原発癌が3.8センチあったものがかなり小さくなり、
副作用もこれといってなく、お蔭様で順調のようです。
休薬してからの検査の結果により、担当の先生にお話を聞きに行きます。
ありがとうございました。



718 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/07(火) 00:14
私の父はイレッサが全く反応せず、吐き気などの副作用しか出ませんでした。その結果治療を打ち切りモルヒネによる疼痛緩和治療を行ないましたが呼吸抑制などが起こり昨日亡くなりました。

719 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/12/07(火) 22:32
>718さん
お父様のご逝去を悼み慎んでご冥福をお祈りいたします。
今まで、お父様も、またご家族の方も癌と闘い、がんばってこられたことだと思います。
悲しみは尽きることないとは思いますが、ご家族皆様お疲れの出ませんよう御自愛ください。
色々思いは浮かんでくるのですが、うまく言葉にすることができません。月並みな言葉ばかりですいません。


720 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/19(日) 23:08
○ イレッサ・塩基配列の違いで副作用発現を予測~東大医科研の中村祐輔氏らのグループ

 東大医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授のグループは、肺がん治療薬ゲフィチニブ(製品名イレッサ)を飲む患者が同剤副作用の急性肺障害・間質性肺炎を発現するかどうかを服用前に予測できるDNAの塩基配列の違いを突きとめた。これはアストラゼネカとの共同研究。
 同グループは今後、この研究成果を実際の患者の治療に適用できるかどうかの検証を始める予定。検証が終われば、急性肺障害・間質性肺炎を起こす患者かどうかをイレッサの服用前に予測でき、起こすと予測された患者は別の薬剤を服用することが可能になる。
 東大医科学研究所付属病院は、イレッサ投与前に薬効がある患者かどうかを予測する臨床研究については、すでに患者に対して行っている。
 この効果予測と、今回の研究中の副作用予測を組み合わせれば、イレッサ投与前に、副作用がなく効果があると予測された患者が同剤を服用するといった、オーダーメード医療が実現することになる。
 イレッサは、約3割の非小細胞肺がん患者に効果があるものの、約5%の患者には重篤な副作用である急性肺障害・間質性肺炎が発現する。アストラゼネカの市販後特別調査によると、5.8%の患者にこの副作用が発現し、発現した人の4割弱、全体では2.3%にあたる人が死亡した。しかし、どの患者が急性肺障害・間質性肺炎を起こすのかは、飲んでみないとわからない。
 このため、臨床現場では、投与前に同副作用が発現する患者かどうかを予測できる方法が強く求められている。
        【'04.12.13 Japan Medicine】

721 名前: 774 投稿日:2004/12/20(月) 12:01
FDAはイレッサの市販後調査で、OSの延長を認めないとする結果を
発表しました。
http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/new01145.html
2nd line~の代替案として、TXTや先日FDAで承認され、ともに
OS延長を認めているTarcevaの使用を推奨しています。
今後、内外の対応が注目されます。

722 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/22(水) 23:16
なぜFDAはタキソテールと同等のOSを示したアリムタを
推奨していないんでしょうか。


723 名前: 774 投稿日:2004/12/23(木) 12:25
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-002053,00.asp
ですね。
http://www.nci.nih.gov/search/ViewClinicalTrials.aspx?cdrid=360622&version=patient&protocolsearchid=962550
待ちということなのでしょうか?


724 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/12/25(土) 11:18
イレッサ・・FDAは回収も視野に入れた規制を行うそうですね。日本の厚生省はどうするんでしょうか・・
これからどうなるのか・・そして、今後どうしていったらいいのか・・
悩むところです。
母は腫瘍が縮小して、病気の進行なく元気でいるので、イレッサ効果でQOLを保ちつつ延命できていると思っていますが、実はそうではないのでしょうか・・?
具体的に今後の別の治療を考えていかなければならないのでしょうか・・
「腫瘍は縮小効果はあったが、統計学的に見て延命効果はなかった・・」という言葉は、なんだか難しすぎて・・


725 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/25(土) 11:35
724>ワンチビさん。

確かに今回FDAの発表「イレッサは延命効果なし」の発表に
不安と驚きと憤りを感じている患者はたくさんいるでしょう。

しかし、「イレッサ薬害被害者の会」のホームページに、
以下のような書き込みが出ていました。

私達「イレッサ薬害被害者の会」は、イレッサを潰すとか、
根拠もなしに販売中止を求めるなどと考えているのではあ
りません。一日も早く正確で科学的な証明がされて、患者
達が安心して服用できるイレッサを望んでいるのです。
「現時点においてははっきりとしたデータも証拠も示すこ
とは出来ないが日本人には効いている薬だから・・・」
などと言ったレベルの話しでは余りにも情けない事と
考えます。このようなレベルの話であるのならば、
治験と言う方法で、イレッサの服用を望む患者さんに対し
ては無料として第三相試験を行えばよいのです。

ここまで浸透している・イレッサで、一方では効いている
人達がいると言うことがあるのであれば、まだはっきりし
ていない段階と言うことを思えば、希望する患者に対して
無償配布は当然と私も思います。

決してなくなるということはないと思います。

ご苦労でしょうが、今まで通りの看病と明日を見つめて
行かれることが賢明と存じます。


726 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/12/26(日) 22:26
>>725さん
ありがとうございます。
私は、腫瘍が縮小する=(イコール)寿命が延びる だと思っていました。
なのにイレッサの場合は、縮小=延命ではないと統計学的に証明された・・と言うことだと、母はどうなるのだろう?と、今後に対しての不安を感じています。
また、イレッサを飲みつづけることへの不安もあります。母には、今のところ軽い副作用しか出ていないのですが、そろそろイレッサを頂いてから3年に近くなってくるし、長期投与したらどうなるのかとか一切わかってません。
延命効果がないのなら、他の治療も考えなくてはいけないのだろうか・・とか、娘として悩んでいます。

727 名前: とおりかがりのある患者◆PKCMob6A 投稿日:2004/12/27(月) 10:50
一般的に、腫瘍の縮小=延命です。
ところで、「一部」の人に大きな効果が見られても全体の平均と
なると、「薄れてしまったり」「効果なしの人にマイナスの効果が少しでも出たりする」
と、「全体」して延命効果が認められないことは、「よくある」
ことだそうです。

イレッサの場合、(多分、遺伝的な理由により)日本人を含む
東洋人に対して、腫瘍縮小効果が多く現れることも、見いだされており
話題の論文でも、東洋人に限っていえば、寿命延長が見いだされています。

ということで、イレッサの効果が出ているならば、延命効果は
期待できますので、効果が認められる限り、投与継続は得策でしょう。
(なお、イレッサの場合、効果が認められなくなっても、(他の薬を
間にはさんで)時間をおくと、効果がまた出てくるという
ことも一部にでているようです。)
逆に、残念ながら、効果が認められない方は、イレッサの継続を
だらだらすべきではないということでもあります。
さらにいえば、効果がある方を事前に調べる方法の開発が待たれる
ということです。

ということで、効果のでる・でないが不明な全体ベースのことと
効果が出ている方のことは区別して考えるべきことです。

以上は、医師でなく、患者のアバウトな見解(いろいろなweb
情報の総合のつもりですが)ですので、ご専門家による訂正を
お願いします。

728 名前: えみ 投稿日:2004/12/27(月) 11:51
こちらはずいぶん前から拝見していますが初めて書き込みさせていただきます。
ワンチビさんの書き込みにもとても励まされています。
私の母の事なのですが、4年ほど前に肺がんの摘出手術をし、きれいに取り除かれた
と思われたのですが、1年後に再発、イレッサの承認を待って服用し始めました。
この2年と数ヶ月は完治したかと思うほどレントゲンやCTで見ても
肺がきれいになっていました。けれど先月再発が見つかりました。
これからは抗癌剤による治療になります。そういった場合イレッサはこのまま続けていてよいのでしょうか?
今のところ副作用は湿疹だけなのですが、もう効果が期待できないのに続けていて意味があるのでしょうか?
病院の先生は服用を止めて一気に進行してしまった場合が怖いので
このまま続けた方が良いと言っていますが、抗癌剤との併用になったとき間質性肺炎が心配です。
どなたか何かご存知でしたら教えてください。お願いします。



729 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/27(月) 11:57
727 >一部、おっしゃる通りなのでが、
東洋人・西洋人の区別なく、なぜ゛東洋人に効くのか?
のデータが出ていないこの段階では、だろう、とか、かもしれない
のデータに過ぎません。

であれば、無償の投与にして行くのが当然ではないのでしょうか?
はっきりとしないデータの薬に、特にこの日本では、7216円の
費用はかかっているのです。

ひどい言い方をすれば、がんに効く??クスとか??ポリスと
違わないということになる可能性もあるような気がします。

これで良いのでしょうか。

730 名前: ロム 投稿日:2004/12/27(月) 13:41
えみさんの心配は、今現在、イレッサを服用している全ての
患者の心配でもあると思います。

私は、二年前に家族をイレッサの副作用によって亡くしましたが
故にイレッサに関しては余り良い印象は持っていません。かと言って
今・現在服用している多くの人達の事を思うと、それは別の問題であって
経験した事と、知り得たことは何かお役に立てば書き込みはしなければと
考えています。

えみさんの心配されている「イレッサの服用・継続に関して」ですが
正直に申し上げて、FDAの発表の後と言うこともあり、又アストラゼネカ
では日本向けのホームページまでもが現段階では"ソーリー"となっている
事からみても、各医療機関・医師たちは様子見の段階であることは
確かです。

次のFDAの発表待ち、と言うのが現状ですから、以前のようには服用について強く
指示される医師はいないと思われます。

このまま、服用するのか、ここで服用を一時中断されるのか、えみさんとご家族の
苦渋の選択になるのでしょうが、えみさんと、ご家族の方の決断が最良の考えに
なると思います。

ただ、このイレッサの間質性の肺炎については、しっかりとした情報の確保と
その対処法は主治医にお尋ねになっている事をお勧めしておきます。


731 名前: 774 投稿日:2004/12/27(月) 16:20
今回のFDA声明を受けての厚生労働省の対応は、まずは先に報告された
市販後3相試験結果の中の人種間での結果の相違に注目し、専門家による
詳細な解析結果を待つというものです。
もちろん現在進行中の国内3相試験結果により、さらに踏み込んだ見解
が出されるものと思いますが、こちらは結果が出るまでやや時間がかかり
そうです。
なお、残念ながら必ずしも”腫瘍の縮小=延命”とはならないことも
付記しておきます。今回のOS延長を認めないとするFDAの報告の中でも
腫瘍縮小効果に関しては肯定しています。
また、効果や副作用の発生に関しては個人差もあり、現状ではやはり個別の
慎重な対応が重要であることも付記しておきます。

732 名前: えみ 投稿日:2004/12/28(火) 10:27
ロムさんアドバイスありがとうございました。
ロムさんのおっしゃる通り、情報を集め本人の体調もよく観察し
冷静に判断しなければいけないと思いました。
主治医の先生はとても良い方で、こちらの質問や希望にも嫌な顔せず
答えてくれるので、遠慮せずに質問してみようと思います。
私も素人で勉強不足なのですが、何か提供できる情報がありましたら
こちらでご報告したいと思います。

733 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/28(火) 17:11
ネットを検索してますとイレッサではなくタルセバを肺がんの
治療に奨めているサイトがありました。日本でも臨床試験以外でも
投与可能だそうで、イレッサのNEWSを聞いた方が多数お問い合わせしているそうです。
イレッサを承認取り消しするなら代替薬が必要と思いますが承認取り消すならタルセバを
早く認可してもらいたいと思うのですがいかがでしょうか。


734 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/28(火) 17:49
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/12/h1227-5.html

735 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/29(水) 12:05
こんなニュースが...
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041228so11.htm

736 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/12/29(水) 18:13
昨日は、年内最後の母の診察日でした。結果は、マーカーも正常、肝機能も正常、レントゲンも腫瘍の大きさに変化はありませんでした。
主治医の先生と色々話してきましたが、イレッサを飲みつづける方向になりました。
とおりがかりの患者さんのおっしゃるのと同じく、効果が出ているのなら延命も期待できるとのことでした。
腫瘍が縮小したから寿命が延びるか・・と言う点については、「わからないです」と言われたので、きっと774先生のおっしゃる、縮小=延命とは必ずしもならないと言うことをおっしゃったのだと思います。
1月にあるという検討会でどんな結論が出るのか不安です。承認取り消しになるようなことになれば、延命効果なしという判断になるわけですから、いったい今まではなんだったんだろう・・と思ってしまいそうです。
主治医の先生にも、「あわてないでくださいよ、冷静に」と言われて帰ったきたのですが・・
色々と不安がつきまといなんだか暗い気分で年末を過ごしていますが、新年に実家に帰るときは、母に不安を伝染させないように元気よく帰りたいと思います。


737 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/12/29(水) 23:53
私もニュースを知ってから動揺しております。
現在、義母は腫瘍が縮小し、余命4ヶ月と言われてからかれこれ2年近く
元気にしています。
2度の抗癌剤の治療また血管内治療など、良いと思われることは
それなりにしてきました。
イレッサを服用してから9ヶ月になりますが、
今は特にこれといってひどい副作用はでていません。
縮小=延命とは必ずいえないということは義母にとってあてはまらず、
まさしく延命しています。
まだまだ未知の薬ではありますが、
逆に効き目があるのにニュースを聞いた義母が
精神的にショックでめげてしまうのが心配です。
家族としてどのようにしてらよいか悩んでおります。




738 名前: 長男の嫁さんへ 投稿日:2004/12/30(木) 00:42
ワンチビさん、長男の嫁さん、
抗がん剤の延命効果の話題についてですが、727さんが言うように、一般に腫瘍縮小=延命効果です。これは、癌が最終的な大きさまで成長するまでの時間に対して、癌を縮小させたということは、本来であれば大きくなったであろうまでの時間を延長させたといえるからです。ですから、抗がん剤が承認されるときの条件は腫瘍縮小の率(何%の患者で明らかな縮小効果が見られるか。いわゆる奏効率と呼ばれるもの。)であり、それが高いか低いかで、その抗がん剤が有効かどうかを判断します。普通の抗がん剤の承認に必要な奏功率は20%程度と言われています。それは20%くらいの患者(100人に20人くらい)の患者で癌が縮小しないようであれば、抗がん剤を投与しても、無駄が多く、「投与された患者全体」の延命効果も明らかな差がでないためです。しかし、癌は患者によって多様で、ある抗がん剤がひとりの患者に効いたとしても、他の患者の癌に効くとは限りません。イレッサは、分子標的なので、ある患者さんには非常に有効であっても、全く効果がない患者さんもいます。727さんの言うように、何ら効果が見えない場合にあえてイレッサを投与すべきかどうかはもう一度考え直す必要がありますが、効果が明らかに見られている場合には、延命効果がないといたずらに不安がる必要はありません。
しかも、今回発表された試験は海外の試験で日本人のものではありません。イレッサの欧米人での奏効率は10%程度です。日本での臨床試験の奏効率は18%でしたが、これは半分が欧米人が入っていた結果で、日本人のみであれば、27%です。なぜ人種により奏効率がこんなに違うかの理由は完全に解明されていませんが、ある肺癌の原因遺伝子の変異の割合(この遺伝子変異というのが、イレッサの標的蛋白になります)と人種の関係がもっとも有力説です。(本スレッドの663を参照)
ワンチビさん、長男の嫁さん、本人がいたずらに動揺しないように、周囲の人間がしっかり理解して、冷静に対応してください。
あと、最近、書き込みのある、承認を取り消して、希望する患者が無償で第3相試験に参加すればよいという意見には、非常に危機感を覚えますし、私は反対です。臨床試験というのは、ある目的のために計画された臨床研究なので、患者が希望しさえすれば、だれでも参加できるわけではありません。患者の全身状態とか、年齢とか、臓器の機能とか、条件を合わせるために患者の状態が厳密に決められています。また、参加できる患者数にも限度があります。一般に臨床試験で、ある抗がん剤を投与される患者は多くてもせいぜい数百人程度であり、年間5万人以上が肺癌で亡くなっている日本で、選択肢がなく、イレッサでの治療を希望する患者はずっと多いはずです。すでに他の抗がん剤が効果なく、寝たきり状態の末期肺癌の場合、投与を希望しても、この患者状態では臨床試験には参加できません。苦しみを取るだけの緩和医療をするだけになります。承認されていれば、本人が希望しなければ、投与しないこともできるし、希望すれば投与を受けることもできます。抗がん剤が未承認であるということは、一部の限られた患者しか、治療の機会を与えられないことを知ってください。

739 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/30(木) 01:39
738>さん。
一点だけお尋ねがあります。
私の書き込みの引用には、別の意見として有るのは当然とは思いますが
はっきりとしたベネフィットが証明されない今現在のイレッサを
投与に依然と7216円を患者に負担させても良いとお思いでしょうか?

私の言いたいことは、
効くか効かないか分かっていない物に対する対価の点なのです。
患者への負担を如何に考えるのでしょうか。

もし、このイレッサが効かないクスクでした。
と証明されたなら、全額返金でもできるのでしょうか? 如何?


740 名前: 永嶋 投稿日:2004/12/30(木) 04:57
自分は738さんじゃないけど、今7216円負担してる人って、ほとんどいないと思うよ。それは昔の話ね。今イレッサが効いてる人からしたら、これからも今まで通り同じように服用を続けられるっていうのがベストなんじゃないかな?効くか効かないかわからないものっていうのは、どの抗癌剤でも言える事だし、この板を見てもわかる通り、実際にイレッサによって命を救われた人が本当に数多くいる。そういう人からしたらベネフィットが証明されるのを待つほど余裕あるのかな?

741 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/30(木) 06:04
740> さん。
では、いくら負担していると思っているのですか?
個人負担が保険で軽減されるから、と言ってもそれは皆の税金や
積み立てで賄われているのはご存知ですか。

もし仮に、効かない薬に国民の税金を使って製薬会社に支払われていたと
したら、どう考えますか。

イレッサ効き目なしと、証明されているのにまだそんなレベル
ですが、では東洋人・日本人に効き目があるという人達、あなたを
含めて・・日本人のハーフの方たちは何人になるのですか?
この方達にはどのような作用があるという論議をお持ちですか?

・・人種差別的な考えになりませんか?

だから、「イレッサで救われた人達」という錦の御旗ではなく、実際の
科学的な証明が医学の世界では求められるのです。必要なのです。

その証明がされるまで、患者に対して何らかの救済はするべき
と言う考えですが、余裕がある・なしのことならば尚更に患者に
たいする救済はしかるべきでしょう。

もう、止めましょうよ、FDAの発表を真摯に受け止めて
今一番なすべきことを考える時ではないのでしょうか。



742 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/30(木) 06:17
740>長島さん。
今現在、各医療機関で使用されている抗がん剤の値段を
ご存知でしょうか。種類によって価格は異なりますが
だいたい500円から1000円前後。だけどイレッサは保険適応
前は一錠9000円、薬価収載となっても7216円は確かです。

このイレッサは破格の値段なのは事実です。参考までに。

743 名前: 774 投稿日:2004/12/30(木) 16:38
強力な化学療法剤やそのコンビネーションで腫瘍を縮小させることと、
そのために生ずる副作用や二次発癌、さらにQOLの低下等の懸念、
さらに全身的な影響などによる結果的なOSとは個別に論じ、総合的に
判断していく必要性があります。これは最近の抗がん剤に対する批判や
議論の本質的な部分ではと思います。つまり、腫瘍の縮小だけを目的に
より強い治療法を求めていくことで、その計り知れない全身への影響により
結果的にOSが短縮してしまうことがあることはどなたでも想像可能ではと
思います。従って必ずしも腫瘍縮小効果=延命効果とは限らないのです。
従来国内では、腫瘍縮小効果をもって各薬剤を評価する傾向にありましたが
特に抗がん剤の新規承認に際しては、グローバルスタンダードである
OSの延長効果による評価を重視していこうという流れになっています。
今回のイレッサ問題では、そのOS延長効果が認められなかったという
ことで、邦人についての解析結果を待ちたいと思いますが、個人的には
現状で腫瘍縮小が認められ、更にOSを短縮する最も重大な要因であろう
副作用やQOLの低下等の他の全身症状が発現していなければ、治療継続
による延命効果は十分期待できるものとは思いますが・・・。
邦人に対する客観的な検討結果を待ちたいと思います。

744 名前: 774 投稿日:2004/12/30(木) 19:05
ワンチビさん、長男の嫁さんへ
今回AZ社の報告でのOSは5ヶ月強ということですし、
2相試験(IDEAL1)での邦人に対する腫瘍縮小効果70.6%、
1年生存率57%といった結果をもクリアされ
ともにその平均を越えて腫瘍縮小、安定ならびに延命を果たされ、
副作用等の問題も克服されているのですから、他に国内で有効な
治療法の実践が不明瞭の中、すばらしい経過ではと思いますよ。

745 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2004/12/30(木) 19:48
>>738さん、774先生どうもありがとうございます。
先生方にそのようにおっしゃっていただくと、不安が取り去られていくようです。
いつか必ず来るその日まで、母に精一杯の事をしてあげたいと思います。

746 名前: 長男の嫁 投稿日:2004/12/30(木) 22:11
>>>738様、774先生どうもありがとうございました。
ワンチビさんと同じよう詳しいことをお聞きして、
気持ちが落ち着きました。
私のような素人では新聞などの腫瘍縮小が延命につながらない
と言う意味がよくわからず困惑しておりました。
とてもわかりやすくご説明いただき、ありがとうございました。
1日でも1秒でも長く薬の効き目が続くことを祈ります。



747 名前: ロム 投稿日:2005/01/05(水) 19:31
1月4日各新聞に以下のような驚愕な記事が出ました。

抗がん剤イレッサ、欧州で承認申請取り下げ
2005-1-5  朝日新聞
英製薬大手アストラゼネカは4日、肺がん用抗がん剤イレッサ
(一般名・ゲフィチニブ)の欧州での承認申請を取り下げると
発表した。昨年12月に中間解析がまとまった世界規模の臨床
試験で、延命効果が確認できなかったため。日本や米国など承
認済みの国では、イレッサの扱いについて規制当局と協議を続
けるという。
 臨床試験は、28カ国(日本は含まず)で昨年8月まで
約1700人の末期肺がん患者を対象に実施された。イレッサ
を使った患者と、有効成分が入っていない偽薬を使った患者と
の生存期間を比べた結果、統計的に有意な差がなかった。
 日本の厚生労働省はこの臨床試験の結果を受けて、専門家に
よる検討会を今月20日に開くことにしている。
 イレッサは、がんの増殖にかかわるたんぱく質の働きを妨げ
る「分子標的薬」と呼ばれる新しいタイプの抗がん剤。日本で
は世界に先駆けて02年に承認され、米国でも03年に承認を
受けた。しかし、間質性肺炎など副作用による患者の死亡が相
次いだため、患者遺族による訴訟も起きている。


2005年01月05日(水)共同通信
欧州での承認申請取り下げ 肺がん治療薬イレッサ
【ワシントン4日共同】英医薬品大手アストラゼネカは4日、
肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の欧州での承
認申請を取り下げると発表した。

昨年12月に結果の中間まとめが出た臨床試験で、延命効果が
確認できなかったことを受けた。同社は日本や米国など既に販
売済みの国の規制当局と、イレッサの今後の取り扱いについて
協議するとしている。

イレッサは、がんの増殖にかかわるタンパク質の働きを止める
「分子標的薬」と呼ばれる新世代の抗がん剤。世界に先駆けて
2002年に日本で販売が開始され、米国は03年に承認した。
一部の患者でがんの顕著な縮小効果がみられる一方、日本では
間質性肺炎などの副作用が多発し、訴訟にも発展した。



748 名前: 露露 投稿日:2005/01/12(水) 11:46
2年前からここの掲示板を見てまして。この二年間ワンチビさんの書き込みに
励まされています。私の姉は2003年6月からイレッサを服しています。姉の病状
はワンチビさんの母と似てて、イレッサを服用後の副作用もう全く同じ。
イレッサのお陰で、姉は元気に過ごしています(余命6ヶ月に宣告された)。
一方的にイレッサを否定する意見もあるですが、私達にとって、イレッサは
命の泉です。これ以上の薬が何処にありますか?あったら教えてく欲しいよね。






749 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/12(水) 13:08
748>さん。
今、私達患者や家族たちも、このイレッサのことを
良い薬だ、良い薬だ、とただ謳うよりも、功罪を見つめて
どのように受け入れると最良なのか、を考えるべきでしょう。

お囃子はいらないのです。真実を知って家族に使用したいのです。

750 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/01/12(水) 19:51
露露さま
お姉さまがお元気なご様子で、本当によかったですよね。
うちの母も幸いにもほとんど副作用なく元気にしておりますので、私たちか賊にとっては、イレッサは神様が母に与えてくださった薬・・くらいの気持でおりました。
しかしながら、不幸にも副作用でお亡くなりになった方や、つらい副作用に悩まされている方もおられ、母の状況も今はよくても、先はわからない状況でもあるので、イレッサをこのまま飲みつづけていってもよいのか不安でもあります。
きっと、露露さんも思われていることじゃないかな?とも思いますが・・
現時点で母にある治療の選択肢は【イレッサを飲みつづける】しかなく、何の心配もなく治療できる特効薬があれば・・と日々願わずにおれません。
くすりを逆から読むとリスクになる、危険の伴なわない薬はない!と昔誰かに言われたことがありますが、イレッサのみならず抗癌剤に副作用でお亡くなりになられた方のことを思うとき、命をつなぐという一縷の望みをかけて使った薬に命を奪われるなんて悲しすぎる・・と思わざるをえません。
露露さんもお姉さまとのお時間を大切になさって、ご姉妹(?)仲よくおすごしください。
よろしければ、お姉さまの治療経過など教えてくださいね。
患者さまも、またそのご家族の方も励ましあい、少しでも大切な方との時間が長く続くようがんばりましょうね。



751 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/01/12(水) 19:53
私たちか賊×  私たち家族○ すいません、誤字です。

752 名前: きんや 投稿日:2005/01/13(木) 00:48
ワンチビさんの初期のカキコから読ませていただいております。
いつも参考にさせていただいております。
これからもお母様にイレッサが効きますように~

753 名前: 露露 投稿日:2005/01/13(木) 10:13
749さん:
私は製薬会社の人間ではないし、お囃子するつもりもないです。
ただ、事実のことを話してるだけ。

754 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/20(木) 16:49
夢のがん新薬「イレッサ」厚労省が有効性の再検討開始

 延命効果はあるのか――。「夢の新薬」とされながら、
副作用が原因とみられる死者が500人以上に上っている肺がん治療薬「ゲフィチニブ」
(商品名・イレッサ)。製造元が「延命効果はない」との調査結果を公表したため、
厚生労働省は20日、専門家を集めて有効性の再検討を始めた。

 いったん承認しながら、薬の根本的問題をまた議論する異例の展開になっている。

 昨年12月17日、英国の製薬会社「アストラゼネカ社」の情報が世界を駆け巡った。
28か国でイレッサを投与された1692人を調査した結果、がん細胞は縮小するものの、
延命効果は認められない、という自社商品の有効性を否定する内容だった。

 3日後、米食品医薬品局(FDA)は規制強化の検討を開始。
ア社は今年に入り、欧州連合(EU)での承認申請を取り下げた。

 イレッサは35か国で承認され、投与された患者は推定で延べ21万人。
日本では2002年7月、世界に先駆け、承認された。
申請からわずか5か月。難治性がんの一つの肺がんが、副作用の少ない経口薬で治療できると期待が高まった。

 ところが、承認から3か月後、急性肺炎などの副作用で13人が死亡していたことが分かった。
その後も増え続け、昨年12月28日現在、国内で投与された患者延べ8万6800人(推定)のうち、
副作用によるとみられる死者は588人。
うち2人の遺族は、国とア社に損害賠償を求め、東京、大阪で係争中だ。

 イレッサの有効性に関し、国内の専門家が注目しているのは、調査結果の“ただし書き”部分だ。
「東洋人だけには延命効果があった」。「東洋人」とは、マレーシア人やタイ人で、日本人は含まれていない。

 しかし、日本医大の工藤翔二教授は「日本人にも延命効果が期待できる」と評価する。
イレッサは、がん細胞の増殖にかかわる遺伝子レベルの特定部位を狙い撃ちする「分子標的薬」。
工藤教授は「人種によって遺伝子構造が違い、効果に差が出るのは当然」と言う。

 余命わずかな患者へのイレッサの劇的効果を数多く見てきたという東京医大の加藤治文教授も、
「承認取り消しになれば、患者から最後の延命手段を奪うことになる」と訴える。

 一方で、危険性を訴える声は根強い。京都大大学院の福島雅典教授は、
「危険性を過小評価し、見切り発車した。まさに薬害」と、厚労省の対応を批判する。

 厚労省が有効性の結論を出すメドは3月。
福島教授は「日本人を対象に詳細な試験を行い、どういう人に効くのか、
本当に効いているのかを早急に解明すべきだ」と訴えている。
(読売新聞) - 1月20日14時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000005-yom-soci


755 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/20(木) 21:43
イレッサ:
肺がん治療薬「使用規制せず」 厚労省検討会(毎日新聞 2005年1月20日)

 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)に延命効果はないとの臨床試験結果が出た問題で、厚生労働省は20日に開いた検討会で「使用を制限するなどの規制は当面必要ない」との方針を決めた。東洋人(日本人を除く)には延命効果があると見られるデータが出ていることなどが根拠。この日は副作用が疑われる死亡例が588人に達していることも報告された。欧米では使用制限の動きが進んでおり、患者の遺族などから批判が上がっている。

 検討会は、販売元のアストラゼネカ社(本社・英国)が昨年末に公表した臨床試験の結果について、(1)臨床試験の対象者のうち、マレーシアやフィリピンなどの東洋人には生存期間が延長したと見られる結果が出た(2)国内では投与開始後4週間は患者を入院させるなどの安全対策が取られている(3)安全性などの点でより詳しい解析が必要--などから、現時点で使用を制限する必要性は乏しいと結論付けた。

 これに対し、群馬大大学院医学系研究科教授の堀内龍也委員は「患者の遺伝子解析を行い、危険性が低いと判断された場合だけに使用すべきだ」と主張したが、現時点で患者を制限するまでの根拠はないとしていれられなかった。

 イレッサは02年7月に世界に先駆けて日本で販売され、昨年末までの間に国内で推定8万6800人が使用。厚労省によると、この間に間質性肺炎などの副作用が見られたとの報告があったのは1473人。死亡者は昨年3月時点で444人だったが、100人以上増えた。死亡した2人の患者の遺族から国とア社に損害賠償を求める訴訟も起こされている。

 ア社は臨床試験の結果を受け、今月4日に欧州医薬品審査庁(EMEA)への承認申請を取り下げたほか、米国食品医薬品局(FDA)も昨年末、回収を視野に入れた規制をする方針を表明。国内の服用者の遺族らも厚労省に早急な使用中止を求めていた。

 ア社は3月までに臨床試験の詳細な分析結果をまとめて厚労省に報告するとしており、同省はその時点で改めて検討会を開き、対応を協議する。【須山勉】


756 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/21(金) 00:34
交通事故と一緒で、同じ頻度で副作用が疑われる死亡例が出るなら、永久に増え続けると思うんですけど、なぜか新聞っていつも死者数ばかり書くんですね。しかも延命効果がないとか平気で書くけど効果があって飲み続けている人にも無神経に延命効果がないなんてよく言えるなぁと思います。ちなみに私の友人はもう2年近くも飲んでます。まだ子供が小さくて面倒見るのが大変といいながら、普通に生活してるんです。イレッサ飲む前は食事もできないくらい調子悪かったのに・・・変な肺がんでもない人たちが書いた記事を彼女が読まないことを願ってます。ちょっとブルーです。

757 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/21(金) 01:23
756>さん。

754と755の書き込みされている事は、
<変な肺がんでもない人たちが書いた記事>
といったような単純なものでなく、
20日に、午前10時から1時前まで延長までして
厚労省で行われた専門家による検討会において
議論され、発表になった事実のものなのです。
年の為に。。


758 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/21(金) 02:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000156-mai-soci
<イレッサ>厚労省は制限せず 命の問題なのに…なぜ

 大規模な臨床試験で、延命効果はほとんどないとの結果が出た肺がん治療薬、イレッサ。欧米で使用を制限する動きが進む中、この薬をいち早く承認した厚生労働省が20日の検討会で下した結論は「当面は規制の必要なし」だった。しかし、公開された検討会の場で、販売元のアストラゼネカ社は詳しいデータを掲載した資料を配布せず、十分な審議時間もなし。傍聴者からは審議のあり方自体を疑問視する声も上がった。
 「人の命がかかっている問題なのに、データが伏せられている。これでは第三者が検証することなんてできない」。薬害防止に取り組む医師や弁護士らで作る「薬害オンブズパースン会議」(事務局・東京)の水口真寿美事務局長は検討会終了後、厚労省やア社の姿勢を厳しく批判した。
 焦点となった臨床試験の結果について、ア社は英国本社のアラン・バージ・メディカルディレクターらが細かいデータを写したスライドを使って説明した。しかし、スライドを印刷した資料は委員だけに配られ、それも検討会終了後に同社が回収。大阪市から傍聴に来たNPO法人「医薬ビジランスセンター」の浜六郎理事長も「スライドの字が小さくて、さっぱり分からない。あれでは説明にならない」。
 厚労省は傍聴者にも資料を配布するようア社に求めたが、「論文化して学術誌に載せるまでは資料の配布はできない」と拒否されたという。水口事務局長は「医薬品の許認可権を持つ厚労省が、ア社の姿勢に唯々諾々としているのはどういうことなのか」と疑問を投げかけた。
 検討会は午前10時から2時間しか設定されていなかった。英国から来日したバージ氏らの説明に委員から質問が相次いだが、座長の松本和則・国際医療福祉大学教授は「時間がないので」と質問をさえぎる場面もあった。
 同省はイレッサによる副作用死の報告数を588人と公表したが、これは昨年3月以来約10カ月ぶりのことで、副作用情報の開示方法に疑問の声も上がっている。
 検討会には定員の2倍以上の傍聴申し込みがあり、傍聴席は立ち見が出るほどだった。しかし委員は11人のうち3人が欠席。同省安全対策課は「先に委員を選出してから日程調整をしたが、3委員はどうしても都合がつかなかった」と説明している。【須山勉】
 ◇規制の声相次ぐ
 厚労省の検討会がイレッサの使用制限は必要ないと結論付けたことについて、娘がイレッサ服用後に肺障害を起こして死亡したさいたま市の近澤昭雄さん(61)は「患者は効果があるというデータがあったから使ってきた。不安なデータが出たのだから、思い切って使用を規制すべきだ」と話した。イレッサ薬害被害東京弁護団の清水勉弁護士も「厚労省は承認が早すぎたことを反省し、一度引き下がって考え直すべきだ」と話した。
 一方、同省安全対策課によると、検討会前に肺がん患者や関係者から同省に「イレッサの使用規制はしてほしくない」という内容の投書も複数届いたという。
(毎日新聞) - 1月20日23時0分更新

759 名前: 758 投稿日:2005/01/21(金) 02:48
757さん
検討会に参加された方ですか? もしそうでしたら、
どのようなことが議論されたのか様子を教えていただけませんか。
ぜひお願いします。


760 名前: 758 投稿日:2005/01/21(金) 03:05
毎日新聞、須山勉記者の記事には、
「欧米で使用を制限する動きが進む中」と書いてありますが、具体的にどこの国で使用が制限
されていますか? ご存知の先生いらっしゃいましたら教えてくださいませんか。

米国はこれから検討を行うという声明を出していたと思いますが、まだ制限していないはずです。
また、米国では投与開始するときに入院をするように規制されてもいなかったと思います。
米国にだって日系人はいるはずなのに、米国の日系人は見捨てられているのでしょうか。
米国ではまだ検討中である一方、日本では、一般の人が監視する公開の場で、
今わかっているデータで検討を行っているのは、日本のほうが米国より先手を打っているという
ことなのでは? そうやってイレッサをより適切に使えるように専門の医師が知恵を絞っている
のに、なぜこういう根拠のない、かつ、一方的な記事がかけるのでしょうか。
須山記者に言いたい。「命の問題なのに…なぜ」!!!

また、
「検討会は午前10時から2時間しか設定されていなかった。英国から来日したバージ氏ら
の説明に委員から質問が相次いだが、座長の松本和則・国際医療福祉大学教授は「時間がな
いので」と質問をさえぎる場面もあった。」
と書いてありますが、757さんは予定時間を1時間ほど延長して検討が行われた、と書いていらっしゃいます。

こういうお役所の会議というのは予め国会答弁のようにシナリオが決まっていて形式的に行われる
ものだと思っていましたが、延長してまで会議しているのなら、それはきちんと議論しようとしたと
いうことなのではないですか?
また、1時間も延長するような状況になれば、
「時間がないので」というのも悪意のあるものではないと思いますが。もちろん5時間でも6時間でも
検討していただきたいですが、参加者全員の都合もあるはずです。

資料配布がされないのは言語道断だと思います。でも、「悪いところもある、いいところもある」という論調
でなくて、イレッサにかかわることはすべて悪い、という記事は変ではないですかね。

もう一度いいたい。「命の問題なのに…なぜ」!!!


761 名前: 758 投稿日:2005/01/21(金) 03:11
連続ですみません。これで最後にします。

NHKのアンケートだそうです。
https://www.nhk.or.jp/support/other/kusuri_form.html

肺がん治療薬「イレッサ」は、2002年の承認後、国内で400人以上の患者が副作用死し、
その使い方の安全性が問題視されてきました。最近では、遺族が国と販売元を提訴する動きも出ています。
「イレッサ」による治療を経験したことがある方々の体験談や、現在、治療を検討されている
患者・家族、医療従事者の方々のご意見を募集します。


762 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/21(金) 04:43
>>756
イレッサには延命効果がないと主張している医師。
「肺がん用剤イレッサは日本人にも無効」
http://www.npojip.org/sokuho/050118.html
http://www.npojip.org/sokuho/no47-yobosho.pdf

no47-yobosho.pdfの10ページ目
> なお、非遮蔽試験で、ドセタキセルが対照である場合は、
> 少なくとも以下の問題があり得ると考えます。
> 1) 非遮蔽試験での評価が困難であるのは周知の事実です。
> ダブルダミー法を用いるべきであったと考えます。(※)

ドセタキセル(タキソテール)の偽薬を使った二重盲検試験
などできない。副作用が出るから。一度でも使ったことのあ
る医師はこんなことを言ったりしない。その程度の、がん治
療の実態を全く知らない医師がイレッサの効果について騒い
でいる。

(※)
現在日本で実施されている「ドセタキセル」と「イレッサ」
を比較する試験はどちらの薬が投与されているかわかるから
問題で、ダブルダミー法、つまり、
「ドセタキセル+イレッサの偽薬」と
「ドセタキセルの偽薬+イレッサ」との比較を、医師も患者
も、どちらが投与されているかわからないようにして試験を
行うべきであったと言いたいらしい。

763 名前: ロム 投稿日:2005/01/21(金) 12:00
759>さん。
757の書き込みの詳細とのことですが、昨日、10時より厚労省の
検討会の傍聴をしましたのでおおまかですがお知らせいたします。

まず検討委員は、予定は11人でしたが、お二人の欠席、9人が出席。
出席委員の名前は、
池田康夫・・慶応義塾大・医学部内科教授
北澤京子・・日経BP社副編集長
栗山喬之・・千葉大医学部教授 (この方は欠席)
下方薫 ・・名古屋大大学院医学系研究科病態内科教授
竹内正弘・・北里大学薬学研究科教授
土屋了介・・国立がんセンター中央病院副院長
貫和敏博・・東北大学加齢医学研究・・教授
堀内龍也・・群馬大大学院・・教授 (付属病院薬剤部長)
堀江孝至・・日本大学医学部・第一内科教授
松本和則・・国際医療福祉大学教授
吉田茂昭・・国立がんセンター東病院長(欠席)
議事進行の座長に松本和則教授が選任

アストラゼネカ社からは、役員が5人ほど。
厚労省側は関係機関から10人ほど。

傍聴席は定員が70人一杯。他に報道関係50人ほど。

進行としましては、まず厚労省側より、今回のイレッサのことについての
説明があり、アストラ社の見解とイレッサの状況の説明を求める形で始まりました。
アストラゼネカ社の説明は、スライドを使用しながら役員3人が30分ほどにわたり
これまで流れと副作用関係、今後の対応、など説明がありました。
しかし、これまでアストラ社が発表している資料と副作用情報とほとんど相違がなく
新しく発表されたものはありませんでした。
一つだけ新しいものと言えるのは、昨年の三月末時点の死亡数444人から、増えて588人の
副作用死亡がある、と報告がありました。

このあと、11時頃より各委員からアストラ社に対する質問がありましたが、これも又
それほど注目すべき質問はありませんでした。
アストラゼネカ社は、各委員の質問に対して、明確な回答が出来ないと言った印象
でしたが、3月には厚労省に対して資料の提出と不明点などの回答をするとのことでした。

このあと、各委員の質疑応答と言うか意見交換といった感じで進行しましたが、
中でも、北澤委員から、
「日本でも、プラセボとの比較試験が必要ではないか」
「アストラ社が示しているデータでは日本人は含まれていないのに、
東洋人では効果があると言っているが、このデータの中に日本人を
含めて考えて行く事に問題はないのか」の質問。

竹内委員からは
「退出されたデータに対して疑問がある」
「分子標的薬とは、すべての患者に対して効くといったものでなく対応は
出来ないと考える、遺伝子による検査でしようを選択して行くことを
考えるべき」
「提出されたデータから、間質性の肺炎の発症の38パーセントが死亡で
あることは明確なのだから、この事実は、添付文書に記載するべきだ」

下方委員の発現は、
「EGFRの変異の問題が少し分かってきた。確かに慎重な対応は必要である。
しかし、現時点では回収といった問題や中止までにはつながらない」

だいたいがこの程度の内容で、検討会が開かれたことに意義有の感のみでした。

30分ほどの延長で終了しました。


764 名前: 露露 投稿日:2005/01/21(金) 13:42
ワチンビさん:
メールありがとうございます。
返事が遅くなり、申し訳ございません。
姉は線ガン(III期),発見した時点で即手術、その後、放射線療法、
化学療法を受けましたが、2年後ガンは再発しました。
再発後,2回程抗がん剤治療を受けましたが、効果を見られないです。
イレッサ使用後、効果を現れました。最初はGOPとGPT共に
上昇しましたが、いま副作用殆どないです。
イレッサは非喫煙者や腺がん、女性には60~70%で腫瘍縮小効果
が確認されております。
姉やワチンビさんの母もうこの条件に合っていますね。

ワンチビさんの書き込みは非常に参考になっています。
ありがとうございます。これからもうよろしくお願いします。
一緒に頑張りましょうね!


765 名前: きんや 投稿日:2005/01/22(土) 03:12
「名無しさん@癌掲示板」さんのHNの方が複数おられるような
印象を受けています。
1人の方は、論調で何となくわかりますが
もし、複数おられるようでしたら同じHNは混乱してしまい
ますのでできたら同一HNを避けていただけないでしょうか。


766 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/22(土) 03:34
色んな言い回し、結構じゃないの。なにお目くじらたてて、細かい細かい。何か差しさわりがあるってか

767 名前: フー子 投稿日:2005/01/22(土) 05:09
ワンチビ様
研究職の立場からの意見を言わせてもらいますと、イレッサはそんな悪い薬ではないと思います。問題は、肺がん患者に診断法も確立していないのにドンドン投与するのがいけないと思います。イレッサなどの薬はいわゆる分子標的治療薬と呼ばれ、的を得た患者には確実に有効であると思います。だから、診断法を確立して、的確な治療をすれば、延命効果も出ると思います。現にイレッサの回
改良品のタルセバという薬は、延命効果がでるという報告があります。

768 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/22(土) 20:02
非常に簡単に延命効果がある、ないと言うべきではないと思います。イレッサは3割程度の人に劇的な効果がみられ、さらに多くの人でそれ以上がんが大きくならないことがよくあります。少なくとも劇的に効果が現れる人ではこれまでの肺がん治療では経験したことがないくらい延命されてます。西洋人でまったくがんが小さくならない人の割合が多かったため、臨床試験として統計学的に有意に延命効果が示されなかったのでしょう。皆さんはご存じないかもしれませんが、進行非小細胞肺がんの二次治療において日本人患者さんで延命効果を証明しているお薬はありませんよ。そもそも、がんの大きささえ小さくならないものしかないのです。イレッサが延命効果がなかったというそれだけの報道で、誰も救われません。イレッサにも注意しなければいけない点がありますが、こんなに劇的に患者が肺がんから復活するお薬はないです。報道で出てくるお亡くなりになられた患者さんのご家族には、本当の原因にかかわらずお悔やみ申し上げますが、ほかの患者さんの治療機会を奪う活動に加わっているのは賛成できません。年間5万人以上の方が治療の非常に限られた選択肢の中でお亡くなりになっています。標準的な初回治療で効果がなかった場合、イレッサかほかの抗がん剤のチョイスになるけど、どれもまず劇的に利くことはないです。それでもイレッサより他のお薬を選ぶ患者さんもいますが、そのお薬が効かなかったら最後にはイレッサに頼らないと他にありません。イレッサが手に入ってから何人もの方がもう手がないところから普通の生活や仕事に戻られています。自分が肺がんになったら、迷わず復活できるイレッサをリスクがあるといわれても試すでしょうな。1ヶ月もすれば効くかどうかわかりますから。初めて来た掲示板でしたが、ちょっとショックでしたので書き込みました。こういう掲示板に書かれている方が私も含め本当に肺がん治療をよく理解しているのかどうかは判断できませんので、皆さんも鵜呑みにしないよう気をつけましょう。ちなみに、767でも診断法?何の?いつ確立するの?その前に亡くなります。改良版?同じ作用で少し毒性きついそうですけど。私の言うことも信じていただかなくて結構。多分もう寄りませんので。皆さんの主治医からよく納得いくまで説明を聞かれるのが一番です

769 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/01/23(日) 09:17
フー子さまタルセバの情報ありがとうございます。
数日、実家に帰っておりましたためお返事送れてすいません。
タルセバは、非常に気になっている薬ではあるのですが、正直新しい薬が怖くなってるところがあります。
イレッサが母に効かなくなったときに、認可されていれば選択肢の中に入ってくる薬だとは思うのですが、母はイレッサでは下痢は多少はありますが、それも深刻な程ではなく、ほとんど副作用らしい副作用はでていません。
将来、もし「タルセバ」を選択した時に、母にはどんな副作用が出るのか・・と、先のことを思うたびに言いようのない不安にかられます。
今後のタルセバの動向について、慎重に見ていきたいと思います。


770 名前: サン 投稿日:2005/01/23(日) 12:54
768様 机上の空論でない、貴重なご意見だと思います。また立ち寄ってください。

他の薬を使っても同じくらいの数の患者が副作用死に至ります。
タルセバも、まだ使用経験が少なく日本人でのデータもなく、
イレッサと同じような問題が出る可能性があります。
マスコミや一部の自称識者の誘導に盲従してしまっては、同じ問題を繰り返すだけです。
また768で指摘されているように、遺伝子による投与前の診断はまだ確立していません。

イレッサ批判をしている方は、今現在、どういう治療や対策の選択肢があって、
イレッサを使わない場合患者に対してどのような代案を提示できるのか考えて、
「現実的で具体的な代案を示した上で」批判してもらいたいと思います。
批判している方への批判ではなく、心からのお願いです。
私たちはSFの世界に生きている訳ではないのです。
全ての患者の癌が根治し、副作用が一人にも出ない薬は、現在の世界にはないのです。
医師は、そして患者は、そのような状況で、どうにもできない欠点があるなかで最善な選択肢を
探すのです。

イレッサだけでなく、他の抗がん剤も含め、副作用で家族をなくされた方に
心よりお悔やみ申し上げます。
私の家族も苦しみながら闘っていますのでお気持ちを察して余りあるところです。

771 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/23(日) 15:04
>>763
私も傍聴していました。「イレッサと副作用」なので、副作用の話を追加します。
アストラ社からISEL試験ではイレッサとプラセボで間質性肺炎の発現率が同じ位で、
東洋人に限った場合でもイレッサとプラセボで同じ位であったと説明がありました。
ただし、東洋人ではプラセボでも東洋人以外に比べて間質性肺炎の発現率が高いそうです。
(プラセボを投与された全員で1%未満、このうち東洋人に限ると3%以上。
これが有意差かどうかはわかりませんでした。)
この説明に対して、貫和委員から、日本国内の調査では間質性肺炎が多く発現しており、
ISEL試験との発現率の違いについて理由を問う質問がありました。
回答は、原因はまだわからないとのこと。
東洋人と日本人の間でも違いがあるのかもしれません。

副作用による死亡率はイレッサ群で0.6%、プラセボ群で0.2%でした。
東洋人に限ると、0.9%と0%だったと思います。
その他、副作用発現率や有害事象による死亡率なども出ていましたが、メモを取りきれませんでした。
どのような副作用で死亡されたのかは説明されていませんでした。
また、プラセボ群での副作用発現や、副作用死亡率とはどういうものなのか意味不明です。
新たな副作用が見つかったかどうかは話がでませんでした。

さらに、患者さんの状態の違いによって副作用の出方が違うのではないかという質問が、
厚生労働省からアストラ社に事前に問い合わせられていたようですが、
回答では、死亡率は変わらず、副作用の詳しい内容はまだ集計ができていないといわれていました。
前後しますが、厚生労働省の人からの説明では、PSが不良の患者さんでは間質性肺炎の
リスクが高くなっていて、また、その転機も悪い傾向があるので、昨年添付文書に
注意が記載されたと報告されていました。

なお、ロム氏の「退出(提出?)されたデータに対して疑問がある」という委員の発言は、詳しくは、
アストラゼネカ社が使っているコックス解析という方法は・・・で(難しくて意味がわかりませんでした)、
結果の頑厳性(?)がわからないので、詳しく調べた上で結論付ける必要がある、FDAでも今、調べている
と思う、という内容でした。
私には、試験そのものに疑念があるというわけでなく、詳しく調べてくださいという発言に聞こえました。
この辺は、聞く人の価値観によって印象が変わるのかもしれません。

また、
「分子標的薬とは、・・・」
「提出されたデータから、・・・」
の発言は竹内委員ではなく、前者が貫和委員と堀内委員、後者が堀内委員だったと思います。
堀内委員は、かなり熱心に遺伝子による検査の義務付けを主張されていましたが、
他の委員から、完全に予測できるわけではなく、まだ実用化段階にないことが説明され、
義務化は時期尚早であるという結論でした。


772 名前: ロム 投稿日:2005/01/23(日) 20:41
771>さん。
763の書き込みをしましたロムです。
訂正を頂き有難うございました。

あの日、私は、入り口から左奥近くの北澤委員の
後ろあたりでしたが、修正して頂いた委員のお名前が
確認しづらくて、記載間違いをしていたようです。

最後の方で発言されていた下方委員と土屋委員の確認も
なかなかつかない位置でしたので、訂正を感謝致します。
そういえば、近くに浜六郎さんがおられましたね。

773 名前: 露露 投稿日:2005/01/24(月) 12:55
768、770様:
書かれたことはまったく同感です。
また書き続けください!



774 名前: ヤグチ 投稿日:2005/01/25(火) 00:40
きんやさん
758-761を書いたものです。
HNをつけないと「名無しさん@癌掲示板」になるみたいです。まぎらわしくてごめんなさい。


775 名前: ヤグチ 投稿日:2005/01/25(火) 00:45
ロムさん、771さん
ありがとうございました。厚労省を信じる気にはなれませんが、
詳しい解析が終わっていない段階では、どうしようもないのではないでしょうか?
もし逆に検討会が即刻使用停止などという結論を出していたとしたら、新聞は、
「患者の生きる権利を無視した拙速な判断! 米国では使用継続中」
とでも書くのではないでしょうか。副作用の被害があるのは事実です。
でも、イレッサ問題は、国民の厚労省に対する不信感をうまく利用して
問題の本質を捻じ曲げて、そうやって作られた新聞社のペテンで騒動になっている
部分があると思います。
病院で知り合った方は、別の薬のせいでお亡くなりになりました。
私の知人も、イレッサでなくなられた方も、命の重さは同じです。
なのに、イレッサを止めて他の薬に変えると助かるとでも言わんばかりの記事を
出し続けるのは、非倫理的です。
もし私に自由になる時間がたくさん残されていたなら、絶対に新聞社を訴えます。
そうはできないのが悔しいです。
せめて自分の意見を言うだけでも、と思って書き込みました。
感情的な文章を立て続けに書いてしまってごめんなさい。

776 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/01/25(火) 22:31
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/01/s0120-4.html
まだ詳しく見てませんが、20日の会議の報告書みたいです。

777 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/01/25(火) 22:38
報告書って言うより、その日に使った資料みたいな感じですね・・・

778 名前: きんや 投稿日:2005/01/25(火) 23:38
ワンチビさん
詳細な情報をありがとうございます。
明日、ジックリ読ませていただきます。

779 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/29(土) 11:57
以前761の発言にあった、NHKでのアンケートの意見・発言が、見られるページがあったのでお知らせします。
がんサポート伝言版
http://www.nhk.or.jp/support/board/00009/00009_1_index.html
伝言版トップページ http://www.nhk.or.jp/support/board/index.html
「納得の医療を受けるためには、医療や社会をどう変えていけばよいのか。がんという病と向き合いながら充実した人生を送るためには、どんなサポートが必要なのか。「がんサポート伝言板」を通して語り合いませんか。
テーマは随時、みなさんから寄せられたご意見をもとに更新されます。ぜひご意見をお寄せください。」(伝言版トップページより)
なお、関連ページで、癌患者体験談、連載エッセイ、よろず相談もありました。勇気付けられたり、治療の参考になることも多いと思うので、みなさん、興味があれば見てください。

780 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/04(金) 08:29
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa513101.htm
読売新聞に載ってました。なんだか消化不良気味なのは私だけ?

781 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/08(火) 09:09
>>779
NHK生活ほっとモーニングという番組でイレッサ特集があり、以前HPを見たときは2/8に放送と書いていたので、楽しみにしてたんですが、今日の生活ほっとモーニングでは放送されませんでした。
伝言板を見ていると、効果のあった方からの投稿も多く寄せられており、期待していたのですが、いったいいつになったんでしょう??


782 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/08(火) 10:51
NHK生活ほっとモーニングという番組は、
2月14日・朝8時34分の放送に決まりました。


783 名前: 781 投稿日:2005/02/08(火) 17:51
782さん、ありがとうございます。

784 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/02/09(水) 08:47
母のイレッサの投与が先月から2日に一度になりました。
ここ数ヶ月は、連日投与でも特に副作用が出ていたわけではないのですが、母の希望で・・というか、母が勝手に2日に一度にしてしまって・・(実家に帰った時に、どんどんイレッサが残っていくので、おかしいと思い、問いただしました・・)
主治医に相談した所、主治医もご自身の患者さんで、連日投与で効果のあった患者さんが副作用のために2日に一度にしたところ、イレッサが効かなくなってしまって、今後どうしたらいいか悩んでるんです・・などと、危惧される可能性もお話くださいましたが、母を押さえつけてイレッサを無理やり飲ますわけにもいかず、様子を見ていました。
2ヶ月たちますが、マーカーも正常を保っていますし、どちらかと言えばレントゲンで写っていた腫瘍が言われてみれば・・ですが小さくなりました。
2日に一度でも、血中濃度とかいうのが保たれているってことなのでしょうか??2日に一度にしてから下痢もまったくなくなりました。
だから、現在の母にイレッサの副作用というものは、何もなくなりました。
イレッサ・・本当に不思議な薬です。
次の診察は、また来月・・2日に一度にして、私はとっても不安です・・(´ヘ`;)ハァ・・心配・・

785 名前: 再投与 投稿日:2005/02/09(水) 11:58
774先生へ質問があります。
(以前胸水に対する胸膜癒着術の長期的予後についてご質問させていただいたものです。)

母の肺線癌について、いま、イレッサの再投与にふみきるかどうかで悩んでいます。
昨年3月から4月にかけてイレッサを服用し、腫瘍に対して著効を示しました。
が、肝機能の数値が悪化したため、4月の半ば服用をストップしています。
その後はほとんど無治療でマーカも横ばいだったのですが、昨年の終わり頃より徐々にマーカがあがってきていて、ここのところ1ヶ月ではかなりの上昇となってしまいました。

対策として、もう一度イレッサにチャレンジしてみようかと考えているのですが、やはり重篤な副作用が心配です。「1度1ヶ月以上服用して重篤な副作用が出なかった患者は、半年ほどの休薬期間をおいて再投与したときもその心配は(ほぼ)ない」と考えてよいものかどうか、悩んでいます。

長期休薬後の再投与に関しては症例は少ないと思いますのが、774先生、なにかご意見がありましたら、よろしくお願いします。

ワンチビさんのお母様はじめ、長期間にわたって重篤な副作用なく服用が続いていらっしゃる方がいることはとてもはげみになります。2日に一度でも効果の続く方はいらっしゃるようですね。

786 名前: 774 投稿日:2005/02/09(水) 14:13
個人差があることですので、一般論としてではなく、あくまでも
785さんのケースに限ってコメントするならば、前回の服薬で抗腫瘍
効果が著明に認められていて、他に有効な治療の選択肢がない状況
であるならば、お母様自身のお気持ちによっては、今後、肝機能を
厳重にフォローしながらの再投与は可と思います。もちろん再度肝
機能障害が発症すれば、再び休薬ということになるものと思いますが、
イレッサの治験段階からの副作用報告では、肝機能障害は一過性の
ことが多く、徐々に改善していくケースが多いということですが、
肝機能障害にたいしてもその対応を誤れば、大変危険な状況になっ
てしまうことは言うまでもありません。
前回の肝機能障害の程度や、他の間質性肺炎などの副作用にも
十分留意しながら再開することを、主治医も熟慮されているところでは
と思います。

787 名前: 再投与 投稿日:2005/02/10(木) 07:44
774先生へ
ご返信ありがとうございます。

私の質問の仕方があいまいだったのですが、785の書き込みでの質問での「重篤な副作用」というのは、間質性肺炎、その他の肺に対するもののことを意味していました。

肝機能障害ももちろん危険だと思いますが、頻繁に血液検査を行い、GDPなどの増大があれば即休薬、という方法で対応可能ではないかと考えています。

> 他の間質性肺炎などの副作用にも
> 十分留意しながら再開することを、主治医も熟慮されているところでは
> と思います。

ということは、再投与時にも初回投与と同じだけの間質性肺炎の危険があると考えるべきなのでしょうか?1度目の投与でその副作用がおきなかった事実は、再投与に関しての危険の見積もりを小さくすることにはならないということですね?その点、再度ご質問させていただきたいと思います。しつこくてすみません。よろしくおねがいいたします。

788 名前: 774 投稿日:2005/02/10(木) 14:20
その通りだと思います。

789 名前: 再投与 投稿日:2005/02/11(金) 06:12
774先生、どうもありがとうございます。
よくわかりました。
主治医の先生ともよく相談して、今後のことを決めたいと思います。

790 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/15(火) 07:53
昨日、NHKの生活ホットモーニング で 、
癌掲示板らしきものが流れましたよ。

揺れる抗ガン剤イレッサ
http://www.nhk.or.jp/hot/onair_old/20050214/20050214a.html

791 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/15(火) 08:28
>>790さん
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン 私も見ました。あれってここでしたよね。

792 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/15(火) 12:01
出したご本人が言ってましたから間違いなくこのスレッドです。
ワンチビ◆さんの文字も映っていましたよ。

793 名前: UTAKA 投稿日:2005/02/15(火) 12:33
ここがTVデビューしちゃったのですか。
見逃しちゃいました。
残念。

794 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/02/15(火) 18:17
このスレッドが映ってましたね~。一瞬でしたが、私のHNが映ってびっくりしました。
番組の内容としては、イレッサの諸問題を大まかに提示するって感じで、突っ込んだところもなく、目新しい事もなく、今までの経過を番組にしたって感じの、あっさりとした感じでしたが、それだけで終わらずに何回でも特集して欲しいものです。
患者の声を反映する場所ってなかなかないので、そういった意味ではよかったかな~~と思ってます。
ホント、今回で終わらずに続けて欲しいです。
とりあえず、録画したので「見逃した~」と電話してきた母に週末に見せるつもりです。



795 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/02/15(火) 18:20
UTAKAさん、よかったら送りますよ(^^)

796 名前: UTAKA 投稿日:2005/02/15(火) 19:56
ワンチビさん、 じゃ、お言葉に甘えます。
おくってください。<(_ _)>

一瞬とは言え、管理人が全く把握せずに皆さんの書込がTV放送された事をお許しください。
私はどのような使い方をされたもわかりません。
天下のNHKが、
まさか無断で行うとは思ってもいませんでした。唖然

797 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/02/15(火) 22:18
HDDに録画しましたので、DVDにダビングも可能ですが、再生できるディスクは○○とかなんだとか説明書に書いてあるけど私はわからないので(^^;)、ビデオ(VHS)にダビングして送りますね。

798 名前: なにをいまさら 投稿日:2005/02/18(金) 21:22
裁判で審議中の事柄をなぜ、いまさらNHKは取り扱うんだろうか。世論がどう動こうと放たれた矢。
不幸な結果になってしまった遺族は、複雑な思いをして観てるのでしょう。何はともあれ裁判中。

799 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 01:33
いまさらって何がですか?
イレッサを飲んでいる人は今もたくさんいるし、
これから飲むであろう人の大勢いるのです。
単純に薬害と否定してしまえない複雑な現実を
取り上げたのだと私は解釈しています。
意義のある番組でしたよ。

800 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 02:10
798ではないが。

癌の人達は、FDA、海外で承認されてる治療薬を早期に承認せよと詰め寄るが

その反面

海外で承認が取り消され、また製薬会社が効果を否定してる薬剤(>>721 >>735)を使い続けろという。

イレッサ薬害被害者会 http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/ を熟読したが彼らの主張に非があるとは読み取れなかった。

それよりも、承認続行を望む多数のHPからは、幼稚な感情論ばかりが目立つ。

この場で結論をだそうとも。だせるとも思ってはいないが、書かせてもらう。

801 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 02:44
>単純に薬害と否定してしまえない複雑な現実

延命効果の確認もなく承認販売され、その後約2年足らずで444人もの死亡者を生み出したのだから”薬害”。

提訴の意義・目的には賛同する。http://homepage3.nifty.com/i250-higainokai/t-Jyoho1w.htm

802 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 16:23
では承認を取り消し、市場から回収してしまえとお考えですか?
幼稚な感情論といいますが、
イレッサが命綱になっている人たちのことはどう考えるのですか?

803 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 17:33
>>800>>801
患者や家族の思いを幼稚な感情論と言われるのは、非常に心外です。
イレッサ問題を「薬害」の一言で片付けてしまうのは、今後の癌治療の発展にならないと思います。
何故、承認直後から爆発的に服用者が増えたのか、多くの方が口にする言葉は
「それしかなかった・・・」
イレッサの市販を中止して、何が残りますか?
不幸にして、副作用で亡くなった患者様のご家族の方々は、本当にお気の毒でかける言葉もありません。
患者様ご本人様が、もしくはご家族の方、主治医の先生方など、まさかこんなにも短期間で、しかも副作用で亡くなられるなどとは思っていなかったことでしょうし、怒りをそして後悔を感じる気持は計り知れない事と思います。
しかしながら、その矛先が現在投与を受けている患者様から治療の手段を奪うことに向けられるようなことはあってはならないと思います。

804 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 17:42
801さんの意見も、
802さんの意見も、

どちらも間違いではないとは思うけど、この問題は
死んだ人達、と治療を続けている人達の問題ではない
でしょう。そのような意味に取れるから幼稚発言が出
て来るのではないかと思うけど。

早急にチエを絞って、最善の方法を考えて関係各所に
要求を出していく事が必要でしょう。

方法はないとか、反対とか、命綱になっている人達
とか命綱が切れたらどうするの。そんな考えだから
いつまで経っても、解決しないで引きづりつづけて
いるわけでしょ。

知恵を絞りあうのもこの掲示板の良い所と思ってい
たけど、ただ、慰めあう為だけの場所なの?ここは。

異口同音にみんな言うことは同じで、前進はゼロ。
しっかりしなよ!。ガン患者さんたち。



805 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 17:54
一つの方法として、イレッサ服用を希望する患者は、
製薬会社に対してと厚労省に対しても、効果がはっ
きりしない現段階では、治験として無償で服用を
続けさせて欲しいとか、何か方法はあるでしょ。

まず、要求を出してみて、聞き入れがなければ
現行のままに服用するしか仕方はないと思うけ
ど、アストラゼネカ社の発表で服用数と副作用
の発現から計算すると、これまでに副作用で死
亡した患者は2000人を超えているのは、厚労省
も製薬会社も承知している事実なんだから。

のんきな話しをしてる時間なんてないんだよ、
この薬は。

806 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 17:56
混合診療の問題もありますから
妥協点として丸山ワクチンと同じような「治験薬」として取り扱われるのではないでしょうか。

807 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 18:10
健食業者が喜びそうな結果ともなりかねないです。
エビデンスの整った処方を望みます

808 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 18:21
承認取り消し=>混合診療=>自費診療で処方されるのは嫌なのでしょうか?

混合診療は普及すれば、持つ人と持たない人の差は出てしまうのです。

私は混合診療問題には反対の立場でした。

809 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 18:49
807>
健食業者が喜びそうな結果→誰が喜ぼうとそんな次元の話しとは
違うと思います。簡単にエビデンスなんて書いては居るけれど、
このイレッサは、そのエビデンスがないから、みんなが不安に
感じているのですよ。
エビデンスが整うって? エビデンスは示すのです。

810 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 19:05
自費診療になったらイレッサ一錠、
いくらかかるかご存じでおしゃってるのですか?


811 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 19:58
9000円です。

812 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 20:02
次は何ですか?
掛け問答でもやりますか?
即座に正確に答えられますよ。

813 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 21:50
現状の保険適用で9000円だと思ってました。
保険適用3割負担で、1錠3000円×30日=月9万。
自費になると、3倍として、月27万?

814 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/19(土) 22:25
2002年8月21日に中央社会保険医療協がイレッサの
保険薬価収載を承認して、一錠の価格が7216円に
なりました。
これまでは、薬価収載になっていなかった事で
一錠が9000円となっていたわけです。
それまでは、特定療養費制度を利用しての特例で
販売していたと言うわけです。

今現在は、
この7216円と言う価格から、国保や社会保険の
適応になるわけです。



815 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/20(日) 00:45
とにかく、自費になったら負担が大きいということなんですよ。
>812
ケンカうってるような態度はいかがなものでしょう。

816 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/20(日) 06:01
>>809
>このイレッサは、そのエビデンスがないから、みんなが不安に
>感じているのですよ。

エビデンスが無い薬が承認されてるのは、よろしくないと思うのだが。

そうよみとってはよろしくないのかな。いいのかな。

817 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/20(日) 18:58
しかし、こういう風にイレッサを否定ばかりする輩がいる限り、今後日本ではなかなか新薬が承認されにくくなってきそうだな。
結局は自分達さえよければいい集団が、まるでイレッサさえ使わなければ助かってたかのようにギャーギャー騒ぎたててるようにしか見えないんだがorz



818 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/20(日) 22:24
恐怖の肺ガン治療薬「イレッサ」=被害者弁護団を招き問題検討へ
http://www.jc-press.com/news/200502/021801.htm
ショッキングなタイトルだ...

819 名前: いのげ 投稿日:2005/02/21(月) 01:10
タイトルは問題あるがデータの公開はした方がいいですね
そのデータをこの団体が正しく解釈できるかどうかはまた別問題ですが,,

820 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/21(月) 08:40
>>818さん
被害者弁護団を招き検討会を行うのは、誰ですか?どこの団体?
厚生省なら厚生省って書いてるでしょうし・・
薬害オンブズパースンが招く側で検討会を行われるんでしょうか?

821 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/21(月) 09:07

薬害オンブズパースン http://www.yakugai.gr.jp/

ここにはかかれてないね。政治的になりそで、いやだワン


822 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/21(月) 14:02
そうですね~ イレッサ問題って政治や権力、金などの利害が後ろでトグロまいてそうですよねぇ・・
利用され振り回される遺族と患者が気の毒な気がします。

823 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/22(火) 15:48
Pittsburgh大、エストロゲン阻害剤との併用でイレッサの有効性上昇
2005年02月22日 09時15分
米Pittsburgh大学は、2月15日、肺がん細胞がエストロゲンに反応して増殖することを示し、
エストロゲン経路をブロックすれば、
肺がん患者の生存率が向上する可能性が示唆されたと発表した。
詳細は2本の論文として、Cancer Research誌2月15日号に報告された。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/360779



824 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/02(水) 11:22
2003年9月突然の宣告、進行性肺ガン3b期、
いきなりのイレッサで一年と一ヶ月目にはガン細胞縮小し克服。
途中肝機能の悪化などで中断に依り頚椎に転移、
それもイレッサの服用で今は(2005年3月)症状は無い。

今、イレッサはマスコミ最大の関心事となっていますね。
新聞、テレビに記事が出るたびに免疫力が上がったり下がったりと大忙しです。
「幸せはガンがくれた」とのタイトルの本の中のウエスト医師の患者のライト氏のように忙しい日々を送るかも知れません。

それというのも、イレッサに対する報道が時により色々変わっているからです。
まず最初に報道されたのが、副作用の肺炎での死者多数。免疫力低下。
次は読売新聞の「医療ルネッサンス」での「イレッサの効果で旅行にダンスと楽しんでいます」
との5日連載記事。免疫力向上。
次は、副作用で亡くなった方達が製薬メーカーと国を相手取って損害賠償訴訟。免疫力低下。
インターネットなどでは、悪魔の薬、国は保健適用を取り下げ回収すべきだと。免疫力低下。
最近、延命効果無くヨーロッパにおいては申請を断念、免疫力急降下。
最近、**在住の****の*******さん、他の治療方がない状況に追い込まれ、
2004年*月にイレッサの服用を決断。秋には職場復帰した。免疫力最大に向上。
アメリカでは承認取り消し販売中止し回収すると言う。免疫力急降下。

日本もアメリカと同じ様になればどうしよう。
先ずは免疫力を上げなくてはならない、心と体を優しくいたわってやり、「いたわり儀式」を披露しよう。
自然食品、健康食品などの研究も大事な事ですかね。

http://www.icknet.ne.jp/~abehs335/


825 名前: 強くなりましょう! 投稿日:2005/03/07(月) 22:22
↑"アメリカでは承認取り消し販売中止し回収すると言う。免疫力急降下。"

お気持ちは察しますが、FDAが早々に承認取り消し回収することにしたなどという
ニュースはガセネタです。FDAは、まだどうするか決めかねています。
"Agency officials said they would await more data before making any decision."
http://www.nytimes.com/2005/03/05/politics/05fda.html より

FDAが迷っているなどとニュースで流したら、厚労省や医療界叩きがしにくくなるから、
こういうニュースを流さないだけです。
下のような記事を書けば、日本だけ遅れているような印象を植え付けることができるでしょう?
こういう記事を書くためには、FDAが判断を先送りしたなどというニュースは不都合なのです。

"イレッサについて、ア社の英国本社は昨年、「延命効果が証明できなかった」と公表、欧州での
承認申請を取り下げ、米食品医薬品局も販売中止などを検討。日本では昨年12月までに、
1473人が副作用を発症、うち588人が死亡したが、厚生労働省は当面の使用継続を認めている。"
(読売新聞) - 3月7日19時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050307-00000312-yom-soci より

マスコミの偏ったニュースに振り回されないように、情報交換して、みんなで強くなりましょう!

P.S. はじめ、宣伝の書き込みかと誤解してしまいました。疑ってごめんなさい。
   HPを見て勇気付けられました。


826 名前: でてます 投稿日:2005/03/08(火) 14:50
【ゲティスバーグ(米メリーランド州)=笹沢教一】
米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は4日、製造元が
昨年末に「延命効果がない」との試験結果を公表した肺が
ん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)の取り扱い
について審議を行い、「製造元が医師に告知し、適切な対
応がなされている」として、承認取り下げなどの判断を見
合わせた。
 諮問委は製造元の英アストラゼネカ社に対し、追加資料
の提出を求め、今年5月ごろに予定されるデータの提出ま
で判断を保留する方針。

827 名前: 某日経 投稿日:2005/03/09(水) 14:34
「イレッサ」、遺伝子変異あれば延命も・愛知がんセンター

 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)は、
がん増殖にかかわる遺伝子のタイプによっては延命効果があることを、
愛知県がんセンター(名古屋市)のグループが患者の追跡調査で明らかにした。
同薬は製造元企業が海外の患者では延命効果が認められないと発表しているが、
研究グループは日本人患者の中には有効な人が少なくないとみている。

 イレッサは、がんの増殖にかかわるEGFR(上皮成長因子受容体)と呼ぶたんぱく質に結合してがんの増殖を妨げる経口タイプの抗がん剤。研究グループは、EGFRの遺伝子に変異のある患者33人、変異のない患者26人を対象にイレッサをのみ始めてからの生存期間を調べた。

 1年後の生存率は変異のある患者が90.5%だったのに対して、変異のない患者は61.3%だった。1年半後の生存率はそれぞれ75.3%、36.8%だった。統計的に差があることも確かめた。 (07:00)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050307AT1G0600M06032005.html

828 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/11(金) 14:14
イレッサ「東洋人で利益」 輸入販売元が報告

 海外の大規模臨床試験で延命効果が確認されなかった肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)
について、輸入販売元のアストラゼネカ(大阪市)は10日「東洋人では利益が認められた」と
する最終解析結果を、厚生労働省の検討会(座長・松本和則国際医療福祉大教授)に報告した。
 しかし、検討会委員からは「解析方法で結果が変わり得る」
「(試験には日本が含まれておらず)東洋人での結果が日本人に当てはまるのか疑問」などの意見が出た。

 報告によると、東洋人患者の生存期間の中央値は、
イレッサ投与群で9・5カ月、偽薬投与群で5・5カ月。
非喫煙者では、投与群は8・9カ月、偽薬投与群は6・1カ月。
副作用の間質性肺炎の頻度は、投与群と非投与群で差はなかった。
(共同通信) - 3月10日13時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050310-00000119-kyodo-soci

829 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/11(金) 14:17
イレッサ、東洋人非喫煙者に延命効果

 厚生労働省は10日、肺癌(がん)治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)の
有用性を再評価する検討会を開き、
製造元のアストラゼネカが海外28カ国の臨床試験の詳細な結果を報告した。
対象に日本人は含まれていないが、東洋人の場合、非喫煙者には高い延命効果があったとし、
ア社側は「日本人患者への有効性を補強する結果」と説明した。
 検討会は検査結果について議論したうえで、17、24日にも会議を開催。
日本肺癌学会が改定案をまとめたイレッサの使用ガイドラインなども検討し、対応策をまとめる。
ガイドラインの順守などをイレッサの添付文書に盛り込み、
副作用の重症化防止の徹底を求める方向で検討するとみられる。

[2005年3月10日/日本経済新聞 夕刊
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20050310d1g1000v10


830 名前: pakiko 投稿日:2005/03/15(火) 00:29
はじめまして、いつもこちらの掲示板を参考にさせていただいており、励まされています。
どなたかご存知でしたら教えてください。
母が1年半前に、肺腺癌3b期を告知され、その後すぐに
ファーストラインの抗がん剤治療(タキソール/カルボプラチン)を4クール実施。
そのあと放射線治療を原発巣に対し行いました。ですが、放射線治療後、
副作用による間質性肺炎を患い、ステロイドで集中治療。なんとか治癒し一時退院しておりましたが
年明け(初回の退院から9ヶ月)に胸水が溜まり、緊急入院。その後の調べで遠隔転移はないものの
再発と診断され、再び治療をすることになったので、イレッサを使いたいと主治医に申し出てみたところ
母は以前に間質性肺炎をおこしているので、イレッサは使えませんと言われました。
この主治医の言葉が私たち親子は非常にショックでした。。イレッサは同じ闘病仲間が服用していて
みな経過が良いので、再発したらまだイレッサがある!と心の支えにしてきていたのです。
主治医にそういわれ、今は初回に良く奏功したという理由で同じ抗がん剤(タキソールとカルボプラチン)を点滴しています。
セカンドオピニオンをとればよいのはわかっているのですが、イレッサはやはり放射線治療による
間質性肺炎にかかった人はこの先も服用できないものなのでしょうか?

831 名前: pakikoさんへ 投稿日:2005/03/18(金) 01:10
返事が遅くてごめんなさい。ご不安ですよね。私は医師ではないので、何とも判断しにくいのですが、私が理解している限り、ほとんどの抗がん剤で間質性肺炎の可能性がありますし、放射線治療でも起こります。また、一度経験すれば、そうでない方よりリスクが高いと言わざるを得ないようです。イレッサについても間質性肺炎の既往があれば、そのリスクがあるということになります。できるだけ間質性肺炎の可能性の少ない抗がん剤を選ぶか、どうしても有効な抗がん剤や治療がない場合には、イレッサでのリスクをよく理解し、また細心の注意をはらいながら効くかどうか試すか、それを主治医の先生とよく相談するしかないと思います。
主治医の先生は、放射線治療による間質性肺炎のために患者さんを危険な状態にさせてしまったという気持があるので、これ以上危険な状態にさせたくないということでイレッサは使えませんとおっしゃっているのでしょう。
幸いにも、最初に使った抗がん剤の組み合わせがよく奏効したので、最初の癌と同じタイプが増殖してきたのであれば、再び奏効する可能性があります。今はこの抗がん剤治療が奏効し、それが長く続くことを祈るしかないと思います。
万一、効果が少なくなったり、癌が大きくなるようなら、その時点で、いろんな抗がん剤の中で、もっとも効果の期待度が高く、かつ間質性肺炎のリスクが少なそうなものを選ぶことになるでしょう。(何がよいとは簡単には判断できないですが。)
私は医師でないのですが、もしセカンドオピニオンの意見を聞いてみたいのであれば、肺がん患者さん向けのインターネットサイト、「エルねっと」の「Lifeスクエア」、「エルねっとノート(ご意見・ご感想の受け付け)」に、ご相談を送ってはいかがですか?このサイトを運営しているWJTOG(肺がんの医師のグループ)の先生から、返事がもらえるようです。
http://www.lnet.info/life/index.html
イレッサを含めて、抗がん剤はまだたくさんあります。どれが個々の患者さんにベストかが簡単には予想できないのが難点ですが。
現時点でイレッサは避けておきましょうという意味とおもって、あまりがっかりしないでください。癌掲示板のみんなが応援してくれるはずですから。

832 名前: pakiko 投稿日:2005/03/18(金) 23:49
831さんへ
pakikoです。私の方こそお返事が遅くなりましてごめんなさい。
コメントありがとうございます!本当にうれしいです。
831さんのおっしゃるように、イレッサに限らず抗がん治療のほとんどに間質性肺炎の可能性が否定できないことは知っておりました。そして、間質性肺炎が大変怖い症状だということも承知しております。主治医とは違った831さんのコメントを拝見して少し落ち着いたというか、どうしてもイレッサをやりたいといってリスクの高い可能性のあるものにすがって判断を間違うよりも、1つしかない命にとって少しでも安全で効果のできる方法と思われればそれを慎重に選択して行きたいと思っています。セカンドオピニオンのご紹介もありがとうございました。さっそく投稿してお尋ねしようと思っています。
それから、先日主治医との話があり、現在の抗がん剤がよく効いているそうで、耐性もあまりでていないようですとのこと。胸水もあれから貯まりません。
本当にありがとうございました。なんだか本当に落ち着きました。

833 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/03/24(木) 11:30
先日、母の診察日でしたので、定期報告をします。
イレッサの投与を連日投与から2日に1度にしてから3ヶ月に近くなりました。
とりあえずマーカーは上がる気配はないようです(現在1.1)ので、しばらく2日に一度で様子を見るを継続することになりました。
母には、2日に1度でもよく効いているようですが、娘としてはこのままで本当に大丈夫か心配ですし正直怖いです。
今のところ副作用は自覚症状、数値ともにないようです。イレッサを飲みだしてから丸3年、ついに4年目への突入です。
このまま、効果が続く事を切に希望します。


834 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/24(木) 11:51
イレッサ:患者の延命効果確認されず 製造会社が臨床試験
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20050323k0000e040082000c.html

835 名前: 第4回ゲフィチニブ検討会 投稿日:2005/03/24(木) 13:27
本日、開催中のようです。

第4回ゲフィチニブ検討会の開催について
平成17年3月24日(木)10:00~15:00
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0324-7.html
 第4回資料は近日UPされると思われます

第3回ゲフィチニブ検討会
 平成17年3月17日(木)開催
 資料
 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0317-4.html

836 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/24(木) 13:32
>>834 
関連 (新聞記事、解説あり)
http://npojip.org/sokuho/050322.html

837 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/25(金) 07:48
ゲフィチニブ検討会における検討の結果について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0324-12.html

<イレッサ>使用継続認める 厚労省の検討会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050324-00000147-mai-soci

838 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/28(月) 04:41
>>834
>>836
毎日新聞社説:肺がん治療薬 使用は専門医の慎重な判断で
「「初めに結論ありきだ」との批判もあるが、
現時点で使用の中断は難しいとの判断は納得できる。」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050328k0000m070126000c.html

第4回ゲフィチニブ検討会
 平成17年3月24日(木)開催
 資料
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0324-11.html


839 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/03/30(水) 22:23
とても残念なご報告です。
きのう義母の担当の先生に主人と話を聞きに行ってきました。
昨年4/2よりイレッサを服用しておりましたが、実際のところ半年過ぎた頃から
効きが悪くなり、気胸や湿疹、爪がもろくなり始め、原発癌も大きくなり始め
イレッサの効果より副作用のほうがひどく出てしまうため、
イレッサをやめざる終えなくなりました。
また抗がん剤の治療を(ジェムザール)始めることに
なりました。
ワンチビさんのお母様のように長くイレッサが効いてくれればと
願っておりましたがなかなかうまくいきませんでした。
本人は入院したくないようですが、副作用で白血球の数値が下がりやすい体質なので
外来での抗がん剤は難しいようです。
またこれから家族共々闘病生活が始まります。
義母と一緒に前向きに頑張って生きたいと思います。

840 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/04/03(日) 18:40
長男の嫁さま
なんと申し上げてよいのか、言葉が見つからず日を過ごしていました。
イレッサの効果がお互い長く続くといいなと思っていたので、私も残念に思っています。
お義母さまご本人様も、ご家族様もこれからの状況に不安を感じていらっしゃると思いますが、お疲れのでませんようになさってください。
主治医の先生とよく話し合われて、ご本人様、ご家族様皆納得のいく治療を受ける事ができることを祈っています。
それから、これは私は医師ではないので、詳しくは主治医の先生とご相談いただきたいのですが、イレッサローテーションという言葉をお聞きになったことがおありでしょうか?
私は、母にイレッサの効果がなくなってきたら、この方法を考えています。
がんばってください。応援しています。

841 名前: えみ 投稿日:2005/04/04(月) 13:07
こちらはいつも拝見にさせていただいてます。本当にありがたい
掲示板だと感謝しております。
私の母のことなのですが、昨年末の検査で再発が見つかりました。
それまでの2年ほどイレッサの劇的な効果で肺にいくつかあった陰が
全く消えてしまい、治ってしまったかのような日々でした。
今は年明けから抗癌剤治療を一区切りし、家でのんびり過ごしております。
けれど今月の検査の結果次第では次の治療法を考える必要があります。
なのでワンチビ様のおっしゃっているイレッサローテーションが
とても気になりました。
どなたかご存知の方、お教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。


842 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/04/04(月) 16:09
ワンチビさまありがとうございます。
ところでイレッサローテーションですが、私も言葉は来たことがあります。
専門家ではないのでよくわからないのですが、
あるWeb相談室の某先生の過去の相談の回答によると、イレッサの服用を中止した場合、
試す抗がん剤がいくつかあるのと、アリムタ、タルセバまた
イレッサと他剤の併用もあるようです。
義母の場合、ジェムザールの次はTS-1をと主治医はおっしゃっています。
肺癌についてはいろいろな薬がでているので、
この治療しかないのではなく、あれもこれもあると考えられるそうです。
今ここを乗り切ればまた新しい薬が開発されるので、
希望を持って頑張りましょうと主治医の先生もおっしゃってくれました。
プラス思考で頑張って生きたいと思います。


843 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/04/04(月) 21:41
イレッサに効果があった場合には、イレッサが効かなくなっても
他の抗ガン剤で治療を行い、ある程度、期間をあけて、再開するると、
また、効果が出てくることがあると(一部の医師で)いわれています。

これを狙い、イレッサ(有効)→(無効)→他の抗ガン剤→イレッサ
のようなローテーションを行うことをイレッサローテーション
というそうです。

ただし、これは、イレッサを現場で使っている医師の何人かで
いわれている段階のものであり、本当にそのような現象がおこるのか
十分なデーターが積み上がっているものではないようです。
(といって、イレッサを使っている現場の医師の経験ですから
まったくのデマでもないかもしれません。)

844 名前: えみ 投稿日:2005/04/05(火) 11:41
長男の嫁様、843様とても参考になりました。
あれほど延命効果がない、副作用が怖いと騒がれているイレッサが
私の母には信じられないほどの効果があったのですから
癌の治療や効果は本当にひとそれだと思いました。
本人の体に負担が掛からないように色々試してみる価値がありますね。
幸い主治医の先生は患者の考えをとてもよく聞いてくださるので
こちらで教えていただいたことも相談してみたいと思います。
(もうすでに考えているかも知れませんが)
長男の嫁さんがおっしゃるように前向きに母を励まして行きたいと
思います。
本当にありがとうございます。

845 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/04/22(金) 09:54
先月の母の診察から、また1ヶ月が経ちました。月日のたつのは、早いものです。
イレッサの投与を2日に一度にしてから丁度4ヶ月です。マーカー、腫瘍の大きさ共に変化はありませんでした。肝機能も正常。血液検査の結果だけ見ていると、癌患者さんとはとても思えません。また、母の外見や元気さを見てもとても思えません。
連日投与でも、ほとんど副作用なく効果があったのを、母の希望で2日に一度の投与にしたものの、家族も不安ですし主治医の先生も「ヒヤヒヤします」とおっしゃるので、しばらくは毎月血液検査とレントゲンを撮ることになりました。
近いうちに、ペットも撮る予定です。先生は、ペットを撮っても写る患者さんもいるが全く写らない患者さんもいるともおっしゃっていましたが、母の短絡的な思考からいくと、もし写らなかった時に「私は癌じゃない」などと勝手に考えて治療を中断してしまいそうで、それはそれで怖いですが・・・
とりあえず、定期報告です。


846 名前: さる 投稿日:2005/05/02(月) 20:26
みなさま始めまして。ははが昨年から肺癌ステージ4の治療としてイレッサを服用しマーカーの値をみると効果は
あると思うのですがここ1週間前ぐらいから以上にしんどがり、食べたものもすべてもどすような状態が続いており血液検査の
白血球など他の値は多少あがったものの異常がみられるほどではないらしく主治医も副作用だろうみたいな言い方をするのですが
しんどがりかたが異常でとても副作用だけとは思えないのですがイレッサでこんなに副作用がひどいものなのでしょうか??
今まで一年間毎日だったり1週間おきだったりはしましたが服用しててこんな症状がでたことないのでとても心配です。


847 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/03(火) 14:22
さるさん。
お母様のご容態が思わしくないご様子で、さぞご心痛の事と思います。

イレッサの副作用とは、初期の状態ですと湿疹・口の中のただれ・食欲の低下、
などが出始めますが、ひどい副作用になりますと、呼吸の困難が一番で、それ
が原因で、動くと苦しい、食べると苦しい、話すと苦しい、状態になります。

医師は、イレッサの副作用は仕方がないと考えている者もいますので家族が
良くよく観察して、医師に対して要求をしていかないと取り返しの付かない
ことになってしまいます。

肺がんだから、多少の危険は承知で治療はしている筈なのだから・・と、
考えて治療にあたっている医師が多くいる現実ですから、一つしかない
お母さんの命、大切に・しっかりと長生きをさせて上げて下さい。

ちなみに、私は・イレッサの副作用で家族を肺がんで亡くした経験から、
書き込み致しました。 お大事に・・

848 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/05/04(水) 08:42
さる様。
お母さまのご様子いかがですか?主治医の先生からは「副作用だろう」というあいまいな返事しか返っていないご様子ですが、家族が見ていても異常とも思えるほどのしんどさなら、主治医の先生の再確認なさった方がよろしいかと思います。
やっぱり、普段の状況はご本人さまやご家族さまが、一番ご存知だと思います。
私の母の主治医の先生がお勤めの病院もとても大きな病院で、肺がんの患者さんもとても多く、イレッサの投与を受けている患者さんも多くいらっしゃいます。しかし、そのような中でも、主治医の先生は「イレッサはまだまだわからない部分の多い薬なのでしっかりフォローして慎重に使うべきです。娘さんも普段のお母さんをしっかり見てあげて、なにかおかしなことがあったら、休みの日でもいつでも来てください。」という言葉がでてきます。
間質性肺炎の副作用に関しても、「もう3年経つので、出る可能性は限りなく低いですが、可能性がゼロだという訳でもないと思うので・・」などと、母の場合、3年以上イレッサを飲んでいても慎重姿勢は崩さず診てくださいます。
抗癌剤だから多少のリスクはあるのは、再三説明を受けたので頭では理解できますが、もし早い段階で何かの対策をしていれば重篤な事になるのを防ぐ事が出来たなどと、もしもの事がおこってから耳にするのはたまらなく辛いと思いますし、悔しくてたまらないと思います。
847さんもお書きですが、本当にお母さまの命は1つしかないのです。
家族が、医師に慎重さを求めるのは当然の事だと思いますし、きっと先生もそれに応えてくださると信じています。

私は、どのように過ごしてもあとで必ず、大なり小なり悔いは残ると思っています。その悔いが少しでも少ないように、がんばりたいと思っています。
さる様も、お母さまの事、大切にしてあげてくださいね。お大事になさってください・・・

849 名前: こげや◆X2mWOv7A 投稿日:2005/05/04(水) 13:09
ワンチビさん、皆様お久しぶりです。
さる様、はじめまして。
お母様のこと、とても心配のことと察しますが現在いかがですか。
ワンチビさんのおっしゃっている通りイレッサ(分子標的薬)にはまだ解らない点があります。
ですので今ではイレッサを処方している医師には様々な情報が届けられています。
注意すべき指標など主治医は把握していると思います。
しかし「主治医も副作用だろうみたいな言い方をする」と疑問を感じているのなら、
1.今の症状と副作用の関連
2.その対策
などを遠慮なくアポをとってお聞きしてください。
昨年から継続して治療を受けているのですから主治医が一番お母様のことを
把握されているはずです。
そこでお母様の場合、4期の肺癌で発見されてから少なくとも半年以上たって
いるので血液検査に異常が見られないのなら(だるさ、嘔吐)等の症状は
たとえば脳転移や肝転移はないのか確かめてください。
さらに、もしよろしければ以下のことをお教え下さい。
1.4期とされた理由(遠隔転移?)、および肺癌の種類
2.イレッサ以外に行った治療など
3.イレッサが効果的だった根拠(腫瘍マーカーなどの変化)
より良き状態を願っているのは主治医も同じです。
お母様にお上手に寄り添っていくためにさる様自身もご自愛下さい。

ps:847様、お辛い経験察します。
以前この掲示板にてakiさんの事例を通じていろんな事を教えていただきました。
ただ、多くの癌治療に携わっている医師はイレッサを含めて癌治療に対して
(効果=副作用)との認識や慎重さを痛感していますが決して「しかたない」とは
おもっていません。

850 名前: さる 投稿日:2005/05/06(金) 18:56
みなさま返信ありがとうございます。この間書き込みした後病院に通い本日脳転移、肝転移など検査を行った結果一年前肺水がたまっていたので
抜いて接着したところに再び水がたまっているのと心臓に転移して心臓にも水がたまっているそうです。こうなってしまうともう手の施しようがなさそうなことを
主治医にいわれてしまいました。マーカーの値が一概によくなってるということではない、ということも知っていたのですが、値はさがっていたので安心していた
ところにショックな出来事でした。こげや様のおっしゃっているマーカーの値は40ぐらいあったのが三月ほどで10ほどになり肝臓値があがり隔週にするとまたあがり
はじめ今年の一月に25ほどからいきなり50になりまた毎日のませると50→25→三月には14になっていました。確実に下がっていたからあんしんしていました。みなさま
あたたかい返信」本当にありがとうございました。

851 名前: さる 投稿日:2005/05/06(金) 18:58
あと転移は骨に10箇所ほどの遠隔転移が一年前からありました。

852 名前: 初心者 投稿日:2005/05/08(日) 16:05
初めまして。先日、私の義父が肺がんの宣告を受けました。約1ヶ月前に「おかしな咳が出る」ということで診察を受けたところ肺水がたまっており、即検査入院。
その後、ガンが見つかりました。今ではリンパも腫れてきて、声も良く出ない状態となり、あまりの進行の早さに驚いています。明日に最終の検査結果が出て、今後の治療方針が決定されるのですが、イレッサの件については家族で意見が分かれています。
皆さんのやりとりを見させていただき、私なりにおおまかに理解したこととしては
1.イレッサも抗がん剤である
2.他の抗がん剤に比べて副作用がきつく、それが原因でなくなった人もいる。しかし他の抗がん剤でも同じ症状が見られることがある。
3.合えばすばらしい威力を発揮するものの、全く効かない人もいて、副作用だけがでることがある。
4.一錠が保険適用で約7000円
5.肺がんに威力を発揮するが、喫煙者には効かない可能性が高い
使うにせよ使わないにせよ、正しい知識をもって判断したいと思います。イレッサ初心者に対して良きアドバイスがあればよろしくお願いいたします。

853 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/08(日) 19:05
<イレッサ無効を血液判定 65%を予測、東大医科研(2005/05/06 北海道新聞)

 副作用が問題となっている肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)が効かない患者を、血液検査で約65%の精度で予測できる診断法を、東京大医科学研究所の中村祐輔教授(遺伝医学)らが6日までに開発した。

 肺からがん細胞を採取し遺伝子を分析する従来法は、精度が90%以上だが、麻酔が必要で肺を傷つける危険性がある。中村教授は、今回の診断法を「簡便で安全な診断法は世界初。無駄な投薬や副作用の減少、薬剤費の削減につなげられる」としている。

 中村教授らは、イレッサが効きにくい肺がん細胞では、がんを増殖させる2種類のタンパク質が多く分泌されていることを1年半前に見つけた。

 イレッサが効かなかった患者23人の血液を調べると、15人(約65%)でいずれかのタンパク質の量が一定レベル以上に多かった。一方、両タンパク質ともにレベル以下だった患者23人では、15人がイレッサ投与でがんが小さくなったか、悪化しなかった。>



854 名前: kuramo 投稿日:2005/05/11(水) 19:18
852) 初心者様へ
私の経過を申し上げます。
66歳男性 扁平上皮がん stageⅢB 喫煙歴40年
ロングピース40本/日 晩酌3合/日
3回の手術 3回の再発後 2002年6月イレッサ服用のため 2週間
の入院により 副作用検査 2ケ月後肝機能障害 服用条件の変更により 
数値安定 5ケ月目寛解 現在に至る。
イレッサを熟知している 医者の管理下での服用は 私の場合非常に有効
でした。





855 名前: kei 投稿日:2005/05/14(土) 16:57
初心者様
私なりの理解です。間違っているかもしれませんが、お役に立てばと思い投稿します。
最終的には主治医の先生とよく相談されてください。ネットの情報だけを信じるのは
危険です(効くという話も、危険という話も、どちらも、です)。
自分の思い込みに合わない情報に目をつぶって、夢の新薬とか悪魔の薬とか、一方的
に決め付ける人もいますが、そういうのは危ないと思います。
1.はい
2.ほかの抗がん剤に比べて副作用がきつい、と思われているのでしたら、
ほかの抗がん剤を選択されるまえに、きちんと主治医の先生に質問してください。
ほかの抗がん剤はイレッサとは違う命にかかわる副作用がイレッサ以上に出ます。
3.効く人・効かない人がいるのはイレッサ以外の抗がん剤でも同様です。イレッサ以外の
抗がん剤でもまったく効かないまま重篤な副作用だけでることは少なからずあります。
4.はい
5.可能性としてはそのようです。ただ喫煙者で効いている人もいると効きます。

なお、今のところイレッサが余命を伸ばしたという試験結果はないようです。
長くなったので分けて書きます。

856 名前: kei 投稿日:2005/05/14(土) 16:58
1.2002年の夏ごろにINTACT試験という試験で、ほかの抗がん剤と同時に
使った場合、偽薬と比べて差がなかったという結果が出ました。
2.2004年の暮れに、ISEL試験という試験で、ほかに治療法のない
患者さんに、偽薬と比べて差がなかったという結果がでました。
3.2005年3月にS0023試験という試験で、放射線治療を受けた後の
患者さんに使った場合、生存期間を延長しなかったという結果がでました。5/14
(今日ですね)に、アメリカ臨床癌学会というところで詳細が報告されるそうです。

「海外癌医療情報リファレンス」というホームページから引用です
http://f57.aaa.livedoor.jp/~cancerit/nciclinicaltrialresults.html
>■進行肺癌におけるゲフィチニブ(イレッサ)臨床試験早期終了
>http://cancer.gov/newscenter/pressreleases/gefitinibNSCLC (Posted: 04/18/2005)
>化学療法または放射線治療を受けた近傍の組織やリンパ腺にのみ転移した非小細胞肺癌
>患者におけるイレッサとプラセボ対照臨床試験が早期終了された。暫定的結果でイレッ
>サは生存期間を延長しなかった。

主治医の先生とよく相談されて、納得されたうえで治療法が選択できるといいのですが。


857 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/05/15(日) 18:03
>初心者まさ
有効な例もそうでない例もあり、副作用も軽微なものから重篤なものまであります。
死への転帰をたどる副作用が出る方もいます。
イレッサの投与での間質性肺炎にはステロイドの投与が有効と聞きますが、母の主治医の先生の話では、中にはいくらステロイドを投与しても効果がなくどうする事も出来ず患者を亡くしてしまったこともある・・という話もあります。
義父さまの既往歴なども踏まえた上で、今後どのような治療を進めて行くのか主治医の先生ともよく相談なさり、患者様やそのご家族様も慎重にお考えになってください。
正しい情報のもと、納得の上での治療を・・と言いたい所ですが、現実問題、癌と宣告を受けて日も浅い時では、本人さまもご家族様もショックや戸惑いの方が強く、なかなか前進できないものです。(私も、家族のみが主治医に呼ばれ「お母さまは肺がんです。」と言われたとき、ショックで一週間寝込んでしまいました)
少しでも悔いの残らないように、がんばってください。
医薬ジャーナルというところから出ている「肺癌治療症例集~分子標的薬ゲフィニチブ~」という本も参考になるのではないでしょうか?
それから、こちらの掲示板の論文配布の中にもイレッサに関するものがたくさんありますよ。
がんばってください。応援してます。



858 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/05/15(日) 18:06
すいません・・「初心者さま」と書くところが、「初心者まさ」となってます(;^_^A
はずかしいです・・・・・

859 名前: 初心者 投稿日:2005/05/16(月) 16:02
>kuramo様、kei様、ワンチビ様
皆様、貴重なご意見本当にありがとうございます。
先週の木曜日に本人、親族が主治医の先生から検査結果と今後の治療
方針の説明を受けました。先生の見解としては、肺腺癌から始まり、
リンパに転移し、それが全身に飛び散っている可能性があるとのこと
でした。本人が退席した後に私と義母が残って実際のところを先生に
確認したのですが、かなり進行しているとのこと。当初は初期の肺癌
だと思っていただけに、さすがにショックでした。ちなみにイレッサ
の件も先生に相談したのですが、帰ってきた返答としては「この手の
癌には効果がないと思います」とのこと。先生も治療の開始
を急いでおられ、早速金曜日から抗がん剤治療がスタートしました。
イレッサの件については、親族内抗争がさらに激化しており、「使用
方法を誤らなければ大丈夫だから、治すにはイレッサしかない」と主
張するものや「仮にイレッサを使用するとなれば病院を移らなければ
ならないし、若い頃からかかっている病院を動くなど本人が望むわけ
がない」と主張するもの。義母としては「少しでも危険だとわかっているのなら絶
対使いたくない」といっており、私としては極力義母の主張を大事に
したいのですが、いずれにしても親族内で意見の違う者通しは罵り合
っていても仕方がないということで、木曜日に話し合いをもつことに
しました。多分その場で意見の調整役になるのが私になるので、色々
と勉強したいと考え、こちらのスレッドに立ち寄らせていただいた次
第です。
その話し合い如何によっては「最終的にイレッサを使用する」という
判断になるかもしれません。もしくは主治医の先生から使用を促され
ることがあるかもしれません。またそのときはこちらに来させていた
だいて、意見交換をさせていただければ幸いです。
こちらに来ていらっしゃる方、またそのご家族の方のご病気の1日も早
い回復を願っております。長文失礼致しました。

860 名前: 花子代理 投稿日:2005/05/18(水) 17:05
余命3ヶ月と宣告され2年間の闘病の末、私の母の妹である花子(HN)は
5月16日に他界しました
この約2年間の間、一度も弱音を吐かず正面から病気と戦い、亡くなる寸前までも
自分の体の心配はよそに身内の心配ばかりしていました
とても優しく強い人でした
私はこの掲示板を知り、コピーをして渡して見せたり、ワンチビさんや774さんに
相談に乗ってもらったりもしました
その節はありがとうございました
亡くなった従兄弟花子も感謝しておりました
報告として書き込もうか迷いましたが、この掲示板で大きな生きる希望を見つけることが
できた従兄弟花子の気持ちとしては感謝の言葉が必要ではないのかと思い、私の判断で
書き込むことにしました
本当にありがとうございました
また、闘病中の皆様も頑張ってください
それでは失礼します

PS:文章が下手ですみません^^;

861 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/05/19(木) 10:14
花子さまのご逝去を悼み慎んでご冥福をお祈りいたします。
ご逝去の報を見るたび、心はあふれてきますが言葉がみつかりません。
お辛い中での、ご丁寧なご報告ありがとうございました。
ご家族皆々様も、お疲れのでませんように御自愛ください。




862 名前: おさむ 投稿日:2005/05/25(水) 04:08
はじめまして、私の母が昨年11月に非小細胞癌(腺癌・肺癌・リンパ節転移・肺内転移)と診断され12月入院
1クール目で約4㎝の腫瘍が2.2㎝に縮小その後、3クール抗がん剤を投与しましたが変化無し
今年4月に退院しましたが、退院直前のCTで胸水が溜まっていることが解り5月再入院、現在に至る。
今回の入院で主治医から「イレッサ」を進められています。母親は余命3ヶ月と言われていましたが、生き永らえています。
しかしながら、「イレッサ」の投与で(副作用)様態が急変するかも知れない不安が本人と家族にあります。
この書き込みを観ていたら、遺伝的変異を調べれば、効果の有無(65%~90%)が解ると書かれています。
何方様か何処に行けば検査をうけられるのでしょうか?また、費用や手続きはどの様に進めたらよいのでしょうか?
何卒、宜しくお願い致します。

863 名前: 774 投稿日:2005/05/25(水) 21:20
日本医科大学第四内科でご相談ください。
http://www.nms.ac.jp/nms/4med/about/group_haigan.html


864 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/05/25(水) 21:37
現時点のデーターでは、イレッサは、
腺がん
女性
東洋人(日本人)
喫煙歴なし
を満たしているほど効果が出る可能性が高いとされています。

ご参考まで。


865 名前: <削除> 投稿日:2005/05/28(土) 05:52
<削除>

866 名前: <削除> 投稿日:2005/05/28(土) 11:09
<削除>

867 名前: <削除> 投稿日:2005/05/28(土) 11:12
<削除>

868 名前: ワンチビ◆V1BOpBcE 投稿日:2005/06/06(月) 21:50
母のイレッサ自己流飲み、(毎日飲んでるかと思ったら、2日に一度だったり、3日に一度だったり、一週間飲まなかったり)とりあえず効果は継続中です。
でも、娘の精神衛生上とっても悪いです(ハラハラします)。
今度は、2ヶ月先の診察になりました。とりあえず報告まで。

869 名前: とおりがかりのある患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/06/13(月) 13:42
200年ASCO(アメリカ臨床腫瘍医学会)の論文からイレッサに関して、興味ある論文を紹介しているHPがありました。
内容を簡単に紹介させていただきますので、ご参考までに。
なお、詳しくは、当該HP(http://2nd-opinion.jp/)の「がんの最新治療レポート」をご覧下さい。
また、各論文のAbstractのアドレスも書いておきましたので、内容詳細については直接確認下さい。(ただし、英語です。)
(長いので、3つに分けて投稿します。)

1.イレッサとホルモン療法(男性や喫煙者に効果がある可能性あり)
 イレッサは、1、女性 2、腺がん 3、喫煙歴なし 4、東洋人(日本人)の条件を満たすほど奏効する可能性が高いことが既に発表されている。
 ところで、これに関して、「イレッサは男性、喫煙者でもホルモン療法との併用療法で奏功する可能性が高くなる」ことを示す論文が発表されています。

Abstract No.7224
イレッサは女性の喫煙者でもエストロゲンレセプターをブロックするホルモン剤 フルべスタント(ファスロディクス)を4週間に1度筋肉注射することで、腫瘍制御が図れる可能性が高い。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002627-00_18-0034-00_19-0030910,00.asp

Abstract No.7290
イレッサが奏功する例では男性ホルモンの1つであるテストステロンが血中濃度低下し、奏功しない例ではテストステロンとその代謝産物の血中濃度が低下しない。
(男性においてもテストステロン産生能を低下させるLHーRHアゴニストを投与することで女性並みにイレッサが奏功する「可能性」が「考えられます」。)
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002627-00_18-0034-00_19-0030237,00.asp

なお、無作為割付でなく信用性が劣るとか、奏効する例ではテストステロンが減少するとしても、逆にテストステロンが減少すれば奏効する確率が高くなるとは限らないというような見方もできるでしょうが、イレッサのより良い投与方法について、一つの新しい「可能性」を示していると思います。(なお、当方は、医療関係者ではなく、患者にすぎませんので、これは素人の一感想です。)。


870 名前: とおりがかりのある患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/06/13(月) 13:43
2.イレッサの延命効果
イレッサの延命効果に否定的なデータが米国で発表され、国内でもマスコミを通じて話題になりましたが、逆に、延命効果ありという論文も出ています。

Abstract No.7088
イレッサはその効果が現状維持(SD)の方においてもイレッサの投与を継続することで、平均生存期間の延長することが発表されました。(SD 平均生存期間12.1ヵ月 PD 平均生存期間 4.4ヵ月)1年生存率においても有意に差がみられる。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002627-00_18-0034-00_19-0030178,00.asp

発表者名からみて、日本人のデータでしょうか。本発表は、イレッサと他の治療の比較ではなく、イレッサの現状維持例と無効例の比較ですので、イレッサが持つ(かもしれない)マイナスの効果が打ち消しあって見えなくしている可能性もあるかもしれません。
しかし、このデータを見る限りでは、イレッサで現状維持であっても、無効の方よりもかなり寿命が延びるということは事実のようです。
イレッサが有効(現状維持を含む)な方には朗報ではないでしょうか。


871 名前: とおりがかりのある患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/06/13(月) 13:44
3.イレッサとタキソテールの併用は効果が少ない。
イレッサと他の抗ガン剤の組み合わせについては、多くの治験がなされていますが、タキソテールとの併用には(残念ながら)疑問との論文が出ています。

Abstract No.7035
イレッサとタキソテールはsecond-line以降の治療法として、奏効率・平均生存期間・副作用などの評価は殆ど差がない事が判明した。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002627-00_18-0034-00_19-0032056,00.asp

Abstract No.7259
70歳以上の非小細胞性肺癌例においてイレッサとタキソテールの毎週投与は奏効率の向上する可能性があるが毒性も許容できる範囲とは言えず現在のところ、イレッサ+タキソテールの毎週投与は推奨できない。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002627-00_18-0034-00_19-0030384,00.asp

これ自体は残念な発表です。しかし、イレッサと他の抗ガン剤との組み合わせについて、世界的にいろいろな治験がなされており、その結果の報告が始まってきているということでもあるでしょう。
その中で、より優れた方法も見つかることを是非とも期待します。


872 名前: おさむ 投稿日:2005/06/14(火) 03:46
以前書き込みをしました「おさむ」です。私の母は、イレッサは最後の薬と思い込んでいます。入院生活で
お友達になった患者様から「どの抗がん剤も効かなかった時はイレッサを使うみたい」などと言われて最後の手段と、捕らえているようです。
母が肺癌→腺癌→リンパ節転移→肺内転移が解ってから8ヶ月が経ちます。
病院の先生から「余命3ヶ月抗がん剤以外の治療法はありません」と言われ落ち込んでいましたが
友人の紹介で気功の先生と出会いました。免疫力を高める治療を月に一回行っています。
最初の抗がん剤の治療で腫瘍が1/2に縮小しましたがその後3クールは効果なしです。
腫瘍マーカーは一度も上がらず(100→35に減少)ですが本人は少し息苦しそうです。
このまま体力が落ちいきそうで心配です。今は退院して自宅にいますがイレッサを服用
するべきか悩んでいます。もし重篤な副作用が出たら後悔するだらうし、効果があれば
何の問題もありませんが・・・・副作用が出たらどの様に対処すれば良いのか・・・・


873 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/14(火) 10:44
>おさむ様
前回の書き込みの返事として、774先生がご解答くださった、日本医科大学第四内科へはご連絡なさいましたか?
いかがでしたか?

874 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/19(日) 08:30
イレッサの新規使用、米は原則禁止に 食品医薬品局
2005年06月18日18時52分

 副作用死が問題になっている肺がん用の抗がん剤イレッサ(一般名ゲフィチニブ)について、米食品医薬品局(FDA)は17日、過去に服用して効果があった患者と、現在、服用していて効果が出ている患者に使用を限定し、原則として新たな患者には使うべきでない、とする警告を出した。新規使用は、臨床試験に参加する患者についてのみ認める。

 非小細胞型の肺がん患者を対象とした世界規模の臨床試験で、「延命効果が確認できない」と報告されたことを受けての措置だ。製造元の英製薬大手アストラゼネカは、この臨床試験結果により今年1月、欧州での承認申請を取り下げた。

 日本では今年3月、厚生労働省の検討会が、日本肺癌(がん)学会の新指針に基づいて、東洋人で、女性や非喫煙者などの条件を満たす患者には、新規使用も含め、当面の使用継続を認めている。



875 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/19(日) 08:43
(少し前の記事ですが・・)
がんとともに
治療情報一つでも知りたい
外科医 平岩正樹
 たとえ完治しないがんでも、元気な日を一日でも延ばす治療はある。ただ日本の社会は、こんな治療を歓迎していない。あがないとして「ホスピス」という言葉が安易に使われている。

 大阪在住の近藤隆一郎さん(50歳)のがんは珍しい。甲状腺未分化がんだ。甲状腺がんの中でも珍しい種類だが、がん全体の中で、もっとも治りにくい。いきなりホスピスが勧められる。ただ近藤さんは幸運だった。治療をしてくれる病院が見つかったのだ。大病院ではない。最良のがん治療が、意外に中規模の一般病院で行われている。昨年2月、手術+電子線+抗がん剤の治療が近藤さんに行われた。

 残念ながら8月、近藤さんのがんは肺に再発した。治療が悪いのではない。相手はがんの中でも最強なのだ。11月、近藤さんの治療を私が引き継いだ。毎週、東京まで通ってくる。世界のどこにも定跡的治療などないから、「万能型抗がん剤」を組み合わせるしかない。幸いにも今年2月、CTでも転移の姿が消えるまでに抑え込んだ。4月にはまた転移のがんが顔を出してきたが、何とか横ばいを維持している。「次の一手」が一つでも多く欲しい。

 毎年5月、米国で世界最大のがん学会が開かれる。約3000もある研究発表の中に、たった一人の甲状腺未分化がんの治療成績がある。二つの抗がん剤「タキソテールとイレッサの併用」が有効だったのだ。一人の治療結果なんて、科学的根拠と呼ぶにはおこがましい。それは事実だが、近藤さんに伝えると満面の笑みである。甲状腺未分化がんの新しい治療結果が発表されることなど、世界の中でもめったにないからだ。

 今回、イレッサに関する研究発表は他に50以上ある。本紙も、5月17日付で一つだけを取り上げている。「がん病巣縮小患者へのイレッサ投与、延命効果なし」だ。実は、今までにどんな抗がん剤も成功したことのないある特別な使い方をイレッサで試みている。成果は出なかった。「イレッサでさえダメだった」が事実なのに「イレッサだからダメだった」のように報じるから、イレッサを使う患者が無用の不安にかられる。イレッサは劣った薬ではない。

 50の発表の中には、たとえば肺がんの標準的治療薬タキソテールとイレッサの治療効果を、患者を2群に分けて比べた研究もある。結果は、両群で治療成績(生存期間等)に差がなかった。副作用は、副作用死も含めてイレッサで治療したほうが少なかった。

 完治しないがんの治療は、新しい研究成果の情報もなかなか患者には届かない。

 (次回は7月4日です)



 平岩医師への診療の相談は、インターネットで「がんのWeb相談室」(http://2nd-opinion.eee.ne.jp)にアクセスしてください。

(2005年6月6日 読売新聞)


876 名前: アストラゼネカHPより転載 投稿日:2005/06/25(土) 22:30
2005年6月20日

米国におけるIRESSA (gefitinib)添付文書改訂及び薬剤提供プログラム について

アストラゼネカ米国法人(デラウェア州、ウィルミントン)は6月17日(米国時間)、米国FDAと協議の結果、米国におけるイレッサの添付文書を改訂すること、ならびに、イレッサの薬剤提供プログラムIressa Access Programについて発表致しました。米国発信のプレスリリースを添付いたします(AstraZeneca United States website:http://www.astrazeneca-us.com)。

昨年12月に公表されたISELの試験結果を含め、現在得られている本剤のデータをFDAが検討した結果、および、米国では延命効果が確認されているほかの治療選択肢が存在することに鑑み、本剤の米国の添付文書が改訂されることになりました。改訂された添付文書には、米国におけるイレッサの処方は、本剤により利益が得られている患者、あるいは、過去に利益が得られていた患者が対象となると記載されています。新規症例へのイレッサの処方は、臨床試験への参加が前提となります。またアストラゼネカ米国法人は本年9月15日よりIressa Access Programを開始し、本年9月15日以降イレッサはこのプログラムを通じて供給されることになります。

日本ではISELの初回解析結果発表後、合計4回にわたり厚生労働省によるゲフィチニブ検討会が開催され、イレッサの使用に関する当面の対応について議論されました。その結果、イレッサの使用については従来の安全対策を引き続き実施するともに、日本肺癌学会による「イレッサ使用に関するガイドライン」の医療機関および患者様への周知徹底を図るとの結論が得られました。当社ではこの討議結果を反映すべく既に添付文書を改訂しており、それに則した情報提供活動を行っております。今後もこれらの活動を継続して行ってまいります。

弊社は、手術不能又は再発非小細胞肺癌の治療選択肢としてイレッサは重要な薬剤であると考えています。本剤をより安全かつ適正にご使用いただくために、本剤の安全性・有効性にかかわる研究を更に進め、新たな知見が得られた場合にはそれを迅速かつ的確に実地医療に反映するよう情報提供活動等を行い、患者様と医師が科学的に裏付けられた最新の情報をもとに充分に相談の上でイレッサによる治療をうけるかどうかの判断をして頂けるよう努めてまいります。

イレッサに関する医療機関及び患者様から弊社への直接のお問い合わせについては、イレッサくすり相談窓口(フリーダイヤル:0120-119-703)を開設しております。

以 上 




877 名前: ねこ 投稿日:2005/06/26(日) 21:13
今回のアストラゼネカとFDAの決定は、恐らくISEL試験とTarcevaのBR21試験の結果差異に基づくものと思いますが。
この2つの試験間で患者の背景に差はなかったのでしょうか。
この試験結果のみでこの判断は妥当なんでしょうか。Tarcevaもiressaと同じtyrosine kinase inhibitorであり、恐らく作用部位も作用機序も同じはず。(まったく同じということはありえないでしょうが)
Roche、genentechの立ち回りのうまさでしょうか。

878 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/02(土) 08:55
イレッサ:
臨床研究開始へ 東大医科学研など(毎日新聞 2005年6月30日)

 神奈川県立がんセンターと東京大医科学研究所は30日、肺がん治療薬イレッサについて、個々の患者への有効性を投与前に血清で診断するための臨床研究を今月から始めると発表した。イレッサは一部の肺がんに縮小効果があるが、副作用で死者も出ている。同センターは「有効な患者にのみ投与し、副作用に苦しむ患者を減らしたい」としている。

 東大医科学研の中村祐輔・ヒトゲノム解析センター長は、イレッサが有効だった患者と効果のなかった患者のがん細胞を遺伝子レベルで比較する研究を進めているが、がん細胞を手術で取り出すのは困難なため、がん細胞から血液中に分泌される2種類のたんぱく質を調べる方法を考えた。

 7月から県立がんセンターでイレッサを投与されている患者50人の協力を得て、血清を採取、2種類のたんぱく質の量を測定する。1カ月ごとに治療効果を評価する臨床実験を08年度まで続ける。

879 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/03(日) 16:31
イレッサ有効な患者判別へ 神奈川県と東大教授が研究

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050630-00000223-kyodo-soci

880 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/31(水) 16:29
緑茶EGCgがイレッサのがん治療効果を増強
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/393367

EGCgは他にも制癌作用が期待されており、興味深いです。
EGCgは茶カテキンの大部分を占めるもので、
高濃度茶カテキン飲料はコンビにで安価に手に入ります。

881 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/16(金) 09:17
イレッサ効かない人、血液で判定可能に

肺がん治療薬「ゲフィチニブ」(商品名イレッサ)が効くかどうかを血液で簡単に判定する診断法を、
東大医科学研究所と広島大の研究グループが開発した。
14日から札幌市で開かれる日本癌(がん)学会で報告する
***中略***
性と判定された22人のうち19人(86%)は、薬を使っても肺がんが悪化した。
どちらも陰性と判定された28人中17人(61%)は、がんの進行が止まったり、
がんが小さくなったりする薬の効果が表れた。
***略***
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050913-00000401-yom-soci


882 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/16(金) 09:20
「陽性」の3.6倍に 「イレッサ」血液診断法
患者によって効きが違い、副作用も問題となっている肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)
の投与を受けた末期がん患者のうち、東大医科学研究所の中村祐輔教授らが開発した血液診断法で
「効果が期待できる」と判定された患者の生存期間は、
「期待できない」患者の三・六-二・六倍に達することが分かった。
***略***
(産経新聞) - 9月14日15時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000033-san-soci

883 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/07(金) 21:07
どうしたら、その血液検査を受けられますか?
岩手県の沿岸です。元気に通院できますが、神奈川県立がんセンター
とか、都会には通院できません。家族が、血液の試験管を持っていったら
検査してもらえるんでしょうか?

884 名前: あおば 投稿日:2005/10/16(日) 12:57
はじめまして書き込みします。
この掲示板を最近見つけたのですが、とても参考になるので
ありがたく思っています。
母がイレッサを飲んで1ヶ月が経ち、先日CT検査をしました。
顔や手足に湿疹やかぶれの副作用は出ましたが、
腫瘍の大きさは全く変わってませんでした。
イレッサが効いてないのか、効いて止まっているのか?
腫瘍マーカーにも反応がでない体質のようで、
主治医の先生も「う~ん」と考え込まれている状態です。
ワンチビさんのお母様のように、イレッサを長期間飲まれている方は、
少しずつでも腫瘍が小さくなったり、マーカーの数値が下がったりとか、
目に見える効果があるからですよね。
イレッサに期待していたので、とても残念です。

885 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/10/16(日) 17:58
>あおばさんへ
そうですか?
イレッサはどうかわかりませんが、義母の違う抗がん剤の治療の時に
担当の先生から癌が大きくならなければ効果があると判断されると
聞いたことがありました。
素人の私には判断ができませんが、あきらめないでください。
イレッサは休薬してまた使用すれば効果があるということも
ありえるそうです。
私もそうですが奇跡を信じて頑張りましょう~

886 名前: ワンチビ◆g2ukuLuE 投稿日:2005/10/16(日) 21:20
あおばさん、はじめまして。
うちの母の場合は、投与1ヶ月程度で腫瘍面積が半分程度になり、その後、副作用のため1ヶ月の休薬期間をもうけ再投与し、ほんの少し縮小したあとは、ずっと大きさは変わらずです。
どんどん縮小して消えていくのを期待している母は、レントゲンを撮るたびにがっかりしていますが、私は変わらないということも良いことだと思っています。
「母は癌と共生している」と思っています。

887 名前: あおば 投稿日:2005/10/17(月) 10:29
長男の嫁さん、ワンチビさん、アドバイスありがとうございます。
そうすると、もう少しイレッサを続けて様子を見るという選択もありますね。
今週また病院へ行くので、主治医に相談してみます。

888 名前: 春風 投稿日:2005/10/23(日) 18:53
皆さんはじめまして。

私の母もイレッサを飲み始めて丸2ヶ月になりました。
その間重篤な副作用も無く、鼻から入れておりました酸素のチューブも取れました。
半月ほど前に退院して、何とか社会復帰しようと頑張っています。

母に起こった副作用のうちで、これからの季節の一番の気がかりな事は鼻の粘膜の炎症です。
酸素のチューブをほとんどしなくて良くなり(乾燥した空気を吸わなくて良くなり)、今は炎症はほぼ解消されておりますが、これからの乾燥した季節に不安を抱いています。

似たような症状が出られた方が、どの様に対処されたか教えていただきたくレスいたしました。
加湿器など考えておりますが、息苦しくならないか心配しています。

皆様のレスには本当に勇気づけられます。
これからもよろしくお願いいたします。





889 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/11/02(水) 00:47
義母の先生に今後の治療方針を聞きに行ってきました。
カルセド4クール、41パーセントの縮小(CR)していました。
入院生活がこれ以上嫌なので、またイレッサにチャレンジすることになりました。
ただただイレッサが効果あることを願っています。
先生からはお話がありませんでしたが多分脳に転移したのは抗がん剤では
変化がなかったと思います。
ならばイレッサは脳転移にも効果あるとのことですので期待したいと思っています。

890 名前: ワンチビ◆g2ukuLuE 投稿日:2005/11/09(水) 10:16
お久しぶりです。母のイレッサの投与も3年8ヶ月を超えました。毎年この時期を迎えると、毎日、母の入院する病院へ車で通い、その傍らイレッサの情報を必死に探していたことを思い出します。
ここ数ヶ月、母も油断したのかイレッサを飲むのをさぼりがちになっていたところ、微妙にマーカーが上昇し始め本人をはじめ家族もかなり心配していました。
しかも、季節の変わり目のためか風邪を引いてしまい、その影響で出る咳が嫌が応でも不安をあおり緊張していましたが、2日に一度キチンと飲んだところマーカーの上昇もストップしたようです。レントゲンでも腫瘍の大きさに変化は見られませんでした。
ただ、一度風邪を引くと咳はいつまでも、いつまでも残るようになり、今年もこれからの季節、風邪と咳の対策に苦労しそうです。
加湿器、マスク、うがい、手洗い・・・当たり前のことのようで、神経質になりすぎると、なんとなく鬱になられてしまいますが、幸いにも同居の7歳と4歳の姪と甥が、一緒にやってくれているようで、楽しく(?)がんばっているようです。子供は、意外とルールに厳しく大人より口やかましく、見ていて苦笑してしまうこともしばしばですが・・

今は、不安を心の中に抱えつつも落ち着いた状況で暮らせています。
本当に、管理人さんをはじめ皆さんのおかげです。今後も、良い状況を続けていけるよう娘としてできるだけのことを母にしていきたいと思います。
今日は、カリンの蜂蜜漬けを持って実家に帰る予定です。

追伸:長男の嫁さん、その後いかがですか?イレッサの再投与は始まったのでしょうか?



891 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/11/09(水) 16:14
>ワンチビさん、ご無沙汰しています。
お蔭様で義母は昨日よりイレッサ投与再開しました。
副作用の様子を見る為、引き続きまだ入院しています。
また通院して治療できるようになればと願っています。
義母の肺癌とわかってからの闘病生活もかれこれ丸3年になりました。
ワンチビさんのお母様のように長くイレッサを使用できれば
入院もせずにいられるので、先生も慎重に様子を見てくださっています。
季節の変わり目で、本人もそうですが、私達家族も風邪やインフルエンザに
かからないように心がけなくてはいけませんね!
ワンチビさんのお母様を目標に義母も頑張っています。



892 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/11/25(金) 00:14
義母はおかげさまでイレッサの副作用のチェックも終わり、土曜日に退院します。
2度目のチャレンジですが、これでまた奏効率があがり、
QOLが保てれば仕事も頑張れます。
また義父との生活に戻れてよかったと思っています。   

893 名前: ワンチビ◆g2ukuLuE 投稿日:2005/11/25(金) 10:08
>長男の嫁さま
お義母さまに

894 名前: ワンチビ◆g2ukuLuE 投稿日:2005/11/25(金) 10:15
途中で間違って送信してしまいました。すいません。
>長男の嫁さま、お義母さまにイレッサが再び奏効してよかったですね。
大きな副作用なく、長期使用ができるとお互い良いですね(^^)
うちの母は、現在孫の風邪がうつってしまい咳がひどく、病院に行ったところ、風邪でなくアレルギーと診断されました。
でも、何に対してのアレルギーかを調べてもらったところ、季節が違うものばかりで結局、何に対する反応かわかりませんでした。
でも、イレッサとは関係がなさそうなので、二日に1度の投与で続けています。


895 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/11/26(土) 09:22
>ワンチビさま、お母様の咳はお辛いですね。
我が家の末娘もここ2~3週間咳がひどく、風邪かと思っていたら
ぜんそくでした。
中3になって受験生で緊張しているせいかストレスか、
病院へ行って点滴したら怖いくらいにピタッと咳が止まりました。
ところで義母はイレッサを毎日投与しています。
前回は若干の下痢と皮膚がぼろぼろと悩んでいました。
今回はまだ何も聞いていませんが、
おしゃれなひとなので皮膚のトラブルは辛いでしょうが、
抗癌剤の治療で脱毛したり、入院を強いられるよりは本人にとって
仕事もできるのでよいようです。
退院お祝いを家でしたいのですが、別の娘が風邪気味なので我が家に
招くこともできず、ちょっと残念です。
学校や会社で風邪やインフルエンザが流行ったりするので、
私達家族も健康に気をつけていないと義母にうつしては大変です。
健康管理を家族自身がそれぞれきちんとしなければと思っています。

896 名前: ごんべい 投稿日:2005/12/13(火) 16:33
初めて書き込みます。
イレッサは一日何回服用すべきか。保険適用でいくらかかるか。教えてください。

897 名前: <削除> 投稿日:2005/12/16(金) 19:51
<削除>

898 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/20(火) 17:56
>896さん
過去ログにもありますが、7210円の割合負担です。(\7210×3割など)
基本的には、毎日1錠となっていますが、副作用との兼ね合いなどで2日に1錠にしたり、半月毎日1錠投与して半月休みなどされる方もいらっしゃるようです。
尚、投与1ヶ月間は入院して経過を見ることになっています。


899 名前: 898 投稿日:2005/12/20(火) 17:57
7210円は1錠の値段です。

900 名前: 長男の嫁 投稿日:2005/12/25(日) 00:53
ご無沙汰しておりました。
義母は2度目のイレッサを開始しましたが(1度使用後副作用が強くでた為、3種類の抗癌剤点滴投与後)、
また気胸となり、数週間休薬していました。
でもまた再開することができ、胸をなでおろしています。
イレッサは通院しながら治療でますが、点滴での抗癌剤は入院となるため
できればイレッサがずっと使用できればと願っています。
3種類の抗癌剤も1,2種類目は効果なく。3種類目でやっと原発癌が小さくなりました。
本人は大変でしたがあきらめないで治療した成果が出たと思います。



901 名前: kuramo 投稿日:2006/03/03(金) 19:07
ここ何ヶ月か No900から次の情報が出ていません。
なにが原因か分かりませんが イレッサが過去のもので
あれば つぎのZD6474についての情報を提供して
下さい。おおくの方が待っています。


902 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/03/03(金) 20:37
ご無沙汰しております。
イレッサは過去のものではなく現在進行形です。
義母は2度目の服用ですが、おかげさまで特にこれといった副作用も
強くなく元気です。
毎日仕事に家事にごくごく普通に生活しています。
ただ2週間に1度は通院し、先生に診ていただいています。
1度効きが悪くなっても休薬し再開して効果が出ている実例に
なっているようです。


903 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/03/04(土) 02:19
ZD6474というと、イレッサとアバスチンをたしたようなやつ。
と言われている薬のことでしょうか?

904 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/03/12(日) 20:40
お久しぶりです。母がPETを受けてきました。イレッサの投与も4年目に突入し、今後飲み続けるかの判断のためです。
イレッサのおかげで健常な人と同じように過ごせている母ですが、「もしかしたらこの肺の影は、がん細胞ではないかもしれない、イレッサのおかげで肺がんは治ったかもしれない。」
とわざわざ赤飯まで準備してPETの結果を聞きに行ったようです。
もちろん結果は、家族全員が予想していたとおり、「がん細胞はある。ただイレッサで増殖をコントロールされている」ということでした。
準備し、何度も心の中で繰り返した母が帰ってきた時にかける言葉を予定通りかけ、思ったとおりの母の反応で、ただ赤飯まで準備していった母の気持ちを考えると、一人になったときに涙があふれてたまりませんでした。



905 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/03/17(金) 01:14
ワンチビさんご無沙汰しています。
お母様イレッサの投与の4年目突入うらやましい限りです。
イレッサでコントロールできていると言うことはとてもすごいことですね!
残念ですが、義母は効きが悪くなり、他の臓器への転移の疑いもあり、
そちらの治療を早急にしなくてはいけなくなりそうです。


906 名前: <削除> 投稿日:2006/04/30(日) 23:59
<削除>

907 名前: 親不孝者 投稿日:2006/05/21(日) 14:26
はじめまして。51歳の母が4月の末に検査入院をし、GW明けに肺の腺癌と
宣告されました。先日MRI、PETなどの診察を済ませ、他臓器への転移は
ありませんでしたが、肺の両側に広がっていたためステージはⅣでした。
今抗癌剤を選んでいるところですが、この掲示板を見てイレッサが効果的では
ないかと思い(母は東洋人、非喫煙者、肺腺癌)担当医の方に申し出たとところ
適合するかを調べるため肺内視鏡で細胞摂取をしました。この掲示板では
血液を摂取するだけで調べられるとあったので、かなり負担のかかる肺内視鏡
をしたのはちょっと疑問かつ不安でした。細胞を摂取したためか平らに寝ていると
母は胸に痛みを感じてしまうため今はベッドを少し起こして寝ています。
私は知識もなく不安でいっぱいです。この掲示板場はものすごくためになります。
どうかよろしくお願いします。母を助けたいです。


908 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/05/21(日) 20:58
このような疑問・不安は、まず担当医にきかれるのが筋とは思います。
(webでは、簡単な思い違い、勘違いや、誤情報などにより、かえってマイナスになるかもしれません。)

とはいうものの、http://2nd-opinion.jp/というHPには、
******************************************************
イレッサが奏効するかどうか使用前に判定する方法、即ちEGFR遺伝子変異を調べる検査は今まで一部の病院で研究目的で施行されていましたが、2006年4月より一般に公開されることとなり、希望者は施行可能になりました。
(略)
2.検査内容
 EGFR遺伝子変異であるExon18,19,21の変異を調べます。

3.必要なもの
 病理検体のパラフィンブロックの提出を必要とします。また病理検査のレポートと病状経過をまとめたものも必要です。
**************************************************
とされています。

もしも、このHPと同じ検査であれば、「病理検体のパラフィンブロックの提出を必要」とありますので、内視鏡による細胞摂取はおかしくはないような気がするのですが。

(もっとも、素人的には、このような検査をせずに、最も有望なイレッサから治療を開始しても良いのではとも思いますが・・・)

909 名前: 親不孝者 投稿日:2006/05/23(火) 04:33
ありがとうございます。担当医に聞く。おっしゃるとおりで
ございました。私は仕事があり、休みの日くらいにしかなかなか
親の見舞いに行くことができず、担当医ともなかなか話すことが
できないのです。父と妹はほぼ毎日見舞いには行くことができているので
父達に詳しいことを聞いてみます。

910 名前: 親不孝者 投稿日:2006/06/11(日) 14:18
あれから適合の検査、申請などの手続きで日が経ち、4日前にようやく
イレッサの治療が始まりました。癌との告知から1ヶ月以上も無処置だったので
当初よりもレントゲンを撮ったときは患部が拡がっていたようですが、2日目に
見舞いにいったときは、咳もだいぶおさまって楽になったとのことで、ひとまず
安心したところです。治療が始まる前は咳がひどくて仰向けに寝ることさえできなかった
ようでしたので…。まだ副作用は見られていないのですが、人によっては4ヶ月とかの
月日を経て出ることもあるらしいので油断しないように見守るつもりです。

通りがかりの一患者◆26PKCMob6A さん、お手数かけました、ありがとうございました。



911 名前: ミチ 投稿日:2006/06/23(金) 14:00
私の母は昨年9月に肺腺癌を指摘され手術を施行しました。リンパ節転移があった為、抗がん剤を行いましたが、効果なく今年1月からイレッサに変更しました。そして2週間に1回採血を行い肝機能を見てきたのですが、1~5月はGOT,GPTが75位でしたが6月に計ると110台に急上昇してしまいました…これはやはりイレッサの副作用なのでしょうか。それとも肝臓に癌が転移しているのでしょうか。ちなみに6月の腫瘍マーカーはCA19-9:32,9、 CEA:7でした。
1週間イレッサは中止になり肝機能を下げる注射を1週間うけることになりました。その間に癌が出来てしまうことってあるのでしょうか。母はイレッサが中止になった為、不安になっています。どなたかイレッサに詳しい方、教えて頂けないでしょうか。お願い致します!

912 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/06/23(金) 21:51
>ミチさま
お気持ちお察します。
イレッサは匙加減がとても大事だと義母の担当医が言っていました。
副作用の様子を見ながら、休薬してまた再開というやりかたのようです。
義母も肝機能が悪くなって1週間休んだことがありました。
しかし、脳、肝臓、脾臓の転移もきれいに消えました。
女性、肺腺癌、たばこを吸わないという3つのキーワードは
イレッサの効果があると言われています。
転移しているかどうかは定期的に検査をするはずなのでそれでわかると思います。
疑心半疑にならないで絶対治ると信じることで希望が出てきます。
頑張りましょう!

913 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/06/24(土) 21:28
お久しぶりです、ワンチビです。

>ミチ様
うちの母はイレッサの投与があってから数ヶ月後にGPT,GOTとも200近くなりました。
「イレッサの副作用での数値の上昇なら、イレッサをやめたらすぐに下がります」と先生に言われ、1ヶ月イレッサの服用を中断したことがあります。
「もしかして、肝転移!?」「やめて癌が大きくなったら・・」と同じような気持ちになりましたし、数値が下がらなかったらいつイレッサを再開できるのだろう・・とか色々不安に思いました。
でも先生の言葉のとおり、イレッサをストップしたら1ヶ月でともに60くらいまで下がってきたので、再投与をはじめたところ不思議と肝機能の数値が落ち着いてきて、投与から5年たった今ではGPTGOTともに10代をキープしています。
人によるかもしれませんが、休薬して再投与したときに、うちの母の場合はひと回り癌が縮小しましたよ。


914 名前: ミチ 投稿日:2006/06/29(木) 22:40
長男の嫁さま、ワンチビさま、御返事有難うございました。お二方の意見が聞けて安心しました。やはり肝機能の数値が上がりイレッサを中止した事があるのですね!肝機能が下がりまたイレッサを再開しても肝機能がまた上がるとは限らないのですね。私はてっきり同じことの繰り返しになるのかと思っていました。本当にホッとしました。
私の母はイレッサを中止してから毎日、左のみぞおちの痛み、背中の痛み、首の痛みを訴えているので1日でも早くイレッサを再開してほしいなと思っています。母に検査をしてみた方がいいよっと言ったのですが、もう何か見つかるのが嫌で怖いと言っていました…そんな母に返す言葉がみつかりませんでした。なんとかしたい!でも何をすればいいのか分かりません。ただ、私の母は癌なんかに負けない!きっと大丈夫だと信じています!
今、母にある症状をどうにかしてとってあげれる事ができたらいいのになと思っています。何かいい方法がありましたらどうか教えて下さい。

915 名前: MIMI 投稿日:2006/07/02(日) 01:37
はじめてのカキコミです。私の主人は2004年の12月に肺腺癌4期の診断を受けました。イレッサがよくきいて、途中3ヵ月毎お休みをしながら来ましたが、今年5月末頃より効き目が鈍くなり、体調も不良の為、3度目の休止をしていました。その後、食欲不振や倦怠感がひどくなり、現在タルセバを飲んでいます。先日、主治医から肝臓の数値が少しよくないとの話があり、タルセバを休んでから、また、体調が悪くなってきました。こちらで肝臓の機能を良くする点滴があるとのカキコミをみて、一安心しました。主治医と再度話し合いをしてみようと思います。ありがとうございました。 主人もミチさんのお母様と同じで、背中が痛いようです。入院中だとお風呂に入れないから、体が冷えるようで、枇杷シップをしたり、足浴をしています。痛い部分だけ温めるのも気持ちがいいようです。足のマッサージも好評でした。あとはとにかく歩くようにしています。私も主人も、完治はしないまでも、この病気と長く付き合う心づもりでおります。癌があっても、高いQOLを維持しながら長生きしてほしいんです。今は患者が勉強をする気になれば良くも悪くもいろいろな情報が手に入ります。お薬も治療法もまだまだあります!私達が知らないだけで、ものすごく有効な治療法もあるはずです。とりとめもなく書いてしまいましたが、最後に、看病している皆様も、どうか、お体ご自愛ください。

916 名前: ぴ~ 投稿日:2006/07/06(木) 10:25
はじめまして。私の母も肺線癌です。
Ⅱa期になります。五月に手術し、腫瘍を摘出いたしました。
その際、リンパの転移を調べる為に19個ほどリンパを調べましたところ
その中の、1つからリンパへの転移がみられました。
今後の治療方針を今、医師と相談中です。
1つは、抗がん剤?などの治療らしいです。
ですが、Ⅱaに効果のある治療方はあまりないと言われました。
どうしたらよいのでしょう。
先生は、このまま経過を観察するだけでもいいとも言っています。
どなたか詳しい方がいましたら宜しくお願いいたします。
あまり文が上手ではありませんが・・・。



917 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/12(水) 09:22
1年前のレントゲンと比べて、腫瘍の面積が大きくなってきているとのことで、イレッサの効き目が落ちてきたのだろうということになり、セカンドオピニオンを受けることになりました。
やっぱり、癌は癌なんだなぁ・・と実感しています。今まで、母の病期については話さずにきましたが、セカンドオピニオンを受けるに際し、全てを告知しました。
いずれは話さなくてはならぬこと、よく4年間もごまかしてきたよな・・とこれも主治医のご理解とイレッサのおかげであったと思いました。
今後は、私の中ではイレッサローテーションを考えていますが、QOLを保ち続けるのは難しいかもしれませんね。

918 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/07/12(水) 15:51
>ワンチビさま
お母様のご様子を励みにしております。
今まで奏功されていても他に転移のご様子はありませんでしたね。
イレッサは休薬するとまた効果がでるので希望はありますよ。
うちの義母もまた3回目のイレッサローテーションを開始しました。
他の抗癌剤とあわせて使用するのも効果があるようですが、
義母の場合は単剤使用なので、私も来週、別の病院に
セカンドオピニオンに行ってきます。
まだまだ仕事を続けられるよう、QOLを保ち続ける為に
義母を支えていこうと思っています。
義母自身が義父を置いてあの世にいけないから頑張るそうです。

919 名前: のぞみ 投稿日:2006/07/13(木) 22:11
肺腺がんⅢbの母が、5月より抗がん剤(シスプラチン+タキソール)をしましたが、腫瘍マーカーの値が下がらず、肺炎にかかり
先週より、イレッサに変更いたしました。
通常の肺炎とイレッサによる間質性肺炎は異なると言われたのですが、本日間質性肺炎も疑われるとの事でイレッサを中止し、明日今後の治療方針に関して医師と打ち合わせをすることになっ
ています。
イレッサに対する期待が大きかったせいか、家族全員が落胆しています。
イレッサが効かなかった場合に何か良い治療法はないでしょうか?
母は、精神的にも肉体的にもぼろぼろです。
誰か助けてください。

920 名前: MIMI 投稿日:2006/07/13(木) 23:04
のぞみ様《あきらめない治療室》で検索してみてください。うちは、そこの先生にセカンドオピニオンを受けて、タルセバを使いました。マラリアの薬も使ってます。女性なら、イレッサとフェマーラの併用で奏効率が上がるかも知れません。うちは男なので残念ながら使えません。他にもまだまだ探せばやれる事はあるはずですよ!家族の方が希望を持てば、お母様も元気になりますよ!お互い、頑張りましょう!

921 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/14(金) 11:17
>長男の嫁さま
ありがとうございます。3ヶ月に1度レントゲンを撮っていますが、セカンドオピニオンを受けるに際し、3年前のレントゲンをたまたま見ることになりました。
毎回毎回の撮影では、大きさは変わらないと思っていましたが、3年前のレントゲンとは明らかに大きくなっており、主治医も驚いていました。
母は、がんだということは知ってはいましたが、初期だとずっとおもっており、今自分の病期の受け入れのため、精神的にがんばらなくてはならない時期です。
PETでも、明らかに活動中の腫瘍が確認されており、母も家族も今、再びがんばりどころがやってきた感じです。

922 名前: 野球小僧の長男 投稿日:2006/07/14(金) 13:16
私は45歳。男ばかりの3人兄弟長男です。一番下の弟
(40歳)が昨年7月に咳が止まらないため看てもらった
ところ肺癌(腺癌)Ⅳの告知を受け年内持たないと言われ
ました。手術ができないため、すがる思いでイレッサを投
与、劇的に効いて通院治療の状態まで回復しました。しか
し、今年4月そのイレッサが突然効かなくなり(自身で抗
体を作ってしまったと先生が言ってました)呼吸困難に陥
り入院しました。イレッサの代わりに点滴による抗がん剤
を6月初旬から続けましたが効果が現れず、祈る気持ちで
再度イレッサを再開、現在は癌細胞は減ってはいませんが
増えていない状態が続いています。ただ、1日に何度か呼
吸困難になり、癌ではなく精神的な部分で大きなダメージ
を受けています。これから病院へ行って元気付けてやろう
と思ってます。長文となってしまいましたが、奇跡を信じ
る事はみんな平等に許されていると暗示をかけて皆で支え
ていくつもりです。また変化がありましたら書き込みをさ
せていただきます。


923 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/07/14(金) 19:30
>ワンチビさま
お互いこれからも頑張りましょう!
家族としてのがんばりどころですが、希望をもって頑張りましょう!

>野球小僧の長男さま
奇跡はきっとあるはずですよ。
弟さんも今自分がなさりたいことや目標があればもっと治療にも張り合いが
出ると思います。
たとえばこの治療が終わったらどこかへ旅行へ行こうとか・・

薬も笑って飲むと効果が上がるらしいですよ!
イレッサは休薬してまた再開しても効果はありますから、
希望をもって頑張りましょう!

924 名前: 野球小僧の長男 投稿日:2006/07/15(土) 16:43
長男の嫁さま
ありがとうござます。
昨日、病院へ行って弟と話しをしました。
今の目標は
1泊でもいいから外泊を実現すること。
それには今の酸素供給の10Lを5~6Lまで下
げること。(レンタルの酸素を自宅へ置く計画
まで話しました)それには、3回目になります
が、肺に溜まった水を抜くこと。とうことで昨
日から水を抜く管を入れました。咳をすると痛
いと言ってますが、本人も外泊のことはかなり
意識していますので頑張ってくれると思います。
いずれにしても、あせらず回りもへこたれず、
話相手になろうと思います。

925 名前: 治療中49歳男 投稿日:2006/07/18(火) 19:41
現在イレッサによる治療を始め今日で15日目15錠錠服用しました。
今のところ大きな副作用も無く(軽度の下痢)今日から自宅での服用となりました。
CTによる画像診断は四日後土曜日に病院へ行き効いているか判断を行う予定です。

本日見つけた記述ですが事実関係が知りたく掲示板に書いてみました事実としたら
今後の治療に期待が持てます、下記の内容ですが情報提供をお願いします。

Sutent(Su11248)が非小細胞性肺がんに奏効する可能性がある。2006年ASCO抄録7002より)

Sutentは現在、腎臓がん、GISTに保険認可されている新しいタイプの分子標的薬ですが、
今回の発表ではSutentを投与した非小細胞性肺がん患者例において、半数以上の51%
の例で腫瘍の縮小あるいは現状維持が見られました。
イレッサやターセバと異なり、女性、腺がん、非喫煙者に奏効しやすいという特徴は今
のところ見られず、ターゲットにするレセプターも異なることから交叉耐性はなく全く
別のタイプの薬と考えられます。
副作用も間質性肺炎などは見られず全身倦怠感、脱力感、食欲不振、高血圧、皮膚の変化、
息切れなどが主な副作用ですので、明らかにイレッサ、ターセバとは別系統の薬となります。

従い今のところ全ての非小細胞性肺がんの患者(イレッサが禁忌の間質性肺炎合併例も含めて)
に一定の奏効性を持つ可能性がありますので、今後の発表を注目する一方、標準的治療法に既に
抵抗性になった非小細胞性肺がんの例で特にEGFR阻害剤が期待できない場合、Sutentは投与を
検討してよい治療法と言えます。投与は内服で自己管理がしやすいのも特徴です。
2006年7月3日

926 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/07/18(火) 20:38
>925

ASCOの発表論文は下記のとおり。なお、SorafenibはSutent(Su11248)と同一。

http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&abstractID=31296

Sitentは経口薬なので、医師の了解のもと(抗ガン剤ですから副作用の可能性を考えると医師の実質的な監督下服用することが必要)、個人輸入すれば適用は可能です。
ただし、最新の抗ガン剤にもれず高価ですので、服用量にもよるでしょうが、月に数十万円ないし百万円程度は必要となるでしょう。

927 名前: 通りすがりのクスリ屋さん@癌掲示板 投稿日:2006/07/19(水) 03:49
>なお、SorafenibはSutent(Su11248)と同一。

いいえ。
Sorafenib(バイエル)とSutent(ファイザー)は別化合物です。

上のASCOリンク先はSorafenib単剤のPhase2なので念のため。
今後の結果が待ち望まれます。

928 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/07/19(水) 07:26
薬の名前を勘違いしました。申し訳ありません。

「半数以上の51%の例で腫瘍の縮小あるいは現状維持」はSutentではなくSorafenibについてです。(2006年ASCOの7002)
http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&abstractID=31296

Sutentについては、同じく2006年ASCOでPhase2の結果が発表(抄録7001)されていて、63人中18人(29.5%)に腫瘍の縮小あるいは現状維持が見られているようです。
薬量を増加して治験を継続するとしています。
http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&abstractID=34252

2006年ASCOでは、このほかに、開発中の新薬であるZD6474 (Zactima, AstraZeneca) がイレッサよりも有効であるというPhase2の結果も発表されています。(抄録7000)
http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&abstractID=31016

これらは、いずれも欧米人を対象としたPhase2の結果ですので、日本人にそのままあてはまるかとは限りませんが、良い情報だと思います。
(また、内容を勘違いしていると困りますので、各抄録のアドレスを書きました。関心のある方は直接確認をお願いします。)

929 名前: 治療中49歳男 投稿日:2006/07/19(水) 15:51
通りがかりの一患者さん、通りすがりのクスリ屋さんへ
早速の情報有難うございました。有効性が高い抗がん剤ですが日本での承認はまだまだ先なんでしょうね。
それまではイレッサで持ちこたえるしか無いようですね。
今でも高い治療費ですからとても個人輸入での服用は無理です。3日後のCT結果に期待して頑張ります。
掲示板使わせて頂き有難う御座いました、失礼します。

930 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/21(金) 14:23
4年と数ヶ月に渡り、イレッサでの治療を続けてきましたが、原発腫瘍が少しずつ大きくなり始め、イレッサ無効として次の治療に変わることになりました。
母には、副作用もほとんどなく、すばらしい薬でした。
これからも、母が元気でいるために娘としてがんばりたいと思います。
結婚8年目にして、やっと孫の顔も見てもらえたし、これからは孫の成長を見るという楽しみも母の命の糧となると思います。
イレッサローテーションを考えています。
今後の方針は、まだ決まっていませんが、母は副作用はイヤだけど化学療法を受けると言っています。

931 名前: UTAKA@ 投稿日:2006/07/21(金) 19:03
ワンチビさん
私にとって、イレッサ=ワンチビさんです。
ちょっと長くなりますが、、私ごとですが、、
 私の母は膵臓癌で、治療後数ヶ月、、
私の第2児の生まれる5日前に旅たってしました。
母の前に同じ治療を受けた膵臓癌のお婆さんは、4年以上健在でした。
治療時の話では、私の母の方が、年齢的にも若く、
また、状態的にはよかったと聞いていたのですが、結果は違っていました。
何が違っていたのか。。
そのお婆さんは、自分の状態を全て理解して、痛みも受け入れ
一生懸命にリハビリをし、治療にも耐えていました。 
病院では、私や私の母も励ましてくれました。
私の母は、残念ながら、自分の置かれた状況を理解せず、
全てを受け入れることが出来なかった。 ように思えてなりません。
疲れやダルさもあったでしょうが、1日中、家で寝てました。
生きる気力。。
ワンチビさん、全てを受け入れて、理解して、前を向いて、、がんばってください。
お母様に病期を伝えたこれからが、本当の闘いかもしれません。
こころから応援してます。 がんばれ!

932 名前: 親不孝者 投稿日:2006/07/22(土) 10:13
ご無沙汰していました。あれから1ヶ月たち、咳も止まり副作用も外見上湿疹が
出来るのと疲労感があるくらいだったので安心していましたが、先日検診したところ
肝機能の数値が平常の10倍近く出てしまっていたみたいで、イレッサの治療が中止に
なってしまいました。母本人は今のところ咳も出ないし平気だと言っていましたが
精神的に強い人ではないのでこれからどうなるか不安でなりません。
UTAKA@さんの「生きる気力」という言葉が今こそとても大事だと思います。

933 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/07/22(土) 18:02
>ワンチビさん
私もUTAKAさんと同じく、イレッサというとワンチビさんです。
イレッサは3~6ヶ月休薬するとまた効果もでますから、希望を持って頑張りましょう!

昨日、義母のセカンドオピニオンに行って来ましたが、イレッサは半年ぐらいで効き目が悪くなることもあるけど、
他の薬を掛け合わせるとまた効果が倍増するそうです。
その薬も1種類ではなく2種類も3種類も掛け合わせて、
もう4年以上遠方から通院して治療されている方がいると聞きました。

義母も今日病院へ行ってきましたが、3度目のイレッサもまた
素人でもわかるくらい肉眼で見てもレントゲンの原発癌が小さくなっていたそうです。

今は大学病院なので、いずれは昨日行ったセカンドオピニオンの先生のところへ
転院するつもりで家族で話し合っています。
その先生は義母の仕事が生きがい、義父より先に逝けないという強い気持ちが
どんな薬よりも効きますとおっしゃいました。
肺癌は薬の種類がたくさんあるので治療の可能性はまだまだありますと言われました。
ワンチビさんをはじめ、皆さんあきらめないで頑張りましょう!


934 名前: まりん 投稿日:2006/07/23(日) 02:29
初めまして。
昨日から数時間かけて、1-933まで読ませていただきました。

母が肺腺ガンのⅣ期(脳に複数の転移あり)と診断されて一週間。
今、必死に情報を集めているところです。
「Ⅳ期で化学療法をうけた場合の1年生存率は30~40%・・・」と見ては絶望し、
ワンチビさんのお母様の「余命半年と宣告されていたのにすでに4年半・・・」
という事実を知っては勇気付けられつつも、どうしても最悪のことが頭をよぎり
一人になると泣いてしまいます。
日中は家事・育児に追われ気がまぎれていますが、一息つき考え出すと不安や焦りや
悲しみに襲われます。抗がん剤治療を受けていいのか、今の病院でいいのか・・・。

母は明後日入院し、計10回(10日間)脳への放射線治療の後、抗がん剤治療に入る予定です。
まだ抗がん剤治療についての詳しい説明は受けていないのでイレッサを使われるかどうかは
判りませんが、みなさんの貴重なお話を伺った上で先生の説明が聞けるのでとても参考に
なりました。
今は効果が現れることを祈るばかりです。

935 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/23(日) 11:04
ありがとうございます。全てを受け入れて、それからでも湧く「生きる気力」
全てを受け入れるというのは、きっと簡単ではないでしょう。悟り・・みたいなものも必要かもしれませんね。
自身の健康だった時の姿にとらわれすぎると、マイナスへ気持ちも動いてしまうでしょうし・・
母が、「癌である」と告知を受けた日、父の話では母は子供のように泣きじゃくったそうです。しかし、翌朝私が病院は行くと、母はベッドの上できれいに化粧をして座っていました。
あの時の母の美しさは、二度と忘れることができません。自分自身を奮い立たせるためか、私に心配をかけたくないのか・・・
これから、「本当の闘いが始まる」・・・そう思います。
この4年半、母は本当に元気でした。いつ電話しても、いつ会いに行っても「これから、お父さんとダンスパーティーに行ってくるから」「これからヨガ教室やねん」「スイミングに行ってくるわ」
いつも飛び回っていて、私より元気でした。今も、元気です。
母は、「セカンドオピニオンを受けて自分の状況を理解できてよかった」と言っています。父も、主治医から初めて母が癌であると聞いたときとは、明らかに違います。あの時は、父は泣いてばかりいて、毎日母の写真を見ては涙、ビデオを見ては涙。お葬式に使う遺影まで選び出したときには、「お母さんは、まだ生きているのに!」と、「私が父の分もがんばらなくては!」と思いました。
父も、この4年半の間に母の癌と向き合う気持ちもできたのだと思います。

936 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/23(日) 11:09
途中で、送信してしまいましたが、これからも母にもがんばってもらい、家族もがんばって生きます。
辛い日もあるでしょう、でもきっと喜びもたくさんあるでしょう。
母は「日はまた昇る」が口癖です。暗闇ばかりでない、明るい日差しのような日もあるでしょう。
そのために、娘としてできるだけのことをしてあげたい。

937 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/27(木) 15:31
明日から入院して治療することになりました。
TS-1をしばらく服用して、またイレッサに戻すそうです。
子供ができ、私もフットワークが重くなりました。あと10年若かったら・・・と何度も思います。

938 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/07/27(木) 16:12
>ワンチビさん
そうですか・・・
TS-1も錠剤で服用しやすいし入院もそんなに長くかからないと
思います。
義母も同じくTS-1を使用してからまたイレッサを使っていますが、
また効果があり、元気に仕事しています。

ワンチビさんに比べれば私なんかフットワークが重すぎますよ。
結婚が早かったので上の子ははたちですが、お嬢様にしてしまって手伝わせないから・・・
お子さんがいればなかなか大変な面もあると思いますが、
お互いこれからも頑張りましょう!!


939 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/28(金) 15:01
長男の嫁さま、ありがとうございます。
TS-1は、母に効果があるのか・・再びイレッサに戻したときに効果があるのか・・
色々考えます。TS-1は単剤投与になりそうですが、一部の情報ではプラチナ製剤を併用した方が効果があがるとか聞きますが、実際はどうなんでしょうか・・
長男の嫁様のお義母さまのように、仕事できるくらいの元気が続いてほしいです。

私の場合、結婚も遅ければ、子供ができるのも遅かったので、今苦労してます。
高齢出産は、やっぱりしんどいです。特に産後・・ボロやつれです。

940 名前: wara 投稿日:2006/07/28(金) 21:24
皆さん お久しぶりです、私は、癌4期6年目です。
ワンチビ様メールありがとうございます。
わたしも、イレッサローテーション4回目です。
イレッサのみ(再) イレッサ+ナベルミン イレッサ+ジェム+イリノテカイン
イレッサ+タキソールまだまだまだまだ、お母様、治療がたくさん
ありますから、どうか安心させてあげて下さい、そして
励ましてください。

お子様が出来られ、良かったですね。何かと大変ですが、
どうか、ワンチビさんも お体大切に。

941 名前: 長男の嫁 投稿日:2006/07/29(土) 13:56
>waraさん
6年目と聞いて、主人とまだまだ義母も頑張れると確信を持てました。
イレッサが聞いてコントロールがきちんとできていらしゃるんですね。

先月は希望もなく落ち込んでいましたが、今は家族共々けしてあきらめず
義母と一緒に頑張って行きたいと思います。

また時々ご様子を教えて下さいね。

これからますます暑くなりますので、お体に気をつけてください。

942 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/07/30(日) 10:53
ワンチビです。waraさんありがとうございます。
今回の入院は、母にとって気分的になかなか辛いものであるようで、入院するなり嘔吐してしまいました。
治療法にしても、主治医から2,3の治療法と伴う副作用、PRになる確率などを示され、「家族と話し合って決めてください」と言われ、
今朝も効くとわかっていれば、どんな副作用でも我慢するけど、しんどいわ髪抜けるわ効かないわでは、精神的にしんどいな」と言う言葉も出てきます。


943 名前: まりん 投稿日:2006/08/02(水) 00:18
母は現在転移した脳への放射線治療中で、来週からはいよいよ抗がん剤治療に入る予定です。
それに伴い今週末に先生からの説明があるのでまだどの薬を使うのかはわかっていません。
でも予備知識として知っておきたいのでどなたか教えていただきたいのですが、
イレッサはファーストラインでは使用できないのでしょうか。


944 名前: 通りすがりのクスリ屋さん@癌掲示板 投稿日:2006/08/03(木) 04:41
まりんさん
イレッサの添付文書がここから入手できますので一度目を通されてはいかが
でしょうか。
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/PDF/670227_4291013F1027_1_16.pdf
効能効果は「手術不能又は再発非小細胞肺癌」とありファーストライン、セカ
ンドラインなどの区別はありませんが、効能効果に関連する使用上の注意に、
「本剤の化学療法未治療例における有効性、安全性は確立されていない」と
記載されています。
また、アメリカで現在は使用制限が加わっていますが、白金ベースの化学療法
(一次治療)、ドセタキセル(二次治療)の後、三次治療としてイレッサの
使用が認められていました。

ただ今年のASCOでイレッサの類薬であるタルセバと化学療法(CP)を比較した
気になる臨床試験結果も報告されています。
http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&abstractID=32641

日本人の場合、イレッサが効きやすいといわれている遺伝子変異のある割合
が高いといわれていますので一概にこの結果は比較できませんが、遺伝子変異
のある方は、ない方に比べ予後が良いと言われているようです。いずれにせよ
お母様の今後の治療については主治医から説明を受けられるようですので、
ご担当の先生と十分話し合われた上で、


945 名前: さくら 投稿日:2006/08/04(金) 02:05
私の母親はファーストラインでの治療を行っています。
肺の線癌 Ⅳ期です。脳転移あり、骨にも一部転移しています。
診察を受けている大学病院では現在、イレッサを1STで行うのと
標準的な抗がん剤による治療のあとでイレッサを使用する2つのグループに
分けて、治験を行っています。
 私の母の場合は標準的な抗がん剤治療はあえて望まず、治験ではなく
自由診療の形でイレッサ1STで、始めましたよ。まだ飲み続けて2週間ですが
早くも激しい下痢がおこり1週間お休みで、明日から再開するところです。



946 名前: まりん 投稿日:2006/08/06(日) 22:50
通りすがりのクスリ屋さん
さくらさん
ありがとうございました。
4日に主治医の先生から今後の治療方針についての説明を受けてきました。
先生はやはりセカンドからの選択肢としては検討するが、まずはカルボプラチンと
パクリタキセルの2剤併用の化学療法から始めましょうとのことでした。
(8/9からいよいよスタートです)
母は入院するまで30年近くずっとタバコを吸っていたので、先生はそこが気になる
けれどセカンドで使うことも検討していきましょうとおっしゃっていました。
イレッサが適合するかどうかの事前検査は病院としての扱いがないらしいのですが
セカンドからならまだ時間もだいぶあることだし、先生とよく話し合いながら決めて
いきたいと思います。
さくらさんのお母様はどうして「標準的な抗がん剤治療はあえて望ま」なかったの
ですか?差し支えなければお教えください。


947 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/08(火) 14:19
はじめまして、失礼します。母は5月より2ndでイレッサを使っていますが、
リウマチのような症状が出ています。(手の関節・指の関節・肩などの腫れと痛み)
しかし検査をした所陰性でした。これもイレッサの副作用なのでしょうか?
オキシコンチンも服用。骨・肝臓にも転移あり。再発扁平上皮癌です。1stはシスプラチン・
ナベルミンでした。1クールしか出来ませんでした。何かご意見を頂けるとありがたいです。


948 名前: みっし 投稿日:2006/08/10(木) 18:31
はじめまして。父は、昨年肺ガンⅣ期・脳転移あり・骨一部
転移ありという診断を受けました。昨年の11月からパクリタキセル
タキソールの抗がん剤を8クールしました。そして、今月からは
イレッサ開始で、今2週間が経過しました。効果は今のところ現れて
いません。心配です。

949 名前: みや 投稿日:2006/08/14(月) 12:14
みなさま、初めまして。情報を求めたく、いろいろ探す中で
ここに入り、最初からずっと読んできています。これを読まれて
もしお答えいただけるようなことありましたら幸いです。お願いします。
 65歳男性・喫煙歴あり。扁平上皮癌4期です。両肺に癌が
見つかり、最初の病院では遠隔性転移と言われましたが、今の
病院では単独のものと判断され、ファーストラインでイリノテカンと
TS-1の併用6クール行いました。大きなガン細胞4cmが4.2cmの
大きさにとどまりましたが、小さい方がその間に1cm少しだったものが
8cmになってしまいました。私は本人ではないのですが、病院から示された
次の治療法は、イレッサかもう一つ、別の薬(今名前はわかりません)
です。イレッサをと考えられているようですが、肺の既往症として、
肺気腫があり、喘息もあります。副作用の肺障害、特に急性肺炎や間質性肺炎
になる可能性がとても高いのでは、と心配しています。
 今までのみなさまのを読みながら、イレッサに対して、希望と不安を
を感じながら、この先のことの決定を迫られていらっしゃいます。


950 名前: ユーミン 投稿日:2006/08/14(月) 16:21
みや様:

「肺がんⅣ」のスレにも書き込まれてませんか???
複数のスレに書き込むのはルール違反なので気をつけましょう。

で、、、イレッサは一般的に
1.東洋人(日本人)
2.腺ガン
3.女性
4.非喫煙者

によく効くとされてます。

あくまで統計的なもので絶対とは言い切れませんが、
1.しか該当しておられないですよね。
私の母は腺ガンで4.以外は全て該当してるのですが(今は禁煙しています)、
それでも医者からは「喫煙経験者にはイレッサは奨めない」と言われました。
医者によって意見が違うのかも知れませんね。

でも私としては他の治療が上手くいかず、治療方法がなくなってきたら
イレッサ投与をお願いするつもりです。

個人的には「肺がんの抗がん剤治療の最終手段」みたいなイメージです。(^^;

あ、このコメントに関しては誰もレスしないで下さいね。
あくまで個人的なイメージなので。。。

まあ結果なんて誰にもわからないんだから、
ちゃんと知識を得てしっかり考えて決めてください。
そうすれば、どのような結果が出ても「納得」できるもんです。


951 名前: みや 投稿日:2006/08/14(月) 22:11
 ユーミンさま
 さっそくありがとうございます。ここに書き込んだつもりが、「肺がんⅣ」に
入ってしまい、重ねて書き込んでしまいました。ルール違反であるとは知りませんでした。
以後、気をつけたいと思います。
 さて、ユーミンさんがおっしゃってるように、イレッサによる効果がとても期待できる
期待できる状況ではないことは、理解しています。それでも、ご本人も私も
「肺がんの抗がん剤治療の最終手段」というイメージはやはり同じで、少しでも
可能性があるのならば・・・という思いで、できうる限りの知識や情報を得た上で、
決めたいと考えています。それは、そうすればどのような結果が出ても納得できる
と思っているからです。ここもその中で出会い、こうやって書き込みをさせて
いただいた次第です。こうやって、書いていただくのはとてもうれしく、
元気が出るもんですね。ありがとうございます。


952 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/08/14(月) 22:36
みやさん

非小細胞肺がんに対して
>ファーストラインでイリノテカンとTS-1の併用6クール
というのは、標準的な治療であるプラチナ系+@の二剤併用とは
ずいぶん違いますが、何かわけがあるのでしょうか…

お書きの状況では、イレッサの効果はあまり期待できず、他方で
致命的たりえる間質性肺炎を発症するリスクはけっこうあり、
「抗がん剤治療の最終手段」とはとても言えないと考えます。この
際、標準的なファーストラインであるプラチナ系+@の二剤併用に
立ち戻られるか、このファーストラインの後のセカンドラインとして
標準的なドセタキセルを試みられるのが適当ではないかと思います。

953 名前: みや 投稿日:2006/08/19(土) 23:09
 肺がん外科医さま

  書き込みありがとうございます。
 イリノテカンとTS-1併用は標準的ではない、ということでしたが、
 かかっている病院が大学の付属病院ということもあり、おそらく
 そこで薦められた治療法だったのでは、と思います。もちろん
 それについてのインフォームド・コンセントや本人・家族の
 承諾はあったと聞いています。
  その後の先生との相談の中で、外科医さんが書いて下さっている
 ように、3週に一度のタキソテールをと言うことになったそうです。
 大きくなった方のがんが、リンパを取り込んでいるということで、
 大変がっかりされていました。PET検査の結果、今のところリンパ
 への転移はないようで、また、少しの希望をもって次回からの治療に
 臨まれるようです。
  ありがとうございました。

954 名前: kiki 投稿日:2006/08/20(日) 22:54
はじめまして、母が肺腺癌Ⅳ期 脳、肝臓転移有りです
1stラインのカルボ+バクリタキセル4クール終了
肺の方は5分の1に縮小
2edラインのタキソテールが全く効かず、現在イレッサ服用中です
腫瘍マーカーが一桁になっており、脳も消えてきています
947の投稿の方と全く同じで、リウマチのような症状が出ています
イレッサの副作用なのでしょうか?
何か対応策はないのでしょうか?

955 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/09/01(金) 23:01
>>954
イレッサで関節痛が出たという報告はブラジルからの論文が
1つあるだけのようで、5人のうち2人で現れたとしています。
<http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=15448812&query_hl=2&itool=pubmed_docsum>
しかし、薬の添付文書にはそのような記載は全くありません。
また、私の患者さんには、再発肺がんにイレッサを使い始めたら
長年のリウマチの痛みが軽くなったという方もいらっしゃいます。

ということで、副作用でもおかしくはないけれども、今のところ
よく分かっていないし、対策も分からないのが現状です。症状が
つらければ、とりあえず飲む量を減らす(1日おきとかにする)
のが現実的でしょう。

956 名前: kiki 投稿日:2006/09/02(土) 00:32
肺がん外科医様

お返事ありがとうございます
以前から見られたのですが、足の浮腫みもひどくなったり
少し良くなったりです
手の指が腫れて痛むようです
全身の痒みも続いていますが、これは保湿クリームと
ステロイドの軟膏で、なんとかしのいでいます
主治医とよく相談してみようと思います

957 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/09/02(土) 10:09
胸の中に癌があるようなときに、肥大性骨関節症という病気/症状を呈することが
あります。ばち指<http://athens.indymedia.org/local/webcast/uploads/metafiles/plektrodakylia-hand-simon-8x6.jpg>
や、手足のむくみ、関節の痛みが現れます。

お母さんの症状はこれかもしれませんで、そうであればイレッサとの関係は
ありませんし、がんが良くならないと軽快しないでしょう。

958 名前: kiki 投稿日:2006/09/02(土) 16:36
肺がん外科医様

ありがとうございます
そうですね、母の症状はそれかもしれません
足の親指の爪はまさしく、ばち指です
本日受診し、CEAが4まで下がりました
イレッサはこのまま継続になりました
まだまだイレッサの効果を期待します

959 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/19(火) 23:36
 いつも拝見させて頂いております。
私の母もイレッサを使い始めて5ヶ月になります。耐性が出来てしまった後
TS-1を使われている方が多いのですが、主治医によって手段はまちまち
なのでしょうか?どのような方法が行われているのでしょうか?お分かりになる方が
いらしたら教えて下さい。


960 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/09/20(水) 18:41
>>959
まず、これまでどんな治療を行ってきたか、今のがん、体力的な状態が
どうであるかによって選ぶべき手段は違ってきますので、「イレッサを
5ヶ月使って耐性を示した肺がん」だけでは「どのような方法」を絞り込む
ことはできません。ある状況に対してほぼ同等に使える手立てが複数ある
場合には、主治医の経験、慣れによってまちまちになる部分があるでしょう。

961 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/20(水) 20:44
肺王妃癌外科医様

ご回答有難うございます。母63歳は昨年扁平上皮ガンが再発して(両肺に無数のガン、肝臓、骨に転移あり)
シスプラチン・ナベルミンを1クールしましたが白血球が上がらず断念。その後左の肺の入り口をガンが
塞ぎ左肺が潰れ放射線治療をしほぼ回復。その間痛みが出始め、オキシコンチン・ロキソニンの服用が始まる。
今年春心膜に水が溜まり、最後の手段でイレッサを始めました。多少副作用はありますがガンも薄くなっています。
現在自宅で普通に生活しています。現在耐性が出来てしまった状態では無いのですが、その時の為にイレッサローテーション
について出来るだけ知っておきたいと思いまして。

質問なのですが、経過観察で血液検査というのはどのくらいの周期で行うものなのでしょうか?


962 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/09/20(水) 23:05
>>961
とりあえずイレッサが効いているらしいのはたいへんラッキーですね。

状況としては全身にがんが広がってしまった状態ですので、抗がん剤を用いた
全身に対する治療が主力になります。ただ、たとえば心膜に水が溜まるような
状況(悪性心嚢水)では水を抜く治療、場所と状況にとっては実際に受けられた
ような放射線治療が役に立つ局面もあるわけです。

さて、お母さんのような扁平上皮癌を含む非小細胞肺がんの抗がん剤治療の
第一選択はシスプラチン+ナベルミンのようなプラチナ系+新規抗がん剤という
のがスタンダードです。ですから、イレッサが効かなくなった時にも、前回の
1クールであきらめてしまうのではなく、用量を少し調節して(減らして)、
あるいは白血球を増やす薬(G-CSF)を併用して再度試みるという線は十分あり
だと思います。

そうでなければ、いわゆるセカンドラインの抗がん剤として標準的なドセ
タキセルという線でしょう。

TS-1については既に治療を経てきている方(既治療例)ではあまり期待でき
ないようです。(添付文書から)「非小細胞肺癌の前期臨床第II相試験に
おける既治療例16例(化学療法は9例、その他は手術あるいは放射線治療)
では奏効例は認められなかった。」他方、(2)シスプラチンとの「併用
投与時 非小細胞肺癌(未治療例)に対する後期臨床第II相試験として
行った併用試験(本剤21日間連日経口投与に、シスプラチン60mg/m2を
第8日目に投与)における臨床成績を集計した結果、奏効率は47.3%
(26/55例)であった。」とけっこう良い成績が示されていますが、
これは未治療例での成績なので、お母さんの場合は割り引いて考える
必要があります。いずれにしても、TS-1についてはプラチナ系、新規
抗がん剤ほどデータはありませんので(だからこそ臨床試験として
試みられる期会は多いかもしれませんが)、選択の順位としてはやや
低いでしょう。

血液検査については状況によって必要性は全然違いますので、一概に
どのくらいでとは申せません。

963 名前: けんこうくん 投稿日:2006/09/23(土) 18:22
肺外科医さま

 お忙しい中、早々に御回答を頂き有難うございます。本当に母はラッキーだったの
ですね。それだけにいつまでもってくれるのだろうかと毎日祈るような気持ちです。
先生から頂いた回答を頭におき、主治医と相談したいと思います。本当に適切で迅速な
ご回答を頂き有難うございました。


964 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/05(木) 15:11
父が肺ガンⅣ期脳転移ありです。イレッサを8月から30日間服用しましたが、
激しい下痢と、何よりも骨に転移していたため、イレッサは効かないだろう
ということで、中止になりました。しかし、セカンドオピニオンの腫瘍内科医の
先生は、12週間は、やってみなさいとおっしゃいました。
30日間服用し、骨などに転移があったということは、効かないということでしょうか?
脳の転移部分は、イレッサで小さい転移のみ消えました。
どなたかご存知ではないですか?

965 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/10/05(木) 22:30
>>964
30日前には認められなかった骨転移が、イレッサを投与していたのに、30日後
には検査で認められるようになってしまったということですね? それはやはり
イレッサが効いていないことを示しているので、普通は止めます。

しかし、脳転移が消えたということですと、効く病巣もあるというわけですし、
イレッサを飲んでいなければ、もっと急速に骨転移が育ってきた可能性もあり
ますから、止めなくてはいけないとも言いにくいところはあります。ちょっと
牽強付会な感じはしますが。

続けられるのであれば、下痢を緩和するために例えば1日おきに飲むように減量
すること、強力な下痢止めを併用することも考えるという対策が考えられます。

966 名前: KKK 投稿日:2006/10/06(金) 23:10
肺がん外科医様、はじめまして。お教えいただければ幸いです。

私の母(68歳、喫煙なし)は1年半前に肺がん(腺がん)4期と診断され余命
10ヶ月程度と言われました。最初からイレッサを服用する治療方法をとり(
どうせ治らないなら苦しまない方がいいという母の希望もあって)、1年間で
肺いっぱいに広がっていたがん細胞が殆ど見えなくなるまで治癒しました。
多少の副作用はありましたが我慢できる範囲内でした。しかし、最近になって
再びがんが大きくなりはじめ、医者の勧めで点滴による抗がん剤投与を2クール
しました。ただ、副作用がきつくこれ以上はやらずに薬の服用で対応すること
になり、TS-1を飲むことになりそうです。私も母もイレッサが劇的に効いた
のでもう一度イレッサに頼ってみたいのですが、一度耐性ができると効かない
ものなのでしょうか?

967 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/10/06(金) 23:28
しばらくの間ふつうの抗がん剤を使った後ですと、効かなくなっていたイレッサが
また効くようになっていることが少数ながら経験されています。従って、もう一度
使って見ても良いかと思いますが、やはり効かない可能性も十分あります。また、
今度は副作用の出具合が以前とは違っていて、もしかしたら間質性肺炎で命を
落とすかもしれないことも覚悟しなくてはいけません。

968 名前: KKK 投稿日:2006/10/06(金) 23:39
肺がん外科医様、早速ありがとうございました。
よく相談してみます。

969 名前: 964 投稿日:2006/10/12(木) 16:03
肺ガン外科医様。ありがとうございます。病院での看病のため、
パソコンに向かう時間が取れませんでした。
父は、先日左半身の痙攣を起こし、イレッサを1日置きに飲みましたが、
ひどい下痢で、イレッサも中断せざるをえない状態になりました。
今は、痙攣が起きないような点滴と、カロリーを入れる静脈からの点滴を
しているのみです。もう、父には何もしてあげられないようです。

970 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/10/12(木) 22:30
>>969
これまでの治療の経緯が分からないのですが、脳転移による痙攣かと思います。
痙攣を薬で抑えつつ、脳に放射線を照射して調子を整え、通常の抗がん剤による
治療を試みる余地はありませんか?

971 名前: 964 投稿日:2006/10/13(金) 12:22
肺がん外科医様 経緯としましては、パクリタキセル+カルボプラチン
を昨年10月より8クール施行。CEA130のまま変動せず。
今年8月からイレッサ開始。急激に容態が悪化→首の骨転移。レントゲン
では、首の骨が真っ黒。体重8キロぐらい減。歩行不能。
現在は、主治医によると、何も成す術がないとのことで、皮膚から吸収する
モルヒネで痛みを緩和し、点滴で少しの栄養をとっています。
イレッサを飲むこともないようです。個人的にはTS-1とかどうかなぁ
と思ったりしますが、素人ですから分かりません。
がんセンターと名のつく所に入院しましたが、大したことないですね。
ただの愚痴ですみません。

972 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/10/13(金) 23:34
>>971
肺がんの種類が腺癌であったのでしたら、イレッサという選択もありでしょうが、
残念ながら効かなかったということですね。

今の状態で積極的に打って出るとすればドセタキセルによる化学療法でしょうが、
全身状態が結構悪くなってしまっているようで、かえって命を縮めることになり
かねないと思います。TS-1も副作用がきつく出る可能性がありますので、危ない
ところがあるでしょう。いずれにしても、抗がん剤にトライしてはいけないとは
言わないまでも、危ない橋なのでかなり覚悟は要りますというところに来て
しまっているようです。

がんセンターがたいしたことないのではなく、病気が大変なんだと思いますよ。

973 名前: 964 投稿日:2006/10/14(土) 10:03
肺がん外科医様、ありがとうございます。
事務的にこなす看護師の姿が、死を受け止めなければならない家族
には、大変辛いのです。「慣れる」って怖いですね。
イレッサの他にも薬剤が開発され、治癒できるようになることを
願っています。ありがとうございました。

974 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/19(木) 22:49
母は腺がんの3b期です。
抗癌剤が効かない為、イレッサを勧められるかもしれません。

イレッサは脳転移がある人は脳転移から消え、原発巣だけの人が飲むと脳転移になった場合
止められない症例が多数あるというのは、本当でしょうか?

母の場合は原発巣は切除しましたが、散らばった多数の癌があります。

975 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/20(金) 01:14
ほんとうです。母もそうでした。
でも、母の場合脳に転移するまで約二年半ありましたし、
次の手もあります。まずは現状を改善することに集中してみては
どうでしょう。
次々に新しい薬が開発されているので、今はとにかく命を未来に
繋げることです。

976 名前: イレッサ服用者 投稿日:2006/10/21(土) 18:45
975の名無しさん@癌掲示板さん一例だけを書いてもそれがすべて
という事はありません、投稿内容には気をつけないといけません
間違った情報を信じる方があまりにも可哀相です。
974さんイレッサは2nd/3rdによく使われる抗がん剤です、全ての人に
有効に効く薬ではありませんが比較的副作用が少なく体力が衰えた方
には負担の軽い薬です。もちろん初期服用時には十分な注意が必要で
すが使ってみる価値はあると考えられます。

977 名前: なお 投稿日:2006/11/23(木) 02:55
他スレではお世話になっておりますが、ここでは初めましてです。皆様のご経験された事やご意見を大切に読ませて頂きました。
今日は母の事でご意見を聞きたいと思っています。母は肺腺ガン4期、今年3月からドセタキセル、パラプラチンの2剤を4回投与しましたがNC、9月よりイレッサに転向したところ、肺原発に関しては3センチ強あったものが2センチ弱へ、両肺の転移部分に関しては8割ほど消滅、大小合わせて5つありました脳転移は一つを除いて消滅したとの診断を受けました。劇的に効いたパターンだったようです。
今の所その状態を維持しておりますが、今後イレッサの耐性の付いた時をいち早く見極めたいと思っています。やはり原発の再度増大のみが見極めるポイントなのでしょうか?現状はレントゲンのみの検査となっていますが、CTはどれくらいのペースで撮るのが望ましいのでしょうか?
またこの状態での多臓器(骨も含め)への転移は起こりうるものなのでしょうか?
こちらの質問ばかりで恐縮ですが、ご存知の方がいたら是非教えて下さい。よろしくお願い致します。


978 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/11/23(木) 14:45
>>977
原発巣とは限らず転移病巣でも構いませんが、いずれかの病変が増大してきた場合に
耐性が出現したと判断します。これまでの経過の中でCEAなどの腫瘍マーカーが病勢と
並行して変化していたようであれば、CTなどの画像検査によらずとも血液検査で判断
できる場合もあります。

望ましい検査の間隔というのは特にありませんが、イレッサの耐性は数か月で現れる
こともありますので、3ヶ月程度の間隔が適当かと思います。ただし、お母さんのように
がんが全身化している状況では、病気の進行をできるだけ早く検出しようと努力しても
あまり報われませんので、何かしら症状が出るまではあまり積極的に調べないという選択も
ありえます。

他臓器への転移は当然ありえます。いま検査で見えている転移以外にもがん細胞が
どこかに潜んでいる可能性は高く、そのような細胞にイレッサに対する耐性が出てくる
可能性も十分あるからです。

979 名前: kiki 投稿日:2006/11/23(木) 21:21
私の母も、肺腺癌Ⅳ期、脳、肝臓転移ありです。
イレッサは今年の3月末から服用しております。
脳はゴマ粒大2個まで減少、肝臓も2つあったものが1つになり、
10月の血液検査では、CEA、SLX共に基準値以下です。
しかし、11月の血液検査でCEAは基準値ですが、
SLXが47と上がってしまいました。
また、GOTも42と若干高めです。
主治医はまだ気にする数値ではないと言うのですが、
心配です。
腹部エコーは以上なしですが、CTは3月以降やっていません。
頭部MRIは3ヶ月毎にしています。
この状態で、何か検査をする必要があるのでしょうか?
どなたか、アドバイスがあれば、お願いいたします。

980 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/11/23(木) 23:21
>>979
いますぐに何かをする必要はないです。肝機能に若干難ありなので、来月も血液
検査は受けられた方が良いでしょうけれど。

CEAとかSLXを検査することが意味を持つのは、治療前にこれらが高かった場合
ですが、そうだったでしょうか?

そうだったとして、SLXが一度少々上がったから直ちに心配というわけではありません。
腫瘍マーカーというのは、体内にがんがあるときに高くなる「ことがある」わけですが、
がんがなくとも高くなる「こともあり」ます。したがって、SLXと限らず、腫瘍マーカーが
再度上昇してきた時には、以下のような事態が考えられます。

1) 確かに再発していて、検査すると再発病巣が見つかる。
2) 再発しているのだけれど、検査しても再発巣が見える大きさに達していない。
 (待っているとさらに腫瘍マーカーが上昇し、検査で再発巣が見える大きさになる)
3) 再発しておらず、腫瘍マーカーがそのうち低下したり、あまり上昇しない。

1)の場合も確かにありますが、2)、3)の場合もけっこう多く、腫瘍マーカーが一度
ちょっと上がった時にどうするかはけっこう悩ましいものです。>>978にも書きました
ように、病気の進行をできるだけ早く検出しようと努力してもあまり報われませんので、
私はたいていは多少なりとも待ちます。元々腫瘍マーカーも3カ月おきくらいにしか
チェックしませんし、一度上昇しただけでは画像検査をすぐにすることはまずありま
せん。3ヶ月ほど待ってマーカーを再検査し、さらに上昇していればその時に初めて
画像検査を検討することが多いです。

981 名前: kiki 投稿日:2006/11/24(金) 00:47
肺がん外科医様

いつもありがとうございます。
よくわかりました。
来月早々外来受診で、血液検査の予定です。

今年4月の血液検査では、CEA291、SLX2000でした。
1stラインのカルボ+ドセタキセルで原発が5分の1に縮小
脳もガンマナイフで消えてきていたのですが、
骨髄抑制のため、2ndラインに変わりました。
2ndで投与した、タキソールが全く効かず、
原発が増大、脳への再転移、肝臓への転移となってしまいました。
3月末より、イレッサを毎日服用しております。
CEAは2.91です。
血液検査は、月1で行なっています。


982 名前: なお 投稿日:2006/11/24(金) 21:57
>肺がん外科医さま
早速のお返事をありがとうございます。主治医がマーカーを指針にしない方針のようですので、マーカーの変動は把握しておりません。毎回レントゲンでの検査で説明を受けております。マーカー検査を促した方が良策でしょうか?
>病気の進行をできるだけ早く検出しようと努力してもあまり報われませんので、何かしら症状が出るまではあまり積極的に調べないという選択も
ありえます。

 予防対策が無い、という事なのでしょうか。3ヶ月に一度くらい、というの今後の目安にしていきたいと思います。
原発の勢いが押さえられている現状で、転移も押さえられている、と考えているのは甘いのでしょうか。
家族の気持ちとしては1日でも長くイレッサが効いてくれる事を祈るばかりです。

>kikiさん
はじめまして。概ね母と同じ状態ですね。母の場合は8月の肝臓CTで「肝臓に膿泡のようなものがある」と言われているので要注意ではありますが、まだ転移との診断はされていません。
母は脳に関してのみ近隣のサイバーナイフセンターで月1~2月一回のペースでMRI を撮っています。
肺CTはイレッサ服用一ヶ月後の10月に撮りまして、今後は肺がん外科医サマのアドバイス通り、3ヶ月に一度のペースで主治医には促してみるつもりです。
肝臓に関しても同じくです。
お母さまはイレッサ服用で何か副作用は出ていらっしゃいませんか?母は軽い下痢程度です。
血液検査ではGOTは39、GPT48、γGTPは64と心配な数値が出ていますが、主治医曰く、心配無いとの事でした。
どこまで周到に検査をしていけばいいのか、悩んでしまいます。


983 名前: kiki 投稿日:2006/11/24(金) 23:46
なおさんへ

はじめまして
nanaさんとお付き合いさせていただいています。
よろしければnanaさんに私のアドレスを聞いて下さい
nanaさんから、なおさんのことは伺っております。
いろいろお話しできればと思います。

984 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/11/25(土) 13:33
>>982
これまで病勢と腫瘍マーカーの変化が概ね並行していたのでしたらマーカーを調べる
意味があります。並行していなかったのでしたら、調べてもしようがありません。

「病気の進行をできるだけ早く検出しようと努力してもあまり報われ」ないと言いますのは、
進行を早く検出して治療を早期にしても、多少の症状が出てから検査・診断して治療を
始めるのが遅くなっても、結果としては大差ないという意味です。IV期のように全身化した
肺がんは主に抗がん剤で対処するわけですが、抗がん剤で肺がんが全滅できるわけでは
なく、進行を引き戻したり抑えることによって時間を稼ぐ治療であって、命を脅かすまでに
至る経過の中のどの時点で治療を行なっても差は出にくいからです。ただし、抗がん剤は
多少なりとも副作用によって体調を崩すことが多いですから、あまり調子が悪くなってから
では危ないので、そうならないうちに検査、治療を進める必要はあります。

>原発の勢いが押さえられている現状で、転移も押さえられている、と考えているのは甘い
>のでしょうか。

原発も転移も同じように抑えられていることもあれば、例えば転移の一部だけが抑えられ
なくなってしまうこともあります。

>血液検査ではGOTは39、GPT48、γGTPは64と心配な数値が出ていますが、主治医
>曰く、心配無いとの事でした。
>どこまで周到に検査をしていけばいいのか、悩んでしまいます。

「心配な数値」は確かに異常値でしょうが(検査施設で正常域は多少異なります)、恐らく
たいしたことありません。1ヶ月飲んできてその程度であれば、そうそう検査値が動くことは
考えにくいですから、3カ月おきだっていいと思います。

ただ、生き物というのは突然状態が変わることがありますから、「大丈夫です」と言い切る
ことはできないのです。極端な話、あなたも私も1時間後に生きているという保証はありま
せん。ですけれど、1時間ごとにいろいろ検査をして大丈夫かどうか確かめるなんて生き
方をしている人は殆どいませんね。それは「たいていは」だいじょうぶで、他方で検査は
それなりに負担だからです。残念ながら、「たいてい」でない方というのは必ずいるわけ
ですが、それはもうしょうがないこととあきらめるしかないのです。ところが、最近の司法、
メディアは、そういう場合も医者が悪いと扱いがちなものですから、多くの医者がいやん
なっちゃったと思っているのでした。ちょと話がずれましたが。

985 名前: なお 投稿日:2006/11/26(日) 01:04
>肺がん外科医さま
>「病気の進行をできるだけ早く検出しようと努力してもあまり報われない
ありがとうございました。理解出来ました。現時点での過剰な先読みはプラスになりそうにないですね。アドバイス頂いた通り3ヶ月に一度の詳細な検査を促して行きます。
後は本人の体調の変化に気を付けていたいと思います。

 転移に関して。
がんという病気はそれほどに個体差があるという事を感じます。迅速な回答をありがとうございました。

986 名前: なお 投稿日:2006/11/27(月) 02:03
>肺がん外科医さま
医者も患者も100パーセント確実なものが見えない中での治療ですから、経験値から外れた症例が出てくる事も多々あるのだと思います。
患者側でしっかりとした知識を付けていれば、今起きている事態が医師の手落ちによるものかどうか判断がつくものと思います。
100パーセント医師におんふにだっこの患者にはなりたくないですし、反面そこまで任せられる医師に出会いたい、という気持ちもあります。
余談ですみません。


987 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/02(土) 00:13
なんで通院させるんだろう、病院で見てもらえれば安心なのにな!


988 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/08(金) 14:30
遠方の母は腺がんⅢbで原発巣は切除し胸膜播種になっています。
抗癌剤タキソール・パラプラチンを4クールしCEAが徐々に上がり9.8になりました。
症状は何もありませんが、副作用の末梢神経障害が少しあります。

次回からはイレッサをすすめられ母はすると返答したようです。
間質性肺炎になると必ず命を落とすのでしょうか?
それとも何か対応策はあるのでしょうか?
間質性肺炎についてはこれまでの経緯から、前日か当日に説明されると思います。

何でも構いませんのでここに気を付ければ命を落とさずにすむかもしれない、と
言う事があれば教えて下さい。


989 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/12/10(日) 19:15
>988
>間質性肺炎になると必ず命を落とすのでしょうか?

いいえ。しかし、様々な治療を行なってもおよそ半数の方が命を落とします。

>それとも何か対応策はあるのでしょうか?

あります。イレッサを中止してステロイドを使います。状況によっては免疫抑制剤を加えたり、
人工呼吸を加えます。

>何でも構いませんのでここに気を付ければ命を落とさずにすむかもしれない、と
>言う事があれば教えて下さい。

タバコが長かった方、肺線維症などの間質性変化が既にある方は間質性肺炎を合併する
率が高いことが分かっていますので、イレッサを使うことについてより慎重であった方が良い
でしょう。また、咳、発熱、呼吸苦などの間質性肺炎を疑う症状が出てきた時に、すぐに
担当医に相談されることです。ただ、これからの季節はカゼとの区別が難しいところが厄介
ですね。

990 名前: 988 投稿日:2006/12/11(月) 00:40
>>989
お忙しい中、有難うございます。
服用前に主治医に全て確認したいと思います。

もし判れば教えて下さい。
肺炎のあとがあるのですが、ない人に比べると間質性肺炎にもかかりやすいと
いう事になるのでしょうか?

991 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/12/11(月) 20:09
>>990

一般に言う肺炎と間質性肺炎は全く異なる疾患です。「肺炎のあと」というような説明は
普通は間質性肺炎のことではないと思いますが、主治医に確認なさってください。


992 名前: 988 投稿日:2006/12/11(月) 23:26
>>991
迅速な回答ありがとうございます。
間質性肺炎になったらイレッサを中止してステロイドを使うと確認しました。
肺線維症はありませんでした。

肺炎になった事があると、間質性肺炎にもかかりやすい?のかと
ふと思ってしまいました。
単に病名に、肺炎 と付くので・・・。


993 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2006/12/12(火) 10:54
イレッサの効果が乏しくなってきたとの判定より、3ヶ月TS-1を服用いたしましたが、母には効果がないでした。
2週間前から母の希望でイレッサの再投与を試みています。

994 名前: ぽち 投稿日:2006/12/12(火) 15:20
初期 肺ガンが見つかって 凹んでいます。 まだ2センチほどの小さなものですが 通院でなおりますか? あと 内服薬はどんなものがあるのでしょうか?
どうか 教え下さい

995 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/12(火) 16:54
994さん
初期で凹んでいる時間があれば病院に行ったらどうですか?
父は1.5センチですが、あっというまにステージⅢになりました。

996 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/12(火) 20:03
同じく994さん
きちんと検査をし主治医と話をして治療方針を決めないと大変なことになりますよ。
私はⅠaで見つかり手術をしましたが、看護士さんなどに、自覚症状が出てからでは遅いと
言われたものです。
大きさではなく、やはりリンパ節への転移などきちんと調べたほうがいいかと思います。
私もリンパへの転移を疑われましたが、手術の結果大丈夫で、最終的にⅠaと診断されました。
一日も早く病院での検査を受けないと治るものも治りませんよ。

997 名前: 投稿日:2006/12/13(水) 11:00
母がイレッサを服用して2日目です。
今まで抗癌剤をしていて、ほんのわずか手にしびれが残っていました。
今日は字を書くのに力が入らなくなっていました。
イレッサの副作用に当てはまらない気がするのですが、イレッサにこんな症状もあるものなのでしょうか?

998 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/12/13(水) 19:41
>>997

そのような副作用はなさそうです。化学療法をいろいろなさっている経緯も考えますと、脳への
転移が出てきた可能性が十分考えられます。あるいは脳卒中が隠れているのかもしれませんが。
早めに担当医に相談された方が良いでしょう。


999 名前: S.M 投稿日:2006/12/14(木) 14:25
初めて、書き込みます。
私の母は74歳ST4の肺線癌で骨に転移している状況です。
抗癌治療シスプラチンを2クルーを行いましたが、縮小できず。断念。
昨日から入院をしてイレッサを服用しています。昨日の状況では普段どおりですが、副作用
発生しそうな時期があれば教えて下さい。


1000 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/12/15(金) 01:47
>>999

間質性肺炎については、まずは最初の4週間です。でも、その間に出てくるのはおよそ半数で、
その後はいつ出るか判りません。かなり時間がたって出現することも稀にあるようです。

ただし、タバコを吸ったことがない方でしたら、女性でもあるので間質性肺炎が現れる率は
かなり低いです。

その他の副作用、代表的には皮疹、下痢、肝機能障害は、出る時はわりとすぐのことが多い
です。