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癌掲示板..>乳癌Part3

1 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/10(金) 08:28
狸です 引き続きパート3にて有用な情報の交換をいたしましょう

2 名前: 千春 投稿日:2004/12/10(金) 16:07
Part2・988親不孝者さん。 (このハンドルネームで呼び掛ける度に“こだま”となって自分の胸が痛くなりますが…) 今たまたま検索の最中『リンパ球移入法』を試したお医者様のコメントがありましたので貼っておきます。 http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=a5aca5sa4ndlbeoneka1a4k5bflda1a9&sid=2000676&mid=1906  Part3に入りましたね~。 (勝手にm(__)m)ここのみんなを代表して、心よりお礼を申し上げます。 狸さん!ここで頂く最新の治療知識や励ましのアドバイスが、私たちにとりましてどれほど勇気の糧になります事か・・・ そして774先生、ちゃしば先生、UTAKAさん。 皆様本当にありがとうございます。 感謝の言葉も見つかりません。皆様方もくれぐれもお体大切になさってください!(それだけが心配です。みなさん過労が蓄まっていらっしゃいそうな(ーー;) ) Part3も是非是非よろしくお願い申し上げます。 <(_ _)>ペコリ そしてみんなーーー(^o^)/Part3も知恵と経験と勇気を分かち合って、スクラム組んでやって行こうねっ! Part3へGOーーー!! p(^^)q

3 名前: 親不孝者 投稿日:2004/12/10(金) 18:31
千春さん お返事ありがとうございますm(__)m 結果と今後を報告したいのですが 母も私も現在冷静さを欠いてる状態なので また後日 報告致します、申し訳ありません。 生まれて初めて母の涙を見ました・・・・正直 私の心も折れそうです(--;

4 名前: 千春 投稿日:2004/12/10(金) 18:41
辛いですね。書き込みを読んだだけで私も一緒に胸が痛くなりました。 でも絶望しないで!諦めないで!! 私、父の時に知りました・・・諦めた途端に全てが終わってしまうこと。 今より気持ちが少し落ち着いて、書き込みたくなったらお話し聞かせてください。 みんな、いつでもここにいます。

5 名前: g 投稿日:2004/12/10(金) 20:43
わーい わーい パート3 ってホントは喜んじゃいけないんだろうけど・・・ これからも、いろいろな事聞かせてください。 狸さま こころより有り難うございます。

6 名前: まいける 投稿日:2004/12/11(土) 11:47
まいけるです。 <Part2 994 たけさん お久しぶりです。お母様、治療が奏功しているようでなによりです。そして、ゼローダ、タキソテールについての情報提供ありがとうございました。尿素クリーム、担当医に話してみます。決して楽な状況ではありませんが、千春さんがおっしゃるように諦める訳には行きません。情報をくださった皆さんに感謝いたします。 PART3でもよろしくお願いします。

7 名前: 親不孝者 投稿日:2004/12/11(土) 21:22
こんにちは、まだ落ち着かない状態ですが。 西洋医学的なアプローチは医者と相談するとして 母に下記のHPを印刷して読ませてみます・・・読んでくれればいいんだが・・・ http://www.emile.co.jp/kanjagaku/index.html 医学的に見るとナンセンスかもしれませんが、頼れる物はなんでも、って心境です 

8 名前: 千春 投稿日:2004/12/11(土) 21:56
ん~。何を信じようとも個人々の考え方ですが、治ればそれでいいのですが、 これをこの場に貼りつける事は個人的に賛成しかねます。

9 名前: 愛鈴 投稿日:2004/12/11(土) 22:37
>>8 同感です。 気持ちを上向かせるのは 大変よいことですが、 「何かに頼ってすがって」は どこか落とし穴があるように感じます。 「NPO」という名が付いていればなんとなく信用できるのでは?というのも 落とし穴のひとつだと。 そのHPに書かれているような事は、 それぞれが日常の中で自分のありかたを表現していくだけにとどめておいてほしいですね。 精神的なことが治療に及ぼす影響は否定できませんが、 外から与えられたものが自分を変えることはないように思います。

10 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/11(土) 23:53
そこって、玄米信者だよ。 呆れる位、玄米、玄米なんだよ。

11 名前: 親不孝者 投稿日:2004/12/12(日) 01:56
ごめんさい ごめんんさい;; 悪意とか宣伝とかの気持ちはなかったんです;; ごめんなさい。

12 名前: あいりん 投稿日:2004/12/12(日) 02:09
いえ、悪意や宣伝じゃないのは分かっていますよ 親不孝者さん(このHN変えませんか?) 親を思うゆえの子供の必死な気持ち、よく分かります。 おかあさんを支えるために、できるだけのことをしたい気持ちからなんですよね。 冷静さを保ってできるだけのことをしましょうね。 仲間はたくさんいます、あまり気になさらなくても大丈夫ですよ。

13 名前: めがね 投稿日:2004/12/12(日) 13:42
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14 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/12(日) 15:07
狸です <13めがねさん 開いた口がふさがりません そういうことはここではしないでいただきたいですね

15 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/12(日) 16:57
ご無沙汰をしております。 パミドロネート(パミドロン酸二ナトリウム 商品名:アレディア)が、11月30日に乳がん治療にも認可が降りたようですね、朗報です! ところで、ナベルビンの認可はいつごろになりそうなのでしょうか?

16 名前: なべ 投稿日:2004/12/13(月) 10:36
昨年末に掲示板で家内の術後の抗癌治療について相談させていただいた者です。 その節はお世話になりました。 さて,術後1年経過し,その間CMFを行い現在は経口薬を用いておりますが, 先日,全摘した手術痕周辺に発疹が見つかりました。 半年位前に背中に帯状疱疹ができたので,その再発かと思いましたが今回の発疹 は術痕周辺であり,痒みがないので再発の可能性かと危惧しております。 書籍を見ると術痕周辺発疹は局所再発に伴うリンパ管炎の疑いがあるのではないか と思われます。近々主治医の診断を受ける予定ですが,このようなケースでは投薬 治療ではなく,再手術となるのでしょうか?

17 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/14(火) 08:34
狸です <15名無しさん 答えにくいです、、、(秘密を知りうる立場なので) しばらくかかりそう、と言う感じです、、、。

18 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/14(火) 08:46
狸です <なべさん 結局CMFを選択されたのですね?頂いた情報からは残念ながら転移を否定も肯定もできません。やはり主治医の判断(検査)によるしかないと思います。ただ今後の可能性についてコメントさせていただきます。 もし局所再発であれば、再手術はおそらく可能です。ですが遠隔転移を来たしていた場合は通常手術はせずに抗がん剤治療と言う可能性が高くなります。たしか奥様はHer-2陽性であったはずですので、再発であるとなったらいの一番にハーセプチンの使用を考える状況です。 もちろん再発でない、他の疾患であったら杞憂になりますが、、、、。不明な点はまたおっしゃってください

19 名前: なべ 投稿日:2004/12/14(火) 10:30
<狸さま ご教示ありがとうございます。 診断の結果を待って,またご相談させ地ただ着たいと思います。 最初の相談から1年経過しているのに懇切なレス感謝いたします。

20 名前: はーちゃん 投稿日:2004/12/14(火) 11:15
ご無沙汰しておりますが、こちらの掲示板は毎日ロムさせていただいてます。 半年前に温存手術をしてその後抗がん剤治療をしてきたのですが、 手術後も背中が痛く、MRI検査をした結果、腰椎あたりのゆがみだろうと 整形外科の先生の診断でした。 その後痛みもいつのまにかなくなってきたのですが、ここ最近背中のちょっと下あたりが しびれたような感覚が続いています。 骨転移?かと思うと心配なんですが、骨転移の痛みとはどんな感じなんでしょうか? 耐えられない痛みとか。。。人によって個人差があるんだろうとは思いますが。 手術後からはハーセプチンを毎週投与しております。 教えていただけると助かります。お願いします。

21 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/14(火) 11:32
狸です <はーちゃんさん 私は単なる研究者ですから実体験に基づかない話である点はご了解ください。 骨転移の痛みは進行度合いにもよりますが、通常かなり幅があります。また痛みの閾値も個人差があるため、痛みを感じたら状況からしましてやはり骨転移は疑わざるを得ないと思います。しびれの感じが文章では伝えにくいかと思いますが、腰あたりなのでしょうか?一度骨転移を疑った検査を受けてみてはいかがでしょうか?もし万が一骨転移であっても、恐らくはまだそれほど進行していないはずですから、ようやく登場したアレディアを使う事もできます。また現在ハーセプチンをお使いとの事ですので、ここに何かを上乗せする事も選択できます。 ご質問の内容とズレた回答になってしまいましたが、根本はやはり正確な診断であろうと思いますので、ご参考になりますよう願っております。

22 名前: はーちゃん 投稿日:2004/12/14(火) 16:14
狸先生ありがとうございます。痛みは背中と腰の中間で、指圧をされているような 感覚です。検査としましてはやはり骨シンチでしょうか? 半年前に一度やりましたが、期間的には受けてもよいのでしょうか? 主治医はあまり頻繁にやると被爆するのでとのことでしたが。 1月に腫瘍マーカーを調べるときに、骨転移もわかりますか? それから、アレディアが認可されたとのことですが、ハーセプチンとの 併用もよいとのこと。もしアレディアの金額がわかれば教えてください。 両方するとして毎月大変な金額になりますよね・・・・(T T)

23 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/14(火) 22:12
今日アレディアをしました。 30ml(15ml×2本)で7338円でした。 昨年12月から2週に1回打ってます。 隣の人は45mlでした。腰が痛くて朝起きれず我慢してたとかで 保険が利くようになったからはじめたといわれました。 看護士さんは90mlの人もいるといわれましたが、私は会ってません。 今日先生から、も少ししたら月1回90mlうつことになると思う、といわれました。 アメリカなどではそのやり方が多いそうです。

24 名前: ヒロ 投稿日:2004/12/14(火) 22:19
23はヒロです。 1年前10箇所の骨転移で奈落の底を歩いていた時、 狸先生と放射線の茶しば先生にお世話いただいた者です。

25 名前: たつや 投稿日:2004/12/16(木) 20:49
はじめて書き込み致します。今年の8月に33歳の彼女が乳がんの診断を受けました。腫瘍の大きさは、4.7cmx3.2cmでHer2陰性、エストロジェンもER、PR共に陰性です。只今 術前化学療法中で、CEFを3クール(3週間に1回)を終了し、現在タキソテールの1回目が終了したばかりです。CEFに比べると副作用がかなり少ないので、もしかしてCEFの副作用がひどすぎたため、主治医の判断で投薬量が少なかったのではないか?と不安です。身長160cm 体重47kgで250mlの投薬だったのですが適切な量なのでしょうか?本人は強く温存を希望しておりますので、なんとか縮小してほしいです。タキソテールの経験ある方色々教えてください。PC初心者なうえ 下手な文章ですいません。よろしくお願いします。

26 名前: はーちゃん 投稿日:2004/12/17(金) 11:05
こんにちは。たつやさんの彼女に対するやさしい気持ちが伝わってきます。 これからもずっと一緒に励ましてあげてくださいね。 私もタキソテールやりましたよ。3週間おきで6回。副作用も白血球が下がるものの、すぐ 回復しましたし、吐き気などもありませんでした。 ただ味覚障害がありましたけど、気にせず食べてましたね(笑) 投与量が250mlというのも生理食塩水の量じゃないかな? その中に調合してあると思いますよ。最高量70mg/m2だと思います。 小さくなってるといいですねw

27 名前: たつや 投稿日:2004/12/17(金) 14:58
<はーちゃんさん 早々のお返事 ありがとうございます。250mlは 確かに点滴の袋の容量でした。勉強不足ですいません。はーちゃんさんも骨がなんともないといいですね。 また結果は報告します。たびたび書き込みするとおもいますが、よろしくお願いします。

28 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/17(金) 18:53
狸と申します <たつやさん 既にはーちゃんさんがご返答下さっていますが、タキソテールの投与量のその”量”というのは溶解したものですから、生理食塩水の量になります。ですが一般的にはタキソテールは60mgを250mlの生理食塩水に溶解するとなっておりますので、恐らく60mgをそのまま溶かしたものか、或いは製剤が1本80mg入りですのでそれを全量溶解したのかもしれません。彼女さんの身長と体重から体表面積は約1.4m2になりますので、一般的なタキソテールの投与量である60mg/m2 X 1.4=84mgとなりますので、それでも恐らく許容量以内に収まっていますし、特別少ないとは思えません。CEFの副作用がどういう状況だったかによりますが。 現在お受けの治療は術前化学療法という乳房温存のためにはもっとも有用とされる治療法です。更にCEF-タキサンですから、現在得られている知識でもっとも効果が期待される治療法です。またこの手の化学療法剤による術前療法ではホルモン受容体が陰性の場合でも効果が左右されないと言われているので、効果が出れば良いですね。術前化学療法はまだ進歩の途中と言った部分もありますが、知った範囲の事でしたらお答えさせていただきますので、どうぞお聞きください。

29 名前: たつや 投稿日:2004/12/17(金) 20:03
<狸先生 お返事 ありがとうございます。タキソテールの投与量について すごく解りやすい回答を頂き安心できました。ありがとうございます。術前化学療法について教えて下さい。CEFx3クールをなんとか終了したのですが、1クール目投与直前に触った感じでは、10cmx12cm位の大きさでした。投与後 更に腫れたようになり熱を持ち、10日目頃から小さくなりましたが 投与2週間前の超音波画像とほぼ同じ大きさになりました。このような場合、腫瘍の縮小と考えてよいのでしょうか?以後の2クールは超音波画像、触診共に変化はありません。術前療法で効く抗がん剤を見つけてほしいのですが、CEF-タキサン系をすると術前にはそれ以上できないのでしょうか?下手な文章なうえ、質問ばかりですいません。よろしくお願いします。

30 名前: Smile 投稿日:2004/12/17(金) 20:34
狸先生、皆さん、こんばんは。 お久しぶりです。 今日は3回目のホルモン治療の日でした。 9月に温存手術をして、受け入れ先の病院の放射線に空きがないため、来年からすることになっていたのですが、 まだ空きがないためと、その間にも私よりも早急に放射線をする必要のある患者さんがどんどん出てきているため、 結局、放射線治療はしない(できない)ことになりました。 都会だと考えられないことでしょうが、田舎では放射線治療ができる病院が限られている上、受け入れてもらえる病院が一箇所なので、仕方がありません。 主治医は「今後ホルモン治療を続けて、定期的に検診をして、もし再発してもまた切ればいいし、放射線治療をしても再発する場合もある」と言いますが、良かったのか、悪かったのか、複雑な気持ちです。 ホルモン治療によるホットフラッシュやのどの渇き、また最近、左半身がよく引きつるようになり、主治医に尋ねた所、「神経を切っているから仕方がない」と言われました。 センチネルリンパをされた皆さんで、そのような症状の方とか対策方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 よろしくお願いします。

31 名前: 一葉 投稿日:2004/12/18(土) 15:29
はじめまして。 9月から術前化学療法中の36歳です。 私の場合、右胸外側に少なくとも6個の腫瘍が確認できるそうで、 腫瘍のある範囲は5センチ程、リンパにも転移ありで3Aとい言われています。 AC3回を終え、11月27日にウィークリータキソールの1回目を行いました。 術前2クールの予定でしたが、以降今日まで3週連続白血球が足りず、 (1810、2300、2400)続行出来ないままでいます。 先々週、先週と、ノイトロジンの皮下注射をしました。 ACを終えた時点では、顕著な縮小は見られなかったのですが、 10日程前から自分で触ってみてもしこりが小さくなった感じがして、 タキソールを続ける事に希望を抱いていたのですが、 今日のエコーの結果では、あまり変化は見られないとのこと。 以前主治医から抗がん剤が効くとしても二つのタイプがあると聞いていました。 一つは腫瘍が痕跡を残さず縮んでいくタイプ。 もう一つは雑草が根を張ったような痕を残すタイプ。 後者の場合は手術で根の部分も採らなければならないため、 あまり小さく切ることは出来ないと言われていましたが、 どうやら私はこのタイプだったようです。 もしタキソールの2回目をやったとしても、切る範囲はさほど 変わらないとも言われました。 今後の手術、放射線のことを考えると2回目の影響でまた白血球が 下がったままになるよりは、このまま手術に持っていく方を勧める 考えのようでした。 以前、術前についての狸さまの回答に 「可能な限り組織学的寛解を得た方が予後が良い」とあったので、 抗がん剤の効果が見られる限りは術前の投与を続けた方が良い ということだと思っていたのですが、このような場合は どのようにお考えでしょうか? また、小さく切れないまでも再発を阻止するために、 術後にタキソールを再開することについて聞いたところ 放射線でも白血球が下がるので、投与は出来ないかもと言われました。 もし将来再発となったら、初回治療でタキソールを続けなかったことを 後悔すると思うのです。 なにか方法はないものでしょうか。    長々とすみません。 どうかご回答いただけますようよろしくお願い致します。            

32 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/20(月) 08:26
狸です ご返答が遅くなり失礼しました <たつやさん 腫瘍の触感というのは多分に患部付近の状態に左右されやすく、腫れていても大きく感じる事があります。10X12センチと言うのはいかにも大きいので、恐らく周囲の組織がちょっと硬くなっていたせいであろうと想像されます。投与後に超音波画像とほぼ同じ大きさになった、というのは触感が(聞かされた)超音波診断での大きさくらいに感じられた、ということでしょうか?それでしたらひょっとしたら超音波診断したら小さくなっているのかもしれませんね。 他に効果のありそうな術前化学療法、と言いますと適応の問題もあり、まったく他の組み合わせと言うのはなかなか困難です。むしろタキソテールの投与量を上げるなどの対応がより現実的であろうと思います。また術前化学療法は手術部位を小さくするのが主目的ですから、万が一抗がん剤による術前治療が思ったほどの効果を示さない場合には、病気が進行するまえに摘出する事が必要です。彼女さんの強いご希望はもちろんございますが、やはり確実な治療を優先するために全摘を選択せざるを得ない状況でのパートナーの役割は大変重要です。心配事が増えてしまうかもしれませんが、状況に応じなんでも聞いてください。わかる範囲でお答えいたします。またHotmailでの直接質問も構いません。

33 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/20(月) 08:26
狸です <一葉さん 私の書き込みをよくご覧いただけていて、しかも正確なご理解をいただけており、大変ありがたく思います。 ご質問の内容はまさに私がその頃書きましたことを主治医がおっしゃったのだと思います。一葉さんのケース、と申しますか、術前化学療法の効果の出方はおっしゃる通り腫瘍がそのままの形で小さくなる縮小型と最初の腫瘍が小さくなる過程でぽつぽつと残余が残るモザイク型という型があるとされ、組織学的寛解は前者のケースの結果得られる、と考えられています。ですからご相談のケースでは主治医の判断には私も同意いたします。恐らくご年齢からしまして温存をご希望の上、術前補助療法をお受けになったと思いますが、この状況での温存施行はやはり再発の危険性の観点からあまり選択なさらない方が良いと想像いたします。またタキサン、放射線は温存療法を実施する際には再発抑制効果の観点から重視されるのですが、白血球減少の回復を待つ事は手術施行までの期間をあける事に繋がりますので、得られるメリットが少ないように思います。 また術前化学療法は決まったルールが存在していないので投与期間や投与薬剤についてはまだまだ確定していないのですが、術後補助療法を参考にするようになっております。ですから投与期間を無原則に延長したりできませんし、アドリアマイシンなどは使用量に上限がありますので、組織学的寛解を得るまで投与続行、と言う事は通常できません。リンパ節転移の有無で温存をするかしないかを決めるわけではありませんが、術前補助療法での効果がモザイク型の様である事や、画像診断的に効果が顕著ではないと主治医が判断していることなどを総合的に考えますと、摘出部位を縮小する事の危険性を考慮すべき時期かと思います。きついもの言いで大変恐縮ですが、ご参考になれば幸いです。

34 名前: 一葉 投稿日:2004/12/20(月) 12:20
狸さま。ご丁寧な回答、ありがとうございました。 やはり、手術を決断する時期のようですね。 投与前の診察で、もとの胸の大きさとしこりの範囲を比較して、 ぎりぎり四分の一切除でいけるだろうと言われていました。 形がだいぶ変わることは避けられないとも言われましたが、 当初の希望どおり温存でお願いしようと思います。 もし断端陽性となったら、その時はまた苦渋の選択になると思いますが・・・ また一つ質問をお願いしたいのですが、果たしてタキソールは再発(遠隔転移)防止の ためには、全身に及ぼす効果はあったと考えられるのでしょうか? 主治医はエコーで確認される腫瘍は「燃えカス」と称していましたが。 今後手術→放射線となると思います。 前回にも申しましたが、放射線でもある程度白血球が下がるだろうから、 その後タキソールを再開するのは難しいだろうとのことでした。 今のところ細胞診のみで、ホルモン受容体の有無も判っておらず、 術後補助療法について詳しくは病理の結果を待ってからであろうと 心得てはいます。しかしながら、自分は再発ハイリスク群であることは認識して おりますので、この先白血球の回復をが見られない為に抗がん剤を使えない ことになるのではと不安です。 もし私にとって再発防止の為にタキソールが有効と考えられるのなら、 主治医と相談の上、タキソール再開のすべを探って行きたいと思うのですが。 どうかよろしくお願い致します。

35 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/20(月) 13:07
<一葉さん タキサン類に限らず、化学療法は手術や放射線とは異なり、全身作用を狙える治療法と位置付けられています。ですから全身にあるかもしれない微小な転移巣を叩く事を期待して使用されます。事態が事態ですのでいささか保健医療から踏み外した話もしますが、G-CSF製剤であるノイトロジンやノイアップなどは本来抗がん剤などで白血球数が低下した際に使用できるとされていますが、今回のタキソールが白血球減少のために使えないとなるとやはり迷いのモトですからいささか投与量が多くなってもGCSF製剤の投与をお願いしてみてはいかがでしょうか? といいますのも、タキソールもやはり4クールが標準的な療法とされますので、一度しか打たない状態で効果を判断するのは気が早いと言う気もするからです。ただしここで考えなくてはいけないのは、タキソール投与を続ける事で腫瘍縮小が得られるかもしれないが手術は延び延びになる事(症状が進む危険性があります)、やはり白血球が少なくて投与できない可能性があること、それとやったけれども効果が得られない事、などを考える必要があります。 ただ思い切った転換かもしれませんが、まだホルモン受容体が不明との事ですから、受容体の発現状況とついでですからHer-2の発現を調べてもらってはいかがでしょうか? もしホルモン受容体陽性であればホルモン療法剤による術前療法も可能です(保険的にも問題なし)。またもしHer-2陰性であれば、これは保険適応されませんがハーセプチンによる補助療法も可能ですし、効果が期待できます。以上は白血球が少ないがために治療ができないと言った場面に対処すべく考えました方法です。ただ術前化学療法は術後補助療法に近い効果が得られると言われていますが、先に書きました部分は証拠としては十分と言えない部分を含んでおります点をご理解ください。

36 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/20(月) 13:20
狸です 訂正です 先の35で書きました最後のあたり、下から4行目はHer-2陽性です。 謹んで訂正いたします

37 名前: たつや 投稿日:2004/12/20(月) 17:37
<狸先生 お返事ありがとうございます。下手な文章なため、上手にお伝えできなかったことをお詫びします。一度大きく腫れあがり、投与後10日位で縮小したように思えたのですが、超音波画像の結果は、初診の時の超音波画像とほぼ同じ大きさでした。リンパ節転移の腫瘍は、初診時2.6cm径だったものが投与後には2.2cm径にまで縮小していました。このような場合は効果ありと判断してもよいのでしょうか?2回目3回目共に超音波画像、触診どちらも変化はありません。明日タキソテール投与後8日目で診察にいくのですが、腫瘍の縮小の有無は投与後何日くらいで判断できるのですか?例えば14日以降から縮小する場合などは無いのでしょうか?あと動注カテーテルができる、できないの判断はどういったところでするのですか?質問ばかりで申し訳ありませんが、落ち込んでる彼女を少しでも元気つけたい一心です。よろしくお願いします。あと一葉さんとのやりとりも すごく勉強になります。Hotmallでの質問も考えましたが、同じような疑問をお持ちの方々に少しでも見ていただけるよう、こちらに書き込みさせていただきました。 <一葉さんへ すごくしっかりされてますね。私は本人じゃないんですが、彼女との症状や年齢がよく似ています。これからいろんなことがあると思いますが、お互いに頑張っていきましょうね。応援してます。

38 名前: しょうこ 投稿日:2004/12/21(火) 01:37
質問お願いします。 術後10ヶ月、リュ―プリン7回終了、血液検査の結果 肝機能悪化、GOT,GPT,は50くらいでやや高め、ガンマGTPは160 原因は肥満、術後4キロ増加、アルコール摂りすぎ、運動不足 様々考えますが、ガンマGTPが特に高いのでアルコールかなとも 思いますが、リュ―プリンでの肝機能障害はどの位の頻度、 程度ですか?ほぼ閉経年齢なので、これでリュ―プリン打ち切り アロマターゼ阻害剤への内服も考えますがアロマターゼ阻害剤の 肝機能への作用を初め、副作用全般についても教えてください。 肝エコーで脂肪肝もありといわれました。肥満やアルコールで だれでも脂肪肝になりますか?年齢もありますか? よろしくお願いします。 

39 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/21(火) 08:40
狸です <たつやさん 超音波診断の件は私も早合点でした。失礼いたしました。 37のカキコの結果から考えますに、原発巣(乳癌そのもの)は今のところ縮小が無く、リンパ節転移巣で2.6から2.2に縮小と言う事ですね。この結果は診断的には残念ながら部分寛解(PR)の判断基準であるサイズ30%ダウン、に達しませんので、変化なし(NCあるいはMR)との判定になります。 CEF後にタキソテールを投与ということですが、投与量から考えますと3週間に一度、との予定のはずです。術前化学療法での効果が見えるまでの時期については結構早いことが多い、とされるのですが、ごくフラットに考えて既に終わっているCEFは彼女さんの癌にはそれほど相性が良くなかったのかもしれません。ですが現在はまだタキソテールを打ってからそれほど時間も経っていませんので、現段階では効かない、との判断はできません。確か一番多いのは2度目を打った後に効果を示す、といった感じだったように記憶しております(先日の癌治療学会でとある先生に聞きました)。 それと、動注カテーテルですか?現状ではそれが必要な状況にはないはずですが?

40 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/21(火) 09:20
狸です <しょうこさん まず肝障害ですが、リュープリンによる影響ともアルコールによる影響とも判別できません。ですがいずれにせよ脂肪肝との診断に至っているわけですから飲酒は控え、肝機能改善措置が必要と思います。恐らく食事制限もした方がいいでしょう。ほぼ閉経に至っている事も肝臓へ脂肪がたまる事に影響しているかもしれません。誰でもなるか?と言われますと、全員が全員なるわけではありませんし、痩せていても脂肪肝になる方もおられます。カキコ内容からはわかりませんが、生活全般の見直しが必要なのかもしれません。かく言う私も学生時代に脂肪肝との診断を受け、食生活全般を改めた事があります(断酒、食事制限、ダイエット)。肝臓はあらゆる面で食生活の重要な担い手ですから、今のうちに直しておくことが今後の生活の質に影響するものと思いますよ。 アロマターゼ阻害剤は肝障害の頻度はそれほど高くないはずですが、一般的な副作用は更年期様症状全般と、骨量の微減などです。

41 名前: 一葉 投稿日:2004/12/21(火) 11:11
<狸さま。 早速のお返事、ありがとうございます。 33、35でいただいた回答を、何度も読み返していました。 現在、やはり手術に進むのが順当かと、気持ちを固めつつあります。 もしG-CSF製剤を使いながらタキソールを続けたとしても これまでの経緯から、2回目を打ってから白血球が回復するのに通常より 時間がかかるのは否めないと思います。G-CSF製剤は、回を重ねる毎に 効果が鈍くなると聞いていますし(現在3回打った時点では、まだその心配はないと 言われましたが)この先3回4回と、ウィークリーで続けていくのは困難と思われます。 たとえ2回目を打っても、私がモザイク型であるということが変わる訳ではない でしょうから、小さく切れる期待がないのならタキソールに対しては「全身に あるかもしれない微細な転移巣を叩く事」のみに期待するということになると思います。 とすれば、今タキソールを続けて今後の手術、放射線に不安材料を作るよりも 手術、放射線を終えてから落ち着いて(?)術後の補助療法に取り掛かった方が 良いのではと思うのです。 他にご提案いただいたものについてですが。 まず、ハーセプチンは、術前は保険対象外(ということですよね?)なので、 今のところは選択肢から外れてしまいます。なにしろ13歳、9歳、3歳の子供が居りますし、 6月にこんなことになると思いもせず入ったがん保険が、責任開始日が 9月8日だということで、審査の末下りなくなってしまったので・・・ (愚痴です。すみません) 術前のホルモン療法というのは、今まで詳しく聞いたことがなかったのですが。 素人考えですが、がん細胞を直接攻撃する抗がん剤とは違うので、 効き目が現れる(腫瘍が小さくなる)まで、時間がかかるのではと 想像するのですが・・・出来ましたら、使用される薬剤、投与方法 平均的に投与開始からどのくらいで効果が確認されるものなのか 教えていただけますでしょうか。 加えて、ここに述べました私の考えに何かアドバイスをいただけるとすれば、 お願いしたいと存じます。 <たつやさん。 応援ありがとうございます!! 私は今まで「しっかりしている」なんて言葉とは無縁の、の~んびりした 主婦だったのですよ。パソコンも病気になってから情報収集の為に 已むに已まれず使うようになったのです。これだけ打つのにも、ヒジョ~に 時間かかってます! 私の場合、タキソール(ウィ-クリーなので通常の三分の一ですが)をして 10日目頃に、自分で触ってしこりが小さくなったと感じました。 私がよくおじゃまする「乳がんリング」中のHPの掲示板にも「術前タキソテール を体験した知り合いの中には、3回目、4回目に効果が出た」と書いておられる 方もいました。 希望は持ち続けたいけど、ぬか喜びはしたくない・・・ 複雑ですよね。 彼女さんにもよろしくとお伝えください!                                   

42 名前: たつや 投稿日:2004/12/21(火) 20:02
<狸先生 お返事ありがとうございます。今日タキソテール投与後8日目で診察に行ったのですが、まだ日数が経っていないためか、超音波画像診断はしなかったようです。血液検査で白血球の減少度合のみの検査だったようです。次回1月5日に2クール目を投与するのですが、そのときに腫瘍マーカーと肝臓の数値を検査するそうです。度々の質問に、大変丁寧にお答えいただき本当にありがとうございます。縮小があることを願って 頑張っていきます。また壁にあたると書き込みさせていただきますのでよろしくお願いします。狸先生 本当にありがとうございました。

43 名前: しょうこ 投稿日:2004/12/22(水) 02:08
狸先生、早速のお返事ありがとうございます。 よくわかりましたが、リュ―プリン注での肝機能障害の 頻度はどの位でしょうか? これも個人差があるのでしょうか? γGTPのも高いというのは、アルコール性肝炎ということですか? γGTPが高くなる原因はアルコール以外もあるのでしょうか? 肥満はそれほどでも・・・160センチ、58キロ、しかし 術前より4キロ増えました。更年期がリュ―プリンで 加速したのでしょうか?他の症状は気になりません。 アルコールを控え、運動しますね。 また、よろしくお願いします。 

44 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/12/22(水) 11:13
American College of Surgeons のサイトで見つけたのですが、全米の手術症例の統計が分かります。各癌腫での年齢別などで、手術方法の差を見たりもできますから、日本と戦略的にどう違うかもわかるかもしれません(年齢別、年度別の温存術の割合とか)。 http://web.facs.org/ncdbbmr/ncdbbenchmarks.cfm ちなみに、前立腺や、肺癌、大腸癌、子宮癌などでも治療方針の差などが比較できて有用かもしれません。英語ですが、プルダウンメニューを選択するだけですから、オンライン辞書などで少し調べる程度で分かると思います。よければ御覧下さい。

45 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/22(水) 18:10
狸です <43しょうこさん リュープリンでの肝障害の発生頻度は添付文書的には頻度不明とされているので私にも情報がありません。個人差、というよりはそれまでの病歴や食生活に大きく影響を受けると考えた方が自然だと思います。γGTPが高いというのは肝臓の細胞が障害を受けて、細胞の中の酵素が出てきているということですから、アルコール性肝炎に限らず、肝障害全般で上昇する可能性があります。しょうこさんは脂肪肝との診断もあるわけですが、その原因はここではちょっとわかりません。ウイルス性肝炎の可能性もありえます。身長体重からはそれほど肥満と言うわけではないですが、前にも言いましたように痩せ型でも脂肪肝になります。まずはきちんと対処される事をお勧めします。

46 名前: しょうこ 投稿日:2004/12/23(木) 00:20
狸先生 早々にご誠実な回答をお寄せいただき感謝いたします。 まだしつこく納得がいかないのは、術前、術直後、全く数値は 正常でした。リュ―プリン6回の半年でこれほど悪くなるのかと。 肝炎ウィルスは検査中、術前はマイナスでした。 今まで現れなかったものが、体の変化や弱ったことでこれほど でるものでしょうか?リュ―プリンと相性が悪い体があるのでしょうか? と、考えました。これから検査しながら様子をみます。 重ね重ね感謝もうしあげます。

47 名前: 投稿日:2004/12/23(木) 01:12
本日乳がんを宣告されました。 現在都内で働いているのですが、 手術は実家のある熊本で行いたいと思っています。 どなたか、熊本で良い乳腺科医をご存じないでしょうか? なるべく熊本市内の病院がいいのですが・・・

48 名前: 千春 投稿日:2004/12/24(金) 16:02
明さんへ http://event.mobile.yahoo.co.jp/pinkribbon2004/ ↑こちらは携帯のサイトですがここには・・・ ◆乳腺専門の病医院一覧~熊本県 ○健康保険人吉総合病院(人吉市) ○熊本赤十字病院(熊本市) ○熊本市立熊本市民病院(熊本市) ○比企病院(熊本市) ○熊本大学医学部付属病院(熊本市) ○熊本地域医療センター(熊本市) ○済生会熊本病院(熊本市) ○国立熊本病院(熊本市) が載っています。 http://www.m-clinic.jp/nyuugann.htm ↑こちらの『乳がん手術症例の多い施設』には、 ○熊本地域医療センター ○熊本市立熊本市民病院 が載っています。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~lesoleil2004/2004/col_04.html ↑こちらの『日本乳癌学会の評議員リスト』には、 ○健康保険人吉総合病院 ○熊本大学医学部付属病院 ○熊本市立熊本市民病院 の先生の名前がありますね。

49 名前: 千春 投稿日:2004/12/24(金) 17:34
明さんへ、追伸・・・ ひとつ気になったのですが、乳がんは“切って終わり”ではなく、手術した後(または前から)病院とは長~いお付き合いになりますので、 もしこの先も東京のお勤めを続けられるのでしたら、そこら辺も考慮に入れて頂ければと思います。

50 名前: wbcc2s10.ezweb.ne.jp 投稿日:2004/12/24(金) 19:24
<削除>

51 名前: 投稿日:2004/12/27(月) 00:32
千春さんへ 色々とありがとうございます。 今年の秋に事業を立ち上げたばかりなので、本当はこちらで 手術、治療と進めて行きたかったのですが、 治療費と時間がかかると、かかりつけの医師からきき、 1年間は治療に専念して、仕事の方はまたやり直そうと思いました。 無念ですが、仕方が無いことですね。 上の病院を色々見てもなかなか分からないものですね。 やはり何件か病院を回った方がいいのでしょうか? 大病をしたことが無いので分からないことばかりです。 皆さんはどういう基準で病院を選ばれてるのでしょうか? 質問ばかりで申し訳ございません。 千春さん、本当にありがとうございました。 

52 名前: 千春 投稿日:2004/12/27(月) 03:03
こんばんは、明さん。 病院選びは本当に難しいですよね。 乳がんは標準治療が確立されているので(日進月歩で)、まずは最低その治療を行なってもらえる病院と言うのは判断基準になると思います。 上記の病院特に『治療症例の多い病院』にあげられている所などは、素人が考えるとそれはクリアしているのかな?と思うのですが、本当のところどうなのでしょう?? 術式もソレイユのHPに書いてあるように(私も患者用の下着を買いに行った時、販売員の方に聞き実感しました。)、 同じ全摘にしても病院により違うみたいです。 あとは主治医との相性なども確かにありますよね~。 本当に難しいのですが、明さんも何でも相談出来る、ずっと信頼し続けられ先生の顔を見るだけで安心出来るような病院と巡り合えますように。 病院選びは悩むところですが、悩む余裕があると言うのは(余裕なんかじゃないんですけど)がんの中でも幸せな事なのかも知れません。 せっかく事業を立ち上げた矢先に悔しいですね! だけど人間万事塞翁が馬。なってしまったものは仕方ない! 転んでもただでは起きない根性で、今まで気付かなかった人生の宝物をいっぱい抱えあげて起き上がりましょうよ。 きっと新たに事業を始める時は、今より一回り大きくなった明さんがいらっしゃると思います。(生意気言ってごめんなさい。) ずっとここから応援しています。

53 名前: 774 投稿日:2004/12/27(月) 09:21
熊本市内ならやはり熊本市立熊本市民病院ではと思います。 年間乳癌治療症例は200例を超え、治療に欠かせない放射線治療 設備を備え、日本乳癌学会乳癌専門医制度認定施設であり、更に 女性特有の併発症に対しては女性専門外来を備えている施設です。 乳癌治療の窓口は外科になります。

54 名前: 投稿日:2004/12/28(火) 08:21
千春さん 774さん 色々とありがとうございます。 今日、熊本へ帰ります。 手術もそうなんですが、必ず抗がん剤の治療があると聞いて、 多少なりとも女性としての配慮、または少しでもメンタルダメージを 緩和してくれる病院を探したいと思います。 自他共に精神的にタフな方だと思ってますが、 さすがに今回はキッツイなぁと感じてます。 皆様、ありがとうございます。 またココにいい結果を書き込むことが出来るのを期待して。

55 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2004/12/31(金) 18:15
狸です 訪問者の皆様 今年もあとわずかですね。おかげさまでわたくしも新年の準備も整いました。連日寒いですが、どうぞお体ご自愛ください。また回答が遅れがちになりご迷惑をおかけいたしました。可能な限り迅速丁寧正確な解答を来年は目指したいと思います。最後にこの掲示板の維持管理にご尽力いただいております管理人様にお礼申し上げますとともに、良いお年を、、、。

56 名前: 千春 投稿日:2004/12/31(金) 20:51
大晦日らしい寒い一日でしたね。 東京も雪が積もりました。昼過ぎ、町を白く染め上げていく一瞬の吹雪を見ていて心が凛としました。 そして先程今年最後の掃除機をかけながら、母が乳がんを告知された日からの事、この掲示板の事…今までの人生を考えていました。 好き勝手自由奔放な人生色々な事がありましたが、 いつもみんなに助けられ励まされ、自慢出来る事は無いけれど、 周りの方々に恵まれ、きらきらとした本当に幸せな人生でした。 そしてこちらの皆様の事を思い浮かべつつ、楽しそうに懐メロのテレビを視ている母の笑顔を見ていたら、不覚にも掃除機をかけながら涙が流れてしまいました。 皆様に心より感謝しています。 来年もよろしくお願いいたします。

57 名前: 愛鈴 投稿日:2004/12/31(金) 22:42
まだまだ~、千春さんの人生はこれからですよっ。 こちらには たいへんお世話になりました。 これからもどうぞよろしくお願いします。 乳癌仲間のみなさま、みんなで来年をよい年にしましょう。 貴重な時間を割いてお答えくださる先生方、ありがとうございます。 そして、管理人さんには口に出せないほど感謝&尊敬の気持ちでおります。(ほんとよ) 皆様のご健康とご多幸を願いつつ新年を迎えたいと思います。

58 名前: まいける 投稿日:2004/12/31(金) 23:33
まいけるです。 いよいよ新しい年が始まろうとしています。 この場所では、多くの情報と勇気をいただいております。わたくしも他の方々同様に、皆様方に感謝しています。来年もよろしくお願いします。新たな年が、皆様にとり良い年になることを祈ってやみません。もちろん、妻の病態も安定飛行を続けてくれることもです。

59 名前: Smile 投稿日:2005/01/07(金) 17:45
狸先生、皆様。 あけましておめでとうございます。 昨年はこちらの掲示板のお陰で、いろんな勉強をさせて頂き、ずいぶんと元気を頂きました。 今年もよろしくお願いします。 さて狸先生にはあつかましくもHMさせて頂いたのですが、昨年温存療法による乳癌の手術を行い、今年から放射線治療を行う予定でしたが、病院側の空きがないために、しない(できない)ことになりました。 現在はゾラデックスとノルバデックスによるホルモン治療を行ってます。 もとも乳腺症があるため、術側だけでなく、反対側の胸にも小さなしこりがあり、主治医にも診てもらいましたが、初期は区別がつかないし、もし再発、転移しても、その時に手術をすればいいと言います。 狸先生は、放射線治療ができないなら、補助療法のグレードを上げることも方法の一部だとおっしゃいますが、抗がん剤ということでしょうか? 抗がん剤には少し抵抗があるのですが、一方で、ホルモン治療だけでいいのだろうかという疑問もあります。 狸先生をはじめ、温存による手術の後、放射線治療を行わなかった方がいらっしゃいましたら、ご意見聞かせていただきたいと思います。 よろしくお願いします。

60 名前: たか 投稿日:2005/01/08(土) 20:04
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 親不孝者 改め たか と致します。m(__)m 母の様態が悪化し 意識がはっきりなく思考能力が低下して わたしの事が分からなくなってしまいました。 転移の場所が特定出来ないのですが肝臓と腎臓の数値が悪化して 腹水も溜まってしまいました。 非常に悲しいです、でも最後まで正面を向いて付合いたいと思ってます。 せめて思考能力だけでも戻ればとお医者様にお願いしてる所です。 乱筆すみません。でわ また書き込みます

61 名前: 千春 投稿日:2005/01/08(土) 20:35
たかさんへ 悲しいね、読んでいても涙が出ます。悲しいね。 素人の私には何のアドバイスも出来ないし、こうしてただ私の気持ちを書き込む事も迷惑なのかも知れない私の自分勝手かも知れないと思いながら、 声をかけずにはいられませんでした。 お医者様には、ご自分の思いや希望、一番恐いと思っている事などを全部お話ししてくださいね。 そして出来る限りお母さまの近くにいて手を握り、声をかけていてあげてください。 本当に何の役にもたてない、ここでたかさんの書き込みを読み、一緒に泣くことしか出来ない自分がとても歯痒いです。 でもここのみんなが読んでいる。みんなたかさんの辛さが分かるから、また書き込んでください。 そう!たかさんは親不孝者なんかじゃありません。こんなに親孝行じゃないの。 ご自分のことを親不孝者だなんて言ったらそれこそ、お母さまが悲しむと思いました。

62 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/08(土) 22:24
狸です >たかさん 大変な状況でご心中お察しいたします。意識混濁ですが、脳転移か骨転移による高カルシウム血症が原因でしょうか? 脳転移であればサイバーナイフで好転する可能性もあります。 現実的でないコメントかもしれませんが、少しでも参考になればいいかと思い、書かせていただきました。

63 名前: たか 投稿日:2005/01/11(火) 09:52
狸様 千春様 ありがとうございます。 今朝 病院より電話があり行ってまいりました。 結果スレ違いになりそうですが報告致します。 現状は乳癌とは直接関係が無いかもしれない 肝臓の機能が著しく悪化してきている 転移かもしれないが新しい原発かもしれない(ただしMRI・CTに写らず) 肝機能の低下で腹水・胸水・黄疸・意識障害が発生していると思われる DIC(だったかな?)血栓がたくさんでき血小板が著しく減少してきてる。 で、呼吸も大変になってきて酸素5リットルでも追いつかず 血中酸素濃度が90を切りそうになったので 今朝(AM3:00)に呼び出され 人工呼吸器に同意してきました。 これで完全に意思の疎通ができなくなってしまいました。 肝臓の悪化の原因が特定できず対処療法のみの状態です CTやMRIで肝硬変のように写ってるが、一週間前は異常がなかった。 こんな症例はわからない的な発言をしてくれてます。 長々と書いて申し訳ありませんでした。 以上が現状と経過でした。 原因が見つかるといいな・・・・

64 名前: 774 投稿日:2005/01/11(火) 12:30
劇症肝炎、肝性昏睡、肝腎症候群、多臓器不全など、ご検索ください。 DICを含めいずれも致死率の高い疾患ですが、ICUなどでの集中治療に より奏効率は低いもののリカバリー可能です。

65 名前: 投稿日:2005/01/12(水) 21:37
昨年末は色々とお返事頂きましてありがとうございました。 実家のある熊本で手術、治療が決まりました。 皆さん、ご自分の症状をよくご存知で質問されていますが、 やはり医師とのやり取りをメモにとったりされてるのでしょうか? 私はこれからCT、MRI、センチネルリンパ節生検を経て がん摘出の手術をします。 組織検査をしたところ、女性ホルモンに受容性の有る(?)乳がんらしく 術後、ホルモン療法、放射線治療を受ける予定です。 また、年齢が35歳以下なので抗がん剤を・・・と言われたのですが、 なるべくなら抗がん剤はご勘弁と思っています。 抗がん剤の種類も『ア・・・』と言う具合に、言われても覚えれなくて ココにかけないのですが、一体どのようなものを使用するのでしょうか? 脱毛しない抗がん剤は無いのでしょうか?教えてください。 皆様を検索に使って申し訳ないのですが、 ネットに繋げる期間が今月22日までなのでよかったら、 上記の質問に答えていただけるような書き込みのアドレス、 お返事等をお願いしたいのですが・・・ ホントに勝手なお願いで申し訳ないです。

66 名前: 紗知 投稿日:2005/01/12(水) 23:07
質問です。乳癌は婦人科?外科?どちらに行けばいいのですか?

67 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/13(木) 00:34
紗知さん 乳ガンは外科になります。乳腺外科もしくは総合病院など大きな病院の外科がよいです。 行かれる前に乳ガンの診察を行っているか(またはマンモグラフィーなどの検査設備があ るか)を電話で確認の上、行かれることをお勧めします。 

68 名前: 千春 投稿日:2005/01/13(木) 21:52
明さんへ まずは病院が決まって第一関門クリア良かったですね。 「ア…」と言う事ですと、A:アドリアマイシンでしょうか? CAF、AC、ACT…などの中のどれかをするのかも知れませんね。 メモは大事だと思いますよ~。今大切なのは、しっかりとした自分の状況(検査の結果や主治医が提示くださった治療等)の把握と、 信頼性の高いソースからの情報を活用した予習と復讐かな。 自分の状況の把握が出来ていないと何も先の行動に進めません。主治医やこの掲示板にも質問すら出来ませんものね。 そしてご自分の状況だけは、自分(が主治医に聞いて)しか把握する事は不可能ですので、逐一頑張って先生から情報をお聞きください。 その時にも限られた診療時間を有効に利用するため、事前に疑問を箇条書きにしたメモを予め用意する事と、当日先生からの情報を正確に書き記すといいと思います。 詳しい病理の結果は手術後に判明しますが、〝ホルモン受容体+〟は朗報ですね! 手術後に判明するはずのHer-2検査の結果なども踏まえ、こちらの先生方のご意見も参考に(ホルモン+でもHer-2+の場合はタモキシフェンの選択は、??だそうです。狸さん!これもとても勉強になる情報でした。)、 明さんが納得出来る明さんに一番適した治療を選択していける事を祈っています。 脱毛は母がただ今の処、術後ホルモン療法のみですので経験がありませんが(ホルモン療法薬にも副作用として『まれに脱毛』とは書いてありますが、あまり聞いた事はありません。)、 アンスラサイクリン系薬剤(AやE)では覚悟が必要と思います。それに比べるとメトトレキセート(M)やタキサン系は頻度は低くなるようですが、やはり「脱毛する」と思って事前にカツラ等の購入先等手を打っていた方が良さそうです。 (因みに私の伯母は術後CMFをする前に主治医から「CMFはあまり脱毛しないよ♪」と言われた割に結構抜けてしまったみたいでした…70才過ぎと言うのも影響ありかな? こちらにいらっしゃる、たけさんのお母さまもタキソテールとゼローダをしていらっしゃいますが、脱毛はしたそうです。) ただし皆さんの意見を聞いておりますと、髪の毛のあるうちに頭の採寸をしてそのままの数字でカツラを選ぶと失敗の元になったりしそうです。 カツラを販売する会社も沢山あり値段もピンキリみたいですが、あいりんさんが以前紹介くださった所は値段もリーズナブルで皆さんに好評のようですが、すみませんURLが見つかりません。でも必要な時にはこちらで、 「あいりんさぁぁあん!」と呼びますと、 「はーーい。」と出てきて教えてくださるはずです(^.^)b 脱毛は気になりますよね!母も病理検査結果が出る前は、そればかり気にしていました。 だけど抗癌剤投与が終われば必ず生えてきますからね。前出の伯母も、膀胱がんでMVACと言う強い科学療法をした73才の友人の義父も、今では元通りになりました。 乳がんの情報は多々ありますが、 ↓まずは(ご存じの事とは思いますが)国立がんセンター http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010201.html ↓例えば癌研病院のHP http://www.jfcr.or.jp/knowledge/about/breast.html#c04 ↓それから情報が古いのですが、乳がんに使われる薬の説明です。 http://homepage2.nifty.com/toshimitakano/2-6/07.html ↑しかしここ、如何せん情報としては古いので、この時点で承認されていないアリミデックスやゾメタは既に承認されました。レトロゾール等はまだです…と言うような感じなので、ただ『どんな薬なのか?』を識る為だけにお使いください。 (きっともっと有効なHPは沢山あるはずですが、ごめんなさいm(__)m私はこの程度です。) そして明さんに限って大丈夫とは思いますが、特にホルモン+なのですから、市販の漢方薬や健康食品の誘惑にはくれぐれもお気を付けください。 この板を頑張って隈無く読破すると、宝物のような情報が満載です。(しかしちょくちょく私の書き込んだ間抜けな話なども出て参りますが、ババ抜き気分で鼻で笑ってやってください。) 物凄くまとまりの無い長文になってしまいました。失礼致しました。 明さん、頑張れ!

69 名前: g 投稿日:2005/01/13(木) 23:28
こんばんは! 私が買ったわけではないのですが ”あいりんさん”が 教えてくださったウィッグです。 http://www.ii-shop.com/03accessories/wig/women/wig-wmen1.html

70 名前: 千春 投稿日:2005/01/14(金) 00:37
「あ…」w(゚o゚)w 〝復習〟の変換を思い切り間違えてしまいました。すみません(/。\)

71 名前: 投稿日:2005/01/14(金) 01:26
千春さん、gさんありがとうございます。 今日は引越しの合間合間に斜め読みですがパート1&2を読破しました。 読めば読むほど自分の無知さを思い知らされます。 しかし、以前より前向きに治療を受け入れられるような感じがします。 実家に戻っている間は治療後の副作用ばかり気になって 外見が変わるなら治療はしたくないと真剣に思っていました。 仕事上、自分が広告塔なので外見の変化は耐え難いと思っていました。 せめて仕事が軌道に乗って安心して仲間に任せられるまで 治療を伸ばしたいと、告知をしてくださった先生に伝えたところ、 『まだ、ステージⅠなのにみすみす治療を先延ばしにして、傷を大きくしたいのですか?』 と先生に言われ、治療を考えました。 同世代というのもあって凄く親身に私のことを心配してくださり、 治療費のこと、今後の大まかな流れ、また、私が実家(九州)で治療したい という希望にも『検査資料と紹介状を渡しますから。それからネットでも何でもいいです、病院を選ぶポイントは・・・』と ボーっとしてる私に事細かに教えてくれました。 そのため、ココで紹介してくださった病院に自分の希望を汲んでくれる お医者様がいるか問い合わせすることが出来ました。 本当にラッキーだったと思います。 現在、かかってる病院で組織検査を受ける際も、 私のしこりは良く動くので良性の可能性もまだ捨てきれないということで 改めて説明があり、納得して検査しました、 残念ながらガンを確定する結果になりましたが、 最初にかかった先生がエコーでしこりがあってマンモでなんともいえない結果で 思い切って細胞診をして下さったことに今の先生も 『見過ごす可能性が高かったのに見つかって良かったね』と、 おっしゃってました。 まだ、手術も治療も始まっていませんが、今の先生に安心感を持っています。 治療後も同じ気持ちを持てることを祈りつつ。 長いレスで申し訳ございません。 私のレスが何かのきっかけになれば幸いです。 余談ですが、あまりにもウィッグが可愛かったのでさっそく購入しました。 楽しみながら手術に挑みたいです。 本当にありがとうございました。

72 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/14(金) 08:38
狸です >明さん ちょっと見ない間に話がほとんど片付いている様ですが、、、 乳癌関連の情報はネット環境でいくらでも入手でします。ですが専門家で無いとなかなか全貌は掴めません。こちらのサイトは専門家、玄人の患者さん、同御家族が真摯に御返答くださるのに対し、悪徳健康食品業者があまり入ってこない非常に貴重なサイトです。疑問点はいつでもお聞きください。私も知っている範囲であれば回答させていただきます。

73 名前: ママ 投稿日:2005/01/14(金) 16:22
昨年、諸先生方をはじめ、皆様に大変お世話になりました、ママです。遅ればせながら、今年も宜しくお願い致します。 今週、なんとかCE4回目の投与を終えました。治療開始時は、CE4クール後、ウィクリータキソールを4クール、そして手術の予定だったのですが、CE3回目投与後の触診で、リンパのしこりは触れないほどに、原発のしこりは4~5cmあったのが2.7~2.5cmほどに縮小していると言われました。 そこで、主治医より、このままタキソールに入る前に、先に手術を行い、その後、温存の場合は放射線とタキソールを同時に行うというのはどうかと、提案されました。 手術を行うにせよ、タキソール投与にせよ、遅くとも2月一週までに結論をと言われパニック状態です。 そこでお聞きしたいのですが、 ①CE直後のタキソールと、CE→手術→タキソールの場合では効果は変わりないのでしょうか? ②CE二回目より血管炎がひどいのですが、血管確保の意味では術前に化療を一通り行うほうがよいとは考えれないでしょうか?(主治医は術側も使うのでどちらでも問題ないとのことでしたが…) ③CTにて肝転移の疑いがありで、エコーを行ったのですが、こちらでは何も写らなかったため、グレイで保留、またICTPの値が高く、骨シンチも行ったのですが、こちらも写らずグレイのままでと、白黒はっきりしないものが多いままの原発摘出となっても予後の問題はかわらないのでしょうか? ④その他どちらを先に行うか選択するにあたっての判断基準は何があるでしょうか? ちなみに、針生検の結果、ER,PgRともに+、Her-2は2+の乳頭腺管癌で化療後のため、変性像?がみられるとのことでした。 また、毎回投与量がCが950、Eが150が入ったため二度とこれらの薬剤は使えないとの事ですが、投薬量としては多かったのでしょうか? いつも、とりとめのない質問ばかりで申し訳ありませんが、ご助言いただけると幸いです。

74 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/14(金) 22:35
狸です >73ママさん ちょっと長くなるかもしれませんが、御了解ください。 ①タキソールは術前?術後? 手術前にしようが後にしようが補助化学療法と言う治療法です。現在までに術後補助療法の有用性は確固たるものになっておりますが、術前補助療法は今ひとつエビデンスが足りません。と言いますか、本来目的が別と考えたほうが良いです。術前補助療法は主に温存施行率を上げるため、術後補助療法は再発抑制のため、とお考えください。ですが保険の扱い上どちらも補助療法の扱いです。こう書くと何やらテストのような治療と思われるかもしれませんが、術前、術後補助療法とも予後はほぼ同等との臨床試験結果がありますので、目的は多少違っても得られる効果(再発抑制)はほぼ同様と言っても良いかと思います。ただし術前補助療法は標準的な薬剤の組み合わせがまだ決まっていないことと、術前補助療法後、では術後にはどうするのかが明確に決まっていません。このあたりが悩ましいです。ただし念のため申しますと、現在術前補助療法として最も有効とされるのはアドリアマイシン、エンドキサン、タキサンのAC-T、またはママさんが受けているEC-Tとされています(AとEは別化合物ですが効果は同等です)。 以上の状況で、ママさんの主治医のプランを見ますと、まずECで腫瘍が縮小している点がポイントですね。現状であれば温存可能な大きさになっていると思われます。ここで腫瘍を取ってしまって術後に放射線とタキソールで補助療法をする、との計画はかなり良く練られたものかと思います。理由はHer-2陽性であるため最も念の入った補助療法であるEC-Tを選択できたこと、温存後に有用性が明確である放射線治療が入っていることです。また主治医がタキソールを術前に持ってこなかったのはECで十分に温存施行に達したため、万が一にも手術に支障がないようにタキソールを術後に回した、のかもしれません。以上を考えますと主治医の考えは自分にも十分理解できます。 ②血管炎 タキソールも作用機序は違いますが、血管炎が出る可能性があります。やはりタキソールによる手術への影響を考えたのかもしれませんね。気配りの入った対応ですね。 ③肝転移、骨転移、、、 検査結果は確かにグレーですが、この状況では白黒はっきりさせるのを待つよりは原発巣を取ってしまってもいいと思いますよ。白黒はっきりよりもまずは原発巣を取るほうが先決と思います。 ④どちら? すいません、何と何を比較しての質問でしょうか? なお①で書きました補助療法は一応標準的な回数(投与量)が決まっています。特にE(エピルビシン)は心毒性のリスク回避のため、投与上限があります。ですから手術前後にどちらにも補助療法、と言うわけには行かないのです。 以上でわからない点はまた御質問ください。

75 名前: 投稿日:2005/01/15(土) 00:45
狸さん お返事、ありがとうございます。 告知されてから治療に対して前向きじゃなかったので かなり、自分の病状やせっかく先生方が教えてくださった情報を 聞き逃していました。 これからは自分に起こる治療法で疑問点や明確に理解したい事は ちゃんとメモして狸さんをはじめ、こちらの皆様に教えていただこうという 腹積もりです(^_^; 改めて皆様よろしくお願いしますm(_ _)m いかんせん、実家がネット環境が整ってないので どうやってココに出てこようかと思案中です。

76 名前: ママ 投稿日:2005/01/15(土) 16:21
狸先生、早々のご回答ありがとうございます。 術前化学療法は温存効果を狙った腫瘍縮小にあるというのは承知だったのですが、温存は適応が3cm以下であるならば、3cm弱の今の状況のまま手術に臨むより、タキソールで徹底的に叩き、縮小及び、転移巣に薬を効かすべきではないか。でも、タキソールが奏効せず、腫瘍を育ててしまう可能性もあるのであれば、今のタイミングでの手術がよいのかも。と必死に考えてはいるのですが、なかなか考えがまとまらず、悩ましい毎日です。 狸先生のご回答を自分なりに整理したいのですが、 ①タキソールを術前、術後(ECの後手術を挟んでの投与)のどちらにもってきても再発抑制効果に差は無い。 ②術後、術側の腕でのタキソール投与は、血管炎が出る可能性があるものの可能である。 ということでよろしいでしょうか?>73最後の④の質問ですが、このまま手術を行うか、当初の予定通りタキソールの投与を先に行うかの選択は何をもって考えればよいのでしょうか、ということでした。 わかりずらい内容になってしまい申し訳ありませんでした。

77 名前: Smile 投稿日:2005/01/15(土) 23:39
狸先生、こんばんは! ちょっと教えて欲しいのですが、 私は20年以上前から花粉症と付き合ってるのですが、今年はもう鼻水が出始め、今日、耳鼻科に行きました。 例年と同じ、ペミラストンという抗アレルギー剤とニポラジンという鼻汁を止める薬とアルロイヤーネーザルという鼻用吸入剤を処方されました。 ペミラストンとニポラジンは朝夕の食後に服用するのですが、ノルバデックスと一緒に飲んでいいのでしょうか? 子供もアレルギー性鼻炎で、同じ耳鼻科に通ってるので、病気のことをなかなか言い出せなくって、薬のことも聞けませんでした。 狸先生の方でわかりましたら、よろしくお願いします。

78 名前: みぞれ 投稿日:2005/01/16(日) 22:59
狸先生を始め皆様初めまして。横浜に住んでいるみぞれと申します。 先生や詳しい方によくアドバイスを頂けたらと思い投稿しました。 よろしくお願い致します。 母は3年前に左胸に癌が見付かり、リンパ節転移もありました。 既にステージⅣでした。 全摘出し薬を内服していましたが、3年目の今年、鎖骨上リンパ節転移してしまいました。 母の転移性乳癌はハーツーが高く厄介な物らしく、週一回ハーセプチンを点滴投与する事になりました。 最初は担当医も驚く位薬が効いていて、腫瘍が小さくなっていたのですが、 半年したところで薬が効かなくなってしまい、今では転移した時点より腫瘍が大きくなってしまっています。 ハーセプチンはだいたいの人が1年以内で効かなくなってしまうらしく、 母は「何で効かなくなると分かっている薬を投与していたのですか?」と何度も担当医に効いていました。 でも担当医は「今この薬が一番効くからこの薬を使っていた」との事で、 これからは抗がん剤(タキソール)かコバルト療法(一ヶ月間毎日)を薦められています。 母は自分で仕事もしている為、あと何年生きられるのか聞いたらしく、余命3年と言われたそうです。 癌が一回でも転移した人は完治はなく、延命治療になるとも言われ、 今これからの治療方法で悩んでいます。 抗がん剤は副作用もあり、苦しんで延命するよりは、 いろいろ調べ近くにあるBRP免疫療法の病院での治療に賭け、 もしそれが駄目でも普通の生活が出来るし、楽に死ねると言っています。 が調べれば調べる程、やっぱり抗がん剤治療の方がいいのか・・・とか考えてしまい中々決められません。 明後日18日に免疫療法の病院に説明を伺いに行く事になり、 それから今後の治療方法を決定するつもりです。 こうしている間にも癌は大きくなっているので、早く治療に入らなければと思っていますが、 狸先生を始め、どなたか免疫療法やタキソール、治療方法に関して詳しい方がいらっしゃいましたら、 どんな少しの事でも結構ですので教えて頂けないでしょうか。 よきアドバイスよろしくお願い致します。 

79 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2005/01/16(日) 23:14
 放射線治療は局所療法ではありますが、もし、その部位の苦痛が強いのであれば積極的に考慮してもいいのでは?と思います。ここらへんは総合戦略の一環として判断されるべきものですから主治医の先生とよく御相談下さい。基本的には全身疾患としての対処が必要だとは思いますが、もし、主だった転移巣が限局している場合ですと予後の改善も期待できると思います。鎖骨上窩リンパ節転移はうまくコントロールできないと、腕の痺れなど生活の不都合を起こしかねませんから、将来的な予想も含め、出来れば放射線治療担当の先生ともご相談されることをお勧めします。ちなみに、鎖骨上窩リンパ節の症例ではありませんが、腋窩転移の治療例に関して症例提示してありますのでご参考までに・・・。(手法はともかく、一般的な放射線治療での経過の例として御覧下さい) http://www.geocities.jp/nekoone2000v/CFIMRTfiles/breast/LtAxilla.html

80 名前: fuji 投稿日:2005/01/17(月) 14:12
こんにちわ。狸先生、教えてください。今心配で、夜も眠れません。現在52歳2年前に温存で左胸を手術して、 52歳で、温存です。リンパ18個中10個の転移。抗がん剤ce-を6クールしました。放射線30回、ホルモン陽性でアリミデックスを飲み始めて1年と4ヶ月になります。5年間飲む予定と言われてます。副作用かどうか、わかりませんが、4ヶ月くらいから腰が痛くなり、今は、体中の骨が痛みます。昨年の5月骨シンチをとり両膝から下と、左の脳に、集積が見られました。どちらも痛みが、強かったところです。   

81 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/17(月) 14:18
狸です >76ママさん >術前化学療法は温存効果を狙った腫瘍縮小にあるというのは承知だったのですが、温存は適応が3cm以下であるならば、3cm弱の今の状況のまま手術に臨むより、タキソールで徹底的に叩き、縮小及び、転移巣に薬を効かすべきではないか。でも、タキソールが奏効せず、腫瘍を育ててしまう可能性もあるのであれば、今のタイミングでの手術がよいのかも。と必死に考えてはいる おっしゃる通りですね。私もその点を考えまして先の回答を記載いたしました。ただここで冷静に考えたいのは術前補助療法の目的です。一義的にはやはり温存の施行ですので、ここまでで温存可能であればやってしまった方が良いと思った次第です。また術後補助療法は再発抑制が目的ですから、とっておきの役者であるタキソールを残しておく、と言ったふうに考えた結果の回答でして、恐らく主治医も似たような事を考えたのではないかと思いました。ただ他の方法としてはAC-Tと術前にやっておいて、術後にはCMFと言う考え方もあるのです。この方法を採用している施設もあるようです(昨年の癌治療学会で聞きました)。これでしたら懸案のAやEの投与量上限に引っかかりません。なんか選択肢を増やしてしまったようですが、、、。 またおまとめいただきました自分のカキコの要点を少し補足します ①タキソールは術前術後でほぼ同等の再発抑制効果? これはちょっと言い過ぎです。厳密にはACで術前術後補助療法で再発抑制効果に差が無かった、と言うデータがあります。AC-TはここにTを加えたレジメンですからほぼ同じであろうとの予測です。また術前術後では目的が微妙に異なる点も再度申しておきたいと思います。 ②術後のタキソール投与は可能か? 術後に場合によっては浮腫などが出て投与しにくい可能性がありますし、タキソール自体の静脈炎も可能性がありますが、投与できないような事態はまず無いと思います。ただしあまりに浮腫が出た場合には逆の腕と言う事はあり得ます。

82 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/17(月) 14:19
狸です >Smileさん まず申しておきますが、薬剤同士の相互作用や服薬指導は処方した医師か薬剤師に説明責任がありますので、私の話はあくまで参考程度に 留めてください。 まずペミラストンはメディエーター遊離阻害作用、ニポラジンは遊離拮抗阻害することでアレルギー反応を抑制します。こう言った薬剤は継続する事が薬効維持には必要ですので、基本的には休薬せずに服用したい薬剤です。実はノルバデックスは作用機序や薬効主作用物質(本体か代謝物か)のどれが一番何に作用しているか今ひとつ判っていませんので、厳密には判りませんが、毒性面での懸念はそれほどないと思います。またアルロイヤーネーザルの方は、頻度不明で高血圧が出るとされています。ノルバデックスの副作用に血栓症と言うのがあるため、両者の関係にはやや懸念がありますので、一応確認されることをお勧めします。

83 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/17(月) 14:19
狸です >みぞれさん ハーセプチンの効果がなくなった、という状況ですね。この場合、現在の最新知識ではハーセプチン投与はそのままに、併用効果のある薬剤を上乗せする、と言ったことを実施します。具体的にはタキソールかタキソテールです。ハーセプチン単剤よりも効果が高く、またいったんハーセプチンの効果が薄れても効果を復帰する事もあると報告されています。 ハーセプチンが効果が無くなるのが判っていてなぜ使ったか?ということですが、やはり1年であってもHer-2陽性の乳癌の増殖を押さえ込んでいられたのは延命につながる、との知見があるためです。BRP免疫療法は免疫担当細胞を増殖させて癌細胞を叩かせる、との売込みで話題になっているようですが、どう控えめに見ましても研究段階であり、情報の伝播がいわゆるバイブル本によっている点などが個人的には危ない気がします。そういった治療法と先に記載しました治療法を比較してどちらが良いかについてはコメントできません。

84 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/17(月) 14:31
狸です >80fujiさん カキコが途中で切れてしまっていますか? 骨シンチの結果が昨年5月にやや疑いがある状態で、4ヶ月前くらい(9月くらいですか?)から腰が痛くなり、今は体中が痛い、との事ですね? まず腰が痛かったことや、骨シンチでグレーな結果が昨年得られている事からしましても、骨転移の可能性があるかもしれません。ですがアリミデックスを服用されている事による骨量低下に起因する作用の可能性もあります。ここはまずちゃんとした診断をする事が先決です。例えば血中カルシウム濃度はどうか?、癌マーカーの値を見る、などです。 もし万が一骨転移であった場合、ここはやはりまずはビス剤を使用することが適切です。具体的にはアレディアです。先日待望の乳癌骨転移症例での保険適応が適いましたので、これを使用します。うかがった状況ではほぼ全身性の痛みがあるようですから放射線治療はあまりできないかもしれません(部分的に使うのは適かも)。 いずれにしましても、骨転移はビス剤による著効が十分期待できますので、まずは主治医とよく相談される事をお勧めします。

85 名前: fuji 投稿日:2005/01/17(月) 14:32
追伸、すみません。初めてなもので、申し訳ないです。、12月の骨シンチで、首の骨、 上から7個目に、異常がみられつぶれてるみたい。癌ではないと言われました。 せい形外科で治療をするけど、痛みがなければ、このまま様子をみると言われました。 アリミデックスの、副作用でなることありますか?アリミデックスを飲み始めて、3ヶ月くらいから 腰が痛くなり、寝返りもできませんでした。3日めくらいから、起き上がることが、できました。 このまま、アリミデックスを、飲んでもいいのでしょうか?首の骨は、大丈夫でしょうか?体が麻痺して動けなくなることは、 ないでしょうか?今も右足が痛く、びっこをひいてます。 まとまらない文章で、すみませんが、宜しくお願いします。 

86 名前: fuji 投稿日:2005/01/17(月) 14:44
すぐの返事ありがとうございます。12月のceaは、1.5血中カルシュムのとは、caでいいのでしょうか? 10,6です。

87 名前: fuji 投稿日:2005/01/17(月) 15:02
ありがとうございました。先生のことばで、少し、冷静になれました。 担当医とよく、相談してみます。ビス剤のこと話してみます。 ほんとに、ありがとうございました。これからも宜しく、お願いします。 また、相談させてください。

88 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/17(月) 15:04
狸です >Fujiさん 血清中カルシウム濃度はたしか10そこそこまでが正常値ですので、現状でやや高い傾向です。ですから骨消化が起きている可能性があります。アリミデックスによる骨量低下は積極的な破骨作用増進ではなく、造骨作用の若干の阻害ですから、それほど急速には症状は出ないはずです。以上の事からしましても、骨転移を疑った方が自然です。

89 名前: Smile 投稿日:2005/01/17(月) 17:41
狸先生 迅速な回答、ありがとうございます。 今の所、食後に時間を少しずらして飲んでいますが、飲むのを忘れそうなので、 次回のホルモン療法の日に主治医に聞いてみます。 放射線治療の代わりに抗がん剤治療をするかどうかも合わせて相談してこようと思います。 結果はまた報告します。 先ずはお礼まで。

90 名前: ママ 投稿日:2005/01/17(月) 21:15
狸先生 いつも親身で丁寧なご回答、ありがとうございます。 告知以来、治療をうけながら、期限の限られた中での選択に次ぐ選択で、なかなか余裕もありませんが、落ち着いて冷静に、今、どの治療をうけるのがベストであるか、じっくり考えたいと思います。 とりあえず、来週、MRの検査がありますので、結果を待って、主治医とももう一度話合いをしようと思います。 結論がでましたら、また報告します。本当にありがとうございました。

91 名前: みぞれ 投稿日:2005/01/17(月) 23:08
ちゃしばさん、狸先生貴重なアドバイスありがとうございました。 明日BRP免疫療法の先生に直接話しを伺えるのですが、 アドバイスを参考にもう一度自分でもよく調べ、 母と今後の治療方法を決めたいと思います。 ありがとうございました。

92 名前: みぞれ 投稿日:2005/01/17(月) 23:10
↑乳癌Part3に書き込むつもりが間違えてこちらに書き込んでしまいました。 すみません。

93 名前: みぞれ 投稿日:2005/01/17(月) 23:13
↑度々すみません。こちらは乳癌Part3でしたね。 操作間違えてしまいました。これからは気をつけます・・・。

94 名前: ねずみ 投稿日:2005/01/18(火) 00:19
はじめまして。いつもロムさせていただいています。 母のハーセプチン投与法についてアドバイスを頂ければうれしいです。 2年前に病期3Cで手術、術後CEF→タキソールの補助療法の後、再発予防又は再発までの期間をできる限り延ばすことを目的にハーセプチン単剤投与をお願いし、weeklyで1年続けてきました。今のところ画像上は遠隔転移もなく、マーカーも不変(正常値)です。 今年から、主治医の提案でハーセプチンの量を現在の113mgから150mgに増やして、bi-weeklyでやっていくことになりました。いままで捨てていた分を全量使用するので経済的ということと、毎週病院に行かずにすむのがメリットなのですが、この投与法で効き目が持続するのかどうか少し不安に感じています。倍量でbi-weeklyは聞いたことがあるのですが、この投与法はアメリカなどではポピュラーなのでしょうか? もともとターゲットとなる病変もなく、確立された治療法でもないので、変更して良かったのか悩んでいます。長々とすみません。何卒よろしくお願いいたします。

95 名前: ろき 投稿日:2005/01/18(火) 07:48
こんにちは。癌の情報をさがしてこちらにたどりつきました。 しこりが4センチほどあるので、術前の抗がん剤でで小さくしてから手術をしようと言われました。先日1回目が終わったところです。 ですが、そのとき処方された投薬が、いくつかは吐き気止めとわかるのですが、ノルバデックスもあるのです。これってホルモン剤ですよね。 どこかのサイトで、抗がん剤とホルモン剤は一緒にしてはだめ、と読んだ気がするのです。これは飲んでもいいんでしょうか。すごく気になってます。 ちなみに抗がん剤はアドリアシンとエンドキサン、フルツロンでした。ホルモンレセプターはプラスです。 よろしくお願いします。

96 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/18(火) 08:51
狸と申します >94ねずみさん ハーセプチンは御存知のとおり補助療法としての適応は未取得です。ですから標準的な治療方法と言うのは存在しません。ただし参考になるものとしては昨年ASCOでも話題になった補助療法(ただしこれは術前でしたが、術前、術後は同様の効果を示すとの考えが有力です)や他の補助療法での投与方法が参考になると思います。ですが、自分の知っている範囲ではほとんどが毎週投与で実施されていますので、御質問には回答不能です。補助療法、特に乳癌の場合には補助療法時の負担感が大きく、注射剤ですので毎週病院に拘束されるのは結構厄介ではないかと思います。それと自己負担での使用で経済的な問題点もあろうかと思います。そのあたりを考えて主治医が出してきたアイデアだと思いますが、科学的な根拠はやや乏しいと考えます。

97 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/18(火) 08:52
狸と申します >95ろきさん 4センチと言うと温存施行はできないとの判断が出る大きさです。それを術前補助療法で叩いてから小さくして温存施行を狙っていると言う事かと拝察いたします。私がカキコしました74番あたりのママさんとの一連のやり取りも参考にしていただきたいのですが、それ以外のご質問として、ノルバデックスの術前使用はアリか?ということですが、化学療法との併用、効果の期待性等いずれもほぼ問題ないと思います。特にホルモン受容体陽性なのですから効果は十分期待できます。ただしご確認いただきたいのは腫瘍が縮小した後の治療、またもし万が一腫瘍縮小が果たせなかった際の手術の方法などです。標準的な場合、腫瘍縮小で温存ができたなら放射線治療で、術後補助療法を入れるかは判りません(正直言ってノルバデックスは入れるべきですが、術前に使ったから、と言って入れないという可能性があります)。また縮小しなかった場合は前摘出せざるを得ないのですが、その場合補助療法はどうするのかをきちんと確認した方が良いですよ。なぜなら術前補助療法と術後補助療法の両立、住み分けは今のところ議論中であり、標準的な取り扱いが決まっていないからです。

98 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/18(火) 16:22
みぞれさん。 治療法の情報を、ということですので、治験ですが、ハーセプチンが 奏功したらなら可能性があるかも知れません。 http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2004_07/P1000275.html 近畿大学腫瘍内科と名古屋大学の2カ所しか知りませんが、他でも やっているかもしれません。 ネット検索で治験情報を探す場合は、「GW572016」または「ラパチニブ」です。 ハーセプチンと同じく分子標的薬なので、細胞毒性の抗癌剤ほどの 副作用は出ないと聞いています。 ただ、条件として、ハーセプチンとゼローダの効果が見られないこと、 というのがあるそうです。 転移すれば治癒はない、というのは現時点での標準治療での話です。 それでも延命はできるでしょうが、新しい治療法の可能性に賭けてみる という選択肢も、もっと患者に知らせてほしいと思っています。 なので、みぞれさんにもお知らせしますが、こういうのは嫌だと 思ったら、ヨタ話だと無視してください。

99 名前: ろき 投稿日:2005/01/18(火) 20:32
狸様、ありがとうございました。主治医とよく話し合ってみます。 気になったのは、他院で治療中の知り合いに「抗がん剤とホルモン剤は一緒にやらない」と言われたからです。「乳がん 私らしく生きる」という本にも、一緒にやると効果が落ちる、といったことが書いてあり、実際問題どうなのだろうと思ったのです。 ご回答感謝します。

100 名前: みぞれ 投稿日:2005/01/18(火) 23:05
98さん貴重な情報ありがとうございます。 今日BRP免疫療法の先生に直接話しを伺ってきました。 母はどうしても抗がん剤(タキソール)は副作用の事や、 体の良い部分まで破壊してしまい、その結果免疫力が下がり、 即効性はあるもののいずれまた転移するだろうという心配があり 使用は避けたい様です。 その結果今日先生ともよく話したのですが、 今転移している鎖骨上リンパ節に放射線をかけながら BRP免疫療法を試してみる事にしました。 ハーセプチンも放射線治療と併用した方が免疫療法の効果もあがると言われましたが、 費用的にも厳しくなるのでハーセプチンの方はやめるかもしれません。 母の知り合いの方がやはりうちの母と同じ乳癌から鎖骨上リンパ節転移して 抗がん剤治療していたのですが、その後肝臓に転移して余命3ヶ月と言われてました。 その方はもう抗がん剤治療では駄目だと思いBRP免疫療法に賭け もう10年生きて今では元気に暮らしています。 母も助かればいいのですが・・・。

101 名前: たか 投稿日:2005/01/19(水) 23:25
こんばんわ。 母が今朝5:30 癌性肝不全で亡くなりました。 今まで情報や暖かいお言葉ありがとうございました。 心からお礼申し上げます。 どなたかは失念してしいましたが、「何をしても後悔するし、何をしなくても後悔する」 という言葉の意味を深く理解しました。 現在は葬儀へ向けて活動中です。 繰り返すようですが、ありがとうございまいした。m(__)m

102 名前: 千春 投稿日:2005/01/19(水) 23:42
心よりお悔やみを申し上げます。 お辛い中しばらくは慌ただしい日々が続きます。 そしてその後は多分この先一生、お母さまへの思慕の念と共に色々な想いが交錯するのだと思います。 私の父への気持ちと同じように・・・。 たかさんもお疲れの事と思いますが、悲しみと疲労感、虚無感が後からうねりのように襲って参りますが、どうぞお体を大切になさってください。 お母さまの為にも。

103 名前: まあ 投稿日:2005/01/25(火) 07:30
お久しぶりです。いよいよ明日でハーセプチン十二回目です。その後の治療方はいまだ主治医は悩んでるみたいで色々調べてくれてるみたいなのですが、私みたいな患者は全国的にマレで症例がないからと言われてしまいました。明日何を言われるかいまからすごく不安です。

104 名前: まいける 投稿日:2005/01/26(水) 00:13
まいけるです。 妻は年明けからウィクリータキソテール+ゼローダ、アレディアというメニューで治療を進めてきています。しかしながら、ここに来て「手足症候群」がかなり顕著に現れ、特に足裏部分がひどく歩くのもままならない状況になりました。手も指先が赤黒く腫れているような状態です。おまけに口腔内には口内炎という有様でして・・・。おそらくはゼローダの副作用と思われます。そこで主治医とも相談し、休薬することになりました。昨年末から服用を始めたわけですが、ここに来てこのような重篤な副作用が出るとは・・・・。他の皆様からの情報も得ていましたのでそれなりに対処を心がけていたつもりでしたが、やはり「副作用は個人ごと」と言うとおりですね。どちらかと言えばタキソテールの副作用を警戒していただけに少々、あわてました。ゼローダの副作用へはやはり、皮膚科も含めた対処療法や休薬しかないんでしょうかね。使用されている皆様、いかがお過ごしでしょうか。

105 名前: ヒロ 投稿日:2005/01/26(水) 21:41
マイケル様。私も奥様と同様な状態で治療しております。 私は昨年2月からゼローダ、アレディアで治療しています。 マーカーが落ち着いてるのとガンの数が変らずということで効いていると思ってます。 が、やっぱり手足症候群には勝てず、12月から今月まで2週服用1週休でやってます。 来月からは又3週1週休でいく予定です。(アレディアは1.5倍に増やしました) 皮膚科の薬は少しは痛みが治まるようなきがしますが、Drからは 治すには休薬しかないので主治医に相談しなさいと言われ、今のやり方で改善され痛みも 腫れ?も8分位とれました。 なんとか奥様の状態が改善されたらいいですね。 

106 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/27(木) 08:06
狸です >ろきさん 遅くなってしまい,申し訳ありません 抗癌剤とホルモン剤はいっしょにやらない、との記載の真意が不明です。ですがいっしょに、というのは”同時に”という意味かもしれません。一般に術後補助療法は化学療法が終わってからホルモン療法(ホルモン受容体陽性の場合)になりますので、これは”同時に”ではないので”いっしょに”ではありません。化学療法とホルモン療法は作用機序が全く異なり、また副作用もほとんど重ならないため、いっしょに使う事は特に問題にはなりません。現実に経口抗癌剤とホルモン療法の同時使用は結構行われるものですから。

107 名前: たつや 投稿日:2005/01/27(木) 18:32
狸先生 ご無沙汰しております。昨日、彼女の術前療法の6回目(予定では最終回)でした。そしてまた質問させて頂きたいのですが、3週間前の超音波画像では4.5cmで縮小は認められず、昨日の診断では5.2cmに大きくなっていましたが、超音波画像で腫瘍の中心部よりやや上に 黒い影?があり主治医の判断では 癌細胞が壊死して水分に戻った部分だということでした。主治医の先生が見ても とても珍しい現象らしく、かなり驚かれてました。このような場合で温存可能な大きさまで縮小した例などあるのでしょうか?ご存知の方が居られましたら教えてください。あと最近話題になっている シメチジンの話を主治医にしたところ ガスターD20を処方していただいたのですが、H2ブロッカーにも種類があるらしくガスターD20の成分について教えてください。また臨床段階なのは十分に承知のうえですが、服用量なども もし情報があれば教えてください。よろしくお願いいたします。 

108 名前: あい 投稿日:2005/01/28(金) 14:14
すみません、いったん上げます

109 名前: にん 投稿日:2005/01/28(金) 20:28
男も乳癌になるんですか??

110 名前: 千春 投稿日:2005/01/28(金) 21:41
なりますよ。 http://www.cancernet.jp/qanda/cases/qa_2/f_2.html

111 名前: にん 投稿日:2005/01/29(土) 08:50
ホントですか?乳首のちょうど奥に…とゆうか乳首が出てるみたいな感じにしこりっぽいものがあるんですよ!あと触ったりしたら痛いです

112 名前: 千春 投稿日:2005/01/29(土) 12:23
気になるようでしたらネットでは絶対に診断がつきませんので・・・ >>67

113 名前: まいける 投稿日:2005/01/30(日) 01:55
まいけるです。 ヒロさん。レスありがとうございます。お返事遅くなりすみません。ヒロさんも「手足症候群」出てますか・・・。妻も本当に辛かったようで3日間臥せてしまいました。やはり休薬を指示され丁度1週間が経ちました。痛みも和らいできているようで、歩くことも格好がついてきました。手の方は痺れもあるようです。例えが悪いですが、まさしく「一皮剥ける」という様な感じで、皮膚がむけてきています。水仕事は無理なようです。ヒロさんも、治療が順調に進まれるとよいですね。また、よろしくお願いします。

114 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/01/31(月) 08:22
狸です >たつやさん ちょっと答えにくいので躊躇しておりましたが、思い切って記載させていただきます。 ガスターは本来胃潰瘍や急性胃炎等に用いる薬剤で、H2受容体拮抗剤です。これをがんの治療に応用するとの考えはその是非はここでは申しません。また投与量の件はガスターには間質性肺炎に対する注意勧告が過去出ており、また心毒性に対する重大懸念がありますので、投与量は現在の認可範囲にすべきです。一般薬でしかも基本的には胃に対する薬剤ですので、投与量が薬効で縛られるとすると、癌に対しては更に多く投与する、との考えもありえるのですが、上記の懸念から現在の認可量(胃潰瘍に対する)である40mg/日を厳守してください。他に副作用としては肝機能障害などもあります。詳しくはここを見てください(http://www.tatsumi-kagaku.com/item/item_pdf/060211.pdf

115 名前: たつや 投稿日:2005/01/31(月) 21:47
>狸先生 狸先生の ここでの立場上とても答えずらい質問への返事ありがとうございます。書き込みしたあとに 民間療法のシメチジンのスレを見つけて拝読したところ、とても答えにくい質問であることに気付きました。申し訳ありませんでした。シメチジンの件については、民間療法レベルということを理解して 主治医との相談のもと考えていきます。腫瘍の部分溶解については、どうお考えでしょうか?主治医の驚きようといい、術前療法を続行することといい、乳腺状にガン細胞が残る縮小とは違うような気がするのですが、、、お忙しいとは思いますが 狸先生の見解を聞かせていただきたいです。宜しくお願い致します。

116 名前: 774 投稿日:2005/02/01(火) 12:06
ひとこと シメチジンに関する抗腫瘍効果による検討は、国内外でも大腸癌に対して 3相試験が進行中です。 ・http://www.jmto.org/activity/results_report/cc02_01/ また、進行腎がんに対して、IFN/シメチジンの国内無作為比較臨床試験 なども進行中です。 なお、同じH2ブロカーではありますが、臨床試験はファモチジン(ガスター) ではなくあくまでもシメチジンで行われています。 乳癌に対してはシアリルルイス抗原の発現によりシメチジンの抗腫瘍効果 が期待できるのではといった推測の段階といったところでしょうか。 なお、シメチジンには内因性ホルモンへの影響もあり、今後の得失に関する 報告を待ちたいと思います。

117 名前: たつや 投稿日:2005/02/01(火) 21:53
>774先生 お返事ありがとうございます。内因性ホルモンへの影響とは どんなことがあるのですか?わかりやすい資料などのADなど 教えていただけたら、ありがたいのですが、、、よろしくお願いします。

118 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/02(水) 08:11
狸です >774先生 自分が返答すべき件をご返答いただき、どうもありがとうございました。またシメチジンと女性ホルモンの件はきちんと記載しておくべきでした。申し訳ありませんでした。 >たつやさん シメチジン(タガメット)は確かに安全性が高いとされる薬剤で、乳がんに効果があれば使いたい、と考えるのは言わばあたりまえの事ですね。いわゆる健康食品とは一線を隔する話ではあります。ですが774先生のご懸念は以下のようなことです。 シメチジンは副作用としてプロラクチンという乳腺刺激ホルモン増加作用があるとされます。場合によっては男性の場合女性化乳房にいたることもあります。このプロラクチンはホルモン依存性の乳癌では決定的な増殖因子であるエストロゲン量を増加させる作用もあるわけですから、考え様によっては乳癌を治すつもりであってもその増殖作用を示す女性ホルモンを増加させている、という可能性もありえます。また乳腺刺激作用というのも乳癌に良い影響とは言えません。ただこれらは頻度不明の副作用による効果であり、必ず起きるか、どの程度深刻かは不明です。ですが乳癌に効くとの作用も同様に効果不明ですので、プラス、マイナスの両作用が効果不明である点を考えますと、乳癌治療に積極的に使用するかは何とも言えません。このあたりがシメチジンの乳癌領域での使用に対する明確な意見が出てこない要因かと思います。

119 名前: ひかり 投稿日:2005/02/02(水) 10:23
教えて下さい! 胸にシコリを見つけて乳腺外科に行きました。触診、マンモ、エコー、エコー下/細胞診をした所、癌ではなく乳腺症と言われました。 以前、細胞診で癌細胞が取れれば癌と診断できるが、癌がとれないからといって癌ではないと言い切れない。と聞いた気がするのですが、エコー下/細胞診の場合は、どうなんでしょうか?(細胞診をした医師は指導医だそうです。)エコー下/細胞診をした場合は、癌であるか否か、間違いなくわかるのでしょうか? どうか教えて下さい、よろしくお願いいたします。

120 名前: たつや 投稿日:2005/02/03(木) 09:40
>狸先生 解りやすいご返答ありがとうございます。シメチジンの件は次回にでも、Ca19-9・SLXを調べてもらい、主治医と相談のもと考えていきたいと思います。彼女の場合、Er・Pr・Her2共に陰性なので化学療法と放射線以外には治療法がないと思うのですが、今のところ術前化学療法でも 腫瘍中心部の部分溶解のみで、これといった治療結果はでていません。そこで教えていただきたいのですが、手術で腫瘍を摘出後、取り出した腫瘍をもとに どの抗がん剤が効くのか検査してもらうことは可能なのでしょうか? 術前療法の奏効が結果として出てこないので、”術後はもう抗がん剤しない”と言う彼女をなんとか元気づけてやりたい一心です。 いつもいつも 質問ばかりで申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

121 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/03(木) 12:08
狸です >たつやさん >手術で腫瘍を摘出後、取り出した腫瘍をもとに どの抗がん剤が効くのか検査してもらうことは可能なのでしょうか? これは技術的には可能なのですが、医療サービスとしては残念ながら受ける事ができません。未だ研究レベルの話であるとお考えください。研究としては慈恵医大、聖マリアンナ医科大学病院などではやっております(学会報告例あり)。ですが患者さん側からの依頼を受けられる体制にあるかはこちらでは判りませんし、なによりも、効果判定の基準などが未整備(コンセンサスに至っていない)ため、メリットデメリットの判断ができません。 今後の治療についてですが、術前補助療法を実施した後は一般には補助療法はしません(除くホルモン療法)。これは術前、術後とも併せて補助療法という扱いであり、目的は微妙に違うものの、再発抑制を狙っているからです。ですが術前術後とも治療する(ただし薬剤を換える)と言う先生もおられ、臨床試験で(どっちもやると言う)効果が明らかにされていないとは言え、気になります。また達也さんの彼女さんの状況も大変気になります。まだお若いですし、107でお書きの件も気になります(良い意味で、です)。107にあります主治医の談である、”癌細胞が壊死して水分に戻った部分”は効果があった可能性があります。画像診断の件は正直判断不明ですが、比較的後になって効果を示した事が驚きなのかもしれません。 私が思います以後の治療ですが、発見時の腫瘍サイズが大きく、リンパ節転移もありますので、今回の縮小があったとしましても温存を選択なさるのはリスクが大きいと思います。全摘なさるには年齢的にも大変お辛いとは思いますが、やはり元気に過ごせることが一番であるかと思います。また全摘に際し、パートナーの理解が大変重要である点は良くご存知であろうかと思います。その上で更に術後補助療法もお受けになった方が良いかと思います。もしタキソテールによりひどい副作用が無いのでしたら、投与後期に得られた縮小はタキソテールの薬効である可能性がありますので、術後補助療法にも使えますと再発防止の効果が期待できます。ただしこれは標準的な療法ではありませんので主治医の意見を良く聞いてください。 他人が差し出がましい事を申しまして恐縮ですが、状況を拝見しましての意見であります。参考になれば幸いです。

122 名前: たつや 投稿日:2005/02/03(木) 23:18
>狸先生 お返事ありがとうございます。 >他人が差し出がましい事を申しまして恐縮ですが、状況を拝見しましての意見であります。 とんでもないです。こんなこと書いていいのかわかりませんし、誠に勝手な心情ですが、私はここのサイト上で 狸先生へセカンドオピニオンしたという気持ちで質問させていただいてます。ここのサイトを見つけて、初めて書き込みするまでに随分時間がかかりました。それは彼女の病気を 私自身が受け入れられるようになるまでの時間だったように思います。その間に色々なスレを読みました。狸先生への質問と 先生の”心ある返事”そのやりとりを読むうちに少しづつ現実を受け入れ、”書いてみようかな?”と思えるようになりました。彼女とは、中距離恋愛で診察にも一緒に行けません。主治医とのやりとりもそばに居たわけではありません。こんな状況下で、私にとって狸先生の解答はとてもとても支えになっています。これからも宜しくお願いします。 そして感謝の気持ちでいっぱいです。もしここでのルールに反すること、狸先生の善意を歪める可能性があることを書き込んでいたら忘れてください。  当初の治療計画はCEFx4~6クール タキサン系x4~6クール後 摘出手術だったように思います(明確には憶えていませんが、、) 来週の水曜日に超音波診断に行くのですが 今は”壊死部分”が少しでも大きくなっているよう 祈りながら待つしかないようですね。全摘出に対する彼女の覚悟も、少しづつですが出来てきているように思います。私はそんな彼女を 精一杯支えていきます。 術後補助療法については 狸先生の意見を考えながら、主治医と相談していきます。また結果報告いたします。ありがとうございました。

123 名前: ひかり 投稿日:2005/02/06(日) 11:45
ひかりです。 家に帰って来てから、いろいろ気になってしまったのですが、、、 先生に疑問点を聞くことにしました。 どうもありがとうございました。

124 名前: 投稿日:2005/02/06(日) 12:21
ひかりさん、気にはなってたのですが 発言は控えていました。 他のみなさん達も同様ではなかったか、と思います。 あなたが、ご自身でそうして正しい選択に辿り着いたことを喜ばしく感じています。 しかも、それをココに報告にきてくれた。 これはなかなかできることではありません、感心しましたよ。

125 名前: 医学生 投稿日:2005/02/09(水) 02:26
たつや様へ 私は某医大の医学生です。腫瘍にどの抗癌剤が効くかの感受性テストのお話ですが、もしお受けになるなら聖マリアンナ医科大学をオススメ致します。感受性テストは東大、阪大、慶應、名古屋、岩手と色々なところで行われています。しかし、聖マリアンナ医科大学以外は全て米国の輸入キットを使用しており、一回数十万円はくだらない額がかかります。聖マリアンナ医科大学は独自に開発したキットを用いて一回二万円とお手頃。しかも感度を計る正確性は遥かに米国キットを凌ぐ結果を出しています。安くてしかも正確であるということです。

126 名前: 医学生 投稿日:2005/02/09(水) 02:34
先ほどの続きですが、私は聖マリアンナ医科大学の学生では無いので、実際に臨床に患者の希望で適応出来るかは存じておりません。(この知識は授業で習ったことです。)残念ながら私の大学では感受性テストを行っていないので、恥ずかしながら在学大学を推薦できません。そのため、コアな部分をお伝え出来ないことをお許し下さい。また授業でこの話が出たら報告致します。

127 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/09(水) 08:32
狸と申します >医学生さん 正義感と使命感の強いカキコで大変頼もしいです。失礼ながらきっと患者さんの気持ちのわかるドクターになっていただけるものと確信いたします。私は医師ではありませんが、薬剤の研究者としてこちらでは返答めいた事をさせて頂いております。たつやさんの抗癌剤感受性試験の御質問に対しまして、私は詳細は不明である旨返答させていただきました。これは以下の理由によります。 まず、たつやさんの彼女さんの状況が手術を決断すべき次期に近づいている点です。たつやさんの彼女さんがお受けの治療は術前化学療法というもので抗癌剤により手術前にがんを小さくしよう、という目的があります。この術前化学療法は特に乳房温存施行率アップに重要な治療法なのですが、デメリットとして薬剤投与期間に(抗癌剤が効かなかったら)手術タイミングを逸する、というものがあります。 幸い伺っている範囲ではタキソテールによる薬効があるようですからこの懸念はかなり少なくなりました。ですが温存に至るかどうかは正直かなり難しいと言わざるを得ません(温存は腫瘍径3センチ程度でないと再発リスクが大きすぎます)。ですからこれ以上手術まで時間を開けるべきではない、というのが私の考えです。これは仮に感受性試験をするとなった場合、転院や試験依頼等で奔走する間にまたまた時間がとられてしまう点も考慮する必要があります(現状でほぼ術前投与期間終了ですから待つ間は薬剤投与なしになってしまいます)。 更に感受性試験の意味合いです。前にも書きましたが、この試験は今のところ研究段階です。あるいは聖マリアンナ医科大ではすでに治療に応用しているかもしれませんが、現状では社会的に認知された、いわゆる標準的治療ではありません。ですから技術的にはある程度可能でも、その効果判定や詳細な使用方法などは研究をしている先生方に知識が偏重した方法と言えます。これは研究している先生方が優秀とか信用できるかといった問題ではなく、標準と認められていない事が懸念であるだけです。恐らく今後先生方の研究により進歩していく事が十分期待(予想)されますが、現状では残念ながら治療体系に組み込む事はできません。程度の差はあれ、治療の中での位置付けは肺癌領域でのp53遺伝子治療などと同じ扱いになります。ちなみに標準的な治療として認知されるためにはやはりある程度の規模をもったランダム化比較試験などが必要になりますが、このデザインもかなり困難でしょう、、、。 医学生さんはどんな医師になっていくのでしょうか、、、。医者の世界ももちろんいろいろな事があります。良い事悪い事いっしょくたです。ですが患者さんのためになる、以上のことはないと思います。そういう意味では多くの方の目的は同じであるといえます。ぜひ患者さんの気持ちのわかる医師になってください。私は薬剤開発側で微力を尽くしたいと思います。えらそうな事を書きまして恐縮ですが、将来を期待すればこそ、とお考えいただければ幸いです。

128 名前: りんどう 投稿日:2005/02/11(金) 02:04
はじめまして。乳癌で術後化学療法をうけています。お伺いしたいのですが、かつらを購入するさいに気をつけることはありますか?人毛とか人工毛とかいろいろあるようですが…。よろしければアドバイスをお願い致します。(スレ違いだったら申し訳ありません。)

129 名前: 投稿日:2005/02/12(土) 23:20
まず間違いなく抗癌剤が終われば髪は生えてくるので、半年ほどしか使わない「かつら」です。 あまり高価なものを買ってももったいないかも。 皆から聞くところによれば、高価だからって気に入る似合うとは限らないようですよ。 >>69で出ているところは、、お安い!割と自然。お勧めですが「若向き」です。 りんどうさんの年齢が分からないですけど、かなりの年でも「若向け」イケマス!(笑 髪の分け目がはっきりしてないタイプが自然に見えるような気がしますね。

130 名前: 千春 投稿日:2005/02/13(日) 15:46
http://www.gankeijiban.com/linkdb/search.php?mode=search&page=1&sort=mark&method=and&word=%A4%AB%A4%C4%A4%E9&engine=pre  経験者の方からのアドバイスが何よりと思いましたが一応検索してみました。 でもこの検索ではあまりお役に立てなさそうで、中途半端なコメントでごめんなさい<(_ _)>

131 名前: たつや 投稿日:2005/02/14(月) 14:43
>医学生さん たいへん貴重な情報を ありがとうございます。顔も知らない私のために書き込んでくださった医学生さんの”やさしさ”に心より感謝いたします。私は一般社会で生きる者として、日々”俗世間”と戦い続けています。医学生さんも 医療の現場に入られても今の”心のやさしさ”を忘れることなく、やさしさを持ち続けるための強さを持ったドクターになってください。心より期待しております。感受性試験については、色々考えて、チャレンジしたいと思います。また何か情報があれば教えてくださいね。よろしくお願いいたします。

132 名前: たつや 投稿日:2005/02/14(月) 15:49
>狸先生 先週の水曜日に診察に行ってきました。タキソテール投与2週間後で、超音波はしなかったので、”壊死部分”の変化はわかりませんでした。でも私たち素人が触っても、腫瘍は確実に大きくなっているのがわかりますし、彼女曰く”脇の下の違和感がひどくなった”といいます。腫瘍上の皮膚も内出血で紫色になっています。なのにもう一度だけタキソテールをするそうです。しかもその一回は術前、術後どちらでもいいと主治医は言われますが、このような状況下で残りの1クールに意味があるのでしょうか?主治医に訊いてみると、”エビデンスに基づいてCEFx4 タキサンx4が1SETだから”としか答えてくれません。治療経過がどうであれ、エビデンスに則った治療計画を強行しようとしているように思えてならないのですが、、、 当初の治療計画は術前CEFx6クール、手術、タキソテールx6クールだったようですが、CEFを3クールで断念し、タキソテールを術前で使ってしまったため、標準治療として術後は放射線以外なにもできないそうです。術後は、再発しないよう祈るしかないのでしょうか?CEF・タキソテールが奏効しない乳がんで、他の抗がん剤が奏効した例などないのでしょうか?あんなに辛い治療を頑張ってきたのに、奏効した結果もないまま、あとは祈るだけなんて悔しすぎます。 手術については 皮下乳腺全摘出手術をするそうです。(なんとか彼女の覚悟がそこまで進みました)全摘出手術と比較しても、再発率は数パーセントしか変わらないとのことですが、どれくらいの差があるのでしょうか? いつもいつも質問ばかりで申し訳ないですが、何卒よろしくお願いいたします。

133 名前: たつや 投稿日:2005/02/14(月) 16:55
>りんどうさん 昨日、スヴェンソンの神戸店へ行ってきました。とても細やかな心配りのあるところで、すごくよかったですよ。(値段は少々高めでしたが、、、) 失敗しないための注意点は、まず髪の色ですね。店内の照明下ではいい具合に見えても、太陽光の下では大きく違ったりするので、なるべく窓際(太陽光の当たる場所)で確認されたほうがいいと思います。次に髪質ですが少々高くても、人毛100%がいいと思います。アクリル混合はヘアードライヤーでブローができません。(チリチリになります) そして分け目の所です。人工頭皮が付いているもの(かつらのネットが見えないもの)がおすすめです。最後に生え際に短めの産毛のようなものが付いていれば、前髪をかき揚げたり 前方からの風にも安心です。 機能的な部分では、頭皮に触れる部分が多少伸縮性のあるものがいいと思います。髪が伸びてボリュームが出てきても”自毛デビュー”できるまでには、しばらく時間がかかります。その期間窮屈にならないためにです。 あとはお店へ治療前の写真や雑誌の切り抜きなどを持参していけば、希望に沿ったカットをしてくれます。短い期間かもしれませんが、自信を持って街を歩けるということは、辛い闘病生活を少しでも明るくしてくれるような気がします。私の彼女も、昨日は”昔の自分に戻った”といつもの何倍もの笑顔を見せてくれました。 りんどうさんの”失敗の無いかつら選び”の参考にしていただければ幸いです。お互いに頑張りましょうね。

134 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/14(月) 17:43
狸です >たつやさん 大変な一日でしたでしょう、お疲れ様でした。またお辛い事も聞くことになり、御心中お察しいたします。ですが、敢えて申しますが、まずは落ち着きましょう。 術前補助療法でアンスラサイクリン(この場合エピルビシンですね)、とタキサン(同タキソテール)を使ってしまった場合の術後補助療法についてですが、、、。おっしゃるように、大きな期待を込めて実施した術前補助療法ですが、タキソテールを1クール残して手術をするか、あるいは術後にそれを実施するか、が疑問であるとのことですが、これはエビデンスに振り回されているわけではないと思います。考え方としては、効果が確認されているのは”タキソテールをちゃんと入れた場合”のみであって、”1度省略したらどのくらい効果が落ちるか?”というデータはありません。ですから医師にしてみれば少しでも可能性を追求したいとの考えがあるのであろうと想像します。また補助療法は術前でも術後でも再発抑制の観点ではほぼ同等の効果があるとされますので、”手術前後でどちらでも良い”、との発言は決して投げやりなのではなく、メリットデメリットを考えた上でのちゃんとした発言ですよ。 次に術後の補助療法としてどうするか?という件ですが、お辛いのに頑張った甲斐が無い、というのは非常に良くわかります。しかし一方で標準的にどうするかの治療法が乏しい点も残念ながら事実です。その場合どうするか、という事ですが、個人的な考えを述べますと、経口剤であるUFTを候補に挙げさせていただきます。これは術後補助療法としてCAF並みの再発抑制効果があるとされますし、現在エピルビシンを使った以上、効果が期待できるレジメンはCMFとなることを考えると投薬が煩雑な事などを考えますと経口剤が楽ですし、一定の効果も期待できるからです。また放射線治療といっしょに服用はちょっと厳しいかもしれませんが、作用機序的な相乗効果も期待したいところです。 最後に皮下乳腺全摘とのことですが、これは再建を考慮したためと想像します。おそらく彼女さんがまだお若く、今後の事も考えたため、と想像します。これが今後の再発リスクとどこまで絡むかは正直申しまして、診断の結果次第ですのでここではなんとも申せません。ですが、勝手な想像と思いつつも、ここまで標準療法にこだわりを見せる主治医先生が、敢えて冒険を犯すような(全摘ではなく、再建を目指したような術式)を取るとは想像しにくいので、恐らくは乳糖部分には浸潤(癌の広がり)が無いとの判断があったのではないかと思います。 今が皆さん一番お辛く、主治医も恐らく相当のストレスの中にいます。ここで信頼感を損なってはそれこそこれまで頑張ってきた甲斐がありません。私の物言いも間違っているかもしれませんが、やはり主治医先生のお考えをよくお聞きになって、安心して手術を受けられるようにして差し上げてください。

135 名前: りんどう 投稿日:2005/02/14(月) 23:34
>あ様 ご紹介ありがとうございました。年齢…、そうですよね、書き忘れましたが40歳です。 ご紹介いただいたサイトはリーズナブルなのもさることながらいろんなバリエーションがあって、見ているだけで楽しい気持ちになりました。 ゴスロリ風とか…今なら何をやっても許されるかも…?? >千春様 検索までしていただき、本当にありがとうございます。 こちらの掲示板をみつけて日が浅く、少しずつ過去ログを読んでいるところです。お母様、その後お変わりありませんか? >たつや様 彼女さんが心配な状況なのに、丁寧なアドバイス、ありがとうございました。 明日、とりあえず病院から紹介されたところに行く予定です。たつやさんのアドバイスをしっかりメモして、チェックしてきます。 たつやさんの彼女さん、そしてここに集まる皆さんの治療がうまくいきますように!

136 名前: たつや 投稿日:2005/02/15(火) 11:53
>狸先生 早々のレスありがとうございます。レスを読ましていただいて、落ち着くことができました。 補助療法は術前でも術後でも再発抑制の観点ではほぼ同等の効果があるとされます。とのことですが、タキソテールが術前補助療法で腫瘍縮小、もしくは同サイズの維持が果たせなくても、全身に回っているガン細胞には一定の効果がある。と理解してよいのでしょうか? 理解力不足で申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い致します。

137 名前: 投稿日:2005/02/15(火) 15:49
>>135 40歳ならば 間違いなくイケます(笑) そうです、何をやっても許されますよ。せっかくだからこの時期のお楽しみとしてしまいましょう。 ここのはサイズはフリーでアジャスターで調節するようになっています。 付け心地は万全とまではいきません、まるで帽子を被っているような感じがしました。 でもそれもすぐに慣れましたね。

138 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/16(水) 08:29
狸です >たつやさん 術前補助療法の件、大変気がかりなのが良くわかります。彼女さんを想われるお気持ちが良く伝わって参ります。以下は自分の考えですので一般性は余り無いかもしれませんが、、、。 まずこれまで伺った内容から、ご相談のケースではタキソテールが”バッチりではないがそこそこ効いた”という印象です。これは効果不十分という意味ではなく、術前補助療法としての薬効はベストには至らなかったという意味で、換言しますと術域縮小効果は十分ではなかった、という感じです。ですから今後もし更にタキソテールを投与しつづければあるいは更なる縮小が得られる可能性もあるかもしれません(標準的でないのですが)。ですが一方で病巣がまだ絶対的な大きさ(マス)で存在し、このままじわりじわりと薬剤を効かせつづける事は新たなる転移や耐性化を防げるか判らないですから、まずは主病巣を除去してしまう、という考えからしましても、ここは手術に踏み切る方が良いと思います(ここまではすでに説明しましたね)。 それでここまでの術前補助療法が身体にすでにあるかもしれない微小な転移巣に効果があったか?と言う点では、確たる事は言えませんが絶対的な病巣マスが小さい微小転移巣は抗癌剤の効果が出やすいことや、経緯から薬効は出ていそうである点などを考え、一定の効果を期待して良いのではないかと思います。今後の手術の後のことですが、主治医と治療についてよくご相談されることはもちろんですが、手術後は癌が身体に無い状態になるため、世間で言うところの”癌にならない”食生活が意味を持ってきます。さりとてあまたある健康食品を摂取するのは個人的にはお勧めしませんが、基本的にはストレスの無い、リズム感のある、規則正しい健康的な生活を送る事で免疫機構の亢進がのぞめます。今は御心配な事ばかりでさぞ大変でしょうけど、ここはがんばって乗り越えてください。

139 名前: りんどう 投稿日:2005/02/16(水) 16:13
皆さんのアドバイスのおかげで、納得のいくかつらを買うことができ、とても感謝しています。 仕事のこともあり、とりあえずは無難な感じの、ミディアムなセレブ風?にしましたが、ちょっと遊べるタイプのかつらも注文中です。 どうもありがとうがざいました。 来週早々にCEF2回目です。副作用がだいぶ出たのでまた入院になっちゃいましたが、がんばってきます。

140 名前: りんどう 投稿日:2005/02/16(水) 16:16
うわ… ×どうもありがとうがざいました。 ○どうもありがとうございました。 お恥ずかしい…

141 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/16(水) 16:56
りんどうさん。待っているからがんばって来てくださいね!!

142 名前: ナナ 投稿日:2005/02/17(木) 00:45
私は18歳の女です。胸に2cm位の四股りがあります。乳癌なのでしょうか?スゴク心配でたまりません。誰かアドバイスお願いします。

143 名前: たけ 投稿日:2005/02/17(木) 08:56
まいけるさん お久しぶりです。たけです。 うちの母親もタキソテールとゼローダの併用治療を9月末から 今まで6回にわたってやってきました。 今は治験としては終了し、少し抗がん剤治療をお休みしている ところです。 ゼローダの手足症候群うちも大変でした。 爪が真っ黒になって、その次に爪がむけたり、化膿したりしたので 小銭を取ったり、診察券を取ったりするのも大変なようです(今も) また足の感覚がおかしいので、少し歩くとだるさが来るっていうのもあったようです。 結果休薬ではなく、ゼローダを一粒減らしていただき 副作用が減ったような気がします。 うちの場合は、タキソテール21日間に一回、ゼローダは14日間毎日2回の治療を していまして、ちょっとわかりにくいですが、7日間お休みの時期があり それをめがけて温泉療養していました。 温泉に行くと、かかとや手の甲が乾燥がかなりやわらいでいました。 温泉に行ってみるのはいかがですか? うちはつらい治療をこなしたおかげで、肝臓の腫瘍や骨転移に 有効だったようで縮小していました。 マイケルさんの奥様も辛い治療をこなしているのですから 絶対いいことありますよ。 休薬+薬を減らして頂いてみるのもいいかもしれません。 薬が減っただけで精神的に違うと言っていました。 うちは今お休み期間なのでこれからの作戦を考えなくちゃです。 大切な人が少しでも長く治療が有効であることを 祈るしかないですね。まいけるさん応援しています。  

144 名前: たけ 投稿日:2005/02/17(木) 09:15
狸先生 お久しぶりです。 いつも色々教えていただきありがとうございます。 今回も2点教えていただきたいのですが、 現在タキソテールとゼローダの治験が終了し これから骨転移に関しての治療を開始するとのことでAMG162治験か ビス剤どちらかの治療をするということなのですが、 ビス剤の情報はあるのですが、AMG162の情報がないので教えていただき たいのですが。 また治験をして、肝臓や骨の腫瘍がかなり縮小したようなのですが、 治験期間を終了し、担当医いわく内臓の方はこのままでいいから 骨の方の治療をして行こうと言われ疑問を感じています。 骨の治療をするのには疑問はありませんが、内臓の方の治療はいいと いうことに関して疑問があります。 治験というのは、期間が終わったら少し治療をお休みしなくては いけないようですが、その意味でのお休みということなのか、 肝臓の腫瘍の大きさからの判断でお休みしようと言っているのか わかりません。 この治験が母にとって有効だったので継続するかと 思っていたのですが、抗がん剤はしなくていいと言われ?と思ってしまっています。 縮小したものの、まだ肝臓には残っているのに治療をしないというのは どういう意味なのでしょうか? 担当医に聞けばよかったのですが、聞けませんでした。 母本人もしばらくは抗がん剤をお休みしたいと希望しているので 次回の診察時に担当医に聞こうとは思っていますが。 このまま骨転移の治療だけで済むような状況であれば かなりうれしいことなのですが。 狸先生いつも長文ですみませんが、今回もまた教えていただけると 助かります。 

145 名前: まいける 投稿日:2005/02/19(土) 02:59
たけさん お久しぶりです。お母様、治療が奏功しておられるようで何よりですね。 お母様のタキソテール+ゼローダの情報ありがとうございます。妻の場合も、お母様と同様の症状が続いています。手足症候群は本当に傍で見ていていても辛く、爪がはがれた時にはショックを受けていました。妻は1錠でしたので、休薬=服用中止です。ここにきて目やに、目の充血(なみだ目)鼻血なども見られ主治医に相談すると「タキソテールだね」ということで、こちらも休薬になってしまいました。タキソテールは3投1休のウェイクリーなんです。本当に辛い治療をしているのですから、何とか奏功してほしいと切に願うばかりです。しかし、タキソテールの副作用でここまで出るとは、予想外でした。本人の辛さを考えれば簡単にいえないのですが、続けることで病勢が落ち着くのであれば、続けたいと言う気持ちもあるのですが副作用でQOLが低下するのも切ないものです。治療選択のジレンマに陥ります。

146 名前: まいける 投稿日:2005/02/19(土) 16:36
失礼しました。PCは上がらないようしたままでした。(汗)ごめんなさい。

147 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/19(土) 22:22
狸です >たけさん ご返答が遅くなり、申し訳ありませんでした。 すいません、状況が十分にわからないのですが、現在最も懸念すべきことは何でしょうか?骨転移由来の痛みはありますか? 乳がんの肝転移は予後を左右する重大な転移先です。骨転移はQOLを左右する重大な懸念材料です。どちらが深刻かで対応が変わると思います。もし骨転移が痛みなど緊急の対応が要らない状況であれば、また治験でタキソール+ゼローダで肝転移が縮小したのであればどちらかの使用を続行し、肝転移を抑え込むほうが優先すると思います。また骨転移は現在ではアレディアが保険で使用可能になり、またゼローダやタキソテールとの併用もおそらく問題ないと思われますので、AMG162の治験のためそれらを一切やめて、というのは私はお勧めしません。AMG162は破骨細胞の活動を押さえ込むことを目的にしたモノクローナル抗体であり、肝転移への効果は期待できません。しかも薬効がビス剤であるアレディアに勝るかどうかも現段階では不明です。こうした状況では効果があったことが明らかなタキソテールやゼローダを軸に治療を行うほうが期待度は高いと思います。ただしもしタキソテールやゼローダの副作用があるのでしたら、他のことを考える必要があります、、、。

148 名前: たけ 投稿日:2005/02/20(日) 20:53
狸さん 状況がおおざっぱすぎて、すみませんでした。 骨転移と鎖骨上のしこりで治療を続け、昨年末に肝臓転移が見つかり ゼローダとタキソテールの治験を受けていました。 その治験も今月中旬で無事終わり、肝臓と骨の腫瘍が縮小していることがわかり 次もこのまま有効とされている抗がん剤を継続するのだろうと 予想していたところ、担当医いわく骨以外の腫瘍はこのまま放っておいていいから 骨の転移の方を治療して行こうといわれ疑問が出ました。 最も懸念すべきことですが、 抗がん剤によって腫瘍や骨転移の腫瘍が縮小したからといって このまま骨転移以外の治療をしなくて過ごしていいのか不安ということと。 ビス剤の良さはわかるのですが、治験で受けることができるAMG162の メリットとデメリットを教えてください。 骨転移の痛みは特にないようです。 ただ寝起きのときだけ、転移先の腰が硬くなって歩くまで大変なようです。 動き出すと平気なようですが。 よろしくお願いいたします。

149 名前: ユミヲ 投稿日:2005/02/20(日) 23:16
はじめて質問させて頂きます。 先日乳がんと診断されました(40歳・女性・既婚・子ども一人・閉経前)、2.5cmの腫瘍が2つあるとのことです。 現時点の検査(CT、超音波、血液、骨シンチなど)では転移はみられないとのことでした。 治療は術前化学療法でCFEを2~6クール行い、手術予定です。 温存のためにというより「全身に散らばっているがん細胞を抑えた上、尚且つ腫瘍が小さくなればという考えが理に適っている」との 主治医の薦めがありましたので。 前回の診察があった翌日に、細胞診の後が2週間以上たっているのに痛み、患部のほうの手が痺れるような感じがありました。 また脇にしこりのようなものがあるのに昨日気付きました。 検査直後ですので、転移などとは考えづらいのですが…。 次回診察時には主治医にも相談しますが、とても気になりますので、狸先生はじめ皆様にご回答頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。

150 名前: いのげ 投稿日:2005/02/21(月) 01:18
多少の痛みやしびれは医者から見たら気にすることではないのですが わきの下のしこりはおおいに気にするべきです 小さいリンパ節転移は骨シンチには写りません 生検のときに多少感染したためかもしれませんが。 次回診察がいつか知りませんが明日にでも朝食抜いてお風呂入ってから 受診した方がいいと思います

151 名前: 千春 投稿日:2005/02/21(月) 01:23
たけさんの書き込みを拝見してあの治験を検索しましたが私では2件しかヒットせず、 1件はたけさんの144の書き込みでした(・・ゞ 出てきたもう1件はたけさんもご存じかと思いますが一応… http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm19/338415 先生は何故、肝転移はそのままでいいとお考えなのでしょうね? もしうちでしたらやはりそこは自分が納得出来るまでお話を伺うと思います。 そのお薬の副作用の事も治験の段階でははっきりしない上、タキソテールなどとも治験ですので併用不可なのでしょうか。 (で、こんな事書いていいのかな??)…う~ん素人判断ですが、骨転移の症状が書き込みの状態の今、狸さんのアドバイスも念頭に、もしうちでしたらやはりその治験は少し慎重になるかも知れません。(あくまでもただ私なら、と言う事で聞き流してくださいm(__)m) 素人のこう言った意見はマズいかなと思いつつ、思わずたけさんなので書いてしまいました。心を乱すような書き込みをごめんなさい。 次の診察の時、臆せず疑問は全て頑張って先生に聞いてみてくださいね。 何がなんでも母親の楯にも矛にもなりましょう! ユミヲさん、はじめまして(^o^)丿 乳がんの母とこちらにお世話になっております千春と申します。 今…いやな時ですよね。ものすごくもうイヤになるくらい今のお気持ちお察しいたします。(こちらの皆さま全員が知っている気持ちです。) 私たち母娘のその時の事を〝乳癌Part2・646〟に書き込んでありますので、お恥ずかしい書き込みですが、よろしければ読んでみてください。 治療の疑問などはこちらのお優しい先生方がお答えくださると思いますが、 治療の前の不安な日々、是非こちらの板をあちらこちら読んでみてください。 きっと勇気が出てきますよ。私もいつも励まされています。 ご家族、特にお子さまのためにも頑張ってください!踏ん張りどころです。応援しています。

152 名前: ユミヲ 投稿日:2005/02/21(月) 01:53
度々申し訳ありません。先程のレスの補足です。 脇しこりにつきましては、告知後(3週間ほど前)度々意識して脇を触っておりましたが、その時はなかったように思います。 気付きましたのは、19日夜のことで、生理初日でもありました。 また細胞診跡は、絆創膏後がかぶれたのでそのためかとも思ったのですが、奥からのようにも感じられて…。 あと私のような場合、術前化学治療というのは、選択肢としどのようにお考えになられますでしょうか? 不慣れな投稿で、うまくお伝え出来たかどうか不安ですが、何卒宜しくお願い致します。

153 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/21(月) 08:32
狸です >たけさん AMG162はRANKLというタンパクに対するモノクローナル抗体です。もう少し書きますと、破骨細胞に分化を誘導するのがRANKLであり、その抗体を使うと破骨細胞の生成を邪魔し、骨消化に傾いた状態を改善するというものです。 現状考えるべきはそれぞれのメリットです。 ・治験を受けることのメリットは何か? ・骨転移に有効な治療法はなにか? ・もっとも懸念すべき病状はなにか?それにもっとも有効な治療は何か? 肝転移をどう考えるか? などです。まず治験のメリットですが、やはり費用面です。通常新薬の治験ですと入院(モノクローナル抗体ですとアレルギーの問題が普通ありますので入院ではないでしょうか?)や検査費用などは全て製薬会社負担になります。AMG162は医師主導型治験ではないはずですからこの点は多分間違いないと思います。デメリットは第何相試験かにより意味合いが違うことです。海外ではP2まで終わっているのですが、国内ではひょっとしたらまだP1かもしれません。P1ですと、目的が体内動態の把握+毒性の確認などですので、薬効を期待していない部分があります。これはたけさんのケースでは要望に沿いません。それに治験中は通常他の薬剤の併用はできませんので、肝転移が悪化した場合は試験から離脱する事となります。 次にAMG162の効果ですが、前述の臨床試験の内容によります。また作用機序的にビス剤より圧倒的に勝るとの可能性はありますが、現状不明です(比較しないと不明です)。現に千春さんが添付していた臨床試験結果はP2でしたが、評価項目が抗がん活性ではなく、血中の骨代謝マーカーの変動ですので骨消化は収まるががんがどうなるかは残念ながら不明です。 最後に、現状でもっとも懸念すべき事はやはり肝転移であると思います。自分には肝転移巣を放置しての骨転移治療は状況が読めません。それに聞いた範囲ではタキソテール+ゼローダで病巣コントロールができたのですから、そのままの続行が一番リーズナブルですし、ここにビス剤を上乗せするのは可能なはずです。 以上を考えますと選択肢は3つで、 ・AMG162の治験に参加する/メリットは検査入院費用が要らない/デメリットは肝転移には効果が期待できないこと、骨転移にも効果があるかわからない事 ・現状のタキソテール+ゼローダを続行する/メリットは肝転移巣を引き続きコントロールできる可能性が高いこと/デメリットは費用がかさむ事、耐性の可能性が捨てられない事、骨転移に著効があるかわからな事 ・現状に加えアレディア等のビス剤を使うこと/メリットは現状に加え骨転移巣にも効果が期待できる事/デメリットは費用面、耐性の可能性など、 です。

154 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/02/21(月) 08:33
狸です >ユミヲさん すでにいのげさんにご回答頂いておりますが、私も同感であります。しびれはがんの告知で敏感になっているため感じるのかもしれないと思うのですが、しこりの方は転移なのか、感染によるものなのか、はたまた生理によるのか判断ができません。これは次回の診察時に必ず聞きましょう。 次に術前化学療法選択についてですが、私は主治医の判断は正しいものと思います。ご年齢やお子さんの事を考えますと、更に現状では完治が望める状況でありますので、可能な限り確実な治療を施す事は十分に意味があります。その選択肢としてのCEFによる術前補助療法はほぼ間違いないところです。これ以外の選択肢はEC-Tなどになりますが、こちらは国内での使用経験が余りありませんので、リスクを考えますとやや優先順位が落ちます。化学療法を受けている間は効いているかどうかで大変不安になります。術後補助療法では既にがん部を取ってしまっていますから効果を調べるすべもないため余計に不安になります。その点術前補助療法は評価できるがん部がありますし、万が一効果が今ひとつとなったら薬剤を換えるとか手術してしまうなど治療自由度もある点が強みです。 主治医のコメントを伺う限り、かなり補助療法に精通した医師であろうと想像しますので、御信頼あって治療をお受けになってよろしいと思います。

155 名前: たけ 投稿日:2005/02/21(月) 14:49
千春さん、狸さん ありがとうございました。 来週診察なので抗がん剤の件聞いてみます。 というよりも、私どじで狸さんの回答が骨転移由来の痛みはありますか? で文章終わってると思い、またしつこく質問してしまいました。 千春さんの狸さんの回答を念頭に・・・という文章で続きがあるの気が付きました。 失礼しました。そしていつもありがとうございます。 診察時しっかり聞いてきます。 それと併用して骨転移の治療もできればベストですね。 また診察終わったら顔を出させていただきます。 

156 名前: たけ 投稿日:2005/02/21(月) 22:15
狸さん ありがとうございます。 先日から?という感じで、昼の私のコメント時には狸さんの コメントがない状態になってました。なんででしょう??? 母いわく、治験の担当看護師さんとの信頼関係がかなりの精神安定剤に なっているようで、治験をやりたいと望んでいますが、他剤併用ができるのかできないのか できないようでしたら、母を説得し、まずは肝臓に転移した腫瘍をなんとか 現状維持できるような方法を一番に考えていこうと思います。 ゼローダとタキソテールの併用には今のところ有効のようですが、 どちらも副作用が強いお薬なのでどちらが効いているのか わかれば単剤にして副作用を減らせるのですが。 来週の診察時にしっかり質問してきます。 母の意見を聞いていませんが、私的には肝臓転移の件を一番に 考えて行動していく方法で行きたいと考えています。 肝臓や骨にせっかく効いているのですからもったいないですものね。 狸さんいつもありがとうございます。

157 名前: ユミヲ 投稿日:2005/02/21(月) 22:23
いのげ先生、狸先生、千春さんへ いのげ先生へ 早々にお答え頂き ありがとうございました。 (補足レスの前に頂いているのに、気が付かなくて失礼致しました。) 本日は残念ながら主治医と連絡がとれませんでした。 明日改めて伺おうと思います。 これからも、ご指導お願い致します。 狸先生へ 術前化学療法の丁寧な説明を頂き、またお考えが伺えて安心致しました。 告知後、ガンについて勉強及び考え始めたばかりの私にも、わかりやすく説明して下さる主治医に、 尚一層の信頼を寄せることが出来、治療に向かって頑張っていこうという心構えが出来ました。 ありがとうございました。これからも、宜しくお願い致します。 千春さんへ はじめまして。 レスを頂き、うれしく読ませて頂きました。 お母様とのやり取り、不謹慎ながら吹き出してしましました。 申し訳ありません。 かくいう私も、お母様と同じようなことを感じ、心配の種を自分で作っているようなところがありますので。 骨シンチの前日には筋肉痛がおこりましたし…。 これからも、宜しくお願い致しますね。

158 名前: のん 投稿日:2005/02/25(金) 00:00
4年前に乳癌手術をした母を持つ娘です、 1年前に、脳転移が見つかり、ガンマナイフを受けましたが、また 今回の検査で脳転移の再発が見つかりました。 今回は、硬膜に腫瘍が出来ているようで、脳を覆っている膜が全体的に白くぼんやりと MRIにうつっていました。 手の痺れや、震えがひどく、自分の手で食事をすることができなくなってきています。 また、自分の足で立つことも難しいので、現在は車椅子移動です。 来月から、全脳放射をする予定です。不安で不安でたまりません。 良きアドバイスをください。   母、53歳   ホルモン陰性   今まで使用してきた抗がん剤=タキソール、タキソテール、                 ゼローダ、

159 名前: ふらら 投稿日:2005/02/27(日) 21:29
よろしくお願い致します。 ここでのご親切なアドバイスを読ませていただいて、私も 甘えさせていただき初めてお尋ねいたします。 どうぞ宜しくお願い致します。 私は昨年の8月に乳癌StageⅡーBで左胸を全摘したものです。 リンパ節へは一個転移しており合わせて切除しました。 抗癌剤を3週間おきに6クール終了し、現在はアルミデックスの服用を しております。 先週の検診の際、腫瘍マーカーのうちCEA値が6,2と前回に比べて 上昇しておりました。 私は退院後フルタイムの仕事に復帰しており、毎日げんきに仕事を 続けているのですが、夕方になると腰痛があるので、その事も 主治医に伝えました。 骨への転移??と心配した私に、主治医は精神的にも検査をした方がベスト かもしれないね。とおっしゃって、3月には注腸、骨シンチの検査を受けることになりました。 そこで少し教えていただきたいのですが。。 1 CEAの数値が何故上昇してしまうのか、その原因として考えられることを   教えて下さい。   また数値を下げるためには、どんな事をすればよろしいのでしょうか?   2 リンパ節を取ったせいだと思いますが、左腕にむくみが出てきております。   リンパの流れをよくしようと、オイルをつけマッサージをしておりますが   改善は見られない様です。   風呂上りに毎日オイルをつけ、指先から肩まで、内側、外側と   力を入れてマッサージしておりますが、この方法は間違って   おりますでしょうか?   以前、テレビの情報番組でマッサージは湯船に入っているときはしてはいけない   といっておりましたので、入浴後にマッサージをしておりますが、   私としては、入浴中のマッサージの方が気持ちよく、効果があるいように   感じております。      ① CEA値を下げるにはどうしたらよいのか?   ② CEA値が上昇してしまった考えられる原因とは?   ③ 入浴中のマッサージは否か?   ④ 現在行っているマッサージ方法は間違っているのか? 長々と、質問さて頂きまして、申し訳ありません。 勉強不足でトンチンカンな、質問のしかたかもしれませんが、 どうぞお許しください。 アドバイスを宜しくお願い致します。 

160 名前: りんどう 投稿日:2005/02/27(日) 22:24
ふららさんへ 腕のむくみについてですが、リンパ浮腫という状態なのでしょうか。こちらのサイトも参考になさってみてください。 http://www.mukumi.com/02_01.html マッサージ法や、弾性スリーブなどの情報が得られます。 (医師ではないので、的確な回答じゃなくてごめんなさい。)

161 名前: ふらら 投稿日:2005/02/28(月) 16:29
りんどう様へ 早速、ありがとうございました。 今、会社のPCからですので、家に戻りましてから、ゆっくり 勉強させていただきたいと思います。 本当にありがとうございました。 努力で治る様ですので、頑張ります!!!!!

162 名前: いのげ 投稿日:2005/02/28(月) 19:37
リン郭せいをしたのなら、今後 左手に点滴することは避け右手にするようにしてください 医師や看護師でも事情を把握して無いときもあります お風呂でマッサージは悪くないと思います

163 名前: ふらら 投稿日:2005/03/01(火) 19:56
いのげ様 ありがとうございます。 今晩も、ベビーオイルを持ち込んでお風呂でしっかりマッサージを しようと思います。 ただ、一度浮腫になってしまうと、完治することが難しいとの事ですので とても心配です。 CEA値が上がった事も心配でたまりません。 でもここで、お返事をいただけたこと、力になりました。 感謝しております。ありがとうございました。 

164 名前: たけ 投稿日:2005/03/01(火) 22:41
狸さん 今後どうするかを話しあってきました。 現在肝臓に腫瘍があるものの、抗がん剤のおかげで 4割も縮小が見られたので、薬を続行して苦しい思いをするよりも 今はお休みした方がメリットがあるというお話でした。 様子を見てまた腫瘍が大きくなったら、治療を考えていこう とのことでした。 私ももちろん母もその説明に納得し、AMG162を一回だけ やってみようと思っています。その間具合が悪くなった場合でも 他の治療もできるということでした。 母は、辛い治療を少しだけ休むことができてうれしいようで 今のうちにおいしいものを食べ、たくさん散歩をして 免疫力を高めています。  ご相談にのっていただいたので、一応現状をお知らせさせていただきました。 ありがとうございました。 

165 名前: はーちゃん 投稿日:2005/03/03(木) 10:11
ふららさんへ。 私もリンパ郭清して抗がん剤(タキソテール)をしてましたので 腕のむくみがありました。最初は二の腕あたりが硬くなって(今はやわらかいです) 現在は肘から手首にかけて少しむくみがあります。 私もリンパ浮腫の講演会を聞きにいったりと、色々試していますが マッサージのやり方は、あまり力を入れてはいけないそうです。 リンパは皮膚の表面にあるので、さわってるかさわってないかくらいの 力の入れ具合だそうですよ。私もこんなにそっとなの?と思いましたけど・・・ それから、最初に鎖骨、わきの下をマッサージしてから腕の血流を鎖骨に 流してあげる要領でと教えていただきました。 鎖骨のリンパが大事なんだそうです。説明がへたでわかりにくいかも しれませんが、頑張ってマッサージしていきましょうね!

166 名前: ふらら 投稿日:2005/03/03(木) 21:30
はーちゃんさんへ お返事嬉しかったです。 今まで力いっぱいマッサージをしてました(笑) 血流を鎖骨に流す・・・ってかんじよくわかります。 今仕事から戻ってきたところなので、これからお風呂に入って 優しく々、マッサージしてみます。 ありがとうございました。

167 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/04(金) 08:11
狸です 個人的な事情でしばらくネット環境から遠ざかっておりました。 何とか復帰できましたので、本日帰宅しましたらまた御返答させていただきたいと思います。 御迷惑をおかけしました。

168 名前: ユミヲ 投稿日:2005/03/04(金) 10:32
先日、術前化学療法でCEFを行う予定でしたユミヲと申します。 その節は、貴重なアドバイス ありがとうございました。 実はその後、ハーセプチンテストをすることになりました。転移ではないので保険の問題もあり、治験のような形でということのようです。 そして、先程主治医からの電話で「適合だった」という結果を聞いたばかりです。 明日入院しハーセプチン(1回目だけ後日タキソール、その後は一緒に)を行うことになりした。その際に詳しい話もして下さるそうです。 ハーセプチンが使える場合、転移しやすいタイプであるということが気になりますが、ホルモン受容体も陽性ということですのでこちらは喜んでいいのでしょうか。 今はこの選択がベストであると思っています。 ご報告を兼ねて、皆様のご意見がお伺いできればと思いまして。 宜しくお願い致します。 P.S 狸先生、最近おいでになってらっしゃらないようでしたので、今朝のレスを拝見して安心致しました。お忙しいことと存じますが、これからも宜しくお願い致します。   

169 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/04(金) 21:44
狸です >のんさん 不安でいっぱいなところ、長く放置してしまいまして申し訳ありませんでした。 お伺いする範囲では、非常に厳しい状況でさぞご心痛のことと思います。伺っている内容ですと、転移が広範囲にわたるためガンマナイフでは向かないように思います。ですから全脳照射がこの際は良いように思います。ただ私は薬剤の研究者ですので放射線は専門外でございます。ちゃしば先生のコメントがいただければ幸いなのですが、、、。またしびれや震えの原因の脳転移巣が明らかなのであれば、QOL改善のためそこだけガンマナイフで叩くというのも考えられるのですが、いささか無理が過ぎるようにも思います。あとは薬剤による治療ですが、薬暦が不明なのでなんとも申せませんが、脳転移に比較的効きやすいのはやはりタキサン系であろうかと思います。あまりお役に立てず申し訳ありません。

170 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/04(金) 21:59
狸です >ユミヲさん お伺いする内容からしますと術前補助療法でハーセプチン+タキソールということでしょうか?ハーセプチンによる補助療法は昨年のASCOで話題になりまして、その効果が非常に期待できるものです。それを治験扱いで実施できますのは心強い話です。今まで聞いてきた内容から考えますと、現状ではほぼ最強の治療法を選びつつあるようです。主治医の先生はかなりの知識をお持ちと拝察いたします。   さて、Her-2陽性でホルモンも陽性というのは実は非常に悩ましいです。ご年齢からしても術後の補助療法が非常に悩ましいです。といいますのも、現在の保険上の扱いでは、ご年齢からしますと術後の補助ホルモン療法はノルバデックス単独かそこにリュープリンかゾラデックスを載せることのどちらかです。ですが、最近の流れではHer-2陽性の場合はノルバデックスはかえってがんの増殖側に加担しかねない、との考えがあります。そういう場合にはアロマターゼ阻害剤の方がいいのですが、前述のとおり保険上使用できません。一方海外ではゾラデックス+アロマターゼ阻害剤といったものもOKとの場合があります。これは最新のホルモン補助療法の世界的な会議でも確認された内容です。  伺う範囲では主治医先生はかなりそのあたりにお詳しいと思われますので、ホルモン療法でアロマターゼ阻害剤を使うように頼んでみてはいかがでしょうか?

171 名前: ユミヲ 投稿日:2005/03/04(金) 22:43
狸先生へ 早々にお答えありがとうございます。 術前でハーセプチン+タキソールをして下さるとのことでした。 術後のことに関しては、貴重なご意見を是非主治医に伝えたいと思います。 ホルモン療法につきましては、まだ勉強不足で頓珍漢な質問かもしれませんが、狸先生がおっしゃる悩ましいということは、保険適応外ということだけでしょうか? また今回のように、アロマゼータは治験扱いで保険適応は可能なものなのでしょうか? 度々 申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

172 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/05(土) 12:18
狸です >ユミヲさん 私が閉経前/Her-2陽性時の補助ホルモン療法で悩ましいと申しましたのは第一が保険適用の面で、もう一つは効果安全性の面です。 以下に自分の考えとその対策などを書きたいと思います。 まず、保険適用の点は、混合医療は保険から外す、ということになりますので、もし仮にゾラデックス+アロマターゼ阻害剤を用いると、アロマターゼ阻害剤が閉経前に適応がないため両方自己負担になってしまします。これに対する防衛策は、保険適応があるゾラデックスは通常の投与を受け、保険で対応します。ですが飲み薬であるアロマターゼ阻害剤は最悪自己負担で使用します。アロマターゼ阻害剤は1日あたり600円くらいですので、自己負担であってもそれほど高額にはなりません。また処方についても、先生は恐らく事情に通じてらっしゃいますから、かなり融通を利かせてくれるように想像いたします。 次に効果安全性の問題ですが、厳密な事を申しますと、ちゃんとした臨床試験が行われていませんので、日本人での投与量は不明です。ですが作用機序からしましても併用の意味合いは十分にあり、また副作用の面でも特に組み合わせる事で新規な毒性が出るかという話は聞きません。また重要な情報として、これは本来根拠にしてはいけないのですが、昨年ありました乳がん学会でもじつはこのホルモン受容体陽性かつHer-2陽性の場合の治療法のセッションがありました。それで閉経前にはどうするか?との質問が座長から演者に対してされました。演者先生はかなり高名な乳がんの専門医でしたが、彼は大きな声じゃ言えないんだが、と前置きしつつ、ゾラデックス+アロマターゼ阻害剤を使うことを重要な選択肢と考えている、との事でした。これらにあわせ前に書きましたSt.Gallenでの合意事項を参考にすると、この選択肢が一番好適であろうと強く示唆されると思います。この点を持って主治医先生の御意見を聞いてみてください。

173 名前: あいこいぬ 投稿日:2005/03/05(土) 18:41
初めて書き込みます、携帯からなので読みづらかったらごめんなさい 63歳の母が去年の11月末に左乳癌の手術をしました。大きさは4.7×3㎝で、全摘しました。リンパへのは転移は1/30個で、Har2は+1です 手術直後にすぐCEF(ファルモルビシン・エンドキサン・フルツロン)を始めて、4クールやりました。その間の副作用は味覚障害くらいだったようですが、2月末から始めたタキソテールの副作用は母を苦しめています。 先日、主治医に相談して次回からはウィークリータキソールになりました。 母が先生に副作用がきつくてたまらないことを訴えたらしいのですが、「タキソテールでここまできつそうな人は見たことない、おかしい」と言われただけで、特に何かを調べたりはしてくれなかったようです。他に母は糖尿病で行きつけの内科があり、そこで調べたところ少し白血球が下がっていたようです(2,400) 他にバイ菌も見つかったらしいのですが、抗生物質は飲めないので何もしていません、 何のバイ菌なのか等は母から聞いただけなのでハッキリしていませんが(別々に暮らしています)、 やはり免疫も落ちていて高齢でもあるので心配でたまりません 普通は実際に乳癌を治療した病院で診てもらえないのだろうかと(白血球減少やバイ菌について)病院に対して不信感もつのります あまり副作用に対しては対処をしてくれてないように思われて、見つかったバイ菌について何か治療法はあるのでしょうか?何のバイ菌かが解らないと対処法もわからないでしょうか? ちなみに昨日の検査では少し白血球は上がっていたようです 今の状態でタキソールはできるのでしょうか? 副作用もまた恐いです 纏まらない書き込みですみません

174 名前: 千春 投稿日:2005/03/06(日) 15:39
あいこいぬさん、こんにちは。 お母さまの事ご心配ですね。 ただ〝だったようですが〟〝らしいですが〟〝いたようです〟〝バイ菌〟 等の不確かな情報では、こちらでご回答下さる先生方もご返答に窮すると思います。 また、そうした不確かな情報しか持ち合わせていらっしゃらない状態で現在の病院に不信感を持つ事も、あいこいぬさん親子にとって不利益でしかありえないのではないでしょうか? お母さまと別居と言う事で難しいご事情はあると思いますが、ここは何とかお母さまとご自身の精神衛生上の観点からも、あいこいぬさんもお母さまと共に主治医への質問・疑問をまとめたメモ持参で、お母さまと主治医のお話を聞き、 その上でまだ疑問が残った際は確実な情報を書き込まれた上でご質問なされば、的確なアドバイスがいただけるのではと思います。 それから・・・63才はまだまだ高齢なんかではありませんよ^^;十分に体力はある年令だと思います。 母親の力になれるようお互い頑張りましょうね!

175 名前: 千春 投稿日:2005/03/06(日) 16:12
追伸:私も最初母が乳がんと宣告を受けた時、動転に動転をしたのですが、 今つくづく思い返してみると、宣告を受ける前健診で受診した専門外の個人病院の、 「乳がんではないと思いますよ。」 の言葉を真に受け、病院に同行しなかった事が失敗だったと痛感しています。

176 名前: ゆき 投稿日:2005/03/06(日) 20:58
あいこいぬさんへ 私の母(67歳)も糖尿病で、現在抗がん剤治療中ですので、あくまでご参考まで。 確かに糖尿病の場合、副作用が強くでるケースがあるようで、母もタキソテールを毎週投与(3投1休)で治療を開始した時、2回目の投与で高熱と猛烈な吐き気のため、緊急入院となってしまいました。タキソテールをはじめるにあたっては、こちらからも副作用の懸念は随分伝えたのですが、主治医とのコミュニケーションは、なかなか上手くいきませんでしたね。その後、量を減らして治療を続けましたが、効果が見られなかったので、思い切って乳がん治療に実績のある病院に転院し、糖尿病治療を行う内科も合わせて移りました。乳腺外科と内科の主治医が連携して治療にあたってもらっていますので、家族としては、やはり安心です。 現在は、母が血糖値を下げて、良い全身状態で抗がん剤治療に望めるよう、家族でもサポートをしている状態です。 糖尿病の場合は、抗がん剤の量や投与の間隔など、「さじ加減」がより重要だという印象を受けました。主治医との信頼関係や、良好なコミュニケーションも大切だと思います。

177 名前: tktk 投稿日:2005/03/07(月) 02:53
 はじめまして、いままでロムさせていただいておりましたが、初めて質問させていただきます。患者は私の母で、乳癌の肺転移による再発を起こしており、年齢は61歳です。  病歴は以下の通りです。  平成1年6月、最初の手術(定型的乳房切断術)  術後、CAF2コースの後、TAMOによるホルモン療法。  平成12年9月に左肺胃上葉に腫瘤発見、平成13年1月左肺上葉切除。乳癌の肺転移。  CAFを今度は6コース施行。その後は、アフェマ内服によるホルモン療法を継続。  平成15年11月から咳が出るようになり、平成16年3月のCTでは肺切除痕に腫瘤の再発を認め、気管前リンパ節の腫大、肺内に4ヶ所のcoin lesionの出現。また、腫瘍マーカーが上昇、嗄声が出現しました。  同年3月からタキソテールによるbi-weeklyの化学療法を開始しました。  この後、10月ごろまでタキソテールのbi-weekly継続。その後胸水の貯留が出てきて、少しずつ呼吸苦の症状が出てきて、12月ごろ一度ドレナージを行いました。その際に胸水を検査した結果癌細胞を認め、癌性胸膜炎であると診断されました。  化学療法をカペシタビンの内服に切り替え、利尿剤で胸水貯留に対応しましたが改善せず、1月中ごろに一度ピシバニールによる胸膜癒着を行いました。いくらかは効果があったようですが、その後また貯留したので、二月末に再び入院して癒着を行いました。  この入院により急速に状態が悪化、呼吸苦の緩和にモルヒネを使用し始め、酸素吸入を常時受けるようになりました。ここまでが現状です。  担当医師には、カペシタビンの内服は一応続けるが効果は期待できない、腫瘍は少しづつ大きくなっていて、癌性胸膜炎の進行による呼吸困難か腫瘍の破裂による喀血で終わると思う、これ以上積極的な治療はしない、という意味のことを言われました。  今後の治療方針として、どのような手段が考えられるでしょうか? ナベルビンかジェムザールを提案したら、担当医師にそれは使えない、と断言されました。転院もふくめて、どのようにしたらいいか思案しているところです。 (her2の発現がないので、ハーセプチンは使えないそうです)  それとも、もう緩和ケアに移行しなければならない潮時なのでしょうか?   長文失礼いたしました。どうか皆様のお知恵をお貸しくださるよう、よろしくお願いいたします。

178 名前: ゆき 投稿日:2005/03/07(月) 11:53
あいこいぬさんへ 補足ですが、バイ菌という表現は、膀胱炎などの感染症の可能性もあるかもしれません。 尿路感染症は女性の糖尿病患者に多い感染症で、膀胱炎、腎盂炎、腎盂腎炎と、適切な治療をしないと重症化していきます。合併症の糖尿病性腎症がある場合、その進行を加速してしまうこともあります。 母は一度、腎盂炎になって、いきなり39度の高熱がでてしまい、抗生剤で収まるのですが、その間は抗癌剤は休薬になってしまいました。冬場は血糖値コントロールが悪くなり、また水分摂取量も少なくなりがちなので注意がいるようです。 千春さんもおっしゃっているように、まずは診断結果を正確に把握して(おそらく内科)、その治療内容を正確にもう一方の主治医(外科)に伝えることが大切かもしれません。

179 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/08(火) 14:10
狸です >177tktkさん ご返答が遅れまして申し訳ありません。カキコを拝見するに、かなり大変な状況のご様子で、ご心中お察しいたします。 受けてこられた治療が常にほぼ最新の知見に則っているため、今後の治療は主治医の言われるように、かなり厳しい状況かと私も思います。ナベルビンやジェムザールはおっしゃるように乳がんでの効果が期待できるのですが、主治医の判断は保険上の問題と既投与薬との兼ね合いで効果の期待度とお母様の状態を考えたうえの発言であると思われます。ですから積極的な治療は状態悪化を招くリスクが勝るように思います。 それでもやはり積極的な治療をしたい、との事でしたら効果や安全性、更に保険適用なども考えて、①ヒスロン、②ナベルビンをお勧めします。前者は乳がんでの適応があることとQOL改善効果が狙えることです。ただし重大な問題として血栓症や浮腫の副作用が出ることがありますので、主治医に判断を聞いてみてください。後者はすでに断られていることですし、保険適応外なのですが、ナベルビンは肺転移巣に良く効くとの観測があり、また副作用は投与部刺激性と好中球減少がほとんどであり、比較的使いやすいからです。またこれは微妙な言い方ですが、肺に転移がある以上、病名上”肺がん”としての使用で保険適応に潜り込めるとの期待もあります。 参考になれば幸いです。

180 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/08(火) 17:31
メール下さい 癌でもう死にたいです 35歳女です

181 名前: ユミヲ 投稿日:2005/03/08(火) 18:18
狸先生へ 度重なる質問・愚問に丁寧にお答え頂き、ありがとうございました。 ホルモン療法につきましては、重々承知致しました。 今回は経過のご報告を。 術前の詳しい検査結果がでました。 ホルモン受容体ER+・PgR+、HER2 3+、悪性度2、硬癌とのことでした。 先日は初回ハーセプチンを短期入院にて投与して参りました。 今のところ特に副作用もなく、快適に過ごしております。 来週はハーセプチン+タキソールを投与予定です。 ホルモン療法につきましては、まだゆっくり話す時間がありませんでしたので、折を見て相談してみようと思います。 その際には、改めてご報告意致しますね。 それでは、今後とも宜しくお願い致します。

182 名前: あいこいぬ 投稿日:2005/03/08(火) 18:46
千春さん、ゆきさん、レスが遅れて申し訳ありません 丁寧なお返事本当にどうもありがとうございます 千春さん、不確かな情報ばかりで書き込みましてごめんなさい、 それでも丁寧なレスをいただけて感謝です。 なるべく私も母の病院に付き添って詳しい情報を仕入れたいと思っています。 次回、付き添う機会ができそうなので、 不明な点や内科での検査結果を纏めてみます ゆきさん、同じような状況で心強いレスをありがとうございます 手術前は内科とのやり取りがあったのですが、抗癌剤を始めてからは癌と糖尿別々の治療になっています 糖尿病にとって恐い副作用もあるみたいなので、心配ですが、次回の通院で確認してみます。 千春さんもゆきさんもお母様が患われてるようで、心配事も尽きないでしょうが お忙しい中本当にありがとうございました

183 名前: 千春 投稿日:2005/03/08(火) 19:56
あいこいぬさん、私になんて謝ることはないんですよ~。焦ってしまいました(;^_^A それよりも、本人そんなつもりは無いのですが根が〝べらんめえ〟な性格なので書き込みをした後、 「あいこいぬさんを傷つけてしまったのではないかしら?」 と、とても心配になっておりました。最初の私の文面、もしキツく感じましたらごめんなさいねー<(_ _)> その後にゆきさんからの丁寧且つ的確なレスが入り、正直心底胸を撫で下ろした次第です。 あいこいぬさん、診察の際主治医の先生に分からない事を残らず質問した上、素人の私たちが把握し納得をすると言うのはなかなか難儀な事ですが、 まずは次回の受診の時、腹を割って相談出来、主治医の先生に最強の援軍になってもらえますように。 応援しています!! その上でまだ疑問があった時はそれこそ我らがこちらの掲示板の先生方やゆきさんをはじめみなさんが、きっと強い味方になってくださると思います。 がんばろうね!

184 名前: のん 投稿日:2005/03/09(水) 00:35
狸先生へ アドバイスありがとうございます。 不安の中、全脳放射が始まりました。 ガンマナイフもやっているし、その上に更に全脳放射となると 正常な脳にもかなりダメージが出るのは予想できます。 今後、いったいどうなってしまうのかが不安でなりません。 また、狸先生に会いにきます。 ありがとうございました。

185 名前: tktk 投稿日:2005/03/09(水) 00:37
>狸先生  お返事ありがとうございました。丁寧なご指導、いたみいります。  とにかく、三回目の癒着以来の悪化があまりにも早いので動揺しています。  いままでの癒着術後ではそれなりに改善して、本人も元気そうにしていました。食欲もあり、多少息苦しいほかは普通に生活できていたのに、今回に限っては術後ますます悪化してしまったようで、安静時で3リットルという比較的多目の酸素吸入を行っていてもまだ苦しいようで、体を動かすのも、立って2~3歩歩くのがやっとという状態です。  週末には在宅酸素で退院となり、(良くなったからではなく、比較的元気なうちに家で過ごせるように、ということです)これからの介護のことを考えると不安です。  まさか、三回目の癒着術が失敗ではなかったのかと疑心暗鬼になっています。  ヒスロンとナベルビンですね。今後の治療の計画については、また主治医に相談してみようと思っています。ナベルビンについては、今の病院では不可能にしても、もし仮にどこかほかに転院して使えるとしたら、患者の体力的に可能かどうかを知りたいので……。  これからどのくらい続くか分かりませんが、父と一緒にできるだけの介護をしていこうと思っています。もしまたお知恵をお借りすることがありましたら、どうかよろしくお願いいたします。

186 名前: uci 投稿日:2005/03/13(日) 18:38
初期の乳がんがみつかりました。が、5とがんほぼ確定です。 入院するのがいやで、リンパを取らない温存手術のみは可能ですか?

187 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/13(日) 19:11
>>186、uchiさん。お辛い気持ちお察し致します。 しかしそれは主治医に相談するべきです。 大切なご自分の体のことです。 治療はただ切ってしまえば終わりという訳ではありませんし、検査の詳しい結果を踏まえ現在の状況これからの治療法の選択など、きちんと主治医と話し合われセカンドオピニオンなども検討の上ご決断ください。

188 名前: りこ 投稿日:2005/03/14(月) 00:24
おたずねします。閉経前のホルモン陽性かつHer2陽性の場合ノルバデックスよりアロマターゼ阻害剤の方が良いとこちらで拝見しました。私はこれに該当するので主治医を含め数名の医師にたずねてみました。残念ですが知らないようでした。なにか論文などで発表されたものをご存知ないでしょうか。なんとか主治医に納得してもらいたいのです。

189 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/14(月) 07:34
狸です >188りこさん 閉経前のHer-2陽性でノルバデックスではなくアロマターゼ阻害剤の方が良い、ではなく、閉経前後問わずHer-2陽性であればアロマターゼ阻害剤のほうが良い、ということです。日本国内ではアロマターゼ阻害剤が保険適応上閉経前には使用できませんから、必然的に閉経後の話になります。しかしこのストーリーは閉経前でも同様なのではないか?との議論があるのも事実です。  この話の元はといいますと、アロマターゼ阻害剤の1製品であるレトロゾール(まだ日本では認可前ですが、作用機序、薬効の点でアリミデックスとほぼ同等です。昨今日本の厚生労働省の許認可が遅く、この薬剤が認可されていないことを問題視するような記載が見られることがありますが、これは製薬会社側の問題です)での基礎研究の結果からです。この基礎研究というのは、エストロゲン受容体陽性で、かつHer-2陽性の症例で、ノルバデックス投与後に標本を取得して解析したところ、Her-2の作用で活性化を受けるある酵素(主治医にお伝えするのであればシグナル伝達系のMAP(マップ)キナーゼと言ってください)の活性が高くなっていた、というのが論文になったからです(出展は今はわかりません、、、)。これは解釈として、ノルバデックスが持っているエストロゲン受容体への結合活性と微弱なエストロゲン様作用によってHer-2が作動してしまった、と結論されています。このことから、Her-2が強陽性であれば、ホルモン療法剤はノルバデックスよりはエストロゲンの合成を抑えるアロマターゼ阻害剤のほうが適している、との結論に至ったというわけです。この論理からしますと、閉経前のHer-2治療であればエストロゲン合成量を劇的に低下させるゾラデックスやリュープリンを使うことで同様な効果が狙えますが、ここにさらにアロマターゼ阻害剤を乗せるかは議論の最中、といった印象です。ただ個人的にはアロマターゼ阻害剤の標的であるアロマターゼが乳癌の周囲で強く発現しているため、この乳癌局所でのエストロゲン合成もちゃんと抑えた方が良い、と思いますので、アロマターゼ阻害剤の併用は効果の点で意味があると感じています。以上参考になれば幸いです。

190 名前: りこ 投稿日:2005/03/14(月) 22:50
狸様 早々に丁寧なお返事ありがとうございます。 何度も読み返しております。 主治医との話し合いの参考にさせて頂きます。 

191 名前: 深月 投稿日:2005/03/14(月) 23:10
はじめまして。 2003年2月に全摘(しこりは約3センチ)リンパ節転移無し。 術後療法はCEF6クール、ホルモン受容体は陽性で、先日2年目の検査も合格だったので ゾラデックスが2年で終了し、現在はノルバデックスのみとなりました。 ホルモン療法を始めて半年後からは子宮体ガンの検診も受けているのですが、 毎回異型細胞が出て(Ⅲaです)経過観察となっています。 そして、術後2年目にして、ずっと怖くて聞けなかったHER2の結果を聞いた所、3+との事でした。 私もりこさん同様、アロマターゼ阻害剤の件を興味深く拝見致しております。 それでお聞きしたいのですが、今まで2年間ゾラデックス&ノルバデックスだったのを アロマターゼ阻害剤単独に変えても構わないものなのでしょうか? 子宮体ガン検診で異型細胞が出ていて、尚且つHER2も3+なので、やはり アロマターゼ阻害剤が適応でしょうか? お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

192 名前: 深月 投稿日:2005/03/17(木) 14:23
昨日外来日だったので、主治医にアロマターゼ阻害剤の件を聞いてみました。 主治医からは閉経後と再発後に適用で、データーが無いとの事でした。 私の言い方が悪かったのか?それとも、主治医が良かれと思いやってる 治療に一患者が口出しするのがダメだったのか… 主治医を不機嫌にさせてしまったようです。 追い出されるように診察室を出る羽目になりました; 医療過疎の地域の為、選べる病院も無く患者の弱さを痛感致しました。

193 名前: あかね◆zyata4Pw 投稿日:2005/03/17(木) 14:50
はじめまして。あかねと申します。  初めて質問させていただきます。母(57歳)についてです。 現在までの経過です。 2001年6月に右乳房温存療法手術。ステージⅡa。ホルモン受容体(-) 術後放射線治療→週5日×5週間。計55グレイ。 その後2年間は検診の結果異常なし。 2003年9月CTの結果肺転移認められ(大きいもので1~1.5cm、確認できるものは両肺で計3箇所) 最初は経口から、とフルツロン+エンドキサン内服開始。 2004年3月・11月のCTでは肺の状態に変化なし・肝転移なし。 2005年骨シンチ+腫瘍マーカーの結果、頭蓋骨、胸椎、仙骨、腰椎など に骨転移認められた。ハーセプテストの結果1+。 本人の自覚症状としては、転移箇所が痛かったり痛くなかったり・・・、という程度だそうですが、 腰の痛みや足の付け根の痛みを時々訴えています。 また、ちょうど骨シンチで映った頭蓋骨付近がたんこぶのように少し腫れ、2、3日痛みがあったそうですが現在は痛みなしとのことです。  以上が今までの経過です。 先日、今後の治療について、主治医から提案がありました。 ・来月のCTの結果、肺転移に変化なく、肝転移なしであれば、  点滴を急ぐ必要はない ・骨転移箇所は今月末より放射線治療開始する(計10回照射) ・骨は痛みがあれば点滴 ・薬の変更としてアドリアマイシン、タキサン系、ゼローダのうちどれかを選択することになり、最初にゼローダを今月末より内服し、マーカーやCTで経過観察していくことになりました。 そこで質問なのですが、 ・母のこの状況で、まずゼローダから選択したことは有効なのでしょうか?様々な選択肢をいただけたことは有難かったのですが、なんだか帰宅後ずっともやもやしてしまっています。 ・来月CTの結果肺転移の広がりや肝転移認められた場合、アドリアマイシンまたはタキサン系にすぐ切り替えたほうが有効でしょうか?  (主治医はしばらくはゼローダを続けみる価値はあると仰っていましたが、肝臓転移があればタキサン系などの点滴を勧める、とも仰っていました。)  もしすぐに変更、となった場合、ゼローダはちょうど1クールで終了になってしまいます。 ・また、4年前ホルモン受容体(-)でしたが、再発の場合、ホルモン剤も「捨てたものではないですよ」と主治医のお話にあったのですが、  今後ホルモン剤を選択することもあるのでしょうか。 ・骨転移についての痛みですが、上記のようにあったりなかったりの状態ですが、  つらそうなときは足を引きずるようにして仕事に行っているようです。  ずっと痛みが続くようでないとアレディアなどは使えないでしょうか。   長々とすみませんでした。どうか宜しくお願いします。

194 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/18(金) 10:21
狸です >深月さん ご返答が遅れてしまったばっかりに申し訳ございませんでした。 これまでの自分の書きました内容で対応できるのではないかと早合点しておりました。申し訳ありませんでした。 アロマターゼ阻害剤は主治医の言われるとおり閉経後にしか適応がなく、また安全性も確立しているとは言いがたい状況です。ですが、作用機序や過去の膨大な実使用経験(もちろん閉経後ということです)によって副作用の把握はほぼできていますので、ゾラデックスと一緒に使っても問題はないように感じます。ですが、世の中やはり、”万が一”ということがあります。その点で主治医の先生は医師としての判断をなさっていると思います。ですが一方で、深月さんにはHer-2(+++)との心配があるので、この点は重要ですね。 主治医先生のおっしゃっていることも尊重しまして、ここは以下のような申し出はいかがでしょうか?本来ゾラデックスは2年で終了ですが、現在のノルバデックスを取りやめてゾラデックスだけにします。この理由は以下です。Her-2陽性時のノルバデックスの問題点はノルバデックスがエストロゲン受容体に結合し、微弱なシグナルを流してそれによりHer-2からの増殖シグナルが流れる、ということで、これはエストロゲンがあっても同様な事が起きます。それを邪魔するにはHer-2を押さえ込むかエストロゲン受容体を動かさないかどちらかですので、エストロゲンを少なくするゾラデックスがこの場合最も対応しやすい方策です。

195 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/18(金) 10:32
狸です >あかねさん 返答が遅くなりまして申し訳ありません。 カキコ内容から考えますし、骨転移は現実的な問題点で、肝転移などが疑わしい、ということですね。これまでの薬暦を拝見するに、やはりアドリアマイシンやエピルビシン等の乳がんでの効果が明らかな薬剤を使うことが原則ではないかと思います(肝転移が確認されようがされまいが)。経口抗がん剤はむしろもっと後になって使う薬であり、薬効が一番期待できる薬剤で現状を打開するのが重要かと思います。ですから優先順位としては ・アドリアもしくはエピルビシンを含む併用化学療法(CAFやCEFなど) ・タキサンを含む併用療法 になるかと思います。ここでアドリアらとタキサンを一緒に使うとの考えも可能なのですが、副作用などの面からあまりお勧めできません。 次に骨転移ですが、ここはやはりアレディアを使うのがよいかと思います。ようやく乳がんの骨転移での保険適応が可能になりましたので、ご相談のケースで使用が可能です。またアレディアはいわゆる抗がん剤ではありませんので、上記の各抗がん剤との併用は可能です。 最後にホルモン療法剤ですが、受容体が陰性との事ですから、現状では使用する事はお勧めしません。効果が期待できないからです。ですがこういう状況においてもヒスロンはなぜか効果が出る事があるので、後々に使う可能性はあります。以上ご参考になれば幸いです。

196 名前: 深月 投稿日:2005/03/18(金) 22:42
狸先生、お忙しい所、お返事ありがとうございました。 次回の外来日が5月となっておりますので、狸先生のご返事を参考にし、 主治医先生に嫌われそうで怖いのですが、もう一度話してみたいと思っております。 どうもありがとうございました。

197 名前: あかね 投稿日:2005/03/18(金) 23:07
>狸先生 わかりやすく丁寧なご返答、有難うございました。 大変参考になりました。 次回診察時に、もう一度薬剤の選択について話をしてみようと思います。 アレディアの使用についても、もう一度聞いてみます。 一昨年、母の転移が発覚したのと私の妊娠が発覚したのがほぼ同時期でした。 母は「孫の顔、見るために頑張るぞー」と治療を続け、転移巣に変化なく元気に過ごせてきたところに今回の骨転移が新たに発覚し ずいぶん落ち込んでしまっています。 先日、母が、もうすぐ一歳になる孫(私の息子です)と歌いながら急に 「いつまでこうやって遊んであげられるかなー?」とニコニコ笑顔で、でも涙をぼろぼろ流して言っていました。 私もそんな母になんと言ってあげたらよいのか、どうすればいいのかわからず、陰でめそめそ泣いてばかりの日が続いていました。 が、こちらの掲示板に辿り着き、皆さんのレスを読ませていただいているうちに、 めそめそしているだけの自分が恥ずかしくなりました。 主治医と家族とで母をしっかり支えられるように、頑張っていこうと考えています。 狸先生、皆さん、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

198 名前: のん 投稿日:2005/03/19(土) 01:12
>>197 少し前の私ととてもよく似た境遇に、思わず書き込みました。 私の母も乳癌でした。 とても明るい母でした。 孫をとてもかわいがってくれました。 孫と一緒に昼寝をしながら「かわいい・・・生きててよかった・・・」 と言いながら涙を流していた母の姿、今も忘れられません。 乳癌は、転移しても、急変する事は、あまりないと聞いたことがあります。 しかし、転移したということは、心のどこかでしっかりと現実を見つめ、残された 時間を悔いのないように、お母様と過ごして欲しいと思います。 私は、写真をいっぱい撮りました。 今では、それが宝物です。 あかねさん、頑張ってくださいね。

199 名前: あかね 投稿日:2005/03/25(金) 16:05
のんさんへ 温かいお言葉、本当に有難うございます。 読んでいて涙が出ました。 今は私の方が精神的にまだまだ母に頼っているような状態ですが(笑 娘としてできること、一生懸命考えていこうと思います。 また状況報告できたらと思っております。 

200 名前: susu 投稿日:2005/03/26(土) 21:37
今日は。1年前こちらでお世話になりました。42歳閉経前です(でした)。 2003年6月乳がん温存手術、放射線治療後ノルバデックス服用していました。 T2M0N0、ER,PgR共に陽性、ステージ2Aです。 その後何事もなく過ごしておりましたが、先日受けた人間ドックで胃がんが見つかり 今年の2月入院ました。 スキルス胃がん卵巣転移で、胃の4分の3と両側卵巣を切除しました。 腹膜播種は見られず、血行性転移という事で、退院後TS-1を服用しています。 卵巣切除したのでノルバデックスは不要と言われ、乳がんに対しては無治療となりました。 でも、卵巣切除して、ゾラデックスやリュープリンが中止になるのなら分かりますが、 ノルバデックスは続けた方がいいように思うのですがどうでしょう? TAMが胃がんに効くかもしれないという話も眼にした事があります。そういえば、TS-1が 乳がんに効くかもしれないとかいう話も目にしたような気がしますが・・。 スキルス胃がん4期ですから、2期の乳がんどころじゃないのかも知れませんが、本や ネットに載っているスキルス胃がん4期の悲しい生存率の数字をこれ以上下げたくあり ません。主治医に尋ねるのが一番なのは承知しておりますが・・。 現在TS-1の副作用で、倦怠感と強い食欲不振に悩まされています。 どなたかアドバイス頂けると幸いです。

201 名前: susu 投稿日:2005/03/26(土) 21:45
ごめんなさい。2期の乳がんどころじゃない、とか書いたのは失言でした。 乳がんは比較的進行速度が緩やかなのに対し、スキルス胃がんは非常に早い、 と聞いていましたので、胃がん治療が優先なのかな、と思いました。 こちらは乳がん治療を頑張っている方ばかりなのに、すいませんでした。

202 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/26(土) 22:04
大丈夫ですよ。susuさんもがんばって!!

203 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/26(土) 22:47
susuさん。 ご自分がお辛い状況の時に、他の乳癌患者へのお心遣い、頭がさがります。 ここに来ている人は、みんな分かってるから大丈夫よ。 何もできませんが、祈ってます。一緒に頑張りましょう。 私の友人の同僚の方(看護師さんです)が、13年前スキルス胃癌で、 胃全摘腹膜播種で余命半年と言われたにもかかわらず、ずっと無事でいらして、 今は現役の看護師として職場復帰して働いておられます。 彼女は、私(乳癌ステージIII)の心の支えです。

204 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/27(日) 00:19
susuさん、けして失礼ではないと思います 何も不愉快な感じは受けませんでした 2つも癌を背負ってしまって、、どれだけ辛いでしょうに TS-1の治療が効果を現しますように!

205 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/27(日) 08:25
狸です >susuさん 大変な状況で、ご心中お察しいたします。 胃がんからの転移で卵巣を摘出したのに、ノルバデックスをやめてしまう点は私にもいささか奇異な気がいたします。ただここは胃がん治療におけるノルバデックスの考え方が影響しているかもしれません。ご存知のように胃がんには明確な男女差があるとされ、男性は一般に罹患率や悪化度合いが女性よりも高いとされます。こうした男女差は肺がんなどにも見られるのですが、もっとも考えやすいのは性ホルモンの影響です。男性ホルモンや女性ホルモンがそれら男女差がある癌の増殖に影響している、というものです。最近になって肺がん領域でイレッサに女性ホルモンのブロッカーであるファスロデックスを上乗せすると効果が上昇する、といった報告もありました。胃がんにおいても女性ホルモンの関与が議論されるのですが、根拠のひとつは胃がん組織においてエストロゲン受容体が発現していることが多いことです。エストロゲン受容体は膜存在型のいわばシグナルの発信元ですから、そのブロックはがん細胞の増殖阻害を引き起こすことが期待される、ということです。その意味でノルバデックスは効果があるのではないか?とされるわけです。  一方では、男性に胃がんが多い点からして、女性ホルモンをブロックすることは近似的に男性的な環境を起こし、かえって女性の胃がんには良くないのではないか?との見方もあります。これらのせめぎあいは結局のところ大規模な臨床試験でもしない限り、証明はできないことで、現状ではどちらとも言いかねるといったところです。ただ私個人的にはノルバデックスはエストロゲン受容体ブロック以外のアポトーシス誘引作用があるので、胃がんでの受容体発現の事実と併せ、何らかの効果が期待できるのではないかと思っています。  一方TS-1はおっしゃるとおり乳癌での効果が期待される薬剤です。その証左としてTS-1は乳癌治療での開発も進行中であり、昨年のがん治療学会で発表があった第2相試験結果では効果がはっきりと現れていました。ですから胃がん治療のつもりで処方したTS-1は乳癌治療にも良い効果があると思います。

206 名前: susu 投稿日:2005/03/27(日) 20:59
202さん,203さん,204さん、ありがとうございます。 そう言って頂ければ救われます。 読む人の気持ちになって書き込みをするように心がけているつもりでしたが、 一年半のうちに乳がん、胃がんときて、余裕がなくなってしまっているようです。 203さん、看護師さんのお話聞かせてくださってありがとうございます。 その方は私にとっても希望の星です。 狸さんいつもありがとうございます。 TS-1に望みをかけて、はじめての化学療法頑張ります。

207 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/27(日) 21:06
susuさんには、じゅ~~ぶんにみんなへの思いやりがあるじゃないの!! みんなで頑張りましょうねo(^-^)o仲間なんだから!

208 名前: とまと 投稿日:2005/03/27(日) 22:39
術後の抗癌剤治療について知りたいのですが良い情報ないでしょうか?

209 名前: あいりん 投稿日:2005/03/28(月) 00:35
とまとさん、マルチポスト(あちこちに同様の書き込みをすること)はいやがられますのでご注意ください 乳癌パート3まできていますが、ここの情報は読んでくださいましたか? 時間的余裕がないのかもしれませんが、ここは情報の宝です 活用ください。 あなたの質問は以下ですね 「現在48歳で乳癌によって左胸の全摘出の手術を受けました。細胞診の結果、抗癌 ホルモン感受性乳癌、リンパ節転移あり(リンパに二つ)核異型度GRADE1、 ハーシタンパクスコアー1+ということがわかりました。術後の抗癌剤について 二種類すすめられたのですが、一つはCEF(エンドキサン・ファルモルキシン ・5-FU)コレを六ヶ月。もう一つはCEとT(タキソール)これを四ヶ月ずつ なのですが、どちらをするか迷っています。アドバイスをください。」 とまとさんは、質問に書かれた事項は既にお調べになっているのではないでしょうか それを元にしてご自分で決断なさるしかないように思います とは言え、同じ患者として自分だったらどうするか 考えてみました リンパ転移2はしっかりした術後補助療法をしたいところ しかし、グレードは1とまず良好 ホルモン感受性+でホルモン療法もできる 「ハーシタンパクスコアー1+」(ハーセプテストですね?)1+では再発時ハーセプチンが使えない 以上のことから私ならCEFを選びます、これだけでも6ヶ月はかなり重いですよ タキサン系を後に取っておく、という考えもあっていいんじゃないかな と それ以外の道をもし選べるならば CEで4クール、副作用がひどくなければタキサン系も受けておく という方法も先生に相談するかもしれません 

210 名前: りんどう 投稿日:2005/03/28(月) 02:19
とまとさん、はじめまして。 私も乳癌で、現在術後化学療法中なのですが、やはり薬の選択に迷いました。 私の場合は、主治医に、その治療を勧める根拠や、予想される副作用は説明していただいたのですが、 それでも迷いがあり、病理検査の結果をもらっていたので、それを持って他の病院の医師の意見を聞きに行きました。 セカンドオピニオンという言葉も後から知ったのですが、それ専門の外来を設けている病院もあるとのことです。 同時にこちらの掲示板の、乳癌パート1~3も参考にしたうえで決めました。 たいへんな情報量なので、精読するのは難しいかもしれませんが、 今後のためにも目を通しておかれることをお勧めします。 素人ですので参考になるようなことではないかもしれませんが、 悩む気持ちはよくわかります。一緒に頑張りましょう。

211 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/28(月) 08:15
狸です >とまとさん カキコ内容からしますと腫瘍径が不明ですが、全摘出をした事からしまして再発リスクは”低”ということはなさそうです。となりますと、何らかの化学補助療法が必要ですが、CEFかEC-Tかと言われますと、明確な比較は不十分ながら、タキサンが入っているEC-Tの方がより効果が高いとされます。その再発リスク低減効果はCEF比でプラス10%程度ではないでしょうか?(CEFが50%ならEC-Tは60%といった感じ)。この差を大きいと考えるかはご自身の考えによるのですが、私は十分意味があることだと思います。ただEC-Tはやはり薬剤が一つ多い(タキサン)だけに、副作用も強めです。両者の比較は効果の上乗せ具合と副作用の上乗せを考えて決定なさってはいかがでしょうか?ただしEC-Tも投与回数が少ない事もあって、重篤な副作用は頻度がそれほどではないとも言われますし、近年はそれを上手にコントロールできる体制が整ってきましたので、懸念としてはそれほどないかもしれません。具体的にはアレルギー症状、末梢神経障害などです。

212 名前: susu 投稿日:2005/03/28(月) 23:45
207さん、ありがとうございます。頑張ります!!

213 名前: とまと 投稿日:2005/03/30(水) 00:05
あいりんさん、りんどうさん、狸さん、アドバイス有難うございました。大変参考になりました。 これから頑張って治療をうけたいと思います。  

214 名前: ぬここ 投稿日:2005/03/31(木) 03:07
こんにちは。不安な事があって書き込ませていただきます。どうか教えて下さい。 肝、肺、骨に転移があるのですが、骨の転移が広がってきました。胸骨、脊椎、骨盤に広がり、CTでは骨が枠だけのスカスカでした。担当医は放射線をすぐに始めなきゃ駄目だと言い、明日から即開始です。痛みはMSツワィスロンを270mg/日飲んでいるので殆ど感じません。 この場合の放射線の意味は何なのでしょうか?放射線で骨を固める事が出来ますか?また、アレディアと併用は出来ますか? どうか、解る方、お教え下さい。お願い致します。

215 名前: 投稿日:2005/03/31(木) 06:48
母が乳癌で5年以上前全摘しました。リンパに転移無くホルモン剤を服用。半年前5年たったので薬も止めましょうと医者に言われ喜んでた矢先、先日半年検診で首の付け根にシコリ1cm位のが二つ見つかりました。来週検針です。リンパ癌ではないかと家族全員落ち込んでます。こんな事ってホルモン剤止めたからでしょうか?リンパ癌は癌の中では一番質が悪いですよね?

216 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/31(木) 12:05
狸です >ぬここさん ご心配の向き、無理からぬ事と思います。 骨転移がある状況での放射線治療は骨量減少(CTでスカスカに見えること)を食い止めることです。もう少し申しますと、骨転移部位に巣食うがん細胞や骨を減少させる破骨細胞を叩く事で骨量減少を食い止めることが狙いです。ですから厳密には骨を増やすわけではありませんで、減る事を抑える(だから結果的には増える方向になる)と言う事になります。 次にアレディアとの併用ですが、これはアレディアの添付文書にはホルモン療法剤、化学療法剤、放射線治療と併用するように書いてあるくらいですから、実施は可能です。このアレディアは放射線と似たような作用なのですが、より特異的に破骨細胞を抑える活性を持つため、副作用などの面で有利です。 以上、不明な点がありましたら、またおっしゃってください。

217 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/31(木) 12:06
狸です >竜さん 現状ではまだ再発と決まったわけではありませんので検査結果をお待ちいただく時期ですね。悲観的な予想を前提にした話で恐縮ですが、もし再発としても原発はおそらく乳がんですので、広がり具合次第ではまだ治療法があります。またノルバデックスは標準的に5年が効果の面で有利とされ、更に投与してもメリットは薄いとされています(ただし最新の情報では薬剤を換えて追加すると効果が良い、との報告もありますが)。ですからやめた事が唯一の再発の原因ではありません。あまり回答になっていないかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

218 名前: ぬここ 投稿日:2005/03/31(木) 18:18
狸さま、ご回答いただき感謝しております。 アレディアの件、今日の診察で放射線科の医師に聞いたところ、「是非やりましょう」と言う事になりました。 そこで、もうひとつお聞きしたいのですが、アレディアは通院で出来るものでしょうか?ご意見お聞かせ下さい。

219 名前: にきび 投稿日:2005/03/31(木) 18:25
乳癌と診断されました。 病院での色々な不満を抱えての治療に不安があり転院を考えています。 そこで何方かご存知の方がいらしたら教えて頂きたいのですが 質問1 しこりの大きさが気のせいではなく、2月に見つけたときから大きくなっているのですが 手術は急いだ方がいいのでしょうか? 3/中旬の検査では 2.4×1.6×1.2 の大きさでした。 質問2 内視鏡手術について詳しい片いらっしゃいますか? 東京周辺では千葉のK病院ぐらいしか情報がなくて。。。 FUS(ファス:MRガイド下集束超音波手術)についても詳しい方 どうぞよろしくお願いします

220 名前: 投稿日:2005/03/31(木) 20:12
狸さんありがとうございます。リンパ癌だとして五年ノルバデックスという抗がん剤が効くという事ですよね?五年後効かなくなったらまた違う薬ということですね。結果が出たらまた相談に乗っていただけますか?

221 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/03/31(木) 21:00
狸です >竜さん わかりにくい返答で誤解を招き申し訳ありません。手術後にホルモン剤を服用、と言う竜さんの記載から何らかのホルモン療法剤を受けられたと考えました。そうなりますと第一選択は当時はノルバデックスになりますので、この投与は終了しています。このノルバデックスを5年以上やっても効果の面では追加分は少なく、また5年でやめたからリンパに何かができたわけではないと思う、と言うのが前回の自分の返答の趣旨です。 もしがんであったら、上記の治療を受けられた後でしたら、ホルモン治療を受けた経緯からもここはアロマターゼ阻害剤が使われる可能性が高いです。この薬剤はある意味ではノルバデックスを凌駕する薬剤ですので、効果が期待できます。

222 名前: 千春 投稿日:2005/03/31(木) 21:36
にきびさん、はじめまして。 素人なもので質問2などの情報は持ち合わせていないのですが。 我が家も最初の先生と反りが合わずこちらでアドバイスを頂き納得のいく病院に転院し、手術・その後の治療を受けています。 うちの母のしこりも気のせいでなく急に大きくなりました。 確かに手術は早く出来るに超した事はありませんが乳がんは切って終わりのがんではありませんので手術までの間は針のむしろの日々ですが、 この先の事を考え、どうしても今の病院に納得がいかないのであれば転院を考えられた方がいいかも知れません。 手術をしてからの転院より病院を決めて新たな病院で手術をした方がその後の事もスムーズに運ぶと思います。 ただ、ご自分の病状を考えずに希望する手術法だけを追い求めるのはとても危険ですし、手術法だけでなく化学療法や連携する他科施設が充実しているかなども加味して病院を決定なさいますように。 とにかくここ暫らくは不安と焦りの日々になりますが、迅速にしかし焦りすぎず是非納得のいく最善の病院・治療法を見付けてください。 どなたかが内視鏡手術の情報をご存じだといいのですが多分まだ標準治療ではないでしょうから、内視鏡手術のメリットだけでなくデメリットもよく吟味なさってくださいね。 大したアドバイスも出来ませんが〝転院〟しようとする時の苦悩は身をもって分かります。

223 名前: 千春 投稿日:2005/03/31(木) 22:57
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/sub04.htm ↑今検索していたらこのようなページがありました。 他の所には〝日本で乳がん内視鏡手術が出来るのは27施設〟と言う記述もありました。(いつ現在なのか分かりませんm(__)m) と言う事はやはりトライアル的な手術法なのではないでしょうか? 先程も書きましたように、メリットデメリットを考慮なさってくださいね。

224 名前: にきび 投稿日:2005/03/31(木) 23:01
千春さん、早々にお返事ありがとうございます。 今の病院の施設や他の科との連携、自宅からの距離など考えると、転院するのを躊躇してしまいそうなのですが先生が信頼出来ないのです。 悪口っぽくなっちゃうけど、CTとMRIの待合室で他の患者さんが10人ほどいるのに大きな声で乳癌が転移していないか調べるのには云々と。。 診察室でお話するような会話を平気でされるのです。。たまたま小学生の頃同級生のお母様が居合わせていたので、ご近所に知られる事になってしまったりと 病気とか治療とか以外に神経すり減らしそうなので転院を考えているのです。 セカンドオピニオンで伺う予約が、1週間先なのでその前に色々自分で手術を含めて治療法など勉強していたのです。 千春さんのお母様も転院したとの事ですが、大変でしたね。。 ところで、標準治療とは、どうゆう意味での標準でしょうか?

225 名前: 千春 投稿日:2005/03/31(木) 23:35
すれ違いになってしまいましたね(^^ゞ 私も思いきり愚痴になりますが〝転院〟、情報も無い中、朝日新聞の乳がん検診の記事と時期が重なってしまった事もあり、 どちらの乳腺外科も満員御礼状態でもう本当に大変でした。ボロボロになりました。 あの時こちらの掲示板に出会わなかったらと想像しますと今でもうなされそうです。 前の書き込みにも書きましたように乳がんの内視鏡手術はまだ一般的ではないので、予後の成績などが不明な点もあるのではないでしょうか?(あくまでも私個人的な素人考えですが。) もしも現在の病院自体ではなくあくまで主治医にだけ不満があるのでしたら、 少し言いにくいでしょうが(なんでしたら今の受診曜日は通えないなど理由をつけてでも…私なら正直に「どうしても相性が合いません!」と言ってしまうと思いますが)、 現在の病院で主治医だけ替えると言うのもありだと思います。 現に母の同室だった方も同じ理由で主治医を替えていらっしゃいました。 どちらにせよ、何より大切なご自分の命・人生の問題です。にきびさんが納得のいく選択が出来る事を祈り応援していますからね!! o(^-^)o

226 名前: susu 投稿日:2005/04/01(金) 00:48
にきびさん、はじめまして。 私は内視鏡手術について詳しい訳ではありませんが、一昨年の夏、内視鏡を併用した 温存手術(3分の1切除)を受けました。223番で千春さんが紹介してらっしゃるHPに載っている写真と 同じく、脇の下に2、3センチの傷の他に、乳輪にそって1.5センチ程の傷があるだけです。 乳輪の傷跡は、温泉で友達に「ここ、これが手術の跡だよ」と言って示しても、え~分からない と言われるほど目立ちません。 メリットは、とにかく手術跡が目立たないという事だと思います。デメリットは、やっぱり 開けて確認して手術する方がより確実、というか、取り残しの危険性が若干 多くなる(内視鏡の方が)だと認識しています。 223で紹介されているHPには相談BBSもありますので、内視鏡手術については そちらで質問されてもいいかと思います。私も質問して助けていただいた事が あります。私も医療者でないのであやふやですみません。

227 名前: 投稿日:2005/04/01(金) 05:25
狸さんありがとうございます。アロマターゼという薬は抗がん剤でしょうか?飲み薬ですか?質問ばかりですみません!

228 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/01(金) 05:49
飲み薬のホルモン剤(アロマターゼ阻害剤)です。 閉経後ホルモン受容体陽性の患者に使います。

229 名前: にきび 投稿日:2005/04/02(土) 03:33
千春さん、susuさん、優しいレスありがとうございます。 正直今までに経験した事のないぐらい凹んでたのでレス頂いて涙が出そうなぐらい嬉しかったです。 内視鏡手術については、次の先生と相談の上慎重に決めていきたいと思います。 @1週間、頭を冷やして冷静に今後の事を決断したいと思っています。 本当にありがとうございました。 感謝の気持ちが一杯なのですが、言葉が上手く出てきません><。 結果はまたご報告申し上げます。

230 名前: しおん 投稿日:2005/04/02(土) 14:58
はじめまして、しおんと申します 昨日母が乳癌と宣告されました。 十年前からしこりがあり、最初は何ともなかったのですが 最近しこりの摘出手術をうけ、癌であることがわかったのです。 しこりの大きさは8㎜程度で、痛みとかもなかったようです。 しこり周辺部分の手術のため、専門医の元に2週間ほど入院することが決まっています。 そこで質問したいのですが 乳癌は完治するものなのでしょうか。 本人が肺への転移を心配しているのですが、肺に転移するとどのような症状が現れますか? そして、治療に役立つ食べ物やサプリメント等も教えていただきたいです。 質問ばかりで申し訳ございませんがぜひ皆様のお力を貸していただきたいと思っております。 よろしくお願いします。

231 名前: 千春 投稿日:2005/04/02(土) 17:28
しおんさん、お母さまご心配ですね。私も母が心配です。 でも専門医の先生にしっかり対処していただけるようですので何よりですね。 さて、完治についてですがお母さまの病期なども分からない今何とも言えません。 例え病期が判明してもこればかりは神のみぞ知ると言うところでしょうか。 ただ病理検査の結果などで予後の事もある程度(それですらある程度ですが)予想をする事は可能ですので、そしてその結果で術後療法なども決定されますから主治医の先生のお話をよく聞いてきてください。 肺への転移は通常〝初期〟にはあまり自覚症状は無いと思います。これからのレントゲン検査で判断されます。 再発・転移は確かに心配の種ではありますが、乳がんの場合例えそうなりましても薬でのコントロールなど手段も沢山ありますし、こちらの板をお読みいただければ分かりますようにみなさん再発しながらも前向きに日常を送っていらっしゃいます。 完治せずとも病気と共存していければいいのです。 そうして大切に毎日を送りながら新しい治療法が開発されるのを待つのです。 乳がんの研究は日進月歩です。 乳がんはホルモンに関係するがんなので、素人考えでの健康食品・サプリメント摂取は逆効果になる恐れも充分考えられ非常に危険です。 バランスの取れた食事と、しおんさんたちご家族の温かい思いやりや優しい気持ちの方がずっと効果的だと思いますよ。 病気と闘うにはまず相手を知る事からです。 どうぞ情報量は多いですが、お母さまのためこちらの乳癌Par1~3そしてその中で紹介されているがんセンターHPなどもお読みになり、知識を得るご参考になさってください。 そしてまた分からない事が出てきたらこちらに質問なさればみなさんが手を差しのべてくださるはずです。 その時はお母さまの年令をはじめ出来るだけ沢山の情報を詳しく書き込めばそれだけ正確なアドバイスを頂けると思います。 お母さまの力になるためにがんばって!!

232 名前: しおん 投稿日:2005/04/02(土) 22:25
千春さん 返信有難うございます。 母はケロっとしてるのですが患者でない私の方がオロオロしてる状態です(笑) 千春さんのお母様も良くなるといいですね!! 月曜日に専門医を訪ねるということなので、その後また知りたいことがあればお聞きしたいと思っております。 ちなみに母の年齢は46です。 本当に有難うございました、気分が楽になりました。 皆さん自身やご家族の病状が良くなることを願っています。

233 名前: たつや 投稿日:2005/04/04(月) 00:14
狸先生 ご無沙汰しております。たつやです。3月25日 右胸全摘出手術が無事終わりました。 手術の内容は 腋窩リンパ節レベル1・2郭清、レベル3途中まで切除。小胸筋切除でした。 病理検査の結果は、原発腫瘍径7.5cm、リンパ節転移腫瘍径2.8cm、ホルモンEr・Pgr共に陰性、Her2陰性。 グレード3、血管及びリンパ管への浸潤レベル3。リンパ節切除36個中、31個陽性。思っていた以上に厳しい結果に呆然としてしまいました。 以上の結果のもと、術後療法について教えて頂きたいのですが、主治医は放射線療法の後、再び化学療法を強く薦める(標準治療ではないかもしれませんが・・・)が、薬剤はタキソール(ウィークリー)x4クール、CMFx4クール、ゼローダx4クールの中から1つ選んで下さい。強力なのはタキソテールですが・・・と言われます。 術前の経過では、CEFx3クール中は腫瘍サイズに変化無し、タキソテールは2クール目から原発病巣中心部に壊死部分が出てきたものの、原発・リンパ節腫瘍共に大きくなっていきました。(術後の病理検査では原発病巣の壊死部分は50%前後だったそうです) タキソテールとタキソールの奏効はほぼ同じ と認識しているのですが、術前のタキソテール(3週に1回)を術後タキソール(ウィークリー)に変更するのには、何か意味があるのでしょうか? CEFがそれほど奏効しなかったのにCMFが奏効する場合があるのでしょうか? ゼローダについては 副作用(手足症候群など)の面でも奏効率の面でも不安と懸念があります。 まとまりのない文章で申し訳ありませんが、狸先生のご意見を頂きたくおもいます。宜しくお願い致します。 

234 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/04(月) 08:38
狸です >たつやさん ご報告ありがとうございます。また非常に厳しい状況でご心痛お察し申し上げます。 自分も予想しておりましたが、やはり術前補助療法後の術後補助療法の有無とレジメン選択は困難を極めます。何と言っても参考にすべき情報が非常に少ないからです。ご存知の通り乳がんの薬物治療は完成度が高いぶん、その選択には明確な裏付けが要求されるため、いわゆる標準療法の足かせがご相談のケースでは非常に重くのしかかってきます。また、斬新な提案をしようにも、例えば症例報告を学会で発表しようにも、いわゆるオピニオンリーダーとされる著名な医師によりエビデンス重視の元批判される事も少なくありません(現に何度もその場面を見てきました)。ただそうした事が患者を軽視しているわけではなく、むしろ経験の少ない医師らによる”さじ加減”による患者さんの不利益を回避する狙いがあるのですから、総じて言えば、乳がんの薬物治療は進歩的であると言えます。  余談が過ぎましたが、今回私は敢えてオピニオンリーダーに反する行動を取らせていただきます。 まず主治医から示された3案を検証します。ウィークリータキソール(wTXL)、CMF 4クール、ゼローダ4クールのなかで、まずCMFは排除します。理由は明快で最も効果が期待できないからです。CMFは副作用発現を忌避して実施される補助療法のレジメンであり、適応はリスクの低い症例です。術前補助療法をやった後とはいえ、これではどう考えても役不足です。  次にウィークリータキソールですが、これはやや期待できます。タキソテールの3週回しを術前にやって、術後のwTXLに意味があるかと言う事ですが、期待できるのは以下の理由です。1)タキサン2剤の作用機序は同じとされるものの、両者の耐性は必ずしも一致しないこと、2)3週回しからウィークリーになる事で薬剤の効果の若干アップが期待できる(実際には副作用軽減のメリットが大きい)。しかも薬剤を変えてもいる。  次にゼローダですが、これはやはり期待できるのですが、残念ながら保険適応されません(ゼローダは補助療法には使えない)。また手足症候群が程度にもよりますが約半数で出ますので、患者さんの負担が大きいと思います。 以上の事を考えまして、私個人としましては、UFTの補助療法をお勧めします。UFTはゼローダや5FUと同じフッ化ピリミジン系薬剤ですが、補助療法としての実績もあります(CAF並みの抑制効果が報告されている)。また副作用の面でもゼローダよりはずいぶん軽度であり、手足症候群はずっと頻度が少なく、ほかに下痢や血液毒性が少数例出る、とされますので、はるかに使いやすいはずです。またゼローダよりも効果が圧倒的に劣る、なんて事は一切ありません。ここでタキソールを薦めないのは上記に書きました点のメリットがUFTに勝るとは考えにくい、と判断したからです。 これらの薬剤はいずれも副作用はそれなりに覚悟がいりますので、更に情報が必要でしたら主治医に聞くかもしくはご質問ください。つらい状況ではありましょうが、ご本人の体調も留意ください。

235 名前: しおん 投稿日:2005/04/04(月) 12:08
こんにちは、しおんです 昨晩チャットでは皆さんに大変お世話になりました ありがとうございました 本日の検査で病期は1とわかりましたが 組織学的悪性度は組織を持ってきていないため不明です 手術の日が十四日と決まりました 心配していただいたのでご報告しておきます ありがとうございました

236 名前: コスモス 投稿日:2005/04/04(月) 13:02
以前お尋ねしましたコスモスです。名無しさん、こんな事を伺うと笑われてしまうかもしれませんが、方位学でいうと、九州ガンセンターよりも九州医大の方が良いと聞かされました。藁をも縋る思いでより良い病院で治療を受けさせたいと思っているので、迷っています。6日に癌センターで最終の診断を頂きます。癌センターと九州医大の治療レベルは如何なものでしょうか?宜しくお願い申し上げます。

237 名前: たつや 投稿日:2005/04/04(月) 15:40
>狸先生 いつも早々のレス感謝しております。ありがとうございます。 CMF排除の件とタキサン系2剤の違い(投与法も含めて)の件、わかり易いご説明で重々理解することができました。ありがとうございました。 UFTの件は、病理検査結果の説明を受けたときに主治医に尋ねてみたのですが、CAF・CEF並みの抑制効果については、臨床結果が国内レベルのため使えない。とのことでした。 ゼローダについては 再発の場合のみ保険適応と認識していたのですが、主治医からは説明はありませんでした。ナベルビンやジェムザールの話をしたときは、保険適応外ですからねエ・・・といわれてましたけど・・・。 なにか抜け穴でもあるのでしょうか?今お世話になっているのは県立病院なのですが、もし保険適応外の薬剤を使ってもらえるとしたら、ジェムザールとタキソテールの併用というパターンも気になるのですが、狸先生のご意見はどうでしょうか? 質問ばかりで申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。  

238 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/05(火) 08:06
狸です >たつやさん UFTのデータが国内限定だから、とのもの言いはある意味ではごもっともですが、やや状況に差があるように思います。ゼローダは旧ロシュ時代に鎌倉の研究所で創薬された日本生まれの薬剤ですが、ロシュが日本でのみ汎用される、との批判があった経口フッ化ピリミジンを国際戦略に載せて開発した薬剤ですので、海外データはかなり豊富なのはある意味自明です。一方のUFTは国内で開発され(実はロシア生まれ?らしい)、発売されてきた、いわば伝統的経口フッ化ピリミジン系薬剤で、当然のように国内での販売が主になります。そのせいでデータは主に国内で取得されているわけですが、昨年発表されました補助療法としての有用性(CAFと同等)は非常にインパクトのあるニュースでした。またゼローダの国内認可は手術不能、あるいは再発乳癌でアンスラサイクリン既投与例に限る、との記載があるので、そのまま当てはめるとたつやさんの彼女さんの場合適合しません(術後で再発ではないから)。また補助療法としての安全性も確立されていない、とも書かれているので、やはり保険でははねられる恐れがあります。こうして考えますと、現状ではUFTは国内限定データとはいえ補助療法としての有用性を証明している事から、乳癌治療におけるより困難なステージでの効果を証明できていると言えますし、国内認可状況も現状のニーズに合致します。これらが私の選択論拠です。 一方保険適応を度外視した場合、海外では国内以上にさまざまな薬剤を使用できますが、国内ではGEMは使えません。タキサンとの併用がどうかは正直なんともいえませんが、同様に保険適応されない有用な薬剤としてはナベルビンがありますね。これは現在乳癌適応申請中ですので、活性の面では期待度が高いです。昨年のがん治療学会でのデータを見ますと、タキサン使用後の効果が期待できますし、脱毛や神経症状が出にくい点も使いやすいかもしれません。また海外ではタキサンとの併用においても有用性が報告されているようですし、ゼローダとの併用試験も国内では動いているようです(ただしいずれも対象が進行再発乳癌)。ただし、GEM、ナベルビンとも補助療法としての効果は未知数ですので、そのあたりは考える必要があります。

239 名前: たつや 投稿日:2005/04/05(火) 11:56
>狸先生 度々の早々のレスありがとうございます。昨夜 彼女にUFTの件を話してみたのですが、一度主治医に拒否されてるので、もう一度相談することにかなり抵抗を感じてるようです。 私的にはそんな遠慮は要らないと思うのですが・・・ 来週から放射線治療がはじまりますので、化学療法が始まるまでには30日~45日間ありますので、その間に主治医と相談できる時間を持てるよう頑張ります。 今お世話になっている病院には、血液内科はあるのですが腫瘍内科はありません。もし主治医にうまく伝えられない場合は、血液内科の先生に相談するのもいい手段でしょうか? 主治医は乳癌専門医ですが、外科的考えが強いように見受けられます。抗がん剤の副作用は、基本的には全て同じで、あとはやってみないとわからない。と言われますし・・・ とにかく狸先生のご意見のもと、今の自分が今の自分の立場で出来る事を、精一杯やってみます。 また報告させて頂きます。狸先生、いつもいつも本当にありがとうございます。頑張りますね。

240 名前: 投稿日:2005/04/06(水) 05:55
狸さん先日はありがとうございます。やはりリンパのシコリは癌でした。乳癌専門医はホルモン剤止めて半年でリンパ癌になった事におかしいと連発してます。肺と肝臓の検査してシコリを取りましょうという事になり、今の所新しく出たホルモン剤と放射線だけで抗がん剤は打たないから大丈夫!と言われたんです。狸さんのおっしゃるノルバデックスをやはり使うという事ですよね?母は首から肩にかけて腫れていて鎖骨の上にシコリ一cm二つなんですが乳腺の医者は取ったら治るから大丈夫!心配するんじゃないと言ったんですが、リンパ癌なだけに本当に信じて喜んでいいのかと迷ってるんですが信じていいと思いますか?

241 名前: 千春 投稿日:2005/04/06(水) 14:52
竜さん、まず・・・。 リンパ癌と言うより〝5年前に手術をした乳がんのリンパ節転移が見つかった〟〝乳がんの再発〟と言う状況だと思います。 肺と肝臓の検査で肺と肝臓にも最初の乳がんが転移していないか調べるのですね。 乳がんの転移なら、リンパで見つかろうとも肺や肝臓で見つかろうとも、リンパがんや肺癌や肝臓癌ではなく、あくまで〝乳がん〟です。 〝ノルバデックス(タモキシフェン)〟は狸さんがおっしゃられたように、以前5年間お母さまが飲んでいたホルモン剤の名前ではありませんか? 先生が「新しく出たホルモン剤」とおっしゃるなら今回はノルバデックスではなく別のホルモン剤(アロマターゼ阻害剤?)を使うと言う事ではありませんか? 竜さん、ご心配は重々承知ですが、ここはただ不安がって先生の言葉に一喜一憂するばかりでなく、 お母さまの正確な状況や今後の治療方針など、しっかりした情報を把握しましょう! それより前に〝乳がんと言う病気と治療法〟について、もっとご自分なりに勉強する事が必要です。 そして竜さん。 1:まず以前5年間何と言う名前のホルモン剤を飲んでいたか調べましょう。(5年間そのホルモン剤を飲んでいるだけでしたか?注射のホルモン剤をした事はありませんか?)お母さまはおいくつですか? 2:以前手術した際の病理検査の結果を先生に伺いましょう。 3:今回の検査結果をきちんと先生から聞いてきましょう(肺・肝転移の有無等)。 4:今回飲み始めるホルモン剤の名前を先生に聞きましょう。 きつい言い方になりますが、今『喜んでいい』時ではありません。 竜さんは乳がんについてあまりに勉強不足です。 主治医の先生のお話を竜さんの今の知識と状況で理解しているつもりになると、後から不信感が生まれてしまう恐れがあります。 まずもっと知識と状況の把握に努めた後主治医の先生のご説明を聞けば正確な理解が出来、 病気とどう向き合うべきかも分かってくると思うのですが。

242 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/07(木) 08:52
狸です >竜さん すでに千春さんが言っておられますが、私は221ですでにノルバデックスは投与済みであろうと書いたつもりですが、、、 ですから今回の主治医のいうホルモン剤とはおそらくこのノルバデックスではなく、アロマターゼ阻害剤になると思います。ノルバデックス同様に経口剤です。また副作用もノルバデックスで問題になる血栓症や子宮がんリスクが上がらないなどメリットが多く、また効果の面でもかなり期待できます。記載内容から、肝臓と肺の検査をする事からも主治医は乳癌からの転移を考えていますので、今回のリンパの癌は乳癌の再発と考えるのが自然です。今後はHer-2の発現を見るなど、今後の治療選択に必要な検査が入るかもしれません。 千春さんからご指摘がありますが、乳癌はエビデンスのしっかりした薬剤が多く、治療方法はいくら患者さん側とはいえある程度知っておいたほうが何かと好都合です。世の中には情報が氾濫していて、ややもすると怪しい健康食品業者などが聞こえのいい事を発信している事がありますが、まずはこちらのサイトの乳癌のパートをしっかり読んで勉強なさってください。私の記載は基本的には相談者からの質問に対する返答と言う事で記載してありますが、なるべく一般性を持たせるように書いてきたつもりです。ご不明な点はまた聞けばいい事ですから、あせらずこつこつ読み込んでみてください。

243 名前: 投稿日:2005/04/07(木) 20:47
千春さん狸先生ありがとうございます。気ばかり焦って落ち込んでました。そんな事ではいけないですね!千春さんや狸先生の書き込みを見たり本とかいっぱい調べて勉強します。今は明日は我が身の様な気持ちで母がこうなる事は自分や子供や夫もいつかは癌に侵されるだろうと思ってます。その時はしっかりした気持ちで対処していきたいです。ちなみに母は56歳です。私は一人っ子で絶対母を失いたくないので頑張って行きます。今のところ母はインフルエンザにかかっても翌日には熱が下がって治ります。こんな治癒力があるのになぜリンパに転移したのか不思議でなりません。早く癌を完全に消す事の出来る薬が開発されると良いのにと思います!

244 名前: にきび 投稿日:2005/04/09(土) 23:47
千春さん、susuさん、先日こちらで内視鏡手術についてお話を聞かせていただいたにきびです。 先日は丁寧なレスありがとうございました。 セカンドオピニオンで来院した病院で手術していただく事に決めました。 そちらの先生には他に患者さんがいらっしゃったのに、1時間以上時間を割いて下さって大変親切にわかりやすく説明をしていただきました。 設備や諸々の事は初めに診察して頂いた病院の方がいいのですが、この先生にお任せしたいって思ってしまいましたので決めてしまいました。 入院日手術日も決めてきたせいか、気持ちも落ち着いてきました。 本当に先日は取り乱していましたから(恥 お二人には感謝、感謝です。

245 名前: 千春 投稿日:2005/04/10(日) 00:26
にきびさん、良かったです!! ちょっとした打ち身や擦り剥き傷ならともかくも、このがんと言う病気になった時は、 絶対に自分が信頼出来る主治医がいてこそ闘えるのではないかと、私父母の件を経験してつくづく思うのです。 勿論がんと言う病気にはチーム医療が必須なのは言うまでもないですが、 きっと自分が納得して選んだ先生なら、患者に対して口だけが上手い医師などではなく、技術的にも人間的にも信頼のおける最高の医師であると信じて。 うまく言葉になっていませんが、にきびさんも納得のいく先生に巡り合えた事私も本当に嬉しく思います。 さぁ、これからが本番ですね!! にきびさん、一緒にがんばりましょう。 それから追伸・・・ 取り乱し方だけは、私の方が勝てるかも(^。^;)> σ( ̄。 ̄*)すごかったでした。

246 名前: にきび 投稿日:2005/04/10(日) 04:49
千春さん、度々ありがとうございます。 ラッキーな事にいい先生に巡りあえたのも、 こちらで2nd opinionや転院等の罪悪感を払拭してもらえたからですよ。 またお世話になると思いますがよろしくお願いします。

247 名前: まいける 投稿日:2005/04/11(月) 00:25
まいけるです。 妻はその後、タキソテール、ゼローダを再開しました。(奴の大きさは変わっていないようですが、少量の胸水が認められたようです)しかし、やはり副作用の手足口症候群の症状が現れ、気持ちが沈みがちのようです。 「あの痛みは勘弁してほしい。」という感じです。服用は1回2錠ですが、1錠に減らして続けることはどうか、と妻に提案しました。が、少ない数でダラダラ続けると耐性を促すだけではないかと案じているようです。 明日、主治医の診察なのですがどう判断するのか。やはり、服薬量の減量は、奏功率も下がるのでしょうか。決して楽観できる状況でもないので、私としては何とか続けてほしいと言う気持ちなのですが、本人の辛さや苦しさもあり、単に「がんばれ」は言えません。 何とか落ち着いてほしいものです。すみません、愚痴っぽくなってしまい、内容が違うカキコになってしまいましたね。

248 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/11(月) 13:28
まいけるさん。 知人が、ゼローダの時に、事前からビタミンB6製剤と、ヒルトイドという 保湿消炎用の塗り薬を処方してもらって、ほとんど変化なく過ごしたと言ってました。 腫瘍の大きさに(エコー)変化がなかったらしく、2ヶ月で中止したせいかも しれませんが…。 でも、ビタミン剤と塗り薬なら、そんなに悪影響があるとは思えないので、 一度主治医にご相談になっては…、と思うのですが。 すでにお試しでしたらすみません(遡って読んでないので)。 奥様の副作用がマシになり、効き目が大きく現れますように(-人-)。

249 名前: 投稿日:2005/04/12(火) 17:15
狸先生へ。また初歩的な質問すると千春さんに怒られそうですが。どうしてもわからないので質問させてください。her-2検査は具体的にどの様な検査をするという事ですか?すいません母とは少し遠くに住んで居るので医者様に会う機会がないので是非知りたいです。

250 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/12(火) 23:19
狸です >竜さん Her-2の発現検査はHer-2タンパクの発現を確認する免疫組織染色(IHC)と遺伝子の増幅を調べるFISH法の二つがあります。いずれも癌組織をちょっととってきて検査します。どちらも取り出した組織を使いますので、ご本人は痛くも痒くもありません(組織をとるときは痛いかもしれませんが)。

251 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/13(水) 19:57
母(63歳)がタキソールウィークリーの治療中です 1クール済んだ後に38度以上の熱が続き、今日病院で検査してもらったところ 胸部レントゲンでは特に異常は見られず、CT検査の結果では「間質性肺炎」と診断されました タキソール治療があと2クール残ってはいますが、延期になってしまいました 担当医曰く「軽いものですから薬で治ります」とプレドニンという薬を処方されました(朝晩4錠ずつ) 発熱の原因も分かり、安心して帰宅しましたが、 詳しい情報を知りたいので先程ネット検索したところ あまり安心できない副作用だと分かり、急に不安になってしまいました 担当医は軽く「入院等はしなくてもいい」と言ってはくれましたが、 熱が下がらないようなら、入院もあると言われましたので、 「初期だから」と、薬を飲めば全く悪化しないということはないのでしょうか

252 名前: susu 投稿日:2005/04/13(水) 23:44
にきびさん、気持ちが落ち着かれたようでなによりです。 しばらくこちらの掲示板をのぞいていませんでしたが、どうされたかなと 思っていました。私も乳がん告知受けた時は毎日泣いていましたよ~。 私は今乳がんと共に胃がん治療中です。頑張りましょうね。

253 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/15(金) 08:11
狸です >251名無しさん 返答が遅くなり、失礼いたしました。 間質性肺炎は抗がん剤治療時にしばしば見られる(決して高頻度とはいえないのですが)現象です。最近ではIressaでの多くの患者さんの死亡例が話題になり、やや恐怖心が先行している部分もありますが、もちろん抗がん剤治療以外での発症もある疾患です。今回のケースでは薬剤との明確な相関は不明ではありますが、もっとも考えやすい対応としての休薬がまずなされていますので、治療方針としては正しいと思われます。またプレドニゾロンによる治療も標準的な治療ですから問題ではありません。また、ご心配の事は、おそらく現状が本当に軽症なのか?と言う事かと思いますが、これは診断によりますのでなんとも申せません。ですが、薬剤惹起性のものでしたら休薬と薬物治療で好転しやすいのではないかと思います。ただ薬剤の治療効果が得にくい場合は治療方針を変更しませんと、症状が好転しないばかりか、ステロイド剤による副作用も出てきますので、注意が必要です。カキコ内容では主治医の診断結果が伺えませんが、どういった状況では悪化を疑うのかを良く聞いておいて、しっかりと症状の変化を観察すべきと思います。熱以外にも咳や息切れなど肺の機能低下をうかがわせるような症状が新たに出た場合などは要注意です(ステロイド剤の副作用による感染症んどもありえますから〉。

254 名前: にきび 投稿日:2005/04/15(金) 13:13
susuさん susuさんの方が私よりキツイでしょうに気にかけてくださってありがとう。 なんか、嬉しいです。 病院と術日が決まったので、もう泣かない事にしました^^ 後は、先生に綺麗な傷跡にしてもらって治療に専念します。 内視鏡手術は、残念ながら私の悪性に変化しちゃった細胞君は 大きく育ちつつあるので、色々考えて諦めました。 19日入院で21日に手術です。 これから抗がん剤放射線治療と、気の重い治療がはじまります。 又何かありましたら教えてください。 季節の変わり目ですので、susuさんも体調に気をつけてください。

255 名前: 251 投稿日:2005/04/15(金) 13:39
>>253 狸様 251です お忙しい中、とても丁寧なレスをありがとうございます 今のとこ、しつこい咳や息切れの症状はないようですが、これからが不安です 担当医の話だと、「抗癌剤による副作用」ということでしたが、 以前タキソテールを1度した時、本人が苦しいようでしたので、タキソールウィークリーに変わりました 「間質性肺炎」が出たのが、どちらのお薬の副作用かわからない(タキソテールorタキソール) との説明で、暫らく休薬して様子を見ながら、タキソールの続行を決めましょう と言われ、間質性肺炎の詳しい説明はありませんでした 次回は月曜日に来院するよう言われているので、その際に詳しい検査や説明があるようです 只、「それまでに症状が出たらすぐに入院しましょう」とも言われています あまり担当医も今はまだ、CTだけの結果しかないので、詳しい病状が説明できないのかとも思います 今度はステロイドでの副作用の心配も出てくるんですね 母にはまだまだ長生きして欲しいのに、次から次と母を蝕む病気が憎いです

256 名前: まいける 投稿日:2005/04/17(日) 16:27
まいけるです。 >248 名無しさん レスが遅くなって済みませんでした。情報ありがとうございます。ビタミンB6ですか、サプリメントでも手ごろな価格で入手できますね。 ヒルドイドは、保湿クリームと記憶しています。早速妻にも教え、試そうとしていたのですが副作用のスタートダッシュが早く、ゼローダの 休薬となりました。それでも、悪くしないためにもやってみるつもりです。 主治医いわく、ゼローダは服薬数をあまり減らすと意味がないそうです。今はタキソテールの副作用に不安をつのらせています。「 QOLが落ちずに闘える抗がん剤ができるといいですよね。 介護保険制度の乳がん認定もそうですが、奏功率が期待され且つ認識度もある抗がん剤を早く承認していただきたいものです。

257 名前: チョコ 投稿日:2005/04/19(火) 18:52
こんばんは。 私の母(50)が乳癌で、手術をし退院しました。今度からは、抗癌剤を使うということです。副作用で髪が抜けたりするんですよね。とても不安です。恐くて、治療方針など聞く勇気がありません。抗癌剤を使うということは、末期ではないんでしょうか? お返事お願いします。

258 名前: 千春 投稿日:2005/04/19(火) 21:24
こんばんは!チョコさん。 まずはお母さまの手術無事成功何よりです。 乳がんは、乳管内にがんがとどまっている場合や高齢な場合など例外を除き、初期でも進行がんの場合でも何らかの術後(または術前)補助療法をするのが普通です。 うちも手術前から先生に、 「乳がんは手術と抗癌剤がセット。」 と言われていました。 つまりは抗癌剤が効きやすい癌と言う事です。 お母さまの脱毛など副作用はとても心配ですよね。こればかりは代わってあげる事も出来ませんし。 恐くて治療方針を聞けない気持ちも分かるのですが、そしてお母さまとの同意の上〝治療方針を聞かないでお医者様の言うとおりに淡々と提示された治療をこなしていく〟と言うやり方もあるとは思うのですが、 もしもそれで余計に親子の不安が増してしまう事になるならば、 やはりきちんとした情報把握は必要なのではないでしょうか? 副作用には個人差があるものの、投与される抗癌剤の種類が分かればその薬にどんな副作用が多いのかも調べる事が出来、ご本人もご家族も心構えが作れます。 同じ薬を使った方に相談する事も可能ですし、それによりお母さまの孤独感も和らげる事も可能です。 どんな判断をするにせよ、ぜひお母さまの力になって差し上げてくださいね!

259 名前: チョコ 投稿日:2005/04/19(火) 22:23
千春さん、ありがとうございます。手術と抗癌剤がセットということを知り、少し気持ちが軽くなりました。治療方針や抗癌剤は、やっぱり聞いておいたほうがいいですよね。一緒に住んでいないので、母の毎日がよけいに気になります。

260 名前: 千春 投稿日:2005/04/19(火) 23:47
離れて住んでいらっしゃると余計にご心配ですよね。チョコさんのご心痛お察しします。 お母さまは先生から詳しい病状や治療方針は聞いていらっしゃいますか? お母さまご自身が敢えて治療方針などを聞かないと言う御意向でないのならば、私は状況把握は必要に思います。 お母さまのステージ・病理検査の結果・今後の療法の種類やスケジュールなどを確認なさるといいと思います。 抗癌剤の副作用はご本人お辛いですが(嘔吐などは個人差がありますが、アンスラサイクリン系やタキサン系は脱毛は覚悟しなければなりませんし)、 ただ副作用で死に至るなどと言う事は〝まず〟考えなくて大丈夫ですからね。 それにお母さま50才でしたら充分体力もあります。 娘さん(でいらっしゃいますよね?)のフォローは何より心強いはずです。 離れて暮らしていようとも大切なお母さまの不安な気持ちを出来るかぎりの手段で癒してさしあげてください。 こちらの掲示板にはそのヒントが沢山ありますし、 状況を把握した後に出てきた不安の答えも、狸さんや774先生はじめみなさんがきっとご助言下さるはずです。 チョコさん頑張って!!大好きなお母さまのために。

261 名前: たつや 投稿日:2005/04/22(金) 11:06
術後の腫瘍マーカーについて教えてください。 一昨日 術後12日目の血液検査の結果が出たのですが、あまりにもの変動に驚き、腫瘍マーカーは『目安?』にしかならないと認識しながらも不安です。 上昇したマーカーは、CEAが0.9→3.8、1コラーゲンCが3.5→5.5で、下降したものはLDHが416→187でした。術後たった12日間でこんなに変動することは よくあることなのでしょうか? 主治医は「様子を見ていきましょう。今は検査をするよりも、まず放射線治療を頑張りましょう」と言われますが、再発・転移を覚悟しておかなくてはいけないのでしょうか? 狸先生、774先生、同じような経験をお持ちの方々、不明瞭な部分での質問だとは思いますが、何卒宜しくお願い致します。

262 名前: 投稿日:2005/04/23(土) 12:17
こんにちは。 乳癌の肝転移で、通常の抗癌剤以外の治療法(肝動注、ラジオ波、マイクロ波、凍結、エタノール注入、肝動脈塞栓、手術など)を経験した方はいらっしゃいますか? よろしければ体験談をお聞かせください。 また、このような療法で効果を上げている病院をご存知でしたら教えてください。 よろしくお願いします。

263 名前: 投稿日:2005/04/26(火) 00:29
狸先生前回の回答ありがとうございます。あれからアロマシンの服用で首のシコリは大きくならず手術を昨日しました。切ってみるとシコリは2つだと思ったのが小さい物を入れて10個ありました。三日後に退院で放射線を毎日一月間通う予定です。放射線で癌を叩いたとしてもまた再発する可能性はありますよね?アロマシンも五年経てば服用は終わるのでしょうか?何を見ても再発は予後が悪いと書いてあり一応局所再発らしいのですがこのケースの体験談が見当たらないので医師の治療方針を信じるしかない状態です。

264 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/04/26(火) 02:26
竜さん。 首のしこりの病理結果は、いかがだったのでしょうか? 本当に乳癌の再発であったのか、最初の手術の病理と比べて 変化などはなかったのか、お確かめになった方がよいですよ。 ホルモン感受性は、初発と再発では変化する場合がありますし、 HER2は変化しない、と言われているそうですが、確認するに 越したことはありません。 私も局所再発乳癌患者なのですが、この乳癌カテゴリのトップにある 「書籍検索」の「再発・転移」に紹介されている「再発乳癌治療ガイドブック」は 局所再発例も比較的多くて、大変勉強になりました。 それと、論文配布で「乳癌 局所 再発」で検索すると、現在6例の 論文が上がってきますよ。 再発乳癌は標準治療が確率していませんから、それだけに患者側も 勉強する必要があるように感じています。 ご家族には、本人にはない辛さがあると思いますが、できればご家族が 勉強してあげて頂きたいです。 なんせ本人、常に背中に死に神しょって、毎日大変ですから(T.T)。 お母様に一緒に頑張りましょう、とお伝え下さい。

265 名前: チョコ 投稿日:2005/04/26(火) 21:05
千春さん、レスありがとうございます。母に治療方針を聞いてみたのですが、詳しいことはわからないようです。とりあえず、抜糸をすると言ってました。あとは、半年くらい抗癌剤の治療ということしかわかりません。

266 名前: 投稿日:2005/04/26(火) 23:03
名無し様これからの事ありがとうございます勉強になりました。局所再発は完治する人もいるらしくそのどの様な治療で克服したのか詳しく知りたかったんです。母は自分の病気を詳しく知りたがらないので病気の話は出来ないでいます。死に神は頑張ってる人には憑かないです。病院に行くのを怖がって行かない人の方が危ない。病理結果は一か月後です。医師の話は病理結果でまたアロマシンを服用するか決めるそうです。それまで放射線で叩ききれると言われました。乳腺クリニックに入院してるんですが毎日100人くらい患者さん来て忙し過ぎで詳しく医師に質問が出来ないのが困り所です。

267 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/27(水) 11:20
狸です >竜さん ご返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。 局所再発乳癌は名無しさんが言われるように標準的な扱いが決まっておりません。これは発生数が少ないためである事が背景にあると思われます。 しかし逆に考えますと、通常遠隔転移などで見つかる事が多いにもかかわらず、局所再発で食い止めている段階で見つかった、とも言えます。ですから治療法としては初発の非転移状態の乳癌と同様に扱うものと考えてよいかと思います。また”再発”である点を生かせば実は選択の幅が広がるとも考えられます。と言いますのも、例えばゼローダは”進行・再発症例”に使用が限定されるのですが、局所とはいえ再発ですからこれが使用可能になります。同様の理由でハーセプチンも使うことができます(以上は保険上の問題ですが)。 前置きが長くなりましたが、病理検査の結果癌であった場合には、やはり過去の乳癌の再発と考えるのが普通ですので、前回の病理データに則って治療がされると思います。しかし5年たっているからには同じ乳癌であったとしても性質が変わっている可能性もありますので、おそらく主治医もそのあたりを考えた病理検査をしていると思います。もし不安でしたら、 ”先生、5年前の乳癌の再発らしいかと思うんですが、今回の病理検査ではどこまで調べるのでしょうか?再発と言ってもぜんぜん癌の性質が違ってる可能性はないんでしょうか?そのへん確認いただけますか?”とでも伝えてみてはいかがでしょうか? アロマシンはそれ自身の投与期間を5年にするといったデータは確かないはずですが、他のアロマターゼ阻害剤の状況からそれは問題ないと思います。ちなみにアロマシンは同じアロマターゼ阻害剤でも酵素といったん結合すると絶対に外れない(不可逆阻害剤といいます)とされるので、アリミデックスよりも良いのではないか?と言う考えもあります。

268 名前: たけ 投稿日:2005/04/27(水) 23:05
狸さん お久しぶりです。 あれからタキソテールとゼローダの治療を終え(肝臓にあった腫瘍が縮小)、 骨転移用の治験を受けながら二ヶ月元気に過ごしていたのですが、 先日のCT検査で肝臓の腫瘍が悪化していることがわかりました。 骨転移への治療よりも肝臓の方を叩いた方がとアドバイスをいただいたのですが 本人はもちろん私も納得して肝臓への治療をお休みしました。 おかげで肝臓への腫瘍が悪化と言う結果になりましたが 旅行に行ったりおいしいものを食べたりと充実した生活を 送れたのでこの選択も悪くはなかったなと思っています。 そこでまたアドバイスをいただければと思うのですが、 肝臓転移をこのまま放っておくのは良くないということで、 AC療法(12年前2回投与あり)または、ウィークリータキソールの治療を進められています。 ただ前回タキソテールをしているので、担当医は次はACの方が効く確立は あるような気がするということなのですが、タキソテールとゼローダが 効いている途中でやめたので、ウィークリータキソールでも まだ効き目があるような気がするのですが・・・ 肝臓以外の転移は落ち着いています。 今考えられる治療法で体の負担の少ない治療法を教えて欲しいと思います。 担当医いわく、基本といわれる治療の残りはこのふたつということなのですが 今後の治療はどのようにしていけばよろしいでしょうか? 本当にふたつしかないのでしょうか? ウィークリータキソールの方が副作用が少ないような気がして こちらを先行した方がいいような気がするのですが。 アドバイスお願いいたします。 

269 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/29(金) 17:38
狸です >たけさん お返事遅くなりすいませんでした。 タキソール+ゼローダでは神経症状が強めに出たということはありませんか?肝転移にはゼローダの効能からして効果が期待できそうですので、おそらくはゼローダによる効果で肝転移巣の抑え込みに成功したように思います。 休薬により肝臓の転移巣が再び悪化してきた、とのことですので、ここは肝臓に焦点を絞った対応が必要かと思います。次の化学療法ですが、副作用の軽減と効果の両方を求めうる処方としては、ここはACよりもウィークリータキソールのほうが向いている気がします。この処方は効果アップと副作用抑制を狙った処方であるからです。ただし、東病院とのことですので、あるいは臨床試験に参加を求められているのではないでしょうか?ご存知の通りウィークリータキソールは今のところ厳密には保険適応外であり、下手をすると自己負担になってしまいます。ですが、もし臨床試験でないのでしたら、ここは骨転移対策のためにもアレディアの使用を聞いてみてはいかがでしょうか?骨転移の有無がちょっとわかりませんが、骨転移は進行しますとご本人の痛みはもちろん高カルシウム血症による意識障害などもありえるため、看護する方にも大変な心痛になります。 今後の残された手立てとしましては、まだ承認前ですがナベルビンがあります。この薬剤はアンスラサイクリン、タキサンの後でも一定の効果が期待できる薬剤です。また肝転移にFU系の薬剤が効果を示す可能性がありますので、UFTや場合によっては5FUでも使用できます。 状況をわからないまま書きましたが、的外れなことがありましたらまたご質問ください。連休でもここはちゃんと見ております。

270 名前: たけ 投稿日:2005/04/29(金) 18:58
狸さん お返事ありがとうございます。 本当にここの掲示板にはお世話になっています。 前回はタキソテールとゼローダの併用治療でした。 そのときの副作用で神経症状というのはなかったような気がします。 手足症候群と吐き気と食欲減退のみでした。 むくみやしびれはありませんでした。 肝臓内で薬が効くっていうのが良かったのでしょうか・・・ AC療法よりもウィークリータキソールの方が肝臓には効くということですね? 現在は治験が終わり様子を見ています。AMG126 現在骨転移(腰)はありますが、痛みはないようです。 現在の痛みは原因不明の肩から腕にかけての痛みです。 東病院の方でも今はウィークリー対応しているそうです。 タキソテール後のタキソールでも効き目がある場合もあるのですね? 担当医いわく、同じ系列だと効果があまり現れないかもしれないため 先にACをしようと言われているのですが。 ウィークリーとACの副作用はかなり違いがあるのですか? 絶対副作用が少ない方がいいのですが。 それに加えて肝臓の腫瘍を少しでも小さくしてくれるもの希望です。 贅沢ですね。 やってみないとわからないってのは辛いものですね。 現在は肝臓悪化のためか、疲れやすく体にだるさがあるようです。 タキソテールゼローダ後の用にまた軽快に歩き回れるように なってくれることを願います。 

271 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/04/29(金) 23:02
狸です >たけさん ひとつずつお答えさせていただきます。 >肝臓内で薬が効くっていうのが良かったのでしょうか・・・ ゼローダなどの5FU系薬剤の経口剤は肝臓で代謝を受けることから、肝臓での効果が比較的良好であるとされています。その点が出たのではないかと想像します。 >AC療法よりもウィークリータキソールの方が肝臓には効くということですね? ここは正直なんともいえないのですが、アドリアマイシンは心毒性の面で上限が決まっていますが、タキサン系薬剤は副作用の面が問題なければ投与期間をかせぐ事が不可能ではありません。単純にACと3週まわしのタキサン単剤では効果はほぼ同等(ACの方がやや有利?)ですが、ウィークリータキサンであれば効果が高まる、副作用が減る、のメリットがあるため、連投の可能性があると思われますので、ウィークリータキソールをお勧めしました。 >現在骨転移(腰)はありますが、痛みはないようです。現在の痛みは原因不明の肩から腕にかけての痛みです。 痛みがどうしようもなくQOLを下げているのでしたら、本格的な除痛を考えなくてはいけません。東病院であればその辺りにも手馴れていると思うのですが。除痛が不十分ですと肝臓の症状を食い止める治療にもなかなか専念できないと思います。痛みは自覚症状のためどうしても患者さんご本人の声が必要です。麻薬を使うことはなにも中毒に一直線ということではないのですから、我慢することはありません。また痛みを我慢しても何も好転しないのです。そのあたり、良くご説明ください。 >タキソテール後のタキソールでも効き目がある場合もあるのですね?担当医いわく、同じ系列だと効果があまり現れないかもしれないため先にACをしようと言われているのですが。 タキサンの後のタキサンは単純に考えて有効である可能性は約15%程度であるといわれています。たけさんのお母さんの場合では①前回のタキソテールを効かなくなってやめたわけではないこと、②今度はウィークリーであること、などを考えますと、有効性が十分期待できると考えました。ACよりも優先するのは先に述べたとおりです。 >ウィークリーとACの副作用はかなり違いがあるのですか? ACの副作用は心毒性や吐き気など、タキソールは白血球減少、しびれ、などです。この痺れには実は漢方が良く効きます(http://www.tsumura.co.jp/password/m_square/event/pdf/041028.pdf) おそらく家族の方も大変なことと思いますが、どうぞお体を壊しませんように、、、

272 名前: ちな 投稿日:2005/05/02(月) 15:19
婦人科の病院で、血液検査しました。乳癌ではないけど、正常でもないです、と言われました。 『Ⅲ‐A』ってなんですか? 次の再診は3ヵ月後なんですが不安でどうしようもありません。 前々から、乳汁が少し出るのが気になっていました。20代前半で未婚です。

273 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/02(月) 16:39
ちなさん。 もしかして、血液検査ではなく、「細胞診」じゃありませんか? 乳房に針を刺して、腫瘤を吸いませんでしたか? 「III-A」って、細胞診のクラス分類じゃないか、と思うんですけど…。 クラスはIからVまであって、IIIなら、癌ではありませんが 正常でもない、と、ちなさんが言われた通りです。 私もIII-Aと診断されて、今も経過観察に通院していますが、細胞診は 3度目にクラスIIになり、今はエコー検査で、腫瘤はなくなった、と 言われています。 http://www2.plala.or.jp/oniwa-kokko/saibousin/saibou-miekata-HEjs.html ↑パソコンからでしたら、ここに詳しいです。ご覧になってね

274 名前: ちな 投稿日:2005/05/03(火) 01:33
273さん、ありがとうございます! 確かに血液検査でした。私の説明だけで、乳房をさわるわけでもなく、見るわけでもなく、『とりあえず、血液検査しましょう』ってカンジでした。

275 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/03(火) 04:15
 273です。 乳癌の検査に採血だけですか? すみませんが、それはもう、私の理解を越えています。 何か新しい検査方法が採用されたのでしょうか? どなたか、詳しい方、よろしくお願いします。 それと、ちなさんは、何か乳房に異常を感じて、婦人科を 受診なさったのですか? 婦人科に通院していて、なにかのついでに乳癌の検査をお願いした、 というのではないのですね? だとしたら、乳腺の異常で婦人科へ行くのが間違っていますよ。 乳腺(乳房)のことは、乳腺外科、または外科でも乳腺専門医を 探して受診してくださいね。 年齢的に、乳癌の可能性は低いですから、怖がらずとにかく 乳腺外科で、ちゃんと検査してもらって安心してくださいね。 それにしても、血液検査で乳癌を診断しようという、その婦人科って どういう医者なんでしょうか?信じらんないです。 外科を受診するように、という指導もしない、その婦人科って…。 「乳癌はなぜ見落とされたのか」の、乳癌患者さんも、産婦人科で 検査されて、見落とされたのでしたよね。

276 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/03(火) 12:50
ちなさんへ 血液検査の際、プロラクチン値がどうこう、というお話がありませんでしたか?

277 名前: もむ 投稿日:2005/05/04(水) 15:57
始めまして。 四月14日に温存療法を受けました。細胞診はステージ4. ホルモンは陽性でニュープリンんのみを希望しました。 しこりは1.5CMです。リンパ節転移は0。 問題はこれからの放射線治療です。働きながら受ける つもりなのですが、副作用が心配です。(だるさ・・?) それから傷がまだ痛むのです。糸が出てきたり。 後、温泉はもう大丈夫でしょうか?ちょっと暑い 風呂に入ると痒いです。

278 名前: たけ 投稿日:2005/05/04(水) 22:35
狸さん ありがとうございました。 またまた母を説得できてません(泣 AC療法で行って、タキソールをするといっています。 腫瘍内科の先生が言っているんだから・・・と聞きません。 ACでダメージが強くなって、ウィークリータキソールができなく なってしまう可能性もあるのでしょうか? 数値を把握できていないので、相談するには情報が足りないのですが。 ACをまず先にする場合に担当医に確かめておいたほうがいいことは ありますか? ACを先にやったことで、次の治療ができなくなるってことだけは 避けたいので聞いてみようとは思っていますが。 また痛みに関してですが、MSコンチを1-1-2の(各10mg)を飲用し 突然の痛みに関してはオプソ(5mg)を飲用。 それでも効かずに先日テグレトール(200mg)をもらいましたが、 飲用したとたんにふらつきがあり、見た目からして ぼぉーっとして目もふらついているような感じで やめてしまいましたが、テグレトール以外にあまり副作用なく 効き目のある方法や薬があれば教えてください。 だるさや疲労よりも、痛みが今一番のダメージです。 睡眠も痛みで起きたり、連続で3時間とれればいい方と言っています。 担当医は、骨転移していないので、鎖骨のところにある腫瘍が 神経を圧迫して痛みがでているのだろうということです。 痛みだけでもなんとかしないとと考えています。 これまたアドバイスお願いいたします。

279 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/06(金) 08:14
狸です >たけさん 携帯が行方不明で内容の確認が遅くなってしまいました。失礼いたしました。 まず確認させていただきたいのですが、過去ACを受けられていますか?もし過去にACを受けた事があるのであれば、今回もしACを受けられても突然副作用で休薬、と言う自体はかなり少ない気がします。また前回の投与から1年以上経っていればアンスラサイクリンの蓄積にも算定されませんので問題ありません。今までいろいろ言っているのですが、AC-Tは効果の面ではおそらく最強であり、期待度は大変大きいのですが、副作用の面でもやはりそれなりに懸念されます。このあたりのバランスで私はご相談される方(患者さんご本人)やご家族の状況を考えて記載しております。今回お母様がご自身でAC-Tを受けると言っておられる事は尊重すべきかと思い至りました。また過去ACを受けているのであれば、再発までの時間をそれによって稼げた、とも考えられます。となるとACは相性が抜群なのかもしれません。そこにACが耐性でない状態でTを入れるとさらに効果が期待できるとの見方もできます。 痛みのほうですが、AC-Tにより顕著に癌が叩ければ、神経を刺激している病巣をつぶせて、痛みが取れるかもしれません。しかしそれはいわば間接的な手法であり、痛み自体が体力を奪っているのでしたら、姑息的手段ではありますが、除痛がまずは必要です。MSコンチンが効果を十分に発揮していない状況ですので、増量か剤の変更が必要な気がします。除痛は専門外なのですが、中毒にばかり恐怖感がありますが、そういう事は最近非常にまれですので、きちんとした対応ができれば大丈夫ですよ。 あまり参考にならないかもしれませんが、ご参照ください。

280 名前: たけ 投稿日:2005/05/06(金) 20:26
狸さま お返事ありがとうございます。 以前にAC療法をやったのは、14年前に二回だけやったそうです。 入院の連絡がまだ来ないのでいつ始めるかわかりませんが、 来週あたりから投与になると思います。 ACはわかるのですが、Tとはなんのことですか? 痛みは本当にどうにかしないといけません。 力強い治験の看護師の方がいていつでも連絡できる状態なのに 本人が連絡はするな!と言ってききません。 とりあえず月曜に診察があるので、その時に訴えてきたいと思います。 以前のタキソテールとゼローダをやった際に確かに 痛みがなくなったようなので、今回の抗がん剤も 肝臓にももちろん、痛みにも効いてくれる事を 期待したいと思います。 いつもいつもコメントありがとうございます。 大変ありがたく思っています。

281 名前: せら 投稿日:2005/05/08(日) 23:36
こんばんは。ホルモン療法でお世話になったせらです。 今度は母のことで迷っているのですが、母は今から13年前に 左胸3期の乳癌になり、2年前に骨転移し放射線とアリミデッ クス、1年前にまた別の場所に骨転移して放射線とアロマシン で治療をしてきました。そして今年3月頃にまた新たな骨転移 と鎖骨の辺りのリンパ節にしこりが見つかり、CEFの治療を はじめました。今2回目の点滴が終わったところですが、毎回 かなりの副作用で辛いらしく、主治医からはCEF10回とい われているのですがとても10回はできないといっています。 私自身も去年CEF6回を経験しているので、今の母の状態を 見ると10回は無理のように思います。 たとえば何回目までがんばれば、この治療の効果というものを 得られるのでしょうか?71歳の母に辛い治療を無理に受けさ せるべきか、QOLを重視するか悩むところです。

282 名前: ちな 投稿日:2005/05/10(火) 23:26
275・6さん、ありがとうございます。 妊娠もしていないのに、乳汁出るとやっぱり異常なにかと思い受診したんです。 乳癌の検査で採血したかはわかりません。結果聞いたときには、ホルモンもあまり異常なし、『Ⅲ‐A』としか聞きませんでした。 プロラクチン値のコトも聞いてません。 7、8月にまたくるようにって言われたけど…

283 名前: ちな 投稿日:2005/05/10(火) 23:38
ここのシステムまだ慣れてなくて『省○○』を見逃していました。 総合病院の産婦人科で診てもらったんですけど、産婦人科で婦人健診をやってるのを見たんです。乳癌の検査も結果は産婦人科で聞くみたいでした。 私もテレビか何かの情報で『乳癌は婦人科の専門外』って聞いたのですけど、ここの総合病院には乳線外科も乳線腫瘍科もありません。

284 名前: 276 投稿日:2005/05/11(水) 00:58
ちなさんへ 情報が少ないので、すべて想像で書かせていただくのですが… 乳癌ではなく、ホルモンの異常により乳汁が分泌される病気(症状)もありますので、 今回はそちらの検査を優先させたのではないかと思います。 しばらく様子を見るということで、次回の来院を指示されたのでは、と想像しますが、 それと乳癌の検査はまた別のようです。 次回受診時に乳癌の検査をするのかどうかはわかりませんが、 不安でしたら、乳腺外科などのある病院を受診されるのも良いかと思います。 今後、検査を受けられるときは、どんな病気を疑ってなされる検査なのか、 結果を聞くときは、その数字が何を意味するのか、様子をみていていいものなのか など、疑問に思ったことはきちんと聞いておいたほうが良いと思います。 実際に診察した医師が、あなたの情報を一番把握している、ということを忘れないでください。 

285 名前: まいける 投稿日:2005/05/11(水) 23:08
まいけるです。 <280 たけさん ご無沙汰しています。 AC-TのTとは、おそらくタキサン系をあらわしていると思います。これまでのお話からすると、「タキソール」になるのではないでしょうか。 素人考えですので当てにはならないと思いますが・・・。お母様、奏功されるとよいですね。私の妻の方は、どうもゼローダとの相性がしっくりいきません。ナベルビン、夏までに認可になるのでしょうかね。

286 名前: ちな 投稿日:2005/05/12(木) 02:43
284さん、いつもありがとうございます。 とても力づけられました!最初は思いがけない結果で本当に混乱と言うか、呆然としてしまい、無知な世界なので、スゴい不安なのに何も聞けないと言う心境でした。 病院を変えてみたいと思います。ちゃんと乳線外科のある専門医がいる病院へ。 しかし探してみると地元方には無く、都内なら何件かあるみたいですか、ここなら安心して受診できるような病院あるでしょうか?

287 名前: あいりん 投稿日:2005/05/12(木) 20:34
ちなさんへ 乳腺外科、と標榜しているところはまだそう多くはありませんが 地方でも総合病院なら「外科」で対応しているはずです 「ここなら安心して受診できるような」も、有名病院や有名医師に患者が殺到し それによっての弊害すら出てきてしまう恐れもあると思います わざわざ遠くまで病院を選んでという方も特別な治療に臨む方にはおられますが 一般的には 地方で地元でかかるのがだめ、というわけではないと思います 

288 名前: 276 投稿日:2005/05/12(木) 22:25
ちなさんへ 病院についてはあいりんさんと同意見です。 「安心してかかれる」というのは大変主観的なものですから、 無責任に紹介できないということでお許しください。 地元のことでしたら役所や保健所に聞いてみるのも良いかもしれません。 それから、婦人科検診に行ったということは、子宮の検査(内診、細胞診)をしたんですか? その結果、経過観察の必要があるので次回受診を指示されたのかもしれませんので、 婦人科の方もお越しになったほうがよろしいのではと思います。 想像で申し上げているので、的はずれなアドバイスになっていたら申し訳ありません。

289 名前: ちな 投稿日:2005/05/13(金) 00:15
あいりんさん、288さん、ありがとうございます。 埼玉内の総合病院に通ってるんですけど、婦人科から外科へ紹介もないってどう思います? 採血前の消毒でアルコールはアレルギーがあるのにもかかわらず、使用されかけたり。(カルテの表面に赤字でデカデカと『アルコール禁止』と書いてあったのに。) 採血時も注射時も何の説明もないのでだんだん不信な感じになってきたので…インフォームド・コンセクトがない病院なんだろうかと思いました。 都内なら、1時間前後で移動できるので、乳線外科標榜のある病院、探しています。 288さんへ 一応念のために、子宮の内診もしています。20代でも子宮筋腫などあるらしいので。十分な医療機材もあるので、婦人系の疾患になら、とりあえず一目おいてます。

290 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/13(金) 08:06
狸です いくつか答えるべきことがあるのですが、、、 いま激務でして、時間が取れません。週末に少しでも時間を取れるようにいたします。 ご迷惑をおかけします、、、

291 名前: あいりん 投稿日:2005/05/13(金) 09:09
>>272で「婦人科の病院で、血液検査」とあったので、総合病院とは思っていませんでした。 診も触りもせず、細胞も調べず、エコーもしないで「乳癌ではないけど正常でもない」で、Ⅲaとは解せませんね。 「乳癌」の言葉が出てくるのは血液検査でマーカーを調べた?くらいしか思いつきません 確かに、乳癌を疑って経過観察のつもりなら外科に廻すように思います 先生は「乳癌ではない」は確実と思われたので外科に廻さなかったのか? 「正常ではない」はまた別のことについてなのか?? さっぱりわからないので、狸さんのおいでを待ちましょう 乳癌だとしても、急を要することはないのでどうぞその点はご心配はなさらないように インフォームドコンセントも患者側が理解できてこそ意味がありますから 1度目の時はちなさんも「現状をしっかり」までは質問もできなかったでしょうが 今なら疑問点や要望も先生に伝えられるのではないでしょうか 私なら、転院の前に今一度説明を求めに行くかもしれません

292 名前: ちな 投稿日:2005/05/13(金) 16:26
あいりんさん、的確らしい御返答ありがとうございます。 言葉足らずでもうしわけありませんでした。 結果を告げられた当初は>>286で申したとおり、混乱と言うか、呆然としてしました。乳癌も含め、Ⅲ-Aなど、分かりもしないのに、質問も疑問も要望もできませんでした。 今も知識があるわけではないので、不安は不安ですけど… 『7、8月にまた来てください』と医師に言われましたが、その前に一度説明を求めに行った方がいいんでしょうか?

293 名前: あいりん 投稿日:2005/05/13(金) 20:56
週末には狸さんもいらしてくださいますし、 それまでに以下のHPで基礎的なところをつかんでおくのはどうでしょう 分からないことによる不安は解消できますし、よく知ることで落ち着きも得られます それに、先生や狸さんのお話もすぐに理解できるでしょう 病院に行く前に、理解を深めて何を訊ねるのかまとめておかなければ また同じことになってしまいかねません、どうぞがんばってください。 http://www.cancernet.jp/library/index.html http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010201.html

294 名前: ちな 投稿日:2005/05/13(金) 22:18
あいりんさん、ありがとうございます。 とりあえず、教えてくださったHP見て、理解できるようにしてみます。 ここみたいなHPがあって、助かります。親にもむやみに相談しても心配させるだけですし、誰か聞いてくれて答えてくださるので、一人で悩まずにすみます。 とてもありがたいです。

295 名前: あいりん 投稿日:2005/05/13(金) 22:48
それはよかったです、少しでもお役に立てれば嬉しいです。 私も1年半前にはココで随分助けていただきました。

296 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/14(土) 18:47
狸です >281せらさん ご返答が遅くなりまして申し訳ありませんでした。 カキコ内容からいたしますと、初発時には現在のような標準療法が整っていない時期であり、エピルビシンなどを含む治療が行われなかった、あるいは当時行われたとしても時間経過で再度エピルビシン使用が可能と判断された、であると思われます(エピルビシンは心毒性の観点から使用上限が決まっています)。ですからこれまで受けてきた治療が的を得ていなかったわけではないと思います。  ここまで考えた後で、今後の事を考えてみたいと思います。 まずCEFの効果ですが、通常数クールで効果が出てくると思いますが、再発時の効果というのは腫瘍の縮小ばかりでなく、長期不変でも薬効ありと考えることもできます。ですから効果発現までの時間経過はあまり重要ではありません。とはいえ縮小せずに大きくなったり、骨転移の痛みが改善されないのでは意味がありませんし、効果が今ひとつで副作用が強いのであれば治療方針を変えることを考えなくてはいけません。CEFによる副作用はいったいどれでお困りでしょうか?その内容によって対処法が違ってきます。  また骨転移でしたら、やはりビス剤を考えた方が良いかもしれません。ビス剤は化学療法との併用が基本的には可能ですので、現状の治療に上乗せ可能です。これで骨転移の改善ができればかなりQOLが良くなります。

297 名前: ◆dxwtsuUA 投稿日:2005/05/14(土) 18:48
狸です >ちなさん ご返答が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。さぞ不安でしたでしょうが、皆さんのおっしゃることで少しご安心できましたでしょうか? すでに返答がいただけていますが、細胞診でのⅢ-Aとは、癌とは言い切れないけど、怪しいのも混じってる、といったニュアンスです。ですが癌と言い切れないわけですから癌としての治療はされず、通常は経過観察になります。ほかの症状として乳頭からの分泌液となると、乳癌で出ることもあるのですが(これを調べてⅢ-Aだったのですか?)、やはり乳癌の決定因子じゃないので、経過観察になってしまいます。現状の診断が不安であれば、やはりセカンドオピニオンで診察してもらうことをお勧めします。Ⅲ-Aといわれると癌の可能性がある、といわれパニックに陥りやすいのですが、逆に自分の健康に気を使うようになる良い機会です。ぜひきちんと納得いくまで考え、検査を受けるのであれば受けた方がいいでしょう。ただし良い意見が聞けるまで梯子せよ、という意味ではなく、自分の置かれている状況を理解することが重要です。

298 名前: 276 投稿日:2005/05/14(土) 19:14
横レスすみません。 「Ⅲ-A」というのが、乳汁の検査結果なのか、 子宮の細胞診の結果なのか、ご確認されたほうがよいかと思います。

299 名前: ◆dxwtsuUA 投稿日:2005/05/14(土) 20:16
狸です >276さん そうですね。それも感じつつ297のような記載にしました。ご本人のカキコを待ちましょう。

300 名前: せら 投稿日:2005/05/15(日) 17:23
狸さん、ご多忙のところご返答いただきましてありがとうございます。 母にとって一番辛い副作用はやはり吐き気と嘔吐のようです。 ナゼアを飲んでも点滴後の3~4日は吐き通しで、吐くための水分をとるのも 大変だと言います。 骨転移のほうは、CEFを始める前に1回のみの放射線をしたためか、 あまり痛まないようです。 鎖骨のしこりの大きさの変化はまだわからないと言っています。 術後補助療法でのCEFは6回だけれど、再発となると10回がどうしても 必要なのでしょうか? 母には「私もがんばったんだから、せめて6回まではがんばろうよ」 となだめているのですが・・・。 ビス剤というのは、次回の母の診察日に担当の先生に受けられるか伺ってみます。

301 名前: 251 投稿日:2005/05/16(月) 01:05
以前、母の副作用による間質性肺炎について書き込んだ者(>>251)です 狸さん、あの時はレスをくださり本当にありがとうございます 間質性肺炎の治療の為、抗癌剤ができない状況ですが、先週くらいから母が背中の痛みを訴えだしました 日に日に悪化するらしく、体全体が痛くなってきてるそうです 以前に椎間板ヘルニアをしたことがあり、その痛さに似ていると言っています (整形外科に行きレントゲンで異常なしだったようですが) 私はどちらの痛さも解らないのですが、そこまで痛いのなら骨転移を疑ってしまいます まだ手術してやっと半年を過ぎたくらいなのですが、不安で仕方ないです 間質性肺炎でも充っ分なダメージを受けたのに、次々と不安は尽きないです

302 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/16(月) 08:47
狸です >せらさん 吐き気は患者さんご自身の生活に直結するだけに大変おつらい状況が良くわかります。制吐剤が効きにくい点がやっかいですが、いくつかの違った作用機序を持つ制吐剤が出ていますので、それらを上手に使うことで改善できるかもしれません。主治医に相談してみてください。またご参考になるかと思いますので、こちらもご参照ください(http://www.hbk.pref.osaka.jp/pha/pha64.html)。 CEFを何度するか、と言う点ですが、正直申しますと、再発時の治療は基本的には効いている限り続けることで病状悪化を防ぐことができますので良いとされます。縮小すれば(今後に効き目の確実な薬剤を温存しておくことと耐性を避けるために)休薬もありますが、長期に渡り変化なしであれば増殖を食い止めている、との扱いで治療続行となることもあります。ただしエピルビシン(ファルモルビシン)は蓄積毒性として心毒性があるため、使用上限が決まっています。ですからずっと続けることはありません。余計なことも書きましたが、再発時には何回投与しなくては意味がない、と言うことはないのです。副作用とのバランスが重要ですが、CEFは非常に有用な抗乳癌薬ですから、期待は最もある事は間違いありません。 最後にビス剤ですが、骨転移が深刻でないのでしたら、急ぐ必要はないかもしれません。具体的にはアレディアと言う薬剤で、抗がん剤ではないのですが、骨転移に著効が期待できる薬剤です。乳癌にあたる医師は良くご存知でしょうから、何かのときにご相談してみてください。

303 名前: せら 投稿日:2005/05/16(月) 16:00
ご返答ありがとうございます。 よくわかりました。狸さん、本当に感謝いたします。

304 名前: にきび 投稿日:2005/05/16(月) 16:44
前回219・244で乳癌の事を相談させて頂きましたにきびです。 手術(温存)も21日に無事に終わり5日で退院して術後経過は順調です。 本当にご親切に教えてくださってありがとうございました。 11日に病理結果が出て(外部に出しているのがまだ出てませんが) 主治医と今後の治療計画を話し合ったのですが不安材料がありご相談させてください。 充実腺官癌 Ⅱa ER+ PgR+ センチネル0/1 近傍リンパ0/1 切除検体の大きさ 8.0×6.5×3.0cm 腫瘍の大きさ   2.6×1.6×2.6cm 組織学的波及度  f (HAR2等はまだ出ていませんでした。悪性度は聞いたのでしょうけれどメモにも記憶にも残っていなくて・・次回にまた聞いてまいります。) 1 ホルモン治療 LH-RH-アゴニスト(リュープリン 2~3年)          クエン酸タモキシフェン(ノルバディックス 5年) 2 抗がん剤治療 CMF(6ヶ月)か、タキソール(3ヶ月) ホルモン治療は私の年齢が40歳なので、今は子供を望んでいなくても3年後に欲しくなったら望めるようにしておきましょうと言われています。 (11日にリュープリンをお腹に注射してきました。) 抗がん剤は主治医はタキソールをすすめています。 この二つの治療でやっていきましょうと言われました。 そこで質問させてください。 私の場合放射線治療はしなくてもいいのでしょうか? (色々本等を見ても、乳房温存治療の場合は放射線をする事が一般的なようで、 主治医とお話した時も同じ質問をしたのですが、抗がん剤の事で頭がいっぱいで説明された内容を覚えていなくて・・。) 抗がん剤は、私の希望としては抜け毛の副作用がより軽度なCMFをやりたいと思うのですが、 タキソールとCMFでは長期的な再発率に大きな差が生じるのでしょうか? 他に、出来れば抜け毛などの副作用が少ない抗がん剤の選択肢があれば教えてください。 分かりにくい長文ですみませんが、よろしくお願いします。

305 名前: moss 投稿日:2005/05/16(月) 20:10
こんにちは。 先日、右胸に3センチ近いしこりが見つかり、2期の乳がんと診断されました。 しこりは乳頭に近く、さらに乳管に沿った広がりが見られることから全摘を勧められています。 リンパ節は今のところ腫れてはいない模様です。 担当医曰く、温存希望であるならば術前化学療法を行ってしこりを小さくした方が 温存できる“可能性がある”とのことなのですが、この程度の(小さめの)しこりに 術前化学療法ははたして有効なのでしょうか? 術前化学療法を選ばなかった場合、本当に全摘しか選択肢はないのでしょうか? また、術前化学療法が奏功せず結果的に全摘となってしまった場合は、 全摘後の化学療法をまたゼロからやり直さねばならなくなるのでしょうか・・・? お手数ですが、お教えいただけたら幸いです。

306 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/16(月) 21:21
狸です >にきびさん カキコいただいた内容から、年齢、腫瘍サイズ、腺管癌であること、ホルモン受容体の発現パターンなどからおそらくはHer-2は(結果は書かれていませんが)陰性であり、リスク分類では”低”になるかと思います。以下自分の考えを書きます。 ホルモン療法の選択: リュープリン+ノルバデックスの組み合わせとその投与期間からまったく正しい選択と思います。 放射線療法: 部分摘出をなさいましたよね?それでしたら放射線治療はなさった方が良いように思います。もう一度主治医に確認してはいかがでしょうか?現状再発リスクは高くないのですが、温存時の放射線治療の効果は高いのでやったほうが良いと思います。 補助化学療法: 前にも書きましたが、おそらく再発リスクは”低”ですから補助療法はCMF、もしくは経口抗がん剤のUFTになると思います。効果の面ではUFTも決して低くなく、国内ではCAF並みの再発抑制効果を示す、との報告もあります。一方のタキソールは脱毛がほぼ確実に出ます。脱毛を一番嫌がるのでしたら、この選択肢は選びにくいですよね。CMFでも副作用がないわけではありませんが、タキソールよりはずいぶんマイルドであり、脱毛頻度はぐっと少なくなりますし、UFTではまず脱毛は出ません。このあたりを主治医に確認してみてください。

307 名前: ◆dxwtsuUA 投稿日:2005/05/16(月) 21:21
狸です >Mossさん 最初の3行の記載から、Mossさんのケースでは乳管の中をずっとがん細胞が広がるDCISと言われるタイプなのではないかと思われます。このタイプは乳管といういわば閉鎖空間から癌が出てこないため、取ってしまえば完治する可能性が高いとされますが、乳管内を細く、しかし長く広がってしまうため、完治を目指す(全部とろうとする)と摘出部位が大きくなってしまうというジレンマがあります。治療法として何を選択するか、ですが、個人的には術前補助療法による温存はかなり難しいと思います。と申しますのは、術前化学療法は腫瘍径が3センチより少し大きい場合、これを3センチ以下まで小さくして、完全摘出を達成しつつ、マージンを取って温存を狙うのが大きな目的です。しかしながらDCISの場合、管の中を長々と広がっているため、術前補助療法によっても管の中にところどころ癌が残ってしまい、部分切除をしても切断面に癌が見つかるいわゆる断端陽性を生じやすくなります。そうなりますと結局は全摘出になる可能性が高くなります。腫瘍が比較的小さく、一見温存が狙えそうな腫瘍サイズですから、このようなことをカキコするのは大変心苦しいのですが、DCISは摘出がかなえばかなりの確率で完治が狙える点を重視して、ここは全摘出を基本とした治療が考えられると思います。ただし可能性として、もしホルモン受容体が陽性であれば、ホルモン療法剤や化学療法の感受性が高い可能性があり、ホルモン療法剤や強力な化学療法剤による術前補助療法を実施することで縮小(更に完全消失も)狙えるかもしれません。ですが先に書きました微小な残留の可能性がありますから術後の放射線治療なども良く考える必要があります。検査結果が私にはわかりませんので、Mossさんのご希望と、これらの情報をよく理解して主治医と相談してみてください。 一方、補助療法についてですが、術前に効果が奏効しなくて全摘になった場合、術後に違った補助化学療法をいれることは通常はしません。術前も術後もどちらも補助療法であり、どちらか一方が基本です(ホルモン療法剤の補助療法は別扱いです)。

308 名前: にきび 投稿日:2005/05/17(火) 00:28
狸先生 お忙しいのに早々ありがとうございます。 放射線は、私もずっと気になっていたので主治医にもう一度相談してみます。 抗がん剤についても、25日から始めるのですが その時にもう一度UFTの事を含め相談してみます。 本当にありがとうございました。 これでゆっくり寝れそうです^^;

309 名前: 251 投稿日:2005/05/17(火) 00:34
今日は母の通院日でした 腫瘍マーカー検査もあり、正常値ではありましたが、医師に背中の痛みを訴えると、胸椎が気になるらしく MRI検査をすることになりました、結果はまだ出ていませんが、 マーカーが正常値でも、やはり転移が疑われることもあるのでしょうか もし、転移をしていても今は肺炎の治療で、抗癌剤ができないのでとても心配です

310 名前: moss 投稿日:2005/05/17(火) 11:33
狸さま、さっそくの詳細なご回答をどうもありがとうございました。 DCISとは非浸潤がんのことですね。 私の場合、しこり自体は「浸潤がん」の診断を受け、精密なエコーを用いての写真により その周囲の乳管への広がりがさらに確認されたということらしいのです。 いずれにしても、あまり簡単にいくケースではないようですので、慎重に主治医と相談し、 全摘の可能性も十分視野に入れた上で、代替療法も含め話し合っていきたいと思います。 また何かありましたら質問させていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

311 名前: ちな 投稿日:2005/05/17(火) 15:28
狸さん、忙しいのにお返事ありがとうございます。 『Ⅲ-A』の内容は何となく理解できたような気がします。 でも、確かに血液採取での検査結果でした。乳汁採取しての検査でもなく、乳線穿刺でもありません。 今日、病院行って質問・疑問を聞いてきたいと思います。 落ち着いたら、またカキコします。みなさん、よろしくお願いいたします。

312 名前: ゆり 投稿日:2005/05/19(木) 21:54
はじめまして。私は温存手術+リンパ切除の手術をしまして 現在病理検査結果待ちの30歳の独身です。 マンモ・細胞診・太い針での細胞診・局所麻酔でしこりとる検査 を経て乳がんと診断されました。 手術は術中に断端を調べてとい手術をやりました。 結果、断端に癌細胞はないということでしたが・・・。 まだ病理の結果がでないので今現在ノルバデックスを飲んでいます。 質問なんですが、まだ抗がん剤治療をやるかやらないか決まってませんが 抗がん剤をやった場合、妊娠することは不可能なのでしょうか? どこかのサイトで抗がん剤治療後は妊娠は無理であると書いてありました・・ もしそれが本当であれば、この先、生きていてもしょうがないと 思っております。

313 名前: ◆dxwtsuUA 投稿日:2005/05/19(木) 23:07
狸です >ゆりさん 抗がん剤治療後に出産が絶対できないなんてことはありません。一般に一定期間投与後時間をとれば妊娠できるようになります。ただ念のため抗癌剤を選ぶ場面では将来妊娠を希望している旨はっきり伝えましょう。 病理待ちとのことですので現状のカキコ内容では今後の治療方針は不明です。断端陰性のようですから部分切除ですか? 最後に、こちらには大変ながん治療をがんばって受けられている方が大勢います。ご心情はわからなくもないですが、軽々に生きていてもしょうがないなどとはおっしゃいませんように、お願いいたします。

314 名前: ゆり 投稿日:2005/05/20(金) 00:03
狸さん回答ありがとうございます。 そうですよね・・皆さん一生懸命頑張っているんですものね 生きていてもしょうがないとはあまりにも軽軽しい発言でした・・ すみませんでした。気をつけます。 私の手術は部分切除でした。癌細胞のまわりを2cmくらい 一緒に切除して背中の脂肪を胸に移動したと先生は言ってました。 まだ傷口はみておりませんが少しみたところそんな変形はして ないと思いました。ただ術後もう少しで一ヶ月ですが乳首が 服やガーゼなどに触れるとすごく痛いです・・・。 それだけが今のところ嫌です。はやく収まってほしいです。 抗がん剤治療後に出産はできるのですね。少し安心しました。 やっぱりいずれは結婚して子供ほしいです。 抗がん剤は絶対やらなければならないのでしょうか? 私は脱毛するのが嫌ですっごい怖いんです・・・ 

315 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/20(金) 11:32
狸です >ゆりさん 手術後の痛みは切開部分は徐々に取れるかと思いますが、もし脇の下のリンパも取ったりしていたのでしたら、いろいろと影響が出てくるかもしれません。そのあたりはご経験のある方がお詳しいので、気になるようでしたらまたこちらでお聞きになってはいかがでしょうか?私はしょせんは薬剤の研究者ですので、痛みの面では患者さんご自身の経験に勝る情報は持ち合わせておりません。 抗がん剤治療は絶対にやらなくてはいけないか?となると、やったほうが良いと言えます。特に乳癌分野は手術前後の抗がん剤や放射線治療により確実に再発リスクを落とすことができます。ですから再発したくないのであればやったほうが良い、と言う返答になります。 抗がん剤投与後の出産につきましては、もちろん影響がまったくない、とは言い切れませんが、出産希望と脱毛を来たしたくないとの強い希望は治療薬選択に影響します。しかしどの程度必要かはリスク次第です。大雑把に言いますと出産希望や脱毛回避にはより効果の弱い薬剤を選択することになります。ただ勘違いしてほしくないのは、どんな状況でも最強の薬で治療したほうがいい訳ではない、ということです。手術した後の再発のリスクは最初の癌の状態によって変わります。もし再発リスクが高い場合にはやはり少しでも再発させないように強い薬剤で手術後の治療を行ったほうが良いですし、リスクが低いのでしたらそこまでは必要がありません。更に出産希望や脱毛を避けるなど、他の希望があればなおさらきちんとリスクを見極める必要があります。おかしな例えですが、いいクルマがいいからといって、近所のスーパーに行くのにポルシェを用意することはありません。

316 名前: ゆき 投稿日:2005/05/20(金) 20:20
ナベルビン、認可されたみたいですね!(主治医情報ですが) 今後は、直近で、どのような薬の認可が期待できるのでしょうか?

317 名前: ゆり 投稿日:2005/05/20(金) 22:15
狸さん。抗がん剤のこといろいろ教えていただきありがとうございます。 考えることが多いですけれど、自分が納得できるような治療が できればなと思います。 病理の結果が出たらまた書き込みします。そのときは又、相談に乗ってください。 よろしくお願いします。 よろしくお願いします。

318 名前: sunny 投稿日:2005/05/23(月) 09:00
初めて書き込みします。 タキソールウィークリーとタキソテール3週毎では副作用はどちらが 強いのでしょうか。 抗ヒスタミン剤や制吐剤は前もって投与されるのが普通ですか。 肺,肝転移で肝の方が生命にかかわる場合、どちらの方が 使われるのですか。 現在はホルモン治療をしています。

319 名前: ゆり 投稿日:2005/05/24(火) 23:13
病理の結果がでました。 リンパ転移は0/13で転移は無しでした。 あと、ホルモン感受性は聞きませんでした。先生も言わなかったし・・・。 でも結果をもらった用紙には、f(+)s(-)ly(+)v(+) と書いてありましたが、これがホルモン感受性の結果なのでしょうか? 腫瘍大きさが22mm×15mmで悪性度は2でした・・・ それに年齢を考えての先生から言われた言葉が 「抗がん剤をしたほうがいいでしょう」と言われ、ECとCMFの説明 を受けました。私としては脱毛の可能性のすくないCMFをやりたいのですが 先生も親もECの方をやれと言ってます。 私の年齢とか病理結果からみてどうしたらいいのでしょうか・・・。 

320 名前: yuka 投稿日:2005/05/25(水) 05:11
教えてください。53歳、左胸に3cm×2.5cm×1.5cmのしこりが乳頭付近にあります。乳がんと診断されました。 私の場合しこりだけでなく、乳頭の乳りんの周りが黒ずんで、乳頭の脇から何か黒いもの(かさぶたのような)生えているような感じです。これって皮膚転移なんでしょうか?もし皮膚転移であった場合何か治療をしたほうがいいのでしょうか? 心配です。よろしくお願いします。

321 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/25(水) 08:07
主治医に聞いてください

322 名前: りん 投稿日:2005/05/25(水) 11:24
ゆりさんへ ホルモン感受性については、術後補助療法の指針になりますので、 ご確認されたほうがよろしいかと思います。 病理検査の結果用紙にER(エストロゲン)、PgR(プロゲステロン) という項目がありませんか? 抗癌剤の副作用のうち、脱毛がイヤというのは、私もそうでしたから お気持ちはよくわかります。でも治療が終われば生えてくるものですし、 先輩方のお話ですと、「前よりいい髪になった」という方が多いので、 今はそれを励みにしています。 価値観は人それぞれですので、ゆりさんの納得のいくようにと願っておりますが、 参考までに書かせていただきました。 

323 名前: にきび 投稿日:2005/05/26(木) 02:46
304でご相談させていただきましたにきびです。 親切なお返事を頂いて感謝しております。 25日に主治医とお話して、 抗癌剤はCMFをやることに決まり早々点滴してまいりました。 放射線は、抗癌剤を3クールしてから始めてくださるそうです。 それを終わってまた残りの3クールをやり、ノルバティックスを併用していきます。 状腹部有茎脂肪弁移植という術方(主治医独自の術方らしく今度論文を発表するらしいです) だったので、早い段階で放射線をかけると脂肪が硬くなってしまうとの事で 躊躇しておられたようで決してやらないと思っていたのではないそうです。 一先ず安心いたしましたので結果ご報告まで。 又不安な事がありましたらご相談させてください。

324 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/26(木) 19:28
狸です >319ゆりさん 遅くなってしまい、申し訳ありません。 もらった用紙の記載にはホルモン受容体のことは書いていません。fとは繊維症の存在、lyはリンパ管への浸潤の有無、vは静脈への浸潤の有無だと思います。腫瘍の大きさからしますと初期で低リスクな気がしますが、ホルモン受容体とHer-2のステータスが不明ですので、現段階では補助療法のレジメンが決められません。この部分は確認なさった方がいいですよ。

325 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/05/26(木) 19:28
狸です >320yukaさん 腫瘍の大きさから皮膚の浸潤の可能性は高くないと思います。ただし腫瘍部位に近いので完全否定はできません。もし万が一転移であるとしても局所の広がりでしたら手術で取り去ったあとの治療は基本的にはほとんど通常と同じです。実際診断していない立場の人間のコメントですから、確認は主治医になさった方がいいと思います。

326 名前: ゆり 投稿日:2005/05/26(木) 21:26
狸さん・りんさん ありがとうございます。今日主治医にホルモン感受性のことを 聞いてきました。ホルモン感受性はあるとのことでした。 そのため、抗がん剤をやる前にノルバを飲んでいるとのことでした。 いろいろ副作用のことを聞いてきましたが、まだECかCMFかで 迷っています。 抗がん剤が終わったら、放射線とホルモン剤と続くそうです・・・。

327 名前: 投稿日:2005/05/29(日) 13:37
狸先生遅くなりましたが先日は有り難う御座います。左全摘のリンパ転移なしホルモン陽性で五年半後左リンパ鎖骨上に再発の母の状態ですが、切ってみると10個シコリあり内4個癌で残り良性でした。主治医は他に転移なくいきなり鎖骨上に再発するのは珍しく、昔と違いリンパに癌が行っても10年以上元気でいる人は沢山いると言われました。アロマシン服用しながら左胸の上から首まで放射線を毎日一月間当てて5回目で喉と食道が焼けて痛んで来たようです。本人は今の所抗がん剤をやらずに済んでるのだけでも救いだと言ってるのですが。放射線はその部分だけ当てて本当に効き目があるのか少し不安です。

328 名前: <削除> 投稿日:2005/05/30(月) 17:02
<削除>

329 名前: 向日葵 投稿日:2005/05/30(月) 20:00
私の母も乳癌になりました。今54才です。 大きさは直径2センチくらいでエコーをした時点では転移なしといわれていました。しかし今日手術をしてみたところ、リンパに転移しているかもしれない。と言われました。まだ調べてみないとわからないそうですが、手術した際にリンパに癌かもしれないと疑われるものがあったようです。不安でたまりません… エコーで発見できなくても転移している場合はあるのでしょうか? またリンパに転移している場合もう長くは生きられないんですか? 恐いです…誰か教えてください。。

330 名前: 千春 投稿日:2005/05/31(火) 01:22
向日葵さんのその恐い気持ち、とてもよく分かります。 心配で…不安ですよね。 でも実は、今からプロローグです。 まず突然の事で慌てていらっしゃる中、少し難しいかも知れませんががんセンターの乳がんHPです。↓ http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010201.html お母さまとこれから闘っていくために頑張って読んで一生懸命乳がんについて知ってみてください。 同時にこちらの掲示板の中の〝乳癌の名医(50)〟スレッド16【乳がんの生存率・再発率を公表している専門病院~関東】 17【乳がんの生存率・再発率を公表している専門病院~関西】↓ http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1063815158&ls=50 (携帯でしたら…乳癌の名医16↓ http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1063815158&&st=16&to=16&nofirst=true&mode=i 同17↓ http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1063815158&&st=17&to=17&nofirst=true&mode=i ) をご参照頂ければお分りのように、 お母さまの状態=腫瘍径2㎝、エコーではリンパ節に転移は無さそうだったが無いとも言えない状況は、ステージⅠもしくはⅡa。 通常乳がん患者としては早期に発見出来た部類で5年10年生存率も高い上、54才と言う年令はリスクの低い部類(35才以上)、また体力もある年令ですからこれからの治療にも充分耐えられるはずです。 今後1週間程で病理結果が分かります。 その結果如何でより正確な状況が判明してきます。 病理の結果が出ましたら、 ・正確な腫瘍径 ・術式と切除断片の状況 ・リンパ節等に転移はあったか ・ホルモン受容体(ER/PgR)はプラスかマイナスか←プラスの方がいい。 ・Her-2過剰発現の有無←マイナスの方がいい。 ・核異型度 …等をご確認ください。 そして病理検査の結果を踏まえこれからの治療方針が決定されますが、その際化学療法(抗癌剤・ホルモン剤)や放射線療法の話も出てくると思います。 向日葵さん、〝乳癌の治療は基本的に手術と化学療法がセット〟です。 不要に不安がるのではなく、是非とも正確な情報と知識を得てお母さんの力になってさしあげてください。 こちらの乳癌Part1~3も御覧くださいね。 そこからまた出てきた不安や疑問はここに相談なされば、先生や患者・家族の方々が色々教えてくださると思いますよ。 がんばれ!!

331 名前: もんじろ 投稿日:2005/05/31(火) 04:25
こんばんわ 母が乳癌と診断されネットを回っているうちにこの掲示板を見つけました。 2期のbで1.5?のものが2つほどあるらしいです。またリンパに腫れがあると聞かされました。 半年前に診断された時は良性だったそうですが今回悪性だということです。 今の癌の治療について知識が全く無かったのでどのような選択肢があるのか知りたいと思いかき込ませていただきました。 先生には温存もできますよと、全摘との二択のようにもとれる解答を貰いました。やはり手術が今のスタンダードなのでしょうか?他の治療法はないですかと尋ねるとりんくう総合医療センターでラジオ波を使った治療が行われていると聞きました。保健がきかなず、データが少ないそうですが母はそちらの話も聞きたい用です。肝臓の癌の治療で使われているような手法でしょうか?ネットではなかなか見つけられないのでどなたかご存じであれが教えてください。 まだ癌に対する情報を集めだしたばかりで何も分からず、?だらけなので宜しくお願いします。

332 名前: 向日葵 投稿日:2005/05/31(火) 08:59
千春さん!丁寧に回答して頂き本当にありがとうございます!本当に不安だったので、嬉しかったです。 手術をしてくださった医師によると、検査結果は2~3週間かかるそうです。それまでリンパに転移してたらこれからどうしていくべきか調べておきます! 千春さんが教えてくださったホームページもみてみますね☆ 恐くて不安でたまりませんが、一番辛いのは母ですもんね。私にできる事は何でもします!

333 名前: ゆう 投稿日:2005/05/31(火) 16:17
はじめましてm(__)m一昨日から両胸になんとなく違和感とちくちくっとした感じがたまにきます。シコリなどはなかったのですがものすごく気になります。今20才なのですが 乳癌検査は費用はいくらくらいかかりますか?まだ生命保険にも加入していなく 心配です。コメントをどうかお願いしますm(__)m

334 名前: ユミヲ 投稿日:2005/05/31(火) 21:08
以前にこちらでお世話になりましたユミヲと申します。 その節は貴重なご意見をありがとうございました。 現在術前ハーセプチン+タキソールも4クール目に入りました。 当初は4クールの予定でしたが、本日主治医に6クールまでしてみるかどうか提示されました。 しこりのほうは画像を見ても順調に小さくなっているようです。 サイズは伺ったのですが「画面上ではそう正確なものではないから、あまり気にしないように」とのことでした。 また「しこりがなくなることは難しいかもしれない?」とのことから、一応はなくなることを目標に6クールまでしてみようかと思っています。 狸先生、はじめ皆様にご意見を伺えればと思います。 宜しくお願い致します。

335 名前: ゆき 投稿日:2005/06/01(水) 01:40
こんばんわ。質問させてください。 二期の乳がんでリンパの腫れもあるようなのですが、 術前に細胞診断を行うのと術後に検査するのとでは治療にどのように影響するのでしょうか? それにより、術前に化学治療を行うのと術後に行うのでは薬の違いや体の影響など違いがどうなのでしょうか? どなたかお知恵を下さい。 説明わかりにくくてすみません。

336 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/01(水) 08:38
狸です >331もんじろさん 記載内容から、stage2bで1.5センチくらいのものが二つ、と考えて回答させていただきます。リンパに腫れがある、との事からリンパ節に転移している可能性があるようです。まず乳癌は外科摘出は可能な限り行うことが原則です。極端な話、切れないのは大きくなりすぎたり、全身転移を起こしたりといったケースで、もんじろさんのおっしゃるケースでは切るのが絶対標準です。また全摘出か部分切除(温存)かは転移の状況など周辺の事情にもよりますが、腫瘍径3センチを境に判断するのが標準的です。ですから今回のケースでは十分温存対応範囲と思います。以上のことはまず間違いなくどこの医療施設でも言われる事で、これが標準であります。一方ラジオ波による治療は残念ながら標準とは言えず、また今回のケースで圧倒的な利点があるとも思えません。ここは標準的な治療を行うことが適切と思います。ちなみに手術の前に化学療法剤(抗がん剤)で病巣を小さくしたりも可能ですが、現段階でも十分部分切除可能と思いますので、手術後の薬剤投与になると思います。なおこれも標準的な治療です。

337 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/01(水) 08:39
狸です >ユミヲさん タキソール+ハーセプチンが効果を出してくれているようでよかったです。ハーセプチンは本来であれば補助療法には使わないため、術前補助療法での投与期間の標準スケジュールと言うものがありません。今回の4クールと言うのは過去の報告例やタキソールの薬効などを考慮して決めたのであろうと思います。ですから効果があるから追加で2クール、と言うのは特におかしなことではありません。現在までにタキソールによる副作用(神経症状や血液毒性など)やハーセプチンによるアレルギー、心毒性などが出ていないのでしたら、効果があるから続行するのはメリットがあると思います。ただこれにより最終的に腫瘍消失まで行くかはなんともいえないですね。ですが、実は画像上腫瘍が消失しても腫瘍が元あった辺りを切り取るので、治療としては同様になります。それとせっかくですから申しておきますが、現在のまま6クール行って手術となると思いますが、その後術後補助療法をやるかどうかを聞いておいたほうがいいと思います。術前のタキソール+ハーセプチンはいわばトライアルですから標準的な治療法からは逸脱します(悪いと言う意味ではありません)。自分の考えでは補助療法としてアンスラサイクリンを入れたほうが良いと思うので、当初の予定だったCEF、もしくは更にタキソールを絡めたレジメンが良い様に思います。

338 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/01(水) 08:39
狸です >335ゆきさん もんじろさんのケースに近いようですね。検査の目的ですが、治療法を決めるのが大きなものですので、術前、術後にこだわるのはその情報がどこで必要かによります。最終的な検査は取り出した組織を見る事で行うことができますが、手術領域を決める場合などは広がりの把握が最重要ですので、術中迅速診断でがん細胞の広がりだけを見ます(だから早く終わる)。術前に検査するのは術前補助療法を行うかどうかの判断には有用です。ですが術前補助療法そのものが現段階では標準治療ではないため、切る前に必ず検査が必要と言うこともないかと思います。ちょっと説明が下手ですいません。 それと術前、術後の補助療法ですが、基本的にはどちらも”補助療法”と区分されますので使われるレジメンはほぼ同じです。ですが、近年の研究で術前補助療法は組織学的寛解(パソロジカルCR)が得られると延命効果がある、との観測から、pCRが目的になりつつあります。そうなるとより強力な補助療法で癌をはじめに叩くほうがよいと言うことになり、現在ではアントラサイクリンは最低限含んで(CEF、CAFなど)、タキサンも含んだレジメンが多用されます(AC-TやEC-T)。ですから強力なレジメン特有の副作用も出てしまう可能性が否定できません。ですが、最近は副作用対策も進歩し、また手術直前は体力的には最も状況が良いですから、副作用の問題はそれほど懸念されないというのが実情のようです。

339 名前: ユミヲ 投稿日:2005/06/01(水) 09:17
狸先生、早々のお答えありがとうございます。 副作用につきましては、お蔭様で軽くすんでいます。 やはり腫瘍が(なくならなくても)少しでも小さくなればという意識で6クールやってみようと思います。 また術後の化学治療については早速聞いてみます。 そして以前にアドバイス頂いたアロマゼータのことは、まだゆっくり話す機会に恵まれていませんので、改めてご報告させて頂きます。 いつも迷った時、背中を押して頂ける様で感謝しています。 これからも宜しくお願い致します。

340 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/03(金) 12:28
ナベルビンが転移性乳がんに適用拡大になっていましたね http://www.info.pmda.go.jp/ 添付文書情報で見たらいつの間にか・・・ 大切な人が、この一年闘っていますが CAF、タキソール、ゼローダと無効で この先どうしようかと思っていたところでした。 まず試してもらえるようにお願いしなくては・・ こちらは、いつも拝見していますが、参考になることばかりです。

341 名前: 千春 投稿日:2005/06/03(金) 15:06
>>333 ゆうさん ・http://www.nakazawa-pcc.net/sw_001.html あくまでも目安です。受診前に受診する病院にお問い合わせください。 検診ではなく保険のきく〝乳房の異常を感じての検査〟で受診なさってください。

342 名前: もんじろ 投稿日:2005/06/04(土) 00:39
狸さま。返答有難うございます。とても参考になりました。 切ることを怖がっておりますがしっかり相談したいと思います。 ただ、心配なのが肺に二箇所ほど白い点がみられるらしく お医者様には今のところはなんとも言えないとおっしゃっているのですが 気になっています。もし癌だとステージ4になるそうなので どうしたものやら・・出来るだけ想像したくないのですが。 この場合、まずは分かっている癌を取り除くことが先決ですよね? 

343 名前: yuka 投稿日:2005/06/04(土) 05:47
53歳女性。現在AC療法をしています。腫瘍径4cmで、リンパ節はわきの下にぐりぐり下ものはありますが、エコー、CT、MRIでははれは認められないといわれています。前々から乳腺症があったため、築くのに遅れてしまい、かなりの痛みと、皮膚の変色が出てからの受診となりました。コアニードルによる生検結果は浸潤性乳管癌で硬癌を疑わせる所見あり、ER+、PR+、HER2強陽性でした。今後の治療で、ACのあと、タキソテールとハーセプチンを併用してやるか、先に全摘術をしてそのごハーセプチンをやるか、とまだ主治医とは話してないのですが、自分なりにネット検索をして考えてみました。どなたか

344 名前: yuka 投稿日:2005/06/04(土) 05:51
すみません途中で投稿してしまいました。 つづきですが、どなたか、ご助言ください。どのような治療が理想的でしょうか? また、ワクチン(丸山ワクチンなど)を受けてみようかとも考えているのですが、どうでしょうか? あと、いたって健康なんですが、近頃足の付け根が筋肉痛のような(ちょうど運動会の後のような痛みというかだるさというか)があるのですが、これは骨転移のようなものなのでしょうか?骨シンチは主治医が必要ないといってしていません。骨シンチなどはするべきなのでしょうか?早く見つけることによってメリットがないなら必要ないかなと思いしていませんが。 どうぞよろしくお願いします。

345 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/04(土) 10:50
狸です >Yukaさん カキコ内容から判断し、私的なコメントをさせていただきます。あくまで参考意見として読んでください。 まず、腫瘍径、サイズ、Her-2発現などから考えまして、術後の再発リスクは中~高と思われます(Her-2強陽性が問題)。よって術前術後補助療法では考えうるベストの薬物療法が必要と思われます。 現在術前補助療法中ですが、ACの後でタキソテールを入れることは最新のコンセンサスと言って良い状況です。ここに更にハーセプチンを乗せられるのは主治医の配慮でしょうか、望ましいことと思います。今年のASCOで、ハーセプチンの術前補助療法の予想以上の有効性が明らかになり、有効性がほぼ明らかとなったからです。ただ現在のところハーセプチンは補助療法としては使用できません(保険適応上)。にもかかわらず実施が可能であれば、金銭面の問題はおくとして、望ましいと思います。 この保険上の問題を度外視して今後の治療方針を考えますと、、、、 ・現在のACの後にハーセプチン+タキソテールで経過を見つつ、適切なタイミングで手術(全摘出が基本) ・術後補助療法にハーセプチン+タキソテール(ただし術前にハーセプチン+タキソテール実施中に効果が今ひとつであったならタキソテールをタキソールに変更する、あるいはハーセプチンだけにする)を実施する ・その後ホルモン療法としてアリミデックスかアロマシンを投与する といった方法が考えられます。ただし確認すべきこととして、現在AC療法を行っていますから、その後引き続きのハーセプチン投与で心毒性が懸念されます。主治医にはよく確認してください。  足の痛みについては気になります。場所が余りよくないので、主治医に検査をお願いしてみましょう。思い過ごしだったとしても安心材料にはなりますから。  最後に丸山ワクチンやその他の治療法ですが、ほかに考えうるのは放射線治療くらいで、上記の薬剤以外に明確な有効性が認められているものはありません。よって現在の治療とその周辺の治療に専念し、余計な健康食品などはお考えにならない方がよろしいかと思います。効果が期待できないばかりか、せっかくの現在の有効な治療法を邪魔しかねません。

346 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/04(土) 10:55
狸です >342もんじろさん 手術はこの治療には大変重要なものですから、ぜひ上手に説得してください。 肺転移の件ですが、確認できた場合、広がりによっては手術しないケースもありえます。そうなりますと治癒ではなく、延命という話になりますので、薬物療法にも少々違いが出てきます。また手術についても、広がりが広範囲であれば手術しない可能性が高くなります。ですが、転移先が小さい場合には原発巣はとってしまうこともままあります。

347 名前: miu 投稿日:2005/06/04(土) 12:59
初めて書き込みさせていただきます。39歳女性です。 いつもROMさせていただいておりましたが、私もご相談できれば幸いです。 今年3月に左乳管癌と診断されました。しこりは約8×6センチ、腋窩リンパ転移(多数)、肝転移(1.5センチ×1、0.8×1、その他4個)がエコーで認められ、その他の転移はありませんでした。腫瘍マーカーは、CEA=5.4、CA15-3=186、ST439=1.4です。 血液検査で肝機能の数値が高かったため(GOT220、GPT318、ガンマGTP383)、ウィークリータキソールで様子を見ながら全身化学療法を進めることになりました。ただ、以前から好きだったアルコールを辞めたところ、その後すぐに数値は下がり、現在では正常値に近く(GOT27、GPT30、ガンマGTP77)、数値の高さはアルコール性脂肪肝が原因であったと診断されています。 タキソール1クールが終わった頃には、しこりは約6×5センチ程度に縮小し、腋窩リンパのしこりは触診ではあまりわからなくなったとのことで、肝数値の低下もあり、少し安心しておりました。しかし先日2クールが終わった後にエコーを受けたところ、肝臓のしこりが増加増大(計11個、以前1.5センチだったもの→4.3、0.8→1.2)しているという結果が出ました。 またしこり全体は小さく柔らかくなっているものの(当初はまるで鉄板を入れたかのような固さが乳頭から全体に広がっていました)、その分、上部1ヶ所に数センチの固いしこりが目立つようになり、主治医は当初“ひきつれ”のようなものだろうと言っていたのですが、それが少し大きくなってきているということです。 この2点の理由から、「タキソールの効果は得られていない」と診断され、昨日3クール目に入る予定だったのですが、AC治療に変えることになりました。 長い説明となりましたが、私が伺いたいのは肝臓の転移癌のことです。 血液検査の結果は良くなり、腫瘍マーカーも大きく変化はないのですが、これはあまり関係がないのでしょうか? また、私は肝臓の原発癌も疑ってみたのですが、医師によると、複数個あることなどから転移癌に間違いないだろうとのこと。肝臓腫瘍は生検をあまり行わないと聞きましたが、エコー以外に詳しく知る方法はないのでしょうか。私としてはもう少し情報を得て、現在の自分の病状を把握したいと思っています。約2ヶ月で腫瘍が倍増していますが、これは転移癌としてはスピードが速いほうなのでしょうか? 同様に他の臓器への転移も速い可能性は考えられますか? 今後ACをおそらく2クール終わった後に再度エコーを受けるかと思いますが、もし効かなかった場合に同じように広がっているかと思うと不安です。当面はACでの全身治療に期待するしかありませんが、今後特に肝臓の癌が広がった場合に治療法などがあればお教えください。 お忙しい中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

348 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/04(土) 21:39
狸です >miuさん 大変な状況でご心痛お察し申し上げます。 初発で肝転移、ということですね。最初にタキソールを投与したのはいささか難解ですが、ACに変更するとの事ですから、まずはその効果を期待したいですね。それと記載はありませんが、Her-2の発現はどうでしたか?もし発現があれば当然ハーセプチンが重要なツールになります。またACがもし合わないようでしたら、最近ようやく認可されたナベルビンがあります。更に肝転移で効果が比較的高いゼローダもあります。  次に肝転移の確認法ですが、エコー以外にもCTやMRIなども使えます。ただしエコーがもっとも簡便です。転移のスピードは状況ではなんとも言えません。

349 名前: yuka 投稿日:2005/06/04(土) 22:44
狸さん、どうもお返事ありがとうございました。 主治医とよく相談してみようと思っています。 足の付け根の筋肉痛ですが、今朝からきれいになくなってしまったので検査しなくてもいいかなと思っています。どうでしょうか? ただ、このごろものすごく疲れやすいような気がします。全身倦怠感というか、そういうかんじです。ACの副作用には悪心、嘔吐などはあるのですが、全身倦怠感はかかれていないので、これは別の病態を考えるべきなのでしょうか?

350 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/05(日) 10:51
狸です >Yukaさん 足の付け根の筋肉痛(?)ですが、今朝なくなったのでしたら本当に筋肉痛だったのかもしれませんね。ただ場所が微妙ですから、次回主治医に一応伝えましょう。その上で主治医が検査不要と判断すればそれでいいのではないでしょうか? 次に倦怠感ですが、AC療法に使われるアドリアマイシンでは倦怠感が約5%、サイクロフォスファマイド(エンドキサン)では頻度不明(5%内外と言って差し支えないです)とされています。決して高頻度の副作用ではありませんが、出ないわけでもありません。ですからおそらく病状の進行ではなく、薬剤の影響と考える方が自然かと思いますよ。いきなりの抗がん剤治療ですからいろいろ薬の影響が出てくるため、病状の進行かと不安感が増すと思いますが、副作用は人それぞれで感じ方も違いますし、頻度も違います。いきなりは難しいかとおもいますが、副作用は体が薬剤と共にがんと戦っていると考えて見てください。病状の進行はそれこそあちこちの情報源で言われるようなことがおきますので、怪しかったらここで聞くなり、主治医に相談するなどして、無用な心配を抱え込まないことができればいいですね。

351 名前: miu 投稿日:2005/06/06(月) 00:39
狸先生 さっそくのお返事ありがとうございました。とても参考になりました。 Her2は1+で、ハーセプチンの効果は期待できないと言われています。エストロゲンが+/-、プロゲステロンが2+ということで、ACに効果が見られて6クール終わった後は、ホルモン療法になるとのことです。ナベルビンやゼローダは、ACが合わない場合のみでしょうか? また、肝臓への抗癌剤の動脈注射という方法があると知りましたが、あまり行われていないのでしょうか? たびたびで申し訳ありませんが、お教えいただければ幸いです。よろしくお願いします。

352 名前: yuka 投稿日:2005/06/06(月) 05:29
お返事ありがとうございました。 もうひとつだけ質問なんですが、私のようにHER2だけでなく、estrogen receptor も progesteron receptorも陽性の場合、化学療法とホルモン療法を同時に行ったほうがよいということはないのでしょうか?これは今かかっている病院ではなく別の病院でそこでの先生が行っていたことなんですが、ホルモン療法は補助的なもので述語にしか考えないといっていました。私としてはなんとしてもできるだけ再発、転移の少ない方法を早めにおこなっておきたいのです。(というのも癌細胞というのは薬を使っていくうちに耐性を獲得して聞きにくくなっていくものだということを本で読んだからです。たたけるうちに徹底的にしておいたほうがいいと思うのです)ご助言お願いします。何度もすみません。

353 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/06(月) 08:40
狸です >351miuさん ナベルビン、ゼローダはそれぞれ承認範囲がアドリアマイシン、タキサンなどが使われた後(正確にはゼローダはアドリアの後とだけ記載ですが、現実的にはタキサンが標準療法ですのでその前にゼローダを使うことはほとんどありません)とされますので、ACの後での使用が原則です。しかしもちろん重篤な副作用などが生じた場合にはその限りではありません。ですが、過去の臨床試験成績からもACのほうが期待度は大きくなります。 肝動注ですが肝がん治療などでしばしば行われ、他の癌種の転移例でも行われることがありますが、残念ながら有効性については通常の投与方法に勝るとのエビデンスが不十分です。むしろカテーテルトラブルなど固有の問題が指摘されています(通常法とは効果同等で懸念材料が上乗せと言う感じです)。

354 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/06(月) 08:41
狸です >Yukaさん ホルモン受容体陽性でHer-2も陽性、と言うのは最近乳癌専門医師の頭を悩ませている問題です。しかしながらここに来てハーセプチンはHer-2陽性ならまず使うこと、ホルモン療法剤はHer-2陽性ならノルバデックスはあまりよくなくて、アロマターゼ阻害剤にしよう、と言う流れになって来ました(ただし進行・再発乳癌での話です)。そのあたりはこちらの189などで詳細は解説しております。もちろん345での自分の記載にはこの点を加味して回答しております。 ホルモン療法の位置付けですが、欧米では術前補助療法としても使うことが良くあります。副作用の面で有利ですし、化学療法剤ほどの即効性はなかなか得られないですが、効果は確かです。また試験方法がぜんぜん違いますが、CAFにノルバデックスを乗せて有効性が上乗せになったとの報告もあります。しかしYukaさんのケースではご指摘の通りホルモン療法剤は術後に使うことが多い薬剤で、私個人的にも術前での使用は得られるメリットがあまり多くないと思います。ただしメリットがゼロとも言い切らないので、アリミデックスを術前に投与することを打診してみてはいかがでしょうか?ただしおそらく術後の補助療法でアリミデックスを使いますから、その有効性を損なうことを懸念して処方を断られるかもしれません。このあたりは実は明確な答えは今のところないため、聞く相手によって違うことを言うかもしれません。以上がご参考になれば幸いです。

355 名前: 投稿日:2005/06/06(月) 22:46
昨年1度おじゃまさせて頂きました凪と申します。 また、ご相談させて下さい。 昨年から今までの経緯を書きますと、ノルバデックス、リュープリン、ビスフォナールの治療を続けていましたが骨転移の範囲が広がり肺にも転移しました。 今年初め胸水が溜まり腹膜癒着術を受けました。 その後CEFとアレディアを始め6回目が先日終わったのですが骨シンチ検査の結果、更に骨転移の範囲が広がっており酷い虫歯だらけの写真を見せられているようでした。 放射線治療は胸椎、右肋骨にすでに受けているのですが、新たに左肋骨に4箇所、骨盤、背骨、左股関節にも転移しているようです。 今後の治療について外科の主治医の先生とまだ詳しくは相談していないのですがハーセプチン使用になりそうです。 そこで私が今一番不安なのは歩けなくなる事なのです。 現在私は認知症の祖父と高齢の祖母、両親と暮らしているのですが両親もリウマチを患っており、こんな状態の私でも祖父の介護や家事などに少しは役立っている部分があるのです。 整形外科・放射線科の先生は「少しでも痛みを感じたら放射線治療を始めましょう」と言っているのですが、左股関節に痛みは感じないものの、やはり違和感が常に有ります。 痛みを感じてから放射線治療を開始しても大丈夫なのか、もし私まで歩けなくなってしまったら家族にかけてしまう負担を思うととても辛いのです。 痛みを感じてはいないが放射線治療を希望をした方が良いのでしょうか? またハーセプチンを始めるとしてアレディアも併用すると思われるのですが、ホルモン療法も併用することで少しでも骨転移には有効でしょうか? CEFを投与している間、ホルモン療法は中止していたので先月生理が始まってしまいました。 何かとりとめのない文章になってしまいましたが、色々と考込んでしまって少し混乱しています。 お許し下さい。

356 名前: miu 投稿日:2005/06/07(火) 19:13
狸先生 ありがとうございました。これからの状況次第でしょうが、今後の治療の筋道が見えたようで安心しました。今はとりあえずACの効果に期待したいと思います。 また改めてご相談させていただければ幸いです。本当にありがとうございました。

357 名前: 投稿日:2005/06/07(火) 20:45
狸先生いつもありがとうございます。アロマシン服用と放射線治療してる母ですが今日一か月検診で肝臓の数値が500以上になり主治医がアロマシンのせいだからと、とりあえず二週間アロマシンを止める事になりました。薬を止めるとまたガンがどこかに出て来るのではないかと不安です。アロマシンはとてもイイ薬だと主治医が以前言っていたのですが、肝臓の数値は本当にアロマシン服用のせいなのでしょうか?

358 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/08(水) 08:57
狸です >凪さん 状況が状況ですので少し踏み込んだ記載にしたいと思います。 現在までにCEF、アレディアと実施しても骨転移を抑え切れていない状況ですね。しかもホルモン療法、ハーセプチンとも使用可能と言う状況ですね。こうなりますと、やはり ・確実に生理を止める~通常CEFでもかなりの割合で停止しますが、凪さんの場合止まっておりませんし、そもそも化学療法による生理の停止はいわば副作用ですから積極的に狙っていったわけではありません。やはりここは再度リュープリンで止めていくことがよろしいかと思います。また閉経により骨転移巣の活動を抑えられるかもしれないとの期待も持つのですが、骨転移はなかなか単純には割り切れないため、ここはなんともいえません。 ・ゾメタを使う~これまでアレディアを使っても芳しくなかった以上、最新のビス剤であるゾメタをやる価値はあると思います。ゾメタはビス剤本来の破骨細胞抑制作用も強力ですが、更にがん細胞の増殖シグナル遮断作用もあるとされています。よって効果が期待できると考えます。現に海外では多くの癌種の骨転移症例で著効を示しています。また放射線は骨転移には有効な治療法ですので、治療選択には入ると考えます。 ・ハーセプチンを使う~もしHer-2陽性がわかっているのですから、やはり使ったほうがいいと思います。

359 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/08(水) 08:57
狸です >357竜さん アロマシンによる肝毒性はありうる話であろうかと思います。経口剤ですし、ホルモン剤での肝毒性はそれほど珍しいことではありません。また休薬による病状進行の懸念はご心配ごもっともです。もちろん断言はできませんが、アロマターゼ阻害剤の酵素阻害効果は特に局所では長く続きますし、更にアロマシンは酵素不活化剤でして、新たな酵素ができてきて働くまでの時間を稼ぐことができます。よってアリミデックスに比べますと休薬による影響は少ないのではないかと思います。ただ肝毒性の問題もありますので、アリミデックスに変えてみる、と言うのも良いかもしれません。主治医に聞かれてはいかがでしょうか?なおアリミデックスは酵素阻害効果、薬効ともほぼアロマシンと同じと考えて差し支えありませんが、作用機序の違いにより、ご相談のようなケースで得て不得手が出てくることがありますが、薬剤としての有用性は問題ありません、念のため、、、。

360 名前: 投稿日:2005/06/08(水) 10:22
狸先生ありがとうございます。一つ書き忘れたのですが、母がアロマシン使えないのなら以前服用した薬にして下さいと頼んだのですが、その薬はもうありません、アロマシンに変わる別の薬を出しますと言われたそうです。前の薬はおそらく狸先生のおっしゃるアリミデックスだと思うのですが母はその薬が一番効いていた感じがします。アロマシンでもアリミデックスでもない違う薬とは何が考えられるのでしょうか?

361 名前: 投稿日:2005/06/08(水) 12:05
すいませんアリミデックスではなくノルバデックスの間違いです。

362 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/08(水) 12:09
狸です >竜さん 前に出されていた薬とは”アフェマ”ではないでしょうか?この薬剤は世代的にも前のもので、効果や副作用の面でアロマシンやアリミデックスには及びません。いまさら使用するメリットはありません。ですから医師はアリミデックスを処方するつもりなのではないでしょうか? 確認してみてください。なおアフェマとアリミデックスは系統としては同じであり、アリミデックスは効果が高い上に副作用は少ない、と思って差し支えありません。ですからもし以前アフェマをお使いで、効果があったのでしたら、アリミデックスでも期待できると思います。

363 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/08(水) 12:14
狸です >竜さん 連発ですいません。 ノルバデックスですか? と言うことは、、、 ノルバデックス→アロマシン(肝毒性出る)→??? と言う状況ですか?ノルバデックスにも肝毒性の懸念があるとされています。アロマシンのせいであるとのことでしたら、アリミデックスに換えるかノルバデックスに戻すかのいずれでも回避の可能性がありますが、ちょっとわかりませんね。更にノルバデックス(抗エストロゲン剤)ではなく、同様の作用であるフェアストンと言う選択肢もあります。フェアストンは肝毒性頻度が低いとの話があるからです。

364 名前: mika 投稿日:2005/06/08(水) 13:43
67歳の母のことで、ご相談させてください。2002年に全摘し(ステージⅡb)、術後半年で胸部骨転移し再発、その後皮膚転移。今年5月GWに体調を崩し、乳がん・糖尿ともに悪化。現在は、鎖骨あたりのリンパにコブシ大の腫瘍があります。そのうち、のどや食道を潰さないか、不安な状態です。 主治医には放射線も位置的にだめ、抗癌剤も糖尿病のため副作用が弱いものしか使えない、 あとはペインコントロールのみと言われました。抗癌剤はUFT+エンドキサン、ハーセプチン+タキソテール併用し、現在はハーセプチン+ゼローダ併用です。ゼローダの副作用は今のところ軽微で、副作用のない抗癌剤がでるまで待つしかないとも言われました。 (時間の問題とはいえ)肺、肝臓、脳などへの転移はない状態ですが、このままゼローダで様子を見る以外に、何か抗癌剤の選択は考えられませんでしょうか。主治医も乳腺から緩和ケアに変わり、ハーセプチン、アレディアの点滴も止められたようです。

365 名前: 投稿日:2005/06/08(水) 14:09
お忙しいのに狸先生何度も申し訳ありませんでした。ありがとうございます。母の所に行って探して見つかったのですが以前はノルバデックスを服用していました。主治医はこの薬はもう無いと言ったので狸先生のおっしゃるアリミデックスになるかもしれないという事ですね。ノルバデックスの時は肝臓も骨も特に異常無くのぼせほてり程度でした。この薬を止めた途端リンパ再発そして全摘手術直後の肩から胸にかけての痛みも再発したみたいです。じっとしていてもかなり痛いので肝臓によるだるさとかは麻痺して分からないそうです。主治医に言っても皆そうだからリラックスと肩を揉まれて終わりだそうで。二週間後アリミデックスになるのか聞いてみます。

366 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/08(水) 15:36
狸です >竜さん ??? ノルバデックスはまだ売っていますよ。どこかで情報の錯誤があるように思います。 いずれにしましても、主治医とよくご相談の上、不明な点はご質問ください。知っている範囲でお答えさせていただきます。

367 名前: ゆう 投稿日:2005/06/08(水) 20:30
狸さま いつもこのHPで勉強させていただいています、ゆうです 今回は是非Pharmacist狸さまの意見を聞かせていただきたくカキコ致しました。 現在、放射線治療30回のうち5回を終えました 抗がん剤は術後 AC(4)+T(4クール)を終了 左乳房・温存手術 T 1 N 0 M 0 腫瘍径 1.5 cm X 1 cm 硬癌  リンパ節転移の数 11個中1 エストロゲン受容体+ プロゲステロン受容体+ HER2 2+ 閉経前 担当医からホルモン治療を選択するように言われています 飲み薬(TAMX1)か注射か、または飲み薬と注射の両方があるといわれました 私は短期間に終わる注射(Lmprmc)を使用することを考えていました、 そのほうが早く治療も終了するし、副作用の心配も短くてすむと考えたからです。 でも以前に近所に買い物に行くのにスーパーカーを使う・・・のコメントを 読んで、是非狸さまの意見を聞きたくて・・・ 薬の名前は先生に聞いて書いたものなのでスペルが違っているかもしれません、 申し訳ありません 他になにか必要な情報がありますか? アドバイスお待ちしています、宜しくお願い致します

368 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/08(水) 22:30
狸です >ゆうさん 閉経前での記載のような検査結果とそれに対する治療法からしまして、リスクが中~高と判断されていまして、私もその判断は正しいかと思います。腫瘍径が小さく、ホルモン受容体も発現しているのですが、Her-2が陽性であり、かつリンパ節にも転移があったためです。現在までにお受けのAC-T+放射線治療はベストの補助療法です。この後のホルモン療法がご質問の内容ですね。  医師に言われたのは飲み薬はノルバデックス(タモキシフェンとも言います)で、注射剤はおそらくリュープリンかゾラデックスです。閉経前ですとまずは生理を止めるためにリュープリンかゾラデックスを使いますが、これは単純にエストロゲンを少なくするためです(がんの栄養源を減らす)。ここにノルバデックスを入れると、残り少なくなったエストロゲンががんに利用されるのを邪魔できるのですが、困ったことにHer-2が発現していると単純には行きません。なぜならノルバデックスは女性ホルモンでないくせに、Her-2が発現しているとその代わりを務められるからです(もちろん圧倒的に弱いですが)。ですから閉経前でホルモン受容体、Her-2とも要請というのは非常に悩ましいです。保険を無視できるのであれば ・アリミデックス(5年)+リュープリンもしくはゾラデックス(2年) で決まりですが、日本ではそうは行きません。次点は私の考えでは ・リュープリンもしくはゾラデックスのみ(2年) です。 そこで主治医に以下の打診をすることを薦めします。 ・リュープリンもしくはゾラデックスは処方してもらい、アリミデックスを自費処方にしてもらう(保険上やむをえない措置です) アリミデックスは一日薬価が700円ほどですので、まるっきり自己負担にしても2万円/月ほどです。長期投与になるため高くなってしまいますが、その間に閉経に至れば保険適応に切替できますし、あるいは現段階でも柔軟な対応をしてくれる医師であれば保険適応にしてくれるかもしれません。

369 名前: ゆう 投稿日:2005/06/09(木) 00:07
狸さま 早速の回答ありがとうございます わたし自身、何度か読み直し、慎重にかきこんだつもりですが、肝心なホルモン治療に たいする質問と書いていなくて、申し訳ありませんでした(恥ずかしい) アドバイスありがとうございます、これをふまえて医師と相談します 両親もすでに他界していて、1人で仕事をしながら治療を続けているので 医療費の高さには驚かされますが、病気をやっつけることが一番なので なんとかがんばります

370 名前: 投稿日:2005/06/09(木) 08:26
狸先生。 ご回答ありがとうございました。 次回受診日に主治医と良く相談してみます。 自分は今迄病気と冷静に向き合ってきたつもりでしたが、CEFとアレディアの効果があまり無かった事と生理が始まった事で動揺してしまったようです。 もう一度気持ちを立て直さなければ。

371 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/09(木) 13:55
370さん、家族の為に一生懸命頑張って乳癌と闘っている姿を想像するととても感動しました。落ち込んでしまう事も多々あろうと思い私も心が痛みます。応援してます!早くガンが消滅する薬が出ますように。

372 名前: にゃあこちゃん 投稿日:2005/06/09(木) 22:29
以前ご相談させていただいた者です。お世話になりました。 私はEr5%未満境界値 Pgr- でゾラデックス&ノルバデックスを しています。 Her2は1+なのですが、 ノルバデッックスを飲んでいて大丈夫でしょうか? 368のレスが気になって・・・・。

373 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/11(土) 00:09
以前、母の副作用による間質性肺炎でご相談させていただいた者です 母が背中の痛みを訴え、日に日にひどくなるようなのでMRI検査をしました 今日、結果を聞きに行ったところ、12本ある脊椎(?)の5番目が圧迫骨折していました でも「術後、半年しか経ってないから骨の転移は考えにくい」と説明され 骨シンチもしませんとのことでした なぜ圧迫骨折したのかは分からないままですが、そんな症状も出てるのに 実際、担当医の言われる通り本当に骨シンチはしなくてもいいのかと気になってきて 書き込させていただきました、抗癌剤も結局予定通りできてないままなので 余計に転移や再発が気になってしまいます 長々スミマセン

374 名前: ハナ 投稿日:2005/06/11(土) 17:24
狸先生、みなさん、はじめまして。いつも勉強させていただいてます。 狸先生に相談なのですが、 母(今年60歳)が3年ほど前に乳がんの手術をしました。 ステージ3のaかb、リンパ節への転移も見られました。 ホルモン受容体はプラスでHer2はマイナスでした。 特に母は閉経も遅く、更年期障害もほとんどなく、ホルモンの数値が 他の人よりかなり高い、と言われました。 その後1年抗がん剤の治療を受け(薬名はわかりませんが赤い薬です) 一年後に同じ箇所に小さなしこりが再発、リンパ節を含めて再手術 (私はこれは執刀医の最初の手術にミスがあったのでは?と思っています) その際骨転移も見られ、放射線治療も行いました。 ノルバッテックスとアレリアでの治療となり、かなり劇的に功を奏しました。 腫瘍マーカーも標準値内までさがり、骨転移のほうも少しおさまりました。 家族で海外旅行にも行けるほど元気になりました。 しかし、1年後、急に腫瘍マーカーがあがりはじめ、調べたところ肝臓への 転移がわかりました。去年の5月から病院を転院し、タキソールをweekyで 受けておりましたが、あまり効果が見られなかったために、3ヶ月後に タキソテールへ変更、タキソテールは功を奏し、肝臓の状態も改善されて きて、骨転移による痛みは出だしたものの、肺や脳への転移もなく 癌をおさえているように見えました。 ただ、副作用によって、白血球値が1000~2000までさがり、続ける事が 難しくなりました。医者の判断により、2週間前からゼロータとヒスロンに 薬を変えましたが、ここにきて一気に症状が悪化しました。 腹水がでて、肝臓の数値が一気に悪化しました。 私は今海外に住んでいるので、父からのメールでしか状態がわかりませんが このまま一気に末期になる可能性がある、覚悟して。と言われました。 もう何の手だてもないのでしょうか? タキソテールへ薬を戻せばまた状態は改善するのでしょうか。 主治医が出張中のため月曜日に診断を仰ぐことになっていますが、 狸先生の意見をお伺いしたくて、ここへきてみました。 大変取り乱しており、長文、乱文申し訳ありません。

375 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/11(土) 20:59
狸です >ハナさん たった今乳癌学会より戻ってまいりました。 まず主治医の術式についての記載ですが、手術は温存でしたか?全摘出でしたか?局所での再発ですので、状況にもよりますが、術式のミスとは言い切れません。温存であればまず迅速病理診断はするはずですので、明らかなミスとは断定できません。もしこのことが原因で主治医に言いえぬ不信感があるのでしたら、それは残念なことですので、、、、。治療経過は見ました限り赤い薬を使われたとの事で、おそらくアドリアマイシンかエピルビシンですね。 その後の再発でノルバデックス、アレディアを使われたあたりは順当な治療方針です。その後タキソールは今ひとつ、でもタキソテールは著効だったものの、白血球減少で投薬中止し、ゼローダ+ヒスロンにしたものの、腹水、肝臓の症状悪化、といった事でしょうか? まず、タキソテールは著効したものの、白血球減少で断念したと見受けられますので、タキソテール再開には希望があります。おそらく前回のタキソテール治療からそれなりに時間が経っていますので、白血球が戻っている可能性があります(ただしゼローダでも下がることがあります)。またG-CSFにより白血球数を増やすことができます。因果関係は不明ながらゼローダかヒスロンにより肝毒性が出た可能性もあります。ですから考えうる治療法としては、 ・タキソテール+G-CSF ・ナベルビン+G-CSF などがあります。つい先日ようやく適応取得したナベルビンはタキサン治療後にも有効性を示すとされていますので、効果が期待できます。ただナベルビンにも白血球減少作用がありますので、G-CSFは必要と思います。なおナベルビンは白血球減少以外は投与部刺激性(静脈炎)が出ることがあります。ただしこれは注射技術による差がありますので、ベテランの看護師さんが規定どおり投与すればかなり軽減されるはずです。

376 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/11(土) 21:05
狸です >372にゃあこさん Her-2は発現度合いによってがん細胞での意味合いが変わります。たくさん発現している(Her-22+以上)では増殖に積極的に関与していると判断され、その場合Her-2が良く効きます。しかし発現が低い場合、この場合はご相談の1+などですが、このときは増殖にはあまり関与していないと考えられます。Her-2 1+ではハーセプチンがほとんど効かないことからもそれは裏付けられます。ですからにゃあこさんの場合には、ホルモン受容体からの増殖シグナルの方ががんにとっては重要ですから、ホルモン療法が効果を示す可能性が高い、と思います。私の記載がちょっと誤解を招きました点、申し訳ありません、、、。

377 名前: 雅美 投稿日:2005/06/11(土) 21:34
狸先生、はじめまして。乳癌学会お疲れ様でした。 HER2陽性患者の早期乳癌の術後補助療法についての相談です。よろしくお願い致します。 ステージⅠ,ⅡのHER2陽性患者の術前・術後療法で、 ハープチセン+タキソール(?)投与者の無病生存率が改善されたと、 5月のアメリカの癌学会で発表されたと聞いています。 私の場合、この術後療法は良い選択と考えられますか。 50歳,閉経中 2005.5月中旬 温存術、センチネルリンパ節生検 1.6×1.5cm,T1N0(0/2)リンパ節転移なし ly0,v0,断端陰性,gradeⅡ ER(1+),Pgr(-) HER2(3+) 以上

378 名前: mika 投稿日:2005/06/11(土) 23:03
373さん ご心痛お察し致します。 あくまで私の母の場合ですが、術後半年で骨転移しました(術側の肋骨2本と脊椎)。若干、痛みの自覚症状もあったようです。 転移でなければよいのですが、念のため、検査をご依頼された方がいいかかもしれません。

379 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/11(土) 23:29
狸です >雅美さん 確かにハーセプチンの補助療法での有用性は今回の乳癌学会で大きな話題で、この試験結果に言及した発表者も多くおりました。伺う内容から、まさにその期待度が高そうに見えます。しかしご存知の通りハーセプチンは補助療法では保険適応されませんから、残念ながら通常では使用できません。このことを称して、ある先生は効果が期待できるのに使えず、ジレンマにさいなまれる、とコメントされていました。  ではどうするか?ということを考えますと ・最も有効性の期待できる補助療法を行う(現段階ではAC-Tなど、アンスラサイクリンとタキサンを含むもの) ・自己負担覚悟でハーセプチンの補助療法を受ける です。厳密なことはいえませんが、ASCOでの報告例からして、後者のほうが効果は期待できますが、費用がかかってしまいます。また実はASCOの発表であった、顕著な差が出たのはリンパ節転移陽性例であり、雅美さんは陰性ですし、腫瘍径も小さいので、思ったよりもハーセプチンの上乗せ効果が出ない可能性もあります。

380 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/12(日) 01:56
狸先生。御回答有難うございます。 私の場合、今回の治験者とは、少し違うのですね。 原文をチラッと見たのですが(理解できませんが)、今回の治験参加者はリンパ節陽性患者がほとんどだと読めました。 リンパ節転移の有無で、ハープチセンの補助療法の効果に差がないように、素人は考えてしまいます。 狸先生のご意見を踏まえて主治医と相談しながら、覚悟をして治療に臨みます。 ハーセプチン投与が、転移・再発しないと保険適用にならない現状を、HER2陽性患者としては、歯がゆく思いました。 三重大学だったと思いますが、HER2陽性のワクチン治験が始まるようです。これにも興味を持っています。 

381 名前: 雅美 投稿日:2005/06/12(日) 01:58
ごめんなさい。上の380は雅美です。

382 名前: ハナ 投稿日:2005/06/12(日) 04:27
狸先生、さっそくのご返答ありがとうございます。 昨日は大変取り乱しておりまして、乱文失礼いたしました。 最初の手術は全摘でした。その後抗がん剤の治療のために何度も診察を 受けているにも関わらず母の話では触診などはいっさいなく、局部再発の しこりも母自身が発見した物でした。すぐに再手術となり、主治医もとても 慌てている様子でした。その後、ノルバテックスと放射線での治療に変わり、 いつの間にか母の主治医は彼の弟子であった若い先生へ何の相談もなく 変えられていました。アレリアの投与も彼の方針ではなく、放射線科の先生 の進言により決まった事でした。その先生もなぜ、アレリアを使わないのか、 と首をかしげていらっしゃって、主治医に進言してくれたようです。 そのような経過があって病院への不満は募る一方でしたが、ノルバテックス での治療が劇的に功を奏したので、そのまま通院しておりましたが、肝臓への 転移がわかった直後、肝臓へ直接抗がん剤のタンクを埋め込む治療を進められ ました。父も私もこの治療にいささか不安をもっており、主治医への以前から の不満もあったために、別の病院への転院を希望しました。 そのほうがいいと思います、とまるでやっかいな患者がいなくなって助かる というような言い方をされたのを覚えています。 ただ、転院先の病院でも同じ理由で転院されてきた方が何人かいらっしゃったので 同じような不満を感じた方は私たちだけではなかったようです。 愚痴っぽくなってしまいました、申し訳ありません。 ただ、今の先生は大変丁寧で説明もきちんとして下さる先生で、信頼しており ます。 白血球は今3000まで回復しております。 ただ、腹水が出てきたという事は癌が広がっている可能性が高い、という事 でしょうか? あと、不思議な事にタキソテールをやめてから骨転移による痛みと思われて いた骨の痛みがすっかり治まりました。副作用でこういう痛みがでること もあるのでしょうか??

383 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/12(日) 08:29
狸です >382ハナさん 腹水の貯留は肝転移巣の進行による効果が考えられます。よって肝転移巣を抑えることができれば、あるいは好転するかもしれません。またヒスロンは浮腫の副作用が出るとされますが、この影響も否定できないと思います。タキソテール後に痛みが軽減、というのは、実はタキソテールの神経症状が痛みを増強したのかもしれませんね。白血球が徐々に戻りつつあるようですので、一番の懸念である肝転移巣の治療が今後の鍵と思います。ゼローダが合わなかったのがちょっと残念ですが、ナベルビンとゼローダなどという組み合わせも海外では肺や肝転移に有効との報告例もあります。

384 名前: にゃあこちゃん 投稿日:2005/06/12(日) 16:31
良く解る回答有り難う御座います。 私は何分Er5%未満の為、 余りホルモン療法の効果が期待出来ないとは思っているのですが 効果がゼロではないとは思うので続行してみます。

385 名前: クラタケ 投稿日:2005/06/13(月) 22:26
狸先生、母(67歳)の事でご意見をお聞きしたく質問させて頂きます。 9年前に乳がんを手術し、その後順調でしたが、骨に転移 してしまいました。(脊髄・鎖骨・手のひら・腰・足)  現時点での状態 1 肺に1センチ程度の影がある。   状態を観察していくとの事で様子をみるとお医者様より   言われています。  2 足に痛みがきておりモルヒネ入りの錠剤を服用しているが   多少の痛みは残る模様です。  3 ハーセプチンは効かない種類の乳がんであり   ホルモン剤(アリミデックス)を服用しています。  4 アレディアを使用すると思っておりましたが、AMG162という同様な薬の   治験に参加しております。   (第3フェーズとの事です)      ご質問 1 肺転移の可能性が出てきている。又、骨への転移も相当に酷い状況であれば ホルモン剤(アリミデックス)のみの治療で 大丈夫なのでしょうか。それとも、妥当なものなのでしょうか。 それとも、もう点滴などの抗がん剤は、効果がないところ迄 進行しているとの事なのでしょうか。 2 AMG162治験が気になっております。   効果が出れば大賛成なのですがデータを取る必要があるので   アレディアが使用できずに後手に回るケースはありえるのでしょうか。   又、海外では転移性の乳がんに使用されている薬なのでしょうか。   調べますと、関節リユウマチの薬の様に思うのでうが・・・   夜も眠れないくらい心配しております。宜しくお願いいたします。 

386 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/13(月) 22:56
狸です >クラタケさん ご心配の向き、お察し申し上げます。自分のわかる範囲で回答させていただきます。 1.肺転移をどうするか? ホルモン療法剤は肺転移巣に効くケースがそこそこあるとされます。これは肺転移する乳癌は多くの場合ホルモン受容体が陽性であるかららしく、ご相談のケースではそれに当てはまるかもしれません。ですが、現状の治療で骨転移巣に起因すると思われる症状進行を食い止められているとは言い難いように思います。現在のところ積極的な化学療法剤が投与されていません。転移性乳癌治療の基本的な考えからしますと、症状進行に際しては、患者さんのQOLに影響の大きい病巣から積極的に治療する方が良いとされますので、現状では何らかの化学療法剤の投与を考えても良いように思います。具体的に何を投与するかは前治療歴によりますが、前回の治療が9年前とのことですので、アドリアマイシンを使っているかは微妙なところです。ですからアドリアマイシンを含む併用療法、同様にタキサンを含む併用療法の順で推奨されます。またほかにもゼローダや最近認可されたナベルビンも使用可能です。これら薬剤は多くの場合、アリミデックスとの併用は基本的に可能なはずです。 2.AMG162はどうするか? この薬剤は破骨細胞の活動を抑え、骨転移巣の進行を押さえようというコンセプトの薬剤です(参照:http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm19/338415)。作用機序は異なりますが、アレディアなどと似た効果を持っています。ただアレディアとどちらが効果が期待できるかは不明です。先ほどの1の回答は実はAMG162治験を中止することを前提に書いております。といいますのは、記載の内容からしましてAMG162が効果を示しているとは考えにくく、しかもフェーズ3での参加ということで、何が投与されているのか不明です(聞いておられますか?)。こうなると骨転移を抑制するためにも(他の抗がん剤治療がやりにくいので、治験参加から外れて)化学療法に移行したほうが良い気がします。なおアレディアでしたら先に示しましたような化学療法剤とは基本的に併用可能です。ただ治験に参加している場合、治療費用が軽減されているはずですので、その点が外れて、自己負担(もちろん保険は可能です)での治療になります。

387 名前: クラタケ 投稿日:2005/06/13(月) 23:52
385のクラタケです。狸先生、具体的で早急なるお返事、感謝の念に耐えません。 又、乳がんで苦しむ方々の、どれだけの人がこの掲示板で助けられているかと思うと 頭の下がる思いです。 9年前は、ステージ1で手術を行い、リンパ腺転移もない状態でした。 手術後、数年間、ホルモン剤を飲んでいたと思います。その後 今年の4月の末に転移性乳がんの骨癌との診断が下された次第です。 AMG162ですが、次回で2回目の注射で、期間は3ヶ月(週1ペース) との事です。私の質問が下手な為に、伝わらず申し訳ありませんでした。 つまりAMG162はこれからとの段階です。 【フェーズ3での参加ということで、何が投与されているのか不明】 との御意見を頂きましたが、具体的にお教えいただけないでしょうか。 投与量などが、認可され使用されている海外の物と異なるなどの 事なのでしょうか。 やはり、この段階で、治験を外れ、アレディア・ゾメダ+ホルモン剤+積極的な化学療法が 母の寿命を延ばす最善の方法なのでしょうか。 たびたびの質問申し訳ありません。 先生 よろしくお願いいたします。

388 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/14(火) 08:03
狸です >クラタケさん まず確認していただきたいことは、お母様が参加されているAMG162の臨床試験がどういったものなのかです。先の記載でフェーズ3と伺ったので何らかの薬剤との比較か?と思いましたが、私が調べた限りでは実態が不明でした。参加に際しての医師の説明があったはずですので、私のほうこそ詳細をうかがいたいと思います。それとこの試験の目的は何か?です。骨粗しょう症改善など癌以外の治療効果検証の臨床試験でしたら、ぶしつけながら病躯をおしてまで参加する意義を見出せません。たしかにメカニズム的にはアレディアなどと似たような効果が期待できる(癌の骨転移巣にも効く)のですが、乳癌の骨転移に対する投与量や投与間隔などが厳密に決まったわけではありませんから、アレディアと同等の効果を示す保障がありません。ここは確実な方がいいと思います。いささかあわてていらっしゃるご様子ですが、どうか落ち着いて一つずつ片付けましょう。私のわかることは何でもお答えさせていただきます。

389 名前: 向日葵 投稿日:2005/06/15(水) 01:05
こんばんは。 先日ここに母が乳癌と記載した向日葵です。 今日手術後の結果がでました。 大きさは1、7×1、5×1、4、stage 1、転移なし。手術方法としては癌とそのまわりを部分的に切除。 ただ、乳管内に進展ありで、乳線に3ミリ程いっていたそうです。  主治医によると、乳癌の中でも比較的たちが良い方だと言っていました。まだホルモンの結果はでていないのですが、これからの治療法としては、放射線を毎日受ければ、この程度の癌なら抗癌剤は必要ないと言われました。 転移がなかったとの事で少し安心したのですが、乳線にいっていた事が今後転移に繋がらないのか心配です。 また抗癌剤をやらなくて本当に大丈夫なのでしょうか? 先生にアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いします。

390 名前: クラタケ 投稿日:2005/06/15(水) 11:13
388でご回答を頂けましたクラタケです。 AMG162の臨床試験ですが、本当にごめんなさいです。 昨日会社を休み実家に帰り、病院よりの資料を確認した結果 フェーズ3とは母の思い込みで、フェーズ1の第3グループです。 第3グループ(投与量・期間をグループごとに分けている)をフェーズ3と間違い治験参加をしていた模様です。 治験の目的ですが、『日本人乳がん骨転移におけるAMG162単回及び反復投与時の安全性並びに薬物動態及び 薬力学評価試験』となっておりました。病院で説明を受けた数日後に、自宅に担当医より電話があったそうで 担当医がそこまでしてくるなら、良いものに違いないと、母は治験参加を決めたとの事です。 しかしながら、フェーズ1段階では効果が期待できるか不安に思いましたので次回母が病院に行く際に 治験より外れたいとの話を担当医に出します。 背骨などには著しく転移している状態で、コルセットの装着を指示されているほどで、アレディアの確実性を選択します。 治験から外れた事で、抗がん剤が変わるのかどうかは解りませんが 又、質問させて頂くかもしれません。宜しくお願いいたします。   はづれるハヅレルの私権骨粗しょう症改善など癌以外の治療効果検証の臨床試験でしたら、ぶしつけながら病躯をおしてまで参加する意義を見出せません。たしかにメカニズム的にはアレディアなどと似たような効果が期待できる(癌の骨転移巣にも効く)のですが、乳癌の骨転移に対する投与量や投与間隔などが厳密に決まったわけではありませんから、アレディアと同等の効果を示す保障がありません。ここは確実な方がいいと思います。いささかあわてていらっしゃるご様子ですが、どうか落ち着いて一つずつ片付けましょう。私のわかることは何でもお答えさせていただきます。

391 名前: クラタケ 投稿日:2005/06/15(水) 17:11
続けての投稿申し訳ありません。 只今、母と連絡を取りあい、病院に行った結果 『お渡しした資料では、確かに、フェーズ1段階とあるが(2005年1月の作成日付でした)  フェーズ2段階迄海外で終了しており、実際に投与する量などは  フェーズ3段階ともいえ、承認後と同様なものと考えている』との医者  よりの説明で、医者は是非とも、やりたい(やるべき)との口調  でしたそうです。母はなにも言えず、治験は続けられる事と  なったようなのですが・・・。薬もホルモン剤(アリミデックス)のみで状態を  見ていくそうです。アレディアは治験終了後に、続けて投与する  とのお話もでたようです。個人的に不安を感じております。  ちなみに、病院は、癌治療に対しましては著名な病院です。  どうか、狸先生の御意見をお聞かせください。  宜しくお願いいたします。  

392 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/15(水) 17:41
狸です >向日葵さん 腫瘍の大きさ、転移状況からしますと初期であったようですね。まだホルモン受容体の確認がまだですが、再発リスクが”低”である可能性が高そうです。手術がおそらく部分切除で、術後に放射線治療をするとの事ですから、標準治療が行われつつあるといえます。今後のことですが、 まずホルモン受容体が陽性、それもER、PgRとも陽性でかつHer-2が陰性であれば、再発リスクが”低”で確定ですから、補助療法としてはホルモン療法のみで良いと判断される可能性が高くなります。しかしホルモン受容体がどちらか陰性であるとか、Her-2が陽性であるとかで再発リスクが高くなりますので、化学療法による補助療法を入れたほうがいいかもしれません。その場合もリスクに応じて副作用が比較的マイルドなCMFや効果のより確実なCAFなどを選ぶことになります。 現段階ではホルモン受容体とHer-2の発現が不明ですから、そこの確認をなさってはいかがですか?

393 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/15(水) 18:20
狸です >クラタケさん フェーズ1試験と言うのは”dose finding”試験であり、安全な投与ができる投与量を調べるのが目的です。ですから一般には投与しても毒性が出ない(薬効も出ない)投与量から開始し、毒性が出ないことが確認されたら次のステップへ移行する、といった進め方で進行し、毒性の許容範囲を決め、フェーズ2(薬効を見極める試験です)での投与量を決めます(こうして決めた投与量を薬効投与量とします)。クラタケさんのお母様はそのステップ3とのことですので、詳細は不明ながら投与量を上げている途中である可能性が高くなります。ちょっとこのあたりの用語で理解のずれがあるかもしれません。 海外で既にフェーズ2まで進行している薬剤ですし、抗体でですから特別おかしな副作用が出るとは考えにくいですから、フェーズ1とはいえ、かなり薬効投与量に近いところから開始していると考えられますので、現状でも大外しはないかもしれません。ですが、ご存知の通り、薬剤は有効な投与量が決まっていますから、AMG162とアレディアで最適投与量同士の比較ではあるいはAMG162がより優れているかもしれませんが、現在のところそれが不明です(実際にはAMG162とアレディアの有効性の比較データも実はまだない)。 以上のことを考えますと、現状うかがっている症状に対する最適な治療はやはりアレディアを決められた投与量使うことだと自分は考えます。 もし医師に希望を伝えにくい場合には、以下の確認をされてはいかがでしょうか? ・海外で実施したフェーズ2(ただし乳癌の骨転移に対する試験に限る)での投与量 ・現在お母様が受けられている投与量 上記二つがまったく同じであれば、アレディアに遜色ない薬効を期待できるかもしれません。しかしお母様の受けられている投与量が低かった場合には、薬効が期待できない可能性が高くなりますので、臨床試験からの離脱を申し出ても良いかもしれません。 以上ややこしい話ですから、わかりにくかったらまた聞いてください。

394 名前: 向日葵 投稿日:2005/06/15(水) 21:28
先生、早急なお返事ありがとうございます!! なるほど、やはりホルモンの結果によって、再発の可能性も変わってくるんですね! ホルモンの結果は、まだでていないので結果がでましたら、また主治医と今後の事を話たいと思います!

395 名前: もんじろ 投稿日:2005/06/16(木) 03:52
346でのお返事有り難うございました。 母に上手に説得できなかったのか、 以前、足とお尻の間に出来た皮膚癌を手術した経験からか、 切ることが嫌なようで、気持ちはラジオ波の方へ傾いているようです・・ また最近、免疫療法の本を購入し、そちらの方にも興味があるようで 一度診てもらいたいようです。母の身体ですので、母自身が納得のいく治療方法を選んで欲しいと思いますが、 まだ温存も可能な段階で見つかったのですから、早めに取り除いたほうが私はいいとおもうのですが、先生はどう思われますか? 母の癌は2bのスキラス?で2?以内が二ヶ所 リンパに腫れ(転移は分からず) 針生検でホルモン受容体が陽性だとわかり、現在アリミデックスを飲んでおります。(Her-2は結果待ち) お返事が毎回質問になり申し訳ありません。 また、どなたか免疫治療についての意見を頂ければ幸いです。

396 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/16(木) 05:59
狸さん、はじめまして。ひよっこです。今、乳癌に興味をもって勉強を始めました。その過程でこの掲示板を見つけました。狸さんの博識ぶりに非常に感激しています。狸さんはどこかの偉い先生なのですか?もし差し支えなければ、触りでもいいので教えてください。 ひとつお聞きしたいことがあります。乳癌の術後補助化学療法に関して今年のSt.GallenでのリコメンデーションはIntermidiate risk以上で、アドリアマイシンを含むレジメンであったと思います。しかし、私が思うに、(狸先生もいっていましたが)CMFで十分な患者もいると思うのです。現に、CMFだけでCureしている患者が今もたくさんいます。CMFだけでよい患者、Aを含んだ方がいい患者、はじめからTを含んだ方がいい患者を選別するよいTrialデザインはないものかと思っています。 ひとつのモデルとして、去年の暮れにNEJMにPaikが発表したNSABPB14,20からOncoTypeDXを使い、TAMにCMFを加えた方がいい群、加えなくてもいい群を選別するPaperがでていました。やはり、trialにgene expression analysisが必要になってくるのでしょうか。より、副作用の低い、より安価な抗癌剤を使うことで今後患者、医療費ともに改善されていくだろうと思っています。 なにかサジェッションがあればお願いします。

397 名前: あいりん 投稿日:2005/06/16(木) 08:43
ひよっこさん、人に個人的な情報を尋ねる場合はまずご自分から自己紹介したほうがいいと思うのです。 乳癌に興味をもって勉強を始めたひよっこ、ではなんだかさっぱり分からないのでー 狸さんにもその程度のものをお尋ねしているのなら別なんですが・・ 狸さんは「研究者」のおじさま でいらっしゃいますよ。 何を選択するのかは治療のガイドラインが未だそのつど流動的で 新しいコンセンサスが次々出る乳癌治療 それだけ希望も持てるというものですが それぞれの患者の状態、程度、個々の体力や体質に合わせて 主治医と患者で話し合って決断していくものなのでしょうね 最終的に決めるのは患者であるってことは、患者も知らなくてはならない もちろんガイドラインはあるでしょうが、 ひとりひとり全部違う「乳癌」という思いを今までも強く感じてきた私です あるパターンで治療が決まったものに決定されてしまうのは 患者としても望まないと思うのです 専門家が挙げてくれた治療の中でどれを選ぶかは、 患者がリスクとメリットを睨み自分に合ったほうを選択します 

398 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/16(木) 09:36
狸です >ひよっこさん 自分のつたないカキコ内容をご覧頂、どうもありがとうございます。 私は偉い先生だなどとはとんでもないことでして、製薬会社の研究者に過ぎません。いろいろ経緯もあり、こちらでは自分の知る範囲で勝手な返答をしたりしておりますだけです。 あいりんさん、ご配慮ありがとうございます。 ひよっこさんのおっしゃることは常々私も考えております。やはり必要最低限の抗がん剤使用で少しでも患者さんの負担(経済的にも副作用的にも)を軽減することが必要と思います。話題が術後補助療法のことですから、それに限った話にいたしますが、ご存知の通り乳がん分野の術後補助療法はいずれも巨大な臨床試験になり、既に一製薬会社で維持できるレベルではありません。大型の臨床試験は何らかの公的資金が投入されており、米国では国家プロジェクトとなる部分もあります。これは最終的には患者さんの延命で医療費負担が減り、納税等による国家収入が増える、といったと長期展望があることもあります(余談ですね、、)。 こうした大規模の臨床試験結果を見ますと、エンドポイントが再発の抑制(延長)あるいは総生存率の改善などであり、その改善を持ってレジメンの優劣を決めていますが、おっしゃるとおり、やや効果が劣るとされるCMFでも長期再発しないケースが少なくありません。ですからこういう症例を何らかの方法で抽出できればより副作用の少ない治療が行えて患者さんには大変有用です。ですが同時により確実な方法として例えばCAFなどがある以上、患者さんの希望が効果の高い方法、と言うことであればCMFを選ばせるのは患者さんの利益を損ないます。また患者さんが何を重視するかについても当然選択の自由度が必要です。 では再発リスクがより低い患者さんを抽出する方法は?となると、まずはレトロスペクティブな解析になるように思います。その積み重ねが今回のSt.Gallenに盛り込まれた脈管浸潤の有無、リンパ節転移数などかと思います。この上でやはり欲しいのは遺伝的なバックグラウンドでしょうが、ここでの問題は遺伝子発現解析そのものが、 ・選ぶ過程が果たして科学的に正しいか? ・遺伝子解析の手法がエラーを生じないか、あるいは再現性、安定性は確かか? ・サンプル処理から解析まで簡便確実か? など技術的にも多くの懸念材料があります。現在の遺伝子解析は原因遺伝子がわかっている疾患や論文ネタでは有用ですが、こと乳癌の補助療法の分野では、現在の治療技術レベルが非常に高いだけに、新風を吹き込むのは相当大変です。そういってもやれることとしては、例えば、、、 ステップ1: リスクが低から中の患者さんより得た臨床サンプルを用い、再発を来たした症例と来たしていない症例の遺伝子プロファイルを比較して候補遺伝子を抽出する。その抽出した遺伝子の発現を独立したサンプルに対し実行して、有用性を検証して候補遺伝子を決定する(レトロスペクティブ)。 ステップ2: 選んだ遺伝子の発現と既に判明している病理所見や臨床所見との比較を行う(レトロスペクティブ)。ここで選んだ遺伝子解析が独立した予後因子でないと有用性はあまりない。 ステップ3: リスク低~中の患者さんに対し、抽出した遺伝子の発現解析を行い、リスクが高いと判断された症例に対してCMFもしくはCAFを投与し、再発までの時間を比較する(プロスペクティブ)。ただしこの試験は倫理的に非常にきわどい(患者さんの利益をわざわざ無視させることになりかねないから)。 ステップ3改変: リスク低~中の患者さんを選び、抽出した遺伝子からリスクが高い患者さんにはCAFなど、低い患者さんにはCMFを投与し、得られた再発延長や生存などを過去の報告と比較する(問題点:比較試験でないので明確なデータが得にくい、また試験期間が長くなる)。 こうして考えてみますと、現在既に知られている臨床所見の意義付けをしっかりする事でも、実はかなりの改善が見込めるのかもしれません。今回置かれた”uncertain”にその候補が含まれているのかもしれません。また現在は陽性扱いですが、ER(+)/PgR(+)とER(-)/PgR(+)ではリスクは違う?とか、Her-2とER、PgRの発現がどちらも(+)ならどうするのか?とか、DCISはどう扱うのか?など多くのなぞがあります。これらを正確に見積もる事で、CMFかCAF/CEFかAC/EC-Tか、を選ぶことができるとも思うのです。 すいません、駄文が過ぎました。お答えの一助になりましたでしょうか?

399 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/16(木) 09:37
あいりんさん。ご指摘ありがとうございます。そうですね、自己紹介が抽象的杉でしたね。すみませんでした。私は臨床経験2年の外科医でいま乳癌の研究をしているひよこ外科医です。狸さんに関してはビノレルビン承認のレスのところで、「承認時期を知る立場なので」と書かれていたので、個人的に少し気になったのです。みなさんの中では狸さんのことが周知の事実かと思いましたので軽く効いてしまいました。 あいりんさんのご返事ですが、おおむね賛成です。わたしも治療を最終的に決定するのは患者であるということに異存はありません。しかし、多くの正確な、evidenceのある治療方針を提示する事が重要であると考えます。 他の癌に比べて、乳癌はとくに幅広いbiological factorが存在し、使用可能であります。ですので、まずは患者個人の癌の情報を得ることがまず第一であり、それに基づき治療方針を決定していく、その際、数多くのbiological factorが存在するゆえ、治療方針決定も難しくなってしまいます。その手助けとしてのガイドラインですのでこれにのっとって治療していく事は理にかなっていると思います。医者が好き勝手気ままに治療を決定することは許されません。これを踏まえたうえで、さらにより無駄のない、よりよい治療はなにか?またそれを見つけるためのTrial designは何かというのを質問したのです。癌治療の大原則はあいりんさんが最後に触れられている「リスクとベネフィットの天秤をかける」です。前提は、正確なevidenceと実験理論に裏付けられた良質の情報です。

400 名前: 千春 投稿日:2005/06/16(木) 12:06
もんじろさん。 免疫療法について、本館〝活性化リンパ球移入療法の情報交換〟(荒らしがいるようで見苦しく不快な書き込みもありますが)スレの、先生方のレスを御覧になれば現在のこの療法の状況がお分りになると思います。 最先端の医療機関の研究でさえまだこのレベルですので、自由診療でのクリニックレベル、 ましてやバイブル本に載っている〝自称免疫療法〟の類の甘い言葉に乗るおつもりでしたら、勿論患者個人の判断が重要とは言えその先にあるものには相当な覚悟が必要とお考えください。 せっかく温存も視野に入れられる今、お母さまには現実から逃げる事なく冷静な判断を下して頂ければと願っております。 不適切かも分かりませんが、こちらの医師のブログで、長い間乳癌を放置した一症例の事が連載中です。 nakano2005.blog5.fc2.com 勿論こちらの例はしこりを見付けて長期間放置した一例ですので、今のお母さまの状態とは何ら関わりはありません。念の為。

401 名前: 千春 投稿日:2005/06/16(木) 12:18
失礼しました。これでは飛べませんね。 『藪医者の独り言』と言うブログです。敢えてURLを貼りつけるのはやめました。 見てみようと思われましたら一度検索をかけてみてください。

402 名前: にゃあこちゃん 投稿日:2005/06/16(木) 22:02
千春さん、良ブログご紹介頂き有り難うございます。 多くの方がこちらから見にいってるみたいです。

403 名前: チョコ 投稿日:2005/06/17(金) 19:50
前にレスしたことがあるチョコです。 母が15日(水)に、抗癌剤での治療を始めました。その日から、気分が悪いといい食欲もないようです。みなさんもこの状態で治療を続けているのでしょうか。これから三週間に一度、通院するのですが、体はもつんでしょうか。どう励ましていいのかわかりません。

404 名前: りんどう 投稿日:2005/06/17(金) 20:46
チョコ様 副作用は人によるみたいですね。 私はCEFでしたが吐き気止めを飲んでも1週間ぐらいは気分が悪く、 食事もほとんどとれませんでした。 過ぎてしまえば元気になるので 無理せず食べやすいものを少しずつとっていました。 そうめん、雑炊、ミネストローネ、ビシソワーズ、 果物、トマト、ゼリー、ジンジャーエールなどがとりやすかったです。 あまりひどいようなら、主治医にご相談することをお勧めします。

405 名前: 千春 投稿日:2005/06/17(金) 22:00
>>402 にゃあこちゃん。(ちゃんさんじゃ変ですよね(^。^; ) 「いい根性してるね!」とくらいしか誉められた事のない私は照れました。  さて、ところでひよっこさんはその後どうなさったのでしょう? 不躾な書き込み(患者サイドからしましても内容は興味深かったですが)に対しての、とても丁寧な狸さんのレス1分後のご本人の書き込みです。 現在までひよっこさんが狸さんのレスを読んでいないとは考えられません。 例え時間が無かったとしても一言お礼の書き込みをしてその後狸さんのレスへの返信をするのが最低限のマナーではないでしょうか? まだ2年目のひよっこ医師と言え十分に大人です。 病院・医療従事者に患者が第一に求めるものは勿論〝根治〟〝医師としての技量〟ですが、 特に主治医と長いお付き合いになるこの病気で患者が主治医に求めるのは〝人として信頼に値するか〟。 主治医を人として信頼出来なければ100%の確立の無い辛い治療にはなかなか付いてはいけません。 そしてチーム医療の面でも医療者間の人間関係は治療の成功を左右する大きな要素となるはずです。 以前確かサリドマイドスレでも同じような事がありましたし、つい数日前にも別の板に軽率なスレを立てた(自称)研修医の方がおりましたが、 幼少の頃から現実の人間関係が希薄でネットでのコミュニケーションが主体になると、通常社会では小学生でもわきまえているはずの礼儀作法さえ欠落してしまいますか?(周りの大人の躾の問題とも思いますが。) そのような方々が臨床医をする現実…正直これからの医療の不安材料の一つと感じます。 これをひよっこさんが読まれているならば、お仕事お勉強の大変さはいかばかりかとお察し致しますが、是非考えて頂きたい事柄です。 ご自分から始めた質問なのですから。 これから沢山の御経験を踏まえ患者や周囲の人々を裏切る事のない素敵なお医者様になられてください。 いつも書きますが、医師とは素晴らしい職業と思っております。

406 名前: 向日葵 投稿日:2005/06/17(金) 22:13
先日も書き込みした向日葵です。度々すみません。 母が乳線に3ミリ程いっていた事をすごく気にしていまして… その部分を切除したにしろ、乳線にいっていた事は再発の可能性をやはり高める事なのでしょうか? 何度も伺ってばかりで申し訳ありませんが、教えて頂けると有り難いですm(__)m

407 名前: あいりん 投稿日:2005/06/17(金) 23:23
>>405 千春さ~ん、 多分・・ですが ひよっこさんはご自分のレスをカキコしていて 直前の狸さんのレスは読むことができてないのでは? それから今まで多忙でここを覗いていないのでは、と思います。 2年目の医師って、相当に過酷に忙しいと聞きますから 医師とも知らずに一部失礼があった私の書きこみにも、誠実にお答えくださった方が 狸さんのあれほどまでの返答に無言であるはずはない、と思っています。。

408 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/17(金) 23:33
ひよっこです。 千春さん、これまたご指摘有り難うございます。 また、狸さん返信遅れておりまして申し訳ありません。実は千春さんのご指摘どおり、狸さんのレスは呼んでおりました。しかし、狸さんのレスは非常に内容が深く興味深いないようであったため、これに返事をするために、また論文を検索し読み直しているところで決して返事をしないつもりではありませんでした。ただ、お返事有り難うございます。後ほどまた感想を送らせていただきますと、書き込むべきだったと反省しています。 あいりんさん、千春さんのような方に指導していただけて感謝しております。医者は学校卒業後、すぐに病院で働き、まわりからは先生と呼ばれ、社会で揉まれることなく、礼儀作法を知らないで働いているだろうと思います。 常々、私の妻から指摘をされていることなのですが、なかなか治りません。精神的に不安定になっている患者さんに対して、必要なのは医者のそうした配慮であるというのを念頭において働いていきます。今後とも失礼ありましたら、ご指導よろしくお願いします。 狸さん、感想もう少し待ってください。

409 名前: ゆう 投稿日:2005/06/19(日) 07:34
数ヶ月前より胸から肩にかけて痛みを感じていたので 先月、乳癌の検診で視触診検診とマンモグラフィ検診を受けてきました。  そして先日になり結果を聞きに病院に行った所、担当医の方は 「99%大丈夫ですよ。念のため週1回数人の医師が集まって マンモグラフィを見るので何かあったら連絡が行きます」と、言われました。 触診も念入りにしてレントゲン写真?を虫眼鏡で念入りに見てました。 その日は判定は”異常なし所見なし”でした。  そして、数日後”要精検”で封筒が届き、中を見た所 ”精検医療機関 御中”という封書が同封してあり その中にの所見には腫瘍欄に  ”判定Ⅲ 単発 大きさ直径2cm 多角形 境界不明瞭 高濃度 随伴する石灰化なし 随伴するその他の所見なし”と書いてありました。  すぐに指定の医療機関に予約をいれましたが 正直、死を覚悟しています。この内容はどの程度のものなのでしょうか? どなたか知識のある方、ご指導お願いいたします。52歳女性です。  

410 名前: もんじろ 投稿日:2005/06/20(月) 02:03
395のもんじろです。 千春さん。アドバイス有難うございます。 そして、優しいお言葉に感謝しております。 ブログ拝見させてもらいました。(ブログというものの構造を理解するのに苦労しましたが・・) 言葉がでませんでした・・ 今日家族と話し合いました。一度、自律神経免疫療法を聞いてみることになりました。 子宮筋腫、皮膚がんと二度切除した経験から、切る事で体が病気に罹りやすくなっているのでは?と 手術を不信に思っているところがあるようです。 温存手術を受けてほしい。と自分の考えを伝えましたが、家族は、「母がしたいようにさせてあげれば?」と言います。 まだあまり知識を入れていないからそう言えるのか分かりませんが、 母にはそれ以上はストレスを感じてほしくないため言えませんでした。 千春さんの言う覚悟もありません。自分の無力さが悔しいです。 例のブログの事が頭をよぎり焦ります。 母が自律神経免疫療法を知った本を読みました。阿保徹先生の本で現代の標準治療を否定していました。 理屈はとても分かる本でした。注射針やレーザーで刺激する治療のようです。 本館の〝活性化リンパ球移入療法の情報交換〟では触れてなかったので治療を受けられた方や 効果をご存知の方がおられたら教えて頂けたら幸いです。 そして母に対する接し方もご指導いただけたらとても有難いです。 ひどい文章で申し訳ありません。このような所で愚痴めいたことを書き込むのは不適切だとは 思いますが、自分の在り方も見失うほど今混乱しており、書くことで少しでも救われたいと思いました。 申し訳ありません。 

411 名前: 千春 投稿日:2005/06/20(月) 03:36
混乱しますよね~。私も最初混乱どころか足の早かった父の癌がトラウマにもなっていて『またあの二の舞か??』と取り乱しました。 お母さまが手術を恐怖に思われる気持ちも分かりますし。 しかし、自分が患者本人ではないのでこんな事を言う立場ではなく患者ご本人からお叱りの言葉が出ると思いますし、何より乳房を傷つける・乳房を失うと言う精神的ダメージはそれぞれ計り知れない悲しみですが、 少なくとも乳がんの手術自体は開胸や開腹と違い、母(手術当時72才)でも翌朝公衆電話まで歩いて我が家に電話をかけて来られる程肉体的ダメージは少なかったです。 (40年程前うちの母も子宮筋腫の手術をしましたが、現在その時の傷より1年半前にした乳がんの手術跡の方が綺麗です。) 術後の痛みもそれぞれ違い痛かったと仰る方も多い中、母は痛みも感じず術後(以前私が歯痛の時いくら飲んでも効かなかった)ロキソニンを朝晩数日服用しておりましたが、その時を顧みて娘から見ますと、 『痛み止めを飲まなくてもあまり痛くないだろうな。』 と言うくらいではありました。(うちは全摘です。) ただ、乳がんは術後の治療からが本当の意味本番です。 特に温存ですとお母さまの進行状態・病理検査結果・年令により変わってきますが、抗癌剤・放射線・ホルモン治療が待っています。 その意味でもお母さま自身が納得なさらなければ今後の長い治療を続けられないと思います。 お母さまが何とか治療の作用副作用を正面から見据えてくださればいいのですが・・・。 尚、阿保さんの療法はおっしゃる通り〝標準治療〟ではなく〝民間療法〟です。 (ですのでリンパ球移入スレにも書いてないのですよね。) 素人ですが、手術前にレーザーや針で患部を刺激してがんを散らす危険はないのでしょうか?? 因みに母は手術前転院したのですが、転院後の(現在お世話になっている)主治医からは、 「検査は勿論手術中にやりますが、その前にあまり刺激したくないので…」 と言う事で、前の病院でやった細胞診のサンプルを(なかなか出さない前の病院の主治医からほとんど無理矢理)借りて来た記憶があります。…思い出すのも腹立たしい!… 長くなってしまいましたが、お母さまとご家族皆様で以上のような私の経験も加味して今後の事を話し合われてください。 とにかく乳がんに対しての正確な知識が何より大切と思います。 もんじろさんご自身がいっぱいいっぱいになられました時には、この掲示板のケア板【愚痴】悩み、雑談inケア【不安】スレを読まれたり書き込まれるのもよろしいかと思います。 こちらの掲示板の皆さんは患者・家族・先生方、同じ〝がん〟と言う敵に立ち向かわれている方々です。 気持ちも分かってくださるし、皆さん優しいですよ。 頑張れ!もんじろさん!!

412 名前: もんじろ 投稿日:2005/06/20(月) 05:55
ありがとう!! とっても楽になりました。 貴重なお話、参考になります。 千春さんの心痛、お察し申し上げます。 私自身がこうして会話することで楽になるのですから、 母にも同じ乳癌と戦っている方と是非会話してほしいと思いました。 千春さんの優しさ 自分も持てるようがんばります! 愚痴スレありがたいです。

413 名前: まいける 投稿日:2005/06/20(月) 21:45
まいけるです。ごぶさたしています。 妻は、今日CTを撮影しました。これまで、タキソテールとゼローダを副作用のために休薬をしていました。本日の結果は 「胸水と腹水が認められ、背中の皮膚にも転移と思しきものがある。」という厳しいものでした。正直ショックで、私もか なり動揺しています。当面はタキソテールとゼローダの再開ですが、次は「ナベルビン」です。そこで、お尋ねですが実際に ナベルビンを使っている方で、副作用について教えていただければ幸いです。特に顕著な副作用と言われている「血管痛」に ついてですが、ご存知の方いますでしょうか。また、ナベルビン使用の症例の多い病院とかはいかがでしょう。 安直に質問してしまい申し訳ありませんが、取り急ぎ書き込んでしまいました。 かなり厳しい現実を突きつけられ、正直押しつぶされてしまいそうです。しかし、私も妻も諦めるわけには行かないのです。

414 名前: りまこ 投稿日:2005/06/21(火) 13:54
はじめまして。先月乳がん告知を受け、その後検査を経、先日やっと治療方針を提示されました。 39歳、妊娠経験なし閉経前です。浸潤性乳管がん、悪性度3、リンパ管侵襲高度、HER2スコア0、ホルモン受容体・エストロゲン・プロゲステロン共に陽性、腋リンパ節転移あり、しこりの大きさ25mm、T2N1M0、IIB期、胸筋侵潤の可能性ありとの診断を受けました。 術前化学療法で腫瘍を小さくしてから手術することになり、 *エピルビシンとシクロフォスファミド3週おきx4コース *パクリタキセル週1x4コース を術前・術後にどちらかひとつずつ投与することを提示されました。全くの無知識で、果たしてこの投与方法が私の病状に最適なのか分からず調べてみたところ、術前にはタキソテールがより効果がある、という研究結果の記事を読みました。また、この二つの投与を両方術前にする方法もあるという記事もありました。さらに、リンパ節転移がある場合、この二つを術後に投与することで、再発率を17%低下させる事が証明されているという記事もあり、混乱しています。 1.私の病状には、提示された投与をどちらを術前にするほうが、より効果があるのでしょうか? 2.私の病状には、提示された投与法が最適なのでしょうか。それとも、より効果の期待できる他の投与法(タキソテール・ホルモン療法など?)が、あるのでしょうか?ある場合、どのようなものでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。 I.M.

415 名前: けつね 投稿日:2005/06/23(木) 07:42
まり子さん、心中お察し申し上げます。 実は、身近な人で同じ悩みを持っている人がおり、私もいっしょに調べたことがあります。 これまでのところ、術前化学療法の意味は 1.  温存手術率の向上 2.  化学療法感受性を早期に目で見える形で確認できること(術後補助療法だと癌を取った後なので目に見えて化学療法が効いているかどうか分からない。術前でもし化学療法が効いたならば、それと同じものが術後でも効くはずなので使える)、 3.  早期から(手術の前に抗癌剤を使うので術後より早いという意味)前身に飛んでいる微小転移を殺すことができる。 4.  病理学的に完全に癌を殺せたら、生命延長効果が得られる。 術前化学療法で生存期間の延長効果のある化学療法は1つだけしかありません。これは小さな臨床研究であるためあまり大きくは取り上げられていませんが、非常に重要な研究です。名前はAberdeen Trialといいます。具体的にはCVAPというアドリアマイシンを含んだ化学療法を術前に4コース使って、そのあとにそれが効いた人、効かない人にわけ、(1)効かなかった人は全員、引き続きタキソテールを4コースの後手術。 効いた人はさらに2つに無作為に分けられひとつのグループは(2)4コースのタキソテール、もうひとつは(3)再び4コースCVAPをするというデザインの試験です。非常に複雑なので分かりにくいかもしれませんが、分からなければ主治医の先生に聞いて見てください。 この試験の結果要点はCVAPが効かなかった人は次のタキソテールもやはり効かない。またCVAPが効いた人は次にタキソテールを使えば、生命延長効果が統計学的有意に認められたということです。 この試験から分かることは先に使うアドリアマシンに感受性があれば引き続きタキソテールを使えば生命延長が可能であるということ。 ひとつの可能性として、ACを4コース先にして、効果があればタキソテールを引き続き術前に使う。ACの効果がない場合は、どちらを選択してもよいと思いますが温存を望むならば、交叉耐性のないタキソテールを追加で使えば癌が小さくなり温存できるかもしれません。(ちなみにAberdeen TrialではCVAPが効かなかった人で追加でタキソテールを使った人(上の1のグループ)でも目に見える腫瘍縮小効果は(病理学的ではない)55%もあったので、温存できる可能性は広がるといえます。)私としては術前にACそれからタキソテールがよいのではないかと思います。あくまで個人的にです。参考までに。 

416 名前: けつね 投稿日:2005/06/23(木) 08:01
上で、CVAPが効かなかった人は次のタキソテールもやはり効かないと書いてしまいましたが、効きにくい傾向があると訂正します。この群の臨床的奏効率は55%で、CVAPが効いた後タキソテールを行った人の奏効率は94%ですので。 術前化学療法の効果予測に先行するACの感受性が重要であるという面白い試験ですが、いかんせん、この研究は非常に規模が小さくエビデンスとするには弱いと思います。NSABP B27という試験もあるのですが、同様の結果を得たというのを聞いたことはありますが、きちんとした報告では発表されていません。 主治医の先生と相談が必要です。

417 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/23(木) 09:06
狸です >りまこさん 既にけつねさんがご回答くださっていますが、私の考えを書きたいと思います。 まず大原則からしまして、りまこさんの癌の状態は再発リスクからしまして中~高になります。リンパ管の浸潤が高度と言うことですし、リスク高かもしれません。そうなりますと可能な限り念の入った補助療法が必要ですので、AC→Tを選択することは大変理にかなっております。 次に温存をする(?)こと、またそれにともない術前補助療法にすることは、胸筋浸潤が疑われる点をどう考えるかなどはありますが、腫瘍部位を縮小させて術野を小さくする点からしても意味があろうかと思います。以上からして術前補助療法をする事と、AC→Tを選ぶことには私は賛成です。 次に投与方法ですが、まず言えることは、AC→Tをするのであれば、先に完遂して手術すべきであると言うことです。先日の乳癌学会でもコメントされていた事ですが、AC→手術→Tは形的にはACを術前補助療法として行い、術後Tを補助療法として追加したのと同じになりますが、これが思ったほど追加効果が出ないといった報告があります。それからしますとAC→Tを術前に行った際に得られる高いpCR率(これが再発抑制、生存延長に繋がるとの報告もあるので、近似的に生存延長と同等に扱う向きが多い)の期待度が大きくなります。 最後にTはTでもタキソールかタキソテールか?ですが、これは難しい話なのですが、多くのデータからしますと、乳癌ではタキソテールのほうが効果がやや高い、という感じです。現にAC→Tといってもタキソールだったりタキソテールだったりと言うことが多いようです。ただ現在得られているAC→Tはタキソールでの結果が多いようですから、タキソテールにした場合の上乗せ効果(タキソールを使った場合よりどれだけ上回るか)はなんとも言えません。

418 名前: るき 投稿日:2005/06/23(木) 09:23
狸さん、何でもお詳しいようなので教えていただけませんか? [2:1]にリュープリンについて質問しているので よろしくお願いします。

419 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/23(木) 09:28
>るきさん タイミングがずれました。 たった今アップしましたのでご参照ください。

420 名前: りまこ 投稿日:2005/06/23(木) 10:12
けつねさん、狸さん、大変ご丁寧なお返事ありがとうございました。 また質問なのですが、AとE(エピルビシン)は同じ坑腫瘍性抗生物質ということで、同じ効果が期待できるのでしょうか。 同じであれば、Tを先に投与する術前T→FECは、術前ECまたはT(Paclitxel)よりも期待できるということでしょうか? 病院によって、投与法が決まっているようなので難しいところです。

421 名前: けつね 投稿日:2005/06/23(木) 11:37
AとEは同様の効果が得られますが、Eのほうが心毒性が少ないので好まれます。 Tを先に投与することはいままでのtrialの流れからすると一般的ではないですが、MD Anderson Cancer Centerのグループはなぜか良くこの順序で用いています。このため、2004年のASCO(アメリカ臨床腫瘍学会)では、同癌センターのDr. Aman Buzdarという人がHER2陽性患者に対しT→FEC→ハーセプチンを使い、先の狸さんもおっしゃっておられた病理学的癌消失(pCR)が66.7%得られました。一般にpCRが得られた患者は生命延長効が見られるとのことからすると、驚異的な数字です。残念ながら、観察期間が短く生命延長にどれだけ寄与するか同かは不明です。また、参加症例数が少なく、追加検討が必要とされています。 話がそれてしまいましたが、基本的にはTが先でも後でも効果は変わらないはずです。好みにもよるでしょう。 癌とわかって精神的にショックを受け、自分に効くかどうかわからない術前化学療法で手術を待たされている人にいきなりAやEを行くと、嘔気が強ていやがる人がいるので、この点でマイルドなTを先に行くという意見をもった先生がおられました。効果は変わらないはずです。ただこの点に関して恐らく今年アメリカで始まるであろうNSABP B40(6アームの試験で1.AC-T-手術 2.AC-T+ゼローダ-手術 3.AC-T+ジェムザール-手術 4.T-AC-手術 5.T+ゼローダ-AC-手術 6.T+ジェムザール-AC-手術が予定されており、Tが先がいいのか後がいいのか明確になると思います。 上の話の繰り返しになってしまいますが、NSABP B27という試験ではAC→T→手術がAC→手術→TよりもpCR率では上(約2倍)ですが、この2群間で生命延長効果に差はありませんでした。その理由は定かではありません。この結果をもってするとTは術前でも術後でも変わらないということになります。ただ、AberdeenではCVAPと比較し、CVAP-Tで生命延長効果が得られています。 AberdeenもNSABP B27もどちらもタキソテールを使っています。

422 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/23(木) 23:52
返事が遅れてしまいまして済みませんでした。 狸さんのお答えにはいつも感激しておりますが、今回もまた見事なお答えで何も言えません。 お答えを読んだ後、さらにPaik SのPaper “Amultigene assay to predict recurrence of tamoxifen-treated, node negative” New English Journal Medicine 2004 Dec. 2817-26を読みました。 今回話題のover treatmentをいかに発見し、適切な治療に導けるかというprospective trialを組む場合, armに明らかに効果の劣るものを入れる必要がありますので、狸さんが言われているように確かに、retrospectiveにしか見ることができないでしょうね。するどい。 サンプルが簡単かつ安定に手に入り、reproducibleな検査方法が要求されるのも異論のないところです。 狸さんのお答えと上に書いたペーパーを比較してみますと、まさに狸さんが思われているとおりの臨床研究をPaikらはしているのではないかと思います。サンプルはパラフィンブロックを用いて、過去の文献、データから検討遺伝子を抽出し、realtimePCRで測定しています。いままでのmicroarrayを用いた検討であれば、凍結標本が必要であったり、mRNAの質を維持するのに大変苦労していましたが、その点で今回改善されていると思います。ひとつ難点はコストが1検体につき3000ドルかかるということですが、MD AndersonのHortobagyiらはこのこすとは不必要な患者に抗癌剤を追加投与せずにすむ費用で相殺できるとしています。 狸さんはこの論文についてどう思われますか。 あと、ER、HER2 doble positive症例に関してですが、これら症例に対しタモキシフェンが細胞増殖促進に働くというのはcoactivatorであるAIB1が陽性の場合でのみ証明されているのではないかと思うのですが。(Journal of the National Cancer Institute Vol96. No.12 June16, 2004. Shou J et. al) 術後補助療法に関してHER2の有無でTAMかAIかを選択するのはすこしevidenceが乏しいかと思うんです。狸さんの感想を教えてください。

423 名前: チョコ 投稿日:2005/06/24(金) 00:06
ノニジュースが癌に効くと聞きました。 実際どうなんでしょうか?お返事お願いします。

424 名前: あいりん 投稿日:2005/06/24(金) 00:37
ひよっこさん、、、 真面目なのは分かりますが、お願い空気読んで・・って感じがします。 そこまでの専門的な話をする場でしょうか?ここは患者が主体の場なのです。 ひよっこさんの「今」には、まだそのような勉強が必要であるのは分かります。 しかし、医師はまず患者に向き合わなくてはなりません。 そんな患者が多く集まる場なのですよ、ここは。 >チョコさん 代替のスレへ行かれることをお勧めします・・・

425 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 00:46
母の腫瘍マーカーのCEAが上がってきています ずっと2.0をキープしていたのが 検査する毎に4.2→4.8まできていて、基準値ギリギリで不安です 以前に『間質性肺炎』のことでもご相談させていただきましたが そちらも善くなってきていたのが、最近また悪化してプレドニゾロンが増えました 術後半年、まだまだ不安が拭えず困っています

426 名前: 千春 投稿日:2005/06/24(金) 01:18
>>424 全て同意です。 チョコさん。敢えて申しますが、科学的根拠も無く甘事ばかり並べたてているその手の話が氾濫していますが、まず嘘と思いますよ。 そんな特効薬があればみんな苦労していません。 その上それの安全性すら定かではありません。(作用副作用のきちんとした試験の結果さえ無いのですから。) お母さまが心配で不安な気持ちは分かりますが、娘が不安を先走らせていてはこれから闘いぬけません。 もっとドンと構えて(フリだけでも)、これからの治療をそばで見守ってあげてほしいです。 どちらにしてもこちらの話題ではありませんね。

427 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/24(金) 01:38
あいりんさん、こちらも敢えて言わせていただきますが、患者に向き合うのは当たり前で、それ以上に勉強して、知識のある人に教えを乞うのが何が悪いのですか。 狸さんが有用な情報の交換をいたしましょうというのに反していますか? それとも患者限定の場所なのですか。 どこに明記されていますか。迷惑をかけていますか? 敢えて、忠告するようなことですか。わかりません。 気分を害されたのなら、私の意に添いませんの今後は退出させていただきます。 その場合、狸さん、不躾なのは十分承知しておりますが、個人的に連絡を取ることは可能でしょうか。狸さんの知識と正しい判断能力に対し正直尊敬しております。

428 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 02:01
こんなのが医者なのか・・・。正直患者は不安。

429 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 02:35
>>427 ネットのそれも患者の相談の掲示板で短絡的に勉強しようなんて考えないで、もっとまともにやりなさいよ! 狸さんもあなたの教育係は迷惑でしょうよ。 レベルの低い医者を垣間見せて患者を不安がらせないで下さいね。

430 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 03:12
そこまで非難しなくてもいいのでは・・・ ひよっこさんも、悪意があって書き込んだわけではないですから。

431 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 03:36
428,429こそレベルが低い。一番上に書いてあるじゃない。挑発禁止って。削除対象でしょ。

432 名前: 千春 投稿日:2005/06/24(金) 04:30
ひよっこさんはこの状況をどうお考えでしょうか? 私にもやはりここが医師の勉強する場とは思えないのですが。 例えばこちらの患者家族からの相談への答えの意見が分かれた時など、医師同士で切磋琢磨して頂く事は閲覧している素人相談者にも勉強になりますし励みや勇気になりますが、 医師がこちらで一方的に勉強すると言うのは違うのではないのでしょうか?? 患者不在になりかねませんし。 ひよっこさんには患者サイドの我儘に見えるのかも知れませんが、お医者様にはネットの相談の掲示板ではなくもっと地道に勉強をして頂きたいと言うのが正直な私の意見です。

433 名前: 匿名 投稿日:2005/06/24(金) 05:33
427,432>落ち着きましょう。どこで勉強してもいいんでは?もしも、みんなに迷惑と判断されたなら、狸さんも無視するでしょうし、千春さんあいりんさん、そんなに怒らなくても書き込みを読まなきゃ委員ではないでしょうか?(T口T;)

434 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 06:37
私もそう思います。いろんなところから情報を得て勉強するのはとても良い事だと思います。ひよっこさんでなくても千春さんの書き込みはなんとなく気持ちが悪くなります。患者さん全員が千春さんと同じふうには思ってないと思います。

435 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 06:39
落ち着きましょう。 ただの、スレ違い、板違いだけのことです。 それぞれのスレや板には、少なからず特徴や趣旨があります。 趣旨が違うと感じたなら、 「新スレ立てましょう」「このスレには沿ぐわないかも」 と、伝えそれようのスレを立てれば良いだけのことです。

436 名前: あいりん 投稿日:2005/06/24(金) 08:45
困りました、、けして怒って書き込んではいなかったのですが。 >>427のような返答を返されると戸惑ってしまいます。 禁止が明記されていなければ何をしてもいいとはなりませんし ましてそれを「何が悪いんですか?」と言われても。。 ひよっこさんがそのあたりの事がまったく「わかりません」とおっしゃるなら こちらは「どうか分かってください」と申し上げるしかありません。。 今回に限らず社会常識や礼儀は一般社会以上に重要な「掲示板」と思っております。 書き込む前によく吟味する事や自分を省みる事、答えてくれるのを当然と思わない事。 相手への感謝を欠かすようなのも礼儀に反しますね。 せっぱつまった患者側がそのあたりがおろそかになってしまう場合も多々あります。 だからといってここはいきなりそれを糾弾されるようなところではありません みなさん暖かく迎えて見守ってらっしゃると感じています。 そして、ほとんどの方が「そのこと」には気が付いていくのです。 

437 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 08:53
>>436 意味不明

438 名前: りまこ 投稿日:2005/06/24(金) 09:59
414-417,420,421のりまこです。けつねさん、再びお返事ありがとうございます。すみません、考える程に次々と疑問が湧いてしまい、また質問させていただきます。 1.術前T→ACでTが効かなければACにも効果は期待できないのでしょうか? 2.私に提示されている術前EC術後T(Paclitaxel) 又はその逆は、手術前後それぞれ投与が3ヶ月ずつで負担が少ないという利点はあると思いますが、再発リスク高であることを踏まえると果たしてこれで十分なのでしょうか?術後のホルモン療法はするそうですが。 3.私の場合ホルモン受容がどちらも陽性で、そのせいかどうか生理前後にはしこりが腫れ、形も平らな感じからでこぼこした感じになります。抗がん剤はこの時期に投与するのがいいのか、それともその逆なのでしょうか? 度々申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

439 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 11:37
千春さんとあいりんさんの書き込み、よく解ります。 「ひよっこの医者が、この掲示板で勉強してはいけない」とは、どこにも書かれていないけれど、他にお医者様が勉強できるサイトがたくさんあるでしょう? ここの論文配布などにも目を通しましたか?掲示板の空気も読まず、安易に人に聞く姿勢に疑問を感じてしまいます。 ひよっこさんは、狸先生の投稿を読んで「この人から色々勉強したい!」と思われたのかもしれませんが、狸さんご本人がアドレスを書かれていないのですから、個人的に相談を受けるお気持ちはないのだと思いますよ。 だって、そういう人が大勢、狸先生に個人的なメールを出すようになったらご迷惑でしょう? ここは、癌と闘う患者と家族の相談掲示板です。 「自分の勉強のために利用する場とはちょっと違う」という事に気付いてくださいね。

440 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 12:27
だから、ひよっこさんのこのくらいの書き込み程度、別にいいんじゃないの? 狸先生が個人的に判断すればいいことだし、まわりがとやかく言うことではないと思います。 一連のやり取りを読んでいて、嫌悪感を覚えます。

441 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 12:37
ひよっこさんがスレを立てればいい事ですよ。

442 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 15:09
「そんな決まりないから いいじゃないか!」と言って開き直る子供にかぎって「規則に縛られるのは嫌だ」なんて言うんだよね。。。 スレ違いってだけの問題じゃないと思うよ。 満員電車で、遠くにいる知り合いを見つけ大声で話し掛けて周りの顰蹙をかい、『電車の中では大声で喋っちゃいけないって、どこに書いてあんのよ!』って開き直ってるのとおんなじ。 朝の回診で教授にくっ付いて来て、重症の患者に教授が『今日のお加減はいかがですか?』って優しく話し掛けてる最中に、『先生、昨日の論文の件なんですが・・・』って、患者の頭越しに勝手に喋ってるレジデントと代わらないよ。 この掲示板で、みんなが医学の宿題を質問してきたらどうするの?

443 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 15:16
2005.6.16 【乳癌学会速報】 「わが国の医療機関では、乳癌治療において標準的でない治療が多数行われており、患者が被害を受けている事例も含まれる」。 こういう記事読んじゃうと、ああ、お医者さん!!!もっと議論でも勉強でもしてくれよ~!!! と言いたくなります。喧嘩になってもイイからどんどん議論してぇ~!勉強してぇ~!

444 名前: あいりん 投稿日:2005/06/24(金) 15:34
そうですね、だから私達は医師に対しては「期待」しているのです。 それは人間的な面ももちろん含まれます。 相手に期待するだけじゃなくて、こちら側もちゃんとしていかなくてはと思います。

445 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 17:16
>癌と闘う患者と家族の相談掲示板 そこまで言わなくても、、  「このスレは、癌と闘う患者と家族の相談スレッド(相談トピ)or 相談板 」 と、考えましょう。 医療関係者の方が、ここに出入りされることは 癌患者・家族にとっても、とても有益です。 ひよっこさんをはじめ、医療関係者の方が語り会うなら それようの板やスレを立てる >>435 >>441さんの考えに賛成です。 ひよっこさん、いい情報があったら教えてください。

446 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 17:44
すみません。言いすぎでした。 >>427の言い方にカチンと来て、つい感情的になってしまいました。 こちらを見ている人にとって有用な情報ならいいんですね。 ---<以下 依頼により削除>----

447 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 19:02
>>445 >医療関係者の方が、ここに出入りされることは >癌患者・家族にとっても、とても有益です。 まったく、同感です。 ---<以下 依頼により削除(関連するため)>----

448 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 19:12
>>447でもわたしもそう思いますよ なぜに患者がそう思うかを考えていただけると ひよっこ先生のよい先生への第一歩になるかも、、、

449 名前: チョコ 投稿日:2005/06/24(金) 20:30
そうですよね。一つの食品で治るなんてことありませんよね。 すみません。ありがとうございます。

450 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 20:41
>>447 確かにそうでした。すみません。 あのように長々と専門用語が飛び交うと癌患者には全く理解できません。 どんな人にでも解りやすくお話ししてくださるところが、この掲示板の良さだと思っていたのに残念です。 掲示板の雰囲気も変わってしまうような気がするし。 このサイト内で、別のフレームでも作ってやって頂ければと思います。

451 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/24(金) 20:51
すみません。ここまで騒ぎが大きくなっているとは・・ 私の配慮不足の発言が場の雰囲気を乱した事に誤ります。 専門的な内容は別スレにて行います。 批判を頂戴してくださった方々、もう私はここには立ち入りませんのでご安心ください。 今までどおり、平穏に進行して行く事を望みます。失礼いたしました。

452 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/24(金) 20:52
誤ります。->謝ります。

453 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 21:24
ひよっこさん、立ち去られることはありません。 専門家の議論も必要だと言う結論が出たのですから、どうか別スレッドでお続けください。

454 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 21:25
ひよっこさん。  いろいろあるけど、たくさん学んで、 ここの人達に たくさんたくさん、アドバイスしてあげてくださいね。

455 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/06/24(金) 22:27
ひよっこさんの高い志しや熱意は、十分伝わっていますよ! どうか、素晴らしいお医者様になってくださいね!

456 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/25(土) 00:15
狸です >訪問者の皆様 自分の至らぬ対応でご迷惑をおかけしました。ひよっこさんのご質問にも答えるべきと考えておりましたが、違和感を感じましたためつい確認するのを忘れている間にとんでもないことになってしまいました。お詫び申し上げます。 >ひよっこさん 私はひよっこさんがおっしゃるような能力を持ったものではありません。抗がん剤開発に携わる一介の研究者です。ですからお教えできることもほとんどないと思っておりましたため、過大な期待に戸惑っておりました。また私がここで回答者の真似事をするようになりましたのは、数年前の乳癌学会でのクイズ形式の症例紹介とその薬物選択の講演会で、正解できる医師が3割に満たない現実があったため、患者さんがさぞお困りであろう、と考えたからでした。実際に3年以上ここでいろいろな質問を拝見しておりますと、必ずしも十分な情報を患者さんが得ていないことがわかり、その補てんを自分はしようと思い至ったのです。また研究者として知りうる最新情報をお届けしたいとの考えから、自分の研究テーマに近い分野の話は場合によっては自分の実験結果も紹介したことがあります。 もちろん自分が多くの医師に勝る知識があると言うつもりはありません。ここでひよっこさんに知っていただきたいのは、患者さんの知りたいことはなかなか医師にはわからないことなのです。ややもするとわれわれ専門家はベースの知識があるだけに患者さんの質問の意図がわからないことが良くあります。そこをぜひ理解していただきたいのです。乳がんの世界はエビデンスを構築するハードルが非常に高く、補助療法の標準療法構築には1000例を越える患者さんの参加が必要です。もちろん確固としたエビデンスは大変重要ですが、ここに質問を書かれる患者さんは”たった一人”の患者さんです。その患者さんに向き合うことがここでは求められます。ですからこの場は正確な情報を議論するよりも、今の質問に答えることがより重要と私は考えています。 私も熱意のある、将来有望な医師の成長には大きな期待感を持ちます。ですが、その手助けが私にできるのかに自信がなく、またその資格もありません。あくまで議論の仲間としての存在であれば、喜んで参加させていただきます。 以上のことから今回のような質問はぜひとも別スレを立てて、専門家同士の議論といたしませんか?またその際は教わる、教えるなどという立場ではなく、あくまで対等の議論をぜひお願いいたします。 またもし万が一、あいりんさんや千春さんらのカキコに不快感をもたれたようでしたら、どうかご容赦ください。私は彼女たちにはこれまでどれだけ励まされたかわかりません。彼女たちも癌と闘い、彼女らなりにこの掲示板を大事に考えており、その思いから私の体調まで気遣ってくれます。ですから悪意はまったくありませんので、その点誤解なきよう、お願いいたします。

457 名前: ひよっこ 投稿日:2005/06/25(土) 01:30
もう立ち寄らぬと申しましたが、狸さんから私へのコメントがありましたので最後にお返事だけさせてください。 狸さん、丁寧なアドバイス有り難うございます。 やや専門的内容を扱う新スレを立てますので、もしご迷惑でなければお立ち寄りください。 狸さんご提案に従い、対等な立場ということでぎろんさせてください、よろしくお願いいたします。 あいりんさん、千春さん決して悪気があったわけではないのですが、少し感情的になってしまいました。すみませんでした。

458 名前: ぽんた 投稿日:2005/06/25(土) 04:44
しこりの大きさ4cm、皮膚浸潤あり、術前療法中です。AC療法とEC療法のどちらかをやるということで、Ac療法をやることになりました。今後はタキソールを先にやるか、または手術を先に行うかどちらにするかの選択が待っています。私はErもPrも陽性で、HER2neuもscore3+でした。どちらを選択するのがよいのでしょうか?一応主治医からも話は聞いてはいるのですが、皆さんのご意見をいただければ幸いです。よろしくおねがいします。(ちなみに閉経後です)

459 名前: りまこ 投稿日:2005/06/25(土) 14:00
すみません、438と同じ質問です。埋もれてしまったのでもう一度書き込ませて頂きます。  414-417,420,421のりまこです。けつねさん、再びお返事ありがとうございます。すみません、考える程に次々と疑問が湧いてしまい、また質問させていただきます。 1.術前T→ACでTが効かなければACにも効果は期待できないのでしょうか? 2.私に提示されている術前EC術後T(Paclitaxel) 又はその逆は、手術前後それぞれ投与が3ヶ月ずつで負担が少ないという利点はあると思いますが、再発リスク高であることを踏まえると果たしてこれで十分なのでしょうか?術後のホルモン療法はするそうですが。 3.私の場合ホルモン受容がどちらも陽性で、そのせいかどうか生理前後にはしこりが腫れ、形も平らな感じからでこぼこした感じになります。抗がん剤はこの時期に投与するのがいいのか、それともその逆なのでしょうか? 度々申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

460 名前: けつね 投稿日:2005/06/25(土) 19:19
お返事が遅れました。 1.に関しては証拠はありませんが、ACに期待できないことはありません。基本的にAとTは交差耐性がないとされていますので。前にお話したように、CVAP->Tでは、CVAP有効例に続けていくと良い結果が得られたというだけで、CVAPが効かなければTを続ける意味がない、Tの効果が期待できないというものではありません。 りまこさんの例では順序が逆で、過去に同様の報告がなく正確にはいえませんが、同じ結論が言えるかと思います。 2.術前にT-ACすべてをしてしまうのは一つのオプションと思います。主治医の先生が提示してくださっている治療法も現在のエビデンスに則っており十分と思います。 3.生理周期と抗がん剤至適投与時期に関する証拠はいままでのところありません。

461 名前: 投稿日:2005/06/25(土) 22:07
狸先生、先日は大変混乱した書き込みをしてしまいご迷惑をかけてすいませんでした。母の左頸部リンパ再発ですが左胸全摘する前よりノルバディックスを五年服用。ノルバディックスをやめて半年後再発。左鎖骨上リンパに10個のうち4個癌。手術前よりアロマシン服用。またアロマシン服用前より肝臓の数値は300近く上がり気味で術後1ヶ月で514になり、その後2週間アロマシン服用を中止し、肝臓の数値を下げる薬を朝昼晩服用。数値は平均値に戻り狸先生のおっしゃる通りアリミデックスを主治医から処方されました。これでまた肝臓の数値が上昇したならばやはり次は抗がん剤になるでしょうか?再発が見つかった時点で肝臓の数値が上がり気味だった事も気になります。

462 名前: りまこ 投稿日:2005/06/26(日) 21:13
けつねさん、お返事ありがとうございました。 体に散らばったがん細胞は、原発巣に腫瘍がある間は休眠状態で、手術で腫瘍を取った後休眠から覚めた時が、抗がん剤で叩く良いタイミングだという事が、本に書いてありました。 だとすると、術後に抗がん剤を使わないのも心配のような気がするのですが。実際の所はどうなのでしょうか。

463 名前: けつね 投稿日:2005/06/26(日) 21:25
「体に散らばったがん細胞は、原発巣に腫瘍がある間は休眠状態で、手術で腫瘍を取った後休眠から覚めた時が、抗がん剤で叩く良いタイミングだという事が、本に書いてありました。」 どこに、このような事が書かれていましたか? このような事実はないと思いますが。 ソースがわかれば教えてください。 術後にも追加で補助化学療法はすべきでしょう。その薬剤選択は術前化学療法の効果によって変わってきます。

464 名前: りまこ 投稿日:2005/06/26(日) 21:36
けつねさん、本屋さんで立ち読みしまくった本のどれかでした。今度確認して来ます。

465 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/06/28(火) 10:03
狸です >竜さん 肝臓の数値と言うのはGOT、GPTですね?これらの数値が上がるのは肝臓が炎症を来たしているためで、一般的には薬剤よる副作用である場合が多くなります。実際にアロマシンでは頻度不明で肝機能障害が出ると添付文書にはあります。これをアリミデックスに換えた場合のことは、正直どうなるかわかりません。ですが、やはり肝障害がでるとなると化学療法に移行するかは、これも状況次第です。肝機能障害の原因がわかればその対策をしつつホルモン剤を投与したほうがQOLの観点からは望ましいですし、化学療法剤でも肝障害の危険性はあまり変わりません。ここは一つ主治医に肝機能障害の原因を良く聞いた上で対応を考えたほうがよいと思います。

466 名前: りまこ 投稿日:2005/06/28(火) 21:49
すみません、実際には、 乳がんと診断される頃には、多くのがん細胞は休眠状態にある この時抗がん剤を投与しても休眠状態にあるがん細胞は生き残ってしまう 手術や放射線療法で原発巣を治療すると、微細ながん細胞が増殖を始めるということが、実験で分かっている 1つのがん細胞が2つに分裂する時不安定な状態になるので、この時期に抗がん剤を投与するのが効果的 といった内容でした。(○婦○○社、SSコミュニ○○○ョ○○出版本・化学療法の項より) これを読んで、前回の疑問が生じたのですが........ また同じ本に書かれていた事ですが、抗がん剤を投与することにより、がん細胞の中には抵抗性を持つ物が出てきて、時間が経つ程薬が効かなくなる可能性があるので、最初の投与で可能な限り叩くのが良い、と言うような主旨のことも記述されていました。そうすると素人考えでは、手術を挟んで投与すると術後の投与が遅くなるので、術前にすべて投与してしまった方がいいのか?と、もう頭の中がかなり混乱状態なんですが.......

467 名前: りこ 投稿日:2005/06/29(水) 01:24
昨日本館に書き込みしたのですが、こちらの板のほうがいろんな話が聞けるとのことで書き込みさせていただきます。苦しい気持ちだけが先走ってしまい、文章になっていなかったらごめんなさい。       母は(51)4年前、栃木県S病院で乳癌の宣告を受け、右胸を切除したあと(ホルモン剤の服用なし)抗癌剤治療。1年後左胸も切除。(転移ではないとのこと)その手術後の検査で肺とリンパに転移した癌細胞があるので、また手術をしましょうと言われました。どうして、左胸を切除する前の検査で転移は気付かなかったのかとゆう疑問が残り、手術後の痛みがイヤだと言う母の気持ちもあり、不安に思った母も私も転院を決め、今は国立がんセンターに通院しています。その後、腰が痛みだしたので検査をすると骨転移とゆう結果でした。放射線治療後は痛みは消えたようです。また骨を強くする点滴を打った次の日熱が出たのはどうしてでしょうか?たんに血がまじっていたことも気になります。最初のS病院でのときにホルモン剤の服用がどうしてなかったのか?今も疑問が残ります。もし服用していれば今よりも良い状態だったのではないかと思うと本当に辛いです。

468 名前: 千春 投稿日:2005/06/29(水) 03:25
狸さんm(__)m。りこさんは本館〝初めて来られた方へ〟の654に以前の経過を書き込んでいらっしゃいます。 りこさん。本館への書き込みの時から心配していました。お辛いですね。 ・お母さまは現在タスオミン(ホルモン剤)ボルタレン(鎮痛剤)ビス製剤の他、抗癌剤はご使用ではないのでしょうか? ・タスオミンを使っていらっしゃると言う事ですが現在生理はありますか?もし生理がある場合注射のホルモン剤(ゾラデックスorリュープリン)はしていますか? それも含めお母さまの ・病理検査結果(・特にタスオミンを服用ですのでホルモン受容体は現在プラスと思いますがエストロゲン(ER)プロゲステロン(PgR)共にプラスですか? ・HER-2は陽性ですか?陰性ですか?) ・過去に行なった抗癌剤の名前や薬の使用期間(何クール?)、 ・現在のお母さまの(転移巣の)状態やタスオミンを始めてからの病巣やマーカー値の変化など、 出来るだけ具体的に書かれると、より具体的なアドバイスが頂けると思いますよ。 放射線治療で腰の痛みが消えて良かったですね。痛みは治療への気力さえ奪いますから、今後も出来るだけの対処をして頂きましょう! 尚、骨を強くする薬(ビス製剤…アレディアでしょうか?)後の発熱は一般的なお薬の副作用と聞いています。薬が体の中で効いていると信じましょう。 本館の774先生からのアドバイスもしっかり踏まえながら、 りこさん!お母さまのために是非是非頑張ってください!! 今後の納得出来る治療方針の方向性を見つける事が大切と思います。

469 名前: 投稿日:2005/06/30(木) 22:27
狸先生ありがとうございます。アリミデックス服用して肝機能検査結果まだ一週間なのですがGOT GPTともに平均値でした。あと一か月後にまた検査します。このまま狸先生のおっしゃったアリミデックスが合えば良いなと思います。ありがとうございました。

470 名前: 雅美 投稿日:2005/07/01(金) 00:28
ご無沙汰しております。377の御回答有難うございます。 術後療法が以下のように決まりました。 ・EC×4 アリミデックス5年  EはAより心毒性が弱いので、Eを選択  タキソールの上乗せ効果とそのリスクを考えて、タキソールは投与せず。 ・ハーセプチンはEC終了時までに決定する。 本日、初回投与(吐き気止め+EC)が無事終了して、デカドロンを吐き気止めとして処方されました。この薬の副作用として吐き気、脱毛があるのですが、抗癌剤の吐き気止めとして処方されたことに矛盾を感じています。先生のご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。

471 名前: 匿名 投稿日:2005/07/01(金) 01:38
狸先生に伺いたいのですが、ホルモン結果がプラスの場合とマイナスの場合ではどう違うのですか?

472 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/01(金) 20:51
狸です。 仕事が忙しく、つい返答が遅くなってしまいました。 >りこさん 千春さんのおっしゃるように、過去の状況がわかりませんと非常に返答しにくいです。肺転移と骨転移では緊急性は肺転移巣の治療です。ですがこれらは基本的に同時に対応することも可能です。薬歴がわからないまま申しますと、肺転移巣に効果があるのはタキサン系、ナベルビンなどです。骨転移はやはりアレディアもしくは放射線治療が有効と思います。

473 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/01(金) 20:51
狸です >雅美さん デカドロン(デキサメタゾン)は基本的にはアレルギーの対策に使うもので、消炎剤ですね。タキサンが処方されているのであれば理解できるのですが、そうでない以上おっしゃるとおりやや不明確です。吐き気止めはデカドロンのような副作用のないものがいくつかありますので、私も目的が違うように思います。またもし今後タキサンを処方する予定であるとしても、予備投与にしても早すぎる気がいたします。

474 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/01(金) 20:51
狸です >匿名さん お伺いしたいことが良くわかりませんが、ホルモン受容体陽性であればホルモン療法ができ、そうでなければできない、という違いがあります。

475 名前: 雅美 投稿日:2005/07/01(金) 22:13
狸先生 御回答有難うございます。 本日、病院へ問い合わせたところ、主治医が不在で、別の先生がそのまま処方どおり服用するようにということでしたので、服用を始めました。昨日の点滴の中に、デカドロンが16mg含まれていたと説明を受けました。本日から4日間でデカドロンの減量の処方がでています。服用を中止することは危険でしょうか。 今後、投与薬の詳細を主治医と話し合いながら、治療を受けなくてはならないのでしょうか。

476 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/01(金) 23:32
狸です >475雅美さん 私はあくまでネット上で雅美さんが書いた事のみを判断材料にしています。一方主治医は診察の上処方を決めているのですから、その判断は基本的には尊重すべきです。聞いた範囲では私個人としては腑に落ちない部分がありますが、私の意見で処方を中止するのは申し訳ありませんが私が困ります。473のカキコはあくまで主治医に確認するようにという意図です。

477 名前: 雅美 投稿日:2005/07/01(金) 23:59
狸先生 有難うございます。 先生を困まらせてしまいましたことお詫び申し上げます。 主治医に確認しながら、治療をしていきたいと思います。

478 名前: ぽんた 投稿日:2005/07/02(土) 03:07
現在AC療法中です。点滴のあとにプレドニンが毎回処方されるのですが、とても副作用の強い薬ということで心配です。これは何のために処方されているのでしょうか?

479 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/02(土) 07:48
狸です >雅美さんへの回答後いろいろ調べましたが、ステロイドが処方される理由は、CMFに上乗せするレジメンが存在すること、および投与部位の炎症を抑えるためのどちらかではないかと思います。ただ前者は明確な上乗せ効果があるとはちょっと考えにくく(比較試験があったか調べた範囲でわからないことと、CMFに上乗せだったように記憶していまして、ACへの上乗せでなかったように思います)、また静脈炎対策は基本的には対処療法であって、予防投与ではなかったはずです。ステロイドの副作用はアトピー治療などでよく指摘されるように、体質によるのでむやみに投与すべきでないというのが私の考えですが、静脈炎も投与続行のみならず、悪化した際の患者さんへの影響が大きいので予防投与してでも抑えるべき、との考えもアリかも知れません。いずれにしましても、薬効を大きく期待しての処方ではなく、静脈炎等の対策であろうと考えます。

480 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/03(日) 23:33
狸です >雅美さん、ぽんたさん いろいろ調べたのですが、どうもプレドニゾロンや他のステロイドは制吐剤にも多用しているのでその対策のためかもしれません。何で気が付かなかったのか、自分でも情けないです。最近は制吐剤はカイトリルのようなものが主流と勝手に頭で整理してしまっておりました。 謹んで追記申し上げます

481 名前: ぽんた 投稿日:2005/07/04(月) 00:39
お返事ありがとうございます。ってことは、吐き気がしなければ飲まなくてもいいかもしれませんね。主治医に聞いてみます。ありがとうございました。

482 名前: あい 投稿日:2005/07/04(月) 09:04
相談したいです。私は一年前に乳癌と告知を受けたのですが手術も治療が出来ないぐらい悪くなっていると言われました。でも違和感が胸にありいたいわけではないんですがしびれてるというか何ともいえないのですが、今はモルヒネ一つしかつかえない程わるくなってるんだと言われました。放射せんもいってみてはいますが耐えきれないと言われました今の私の状態では難しいと言われました。熱も高熱で肺にも転移して要るため呼吸がしにくいようになってきてるんです。

483 名前: 雅美 投稿日:2005/07/04(月) 23:26
狸先生 度重なる御回答を有難うございます。 初回抗癌剤投与後、多少の吐き気や倦怠感がありましたが、本日は、体調も回復してきました。

484 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/06(水) 10:02
現在53歳。9年前1期で温存手術を受け、3年後局所内再発をし全摘手術を受けました。ER(-)プロゲステロン(+)でゾラデックスの注射を開始、続けるうちに全身の骨に耐えられない痛みが出て10ヶ月で中止。2ヵ月後に生理が戻りました。その後定期健診、年1度のCT、骨シン値を続けてきましたが、再発から6年後の今年3月、再び局所内再発2個が見つかり、摘出してアリミデックスを飲み始めました。今回摘出した癌細胞ではERがプラスに変化していました。ところが6月末のCTで、肝臓に転移が疑われるものが発見されました。さらに6月から昨年10月以来ほとんど止まっていた生理が復活し、5日間の正常の生理でした。7/1の検診で閉経の微妙な時期なので、来月まで様子を見ながらアリミデックスを続けることになったのですが、今月また正常の生理が来てしまいました。次回の検診は8/5です。この状態ではアリミデックスを飲んでも意味がなと思いますが、8/5までこのままでいいものなのか、ゾラデックスの注射を早く始めるべきなのか、気になっています。なお今までの治療では、抗がん剤も放射線もやっていません。 

485 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/07(木) 11:40
狸です >484名無しさん 結果的には閉経前でアリミデックスを投与中と言うことですね。ご年齢と生理の状況から個人的にはホルモン依存性乳癌であろうと言う観察からして確実な卵巣機能抑制が重要なのではないかと思います。頂いた状況から以下の件を確認いただけますか?その上で今後のことを考えるべきかと思います。 ・昨年10月以来止まっていた生理が復活した理由は?化学療法をやっていましたか? ・局所再発時の治療でゾラデックスで全身の骨痛が出て投薬中止、との事ですが、その理由はわかりますか? ・肝転移があるとの事ですが、その治療はどうなっていますか? 以上よろしくお願いいたします。

486 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/07(木) 11:41
狸です 追記です 化学療法はやっていないとありましたね。失礼しました。

487 名前: 岡(484です) 投稿日:2005/07/07(木) 23:57
再発したときもリンパ節転移がなかったので、放射線もしていません。素人考えでアロマターゼ阻害剤を使ったせいで、卵巣機能が頑張っているのかなと思ったりしていました。ゾラデックスを中止した理由は、元々ホルモン依存性ではなかったのに、効果が出てくる可能性もあるからという理由で始めたものでしたが、骨の副作用が強くて、確かリュウマチだったような気がしますが、数値が上がってきたので医師の判断でやめました。肝転移に関しては、再々発した3月の時点のCTでは異常なかったのですが、胸の圧迫感と背中の痛みが気になって6月にまたCTを受けました。その時1箇所3ミリほどの疑わしいものがあると言われて、9月に再度CT検査で経過を観るということになっています。まだ治療は始めていません。Her-2は、(-)でした。もしゾラデックスを打つことになったら、また骨痛が出ると思います。(今も少し痛いです)アリミデックスをタモキシフェンに変えてもらったほうがいいでしょうか。

488 名前: 岡(484です) 投稿日:2005/07/08(金) 10:20
狸先生昨日は回答有難うございました。金曜日は担当医の診察日になっていますので、先ほど予約外で診察を受けに行くべきか聞いてみました。先生によると、生理が戻ってくることはアリミデックスの影響でよくあることなので、そのまま飲み続けるように言われました。ゾラデックスの注射までは必要ないでしょうとのことでした。念のため不正出血かどうかを調べるため、子宮ガンの検診を受けて次回(8/5)の予約日に結果を持ってくるように言われました。不安感で一杯だったため、担当医に聞く前に狸先生に質問して手間を取らせてしまったことをお詫びいたします。もし先生に時間の余裕がおありでしたら、先生の意見もお聞きしたいと思っています。

489 名前: 投稿日:2005/07/09(土) 00:32
前回初めてきた時にわからずに乳癌ニュースのスレに乳癌のご相談を書き込みしてしまったのに親切にご相談にお答えしていただき、そのせつは大変ありがとうございます。あれからセカンド、というよりサードオピニオンにまで行ってやっと納得の行く先生、お話を聞き三度目の病院でお世話になる事に決めました。まだスタートというスタートはしていないのでどうなるかはわかりませんが自分の納得の行く治療に専念していきたいと思います。又色々ご報告させていただきたいと思います。泣き言もしてしまう時もあるかもしれませんがその時はすみません。そして同じように頑張って悩んでるみなさんの少しでもお役に立てれたらいいように色々知識がありましたら書き込みさせていただきたいと思います。

490 名前: 投稿日:2005/07/09(土) 00:46
続けて書き込みさせていただきます。7月4日に書き込みしていた『あい』さん。一年前からわかってる乳癌で悪すぎて治療が出来ないというのが信じられません。病院側からの詳しい説明で納得出来たでしょうか?情報が少ないので色々言えませんが別の病院色々回ってみてはいかがでしょうか?早いなら早い方がいいです。今や当たり前になってるセカンド、いえサードオピニオンくらいです。希望は捨てないでください。今の先生に悪いとか考えてしまうのであればそれは必要ないと私は言われました。治療を続けて行くのは患者さん自身ですから。もし他の病院で診てもらいたい時は自分で探して回ってみるのもいいと思います。私もネットカフェに行き色々な病院の情報を探しました。紹介状を書いてもらうのも手ですが、病院の先生によっては患者をとられたくないという思いから必要ないという先生もマレにいるそうです。その時はもう書いてもらわず別の病院にそのまま行かれる方がよいと思います。一人が行きにくいならご両親、もし無理であれば信頼できる人などについてきてもらうのもいいと思います。患者だから弱きになってはいけないと思います。患者だから色々強くなっていかないとと。人ごとと思わずに偉そうに書き込みしてしまいました。だからあいさん、負けずに頑張ってください。私も頑張ります。

491 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/09(土) 16:44
響さんへ いろいろ努力されたようですね。 安心して治療が受けられる状況が整ったようで良かったです。

492 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/10(日) 02:25
こんばんわ。以前からお世話になっております、もんじろです。 いつもこの掲示板を参考にさせていただいております。 狸先生、千春さん、その節はお世話になりました。 やっと母の治療先を決めることができました。 右胸に2センチ以下のしこりが2つあり、脇にも腫れがあり2bの癌と言うことでした。 あれから検査で、スキラス、ホルモン受容体陽性、HER-2強陽性、ということがわかりました。 アリミデックスを現在服用中です。 治療のプロセスですが、以前に肺に陰が2つほどあったのですが、転移性の癌である可能性が 高いとのことで、術前化学療法にハーセプチン+パクリタキセルの使用も考えられるそうです。 その場合ハーセプチンを毎週一回、パクリタキセルを三週に一回を系2週行うとのことです。 そこでお聞きしたいのですが、この術前化学療法はお金がどのくらいかかるのでしょうか? 病院の方では、例が無いので今の段階では分からないといいますか、先生に聞きそびれて 投与量のほうが分からないので計算出来ないとのことでした。 高いお薬だと聞いております。病院により様々だとおもいますが、概算でもどのくらい必要なのか知りたいです。 お分かりになれば、教えてください。保健は三割負担です。よろしくおねがいします。

493 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/10(日) 11:30
もんじろうさんへ はじめまして。私も今年に入り乳がんがわかり、こちらでも度々お世話になっている者です。 現在術前でハーセプチン(毎週)&タキソール(3週毎回、1休)で行っています。 3割負担で1回ハーセプチン25000円、タキソール20000円程です。 (薬の量は体重や体表面積で決まるそうなので、多少の違いはあるでしょうが) その他検査代などが加わり2種類打つ場合毎回46000~48000円ほどかかっています。 タキソールの場合、私のように3週に分ける方法とお母様のように3回分を1回で打つ方法とがあるそうですので、月単位で考えると私と同じくらいでしょうか。 高額医療費で戻ってくるとはいえ大変な額ですよね。 お互い頑張りましょうね。 

494 名前: 投稿日:2005/07/10(日) 11:30
名無しさん、色々ありがとうございます。人は頑張れる力が必ずある事を知りました。かなりきついと覚悟してのぞみたいと思います。

495 名前: もこ 投稿日:2005/07/10(日) 17:44
はじめまして。5/29に右乳房温存手術を受けました。 年齢は38才で幼稚園児の母です。オットはいません。。。 これから、化学療法にはいります。 病理検査の結果は以下です。 原発巣:2.0mm ER:3+ PRG:3+ Her-2:3+ リンパへの転移:4/18 乳ガンと診断されてからこちらのページを毎日読んできました。 特に、ホルモンレセプターとHer-2がダブルポジティブの場合のノルバティクスのことなどを主治医に聞いてみたり(知らなかったですが、ひよっこさんが出典を書いてくれていたので信用してもらえました) 勉強になっていると実感しています。 それから、何度も読み返しているのがユミヲさんと狸先生のやりとりです。 転移してないユミヲさんがハーセプチンを、しかも術前に使われていることを羨望の眼差しで見ておりました。 (すいません、変な表現になってるかもしれません。悪気はなくて素直な気持ちでうらやましいです) わたしも、Her-2強陽性なのでハーセプチンを補助療法で使いたいと強く思います。 子どもを天涯孤独にしたくありません。標準治療ではないこと、保険がきかないことなどは読んでいてわかりました。 しかし、ハーセプチンがもし術後の補助療法に使えれば再発防止にも効果がある、ということですよね? ハーセプテストは1+でした。 今のところ、今月末から放射線を右胸、胸骨、首のリンパに5週間あてて、その後EC+Tを6クールやることになっています。 その後のホルモン療法に関しては、閉経前だけどアロマテーゼ阻害剤が有効らしい、という私の話を尊重してくれて調べてみると主治医がいってくれています。 ホルモン剤をはじめるのは1年先くらいだから、またかわるかもしれないしね、というような話も出ました。 ただ、何か理由がいるけど、、と、いうような話でした。たとえば、違う薬を使って肝臓に炎症が出たからこっちを使う、とか、申請するのに理由がいる?と、いうような話をちらっと聞きました。 主治医との関係は良好です。多少のことをいっても怒るような先生ではないです。 ただ、だからといってあまり困らせたくもありませんが、ハーセプチンが再発予防に効果があるのであれば、どのようにかお願いできないだろうかと、悶々としております。 長々ともうしわけありませんでした。 これからもお知恵をお借りさせてください。 よろしくおねがいします。

496 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/10(日) 19:16
もこさんへ はじめまして。 レスを拝見して、もこさんの切実な思いになんとかならないものかと思います。 私は現時点では幸運にもそのような治療を受けることが出来ありがたく思っていますが、今後の治療については(贅沢のようですが)やはり不安です。 知れば知るほど歯痒いことが多々ありますよね…。 もこさんが積極的に勉強されている思いが通じるように陰ながら願っております。 お子様のためにも一緒に頑張りましょうね。

497 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/10(日) 22:47
偶然、この板を今日知りました。 チャイコともうします。 半年ほど前、乳がんと分かりAC4クールのあと タキソテール4クールをうけ、温存手術を受けました。 そう、414の、りまこさん に近い初診の結果で術前にAC+タキソテールでした。術前にはセンチネルリンパ生検によっては リンパ郭清 全摘もありで手術に望みましたが予想以上に抗がん剤の効果をえて くりぬき手術ですみリンパからもガンは見つからず郭清せずにすみました。 現在は放射線治療を受け、これが終わってからは秋からホルモン療法へといわれております。 バックグランドはもこさんと似ておりまして子あり夫なしで病気が分かったときは 本当にパニックに落ちそうでした。(医師の不用意な言葉に状況がまだ把握できていなかった 当時お先真っ暗で子供のことを考えると夜一人で不安に押しつぶされそうでした。)それから 多くの本を読みセカンドオピニオンも受け病院をかわり今日にいたっております。 もこさんのハーセプチンの件、お気持ち痛いほど分かります。アメリカの学会で再発予防として かなり有効ということでしたので近いうちに保険で使えるようになることを強く祈っております。 ガンの治療というのがガンになって初めて分かったのですがどこでも同じように良い治療を受けられる わけではないのですね。特に抗がん剤は専門の先生が少なく(いない?)内科学会と外科学会が縄張り 争いのようになってしまったりで… 評判の良い先生のところには患者さんが集中して朝早くから 夜遅くまで診察をされていたりで先生が過労で倒れないかと心配してしまうほどです。 今、一番知りたいのはタキソテールの副作用はどれくらいしたら抜けるものなのか? ということです。 手足がひどく痺れ、痛みます。足はパンパンにむくんでいてサンダルも つっかけられないほどです。最終の投与から2ヶ月もたっていますがいまだにとれません。 個人差があるのでなんともいえないのでしょうが… 手術をしてからは一ヶ月ほどですが こちらは「手術、したんだ」というほどなんでもないのですが。 なんだか取り留めのない書き込みになってしまいました。スミマセン。 皆さんの書き込みを 読んでいていてもたってもいられなくなってしまいました。 時々よらせてください。  よろしくお願いいたします。

498 名前: りんどう 投稿日:2005/07/11(月) 02:10
チャイコさんへ わたしもタキソテール終了後2か月近くなりますが、 同様の副作用が残っています。 靴が履けないよ~と主治医に相談したところ、 利尿剤を処方してもらい、浮腫みは軽減しました。 副作用も利尿剤の効果も個人差があるようですが、ご参考になれば… (ちなみに私もシングルマザー。お互いがんばりましょうね。)

499 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/11(月) 02:46
ユミヲさんはじめまして。 丁寧な返答ありがとうございます。 大変な額ですね・・想像以上でした。とても参考になります。 でも受けられる可能性があるのですから 家族と話あって頑張ります。 方法の違いもあったとはしりませんでした。 効き方や副作用の出方が変わってくるのでしょうか・・? ユミヲさんのされている方法がユミヲさんにとっていい方法だということですかね? 主治医にも相談してみたいとおもいます。 有り難うございます。 ユミヲさんも頑張ってください!

500 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/11(月) 07:30
もんじろうさんへ 多少なりとも参考にして頂けて良かったです。 投与法につきましては、主治医の先生やこちらの先生方によくご相談されたらと思います。 私自身のことに関しては、副作用もあまりなく過ごしておりますので助かっています。 お母様も副作用が少なく、効果が最大でありますよう願っていますね。

501 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/11(月) 07:56
もんじろさん、お名前間違えてしまってスミマセン。 今後気をつけますね。

502 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/11(月) 08:34
りんどうさん、はじめまして。 そうですか、同じような方がいらっしゃると心強いですね。 ありがとうございました。 利尿剤のこときいてみます。 痛みもしばらくじっとしていると動き 始めのときは「痛っ、痛い」となってしまうので早くこの副作用が収まって欲しいです。  ユミヲさんともんじろさんのお話にあるタキソールのウィークリーのほうが副作用が弱く、 効果が高いと聞いてそちらのほうが良いなと思っていたのですがタキソテールの治験対象ということで 保険で認められているより高単位の投与を受けることになりましたので。 効果はとてもありましたし 金額的にはウィークリーで受けるより少し安くできましたがこの副作用は結構しんどいですね。  アッ、もうそろそろ放射線治療を受けに出かけます。 皆さんがより良い治療を受けられ良くなられる ことを祈ってやみません。

503 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/11(月) 10:44
狸です >484岡さん アリミデックスで生理が戻る、と言うよりもホルモンに対する作用の一環で出てしまったのかもしれません。おっしゃるとおり出血の可能性もありますので、生理を止めることの重要性の確認のためにも、血漿中エストロゲン濃度を調べてもらう手もあります。それによって真性の閉経前なのか、薬剤の副作用による一時的な擬似的な生理なのかがわかるかもしれません。もちろん血漿中のエストロゲン濃度が十分低ければ、仮に生理があっても、リュープリンやゾラデックスを強引に投与する必要性も薄くなります。

504 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/11(月) 10:44
狸です >495もこさん 回答にどうお答えするか考えていましたらつい遅くなってしまいました。申し訳ありません。 まず確認です。もこさんは書き出しすぐにHer-2 3+と書いていますが、文中ではハーセプテスト1+と書いています。これはパスビジョンで3+判定でハーセプテストでは1+と言う判定と言うことですか?それでしたら最終的には陽性判定ですが、、、。 ご年齢、病状に加え、お子様のこともあり、さぞ悩みが深いかと思いますので、少々余計なことも書かせていただきます。 まずお受けの治療ですが、温存するのに当たり、特におかしいとかはありませんで、正しい治療がなされたものと思います。更に以後の補助化学療法でEC→Tを行う点も正しい選択かと思います。悩ましいのは以後のホルモン療法ですね。閉経前のアロマターゼ阻害剤単剤での使用は、おそらく生理的な意味合いからしまして、効果はそれほど期待できないように思います。おそらくノルバデックス単剤にも及ばないかもしれません。これはアロマターゼ阻害剤の売りの一つが乳癌局所でのホルモン合成を抑えることであるので、閉経前で卵巣で活発にホルモンを作っている状況では片手落ちになってしまう恐れがあるからです。一方のノルバデックスはホルモンがあってもその作用を邪魔するのが活性の主体ですから、卵巣機能が残っていても一定の効果が期待できるとされます(多少自分の理解込みの話です)。 ですが問題なのはHer-2が陽性な点ですね。 これが悩みの根源なのではないかと拝察いたします。お子様のことも考え以下の方法を提案します。 ホルモン受容体がERもPgRもプラスですからホルモン療法の効果は期待度が大きくなります。よって卵巣機能抑制(リュープリンかゾラデックス)は必須かと思います。その上でアロマターゼ阻害剤を主治医に処方してもらうように頼みます。もちろんアロマターゼ阻害剤は閉経前には適応外ですので、本来であればまずいのですが、作用機序的にはアロマターゼ阻害剤の有用性が最も期待度が大きいです。保険の申請は地域差も大きいため、こういうところで書くのはなんですが、結構柔軟に対応できる場合もあります。しかしもし保険的に問題があると言うことでしたら、アロマターゼ阻害剤は自費処方でもやる意味はあると思います。アリミデックスは確か一日処方費用は700円ほどですので、一月に約2万円ですが、その辺にある健康食品類とは効果期待度も意味合いも全く異なります。 ここからは余計なことかもしれませんが。。。 お子様の事が一番の心配事であろうかと思います。そのために最も効果の期待できる治療を考えることはもちろん私にも事情が良くわかります。ここでお気をつけ頂きたいのは、少しでも良いものを、と探すあまり、よからぬ誘いに乗らないようにしていただきたいことです。乳癌の治療は確固たるエビデンスがあって、その治療法が非常に明快なのが特徴です。ただ今回のご相談のように、一部科学的な知識の進歩に行政の対応が遅れている場面のあります。こういう部分で怪しげな健康食品がつけいることあります。現実の対応可能な、そして意義についてよくお考えの上、ご選択ください。またお子様を抱えての治療などはただでさえ不安な中、更に心配事があろうかと思います。行政や患者団体の相談室などを利用して、有用な情報を探されてはいかがでしょうか?

505 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/11(月) 10:45
狸です >ちゃいこさん 有用なカキコを頂き、誠にありがとうございます。私のような耳学問に比べますと、実地での経験ははるかに意義深いものと思います。今後も情報をいただけますと幸いです。 さて、タキサンの副作用ですが、これは個人差があるので何とも申せませんが、長期化することも少なくないようです。ですがむくみは利尿剤による軽減が図れる可能性があります。 末梢神経障害ですが、漢方薬で効果があるとされる情報があります。これを主治医に質問してみてはいかがでしょうか?自分が講演を聞いた範囲では、副作用も少なそうで、効果も高そうでした(http://www.tsumura.co.jp/password/m_square/event/information/pdf/041028.pdf

506 名前: はーちゃん 投稿日:2005/07/11(月) 11:34
>ちゃいこさん、初めまして。私もタキソテール経験者です。 私は6クールやったのですが、4クールが終わるころからむくみが出て 足首、足の甲はパンパンでしたよ。私も治療中から利尿剤を処方していただきました。 やはりむくみが取れるまでは2,3ヶ月かかりましたね。少し引いてくるとす~っと あとは時間と供に元に戻りますよ。きっと大丈夫! 痺れも私の場合、投与後5ヶ月くらいから指先が痺れました。あと指のこわばりも。 整形外科も受診したら頚椎のヘルニアと診断され、何回かけん引もしましたが よくはならず、しばらくサボってたけど痺れが出始めてから3ヶ月くらいで ほとんどなくなりました。これも薬の副作用なんでしょうかね。 漢方とかもよさそうですよね。放射線も無事終わりますように。 お互い頑張りましょう!

507 名前: もこ 投稿日:2005/07/11(月) 12:56
ユミヲさん、チャイコさん、レスポンスありがとうございます! がんばるぞーって気持ちになってきました。これからもよろしくお願いします。 狸先生、お返事ありがとうございます。 私が聞いた時、「Her-2は3+で、あとハーセプテストは1+。だから、ハーセプチンが効くね」という説明を受けたので、Her-2はどれくらい出現してるかの割合で、ハーセプテストはどれくらい薬が効くかの割合なのかな、って印象を受けましたが詳細はわかりません。どっちにしても、陽性ですよね、、。 ホルモン剤は1年くらい先の話だ、と思って雑な書き方になってしまいましたが、ゾラデックス+アロマターゼ阻害剤でお願いしますと、伝えてみてはいます。 お察しの通り、今、がーんって感じなのはHer-2の3+でリンパの転移が4/18だったことです。 どうにかして、ハーセプチンを使いたいと思います。。。世界のどこかで治験段階とはいえ、補助療法で再発防止率を(Journalでは54%も押さえられたとか書かれてあるなどと読むとどきどきします。)下げている人がいる。なぜ私は受けられないの?と、自己中になります。 今まで一度も泣いてないし、冷静なつもりではいるんですけど。こればっかりは。 そしてこれまたお察しの通り、実は、代替療法も、免疫療法も、一通りいろいろと読みました。(^-^; ただ、、、論理的裏づけとデータがないものを最優先にはできません。 心掛けとしてはしっておくのも無駄にはならないとはおもいました。 私の主治医は人間的にはすごくいい先生です。 入院して、先生がこれほどまでに忙しかったのかと驚きました。 朝は7時には回ってきてくれて夜は12時近くまでうろうろしてます。 月曜から金曜まで外来に出て、週に2、3の手術。 夜も必ず回ってきてくれて、同じ部屋の乳ガン9年目のおばあちゃんは毎晩3、40分も先生を捕まえておしゃべりをします。 10時(消灯)過ぎてることもたびたびです。それでも嫌な顔一つしないで聞いてあげています。 目の前で苦しんでいる患者と向き合うのに手いっぱいなので、世界のどこかですすめられている最先端の研究結果を調べる時間がなくてもしょうがないなと思います。 だけど、、、最先端の治療はやっぱり受けたいです。 私も、病院のソーシャルワーカーじゃなくて何でも先生にいってきました。 外来ではすごく待たされるけど、みんな、自分の話も長く聞いてもらうんだから待とうねって言い合っています。 相談機関があるんですね。気をつけます。。。これからはそちらに相談して先生の勤務時間を減らしてあげないと。

508 名前: たつや 投稿日:2005/07/11(月) 16:50
>狸先生 ご無沙汰しております。たつやです。術後補助療法の件で色々と教えていただき、ありがとうございました。 その後、放射線治療の2日目に同右側鎖骨上にしこりを発見し、細胞診の結果 悪性。主治医に相談したところ同側鎖骨上部への転移は、遠隔転移ではないのでこのまま放射線治療を続けましょう。とのことで25グレイやりきりましたがしこりは残り、 5グレイ追加照射したあと超音波上しこりは消失しました。少し安心し、術後補助療法の薬剤の選択をするため 近県で乳癌の名医と言われる先生方の考えを聞かせてもらうため4件の病院をまわりましたが、3件目を終了した頃に反対側腋下リンパ節にしこりを発見し、 細胞診の結果 悪性でした。状況が急変し、すでに術後補助療法の域ではなくなってしまいました。 いつも質問ばかりで申し訳ありませんが、Her-2がマイナスでCEFが奏効しない場合は CMFが奏効する可能性が高い。というデータはあるのでしょうか? 宜しくお願いいたします。 

509 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/12(火) 00:43
>狸先生 ありがとうございます!  明日、早速聞いてみます。放射線は毎日通わなくてはならず大変ですがこんなときは 毎日病院へ行くのですぐ頼めてよいですね。きょうはしっかり利尿剤をいただいてきました。 時がたてば治る と分かっていてもとりあえず目先の苦痛から逃れられるものなら何とかしたいと思ってしまいます。 医師はやはり優先順位としてとりあえず命にかかわるかどうかで対処の重要性が変わるのでちょっと待てば 何とかなる痺れや痛みはどうしても二の次になってしまうのでしょうか。文献をお教えいただき本当に助かります。 >はーちゃんさん ありがとうございます。もう少しで何とかなるんだと思うと気が楽になりました。(終わりが見えない、分からないが 一番辛いです) 手のこわばりも本当にひどくて朝は痛い指を無理やり動かしています。私はリウマチになったのかと 思ったのですが… >もこさん 私もハーセプチンについてはHer2が陽性だったらと思い、まだ結果も出ないうちからあるお医者様に「転移ガンにしか 使えないということならリンパに転移したということで使えないのですか?」とお聞きしたことがあります。 その先生いわく、「そこなんです。そこが医者のさじ加減で…現在の日本では保険のしばりで、すべての抗がん剤が すべてのガンに使えないようになっています。そこで効くと分かっている抗がん剤を使ってはいけないガンに使うときには…  患者さんにそのガンに●●●●●●●●●す。」●のところはここで書いてはいけないのかなとも思いまして伏せました。 抗がん剤はとても値段が高く保険で拒否されてしまうと病院の持ち出しになってしまい即、経営にひびくし病院によっては おいていない抗がん剤をすぐには入れることができないようです。 その後私はHer2がマイナスで適用外でしたのでハーセプチンを使いようがなくなってしまいました。 が、当時は「最悪自費でも、」とまで思いつめていました。 本当に子供のことを考えると「死んでる暇なんかない!!」と あらゆる方法で「治す」方向を模索しました。 もこさんは最初に信頼の置ける先生に出会えてよかったですね。 薬もさることながらこの先生だったらという信頼感も治癒に大きな影響があると思ってます。

510 名前: もこ 投稿日:2005/07/12(火) 10:11
チャイコさん。 今、私は当時のチャイコさんとまったく同じ気持ちです。。。 最悪自費でも、と、思いつめています。一緒にいられる時間が少ないなら幼稚園やめさせようか、とか。(笑) とりあえず、あてはまりそうな治験者募集ないかなーと、探したりしていますが、 その●が、大変気になります。(^-^; ずうずうしいお願いですが、もしも気が向きましたらメール頂けないでしょうか。

511 名前: はーちゃん 投稿日:2005/07/12(火) 10:30
チャイコさん>私もリウマチかと思いました~足の関節も階段を降りる 時なんて、ロボットみたいな歩き方になっちゃって(^^; それと椅子から 立ち上がるときもそんな感じでしたよ。だって症状がリウマチと同じなんですもんね。 タキソールの副作用は痺れなどが書かれてるけど、タキソテールはむくみ以外ないのかと 思ってましたから。。。それも投与終わってから5ヶ月くらいしてから出てくるなんて・・・ >もこさん、初めまして。私もHER2が3+で転移も1個ありです。 乳癌になったとしてもなぜ他のタイプじゃなかったのか・・・と悔やみましたよ。 でも、なってしまったものは仕方ない!諦めずに叩きのめしてやる!と。 私も主治医の先生に悪いことは考えないようにって言われました。 それだけ免疫力が下がるからね。と・・・私も先生にずっとついて行こうと思います!

512 名前: るき 投稿日:2005/07/12(火) 15:29
初歩的な質問で申し訳ございません。 こちらの掲示板を見ていて解らなかったものですから・・・。 HER2とハーセプテストというのは違うものなのですか? HER2(2+)と言われたのですが ハーセプテスト?というのもして頂いた方がいいのでしょうか?

513 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/13(水) 08:20
狸です >るきさん ハーセプチンと言う薬剤はHer-2という酵素に対して特異的に作用する薬剤です。ですからその標的、つまりHer-2がいないことには意味がありませんし、実際にHer-2の発現の低い(あるいはない)患者さんでは効果がほとんどないこともわかっています。ですからハーセプチンを使うことは、前提でHer-2がちゃんと発現している事が必要であり、その確認の方法が二つあります。一つは遺伝子が増幅(本来2個しかないはずの遺伝子がもっと増えていること)を調べるFISH法(検査キットの商品名がパスビジョンなど)、そしてもう一つがHer-2酵素がたくさんできているかを調べるIHC法(検査キットの商品名がハーセプテストなど)です。通常2+などと言うからには、IHC法で調べているはずですので、更にハーセプテストで調べるのは同じことの繰り返しですから、必要ありません。また何らかの判断でHer-2陽性と言われているのであれば、どちらかの方法で調べていると考えられます。ちなみにどちらの方法もいまやかなり普及していますので、特別な検査法ではありません(癌のかけらがちょっとあればできる)。

514 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/13(水) 10:31
度々失礼致します。 狸先生へ 現在5クール目半ばですが、先日主治医から手術の方法の話がありました。 化学治療の経過は下記のような感じでした。 1クール目で触った感じでは縮小(柔らかくなった?)が自分でも分かりました。 3クール半ばで超音波、4クール半ばでCTと検査を行い、画面上では順調に小さくなっているようでした。 (その際サイズを聞いたのですが、数字はあまり気にしないようにとのことで…。) そして先日(5クール目半ば)技師さんではなく主治医が超音波をして下さり、今回はサイズも教えてくれました。 画面で見た感じと触った感じでは4クール目より一段と小さくなった気はします。 2.5cmのしこりが隣り合って2つありましたが(主治医は5㎝とまとめていいますが…)、1つのしこりは1cmほどに、もう一つの方はしこりとしてはなくなったような状態で超音波でみるとパラパラと数箇所に微細なものが残っている感じです。 温存も可能になったということで、どうするか考えておくようにということでした。 温存の場合私に限らず局所再発の場合がある、遠隔転移については全摘も温存もほぼかわらないとあらゆるところで見聞きし、また主治医からも言われました。 出来れば温存でと思いますが、狸先生が345のyukaさんへの回答で「全摘基本と」書かれてましたので、ご意見をお伺いできればと思います。 何卒宜しくお願い致します。 

515 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/13(水) 11:02
上記の追加ですが、1つ残っている方のしこりは正確に言うとスペードのような形で、上部に直径1cmの円、下部に1㎜幅くらいで長さ2cm程です。 細かいことですが、念のためお伝えしておきます。

516 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/13(水) 21:04
はーちゃんさん 人それぞれとはいえ5ヵ月後って言うのは… 副作用って言うよりほかの疾病を考えますよね。 私の痺れ、痛みは投与終了少し前くらいからではじまりました。でも一ヶ月たった位から ひどくなって今が一番酷いのだと思います(って言うかそうじゃなきゃ困るんですけど) 利尿剤に一日遅れて狸先生に教えていただいた漢方薬をはじめました。 効くことを念じてます。 利尿剤のおかげで体重が1日で1㎏以上減り膝から下が少しすっきりしました。 味覚障害はACを投与した翌日から出ましたが味がおかしいと分かった瞬間「副作用だ」って直感しました。 ですが私がもらった病院からの注意にはどこにもそんなこと書かれていなくって2回目投与のとき 言ったら「あーそうですね」って軽く言われてしまいました。 味が分からないって痛くも痒くも ないけど結構苦痛な副作用だと思うのですが… 食事を作るとき味見してもいいかどうかが全然 分からなくって子供に味見させてました。 味についてはもうすっかり大丈夫です。 髪の毛も 頭が黒くなってきました。 こんな風に少しずつ戻ってくるのでしょうね。

517 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/13(水) 23:18
乳癌検診で触診異常なしでしたが、マンモで再検診と通知がきました。石灰化?って所に印が…。触診で解らなかった癌がマンモで分かってって事ですか?マンモで精密検査って事は、癌ですか?50才です。身近には乳癌はいません。

518 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/14(木) 07:38
石灰化でも良性も悪性もあるみたいですよ。良性でも石灰化になってる人が多いです。次回はエコー検査ですか?年齢的にも癌だと覚悟して検査した方がいいですね。良性だと思って検査して悪性だったらショックが大きいですから。もし癌でも早期発見で大掛かりな治療をしなくても済むかもしれません。

519 名前: もこ 投稿日:2005/07/14(木) 07:52
はーちゃんさん、はじめまして! お仲間ですね、っていう気がしてしまいます。 ホント、なっちゃったものは仕方ないのでじたばたしないで(してるけど)、 受けられる治療をひとつひとつ受けて、あとは祈るしかないですね。 私の先生は、ついていきますってほど頼りがいのあるせんせじゃないんですが、(^-^; ずっと一緒に戦ってください、って感じです。 やっぱり、とりあえず前向きにいこうっていってくれてます。 こちらは病気のスレですが、なんだかとっても楽しみに見にきてます。 これからもよろしくお願いします。

520 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/14(木) 09:15
狸です >ユミヲさん 乳房温存の可不可の分かれ目は主には腫瘍サイズで、その境界は3センチとする事が多いです。 しかもこれはメスを当てるその瞬間のことでして、見つかってすぐであっても、何らかの薬物治療(術前補助療法)の後でも扱いは同じです。ですから、ユミヲさんの場合、幸いハーセプチンとタキサンの併用療法が著効し、サイズが2センチ程度にまでなりましたので、十分温存可能領域に入ります。 正しいかの確認をしたほうがいいと思います。 これまでのお話から、主治医先生はかなり乳癌薬物療法に通じていらっしゃるようですので、おそらく温存の施行についても高い識見をお持ちかと思われます。514のカキコの記載の中で”超音波でみるとパラパラと数箇所に微細なものが残っている感じ”との記載が気になります。超音波での診断ですから、確定診断とは行かないまでも、微小な残留があるのかの確認が必要です。と言いますのも、術前補助療法で著効を示した中でも、同じ形で腫瘍サイズが小さくなったほうが、細かな残留片を残して小さくなったものより再発リスクが低いとの知見があるからです。ですから温存の希望をなさる際に、再発リスクを十分に確認のうえ、方針を決定してください。また前にも書きましたが、術前補助療法が良く効きましたが、Hr-2陽性乳癌ですし、確実な術後補助療法が必要かもしれません。この点もよく確認してください。個人的にはCEFやCAFなどのアンスラサイクリンを含む補助療法が良いかと思います。

521 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/14(木) 09:30
狸先生、早々にお返事ありがとうございます。 頂いた回答をこれから自分なりに噛み砕いてよく考えます。 今後のことなど決まりましたら、改めてご報告させて頂きます。

522 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/15(金) 12:31
良性でも石灰化になってる事が多いってのは、どういう事ですか?石灰化〓癌ですか?

523 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/15(金) 20:36
石灰化でも良性と悪性があって良性の場合が多いという事です。乳腺専門のお医者さんが親切に疑問に答えてくれるサイトありますよ。

524 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/15(金) 21:04
知り合いが、検診触診は異常なし…けど、マンモで再検査だったそうで、今日もう一度同じ検査をしたらしこりらしきものが4つあるとの事でした。けどそれが何かは分からない。悪性か良性かは、8対2(2が悪性)かなと。今度MRIをするとの事。けど違う病院を紹介されました。どうしてMRIですか?あと違う病院を?あと523の方、そのサイトを教えてくださいませんか?

525 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/15(金) 21:32
524の者です。 しこりらしきモノではなく、影?だそうです。そしてエコーをしたら写ってなかったと。今度、MRIを撮って写ってなかったら良性の影だそうです。約、良性8対悪性2の割合とか…しこりとはまた違う物だそうで良性の場合カルシウムだそうです。

526 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/16(土) 01:27
523さんではないですが、たとえばここはいかがでしょうか。 http://www.another.jp/rental/bbs/bbs2.asp?ID=nihei http://www4.rocketbbs.com/441/nyuugan.html

527 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/16(土) 01:31
それと、違う病院を紹介されたのは設備の問題かもしれません。 わたしも別の病院でMRI撮りましたよ。 (うちのよりいいやつがあるから、とドクターに言われて。)

528 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/16(土) 19:28
あと一つ…普通、触診→マンモ→エコーですよね?それでも何か分からない時は、細胞をとって検査ですよね? マンモでは、影が(しこりとは違うと)石灰化かと? 本にエコーでは石灰化は写らないとありましたし、MRIって乳癌がどこまで広がってるか調べる…ように書いてあったような… MRI検査で写ってなかったら、良性のカルシウム…どういう事でしょう。触診・マンモ・エコーで医者はもしかして乳癌?って思ってMRI検査とか言ってるのか…? 一週間も先にMRIだからその間、恐怖と闘わなければいけません。

529 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/16(土) 23:19
細胞検査やるにも小さ過ぎて出来ないからはっきり分かるMRIをやるのではないでしょうか?皆さんそうだと思いますが検査して結果出るまでは本当に恐怖ですよ。でもあまり考え過ぎるとホルモンバランスが悪くなって病は気からの様に病気を呼ぶことになるかもしれない。例えガンであっても塊になってない様なので早期発見になるのではないでしょうか?

530 名前: ゆう 投稿日:2005/07/20(水) 21:32
狸様 前回 >>367 でアドバイスをいただきありがとうございます 狸さんのアドバイスをふまえて医師に相談し、 現在ゾラデックスとタモキシフェンの治療を受けています 今回の相談はふしぶしの痛みです 放射線治療後は術側の腕の鈍痛がひどく、痛み止めももらいました 最近痛みが腕の鈍痛からふしぶしの痛みに変化しています これはホルモン治療によるものなのでしょうか? この痛みを緩和するためになにかいい方法がありますか? 宜しくお願い致します

531 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/21(木) 11:37
狸です >ゆうさん 手術直後の腕(手術側)の痛みはおそらくは手術による影響で、最近の節々の痛みは聞く限りでは典型的なホルモン療法の副作用のように思います。ご存知のように女性ホルモンは骨に対する作用があるので、乳癌治療時のホルモン療法では、自然閉経と違って急激に体内から女性ホルモンが消失するため身体があちこちで悲鳴を上げる事があります。それらを称して更年期様障害と言ったりするのですが、他の抗がん剤での副作用と違い、狙いである女性ホルモンの消失がきちんと起きていることを表しているとも言えます。無責任なもの言いで恐縮ですが、少し考え方を変えられるといいですね。ただし注意したいのは骨転移による痛みと間違えないようにすることです。骨転移でも痛みが出ますので、その痛みを見逃す恐れがあります。もちろん主治医でも骨転移の危険性は十分に想定しているはずですので、マーカー値や検査などをこまめにこなしてケアしてみてください。なおホルモン療法による骨痛(関節痛)は薬剤の影響のため、休薬がもっとも手っ取り早いのですが、それでは治療になりませんのですが、痛み止め以外に根本的な解決法はちょっと存じません(更年期様症状だからと言ってもちろんホルモン補充療法は絶対ダメです)。

532 名前: ゆう 投稿日:2005/07/21(木) 11:50
狸様 レスありがとうございます 関節痛がホルモン治療の影響とは・・・ショックです でも狸さんがおっしゃるとおり薬が効いているのだと理解し、治療を継続致します 重ねての質問で恐縮なのですが 傷み止め以外は考えられないということとホルモン補助療法は・・・ いま調べていたところ、漢方薬とかプラセンタとか有効であるように 書いている記事を読んだのですがいかかでしょうか? 狸さんの意見をお待ちしております

533 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/21(木) 12:33
狸さんへ 母が精密検査をやって、もう一度、マンモをやったら影が4つあったそうです。次にエコーをしたら写ってなかったと。しこりとは違うなにか…と。普通、次は細胞検査?だと思いますが、それでエコーで調べたら写ってなかった。明日、MRIを撮って写ってなかったら良性の影だそうです。約、良性8対悪性2の割合とか良性の場合カルシウムと言われたようです。    人に聞いたりしたら、(良性ならカルシウム…と言われたら、少なくとも癌ではないのでは。悪性石灰化のパターンではなさそう、だからMRIをするのでは)とかも言われました。 MRIをするのは、癌がどこまで進行してるかを調べる為とか本に書いてあって不安になりました。 もう、検査をして結果を知るしかないですよね。 母は悪い方にばかり考えてます。

534 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/21(木) 14:12
狸です >ゆうさん 私は自身で痛みを体験していないせいもあり、不誠実なもの言いで失礼しました。あまりに痛みが強いようでしたら、あるいはノルバデックスのみ止めて見る等の対応もできるかもしれません。その場合薬効の低下が心配されるのですが、ゾラデックスが入っていれば大丈夫とは言わないまでも、薬効としては高い水準に達していると思います。痛みとのバランスで考えてみてください。 ホルモン治療中にホルモン補充療法がダメだといったのは、せっかく女性ホルモンを減らす治療をしているのに、わざわざその補充をする事は無意味を通り越して治療そのものをダメにしてしまう危険性が高いからです。同じような理由で私は基本的には”更年期障害改善効果”をうたう漢方薬、健康食品の類は推奨しません。これらはさすがに女性ホルモンそのものはほとんど入っていませんが、世の中に数多く存在する女性ホルモンに似た物資(一昔前流行った環境ホルモンのようなものです)がわざわざ入れてある場合が多いのです。それらは女性ホルモンの代わりに身体に作用して、更年期で量が減った女性ホルモンを底上げしているのが作用の一つなのです。ですからせっかくの治療が台無しになる可能性が大きくなります。ただ一般の食品の中にもそういった物質が含まれていることは事実です。ただし一般的な食生活を営む範囲ではその摂取量はたかが知れており、ほとんど影響はないといえる量です。しかし普通の食生活ではなく、それら女性ホルモンに似た物質をわざわざ普段食さない方法で身体に入れることの無意味さにはぜひご留意ください。

535 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/21(木) 14:18
狸です >533名無しさん 申し訳ありませんが何が聞きたいのか良くわかりません。それと522あたりの名無しさんと同じ方ですか?

536 名前: ゆう 投稿日:2005/07/21(木) 14:52
狸様 真摯なレスありがとうございます 私は狸さんのもの言いに不満はありませんでしたので・・・ 痛みはリュウマチ(経験がないのですが)の症状に似ています 同じ姿勢をしばらくして体制を変えようとすると関節のあちこちが ギクシャクして痛くて・・・・今までにない経験と痛み不快感です 私の第一目標は乳がんの根治ですので治療をやめたくありません 私の仕事は集中力を要求されるものなので、痛みがあると集中できないのです 仕事を続けながらの治療でいい方法がないものかと模索している状況です >>534のレスにあるようにせっかくの治療の障害になるようなものをしたくないので・・ 狸さんの意見を聞きたくて相談させていただきました 担当医に良い傷み止めはないのかもう一度相談いたします 度重なる質問に迅速誠実に回答いただきありがとうございます 治療にがんばります!!

537 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/21(木) 17:19
ゆうさん >497で書き込んだチャイコともうします。 ゆうさんもAC4クールT4クールを5月終了くらいで受けてらっしゃいますよね。 >506,511のはーちゃんさんも私やゆうさんと同様の抗がん剤治療を受けていますが その副作用では? 私も5月初旬に最後の治療をうけて二ヶ月以上たちますがいまだに かなり厳しい痛みに悩まされています。 朝起きたときは手の指を動かすのに痛みで一苦労 します。 しばらく座っていて立ち上がるときは痛みと動きの悪さでどうしようかと思います。 電車で座っていて、降りてすぐ階段を下りようとして落ちそうになりました。 私は抗がん剤終了ぐらいから症状がでましたが、はーちゃんさんのように治療後、五ヶ月も たってから出た方もいらっしゃるのでホルモンよりも抗がん剤のような気がします。症状も まったく同様ですし。 むくみはありませんか? 私はむくみもあるので利尿剤を処方して 頂きしのぎました。 関節の痛みは狸先生に教えていただいた漢方薬を処方していただきましたが 残念ながら今のところ効果は出ていません。 まだ一週間くらいしか飲んでいませんので これからに期待しています。 はーちゃんさんのお話では三ヶ月くらいで収まったということなので もう少しでは収まることを期待しています。(ただ、昨日よんだ本の中に抗がん剤の後遺症で 関節痛がひどくうまく動けない方の話を読んでちょっとビックリしてます。その方がどの抗がん剤で そうなったかは書いてなかったので同じものかどうかは分かりませんが) 今うけてらっしゃる治療のせいではなく、すでに受けてしまった治療の副作用となると 過ぎ去るのを待つしかないんですよね。 お互いに乗り切りましょう!

538 名前: ゆう 投稿日:2005/07/21(木) 18:06
チャイコさん れすうれしいです、ありがとうございます 抗がん剤の副作用なのかホルモン治療の副作用なのか・・・悩ましいところです 抗がん剤投与中に感じた痛みとは違っていたことと、ホルモン治療でも関節痛があると いうことを知ったので・・・ 幸いむくみは治まってきています しばらく様子を見なくてはいけないのですね 来週もう一度担当医と相談してみます チャイコさんの痛みが良くなるように・・・ 痛みを理解してくれて本当にうれしかったし心強いです これからも予期せぬことばかり・・でもお互いがんばりましょう!!!

539 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/21(木) 20:43
狸さん、533のモノです。訳が分からない文章で申し訳ありませんでした。 ひとつだけ、お尋ねします。触診→マンモ→エコー→細胞検査?が精密検査の一般的ですが、母はエコー→MRI検査(明日します)なのは、どう思いますか? 本でMRIするのは、癌がどこまで進行してるか調べるとありました。

540 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/22(金) 07:51
狸です >539名無しさん かなり混乱なさっていますね。大丈夫でしょうか? ご質問の、どう思いますか? との答えにはちょっと変わっているな、としかお答えの使用がありません。 流れからしてがんである事が確定でもしていない限り確定診断である細胞診などをやらない理由がないからです。しかし大きさやこれまでの状況からしてがんであると確定できるとは考えにくいです。 よって誠に失礼ながら医師の言っていることを聞き漏らされたか、あるいは医師が非常におかしなことをしているかではないかと思います。 以上はあくまで私の印象です。

541 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/22(金) 12:11
狸さん お答え有難うございます。母は一般的検査の流れは、知らないと思います。医者の言う通り検査しているとおもいます。私は本とかで少し勉強しました。 聞き漏らしはないと思います。医者は、まだ何か分からない…と言ってたらしいです。石灰化と言葉も母からは聞いてなく、影とだけ聞きました。 もうあとは、検査結果を待ってみます。有難うございました。

542 名前: るき 投稿日:2005/07/22(金) 15:23
>狸先生 ハーセプテスト等について教えていただいて有難うございます。 再度質問なのですが、ハーセプテストで2+(過剰発現?)の人は FISH法で20%の人が過剰発現です、 という内容のスレをどこかの掲示板で見たのですが 残りの人はHer-2酵素が出ていても過剰発現ではないということでしょうか? 

543 名前: 千春 投稿日:2005/07/23(土) 01:16
>>539さん お母さま月曜日に検査結果が出るようですが、これだけ心配しているのだから必ず一緒に行って疑問を全て解消してきましょうね。 お母さまからの又聞きでは結果がどうであれ、また心配の種が増えると思います。 主治医からの正確な情報が今一番必要です。

544 名前: もこ 投稿日:2005/07/23(土) 08:41
539さん ここに書くことが適切かどうか迷いますが。 お母さまのかかってる病院は、私のかかっている病院とたぶん同じところです。 MRIでいかれるのは「Kが病院」じゃないですか?私もそこにいきましたよ。 私の場合はMRIとらずに手術をすすめられましたが、どうしてもとってほしくて自分からお願いしました。 かかっている方の病院はMRIがすごく込んでて癌の確定がついていない患者の場合2ケ月まちなので、 よそにお願いしてるようです。 たぶん、主治医も私と同じだと思うんです。 乳腺外来はほぼ一人なので。。。いい先生ですよ。 もしもあれでしたら、直接メールくださってもかまいません。 8月中は放射線で私も毎日病院に行ってるんで、なにかお役に立てるかもしれないと思いました。

545 名前: 539…ミナミ 投稿日:2005/07/23(土) 16:44
千春様・もこ様・有難うございます。 今は不安と恐怖で変になりそうです。 狸様 誰に聞いても、検査の仕方が通常と違う…と言われます。だから余計に不安が増してます。私が検査の流れを知ってて母と一緒に病院に行けば良かったのですが…。医者は、かなり乳癌に詳しくマンモ・エコーで分かって、けど母には言わず、MRIで広がりを確認している可能性もある…と。 そんな事はありますか? (影があるけど、何か分からない。良性8悪性2。エコーでは写ってない。MRIで写ってなかったら良性のカルシウム…)など、言ってて、実は診断を言わず、MRIで広がりをみてる…。 けど、画像診断だけでは、確定診断はできない。 母がどんな結果でも、別の病院で再検査をした方がいいとも思っています。

546 名前: 千春 投稿日:2005/07/23(土) 18:39
ミナミさん。今の不安はとてもよく分かりますよ。 しかし、もこさんのお話でも私がミナミさんの病院を検索した結果でも、 現在ミナミさんのお母さまのかかられている病院はきちんと乳腺専門医のいる病院に挙げられていますし、 そんなに滅茶苦茶な診察をする病院とは思えないのですが・・・。 多分お母さまからの又聞きによるミナミさんの不信からくる想像とミナミさんの不安で、 今のミナミさんの情報には相当見当違いのバイアスがかかっている気がしてなりません。(こんな言い方ごめんね。) この1週間勉強した乳がんについての知識を活用して、まずは是非月曜日にミナミさんとお母さまと、主治医のお話しを聞き真相を確かめてくるといいですよ。 万が一乳がんにせよ違うにせよ、その後に病院を変えても何ら遅くはありません。 (うちが転院したのもまさにそのパターンでしたから。) 月曜日の貴重な診察時間をフル活用するために疑問質問絶対確かめたい事を箇条書きにしてまてめておきましょうね! ただでさえお母さまご本人は不安な時です。娘の不安もきっと感じ取られてしまいます。 そんな事じゃダメよ!ドンと構えたフリをしてお母さまの不安を緩和してあげましょう!!ミナミさんがお母さんの1番の応援団なのだから。 まずは勝負は月曜日。主治医とコミュニケーションをはかる努力をしてきてください。 先入観を排除して主治医の質を確かめて来てください。

547 名前: 千春 投稿日:2005/07/23(土) 20:04
追伸:あと、きついもの言いになりますが、ここを含めミナミさんの掲示板での一連の投稿を拝見していますと、 ミナミさんはミナミさんの質問への答えをほとんど頭に入れたり吸収せず、ただご自分の推測の上での言いたい事だけを書き込み続けているように見受けられます。 狸さん始め専門の先生方から貴重なアドバイスをあれだけ頂いたのですから、それらをよく吟味解析して受診に臨まれますように。 このスタンスでいくと月曜日の受診時、主治医からの話しをも正確に把握出来ないのではと危惧致します。 どうぞ、冷静に頑張ってください。

548 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/23(土) 22:53
ミナミさん、お母さんご心配ですね。 月曜日に病院に行かれるとのこと、ぜひICレコーダーをお持ちになり、 会話をすべて録音されることをお勧めします。そんなに高いものではありませんし 診察のたびに利用すると思えば安いものです。主治医に録音することを言っても よほどおかしな治療をしている先生でなければ拒否したりしません。 言いたくなければスイッチを入れてから入室すれば録音していることは分かりません。 落ち着いて話をしているつもりでもやはり命にかかわる話ですから、すべてを正確に 覚えていることは不可能です。後で聞きなおすと「そうだったのか」ということが 沢山あります。 聞きなおしたいと思ってもなんとなく聞き返せなかったなんてことも 録音をしておけば大丈夫ですからね。 千春さんも言ってらっしゃるように質問事項の 箇条書きはとてもお勧めです。 ただ話づらいということがあるようでしたら、 そのような質問を箇条書きにして2枚用意し一枚を主治医に渡してしまうのもひとつの方法です。 タレントの松居一代さんはビデオレコーダーを診察室に持ち込んで録画をするように しているそうですが断られたことは無いそうです。 さすがにそこまでとは 思われるでしょうから、ICレコーダーなら扱いも簡単ですしPCに残すこともできますから 明日にでも量販店で購入され扱いに慣れられたらと思います。 ちなみに、私は検査の順番を気にしたことはありませんでした。 私の場合、行ったその日にエコーをみただけで「十中八九、ガン」といわれ その場で針生検をし検査の結果が出てすぐに治療に入りました。 MRIもCTもずーっと(2~3週間くらい)後でした。 「別の病院で…」と考えられるのは今までの不安や疑問を思いますと無理ないこと とも思いますが、月曜日に話されたあとMRIをそこでうけられて、元の病院に 何も言わずにほかの病院へ行かれることはあまりお勧めできません。 MRIは結構 ストレスを感じる検査ですので不必要に何度もするのは苦痛だと思いますよ。 すべての検査を今の病院で受けられるのでしたら、受けた後に、診療計画を詳しく 伺って、セカンドオピニオンをうけたいとお願いしてすべての検査結果を貸し出して いただくのが良いと思います。セカンドオピニオンを受けられるときもICレコーダー は必帯です。 がんばってください。

549 名前: <削除> 投稿日:2005/07/24(日) 08:58
<削除>

550 名前: 投稿日:2005/07/25(月) 02:30
しばらくぶりにカキコします。以前、乳癌と告知されいたたまれなくなってました。色々調べてこちらのみなさまにも助言や励ましを戴き気持ちも前向きになり大変感謝しております。私の検査の流れを申し上げます。まず1.触診 2.エコー 3.マンモグラフ 4.細胞診検査 4.とりあえず結果待ち。でした。その時に検査したファーストオピニオンの先生から細胞診でクラス5という結果だと告知され、触診ではしこりがあるのを確認(大きさも測り)マンモにも中心が石灰化して回りを囲むように腫瘍になってるからと説明を受けました。私はその結果を聞きすぐにセカンドオピニオンを求め、又より詳しい説明(納得いかなくて)を求め、サードオピニオンにまで行き、そこの乳癌専門の先生がいるとネットや知り合いの進めで行き着き納得の行く説明、先生に出会えました。だから思うのですがまず動く事から始めるべきだと思います。少しでも不信に思うのであれば自分の為、病気の家族の為にできる限り動くべきだと。今まだあれから結構かかり不安が多々で明日精密検査の結果が出ます。かなりの不安定な気持ちですが頑張るしかないと思いこの闘いに挑みたいと思います。だからみなさんで一緒に頑張りましょう。長々と失礼しました。

551 名前: DAI 投稿日:2005/07/25(月) 13:07
はじめて書き込みします。母が乳がんの転移による癌性胸膜炎と診断されました。母は昨年の11月に左の乳がんの手術をしました。がんの大きさは直径3cm~5cm位だったと思います。その後の検査等では転移が見られず,術後1ヶ月ほどで退院しました。退院後も薬を飲んだり,放射線治療を行ったりしjZY13FOl6

552 名前: DAI 投稿日:2005/07/25(月) 13:07
はじめて書き込みします。母が乳がんの転移による癌性胸膜炎と診断されました。母は昨年の11月に左の乳がんの手術をしました。がんの大きさは直径3cm~5cm位だったと思います。その後の検査等では転移が見られず,術後1ヶ月ほどで退院しました。退院後も薬を飲んだり,放射線治療を行ったりしていましたが,6月のはじめに急に背中や胸の痛み,呼吸が苦しくなるといった症状を訴えて救急車で運ばれて入院しました。そして肺(胸膜)に水が溜まっていることが分かり,水を抜き,肺と胸膜を癒着させました。胸水の検査の結果,がん性胸膜炎とのことでした。現在は病状は変化ありませんが,本人の希望により一旦退院し,腸や胃などの検査のため通院しています。薬は癌性胸膜炎と分かってからゼローダを飲んでいます。 今回はこの先母はどうなるのか?といった事やアドバイス等をお願いしたく、書き込みさせていただきました。よろしくお願いします。

553 名前: sea 投稿日:2005/07/25(月) 19:48
はじめまして。 先日母(58歳)が細胞診の結果Ⅴで乳癌と診断されました。 部分切除になるか?と聞いたところ、腫瘍が大きいので全摘になる。と言われたそうです。 腫瘍の大きさが何センチぐらいか聞いていないそうですが、1年前からしこりはあったそうです。見た目には何も分かりません。 今度セカンドオピニオンで別の病院に行きます。 また検査、検査で手術もきっとかなり待たされるのでは?と 思っています。 癌は受け入れざるを得ませんが、次は転移がなければと思っています。 しこりが1年前からあり、全摘を必要としる大きさの場合でも、リンパに転移していない 場合はあるのでしょうか? 細胞診では転移の可能性等、結果として出ているものなのでしょうか? みなさん、乳癌と闘っていらっしゃって、私も励みになります。 本当はもっと具体的な内容で質問するべきと思いましたが、毎日眠れず心配で 心配で仕方がありません。 また、全摘してもし内臓・骨等に転移があった場合、その後はもう通常通りの 生活はできないのでしょうか? 今でも全く健康そうは母。離れたところに住んでいるので心配がつのるばかりです。 よろしくお願いします。

554 名前: しま 投稿日:2005/07/25(月) 23:07
大変ご心配なことと、思います。他書き込みで体験談や専門的意見もあるかと思いますので、一般論として、お読みください。 腫瘍の大きさが3センチ以上の場合、全摘となることが一般的です(術前化学療法で腫瘍を小さくし、温存手術適応とする場合 もあるようです)。乳がんの場合、腫瘍の大きさに関係なく、リンパ節転移の可能性はあります。細胞の組織検査で悪性度(転移 のしやすさ)が予測できますし、手術の際、確認できるリンパ節転移の数が多いほど、再発・転移のリスクが高くなります。そのため 術後は、再発防止のための補助療法として、通常は放射線治療と化学療法(ホルモン剤・抗がん剤)が行われます。乳がんの場合、 局所再発のほか骨、肝臓、肺への再発(遠隔転移)のリスクがあります。骨には放射線や化学療法が、その他の場合は、化学療法 が主体となります。将来、万一再発・転移があっても、術後、数ヶ月で発見されることは少なく、2~3年後に多いようです。転移は とても心配なことですが、それに応じた治療法があります。乳がんの進行は、一般的にゆっくりです。通常の生活をしながら、症状が はっきり出てきた段階でそれに応じた治療を受け、QOLを維持していくことができます。治療法について十分調べ、考える 時間的余裕はあると思います。手術を控え、心理的にも、ご本人がいろいろ調べることは、負担かと思います。お母様をしっかり支えて あげてください。どうぞ、お大事に。

555 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/25(月) 23:22
ご無沙汰しております。もんじろです。 今日、母がセンチネルリンパ節生検をうけました。残念ながら転移があり、郭清しました。 見せて頂いたのですが思ったより大きく、(2センチくらい?)こんなに腫れていたのか?と不安になりました。あと十数個ほどの節?を見せられました。まだまだ理解がたりていなかったようで、長細いものを見せられるのだと思いました。詳しい検査はまだですが、かなり浸潤しているとのことで、母が心配でたまりません。 実は母はハーセプチンを受けることになったのですが、この病院では術前に使うのはどうやら初めてのようで、投与量や詳しいスケジュールを聞いても今ひとつ明確に答えていただけません。いや理解できていません。 前はハーセプチン毎週タキソール三週に一回とたしかいわれたのですが、いつの間にかタキソール三週毎回一週休みとユミヲさんと同じ?に変わっていました・・それを12週といっておられたのですが、ハーセプチンが12回なのか16回なのか分かりません。 投与量はハーセプチンが初回4ミリで後2ミリ。タキソールは80ミリ/体表面積とたしかおっしゃってました。 きっと手術直後の母の姿に動揺していたのでしょうか、頭で今の文章もハーセプチン+タキソールの投与のされ方も整理ができていないのかもしれません。 狸先生、正しい方法を分かりやすく教えて頂けないでしょうか? 今日初めて胃が痛くなるほど不安になりました。主治医と思っていた先生に主治医にプランを聞いてみてくださいとかいわれたり・・先生にも不信感が生まれるし・・今かなり辛いです。ここで愚痴をぶちまけて本当に申し訳ございません・・下書き意味ないですね・・

556 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/26(火) 00:12
もんじろさん こんばんは。 ご心痛お察し致します。 狸先生が詳しくレスして下さるとは思いますが、私の場合を参照までに。 方法は多分私と同じで1週目ハーセプチンのみ(今回のみ4mg/体重Kg、次回から毎回2mg/体重Kg)、2週目~4週目ハーセプチン+タキソール(80mg/体表面積㎡)で1クールです。それを3クールだと12週、4クールだと16週ですね。 以前こちらでも書かせてもらいましたが、私の場合当初4クール予定だったのが、効果が見られる可能性があったため6クールまで延長しました。 また治療が始まる前、投与スケジュールというプリントを貰いました。 その他の説明時にも主治医がだいたい紙に書いて下さるので分かりやすかったです。 私もここで書かせて頂く事によって自分自身の考えがまとまったり、落ち着いたりします。 不安なことはこちらの皆さんの力をお借りして乗り越えましょうね!  

557 名前: <削除> 投稿日:2005/07/26(火) 08:28
<削除>

558 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/26(火) 15:15
もこさん 良かったですね!努力された甲斐がありましたね。 私ももこさんのお話参考にさせて頂きます。

559 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/26(火) 20:44
狸です 最近なんとも多忙なためまたまたご迷惑をおかけしております、、、 >542るきさん ネタ元が不明なので、果たして何を指しているのか不明ですが、、、。 ハーセプテストはHer-2タンパクの数を数えるもの、FISHはHer-2の設計図の数を数えるもの、とお考えください。それぞれで長所短所があるのですが、原理が完璧に動けば、生化学的な面からはハーセプテストの方が正確さが出るはずなのですが、実際にはFISH法の方が精度が高いとされます。その差は要するに測定誤差と判断の普遍性(誰がやっても同じになるかどうか)です。  いろいろ書いてしまいましたが、ハーセプテストにせよ、FISHにせよ、陽性を陰性と判定しては困ります。またいわゆるボーダーラインの扱いが難しくなります。このボーダーラインの見極めがFISH法に分がある、とされています。ですが、明らかな陽性についてはどちらでもほぼ間違いなく判定できます。ご質問の意味を単純に読むと、ハーセプテストで2+のうち、8割はFISH陰性(つまりハーセプチンが使えない)ということになりますが、はさすがにそれはないと思います。

560 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/26(火) 20:44
狸です >552DAIさん 昨年手術をしたばかりとのことですが、術後の補助療法はどうでしたか?胸水の存在から再発的な扱いで治療をするにせよ、ここでゼローダが出てくるのはやや早い気がします。乳がん治療ではやはりアンスラサイクリンであるアドリアマイシン、エピルビシンなど、タキサン2剤がまずは使われるので、これらがちゃんと使われているかを確認してください。またホルモン療法が使えるかやご年齢なども治療判断には必要な情報です。以上わからないまま書きましたので、まずは ・手術後の治療はどうだったか? ・年齢、ホルモン受容体、Her-2の発現はどうだったか? を確認してみてください。

561 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/26(火) 20:45
狸です >553seaさん まず全摘出になるサイズでも転移が必ずあるわけではありません。また全摘出と言っても年齢や患者さんご本人の希望など他のファクターもあるため、全摘出=サイズ大きい=転移ある、、とは行きません。ですからまずは見極めのためにも確認なさった方がいいと思います。また細胞診というのは要するに摘出したがん細胞の顔つきを見る検査ですから、これでは転移の有無はわかりません。転移の有無はCTや骨シンチなど専門の検査が必要です。  また乳がんは症状の制御が比較的しやすいがんで、転移をきたしても多くの場合普通の生活ができますし、治療も外来が基本です。まだ転移と決まったわけでもありませんし、伺った範囲ではずいぶんと混乱なさっているようです。まずは必要な情報をきちっと集め、見極めて対応していきましょう。及ばずながら力になります。

562 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/26(火) 20:45
狸です >555もんじろうさん すでにユミヲさんがご返答くださっている通り、おそらくハーセプチンは毎週投与(最初の週だけ4mg/kg、次週からは2mg/kg)、タキソールは80mg/m2を3週間毎週投与して1週間お休み、これをおそらく3か4回繰り返すつもりだと思われます。術前補助療法としてこの治療を行うとどのくらい効果が期待できるかは、これが標準的な治療でないためなんとも言えませんが、おそらく現状最も効果が高いとされるAC/EC→Tに近い効果があると思われます(ハーセプチンの効き次第ですね)。  術前補助療法の投与期間がはっきりしないことがストレスに感じられておられるようですが、術前ですか?郭清をした、ということはすでに摘出しているのでは?となると術後補助療法となるのでは、、、、。

563 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/26(火) 20:45
狸です >557もこさん まずHer-2の発現の件ですが、染色法(FISHですか?)で3+でしたら文句なしで陽性ですので、ハーセプチンが効果を示す可能性が高いと思われます。 そうですね、私も後者が良い様に思います。理由はほぼ最強の補助療法であるEC→Tにハーセプチンを上乗せしている形ですから、効果が期待できると思われるからです。ただしハーセプチンの補助療法としての使用期間はエビデンスがまったくないため現在のところ不明です。ですからここはコメントできません。またハーセプチンの心毒性は確かにハーセプチンの副作用の中では主要ですが、その頻度はそれほど高くは無く、むしろ併用薬に注意することをさしているとお考えください。ただしタキソールにもまれですが、心毒性が出ることがありますから、よく医師の指導に従ってください。

564 名前: ミナミ 投稿日:2005/07/26(火) 20:59
母の結果がでました。 良性の石灰化でした。 また、4ヵ月後にマンモをして増えてたら細胞検査をするそうです。まあ、大丈夫だろうと言われました。医者が「だから、8割は大丈夫と言ったでしょ~」と…。けど患者は、残りの2割に不安になるんですよ!と言いました…。 皆さんには、私の一方的な書き込みで本当に迷惑をかけました。実は、今年になって、妹が子宮頸がんとなり、今も頑張って戦ってまして…同じ時期に母も…と思ったら恐怖と不安で…。皆さんには心よりお詫び致します。 母は良い結果で安心しました。妹も今は回復に向かっていってます。 皆さん、いろいろなお言葉有難うございました。

565 名前: 千春 投稿日:2005/07/26(火) 22:01
良かったですね!ミナミさん。 「けど患者は、残りの2割に不安になるんですよ!」…まさにその通り!! これからもご自分の体を含め、是非ご家族を大切にしてくださいね。

566 名前: <削除> 投稿日:2005/07/26(火) 22:47
<削除> 呉原 裕司 投稿日:2005/07/26(火) 22:47 airh-32k-719.enjoy.ne.jp

567 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/26(火) 23:53
最低ですね ********************************************* 健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、 健康・機能食品・代替医療の類を 宣伝、挑発する書き込みは禁止します *********************************************

568 名前: sea 投稿日:2005/07/27(水) 00:16
狸様 553で書き込みをしましたseaです。 力になるお返事ありがとうございました。癌はどうしても怖いイメージがあって、すぐに死につながってしまいますがそんなことないんですね。 1年前からあるしこり。大きくなってしまっていても、転移がない場合も考えられるんですね。 木曜、セカンドオピニオンの病院に行く事になっています。 また何かあったら、是非相談に乗っていただきたいと思います。 狸様の様な方がいるという事は、癌患者本人、家族にとって本当に心強い事です。 本当にありがとうございます!

569 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/27(水) 05:20
こんばんわ。もんじろです 555では取り乱し、ご迷惑おかけいたしました。 いつも皆様にお力頂いております。 ユミヲさん、早々のお返事有り難うございます。楽な気持ちで今日もお見舞いにいけました。 狸先生、お忙しい中ご回答有り難うございます。お言葉いつも勇気と力になっています。 今日から化学療法が始まりました。 ハーセプチンは4ml/kg  252ml 2時間と点滴に書いてありました。どうやら先生の言われた通りでした。その後、 タキソールは30ml/5ml/瓶 生理食塩水500ml 522.5ml 2時間とありました。こちらの投与量はよくわかりません。あっているのでしょうか?ハーセプチンを打つ前にアレルギーのお薬と聞いたデカドロンというものを打っていました。(事前に先生から説明がなかったのでこれも理由がわからないです) えと、術前かどうかなのですが、胸にある腫瘍2つはまだ摘出していないのですが、先生には「まずセンチネルをするほうが良いです。その後ハーセプチン+タキソールをして胸の腫瘍を見ながら手術或いはもう少し抗ガン剤を続け手術 と以前言われました。この場合は術後補助療法になるのですか?母の治療手順はおかしいでしょうか? 先生のご意見、いつも冷静に受け止めております。宜しくお願いします。 なかなか事前に説明が頂けなくてヤキモキしております。何度も私たちから「これはなんですか?」「なぜこれを使うのですか?」と聞いているとだんだん聞きにくくなってきます・・今日も、「こなくても良いですよ」とか昨日言っておいて、今日行かなければ、ハーセプチン投与の同意書かけなかったし、明日退院するのですが、何時になりますか?と聴かないと午前中だという事も分からず普通に面会時間の3時から行くとことです・・すみませんまた愚痴でした。流してください。 もこさん、良かったです。気になっておりました。確かにハーセプチン、いつまで受けることになるのかなあ・・ これからもユミヲさんや他の方のカキコミと共に参考にさせて頂きますね。今日早速icレコーダ買いましたし。この時期20000円痛かったけどなかなか良い物ですね。(Mac対応には手がでませんでしたが) ミナミさん。陰ながら心配しておりました。明るいカキコミで私も救われました。最近、涙腺ゆるくて。

570 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/27(水) 07:49
狸です >もんじろうさん デカドロンとはおっしゃるとおり抗アレルギーの目的で処方されます。ハーセプチンは抗体医薬品で、中身はタンパク質ですから、人によってアレルギー反応が出る事があります。それを予防する目的でよく使われます。ですから特に重大な事情で使うのではなく、いわばクルマの任意保険のようなものです。

571 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/27(水) 07:59
狸です >もんじろうさん 追伸です 胸に転移がある状況での治療はこれは後に胸の転移巣を摘出なりするとしても、いわゆる術前補助療法とは呼びません。一般的な進行転移乳癌の治療と同じです。しかしどうも文面からは原発の乳癌を取らずにまずは郭清を行った、様に読み取れますが、、、。そうなりますと自分の知る範囲ではいささか変わった治療法になりますね。原発巣を取らないで置いておく理由が何かあるのでしょうか?あるいは強引に再発症例という事でハーセプチン適応にして保険的な体裁をつくろった(これは患者さんにとってメリットが大きいですから)のかもしれません。ただいまひとつ理由が釈然としませんので、原発巣を残す意味はよく確認したほうがいいと思います。

572 名前: . 投稿日:2005/07/27(水) 11:47
術前化学療法後にセンチネルを行うと、リンパ流の構造が乱れるなどの修飾が加わるために、偽陰性率が高まる可能性がある。そのために、術前化学療法前にセンチネルのみをまずやるという方法は、一般的ではないにせよ行われていることです。 JCO4月号にMamounasが発表しているNSABPB27のデータでは偽陰性率は術前化学療法する、しないに関わらず差はないとしていますが、エビデンスの蓄積が必要でしょう。 術前化学療法前のセンチネルを行うと2期的手術となり患者さんにとっては、麻酔などの負担がかかり大変だと思います。お疲れ様でした。 ちなみに、このセンチネルを行っても、術前化学療法と呼びます。

573 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/27(水) 12:22
狸です >572.さん 情報ありがとうございます。 確認したいのですが、ご指摘の内容はセンチネル生検のことですか?確かに化学療法が入ってしまうと薬剤の影響で正確な生検ができない事が言われますので、572でご指摘のことは理解できます。ですが555でもんじろうさんは生検を受けた上に郭清もされたと書いているので、そのまま読むと原発巣はそのままに、リンパ節の転移(?)のみを取った、と読めるのでおかしいな、と思った次第です。そのような治療法は自分は知らないのですが、何か情報がありますか?もしご存知でしたら教えていただけますか?

574 名前: もこ 投稿日:2005/07/27(水) 17:52
大変興味深い議論の中に割り込んですいません。。。 狸先生、お返事ありがとうございました。 やっぱりECやった方がいいですよね。。。 でもって、どれくらいの期間やればいいのか誰にもわからないんですよね。。。 どうしよう。。。。なかなか道は険しいですね。自分で調べるにも限界を感じます。

575 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/27(水) 19:00
狸先生、572さん、早速のお返事有難うございます。 車の任意保険。とてもよく解りました。 狸先生の573での読みどうりです。原発巣はそのままです。 説明が大変足りずに申し訳ございません。実は原発巣への治療に ラジオ波も考えております。母がこれには強く希望しておりまして。 ですので現在乳房にある癌が2cmほどですが、小さければ小さいほど良いとのことで術前に化学療法を行うこと になりました。又残しておくことで抗がん剤の効果判定をみることもできる とのことでした。ハーセプチンについては肺に転移があるかもとのことで 保険適用になったと思います。この場合ですと、今受けている 治療法はどうでしょうか? 572さん情報有難うございます。詳しく知りたいです。 ご存知でしたら教えてください。 説明、情報不足ですみませんでした。 宜しくお願いします。

576 名前: sea 投稿日:2005/07/27(水) 21:07
狸先生。皆様。 553・568で書き込みさせていただきましたseaです。 明日母がセカンドオピニオンの病院に、以前の病院から預かった紹介状と 「MMG・病理プレパラート在中」と書いてある書類を持って行く事になっています。 前回の病院では細胞診まで終了しています(結果レベルⅤ)。 そこで・・・。みなさん癌の種類やその他術前に色々とご自身(ご家族)の 癌のレベル?についてよくご存知なのですが、やはり先生に聞きながらメモを 取っていらっしゃるのでしょうか?それとも先生から検査結果の様な形で 資料の様にいただくのでしょうか? 明日は私が同伴しないので、どこまで本人が聞けるかわかりませんが、状況が ないとここで質問する事もできないので、今の段階で先生に聞いておく事を 教えてもらえるとありがたいです。 それから手術まで、どの様な検査をするのでしょうか? 精神面がとても弱い母なので、色々と心配ですが、私が全てを掛けて 応援していきたいと思っています。 こんな初歩的なご質問で申し訳ありません。 よろしくお願いします。 

577 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/28(木) 02:28
狸先生何度もすみません。追加で質問させてください。 母はハーセプチン+タキソールの術前?化学療法が始めたばかりですが、アリミデックスを併用するのは よくないのでしょうか?一月ほど前から飲み始めているのですが化学療法との併用は効果判定しにくいので 原則的には併用しないとか本でよんだのですが・・先生からは飲むように言われた気がすると記憶があいまいなので明日にでも電話で聞くつもりではありますが、狸先生の意見も頂きたいと思います。宜しくおねがいします。 seaさん。同伴出来ないのはさぞ心配でしょう・・心痛お察しします。 私の場合は、メモです。資料のような物は殆ど頂いておりません。聞き漏らしたりもしますが、何度も聞き返しました。恥ずかしくても、申し訳なくても、知らない事のほうがよほどつらいですものね。今回よく分からなかったことや後でみつけた疑問など書き溜めて次回こそ!って感じの繰り返しでした。ICレコーダーやテープレコーダーでもあると気持ちに余裕を持って先生のお話をきけると思います。同伴出来なくてもあとで聞けますしね。 セカンドオピニオンでの質問もたしか悩みました。なにか質問事項がないと落ち着かないのに、何を質問していいのかまとまらなかったです。結局初めの病院で聴いたこと同じようなことを聞きました。 母の癌ではどうのような手術の選択肢があるのか、何故そうおもうのか、リンパ節はどの程度切るべきか 見た目はどうなる、放射線治療について、化学治療について、ホルモン治療 再建手術などや先生のおっしゃった意味の分からない言葉たちについて夢中できいたきがします。 お母様が聞いてきたことをゆっくりと尋ねてあげて、聞き漏らしや新たな疑問にたいしてフォローしてあげてください。 すみません。たいしたことも言えずでしゃばってしまいました・・ こちらの掲示板には様々な有益なソースが点在しております。

578 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/28(木) 08:27
狸です >もんじろさん もんじろう、じゃなくてもんじろさんですね、失礼しました リンパ節転移(?)は郭清によって除去し、原発を残す意味は考えられるものとしては補助療法としてのハーセプチンの有用性を検討する臨床試験であるか、あるいは将来の再発時の薬剤の感受性を見ておくか、と言った感じで、やはりいささかふに落ちません。ですが現在の治療が効果を示して、著効に至ればそれは結果オーライになるかもしれません。その効果を確認しておけば、もしかしたらあったかもしれない微小な転移巣を叩けた可能性が非常に高くなるからです。またラジオ波は全身療法ではないのですが、原発巣の攻略には有効かもしれません。適応範囲がだいたい3センチくらいのはずですから、現状でも対応可能かもしれません。  ハーセプチンの補助療法での使用で肺への転移を疑って、とあるのが気になります。保険適応のため(ウソとは言いませんが、柔軟な対応、、、)かと思うのですが、本当のことであれば原発巣の治療効果にこだわっている場合ではありません。有転移症例としての治療をすべきかと思います。  次にアリミデックスの併用ですが、タキサンが入っている状況ですが、併用については特に問題はないと思います。ただしおそらく化学補助療法後に行われると思います。ですから厳密には併用と言う言い方は合わないかもしれませんが、いっそのこと今服用を開始しても大丈夫かと思いますよ。主治医に確認してはいかがでしょうか。

579 名前: もこ 投稿日:2005/07/28(木) 21:07
557で書き込みましたもこといいます。 事情で557を削除していただきました。 お返事くださいました558ユミヲさん、563狸先生、569もんじろうさん、もうしわけありません。 557では5月16日に開催された緊急セッション「Advances in Monoclonal Antibody Therapy for Breast Cancer」で報告された術後補助療法としてのハーセプチンの効果は、 「米国立癌研究所(NCI)とGenentech社のグループは、手術前の乳癌患者を2群に分け、一方の群にAC(ドキソルビシン/シクロフォスファミド)からパクリタキセルという治療を、もう一方の群にAC(ドキソルビシン/シクロフォスファミド)からパクリタキセル+トラスツズマブという治療を行い、両者の治療成績を比較した。3年目、4年目の無病生存率では、トラスツズマブ使用群がそれぞれ87%、85%だったのに、非使用群は74%、67%と劣っていた。3年目、4年目の生存率でも、トラスツズマブ使用群が94%、91%であったのに、非使用群では92%、87%とやはり劣勢だった。」という記事を見て、Her2(3+)の患者の私は前々からハーセプチンの補助療法について興味があり、主治医に治験等を検討してもらえることになったことを報告しました。 狸先生にハーセプチン+ドキソタキセル、EC+Tにハーセプチンだとどちらが良いでしょうかと質問しました。 またその場合に、現在のところ標準治療ではないので、使用方法を教えて下さいとお願いしました。 大変、為になる返答をいただいているので削除はしていただいたもののどうやってレスポンスの記事とつなげればいんだろう・・と思っておりましたが、話が前後してもうしわけありませんが再投稿させていただきます。

580 名前: ユミヲ 投稿日:2005/07/28(木) 21:28
いつも お世話になっております。 狸先生 先日主治医と話した折に出た話なのですが。 私と同時期に同治療(45歳の方で乳房に2cmのシコリ、脇リンパにもシコリ有)されている方がいらっしゃるそうです。 その方は発熱などがあったりして毎週治療が受けられず、私の半分くらいしか行えなかったとのことでした。 ただ成果は私よりも良かったそうです。 私自身治療の成果が出てうれしく思っていますが、3+といえど成果の出方はいろいろであると痛感させられました。 私のような場合とその方のような場合ではどちらがよりリスクが高くなるのでしょうか? (シコリサイズ、リンパ腫れ有無、化学治療成果) このような個人的なことを比べるのは不謹慎かと思いましたが、頭から離れないので… お答え頂ければ幸いです。

581 名前: sea 投稿日:2005/07/29(金) 00:20
狸先生。もんじろさん。 こんばんは。今日母がセカンドオピニオンの病院に父と行ってきました。 父と話し合った結果、先生からお話がない限り、しこりの大きさ、リンパへの 転移の話は口には出さないと。・・・というのも母は心配性で気がとても弱いので、 “転移”という言葉を聞くと、きっと手術の日まで、心配で心配で、神経が おかしくなってしまうと父も私も思ったからです。本当は父も私も知りたい情報 ではあるのですが・・・。  病院に行って、初めてお会いした先生が、とっても良い感じの先生で、以前の 病院での資料をお渡しして内容をご覧になられてから、『一緒に頑張りましょうね。』 と一言優しい口調でおっしゃられたそうです。 その一言で母も救われたと言っていました。 手術は8月中旬に決まったそうです。もっと待たされるかと思っていたので、みんなホッと しています。 手術に関して、先生は前回の資料を見ながら、「乳腺は取る様になると思うけど、手術の 翌日から普通にご飯も食べれるからね。入院は10日~2週間ぐらいかな?」とおっしゃったとの事。 それ以上父も母も突っ込んで聞かなかったそうですが、それは全摘ではないという事なので しょうか? しこり(腫瘍)の大きさ、リンパへの転移、他内臓への転移はできれば術後、母が 麻酔で寝ている間に先生にお伺いしようと思っています。 でも来週、再来週とCT等の検査があるらしいので、術前に結果を本人も 聞かされるかもしれませんね。 癌告知。最近は本当にあっさりと本人に伝えるという所が、何だか驚き でした。何でも本人にハッキリと話をするのが通常なのでしょうか? それだけ癌も怖い病気では無くなったという事だと思いたいです。 母も良い先生にめぐり合えて、少し目の前が明るくなったそうです。 あとは何よりもリンパに転移していないのを願うばかりです。 初歩的な質問で本当にお恥ずかしいのですが、乳癌は他の癌より進行も ゆっくりで、抗癌剤等の治療も有効だと。 よく肝臓や骨に転移しやすいと聞きますが、肝臓に転移してもそれは 肝臓癌ではなく、あくまでも乳癌の転移なのでしょうか? まだまだ癌について勉強不足で、色々サイトを見て回っていますが、 なかなか欲しい情報がピンポイントに入らず、こんな初歩的な質問を してしまい申し訳ございません。 これから、本当に乳癌との闘いです! まずは、術前の検査で転移が見つからないこと⇒手術が無事終わること⇒ 手術でリンパへの転移がないこと⇒治療を頑張ること! こんな目標で良いでしょうか? 術後はどんどんみなさんの様に専門知識も身に付け、母を守って いきたいと思います。 みなさんも色々と大変だと思いますが、頑張ってください!!

582 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/29(金) 01:06
皆さん・・・頑張れ!!!絶対に勝って、笑顔で良かったね!って日が必ず来るよ。負けないで!!!

583 名前: もんじろ 投稿日:2005/07/29(金) 15:25
狸先生、ご多忙のなか早速のお返事感謝いたします。 とても為になるお話有り難うございます。来週の二回目化学治療時に主治医に相談したいとおもいます。 今受けている治療が有転移症例としての治療ではないということしょうか・・心配です。 アリミデックスは現在服用しています。本当に有り難うございます。 seaさん。癌告知、本当にそうですよね。私も母から電話で伝えられました・・。母は一人でそれを 聞いたそうです。お互い癌に対して初心者ですが一緒にがんばりましょう! seaさんもご自分のお身体を大切にして、お母様のサポートをしてくださいね。

584 名前: 千春 投稿日:2005/07/29(金) 16:52
もんじろさん。 お久しぶりです!お母さん共々頑張っていらっしゃるご様子。応援しています♪ 狸さんのおっしゃるように、私も原発巣を切除しないままリンパ節を郭清すると言うのは聞いた事がないです。 (勿論ウィルスや細菌と違い癌細胞は元々自分の細胞ですので外部から侵入した敵を塞き止める時のような威力は無いでしょうが。) 体の中で関所になるリンパ節を原発巣を残したまま郭清する事の意味は何なのか? 主治医に聞いてみた方がいいですね。  seaさんはじめまして。 と言う事は、セカンドオピニオンを受けたのではなく細胞診を行なった最初の病院から転院されたと言う事でしょうか? お母さまの信頼出来る先生に巡り合えて本当に良かったです。それって何より大切な事でそれでいて実はなかなか難しい事なんですよ!ラッキーですねっ。 「乳腺はとるようになる…」←皮下全乳腺切除術?(皮膚・乳頭を残した乳房切除術)の事でしょうか? これだと温存とは言わないと思います。再建を視野に入れていらっしゃるのかな? 先生はお母さまに、『一緒に頑張りましょうね!』とおっしゃってくださっているのだし、 来週からの検査結果はお母さまにお話しなさると思いますよ。(それは乳がんにとってごく一般的な事です。) またそれは手術後の治療からがまさに本番の乳がんにとり、とても大切な事なのです。 良い所だけの断片的な情報を患者に与えると言うのは、これからの辛い治療の継続の困難やせっかく築かれた主治医との信頼関係を崩す事になりかねません。 検査結果を聞く時もどんな検査でそれによって何を調べ何が分かるのか…と言うような知識が無い状態で結果を聞いても理解が出来ず、 今後への大切な情報をみすみす拾わない事になってしまうのではないでしょうか? 何も“転移転移”と言う事もなく、ただ淡々と今から判明していく術前の検査結果、それを踏まえて今後行なわれるであろう治療の可能性等を乳がんへの知識と共に、お母さまを含めお父さまとseaさん一丸で理解を深め闘っていこうとする姿勢が、 今後納得のいく治療が出来るかの成否を分ける気が私は致します。 尚、お察しの通り例えば乳がんから肺へ転移した場合は肺がんではなく〝乳がんの肺転移〟、肝臓の場合は〝乳がんの肝転移〟と言います。 治療もあくまで原発巣への治療に準じたものとなります。 これは他のがんの場合も同様です。

585 名前: 千春 投稿日:2005/07/29(金) 17:41
seaさん、書き忘れましたが、術式も必ず先生に確認をとられ納得して手術に臨まれてくださいね。

586 名前: うびたん 投稿日:2005/07/31(日) 00:21
乳がんと診断されて、このサイトを知ってからずっと参考にさせていただいていました。 今回、もしよければ悩みを聞いていただけたらと思い、初めて書き込みします。 私は32歳の未婚女性です。今年1月に乳がんと診断されました。 その時点で 左A領域5.5cm×4.5cm(乳頭までの距離3cm) T3M0N0 ステージⅢa でした。 リンパ節の腫れはなく、CT、骨シンチでは転移は見つかっていませんでした。 マンモトームの結果、硬癌で核異型度3、ER(-)PGR(-)ハーセプテスト(-)でした。 未婚なのでできれば乳房温存をと思い、術前化学療法としてEC4クール+タキソール4クールを行い、 現在は 1.4cm×1.2cm になりました。改めてCT、MRI、骨シンチを行いましたが、 現在も胸筋浸潤なし、転移なし、多発なしということで、8/10に温存手術をすることになりました。 もともと5cm以上あったものを縮めての温存手術なので、開いてみたら微細な細胞が散らばっている 可能性ももちろんあるということで、もし断端陽性→追加切除でとりきれなかった場合に全摘に切り替えていいのか、 それともその状態でも温存するのか考えておいてくださいと先生に言われました。 また、センチネルリンパ節生検をやっていただけることになり、陽性ならもちろん腋窩リンパ郭清なのですが、 術前化学療法をしたということで、もし陰性の結果が出てもそれは参考にしかならず(先のリンパ節に転移がないという確証がない)、 その場合郭清をせずに終えるのか、念のためレベルⅠだけ郭清するのか、先生も迷っているとのことでした。 術前説明の際にメリットデメリットを説明していただき、これも手術までにどうするのか考えておいてと言われて…。 断端陽性→追加切除でとりきれなかった場合については、乳房を残すことより生きることの方が大事なので、 全摘でお願いしようと今は思っています。ただ、リンパ郭清についてはとても迷っているのです。 先生は、取っても取らなくても「生きる」ということに関しては差がない(リンパへの転移の有無よりも、肺・骨・肝などにがんを 飛ばさないことが大事)とおっしゃられていました。また、郭清しなかった結果、後で腫れてきたらそのとき改めて取ることもできるとの ことでした(もちろん、再入院して全身麻酔の手術…という負担はありますが)。 私は、リンパ郭清をしてQOLに影響が出ることが怖いのです。陰性なら抗がん剤がその先のリンパにも効いたと信じて郭清を省略しても いいんじゃないか…という思いと、でももともとは5cm強のしこりだったことを考えると、安全策を取るべきでは…という思いで ぐるぐるしています。ちなみに現在、触診でもCTでも、リンパ節の腫れは確認されていません。 長文で申し訳ありません。手術までもう日がないので、少しあせっています。 みなさんはどう考えますか。決断するための助言をいただけたらと思っています。宜しくお願いします。

587 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/31(日) 04:49
うびたんさん。 私なら抗癌剤の前にPETを撮っていたと思いますが、私が今 うびたんさんの立場なら、今からでもPETを撮ります。 PETは万能ではなく、CTでは光っていてもPETで陰性と判断されることは さほど珍しいことではありませんが、その反対にCTでは写っていなくても PETで陽性と判断されることもあります。 特に、リンパ節転移の発見には適していると、主治医から聞きました。 PETを撮るなら手術前です。 術後では癌巣が切除されているため、元々の原発巣がどのようにPETに 写るのかという判断が、(当然ですが)できません。 よって、術後のスクリーニングでも、比較になる元の画像がない訳なので ある意味、PETを撮る意味の多寡が少なくなります。 それと、不思議なのは放射線について触れられていないことですが、 温存手術の場合は、術後50~60グレイの放射線が追加されることが ガイドラインで標準とされていますが、主治医からそのお話はありませんでしたか? 術後、腋窩リンパ節を含む温存乳房への照射、という選択肢はないのか、 主治医にお尋ねになってみてはいかがでしょうか? それから、これはちょっと過激な私感なのですが、再発する癌は治療を多少厚くしても 再発してくるのだという説があり、私はそれを裏付けるような体験をしました。 http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-700.html 全摘をしても、リンパ節をレベル3まで廓清しても、それで再発しないという保証はないなら、 できる限りQOLを優先した治療を選択するという考え方もあります。 もちろん、それを他人に勧めるつもりもありませんが、きつ目の治療をして再発した場合、 結構後悔しましたので、出来る限りの治療を初発時にするということをお勧めする気ににも なれません。 ただ一つ言えることは、自分が納得して望んだ治療であれば、結果の如何に関わらず、 後悔は少なくて済むのではないでしょうか?

588 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/07/31(日) 11:32
狸です ちょっと今時間が無いため、こちらのみ返答させていただきます。 >うびたんさん 術前補助療法が著効しての温存手術、とのことで、記載内容から、過去のこちらでのやり取りを熟読なさっている様子が良くわかります。これまで多くのカキコをなしてきた自分の責任においてコメントさせていただきます。 術前補助療法の悩みどころとしては、やはり縮小した腫瘍がどういう感じで縮小したかが気になることです。前にも書きましたが、残余の腫瘍がぽつぽつ島状に残るのはやはり断端陽性を招きやすく、また断端陰性でも再発リスクは高いと考えられています。現状ではそれと決まったわけではありませんが、再発抑制を第一に考えた場合、断端陽性で、追加切除によってもとりきれないと判断した場合は全摘出を選ぶことに自分は賛成です。もちろん美容上の問題やうびたんさんの状況を考えましても、可能であれば温存が良いと思うのですが、現状は年齢からしましてリスクは中以上が確定の状態です。ですから再発抑制の努力は最大限なさった方が良いかと思います。  その観点からも、郭清がやはり悩みどころなのですが、ご指摘の通りすでに化学療法が入ってしまっている以上、センチネルリンパ節生検は残念ながら信用度が確保できません。リスクがわからないままとりあえず取るか、についてはリンパ節を取った際のQOL低下は再発を絶対させないために念のためやっておこう、というレベルを超えた重要な問題であると私は思います(はかりに載せる問題がそれぞれで非常に大きい)。ご年齢からしてもお仕事に力を入れられている状況と拝察しますので、仕事に障るような状況は心のQOLまで落としかねません。  これまでの治療での流れや薬効、癌の状態などから自分なりの考えをまとめますと、、、 ・腫瘍は縮小しているとはいえ、マージンを余分目に摘出してもらうように依頼し、断端陰性であれば部分切除にとどめる。しかし断端陽性であれば全摘出に切り替える。 ・腋窩リンパ節郭清はしない。しかし今後の検査には念を入れることとし、何かがあった場合は即摘出を考える。 ・部分切除でも全摘出になっても腋窩照射は実施する。乳房についても行う。 ・EC→Tを4クール補助療法として入れているが、術後補助療法として、更にEC→TをEの心毒性リスク限界まで施行する(もう一度同じクール数投薬可能かも?)。 特に4番目はエビデンスも無いため、突っ込まれると痛いのですが、今回の治療でこの化学療法の組み合わせで腫瘍が大幅に縮小した実績を最大限利用したいと考えました。リンパ節の(あるかもしれない)微小な転移や、乳房内の(あるかもしれない)取りこぼしに対しても、この組み合わせがうびたんさんにとっては現在最も確実な補助療法です。 以上参考になれば幸いです。

589 名前: うびたん 投稿日:2005/07/31(日) 18:28
587さま 貴重なご意見ありがとうございます。 PETですか…完全にノーマークでした。もっと早く知っていたなら撮ったかもしれません。 PETを撮るための費用や入院日(8/8です)を考えると、すぐに「じゃあ撮ろう!」と決断できません。仕事もあるし…。 (リンパと仕事とどっちが大事なの!とお叱りを受けそうですが、ある程度責任ある立場にいるため、 入院前の最後の1週間でいろいろしておかなければならないこともあり、すぐにお休みを取れないという状況もあるのです…) ですので、PETに関してはもうちょっとだけ考えてみます。 放射線に関しては、温存したら放射線はセットだと思っていたので特に書きませんでした。先生からもそういう感じで今まで説明されていたもので…。 もちろん温存→放射線は予定に入っています。言葉足らずですいませんでした。 腋窩リンパ節を含む照射ですね。先生に再確認してみようと思います。 それから、教えていただいたページ、見に行ってきました。リンパ郭清を省略しようかという気持ちを後押しされました。1996年の講演をもとに、と書いてありましたが、 Blake Cady教授のお考えは今も変わってらっしゃらないのかな?と気になりますね。 「自分が納得して望んだ治療であれば、結果の如何に関わらず、 後悔は少なくて済むのではないでしょうか?」 まさにそのとおりだと思います。現時点で気持ちは郭清省略に傾いていますが、できれば同じ患者の立場である方々や 治療法全般に精通していらっしゃる方々の意見も聞かせていただいてじっくり考えてから腹を決めたいと思い、みなさんに甘えてしまいました。  狸先生 お忙しいところに大変丁寧なご回答、ありがとうございます。 断端陽性→追加切除でとりきれなかった場合については、狸先生にも賛成していただきましたので、全摘でお願する方向でほぼ気持ちが決まりました。 マージンを余分目に摘出してもらうよう、主治医に依頼することにします。 リンパ郭清に関しては、QOLが損なわれてから悔やむのが嫌なので、取らずに済むなら今回は取らなくてもいいか…という方向に決まりかかっています。 主治医はいいことも悪いこともズバッと言って下さるタイプの先生ですので、 その先生が「郭清した方が(あるいはしない方が)いい」と断言していないということは、 本当にどちらでもメリットデメリットの重さに大差がないということかなとも思えます。 でも狸先生が「腋窩リンパ節郭清はしない」ことを提案してくださったので勇気100倍という感じです。 術前補助療法では、Eを90mg/㎡×4クール、総計360mg/㎡投与しました。リスク限界までは確かにもう一度同じクールできそうですね。 ただ、ECクール中は経口制吐剤(ゾフラン、カイトリル、ナウゼリン、プリンペランを試し、プレドニンも飲みました)の効果もあまり感じられず、投与後1週間もの間、食物はおろか飲んだばかりの薬や水まで嘔吐しまくって、立つこともままならず寝たきりとなり、脱水状態で外来に運び込まれたりしました。 (それでタキソールの1回量は一段階減量の180mg/㎡となりました。ちなみにCは600mg/㎡×4クールでした) そんな背景もあり、せっかくの狸先生のご提案ですが、エビデンスがまだないのなら今しばらくは吐き気のない生活をしたいと思ってしまいます。 完全脱毛状態で6ヶ月過ごし、ようやくうっすらと産毛が生えてきたのに…と軟弱なことも思ってしまいます。 何かあってからの抗がん剤投与では、やはり遅いのでしょうか。術後あまり間をおかずに投与する方が期待される効果が大きいということなんでしょうね…。 ほんとに悩ましい限りです。

590 名前: チャイコ 投稿日:2005/07/31(日) 23:25
うびたんさん 大きなため息とともにこれを書いています。 私も同じような不安が心をよぎりました。 初診時、T2N1のⅡbでAC4クールで病院を移り、間を空けることなくタキソテール4クールを 受ける前にPETをとりました。 PETに関して新しい主治医はまったく必要性の無いことを説明 してくださり、それを充分理解したうえお願いしてとりました。 結果は主治医から説明の あったとおりでした。 費用的にも保険がききませんので10万近くかかり、何かを明らかにする ためであった場合ベストな方法とは言えないかなぁ。と思いました。 ただ私の場合はその時点での 記録というつもりがありましたので納得してはおります。 ただ、うびたんさんの病院にPETが あれば別ですが外部のPETでとなるとどこも混んでいてすぐというのは難しいと思いました。 手術前、断端陽性だった場合は全摘もあり、セチネルリンバ節も陽性だった場合は郭清と決めておりました。 結果は温存で郭清なしでしたが、原発巣は5cmをわずかに超える範囲に散らばっておりました。 ただ、充分にマージンをとっての切除と断端は陰性だったとの説明でした。 リンパ節については 私自身は抗がん剤が効奏しての陰性と思っており、不安を感じておりますが、主治医は「元から無かった かも」と楽観的な見解を示してくださっています。 まぁ、どちらにしろセンチネルリンパ節にがんが存在 しないのにそれ以上の切除はその後のQOLやリンパ浮腫の危険性を考えると絶対にしたくはありませんでした。 手術の翌日より何の不自由も無く腕を動かせ、乳房の変形も無しでいられることに本当によかったと思っております。 現在は放射線治療60グレイを受けておりますが、いまだに抗がん剤の副作用と思われる、手足のしびれ、痛みに 悩まされておます。 幸い、ホルモン受容体プラスですので 秋からはホルモン療法となりますが これが もう一度の化学療法といわれたら…。うびたんさんのように吐き気はまったくありませんでしたが この手足の痛みが起きる(あるいは直らない??)のは辛いですね。 絶対に再発させない勢いでありと あらゆるお金のあまりかからない(ここが大切と思っています。)療法を試しつつあります。 食事に気をつけて放射線が終わったら運動をしてとできる努力は惜しまないつもりです。 うびたんさん、どれかを選らばなければならないのは難しいでしょうが選んだ以上、ぜひそれが ベストであったと確信して次は再発させない生活をしましょう! 

591 名前: うびた 投稿日:2005/08/01(月) 00:28
チャイコさま 温存で郭清なしの手術ができて、良かったですね。 私もそうであればいいなぁと思わずにはいられません。 でもどちらであれ、不安は消えないのでしょうね…。 私の病院には残念ながらPETはありません。行ける範囲でPETを持っている病院を探してみましたが、 予約して撮影し、結果をいただくまでの時間的余裕が私にはなさそうです。 センチネルリンパ節にがんが存在しない場合、私もチャイコさんとほぼ同じような理由で 郭清したくないなと感じています。何かあってから取ればいいと主治医もおっしゃられているし…。 ホルモン療法ができないので、術後に薬を使うなら抗がん剤しかなく、それは正直なところ、考えただけでも 吐き気がしそうです。でも再発のリスクを減らすためならがんばれるかもしれません。 ところで、手足のしびれ、痛みはタキソテール由来ですか? 関節痛のような痛みなら芍薬甘草湯が効くようですよ。 私はしびれがひどかったのですが、主治医がしびれにはマーズレンSが効くと教えてくれましたので処方していただきました。 マーズレンSはもともと胃薬なので半信半疑で飲みましたが、日常生活に支障のない程度にまで しびれが軽減されてきましたよ。よろしければ試されてみてはいかがでしょうか。

592 名前: うびたん 投稿日:2005/08/01(月) 00:30
591の名前が「うびた」で切れていますが、「うびたん」が書いたものです。 失礼しました。

593 名前: もんじろ 投稿日:2005/08/01(月) 11:45
千春さん。お返事おくれました。応援有り難うございます。 原発層を残したままのリンパ節郭清について、主治医によく聞きたいと思います。 その辺りよく知りませんでした。普通なら化学療法前にセンチネルリンパ節だけに留めておくのでしょうか。 それとも術前の化学療法を受ける場合はセンチネルリンパ節生検も受けないのが一般的なのでしょうかね・・・。ラジオ波を使う事でこの順番になっているのか・・いずれにせよしっかりと不安を取り除き隊と思います。

594 名前: 千春 投稿日:2005/08/01(月) 14:38
こんにちは。もんじろさん。 センチネルリンパ節生検は572さんの書き込みのような例もあるそうですが、 原発巣の手術の際に術中迅速診断として行なわれるのが一般的だと思います。 ・http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-600.html それと>>578で狸さんがおっしゃるように、先生は現在見られる肺のかげについては転移を疑い、それならばそれに基づきより全身療法に重きを置いた治療方針を考えくださっているはずですよね? もし私なら、肺のかげへの主治医の見解もより突っ込んで質問するかも知れません。 ・・・すみません!同じ乳がんの母を持つ身としてついつい気にかかり色々口を挟んでしまいましたが、素人の私の疑問を書く事で余計もんじろさんに混乱や不安を起こさせてしまいそうです。 それに致しましてもこちらに書き込んでいらっしゃる皆様は、 治療方針の知識や判断、強いては生きると言う事へのポジティブさ周囲への優しい気持ち…どれを取りましても一流の方ばかりです。 どなたの書き込みを拝見していても深い共鳴と勇気を与えてくださいますね。皆様を誇りに思っております。 もんじろさんも私も、母親の治療のキーパーソンです。 治療の辛さは代わってあげられないけれど、お互い出来る限り母親の最善を模索するため、こちらの掲示板の皆様にお力を借りながら頑張っていきましょう! 尚、私への返信は気になさらないでください(^^ゞ 第一大したアドバイスも出来ていません(--ゞ でも応援は同じ空の下で最大級でしています!!!

595 名前: 千春 投稿日:2005/08/01(月) 15:28
↑ごめんなさい!>>671の狸さんの書き込みでした。

596 名前: 千春 投稿日:2005/08/01(月) 15:50
>>571です。スレ汚し失礼致しました…反省m(__)m

597 名前: チャイコ 投稿日:2005/08/02(火) 01:21
うびたんさん タキソテールだと思います。 マーズレンSですね。 現在、狸先生に教えていただいた 牛車腎気丸を服用中ですがまだ効果が出ていません。もうじき最終抗がん剤治療から 三ヶ月がたとうとしておりますのでそろそろ何とかなるのではと期待しております。 牛車腎気丸がなくなってもまだ元に戻らなかったら試してみましょうか。 ちなみに芍薬甘草湯はかなり初めの頃に試してダメでした。 タキソールだったらこんなにまで辛くなかったかなぁと思ったりもしましたが、 そのうちすっかり直ってしまったら、痛かったことも、そんなこともあったなって 思い出すようなると確信しております。 この病気になって良い方へ、良い方へ思い込むことが大事だと思ってます。 うびたんさん、 無事手術を終えられることをお祈りしております。

598 名前: もんじろ 投稿日:2005/08/02(火) 03:49
千春さん、貴重なご意見、そして分かりやすいHP(今まで見た中で一番かも)のご紹介ありがとうございます。 口を挟むなんてとんでもない。ともずれば自分の胃かわいさに楽観的に考えようとする弱い自分に活が入りますよ。千春さんの心ある文章にいつも感謝しております。 今は自分の事と母のことでイッパイになっていますが、いつか誰かに助言できるように なりたいと思っています。みなさんこれからも宜しくお願い致します。

599 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/02(火) 15:19
どちらにしても、遠隔転移したら治らないて事だ

600 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/02(火) 15:58
手術後の5年生存率 ステージ3a   約65% 良く考えて治療を選んだ方が良いよ。予後があまり良く無いから。

601 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/02(火) 20:57
↑5年生存率なんて気にしないでいいよ。 本人にとっては、完治したら100%・・・再発とかしたら0%なんだから。

602 名前: うびたん 投稿日:2005/08/02(火) 20:59
チャイコさん 私も最初は主治医に牛車腎気丸の処方を頼んだのですが、 「あれもさんざん試したけどはそんなに効かないんだよ。 こっちの方が効くから、だまされたと思って飲んでみて」 とおっしゃられて処方されたのがマーズレンだったのです。 チャイコさんは最終治療から3ヶ月とのことで、 マーズレンなしでもそろそろ良くなるといいですね。 私も病気してから、なるべくストレスをためずに笑って過ごすことを 心がけています。 ポジティブシンキングってやはり大事ですよね。 励ましてくださってありがとうございます。 まだまだ落ち着きませんが、手術がんばってきます。

603 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/04(木) 08:37
狸です >>580ユミヲさん >私のような場合とその方のような場合ではどちらがよりリスクが高くなるのでしょうか? これは正直判定不能ですねぇ、、。検査によってそれぞれの癌の顔つきや行動の一部分はつかめますが、全部がわかるわけじゃありません。ご愛好の芸能人の出演作をいくら見ても真の人物がつかめないのと似ています。癌の検診は言わば過去の事例と表現形による多数派への分類の積み重ねですが、それでも判明不能なことはたくさんあります。ただいえる事は、薬剤の活性は予定(スケジュール通り)投与できた場合に最大の効力を発揮することと、そういった場合の効果や予後などは過去の事例が参照しやすい(典型的な例になるから)、といったところでしょうか、、、。

604 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/04(木) 08:38
狸です >>597チャイコさん どうも自分はメーカー側の言い方に少しならず影響されてしまったようです。いささか不確実な情報を流してしまいまして、失礼しました。今後状況が好転しますよう、願っております。

605 名前: ユミヲ 投稿日:2005/08/04(木) 09:31
狸先生 お答えいただき ありがとうございます。 愚問と思いつつ、些細なことが気になりまして…。 お忙しいところ 申し訳ありませんでした。 手術に関しては、うびたんさんとほぼ同じ事を悩んでおりました。 先生の回答を参考にさせて頂き、改めて考慮しております。 最近は術前が終わりに近づき、手術や術後のことなど悩みや心配事が多々出て参りまして、狸先生はじめこちらの皆様のついお力を頼りにしてしまいます。 ここしばらく度々ご報告や質問等をさせて頂くことが増えるかもしれませんが、何卒宜しくお願い致します。

606 名前: チャイコ 投稿日:2005/08/04(木) 19:34
狸先生 どうぞお気になさらずに。 こういった薬の効く効かないは個人差が大きいようですし 医者は命にかかわらないと、また時がたてば何とかなりそうな症状に対しては 後回しというかなかなか研究されないのでしょうね。(余談ですが、三十年近く前、 父親が大腸がんでもう、余命数週間というとき ”しゃっくり”が止まらず 酷く苦しみました。 体が衰弱しているのでしゃっくりが続くと ものすごく苦痛そうで なんとか止めてやりたかったのですが止める方法はありませんでした。 医者にも なす術はありませんでした。 医学が進んでもしゃっくりを止める方法や薬を研究 する方はなかなかいないでしょうね)この体の痛みもいずれ消えていくものと思って います。 まぁ少しでも早くなくなるようにジタバタはしますが。 どうぞ、狸先生がご存知の情報は惜しみなく皆さんにお教えください。 宜しく お願い申し上げます。

607 名前: <削除> 投稿日:2005/08/05(金) 03:34
<削除>

608 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/07(日) 00:39
実は、わたしも知ってるんです。乳がんの肺転移が消えた人。 CT検査での話だから、1センチ以下の微小転移まで「消えた」とは 断言できませんけど。 特に「コレ」と言った健康食品ではありませんが、無農薬、地産地消、 主食は玄米で、ストレスを避けて、笑って過ごす。だそうです。 普通に術後補助療法をした後の転移だそうなので、よく業者の人が 「手術、抗癌剤をしてはダメ」と言うけれど、やってしまった後で 再発してきてもまだ間に合うんだなと、真似しています。 成果のほどは、また報告にきます。とりあえず5年生存目指してます。

609 名前: あいりん 投稿日:2005/08/07(日) 21:59
>よく業者の人が「手術、抗癌剤をしてはダメ」と言うけれど まったく、、、とんでもないですね。 ********************************************* 健康・機能食品・代替医療の類を 宣伝、挑発する書き込みは禁止します ********************************************* >>608 >無農薬、地産地消、 >主食は玄米で、ストレスを避けて、笑って過ごす。 これは確かによさそうです。  「○○で癌が消えた」と標榜するものは疑ってもいいと思います。 この乳癌スレはそのたぐいのものをカキコする場ではありませんので 今後は代替療法のページへお願いします。

610 名前: ローズ 投稿日:2005/08/08(月) 21:16
初めてお便りします。54歳です。昨年1月乳癌検診(マンモグラフィー)で右にちいさなつぶの惑星のように固まった石灰化を指摘されました。 半年毎にチェックしましょうという事で7月、1月と変化はありませんでしたが、今年7月のマンモグラフィーで一年前の石灰化と比較して増えていたので生検したほうが良いと言われました。 紹介状・マンモグラフィーのコピーを持ってS病院に行きCTスキャンして19日に生検することになりました。年齢的にも乳腺炎は考えられませんのでやはり乳癌かなと思います。今不安な毎日です。 乳癌とはまだ決まってませんがなんとなく右胸が重苦しい感じがします。 これから生検を受けるのですが非常に不安です。564の方のように良性なら良いなと思います。結果は報告いたします。これからよろしくお願いします。

611 名前: るき 投稿日:2005/08/10(水) 10:35
いつも掲示板ではお世話になっております。 HER2(2+)なのでハーセプチンについていろいろ 教えていただいていた者です。 主治医からハーセプチンまでは必要ないといわれ リュープリンのみの治療を行っておりましたが 術後一年で多発性の肝転移が見つかりました。 今後は一般的にどのような治療となるのでしょうか? 今度主治医の話を聞く前に少しでも知識があったほうが いいかと思い質問させていただきました。 よろしくお願いします。

612 名前: <削除> 投稿日:2005/08/10(水) 16:37
<削除>

613 名前: 612 投稿日:2005/08/10(水) 16:39
607でしたw

614 名前: 千春 投稿日:2005/08/10(水) 17:29
>>607さん お母さまの御回復お祈りしています。 しかしこちらは胃癌でなく乳癌スレッドですよ。 胃癌の治療なら胃癌板で、健康食品についてなら健康食品スレでどうぞ。

615 名前: <削除> 投稿日:2005/08/10(水) 23:19
<削除>

616 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/10(水) 23:42
↑おっ!態度が豹変しましたなー(失笑)

617 名前: 612 投稿日:2005/08/10(水) 23:47
削除依頼出しましたよ。 みなさん、すんませんでした。

618 名前: あいりん 投稿日:2005/08/11(木) 21:43
いえ、書き方はアレでしたけど・・・617は面白かったです(笑) 冷静に見ればそのような側面もあると思いますね。 大学病院信仰や有名病院信仰、そこでなきゃ治療がおろそかになるなどの考えは 一概にあてはまらないし、 過剰で無理な抗癌剤治療は自己免疫力を落すでしょう。 よく自身の体と相談、それと信頼する主治医との連携で最も適切な「治療」を選択すること、これが大事ですね。 患者側の取り組みも役にたつはずと思います。 みなさん、くじけずに生きましょうねっ。

619 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/12(金) 08:22
狸です このところまたまた多忙のため放置状態になってしまい失礼いたしました。順次コメントさせていただきます。また現在メールでの個別対応は休業しております。メールくださった方には申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。

620 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/12(金) 08:22
狸です >>610 ローズさん 石灰化はイコール乳がんではありませんが、生検まで行くのでしたらまずはその結果待ちですね。ご心配でいろいろ考えてしまうとちょっとした体調の変化ががんのせいかも?と思ってしまうものです。無理なことは十分承知ですが、あまりくよくよ考え込むよりは気晴らしに何かに打ち込んでみたりしてはいかがでしょうか?結果がわかったらまたおっしゃってください。

621 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/12(金) 08:23
狸です >>611 るきさん 肝転移が見つかったとなりますと、Her-2陽性であればハーセプチンを用いるのがもっとも自然です。また肝転移は症状が悪化すると厄介ですから併用薬としてタキサン、あるいはナベルビンが良いかと思います。それぞれで高い効果を示しますが、副作用の傾向が異なります。タキサン系は血液毒性、神経症状、脱毛などで副作用は強めに出ます。一方のナベルビンは血液毒性は出ますが、脱毛や神経毒性はあまり(ほとんど)出ません。ただし投与部位の刺激性が強く出る事があり、投与車の腕前に左右される部分があります。今後はこれらの薬剤を順に使って行くことになると思います。

622 名前: るき 投稿日:2005/08/12(金) 10:31
>狸先生、お返事有難うございます。  肝転移はエコーで多発的にみられ、CTではよくわからず、 肝臓の数値も全ての腫瘍マーカー(原発を特定しようと全て調べました) も正常で、一応乳癌としての治療をしましょうということになりました。 素人考えでは肝臓に数も数えられないほどの腫瘍がある場合 何かの数値が悪くなりそうな気がしますがそうではないんですね。 ところで タキサン系だと、ウイークリータキソールが奏効率がいいとネットで見ましたが 先生がタキソテールと言われた場合はタキソールを お願いしたほうがいいですか?

623 名前: ライラック 投稿日:2005/08/12(金) 10:37
今年6月に乳がんが見つかった54才の妻の事でご相談いたしたく存じます。昨年の人間ドックでは見つからなかった(超音波診断で小さな乳腺症らしきものはあるが、心配ないだろうという事でした)癌が1年後の検診で見つかり、リンパ節にもしこりがあり、乳がんの可能性高しということで、マンモグラフィー検査、MRI、針生検を経て、ステージⅡb、3.5センチ(本体の他に2ヶ所の小さな石灰化のあとがあります)、ホルモンレセプターはERで+-(中間値?)、PgRで-、Her2は3+でした。当初妻は絶対に手術も抗がん剤治療も嫌だと言っておりましたが、医師や家族の説得で腫瘍の縮小を期待しての「術前化学療法」を選択しました。術前のレジメンはゼロータ+タキソテールを3週×4回、その後にCEFを3週×4回というものです。何でも「ゼロータ+タキソテール」の術前使用は試験だとの事でした。現在は抗がん剤治療の1サイクル目が終わったところで、まだ副作用もひどくは出ていないのですが、腫瘍の縮小感はなく、何だか熱を持って少し大きくなったのでは・・・と本人も言っており、心配です。腫瘍の大きさもホルモン陰性も高リスク要因とのことで本人も私も暗い毎日を送っております。お聞きしたいことは、①医師から、「ホルモンレセプターが陰性に近いので抗がん剤の奏功が期待できる」と言われましたが、色々な本や文献を見ると、Her2の強陽性は予後が悪く、腫瘍の成長も早く、ホルモン剤や抗がん剤も効きにくいと書いているものもあります。どちらが正しいのでしょうか。このまま抗がん剤を続けていて腫瘍が大きくなったり、転移したりするのではないか心配です。②術前で腫瘍が縮小しているかどうかはどのタイミングで判断するのが良いのでしょうか。4サイクル=3ヶ月待たなければわからないのでしょうか。③現在の治療方針はベストあるいはそれに近い方法なのでしょうか。もっとベターな方法はないのでしょうか。④Her2の強陽性のケースはハーセプチンが良く効き、アメリカの学会で「ハーセプチンとパクリタキセルとの併用で患者の約6割で乳がんが完全消失した」という報告があったという記事を見ました。ハーセプチンは転移症例のみの保険適応で、補助療法では使えないと聞きましたが、使える方法はあるのでしょうか。医師に相談して断られた場合、実施していただける病院はあるのでしょうか(ちなみに私は東京在住です)。④もしそれが可能なら、現在の療法をフルコース(6ヶ月)行ってから、手術後に行ったほうが良いのでしょうか、それとも、現在の療法が癌の縮小効果が見られないというタイミングで切り替えたほうが良いのでしょうか?・・・・・・ 7月の頭に妻から癌であることを告げられ、1ヶ月の間夢中であちこち駆け回り、10冊ほどの本も読み、日々懊悩する妻に何もしてやれない苛立ちもあり、なかなか気持ちの吹っ切れない毎日を送っております。以上の質問も医師に聞けば良いこととは思われますが、精神的に参っている妻同席の場で高リスクや予後不良などの言葉を出したくないので、カキコミをさせていただきました。狸先生他の皆様のお知恵をお借りいたしたく存じます。 よろしくお願いいたします。

624 名前: 投稿日:2005/08/12(金) 11:59
XT-CEFですか、聞いたこともないレジメンですね。もちろん効果の程も分かりません。 しかし、すごいのを考えますね。どこの病院でしょう。 ここまで、熱心であれば、herceptinを術前で使うトライアルレジメンを持っている施設を探されてはいかがでしょうか。 P-FEC-H は現在までで最強でしょう。OSはまだ出てませんけど。

625 名前: たけし 投稿日:2005/08/14(日) 22:49
肉親に乳がんの全身転移を持つものです。 知らない人がいらしましたら、知っていて損はないと思われますので 投稿させていただきます。 国立名古屋大学で、ウィルス療法による治験がスタートしており これが、近い将来がんの特効薬となるのではと期待されております。 (HF10)100分の1の量(又は濃度?)で末期乳がん患者に投与し 30%から100%がんが死滅だそうです。既存の最適な治療の 追求は非常に重要ですが、このような治療法の情報提示・患者側の 責任による治験制度確立など、がん患者・その家族で訴える事も 重要に思います。狸先生のご意見等もお聞きしたいです。 http://www2.atwiki.jp/hf10/ http://life7.2ch.net/test/read.cgi/body/1119546917/ 既にこのスレで話題となっていたらごめんなさい。

626 名前: 612 投稿日:2005/08/15(月) 00:39
618さん、ナイスフォロー、ありがとさんです。 私は、健康食品宣伝の為の書き込みではありません。 削除されていない現実をみると、おいらの記述は 何でもないんだな。 ネクロシーズは様々な形(抗癌剤、放射線、NK細胞、・・) で攻撃・抑制出来ても、癌細胞の生産&抑制の平衡状態は、 いづれ現れるもんだ。つまり、腫瘍の大きさがある程度までは、 縮小するがその後は、それ以下にもそれ以上にもならない状態 になる可能性があるということ。そして、ある抗癌剤を使い、 次に別の抗癌剤を投与する。そして、次に・・・。薬剤耐性、あ るいは自己免疫の低下で効かない。そのイタチゴッコは、死への 最短進路ですよ。そして、最後は、抗癌剤を投与も出来ず、栄養 剤をチューブで点滴、酸素マスクを付け、抗生剤を打つが、肺炎 、心不全か腎不全で終了という、ありきたりなパターン。 大学の研究とは、抗癌剤の効き目や延命効果、・・論文材料が本 目的であり、家族への配慮は2の次ですよ。「最善を尽くしました ・・、が」で終わりなもんです。 先日のCT検査結果、好成績に甘んずることなく、昨日、アポトー シス系のものを母親に送りました。癌細胞が自殺してくれなければ、 消えることはない。平衡状態で困る。延命で困るんですから。完全 根治が、家族側や個人の本当の目的なんですからね。 みんな、がんばろうね。

627 名前: みゅう 投稿日:2005/08/15(月) 14:11
大阪在住38歳一児のワーキングマザーです。 ずーっと気になっていた左乳房のしこりについてはっきりさせるため7月末に乳腺クリニックに行きマンモ・エコー、石灰化が認められ細胞診、先週クラスVなので間違いなく乳癌ですって宣告されてしまいました。 クリニックでいろんな病院で治療法や意見を聞いて手術すべしとのアドバイスをいただき、紹介状をゲットし今週は手術・治療を受ける病院探しを精力的にする予定です。今日行ったK病院の所見ではしこりの大きさは2cm以下、乳房温存手術可能とのこと。そしていきなり「いつ手術しますか?」結局切除して病理解剖そしてセンチネル等をしてみないと今後どういった治療になるかは不明という認識でよいのでしょうか? 切ってみにゃわからんってことか? 手術よりその後の治療の方が大事だと認識しておりあと3病院ほど行ってみようかと思っています。一つは内視鏡手術の可能性について聞いてみようかと。もし良ければ皆さんがどうしてその病院に決められたかアドバイスいただければと思います。

628 名前: 千春 投稿日:2005/08/15(月) 16:58
みゅうさん。はじめまして。 告知された直後の状況での冷静・賢明な御判断(そうは申しましても衝撃や悲しみは容易にお察し致します。)頭が下がると共に、 母が告知された時の自分に爪の垢を煎じて飲ませて頂きたくもなりました。 病院選び、こちらの掲示板におきましては、 この乳癌板〝広島県か岡山県で乳ガンの名医を教えてください!〟スレ:7の774先生、8のちゃしば先生のレス。そして、 本館〝国立がんセンター〟スレ:68の774先生のレス等がとても参考になります。 しっかりした病院ではチーム医療が徹底しているはずですので他科との連携も取れていて、 主治医の独断で治療が決定されてしまうと言う事は無い (と信じたいですが、どうも皆さんの話しを伺っていると理想と現実にはまだまだ開きがあるようです。) はずではあっても、主治医との相性の善し悪しはやはり選択する上で外せなかったりします。 とは言え病院自体のがんへの取り組みは評価出来ても主治医との相性が悪いと言う理由だけで選択肢から外す事になるのも不本意です。 もし可能ならば自分と似た性格の知人の評価等も参考に主治医を選びたい処ですが、こればかりは乳腺外科にかかった事のある友人・乳がんに罹患した友人がいない事にはなかなか難しいかも知れません。 特にみゅうさんのように事前にこれだけの知識のある方でしたら唯単に、 『人当たりがいいだけ言葉がソフトなだけ』と言うメッキ医師は見抜く事が出来ると思いますので、 上記先生方アドバイスのハード面を踏まえられた上で最終的には御自分の〝感〟を信じて決断する事になるのでしょうか。 自分が「信頼出来る!」と思った方の一押し(私には774先生と狸さんのレスでした。みゅうさんにはそのクリニックの先生がそんな大切なお一人になりそうですね)も有用な判断基準になると思います。 あと国立がんセンタースレの774先生のレスに通じますが、 単なる擦り傷や打撲とがんの治療は違います。日常の軽傷に評判が良い病院が必ずしもがん治療に適しているとは限らない、同じと思っての選択は大きな後悔の元になりうる事を、私は母と友人の件で実感致しました。 なんだかまとまりの無い独り語りのレスになってしまいました。 余計に混乱なさったらごめんなさい。 そんな時には私の独り言は無視して是非上記に記した先生方のコメントを参考になさってください。 最良の選択が出来ますように!(みゅうさんならきっと大丈夫!!) 追伸:術前補助療法や手術の前の画像診断・各種生検で、ある程度の予測や治療方針は見えますが、 最終的な総合判断は術後の病理検査結果「切ってみにゃ分からない」って感じだとは思います。

629 名前: ゆうこ 投稿日:2005/08/15(月) 19:23
はじめまして、ゆうこと申します。40歳女性です。 今気分が落ち込んでいます。 先週11日にTVを観ながら、何気に右脇の下を触っているとシコリが… 一瞬に血の気が引き、胸も触ってみると胸にも… 翌日に大学病院に行き、超音波とマンモグラフィー、血液検査、 あと、細胞検査(?)をやりました。 かなり良くない状態みたいです。 今週中にCT、MRI、骨シンチ検査をやります。 自分の中では、骨までいってたりとても悪い状態なら 手術したくないと思ったり、でもまだまだ生きていたいし。 まだまだ、主人と子供と楽しく生活したいし… 本当にどうしていいのかわかりません。 結果は18日に出ます。 見つけてから4日経って少しは落ち着きましたが 怖くて怖くてたまりません。 私の母が乳癌、肝臓癌、大腸癌、脳腫瘍を患ったことがあるので 癌には敏感に反応してしまいました。 母は脳腫瘍の後水頭症の影響で、半身が利かない身体になりましたが 癌は完治しています。 これを思うと頑張ろうと思ったりもしますが 精神的に弱くて落ち込んでいます。 いろいろ情報が欲しくてこの掲示板にたどり着きました。 いろいろ読ませていただき勉強になりました。 でも、専門的なことは良くわからないので 教えていただく事もあると思いますので宜しくお願いします。 気分を変えるために明日一泊で家族旅行してきます。 運転が好きな私のために主人が計画してくれたので 行ってきます。 読み直してみると、長いしまとまりのない文章ですみません。

630 名前: 612 投稿日:2005/08/15(月) 21:56
>629 おっと、おいらと一歳違いだ。なんか、参考になればと思い 書きます。びびることなしです。初期発見なら、手術で取り 除けば、OK。もし、転移もあるなら、化学療法や放射線も 視野に入るけど、それをやる前に、一週間ぐらい思いっきり 自己免疫を上げておく事です。免疫のポテンシャルをハイに しておけば、化学療法や放射線といえど、副作用は出ません。 そして、一週間ごとの血液検査で白血球や血小板、肝機能の チェックをしながら、抗癌剤の投与量を調節してゆけばいい んだ。無理をする必要はないです。無理をすればするほど、逆 効果。抗癌剤でリンパ球の数はかなりやられるけど、最低でも、 新生血管抑制のものだけ取っとけば、ガードはできますよ。 あとは、こつこつ。最悪末期でも、10ヶ月程度で、完治した 例あるから。 落ち込む必要なし。 

631 名前: 612 投稿日:2005/08/15(月) 21:58
あっと、手術した直後、新生血管抑制んものは、避けてください。 傷口がふさがりにくくなります。これは、要注意。

632 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/15(月) 22:33
Ⅱb期と診断され、現在、術前化学療法中の37才です。 もこさん、チャイコさん、りんどうさんと同じく私も シングルマザーで子供がまだ小さいため、今後の事を 考えると涙が出てくる時もあります。 私は主治医に、Her2陽性かどうかを聞くのが とても怖くて、いまだに聞けずにいます。 他の人みたいに頼れる夫もいないし、自分ですべてを 把握してしっかりしなきゃ!とは思うのですが・・・。    

633 名前: あいりん 投稿日:2005/08/16(火) 09:43
>>632 しっかりしましょう! 自分はHerⅡ検査はしない方針、というところを ねばってねばって数ヶ月に渡って何度も頼み「検査」を勝ち取りましたよ(笑 「知るのが怖い」よりは、知らないのが怖かったです。

634 名前: みゅう 投稿日:2005/08/16(火) 13:10
千春様 アドバイスありがとうございました。私は神経が図太いのかも。告知日は数時間ちょっとパニック状態でしたがすぐネットで情報収集を開始しました。ワーキングマザー歴が長いせいか時間の貴重さが身にしみており何事においても決断力・実行力はあるみたいです。こちらの乳癌Part1~3もざーっとですが目を通しました。 でも現段階では病院選択が一番の懸案事項でしてその関連の話題があまりなかったので書き込みをした次第です。病院が決定し手術後はこちらの治療方や病気についての詳細な情報が絶対役に立つって思ってます。 昨日に引き続き今日はがん専門の関東でいう「がんセンター」になるんでしょうか、Sセンターに行ってきました。お盆のせいか外来空いててちょっと拍子抜けでしたが。ただすぐ手術はできないらしく少なくとも1ヶ月は待たないとダメでいつとも確約できないとのこと。内視鏡手術の病院も他の掲示板に行かれた方のレスがありそちらも1ヶ月以上待ちらしいです。 これって乳癌の進行は遅いのでそんなに急いで手術しなくても大丈夫ってことなのでしょうか? それだったら仕事の都合上もう2-3ヶ月待ちたいのが本音です。なんだか今日のお話ではここまでのしこりになるのに数年はかかっているから理論的にはね。。。みたいなことでした。明日、もう一つ行く予定ですがこちらも大病院なので結果は同じかも。あと1件手術可能は小さなクリニックに行き最終判断しようと考えてます。 どなたか乳癌発覚から手術まで時間をあけられた方っておられますか?

635 名前: 千春 投稿日:2005/08/16(火) 16:39
みゅうさ~ん。 やっぱり母は強し!こんな時に使う言葉でないかも知れませんが『格好いい!』方ですね!! 確かに乳がんは(除:炎症性乳がん)進行の穏やかな種類のがんです。 勿論判明したら転移の可能性を少しでも回避する為に早い処置に超した事はないですが、 一月くらいのインターバルは体制に影響は薄いと言いますね。 うちは転院した事もあり乳がんと診断が付いた後1ヶ月半強後の手術でした。 (でも手術は12月18日でしたが、大きいしこりに気付いたのが半年前の8月でした…オヨヨ) みなさんはどれくらいだったのかな~? 「再発したらあの転院の時間のロスに転移しちゃったのかも…なんてフト考えるのかな?」(でも転院しなくても手術は2週間くらいしか早まらなかったみたい。) なんて弱気になった時もありますが、いや!それはやっぱり思わない!! 数週間から一月くらいの違いなら、今後の病院との長いかかわり合いを考え妥協せず納得のいく病院での治療を私はお薦めします。 (ただ、みゅうさんと違い気が強い割に根性無しの私は乳がんと分かってからは、 「なんでもいいから悪いモノは早く取って~切っちゃって~。」 って感じで手術日決定の電話を待つ間が針の筵ではありました。) でも大変なのだと思いますが、仕事の都合で延ばすなら今回は『損して得取れ』精神でやはり早い手術を薦めます。 個人的意見ですが、傷の縫合一つ取っても色々なやり方があるらしく、皮膚はテープでくっつけた母の傷は現在「お見事!!」と言う程綺麗です。 ただそれ以上にやはり術前・術後(例えばHER-2が強陽性の場合ハーセプチンを補助療法として使えるか?治験にも積極的で且つしっかりとしたインフォームドコンセントを行ってくれるか?←でもこれらを満たしてくれる施設なのかを事前に患者が判断するのは至難の業ですが…)・そして万が一の再発時(勿論積極的治療だけでなく心と体の緩和において)いかに使えるカードが沢山ある病院かが重要なのかな?って思います。 人生先に待つ事実は未知ですが、それでも多数の未来を想定しながらそれに対処するために、与えられた状況の中で現在考えうる最良と思える事を自分で決断し実行していくのが大切なのでしょうね。 何があっても〝自分〟の下した決断の結果。 他人のせいだと言い訳をする人生は送りたくありません。 逃げられない敵にならがっぷり四つに組んで非力だとしても精一杯闘いに挑んでやりましょう!が私の信条です。 (だけどこれがまた〝言うは易し行うは…〟だったりする(/。\) )

636 名前: もこ 投稿日:2005/08/16(火) 17:55
632さん。 元気出してください!だって、あなたがいないと困るんです! 大切な人です。 私も一人だったら、もうヤーだ、こんなことっていって投げてたかもしれません。治療。 でも一人じゃないんで考えられる限りのことはしようって思っています。 最近では、白血球上がったとか下がったとかRPGゲームのポイントゲット気分で楽しかったりもします。。。 ボス敵倒すまで、いろんな町でいろんな人に話を聞いて、あの手この手のアイテム使ってレベルを上げてがんばります。 まあ、仲間で動ければもっと心強いんでしょうけどね。 とりあえず一人でも、なんとか戦えてます。

637 名前: 千春 投稿日:2005/08/16(火) 19:32
みゅうさん。 あったー\(^O^)/。乳がんPart2の216。 774先生が大阪でお勧めの乳腺外科の病院のレス。 前から何処にあるんだろうと個人的にずぅ~っと探していたんです。 携帯だと検索が出来なくて半分意地で探してました。 (意地でパソコン買わないで意地でレスを自力で探す変な自分を変えられない(T。T) ) みゅうさんなら既にもう閲覧なさったと思いましたが、見つかったのが嬉しかったので書き込んでおかせてください<(_ _)> みゅうさんが万一病院の選択に進退極まった時は、 774先生にもこちらで直接お伺いすればきっと有益な情報をアドバイスしてくださいますよ。

638 名前: sea 投稿日:2005/08/16(火) 20:39
少し前に書き込みをさせていただいた事もあるseaと申します。 母58歳が7月半ばに乳癌と告知をされました。 明日いよいよ手術をします。 術前のMRI・CTの結果、多臓器への転移は今のところない。との 説明を受け、少しだけホッとしています。 しこりの大きさは3センチほど。しこりの大きさも考えても全摘が 望ましいとの事で、明日全摘の手術をします。 今までの先生のお話は、母も同席だったので、先生につっこんだ話を 聞くことができませんでした。 今までの先生からのお話では ①しこりの大きさから言っても全摘が望ましい。 ②他臓器への転移は今のところ見られない。 ③大胸筋等への転移もないので、筋肉等は残す。 ④脇の下のリンパは取って、転移が無いか調べる。 ⑤リンパ節を取ることで、今後腕の動き等に支障が出る。 ⑥今回の手術で、今あるデータで見えているガンは全てきれいに  取りきれると判断している。 と言われています。 明日術後、もっと詳しいお話があるのかと思いますが、明日は母が 同席しないので、色々ともっともっと詳しい話を聞こうと思って います。 手術直後の先生とのお話で、最低限度聞いておくべき要点があれば 教えていただけますか? リンパへの転移は、術直後では分からないのだと思っていますが、 場合によってはすぐに先生が目で見て分かる場合もあるのでしょうか? 一般的にいう“ステージ”はどのタイミングで分かるもので しょうか?ホルモンレセプターは、術後の検査で明らかになるもの でよろしいでしょうか? 母のこれからの治療に、私も精一杯支えになりたいと思っています。 私が知識をしっかり持ち、ここの掲示板でも相談させていただきながら、 母にも先生からの言葉だけでなく、私からの言葉でも話をしてあげたいと 思っています。 いよいよ手術。でも術後からがある意味本当の戦いだと思っています。 まだまだ未熟な私ですが、みなさんどうぞよろしくお願いします。 

639 名前: みゅう 投稿日:2005/08/16(火) 20:44
千春さん 本当に親身になっていただきありがとうございます。 このスレとっても膨大なのに会ったこともない私のために、、気丈な私ですがちょっと感動しています。 実はそのいただいたレスの一番目(成人病センター)に今日行ってきて2番目(医療センター)に明日行くのです! でも先ほどと重複ですが成人病センターはやはり激混みらしく急いでおられるのでしたら別の病院を紹介しますとのこと。それもなんだかなぁじゃないですか? 重病者優先?  最初のしこり検査をするときに個人の乳腺クリニックに行ったせいか、どうしても大病院は機械的って思ってしまいがちです。当初、痛みというか熱感があり生理と生理の間?というか生理前に症状が強く感じられるようで、しこりに気付き自己診断で「乳腺症かなぁ」くらいにしか思っていなかったものですから。。。 もっと早く病院に行っていればって今になって思います。母親・仕事・妻の順でどうしても日常生活では自分のことは最終になりがちです。仕事より体が優先っていうのはハッキリクッキリ理解しております。 ただなかなかこれまでワーキングマザー生活を維持するために一言では言えない努力をして今の地位?を築いてきたものですから、、、治療しないと言ってるのではなくもう数ヶ月猶予を~てとこなのです。ま、人生思うようには行かないってことです。

640 名前: 千春 投稿日:2005/08/16(火) 21:01
seaさんへ。  (この処私出ずっぱりですみませんm(__)m) いよいよ明日なのですね。 やはりseaさんがお書きの諸々は術後病理検査の結果で分かります。 うちの母と同じ手術ですね。70過ぎの母も無事クリア出来た手術です。 心配でしょうが心配しすぎないでね。 手術の翌日から病院に支持されたようにお母さまにはきちんとリハビリをして頂いてください。(今はそれが一番大事!) しっかりリハビリをしていればすぐに腕も普通に回せるようになりますよ。 リハビリこそ〝継続は力なり〟です。 良い結果報告を待っています。

641 名前: 千春 投稿日:2005/08/16(火) 21:57
(・・)(。。)そうそう。人生って思うようにいかないですよね。(歳取ると余計感じる!) 前もこちらで愚痴ったのですが、うちの乳がんが発覚した時も朝日新聞で乳がん検診の不備がニュースになった時に重なり、 『大入り袋』でも配ってやろうかと思うくらい乳腺外科満員御礼状態でした。 それもこう言ってはいけないのですが、 「絶対あんたぁ乳がんじゃないと思う!」 と言う高校生みたいなのがいっぱい。 有名どころの病院は手術の順番待ちも混んでいて大変ですよね。 ま、みんな自分と同じく最高の治療を受けようと思いますもんね~。 育児と仕事と今回は乳がんの治療まで両立させろと言う神様って『一体何考えとるんじゃい!?』って気分の上、 病院や治療方針が決まればまた不安やら副作用との葛藤なのですが、 がんだと分かったのに病院が決まらない今って精神的にやられる時なのが本当に実感として分かります。 (私なんて子無しの行かず後家のへなちょこなんですけどね(--ゞ ) 私もあの時患者の母に、 「あんた『ムンクの叫び』みたいな顔してる~。」 って笑われました。(笑う方も笑う方だと思う。o(;--メ;)o ) でも永遠に今の進退極まった時が続くように錯覚してしまいますが、時間は確実に流れていきます。 自ずと病院も治療も必ず決まっていくものです。 流れていく時間を見越して、どんな航路の先に希望しているのに一番近い港が待っているのか、是非見極めて舵を取って前進させてください。 私はみゅうさんは絶対人生の優秀な船長さんと信じています。 だってここまでもこんなに頑張って来られたんだもん。 ご自分のため、そして何より自分をここまで頑張って来させてきたお子さんのために、また今底力を見せてください! 私本当に応援してここで見守っています。 o(^_^)o

642 名前: 632 投稿日:2005/08/16(火) 22:07
あいりんさん、もこさん ありがとうございます。 レス頂いて、涙が出てしまいました・・・。 お会いした事はなくても、同じ患者の方から励まして 頂くのがこんなに嬉しいなんて!! 私の周りには乳ガン患者どころか、ガン患者がいない 状況なので、不安な気持ちを話しても「つらいだろう ね・・・」と、流されているような気がしてしまいます。 お二人に励まして頂いて、私一人じゃない!皆戦ってる! と感じることができました。 本当にありがとうございます。 次の通院で、主治医にHer2のことを確認してみます。 実はホルモンレセプターも聞けていなくて、主治医の話の ニュアンスから「陽性かな?」と勝手に想像している ような臆病者なのです。 でも、これもちゃんと確認しようと思っています。 私も皆さんのように、戦う乳ガン患者になりたいです! 本当に本当にありがとうございました!

643 名前: あいりん 投稿日:2005/08/16(火) 23:02
>>642 術前化学療法中なんだからまだまだ先は長い、勇気出るの間に合ってよかった~。 闘うってより、ショックを乗り越えて冷静に受け止め最善を尽くそうね。 元気出す、顔上げる、けっこう効果あるもんだと思うよ。 しかし、思うんだけど乳癌治療ってすごい前進してるんだ。 2年前では考えられないような話だよ。 術前療法が当たり前のようになったり、術前にHer2,レセプターが分かったり!? 先生に聞く前に勉強していって驚かせちゃいましょう。^^

644 名前: sea 投稿日:2005/08/17(水) 00:25
千春さん こんばんは。早速のレスありがとうございました。 母が乳癌と分かってから、色々とネット上を検索してこのサイトに 辿りついたのですが、こうやって同じ境遇の方からいただくメッセージは 何よりもの励みになります。 どうしてもネット上を見ていると、悪い方、悪い方へどうしても 考えてしまって・・・。 明日を境にまた一段と気合入れて頑張ります!! そう、主治医の先生からも、翌日からしっかりリハビリしましょうね? と言われました。 私には子供がいます。母にしてみれば孫です。 やっぱり可愛い孫を抱っこできるまで、頑張って回復してもらわないと!! 明日の事を考えると色々と心配ですが、あとは、“なる様になる!”と いう気持ちで無事手術が終わるのを待ちたいと思います。 母も今日病院に行った時は、やっぱり心配そうでした。 明日手術が終われば、見た目胸は無くなって少しはショックだと 思いますが、胸がなくなった分、ガンも無くなったと思って 家族一丸となって頑張ります!! 母親って元気でいるのが当たり前!と思っていましたが、今回の 事で、母親の存在の大きさとか、ありがたみとか痛い程分かりました。 さぁ!これから本腰入れて頑張ります!!

645 名前: 千春 投稿日:2005/08/17(水) 02:19
おはよう♪seaさん。 いよいよですね! お母さんに、 「72才のお姉さん(うちの母「他人におばさんて呼ばれるの頭くるよねー!」と言うのですが…なんて呼ばれれば気が済むんだろう??)も大丈夫だったからねっ。」 と、お伝えください。 あと、全摘後は胸がないぶん直接衝撃が伝わるので、お子さんには、 「おばあちゃんの胸大切にぶつかったりしないように。」 と、言い聞かせてあげてくださいね。 うちなんて子供もいない家族なので、 友人たちが覇気をつけてくれようと母の為に赤ちゃんを見せに来てくれますが、 リンパ浮腫防止の為に重い物を持たないので赤ちゃんを抱くのもちょっと辛いみたいです(^_^; seaさんもこの先不安になる事も間間あると思いますが、娘さんとお孫さんの笑顔はお母さまの何よりもの特効薬となるはずです。 ドーンと構えて守りましょうねっ!大好きなお母さん。 病院に行ったら、お母さまによろしく伝えてください。

646 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/17(水) 21:37
狸先生、術後療法について意見をお聞かせください。 妻、39才、閉経前、8月5日に左乳房全摘手術を受けました。 ステージⅠ、腫瘍径1cm、浸潤径5mm、HER2陽性、ホルモン受容体有り、顔つきはよくない、 リンパ節転移なし、乳管内に癌が5cmほど伸びていたため(非浸潤)、安全策をとって、 温存から全摘に変えたそうです。 再発の可能性は、10%と説明を受け、HER2陽性がなければ5%だったそうです。 タスオミンの服用を2年から5年と言われました。 ゾラデックスは、いいのですかと聞いたところ、やりすぎになると言われました。 8月末からの開始になります。 最善の治療を受けさせたいと思っていますが、知識も乏しく医師に意見をするようで なんとなく、強く聞けないところがあります。 よろしく、ご意見お聞かせください。 

647 名前: みゅう 投稿日:2005/08/17(水) 21:38
千春さん 本日行った病院なんですがものすごい良い医師(どこがかというとできちんと時間をかけて説明していただきました。今まで行った他2件と比べても良かったのですが、やはり此処も大病院、手術待ち1ヶ月ちょっととのこと。 とても良い感じの先生でしたのでぶっちゃけ手術を急いでいる理由や状況を相談してみました。するとまだ所見だけれど多分リンパ節移転の確率が低くエコーでみた限りと今までの経験から大人しいガンだと思うので、 でも数ヶ月待つっていうのは医師として強く反対なので、大病院ではなく8月中に手術可能な医療機関を探し(できればセンチネルをしてもらえるところ)で病理検査を待ってから本格的な治療を考えればいい。 それで転移だなんだとなれば仕事あきらめましょうと。 ということでその後手術可能なクリニックに行き、その先生にも同様な所見をいただき、無理言って来週早々に手術(もちろんセンチ検査付)していただけることになりました。 結局「切ってみにゃわからん!」ってことなので切ってきます! きっと大丈夫、リンパ転移してないって信じて! 

648 名前: 千春 投稿日:2005/08/17(水) 21:59
良かった!!!みゅうさん。 やっぱり人生、“求めよ さらば与えられん”ですよねっ。 また報告してください。質問も狸さんはじめみなさんが助けてくださる事受け合いです! 応援してますよ。 v(^。⌒)-☆

649 名前: 612 投稿日:2005/08/17(水) 22:05
なぜ、転移の可能性のある状態で数日、数ヶ月ほったらかして おられるのでしょか?血液の状態、好酸球値は益々悪くなり、 リンパ球は減少、好中球は値は次第にあがってゆくでしょう。 そうなれば、腫瘍は拡大し、遠隔転移の可能性大。特に夜は 癌細胞が行動し易く(夜行性)、進行が遅いと安心かといえ ば、全くONです。じゃー、どうすれば、いいのか!転移や、 進行を食い止められるような、自分の血液の状態にすれば、そ んなもん怖くないんです。大事な、乳房を手術する必要もな くなるかもしれない。直ぐに、行動すべきですよ。しかし、こ こは、民間医療については、何も書けないところで、変におか しなとこだと、数日間思ったりもしてます。おいらは、手術や 化学療法、放射線は、全否定してません。プラスを巧く生かす 姿勢です。きっちり線を引くという、この場の意識がおかしい といっているんです。統合医療は、米国でも今や一般化されて るくらいですよ。「全ての・・・」スレで今日書き込みしました。 興味ある人は、試してみる価値ありですよ。何も、強制はしてま せんし、みんなが治ればいいから書いたんです。それが、平和だし さ。  

650 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 01:46
それと癌増殖はその突然変異した遺伝子の悪性度で様々だし 個々人によって臨床データは様々だろけど、乳癌の進行が他 の消化器等の癌と比較して概して進行が遅いのは、血管が少 ないからでしょう。癌も血管から栄養をもらいながら成長す るんで、よく痩せてくる人は、癌に栄養をもぎ取られるから ですね。つまり、乳癌の出来ているしこりの位置が、太い血 管の距離とどれだけあるかが、正相関してくるという結論に なるし、その補給路を断ち切ってしまえば、癌は栄養を血管 からもらえる事ができず、自滅死に至ることになる。649、 血液の状態を転移しない状態に保つ重要性を書きましたが( これはステージに依存するけど)癌が新生血管を伸ばそうと することを阻害する重要性も、これまた見逃せないのが現実 でしょうな。

651 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/18(木) 13:44
↑何故乳癌板に固執してるんだ??? 他にいけよ! 向こうを読んだが根拠の無い健食を他人に勧めるなよ あんたのやってることは業者そのものさ あんたは違うと言ってるがね

652 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 16:02
>向こうを読んだが根拠の無い健食を他人に勧めるなよ その根拠は? おまえの意見のほうが、根拠わかんないよ。 >あんたのやってることは業者そのものさ だから? 何か?俺の商業利益はないよ。 何も、理論的にいえんだろ? まー、乳癌版で書いた根拠はないがなwww 

653 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 16:04
>他にいけよ! おめーに言われる筋合いないよ。 反論してみろよ。まともに。

654 名前: 千春 投稿日:2005/08/18(木) 16:27
なら、代替医療板でどーぞ。 「もう来ない」とご自分でおっしゃってましたしね。 >>652はどの健康食品スレでも使い古された詭弁で常套手段だから今更ここでされても迷惑。 >>652への次の返答はあちらこちらにあるのでそちらを見て納得なり異論なりをそちらでどうぞ…でも返答する方もきっと飽き飽きだと思います。 651さんのおっしゃるように、他人にあれやこれや健康食品を勧めるなんて最低。 612さん。返信はいりませんので。 お母さまお大切になさってください。その気持ちだけは一緒。

655 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 16:30
>おまえは、まずパソコン買えやww 

656 名前: <削除> 投稿日:2005/08/18(木) 16:33
<削除>

657 名前: あいりん 投稿日:2005/08/18(木) 18:16
612さん、もう止めておきませんか? ここは「医療相談の場」なんです。 医療相談として専門家の方も無償の好意でいらしてくださっていますので 正しい知識で適切最適な治療ができているか、それを尋ねにくる方々がたくさんいます。 そして乳癌になった不安が、仲間の助言により心のささえが 出来不安ばかりから抜けることもあるでしょう。 ご家族としての心構え等も先輩の励ましがどれだけ力付けられるものか、はかりしれないものです。 もちろん他のものに助けを求める方もいるでしょう。 その人が正しい治療を理解し実践し、その上で冷静な目を持って捜し求める方か。 もしそのような方なら書き込みが適切かどうかの判断もできるはずなのです。 無理夢中で雲をつかまんとしている段階での他からの言葉は たいへん危険性を伴ったものになりかねません。勧めるという行為は非常に責任が伴うものだと思うのです。 このような開かれた掲示板では他への影響も大きいので自重が必要と思います。 どうか冷静になってくださいね。 あなたのそのカキコミ一連が長きに渡って残ってしまうのですよ・・・ 一度は冷静になれた612さんです、期待していますから。

658 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/18(木) 18:36
狸です >612さん こちらの掲示板は皆さんが自分の知っている情報を少しずつ持ち寄り、お互いの役に立てるのが基本となっています。しかし乳癌は特に薬剤の情報が多く、また治療法もまたその進歩も著しい分野であり、その情報の正確さが特に求められるものです。更に一読してわかるとおり、皆さんの相手を思いやった対応が新たな情報の提供や相談者が後に回答者になってくれる、と言う雰囲気を作っています。そういった流れからしますとあなたのカキコはいささか場違いであり、内容の是非以前に賛同を非常に得にくいものです。これでは情報を出していただいた意味がありません。また訪問者同士のいさかいを惹起するような書き込みは看過できません。あいりんさんの言われるように、今一度ご自身の行動を振り返り、節度ある対応を願うものです。

659 名前: ユミヲ 投稿日:2005/08/18(木) 18:53
お世話になっております。 来週24日入院&26日手術と決まりました。 MRIの結果が入院後にわかるので、最終的な方針はその時に主治医と話をする予定です。 先日まで温存か全摘かで迷っており、こちらのさまざまなレスを再読しました。 現時点では温存、センチネルでいこうと思います。 告知されて以来半年、狸先生はじめ皆様に助けて頂き、やっとここまでたどり着くことが出来ました。 本当にありがとうございました。 退院しましたら改めてご報告しますので、今後も長い道のりヨロシクお願い致します。 

660 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 18:56
>613 すべて自己責任の範囲でやw そんなもんwあたりまえやろw 治療方法論の選択もおのれの意思やw 俺は勧めてないw 親切に紹介したまでやw 親切を逆手に取られるような社会になってしょもーたんやなw 残念やなーー。  

661 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 19:05
>658 >そういった流れからしますとあなたのカキコはいささか場違いであり、内容の是非以前に賛同を非常に得にくいものです。これでは情報を出していただいた意味がありません。 何故でしょう? あなたのその意味が私には理解できません。 あなたが、どれだけ責任を以って乳癌患者に助言できるのでしょう? 

662 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 19:10
>また訪問者同士のいさかいを惹起するような書き込みは看過できません。 それは、あなたや千春さんのことでしょう? 私は、他人の書き込みに対して、場違いだとか、他へ行けだとか 制約を与えるようなことは、何一つ書いてませんよ。自由の意見 のばを制約させ、受け入れない姿勢なのは、あなた達でしょう。 それこそ、思い上がりもはなはだしい行為だ。 

663 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/18(木) 19:37
では、私も自由な意見を述べますね。 異常気象のせいか頭の具合の悪い人が出没していますね。(w でもここは乳癌のスレでシゾのスレではありませんよ。

664 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 19:43
>663 おまえより、偏差値高いよw頭w

665 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/18(木) 19:43
民間医療→全ての癌は完治する 612氏の書き込み >アガリスク、メシマコブは、日本でなぜか人気ですが、 >アガリスクについては抗癌剤と併用で薬害・死亡例が >あり、要注意です。メシマコブは、よくわかりません >ね。フコイダンは、いいらしいですが、決め手になら >ない例が多く、アポイダンで補助程度いう意味です。 >一日一本400~500円。ま、そんなに気にならな >いでしょ。 >フコイダン、アガリスク、サメ系は、やたら高い商品 >があって、これらには、触らないほういいかもしれま >せん。でも、これらで回復した人もいるでしょうから、 >私はノーコメントですねw >超ミネラルは、奇跡の水みたいなものでしょうね。 >活性水素か何か?トラコテの水を飲んで、エイズや >末期癌が消えた例も沢山ありますしね。日田天領水 >が頭に浮かんだが・・。 >全身転移、骨転移びびることなし。 >完治した人いるから、がんばれば >大丈夫だと思う。では。 

666 名前: 665 投稿日:2005/08/18(木) 19:52
業者さんではなく健康食品マニアとお見受け致します。 無責任な書き込みは慎んで下さいます様お願い致します。

667 名前: <削除> 投稿日:2005/08/18(木) 19:53
<削除>

668 名前: <削除> 投稿日:2005/08/18(木) 19:55
<削除>

669 名前: 665 投稿日:2005/08/18(木) 19:58
私自身、健康食品・民間医療で調子に乗りすぎてアクセス拒否に なった前科があります。 あなたも同様の扱いになりたいのですか? ここの管理人さんはそれほど甘くはありません。 一度命拾いしているのですよ

670 名前: <削除> 投稿日:2005/08/18(木) 20:00
<削除>

671 名前: ユミヲ 投稿日:2005/08/18(木) 20:01
なんだか間の悪い時に書き込みしてしまってようで…。失礼しました。 いつもの空気に戻ることを願っております。

672 名前: 665 投稿日:2005/08/18(木) 20:07
狸様は数多くの人々の相談に対して誠実に回答されています。 それを引用して小馬鹿にするのはお止め下さい。

673 名前: 612 投稿日:2005/08/18(木) 20:15
>671 誠実なら、俺に対して、あんな書き込みせんやろw 自分勝手もはなはだしい。 

674 名前: 665 投稿日:2005/08/18(木) 20:48
このスレッドは狸様が立てられたスレッドです。 狸様を信頼されて相談される方々も少なからずおられます。 また、このスレッドを参考にされている人も多数おられるはずです。 狸様への批判は筋違いです。

675 名前: あいりん 投稿日:2005/08/18(木) 21:00
私が>>618であのように書いてしまったのがいけなかったような気がします・・ あなたの書き込みから正しい認識だけを読み取ろうとしていました。 それはあなたが617であのように即座にご自分の非を認めた方だから、です。 きっと分かってくださる、けして続けて関連の話題を続けるようなことはなさらない、と。 もし、618があなたを煽ってしまったなら わたしが悪い。 あの書き込みは・・あなたにも他の皆さんにも迷惑をかける書き込みになってしまいました。 乳癌スレはもうパート3です。 パート1からずっと見ています、どれだけの方がここに訪れ ここを頼りにしているか。 612さんにもここは荒れるような場所ではない事を見ていただきたいです。 どうか解ってくださることを望んで、これは「612さんだけ」にお伝えしたい。

676 名前: 管理人◆xwBLFt7E 投稿日:2005/08/18(木) 21:04
>>612さん  削除依頼  http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=hihanyoubou&key=1023745442&st=216&to=216&nofirst=true  に、対応が遅れまして申し訳ありません。  ただいま対応いたしました。  対応の遅れが招いた結果と反省しております。 <(_ _)>

677 名前: 665 投稿日:2005/08/18(木) 21:09
あいりん様 私はあなたに責任は一切無いと思います。 即座に出された617の反省の書き込みを見れば管理人様も削除を ためらわれたのは当然だと思います。

678 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/18(木) 21:25
落ち着きましょう

679 名前: UK 投稿日:2005/08/19(金) 01:02
恐れ入ります。 空気を読まず質問させていただきます。すいません。 先日母親が、今年の3月辺りから違和感を感じていた右胸の検査をしたのですが、 検査はレントゲン(おそらくマンモグラフィー)、細胞診検査、超音波検査の3通りしたそうです 結果は24日に受けるのですが、お医者さんが言うには、乳がんで間違いないだろうと言う事です。 その為か、色々書いてきたようです(告知してもいいか、家族の誰に告知していいか等) 過去ログ含め少しずつ拝見させて頂き、結果を聞いてから色々質問させて頂こうかと思っていたのですが、 最初、信じたくない気持ちと、絶対に重い症状ではないと軽く受け止めていたのですが、やはりだんだん不安になってきました。 まだ結果を聞いてない時点で質問するのはお門違いだとは思いますが、 検査結果を聞くにあたって最低限どのような知識を準備していけばよろしいでしょうか? ホルモンセプターは陽性であれば抗がん剤ではなくホルモン治療で大丈夫なのでしょうか? まことに先走りでみっともないとは思いますが、何かアドバイス頂けると幸いです よろしくお願いします・・・

680 名前: 投稿日:2005/08/19(金) 04:00
別のスレから続けてカキコさせて頂きます。私もつい最近(といっても6月末)なのですが友人のすすめで病院で検査を受けました。最初は産婦人科に行きました。しかし乳癌検査は外科でしか見れないのでそこで外科を紹介して頂きました。外科で最初、触診、マンモ、細胞診、を受けました。その時に先生は私に『乳癌で間違いないと思うけど結果は来週わかるから連絡するからきてほしい』と言われそれを聞いた私はいてもたっても言われぬ不安にかられました。一人で残された不安、家族は全く知りません。でも結果が出てからでないとハッキリとは言えない為、一人毎日結果が出るまで部屋で泣いていました。心配かけたくない、お金がかかって家族に迷惑がかかる、みんなには話せない、などと色々。そしていよいよ結果が出ました。病院に行きました。やはり乳癌で3.5cmと結構大きなモノでした。セカンドオピニオンを求め、別の病院に行き、病院に、先生に納得行くまでサードオピニオンまで行きそこでいよいよ決める事が出来ました。一番最初に告知された時は誰にも話せなかった辛さがありました。でも友達の励ましのおかげで家族に話せました(順番が逆と怒られそうですが)。そこで楽になれたのです。お母さまも辛かったのだと思います。でも勇気をだせて良かったですね。だから思うのです。告知されて又本人にも言うのはもちろん家族が知る大事さを。家族の誰にとかではなく家族だからこそ知らないといけないのではないのだと。隠して治療するのは治療する側ももちろん周りは状態を知らないし辛くなるのはやはりお互いではないかと。それにガンだからおしまいという考えが今はもう違うとも言われました。結果が出るまで本当に不安だと思います。心の準備は私は『もし悪ければ仕方ない』と思いました。実際はかなり衝撃は受けましたが。気持ち方は周りの方々の暖かい言葉で救われる事が多々でした。治療に関しては病気の種類(ガンの種類)の説明など細かい説明を受けたうえ、又細かく色々聞かれてから医師と相談された方がよいかと思います。あまりわかりやすく書けずにすみませんm(__)mでも負けずにUKさんのお母さまもUKさんも頑張って下さいね。又迷惑でなければカキコさせて頂きます。

681 名前: 投稿日:2005/08/19(金) 14:23
はじめまして。こんにちは。 私はちょうど1年前に告知され 術前化学療法タキソール3回・FEC3回後 全摘手術しました。あんまり効果は無かったみたいです。 その後ホルモン療法(ノバ・ゾラ)を始めていましたが 先日の診察で手術痕辺りに転移が見られるとのことで検査をし、クロでした。 即日からゼローダ、来週から放射線治療を始めることになりました。 主治医に確認したところ そんな多い症例ではないが珍しいことも無いといわれました。 実際のところどうなんでしょう? 他に同様な経験された方いますか?

682 名前: ちょ 投稿日:2005/08/20(土) 00:20
はじめて書き込みします。私は22歳独身です。最近、乳首の下にしこりを感じます。それと乳首が痒くて掻くとカサカサになり皮がむけます。乳ガンと何か関係あるのでしょうか?どなたか教えてください。

683 名前: UK 投稿日:2005/08/20(土) 01:30
>響さん ありがとうございます 母親から乳がんだろうと聞かされた時は実感が無く、大丈夫だと母に言っていたのですが 乳がんについて調べ始めると、聞きなれない単語や数値、闘病生活の様子などをスレで拝見してると 不安になってしまいました。恥ずかしながら昨日は泣いてしまいました。 とりあえず、結果を聞いてからですよね。 もう少し落ち着いて、もうちょっと乳がんについて調べてみます 響さんのお心遣い痛み入ります・・・ スレ違いになって申し訳ありませんでした また出直してまいります

684 名前: 665 投稿日:2005/08/20(土) 13:09
乳癌Part3の皆様へ 乳癌とは全く無関係の書き込みをお許し下さい。 アクセス禁止となった612氏の以前の書き込みが原因で 民間医療→全ての癌は完治する が荒れ始めています。 あちこちに腫瘍ができた患者様の身内の方が 612氏の無責任な書き込みに対して 「希望の光が射して神様の教えのように」思われて しまいました。 612氏が乳癌Part3で暴れてアクセス禁止になった事実 を書き込む人 その事実を受け入れられない患者様の身内 その事に対する面白半分の批判と、批判に対する応酬の 様相を呈しています。 私は、今の所、それらの書き込みには一切関わっており ませんが、乳癌Part3で612氏の暴挙を止めさせようと した事が裏目に出てしまったのではないかと思っており ます。 中途半端な書き込みは事態を悪化させるだけですが、こ のまま傍観していて良い物でしょうか?

685 名前: 千春 投稿日:2005/08/20(土) 15:34
665様。 お優しい方ですね。そして頼もしく思っております。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

686 名前: 665 投稿日:2005/08/20(土) 16:41
どうやら沈静化に向かっている様です。 乳癌Part3の皆様の中にも お骨折り頂いた方がおられるかも知れません。 どうも有難うございました。 大変お騒がせ致しました。

687 名前: 投稿日:2005/08/21(日) 12:03
UKさんのお母さまに対する気持ちはすごくわかります。でも恥ずかしい事なんて何もないんです。むしろ私自身、自分の病気を告知された時、自分の事のように受けとめ切れずに度々涙する日でしたから(苦笑)でも泣きたい時は泣いていいんだと思います。今できる事、今からする事、しないといけない事はしようと思い精神的に不安定ながら自分自身ネットカフェに行って病院は調べたり、とりあえず納得行く先生、病院に遇うまで病院行ってサードオピニオンで出会えました。だからUKさんも頑張って下さいね。お母さまも負けないで下さいね。多々挫けたりする時は今もありますが応援してます。私も頑張ります。愚痴や弱音も吐いて全然いいんですよ。だって人は弱いんものなんですから(偉そうにすみません(;^_^Aかつて私もココで(こちらのスレではないのですが)弱音を吐いて吐いて皆様から励まされて頑張れたんです(苦笑)本当に出会えた事で救われる事が多々です。UKさん、よかったら又報告待ってますo(^-^)o

688 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/22(月) 18:19
私も乳首の皮がむけて、痒くなりました。でも、医者に行きませんでした。その後しこりに気がつき病院に行きガンだと判明しました。 ガンになると本には載っていないいろんな変化が体に出ます。そのサインを見逃してはいけません。絶対乳腺外科で調べてもらった方がいいです。早い方がいいです。

689 名前: もんじろ 投稿日:2005/08/23(火) 21:08
お世話に成っております。もんじろです。 母の術前化学療法もやっと1クール終了しました。 明日、やっと主治医の診察を受けるので今までの疑問を聞けます。その節は有り難うございました。 狸先生。質問なのですが、タキソールとハーセプチンの投与する順番はどちらが先でも構わないのですか?初回の時だけハーセプチンが先で2回目からタキソールを先に投与してもらっているようなのですが少し気になりました。タキソールの方が大事なので先生が近くにいる時間のうちにそちらを先にしていると看護士の方に聞いたのですが、きつい薬のほうを後にして貰った方が体調的に両方を受けやすいと思うのですが。(一度、タキソールを受けた後ハーセプチンを受けているとき腕が痛くなってハーセプチンを半分で終了したことがありました) 細かい事で申し訳ないですが宜しくお願いします。

690 名前: sea 投稿日:2005/08/23(火) 23:24
狸先生、千春さん、皆様、こんばんは。seaです。 ご報告が大変遅くなりましたが、17日水曜に母の左胸の全摘手術が 無事終わりました。術後すぐに先生より手術をして摘出した左胸と リンパを見せてもらいました。 腫瘍の大きさは大体3センチ。リンパも一部コリコリした部分が あるので(私も見せてもらいましたが、小豆大より少し小さい 塊?が1つありました。)、転移によるものかしっかり病理検査で 確認しましょう。との事でした。 術後の経過は至って良好で、腕のむくみ、痺れも今のところ一切なく、 今週末退院が決まりました。 手術が無事終わりホッとしたのと、病理検査でまたリンパへの転移の 報告を受けるのかと思うと、せっかく手術をして一息ついた母に また癌に対する不安を持たせてしまうのではと心配になっています。 でもこればかりは、前向きに戦うしかありませんよね! 1)リンパにコリコリした硬い部分があれば、まず間違いなく転移と   考えた方が良いでしょうか? 2)リンパへの転移があった場合、それが1つや2つと数が少なくても   化学療法(抗癌剤)は必須でしょうか?   (母も髪の毛が抜ける事をとても気にしています。) 正直本当に病理結果を聞くまで、心配で心配で仕方がありません。 でも先生から結果を聞く前に、少しでも知識をつけておこうと、 今必死に本などを読んで勉強しています。 乳癌は、手術して終了ではなく、ある意味、術後からが本当のスタート だとこちらの掲示板で勉強させていただきました。 まだまだ新米な私ですが、みなさんに混じってこれから頑張って 行きたいと思います。 みなさんもご本人の事、ご家族の事、色々とご心配だと思いますが、 頑張って毎日楽しく過ごしましょうね! いつもこの掲示板で勇気をもらっています。ありがとうございます!!

691 名前: UK 投稿日:2005/08/24(水) 12:58
お久しぶりです。UKです 今日検査結果を母と一緒に聞いてきました 結果は大きさ2.8cmの腫瘍、ステージは2b、リンパ節転移ありで3個確認済み、悪性だそうです その後、これからの手術や、抗がん剤治療の事を聞いてきたのですが、そのことについてアドバイス頂ければと思います 医師が言うには、最初に抗がん剤(CAF、タンニン?)などで腫瘍を小さくして(3週間に一回、4ヶ月~8ヶ月)温存手術を行い、その後放射線治療に入る もしくはその逆で、最初に全摘出手術を行い、その後抗がん剤治療、放射線治療に入るというものです 後者のほうは、仕事を優先させたいのであればそうしてもらってもかまわないとのことで 医師としては(医学的には)最初に抗がん剤治療をし、腫瘍を小さくしてから温存手術がいいとおっしゃってました どちらの方法でも結果や生存率には影響や変化はないとのことです 私としては先生のおっしゃってる(先に抗がん剤→温存手術)方法でいいと思うのですが 心配なのが、抗がん剤治療をしたあと体力が落ちている状態で手術に入っても大丈夫なのかということです 後者の方法では全摘出になりますが、最初に手術をしたほうがメリットがあったりするものなのでしょうか? やっぱり癌告知はキツイですね・・・ でも私が気落ちしていてもしょうがないので、母親をサポート励ましながら頑張って治療、治癒させたいと思います お忙しいとは思いますが、何かアドバイス頂けたら幸いです >響さん 暖かいレスありがとうございます 私もまだ元気な母親を見てると、癌患者だと到底思う事ができないのですが しっかりと現実を受け止めて進んでいかなければいけないと思ってます もちろん本人に頑張ってもらわなければいけないのですが、私もできる限りのサポートをして10年生存させ、必ず治癒させてやる!と意気込んでいます(笑) 響さんも心が折れそうになることもございますでしょうが、一緒に頑張りましょう 私も応援しております

692 名前: 千春 投稿日:2005/08/24(水) 21:01
>>690 seaさん。 まずは無事手術成功本当に良かったです。 それに致しましても似てますね、うちの母に。 私事で恐縮ですが、母も術前の触診でリンパ節転移を疑われていました。 その後病理検査でリンパ〝節〟には転移は無かったもののリンパ〝管〟には行っていたようです。 その他の結果は ・腫瘍径約0.8×1.3cm(測れば5cmくらいの所もあったそうなのですが…先生おっしゃるにはとにかく「0.8×1.3」!だから私もそのつもり…曖昧ですみません。でも腫瘍って真ん丸では無いですもんね。) ・血管浸潤無し ・組織学的悪性度グレード1(3段階の一番低い物) ・HER-2マイナスで 歳もありホルモン受容体プラスだった事もあり、 CMF+ホルモン治療か、ホルモン治療のみかの選択で 先生と相談の上(丁度当日の朝狸さんがこちらで回答なさっていたレスにも後押しされて…主治医と狸さんの見解が全く同じでとても力付けられました!)、 アリミデックスを選択しました。 専門的なアドバイスは狸さんにお任せですが、 化学療法の選択は、年令・患者本人の考え方・その他の病理検査結果等を総合的に踏まえて判断し決定されますが、 やはりリンパ節転移の有無・数は今後の補助療法の種類を選択する上での大きな判断材料の一つと思います。 母も歳ですがあの時リンパ節転移があればアンスラサイクリン系は無理にせよCMFは選択したと思います。 先程母とも話していたのですが、病理検査を待つ日々は本当に不安でした。 悪い結果を想定し、覚悟を決めては落ち込んでと言う気持ちの揺れの繰り返しでした。 でもそれは乳がんと決まったら通らなくてはならない登龍門ですね。 病院に行く当日はそれこそ覚悟を決めてモデルさん気分で胸を張り顎を引き真っすぐ前を見据えて正正堂堂と全てを受け入れる気持ちで病院のドアをくぐりました。←これは父の闘病の時から自分の中で決めている事です。 病気を宣告された者全ての宿命として『不安』と共存していく術を学んでいきましょう。 (難しいです。私は当分この先も…多分一生免許皆伝は無理そうですが(T.T) ) しかし『不安だ』と言う事は過去も現在も幸せだったと事の証しですね。 病気にならなかったらもしかしてずっと気付かなかったかも知れない母親への狂おしいくらいの感謝と愛情。 お互いこれからもいっぱい親孝行しましょう! (でもやっぱりケンカもする(^^ゞ)

693 名前: もうこ 投稿日:2005/08/26(金) 11:56
大変ご無沙汰しております。もうこです。ずっと拝見はさせていただいてました。また、母の事で相談にのっていただきたいのですが、母は温存手術をしてもうすぐ二年が経過します。ずっと、毎日の飲み薬とお腹に月に一回注射のホルモン療法をしているのですが、来月で注射のほうが終了します。ですが、今朝からごく少量ですが生理のようなものがでてきたらしいのです。生理をこの注射で止めていると思うのですが、こんなことがあるのでしょうか?子宮に異変が生じてるのでしょうか?母は、主治医の先生にはもう少し、様子を見てから相談すると言っているので、まずみなさんに相談させていただこうと思いました。お願いします。

694 名前: 青葉 投稿日:2005/08/26(金) 12:46
はじめまして、こんにちは。お聞きしたいのですが乳癌の検査は乳線外科でやっているのですよね。普通の外科では出来ないのでしょうか?

695 名前: 695 投稿日:1970/01/01(木) 09:00


696 名前: mTVfChp. wbcc2s11.ezweb.ne.jp 投稿日:1970/01/01(木) 09:00
0

697 名前: 千春 投稿日:2005/08/26(金) 16:14
>>693 もうこさん、お久しぶりです。 ゾラの初期には不正出血が見られる事もありますが、 この時期の出血の例を素人の私は検索ヒットさせる事は出来ませんでした。 注射(ゾラデックスorリュープリン)と共の毎日の飲み薬はタモキシフェンでしょうか? タモでしたら服用する事において僅かながら子宮がんのリスクが高まります。 どちらのHPを見てもホルモン剤投与のページには、 『不正出血がみられる場合は迅速に主治医に相談し婦人科領域の検査』 と記されています。 「様子見」などと考えず、いち早く主治医に相談する事を強くお薦め致します。 不安の芽は早く摘み取るに超した事はありません。 何でもない事を祈っています。 お母さまによろしくお伝えくださいね。

698 名前: もうこ 投稿日:2005/08/26(金) 16:37
千春さま 早速のお返事ありがとうございます。やはり、血が出るのはおかしいですよね?飲み薬はノルバデックス?(発音が正確がどうかわかりませんが)を飲んでいます。血が出るのはホルモン療法を始めてから、初めての症状です。悩んでも仕方ないので病院に行かせようと思います。やはり、子宮ガンの疑いがあるのでしょうか?

699 名前: もうこ 投稿日:2005/08/26(金) 16:43
書き忘れました。注射はゾラをしていて、さきほども書きましたが、九月で終了です。自分のことばかりですいません。千春さん、ありがとうございます。

700 名前: 千春 投稿日:2005/08/26(金) 17:31
>>698>>699 もうこさんへ いくつか関連HPを貼っておきますね。 ・http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/medicine/m_014.htmlhttp://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-645.htmlhttp://www.v-next.jp/contents_08_q.htmhttp://www5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/hormon-1.htm でも万が一子宮体がんだったとしたって大丈夫! 上記のHPにも、 〝帯下、出血などの症状がみられてから子宮癌検診しても、極早期に発見することが出来、実際に、子宮癌のために死亡した人は1人もいません。この統計は欧米のものであり、元々子宮内膜癌の発生が少ない日本人の場合には、さらに少ないと言われています。…〟 と載っていますし、以前こちらの掲示板でも狸さんも、 『タモキシフェン由来の子宮がんは総じて悪性度が低い』 とおっしゃっていたと思います。 案ずるより産むが易し!! (せっかく乳がんの治療だってここまで頑張ってきたのですもん!) まずは娘がいかに心配しているか、例えば上のHPを見てもらいながらお母さまにお話しされて、説得して、 主治医に現在の症状と今いかに不安かを相談しましょ(^_-)ねっ!?

701 名前: もうこ 投稿日:2005/08/27(土) 17:06
千春さま 返事遅くなり大変申し訳ありません。昨日の夕方に主治医に電話をし、確かめたところまあ問題はないでしょうと言ってもらい、一先ず安心したようです。土日になるので月曜日に来なさいとゆうことになりました。今は血も止まっているようです。千春さんのおかげで勇気がでましたし、すごく親身になって相談にのってくださってほんとうにありがとうございます。まだまだ、病気ともお付き合いが長くなると思うけど、頑張りたいと思います。

702 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/30(火) 20:36
狸です。 >>689 もんじろさん ご返答が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。 ハーセプチンとタキソールのどっちを先に投与するかは、投与する際の手技的な問題、使う薬剤のどちらが大事か、あるいはどちらの薬剤が即効性の副作用を起こすか(その副作用で以後投与ができなくなるか)、などで決まりますが、実際には医療機関によって考え方はまちまちです。ハーセプチンは初回投与時にはアレルギー反応が出ることがあり、これが人によって重篤になるケースが否定できないため、最初は先に投与したものと思います。2回目以降はそのアレルギー反応の危険性がほぼ無いため、タキソールを先に投与したのでしょう(これはタキソールの投与前にいろいろと副作用予防策が必要なため、先にやったのだと思います)。ただタキソールは局所刺激性がハーセプチンよりも強いため、ご指摘のように先に投与した際に後で困ることがあります。正直言いまして逆でも薬効には差はないため、より確実な完遂のため、逆にしてくれるように頼んでもいいかもしれませんね。

703 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/30(火) 20:37
狸です >>690 seaさん ご返答が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。 ご返答のみ記載いたします。 1)そうとは限らないと思います。ただ場合が場合だけによりご注意されるのは必要かと思います。 2)リンパ節転移は確認されればどうしても再発リスクは高いほうになります。ですが少ない場合には化学療法による補助療法がそれほどメリットがない、との考えもあります。ですが伺った範囲では腫瘍のサイズは3センチほどでボーダーラインですので、ご年齢を考えましても、この上リンパ節転移があるとリスクは中以上になる可能性が高くなります(癌の状態にもよりますが)。脱毛は確かに女性には大変嫌な副作用であることは男性である自分にも良くわかります。ですが、補助療法の再発抑制効果は脱毛しないCMFに比べアンスラ含有レジメン(CAFやCEFなど)、更にタキサン含有レジメン(EC→Tなど)が優れているとの考えがほぼ確かになりつつあります。リスクとメリットにより考えることですが、より確実性を狙うのであれば、やはりより強めのレジメンが好適であると思います。

704 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/30(火) 20:37
狸です >>691 UKさん 長く放置になってしまい、失礼いたしました。 状況を拝見いたしました。内容からしますと現状でも温存施行ができる範囲ですが、ぎりぎりです(全摘なさるのですか?)。またリンパ節にも転移があるとのことですので、術前補助療法(手術前に薬剤で癌を小さくする)を選択するのは理にかなっていると思います。ただしこの場合、選択する薬剤はCAFというのはそれほど多くなく、EC→Tなどアンスラとタキサンがどちらも入った組み合わせを選ぶのが多くなっています。この術前補助療法の狙いは、抗がん剤により癌を小さくすることで手術部位の縮小をはかること(温存も視野に入る)でありますが、同時に癌の薬剤への感受性を見ることができます。ですから術前補助療法ができるのであれば、その組み合わせを含め、主治医と相談されることをお勧めします。なお薬剤による副作用で手術自体に影響しないか?ですが、多くの場合、そういった懸念は高くないと思います。

705 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/30(火) 20:38
狸です >>698 もうこさん 遅くなりまして、失礼しました。 お母様ご心配ですね。ノルバデックス投与では千春さんがご指摘のように子宮ガンのリスクが高くなります。やはり念のため検診を受けられることをお勧めします。ただ印象では可能性は高くないと思いますが、、、。

706 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/08/30(火) 20:38
>>701 もうこさん あ、すでにカキコ済みでしたね。失礼しました。。。

707 名前: UK 投稿日:2005/08/30(火) 23:51
>>狸さん お返事ありがとうございます。 ご意見を頂くことができて大変心強いです。 母親と話をして、医師のおっしゃるとおりに術前補助治療をしてから温存手術をすることにしました その為に、先日癌細胞を摂取しました。ホルモン受容体、Her-2(陽性/陰性)の結果を待っているところです おそらくその段階でどのような薬剤が使えるか分かると思います >選択する薬剤はCAFというのはそれほど多くなく とのことなんですが、やはり検査結果でホルモン受容体、Her-2によってはCAFになることもあるのでしょうか? またその場合は、やはりタチの悪い癌だと理解してもいいのでしょうか? 血液検査の結果で、血液中に転移しているような数値はでていないと言われたので少しは安心してるのですが・・・ 過去の狸さんのレスでホルモン受容体、her-2が分かればより深くアドバイスできると拝見いたしましたので 改めて、質問させて頂くと思いますが、よろしくお願いします ありがとうございます、感謝しております

708 名前: sea 投稿日:2005/08/31(水) 09:56
狸先生、千春さん、皆様へ こんにちは。seaです。狸先生、千春さん、いつもお忙しところお返事をいただきまして ありがとうございます。 つい先日無事母が退院しました。退院前日に先生が病室にお見えになって 母に「心配していたリンパへの転移は病理検査の結果ありませんでした。 それと、○○がマイナスだったので、副作用の強い抗癌剤の治療は必要は ありません。」とおっしゃられたそうです。 母は病理検査の結果、どの様なデータが出てくるのか、その後その結果に よってどの様な治療になるかと言った知識が全くないので、唯一家族の中で 乳癌の本を読みあさっている私だけが、少しばかりですが、知識があるんです。 ですので、もっとちゃんと詳しく結果を聞いて欲しかったというのが本心ですが、 とにかくリンパへの転移がなかったのは間違い無い様なのでホッとしました。 私の予測では、○○が-というのは、切除部分の断面にも癌細胞は見られなかった という事ではないかな?と思っています。でも、もしかしたらホルモン受容体が -という事かも?とも思っています。 来週、退院後初めての外来なので、これには私も同席しようと思っています。 必要な情報を聞き逃さないよう、しっかり聞いてきたいと思います。 今の時点では、リンパへの転移なしという事なので、あとはホルモン受容体が +か-かが鍵になりますよね?-だった場合はやはり抗癌剤の選択が必要に なりますよね。 千春さんのお母様のお話、本当に色々な面で母とダブります! 母も抗癌剤でなく、アリミデックスの服用になるのかな?と思ったりもしています。 あ、それと、1つ教えてください。 母は、もし抗癌剤もしなくて、放射線もしないと、何だか心配だと言って いました。全摘の場合、切除断面にも癌細胞が見られない場合は、放射線を する意味はないのでしょうか? 癌も3センチほどの大きさだったので、見えない癌が潜んでいるのでは?と 思ってしまいます。 リンパに転移なし、多臓器にも転移なしの場合は、もし見えない癌が潜んで いた場合、ホルモン療法で癌をやっつける効果はあるのでしょうか? 色々と私なりに勉強しているつもりなのですが、まだまだ知識が浅く質問 ばかりで申し訳ございません。 また外来の時先生に結果や今後の治療法をお伺いしたら、まだご報告させて いただきますので、相談に乗っていただけると嬉しいです。 これからもよろしくお願いします。

709 名前: もうこ 投稿日:2005/08/31(水) 11:53
狸様 お返事ありがとうございました。母は、あの日以来、出血がとまってしまい、主治医の先生に見てもらったところ、異常なしでした。一安心です。千春さま、狸様アドバイスありがとうございました。でも、これからずっと再発への不安と闘わなければいけないんだなと痛感しました。これからも、よろしくおねがいします。

710 名前: 千春 投稿日:2005/09/01(木) 20:01
>>708 seaさんへ リンパ節に転移無し。良かったですねー! 全摘。各種浸潤無しやHer-2マイナスでしたらホルモン受容体-でも、 腫瘍径とがんの顔つき(組織学的異型度↓)との兼ね合いを先生がどうご判断されるかでしょうが、 http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3sagyou.html#histological_grade 年令も35才すぎですし無治療の選択もありえると思います。 主治医と検査結果・お母さまの考えなどを総合して結論をお出しくださいね。 seaさんのおっしゃる通り、ホルモン受容体+の場合、 ホルモン療法で見えないがんをやっつけます。 (がんが出来るのを阻止すると言う方が適切でしょうか。) 尚、無治療の選択になったとしてお母さまの不安はとてもよく分かるのですが、 現在の良好な状態において(しっかりとした基準から)不要と判断された治療は〝気休め〟のために行なうには体への負担を考えた時に大きくマイナスです。 放射線療法はあくまでも局所療法ですので、全摘までしてリンパを郭清後、 病理結果でリンパ節転移無しとされた場合や、 切除断片が陰性の場合は意味が無いばかりか副作用のデメリットが大きくなるだけと思います。 http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-930.html そんな時は過剰な予防治療の副作用で体力低下を招くより、 家族や周囲の笑顔の方がずっと再発予防には効果的ですよ! 我が主治医の先生は、心配性なのにがんの知識を全然頭に入れようとしない母にいつも (娘が素人なりにある程度勉強している事もお見越しになられた上で…娘いかんせん知能不足は否めませんが)、 「さ!もう健康な人と今は変わりありませんよ~♪働いてくださ~い。」 とおっしゃいます。 とても有り難い言葉です。 (でも働かないで遊んでる母^^; ) 病理検査結果しっかり聞いて来てくださいね!! コピーを頂くのも一考です。 http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3hagyou.html#hagyou22 『恋』だとそうとも限りませんが、今回“正確な情報が勝利への鍵”です。 しっかりね!!! 今日も長文失礼しましたm(__)m

711 名前: 千春 投稿日:2005/09/02(金) 02:06
seaさん。 上ではああ書きましたし、現在病理検査結果待ちの状態でフライングとは思いますが、 もし病理の結果がホルモン受容体-でしたら他の病理検査結果が良好でも、 お母さまの年令58才と腫瘍径3cmと言うところで 最低でもCMFもしくはユーエフティについて、私なら主治医にアドバイスを仰ぐとは思います。 まずはやはり確実な病理検査の結果ですね(^^ゞ

712 名前: sea 投稿日:2005/09/02(金) 20:46
千春さんへ。 こんばんは。いつも親身にお返事を下さいまして、本当に本当に ありがとうございます! でも千春さんからの>>711のレスを読んで、千春さんのお母様と 私の母が似てて似てて・・・。ひどい心配性なのに、今回の乳癌に 関しては自分で調べるでもなく“なったものはしょうがないわ~” とただ先生からのお話を聞いているだけで。私が色々説明しても 何だか分かっているんだか、分かっていないんだか・・・。笑 でも案外心配性の人は、それぐらいの方がいいのかもしれませんね。 私も今回感じましたが、調べようと思って調べるだけ不安な事ばかりが 頭に入ってきてしまって、どうもマイナスに考えてしまいました。 でも手術も終わり、リンパ転移なしで、もうあとはしっかり治療を しながら、毎日を楽しく過ごしていかなきゃ!! 先生のお話を聞く上で、やっぱり自分(家族のだれか一人でも)が ある程度の知識をつけておくことは本当に必要なんだと、いつも みなさんのレスを読んで実感しています。 一応、主治医の先生は癌の化学療法を専門分野とされていらっしゃる 先生なので、少し心強い気がします。 千春さんから教えていただいた知識を頭に叩き込んで、来週しっかり 先生とお話していきたいと思います。 いつも本当にありがとうございます!

713 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/02(金) 22:13
出産経験がありません。 乳首を強く摘んだりしたら、ちょっと透明な液が出ました。病院に行くべきですよね?昨日から生理が始まりました。しこりは自分ではよく分かりません。

714 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/02(金) 22:14
↑の追加です。 年令は今年29です。

715 名前: めい 投稿日:2005/09/03(土) 01:48
母の年令50歳。身内に癌患者はいません。18年ぐらい前に子宮筋腫で子宮をとってます。 一ヵ月前に市の検診で、触診異常なし、マンモに石灰化でカテゴリー3で再検査をしました。 その検査では、エコーには写ってなく、細胞検査ではなく、いいMRIがあると言う事で、検査して写ってなく医者は、4ヵ月後にマンモをして石灰化が増えてたら、細胞検査をしましょう。けど多分大丈夫と。 けど母は、何か不安になり、本日、別の外科病院に事情を話し検査に行きました。そしたら触診でしこりが分かり、エコーで5ミリぐらいの影が写ってました。今度、細胞検査をします。母は、悪性かもと思ってます。もし癌でも、医者はこの大きさなら手術すれば大丈夫と言いました。 乳管内にあるそうです。 一ヵ月で、しこりが大きくなったのでしょうか?それとも一度目の医者が見落としたのでしょうか? この大きさってどんな感じなんでしょうか? この大きさで転移とかありますか?って聞いても医者は細胞をとってみて、その結果次第…。あとは細胞検査をして判断してからだと。 一度は、喜んでたのに…ショックでした。 あと、カテゴリー4って言われたら、どれくらいの割合で悪性ですか?

716 名前: あいりん 投稿日:2005/09/03(土) 08:32
見落としとは言えません。5ミリで見つかるなんて幸運と思ってください。 自分で見つける場合だいたいの方が2,3cmですからね。 それと、乳管内にとどまっているなら切除すればはぼ100%完治します。

717 名前: めい 投稿日:2005/09/03(土) 12:11
あいりんさん、有難うございます。 その病院のあと、近くの掛り付け病院に行って、エコーをとって貰ったそうです。医者は、「ん~これを言ってるのかな。こんな小さなものを見つけるなんて…悪性の形とは違うような…けど、細胞検査してみた方がいいね」と。 乳管内に出来ていて、伸びている?とか。母は、最近、咳が出るとか言ってて、転移か?って心配してます。医者は、まず細胞検査の結果を待たないと、今後はそれからと。 5ミリのしこりでも、もし悪性なら転移とかありますか?

718 名前: あいりん 投稿日:2005/09/03(土) 22:18
とにかく検査の結果待ちでしょうね。 乳管内に留まっている場合は「非浸潤性乳管癌」と言って 乳管より外に広がっていないので手術で取りきれて完治すると言われています。 つまりは転移はないと考えていいのではないですか? でも、管に添って広がっているために温存できないケースもあるそうです。 ちなみに、浸潤性乳管癌(乳管の外に浸潤しているもの)だと しこりの大きさは予後を計る目安になりますが、他にも様々なファクターがあり 5mmだから安全ともいいきれませんし、5cmだからダメともいえないんです。 しっかり病気のことを正しく知り治療に望むのはたいへん役にたちますけど、 取り越し苦労はしないほうがいいですよ。。

719 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/04(日) 14:02
>>715さん 不安はお察しするも、 結果も出ないうちから 多数のHPへのマルチの相談は心証が悪いですね。 HNを変えているのは自分でも少しは後ろめたいのかな?

720 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/04(日) 15:29
大変申し訳ありません。 とてもとても不安と恐怖で、誰かに大丈夫と言って貰いたくて…けど、こんな事していたらバチがあたった検査結果が悪くなる…かも。 気分を悪くさせて申し訳ありません。お詫び致します。 あとは、祈って待ってみます。

721 名前: サク 投稿日:2005/09/04(日) 16:18
初めまして。サクと申します。 僕は14歳の男なのですが、一ヶ月ほど前に友達にフザけて左側の乳首をかなり強く突かれました。 お風呂に入って乳首を見てみたら、腫れていたんですが「まぁそのうち腫れも無くなるだろう」と思い、 放っておきました。ですが、一ヶ月たっても腫れが無くならないので乳首を触ってみたら、しこりのようなモノが ありました。これは乳癌なのでしょうか?とても怖いです。レスお願いします。

722 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/04(日) 16:28
720様 あまり、お気になさることは無いと思います。 マナー違反と知りつつも同様の書き込みをなさる方は少なからず おられると思います。 私も、自分が同様の立場になっても、絶対にしないと言い切れる自 信はありません。多分するかも知れません。 一箇所の書き込みで期待する内容の回答があるとは限りませんし、 複数箇所の掲示板で安心できる心強い回答を期待したいからです。 お母様の検査が良い結果である事を私も願っています。

723 名前: 千春 投稿日:2005/09/04(日) 17:04
>>721 さくさん 乳がんの心配はまず無いと思います。 不安でしたらご両親に相談するなり病院の受け付けに聞くなりして 診察してもらってください。 皮膚科か外科でしょうか。 >>109 >>110 ← 一応男性の乳がんについて。

724 名前: サク 投稿日:2005/09/04(日) 20:19
千春さん>それを聞いてとても安心しました。 本当にありがとうございました。

725 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/05(月) 07:18
乳癌には、一般的には痛みがない…と言われますが、よく乳癌と告知された時には、骨とか肺に転移があった…って聞いたりしますが、それってしこりとかが、かなり大きくなって見つかった…って時でしょうか?肩が痛く、ちょっと咳が出るって症状は、転移…なんでしょうか?

726 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/05(月) 20:36
エコーに影が見つかって今、今度、細胞検査を予定しています。大きさは数ミリです。医者が、乳腺にあると言いました。乳腺の外に出来るのは癌ではない。 そうなんですか? あと、乳管に出来るしこり・乳腺に出来るしこりの違いって何ですか? すみません。教えて頂けませんか?この大きさなら、転移はないと言われました。あとエコーに写ったしこりの中に石灰化が写ってました(黒の中に白い丸が)これって、悪性でしょうか?

727 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/06(火) 08:53
>>725 原発巣の治療はお済みですか?定期検査には行かれていますか? 一般的にしこりが大きいほど転移の可能性が高いと考えられますが、 しこりが小さくても転移している場合もあります。 もともとしこりの触れない乳癌もあり、リスクの高さは癌細胞の種類や リンパ節転移の有無などと総合的に判断されます。 そのあたりは主治医から聞いておられませんか? >肩が痛く、ちょっと咳が出るって症状は、転移…なんでしょうか? 症状がでるような転移巣があれば検査で発見されるはずです。 異常があれば検査日ではなくても受診してください。 経過観察中は少しの症状でも転移に結び付けてしまいがちですよね。 お気持ちはわかります。お大事にしてください。

728 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/06(火) 09:16
>>726 乳管の中を這うように広がるものと、 乳腺組織から外に浸潤して増大していくものとがあり、 上記のタイプは取りきれてしまえば予後が良いとされています。 石灰化があっても必ずしも悪性=癌とは限りませんが 画像診断で乳癌の疑いをつけるきっかけになります。 検査前でご不安でしょうが、 なるべくお心やすらかに過ごされるよう祈っています。

729 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/06(火) 18:15
石灰化の中に癌細胞がある確立ってどのくらいですか?

730 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/07(水) 22:49
石灰化について詳しく載っているサイトがありましたら教えて頂けませんか?

731 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/08(木) 19:14
>>730  乳癌の石灰化とはマンモグラフィで撮影した画像にパラパラと白い微細なものが乳管内に 写る、癌細胞の死滅したものでカルシウムが沈着したものだそうです。乳腺組織そのものも 画像上では白く見えるので、判別がつきにくいことがあるようです。それについてのサイトですが、 http://www.tch.toyama.jp/main/shinryo-info/nyusen http://www.kchnet.or.jp/cancer-20040311-3.pdf http://www.md.tsukuba.ac.jp/public/clinical-med/radiology/outline/Mammography.html http://www.koshokunews.co.jp/karaki/gan04.a.htmその他 多数あります。キーワード(乳癌の石灰化)で検索されて、ご自分でお好きなサイトを ご参考にされても良いかと思います。 <以下削除>

732 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/09(金) 01:49
>>730  (731の続きです) 石灰化に関して、比較的読みやすく詳しいサイト http://www.iryokagaku.co.jp/frame/03-honwosagasu/shuyomokuji- 860033329/12dokuei.pdf http:/homepage3.nifty.com/francis/data/12/shimada.pdf http://www2.kpu-m.ac.jp/breast/op/mammotome.pdf http://www.cancer therapy.jp/breast/pdf 他にも多数ありますが・・・

733 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/10(土) 00:01
細胞検査をして、石灰化も一緒に採れて、細胞・石灰化の方にも癌細胞は見受けられないと言う結果が、出てこれからは石灰化を持ってるので、半年毎のマンモ検査をして下さいと言われました。 癌細胞を含んでなかった石灰化が、いつか癌になる可能性は100%ないとは言えないですね。との事ですが、良性の石灰化・しこりが将来、癌細胞を持つ可能性ってどのくらいですか?

734 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/10(土) 08:37
普通の細胞が癌化する可能性だってゼロではないのに、 パーセンテージにこだわる意味はあるのでしょうか? 癌に「なるかならないか」は当事者にとっては100かゼロです。 経過観察をおこたらずにいれば もし異常があれば早期発見のチャンスになります。 プラス思考でストレスをためないことも大事ですよ。

735 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/10(土) 22:17
 (管理人様、依頼をしておいた自分の731の一部分を削除していただきありがとうございます。)    人間の体にはおよそ60兆個もの細胞があり、癌を発症していない健康な若い人の体内にも、1日に3~4000個程度の 癌細胞が生まれているそうですが、体外から摂取した食べ物の中の癌抑制物質や体に備わっている 免疫機能がそれを修復したり排除しているのです。でも、不幸にして体の免疫機能が落ちたり、 癌抑制作用をもつ物質の摂取が少ないと、癌が発症し、臓器にもよりますが、だいたい小豆粒程度の大きさで 発見されることが多いようですが、その時には10億個程度に癌細胞が増殖しているそうです。 部位にもよりますが体の細胞は2~3年でだいたい新しい細胞に入れ替わるそうです。細胞の癌化を防ぐには、 よく言われていることですが、発癌性物質の摂取を最小限に抑え、癌抑制物質の摂取をできるだけ増やせば良いわけで、 癌発症の原因の3分の1を占めると言われる食生活の改善は有効な方法だと私は信じています。  乳癌、大腸癌、子宮体癌などは欧米化した食事、つまり動物性蛋白や脂肪の過剰摂取と緑黄色野菜や果物の不足 したビタミンやミネラルや繊維質が不足した食事が原因だと 言われています。卵、肉、魚などの動物性蛋白の摂取は減らし(特に牛肉や豚肉などの獣肉。しかし一方で、 豚肉は免疫力を高め癌予防になったり、血管を強化し、脳卒中の予防になると言われていますが)、 体の細胞膜を強化し、細胞の癌化を防ぐ作用をもつ緑黄色野菜(ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、にんじん、かぼちゃ、ピーマンなど)、 その他、きのこ類(なめこ、しめじ、えのきだけ、しいいたけ)、アブラナ科の大根、かぶ、わかめ、海苔、ひじき、昆布 などの海草類も意識的にとっています。また癌抑制作用をもつリコピンが豊富なトマトジュースを毎日飲み、癌抑制作用があり、 血液をさらさらにする、ゆり科の玉ねぎ、にんにく、らっきょう、 などもなるべく(私はにんにくはどうも苦手なので玉ねぎとらっきょうが主ですが)食べるようにし、 また白血球の形成に関与し、免疫力を高めるキャベツ,バナナなども毎日積極的に摂取するようにしています。 あとは納豆、豆腐、おからなどの豆腐製品も必ず1日1回は食べるようにしています。 また、以前大好きだった乳製品(動物性脂肪)は乳癌発症の元凶のようですので、控えるようにし、 牛乳、ヨーグルトは無脂肪のものを摂るようにし、バターもマーガリンも食べないようにし、 チーズや生クリームも殆ど食べない(1~2ヶ月に1回、ケーキを食べるとかピザやピザトーストを食べる程度) ようにしています。 今日FM(J・Wave)のニュースで納豆・豆腐や、魚をたくさん食べる(だったかしら…)人は乳癌になりにくいという 調査結果を愛知県立癌センターが発表したと言っていました。数年前に国立がんセンターが 一日に味噌汁を3杯以上飲む女性は飲まない女性よりも乳癌にかかる率が低い、去年は 確か、魚を1週間に5回以上(でしたっけ?正確な数字を忘れましたが)食べる女性はそうでない人に較べて 乳癌にかかる率を下げることができるというような調査結果を発表していたような覚えがあります。 過去に、アメリカ人研究者が欧米人女性と較べて、アジア人女性に乳癌が少ないことに着目して、 早期乳癌を治療した患者にFish Oilが豊富に含まれるアジアの料理を、ある一定期間、たくさん食べさせたところ、 血液の状態と乳房内の乳腺組織の状態が改善されたという結果が報告されています。 魚の油とは、青魚に含まれるDHAやEPAですが、私はこのカプセル(アメリカ製Nature Made)をこの1年以上飲んでみて、 それは確かに実感できました。あと、できるだけ食品から摂取するようにしていますが、野菜不足を補うために、 満点野菜などのサプリメントも時々飲み、その他、ビタミンCやビタミンEなどの細胞が傷ついて癌化するのを防ぐ、 抗酸化作用のあるサプリメントも飲んでいます。また、塩分と脂肪分は細胞を傷つけたり、発癌性物質を発生させたり、 (脂肪を分解する胆汁酸が生成される過程で発がん性物質が発生するそうです)細胞の癌化を促進させ、 砂糖も癌を増殖させるといわれていますので、それらの摂取をなるべく減らすように心がけています。 欧米では食生活に原因があるとして、ケモ・プリヴェンションが盛んに行われています。 また、一日に30分以上歩く人や18才頃の体重プラス5キログラム以内に体重増加を留めている人は は乳癌になりにくいというデータ等も報告されているようです。  がん予防のための食生活の本は多数出版されていますが、下記の本が一押しです。 複数の先生による共著『がんにならない食べ物100のコツ』(主婦の友社)は それぞれの食品を専門に研究している研究者が執筆しているので、詳しく 分かりやすく、説得力があり、おすすめの1冊です。  また、このサイトでも推奨していた食事療法の本、幕内秀夫著『乳がんから命を守る 粗食法』もあります。これは管理栄養士として病院で長年、患者の食事のアドバイスをしている 著者が、乳癌患者に共通した食習慣を発見し、乳癌患者の食生活の改善方法について書いた本です。

736 名前: J&Y 投稿日:2005/09/14(水) 02:15
こんにちは、今とても悩んでいるので質問させてください。私は現在52歳で、48歳のときに閉経しました。10年ほど前から乳房にお茶碗のような塊があったのですが、痛みもないのでほうちしていました。(多分できたきっかけは乳腺炎を放置したためと考えます)それが1年半ほど前から痛み出し、今年の2月ごろから乳りん周辺が黒ずんできたため4月に病院にいったところ乳がんであると診断されました。大きさはそのとき4~5cm、リンパ節転移は触診で軽く触れる、MRI,エコー上ではみられない、CTで淡くうつっているようないないようなといった状態でした。そのときのコアニードルでの生検でER(+)、PgR(+)、HER2(3+)でした。5月からAC療法を4クール行い、現時点で大きさが1cm弱にまで縮小し、CT上で淡くうつっていたリンパ節かもしれないものも消えてしまいました。 そこで、つぎにどうしようかという問題が出ていまなやんでいます。ここまでちいさくなったのでもう手術をして術後ホルモン療法をするか、タキサン+ハーセプチンの治療を先に4ヶ月やってから手術をするか、どっちにしますかといわれています。再発が一番怖いのでどっちのほうがその確率が低いのか、どなたかご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。もし根拠となるような報告があるようでしたら、それを、もしないようでしたら、推測でかまいませんのでよろしくおねがいします。ながくなってすみません。 

737 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/14(水) 08:30
狸と申します >>736 J&Yさん ご心中お察しいたします。ご自身の病状をしっかり把握されており、いろいろとお分かりかと思いますので、私もしっかり書かせていただこうと思います。まず昔の事をくよくよ考えても今後には何の益にもなりませんから、以後の事のみ考えましょう。生検の結果からも判りますように、Her-2(+)ですので、ここはより確実な治療法を選ぶ事が重要かと思います。幸い術前補助療法(ACサイクル)で著効のようですから、幸い化学療法に感受性が高いようです。この段階で手術するか、あるいは追加でタキサン+ハーセプチンにするかですが、私は後者が良いと思います。ただ一応確認ですが、ハーセプチンは現段階では補助療法では保険適応NGです。その点(自己負担も構わない、あるいは医師側が臨床試験や何かの理由で患者負担の懸念がない)が問題ないのであれば、大歓迎です。タキサン+ハーセプチンの補助療法での有用性はほぼ明らかです(ASCOなどでも話題ですから)。またACが著効した事からしても、術前補助療法の期待度が大きいと思います。更に術野縮小による温存の施行なども視野に入ってきます。ただし懸念はやはり副作用ですので、そのあたりの説明を十分にお受けください。聞くべきポイントとしては、A(アドリアマイシン)後にハーセプチンを使う事による心機能への影響について、さらにタキサン+ハーセプチンによるアレルギーの問題などです。ただし報告を論文で見ている限りこれらが重大な懸念にはなっていません。不明な点はまた聞いてください。

738 名前: ネコ 投稿日:2005/09/14(水) 08:52
狸さま ごぶさたしております。 ゾラデックスを毎月打っていますが、 先日3ヶ月持続するタイプがあると聞きました。 3ヶ月持続する薬は乳がんの治療には使われているのでしょうか? また副作用の差はあるのでしょうか? 3ヶ月に1回でいいのならそちらに変えたいと思ってます。

739 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/14(水) 10:13
>>738 ネコさん ゾラデックス長期製剤は現段階では前立腺癌のみの適応です。ですが、リュープリンであれば長期製剤も乳癌に使用可能です。

740 名前: J&Y 投稿日:2005/09/14(水) 10:20
狸さま、早速のお返事ありがとうございます。 術前のハーセプチン療法が保険適応外であることは承知しておりますので、大丈夫です。ハーセプチンをするとなるとエコー検査でEFなど心機能を調べてからやることになると思いますといわれましたが、ハーセプチンで心機能が低下したという人もいるそうで少し心配です。やはりかなりの確率で心臓が悪くなるのでしょうか?また、アレルギーですが、重篤なものなのでしょうか?(私はアレルギー体質ではありませんがそれは関係ないんですよね?) 一番気になっているのは、先に化学療法をすることのデメリットです。何か考えられるものはありますか? またたくさん質問してすみません。とりあえず、狸さまのご指摘くださったところをあさって主治医に会いに行くときに聞いてきます。 また、書き込みさせていただきます。それではよろしくお願いします。

741 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/14(水) 10:58
狸です >>740 J&Yさん まず心毒性の件です。アドリアマイシンは蓄積性の心毒性があるとされています。詳しくは添付文書(http://iyaku.kyowa.co.jp/Temp/tenpubun/LIST2.cfm?FN=ADR_7)にありますが、その頻度は投与量に依存しますので、標準的なAC療法であれば、頻度はそれほど高くはありません。一方のハーセプチン(http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/di/scholar/item/drug_data/her/pi/her_pi.pdf)ですが、こちらは頻度不明の心毒性が出るとされます。アドリアシンとハーセプチンの心毒性は作用機序が異なるので一緒に出た場合の懸念からこの2剤は併用禁忌とされます。ですからACの終了後であれば、更に標準的な投与量であれば重大な懸念は生じにくいと思いますが、主治医の先生はそのあたりの事情を良くご存知のため、(念のため)おっしゃっていただけたものと思います。 またアレルギーの点ですが、タキサン、ハーセプチンともその可能性があります。ただアレルギー反応は多くの場合、投与初回に出るだけで、以後は沈静化する事が多いとされます。ですから投与初回は投与後の観察などもあるため時間が掛かるかもしれません。 最後に術前化学療法を追加する事にデメリットですが、薬効の面ではおそらく何もないと思います(薬効的にはやるのが良いと思います)。耐性が出るとか、免疫力が落ちるとかは全くないとは言いませんが、メリットを脅かすようなものではありません。デメリットは副作用が出た場合ですが、今までのお話を聞く限り、主治医先生の識見はかなりのものであり、そのあたりのケアはなさっているのではないかと思います。以上参考になれば幸いです。

742 名前: ミユ 投稿日:2005/09/14(水) 20:25
教えてください(>_<。)私の母が8月にシコリが見つかりステージⅡと言われました、リンパの方には転移していない様なのですが、胸に転移が見つかりました、しかしベットが空いたら入院と言われ今病院から連絡待ちなのですが、そんなに待たされて大丈夫なのか毎日不安ですし、同じ病気で叔母さん(母の姉)が3年前くらいに亡くなっているので、不安で毎日そればかり考えてしまいます。ガンセンターなので待たされるのは仕方ないのかもしれませんが、こんなに待たされて癌が進行しないのでしょうか?母は50歳です

743 名前: ヌー 投稿日:2005/09/14(水) 23:54
いつも勉強させていただいています。母(60歳)の術後補助療法について相談させてください。 7月に右乳房にしこり発見、8月頭に温存手術、センチネルリンパ節生検を行い、病理結果が大きさ1センチ、断片陰性、リンパ節陰性(3個生検)、ER PRともに-、ホルモン受容体-、HER2は免疫方法は2+フィッシュ方法は-という結果でした。現在放射線療法中です。 その後で、主治医より抗がん剤ACの4サイクルをすすめられています。年齢的に微妙ではあるが、やっておいたほうがいいとのこと。とりあえず放射線終了後、行う予定でいるのですが、素人なりに調べてみるとACは非常に副作用が強いとあり非常に不安を感じております。 母の状態で、本当にこの抗がん剤投与は必要なのでしょうか?行った場合、どれぐらい再発率の変化があるのでしょうか? ホルモン受容体がマイナスの為、もしこの抗がん剤を行わなかったら他に治療法はないのでしょうか?本人も出来ることならやりたくないと考えているようです。ただ、もし再発してしまった時にあの時やっておけば・・となるのも辛いし、どうしたらいいのかとても悩んでおります。 どうぞアドバイスご意見いただければと思います。よろしくお願い致します。 

744 名前: ゆう 投稿日:2005/09/15(木) 00:18
初めまして。 今年の春くらいに左胸の下(乳首の真下あたり)にしこりがあるのを見つけたのですが2週間前くらいから痛みが出てきたので病院に行ってきました。 触診・エコーの検査をしたのですがしこりの上あたりがモヤモヤしているからと言われ組織検査をしました。 医師からはたぶん大丈夫だと思うけど、と言われたのですが不安でたまりません。結果が出ていないのに書き込みするのは良くないとわかっていますが詳しい方に聞いてもらいたくて…。 結果は来週出るのですが癌ということも覚悟しておいた方が良いでしょうか?ちなみに年は26才です。

745 名前: とまと 投稿日:2005/09/15(木) 00:36
3月に左乳房を全摘出し、4月から6月まで4クールCE治療し、7月から10月までタキソール治療を行っているところですが、術後半年の超音波検査で、約4.5mmのしこりの影が見つかりました。細胞診はまだですが、抗癌剤投与中でも再発することがあるのでしょうか。また、これからの対処のアドバイスをお願いいたします。

746 名前: " 投稿日:2005/09/15(木) 08:49
>743 low riskなのでCMFだけでもいいんじゃないですか。 >745 あるでしょうけど、半年は早いですね。通常術後2年をピークとした期間で再発します。 個人的にはMRIでの診断が望ましいと思います。 対側への注意も必要です。

747 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/15(木) 10:15
狸です >>742 ミユさん 胸に転移、と言うのは局所転移という事でよろしいですか?現在手術の順番待ちとの事ですが、予定ではいつ手術なのでしょうか?おっしゃるとおり手術までの時間は患者さんやご家族にとって大変長く感じるものですが、現実的には同様の減少は少なくありません。対策として、1)診断を終えた上で紹介状をもらって他院にて手術を受ける、2)術前補助療法をうける、などが考えられます。前者はセカンドオピニオンとは微妙に異なり、手術をすぐにやってしまうための方策、後者は待ち時間の間に癌が進展する可能性が否定できないので、それを押さえ込むため、です。以上を念頭に主治医に相談してみてはいかがでしょうか?ただしいずれもメリットデメリットがありますので、その当たりはよく説明をお受けください。

748 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/15(木) 10:16
狸です >>743 ヌーさん いつもご覧いただいているとの事で、状況の記載が非常に的確ですね。いただきました情報から術後補助放射線療法中とのことですね。ここに補助化学療法には何を?戸のご質問ですが、>>746さんには申し訳ありませんが、ホルモン受容体陰性ですのでリスクは”中”になります。最新のSt.Gallenのガイドラインからは補助療法としてアンスラサイクリンを含むものが推奨される状況です。よって私としてもACやECもしくはCAFやCEFがもっとも適した補助療法かと思います。ただしおっしゃるとおり副作用はどうしてもCMFなどより強くなります。その強めの副作用と薬効を天秤に掛けて決める事になりますが、過去の統計的な情報からしますと、5年再発率の抑制上乗せ(CMF→CAFなど)で10%程度ではないでしょうか?それを高いと見るか、そうでもないと見るかはなんとも言えません。場合によってはひとまずCAF等のレジメンを選択し、投与開始後どうしても副作用が気になるようでしたら、変更する、と言う方法もなくは有りません。なおこれら補助療法以外には、賛否両論はあるものの、経口剤のUFTでも補助療法としての有用性を示すデータがあります。

749 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/15(木) 10:16
狸です >>744 ゆうさん これは、、、結果が出るまで不安でしょうが、なんとも言えません。場所的には乳がんは乳房の上半分の可能性が高いので、逆に乳がんの可能性は低いですし、年齢的にもないとは言えないものの、やはり可能性は高くありません。総じて可能性が高い状況ではありませんが、しょせんネット上の回答ですので、ご参考程度に、、、

750 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/15(木) 10:16
狸です >>745 とまとさん 抗がん剤による補助療法中でも再発の可能性はあります。現状では結果が出ていませんので、不安では有りましょうが、今後の事はひとまずお考えにならない方が良いと思います。場所の記載がありませんが(乳房?)、局所再発でしたら、大きさからも再摘出可能かもしれませんね。

751 名前: " 投稿日:2005/09/15(木) 12:42
>748 gradeが分かりませんが、adjuvant onlineで計算しますと、relapse riskは4%と6.7%でわずかに2.7%の上乗せ効果しかありませんのでどちらでもいいのではないですか。 ERについてですが、つい先日、Annals of Oncologyに今年のSt.Gallenの最終報告が発表されたのをご存じないようですね。(残念) これによるとホルモン受容体はホルモン療法の予測因子であって、予後因子でないと言う観点からリスク分類からは除かれました。 以上から考えましてもCMFは妥当だと考えますがいかがですか。

752 名前: " 投稿日:2005/09/15(木) 12:56
ちなみにst gallenの今回のリスク分類に基づく治療指針では、743はnot applicableとなってしまい。存在しないことになっていますが、これはこの論文のミスです。  このpaperがpublishされる前にst.gallenにて暫定的にきめらられたものに基づくものであり、修正が必要であるにもかかわらずそのままにしたために起こったミスです。(これまた残念。) 

753 名前: ミユ 投稿日:2005/09/15(木) 12:57
狸さん返信ありがとうございます。癌のある方の胸に転移していました。癌のある胸のレントゲンでここに転移がありますと言われたした。8月から検査をしもー9月半ばですガンセンターの主治医は今月末がそれでも空かないなら10月に入ると言っていました。その間には薬もなにも出てません。ただひたすら連絡を待つだけで…私はどうしたらいいのか、わかりません。毎日そのことだけが気になって(>_<。)仕事も集中できないです。狸さん何か良いアドバイスがあればお願いしますm(__)m

754 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/15(木) 16:21
狸です >>751 ”さん(何とお読みしますか?) St.Gallenの件はおっしゃるとおり、finalを読んでおりませんでした。ご指摘の通り、ホルモン受容体がリスク分類の項から削られている事を確認いたしました。謹んで訂正させていただきます。私はホルモン受容体陰性をリスク分類中とするとの暫定分類を前提に>>748で回答いたしましたので、おっしゃるとおり、再発リスク”低”であればCMFでもどうか?とのお考えには確かに納得できます。ちなみに私はCMFに比するアンスラ含有レジメンの上乗せ効果をLevine MN et al, J Clin Oncol 16(8) pp2651-2658, 1998を参照にした図を参考に返答しましたため、目算で約10%の改善と返答いたしました。この頃はたしかホルモン受容体陰性での補助化学療法剤の効果(の比較)検討に至っていなかったので、もう少し効果が期待できるのではないかと思います。いかがですか?

755 名前: " 投稿日:2005/09/16(金) 09:04
>>754 ソースが古くてPDFで落とせませんでした。 Adjuvant!でもそうですね。CMFは約23%、ACは約35%のrisk riductionが見込めます。差は12%あります。が、ここで注意して欲しいのは、無治療でのリスクによって解釈が大きく異なることです。 言われなくても分かてるよと言われそうですが、あえて言います。 無治療リスクが仮に5%(つまり100人のうち5人が再発)が4.4%(100人のうち4.4人)になるだけです。 これが、無治療再発リスクが50%であると44%で6人の人が助かることになります。 そのため、相対的なrisk riductionを持ち出して説明してもあまり意味がありません。 >>743は無治療リスクがそれほど高くないと見込まれますのであえてACを選択するのは、患者の希望がある場合のみでしょう。分かりましたでしょうか。

756 名前: ヌー 投稿日:2005/09/16(金) 10:17
743ヌーです。みなさん色々とアドバイスありがとうございます。特に狸さん、”さん本当にありがとうございます。 母も、私もまさか抗がん剤を薦められるとは思っておらず、AC投与と主治医より言われたときには本当に動揺しました。 何かあったときにやっておけばよかっということになるならと思い、その場では治療を行うことに決めたのですが・・。 もう一度確認させてください。ACを行った場合、母の再発率はどれくらい改善されますか?無治療という選択は危険でしょうか? 私個人の意見としては、ACでなくても抗がん剤治療をして、もし本当に数パーセントしか再発防止にならないならば、抗がん剤の治療は行わず、全身麻酔での手術、放射線治療で弱った体を回復させてあげて免疫力を鍛え再発しないようにしたほうがいいのかな・・と思っています。 もちろん、最後は母の判断に任せるつもりですが。 何度も質問してすみません。理解力不足ですみません。どうぞ宜しくお願いします。

757 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/16(金) 11:31
狸です >>755さん 詳細な解説誠にありがとうございます。recurrence odds reductionの考えは以前拝聴した、これまででもっとも感銘を受けたシンポジウムで存じておりました。しかしながら自分の理解に自信がなく、またこちらで記載するには紙面が限られ、更に別の機会に統計的な切り口で話をした際、個々人の事を統計で断じられる事への憤りをうかがった事があったため、あのような記載になりました。正確さを欠く内容でご迷惑をおかけしました。またご指摘いただきました点、誠にありがとうございます。以後十二分に注意いたします。 また今回の>>743の件につきましては、私はやはりSt.Gallenの暫定リスク分類の呪縛が抜けないことと、ホルモン受容体陰性症例で化学療法が著効するとの知見からどうしても”念のため”の考えが出てしまいます。ご指摘の事はおっしゃるとおりでありますし、自分も納得いたします。ただこうした場ではご相談者が再発する事を懸念するような事をおっしゃった場合には、多くの場合より効果を確実に狙えるような回答をする事が多くなります。もちろんそれではエビデンスの意味が損なわれないとの懸念もありますが、、、、。 追記ですが、、、、 勘違いでしたら大変申し訳ございませんが、先に記載しましたシンポジウムの先生(仮にエビ先生と呼ばさせていただきます)ではありませんか?文調からそのように思えてならないのですが、、、。

758 名前: " 投稿日:2005/09/16(金) 12:05
エビ固め先生ではありません。 たぶん、エビ先生はここには降臨されないでしょう。 ただの通りすがりです。 あまり、難しいことを語りすぎると一部の方から嫌われますのでこのぐらいで消えます。

759 名前: にゃあこちゃん 投稿日:2005/09/16(金) 18:43
St.Gallenのfinalが見たいのですが、どこで見られますか? 英語読めません。医師限定サイトも見れません。 何故ホルモン受容体がリスク分類から消えたのですか? ホルモン境界値の私としては気になります。 ホルモン感受性が無い=正常細胞から隔たっている=リスク と理解していたんですが・・・・。

760 名前: UK 投稿日:2005/09/16(金) 21:20
狸さん、響さん、お久しぶりです。UKです。 母親が13日から術前抗がん剤治療を始めました。 ER(-) PgR(-) Her-2 3+ の結果を受けて、アドレアマイシン+エンドキサンを4クール行う予定です。 もしその結果次第(あまりがん細胞が小さくならなかったら)タキソール+ハーセプチンを4クール行うそうです。 今はまだ髪の毛も抜けず、吐き気も3日分の薬をもらっているので、疲れやムカツキ以外は比較的落ち着いています 母親は悪性の癌と言う言葉に不安になっており、転移してるんではないかとか、抗がん剤は効かないのではないだろうかと心配しております 血液検査の結果で、白血球の数の数値(?)で遠隔転移は見られないから大丈夫だろうとは医師より言われてるのですが、 やはり私も含めすごく不安で気になります。 そこで遠隔転移や、転移があるかどうかの検査をしたいと思っているのですが、抗がん剤治療中でも大丈夫でしょうか? あと、上記の抗がん剤(アドレアマイシン、エンドキサン)の特徴や性質を教えて頂けますでしょうか? やたらと悪性と言われるので、望みが薄く、転移や再発の可能性が高いのではと心配です どうぞよろしくお願いします・・・

761 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/16(金) 21:39
>>756 乳がん患者の横レスですが、 1cmでリンパ転移無しであれば、術後に抗がん剤治療を受けると 10年間で再発する割合が術後無治療の人と比べて25%~30%程度減るそうです。 人数に直すと、 ステージⅠで術後無治療の人(約1000人)のうち10年間に100人再発するとして、 同じステージⅠで術後抗がん剤治療を受けた人(同じく約1000人)のうち 約25人~30人は抗がん剤によって再発しないで助かる(無治療だと再発していた)ということになります。 でも、抗がん剤治療を受けても100人(無治療で再発する100人です)のうちの70人~75人は抗がん剤治療の甲斐もなく再発します。 この人たちには抗がん剤治療は役に立たなかったということになります。 また、術後無治療でも約1000人のうちの900人は再発しません。 この人たちにも抗がん剤治療は無駄(やらなくても再発しないので必要なかった)ということになります。 ややこしいですが、おおまかに言ってこんな感じだと思います。 ステージⅠだと8割~9割の人が術後無治療でも再発しないので、 それに賭けて「私の母は8割の中に入って絶対に再発しない!」と強気に出るか、 それとも1~2割の人が再発するので、そのリスクを少しでも(1~2割のうちの25%~30%)減らすために抗がん剤治療を受けるか、 どちらを取るかだと思います。 ただ、ヌーさんのお母様の場合、HER2が2+というのが少し気になります(フィッシュ法では陰性ではありますが・・)。 それに加えてホルモン陰性であるから主治医は抗がん剤を薦められたのではないかというような気が素人ながらしております・・。 抗がん剤治療するかしないか微妙なラインとなると、本当に悩ましいところですね・・・。 ちなみに、私もステージⅠでしたが抗がん剤治療は受けていません(ホルモン陽性だったのでホルモン療法を受けています)。 狸様、皆様、大雑把な素人意見で失礼しました。 ヌー様のお母様が御元気で完治されますように!

762 名前: とまと 投稿日:2005/09/16(金) 22:17
摘出した反対側の右の乳房にできたみたいなのですが、まだ10月までタキソールの治療中なので それを続けることにして、細胞診を化学療法を終わってからすることにしましたが、 それでよかったでしょうか?アドヴァイスお願いします。

763 名前: ヌー 投稿日:2005/09/17(土) 10:08
761さん。分かりやすいご説明ありがとうございます! 母にも、761さんの説明を使わせて頂いて、相談したいと思います。 761さんもどうか完治されますように、心からお祈り申し上げます!! 主治医とも、ここでアドバイスしていただいたことを元に、もう一度相談してこようと思っています。

764 名前: 761 投稿日:2005/09/17(土) 23:57
昨日、大雑把にステージⅠの術後無治療ケースの再発率について1~2割と書いてしまいましたが、 あれからサイトや本など調べてみたところ、 ステージⅠといえども術後全くの無治療の場合は10年間(or20年間)で再発率は30%程度はあるようでした (群馬県立がんセンターの過去20年間のデータなどを見まして・・)。 ですので、ステージⅠの術後無治療群での再発率は1~2割というのはちょっと楽観的過ぎるようで、 3割程度と訂正させていただきます、大変失礼いたしました。 ヌーさんのお母様共々、私も完治組に是非とも入りたく頑張ります!!

765 名前: 761 投稿日:2005/09/18(日) 16:02
しつこく出てきて申し訳ないですが、 ステージⅠおよびⅡ(リンパ転移無し症例)における術後抗がん剤治療の再発抑制率についても、 761で書いた数字よりは実際はもっと低い(5%程度)というデータが 欧米のメタアナリシスにてデータが出ていますが、 最近は色んな新しい抗がん剤が開発されているので、もう少し効果は期待できるのではないかと、 そのような気持ちでおります。 それにしても、一日も早くHF10ウィルス治療などによる癌征圧の道が開けて欲しいです。 失礼いたしました、これにてさようなら。

766 名前: 761 投稿日:2005/09/18(日) 16:11
>765 5%じゃなくて約17%減少ですね、間違えました(大汗!) こちらは一度書き込むと自分では削除できないのでえらいことドツボにはまっちゃいました。 今度こそ消えます、お騒がせしてすみません。

767 名前: J&Y 投稿日:2005/09/18(日) 21:20
少し前に書き込みさせていただいたものです。 狸さまが書き込んでくださったハーセプチンの使用説明書をじっくり読ませていただきましたところ、副作用のところにアレルギーのほかに間質性肺炎とありました。ハーセプチンと同じカテゴリーに入るとされている肺癌のイレッサが悪魔の薬と呼ばれるようになったのは確か子の副作用のためだったように思いますが、ハーセプチンでもイレッサのように結構おこりうる副作用なのでしょうか?

768 名前: ダイ 投稿日:2005/09/19(月) 13:40
 以前こちらに書き込みをさせて頂いた事がある19歳学生のダイと申します。9月2日に母が死去致しました。母は昨年の11月にステージ2の約3.5cmの乳がんを温存法で手術しました。手術は成功し、転移もみられないという事で退院しました。その後、放射線治療を受け、毎日抗がん剤を服用していましたが、6月の上旬に肺の痛みを訴えて入院。癌性胸膜炎と分かり、胸膜の水を抜いて癒着法を施術し、さらに転移が分かった時点で「ゼローダ」を飲み始めました。本人の希望で7月中旬に一旦退院し、自宅で座薬を用いた痛みの緩和を行っていました。7月中に検査が全て終わり、8月の1週目に肝臓にも少し転移がみられるという事で、「これからは効果のある抗がん剤を見つけて、それを注射して治療をしましょう。(食欲不振だったので)体力作りのためゼローダを1週間休みましょう。」と言われました。またMSコンチンも服用を始めました。1週間後、強い痛みがあったので、入院し治療を始めるつもりで救急車を呼んだのですが、CTを撮った結果、がんが肝臓にぽつぽつと散らばっており、「この状態で抗がん剤で治療する医者はいない。余命3ヶ月です。」と言われました。入院しても意味がないと言われたので家に帰り、これからは自宅で看護することになりました。8月の第3週には在宅看護をお願いし、MSコンチンも8月末には朝4錠、夜3錠を服用していました(この頃は首のあたりにしこりが出来ていたり、少しお腹の痛みをたまに訴えたりしました)。そして9月2日(熱は少しあったが状態的には今までと変わらず、会話も普通に出来ていた。)に在宅看護の看護師が訪問に来た際、呼吸が少し弱いと言う事で救急車で病院へ行きました。看護師には「これからは病院に入院して看護しましょう」と言われたのですが、主治医が治療室に入って5分後に「ダメです。親戚を集めて下さい。」と言われました。何をしたのか聞くと、「痛み止めを少量注射した」そうです。母は昏睡状態に陥り、血圧が低下、血圧を上昇させる薬を投与しました。午後3時に病院に運ばれたのですが、午後7時20分頃に呼吸が弱くなり、「軌道に管を挿入すれば意識は戻る」と言われお願いすると、作業して5分位で心臓が停止しました。主治医は心臓マッサージなどはしてくれなかったので、父が行いましたが、息を引き取りました。死因は癌性胸膜炎の転移とのことでした。と以上なのですが僕にはどうしても医者の判断ミスが母の命を縮めたとしか思えないのです。特に変だな?と思っている点を挙げたいと思います。 ①温存法か全摘出法かを選ぶ時、主治医に「どちらもリスクは同じ」と言われた事。乳がんガイドラインで温存法に適しているのは3cm以下であると知っていたら全摘出法を選んでいた。 ②癌性胸膜炎と分かった時(6月下旬)には同時に肝転移も疑われていた。この時に何らかの対応は出来なかったのか。 ③ゼローダを1週間休んだ(休薬期間ではなく)のは失敗だったのでは? 休んでも食欲不振などは解決しなかった。 ④手術後に手術跡付近の強いハリを主治医に訴えたが、触診もされず、「そのうち柔くなる」と言われた。8月にはその場所はパンパンに張っていた。 ⑤7月下旬から不正出血をしており、主治医に言ったがそのままだった。 ⑥9月2日は痛みはコントロール出来ていたのに痛み止めを打った事。呼吸が出来るようにだけしてくれればよかったのでは? と主にこんな感じです。今となってはすでに何もかも遅すぎるのですが、狸先生をはじめ皆様、ご意見をお願い致します。   

769 名前: るびー 投稿日:2005/09/21(水) 06:50
はじめまして、るびーと申します。 どなたか教えてください。迷っています。 9月1日に右乳房全摘出手術をしました。リンパも取りました。 今後、医師から化学療法になると聞いています。 他の部位には癌と思われるものはないと聞いています。 そこで教えていただきたいのは… 知人(乳癌)、母(乳癌)の体験や、 この病気がわかってからいろいろ調べてみて、 化学療法で一年近く苦しんで治療しても 転移をすると言う事です。何故ですか? もちろん大丈夫な方もいらっしゃるとは思います。 転移するかしないかは、今わかる事ではないので 化学療法はしたほうがいいのか… 私としてはしたくないのです。 読み返してみて、わかりにくい文章と思いますが どうか助言をお願いしますm(__)m 

770 名前: 千春 投稿日:2005/09/21(水) 16:45
ありきたりの返答しか出来ませんが・・・。 おっしゃる通り残念ながら乳がんも、 (ある種を除き)どれだけ補助療法を行なっても100%再発を防ぐ事は出来ません。 それが現在の医学の限界だからです。 しかし再発率を下げる事は出来ます。 また無治療の選択をしても再発なさらない方は多数おられます。 結局はここのところの考え方です。 主治医の先生にも選択肢になっている化学療法の効果や副作用や限界を説明されたと思いますが、 その上でこれを行なった場合の精神・体力・物理的…なリスク、 行なわなかった場合将来抱えるであろう精神的・再発率等のリスクを天秤にかけ、 最終的にはるびーさんご自身が決断するしか出来ない問題です。 人生に与えられる難問への決断を下す瞬間は誰でも、 いつも孤独で尚且つ一発勝負です。 『後悔』とまでは言わずとも『もしもあの時ああしていたら?』と言う気持ちは、 どんな決断を下した時にでも心の片隅に静かに置かれ続けるものだと思います。 でも人生に『もしもあの時』は存在しません。 日々下していく己の判断した道1本です。 後戻りもまた出来ません。 悩み続ける時間的余裕も無尽蔵にはありません。  今、カードを決めるのはるびーさんです。

771 名前: 千春 投稿日:2005/09/21(水) 17:01
それと・・・。 決断をくださなければならない状況は不安で苦しいものですが、 『自ら選ぶ事が出来る』と言う状況の幸運さもお考えください。 人生『否応無しに』や『有無を言わせず』と言う事にも間間直面するものですものね。

772 名前: るびー 投稿日:2005/09/22(木) 04:45
千春さん、丁寧な助言をいただきありがとうございました。 結局は自分で決めるのですよね。 【また無治療の選択をしても再発なさらない方は多数おられます。】 そうなんですよね。 自分が再発しない確立も残されているから 迷ってしまうのです。 それに、これは私の考えですが、 外科的手術の方が身体の復活が早いように思うのです。 (手術できない所に再発した時は別ですが…) 家族に相談しても「化学療法やりなさい」と 言われてしまうし、 今はまだ外科の先生にかかっているので 内科の先生との話はまだ行われていません。 外科の先生も「化学療法はやりますよ」と。 もう少し時間があるの考えて見たいと思いますが 本当に、本当に、悩み悩み悩んでいます。

773 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 14:08
【乳がんでは比較的早くから起こりうる可能性がある全身への微小転移】 をどう捉えるかですよね。 あと外科の先生の「化学療法はやりますよ」は なにゆえ〝やりますよ〟になったのか? 病理の結果はいかがでしたか? 内科の先生ともよくご相談されて、 無治療の選択をなさるにせよ、 化学療法をするにせよ(もしもそうなったならばレジメンの選択も)、 るびーさんが絶対納得の出来る選択を見つけてください。 どちらの選択も自分が納得出来なければ貫徹は困難ですものね!

774 名前: うびたん 投稿日:2005/09/22(木) 14:09
るびーさん。 少し前まで、私も同じようなことで悩みました。 以下は、助言とかではなく、私個人の話です。 以前こちらにも書き込みしましたが、私はもともとステージⅢaの状態から 術前化学療法を受け、病巣を縮めて温存手術を受けました。 現在は放射線治療中の身です。 先日病理結果が上がってきましたが、断端陰性も確認され、 摘出範囲にがん細胞が散らばっているような所見もありませんでした。 ただ、ER(-)PGR(-)ハーセプテスト(-)という結果を受けて、 主治医から、放射線治療のあと何もしないか、一応経口抗がん剤を飲んでみるか 考えておくようにと言われました。 正直、もう抗がん剤は嫌だと思っていたのですが、もともとはステージⅢaだし、 何もしないというのも不安を感じたんですよね。 それと、万が一再発したときに「あの時抗がん剤飲んどけば…」とかって 後悔するのが嫌なので、今のところは抗がん剤治療を受ける気でいます。 主治医とは、とりあえず1ヶ月くらい飲んでみて、もし副作用が強くて嫌だとか いうことになったら中止、問題なければ1年間継続で、という話になっています。 前述のとおり、私はこう考えたという話なので、 この意見をるびーさんに押し付ける気はありません。 納得できるまで、先生方やご家族の方といろいろな面から よくお話しをされるのもよろしいかと思います。 私の例が、こんな人もいる、という参考にでもなれば幸いです。

775 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 14:16
あ、うびたんさんと1分違いだ(^_^! るびーさん。決断する時は一人でも、みんなるびーさんを心配しながら応援しています。 頑張れ!!!

776 名前: ねこ茶 投稿日:2005/09/22(木) 14:31
こちらには初めて書き込み致します。 どなたか、関東近県でリンパ浮腫専門の病院をご存知ないでしょうか? 

777 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 14:53
>>776 ねこ茶さん。 婦人科板の再掲ですが、このようなHPを一応見付けました。 他にもあるとは思うのですが、載せておきますね。 ・http://www.breast-service.com/ca003000r-5.htm

778 名前: 761 投稿日:2005/09/22(木) 15:07
>るびーさん 千春さんやうたびんさんが素晴らしいレスを書かれているさなかに、 出てこなくていい私が性懲りも無くまた出てきてしまいましたが、 術後病理結果で脇のリンパ節に転移が無く、HER2が陰性のケースでは、 術後無治療での20年間再発率は20%~多くても30%であり、 また術後に抗がん剤を受けたとしても、それにて得られる再発予防効果は、 術後無治療だった人と比べて17%~25%(検査でもわからない微小遠隔転移が元々あった人の場合です)の改善のようです。 つまり、術後に抗がん剤を苦しんで受けても、 元々身体のどこかに微小遠隔転移があった人のうちの75%~83%(ステージⅠ全体の約15%強)の人は再発してしまうのが現実のようです(ステージⅠなので再発の絶対数は少ないですが・・)。 (これが、もっとステージの進んだかたの場合は、ハーセプチンやタキサン類等の優秀な抗がん剤治療が色々あるので、もっと再発抑制率は高くなるようです) それに、リンパ転移無しの早期の人全体での70%~80%の人は術後無治療でも一生再発しないようです。 詳しいことをお知りになりたいのであれば、 慶応病院放射線科医師の近藤誠先生の「再発・転移の話をしよう」等をお読みになってみてください。 近藤先生の書かれていることには極論も多いですが、他の医師が絶対に言ってくれないタブーの真実も多いと思います。 とても参考になると思います。 ただ、再発率の高い人にはとても読むに耐えない内容もあるかもしれません・・。 同時に合わせて、かの有名な平岩正樹先生の数々の著作「チャートでわかるがん治療マニュアル」等々も 必ず読まれることをお奨めいたします。 平岩先生の著作を読まれると、再発された方々でも勇気と希望と元気が湧いてくると思います。 私の個人的な感想では、 早期の人には近藤先生の著作を、また再発率の高い人には平岩先生の著作を読まれるのがいいと思います。 また勝手なことばかり書いてすみません(近藤先生には反感を持っている先生方も多いようです・・)。 るびーさんにとって、後悔の無い納得した治療が受けられますように・・・! それでは失礼します。

779 名前: るびー 投稿日:2005/09/22(木) 15:25
うびたんさん、ちはるさん 本当にありがとうございます。 術前けんさでステージはⅤです。悪性と言われました。 CTにより肺転移ありません。肝転移みられません。 胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、副腎に器質的な異常を認めません。 胸水や腹水ありません。骨破壊みられません。 …と出ています。 術後の病理検査では,長くなってしまいますが全文書き込みます。 【検体は右乳房18.5×3cm、リンパ節切除片であり、18×22×17mm 白色調で境界比較的明瞭な腫瘍を見ます。 組織学的に腫瘍では、中型~一部大型の乳腺上皮系異型細胞が、 乳頭腺管状および充実腺管状に増生しています。前者が優勢と考えます また、腫瘍中心部では、瘢痕化した組織内に硬癌様の部分像を見ます。 腫瘍辺縁の一部では脂肪組織への浸潤像が認められ、また、最大割面に おける浸潤部の長径は19mmであり、T1.fと判断します 乳管内進展は目立たず、少なくとも中等度以上の脈管侵襲は示唆されませんが、 提出されたリンパ節の一部に転移を見ます リンパ節:♯levelⅠ 2/24,♯levelⅢ 0/4, total 2/28】 これで、何か分かりますか? 癌は全て取り除いたと、先生は言っていました。 宜しくお願いします。

780 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 16:01
ド素人なのでここからは専門家の御意見を承りたいですが・・・。 Ⅴと言うのはがんのステージではなく細胞診のレベルⅤ=癌 と言う事ですね。 リンパ節転移が見られたと言う事ですよね。 リンパ節転移1~3個の場合が1番抗がん剤の効果が見られると聞いています。 素人の個人的意見ですが、私ならやはり化学療法を選択します。 ホルモン受容体・Her-2・年令などを書かれると、専門の先生方もよりアドバイスしやすいと思いますよ。

781 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 16:21
そして近藤誠医師については別館〝近藤誠医師についてどう思われます?〟スレ17のおちゃ先生のレスも是非お読みください。 婦人科板でD先生も以前懐疑的だと見解なさっておられました。 ・・・と、近藤医師についてはここまでにします。

782 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 16:26
…などと自分で申しておきましてなんですが、 狸さんも民間板で近藤医師の統計の解析法に疑問を呈しておられた記憶があります。 すみません。終わりますm(__)m

783 名前: 761 投稿日:2005/09/22(木) 16:31
>るびーさん おっと、投稿がかぶった・・・。 ということで、 リンパ節転移が2つあるということは抗がん剤適用になると思います。 リンパ転移陽性の場合は、 術後抗がん剤を受けることによって、術後10年の生存率が約10%上がりますし、 ホルモンレセプター陽性の場合はこれまた術後10年の生存率が約10%上がるようです。 それに、現在は新しい抗がん剤もホルモン剤も多く開発されているので、 生存率は実際はもっと上がっていると思います。 私ももし自分ならば、リンパ転移が2個あればまず抗がん剤を受けます・・。 >千春さん こちらで近藤先生のお名前を出して申し訳ありませんでした。 以後発言には気を付けます、大変失礼いたしました。 では、るびーさん、皆さん、狸先生(御忙しそうですが)からの専門的なレスも、もうそろそろだと思いますのでお待ちくださいませ・・。

784 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 17:05
>>781 不正確な書き込みを致しました。 Dさんは懐疑的と言う言葉ではなく“卵巣がん???”スレ461で 「近藤先生の抗癌剤に対する考えは極端なものです」 とコメントなさっておられました。 スレ違いスレ汚し重ね重ねお詫び致します。(今日もまた反省!)

785 名前: るびー 投稿日:2005/09/22(木) 17:32
761さん、ごめんなさい。 先程書き込んだ時には、761さんの書き込みが見られませんでした。 お礼が遅くなりました。いろいろありがとうございますm(__)m 千春さんも761さんも、この私の状態なら 化学療法を受けるのですね。そうですかぁ… リンパ節の転移について今思い出したのですが センチネルというところに2個あったので全部取ったと 先生は言っていました。 『Ⅴ』とはそういう意味なのですね。 もう全然分からなくて… ステージと言うのは先生に聞かないと分からないのですか? ホルモン受容体と言うのも? 本当に、言葉の意味などが分からなくて もう少し勉強しなくてはいけませんね。 専門用語の意味などの本ってあるのでしょうか? あと、年齢は40才です。 皆さん親身になっていろいろ助言してくださり 本当に涙が出てきます。 今朝の段階で80%化学療法はしないと思っていました。 いろいろ考えすぎちゃっていっぱいいっぱいになってます。

786 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/22(木) 18:17
はじめまして、私もリンパ節に2個転移がありましたので参加します。 腫瘍も2*2くらい、決して初期とは言いがたく、抗がん剤治療も覚悟 していたのですが、今年1月に温存手術後放射線治療後、ホルモン レセプター陽性だったのでゾラ&ノルバで現在に至っております。 リンパ節転移3個以上なら抗がん剤、と私の主治医はおっしゃったの ですが、逆にこれでよかったのかな・・・なんて皆さんのご意見を読み 不安を覚えています。でも、ひとりづつ病気の状態も治療法も違う、 ということですよね・・・?

787 名前: 千春 投稿日:2005/09/22(木) 19:18
>>785 るびーさん。 本ではないのですがネットで、 乳がんについて私が見やすかったのは、まず王道の ○がんセンターのHP ・http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010201.html ○JR東京総合病院のHP ・http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index.html ○乳腺の和 ・http://www5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/ ○VOL-NET ・http://www.v-next.jp/ の『乳がん用語集』なども分かりやすいですよ。 ・http://www.vol-net.jp/ 我らが癌掲示板、乳癌トップページに書籍の紹介と書籍検索もありますね。 ・http://www.gankeijiban.com/bbs/025nyugan/index2.html  ステージは上記がんセンターのHPのステージ分類を見ますと、 るびーさんの場合Ⅱb期にあたるでしょうか? 主治医の先生にお伺いくださいね。 ホルモンレセプター(ER・PgR)が陽性か陰性か ・http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3hagyou.html#hagyou8 Her-2が陽性(強陽性)か陰性か ・http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3h.html#h0 組織学的異型度(組織学的悪性度) ・http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3sagyou.html#histological_grade 年令 等を総合的に見て今後の治療方針が判断されると思います。  751さんがご説明くださっている、 スイスで隔年で行なわれる“st.Gallen(ザンクト・ガレン)” と言う学会での指針から治療方針を割り出す事も多いようですが、 今年の最終報告は専門家しか見られないみたいです。 (おまけに英語では全く歯がたちませんね(;^_^A ) さぁ、るびーさん!ここからです!! 上記のHPやこちらの乳癌Part1~3などもお読みになり、 疑問点は主治医の先生に臆せずお聞きして、その上で分からない事は狸さんはじめみなさんのお力をお借りして、 ご自分の正確な状況を確認しながらより良い自分の納得出来る治療を探していきましょう! 治療を始めるとなれば辛い事も多いと思いますが大丈夫!! こちらには頼もしい先輩方が大勢おられますよ。 焦らないでねっ。焦るとただ心が乱れるばかりで何も頭に入らないから。 まずは深呼吸^^b

788 名前: 761 投稿日:2005/09/22(木) 22:07
>>786 先程はリンパ転移2個あれば自分も術後抗がん剤を受けると書きましたが、 不安にさせてしまい、申し訳ありません。 786さんの主治医のおっしゃる通り、リンパ転移3個以内の場合は、 術後10年生存率が約80%とステージⅠに近い状況です(リンパ転移無しの場合は90%以上ですが・・)。 リンパ転移が4個以上になると、10年生存率がそれより約20%も下がってしまうようです・・ (あくまでもデータ上の数字であり、個人個人のケースでは千差万別ではありますが・・)。 ですので、リンパ転移が3個以内の場合は予後がかなり良いというデータが出ていますし、 またその他の病理結果の違いによってもかなり術後治療法にバリエーションが出てくると思いますので、 786さんの主治医は術後の786さんの詳しい病理結果と上記の予後の良さを様々に検討した結果、 ホルモン療法のみの選択を提示されているのだと思います。 それに、術後ホルモン療法だけでも術後抗がん剤と同じ程の予後改善率が出ていますので、 自信を持って今の治療を継続されるのが良いように思います・・。 るびーさんも、リンパ転移2個という実に悩ましい状況ではありますが、 千春さんがたくさん御紹介くださった色々な専門サイトなどをよく御覧になって、 抗がん剤を受けるか、それともホルモン陽性の場合はホルモン療法だけでいくか、 術後の詳しい病理結果をよく御存知の主治医とよく御相談なさって、治療法を決めていってくださいませ。 私も再発の不安は常に消えませんが、きっと完治することを願って、お互いに術後治療を頑張っていきたいですね・・! それでは、私ども素人には知識が無くレスできなかった他の方々、狸先生の専門レスをもうしばらくどうぞお待ちくださいませ・・・。

789 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/23(金) 11:29
>>776ネコ茶さん、 関東近県のリンパ浮腫専門の病院をお探しでいらっしゃるとの ことですが、お住まいがどちらかわからないのであまり、個々には ご紹介できませんが、<全国のリンパ浮腫専門病院の一覧>のサイトがありましたので、 ご参考されてはと存じます。私自身、去年9月に乳癌の温存手術を受けましたが、 リンパ浮腫は未体験なので、この病院が良いといったことが言えるわけでもない ので、申し訳ないのですが…。 http://www.breast_service.com/ca003000r_5.htm_9k これには各医療機関のHPのアドレスは載っていませんが、 病院名を入力して、検索されればHPは見られると思います。 あと一覧表には掲載されていない、新しくオープンした 東京のクリニックには下記のものがあるようです。 べテル代官山診療所(JR山手線恵比寿駅西口、地下鉄恵比寿駅徒歩2分) 03-5721-6656 http://www12.ocn.ne.jp/~bethel/My Page/ menu O.html 一覧表にも掲載されていますが、東京ではその他、 東大病院(文京区)形成外科 光嶋先生(木・金) 東京医科大(新宿区)形成外科 渡辺先生b 東京共済病院(目黒区) 外科 山崎善弥医師 領国あしのクリニック 等があります。 

790 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/23(金) 11:35
>>776 度々すみませんが、789の訂正です。 領国あしのクリニック ではなくて 両国あしのクリニック です。

791 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/23(金) 11:44
訪問者の皆様 このところ在宅の時間が結構ありましたが、モデムが壊れてしまい、今の今までPCが使用不能でした。対応の遅さをお詫び申し上げます。本日は今から出掛けるため、帰宅しましたら順次対応させていただきます。

792 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/23(金) 12:14
またまた789の訂正です。度々の訂正の書き込みですみませ~ん。 <リンパ浮腫の治療が受けられる医療機関>のHPのアドレスで、 _はすべて-ですのでよろしくお願いします。 つまり、 http://www.breast-service.com/ca00300r-5htm です。 <リンパ浮腫の治療が受けられる医療機関>で検索されても 良いかと思います。 

793 名前: るびー 投稿日:2005/09/23(金) 14:54
ちはるさん、761さんありがとうございます。 紹介していただいたHPは順次見ていきます。 癌に関する本は何ひとつ読んでいないので、 紹介していただいた本を購入してみたいと思います。 話はちょっと外れちゃいますが 私は全摘しましたが、その後の下着(ブラ)をどうしようかと 色々調べていました。 ワ○ールの物も購入しましたが、今一番便利に使っているのは ユニ○ロ製の『身体を科学したブラ』です。 スポーツブラみたいなのですが 術後の腕が上がらない状態でも足のほうからスルスル上げて 肩ヒモはとても伸びるので楽に付けられます。 もちろんカップの中にはパッドを入れてです。 宣伝になっちゃいますでしょうか? ただ、本当に良いのでお知らせです。

794 名前: スイートピー 投稿日:2005/09/23(金) 17:43
>>776ネコ茶さん、   776に対するHPの紹介はすでに、千春さんがすでに迅速に777でレスを書き込んで   いらしゃったにもかかわらず、結局それと同じHPを紹介したにすぎず、すみませんでした。   今頃気づきました。     千春さん、せっかく早々に書き込まれたのに、大変失礼致しました。お詫び申し上げます。        病院で治療を受けながら、その他に、ビデオや本からも情報   を得たいと思われた場合には、下記のようなリンパ浮腫がご専門の先生  (世田谷区南烏山5-19-10賀茂ビル3F 廣田内科クリニック院長)の   著書やビデオもあるようです。 1.リンパ浮腫攻略に役立つビデオ廣田彰男監修 制作・販売(株)クレッシェンド                   Tel 03-3478-8671 ①リンパ浮腫を知っていますか(1200円+税) ②リンパ浮腫マッサージ療法 腕編(2500円+税) 2.本  改訂版 「リンパ浮腫」知って!廣田彰男著 羽賀書店(1890円)  

795 名前: ねこ茶 投稿日:2005/09/25(日) 17:24
千春さん、スイートピーさん本当にありがとうございます。 早速参考にさせて頂きます。

796 名前: smile 投稿日:2005/09/26(月) 18:31
狸先生、みなさん、こんばんは! お久しぶりです。 いつも、ロムだけさせていただいてました。 一年前、乳癌の温存手術を行い、現在、ゾラとノルバによるホルモン治療中のsmileです。 諸々の事情により、温存手術の後、放射線ができなかったのですが、今日、術後一年の検査をしたところ、石灰化が見つかりました。 主治医の話では、一年前からあったもので(摘出部分にはない)、再発、転移ではないそうです。 三ヵ月後に、またマンモをしますが、もし癌だと確定された場合、手術をするのでしょうか、それとも放射線や抗癌剤による治療になるのでしょうか。 おわかりになる範囲で結構ですので、教えていただければうれしいです。

797 名前: 投稿日:2005/09/26(月) 22:22
はじめまして。私は中3なんですが乳房から変な液が出ます。色は黄色っぽいです。でも最近赤い色の液が出ました。小学5年頃からこの症状がでています。これは癌なのでしょうか。かなり心配です。やっぱり病院行かなきゃだめでしょうか。

798 名前: 千春 投稿日:2005/09/26(月) 22:52
がんの可能性は年令から言っても低そうですが、心配なのなら安心を獲る為にも行ってみては? まずはご家族に相談しましょうね。 もう中学3年生です。 ネットとは、何に使えて何をするとマナー違反になるのかなども、 この際ですからご家族とこちらのスレッドを最初から読んで 話し合われるのもこれからの為になりそうです。

799 名前: 投稿日:2005/09/26(月) 23:11
千春さんありがとうございました。親にちゃんと話したいと思います。ネットのマナーも学んでこれからは気を付けます。

800 名前: 千春 投稿日:2005/09/27(火) 00:39
きつい言い方をしてごめんなさいね。 でもネットの世界も現実世界も危険がいっぱいです。 尚且つ「病院に行かなくても大丈夫」「がんではありません」などと無責任な事は、 会った事も無い相談者に向かって誰も言えないのです。 愛さん。素敵で賢いお嬢さんに成長していってくださいね!

801 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/27(火) 01:30
smile 様 「もし」癌だと確定された場合、 他に転移がなく、摘出できる場所なら、まずは手術を勧められると思います。 転移がある場合、状況にもよりますがホルモン治療や抗癌剤が第一選択になるようです。

802 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/27(火) 09:10
狸です >>759にゃあこちゃんさん St.Gallenのファイナルは私も取り寄せて見せてもらったくらいなのでネット上で(無料で)見れるかちょっと判りません。 ホルモン受容体の発現有無がリスク分類から消えたのは、ホルモン受容体の発現はホルモン療法の適応の決定因子としては有効であるものの、予後規定因子としては不明瞭との判断かと思われます。実際にはホルモン受容体の陰性例の場合、臨床現場ではより強めの補助療法を施行する例が多かったため、余計にホルモン受容体陰性例と予後の関係が醜くなっていた側面もあると思います。ですから陰性例でよりリスクが高いと判断してきたこれまでの治療方法は過剰治療の可能性はあるものの、薬効不十分と言う事はないと思います。また個人的には乳癌の生物学的な発生とその後の変化はご指摘の通りと思っておりますので、陰性=正常細胞とは違う状態、と思っております。

803 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/27(火) 09:10
狸です >>760 UKさん まず各薬剤の特徴ですが、、、 アドリアマイシン(http://iyaku.kyowa.co.jp/Temp/tenpubun/LIST2.cfm?FN=ADR_7)をご参照ください。 エンドキサンは代謝生成物がDNAをアルキル化し腫瘍細胞の増側を阻害する薬剤で、主な副作用は脱毛、汎血球減少、アレルギー症状などがあります。 現段階での遠隔転移の有無の検査ですが、検査はいくらやっても”完全に白”は証明できないため、お気になさるのは十分にわかるのですが、不安感が増すだけともいえます。もちろん早期発見できればその分手立ても多いので、それに越した事はありませんが、現状では主治医に依頼し、転移の危険性が高い部位(肝臓や骨など)の検査を3ヶ月あるいは半年くらいおきに実施なさるのが一般的かと思います(実施間隔は目的に応じ変わります)。抗癌剤治療がこれら検査に悪影響がある事は通常ありませんので、もちろん治療中にも実施できます。

804 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/27(火) 09:11
狸です >>767 J&Yさん 間質性肺炎は抗癌剤では比較的良く起きる副作用です。こう書くと誤解を招きそうですが、抗癌剤治療を行っている最中にこの疾患が出ると抗癌剤との因果関係が否定できないため、副作用として抽出されてしまうことも要因の一つです。ハーセプチンの場合、全くおきないとの断言はできませんが、その頻度は決して高くなく、また注射剤であるとの特性からもイレッサのような重篤化には繋がりにくいと思います(イレッサは経口剤で、自宅にいるため医師が発見できず重篤化したケースが少なくなかった)。

805 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/27(火) 09:11
狸です >>768 ダイさん お母様の件、誠にご愁傷様です。カキコいただきました内容を拝見しますと、私も個人的にやや納得できない部分があります。しかしながら仮に”誤診”であったとしても、それが直接の死因になるかと言うとそういう判断が出るか判りません。総じて対応が患者さんのご家族の希望とは異なっていた、との感が強いですが、また肝転移もありえたとは思うのですが、(状況が良くわかりませんが)胸膜炎のほうがその際にはより患者さんにとって緊急の事態であったように思いますので、必ずしも誤診と言い切れない部分もあります。自分も過去に多様な経験があり、医師に対する不信感が強かった時期があります。私は同じ思いをしたくないため、自分なりにこの分野の勉強を積み重ねて現在に至っています。ダイさんも悲しみの癒えない状態と思いますが、うらみつらみで今後を過ごして行くのはそれはそれで好適な事とは思えません。

806 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/27(火) 09:11
狸です >>769 るびーさん 全摘手術後リンパ節郭清もなさったのですね?現在は再発予防のための補助療法というところですね。 補助療法はおっしゃるとおり必ず再発を押さえ込んでくれるものではありません。ですが、現在までに得られている知識では、少なくとも乳癌の分野ではそのリスクを確実に低下させる事ができます。そのリスク低減の度合いは手術時の癌の状態により、また使う薬剤により差がありますが、方法としては現在もっとも確実なものです。記載がないので詳細は不明ですが、全摘出をなさる状況ですから、化学療法による補助療法はお受けになった方が再発の危険性は確実に低下します。どの治療法にするかは副作用を良く聞いて、ご自分の希望を伝え決める事になります。その上でやはり補助療法はしたくない、との判断でしたら、それももちろんありです。 >>779 この記載を拝見しますと、一部リンパ節に広がっているため、また主病巣のサイズからも全摘出は納得できます。また広がり具合が微妙に大きく、個人的には浸潤の危険性を重視した治療方針であるように感じますので、やはり補助療法は確実なものをなさった方がいい気がします。

807 名前: るびー 投稿日:2005/09/27(火) 18:13
狸さん、はじめまして。 分かりやすい説明をいただきありがとうございます。 1週間前には90%は化学療法をやらない方向に考えていました。 でも、千春さんや761さんの教えていただいたHPや本等を 読んでみて少し考えが変わりつつあります。 日によって、時間単位で、分単位で、自分の気持ちが変わるので 自分でもどうして良いのか本当に悩んでいます。 でも、主人や親達がただ「化学療法はやったほうがいいよ」 と言うのと違って、狸さん、千春さん、761さんの説明だと 納得いくというか…(__) 木曜までに(内科診療の予約日)平岡先生の本を読んで 化学療法について勉強して、内科の先生に色々聞きたいと思います。 皆様、見ず知らずの私の事で、 親身になりアドバイスをいただきありがとうございました。 また、今後も宜しくお願いします。 結果もお知らせしたいと思います。

808 名前: もこ 投稿日:2005/09/28(水) 22:26
狸先生、皆様、ご無沙汰しております。 その後、放射線、ECと、副作用の辛さは経験しながらですが順調に進んでおります。 ECが終われば、いよいよ苦労してお願いしたハーセプチンが受けられる、と思っていたのですが。。。 どーも、染色法で3+、ハーセプテストで1+という結果が気になりはじめてしまいました。 で、Fish法をお願いしてみました。。。結果は、陰性でした。 すごく複雑な気持ちです。 つまり、だったら、ハーセプチンもいらないし、ホルモン剤も ノルバティクスで良くてって・・・今まで2か月間いろいろ調 べて悩んで無理いってお願いしていたことが、全部、必要なか ったってことで、、、えーっと、って、ちょっと混乱中です。 術後の病理結果の用紙にも、しっかりとHer-2(3+)と、書かれているのに。 でも、陰性なんですよね?・・・。 こんなことってよくあるのでしょうか? 三つのテストで結果が違った場合、Fish法を信じて、もうハーセプチンは取り止めても、本当にいいんでしょうか。 とても不安です。ほんとは3+だった、なんてありませんか? お忙しいところに、大変申し訳ありませんが、教えてください。

809 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/09/29(木) 00:49
狸先生、皆様、初めまして。ねこ旦那と申します。 悩むことがあり書き込ませていただきます。 実は妻が乳がんの手術を受けました。内容的には、 左乳房全摘でした。マンモグラフィーの検査で、 しこりの他、石灰化が乳房全体にみられたので、 赤ん坊を産んで、まだ、五ヶ月の妻は迷わず全摘を 選びました。センチネル転移はなしとの事です。 全身をMRI,RI,CTスキャンで検査したところ、転移は 見られないとの事。ホルモン受容体かどうかは、まだ 検査中です。 悩みと言うのは、主治医の先生に術後、抗がん剤治療を 薦められたのです。先生がいうには、しこりが大きく (1.6×3.5)それから、年齢が若い(29才)ので、再発防止に。 というような内容です。ホルモン治療はあると思って いましたが、抗がん剤治療は考えていませんでした。 妻は接客業なので、抗がん剤を使うなら、仕事をやめなくては ・・・と言っております。気に入っている仕事のよう なので、それもかわいそうですが、苦しむことになったら・・・ そう思うと薦める事も出来ませんし、再発したら・・・と 思うとやめろとも言えません。 よろしければ、ご意見いただけないでしょうか。

810 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/29(木) 08:12
狸です >>808 もこさん 染色法とハーセプテストはやはり同じ意味だと思うのですが、どこかで情報が交錯しておりませんか?以前のカキコでもその点はこちらから質問させていただいたのですが、、、。ただおっしゃるような、免染(ハーセプテスト)強陽性、でもFISH陰性、というのはないわけではなく、この部分が議論になる事があります。ただ言えますのはどんな検査法にも誤差や偽診断があると言うことです。一般にはFISH法の方が間違いが少ないとされますが、絶対ではありません。ハーセプチンはHer-2陽性時の効果は確かですし、現状ではノルバデックスよりもアロマターゼ阻害剤のほうが効果も期待できますので、費用の面は気になるものの、Her-2陽性で治療に臨むのもありかと思います。決して今まで勉強した事や、自分が選んだ方針が絶対的に間違いだ、とは思いませんように。仮に実際にはHer-2が陰性だったとしても、過剰治療にはなるかもしれませんが、効果の面でのマイナス要因はありませんよ。

811 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/09/29(木) 08:13
狸です >>809 ねこ旦那さん さぞご心配な事でご同情申し上げます。カキコいただきました内容から、奥様はまだお若く、また腫瘍サイズも大きい事から、再発リスクは中以上ですので、何らかの、それもアンスラサイクリンを含む強めの補助化学療法が推奨される状況です。接客業にさしさわる、とのおっしゃりようは確かにそうかもしれませんが、生まれたばかりのお子さんの事を考えますと、少しでも再発のリスクを下げる事が第一義であると考えますがいかがでしょうか?もちろん強めの補助化学療法で完全に再発が抑えられるわけではなく、弱め、あるいは補助化学療法なしとの効果の差は癌の状態などによるのですが、うかがった内容からは、その差は大きめになると予想されます。接客業との事で、脱毛などをご懸念なのかと想像いたしますが、かつらを使う、あるいは他の副作用へのケアを良く行って対処する、などで対応する事は考えられませんでしょうか?補助化学療法は処方によりますが3ヶ月から半年の間ですからその間は仕事も少しセーブするなどで対応できると良いのですが、、、。なお脱毛は強めの補助化学療法ではまず間違いなく出ますが、ほとんどの場合一時的であり、投与終了後はちゃんと生えてきます。

812 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/09/29(木) 11:58
ことしのASCOでのHerceptinのAdjuvant settingでの効果はかなりのimpactがあったと見え、みなさんすぐに飛びついておられますが、冷静になってもう一度良く考えて欲しいと思います。 9831やB31では4%を超えるうっ血性心不全が副作用として報告されており、これはコントロールアームとして用いられたAC-Tの1%と比べると4倍であり、無視できないものです。 癌転移症例に用いるならまだしも、術後補助療法として用いるためにはやはり、リスクに勝るベネフィットがあると考えられる患者にのみ使用すべきでしょう。 herceptinの熱狂振りはIressaを髣髴させるものがあり、見ていて恐ろしさを感じます。 FISHで陰性なら素直にherceptinはあきらめるべきです。 また今年のASCOの報告はあくまでchemotherapyとの併用比較試験であり、ホルモン剤との併用効果に関しては未だ結論は出ておりません。 したがって、抗癌剤後、TAMもしくはAIを用いるのがevidenceでしょう。

813 名前: よっし~ 投稿日:2005/09/29(木) 17:29
ねこ旦那さん すでに狸先生がレスされておりますが。 私の妻も昨年の30歳で乳がんが見つかり治療を行ないました。 治療の順番は違いますが、妻の場合は先に術前化学治療として CEFとタキソテールを各4回投与しました。 その後、手術を行ない、さらに放射線照射を30回行ないました。 元々3cm大の腫瘍と2cm大のリンパの腫れがありましたが、抗がん剤 投与によってリンパの腫れは無くなり、3cm大の腫瘍は1cm未満に 縮小しました。 その間、嘔気・食欲不振・倦怠感・脱毛等がありましたが、 抗がん剤を投与しながらウイッグ(かつら)を付けながら会社へ 出勤してましたよ。流石に投与当日と翌日は休みもらってましたが。 抗がん剤投与は昨年8月に終わり、9月に手術をしました。 現在では髪も10cm以上に生え揃い、毎朝ブローして会社へ行ってます。 先に手術を受けていらっしゃるようですが、狸先生がおっしゃる通り 抗がん剤を投与する事によって再発防止の保険にもなりますので、 是非行なった方がベターかと思います。

814 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/09/29(木) 22:46
狸先生、よっし~さん、早々のご返事ありがとうございます。 正直、いろいろなサイトを転々とし、いろいろな症例、 出来るだけ新しい治療法などを、調べておりました。 しかし、若い人の症例は数少なく、途方にくれていました。 それにしても、人の弱みにつけこむ商売の多いこと・・・ ほとほと疲れていたところに、このサイトを見つけ、 思い切って書き込んでみました。 書き込んで本当によかったです。抗がん剤の苦しい話が 多くて、妻にそんな思いをさせるのが嫌で、やって欲しい と思いつつも、薦められませんでした。 御二方の意見、とても参考になりました。 妻によく話して聞かせてみます。やはり、生きていてこそ! ですよね。どうも、ありがとうございました。

815 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/09/29(木) 23:30
すみません、もうひとつお伺いしたいのですが、 ホルモン受容体で陽性なら、ホルモン剤と併用で抗がん剤を 投与するのですか?それともどちらか一方を投与するのですか? 妻は併用を薦められたようなのですが、強すぎる(副作用の 大きい)のではないのですか?

816 名前: UK 投稿日:2005/09/30(金) 00:21
狸さん 貴重なアドバイスありがとうございます やはり母親のERやPgR,Her-2の数値は再発のリスクは高いとのことなので 術後はしっかり検査し、常に早期発見できるようにするしかないですね 先日脱毛などの副作用が始まりました 白血球の減少のせいなのか熱が出たり喉が痛くなったりしています ここが踏ん張りどころだと思って免疫力を高めるように頑張ります またお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いします ありがとうございます

817 名前: まいける 投稿日:2005/09/30(金) 00:53
まいけるです。 ご無沙汰しています。 ねこ旦那さん、奥様のこと心配ですね。私の妻は、再発治療中ですがホルモン陽性です。妻のこれまでの治療と照らしてみると、両方使用する場合が多いように思います。もっとも、術後の抗がん剤は、一定クールが終了すれば止めると思います。その後ホルモン剤は一定期間経口剤等を服用すると思います。副作用は使う薬剤にもよりますし個人差もあります。どんな薬剤を使用するのでしょうか。それにより狸さまのコメントも具体性が増します。 大切なパートナーのため、粘りましょう! 狸さま 私の妻はその後、ついにと言うべきか、ナベルビンを開始しました。タキソテールに比べ重篤な副作用は軽減されました。心配された静脈炎もなく済んでいます。しかし、白血球の低下も時折見られ、治療延期になることもあります。今度は 骨髄の状態を調べるようです。せっかくマーカーも下降傾向なのですが、歯がゆい思いです。  

818 名前: 千春 投稿日:2005/09/30(金) 03:07
こんなところに私信をごめんなさい。 でも・・・まいけるさんご夫婦の事いつも心に抱いて応援しています。 画面のこちらで応援する事しか出来ませんが、でもいつも!!

819 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/09/30(金) 17:44
まいけるさん、レスありがとうございます。 やはり、併用するのですか・・・副作用が、ちょっと心配です・・・ しかし、皆様の有益な情報、ご意見、ご指導により、 光明が見えてきました。 妻と長く寄り添えるよう、がんばります。 よっし~さん、まいけるさん、貴重な経験談ありがとうございました。 

820 名前: " 投稿日:2005/09/30(金) 18:25
抗がん剤とホルモン療法は通常同時には使いません。 抗がん剤終了後にホルモン療法を5年行います。 閉経前、リンパ節転移陰性ですので、5年以後のAIの選択肢はないでしょう。 書かれていませんが、ぜひともHER2測定を行うべきです。(ハーセプテスト、FISH併用で) Herceptin併用術後補助化学療法(AC-TH or HCT(Herceptin+Carboplatin+Docetaxel)) や ホルモン剤としてTAM or AIのどちらを使うべきかの判断材料になります。 29歳は私とほぼ同い年です。ご心痛お察しいたします。 まだまだ若いのですから最善を尽くして頑張りましょう。

821 名前: もこ 投稿日:2005/09/30(金) 20:54
狸先生、812さん、とてもわかりやすいコメントをありがとうございます。 まさに、お二方のおっしゃる内容が自分の中でも渦巻いていまして、どっちにしよう、、、と迷っています。 可能なら、病理の先生に一度会って話を聞いてみようかと思います。 主治医は、あくまで染色法とハーセプテストはキット?が違って、別の検査だといいます。 全部結果が一緒だったら良かったなあ、、、。

822 名前: " 投稿日:2005/10/01(土) 09:49
「あくまで染色法とハーセプテストはキット?が違って、別の検査」 確かに、違う抗体を違う人間が使って検査すれば、別の検査と言えなくもないですが・・・ 原理は一緒で免疫染色で癌細胞膜表面に発現するHER2を抗体を用いて検出するもので、 どちらも原理は一緒です。一般にハーセプテストは世界共通の統一規格で検査されているものですから、通常こちらを信じるほうがよいでしょう。 なぜ、2回も同様の検査を行ったのか意味不明です。間違いなく陰性です。 もこさん、HER2は間違いなく予後不良因子ですから陰性なのは喜ばしいことではないですか。 どうもHERCEPTINの術後補助化学療法の試験結果が出てから、HER2陽性が予後良好因子であるかのように思われがちですが、 間違いなく予後不良因子ですから。HER2陽性でよかったなどということはありません。

823 名前: まいける 投稿日:2005/10/01(土) 11:44
<820 ”(なんとお読みすれば・・・)さん レスありがとうございます。抗がん剤とホルモン剤の併用はしなのですか。すみません。妻の現状もあったものですから、不用意な発言でしたかね・・・。術後の補助療法では同時には使わないのでしょうか。まだまだ勉強不足ですね。 <千春さん ありがとうございます。現状は決してやさしくはないけれど、日常生活は保たれています。今後もよろしくお願いします。

824 名前: るびー 投稿日:2005/10/01(土) 14:53
先日色々助言いただいたるびーと申します。 紹介されたHPや本を読んで、化学療法を受けようと決断しました。 そして今週、内科の先生にかかりました。 やっぱり少し悩む事もあって、先生に色々質問して 来週にはっきりと返事をすることになりました。 その時聞いた、私が使う薬ですが、アドリアシン、エンドキサン、 タキソールというものになるそうです。 3週間おきにということです。 またまた質問ですがこれは妥当なのでしょうか? 宜しくお願いします。 

825 名前: 千春 投稿日:2005/10/01(土) 15:27
るびーさん AC-Tをなさるのですね! ごくごく妥当かつ的確な薬剤選択と思いますよ。 以前の書き込みから拝察致しましても、るびーさんのかかられている病院は信頼出来ると感じます。 今回の薬剤については近い所でしたら>>803で狸さんがご説明くださっています。 丁度Yahoo!の乳がんトピでもgさんが体験談を書き込まれていますよ。 (gさんは術前投与ですが…) ・http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=2000676&tid=ffd4ba4nbcjbdq8ea1a6a1a6a1a6&sid=2000676&mid=4998 (gさん!了解得ずに紹介ごめんね~。) 副作用への心構えやカツラの用意を整えて、しっかり治療に挑んでくださいね! 何かご質問がございましたらこちらでも狸さんgさんはじめ皆さんが、 お答えくださると思います。 あとホルモン受容体とHer-2の結果は先生に聞きましたか?

826 名前: 千春 投稿日:2005/10/01(土) 17:53
>>824 るびーさん 国立がんセンターのHPの中のそれぞれの薬の説明も貼っておきます。 アドリアシン ・http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/medicine/i_003.html エンドキサン ・http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/medicine/i_006.html タキソール ・http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/medicine/i_013.html 尚、これらを読んでも〝不必要〟な不安は持たれませんよう、 特にこれらの一番下にある“副作用の記載について”の項もお読みくださいね。 それから一応読み物として〝タキソールのはなし〟も載せておきますね。 (これはあくまでおまけです(^_^! ) ・http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/taxol/taxol.html

827 名前: 投稿日:2005/10/01(土) 19:02
るびーさん、 はじめまして、 化学療法決断されたとのこと、、、頑張ってくださいね。 私も、3週に1度の点滴でした。3時間じっくりかけてね。 副作用も個人差あり、いろいろですが 大丈夫!!ちゃんと、元の体に戻ってくれます。   (暫くは、しんどい時もあると思いますが) るびーさんに少しでも、副作用が軽く済みますように・・お祈り。  あっ、、ウィッグですが http://www.ii-shop.com/03accessories/wig/women/wig-wmen1.html 若向きという意見もありましたが、安っくてお手ごろかと・・・        byあいさん情報 ちーちゃん、 呼ばれた訳ではありませんが、出てきちゃいました。m(__)m

828 名前: るびー 投稿日:2005/10/02(日) 16:56
千春さん 本当に親身になって考えていただき嬉しく思ってます。 薬の説明読みました。ホント怖くなっちゃうような内容ですね(^_^;) 6ヶ月、長いですね~春になっちゃうのですね。 子供の中学卒業式と高校入学式がかつらになるのは 本当に辛いです(+_+) 病理検査の追加報告ですが 【免疫染色では、ER,PgRともに陰性でした。またHER2は細胞質において 陽性ですが、細胞膜にほとんど陽性像を認めず、score 0と評価します】 とのことです。 どうでしょうか? ヤフーの掲示板見させていただきました。 狸さんってあちらでも活躍してるのですね。 gさん、応援ありがとうございますm(__)m 点滴に結構時間がかかるのですね。 先生の話だとACの1回目の時と、Tの1回目の時は どちらも病院に一泊するそうです。 私としてはどの回も入院したい気分なのですが… かつらですが、値段の差がお店によって大分ありますね。 私が購入予定してるのはハイネットのものですが gさんの紹介くださったのは、安価で何種類も買えてしまいそうですね(^^) 私、顔が大きめだからな~ 「かぶってます!!」って強調しちゃうかもしれない(T_T) また、結果報告&助言をいただきにうかがいますので 宜しくお願いします。

829 名前: かあか 投稿日:2005/10/02(日) 18:57
はじめまして。かあかと申します。35歳子供一人(1歳半)です。 本年3月の市民検診(触診とエコー)では見つからなかったのですが、 9月に右乳房に2センチから3センチのしこりがあることに気づき、 病院で検査した結果、乳がんと診断されました。 まだマンモグラフィー、エコー、MRIの検査しかしていないので転移の有無は判りませんが、 3箇所ほど病院を回り、いずれも乳房温存手術が可能と言われています。 しかし、母が40代前半で両側乳がん他臓器転移して亡くなったため、 遺伝性の乳がんだと思われます。 ある病院では手術室の予約の関係で3ヶ月待ちと言われましたが、先生が「3ヶ月待つのはちょっと心配だね。 それなら術前化学療法をする方法もある」と言われました。 その病院の先生が非常に親身になってくれたので、その病院・先生にお願いしたい気持ちが強いのですが、 やはり先に手術をした方がいいのか、その先生を頼りに術前化学療法をして6ヶ月先に手術をした方がいいのか、 悩んでいます。 (ちなみに、他の病院では予約は1ヶ月半後ぐらいに手術可能、と聞いています。) 母親のことがあるので、いずれ再発しそうな気がします。再発を避けたいので、もし先に手術をしたとしても、 いずれにせよ化学療法はした方がいいと考えています。 術前化学療法をすると、癌の顔つきが変わったりすることもあるとお聞きしますし、 本当はリンパ節転移があったのに消えてしまい、手術してもリンパ節を郭清しないで終わったりした場合に、 それが結果として良い治療法であったのか、という疑問も残るような気がします。 私の今の病状からは、術前化学療法をせずに手術するのが普通、と医者からは聞いていますが、 果たして、先に手術すべきか、術前化学療法を経て6ヵ月後に手術をすべきか、悩んでいます。 術前化学療法と術後化学療法で、効果・メリット・デメリット等、どう違い、どちらがいいのか、 教えてください。よろしくお願いいたします。

830 名前: 千春 投稿日:2005/10/02(日) 20:46
>>828 るびーさん Her-2陰性良かったですね。 ホルモン受容体がマイナスだったことからもAC-Tは妥当だと思います。 (よね?よね??狸さん。) かつらは、オフ会でお会いしたみんな。 他人には絶対分からないどころか、 「みんなの髪型可愛いな♪」 って思って後から聞いたらかつらだったと言う感じです。 嬉しくもあり悲しくもありですが、 他人ってそんなに真剣に人の事見ていないんですよねー。 みなさんのかつらはだいたい6万円程で、買った後自分用にカットしてもらうタイプと聞きました。 ただ夏は暑くて大文句のようですから、るびーさんは丁度いい時期だと思いますよ。 るびーさん! お子さま達のためにもこれからの治療頑張ってくださいね。 副作用が軽いように。(―人―) ここで応援しています。

831 名前: もこ 投稿日:2005/10/02(日) 21:12
”先生、コメントありがとうございます。 「間違いなく陰性」でしょうか? この言葉を誰かに言ってほしかったような気がします。(^-^; そうと思えば、本当に喜ばしいことだと思います。 まだちょっと、ほんとかな、、と、複雑で不安ですが。 たぶん、陰性なんだろうなあという自覚ができてきました。 ただ、リンパへの転移数等のこともありますし、今までHER-2陽性だからといって危機感を持っていろいろと勉強できたことはとても良かったと思います。 気持ちを切り替えて、今後の治療を進めていきたいと思います。

832 名前: スイートピー 投稿日:2005/10/02(日) 22:38
初めまして、かあかさん。 去年の7月に大学病院を訪れて、検査中に今の癌専門病院に転院して、入院は2ヶ月近く待たされて去年の9月に乳房温存手術 を受けたスイートピーと申します。 乳房温存手術のガイドラインでは、3センチ以下で、多発病巣や 非浸潤タイプの癌の広範な乳管内進展などがない場合には乳房温存の 手術の適応となり、また術前化学療法の適応にはならず、 かあかさんの主治医の先生のおしゃるようにすぐに手術をするのが 一般的なようですが、3ヶ月という手術入院待ちの間に、 しこりが大きく成長したり、転移したりするのを防ぐ目的で術前を行う場合もあり、主治医の先生は そのような提案をされたようですね。 一般的に乳癌のStageや予後は術前化学療法をやる以前の段階の状態に基づいて 言うのであり、術前化学療法を行ってリンパ節転移がなくなってもそれは、 リンパ節転移が0だったと考えることはできないようです。 術前化学療法の奏功率は高く、しこりの縮小が期待できるばかりでなく、 リンパ節転移があっても消失する場合が多いので、センチネルリンパ節生検 だけやって後の郭清を省略してしまうという先生(よっちゃんさんの おっしゃるように)もいらしゃるのかも知れません。主治医の先生はその方法をとられるとおっしゃって いるのですか? 術前療法をやると、センチネルリンパ節生検の 対象にはならないと言う先生もいるということです(さっちゃんさんが おっしゃるように)。 3ヶ月待ちという混みようからすると、S病院のN先生でしょうか? 私のかかっているS病院の近くにある癌専門病院の私の主治医の先生は、 術前をやった人もセンチネルリンパ節生検をやり、更にリンパ節を郭清する方法 (入院した時に術前化学療法をやって6センチ程度のしこりを2センチ程度に縮小させ てから温存手術をされていた同室の方によれば徹底した治療と言うべき方法)を とっていらっしゃいます。その主治医の先生のお話では(去年の8月)、センチネルリンパ節生検はまだ、 治験の段階なので、見落とされる確率が数(5だったかしら… 忘れてしまいました)パーセントあり、予後をはっきりと知るために その後もきちんと郭清するのだということでした。 私の場合、先生の触診ではしこりが1.5センチ程度で、画像では1.8センチ(や2.5センチ) 程度(手術で取り出した結果しこりの大きさは2.5×1.3センチ)で、 術前化学療法の適応外の大きさだと言われていきなり温存手術をしました。 (私の場合にはしこりが左乳房の上の外側にあり、その他に乳頭の裏あたりの 乳管内に非浸潤タイプのものもあったので、乳頭を温存した乳房温存手術ができる かというぎりぎりのところだったようですが、術後に意識が朦朧としている中で、 成功しましたよとレジデントの先生が叫んでいるのが聞こえて、、失敗する恐れも あった手術だったのかな~と逆に思ってしまいました。ほんの少ししかとっていませんから とレジデントの先生に言われた通り、どう見ても当初の予定の1/4切除(変形すると言われた) よりずっと少ない切除で、乳房自体は大きくはないですが、1/8切除程度という感じで、 変形はありません)。 その手術の際にセンチネルリンパ節生検(そこで1個軽微な転移が見つかり)をやり、 さらにリンパ節を郭清しました(結局、その先のリンパ節には転移は なかったよと言われましたが)。私の場合には術後補助療法を決定するための リスクファクター(リンパ節転移陽性(1/12)、ホルモンレセプター陰性 グレード、年齢等の)が多かったので、その後は化学療法をやりました (AC+Tをやると乳腺内科の先生に言われ、ACをやったのですが、 脱毛以外は、本の体験談に書いてあるような吐き気や嘔吐や発熱や口内炎 のような副作用は全くなく、抗癌剤治療は予想に反してとても楽だったのですが、 それ以上抗癌剤をやって今度、肝臓や腎臓や骨髄や末梢神経等に悪影響が出て くるのが恐ろしくて、自分からACのみでやめてしまいました)。 確かに、術前化学療法を行うと、化学療法前の状態のリンパ節転移の有無が はっきりとわからず、予後が予測しにくいというデメリットがあるかも知れません。 でも、触診でしこりが触れるとか、マンモグラフィー、エコー、MRIなど画像上 に明かなリンパ節転移が見られないならば、たとえリンパ節転移があった としても軽微であったり、数もたくさんないと判断してよいのかもしれませんし、 (でも主治医の先生に手術前にリンパ節転移はあるのでしょうかと訊ねたら、 画像に写っていなくても、転移が見つかる場合があるので、 わからないということでした)。 術前化学療法をやると癌の性質(顔つき)も変わるというのは、 初めて聞きましたがそれはありえる話かなという感じがしますが、 その場合には、局所麻酔による針生検など、細胞診よりも 詳しい検査をすれば事前にある程度の癌の性質について、先生が 判断できるのではないかと思います。 術前化学療法をやる場合も、やや強めの薬を選択するなど多少過剰と 思われる化学療法を行い、あるいは更に、ホルモンレセプターが陽性で ホルモン療法の適応になる場合には術後にそれもしっかりやるなどして、 リンパ節転移のことがはっきりしない分のリスクを減らせば良いのかな ~と思ってしまいます(素人考えでこのような勝手なことを言うべきではない 気も致しますが)。別のスレッド乳癌の名医の98のレスに乳房温存手術 のガイドライン等についてのHPを以前に紹介してあります。もしもよろしければ、 ご参考になさって下さい。 その上で、また疑問な点や不安なことはこちらで狸先生や皆さんに お聞きになったり、主治医の先生に質問するなどしてご自分で、術前か 術後かを決められたら良いのではないかなと思いますが。 

833 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/10/05(水) 19:31
こんちは。ねこ旦那です。今日、妻のホルモンとHER2テストの 結果がわかりました。 ホルモンは陽性でHER2は3+との事で、再発リスクは「中」だそうです。 狸先生の判断と同じでした。 抗がん剤はCEFというのを4ヶ月位するそうで、Eを60mg投与 するそうです。 勉強不足でよく意味がわからないのですが、狸先生が おっしゃったように、アンスラサイクリン系の薬のようですし、 これでいいのかな・・って思っています。 ちなみに治療費はいくら位、用意しておけばいいのでしょうか? 高額な場合、妻に心配かけずに融通しておきたいので・・ お手数ですが、おおよその額をお教えください。

834 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/05(水) 20:50
CEFは1回およそ4万円ほどでした。その他に血液検査料、入院の場合は入院料などがかかります。高額医療費制度でいくらか返ってきましたが、なかなかキビシーものがありました。

835 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/05(水) 21:14
↑すみません。通院でやった時は3万5千円くらいでした。他の薬の分も計上しちゃったようです。

836 名前: ママ 投稿日:2005/10/05(水) 22:10
現在授乳中なのですが、しこりがあったので今日病院行ってきました。マンモには移らなかったですが、エコーにははっきり映ってました。大きさはぼこぼこして、にセンチちょっとあります。先生に嫌な感じのシコリだといわれました。針を刺し細胞とって検査に出してきました。一週間後に結果でますが、とても不安です。触診エコーからすると嫌な感じのものと、いわれもし悪性の細胞じゃなくてもとってしまったほうが、善いといわれました。それをおそらく、検査するのだと思いますが…私はまだ28才コドモも、まだ8ヵ月です。どうしたらいいのか…。専門の先生にあやしいといわれたら、ほぼ決定かなと思うし。授乳中なのにガンってことありえるのでしょうか

837 名前: " 投稿日:2005/10/05(水) 22:20
リンパ節転移の状況が分かりませんが、やはりタキサンは含まれるべきでしょう。 FECをおこなうにしてもEは100が推奨されます。 主治医の方針、医療費、心機能にもよりますがハーセプチンを併用するのもリンパ節転移陽性の場合はありでしょう。 (蛇足) リンパ節陰性の場合のベネフィットはおそらくありますが先のASCOでの報告では9831、B31で効果はリンパ節転移陽性とほぼ同じですが、 100例ほどしかエントリーされておらず、さらに検討が必要となっています。 HERAトライアルでは約1/3の患者がリンパ節転移陰性でしたが、先の2つと同様の結果であったことから、恐らく リンパ節転移陰性例についてもその効果はあると思われます。

838 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/05(水) 22:39
↑残念なのは素人にはほとんど理解ができません。 それともわたしだけ?

839 名前: 紫陽花 投稿日:2005/10/06(木) 01:22
こちらのスレには初書き込みです。 33歳、炎症性乳癌で肺・リンパ・背骨に転移があり、ホルモン治療中です。 今日、癌のある方の乳房に小さなかさぶたがあるのに気付き、 それが剥がれてしまって少量の膿と血液、そしてリンパ液がじわじわと出てきました。 ちょうど、ニキビを潰した時のような状態です。 これは放っておいてもいいのでしょうか。 次の診察が来週なので、特に問題ないのなら消毒だけしておこうかと思うのですが… ご存知の方、いらっしゃいましたらお教え下さい。よろしくお願いします。

840 名前: " 投稿日:2005/10/06(木) 04:16
すみません。分かりやすく説明します。(ここに集まっておられる方の中にはものすごく勉強されている方もおられ、つい専門用語連発をしてしました。) まず、リスクからですが、HER2、年齢29歳、腫瘍径は予後不良因子であるため、これだけでリスク中以上ということになります。下を見てもらえば分かるように主治医の先生が中リスクといわれたのは恐らくリンパ節転移陰性だったのでしょう。(情報ください) 中間 中間リスク * 腋窩リンパ節転移陰性 かつ 以下の特性の少なくともひとつをみたす症例  (1) 病理学的腫瘍径 2cm以上  (2) 核異型度グレード 2-3  (3) 脈管浸潤がある  (4) HER2の過剰発現がある  (5) 年齢35才未満  * 腋窩リンパ節転移1-3個陽性 かつ HER2の過剰発現がない 高リスク * 腋窩リンパ節転移1-3個陽性 かつ HER2/neuの過剰発現・増幅がある * 腋窩リンパ節転移4個以上陽性  中間リスク以上では通常アンスラサイクリン(アドリアマイシン:Aやエピルビシン:E)を含む化学療法を行うことになっています。 FECというのは(5FU:F、エピルビシン:E、サイクロフォスファミド:C)の組み合わせで一応上記基準に合っています。 しかし、最近の報告ではタキサン(タキソテール、タキソール)を含んだほうがより効果が強いことが分かっています。したがって、年齢も若くこれからまだまだ長生きしていかねばいけないでしょうからタキサンを含んだ組み合わせを推奨しました。  この組み合わせもTAC、AC→T(AC終了後Tをさらに続ける)、さらにこの続いて行われるTにも3週一度の投与、2週に一度の投与、毎週投与などのバリエーションがあります。いづれの方法がよいのかはいまだ結論は出ていません。個人的にはAC-毎週投与Tが良いと思いますが。 また主治医の言われるようにFECを選択した場合ですが、フランスのグループがFECのなかに含まれるEの量を50mgと100mgに変えてみてどちらがよいか調べています。この結果Eは100mgがよいということが既に明らかになっています。ですのでE100を推奨しました。 ハーセプチンについてですがこれは現在保険適応外になります。したがって強くはお勧めしません。 今年のアメリカの癌学会で3つの大きなハーセプチンを使った臨床比較試験が報告されました。 ひとつはNCCTG9831、NSABP-B31、HERAトライアルです。(名前はどうでもいいのですが)この3つのいづれにおいてもHER2陽性患者に対し術後ハーセプチンと抗癌剤を組み合わせて投与すると生存延長効果が見られました。 上の試験の最初の2つはほとんどの患者さんがリンパ節転移陽性で、リンパ節陰性であった患者さんは少数でした。効果が確実にあるというためには多くの患者の比較が必要です。そのため、リンパ節陽性ハイリスク患者にはハーセプチンは有効ですが、リンパ節陰性の患者さんにも間違いなく効果があるかどうかはこの2つの試験からは不明です。今後さらに検討が必要です。 一方HERAトライアルにはリンパ節陰性患者が約1/3含まれています。リンパ節陰性だけをみた解析はまだありませんが、この試験からおそらく、リンパ節陰性症例にもハーセプチンが有効かどうか分かるでしょう。 どうしても説明が難しくなってしまいます。すみません。

841 名前: スイートピー 投稿日:2005/10/06(木) 08:43
おはようございます、紫陽花さん。別のところで、紫陽花さんにレスさせて頂いた スイートピーです。専門の医師でもない私の素人判断よりも熱心で 知識も豊富な医師の先生方に答えて頂く方が信頼できるかと思いますが、 お急ぎでしたら、応急処置として答えさせて頂きますね。 それは(はっきりと言ってしまってよいのかわかりませんが) 炎症性乳癌の症状だと思います(申し訳ないのですが、 自分自身は未体験なので、過去に本やインターネットなどから得た 情報によると…ですが)。 来週の診察まで待たずに、心配ならば、主治医の外科の先生のところに 予約外で飛び込んでみてはいかがでしょうか?私は去年、外科の先生 の手術前に、本来は計3回の診察でよいところを心配なことがあると、 予約外で診察してもらいました。眠れないなんですけれど…とか、 ここが痛いんですけれど…とかってしょっちゅう行ったけれど、嫌な顔一つ せずにいつも親切対応してくれたので、不安を解消できました。 6回も行ってしまいました。 どうそ、お大事になさって下さいね…。

842 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/10/06(木) 09:52
こんちは。ねこ旦那です。834さん、情報ありがとうございます。 とりあえず、なんとかなる範囲で安心しました。 "さん、補足の説明までありがとうございます。 詳細は809で書いてありますが、センチネルリンパ節は陰性でした。 初めは、腫瘍が大きかったのと、若いので化学療法を薦め られたのですが、実際はやらなければ心配な症状だったのですね。 Eは60mgと100mgがあるが、転移があるわけではないし、 100mgはうちでは出来ないかもしれないので、60mgで行きましょう、 との事でした。 T タキサンは副作用が強いとか、聞いていたので、一番強い 抗がん剤だと認識しておりましたので、アンスラサイクリン系ので 行くものだと思っていたのですが・・・ いろいろ難しいですねえ。これからもご教授願えれば幸いです。 では。

843 名前: スイートピー 投稿日:2005/10/08(土) 00:17
"先生、いつもこの掲示板上での先生の大変に緻密な分析や的確なご診断を拝見して、 感心しております。狸先生と同じく、将来有望な優秀で熱心なお医者様なのだろうと 拝察していますが、先生のご専門は腫瘍内科(乳腺)でしょうか(違っていたら失すみません)? でも専門用語が多用された難解なご説明が多くて、確かに素人には理解不能なことが多々あります。 特にASCO(何か学会名かなにかかなとは思うのですが、省略しない形で示して 頂くか、学会の報告でとして頂くほうがずぶの素人にはわかりやすいのかなと存じます)だとか、831とか言われても…?という感じで、その先を読む気力が 失せてしまうこともあります。固有名詞だと思っても、無視すれば良いのかもしれませんが…。 でも、840の新しい中・高のリスク分類、今までにこの分類は見たことがない ような気がします(あるけれども、記憶にないだけかもしれないのですが…)。 大変に参考になりました。 一つであってもリンパ節転移がある時点で、中or高リスクに分類され、 幸いにHer-2陰性だと言われたので、中リスクとなるわけですね…。 よくわかりました、どうもありがとうございました。

844 名前: " 投稿日:2005/10/08(土) 05:04
スイートピーさん おそらく、みなさんの気持ちを代表したご意見でしょう。 これからは意見はせず、ROMに徹します。 私が出てきてからというもの狸さんがすっかり登場されなくなった ことも気になっております。狸さんの心情を害したでしょうか。 これからもみなさんのお力になってあげてください。 上に書いたリスク分類は今年のst.gallen(セント ギャレン)の分類からの抜粋です。 多分見られたことはあると思います。

845 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/08(土) 09:51
>843 えっ?違うでしょ。HER2が陽性でもリンパ節に転移がないから中のリスクなんでしょ。

846 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/08(土) 11:02
ASCO:米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology)

847 名前: スイートピー 投稿日:2005/10/08(土) 12:56
”先生 複数の専門家の先生がお暇な時に、覗いて答えてくださった方がここに書き込みをして くる患者さん達は、とても心強く思われると存じます。各々の先生の見解の相違があって、 ここで色々なお考えを示されて、最終的にはよりよい方向へともっていって頂けば 患者さんは勉強になるし、色々な意見を伺えるというのも有益なはずですので…。 先生の難解な書き方を批判したわけではないのですが、どうも専門家同士の間の やりとりのような感じがしてしまったので、思わず…お気にさわられたら 大変に失礼致しました。 今後もどうぞ、続けて差しあげて下さい。 >845、名無しさん@癌掲示板先生、 843に書いたのは、私個人のリスクです。 主語がなくて紛らわしい書き方で、大変に失礼致しました…。 >846、ご丁寧にありがとうございました。 素人や英語の苦手な人には日本語で書いて頂くと、 わかりやすいのかもしれませんね…。

848 名前: かあか 投稿日:2005/10/08(土) 16:29
スイートピーさん、早々にお返事ありがとうございます。 あれからさらに、二つの病院を回りました。最後の病院では、皮下全摘+同時再建をすすめられ、 化学療法に関しては、年齢的に、術前か術後かどちらかでした方がいいと言われました。 術前にする場合は、先に組織診をして顔つきを見てからするので、問題ないと。 アメリカでは、術前が増えてきつつある(?)と言われたような・・・ それで、また悩んでしまいました。 その病院は1ヶ月くらいで手術できるそうですが、その先生も術前治療を提案してくれたので... 最初に言ってた3ヶ月待ちの病院は、大学病院で、最後に行った病院は、市民病院です。 (その大学病院の系列ですが) 大学病院は最先端でいいような気もするけど、でも先生が途中で変わってしまう恐れもあるし.. そういう意味では、市民病院のほうがいいのかな? 先生は、二人ともいい感じなので、余計悩んでます。 術前にしたとしても、手術は皮下全摘するつもりです。 だから、本当に先にするか、後にするかの時期の違いだけなんです。 手術方法を変えないなら、やっぱり先に取り去ったほうがいいのでしょうか? 術前6ヶ月間化学療法をしてる間に、体のどこかに、目にも見えない小さい転移が 起こってしまうことってあるのでしょうか? もし、その可能性があるのなら、先に手術なのかな? 教えてください。よろしくお願いします。

849 名前: にゃあこちゃん 投稿日:2005/10/08(土) 18:35
ここは非常に多くの乳癌患者や家族が見ていると思います。 そして、新しい薬剤の登場と臨床試験により、 標準治療も変わります。 多くの先生が遠慮無く書き込みして欲しいです。 治療法は患者が選択するという最近の傾向では、 先生方のより多くの意見が知りたいです。 公共の癌掲示板なのですから、 色々な意見をお願いします。 そこがネットの良い部分なのではないでしょうか?

850 名前: ラベンダー 投稿日:2005/10/08(土) 22:02
かあかさん、術前か術後どちらか悩んでみえるようですが、私が勉強した事で参考になればと思いカキコします。 術前にされる方も増えてきてはいるようですが、先日Aガンセンターでも、乳がん患者さんの1割ぐらいだということでした。 確かに術前にして消えてしまったとか小さくなったという報告もされてましたが、そうでないひとは、いくらかは、みえると思います。 抗がん剤の効果があって小さくなったりすればそんなよいことはないとは思うのですが、もし、効果が無かった時 6ヶ月間の間にぜったい大きくならないという保障はないとおもうのですが。 術前でも術後でもなりにくくする為(再発)の保険みたいなものです。 メリット・・腫瘍が小さくなるかもしれない デメリット・効果がなければ、腫瘍が大きくなってしまう可能性がある 私が、知りえる範囲でのことですが、参考になれば幸いです。 先生もよさそうな方のようですので、1番かあかさんの病気のことを知ってみえる先生に デメリット・メリットを聞いて決定した方がよいと思います これからの治療がんばってください。

851 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/09(日) 02:07
〃先生、色々教えていただいてありがとうございました。 色々書かれていますが、どうぞお気になさらずに・・・

852 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/09(日) 02:35
時々、内容が専門的過ぎると非難される方がいらっしゃいますが、 ここに書き込まれている医療関係者の方は、本業の仕事だけでも大変なところ、無償のボランティアでアドバイスされているんです。 少しでも多くの情報が欲しいと切実な患者さんやご家族も多く見ているのですから、寛大にいきましょう。

853 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/09(日) 03:38
ただ折角ご説明いただいても、 英語の専門用語羅列、素人には意味不明な数字羅列では、 素人には宝の持ち腐れになりかねません。 そこらへんも専門家にはご配慮賜りたく存じます。 そして専門家同士だと何故好戦的挑発的な感じのレスになるのでしょうか? 是非専門家の方同士でも、相手に敬意を払った上での 忌憚のない意見交換をして頂ければと願います。 複数の専門家の御意見を聞ける掲示板の存在は希有で有り難い限りです。

854 名前: ペガサス 投稿日:2005/10/09(日) 20:43
はじめまして 自分はいったいどうなってしまうのか不安でだるまのようになっています。 9/1に左乳房温存・腋の郭清手術を受けました。病理の結果は、線菅形成性~索状に増殖、一部で脂肪組織に浸潤、アポクリン癌と考える。 切断面は陰性、一部で腫瘍に熱変性が加わり構造が崩れがあり断端陽性の可能性あり。大きさ18×6 pt1なるも6スライスにわたり腫瘍が見られ pt2の可能性あり。リンパセツ転移陰性。pgr陰性。 1断端に乳腺転移があると説明されました。今後は放射線療法で進みつつありますが、化学療法の勧めもありました。 これで良いのか、胸の押しつぶされる痛さと、もう何もしたくないと毎日頭が一杯です。超弱虫なんです。 どうかご指導をお願いします。 

855 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/09(日) 21:49
患者でも好戦的な人もここには結構いるんだし、 まあ、トゲトゲせずに専門家も患者も「お互いに寛大」でいきたいものです。 狸先生は御忙しいかパソの調子が悪いだけだから、 時間ができたらまた来られますよ。 ペガサスさん、ご心配なお気持ちお察しします。 狸先生または専門の先生がお越しになるまでもう少しお待ちくださいね。

856 名前: <削除> 投稿日:2005/10/09(日) 22:14
<削除>

857 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/09(日) 23:57
どうして774先生は乳癌版で回答されなくなったんでしょう。 ほかの板ではよくお見かけいたしますのに。 先生戻ってきて、相談に乗ってくださーい。 先生のお力が必要です。

858 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/10(月) 15:07
先生方のご好意に甘えすぎて、何かと注文の多い、傲慢な患者さんも一部いるからね、ここは。 感謝の気持ち、謙虚な姿勢が欠けてけているのではないですか?

859 名前: とまと 投稿日:2005/10/10(月) 22:21
パソコンの調子がわるく、質問に対してのお礼が遅れました。 更にお聞きしたいことがあります。半年ごとの超音波検査で、 4.5mmの影が右乳房(左乳房全摘)に見つかりました。抗癌剤 治療(タキソール85mmg)も、あと2回で終わってしまうのですが、 私が抗癌剤の量を増やしたほうが良いのではないかと聞くと、 担当の先生は、抗癌剤の量はこのままでかまわないと言って ます。あと2回で量を増やすことでの影響はありますか。

860 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/11(火) 11:46
スイートピーさん >医学の専門家でもなく、術前化学療法をやったわけでもない私・・・ にも関わらず、専門家ぶって話したり、専門家ではない事で誤った 発言をされ、患者さんや患者さんの関係者の方々に不信感を与える ような事を控えて下さい。 それといつも文章が長過ぎて読み辛いです。 もっと要点をまとめて簡潔に発言してくれませんか? 読む人の事も考えて下さい。

861 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/11(火) 16:07
>>860 御忙しい中ボランティアで解説してくれた〃先生に対して、 あんな嫌味ったらしい返信ねちねち書いてるんじゃ、ここ読んでる患者としてもいい気分しませんよね・・・

862 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/11(火) 17:59
癌掲示板には専門知識をお持ちのボランティアが必要不可欠です。 ボランティアは便利屋ではありません。 ボランティアに、回答の義務と忍耐の義務はありません。 あくまでも善意であることを忘れてはいけません。 皆様が不快に思う事に対しては、ボランティアも不快に思います。 無償なら敬意も感謝も配慮も不要だと勘違いをされていませんか? 必要以上にボランティアの方々の手を煩わせるべきではありません。 理解しにくい専門用語は、御自分で調べる位の配慮が必要では? その為に、インターネットがあるのでは? どうしても分からない場合のみ、回答者や他の皆様に質問すべきです。

863 名前: にゃあこちゃん 投稿日:2005/10/11(火) 20:15
どうか皆さん、 感情論は止めましょう。 ここを見ているROM専の患者や家族の為に・・・。

864 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/11(火) 22:08
沢山の情報が欲しいです。 難しい言葉でも、安易な言葉でもかまいません。 はやくこのスレが正常に戻る事を願ってます。 ”先生も遠慮なくカキコしてください。 それが今の私の支えであり、 数日後、数ヵ月後、数年後このスレを訪れるであろう患者たちの支えとなります。 

865 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/11(火) 22:10
狸です このところ多忙を極めており、ついつい機会を逸してしまい、書き込みできませんでした。大変失礼いたしました。少しずつでもお答えしたいと思います。 ”先生にも大変ご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。

866 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/11(火) 22:27
狸です >>848かあかさん 術前、術後補助療法とも目的は”再発抑制”ですので、術前化学療法の最中に身体に癌が転移する可能性は、術後にすることにして手術を待っているよりも常識的には低いと考えられます。また術前化学療法は手術前に病巣を小さくすることで手術部位を小さくすることや、手術までの時間をより低リスクで過ごす等他のメリットもあります。術前化学療法が米国などで盛んに行われるのは美容的な問題や抗がん剤の感受性があらかじめわかること、更に米国特有の化学療法多重施行傾向の強さなどもあります。 前のカキコからもお子様のこと、お母様が癌であったことなど不安材料が多かろうと想像しますので、やはり心残りの無い治療を選択されるようにお勧めします。術前化学療法であれば、現在主流のAC→Tなどになるかと思います。

867 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/11(火) 22:27
狸です >>854ペガサスさん カキコ内容を拝見しますと断端陽性のようですし、やや腫瘍の広がりが大きめのようです。プラスして病巣部位での浸潤もやや広がりが見られるようですので、ここは放射線と化学療法は必要であると思います。どのレジメンかはなんとも申せませんが、化学療法をしない、との選択肢は取りにくいように思います。化学療法に対する恐怖感はもちろんありましょうが、副作用のことなどをよく主治医とご相談になり、選択なさいますようお勧めします。

868 名前: スイートピー 投稿日:2005/10/12(水) 12:33
狸先生、本業でご多忙な中、また戻って来て頂き、ご回答頂きありがとうございます。 とても心強く感じほっと致しました。他の患者の皆様およびそのご家族の皆様も 同様に感じていらっしゃると思います。 ご多忙な中、いつも献身的に、優れた抗癌剤研究者(or 優れた医師)としての 豊富な知識や経験に裏打ちされた的確なコメントや助言をされる先生方の存在は、 この掲示板を利用している患者さんやそのご家族の皆さんにとっても大変に心強く感じられる と存じます。今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。 856等では、ボランティアでご回答頂いている狸先生、"先生、名無しの掲示板先生、またその他の先生方や 一般の皆様方に、軽率な配慮の足りない書き込みのために、色々とご迷惑をおかけしたことを 心よりお詫び申し上げます。でも856はすべて、サイトを参考にしてそれをまとめたり、同じ病院の 患者友達から聞いた実例であり、素人の私見は皆無に近いものでしたが、一部から苦情があり、 自分で昨日サイトの削除依頼をしました、でもまだ削除されていないようですので、下記の掲載漏れのあったサイト2点の追加と その他アドレスの記載ミスの修正を管理人様に依頼してあります。 皆様に、混乱を招き、不快感を与えてしまったことを心よりお詫び申し上げます。 追加 ・hospa2004No.05 原発性乳癌における化学療法 http://www2.eisai.co.jp/phar/hospha/2004.5/dis.pdf ・局所進行乳癌 http://www.jrtokyohosp.gr.jp/depart/depa-09/nyusen115. html 訂正分 ・東京医科歯科大学乳腺外科TMD Breast Surgery 術前化学療法 http://home.catv.ne.jp/ff/uff/breast/bs017.html ・あなたの健康百科(Medical Tribune)普及する乳がんの術前化学療法 http://www.medical-tribune.co.jp/kenkou/200310101.html ・NIKKEI NET いきいき健康 http://health.nikkei.co.jp/hranking6/index.cfm?i=2005022803029pl 

869 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/12(水) 16:11
>>856の問題は 「私見」はもちろんのこと「総合的」にせよ 診察をしたわけでもない専門家でもない者が、判断することにあります。 どのような情報を選択してどのような方針を選ぶかはご本人と主治医が決定されることです。 こうした掲示板でその参考にすることはありえますが、その情報が偏ってはなりません。 素人の判断が色濃く入っているように見えるのが危険だと思うのです。 実例とはいえ個別の事例であり、サイトをまとめるにしても私見により影響は受けます。 治療方針を決定するのに影響をあたえるような書き込みは患者としては慎重になってください。 >ACは癌細胞を破壊する働きがあり、Tは癌細胞の分裂を妨げて、癌の微小な転移を妨げる >働きがあるので、しこりの縮小に効果が見られなくても、転移の方は >抑えられていれば、それでいいわけですし…。術前をやって、転移が進行して >しまうということはそれほど心配は要らないと思いますけれど。 >ただ、かあかさんの場合には遠隔転移はまだだいじょうぶだとは思いますが、 >その心配があるとしたら、3ヶ月間手術入院を待って、手術を先にしてから、 >術後化学療法をやるパターンではないかと思います。 特にこのあたりは専門家でなければ言ってはならないことでしょう。

870 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/12(水) 17:19
868のコメントを見る限りでは、自分の事を気付いてないのでしょう・・・ 856の冒頭に、こう書いてあります。 >私なりに総合的に判断したことを書き込ませていただきます。 それにも関わらず、指摘をされると >素人の私見は皆無に近いものでした と868では逃げるようなコメントを出してます。 ちょっと情報を得たからと言って、あたかも自分の言葉のように使って 自慢げにひけらかすような人は自分の発言の重大さに気付いていません。 さらにそのかじった情報に誤った私見を加味して発言する。 指摘をされると自分の発言を撤回するような逃げのコメント。 最悪のパターンです。そういう人は発言しない方がベターです。

871 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/12(水) 18:19
狸です >>869 >>870 名無しさん おっしゃりたい事はわかる気がいたしますが、そこまで申し上げる必要があるとは自分には思えません。こちらでは私は”専門家”と区分されるわけですが、医師ではありませんので厳密にはコメントはできても治療方針の決定はできません。あるいは”先生や774先生のような実際の医師でさえ、ここでのカキコを通じての治療方針決定はできないと思います。皆さんが持ち寄る情報にはバラエティがあるものの、ほぼすべて、”相談者の参考に”なるものだと思います。そういう点からしますと専門家はコメントしてよいが素人ではダメ、といった部分はあまり意味がないように思います。もちろん明らかな間違いや健康食品の賞賛ネタ等はまずいですが、自分にはむしろ実際の患者さんでしかわかりえない情報の重要性を主張したいと思います(副作用などは経験しなければつらさは判らないと思います)。また私どものような専門家ではとかく陥りやすい”知識先行、説明力不足”などでは十分に情報が伝わらず、むしろ患者さん側の声の方が通りがよい場合もあります。 情報交換して皆さんがよりよい治療方法を選択できると言う事がここの重要な意義だと思いますので、ご勘案いただけますと幸いです。

872 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/12(水) 18:44
>>870さん(よっしーさん?)  コテハン叩きをしたいのなら、会議室でおやりください。  http://www.gankeijiban.com/gan_etc/gan_bbs.html#big  患者・家族が持っている知識も情報をそもそも曖昧で不確かです。    ネットから得られる情報を判断し、選択するのは  その人自身です。  スイートピー の情報は曖昧で不確かかもしれませんが、  それを取っ掛かりに、真偽を確かめどうかもその人自身です。  誤りがあれば、怒らず訂正してあげればいいだけす。  冷静におなりください。あなたは何と闘っているのですか?

873 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/12(水) 19:29
最近のここは確かに何だか険悪な雰囲気ですが、 今までの一連の流れの中で仕方なく生じた結果のようにも思えます。 ここは、「場の雰囲気」を察していただいて、 スイートピーさんにはしばらく何も書き込まずに静観していただければと思うのですが・・・ 何か書くとしても、今の雰囲気では余計に双方感情的にこじれそうです。 この貴重な掲示板を以前のように落ち着かせるためにも、スイートピーさん、 なにとぞしばらくロム専門でお願いいたします。 このカキコへの返信もいりませんので、どうぞしばらくよろしくお願いいいたします。 狸先生、お待ちしておりました。いつもいつも本当にありがとうございます・・・

874 名前: ペガサス 投稿日:2005/10/12(水) 19:30
854 でご相談させて頂いたペガサスです。ご多忙のところご指導いただきありがとうございます。 主治医の先生が担当の先生に遠慮しているのか、その逆なのか一寸感じられて私の言葉不足もあります。 治療はどちらかのみで良いと言いつつも担当の先生もどちらが最適か悩むところなのかもしれません。 狸先生のお見立ては化学療法と理解しましたが、放射線療法とのリスクの違いをお教え願います。また、 手術後だいぶ時間が経過してしまいましたが開始期限がありましたら併せて宜しくお願いします。 

875 名前: 千春 投稿日:2005/10/12(水) 20:04
こんばんは <(_ _)> 先週受けた母のちょっと早めの2年目検査の結果郵送を、 胃を押さえつつポストを覗いて待っているところです。 そんな中、今朝知り合いが大腸がんとの知らせを受け、バタバタしながら閲覧しています。 素人の書き込み…私も強烈に自戒です!! でもとても大切で大好きな掲示板、お互いの間違えは指摘しながら 狸さんはじめ優しい先生方がお忙しい時は、 これからもみんなでエッチラオッチラ頑張っていきたいです。 ところで >>856 の >3ヶ月間手術入院を待って、手術を先にしてから、術後化学療法をやるパターンではないかと思います。 ↑ここだけはとても気になります。 乳がんは比較的進行が遅いとは言え、 診断がついたら出来る限り迅速な治療開始が予後に響くのでは? 大学病院の先生も、その観点から3ヶ月先になる手術前の術前化学療法を提案してくださっているのではないのでしょうか?

876 名前: 千春 投稿日:2005/10/12(水) 20:07
わっ!873さんとペガサスさんにダブってしまいました。 ごめんなさい!!

877 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/12(水) 20:39
ACは癌細胞を破壊する働きがあり、(?抗癌剤ですから) Tは癌細胞の分裂を妨げて、癌の微小な転移を妨げる働きがあるので(転移抑制だけではないでしょ)、 しこりの縮小に効果が見られなくても、転移の方は抑えられていれば(? こんなことは普通起こりえないのでは) それでいいわけですし…。 術前をやって、転移が進行してしまうということはそれほど心配は要らないと思いますけれど。 ただ、かあかさんの場合には遠隔転移はまだだいじょうぶだとは思いますが、 その心配があるとしたら、3ヶ月間手術入院を待って、手術を先にしてから、 術後化学療法をやるパターンではないかと思います。(治療開始を遅らせることは確かに愚策でしょうね) ここだけ正解。

878 名前: あいりん 投稿日:2005/10/12(水) 22:29
すみません、スイトピーさん 狸さん >>869はわたしでしたー。 >実際の医師でさえ、ここでのカキコを通じての治療方針決定はできないと思います その通りですよね、、実際の医師や専門家でさえ です。 実際の患者でしかわかりえない情報の重要性といったところで ココでは皆さんで協力してやっていきたいものです。 専門的な知識は、細かく深くなるほどにその方個別にどのようにマッチするのかの判断が難しくなるような気がします。 ですから、やはり主治医との密なコミニュケーションが一番大事でしょう。 そのとっかかりや相談すべきポイントを狸さんも提示してくださっていると考えます。 ですので、私達患者や家族はいらっしゃる方々に教授するというより 共に荷を負いできるだけ負担を軽減させるような、そんな助け合いをしていきたいですね。 

879 名前: よっし~ 投稿日:2005/10/13(木) 09:34
870のよっし~です。 申し訳ありませんでした。 私が特定の方に対して、揚げ足を取るような具体的部分の指摘を した為に、ご注意を頂きました。 私もこの掲示板で発言をしたり、逆に教えて頂く事が多い中で 感情に任せ特定の方を非難した事は反省するべきと感じております。 今後は、今回の事を反省し新たな気持ちで、この場に参加させて 頂きたいと思います。 ここで発言をされてなく、ロムされている方でも気分を害した方が いらっしゃると思いますので、この場を借りて皆様に謝罪致します。

880 名前: 千春 投稿日:2005/10/13(木) 12:55
>>874 ペガサスさん、ひと言。 >狸先生のお見立ては化学療法と理解しましたが   >>867の狸さんのレスは、 >ここは放射線と化学療法は必要であると思います。 となっていますよ!

881 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/13(木) 14:30
>>879 よっし~様の御意見は正論だと思います。 私自身、他の掲示板で問題のある書き込みに対して、執拗に非難と 指摘のレスを書き続け、荒らしてしまった経験があります。 私の正義感では絶対に許し難い書き込みだったのですが、結果的に 掲示板の訪問者に一番迷惑を掛けていたのは私だったのです。 相手に対する正論の非難や指摘も、周囲に不快感を与えたり、 迷惑になれば本末転倒だと思い知らされました。 その事を深く反省しております。

882 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/13(木) 15:34
>>879 >>881 これ以降は ・http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=jbbsdata&key=973854159&ls=50 ↑か ・http://www.gankeijiban.com/bbs/hihanyoubou/index2.html#9 でどうぞ。

883 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/13(木) 20:36
度を超した「指摘」や「反省」は止めましょう。 このスレも883、残り僅かです。 また、後でいくつもの「訂正」が必要な書き込みも可能な限り、慎んで下さい。

884 名前: ペガサス 投稿日:2005/10/14(金) 13:06
千春さん一言有難うございました。

885 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/14(金) 13:36
ペガサスさん 追加切除の話は出なかったのですか? この問題はさまざまな要因が複雑に絡み合っており、 主治医でなければやはり判断できないでしょう。 ネットでは無理です。

886 名前: かあか 投稿日:2005/10/15(土) 14:37
かあかです。 もう議論が終息になっているのですが、論議のきっかけになった者として一言。 色々掲示板上でカキコについてのやり取りがありましたが、相談カキコさせていただいた者としては、 スイートピーさんがすぐに情報を書き込んでくださったのは非常に嬉しかったです。もちろん、そのご意見を含めて掲示板の皆さんの全ての情報は、医師による決定的な意見ではなく、あくまで参考意見として書いてくださっていることを私は十分に理解していますので、そのつもりで、自分でもその他の情報を確認しながら主治医とも相談のうえ治療法を決定するつもりです。 よって、いち早くご意見をいただいたスイートピーさん、ありがとうございます。 同時に、その書き込みに対し、色々と皆さんが是非を論議されているのは、理屈としては理解できる部分もありますが、私としては少し悲しかったです。この掲示板は、乳がんに関わる色々な立場の人が自由に互いに参考情報を交換できる場であり、精神的な支えにもなっていると思います。また、この掲示板に限らず多くのインターネット上に流れている情報は、全てが正しい、適切なものであるとは限りません。閲覧する人は、そのようなネットの性質を理解したうえでアクセスし、自分のことは自分で納得して決めるというスタンスさえ忘れなければ、それでいいと思います。 だから、これからも、この掲示板が乳がんに関わる多くの人を支える掲示板であって欲しいと思います。 私の治療法については、残りレスも少ないのですが、別レスで書かせていただきます。

887 名前: かあか 投稿日:2005/10/15(土) 14:47
かあかです。 狸先生、ご意見ありがとうございます。色々悩んだ末、私は術前化学療法を選択することにしました。 狸先生は、「術前化学療法なら現在主流のAC→Tなどになるかと思います」と書かれていますが、 私の主治医の話では、タキソールを先に週1回X12回(=約3ヶ月)行い、その後FECを3週間に1回 X4回(=約3ヶ月)するということですが、タキソールを先にするという治療法を本などではあまり見かけません。 タキソールを先にすることについて、狸先生のご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。

888 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/15(土) 15:32
言葉、表現というのは使い方が難しいのだと思います(ネット上では特に・・!)。 なぜ特定の人があれほどまでに叩かれたのか、 いつもここを読んで参考にしているだけの患者の私としては、 人間社会の縮図(これぞ典型的な人間社会だなぁと・・)を見たような気分です。 今回の騒動が悪いということではなく、また誰が悪いということでもなく(誰も悪くない)、 ちょっとした言葉遣い、周囲への配慮のミス、タイミングが悪かっただけだと感じました。 かあかさん、主治医や狸先生また他の方々のアドバイスをもとに納得のいく最良の治療を受けられますように。 そしてみなさんも私も、同じく。 狸先生、他の先生方(この乳がんスレッドでは特に狸先生)いつも本当にありがとうございます。

889 名前: ペガサス 投稿日:2005/10/15(土) 18:53
名無しさん@癌掲示板様 狸先生の回答は揺らぐ私の背中をある意味ポンと押してくれた様な気がします。 落着いて考え決めてゆきたいとおもいます。大変有難うございました。

890 名前: ウングルックリヒ 投稿日:2005/10/18(火) 14:10
皆さん はじめまして 最近乳癌と診断されました38歳 5歳の子ありシングルマザーです。 ドイツ在住でドイツの医療を受けるのですが、 日本人と欧米人と化学療法の効果の違いなんてあるのでしょうか? 今EC→タキソテールを進められています。 がんの大きさは2.2cm。G.3.リンパ転移の可能性あり。 ホルモン受容体Neg. FISHは結果待ちです。 日本では未承認でも欧米で使われている 薬とかもあるのでしょうか? 言葉も不安なので、どなたかアドバイスいただけませんか? よろしくお願いします。 

891 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/18(火) 21:13
検査結果も出揃ってないのに、治療法の提案なんて普通できません。

892 名前: 千春 投稿日:2005/10/18(火) 22:34
>>890 ウングルックリヒさん はじめまして、こんばんは。でもドイツはまだこんにちはですねっ!? 何のお役にも立てませんが、尚且つ“乳癌Part2”の再掲の上、 今では既に“最新”でも無いかもですが、 ○対談・世界の最新乳がん事情 ・http://www5f.biglobe.ne.jp/~lesoleil2004/2004/col_03.html 一応貼っておきますね。 異国での闘病何かと不自由でご不安と思います。 でも(素人考えですが発展途上国ではなくドイツですし) AC-Tは日本でもみなさん補助療法に使っていますよ。 また病理の結果が分かったら是非書き込んでみてくださいね。 ドイツの治療や医療の事も、是非是非教えて頂きたいです。 遠く離れていても同じ月の下で協力し合って病気と渡り合いましょう! 不安な気持ちを書き込むだけでも少しは気持ちが晴れるはず。

893 名前: 千春 投稿日:2005/10/18(火) 22:52
追伸♪ こちらの癌掲示板のチャットには、乳がんの方たちも沢山いらっしゃいます。 他の部位の方々とも、情報交換&馬鹿っ話しとても元気になれますよ。 時間的には日本時間でだいたい夜中に盛り上がるのですが、 ドイツ時間なら丁度良い時間かも。 誰もいない時にも伝言板として活用可です(;^_^A 良かったらウングさんも是非ご参加くださいねっ。

894 名前: もんじろ 投稿日:2005/10/18(火) 22:59
こんばんわ、もんじろです。狸先生、いつもお世話になっております。 母は今ハーセプチン+タキソールを2クール終わり、中間のエコーで10~8cm、15~10cmと少し小さくなったそうです。(初めは1.5cmほどが2つありました) ですが今4週間ほど休薬しています。脇がずっと腫れていた(化学療法前にセンチネルリンパ節生検をして転移があったので郭清した)ので少し切って貯まっていた血のまじった液をだしてもらったのですが4週間たった今も止まらなくて毎週ガーゼ交換をしております。明日にMRIとCTの検査結果と共に診察してもらうのですが、4週間も無治療なので心配しております。もしかしたら転移したリンパ節を取り切れていなくてそれがこのような事になっているかもと先生は話ていたのですが、こういうケースもよくあるのでしょうか?この場合どんな処置が予想されるのでしょうか?又、これは手術に落ち度があったのでしょうか?あと半分も残っている化学治療を早く受けて原発を手術して欲しく焦りと不安で・・ 皆様からのお返事頂けたら幸いに思います。

895 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/20(木) 08:28
狸です >>887 かあかさん タキソールの後でFECと言う順番ですが、、、 まず申しておきたいのは、同じ補助療法と申しましてもAC/EC→Tがもっともよく行われているものの、実は標準療法とはいえない状況です。こう聞きますとびっくりなさるかもしれませんが、術後補助療法は各治療法の再発抑制効果や副作用の検証が大規模臨床試験で十分に検討され、現在に至っているのに対し、術前補助療法ではその検証がいまだそろっているとは言えず、A)ある治療法が術前、術後補助療法で同等の再発抑制効果だった。B)AC・EC→Tは現在ある補助療法の中ではもっとも効果が高い可能性が強い(比較試験がなされていないため断言できない)。この二つを併せAC/EC→Tが最もいいだろう、と言う事で行われているのです。もちろんもっとも可能性が高いのはまず間違いないのですが、かあかさんのご質問のような場合、事情がこれですから、答えは”わからない”になってしまいます。 ですが、その意義について少し考察してみますが、まずタキソールは単剤での有効性は過去の薬暦から考えてもかなり高く、補助療法でも効果を示す事が十分期待されます。更にその後でFECをしっかり入れるのですから、これは順番は逆でもAE/EC→Tの変法で、かつFECの標準投与量であればよりEの投与量が少し多くなるため、効果が高くなる事が期待されます。またTとFECの順番については、狙いにも寄りますが、癌の感受性を見て状況を考える事からしますと特に間違っているとは思えません。ただし上記の治療では相応の副作用が懸念されますので、よくお聞きの上選択してください。

896 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/20(木) 08:28
狸です >>890 ウングルックリヒさん 欧米と日本での治療ですが、基本的な部分ではほぼ同じと思って差し支えありません。ましてや状況が術後補助療法ということですから、St.Gallenのガイドラインに則った治療を選択するケースが多くなります。ですから現段階では選択される薬剤に違いはありません。ただ過去の臨床試験から、日本では投与量が少なくなる傾向が多いです。特にEの投与量は日本では少なくなる傾向があります。これは副作用に対する考え方などにも違いがあるためですが、それでも効果自体の差がほとんど出てこない事からしますと、日本人は多少投与量が落ちても効果はあまり変わらない、と言う側面もあります。EC→Tを選んだ事からしましてリスクは中等度以上との判断のようですので、今後の検査結果によりまた違う考えが必要かもしれません。その際はまたご報告ください。

897 名前: えみ 投稿日:2005/10/21(金) 08:10
私は青森に住んでる34歳です。3日前に癌を告知されました。 今一番悩んでるのは病院選びです。 乳腺専門の先生(女医)がいる病院は自宅から、2時間かかります。乳腺専門ではないですが乳腺外来をやってる県の総合病院までは30分で行けます。これから10年お世話になることを考えてどちらがいいか迷ってます。子供もまだ6歳4歳と小さいため近い方がいいのかなとも考えてしまいます。 どうしたらいいかわからずここにかきこしました

898 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/21(金) 11:32
ここは練習板ではありません。

899 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/21(金) 11:52
>>887 分かる範囲で調べてみました。 http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0713nyugan.html http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/312169 ではタキソール-FECを使っているようです。 これを見るとAC-Tでもタキソール-FECでも癌が消える率はいっしょのようですね。 この場合のEは75mgのようです。 あとこの患者さんたちはHER2が陽性なので注意です。 HER2陽性のひとはEが効きやすいのです。 陰性の人は多分癌が消える率がもうすこし低いのでしょう。 ちなみにT-FEC-ハーセプチンは67%も消えてます。すごい。

900 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/21(金) 16:02
もんじろさん 検査結果はどうでしたか。人事とは思えず、心配しております。 4週間も無治療はどうかしてますよねえ。リンパの摘出や、リンパ液の処理 首をかしげたくなるのも無理ないですよね。 今後の方針をしっかりと聞いて、それが妥当かどうかこの掲示板でみなさんに尋ねたらいいと思います。

901 名前: えみ 投稿日:2005/10/21(金) 22:30
練習してるつもりではないのですが長文を書き込みが出来ないんです。迷惑かけてすいません

902 名前: 管理人◆xwBLFt7E 投稿日:2005/10/22(土) 23:01
補修テスト2

903 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/23(日) 02:04
管理人さん
上の改行を元に戻してください。

904 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/23(日) 11:16
>>903
無理だと思います。
目に余る荒らし行為などの後始末で、行そのものを削除した場合、
処理以前の全ての書き込みで、改行が無効になる様です。


905 名前: もんじろ 投稿日:2005/10/23(日) 14:05
900さん ご心配ありがとうございます。MRIの結果では二個のうち一個は少し小さくなっているとのことで、薬が効いていると考えて良いでしょうとのことでした。(CTの結果はまだでていませんでした。)先生の話では、今の段階で化学治療をすれば感染する脇の傷が感染しやすくなるとのことでした。それで脇にチューブをいれてもらっていたのですが、それを抜いて(2週間入れっぱなしでいたが未だ液は止まらず、毎日ガーゼ交換しております)また2週間後の診察で傷の具合を見てから再開できるかみることになりました。ですから最低でも7週間は受けることができないです。前に無治療といいましたが、アリミデックスは飲んでいます。リンパ節については術後の後遺症のことなども考え8個取らせて貰い、3個転移があったとのことです。残っているかも知れない転移については抗ガン剤で叩いていきたいとのことでした。リンパ節についての転移は何らかの検査で分からないものなのでしょうか?7週間は長すぎると思うのですが・・みなさんのお考え頂けたらと思います。よろしくおねがいします。

えみさん、初めまして。迷いますよね・・お子さんが小さいのでなおさらですね。私の母(57)も2時間かけて病院に行ってます。母が選んだ病院ですが遠いし大変だと漏らしながらもう5ヶ月になります。母の場合、化学治療を受けに行く日は殆ど一日かかってますね。朝10時くらいに病院に着いて採血で1時間、2種類の点滴で4時間以上家に帰る頃には晩ご飯です。母は普段妹の子供(小1)の面倒をみていますが化学治療の日や検査の日は誰かが替わりに面倒をみるようにしています。えみさんにもどなたか頼れる人いるとだいぶ楽になるとおもいますが・・両病院で治療方針?などしっかりと聞きえみさんには後悔なく病院を選んでほしいとおもいます。すいません、たいしたこといえなくて・・



906 名前: 千春 投稿日:2005/10/23(日) 19:31
>>905 もんじろさん、お久しぶりです。
お母さまご心配ですね。
私は素人ですし、尚且つもんじろさんのお母さまの治療は
標準療法ではない上(治験に参加されているのですよね?)、
ネット上では不明な点も多いので、
本来なら意見を言うのを控えるべきなのかも知れませんが、

もし私なら絶対、治療が滞っている今こそ迅速に
主治医の先生に申し出て資料を貸し出して頂き、
“自分の吟味した然るべき病院”でセカンドオピニオンを受けます。


先日新聞の片隅に載っていた言葉です。

 1億の人に1億の母あれど
 自分の母は世界一


これからもお母さまの傍らで、お母さまを守ってさしあげてください。

907 名前: ダイ 投稿日:2005/10/24(月) 15:21
>>805 狸先生遅くなってしまいましたが,ご意見ありがとうございました。実は先日,母の主治医だった医師が何らかの処分を受ける事が決まったそうです。母の死が直接の原因という訳ではありませんが,以前から苦情の多い医師だったようです。母はその医師をとても信頼していました。今となってはやはり「もっと良く癌について勉強しておけば」,「違う病院を選んでいたら」など後悔ばかりです。運が悪かったと言うには本当に納得できず,悔しい気持ちでいっぱいです。皆さんはどうか,病院・医師を良く吟味し,母の分まで生きて下さい。私は今回,自分の死よりもごく身近な人の死の方が怖いものだと教えられました。

908 名前: もんじろ 投稿日:2005/10/25(火) 07:42
千春さん。早速のお返事ありがとうございます。
セカンドオピニオン・・
母はラジオ波をうけるためにこの病院を選んだので難しいです。
よく相談したいと思いますが、自分には他の病院を勧める自信と知識がありません。
標準治療をうけて欲しいと強引になれたらと思います。
お言葉ありがとうございます。


909 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/25(火) 13:48
もんじろさん。肺転移の方はどうだったんでしょう。(これがCTはこれを調べるためのものだったんでしょうか)
普通、肺転移があるのにセンチネルはないだろうと思ったり、術前化学療法をするのに、感染の機会を増やす郭清をしたり、
自ら引き起こしておいたリンパ漏のために、最も優先すべき化学療法を遅らせたり
挙句、4期乳癌にラジオ波の局所療法(リンパ節郭清までやったり)
ちょっと方針が分かりません。
現時点で(リンパ漏がある)セカンドオピニオンを求めても恐らく感染の恐れから化学療法はしないところが多いんじゃないでしょうか。
もんじろさんがいらだつのも分かります。

910 名前: 千春 投稿日:2005/10/25(火) 16:03
もんじろさん
私も今現在の状態では909さんのおっしゃるように、化学療法は無理だと思います。
ただ、お母さまの人生においてお母さまのお選びになった治療法ですので、
他人の口出しをする事ではありませんが、治療が滞っている今
“体にメスを入れたくない”“乳房に傷をつけたくない”と言う事と共に、
“命を守る”と言う視点も交え
お母さまやご家族と、スタンダード・トライアル的な治療法のそれぞれ正確な情報とそれらのリスクとベネフィットについて、
話し合い検討なさるチャンスではないかと感じ
セカンドオピニオンの選択肢を提示させて頂いた次第です。

尚、ご存じのようにセカンドオピニオンは転医とは異なります。
神奈川県立がんセンター・セカンドオピニオンに対の定義
http://www.bekkoame.ne.jp/~tamiura/SO.html

併せて癌研:がん・医療の相談
http://www.jfcr.or.jp/hospital/conference/index.html
も一応貼っておきますね。ご一読ください。

お辛い状況心中お察し致します。
是非ともお母さまご家族双方が納得出来信頼出来る治療法で、
お母さまの症状・病気が改善されます事をお祈りしております。
ご家族それぞれがお母さまの事を思うあまりに辛く苛立つ話し合いになるとは思いますが、
それを乗り越え“最善”をご家族一丸となり模索なさいますように。

911 名前: まいける 投稿日:2005/10/27(木) 01:43
まいけるです。
妻は、7月よりナベルビンを使っています。静脈炎などはないのですが、白血球の低下がありたまに間が開いてしまいます。現に今週は白血球数と好中球が低下したので3日間連続のノイアップでした。マーカー値は、CA15-3以外は安定していているようです。
そこでお聞きしたいのですが、やはりCA15-3が変動しないあるいは微増ということは投与期間が開くことも影響しているのでしょうか。奏功率?も下がるのでしょうか。主治医もこのマーカー値には目を留めているようです。また、11月にTS-1が追加承認
されるようですが、ゼローダで副作用が強い場合は変更した方が良いでしょうか。さらにレトロゾールも承認されるようですが、こちらの方はいかがでしょう。ご教授いただければ幸いです。

912 名前: もんじろ 投稿日:2005/10/27(木) 03:18
こんばんわ。909さん、千春さん お返事頂きありがとうございます。
肺転移は、最初に癌と診察をうけた病院と今の病院の先生ともに陰と言えなくもないがそうでないかも知れないとのことで今は気にしなくても良いとのことでしたが、ハーセプチンを受けたいため先生に肺転移というここで配慮していただきました。答えにくく情報を正確に伝えず混乱させてすみませんでした。センチネルは受けられるとのことで生検してもらい、その時目に見えて転移があると思うものがあるのに残すことはできないとのことで郭清したとのことでした。術後しばらくして、脇がはれ、先生に術前化学療法とリンパ節郭清の順番?について聞きましたがそこでは良くやる方法とのことでした。感染の危険性が高くなることを知っていれば、それにより化学療法が受けられなくなると知っていれば・・と909さんのおっしゃってくださったように感じております。
今は、あと数日後の診察で化学療法が再開するかもしれないと期待よりありません。
千春さんのおっっしゃるように、今回のことで家族と今後の事しっかりと話さなければとおもっています。
今それぞれが自分のことで精一杯の時期ですがそれどころではないですものね。
また報告させて頂きます。親身になっていただいてとても感謝しております。

913 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/27(木) 06:40
もんじろさん
"その時目に見えて転移があると思うものがあるのに残すことはできないとのことで郭清したとのことでした"

まったく根拠のない出鱈目だと思うのですが、そこの病院では"よくやる方法"なのでしょうか。
今後の治療においても問題となりそうなので、今の内にきちんと医学的証拠に基づいて治療しているのかどうか主治医に確かめたほうがいいと思います。
きちんと基づいているならば医学的証拠を出せるはずですから。それで信用がおけないようなら、千春さんのいうようにセカンドオピニオンを考えたほうがいいんじゃないでしょうか。

914 名前: りんご 投稿日:2005/10/27(木) 14:08
こんにちは。いつも読む側でしたが、思い切って書き込みます。
母55歳のことですが、去年9月に乳がんの肺転移2箇所が認められ抗がん剤の投与中です。担当医師から、「使用可能な抗がん剤が残り少ない、余命1年」と言われました。
ER(-)、RgR(-)、HER2(-)です。
去年10月~ AC療法(アドリアシン80mg、エンドキサン800mg)の4コース
       ※3.5cmの腫瘍が1cm強まで縮小

今年2月~  TXLウィークリー(タキソール100mg )3週1休
  6月~  AC(10月と同様)2コース
  8月~  ゼローダ(2400mg) 3週1休
       ※改善見られず 1cm強の腫瘍が4cmまで大きくなる

(現在)10月~  ナベルビン(40mg) 2週1休
          2コース後CT検査予定
ナベルビンが効かなければタキソテールの予定です。多剤併用の方がよいのでしょうか?  
またER(-)でもホルモン剤が5~10%の人(特に50歳以上)で有効という文章を読んだことがあるのですが、皆さんはどう思われますでしょうか?
腫瘍が小さくなっても、やはり手術はしないほうがいいのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありませんが、皆さんのお考えを教えてください。お願いします。


915 名前: もんじろ 投稿日:2005/10/28(金) 09:23
913さん。お返事ありがとうごさいます。
出鱈目というのにおどろいております・・
先生にはよくやらしてもらう方法とお聞きしております。
どう出鱈目なのでしょうか。あと医学的証拠とはどういったことをさすのですが?
先生にぜひ聞きたいと思うのですがが医学的証拠を出して下さいと聞いて
質問の意図を理解してもらえなかったら説明できなくて・・
すみません。教えて頂けるとうれしいです。

916 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/28(金) 21:39
>りんごさん
私も去年乳癌の手術をしていますが
りんごさんのお母さまとは年齢もホルモン(-)な点も
ほとんど同じですから他人事とは思えません。
Ⅲ期でしたしリンパ転移ありのハイリスクですから
再発したときどうするかは一応きめています。
転移が肺の2箇所だけでほかに無いのなら
私だったらリナック(放射線)のピンポイント照射を受けます。





917 名前: りんご 投稿日:2005/10/29(土) 00:08
916さん、お返事ありがとうございます。
母と年齢が近くてPCを使いこなしているのですね。母もPCを使いこなせたら沢山の人の意見を聞けて勇気が貰えるのに・・・。
放射線・・・考えていませんでした。初めてリナックという言葉を聞いて、調べてみました。希望が見えてきた気がします。
母は熊本に住んでおり、熊本にはリナックを設備した病院がなさそうですので、九州がんセンター等で治療を検討したいと思います。
明日、現担当医に相談してみようと思います。
本当にありがとうございました。

918 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 00:28
もんじろさん、出鱈目と言うのは言いすぎでした。
ですが、狸先生も578で腑に落ちないとおっしゃられているように
原発巣を残してリンパ節郭清する意味が分かりません。
抗癌剤の効き目をみるのに原発を残すとしても、それならばリンパ節を残しておいても効果は見れると思いますし、
逆に、リンパ節をとれば、感染リスクを単に高めるだけで、治療とは反対のことをしているように思えるのですが。
(現にリンパ漏のため長期治療中断になっていますし。)
これが普通、だれでも考えることだと思います。ですが、もんじろさんのかかっている病院の先生がきちんとした情報(エビデンス)にもとづいて
信念をもって行われているのだとすれば、なんらかの資料、情報をもっているはずですから、それを教えてもらってくださいと言いたかったのです。



919 名前: もんじろ 投稿日:2005/10/29(土) 01:20
918さん。ご丁寧な説明感謝します。こんなことも分からないなんて自分が情けないです。しっかりと聞きたいとおもいます。ありがとうございます。

920 名前: 916です 投稿日:2005/10/29(土) 09:50
>りんごさん
捨てアドを教えていただけたら
もう少し詳しい情報をさしあげられるのですが。

921 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 10:01
>>916
あまりいい加減なアドバイスをしないほうがいいと思いますよ。



922 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 10:36
「ピンポイント照射」で検索すればある程度わかるよ。

923 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 10:54
>>920
このスレにはロム専門のお方も多数おられます。
有益な情報をお持ちでしたら、特定の人だけで共有されずに
公開して頂けたら幸いです。

また、公開することで、それ以上に有益な意見を得られたり
誤りを訂正されたりする可能性もあります。


924 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 11:42
転移性乳癌に対する局所療法は疼痛など、生活に支障をきたす場合などが適応です。
全身療法をあきらめず続けるほうがよいと思います。
ピンポイント照射で全身療法を上回る効果を示したデータがあるなら教えてください。

925 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 15:31
乳癌の場合は初発で目一杯抗癌剤を使うことが多い。
再発時はそれに耐えて生き残った癌細胞が相手になる。
抗癌剤で死ななかった癌細胞にまた抗癌剤で対抗しても
(薬剤は替えたとしても)勝ち目はあまりない。
せいぜいが延長戦に持ち込めるくらいくらいだが
そうなると死ぬまで抗癌剤の副作用で苦しまなければならないわけだ。
ピンポイント照射に賭けるかどうかは患者本人が決めればいいことで
他人がとやかく言うことではないと思う。

926 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 16:07
916、920です
いい加減なアドバイスって言われちゃいましたね。
私がお話したかったのは「明るいがん治療」のことなんです。
メールでお知らせしようとした詳しい情報というのは
著者の先生が今どこの病院で何曜日に外来を担当していて
最新の設備がどこにあるかということくらいなので
ネットで探せばわかる情報です。
ここに書かなかったのはこれって個人情報?
と思ったものですから。
私自身は抗癌剤はもうこりごりなので
再発しても全身療法はできればやりたくありません。
ピンポイント照射は通院でできるし痛くも痒くもなく
なんと言っても癌が消えるわけですから
多発でなければ十分勝算はあると思います。
だからといって924さんを説得するために
データを探すつもりはありません。
あくまで私が選んだ治療法というだけですから。


927 名前: 千春 投稿日:2005/10/29(土) 18:15
“病気の特質や標準的な治療法の正確な知識がある上で”
なら、敢えて自分が試したい治療法に賭けるのは自由ですよね。

>>914 りんごさん
やはり遠隔転移のあるお母さまの標準的な治療の考え方は>>924さんのレスだと思います。
その上でりんごさんのお母さまに適用可か素人の私には判断出来ませんが、
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=020mune&key=1039507542&st=16&to=16&nofirst=true
↑こちらの774先生のコメントも一つの参考になるかも知れません。

928 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 22:37
手術も抗癌剤もピンポイント照射もどれでも健康保険が適用されるから
治療を受ける人にとってどれが一番痛くないか苦しくないかで決めてもいいんじゃないかな。



929 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 23:20
>>928
もちろん、治療を受ける人が治療方針を決定する権利がある。
しかし、レスを見てると、ピンポイントの副作用や具体的な治療の数字は挙げず
夢のような治療法で痛み、その他の副作用に苦しむことなく癌が消えるように錯覚して
しまうのは私だけでしょうか。
掲示板の公益性を考えるとアドバイスをするときはメリット、デメリット療法を提示すべきです。
その上で皆さん判断されればいいんじゃないでしょうか。

930 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/29(土) 23:51
狸です。がん治療学会に行っていました為、遅くなってしまいました。失礼しました。
>>911
もんじろさん
ナベルビンはご指摘の通りどうしても白血球減少が出てしまいます。それをノイアップなどのG-CSF製剤で底上げするのは汎用される手法ですのでこれ自体はごく一般的なことです。
ナベルビンの投与期間が明いた(スキップされた)場合に即癌が伸張するかは正直なんともいえません。マーカー値の変動は癌の増殖のサインとも言われますが、薬剤によって投与開始後の変動には差があり、現在の動きが果たして病状進展かは判断できません。
11月にTS-1が出てきますが、この薬剤は経口フッ化ピリミジンですので、ゼローダ(カペシタビン)と似た傾向の薬剤で、薬効的にもほぼ同等と言えます(後期第2相試験成績は患者さんの薬歴等を考えるとほぼ同等)。ただゼローダの困った副作用である手足症候群が少ないと言うのが大きな特徴です。ただゼローダの手足症候群もビタミンBの摂取や休薬によりコントロールできるとの発表が今回のがん治療学会でたくさん出ていました。また興味深いことに、休薬による実薬剤使用量が低下しても薬効が維持される、との研究成績(臨床試験です)がありました。
レトロゾールはアロマターゼ阻害剤ですから、これら化学療法剤とはちょっと違います。ちなみに薬効的にはアリミデックスとほぼ同等とされています。

931 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/10/29(土) 23:52
狸です
>>914
りんごさん
大変な状況でご心痛お察し申し上げます。カキコいただきました内容から自分なりにコメントさせていただきます。
まず現在の治療が進行がん(転移あり)で行われており、これまでの治療はほぼ標準的なもので、正しい治療方針であると思われます。そういった中でAC、タキソール、ゼローダ、そしてナベルビンと有効性が期待できる薬剤を次々投入していますので、主治医の言われるナベルビンの後はタキソテールと言うのも正しい選択であろうと考えます。またご質問のお答えですが、この状況ではまず併用療法は考えにくく、単剤での治療が一般的です。しかし海外での解析では、ナベルビンとゼローダの併用で内臓転移(肝、肺)での有効性が増強された、との報告もあるので、選択しにはなるかもしれません。またナベルビンは肺がんの薬のせいでしょうか、肺転移でよく効くケースが多いので、ナベルビンでNC(腫瘍サイズが変わらない)のであれば、維持療法的に使用することも可能かもしれません。この段階で余命1年と言い切ってしまうのはいささか言い過ぎ、という感じもします。
さらにホルモン療法ですが、、、
さすがに受容体がどちらも陰性ではノルバデックスとの選択は取りにくいですが、ヒスロンと言うのはアリかもしれません。ヒスロンは血栓症や浮腫などちょっと使いにくい副作用が出る事がありますが、食欲増進による体重増加作用があり、これが体力アップに効く場合があります。
また腫瘍が小さくなった場合ですが、肺での転移巣が消失した場合は原発の乳がんを切除するのはありえるかもしれませんが、肺転移巣を切るのはあまり可能性は高くないと思います。

932 名前: まいける 投稿日:2005/10/30(日) 01:22
まいけるです。
狸様お久しぶりです。
>>911 ナベルビンのお答えありがとうございます。ちなみに質問者は私でした。
TS-1、レトロゾールの情報もありがとうございました。ゼローダ、アルミデックスの薬歴があると、使用の検討は賢明とはいえませんね?今後のことですが、ナベルビン後を考えた場合は非常に厳しいと言えますが、4年前に1クールのみ3分の2で終了したエピルビシンは検討できるでしょうか。

933 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 02:05
>>931
狸先生、ナメルビンが肺転移でよく効くケースが多いとのことですが、
情報源をお持ちであれば教えていただけるとうれしいです。
例えば、シスプラチンやカルボプラチンも肺がんの薬ですが
肺転移によく効くのでしょうか。

934 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 02:40
>>933

回答して下さるかたへの礼儀として
せめて自分の病歴や今の状態とHN位は書いたらどうかと思います。
× ナメルビン
○ ナベルビン


935 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 03:01
礼儀云々を言うならあなたも名を名乗るのがすじでしょ。

936 名前: 千春 投稿日:2005/10/30(日) 03:46
そうですね。失礼しました千春です。
書き込んだ後に気付きました。ごめんなさい。

回答者(狸さん)はこちらから見ていてもお忙しそうです。
時間に追われているであろう中、一つ々の質問に丁寧な専門的なレスをくださいます。
質問を書き込む方は簡単ですが、回答をくださる労力を考えた時
934の書き込みになりました。

937 名前: りんご 投稿日:2005/10/30(日) 07:46
おはようございます、りんごです。
916さんの情報を聞いて、私なりに色々調べたものを印刷して昨日母に
「お母さんがやってみたいと思ったら先生に相談するから資料読んでみて」と渡してきました。
担当医もいなかったので・・・・

916さんの情報を読んだ後、病院に行ったので、先ほど沢山の方の意見や情報を読ませていただきました。
書き込んでよかったです。よし!まだまだがんばるぞ!と思えました。みなさん本当にありがとうございます。
914の中のRGR(-) 間違えてますね。→ PGR(-)です。

924さん、転移性乳癌に対する局所療法は疼痛など、生活に支障をきたす場合などが適応です。>というのは
生活に支障をきたす状態でなければ、局所療法はしていただけないということですか?

925さん、抗癌剤で死ななかった癌細胞にまた抗癌剤で対抗しても
(薬剤は替えたとしても)勝ち目はあまりない。>に似たことを先生もおっしゃっていました。勝ち目がない、ではなく難しいと・・・。

狸先生、丁寧な回答をありがとうございます。私もナベルビンに期待をして母を励まします。

千春さん、ありがとうございます。774先生のコメントを読みました。肺転移巣のある場所が左右1個づつなのですが、その1個が心臓に近くて
手術は難しいと、以前先生に言われました。
もし、ご存知の方がいらっしゃれば教えてください。放射線の場合でも心臓が近いとできないのでしょうか?
どのくらい離れていたら出来るのでしょうか?(手術・放射線の場合とも)

よろしくお願いします。

938 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 08:29
友人が昨年ピンポイント照射で乳癌の治療をした。
たしかに夢のような治療法だがピンポイント照射だけでは
目標の癌だけにしか効果がないから
友人の場合はまずACと普通の放射線治療で全身療法と転移対策を行った後
残った腫瘤をピンポイント照射で治療した。
治療直後は何の変化もなかったが2ヵ月後に癌は消えたそうだ。
癌は当初5cmあったそうだが手術はしなかったので傷は無い。
治療自体は5回照射する必要があって通院でも可能だけれど
防衛医大には入院できないし家が遠いこともあって
病院で紹介してくれた近くのホテルに泊まって通ったそうだ
副作用はACによるもの以外はだるかったくらいでとくに無かったと聞いた。



939 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 11:02
防衛医大のフォーカルユニットは3次元ピンポイントだけど
患者の呼吸によって動く目標を追尾しながらピンポイントで照射できる
迎撃ミサイルみたいな新機種が実用化されてるそうだ。


940 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 11:58
>>939
すごいのは分かるのですが、転移性乳癌に対して局所療法をして生命予後が改善するんですか?
その目に見える癌を消すことで何の意味があるのですか?
精神的に癌が消えたことで楽になるかもしれませし、強い希望があればやってもかまわないと思いますが。
抗癌剤がその転移に対して効果がないということは
全身に飛んでいる微小癌に対しても抗癌剤は効いてない可能性があるわけで、
今見えている癌を仮にピンポイントで消してもまた他のところに転移が出てくるでしょう。
逆に全身療法をして、肺転移に効果があれば微小転移にも効果があるわけで生命予後に貢献することにもなると思うのです。

941 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 13:09
一般的には癌は増大することにより臓器不全となって死に至るのです。
再発癌であっても多発でさえなければもぐらたたきのように
出ては叩きを繰り返せるピンポイント照射で完治が見込めるのではないでしょうか。
全身療法といっても抗癌剤の毒性で死に至ることも少なくないので
全身療法であれば必ずしも生命予後に貢献するともいい難いのでないでしょうか。


942 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 13:22
完治は言いすぎでしょう。
多発とは何個から多発なのでしょうか。
例えば5個だとできて10個だと無理なのでしょうか。
抗癌剤とピンポイントの併用で間質性肺炎などの副作用は起きないのでしょうか。

943 名前: ダメママ 投稿日:2005/10/30(日) 14:05
以前こちらに書き込みさせていただいたものです。28才授乳中(8ヵ月)で左乳房に23ミリのガンが発見され一昨日手術しました。授乳期の乳癌はめずらしくデータもあまり無いとのことで、ネットで調べても予後やどんな薬をしようするのかもでてきません。こちらの先生に授乳期の乳癌をみたことがあるかたがいたら、予後などお聞きしたくて。お願いします。

944 名前: 素人 投稿日:2005/10/30(日) 17:52
>>941

素人意見で誠に恐縮ですが、

ピンポイント照射は有効な選択肢の一つだと考えられます。

しかし、放射線療法で照射可能な放射線の総量には限度があったのでは?

従いまして、現時点で存在する癌を消失させる事で完治が期待できる癌には有効でも、
出ては叩きを繰り返す事を前提にした完治には無理があるのでは?

抗癌剤療法と放射線療法の長所・短所を考慮した、総合的な判断が必要だと思います。


945 名前: 941です 投稿日:2005/10/30(日) 20:01
三次元ピンポイント照射は縦、横、高さの三次元空間で
癌病巣をめがけてさまざまな方向から放射線がピンポイントで照射されます。
その結果、癌には大量の放射線が集中しますが正常な組織にかかる放射線は少なくなります。
三次元照射で治療した場合、同じ場所にはまず再発しませんから
出ては叩きといった意味は、肺の次に肝臓、その次に脳というように
他の臓器に次々転移した場合はというようにお考えください。

946 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 21:45
>>941さん
今こちらを読んだばかりなのですが、941さんは医師なのでしょうか?
941さんの書かれている理屈には患者として納得できました。
そのピンポイント放射線治療が、再発した患者さんの福音となることを心から願っています。

とはいっても、私自身は通常の手術とホルモン療法を受けていますので、
今のところはその治療を受けるようなことは無いと思いますが・・。

947 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 21:46
ダメママさん。授乳期の乳癌だからと言って治療方針を変えることはないと思います。

千春さんをはじめ、多くの方が指摘しているように、予後、治療法を相談するときは
せめて年齢、閉経の有無、腫瘍径、リンパ節転移有無・個数、ホルモンレセプター、HER2レセプター、できれば核異型度、リンパ管浸潤
治療歴は書くのが礼儀です。これがないとみなさん答えようがありません。

・年齢:
・閉経の有無:
・腫瘍径:
・リンパ節転移有無・個数:
・ホルモンレセプター:
・HER2レセプター:
・できれば核異型度、リンパ管浸潤:

・治療歴:


948 名前: ウングルックリヒ 投稿日:2005/10/31(月) 14:37
千春さん、狸先生
ご回答ありがとうございます。
私の書き方もいたらず、すみませんでした。

Her2検査の結果は+1でした。なので化学治療しかないようです。
術前治療の治験を薦められており、E(90mg)C(600mg) 4クールのあと
A:タキソテール100mgのみ、
B:タキソテール75mg+ゼローダ1800mg併用、
C:タキソテール75mg後ゼローダ1800mg使用
のどれかにくじ引きで決められます。
その後温存手術ができるだろうということです。
医者がいうには最善の治療法だといううことなのですが
ドイツでの治験に日本人に対してちゃんとした治療となるのかどうか
不安です。
調べてみてもホルモン受容体- Her2+1じゃやはりこれが標準的な治療なようですし
医者を信じるしか道はないとはわかっているのですが…
今日病院へ行って治療開始する予定です。
これで効果がなかったらとか考えてしまい不安でたまりません。
まとまりが悪くてすみません。
また結果報告によせてもらいます。

千春さん、癌掲示板のチャット体の状態がよければ参加させていただきます(^O^)/

949 名前: ダメママ 投稿日:2005/10/31(月) 20:24
そうですね。大変失礼いたしました。手術後、未だ日も浅くわからないこともありますが、現在わかっていることを記入したいと思います。         今月はじめに、受診し、細胞検査と組織検査し、両方で癌と結果出ました。授乳期の乳癌は広がりがはやく、悪性度も高いとのことで、温存も可能と言われましたが28日全摘しました。超音波では23ミリといわれました。検査結果は金曜に出ます。リンパの転移も未だ未確認です。28才 現在子供は9ヵ月、(初産で、一人目の子供です。)出産後生理は不規則ながらきてます。          若い乳癌には、使える薬は一種類しかないときいたのですが…私の勘違いでしょうか。         また、こんな少ない状況出は不明な点もおおくアドバイスの使用もないかも知れませんが宜しくお願いします。

950 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/31(月) 20:32
勘違いです。
こころ落ち着けて結果を待ちましょう。

951 名前: 千春 投稿日:2005/10/31(月) 20:53
>>949 ママさん!!
歳もお若いし待望の赤ちゃんへの愛情の中、
ハンドルネームを拝見しただけでママさんの悲しみと動揺が手に取るようです。

素人の私には授乳期のがんの事は何のアドバイスも出来ませんが、
(専門の先生方から何らかの情報が頂ける事を私も祈っています。)

>若い乳癌には、使える薬が一種類しかない
↑これだけはガセネタだって分かります!!

難しいと思うけど慌てないで、まずママさんが出来る事は
金曜日に出る病理の結果と主治医の話しをしっかり聞いてきましょう。
>>947 さんのアドバイスの所が押さえ所です。
病理検査結果のコピーを貰ってくるのもいいと思います。
可愛い我が子のために頑張りましょう。落ち着きましょう。
それから・・・
ダメママってHNは変えましょう^^;

ダメママじゃないように頑張る!!頑張れる!!!

952 名前: かあか 投稿日:2005/11/01(火) 00:05
かあかです。
狸先生、899さん、返信いただいていたのに、遅くなってすいません。
私も主治医に確認したところ、アメリカでは、術前はタキソール-FECのほうが多いそうで、
それに準じてするということでした。(術後はFEC-タキソール)
899さん、ハーセプチン併用の治療、私も何かの本で知りました。
やりたいって思ったけど、日本では術前、ハーセプチンは使えないんですよね?

いよいよ明日、化学療法を始めるために入院します。副作用の程度を見るために、初回は入院して様子を見るそうです。
また、追って報告します。

953 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/11/01(火) 01:34
ダメママさん、初めまして。ねこ旦那と言います。
ここに参加しているのは、妻には内緒なので、男の私が
書いているのですが、私の妻は29才、初産、5ヶ月で乳がんが
発覚しまして、やはり全摘手術を受けました。
生まれたばかりの子供のことを考えると、生きる事を
最優先にした妻の決断でした。
9月に手術をしまして、先月末から抗がん剤治療を始めました。
若いのと、Her2が3+だったのと、腫瘍が大きかったので、
FECをEを100で行っています。その後、タキサン(タキソール
かタキソテールか、まだ、検討中です)を投与して、
ホルモンは陽性でHer2も陽性なので、5年間、ゾラテックスを
服用することになりそうです。
ちなみに、リンパの転移は不明とのことですが、手術の時、
センチネルリンパ節の生検はしなかったのでしょうか?
それから、妻は全身をMRI、RI、CTスキャンを使い、
遠隔転移の検査も手術前に行っていますが、どうでしょうか?
我が家では、初めは抗がん剤治療に消極的だった、妻共々
とにかく完治する!を目標に、副作用と戦い始めています。
ダメママさんもがんばってください。


954 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/01(火) 08:17
>>948
ウングルックリヒさん
ゼローダの量も適切で日本人に合わないとは思いません。
むしろ、この治療は世界最先端AC-XT(ゼローダ+タキサン)でありラッキーだと思うのですが。
今後AC-Tを上回るとすればこのAC-XTかAC-GT(ジェムザール+タキサン)かと言われています。
いい結果が出るといいですね。


955 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/01(火) 12:23
ねこ旦那さんお久しぶりです。
FEC100をしてもらえることになったんですね。よかったですね。
タキソールとタキソテール3週毎投与の比較ではタキソテールの方が優れている(副作用はタキソテールの方が多いのですけど)
結果があります。
(おまけ、ねこ旦那さんは熱心なので)
(ソース)J Clin Oncol. 2005 Aug 20;23(24):5542-51.
http://2nd-opinion.jp/jouhou/buibetu_nyugan050905.htm
上にはタキソテールを勧めてますが
しかし、これは現在使われるタキソール毎週投与と比較してませんので、一概にどちらがいいとは言えません。
副作用を考えますとタキソール毎週投与を追加するのがいいと思います。


956 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/01(火) 14:37
>>952
かあかさん
アメリカでは術前ではT-FECの方が多いそうです。はうそです。
やはりAC-Tの方が多いです。T-FECはMDアンダーソン癌センターの独特の順番です。
効果は変わりません。

ハーセプチンは公的には使えません。公的には。

957 名前: りんご 投稿日:2005/11/01(火) 18:44
こんばんは。914のりんごです。
現在ナベルビンを投与中なのですが、白血球が下がり、注射で底上げしました。しかし、頭がガンガンするし、胸は痛むし(全身痛い)、だるく起き上がるのも必死の状態になってしまいました。
これを、担当医に現状を伝えても何も薬など出ません。
ナベルビン経験者の方、また先生方、良い改善方法があればどうかお教えください。
よろしくお願いします。

958 名前: 941です 投稿日:2005/11/01(火) 21:41
白血球増多剤を使用して抗癌剤治療を進めた場合
白血球の数だけ見て安心してしまうので
他の副作用が増強することになります。
ほかに白血球増多剤には
がん細胞も増殖させる機能がある可能性があります。
研究室でがん細胞を使って実験すると
増殖が促進されるものがあることが知られています。

一般に抗癌剤を続けていて白血球の数が上がってこないときは
そろそろやめろという身体の危険信号だと考えておくのが安全です。

959 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/01(火) 23:22
>>958
941さん、あなたの情報にはいつもソースがない。
独善は人を混乱させるだけです。
ソースがあれば示してください。そうでなければやめてください。

960 名前: りんご 投稿日:2005/11/02(水) 01:19
りんごです。
ちなみに ナベルビン(40mg) 2週1休 の2週投与が終わり1休薬の1日目です。

961 名前: CASA 投稿日:2005/11/02(水) 06:52
ダメママあらためCASAに、名前をかえることにしました。みなさんお返事ありがとうございます。   術前のMRI.CT骨シンチでは、転移はないとのことでした。リンパの転移は、金曜に結果は出ます。もしリンパに転移があったら、何か治療はかわりますか?リンパに転移がない方がいいというのは、わかりますが。ホルモンの感受性もまだ検査の結果が出てません。こちらはあと一週間は待たないと結果は出ないようです。  ねこ旦那さん、こちらで、貴方のような方にお会いできてよかったと思います。私も子供や主人家族のため、治療がんばります。私は、奥様の気持ちは、同じ目線から解ることも多いと思いますし、まだ、私の場合はこれからかですが、何か合ったら力になりたいと思います。これからも宜しくお願いいたします。

962 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/02(水) 08:09
狸です
>>957りんごさん
ナベルビンの副作用の一つに全身倦怠感があり、カキコ内容からこれが出ているのではないかと思われます。その他頭痛なども報告されているため、副作用回避は休薬がもっとも有効と言う事になりますが、抗がん活性を考えますと、休薬は癌への作用とご本人の”抗がん剤をやめてしまった事による癌増殖の恐怖感”などからも影響が大きいため、いつも悩むところです。
ナベルビンは作用機序として、神経症状が出る可能性があり、上記のその一環で出ていると考えられます。対処療法で効果はなんとも言えませんが、麻薬製剤などによる全身倦怠感にステロイドが効くとの話がありますので、主治医に聞いてみてはどうでしょうか?

963 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/02(水) 08:18
狸です
>>958
941です さん
G-CSF製剤そのものががん細胞を増殖させる、というのは可能性として随分指摘されてきましたが、細胞レベルの解析も十分とは言えず、得られるメリットから考えるとその使用を否定するには至らないと私は思っています。ただ血管内皮細胞への刺激から転移を刺激するのでは?といった報告が近くされるとのうわさを聞きますので、手放しで使用を推奨する事もできず、その使用については功罪を考慮することが必要かもしれません。

964 名前: りんご 投稿日:2005/11/02(水) 08:18
りんごです。狸先生いつもありがとうございます。
主治医に早速聞いてみます。

965 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/02(水) 09:48
>>963
狸先生情報ありがとうございます。そんな報告もあったのですね。
Nat Rev Cancer. 2004 Nov;4(11):901-9. Natureにはそれとはまったく逆の報告もありますね。
いずれにしても研究段階の話です。

得られるメリットから考えるとその使用を否定するには至らないと私は思っています>> まったく同感です。

患者さんには研究段階のレベルの話でいたずらに不安をあおるのはよくないと思います。
りんごさん
一般の医師のレベルでこの話について行くのは無理と言うものです。

966 名前: とほりすがり 投稿日:2005/11/02(水) 12:17
>>965
名前がないですが941さんですよね?

>得られるメリットから考えるとその使用を否定するには至らないと私は思っています>> まったく同感です。
狸さんの言われる事に同意しているのに、なぜ958で患者さんを不安がらせるようなカキコをしたんですか?意味不明です。

そのくせ、
>患者さんには研究段階のレベルの話でいたずらに不安をあおるのはよくないと思います。
なんて言っていますね。

>りんごさん
>一般の医師のレベルでこの話について行くのは無理と言うものです。
狸さんは研究者との事ですからこの際置くとして、あなたは一般の医師と何が違うんですか?
どうもご自分が一般の医師とは違うレベル、と思われているようですが、なんか違和感あるんですが?

967 名前: とおりぬけるよ 投稿日:2005/11/02(水) 13:07
そうなの? >>965>>959かと思ったけど。。

>一般の医師のレベルでこの話について行くのは無理と言うものです。
違和感大有り同意です。
誰だか知らないけど偉そうにいうなら名無しやめてほしい。
読んでいて混乱する。

968 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/02(水) 13:25
様々な情報の中から取捨選択するのは、本人の自己責任とは言いますが・・・・

いんちき療法の見分けぐらいは一般常識で容易にできますが、
高度な話になると一般人には、理解が困難(あるいは無理)です。

これは最善なのか?あるいは次善なのか?
どれを第一の選択肢とすべきか?
判断出来ないお方もおられるのではないかと思います。

専門家の間でも意見が分かれる話になると完全に、お手上げです。


969 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/02(水) 14:05
「研究段階のレベルの話」だから、「一般の医師のレベルでこの話について行くのは無理」ということでしょう?
それを、偉そうとか非難するのは、いかがかと思いますが。


970 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/02(水) 18:44
狸です

・・・・なにやら名無しでのカキコで混乱しているようです。
患者さんへの正確な情報提供が最優先ですので、皆様、節度ある対応をお願いいたします。

971 名前: 959 投稿日:2005/11/02(水) 19:11
959=965でした。
969さんの言う通りの意図です。他意はありません。
みなさん、落ち着いてください。


972 名前: 959 投稿日:2005/11/02(水) 19:29
>>958 での941さんの患者さんを不安にさせる書き方は納得できないため、
すこしとげのある言い方になってしまいました。

狸先生の解説にはいつも大変お世話になっているのですが、

>>ただ血管内皮細胞への刺激から転移を刺激するのでは?といった報告が近くされるとのうわさを聞きますので、
手放しで使用を推奨する事もできず、その使用については功罪を考慮することが必要かもしれません。
という、これまた患者さんを不安にさせることを941に同意して書き込むのはどうなんだろうと感じました。
掲示板には研究段階のことを書くのはよくないと思います。
この理由は>>968 さんの言われるとおりだと思います。
きちんとした判断ができないことを書き込んで判断しろと言うのは患者にとっては無理です。

973 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/02(水) 20:10
患者です。
治療法の話、研究の話、医学的情報だけが欲しいのです。
「患者を不安にさせる 云々」は感情論でしょう。
一切の感情論は排して、純粋に医学の話をお願いします。

974 名前: 千春 投稿日:2005/11/02(水) 20:18
>>959
言わんとなさっている事は分かるのですけど・・・。
でもどうなのでしょうか。
今までのこちらでの、
例えばビス製剤の話しでも、エビスタの件でも、タモキシフェンとHer-2陽性の話しでも、
他より格段に早く正確な狸さんからの情報には感謝をしています。
勿論狸さんの情報を全て鵜呑みにするのでなく頂いた情報を判断するのはこちらの責任であり、それは難しい事ですが、
こちらで頂いた情報を主治医に確認したり
(で今までの私の場合、主治医と狸さんの意見が一致して安心させてくれるのですが)、
他のHPを検索したりしています。
それに狸さんが患者に判断しろとおっしゃっているようには私には読めませんでした。

ところで959さんは患者さんなのでしょうか?お医者さんなのでしょうか?
掲示板とはこのようなものだと言われるかもですが、
せめて固定のHNくらいは名乗って頂ければと願います。
この処のこちらの書き込みを拝見していると、誰が誰で何を言っていらっしゃるのかの方が、
私には狸さんのカキコの内容よりずっと判断出来ておりません。
そしてそうなるとせっかくの有益そうな情報が、余計判断出来ません(T.T)

975 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/02(水) 21:59
959様
私も患者です。ここでの新しい情報はわたしにとっては希望です。
癌を叩き潰せる治療法がでてくるまで生きてやる。。と思っています。

976 名前: 959 投稿日:2005/11/02(水) 22:28
>>974
千春さん
「例えばビス製剤の話しでも、エビスタの件でも、タモキシフェンとHer-2陽性の話しでも、」
これらと上のG-CSFの話では情報の正確さのレベルがまったく違います。
同列には語れません。 


977 名前: 千春 投稿日:2005/11/02(水) 22:57
では959さんはG-CSFは手放しで推奨出来ると言う御意見なのですね?
一連の書き込みからはそう読み取りました。
ならば>>976のような書き込みではなく、
私たちに理解可能な説明をお願い出来ないでしょうか?
>>976のような書き込みでは、959さんの方がよほど患者サイドを不安にさせると思うのですが。

978 名前: 千春 投稿日:2005/11/02(水) 23:04
分からないのですがもしかしたら
“乳癌治療について議論の場”スレの方が向いているかも知れません。
私は治療について議論出来ませんが(;^_^A
959さんだけの御意見の発表の場になってしまうかも知れませんが。

979 名前: 941です 投稿日:2005/11/02(水) 23:25
狸さんレスありがとうございます。
私はG-CSF製剤そのものを否定しているわけではありません。
たとえば急性白血病で強力な抗癌剤治療をする場合
とくに骨髄移植では途中でやめるわけにはいかないので
G-CSFを使って白血球を増やしながら治療を進めるのが安全だと思います。
これは急性白血病は抗癌剤治療で完治が期待できるからですが
転移性乳癌の場合にG-CSFを使ってまで抗癌剤治療を進めるのは
疑問なしとしません。

959さん
私が患者だったら自分の生命がかかっているときには
研究室レベルだろうがなんだろうがどんな情報でもほしいと思います。

980 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/02(水) 23:43
どうしていつも千春さんは個人を執拗に攻撃して
この掲示板を汚していくのですか?
もうこの板も1000に近くなって終わろうとしています。
残念です。

981 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/03(木) 00:05
千春さん、治療について議論出来ませんと言われてるれど、しっかりされてますよ。
千春さんは医療関係者なのかしら?

982 名前: 患者家族 投稿日:2005/11/03(木) 00:13
書き込むときは、医療関係者なのか、患者もしくはその関係者なのか位は、わかるといいですね。
読んでいて混乱してしまいます・・・。

983 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/03(木) 00:26
狸です
>>979
941です さん
レスどうもありがとうございます。
G-CSFについてはおっしゃることもあり、私も手放しで賛成はできないと思っています。ですが、このおかげでどれだけ抗がん剤治療が進歩したかを考えますと、やはりその功績は認めるべきだと考えています。

また現在では通常予備的な投与は推奨されているわけではないので、”緊急措置としての使用”が適切とされていると言えると思います。ただこれは副作用や癌増殖が起きるかも?とか転移が促進されるかも?とかを懸念した結果ではなく、医療費の高騰などが抑制理由ですので、功罪の結末はまだ先なのかもしれません。

とはいいながらも、やはり既存の抗がん剤が白血球や好中球を減じてしまうことが多いため、その存在意義は極めて大きく、有用性は高いので、多くの局面でその使用をためらう理由は少ないと思います。

984 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/03(木) 00:26
狸です
>959さん
>>963での自分のカキコはネタ元はちょっと明かせませんが、執筆者自身に近いところから聞いた話であり、またG-CSFがむやみやたらと使うことが推奨されているわけではない現状から、”抑制因子的なお話”として書きました。必ずしも適切でなかったかもしれませんが、根も葉もない話と言うわけではなく、やはり患者さん側でも”知っていていい情報”と思うのですが、いかがでしょうか?
私は一応医療側の人間ですが、医療の側の人間は耳聞こえのいい情報のみを患者さんに知らせるのが役目ではないと思います。むしろ情報を正確に伝え、不明な点は可能な限りご説明することがその存在意義であると自分は思っています。この話を聞いたら患者さんはきっとショックを受ける(から伝えない)、というのはエゴのような気がするのです。もちろんこれは原則論であり、すべてこの通り、とは行きませんが、、、、。

985 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/03(木) 00:35
狸先生のお話は非常に分かりやすく理解でしました。
おそらく、皆さんも理解されたと思います。
これで一連の騒動が終わることを願います。

986 名前: ウングルックリヒ 投稿日:2005/11/03(木) 18:45
>>954
名無しさん レスありがとうございます。
今からどんな副作用が待っているのかとっても不安なのですが
ラッキーというお言葉をいただきましたので、乗り越えようと思いました。
ありがとうございました。


987 名前: ゅーか 投稿日:2005/11/03(木) 23:15
はじめまして。今18歳で8歳くらぃのときカラ両胸にしこりがぁりました。見つけた時にはもう手遅れだと思い誰にも言わずもちろん病院にも行ったコトぁりませんでした。今では胸全体にぁります。最近かぃた部分の皮膚が赤くはれるので皮膚科に行ったんですが原因不明といわれ、彼氏にガンじゃなぃかと言われ病院行った方がイイと言われました。彼氏にもまだ自分がガンっぽいって言ってません。治るなら行きたい気持ちもあるケド親に心配かけたくないしどぉしたらぃぃんでしょうか(;_;)誰にも相談出来なくて悩んでるのでみなさんお願いします(;_;)

988 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/04(金) 00:03
>>987さん
 病院にいくしかないでしょう。 
 携帯でしょうか? 掲示板に、あまり意味不明の小文字を使うのはお勧めしません。
 煽りと判断されます。

989 名前: ぽこ 投稿日:2005/11/04(金) 06:43
質問があるのですが、weeklyでタキソールを受ける場合、身長161cm体重55kgの場合はどのくらいの量を受けるのでしょうか?

990 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/04(金) 08:25
>>987 ゅーか様

処方箋無しで入手可能な市販薬や健康食品で癌治療は出来ません。
病院で診察を受けて、適切な治療を受けて下さい。

癌でない可能性もありますので、診察は必要不可欠です。


991 名前: ゅーか 投稿日:2005/11/04(金) 14:58
すいません。いつも使ってるからつい(´д`)ガンじゃない可能性ありますかね?(;_;)ガンじゃなかったら今からでも治せますか?ガンで10年も放置してたらもう生きてないですかね?病院行った方がイイって気持ちもあるけど恐いんです(;_;)

992 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/04(金) 16:18
ゆーかさん...検査の結果がハッキリしないと
ここの皆さんも、答えられないですよ
まずは勇気を出して【乳腺外科】に行ってください

成長期の乳房の張りだと良いな と思っています
何でも無い事を祈ってますね。。。頑張って!

993 名前: ゅーか 投稿日:2005/11/04(金) 20:57
でも8歳の頃から両胸にぁるんですよ?明らか前より大きくなってるし↓とりあえず行ってみた方がいいですよね(;_;)こゅときって彼氏と友達、どっちに相談したらいんでしょうか(;д;)まずは相談して一緒に病院行ってもらおうなかって思ってるんですけど。

994 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/04(金) 23:17
>>993
相談なさるのであればご両親がいいと思います。
そこまで心配なさるのであれば見てもらって安心した方がずっといいと思います。
可能性がまったく無いとは言いませんが、8歳でできたしこりで、現在18歳であれば乳がんである可能性は相当低いです。
なおこちらには実際の乳癌と一生懸命戦っておられる患者さんが大勢います。軽率に生きていないとか手遅れとか言わない様にしてください。

995 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/04(金) 23:22
そろそろ1000に達しますので、Part4に移行しましょう。

996 名前: <削除> 投稿日:2005/12/17(土) 05:10
<削除>

997 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/28(水) 08:02
age