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癌掲示板..>化学療法と照射の併用について。

1 名前: 1 投稿日:2005/02/26(土) 20:12
母が食道原発の小細胞癌にかかって、現在、化学療法と放射線照射の併用治療を受けています。
(部位としては食道ですが、治療は肺小細胞癌に準じるため、こちらに書き込ませていただきました)
現在、化学治療は1クールを終了し、分割照射も18回、27グレイを終了しております。
ただ、白血球の数が2000に減っており、来週の照射では1000以下になるかもしれないとのことで、
体力の回復を待って、化学療法の2クール目と同時に照射を行うように先生に勧められました。
先生は同時の治療の方がより効果的だとおっしゃるっているのですが、
母自身はすでに経験した同時の治療が相当つらかったらしく、できればずらして治療を行いたいようです。
治療において同時治療と期間をずらしたものは奏功に大きく差ができるのでしょうか?
ちなみにGCSFはまだ使用しておりません。現在の症状は吐き気、倦怠感です。進行はステージ3とのことです。
奏功の差についてのご意見をご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


2 名前: いのげ 投稿日:2005/02/26(土) 22:05
http://www.jco.org/cgi/content/full/22/23/4837
Fried, D. B., Morris, D. E., Poole, C., Rosenman, J. G., Halle, J. S., Detterbeck, F. C., Hensing, T. A., Socinski, M. A. (2004).
Systematic Review Evaluating the Timing of Thoracic Radiation Therapy in Combined Modality Therapy for Limited-Stage Small-Cell Lung Cancer.
J Clin Oncol 22: 4837-4845

↑2002年の論文ですが限局期(ステージ2までと思います)
肺小細胞癌に対する放射線治療のタイミングに関する論文です
7本の論文合計1524例の結果を検討しています

放射線治療を一回目化学療法開始から9週目までに開始するかどうかで
早期と後期に分けて比較しています。化学療法は4週毎のようです。

3 名前: いのげ 投稿日:2005/02/26(土) 22:11
両者の二年生存のリスク比は 1.44 (95% CI, 1.17 to 1.77; P = .001)
三年生存のリスク比は1.39 (95% CI, 1.02 to 1.90; P = .04)
であった。差は小さいが統計学的に有意であった。
(早期の方が勝るということです)

同時に行うか否かという点とは若干論点がずれているとはおもいますが、
この文献は併用しているようです。同時に行わないということは
放射線治療の時期が遅れることに近い意味があるかと思います。

4 名前: いのげ 投稿日:2005/02/26(土) 22:14
この文献もそうとういい雑誌に載っていますが
専門家はこれに限らずもっと数多くの文献に基づいて判断しているはずです。
すくなくとも私の知る放射線治療医や外科医はそうでした。

希望は希望として主治医に伝えておくべきだと思います

5 名前: 1 投稿日:2005/03/01(火) 01:36
2~4の皆様、ご教示ありがとうございました。本人もリスクを考え、同時治療の方向で考えております。
ただ、白血球のレベルが現状、2000よりも下がっているのが気がかりです。GCSF以外に白血球の増加が期待できる方法はあるのでしょうか?
また、体重の低下はどの程度が危険信号だと思われますか?現在、入院時よりも1.5キロ減っている状態です。入院前は少し太っていたところもあり、
現在は通常の点滴と普通の食事を毎食それこそ、2口、3口程度食べている状態です。
(食欲がないわけではないのですが沢山は食べられないようなのです)
意識的にカロリーメイトなどの経腸栄養を取るように勧めたり、高栄養度の中心静脈栄養のようなものを、
処方してもらうようにお願いすべきでしょうか? 体重減少=体力減少と書いてある本が多いので、
正直気がかりでなりません。また、ヒスロンHを使った食欲促進というのは一般的な方法なのですしょうか?
併せてご教示いただけると幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

6 名前: えみ 投稿日:2005/03/14(月) 15:44
父が非小細胞癌のⅢAです。先月末に判明しました。7㎝の癌で太い血管の所まで癌がかぶさっていて手術はできない、との事。現在は放射線治療に通ってるけれど、30回位する予定が12回、明日で終わると言われて本人、私たちも不安になってしまいました。根治治療なのか緩和治療なのか…。本人はまだ仕事もしています。痛み止めの座薬を入れていて切れると熱がでます。父は…いつまで生きていられるんだろう?どんな症状になったら覚悟が必要?大吐血する場合がある、って言われたけど…まだ少しは元気なのに、急に死んじゃうの?誰か教えてください!怖い…。

7 名前: ラコステ 投稿日:2005/07/31(日) 02:16
こんばんわ。
えみさんのお父さんはⅢAで手術ができないといわれたのでしょうか?
私の父は余命6ヶ月のも3AまたはBと当初の公立病院でいわれて、手術は
不可能といわれましたが、セカンドオピニオンで某ガンセンターに行って
手術可能といわれて、手術を受けることができました。治療中で難しいとは
思いますが、いろいろな先生の意見を聞くことをお勧めします。