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癌掲示板..>胸水

1 名前: es 投稿日:2002/11/25(月) 08:14
肺がんⅣ期、脳と肝臓に転移あります。
退院中に咳とたん、胸の苦しさがあり肺に水が溜まっていることがわかりました。
管を入れて、水を抜くことになりました。
肺が膨らんだ後は、抗がん剤を投与するようです。
経験された方、どんな事でもいいですのでご意見をよろしくお願いします。

2 名前: tanbo 投稿日:2002/11/25(月) 11:44
癌性胸膜炎(肺腺ガン3b期)にて,左側の肺が胸水にて完全に圧迫され
ていました。直ちに入院して,水を抜きました。水そのものは順調に抜け,
肺の形も完全に元に戻りました。ガンの治療は,手術,放射線は実施でき
ないとのことでしたので,化学療法の実施をお願いしました。しかし,ほ
とんど効果が見られませんでした。
イレッサが認可されたところで,治療を切り換えました。1回目のCT検査
では,腫瘍の縮小が確認されましたので,現在も治療を続中です。副作用も
あまりひどくありません。


3 名前: es 投稿日:2002/11/25(月) 13:02
tanbo さん
ありがとうございます。抗がん剤1,2回目は腫瘍の大きさが
半分くらいになったのですが、3、4回目は効果がなく今度は
薬を変えるようです。tanboさんは、イレッサの効果が出て
良かったですね。副作用もなくて本当に!
水はその後溜まりませんか?

4 名前: tanbo 投稿日:2002/11/25(月) 14:00
胸水を抜いて1年以上経過しますが,レントゲンやCTを
見る限りでは水が再度たまっている形跡は認められません。
今のところ病状は安定しています。

5 名前: es 投稿日:2002/11/25(月) 18:09
良かったです!再度溜まる事はないんですね。
水の量にもよるのでしょけれで、どのくらいの期間~管は
入れられていたのでしょうか?
後痛みはどうでしたか?
かなり強い痛みがあると聞いていますが・・・。

6 名前: tanbo 投稿日:2002/11/25(月) 20:45
水の量ですが,左の肺がほとんど上方に押し上げられて,肺が原型
を留めないほど多量でした。管の挿入期間についてはあまりはっきり
と覚えていませんが,10日間程だったのでは?
挿入の際できた傷は少し痛かったですが,我慢できないような痛さで
はなかったです。あまり心配する必要はないと思います。

7 名前: es 投稿日:2002/11/25(月) 20:54
かなりの水溜まっておられたのですね。
管からも抗がん剤入れられたのですよね。
それにしてもイレッサでの治療副作用もなく
本当によかたですね。
いろいろありがとうございました。
これで安心いたしました。

8 名前: es 投稿日:2002/11/26(火) 20:50
胸水を抜いた後、管から抗がん剤入れられた方
おられましたら、副作用など~どんな事でも
かまいませんので情報頂けませんか?

9 名前: es 投稿日:2002/11/27(水) 07:31
二日間でそれぞれ1500cc抜けました。
抗がん剤を入れないと胸水はなくならないのでしょか?

10 名前: perman 投稿日:2002/11/28(木) 23:55
基本的な質問です。
なぜ胸水が溜まるのでしょうか?また、何度も胸水を抜くのは
危険でしょうか?
「腹水について教えて下さい」のレスで774様が書いていらっ
しゃったことが胸水についても言えるのでしょうか?

es様。ご質問を中断する形になりました。ご容赦下さい。私
の父も胸水が溜まって痛みが出ていたところ胸水を抜いて楽
になったようです(抜いただけで抗ガン剤は入れておりませ
ん)。しかし針を刺した部分が時々痛むようです。父の場合
今後あまり胸水が溜まるようならドレーンを入れることも考
えると主治医にいわれています。

11 名前: 774 投稿日:2002/11/29(金) 01:04
基本的には腹水と同様と考えてよいと思います。
胸水の場合の特異的な問題としては、
まず、肺癌の際に胸水が溜まる原因として、
1.肺がんが肺臓側胸膜を越え浸潤(いわゆるがん性胸膜炎)
2.肺がんの肺門リンパ節転移によるリンパ管閉塞
3.肺がんに随伴した肺炎、胸膜炎
などが考えられます。
基本的には、腹水と同様で排液すればまた貯留してきますので、
胸膜癒着術などの付加処置が必要となります。
胸水の場合、肺・心臓などの重要な臓器を圧迫することになりますので、
胸苦、呼吸困難などの自覚症状に加え、血圧・脈拍・意識レベルなどの
バイタルサインの悪化が穿刺の判断基準となります。
胸水穿刺の際、バイタルサインを見ながら、徐々に排液し、
一度に排液する量は1000mlを超えないように注意が必要です。
一気に排液すると、血圧低下によるショックや急性肺水腫を併発します。
胸水穿刺の合併症としては
①血胸,気胸:症状は胸痛,呼吸困難,咳嗽.
②ショック:症状は血圧低下,意識レベル低下,チアノーゼなど.
③穿刺部の化膿,胸腔の感染:症状は発熱,刺入部の発赤・腫脹・痛み,CRP,WBCの上昇.
などがあり、やはり頻回の穿刺の必要がなくなるように胸膜癒着術などが必要となってきます。

12 名前: perman 投稿日:2002/11/29(金) 21:13
>>11の774様
早速のレス、ありがとうございました。
色々調べてはいたのですが774様のレスが一番よくわかりました。

13 名前: やまだ 投稿日:2002/11/30(土) 11:45
esさま。その後順調ですか?
私の母も胸水を抜きました。そのころはなにもわからず、先生があたりまえのように抜いたので、そのようなものだと思っていました。不自由ではあっても、痛み等はあまりなかったようです。ただ、抜いてから半年ほどたちますが、管を入れたところはまだ痛むようです。
治療をしていただいたときは、胸水をぬいたときよりも、その後の癒着術のほうが高熱が続き、たいへんでした。
今は安定しており、再度、たまってきたりはしておりません。
・・こんな報告ですが、何かお役に立てばと思います。

14 名前: es 投稿日:2002/12/01(日) 01:05
やまださん、ありがとうございます。
トータル5000ccくらい抜いて29日(金)抗がん剤を
250ccチューブから入れました。そのぶんが排出されるまで
チューブは入れたままだそうです。
チューブを抜いて半年も経つのに痛みがあるとは
おつらいでしょうね。
胸水を抜いた時よりその後の癒着術が大変なのですね!


15 名前: 774 投稿日:2002/12/02(月) 00:17
胸膜癒着術につき少し補足いたします。
この方法は、胸水の貯留による呼吸困難・血圧低下・頻回の胸水穿刺~排液による
蛋白・免疫細胞などの血漿成分の喪失による全身状態の悪化などの致死的状況を
少しでも回避しようと行われるもので、薬剤を胸腔内に注入し、胸膜に炎症
を起こさせて、肺と胸壁を癒着させることで、胸水の溜まる胸腔スペースを少しでも
減少させようとするものです。胸膜の炎症により痛みや発熱を伴います。
使用薬剤としては抗がん剤だけではなく、次のようなものが使用されます。
1.アドリアシン、ブレオなどの抗がん剤
2.ピシバニール(OK-432)などの免疫賦活剤
3.ミノマイシンなどの抗生剤
4.滅菌タルク
5.フィブリン弼
強い薬剤ほど、痛みや発熱を伴う為、キシロカインなどの局所麻酔薬を併用します。
フィブリン弼はもともと血液成分であるフィブリノーゲンとトロンビンを混注し、
胸腔内にフィブリンをつくり、癒着させるもので、生理的な癒着に近いため、
痛み・発熱といった副作用が少ないようです。



16 名前: es 投稿日:2002/12/02(月) 09:13
胸膜癒着術について詳しいご説明ありがとうございます。
胸膜に炎症を起こさせて・・・・で高熱が出たりするわけですね。
痛みと熱の出る時期は、抗がん剤投与後すぐになのでしょうか?

17 名前: 774 投稿日:2002/12/02(月) 11:34
一般的に薬剤の投与直後より炎症が起こりますので、痛み・発熱
も時期を同じく認められます。ただ、痛みに関しては、前述の通り
麻酔薬を同時に胸腔内投与することによりある程度、痛みのコントロール
は可能です。発熱に関しては、炎症の度合いと比例して上昇しますので、
発熱と癒着の効果も比例するようです。患者さんにとっては、発熱による
体力消耗などの影響もでてくるため、状況に応じて癒着薬剤の選択・点滴などの補助療法
の付加など検討することになると思います。
また、発熱による抗がん効果・免疫力の増強効果なども期待されているようです。

18 名前: es 投稿日:2002/12/02(月) 20:58
発熱は、38度以上になるのでしょうか?
我慢できるようなら、むやみに解熱剤で下げない方が
良いと言う事でしょうか?

19 名前: 774 投稿日:2002/12/02(月) 23:54
38度以上の高熱が続くこともあります。ご指摘の通り、
解熱剤(=消炎鎮痛剤)の使用により炎症反応(癒着効果)はやや鈍ると思います。
しかし、38度以上の熱により、免疫力や炎症による癒着反応はより進みますが、
重要臓器に負担がかかってくる温度でもあるため、現実的には輸液や
解熱剤を併用しながら、ご本人の体力の許容範囲内で最大限の効果が
得られるように治療がすすめられることになります。
このあたりからは、実際に患者さんの状態を見ている主治医がそれぞれ判断
して微調整して行く領域となります。


20 名前: es 投稿日:2002/12/03(火) 17:23
急性胆嚢炎を起こしました。
絶食して抗性物質を点滴中です。
明日血液検査して快方に向かってたらいいのですが、
悪化してたら治療法を相談するとのことです。
どのような治療法になるのでしょうか?


21 名前: 774 投稿日:2002/12/03(火) 17:52
スレ違いと思いますが、お答えします。
考え方は2通りあります。
1.急性虫垂炎(盲腸)と同様に急性期に手術(胆嚢摘出術)を行う。
2.急性期は、抗生剤・PTGBD(経皮的胆嚢ドレナージ)などで保存的治療を行い、
 原因により慢性期になってから手術を検討する。

2の治療方針で治療する施設が多いと思います。


22 名前: es 投稿日:2002/12/03(火) 20:18
急性胆嚢炎は、いずれ慢性化してしまうものなのですか?

23 名前: 774 投稿日:2002/12/03(火) 22:31
どのような炎症であっても、一度組織に急性炎症が起こると、炎症組織に炎症細胞
が浸潤し、発熱・腫脹などの変化が生じ、炎症が治まると大なり小なり
繊維化して治癒していきます。
この組織の繊維化をもって急性炎症の終結とされます。急性胆嚢炎も保存的
治療が奏効すれば、胆嚢の虚脱・胆嚢壁の肥厚・繊維化をもって急性炎症の終結と
判断しますが、胆嚢壁の繊維化・肥厚したこの状態を胆嚢炎の”慢性期”とか
”慢性胆嚢炎”と表現しています。
一般的な”慢性化”=慢性的に炎症が続く=急性炎症が何度も繰り返される 
のとは少し異なります。
胸膜癒着の話に少し戻しますが、癒着術も胸腔内で急性炎症を起こすことで
肺と胸壁の間の”繊維化”により癒着が完成することになるのです。


24 名前: es 投稿日:2002/12/04(水) 07:42
急性胆嚢炎は、だいたいどれくらいの期間を経て”慢性期”とか
”慢性胆嚢炎”に移行していくものですか?


25 名前: 774 投稿日:2002/12/04(水) 14:07
保存的治療が奏効すれば、急性炎症は約一週間ほどで治まり
徐々に慢性期に移行して行きます。個人差(免疫力低下などにより治癒が遅れる)
はあります。


26 名前: es 投稿日:2002/12/05(木) 08:09
急性胆嚢炎の原因は、どのような事が考えられますか?
抗がん剤や、胸水の影響はないものなのですか?
今回のCTで肝臓がんが3~4個に増えていることが
わかりました。
この事が原因になりえるのでしょうか?


27 名前: 774 投稿日:2002/12/05(木) 10:31
原因は胆石症による胆嚢管閉塞~胆嚢内細菌感染がほとんどですが、
石がなくても、胆道手術による影響や、リンパ節転移などによる外からの
胆嚢管圧迫などでも発症する可能性はあります。
また肝動注化学療法など行う場合は、抗がん剤による胆嚢炎を防ぐ上で、
抗がん剤の胆嚢動脈流入を防ぐ工夫も必要となります。

28 名前: es 投稿日:2002/12/08(日) 21:04
抗生物質の点滴をずっと続けていたにもかかわらず、
再度、胆嚢に激しい痛みが出ました。
一度治まった炎症が、再びおこる事があるのでしょうか?
それとも、痛みが治まっていただけで、炎症が
進んでいたと考えるのが一般的でしょうか?



29 名前: なべぶた 投稿日:2002/12/19(木) 17:04
胸水について、詳しい内容があったので覗かせて頂きました。
大変参考になりました。82歳の父も10月中旬からイレッサ
を服用しています。今のところ4cm大の右上葉肺門部の扁平上
皮癌は大きくなっていないことが、先日のCTの結果で判明しホ
ッとしているところです。しかし、10月のCTには無かった胸
水が溜まっているのがわかりました。抜くほどではないと医者
は言いますが、イレッサを服用し初めてからの変化なので心配
しています。イレッサの副作用とは思わないのですが、今のと
ころ様子を見るしかないのかなと思っています。774さんに
質問してよろしいでしょうか?
胸水の量が多くなれば苦しくなり抜くと言うことになるのでし
ょうが、その他の積極的に抜かなければならない要因はありま
すか。また、少しとはいえ、胸水を溜まったままにしておいて
も問題はないのでしょうか。

30 名前: 774 投稿日:2002/12/19(木) 17:38
少量の胸水で、胸苦、発熱などの随伴症状がなければ、原疾患の効果的な治療(この場合
肺扁平上皮癌の化学療法)が優先されます。主治医の判断は妥当と考えます。
お父様のケースでは、積極的な排液の必要性は認めないと考えます。
また本例の場合なら少量の胸水なら経過を見ても問題ないと思います。


31 名前: なべぶた 投稿日:2002/12/19(木) 22:11
744様、早速のレス、ありがとうございました。
発熱については、イレッサの間質性肺炎の心配があったもので
すから、服用開始直後から在宅で日4回定期的に体温を測らせ
ています。その結果、夕方から夜にかけて、体温が上がる傾向、
といっても37度以上にはならないのですが、一ヶ月半ぐらい
続きました。今は、体温は、夕方から上がるという傾向は治ま
ってきています。まだ、暫くは体温の変化を把握していこうと
思っています。この間に胸水が出ていたのでしょうか。とする
と全くレッサの影響がないとは言い切れないのですが、ただこ
の間、痰の量、胸の痛さ、咳き込む程度が大分改善されてきて
います。全体的にはQOLが改善されてきていますので、今も
胸水が出続けていると言うことは考えずらいので、今後暫く経
過を見ていきたいと思います。どうもありがとうございました。

32 名前: hika 投稿日:2003/02/24(月) 23:14
1年前に私の母が肺がんⅢ期であると告知されまして、胸水
もたまっていました。しかし、12月ごろに始めたイレッサ
による治療で大分よくなり、水も引いていき、1週間前には、
医者にも腫瘍はCTで見る限りではなくなったと言われたのです
が、数日前から本人は水が増えてきたのが分かると言っています。

そこでご質問なのですが、腫瘍が消えたと言われて、すぐに
胸水がたまることはあるのでしょうか?
腫瘍がなくなったために胸水がたまったとは考えられるでしょうか?

33 名前: ひろし 投稿日:2003/11/29(土) 01:10
父が4リットルの胸水たまっており呼吸も苦しいのに
医師は抜いてくれません・・・レスを読んでると
結構胸水を抜いてると書いてあるのですが、どう判断すれば
よいのでしょうか?ちなみに腹水もかなり貯まってます。。。

34 名前: どんどん 投稿日:2003/11/29(土) 07:03
私も、いくら頼んでも胸水を、抜いてもらえませんでした。
病院によっては、方針で抜かないときめているところもある
用です。仕方が無いので、他の病院で抜いてもらいました。
2000ccを毎週20回ぐらい抜いたところで何とか血管内治療の
こうかがあらわれ今は、奇跡的におちついています。
多分一度抜くと何度も抜かなくてはならなくなるからでしょう。

35 名前: 774 投稿日:2003/11/29(土) 09:10
"呼吸も苦しいのに"は緊急避難的胸水穿刺排液の適応です。
原則論は頻繁の排液は”可及的に回避”ですが、呼吸苦などの症状
が増悪するような場合はこの限りではありません。
むしろ全身状態が悪化しないように時期を逃さず排液処置が必要です。
また頻繁な排液の必要のないように、胸膜癒着術を行うことも検討
すべきと思います。



36 名前: ひろし 投稿日:2003/11/29(土) 22:03
どんどん様 774様
ありがとうございます。

胸膜癒着術とはどういう治療でしょうか?
教えて頂ければ幸いです。

37 名前: 774 投稿日:2003/11/29(土) 23:18
再掲です。
胸膜癒着術につき少し補足いたします。
この方法は、胸水の貯留による呼吸困難・血圧低下・頻回の胸水穿刺~排液による
蛋白・免疫細胞などの血漿成分の喪失による全身状態の悪化などの致死的状況を
少しでも回避しようと行われるもので、薬剤を胸腔内に注入し、胸膜に炎症
を起こさせて、肺と胸壁を癒着させることで、胸水の溜まる胸腔スペースを少しでも
減少させようとするものです。胸膜の炎症により痛みや発熱を伴います。
使用薬剤としては抗がん剤だけではなく、次のようなものが使用されます。
1.アドリアシン、ブレオなどの抗がん剤
2.ピシバニール(OK-432)などの免疫賦活剤
3.ミノマイシンなどの抗生剤
4.滅菌タルク
5.フィブリン弼
強い薬剤ほど、痛みや発熱を伴う為、キシロカインなどの局所麻酔薬を併用します。
フィブリン弼はもともと血液成分であるフィブリノーゲンとトロンビンを混注し、
胸腔内にフィブリンをつくり、癒着させるもので、生理的な癒着に近いため、
痛み・発熱といった副作用が少ないようです。

38 名前: ひろし 投稿日:2003/11/30(日) 00:43
774様
早速のご返信ありがとうございます。
とても参考になりました。早速主治医に相談してみます。

39 名前: のぼ 投稿日:2004/04/07(水) 00:23
私の父は先週、胃がんの全摘(胆嚢、脾臓含む)及び食道3cmの切除を行いました。
その後10日目に、苦しがるので検査した所で胸水が2000cc程溜まっているとの事で、一度に抜くのは良くないと言われ、昨日は1200ccを抜きました。
手術前のカンファレンスでは聞いていなかった出来事なので心配です。どなたかご意見を頂ければ有難いのですが。お願い致します。


40 名前: 774 投稿日:2004/04/07(水) 13:01
まずは胸水の性状などの検索による原因検索からではと思います。

41 名前: MASA 投稿日:2004/04/07(水) 21:27
私の母(末期の肺小細胞ガン5年目)も去年の11月にガン性胸膜炎、肺炎で余命「せいぜい1ヶ月」
を宣告されました。胸水も4000cc溜り、「胸膜癒着術より、ホスピスへ」と医師から言われました。
藁をもすがる思いで、調べてサリドマイドを一日100mmを飲ましました。半年過ぎた今は胸水も止まり
東京のガンセンターの医師も驚くほど回復しています。サリドマイドは高いですが母の様に末期で
「手の施しようの無い」と医師に言われた時、最後の手段として試すのもいいと思います。
医師にさじを投げられた時

42 名前: りか 投稿日:2004/04/08(木) 17:38
はじめまして、りかです。私の父も肺癌(Ⅳ期)で肺に水が溜まっていまして、
何度抜いてもまた溜まってきてしまいます。
肺にもう溜まらない様にと薬をやりましたが効き目は…。
もうすでに3ヶ月ほど水を抜く管をつけている状態です。
どうしたら、溜まらないのでしょうか?

43 名前: 名無しさん 投稿日:2004/04/08(木) 18:08
37で774先生が挙げられた方法が一般的です。
効果のない場合は薬剤を替えたりして繰り返し
行うこともあります。

44 名前: 陽子 投稿日:2004/04/08(木) 21:06
はじめまして。母が息苦しさを訴えて病院にいったところ、
胸水があるとのことでした。
検査入院の結果、肺癌Ⅲb期と診断されましたが、胸水や血液には
がん細胞が見つからないと言われたのです。
でも腫瘍マーカーが異様に高いので見えない癌があるはずだと
言われました。
胸水のなかの癌細胞の有無は、診断の際には
あまり関係ないのでしょうか。


45 名前: ひで 投稿日:2004/05/01(土) 09:07
母が肺がんの手術を受けました。トロッカーが入っているのですが3日後、排液が白濁しています。量も1日200ミリリットル以上出ています。微熱があります。主治医は、摂取した脂肪分が腸で吸収し切れなかった分で、脂肪を減らしたら透明になると、言いました。量が多いのは、術中にリンパ管を傷つけたのかも・・と言いました。主治医の説明は正しいのでしょうか?

46 名前: 774 投稿日:2004/05/01(土) 10:17
胸水が白濁しているのは乳糜胸水といって、胸腔内のリンパ管や胸管
損傷・閉塞によって起こることが多いと思います。
損傷部の治癒に伴い徐々に軽快していくこともありますが、なかなか
軽快せず治療に難渋するケースもあります。
がんの浸潤が高度な例や根治性を高めるために広範囲のリンパ節郭清
を余儀なくされた症例などに併発することがある手術合併症です。
後はほぼ、主治医のお話のとおりです。


47 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/01(土) 11:06
胸水・腹水にサリドマイドが有効という論文がありました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov:80/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15114711

48 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/14(木) 23:18
父は、3回ほど胸膜癒着術の薬剤を入れても胸水が止まらず、ドレーンが抜けなかったのですが、
イレッサを服用した翌日から胸水量がどんどん減っていき、
約10日後?に癒着術もうまくいってドレーンが抜けました。

49 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/22(月) 04:58
60歳の母ですが、胸水がたまって胸膜播腫の状態です。
2週間前に1300cc胸水を抜きましたが(2回目)、レントゲンによると、
また抜いた分の半分くらいは増えてきています。
先生も、水で見えないところに腫瘍があるかも、などとおっしゃいますので、
胸膜癒着術について聞いてみましたところ、
「気胸があるので、水が抜けきって気胸の程度がおさまらないと、
癒着術はできない」といわれました。
ということはこのまま水がたまりつづけるたびに抜いては、
またたまってくるのを待つ日々になる可能性もありますよね。
普通、どのように治療は進んでいくものなのでしょうが・・・

50 名前: 774 投稿日:2004/11/22(月) 11:00
胸膜癒着術はそもそも難治性気胸に対する治療法でもありますが・・・。

51 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/14(金) 23:36
こんにちは。
774先生におうかがいしたいことがあります。

胸膜癒着術については何度かご説明がありましたが、癒着術を行うことの
長期的なデメリットはどのようなものでしょうか?
母(肺線癌、4期)のことですが、昨年の1月に大量の胸水貯留をきたし、
癒着術を行いました。
その後はイレッサの服用で腫瘍の縮小がみられ、現在は病状の進行がほぼストップしており、経過観察中です。
胸膜癒着術を行った時点では「一刻をもあらそう」とのお医者さんの判断で、
長期的なことを考える余裕がありませんでしたが、容態が落ち着いた今、
癒着術をした場合の数年単位でのデメリットについて知りたいと思いました。
よろしくおねがいします。




52 名前: 774 投稿日:2005/01/15(土) 09:43
胸膜癒着術そのものはもともと難治性気胸などに対する保存的治療法
として、多くの方が経験され、その後通常の社会生活を送られていらっ
しゃるような医療行為で、長期的にもさほど問題点等はないものと思いますが、
ただ一点、デメリットとしては今後、開胸術を必要とする際、逆に癒着剥離
などの処置を要する点などでしょうか。

53 名前: 51 投稿日:2005/01/15(土) 11:03
774先生。どうもありがとうございました。
以前、主治医の先生に同様の質問をしたところ「そもそも4期の肺線癌での長期生存例自体がないから。・・」
と言葉を濁されてしまい、私たちとしては「癒着術が数年単位での安全性を確かめられていないのなのかもしれない」と心配していました。
これで少し安心しました。
ご丁寧にありがとうございました。

54 名前: きの 投稿日:2005/01/15(土) 17:24
他の部屋でも相談させてもらったのですが、ここでも書き込みさせてください。
あちこちに同じ質問をするのは、駄目な事がわかっているのですが、心配で仕方がないのです。

現在、肺がん終末期の父を持つ娘です。
脳に転移があり、全脳放射をしましたが、最近は、意識がほとんどなく
言葉も発せられなくなってしまいました。
食事も全くとれません。
昨日、けいれんを起こしました。
けいれんは、どのような時にでるものなのでしょうか?
とても心配です。
あと、痰が最近よく出ます。
寝たきり状態ですが、一日でも長く生きていて欲しいので。


55 名前: ban 投稿日:2005/04/23(土) 01:40
祖父が肺がんです。化学療法もしているのですが、
胸膜炎を起こしているということです。胸水もたまり、
胸膜炎も起こしていて、時々咳きもするし息苦しいようです。
この間、レントゲンで水が肺の1/3をしめていました。ですが、
血小板が少し足りないからと水は抜いてくれませんでした。
このままでは、水がたまりすぎて息が止まってしまわないかと不安です。
水を抜く必要はないのでしょうか?

56 名前: 774 投稿日:2005/04/25(月) 12:18
癌性胸膜炎による胸水コントロールに対しては、
・全身化学療法、
・胸腔内局所化学療法、
・利尿剤、
・胸腔穿刺による胸水排液~胸水濃縮再静注法 、
・胸腔持続ドレナージ~胸膜癒着術、
・胸膜切除術などの外科療法、
・胸腔内温熱(化学)療法、
・活性化自己リンパ球移入療法、
・PPシャント
などが現在検討・医療機関により実施さています。

57 名前: makoto 投稿日:2005/05/16(月) 15:44
突然の書き込み失礼します。
父の肺に胸水が溜まっており、
その中に癌細胞が浮いている状態だと診断されました。
その癌細胞を取り除き、治療をする事は今の医学では可能なんでしょうか?
宜しくお願いします。

58 名前: rumi 投稿日:2005/05/18(水) 23:12
一年前に肺せんがんといわれ、病巣は2、3cmぐらいだったようですが、
外科手術で左肺下葉切除、リンパにもがん細胞がみつかったということで
リンパ節もとりました。その後、今年の2月に胸水がたまり、そのなかに
癌細胞がみつかりましたが、からだのどこにも病巣がないそうで、抗癌剤
はつかえないということでした。水はいくらか増え続けているようです。
なんとか治ゆできる見込みはないのでしょうか。


59 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/05/19(木) 21:08
「胸水がたまり、そのなかに癌細胞がみつかりました」が本当でしたら
「からだのどこにも病巣がない」のではなく、病巣が見つかっていない
だけ(あるいは、見方によれば、胸水中のガン細胞も「病巣」です)
ですから、「抗癌剤はつかえない」というのは(例えば、全身状況が
悪くて抗ガン剤が使えないなどという)特別な事情がなければ
信じられません。

できるだけ早く、他の病院でセカンド・オピニオンをとられるべきですし
場合によっては転院も真剣に検討されるべきではないでしょうか。

60 名前: Ban 投稿日:2005/05/27(金) 21:49
左の肺には、胸水がたまり、ほとんどが埋まってしまいました。やっと、胸水を抜いてもらいましたが
ヘモグロビンが7.6 口の中が変で頭も痛い。脱水だからと点滴をしました。輸血をしてくれてもよいのでは
ないかと思うのですが、輸血をする意味がないということでしょうか?
ヘモグロビンがどのくらいなら、輸血をしてもらえるのでしょうか?


61 名前: はな 投稿日:2005/05/27(金) 23:11
私の母は肺癌の末期だと言われました。肩と腰と脇の下のリンパ節に転移しています。そして乳の方にも影が見られると言うことですが、未だ原発巣がどこなのかわからず、治療も始まらないうちに、血小板が減少してきていますと言われました。肺の癌は、通常なら肺には出来ない、稀な癌だと言われましたが、例えばどんな癌なんでしょうか?原発巣が1ヵ月近くたつのに、わからないとはありえるのでしょうか?肺には胸水も溜り、深刻な状態です。誰か教えてください。

62 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/05/28(土) 21:34
原発不明ガンという分類がありますので、原発が不明
ということ自体は稀なことではないと思います。

多分、ガン細胞の種類(分化型・未分化型とかもとの細胞
(例えば、腺細胞・内分泌細胞などなど))が肺原発だと
すれば稀ということでしょうが、これについては、想像しても
仕方がないことです。単に主治医に確認すればわかることですから。
(ネットで「稀な癌だと言われましたが、例えばどんな
癌なんでしょうか?」ときかれたって、誰も答えようがないし
逆に主治医に確認すればすぐわかる話でしょう。)

63 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/05/28(土) 21:42
ヘモグロビンが7.6ならば、それ自体だけでは日常生活に
あまり影響しないと思います。
化学療法中ならば、普通の範囲です。もちろん、正常の方が
急に7.6に減少したというなら話は別かもしれませんが。

もちろん、個人差や状況の違い(例えば、ベットで寝ている
だけならば、普通生活をしているより貧血の影響は少ない)
はあるでしょうから、7.6という数値のみならず、問題となる
ような貧血症状が出ているか(出る可能性があるか)を判断して
輸血の要否はきめられると思います。

64 名前: はな 投稿日:2005/05/28(土) 23:08
通りすがりの患者さんへ。詳しい説明ありがとうございます。さっそく主治医の先生に聞いてみます。

65 名前: Ban 投稿日:2005/05/31(火) 20:05
癌性胸膜炎。胸水は鮮血で貧血が進みました。ほとんど寝たきりで
抗がん剤にも耐えられなくなりました。
いろいろとありがとうございました。

66 名前: まま 投稿日:2005/06/19(日) 20:53
母が肺せんがんで、胸水が溜まっていましたが、レッサを使い胸水がなくなり落ち着いた状態が9ヶ月続きました。しかし、先日同肺野に1センチ以下ではありますが転移が見つかり今後の治療は、治験しかないといわれYM155というのを行う予定ですが、他に治療方法はないものでしょうか。特に経口薬はないものでしょうか。

67 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/20(月) 01:46
残念ですが、イレッサ無効まで行ったような肺ガンに効果的な経口薬はありません。


68 名前: とおりがかりのある患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/06/20(月) 11:25
まま さん

お聞きになりたいことが今ひとつ不明です。

まず第一に「経口薬」というのは絶対条件でしょうか?
であれば、なかなか難しいというのが現実でしょう。

経口薬にこだわらないというのであれば、肺腺がんに有効な
可能性のあるものは、いろいろあると思います。
ただし、既に投与されて無効となっているものは効く確率は
極めて少ないはずです。
したがって、単にイレッサが効かなくなったというだけでなく
これまでの他の化学治療の経緯を示さなければ、より具体的な
情報をネットで得ることは不可能だと思います。

肺腺がん(=非小細胞肺ガン)にどのような抗ガン剤が候補とし
てあるのかを知りたいのでしたら、平岩医師の「がんのweb相談」
で「過去の相談と回答」から「肺癌(非小細胞癌)」を検索され、
過去の相談と回答をみればよろしいのではないかと思います。
http://2nd-opinion.eee.ne.jp/

なお、イレッサは一度無効になっても、他の抗ガン剤治療に
切り替えて、ある程度期間をあけると、また、有効になることが
ある(イレッササイクル)という話も論文にはなっていないものの
一部の医師の経験にはあるようです。



69 名前: 恭ママ 投稿日:2005/06/24(金) 08:38
突然の書き込みです。昨年夏肺腺ガンステージⅣ、γナイフを2回、抗ガン剤投与で気持ち小さくなったものの現在悪性胸水がたまり抜いている途中です。抜いて胸水がたまりにくくするように薬を入れる予定でしたが管がはずれていることがレントゲンでわかり、再度管を入れ直して・・・ということは出来ないと言うことで昨日管を抜いてしまいました。そんなことがありえるのでしょうか?またそうであれば、他の治療法はないのでしょうか?わずかな期待を持っていた家族、もちろん本人も途方に暮れている状態です。今後の治療方法、経過等をお聞きしたいと思い書き込ませて頂きました。

70 名前: ばん丈 投稿日:2005/06/24(金) 21:21
初めまして 私の父が腎臓癌で肺にも転移しており、ここ最近になり以前から貯まっていた胸水の数値があがっており、行きつけの病院の呼吸器科の先生に水を抜かないといけないと言われ長くなると2,3週間は入院しなければならないと言われました。。しかし私の父は「もう病院にはもう入りたくない」と言うので、近くにあるペインクリニックに相談したところ、「外来で在宅で 治療を受けられる」と言われました。すごく父にはありがたい話しなのですが、果たして本当にちゃんと見ていただけるのか少し不安です。どういった治療をしてもらえるのか?病院にくらべるとやはりリスクは大きいのでしょうか?だれかこのような質問にお答えしていただける方の返事お待ちしております。なんとか、今まで親孝行の出来なかった分、少しでも力になってあげたいのですが・・・

71 名前: おちゃ 投稿日:2005/06/25(土) 12:05
>>69
再び水がたまってくれば、何回だろうが管を入れられます。

>>70
胸水を抜くだけなら外来でも出来ます。
まれに血圧などが不安定になる方がいますので、
その点がリスクになります。

欧米では医療費削減のために、管を1~2週間外来で入れっぱなし
にしたりします。感染や管のトラブルなどのリスクは上ります。



72 名前: ばん丈 投稿日:2005/06/25(土) 21:42
おちゃさんありがとうございます。今日無事に病院で450ccの水を抜きまして。今は自宅に帰って参りました。これからペインクリニックと病院との連携で1週間に2,3回 その都度400cc~500cc程、胸水を抜いていくそうですが、4の末に余命3ヶ月~半年と言われましたが、まだ父は歩ける状態で比較的元気です。ただこの1週間前後で咳きがひどくなり、肩で呼吸をするような感じになっていました。やはりこのような症状が胸水を抜くことによって次第に楽になるのでしょうか?心配です。それとも一つ最後に、在宅で見てもらうにあたり、これだけは気を付けなければいけない分は何なのかあれば、2,3点教えて欲しいのですが、よろしくお願いいたします。

73 名前: ばん丈 投稿日:2005/06/26(日) 15:15
このスレッドに記載されいた、サリドマイドが少し気になり、わずかですが調べたところ、すごく興味がわきました。このサリドマイドは、私の父の転移性腎臓癌余命半年にも効く可能性あるのでしょうか?それと以前に書き込みさしていただいた胸水が貯まって処置している現状で投与してもいいのか?また胸水にも効き目があるのか?だれかこのような質問にお答えになってくださる方、お待ちしております。また私は大阪なのですが、このサリドマイドが一番、手入れやすく、素早く対応していただける所ご存じのお方がおらっしゃりましたらお教えください。

74 名前: ねこ 投稿日:2005/06/26(日) 20:59
この場合、胸膜癒着は適応外でしょうか。

75 名前: たかはし 投稿日:2005/08/05(金) 02:11
質問ですが現在父(65歳)が3週間前から熱が39度になったり37度台になったりの繰り返しで入院しております。胸水が溜まっており2週間程前に500CC程抜き
検査等いろいろしてますが未だ原因が分からないと主治医は説明しますが検査して2週間以上経過しますがこんなにも原因が分からない事も有るのでしょうか?
本日再度胸水が溜まってしまった為、500cc程再度抜き本日から管を通した状態で胸水を完全に抜きレントゲンにて再度確認しますとの事。
あまりにも日数が経っている為、病院を変えてみようかとも考えております。又、埼玉南部方面にて信頼のおける病院有りましたら重ねて教えて下さい。
宜しくお願い致します。

76 名前: ただし  投稿日:2005/08/06(土) 23:43
そもそも胸水は何故溜まるのですか?


77 名前: 休眠患者 投稿日:2005/08/22(月) 14:41
以前、1ヶ月ほど、ひどい咳をしてをしていました。
夜間になると肺臓を口から吐き出したくなる衝動に
駆られて何百回も「おぇーげぇーー」を繰り返していました。
2週間ほどは緑色の痰唾が大量に出ました。
煙草の成分かと思っていました。
医学書では毒性の高い緑膿菌が・・・と書いていました。
その後、2週間は黄色の痰唾が出ました。
一般雑菌が・・・と書いていました。
その後は白い痰唾が2週間出ました。
痰唾が出なくなりましたが、肺は痛みがひどくて、
炎症があったと思います。それで、
呼吸器科の医師に診てもらい
ました。レントゲン写真では、
右肺の3分の2が白い光で覆われていました。
正面撮影では、胸水がX線を遮り、
3分の2迄、右肺を押し上げて圧迫して
るとのことでした。胸水が溜まる原因が、
肺の炎症を冷ます目的にあるのではないかと考え、
医師に質問したら、否定されました。でも、最近、
インターネットで、炎症反応が胸水を
呼び起こすのではないか、つまり因果関係が
あるような論文を見たことがあります。
また、痰唾と緑膿菌との関係も、医師に否定されました。
どうも、この医師は、専門家ではあるが、
患者が無学なので、あまり、患者の意見や推測は
肯定したくないようでした。右肺に2箇所あった
下方の腫瘤は、胸水に隠れて写っていませんでした。
医師は下方の腫瘤は、たぶん、腫瘤ではないが、
よくわからないとのことでした。しかし、この呼吸器科
医師は、胸水を注射器で抜き取り、細胞診で、
病名が「髄外形質細胞腫」であることを究明
してくれました。すなわち、呼吸器科の病気ではなくて、
血液の病気だったのです。担当医が血液専門医に換わり
ました。 
[とりあえず、ここで大学病院の呼吸器科にいきました。
レントゲンは、正面だけでなくて、右斜め後ろからも
撮影するので、胸水の溜まり具合がよく分かるのです。
かかり付けの病院では、2人の医師が、胸水が
右肺を押し上げて圧迫していると脅しましたが、
実際、右斜め後ろから撮影したレントゲンでは、
右肺を押し上げているのではなくて、右肺の前に
3センチほど胸水が溜まり、確かに右肺を前から
後ろに圧迫しているが、上には押し上げて
いなかったのでした。3センチの胸水が、X線の通過を
妨害していたのです。ただ、機械の種類が違うのか、
かかりつけの病院で後ほど、真横から撮りましたが、
左右の肺がだぶり、却って、分かりにくくなりました。
それとも、上手な撮影方法を、医大が心得ていたのかも
知れません。]

ここで、再び、かかり付けの病院に戻ります。その頃、
排便において、大便は出さずに、水だけを1リットル以上
出したことが、ありました。それが胸水のような
気がしたので、医師に質問しました。医師は「下痢であろう。
少なくとも、胸膜と肺との間にある水が、消化管に入ることは
ない。」 私は、細胞における浸透圧の原理により
水が全身の臓器や器官を構成する細胞を、移動するのでは
ないかと考えていたのです。インターネットで検索したところ
、細胞学のホームページの内容に、浸透圧だけでなくて
器官それ自身が、磁場を発生させ、磁力により、水を
人体下部若しくは低圧力部から、人体上部若しくは高圧力部
へと、水を搬送するとありました。もう、そこまでいけば
すばらしきかな、人体!と感嘆しそうです。
これに似た現象がCTスキャナーでも、ありました。
かかり付けの病院の、呼吸器科と血液の両方の医師は
右肺上下2箇所の腫瘤は、上が腫瘍であり、下は何か不明と
言いましたが、胸水を抜いた後で、CTを撮ったところ、
下の腫瘤は形を失い、液状化して、左の肺へ浸潤している
ように見えました。自分の身体ですから、感覚で痛みとか
触覚というか、時々、肺のなかで痛みがあったり、何か
流動しているような感覚が起こるのです。医師は、患者の
言うことは、ただちに鵜呑みにしません。それは肺の一部が
がん細胞(肺の上皮細胞ではなくて、がん化した形質細胞の
IgM型M蛋白)に食い破られて、肺の水分が流出し、更には、
癌性胸膜炎を起しているのではないかと、想像しました。
 それから、数ヶ月経って、医師は「下側の腫瘤は、腫瘍
でないと言ったが、ワシらの間違いで、腫瘍だった」と
言いました。それは、たぶん、3回目のCT撮影の後であった
と思います。


78 名前: 投稿日:2005/08/22(月) 22:26
癌の治療で免疫療法というのがあるらしいのですが、このことについて何か知っている方情報ください。

79 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/23(火) 00:02
>>78さん
治療検査板の 
 免 疫 治 療
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=985778465&ls=50

80 名前: 774 投稿日:2005/08/23(火) 11:54
肺がんに対する免疫療法の臨床試験的実地医療としては、
・癌ワクチン療法
  大阪大学病院、岡山大学病院、徳島大学病院、香川大学病院、
  九州大学病院、東京大学医科学研究所、山梨大学、
・活性化自己リンパ球移入療法;切除不能肺癌・再発例・癌性胸膜炎症例に対して
  福島県立医大病院、千葉県がんセンター、東京大学病院、
  滋賀医科大学病院、香川大学病院、
・活性化自己NKT細胞療法;再発抑制目的
  千葉大病院、
・樹状細胞(DC)療法;再発抑制目的
  千葉大病院、千葉県がんセンター、慈恵会医科大病院(臨床試験終了)、
  滋賀医科大学病院、香川大学病院、
・強化免疫療法
  自治医科大学病院
などの呼吸器外科で実施されていて、効果や安全性などに関する検討が
行われている段階です。現状での十分なEvidenceはありませんが、
試験的実施をご検討であれば、上記施設などの研究機関でご相談
ください。

81 名前: 投稿日:2005/08/23(火) 20:07
>>79さんありがとうございます。
現在免疫療法を検討しているのですが、大学の病院などに相談したほうがいいのでしょうか?ほかにもどこかいい施設などはないでしょうか?

82 名前: 休眠患者 投稿日:2005/08/24(水) 04:03
>77 [私は、細胞における浸透圧の原理により
水が全身の臓器や器官を構成する細胞を、移動するのでは
ないかと考えていたのです。] の補足
参照先のページを探したところ、磁場を発生させるのでは
なくて、以下のとうりでした。人体内の細胞の働きを知れば
胸水について、何かしら、理解の手助けとなるような気が
します。
 
http://www.d7.dion.ne.jp/~y_takeo/biobook/biob007.htm
能動輸送の場合、物質の濃度勾配に逆らって輸送します。
細胞全体として、細胞の外側がプラスに、
細胞の内側がマイナスに帯電しています。
このような電気化学的勾配は、エネルギーの貯蔵形態の
ひとつとして考えることもできます。神経細胞が興奮すると
、細胞膜を横切ってイオンを透過させることにより、
刺激を伝達します。伝達が済むと、
それぞれのイオンは能動輸送によって、元の状態に戻されます。
細胞膜を通過できないような大きなものは、膜にくるんで
輸送します.
受容体は細胞膜を突き抜けている蛋白質であり、
細胞外の方に情報伝達物質と結合する部位があります。
そこに情報伝達物質が結合すると蛋白質の立体構造が
変化します。それによって、特定の酵素を活性化します。
この活性化された酵素は、多くの細胞内部で働く
情報伝達物質を作り出します。
このようにしてオリジナルの情報は増幅されて
細胞内部に伝わり、細胞の代謝活性を変化させます。




83 名前: K 投稿日:2005/08/26(金) 20:00
PDQ日本語版中悪性中皮腫の項目の中に心肺症候群をクリックすると心肺症候群の治療を見ることができます。

84 名前: ストーン 投稿日:2005/08/28(日) 23:27
初めてカキコさせて頂きます。
当方の母は、7年前胸水があり癌と判断され放射線治療を受けました。
その結果左側の肺4/5位が機能せず片肺で7年間過ごしてきました。
今年に入り右側の肺にも胸水がたまり管で抜いては溜まりの繰り返しをしていました。
しかし今回の胸水は悪性のものではなく癌細胞の検出がないとのことでした。
7月に入り再度管で抜いたあと(1L以上)今度は、二酸化炭素が肺内に溜まり頭がモウロウとなり
人工呼吸器を使用して放出しました。
その後呼吸器を外し2週間ほどはすごく調子がよかったのですがまた胸水がたまるといった感じでした。
その中、先生より今元気なので今のうちに胸水を止めるため癒着術を薦められ実施しましたが失敗に終わり
その2日後から容態が急変し再度CO2が溜まり人工呼吸器を付けている状態です。付ける前日に今度つけたら
外すのが困難になるかもしれないとの説明がありました。
今は意識もはっきりしていますし尿も出ています。自発もあるのですがなぜ外せないのでしょうか?

85 名前: Yas 投稿日:2005/09/08(木) 02:45
一般に全身麻酔手術後人工呼吸器からの離脱の条件としては、1:自発開眼(意識の確認)2:喉頭反射の存在(離脱後誤嚥を防ぐため)3:離握手ができる(筋弛緩からの回復)4:十分な自発呼吸 があげられます。おそらく4または3と4のため、まだ十分な呼吸ができておらず、呼吸器を外すと二酸化炭素の排出が十分にできず炭酸ガス血症となり意識障害をきたすことが予測されるからでしょう。3がおこる原因として呼吸筋の疲労による筋力の低下もあるかもしれません)

86 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/12(月) 20:05
私は

87 名前: 回復中の患者 投稿日:2005/09/14(水) 01:24
http://www.waribiki.co.jp/cgi-bin/tkbbs1/tkbbs1.pl
No.128

88 名前: HELP 投稿日:2005/09/21(水) 02:41
主人の病気は原発が左精巣腫瘍の横紋筋肉腫(隔肺転移)です。約1年半の抗癌剤治療をし、現在病院と治療のストレスにより治療を断念。治療をしても約1年。治療をしなければ3・4ヶ月の命と告知されました。
以前、レントゲンで肺の2/3が真っ白で胸水を3㍑近く抜いた経験があります。今回もレントゲンで2/3が真っ白で、胸水だと主治医が思い込んで翌日エコーでドレンを入れる位置を確認したところ、胸水ではなく腫瘍だったと言われました。もしかしたら、誤診で胸水だったと言う事にはならないのでしょうか?現在呼吸が苦しく体制も真っ直ぐに寝られない為CTを撮るのは困難で確実に判断ができません。外見では右肺の胸と背中が盛り上がってしまっている状態です。レントゲンでは心臓を左肺に押し出してしまっているのがわかります。腫瘍で肺のほとんどが真っ白で外見までもが盛り上がって他の臓器を押し出すケースは胸水でも腫瘍でもありえる事なのでしょうか?

89 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/24(土) 09:57
8月に胸水を止めるため胸膜癒着術を受けたのですが、成功しなかったようで、その後週一度ずつ1500ccくらい胸水を抜いています。
利尿剤を飲み始めたのですが、水を抜いてから3~4日で水が溜まってしまいます。
どうしたらよいでしょうか?

90 名前: 投稿日:2005/10/01(土) 20:53
姉が肺せんがんと診断され抗がん剤を1クール投与しましたが効果がありませんでした。イレッサは、東洋人で肺せんがんで非喫煙者に効果があるとのことですが残念ながら禁煙者だったのです。もちろん今はやめてます。全然効果ないんでしょうか?

91 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/02(日) 11:01
>>90さん
喫煙者の方に効果が出ている例もあります。

92 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/10/02(日) 14:21
イレッサが、東洋人・腺がん・女性・非喫煙者で「効きやすい」(効果が出る確率が高い)
ことは事実ですが、そうであれば「間違いなく効く」ということでもなく、そうでなければ
「間違いなく効かない」ということでもありません。(「可能性」の「大小」です。)
4つのうち3つ(東洋人・腺がん・女性)はあてはまっているのですから、
(数字自体は、かなりいいかげんですが)4条件を満たしていれば50%程度の方に奏効の可能性が
あるとすれば、20~40%程度の方に奏効する可能性があるという感じでしょうか。
ということで、間質性肺炎の既往がなく、その他全身状態に問題がなければ、イレッサは一つの候補になり得る
のではないでしょうか。

なお、イレッサは効果が出る場合はすぐにあらわれるという特徴がありますので
1クール行った抗ガン剤がイレッサであり効果が認められなかったということならば、
イレッサではなく別の抗ガン剤に切り替えられるべきものと思います。

いずれにしても、一番患者本人の状態をご存じの主治医の意見をよくきかれた上で
判断されるべきことだと思います。

93 名前: 投稿日:2005/10/08(土) 16:36
イレッサは、喫煙者でも少しは効くかもと言って下さってちょっと安心しました。今日からまた入院して1クール目より少しきつい抗がん剤を投与する予定です。病院は、ひとつだけじゃなくて他にも行ってみた方がいいんでしょうか?

94 名前: S・T 投稿日:2005/10/11(火) 22:44
はじめまして。教えてください。
今日、私の祖母(80歳)が約2Lの胸水をバルーンで抜き終わり、
ピシバニールを用いて胸膜癒着術を行い、少し痛みと発熱が出てきました。
この治療は大変痛くて体力も落ちやすいと聞きました。Drは80という年齢と、
また左の肋骨に転移らしきものがみつかり、胸水も抗がん剤で散らなかった
ことから、おそらく脳や他の臓器にも転移がみられるのでは、と言われました。
この胸膜癒着術がうまくいった後、2年前に行ったイレッサを再度行うか、TS-1
を使うか、使っていない点滴を用いるかと言われました。
経験上どの方法が少しでも癌の増殖を抑えることが出来るのでしょうか?

6年前手術にて右の肺を1/3切除し、2年後再発が見られシスプラチン、イレッサ、タキソテール、
ナベルビンかジェムザール(どちらか)を行い毎回最初は効いてマーカーも下がるが何回か行う
と効かなくなるという繰り返しでした。9月の終わりにCER4.2です。SPO2も今回胸水
を抜く前は99%でした。
また以前服用していたアガリクスを体力回復の為に再開させました。
最近のニュースで祖母も値段が高いだけとがっかりして服用をストップしてました。
これを服用してた時はきつい治療も平気な方でしたのに、最近の過剰な報道!!
まだ信じて服用してる患者もいるのにひどすぎます!!

他に免疫力をつけるという民間療法はありませんか?



95 名前: おちゃ 投稿日:2005/10/12(水) 20:08
>>これを服用してた時はきつい治療も平気な方でしたのに、最近の過剰な報道!!
まだ信じて服用してる患者もいるのにひどすぎます!!

報道は遅すぎたくらいで、効果の実情を考えればまだまだ手ぬるいです。責められるべきは効果の
殆どを捏造して売りつけている業者のほうではありませんか?ひどいのは証拠もないのに命を人質に
とって信用させるような業者です。本当に効くなら社会のためにキッチリ論文発表するべきでしょう。

ちなみに現在出ている証拠では末期がんに延命効果がはっきりしているような健康食品は一切
ありません。


96 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/12(水) 21:09
>>94-95
健康食品の是非については簡単に割り切れる問題ではないと思います。

私も家族のために抗癌効果があると言われている健康食品を購入しています。
その商品がアガリクスの二の舞になる可能性は否定できません。
摘発されたり、無効であることがニュースになれば、本人がショックを受ける事は
確実です。
病状が一気に悪化するかも知れません。

しかし、悪徳商法を野放しにすれば、被害は拡大します。
厳しい現実を直視すべき時が来ないことを祈る毎日です。

97 名前: おちゃ 投稿日:2005/10/12(水) 23:34
>>病状が一気に悪化するかも知れません。
ポジティブシンキングにならなくてもガンの進行が増大する訳ではない
ことは確かめられています。性格と癌は関係ありません。
健康食品によるプラセボ効果は従来考えられているよりはるかに小さい
ことがわかっています。



98 名前: 96 投稿日:2005/10/13(木) 04:18
>>97おちゃ様
ありがとうございました。
気が楽になりました。

99 名前: 投稿日:2005/10/13(木) 23:10
私も、冬虫夏草やアガリクスを考えてましたがやっぱり効果はないんですか。アロマセラピーで治ったって話も聞いたんですがそんな簡単なものじゃないですよね。
がん細胞が4cmもあるともう何をしてもだめなんでしょうか?主治医にお金を渡して他の病院を紹介してもらった方がいいってアドバイスも受けました。そんなもんなんですか?お金で対応が変わるもんなんですか?もうどうしていいかわかりません。

100 名前: おちゃ 投稿日:2005/10/14(金) 00:01
お金で対応は変わりません。
治療方針に自信がなければ癌専門病院でのセカンドオピニオンを受けるとよいでしょう。
その上で、どこでどんな治療を受けるかどうかを決めればいい訳です。

癌は大きくなければいいに決まっていますが、癌の大きさよりTMN分類によるStageの
方が重要です。この用語の意味がわからなければ、文字だけでの病状相談は無理だと思い
ます。きちっとした臨床データを主治医にもらってセカンドオピニオンを受けられてください。
その際の料金は、所定の診療情報提供料だけです。



101 名前: S・T 投稿日:2005/10/14(金) 07:38
免疫療法について皆さんいろんな意見ありがとうございました。祖母は胸膜癒着術の治療を昨日乗り切った
ようです。アガリクスのほうも癌には効かないけど癌と戦うには大事な栄養ドリンクだと言ってみたところ、また
服用しだしました。それで熱もすぐ下がったので本人も体力がついたと思ってくれたようです。今後の治療は
頭部のMRIの結果によって対応していきたいと思ってます。またサメの軟骨も癌の新生血管を抑えると聞いたので
使ってみようかと思っております。また今のDrへの不安も多少ありますのでMRIの結果によってはセカンドオピニオンも
受けたいと思ってます。四国で肺がんに詳しい病院はどこになりますか?

102 名前: 774 投稿日:2005/10/14(金) 18:02
香川大学病院,国立病院四国がんセンター,徳島大学病院,高知大学病院
などでご相談ください。定型的治療が大原則ですが、定型的治療に難渋する
ようなケースに対しては姑息的治療や、BSCなどを中心とした緩和医療、
さらには現状ではEvidence不明瞭ではあるものの、期待されている
臨床試験や臨床試験的治療の検討となります。おちゃ先生には、確固とした
Evidenceを有する治療法の紹介にとどめるべきではとのご批判を受けるもの
とは思いますが・・・。
・香川大学の転移・再発例に対する超活性型成熟樹状細胞ワクチン療法(第1相臨床試験)、
・徳島大学の癌抗原ペプチドパルス樹状細胞腫瘍特異的ワクチン療法(高度先進医療)、
・高知大学のWT1ペプチドワクチン臨床試験など、
同じEvidence不明瞭な免疫療法でも、民間療法や健康補助食品などと異なり、
高次医療研究機関で実施されていて、学問的裏付けに基き、比較検討試験の対象
となっている免疫療法臨床試験への参加をご検討されてみてもと思います。
四国は肺がんに対する免疫療法臨床試験に積極的な地域です。

103 名前: S・T 投稿日:2005/10/14(金) 21:53
774先生、ありがとうございます!その3件、検討してます。
また分からないことがあると思いますので、その時はまた教えて下さい。

104 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/15(土) 10:12
774さん
これら試験は75才までで、PSも0-1or2
が対象となるのではないかとふと思ったりしています。
いきなりわけのわからないワクチンやペプチドにいくよりは
まだalimtaの方がよいかと。またふと思ったりします。

105 名前: Baby 投稿日:2005/10/15(土) 12:30
初めまして。私の父は最近呼吸が苦しそうでいつもはぁ②言っていました。
病院で検査をしてもらったら、肺に水が溜まっているらしいとの事でした。
心臓も肥大しているようで、肺の水は尿と一緒に出す薬?をもらって来たと
言っていましたが休み明けにも病院に行かなければならないそうです。肺に水が
溜まる事と肺癌はやっぱり=になるのですか?

106 名前: 774 投稿日:2005/10/15(土) 12:34
レス、有難うございます。
化学療法の臨床試験参加条件もほぼ同様と思いますが、もちろん
Alimtaはじめ、Evidenceの確認されたTarcevaやAvastinの併用を優先
して検討されることが肝要かと思います。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-00678,00.asp
http://www.cancer.gov/clinicaltrials/results/lung-and-erlotinib0604
http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/NEW01139.html
http://www.cancer.gov/newscenter/pressreleases/AvastinLung


107 名前: 投稿日:2005/10/15(土) 16:43
四国は、がんに積極的な地域とは、びっくりしました。四国出身なんですが私は、今、大阪に住んでいます。大阪で癌治療に力を入れている病院を誰か教えてください。姉は、また胸水が溜まってきたのでホースを入れて抜くみたいです。そのあと、3クール目の抗がん剤投与予定です。セカンドオピニオンのアドバイスありがとうございました。名前は聞いたことがあるんですがよくわからないので調べてみます。

108 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/15(土) 17:03
涙さん
774先生は

≫四国は
 “肺がんに対する免疫療法臨床試験“
 に積極的な地域です。

とレスされてますが、、、

せっかく戴いたアドバイスは、正確に読み取らなければ!!

セカンドオピニオンの意味もまだ調べてないんですか?!

109 名前: 投稿日:2005/10/19(水) 22:16
すみません。読み違えてました。セカンドオピニオン外来がある病院を調べました。
姉は昨日、管を差し込んで水を1ℓ抜きました。その隣に作った穴から抗がん剤を入れるそうです。


110 名前: 投稿日:2005/10/19(水) 22:18
すみません。読み違えてました。セカンドオピニオン外来がある病院を調べました。
姉は昨日、管を差し込んで水を1ℓ抜きました。その隣に作った穴から抗がん剤を入れるそうです。
背中が痛いので骨を調べてもらったら肋骨の下の方の骨に転移してるとのこと。それでも、治療方法はかえないそうです。
大丈夫なんでしょうか?

111 名前: おちゃ 投稿日:2005/10/19(水) 23:36
不安な気持ちは痛いほど伝わりますが、大丈夫ではないと思う根拠はお有りでしょうか?

よくわからないから漠然と不安と思うなら、まずは主治医に確認することだと思います。
よくわかっていない人の、よくわからない不確かな医学的情報からは、大丈夫だとも、
大丈夫でないとも言えません。神様でない限り。

まずあなたが、主治医から正確で第三者の医者から見ても不足のない医学情報を得る努力をする、
ネットで相談するにはこれが必要です。それが無理なら主治医から診療情報提供書をもらい、セカンド
オピニオンをしてください。


112 名前: 休眠患者 投稿日:2006/01/03(火) 01:54
胸水は滲出性なら後々幾らでも溜まるそうで、間隔を空けずに
抜くと「脱水ショック」が起きるので、通常はすぐには抜かないらしい。
 親類の叔父が、妊婦のように腹水でおなかがはっていて、とうとう
亡くなった。自分の場合は、時々、水分だけの下痢があり、その都度
レントゲンで胸水が減っていたので、虫垂から腸管内へ排出(ドレン管、
水抜きバルブ)されているのではないかと考えました。そして
死亡した叔父の家族に、盲腸の手術を叔父が受けていたかどうかを
確認したところ、案の定、切除していたとのことでした。こういった
研究はされていないと思いますが、誰でも容易に分かるようなことだと思います。
 胸水の検査は,外の業者に依頼するので、2週間くらいかかって
いました。人体はおそらく自然排出機構をもっているはずであり
生物学の分野でも「細胞の輸送」というテーマで、吸収と排出を
調節しているはずです。たとえば、歯周病は最近では、血液で全身をまわり
内臓諸器官に、がんを発生させたり?、インシュリンの分泌を妨げたり
むしろ、内科の病気ではないかと思うほどです。歯茎に膿が
出てくることがありますが、それを塞いでしまうと黴菌が血液中を
伝わり、体内深く潜入することになります。胸水にしても
身体全体の水分を維持しながら、もともと、内臓(呼吸器や消化器)
と胸膜や腹膜との間には、50cc程度の水が存在し、緩衝役をして
いるそうです。自然排出機構は生物学で学習できそうです。
 あと、最近、注目されている免疫療法ですが、積極的に免疫賦活剤や
健康食品(遺伝子ミネラル水、アガリクス)を摂取するのは、すぐに
効くのは感じられませんが、1月経つと効果が感じられたり、レントゲンや
血液生化学検査に、その効果が出てきているようです。
 ただ、医師によって、「あんなもの効くか!」というのも
全くの嘘や誹謗ではなくて、保険治療と同じで効かないことも
あるようです。その原因は、MHC(HLA)腫瘍組織適合抗原複合体という
むつかしい名前なのですが、分子レベルでの細胞表面に現れた
特徴によって、自分と異物との区別ができること、その特徴は蛋白質の塊
のペプチドというのか詳しくは分かりませんが、幾つかのスイッチと
それに適合するレセプター(受容体)があるとのことです。
昔の裸電球はレセプタクルという器具に差し込んでいましたね。
だから、病原体が、消化管に侵入しても、壁にレセプター(受容体)がなければ
潰瘍が出来にくい(ヘリコパクターピロリ菌)
 幹細胞(造血・抹消血)である白血球から分化した各細胞
(顆粒球・リンパ球・マクロファージなど)は、病原体や異物あるいは
古くなった細胞を食べているそうですが、病原体や異物であるとの
認識ができなければ、むしろ、悪性腫瘍については、昔は自己の
細胞だから認識できない(抗原認識)とさえ、言われていた記憶がある。
通常は、正常細胞がMHC(HLA)クラス1分子を発現しているので
リンパ球は、自己細胞と認識して、攻撃(細胞障害)しない。
もし、癌細胞がMHC(HLA)クラス1分子を発現したままだと、
リンパ球は攻撃(細胞障害)しない。(免疫応答が無い)
また、MHC(HLA)の型によって、抗原ペプチドに対する免疫応答の
強度が異なる。こういった事情が、受動免疫療法(自由診療、高度
先進医療)の効果が問われる理由となっているようです。
保険が効かないから、500万円くらいかかりそうです。
 あと気になるのは、抗癌剤を打って、2週間後に採血して
白血球の数を調べるのですが、3000を切っていれば、顆粒刺激因子の
皮下注射をします。それで、好中球の数を増やすのですが
「何故、この場合、リンパ球の名称が出てこずに、好中球をもって
白血球とするのか?」という強い疑問があります。分化細胞で
幹細胞を意味するのは誤魔化しです。抗がん剤を使用した後の
採血は分化細胞の顆粒球だけでなく、リンパ球の個数や形状を
調べるべきです。もし、極端に減少していれば、他の感染症たとえば
肺炎を併発するでしょう。リンパ球は、抗癌剤で叩かれ
変形しているのが、多くなりますが、そうなれば、やがて
悪く考えれば、悪性リンパ腫や白血病(第2)、骨髄腫が
起きるような気がするのです。そうなると、幹細胞(造血・抹消血)
移植が必要に・・・。そういうことで、免疫療法が発展することを期待しています。
参考サイト
 http://hobab.fc2web.com/sub4-MHC.html#クラスII
 http://www.marutoku.co.jp/ganchiryou-3/nksaibou.htm
 http://www.marutoku.co.jp/ganchiryou-3/chou-mine.htm

113 名前: <削除> 投稿日:2006/01/07(土) 16:42
<削除>

114 名前: リンダ 投稿日:2006/01/23(月) 02:16
私の父が、2ヶ月ほど咳が止まらず病院に行くと、レントゲンに僅かに胸水が溜まっていると診断されました。父は言ってくれないのですが血液検査でも何かの数値が高く、癌の可能性が高いとのことでした。詳しい検査のため大学病院に行き胸水を抜いて検査することになったんですが結果は2週間も先だそうです。かなり不安で、父も荒れてます。これだけの情報で判断は出来ないと思いますが、やはり癌の可能性が高いんでしょうか?

115 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/23(月) 14:30
>>114
日本人の死因の1/3は癌です。
二人に一人は癌になります。癌死のトップは肺癌です。
癌は一番ありふれた病気です。
50歳代から徐々に増え、60-70代の喫煙男子で咳が出る・・・
癌の可能性を一番に考えるのでは?
検査で、他の疾患・結核などを鑑別していきます。

116 名前: 悩んでいます 投稿日:2006/02/17(金) 00:39
65歳原発性肺癌stageⅢbです。10日間ドレーンを挿入し、現在7Lの胸水を排出しましたが、まだ1日250ml排出している状況です。刺入部に発赤・腫脹がみられ、発熱いたしました。そのため、ドレーンを抜去する方向で、胸膜癒着療法(ピシバニール使用)を始めました。しかし胸水はまだ胸腔内に貯留しているので癒着成功率は低いと思われるのですが、この治療方針についてどう思われますか。ご意見お願いします。

117 名前: K 投稿日:2006/02/26(日) 18:24
胸水のすべてが悪性とは限らない。婦人科においてはメイグス症候群のように良性で胸水がたまることがある。
しかし、すべてが良性とも限らない、しっかりした医療機関で検査を受けることが大切です。

118 名前: mi 投稿日:2006/04/21(金) 18:45
私の父と同じです。癒着の成功率は、確かに低いのかも知れません。でも父は、少しの可能性ぉ信じました成功しました。今退院して抗がん剤ぉ打ちながら毎日楽しんでいます。

119 名前: ひめ 投稿日:2006/04/24(月) 01:31
私のおばが、1ヶ月前に、胸に水が溜まって、レントゲンが真っ白だったので、即、入院しました。その前から、咳がひどく、毎日疲れていましたが、一人息子が亡くなり、孫を引き取ったところだったので、仕事も休めず毎日頑張っていました。今、肋骨から入れた管は抜けましたが、一昨日注射器三本分、水を抜いたみたいです。医者からの説明もまだ、ないです。よほど悪いのでしょうか?孫は私がみていますが、これから、先の事もあるので…率直な意見をお願いします。

120 名前: saya 投稿日:2006/05/04(木) 22:41
私の友人(23歳)が「肺に水が溜まった」との事で入院したのですが、胸水の原因って癌なのでしょうか?
友人も医者に原因は聞かされていないみたいで。
もし癌の可能性があるなら…と考えると心配でしょうがありません。
どなたか教えていただけないでしょうか。お願いします。

121 名前: ハナウタ 投稿日:2006/05/13(土) 02:40
俺の母もここに載せられている方々と同じ肺線癌となり、右上の肺とリンパ節を取りました。術後胸膜炎となり、抗癌剤を投与しましたが、副作用による白血球の低下で現在は投与していません。母は現在東洋医学による治療(鍼、漢方等)を日々励んでいます。夜、痛みで目が覚めるようですが生活自体は健康な人と変わった様子もなく普通に過ごしています。俺は影で支えてやることしか出来ないけどこれだけ頑張ってる姿をみると、いつか治ってほしいと願っています。今日、この掲示板を見て同じ境遇のみなさんに希望の光りを持ってもらえたらと思います!

122 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/16(火) 22:36
>ハナウタさん
お母様はおいくつですか?
東洋医学で治療中のことですが、定期的に検診はされてますか?
東洋医学を否定するわけではありませんが、検査は時々されたほうがよいと思います。
抗癌剤を一切やめた方が自然に癌が消えてしまうこともまれにあるそうです。
そんなことがあればどんなによいことか・・・
ご本人の生きる希望があれば頑張れますよ。
私達家族も希望を持って支えていきましょう!!

123 名前: ちょん 投稿日:2006/05/19(金) 05:57
私の母は5年前乳癌の手術を受け最近具合が悪いなぁと思ってたら肺に胸水が溜まってるそうです。これはなんなんでしょうか?癌じゃなくても胸水は溜まるんですか?誰かご意見お願いします。

124 名前: しょう 投稿日:2006/05/23(火) 04:19
胸水と放射線治療の関係、余命、そして転院の妥当性について教えてください。
本来は担当医に直接尋ねるべきでしょうが、いきなり余命1ヶ月の末期がんと言われ、平常心を失い、うまく質問ができませんでした。担当医に会えるのは来週月曜日(5月29日)以降になってしまうので、少しでも早くと思い質問させていただきます。

64歳の母が肺ガンにかかり、ステージは3bといわれました。
現在、右の肺に6センチほどの癌細胞があり、肺の3分の1から半分近く、胸水がたまっています。
 HPで国立がんセンターなどの治療法をみると、ステージ3bでも胸水があると、放射線治療が受けられないとなっていますが、なぜなのでしょうか。また、胸水がうまく抜けたあとで、放射線治療をすることは出来ないのでしょうか?あるいは、癌があるのが右の肺だけのようなのですが、単純に右の肺だけを外科的手術で切除することはやはり不可能のなのでしょうか?
 また、今入院している病院の医師は、余命は1ヶ月で、長くても2ヶ月もつかどうか、といいました。個々の事例で異なるのでしょうが、医師はあくまでも最悪を想定して言っていると捉えていいのでしょうか。それともかなりの確率で本当に1ヶ月で死んでしまうのでしょうか?
 最期に、現在の病院は、看護師の対応が冷たく、呼んでもなかなか反応してくれないない点、また肺ガンの患者を年間30人ほど受け入れていると聞きましたが、おそらく手術件数ではない点など、気になる点も多々あるので、母の同意が得られれば転院も考えていますが、これらの理由のみで転院することは、気苦労が増えるだけで、あまり意味のないことでしょうか?
 どの点でも結構ですので、どうか情報、アドバイスをよろしくお願いいたします。


125 名前: 患者の家族 投稿日:2006/05/23(火) 18:00
>しょうさん
私の母(79歳)も肺腺がん3B期です。胸水により呼吸困難を起こして病院に運ばれ発覚しました。
約2.5リットルの胸水を抜き、胸膜癒着術を受け、「外科治療」「放射線治療」ともできないと言われました。とにかくWebや書籍を調べまくり、主治医の言うとおり“効果が認められない”の統計があり、がん医療の世界では常識のようでした。
2005年5月より、いきなりのイレッサ投薬を開始(家族も納得の上)し、幸いなことに現在まで奏功しています。
歴史が浅く統計的な裏付けがないだけで『分子標的薬』(イレッサ・タルセバなど)はいずれ脚光を浴びるものになると信じています。
下記ページも参考にしてください。
http://2nd-opinion.jp/jouhou/jouhou_index.htm


126 名前: しょう 投稿日:2006/05/24(水) 10:38
>患者の家族さん
回答ありがとうございました。やはり外科的治療は難しいのですね。
母も胸水を抜き、胸膜癒着をする予定です。抗がん剤を使う予定
ですが、イレッサですか。自分でもいろいろ調べてみたい
と思います。ありがとうございました。

127 名前: 石川 です 投稿日:2006/05/27(土) 01:30
うちの母はステージ5のもっとも進行した癌で水もかなりたまり、ホントに酷い状態で癌が最近わかりました!ずーっと風邪の診断で風邪薬を処方され飲んでいました。 気の毒としか思えない末期癌が現実になり、いま入院してます。 抗がん剤を始めたばかりで進行しっぱなし、転移しっぱなしが少しでも治まればと奇跡を祈ってます。こんなひどい状態でも短くて3ヶ月と言われました。なので1ヶ月なんて、そんなことないと思いますよ そんなの悲し過ぎて胸がいっぱいになりメールしちゃいました! 見届ける家族にとって死の宣告がどれ程辛いか!そこの病院、変えたほうが絶対いいよ!酷すぎるよ。

128 名前: しょう 投稿日:2006/06/12(月) 06:09
>石川さん
お気遣い、ありがとうございます。返信が遅れてすみませんでした。
母は、とりあえず胸膜癒着が上手く行き、余命1ヶ月という説明から3ヶ月程度という説明に変りました。胸膜癒着がうまく行かなかったら、1ヶ月という意味だったのか、と今は思いますが、そのときはそういった説明はありませんでした。
医師は、胸膜癒着術がうまく行かなかったときに、自分のせいにされるリスクを減らそうとしたのかも、と思います。私も、ひどいな、と思います。
 家族としては、別の要因からも(看護師の対応や病院全体の体制)病院を変えて欲しいと思っているのですが、基本的に母が嫌がっていますし、治療も始まってしまっているので、今のところ難しいです。もちろんは母自分の余命などについては聞かされておりません。
少し遅れてしまったのですが、別の病院でのセカンドオピニオンをまもなく聞く予定なので、その結果を聞いてから、別の病院での治療を選ぶかどうかを選択したいと思います。
ありがとうございました。励みになりました。

129 名前: しょう 投稿日:2006/06/12(月) 07:01
>石川さん
すみません、自分のことばかり書いていたことに気がつきました。
石川さんも、おつらい状況にいることに、気が回りませんでした。
お母様が、すこしでも長くいい状態で過ごされることをお祈りします。
石川さんもお体に気をつけてくださいね。


130 名前: じゅん 投稿日:2006/06/19(月) 00:07
はじめまして 私の母(69歳)も16年9月に小細胞肺がんといわれ余命2年と言われました。最近かなり弱ってきて先日も胸水がたまりぬいてもらったら大分楽になったようですが夏までもつか・・・といわれてしまいショックを受けています。同じように辛い思いをしている方がいて少し勇気ずけられた気がします。先生からはもうがんに対する治療はできないのでこれから先病院にいるか自宅に戻るかお母さんと相談して下さいと言われましたがどうしていいかわかりません。現在母は私の弟と住んでおり私は県外にいるので頻繁には行けないし・・今は悲しみが多くてどうしたらいいのか・・

131 名前: しょう 投稿日:2006/06/21(水) 01:29
>じゅんさん
お辛い気持ち察します。私は素人で、またじゅんさんのお母様の細かい状況などわかりません。ただ、やはりセカンドオピニオンを受けてみることはお勧めします。
また、弟さんともよく相談して、できることを話し合われてはいかがでしょうか。
もうすでに、いろいろ手を尽くしていましたら、お許しください、私に言えることはこのくらいでしょうか。
支える側の家族の皆さんも大変ですよね、お体に気をつけて、お互い頑張りましょう。

132 名前: じゅん 投稿日:2006/06/21(水) 22:52
しょうさんありがとうございます。母のような状態でセカンドオピニオンは可能なのでしょうか?もっと早くにしていればと少し後悔しています。しょうさんのお母様はどうですか?私の母は最近食欲もなく食べてももどしたりして栄養剤の点滴を受けているようですが今日は半分食べられたと言っていました。食べないとどんどん体力もなくなっていくので頑張って食べるように言っているのですが・・お互い頑張りましょう。

133 名前: テスト#マツ県 投稿日:2006/06/21(水) 23:09
じゅんさん、セカンドオピニオンに早い遅いはありません。
セカンドオピニオンを受けたいという意思があるなら、受ければいいのです。
他でもない、大切なお母様の事です。
もっと早くに、と少し後悔してるなら、なおさら、行動に移すべきだと思います。
受けてからも、色々と考えたらいいと思います。

134 名前: しょう 投稿日:2006/06/22(木) 06:01
>じゅんさん
テスト#マツ県さんがおっしゃっているように、セカンドオピニオンをまだ受けていないのでしたら、出来るだけ早く受けてみてはどうでしょうか。
遠方に住まれているとのことで、難しいこともあるでしょうが、弟さんといろいろ相談してはどうでしょう。私は、兄とそして私の妻と相談することで、折れそうな気持ちを支えてきました。身内でなくとも、相談できる人を身近に作れれば、心持ちは多少は楽になると思います。
 また、この掲示板を含め、色々な情報を集めることもお勧めします。
私の母は、今の主治医からはいきなり余命1ヶ月といわれましたが、皆さんの励ましや、ここの掲示板のほかの方の意見を読み、まだあきらめるのは早いと考えることができました。その後セカンドオピニオンをうけ、実は今の主治医の診断の一部に誤りがありそうなこともわかり、転院も考えています。
 私の母も胸水がたまっている時期は、食事もあまりのどを通らず、このまま危ないのかと思っていましたが、胸膜癒着術をうけ胸水のコントロールができているため、このところは食欲もあり、比較的元気に過ごしています。でも、楽観はできないようです。
じゅんさんも、大変かと思いますが、この掲示板を含め、いろいろ助けてくれる人はいると思いますので、参考にしてみてください。

135 名前: じゅん 投稿日:2006/06/22(木) 21:56
テスト#マツ県さん、しょうさんいろいろご心配ありがとうございます。さっそく弟と相談してみたいと思います。正直あきらめかけていましたがすこし希望が持てたようで嬉しいです。みず知らずの者にこんなに真剣に相談にのってくれ本当に心から感謝です。ありがとう!

136 名前: プク 投稿日:2006/06/27(火) 23:22
はじめまして。私の母も1ヶ月前に呼吸困難で病院にいったところ胸水が溜まってるとの判断から即入院、検査の結果肺腺がんと言われました。2週間で胸水を抜いていた管を抜いたのですが、その後胸水ともに出血がありました。
本人は変わらず呼吸困難・胸水と出血が背中にも溜まりかなりの背部痛を訴えるようになりました。
背中の水を一度注射器で抜いたのですが、血圧がかなり下がり急遽輸血をすることになりました。その時点で脈拍もかなり速く、医師にはいつなにが起こってもおかしくない状態といわれました。
結局、水を抜くのも危険で満水にした状態で出血を止めるしかないといわれ、ガンの治療は何も出来ず痛みを止めるための強い鎮痛剤を点滴でいれてます。2日前からずっと眠った状態です。
本当にこのままもうなにもできないのでしょうか?今日は寝ながら血痰がひどく苦しそうでした。少しでも可能性があればと思い投稿させていただきました。


137 名前: しょう 投稿日:2006/06/29(木) 01:34
プクさん
私も素人で、現状が何を意味しているのか正確なことは何もお伝えできませんが、お辛い気持ちを察すると書かずにはいられませんでした。
素人考えで間違っている可能性がありますが、私の母については、胸水のコントロールが出来なくなると危険だ、と医師から言われています。
ですので、現状ではかなり難しい状況かもしれません。
余裕があればセカンドオピニオンなどしたほうがいいのでしょうが・・・
どなたか詳しい方、何かアドバイスはできないでしょうか。

138 名前: しお 投稿日:2006/06/29(木) 21:53
胸膜癒着術施行後の体の向きを変える時間(同一体位をどのくらいか、何セット行うか)、
方向を教えてください。

139 名前: プク 投稿日:2006/07/02(日) 19:35
しょうさん、ご心配いただきありがとうございました。ですが、残念ながら書き込ませていただいた翌日に母は永眠しました。
あまりにも早い別れにまだ心の整理もついておりませんが、母の分もこれから頑張っていかないとと言う気持ちです。
やはり、胸水のコントロールが出来なくなったこと、また多量の出血が伴ってしまったことが原因のようです。
今、闘病されているすべての方が快方に向かわれますことを心より願っております。
しょうさんもお母様も負けないで頑張ってください。
ありがとうございました。

140 名前: しょう 投稿日:2006/07/05(水) 11:58
プクさん
大変残念な結果となり、ご心痛察し申し上げます。
同じような境遇なので、私も本当に胸が締め付けられる思いです。
亡くなられたあとも、葬儀等何かと忙しいことと思います。
どうかお体を大事にしてください。

141 名前: じゅん 投稿日:2006/07/05(水) 23:12
ブクさんへ  ご冥福をお祈りします 私も同じような立場なので痛いほど気持ちがわかります。私の母もかなり弱ってきています。先日母は先生に自分は後どれくらい持つのかたずねたそうです。先生はそれはなんとも言えないと答えたそうですが今後もしもの時は延命治療をするかどうか家族と相談するように言われたそうです。それを母から聞かされた時とてもショックでした。私はどんな状態であれ少しでも生きていて欲しいと思っていますが・・延命治療につぃてはあまりよくわからないのですがどんな物なのでしょう?今はとても辛い思いです。

142 名前: ヒツジ 投稿日:2006/07/11(火) 22:31
初めて、参加します。わからない事だらけで、悩んでます。
この先どうしたらいいのか教えて下さい。

彼のお母さんが突然乳癌を宣告されました。私は、身内ではないので詳しい事はわかりませんが
手術は出来ないそうです。今わかる事は、肺と胃に転移している事、リンパの上に癌がある事。
入院して抗癌剤の治療を受けていますが、先日、肺に水がたまっているとの事で、今は胸に管の
ようなものをつけているようです。最初むくみがひどく体中はれているような感じでしたが、
今は左の腕だけがパンパンにむくんでいるだけです。
糖尿があるらしく、抗癌剤を打つと血糖値があがり、インスリンを打つと下がりすぎるようで・・・
輸血をしたようです。抗癌剤が効いているかどうかはわかりませんが、余命1年もつかどうか
・・・といわれました。症状としては回復しているんでしょうか??


143 名前: じゅん 投稿日:2006/07/11(火) 23:21
ヒツジさんへ きっと彼はあなた以上にショックを受けていると思います。初めての抗がん剤はきっと効くと思いますよ・・と素人の私がいうのもなんですが・・・むくみがあるのは心配ですね。むくみや痛みがある部分をさすってあげるとよいと聞きました。私の母もかなりむくみがきているのでさすってもらうと少しは楽になるようです。時間の許す限りそばにいてあげるといいと思います。

144 名前: 千春 投稿日:2006/07/11(火) 23:24
>>142 ヒツジさん
ご心配な気持ちはお察ししますが・・・。
それでなくてもネット上での質問です。
そこで「そうです」「ようです」「ようなもの」・・・
と言う不確かな又聞きの情報からは正確な回答は得られません。
不確かな情報から推測する回答は余計不安や間違えた不信感を助長します。
このような場への相談は患者本人、
又は主治医から直接説明を受けられる立場の家族でなければ無理だと思います。

じゅんさんのおっしゃる通り、親族の彼はとても辛い気持ちの中にいます。
是非、彼女として出来る裏方のフォローをして差し上げてください。
彼の気持ちを黙って温かく聞いてあげるだけでも、きっと彼は癒されると思います。

乳がんの正確な情報把握でしたら国立がんセンターなどのサイトが役に立ちます。

145 名前: 投稿日:2006/07/12(水) 23:02
ジュンさん、千春さん・・有難うございます。彼は母と二人で暮らしていたので、今は一人で
家の事、お母さんの事・・・頑張ってます。私には子供がいます。彼との家も遠距離です。
すぐ近くにいれば、何かと役に立つんでしょうが・・・週に一度、一週間分の食事等の用意をしてあげる事
しかできません。頼れる身内が近くにいる事はいるのですが・・・不仲なようで・・
お母さんは今日で抗癌剤を打つのが6回目になります。特別副作用はなく、少し食欲がなくなるだけです。
髪の毛もいくらか抜けてはいるようですが、余り変わりありません。薬が効いてるのかどうか心配です。
病院からも何も説明はありません。入院して1ヶ月がすぎました。今月の22日、23日で1泊の外泊許可
がでたようです。いくらかでも良くなれば・・・と思っているのですが、私が話を聞くのは筋違いなので。
彼が「最近の乳癌は手術しなくても良くなってきているから・・」と言われたようなのですが、私の中での
「癌」は即刻切って排除するべき!!と思ってます。最近では治療法がかなり変わってきているのでしょうか?
むくんだ腕は、マッサージ機を病院で貸してもらってます。少しは楽になるみたいです。私にできる事としたら
彼を励ます事だけですね。まだまだ先は長いので頑張ります!!

146 名前: ゆう 投稿日:2006/08/10(木) 15:11
私の父(66歳)は、今年3月に小細胞肺癌(縦隔リンパ節原発・右肺転移の状態。他臓器転移みられず。)、ステージ3b(胸水あり)、放射線治療無理で抗ガン剤治療しかないと言われました。
また何もしなければ余命1年と宣告されました。家族で話し合い、抗ガン剤治療に踏み切りました。
無事1クール目が終了し、主治医から縦隔リンパ節についたガンも小さくなってるし、胸水も半分に減っている。順調です。2クール目の日程も決まるや否やその3日後に37℃代の熱が出、3日経っても
下がらない。そのうち胸の痛みを訴え始めた父。レントゲンの結果は減ったはずの胸水が増えていて、再発と言われました。ショックでした。
抗ガン剤をイリノテカン+エトポシドに変え、1クール、2クール、3クールと多少の副作用はありましたが父はがんばりました。
最後の4ク-ル目を目前の血液検査で腎機能の低下が見られ、抗ガン剤治療を断念しました。
先月の終わり退院をし自宅で療養中です。主治医の話では3ヶ月以内の再発なら、アムルビシンしかないといっていますが、実際副作用が強いため使いたくないそうです。
また3ヶ月以上経っていれば前回効果のあったエトポシドで再度治療するそうです。ただ、父の場合、一度再発しているので再々発がはやいのでは?と主治医は思っているそうです。
今は、できるだけ元気に生活できる日が一日でも多く続きますようにと祈っています。
やはり、父のような予定の治療を出来なかった状態では再発が早いのでしょうか。
私は、イリノテカンが4回入っているから4クール終了したと思いたいのですが...。
不安な毎日です。どなたか同じ症状の方いらっしゃらないですか?


147 名前: うなぎいぬ 投稿日:2006/10/23(月) 16:53
身内の者(34歳 男性 喫煙者)が肺腺癌の診断を受け、化学療法で治療中です。(カルボプラチン、パクリタキセルの2クール目です)
通常、胸水が溜まる段階まで行くと手術も放射線も適応ではないと聞きますが、
胸膜癒着をして胸水が溜まらなくなってからも、やはり放射線との併用は望めないものなのでしょうか?
肺癌は放射線と化学療法の順次併用でも効果があるというお話を聞いたことがあったので・・・。
ただ、抗癌剤での抗腫瘍効果と言うのでしょうか、薬は効いているようなのですが副作用で貧血等がひどく、頻繁に輸血をしています。
併用の場合、副作用は相当きついと聞きました。抗癌剤治療が始まってからの併用は体力的にも厳しいのでしょうか。




148 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/23(月) 21:34
私の母は肺腺癌の3bで胸水もありましたが手術をして同時に
胸膜癒着術をしました。
本では3bでは手術が出来ないと書いてありました。
しかし大きな癌は切除しましたが、周りの多数の小さな癌は残っています。

149 名前: うなぎいぬ 投稿日:2006/10/24(火) 22:24
>148 名無しさん@癌掲示板様

ありがとうございます。3bでも手術をなさる方がいらっしゃるんですね。
残念ながら、私の家族は今日、また胸水がたまっているということで、抜かれたようです。
癒着が終わればもう溜まらないものと思っていたので、がっかりしてしまいました。
前回は左の肺だけに胸水がたまっていたのですが、今回は右にも溜まっていたそうです。
これは、右肺にも転移したということなんでしょうか・・・?


150 名前: てんてん 投稿日:2006/10/25(水) 00:29
>うなぎいぬさん
はじめまして、私の母も胸水有りのT4N0M0判定の腺癌ですが
やはり手術は勧められずに現在化学療法中です。
薬で病勢が抑えられれば、胸水再貯留も引くと思います。
主治医の判断で薬の変更も打診されるかと思いますが、がんばりましょう。

>148さん
非小細胞肺癌の全ての病期において、切除例は非切除よりも生存期間に
有意に差がある…と言うような報告を何処かで見た記憶が有り
148さんのお母さんがかかった病院のような施設へセカンドOPを
取ってみたいと、常々思っています。
関東でそのような施設は在るのでしょうか…。

151 名前: うなぎいぬ 投稿日:2006/10/25(水) 09:07
>150 てんてんさん
ありがとうございます。胸水がたまると、呼吸が苦しそうで格段に運動量が落ちてしまい、見ていてつらいです。
薬が効いてくれることを信じて頑張ろうと思います。




152 名前: 148 投稿日:2006/10/25(水) 15:04
>>150
私の母は田舎に住んでいて、大学病院ですが特に有名な病院ではありません。
胸膜癒着術後、胸水は少しある程度です。
胸水が増えないのであまり症状がありません。
ちなみに胸膜癒着術はシスプラチンを胸腔内投与しました。


153 名前: 肺がん外科医 投稿日:2006/10/25(水) 23:14
>>147
胸水が肺癌によるものと確認されていることを前提としてですが、身内の
方の場合、放射線を併用する適応はありません。これは、胸水の存在が
がん細胞が胸の中に散らばっていることを意味しているからです。放射線を
当てるとすれば、散らばったがん細胞を含めて当てることになりますが、
そうなると癌ができた胸全体に放射線を当てる必要があり、これは副作用の
関係から範囲が広すぎるのです。

>>149
右側にも胸水が溜まってきたのは、やはりがんが原因である可能性が高いで
しょう。肺や胸壁の表面を覆う薄い膜(胸膜)にがん細胞が散らばるように
広がって(胸膜播種)、胸水が溜まる原因になります。

>>150
>非小細胞肺癌の全ての病期において、切除例は非切除よりも生存期間に
有意に差がある…
というようなコンセンサスはありません。きわめて限られた症例について
みれば、そのようなデータも出せるかもしれませんが…

基本的には
>大きな癌は切除しましたが、周りの多数の小さな癌は残っています
ということになるような手術はしません。治すとか寿命を延ばすという
意味では役に立たないので、そのために痛くて危ない手術を受けていただく
のは好ましくないからです。

154 名前: しょう 投稿日:2006/12/30(土) 03:16
このスレッドで、書き込みをしていた、しょうです。
残念ながら、先週木曜日、母は永眠しました。

この掲示板では、本当にいろいろな方にお世話になりました。心より、
感謝申し上げます。ありがとうございました。
ここがなければ、治療の選択肢ももっとずっと限られたものになった
でしょうし、自分たちでどうすべきか途方にくれていたと思います。
母は、最期は自宅で息を引き取りました。普段から強い人だと思って
いましたが、最期まで精神的な強さをもち、泣き言をほとんど言いません
でした。

母の経過は、一つの固有の事例にすぎないかもしれませんが、多少なりとも、
今後治療に関わる人に役に立てばと思い、経過をお伝えしたいと思います。
非常に長くなってしまいましたが、ご容赦ください。

今年5月上旬に、母は自ら病院(地元の総合病院)へ一人で行きました。
このころ、実は父も病気で入院していたため、迷惑をかけないように、一人で
行ったようです。確かに、母の咳はひどくなっていたと思いますが、父の病状
もあり、本人および家族も、単に気管支がすこし弱いだけかな、などと甘く考
えていました。結局、母は、あまりにも呼吸が苦しいのでおかしいと感じ、病
院へいったようです。私は別居しており、兄が父と母と同居していました。
精密検査で、医師は癌と言うことが分かっていたようですが、医師は家族と
一緒でなければ癌の告知をしない方針であり、また母は家族を連れてくるのを
嫌がり、治療の開始が遅れてしまいました。
5月の下旬でしたが、ようやく母と私の二人で診断を聞きに行き、肺がんで
あり、ステージは3Bと告げられました。母が病室へ戻っていった後で、
私一人が面談室に呼ばれ、余命1ヶ月と言われ、衝撃をうけました。母は、
抗がん剤治療を受ければ、数年~10年は生き延びることができると思っていた
ようです。
 この時点で、この掲示板に書き込みをし、質問しました。

 当事書かなかったこともあるのですが、実は、当初の診断では、小細胞ガン
と非小細胞ガンの両方がある珍しいタイプだと説明をうけました。最初は、何
の疑いも持たず、しかも余命1ヶ月、さらに父も入院中(手術後の経過がよく
なかった)ということで、あまりいろいろなことを考える余裕がありませんで
した。主治医の勧めるままに、胸水の排出、胸膜癒着術、そして抗がん剤治療
を行うことにしました。

 ファーストラインで使った抗がん剤はアクプラとナベルビンでした。アクプ
ラは、小細胞ガンにも効くということで、このような選択になったようです。
 こちらの掲示板での励ましもあり、主治医の対応の仕方やまた特に病院の態
勢に不満があったので(声をかけても反応しない看護師など)、できれば転院も
視野に入れつつ、セカンドオピニオンを聞きに行きました。
 実は、この間、6月の初めに父が入院先の病院で亡くなりました(父の件も
いろいろあったのですが、ここでは割愛します)。

 セカンドオピニオンも、思っていたほど容易ではありませんでした。最初、
主治医に頼むと、それは患者さんの権利ですので、というので、大丈夫かと
思ったら、会話の最期の方で、でもどこにいっても結論は同じですので、
ということでのらりくらりと一度目は断られました。しかし、この掲示板等
での様子を見ると、セカンドオピニオンを断るこの主治医は危ないと思い、
一人ではまた押し切られる可能性があったので、別の機会を設けて再び兄と
二人で、強く要望しました。やはりどこに行っても同じと言われましたが、
二人でかわるがわる医師の機嫌を損ねないように、要望し、ようやくセカンド
オピニオンの紹介状を書いてもらえました。
 6月の上旬に、まず癌研に行きました。先に呼吸器外科の先生に、手術の可
能性を尋ねに行きました。しかし、胸水にがん細胞が見つかっているこの段階
では手術は行いません、ということでした。つぎに、6月中旬に、同じ癌研の
呼吸器内科を訪ねました。この先生は、非小細胞ガンと小細胞がんが両方ある
ケースは非常に稀なので、もう一度確認してみたほうがいいといっていただき
ました。仮に、両方あるなら、進展の速い小細胞ガンの方をねらって、イリノ
テカンなどをつかった治療を私たちならする、という主旨の意見をもらいまし
た。私たちは癌研で再度確認してもらうことにしました。

しかし、ここから時間がかかりました。まず、主治医の病院から病理標本を
借りるのに、じつに2週間以上かかり、癌研に病理標本を渡せたのが7月上旬
でした。しかし、その場では判断できないので、結局結論は7月の下旬に聞く
ことになりました。7月上旬の面談は、病理標本を渡すだけになるということ
は予想できたので、癌研のセカンドオピニオンの窓口である医療連携室に電話
をかけ尋ねたのですが、病理標本だけ先に渡すことはできないと言われ、
しかたなく従いましたが、やはりいざ医師にあってみると、今日は標本を受け
取るだけになってしまうので事前に持って来れなかったのか、と逆に質問され
てしまいました。
余命1ヶ月といわれているなかで、これだけの時間を浪費するのは非常に苦
しかったですが、幸い母の容態は、胸膜癒着術後は、多少回復し、入院当初は
食欲もなく歩くのもつらそうでしたが、食欲も回復し、再び長い距離を歩いて
も息切れはそれほどしなくなっていたので、私たちも少し油断していたかもし
れません。

そして7月下旬に、癌研の医師の診断を得られました。たしかに、小細胞
ガンに見える部分もあるが、小細胞と非小細胞の両方があるケースは非常に
まれで、腫瘍マーカーの値などを参考に(ProGRPの値が低いなど)、総合的に
判断すると、非小細胞ガンの肺腺ガンという診断が妥当ではないか、と言って
もらいました。癌研の先生からは、一応、この主治医の治療方針に疑問を投げ
かけてくれたためか、転院してもいいという言葉をもらっていました。
主治医に、セカンドオピニオンの結果を持って帰ると、「私の言っていること
と同じですね、同じ結論です」と言ってきました。耳を疑いましたが、何を言
い出すかわからないので、とにかく転院しよう、と思い、主治医の機嫌を損ね
ることはできるだけ言わないようにしました。これ以降、さすがにこの主治医
も非小細胞ガンの肺腺ガンに対する治療を行う、というように明確に変わりま
した。

しかし、転院するということは予想以上に難しかったです。その後、都立駒
込病院と国立がんセンターにもセカンドオピニオンを聞きにいき、そこで転院
受け入れの可能性を尋ねましたが、治療が始まっていて、それほどおかしな治
療はしていないということで、地元の今の病院で治療し続けてください、とい
う回答ばかりでした。

結局、地元の病院で治療を続けることにしました。理由は、いずれイレッサ
の治療に切替えることは主治医も了解し、その場合は、自宅からの通院になる
ので、近い病院がいい、そして、また何かおかしな治療方針を言われたら、
またセカンドオピニオンで尋ねにいき、確認すればいいのではないか、と思い
ました。ほかにも重要な理由があったのですが、ここでは述べにくいことなの
で省略します(おそらく多くの人には重要でないということもあります)。あと
は、本当の最期になったら、未承認薬の抗がん剤(タルセバ)も使うことを
考慮し、上記の著名な病院では使わせてくれないようなので、最期は自宅で
看取ることにしよう、最期まで抗がん剤治療をつづけよう、ということも、
転院をしないことの理由でした。

母は8月の下旬からイレッサを開始しました。しかし、残念ながら、顕著な
効果は見られませんでした。ただ、特に状態が悪化することもなく、兄と二人
で、とくに介助をうけることもなく、日常生活を送っていました。

しかし、11月初めに、呼吸困難となり、再度入院となりました。私たちは
再び胸水がたまったために呼吸困難になったのかと思い、胸水を抜けばある
程度呼吸は楽になると思っていましたが、CT等の結果では、がん細胞が拡大
したための呼吸困難か、もしくはイレッサの副作用による間質性肺炎との診断
でした。この時点で、右肺はほぼ全部と、左肺にも転移が見られるとの診断で
した。
間質性肺炎も疑われるとのことで、一応ステロイドのパルス療法を受けま
した。
その他の症状としては、お腹がすこし膨らみ始め、腹水がたまっているよう
に見えましたが、主治医は触診のみでガスが溜まっているというのみでした。

ここで、主治医はこれ以上の抗がん剤治療はできないので、緩和ケア病棟の
ある病院に移るか在宅で最期を看取るか選んでくれと言われました。主治医の
診断では余命2週間となりました。当然、この主治医の下で、未承認薬を使う
ことに同意は得られませんでした。このときは5日間の入院後、退院しました。

私たちは、在宅で治療することに決めました。私たちは最期にタルセバにか
けてみたかったので、千葉のある先生のもとにいきました。腫瘍マーカー等を
再度検討してもらい、KL6の値が高かったこともあり、タルセバはとりあえず
避け、11月の中旬にタキソテール+ゾメタを行いました。
しかし、その効果を待っている間、徐々にお腹が大きくなり、また足の浮腫
みもひどくなっていきました。12月のはじめごろから、さらに全身状態は悪化
し始め、一人で歩くのもやっとという状況になっていました。最期の段階にき
たと、私たちもそして千葉の医師も判断したので、タルセバを個人輸入し、到
着次第のみはじめることにしました。結局飲み始めたのは、12月14日でした。
タルセバを飲み始めた直後、母は咳と痰が出なくなったと言っていたので、
その効果に期待は高まるばかりでした。しかし、振り返ってみると、その他の
全身状況は悪化しており、むしろ、咳や痰を出す力自体がなくなっていたのか
もしれません。

12月の上旬は、まだ在宅医も決められていませんでした。兄と話あって、条
件がありました。(1)できれば未承認薬の投与を認めてくれる医師、(2)近
くにいて、いざと言うときにすぐに来られそうな医師(3)またいざという
ときに、すぐに入院できる設備のあるとこと、(4)できれば呼吸器が専門の人、
というものでした。
結果的には、(1)については、在宅医をやるような人は、多くの人がそれ
を認めているようでした。(4)もあまり重要ではないかもしれません。なぜ
なら、肺がんで腹水が溜まっても、腹水を抜く経験が浅い人であれば、やって
くれないからです。
 結局、とりあえずすぐ来てくれて、診察してくれた医院があり、そこは複数
の在宅の医師が連携してやっているので、そこにお願いしました。これが12
月の中旬でした。
 この在宅医も、まだもうしばらくはいけそうと思っていたようでした。とり
あえず、母の症状が軽くなるよう、腹水を抜いてみようということになり、12
月22日に腹水を抜く予定に決めました。

 12月20日頃からは、ほとんど立ち上がることが出来なくなっていました。
この日は、日中は一度寝室から居間に移ってくるのがやっとで、トイレにも行
けなくなっていました。ただ、夜中に一度、介助しながらですが、自分の足で
トイレに行けたので、まだいけるかもしれないと期待していました。

 12月21日は、朝から私が介護に行っていましたが、都合により、午後2時
から私の妻に看護を頼んでいました。この日は、結局一度も立ち上がることが
できませんでした。夕方6時ごろ、妻が母に夕食を食べるか尋ねるも、いらな
いという返事をもらっていました。夕方7時ごろ、兄が会社から帰り、母の元
に行くと呼吸していないことに気がつきました。結局、救急車を呼び蘇生作業
をしてもらいましたが、息を吹き返すことはありませんでした。このケースで
救急車を呼ばないこともあるようですが、私たちの気持ちとしては、それをや
らざるを得ませんでしたし、在宅医の先生とは、そこまで話し合っていません
でした。

 最期は、予想よりも苦しまずに母は逝けたと思います。モルヒネや鎮痛剤は、
用意していましたが、結局使うことはありませんでした。本当は、苦しいのを
すごく我慢していたのかもしれませんが。
 母の病状については、母も最初から知っていましたが、余命についてだけは、
詳しく話をしていませんでした。しかし、11月のはじめの再入院の後で、余命
についても、すべて話しました。こうした話が出来たのは、千葉の先生がいて
くれて、最後まで希望を持たせてくれたからでした。

 最期、わずかでしたが、昔のビデオを見たり、昔話などをしたり、母の
ライフヒストリーなどを聞いたりして、過ごすことができたのは、何物にも
代えがたい、貴重な時間だったと今では思います。自宅にいたから、出来た
ことも多かったと思います。もっといろいろ話したかったことはありますが、
やれることは、やれたのではないかと思っています。
 もちろん、今振り返ってみると、もっとこうしておけばよかった、という
ことはどんどん出てきますが、さまざまな条件のなかで、ベストは尽くせた
のではと、思っています。
今は、比較的平静な気持ちで、母に対して感謝の気持ちでいっぱいです。

 非常に長くなってしまいましたが、時には涙を流しながら書いてきました。
こうして書いてまとめることも、気持ちを整理することになっています。
 何か、私の経験で役に立つことがあれば、お伝えしますので、ご質問があれ
ば、お気軽になさってください。

 この掲示板を運営されている方、励まし・コメント・情報を寄せていただい
た方、本当にありがとうございました。現在闘病中の方、ご家族が闘病中の方、
皆様の病状が少しでも良くなるよう、心からお祈りしています。



155 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/30(土) 07:35
しょう様、詳しいご報告ありがとうございました。
お母様のご冥福をお祈りいたします。
私は、治療のほとんどを夫(非小細胞ガンⅣ期)まかせにしていますので、
ここに書き込みをされている皆さんの懸命な努力にいつも頭の下がる思いで
拝見していました。
早く、もっと効果の見込める薬が開発されるのを待つばかりです。
しょう様、そしてご家族の皆様お疲れ様でした。
お母様はある意味幸せだったと思います。
ご家族の愛情の深さを感じとれました。


156 名前: しょう 投稿日:2006/12/31(日) 07:11
 >>155 さん
返信ありがとうございます。

パートナーがご病気とのことで、ご本人も含め
ご家族の方もいろいろ大変かと察します。
抗がん剤も少しずつですが効果の大きいものも
でてきているので、希望は持ち続けられるのでは
と思います。
1日でも良い状態が続き、ご家族と良い時間が
持てますよう、お祈りしております。

157 名前: とと 投稿日:2007/01/06(土) 05:41
初めてこちらに書き込ませていただきます。

胃癌原発の胸水貯留の父を助けたくて色々検索していたら、
以下の論文を見つけたのですが、↓

http://www.jstage.jst.go.jp/article/haigan/46/6/46_711/_article/-char/ja

ここに書かれている「胸腔ポート」とは何を指すのか、ご存じの方はいらっしゃいますか?
単に廃液用の針を残すことなのか、特殊な器具を埋め込むことなのか、判断がつかないのですが・・・。

158 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/01/06(土) 09:42
>>157
このような使い方をする専用のポートは国内ではまだ売っていないと思いますが、抗がん剤の動注を
繰り返す患者さんに使うポートが流用できると思います。下のイメージは注入口(右の円形半透明な
部分)とその先のチューブが二重になっているタイプですが、このような器具を皮膚の下に埋め込んで、
胸に入れたチューブにつなぎ、皮膚越しに半透明の窓のところを注射針で刺して、繰り返し胸水を
抜き出せるようにするわけです。

http://www.lakeridgehealth.on.ca/patient_care/interventional_radiology/presentations/venous_access/slide27.jpg

引用された論文では、加えて抗がん剤を胸の中に注入して、がん細胞を叩くとともに、肺と胸の壁の
間の癒着を図ったのでしょう。ただ、そこまでしなくとも、胸水を抜く管をしばらく入れておいて、出てくる
量が減ったところで癒着のための薬を入れ、胸水が貯まるスペースを潰してしまうことで、胸水が溜まら
ないようにできることが多いです。2-3週間入院することになりますが、まずそれを試してもよいのでは
ないでしょうか。

159 名前: とと 投稿日:2007/01/06(土) 22:52
肺がん外科医 様

丁寧な解説ありがとうございます。父はこの一週間ほどで加速度的に状態が悪化していて、
手術の類はもう受けられないのです。胸水コントロールを、負担の掛からない
方法で出来ればと思ったのですが、これはちょっと難しいようですね・・・。

胸水が出始めたのはわりと以前で、まだ元気で体力のあった初冬のうちに
胸膜癒着術を勧めておけば良かったと、今は後悔するばかりです・・・。

胃癌が原発なのでイレッサなどは使えませんし、
せめてQOLを高めるために何をすればいいのか・・・。

160 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/11(木) 23:49
胸水や腹水は、本来は身体に必要な栄養なんですよね?
ではただ排液するだけではなく、その液を再度点滴して補給することは出来ないのでしょうか?

161 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/01/15(月) 19:09
>>160
そうすることはあります。
http://www.jfcr.or.jp/hospital/medical/clinic/gastro3.html
で「デンバーシャント」を検索してください。

ただ、それなりに体に傷をつけ異物を埋め込むわけですから、あまり状態の悪い方には使いません。また、
癌のために溜まる胸水、腹水には癌細胞が浮遊していたり、さまざまなサイトカイン(細胞に働きかけて
さまざまな反応を引き起こす微量物質)が含まれていて、かえって体調を崩す可能性もあります。そして、
胸水については、肺と胸壁を癒着させて胸水が溜まるスペースを潰すことで溜まらないようにできることが
多いですから、わざわざシャントを入れることは普通はありません。

162 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/17(水) 11:55
胸水貯留で苦しんでいる患者の両肺から排液すると、片肺からのみの場合に比べて
極端に全身状態が悪化するのは何故なんでしょう・・・?


163 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/01/17(水) 12:23
そりゃもちろんその方が体の負担が大きいからじゃないでしょうか。
片側だけで済んだ時に比べれば病状自体も悪いわけですし。

164 名前: とと 投稿日:2007/01/19(金) 21:04
胃癌原発の胸水貯留でもともと食欲の落ちきっていた父ですが、
この数日は栄養ジュースすら飲むのが辛くなってきたようです・・・。

症状はあくまでも胸水貯留のみで、消化管の閉塞などは無いはずなのですが
(主治医は既に匙を投げていてターミナル扱いなので、僅かな貯留でも排液していて
 今は肺や心臓の圧迫もありません、安静時は比較的穏やかな状態です)
それでもなお、やはり食べ物(飲み物)を通すのは苦痛になってしまうのでしょうか・・・?

165 名前: はな 投稿日:2007/01/22(月) 14:58
初めまして。私は31歳の非小細胞肺癌です。去年の6月に胸水を抜いて、胸膜癒着術をしました。去年から痛みはあったのですが、今年になってからは、背中と胸が痛く、夜は痛くて眠れない程です。オプソ5㎜やロキソニンでも効きません。これは癒着術の影響なのでしょうか?主治医も分からないと言っていて、心配です。

166 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/01/23(火) 23:25
>>165
昨年抜かれた胸水というのは、癌のための胸水でしょうか? それでしたら、胸膜沿いに
広がった癌細胞が育って、胸の壁の神経や骨に食いつき始めている可能性が一番高いと思い
ます。癒着術で半年以上も過ぎてから痛くなるということは普通はありません。

まずは痛み止めの調整をきっちりしてもらって、痛みで苦しまずにすむようになさるのが
よいでしょう。検査をしても癌の状態によってはなぜ痛いかがはっきり分からないかも
しれませんが、、まずはCTかと思います。


167 名前: はな 投稿日:2007/01/24(水) 14:57
>166
お早いご返答ありがとうございました。本日、外来で主治医に診てもらった所、レントゲン上では、変化がなく。診断は、ガンとは影響なく、関節痛では?との事でした。来月にCTを撮る予定です。

168 名前: まる 投稿日:2007/01/26(金) 10:59
初めまして 私は背中の痛みがあり、ロキソニンとざい薬を使ってたのですが効かなく、CTを取ってみると、肋骨に転移している事がわかりました。
放射線治療する事になりましたが、入院してからの説明になるとの事で どんな事をするのか、わからなく とても不安です
どなたか わかる方がいらっしゃいましたら 教えて頂けないでしょうか。

169 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/01/27(土) 12:33
>>168
どのように肋骨に転移しているかも判らないのに、ネット越しに何をどうやるかお聞きになっても
あまり役立たないと思いますよ。「入院してからの説明になる」といわれてそのままにしていないで、
ちゃんと担当医に聞かれるのが一番です。

というのは前振りですが、そのような状況ではおそらく肋骨に1箇所だけ転移があって、放射線
治療をすれば痛みをかなり抑えられるだろうという目算があるのだと思います。治療自体は痛くも
痒くもありません。台に横たわって数分間じっとしているだけです。放射線をさえぎる厚い壁に
囲まれた部屋で一人になりますから、閉塞感はありますが。1日1回治療を受けて、あとは暇です。
回数は施設によって違うので、なんとも言えませんが、1回から30回くらいまでの幅が考えられ
ます。副作用は、多少気持ち悪くなったり、だるい感じがするかもしれないですけれど、普通は
あまりつらくはないです。

170 名前: まる 投稿日:2007/01/27(土) 17:01
肺がん外科医さん、初めまして。
冷静になって読み返してみると、自分勝手な文章で、本当にすいませんでした。

今の状態ですが、抜くほどではないのですが、胸水が少しあり、背中側の肋骨の内側が一カ所黒くなっていると言われました。

放射線の説明 凄くよくわかりました。本当にありがとうございます。


171 名前: 62 投稿日:2007/04/16(月) 20:57
どうぞ基本的なことを教えて下さい。今入院中です。レントゲンとCTで右胸が真っ白、胸水と言うことで昨日から抜いています。赤い明らかに血液が混ざっているなという色です。
原因は何が考えられますでしょうか?

172 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/04/16(月) 22:20
>>171
分りません。あなたが肺がんの患者さんなのでしたら、がんが絡んでいる可能性が
最も考えられるでしょうが、他にも原因はさまざまありえます。背景も知らせないで
そういうことをお聞きになっても役に立ちませんよ。

173 名前: さつき 投稿日:2007/04/21(土) 11:01
 81歳の母親のことで相談します。
かない重いパーキンソン病で数年来、薬を飲んで治療していたところ、2ヶ月前
に心不全を起こし入院しました。
 数週間で心不全の症状は軽減したのですが、胸水がたまり、2回針を刺して抜
き取りました。
 原因がはっきりせず、検査結果から感染症や結核の可能性は極めて低いとのこと
で、主治医は原因のひとつとして肺癌も疑っているようです。
 次の点についてご指導いただければ幸いです。
 1. 1回CTをとったのですが、胸水が残っているためよく写らないとのことで、
  太いチューブで胸水をもっと抜いてからCTをとれば、何か(癌)が見えてく
  るかもしれないとのことですが、胸水の量でCT画像はそんなに変わるもので
  しょうか。
 2. もし、肺癌であったとしても、この年齢で、胸水が溜まるまで進行している
  と、積極的な治療は難しいとのことですが、そうなのでしょうか。
 3. 2のとおりだとすると、敢えて原因を特定できないまま、時々胸水を抜いて
  様子をみていくのも妥当な選択肢でしょうか。


174 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/04/25(水) 22:50
>>173
1.もちろん変わります。胸水の分、肺が圧迫されて空気が抜けてつぶれますが、この
つぶれた肺と腫瘍の塊を区別することはしばしば困難です。

2.まず胸水は太いチューブで抜いて差し上げた方が良いと思います。癌が絡んでいるの
でしたら、胸水がまた溜まって肺をつぶすので息が苦しくなります。そうならずに済む
ように、まず太目のチューブで胸水をできるだけ排除し、肺の表面と胸壁の内側が癒着
してしまうのを促すピシバニールなどの薬を胸の中に入れて、胸水が溜まるスペースを
つぶすことです。

それ以上の治療は抗がん剤を使うことになりますが、お母さんの状況では抗がん剤の
副作用によってかえって命を縮める可能性がけっこう危惧され、また治る治療ではなく、
多少寿命を延ばせるかもしれないという程度の効き具合が普通ですから、積極的な
治療を進める医者は少ないでしょう。もっとも、こういう話は常に可能性なので、やって
みたら偶々うまく行く可能性がないわけではありません。それにかけてやってみることも
できますが、悪い結果に終わってもしょうがないと諦められるのならばの話です。

3.いいえ。たびたび胸を刺されるのではお母さんも大変なんじゃないでしょうか。2.の
癒着のためには2-3週間ほどの入院が必要なことが多いですが、それはした方が良いと
思います。それから、本当に癌による胸水なのでしょうか? 心不全+低栄養でもしつこい
胸水に悩まされることはありますよ。

175 名前: さつき 投稿日:2007/04/26(木) 22:01
どうもありがとうございました。
主治医とよく相談してみます。
ご回答の中の「胸膜の癒着を促す方法」は、胸水貯留が癌以外の原因に
よるものである場合には、有効な方法ではないのでしょうか。


176 名前: さつき 投稿日:2007/04/27(金) 21:12
追伸 おさしつかえなければ更に教えて下さい。
  胸水の検査を2回したのですが、癌細胞はみつからなかったのですが、
 それでも、癌の可能性はあるのでしょうか。
  CT以外に、癌なのかどうか調べる方法はないのでしょうか。

177 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/04/30(月) 20:39
>>175,176
がん以外の原因による胸水に対しては、通常は原因を治す治療で対処します。
癒着による方法は胸水が溜まるスペースをつぶすわけで、がん以外の原因でも
有効なはずですが、それなりの問題もいくつかありますので、原因を治せそうな
状況ではそちらが優先です。

本当はがんが原因なのに、何回か胸水を検査してもがん細胞が検出されないことは
多くはありませんが珍しいことでもありません。

画像を撮影する検査では、画像の特徴から「おそらく」~「ほぼ確実に」そこに
がんがあるだろうという診断はできますが、その部位の一部なりとも採取してがん
細胞を顕微鏡的に確認しない限り、普通は「がんです」とは断定しません。「普通は」
と言うのは、例えば転移が多発しているような状況では、画像と状況から「ほとんど
間違いなく」と言えるほど多発転移であることが確実である場合があるからです。

178 名前: ほー 投稿日:2007/07/06(金) 17:06
5月に父が悪性胸膜中皮腫と診断を受け余命13ヶ月と告知を受けました。父が中皮腫と診断を受け毎日勉強しました。父は運よくアリムタを使うことができました。初めはアリムタで余命をかなり延びるものと軽い気持でいました。しかし調べれば調べるほど数ヵ月余命が延びるだけだということがわかり…父にも母にもそのことははなしてません。それより父は胸水を1ヶ月に1度抜く程度で、症状がなく。抗がん剤は今1クールの2回目を終わったとこです。抗がん剤後1週間は吐気など副作用がありますが、その後は元気で自覚症状がなく『自分は本当に後1年なんだろうか。誤診じゃないのか』と疑問を持っています。来週セカンドオピニオンです。本人は1から検査をやりなおしたいみたいですが…病気とも向き合わないといい治療ができないと心配しています。しかし家族は父がしたいように後悔はさせたくないのでセカンドオピニオンにも賛成しました。大阪の病院では免疫療法の研究もすすんでいるみたいで、去年の今頃の話しでした。マウスでの実験段階ではアスベストを分解できたとか。実験でもいいので試してみたいです。まだ58才なんです。後1年は短すぎる。

179 名前: アメ 投稿日:2007/07/13(金) 08:36
57歳の父が6月末に肺癌と診断をうけました。ステージⅢbです。胸水が1リットル貯まってる為まず少しずつ水を抜いて、それから抗癌治療に入るとこのことですが、まだ今後の詳しいスケジュールは決まってません。
告知を受けて以来落ち込んでる父に、私は子供がいるので病院にも顔を出せず一人で看病に行ってる母に様子を聞くことしか出来ない状況です。抗癌治療に入るまでは好きなもの食べれるようで、父の好きなものを買って行ってる
んですが、抗癌1クールを終え、副作用が落ち着いたらまた食べれるようになるのですか? あと、6回の抗癌治療が終わるまで入院し続けるんでしょうか? 幼稚園に通う子供と赤ちゃんとの接触は、風邪菌などを移してしまう可能性が
あるのでなるべく会わせない方がいいのでしょうか? 病院には行けないので自宅に帰ってきたときは会わせてあげたいのですが、そのことで父の病気が悪化する可能性があるのであれば考え物なので

180 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/07/17(火) 11:29
アメ様
お父様がお孫さんに会いたいと言われる様でしたら、手洗いやうがいをして短い時間でも会わせてあげた方が良いかと思います。
外泊ができるのであれば大丈夫でしょう!お孫さんの笑顔は、一番の薬ではないでしょうか!!

181 名前: アメ 投稿日:2007/07/17(火) 13:17
大まぬけ3号さんへ
ありがとうございます。日曜日子供を主人に預けて父に会いに行ってきました。
元気だったので、落ち着いたら週末は自宅で過ごすことも考えてるようなので、しっかり手洗いうがいをさせて子供たちを会わせてあげたいと思います!

182 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/07/17(火) 13:32
アメ様
そうですね!お父様の笑顔を引き出す工夫をしてあげて下さい。
私は、今年の2月に肺癌の手術をしました。入院中は人と話をするととても疲れますが、子供が面会に来ると嬉しいものです。


183 名前: しゅん 投稿日:2007/08/11(土) 08:43
初めて、投稿させていただきます。
父は、今年の2月に肺がんの疑いがあり、検査の結果、扁平上皮癌ステージ
Ⅲa、余命1年と診断されました。
4月より入院をして、放射線治療と抗がん剤治療を4クール行いました。
治療の結果、レントゲン・腫瘍マーカー等の検査で、ほぼ治っているとのこ
とで7月の末に退院しました。
ところが、半月もたたないのに、今度は、肺に水が溜まっていると言われま
した。退院時の検査では、何もなかったのにこんな短い期間でこのような症
状が出るとは不思議でなりません。担当の医師は、放射線治療の副作用では
ないか?といってるそうですが、よくわかりません。少量の為、自然になく
なることもあるし、苦しくなってきたら病院に来て治療するとのことです。
ガンが再発してる可能性はないのでしょうか?また、この様な症状の出た方
がいましたら、知っている範囲でかまわないので教えてください。
よろしくお願いします。

184 名前: 鼓哲 投稿日:2007/08/27(月) 11:58
しゅんさんへ。私は医者ではありませんが、家内が肺癌で約1年闘病しています。抗がん剤治療は7クール、放射線治療も行いました。まず、余命宣告はあまりあてになりませんから、考えないほうがいいと思います。胸水はしょっちゅう溜まって、たんがからんだりして、食べられなくなります。治療の結果は良くなったり効果が無かったり色々です。家族としては、できるだけ長い時間を一緒にいてあげて、わがままを聞いてあげることだと思います。残された時間は決して長くはありませんから。

185 名前: さや 投稿日:2007/08/28(火) 00:47
母が肺ガンです。84歳です。先週から,胸の痛みがあり胸水が1リットル溜まっていました。今日胸膜癒着術をしました。今後
個人差はあると思うのですが,今後母の病状がどのようになっていくのか。どれくらい余命があるのか不安でたまりません。どなたか教えていただけませんか。



186 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/08/28(火) 22:32
>>185
誰にも分りません。胸膜癒着によって胸水が溜まらなくなれば、がんの広がりによっては
まだまだ長生きできる可能性があります。他方で、胸水以外にも広くがんが広がっている
のであれば、先行きはかなり厳しいでしょう。しかし、広く広がっていても、今後の治療や
がん自体の性質によっては、進行がゆっくりしている可能性もあります。

胸水が溜まってしまった肺がんが治るということは通常ありませんので、不安になるのは
もっともですが、状況がはっきり分っていても残された時間を正確に知ることは無理ですし、
まして状況がよく分らないネット上でこういうことをお尋ねになっても、役に立ちません。

187 名前: ナース 投稿日:2007/09/25(火) 22:55
62歳の父の話です。10日前に 検診目的で胸部レントゲンとCTを撮りました。
素人が見ても分かるくらい 右肺が真っ白で 担当の医師が胸水貯留しているからとその場で
穿刺し検査に出したところ 癌のclassⅤという結果がでました。腫瘍自体は
胸水があって 確認できていないのですが これは今後の検査で見つかるのでしょう。
喫煙歴は一日60本×40年以上。自覚症状は 数年続くしつこい咳、この1ヶ月は咳き込み・倦怠感・体重減少・・が
あるようです。
まだ 上記以外の検査は行っていないのですが、今後 気管支鏡やMRIなどの検査が入ってます。
主治医には 化学療法になるでしょう・・と言われているみたいですが、
こういった場合、胸水はいつ頃から貯まったものなのでしょう?
1年前の胸部レントゲンでは 何も指摘されてないみたいなんです。
胸水は急に貯まる物ですか?
また 癌の進行度はどれくらいですか?胸水の検査結果のclassⅤというのは
どういう意味でしょうか?末期癌と捉えて良いのでしょうか?
こういった 症状の場合、予後はどんな感じでしょうか?
今 訳が分からなくて 困ってます。何でも良いので お答えお願いします。

188 名前: アメ 投稿日:2007/09/27(木) 23:24
私の父58歳も6月末に会社の健康診断でナースさんのお父様と同じように胸水が貯まっていてステージ3B余命1年といわれました。
抗がん剤を3クール目ですが、抗がん剤投与後2,3日は寝込んでます。
三週間に2回の抗がん剤投与なので、楽になったらまた投与という形です。
仕事も辞めたので落ち込んでいると思いますが、孫を連れて行くと笑顔で相手しているので
このまま、穏やかに生活してて欲しいと願ってます。

189 名前: 真優 投稿日:2007/09/28(金) 18:38
父が肺ガンになりました。検査の結果、腺癌と判明。手術により右下葉を切除しました。その後の組織検査等からⅠa期と判り、家族一同喜んでいたのですが、最近の検診(術後7か月)で腫瘍マーカーが高いこと、胸水の増量が確認され、検査入院になってしまいました。今後、どのような病状が予測されるのか、どなたか教えていただけないでしょうか?また、ステージは変わるものなのでしょうか?

190 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/28(金) 21:35
>189
再発じゃないでしょうか?
胸水出現しているところをみるとその可能性がたかいと考えられます

191 名前: 真優 投稿日:2007/09/28(金) 22:27
名無しさん様へ
早速のお答え、ありがとうございます。再発とのお答えでしたが、再発と転移とは同じことでしょうか?また、家族として最悪の事態も想定しておかなければならないのでしょうか?今後の一般的な治療も含めて教えて頂けないでしょうか?無知で申し訳ありません。

192 名前: 水夏 投稿日:2007/10/01(月) 03:52
↑に書き込んだ名無しです。仕事中に書き込んだため中途半端な内容ですいません
再発とは、初回治療後の細胞の依存によって起こるもの。
転移とは血液、リンパによって多臓器に運ばれてそこで増殖するものと考えてください
肺がんは、癌の中でも、悪性度が強く初期癌でも再発、転移を起こしやすいといわれてます。
抗癌剤、放射線も効きにくい腺癌(非小細胞癌)です。進行はゆっくりですが確実にお父様の生命を脅かすと思われます。
現在背部痛、息苦しさ、声がかすれるなどの症状はでていませんか?


193 名前: 真優 投稿日:2007/10/01(月) 22:53
名無しさん様へ
詳しいご説明、ありがとうございます。
父に変わったことはないか、常々聞いていたんですが、術後から変化はないようなんです。ご指摘のような症状も特にありません。咳、くしゃみ時の胸に響くような症状があるそうですが、これは担当医から肺ガン術後にはよくあることと以前から定期検診時に言われておりました。現在、CT・MRI・胸水を抜いての検査を終え、結果待ちの状態です。不安でたまりません。どうしたらよいのでしょうか?

194 名前: カエル 投稿日:2007/10/02(火) 00:00
>193
胸水の増量が確認と書かれていますが手術前もしくは直後からあったのでしょうか?
またマーカーの値は高めとのことですが基準値を大きく超えているのですか?
マーカーは上下しますよ。また手術前にどのような検査をしたか
によっても再発、転移かそれとも大丈夫なのか等変わってくるかもしれませんね。
いずれにせよまずは冷静に検査の結果を待ってから次のことを考えることを
お勧めします。ちなみに私も患者です。

195 名前: 真優 投稿日:2007/10/02(火) 01:53
カエル様へ
同じ患者さんでありながらご自分も大変な中、ありがとうございます。
手術前に胸水のことは特に指摘はありませんでした。腫瘍マーカーの上昇は今回の検査入院に際して、担当医から高いとだけ言われただけで、前回までのデータ等、何も知らされておりません。患者側として、もっと詳しい説明を求めるべきでしょうか?また、求めてもよいものでしょうか?

196 名前: カエル 投稿日:2007/10/02(火) 21:48
お医者さんによっては色々と聞かれるのを嫌がる先生もいらっしゃる
ようです。しかしこの病気は最終的に患者側が治療について決断をすることが
あるかと思います。その際に情報や判断材料は大いに越したことはありません。
私はお聞きしたほうがよろしいかと思います。それには患者側も素人なりに
ある程度の勉強も必要かと思いますのでがんセンターのHP等で情報を見られ
るといいかもしれませんね。また先生が聞いたことに答えてくれない場合や
煙たがるようであれば担当医もしくは病院を変えたほうが良いかもしれません。
個人の意見ですがご参考までに。



197 名前: 真優 投稿日:2007/10/02(火) 22:18
カエル様へ
ありがとうございます。明日、今回の検査入院の結果が家族に説明されます。不安でたまりませんが、しっかりと納得いく説明をして頂くつもりです。父がこの病気になって、掲示板等いろいろなものをみましたが、やはり不明な点は多々あります。これからもしっかり勉強していこうと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。カエル様も癌に負けないよう、ご自愛下さい。ありがとうございました。

198 名前: 真優 投稿日:2007/10/04(木) 08:45
父(74才)の検査結果がでました。病名は癌性胸膜炎。2月の右下葉切除の際、主治医より『リンパもきれいに取りました。リンパに転移はありません。ステージは1aです』と言われ、ホッとしていたんですが…。
今回の検査で、CT・MRIでは悩も含め、癌はないとのこと。リンパには確実に癌細胞があるとのこと(胸水の中に癌細胞が確認できたそうです)。その病院にはPETがないため、胸膜癒着術(ピシバニール使用)後、退院して退院にてPETを受けるよう指示されました(骨に転移がないか確認のため)。その後は化学療法になりそうです。

199 名前: 真優 投稿日:2007/10/04(木) 08:57
続けての書き込み、お許し下さい。
主治医の説明中はしっかり聞いたつもりだったんですが、やはり後から気になる点が出てきました。
本当に1aだったのか、リンパには転移はないとおっしゃったのに何故?、術後の抗がん剤治療の必要性は本当になかったのか?もっと早く発見できなかったのか、父の今後は?本当に完治は無理なのか等々…。
どなたかご意見を頂ければ幸いです。
ちなみに説明中、画像・検査データ等、資料はありませんでした。

200 名前: 水夏 投稿日:2007/10/04(木) 10:39
真優さん。
治療開始からの5年間生存する割合(5年生存率)は、がんの病期と全身状態により異なります。手術をした場合の5年生存率は、病期I期(IA、IB期):70%、II期(IIA、IIB期):50%、IIIA期:25%といわれています。手術が適切でないIII期で、放射線療法と化学療法の合併療法を受けた場合、2年生存率は40~50%、5年生存率は15~20%です。IV期で化学療法を受けた場合、1年生存率は50~60%です。
1aでは通常抗がん剤治療を行わないので病院の判断としては
間違っていないと思います
1aとはがんが原発巣にとどまっており、大きさは3cm以下で、リンパ節や他の臓器に転移を認めない段階です
手術時の検査じには癌細胞がほかの場所にあっても発見できなかったのかもしれません
あと、腫瘍マーカーは肺がんの場合はあまりきになさらなくていいと思います




201 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/10/04(木) 11:29
真優様
私は、2月に肺がん手術(ⅠB1個・ⅠA3個)を受けました。
当初の診断ではⅠAでしたが、実際にはⅠBと大きくなっていました。
腫瘍マーカーは正常値です。術後はUFTを服用しています。
8月のCT検査では、除去出来ずに残っていた1個のがんは小さくなって
いました。現在UFTを服用していますが、小さくなったのは、ムリをしないで
のんびりしていたからだと思います。消滅したわけではありませんので心配では
ありますが、大きくなったら除去するしかないと考えています。
複雑な体内のことは、医師も実物を見ないと判らないものと思います。
医師の診察に疑問な点があればお聞きした方が良いですし、説明を嫌がるので
あれば、CT画像などを頂いて他の病院でのセカンドオピニオンをお勧めします。
必ず良くなるという気力が必要です。医師を信頼した上での治療に臨みたいですね。




202 名前: 真優 投稿日:2007/10/04(木) 17:14
水夏様
いつもありがとうございます。生存率データはわかっておりました。しかしながら、まさか父が70%ではなく、30%に入るとは……という感じです。しかも、リンパに転移なんて夢にも思わなかったもので、動揺しております。手術検査時に見えない(わからない)転移があるというケースは、CT・MRIなど進歩した現代医学においてもよく起こり得ることなのでしょうか?それとも何か回避措置があったのでしょうか?悔やまれてなりません。腫瘍マーカーはあまり無関係と書かれたのは何故でしょう?知識不足で申し訳ありません。

203 名前: 真優 投稿日:2007/10/04(木) 17:17
続けての書き込み申し訳ありません。
水夏様
今後ともよきアドバイスを賜りますよう、よろしくお願いいたします。本当に感謝しております。

204 名前: 真優 投稿日:2007/10/04(木) 17:25
大まぬけ3号様
ご自身が闘病中とのこと、お辛いはずですのに、アドバイスを頂きまして、本当にありがとうございます。患者本人である父をしっかり支えられるよう頑張ります。また、セカンドオピニオンはやはり行おうと思います。悔いを残したくありませんし、父は助かると信じておりますので。
強い気力で頑張ります。本当にありがとうございます。

205 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/10/04(木) 18:41
真優様
がんは、外から飛んできたものではなく体内で発生したものです。
腫瘍マーカーは低い方が良いでしょうけど、私は正常値でしたからね。
現状がどうなのかを把握することは必要ですね。
自己の治癒力が重要だと思います。あの手この手で頑張りましょう!




206 名前: 真優 投稿日:2007/10/04(木) 20:28
大まぬけ3号様
ここは、父の検査入院が半ば強制的に決められ、再発or転移かも知れないという心配の念から、慌ててネットで検索して出会えたサイトです。患者様の実体験やお医者様のアドバイスなど、とても参考になりますし、また、勇気づけられます。出会えてよかったと心から感謝しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
大まぬけ3号様も体調に注意なさって頑張って下さい。きっと良くなることを願っています。
父の癒着術がうまくいったら、またご報告させて下さい。

207 名前: 真優 投稿日:2007/10/06(土) 15:54
胸膜癒着術について質問させて下さい。
水曜日(3日前)にピシバニール使用の癒着術を行いました。発熱が予想されるとのことで、薬剤注入後に座薬を使用されました。ところが、昨日微熱(37℃くらい)があっただけで、本人はいたって元気そうなんです(父は県外入院のため、本人との電話連絡でしか情報がありません)。担当医の事前の説明では熱がでたほうがよいとのことで、家族としては術式がうまくいっていないかもと、心配しています。胸水の排出量は減ってきているみたいですが…。ご意見よろしくお願いいたします。

208 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/07(日) 16:09
>>207
ピシバニールでは熱が出ることが多い、のであって必ず出るわけではありません。出る熱も人
それぞれで、解熱剤であろう座薬も入れていらしたのですから、微熱程度でぜんぜんおかしく
ありません。解熱剤を使わないでも全く熱が出ないようですと、体の反応が弱いのかもと言うことで
効き目を心配しますが、熱が出ないからといって効きが悪いわけでは必ずしもないようです。

209 名前: 真優 投稿日:2007/10/07(日) 17:36
肺がん外科医様へ
ていねいなご説明、ありがとうございました。事前の担当医の説明では、熱が出た方が効き目がありますとの説明でしたので、心配しておりました。これで一安心できました。
ところで、まだ疑問があるのですが、胸水の量がどの程度まででしたら、癒着術がうまくいっていることになるのでしょうか。ちなみに、現在一日に70ccくらいだそうです。
見舞いに行けないので心配です。よろしくお願いいたします。

210 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/10(水) 11:12
>>209
通常は1日の排液量が200ccほどを下回ると、胸水の産生と吸収のバランスが取れて溜まらなくなっているものと判断して管を
抜きます。ですから、お父さんの状況ではもうOKという線でしょう。ただ、胸水の溜まるスペースが癒着などで小分けされて
しまっていることがあり、管の入っている場所はOKだが、他にも溜まる場所が見つかってやり直しになることもあります。

211 名前: 真優 投稿日:2007/10/10(水) 16:20
肺がん外科医様
ご説明ありがとうございました。実は、月曜に管が抜けていました。ご報告せず、申し訳ありませんでした。おそらく、70~80cc程だと思います。肺がん外科医様のご説明で、また安心できました。ありがとうございます。
今後はおそらく、化学療法になると思います。
お忙しいなか、恐縮ではございますが、今後ともよきアドバイスをよろしくお願いいたします。

212 名前: 真優 投稿日:2007/10/12(金) 18:47
主治医に対し、最近不信感を抱いております。今後の治療にあたり、医師との信頼関係は重要との考えから、あえてご意見を伺いたいのですが、よろしくお願いします。不信感を抱いた理由は、
・術後(1a期・肺腺癌)の検診にて腫瘍マーカーを調べていない
・4回目の検診(術後半年経過)時に調べたところ、CEAの異常な上昇が確認
・明らかに胸水増加が前回X-Pと比較して確認されるものの異常なしと言われ、次回受診日を決定
・診察時間は約5分程度
・その後、数日経過後に検査入院のTEL(理由はCEAの異常上昇と胸水増加)

以上は通常の対応でしょうか?

213 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/12(金) 20:05
>>212
なんか変だなーとは思います。

>・術後(1a期・肺腺癌)の検診にて腫瘍マーカーを調べていない

手術前にCEAが高かったのでしたら、術後に下がったかどうかは普通チェックします。下がって
いれば、切除した癌がCEAを産生していたと解釈できますから、引き続きチェックして再上昇して
こないかどうかみていきます。

>・4回目の検診(術後半年経過)時に調べたところ、CEAの異常な上昇が確認

CEAがいったん下がるかどうかをチェックするのは、CEAの変動が癌のためだけに起きるとは
限らないからです。文面からは、下がったかどうかチェックせずに、半年を経ていきなりチェック
したように見受けられますが、そうであればイマイチですね。

>・明らかに胸水増加が前回X-Pと比較して確認されるものの異常なしと言われ、次回受診日を決定

右下葉を取り除いた隙間が多かれ少なかれありますから、そこに胸水が溜まるのは正常ですし、
一時的に胸水の量が増えることもあります。しかし、通常は1-2ヶ月もすれば胸水の量はたいてい
安定して、それ以降に「明らかに」増えるようであれば、癌性胸膜炎の発生をまず疑います。

ただ、病期IAの肺腺癌の方に術後半年で癌性胸膜炎が発生する可能性はかなり低く、とりあえず
様子を見ようと考えたのかもしれません。まあ、疑い出せば、本当にIA期だったのかな?とも思い
ますが・・・

>・診察時間は約5分程度
>・その後、数日経過後に検査入院のTEL(理由はCEAの異常上昇と胸水増加)

CEAの検査結果が出るまでの時間は施設によって異なりますが、急いでも1時間以上はたいてい
かかります。多分、診察までの時間では出ていなくて、数日後に出た結果を見て、こりゃおかしい
とあわてたのでしょうか・・・

まあ、そういったところで、まずは本当にIA期だったのだろうか?というのがお父さんの件を読んだ
ときの最初の感想でした。

これまでの対応についても、ちょっとなーと思うところはあります。

ただ、癌性胸膜炎というのは胸の中に癌が散らばって広がってしまった状態です。この状態を
一刻も早く見つけた方が結果が良くなるわけではありません。「もっと早く見つけておけば」という
気持ちは判りますが、的は射ていません。

214 名前: 真優 投稿日:2007/10/12(金) 21:10
肺がん外科医様
早速のご意見ありがとうございます。
父の経過は
・2月に手術→1a宣告
・3、4、5月検診時、CEAチェックせず
・9月検診時、CEAチェック→急上昇・胸水増加確認
・検査入院→癌性胸膜炎の診断
やはり、肺がん外科医様のご意見からも、1aは判断ミスのような気がしますが…。
結果はどうあれ、その病院を頼り、何度も遠方へ(近医はありますが、より実績のある病院へ)足を運んだ私たちに対し、もっと丁寧に診察・診断をして下さってもよろしいのではないでしょうか!と感じざるおえません。

215 名前: 真優 投稿日:2007/10/12(金) 21:16
続けての書き込みお許し下さい。
今後は気持ちを切り替えての化学療法になります。
副作用も考えて、近医での治療になりますが、気持ちを切り替えて臨むしかないと思っています。
最後に、病期の診断とは、そんなに難しいのでしょうか?悔やまれてなりません。

216 名前: 水夏 投稿日:2007/10/13(土) 21:41
1aの診断は間違っていないと思いますよ。
その時点では腫瘍の大きさはそれだけで、りんぱ浸潤もなかったでしょう。


217 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/13(土) 23:22
胸膜癒着術をしても水が溜まってしまうことってあるのでしょうか?
このまま、溜まってしまったら抜くという繰り返ししかないのでしょうか?

218 名前: 真優 投稿日:2007/10/14(日) 16:19
水夏様
いつもありがとうございます。1aの診断で間違いないとのご意見ですが、それならば、原発は手術により取り除いたわけですから、現在の癌性胸膜炎は原発によるものではないと考えてよろしいのでしょうか?私達素人の考えですと、「原発が取り除けて、かつリンパの切除をして生検の結果転移なし」ですと、転移・再発は無いように思えるのです。
どうかご教授下さい。

219 名前: 通りがかりの患者 投稿日:2007/10/14(日) 17:02
>218
手術の時点での情報(手術時の観察含む)から、「その時点では腫瘍の大きさはそれだけで、りんぱ浸潤もなかったでしょう」ということであれば「手術(直後)の時点での診断に間違いはない」ということになります。

しかし、手術の時点での情報で全てが尽くされているとは限りません。
CTなどでは数ミリ以下の転移は検出出来ませんし、手術時の目視観察にしても、見ることができるのは一部だけですし、また、極めて微細な転移はわかりません。

ということで、「手術(直後)の1aの「診断」は間違ってい」なかったが、残念ながら、「真実」は異なっており、結果として転移・再発が起こることがあるというのが、現在の医療の限界です。
ちなみに国立がんセンターHPによると「手術をした場合の5年生存率は、病期I期(IA、IB期):70%」となっています。

220 名前: 真優 投稿日:2007/10/14(日) 18:59
通りがかりの患者様
ご意見ありがとうございました。これまでの医師の検診・応対から医師不信感の念が生じ、結果として「他の病院だったら、より正確な病期を診断してくれたのでは?」とか「病期にあわせて、よりスムーズに化学療法へ移行できたのでは?」といった気持ちになっていました。申し訳ありませんでした。
現代医学では発見不可能な転移・再発があるという事実、そしてそれが父に起きてしまった事実、非常に残酷ですが、ありのまま受け入れて、父を励まし、共に頑張ろうと思います。
ご意見を下さる皆様、本当にありがとうございます。

221 名前: 真優 投稿日:2007/10/16(火) 22:05
腺癌手術の際の、洗浄細胞診についてお教え下さい。また仮に、陽性であった場合はどのような事が考えられますか?病期とは関係ありますか?

222 名前: 真優 投稿日:2007/10/20(土) 22:24
先日の書き込みに関しまして、補足いたします。
父の経過から説明しますと、
・肺腺癌にて右下葉切除
・術後の診断=1a期との医師の説明→以後定期検診(1ヶ月ごと)に来るよう指示される
・1ヶ月ごとの検診×3回の医師の診断=異常なし→次は4ヶ月後にしましょうとの指示(しかしCEAを調べていなかったことが、後の検査入院時に判明)
・術後7ヶ月目の検診→CEAを初めて調べ異常値→検査入院→癌性胸膜炎の診断

223 名前: 真優 投稿日:2007/10/20(土) 22:33
続けての書き込みお許し下さい。経過の続きですが、
・今後は地元での抗癌剤治療になるため資料を求めた際に、開胸時洗浄細胞診および閉胸時洗浄細胞診(+)を教えられる。(しかもカルテを見直して思い出したかのように言われる)→「○○さんの場合は術後に抗癌剤をしておいた方がよかったかも」と言われる。

何なんでしょうか!この対応は!訳がわかりません。
今でもその医師を信頼している父がかわいそうでなりません。
確かにいつかは現状になっていたかもしれませんが、術後に教えてくれてもよかったのにと考えてしまうのです。

224 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/21(日) 09:44
>>223
「閉胸時洗浄細胞診(+)」は原発巣の状態を示すT因子としては、もっとも進行したT4に
相当するという論文があります。T4の肺がんは少なくともIIIB期で、手術単独で治癒する
確率はかなり低く、「術後に抗癌剤をしておいた方がよかったかも」と言わざるを得ない
でしょう。

ただ、術後の抗がん剤をやっておけば必ず治る、というわけでは全然なくて、抗がん剤を
受けることで10人に1人くらいは5年生きられるようになるという役立ちようが期待できる、
というのが現代の抗がん剤の力です。

225 名前: 真優 投稿日:2007/10/21(日) 12:18
肺がん外科医様
いつもありがとうございます。本当に感謝しております。
術後の抗癌剤治療の効果が薄いことは把握しております。いずれ、現状(癌性胸膜炎)になっただろうことも理解できます。
しかし、術後に主治医から説明がなかったこと、主治医不在時の引き継ぎの不徹底、そして、切除で治ったと思い込み患者側からもっと医師側にアプローチしなかったこと(そうしていたら医師もカルテをもっとしっかり見て対応を考えてくれたかも?)、結果、再発までの7ヶ月を無駄に過ごしたことが悔やまれるのです。

226 名前: 真優 投稿日:2007/10/21(日) 12:26
話しが途中になり、失礼しました。私は携帯で書き込みをしていますので、制限されてしまうのです。続けて書き込みお許し下さい。
ただ、確かなことは現状を受け入れ前向きに考えることです。抗がん剤をするか対処療法でいくか決めなければなりません。
今後もよろしくお願いします。この掲示板は、今や私の心の支えなっております。いつも本当にありがとうございます。

227 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/10/28(日) 03:31
はじめましてm(__)m
とても勉強になる場所を見つけてホッとしております。
質問させて下さい。
父は9月12日血痰が出て初診、胸水と拳大の腫瘍があり家族が呼ばれました。9月19日に紹介された病院へ入院し、診断は扁平上皮肺がんのステージ4でした。10月17日にカルボプラチンとパクリタキセルね抗がん剤治療がはじまりました。
入院時からセルベックスを毎食後とペントシリンを朝、夕2gづつ点滴し、昨日までは止血剤も点滴していました。
現在は抗がん剤治療の3日後からアモバンとロルフェナミンを寝る前に飲んでいます。
胸水が気になって、何度も先生に聞いてみましたが、そのままで大丈夫とおっしゃいます。
私はペントシリンをこんなに毎日二回も1ヶ月も続けて大丈夫なのか心配で仕方がありません。
大丈夫なのか、どなたか教えていただければ…と思い書き込みさせて頂きました。
どうぞよろしくお願いします。

228 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/28(日) 11:42
>>227
>>私はペントシリンをこんなに毎日二回も1ヶ月も続けて大丈夫なのか心配で仕方がありません。

先生にお聞きになるべきことです。ペントシリンは抗生剤ですから、何らかの細菌感染があるのかとは思いますが、
熱は出ていないようなので、何のために使っているのか不明です。もし、細菌感染があるのだとしても、1ヶ月も
使っていれば大抵はその薬に抵抗性を持つ最近に置き換わって行きますので、こういう使い方は普通はしません。

229 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/10/28(日) 12:17
どうもありがとうございます。
今日聞いてみようと思います。
続けての質問で申し訳ありませんが、胸水はこのままにしておいても大丈夫なのでしょうか?
それも心配なのですが…よろしくお願いします。

230 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/28(日) 13:17
>229
それも主治医に確認したら。

まず主治医に確認する。それでも納得出来ないならば、そこでネットで他の意見をきいてみる。

一番情報を持っているのは主治医ですし、その程度の努力をするのがボランティアとして回答して下さる方への礼儀ですし、また、

231 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/10/28(日) 13:47
はい。
ありがとうございますm(__)m
看護師さんはわからないようで、火曜日の午後に先生とお話し出来るようにお願いして来ました。
本当にこのような場所があって、お忙しいのにお返事が頂けて助かりました。つい甘えてしまいました。すみませんでした。貴重なお時間を頂き心より感謝しております。m(__)m
free(^-^*)♪

232 名前: 真優 投稿日:2007/10/28(日) 21:37
いつもお世話になっております。父(肺腺癌切除後に癌性胸膜炎発症)は対症療法ではなく、抗がん剤治療を選びました。そこで質問なのですが、
・一般的な2剤併用療法の副作用について(悪心・嘔吐が強いのはわかりますが、どの程度なのか)
・医師に使用している薬剤について細かく説明を求めてもよいものか
・医師に薬剤の提案をしてもよいものか
やはり治療して頂く身ですので、お医者様にもプライドがあるでしょうから、遠慮してはっきりものを言いにくいのが現状です。
アドバイスをよろしくお願いいたします。父のために、頑張りたいのです。

233 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/28(日) 22:34
>>232
>・一般的な2剤併用療法の副作用について(悪心・嘔吐が強いのはわかりますが、どの程度なのか)

抗がん剤と限らず、薬剤の副作用は個人差が極めて大きいものです。抗がん剤に伴う
悪心・嘔吐も、殆ど感じない方もいらっしゃれば、とても大変で疲れきってしまう方も
いらっしゃいます。やってみないと分りません。

>・医師に使用している薬剤について細かく説明を求めてもよいものか

もちろん納得されるまでお聞きになればよいのですが、程度と言うものはあります。例えば、
作用機序とか薬物動態まで進んで説明する医者は殆どいないでしょう。薬剤添付文書で
予習なさるという手もあるでしょうか。
http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html

>・医師に薬剤の提案をしてもよいものか

どのような根拠に基づいて、どの程度強く主張するかによる、と言った所でしょうか。ろくに
薬剤の得失も知らずに、ぜひこれをやってくれなどと素人が言うのは、やはりおかしいで
しょう?

234 名前: 真優 投稿日:2007/10/28(日) 23:57
肺がん外科医様
いつもありがとうございます。
副作用の件ですが、理解いたしました。父があまり苦しまないのを祈るばかりです。医師に対しての説明・提案の件も承知いたしました。私なりにしっかり知識をつけて臨みたいと思います。
本当にいつもお忙しいなか相談にのって頂いて、感謝しております。肺がん外科医様のような主治医に巡り逢えた患者さんは幸せだろうなぁと、感じずにはいられません(今までの治療経過から若干、医師不信ぎみなもので…)。
今後ともよろしくお願いいたします。

235 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/10/31(水) 00:10
やっぱり胸水は聞きそびれてしまいました。(>_<)\☆ダメですねぇ。カルボプラチンとパクリタキセル投与12日後の採血で白血球は2500でしたが、たぶん大丈夫でしょうということでした。
抗生物質は二週間でペントシリンに代えられてました。炎症も最大12から4まで下がったので、今日から止血と抗生物質の点滴はなくなりました。
経口薬も毎食後のセルベックスCpだけとなり、一安心しています。
あとは効果と変化があればご報告致します。
今度こそ、胸水の量とそのままで大丈夫なのかを確認したいと思います。
では、ありがとうございました☆彡

236 名前: 真優 投稿日:2007/10/31(水) 21:30
いつもお世話になっております。抗がん剤治療の本や治療薬の本などを購入しまして勉強しているのですが、やはり疑問がありまして、お答え頂けたら幸いです。
●一般的なIP療法、TC療法、DC療法、GP療法、NP療法などの期待効果(それぞれ何%なのか)
●シーケンシャル・ドーズ・デンシティ(連続的用量強度)の効果(三週間おきの投与・二週間おきの投与・一週間おきの投与での期待効果とリスク)
●1コース目の入院期間の安全度(都市部などでは回転率をあげるため長期入院ができないのでは?短期入院でも大丈夫なのか?)
よろしくお願い致します。

237 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/10/31(水) 21:48
>>236
>●一般的なIP療法、TC療法、DC療法、GP療法、NP療法などの期待効果(それぞれ何%なのか)
>●シーケンシャル・ドーズ・デンシティ(連続的用量強度)の効果(三週間おきの投与・二週間おきの
>投与・一週間おきの投与での期待効果とリスク)

これらの薬剤、方法の効果とリスクに大きな差はないと考えられています。一般的にはプラチナ系+
第三世代抗がん剤の組み合わせにもっとも実績がありますが、最近はプラチナ系薬剤としては
シスプラチンがもっとも有利であろうと言われてはおります。

>●1コース目の入院期間の安全度(都市部などでは回転率をあげるため長期入院ができないの
>では?短期入院でも大丈夫なのか?)

多くの薬剤・方法では1週間点滴を行い、さらに1週間様子を見て、副作用が許容範囲であれば
退院です。一般的にはこの2週間程度で大丈夫ですし、この初回治療で副作用が弱かった方
では、以降の治療を外来で行う場合もあります。ただし、もちろん副作用が高度で2週間では
すまない方もおいでですし、中には亡くなる方すらいらっしゃいます。

238 名前: 真優 投稿日:2007/11/02(金) 00:44
肺がん外科医様
いつもありがとうございます。父はおそらく2剤併用療法になると思われます。まだ治療計画がでておりませんので、何とも言えませんが、効果とリスクは大差がないとのご説明で安心しました。また、入院期間のことも了解しました。副作用のことも考えて、やはり近場での治療の方がよいのでしょうね。
本当にいつもありがとうございます。外来が限定されていたり、主治医を目の前にしてなかなか聞けなかったりで、疑問がたくさんあり不安な中、このような掲示板で教えて頂けるのは本当に心強いです。今後もよろしくお願い致します。

239 名前: 投稿日:2007/11/03(土) 18:41
教えてください。昨日胸水を抜いたのですが、肺が正常な状態に戻った時期はどれくらいですか?先生にはお聞きしたのですが、人によってそれぞれなのでわからないと言われました。本人は呼吸が楽になったって喜んでいますが、寝返りをうつときだけはかなりつらそうで、酸素を吸っています。それでまた水がたまってきてるかもって不安に思っているようです。
すいませんが教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします

240 名前: 投稿日:2007/11/05(月) 18:20
以前書き込みをした星です。教えていただきたいことがあるのでまた書き込みさせていただきます。よろしくお願いします。
11/2に胸水を1400ミリリットル抜きました。本日レントゲンをとったところ多少の胸水があるそうです。抜いたのは注射針のようなものらしく太いチューブで抜いたわけではありません。そこで教えていただきたいのですが
1,チューブのようなもので抜いていないので11/2には全てぬききれていなかったとゆうことは考えられますか?
2,胸膜癒着術をしないで抗がん剤を11/7からタキソテールの一剤のみで行った場合、胸水がなくなるとゆーことはあるのでしょうか?(主治医はあるともないともいえないが可能性はあるといいます)
3,以前カルボプラチンとジェムザールの二剤併用四クール済み、次にイレッサ三ヶ月使用済み。今回タキソテールのみ使用予定。です。今回は二剤併用しないと主治医にいわれたのですが、三回目になると一剤のみしか行えないのでしょうか?二剤併用したほうが効き目があると思えるのですが…
4,今回の治療がもし無効の場合でもまだまだ治療ができるのでしょうか?胸膜癒着術は行えるのでしょうか?
たくさんの質問をしてしまいましたが、よろしくお願い致します。

241 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/06(火) 12:48
>240
このような質問は、まず主治医にすべきものです。
そのような労を惜しんで、主治医と異なり診断も検査もできないネットで楽をしないように。

(主治医にきかれて更に疑問が残っているのであれば別ですが、その場合でも主治医の意見(とその理由)は示してなさるほうがよいでしょう。)

242 名前: 投稿日:2007/11/06(火) 18:17
すいませんでした。主治医の先生とよく話し合ってみます。

243 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/09(金) 23:17
胸水が貯まった原因にもよるのでは?
私の時は、「腫瘍が原因であればまた貯まることもあるし、放射線の影響であれば自然に退くこともある」と曖昧なことしか言われませんでした。

244 名前: 投稿日:2007/11/21(水) 23:19
243さん
お返事をいただいていたのに遅くなり申し訳ありませんでした。父の場合は放射線はしていませんので、癌による胸水です。

癒着術を今検討していますが、高熱が出て胸の痛みがあると主治医にいわれています。そのような経験をされたかた、どのような情報でもよいので教えてください。よろしくお願いします

245 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/23(金) 00:15
私の母は癌と診断されてすでに胸水があったので、癒着術をしました。
癒着術は成功しそれから1年3ケ月経ちますが胸水はありません。
イレッサを飲みながら普通の生活をしています。
肺には癌が散らばっていますが、まだ他の臓器には転移はしていないと思います。


246 名前: 投稿日:2007/11/23(金) 08:12
245さん、ありがとうございます。
癒着術成功されて一年三ヶ月イレッサで普通の生活ですか。すばらしいですね。はげみになります。
父も月曜日に癒着術をすることになりました。245さんのように成功することを祈っています。とにかく胸水のせいで呼吸がしにくく、咳や痰がでているので癒着術が無事に成功して少しでも改善されることを願っています。

247 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/11/23(金) 11:46
>>244
癒着術に使う薬にもよりますが、発熱と痛みが深刻であることはあまりありません。発熱が
39度にも達するようなことは殆どありませんし、それ以下でも熱がつらければ解熱剤を使う
ことで十分対処できます。痛みは、癒着剤に局所麻酔剤を混ぜて使いますと殆ど出ません。

248 名前: 投稿日:2007/11/23(金) 12:47
肺がん外科医さま、ありがとうございます。
安心しました。癒着を成功させるためには高熱や痛みはしょうがないと思っておりました。痛み止めや解熱剤を使っても大丈夫なのですね。
今父はタキソテールの副作用と胸水の症状でかなり体にダメージをうけています。体力が堪えられるかなぁとも言っていたので心配していましたが、安心しました。
月曜日の癒着術が成功してくれるのを心待ちしています。
ありがとうございました。これからもお時間のいいときにアドバイスしていただければ幸いです。

249 名前: 245 投稿日:2007/11/23(金) 23:44
そういえば癒着術をしたあとに、熱が出ていましたが39度のような高熱ではありませんでした。
癒着術はシスプラチンを使いました。
胸水があると大変みたいですね。成功して楽になるといいですね。



250 名前: 投稿日:2007/11/24(土) 07:28
245さん、ありがとうございます。
熱は出ても高熱ではないのですね。父は今まで病気とゆう病気をしていなかったので、相当気持ちも落ち込んでいます。でもみなさんから高熱はあまり心配ないみたいよって伝えるとホッとしていました。
ありがとうございました。また何かありましたら、よろしくお願いします

251 名前: 投稿日:2007/12/11(火) 14:42
また教えていただきたいことがあります。
父は11/26より管を入れて11/29癒着剤を2液と痛み止めをいれましたが、発熱や胸の
痛みはありませんでした。胸水の一日の排出量が多いため12/6に二度目の癒着剤を1液と
痛み止めをいれました。当日に多少の発熱はありましたが、熱は一日だけで痛みらしい
ものはみられませんでした。でも今まだ管ははずれていません。本日の主治医の回診で
100ミリに近くなってきたのでもぉちょっとだな。といわれました。そこでホッとしたの
ですが、体力・食欲・気力がマイナスです。癒着をする前に抗ガン剤(タキソテール単剤)
をしていて副作用が強く、その流れで癒着をしたためでしょうか?主治医もこんなに体力が
おちてしまうとは思っていなかったみたいです。
日に日にマイナス思考になっていき、落ち込んでいます。が、そのような経験をされた
方はいらっしゃいますか?管がとれたら気分的にも違ってくるのでしょうか・・
食事は点滴ではなく、少量ですが自分で食べていますが食欲がないです。トイレは
自力で行っています。
胸水のせいで咳がひどいと主治医とも話していたのですが、今でも咳はひどく咳止め
を飲んでいます。



252 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/12/11(火) 23:06
再度質問させて下さい。
胸水は、1クール目(10/17)、パクリタキセル300、カルボプラチン500
2クール目(11/7)、パクリタキセル240、カルボプラチン500
3クール目(11/28)、パクリタキセル240、カルボプラチン400
の抗がん剤治療で殆ど無くなりましたが、4クール目(12/19)、パクリタキセル180、カルボプラチン320、で治療は終了し、25日に退院と言われています。

抗がん剤治療は続けて出来ないものなのでしょうか?ステージ4期なので、困惑しています。
何かアドバイス等が頂ければお願い致しますm(__)m。

253 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/15(土) 21:13
突然の書き込みで申し訳ありません。母がステ-ジⅢbで胸水を九月に1リットル以上抜いた後、癒着術の予定がうまい具合に出来ずあきらめ抗ガン剤3ク-ルを終えて、また胸水が溜まったということで、再度癒着術を試みることになりました。
今度はなんとかできたもののうまく、くっつかず二度目をしました。その後、血液がまじるものがでるので、しばらく様子をみるとのことでしたが、血が止まらず結局管を抜いて傷を閉じたらしいのですが、
なぜ、寝てて背中まで濡れるほど出たのか
不安でたまりません。嫁いで遠くに住んでいるので様子を見に行くのもままならず、心配です。冬休みを待って子供たちを主人に預けて行く予定にしてます。癒着術後にこのようなことは原因があるのでしょうか?直接主治医の先生に聞いてはないので不安が募るばかりで、思わず書き込みさせてて頂きました。何が要因なのでしよう。


254 名前: 投稿日:2007/12/16(日) 12:56
253さま、はじめまして。星ともうします。
医学の知識は全くないので父の経験でしかお話が出来ませんが、父もつい最近癒着術をしましたが、完全に癒着成功とはどぉもいかなかったみたいで、管を抜きました。抜いた直後半日くらいは咳込むたびに傷口から出てきました。看護士さんのお話では管を抜いた後はこうゆうことがあるそうです。幸い今現在は全く傷口からは出てきません。なので253さまももう少し様子をみてはと思います。もちろん看護士さんや先生に確認されることが1番だと思います。
お互いに親を支えながら頑張っていきましょう。

255 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/12/16(日) 23:12
>>252
胸水が殆どなくなったのなら、抗がん剤がそれなりにちゃんと効いたわけで、良かったと思って
いただいていいわけですけど・・・肺癌に対する抗癌剤治療は4クールでとりあえず終わるのが
一般的です。それ以上繰り返してもあまり生存期間に差が出ないというデータがあるからです。

ですから、とりあえず無事に治療が終わり、効果もきちんとあってよかったと思っていただくわけ
ですが、今後については一休みした上で主治医とご相談です。繰り返して治療していくと、その
都度効果が出る方もおいでですし、殊に副作用が受け容れられる範囲であれば、大変良いこと
ですよね?

256 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/12/19(水) 17:55
肺がん外科医さまm(__)m

ありがとうございます。
副作用は白血球の減少がありましたが、GCSFを5マイクログラム、3日間注射して頂いて、4900まで回復しまして今日、4クール目の投与が無事終わりました。
やはり一旦終了して、経過を見ないといけないのですね…少ない量でずっと続けることは出来ないと…やんわりお断わりされましたが、「来年外来に来られて、1月末くらいにまたご相談ということで」と、おっしゃって頂きました。
また来年、タルセバを使って貰えるように頑張ってみようと思います。
ここでたくさん勉強させて頂きました。皆様、ありがとうございましたm(__)m

勉強不足の書き込みにお返事を下さいました、☆肺がん外科医さま☆
本当にありがとうございましたm(__)m
治療を続けて貰えるように頑張ります(^ー^*)♪


257 名前: free(^-^*) 投稿日:2007/12/19(水) 19:21
間違えました。
GCSF50マイクログラムを3日間です。
立ち向かう勇気と信じる力があれば、奇跡はおこります!!
治療中の方の薬が効いて、少しでも快方へ向かわれますように…


258 名前: 253 投稿日:2007/12/22(土) 13:53
星さま、同じような境遇の中でのお言葉、とても心強く有り難いです。傷口からの出血がとまらず、四度目は外科の先生にしてもらったそうですが、本人の体質とい
うか、病気で傷の快復力が遅いようです。局部麻酔とはいえ度重なり、体力、気力とも低下してるみたいです。抗ガン剤で髪の毛は抜け落ちてるのも年齢を重ねたとはいえダメージが大きいみたいです。予想外に長引いてる入院ですが、昔ながらの苦労重ねてきた人だけに頑張り根性で食事は自分の今の仕事と思って食べるようにしているみたいです。いろんな方の書き込みを拝見してガン治療しながらでもうまく癌とつきあいながらの生活をおくるまで回復してくれればと思います。

259 名前: 投稿日:2007/12/22(土) 14:43
253さま、傷口の回復が遅いとのこと、ご心配ですね。
私の父は癒着術後の胸水は幸いなことに多少コントロール出来ているようです。
が、体力・気力はものすごく低下しています。抗ガン剤治療も見合わせて
いる状態です。
この病気は[一難去ってまた一難]ですね。
253さまのお母様もうちの父も、他の方同様がんと共存していけるだけの
回復を願うばかりですね。
落ち込む毎日ですが、お互いにがんばりましょうね。

260 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/19(土) 21:57
ほーさんにお尋ねです。
私の父も胸膜中皮腫で、今アリムタ治療を含め、6回抗癌剤治療を行っています。しかし、腎機能の低下でアリムタ治療ができなくなりそうなのです。
大阪の病院で免疫療法の結果アスベストが分解できたとか?!その治療が受けられる病院がわかられるなら、是非教えていただきたいのですが…
よろしくお願いします

261 名前: ちび 投稿日:2008/02/11(月) 21:09
私の父は扁平上皮肺癌ですがアスペストとかかわっていたので、診察時にドクターに話すると【アスペスト関係は大阪では治療出来ない兵庫県になります】と言われて(セカンドで行きました)兵庫県の病院に入院治療中です。検査結果はアスペストは関係ありませんでしたが、良い病院に恵まれたと思っています。

262 名前: 935 投稿日:2008/02/12(火) 01:29
初めて書き込ませて頂きます。素人ながら色々と探した結果、こちらの掲示板にたどり着き、すがる様な思いで書き込ませて頂きます。

今年はじめ、父親が非小細胞の肺腺癌ⅠBと診断され、手術をしました。しかし術後の経過は思わしくなく、咳が止まらずつらい状態で退院しました。それから手術2週間後に呼吸困難で倒れ、救急車で運ばれました。原因は胸水、心嚢水が肺に貯まり心臓を圧迫したことでした。1週間近く生死をさまよい、やっと先日回復し始めました。検査の結果、癌性ではない、胸水は肺炎からくるもの。しかし心嚢液が貯まるのは非常に珍しいケースなので原因は不明だということ。医師はがんセンターの方です。娘の私としては原因が分からず、今後また何かしらの原因で水が貯まるのを非常に心配しています。もし誰か同じようなケースの方、また原因をご存知方がいらっしゃったら教えて頂けませんか?宜しくお願い致します。ちなみに、検査はがんセンターではなく、緊急を要したため、近所の大学病院で検査をしました。

263 名前: こだま 投稿日:2008/02/12(火) 14:02
参考になるかどうか分かりませんが、私の父も胸水が3リットル以上たまり、抜きましたがいつまでたっても完全になくなりませんでした。胸水の穿刺検査を4回もしても原因がわからず、しかし胸水の色が血の色だったため、先生が『癌』だろうと。
でも結局わからず、肺炎と診断されました。
しかし、その2か月後、また胸水がたまり、開胸した結果、悪性胸膜中皮腫と診断されました。胸膜の癌だそうです。
同じケースではないですが、参考になればと思って。原因がはっきりしない時ほど、不安な時はないですよね。

264 名前: 935 投稿日:2008/02/15(金) 00:20
こだま様

ご丁寧にご返事ありがとうございました。お父様の胸水がたまらず良くなるといいですね。心よりお祈り申し上げます。
私の父親も心嚢水の原因が分からず心配ですが、今後貯まらないように祈るしかありません。お互い父親を支えて頑張っていきましょう。

265 名前: ひなたぼっこ 投稿日:2008/02/21(木) 00:47
初めて書き込みします。私の母71歳、2006年秋口より風邪気味が続き、
町医者でずっと風邪に対する治療を受けましたがよくならず2007年春症状が悪化するので大きな病院で検査しました。
レントゲンに影があり癌かもということで組織をとり検査しましたが医師からは100%癌ではないと言われました。
影は数年前の肺炎の影で今はびまん性の肺炎だといわれエリスロシンを服用しました。しかし肺炎様の症状が悪化し医師に聞くと、
菌培養の結果待ちと一ヶ月待たされました。その間、特に治療もしてもらえず、母も動けなくなり、転院を願い出て転院しました。
そこで肺炎の治療をしてもらい、少し回復して落ち着くと、そこの医師よりやはり影が気になると、再度、一から検査しました。
そして典型的ではないが肺腺癌で転移なし、気胸があり胸水があるので3B期といわれました。
イレッサを10日服用、発熱で中止、間質性肺炎ではないがイレッサに対してのアレルギーかもということで、
カルボプラチン+タキソールを3クールし好中球が下がり中止、2度目の胸水を抜き癒着術をしようとしましたが、
チューブがねじれており断念、一応胸水はなくなりました。2008年初めよりタルセバを服用、湿疹がひどすぎ10日で休薬、
数日して再開、3日服用し久しぶりに採血すると肝数値が上がっており再び休薬。レントゲンでは気胸で少し空間はあるが胸水は無し、
現在休薬中です。そこで質問です。この状態では化学療法のみしか出来ないのでしょうか、手術や重粒子等の治療は不可能なのか、
また、本当に癌なのか、一度100%癌でないといわれ他で癌といわれ本当に信じていいのか、胸水に癌細胞があるか調べないのか、
ということです。セカンドオピニオンもうけましたがありきたりのことしか言って貰えませんでした。
とても悩み、いろいろ調べましたが困っております。皆様なにか良い方法や意見があれば教えてください。よろしくお願いします。


266 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/23(土) 15:01
>>265
胸水ががんによるものである(=胸水の中にがん細胞が認められる)のであれば、化学療法しか役に立ちません。
がん細胞が胸の中に散らばっている状態なのですから、手術では取りきれません。重粒子は放射線照射の一つの
方法ですが、狭い範囲に集中して当てるための方法であって、散らばってしまったがんを相手にする方法ではあり
ません。

本当にがんなのかどうかは、そう診断した医師に聞いていただく他ないです。信用できないのでしたら、検査の
標本を借り出して他の医者に診ていただくことができなくはないですが。胸水ががんによるものであることを確定する
時には、胸水の中にがん細胞がいるかどうかを確認します。

267 名前: ひなたぼっこ 投稿日:2008/02/24(日) 01:08
肺がん外科医様早速のご回答ありがとうございます。
本当に癌なのかと思うのは今治療していただいている医師に不満があるということではありません。
身内として万が一と思ってしまうことと、去年の末、新聞で病理医はふそくしておりまた病理医の経験により癌の判断が変わることがあるという記事があり、
そういうことがよくある事なのかどうかと思ったこと、そして、急性の肺炎様の症状も治療せず誠意の無い前の病院の医師でしたが100%癌ではないと言っていたのが、
頭に残ってしまっているということです。もちろん医師としては今の先生のほうが数段信頼できるのですが、どうしても都合のいいことを思ってしまってしまいます。
実際医師に対してこのようなことを聞くのは大変失礼な話と思います、今の先生は前の病院からの話の中で今の癌の診断は自信を持ってしていますと、言っておられました。
胸水については調べてもしなかったとしても採取したものに入ってないだけで、癌性のものではないとはいいきれないのでその検査はしてもあまり意味はないといわれました。
もしかすると一回目に気胸により胸水がたまったときに癌のあるところが縮んで少し変形してしまたこっとと関係あるのかも知れないと思っています。(このときは化学療法をした後です)
そして癌の病巣の影は肺が変形しているので大きさがはっきりいえないともおっしゃってました。
病期がかわればまた治療が変わってくると思います。少しでも何か良いものがあればと思ってしまいます。
来週からまたタルセバを再開します。またひどい湿疹や肝数字の上昇がなければと思います。
なにかわけのわからない不安と質問ですがまたよろしくお願いします。些細なことでも勉強になりますし安心します。ありがとうございました。


268 名前: ひなたぼっこ 投稿日:2008/03/10(月) 23:21
以前質問させていただいた者です。母肺腺癌3B期、肝数値が上がったり湿疹がひどくなったりして、一ヶ月以上かかりましたが何とかタルセバを続けていけるようになりに三日後に退院の目処がつきました。
ただ、癌のあるほうの肺が以前気胸で少し変形して縮みそのまま固まったみたいで、空間があるのですが、一ヶ月半ほど胸水もたまらず空洞のままらしいのです。薬が効いているのかなんだか原因ははっきりわかりません。
どのような、可能性がありどう対処すればいいのかわかりません。なにか、ご意見があれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

269 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/12(水) 22:09
>>268
気胸のあとで肺が膨らみきらずに胸の壁との間に空間があるということは珍しくはあり
ません。肺の表面が硬くなってしまって、肺が膨らめないのですね。ただ、この場合
にはその空間に胸水が溜まってくるのが普通で、1ヵ月半も水も溜まらず、空間がその
ままというのは妙です。実は肺の中の空洞を見ているのかもしれないとも思いますが、
女性の、特に非喫煙者ではそういうことはあまり起きません。

ということでよく分りませんが、担当医はなんと言っているのでしょうか?

270 名前: ひなたぼっこ 投稿日:2008/03/13(木) 00:00
お忙しい中早速のお答えありがとうございます。
左の肺の下のほうが硬くなっており、レントゲンの肺の境界線も比較的はっきりみえていて(素人の私が見ての感想です)肺がん外科医さまがおっしゃるように母は非喫煙者ですし担当の先生からは、肺の中の空洞に関しての意見はうかがっておりません。
胸水が溜まってこない原因については、薬が効いているせいなのかなにかはっきりとはわからないと、おっしゃってましたが、なぜだろうと疑問に思っている、感じでした。特に原因を調べましょうとは聞いておりません。
きっちりと、原因を調べていただいたほうがよろしいでしょうか。


271 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/16(日) 15:31
>270
特に不都合もなさそうですし、わざわざ原因を調べに行かなくとも良いのでは
ないでしょうか。

272 名前: ひなたぼっこ 投稿日:2008/03/17(月) 22:16
お答えありがとうございます。がんばって治療すれば完治して、もとのように元気になるというものではなく、いかに副作用を少なくし延命するかという、なんというか母に対してどのようにしてあげれば良いのかと、いつも迷っていますので少しのことでもすごく気になり不安に思っています。
そんな中、的確なご意見は本当にありがたく思います。ありがとうございます。


273 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/26(木) 21:59
家族が肺腺癌4期で現在タルセバ服用中です。片方の肺が無気肺でさらに胸水が溜っています。胸腔に抗癌剤を注入する治療を予定しています。タルセバは服用を続けながら抗癌剤注入をするそうですが同時に治療をして問題ないのでしょうか。抗癌剤を変更する時などは慎重に間隔をあけて投与してますよね。胸腔に直接注入する場合は血中をめぐるタルセバとは干渉し合わないものなのでしょうか。

274 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/07/07(月) 23:55
>>273
通常の抗がん剤にタルセバを組み合わせる試みは既に行われており、抗がん剤よりも優れた
効果を発揮することが期待されています。そのような新しい試みでは、薬剤相互の働きによって
余計な副作用が起きないようにもちろん配慮されます。もともと通常の抗がん剤とタルセバのような
薬では細胞を攻めるポイントが違いますので、あまり問題はないのですが。

ただ、お書きの状況では抗がん剤を使う目的はがん細胞を叩くことが第一ではおそらくありません。
抗がん剤によって胸膜に炎症を引き起こし、肺の表面と胸壁の内側を癒着させることで、胸水が
溜まるスペースをつぶそうとするものだと思います。

まあ、そういうことであまり心配なさることはないとは思います。しかし、こういったことは主治医に
直にお聞きにならないのでしょうか? お聞きになって納得しなければ、その治療を受けましょう
という返事のしようもないと思うのですが。

275 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/09(水) 21:43
肺がん外科医様
丁寧なコメントありがとうございます。ご指摘のとおり本来主治医に聞くべき内容であると思います。
ただ私自身が直接主治医と話すことが出来ない場所におり親が主治医と話をしています。親からの説明が今ひとつ的を得ず理解できない状態だったものでこちらの掲示板に書き込ませて頂いた次第です。
おかげさまでよく分かりました。ありがとうございます。
ここでもう一つだけ質問させて頂きたいのです。
現在タルセバを服用しているわけで血液検査数値、腫瘍マーカー値、レントゲンの所見等からタルセバは効いていると言われているようです。ただ胸水の量が増えていて、それが故の胸水治療なのだと思います。
ただ胸水の増加=悪化だとするとタルセバが効いている部分と効いてない部分が混在しているということになるわけです。そんなことはあるのでしょうか?
胸水が増加しているわけなのでタルセバが効いているという見立てが間違いなのでしょうか?
ご意見頂ければ幸いです。

276 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/07/10(木) 19:23
>>275
細胞の性質は遺伝子(DNA)で決まるわけですが、DNAの複製、転写過程というのは結構不安定な
ところがありまして、ミスが時々起きます。細胞にはこの誤りを修正する仕組みというのが備わって
いるのですが、癌細胞ではこの仕組みがいかれていることが多いのです。そのため、癌細胞では
普通の細胞よりも遺伝子の異常が積み重なってい くことが多く(genetic instability、遺伝子の
不安定性と言います)、初めの1個からスタートした癌の塊の中に、その1個とは性質が異なる様々な癌細胞がまじりあっていることが普通です(heterogeneity)。

この「性質」の一面として、抗がん剤に対する反応性が異なる場合があり、ご家族の場合、胸水に
関わる癌細胞とその他の部位の癌細胞ではタルセバの効き具合が違うのでしょう。

277 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/11(金) 20:02
肺がん外科医様
毎回丁寧なコメント感謝いたします。
非常によく分かりました。ひと言で癌細胞といってもその性質は一様ではないのですね。癌は個体差の激しい病気とはよく聞きますが同じ患者の中でもでもそうなのですから誠に厄介なわけですね。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

278 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/16(水) 11:12
先日書き込んだ者です(277)
家族が胸膜癒着治療を行う予定です。
主治医から胸膜と肺が離れている部分があり癒着がうまくいかない可能性があると言われたそうです。
癒着できそうな部分もあるようですが、癒着できない部分と混在すると肺が引きつれたようになり勧められないとのこと。
癒着すれば多少は胸水貯留の軽減にはなるのでしょうが、どちらを選ぶべきなのでしょうか。
通常の胸膜癒着治療は一部でも癒着が見込めない場合は中止すのでしょうか。

279 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/07/16(水) 19:54
>>278
そのような場合でも私は一度はやってみますけどね。「癒着できない部分と混在」して、何かしら
損をするということも特にないと思いますけれど・・・

280 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/16(水) 23:14
肺がん外科医様
早速にコメント頂きありがとうございます。
癒着する部分とされない部分の混在は特に問題視することではないのですね。
主治医は消極的な感じらしくてっきり不快な自覚症状があると考えてました。
主治医が言うには癒着療法の前に胸腔内局所化学療法と称してシスプラチンを注入するそうです。これで効果が出れば治療終了、効果が出なければ癒着療法を検討、、、といった話だったようです。
シスプラチンは結果に応じて複数回注入するそうです。1度の注入で効果が出ない場合、複数回の注入は意味があるのでしょうか。 それと治療の方が癒着療法より良いのでしょうか。

281 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/29(火) 22:41
280です。

家族が胸水治療のため胸腔内局所化学療法を行いシスプラチンを3回注入しました。結果満足とは言えないまでも胸水減少傾向となり、ある程度の効果を得ることができました。
ただそれと引き替えに食欲不振となり固形物はまったく食べられず栄養剤点滴や流動食で凌いでいる状態です。
抗癌剤の胸腔内への注入でもこのような副作用が出ることがあるのでしょうか。

282 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/30(水) 15:03
>>281
胸腔内局所化学療法を行ったことと引き替えに
食欲不振になったのか、
あるいはそのような治療が必要な時期まで病状が進んだゆえに
癌の進行で必然的に食欲不振になったのか、

主治医のご見解はいかがなものでしたか?

いずれにしても胸腔内に抗癌剤を注入する必要のある病期では
何が起きても不思議ではないですが。


283 名前: ゆず 投稿日:2008/09/13(土) 12:02
はじめまして。ゆずといいます。早速ですが、母について質問させて
いただきたいと思います。

母は2年前の8月にⅢbの胃がんが見つかり、胃を全摘しました。
それから一年後(昨年8月)に、腹痛を訴え病院にいくと、卵巣に転移、
腹水も少し見られる状態でした。そして11月に末期であると告げられました。
(おそらく8月に時点で末期状態だったのんだと思います)

その後、何か治療法はないかと調べ、有名な先生にセカンドオピニオンして
いただき、腹腔内化学療法でうまくいけば、卵巣、子宮、腹膜の切除をする
という治療法があると言われ、昨年の12月末から腹腔内化学療法を始め、
それがうまくいき、
そして、今年の3月に卵巣、子宮、癌のある部分の腹膜の摘出をすることが出来ました。


しかし、今年の6月末に高熱を出し、近所の病院に行くと、熱の症状は改善されたのですが
、胸水が溜まっていすといわれました。
その時点ではまだ抜くほどではないと言われ、様子を見ていたのですが、
ここ最近息苦しさと動悸があらわれ、昨日胸水を抜くこととなりました。



私たち家族は抜けば楽になると考えていたのですが、抜いてしばらくした後、
また水が溜まったようでお、心臓に負担がかかり、心臓が弱っているということで。
酸素マスクをつけ、日帰りでの治療だったのが、入院することとなりました。

心臓は大丈夫なようで、医者は帰れる自信があれば帰ってよいというのですが
不安でたまりません。
私は明日まで地元に帰れないのではっきりしたことがいまいちわからないのですが
地元にいる父や弟は大丈夫といいます。
しかし私は本当に大丈夫なのかと心配でたまりません。

水を抜いた直後に、また水がたまることはあるのでしょうか?
母はもう水は抜かないというのですが、そうすれば、呼吸困難になり
危ないのではないでしょうか。

母は現在52歳ですが、あまりご飯が食べれず、点滴を毎日しています。
しかし、自力でトイレにいったり、歩いたり、一緒にごはんをたべに
行ったりはできています。

でもがりがりで体力は確実に弱っています。。。。

このような状態ではもう水を抜くことは無理なのでしょうか?


私自身混乱していて駄文乱文で申し訳ないのですが、
コメントいただけたらありがたいです。よろしくお願いします。





284 名前: ゆず 投稿日:2008/09/13(土) 12:08
追記ですが、
体力が弱っているため、現在抗がん剤治療は中止しています。
月曜日に調べた腫瘍マーカーは14と高い数字でした。。。。

285 名前: <削除> 投稿日:2008/09/22(月) 10:03
<削除>

286 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/09(木) 22:41
60歳になる夫のことです。8月の人間ドックで右肺に影があり近くの都立病院でCTを撮りました。
その結果が
右上葉S3に径11mm大の結節影が認められる。spiculaを伴っており、肺静脈を巻き込んでいる。肺線癌とおもわれる。
ただ濃度が高く、炎症性病変との鑑別が必要です。
そのやや足側S2に径6mm大の淡い結節影が認められる;。
周囲に散布性の粒状影が認められます。この病変は結核性病変(非定型抗酸菌症を含む)が疑われます。
総合的にはS3の病変も含めて結核性病変が疑われます。
しかしながら、S3の結節性病変は葉間胸膜の陥凹と肥厚をともなっており、癌であった場合には進行癌となる可能性がありす。
組織学的な検索が必ず必要と思われます。両側の門部のリンパひ腫大は認めない。

以上が検査結果ですが主治医は痰の検査(現在癌と結核の検査結果待ち)のあと2ヵ月後の大きさを見て内視鏡などの検査を行うとのことですが、本当に癌の可能性大なのに2ヶ月も待っていてよいのでしょうか?とても不安です。この状態でアドバイスをお願いします。



287 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/10/10(金) 14:56
286番様
ご主人、ご心配ですね。気管支鏡検査で対象となる病変細胞の分析が必要ですね。
主治医に早めの検査を依頼されては如何ですか?
11㎜代ですから摂取できるはずです。私の場合、複数肺がんでしたが大きなものは
16㎜の予測が実際には32㎜まで成長していました。
CT検査を細かく撮ったのと、気管支鏡検査で細胞を摂取できたので“がん”という
ことが判りました。
とにかく、早く状況がどうなのかを知りたいですね。

288 名前: ゆん 投稿日:2008/10/16(木) 18:28
286様 はじめまして

ご主人さまご心配ですね。私も同じような大きさでやはり
周囲に散布性の粒状影が認められていました。1ヵ月後の大きさを見て
手術が決まりました。
私の場合は内視鏡ができる位置ではなかったので気管支鏡検査できませんでしたが。
でも今できるようでしたら早めに検査してもらいたいですよね・・・




289 名前: さら 投稿日:2008/11/17(月) 22:01
始めてここに書かせていただきます。
よろしくお願いします。

70代の家族が肺がん末期です
これが最後と言われた抗がん剤も、耐性ができて効かなくなってきました。
それに伴い胸水がたまり始めました。

一度抜いたのですが、また2~3週間でたまり、また抜きました。

胸水というのは、たまるたびに何度でも抜けばいいのか
それとも体にダメージがあるものかがわからず、心配しています。

胸水を抜くのは回数に制限がありますか?
胸水がたまりにくいようにする方法はありますでしょうか?
(投薬による方法、または日常生活での注意点など)

また、胸水がたまり始めたということは
これから急に病状が悪くなる予兆と
覚悟した方がいいのでしょうか。

質問ばかりで申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。



290 名前: オバマ 投稿日:2008/11/18(火) 16:31
さらさん

ご家族が末期がんとのこと。
私の家族も同じでしたので心中お察しいたします。

ご質問についてはこの板の過去レスを参考にされると良いと思います。
11~あたりにかなり詳しく書かれてますよ。

さらさんもお疲れかと思いますがどうか無理をなさらずに。

291 名前: にゃんこ 投稿日:2008/11/18(火) 20:05
胸水にはサリドマイドが効くとききました。認可されたので医者に使ってもらいたいのですがどのように伝えればよいでしょうか?アドバイス下さい。ちなみに父はⅢbで抗がん剤治療中です。胸水にだけ抗がん剤が効いてません。癒着術を…という話しが出ていますが癒着術は術後痛いとききました。痛い思いをさせたくなくて質問しました。よろしくお願いします。

292 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/11/18(火) 21:19
>>291
「胸水にはサリドマイドが効く」という話は示されていないと思います。

ここに
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17409967?ordinalpos=1&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_DefaultReportPanel.Pubmed_RVDocSum
胸水を伴う方を含む進行した非小細胞肺癌に対して、カルボプラチンとイリノテカンに加えて
サリドマイドを使った臨床試験の結果が報告されています。一般的にはカルボプラチンと
イリノテカンで非小細胞肺癌に対してきちんとした効果が出る率は3割前後ですが、この
試験では14%に過ぎませんでした。全体で43人の方にしか試みていませんので、すごく
確かな結果とは言えませんが、サリドマイドを加えると効きがとても良くなるとは到底言えなさ
そうです。もしかすると、かえって効かなくなるのかもしれません。この試験の結論としても、
期待していた効き具合は得られなかったので、このやり方をこれ以上研究しない、としています。

サリドマイドの副作用もそれなりに言われていますから、
http://www.1kampo.com/topics-9(thalidomide).html
あまり使ってくれとは言わない方がよいのではないでしょうか?

癒着に伴う痛みを気にしておいでですが、このスレッドの少し前のほうを読まれれば、痛みは
あまり問題にならないようだということはお分かりいただけるかと思います。

293 名前: にゃんこ 投稿日:2008/11/19(水) 00:02
ありがとうございます。そうですね。私が見た文献は古いものみたいです。沢山この掲示板を見ました。すごく勉強になります。本当にありがとうございます。

294 名前: さら 投稿日:2008/11/19(水) 13:43
オバマさま 温かい書き込みをありがとうございます。

心配で心がギュッと冷たくなる気持ちの中
温かい言葉をいただけて、少しほっとしました。

過去の記事を読ませていただきました。

1)比較的副作用の少ない胸膜癒着術
2)水をコントロールする方法

について、下記の書き込みを見つけたのですが
書き込みから数年たっております。

医学の世界は日進月歩とか。
上記1)2)について、
現在の医学で、本人に負担の少ないよい方法がありましたら
教えてください。

よろしくお願いいたします。

================
過去の記事より

37 (2003年投稿)
フィブリン弼はもともと血液成分であるフィブリノーゲンとトロンビンを混注し、
胸腔内にフィブリンをつくり、癒着させるもので、生理的な癒着に近いため、
痛み・発熱といった副作用が少ないようです。


56 (2005年投稿)
癌性胸膜炎による胸水コントロールに対しては、
・全身化学療法、
・胸腔内局所化学療法、
・利尿剤、
・胸腔穿刺による胸水排液~胸水濃縮再静注法 、
・胸腔持続ドレナージ~胸膜癒着術、
・胸膜切除術などの外科療法、
・胸腔内温熱(化学)療法、
・活性化自己リンパ球移入療法、
・PPシャント
などが現在検討・医療機関により実施さています。



295 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/19(水) 23:45
私の母は胸膜癒着術をしてから現在2年3ケ月経ちます。
胸水はなくなりました。

296 名前: にゃんこ 投稿日:2008/11/20(木) 01:16
癒着術から二年以上(≧∇≦)素晴らしいです。希望が持てます。

297 名前: のじー 投稿日:2008/11/20(木) 15:34
>295さん
2年以上!ほんとに希望が持てます。
肺ガンだったのでしょうか?
その後、再発もせずずっと状態はよろしいのでしょうか?

298 名前: オバマ 投稿日:2008/11/20(木) 18:19
さらさん

私の家族は今年の夏に「胸腔内局所化学療法」「胸腔持続ドレナージ~胸膜癒着術」を分子標的薬と併用で行いました。がん性胸膜炎による胸水のコントロール方法については現在でもさほど変わっていないと思います。さすがにフィブリン弼は使用してないと思いますが、、、

主治医とよく相談してご家族に最適な処置を検討してください。

さらさん、大変な時期かと思いますが、決して最後まで希望を捨てずにいてください。

299 名前: さら 投稿日:2008/11/21(金) 09:06
295さん オバマさん

貴重な情報をありがとうございます。

実際にご家族がされたようすから
胸膜癒着術による高熱と痛みなどの副作用は
いかがでしたでしょうか?

それで体力を失うことと
胸水がたまらなくなることの効果と
どちらが大きいか・・・

以前、抗がん剤の副作用で、
自分で立てないくらい衰弱したことがあり
その時の恐怖心が私の心になるので
副作用で体力を大きく落とすのならすすめないほうがいいのでは・・・
という思いがあります。

副作用は個人差があると思いますが、情報としていただければ
大変嬉しいです。

>主治医とよく相談してご家族に最適な処置を検討してください。

ありがとうございます。
幸い、主治医の先生ともいい関係を持たせていただいているのですが
なにゆえ、お忙しくされているので
先生の時間を無駄にしないように
できるだけ情報を集めて
それから、先生と相談したいと思います。



300 名前: 295 投稿日:2008/11/21(金) 21:22
母は腺がん3Bで、すでに胸水がたまっていました。
すぐに(2年3ケ月前)胸膜癒着術をしました。
確かに熱はでましたが、数日で熱は下がったと記憶しています。
現在、胸水はありません。
勿論、がんはありますが・・。
胸水が増えると大変みたいなので、今となってはやっていて良かったと
思っています。
今はタルセバを飲みながら家で生活しています。

301 名前: にゃんこ 投稿日:2008/11/22(土) 07:00
295様うちの父も4クールの抗がん剤の後胸膜癒着術してしばらく間をあけ次はタルセバで…という話しです。今の抗がん剤は胸水にだけ効かず他には効いていますがやはり胸水がかなり重要と言うことでトータル的に見て効いていないと判断され次はタルセバになりました。とても希望が持てる情報ありがとうございます。

302 名前: さら 投稿日:2008/11/25(火) 23:19
みなさまへ

胸膜癒着術について、いろいろ教えてくださってありがとうございます。

みなさまが書き込んでくださった記事を読んで
少し元気が出てきました。

抗がん剤はどれももうきかないのですが
水がたまっていないときは、調子がいいようです。

体力的に胸膜癒着術ができるかどうか、
一度先生に聞いてきます。

本当にありがとうございました。





303 名前: Kazu 投稿日:2008/12/04(木) 10:48
どなたか教えてください。

父(63)が肺がん(IV期)との診断を月曜日に受けました。
症状としては肩の痛みのようで自覚症状はありません。

現在の所肝臓の一部分の転移と骨に一部転移が見られます。
より詳細な検査は本日から始まりますが、原因が喫煙であるのが
有力である事、既に転移が見られている、肺にがんがちらばって
いることから抗がん剤での治療を行っていく事になりました。

そこでここ数日間、藁にもすがる気持ちでネットを調べたところ、
肺がんの新治療法が2008年11月24日に発見されたとの
報道を見つけました。

米国科学雑誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」のオンライン
速報版で2008年11月24日の週(米国東部時間)に公開される
として肺がんの新治療法の報道もされています。
http://www.jst.go.jp/pr/info/info588/index.html (JST) 
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081125AT1G2500G25112008.html (日経)

そこでご存知であればご教示戴きたいのですが、

1) この新薬は実用化されたのか?
2) こういった新薬が発見された際に入手はできるのか?
3) 新薬はいくらくらいかかる物なのか?

担当の先生もこの新薬についてはご存知無く、一緒に調べてくださるとの事でしたが、
多方面から情報を収集したいと考えて投稿させていただきました。

304 名前: Kazu 投稿日:2008/12/04(木) 10:51
もうしわけありません書き込むテーマが間違っておりました。

305 名前: にゃんこ 投稿日:2008/12/12(金) 01:33
父が胸膜癒着術を月曜日からします。一週間位管入れっぱなしという話です。熱出たりするみたいですが経験された方はどんな症状が出てその症状を軽減させるためにしたことなどありましたら教えて下さい。人それぞれ違うとは思いますがよろしくお願いします。

306 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/12/12(金) 10:17
305 にゃんこ様
私は、昨年2月に肺がん手術を受けました。リンパ節の部分切除をしましたが、乳び胸(リンパ液が
胸腔内に貯まる状況)になり、胸水の排出量は7L超えでした。そして10日間絶食でした。
胸腔ドレーンと鎖骨下静脈への高カロリー点滴針は、肉体化して身体を動かす度に痛かったです。
リンパを引き締めるための皮下注射も痛いので、腹部に注射すると痛みは弱くなります。
胸への温湿布は、痛みが和らぎます。
17日には再度肺がん手術です。胸水は少量でありたいと思っています。




307 名前: にゃんこ 投稿日:2008/12/12(金) 20:04
Resありがとうございます。胸水あっても手術出来るのですか?うちは胸水があるから手術出来ないと言われ放射線もしていません。4クール一番強い抗がん剤しましたが胸水以外には効いているのに効いてないと判断されタルセバに変えます。せっかく咳も良くなり顔色もいいのにお医者さんは投げやりムードです。セカンドピニオン受けようか迷ってます。

308 名前: にゃんこ 投稿日:2008/12/21(日) 02:56
今日父が癒着術の為薬剤を入れました。1時間程で急激な発熱(38℃)風邪のような症状で喉の痛みや頭痛そして体全体が冷たくなり寒いとガタガタ震えていました。見ていてとてもつらかったです。でもこれで少しでも今後の生活が良くなればと…と思います。

309 名前: にゃんこ 投稿日:2009/01/10(土) 19:07
お世話になっております。父が胸膜癒着術を受けたのですが2週間以上たった今でも熱がひきません息苦しさというか息切れもひどいです。うまくくっつかなかったみたいです。先生からは胸膜癒着術で寿命が縮まる事は無いと言われ癒着術を決断しましたが今では胸膜癒着術しなかった方が良かったかも…と言われました。発熱の原因はまだ分からないそうですがこうゆう事はあるのでしょうか?次の治療でタルセバを予定していますが熱がひかないと治療出来ないと言われました。このまま熱が下がらなかったら…と不安です。

310 名前: にゃんこ 投稿日:2009/02/06(金) 01:56
胸膜癒着術失敗したらもう他に胸水を減らす方法ないんですか?たくさんの隙間に水があり注射では抜けません。咳も出始めてきました。誰かいい方法教えて下さい。今タルセバ服用ですがタルセバ服用で胸膜癒着術からなった胸膜炎はおさまりました。民間かも知れませんがそばパスターは胸水に効きますか?誰かやってるかたいませんか?あっためたら胸水減りますか?お医者さんに胸膜癒着術しても絶対寿命は縮まらないと言われたから癒着術したのに体力は落ちるし…しなきゃ良かったと言われる始末。ついでに言えばチューブの絡まりで上手く薬剤が入らず二回もいれました。キチンと処置を見なかったお医者さんや看護士に非は無いのでしょうか?

311 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/03/14(土) 20:10
去年10月肺癌と父が言われました。種類は腺癌でステージⅢbと診断を受け、リンパ転移があったため30回前胸部その後右鎖骨上に20回放射線をあてました。放射線だけでなく、タキソテールとランダの化学療法も併用しました。今年1月中旬腫瘍の縮小がみられ退院しました。それから約2ヶ月は放射性肺炎になる可能性が高いことや副作用が出る可能性が高いとのことで外来の診察だけに通っていました。今月5日CTをとった所、腫瘍自体は縮小・縦隔の腫瘍は消退していたのですが胸水が貯まっており、検査の結果悪性でした。当初は肺炎の可能性が高いとのことでステロイドを内服し、息があがるのも日に日におさまっていたようですが悪性とのことで12日から外来にてパラプラチンとタキソールの化学療法が始まりました。本人は息も楽になったと話しています。これが効かなければ胸水を抜いて薬を管から注入すると聞いているようですが、今後胸水が減り楽になる時はくるのでしょうか。化学療法の副作用は今まで脱毛だけですが、症状が軽減したという56歳とまだ若い父をみていると胸が苦しいです。若い分体力はあるのはわかっているし、進行が早いのもわかっています。
気持ちのコントロールができずここきてしまいました。

312 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/03/30(月) 22:58
私の母も2年8ヶ月前に腺癌ステージⅢbと診断され、すでに胸水がたまっていました。
手術と同時に胸膜癒着術をしました。
高熱が出ましたが1日か2日位だったと思います。
今も胸水はありません。



313 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/04/03(金) 10:19
私の父が、脇腹の痛みを感じレントゲン、CTを取ったところ、胸水と白い影が
移っているということで、専門の病院への紹介状を渡されました。

本人は右の肩付近にも痛みを感じているようです。掲示板をざっと読むかぎり肺がんの
症状に非常に近いと思われますが、右肩付近が痛いという場合は、転移していると
考えるのが一般的なのでしょうか?

314 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/04/04(土) 21:20
>>313
一般的とは言えませんが、実際に肺がんを患われているのであれば、転移している可能性は
あります。

315 名前: パム 投稿日:2009/04/13(月) 22:14
74歳の親父が診断ステージⅢbの肺がんと診断されたのが2/16日でした。
診断後、転移がないかを確認するためPET検査を受けた結果、転移は認められませんでした。
その後、診断から1ヵ月後の3/18に入院致しました。
 胸水が溜まるのは入院以前からでしたが、癒着術を行い今は溜まっていません。
入院してもうすぐ1ヶ月が立ちますが、今までに行った治療は胸水を抜くチューブから
抗がん剤?を入れたのと癒着術だけです。
その後、親父の体調は益々衰え、筋肉もなくなり今は歩くことも出来ません。
先日、主治医の先生とお話する機会があり、今後の治療方針を聞かせて頂きましたところ
”血液検査の結果GOTの数値が高いので、肝臓への転移が無いかCTを取る”とのこと・・・。
CTの結果は転移無しでした。
最近の症状では、
①水を飲むのも一苦労。
②胃酸が上がってきて食事も出来ない。
③指先が痛い
④顔や腕がむくんでいる。
等です。
抗がん剤治療(ナベルビン)も今週(4/15)ぐらいから始めますとの事でしたが、
体力の問題と、GOTの数値の問題などがあり出来るかどうかわかりません。
少しでも体を楽にしてあげたいと願うばかりです。

肺がん外科医様・・・。
①~④の症状から考えられる原因はありますでしょうか?
水も喉に通りにくいとは食道への転移も考えられますでしょうか?
当方、まったくの素人で頼るところがありません。
何卒、宜しくお願い申しあげます。



316 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/05/15(金) 19:42
311の者です。
先日CTをとり、原発の腫瘍はさらに小さくなったと言われました。画像もみせていただきましたが明らかに小さくなってるのが私にもわかりました。胸水も前回投稿した後370ml抜き、その後は抜くことなく、CT上なくなっていました。タキソールとパラプラチンの点滴をしていましたが、指先のしびれが強まり、今後の生活も考えてナベルビンとジェムザールに今月から変更になりました。腫瘍自体は小さくなってるのに、胸水があるせいか腫瘍マーカーが上がっていました。他転移はないって言われたのにって感じました。

317 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/05/27(水) 15:49
70代の父が、今月はじめに、肺がん末期で余命二ヶ月と言われました。
父は喫煙者でしたが、15年前に禁煙しています。3年前に肺気腫と診断され、息苦しさはあるものの、普通に生活してきました。
毎年、5月にレントゲンを撮る事になってたらしいのですが、去年、医者が忘れて、一年半ぶりのレントゲンを撮ったところ、
右肺に握りこぶし大の腫瘍。胸水もたまってるということで、大きな病院を紹介され、
ペット検査、気管支鏡検査を受け、一泊で帰る予定が、二週間で水が倍になってるということで、そのまま入院になってしましました。
明日、水を抜くそうです。
検査結果は出ていません。
父は急に弱ってきました。
レントゲンを撮り忘れてなかったら、手術できたのか?と後悔です。

このまま急激に悪くなっていくのでしょうか・・
抗がん剤しか方法はないようです。
少しはよくなったり、普通の生活に戻れたりできるのでしょうか?
あまりに突然で、辛すぎます。

だらだらとすみません。
場違いでしたら、削除ください。

318 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/06(月) 23:39
初めて書き込みします。
現在ステージ4。鎖骨、骨盤、中葉切除部、胸壁に
転移ありでタルセバを服用しています。
服用後治まっていた咳が少しづつ増えてきて不安です。
先生に聞いたら効かなくなるにしても急激な変化ではない。
とは、言われましたが、
おととしの健康診断で再検査→初期の肺がんで手術後の治癒率70パーセント
と説明されて去年の2月に右中葉切除。
でも今年の初めに再発がわかり
転移あり、末期と言割れました。
いつタルセバが効かなくなってしまうのかと不安です。
不安な気持ちも病気には良くないと思うのですが・・・。
転移がある場合は放射線や他の治療は出来ないのでしょうか?

319 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/07(火) 17:59
放射線治療というのは「局所療法」です。
他方、転移が認められるということは、検査ではわからない微少な転移も含めると、全身にがん細胞が散らばってしまっていることがほとんどです。
このため、骨転移があって「そこだけ」を治療することが治療にプラスになるというというような場合を除いて、放射線には意味がありません。

他の治療の意味が不明ですが、外科手術ということならば同様です。

もしも、免疫療法のたぐいを書かれているとすれば、これについては、現時点で効果があるというデーターはありません。



320 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/27(月) 09:53
父82歳、2年ほど前まで喫煙していました。
もともと肺気腫と診断され、水も少し溜まっていたのですが、
先々週、息苦しくなり病院に行ったところかなり水が溜まっているとのことで
入院し、合計3リットルほど水を抜きました。
水に血液が混じっており、抜いた水を検査したところがん細胞が見つかりました。
が、原発源がわからないとのこと。
しかし胸水からがん細胞が見つかったということで、ステージ3b~4、と言われました。
水のほうは癒着術を行ったところ翌日からほとんと水がでなくなりました。
熱も出ず、水がなくなったせいか食事も食べられるようになり、どこにも痛みなどもない様子です。

先生からは高齢で心臓も弱っているので化学療法は行えないと言われました。
今の病院にはPET検査の設備もなく、気管支などへのがんの検査は本人も
苦しいだろう、ということでやっていません。
肺や気管支のがんは見つからないこともある、と言われました。
水が溜まらなくなったら病院ではすることがないので退院しても良いと言われていますが、
このまま何の手もうたずに進行をただ見ているだけ、というのも辛すぎます。
胃・大腸・肝臓・脾臓・頭などにはがんはないようです。
どこか大きな病院でPET検査をし、なんらかの治療が行えるものでしょうか。




321 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/07/27(月) 22:58
>>320
残念ですが、こういう状況で積極的に癌を叩く治療を行っても、それが役立つ可能性は
かなり低いでしょう。

原発巣(そう; 原発源とは言いません)は肺である可能性が高いですが、 それ以外の
部分であるとしても、癌細胞があちこちに散らばっている状態であることは同じです。

このような時、癌を積極的に叩く方法の中心は化学療法です。一般的な化学療法は
その副作用のために多少なりとも体調を崩す場合が多いこともあって、全身状態が悪い
方での治療効果は状態が良い方に比べて明らかに劣ります。

お父さんの場合、化学療法が無理と考えられるような状況となると、積極的な治療は
むしろ命を縮めるだろうと医者は考えます。肺が原発でEGFR遺伝子に変異がある場合
でしたら、EGFRを標的とする分子標的薬が効くことが期待でき、一般的には副作用も
弱いのですが、喫煙者の場合は遺伝子変異の率が低く、さらに致命的な副作用である
間質性肺炎が発症しやすいですから、お勧めできません。

こういったことは率の問題なので、お父さんではたまたま積極的な治療が役立つかも
しれないと考えて、打って出ることはできます。しかし、それが不幸な結果を招く可能性の
方が高そうだということは覚悟しなくてはなりません。

そういうわけなので、色々と検査をして原発巣が判明したとしても、じゃあ治療しましょう
ということには多分なりません。となれば、検査もそれなりに負担になりますので、積極的な
検査もお勧めできないと思います。いずれ癌は進行して具合が悪くなるでしょうから、
そのときにどういう緩和的な(ホスピス的な)治療ができるかを検討しておくのが現実的な
対処だと思います。

322 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/28(火) 10:23
>>肺がん外科医様

お返事ありがとうございます。320です。
今、少し元気そうなので希望が持てれば…と思いましたが、
やはり化学療法は危険を伴うのですね。
癒着術をやり、水が出なくなった、と思っていましたが、CTやレントゲンの結果、
まだ水はまた溜まり始めた様子です。
高熱も出なかったのは薬の効き目があまりなかったのでしょうか。
今、チューブを入れていますが、そのチューブも限界があるとのことので、いったん抜くことになりました。
そして保険の関係でいったん退院し、先生の紹介してくださるところでPET検査をしましょう、
と言われました。
このPET検査は体に負担がかかるものなのでしょうか。
そしてがんがもし呼吸器系のみならば、呼吸器専門の病院を紹介してくだるとのことでした。



323 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/07/28(火) 22:52
>>322
どのような治療も、少なからぬ検査も、それ自体にそれなりの危険が付きまといます。年齢を
初めとするさまざまな要因のために全身状態が芳しくなければ、その危険性はより強く響く
ことになります。

PET検査は半日ほど絶食し、ちょっと注射を受け、1時間ほどして検査器械に体をしばし
横たえるだけですから、たいして体の負担というのはありません。しかし、そこまで出向く
負担、結果がどう出るかという不安は相応にあるでしょう。

で、結果が出てどうするか?が問題です。先に書きましたとおり、結果がどうあれ治療の
主体は抗がん剤による治療であり、それはお父さんの役に立つどころか、かえって命を
縮めて苦しめるだけになる可能性も十分にあるのです。それを止むを得ないこととして
覚悟するという決意がなければ、PET検査をしても意味がないでしょう、と申し上げている
わけです。

324 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/29(水) 00:31
肺がん外科医様

早速のお返事をいただき、本当にありがとうございます。320・322です。
昨日の時点では、先生も検査をする方向で話をされていたのですが、
水の溜まり具合を数日見る、ということになりました。

もちろん危険を伴う治療を行うつもりは毛頭なく、
ただ、がんの場所がわかれば、たとえば免疫細胞療法のような
副作用を伴わないような療養法の道もあるのか、と思いました。

しかし今は検査よりも溜まりつつある胸水の状況が心配です。


325 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/29(水) 08:12
横レスですが、免疫細胞療法は全身療法であり、ガンの場所は関係ないようです。
ただし、治療している所の解説(※1)にもあるように、3大治療との併用を薦められている(予防線?)のと、
科学的根拠はあるらしいものの、臨床や基礎研究段階のものです。
※1http://www.j-immunother.com/about/index.html
保険の適用もないので全額自己負担となり、お財布にも多大な影響を与えることになると思います。

326 名前: 投稿日:2009/07/29(水) 13:05
コメント
医師は患者をあおる
だけ

327 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/07/29(水) 21:42
>>324
「副作用を伴わない」ことを保証するような免疫細胞療法は殆ど詐欺と思われた方がよい
でしょう。体に何らかの作用をするあらゆる治療法には、何らかの副作用が起こす可能性が
必ずあります。免疫の働きによるにせよ、がん細胞が壊される時に何の副作用も出ない
わけがありません。逆に、副作用を伴わないことを保証できるような治療は、おそらく体に
何の働きもしないのです。

よくお考えになって、無駄金を使わないように気をつけられることをお勧めします。

328 名前: かわ 投稿日:2009/09/23(水) 19:55
はじめて投稿します。
母が肺がんステージ5 脳転移と三年前に診断されました。
脳の腫瘍はガンマナイフを行い、タキソールとパラブラチンと言う抗がん剤を行いました。
抗がん剤の副作用が強く中止し、イレッサを内服。1年半、安定してました。
その後、タルセバを半年内服しましたが、余り効果がないと言う事で中止
その1ヶ月後、脳の腫瘍が30個位に増えていたので放射線を行い、TS1を内服はじめました。
内服中からわき腹の痛み、熱がでたりしてましたが異常は無いとのお話でした。
内服後2weekして痛みが悪化したので検査をしたら肺に水がたまってるとの診断、今は管をいれて水を抜いています。

タルセバ内服時位から咳が多くなり、モルヒネ錠の内服で咳のコントロールをしてましたが、
放射線治療の辺りで、MSコンチンという薬でのコントロールになりました。
MSコンチン内服時から頭がはっきりしない、混乱しているような様子が見えましたが、放射線の影響もある
と様子を見てました。

わき腹の痛みで入院し処置後から、意識が正常でなく、まったくの別人。
意味不明な言動、朦朧とした状態 内服、食事等困難な状態になってしまいました。
痛み止めなど、薬の影響もあるかも?脳の方は少し腫れている様子だが大きな変化は無い。
ので、今現在 意識がおかしい原因ははっきりしてません。
肺のほうは水も抜けて安定してきてます。
意識レベル等で場合によっては生命の危機があります。と話がありました。
MSコンチンの影響とかってあるのですか?
痛みが酷かった時、もう緩和治療の方向を優先させようかと本人と話してましたが、
今となっては、どうしたらいいのかわかりません。
どなたかアドバイスをお願いします。


329 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/09/24(木) 22:00
>>328
色々原因はありえるのでなんとも言えないのですが、MSコンチンの影響で意識レベルが落ちて
いる可能性は十分あります。あまり痛がっていらっしゃらないのであれば、こういった痛み止めを
減らして様子を見るという手はありでしょう。痛がっているのであれば、脳自体の問題や電解質の
乱れなどが絡んでいるかもしれませんが・・・


330 名前: かわ 投稿日:2009/09/26(土) 09:31
肺がん外科医様

お返事ありがとうございます。
少しですが意識は戻ってきました。
先日、担当Drと話した所、胸水処置の際に沢山のモルヒネを使っているので、もう少し意識レベルは上がる可能性があります。
意味不明な言動、混乱、ボケの理由は、全脳照射の副作用かと思われます。と・・・

この数週間痛み等あり、体調も良くなかったので、薬や治療の副作用も出やすい状態だったのかもしれません。
本人の生命力を信じて、もう少し正常になることを望んで、見守って行こうと思います。
ありがとうございました。


331 名前: さと 投稿日:2009/10/02(金) 07:45
はじめまして
62歳になる母なのですが、乳がんからの転移性の腹部のリンパ転移と癌性腹膜炎と癌性胸膜炎で治療中です
昨年に再発してから、抗がん剤を何種類か変えながらしているのですが、なかなか持続して効果がでていません
免疫療法も5月からしているのですがはっきりと効果があるとは思えません
腹部のリンパ転移に関しては落ち着いているのかなという話です 食べ物によってはイレウスを起こしてしまうため
張り感があるときは絶食しています。
9月1日から胸水が増えていることから入院中です ナベルビンの抗がん剤も2回しましたが
へることも増えることもない状態です。判断は早いと思うんですがナベルビンの効果が怪しまれます
今日、胸膜に抗がん剤を注入する治療をするためムンテラです。
いろいろ、読ませてもらっているんですが 原発の肺がんでなく転移性の癌の
効果はどうなのかなと意見をききたくて   

ながながとなりわかりにくい点もありますがよろしくお願いします

332 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/10/04(日) 17:36
>>331
胸膜ではなくて、胸膜に包まれた胸(膜)腔というスペースに胸水が溜まるので、このスペースに
抗がん剤を注入するのです。この場合、抗がん剤によってがん細胞を押さえ込むということもあり
ますが、むしろ胸膜に炎症を引き起こし、それによって胸膜同士が癒着して胸膜腔がつぶれ、
胸水が溜まらなくなることを期待する治療です。抗がん剤以外に炎症を引き起こす様々な薬剤を
使うことがありますが、うまく行く率はどの方法でも8-9割くらいとされています。この率は胸水が
溜まる元になっているがんが原発性肺癌でも他臓器からの転移によるものでも大差ありません。

333 名前: さと 投稿日:2009/10/05(月) 19:48
肺がん外科医さま

丁寧な説明ありがとうございます
主治医に聞いたときは、治療の説明の前にヘルペスが出ていることで今後の抗がん剤を使用できるかわからないと
言われてて、きちんときけなくて・・・・
ありがとうございます
今週にはじめると思うんですが、強い母なのですがとても心配で
私が泣いてるわけには行かないので、信じて見守っていきます

また、アドバイスください


334 名前: たか 投稿日:2009/10/10(土) 23:11
34歳の妻が、9/26に腺癌と診断されました。
右肺の上に癌があり、そこから水が出て胸水が貯まっている状態です。
胸膜に癌細胞が沢山付いてて、手術はできないそうです。
範囲が広いので放射線治療も出来ないので、化学療法による治療だけだそうです。
化学療法(イレッサの投薬や抗がん剤の点滴)で完治出来るのでしょうか?

335 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/10/11(日) 15:30
>>334
奥さんのような肺がんの治療には、状況によっては放射線を併用することもありますが、残念ながら
完治することはまず無理です。治療の目的はがんの勢いを殺いでできるだけ長く生きられるように
すること、それが叶わなければ、症状を抑えることです。

336 名前: たか 投稿日:2009/10/15(木) 20:42
>>335
肺がん外科医様、お返事ありがとうございました。
現実と向き合い、家族で癌と戦いたいと思います。

337 名前: あずき 投稿日:2009/10/31(土) 23:52
39才の夫が「肺腺癌と思われる」と担当医に言われました。
三週間前、心嚢水と肺水が溜まり即入院、水を抜きました。
その時点では「急性心膜炎だろう」との事でしたが、検査の結果
両方の水から「CLASS 5」の結果、腫瘍マーカーはCA19-9が700台でした。
CA19-9は基準値って30台ですよね…。
最初は肺が原発には見えないとの事で、腹部造影CT、胃カメラ、大腸カメラを
しましたが異常なし。
CTを見直した結果肺腺癌の疑い濃厚という事でした。
リンパ節も腫れているとの事…。

今日はPET検査に行ってきました。その結果を持って大きい病院に紹介
される事になっています。
(今入院している病院は化学療法を行ってないので)

ステージなどいずれ分かる事ですが、転院に当たり色々考えてしまいます。
担当医は化学療法になるから、とおっしゃってました。

これは癌性心膜炎でもあり癌の末期という事でしょうか?
呼吸器外科の良い先生が他の病院(紹介先でない)にいると知り、悩んでいます。

よろしくお願いします。

338 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/11/01(日) 16:42
>>337
末期というのは普通、がんの進行で衰弱が進み余命いくばくもないような状態を言います
ので、ご主人のようにこれからの治療に期待する状態の方について末期とは普通は言い
ません。しかし、悪性胸水(癌性強膜炎)、悪性心嚢水(癌性心嚢炎)の状態がかなり進行
した状態であるのは確かで、現行の病期分類ではIIIB期、来年からの新分類ではIV期に
分類されます。

この状態での治療は化学療法が主体で、原則として呼吸器外科医の出番はありません。
他に事情がなければ、「呼吸器外科の良い先生」を求めて他の病院に紹介してもらっても
役に立たないでしょう。

339 名前: あずき 投稿日:2009/11/01(日) 20:54
>>338
肺がん外科医様、お返事ありがとうございます!
先生には主人と一緒に話を伺っているので、聞きづらかった事もあり
一人で悶々としていました。

肺がん外科医様のお返事に暗かった目の前に明かりが灯った気持ちです。
ベッドの上の主人はとても病気に見えないほど落ち着いている状態です。
不安にさせず、治療を頑張れるよう支えていきます。

転院先の先生もきっといい先生だと思います。
ありがとうございました。

340 名前: あずき 投稿日:2009/11/01(日) 21:12
>>338
肺がん外科医様、お返事ありがとうございます!
先生に話を伺う時は主人と一緒ですので、なかなか聞きづらい部分があり
一人で悶々としていました。

肺がん外科医様のお返事に、暗かった目の前に明かりが灯った気持ちです。
ベッドの上の主人はとても病気に見えない位、落ち付いた状態です。
不安にさせず、治療を頑張れるように支えていこうと思います。

入院中(検査中)、親や上司などが「まだ原因が分からないの?」と転院をしきりに勧めてくるので、
検査途中でもある夫と私は先生を頼りにしていたので、軽く板挟み状態になり悩んでました。
結局、先生の方から紹介の話が出たのですが「最善の道を選ばなきゃ」と変に力が入ってしまいました。

お返事いただけて、本当に助かりました。夫の気持ちに負担をかけるところでした。



341 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/05(木) 02:02
胸水から癌細胞が検出されて胸水中の腫瘍マーカーが基準値を超えたら癌性胸膜炎ってなるんですか?

342 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/11/06(金) 22:45
>>341
マーカーは関係ありません。胸水から癌細胞が検出されればそれを悪性胸水と称し、悪性
胸水が確認される状態を癌性胸膜炎と言います。

343 名前: あこ 投稿日:2009/11/10(火) 21:28
この度、父が気胸を繰り返すため癒着療法を行うことになりました。
もともと食道がんを患っており手術はできないと言われ、
放射線治療と2度の抗がん剤治療をした後から息苦しさを感じ始めたようです。
今では鼻から酸素を入れ1日1回トイレに行くのもやっと、という感じです。
肺に水が溜まるので管を入れては抜いて、を2回ほど繰り返しています。
今回3回目で管が入っている状態から癒着療法を行うようです。

素人の私が思うのは、この治療でどのくらいまで回復するのか?ということです。
食道がん自体は消えたのですが、リンパに転移ありです。
また抗がん剤治療をしたいところですが肺がこんな状態なので難しいと聞きました。
もしこの治療である程度回復すれば、
次の抗がん剤治療ができる可能性が出てくるでしょうか…。



344 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/27(金) 19:54
10月頃より胸水が貯まり始め、外来にて毎週1Lほど抜いていました。しかし1週間でまた同じくらい貯まるのを繰り返すため今まで使用していた抗がん剤を辞め、イレッサに変えることになりました。今日で飲み始めて1週間経ちます。が、息切れもするからということで今日1.5L胸水を抜いたようです。胸水が貯まってイレッサに変えた方がおられるとは思いますが、飲み始めてどれくらいで胸水は減りましたか?今の所イレッサの副作用はありません。

345 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/30(水) 01:09
初めて投稿します。お尋ねです。
 母が肺が原発で、2年前に右肺を2/3切除しました。
今年になって脳転移が発覚しサイバーナイフを受けるも効果なし。
体力的に抗がん剤治療はもう厳しいだろうということで、現在、緩和病棟に入ってます。
 今週、肺のレントゲンを撮ると胸水がたまっていることがわかり、本日、水を抜く予定でしたが、
エコーで見た結果、手術の影響か背中と胸膜がくっついていたり、肺からの細胞が
(ここがよくわらかなったのですが)入り組んでいたりで、
胸水が数個のカプセルに包まれた状態になっているとのこと。
一箇所の水を抜いても他のところの水までは抜けない為、施術はされませんでした。
 
 物理的に水を抜くことが出来ない場合、
それ以外の手立てというものはあるのでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えていただけないでしょうか??

346 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/30(水) 11:46
胸水が何の原因によるものか分かりませんが、癌性胸膜炎によるものであれば厳しい状況かと、、、

347 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/30(水) 13:48
初めまして、母が6月に呼吸困難で近くの病院から
現在の主治医の判断で救急車で大きめな病院に入院しました
小細胞肺癌で抗癌剤の治療を2回に分けて2種類しましたが
副作用が強いので断念しました
9月に退院後、自宅で療養して
12月11日に容体が悪くなり再入院
検査の結果、胸水が貯まってるとの診断で
管を留置して、胸膜癒着術を来年に行う予定です
水を抜いても調子は悪そうです
70過ぎの年齢で、体が持つか心配ですが
体力の回復を確認してから
胸膜癒着術を始めた方がいいのかよくわかりません
主治医は、来年早々と考えているみたいです。

348 名前: 347 投稿日:2010/01/05(火) 07:41
昨日、看護婦さんから、5日(今日)の予定で
胸膜癒着術を行うと告げられました
母は、何を頑張るかわからないと
ほとんど、昏睡状態で話していました
状態を見て先に延ばすかもしれませんが
体力が回復するとは思えなくなりました

349 名前: あさちゃん 投稿日:2010/01/16(土) 19:17
はじめまして60歳の主婦です5年前に乳がん手術ごホルモン療法続けてましたが思わしくないので昨年10月
からゼローダ300を服用してました先日の定期診断にて胸水が溜まっているとの事でした
対処としてはまだせきませんがと言われCT投影では肝臓にも転移している模様小さながん細胞でした
此れからの治療方法の選択を主治医と相談小と思います、何かアドバイス的なこと知りたいです

350 名前: 347 投稿日:2010/01/16(土) 23:37
1月10日に母の仮通夜をしました。
モルヒネは打ちませんでした

351 名前: ビビり 投稿日:2010/02/26(金) 15:02
かなり前より胃痛、アルコール性肝炎があり今日病院に行き、エコーしたところ胸水が溜まっていて
紹介状を書いて頂きCTをとりました。
両肺に丸い白っぽい影がありました。 先生からは、異常ありで一人では判断できないので他の先生に
相談します。との事でした、先生は早く分かって良かったと言われました。
一週間後に血液検査、肺の影の話を聞きに行きます。 
正直、肺がんの可能性があるんですか?

352 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/02/26(金) 15:28
>351

可能性の大小を問わないのならば「可能性はあります」。
(検査で異常がみつからなくとも「可能性」ならばあるのですから)

可能性の大小については
>両肺に丸い白っぽい影がありました
というだけでは、実際の画像もみないでわかる方はいないでしょう。

一週間待つしかないですね。

353 名前: ビビり 投稿日:2010/02/26(金) 15:42
ですよね。 待ってみます。ありがとうございました。


354 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/12/24(金) 00:38
胸水が有った時点で(腫瘍の大きさに関係無く)手術又放射線治療は不可能

なのでしょうか??

又、胸膜癒着術が成功後抗がん剤治療により胸水も無くなり
(術後溜まる事無く)

腫瘍も小さくなった場合でも手術で取り除いたり放射線治療も

意味をなさないのでしょうか?

よろしくお願いします。


355 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/01/15(土) 00:53
はじめて書き込みさせてもらいます。
73歳の父なのですが、アスベスト暴露者で
胸に水がたまる状態です。あとは咳をした時に起こる
胸の痛みがあるようです。
10月から検査を始めて病院も変えてさらに検査をつづけ、
PETCTもしたのですが今のところはっきりとはなにもわかってません。
悪性中皮腫か良性かは内視鏡による細胞検診しかないと
いわれ、手術による検査を予定中なのですが、、、、
はたしてこのまま細胞検診を受けるほうがいいのか、
それとも経過観察で様子をみて、身体に負担をかけないでいたほうがいいのか
どちらがいいのか、、、、
悪性だった場合いたい思いをさせてさらに直る見込みがほぼないと、
調べた範囲ではそうなってました、、、、
あと、組織検査によって中皮腫が広がってしまうのではないかと心配もあります。
かなり支離滅裂な文章で申し訳ありませんが、
肺がん外科医さん、アドバイスなどいただければうれしいです。。。

356 名前: 次男の嫁 投稿日:2011/04/10(日) 23:34
初めて書き込みさせて頂きます。(こちらでよかったかどうか分からないのですが・・)
義父が3/25大量胸水と言うことで入院しました。数日かけて3000cc程度の胸水を抜きました。きっと肺がんなんだろうなと思っていましたが、胸水の色は血性ではなく、息苦しさはあったものの咳や痰などの呼吸器症状はなく、胸水か
らは結核もがん細胞も検出されませんでした。(胸水の性質はどちらかと言えば蛋白などの細胞の多いものだと聞きました)
その後、気管支鏡をしましたが、気管支以下に腫瘍らしき物はありませんでした。腫瘍マーカーは高いそうですが、扁平上皮癌の可能性があるといわれました(このあたりはよく分からないのですが・・・)
明日、胸腔鏡下の組織検査と、胸水がまたたまり始めているので、胸腔ドレーンの留置(前回のドレーン挿入部が化膿していた)胸腔内の病変が見つかれば一緒に癒着術をすることになるでしょうとのことでした。
80歳という高齢で初めての手術室。確定診断がつかないので本人家族ともに不安ではありますが、
胸水を抜かないままに癒着の為の薬剤を入れても大丈夫なのでしょうか?レントゲンでは右肺の半分近く溜まっているようでしたので、一度に出してしまうと血圧が下がってしまうのではないかなと思います。輸血の準備はされているようですが・・・。
土・日で気分転換に外泊をされたのですが、上半身に薬疹(?)が出ていました。こんな状態で明日の胸腔鏡は大丈夫なのでしょうか?
現場を離れて15年以上経っているので今の医療がわからなくて、中途半端に知っているだけにちょっと心配になり書き込みさせて頂きました。
これだけのデータでご意見をとお願いするのは心苦しいのですが、何かヒントになることがあれば教えて頂ければ幸いです。宜しくお願いします。


357 名前: さか 投稿日:2011/04/22(金) 16:14
はじめて書き込みさせていただきます。
距離の離れた所に住む、70になる母なんですが、先日緊急入院しました。
肝臓に影、胆のう横に胆のうが2個あるような影が発見されました。
胸水もたまっているようです。現在、お腹に膿みが溜まっていたので
お腹に穴をあけて、膿みを出しているようです。
恐らく肝臓癌又は胆のう癌でどちらからか転移しているかも知れない
と先生に言われたようです。検査途中で断言はされていないみたいですが。
癌だとして転移があると言うことは末期と言うことになるのでしょうか?
直接聞こうにも怖くて聞けない状態です。
恥ずかしい話、ぜんぜん分からないので教えてください。


358 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/22(金) 17:07
>>357

転移があるからといって末期とは限りません。遠隔臓器に血行転移した場合や隣接臓器に浸潤した場合などいろんなケースがあります。
また、「末期」の定義も曖昧です。
今までは、一応、「ステージIV=末期」ということだったんですが、最近はステージIVで発覚したのに5年以上延命されているケースも増えています。

なお、このスレッドは肺がんの中にある胸水のスレッドなので、肝臓がんや胆嚢がんのスレッドに書き込まれた方が同じ境遇の方からのアドバイスが得られやすいと思います。


359 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/22(金) 18:35
357
情報が曖昧ですが、非常に厳しい状態と思われます
お母さんのためにも、主治医に会って直接説明を受けてください







360 名前: さか 投稿日:2011/04/22(金) 21:43
ありがとうございます。
気が動転して、間違えてしまいました。
肝癌の方へ移ります。

361 名前: みゆ 投稿日:2011/05/09(月) 18:23
初めて書き込みします!
母が一昨年の3月頃に胃がんと診断されました。
東大医学付属病院で胃全摘出、卵巣2つ
をとる手術をしてその後抗がん剤をしていたのですが
1年ちょっとで効き目がなくなり先日もう抗がん剤を
やっても意味がないと言われてケアの病院を紹介されました。

ご飯も飲み物もあまり食べれず
栄養の点滴をしていたのですが
3日前にお腹と肺に水が溜まってると言われ
入院してしまいました。

先生からお話があったのですが
骨、肺、お腹などに転移があり
体中癌におかされてると言われて
1ヶ月もつか持たないかだといわれました。

今は病院でおしっこの出る薬を2種類飲んで
水をだしているのですが
このまま家に帰ってこれないのでしょうか?

もう痩せてしまって今は30㌔あるかないかです。

このまま何もできないのでしょうか?

説明がヘタですいません。

返事おまちしています。

362 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/05/10(火) 08:21

残念ながら
積極的治療を期待できるような状況ではないようですね

363 名前: ひら 投稿日:2011/08/10(水) 01:40
85歳の父が昨年夏肺癌で放射線治療を受け、ほぼ完治しました。
今年5月から急に声がハスキーになって少し血痰が出るとのこと、
おかしな咳もしています。
昨日癌治療を受けた病院での検診でCTを撮ったところ、
肺に水が溜まっていると言われたそうです。
これから検査入院になりますが、父は10年以上前に心筋梗塞を起こしたこともあり、
心配しています。
どんな原因が考えられますか?
癌の再発もあり得るのでしょうか?

364 名前: ひら 投稿日:2011/08/29(月) 23:26
363です。
胸水の検査の結果、再発でした。
食欲が全く無く、衰弱がひどいのですぐに抗癌剤治療に入ることはできず、
栄養剤の点滴で体力の回復を待ってから治療に入ることになりました。
ところがまた胸水が溜まり、呼吸が苦しくなったので、
管を入れて水を抜き、その後癒着術をすることになりました。
85歳の父は抗癌剤治療に耐えられるでしょうか?
本人はどこまでも前向きなのでそれが救いでもありますが。