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癌掲示板..>肺がん治療 その3

1 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/14(土) 16:22

 新規スレッド立てました

過去スレなどは  >>2

2 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/14(土) 16:22
過去スレ
 その1
  http://www.gankeijiban.com/bbs/read/020mune/985156266/l50
 その2
  http://www.gankeijiban.com/bbs/read/020mune/1075263570/l50


3 名前: 平瀬2番 投稿日:2007/07/18(水) 10:36

☆大まぬけ3号さん☆
昨日、5泊6日の精密検査結果を聞きに医療センタ-へ行ってきました。
呼吸器外科部長より右肺の細い先の方へ小さな影があり内視鏡(ファイバ-)が届かず
細胞を採取することができず良性なのか悪性なのか分からないとの事でありました。
よって24日頃ベッドが空き次第、胸腔鏡手術で影の部分を採取しその場で良・悪性判断をし
それに適した手術を一度に行うとの事でした。手術せずにマイタケを飲用しながら、CT検査
での進行の様子を診て行くことを伝えたのですが主治医は手術をして下さいと言われました。
マイタケ効くなら国立病院でも試していますよ。と笑われましたよ。
わたし自身、麻酔などの経験がなく不安です。また手術による入院期間も聞かず帰ってきました。
多少、ポ-ッとした感覚です。 とにかく主治医の通りに致します。  敬具、有難う御座いました。


4 名前: 平瀬2番 投稿日:2007/07/18(水) 14:27
ステ-ジⅠの初期癌で転移も無く10mm程度の影での胸腔鏡手術やその後の治療経験やアドバイスをお伺い
したいのですが、どなたかお話いただけませんか?新人です恐れ入ります。

5 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/07/18(水) 19:49
平瀬2番様
胸腔鏡手術は、創の範囲が狭いので良いことだと思います。
開胸はきついです!手術は、小さいほど有り難いです。
マイタケは気休めですね!私も“がんに効く食材”を食べていますがダメでした。
怪しい影を取り除きましょう!頑張って下さい!


6 名前: 岡本 投稿日:2007/07/19(木) 03:04
初めまして。この掲示板を偶然見つけ、凄く心の支えになりました。
私の母は肺ガン・小細胞ガンと診断され、某大学病院に入院しております。
ステージの説明はなかったのですが、様々な検査の結果、左肺に2箇所ガンがあり、
リンパに転移していますが、右肺や脳、骨等、他箇所には転移していないとのことでした。
そして昨日から、抗がん剤治療がスタートしました。
抗がん剤は、カルボプラチンとトポテシンを使用し、1週間後に片方の薬を追加するとのことでした。
医師の説明では、吐き気や食欲不振、血液(白血球)などの副作用が起こると言われましたが、
今日、見舞いに行ったところ、母はもの凄く元気で食事も全部食べ、病院内を散歩していました。

そこでお聞きしたいのですが、
1)抗がん剤を使用し、全く副作用の起きないケースはあるのでしょうか?
副作用が起きない=効いていない ということでしょうか?心配です。
2)医師の説明ですと、余命1年だそうです。
小細胞ガンに対し、化学治療が効果的と良く言われますが、なぜ効果的であるのに余命1年なのでしょうか?
余命とは、再発を前提でのことなのでしょうか?

今日、担当の医師が居なかったので、はっきり解らないのですが、
母曰く、明日のレントゲンと血液検査の結果次第で、週末外泊するそうです。
抗がん剤治療を火曜日に行ったのに、週末外泊・・・・

そして、結果次第では、追加分の抗がん剤も未定になるらしいです。
効かないから、別の抗がん剤を使用?

私の首は曲がったままです。私には理解出来ません。
このような前例があるのでしょうか?

7 名前: 平瀬2番 投稿日:2007/07/19(木) 14:04
大まぬけ3号さん・・・も頑張ってください!
早速、有難うございました!病院からの手術呼び出しがあれば、早々
胸腔鏡手術を受けてまいります。言いにくい事で申し訳ございませんが
大まぬけ3号さんの様に経験ある患者さんからのご意見は心にしみじみシミますよ。
ありがとうございます!わたしは大まぬけ3号さんへは抽象的な事しか
申しあげられませんが、体力付けて、私以上頑張って下さい。祈念して
おります。 敬具。

8 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/07/19(木) 14:44
タキソール+カルボプラチンを4クールしました。
昨日、効果の判定でした。48mmの腫瘍が40mmになっていました。家族としては、もう1回がんばって欲しいと思いましたが、母の希望でイレッサに戻すことになりました。
今回は、十全大補湯(漢方薬)を併用して飲むことにしました。
3回目のイレッサローテーション・・今回はどうなるでしょうか・・
効果が出ることを祈ります。 

9 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/07/19(木) 15:06
岡本様
お母様は、大変なご様子で回復されますことをお祈り申し上げます。
抗がん剤の副作用は、人によって違いがある様です。私はUFTを服用していますが、やや便秘気味です。
下痢気味になる方が多いようです。抗がん剤は、がんの活発化を抑制するものですから毒薬です。
効果を得たいですね。抗がん剤は、確実に効果があるというのが医師ははっきり断言できない様です。
効くかもしれないということだと思います。私のUFTも、効果が得られるかは判りません。
余命1年というのは、今までの症例の実績に基づくものだと思います。がんの動きが、激しいのでは
ないでしょうか。がんの動きを抑制したいですね。

平瀬2番様
少しでもご参考になれば幸いです。お互い頑張りましょう!


10 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/20(金) 09:35
>>8 ワンチビさん、応援しています。がんばってください。

11 名前: ワンチビ 投稿日:2007/07/20(金) 18:25
>>10さん ありがとうございます!みんなも一緒にがんばりましょう!

12 名前: なお 投稿日:2007/07/21(土) 00:16
>ワンチビさん
お母様の治療、うまくいく事を祈っています。イレッサが再度効果があるといいですね!
母はイレッサの休薬から一ヶ月、今日の脳MRIで15個以上の脳転移が見つかってしまいました。
改めてイレッサの力を思い知り、今行っている治療の軌道修正を計らないといけない現実を認識しました。
お互いへこたれずに頑張りましょうね。

13 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/07/21(土) 13:51
>なおさん、ありがとうございます。
お母様、かなりショックを受けられているでしょうね。大事にしてあげてください。
病状が進むと、本人はもとより、家族も落ち込んでしまいますよね・・
でも、ほんと「へこたれずにがんばりましょう!」

きっと癌も治る日が来るはずです!生きていればきっと治る日が来る!そう信じています。


14 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/07/21(土) 23:42
>>6
>1)抗がん剤を使用し、全く副作用の起きないケースはあるのでしょうか?

あります。副作用の個人差はとても大きいのです。昨日の今日ではまだ副作用が現れて
いなかっただけかもしれませんが。

>副作用が起きない=効いていない ということでしょうか?心配です。

副作用と効果との間には関係はありません。

>2)医師の説明ですと、余命1年だそうです。
>小細胞ガンに対し、化学治療が効果的と良く言われますが、なぜ効果的であるのに
>余命1年なのでしょうか?
>余命とは、再発を前提でのことなのでしょうか?

小細胞癌には化学療法、放射線療法が良く効くことが多いのですが、癌を全滅させて治して
しまうことは難しく、治療を耐えたがん細胞が増えて再発し、命を奪われることが多いのが
現実です。

お母さんは化学療法だけを受けておいでのようですが、放射線を組み合わせられる場合ほど
には効果は期待できません。余命1年というのはこれまでの大勢の患者さんから得られた
平均的な話で、1年しか生きられないと言われているわけではありません。

>母曰く、明日のレントゲンと血液検査の結果次第で、週末外泊するそうです。
>抗がん剤治療を火曜日に行ったのに、週末外泊・・・・

そりゃ、現実に副作用が大して出ていないのなら、病院にこもっている理由はないわけです。

>そして、結果次第では、追加分の抗がん剤も未定になるらしいです。
>効かないから、別の抗がん剤を使用?

どういう意味か私も分りません。副作用が厳しければ、薬を代えざるを得ない場合もあるという
ことではないんですかね?

15 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/07/23(月) 03:03
肺がん外科医様》
ご連絡有難う御座います。
1、副作用についてですが、掲示板書き込み翌日から、急に副作用が起きまして、
現在は毎日20前後の下痢、10回前後の嘔吐、食欲不振になり、ベットから
起きれない状態になってしまいました。(現在4日目)
このまま副作用が続くようですと、24日に予定されている「追加分抗がん剤」
が受けられないそうです。
この抗がん剤が受けられない=別日に追加出来ない=今回のクールは終了と
なるとのことですが、
受けられない=今回の抗がん剤は失敗、または効果が半減ということ
なのでしょうか??


2、母は進展型・小細胞ガンだそうです。
病名にかんして、医師から詳しい説明はなく、私の勝手な解釈で局限型
であると思っていましたが、少しだけ肺と肋骨の間にガンが出ているとの
ことです。
ほんの少しなのですが、局限型との差は大きいのでしょうか?

放射線治療に関してですが、医師から受ける・受けないの問いは一切
有りませんでした。
これは、母の病状が酷いため、受ける意味が無い・受けられないということなのでしょうか?


3、余命に関してですが、やはり原因は再発が殆どなのですね・・・
再発を防止する為のアドバイスなど頂けたら幸いです。。。。
私的には細胞療法を視野に入れておりますが、他にお勧めの療法は御座いますか?
是非アドバイス頂けたら助かります。


肺がん外科医様のアドバイスの御蔭で、余命1年に少し希望が持てました!!
有難う御座います。



大まぬけ3号様》
心温まるメッセージ有難う御座います。
大まぬけ3号さんも病気に負けないよう頑張って下さい!!
私も毎日、母に「副作用辛いけど、頑張るんだ!」って思うんだよ。って伝えています。
母は具合が悪いのに「うん、がんばるよ」って言ってくれます。
だから、私も出来る範囲の事を精一杯頑張ります!



16 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/07/23(月) 09:48
名無しさん@癌掲示板様
こちらこそ、ありがとうございます。
良くなるぞ~!という心意気が必要だと思います。
頑張って下さい!!

17 名前: 岡本 投稿日:2007/07/23(月) 10:09
15》私です。名前を書き忘れてしまいました。

18 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/07/25(水) 20:52
>>15
>受けられない=今回の抗がん剤は失敗、または効果が半減ということ
>なのでしょうか??

予定通りの量が使えなかったからと言って、効果が半減するとは限りません。標準的な
量よりだいぶ少なくても、明らかな効果が出る方もおいでです。

ただ、副作用がそのようにひどかった場合、次からは手控えた量でやるとか、薬を代える
とかの対処が必要です。

>2、母は進展型・小細胞ガンだそうです。
>病名にかんして、医師から詳しい説明はなく、私の勝手な解釈で局限型
>であると思っていましたが、少しだけ肺と肋骨の間にガンが出ているとの
>ことです。
>ほんの少しなのですが、局限型との差は大きいのでしょうか?

「限局」型ですね。「肺と肋骨の間にガンが出ている」というのは、がんが肺の表面を食い
破って、そこから胸の中にがん細胞が散らばってしまっている、と言うことかと思います。
この場合、散らばった癌細胞すべてを相手にするわけですが、胸の中全体に散っている
状態に対して放射線を当てるとなりますと、範囲が広すぎて危険です。そのため、治療は
主に抗がん剤で行うこととなります。放射線を当てるのは、例えば骨に転移した場所が
痛いような時に、その症状を和らげることを目的として行うような場合に限られます。

>3、余命に関してですが、やはり原因は再発が殆どなのですね・・・
>再発を防止する為のアドバイスなど頂けたら幸いです。。。。
>私的には細胞療法を視野に入れておりますが、他にお勧めの療法は御座いますか?

樹状細胞などによる免疫療法のことをお考えなのだと思います。免疫療法については
期待できそうな話も多少出て来ておりますが、依然として実験的な段階にあります。
今のところは役に立つかもしれないし、立たないかもしれないし、もしかするとかえって
害かもしれない、と考える他ありません。もっとも、本当のところ役に立つかどうか分ら
ないという話は、確立されている治療法についても言えることではあります。ただ、どの
程度役に立ちそうか、逆にどのくらい危険な治療なのかと言ったデータが、確立された
治療にはあるのに対して、実験的な治療にはないところが違います。

19 名前: なお 投稿日:2007/07/26(木) 16:13
>ワンチビさん
>病状が進むと、本人はもとより、家族も落ち込んでしまいますよね
そうなんです。いつでも良い時ばかりでは無い事も分かっているのですが、実際に悪くなっている事実を知ると受け入れるのが難しいです。
本人がケロッとしていて元気なのが救いなのですが、、、その後お母様はいかがですか?

 この掲示板にいらっしゃる方で同じようなご経験をされた方はいないでしょうか?
母はイレッサを辞めて一ヶ月と少しで多発性脳転移が発覚しました。減量したナベルビン単剤での治療が始まったのですがうまく原発のコントロールも出来ていないようで昨日からジェムザールとの併用治療に変わりました。いずれにしても脳転移への作用は期待出来ないので今後は脳に関してはサイバーナイフセンターでの治療、肺に関しては抗がん剤の内容と量を考慮しつつ現状維持を目標に継続し、再びイレッサに戻れる日を待とうと思います。
サイバーナイフでは21個の転移の内12個、確実に潰せたそうです。残りは微小なものなようでしばらく経過観察するようです。イレッサを休薬してこんなに早く脳転移が見つかった事にショックを受けています。

20 名前: Poppo 投稿日:2007/07/26(木) 16:15
はじめまして。父(70代)が今年2月に肺腺がん両肺内に複数個転移ありでⅣ期と診断
されて、即 抗ガン剤治療(カルボプラチン+ジェムザール)4クール終了。
抗ガン剤の効果があり(レントゲンでみると細胞の色がが薄くなる)
治療無しで3ヶ月の経過観察をしていましたが、この度再度がん細胞の
色が再び濃くなってきたために入院してイレッサの服用を始めました。
まだはじめたばかりで効果は全くわかりませんが、イレッサでがん細胞の
数が減ってきたりした場合、手術して完全にとりのぞくことは可能
なのでしょうか?ラジオ波治療もお世話になっている病院で治療可能と
なった今、少しでも期待をいだいてしまいます。先生には複数個あるので
延命効果は期待できませんと言われていますが、イレッサで効果があれば
どぉなのかと思っています。体調はすごく元気でまわりからみていても
全くがん患者さんだなんて思えないほどです。このまま体調を崩さずに
元気に生活をしていけるように何か手段はないのでしょうか?
父は今の先生をものすごく信頼していてセカンドオピニオンは全くうけて
いません。やはりこれもうけたほうがいいのでしょうか?


21 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/07/26(木) 23:21
>>20
IV期の肺腺癌で抗癌剤治療を行うのは、がん細胞が全身に広がっていて、見えている病巣
だけを無くしても癌を治すことにつながらないからです。見えていない病巣も一緒に叩く必要が
あるので、血液に抗がん剤を乗せて全身に効果が及ぶことを期待するわけです。

問題は、このような治療でがん細胞を全滅することは通常はかなわないところです。実際、
お父さんの場合もカルボプラチン+ジェムザールで全滅できなかったわけですが、イレッサも
事情は同じです。イレッサで見えている病巣の数が減ったとしても、全身に広がったがん
細胞が全滅されているわけではありません。その時に、見えている病巣だけを手術やラジオ
波で始末しても、癌を治すことにはつながりません。ですから、見えている病巣を技術的に
取り除くことが可能でも、そういう治療を行うということは通常は考えません。

セカンドオピニオンいついては考えよう次第です。お父さんの状況で手術やラジオ波を
やろうと言う医者は殆どいないと思いますし、やることが役に立つことは普通はないでしょう。
しかし、そのような意見を他の医者にも聞いて納得したいのであれば、それはそれで大切な
ことです。

22 名前: Poppo 投稿日:2007/07/27(金) 15:08
肺がん外科医様、早速のお返事ありがとぉございました。
担当の先生のいうことを聞いて、治療に専念しようと思います。
色々なことを考えていても、やっぱり素人の考えに過ぎないということが
わかりました。でも希望は捨てません。父も一生懸命戦っているので、私も
精一杯できることをしていくつもりです。
幸い、食欲もありますし、体力も70代なりにあります。痛みもありません。
この状態が長く続くように祈りながらがんばります。
ありがとぉございました。

23 名前: Rie 投稿日:2007/07/28(土) 09:54
主人は、7月12日朝4時32分永眠いたしました。
・・・亡くなっていらい、心は止まったまま、通夜、葬儀、残務整理、
挨拶回りに追われて、やっと昨夜、パソコンを開く気になり、こちらを尋ねてみると、偶然にも
主人の亡くなった日に、きよみさんのレスを見つけました。
そして、亡くなった日もきよみさんのご主人とちょうど、一ヶ月違いで。
7月からもう、社会復帰したとのことで、ほんとうによかったです。
・・・随分、遅くなってしまったので、もうこのレスはみてもらえないかもしれませんね?
私は、きよみさんのように彼の分身の子供もいないもので、
なんだか、一人この世に残されてしまったような感じで、今はまだ、この世の中の
すべての喜びや希望や夢を主人の命とともに、消えてしまったような気持ちです。
・・・正直言って、闘病中の精神状態も決して辛くないわけではなかったけれども、
今思えば、その中でも、一緒に精一杯、生き、毎日希望を持ち、そして、彼と毎日
話も出来、触れることもでき、私のことをなによりも心配してくれて、
ほんとうに、幸せな日々だったのだといまさらながら、気づきました。
主人に、ほんとうにありがとうという気持ちでいっぱいです。
そして、きよみさん、ありがとう。
掲示板のアドバイスくださったみなさんもありがとうございました。
みなさま、一日、一日が悔いのない日々をすごしてください。
闘病生活のなかにも幸せがたくさんあったことを、今、感じています。




24 名前: きよみ 投稿日:2007/07/28(土) 16:19
Rieさん、私も主人が亡くなった時にRieさんから言われたように、なんて言葉をかけていいのか見つかりません…。そして12日という日にちに驚いています。闘病中から何もかもがウチの主人と重なっていてこんな事ってあるんでしょうか…。
きっと、これからが精神的にも身体的にも辛いと思います。私もまだまだ一人にはなれません。怖くて…。Rieさんのおっしゃるとおり、闘病中は辛い面もたくさんありましたが、ずっと側にいれて、手や足や頭、そして、顔に触れられていたのは幸せだったんだと…。主人をたくさん愛して、たくさん愛されていたんだととても感じています。きっとRieさんご夫婦もそうだったんでしょうね…。
主人は30日が四十九日ですが、みんながまだ、一緒にいたいのでしばらくは形式にこだわらずに今のまま、主人はお家にいます。
Rieさん、ご主人は最後まで生きる事にあきらめずに頑張ったのでしょうね…。もちろん、ウチの主人も最後まであきらめずに頑張りました。そして、Rieさんと私も頑張りました!
無理に元気になったりせず、泣きたい時には思いっきり泣きましょう…。すぐに立ち直るなんて、無理だもの。これから、少しずつ前進していきましょうね。そして、心からご冥福をお祈りいたします…。
たまには、書き込みしましょう。

25 名前: Rie 投稿日:2007/07/29(日) 21:08
きよみさん、レス、随分日にちも経ってしまったので、もう見てくれないかと思っていたのに、
とてもうれしいです。ほんとうに、私たちの数々の偶然、なにかの縁でしょうか、不思議ですね。
そして、きよみさんご夫婦の感覚と私たちの感覚もとても似ていました。
主人も最後の最後まで、生きることを希望を持ち続けて頑張りました。
私たち家族には心配かけまいという気持ちもあったのか、一度も弱音をはかずに。
とても強い人でした。最後まで、りっぱでした。きよみさんのところのご主人ととてもよく似ていますね。
今はまだ、なんで、話ができないんだろう、なんで、いないんだろうなんて、本心は、現実を受け入れられない気持ちで
たくさんです。もちろん、周りの人たちには心配かけるので普通に振舞っています。
・・・でも、心が追いつかなくても外に出たり、普通に振舞ったほうがいいって、友人も言っていました。
きよみさん、また気が向いたら、ときどき、こちらに寄ってくださいね。
私もそうします。


26 名前: けんこうくん 投稿日:2007/08/12(日) 16:21


 nanaさん お悔やみ申し上げます。肝臓転移病巣にラジオ波など教えて頂き、ありがとうございます。
腫瘍の3個のうち1個が10センチにもなり無理なようです。現在点滴による。抗癌治療中です。
腫瘍熱が高く、喘息もあるため薬を色々検討中です。体重の減少がここ3ヶ月で10キロです。
暑さと、副作用と、肝臓腫瘍から来る吐き気・倦怠感で思うように食事が採れなくなってきたためでしょうか。
肝臓の大きな腫瘍を取ってあげられたらと思うのですが。
 家族には辛い所をあまり見せずに大丈夫と。”なるようになる”といつも言っています。
タルセバの認可されて、母にも使えたらと思います。


27 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/08/22(水) 09:15
ワンチビですお久しぶりです。
管理人さん、その後いかがですか?何かお力になれることあればおっしゃってくださいね。

娘のがんばりどころが、またやってきました。
日曜日の早朝、母からの電話で「吐いて吐いて、もうしんどくてたまらない。体に力も入らないし・・」と電話がかかってきたので、あわてて実家へ帰りました。
病院へ行ったところCTを撮り、新たな脳転移による浮腫のため吐き気が起こってるとのことで、即入院となりました。
夕べ医師と話しましたが、以前の左側の脳転移の病変は、ラジオサージャリーが奏効しているとのことでしたが、今回は右側に2個ありました。
イレッサの治験外投与のときから親身になりがんばってくださった主治医が長期お休み中とのことで、代診の先生にしばらく診てもらうことになり、少し不安もありますが、お若い先生なので、ファイトをもって治療に当たってくださるかもしれないと期待もしています。
ただ、この一ヶ月間に母は、2回も吐き気がするし、なんだかおかしいのでMRかCTを撮って欲しいとお願いしていたのですが、「6月の半ばにMRを撮っていて、左脳の腫瘍は小さくなってきてますし、右もきれいですよ。肩こりから来る吐き気かもしれませんね」と、もしその時CTを撮ってくれたら早く発見できたのかも知れないと思うと、とても残念です。
右脳の新病変は2センチ程度のものが2個と言うことで、もう一度ラジオサージャリーが出来るか、脳内に癌が散らばっていると考えて全脳照射になるか今日放射線科の先生が考えてくださるそうです。
出来るなら全脳照射は避けた方がいいのかな・・と素人的には思うのですが、どうでしょうか?


28 名前: なお 投稿日:2007/08/22(水) 23:34
>ワンチビさん
お母様、ご心配でしょう。お察し致します。
ラジオサージャリーを把握していないのですが、定位放射線治療とは違うのでしょうか?母もイレッサ耐性と共に脳転移が多発しています。
現在サイバーナイフの治療を受けているのですが、先月22個ある内の半分潰したそうです。一度セカンドオピニオン的にサイバーナイフセンターへ行ってみるのはどうでしょうか?
関東には横浜、茨城(もう一ヶ所が思い出せません)、3ヶ所あるそうです。
 全脳照射以外の治療の可能性があるかも知れません。母のサイバーセンターの主治医は全脳照射は思っている程怖いものでは無い、と言いますが、なかなか勇気が出ず、現状時間をかけて一つ一つ照射して潰していく方法をとっています。
イレッサが良く効いた場合、耐性になった時の脳転移は悩む所ですよね。タルセバが承認されたそうですが厚生省が認可して発売になるまでまだ時間がかかるそうですね。早く実用されるようになって欲しいと心底思います。
お互い頑張りましょう。




29 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/08/26(日) 09:34
>なおさん、こんにちわ
レスありがとうございます。実家に帰っておりましたのでお返事遅れました。すいません。
ラジオサージャリーは定位放射線治療のことだと思います。重たい頭を固定するヘルメットみたいなのをかぶって照射します。
ネットで検索して見ましたが、サイバーナイフはネットで固定するだけだとか、少々動いてもロボットアームが腫瘍を追跡するから大丈夫とか書いていましたね。
腫瘍が何個あっても、大きさも関係ないとか。。
関西にもあるようなので、セカンドオピニオンを受けてみようと思っています。



30 名前: sachi 投稿日:2007/08/30(木) 12:05
以前からこちらを時々見させていただいておりました。今回初めてお邪魔いたします。
父は、今年7月糖尿病で入院した際、肺がんである事が判りました。
精密検査の結果、腺癌で、左肺原発腫瘍は3センチ程、右肺にも細かく白い転移が多数あり、骨シンチで、全身の骨にも多数転移がありました。内臓と脳には転移はありませんでしたが、リンパの流れに乗っているため、画像に写らないだけで転移はあると考えた方が良いでしょう。と言われました。
父は、妹(叔母)が同じ肺がんで、抗がん剤の副作用に苦しみながら死んでいったのを知り、「抗がん剤治療はしない。」と宣言し、左肩の痛みを和らげる放射線治療のみを受けていました。8月7日にCTとレントゲンを撮ったところ、この数週間でとても早く病気が進んでいると言われ、ホスピスも紹介されました。
すでに、体のだるさ、発熱、嘔吐、痛み(左肩)も酷くなっていて、余命1~2ヶ月と言われてしまいました。
しかし、検査の結果、イレッサが効く可能性が高いと言う事がわかり、
当初、主治医の先生も「これだけ状態が悪い人がイレッサを使うのは、相当の覚悟がいります。」と使うのを渋っておられましたが、私と妹で、何とかとお願いして8月12日より、飲み始めました。
飲み始めて、2日後にはもう効果が現れ、2週間後のCTでは、原発腫瘍も小さくなり、右肺にあった細かい腫瘍も見えなくなって、副腎にあった小さい影もなくなり、骨の影も少なくなったと言う事でした。
この調子なら、退院してもと言う話がではじめた、26日突然39度の発熱で、間質性肺炎だったら、すべてが終わってしまう・・・と、とても落ち込みましたが、肺の影が、左肺だけなので、先生も感染性の肺炎なのか、間質性肺炎なのか判断が難しく、
胸腔鏡検査をしたところ、痰がたまって、炎症反応も出ているので、おそらく感染性の肺炎ではないかと言われ、ホッとしているところです。
肺炎が治るまで、イレッサは、休薬していますが、3日たった今もなかなか熱が下がらず、「やっぱり間質性肺炎だったのでは?」と考えたりして、心配して過ごしています。
只、食欲はあるし(糖尿なのに)、イレッサを飲むと、午後から、体がだるくなり、息苦しいような(酸素は96%ある)気がして辛いが、飲んでいないと気分が良いと言います。
父のように、全身の状態が良くないのにイレッサ使うと、体のだるさは、癌が小さくなっても出るものでしょうか?
イレッサを、服用中に、(間質性肺炎ではない)肺炎になるというのは、あまり良くない事でしょうか?
そういう経験をされた方いらっしゃいますか?いろいろと教えてください、よろしくお願いします。


31 名前: みき 投稿日:2007/09/05(水) 23:12
肺腺がん3Bの母の治療についてです。
原発巣は手術で取り、散らばった小さな癌が残っています。
イレッサを服用していますが、この散らばった癌は放射線では
取れないものなのでしょうか?


32 名前: オリオン 投稿日:2007/09/07(金) 07:07
肺腺癌3b期で手術不能と診断され抗がん剤治療を行い現在経過観察中の者です。もともと他臓器や骨、リンパには転移はなく現在、医師の話では肺の影も薄くなっており繊維化しているような状態だと言われています。それならば手術は出来ないものかと考えてしまうんですが、呼吸器内科の医師にはその選択肢はないと言われました。やはりCTなどには映らないがん細胞の存在を考えてということなんでしょうか。素人考えで今の状態なら手術すれば完治の可能性もあるんじゃないかと思ってしまいます。ステージ3bと診断されたのは胸膜播種があったからです。治療前は外科の医師にも癌が小さくなれば手術も考えられる、と言われていたんですが…。化学療法が終了しその後気管支鏡をして病理の結果はがん細胞は検出されず、でした。セカンドオピニオンなどをして他の病院の医師の意見も聞いた方がいいのでしょうか。どなたかご意見をいただけると幸いです。

33 名前: デコ 投稿日:2007/09/07(金) 23:26
わたしの父は肺の小細胞がん進展型と診断され抗がん剤を三日間の予定ではじめましたが二日終わった時点で副作用が強く中止となりました。一週間がたちますが血痰もあり今はモルヒネを使用し起きているときはまだ正気なようですが
今後が心配です。主治医の先生からはこのまま抗がん剤をしても三ヶ月ほどではないかとも言われました。がんの大きさは大きいところで8センチほどあるそうです。尿が出ずらくなりいまは導尿で管をいれています。心臓と肺動脈への浸潤もあり先生からもいいことはいわれません。何かご意見ありましたらよろしくお願いします。

34 名前: terayoko 投稿日:2007/09/09(日) 18:26
57歳の女性で、喫煙の経験はありません。今年8月15日健康診断を受けました。
結果肺に陰があるという事でCTを撮り、診断していただいた所、典型的な肺の腺がんの疑いが
濃厚との言われました。すぐさま国立がんセンターに紹介状を書いて頂き、診察を受けました。
大きさは2.5センチ位です。開胸手術が標準治療と言われました。
ですが、私は『痛み』にとても弱く、こんな重大な病気なのに何を!と言われそうですが、他の
治療法の模索を始めました。結果、慈恵医大で胸腔鏡の手術を選択しました。先週RETを撮り
その結果、転移などがなかったらこのまま内視鏡での手術を受けようと思っています。
どうして、喫煙もしないし、ストレス解消だって大いにしているのに…肺がんになるんでしょうね(>_<)
女性で肺の腺がんを患った方がいらしたら、経験談をお話いただけませんかm(__)m

35 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/09(日) 20:49
terayoko様
私は男性ですが、煙草は吸ったことがないのに肺がんになり、
今年の2月に摘出手術を受けました。複数がんでしたが、
1個は22mmの予測に対して32mmもありました。
陽子線治療などもありのますがどうでしょうか。
体力があって開胸手術ができるということは、良くなる
可能性が高いということです。完治させたいのであれば
手術を臨まれたら如何ですか!
手術の痛みはありますが、摘出後の喜びは大きいですよ!



36 名前: マル 投稿日:2007/09/10(月) 09:16
私の母は腺癌の4期と診断されました、母は田舎で一人のため、埼玉に連れてきて治療をさせたいのですが、どこに連れて行けばわかりません。良い先生、良い化学療法をしていただけるところご存知でしたらアドバイスを宜しくお願いします。

37 名前: リラ 投稿日:2007/09/10(月) 19:38
terayokoさま
昨年8月 検診で見つかり、肺腺癌ⅠB4cm転移なし、胸腔鏡手術で右下葉切除しました。喫煙もなしで45歳でなりました。
今現在元気に仕事にスポーツにとまったく前と変わらない生活を送っています。 
肺活量のみ減りましたが、徐々に戻ってきています。病気になったときは とても落ち込みましたが、医学の進歩は すごいと実感しました。
やっと術後1年ですが、今振り返ると 昨年が 夢だったように思えます。  

38 名前: terayoko 投稿日:2007/09/10(月) 20:31
大まぬけ3号様 & リラ様
 早速のスレッド、ありがとうございましたm(__)m

大まぬけ3号様
 手術されたとの事、麻酔が醒めてさぞ痛かったでしょうね(-_-;)それでも、喜びの
方が大きかったのですか…(ナルホド)
痛みはどれ位、続きましたか?そして、術後の生活は支障ないのでしょうか?
このまま、がんが消え失せるように祈ってます(^_-)-☆
PETの結果が13日に判るので、リンパにも転移しているようなら、開胸手術も考慮
しようかな……(ー_ー)!! 
陽子線治療は国立がんセンター東病院では、受ける事が出来るのですよね。
今ひとつ効果の程がはっきりしないので頭の隅にはあるのですが…選択肢には
入れていませんでした。

リラ様 
 まずは、順調な回復良かったですね\(^o^)/
他の治療法と比較する事は出来ないでしょうが、胸腔鏡手術は想像よりどうでしたかしら?
肺にまで達する刺し傷が5~6箇所…な~んか怖いです。
現在、お仕事やスポーツをされて以前の生活を過ごされていられるとか(*^_^*)
良かったですね。私もリラ様のようになれたらいいなぁ(^^♪







39 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/10(月) 23:08
terayoko様
私は、肋骨の間が狭く背中への硬膜外麻酔が患部より下方で効きが悪かったです。
術後は、乳び胸(病院で年に2~3人の発生)で胸腔ドレーン管と鎖骨下静脈への
高カロリー点滴針がとても痛かったです。痛さと10日間絶食は辛かったです。
肋骨を拡げて患部を摘出しますので、骨折した状態の様になります。
手術前の肺機能は年齢平均の120%でしたが、手術は痛くて苦しかったです。
でも、手術は怖くないです。手術よりもがんに攻められる方が怖いです。
がんは根性ありますから、完全に取り除かないといけません。
楽しく生きるためにも手術に挑んで下さい!

40 名前: リラ 投稿日:2007/09/10(月) 23:26
terayokoさま
私の経験が 少しでもお役に立てばよいのですが・・・。いい忘れましたが、私も女性です。
私の場合 肺葉切除ですので、傷は12cm程とドレーン用の小さい傷です。
大きいほうの傷ももう半分くらいは消えかかっている感じです。
 次の日の朝から歩きました。トイレくらいでしたが、ドレーンとともに旅のように感じましたよ。
痛み止めは使わなくて大丈夫でしたが、少し動いてもこんなに呼吸が苦しいかと思うほどはぁはぁしていました。
ただ、日に日に楽になり2週間で退院でした。
 しかし、痛み傷より悪性のものは 何よりもしっかり手術していただくことが大事ですので、
よく考えてくださいね。

41 名前: terayoko 投稿日:2007/09/10(月) 23:30
大まぬけ3号様
 偉いですね。貴方様のように生きることに前向きで、果敢な方が
どうしてがんなんかになってしまうのでしょうね(@_@;)
私のような弱虫には、人間って凄いな!強いな!って新たに認識
させられました。少しでも逃げたいと思う気持ちが強かったのですが、
お話を聞かせて頂いて、ちょっと勇気が沸いてきました。
ほんと、感謝しています。ありがとうございましたm(__)m

42 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/10(月) 23:47
私の入院中に、同室に食道がんで水とお茶しか飲めない方がみえました。
手術ができない状況は、とても気の毒でした。
肺は、消化器系と違って術後の食事は問題ないと思います。
美味しものを気分良く食べることができる。幸せなことです。
がんになってしまったのは仕方がないことです。
手術で直るのであれば幸せなことなのです!

43 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/11(火) 00:18
術後の痛みを少しでも軽減することは多くあります。
例えば、枕やタオルを背中に当てるだけで痛みが軽減します。
暖めた濡れタオルや温湿布も神経痛には効果的ですね。
乳び胸(リンパ腺から脂肪流出)では、皮下注射(サンドスタチン)は腕に
を日に3回はとてもきつかったです。腕に注射されると脇や胸まで痛くな
るため、腹部だと痛みが随分弱くなります。



44 名前: terayoko 投稿日:2007/09/11(火) 11:23
大まぬけ3号様
 そうですね。美味しい食事は出来るのですね(^_-)-☆
まだ、肺がんの入り口にいる感じの私としては、ドレーンって何?、乳び胸って
手術すると皆に起こること? 解からない事だらけです。その内、序々に…かな(^_^;)
 痛み対策、覚えておきます。痛み止めの注射は腹部にというのは、患者が注文して
そうしてくれるのかな?

リラさま
 私と同じ、女性・喫煙なし・検診で発見・肺腺がんでしたか…。
私は左上方(丁度鎖骨辺り)に2.5センチのがんがあるそうです。
13日に再度、慈恵医大へ行きPETの結果にも拠るのですが、胸腔鏡手術の予定です。
翌日歩いてトイレにも行けたのですか!そうなんですか\(^o^)/
死んだようになっているかと思っていました。
リラさまは、痛みがあまりなかったのですね。それも凄い!




45 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/11(火) 17:43
terayoko様
手術後には、胸水が胸に溜まるため胸腔ドレーンにて排出させます。
通常は500ml程の量で、3日位でドレーン管は抜けます。
私の場合は、乳び胸という特異な状況でしたから排出量は7Lでした。
普通は生じないものと考えて下さい。
皮下注射の腹部だと痛みが弱いというのは、看護師さんから聞きました。
良いという情報は、試す価値有りです!
痛みと危険を伴う手術ですが、あとの効果は大きいと思います。

46 名前: terayoko 投稿日:2007/09/12(水) 09:15
大まぬけ3号様
 いつも、素早く的確な助言をありがとうございますm(__)m
がんがあると言われても食欲もあり、美味しくビールも飲めて、仕事(パートの事務ですが…)
もいままで通りやっているので、悪夢なら早く醒めて!!とこの数週間思い続けていましたが、
現実を直視せざるを得ず、体験談が一番欲しかったので本当に貴重でありがたく思っています(*^_^*)
経験者にしか語れない細やかな情報のお蔭で、不安で(只々怖い!)漠然としていた
気持ちが薄らいで手術に対処する心構えがでてきました(^_^)

47 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/12(水) 10:23
terayoko様
少しでも参考になって良かったです。
私は、殆ど何も知らずに手術に臨みました。本当にがんかな?って思いつつ、手術が終わってやはりがん
だったんだ!って再認識したぐらいです。
病院の談話室にも写真入りの資料がありましたが、怖くて見ることが出来ませんでした。術後は、治療
内容や症状をしっかり記録しました。この癌掲示板で、悩んでいる皆さんに参考になれば!という思いで
参加しています。
がんには絶対負けない!という強い意志で頑張って下さい。手術後は、やれやれという気持ちでそんなに
頑張らなくても良いと思います。退院後久々に飲むビールは、格別で美味いですよ!


48 名前: terayoko 投稿日:2007/09/12(水) 21:29
大まぬけ3号様
 本当にがんがあるのなら、検診で初期に見つかってラッキーと言わなくてはならないかも
知れませんね(ちょっと余裕がでてきました)
大まぬけ3号様やリラさまのご助言のお蔭で本当に救われました。
暗闇に一人、孤独で辛かったのですが、光明が見えてきました(*^_^*)
こうなったら、これも私の運命と思って執刀してくださる先生に委ねることにしますm(__)m
無事に終って、美味しいビールが飲めるように(^^♪…頑張ります。


49 名前: terayoko 投稿日:2007/09/13(木) 21:15
今日、慈恵医大の診察に行ってきました。PETの結果は転移なし。そして肺の
SUV(癌に反応する値らしい)も、通常の癌であれば数値が8くらいなのが、1.6と
低くでました。場合によっては良性腫瘍かも…ということでした。
ただ、レントゲン&CTには鮮明に現れているのでいずれにしても手術して組織を
取って病理学的に検査した方が安心という事でした。そして癌であれば左肺の上
葉(左肺の3/2)、良性腫瘍であれば患部のみの切除となります。ただ甲状腺の
SUVの値が高かったので、超音波による検査も必要となってきました(^_^;)

大まぬけ3号様やリラさまも、PETで検査された上での手術だったのでしょうか?


50 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/13(木) 21:46
terayoko様
私はPET検査はしていません。
組織検査ではっきりさせたいですね。良性だとしても怪しいものは
切除した方が安心ですね。検査疲れするでしょうが、全て良くなる
ためです。受け身ではなく、攻めの姿勢で受診して下さい。


51 名前: terayoko 投稿日:2007/09/13(木) 21:55
大まぬけ3号様
 はい、そうしまうすね(^_-)-☆
仮に肺腫瘍であっても、いつがん化するか恐れながら生きているより切除して
しまう方が安心ですものね。
いつも、暖かい励ましのお言葉をありがとうございますm(__)m
心より感謝しております。

52 名前: リラ 投稿日:2007/09/13(木) 23:56
terayoko様
私もPET検査をしていません。
ずっと検診をしなかった自分がいけないのですが、たまたま受けた検診で見つかりました。
その時点で 悪い意味でかなり育ててしまっていました。あとは 毎日背中を押されるように 道が 決まったという感じです。
ただ 早くに手術が出来たことで 本当によかったと思います。
今現在毎日感謝しながらありがたく過ごしております。
 良い道に進みますように・・・。がんばってください!!


53 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/14(金) 08:40
病気は身体の非行です。早めの処置による更生が必要です。
悪性のものは、とにかくスピードが早くて増殖していきます。
病変が小さい程、手術もその後の回復に於いても負担が少なくなります。
異変を気になる方や悩まれている方は、早めの対応を図って下さい!

54 名前: jo 投稿日:2007/09/14(金) 17:48
父親が大細胞神経内分泌腫瘍2bで先週手術をし、
手術は成功しまして、今後は抗癌剤投与の予定なのですが
完治の可能性はあるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。


55 名前: terayoko 投稿日:2007/09/14(金) 19:56
大まぬけ3号様、リラさま
 ほぼがんと宣告されて1ヶ月。10月5日に入院し、10月10日胸腔鏡手術に臨みます。
お二人に頂いた、アドバイスと励ましでどれ程、勇気づけられたことでしょう(^_-)-☆
怖~い手術も先が見えて、なんとか乗り切れそうです(*^_^*)
重ねがさね、ありがとうございましたm(__)m 
私もいつか心細がっている人に経験談を語って、力を貸して上げられる人になれたらいいなっ!
と思っています(@^^)/~~~

56 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/09/15(土) 10:06
jo様
お父様の手術は成功されたのですから、医師を信頼されて抗がん剤治療に
臨んで下さい。完治の可能性を信じての挑戦です。
ステージⅡBの進行度ですが、強い意志とあまり無理をしない様に静養
なさって下さい。

terayoko様
不要物は徹底的に排除です。仲良くしてはいけません。
手術を無事終えられたら、美味いビールを味わって下さい。


57 名前: 教えてください 投稿日:2007/09/28(金) 21:59
スニチニブ(sunitinib malate)(スーテント®カプセル、ファイザー社製造)とタルセバの併用治療のP3の治験がアメリカとスペインで行われるとのことですが、やはり日本にいながらこの治験に参加することは不可能なのでしょうか?
日本での募集はないそうです。

58 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/10/04(木) 20:20
この5年近く効果を示してくれたイレッサも、病勢進行により耐性になり、ついに飲むことによるメリットは全く無いとの結論になりました。
脳転移が出現したものの原発はコントロールされていましたが、原発も大きくなり始め、2週間前に撮ったCTとかなり大きさが違うようになりました。
来週早々にパクリタキセル+カルボプラチンをします。
タルセバにかけたい思いも強くありましたが、「無認可薬を使うのなら転院してくれ」との話しが出て、今の状況で転院してまた検査をして、というのは状況的に難しく、以前少し効果のあったパクリタキセルを再度浸かってみる事になりました。
母は、とても元気で今もまだ社交ダンスをしたり、旅行に行ったりとすごしていて、そんなにも切迫した状況とは考えられないほどです。
どうしたらいいのかな・・どうしたらいいのかな・・そればかり口から出ます。
なんだか夢をみているような気分です。とにかく、今日はぐっと落ち込むことにして、明日からまた母のためにがんばるつもりです。
イレッサの副作用死問題で、マスコミにかなりひどく書かれたのが原因とのことで、「呼吸器内科としては、無認可薬は使わない方針です。もし使うのなら癌センターなど専門の病院に移ってください。」とはっきり言われました。


















59 名前: 長男の嫁 投稿日:2007/10/04(木) 23:32
ワンチビさんのお母様は確かファーストラインからイレッサでしたでしょうか?
違っていたらごめんなさい。
義母はファーストライン、セカンドラインは点滴による標準的治療でした。
サードラインのイレッサは約1年効果があり、また、抗癌剤の治療、TS-1など
義母も来月で丸5年になります。
確かに今もイレッサを飲んでいますが、癌が小さくなっているというのとは違い、
悪くならないで、抗癌剤の副作用で他にダメージがでないような治療しています。
結局、最初に診てもらっていた大学病院ではもう治療方法がないと言われてしまって、
なんとか今の病院を探し、治療については試行錯誤していただいているようです。
脳転移もあったり、胸水がたまったり、今年は脳の発作が出て、
何時人口呼吸器を使うようになるかわからないから、
いざという時にどうするか家族で決めておいてくださいと言われたのに、
まだまだ仕事が生きがい、死ぬわけにはいかないそうです。
そういう精神があればこそ、薬も効果があがるのかもしれませんね。
まだ薬はありますから、社交ダンスをしたり、楽しいことがあればそれを目標に1つ1つ
クリアしていけるとよいですね。
ワンチビさんもお体に気をつけてお母様をサポートしてあげてください。
私も頑張ります。



60 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/06(土) 02:40
まったく、いまの医療はいったい誰のためにあるのでしょう。
わたしも、2年前に母の主治医にそんなに気に入らなかったら
そのセカンドオピニオンの先生のところに行けばいいでしょう。
と言われ、行ける状態ならとっくの昔に行ってます、と
主治医に言い返したことを思い出します。
もう、後がない症状だからこそ、未承認でも、危険を覚悟で
使いたいという患者の思い、これこそが、医療の現場で最優先
されなければならないと思います。
いつになったら、医者の立場より、患者の気持ちが優先される
医療が日本で可能になるのか。
母の命があるうちに、そうなってほしいものです。
ワンチビさん、がんばって。

61 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/10/07(日) 22:16
>長男の嫁さま  ありがとうございます。ちょっと主人が緊急入院をしたのでお返事が遅くなりました。一歳児を抱えての病院の何度も往復は正直きつかったし、子供も疲れたみたいでかわいそうでした。
主人は、腎結石だそうで、命には別状のないようでホッとしましたが、痛みの発作の時は、いったい何が起こったのかと驚きました。
母のことですが、イレッサはセカンドラインの治療になります。ファーストラインはシスプラチンにプラスして、ビンデシンだったか、マイトマイシンだったか・・ちょっとうろ覚えです。ファーストラインの治療に入る寸前に新聞にイレッサの事が載って、イレッサしか目に入らなくなり、2クール目にイレッサに主治医を拝み倒して変えてもらいました。
奇跡的にも母にはとても効果があったのでよかったでしたが、その時は副作用がない夢の薬みたいに思っていたので、今考えるとちょっと怖かったと思います。
週末になると、社交ダンスのパーティーに行ったり、父と競技会に出たり、国内や海外の旅行に行ったりと元気に過ごす母を見て、この状態を続けさせてあげたいと心より思います。また、そういう時間がもてるからこそ、母もがんばれるのかもしれませんね。
長男の嫁さまのお義母さまも大事にして差し上げてくださいね。

62 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/10/07(日) 22:28
>>60さん 患者の気持ちは常に後回しですよね。病院の体面や主治医の立場。
うちの母の主治医の先生は、イレッサの投与でお世話になった先生も今の主治医の先生もよい先生だと心から思いますが、それでも大きな病院という組織の中で生きている一人に過ぎないのだと、何度も何度も感じます。
「病院として了承できない」「病院の方針として受け入れられない」「イレッサの時のように(マスコミが来て)病院に迷惑がかかったら困る」
病院、病院、病院!いったい患者の気持ちは!?
海外で承認されている薬でも今の病院にいれば使えない。かと言って転院してもし母の状況が悪くなった時、今の病院は受け入れてくれるのだろうか・・
「その時は、病院にこられたら仕方が無いので受け入れます。」と言う言葉が返ってきたり・・仕方が無いって何!?
必ず受け入れてもらえるんですか?という問いには「ベットがあいていれば受け入れます。電話で確認してください」
電話で断られた時はどうなるんでしょうか・・不安ばっかりです。
結局、「未承認薬を使うのならよそに行ってくれ」です。
母には聞かせたくないようなやり取りがたくさん起こります。この国の医療は、常に患者は後回しのような気がしてなりません。

63 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/08(月) 00:53
横レス失礼します。
ワンチビさんの行かれている病院は未承認薬は完全拒否だそうで…。
病院の方針といわれてしまうとそれ以上いいづらいですね。
私の家族は病院に定期的に診てもらいながら今タルセバを服用
しています。
事前に何気なく新薬の話を振ったとき、主治医に拒否されそうな
雰囲気があったので(主治医はいい人ですが)、実際に服用したい
希望を伝えたときには「自己責任で服用し、何が起こっても先生・
病院には一切責任を問いません」等文書にして持っていきました。
それほどの決意があるなら、と主治医も服用を承諾してくれて
サポートを続けてくれています。
何か起こったときの「悪者探し」を恐れるあまりに効果を期待
できる治療を拒否してしまうのは悲しいことですね。

64 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/10/08(月) 10:20
>>63さん レスありがとうございます。未承認薬の完全拒否の話しですが、以前主治医に「血液内科の人は病院が窓口になって海外から国内未承認薬を取り寄せています。血液内科はちゃんと確保されたルートがあるので」と聞いたことがあります。
だから、他の科ではやってると思うんです。でも、タルセバの話を持っていってから、急に態度が変わった・・と言うか・・・
母の治療のために転院することについてはやぶさかではないものの、病状が進んでどうしようもなくなったときに、緩和ケアをしてくれる治療に精通した施設がないと困るので、悩んでいます。
医療機関の充実度は国内でもワースト1だとか2だとかあたりをうろついている地域らしいので、簡単に転院できないんですよねぇ・・
63さんもご家族のこと大切にしてあげてくださいね。お互いがんばりましょう!

65 名前: なお 投稿日:2007/10/10(水) 00:37
>ワンチビさん、>>60さん
私の母も主治医にタルセバの使用に関して打診してみましたが、未認可薬を使用した上での保険診療は違法になるから、とはっきり拒否されました。
イレッサ耐性後、脳転移もあり原発も少しずつですが増大しているので自費でもタルセバを試したい現状ではあるのですが、その前に転院という壁が立ちふさがり、ワンチビさんの言うようにどうしようも無くなった時の施設、地域医療を考えるとなかなか決心が付かないのです。
タルセバも認可はされたようですが実際の発売、使用まではまだまだかかりそうですね。
ワンチビさん、ご主人の事もご心配だと思います。お互い頑張りましょうね。

66 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/10(水) 08:30
健康保険のルールでは、「未認可薬を使用した上での保険診療は違法」となります。
(また、国内で使用実績のない薬を使用することにもリスクがあります。)

ですから、64の血液内科は、かなりのリスクを承知で使用してくれているということになります。

現実的な解決策としては、病院が承知(黙認)の上、「個人輸入」により患者本人が薬を入手し、自己リスクを前提に、服用するということです。
(タルセバは、経口薬なので、このこと自体は容易です。)
ただし、タルセバも抗がん剤であり、重篤な副作用が出る可能性も否定出来ませんので、あくまでも、医師の承知(黙認)とその監督下で行うことは必要でしょう。
このような方法について、主治医に相談されるのはどうでしょうか。


67 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/10/11(木) 12:33
母の声が急に嗄れた声になり、驚いて耳鼻咽喉科を受診したら、声帯の左側が動かなくなっていました。
肺がんの進行で半回神経がマヒしてしまい起こったものとのことでした。
咳の出し方も急にあえぐような咳になり、苦しそうです。
今まで、咳はあるもののたいした症状もなくきましたので、急に色々なことが現実味を帯びてきて・・
>>66さん、アドヴァイスありがとうございます。相談してみます。
>>65なおさん、一緒にがんばりましょうね!主人の方は、結石でしたし、痛みがあったものの膀胱にまで石が移動したので後は出てくるのを待つばかりです。かなり痛みが伴ったのでかわいそうでしたが、命に別状は無いようなので一安心です。


68 名前: ユーミン 投稿日:2007/10/16(火) 09:19
経過報告:

今月初旬に定期検査に行ってきました。
「特に異常なし」でホッと一安心です。
新しい家族(と言っても仔犬ですが)が増えたので、
まだまだ死ぬ訳にはいきません!

それはそうと、タルセバがまたまた延期で1月にずれ込むという話をききました。
ホントなんですかね???
もしホントなら。。。エエ加減にせえよホンマ!!!
(>_<)
どれだけ待ってる患者が居るか、お役所さんはわかってるんですかね?

衆議院の舛添さんが薬剤の承認期間の大幅短縮に向けて頑張ってくれるようです。
5ヵ年計画のようですが、これに期待するしかなさそうです。。。


69 名前: wara 投稿日:2007/10/16(火) 13:55
ワンチビさんへ
こんにちは、久ぶりです。私も、昨年の夏に両方の声帯が完全麻痺
になり、声がまったくでなくなりました。耳鼻咽喉の先生は、
もう2度と声が出ませんとおっしゃりましたが、腫瘍を放射線で
治療後2ヶ月位で、少し声が出るようになりました。
(高い声は出ませんが、低い声は出るようになりました。)
今、体の方は一進一退の状態ですが、がんばります。
お母様に宜しくお伝へ下さい。



70 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/10/16(火) 20:05
waraさん、こんにちわ。
携帯にメールを送りましたが、送れなかったので心配していました。
半回神経麻痺になり、声もかすれていますが、飲み物にむせるのがすこし大変です。
母には、「あわてて飲み込まずゆっくり飲食するようにしたら?」と伝えましたが、誤嚥性肺炎などの心配をしてしまいます。
ここ数日、昼夜の温度差が大きく風邪がはやっています。waraさんも御自愛くださいね。

71 名前: まい 投稿日:2007/10/17(水) 22:37
父(71歳)が肺腺癌と闘って5年近くになります。ステージⅣ
今年の夏までは2度の手術をしながらでも自分で通院するくらい
元気だったのですが、8月以降急に動けなくなりました。
骨に転移していると以前いわれたことがあるので、車椅子を覚悟していましたが
急に寝たきりで、座っていることもできません。
面会に行き話すと少し息苦しさも出るようです。酸素を2リットルいれています。
痛みのコントロールをしていますが、それでも痛みがおさまらないときがあります。
何もして挙げられず、何かしないととあせるばかりです。
もう治療はできないのでしょうか?
どなたかアドバイスよろしくお願いいたします。

72 名前: なお 投稿日:2007/10/17(水) 23:30
>ユーミンさん
ご無沙汰です。お母様、術後の経過が良いようで一安心ですね。検査ごとの期限付きの安心に私も最近慣れてきました。
母はイレッサ耐性後にナベル/ジェムの二剤減量投与を続けています。多発脳転移があったので気になっていましたがサイバー処置後、更なる多発転移は無く今の所小さい転移腫瘍を経過観察している所です。
ところでタルセバの件、本当に早く実用にならないかと切に願っています。
舛添さんがムコ多糖症の薬を異例のスピードで認可、発売に力を注いだそうですが、マスコミに騒がれない他の病気にどれだけ目を向けるかどうか、大臣としての力量が計られますね。
いつも新しい情報をありがとうございます。

>ワンチビさん
ご主人の件は少し安心されたとは思いますが、お母様、心配ですね。肺がんによる半回神経麻痺の症状は良く耳にします。とても他人事ではありません。お食事などは摂れていますか?
対処療法は色々あると思います。いつかは、と思っていても現実の症状に面するとなかなか辛いものがある事と思います。どうかワンチビさんご自身の健康に留意されてお母様を支えて差し上げて下さい。
母は咳の症状がひどくて気になります。イレッサを飲み始めた時はびっくりするくらいぴたっと止まったのでタルセバに期待せずにはいられません。
 お母様の症状が軽くなる事を陰ながら祈っております。

73 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/18(木) 11:42
>71
これまでの具体的な治療歴(例えば、どのような抗がん剤を使ってきたのか)や
現在の全身状況などの情報がなければ、「もう治療はできないのでしょうか?
どなたかアドバイスよろしくお願いいたします。」と書かれても、(インチキの
健康食品業者を除けば)誰も返事できないと思うのですが・・・

74 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/10/24(水) 20:35
タルセバが承認され、近日発売予定だそうです。
http://www.chugai-pharm.co.jp/generalPortal/pages/detailTypeHeader.jsp;jsessionid=3BBWJGMN3T0OQCSSUIHSFEQ?documentId=doc_10109&lang=ja

75 名前: ゴルファー 投稿日:2007/10/27(土) 02:44
2005/12に線がんのため左肺摘出しました。術前の診断では上葉のみ切除との事でしたが、
開けてみると胸膜に転移しており急遽、全摘手術になりました。このような手術を行える病院は
全国でも数箇所しかないそうですので、私はラッキーでした。
術後、抗がん剤は服用しませんでした。アレルギーでCTが使えないため、PET検査してます。
今度は12月の予定です。
ところが最近左乳房下の傷跡付近に2mmくらいの豆のようなものが触れるようになり、心配しています。
このような経験をしたかた、どなたかいらっしゃいますか?転移の可能性もあるのでしょうか?
肺がんが見つかる前は右下肋骨のあたりが痙攣することがありました。術後治まっていましたが
最近また痙攣するようになりました。関係あるのでしょうか?

76 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/11/10(土) 15:12
パクリタキセル(タキソール)+カルボプラチン療法は、無効との判定になりました。
タキソテール(ドセタキセル)の単剤に変わります。
お使いになった方で、こんな副作用に困ったとか、副作用対策にこんなことしたあれば教えてください。

77 名前: 投稿日:2007/11/10(土) 16:44
ワンチビさん、はじめまして。わたしの父もタキソテール単剤で治療しています。まだ一回目を水曜日に行っただけですが、金曜日から便秘に悩んでおります。土曜日からは食欲減退しています。今のところの副作用らしきものはこれくらいです。全く参考にはならないかもしれませんが、副作用表示には下痢が強いようにかかれておりましたので心配していたのですが、うちの場合は全くの反対の症状でしたので、便秘もありうるとゆうことをお知らせしたくて…
お互い頑張っていきましょう。

78 名前: 長男の嫁 投稿日:2007/11/10(土) 19:57
ワンチビさんお久しぶりです。
義母もタキソテールをしたことがあります。
まず抗癌剤のために髪の毛が抜け出して地肌がちくちく痛いとウィッグもかぶれず、
絹のスカーフも嫌でアジアンチックのやわらかい綿のスカーフをかぶっていました。
人それぞれですが、骨髄抑制がある為、白血球の数値が下がり、生ものが食べれませんでした。
さっぱりしたお寿司を食べたがっていたので、火を通して作った五目ちらしを差し入れたものでした。
義母の場合、もう3年半くらい前のことですから、今は副作用も事前に抑えられるように先生が早めに
対処してくださるようになっているのではないかと思います。

義母もこの11月で丸5年、3度目のイレッサは毎回腫瘍マーカーの数値が少なくなってきています。
来年5月は義母の金婚式なので、家族でぜひ盛大にお祝いをしたいです。



79 名前: 投稿日:2007/11/10(土) 20:54
ワンチビさん、追加です。夕方からひどい倦怠感らしく大好きな犬の散歩にもいく気がおこらないらしいです。横になりたいけど横になるのもつらいみたいです。前回カルボプラチンとジェムザールをしたのですが、前回よりも体はつらいらしいです。参考にはならないかもしれませんが…

80 名前: 投稿日:2007/11/11(日) 19:44
はじめまして。
現在、父は、モルヒネを投与され、酸素マスクをし、寝たままの状態が6日間続いています。肺がんが発見され、放射線療法をし、一度、治ったと言われ、また、再発し、放射線療法をはじめたところでした。家族で、薬で痛みを抑え、残りの時間を眠らせてあげようということになったのですが、私は、いやです。以前、親類がテレビで血漿交換療法をされた末期のがん患者の方が、回復の方向へ向かったという放送を見たそうです。父のような、状態でも、血漿交換療法は、効果があるものなのでしょうか?また、何の情報でもいいので、回復の方向にむかう手立てはないのでしょうか?父は、糖尿病も患っています。車椅子でも、寝たきりでもいいんです。生きていてほしいんです。お願いします。

81 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/11/11(日) 22:19
>>80
「薬で痛みを抑え、残りの時間を眠らせてあげよう」という話になっているのは、相応の
理由があってのことでしょう? その理由がはっきりしなければ、アドバイスのしようもあり
ません。まずは主治医と話し合われることです。「血漿交換療法」でがんが良くなる
などという話はありません。

82 名前: トモ 投稿日:2007/11/12(月) 00:01
親が肺腺がんで脳と背骨に転移している状況です。それで脳への転移
は早めに放射線治療(ガンマナイフ)をやるべきとの事なのですが、
本人は放射線治療に前向きではない状況なのです。
それでこれを放っておくと、通常どのような症状が出てしまうもの
なのでしょうか。

83 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/12(月) 00:16
>通常どのような症状

脳なのだから場所次第で全く異なります。

84 名前: 投稿日:2007/11/12(月) 02:19
肺がん外科医さん、ありがとうございます。
親戚が話していた「血漿交換療法」については、胸腺腫の勘違いだったのかもしれません。
私の母は正妻ではないので、私の立場では、主治医と話すことはできません。なので、父の詳しいステージはわかりません。父は、小細胞肺がんの進展期をへて、再発期になり、不快感を軽減するための放射線療法と化学療法をおこなっていたんだと思います。そして今、酸素マスクをしています。モルヒネ投与をしているのは、ご家族の方の、決断だと思います。もしかしたら、なにかできることがあるのではないかと、わらにすがるような気持ちで、この掲示板にメッセージを書かせていただきました。聞いた話によると、寝たままの状態ですが、医師が驚くほど、父はがんばって生きているようです。ご家族の判断を尊重し、また、父に奇跡が起こることを祈っています。


85 名前: 投稿日:2007/11/12(月) 04:02
いま、温熱療法について調べているのですが、‘治療の対象となるのは、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや再発がん’と国立がんセンターのHPで読みました。再発小細胞肺がんでも、効果があるのでしょうか?少しでも、延命や意識の回復に繋がるチャンスはあるのでしょうか?このスレッド「肺ガン治療について」の初期のほうに温熱療法を受けている方の書き込みがあるのですが、いくつかのリンクが切れていて、すべてを読むことができませんでした。父のような寝たままの状態の再発小細胞肺がんでも、温熱療法を受けられるのでしょうか?どんな情報でもかまいませんので、よろしくお願いいたします。


86 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/12(月) 07:44
お父様のような”セデーション”の状態で、そうした治療はもうやらないと思います。

87 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/12(月) 07:50
温熱療法の情報でしたら最新治療板にあります。
 http://www.gankeijiban.com/bbs/read/ryouhou/1108716874/l50

が...
>酸素マスクをし、寝たままの状態が6日間
との、事。 
とても辛い事ですが現実を受け入れてください。


88 名前: 86 投稿日:2007/11/12(月) 07:56
>85
治療法を探す時期は残念ながらもはや過ぎました。
色々事情がおありのようですが、
どうぞ最期にきちんとお別れができますように。

89 名前: 投稿日:2007/11/12(月) 08:29
名無しさん@癌掲示板さん、86さん、ありがとうございます。
でも、まだ、父ががんばっている以上、私たちもがんばります。

活性化NK細胞療法というのをみつけました。治療を受けるのに年齢的、体力的制限はないとかいてあります。
どなたか、情報がありましたらおねがいいたします。自分でも、調べてみます。

90 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/11/12(月) 15:29
星さん、長男の嫁さん、ありがとうございます。
便秘、下痢、食欲減退、脱毛、骨髄抑制、倦怠感・・情報ありがとうございます。
昨日の日曜日にデパートで、絹糸織りの帽子を見かけましたが、結構チクチクしてました。もっとサラッとした手触りかと思ったので意外でした。
絹のスカーフも人によっては、ダメなんですね。
生ものも×ですか。
下痢も辛いですが、便秘もしんどそうですね。効果があるかどうかわからないですが、リンゴをたくさん差し入れしてきました。
爪の傷害の副作用を耳にするのですが、お二人のご家族はそれは出ていらっしゃらないのですね?

91 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/12(月) 15:50
>>89 娘さん、始めまして。
NK細胞療法、私も以前興味を持ちました。この治療の本も読みましたし、やっている施設にも行き話も聞きました。色々調べましたが、結局、「NK細胞療法の効果は確立していない」と思います。
費用もかなり高額です。正直、しない方がいいです。
お父様、今までとてもがんばってこられたと思います。娘さんもそのようなお父様だからこそ、生きて欲しい、再び元気な姿が見たい!と思われているのでしょうね。
何か治療法はないか・・と模索する気持ちも痛いほどわかります。



92 名前: 投稿日:2007/11/12(月) 18:14
ワンチビさん、こんばんは。
爪の状態ですが、父の場合まだ?出ていないように思われます。
父の体のピークは土曜日だったみたいで日に日に少しずつ回復しているように思います。でもまだ胃の圧迫感があるようで食欲減退状態継続中です。
ワンチビさんちはイレッサを五年も継続できたとゆうのを掲示板で拝見させていただきました。すごいです。父は三ヶ月で胸水が増えてしまって中止となりタキソテールになりました。副作用は大変みたいですが、父もがんばっています。私は支える立場ですが、気持ちは一緒に戦っているつもりです。また 父が大好きな犬の散歩にいけるようになる日を祈っています。お互いがんばりましょう!

93 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/12(月) 22:23
娘さん
寝たきりだとNK細胞療法や温灸治療などはできないと思います。
丸山ワクチンはどうですか?世間では否定的な方もいますが、できる限りの
ことをやりたい気持ちがあれば、やってみてもよいのではと思います。
頑張ってください。

94 名前: なお 投稿日:2007/11/12(月) 23:13
みなさん、ご無沙汰しております。私の母は相変わらずナベル/ジェムの二剤投与を続けています。CEAは30代後半を行ったり来たりです。
マーカーと白血球値を見ながら量を増減しながらの投与です。脳の検査は月末です。これ以上転移が無い事を祈るのみです。
>トモさん
私の母も肺腺ガン4期で脳転移がありました。母はガンマと同じ定位放射線治療のサイバーナイフで治療を受けております。気になるような副作用は無いので早めにガンマを受ける事をおすすめ致します。脳転移が進むと場所によっては意識障害や麻痺、吐き気などが出て来ると聞きます。ガン性髄膜炎を発症する事もあるので副作用の体感が少ない事を説明して早めのガンマナイフ処置が
を受ける事をおすすめします。

>長男の嫁さま
お義母さま、三度目のイレッサが奏効しているのですね!!素晴らしいです。こちらも勇気をもらいます。待望のタルセバも年内か年始の発売との事、まだまだ頑張って欲しいですね!

>ワンチビさん
母は最初の治療が単剤では無いですがタキソとパラの二剤でした。タキサン系だけに脱毛はすぐに始まりました。ご存知かも知れませんがここの手作り帽子がとても役に立ちました。とても親切に対応して下さって、こちらから送った布で帽子を廉価で作って送ってくれます。
http://www.hpmix.com/home/tatsukom/index.htm
爪も真っ白になって割れ、爪先はぼろぼろでした。便秘もひどかったようです。副作用の対策というか、体力温存の為になるべく食を摂る事、良いお水を飲んで利尿を良くする事などに気を付けていました。
3回目の投与から骨髄抑制が出たのでかなり減量をお願いしました。結果腫瘍の縮小は無くイレッサを選択したのですが、現状維持には効果があったのかも知れません。
お母様に大きな効果がある事を祈っています!


95 名前: 投稿日:2007/11/13(火) 17:55
名無しさん@癌掲示板さん、ありがとうございました。

父は、11日に永眠いたしました。
事情があり、そのことを知ったのは、翌日の12日でした。
顔を見ることはできませんでしたが、今頃きっと、天国で痛みもなく、のんびりと過ごしていることと思います。

少しでも、少しでも、医療が発達することを祈っています。



96 名前: 93 投稿日:2007/11/14(水) 21:47
娘さん、大変辛い状況だったと思います。
今は気持ちをしっかり持って体調に気をつけてください。
後から疲れが出ますので。
ご冥福をお祈りいたします。

97 名前: 淑烟薫 投稿日:2007/12/01(土) 16:50
本日 父(肺胞上皮癌)の手術説明を主治医より 聞けした。
検査結果で一応1B。
右下摘出だけで完了しそうなのですが、併発している胸水が悪性なら3Bだそうです。
場合によっては 摘出しない場合ありだそうで。
1Bだし摘出すれば何とか…と安心していたので、すこしショックで…。

98 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/12/03(月) 19:31
淑烟薫様
お父様心配ですね。悪性箇所が全て除去できるといいですね。
お父様は勿論ですが、ご家族の気力も必要です。頑張って下さい!!


99 名前: 淑烟薫 投稿日:2007/12/04(火) 06:03
3号様、
ありがとうです。
本日 無事 摘出手術終了しした。
胸水、縦隔に転移なく、執刀医の1Bと言う判断の元、右下葉 摘出。
あとは サンプリングした リンパ節の検査結果を待つだけです。
先生が しっかりわかりやすく説明して頂いたお陰で 本人、家族が皆、しっかり心の準備をする事が出来た。
1つ1つ。クリアして行きたいですね。

100 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/12/04(火) 21:59
淑烟薫様
胸水には異常が無くて良かったですね。
私は、ⅠBなどの複数がんの術後9ヶ月が経過しました。
1個は中葉に残っていますが、おとなしくしています。
術後は暫く痛みが続きますが日にち薬です。

101 名前: 長男の嫁 投稿日:2007/12/06(木) 02:21
みなさん大変お世話になりました。
12/5未明に義母は亡くなりました。
3度目のイレッサ+TS-1の効果よりもがんの進行のほうが速かったのか?
11/24に入院→あっという間に意識がなくなりました。
本当に精一杯頑張った義母でした。
常に前向きで仕事を生きがいに、そして誰よりも義父を愛していました。
これからは癌の進行を止める薬がもっともっと開発され、義母のように余命よりも
1日でも長く生きられるように、医学の発展をお祈りします。
5年間,私を支えてくださった皆さんへ心から感謝いたします。

102 名前: なお 投稿日:2007/12/06(木) 11:21
>長男の嫁さま
義母さまのご冥福を心からお祈り申し上げます。
義母さまも長男んも嫁さまも精一杯戦われたのですね。長男の嫁さまの書き込みに沢山の人が救われていた事を忘れないで下さい。

103 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/12/07(金) 15:01
>長男の嫁さま
お義母さまのご冥福を心からお祈りいたします。ご家族の方にお疲れの出ませんようにご自愛ください。
あなたの書き込みは、母にそして私にとって希望でした。
本当にお母様のご看病お疲れ様でした。

104 名前: ユーミン 投稿日:2007/12/07(金) 17:10
>長男の嫁さま
お義母さまのご冥福を心からお祈りいたします。

大勢の人があなたの書込みに勇気つけられたはずです。
お通夜、告別式...と、大切な儀式が残ってるかと思います。
体調を崩さないようにして下さい。
本当にお疲れ様でした。


105 名前: 段平 投稿日:2007/12/10(月) 17:32
>長男の嫁さま
初めて書き込ませていただきます。
私の母も現在肺がん進行Ⅲbでイレッサ服用1ヶ月目です。
告知されたときは、本当にどうしたら良いか分かりませんでした。
そんな時、長男の嫁さま、ワンチビさまの書き込みを読ませて
いただき、母、家族共に前向きにがんと戦っていく勇気と希望を
いただきました。
お義母さまの戦いの記録はこれからも多くの人たちに勇気と
希望を与えてくれると思います。

お義母さまのご冥福を心よりお祈りいたします。
お疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございます。


106 名前: ロキ 投稿日:2007/12/11(火) 03:28
長男の嫁さん。
ご冥福お祈りします。5年間お疲れ様でした。
同時期に家族が癌になった者として、自分の事のように悲しく思います。
長男の嫁さんの残した書き込みには、これからも多くの人が励まされていく事でしょう。
今まで本当に有り難う御座いました。


107 名前: wara 投稿日:2007/12/12(水) 11:16
義母さま 闘病生活 お疲れ様でした。これで もう 治療や検査
などしなくれもいいですね。

また ご家族の皆様お体を大切にして下さい。

108 名前: ゆうき 投稿日:2007/12/13(木) 16:04
長男の嫁様・ご家族の皆様、そしてお義母様今までの闘病生活本当にお疲れ様でした!!心からご冥福をお祈り致します。四十九日までは忙しい日々が続くと思われますが、お体を崩さないようにしてくださいね!!

109 名前: のり 投稿日:2007/12/14(金) 01:28
長男の嫁さん。心からご冥福をお祈り申し上げます。私も母親を肺腺癌で3月に亡くしました。
3年前に 肺腺癌ステージⅣ全身骨転移で見つかり、3年間の闘病生活でした。ご家族の皆様の疲労も大変ですので御体大切にしてくださいませ。

110 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/14(金) 21:43
タルセバの薬価が決まりましたね。18日から発売とのことですが、イレッサのこともあり慎重なスタートとなるそうです。
しかし、高い薬です。イレッサが7210円だったので、それより高くなるとは覚悟していましたが、1万円を超えるとは少し驚きました。

12月12日に開催された中央社会保険医療協議会で、非小細胞肺癌治療薬エルロチニブ(商品名「タルセバ」)の薬価収載が決まった。
薬価は、25mg1954円20銭、100mgが7183円90銭、150mgが1万513円だ。
エルロチニブの適応は、「切除不能な再発・進行性で、がん化学療法施行後に増悪した非小細胞肺癌」で、通常、150mgを1日1回の経口投与だ。症状によって適宜減量する。


111 名前: けんこうくん 投稿日:2007/12/16(日) 17:54
長男の嫁様

 ご冥福をお祈りいたします。こちらのサイトに出会って三年、母の再発と同時にお世話になっていました。

その母も11月14日に息をひきとりました。肺がんと診断されて10年目でした。モルヒネを本人の意思で使い始めて
1日で。最期の最期までたった一人で痛みに絶えていました。もっともっと何かしてあげられたのではと、思うばかりです。
皆さん、ありがとうございました。癌という病が薬で治せる時が来るのを願います。


112 名前: スパンキー 投稿日:2007/12/17(月) 21:41
皆様 こんばんわ。
私の父は 8㌢の肺胞上皮癌摘出で右下葉をとりました。
悪性胸水なく、縦隔、リンパ節の転移なくで1Bと判断の上での摘出となり20に退院となります。
今後の再発防止のため、1から2週間の通院で 服用薬で2年間の継続治療か、3週間入院の点滴治療1週間帰宅の3クール制か選択して下さいとの事なんですが、どちらを選ぶべきか悩んでおり、皆様のアドバイスを求ています。
転移がないのに、再発防止で抗癌剤治療なんて ありえる事なんでしょうか?
同伴した身内より伝え聴いたため、詳細が不明な部分が多く、的確なアドバイスが困難だろうとは思いますが どうかよろしくお願い致します。
無事摘出が出来、転移なしとの判断された ため 安心していたのですが、
癌がないのに 抗癌剤投与とは腑に落ちない気がしてなりません。
私としては ほそく長くって事で通院レベルでの治療がいいのではと 考えているんですが…。

113 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/18(火) 00:01
>けんこうさん
お母様の事、とても残念です。けんこうさんのご心中は察するに余りありますが、最後までお母様を大切に思い見送られた事、とても立派だと思います。
私の母は今肺腺ガンの治療中ですがけんこうさん始め皆様のご経験を無駄にしないように治療を支えていきたいと思っています。
お母様のご冥福をお祈り申し上げます。

114 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/18(火) 00:01
>>112
ご参考までにお読み下さい
http://www.jstage.jst.go.jp/article/haigan/47/4/47_327/_article/-char/ja

115 名前: 大まぬけ3号む 投稿日:2007/12/18(火) 00:07
スパンキー様
主治医より、抗がん剤については5年後の生存率向上のために患者が決めるという
お話があったかと思います。
私は、今年2月に右上葉ⅠBと下葉ⅠAの摘出手術を受けまして、現在ⅠBに対して
UFTを服用しています。副作用としては、便がやや硬めになるのが気になります。
患者の状況により違いがあるわけですが、UFTの服用について主治医に尋ねられて
は如何でしょうか?信頼できないままでの治療だといけませんね。

116 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/12/18(火) 00:10
>>112
>転移がないのに、再発防止で抗癌剤治療なんて ありえる事なんでしょうか?

「リンパ節に」転移が認められなかったのであって、体のどこにも転移がないという保証は
ありません。早い段階の肺癌でも、血液やリンパ液の流れに乗ったがん細胞が体の
どこかに潜んでいる可能性があります。そのような癌細胞の塊が小さければ、どんな検査を
しても見つかりません。「リンパ節の転移なく」とは、とったものを顕微鏡で検査して言って
いるのでしょうが、取っていない残りの体は顕微鏡では調べられないのです。

そういうことで、再発を防ぐために抗癌剤治療を行うというのはしばしば検討されるのです。

さて、IB期ということですが、比較的早いこの病期でも、概ね3-4割の方が再発で亡くなられ
ます。その率を下げるために抗癌剤治療は検討されておりますが、効果が期待できそうだと
一時言われていた点滴治療による方法は、その後どうもダメそうだと言う話が出てきており、
IB期に対する点滴の抗癌剤治療に対する評価は現在混沌としております。

「服用薬で2年間の継続治療」は、2003年ころに日本から報告された大規模な臨床試験に
基づくもので、腺癌の一種である肺胞上皮癌のIB期というのは、まさにこの報告で効果あり
とされた対象です。

これは検索してみますと、2006年の夏にこちらに書いた話ですが、話を単純化するために
数字を多少丸めますと、UFTをいう飲み薬を2年間飲んでいただくと、5年生存率が85%と、
飲まなかった方の75%に比べて有意な違いが出たというものです。この数字が意味する
ところは、IB期の腺癌の手術を受けられた方を100人集めてきてUFTを飲んでいただくと、
75人はもともとがんがどこにも潜んでいなくて、UFTを飲まずとも治った方たちで、UFTは
無駄なんですね。で、10人が潜んでいたがんをUFTで抑えることができて5年を迎えられた。
15人はUFTを飲んだんだけれども潜んでいたがんを抑えられずに再発して亡くなってしまう、
ということです。

このような治療の問題はいくつかありまして、目の前にいるある患者さんがこの75人、10人、
15人のどのグループに入っているかというと、どんな経験を積んだ医者だって分かりは
しないという点が一つです。分かっていれば、あなたは飲まなくても治るから心配するな
と言えますが、そうは行きません。

副作用の出具合も飲んでみて初めて分かります。UFTを飲んだことのない患者さんにどんな
副作用が出るか、これまたどんなに経験を積んだ医者でも事前に予測はできません。せい
ぜい、高齢の患者さんや手術からの回復が思わしくない患者さんではいざ副作用が出た
ときに余裕がなくて危ないから、止めておいた方が良いかもという意見を言えるくらいです。

そして、本当に役立っているのか、役立ったのか、分らないところも問題です。もしかすると
相手がいないのかもしれませんし、いるにしても相手の姿が見えませんから、効いているか
どうか判断できません。また、例えばUFTを飲まれて、5年後に再発の兆候がなく、治った
ということになるとしましょう。では、抗がん剤のおかげでしょうか? もともと、100人のうち
75人は何もせずとも治るのです。10人は抗がん剤が役立ったのでしょうが、それに該当
するかどうかは分りません。逆にUFTを飲まずに3年くらいで再発して死んでしまったとしま
しょう。「あのとき飲んでいれば」と後悔するでしょうね。でも、がんが潜んでいた25人のうち
15人は飲んでいても治らないのです。加えて、副作用が一般的には軽いUFTとは言っても、
抗がん剤で命を落とす方もおいでですから、あるいはそこまで行かなくても寿命を縮めて
しまって、もしかしたらかえって損していたかもしれないわけです。

そのようなわけで、個々の患者さんにとって抗癌剤治療を追加することが役立っているのか、
役立ったのか、結論することはできません。まして、ある患者さんにとって役立つだろうか、
と事前に問うても誰も答えられないのです。医者が分っているのは、「一定の条件の下で」、
「大勢の患者さんについてみたとき」、追加した方が「分がよくなる」というデータがあると
言うところまでです。

そのような治療をやるかどうか、最終的には患者さん本人の気合です。多少苦労するかも
しれない危ない所のある治療で実際は無益であっても、できるだけのことはやっておきたい
と考えるのならばやりますし、そういう治療で10人に1人くらいしか役立ちそうにないなら
止めておこうと考えるなら、それはそれで筋の通った判断、ということになります。

117 名前: スパンキー 投稿日:2007/12/18(火) 02:01
112様
大まぬけ3号様
肺がん外科医様
早速の返答ありがとうございます。
感謝です。
納得の上 判断できそうです。
私事ですが、母がこの5月から再生不良貧血という特定疾患の難病を患い、長期入院をしており、その母が年末にやっと退院出来る運びとなりそうなんですね。 母には父の病気の詳細は伝えず手術成功となり、父本人が母に笑顔で事実を報告出来そうです。
お互い退院して やっと生活できるのに、すぐ父が3週間入院治療となると母も淋しいと思います。
今後は父母で過ごせる時間を少しでも長くし大切にしてやりたいという気持ちもありますので、兄姉と相談する事になりますが、通院での服用薬2年間治療の方向で考えようかなと思います。
ありがとうございます。
この掲示板と出会えた事、回答頂いた方へ感謝で一杯です。
今後ともよろしくお願い致します。

118 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2007/12/18(火) 11:44
>けんこうくん様
お母様のご逝去を悼み謹んでご冥福をお祈りいたします。
最後までお母様を支えてこられた、ご家族のお悲しみは、はかりしれないことと思いますが、どうかお心落としなさいませんように・・
お母様は、検査からも抗がん剤の苦しみからも、痛みからも解き放たれて、天国で安らかに過ごしておられることと思います。
けんこうくん様も、お疲れから風邪などお召しになりませんようご自愛ください。

119 名前: ちぃ 投稿日:2007/12/25(火) 18:49
こちらのトピでははじめましてになります。

当初肺がんかどうかハッキリしない段階からご相談させて頂いていたので
『肺腫瘍について教えてください』
というトピに書き込みさせて頂いていました。
現在治療も始まり今後トピ内容にあわない内容のご相談が増えていきそうなのでこちらの
『肺がん治療 その3』
のトピの方へ書き込みさせて頂きました。

宜しくお願いします。

現在28歳。
非喫煙者。
9月26日に肺がんの告知を受けました。
現在がんセンターにて治療中です。

ステージⅢA期で縦隔リンパへの転移あり。
当初非小細胞肺癌と言うだけで細かい事は不明でした。
がんセンターに転院後、10月30日に2度目の気管支鏡検査を行い腺がんである事が判明。
今後の事も考えイレッサに対する遺伝子検査も行って下さったそうですが採取した細胞が少なかったせいかあまりハッキリと判断出来ず、とりあえずは『マイナス』(効果が無い)との結果でした。

10月24日に入院後『ドセタキセル(タキソテール)+カルボプラチン(パラプラチン)』を投与。
白血球が下がったり放射線の方の副作用で延期になったりしましたが現在までに10月26日、11月9日、12月3日と3回終わりました。
放射線治療は30回(60グレイ)照射。
12月17日に終了し退院となりました。

退院前の一週間程(10日~14日頃)は抗がん剤と放射線両方の副作用で白血球が下がり注射をしたり、水を飲むのも辛く殆ど点滴で過ごしました。
その頃から多少手足のむくみは感じでいたのですが気管支の痛み等他の副作用が酷かった為あまり気にしていませんでした。

退院後、足のむくみが酷く靴を履くのがキツイだけならまだしもむくみ過ぎて足の指を動かすと皮膚が突っ張った感じがしたり膝より下のむくみが特に酷く痛いです。
22日に初めて血痰が出たものの放射線の影響だろうと一日様子をみました。
23日になっても血痰が出たため病院に連絡し緊急外来で止血剤を2種類頂きました。
その際むくみについても相談し利尿剤を頂き、寝る際に少し足を高くすると良いと看護婦さんに教えて頂きました。
『足のひえからくるのかも?』とも考え、遠赤外線の岩盤足浴を購入しここ2日程使用しています。
確かにお湯につからない分、のぼせないし足は温かくなり血行も良くなる気がします。
血痰については止血剤が効いたようで痰自体もなくなりました。

そこでご相談です。
胸が多少痛いのは我慢出来るのですが、足のむくみ&痛みがつらいです。

最初に主治医の先生に説明を受けた際に頂いた紙を見ると『ドセタキセル(タキソテール)』の方に『次の症状が見られたら申出て下さい』とあり、その中にむくみも含まれていました。
23日の段階で当直の先生に伝えて利尿剤(ラシックス錠20mg)を頂いたのですがむくみ対しての薬と言うのは何か他にもあるのでしょうか?
またむくみに対する利尿剤の効果というのは数日間使用して出てくるものなのでしょうか?
(一応7日分処方されています)
この前は血痰もあったので電話をして緊急外来に来て下さいと言われましたが、むくみの症状だけで電話をしていいものか迷います。
もし他に薬があるようなら病院に電話をしてみようかと思っています。

次の病院の予約(抗がん剤)が年明けの1月10日なので、がまんしてそれまで様子をみるか悩んでます。

どなたか同じ様な症状があって『こんなことをしたら少し楽になった』等ありましたらアドバイスを頂ければと思います。

わかり辛い文章で申し訳ありませんがご意見を頂ければ助かります。

120 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2007/12/25(火) 21:58
ちぃ様
足のむくみ&痛みは辛いですね。血の循環を良くしたいです。
温湿布とかサポーターは試されてますよね。
きゅうりやトマトなどの利尿促進のある野菜を摂るのも少しは効果があるかも。
水分摂取は必要ですね。参考になる意見ではなく申し訳ありません。
頑張って下さい!

121 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/12/25(火) 23:19
カルボプラチンでも腎障害が起きる可能性はありますので、あまり様子を見すぎても
うまくないと思います。明日の朝もむくみがいっこうに軽くならないのでしたら、
主治医に電話なさって年内に一度診てもらう算段を付けた方が無難だと思います。

荒れている別スレでの投稿を拝見いたしました。抗がん剤の効果の予測については
お書きのとおりです。遺伝子変異の状態からイレッサの効き目はかなり予測が効く
ようになりましたが、効かないと予測された方々の中にも効く方がおいでなのが
現実です。タルセバも似たものでしょうけれど、それ以外の薬についてはやって
みないと分らないのがホントのところです。

122 名前: ちぃ 投稿日:2007/12/26(水) 00:57
□大まぬけ3号様>いつもありがとうございます。
ゆるい靴下のゴムとかでも痕にになって凹んだようになりなかなか治らない程むくんでいるのでサポーターは使用していないんです。
水に溶かして飲む顆粒の薬やその他の薬が結構ある為水分はかなり取っていると思います。
ここまでむくんでくると『逆に水分を取りすぎているのでは?』とも考えてしまいます。
利尿剤は朝1錠だけ処方されているので利尿促進のある野菜などを摂取するのも大切かもしれませんね。


□肺がん外科医様>たかがむくみと思っていましたがここまで酷くなってくると『やっぱり副作用かな?』と気になります。
腎障害という可能性もあるのですね。
抗がん剤後あざが出来やすくなった為入院中に看護婦さんや先生に聞いたところ、抗がん剤を投与すると血管が細くなるので毛細血管が切れやすくなっている可能性はあると言われました。
先程足を見たらぶつけたりした訳ではないのにいつの間にか右足の中指の付け根辺りに小さな丸い痣(内出血)のような物が出来ていました。

ご意見を参考にさせて頂き明日の様子によって病院に電話して相談してみます。
年内の通常診療は28日までで担当医の先生の外来が月・木なので27日にでも診察して貰えれば安心できますもんね。

イレッサについては検査結果が出た際、先生に
『プラスであれば抗がん剤をやめてイレッサに切り替えようと思っていたけれどマイナスだったのでこのまま抗がん剤で様子をみます。ただ、マイナスだからと言って効かないとは限らないので今後使わない訳ではないです。』
との説明を受けました。

実際入院中にマイナスだったけど試されている方も居ました。
タルセバについてはまだ何の説明も受けていません。

もしこのむくみが副作用という事になると一般的には何か薬で抑える事になるのでしょうか?
それとも別の抗がん剤に切り替えるのでしょうか?

参考までに教えて頂ければ有り難いです。

123 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/12/26(水) 09:26
あざの件は血管が「細く」なるのではなくて、弱くなるのですね。加えて血小板が多少なり
とも減って出血が止まりにくくなることも影響します。

むくみへの対処は副作用の程度にもよります。腎障害がひどいようでしたら、一時的にせよ
血液透析が必要になるかもしれません。そのような場合には、同じ抗がん剤の組み合わせを
またやろうということは普通はなくて、組み合わせを替えていくことになるでしょう。なお、
稀ながらドセタキセルも腎障害を引き起こす場合があるようです。

124 名前: マサムネ 投稿日:2007/12/26(水) 20:13
みなさん、こんばんは。昨日、母から「肺腺癌」と知らされて携帯でこのサイトをみつけて拝見させていただきました。昨日から約一日が過ぎ、色々調べたり亜流の治療方の病院の資料を取り寄せたりと、自分ができる限りの事を今日もしましたし、これからもやっていくつもりです。そこでですが皆様のお智恵をお貸しいただきたく、書かせていただきました。そこで単純な質問です。母は手術ができないと言われたらしいです。肺ガン、肺腺ガン自体が開胸しにくいのですか?それとも高齢等の体力的な理由?ちなみに転移等は1月に検査するのでステージなどはまだわかりません。よろしければ、メルアド入れてありますのでメールか、もしくはサイト内でのお返事よろしくお願いします。あと情報等もよろしくお願いします。

125 名前: ちぃ 投稿日:2007/12/26(水) 23:31
□肺がん外科医様>確かに入院中白血球の減少もですが血小板もかなり減少してました。
血管が弱くなる事が原因なんですねぇ。

今日病院へ電話したところ、主治医の先生の外来診察日では無かったのですが臨時で時間をとって下さいました。
利尿剤(ラシックス錠20mg)の効果があまり無いようなら40mgに増やすとの事でしたが服用後の利尿作用はあるようだったのでそのまま次の外来分まで処方となりました。
その他血の流れを良くする為に『ドルナー錠』、放射線とむくみの痛み対策に頓服として『オキノーム散』を頂きました。

今は持っている靴が履けない位足の甲や足首等がむくんでいます。
むくみだからと我慢せず連絡してみて良かったです。

退院前に撮ったレントゲン等から予想以上に効果が出ているようなので1月も抗がん剤を続行し25日にCTを撮影、その結果によって外科の先生と手術の検討をなさるとの事でした。

動脈に癒着がある為手術適用外でしたが腫瘍が縮小し血管から離れてくれれば手術可能だそうで、現在それが目標です。


同じ様な副作用のある方へ参考の為に先生から聞いた事を書きます。

下から上へ(足首の方から膝へ)マッサージをする事も効果的だそうです。

あと私の場合、血行を良くする為&冷え対策に購入した遠赤外線と岩盤浴効果のある足浴ですが説明書に『悪性腫瘍のある方は医師にご相談ください』とあって心配だったので聞いてみました。
この場合の注意書きは足の裏や皮膚、骨などにがんがあり温めるのがあまり良くない方の事なので肺がんについては使用しても問題は無いと言われました。
むくみに対し、血行を良くする為に使用する事自体はいい事のようなので続けて使用してみようと思います。

126 名前: 肺がん外科医 投稿日:2007/12/26(水) 23:39
>>124
後先を考えなければ「手術ができない」という状況はめったにありません。体力的な背景に
問題があって、手術を乗り切れない可能性が高いとか、がんが進みすぎていて、手術を
しても早々に再発してしまうだろうという場合に、手術をしても患者さんの役に立たないで
あろうからやらないのです。

「開胸しにくい」というのがどういう事態を想定しておいでなのか不明です。「高齢等の
体力的な理由」があるのかどうかも、お書きの内容からは判りません。ただ、手術が役に
立つかどうかは、肺癌の進み具合と体力的な背景とから判断するのが普通ですので、
「ステージなどはまだわかりません」という状況で「手術ができないと言われた」となると、
がんの進み加減がどうであっても体力的に手術はできないだろうと既に判断されている
ものと推測されます。そうであれば、手術以外の治療もなかなか難しいことが普通なので、
先行きは厳しいと予想されます。

いずれにしても状況が良く分りませんから、これ以上詮索しても詮無いことと思います。

127 名前: マサムネ 投稿日:2007/12/27(木) 00:57
メールにてお返事くださったeden7様、早々にお返事くださった肺ガン外科医様、ありがとうございます。これからも自分で色々調べてみますので、またなにか結果がわかったり、気になった事があったときは、またお智恵によるお力添えお願いします。情報は随時いただければ幸かと思いますので、メールなりレスなりを引き続き宜しくお願いします。

128 名前: まぁ 投稿日:2008/01/06(日) 16:23
肺がん摘出後の痛みについて。
63歳になる母が肺がんと診断されました。
運よく早い段階でがんセンターに紹介され術前検査も終え、現在入院待ちです。
しかし、ここにきて『手術するのやめようと思う』と言い出しました。
家を空けることや、術後の生活のことが心配なようで
『あと1,2年しか生きられなくとも、今の元気なままでいたい』と希望しています。
けれど、家族としてはそんなこと認められるはずはなく、反対していますが、
皆様が書かれたスレッドの中には、術後の激しい痛みの事にふれているものもあり、
それらを読んでみるとただ、我慢して手術を受けて欲しい、とはいえない気がします。
元気で長生きして欲しいというのは家族として当然の望みですが、
今まで長い間家族のためにがんばってくれた母に、これ以上がんばって欲しいというのは
残酷な気もします。母の意見を尊重してあげるべきなのかと気持ちが揺れます。

誠に私的な書き込みで申し訳ありません。
何かアドバイスありましたらよろしくお願います。



129 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/01/06(日) 21:30
まぁ様
私は、昨年ⅠB手術を受けました。複数がんで、まだ1個残っています。
術後の痛みは、他の方々より強かったです。
術後の痛みよりも、がんに命を奪われることの方が辛いです。
手術ができるということは幸せなこと。手術を受けることができない
方にとっては羨ましいことなのです。
私は、再手術ということになれば、がんに勝つための手術を臨みます。
身体を蝕む“がん”は、簡単には逃げられません。
ご家族の総力で、頑張って頂きたいです。

130 名前: Rag 投稿日:2008/01/06(日) 22:13
まあ様やご家族の不安は当然でしょうね。
でも、お母様はまだ63歳ではありませんか。
私の夫は小細胞肺癌ステージⅣで、良くなったと思ったらすぐに再発。
手術のできない肺癌の末路は承知していますが、
医師の最初の説明で「癌が縮小して手術できるようになれば・・」
気休めかも知れませんが一抹の望みを捨てていません。
ここのサイトで手術して生還された方の朗報を聞くのが励みです。
幸運をお祈りいたします。

131 名前: coco 投稿日:2008/01/07(月) 16:37
はじめまして。
私の母は去年10月に肺腺癌Ⅰb期にて(癌4cm1つ)左下葉切除術をしました。術後の診断もⅠb期で今後の再発防止の為にとUFTを飲んでいます。
ところが、先月末に先生から手術で採った同肺葉に小さな癌があった事を言われ、いきなりステージはⅢb期という診断になってしまいました。
現在リンパ節や遠隔転移はないのですが、Ⅲb期という事は予後の生存率も。。。
同肺葉に転移が見られたという事だけでそんなに病期が進むのでしょうか?
癌と言われショックを受け、ステージⅠb期であった病期もⅢb期という診断で再びショックです!
Ⅰb期に有効?のUFT経口治療のみで大丈夫なのでしょうか?

どうぞ宜しくお願い致します。


132 名前: まぁ 投稿日:2008/01/07(月) 20:23
大まぬけ3号様、Rag様。
暖かいメッセージありがとうございます。
確かに手術できる段階で見つかったのは幸運なことですね。
大切な家族が助かるならどんなに小さな望みでも、可能性があるならばそれにかけてみたいと思うし、
どんな事でもしたい、と思いますよね。
なんとか母を説得したいと思います。

大まぬけ3号様、Rag様、これからも望みを捨てずに戦いましょう!


133 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/01/08(火) 09:45
まぁ様
人は、生きるために生まれてきました。憎きがんに負けてなんかいられません。
私なんかは、術後乳び胸(胸水)のため10日間の絶食と高カロリー点滴による
管の痛みがありましたが、現在思うと一瞬のことでした。
とにかく、がんに勝たないといけません。生活は、生きるための活動なのです。

coco様
私もⅠB除去で現在UFTを服用しています。右中葉に1個残っているがんと、
新たな発生は心配です。大きくなったがんや新たながんは、やっつけるしかありません。
治療(放射線・抗がん剤)がうまくいくことを、お祈り申し上げます。

134 名前: coco 投稿日:2008/01/08(火) 15:29
大まぬけ3号様
メッセージ有難う御座います。
その通り、もし癌が再発したらやっつけるしかありませんよね!
母もUFTはまだ2ヶ月弱の服用ですが副作用は出ていないので、続けていこうと思ってます。
Ⅲb期と進んだ診断となったのが気がかりですが・・・。
共に頑張りましょう!!

まぁ様
私の母71歳も昨年10月に肺腺癌の手術を受けました。
手術は3~4時間でしょうか、無事摘出し術後9日目には退院しました。
咳を出す時が痛そうでしたがあとは順調に回復し今は自転車に乗って買い物へ行ってますよ。
まぁ様のお母様はまだ若い63歳ではありませんか。私も開腹術を経験してますが、手術の痛みは永遠に続くものではないので、
頑張って受けてほしいです。
手術はもう出来ないと言われる方もいらっしゃいます、前向きに気を強く持ち早く体から癌を除去して下さい。

135 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/01/10(木) 21:39
ワンチビです。お久しぶりです。
効果がないかもしれないと思われたドセタキセル(タキソテール)単剤治療ですが、3クールを過ぎてから効果がでたのか現状は維持できているようです。
薬剤の蓄積によるものか副作用が少しずつ出てきました。色々と副作用が出ていますが、「こむらがえり」なんてのまでが出てきました。母は結構痛いようで主治医に訴えたところ、湿布薬がでました。
でも、湿布では母には効果がなく、再度主治医に言ってみましたが、「そんなに心配のいらないものなので気にしないでください」との返事です。
気にするなといわれても、痛みが出たときは結構辛いようで、特に明け方などの時間帯に起こるので眠りを思いっきり妨げられると言っています。
「こむらがえり」の副作用って湿布薬以外に対処の方法はないのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいませんか?

136 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/01/10(木) 23:04
>>135
残念ながら、こむら返りは良く分っていないところが多く、カルシウム不足などのイオン
バランスの異常、過労,運動不足などが絡んでいるといわれている程度です。

対処は検索すればこういったところに出ていますが、
http://www.babycome.ne.jp/category/health/soudan/soudan348.html
暖めて血液の流れを良くする、つま先を自分の方に引き上げて筋肉を伸ばす、といった
方法くらいしかありません。睡眠中に出る方では、このつま先を引き上げることで、寝る
前に痙攣を起こす筋肉(多くは腓腹筋=ふくらはぎの筋肉)を数分間伸ばすと予防に
なるとも言われています。

137 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/10(木) 23:53
ワンチビさん、私の母はタイガーバームが一番効くといって、
入院中毎日寝る前に塗ってくれって言っていました。
ただし、ひとり部屋に移されてからですが。
このニオイがきらいな人もいますからね。
病院からはモーラステープという湿布をもらっていましたけど。

138 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/01/11(金) 14:03
肺がん外科医さま、137さま
ありがとうございます。とりあえず寝る前のふくらはぎのストレッチをするよう薦めてみます。
そういえば、ずっと母はヨガをやっていたのに(趣味程度)イレッサが効かなくなってから使った抗がん剤の副作用で髪が抜け、それを気にしてヨガ教室にも行かなくなっていました。
教室に行かなくとも、家でもできるってなもんですが、なかなかそういう気分にならなかったようで。でも、これを機にストレッチを兼ねて始めるのもいいと思います。
タイガーバームも、先程薬局で購入してきました。母がこの匂いが平気だといいんですが、たぶん大丈夫と思います。
ありがとうございました。

139 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/01/11(金) 17:37
タイガーバームの匂いは母は平気でした。今晩からも塗ってマッサージとストレッチを寝る前にすると言っていました。
今日、母から「手のこわばり」が起こる旨を聞かされました。
これらも、こむらがえりと同じような原理で起こるので、対処の方法も同じようになるのでしょうか?
もし、よろしければお教えください。

140 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/01/14(月) 16:28
>>139
こむらがえりと同じかもしれませんが、ある程度お年の、特に女性では、リウマチの初期
症状として手のこわばりを訴える方もおいでです。殊に、朝起きたときにこわばっていても、
日中に動かしているうちに落ち着くのであれば、その可能性がそこそこあります。内科医、
または整形外科医に相談なさってください。


141 名前: ハンフリー 投稿日:2008/01/15(火) 19:48
 肺腺がんIV期、PS=0、リンパ節、縦隔に転移、肺野にひろく播種あり、13ヵ月目に抗がん剤6番目にトライ、
 CEA22、72才男性。

 左鎖骨そばのリンパ節のしこりを自覚して肺腺がんが発覚。このしこりは1種のマーカーとして働いています。

 最近付近のリンパ節が結合したのか、肥大もあり、左肩に疼痛、こり症状が出てきました。

 痛み止めを処方されていますが、どなたか同様の経験がおありでしょうか。

 このリンパ節は簡単に切除ってわけにはゆかないことは判っている。

142 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/01/15(火) 21:42
>>140肺がん外科医さま ありがとうございます。リウマチとは、思いもしませんでした。こむら返りも、手のこわばりもタキソテールの副作用とばかり思っていました。年齢的にも還暦を迎えたばかりですし、そういった意味ではある程度のお年の方に含まれると思います。整形外科に相談してみます。
母は、背中の痛みも強くなってきたため、温めるとよくなると言って、毎日日帰りで温泉に行ってます。半回神経麻痺の誤嚥のため気管支炎を起こしているので、娘としては家でいて欲しいのですが、何度言っても「お風呂に行ったほうが体調がいい」と言うので、強く制止できなくなってしまいました。でもきっと、それだけの体力があるのだと思います。
3/21に半回神経麻痺で起こった声帯マヒの手術を受けます。母は、この手術が済めば声がもとのように出るらしいと喜んでいます。今は、音声外来で発声練習を指導されています。

143 名前: 天の声 投稿日:2008/01/17(木) 01:47
告発したいのですが。
父が、とある大学病院の不作為で、死去したのですが。
迷っています。
先日、告別式を行い、父の叫び、
早く家に帰りたい、この病院はいやだ。
殺されると言うメッセージを残して。
それが無念でなりません。
その意思を尊重し、その大学名を公表したほうがよいか
迷っています。
大学病院は、最後まで他人行儀で、
家族の意思を考えず、
肉親が死去した後も、
無表情に、今後のために、研究のために協力してくれと、
無念でなりません。
アドバイスよろしくお願いいたします。


144 名前: 患者家族 投稿日:2008/01/17(木) 02:13
>大学病院の不作為
意味不明です。
では大学病院側がお父さまの死を泣き叫べは満足だったのでしょうか?
お気に触る書き込みかも知れませんが、
私怨なのか、お父さまが病死してしまわれた悲しみからの気持ちなのか、
はたまた誰から見ても明らかに病院側に医療過誤があったのか、
全く分かりません。
病理解剖は(病院側にご家族への配慮が足りなかったかも知れませんが)
悪いことではないですし、拒否するのもまた自由だと思います。

どちらにせよお書きのような抽象的な事例でしたら、
病院名を公表することは勧めません。

そして明らかなのは完全なスレ違いということです。

145 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/17(木) 10:19
>>143 天の声さまへ
大学病院は研究・教育の任を担っていますから、亡くなった後に
病理解剖を一度は要請されるのが決まりです。
「研究のために協力してくれ」と言うのも通常の手続きです。
もちろん断るのは自由です。

146 名前: 田中 投稿日:2008/01/18(金) 18:59
父の件で、アドバイスをいただきたいと思い、書き込みさせていただきました。
60代前半、発見は約一年前、長期間の喫煙歴有、腺がん(肺原発)ステージⅣ、脳および足に転移(放射線治療により治療済)

昨日、父が放射線治療をした足の部所を骨折いたしまして、金属を入れる手術をしました。
手術自体は成功したのですが、今後の治療方法について悩んでおります。

発見時(ステージⅣ)カルボプラチン+イノレルビンにて対処しましたが、白血球の数値が200以下になり中止となり、その後TS-1のみにて治療しておりました。

骨折治療の間、抗ガン剤は中止しており、今後抗ガン剤による治療をした場合、白血球の低下による手術した部分に関してのリスクがある為、できないとの主治医から言われました。
イレッサ、タルセバを奨められましたが、遺伝子検査によりかなり肺炎の リスクがあるとも言われました。

今後の治療に関してアドバイスやこういう臨床例が豊富な病院等の情報を教えて下さい。
よろしくお願いいたします。

147 名前: 投稿日:2008/01/19(土) 01:10
>天の声の人へ

ご愁傷様でした。
死亡直後に証拠保全の手続きを取り、
第三者調査機関に調査を依頼するのがあるべき姿だったのかも知れません。

自分も後悔したことがありましたが、保全手続きを取っていないと
ほぼ訴求は不可能かと思案いたします。
弁護士なり専門機関にぜひご相談をおすすめいたします。

148 名前: ちぃ 投稿日:2008/01/31(木) 21:01
お久しぶりです。
本日検査結果を聞いてきました。
ステージⅢAで縦隔リンパ節が大動脈に4cm程接していて手術が出来ない為『腫瘍が縮小したら手術』という目標で抗がん剤と放射線治療を行ってきました。
結果は左上葉の原発、リンパ節共に縮小しており大動脈との接点は18mm程で手術で取りきれる可能性が出てきたようです。
明日胸部外科の初診となりました。
まだどういった手術になるか等わかりませんが2月末以降の手術になりそうです。
そこで現在気になっている事は術後どれ位で人混みへの外出等出来るようになるのか?という事です。
手術出来る状態になった事は嬉しいですし痛み等ある程度覚悟はしています。
実は4月の上旬にどうしても出かけたい用事がありまして、混んでいる電車での移動等可能なのか不安です。
大切なのは手術なんだからそんな事位と思われるかもしれませんが病気がわかる前から楽しみにしていた事で入院中もそれを目標に頑張りました。
母には手術なんだから諦めるように言われましたが可能なら出かけたいです。
ネットで調べると特に問題が無ければ術後8日程で退院出来るようですが実際に手術を受けられた方はどうなんでしょう?
肺炎等のリスクを考えると術後1、2ヶ月はあまり遠出したり人混みへ行くのは避けた方がいいのでしょうか?
術後1ヵ月位だと痛みや体力的にどの程度の行動が可能なのでしょう?

ご意見をお聞かせ頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

149 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/01/31(木) 22:53
ちぃ様
手術ができるとのこと。良かったですね。
術後の回復が良くて、振動などによる痛みが弱ければ、電車や自動車など
での外出は大丈夫だと思います。
階段や坂道などの歩行は、ゆっくりであればきつくはないかと思います。
荷物の保持は、創が病むかも判りませんね。
ムリをされずに、時間などは余裕をもつことが必要ですね。


150 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/01/31(木) 23:18
>>148
つまるところ、どういう手術が行われるかによります。

もっとも標準的な手術は左肺上葉と、主に空気の通り道の周囲にあるリンパ節を取る手術
ですが、私の病院ではこの手術の術後7日目に退院する方が最も多いですし、直後から
湯治に出かけたり、机仕事に戻られる方も少なからずいらっしゃいます。ちぃさんはお若い
こともありますから、1月もすれば十分お出かけできるでしょう。

しかし、元々が進行した状態で、そこに放射線・抗がん剤の治療を加えた後となりますと、
そのような手術で済むかどうかは、なんとも言えないところがあります。もっとも大規模な
手術としては、左肺全て、リンパ節、大動脈の一部を取る手術というのがありえます。この
ような手術ですと、いかにちぃさんが若いとは言っても、1か月でお出かけできるかどうか
はちょっときわどいですね。ただ、大動脈もあわせて取らないと取り残すような癌の状態
であれば、手術することが役に立つ可能性は低いので、私の病院でしたら取ることは
あきらめるのが普通です。

151 名前: なお 投稿日:2008/02/01(金) 00:27
肺腺ガン4期の母の事についての相談です。イレッサ耐性後、GEM+VNRを数クール行ったのですが、徐々に肺原発及び肺内転移が進行、さらにCTで肝転移が見つかりました。大きさや数は不明ですが、PETには写っていないとの事です。
先日よりイリノテカン単剤投与を開始しました。
肝転移がある場合の治療の指針が分からず、まだ試していない抗がん剤が多数ある中、優先順位をどう定めていくのか迷っています。
ちなみにイリノテカンは主治医の判断です。
また肝転移のラジオ波治療に関して、何か情報をお持ちの方はいないでしょうか?主治医はこの病期での局部治療は効果が無い、全身治療である抗がん剤治療がベストと言います。



152 名前: ちぃ 投稿日:2008/02/01(金) 01:49
□大まぬけ3号様 > ありがとうございます。
何とか目標の手術を行えそうです。
今後は呼吸器内科ではなく胸部外科の先生が主治医となるそうで、呼吸器内科の担当の先生が話しやすくて凄くいい先生だっただけに明日お会いする先生がどんな先生か緊張します。

そういえば元気な時は気にならなくても怪我や体調不良の時は電車や車の振動が体に響きますね。
ましてや手術の痕となると響くんでしょうね。
荷物を持った時や混んでいる電車でぶつかったりしたら痛いだろうなぁ、位しか考えていませんでした。

余裕を持って無理しないことが大切ですね。


□肺がん外科医様 > やはり手術の内容によるのですね。
治療を始める前の説明では、もし手術するなら腫瘍の位置などから考えて一般的には左側部を切開する事になるんじゃないかと言われました。
今日の説明では『最近は胸腔鏡なんかで3時間位で終わる手術ですから』と言われました。
ネットで調べると胸腔鏡は腫瘍も小さく縦隔リンパ節に転移の無い比較的初期のものが対象のようだったので諦めていたのですが、もしかしたら胸腔鏡の可能性もあるのかな?と思っています。
大動脈と接している部分に関しては『取りきれない可能性が高い為大動脈から腫瘍が離れてくれないと手術適用にはならない』と以前説明を受けました。
現在CT上では完全に離れたのかわからないけれど(接している部分が脂肪である可能性もあるので開いてみたら完全に離れている場合もあるとの事)検討した結果、取りきれる可能性が高いので手術をしてもいいだろうとなったようです。
また腫瘍が残っていても抗がん剤や放射線によってがん細胞が死滅している可能性もある為PETを行う事になりました。
以前気管支鏡検査を行った際に肺門部等マッピング(?)は行っており、がん細胞は検出されなかったので片肺全部ではなく左上葉の切除だろうとの事でした。


術後1ヵ月位でも出かけられる可能性があるとわかり安心しました。

今まで手術の経験もなく状況が上手くご説明出来ませんが、どんな手術になるのか明日しっかり聞いてこようと思います。
ありがとうございました。

153 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/01(金) 05:03
ちぃさん私は切開して手術をしましたよ。
ただどんな手術なのか、また個人差などあると思いますが、私は3ヶ月ぐらいは
とても恐くて人混みや電車に乗ることは出来ませんでした。
どうか身体を大事にされることを優先してご無理されませんように...


154 名前: ちぃ 投稿日:2008/02/01(金) 19:35
今日胸部外科の初診で手術について聞いてきました。
印象としては呼吸器内科の主治医の先生と話が多少違うというか、手術だけでなく今後の見通しについてもシビアな感じでした。

手術は左脇肋骨の間を15cmくらい切開して行うそうです。
左肺上葉、縦隔リンパ節と周辺の脂肪を取るという一般的なものらしいですが大動脈に接している部分は開いてみないと取りきれるかどうかは不明。
原発腫瘍の表面が一部肋骨にくっついているかもしれないので場合によっては肋骨を切除。
放射線の後遺症かもしれないが今まで無かった胸水が少しある為手術の際がん細胞の有無を調べ、胸水にがん細胞が見つかった場合はステージⅢBになる。
可能な限り切除する予定だか開胸時の状態によっては切除はしないとの事。
またPET等の術前検査で手術のメリットが得られないと判断した場合は中止。
放射線治療の影響で気管支を切除する際に傷が治りにくく通常より合併症等の確率が高くなる事、肋間神経痛についても説明がありました。
通常は問題がなければ8日程度で退院だか、症状によっては1ヶ月ちょっと入院する事もあるそうです。

肋骨に接している事や胸水に関しては初めて聞きました。
最近胸や背中が痛く鎮痛剤を処方して貰っていたのですが胸水&肋骨の話を聞くと、もしかしたら放射線の後遺症だけでなくそれが原因なのかな?と悪い方に考えてしまいます。

22日から入院、26日に手術予定です。



153 名無しさん > ありがとうございます。
3ヶ月ですか・・・やはり手術という特別な事があるとちょっとした事でも心配で外出等気を使いそうですよね。
実際にその状態にならないとわからないですが出かけられたらいいなと思います。


155 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/02(土) 02:42
ちぃさん私も術前の説明はとてもシビアでしたよ。
とても辛かったです...
医師って、立場上説明ってシビアな事しか言わないですよね。
私の場合、手術は6時間もかかり、その後の神経痛は通常の人よりかなり
強いようでした。今も通院中ではありますが、普通に生活しています。
ちぃさんもよい方向へいかれますよう願っていますね。



156 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/02/02(土) 20:15
私は、今日で右上葉ⅠB摘出と下葉ⅠA3個部分切除の術後341日目です。
毎日今でも創は痛みますが、普通の生活が出来ていますので有り難いです。
がんに勝つための気力が大切だと思います。
必ず良くなる!絶対に諦めない!で頑張りましょう!!

157 名前: ちぃ 投稿日:2008/02/05(火) 01:50
155 名無しさん > 医師が最悪の場合を想定して話すのは仕方のない事ですし、ネット等である程度知っている内容なんですが言われ方で印象が違うものだなと思いました。
一応手術は3時間半の予定ですがそれより長くなる可能性が高いようです。

大まぬけ3号様 > がんは治るという気持ちで笑って過ごす事が大切みたいですね。


転院した時、呼吸器内科の先生が年齢や体力的に手術まで持っていければ完治の可能性もあるので頑張りましょうと言って下さいました。
生存率等知っていた私は可能性と同時に現在のステージでそれが難しい事も理解していましたが母は『完治の可能性』と言う言葉を信じきっていたようで先日の胸部外科の先生のお話はショックだったようです。

改めて『メリット、デメリットを考えた上でやりますか?やりませんか?』と聞かれると考えてしまうものですね。
手術や抗ガン剤によって制限される行動と今後自由になる時間、予想される問題点に対して必ずしも治療が最善なのか?
抗ガン剤で抜けた髪を見て、もし自分が死んだ時こんな姿を見られる位ならそのままの方が良かったと思う自分もいるし、カツラがあっても自然と行動範囲は狭まってしまうし・・・それでも治療をすると決めたんだから頑張るしかないんですけどね。

とりあえず手術に向けて毎日複式呼吸の練習です。

158 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/02/05(火) 20:43
ちぃ様
腹式呼吸と、くしゃみや咳をする時には、創に響かない様に遠慮気味にするのと、
枕等で胸を押さえる様にすると少し楽です。
がんになって思います。生きるのってとてもパワーが要ることなんだって!

159 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/07(木) 15:04
はじめまして。私の父が肺がんのステージⅢBで現在、抗がん剤治療をしています。今、三回抗がん剤治療を終えました。先日、父に付き添って病院に行き、先生に抗がん剤は6回までということをはじめて聞きました。もし6回までやりおえたとしたら、そのあとは何も治療もしないでそのままなのでしょうか?6回までということを聞いていなかったので、父がそのあとはどうなるんだと不安になっていたので先生にきくと経過を見ることになりますとおっしゃっていたので何もしないことにはなるとは思うのですが、もしこんな場合もありますよとかご存じの方いらっしゃましたら教えてください。

160 名前: なお 投稿日:2008/02/19(火) 20:28
 67歳の母、腺ガン4期です。
イレッサ耐性を経て、今年に入ってから肝転移も見つかり(脳転移もあります)、1月よりイリノテカンを始めました。
一ヶ月間、標準量の3回投与を終えてのCT画像には多少の原発の増大、肝転移の増大が認められました。CEAは若干の下降傾向にあるのですが、果たしてこの薬が母にとって有効なのかどうかが気がかりです。
様子を見ながらあと数回の投与を予定していますが、抗がん剤はクール数を重ねる事で効果が出て来る事があるのでしょうか。
それとも3~4回投与して効果の見通しが立たない場合は別の薬剤、または白金系と併せるなどが良策なのでしょうか。



161 名前: ちぃ 投稿日:2008/02/20(水) 17:58
先日術前PET検査の結果などを聞いてきました。

原発部分の強い集積の他、左側全体的に筋肉の炎症があるが放射線治療の影響によるものだろうとの事でした。
ただ、以前には無かった右鎖骨リンパ節に強い集積があり転移が疑われる為予定通り手術をするか家族で相談するよう言われました。
1月末に撮ったCTには鎖骨リンパ節の種大は無かったので筋肉の炎症の可能性もあるが転移と考えた方がいいそうです。
転移の場合、病期が現在のⅢAからⅢBになるので一般的には手術適応外になるけれど胸部外科と呼吸器内科の先生達で話し合った結果として、予定通り手術後右鎖骨部分を放射線治療する事を提案されました。
手術すれば詳しく細胞を検査出来るし摘出出来る範囲で原発を取り除いてしまった方がその後他の部分を治療する上でもいい気がしたので予定通り手術をお願いしました。


そこでPETについてお聞きしたい事があります。
左肺はCTでも放射線治療による肺臓炎と思われる白い陰がありました。
放射線治療後、咳をした時等に瞬間的に痛い事が続いています。
最近は胸部に常に痛みがあったり肩や背中のコリの様な痛みがあります。
PETは疑似陽性等もありCTと合わせて判断しないとあまり精度の高いものでも無いと思っているのですが、肩こり程度でも筋肉の炎症の様な集積が見られるのでしょうか?

また、CT画像で肋骨への可能性も聞いており、若干痛みもあったので骨への転移を心配していたのですがPETの結果では問題無さそうでした。

PETで集積が認められなくても手術中にガン細胞の有無を調べて肋骨を切除したりするのでしょうか?
(気分的に骨を切除する事に抵抗があって緊張しています)

一応骨に転移はないと言われたのですが、筋肉の炎症反応があると言う事は胸部の痛みの原因は筋肉痛なのでしょうか?

上手く質問出来ませんがご意見を聞かせて頂ければ幸いです。

162 名前: ワンチビ 投稿日:2008/02/20(水) 22:16
肺がん4期の母を持つワンチビです。お久しぶりです。
タキソテール単剤では効果がなかったということで、薬を変える事になりました。タルセバにはかなりと言うか絶対的に否定的だった主治医が、「タルセバ、タルセバ、と何度も聞くうちに僕も段々と洗脳されてきてしまって、最初は反対だったんですが、色々調べていくうちにタルセバも使ってもいいかなと思うようになりました」と言ってくれたので、タルセバを使用する計画でした。3日後には届きますとのことでしたが、3月中旬に半回神経麻痺の手術を受ける病院から
「この時期に、副作用の心配をしながらまで薬を変えなければいけないほどの腫瘍なら、のどより肺を優先した方がいいんじゃないですか?手術の前後1ヶ月は抗がん剤をストップして欲しいのが、耳鼻科としてのお願いです。手術は半年先でも出来るし、ただ不自由な時間が増えるだけです。タルセバを使って肺が落ち着いてから、のどの手術をなさったら?」との話となり、母の気持ちを聞いたところ
「私はもう長く生きられないと思う。もし、1年や半年しか生きられたとして、その間言いたいこともいえず過ごすのは嫌です。のどの手術を優先したい」ときっぱり言われました。
【命をとるか、質を取るか】という話にもなり、リンパ節に腫れがみられ気管支を圧迫しているので状況としては非常に厳しいと母にとっては、辛い話も延々と続き主治医と家族を交えての話し合いがもたれましたが、母の気持ちは変わらす、主治医の提案でとりあえず、1回だけでも抗がん剤(ナベルミン単剤)をして少しでも腫瘍の増殖を抑えれる可能性にかけようという話に落ち着きました。
主治医も、今後「誤嚥性肺炎を何度も起こすリスクが減るということはメリットやと思います」と言ってくれたので、少し心が落ち着きましたが、娘としてもっと強固に肺の治療を進めるべきだったのだろうか。2ヶ月先にとてつもない後悔をするんじゃないか。と今もずっと悩んでいます。
計画としては、数日のうちにナベルミンをして、3月21日に半回神経麻痺の手術です。術後2週間の入院。退院後、今の病院に戻り、タルセバ。状況により気管に放射線。となっています。
家族として、娘として私はどうすべきでしょうか?
脳転移は、治療後の新たな出現はないようです。肝臓もきれいでした。骨の転移もないようですが、胸膜に転移があり、そのためか背中が痛いといい、オキシコンチンで痛みを抑えています。咳は、リン酸コデイン20mgを1日に3回飲んでいます。

163 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/23(土) 15:05
>>160
普通は3回やって効いてなさそうという現状では、薬を変えるでしょうね。白金系はこれまで使ってないのですか?
通常は、細胞毒の抗がん剤による治療を最初に行う場合、肉体的に特段の問題がなければ、イリノテカン単独
ではなく、白金系との組み合わせで始めるものですが・・・

164 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/23(土) 15:21
>>161
放射線による肺臓炎で痛みが出ることはあまりありません。

肩こりの時にPETに写るような反応が筋肉に起きるのかどうか、良く知りませんが、放射線が当たった範囲内なのであれば、
それによるダメージを修復する反応として炎症が起きてもおかしくはないでしょう。

肋骨への転移が確実なのでしたら、特にリンパ節転移も伴うような状況では、がんが全身化している可能性が極めて高い
ですから、普通は手術自体しません。疑わしい場合には、肺を手術するのと同じ側でしたら、切除して調べるという考えよう
はあります。手術中にがん細胞の有無を調べるのは通常は難しいです。よほど転移でぐずぐずになっていなければ、針を
刺して小さな組織片を取って手術中に調べるというわけには行きません。そもそも、そしてPETで写らないようなら、グズグズ
ということはないでしょう。肋骨を取ってしまっても、顕微鏡で観察できるようにするためには骨のカルシウムを抜かなくては
ならず、それに1ヶ月ほどかかってしまいますから、手術中は無理です。肋骨の怪しいところの途中を切って、切り口を
スライドガラスに擦り付けて、そこの細胞を調べるという手はありますが、イマイチ不確実かと思います。

165 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/23(土) 16:22
>>162
これまでの経緯からは、お母さん自身の見通し、気持ちは十分妥当なものですし、主治医の「誤嚥性肺炎を何度も起こす
リスクが減る」という指摘も重要だと思います。そして、手術を受けても、タルセバの治療まで1ヶ月強しかないわけでしょう?
手術優先で問題ないと思います。

ついでながら、>>60>>62あたりで問題になっていた
>いまの医療はいったい誰のためにあるのでしょう。
>患者の気持ちは常に後回しですよね。病院の体面や主治医の立場。
について。

未承認薬について神経質になっているのは、イレッサの間質性肺炎問題が明らかに大きなきっかけになっています。
2002年の暮れ、新聞はこういう報道を垂れ流していました(リンクは切れていると思います)。
>肺がん治療薬「慎重に」被害者の父、会見で訴え
>http://www.yomiuri.co.jp/00/20021205i303.htm
>(読売新聞) (12月5日12:38)
「被害者」!!! 因果関係も明らかでなかったのに。少なくとも報道では、今でも因果関係は明らかではありません。しかも、
イレッサを使う提案は患者さん自らしたそうですし、肺癌に対してある程度は効果があったと言うのに、こうなったわけです。
いま、裁判が進行中ですね。

こういう現実を見た医者側が未承認薬をホイホイ受けようなんて思うでしょうか? ありえないでしょう?

>もう、後がない症状だからこそ、未承認でも、危険を覚悟で使いたいという患者の思い、これこそが、医療の現場で最優先
>されなければならないと思います。

その通りだとは思います。でも、優先した挙句に提訴されるなんてことは避けたい、と今の日本の医者が思うことが責め
られるようなことですか? 危険を覚悟で使った未承認薬が役に立たないとか、かえって命を縮めることにつながることも
ありえるということも、良くお考えになったほうがよいと思います。

166 名前: なお 投稿日:2008/02/24(日) 19:32
>肺がん外科医さま
ご意見を頂きありがとうございます。
3回目で効いている気配が無ければ薬を変える、という事ですね。主治医はどのような理由で同じ薬を続けるのか、聞いてみたいと思います。
白金系は告知当初の2年前にパラプラチン+ドセタキセルを数回行っています。(効果はあまりありませんでした)
TS-1とシスプラチン、またはイリノテカンとシスプラチンを主治医には提案したのですが、シスプラチンの投与には24時間要するとの事、入院が必要という事で選択肢から外されました。PSが安定しているとは言え、イリノテカンで既に骨髄抑制が出ているのでシスプラチンの副作用は心配です....。

167 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/24(日) 21:44
>>166
プラチナ系+第3世代(ドセタキセルもその一つです)はもうなさっていたのですね。その
場合、特に日本人、女性、腺癌では、まずイレッサ、ダメなら以前に使った以外の第3
世代というのが常道です。このようにやっていくことが、もっともデータが整備されていて、
当てにできる方法で、お母さんはまさにその方法によっています。

さて、イリノテカンを3回でやめなくてはいけないというわけではありません。病巣が増大
しているにしても、多少なりとも育ちを抑えてくれているようだと判断されれば、4回目に
踏み切ることもあるでしょう。また、このようにやってきたときに、では次に当てにできる
方法があるかというと、データがあまりないので手探りにならざるを得ません。「TS-1と
シスプラチン、またはイリノテカンとシスプラチン」という選択肢が外されたのは、投与
方法もさることながら、プラチナ系を含む二剤併用の副作用が心配であること、それで
いて、それらの方法が良いと言えるデータがまだあまりない、という事情が絡んでいる
のでしょう。

168 名前: なお 投稿日:2008/02/24(日) 23:29
>肺がん外科医さま

>多少なりとも育ちを抑えてくれているようだと判断されれば、4回目に踏み切ることもあるでしょう。
現状確認出来ている効果はCEAの下降傾向、というだけではありますが、今後の検査で原発、また肝転移の動きを観察していきたいと思います。
>プラチナ系を含む二剤併用の副作用が心配であること
投与量にもよると思いますがシスプラチンの副作用というのは必発と考えて良いのでしょうか。だとしたら現状体力を奪う治療は避けたい気持ちがあります。

イレッサが著効しましたので再度のイレッサ、もしくはタルセバまでの繋ぎ的な治療として考えると多少の増悪には目をつむり、体力を温存出来る治療を選択していきたいと思っております。
治療の選択には迷いますが、次回のイリノテカンの投与に踏み切る気持ちが決まりました。
貴重なご意見をいつもありがとうございます。


169 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/02/25(月) 16:10
肺がん外科医さま
いつもありがとうございます。家族で話し合い、母の希望どおり、手術優先でいくことになりました。
父は、「お前の気持ちがわからへん。命か声かと聞かれて、こいつは声をとりよる。俺にはお前の気持ちがわからへん。」と泣きながら言っていたのが、今思い出してもせつなく、涙がこぼれてしまいます。
今、父と母は急遽2泊3日の旅行に出かけていて明日の昼に直接入院する予定です。体調に問題なく気持ちにも変化がなければ、あさっての朝、外来の始まる前にナベルミンを投与することになりました。
主治医は、「2週間後の検査で気管の圧迫がひどくなっていれば、声帯の手術はあきらめてください。でも、できるだけ万全の状態で手術に望んでもらえるようにしたいと思っています。何かあればすぐ来てください。手術先の病院に入院中に呼吸が苦しいとか、ゼーぜー言うときはすぐドクターに伝えてください。万一、放射線の照射が必要なときは、うちの病院に戻ってきてください。術後のケアはこちらでします。特に問題なければ、あちらの病院も普通に退院してもらって、うちにすぐ入院してタルセバの予定です。」と言って下さいました。
私は今は、母の気持ちを理解できています。声がほとんどでなくなってから母の口数も笑顔もめっきり少なくなりました。母の笑顔が見たい!

そしてイレッサの間質性肺炎での死亡者の記事は、今も記憶に新しいです。私は決して忘れることができないです。あの時私は自分にも責任の一端があるかもしれないと思いました。今もその気持ちは変わっていません。
しかしながら、イレッサ報道でのセンセーショナルな記事の書き方は、これからの患者の未来を奪うと思います。
母に未承認であったイレッサを使うときに、どれだけの無理を主治医にお願いし、どれだけの主治医の時間を母のために割いてもらったかも生涯忘れることがないです。未承認薬は安易に処方されるべきでない。しかし、未承認薬に頼らなければならない抗がん剤治療の現実。思いはあふれますが、上手く言葉になりません。これまでに。


170 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/25(月) 21:25
>>168
シスプラチンの副作用が必発ということはありません。個人差がとても大きくて、ケロリと
している方もいらっしゃれば、まいってしまう方もおいでです。カルボプラチンとは
プラチナ系ということで同系で、カルボプラチンよりも副作用が強く出がちなので、
カルボプラチンを使ったときに副作用がきつかったのでしたら、ためらわれますね。

現在の効き具合ではイリノテカンを4回を超えて使うことはあまり得策とは思えません
ので、4回のあとに再度イレッサで挑もうというのは妥当な線でしょうね。

171 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/25(月) 21:46
>>169
もともと「命か声か」と詰め寄られているのではなく、声も命もなんとかなるかもしれない、
ということでがんばってみるか、という状況なのだと考えられてはいかがでしょう。もちろん
生き物の未来は不確実なので、まずい事態が起きてしまうかもしれないのですが、その
あたり主治医は周到に気を配ってくださっています。ここはひとつ、お母さんの笑顔の
ためにも、ご家族揃って支えて差し上げるときでしょう。

未承認薬に期待をかけざるを得ない患者さんの気持ちを多くの医者は理解していると
思います。しかし、データが乏しい未承認薬を使うことについての怖れ、その治療が
うまく行かなかったときに問われかねない責任、責任を問われたときに通常の診療や
生活に大きな支障が出かねないこと、などを考えたときに、おいそれと手を出せない
医療者の気持ちもご理解いただければと思います。

172 名前: なお 投稿日:2008/02/26(火) 14:28
↓スレッドを間違えて書き込んでしまい再投稿です。すみません。
>肺がん外科医さま
ご意見をありがとうございます。カルボプラチン+ドセタキセルの時は3回目くらいから骨髄抑制が出まして何度か休薬しました。体感的には倦怠感と吐き気、寝込む程では無かったと思います。副作用の度合いを観察する意味でシスプラチンを減薬して使うのはどうでしょうか。
実は休薬9ヶ月で昨年12月から一ヶ月間、二回目のイレッサを服用しています。効き目が無く肝臓転移が発覚しましたので現在の治療に変えたという経緯です。休薬期間が短かったのかも知れない、と捉えて3度目のイレッサもまだ視野にあります。
>現在の効き具合ではイリノテカンを4回を超えて使うことはあまり得策とは思えません
そうですね....次回の薬剤として白金を避けるならばTS-1、アムルビシン、ピノレルビンなどを考えています。ご多忙な中、このような場所で貴重なご意見を頂ける事、感謝しております。

>ワンチビさん
ご無沙汰しております。お母様、ご心配ですね。お父様の言葉が胸に刺さります。家族の気持ちとしてはとにかく生きていて欲しい、と願うのは当然だと思います。でも話がしたい、と思うお母様の意志を第一に置いた決断をされたのですね。ナベルビンが肺に奏効しますように祈っております。母もナベルビン単剤を投与した経緯があります。しばらくは安定していたので可能性はありますよ!
主治医も真摯に取り組んで下さる良い方なのですね。それだけで随分心が楽になるものだと思います。
どうかお母様が笑顔を取り戻して下さいますように!
イレッサの一件、母もイレッサで命を救われておりますので私も思いは複雑です。

173 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/02/26(火) 14:36
肺がん外科医さま

>もともと「命か声か」と詰め寄られているのではなく、声も命もなんとかなるかもしれない、
>ということでがんばってみるか、という状況なのだと考えられてはいかがでしょう。

お言葉母に伝えます。きっと喜ぶことでしょう。

患者や家族というのは、ついつい医者にも家庭があり、生活があるということを忘れてしまいがちです。そして、自分以外にもたくさんの患者を先生は抱えているということも。
イレッサの時にお世話になった先生は、2歳になるお子さんがいらして、「子供がかわいいけど、あんまり家に帰れないから、よそのおっちゃんと思われてる」と苦笑しながらおっしゃっていました。今、うちの子供ももうすぐ2歳になりますが、本当にかわいい盛りで、このかわいい時間をほとんど見ることが出来なかった先生は、どれほどの時間を患者のために割いておられたのだろう・・と胸が痛くなります。
あげくご自身も体調を崩されて、長い間病院でお姿を拝見することはありませんでした。久しぶりに詰め所でチラっとお姿を拝見したとき、別人かと思うほどのお痩せになられた姿に驚きました。でも、お仕事を再開なさるほどお元気になられたのだとうれしく思いました。
そして、新しく主治医になってくださった先生もお若いながら良い方で安心しています。
また、ネットでは肺がん外科医さまのように、真摯にコメントを下さるお方に出会えて、本当に母は運がいい。
きっと、のどの手術も上手くいき、タルセバも効果があることと思います。

174 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/02/26(火) 15:15
>なおさん
お久しぶりです。ナベルビンで病勢の安定を得られていたお話し、とても心強く感じました。ありがとうございました。
母が、そろそろ旅行先から病院に入院のため向かっています。私も病院に母の顔を見に行こうと思っています。父の話では、ちょっと疲れが出ているようで、体がだるそうだとの話しでした。とても寒かったので風邪でもひいたんでしょうか。
とりあえず、行って来ます。


175 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/02/27(水) 00:42
>>172
シスプラチンを減量して探りながら進めていくという線はありでしょう。ただ、どの程度減量
すれば大丈夫そうか、というのはあくまでも推定ですので、やや不安な道ではありますね。

176 名前: なお 投稿日:2008/02/28(木) 15:20
>肺がん外科医さま
ありがとうございます。
昨日主治医と話してみました。シスの副作用を懸念し、白金ならば今まで一度使っているけれどカルボプラチンに変えて、というのは可能だという事でした。
減量に関しては効果が無ければ意味も無いし、かと言って標準量を試して副作用で体力が奪われるのも避けたい、という所でいつも悩みます....




177 名前: 肺がんⅢa 投稿日:2008/02/29(金) 20:16
肺がんのステージⅢかⅣで、3年以上生存しておられる方、ご本人
の書き込みで治療方法、生活の仕方を教えていただきたいです。治
療を続けながらでないと長期間の生存は難しいのでしょうか。

178 名前: ちぃ 投稿日:2008/03/01(土) 17:16
皆さま、お久しぶりです。
術後4日目となりました。

予定通り、左肺上葉切除+縦隔リンパ節郭清術という事で肋骨は切除しなくてすみました。
放射線を当てた部分の癒着があり時間がかかったそうですが、3時間半の予定が4時間程で終了したようです。
手術前に硬膜外カテーテルから痛み止めの麻酔を持続注入すると聞いていたのですが背中に上手く管が入らなくて別の方法(点滴)となりました。
大抵の患者さんが術後6日目頃背中の管を抜く為、痛み止めの点滴もそれくらいするのかと思っていたら術後2日目には終了し飲み薬のみとなりました。
詳しい説明は受けていませんが、点滴に使用した薬がモルヒネの100倍くらい強い薬で病棟管理の難しい薬だと麻酔科の先生がおっしゃっていました。
痛みが軽くなってきたのに必要以上に使用すると吐き気など別の症状が出てしまうらしいので終了したみたいですが、他の患者さん(背中にカテーテルを入れたまま)が全く痛みも無いと言って居たので痛みをとる点滴か何かを続けてくれれば楽なのにと思ってしまいます。
飲み薬はリン酸コデインとロキソニンで術前から痛み止めとして飲んでいた為、手術の痛みに効くのか不安でしたがなんとか我慢できる範囲の痛みなので歩いたり階段の上り下りをしてみたりと動いています。

手術についての詳しい話などは後日あるようなのでまだ聞いてませんが、今回の手術で取れる範囲は取ったものの、術前のPETで反応の少なくなっていた縦隔リンパ節等にもガン細胞が残っていたそうで、これから細胞を調べてみなければわからないが取り残した可能性もあるとの事でした。
(右鎖骨リンパ節の集積は別として)

今後抗がん剤や右鎖骨リンパ節に対しての放射線治療等を呼吸器内科の方で検討する事になりそうです。

179 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/03/01(土) 21:37
ちぃ様
術後の回復が順調の様ですね。
私の術後4日目は、とても痛みが強く、乳び胸のため10日間の絶食が始まり酷い状況でした。
頑張って下さい!

180 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/01(土) 22:18
>>178
手術が無事に済んでよかったですね。

痛みは我慢しないようにしましょう。きつい方にはモルヒネを使うこともありますし、不整脈、
てんかん、うつ病に対する薬を補助として使うと良く効く方もいらっしゃいます。入院中に
いろいろ試してもらって、自分に合う組み合わせを見つけることが大切です。

それと、傷むあたりを温めることがそろそろ役に立つはずですから、あんかや貼るカイロを
うまく使うと良いですよ。


181 名前: なな 投稿日:2008/03/03(月) 09:59
ちぃさん はじめまして。
術後の痛みしばらく大変ですががんばってください。
私の場合は、ロキソニンなどまったく効きませんでした。
(去年の夏に手術をしました。)
オキシコンチンとオキノームを処方していただいて
飲むようになってから痛みが和らぐようになりました。
少しづつですが痛みは取れていきます。がんばりましょう。
わたしもまだまだ不安や辛い事沢山ありますががんばります・・・

182 名前: ちぃ 投稿日:2008/03/03(月) 18:43
皆さまこんばんは。

□ 大まぬけ3号様
術前に乳び胸の説明もありました。
10日間の絶食は大変そうですね。
幸いにも私は今の所順調で予定通りの退院となりそうです。

□ 肺がん外科医様
リン酸コデイン、ロキソニンの他に今まで頓服として飲んでいたオキノームも再開しました。
飲み薬はほぼ術前に戻った感じですが、数日前の様な強い痛みはあまりなく落ち着いています。
蒸しタオルを肩や背中にあてたり、クッションを抱えたりすると楽な様です。
家に戻ったら貼るカイロを試してみようと思います。

□ なな様
オキノームは手術前から胸痛時の頓服として処方していただいていたのですが術後一時ストップとなっていました。
15分程で効いてくれるので痛い時に助かりますよね。
今は傷そのものが痛い時や熱を持っていそうな時はロキソニン、術前からの痛みの様な時はオキノーム(どちらか飲んで効かなかったら時間を空けて別の方)と使い分けています。
私も不安な事等この掲示板で随分助けて頂いています。
お互い頑張りましょう。



おかげさまで明日レントゲンを撮って問題なければ予定通り明後日退院となります。
明日の夜、退院前の説明があるそうです。
そこで、手術の事等何か先生に聞いておいた方がいいポイントがありましたらアドバイス願います。


183 名前: 泣き虫 投稿日:2008/03/03(月) 23:21
 初めて投稿します。
 母は71歳、11月に咳が止まらず、近くの病院から、大学病院を紹介され、検査の
結果、年末に診断が確定しました。肺腺ガンステージⅣ(余命2~4ヶ月)との
ことです。
 PETの結果を見たのですが、もう笑っちゃうくらい全身に転移してました。
大きいのはお腹の皮膚、脊椎、左膝の下の骨、舌、肝臓などです。
 治療はシスプラチンは体力的に無理なので、ジェムザールを1クール、結果
は思わしくなく、イレッサをはじめてそろそろ半月になります。
 入院が長くなり、かわいそうなので在宅でも…と思うのですが、骨がかなり
弱っており、在宅は厳しそうです。
 それならホスピスは…と思って調べ始めたのですが、ホスピスはどこも、
積極的治療はしないのが前提なので、イレッサも使えなくなるとのことです。
 理屈では、緩和治療を中心に穏やかに過ごさせてあげたいと思う一方、
イレッサは体の苦しさも無く、ひょっとしたらイレッサで進行が抑えられて
少しでも長く生きられるのではないかと期待してもいます。
 役所のケースワーカーさんの話では、症状緩和が目的と位置づけられれば、
ホスピスでもイレッサを使えないことはないとのこと。神奈川県、東京の南部
くらいで、イレッサの使えるホスピスはありませんでしょうか。多少の自己
負担は覚悟しています。


184 名前: YEBISU 投稿日:2008/03/04(火) 00:46
初めて書き込みさせて頂きます。
母が肺がんステージ3bで、10月からイレッサを服用しております。
肝臓に持病があり数値が上がってしまう為、
2週間飲んで、肝臓の数値を戻すのに2週間休んで・・・
というサイクルで今までやってまいりました。

が、今回2週間飲んでも数値が戻らず、
一度イレッサは中止しようという運びになりました。

イレッサは効果が出ていて、「とりあえず体に合ってるみたいで
良かったねー」なんて言っていたので、本人もショックなようです。


その話を主治医としている時に母が息切れが辛いと訴えたところ、
主治医に「モルヒネ使いますか?」と聞かれたそうです。
そんなに嫌な言い方ではなかったようですが、
やはりモルヒネは最後の最後に使うものというイメージがある為、
母も「もうどうしようもないんですよ。いつ死んでもおかしくないんです。
苦痛を取り去る以外になす術はないんですよ。」
と遠まわしに言われた感じになったという事です。

私にはその医師が、とてもデリカシーの無い人に思えてしまいました。

まだまだ元気な(だと自分では思っている)方に
「モルヒネ使う?」なんて聞くのでしょうか?
勉強不足で、モルヒネの悪いイメージにとらわれてしまってるのが
悪いのでしょうが、70歳になる母の頭の中のイメージは
そう簡単にはぬぐえません。

トピずれで申し訳ありません。
不快に思われた方、申し訳ありません。

モルヒネというのはそんなに簡単に使うものなのでしょうか?


 


185 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/04(火) 09:36
>184

>モルヒネは末期だけに使う薬じゃないよ。
モルヒネは癌のような命にかかわる病気の痛みを取るだけでもないし。
読んでるといい先生じゃない!!
患者側の無知からくる偏見で、先生をそこまで言うなんてヒドイと思う。
お母さんのためにもここで質問するだけじゃなく、
あなたがもう少し自分で薬に関して(勿論病気に関しても)
勉強して医師の説明のフォローをしなくてどうするの??
ネットで調べればモルヒネの知識なんかすぐ得られる。
それすらしないで変な人の話し鵜呑みにして健食飲ませるだけって、
子供としてだらしなさすぎるよ。

186 名前: ちぃ 投稿日:2008/03/04(火) 11:13
□ YEBISU様

私はまだモルヒネ自体は使用していませんが弱いモルヒネ系の薬は処方されています。
処方された際、薬剤師からも説明がありましたが医師や薬剤師さんが管理して適切な量を利用していれば副作用や薬物依存など怖い薬ではないと思いますよ。
モルヒネっていう名称があまりに有名なのでお母様が気落ちしてしまう気持ちもわかりますが書き込みを読んでいる限り、がんに対する痛みや苦痛をとろうとする医師の提案はデリカシーが無いというものでは無い気がします。
(専門家ではないのでその処方が正しいかとかはわかりませんが・・・)

ネットで『モルヒネ がん』と検索するだけでも色々な情報を得る事が出来るはずです。
もし、お母様に説明し辛いのでしたら『がんの痛みをとる ~モルヒネの誤解をとく~』(この本は先程携帯でざっと検索をかけたらヒットしたものなので私は読んだ事はありませんので内容は詳しいわかりませんが・・・)というモルヒネについての事例をあげたりして不安を解消するのに役立ちそうな本等もある様ですのでご参考にされてはいかがでしょう。

187 名前: YEBISU 投稿日:2008/03/05(水) 23:08
ちぃ様

お返事ありがとうございます。

モルヒネって考えてるほど怖い薬ではないんですね。
きちんと薬への説明があったようですが、
母に関してはなんの説明も無かったようです。

私の話になりますが、娘に肌のトラブルがあった時に、
ステロイドと聞いて表情が曇った私に、
先生はすぐ正しく使えば怖い薬ではない事、副作用や常用性もない事を
説明してくださいました。
反対に「だまって塗ってれば良いんだよ。」という医師もいるようです。
癌と肌では違う話かもしれませんが、一般に怖いとされている薬に対して
きちんと説明をするかどうかはとても大切な事ではないかと思うのです。

医師は一般でどんなイメージを持たれているかは知らない、
又は関係ないのかな?とも思ってしまいます。

自分の中ではまだまだモルヒネについて調べる段階ではなく、
治す、または共存してなんとか平穏な日常を過ごせる為の物を
調べてきましたが、モルヒネについても少し調べてみたいと思います。


温かいお言葉、そしてアドバイスありがとうございまいた。


188 名前: YEBISU 投稿日:2008/03/05(水) 23:22
>185

わざわざ書き込みありがとうございます。
他でもカリカリしたご返答をお見かけしますが、
顔が見えないネット上だからこそ、
もう少し相手を納得させられるような書き込みの仕方は出来ないものでしょうか?

おっしゃりたい事はわかりますが、
物の言い方によって、相手の意識というものは
全く変わります。

他のトピでもとことん攻撃的な事を言っていたり、
少し相手の人間の気持ちも含めた上での投稿をなさったらいかがでしょうか。

正しい人間ばかりではありませんし、
間違った事をする時もあります。

悪気の無い人間をとことん責めている185様の書き込みを見ていると、
正直「どうしてそこまで・・・。」と思います。

今回(私にもきたか。)という気持ちです。

筆は剣より強いと言いますが、
正しいことを言っている自信があるなら尚更、
相手の心に受け入れられる書き込みをされたらいかがでしょうか?

189 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/05(水) 23:36
YEBISUさん
それは185氏に対して失礼でしょう。


190 名前: ロキ 投稿日:2008/03/06(木) 00:38
おひさしぶりです。
ロキです。

母も肺がん3B期胸水貯留の発見から6年目となりました。
現在は、タルセバ、イレッサ、スーテント、ソラフィニブなどの
分子標的薬でローテーションをしてます。
他にも色々しているので、何が効いているのかわかりませんが、
今も、なんとか元気にしています。

一進一退はありますが、今年も治験などに積極的に参加する予定です。





191 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/06(木) 09:52
>>187
なぜ 
ステロイド=怖い
モルヒネ=怖い  
というイメージが一般的なのか理解に苦しみますが・・・

少なくともステロイドは緊急の場合の救命効果は高いですし、
ステロイドを使わないと命を脅かされる人々は多いです。。

癌治療にも様々な場面で使われている一般的な薬ですが?

192 名前: ちぃ 投稿日:2008/03/06(木) 11:00
ステロイド=怖い
が一般的かどうかっていうのは何とも言えませんが、かなり昔(?)アレルギー性皮膚炎等に副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を使用し副作用で皮膚が薄くなったり長期間使用すると危険がある様な事がマスコミで取り上げられていたと思います。
(詳しくはわかりませんが・・・)
なので何となく『危険な薬』という印象を持っている方も結構いるのではないでしょうか。
どんな薬でも何かしらの副作用や多少の危険性はあるでしょうし『お医者さんが処方したから100%安全・正しい』と言い切れるものでも無いとは思いますが、『正しい知識で使用する』には医師の指導の元というのは重要ですし自分のあやふやな知識やイメージに捕らわれて必要な薬を怖がったり、納得しないで使用するのは逆に体に良くない気がします。
がんで使用する薬は『強い薬』『名前だけは知っている』というイメージだけが浸透している物もあるでしょう。
でも一般的には使った事無い人達のイメージですよね。
自分や家族がいざ使うかもしれないとなった時は医師に説明して貰うのが一番だと思います。
そして不安な事を解消する為にも多少は自分で調べて基本的な事を知り、医師の説明を理解したり質問する時の材料にする事が必要かと思います。


長々と話がそれてしまいすみません。
YEBISUさんのお母様に納得出来る方法がみつかるといいですね。

193 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/06(木) 16:13
医師に対して1から10まで全て求めるのは理不尽でしょう。YEBISUさん。
モルヒネについても「ではどのような薬」なのかを老齢のお母上に代わり
調べるなり医師に説明をお願いするなりするのが貴方の役目なのでは?
医師への理不尽な非難や過剰な要望、185氏の物言いへの非難・・・
言い訳や非難ばかりが先に目に付きますよ。
他人に感謝と自分の勉強。治療を含め大切ですよ。

194 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/03/06(木) 22:26
肺がんの手術は、大きな手術です。
患者にとっては、少しでも痛みが和らぐと、気が楽になります。
同じステージ、同じ症状、同じ治療でも、人によって痛みの度合いが違います。
医師を信頼し、難局を乗り越える自己の気力が重要です。
待ちの姿勢や受け身の姿勢ではいけませんね。

195 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/09(日) 15:36
ロキさん、お久しぶりです。お母さまお元気そうで何よりです。
うちの母は、背部痛が出てきましたが、元気にしています。痛み止めに対して誤解があるようで、上手くコントロールできていません。
飲み始めや量を増やしたときに出る吐き気を「胃が荒れた」と薬を飲まなかったり、かとするとオキノーム散を、立て続けに何袋も飲んで吐きまくってたり・・
説明しても、自分で勝手にしてしまうのでちょっと困りものです。
ロキさんも、また近況報告してくださいね。


196 名前: けんけん 投稿日:2008/03/11(火) 20:26
初めて書き込みさせていただきます。入院先のインターネットコーナーから書き込んでいます。
ベバシズマブ治験の参加について、ご意見お聞かせいただきたく、よろしくお願いいたします。
スレ違い、板違いでしたら、お手数ですが誘導お願いいたします。

早速ですが、本日、肺がんの確定診断を受けました。43歳、男です。
主治医によると、腺がんでステージIVです。
治療計画としてカルボプラチンとパクリタキセルの2剤による化学療法を提示されています。
そして、カルボプラチンとパクリタキセルとベバシズマブの3剤による化学療法の治験に参加するかどうか問われています。
主治医の説明やこちらから問い合わせて分かったことは下記の通り。
・これまでの治験によりベバシズマブを投与すべきではないと分かってきた条件には、私は当てはまらない。
・抗がん剤の効き目は患者によって大きく変わるので一概には言えないが、3剤による治療の方が効果は上がるだろう。
・使用する薬剤が増えるので3剤による治療の方が副作用はきつくなるだろう。
・治験に参加しても、ベバシズマブが投与されないグループに割り振られる可能性がある。

もしベバシズマブ投与(対照群に割り振られる可能性もあるわけですが)で多少なりとも延命効果が期待できるなら治験に参加してみたいのですが、この先仮に二次/三次治療が必要になった場合(たぶん、そうなるのでしょう)、初回治療でベバシズマブを投与されたことにより、使用できる抗がん剤やその組み合わせに制約が出て思うような治療が受けられない、といったことは無いのでしょうか? このことが気になっています。
なにとぞ、ご意見お聞かせください。

最後に、病状についてわかる範囲でお知らせします。
[肺がん]
・右肺の中葉の気管支の末端にがん腫瘍がある。これが主病巣と思われる。
・右肺には胸水が溜まっている。検査の過程で、胸水からがん細胞が発見されている。
・胸膜播種している。
[転移]
・PET-CTによると、腹部のリンパ節に小さな転移がある。今のところ、それ以外には転移は見つかっていない。
・頭部MRIによると、脳には転移がみつからなかった。

197 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/12(水) 21:52
>>196
初回治療でベバシズマブを投与されたからといって、二次/三次治療で使用できる抗がん剤や
その組み合わせに制約が出るということは普通はありません。ベバシズマブを使っても使わなく
ても、カルボプラチン+パクリタキセルの組み合わせの後ということで、二次治療としてはドセタキ
セルを勧められることが一般的ではありましょうが。また、治験のプロトコルによっては二次治療
の選択肢に縛りがかけられている可能性もあります。


198 名前: けんけん 投稿日:2008/03/13(木) 14:29
>>197 肺がん外科医様

196のけんけんです。レス、ありがとうございました。
最後の迷いが吹っ切れました。治験参加に応じてみます。
ありがとうございます。

どうかベバシズマブ投与群に割り振られるますように!

199 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/15(土) 17:08
数日後に半回神経麻痺の手術を受け、母の声を取り戻す予定でしたが、3日前に実家に帰ったら、嘔吐とかなりの痛みで母が苦しんでいて、「とても手術を受けられない」と本人が言うので、主治医に急遽面談し、手術はあきらめタルセバの治療を受けることになりました。
タルセバの投与により、耳鼻科は「もし、病状や副作用がコントロールできていたとしても内服中は手術はしない」との話で、断念せざるを得なくなりました。
とにかく、今は母の痛みをとってあげることが先決で、オキシコンチンでは何度も何度も嘔吐するし、主治医にデュロテップパッチをお願いし、昨夕から貼り出しましたが、案の定、移行にともなう痛みが出現し、大変な状況です。
その上、こちらの希望で撮影した、昨日のMRIでまた脳転移が見つかり、主治医のPCで確認しただけでも、3~4センチ程度のものが4個はありました。放射線科の精鋭な画像で診断すれば、もっと小さなものが見つかりそうです。
正確な診断は後日に持ち越しとなりましたが、母の笑顔は一層なくなり、痛みに耐えている苦しそうな顔だけです。
デュロテップにボルタレンを追加していましたが、少々吐いてもオピオイドを使わないと、痛みのコントロールはできそうにありません。しかし、吐き気止めにもらったノバミン効きませんね。今日はナウゼリンに変えてもらいましたが、どっちもどっちかもしれません。
肺がん外科医様に、言っていただいた「命も声も両方手に入れる」の言葉、命も声もタルセバにかけるしかないようです。



200 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/16(日) 15:15
>>198
決断ができて良かったとも言えるのですが、ベバシズマブが良いとは限らないことも覚悟
なさっておく必要があります。

提示されているような治験が行われるのは、+ベバシズマブがよりすぐれた治療法である
ことが期待できるからですが、本当にそうであるか否かが分っていないから試してみて
いるのです。何年か経って成績が比べられるようになると、実はベバシズマブを加えた
方が成績不良であったということもありえます。

また、ベバシズマブの歴史はまだまだ浅いですから、知見も含めて多くの方が使って
いくと、思いもかけぬ副作用があることが分る可能性もある点も覚悟が必要でしょう。

201 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/16(日) 15:25
>199
オピオイドとの相性がよくないようで困りましたね。いまはご自宅なのかと思いますが、
できれば入院なさって、いろいろな手立てを試してもらうのが良いのじゃないかと思い
ます。

まずはモルヒネの持続皮下注射をベースにオピオイドの必要量を検討するとともに、
さまざまな制吐剤を試みて、オピオイドのローテーションと併せ、折り合いのつく所を
探っていかれるのが良いでしょう。

202 名前: けんけん 投稿日:2008/03/17(月) 10:27
>>200 肺がん外科医様

196、198のけんけんです。再びコメントいただき、大変ありがとうございます。

その後、治験に応募したのですが、適性をチェックするための血液検査で不適格と判定され、結局治験には参加できませんでした。

グーグルで調べると、アメリカでは、数年前に、私が参加しようとしたのと同じような臨床試験が行われ、生存期間の中央値の比較で+ベバシズマブの方が2ヶ月長かったという記事を見つけていたので、期待をしていたのですが・・・・

今は、”思いもかけぬ副作用”に遭う可能性が少なくなった分安心して治療を受けられるのだ、と思うことにしています。
それに、アメリカ人と日本人では薬剤の効きや副作用の出方が異なるかも知れませんし。

203 名前: めばる 投稿日:2008/03/17(月) 13:51
ご無沙汰しております久しぶりに書き込みさせて頂きます。父の事なのですが
2006年5月に扁平上皮癌3B期(左肺下葉が原発巣で縦隔リンパ、両鎖骨リンパへの
転移がありさらに左胸膜にも小さな散らばりがあります。)と診断されました。
手術、放射線適用外で同年8月から抗癌剤(カルボプラチンとパクリタキセル二剤投与)治療
をいたしました。4クール実施後、ファーストラインでの治療は奏功しました。その後、
翌年2月よりマーカー上昇しTS-1単剤で2007年11月まではマーカー上昇もなく進行を
抑えることが出来ました。その後マーカー上昇があり、今年に入りサードラインの治療
でタルセバを1月より使用しましたが、父の場合は残念な事に効果がなく2月治療
は中止しました。それと同時に脳への転移もあり2月下旬にガンマナイフを実施、間
も無く左胸膜にありる病巣の癌の影響か反回神経麻痺を起こし声が出なくなっ
ております。現在左半面の顔面にもその影響らしきものがあり、顔面麻痺の
様になっております。その頃から痛みも発生する様になり在宅ホスピスへ依頼を
してオキシコンチンとオキノームで痛みをコントロールしています。一方治療の可能性も捨てたく
ないとの思いもあり、可能性があれば次の抗癌剤で少しでも癌を抑えたい気持ち
もありジェムザール単剤を考えております。主治医はドセタキセルの単剤を考えている
様なのですが、痺れがあり歩くのもままならない状態にはリスクが高いと思い
家族としてはジェムザールに最後の望みをかけたいと思っておりますが、先ほど
申し上げた状態の父に副作用が比較的穏やかと思われるジェムザールの投与で
あってもリスクは高いのでしょうか?今年に入り急激に変化した父の状態でタルセバ
に希望を持っていた本人は勿論ですが家族も驚き諦めの気持ちも出てきており
ました。ただ最近は残される治療があり行なえるのであれば治療の道も選択
したいと少しずつ考えております。アドバイスを宜しくお願いいたします。


204 名前: ロキ 投稿日:2008/03/18(火) 00:39
ワンチビさん、お久しぶりです。
私の母もタルセバを飲んでいましたが、
比較的早い段階で効果が出始めました。
飲んで3日後あたりから、呼吸も楽になり、
イレッサを始めて飲んだ頃と同じように効果を実感していました。
痛みがあるということで、お母様もお辛いと思いますが、
タルセバが劇的に効くことを願っています。
タルセバはセレブレックスと併用することで
効果が増強されるといわれています。

205 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/18(火) 15:49
肺がん外科医さま
ご助言に従い、主治医に入院を希望し、本日空いたベットに入れてもらえることになりました。
デュロテップ2.5では、痛みはコントロールできず、もう一枚2.5を貼ったところ、12時間経過したころに本人が息苦しいと言ったので、1枚はがしました。
オキシコンチンもオキノームも飲んでなくても嘔吐がすごく、何も食べてなくても、空えずき状態です。
トイレに行く以外ずっと寝たままで、トイレに行くために動けば、「痛い!!!」と倒れこむ状態です。
今晩主治医と面談予定ですが、電話では「タルセバのこともあるし・・」とおっしゃっていましたが、こんな状態で経口薬のタルセバとなるのだろうか・・と思っています。
一方で、ホスピスなどの話の可能性もあるな・・と勝手に想像していますが、半回神経の手術のキャンセルを余儀なくされ、新たなる野転移の出現、その上激痛はあるは嘔吐ばかりだわで、かなり苦しく、「もう終わりや死ぬんや」ばかり言っている状態の母に、ホスピスの話は、「手の施しようがない」と取られないかと思っています。
今は、プリンペランの点滴をしてもらい、1時間は吐かずにすごせました。
いったん、自宅に戻り息子を保育園に迎えに行き、食事をさせてから主治医に会うためにまた病院に戻ります。

206 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/18(火) 22:27
父とともに主治医に面談してきました。母は、痛みと吐き気で、とても動けないということで、母抜きで話を聞いてきました。
ひどい吐き気は、「がん性髄膜炎」の可能性が考えられるとのことで、病院に戻ったら、もうすでにグリセオールとステロイドの点滴を始めてもらっていました。
明日、髄液の検査をして、検査結果が出るのを待たずにタルセバを投与するとのことでした。
ロキさんのお母様のように数日で効果を実感できるといいのですが。
明日は子供を保育園に預けて、朝から病院に行ってきます。
「デュロテップ何で1枚はがしたん!?」と先生にしかられました。「過剰投与かもしれない!?」とびっくりしたんです。


207 名前: ちぃ 投稿日:2008/03/19(水) 04:56
先日手術の結果を聞いてきました。
原発と縦隔リンパ節にがん細胞が認められたが胸膜への浸潤はなく、その他リンパ節にがん細胞は認められなかった為予想通り病期はⅢa。
手術でとれる範囲は全てとっており術前に抗がん剤も行っているので現時点で見えるがんは残っていないとのことでした。
ただ術前PETで右側鎖骨リンパ付近に集積があった為4月にCTを撮りその後は3ヶ月とか6ヶ月位の間隔でCTを撮り経過観察になるそうです。

術後の経過ですが幸い痛みはそれ程強くなく、症状としては左側が全体的に重苦しいというか圧迫感があり肩こりや腕が重くて気持ち悪いような痛い感じがします。
あとは咳が酷いのと動いた時の息切れ、声のかすれ、微熱等です。

咳に関してはリン酸コデインを処方されています。
痛みに対してはロキソニンが処方されていますが現在あまり強い痛みが無いので出来るだけ薬は飲まない方向で減らしていくよう言われました。

そこでお聞きしたいのですが、全体的な重苦しさを解消するのに効果的な事がありましたら教えていただければと思います。
温めると多少楽な気もします。

よろしくお願いします。

208 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/03/19(水) 22:57
ちぃ様
創の痛みは、日にちを要します。頑張って下さい。
モーラステープ等の湿布薬は、重苦しさを軽減してくれます。
少しでも痛みが和らぐと、気分がいいですね。
私は、ゲルマニウムとマグネットのネックレスを付けていますが
効果はありますね。気分的なものが大きいかとは思いますが。



209 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/20(木) 17:09
>>207
原発巣や縦隔リンパ節での治療効果はどうだったと聞かれましたか? 癌細胞が残っていた
ということですが、僅かに残っていたという残り具合であれば、術前の治療が良く効いたと
いうことですし、それならば、もう少し同じ抗がん剤で押していくという選択がありえますね。

重苦しさについては特効薬はないですが、まずは温めることが第一です。お風呂に入ると
楽ですよね? 使い捨ての張るカイロなどで、重苦しいところを中心に温めるといいです。

あとは、手術に伴う神経の損傷が響いているところが多分にあるので、神経の活動を抑える
様々な鎮痛補助薬が役に立つかもしれません。メキシチール、リボトリール、ソラナックスと
いった薬です。

210 名前: ワンチビ 投稿日:2008/03/22(土) 15:27
髄液の結果は陰性でした。しかし、激しい嘔吐は全く治まりません。
主治医は、全く原因がわからないと言います。
グリセオール、ステロイドの点滴とプリンペランを注射してもらっていますが、水すら飲むと吐いてしまう状態です。
吐き気をなんとかしてあげたいけれど、何が原因かも分からず、いったいどうしたらよいのでしょうか?

211 名前: なお 投稿日:2008/03/22(土) 16:26
>ワンチビさん
なおです。お母様のご容体、心配しております。苦しんでいる姿を見続けているのも大変な体力だと思います。ワンチビさんのお体は大丈夫ですか?
髄液が陰性という事はガン性髄膜炎の可能性は無いという事ですよね?
過去の書き込みを拝見しました。脳転移の3~4センチのものが4個ほどあるとの事、脳転移は場所によっては吐き気を催すと聞きます。素人の私が申し上げるのもはばかれらますが、(しかももちろんもうお調べになっているとは思いますが)その辺りの原因は考えられないでしょうか?
主治医は原因が分からないと言うのですよね。とても不安だと思います。
移動も難しい状態だとは思いますが、何とか詳細な画像がもらえる施設で脳の検査をしてみるのはどうでしょうか?
どうか一日も早くお母様の痛み、苦しみが去りますよう、祈っております。ワンチビさんもご自愛下さい




212 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/03/23(日) 12:17
>>210-211
がん性髄膜炎でも髄液にがん細胞が認められないことは珍しくありません。画像的にも
はっきりとは写らないことが時々あり、症状とあわせてがん性髄膜炎であろうと推定する
しかないこともあります。

213 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/25(火) 20:52
なおさん、肺がん外科医さま
ありがとうございます。脳転移の方は、症状として出てくるほどのものではないであろうということで、癌性髄膜炎の治療を継続して行うとのことです。
肺がん外科医様のおっしゃるように、がん細胞が見つけられないということも度々あるとの主治医の説明を再度受けてまいりました。
しかしながら、グリセオール、ステロイドの治療をしてもなかなか吐き気が改善に向かわず、吐き気止めの種類をプリンペランの注射を毎食前にして、ノバミンの経口薬を食後にとしていただきましたが、良い日もあれば悪い日もありという状況で、押しなべて見ればあまり改善していないな・・と思います。
千春さんにメールで教えていただいた、セレネース、ジプレキサも主治医に伝え、母の様子を見て考えてみるとの返事でした。
今、少しバタバタしているので、なかなかお返事できなくてすいません。でも、毎日見ています。また何か情報あれば教えてください。よろしくお願いします。

214 名前: 長男の嫁 投稿日:2008/03/25(火) 23:21
ワンチビさん、ご無沙汰しております。
お母様のご様子、大変だとは思いますが、ワンチビさんをはじめ、
ご家族の方々のお体にも気をつけてくださいね。
特にお子さんは母親の様子を察して急に具合が悪くなったりしますので、
ご無理をされないようにお気をつけください。
お母様の吐き気が少しでもよくなりますように、心からお祈り申しあげます。

215 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/28(金) 22:11
長男の嫁さま、お久しぶりです。
母は、一日中嘔吐しっぱなしで、本当にかわいそうです。日に日にやせ細っていくのが目に見えてわかります。
今日、コーンスープを持って行き、「美味しい、美味しい」と飲んでくれたのですが、30分も経たないうちに戻してしまいました。
明日、主治医と面談します。全脳照射について話したいとのことでした。
痛みも増していて、デュロテップはあっという間に2.5から7.5になりました。それでも母は痛いと苦しんでいます。
桜が咲き。過ごしやすい季節になってきて体調が落ち着けば車椅子で散歩でもさせてあげたいけど、しばらく無理です。
長男の嫁さんも御体お大切に。

216 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/03/29(土) 21:47
全脳照射の話はなくなりました。タルセバは、効いているとは言いがたい状況です。本日より、中心静脈よりの点滴(グリセオール、ステロイド、プリンペラン)をします。少しでも吐き気がなくなってくれるといいのですが。
今日、母より「退院して帰ったときに必要になるから、シングルの布団を一組と真っ白なシーツを準備しておいて。それから、上にかける・・・それは、また言うわ・・」と
母は、自分の状況を悟っていて「布団と真っ白なシーツ」を準備せよと言っているとすぐにわかりました。
2001年10月、肺がん3B期と言われ以来、私も妹も母が涙をこぼす姿を見たことがありません。母は子の前でこんなにも強くなれるのだと心が締め付けられるようです。
少しでも嘔吐がおさまり、残された日々を少しでも症状を取って過ごさせてあげたい。娘の心からの願いです。



217 名前: なお 投稿日:2008/03/30(日) 00:24
ワンチビさん
お母様のご様子、本当に心配です。ワンチビさんのご心中を思うと胸が締め付けられます。
治療が効果を表して吐き気が取れる事、心より祈っております。


218 名前: 医師失格 投稿日:2008/04/01(火) 12:45
内科開業医です。このサイトを発見して患者さん,ご家族そして肺癌外科医様のような真摯な方々に感銘を受けました。
実は私の父が肺癌(扁平上皮癌),おそらくstage IIIBであることが2月にわかりました。
私自身も医師でありながら父の病気の発見がここまで遅れてしまったことを
後悔,反省しています(正直、医師失格です)が、もうどうしようもないことです。
病変はおそらく右底幹部分にあると思われ、右下葉無気肺に陥っておりますがこのため
腫瘍部分の明らかな判別が出来ません。さらに右側胸水を認めます。穿刺でおそらくclass Vのようです。
知り合いの病院呼吸器内科医に診て頂いておりますが、当方の意向もあり、
告知していません。
父は88歳という高齢のため、best supportive careで自宅で診ていますが、しばしば治療を
すべきではないかとの思いがよぎります。
PSはかぎりなく2に近い1と考えております。
私も10年ほど前まで、呼吸器内科で病院勤務しておりましたが、その頃とは第3世代の薬剤,分子標的薬の
登場でかなり変化もしているようですので…
radiationに関しては、気道狭窄に対しては友人の放射線治療医にも相談しましたが、
行うべきかどうかは正解は無いと言われております。
squamousおよび過去smokerのためEGFR阻害薬は今まで考えてもおりませんでしたが、
例えば胸水でのEGFR変異などあれば投与する価値は0ではないのでしょうか?
何分にも高齢であり、本人の負担になる治療は避けたいのも実情としてあります。

肺癌外科医様にご教示頂ければ幸いですが、このような超高齢者の場合のコンセンサスは
ないとは思いますが、治療する価値はあるのでしょうか?

219 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/04/02(水) 23:12
>>218
積極的な治療は難しいと思います。

class Vの胸水がある状況で放射線照射は原則として行いませんし、右底幹の狭窄に対して
放射線照射をしても、その先に腫瘍が続いていれば何の役にも立ちません。そして、この
ような扁平上皮癌ができたお父さんは、喫煙歴が相応におありで、肺の線維化も多少はある
でしょうから、放射線による間質性肺炎の増悪の危険性もあります。

喫煙男性の場合、EGFR阻害剤による間質性肺炎のリスクが高いですし、扁平上皮癌で
の奏功率は逆に低いです。EGFRの変異があったとしても、奏効率が多少高くなりこそすれ、
間質性肺炎のリスクを怖れますので、相当な覚悟が必要です。通常はEGFR阻害剤よりも
通常の細胞毒の抗がん剤を優先して考える医者が多いのではないでしょうか。

その細胞毒の抗がん剤も、第三世代で副作用が比較的軽微になったとは言え、かなり
まいってしまう方も依然として少なくありません。88歳で、しかも下葉が無気肺になっていて
感染・発熱の危険性が常にあるお父さんでは、やはり相当の覚悟が要るものと思います。

これらの治療がたまたまよく効く可能性がないわけではありませんので、やってはいけない
とも申せませんが、それと引き換えに相当な危なさを覚悟できるかどうかが問われると思い
ます。

220 名前: 医師失格 投稿日:2008/04/02(水) 23:31
肺がん外科医様
ご教示有難うございます。先生のおっしゃるのがきっと正しいのでしょうね。
私も一線を離れましたので、もし良い方法があればと思っていましたが、やはり
BSCしかないのでしょうね。
ナベルミン単剤などもevidenceあるので少しは考えましたが、これも難しいと思い
BSCで自宅で診ております。
エルロニチブに関しては、間質性肺炎のリスクは少し小さいのではないかともわらにも
すがる思いで、お尋ねしたしだいです。既存の肺構造は、明らかな繊維化,気腫化は
ほとんど認めないもので、どうかなとも考えておりました。

もう一点お尋ねさせていただきたいのですが、貧血がある場合(当方では測定していませんが
ありそうです)Hb7.0以下くらいの場合、末期がん患者でも輸血の適応はありますでしょうか?

私もなにぶんにも初めてのBSCの患者が自分の父親とは、皮肉なものだと思っているのです。
(大学時代は常に何らかの治療をしておりましたので…)
患者さんのご家族の気持ちがようやく少し理解できたような気がします。

お忙しい先生のお手を煩わせて本当に申し訳ありませんが、また色々とお教え頂ければ幸いです。

221 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/04/03(木) 20:51
千春さんに教えていただいた「セレネース」少し効いたようです(^^)昨日は、「桜を見たい」と母が言ったので、車椅子で看護婦さんに付き添っていただいて病院の横の公園に行ってきました。桜、桃、雪柳、菜の花、パンジー色とりどりの花が満開で、本当に美しい光景でした。それだけでも、感謝してやまないのに、今日は外泊の許可が出て、1泊2日で家に帰っています。
母が外泊したいと言い出してから、先生や看護婦さんが慌てて対応準備をしてくださり、バタバタと家の中も準備して、母は久しぶりに家に帰りました。
急ごしらえで、介護ベッドなどが間に合わず、母がトイレに立とうとした際、布団からでは一人で起き上がることが出来ず、「いつまで自分でトイレに行けるんやろう」と泣いてしまう場面もありましたが、例え少しの間でも家に戻ることが出来てよかったです。

>なおさん ご心配ありがとうございます。まだまだこれから色々なことが起こると思います。想像の範囲内のこともあれば、そうでないこともあるでしょう。娘として、親孝行したいと思っています。
近日中に、ホスピス外来に話を聞きに行こうと思っています。家族だけで行ってもOKとのことでしたので、母の体調を考えるとありがたいことです。

222 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/04/03(木) 22:08
>>220
ナベルビン単独でも悪くはないのです。エビデンスもありますし、単剤では一般的には
副作用もきつくはありません。けっきょく、副作用がきつく、それでいてろくに効かない
かもしれないという可能性を受け容れられるかどうかです。

まだデータはあまり整備されていませんが、間質性肺炎についてはエルロチニブも
イレッサと似たりよったりであろうと思われます。そうであれば、喫煙歴のある方でも、
線維化が元々ある方でさえ、間質性肺炎を発症される方は5%程度、高く見積もっても
10%程度というのがだいたいの数字だと思います。間質性肺炎を発症してしまうと、
半分くらいは致命的ですから、条件の悪い方では20人に1人くらいは間質性肺炎を
起こして死んでしまう可能性があることを覚悟していただくことになります。これは、
なるほど危険ではありますが、逆に20人に19人は大丈夫だろうということで、効果に
期待してこのくらいの危なさには目をつぶるのであれば、それはそれでいいわけです。

ただ、多くの医者は結果責任を問われるのを怖れますし、実際、日本では司法や
メディアによって結果責任が問われていますから、そういう処方を引き受ける医者は
あまりいないでしょうね。でも、医師失格さんはご自分で処方することもできるでしょう
から、危なさを覚悟できるのであれば、そうなさればよいのではありませんか?

Hb 7.0でも、ゆっくりとそこまで低下した場合にはご本人は別になんともない場合もあり
ます。むかーしの生理学の論文で、Hb 9-10くらいの時が最も酸素交換の効率が良い
という話を読んだ記憶もあります。ですので、貧血のために息切れが強まっているよう
なのであれば、多少輸血してみるというのは悪くないのではないでしょうか。そういうのも
立派な治療だと思います。

223 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/04(金) 00:29
>>222
肺がん外科医様、いつも丁寧な御教示感謝致します。
色々と申し訳ないです。

日一日と弱っていく父を見ていると冷静さを失いがちの様です。
私はなにぶんCDDP+VDS時代のchemoしか行っていない医者でしたので、これがはたして
患者さんたちに有益であったか以前はよく自問自答したりしていました。
それ故、最近の抗癌剤に期待しすぎていたのかもしれません。

本当は告知すべきであったのかもしれませんが、超高齢でBSCとなるならば、本人の性格も
考えとても告知できませんでした。告知には他の家族も全員反対でした。

お任せした呼吸器内科の先生の考えもあると思い、ナベルミンやタルセバの件は申し上げてもいない状態でしたので
先生の率直なご助言はとても助かります。

たとえbest supportive careしか現実的ではないとしても、できるだけ父のそばに
いてやりたいと思います。

失礼ながらまた、わからないことが生じたときは、先生にお尋ねさせてください。

224 名前: ター 投稿日:2008/04/05(土) 20:17
はじめまして。母64歳肺腺癌末期と昨年9月に宣告され2月に小脳に四ミリの転移が見つかりガンマナイフ治療を行いました。それ以降頭痛が酷く眠れない状態が続いております。ガンマナイフ専門の先生に、まれに頭痛が続く人もいると聞きました。しかしあまりにも頭痛が続く為もしかしたらガン性髄膜炎ではないかと心配しておりますのでご質問なのですが、ガン性髄膜炎の状況は頭痛以外に何かございますでしょうか?幸いな事に吐き気や熱もありません。頭痛の場所は主にこめかみから後頭部にかけてと、後頭部全体です。少しの情報でも構いませんので是非宜しくお願いします。

225 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/04/17(木) 22:32
4月13日 午前5時28分、母が息をひきとりました。60歳でした。父と妹と私との三人で、見守る中静かに、静かに逝きました。
肺がん3Bとの診断から6年半、娘の前では、辛さを見せず気丈な母でした。向日葵のように明るく、いつまでも少女のように純粋な母でした。
前の主治医であった先生が、亡くなる3日前に母のもとをたずねてくださった際、ポロポロと涙をこぼし、母のために泣いてくださいました。
この先生の協力があったおかげで、母との大切な時間をたくさん過ごすことができました。
最後の夜を一緒に過ごしてくださった看護士さんも、夜勤で大変なのに休憩時間中は大丈夫だからと、病室に一緒にいてくださり、たくさんたくさん母との思い出を語ってくださいました。
嫁いだ以上、跡取りの妹もいることだし親の死に目にはあえない覚悟をしていましたが、常に母の治療の中心にいさせてもらい、最後の一息まで見守らせていただきました。
主人と義母の理解と協力なくしては、できないことでした。
また、管理人のUTAKAさんをはじめ、皆様の温かい励ましのお言葉や治療の助言も常に私と母の支えでした。ありがとうございました。
母は、肉体の苦しみからやっと解放されました。長く患っていたにもかかわらず、母の心を映すかごとく、それは美しい美しい死に顔でした。
たくさんの人々への感謝を思っています。本当にありがとうございました。

226 名前: ロキ 投稿日:2008/04/18(金) 01:24
ワンチビさん
今まで掲示板の書き込まれている内容からも、
本当に明るく前向きで家族思いのお母様だということが伝わってきました。

なぜ、癌はそんなに素晴らしい人の命ほど奪ってしまうのか、、、、
そう憤りを感じずにはいわれません。

6年半の間のワンチビさんのお母様を救いたいという精一杯の努力は
きっと、お母様にも伝わっていると思います。
そのひたむきな行動力は、この掲示板を使っている人の
大きな心の支えや、指標になってきたと思います。
私自身、何度ワンチビさんの書き込みに勇気付けられたことか
わかりません。有り難うございました。

どうか、ワンチビさん自身も、ご自愛下さい。

227 名前: 千春 投稿日:2008/04/18(金) 02:31
ワンチビさんへ

今読みました。言葉が浮かばない。浮かばないけれどロキさんが書かれているその通りです。
前もこちらのチャットでワンチビさんに言いましたがこの掲示板の過去ログを辿って読むと、
そこにはお母さまとワンチビさんの苦悩、
そして何より勇敢さと気高さが詰まっています。
お母さまの強さと少女のような明るさ、
ワンチビさんの賢さと優しさと行動力。
全てを共感し尊敬し自分の勇気や道しるべにしていました。

ワンチビさんたちの強い意志こそが主治医や周りの医療関係者そして世論さえも動かし、
イレッサと言う新しい治療法をここまで確立させたのだと思います。

お母さまにとってワンチビさんにとって、お互いが本当に誇りにすべき母そして娘であると思います。

ワンチビさん。本当にありがとうございました。
私はワンチビさん母娘から与えていただいた全てのことを、
一生決して忘れません。

228 名前: UTAKA 投稿日:2008/04/18(金) 03:41
ワンチビさん
涙が止まりません。
6年になりますか、、、お母様は桜の花は観ましたか。
がんばった。凄かった。本当にがんばった。
あなたとお母様が多くの人に希望と勇気を与えました。
赤ちゃんの顔を見せたい一心でがんばったね。

このHPを通じてワンチビさん、お母様に出会えた事を誇りに思います。
うまく言葉に言い表せない自分が情けないです。
桜は散りますが、新しい息吹を湛えてまた咲きます。
祖父と観た桜、両親と観た桜、夫婦で観た桜、、子供と観る桜、、
桜は変わらないけどほんのちょっとづつ、自分の周りが変わる。
桜を観る度に自分が幼なかった頃の桜を思い出します。

229 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2008/04/18(金) 10:31
ワンチビさん
おかあさまとの日々はまことに神々しく、どれだけ感銘を受けたか知れません。私も少しでもかくありたいと願うばかりです。
今はただご冥福をお祈り申し上げます。

230 名前: ユーミン 投稿日:2008/04/18(金) 19:55
ワンチビさんへ:

これからお通夜~告別式と、まだまだ大変だと思いますので、体調には気をつけてください。
お母様は本当に凄い人だと思います。

ワンチビさんも本当にお疲れ様でした。
あのイレッサ騒動を乗り越えて、、この6年間は大変な経験をされたと思います。
これはお母様から頂いた大きな財産、、、と受け止めて
告別式では堂々と胸を張って、お母様を天国に送り出してあげて下さい。

謹んでご冥福をお祈り致します。


231 名前: 長男の嫁 投稿日:2008/04/18(金) 21:57
ワンチビさん、私も涙がとまりません。
なんという言葉をお伝えしたらよいのかわかりません。
お母様も精一杯人生を全うされたと思います。
皆さんのおっしゃるとおり、ワンチビさんの頑張られた6年間という月日は何事にも変えがたい貴重な時間だったと
私も思います。
お母様も心おきなく安らかにお眠りになったと思います。
心から謹んでお悔やみ申し上げます。
これからいろいろ大変だと思いますが、お体を大切になさってくださいね。
希望を持って治療をすることが大切なことだったのだと改めて感じました。
私自身もワンチビさんに励まされて頑張ることができました。
ありがとうございました。





232 名前: naoji 投稿日:2008/04/19(土) 21:01
ワンチビさん
はじめて書き込ませていただきます。
私の父が肺がん3bの宣告をされてから約半年、たった半年では
ありますが、この掲示板でのワンチビさんの書き込みから伝わる
お母様のご様子に、どれほどの勇気と力を与えられたか、
言葉にすることはできません。
素晴らしいお母様でしたね。謹んでお悔やみ申し上げます。
ワンチビさんも、どうぞお体にお気を付けてお過ごしください。

233 名前: なお 投稿日:2008/04/20(日) 00:27
>ワンチビさん
言葉もありません。ワンチビさん始めご家族の皆様、そして何よりお母様、本当に頑張ってこられたと思います。
その頑張りが私を始め沢山の人をこれまで支え続けて来た事を忘れないで下さい。本当にありがとうございました。
泣いて下さった主治医の先生や献身的な看護士の方々がいるのもお母様やワンチビさんのお人柄あってこそだと思います。
ワンチビさん、お疲れさまでした。お母様のご冥福を心からお祈り申し上げます。



234 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/04/21(月) 20:11
皆さんのお言葉、心にしみいります。ありがとうございます。
残されたものが、幸せにニコニコと暮らしていることが、逝った者には一番の供養になると聞きます。
母に心配をかけないように、家族みんなで協力して毎日を大切に送っていきたいと思います。


235 名前: いいじま 投稿日:2008/05/13(火) 21:07
はじめて書き込みをします。
66歳の父のことで質問です。
肺に水がたまっている、3cm程度の腫瘍があるといわれ、生険を受けることになりました。
私は遠方に嫁いでおり、あまり詳しいことは分からないのですが、
また検査の結果まで分からないことも十分分かっております。
が、質問させてください。
肺に水がたまっており、腫瘍がある場合はがんの確立が高いのでしょうか?
それとも、他の病気も考えられますか。
父は背中に痛みを感じて受診したようです。
よろしくお願いします。

236 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/05/15(木) 22:29
がんである確率がかなり高いです。

237 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/16(金) 16:56
肺がんが再発し、現在タルセバを服用中です。が、効果はない
ようです。肺の中に小さな病変がいくつもあります。一昨年の
12月に右上葉の切除後、放射線とパクリタキセル+カルボプ
ラチンの治療を受けました。昨年の7月からマーカーが上昇し
始め、10月にはジェムザール、11月にはナベルビンの治療
を受けましたが、効果がありませんでした。今年の2月には、
活性化リンパ球療法を約100万円も使って受けましたが、そ
れも効果がありませんでした。温熱療法も適応外だそうです。
もう他に治療法はないのでしょうか。やっぱり肺癌=死なのだ
なとつくずく感じています。

238 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/18(日) 19:53
四割ぐらいの方が他の民間療法を併用されているとか読んだ事があります
それを含めたうえでの五年生存率だったりするんでしょうね
ほんとうに難しい病気だと思います

239 名前: なお 投稿日:2008/05/19(月) 10:20
ご無沙汰しております。なおです。
肺腺ガン、脳転移、肝転移ありの母は二年以上抗がん剤治療をして来ましたが、先月末のイリノテカンの10回目の投与で副作用が強く出てしまい、嘔吐が止まらなくなってしまいました。
今は近隣の病院に入院してビタミン、吐き気止めの点滴を受けています。タルセバの服用を目標にして来たのですが、今の体力では厳しく、本人は今後緩和病棟への入院を希望しています。
殆どの緩和病棟は治療を辞めて辛い症状の緩和だけを行うようですが、治療に積極的な緩和病棟があるという話を以前聞いた事があります。
どなたか情報をお持ちでは無いでしょうか?よろしくお願い致します。

240 名前: ミヤ 投稿日:2008/05/20(火) 07:59
去年夏に肺野部、肺腺癌 1a 手術しましたがが、
特に抗がん剤なので治療はありませんでした。その後も定期的な検査のみで特に治療は何もしていないのですが、再発などの心配もありますし民間療法を受けたほうがよいのでしょうか?
宜しくお願いします。

241 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/20(火) 09:37
>>240
現代医学では肺癌再発の効果的な予防方法はありません。
ましてや民間療法に再発抑止効果はありません。



242 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/20(火) 17:31
抗がん剤は副作用により重篤な状態になるリスクがあります。
他方,ⅠA期の方はそもそも再発の可能性が低く(80%程度は何もしなくても完治)
利益が得られる人は20%の人の一部しかいません。
効果とリスクを考えると抗がん剤による治療は推奨されていません。

民間療法については,効果があるかどうかは不明というのが公平でしょう。
但し,理屈は立派でも現在病院等で行われている療法より効果があるという
根拠は出ていません。

なお,再発予防のための治療は,元々再発する可能性がないのか,治療が効い
ているかどうかが不明なため,一生受け続けることになりかねないので財布と
相談するべきと思います。

私は単なる1患者なので,候補となる療法のデメリットを含め,主治医に聞いて
みられた方がよいでしょう。

243 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/20(火) 23:39
ⅠAということは20mm以下の大きさだと思いますが
その中でも安全なタイプやそうでないタイプとあるかと思います。
野口分類のAやBタイプに再発予防的な治療は意味がないかと。
それ以外であればたとえ20mm以下でも多かれ少なかれリスクはある
ので後は主治医と相談されメリット、デメリットを判断されれば
よいかと思います。

自分も1Aでしたがこればかりは結果がどうでるかいくら悩んでも
決め手はありませんでした。精神的や金銭的なところに影響もあると
思います。最終的にはご自身の判断と責任になりますので良くお考え
になられることをお勧めします。

244 名前: ミヤ 投稿日:2008/05/22(木) 23:02
241,242,243様

お返事いただきましてありがとうございます。とても参考になりました。主治医にも聞いてみてよく考えてみようと思います。ありがとうございます。

245 名前: ミヤ 投稿日:2008/05/25(日) 23:31
1Aですが、平均生存年数が12年と出ていました。
http://www.sth3.com/haigan/seizon/

ショックです・・・

246 名前: ミヤ 投稿日:2008/05/25(日) 23:33
肺癌は完治とされる年数はないのでしょうか?

たとえば乳がんなら10年再発が泣ければ完治と聞きますが・・・

247 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 03:06
>246
スレチですが・・・
乳がんは10年以降も再発はあります。
(そこが乳がんのいやな所です。)

248 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 07:33
>>246 ミヤさん
私は、言い方は悪いですが癌や癌再発に関しては本当に交通事故みたいなものかなと思っています。
私も不幸は突然にやってきました。
当初肺がん2A期でしたが術後3年間全く問題なかったのですが、
骨、リンパに転移し、今、予後は非常に厳しいと(おそらく余命1~2年)告げられてしまいました。
肺癌は再発すると非常に厳しいようですので、運動、し体力をつけ、栄養、ストレス・環境なども考慮し、
免疫力の高い健康体を維持するのが長生きのコツかなと思っています。
お互いに長生きできるように頑張りましょう!!

249 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 23:50
はじめまして。
70歳になる父が、3月中旬に肺に影があると言われ、検査の結果
先週肺腺ガンのⅠb期と診断されました。
大学病院にて入院、手術となる予定なのですが、
手術は6月末になると言われました。
通常、そのくらいの時期に行われるものなのでしょうか。
この一月の間にガンが急速に進行するということはないのでしょうか。
総合病院では、あと2~3ヶ月発見が遅ければ危なかったというような
ことを言われたので、一ヶ月もそのままの状態ではとても不安です。
皆様のご意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願いします。 

250 名前: ちぃ 投稿日:2008/05/27(火) 02:06
ミヤさん > 本等に書いてありますが、肺がんの再発の多くは術後3年以内に起こり、がんの多くが5年再発しなければ治癒とされているように肺がんも5年間無再発であれば治癒と判断されるそうです。

251 名前: ちぃ 投稿日:2008/05/27(火) 03:37
249さん > 3A期の肺がんで今年2月に手術をした者です。

私が告知を受けた際そのまま治療をするかセカンドオピニオンや専門病院への転院を希望するか聞かれました。
転院すれば治療は1ヶ月以上遅れてスタートする事になるので家族は直ぐに治療する事を進めましたが私は専門病院での意見も聞きたく迷っていました。
そんな時主治医の先生が1ヶ月で劇的に進行するような状態では無いとおっしゃったので転院しました。

勿論個人個人の病状、年齢にもよると思いますが手術を予定している病期の方が1ヶ月で手遅れになるような状態に進行する事は少ない気がします。
(素人意見ですが・・・)

入院中に同室の方等色々な患者さんと話をしました。
病院の混み具合や患者さんの病状等により差はありますが検査をして確定診断(告知)まで約一ヶ月、治療または手術の入院予約が取れるまで約二週間~一ヶ月と言うのが普通だと思います。

誰でも手術が決まれば不安だし出来るだけ早くと思いますよね。
でも自分が待っているのと同じ様に手術を待ってる人が順番で居る以上例えその間に病状が進行したとしても待つしかないのではないでしょうか?

ご心配なら主治医の先生に聞いてみてはいかがでしょう?

252 名前: hide 投稿日:2008/05/27(火) 11:19
>>ミヤ様へ。
242です。HNを付けました。
 あまり生存率にはまりこまないようにしましょう。
 5年生存率とか考えすぎると,なにか5年を中心に自分が死んでしまう気になるんですよね。
 242で80%の人が完治と書いたのも5年生存率と書きたくなかったからです。
 長くなるかもしれませんが聞いてください。
 なお,私は一昨年腺がんⅠBで手術後,UFTという内服薬を服用中で,5年経過観察となっています。
又,昨年,別に腎臓がん(Ⅰ期)も手術し,こちらは10年経過観察です。

 まず考えてほしいのは,手術してがんを取り除いた人の中には,完治した人と目に見えないがん細胞が他所へ転移している人(転移が確認されたのが再発)が混ざっており,その判別は困難だということです。
 そのため,再発の可能性が高い一定期間(非小細胞がんで5年とされる)経過観察し,何もなければ完治と判断しようということです。
 そしてⅠA期の人は多くが,5年見ていたが,結果的にもう完治していたということになります。
(但し,5年経過後も再発の可能性は0にはならない)
 ですから,答えとしては5年ということになりましょう。

あと,生存率の問題について別に書き込みします。


253 名前: hide 投稿日:2008/05/27(火) 11:22
続きです。
 生存率(死亡率)ですが,加齢や他の病気,事故による死亡もあるので,通常は純粋にがんによる死亡率ではありません。
 年齢による影響を考慮した年齢調整死亡率で調整するという手法はありますが,統計処理上難しいのかがん種別,病期別によるものはあまり見ませんね。
 挙げられた10年生存率や平均生存年数の元データは分かりませんが,10年以上ずっと観察し続ける必要があるわけで,あまり大規模な調査でないような気がします。
 その数字を信じるにしても,ⅠA期で10年生存した人の平均生存期間は,計算上17年になります。
肺がんで手術した人の平均年齢はよく知りませんが,60歳以上でしょう。65歳として日本人の平均余命は20年位ですから,17年と大きな差とも思えません。
 あなたの年齢は分かりませんが,再発しなければ,通常の平均余命が見込めるということです。

 あなたは今がんが見つかっていないのですから,(一般の人よりリスクの高い)健常人なのです。
 生存率(死亡率)を見つめることはなるべく避け,健康によいと思われる生活を送ってください。

 なお,ⅠA期でもUFTによる術後化学療法を受ける方もおられるようなので,考慮に入れてもいいかも知れませんね。(量によりますが,3割負担で月1万~1万5千円位)


254 名前: hide 投稿日:2008/05/27(火) 12:09
>>249
 先に書き込んだように腺がんⅠBで手術を受けた者(素人)です。
 私の場合,大きめの公立病院で初診から1月半で手術でした。
 検査なんかいらないので,さっさと取ってほしいと言いましたが,「そういう訳にはいかない。長い期間で大きくなったものですぐにどうこうはない」。と説明されました。
 
 すぐにでも転移しそうで不安でしたが,ちぃ様のおっしゃるように,順番なのでしょうがない面もあり,信じて待つのが吉と思います。

 気になることがありましたら,またどうぞ。
 ただ,ここでの意見は,必ず主治医に検証してもらってください。


255 名前: koko 投稿日:2008/05/29(木) 00:11
ご意見聞かせてください。
父が去年12月に肺がんⅢb期と診断され、すぐにカルボプラチン+パクリタキセルの組み合わせで抗がん剤治療を3週間おきの4回やりました。治療をしながら検査をするたびにがんが小さくなっていきました。そして4回治療をおえて私と父と話し合った結果一度、抗がん剤治療をやめ休息することにしました。そしてそれから3か月がたち、父の咳がひどくなりCTをとったところ小さくなったがんが少し大きくなってしまったとのことで、二回目の治療が来週からはじまるのですが、肺がんの治療に限らないかもしれませんが、治療をして癌が小さくなり、また大きくなって、治療をして小さくなっての繰り返しになるケースは多いのでしょうか?他の方もいろいろなケースはあるとは思いますが、一度縮んだ癌が大きくなりはじめてしまって、また小さくなってくれるのか不安になってしまいました。治療はやってみないとわからないとよく言われますが、主治医にも聞きたいと思っていますが、皆さんの意見も聞いておきたいなと思い掲示板に書きこみさせていただきました。すみませんが教えてください、お願いします。

256 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/29(木) 05:49
抗がん剤治療により副作用として正常細胞や免疫システムにもダメージを受けます。
癌治療は、癌の勢いと薬の奏功、自己治癒力の競争だと思います。
Ⅲb期だと手術が難しいケースが多いかと存じますので主治医と良く相談の上
今後の治療方針を決められると良いと思います。
現実として厳しいステージであると思いますが、良くなられるようお祈りしております。


257 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/29(木) 20:33
よく、「目に見えている病巣だけを手術やラジオ波で始末しても、癌を治す
ことにはつながりません。だから、抗がん剤の治療しかありません。」とい
う内容をお医者さんは話しますが、このことについて、どうも納得ができな
いので教えてください。患者としては、目に見えている部分だけでも何とか
やっつけたら、その病巣によって、命をうばわれることがなくなり、それだ
け長く生きられるように思うのです。目に見えているようなでかい病巣が呼
吸を苦しくしているわけではないのですか?大きくなってきたら叩くことを
繰り返していたら、体が持ちこたえられるかという問題はありますが、一つ
一つをやっつけることの無意味さを具体的に教えてください。


258 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/29(木) 21:07
最初の癌は全力を尽くして摘出する等積極的な治療を行いますが
再発、転移した場合、癌が全身に回っていると考えるのが一般的で
この場合個々の病巣を手術することは普通行いません。
QOLや予後を考慮するためです。
このような場合、抗がん剤による治療の検討は全身の隅々までの治療効果を期待するために行われることが多いと思います。

259 名前: タルセバ 投稿日:2008/05/29(木) 21:29
>255 KoKoさん
お父様の癌のタイプがわかりませんが最初の化学療法が奏効しているところをみると抗癌剤への感受性が高いタイプなのかもしれません。休薬中に憎悪したわけですが、抗癌剤に耐性ができて進行したわけではないですから同じレジメンでも効果は出るのではないでしょうか。別の抗癌剤を試す場合もあると思いますが、感受性が高そうですので縮小効果は期待できるのではないでしょうか。

260 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/29(木) 21:45
>258
>QOLや予後を考慮するためです。
手術は負担がかかるのでできないとしても、放射線をピンポイン
トで照射することはできるのではないでしょうか。効果がない抗
がん剤の治療を行うのと、QOLと予後がどのように違うのでし
ょうか。

261 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/29(木) 21:59
放射線は使用できる線量に限度があります。
限度を超えると癌が消滅する前に被爆死します。

ですから限られた線量を有効にどの時点で使うか、が難しいです。

ただ予測される余命が晩期副作用を考慮する時期より短い場合は
緩和の目的で照射もします。

262 名前: ゆた 投稿日:2008/05/29(木) 22:45
257・260を書き込みした ゆた といいます。回答ありが
とうございます。258や261の回答からは、「目に見える病
巣を叩いても意味がない。」というよりも「手術や放射線治療は
あなたの命を縮めるのでできない。」と患者に説明した方がよい
のではとの感想を持ちましたが、どうでしょう。


263 名前: koko 投稿日:2008/05/30(金) 00:35
タルセバさま
癌にはタイプがあるんですか?知識がないので素人ですみません。一度、休息をしてまたはじめる場合、前回のレジメンでできるのですね。先日主治医が同じ薬は使わないと言っていました。なので最初は副作用で何がおこるかわからないので一週間ほど入院になるといわれました。私もとても効いたので同じものでもいいんじゃないかなと思ったのですがまた、入院時に主治医に話してみます。人それぞれ効く効かないありますよね。縮小効果を期待したいです。

264 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/30(金) 02:16
>>262
・目の前のがんを叩いても全身に回っている可能性が高く、延命が期待出来ない。
・手術によってQOLが悪化する可能性が高い。
・放射線や薬の副作用ため治療することによるリスクがある
他にも個々の状況による理由があると思います。


265 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/30(金) 07:48
>>257
>患者としては、目に見えている部分だけでも何とか
>やっつけたら、その病巣によって、命をうばわれることがなくなり、それだ
>け長く生きられるように思うのです。

このような場合(病巣のもぐらたたきが延命につながる場合)は
あそらく一部の局所再発に限られます。

遠隔転移・再発の場合は延命に繋がりません。
それがなぜか、個別の要因は主治医でなければお答えできませんので
主治医にこのご質問をお伺いして納得されるしかないと思います。

再発転移の場合は延命手段としてではなく、限られた予測される
生存期間のQOLの向上や、緩和の手段として放射線やラジオ波などが
使用されているのです。

266 名前: ゆた 投稿日:2008/05/30(金) 08:19
>264
・目の前のがんを叩いても全身に回っている可能性が高く、延命が期待出来ない。
がんが全身に回っているとしても目に見えないような小さな物な
らば、それによって命をうばわれることはないのに、なぜ延命効
果がないのかを知りたいのです。目に見えているものを叩くこと
によって、増殖スピードが驚くほど上がるのですか?

267 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/30(金) 09:14
>>266
>目に見えているものを叩くこと
>によって、増殖スピードが驚くほど上がるのですか?

目に見える物を取ろうが取るまいがある一定期間を超えると
全身いたるところ同時に劇的に増殖スピードが上がります。
したがいまして、全身同時に増殖を押さえ込む治療でなければ
延命の効果はありません。
全身同時多発の増殖を遅らせる効果は抗癌剤にしか望めません。

それから「目に見えているものを叩くこと」は身体にとっては
浸襲行為ですので、ダメージによる体力の低下が増殖のスピードを
さらに上げる場合もあります。

現実には肝臓、両肺、脳、皮膚、骨、リンパ節など同時に現れた場合
病巣を全て摘出することは無意味です。

268 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/30(金) 09:25
全身に見えない癌が散らばってるということは
全身に見えない時限爆弾を抱えたようなもの。
その爆弾の爆発時期を遅らせるのが抗癌剤。

たとえば目に見えない受精卵が
目に見える胎児になるスピードを想像すれば
爆弾の増殖の速さがご理解いただけるのでは?

269 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/30(金) 15:02
>>268
>その爆弾の爆発時期を遅らせるのが抗癌剤。

やがて癌には薬剤耐性が出来て薬は利かなくなりますよ。

そのような場合に、まず生命を直接おびやかす箇所を
一時的に押さえ込むのが放射線やラジオ波などです。





270 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/02(月) 01:06
249です。
ちぃ様、hide様、大変な中、レスをありがとうございました。
主治医には大丈夫とは言われていたようなのですが、近くに経験された方がおらずこちらの皆様にお伺いさせていただきました。
やはり順番ですよね。同じ思いで手術を待たれている方がいらっしゃると思うとムリは言えませんし…。
でもお二人の言葉で少し安心しました。父も16日に入院が決まり、今は手術に向けて体力作りに頑張っています。
どうもありがとうございました。                   

271 名前: はは 投稿日:2008/06/03(火) 22:32
はじめまして。
初めてこの掲示板を見ております。

主人の母が4年前に肺癌と診断され、入院(4ヶ月間)して抗がん剤・放射線治療を受けました。
その後イレッサを飲み始めたのですが良く効いたようで、喜んでおりました。

しかし数ヶ月前に骨への転移が見付かり、約1ヶ月間通院して放射線を受けました。
そして昨日、今度は脳への転移が見付かってしまいました。

放射線を当てると同時に、抗癌剤かタルセバ(もしくはどちらも?)の治療になるとのことですが、
母は「髪の毛が抜ける」のが耐えられないらしく、抗癌剤の治療を躊躇しています。
主治医いわく、「もしかしたら体のほうにも転移があるかも」だそうで、
その場合は抗癌剤が有効な治療法となるのでしょうか?

主人の父は(そして主人も)、いろいろ調べて最善の策を選択するという人ではないので、
未だにどんな種類の癌なのか、余命宣告があったのかなかったのか、嫁である私にはわかりません。
でも、4年前、最初にかかった近くの内科の先生は「あの時点で1~2年の余命だと思っていました」
と話してくださいました。そうすると父の鈍感力(?)も、あながち無駄ではなかったのかなとも思えてきます。

そうは言っても脳への転移が見付かった今、皆様の経験談を参考に、私なりにいろいろ調べてみようと思います。
どうぞその時はご相談させてください。

長々と失礼いたしました。


272 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/04(水) 00:48
ははさん > お母様が髪の毛のことを気にされる気持ちはよくわかります。
私も現在抗がん剤治療後でカツラを使用していますが髪の毛のことで行動も狭められ出不精になります。
もしもう一度抗がん剤って言われたら髪の毛が抜けるからやりたくない気持ちもあります。
転移がみつかれば仕方ないと解っていても複雑な心境ですよね。

頭部の放射線治療をなさるようなのでちょっと気になり書き込みさせていただきました。
頭部の放射線治療って照射部分の髪の毛抜けますよね。
(抗がん剤の抜け方とはちょっと違いますが)
なので抗がん剤を躊躇される理由が髪の毛のことだけならあまり気にする必要がないというか・・・もし私が頭部の放射線治療をする状態なら『どうせ抜けるし、同じ抜けるなら少しでも効果が期待できる方がいいから抗がん剤もやろう』って諦めもつくと思うんですよね。
あくまで個人的な意見なんですけど・・・。

入院中に髪の毛が抜けた時も『大丈夫、生きてりゃはえてくる!』って患者さんが言い切ってて妙に納得したことがあります。

治療をどうするかはお母様次第なんですが、何か一つでもプラスに考えられれば治療する気分も変わってくるんじゃないでしょうか。

あと、余命ってよく聞きますがあくまで統計(平均値)で『そんなもんなんだな』とか『ゼロじゃないから大丈夫』位に思ってた方が良いと思います。
『ああ、これしかないどうしよう』とか気にしだしたらキリがないし、気分も滅入っちゃって生活出来ませんからね。

既に骨、脳への転移が見つかっている以上、全身のがんを叩くって意味では抗がん剤が有効でしょうしどうしても髪の毛のことが気になるなら主治医の先生に抗がん剤をした場合としない場合のメリット・デメリットをお聞きするといいんじゃないでしょうか?

あまり参考にならなくてすみません。
お母様が納得して治療を受けられるようになるといいですね。

273 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/04(水) 17:18
髪が抜け落ちるのは女性としては「髪は命より大切」といわれるだけあり
相当なショックだろうとお察しします。
私も抗がん剤治療で抜け落ちたときは男性でも分かっていてもやっぱりショックでしたから。
いっそと全部剃っちゃいました。抜けてもごみにならないし精神的も抜け毛を見なくていいので。
女性の場合はウィッグを事前に準備される方が多いと聞きます。

治療を受けることで(髪は抜けるとしても)長生きできるなら、すぐに髪は生えてきますし
前向きに生きる力となって結果も良い方向になるといいですね。



274 名前: はは 投稿日:2008/06/05(木) 14:49
皆さま、お返事ありがとうございます。
母はあまり楽天家な方ではないので、
思考がマイナスに向かってしまうのかもしれませんね。

その後、母と話をしてみたのですが、

「まだ放射線の治療法があるのだから、抗癌剤は使いたくない。
治療の選択肢がなくなったとき、最後の手段に抗癌剤を選択したい」

と考えていることがわかりました。

はたしてそれでいいのか…
今すぐにでも抗癌剤治療を始めた方がいいのでは…
などと考えてしまいます。

主人の父は「おまえ(母)の好きなようにしたらいい」という態度なので、
私としてもどこまで口を出すべきなのか…悩みます。




275 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/06(金) 01:45
はは様 > お母様とお話をされたのですね。
やはり治療する本人の意見が重要ですよね。

放射線治療は確かに有効です。
ただ脳、骨と肺からの遠隔転移がある以上一般的には既にリンパや血液にのって全身にがん細胞がひろがっていると言えます。
その場合、放射線の効果が期待出来るのは照射した範囲だけですので既にひろがった全身のがん細胞(まだ画像で見えないようなもの)を叩くには抗ガン剤しか無いと思います。
また私は胸部の放射線治療をした際に『放射線と抗ガン剤を同時に行った方が副作用も強いけれど治療効果がいいというデータがある』と言われました。
(頭部に関してはわかりません)

私自身はまだイレッサもタルセバも服用した事が無いので詳しい事はわかりませんが、お母様が気にされているのが『髪の毛』ならタルセバをご検討されてはいかがでしょう?
以前にイレッサをお飲みだったようですし、タルセバならイレッサ同様内服薬なので髪の毛は抜けないと思います。
(まわりで髪の毛が抜けたという話は聞かないのですが違ったらすみません)

一度先生に説明をして頂くといいかもしれませんよ。


276 名前: はは 投稿日:2008/06/06(金) 22:54
ちぃ様

お返事ありがとうございます。

そうですね、一度母と一緒に先生のお話を聞いてみようと思います。
きっと病気について話せる相手(私) がいるってことだけでも
母にとってストレス発散になるかもしれませんね。

母の気持ちを尊重しつつ
よき相談相手となりたいと思います。



277 名前: S/T 投稿日:2008/06/09(月) 11:58
初めまして、二週間前ぐらいに祖母が肺癌でステージⅢb、Cぐらいだと聞かされました。
今年の2月から結核で入院し、間質性肺炎もあります。入院当初は、肺に影があるが癌ではないだろうと言われていました。肺の病気を何もかもしている状態なので、手術も治療も難しいと言われています。骨粗鬆症もあって腰の方も圧迫骨折している様な状態でもありかなりの痛みがあります。少しでも長い時間を大好きな、ばあちゃんと過ごしたいんです。手術は難しいのは素人の私でもわかりますが、何かできる治療はないんでしょうか…何か一つでも希望があればと思いこの掲示板に辿りつきました。どうか宜しくお願い致します。

278 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/09(月) 20:21
一般論ですが、がん治療には、手術・抗がん剤・放射線のいずれにしても
副作用の可能性はありますし、重篤な副作用の危険もそれなりにあります。
そして、お祖母様の場合は、普通の方と比べて、重篤な副作用が出る可能性は
かなり高いでしょう。
一方、効果のほうはステージⅢbであれば、「絶対」とはとても言えないでしょう。

問題は、どの程度危険性が増加するかですが、これについては、診察も検査データを
見ることができないネットでは、誰にもわからないでしょう。
つまり、主治医からきちんと話を聞いて、それに納得できないならば
セカンドオピニオンで他の医師の意見を聞いてみるしかないでしょう。

なお、副作用がないと称する治療(?)は、99.9%以上インチキですので
ひっかからないようにご用心ください。

また、同じ投稿を複数個所になされていますが、これは、ネットの世界では
マルチポストと言われていて、マナー違反とされていますので、今後は
ご留意ください。

279 名前: S/T 投稿日:2008/06/10(火) 02:11
お返事ありがとうございます。
同じ書き込みをしてしまって申し訳ないです。
祖母の事ですが医師から直接話を聞いたのは、両親だけですし私自身も突然の事で気持ちに余裕もなくただ.ただ他に方法はないのかとこの掲示板に辿りついたのだと思います。もう一度祖母の為にも最善を着くせるように両親とも話し、医師と話す機会を作って貰おうと思います。掲示板を一通り見たつもりですが「セカンドオピニオン」初めて聞く言葉で理解できませんが、調べてみます。

280 名前: 妊婦M/T 投稿日:2008/06/11(水) 12:29
初めまして。
義母さんが、今年3月、肺炎と宣告され、治療を受けていた際に肺がんを発見。
今月の6月のことです。
医師からのお話ですと、
3cm程の癌が左肺、上葉の気管支の周りにあるそうで、
Ⅰ期の中でも1、2あたりという早期発見のようで、
最悪でもⅡ期だろうということでした。
昨日癌摘出手術を行ったのですが、
術後、先生から心臓の膜を破って、心臓に少し癌細胞が入り込んでる。と言われました。(専門用語にまだそんなに詳しくないため、説明にお言葉が足りないようでしたらすみません。)
肺だけでなく心臓に。と言われ、主人も私もとても心が痛いです。
心臓に癌があるということは、
レントゲンでは判断できなかった癌が体の他の部分にも転移している可能性がある。
とも言われ・・。
義母さんは肺活量が平均より少なめだったため
肺だけだなく、心臓の癌部分の摘出手術を行った際に
体力がもつか分からない。そうなったら生死の問題になると言われました。
医師の判断は、
肺癌の摘出手術、心臓癌の摘出手術を行わず、(実際、昨日は切った際に、肺の摘出手術は行わなかったようです。)
化学療法、放射線を行って、癌の進行をおさえていった方がいいと言われました。
その場合、
余命は20%で5年くらいと言われ、主人も私も知人も、
他の病院でも相談してみようと思い、
明日癌の専門病院で医療相談をする予定です。

手術直前に知人に聞いたのですが、
義母さんは日本語があまり分からず、
平均より下といわれた肺活量の図り方、
正しく行ってなかったそうです。
医師にはそのことを告げずに手術が開始されたので、
もしかして正しく肺活量を測っていたら、
平均より上で、
心臓への負担もほとんどないと見られ、
転移した心臓癌も摘出手術できたのではないだろうかと思っています。

ネットで調べたところ、
心臓に転移することも極稀なことだそうで・・
義母さんは56歳という若さなので、
主人も私も長生きしていただきたいと思っています。
無理に心臓の手術を行って頂くよりも
医師の言うとおり、
化学療法、放射線で治療していくべきなのでしょうか。
私は現在、妊婦で8月が予定日です。

私達、夫婦ももちろん嬉しいのですが、
妊娠報告した際、誰よりも嬉しそうにして、孫の誕生をとても楽しみにしていた
義母さんの姿を見ると、本当に本当に癌がどうにかならないかな。と思います。
何かアドバイスなど頂けたら・・と思っています。
皆様、宜しくお願い致します。




281 名前: ヨッチャン 投稿日:2008/06/12(木) 23:10
肺線癌4Atageジェムザール点滴治療中で4クール目の3回目
(クールの最後)治療で38度の発熱が副作用として出ました。
3週空けて開始、点滴日の2日夜に発疹がほぼ全身に出ました。
今後の治療は明日先生と相談になりますが今後どのような事を
注意したらよいですか。小生81歳ですが元気な方です。


282 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/06/13(金) 06:32
>>280
お義母さんの状態は「心臓癌」とか「心臓に転移している」というものではなくて、肺癌が心臓に
食い込んだ(浸潤した)状態です。食い込み具合によっては、技術的に取ることが無理な場合も
ありますが、「癌が体の他の部分にも転移している可能性」がきわめて高いために手術しない、
というのが一般的な考え方です。手術の危険を冒しても、転移してしまっているがんが早晩命を
脅かすことになってしまうため、危険で痛い手術は避けるわけです。

このような時、他に避けるべき理由がなければ、化学療法+放射線で治療するのが、がんを
押さえ込んでいく上で最も役に立ちます。残念ながら、治る率は高くはありませんが。

283 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/06/13(金) 06:36
>>281
ジェムザールに対して何らかのアレルギーが出てきているのでしょう。アレルギーが命取りになる
可能性もありますし、4クール目でがん細胞に耐性が出てきてもおかしくない頃合ですから、
抗がん剤を替えるのが無難だと思います。

284 名前: うめこ 投稿日:2008/06/13(金) 23:53
私は35才です。肺炎で近所の病院に入院し…肺癌・肝臓に腫瘍があると診断され癌研を紹介してもらい通院中です。
始めの診断では癌の可能性が高いと言われ、超音波・血液・骨シンチ・血淡細胞の検査をして癌細胞がないと言われて飲み薬を1週間のんでCTをしたら陰がまったく消えてなくキョウスイがたまっていると言われました。また1週間違う薬を飲んで月曜日にレントゲンをして陰がまだある様なら気菅支鏡と言われました。年齢的にも癌だったら進行が早いですよね?
骨には異常なしと言われましたが右肩や背骨が痛いです。こんなにゆっくりしていて大丈夫なのでしょうか??毎日、不安です。この1ヶ月で体重が7キロ減りました。

285 名前: うめこ 投稿日:2008/06/14(土) 00:07
長文ですいません。
気菅支鏡検査で癌かどうかはっきり決まるのですか? すでにキョウスイがたまっているという事は、いずれは入院してキョウスイを抜かなければならないのですか?
癌研ほどの大きい病院だとこんなに検査に時間がかかるものなんでしょうか? 皆さんの体験談などありましたら教えて下さい。

286 名前: 投稿日:2008/06/14(土) 09:29
はじめまして、うめこさん
>気菅支鏡検査で癌かどうかはっきり決まるのですか?
1週間前に気菅支鏡検査受けました
組織を少し取り生検し悪性の組織があるかどうかで判るようです
私は悪性でした(;;)
来週、骨シンチとMRI受けます
うめこさんはなんともないこと祈ってますが
胸水が貯まると自覚症状はあるのですか?
私はほんとになんの自覚症状も無くて悪い夢だったらいいなと思ってしまいます

287 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/14(土) 09:47
うめこ様
肺がん手術経験者です。
1 大きな病院ほど検査などで時間がかかるのは困りものですが、どうしようもありません。
若いほど進行が早いかは分かりませんが、急に進行することはまずないと思うようにしましょう。
2 気管支鏡検査は病巣部を視認し、組織を取って検査しますので、これで癌の可能性が高いと診断されればまず確実。しかし、スコープが届きにくいとか組織にはっきりしたがん細胞が出ないとかで診断が困難な場合もあると思います。
3 胸水のことは分かりませんが、少し検索すると自然治癒するケースもあるとありましたし、あまり先回りして心配せず、癌に関する診断が落ち着いてから先生に聞いてみられたらどうでしょう。
 あなたは肺がんには年齢が若いし、第一、まだがんは見つかってません。
 もしがんと診断されても治療法はいくらもありますよ。

 ここでの内容は参考にとどめ、必ず主治医に相談するようにしてください。又、気管支鏡検査で入院したら看護師さんや他の患者さんに色々聞いたら不安が和らぐと思います。
 なお、ここは肺がん治療に関するスレッドでしょうから、又ご質問がおありなら、例えば次のスレッド辺りに書き込まれたらどうでしょうか。

CTスキャンで異常が見つかりました
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/020mune/1135848188/


288 名前: うめこ 投稿日:2008/06/14(土) 14:47
桃さま…

現在、キョウスイのせいで腹部に痛みがあります。桃さん みたいに症状がない方もいるのですね。   お互いに検査検査の日々ですが負けずに頑張るしかないですね!!

289 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/15(日) 22:23
うめこ様 >
私は28歳でステージⅢAの肺がんがみつかりました。
20代、30代で肺がんは稀ですが確立の問題なので仕方ない事ですよね。
若い方が進行が早いと聞きますが私が検査等していた時『2ヶ月3ヶ月放置していて良い物ではないが1ヶ月位治療が遅れても劇的に進行する類の物ではない』と言われました。
勿論種類や個人差もあると思いますが287の名無しさんがおっしゃるように、急に進行する事は無いと思います。
がんなのか違うのか、治療方針を決める為にも検査は不可欠ですので不安でしょうが頑張って下さい。

私の場合初診から検査結果が出るまで近くの総合病院で1ヶ月程かかりました。
セカンドオピニオンを希望しがんセンターに転院した為、実際に治療を開始したのは告知から更に1ヶ月後でした。

気管支鏡で取れる位置にあるのならそれで細胞を調べるのが一番確実だと思います。
細胞を調べるのに2週間程かかるのが普通だと思います。
また気管支鏡の成功率は7割位なので1度でハッキリしない場合は再度検査やPET等を行うと思います。

うめこさんは胸水がおありのようですね。
胸水ががんによる物かどうかでステージも変わってくると思います。
また胸水の量や症状によって今後抜くかどうかも変わってくると思います。

検査結果が出ないと何とも言えませんのであまり考えすぎない方がいいですよ。

290 名前: うめこ 投稿日:2008/06/19(木) 01:55
ちぃさん…ありがとうございます。
昨日、気菅支鏡検査しました。結果は月曜日です。少し怖いです。あとPETってどんな検査ですか?
肺癌で手術すると社会復帰までどれ位の期間がかかりましたか?
完治しても再発してないか…とかで検診を受ける時期はどれ位ですか?

すいません質問ばかりで。

291 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/19(木) 12:16
PETは、注射をして1時間安静にし、CTのような無痛の画像検査を行います。
全身の癌細胞が活動している箇所を発見することが出来ます。
ただし病巣があまりにも小さいと検知できないこともあるようです。

292 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/19(木) 13:07
>>290
>完治しても再発してないか…とかで検診を受ける時期は
どれ位ですか?

完治とは5年間の経過観察後です。
5年間再発しなかった場合のみ、完治と言います。
それまでは完治かどうかは分かりません。

無再発5年経過後の(完治後の)経過観察ですが、
半年から一年に一度、ほぼ一生続けます。





293 名前: とも 投稿日:2008/06/20(金) 10:44
実父64歳に肺ガンが見つかり、来週水曜に手術を控えています。
色々とわからないことばかりなので、みなさんの掲示板を読ませていただき勉強しております。
ガンの種類ステージが不明なのですが、6×3センチのガンとのことで手術となりました。
PET検査やCTでは胸膜へのガンの浸潤(?)、骨への転移はわからないものなのでしょうか?



294 名前: 投稿日:2008/06/20(金) 15:27
とも様
PETやCTだけでも骨や他の転移は充分わかりますよ。ただ脳の転移はMRIの方が詳しくわかるらしいです。ただお父様は手術が可能との事ですのでステージ4以上ではないと思います。私の母も64歳で肺線癌で末期と診断され骨や脳など転移がみつかりましたが骨は抗がん剤や放射線、脳はガンマナイフで叩いて今、日常生活は全く問題なく元気です。今とても不安で心配だとは思いますがともさんもお身体に気をつけてくださいね。

295 名前: とも 投稿日:2008/06/20(金) 17:48
元様
ありがとうございました。
骨転移はなかったということ、手術できるということは明るい材料の一つということ意識して
父に接しようと思います。
脳のMRIも受けているので、一安心です。
地方小都市に住んでおり、手術も車で4時間半かかるところに行く
ことになってしまい、何だか不安になっていました。
かかりつけ医の先生はサバサバされており、
PET受ける前の検査結果からは余命4ケ月、とまでおっしゃっており
PETの結果、転移がなさそうなので手術を!とのことで
戸惑う部分もあり、書き込みしてしまいました。

元さんのお母様のお話きいて、元気がわきました。
元さんもお母様もお身体大切にして楽しく過ごして下さいね。
ありがとうございます。


296 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/20(金) 21:10
少しがっかりさせるかもしれませんが。

PETやCTでもわかるというのは間違ってはいませんが正確でもありません。
というのは、PETにしろCTにしろ、数ミリ以上のものしかわかりません。

つまり、PETやCTでも骨転移はわかりますが、しかし、大きさが小さければ
わからない可能性もあるということです。

なお、手術での目視ならば、より正確にわかります。
ですから、手術したところPETやCTでわからなかった転移が見つかる可能性
はあります。
さらに、目視といっても限界がありますから、手術でもわからなかったものが
あとになって成長して見つかる(再発)こともありえるわけです。

しかし、ここまで検査でわかっていないということは、確認されているのと比べれば
ずっと良い可能性があるということです。

「骨転移はなかったということ、手術できるということは明るい材料の一つということ意識して
父に接しようと思います。」
まさしくそのとおりだと思います。

ご不安だとは思いますが、まずは、手術が終わるのを待ちましょう。

297 名前: とも 投稿日:2008/06/21(土) 14:59
>296さん

ありがとうございました。わかりやすくて納得できました。
手術が終わるまで、想像ばかりせず家族で過ごそうと思います。

今、父も体調も良く、病院に入院する際、母と私と孫と一緒
にドライブしていくことを楽しみにしており、運転したいという位
元気なので、考えすぎず、何かあればその都度考えるようにして
楽しく過ごすようにしたいと思います。

また書き込みさせていただくこともあるかと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。


298 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/21(土) 18:31
うめこ様 >
291の名無しさんがご回答されてますが、
PETは注射した核物質ががんと思われる箇所に集積することでその腫瘍が悪性か良性か、また転移などがある程度わかるものです。
(正確な説明は下記リンクを参照してください)
ただ、擬似陽性などもありますので100%ではありません。
通常はCTの画像とPETの画像を両方みて判断するかと思います。

費用は保険がききますので一回3万円位だと思います。

社団法人日本アイソトープ協会(PET検査Q&A) ↓
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/8,0,117,html

PET検査ネット ↓
http://www.pet-net.jp/pet_html/treat/pet.html

社会復帰についてですが、どの程度で『社会復帰した』とするかは個人差なのでわかりません。
手術による影響が少なければ(合併症等なければ)術後1週間前後で退院が主流のようです。
私も以前に質問した事がありますが、退院直後から机仕事などに戻られる方もいるそうです。
ただ肺を手術する訳ですから傷の痛みや咳、息苦しさ等はあると思います。

完治・再発についてですが、簡単に完治と言える病気ではないと思います。
292の名無しさんがおっしゃっているように、肺がんの場合術後5年間再発等無ければ完治となります。
経過観察は1ヶ月、3ヶ月、半年、1年等その人の状態によって変わると思いますが定期的にCTを撮ったりするようです。

299 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/06/22(日) 12:44
>>298
ちぃさん、お元気そうでなによりです。

多くのがんで「一応」このように考えます。
>肺がんの場合術後5年間再発等無ければ完治となります。
しかし、「一応」であって、5年を過ぎて再発しないわけではありません。従来、肺がんも5年
経って無再発なら治ったということにしてきたわけですが、最近の検討では、5年間無再発の
方にも、その後の5年間に再発する方が1割ほどいらっしゃるというデータがあります。誠に
厄介なものです。

300 名前: 投稿日:2008/06/22(日) 13:27
憂鬱です、気力だけはしっかりとと、思ってはいるのですが
私の場合火曜日に全ての検査結果が出ます(造形MRI&骨シンチ)
ぼそって先生が言ったの脳、骨に転移があればⅣ期ですと
先週から足が多少痺れる感じなので骨に?って戦線恐々です
以前から平O正O先生の本を読んでいて
ガンになったら良く病院を見極めてと
そのなかにパトロンがついてて初期患者や進行ガン誰でも受け入れてくれる病院が一番言い病院とありますが(抗癌剤治療は医者にとって無報酬なので余裕がある病院でないと永く面倒を見てくれない)この病院て県立とか国立を指すんでしょうか?
今の病院がそれにあたるかどうかはわかりませんが
病院選び、先生選びは素人にはわかりません
意欲のない先生にあたったら(抗癌剤の選び方や組み合わせ等先生に意欲がないと治療効果は現れない)どうすればいいのかと不安になります
ガンを受け入れて皆さんのように頑張らなきゃと思う反面今の先生でいいのかな?と思ってしまいます
血液検査の結果は教えてくださいといわなければ言わないし
CT画像も大した説明もせずマウスであれこれ画像を出しては遊んでる感じだし
部長と肩書きは書いてるけど無愛想でほんと聞かないと教えてくれない
すいません、愚痴だらけで

セカンドオピニオン受けるといっても私の場合Ⅳ期であれば抗癌剤しか選択肢が無いので
病院を変える意味があるのだろうかとか考えてしまいます


301 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/22(日) 16:16
肺がん外科医様 >
いつも的確なコメントをありがとうございます。
完治の目安について誤解を招く書き方をしてしまいました。
やはりがんと言うのは一定の経過観察が無事にすんだとしても完治として放置する訳にはいきませんよね。
再発の危険性が減っても基本的に一生つきあっていく物だと認識しています。

私の近況ですが、お蔭様で咳等も減ってきました。
実は2月頃から背中に手で触るとコロッとしたしこりが見つかり、一応先生に相談したところ脂肪腫だと思うが念の為経過観察で大きくならないかだけチェックしましょうとの事でした。
先月末のCTでそのしこりが以前より大きくなっており、『場所的に先ず転移では無いと思うが例が無い訳ではないので念の為・・・』と皮膚科にて診察をして頂きました。
12日に摘出し明日抜糸です。
皮膚科の先生は『脂肪にしては硬いし、明らかに悪性とも言えないけど良性とも言い切れないので病理の結果待ち』との事でした。
呼吸器の主治医の先生によると、もし悪性だったとしても腫瘍は全て摘出しており体内に目に見えるがん細胞は無い為、抗がん剤等の治療は行わずにこのまま経過観察だそうです。
明日結果を聞いてきます。

302 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/22(日) 16:28
桃様 >
病院選びについて私もよくわかりませんが、先生に質問しやすいとか信頼できるって事は重要だと思います。

あと抗がん剤の治療の際、投与期間中の半年とか1年間入院しなければいけない病院や2週間程の入院と通院で可能な病院、週末帰宅や外泊がOKかどうか等、病院によって差があるようです。
入院環境って結構大切だと思いますので事前に聞いてみるのもいいかもしれませんよ。

303 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/06/22(日) 20:18
ちぃ様
大変な状況を乗り越えられた気力が凄いです!
肺がんについての勉強もされましたね。
私は、残っているがんは大きさ変わらずですが、新たに陰影が見つかっています。
小さいため要観察で10月にCT検査です。
何とかなるわ~っていう感じで、のほほ~んとしています。
頑張って下さい!!

304 名前: 投稿日:2008/06/22(日) 22:04
>ちぃ 様
アドバイスありがとうございます
まだ治療指針が出る前ですので簡単に考えていたのですが、半年入院とか1年入院とかあるのですね~ビックリしました
その点もしっかりと聞いてみたいと思います
また1点お聞きしたいのですが
私は今のままで線ガンであれば初めからイレッサもしくはタルセバで治療をしていただきたいと思っているのですが、やはりファーストは無理な事なのでしょうか
あと
普通の抗癌剤の場合入院前にカツラを皆さん用意されて入院されるのでしょうか?お聞きする事ばかりで申し訳ないのですがよろしくお願い致します
髪って必ず抜けるのでしょうか

305 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/22(日) 22:56
腺がんの場合、抗がん剤治療のファーストラインはシスプラチン等の白金系薬剤を中心に他の薬剤との併用、セカンドラインはタキソテールを中心とした治療が今の主流だそうです。
イレッサを用いないのは、臨床試験でファースト、セカンドラインとして用いた場合、シスプラチンやタキソテールと比較して有効とされる明確なデータが得られていないからだそうです。
点滴の抗がん剤は個人差はあれど脱毛は避けられません。病院でウィッグのパンフレットをいただける場合もあります。入院中は帽子やバンダナを用意されるとよいかと思います。

306 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/23(月) 00:40
おおまぬけ3号様 >
いつもコメントありがとうございます。
経過観察ってドキドキしますよね。
長く付き合っていかなきゃいけないものだから考えすぎるのも良くないと分かっていても結果を聞くまで落ち着かなかったり。

以前入院中同室だった方が『小さくならなくてもそのままで大きくならなければ充分。くよくよするより大丈夫って笑っている方ががんが逃げていく気がする。』っておっしゃってました。

おおまぬけ3号様の腫瘍もそのまま大きくならず、出来れば縮小するといいですね。
私ものほほ~んが大切だと思います。

私の方は放射線の影響なのか気を付けていても食べ物が食道付近で詰まる事が多いです。
最近は慣れてきて詰まっても冷静に解消出来るようになりました。

背中の腫瘍が大きくなっていると聞いた時、母は『大きくなるなんて悪性じゃないか?』って心配してました。
私自身はと言うと、皮下腫瘍とか軟部腫瘍を調べてみると脂肪種って殆どが良性で、良性でも大きくなったりするようなので『大丈夫』って思ってたりします。
母にも『肺がんだって確率低かったんだからこれで更にそんな稀な転移だったら引きが強過ぎ。もし転移だったら宝くじでも買うよ。』と言ってます。

307 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/23(月) 01:31
桃様 >
305の名無しさんがおっしゃるように最初からイレッサやタルセバはあまり聞いたことが無いです。
(イレッサは聞いたことがあります)
患者さん毎の病状や年齢、体力などでも主治医の先生の方針は変わると思います。
私の場合、最初に受診した病院では抗がん剤のみの予定でしたが、がんセンターでお話を伺ったところ抗がん剤と放射線の治療と言われ転院しました。
また、入院中気管支鏡を行いイレッサが効きやすいタイプかどうか調べて効きやすいようならイレッサに切り替えると言われました。
しかし結果はマイナス(効かない)という評価だった為抗がん剤続行となりました。
(ちなみに私は腺がん、非喫煙者です)

入院についてですが、私の通院している病院は抗がん剤やイレッサの初回は2週間入院し副作用をみて、その後は通院での処方となります。
また血液検査等体調に問題が無ければ週末帰宅OKでした。
そんななか入院中に同室の方に『前の病院は抗がん剤投与期間は入院で1年近く入院し、週末帰宅も出来ず外泊も月に1~2日程度しか許可してもらえなかった』と聞きました。
そこまでの病院は稀だとは思いますが一度治療を始めるとなかなか転院は出来ないと思いますので一応聞いてみるといいかもしれません。

髪の毛についてですが、だいたい2~3週間程で抜け始めると思います。
暫くは帽子で充分だと思いますので病院でパンフレットをもらったり看護婦さんに相談してからでも平気じゃないでしょうか?
入院中はずっと綿素材の帽子(ニット帽みたいなもの)をかぶってましたし、一時帰宅などの時は普通の帽子をかぶってました。
私の場合、放射線治療を同時に行ったので2ヶ月程入院しましたが1ヶ月過ぎた頃の週末帰宅した際にカツラを注文しに行きました。
(退院時には欲しかったので)

ただ早めに準備する事で抜けても平気って安心する部分はあると思います。

308 名前: 投稿日:2008/06/23(月) 07:57
>305様
>ちぃ様
詳細をこまかく教えていただいて感謝いたします
全く今まで経験した事のない生活に不安だらけですがお二人の説明と細かいアドバイスを頂き多少なりとも心の余裕が
今後共色々と教えていただくことばかりですがよろしくお願い致しますm(__)m

309 名前: 投稿日:2008/06/24(火) 08:58
うめこさん
検査の結果はいかがでしたか、なんともなければ幸いですが

310 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/24(火) 15:40
本日病理の結果を聞いてきました。
1~2cm程の腫瘍は、やはり肺からの転移だったそうです。

私が背中のしこりに気が付いたのは2月頃でしたがCT画像を調べてみると最初にとった昨年10月頃のものにも小さい腫瘍が写っていました。
その間に2回PETを行いましたが集積は見られませんでした。
やはり小さいとわかないのですね。

先日呼吸器の先生には既に抗がん剤をおこなった後なので画像上見えるような転移が他に出ない限り経過観察と言われたんですが少し疑問があります。
予防的に抗がん剤を使用しても効果がわからないし、いざ抗がん剤が必要な状態になった時に使える薬を取っておきたいと言うのも解ります。
でも素人考えですが前回の抗がん剤は効果があったのか疑わしいです。
手術で摘出した原発にはがん細胞が残っていたそうです。
そして今回の腫瘍はCT上治療前からあったものであり治療後も大きくなっていました。
そうすると原発への効果があったのは抗がん剤ではなく放射線だったとか、抗がん剤の効果はあったかもしれないけどその抗がん剤が効かないタイプのものが転移しているのでは?
と思ってしまうのです。

腫瘍が見つかった時、呼吸器の先生は悪性なら抗がん剤や放射線も考えなければいけないので皮膚科で調べて貰いましょうとおっしゃってました。
皮膚科では『もし悪性の場合組織を削ってくる検査だと周りに飛び散ってしまう可能性があります。』と言われたので完全に摘出して頂きました。
『今抗がん剤を使用しても効果を判断できない』って聞くと摘出しないで検査だけの方が良かったのかな?って思ったりもします。

やはり私のような場合、治療はしないで経過観察が標準的なのでしょうか?
呼吸器の受診は来月CTを撮影してからなので1ヶ月程間が開きます。
その間に色々調べてみようとは思いますが何かおわかりになる方がいらっしゃいましたらアドバイスをお願いします。

311 名前: ひな 投稿日:2008/06/25(水) 07:16
昨日、非小細胞肺ガン  線がんIIIa 腫瘍は1.6X1.8で他臓器には転移無し(リンパ腫れてる)と言う告知を受けました
治療をどう、進めたいですが?手術は出来ますが完治はありません
また、再発、転移の可能性は高いですといわれ
手術(開胸)は受けません、抗癌剤治療でお願いしますと答えましたが
その時に放射線+抗癌剤の治療も選択肢にありますといわれましたが←これは手術を前提の話ですよね?先生が説明してくれたものを録音していたゆもりが操作ミスで録音取れていませんでした
自宅に帰ってテープを聞きながらと思っていたので、聞き返す事も出来ず

希望としてはイレッサを試して欲しいと伝えたところ
厚生省の規定でファーストは使えないと言われましたが、話しているうちに入院して試してみますかと言われはいと即答しましたが
私の選択は間違っているでしょうか?
またイレッサまたは今の状態を少しでも長く維持したいので腫瘍が明らかに小さくなったとかではなく大きくならなければ、今より状態が悪くならなければと低濃度抗癌剤治療&休眠療法を受けたいと希望したところ「等病院ではやってませんので」と言われましたが
他の病院でセカンドオピニオン受けるべきでしょうか?
もう一点
イレッサが効くかどうか内視鏡で組織を取って検査をと言われましたが
検査で効かないとなった場合、後悔するかもしれないと
検査は受けずイレッサを試したいと申し出ましたが
聞かなかった場合のその後の治療方針を聞いたほうがいいのでしょうか
(喫煙暦28年、禁煙暦此処2年ですが間質性肺炎になる確立は高いのでしょうか)
先生はイレッサでもタルセバでもどちらでも使えるからと言ってくれましたが
私にとってどちらを選ぶ出来なのでしょう?判らなくなりました

先生の抗癌剤の治療経験やどの程度の種類の抗癌剤があるのか聞いておいたほうがいいのでしょうか?
ちなみに罹っているのは呼吸器内科です

他の抗癌剤の専門医がいる病院のほうが安心なのでしょうか
長々と書いてしまいましたが
皆さんの体験談とアドバイスを頂ければ幸いです
よろしくお願い致します


312 名前: 投稿日:2008/06/25(水) 11:23
ちぃ様
>私の場合、最初に受診した病院では抗がん剤のみの予定でしたが、がんセンターでお話を伺ったところ抗がん剤と放射線の治療と言われ転院しました。
↑ これは手術にむけてなされた治療なのでしょうか?


313 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/25(水) 19:38
桃様 >
私の場合は原発などが放射線があてやすい位置にかたまっていた事、大動脈との癒着が無くなれば手術の可能性がある事等の理由で治療をし手術可能な状態になったら手術というのが当初の目標でした。
がんセンターで話を聞いた際も基本的には同じ考えでしたが、抗がん剤と放射線を同時に行った方が治療効果が高いデータがあるので放射線も併用すると言われました。
なので手術に向けての治療と言えばそうなると思います。

手術が目的ではなくても放射線治療をする場合はあるのでその人の病状次第だと思います。


314 名前: 投稿日:2008/06/26(木) 07:34
ちぃ様
ご自身の大変な時に私の質問に答えていただきありがとうございます
精神的な疲れはでていませんか、大丈夫ですか?
病院選び、担当医選びはほんとに誰を信じていいのかわかりません
罹ってみないとわからないというのが現状なのですね

315 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/06/26(木) 23:51
>>310
きつい状況ですね。

肺がんのしこりが見えているような状況では、これを抗がん剤で全滅させるのは殆ど無理
ですので、皮膚のしこりを取ったことは必ずしも悪くはありません。しかし、皮膚に転移が
見られるような状況では、他にもがん細胞が潜んでいる可能性が高いですから、その
がん細胞を抗がん剤で全滅させて治癒を目指したいと考えます。問題は、いま潜んでいる
がん細胞は術前の抗がん剤を耐えた細胞であって、そのような細胞には抗がん剤は効き
にくいことが多い点です。実際、がんの塊が見えている状態で抗がん剤を使った場合、
初めの治療(first line)は3-4割の方でがんの塊を明らかに小さくしてくれますが、その後に
再度叩く治療(second line)を行った時には、いろいろと薬の組み合わせを替えても、1割
ほどの方でしか効果が得られません。それでいて、副作用は普通に出ます。

ですから、first lineもそうですが、second lineではなおのこと、治療が効いているか否かの
判断が重要です。ところが、相手の姿が見えない現状ではその判断ができません。その
意味では皮膚のしこりを取らないでいた方が良かったとも言えます。「削ってくる検査だと
周りに飛び散ってしまう可能性」とは言っても、皮膚に転移していること自体が肺がんが
あちこちに飛び散ってしまっている状態の一部であることが多いのですから、気にしても
しょうがないとも言えます。一方、「しこりが見えているような状況では、これを抗がん剤で
全滅させるのは殆ど無理」なのですから、それはそれでまたきつい話です。

効き目が判断できない時に、1割の方にしか効かず副作用はそれなりに出るであろうと
いう治療は「標準的」にはお勧めしません。しかし、目に見えるしこりがない今の状況で
しか、抗がん剤で治癒を狙えません。ですから、あの時やっておけばあるいは、と悔いたく
ないのであれば、役立つ可能性が低くても賭けに出てやってみるという選択もありです。
ただし、その場合、またがんが育ってきた時には、firstとsecond lineをしのいだがん細胞が
相手ということになりますから、使える抗がん剤がなくなるわけではありませんが、より効き
にくくなるであろうことは覚悟するしかありません。

316 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/27(金) 06:25
みんな頑張ろう!

317 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/27(金) 12:06
>ひな様

告知を受けられこれからの治療に迷いが生じてらっしゃるお気持ちお察しします。
放射線+抗がん剤の治療は手術を前提にしなくても受けられると思います。 またご希望の治療方針がおありのようですので、受けられる病院を探されるのも一つかと思います。
ただいずれにせよ、現段階でのそれぞれの治療のメリット、デメリット(副作用や治療の期間、入院か通院可能か、イレッサとタルセバの違い等)について主治医の先生とよくお話されるとよいのではないでしょうか。
患者が先生の治療経験を知る事は難しいでしょうし、それよりもその先生が患者の質問にどれだけ丁寧に応じてくださるか、細かい説明をして下さるかの方が大切かも知れません。
話をされた上でセカンドオピニオンか必要と思われれば申し出られればよいかと思います。
後、診察の際先生にお聞きしたい事はメモにして持って行くようにしています。
また治療が進むと副作用で体力も落ちますので、違う病院での治療を検討される時は、遠方の通院にはご家族の協力が必要になると思います。あくまでも一個人の意見としてご参考になさって下さい。

318 名前: ひな 投稿日:2008/06/27(金) 17:50
>>317にアドバイス頂きありがとうございましたm(__)m
来週から2週間の入院でイレッサ試す事にしました
喫煙はしていましたが女性、日本人、腺がん当てはまるものがありますので
試す価値はあるなと思いました
そうですね、やはり先の長い治療の事考えると自分で行動できる範囲の病院を私も希望しています
これから先どうなるんだろうと不安だらけですが
罹った以上はやるっきゃないですね^-^
先生は話をきちんと聞いてくれますので、この先生にかけてみようと思います
でも、Ⅲaでリンパに転移なのに手術って…何のためなのでしょう?完治が望めるんでしょうか…そんなことは無いですよね?
放射線、抗癌剤で小さくして切れば完治する可能性が大きいと言う事でしょうか

319 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/27(金) 21:34
>>318
完治の可能性はほとんど望めません。
ただ月単位での延命効果(上手くいけば1年くらい)
は期待できます。
しかしQOLは低下します。




320 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/06/27(金) 22:04
ちぃ様
気力維持で頑張って下さい!
美味しいものを食べて、好きなことをして、ほんわか~とした雰囲気を
つくりだしましょう!


321 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/28(土) 00:44
皆様コメント有難う御座います。

桃様 >
治療を開始するまではどの病院がいいのか等悩みますよね。
もし迷ったら、入院・通院等病院に居る時間も多くなりますので待合室や病室、売店やスタッフさんの対応、他の患者さんの様子等病院の雰囲気で選ぶのもいいかもしれませんよ。
同じ入院するなら快適な方がいいし、これからパジャマや検査着で病院内をウロウロする事もあると思いますので環境って結構重要だと思います。

肺がん外科医様 >
『なるほど』と考えながら読ませて頂きました。
効果を見る為にしこりを残しておいた方が良かったのかなとも思いましたが取ってしまったものを今更どうこう言っても仕方の無い事ですし、しこりが小さい割りに硬かったせいかあたると圧迫されて痛い時もありましたので摘出して良かったと思います。
今後の事を考えると今抗がん剤で叩いておいた方がいいのか、新たな病巣が発見されてからの方がいいのか・・・一長一短というかそれなりにリスクがあり判断しかねてます。
主治医の先生は転移が皮膚のその一箇所だけというのが気になるが、今効果が判断出来ない状態で抗がん剤を使用するより新たに出てきた段階で一つづつ叩いていく方が良いとのお考えですので標準的な治療方針と言うことですね。

大まぬけ3号様 >
ありがとうございます。
そろそろアルバイトでもいいから仕事を探そうかなと思っていたのですが見送りました。
体内に目に見える病変は無い訳ですし働いても問題無いとは思うのですが自分の中で治療方針が決まらず検査があったりすると気分的に落ち着かなくて・・・。
暫くのほほ~んと過ごします。
たまたま今週末に待ちに待ったコンサートに行く予定がありますので何も考えずに楽しんで来ようと思います。


今回の検査が悪性だったら宝くじでも買おうと言っていたのでスクラッチを買ってみました。
・・・ハズレです・・・そんなもんですよねぇ。
母には『あんたって意外と楽観的よね』って言われました。
今回の検査結果は私自身より家族の方がショックだったようです。
『2月頃から腫瘍があると伝えていたのに今まで放っておいて他に転移したらどうするのか』
『脳に転移したら大変だから早く治療するべきだ』等、父は主治医に不信感を覚えたようで転院をすすめてきます。
『抗がん剤が出来ないなら漢方とか民間療法とか何かやった方がいい』とも言われるのですが効果のハッキリしない物に高い費用をかけるのも個人的には納得出来ないものがありますので、私としては引き続き今の病院で様子を見ようと思っております。

家族も気にしていますし私も気になる事が1点あります。
皆様脳のMRIってどれ位の間隔で検査されているのでしょう?
以前主治医に聞いたところ『日本はCTやMRI等比較的検査をしやすい制度にはなっているが、脳のMRIに関しては何らかの症状が出てから取っても遅くない(画像上わかるのと症状が出る時期がほぼ同じ)ので頻繁にとるものではない』との事でした。
症状として頭痛やめまい、手の痺れ等と聞きましたが元々偏頭痛持ちなので頭痛と言われてもピンときません。
注意する症状などありましたら教えて頂ければと思います。

322 名前: ちぃ 投稿日:2008/06/28(土) 01:03
ひな様 >
私もⅢaで手術しました。
素人意見ですが、手術以外で完治が見込める方法はありませんのでわずかな完治の可能性にかけたり、原発をコントロールすることでの延命効果、症状の改善等が目的なのではないでしょうか?
その人その人の体力や年齢等によって手術をしたからQOLが必ず下がるというものでも無いと思います。
私は手術後咳や胸痛が随分改善されました。

323 名前: ゆう 投稿日:2008/06/28(土) 01:45
>>ひな様
317を書き込みした、ゆうと申します。
両親共に肺腺癌で闘病中です(父Ⅰa期、母Ⅳ期)

Ⅲa期の手術については、完全に切除できるものについては、術後の化学療法を行うという条件下で実施される場合もあるとの事です。リンパ節転移の状況にも左右されるようですので手術の有効性については主治医の先生にお尋ねになるのが一番だと思います。
胸腔鏡手術は両親共に受けましたが術後の回復はとても早かったです。

肺癌は完治が困難な癌と言われますが、長く治療を続けながら自分らしくすごされている方もたくさんいらっしゃいます。
悲観的に考えずに前向きでいらっしゃる事が免疫力を高めて治療を上手く進めるひとつの手段になると母を見ていて思います。
頑張って下さいね。

324 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/28(土) 07:51
抗癌剤治療の時期は、今すぐでも他に転移が確認出来てからでも
余命にはあまり関係しないです。
脳のMRIもあまり神経質にならなくて良いです。
なぜなら日常生活が脅かされるような症状は、まだ出ていないのですから。
後で治療した方が、放射線の副作用等によるQOLの低下の期間が
少なくて済みます。

いずれにしても、治療は早くても症状がはっきりしてからでも
ちぃさまの症例では余命にはあまり関係しないので
治療によるQOLの低下する期間をなるべく長く保つ選択が
良いと考えます。

325 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/28(土) 07:53
↑上記「治療によるQOLの低下する期間をなるべく短く保つ選択」
の誤りです。すみませんでした。

326 名前: フク 投稿日:2008/06/28(土) 19:03
はじめまして。
現在、父が肺がんで闘病中です。治療開始時Ⅲbで現在はⅣ
抗がん剤を4月から行ったのですが2クールが終わったあと
癌の進行がとまっていて効果が出ているが、血が造られないとのことで
3クール目を投与するのは様子を見ることとなりました。
1ヶ月の間、毎週レントゲンと血液検査を行い診察を受けていましたが
先生からは血はまだ作られていないが、癌は大きく変化はしてない
との事でした。

ところが、先日CTを撮ったら、骨への転移と背中の皮膚と
肺でも癌が広がってるとの事でした。
診察を受けている時に、首の痛みや背中の腫れ物の事を伝えても
問題なしといっていたんですが…

抗がん剤の副作用がでていると投与はすぐ中止してしまうものなんでしょうか?
また、レントゲンには転移などは移らないのでしょうか?

首の痛がでてから一月半、CT撮影から3週間次の治療がまだ始まりません。
癌の治療はこんなにゆっくりと行っていくものなのでしょうか?

文章がうまくまとめられなくて申し訳ありませんが、
いろいろとここで教えていただければと思っています。


327 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/28(土) 20:13
>>326
>抗がん剤の副作用がでていると投与はすぐ中止してしまうものなんでしょうか?

主治医が、抗癌剤の副作用による造血機能の低下や白血球の低下が
「治療の休止」よりも余命を縮める、と判断されたからです。

>また、レントゲンには転移などは移らないのでしょうか?

レントゲンに映る、ということは即治療手段がある、といことには
ならない場合も多いので、そのあたりは主治医にお伺い下さい。

>首の痛がでてから一月半、CT撮影から3週間次の治療がまだ始まりません。
>癌の治療はこんなにゆっくりと行っていくものなのでしょうか?

治療を急げば余命が延長するとは限りません。
却って抗癌剤を休んで身体の回復を待った方が良い場合もあります。



328 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/06/29(日) 15:50
>>321

しこりが痛かったのでしたら、取ったのはそれなりに良かったのではないでしょうか。今後どう
するかはおっしゃるとおり一長一短です。主治医の方針が標準的な考え方ですが、あとは
どの長短を重視するかという、ちぃさんの価値観次第でしょう。

>『2月頃から腫瘍があると伝えていたのに今まで放っておいて他に転移したらどうするのか』

皮膚の腫瘍から転移することを心配するより、この状態では元の肺癌から他にも転移が生じて
いる可能性が高いことを心配なさるべきですね。

>以前主治医に聞いたところ『日本はCTやMRI等比較的検査をしやすい制度にはなって
>いるが、脳のMRIに関しては何らかの症状が出てから取っても遅くない(画像上わかるのと
>症状が出る時期がほぼ同じ)ので頻繁にとるものではない』との事でした。

私と同じ説明のしかたです。同じ病院? まさか(^^;

脳は場所によって機能が異なるものですから、脳転移の場所によって症状も異なります。ある
程度の大きさになれば、頭痛と吐き気が共通して出ますが、こういう症状は脳転移でなくても
珍しくないところが困りものですね。脳転移の場合、がんのしこりが脳の中にあるために症状が
出るわけで、そのしこりは大きくなっていきますから、症状は持続するか悪くなるのが普通です。
ですから、きょうは痛いけれど、翌日は治まった、という時はあまり気になさることはありません。

329 名前: ちぃ 投稿日:2008/07/01(火) 02:26
324名無し様 >
コメントありがとうございます。
脳にかんしては余命がどうこうよりも『日常生活が脅かされるような症状』が出てから気が付くのは嫌なので早く発見出来ればなって思ってます。
やはり余命だとかQOLだとか考えてしまうと難しい問題ですね。
個人的には余命ってあてにしてないっていうか・・・もし『あと半年です』って言われたら生命保険請求して好きなことに使おう位にしか考えてません。


肺がん外科医様 >
転移については自分では納得しているつもりです。
ただ家族は納得してないというか、出来ないというか・・・。
私が説明しても『あなたは医者じゃないんだから』とか、
先生に説明して貰えば『医者の言う事が全てじゃない』とか。
結局押し切られて最近十全大補湯という漢方だけは飲み始めました。
治療と言うのではなく免疫力UPの為です。
ラジウム温泉も今度行ってみる事にしました。
がん効果は別にして温泉でゆっくりする位いいかな・・・と。
家族に納得して貰うのに疲れたというか・・・それで気が済むなら多少は仕方ないかなって思ってます。

MRIについての説明同じでしたか(笑)
脳転移について『症状は持続するか悪くなるのが普通』というご説明になるほどと思いました。
私の頭痛は常にボーっとするというかちょっと痛い感じでたまに痛みが増します。
冷やすと楽だったりするので偏頭痛かなとは思ってます。
この前主治医の先生に聞いたとき『脳のMRIは手術前の2月に撮ったのが最後なので心配なら検査入れますか?』との事だったので次に受診した時に相談してみます。

ありがとうございました。

330 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/01(火) 09:59
>>329
おおよその余命の把握がなぜ大切かと言うと
放射線も抗癌剤の一部も、一生に使用できる量に
制限があるからです。

ですから、症状も無いのに放射線を必要以上に照射をすると
日常を脅かすような症状の改善が必要になったときに
打つ手が減ってしまう・・・ということも考えなくては
ならないので、今が放射線の時期かどうかは慎重にご検討を
いただきたいのです。

331 名前: フク 投稿日:2008/07/01(火) 16:50
327名無しさん>
コメントありがとうございます。
私の父の場合、抗がん剤を中止してから
一気に癌の進行がはやくなり、
骨や皮膚への転移や、最近では目の焦点が合わなくなっている
などの症状がでてきており、
あの時、中止せずに抗がん剤をつづけていれば…なんてことも考えてしまいます。

332 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/01(火) 21:22
>>331
>あの時、中止せずに抗癌剤をつづけていれば・・・

副作用で却って命を縮めていた・・・
とは考えられないのですか?

どれほど手を変え品を変えても
抗癌剤には必ず効果の無くなる時期が来ることは、
医師の説明ですでにご存知ですよね?

細胞が倍倍で増えていく規模は1・2・4・8・16・32・64~と
単純に考えてもそのすさまじい勢いはご想像可能と思います。

1が32倍になるのに5回かかりますが、32が64になるのは1回ですよね。
一気に進行が早くなる、、とはそういうことです。



333 名前: フク 投稿日:2008/07/01(火) 23:24
>332 名無しさん
コメントありがとうございます。
頭では、理解しているのですがなかなか…

私の父親が、癌を告知されたのが
今年の2月でした。
その際に、私が先生に言われたのは今週一杯がやまだろうから
お酒が好きな父にたっぷり酒を飲ませて、親類をよんで
最後の時間をすごしなさいと…

今は病院も移り、担当している先生にも
大変良くしていただいており
とても感謝しているのですが、

最初の先生にとても悔しい思いをさせられたので、
父の容態が悪くなると
大丈夫なのだろうかと考えてしまったりしてしまいます。


334 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/02(水) 09:11
>最初の先生にとても悔しい思いをさせられたので、

最初の先生とどのような経緯がおありかは存じませんが
その先生の責任と現在の様態の悪化に因果関係は無いと思います。

>父の容態が悪くなると
>大丈夫なのだろうかと考えてしまったりしてしまいます。

何が大丈夫なのかご心配なのでしょうか?
緩和治療が上手くいっていないのでしょうか?





335 名前: フク 投稿日:2008/07/13(日) 00:33
父の左目が動かなくなりました。
MRI等の検査によっても原因が判明しないそうです。
先生の話だと見えないところでの癌の仕業とのこと。
よそで聞くと抗がん剤の副作用ではとのこと

どんな症状なんでしょうか?

眼科、脳神経外科は受診済み。

336 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/13(日) 09:51
>よそで聞くと抗がん剤の副作用ではとのこと

よそってどこなのでしょうか?
今の先生よりもさらに信頼できるところなのですか?

でしたら、その「よそ」で治療をなさったらいかがですか?

337 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/13(日) 12:10
336の名無しさん もう少しコメントを考えてしてあげたほうがいいと思いますが・・少しの情報でもほしいと思い投稿されてるのですから・・

338 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/13(日) 13:54
現在のところ脳転移等は疑われないのでしょうか?


339 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/13(日) 15:06
>>337
本来、正確な基本情報は主治医しか分かりません。
掲示板で質問をするための最低情報も提示されてはおりません。

ですから、厳しいようですが主治医が信頼できないのであれば、
主治医を変わるしかありません。

「よその情報」の中には、抗癌剤を必要以上に悪く語る
「健康食業者」や「偽代替医療業者」が多数存在するからです。

340 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/13(日) 16:33
>>335
>先生の話だと見えないところでの癌の仕業とのこと。
>眼科、脳神経外科は受診済み。

先生の話が正しいと思います。
これからの緩和治療やホスピスのご相談などはされましたか?

341 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/13(日) 22:12
>>331
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003113085/

皮膚転移についてです。

342 名前: なおと 投稿日:2008/07/13(日) 22:44
以前、父の抗がん剤による味覚異常について相談させてもらったものです。

その後、なんとか頑張って食事をとっていたのですが、最近水分を摂るときによくむせるようになりました。
その結果、誤嚥性肺炎になり入院しました。
幸い肺炎は抗生物質の点滴が効いて退院できることになったのですが、
退院してもまた誤嚥して肺炎を起こす可能性もあり、医師にIVHや胃ろうにしてはどうかと相談したところ
そんな事をしてもなんの足しにもならないと一蹴されました。
肺腺がん自体は、少しずつ進行してはいるのですが、痛みや咳なども全くなく、
入院するまでは、自分のことは自分でできるし、普通の生活を送っていました。
ただ、食べられなくてだんだん弱っては来ていましたが。

家族の思いですが、しっかり栄養を摂って体力を少しでも回復させれば、
もう少し頑張れるのではないかと思うのですが。
末期がんの患者には、胃ろうなどつくっても延命ははかれないのでしょうか?

どんなことでもいいのでご意見をよろしくお願いします。



343 名前: フク 投稿日:2008/07/14(月) 02:04
コメントありがとうございます。
私も主治医の先生の説明していただいている事は
正しいと思っておりますし、信頼もしております。
毎週、毎週丁寧に父の状況を説明していただいており
電話でも、丁寧に応対してもらっています。

ただ、家族としてはもしかしたらという気持ちや
もっと長く生きて欲しい(癌と共存はできないのか)など
いろいろ考えてしまうものです。
336さんが言うようによそで治療ができればしたいですよね。
それが正しいのであれば。
でもどうしたらよいか解らないのでここで相談してみました。

>338さん
診断では眼に見える転移は見られないそうです。

>340さん
はい、先生には緩和ケアなどいろいろと話をおしえていただいております。
但し、父に予後不良については先生と相談の結果まだ話していません。

>339さん
われわれ患者や患者の家族は疑問をもってはいけないのでしょうか?
少しでも父の為にといろいろと情報を集めることが主治医を信頼してない
と言うのは少し違うと思います。
ただ、父の為に何かできればと日々おもっているだけです。





344 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/14(月) 07:23
>>343

>われわれ患者や患者の家族は疑問をもってはいけないのでしょうか?

疑問には主治医が丁寧にお答えになっているはずですが?
そのお答えに疑問があるのなら、さらにセカンドオピニオンを
受ける以外に方法はありません。

なぜそこまで主治医こだわるか?と申しますと、
世の中には「偽療法」が蔓延しており、
「治る」という言葉を餌に獲物を狙ってるからです。

ですから、疑問はまず主治医になさって下さい。
良い主治医だと思いますし、お答えも正確だと思います。
その上で疑問がおありなら「さらに何が知りたいのか」を明確になさって
セカンドオピニオンを受けて下さい。

ただ、この掲示板は「偽医療」には厳しいですので
良心的な主治医の答え=この掲示板の答え=現状
であると思います。

345 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/14(月) 14:59
>>342 
なおとさん、ご参考までにお読み下さい。
http://www.bb.e-mansion.com/~mikamo/reffer/manoweb/toutu053.html

346 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/15(火) 06:48
>>343
毒にも薬にもならないけれど
「何か治療をしている」と
患者に思わせて希望を与えて
予後の精神的ケアに役立てよう、、

くらいの目的でしたら
「丸山ワクチン」などは
いかがでしょうか?

ただし上記以上の効果を期待して
患者に現在以上の苦痛を与えないことが
何よりの条件ですが・・・。

347 名前: ハナ 投稿日:2008/07/16(水) 11:39
59歳の父が健康診断のX線写真で要精密検査の診断をもらい、現在検査入院中です。
ただ、腫瘍マーカーの結果はすでに出ており、先日主治医に説明を受けました。まだ確定ではありませんが、と前置きの後
右肺上部に4~4.5cm大の腫瘍があり、腫瘍マーカーの結果を見ると可能性としては
腺癌の可能性が高いということでした。病期に関してはこれからの検査になります。

皆様にお伺いしたいのは、4~4.5cmという大きさで初期ということはあるのでしょうか?
また、大きさと転移に関して関係はあるのでしょうか?
主治医は父に「まだ初期の段階だから、手術になると思いますよ。」と説明に来たそうです。

腫瘍マーカーのCEAの数値が異常に高いことが気になります。
他の板で、CEAの数値と病勢には関係があるというような書き込みを拝見しました。
通常CEAの基準値とされているのは5以下とありますが、父の数値は838となっています。
他にSLXは68と出ていますが、CEAの高い数値が気になります。
どなたか腫瘍マーカーの数値と病勢に関してご存知の方がいらっしゃいましたら
ご教示いただけないでしょうか?


348 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/16(水) 15:14
画像に影があり、腫瘍マーカー値が異常に高いとすれば一般的に考えて、
癌の可能性も否定できないと思います。
しかしこればかりは各種検査の結果を判断する必要があります。
(PET、CT、MRI、骨シンチ、気管支鏡、血液、喀痰検査 etc...)

検査結果後に医師から詳細説明を受けられると思いますので、
事前に質問事項などをメモにまとめておくと良いと思います。
納得できない場合は他の病院にてセカンドオピニオンを受けられることお勧めします。




349 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/07/16(水) 19:25
>>347
4~4.5cmという大きさは肺がんの大きさとしてはやや大きく、最も早期のIA期ではなく、少なくとも
次の段階のIB期と評価されます。大きさが大きいほど病状が進んでいる可能性が高くなるのは
当然のことですが、あくまでも可能性であって、小さくてもリンパ節などへの広がりがあって進行
した状態である方もいらっしゃれば、大きくてもあまり広がっていない方もいらっしゃいます。

CEAの数字は確かにかなり高く、これほど高いと進行した病状であることの方が多いですが、
うまく切り抜けられる方もいらっしゃって、今の時点で予測することは困難です。

350 名前: ハナ 投稿日:2008/07/16(水) 20:40
名無しさん@癌掲示板さん、肺がん外科医さん、ご返信ありがとうございました。

父の場合職業柄肺だけは半年に一度検査をしてきましたが、今回X線で見つかった時はすでに
この大きさで家族はびっくりしています。ただ、場所的には大変発見しずらい箇所で、
健康診断のように一方向からの写真で発見するのは実際困難なこと、また、今回健康診断の
X線写真で要精密検査と拾っていただけたのが幸運なくらいですよ。と言われました。

父には今のところまったく自覚症状がありません。
そのことだけが救いのような気持ちです。

CEAの数値が異常に高いことだけが気がかりですが、こちらの板を参考に
質問メモをまとめながら、検査結果を待ちたいと思います。
また、アドバイスなどよろしくお願いするかもしれませんが、その際はよろしくお願いいたします。

351 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/16(水) 23:07
>>350 ハナさんへ。

私は今、肺腺がん4期で入院中です。
肺癌はかなり進行するまで自覚症状が出にくいようです。

私の場合、自分を含めて家族や親族に医学に詳しいものは誰もおらず、
がん治療に関する専門的な知識は自分で調べています。
(家族は、もちろん精神面などでサポートしてくれています)

ハナさん、検査結果次第ではこれから色々と大変になると思いますが
でも今の時代はPCとネットがあれば相当広範囲な知識を得ることが出来ます。
お父様をはじめ、ご家族の方のケアを含め支えあってください。

無事回復されることをお祈りしております。



352 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/17(木) 07:03
>>343
乳癌スレの「偽治療詐欺」の「甘い誘惑」サンプルです。
毒牙は巧妙に牙をむいて狙っています。

いかに現在の主治医の存在や専門病院のセカンドオピニオンが大切かが
良くお分かりいただけると思います。

>729 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/16(水) 18:30
> 私は乳癌の末期で肺転移もあり、
>とある有名な癌専門の病院に1か月入院していましたが
>症状が一向に良くならず不安でした。
>そんな時主人がインターネットで調べてくれて、
>先進的な遺伝子治療を含めた癌の総合的免疫治療を行なっている
>山梨県甲府市にある佐野外科医院に6月の上旬に転院しました。
>お話を聞いて私はこの遺伝子治療にたくしました。
>担当して下さる佐野院長先生は毎日2回から3回、病室を訪れて診て下さり
>私の手をにぎってパワーを与えて下さいました。
>(もちろん私の症状に合せて良いと思われる治療は適時やっていただいております)
>そのような佐野院長先生をはじめ富沢看護師長、スタッフの皆様の熱意にあふれる態度に
>すっかり信頼をしました。
>前病院よりの転院の際はとても息苦しくて
>酸素ボンベとともに車いすで佐野外科に来ました。
>入院1週間頃より呼吸困難、食欲不振がしだいに改善され
>自分の足で散歩も出来るようになりました。
>このような画期的な治療を癌で苦しんでいる1人でも多くの方が
>受けられればいいなと心から思いました。
>私の命が1週間位しかもたないと思っていた主人は
>今では一人娘といっしょに喜び私の身の回りの事をしてくれています。
>学校を休んで看護をしている一人娘は
>今ではすっかり笑顔が戻ってきています。
>私はこの病気を克服し一人でも多くの方に知ってもらいたいと思い
>ブログも近々開設しようと思います。

>730 名前: 千春 投稿日:2008/07/16(水) 19:22
>  >729
>  ・http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=hihanyoubou&key=1023745442&st=699&to=699&nofirst=true
>  出しておきましたので。

353 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/17(木) 07:07
>>343
「詐欺師」を暴いて下さるレスを再掲載します。

699 名前: 千春 投稿日:2008/07/16(水) 19:15
  乳癌Part5>729
  この掲示板でも既に以前から“悪名高い”
  ・http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070619ik0e.htm
  の宣伝をしています。
  スレ違いもなんのそののようです。
  削除をお願いします。

悪質な業者は悪質な医師と結託して
末期癌患者を狙っています。
くれぐれもご用心下さいませ。

354 名前: なお 投稿日:2008/07/19(土) 00:15
この掲示板でお世話になっていたなおです。ご無沙汰しています。話の流れを無視する書き込みで申し訳ありません。
2006年に肺癌4期との告知を受けてから二年半闘病して来た母ですが7月12日、息を引き取りました。67歳でした。イレッサが著効していた時期があるので、何とか体力を戻してタルセバまで持ち込みたい、と願っていたのですが叶いませんでした。最期は緩和ケア病棟の病室で、呼吸困難の緩和の為にモルヒネ投与を受けて、家族の見守る中、安らかに眠ったまま逝きました。私は呼吸の止まる最期の瞬間まで見届けられました。

今までこの掲示板での交流にどれだけ励まされて来た事か、本当にありがとうございました。
現在闘病中の方、またそのご家族の方、新しい薬はどんどん出て来ますから、体力を温存しながら治療を続ける事を第一に、これからも頑張って下さい。



355 名前: けんけん 投稿日:2008/07/23(水) 16:24
肺腺がんIV期の患者です。
さっそくですが、マクロライド系抗生剤による肺がん治療について教えていただきたく。

最近、切除不能非小細胞肺癌の治療に際し、従来の肺癌治療終了後、クラリスロマイシンを投与することによってQOLが有意に改善した、という話を小耳にはさみました。
肺内の免疫力を高めるから、らしいというのですが・・・

率直に言って、これはいわゆる”トンデモ”の類な突飛な説なのでしょうか?
そうではなくて、ある程度信用のおける話でしたら、主治医に「試してみたい」とお願いしてみたいと思っています。

ご存知の方がおられまましたら、教えていただきたく。よろしくお願いいたします。

356 名前: ハナ 投稿日:2008/07/23(水) 20:19
みなさまこんばんわ。
父のその後ですが、本日検査結果が出る予定で、聞くことリストを持参し
心の準備をしておりました。

今日の検査結果というのは気管支鏡検査の結果の予定だったのですが、
先週の主治医の説明では、父の肺の腫瘍は大きいながらも、
他の検査結果(MRIなど)を見たところ転移は見当たらず、病期はⅠBとのこと。
気管支鏡検査の結果を待って、外科に移動して手術になりますと伺っておりました。
また、主治医もこのような早期発見は初めて見たと言っておりました。

ところが今日、気管支鏡検査で10個以上取った細胞のどれからも
癌細胞が発見されなかったと言われました。
腫瘍の大きさや、腫瘍マーカーが示す数値を見ても癌細胞が見つからないのは
おかしいようで、先生方は首をひねっているそうです。
気管支鏡検査は再検査となり、検査結果はまた先になりました。
先日も書きましたが、父の場合はCEAが800以上、SLXは68と出ておりましたが、
このような腫瘍マーカーの結果でも、
良性腫瘍の可能性というのはあるのでしょうか?
それとも、今回の気管支鏡検査でうまく細胞をとれなかった
というほうが可能性としては大きいでしょうか?


351さん、

闘病中の大変な中、励ましのお言葉ありがとうございます。
まだどのような結果が出るのかわかりませんが、
これからもみなさまにアドバイスなどいただき、
父の治療に一緒に取り組んでいきたいと思っています。


なおさん、

お母様のご冥福をお祈り申し上げます。
お辛い時期に、励ましの書き込みをありがとうございました。
わたくしもなおさんの書き込みをはじめ、こちらの掲示板では
とても勉強させていただいております。




357 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/07/23(水) 21:26
ハナさん。
気管支鏡でたまたまガン細胞が取れなかったのかもしれないですね。
さらなる検査で明らかになると思います。
そうすれば治療や手術も検討されることと存じます。

頑張ってくださいね

358 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/07/23(水) 23:17
>>355
マクロライド系の抗生物質は、肺内の免疫を調節して肺線維症、間質性肺炎といった肺がんに
つながりやすい疾患のコントロールに役立つということはよく知られています。それがQOLの
改善につながるという可能性はありますが、肺がん自体をどうこうするわけではありません。

ただし、試験管レベルの話ですが、クラリスロマイシンが肺腺癌細胞の浸潤能を阻害するという
話はあるそうです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17202816?ordinalpos=7&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum
人体では示されていませんが。

359 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/07/23(水) 23:24
>>356
CTでの腫瘍の写り具合にもよりますが、良性腫瘍の可能性は低いと思います。本当は肺がん
なのに気管支鏡でうまくがん細胞が取れないというのは珍しいことではありません。私どもでし
たら、同じ気管支鏡を繰り返さず、皮膚越しに肺/腫瘍に針を刺す肺針生検を行うか、いかにも
肺がんらしい写り具合なら、いきなり手術で確かめに行き、手術中に顕微鏡で肺がんであることを
確かめた上で、引き続き肺がんとしての手術をしてしまう、という方針になります。

360 名前: ハナ 投稿日:2008/07/24(木) 23:05
みなさまこんばんわ
いつもアドバイスをいただきありがとうございます。

今日は主治医に直接お話しを聞くことが叶いましたので、ご報告させてください。
主治医が言うには、CTの写り具合や血液検査の結果を見ても
腫瘍は悪性であることを告げているとのことでした。
肺がん外科医さまにもアドバイスいただきましたとおり、
気管支鏡検査でがん細胞が取れないケースは5人に1人の確立であり得るそうで、
それであれば、何か別の検査方法で確実に細胞を取ってもらえないのでしょうか?
と質問したところ、父の腫瘍はわりと気管支の幹の近くにあるそうで、
肺針生検よりも、気管支鏡がベストであると考えているそうです。
また、現在の病院では手術をしながらの細胞の検査は無理だそうで、
今回の検査でがん細胞が見つからなければ、もっと設備の整った病院で
手術をしながらの検査も考えられますと言われました。

腫瘍が大きいので、心配ですが、診断が確定できなければ
治療が始められないということですので、検査の結果を待つばかりです。
父は一度退院の手続きをして、来週末に外来で検査結果を聞く予定です。
早く検査結果が出て、治療を開始したいのですが、この期間がなんとも
憂鬱な一週間になりそうです。。。

361 名前: けんけん 投稿日:2008/07/25(金) 11:06
肺がん外科医様、レス、ありがとうございます。
人体で効果が示されていないとなると、主治医にお願いする以前の状況ですね。
ありがとうございました。

362 名前: ワンチビ◆dKg2ukuLuE 投稿日:2008/07/25(金) 22:42
>なおさん
お母様のご逝去を悼み謹んでご冥福をお祈りいたします。
まだまだこれから人生を謳歌できるご年齢のお母様がお若く身罷られたこと残念でなりません。
しかしながらご家族に最後の一息まで見守ってもらい、お母様は心安らかに旅立たれたことと思います。
闘病を支えてこられたなおさんも、お疲れの出ませんようにご自愛ください。


363 名前: なお 投稿日:2008/07/26(土) 22:23
>ワンチビさん
ありがとうございます。
母が亡くなる数日前から良くワンチビさんの事を考えました。ワンチビさんも最後の一息まで看取られた事、とても良く覚えています。私もそう出来た事は悲しい中にも少し救われた気持ちになります。
お互いに辛い時期はまだまだ続きますが、自分自身が元気でいる事が何よりの供養と思い、生きて行きましょう。

364 名前: 長男の嫁 投稿日:2008/07/26(土) 23:31
>なおさん
お母様のこと、心からお悔やみ申し上げます。
家族として、最後まで見守ることができ、本当によかったですね。
お母様も安心して旅立たれたことと思います。
これからはお母様の為にも健康に気をつけて頑張っていきましょう!

365 名前: ユーミン 投稿日:2008/07/28(月) 10:17
>なおさん
謹んでご冥福をお祈り致します。
ステージ4という厳しい状況の中、とても頑張られたと思います。
お母様は、これからもずっと天国からなおさんの事を
見守ってくれるはずです。
まだ辛い時かも知れませんが、なおさんもお疲れだと思います。
少しお休みになって、また元気が出てきたら頑張っていきましょう!


366 名前: なお 投稿日:2008/07/30(水) 00:07
>長男の嫁さん
ご無沙汰しています。最期の瞬間に家族が全員いられる事はなかなか無いのかも知れません。それだけは本当に良かったと思っています。
今後は自分自身が健康で前を向いて歩いていく事が母に出来る事なのだと思っています。
お互い頑張りましょうね。


>ユーミンさん
ご無沙汰しています。お母様はいかがですか?
お悔やみのお言葉をありがとうございます。確かにステージ4からのスタートでしたから厳しい事ばかりでした。
でも何とか頑張ってタルセバの服用まで持って行きたかったのですが叶いませんでした。その悔しさは残ります。
葬儀関係も片付き、今後はゆっくり片付けなど出来ればと思います。
今まで本当にありがとうございました。

367 名前: 紫陽花 投稿日:2008/08/02(土) 20:18
皆様お久しぶりです
アドバイスや優しい言葉をかけていただいた方々ありがとうございました
まだがんと戦い始めて1ヶ月
ファースト治療にイレッサを希望しあえなく惨敗!効くどころか1ヶ月経ちCTを撮ったところ腫瘍が大きくなってました(;;)
内心凄いショックですが・・・次に期待です
次はタルセバをお願いできますかと聞いたところイレッサで効かないのだからタルセバは考えない方がいいといわれました
それもそうだなと思いながらもやっぱり無駄に終わるでしょうか?
同じ経験された方体験談お聞かせください



368 名前: ハナ 投稿日:2008/08/03(日) 08:52
みなさまおはようございます。

父の検査結果が出ました。扁平上皮癌でステージはⅠBとの事でした。
現在の病院からは胸腔鏡手術を勧められましたが、この病院ではやっていないとのことで
別の大きな病院を紹介していただきました。
現在は2つの選択肢があります。

・現在の病院で1か月以上先の手術予定で開胸手術をうける。
 この病院は呼吸器内科がないため、手術後の抗がん剤治療はできないとのこと。

・紹介してもらった病院で手術をうける(開胸or胸腔鏡)。
 手術後の治療は(必要に応じて)自宅近くの病院でうけるようにする。


父も母も現在の病院での治療を望んでいましたが、現在の病院で手術をする場合は
開胸手術で、手術は1か月以上も先になります。

○せっかく早期発見が叶ったのに、1か月以上も手術が先になるということで、
 その間に進行する可能性もあるかと思いまして、不安を感じています。
 どこの病院でもこのように1か月くらいは手術を待つようになるのでしょうか?

○胸腔鏡手術に関して、何冊か買った本に説明も書いてありましたが、
 いまひとつメリットが見えてきません。父は50代でまだまだ体力もありますし、
 開胸してきれいに組織を取っていただいた方が、根治につながるのではないかと
 素人考えで思ってみたりしています。胸腔鏡手術に関して情報がありましたら
 教えていただけると大変助かります。

○ステージⅠBの非小細胞がんに関しても、術後の抗がん剤治療で生存率が数%でも
 UPするということを聞くと、数%のためだけでも抗がん剤治療を受けたいと
 思ってしまいます。

誠に勝手ですが、みなさまにアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

369 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/08/04(月) 12:19
>>367
別スレでも書きましたが、イレッサが効かないこと=タルセバも効かない、ではありません。しかし、
標的分子が同じなのですから、効かない可能性は確かに高いです。

ですから、いきなりタルセバに行かず、他の細胞毒抗がん剤をはさんでみるという行き方も考え
られます。そこは主治医と良くご相談なさってください。

370 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/08/04(月) 12:31
>>368
>○せっかく早期発見が叶ったのに、1か月以上も手術が先になるということで、
>その間に進行する可能性もあるかと思いまして、不安を感じています。
>どこの病院でもこのように1か月くらいは手術を待つようになるのでしょうか?

通常の非小細胞肺癌は1ヶ月くらいで病態が変わることはあまりないので、メジャーな病院で
1ヶ月待ちというのは、最近は普通です。私のところでもそうですが、1.5ヶ月待ちくらいまでは
止むを得ないこととしてやっています。それを越え始めると、素性の知れたほかの病院に紹介
しますが、そこでの待ちが必ずしも短いとは限らないところが困りものです。

>○胸腔鏡手術に関して、何冊か買った本に説明も書いてありましたが、
>いまひとつメリットが見えてきません。父は50代でまだまだ体力もありますし、
>開胸してきれいに組織を取っていただいた方が、根治につながるのではないかと
>素人考えで思ってみたりしています。胸腔鏡手術に関して情報がありましたら
>教えていただけると大変助かります。

胸腔鏡手術に習熟した病院では「きれいに」取る程度は開胸手術と大差はないと考えられて
います。ただ、個人的には「私が」開胸手術と同じレベルの手術を胸腔鏡でもできるとはあまり
思えませんので、私はやりません。世に胸腔鏡手術のメリットして喧伝されている様々な
「利点」はけっこうマユツバだとも思ってますので。

>○ステージⅠBの非小細胞がんに関しても、術後の抗がん剤治療で生存率が数%でも
>UPするということを聞くと、数%のためだけでも抗がん剤治療を受けたいと
>思ってしまいます。

IBの扁平上皮癌ですと、術後の抗癌剤治療の意味合いは現時点では疑問視されています。
過去のデータでは5年生存率で5%程度の改善がありえることを否定はできませんが、それは
20人に一人くらいしか役立たないということでもあります。

371 名前: koko 投稿日:2008/08/05(火) 00:39
いつもお世話になっております。父は肺がんⅢB期で抗がん剤治療中でしたが、カルボプラチン+パクリタキセルを終え、ドセタキセルを二回投与したところでストップしていました。急に元気がなくなったなと思っていたら熱が出て、体がふらふらになりました。体に菌が入ったようで、肺炎になりかけだったそうです。すぐ入院して点滴治療していますが、食べ物が食べられず、食べ物を見ると気持ち悪くなり吐いてしまったりします。ほとんど何も食べられない状態なのですが、これは体の菌のせいなのでしょうか?体が弱っているせいなのでしょうか?母が言うには、なぜものが食べられないか、今調べていると言われたということだったのですが、そういったことは調べてもらってわかることなのでしょうか?もしわかれば教えてください。あさって主治医と話をしたいと思っているのですが、いろいろな意見を聞かせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

372 名前: ハナ 投稿日:2008/08/05(火) 22:07
肺がん外科医さま、アドバイスありがとうございます。

>1ヶ月待ちというのは、最近は普通です。

そうなのですね。でも、1ヶ月くらいで病態が変わることはあまりないということは
少し、心が安らぎました。手術日の待ち期間などは割り切って、
手術方法などをあせらず納得ゆくよう相談して決めたいと思います。
胸腔鏡手術のメリットはまだまだ本で読んだ限りではよくわかりませんので。
術後の抗がん剤治療に関しても20人に1人くらいにしか役立たないということですので、
はたして本当にやる意味があるのかをよく考えたいと思います。

いつもアドバイスをありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

373 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/06(水) 23:03
お世話になります。
父が扁平上皮癌1A期で手術をしてから9ヶ月で、食欲不振、咳とCEAの上昇で
CTから両肺に数ミリの細かい影が見つかり、再発の疑いとのことで抗がん剤を開始しました。
CT,MRI、骨シンチの結果、脳や骨への転移はないようで、咳の原因もわからないそうです。
現在は抗がん剤1クール目なのですが、咳が酷いことと(薬が効かない)、副作用の食欲不振の他はいつもと変わりなく過ごしています。
でも両肺に細かい影があるとのことなので、これは遠隔転移に入るのでしょうか?
医師の説明では抗がん剤でもう一回頑張りましょう!と前向きな感じなのですが、再発転移となると現状は厳しいものですよね・・・?
現在の状況から父の実際の予後、余命はどのくらいあるものでしょうか?
この今の父の状況がどういう状況なのか自分で調べても今いち理解できずにいます。
父や家族は再発が疑われる肺の影は数ミリなのだから抗がん剤で消えればいいんだからと前向きに捉えています。
どうかアドバイスお願い致します。

374 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/07(木) 00:30
再発であれば、当分病院との縁は切れないでしょうが、余命を考える時期ではないと思いますよ。
まずは体力を落とさないようにされ、抗がん剤治療頑張ってください。


375 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/08/07(木) 23:50
>>373
CEAの値は手術前に高くて、手術後に下がっていたのがまた上がってきたのでしょうか? 「数ミリの
細かい影」は粒状の影がたくさん見えるのでしょうか? どちらもYesであれば、これは遠隔転移が
多数出てきた再発の状態で、おそらく咳もそのためです。

残念ながらこの状況はお考えの通り厳しく、抗がん剤がよく効けば影が消えるほどになるかもしれ
ませんが、全滅はしません。時間は稼げるかもしれませんが、治ることはほぼ期待できないです。
しかし、今の時点ではまだ余命を云々できる状況では全くありません。これからの抗がん剤の効き
具合、がんの増え具合のバランスの中で決まってくることで、平均的な数字はありますが、それが
そのままお父さんに当てはまるわけではないのです。

現状では、抗がん剤が良く効いてくれることに期待してまずは頑張るしかありません。ただでさえ
副作用でつらいのですから、咳で余計につらい思いをしなくて済むように、さまざまな手を試して
もらうようにしましょう。例えば、こういうところを参考になさると良いでしょう。
http://www.bb.e-mansion.com/~mikamo/reffer/manoweb/toutu05p.html


376 名前: スパンキー 投稿日:2008/09/18(木) 01:28
以前、こちらにお世話になり、的確なアドバイスを頂きありがとうございます。
昨年、父が肺胞上皮癌の1B期で、右下葉摘出し、月1通院とUFT服用で10か月が経過した先日、レントゲンで新たに影があり、MRIの結果ほぼ、再発との結論だそうです。再来週、痰のSAMPLE持参して調べてもらう事になりました。

先生いわく、UFTが合ってなかったようで、次回までに新たな服用薬を検討しますとの事。
父は、ありがたい事に、薬の副作用が一切なく、ロッカン神経痛に悩んでるくらいで、非常に元気でしたので、かなり落ち込んでいるようです。

いつかは再発と、心のどこかに覚悟は決めてましたが、いざ、現実味を帯びて多少の動揺もあります。

再発なので、本人も周りも冷静に対処しようと心がけています。
先生の、肺胞上皮癌は やっかいな癌。との発言と、新たな薬の効果と副作用に不安を感じております。

377 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/09/18(木) 13:38
376 スパンキー様
私は、昨年2月に右上葉摘出(中分化腺癌ⅠB1個)と右下葉部分切除(肺胞上皮癌ⅠA2個・
高分化腺癌ⅠA1個)手術を受けました。現在UFTを服用しています。
中葉1個は取り切れずに、新たに陰影1個があります。
悪化すれば切除するだけ!という気持ちでいます。
お父様もスパンキー様も、負けない気力でがん退治に臨んで下さい!!


378 名前: ラミモ 投稿日:2008/09/18(木) 17:44
376>> スパンキー様

私は、昨年10月に肺腺がんで左上葉区域切除1個、左下葉部分切除2個、右上葉1個部分切除
を同時にしました。しかし、右下にまだ2個摂りきれないものがあると説明されています。
術後、抗がん剤はどうしますか?と問われるも服用せず、今の所以前と変わりなく仕事も趣味の
旅行も毎月のように出掛けています。
 
スパンキーさんのお父様や、ご家族の方の考えが一番大切に思いますが、
お父様のご様子は非常に元気との事ですので、あまりナーバスにならずにQOLを維持できる方向で
家族の方が気をつけてあげてください。
身体が病気でも(身体にがんを抱えていても)病人にはならないように!
59歳のおばさんでも、がんと共存して毎日楽しく生きています。

379 名前: スパンキー 投稿日:2008/09/18(木) 19:20
ここでの、親身になっての書き込みに毎回、感謝しています。ありがとうございます。

いつも、前向きになれるキッカケを与えて頂いてる気がいたさます。

ころからも、たくさんの方の背中を押して上げてください。
ありがとうございます。

380 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/20(土) 00:46
肺がんの痛みについてお聞きします。父は昨年12月に扁平上皮癌ⅢB期と診断され、抗がん剤治療を受けてきましたが体力がおち、今は抗がん剤治療をストップしています、というよりかは緩和ケアへうつる確率が高いです。そこでがんの痛みについてですが、うちの父は、今まで一度も痛みを感じたことがなのですが、痛みというのは必ず出てくるものなのでしょうか?30%の方は痛みがでないとも聞いたことがあるのですが、その情報は正しいのでしょうか?もし痛みが出てきた場合、家族としても見るのも辛くなるのではないかと思うのですがなんとか父を支えてあげたいです。

381 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/09/21(日) 22:40
380様
痛みは、人によって感じ方が違うかと思います。
お父様は、痛みを感じないということは幸せなことです。
もしも痛みがあれば、医師が緩和処置をとられるでしょうし、家族としては
マッサージなどの気分が良くなることや声掛けを図って下さい。


382 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/23(火) 07:46
大まぬけ3号様、コメントありがとうございます。そうですね。こちらを拝見していると、最初に痛みがあってがんだとわかった方もいらっしゃると知ったので、父は痛みがないだけでも幸せなんですね。どうかこのまま痛みがないことを祈ります。

383 名前: 父が危篤です。 投稿日:2008/09/24(水) 13:58
先日父の肺癌が見つかり73歳なので放射線治療を開始しました。
もともと肺気腫持ちだった為生きてる肺は3分の1での治療開始でした。
数日後肺炎になり治療はストップ・ドクターからはもう助からないと言われました。
苦しむ顔は見たくないのでモルヒネの量を増やしてもらいました。
ドクターの予想では3日間くらいで旅立つような事を言われていましたが10日たった今でも父は頑張って生きてます。
熱は37.0~38.5度を行ったり来たり・痰の吸引してもらっています。
看護師さん達はマメに水枕を交換してくれたりしてます。
こんな状態なのに病院に置いてもらっている事に感謝しているしかないのでしょうか?

どなたか教えて下さい。




384 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/24(水) 15:15
父が危篤さん、お父様のそばで見守るしかないもどかしさ、心中お察し申し上げます。
天命と言うものは、お医者様でもわからないと思います。
聴覚と言うものは最後まで残っていると聞きます。お父様に、たくさん語りかけてあげてください。
そして、お父様は苦しみを取り最後のときを迎えるための治療をおこなっているのですから、「置いてもらってる」と卑下する気持ちになられることはないと思いますよ。
確かに、ベッド待ちの方はたくさんいらっしゃるでしょうが。ちゃんと費用もお支払いになるのですから、悔いの残らないように最後の瞬間までお父様のことを大切にしてあげてくださいね。
確かに感謝の心は大事です。
神様に感謝、家族に感謝、ドクターに感謝、看護婦さんに感謝、そしてなによりお父様に感謝です。
看取りの時の家族の肉体的、精神的疲労ははかりしれないものです。どうか体調を崩されませんようにご自愛ください。


385 名前: 父が危篤 投稿日:2008/09/25(木) 17:04
384さん

ご丁寧な返答ありがとうございます。
感謝の心を忘れずに父を見守って行きたいと思います。

ありがとうございました。。

386 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/27(土) 11:46
母が肺癌治療中に肺炎になりセデーション状態になりました。
すでに1週間同じ状態が続いてます。
先日先生にもう一度治療してみましょうか?と言われました。
私は素人なのでよくわかりませんが、母の意識レベルは低いと思います。
モルヒネ点滴量は、おそらく生理食塩水45mlに塩酸モルヒネ5mlを入れたものを一日120mgくらい投与していると思います。
母に痛みはなく呼吸のためにモルヒネを使っています。
一度は血圧も60まで下がりましたが現在は90まで戻ってきました。
酸素マスクをして血中酸素は95です。
このような状態でモルヒネを減らしても大丈夫なのでしょうか?
母は68歳です。



387 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/27(土) 14:01
モルヒネを減らせば、意識は戻るでしょう。
ですが、セデーションは、ご本人やご家族が望んだのではないですか。

セデーションについては、ケア板に多少あります。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/kea/1083864015/l50

388 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/27(土) 22:17
387さん コメントありがとうございます。
セデーションは,先生に治療できないと言われたのでそれなら苦しまずに旅立ってもらおうとゆぅー事で家族できめました。

先生も数日で旅立つと思っていたみたいなのですが母の頑張りに気が変わったみたいです。

正直母に頑張ってほしい気持はありました。
しかし先生に治療できないと言われたらセデーションを選ぶと思います。
それを今になってもう一度治療と言われても・・・・
正直先生を信用出来ません。



389 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/27(土) 22:44
>>386 >>388さん
とても悩んでいらっしゃることと思います。もし、治療を再開すれば目を覚まして自分に話しかけてくれるかもしれない。元気な母にもどってくれるのかもしれない。
でも、もしかしたら苦痛を呼び起こすだけかもしれない。
枕元で母の姿を見ながら、「生きたい!」と思っているのかな・・「この苦痛から早く解き放って!」と思っているのかな・・など色々考えてしまうことと思います。
私は、モルヒネでただ眠っているだけの母のそばにいるとき、「生きていて欲しい」と思いました。
娘のエゴです。こんな状態になっていても娘は母に生きていて欲しいと願うんだと自分自身で感じました。
この肉体の苦痛から早く開放してあげたいという気持ちと、生きていて欲しいという願いの葛藤のなかで、その時を迎えるまでの数日をすごしました。
ご家族と先生でよくよく話し合って、考えてください。お母様にどうしてあげたいか、もし自分なら家族にどうして欲しいか。
意識を低下させる前、お母様とセデーションについて話されたことはないですか?具体的でなくても、お母様から何か意思表示はなかったか、何気ない話の中でお母様の希望は語られてなかったか。


390 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/27(土) 22:48
患者本人の意思通りにいかないかもしれませんが
お母様がご自分自身だと思って悔いの無い治療・セデーションを。。
何もできませんが、ただお祈りします。


391 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/28(日) 09:41
憶測ですが、転院を勧める機会を作ろうとしてるとか...セデーションの状態で転院は出来ませんし

392 名前: スパンキー 投稿日:2008/10/06(月) 22:16
去年12月、父が肺胞上皮癌1B期で右下葉摘出し、UFTによる治療を続けていましたが、先日かな再発が確認され、本日入院。8日より、点滴による抗がん剤投与が始まるそうです。
極めて一般的にしられている、ノーマルな抗がん剤らしく、2つの名前は 今ど忘れしてしまい、また書き込みますが、とりあえず、ワンクール、それをやって効果を見極めてから次のステップに進みましょうとの事です。

あまりに早い再発に少々戸惑いもありますが、なんとか 乗り越えてくれないものかと、期待したり
70過ぎてる身体には、やはりつらいかな、と不安になったり、と 右往左往しております。

393 名前: スパンキー 投稿日:2008/10/07(火) 01:38
先ほどの投与材はシスプラチンでした。

正直、経過を観察するしかないのですが、本人の希望が、とことんやっつける覚悟あり!なんで、こうなりましたが、病気と共にと、どちらが、親父にとってベターなのか、そればっかが気がかりです。
結局は結果論を待っしかないのですが…。

394 名前: スパンキー 投稿日:2008/10/22(水) 22:27
右下葉摘出手術後、1年で残りの右肺に転移が見られ、シスプラチン、タキソテールの抗がん剤治療で2週間、今、1週間の退院中である。
副作用の、白血球低下、食欲不振、けだるさ、抜け毛が見られたが、今時点では回復傾向。
また、すぐ入院して、同様治療に入るのだが、父の体力的にどうかと気掛かり。回数重ねると、副作用も軽減されるものなのでしょうか?

あまり効果が見られない場合は、また別の抗癌剤を検討との事でした。
肺胞上皮癌は、やっかいな種類との事。
色々調べてみてますが、どれも難しく説明されてあり深くは理解できかねております。
先生に従う事しかできないのですが…。
取りあえずは、一般的な、化学療法がはじまったって事で、よろしいのですか?

395 名前: 伝承 投稿日:2008/10/23(木) 12:55
はじめまして。

肺腺癌stageⅣの母がいて現在2年1ヶ月がたちます。
突然ですが、今年末に認可されるといわれている新薬はどのようなものなのでしょうか?
イレッサ⇒現在タルセバ+タキソール使用中で効果が少なくなってきているとのことなのですが…。
新薬は期待できるのでしょうか?

396 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/10/27(月) 01:04
>>394
行われているような抗がん剤の副作用は積み重なっていく面が多少はあり、回数を重ねると
残念ながら副作用はきつくなることが少なくありません。現在の治療は、現状に対してもっとも
標準的な治療のひとつです。

397 名前: スパンキー 投稿日:2008/10/28(火) 23:57
肺がん外科医様。
ありがとうございます。
そうですか、抗癌剤治療が積み重ねれば、副作用も顕著ですか。
仕方ないですね。
親父は本日、再入院いたしました。
明日、前回同様で2回目の、シスプラチン、タキソテールの投与が始まり、11月10にCTによる検査をし、その検査によって3回目の薬を検討しましょうとの事。親父とは、別で先生と話す機会を模索しているもの、遠方のため、なかなかタイミングがあわずじまいがつづいております。
先生から何年生存を何パーセント上げる治療なのかという説明を聞きたいのです。
昨年末、術後経過を、この掲示板に書き込み、再発する可能性、生存率、UFT服用における、再発率、生存率など、詳しくお答え下さった肺がん外科医様のおかげて、前向きに本人、家族とも今まで来れた気がしています。
今回、残念ながら、再発という結果になってしまいましたが、それは本人、家族とも、素直に受け入れる事が出来ました。
今回は、この抗癌剤は30パーセントの確率で効果ありとの事です。
別に数字にこだわる訳ではありませんが、希望が持てる数字なら、本人に提示して背中押す事は出来るかな、と考えております。



398 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/30(木) 01:15
数字のゲームじゃないですが、確率通りに行くとも限りません。
ご本人の意思も尊重の上、人生旅行の着陸地点にふさわしいコースを
導いてあげてください。

399 名前: <削除> 投稿日:2008/10/31(金) 20:34
<削除>

400 名前: スパンキー 投稿日:2008/11/01(土) 14:17
先日、主治医と話す事ができました。父はBACというタイプの癌らしく、かなりタチが悪いそうです。  このまま治療せずなら増悪し、一年先は保証できません、との事。今は 積極的に治療し、経過を判断し、維持でかなければ、緩和に切り替えましょう。との事。父は2度目の投与を水曜日に終え、只今副作用と格闘中。おっしゃる通り、1度目より、苦痛のようである。BACは、最後は本人は おろか周りの人すら見るに耐え難い状況になるらしく、呼吸器うんぬんの話も ありました。ただ、今は投与のおかげで、大きくならず、キープしている状態です。
ショックでは、ありますがしっかり受け止め 覚悟を決めないと と思っております。

401 名前: 投稿日:2008/11/04(火) 02:54
BACって何だろう?って思って調べてまいりました。
細気管支肺胞上皮癌(BAC)
http://jspk.umin.jp/reg-meetings/2005reg-meet/31st-contents/31st-C3.html

402 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/11/04(火) 21:21
>>400
おっしゃるとおり、BACはタチが悪いことがあります。ただ、401で見つけてくださったURLで
書かれている粘液非産生型のBACではなく、がん細胞が粘液を多量に産生する「粘液産生
型の」BACだろうと思います。

このタイプは空気の通り道を経て肺のあちこちに広がり、産生される粘液のために痰が増えて、
痰を切るのに苦労し、肺の働きが次第に落ちて息が苦しくなります。息の苦しさは酸素を補い、
苦しさを和らげるモルヒネなどの薬で相応に対処できますが、最終的には意識レベルが落ちる
ほどに薬を使うこと(セデーション)が必要になりがちです。

ただし、EGFRというタンパクを標的とする分子標的薬であるイレッサ・タルセバが著効する時が
あり、殊にEGFR遺伝子に特定の変異がある場合、喫煙歴がない場合には効果が期待できます。
一方で、変異がない場合には効果が出る可能性は低く(可能性がないわけではありません)、
喫煙歴があれば、致命的な間質性肺炎を起こす可能性が高まるので、これらの薬を試みる
ことはためらわれます。


403 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/05(水) 00:39
肺腺がんの母が右腕を上げると少し肩が傷むと言っています。
どうして肺がんは肩が痛くなるのでしょうか?

404 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/05(水) 01:54
>>403 脊椎、頚椎、肩、リンパなどに転移していることも考えられますが。
あとなんでもガンのせいにしてしまいがちですが、普通の肩こりや腰痛などと
ガン痛も検査で明らかになるまでは紛らわしいです。
精密検査をされてみてはいかがでしょうか?

405 名前: スパンキー 投稿日:2008/11/06(木) 20:55
遺伝子検査にで、イレッサは効き目がないであろうとの見解が示されております。
おそらく、肺がん外科医様が、おっしゃっている事なんだと思われます。
シスプラチン、タキソテール、投与2クール終了。抜け毛、白血球減少など、副作用は顕著。
ただ、癌細胞が縮小傾向、わずかですが。
まだ、なんとか本人の体力は、残ってる感じ。
希望を捨ててる訳では、ありませんが、緩和に切り替えるタイミングとは、何を基準に考えるべきですか?


406 名前: 投稿日:2008/11/08(土) 11:00
筑紫哲也さん死去で凄いショックです
同じ肺がんで筑紫さんも頑張っていらっしゃるのだからと勇気をもらっていました
早期肺がんで手術と書かれていましたが早期でもわずか1年半の闘病で亡くなられるんですね
スレ違いだったらごめんなさい
ご冥福をお祈りいたします

407 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/11/08(土) 13:00
肺がん患者としては、肺がんでの訃報を聞く度に心が痛みます。
私は、昨年の2月に多発がん(右上葉切除ⅠB1個・右下葉部分切除ⅠA3個)
手術を受けましたが、右下葉にできた新たながんの除去手術が必要となりました。
PET-CTとMRI検査で他への転移有無を調べているところです。
また苦しい手術かと思うと辛いですが、徹底的に敵をやっつけます。
再発に苦しまれている皆さん!諦めないで頑張りましょう!


408 名前: ラミモ 投稿日:2008/11/08(土) 16:47
407>>大まぬけ3号さま
昨年、手術するのが怖くて悩んだ折、いろいろアドバイス頂いて心強かった
ラミモ です。 その節は本当にありがとうございました。
大まぬけ3号さんと同じく多発がんで取り残しが2個あると術後の説明を
受けました。この10月に1年検診を受けた折、1個が消えていました。
普段はがん患者である事を忘れて、生活を楽しんでいますが、ちょっと痛い所が
あると『転移!?』と怯えます。そして訃報を聞くたびドキッとします。
大まぬけ3号さま…新たながんという事ですが、多発ガンの取り残しではないのですか?
セカンドオピニオンなどなさらないのですか?
もし手術が避けられないのであれば、持ち前の精神力の強さで乗り切ってください。



409 名前: ゆじゅ 投稿日:2008/11/08(土) 19:01
はじめまして。
私の母(59歳)は、去年の10月に肝臓ガンと
診断されました。
10cmという大きな腫瘍でしたが、単発性の物で
リンパ、他のところへの転移もなく、肝臓も
とてもきれいで健康ですからと言われ、外科的手術になり
私たち家族はとても喜んでいました。
しかし、やはり癌なのでその後も油断はできないと
思っていたのですが
今年の6月に肺に転移があると診断を受け
私たちも気が沈みましたが、やはり母が1番
まいってしまって、夜、寝室から母のすすり泣く声が
自分の部屋まで聞こえてきて、胸が苦しくて辛くて
しょうがない状態でした。
でも、いまでは母もすっかり元気を取り戻し
友達や、父と旅行に行ったり、朝は5時ぐらいに起き
二時間ぐらい毎日散歩したり、ヨガを習ったり病人には
見えないほど元気です。(今日も友達五人で温泉一泊旅行
に行ってます。ガンなんかに負けるか~っとダンスを踊ったりしてます。)

でも、やっぱり肺に腫瘍があるわけでマーカーも
少しづつですが上がっています。
そこで質問をしたいのですが、担当医は肺に転移した
ガンは、肺ガンではなく肝臓ガンです。とお話をするの
ですが、肺にできたガンはすべて肺ガンではないんでしょうか?

それと母は、左側の肺にも、右側の肺にも
三つほどづつ2mm程の腫瘍があるということなのですが
外科的手術はできません。と言われたのですが
やはりできないのでしょうか?
素人的な考えになってしまうのですが2mm程の腫瘍のうちに
なんとかしたいのですが・・・。
ちなみに、母の状態ですとステージはいくつなのでしょうか?
リンパなどに転移はないみたいです。

母は、抗がん剤を一時期やりましたが
副作用が強く、抗がん剤はやっておりません。
家族で話し合った結果、抗がん剤を試して欲しいのですが
母がやりたくないというのなら、他の手を探してみよう
ということになったのです。

もう1つ、最近母が黄色い痰がでて、その痰がとても臭い
というのですが、なにか関係があるのでしょうか?

長々とすみませんでした。自分で探してみたものの
ネットに書いてあるものだけだと、満足ができず
誰かに聞いて頂いてアドバイスをと思い、書き込みました。
宜しくお願い致します。

410 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/08(土) 20:29
>409

がんでは、そもそも最初に発生した(原発)臓器と、転移先の
臓器では扱いが異なります。

というのは、転移というのは、原発臓器のがん細胞が他の
臓器に転移してそこで成長したものですから、転移先の臓器の
細胞の性質ではなく、原発臓器の細胞の性質を持つからです。
したがって、化学治療も転移先ではなく原発にあわせたものが
用いられます。

したがって、お母様の場合は、肺がんではなく、肝臓がんの肺転移
ということになります。

治療についても、今後は「肺がん」ではなく「肝臓がん」でたずねられる
べきです。

なお、治療への疑問・質問は、主治医にまずなされるべきです。
理由は、
主治医が一番情報をお持ちであり、それがないネットでは
見当違いの答えかもしれないこと。
また、ネットでは、回答相手(回答)が信頼おける人かどうか
不明なこと。
です。

最後に、転移の場合は、検査で見つかるのは数ミリ以上のものだけです。
転移が見つかるということは、検査では見えないものが既に無数にある
というのが普通です。
このため、転移については、例外的な場合を除いて手術対象と
なりません。
これがわかっていないということは「自分で探してみたものの
ネットに書いてあるものだけだと、満足ができず」というのは
自分の希望に沿った答えがない(真実を見つめられない)という
だけのようにも思えます。
きちんと事実を見つめて、(悪い中で)一番良いことを選ばれる
のが、単に希望(夢)を追うだけよりよろしいのではないでしょうか。



411 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/08(土) 21:59
>409

410さんのおっしゃるとおりです。
なお、肺への遠隔転移があればステージ4になります。


412 名前: ゆじゅ 投稿日:2008/11/09(日) 12:04
>410さん 
>411さん

とても、わかりやすくご丁寧なアドバイス
本当にありがとうございます。

410さんのおっしゃる通り、まず主治医に質問、疑問を
聞いてみたいと思います。
たしかに、真実を見つめたくなかった自分が
いると思います。
なんとかなるのではないかと、悪い情報は見ないように
していたと思います。

これからは、事実を見つめて主治医と話し合い
最善の治療方法を選んでいきたいと思います。
私自身は、母のサポート(明るい母をできるだけ見ていきたいので)を
全力でしつつ、父、兄弟のサポートもしていきます。

410さん、411さん、本当にありがとうございます。



413 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/11/09(日) 15:40
408 ラミモ様
私の状況ですが、肺以外への転移が無ければ手術になるとのことです。
中葉に残っていた1個は、おとなしくしています。
切除しないといけない陰影は、今年の3月に発見されました。
右下葉の奥深い位置にあるそうで、気管支鏡も届かない位置とのこと。
昨年の手術1ヶ月後からUFTを服用していましたが気休めでした。
服用していなかったとしたら、やはり服用すれば良かった・・・って
考えるでしょうね。とにかく、憎いがんには負けるもんか~!!です。


414 名前: ラミモ 投稿日:2008/11/09(日) 16:05
413>>大まぬけ3号さま
3月に新たに発見されたものでしたか…。
術後約1年で急に大きくなったのでしょうか。
私も同じ病状(多発がん)なので人ごとではないです。
おまけにUFTも服用していないし…。
肺以外への転移がないようにお祈りしています。
手術になっても今度は乳び胸にならないように!ファイト!!です。

415 名前: つくし 投稿日:2008/11/14(金) 17:01
母が非小細胞の肺腺ガンを患っています。
ステージはⅣ。骨転移多数。脊髄、筋肉に各1箇所。
今週からパクリタキセルとカルボプラチンの2剤併用の抗がん剤がスタートしました。
現在、その副作用で筋肉の収縮痛がひどく、可哀想なくらいです。病院では座薬を投与されていますが、効き目が今ひとつらしい…

どなたか、少しでも痛みを和らげる方法をご存じではないでしょうか?

グルタミンがいいという情報も見つけたのですがどうでしょう?

416 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/14(金) 22:47
415>>
そんな過酷な副作用がありながら抗がん剤を使用して…主治医は奏功をなんと
おっしゃっているのですか?
抗がん剤治療をスタートする前は体調如何だったのですか?

最近考えてしまいます。死んだほうがよい位の苦しみをしながら1年生きるのと
今までのQOLを維持して、私が私であるように半年生きるのと…どちらが良いか……。
そんなに遠くない将来かも知れないけれど、決断をしなくてはならない時がきたら…
自分はどちらを選ぶことになるのかな??

417 名前: つくし 投稿日:2008/11/15(土) 06:53
母は今回の治療が初めての抗がん剤です。
癌が身体中にありながらも全身状態はとてもよく、元気でした。
入院が決まる前に抗がん剤の副作用について、辛い治療になること、それによって逆に寿命を縮めてしまうかもしれないことは伝えました。
家族はどちらかというと抗がん剤には消極的だったと思います。
しかし母本人が「治療を受けたい」と言い病院も自分で選んできました。
そうなれば、本人の意向を全力で支えるのが家族の努めだと思っています。
なので、今、目の前に出ている副作用を和らげる情報を探しています。
暖めたほうがいいのか…どうなのか
鎮痛剤は医師が処方してくれますが、家族だからできる手当てもあると思っています。1人で痛みと闘う母になにかいい方法があればご教授をお願いします。

418 名前: 夏椿 投稿日:2008/11/15(土) 11:32
>つくし様

http://2nd-opinion.eee.ne.jp/

平岩先生のHPです、その中に痛みに対する
症状と対策について書かれています
参考になると良いのですが
看病疲れが出ないよう、お体ご自愛ください

419 名前: ハナ 投稿日:2008/11/16(日) 23:08
みなさま、おせわになります。
今年8月に父が扁平上皮癌1Bの診断で、胸腔鏡手術をしました。
その後、術後の病理結果では肺線がん1Bとなりました。
今月で術後3カ月になります。
術後は一週間で退院、経過も良好ですでに仕事にも復帰していたのですが、
ここ1週間ほど風邪の症状があり、今日の夜になり急に39度を超えたので
近所の救急病院へ連れて行きました。
そこで血液検査をしたのですが、CRPの値が異常値だと言われました。
本来ならば入院してもらいますと言われたのですが、
肺がんのほうの経過がわからないので、手術をした病院にいくように言われました。

ただの風邪ではないのでしょうか?ちなみにCRPは23くらいでした。

CRPの高値は再発を意味しているケースもあるのでしょうか?

どなたか同じようなケースをご存知の方がいらっしゃいましたらアドバイスいただけると幸いです。

420 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/17(月) 23:54
>419ハナ様
CRPは体の中で何らかの炎症が生じれば、その程度に応じて値が上がります。
ですから癌や癌の再発でも上がりますが、それらでいきなり大きな値を示す
ことはあまりなく、むしろ肺炎や肝炎、腸炎などの感染症で大きな値を示し
ます。
肺癌の1bで術後3ヶ月であれば、仮に再発であってもそこまで大きな値は
示さないのではないかと思います(一桁台のはずです)。
ちなみに私も先月似たような値(22台)となり1週間ほど点滴で過ごしました
が、癌とは関係ありませんでした。

421 名前: ハナ 投稿日:2008/11/18(火) 19:59
>420様

さっそくアドバイスありがとうございます。
再発の可能性は低そうなのでちょっぴり安心しました。(T_T)
来週の診察まで待っても平気か、すぐに診察に行くべきか悩んでいましたが、
父の熱も下がりましたので、来週の診察を待つことにしました。
でも体のどこかで炎症が起きていると思いますので、
来週の診察の際には主治医に詳しく聞いてこようと思います。
血液検査ではγ―GTPも400以上の数値が出ていましたので、
420様が言うように肝炎に関係があるような気がしてきました…。

γ―GTPや、CRPが異常値と言われてもどのくらいの異常で、
どのような行動をすればいいのか正直悩んだりします。
昔からお酒を一滴も飲めない父がなぜかγ―GTPの数値が高く、
不思議でなりませんが、併せて主治医に聞いてみます。。

この時期なにかと肺癌と結びつけて考えてしまいがちですが、
アドバイスのおかげできちんと質問できそうです。
ありがとうございました。

422 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/11/18(火) 21:25
>>421
39度を越えるような"カゼ"ではCRPがけっこう高くなっても不思議はありません。γ-GTPは
なんとも言えませんが、風邪薬の類を飲んでいたのでしたら、それが原因である可能性が高く、
飲まなくなればいずれ落ち着くのが普通です。ただ、その薬は二度と飲まない方が良いでしょう。
どのような成分の薬であったか、きちんと記録しておいて、その成分は今後できるだけ避けた方が
よいです。単に「風邪薬で肝臓の数字が・・・」という話では、全く役に立ちません。

423 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/18(火) 22:55
数年前にγ-GTP、GOT、GPTが軒並み数百になったことがあります。
CRPやビリルビンなども高い値でした。
全身に蕁麻疹がでました。
高熱も出て風邪をこじらせた感じですが、検査をしても結局ABCD型肝炎ではありませんでした。
これら以外のなんらかの菌で肝臓が炎症を起こしたとのことでした。
安静にしていると見る見る値は下がりました。
お大事に。。。

424 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/19(水) 21:41
一般的でない事例を出しても仕方がありません。
CRPが20を越していること
γ―GTPが400を超えていること
これらから客観的に優先されることは、まず急性肝炎を再検査する
ことです。
当たり前のことからまずは消していきましょう。

425 名前: ハナ 投稿日:2008/11/20(木) 21:42
みなさま、たくさんのアドバイスありがとうございます。

まさに、>単に「風邪薬で肝臓の数字が・・・」という感じで行くところでした。
アドバイスいただいたとおり、成分に目を通してメモしていきます。
あきれられるでしょうが、、、こういう事には全く気が回りませんでした。

また、同じような症状の方のケースも私にとっては貴重な情報でして、
大変ありがたく拝見させていただきました。

診察の際にはみなさまにアドバイスいただいたことを生かして
主治医にしっかり聞いてきます。

ありがとうございました。

426 名前: Miya 投稿日:2008/11/27(木) 00:01
はじめまして。
74歳の父が今年4月末、別件(ヘルニアの検査)で胸のレントゲンを撮ったところ、
肺に影があるとのことで、CT,PET,細胞診などの検査を受け、
約1ケ月後、肺腺がんと診断されました。
他臓器、リンパ節への転移はなく、右下葉の肺野部(末梢部)に腫瘍が1つ、
腫瘍の大きさは3cm未満とのことで、即手術をすることになりました。
その際、セカンドオピニオンとして、大学病院にも検査データを持ち込み、
診て頂いたところ同じ診断だったことで、家族皆が納得して、
元の病院で6月初めに、肺の右下葉切除+リンパ節郭清の手術をうけました。
手術では、手術前に予測していなかったこととして、
父は40年程前に結核にかかっていて、そのために肺が癒着してたらしく、
それを剥離するのが大変で、手術時間が手術前の説明の倍以上かかり、
待っている間はとても心配しました。
それでも、手術が無事終わり、入院中も元気な様子でしたので、
家族は皆、一安心しました。
そして、退院前日、詳しい検査の結果について主治医からの説明があり、
顕微鏡で細かく検査した結果、リンパ節に2ケ所のがん細胞がみつかり、
腫瘍の大きさについては術前の診断どおり3cm弱ということでしたが、
胸壁にくいこんでいたということで、術前の診断であるⅠaからⅢaと
わかり、大きなショックをうけました。
手術前の診断が手術後詳しく調べてみて変わるということはよく聞きますが、
その場合、それが手術前にわかっていたとしても、手術内容(切除の部位など)
については同じだったのでしょうか。
また、腫瘍が胸壁にくいこんでいたのを深めに切除し、
術後その部分を顕微鏡でみたところ、胸壁にはがん細胞がなかったと説明を
うけましたが、この場合、切除部分には放射線治療の必要はないのでしょうか。
そして、肺が癒着していた場合、別の肺に移りやすいということはありませんか?
この癒着については、手術前の説明のときに、私の方から主治医に、
考えられることとして、下葉に腫瘍があったとき、中葉や上葉に接している部分に
がんが移らないかというような質問をしたときに、下葉と中葉、下葉と上葉は
接していません、という答えをもらいましたが、術後に癒着していたとわかり、
心配になりました。
以上、3点の質問について、ご回答や助言をいただきたく、
よろしくお願い致します。
現在、父は術後補助療法として、抗がん剤を続けている最中です。
手術後1ケ月後に開始する予定でしたが、せきをとめるために出された、
リン酸コデインの副作用のためか、胃を悪くしてしまい、
食べ物をまったくうけつけなくなり、せきどめを別の薬に変えてもらって、
ようやく体調が回復し、手術後約2ケ月後に、抗がん剤治療を開始し、
今のところ吐き気がすこしありますが、順調にすすんでいます。



427 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/11/27(木) 22:23
>>426
術後の顕微鏡検査で分ったことの内容によっては、そのことが術前に分っていればやるべき
手術の内容が変わることはもちろんありえます。例えば、広い範囲のリンパ節にがんが転移
していれば、手術で胸の中のリンパ節は取りきれたとしても、がん細胞が体のあちこちに既に
広がっている可能性が高いですから、手術したことはあまり意味がなかったことになりかねません。
しかし、リンパ節に転移していることが術前には分らなかったからこそ手術をしたわけなので、
それを後からどうこう言っても詮無いことです。

胸壁への放射線照射は、切除した部分での余裕がどの程度あったかによります。切り口が
ぎりぎりである場合には、放射線を考慮します。

肺と胸壁が癒着していたからといって、がんが肺のほかの場所に転移しやすいということは
ありません。肺葉同士は血液の流れもリンパの流れも基本的には独立しており、別々の臓器
に近いですから、中葉・上葉の下葉に接している部分に特に転移しやすいわけではないの
です。もっとも、肺葉同士があまりはっきり分かれていない方もいらっしゃいますし、血液の
流れに乗ったがん細胞が転移していきやすい場所の御三家のひとつは肺ですから、接して
いようがいまいが、残った肺に転移が起きても不思議はないのですが。

428 名前: Miya 投稿日:2008/11/28(金) 00:14
肺がん外科医様
早速、わかりやすい説明をいただきましてありがとうございます。
手術を受けたときから、ずっと心の中にあった疑問が初めて解けました

手術の前のCTの画像では、リンパ節に転移がないという診断で
したので、リンパ節の広い範囲に広がっていたわけではないのかもしれません。
もし、そのときに転移が明らかにわかる程度であったら、
手術をせず抗がん剤治療という選択になっていたのでしょうね。。。
リンパ節転移がある場合、手術になるか、手術しないかの判断の境界線は
どのような事例があるのでしょうか。。



429 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/28(金) 18:07
リンパ節への転移があれば全身の転移も予想だれるため、延命目的の姑息手術以外が考えられると思います。
寿命にあまり違いが出ないならばQOLを考え手術をしないケースが多いのではないと考えます。



430 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/28(金) 18:11
リンパ節への転移があれば全身の転移も予想されるため、
手術するとすれば延命目的の姑息手術が考えられると思います。
手術しても寿命にあまり違いが出ないならば、
QOLを考え、手術を行うことによる危険や苦痛を
あえて与える結果になるより、手術をしないケースが多いのではと考えます。


431 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/11/28(金) 20:53
>>428
がんと同じ側の肺の中にあるリンパ節を第1群、同じ側の縦隔にあるリンパ節を第2群と分類しますが、がんの
広がりが第2群の1箇所まで、あるいはそれ以下に留まっている状態までが手術の対象、というのが現在の
一般的な考えです。それを越えて広がっている場合には、がんが既に全身化している可能性が高く、見えて
いる所だけ取り去っても役に立たないと考えられているためです。

432 名前: つくし 投稿日:2008/11/29(土) 17:52
夏椿様
お返事遅れて申し訳ありませんでした。
紹介して頂いたサイトも今後ためになる内容で、勉強していきたいと思っています。
本当にありがとうございました。

433 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/29(土) 19:11
皆様、リンパ節転移に関していろいろ教えていただいて、
ありがとうございます。リンパ節にも区分があって、
がんの拡がり具合が、手術対象に該当するかどうかの目安になっているのですね。
いずれにせよ、術前には(CTやPET検査では)、見えないがん細胞もあるわけですから、
切除した患部を顕微鏡でみてもらって、リンパ節転移の程度がほぼ判るような気がします。
CT画像において、リンパ節にはっきり転移がわかる場合というのは、
どんなふうに見えるのですか?膨大している状態でしょうか。。
PETでもリンパ節転移は確定できますか?
父の状態については、切除したリンパ節のどのあたりなのか、
詳しく聞いてみようと思います。。。

434 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/11/30(日) 11:50
>>433
お書きの通り、術前の検査では見えない転移というのは珍しくありません。細胞はとても小さく、
百万個ほど集まってやっと1mmの塊をなします。1mmのがんの塊は現在のいかなる検査でも
体外からは見ることができません。そのような、あるいはさらに小さながん細胞の集まりがリンパ
節に有るか無いかは顕微鏡の検査でしか分らず、顕微鏡で検査するにはリンパ節を取ってくる
しかないわけです。

CTでは、リンパ節が正常な大きさよりも大きくなっている(腫大していると言います)ことをもって
転移を考えます。しかし、「正常な大きさ」が個人や部位によって違うこと、転移があってもリンパ
節が必ず腫大するわけではないこと、転移以外の理由でもリンパ節が腫大する場合もあること、
といった事情があって、CTによるリンパ節転移の診断が正しい率は6-7割程度です。

PETでもリンパ節転移は確定しません。PETは活発な細胞が集まっているところが写し出され
ますが、がん細胞だけが活発なわけではありません。あまり活発でないがん細胞もありますし、
がん細胞の密度が低ければ、目立った像を示しません。集まっているがん細胞が少なければ、
やはり写りません。そのため、リンパ節転移があるように写っても実際には無かったり、転移が
無いように写ってもあったり、ということが珍しくありません。PET検査への期待が大きかったこと、
結果に裏切られることも少なからず経験されたこともあって、私のところでは比較的限定された
状況でしか使っていません。

435 名前: Miya 投稿日:2008/12/02(火) 07:39
肺がん外科医様
私の知りたいことについて、的確な回答をいただいていますことを
大変感謝しております。
肺がんについての情報は、ネットなどである程度、調べることはできますが、
個々の細かい状況にあてはまる事例を見つけられるともかぎらず、
患者のことを一番知っているはずの主治医には、その症状の背景にある原因や、
検査の意義についてなどは詳しく教えていただけることもなく、
目前の治療のみをピンポイントの説明であっさり受けているだけです。
ですから、今後、あらゆる状況に対応してどの道を選択するかの心積もりを
しようにも知識不足のために迷いがあります。
父が今どのような状態で、この先どんなことが予測されるのか、
その都度、冷静に判断できますように、心の中にいくつかの道を用意しておきたいと
思います。

また、こちらでお世話になると思います
皆様、よろしくお願い致します

436 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/03(水) 11:53
「抗癌剤の感受性試験」についてお教えください。3年前に肺葉切除後、脳転移し現在経過観察中です。抗癌剤は初めてになりますがこの「感受性試験」にはどんなデータが必要になるのでしょうか? 通常、切除した腫瘍は保存されてはいないのでしょうか? よろしくお願いいたします。

437 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/03(水) 18:32
>>436

肺がん摘出後、脳転移した患者です。
ほんの点から2ヶ月経過観察ほどで1cmに増大したため
放射線治療を行い、現在さらに経過観察中です。
事前に脳に関しては現在のところ有効な抗がん剤はほとんど無いので
放射線による治療が有効と説明を受けました。

私の手術した病院では摘出した腫瘍は保存されていました。

「抗癌剤の感受性試験」とネットで検索するだけでもかなり情報が得られますよ。


438 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/04(木) 10:55
436>>437
早速の情報ありがとうございました。術後、脳転移、放射線治療後、現在経過観察中とのご様子で、私の場合と経緯が似ておられるように思われますので再度お伺いいたします。脳転移で癌細胞はすでに全身に廻っているということになりますが、化学療法はされていますでしょうか? 私の主治医は、原発がコントロールされていて脳以外に症状が現れていない状況では「経過観察」という方針です。抗癌剤治療の評価判定ができないという見解みたいなのですが、全身への抗癌剤治療を選択しなくても良いものか悩んでおります。参考までにあなた様の治療経緯をお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

439 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/04(木) 15:07
>>438
私の場合は経過が違いまして、脳転移の前にリンパに転移がありまして、
現在もファーストラインの抗がん剤治療を行っております。
最初の術後3年近く検査では問題なかったのでこの期間は体内にミクロレベルで
ガンが体を巡っていたということも想定されるようです。

クールが進むにつれ同一の薬剤では効き難くなるとのことですので
その際は別の薬剤を使った治療になると思います。
お役に立てるか分かりませんが参考まで。。。


440 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/04(木) 18:22
>>439
 再三のご回答ありがとうございました。大変参考になりました。
主治医とよく相談して対応してゆきたいと思います。ありがとうございました。

441 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/12/04(木) 23:33
>>436
実際に癌細胞を培養して、それを相手に抗がん剤が効くかどうかを検討する感受性試験では
体から取り出したナマのがん細胞が必要です。脳転移を切除する場合もあるので、これから
切除してナマの材料を手に入れることもできるかもしれませんが、ガンマナイフなどの方法に
よって手術と同等の効果が得られることが多いため、脳転移を手術で切除することはだいぶ
減っています。

癌細胞の遺伝子を分析して抗がん剤の効き目を推定する方法は研究されていますが、今の
ところは良くても効きやすいか、効きにくいかの判断に留まります。遺伝子の分析でもナマの
材料がもっとも検査が確実にでき、ついで凍結保存されていた材料、顕微鏡検査のために
フォルマリンなどで固定されたもの、といった順番です。

切除した腫瘍は、がんの専門病院、大学病院などでは、一部は凍結、残りは顕微鏡での
検査のためにフォルマリンなどで固定、という形で保存されますが、病院によってはそこ
までできないところもあります。

442 名前: 肺がん外科医 投稿日:2008/12/04(木) 23:54
>>438
脳転移も経過観察なのでしょうか? 脳転移に伴う症状が軽微であれば、全身への治療も
兼ねて、抗がん剤が脳転移にも効くことを期待して、まず抗がん剤を試みることもあります。
しかし、一般的には抗がん剤は脳転移に効きにくく、副作用で体調を崩すことも多いため、
まずは脳転移の伴う症状を軽減することを狙って、放射線や手術によって脳転移の治療を
先行することが多いです。

脳転移の治療は終わっているのあれば、おっしゃるとおり、抗がん剤の効き目を評価し
にくいため、抗癌剤治療をどうするかは微妙な決断です。抗がん剤が非小細胞癌に対して
きちんと効く(大きさが面積比でおよそ半分以下になる)方は3-4割どまりです。きちんと
効かない場合の方が多いのに加え、それなりに副作用が出る方が多いですから、治療を
進めていく上で、効いているか否かを判断できることが重要なのです。

他方で、抗がん剤で根治を狙えるのは、がんが体外からの検査では分らない程度のごく
僅かな量であるときにほぼ限られますので、実は効いていない、あるいは効かせるべき
相手がいないかもしれないことを覚悟の上で抗がん剤を使うという考え方もあります。実際、
手術で完全に切除されたと判断される場合でも、病気が進行した状態ですと体外からの
検査では分らないほどのがんが体のどこかに既に広がっている可能性がありますので、
相手が見えなくとも抗癌剤治療を行う場合が少なからずあります。

443 名前: ちぃ 投稿日:2008/12/08(月) 06:05
皆様お久しぶりです。
特に質問と言うわけではないのですが今まで書き込みさせて頂いていたので経過の報告をさせて下さい。

偏頭痛があるくらいで特に目立った症状は無かったのですがあまり母が心配するので先月末4ヶ月ぶりに脳のMRIをとりました。

結果は右下の方に5mm程の転移が見つかりました。
痛みがおこる場所ではなく2~3cm程になると平衡感覚に影響が出るとの事でした。
場所的には手術ではなくガンマナイフだそうです。
ただ脳で5mmは早期発見なので大きくなるまでガンマナイフはとっておいて抗がん剤治療で様子を見る事になりました。

セカンドラインはジェムザールかTS-1が一般的で前回の抗がん剤で点滴しづらかった事や入院の手間などを考えるとTS-1がいいと思うと言われ今月1日より飲み始めました。

TS-1は3週間飲んで2週間休薬を3~4ヶ月の予定です。



444 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2008/12/08(月) 10:22
443 ちぃ様
お久しぶりです。脳への転移とのこと。腹立ちますね!
脳内から外へは広がらない様ですが、徹底的にやっつけましょう。
良化をお祈り申し上げます。

私は今年3月右下葉に陰影が見つかり、10月には10㎜に達しました。
今週入院で15日に手術予定です。そして、脳のMRI検査では下垂体に15㎜の腫瘍が
あることが判りました。脳転移では無さそうで、暫く要観察という状況です。
眼が疲れやすいのは、鼻の奥の方にある腫瘍が影響だろうか~って考えています。
前回の術後から650日経過していますが、未だに創は病みます。
再手術で痛みが強くなります。まだまだ、がんとの闘いが続きます。負けるもんか~!!






445 名前: Xナイフ 投稿日:2008/12/08(月) 19:35
定位放射線照射とは、病変部を選択的に治療する放射線治療技術のひとつです。病変を中心とした狭い領域に、他方向から放射線を照射する本技術により、病変に高い線量を与えながら、かつ周辺正常組織への被曝(ひばく)を抑えることが可能となりました。
本治療の利点として

これまでは開頭手術でしか治療できなかった病変の治療が可能であること。
手術と比較してダメージが少なく、リスクが低いこと。

入院期間が短くてすむこと。
があげられます。

定位放射線照射にはコバルト60のガンマ線を用いるガンマナイフと、X線を線源として、直線加速器(リニアック)を用いるエックスナイフ(X-ナイフ)の二つがあります。ガンマナイフは、コバルト60のガンマ線の線源を半球面上に配置し、細いビーム状の201本のガンマ線を一点に集中する装置です。頭部をピン固定された患者さんがこの照射ユニットの中に入ります。
直線加速器によるエックスナイフは高度先進医療機器で、頭部をピンで固定しないため痛みがありません。X線を5~40mm程度の細いビームにしぼり、3次元的な多軌道での照射を行なうもので、エックスナイフあるいはライナックメスとも呼ばれています。高度な技術が要求されますが、最新の機器の進歩により脳神経外科への臨床応用も積極的に行なわれるようになりました。
エックスナイフは、正確に病巣のみに当たるように、コンピューターで制御して1回で照射する治療装置です。この治療は、腫瘍の種類によっては手術と同等の治療効果を、頭を切らないで得ることができます。 手術を希望されない、あるいは手術リスクが高い患者さんには非常によい治療法です。手術が難しい脳の中心部付近の脳腫瘍や、従来ならば手術が行なわれなかった転移性脳腫瘍に対する治療が可能となりました。
具体的な対象疾患は聴神経腫瘍、髄膜腫、下垂体腺腫、転移性脳腫瘍、脳動静脈奇形、脊髄腫瘍などの他、全身では肺がん、乳がん、前立腺がんなどがあります。


446 名前: そら 投稿日:2008/12/09(火) 00:16
65,69にてXナイフについて質問したものです。

>>445様、

Xナイフについての詳しいご説明ありがとうございます。

仕組みについては文章を追うだけで理解ができたとは言いがたいですが、
頭部をピン固定しないため痛みがない、ということがわかっただけでも
母に報告のしがいがあります。ありがとうございます。
難しい仕組みですが、だんだんと昔では考えられなかった治療ができるように
なってきていることを有難いと思います。

>>肺がん外科医様、

Xナイフ及び、全脳照射について詳しくご説明くださり、ありがとうございます。
どちらの治療を先にするか(できれば再発せずにどちらかだけの治療で済めば
一番よいのですが)は、あまり問題ではないようで、あまり神経質にならずとも
よいみたいですね。

本日放射線担当医の方に詳しい話を伺ったのですが、「ま、全部消えなかったら
その部分はあとからナイフで切り取ってもいいですからね」との事でした。

認知症については、担当内科医の先生から「5年、10年後に認知症の
ような症状がでてくることもあります」と伺いました。
5年、10年生きてくれれば本当に嬉しいと思います。

治療の効果もまだわからないのに心配が先走っていますが、認知症については
少し心配だったので、1年後、もしくはそれより早くからそういう症状が出始める
方はいらっしゃるかお聞きしたところ、「照射をした時点から少しづつ症状は出始めます」
との事で、また新たに心配の種となってしまいましたが、この掲示板を見る限り
照射の副作用としての認知症としてはそんなにひどいことはなさそうかな、と思っています。

皆様いろいろと教えてくださり本当にありがとうございます。

初めて書き込みをしてみて、同じように不安や疑問でいっぱいだったり、
少しでもよくなるようにと祈っている人たち、顔が見えなくても、それを支えてくれる
人たちがいるとわかり、希望が持てるようになりました。

これからもどうぞよろしくお願いします。




447 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/09(火) 10:10
438>>442肺がん外科医様

指導ありがとうございました。現在は肺葉摘出後の脳転移(サイバーナイフ後、同一場所に5mmの再発)を経過観察中ですが
他臓器への症状が出ていないため無治療のままでおります。
先生のお話をお聞きして、まずは副作用の少ない抗癌剤から始めてみる必要があるかな?と感じております。
初めての抗癌剤になりますので、感受性測定、遺伝子検査などできることはやってみたいと思っています。
抗癌剤無治療の件で悩んでいましたが、考え方が少し整理することができました。ありがとうございました。

448 名前: すーさん 投稿日:2009/01/02(金) 00:08
あけましておめでとうございます。
本日は義父の治療方法でご意見を聞かせていただきたく書き込んでいます。
68歳で昨年の10月に肺ガン(扁平上皮癌)、ⅡB期、手術で左下葉全摘
手術したところ以外のリンパ節転移はなし。
しかしながら、摘出した下葉内で8センチ大の腫瘍とリンパ管、血管への転移はみられた。
術後の治療は、パクリタキセルを4クールといわれ、現在2クールを終了したところです。
副作用がひどく吐き気、食欲減退のほか、苛立ち、感情失禁でかなりふらふらになっています。
4クールとはいわれているものの、感情起伏の激しさに本人はもとより、家族も参っている状態です。
このままでは家族がだめになると思い、2クールでおわらせては考えています。
そこで、あと2クール受けたばあいと受けなかった場合の生存率というものはどのくらいかわってくるもの
なのでしょうか?
また、パクリのあとは、経口での抗がん剤治療も薦められていますが、経口の抗がん剤治療が
果たして必要なものでしょうか?
年齢と病期や肺ガンの抗がん剤治療の効き目を考えると、パクリのみで十分な気もしますがいかがでしょうか。
私は、乳がん患者で別のスレでお世話になったことがあり、いろいろ調べてみたのですが、妥当な答えがみつからず
今回こちらに書き込みしました。
どうぞご意見を聞かせていただければと思います。よろしくおねがいいたします


 
 

449 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/02(金) 04:53
>>448 多分ここで答えを出すのは難しいと思います。
実際に治療してみて、その後経過を検査等で判断するしかないと思います。
UFT経口薬はお父様の状況では効果はあまり見られないと考えられます。
医師の説明を良く受け、患者ご本人の意思を尊重しご家族と良く相談されるのが良いと思います。



450 名前: にゃんこ 投稿日:2009/01/03(土) 01:00
こんばんは。私の父が肺ガンⅢb4クールの抗がん剤治療を終え胸膜癒着術を終え退院しました。痛み止めにオキシコンチン服用していますが服用後すぐにもどしてしまいます。吐き気が酷く食欲もありません。無論吐き気止めもらっていますが効きません。オキシコンチンの吐き気は医者からは慣れる方が多いと言われましたが父は慣れるどころか吐き気が強くなってきてます。皆様はオキシコンチンの副作用の吐き気はどう対応していますか?痛み止めのパッチがあると聞きましたがオキシコンチンをやめてそちらに変えても鎮痛効果は変わりませんか?どなたかアドバイスよろしくお願いします。

451 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/01/03(土) 20:18
>>448
手術で取ったものを顕微鏡で検討し、左下葉内部のリンパ節には転移があってIIB期という
評価ということでいいですか? リンパ管・血管への「転移」というのはなくて、リンパ管侵襲・
血管浸潤と言って、それぞれの管の中にがん細胞が入り込んでいるということです。

術後の治療としてパクリタキセル単独の化学療法というのは標準的ではありません。いわゆる
エビデンスがあるのはシスプラチン、またはカルボプラチンとパクリタキセルのような90年代に
出て来た第三世代と呼ばれる薬の組み合わせです。それを行わず、これもまた標準的では
ない経口抗がん剤の治療を追加しようというのは、標準的な治療を行い難い理由が何かしら
あるのではないかと思われ、それが分らないことにはアドバイスは無理です。実際、パクリ
タキセル単独でもかなり副作用が厳しかったようですから、プラチナ系の薬を併せなかった
のは確かに良かったのかもしれませんが。

標準的なことをしていない状況で標準の話をするのもおかしいのですが、術後補助化学
療法の標準は3~4クールです。それが副作用などのために2クールしかできなかった時に
どの程度成績に差が出るかというデータは残念ながら整っていません。現実的には、5年後に
多少の差が出るかもしれないにしても、実際にいまの治療に耐え難いということであれば無理
はできないという判断をします。

452 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/01/03(土) 20:30
>>450
オキシコンチンなどのオピオイドと言われる鎮痛剤では吐き気が強く出ることが時々あります。
この場合、モルヒネやフェンタニル(これはパッチ製剤があります)という他のオピオイドを試みる
とうまく行くケースがしばしばありますので、担当医に相談なさってください。いろいろな薬を
次々に試して満足のいく状態に早く達するためには入院なさった方が良いかもしれません。

鎮痛効果は投与量次第ですので、これも試しながら決めることになりますが、主なオピオイドの
間では同じ程度の効果を得るために必要な量の比率というのは概ね分っています。ですから、
今のオキシコンチンの量で鎮痛効果としては概ね満足なのであれば、その量とこの比率から
他のオピオイドの量を設定して投与することで、概ね同等の鎮痛効果が期待できます。

453 名前: にゃんこ 投稿日:2009/01/05(月) 01:38
肺ガン外科医様いつもありがとうございます。吐き気が酷く熱もあるので再入院となりました。血液とエコーで調べてもらったところ胆結石の疑いがあると言われました。下痢もひどいです。詳しい検査は明日します。今は抗生物質とプリンペランの点滴をしています。転移していない事を祈るばかりです。痛み止めの事は主治医と納得いくまで話をします。ありがとうございました。本当に感謝しております。

454 名前: Miya 投稿日:2009/02/10(火) 00:24
以前、このスレッドのNO.426に書き込みをしたMiyaです。

父74歳のことについてお話しします。
昨年6月に肺腺がんで右下葉切除の手術をしました。
術後の検査で、リンパ節に2ケ所の転移(切除済)があることがわかり、
Ⅲa(術前の診断ではⅠa)と診断され、術後補助療法として、
抗がん剤治療(カルボプラチン+パクリタキセル)を受け、12月初に4クールを終了しました。
そのすぐ後のCT,骨シンチ、MRI等の検査で、骨、脳には異常なしでしたが、
CTの画像上、同じ肺側のリンパ節(縦隔)が腫れている、ということで、
PET検査をした結果、がんではないとの診断をいただきました。
がんかどうかを確定する際、1つの検査では不十分なため、いろいろな検査を組み合わせて
総合的に判断すると思いますが、この場合、PETが万全なものではないと承知しておりますし、
もう一度CTなどで検査してもらった方がいいのでしょうか?

また、主治医から1月の診察のときに、今後の治療としてUFTを服用するというお話しがありました
(UFTについては、昨年6月に手術後、主治医から術後補助療法として抗がん剤を使用する、
というお話しがでた時、私が抗がん剤の種類について聞くと、まだはっきり決めていない様子で、
こちらからUFTですか?とお伺いすると、それは一部の大学病院でしか使われていません、
とちょっときつめに言われたので、この病院では使わないんだと思っていました)。
Ⅲa期の治療として、ファーストラインでカルボプラチン+パクリタクセルを使い、
次にUFTというのは、標準的な治療になりますか?
またサードラインとしては、どんな抗がん剤を使うことが考えられるでしょうか?
イレッサについては、遺伝子検査をしていただいたのですが、効かない(有効ではない)と
いう結果でした。
以上3点の質問について、皆様のご意見や経験されたお話しなどいただければ、
嬉しく思います。どうか、よろしくお願い致します。



455 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/02/10(火) 22:38
>>454
腫れていたけれどPETでは転移ではないらしいリンパ節がどうなるかはいずれ調べる
ことになるでしょうが、腫れ具合は1ヶ月やそこらでは変化しないことが多いので、
2-3ヶ月は間隔をあけるのが普通でしょう。もっとも、元々の腫れ具合、腫れていた
場所にもよるので、そのあたりは主治医に相談なさってください。

ⅢA期の術後治療としてカルボプラチン+パクリタクセルというのは標準的ですが、その
後にさらに何かを追加するという方法については殆ど検討されておらず、標準は何も
しないことです。II・IIIA期にシスプラチン+ビンデシンの化学療法を2コースやった後で
UFTを1年用いたが、手術だけの場合と予後に変わりはなかったという報告もあります。

細胞毒としてはドセタキセルが次の候補になりますが、効く率は低いです。喫煙歴が
ない方でしたら遺伝子の検査ではダメでもイレッサも考えられなくはないです。

456 名前: Miya 投稿日:2009/02/12(木) 01:16
肺がん外科医様
ご回答いただきまして、ありがとうございます
個々のケースに応じて、具体的なお答えをいただけることが、どんなに心強く、
ありがたいことであるか。。心より感謝いたします。

CTで腫れていたように見えたリンパ節についてですが、
主治医のお話しでは、当初から水がたまっていたか何か別のものかもしれないとおっしゃていて、
PET検査により異常なしと判断されたようなので、こちらからお願いしないと
次にCTをとるのはおそらく半年後あたりになると思います。
腫れていたように見えたのは、切除したリンパ節の先の部分です。
やはりもう一度、CTで変化がないか見ていただきたいと思います。

ⅢA期における標準的な術後治療としては、カルボプラチン+パクリタキセルということを
教えていただけて,何だか安心しました。
抗がん剤治療に限らず、こちらが受けている治療をすべて誰かと比べるということもなく、
これが通常なのか、この病院特有なのかということもたまに考えたりするからです。
昨年から今年にかけて、関東の親戚と関西の知人が肺がんで亡くなりましたが、
それぞれ違う病院で治療をうけ、違う経過をたどりました。
どちらも国内では有名な病院で治療を受けていましたが、
身内を亡くされたばかりのときに、なかなか抗がん剤の種類や細かな病状まで聞けませんでした。
これでいいのか、何が正しい選択なのかわからないときほど、客観的な意見をいただけたり、
公平なデータを入手することにより、なんとか自分自身の心の落ち着きを保っています。    

父は喫煙歴があり高齢なので、イレッサという選択の可能性は薄いのかもしれませんね。。
タルセバも同じなのでしょうか。。。





457 名前: Miya 投稿日:2009/02/18(水) 03:58
先々週,朝、父が起きたときに、物が二重に見えるということで、
驚いて、土曜日だったので、すぐに近所の総合病院の眼科に行ったそうです
(私はあとから電話で知らされました)。
この総合病院で、現在、別の病院で肺がん治療をしていることを話したら、
眼科の先生が神経内科の先生に相談して、
すぐにMRIとCTを撮って下さいまして、その結果、異常なしということでした。
(複視の症状は、糖尿病の疑いもありますから、血液検査もしてもらったようです)
後日、肺がん治療をしている病院で、MRIの結果を持ってそのことをお話しし、
脳に異常がないということなら、もう一度、眼科を受診するように紹介され受診しましたところ、
ストレスからもこのような症状がでることがあるとのことで、
3ケ月間の服用予定でビタミン剤を処方されました。。
このまま様子をみていいのか、脳をもう一度診てもらった方がいいのではないかと考えています。

MRIで数ミリ単位の腫瘍をみつけられるとして、
MRIでもわからないような小さな腫瘍が視神経を圧迫することは考えられないでしょうか?

肺がん治療の主治医には、「MRIでは何mm単位で分かりますか?」と聞くと、
うちの病院で撮ったものではないのでわかりません。あちらの病院で異状なしと言われたんですよねんですよね?」
と言われ、MRIやPETの読影は専門ではないので画像を診てもわからない様子でした。


458 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/02/18(水) 10:37
457 Miya様
私の胸部外科主治医も、脳MRI画像については詳しく判らないと言われていました。
脳神経外科の実績ある専門病院での診察に臨まれた方がいいですね。
過去の症例で類似した患者さんがみえるかと思います。


459 名前: Miya 投稿日:2009/02/23(月) 23:28
大まぬけ3号様

ご親切な回答をいただきましてありがとうございます!!
実は、この前の書き込みから事態が変わり、慌しくしておりました。。。お礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。

前回の書き込みの直後、父から電話があり、前日からひどい頭痛がしていたので、肺がん治療をしている病院に行って、
MRI、CTをとったところ、頭蓋底部に腫瘍があるとのことで入院したというのです。

驚きました。やはり目の異状はそこからくるものだったようです。
先日近所の総合病院でとった画像は不鮮明で、この病院改めて診てみて、
何かあるといえばあるという程度にぼやけていて、わからなかったとのこと。
そして、再度、MRI,CTを撮ってみてはっきり影がわかったとのことでした。。。
父が始めに目の異状を訴えてから11日経っていました。
素人でも目の異状といえば転移性の腫瘍かと思うのに、
最初の病院の異状なしの判断を主治医もそのまま受け取っていたようです。
これはこれで仕方ないことなのかと思って、何も言いませんでした。

そして、肺がん治療中の病院には放射線治療がなく、脳神経科も非常勤の先生がいるだけなので、
通常、同じ市内の大学病院を紹介されるようですが、
そこがいっぱいの場合には、同じく市内の別の総合病院を紹介されるとのこと。。
その晩、急いで、放射線治療をうけるために紹介するという2つの病院についてネットで調べたところ、
上記の病院のうち、後者の病院については、名前すら初めて聞いたくらい何の予備知識もなく、
サイバーナイフをやっているということはわかりましたが、
大病院のような詳しいホームページではありませんでした。
もう一方の大学病院についても、その病院の放射線治療のことを調べましたが、特に心を動かされることはなく、
多少遠方になっても、私が信頼する大学病院の放射線治療科に紹介してもらえたらありがたいと思い、
ネットで紹介システムを調べて、次の日朝一番に予約センターに電話してみました。
うまく次の週の放射線科に予約の仮押さえができ、
あとは肺がん治療中の病院から患者登録の用紙をFAXしてもらえれば予約完了となるように手配し、
登録用の用紙と予約の取り方のページを印刷して、すぐに紹介してもらえるよう、主治医のいる病院に向かいました。
ただ、電話では両親は通院は近いところがいいと言ってたし、お世話になっている人には無理を言えない律儀な性格のため、
遠方の病院に行くのをためらっていましたので、通院というのは無理でも、セカンドオピニオンだけでも、
うけられたらいいなという思いでした。
その大学病院の予約センターの方々はとても親切で、丁寧な受け答えをしていただき、
セカンドオピニオン科ではなく通常の外来でも家族のみの相談(10割負担)ができると教えてくださって、
希望の診療科の空き状況を先の方まで見てくださいました。

これで万事O.Kとばかりに父が入院する病院に行くと、
主治医から、先ほどの市内の総合病院に明日すぐ入院できますと言われ、
すぐに治療できることが一番だし、何より父がそう望んでいたので、
次の日転院することにしました。
そこで治療はしていただくけれど、それと並行してこちらの希望する大学病院にも意見を聞きたいと申し出ると、
主治医に「もし、そこで意見を聞きに行くなら、明日の転院はやめてください。
逆に明日、転院した先の病院で治療をうけるなら、大学病院の予約をキャンセルしてください。」と言われました。
早く治療をしたいし、父のことを考えると主治医との関係がややこしくなるのはいやなので、
次の日、市内の総合病院に転院し、サイバーナイフをうけました。
その際、目の神経にかかっているので、見えなくなるかもとこわいことを言われました。
最初、右目の神経だけと言ってたのに、左目の神経にも少しかかっているとのこと。。。

サイバーナイフを受けること自体は納得してましたし、
早く治療できたことが何よりだと思っています
ただ、別の病院で治療をうけたときには連携がしっかりしていないと心配ですね
元の病院は呼吸器の専門、紹介先の放射線治療の病院はサイバーナイフのことだけなので、
私が放射線治療と化学療法を併用した方が効果があるのでは?と言っても、
それを認めつつも「薬のことはわかりません。」とおっしゃるし、
主治医は抗がん剤は放射線治療が終わってからと言います
この点についても、ユニットを組んで合同で診療にあたっている病院の治療方針を聞きたいものです。

サイバーナイフによる治療を終え、またもとの主治医のいる病院に転院。。
その間、放射線治療の医師と主治医とは電話だけのやりとりで、
その後転院したときに一通の手紙があっただけ、
同じ病院内で治療を行わないので、それぞれの担当がはっきり分かれているようで、
連携はできないのかなと感じました。
そういう意味でも、治療の最中でも他の病院で意見を聞きたいという思いは強く、
昨日、もう一度主治医に話して、こちらが希望する病院に紹介してもらえるようお願いし
なんとか了承を得ることができました。
今度は父も別の病院で意見を聞くだけなら。。と言ってくれています。


皆様の通院しているところでは、すべての診療科がそろっていて、
集学的な治療がされていますか?
また、セカンドオピニオンの実状について、何か体験談があればお聞かせください。

長々と書き連ねてしまい、失礼しました。





460 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/02/24(火) 11:23
459 Miya様
私の場合、近所の総合病院では気掛かりなため、遠い県がんセンターでの治療を希望しました。
2度の肺がん手術は、県がんセンターにて受けましたが、脳腫瘍手術は行わないため手術実績
のある病院を紹介して頂き来月手術に臨みます。
私が入院中にご一緒だった他の患者の方達は、何れの方も積極的な検査治療を受けられています。
セカンドオピニオンは、自ら最善の治療を臨むためにも必要だと思います。
信頼する医師の治療をお任せして、良い結果を得たいですね。
お父様とご家族皆様の気力で、難局を乗り越えて下さい!

461 名前: Miya 投稿日:2009/02/26(木) 16:10
昨年春にこの掲示板にきてから、大まぬけ3号様の書き込みに励まされたり、
的確なアドバイスでいろいろなことを教えていただきながら、
いつも頼りしてまいりました。。
脳腫瘍についても、大まぬけ様は納得のいく病院で手術を受けられるとのこと、よかったですね。
患者自身が納得のいく治療を受けることが当たり前のはずですが、
その当たり前のことがしばしば叶わないことがありますから。。。


昨日、こちらが希望する大学病院の脳外科に紹介状を書いてもらい、
頭蓋底部の腫瘍についてのセカンドオピニオンを聞きにいきました。
まず、この腫瘍が手術適用かどうか。。。目の神経などが集まっていて、
深部なので,かなり難しいとのこと。良性のものなら採ることはあっても、、
転移性のものならそこまでの危険のある手術はしないとのことでした
そもそも転移性のものかどうかは、開いてみないとわかりませんが、
肺がんということから考えて、この腫瘍が原発であるとは考えづらいということでした。
そして、父が今回受けたサイバーナイフの治療について適切だったかという話しで、
その大学病院の先生はサイバーナイフの治療内容を見て、
「こんなに一度にたくさんの線量をあてることはない。通常、20回くらいに分けてあてる。」
とおっしゃったので、父に余計怖い思いをさせてしまったようでかわいそうでした。
ちなみにサイバーナイフ照射回数は2回でしたが、これが普通の範囲に思えるのですが、
少ないのでしょうか。父の腫瘍の大きさは1cmで、個数は1個です。
サイバーナイフについてあまり詳しくないので、ご存知の方がおられたら教えてください。

また、その先生のお話では、既にサイバーナイフをあてているところなので、
まだ線量に余裕があったとしても、同じ病院でないとわからないということでした。
紹介元から借りてきた検査データの中には、
線量分布図や治療前のMRIがなかったということで、詳しくはわかりませんでした。


来週末、同じ大学病院の放射線治療科にセカンドオピニオンの予約がとれていたので、
それまでに足りなかったフィルムをそろえておこうと思いますが、
紹介元の呼吸器の主治医はイレギュラーなことは面倒に思われているので大変気を使います。
それでももう一度、主治医のいる曜日の診察時間内に予約をとって、
フィルムそろえていただけるようお願いに上がる予定です。


462 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/02/26(木) 21:28
461 Miya様
私の脳腫瘍は、肺からの転移ではなく原発の下垂体腺腫(良性)だろう?ということです。
視野検査では、下方部分が見づらくなっていることが判りました。視神経圧迫と成長ホルモンの
異常分泌で糖尿病の悪化(血糖値上昇)に繋がっている様です。脳腫瘍は、悪性は勿論のこと
良性でも良くないです。
お父様の脳腫瘍は、1㎝のものが1個ということですから、複数と比較すると治療はまだ容易
なのかも判りませんね。良い結果を得られます様に、お祈り申し上げます。
徹底的に闘いましょう!!


463 名前: 平瀬2番 投稿日:2009/09/05(土) 12:54
大まぬけ3号さんへ。
永くご無沙汰しておりました。ちょうど2年前下葉の手術から今日まで
3ヶ月に一度の定期検査(X線・血液・CT)を受けて参りました。
お蔭様で今日まで転移もなく元気に過ごしています。  当時は心配
や悩み事でコメントしてました。久しくココを訪ねて懐かしく貴殿の
コメントを拝見させて頂きました。その節は大変有難う御座いました。
これからもどうぞお元気でいられますように祈念いたします。
また、お伺いいたします。   

464 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/09/06(日) 13:09
463 平瀬2番様
術後順調のご様子、何よりです。
今後も安定して、3年・4年・5年と問題無く経過したいものですね。
元気に過ごせるというのは最高ですよ!気楽に生き抜かないと!

先日、私の初回肺がん手術時に、病院で同室だった方が亡くなりました。
著名な方でしたから、新聞での訃報を知りました。
私より随分ご年配の方でしたが、紳士で温厚、実年齢よりも若く見えました。
主治医は違っていましたが、通院が同日時というのが多くてよくお会いして
お互いに励まし合っていましたのでとても残念です。
がんは、やはり憎いです。腹が立ちます!



465 名前: 平瀬2番改め・・・あらかぶ 投稿日:2009/09/07(月) 10:18
大まぬけ3号さん
ガンとの闘いは続きます。仲良く、いやいや憎くと複雑です。
どうぞ、お互いに気永く頑張って行きましょう。
あらかぶに名前変更しました(気分的に)宜しくお願いします。

466 名前: わがまま娘 投稿日:2009/09/29(火) 06:16
はじめまして・・
眠れずに肺がんのことを調べていくうちに、この掲示板にたどりつきました。
去年の12月に70歳の父の脳腫瘍が発見され原発巣は右肺がんでした。
もう、その時のショックといったら・・自分の今までの人生のなかで一番
苦しかったです。
脳腫瘍のほうは多発性で15以上あったため、すぐに全脳照射10回を行い
ましたが、その時 先生に「全脳照射は1回だけの切り札だと思って下さい」と
言われ 「はやっ!」もう最後の切り札を・・と驚いたものです。
その後、パラプラチン・パクリタキセルを6クール終え 肺の腫瘍も少しづつ
小さくなり、脳のほうも固まってる(腫瘍)ってことで、体力的にも
つらかったので抗がん剤を8月6日を最後にお休みしてもらいました。

抗がん剤も休んで体力も戻っていくだろうと思っていたのに今月のなかぐらい
から、トイレおふろで転ぶようになり、腰痛、そして顔面麻痺がでてきたんです。
そのころには歩行も困難になり病院に行って頭部・腰部のMRIを撮りましたが
特に変化はなしとのことでした。今、入院10日目ですが排泄障害もでてきて
おむつ状態です。昨日は10秒ほどのひきつけもあったみたいで・・・
明日PET検査ですが一番心配しているのは 癌性髄膜炎です。

髄膜炎を調べているうちに、朝になっちゃいました。
今日は会社にいけそうもないです・・・トホホ・・
頭痛・吐き気が無いので 髄膜炎でないことを祈ってますがあてはまることが
多くて心配しています。

ほんと次から次へと、父は苦しくても一生懸命頑張っているのに・・
父の付き添いで病院へ行った時、若い方も年配の方も吐きながら抗がん剤を
打っている姿を見て 世界中のガン患者さんがみーんな 治ったらいいのに!
と本当に本当に思います。


467 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/09/29(火) 16:20
466 わがまま娘様

お父様は大変な状況ですね。脳腫瘍は色々な悪さをします。
がん細胞自身も強くなったり弱くなったりするものだと思います。
医師には治療をお願いしないといけませんが、家族の支えは心強いものです。
ちょっとした気分の良くなることを心掛けるといいですね。

468 名前: わがまま娘 投稿日:2009/10/01(木) 07:50
大まぬけ3号様
はげましのお言葉ありがとうございます。
幸い意識ははっきりしているので、いろいろ話もでき笑いあったりも
しています。
昨日、脊髄液を取る検査をしました。細胞数はすぐにわかるので
教えてもらえたのですが普通2・3個なのが35個くらいあったそうです。
主治医は採取する時に血液が入ったりして細胞の数が多くなることがあるので
はっきりしたことはまだわからないとのことでしたが。
結果は金曜日にでるのですが今日は頭のMRIを再度撮るそうです。
少しでも良くなるように治療をしてほしい。今は焦りと不安でいっぱいです。
今日も父が食べたいと言っていたすいかを持って行ってきます。(まだあれば
いいのですが・・・)


469 名前: わがまま娘 投稿日:2009/10/02(金) 21:31
教えて下さい。
今日、検査の結果 癌性髄膜炎と宣告されました。
父の弱りようを見ていたため覚悟はしていたのですがショックです。
主治医の説明ではイレッサ・タセルバの分子標準薬が一時的に効果があることが
あるが、事前の組織検査でEGFR変異がないため効果はほとんど望めないと
言われました。また間質性肺炎の悪化の副作用での死亡例もあるため
すすめられないとも言われました。
本当にもう治療法はないのでしょうか?
また臀部痛・排泄障害は髄膜炎には関係ないとのことでしたがあるサイトで
髄膜炎の症状で頚椎・腰椎をへて一番下の馬尾部に着床し排泄障害などを
引き起こすってあったのですが本当に関係ないのでしょうか?
治療法が確立されてないことは承知していますが
もしまだなんらかの治療法があるのなら少しでも延命できるのならと
質問させてもらっています。

470 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/10/04(日) 18:00
>>469
お父さんのような経過の方で次に抗がん剤となりますとジェムシタビン、ビノレルビン、ドセタキセル
などの単剤というのが一般的かと思いますが、効果が出る率は1割ありません。そして、おそらく
全身状態が芳しくないために、通常は副作用が軽い分子標「的」薬という話が出ているのでしょう。
EGFRの変異がなければめったに効果がないのは確かで、さらに間質性肺炎のおそれから勧め
られないというのは、過去の喫煙のために肺が明らかなダメージを受けているからだろうと思います。

いずれにしても癌性髄膜炎に対して抗がん剤が効きにくいのは確かで、副作用との兼ね合いも
あって治療は厳しいという話になっているのでしょう。その時、「本当にもう治療法はないので
しょうか?」と言えば、本当のことは分らないというのが本当です。選び得る治療としては上に
書いたような方法で、でもたぶん役に立たないし副作用が危惧されるわけですが、そこを敢えて
やってみたら意外に効いて副作用もたいしたことがなかったという可能性がないわけではありません。
しかし、そのようにうまく行く可能性がかなり低いと予測すれば、医者はその方法を勧めないわけ
です。

臀部痛・排泄障害は、お父さんの経過の中では髄膜炎に伴うものと考えるのが妥当だと思います。

471 名前: わがまま娘 投稿日:2009/10/04(日) 23:01
肺がん外科医様

本当にわかりやすく教えてくださりありがとうございます。

一日一日、弱っていくので本当に焦ります!
今の病院での治療は、脳圧を下げる点滴を朝晩1本づつと痛み止め・抗けいれん剤を
1本づつです。食べ物等、ほとんど口にしなくなりました。
家に連れて帰れば、まだ何かしら食べてくれるのではないかと思い
7日にリザーバーの手術をして家での点滴を行うことになりました。
ホスピスもすすめられましたが、まだあきらめきれないのが本当の気持ちです。

質問なのですが、シャトン術?というので脳圧をさげて意識障害等が回復した
というのを聞いたことがありますが父の場合はどうなのでしょうか?
あと、臀部痛・排泄障害等 放射線などの治療は効果はないのでしょうか?
今の病院は総合腫瘍科で主治医も呼吸器科なのですが脳外科がないのです。
原発は肺でガン組織も肺ガンなのでしょうが、髄膜炎を発症した時点で
脳外科なのではないのでしょうか?

あとタルセバ使用の決心をしたとして、在宅医療での使用は無理なのでしょうか?
家の近くの医師が往診にきてくれる予定なのですが・・・

15日前までは仕事もしていたのにあまりの急変にオロオロするばかりで
考えがまとまりません。このまま衰弱していくのならタルセバにかけて
みたいとも思うのですがとりあえず、家で少しでも好転してくれることを
願っています。


472 名前: わがまま娘 投稿日:2009/10/04(日) 23:33
たびたびすみません。

シャトン術ではなくシャント術でした・・・
あと今、他サイトで目にしたのですが
点滴目的のリザーバーではなく、髄液を抜けるリザーバーが
あるのでしょうか?
髄液を抜くのは通院でもできるようなことが書かれてあったのですが。
どうか教えて下さい。


473 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/10/07(水) 21:18
>>471
シャント術が有効な場合もあるようです。しかし、うまく行かなかったり、うまく行ってもじきに
詰まってしまったり、お腹にがんが広がって具合が悪くなったりということもままあるようです。

シャントでお腹に抜くのではなく、皮下にリザーバを埋め込んで、そこから体外に髄液を
抜く試みもなされていて、シャントよりは大掛かりでなく、お腹には悪さしないので、まずは
こちらでやってみるという線もありのようです。外来でもできなくはないと思いますが、個々の
医者がやるかどうかは聞かないと分りません。

排泄障害に放射線が効く可能性はあまりないでしょう。癌がある程度コントロールされても、
ダメージを受けた神経はもう機能を取り戻せない所まで行っている可能性が高いです。
臀部痛はある程度和らぐかもしれません。

おそらく癌による髄膜炎を得意とする脳外科医はあまりいないと思いますが、聞いてみないと
分りません。

タルセバを通院の患者さんに処方している医者は数多くいると思いますが、間質性肺炎に
ついてはイレッサと同様にリスクがありますので、「どうなっても文句は言いません」くらいの
念書でも書かなければ処方してもらえないと思います。

474 名前: Miya 投稿日:2009/10/08(木) 03:50
以前、75歳の父の肺がん治療についてご相談申し上げ、
肺がん外科医様、大まぬけ3号様始め、皆様にお世話になった者です

以下は、父のこれまでの経過についてです
昨年5月に肺がん(Ⅲa)であることがわかり、同年6月に手術の後、
カルボプラチン+パクリタキセルの補助療法4クールを終え、
手術から6ケ月後の12月には検査で異常なしということでしたが、
今年2月に頭蓋底に転移していることがわかりました(原発の肺には再発はありません)。
すぐにサイバーナイフで治療し、抗がん剤治療(ドセタキセル単剤)も併せた結果、
一時的には縮小したものの、4ケ月後の6月に腫瘍が大きくなっていることがわかりました。
その時点での症状としましては、物が二重に見えるという複視の状態、
それから舌の動きが悪くうまく話せないといったもの(その後改善)がありましたが、
足取りもしっかりしていて、通常の生活ができるレベルでした。
体力的にもまだ余裕があり、そして本人の強い意志もあって、
できる治療を積極的に受けたいと希望し、
抗がん剤(アリムタ)治療と共に、大きくなった腫瘍に放射線治療(リニアック
で20回分割照射)を追加することになりました。
父は律儀で、人に迷惑をかけることが嫌いで、
そこまで人に気を遣わなくてもいいのにと思うことが多く、
私がセカンドオピニオンをすすめても、本当は自分もそうしたいのに
主治医に言い出せなくて遠慮をするような人でした。
その父が、放射線治療をやっていた1ケ月間、
主治医が副作用で治療を中断しようとしても、
大丈夫ですと何度も言っていたということを聞いて(結局は主治医の言う通り、治療をお休みした)
治りたい一心で辛い副作用にも耐えていたんだなと思うと、切ないです。
身体は辛そうでも、放射線治療にでかけていく時の父は、とても嬉しそうにもみえました。
これで良くなるんだという希望を持っていたからだと思います。
実際、放射線治療が終了して3週間後、MRI検査でがんが縮小しているということで、
アリムタの治療は継続すると言われ、3回目の投与をしました。
それでも、放射線治療の後半あたりには、足元がふらつくこともあり、
これが抗がん剤の副作用なのか、頭の方からきているのか、わからない状況でした。
そして、8月の末、自宅で強い吐き気が起こり、すぐにタクシーで
病院に入院しました。抗がん剤の副作用かと思いましたが、
吐き気止めをあれこれ(プリンペラン、ナウゼリン、ノバミン等)試してみましたが、
いっこうに吐き気はおさまらず、入院して12日目、神経の中枢から吐き気を止める点滴にして、
やっと吐き気が止まりました。
そのことから、MRIでは脳には異常なし、骨は変化なし、骨髄液にもがん細胞はみつからなかったそうですが、
癌性髄膜炎と診断され、余命も告げられて、抗がん剤の治療はもう行わない、緩和ケアにうつるようにすすめられました。
その日は母と一緒に泣きました。父は、その日、私が病院に向かう途中に、
「吐き気がおさまった!」と嬉しそうにそのことだけを言うために電話してきていました。
吐き気が治まればまた、抗がん剤治療ができると思っていたようです。
その気持ちを考えると、辛くて苦しくてたまりませんでした。

この経過から、吐き気は本当に、がん性髄膜炎からきているのでしょうか?

初めのうちは、抗がん剤の副作用からくる吐き気だと思っていました。
というのも、副作用は抗がん剤投与から1週間目が一番きつく、
父はアリムタはこれまでの薬よりきついと言っていたからです。
それに加えて、あとからくる放射線の影響もあるかなとも思っていました。
さらに吐き気が続いて5日程経ってからは、
痛み止めのせいではないかと思い始め、
次に病院に行ったときにどんな痛み止めを使っているのか確かめようと、
看護師さんに聞くと、最初、オキシコンチンを使っていて、
3日前にパッチの痛み止めに変えましたと言われました。
そのときには吐き気が落ち着いていましたが、吐き気止めが通常のものではなく、
点滴の吐き気止めになっていたので、
吐き気が止まったのが、痛み止めのせいだったのかはわかりませんでした。
その後、吐き気はコントロールできていますが、日に日に身体は弱まり、
いつでも眠ったような状態で、それが薬よるものなのか、がん性髄膜炎によるものなのか、
よくわかりません。もう、検査のしようもないのでしょうか?



475 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/10/08(木) 11:07
474 Miya様
お父様は、緩和治療が少しでも良い方向に進むといいですね。
がん性髄膜炎という大変な状況ですが、ご本人の気力とご家族の支えは医師の
治療とは別の作用が働くと思います。痛みとか吐き気は本当に辛いです。
参考にならない意見で申し訳ありません。頑張って下さい。

 

476 名前: 肺がん外科医 投稿日:2009/10/10(土) 16:54
>>474
吐き気の原因についてはなんとも言えません。状況としては癌性髄膜炎と鎮痛剤が疑われる
ところです。癌性髄膜炎の検査はMRIか(骨髄液ではなく)髄液の癌細胞検査によりますが、
いずれもはっきりとした所見が出ないことが珍しくないため、診断しにくい難点があります。鎮痛
剤のせいであることを確認するのであれば、いま使っている吐き気止めをいったん止めて、吐き
気が現れた所で鎮痛剤を止め、吐き気が治まるかどうかを見るしかありません。これもつらい
吐き気をわざと味わっていただかざるを得ないので、あまりやりたくないところです。

そういう事情がありますから、検査/診断のしようはありますが、状況から癌性髄膜炎と十分考え
られれば、敢えて確定のために検査をしないという考え方が十分成り立ち、お父さんの主治医も
そう考えているのではないかと思います。

477 名前: Miya 投稿日:2009/10/15(木) 12:28
大まぬけ3号様
いつも温かい言葉をいただいて、本当にありがとうございます。嬉しいです。
今は、薬で吐き気と痛みは治まり、一日中眠ったような状態ですが、
みんなが話すことはよくわかっているので、呼んだら目を覚ましてくれます。
意識が通常レベルで、会話ができる間に、食べたいものを食べさせてあげたいです。
おっしゃるとおり、本人の気力と家族の支えは、医学的な根拠では語れない力を
持っていると思います。心の持ち方って、大事ですよね。。。
大まぬけ3号様の言葉には、いつも思いやりがあふれているし、
気持ちをいい方向に切り替えられるような力強いメッセージを感じております。

肺がん外科医様
いつも的確なご回答をいただきまして、ありがとうございます。
私は書いていくうちにまとまりのない内容になりがちなのですが、
その文章の中で、きちんと私が知りたいことを拾い上げて下さって、
医学的な観点から丁寧にお答えいただけるので、
何で聞きたいことがわかるの?という驚きと共に、
いつも胸の内のわだかまりが解けて、心が楽になります。

やはり、がん性髄膜炎は、MRIや髄液の検査では確定できないのですね。
9月初に急激に体調が悪化して入院した時点では、画像上、頭蓋底の腫瘍の大きさは変わらず、
他に転移もありませんでした。痛みについては、それほど強くなく、
8月までは通常の痛み止め(ロキソニン)を服用していました。
それなのに、強い吐き気が起こり、それと共に急激な体力の低下、
歩くこともできなくなりました。
そのとき、がんの拡がりは以前と変わりないのに、どうしてこんなに急激に、
体調が悪くなったのだろうと思いました。
病状に変化はないのに、強い吐き気が起こり、
歩けないほど全身の状態が弱くなってしまったのは、
これまでの積もり詰まった抗がん剤の副作用が一気に出たからだったのでしょうか、
あるいは、ミクロレベルで散らばっているがん細胞が全身の力を
失わせてしまっていたのでしょうか。。
それとも、やはりこの症状から考えると、
がん性髄膜炎によるものだったのかもしれません。
その時は、いろいろな可能性を考えていました。
かと言って、父のあの弱りきった様子をみて、
これ以上抗がん剤治療を続けるという選択はありませんでした
ただ、吐き気が治まり、体力が回復し、歩けるようになったら、
もしかしたら、また抗がん剤治療ができるかもしれないと淡い期待はありましたので、
父が日に日に弱まっていく中、その誘因を探り、それがわかれば原因を取り除く対処法がないかと、
この1ケ月間、必死でした。

また、9月初めに、今後抗がん剤治療はやりませんと主治医に言われ、
免役治療をやってみたいと主治医に相談してみると、
免役治療をするなら、他の治療もすべてその病院でやってもらうよう、
転院して下さいと冷たく言われました。
この状態で、新しい病院に移ることは考えられず、免役治療のことはかないませんでした。
今年の2月に初めて、免役治療のことを話したときも同じ反応でした。
その時は、免役治療を受けようとしていた大学病院の先生に相談すると、
抗がん剤と併用しないという考え方なので、今は抗がん剤や放射線治療など
できることをすべてやって下さい、と言われていたので、
主治医には詳しく話さず、その話しはなくなりました。
この9月にも、免役治療を受けるつもりの大学病院に相談して、
父の状況から受け入れていただけることになっていたのですが、
通院が条件だったので、歩くことができなかったことも、
免役治療を諦めた理由です。。

また、9月初に抗がん剤などの治療はしないと告げられてから緩和の治療中心になりましたが
そのときから、血液検査やMRIなどの検査も一切行われなくなりました。
それで、今現在のがんの状態はわからないのですが、悪くなっていたとしても、
亡くなる前の患者の最新情報?は、治療をしないのだから必要ないのでしょうか?

それと関連して、今年2月に骨の転移がわかってから、月1回のペースで、
ゾメタの点滴をしてもらっていましたが、
9月は吐き気や便秘の治療でばたばたしていたので、
もしかしてゾメタの点滴をやってないのではないかと思い、
看護師さんに聞いてみたところ、7月末からやっていないとのこと。。
8月に抜けてしまった理由はわかりませんが、
9月にやらなかったのは、歯の治療が関係していたのかもしれません。
しかし、歯の治療は9月中に終了していますので、不都合がなければ、
ゾメタの点滴をしてもらいたいのですが、いかがでしょうか?
(このことは、新しく緩和でお世話になっている先生に相談中)

実は、先日、緩和ケアの病院に移りました。
あれこれ書きましたが、これまでの問題とは別に、
緩和ケアは素晴らしい場所です。
先生や看護師さん、ボランティアの方々すべてが人間性が高く、
心優しく、知識も豊富です。。
ここでは、大まぬけ様が教えてくださった、
治療とは別の大切な心のケアをして下さいます。

これらのもやもやが自分の気持ちの中で納得するものにかわれば、
緩和ケアにはむしろ入りたいと思っていました。
肺がん外科医様のおっしゃるとおり、がん性髄膜炎が診断がつきにくく、
この経緯から、がん性髄膜炎の可能性が高く、それなら、仕方なかった、
やれることはやったと思えるようになりました。
読んで下さった方々皆様、ありがとうございました。








478 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/10/15(木) 16:27
477 Miya様
レベルの高い緩和ケア病院で良かったですね。
非常に大変な症状の中なので、心に効く看護は痛みや苦しさの度合いが
僅かでも違ってくるかと思います。
人間で重要なのはやはり心ですね。頑張って下さい!

479 名前: わがまま娘 投稿日:2009/10/17(土) 19:04
肺がん外科医様 皆様 ありがとうございました。

10月2日に癌性髄膜炎の診断をうけ1ヶ月~3ヶ月の余命宣告をされてから
わずか11日後に亡くなりました。
5日の朝、病院にいくと意識状態も悪く、衰弱した父に驚き再度主治医と
話したいと看護師に言ったところ、師長が説明室にこられて話をしました。
7日に点滴のリザーバー手術後、在宅医療に切り替えということだったけれど
もう時間が無いと先生はおっしゃってます。とのことでした。

その日のうちに退院し在宅医療にきりかえたのですが在宅医療の医師に
脱水症状を起こしているため今晩危ないですと言われた時は本当に驚きました。

その日からグリセオール点滴はやめ水分補給とステロイドの点滴にかわりました。

2週間全く飲食できていない患者にグリセオールを点滴しつづけ、いくら私が
栄養や水分補給と点滴はいらないのかと聞いても痰が苦しくなるからと言って
してくれなかった前の病院に不信感がいっぱいです。
18日に入院し、やったことがグリセオールの点滴だけなんて・・・
どうして脳神経外科にまわしてくれなかったのか・・・

くやんでも父はかえってきません。最後、自宅で9日間少し意識が戻った
時は嬉しそうにしていたのが救いです。最後は私と弟の手を握りながら
逝きました。

肺がん外科医様皆様のお返事を励みに頑張ってきました。
ありがとうございました。


480 名前: ろしあん 投稿日:2009/10/19(月) 17:33
初めてレスします。73歳母が、肺がん3.1センチ Ibと診断され、外科の先生には手術を勧められましたが、放射線治療と悩んでいます。手術可能な方で放射線治療を選ばれた方のご意見を伺いたいです。生存率が同じなら負担の少ない放射線のほうがいいのではとは思っていますが、明日、放射線科の先生の面接を経て決めたいと思っています。よろしくお願いします

481 名前: ろしあん 投稿日:2009/10/19(月) 17:44
肺がん外科医様や皆様のご意見も伺いたいと思います。よろしくお願いします。母は毎日1万歩以上歩いており、負担のない放射線治療でないと、と思っているわけではありません。ただ、肋間神経痛等術後の生活ことを考えると、どちらがいいのかと思います

482 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/10/19(月) 19:47
481 ろしあん様
ステージⅠBだと大丈夫!手術で完全に取るのが良いと思います。
放射線では小さくなるだけですし、副作用も肋間神経痛よりきつでしょう。
主治医は、手術に耐える体力があると判断されているわけですから。
素人の意見としては、高額な陽子線治療というのも手段だとは思いますが。


483 名前: gannbare 投稿日:2009/11/21(土) 16:34
はじめて投稿します。
母が非細胞癌のステージⅣになりました。
抗癌剤治療を3クールしたのですが、精神的にダメージがあり、今後は抗がん剤治療をしないと本人は言っています。イレッサも検査の段階で効果がないと言われ、別の治療を探していました。何か別の治療がないか探した所、免疫療法の臨床試験を受ける事にしました。しかしその治療も1ヶ月余りで終了するため、次の治療を探しています。何か良い代替療法はありませんか。教えてください

484 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/23(月) 01:00
gannbareさん>

代替療法の板もあるには、あるけれど・・・
医学的根拠のある治療となると・・・う~ん・・というのが実情。

485 名前: toki 投稿日:2009/11/25(水) 23:32
初めてレスします。
手術を受けた祖祖父の孫です。長文失礼します。

祖父が今年始めに、肺に白い影があると診断され
2、3の病院で色々と検査を受けた結果
ⅠAの肺がんである
(手術や治療をしないで余命約3年)
と診断されました。

祖父は肺がんをひどく気にしており
治るのならばと、お盆明けに手術を行い
右肺下葉・リンパ節切除を行い
手術は何事もなく終了し
9月末・10月と入院し、術後の抗がん剤治療をしておりました。

ところが10月中旬に肺に微量ではあるが
水が溜まっているとのことで
転移の可能性もあり放射線治療を行う
とのことで放射線治療を行っておりました。

しかし2・3週間の放射線治療をしたのですが
水が溜まるのは止まらず、
(レントゲンで見たらかなり肥大しておりました)
乳び胸であるとの診断で、
リンパ液(胸水)の吸引・薬剤による流出箇所の接着を
一昨日まで行っておりました。

ですが本日、父が医師から話を聞いたところ、
手術のがん自体が悪性の可能性があり
乳び胸での転移の可能性から現状
(入院し体力の低下した状況)での適切な治療方法がなく
乳び胸のリンパ液流出も止まった事から、
(放射線治療や入院での低下した体力の回復もかねて)
1度自宅に帰すとのことでした。
 体力が回復すれば(延命的な)他の治療ができる
とのことでしたが、治る見通しが立たないのか
はっきりと答えなかったそうです。

来週に脳や他の器官などへの転移が無いか調べるそうですが、
治療を途中で止められたということで
(匙を投げられたと思っているらしく)
父と祖母は気を重くしております。
(特に祖母が精神的にかなり、まいってしまってます)

自分も肺癌ⅠAからこんな症例になるとは思っておらず
肺癌術後乳び胸症例での良いアドバイスや
(治療方法があれば一番いいのですが・・・)
祖父ができることがあれば、何でもいいのでお願いいたします。

486 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2009/11/26(木) 11:36
485 toki様
私はⅠB肺がん手術後に乳び胸で苦しんだ経験があります。
流出した胸水は7.35Lでした。
リンパ液の流出が止まれば大丈夫です。
ⅠAは他への転移が無い状況ですから、あまり心配はいらないでしょう。


487 名前: toki 投稿日:2009/11/26(木) 22:50
>486 大まぬけ3号様
レスありがとうございます。

リンパ液の流出は止まり祖父は明日退院帰宅の予定です。
(正直なところ、最近のインフルエンザの事もあり
入院していてもらった方が家族として安心なのですが・・・)

これ以上の合併症・転移が無いことを祈りつつ
治療で低下した祖父の体力回復に向け
一緒に頑張っていきたいと思います。

488 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/18(金) 18:14
肺がんⅢa、術後2年経って骨転移が分かり、放射線治療を受けたばかりです。
マーカーは測定の意味がないくらい高くなっていて、術後に行った化学療法も
タルセバも効果は見られなかったという状態です。もう治療法がないのですが、
kanglaite(カンライト)を担当医に紹介していただきました。どなたかご存じ
の方はおりませんか?ネットで調べても中国語ばかりでよく分からないのです。

489 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/18(金) 18:36
>>488

カンライトは中国の抗がん剤です。表示されるかわかりませんが「康萊特」と書きます。
私も以前調べてみたのですが、漢方薬関係の人に尋ねてもはと麦から作った点滴薬ということくらいしかわかりませんでした。
いちばん気になるのは、日本で取り扱っている医療機関があるのかどうかですね。
中国まで受けに行ったという人もいるようです。

490 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/18(金) 21:13
>>489
ありがとうございます。どうやら中国から取り寄せて処方するという
ことなのですが、副作用も効果も分からないので迷います。当然高額
でしょうし。

491 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/19(土) 19:03
>>490

一応、米国やロシアでも使われているそうですから、怪しい薬ではなさそうです。
中国語はわからないので、米国方面から情報を仕入れた方がいいかも知れません。

492 名前: 教えてください 投稿日:2009/12/19(土) 21:18
今月2日、母が手術をしました。
幸いステージⅠaと言う結果と、リンパ転移もなく早期発見でしたが、術後からかなりの痛みを訴えており、先週12日の夕方から発熱と患部付近の腫れが見られ、その後の検査で肺と心臓の周りに水が溜まっている事が分かり、本日緊急で処置が行われました。
ただ、心臓に向かって針を刺して処置をする事はリスクが高く、また摘出した肺の部分から水が溜まって心臓部分に流れたのか、もしくは心臓部分に何らかの原因が有るか分かっておらず、今日は肺部分の水を約700cc抜いたそうで、心臓の周りにも同じぐらいの水が溜まっているとの事です。
色々インターネットで調べましたが、こう言った合併症は乗っておらず、このような状態になった方、又はこう言った事をご存知の方、教えて頂けないでしょうか。
現在関西に在住で、実家は関東です。子供が居るのと妊娠中で体調を崩ししまい、思うように動けない状態で、実家の父からの連絡だけで顔を見ることも出来ず、万が一の話もされ不安で仕方がありません。
どなたか、教えて頂けると幸いです。



493 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/12/21(月) 17:06
教えてくださいさん、心配ですね。

10月にステージⅠa&リンパ転移なしで、手術&退院したものです。
そのときに
 「手術直後は肺に水が溜まりやすいので、
  水分摂取制限が必要、塩分摂取も控えめに」
という指示を医者から受けました。

肺に水が溜まるのはありえることとして、
心臓部分というのはどういうことなんでしょうね。
(あんまり、情報が無くてすいません)。


494 名前: 教えてください 投稿日:2010/01/04(月) 20:56
名無しさん@癌掲示板。
母の容態はまた悪化しています。
医師からは1ヶ月近くたつのに、原因不明といわれています。
12月の処置後、ドレン(チューブ)を装着して水は少し減ってはいましたが、CRPの数値が尋常ではないほど高く、
また昨夜から急変しており、今度は何も症状のない右肺にも水が溜まり抜き取ったそうです。
左肺にも新たに水が溜まり始め、明日またドレンを装着する事になったそうです。
こんなにも、合併症で原因が分からないと言う事が有るのでしょうか・・・。
父親もさすがに参ってしまった様で、私達兄弟にも何も出来ない状態で医者に頼るしかありません。
それでも、なんだか腑に落ちないことも多く、母が今後どうなってしまうのか・・・父がこの状態にどこまで耐えられるのか不安です。
甲斐甲斐しく母の病院に通う父。
片道1時間半以上かかり、往復だけでも最低3時間。
再起の見えない不安と戦う日々。
兄夫婦や、父親は6年ぶりの私の妊娠を心配して、寒さのキツイ実家に来ることを辞める様に言われています。
安定期にはまだ入っていない事と、6月に流産をしていて心配してくれているので、母にもこれ以上心配を掛ける訳にも行かず、どうなるのかと不安で溜まりません。
母の力を信じて、快復を願うしかない自分へのもどかしさと戦う日々です。


495 名前: 娘の悩み 投稿日:2010/01/06(水) 00:03
初めて投稿します。去年の6月に母が肺腺ガンで左下葉切除の手術を受けました。
リンパ節にも転移があり、すべて取ったようです。術後の診断はⅢaでした。
切除した腫瘍以外にも右上葉に小さな腫瘍があり、おそらく原発であろうと
言われています。術後その対策もあって抗がん剤を4クール行いました。その後
検査したところ、その小さな腫瘍の大きさは変化していなかったそうです。
主治医は、この腫瘍が変化を起こすようであれば再び何かの治療を行うが、
今のところは何もせずに様子を見ようと言っています。家族は、1cmにならない
小さな腫瘍なので、レーザ治療など可能なのではないか、などいろんなことを
考えてしまいます。このような場合、一般的に放置しておくものなのでしょうか?
同じような質問が過去にもあったかもしれませんが、できれば肺がん外科医の先生に
ご助言をいただけると助かります。セカンドオピニオンを求めるにも、県外まで
出かけなくては難しいし、果たしてそれがよい結果を生むのかどうかもよく
わかりません。むやみに動く前に、ご意見を伺えればと思っております。どうか
よろしくお願いします。

496 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/06(水) 19:16
>>495
お母さん状態では右肺の病変は左肺の肺癌からの転移である可能性も十分あり、判断/対処は
難しいです。転移であれば、やれることは十分やってあるので、抗癌剤からの回復もかねて、
今後どうなるか様子を見るというのは妥当な行き方です。原発であっても、1cmの肺癌は直ちに
治療が必要ではないことが多いので、もっと言えばモノによっては数年は様子を見ていても平気な
場合もあるので、焦ることはありません。ことに左側がIIIA期ですと抗癌剤治療を追加しても再発
する可能性は結構ありますから、急いで右側について治療しても左の肺癌がじきに再発して
きてしまって体に余計な負担をかけただけということになりかねません。

そういうわけで、様子を見るという方針は妥当だと思います。なお、レーザを肺癌の治療に用いる
のは、口に近い方の空気の通り道にがんが顔を見せているときに今のところほぼ限定されていて、
お母さんの状況ではおそらく対象になりません。

497 名前: 娘の悩み 投稿日:2010/01/07(木) 23:19
肺がん外科医様、お忙しい中、早々にご助言いただき本当にありがとうございます。
小さい方のガンについてのお話はよくわかりました。身体の中にガンが残っている
と聞くと、素人は取ってしまえばいいのでは?と思ってしまいますが、そう簡単な
ことではないのですね。現在は抗がん剤治療が終わって比較的平和な毎日を送って
いるので、母の不安をできるだけ解消できるよう家族で支えていきたいと思います。

「抗がん剤からの回復もかねて」という点についてもう一つだけ質問させてくださ
い。抗がん剤投与が終わってから、見た目にはずいぶんと身体が楽になっているよ
うですが、抗がん剤による身体へのダメージというのは、人によるでしょうが、
一般にどれくらいの期間続いていると考えればよいのでしょうか?また、その間気
をつけておくべきことはありますか?

時々この掲示板を読ませていただいていましたが、このような場があること、この
場を支えている皆さんに感謝します。

498 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/08(金) 16:00
>>497
抗がん剤による身体へのダメージの続く期間はとりあえず数週間です。

4クールの抗癌剤の治療中も、抗癌剤の投与が済んでから数週間(普通は3週間前後)をおいて次の
クールに入ったと思います。そのくらいの期間をおけば、次の抗癌剤を投与出来るほどにはダメージから
回復すると考えられるからですね。しかし、クールを重ねるごとによりしんどくなるとお母さんはおっしゃって
いたのではないでしょうか? それは完全には回復していなかったからです。そういうわけで「とりあえず」と
書いたのですが、では「完全に」はいつかというのはやはり個人差が大きくてなんとも言えません。まあ、
数カ月というところでしょうか。でも、例えばプラチナ系の抗癌剤を使った後ですと(使っているでしょうが)、
それによる腎機能の障害は基本的に治りはしません。

ですから、1ヶ月もすればまあ大体落ち着いたとお考えいただいていいでしょうけれど、水分は多めに
摂ってお小水を増やし、低下した腎機能をサポートしてあげた方がいいとは言えます。

499 名前: 娘の悩み 投稿日:2010/01/09(土) 22:29
アドバイスありがとうございました。
病気をこれ以上寄せ付けないよう、明るい前向きな気持ちで本人も
家族も過ごしたいものです。治療もですが不安への対処など心の支え
が大事だなと思う今日この頃です。

500 名前: 禁煙君 投稿日:2010/01/10(日) 19:53
53才男、肺がんステージⅣ 本人です。

2年半前に脳腫瘍が先に見つかり、PETで肺がんからの転移と分かりました。
幸いリンパ節への転移もなく脳も1個だけでしたので手術適用となりました。
右肺上葉切除術、右前頭葉腫瘍摘出術を受けました。
手術も無事済んで、シスプラチン+ビノレルビン4クールの化学療法を受けましたが
半年後に脳に小さな5mmほどの腫瘍が再発。これはサイバーナイフで治療して消滅。
先生曰く再発というより「手術当時からあった小さながんが成長したのでしょう」とのこと。
現在、呼吸器科にて毎月レントゲン撮影と血液検査、3ヶ月毎に胸部CT。半年毎に頭部MRIの
検査を受けていますが、異常なく現在に至っています。

自らががん宣告された時は余裕がなくあまり調べることもできなかったのですが
「遠隔転移のあるⅣ期のがんでも例外的に手術適用となる場合がある」ということを後日よく耳にします。
自らのことでもあり、放射線治療・化学療法のみで対応する場合とどこが異なるのか、
「遠隔転移があるということは、血流に乗りがんが体中に広がっている可能性が高い」のならば、
どういう場合に例外が適用されるのでしょうか。
ケースバイケースということもあるかと思いますが、識者の方ご教示いただければと思います。
手術当時良く聞いておけばよかったと思いますが、現在呼吸器外科、内科の両担当医とも転勤で不在で
なんとなく聞きにくいもので・・・。

501 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/10(日) 23:28
>>500
この辺は如何でしょうか?

http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=020mune&key=1075263570&st=719&to=719&nofirst=true

502 名前: 禁煙君 投稿日:2010/01/11(月) 17:18
>肺がん外科医様
早速のレスありがとうございました。
もやもやしていたものがずいぶんすっきりしました。
おっしゃるとおり、

>で、今のところ非小細胞肺がんについて「転移があっても手術」という路線が概ね
>受け容れられているのは、
>1) リンパ節転移がない
>2) 転移病巣が1個だけ
>3) 転移先が肺、脳、副腎
>という3つの条件が揃った時です。

全てこの条件に当てはまっていました。


診断当時は主治医の先生から生存率に関する説明はなく、(おそらく先生も気を使ってくれたのだろうと思いますが)
自分もはっきりさせるのが怖かったせいもあり、ちゃんと聞いていませんでした。
ネットで調べても手術適用の肺がんⅣ期というと症例も少なく5年生存率が
どのくらいなのか良く分かりませんでした。

おそらく2~3割という数字を当時聞いていたら相当ショックを受けていただろうと思います。
放射線+化学療法のみでは5%未満というのは分かっていましたが
「自分は手術ができたんだから」というのが心の拠り所だったのです。
今現在では再発もなく経過して、最初の手術からもうじき丸3年が経ちます。

これまでのの経過
平成18年12月 転移層発見 右前頭葉に1cm×3cmの腫瘍→平成19年2月に手術にて摘出

へ生19年1月 原発層発見 右肺上葉に約27mm×24mmの腺がん 一部が第2、3肋骨と接す。→平成19年3月右上葉切除

化学療法 平成19年4月~7月 シスプラチン+ビノレルビン 4クール

再発  平成19年7月 左前頭葉頭頂部に5mm大の腫瘍 8月サイバーナイフⅡにて治療

その後呼吸器内科月1回の検査、脳外科6ヶ月に1回の検査を受けており以上は認められません。

一度内科の先生に2年3ヶ月くらいのときに見込みを聞いてみましたが
「あなたの場合治療がうまくいっている好例だと思います。1、2年で再発するケースが多いので大きな山は越えたと思っていいですが、まだ安心してはいけませんよ」とのことでした。

上記のような経緯ですが、個別の事例は評価しづらいとは思いますが、ご専門の立場で
どのように評価されますでしょうか?

503 名前: 割込み君 投稿日:2010/01/13(水) 10:31
Bubble-like appearance(BLA)型腺がんの検討
神奈川県立がんセンター 呼吸器内科 齋藤春洋

肺腺がんのなかには、緩徐な増大を示すため陳旧性炎症として長期間経過観察
される一群を認める。これらの肺腺がんは特徴的なThin-section CT (TS-CT)
画像および病理所見を示し、我々はBLA型肺腺がんとして報告した。BLA型肺が
んの病理組織所見は、(1)周囲にわずかなBAC領域(平均20%)、(2)内部に比較
的広範な肺胞虚脱(平均80%)、(3)内部に複数の小気管支の拡張所見を認め、T
S-CT画像所見を反映していた。Tumor doubling time は平均1167日と緩徐であ
り、術後の予後は良好である

多地点合同メディカル・カンファレンス[2008-第42回]
2008年12月11日(木) 16:30~18:00

504 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/15(金) 00:16
>>502
例えばこういう論文をご覧いただくといいと思います。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11348955

ちょっと古いのでガンマナイフのない時代ですが、数がわりと
多いですし、何より全文がタダで手に入ります。
http://chestjournal.chestpubs.org/content/119/5/1469.full.pdf+html

いろいろグラフがありますが、Figure 4のN0(リンパ節転移無し;
実線)が一番近いでしょうか。これを見ますと、35ヶ月くらい、
ちょうど禁煙君さんの3年と同じくらいまで生存者が減っていき
ますが、あとは概ね横ばいです。つまり、それ以降はあまり死な
ないわけですね。

実際、こういう状況と限らず、多くの状況で再発する方の8割
ほどは術後3年までに再発されます。仮に5年生存率を25%と
しますと、その1/5、全体の5%ほどは再発しているけれども
生きているという状態ですので、5年無再発は20%くらい。
逆に5年までに80%は再発。すると3年までに64%が再発し、
16%が3から5年で再発ということになります。100人単位で
考えますと、3年間無再発の方が36人。5年無再発が20人です。
ですので、3年無再発の禁煙君さんの状況から見ると、5年まで
無事にいられる率は20/36で56%ですね。

505 名前: 505 投稿日:2010/01/16(土) 10:59
便乗質問で恐縮なのですが、同じく手術適応についての疑問です。
よく、「抗がん剤でダウンステージをはかってから手術に持ち込んだ」という話を耳にするのですが、これは肺がんの場合にもあてはまる話なのでしょうか?
私の母は1年前に両肺に多発した時点で発覚し、検査の結果、骨にも二箇所転移がありました。
その後、イレッサが劇的に効いてくれたおかげで、現在は画像上で確認できるのは原発巣のみになっています。
こういった場合は手術適応になるのでしょうか?

506 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/01/16(土) 11:53
505様
抗がん剤でがんを縮小または壊滅させて、手術に臨むというのは
肺がんでもお聞きしますね。
原発巣のみという状況になって、手術に対応できるのであれば
そのまま原発巣を見守るといのは避けたいですね。
良い方向に向かっていると思いますので頑張って下さい。

507 名前: 禁煙君 投稿日:2010/01/16(土) 22:37
>>504
肺がん外科医様、明確なレスをありがとうございました。
これほど明確な数値を提示していただけると非常に気持ちがいいです。
無論安心することはできないでしょうが
自分でもひとつ大きな山を越えたのかな、という気になってきました。
ただひとつだけご説明の中で不明な点がありました。
>多くの状況で再発する方の8割ほどは術後3年までに再発されます。
という部分と
>すると3年までに64%が再発し、16%が3から5年で再発ということになります。
とがどうつながるのか、ということです。
お忙しい中でレスしていただき大変恐縮です。私の理解力不足でしたら申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

508 名前: 禁煙君 投稿日:2010/01/16(土) 22:44
連投申し訳ありません。
「5年無再発率が80%程で、再発する方のほとんどが3年以内に再発する
ということであれば、3年以降に再発する確率は相当低いのでは
ないだろうか」というのが私の希望的観測です。

509 名前: 横から失礼 投稿日:2010/01/17(日) 09:57
>>507さん

全体として5年以内に再発する人が8割で、
そのうち3年以内に再発する人が8割なので、
0.8×0.8=0.64 64%
3-5年で再発するのは、8割の残りなので、
0.8-0.64=0.16 16%
ということだと思います。


510 名前: 禁煙君 投稿日:2010/01/17(日) 16:58
>>509
そうですね。
「多くの状況で再発する方の8割ほどは術後3年までに再発されます」
を「手術を受けた人全体の8割が3年までに再発」と読み違えていたようです。
肺がん外科医様、大変失礼しました。
まだ再発の可能性は少なからず残っているということでも後ろ向きにならず
食事や運動等に気をつけてがんばりたいと思います。

511 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/18(月) 14:13
>>505
一般的には適応になりません。

骨に複数転移があるとなりますと、両肺の多発というのもおそらく殆どが転移です。イレッサが劇的に効いたと
言っても、見えているような転移巣のがん細胞がすべて死滅するということは殆ど考えられません。従って、全身に
がん細胞が散らばっているときに見えているものだけ取っても役に立たないから手術しないという事情は変わって
いません。ですから適応とは考えません。それはイレッサ以外の抗癌剤でも同じことです。

ダウンステージして手術という戦略は事情がちょっと違います。遠隔転移があるIV期はこの考えの対象には普通は
なりません。「ダウンステージして手術という」病状では、見えないけれどもがん細胞が体のあちこちに散っている
ことが多く、それを制圧しないことには原発巣を取っても治癒しないことが多いのです。手術前に抗癌剤をやれば、
原発巣での効き具合から全身での効き具合が概ね想定でき、ダウンステージするほど効けば、見えないようながん
細胞は殲滅することが期待できます。逆に大して効かないときは、散らばっている癌細胞はどうせ生き残っています
から、原発巣を取ってもあまり役に立たないでしょう。そのため、ダウンステージしたら手術するが、そこまで行か
なければ手術しないという戦略が成り立つのです。

ダウンステージして手術範囲を小さくするということも言われますが、おそらくそういうことはあまり成り立ちません。
がんが消失したように見える部位にがん細胞がまったくなくなっているということはあまりなくて、消失したように見える
部分も切除することが多いのです。消失したように見える部分にがん細胞が残っていないかどうかは手術のときに
肉眼では判断できず、切除して初めて顕微鏡のレベルで確認できるからです。それでも取れたものを全て顕微鏡で
観察できるわけではありません。顕微鏡で観察するためには、組織を光が透過できるほどに薄く切るわけですが、
取れたものすべてについてそのような薄さで切って観察することは、観察対象の膨大さゆえに事実上不可能だから
です。

禁煙君さんが手術適応とされたのは、5年生存率が、すなわち手術の時点で見えている病変以外にがん細胞が散ら
ばっておらずに治るとほぼ考えられる率が2-3割程度と見込め、それなら5年生存を目指して手術をするのは妥当な
ところと医者は考え、患者さんはそれを(逆に7-8割は再発してしまうことも)受け入れたからです。

>>510
>>509さんのご理解のとおりです。意外とリスクが少なくないともいえますが、無事でいられる可能性が2割ほどしか
ないという状況から5-6割まで持ち直したとお考えいただければ。

512 名前: カンパン 投稿日:2010/01/19(火) 00:57
肺がんステージⅣの診断を受けてる本人です。
恐れ入りますが、皆様のお知恵をご教授いただければ幸いです。
転移箇所は骨(肋骨)なのですが、本当に転移しているのかはMRI検査、ペット検査では微妙なようなのです(主治医は最初に骨転移と診断してます、可能性が高いことは間違いないと思います)。
現在放射線治療をする前なのですが、本当に転移してるかどうかは、組織をとってみないと確定はできないが、その判別のためにはわざわざ開いたりはしないとのこと(それはそうだと思います、ただ正直今頃そんなこといわれてもというのが正直な気持ちですが)。
このように遠隔転移してるかどうか、確定的にいえない場合の治療方法はどうなるのでしょうか?
というのは、自分自身はだめもとでも、放射線と抗がん剤の併用治療を望んでいるのですが、併用でなく抗がん剤治療後(4クール終了してます)放射線治療に入る予定です(放射線はこれから)。
放射線はたまたま転移(と思われる)箇所が肋骨で場所的に近いこと、幸い抗がん剤に効果が認められているので通常では適用外だが、あてた方があてないよりいいでしょうとの主治医の助言もあり受けられることになりました(緩和のためにあてるわけではありません)。
主治医の最初の判断はもちろん微妙な判断ですし、仕方ないことだと考えておりますし、実際肋骨に転移してる可能性も十分にあると思います。
ただ、これからの先の治療方法としては積極的な治療を求めたいの思っているのですが、治療計画自体に変更はないとのことでした。
このようにステージⅢかⅣか微妙なケースの場合は一般的にはどのように対処するのでしょうか?
また、私のようにすでに抗がん剤治療を4クールやってしまった人の場合、放射線治療と抗がん剤の併用には何か差しさえになることがあるのでしょうか?
どのようなお考えでも、お知恵でも結構ですのでお願いいたします。

513 名前: カンパン 投稿日:2010/01/19(火) 01:02
肺がんステージⅣの診断を受けてる本人です。
恐れ入りますが、皆様のお知恵をご教授いただければ幸いです。
転移箇所は骨(肋骨)なのですが、本当に転移しているのかはMRI検査、ペット検査では微妙なようなのです(主治医は最初に骨転移と診断してます、可能性が高いことは間違いないと思います)。
現在放射線治療をする前なのですが、本当に転移してるかどうかは、組織をとってみないと確定はできないが、その判別のためにはわざわざ開いたりはしないとのこと(それはそうだと思います、ただ正直今頃そんなこといわれてもというのが正直な気持ちですが)。
このように遠隔転移してるかどうか、確定的にいえない場合の治療方法はどうなるのでしょうか?
というのは、自分自身はだめもとでも、放射線と抗がん剤の併用治療を望んでいるのですが、併用でなく抗がん剤治療後(4クール終了してます)放射線治療に入る予定です(放射線はこれから)。
放射線はたまたま転移(と思われる)箇所が肋骨で場所的に近いこと、幸い抗がん剤に効果が認められているので通常では適用外だが、あてた方があてないよりいいでしょうとの主治医の助言もあり受けられることになりました(緩和のためにあてるわけではありません)。
主治医の最初の判断はもちろん微妙な判断ですし、仕方ないことだと考えておりますし、実際肋骨に転移してる可能性も十分にあると思います。
ただ、これからの先の治療方法としては積極的な治療を求めたいの思っているのですが、治療計画自体に変更はないとのことでした。
このようにステージⅢかⅣか微妙なケース・C

514 名前: 505 投稿日:2010/01/22(金) 01:10
大まぬけ3号様、肺がん外科医様、ありがとうございます。
何せ、イレッサはものすごい勢いで病巣を減らしてくれたので、これなら確認できない小さな病巣なんか当然消してくれたものと思っていましたが、そういうわけではないのですね。
せめて、延命という観点からでも手術適応にならないものかなと思ったのですが…。


515 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/01/22(金) 19:34
514 505様
お母様ご本人の気力が大事だと思います。頑張って下さい。
私は、先日のCT検査で新たな陰影が発見されました。
主治医からイレッサを勧めらけましたがお断りしました。
3年前と2年前に続く3回目の手術になりそうです。
徹底的に排除する!で臨みます。



516 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/23(土) 18:02
>>512
肋骨へのがんの転移の診断は難しいことがしばしばあります。MRIなどの画像検査で
判断が微妙な場合には、原発巣の状態で決めてしまう・しまわざるを得ないと考える
こともあります。原発巣が I期なら転移ではないと判断するような写り具合でも、III期なら
転移と判断するということですね。

あるいは、転移ではないとともかく考えて治療してしまうこともあります。原発巣がI/II期で
あれば手術してしまうわけですが、その時に問題の肋骨も取って顕微鏡で調べれば
確定的な答えが出ます。運がよければ転移でないと確定して、手術してよかったですね
ということになります。また、転移であっても原発巣と骨の転移1ヶ所だけにがんの広がりが
限られていて、幸い治ってしまうということもありえます。しかし、骨への転移がある場合
にはがんが全身に広がっていることが殆どで、たちまち再発してしまって痛い思いをした
だけ損をしたということになる可能性の方がずっと高いです。原発巣がIII期であるカンパン
さんの場合は、いっそうがんが全身化している可能性が高いので、手術はもちろん、やはり
局所の治療である放射線治療は無駄である可能性が高いことになります。でも、可能性が
高い低いと言う話ですから、無駄でない可能性もあるわけでして、ことに原発巣と転移巣が
近いカンパンさんの場合は、放射線をやってみようと考える医者もいるわけです。

既に抗癌剤治療を受けたことは特に支障になりません。放射線や手術のような局所治療を
抗癌剤治療のあとに行うという方法は有用であることが期待されて様々な形で試みられて
います。ただし、放射線に抗がん剤も併用するという形ですと、これまでの4クールで肉体
的なダメージが骨髄などに蓄積している可能性が十分ありますので、抗がん剤の投与量を
手控える必要があるかもしれません。

517 名前: カンパン 投稿日:2010/01/24(日) 22:51
肺がん外科医様
このたびはお忙しいところ、わざわざお答えいただきましてありがとうございました。
ご説明もよくわかりました。
自分自身も、その後再度検査を受け骨転移ということで納得しました。
可能性はかなり低いとは思いますが、何とかがんばって治療をがんばろうと思います。
ありがとうございました。



518 名前: nonta9 投稿日:2010/01/25(月) 21:05
母が肺がんで、現在イレッサを服用中です。
イレッサに耐性ができた時点で脳転移の可能性が高くなり、
私たちとしては、今からアバスチンを投与してできるだけ脳転移を防ぎたいと
考えています。
しかし、その話を主治医にしても、「アバスチンは使ったことがない」
「転移してから始めましょう」と自分の経験のない治療法は
試してもらえませんし、勉強する姿勢も見えません。

そこで、もう少し柔軟に治療を行ってくれる愛知県内の病院、医師を探しています。
どなたか情報をお持ちでしたら教えてください。
今のところ、県外ではいくつか見つかっているのですが、
やはり通院可能範囲内で信頼できる医師を見つけたいのです。

どうぞよろしくお願いいたします。


519 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/25(月) 21:54
>>518
アバスチンは、抗悪性腫瘍剤との併用が保険適応条件です。
それも、恐らくプラチナ製剤との併用が基本になると思います。
また、喀血のリスクが高いことから、データが集まるまでの当面は
基幹病院などでしか通常は使用出来ないでしょう。
なので、一概に医師を批難するのもどうかと思います。

どうしても使いたいのなら、(保険が通る前提ですが)
倫理委員会などが存在しないような規模の病院で、
どのような副作用が出ても自己責任であるとキチンと宣言し、
説得するしかないと思います。

520 名前: nonta9 投稿日:2010/01/26(火) 20:33
>>519
プラチナ製剤との併用が基本ということも了承しています。
喀血については、
1.扁平上皮がん
2.気管支周囲に腫瘍がある例(現在喀血症状がある例など)
3.心不全がある場合
4.消化器穿孔が過去にある場合
5.血圧のコントロールが困難な場合
を除いては喀血の心配はないとほかのサイトで読みました。
また、イレッサ単独との併用でも効果があるとも書かれていたので、
試してみたいと思ったのですが、
一般の病院ではやはり難しいようですね。


521 名前: na 投稿日:2010/01/27(水) 22:30
>>515
3回目の手術になりますか
応援してます。
頑張ってください!!


522 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/01/27(水) 23:04
521 na様
ありがとうございます。
いつになるかは判りませんが、術後の痛みは充分判っています。
それが辛いです。痛みが無ければ、それほど問題は無いのですが。
手術ができない状況で、悩まれている方も多くみえます。
ステージが初期で手術ができるのは、幸せだと思わないといけません。

523 名前: ハル 投稿日:2010/01/28(木) 23:03
はじめて書き込みさせていただきます。相談させてください。
父(53)に肺がんが見つかりました。腺がんです。
診断書を見ると、リンパにも転移があるそうです。
骨シンチでは第1,5,6の肋骨の集積あり、以上よりT1N3M1のステージ4、と書いてあります。
病状を出来るだけ詳しく知りたいのですが、診断書を読んでもよくわかりません。
骨にも転移しているということでしょうか。T1N3M1とは何のことなのでしょうか。
昨日3回目の抗がん剤(カルボプラチン・タキソール・アバスチン)を終えて、今は副作用と闘っています。
私もまだ27歳で、父と、生まれたばかりの息子と、家族と、まだまだ一緒に過ごしたい。
ステージ4というのが良くない状況だということはわかるのですが、このまま来るにまかせるしかないのでしょうか。

524 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/01/29(金) 12:57
523 ハル様
お父様、ご心配ですね。
T1は肺腺がんの径が3㎝以下で、N3は対側横隔リンパ節への転移で、
MIは肺以外の遠隔転移ということで、ステージ4だと思います。
脳MRIやPETなどの検査も行われたかと思います。
抗がん剤もお辛いですね。頑張って頂きたいです。
がんに勝つためには、ご本人の気力とご家族の支えが必要です。
Eメールアドレスが表してあるので、迷惑メールが多く届くかと思います。
掲示板管理人の方に、削除を依頼された方が良いですね。


525 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/29(金) 21:16
>>520
「喀血の心配はない」というのはおそらく楽観的に過ぎます。扁平上皮癌の方にアバスチンを
用いないのは喀血の危険性が高いからですが、他のタイプの肺癌の方でも5%ほどの喀血の
リスクは報告されています。また、腫瘍部分の血管が破綻して出血する可能性も考えられて
いますから、もし脳転移があるのなら、脳内出血を引き起こすかもしれません。ただ、アバスチンは
抗体製剤で分子が大きいですから、血液脳関門を通過しにくく、脳転移に効く可能性はあまり
ないと思います。「脳転移の可能性が高く」ということですと、転移があっても小さいのでしょうから、
数が少なければ一番期待できるのはガンマナイフでしょう。

イレッサとアバスチンの組み合わせの効果について、そのものずばりの論文は見つけられずに
おりますが、期待できると言う記述はありますね。また、イレッサと同じ標的を狙うタルセバ+アバ
スチンを通常の化学療法+アバスチン、化学療法単独と比べたものはありました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17909199
化学療法単独よりもアバスチン+化学療法、アバスチン+タルセバの方が同じように優れている
かも、としています。「かも」と言うのは統計的には有意ではなかったからで、本当に優れているか
どうかはまだ分かっていません。お母さんの場合は、イレッサに耐性が出てきているようですから
多くの場合タルセバにも耐性で、一番有利なのはアバスチン+通常の化学療法かもしれません。


526 名前: nonta9 投稿日:2010/01/29(金) 22:11
>>525
詳しく説明して頂きありがとうございます。
担当医からは、「アバスチンならまず副作用はないでしょう」と言われました。
また、アバスチンは脳転移を防ぐのに効果的だという説明も受けています。
(母はまだ脳転移はしていません。)
ただ、プラチナ製剤との併用でしか使えない、と言われました。

母は、イレッサを使用する前にカルボプラチン+タキソールの抗がん剤を試しており、
あまり効果がない上副作用が酷かったため、もう2度と抗がん剤はしたくない、と
言っています。
また、母は症状の悪化が見られると、酷く塞ぎ込んでしまうため、
できるだけ防げるのであればこれから起こりうる可能性のある脳転移に
先手を打っておきたいのです。

イレッサを始めてまだ半年で、幸いCEAも800台から現在20台と、
下がり続けています。
ただ、今後起こる転移の可能性と、それに対する対処法を今からしっかり
考えておきたいのです。

「うちの病院ではプラチナ製剤以外とはアバスチンは使えない」と主治医に言われた以上、
やはりほかの病院も視野に入れて今後の治療法を考えて行きたいと
思っています。

イレッサの休薬として、アムリタがよいということも聞いていますので、
できるだけ副作用の小さなもので、イレッサの休薬としての組み合わせは
どうのようなものがあるのでしょうか。



527 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/30(土) 02:11
>>525

すみません、今回の肺がん外科医さんの解説は若干わかりにくかったのですが、
つまり、
1)アバスチンは脳病巣には届きにくいと思われる
2)もし届いたとしたら、今度は脳出血の可能性がある
ということでしょうか?

その上での疑問なのですが、アバスチンが脳関門自体に影響を与えるということはないのでしょうか?
以前から、ここの掲示板でもアバスチン自体が脳病巣に届かなくてもアバスチンの服用でイレッサが脳へ届きやすくなるのではないかとの意見が出ていたと思うのですが、そのへんはどうなのでしょうか?


528 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/01/30(土) 14:23
>>526
「アバスチンならまず副作用はない」と言えてしまうのはちょっと不安です。アバスチンの
添付文書をみますと<http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4291413A1022_1_06/>
副作用はいっぱい書いてあります。出血全般について言えば16.7%もの率があります。
もっともカルボプラチン+タキソールのような細胞毒の抗がん剤に伴いがちな副作用は
あまり出ませんので、そういう意味では楽と言えるでしょう。

「脳転移を防ぐのに効果的」というのはデータがあるのでしょうか? 論文としては見つけ
られずにおります。理屈としてもイマイチなんじゃないかと思います。脳に入り込んだがん
細胞への血管が新生されることがアバスチンによって妨げられれば、血流が不足して
がん細胞があまり育たないかもしれません。しかし、もともと脳は血流が豊富なので、
新生血管ができなくても、とくに癌細胞の数が少ない間は十分育てるかもしれないです。
また、がんに伴う新生血管には血液脳関門は普通ないので、新生血管がない状態よりも
各種の抗がん剤が脳の中のがん細胞に届きやすいと考えられます。そのため、むしろ
抗がん剤による効果が出にくくなるのではないかという懸念が、こちらは脳の悪性腫瘍に
ついてですが論文に記されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20015387

実際、MRIの造影剤についてですが、アバスチンを使っていた間に現れてきた脳転移は
造影剤が入って行きにくく、検査の評価が難しいことがあるようだという論文も出ています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18261776

他方で、脳出血については懸念されていたほど危なくはないようだという論文が昨年の
終わりに2編出ていました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20028762
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19738122

酷い副作用への懸念は良く分かります。プラチナ系では比較的副作用が軽いカルボ
プラチンでそうだったのですから、プラチナ系は避けた方がよいでしょう。プラチナ系を
含む二剤の治療のあとですと、普通はドセタキセル単剤が選択肢ですが、タキソールと
同じタキサン系ですので、他の系統のジェムザールとかナベルビンが選ばれるかもしれ
ません。いずれにしてもこれらの単剤ですと副作用は一般的には軽めなので、最初から
選択肢として外さなくても良いのでは、と思います。

イレッサに耐性が出てきたときに何が良いかということについては、アリムタと限らず良く
分かっていません。アリムタを含む上記したような抗がん剤単剤、またはタルセバが試み
られることが多いです。

>>527
自分でも誤解した記述があると思われますので、多少訂正です。脳の病巣へは届きにくい
はずです。血管脳関門で阻止されますから。ただ、既存の血管から脳の病巣へ新生血管が
できて行くのを防ぐことを期待する薬なので、病巣自体に届く必要はないといえます。むしろ、
副作用として既存、あるいは新生血管が破綻して脳出血を起こす可能性があることが問題
なのだろうと理解しました。しかし、上に引用しましたように、脳出血のリスクは危惧されていた
ほどではないらしい、というのが最近の知見のようです。

血液脳関門についても上に引用しましたように、新生血管は脳血液関門をバイパスするわけ
ですから、アバスチンで新生血管ができにくいと脳の病巣へ届けたい薬物は届きにくくなる
ことが懸念されます。ですから、「アバスチンの服用でイレッサが脳へ届きやすくなる」という
のはおそらく間違っています。ただ、イレッサは分子が比較的小さいなどの事情があって、
脳腫瘍や脳脊髄液への移行が比較的期待でき、実際に脳転移、髄膜播種にイレッサが
効いたという報告は少なからずありますので、新生血管・アバスチンがどの程度影響するかは
よく分かりません。

529 名前: 527 投稿日:2010/01/31(日) 01:09
>>528

さっそくご返答ありがとうございます。
調べてみましたが、脳関門というしくみもまだまだ謎のようですね。
ただ、MRI造影剤のエピソードは説得力を感じました。
薬剤が届きにくくなるということは、がん細胞も脳に入りにくくなるということはないのでしょうか?


530 名前: ハル 投稿日:2010/02/01(月) 00:22
>524 大まぬけ3号様
ご返答ありがとうございます。
そしてアドレスのことも教えてくださってありがとうございました。
掲示板の使い方も確認せずに書き込みしてしまって申し訳ありません。
他にも転移しているということですよね・・・。
父は昨日今日と抗がん剤の副作用がかなりひどいらしく、こんなに辛いならば死んだほうがいいなどと口にしています。
さらにそれを介護している母の方がまいってしまって体調を崩してしまいました。
二世帯で私も実家で暮らしているのですが、回を重ねるごとに辛くなる副作用に、父だけでなく家族みんなが生気を吸い取られていっているようです。
私自身、日々の仕事・家事・育児に追われ、実家の辛い様子をわかっていながら母に父に手を貸す暇もなく情けなくて悔しいです。
病院では前回の抗がん剤の結果をあまり詳しく説明してもらえないようなのですが、それはやはり効果があまり無いからということなのでしょうか。
父も聞くのが怖いのか自分から訊ねることはしていないようなのですが、結果が良ければ聞かれなくとも説明するのかな、とも思ったりします。
抗がん剤の効き目が大して無いのであればこんなに辛い思いをして投薬を続ける意味もないのではないかと思うのですが・・・。


531 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/02/01(月) 13:09
>ハルさん

苦痛をきちんと主治医に伝えていますか?
我慢したり黙っていてはいけませんよ。
それから、EGFR遺伝子変異検査はしてもらいましたか?
もし、変異ありであればイレッサという分子標的薬が効く可能性が高いです。
この薬はかなり楽です。ただし、間質性肺炎のリスクが他の抗がん剤よりも若干高いのが唯一の難点です。
イレッサ以外ではアリムタという最近承認された抗がん剤も副作用が軽いと言われています。


532 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/02/06(土) 00:58
http://www.npojip.org/sokuho/050322.html
イレッサは腫瘍を小さくしても延命効果はないとありますが
どうなんでしょうか?


533 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/02/08(月) 23:24
>>532
どうって書いてあるとおりですが、タイトルはミスリーディングですね。

読んでいけば分かりますが、この臨床試験は「化学療法剤2剤へのイレッサの上乗せ効果」を
検討したものです。抗がん剤2剤の組み合わせによる治療にイレッサを加えても抗がん剤2剤
のみの治療効果を上回れなかったのであって、一般的にイレッサに延命効果がないという
データではありません。

イレッサ自体に延命効果があるかどうかを検討するためには同じような患者さんを大勢集めて、
くじで半々に分け、片方の患者さんたちにはイレッサを飲んでいただき、残りの方々には
イレッサの偽薬を飲んでいただくという比較試験が必要です。ところが、EGFR遺伝子の変異が
ないがんの患者さんにはイレッサは殆ど効かないことが既に分かっていますので、変異のある
患者さんたちだけを対象にせざるを得ません。しかし、そういう方々では8割前後の方で効果が
あり、年単位でがんが押さえ込める場合が少なからずあることも既にはっきりしています。そう
いう方々を相手に上記したような比較試験を行うことは倫理的に許されないでしょうから、この
件についてきちんとした科学的結論を出すことはもうできないでしょう。

534 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/03/02(火) 14:06
ここに質問していいのか迷ったのですが、
場違いでしたら申し訳御座いません。

末期の肺がんが分かり、
イレッサにより治療を始めて3年目の母ですが、
今度私が結婚するにあたり、
旦那さんの仕事の都合、大黒柱である私が
家を出なくてはならなくなりました。

うちは母子家庭で、他に姉が居ますが、
色々な面で頼りにならないため、
母と一緒に私の旦那さんと
3人で新居で闘病しようと考えています。

①末期でも、転院が可能なのか?受入れてくれるのか?

②希望の転院先の病院が決まれば、直接行っても良いのか?
(紹介状が必要なのか)

②もし転院したら、検査は一からやり直しなのか?

上記の件で悩んでます。
現状、イレッサを継続してますが、
CEA値が1.2→7→9.2と上がり始めていて
少しずつ効かなくなって居るような感じです。

母本人はとても元気で、日常生活は普通に送れて居ますし、
食欲も普通にあります。

この病気で転院をした人、大病を患った人が周りに居ないため
分からないことだらけです・・・


535 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/03/02(火) 17:02
534様
事情を主治医に相談されて、紹介状を頂いたうえで希望先へ転院しましょう。
画像も現在の病院からお借りすれば、余分な検査はしなくて良いですね。

536 名前: 534 投稿日:2010/03/03(水) 08:50
おまぬけ3号様

回答ありがとうございます。
また気管支鏡検査をさせなくてはならないかと思い
心配しておりました。

少し安心しました。

537 名前: ミサ 投稿日:2010/03/03(水) 20:36
2/16に右下葉切除.リンパ節郭清手術したものです。退院の際に術後の追加治療に関してのチラシをもらいました。
病理報告で大きさが2㎝以上の場合・・リンパ節に転移があった場合・肋骨や胸膜などの周囲の組織にくいこんでた場合・悪性の胸水があった場合は、抗がん剤治療をお勧めします、というチラシでした。

普通は放射線をしてから抗がん剤ではないのでしょうか?
いきなり抗がん剤なのでしょうか?
まだ病理結果が出てないので不安です。教えて下さい。 

538 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/03/03(水) 23:18
>>537
現在、肺癌の術後に放射線治療を追加することが推奨されるのは、切り口の一部に
僅かにがんが残ってしまっていると考えられる場合のみです。

ある程度進行した状況であれば、抗がん剤の治療の追加が標準的です(最も分が
良いと考えられている)。いまのところ概ね確立されている(きちんと効果があるという
データがあり、副作用とのバランスが取れていると考えられている)のは、IB期の
腺癌に対してUFTという経口抗がん剤を2年間服用する方法と、IIA期以上の非小
細胞がんに対してプラチナ系(主にシスプラチン)+第三世代の抗がん剤の二剤併用
療法を行う方法です。2cm以上でもリンパ節転移がない(IA期の一部)や、IB期でも
腺癌でない場合にはデータはあまり整備されておらず、臨床試験が行われています。
もし小細胞癌であれば、どのような病期でも抗がん剤の追加が進められていますが、
実のところあまりきちんとしたデータはありません。

ただし、これらの状況で抗がん剤が役に立つ可能性、すなわち抗がん剤を使った
おかげで治るようになる率は5-10%程度で、つまりは10から20人に1人くらいにしか
役に立たない治療です。

539 名前: ミサ 投稿日:2010/03/04(木) 19:29
肺がん外科医さま、ありがとうございます。
術後抗がん剤でも標準治療なんですね。
本などを見ると、Ⅳ期から化学療法と書いてあるので、おかしいのではと思ってしまいました。
もっと勉強が必要ですね、ありがとうございます。

540 名前: michan 投稿日:2010/03/10(水) 14:56
2月に、母70歳が肺がんの腺がんで、3b~4期と診断され坑ガン剤治療を1クール受けました。主治医の先生は家族には個別に治療経過や、生存の可能性とか説明してくれません。母は、治療すれば、腫瘍が小さくなり手術できると信じてます。希望を持つことはいいことですが、腫瘍が小さくならなければショツクを受けると思います。看護師さんも家族には何も話してくれません。先生も患者を交えないと、治療方法は説明しなそうです。これから母の状態がどうなるのか不安です。今はどこもそんなシステムなんでしょうか。

541 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/03/10(水) 20:17
540 michan様
治療が難しい状況かと察しますが、ご家族にご説明がないのはいけませんね。
インフォームドコンセントでありたいものです。
看護師に状況をお聞きになるのは、言えない立場なのでしょう。
信頼出来ないのであれば、セカンドオピニオンを臨まれては如何ですか?


542 名前: たかこ 投稿日:2010/03/14(日) 22:17
夫が、扁平上皮ガン(T1N0M0)で手術をしました。
発見のきっかけは、会社の健康診断でした。
今思えば、少し咳をしてたように思います。
腫瘍の大きさは、2.7センチでした。

現在は、3ヶ月毎に通院して経過観察中です。
レントゲンとCTを交互にやっているようです。
幸いな事に、今のところ異常はなく、2月で術後丸2年になりました。
次回からは4ヵ月毎で良いと言われました。
これは、経過観察としては標準的な間隔なのでしょうか?

ネット等で見ると、扁平上皮ガンは性質の良いガンのようですが
それでも、転移、再発の可能性は否定できないですよね?
確率的にはどうなんでしょうか?

残念なことに、夫は、タバコを吸い始めています。
私は、それをとっても怒ってます。

初期がんと早期ガンは違うのでしょうか?







543 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/03/15(月) 15:48
542 たかこ様
ご主人は術後2年で異常がないとのこと。順調ですね。
再度の喫煙は残念です。がんを喜ばせるだけですね。
がんの罹患率は、絶対に上がりますよ。

家族の注意を聞かれない様でしたら、奥様も診察日に
同行されて主治医にご相談されては如何でしょか?

禁煙されるまでは、毎週の受診でも足りないかもしれません。
禁煙が継続されれば、素人判断ですが6ヶ月や8ヶ月間隔でも
宜しいのではないでしょうか?
ご主人の場合には禁煙が第一ですね。

私の場合、今年1月に3回目の手術対象となる陰影が右肺に
現れています。主治医は、次回のCT検査を6ヶ月後と
言われましたが、3ヶ月後の再検査を私から望みました。
  
初期と早期は、同様の意味かと思います。

544 名前: たかこ 投稿日:2010/03/16(火) 01:25
543 大まぬけ3号様

返信、ありがとうございます。
貴方様も頑張ってらっしゃるんですね。
どうぞ、ご自愛くださいませ。

夫は、最初、完治する可能性大です
と、先生に言われた事で気を良くして
油断してるのかも知れません。
今度の検診の時に先生に話したいと思います。

ちなみに、夫は、左上葉の摘出でした。

また何かありましたら、ご相談させて下さい。




545 名前: 禁煙君 投稿日:2010/03/16(火) 10:36
久しぶりに書き込みます。

>>544
たかこ様
私は3年前に右上葉を切除しました。脳転移があるステージ4で脳腫瘍の摘出も行いました。
喫煙歴は中学生のころから遊び半分で吸い始め、病気前は毎日40本を数十年続けていました。
手術直前まで止められず、手術後も隠れて吸いに行こうとしておりました。
その都度「どこいくんですか?」と看護師さん達から軟禁状態におかれていたこともあり、
何とか止めることができました。
最初は苦しかったですが3~4日経ったころから嘘のように我慢できるようになりました。
1~2年目は夢でタバコを吸って、びっくりして目が覚めるということが良くありました。
相当罪悪感を感じていたんだろうと思います。
ただ、退院してデスクワークをしているときに左手が自然にタバコを探したり
長年の習慣が抜けるまで随分かかりました。
3年経った今でも時折吸いたい衝動に駆られることがあります。
ご主人の「吸いたい気持ち」は良く分かります。
でも私が吸わないのは、生還不可能と思われたステージ4の肺がんからまがりなりにも3年経った現在まで
問題なく元気でいられることに感謝をし、「死」と向き合った恐怖の日々を忘れないからです。
その辺のことを主治医の先生の説明も含めて、ご主人に理解していただくことが大事かと・・・。

ステージ4という進行がんのせいもあるかと思いますが、私の場合は呼吸器科の検査は毎月で
血液検査とレントゲンをとっています
3ヶ月に一度は造影剤を入れてCTをとってもらっています。
加えて半年に1回の脳のMRIがあるので結構大変です。

546 名前: こまつ 投稿日:2010/03/16(火) 18:47
私も久しぶりに書き込みます。
わたしは、腺癌 非小細胞癌で2.5センチぐらいの癌がみつかり去年1月に手術し、左上葉とリンパ郭清を行ったのですが2月にMRIで脳に転移していることがわかり2月19日から3月12日まで入院していました。
手術の後、細胞レベルで肺を飛び出してリンパの外に癌が出てしまっていることがわかったので、ターゲットとなる腫瘍は無いけれど再発しないために、積極的な治療を行ってきました。
シスプラチンとタキソールの抗がん剤を4回行った後、肺のリンパ節を放射腺を25回照射したのです。
その後やるべきことはやったので、定期的にレントゲンと造影剤CTを撮ってきました。
腫瘍マーカーは、わたしは数値が出ないタイプなので最近はやっていませんでした。
ところが、まさかとうっかりしていたのですが、脳転移していたのです。
それが、わかったのは2月12日に撮ったMRIです。
そのころから、右側が麻痺し始め、スリッパがはけなかったり、よく転んだり、字がミミズが這ったようにしか書けないということが出てきて、そのうち思い通りに言葉が出なくなってしまいました。
すぐ入院して、脳浮腫と右麻痺の治療を始め、点滴から入れたデカドロンが劇的に効いて脳のむくみが取れて麻痺もなくなりました。
脳の腫瘍は、大きいものが4センチぐらいありそれが周りを圧迫して脳圧があがって真ん中の腺が左側に押されていました。
びっくりです。
わたしは、50歳になったばかりで巷で云われる更年期障害だろうか?人によって重かったり軽かったり症状が違うらしい困ったものだ気にするのが一番良くないと薬は飲まずにリラックスを心がけていました。
8月くらいから肩こり、物忘れ、のぼせ、パニック障害、だんだんひどくなっていきます。
どっちにしていいのか決断がつかなかったり、仕事で聞いたことも込み入っているといまいち理解できず、同じ事を何度も聞いて周りに迷惑をかけていて。仕事が気になって不安でああすればよかったあれはどうしようと仕事のことばかり考えて一睡も出来なかったり、もう仕事は辞めたほうが良いと決断した矢先のことでした。

手術の後遺伝子検査をして、非喫煙、女性、アジアでイレッサが私に合うことがわかっていたので2月26日からすぐイレッサの服用を始めました。
3月8日のMRIでは、脳のむくみがすっかりなくなり、腫瘍も3センチぐらいに小さくなってきています。
3月12日に退院してしばらくは毎週金曜日にレントゲンを撮って診察を受けることになっています。

1.イレッサは効果がある間は飲み続けること
2.4月8日のMRIと骨シンチの結果を見てガンマーナイフや全脳照射を検討すること
今のところここまでしかはっきりしたことは決まっていません。
でも、私の心はとても平和です。
原因がはっきりして良かったです。
自分に自信が無いし、元気がなくなってきちゃって、不安がいっぱいで人に会うのも家族以外と話をするのも嫌になってきてしまって、これは、うつ状態かもしれないと思ってきていたところでした。

イレッサが日本で早く承認されて本当に良かった。
吐き気など副作用がなく、唯一気になるのは3月4日からイレッサを飲むと37℃から37、5℃微熱が出てきて身体がだるいことです。
でも、夕方になると下がるんです。

禁煙君、がんばりましたね。
私も今、元気でいられることに感謝しています。
12月からの不安な日々がうそのように平和です。
大丈夫。がんばりましょうね。
開き直ってしまったのでしょうか、本当にすごく平和で幸せなんです。
仕事は、このまま続けます。

ちなみにうちには13歳の老ゴールデンレトリーバーがいるんですが、気がついたら5キロもやせ、目もうつろでぼけていましたが今はすっかり元気になりました。
私、脳腫瘍のせいで2月の記憶があまりないんです。
犬も私を見ていてなんか変だと心配していたのですね。おまけに急にいなくなるし・・・・・
  

547 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/03/16(火) 22:41
>こまつさん

脳転移が発覚した2月というのは今年の2月でしょうか?
だとしたら、その時点で4センチの大きさということは、半年で倍のサイズになったと換算しても、去年の1月の手術の時点で既に1センチくらいの大きさで転移が存在していたのだと思いますが、その際のMRIには映っていませんでしたか?


548 名前: こまつ 投稿日:2010/03/20(土) 02:22
547さんへ
映っておりませんでした。
肺を飛び出していることは調べてわかりましたが、細胞レベルなのでそれらしき影は他の臓器も含め一切無かったのです。
再発しないためにやれることはすべてやろうと先生と話していましたが脳は1年後の検査でと思っておりました。
4月8日に再度、MRIを撮ってどれぐらい効果があったかみます。
骨シンチと核医学撮影も4月8日に行います。
4月12日に結果がわかるので、ガンマーナイフなどのことを検討します。
腫瘍の数は、小さいものが20個ぐらい、4センチも含め大きいものは3個あります。
今は、イレッサを頼りにがんばって養生に励みながら良い検査結果を信じている反面、その一方で冷静に不用品の整理を始めています。

549 名前: 547 投稿日:2010/03/21(日) 18:05
>こまつさん

今のMRIは4ミリくらいから映るそうですから、映っていなかったとなると、3ミリだと仮定してもだいたい3ヶ月で倍になっている計算になります。
転移巣は原発巣よりも成長が速いとは聞いていたのですが、なぜ、そうなるのかはわからないそうです。
しかし、脳の病巣が他の臓器に転移することはないらしいので、こまつさんの病巣は脳だけなのかも知れません。


550 名前: こまつ 投稿日:2010/03/22(月) 21:53
547さんへ

そうですか、成長が早いのですね。
4センチのは、びっくりしました。
他の臓器に転移することがないと聞くと、ほっとします。
まあ、しょうがない。
イレッサは副作用が無くて私に合っているみたい。

今日は、久々に庭弄りをしました。
狭い庭で、ちょうどいいです。

昨日は、金魚3匹とめだか15匹、買いました。
大きなかめに放しました。
3年前に買っためだかは卵もたくさんかえってにぎやかでしたが、1匹だけになっていました。
どの子だかわからなくなりましたが、みんな仲良くなってほしいと願っています。
金魚は初めてめだかと一緒に買いました。
「自然では一緒にいるものなので大丈夫ですよ」とお店の人が一番元気そうなのを選んでくれました。

春になると、いろいろやることがあって飽きません。
明日は、犬をお店でシャンプーしてもらいます。


551 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/04/12(月) 00:01
母が去年の夏に左下葉を摘出したのですが。
先日のレントゲンで以前は小さくなっていた左肺が
大きく写っていたそうです。
そんなことってあるのですか?
大丈夫でしょうか?
担当医の話を一緒に聞いてあげれなかったので
腫れてるんじゃないの?
胸水がたまってる?
など心配です。
結果は良好だそうで特に質問もしなかったみたいです。
年老いた母は逆に肺が大きくなったとよろこんでいます。

552 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/04/12(月) 10:53
551様
下葉の摘出で胸郭に空きスペースができて上葉が広がったからです。
心配することはありません。

553 名前: HT 投稿日:2010/04/12(月) 14:22
551様

順調な回復ではないでしょうか。
私の場合、術後半年で、
空いていたスペースが完全に埋まりました。

554 名前: 551 投稿日:2010/04/13(火) 10:24
大まぬけ3号さま
HTさま

ありがとうございます。
ホッとしました。
少しずつ散歩の時間を増やして体力つける!
と、日焼けを気にする母は昨日 帽子を買いました。
最近は暖かいので体がずいぶん楽なようで
すっかり以前の母に戻り大きな声で豪快に笑うようになりました。


555 名前: さつき 投稿日:2010/04/25(日) 22:42
初めて書き込みをさせていただきます。
肺がんのことを調べていくうちに、こちらにたどりつきました。

80歳の母のことですが、4年半前に肺腺がんのため右肺中葉切除をしました。
担当医より術後に「90%再発はないでしょう」という言葉をいただきました。

ですが、半年前からCEA値が4.9→7.3→9.7と上昇し、CTでははっきりしたことがわからず、
PETを受診しました。
その結果、右肺リンパ節に一か所集積が見られ、再発の可能性があるという診断でした。

今後の治療方針として
①抗がん剤(点滴)
②イレッサ
③何もしない
の3つのうちから選択するように言われました。

母は元々気管支が弱く風邪を引いたら2,3カ月は治らず、咳、痰、呼吸困難になり、
かなりひどい状態になる体質で風邪を非常に恐れています。
ですので、イレッサは間質性肺炎をはじめとしてリスクが大き過ぎるのでは・・と
不安材料ばかりが襲ってきています。

母は、今の生活の質を落とさず生きることができるなら挑戦したいが、
積極的治療をすることによって苦しいばかりの寝たきりの日々を送るようなら、
単なる延命治療はしたくないと申しております。

80歳という高齢による身体への負担も、相当なものがあると思います。

今は表面的には健康ですが、今後どう病状が進行していくのか・・。
「何もしないで経過観察」を選択した場合も、
「化学療法」を選んだ場合も、
先が想像できないし、どちらも後悔しそうで不安です・・。

高齢者の場合のこのようなケースでは、どういう選択がベストなのでしょう。



556 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/04/26(月) 13:12
>555

まず、患者ご本人であるお母様の気持ちはどうなのですか。
患者ご本人の気持ちが一番尊重されるべきと思うのですが。

また、80歳といっても、人により全身状況(元気さ)は大きく異なるはずです。
ご本人を見ることができないネットで、だれもきちんとした答えはできないでしょうし、答える人がいても、あてになるものとは思えません。

一般的には、お母様の希望を踏まえて、全身状態などを一番ご存じのはずの主治医と、その方向に沿い、かつ、全身状況も考えた治療が一番ということになるのでしょう。

557 名前: さつき 投稿日:2010/04/26(月) 14:08
556様

アドバイスをいただきありがとうございます。

確かに患者本人の母(80歳)の気持ちが第一ですね。
今は家事もできる状況で、生活の質を落とさずに全身状態を考えながら、
がんの転移、進行を抑える治療法を望んでいます。
できるだけ苦痛の少ない方法でありたいと強く願っています。

4年半診ていただいていた主治医が4月より交替し、
そんな中での再発でしたので不安だらけの状況です。
新しい主治医とも信頼関係を結びたいので、母自身、疑問に思うことは全部質問し納得した上で、
、今後の治療方法の選択をしたいと申しております。

家族として、できる限りのことをしてあげたいという思いだけで、
突っ走らないよう、母の気持ち最優先で進めたいと思います。

ショックから少しずつ落ち着いてきました。





558 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/04/26(月) 15:43
>さつきさん

手術時にリンパ節は残したということでしょうか?
病巣が一箇所なら、また、切除という手もあると思うのですが、年齢的にもう手術は無理ということなら、粒子線治療というのがいちばんよいと思います。

>苦しいばかりの寝たきりの日々を送るようなら、
>単なる延命治療はしたくないと申しております。

延命治療をしなければ寝たきりにならないのかというと、そういうことでもないのです。
進行を止める治療をしなければ、脳や背骨に転移して、ある日突然、半身不随になることが予想されます。
緩和ケアというのは単に痛みを和らげるだけであって、寝たきりを防ぐことはできないのです。
そのへんのところを主治医はちゃんと説明してくれていますか。

559 名前: さつき 投稿日:2010/04/26(月) 20:43
>558様
粒子線治療のご教示、ありがとうございます。

母ですが、手術時にリンパ節は残しました。
右肺は一度手術をしている上、高齢でもあるので再手術は不可能とのことで、
上記3つの選択肢を挙げられた次第です。

>進行を止める治療をしなければ、脳や背骨に転移して、
>ある日突然、半身不随になることが予想されます。

今一番恐れている今後の状況で、
まさに558様が書きこんでくださった内容と同様の話を、
今日家族としてきたところです。

新しい主治医の方からは、そこまでの説明はされていない状況です。
次回は疑問点はすべて尋ねてみる姿勢で受診するつもりでいます。









560 名前: せいじ 投稿日:2010/05/12(水) 18:28
初めまして。

文面を見て気になったので書き込みします。

自分の義父が昨日肝臓ガンと言われ、大きさは肝臓の真ん中あたりに10cmとかなりひどく、何かいい手段はないものかと色々探していたところ、同じ状況から元気になったとの事で、逆にこちらから聞きたく書き込みさせてもらいました。

義父は、ガンが数ヶ所に転移している可能性があります。

同じように、リンパには異常はありません。

ですがC形肝硬変で、肝臓の状態は悪いです。

しかし、何とか元気になってほしいです。

もし、差し支えなければ、具体的な治療法など教えてもらえないでしょうか?

アドレス載せましたので、宜しければメール下さい。

よろしくお願いします。

561 名前: ミルキー 投稿日:2010/06/02(水) 00:37
53歳の主人の事ですが、小細胞がんのステージⅣです。
3クールの抗がん剤治療を終了しています。
シスプラチン+エトポシド(1クール 3日間投与)
シスプラチンを3日間打つのは珍しいのでしょうか?
激しい副作用はなく、がん細胞も縮小しています。
しかし、体力も落ちてきているので、このままこの抗がん剤で
良いのか心配です。主治医は、1日で済む薬に変えることも出来ると
言ってくれましたが、それが効かなかった場合の事を考えると…
同じ治療をしている方がおられましたら、体調などお聞かせ下されば
、と思います。


562 名前: カンパン 投稿日:2010/06/03(木) 01:19
皆様どうぞご教授いただければ幸いです。
今現在腺がんステージ4の治療をしている本人です。
TS-1の単独経口は通常する治療法なのでしょうか?
今現在放射線治療とTS-1を組み合わせて治療をしています。
これについて、あまりされない方法ではないかと・・・
ts-1で放射線の効果を増強できる可能性はあるのでしょうか?
また、TS-1単独経口の期待で切り効果を、体験された方でも、お医者様より聞いたことがある片でも結構ですので
お教えいただければ幸いです。
TS-1は単独経口でも効く可能性はあるのでしょうか?

563 名前: 肺がん外科医 投稿日:2010/06/04(金) 21:29
>>562
4期の肺腺癌に対してTS-1単独というのは通常の治療ではありません。標準的なのはプラチナ系
抗がん剤+第3世代抗がん剤の二剤併用です。TS-1単独が選ばれたのは、二剤併用は厳しい
何らかの事情があるのでしょう。

全身病である4期の病状に対して局所治療である放射線治療を行うことは普通はありません。
TS-1と放射線治療を同時に行うことで、効果の増強が得られるらしいメカニズムは推定されては
いますが、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18823375
カンパンさんの場合、効果の増強を狙ってのことではなく、症状を和らげるのが主目的でしょう。

さて、こういう疑問を治療開始前に主治医にお聞きにならないのはどうしたことでしょう? 納得しても
いらっしゃらない治療を受ける、そして主治医に聞かずに、どういう人が答えているか分りもしない
こういう掲示板で聞いてみるという心境はどうもよく分りませんけど。

564 名前: カンパン 投稿日:2010/06/04(金) 23:17
肺がん外科医様
ご返答いただきまして、どうもありがとうございました。
そうですね・・・私も主治医とよく話を聴いて理解した上で・・・と心がけているつもりだったのですが
なかなか、人と人とのコミュニケーションですので、難しい部分もあるような気がしてます。
特にお医者様だと、「そう言うものなのか」と聞いてきて自分で調べてみる・・・という悪循環をしているようです
これからは、疑問点は率直に主治医にぶつけてみることにします。
どうもお忙しいところありがとうございました。


565 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/07/21(水) 18:10
初めて書き込み致します。
私の母58歳が2年前肺がんと診断されました。
胸膜破腫がありⅢBと言われました。
始め抗がん剤をやりそれなりに効果がありましたが、
副作用で頭髪が抜け精神的にやられてしまいました。
1年ほど前よりイレッサを飲んでいます。
頭髪も元通りにはえてきました。
ただ、精神科には通院しており、とても不安定な状態です。
今回腫瘍マーカーがあがってきたっため
抗がん剤治療をはさむと言うことで昨日入院しました。
タキソテールを1週間に一度点滴するそうです。
私としましては頭髪がまた抜けるのではないかと心配です。
頭髪が抜けない抗がん剤は無いものでしょうか。




566 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/07/21(水) 19:20
>565

「頭髪が抜けない抗がん剤が無いか」という単純な質問であれば「あります」というのが答えです。
しかし、それを条件とすると、治療方法に大きな制約がかかります。
簡単にいえば、「胸膜破腫がありⅢB」「腫瘍マーカーがあがってきた」という現実を踏まえれば、余命が少なくなる可能性が大きいということです。

あとは、髪・精神的問題と余命についてどのように考えられるか主治医とよく話し合われてください。

567 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/07/21(水) 21:25
はじめまして。父が昨年12月に扁平上皮がん3b期と診断され放射線治療と抗がん剤治療を受けましたが、治療のかいなく腫瘍は増大していたところです。6月に血便があり、検査したところ胃、肝臓へ転移しているとの診断。治療法としては抗がん剤治療しかないとのことです。胃の腫瘍もかなり大きく余命3ヶ月とも言われました。
本人は現在のところ通常の生活はできております。今週抗がん剤ジェムザール+ナベルビンを投与しました。胃がんについて他に治療方法はないのでしょうか。

568 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/07/22(木) 07:38
>566様 
ご回答有難うございます。
昨日の午前中に1回目のタキソテール点滴しました。
夕方面会に行った際もかなり頭髪のことを
気にしている様子でした。(本人が薬剤師の方に聞いたらしい)
今後の生活のことも含め主治医の先生ともう1度治療方法について
話してみたいと思います。


569 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/07/23(金) 14:32
メンタル面でも、髪の毛が抜けるのは、つらい事だと思います。
(女性の方はとくに…)
入院中はまだしも、外で生活していると、
人の目が気になってしまうという事もありますものね。
鬘も結構高いし、いかにも被っているという感じでは、
意味がありませんし。
ご病気の状況と、ご本人様が納得して治療できれば、
それが一番良いですね。



570 名前: 投稿日:2010/10/18(月) 16:27
2010年5月31日 胸開手術にて左肺全摘の手術をしました。
癌ではなく25センチの良性腫瘍でした。
病名は 「肺胸膜 線維腫」です。
もうすぐ術後5ヵ月になろうとしていますが、息苦しさが続いています。
術前に息苦しさはまったくありませんでした。
術後検診では残された右肺は少しだけ大きくなってきていて順調だと言われました。
右の肺がもう少し大きくなっていけば息苦しさはなくなるものでしょうか?
肋間神経痛もまだ痛いです。
疼痛が残るとは医師から言われいましたが、これほどつらいとは思っていませんでした。


571 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/10/19(火) 19:36
570 琴様
左肺全摘とは、大変でしたね。
右肺が大きくなったというのは、左肺の空きスペースで胸腔が広くなったため、
のびのびとしているからですね。
肺機能は、吐く力を意識的に行うと高まっていくものと思います。
疼痛は、長年という期間ですから、気楽になさって下さい。

572 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/10/19(火) 23:04
母は肺腺がんⅢbです。
4年が経ちました。
原発巣の癌は手術で取りました。
でも胸膜播種があります。
胸膜播種を治す方法は無いのでしょうか?
最新治療などでも治せませんか?
これからも抗がん剤でおさえるしかないのでしょうか?

573 名前: 投稿日:2010/10/20(水) 15:51
大まぬけ3号様お返事ありがとうごさいました。
最後のレスが七月だったので、もう読んでいただけないかと思ってたので大変嬉しいです。
どうしても左の肋間神経痛をかばって歩くため、姿勢が悪くなり現在は足裏がいたくなっています。
痛みがなくなればいいんですがももう何年待てばいいのでしょう。
弱音をはかないで一生を終えるまで頑張ります。

574 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2010/10/20(水) 21:28
573 琴様
創の痛みをかばっていると、姿勢は崩れますよね。
ちょっとした時間にやれるストレッチが、筋力アップに効果的です。
腰を一度下げてのスクワットを、30~60秒程保持するだけでも
下肢のハムストリングスが強化できます。
待つのではなく、先に進みましょうね。

575 名前: Hiro 投稿日:2011/02/08(火) 12:29
はじめまして、Hiro(51歳男)と申します。
2月4日に非小細胞癌(ステージⅢB)の宣告を受けました。
2月15日から入院治療を開始しますが生存率をご存知の方が見えましたらぜひ教えて下さい。

576 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/08(火) 19:29
>>575

最近は個別状況に応じた生存率を出すようになっています。
手術した場合はどうかとか、EGFR変異があったらどうかといった具合にです。
全体としての生存率はあまり気になさらない方がよいかと思います。

577 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2011/02/09(水) 20:08
575 Hiro様
私は、肺がんⅣ期で縦隔リンパ節転移がんの治療中です。
生存率というのは気にはなりますが、落ち込むだけなのです。
その生存率を上げるためには、適切な治療と本人の良化への強い意志が必要です。
今を生き抜くために、頑張るのみです。

578 名前: なみ 投稿日:2011/02/11(金) 00:49
はじめてコメントします。
今日母の肺ガンが発覚し、調べていたらここへたどり着きました。
これから検査をして状態を把握するところです。

状態が分かれば色々質問させていただくと思いますのでよろしくお願いします

579 名前: Hiro 投稿日:2011/02/17(木) 07:26
名無しさん@癌掲示板様
大まぬけ3号様
ありがとうございます。
生存率など気にせずに頑張ってみます。
希望を持って抗がん剤と放射線治療を開始します。

なみ様
お母様のこと、心配ですね。 あまり無理をしてはダメですよ。 子供が親を思うのは当たり前のことですが逆に本人が辛くなることもあります。
私にも息子がいますが連絡していません。
無理をせず優しく接してあげて下さいね。

580 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/17(木) 11:45
>生存率など気にせずに頑張ってみます

その通りです。
「買わなければ当たらない」宝くじと同じです。
一歩、前に進んだ人だけが得られます。

581 名前: なみ 投稿日:2011/02/19(土) 01:34
Hiro様コメントありがとうございます。
母は今月末に手術が決まりました。今はただ無事に終わる事を願うばかりです。
母の為なら私にできる事は何でもしたいと思ってましたが、それが反対に本人には辛い事になるものなんですね… 貴重な意見でした。
かと言ってじっとしてもいられないのでほどほどにするようにしますね!

Hiro様もどうかご自愛ください。
またお時間ある時にコメントくださいね


582 名前: Hiro 投稿日:2011/02/22(火) 18:59
なみ様
お母様の手術決定、よかったですね。
手術と言うことは、初期なので1~2週で退院できますヨ(^O^)
だったら、目一杯のことをしてあげて下さい。
手術の成功祈っています。

私は抗がん剤の副作用で少し参っていますが、この病気を克服するつもりで頑張っています。

583 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/22(火) 19:12
初期かどうかは全くわかりませんよ。

584 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/22(火) 19:23
励ましたい心の優しさから出た言葉じゃないかな。
初期かどうか全く分からないこと位
誰だって知ってるんじゃないかな。
しかし、手術適用されない人より、出来る人の方が初期の可能性が
高いという意味でも、言ったのでしょう。

585 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/22(火) 21:50
この病の怖さは
再発と遠隔転移
心が折れちゃうところ

586 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/02/22(火) 21:53
書いた人がわかってないでしょう。
584氏のように可能性として話すのであれば何も問題ありませんが
582氏は初期と言い切ってますからね。


587 名前: Hiro 投稿日:2011/02/24(木) 08:44
なみ様
大変申し訳ありません。
安直なことを言ってしまったようです。
本当にすみません。
ご指摘の皆さん、ありがとうございました。

588 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/03/24(木) 15:01
手術適用って言われるだけマシだろ

俺は35才腺ガン、副腎、肝臓、頭頸部リンパ転移です。

邪魔だから首だけでも手術して取って欲しい

全然諦めつかないわ

若いから進行速いんだって

順番が違うだろ!年寄りから先に逝けっつーの!



589 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/03/25(金) 22:24
いらだつ気持ちもわかるけど
最後の言葉は心の中で勝手に思ってればいいんじゃないの?
書くと残るんだよ
その言葉見て、不愉快に思う人もいると思うよ

私は いやなものは のこしたくないわ
あなたも そういってるじゃない
言葉もおなじだよ

590 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/03/26(土) 09:11
>>若いから進行がはやい

それ、ドクターが言われたんなら
ドクターをチェンジした方がいいよ

591 名前: 589 投稿日:2011/03/27(日) 14:37
最近、腺がんが増えているらしいよね
何故だろう
私もそう
年齢は40代
非喫煙者だよ
原因が知りたい


592 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/03/27(日) 19:30
受動喫煙じゃあないのかな?

593 名前: 588 投稿日:2011/03/28(月) 20:50
何故ドクターチェンジなんですか?

ガン拠点病院の標準治療に差ってあるんですか?

千葉の◯村先生や都内の梅◯先生みたいなクリニック系に
チェンジしたほうがいいって意味ですか?

594 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/06(水) 22:00
589さん
ガスファンヒーターやガスストーブを使っていませんでしたか?
都市ガスには放射線が含まれています。
調理器具は換気をしながら使用するのでほぼ問題はないのですが、
暖房器具は換気をしないので、長期で使用すると肺がんの原因になります。




595 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/07(木) 17:26
こういう情報をしたり顔で言う人って、
どんなITリテラシーなのだろう。

私は知らないので、もし万が一事実なら証拠を示して下さい。

596 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/07(木) 23:13
LNG(液化天然ガス)に放射線物質が含まれているのは常識
まぁLNG以外でも石炭にも含まれているが、まさか石炭を換気せずに
暖房で使う人はいないであろう。
LNGも寒冷地のようにFF式でストーブやファンヒーターを使う分には
安全であるが、FF式でないと、長時間換気をしない場合
放射線物質が肺に蓄積することはありえる。
石炭も石炭火力発電所の近辺では同じことが言える

597 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/08(金) 19:37
そういう情報って、商品を売る時にもっと人々に知らせるべきだよね
肺癌なった者にとってはメーカー相手に提訴したい位だよ。
注意事項で1時間に1回は換気が必要とかは書いてあるけど
それだけで、毎時間も守る人がいるかよ。
肺癌になる可能性があるまで書いてくれれば、やってたのに。
商品を研究している人は
その可能性位知っていただろうに。
癌になってから、ガスは良くない気がして
今年は電気ストーブ使ってるよ。

598 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/08(金) 21:17
微量であり
主にラドンだから蓄積もあまりしない




599 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/08(金) 22:44
ラドンも立派な肺がんリスクだが
それよりガス暖房を使う場合は換気が必要であるという有用な情報を
発信しているスレッドをなぜ落とす?
ガス暖房を使うなと言っている訳ではあるまい
ガスを使う場合は適切な換気が必要であるというのは、癌だけなく喘息の予防に
大切な情報だと思うが
また喘息が肺がんの大きなリスクであることは、明らかになっているのだから
適切な換気で喘息を少なくすることが、肺がんを減らすことに繋がる


またちょっと気になって検索してみたら、アジア系の女性の肺がんが
増加しているらしい
その主な原因は、暖房による室内環境の悪化というのは日本と似ているが
なんと石炭を室内暖房として使っているらしい。
気密化している室内で石炭を焚くと、喘息や肺がんのリスクが高まる。
がん 暖房で検索すると研究結果が出てくるので参考としてくれ





600 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/09(土) 10:20
むか~しIH調理器に抵抗しようとガス業界が電磁波問題を取り上げていたスレッドあり。

ガス業界が電磁波問題取り上げるの悪いのか?
http://logsoku.com/thread/society6.2ch.net/atom/1029284984/
これを読めばだいたいの感じはわかると思われ
ガス関係者から言わせてもらえれば、室内でガスストーブやファンヒーターを使うなら
頼むから換気をしてくれ
ガスを燃やすと窒素酸化物も大量に出るので喘息の原因となる可能性が大きい

暖房使用と室内空気汚染
http://www.tokyo-eiken.go.jp/issue/health/webversion/web11.html
また床暖房は安全と思われているが・・・最近は機密性が高いので床材からの化学物質の発生が喘息の
原因になる。
そしていずれも肺癌のリスクを高める。
電磁波と癌との因果関係の研究は盛んだが(そしてほとんど因果関係は無いとの結論であるが)
ガスを暖房目的で室内燃焼すること自体が日本特有であるので、研究がされていないので
なんとも言えないが、日本において、他の癌が低下しているにも関わらず、肺癌(と大腸がん)
だけが増加傾向にあるのは、住宅の機密性と室内燃焼機器にあることほぼ間違い無いであろう
とにかく換気をこまめにすることが、リスクを下げることには間違いが無い
うちでは赤ちゃんが出来てからファンヒーター使うのやめたよ



601 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/09(土) 11:47
>住宅の機密性と室内燃焼機器にあることほぼ間違い無いであろう

それはただの個人的な予想に過ぎないでしょう。
これ以上繰り返し主張するのであれば、どこかきちんとした医療系のサイト
なりデータなりを提示しないと、落とされても仕方ないでしょう。

602 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/04/09(土) 12:38
ここは治療のスレなので、それ以外の話題は
よそでやってください


603 名前: ハナ 投稿日:2011/04/18(月) 11:01
みなさまご無沙汰しております。

2008年8月に父が肺線がんⅠB期で右肺下葉を胸腔鏡手術で摘出した家族の者です。
その後、父はUFTを服用しておりましたが、2010年になってから、
じわじわとCEAの数値が上がり、
CT検査、PET検査の結果を見て、手術をした少し上の箇所での再発ということになりました。
同時期に、左肺下葉に薄く影があることが確認できましたが、
主治医の判断では、この小さな影がCEAの数値を上げているとは思えず、
手術をしたほうの箇所を放射線治療を行いましょうということで、放射線治療を行ってきました。
おかげさまで、治療後は上昇し続けていたCEAの数値がまた正常値まで戻りました。
左肺の影の心配はあるものの、ひとまず安心といったところだったのですが、

最近血痰が出始めました。
血痰は比較的鮮血に近い色です。

手術直後から、父はエヘン、エヘンとやたら痰が絡むような感じで、
本人はあまり気にならないようなのですが、周りの家族はだいぶん違和感を感じていました。
主治医にもその旨を伝えてはいましたが、特に気にしないようでした。
最初は、気管支鏡検査も何度もやっているし、気管が弱っているのかな?などと思っていましたが、
父の痰が絡む感じはずっと続いています。
これはやはり病気と何か関係があるのでしょうか?
また、血痰はどのような理由ででてくるのでしょうか?


余談ですが、手術当時は開胸手術と胸腔鏡手術の選択で迷い迷って、胸腔鏡手術を選択しました。
父の術後の経過はすこぶる良く、すぐに趣味の釣りも再開することができましたし、
仕事にも復帰することができました。やはり趣味の釣りも仕事あってのものだと父も嬉しそうに言っておりましたので、
胸腔鏡手術を選んで良かったと思いましたが、こうして再発してみるとやはり、
開胸手術のほうがよかったのではないか?などと後悔したりもしました。
ただ、父は手術をしてくれた主治医をすごく信頼しており、再発と聞いても
動揺もなく、とても素直に主治医の示す治療を信じて行っております。
再発の可能性を考えたら開胸手術のほうが良かったのかもしれないと、今でも思うことはありますが、
我慢強く、痛い、辛い、苦しいなど一切言わない父のことを考えると、術後の痛みの少ない
胸腔鏡手術で良かったのかもしれないと、思ったりもします。

選択に対する正解はあったのでしょうか?


左肺の影も然り、これからもずっと戦っていくのだから
ジタバタせず、父と一緒に悩みながら進んでいこうと思っています。

長くなり、大変失礼いたしました。


604 名前: 576 投稿日:2011/04/18(月) 11:51
>>603

場所がすぐ上とのことなので、取りもれではないかと思われるのは当然でしょうけど、今は胸腔鏡が主流ですし、2年後の再発となると、開胸していても目に見えたかどうか疑問です。

それよりも、再発したということはUFTが効いていなかったということでしょうから、お金をかけてでも抗がん剤感受性試験をやってもらうとか、再発防止策にもっと手を尽くせばよかったのではないかと思います。


605 名前: ハナ 投稿日:2011/04/18(月) 11:57
勉強不足でした。

606 名前: 肺がん外科医 投稿日:2011/04/18(月) 18:53
>>603

咳は手術や放射線の影響などが関わっている可能性がありますが、癌が関わっている
可能性も否定はできず、ありていに言って調べてみないと分かりません。

血痰も同様で、咳の多い方は季節の変わり目や、空気の乾いた冬などに、のどの粘膜に
小さな傷がついて血痰となる方もいらっしゃいますが、放射線で傷ついた肺や、空気の
通り道のどこかで再発した癌が原因かも知れず、やはり調べないと分かりません。

再発については開胸手術だったら再発しなかったと言えるようなものではおそらくない
ですし、たとえそうだったとしても、いまさらどうにもできないことです。そういうことを思い
わずらうよりも、現実に何が起きているかをきちんと把握して、今後のことを考えたほうが
よいでしょうね。

607 名前: まあー 投稿日:2011/04/29(金) 11:16
名無しさんこんにちゎ

お尋ねしたい事がありコチラにお邪魔しました。

確診を付けるための摘出手術ですが、主治医の所では迅速病理検査をし、良性であった場合はリンパを残して閉じるが、その後の永久標本で癌細胞が見付かった場合は抗がん剤などの治療をしますとのことでした。

セカンドオピニオン先では、針生検をして良性なら腫瘤の部分だけをくり抜きその後の永久標本の検査はしないようです。

主治医の所で、針で耳かき1杯分の組織を採取して良性だから大丈夫!と決め付けるのは危険過ぎると言われました。

永久標本の検査と言うのは良悪に関係なく摘出したら調べるのが当たり前なのでしょうか?

傷も小さく摘出する肺も極力少なくと言うセカンドオピニオン先の病院で手術を受けようか?と思っていましたが、摘出後の検査が無いと言うのに不安になりました

コチラでご相談する事では無いのかもしれませんが、何か知っている事があれば教えていただけませんか?
お願いします☆

608 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/06/22(水) 17:22
気持ちはわかりますが
選択した治療法、術式は
正解だと思って前むきましょうよ
肺がんは、再発、転移との戦いですから

609 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/06/25(土) 09:39
こんにちは、皆さんのご意見を伺いたくてUPしました。
去年の8月に左上葉のSST(肺尖部胸壁浸潤肺癌(腺癌)…大きさ約9cm)の診断を受け、左上葉の摘出手術を受けました。
術後検査ではリンパ節転移は無かったものの、生存率向上のため術後補助化学療法の勧めがあり、将来のためにということで「シスプラチンとナベルビン」を激しい副作用に耐えながら実施しました。
その後CEAは落ち着いていましたが、今年2月からCEAが2.6→6.3と上昇、5月には14.9となったことから、PET検査したところ、原発部位近くに再発と思われ反応がでました。
これを見た主治医(呼吸器外科医)は、抗がん剤が効かなかった。早めに放射線で再発部位をたたきましょうと説明しました。
CTやMRIなどの検査を行い約1月後に放射線科の診察、「主治医とも相談したが、あなたの場合、放射線と同時に化学療法をやった方が良いとの結論に達した。呼吸器内科の先生の診断を受け、入院日を決めてから治療に入りたい。なお呼吸器内科の医師が学会で出張しているのであと2週間くらい待ってほしい」旨言われました。
この病院は治験の入院は早いのですが、その他の入院は1週間から2週間待ちは当たり前。また、説明では再発の腫瘍の成長速度が速く現在約4cmとのことだそうです。
素人でも一刻を争う事態と思いますが、少し待っても抗がん剤と放射線の同時治療を選択すべきなのでしょうか?それとも放射線単独をお願いすべきでしょうか?どうしたら良いのか教えてください。

610 名前: 名無し 投稿日:2011/06/25(土) 21:11
》609様


同じく昨年 右上葉切除し術後に補助の化学療法を勧められましたが受けずに経過観察のみにしている者です。
不安なお気持ちはわかりますが、抗がん剤、放射線治療ともセカンドオピニオンの意見もうかがう等して慎重に決められたほうがよいと私は思います。


611 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/06/26(日) 10:52
>>609
同じ患者として思う事を

原発の大きさから
ガン細胞が全身に運ばれてる可能性たかいので抗がん剤使ったんでしょ
悔しいけど、再発したイコール遠隔転移の可能性高いので
抗がん剤使用もわかります
放射線治療、おそらく、30日か35日
6週間か7週間かかる治療ですね
再発巣に、定位放射線治療が適応か?は知りませんが
出来ても、腫瘍4センチなら
放射線治療医の中でも不適応か適応かで
医師の判断がわかれる大きさですからね
難しい選択ですね
心中察します
私なら、こうする なんて言えませんから
責任ある立場の方の意見聞き判断してください

612 名前: 609 投稿日:2011/06/26(日) 10:56
セカンドオピニオンを踏まえて決めた主治医なのに、裏切られた気持ちが強く焦ってしまい、冷静さを欠いてしまいました。
ご助言ありがとうございました。

613 名前: おみちゃん 投稿日:2011/07/05(火) 23:15
70歳の父が、小細胞癌と診断されました。縦かく・・?リンパ節に
転移・・?しており、その状態を段階であらわすと、N2といわれました。
手術の適用はなし、抗がん剤と放射線治療をしていくが、一度は
なくなってもすぐに再発し、全身に散らばり、余命は6ヶ月、
運が良ければ1~2年・・・主治医から説明を受けました。

父はつねづね、自分が癌になり、余命宣告をされたときには
絶対に教えてくれるな、知りたくないと言っていました。
けれども、主治医は 「言わないわけにはいかない」
「聞かれれば言う」 「そのうち本人も悟ってあきらめる」
といいます。

本人は不安だから何度も聞くと思います。でも、絶対に
知りたくないはずなんです。
どんなにお願いしても、がんとして聞いてくれません。

不信感をもってしまい、できればほかの病院へ行きたいのですが
今のところ、脳や肝臓、骨への転移はないということですが
スピードが大切といわれているので、またほかへうつって
いたずらに時間を使いたくありません。
どうしたらいいでしょうか。

PETと腫瘍マーカーで小細胞がんといわれてから3週間経ちます。
もう、転移は始まっているのでしょうか。


614 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2011/07/05(火) 23:52
613 おみちゃん様
余命宣告については、主治医が言われるように、本人が知るべきと私も想います。
現状から逃げてはいけません。
今の状況を把握して、主治医とのご相談で、最善の治療に臨むことが必要です。
治療を怖がっていては、何も変わらないのです。
私は、肺がんⅣ期で、縦隔リンパ節転移がんの抗がん剤治療を受けています。
治療を受けるのは、ご本人なのです。
不信感は、お父様の体内にいる、小細胞がんに向けるべきです。
お父様の気力がなければ、現況打開は難しくなります。
ご家族とご一緒になって、頑張って下さい!


615 名前: おみちゃん 投稿日:2011/07/06(水) 01:05
大まぬけ3号さま

情けない私の質問にお答えくださり、ありがとうございます。
現実に肺癌という憎き細胞と闘っている方のコメントには
相当の重みがあり、父とともに立ち向かっていくにあたり
励みになります。

適当な治療をしていくにあたり、たしかに告知は
必要じゃないかと思う部分はたくさんあります。
父以外の家族とも話し合います。
けれども、父の性格上、本当に無理だと思うのです。

ドクターへの不信感は告知だけのことではないのです。

私も手術ができないこと、放射線と抗がん剤しか方法が
ないこと、余命が半年~2年であること、すべての状況を
受け入れた上で、それでもできることがないかと
たずねても、
「それ以外はない」「先進医療を含め、その他プラスαを
望むのであれば、どうぞほかの病院へ」とおっしゃるまでは
まだ我慢できても、ではその半年~2年は父にとって
どのような時間になるのかと問うと、

「まぁまず、頭や肝臓、骨に転移して・・・あ、骨に
行くと痛いね、相当痛い。そういう感じだね。」

・・・みんなそうなのでしょうか。
それでも、そのドクターにお願いして信じて治療して
いくのでしょうか。

もっと前向きだったり、時間が限られても、家族や
本人の意見をきいてくれるような方なら、告知も考える
余地はあるのではないかとは思いますが、
この主治医と話して、父が希望をもてるのかというと
とてもそうは思えないのです。

父には初期の肺癌とは言っています。
手術をするには年齢的にもリスクがあるし、
肺癌には抗がん剤と放射線がよく効くというから、
2年くらいがんとつきあっていく気持ちで治療するように
言われたと話してあります。

大まぬけ3号さんでしたら、このドクターでも
共に闘っていこうと思えますか?
私は娘であっても、患者である父の立場には立てません。
どうぞご教授ください。

616 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/07/06(水) 09:29
>>613
親の肺がんと向き合ってる家族の立場から
思う事を
主治医に不信感あるなら、変える選択肢があります
その場合、家族の誰かが、
主治医探しに真正面から向き合う必要があると思います
私が、親の癌治療でえた知識レベルでは
専門家でもない、その根拠データも示せません
そのレベルの話
肺がん、原発巣一つ、大きさ3センチ以下
初期癌、外科手術で完全に切除しても
遠隔転移は1~2割の可能性あるそうです
治療開始は早いにこしたことは無いですが
やはり、ある程度納得して、メリット、デメリットを知ってから治療が
私はいいと思いますが(これも、正解と言う選択肢はありませんが)

後で後悔しないこと
その為には、支える家族も真正面から受け止め、
積極的に行動する
一番楽なのは(表現ごめんなさい)
主治医の治療計画通りに任せる方法

617 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2011/07/06(水) 09:36
余命告知
大問題ですね
人により異なりますね

618 名前: おみちゃん 投稿日:2011/07/06(水) 09:55
>>616

レスありがとうございます。
同じ患者の家族としての立場からのお言葉、とても心強いです。
私もネットや本、知人の話し等で、肺癌に対する知識で
頭でっかちになっています。
でも、たくさんの情報を総合すれば、かなり厳しい状況で
あることは理解できます。
だから、考えたくないですが父の最後もどのようにするか
という部分で、在宅ホスピスという形を選択しようと思い、
その準備もしています。

けれども、その最悪を考えつつ、それでも奇跡を信じて
日々動いています。
母と妹で父のケアをし、私と弟、主人とであらゆるところに
セカンドにいっています。

でも「時間」を考えると、どこも壁にぶちあたり、結局
今のところしかないのかと落胆します。

「後悔しないこと」

これは本当に痛感しています。
というか、これのために今をがんばっているのだと思います。

自分が後悔したくない、父に後悔させたくない。

痛い思いをさせたくない、苦しい思いをさせたくない。


その一心です。

619 名前: おみちゃん 投稿日:2011/07/06(水) 09:57
連投すみません。

617様、あたたかいレスありがとうございます。
ドクターもたくさんの患者さんをもっているので
仕方ないかもしれませんが、
でもやっぱりひとりひとり違うんです。

「そのうちあきらめるでしょ」という言葉はどうしても
受け入れることができません。

620 名前: 大まぬけ3号 投稿日:2011/07/06(水) 15:20
615 おみちゃん様
言葉遣いというのは、大切ですね。人の資質ということになりますね。
「あきらめるでしょう」というのは、治療を進めないと良くはならないというのを、
お父様が認識されるはずだと意味だと思います。
がんの告知というのは、10年前20年前とは、捉え方が変わってきています。
抗がん剤治療でも、抗がん剤名が明記されるなど、トラブル防止の点からも明確になっています。
副作用などの説明も、充分にされています。説明なとがない病院だとしたら、
逆に恐いと考えないといけませんね。
ですから、患者もある程度は、把握をしていないといけないのです。
 
現在、診察を受けられているのは、がん専門病院ですか?
私は、県がんセンターで治療を受けています。
手術実績などは、ネットや書店の本などでも調べることは可能です。
患者側としては、この病院だったらお任せできるという選出が大切ですね。
 
手術というのは、ご本人の体力的なものもありますが、放射線や抗がん剤治療で
がんを小さくしてから、施すという場合もあり様々です。
小細胞がんが、脳転移となると脳障害によって全身の機能に影響します。
脳や骨への転移を避けるためにも、早急な治療が望まれます。
 
余命3ヶ月とか6ヶ月といった告知を受けられている方でも、皆さん前向きになって
辛い治療に耐えて頑張ってみえるのです。
現在の状況は、余命の告知という次元ではなく、今すぐ治療に臨まないと、
後手になってしまい、お父様もご家族も結果は後悔するだけだったでは辛いですよね。
良くするためには、何をすべきかを冷静にお考え下さい。

621 名前: おみちゃん 投稿日:2011/07/07(木) 16:59
大まぬけ3号さま

レスありがとうございます。
そうですね、そのような意味合いが強いのかもしれないと
冷静に考えれば思います。
家族としては、肺癌と言われただけでもパニックなのに
そんなときにさらにそのように言われたことで、よけいに
混乱してしまいました。

何をしても、愛する家族の闘病については、多かれ少なかれ
後悔をすることになるのかもしれませんが、
どんなことになっても、父が、父自身が「幸せな人生だ」と
思ってくれるように、父自身の後悔が少しでも少なくなるように
がんばりたいと思います。

ありがとうございます。心から感謝いたします。

622 名前: Take 投稿日:2011/07/14(木) 23:52
78歳の母が、2007年6月に「小細胞肺がん、リンパ節と脳に転移あり。
余命は6か月から9か月。」と
診断されました。
抗がん剤治療をするということでしたが、つらい治療は選択しませんでした。
無治療も選択の一つでしたが、息子としては何かできる治療はないか
と探しました。
脳転移は、サイバーナイフで治療しました。まったく副作用もなく
2泊3日で完治しました。肺がんとリンパ節については
鹿児島にある放射線治療を知り、
そこで8月に21回の放射線治療を受けました。
母は以前のように元気になり、旅行に出かけたりと幸せな日々でした。
翌年2008年2月、PETCT検査で、再発がわかりました。
そこで再度鹿児島にて、放射線治療を受けました。
3け月後の5月の検診で転移がわかり、3度目の放射線治療。
更に3け月後の8月に、脳転移とリンパ節に転移が発見され
放射線治療をうけました。
11月には、肝転移が発見され再度の放射線治療を受けました。
鹿児島での放射線治療は副作用も少なく、温泉旅館に滞在して
とても楽しい治療でしたので、母も嫌がらずに治療を受け入れて
くれていました。
その翌年の2009年1月、癌と診断発見から1年半で母は永眠しましたが、
文字通り、眠るように自宅で亡くなりました。
恐れていた痛みや苦しさもなく、幸せな旅立ちでした。
小細胞肺がんは、放射線のレスポンスがとても良いと
聞いています。
抗がん剤を最初から、一切使用せず体力を維持していたのも
良かったと思います。
但し、良い放射線医師と設備の整ったところを選択することが
一番大切です。
お父様に合われた治療が一日でも早く見つかることを
お祈りしております。



623 名前: くみ 投稿日:2011/10/12(水) 16:47
ちぃさんはお元気でしょうか?