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癌掲示板..>乳癌Part4

1 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/04(金) 23:22
引き続き有用な情報交換をしましょう。 なお相談なさる方は可能な限り状況を説明し、コメントなさる方はわかりやすい説明を心がけ、意義深い意見交換をいたしましょう。

2 名前: ゆーか 投稿日:2005/11/05(土) 00:23
たびたびすいません(;_;)ほんとですか?(;д;)父はもう他界し母ひとりなので心配かけたくないから親には言いたくないんです(;_;)こんな悩みでごめんなさい。でも今までひとりで抱え込んでてやっと相談できるコトが出来てるので私をみすてないでください(;_;)

3 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/05(土) 00:35
ゆーかさん、だから絵文字はやめなさいよ。

4 名前: ゆーか 投稿日:2005/11/05(土) 00:38
ごめんなさい。その方が気持ち伝わるかなって思って。

5 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/05(土) 00:48
ここでは絵文字は日本語として通用しません(気持ちを伝える手段にならない)。 それからいくらここで相談してもがんではないとの断言はできません。検査に行くことがもっとも確実な方法です。親に心配かけたくないなどと言うのは病院にいかないことの理由にはなりません。

6 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/05(土) 00:53
>ゆーかさん 彼氏でもお友達でもどっちでも構いません。 一緒にお近くの外科か乳腺外科を受診してください。 受診しないでここで色々書いていても何も解決しません。

7 名前: 千春 投稿日:2005/11/05(土) 00:56
みなさんのおっしゃる通りです。 ゆーかさん 心配している事は十分に分かりました。 しかしこのまま病院にも行かぬうち、がんかどうかも分からないうちに こちらで既に乳がんと告知され 各々色々な事情を抱えながら闘病している人々の心情を無視し逆撫でするような書き込みを続けるだけと言う事は、 結局自分で自分を見捨てているのと同じです。 よくお考えください。 あなたが病院に勇気を出して検査に行くまであなたの不安は決して消えません。 そしてこのまま放置して万が一悪化してしまったら、一番悲しむのはあなたの大切なお母さまですよ。 正直私があなたのお母さまでしたらこうして他の閲覧者の気持ちも考えられず、堂堂巡りの書き込みをなさる今のあなたの行動こそ、 もしも知ったら心配だろうと思います。 母一人であなたを育てていらっしゃったお母さまは、娘のあなたが思うよりずっと肝が据わっていらっしゃるはずです。 娘を思う母親はみんな娘が考える以上に強い心を持っています。 お母さまに相談するべきです。 そして次に書き込む前に病院に行きましょう。 全てはそれからです。 週明けに大きな病院に行っていらっしゃい。

8 名前: ゆーか 投稿日:2005/11/05(土) 20:45
みなさんありがとうございます。とりあえず友達に相談して病院いってみます。埼玉でいい病院あったら教えてください。あと検査代っていくらくらいかかりますか?

9 名前: 千春 投稿日:2005/11/05(土) 21:10
この板内“しこり 乳癌の疑い”スレッド、95・83等 を読んで決めてください。 同時に上記スレやせめて“乳癌Part3”等を1から読み、 あなたの今までの書き込みについて考えてみてください。 ・・・正直、恥ずかしくなるはずです・・・。 良好な検査結果をお祈り致します。

10 名前: 明日葉 投稿日:2005/11/05(土) 21:41
はじめまして 明日葉と申します。53才です。 水曜日に某大学病院で乳癌の告知を受けました。 右胸下外側腫瘍径3.5cm1個、リンパ節同じくらいに腫れています。 担当医の治療方針は右胸全摘、リンパ節廓清、放射線なし 手術後CAF3週ごと6回の後、タキソール毎週12回で その後適性があればホルモン剤5年間内服、10年間経過観察だそうです。 実は知人に乳癌を経験した方がいらっしゃるのですが 手術はもう8年も前なのに腕が丸太のように腫れているのです。 リンパ節廓清の後遺症と聞きました。 乳癌Part1から丁寧にではないのですが大急ぎで読ませていただきました。 手術後に抗癌剤を使っても効果があるのかないのかわからないんですよね。 そうだとしたら手術前に抗癌剤を使って効果があるのを確認した方が安心できますよね。 うまくいけば腫瘍も小さくなるしリンパ転移も消えるかもしれませんよね。 担当医には腫瘍が乳頭に近いので事前に抗癌剤を使っても 中心に収束してくるだけだから温存できないといわれましたが 試してみなければわかりませんよね。 急に大きくなってきたのであまり時間の余裕はないかもしれません。 来週からほかの病院を探そうと思いますがご指導いただければ幸いです。 東京在住なのでどの病院にするかの選択肢は多いと思います。

11 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/06(日) 12:55
乳房温存はできるでしょうが、乳頭温存は難しいでしょう。 乳房温存希望なら術前化学療法はよい選択枝じゃないでしょうか。

12 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/06(日) 21:11
明日葉さんは腫瘍径やリンパ節転移ありからもハイリスクになりますから 担当医の治療方針はまず妥当だと思います。 リンパ節廓清した場合、どちらかといえば太った人がリンパ浮腫になりやすいようです。 術前化学療法で効果があるかどうかはやってみなければわかりませんが 腫瘍が乳頭に近い場合、乳頭を残せるかどうかは外科医の腕次第の面もあるので 執刀する外科医の評判を確認したほうがいいですよ。

13 名前: 明日葉 投稿日:2005/11/06(日) 22:27
11さん12さんレスありがとうございます。 前述の知人が乳がんのときにいつ自分の身になるかわからないと思って 関連の本を何冊か読みました。 そのときとても感銘を受けた本の著者の先生が 都内の病院で診療にあたっていらっしゃることをネットで知りました。 紹介状がないので逢っていただけるか心配ですが 明日病院に電話してみようと思います。 ありがとうございました。

14 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/07(月) 07:27
乳頭を残す、残さないは医者の方針次第で、 技術的には難しいものではないと思いますが。 いずれにせよ、セカンドオピニオン納得がいくといいですね。

15 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/07(月) 19:16
残したつもりの乳頭が後で壊死したりするのは 外科医が下手だからだと思っていましたが違いますか。 明日葉さん、結果教えてくださいね。

16 名前: 投稿日:2005/11/07(月) 21:32
はじめまして。初めて書き込みします。 4月に母が乳癌と診断され、5月中旬に左乳房を全摘、幸いリンパ節に転移はなかったとのことだったのですが、腫瘍が大きかった等の関係で 7月から抗がん剤治療を受けています。 私は薬の種類等詳しいことはわからないのですが、担当医に「強め(髪がぬける)の薬」と「弱め(髪はぬけない)の薬」と「抗がん剤の投与 はしない」の選択を言われ、結局、母は週1回の投与を2回、2週間休薬の4週間を1クールとしての「強めの薬」の抗がん剤治療をしています。 現在、4クールが終了し、2週間の休薬期間にあるのですが、4クール目が終わった頃から右足がむくみ始め、現在、5クールの1回目の点滴 がむくみの為、できずにいます。 今まで、多少の手のむくみ(たぶん、点滴からくるのだとは思いますが)はあったのですが、足のむくみは初めてで、担当の先生も首をひねって らっしゃいます。利尿剤も処方してもらったみたいなんですが、あまり利尿効果はないようで、むくんでから3週間経った今でも、多少ひいた程 度で、まだ痛みがあるようです。 薬の種類も申し上げず、みなさんに情報を求めるのもなんですが、こういった例はあるものなのでしょうか。 また、血液中の数値(白血球の数値、菌が入ってしまった時の数値)は問題ないようなのですが、むくみがひかないまま、点滴をうったとして問題 はないのでしょうか。 むくみが起きたときの抗がん剤投与について教えてください。

17 名前: かにかに 投稿日:2005/11/07(月) 21:32
はじめまして。 私は現在38歳で、乳がんの骨転移の治療をしています。 手術は4年前。アドリアマイシン+エンドキサン5回、タキソテール5回その後放射線照射しました。 昨年はじめに骨シンチで腰椎2番に影がでましたが、放射線治療を断り、今年のMRIで多発性になっていることがわかり、今年7月よりノルバデックス+ゾラデックス+アレディアの治療を開始しました。ハーセプチンは使用できないという結果でした。治療前7月のマーカーも正常値ないでしたが、10月の結果は正常値内でさらに低くなっていましたが、CEAだけ2.8から4.8になっていたのが気になっていますが・・・。先週ゾラデックスからリュープリンに薬を変えました。来月肝臓、肺のCT他検査を行い、結果によっては抗がん剤治療に変えるとの主治医の話でした。タキソールを考えているとのこと。 できればこのままの治療を続けたい。抗がん剤治療は効果があまり望めなく、正常細胞までが破壊されてしまう。抗がん剤治療になれば、希望がなくなってしまうような気がします。 閉経前はホルモン療法の次の選択肢はないのでしょうか 教えてください。お願いします。

18 名前: もん 投稿日:2005/11/08(火) 12:03
はじめまして、過去ログにはお世話になっています。よろしくお願いします。 年齢41才 浸潤性乳管癌(充実腺管癌) 腫瘍経1.0センチ 細胞グレード2 ホルモン受容体 プラス Her2 マイナス 断端陰性 脈管浸襲陰性 温存手術 リンパ郭清無し ・脈管浸襲陰性と触診でリンパ転移ほぼ無しとの主治医の診断です 1.補助療法は妥当でしょうか   抗ガン剤が無いのが少し不安なのですが、先生は大丈夫との事でした。   放射線25回とホルモン療法(タキシモフェン+ゾラテックス又はリュープリン) 2.ゾラテックスとリュープリンの違いについて   自分で選んで良いそうなのですが、値段、注射の間隔以外で何か違いはあるのでしょうか?   皆さんはどうやって決められたのでしょう。 3.放射線とホルモン療法は同時にスタートしても問題無いですか? 

19 名前: 、「、ュ 投稿日:2005/11/08(火) 16:11
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20 名前: 投稿日:2005/11/08(火) 20:37
はじめまして。 母について、相談させて下さい。 先月、全摘手術を受けました。 病理検査の結果、腫瘍の大きさ約3.5センチ、リンパの腫れはほとんど無し(具体的な転移の数は聞いてません。)、 ER・PR共に陰性。HER2はプラス3、年齢74歳、術後補助療法は高齢のためしないそうです。 母本人は、抗がん剤の副作用を恐れていたので、それを免れて安心したようですが、 この状況は、転移・再発、高リスクにあたるのではないでしょうか? このまま、何の治療もしないで良いのでしょうか?保険外でもハーセプチンを使うべきでしょうか? 

21 名前: えみ 投稿日:2005/11/08(火) 21:46
初めまして。21才の女です。前に乳首がかゆくてかいていたら乳首と乳輪の境目?が切れてしまいました。それからずっと膿が止まりません。消毒をしたりもしたんですが消毒をやめるとまたすぐに膿が出てきてしまいます。もう3ヵ月くらいそれの繰り返しです。癌ではないかと心配なのですが誰か知っている方いればアドバイスを下さい。

22 名前: そよか 投稿日:2005/11/09(水) 06:22
はじめまして。    

23 名前: 23 投稿日:1970/01/01(木) 09:00


24 名前: 24 投稿日:1970/01/01(木) 09:00


25 名前: 25 投稿日:1970/01/01(木) 09:00


26 名前: N8ZVQaP2 wbcc6s12.ezweb.ne.jp 投稿日:1970/01/01(木) 09:00
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27 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/09(水) 12:24
はじめまして。私は今、温存か全敵かで悩んでいます。

28 名前: 28 投稿日:1970/01/01(木) 09:00


29 名前: 29 投稿日:1970/01/01(木) 09:00


30 名前: cMsi.wqo wbcc6s08.ezweb.ne.jp 投稿日:1970/01/01(木) 09:00
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31 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/10(木) 09:13
>>16 娘さん 狸と申します。 まずお受けの治療について簡単に触れます。全摘出をして手術後に”弱い薬”か”強い薬”を選ぶように言われて”強い薬”を選んだのは正解だと思います。ご年齢が不明ですが、全摘出をすると言う事は癌がかなり大きく、補助療法としてはアントラサイクリン(これが強い薬に属します)を含む治療が再発抑制により有効とされるからです。スケジュール的にCAFかCEFあたりを選ばれたのではないかと思われます(これらは併用療法の呼び名です)。 それから足のむくみですが、、、 これは正直ちょっと良くわからないのですが、CAFやCEFに含まれる”C”サイクロフォスファマイド(商品名エンドキサン)に低頻度ながら浮腫(むくみ)があります。このせいではないでしょうか?対処法は利尿剤もそうですが、ストッキングなどの物理的な手法もあります。

32 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/10(木) 09:14
>>17 かにかにさん 狸と申します。 骨への転移も気になりますが、肝、肺への転移が現実の事であればそちらへの対応が優先します(骨への対応はアレディアで行っているからです)。肝や肺への転移に対してはやはり即効性が必要で、多くの場合効き目がマイルドなホルモン療法剤は期待度が薄いですし、これまでの投与によっても防げなかったとなればやはり化学療法を実施するのが最良の選択と思います。 おそらく副作用に対する恐れなどがあると思いますが、最近の治療はQOLも考えて実施しますので、一時のような悲惨な副作用にさいなまれる事は少なく、多くは外来での治療が実施されます。 検査結果を見てからかとは思いますが、閉経前で若いからこそこれからの時間を多くとるための積極的な治療が選択順位としては高いように思います。

33 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/10(木) 09:14
>>18 もんさん 狸です。 拝見しました印象では、再発リスクは”低”となりそうですので、補助療法は、化学療法はいらないとの判断で問題がないようです。ですから放射線+ホルモン療法でも差し支えないとの主治医の判断を自分も支持します。 次にリュープリンか?ゾラデックスか?ですが、薬効はほぼ同じものです。構造はちょっと違うのですが、作用機序や副作用の経口もほぼ同じなのでどちらでも差し支えありません。また、患者さんが選ぶと言うより、多くの場合、どちらの扱い会社がその病院に出入りできているか、で決まるので、大きな問題ではありません。

34 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/10(木) 09:15
>>23 子さん 高齢ではありますが、Her-2が強陽性ですし、サイズも大きめですので、再発リスクは中以上になります。ただご年齢からも再発抑制に血眼になるのが得策とも言えず、補助化学療法無しとの判断もありかなと思います。保険適応無しですが、確かにハーセプチンの補助療法は効果が期待できるかもしれません。ですが、近年のハーセプチンのデータは多くが化学療法剤との併用による検証であり、単剤での補助療法での効果はなんとも言えません(ハーセプチンはタキサンやナベルビンと一緒に使うと劇的に薬効が増強すると言うのが一般的な見方です)。ただ副作用的にはかなり少ない事(ただしアレルギーやショックが出る事があります)、薬効が単剤でもある程度は期待できる事、などもありますので、まるで無駄、と言う事ではありません。

35 名前: 投稿日:2005/11/10(木) 12:54
狸先生、お返事ありがとうございます。やはり抗癌剤のメリットとデメリットを考えての判断なのですね。母は年令の割に元気ではた目には健康な頃と全く変わりありません。再発しないことを祈るばかりです。 今の病院は公立で、標準治療のみになるらしいです。ただ、病気とは関係なくもともと近々都内に転居予定でしたので、転院する予定です。新しい病院でよく相談してみます。また病院選び等で相談させて頂くかと思います。その節はよろしくお願いいたします。

36 名前: KFC 投稿日:2005/11/10(木) 14:57
子さん もし、化学療法でCMFを医者から勧められたら、しないほうがましだと思います。 HER2陽性の時CMFは有効ではないからです。 その逆にアンスラサイクリンはHER2陽性に対して有効です。 ただACは狸さんのおっしゃるように強い薬に属しますので年齢を考えた時 使うかどうか迷うところでしょう。 ちなみに、欧米のデータでは高齢者に対しても強い薬を使えば予後を改善することが分かっています。

37 名前: 投稿日:2005/11/10(木) 16:39
KFCさん、ありがとうございます。薬のことって本当に難しいですね。 母自身が癌とわかった時点から抗癌剤に対する恐れがかなりのストレスになっていたようなので、今のところ化学療法はしない方向で考えています。ただハーセプチン単独で効果が期待できるなら、それも有りかと思っています。ところでハーセプチンも使用しているうちにいずれ効かなくなることがあるのでしょうか?もしそうなら、万が一再発した時の為に使わずとっておいた方が良いのかともおもうのですが…

38 名前: りこ 投稿日:2005/11/11(金) 00:23
KFCさん はじめまして、りこと申します。私はHER2強陽性です。HER2陽性の時CMFは有効ではないと言うのは初耳でした。 論文か何かで発表されてる事なのでしょうか。できればもう少し詳しく教えていただきたいのですが。 よろしくお願いします。  

39 名前: ヌー 投稿日:2005/11/11(金) 11:13
前回、母の抗がん剤の有無についてご相談させていただいたヌーです。 その節は色々と貴重なアドバイスをありがとうございました。 その後母とも何度も話し合い、結局AC4サイクルの抗がん剤治療を 受けることにしました。 現在、2回目の注射を打ち、まもなく3回目を迎えるところです。 こちらでもご説明いただいたようにACは強い薬、1回めからやはり色々な副作用がでました。 その中でも特に心配なのが白血球の減少です。14日目に38度の発熱、血液検査の結果 白血球が800にまで下がっていました。主治医の対応は白血球増加の注射のみ(その日一回のみ)でした。抗生物質で熱は下がったのですが、 よく調べると白血球1000以下は入院等の対応が必要とのこと。母は幸いその後4500まで白血球ももどり予定通りの2回目を行ってきたのですが・・。 主治医にこの対応について尋ねると、昔はそういう対応をしていたが今は現場も1000以下の症状に慣れてきたし、かえって病院のほうが細菌が多いので 入院等の処置はしていないという回答でした・・・。(がんセンター等もそのような対応とのこと) 私は、この主治医の回答に疑問が残るのですが、他の病院でも同じなのでしょうか? 抗がん剤を始めるにあたってのときも、母の場合ホルモンレセプターがマイナス以外は危険因子はなかった(グレードはわかりませんが)ので ここでアドバイスを頂いた様に、CMFや他の種類でもいいのではないかと相談したのですが、その際にもCMFとACの違いは脱毛の強さのみ、現在はあまりCMFは行わない傾向になってきている という回答でした。他の種類についても、現場が混乱するのでうちでは統一している等言われました。 主治医に対して信頼しきれない気持ちがあり、不安な気持ちです。 母のように、1回めよりこのような白血球の減少があり、このまま回を重ねていっても大丈夫なのでしょうか? やはり4サイクルやりきらないと、効果は台無しになりますか?最後まで、頑張ったほうがいいでしょうか? どうぞ、アドバイスご意見宜しくお願いいたします。 

40 名前: かにかに 投稿日:2005/11/12(土) 00:05
狸さん お返事ありがとうございました。 進行状況によっては、やはり抗がん剤による治療は避けて通れないということですね。 自分のため、家族のために、覚悟を決めようと思いますが、検査結果が良い方向にでることを期待し、今自分が出来ることをすべてやっておこうと思います。 もう一つ、アドバイスをいただきたい問題があります。 現在私は東京在住ですが、来年の2月位に実家(石川県)に帰ろうと思っています。両親にも離れて生活しているために余計な心配をかけてしまっていること、治療費の問題などがあるため、帰ったほうが自分のためにもよいのではと判断したためです。 病院は通院するつもりでいましたが、主治医に相談したところ、何か起きたときの対処、抗がん剤治療に切り替えた場合に月一回の通院では治療が難しいとのことで、転院を勧められました。 金沢大学付属病院であれば、規模的に問題ないだろうとの話でした。 12月に検査、1月から場合によっては抗がん剤治療、2月に引越し。タイミングもあるとは思いますが、やはり転院したほうが良いでしょうか。 現在の主治医はとても誠実な方で信頼しています。たまに相談にのってもらうようなことができるでしょうか。 

41 名前: まな 投稿日:2005/11/12(土) 22:57
あたしの母が10月20日に温存ッて事で乳癌の手術をしました。リンパに12コ中2コ転移が見つかりました!!その後の治療は四回に分けて抗がん剤の注射をするみたぃです!!ほかの治療法とはどぅ違うんですか?この治療法は効くのですか?感染症などの危険性は?

42 名前: ぶん 投稿日:2005/11/13(日) 05:12
初めまして宜しくお願いします 35の男です 妻も35で2年9ヶ月前に乳癌の手術しました 毎月検査には行ってました 一ヶ月前から腫瘍マーカーの数値が上がってCTやMR等検査をしてわき腹に黒い陰があるのでMRIの検査をしました 月曜に結果を聞きに行くのですが今どうしたら良いのか分かりません 娘はまだ小2と年中です 色々サイト見ても良い事書いてないし 実際骨に転移してたら妻は助からないのですか 人それぞれだろうけど転移してたら余命はどのくらいなのでしょうか ここの皆さんも辛いとは思いますが娘2人見てると涙止まりません 

43 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/13(日) 09:25
皮下乳腺全摘術について教えてください

44 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/13(日) 11:35
http://www.kyoundo.jp/geka/geka_011.html

45 名前: ぶん 投稿日:2005/11/14(月) 02:53
ぶんです 前向きに前向きに考える様にしてます でもやはり幼い娘達が引っかかります 妻本人が一番辛いはずで3人の前では明るくしてます 妻も娘達に普通に接しててそれがまた俺には苦しいです 本日の結果を運命として受け入れ そこから今後を考えるしかない無いんですよね 約3年前も午前中では無く16時に予約で癌告知され 本日もゆっくり話せるからって16時に予約でした 多分同じ気がしてます 先週の時点で分かってたんだと思ってしまいます 確実性の為MRI検査を金曜日にしたのかなって 妻には安易に期待させる言葉は結果次第で落ちてしまうだろうしだからって死刑宣告(言葉が悪いですけど)みたいな事は言えないし もうどうしたらって思ってます 本来治療法など詳しく載せないと駄目みたいなんですがやはり気持ちが落ち着きません 明日も妻と二人で結果を聞きにいきますが結果後どう話せば良いのかと苦しいです こんなに俺って弱かったのかなって思ってます 俺がしっかりしなければ思いますが

46 名前: よっし~ 投稿日:2005/11/14(月) 12:08
『乳癌の名医』にて言われていたセンチネルリンパ節生検 について、妻の治療を事例に書かせて頂きます。 都内築地にある病院(キリスト教系)にて治療を受けました。 昨年の2月に3cm大の腫瘍と2cm大の腫れがあり、3月~8月に CEF4クールとタキソテール4クールを受け、9月に温存手術を 受けました。 手術前の時点で2cm大の腫れは全く無くなり、3cm大の腫瘍は 1cm未満になっておりました。温存手術を受けた訳ですが、 手術室に入ってから、まずセンチネルリンパ節生検を行ない、 即、病理検査を行ない、陰性でリンパへの転移可能性は限り なく低いとの判断でリンパ郭清は行ないませんでした。 手術自体も腫瘍とその周りのみを切除するくり抜き手術で 直径3cm程の円形くり抜きをして、現在はチタンが入って おります。取り除いた部位から腫瘍を確認した所、腫瘍径 は7x5x3mmでした。 術後は30回の放射線照射を行ない、現在は無治療です。 今年9月の術後1年検診も問題ありませんでした。

47 名前: 雅美 投稿日:2005/11/14(月) 21:03
6月頃こちらでお世話になりました。 狸先生、その節は大変有難うございました。 よっし~様 センチネルリンパ節生検について、お知らせ頂きまして有難うございます。 やはり、術前化学療法後にセンチネルリンパ節生検をする病院があるのですね。 奥様は術前化学療法が奏功して、温存できリンパ郭清せずで、なによりでしたね。 「3cm大の腫瘍と2cm大の腫れがある」ということは、 リンパ節転移の疑いがあったということでしょうか? 『乳癌の名医』のケースは、画像診断と触診でリンパ節転移なしの時、 術前化学療法とセンチネルリンパ節生検をどうするか、という話だと思います。

48 名前: 50歳 投稿日:2005/11/15(火) 11:33
狸さま ご教授ください 2003年4月に両乳房摘出手術を受けました このたび CA15-3値が上昇したことを 以下の状態でどのように捉えるのかご意見をお聞かせください        記事          CA15-3 CEA 1CTP 2003.2 ガン診断 4月摘出まで肝へ導注 194  1.1  3.0 2003.4 摘出              110  1.1  3.0  2004.11 ノルバデックス継続服用      14.6  1.0  2.6 2005.7 CT検査 異常所見なし     34.7  0.9  3.1 2005.10 PET検査 異常所見なしも   111   1.7  3.4      胃カメラ 大腸ファイバー施行 2005.11 骨シンチ 異常所見なし    194  2.0  4.4 読みにくい表になりましたがよろしくお願いします

49 名前: ぶん 投稿日:2005/11/15(火) 13:09
ぶんです 昨日の結果は灰色です 限りなく黒に近い灰色と思ってます MRIの結果としては多分これかもって位にしか分からなかったそうで再度他の検査を(胃・大腸・子宮)する予定だそうです マーカーのCAEの上昇が気になってます 今までは本当に低くかったのですが上がり始めの時5、4でそこからバタバタ検査し始めて次が6、2で今回が9、7まで上がってしまってます 妻の癌は1、5センチで転移は無かったそうでおっぱいもあります ホルモン治療は出来なかったそうで摘出後は抗癌剤と放射線治療をしてました  次の検査でも分からなかった時に疑わしい肋骨を治療するのかが問題と言ってました マーカーは上昇し続けてるのも気になりますし他の病院に観てもらう方が良いのかそんな余裕は無いのか悩んでます 黒と言われるのは嫌ですが検査検査で妻も肉体・精神的辛いです 早く毎月の検診の生活に戻りたいです 限りなく黒とは思って次に次にと思ってますが

50 名前: ぶん 投稿日:2005/11/15(火) 13:32
訂正 CAE 誤 CEA 正 ですよねスミマセン 勉強不足で妻に聞けないし 本当に駄目亭主ですが力になってあげたい思ってます

51 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/15(火) 16:50
>ぶんさん 既に転移のある乳癌患者ですが、「助からない」「死刑宣告」「黒」など、読んでて気分悪いですね。 ただ泣き言だけ言いたいなら、ブログでも始められるといかがですか?

52 名前: ぶん 投稿日:2005/11/15(火) 17:01
配慮の無い文で大変申し訳ありませんでした 書き込みを止めます

53 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/15(火) 17:24
>>48 >>52 >>55 この掲示板を訪問される方々の中には、ぶんさんと同じ立場のお方や ぶんさんの奥様と同様の患者様も少なからずおられます。 ぶんさんや他の方々に有益な情報が得られる事を期待いたします。

54 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/15(火) 20:43
ぶんさん どうしょうもない不安、怒りの気持ちよく分かります。 ここへ投稿される前に一度下書きをして、他の患者さんに 適切かどうか検討して、それから投稿されるといいと思いますよ。 この掲示板は、悩み、不安などを皆さんで共有して解決して行く ところなのですから。 書き込みをやめる必要はありません

55 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/17(木) 09:03
狸です。 >>42ヌーさん 白血球減少は感染症などを誘発しかねない要注意な副作用ではあり、多くの抗がん剤で生じる困った副作用なのですが、多くの抗がん剤で出るがゆえに臨床経験(ノウハウ)が多く、どの時点で一番数値が落ちるか、などが比較的良くわかっています。また、乳癌治療は外来での治療体系を維持するために多くの知識が集約されてきたため、こういった事態への対応はかなり整備されていると言えます。その点では主治医の言われた事は特に間違った事ではなく、私が見ましても特におかしいとは思いません。 また、CMF療法は確かにかつては標準療法として多用されていたわけですが、近年のアンスラサイクリン(AやE)の有用性が明らかになってきた状況で、徐々にそちらに主流が変わってきています。一部過剰治療のケースもありうるのかもしれませんが、個人的には有用性がある以上、よほどの低リスクでない限り、また心毒性が懸念されない限り、使用する事は大きな間違いとは思いません。 なお標準的なACは4サイクルですが、それを少なくした場合はおそらく効果も減弱します。明確な比較データが豊富なわけではありませんが、標準的な投与サイクルと同等の効果がより少ない回数で得られるとの明確なデータは存在しません。

56 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/17(木) 09:04
狸です >>43かにかにさん より確実な治療のため、何かと心強いご実家に戻って、とのご判断は適切な一手かと思います。現在の病院から金沢大学病院への転院は主治医が薦めてくれているのと同様、私も適切な選択かと思います。ご存知の通り金沢大学病院は北陸最大級かつ最高レベルの病院であると言えます。幸い主治医が大変良い方のようですので、紹介状やかにかにさんのご病状についての詳細な伝達文面やデータなどをご用意いただき、途切れの無い治療をお願いしてみましょう。またおそらくその主治医であれば転院後でも何かと相談に乗っていただけるかもしれません。ただ主治医もご自身の患者さんの事がありますので、ご迷惑でない時間などを聞かれたほうがより良いと思います。

57 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/11/17(木) 09:05
狸です >>51 50歳さん 検査値だけですのでなんともコメントしにくいのですが、おっしゃるとおりCA15-3の上昇から転移かも?とも考えられるのですが、残念ながらこのCA15-3は転移部位の同定はしにくいマーカーですので、治療の流れからもわかりますように、どこに転移巣があるのかを探している状況ですね。現在どのような治療をなさっているのかはわかりませんが、転移を強く疑って何らかの治療を開始する、と言うのも選択肢かもしれません。

58 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/17(木) 09:19
よこから質問すみません。 自分自身に関してではないのですが、一般的な質問として、 マーカーの上昇だけで、転移性乳癌の治療を開始することはよくあることなのでしょうか? そのときはどんな治療から開始するのでしょうか? お忙しいところすみません。

59 名前: かなこ 投稿日:2005/11/17(木) 22:17
FUSについて教えてください

60 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/17(木) 22:39
http://fus.breastopia.or.jp/ffus01.html

61 名前: かにかに 投稿日:2005/11/19(土) 13:17
狸さん、ありがとうございました。 おかげさまで吹っ切れました。 来月の検査もなるようになるし、その結果もきちんと受け止め、治療に専念したいと思います。 また、不安や疑問が生じましたらよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。

62 名前: ヌー 投稿日:2005/11/21(月) 09:45
狸さん、貴重なアドバイスをありがとうございます。 抗がん剤に対する不安がぬぐえず、非常に過敏になってしまいます。 やっている本人が腹をくくっているのに、家族の方が心配になっており、恥ずかしい限りです。 また不安や心配事が生じたら、こちらにご相談させていただきたいと思います。 どうぞ宜しくお願いいたします。

63 名前: たけ 投稿日:2005/11/22(火) 21:08
狸さん お久しぶりです。母親の件でいつもお世話になっております。 今回もまた選択をせまられているのでここに来ました。 ぜひお忙しいと思いますが、 少しでもいいのでアドバイスいただけるとありがたいです。 現在ゼローダ&タキソテール→AC→ナベルビンと一年が経過しました。 今週の通院時に肝臓の数値がASTが121、ALTが116となり ナベルビン投与が中止されました。 休薬期間であっても数字があがっていることから、 抗がん剤の副作用ではなく肝転移の悪化から数値が上がっているようで 担当医から緩和ケアに行くか、ウィークリータキソールをするか 選択をせまられています。 以前にゼローダ併用ですがタキソテールで肝転移が縮小したことから 今回同じタキサン系なので期待がもてるのではないかと私自身思っており 抗がん剤投与してくれればと思っています。 本人は今でもかなりだるさがあり生活上少しずつ支障が出ている中で また抗がん剤を投与して今よりも具合が悪くなるならやりたくないと 言っています。 もちろん母本人の希望が一番ですがこのままぎりぎりでも抗がん剤が打てるのに 打たないのはどうなんだろうと自分勝手ですが思ってしまいます。 ヒスロン飲用という手もあるのですか? 看護師さんいわく、肝臓の数値が悪いため担当医は処方してくれない 可能性が高いということでした。 今の状況で抗がん剤治療をするしないのメリットデメリットと その他の治療法があれば教えてください。 長々と大変申し訳ございませんがアドバイスお願いいたします。

64 名前: たけ 投稿日:2005/11/28(月) 19:12
狸さん 今日病院に行って来ました。 肝臓の積極的治療と積極的緩和を今日から実行し ウィークリータキソール(120mg)と痛みを取リ用の薬塗ったり はったり、飲んだりをもらってきました。 セカンドオピニオンですが、とりあえず担当医からの選択肢の薬を母がやるということなので、 (狸さんの提案ものもウィークリータキソールと同じでしたし。) 今回は様子を見ることにします。 ASTとALTが抗がん剤投与を中止するほどの数字ではなさそうですが 他になにか中止する理由があるのかどうかなどは本人がいたため聞けませんでした。 肝臓の数値が高めの割には通常の量を投与していること、 今週のAST、ALTも多少あがってるのが気になりました。 ぎりぎり打てると言われました(AST157、ALT134) 来週多少でも下がってくれることを祈ります。 

65 名前: たけ 投稿日:2005/11/28(月) 19:14
狸さん、千春さん お忙しいのに本当にいつもありがとうございます。

66 名前: CASA 投稿日:2005/11/28(月) 22:46
質問させて頂きたいのですがよろしくお願いします。28才授乳中にガンが分かりました(9ヵ月)ステージⅡB、リンパ転移なし、超音波での腫瘍の大きさは23ミリ、ホルモン陽性、HER2は、++ 悪性度は3でした。温存も可能でしたが全摘、リンパかくせいしました。現在はファルモルビシンを三週間に一度しています。年令授乳中とのことから(今はもちろんやってませんが)、ハイリスクのようで抗癌剤も強い薬をつかうことにしました。主治医に、検査の結果的に質がいいのか悪いがんなのかいまいち分からないと言われました。HER2がプラスだとわるいのでしょうか?でもハーセプチンという薬が再発した場合は使用できるんですよね?私は++でしたが、何ランクあるのですか?また、ホルモン治療は私の場合は何年やるのがベストなのでしょうか?子供はほしいですが、ハイリスクな分、治療はしっかりやりたいのです。まだ抗癌剤がおわらないので、ホルモン治療はまだですが、どういった薬を選べば善いのでしょうか?勉強不足で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

67 名前: あいりん 投稿日:2005/11/29(火) 21:44
ご心配でしょう、主治医に状況を確認してどうかしっかり治療していってください。 その上でこちらの先生方も力になってくれますので、がんばりましょう。  先生がいらっしゃる前にいくつか確認させてください。 リンパ転移無しは、ステージⅡBでなくⅡaの聞き間違いではありませんか? HER2は+++まであります。++から再発の場合ハーセプチンの保険適応があります。 現在抗癌剤中なのか、「授乳中とのことから(今はもちろんやってませんが)」なのか不明ですね。 今後の抗癌剤がファルモルビシンとのことですか? それは単剤での使用と言われていますか? 悪性度3は、組織学的悪性度のことだと思うのですがー、1,2,3、と悪性度は高くなります。 それが3で「質がいいのか悪いがんなのかいまいち分からない」とはどのような意味で先生がおっしゃったのか 確認されましたか?

68 名前: CASA 投稿日:2005/11/29(火) 22:41
あいりんさん、色々教えて頂きありがとうございます。また、よく分からないカキコをしてしまい申し訳ないです。ステージはⅡaの間違えでした。現在は授乳はやめ、抗癌剤の点滴をしています。先生は、CEでファルモルビシンという薬を使うと教えて頂きました。だから単剤ではないですよね? ガンが質がいいのか悪いのか分からないとおっしゃった理由は、ホルモンの感受性がプラスで悪性度が低いHER2がマイナスなら質が比較的よいが、ホルモンプラスなのに、悪性度も高く、HER2もプラスなので…ということです。そんな方も稀にいるから、気にすることないですよと言われたのですが、気になってしまって。信頼できる先生ですがやはり細かいことを色々質問しづらく私も勉強不足で。パート1からよませていただいねですが、なかなかこの病気理解するのは難しいですね…。

69 名前: あいりん 投稿日:2005/11/29(火) 23:51
そうでしたか。 CEならば私と同じです、あなたと同じくⅡaです。 CEの、Cはシクロフォスファミド(エンドキサン)     Eがエピルビシン(ファルモルビシン)です。 薬剤名と製品名があるので面倒ですね。w 悪性度の点、了解しました。 ホルモン(-)悪性度高、HER2(-)って人もいますから ほんと、それはあまり気にされないでもいいと思います。 ホルモン療法は抗癌剤終了後なされるのでしょうね、その間の妊娠は難しいかも・・ でも、癌を抑える決め手となる療法として効果は期待されるものです。 ホルモンレセプターが+であったこと、よかったですよー。

70 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/30(水) 14:26
HER2陽性だからアロマターゼ阻害剤+ゾラデックスリンパ節陰性だからタキサンは要らないかも知れないが、できればハーセプチンを加えるのが いいかも。というのが、ここの掲示板の答え。

71 名前: CASA 投稿日:2005/12/01(木) 21:18
あいりんさん、お返事ありがとうございます。悪性度ホルモンなどいろんな人がいますものね。あまり細かいこと気にしすぎないようにします。自分がなってしまった病気をしらない、わからないで治療していくのは、何だか無責任なきがしてもっと勉強しなくてはとおもいます。 あいりんさんと、同じ薬なんですね!あいりんさんのように頑張らなきゃって思います!明日抗癌剤打ってきます。副作用が不安ですけど、気持ちを強くもっていってきます!

72 名前: CASA 投稿日:2005/12/01(木) 21:23
73名無しさん、教えて頂きありがとうございます。こちらのお薬のことはほとんどわからないので勉強しておきます!これからもよろしくお願いします。

73 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/01(木) 22:38
>>74 その姿勢、すばらしいと思います。 ここのパート1~3、情報の宝庫です。頑張って。

74 名前: うびたん 投稿日:2005/12/03(土) 16:19
夏に手術のことで相談させていただいた32歳未婚の者です。 今年1月に乳がんと診断された時点で 5.5cm×4.5cm T3N0M0 ステージⅢa でした。 術前化学療法としてEC4クール+タキソール4クールを行い、病巣を縮めてから8月に温存手術を受けました。 事前の検査でリンパ節の腫れなどの所見はなく、センチネルリンパ節生検で陰性だったので、 とりあえず腋窩リンパ郭清は省略されています。 病理検査の結果、硬癌で核異型度3、ER(-)PGR(-)ハーセプテスト(-)でした。 また、断端陰性が確認され、 摘出範囲にがん細胞が散らばっているような所見もないとのことでした。 その後10月半ばまで放射線治療を受けて、現在は経過観察中の身です。 主治医から今後の治療方針として、  1.何もしない(定期的に検査するなど経過観察のみ)  2.念のため期間を区切って経口抗がん剤を飲んでみる    (候補としてはユーエフティ、フルツロン、ティーエスワンのいずれか) という選択肢を示されました。 抗がん剤はとりあえず1ヶ月くらい飲んでみて、もし副作用が強くて嫌だとかいうことであれば中止、 問題なければ1年間継続で、という話になっています。 薬の選択に関しては、どれでもそんなに変わらないけど“念のため”なのであまり強い薬は必要ないでしょうとのことでした。 内分泌療法ができないので保険をかける、という意味合いの治療のようですが、 こういうケースでの経口抗がん剤使用による再発抑制効果にはまだエビデンスはないそうで、 「でも、効いた症例は結構経験してますよ」という主治医の言葉を受けて、抗がん剤を飲んでみようかな、と思っています。 もともとはステージⅢaだし、 何もしないというのもちょっと不安を感じるので…。 それと、万が一再発したときに「あの時抗がん剤飲んどけば…」とかって 後悔するのも嫌ですし。 これに関し、皆さんの意見を聞けたらと思っています。 何もしなくてもいいものでしょうか。それともやはり念のために薬を飲んだ方がいいのでしょうか。 また、抗がん剤を服用する場合、この3剤のうちどれを選ぶのが良いのでしょうか。 もし実際にこの3剤のいずれかを服用した経験のある方がいらっしゃったなら、 飲んでみてどうだったのか、どんな副作用があったのかなどを教えていただけたらと思います。 よろしくお願いします。

75 名前: あいりん 投稿日:2005/12/03(土) 22:11
ホルモン(-)で、ハーセプテスト(-)継続して治療する手立てがなく、ハーセプチンも使えないと考えると グレードや悪性度が高い場合、これで経過観察のみでいいのか?とどうしても不安になるでしょう。。お気持ち、よく分かります。 うぴたんさんは既にECにタキサン系と充分な治療をされているわけですが、治療を続けるなら経口剤ということですね。 その副作用等には目を配っていただけるようですし、よく解っている主治医の元で期間も1年限定という事も合わせ もし行うとしても不安な思いしないで出来そうなのが良い感じと思います。  もしよろしければ乳癌パート1の944以降をご覧になってください。 しかしこれはもう2年前のことなので、、現在当てはまるかどうか分からないです。あなたと同様に迷った者の声として、どうぞ。 自分はTS-1という選択も当時は知りませんでしたし。 私の主治医は経口剤は薦めなかったです、希望しても処方していただけなくて でも、やはり何も出来ずに手がないというのはやりきれなかったので 「長期間の経口剤よりはいいでしょう」とECの回数延長をしてもらいました。 出来る事をしていこう、は抗癌剤に限らずです。その気持ちは現在も続いていて 日常で出来る事にも取り組んだりしています。 なにも手立てがないってこともないと思いますよ。(気をつけなくてはならないのは癌に効く!と称される「商品」、です) そうして懸命に生きていくことが精神的にも良いですし、幸せに充実した毎日につながったりします。 希望はいつもそこにある、その人が作っていくものだと思うのです。    いっしょにがんばろ!

76 名前: たけ 投稿日:2005/12/05(月) 22:04
今日病院へ行き二回目の投与をしてきました。 血液検査より肝臓の数値が二桁代(AST92.ALT78)になり、積極的治療を選択したことを 本人も私もよかったなと思える日でした。 多少副作用のだるさが出るものの、肝臓の悪化からのだるさが 少し取れている気がするようです。 このままがくっとでなくていいので、少しずつでも数値が下って 少しでも長くこの薬が使えることを祈ります。 選択時にここの方々にアドバイスをいただいていなければ 間違った選択をしていたと思います。 うちの母親も感謝していました。 このような貴重なHPがあることがどんなに支えになることか・・・ これからもお忙しいと思いますがみなさまお力を貸していただければ 幸いです。   本人も

77 名前: 千春 投稿日:2005/12/06(火) 03:33
たけさん。 79の嬉しい検査結果の書き込みを拝見した途端、涙腺がゆるみました。 マーカーが下がって嬉しいですね。お母さまの笑顔嬉しいですね。 痛みはその後いかがですか? 痛みだけでも娘が半分受け持つ事が出来ればいいのにね・・・。 それこそ疼痛緩和薬について全く無知で力になれない私からの差し出がましいお願いですが、 先生方、経験者の方々、本館モルヒネスレのたけさんの書き込みに、 もしどなたか何かお気付きの点やアドバイスがあれば、 是非教えて差し上げてください。 心よりお願いいたします。m(__)m たけさん。 次の検査結果はまたもっとマーカー値が下がっていますように! お母さまに『私たち母娘もいつも祈り、応援しています。』 と、お伝えください。 頑張れ!一人娘!!

78 名前: たけ 投稿日:2005/12/06(火) 20:30
千春さん 色々手助けしていただいてありがとうございます。 今まで血液検査の結果などを把握したことがなかったので 薬が効いてるのか効いていないのかわからず曖昧でした。 昨日のように数値を把握していると実際 効果があったことがわかるので副作用が辛くても やったかいがあったねとうれしそうでした。 こんな風に毎回いい結果が出るわけではないので 数値を把握するというのもメリットばかりではないですが 数値が上がったにしても把握できていれば次の対策が練ることが できるし、今後も数値を追いかけていこうと思います。 今ごろこんなことに気が付きました(反省) 痛みは今のところ湿布と塗り薬、飲み薬だけでもそんなに 辛そうではありません。 抗がん剤が痛みの原因にも少し効いているのかもしれません。 その間に少し緩和治療について勉強します。

79 名前: ねこ旦那 投稿日:2005/12/06(火) 22:08
久しぶりに書き込ませていただきます。 妻は現在、ここのスレや、狸先生やみなさんのご指導、意見を 参考にFEC-Tで行くことにして、FEC3回目の投与が終わりました。 しかし、主治医の先生にFECは4回で次はタキサンに移行するのか 確認したところ、4回か6回か聞いてくる??との事・・・ タキサン系も以前Part3でご指摘いただいたよう、タキソテール の方が、よりいいのなら、タキソテールで、と言ったところ、 確認をすると言ったままですし、少々、不安になっています。 実際、FEC-Tの場合、FECは何回投与するものなのでしょうか? タキサンもタキソテールの方が有効だと、その後、聞かれませんが、 どうなのでしょうか?狸先生、ご多忙と思われますが、 ご意見、お聞かせ願えないでしょうか?

80 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/07(水) 10:03
なんでPart3埋めないの?

81 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/07(水) 16:05
>>83 Part3は995まで書き込まれています。 995の時点で今までの質問や回答が完了して、切りのよい所です。 あと5つしか書き込みできません。 その後の質問や回答が5つ以内で終わらない場合は、 書き込みが2つのスレッドにまたがってしまう可能性があるからです。

82 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/07(水) 16:42
だからってほったらかしってのはどうなんだろう いっそ梅ますか?

83 名前: 千春 投稿日:2005/12/07(水) 16:51
今敢えて埋める必要は無いように思います。 3が下の方に落ちた時、3の中の情報を相談者の方に教えて差し上げたい時、上げるにもアゲ易いですし。 いかがでしょう?

84 名前: うびたん 投稿日:2005/12/11(日) 01:19
あいりんさん、回答ありがとうございます。 お返事が遅れて申し訳ありません。 乳癌Part1、見てきました。 私の場合、術前化学療法での副作用がかなり強かったため、 主治医も現時点ではあらためて注射剤を使う気はないようです。 自分なりに調べてみた感触としては、 もし飲むのならユーエフティがいちばんいいのかな、と思っています。 ティーエスワンはまだ最近、再発乳がんへの適応が認められたばかり…とのことですし。 狸先生はご多忙中のようですが、専門家の方のご意見もお伺いしたいところです。 できることをしていこう。おっしゃられるとおりです。 私はあまり「がんに効く!」という健康食品を信じていないので こういうものを試してみようとは思っていませんが、 とりあえず野菜をたくさん食べる生活に切り替えました。 いつも希望を持ってやっていけたらと思っています。

85 名前: あいりん 投稿日:2005/12/11(日) 08:49
野菜をたくさんの食生活ってきっといいですよね。 できることをしていこう、も高価なものだったり難しかったりだと 日常生活で続けられるものでないと続かないし。。 私も今までずっと無理なく出来ることを捜してきましが、これはいいかもとやっているのは ・1日2粒のアーモンド ・スィートコーン ・ばなな ・明日葉茶(これからやろうと思ってます) ・爪もみ(ツボの刺激・毎日お風呂で付け根のとこを10秒づつ、薬指はダメ) ・総合ビタミン剤(これが一番割安でバランスがいいらしい) どれもスーパーで買えるレベルでお金もかからないものばかりです。

86 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/17(土) 22:43
あげさせてください。

87 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/28(水) 04:17
母が乳がんです。一度抗がん剤で病巣が消えたので 手術を受けずにあとは母が免疫療法でやりたいとの事で 頑として手術拒否したので仕方がなくまかせていました。 かなりあぶなっかしいやり方で見ていてとても不安でした。 2004年に乳がんが再発して、先月肝臓にも小さな転移があるとのこと。 ようやくこちらの言う事も聞くようになってくれたので 今一生懸命いろいろと調べています。 基本は抗がん剤で叩くということだと思いますが 母の免疫力は低いし、また本人も抗がん剤で死ぬほど苦しんだので できればやりたくないとのこと。 だから三大療法以外で、何か治療は無いかと調べています。 ゲルソン療法でがんを治したという医者の本を読みましたが 彼は大腸がんの肝転移をエタノール局注で消したとのことですが エタノール局注って乳がんにも効くのでしょうか? また、温熱療法とか非特定免疫療法とか重粒子線治療とか いろいろあるみたいですが、もしよろしければ他にご存知の治療などが ありましたら教えてください。 基本的にできるだけがんを小さくなるまで叩いておいてから あとは食事療法で戦っていければいいなと思っています。

88 名前: 90 投稿日:2005/12/28(水) 04:20
言い忘れましたが、抗がん剤は免疫が回復して 自信ができれば受ける可能性はあります。 とりあえず今は免疫力がとても低く 抗がん剤治療は保留という感じなので いまできる他の治療を探していると言うかたちです 先週から、ハーセプチン単独投与ははじめてみました。 単独では奏効率があまりよくないみたいですが 効いてくれる事を願っています

89 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/28(水) 07:47
----> 乳癌Part3 #947

90 名前: 90 投稿日:2005/12/28(水) 18:12
詳しく病歴を書かせていただきました ・年齢:61 ・閉経の有無:有 ・腫瘍径:再発2cmほど ・リンパ節転移有無・個数:有。すいません個数は分かりません ・ホルモンレセプター:- ・HER2レセプター:+3 ・できれば核異型度、リンパ管浸潤:リンパ節転移があるので 浸潤はしているということでしょうか ・治療歴:2003年1月より術前に全ての化学療法を行う やり方をしました。タキソールを使用しました。 抗がん剤投与で病巣がCTやMRIなどの検査で消えたので 手術拒否。2004年夏頃に再発確認。現在は直径2cmほど みたいです。2005年12月に肝臓に数ミリの転移発見。

91 名前: 千春 投稿日:2005/12/28(水) 20:29
90さん はじめに同じ乳がんの母を持つ娘の立場として、 心から90さんのお気持ちお察しします。 ここで素人なりにですが90さんの書き込みを拝読した感想を書かせて頂きます。 まず ○『免疫力が低下し現在抗癌剤治療が出来ない』との事ですが、 この“免疫力”とは具体的にどのような意味なのでしょうか? 例えば白血球減少でしたらG-CSFなどで改善は出来ないのでしょうか? ○肝臓の他の部位には転移はありませんか? ○全ての化学療法をしたとは本当でしょうか? 再発乳がん適用のナベルビン、ゼローダ、TS-1なども既に使われましたか? 92名無しさんのおっしゃる通り、まだ情報が不足な上、正確さにも欠けています。 こちらで最善な治療方法を教えて頂くためにも、これからのためにも、 是非今までの正確な治療歴(薬剤名や期間を時系列順に)を把握しましょう。 エタノール注は原発肝がん適用で確か乳がんには保険が利かなく、 乳がんの肝転移にでしたらラジオ波だったように思いますが、 遠隔転移を起こした乳がんの場合、 現在確認されている転移部の他にも全身にがん細胞が回っていると考え、 ラジオ波・重粒子線等の局所治療法は一般的に施行されないと思います。 しかし肝転移が小さく単独の場合はもしかしたらラジオ波は可能かも知れません。 可能かどうか、可能な場合のリスクとベネフィット、を主治医にお確かめください。 ↓一応、重粒子線、陽子線についてのHPも貼ってみましたが、 これらには臨床成績の項を見ても乳がんは無いようです。 ・http://www.nirs.go.jp/hospital/index.shtmlhttp://www.pmrc.tsukuba.ac.jp/ 活性化自己リンパ球移入療法やワクチン療法等“免疫療法”と位置付けられる療法は、 未だ研究途上でどれもまだ期待する結果は出ていない模様ですが、 それらの現状を把握した上で臨床試験に参加する道を探られる事も一つの手段には成りえるかも知れません。 ゲルソン療法他民間療法については、こちらの掲示板のニュース速報板も判断材料の一つとなりそうです。

92 名前: 千春 投稿日:2005/12/28(水) 20:30
さて、今日からの今後の治療ですが、 乳がんの場合やはり >基本的にできるだけがんを小さくなるまで叩いておいて は、今画像上で確認出来るがんだけでなく現在確認されないものも含めてと言う事で、 基本は“全身療法”の化学療法(抗癌剤・ ホルモン剤…お母さまはホルモンマイナスですが、今後の経過次第ではヒスロンなら使う場合も出てくるかも知れません。) 主体が標準的です。 (今後万が一骨転移が起きた場合は局所療法としての放射線等を行なう場合もあります。) しかし勿論最終判断は患者さん本人の考えに委ねられますが。(娘は辛いところですが…) ただ、以前ケア板にも書きましたが、 背中を向けて逃げきれる敵には全力疾走で逃げおおすのも手でも、 逃げられない敵に対しては勝利の公算が高かろうと五分五分であろうと低かろうと、 胸を出してがっぷり四つに組む覚悟で挑まないと 逃げ腰の体勢の所を攻めて来られた時ひとたまりもなかったりします。 敵から目を背けて後手後手になるような後悔を回避するためには、 何より正確に相手を知る事です。(93の書き込みを見て感じました。) 今一度、がんセンターのHPやこちらの板を参考に “乳がん”についての基本的な知識を確認してください。 お母さまと90さんが、もう1度ここで この病気について・現状について・今選ぼうとしている方法の可能性やリスク・どう生活しどう生きていきたいか… 等じっくりとことん学び話し合われ(辛くて悲しい作業ですが)、 分からない点は主治医の先生に相談しながら これからの治療の方向性を決める事が重要な気がします。 その上でお二人で、力と心を合わせて敵に向かうスタンスやフォームが決定出来ればと思います。  尚、乳がんの化学療法についてですが、副作用がきつく敬遠されているようですが、 乳がんには様々な薬が使えますし同じ薬でも使い方によって副作用が軽減出来る場合もあります。 抗癌剤の選択をするとして、お母さまの体の数値が抗癌剤に耐えられる所に改善した時、 是非最善の薬・使用法が見つかりますように! そうすればがん細胞を叩くだけでなく、 こちらのたけさんのお母さまのようにそれに伴いQOLを改善するのも決して夢ではありません。 大切なお母さまのために頑張ってください!!

93 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2005/12/29(木) 20:00
狸です。 >>90 さん 拝見しましたところ、健康食品業者や噂話に翻弄されているような気がいたします。 現状では肝転移が小さいながらあるということですので、今後急速に悪化する危険性をはらんでいます。乳がんが原発の場合、たとえ肝臓に転移巣があってもそれは”乳がん”ですからエタノール注入などの肝がんの治療を行ったりはしません。現状ではHer-2陽性との事ですんから、ハーセプチンをベースにした併用療法が選択されると思います。 以前の化学療法において、副作用で大変な目にあわれたとの事ですが、たとえばハーセプチンとナベルビンの併用などでしたらタキサンのような脱毛や神経毒性も起きにくく、吐き気なども少ないですから、良く主治医と相談の上、治療方針をお決めください。

94 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/12/31(土) 18:02
今年もこちらで色々お世話になりました。 狸先生も皆様もどうぞ良いお年をお迎えくださいね。 みんなで笑える未来が来ますように。。。

95 名前: 投稿日:2005/12/31(土) 19:30
狸センセ 今年も有難うございました。 お忙しい日々のなかコメント本当に有難うございます。 2006年もヨロシクお願いいたします。  センセ、たまには休んで休養してねぇ~~

96 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/01(日) 06:22
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97 名前: 美代子 投稿日:2006/01/01(日) 09:18
12月19日の乳癌で右全摘いたしまして27日に退院。いたしました が30日くらいに切除した部分からブヨブヨしたふくらみがでてきました。 わき下がそのふくらみと擦るようになってきました。 痛くはないのですが水が溜まっているのでしょうか? 不安です。

98 名前: 千春 投稿日:2006/01/01(日) 10:21
明けましておめでとうございます。 >>100 美代子さん リンパ液がたまっているのではないですか? 母も2年前の12月18日に手術(右全摘・リンパ節郭清)27日退院後、 年末年始病院に抜きに行っていました。 でもこの時期病院の救急は風邪患者さんがいっぱいなので、 移されないようくれぐれもご注意!! マスクをして帰宅後はうがいと手洗い必須です。 うちは思いっきり風邪ひいてしまいました。

99 名前: 美代子 投稿日:2006/01/01(日) 11:36
>101 千春さん 明けましておめでとうございます。 早速のお返事ありがとうございました。 本日、午後に病院に行ってきます。 アドバイスいただきましたように風邪には 十分気をつけます。ちなみに私は65歳の主婦 です。本当にありがとうございました。

100 名前: 千春 投稿日:2006/01/01(日) 15:42
美代子さんへ お帰りなさい。手洗いとうがいなさいました(^o^? そう言えば、リンパを郭清した辺りの脇に出来た“たまごパン” (昔駄菓子屋とかに売っていた、袋に何個か入ったボソボソしたパン) にそっくりなふくらみを気にしていらっしゃるのかな? あれ、出来ない人は出来ないようなのですが、 母は手術後結構立派なたまごパンを手術痕より気にしていました。 でも大丈夫!! 確かだいたい8ヶ月後くらいからどんどん小さくなっていき、今ではほとんどありません。 人間の体ってすごいですよねー。 風邪・・・。 退院時先生が、 「退院後あと3回くらい3日ごとにリンパ液抜くといいかな。」 とおっしゃられて、 本当はその3回目くらいには本人には液がたまる違和感は無かったのですが、 心配性の娘は、確かに今病院に行くと風邪が移るリスク高いな~と思いながら、 「何でも先生がおっしゃった通りにしよう!!」 と病院に行かせ、案の定大風邪ひかせちゃったんですよね、あの時。 で、市販の飲み薬を果たして飲ませて良いものか、 また悩みに悩んじゃったんですが、先生に伺うと 「市販の風邪薬飲んでも大丈夫。」 っておっしゃっていました。 怒濤の年末に手術も終え退院出来、ほっとするも束の間、 これから不安や心配もまた出てくると思いますが、 (正月休み明けに病理の結果が出るのでしょうか?) また何か心配や疑問がありましたら書き込んでください。 狸先生はじめみなさんも色々教えてくださいますし、 私も分かる範囲で答えさせて頂きます。 だってほとんど母と同じ経緯ですものねっ。(因みに母は手術時72才でした。) それと、病理検査結果を聞く時は最低 ・腫瘍径 ・ホルモン受容体有無 ・リンパ節転移有無 ・Her-2過剰発現の有無 ・組織学的悪性度 は必ずお聞きください。 検査結果のコピーをいただくのも手です。 まずはお正月、いっぱい笑ってのんびりなさってくださいね。

101 名前: 美代子 投稿日:2006/01/01(日) 22:40
千春さん・・四日市市立病院にかかっているんですが、やはり超まいいんでした 15時頃いき1時間半まちやっと処理室で八五ccの液をぬいてもらいわきのすれて いたいのがなくなりらくになりました。先生が人それぞれで他の人もよくありますよと いわれ安心しました。又、たまってきたらこの1月五日に主治医の再診があるので抜いてもらい いろいろお話を伺おうとおもいます。色々助言ありがとう

102 名前: まいける 投稿日:2006/01/03(火) 10:32
まいけるです。 新年おめでとうございます。いつも皆様にはアドバイスを頂き、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。 さて、妻の病態ですが昨年9月よりナベルビン+ゼローダを行っています。胸水は、増えもしないが顕著に減ってもいないというところでしょうか。今後のことを念頭に置いた場合、4年ほど前に1度使用したエピルビシン(奏功しCL状態でした)が考えられるかどうかです。 ①4年であれば薬剤毒?見たいなものはないでしょうか。 ②ゼローダの次としてTS-1は検討できるのか否か。 と言うことをお聞きしたいのですが、如何でしょうか。

103 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/03(火) 16:48
狸です。 >>105 まいけるさん 新年明けましておめでとうございます。 下記ご参照ください。 ①アンスラサイクリンはご存知の通り心毒性が最も懸念すべき副作用の一つとされますが、その毒性は投与量依存的であるとされます。この投与量依存性が、前治療暦的にどのくらいで解除されるかが時折問題にされますが、4年であれば、まず大丈夫ではないでしょうか?現在投与中であるナベルビン+ゼローダがもし仮に効かなくなった場合、その次として再使用することは一応可能であると自分は考えます。 ②ご存知の通りTS-1はゼローダ同様経口フッ化ピリミジン系薬剤であります。しかしゼローダ後のTS-1の薬効は残念ながら臨床試験で確認したことはなく、現状では不明です。効果が期待できるのはゼローダ投与の中止理由が副作用による場合であり、薬効不十分での交代では現在のところその効果は不明です。

104 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/04(水) 19:17
詳しい方が多数おられそうなので、乳癌の再発後の治療方法(ハーセプチンの投与)について質問させていただきます。私は32歳の2人の子供を持つ主婦です。ハーセプチンの投与方法についてですが、週に一度の投与が基本という説明があり治療を受けてきましたが、転院先の病院では三週投与の二週休みという説明がありました。二週休んでもさしさわりがないものかと聞いたところ色々な方法があるからという事しか答えてもらえず、とまどっております。癌の進行具合に影響はないものなのでしょうか?誰かご存知な方おられましたらよろしくお願いします。

105 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/04(水) 20:27
狸です。 >>107名無しさん ハーセプチンが毎週投与になっているのは過去の臨床試験やこれまでの薬学医学的な知識から、同様な薬剤の効果を最大限に生かすためには、一定の濃度で血中に存在させることが必要で、そのためには毎週投与することが必要だとの判断がされ、実際その方法で効果が確かめられてきためです。しかし毎週投与となると、実生活上やはりいろいろやりにくく、もっと間引いてもなんとかならないか?との考えから3週間に一度の投与が検討されています。 現段階では国内でその投与方法が認められていませんが、海外の臨床試験では3週間に一度の投与でも薬効的に大きく低下しないとの結果が得られつつあります。 厳密なことを言えば、現段階では3週に一度の投与で問題がないと言い切ることはできないのですが、薬物動態的な見地からしましても、おそらくほぼ毎週投与に匹敵する薬効が得られるものと思われます。また、薬剤には厚生労働省が定めた適応範囲と承認用法容量というものがあり、これを逸脱すると保険から外される可能性があるのですが、今回の投与方法はトータルのコストが上昇しないことから、摘発を受ける危険性はそれほど内容に思います。ただし、副作用の点では初回~初期投与の段階で通常より多くの暴露がされるため、主にアレルギー反応などで懸念がありますが、既に治療を受けられている状態であれば、その可能性も高くない気がいたします。

106 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/04(水) 20:56
狸さま、早速の回答ありがとうございます。現在3週投与の2週休みで、毎週投与時と同じ薬の量を投与しております。狸さまの言われる毎週投与と3週に一度の投与では薬の量は同じなのでしょうか?よろしくお願いします。

107 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/05(木) 08:18
狸です。 >>109 名無しさん 手元に資料がないのでしかとは書けませんが、ハーセプチンの3週毎投与は毎週投与と投与量が全く同じ、と言う事はなかったと思います。確か3倍だったように記憶しています。今一度主治医への確認が必要かと思います。

108 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/05(木) 08:42
資料がありましたので、狸さんに代わってお答えさせてください。 ハーセプチンの3週毎投与は初回投与(loading dose)8mg/kg,その後6mg/kgの3週毎投与が報告されています。 効果は狸さんが言われた通りです。 これは術後補助療法の試験HERAトライアルでも使われて有効性が証明されています。 ちなみに毎週投与は初回4mg/kg,後2mg/kgです。3週と毎週の投与量は同じではありません。

109 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/05(木) 10:13
110>>111>>回答ありがとうございました。とても参考になりました。今後不安な点が出てきましたら、またよろしくお願いします。

110 名前: 90 投稿日:2006/01/05(木) 19:06
年末年始で少しネットから遠ざかっていました。 お返事が遅れて大変失礼しました。 狸先生ご回答ありがとうございます。 >>96 >たとえばハーセプチンとナベルビンの併用 >などでしたらタキサンのような脱毛や神経毒性 >も起きにくく、吐き気なども少ないですから >良く主治医と相談の上、治療方針をお決めください。 なるほど、この組み合わせは覚えておきます。 また、現在は免疫力も低く抗がん剤は受け入れられないと 母が拒否しているのでハーセプチン単独投与を行っています。 ハーセプチン単独投与では腫瘍の縮小という効果は全く 期待できないのでしょうか? HER2タンパクに栄養を与えるのを遮断するだけなので がん組織自体の縮小は期待できないと考えないと いけないのでしょうか? お時間があるときで結構ですのでご回答頂ければ幸いです  

111 名前: まいける 投稿日:2006/01/07(土) 17:46
狸様 少し間が開いてしまいましたが、ご解答ありがとうございます。 やはりアンスラサイクリンの心毒性は、懸念材料ですね。妻の場合は、エピルビシンで、白血球が1000を割り込んだこともあり規定量の3分の1?にして、しかも1クールで終了したような気がします。 TS-1についてもありがとうございました。同系統ですので、薬効減衰からの変更は難しそうですね。ただ、ゼローダよりは副作用も少ないと認識しているのですが如何でしょう。すく作用が重篤な場合の変更であれば、検討の余地はありますか?また、「アブラキサン」はタキサン系ですので、タキソール、タキソテール後では薬効不十分と考えたほうがよろしいでしょうか。

112 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/07(土) 23:18
狸です。 >>114まいけるさん おっしゃっている投与方法でしたら、エピルビシンの投与上限にはぜんぜん達していないと思われます。また、白血球減少での投与中止でしたら、投与できれば効果を狙える可能性もありますね。G-CSF製剤を使って白血球/好中球を底上げしつつ、エピルビシン投与するのも可能かもしれません。 5-FU系薬剤であるゼローダ、TS-1の逐次使用時の効果については、>>106で効果が不明と回答しましたが、一般的にはそうした治療を良しとする医師はほとんどいないのではないかと思われます。実際自分が伺った範囲でも、そのようなことを考える方は皆無でした。 しかしながら、アブラキサンの件はいささか事情が異なると思われます。 ご存知の通り、アブラキサンはパクリタキセルをアルブミンに結合させた、言わば改良品なのですが、パクリタキセルの投与時にアレルギー反応が出てしまう(これはパクリタキセルの物性が悪く、特殊な溶媒を使うため、それが原因)のを防止するため、ステロイドを投与するわけですが、このため効果が減弱したり、ステロイドによる副作用により、投与量が制限されたりといったことがおきます。アブラキサンはこれらを防止することができるとされるので、過去タキサンが効かなくなった、あるいは効かなかった場合でも、効果を示す可能性があります。もちろんきちんとしたデータが十分そろっているわけではありませんが、国内ではおそらくアンスラサイクリン、タキサンが使用された乳がん患者さんを対象に臨床試験が実施されると思われますので、そこでどのくらいの効果を見せるかがポイントと思います。私個人的には、ゼローダ~TS-1の効果の有無とはいささか事情が違う話かと思います。

113 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/07(土) 23:21
狸です。 >>113 90さん ハーセプチンは単剤での効果は承認時のデータなどから奏効率で20%前後であるといわれています。一方ハーセプチンとナベルビン、あるいはハーセプチンとタキサン系薬剤の併用ではその率は、それまでの薬歴にもよりますが、50%から、場合によっては80%くらいの報告もあります。現在では、ハーセプチンはこれら薬剤との併用効果がかなり期待できる、というのが一般的な考え方です。ですが、単剤でも腫瘍縮小効果は期待できないわけではありません。

114 名前: yupoju 投稿日:2006/01/08(日) 07:17
よろしくお願いします。 現在ハーセプチン+タキソールの治療を受けております。ACの治療時、副作用はほとんどといっていいほどなかったのですが、今回は脱毛と、現在3クール目ですが、舌の痺れと萎縮、それから足趾のしびれがあります。これは副作用なのでしょうか?気にすることはないのでしょうか?また、私はハーセプチンを受けておりますが、初回(今から3ヶ月前)に一度、心エコーをとったきり、マンモグラフィーも、エコーもとっておりません。たまに息切れを感じますが、大丈夫なものでしょうか?やはり、他の病院にかかって心エコーをお願いしたほうがいいのでしょうか?よろしくお願いします。

115 名前: じじ 投稿日:2006/01/08(日) 07:27
ひとつ質問させてください。私は乳がんのことを素人なりに徹底的に調べましたので、温存慮法と全摘出には予後にサがないといわれていることはわかりますが、私の乳癌は乳首のすぐ下にあるそうで、実際自分で見てももう一方の正常の乳首より、明らかに患側は大きく腫れているように思います。ですが主治医は、乳首は残せる、温存できる、といいます。温存療法に熱心な先生なのでわかるのですが、私は再発がとても怖いです。(6ヶ月前の初診時大きさ5cm、リンパ節転移なし、HER2 3+、ER,PR+) どうぞどなたかお返事よろしくお願いします。

116 名前: あいりん 投稿日:2006/01/08(日) 10:26
私もじじさんのお気持ちに近い想いを抱いている者です。 温存療法はメンタル面での予後にたいへん有効で、良好なQOLを保つため注目されて 今後もますます普及していくでしょうし望ましいことだとは思いますが、 それは予後の不安を抱えることと引き換えにされるほどとは思いません。 患者個々の思いを汲まず、誰もが温存を何より望むはずだと 温存することが第一目的になってしまわないでほしいですよね・・ 乳房がなければ意味がない なんて思わずそのようなことに影響されない 乳房の切除が本人のQOLを落さない人だっています。 だって選択は患者がするのでしょう? じじさんもそうならば、どうぞ主治医に希望を強く伝えて患者本位の治療を。 初診が6ヶ月前なのですね。術前療法をなさっているのでしょうか?  これから先も長い乳癌です、しっかり治療にあたってくださいね。

117 名前: まいける 投稿日:2006/01/08(日) 16:17
>>115 狸様 いつもありがとうございます。 アブラキサンは、日本でも開発と販売権を取得した製薬会社があるようです。一日も早く使える日が来ることを願ってやみません。今後もよろしくお願いします。

118 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/10(火) 10:38
狸です。 >>117 yupojuさん 舌のしびれ、脚のしびれなどはタキソールによる神経症状の一環のように感じます。これらは蓄積性があるとも言われる副作用のため、今後投薬が続行されるとより顕著になる可能性もあります。この回復には休薬後1ヶ月程度掛かるようです。休薬をせずに回復させる方法は現段階では決まった方法がないため、漢方薬を用いたり、マッサージをしたりといろいろされているようですが、ちょっと効果についてはコメントできません。 一方、心毒性のほうですが、息切れ、と言うのは過敏症(タキソールの添加物由来、あるいはハーセプチン由来のアレルギー反応)の可能性もありますが、いずれにせよ副作用として懸念されるものですので、他の医者に掛かるよりは、主治医に言った方が良いと思います。現段階で即対処すべきかは記載の範囲では良くわかりませんが、主治医と相談される事をお勧めします。

119 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/10(火) 10:38
狸です。 >>118 じじさん 非常に悩ましい問題ですね。 自分も書きながら整理したいと思います。 まず、乳癌の外科治療の目的は、再発防止でありますので、そのためには”取るだけ取った方が再発しにくい”、との判断で過去にはそれこそごっそり取っていました。しかしながら再発防止にはなっても、摘出部位が大きいと、術後の生活に大きな支障があったり、あるいは術後の感染など、”取った事によるデメリット”が無視できなくなり、”どのくらい小さく取っても大丈夫か?”という事が議論されるようになり、また女性の乳房喪失のメンタルなケアの必要性からも、温存療法が進歩してきました。 しかしここで忘れてはならないのが、温存は再発率の低下を理由に進歩した治療ではないことです。つまり大きく取る事以上に予後が良い事は(術後の感染など他の要因による死亡を除けば)ありません。 この点から考えますと、やはり”治療に何を求めるか?”が非常に重要になると思います。”絶対に再発させたくない”と”乳房を失いたくない”は目的が異なります。伺った内容では、じじさんは前者志向、一方主治医は後者志向な感じがします。 以上の事を考え、かつじじさんのカキコを拝見しますと、安心して温存を薦める状況とは思えないというのが正直な感想です。理由は腫瘍径が大きかった事(術前化学療法で縮小させたと読んだのですが?)、Her-2が陽性である事、乳頭から近い事、などです。 よって、ご自身の希望があくまで再発絶対阻止であれば、温存を選ぶのは得策ではないと思います。ご参考になれば幸いです。

120 名前: 投稿日:2006/01/10(火) 21:12
乳癌かな?って思った時に気をつけなきゃいけない事ってありますか??普段の生活や食べ物などで、

121 名前: 千春 投稿日:2006/01/10(火) 21:41
>>123 「乳がんかな?」と思った時は、まず乳腺外科に行く事! それしかありません。 「乳がんにならないように気を付ける」のなら太りすぎない。 とか、 「乳がんを早期に発見するよう気を付ける」のなら毎月の自分でする触診。 と言うのも一つですが、 乳がんは『がん』ですから、 何に気を付けても治療をせずに放っておけばまず進行します。 それとマルチポストはやめてください。

122 名前: 投稿日:2006/01/10(火) 21:44
マルチポストって何ですか?

123 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/10(火) 21:48
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88

124 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/11(水) 00:26
>>125 マルチポスト=いくつもの掲示板に同じ内容の質問を投稿すること 二つ以上の掲示板に同じ内容の質問を書くと嫌がられます。 コピペ(コピーして貼り付け)だとなおさら。

125 名前: ぴの 投稿日:2006/01/13(金) 20:54
はじめまして 私は23歳の女です 三ヵ月ほど前親指だいのシコリを右胸に発見しました。始めは触診で、膿胞(膿がたまってる)ではないかと診断されましたが、その後検査をしたら、良性の繊維線腫ではないかと言われました。その後念の為針を刺し細胞を調べたのですが 結果は五段階のうち三でした(一、二良性、四は七割癌)医者はもう一度触診して、触った感じやわらかいから春にでも、もう一度検査して、切るか決めましょうとの事。しかし癌の可能性が一割でもあるとしったら、春まで待てません。セカンドピニオンするべきでしょうか?それから癌の可能性はあるのでしょうか?

126 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/14(土) 01:33
癌の可能性‥低いとは思えますが、なんとも言えません。 ご自身が、不安なら別の大きい専門の病院に行かれるといいのでは?

127 名前: ぴのこ 投稿日:2006/01/14(土) 01:35
後返答ありがとうございます。不安でたまらなくて・・・

128 名前: 90 投稿日:2006/01/16(月) 10:00
久しぶりにこちらのスレッドを拝見させていただいて 自分のレスの前後を読み返していましたが、千春さんの レスをなぜか完全に見落としているのに今気づきました。 千春さん、本当に申し訳ありません。 まだこのスレッドをご覧になっていますか? 狸先生のレスにすぐ目が行ってしまい 千春さんのレスをなぜか完全に見落としていました。 せっかく丁寧親切なレスを下さったのに 本当に申し訳ありません。 今からじっくり読ませていただきます。 本当にすいません。

129 名前: 90 投稿日:2006/01/16(月) 10:21
>>94 ○免疫力が下がっているというのは、白血球値が低いのと あとは体重が減っていて元気が出ないといった主観的なものも あると思います。 ○肝臓に小さな転移が一つあるとの事です。 ○全ての化学治療というのは、術前と術後に分けて投与するのを 術前に全て投与するやりかたをしたということです。8クール 行いました。 三大療法以外の治療法や、民間療法に関するアドバイスも有難う ございます。アドバイスは参考にさせてもらいます。 >>95 こちらとしてはがっぷりと組みたいのですが 母親がどうも西洋医学に不信感が強くて (弱っているのに抗がん剤投与されて病院の知人が 2人も死んだのを見たりいろいろあったみたいで…) 今まで話し合いもかみ合いませんでした。 ただ、病状が悪化してようやくこちらの言う事にも 耳を傾けるようになってきたので今からでも頑張りたいと 思います。千春さんのレスには自分の知らなかったことなど 参考になる事がたくさんありました。 本当にありがとうございました。

130 名前: 千春 投稿日:2006/01/16(月) 16:51
90さん お気遣いのコメントをありがとうございます。 素人の私にはお役に立てる事は少ないですが こちらで狸さんはじめ皆さんのアドバイスから母親にとっての最善のヒントを戴き、 お互い母の健やかな生活を守る為の道を掴み取っていきましょう! なお、現段階までに施行した抗がん剤の名前や投与法、期間(投与量)などや、 各マーカー値他検査結果等は、たけさんも前述なさっているように 今後化学療法をするしないの如何にかかわらず、正確に把握しておく事を強くお薦めします。 正確な情報把握こそ、病気を代わってあげられるわけでもなければ副作用を受け持てるわけでもない 非力な娘に出来る唯一の事かも知れません。 そして母親の不安な気持ちだけは いつも理解し受けとめてあげられるよう努力したいですよね。 お母さん…愛しくて大切で可愛いんですよね。 90さんとお母さまにエールを送ります!

131 名前: miu 投稿日:2006/01/16(月) 20:45
Part3/347でお世話になったmiu(4期/初発で肝転移あり)と申します。その節はありがとうございました。 その後、AC6クール→ゼローダ2クール(効果がなく中断)を行い、現在、ナベルビン3クール目です。 ACの途中での検査で効果が見られたものの、その後悪化し、腫瘍マーカーは上がっています。また、ALPの急激な上昇により、骨転移も考えられるとのことです。患部のしこりは10センチくらいに大きくなり、潰瘍となって膿が出ていて、痛みもあります。ただ、それ以外は普通に生活ができています。 主治医からは、ナベルビンで効果がなければ、使える薬がないので(Her2=+/-、タキソテールも考えられるが、タキソールで効果がなかったので期待できない)、緩和ケアの相談をしましょうと言われています。癌専門病院なので、そこでの治療は打ち切り→緩和ケアの受け入れがある病院への転院を暗に示唆されました。 以上が現状説明ですが、2点ご相談させてください。 1.使える薬がないとのことですが、4期ではホルモン剤はあまり期待できないものなのでしょうか。また他に未承認薬など選択肢はないのでしょうか。 2.患部の腫瘍に痛みがあり、また潰瘍を目にするだけで精神的に滅入るので、ここだけでも切除できないものかと考えていたところ、定期的にセカンドオピニオン的に相談をしている方(他院の医師)から、リンパ節などは残したままで患部の腫瘍だけを切除をすることは可能であり、医師の紹介もできると言われました。その方は、QOLの点からも賛成してくれています。 4期での外科手術はセオリーに外れることは承知していますし、だからこそ癌専門病院では行ってもらえないのですが、ちょうど今月末でナベルビンの効果の結果が出て、悪ければ転院という局面にいますので、今後の選択肢として、切除も視野に入れて病院を選びたいと考えています。切除することによってのマイナス面など、アドバイスをいただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。

132 名前: 90 投稿日:2006/01/16(月) 21:51
>>133 >なお、現段階までに施行した抗がん剤の名前や投与法、期間(投与量)などや、 >各マーカー値他検査結果等は、たけさんも前述なさっているように >今後化学療法をするしないの如何にかかわらず、正確に把握しておく事を強くお薦めします。 このへんのことだいたいは分かっているつもりですが 正確に把握してはいませんでしたね。 こういう客観的な指標はできるかぎり覚えていかないと いけないですね。今までどうも話がかみ合わなくて、母のやり方を 遠くから見守るぐらいしかできなかったのですが、最近になって だいぶん関係が良くなってきたので、今からでも頑張りますよ。 それと、娘って思われているのかな? 私は男です、なんか誤解させてしまったみたいですいません;

133 名前: 千春 投稿日:2006/01/16(月) 22:02
ひょえ~~~っ (私なんかより数段)軟らかく優しい物腰の書き込みをなさるので、 すっかり女の方と思い込んでました。すみません!! ……べらんめえ口調の私は、ちょっと見習わなくちゃだな。

134 名前: ミルク 投稿日:2006/01/17(火) 00:36
ぴのさんへ 細胞診の結果が3だと不安が残るとお察しします。 私は,去年の年末に乳がんの告知を受けました。細胞診は5でした。 大阪医療センターの先生に聞くと,癌は1cmになるまでは1年で1mmずつ成長するらしいです。 でも,1cmに達すると月単位で成長するということでした。 不安が残るのなら,セカンドオピニオンを受けるべきです! その際,検査を受けた病院からマンモや細胞診の結果を借りて信頼できそうな病院でセカンドオピニオンを受けることが大切です。 乳腺専門の医師がいてる病院を受診してみてください。 看護師の端くれより(^_^;)

135 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/17(火) 01:52
>>135 90さん キャンサーネットジャパンのガン情報ライブラリーのHP http://www.cancernet.jp/library/index.htmlもあります。 よかたっら、参考までにご覧ください。

136 名前: たけ 投稿日:2006/01/17(火) 10:11
90さん たけです。 血液検査の結果ですが、担当医に頼みにくい場合は、 抗がん剤投与している場所の看護師さんに頼んでみると もらえるかもしれません。 うちが検査結果を把握できるようになったのは、 担当医ではなく看護師さんのおかげですw 担当医に聞けないことも、抗がん剤投与のところにいる 看護師さんはある程度知識があるので求めている 回答をくれる可能性もありますよ。 病院で高い治療費を払っているんですから 担当医以外接触される方すべての方に甘えて? いろいろな聞いてみるのもいいかもしれません。 うちは、抗がん剤投与時の看護師さん、治験時にお世話になった 担当看護師さん、薬剤師さんには本当に助けられています。 もちろん担当医にすべて相談できるのがベストですが・・・ 

137 名前: ミルク 投稿日:2006/01/17(火) 13:54
139たけサン 血液検査の結果のことについてですが,患者には自分の行われている病状・治療の内容や検査結果を知る権利があります。 知ることにより「自己の選択権・決定権」につながるからです。 また闘病意欲にもつながります。 医師や看護師などの医療関係者には,患者の訴えに対して患者がわかるように説明する責任があります。 これは,情報開示ということもあり,現在の医療においては当然の常識になっています。 しかし,知ることによりダメージを受けることもあります。ここが,難しいところになります。 その人の性格や精神状態を見ながら,その人にあった説明をすることが医師や看護師には求められます。 だけど,「今私はこういうことが知りたいです」と言うメッセージを送らないことには,相手には伝わりません。 もし,血液検査の結果をダイレクトに伝えることに対して,不安が生じる場合は,医師がきちんと考えてくれます。 すb

138 名前: 美代子 投稿日:2006/01/17(火) 17:03
千春さん・・しばらくです。色々助言ありがとうございました。 この12日から術後のこうがん治療に入っています、身体の様子を見て3週間に一回の割合で治療をはじめました。 今日は気分がいいのでお話を、聴いて下さい。わきのリンパ液、抜くたびにまたわいてきます。 貴方の、お母様もやはりこのようだったように伺いましたが人によって違うかもしれませんが先生にお聞きしてもしぜんになくなっていくそうですが溜まってくると、とてもつらく胸は板ではたようにばんばんにはりわきはすり、寝ていてもわきの下がずくずくいたみます。 19日に血液検査があるので病院にいきますがよく液が溜まるので リンパ浮腫になるのではと?とてもしんぱいです。先生に聞こうとおもいますが

139 名前: 千春 投稿日:2006/01/17(火) 18:16
>>141 美代子さん、こんにちは。 今美代子さんに言われて、まず私があの頃使っていた通院記録を記していた携帯を引っ張り出して来ましたが、 電源が入りません(T.T)…壊れたのかな(T。T) で、あの頃の領収書を見ながら話します。 12月27日に退院後、31日・3日・5日(ここが新年主治医の初診)・8日と液を抜き、 最後に抜いたのは13日の主治医の先生の診察の時だったと思います。 その時先生が視診して、 「こりゃ注射器2本持ってきてください~」 と看護婦さんにおっしゃって1本半弱抜け、 「お!さすがだな。」と思いました。 (が、先生はご自分が思うより少なかったらしくて看護婦さんに謝ってました^^;) と言う感じなので美代子さんも大丈夫ですよ! 術後、1年も2年もリンパ液を抜いている人を聞きませんからね♪ 今大切なのは腕のリハビリだと思います。 母は今もリハビリだけは毎日続けていて(ちょっと自己流)、 腕はビュンビュン回る他、そのお陰でウエストの辺りもすっかり締まり 怪我の功名と本人ご満悦です。 それから手術側の腕で重い物を持たない怪我をしない、寝る時などは腕を高くする…などでしょうか。 術側は蝶よ花よと可愛がってあげてください。 そして今はご自分の事もちょっと甘やかすくらい可愛がってあげてください。 母はあまり言っていませんでしたが、やはり皆さん胸に板が入っているようだとか、 腕に筋が入っているとおっしゃいますね。(特に寒い季節は) ここら辺りは自身が経験の無い私の悲しいところで実体験でお話し出来ませんが、 こちらには経験者の方が沢山おられるので、不安な事はお伺いするといいですよ。 リンパマッサージも母はしていませんが、そちらもお聞きしてみたらいかがでしょう。 美代子さん、御不安な気持ちとっても分かります! 術後補助療法(抗がん剤治療)を始められたのですね。 母共々こちらで応援しています。 不安に負けないで!みんな一緒だから。

140 名前: 千春 投稿日:2006/01/17(火) 18:34
術後の管理のHPを二つほど載せておきますね。頑張りすぎずに気をつけて。 ・http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-172.htmlhttp://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/care/010310.html

141 名前: 千春 投稿日:2006/01/17(火) 19:05
連投すみません。 >>134 miuさん、お久しぶりです。 miuさんのご相談にはやはり専門の先生方の意見が大切と思いますが、 以前私も進行期の姑息的手術について少しネットで調べた記憶がありまして、 その時のサイトを一晩探したのですが情けない事に、 どうしても見つけだす事が出来ませんでした。が、 ・http://www.cancernet.jp/library/text/b044/06.shtml の(3) ・http://www.imic.or.jp/cancer/c2012.html Ⅳ期、転移性乳がん がんによる痛みなどを和らげるための放射線療法と手術、あるいはいずれか一方 ・http://www.hibmc.shingu.hyogo.jp/q&a/qa_4.html#q3 進行期の乳がんでは化学療法やホルモン療法に、手術や放射線治療を組み合わせる、集学的治療法が行なわれます。 miuさんの2のご質問の手術は↑こちらのような手術ですよね。 私の友人もしましたが(彼女は全身再発後の皮膚転移切除と言う形で)、 素人の私から聞いても乳房患部の切除なら開胸や開腹手術より体力的にダメージが少なくQOLの向上に役立つと思うのですが… 癌専門病院は4期の外科手術はセオリーに外れると言うだけでしてはくれませんか。 それほどのリスクが何か他にあるのかな? セオリーから外れると言うだけの理由では納得出来ませんよね。 すみません。素人の分際でおまけにぼやきになってしまって。 先生方のご意見、伺いたいです。

142 名前: miu 投稿日:2006/01/17(火) 21:44
千春さん、ありがとうございます。とても参考になりました。 実は、患部の腫瘍だけを取る手術については、主治医にはまだ相談していません。 治療の最初の段階で、4期は外科手術は行わないと聞き、また調べたところそれが4期では主流の治療法=セオリーのようでしたので、手術での摘出はできない、してもらえないものと思い込み、局所治療という選択肢があることを知りませんでした。勉強不足でお恥ずかしいです。今度、主治医に相談してみたいと思います。 ただ、千春さんから教えていただいたサイトに >化学療法と手術などの併用は毒性が強く、安全に行うことは困難です。 とあるように、いずれにしても化学療法が終わってから、ということになるのでしょうか。 局所療法について主治医から提案がないのも、そういった理由からかもしれません。 私としては、痛みが日々強まり、また潰瘍も大きくなっていく今、正直、すぐにでも切除したいくらいなのですが…。 さらなるアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

143 名前: 美代子 投稿日:2006/01/17(火) 21:53
千春さん・・御返事、とても感謝しております。 掲示版、何度も何度もひらけお待ちしておりました。 お母さまのその後の経過とか長文なる励ましの言葉、とても嬉しく 大変心強く思いました。今後、あと3回の治療となりますが 春が来るのを楽しみに(したいこといっぱい)頑張ります。 これからも、何かと宜しくお願い致します。

144 名前: 90 投稿日:2006/01/17(火) 22:15
>>138 ありがとうございます 参考にさせていただきます >>139 なるほど、勉強になる話ありがとうございます。 担当医以外にも看護婦さんからも情報を得るのは 大事そうですね。

145 名前: たけ 投稿日:2006/01/17(火) 22:40
ミルクさんありがとうございます。 言っている内容ごもっともですね。ただうちの先生は忙しすぎず フォローの言葉が苦手のようでw うちは精神的フォローができる看護師さんの方がうちには あっているようです。 看護師さんから結果をもらって、わたしが母へ伝えています。 もちろん、担当医、現場の看護師さんといろいろ相談していますが 相談内容は使い分けています。 結局いろいろな窓口をもっていた方がお得ですよね。  90さま いろんな窓口を増やすと、診察室、抗がん剤投与時など 一日長くかかる病院内でいろいろな方から声をかけてもらえるようになり、 母もうれしそうですよ。

146 名前: ミルク 投稿日:2006/01/17(火) 23:22
たけサン,お母さんがご病気なのですね。 私も9年前に母を癌で亡くしました。そのことがきっかけで5年前に私はナースになりました。 看護師は患者さまやその家族の方と最も接する時間が長く,患者様やその家族の意向や精神状態を医師に伝えています。 精神的フォローは看護師の義務でもあります。 看護師さんに何でも聞いたり,相談してくださいね。 がん患者をもつ家族のしんどさは私も経験しただけによく理解できます。 たけサンもご自身の体調に注意しながら,頑張ってくださいね(^.^)

147 名前: 千春 投稿日:2006/01/18(水) 01:53
>>145 miuさんへ そうですよね。私の書き込みも素人のくせに軽率過ぎたと心から反省しています。 化学療法の最中に手術は白血球や血小板の減少によっては難しいのかも知れませんよね。 しかし原発部位の潰瘍化と痛みは本当にお辛いと思います。 夕飯を食べ洗濯入浴をしながらも全部うわの空で、 「自分がmiuさんの立場だったらどうするか?」 自問自答を繰り返していました。 しかし素人の悲しさで専門的な知識も無く、 確たる“次の一手”のアドバイスも出来なくて 正直情けなくて泣きそうです。 でも私ならやはりまず現在QOLを著しく悪化させている原発部位の潰瘍を 主治医に強く訴えるとは思います。 本当に化学療法との兼ね合いが不安ですが、 その不安と主治医が考える最善策もとことん詰めて(先生の話しを一方的に聞くだけではなくて)話し合ってみると思います。 そしてmiuさんにはもう一人、病院も紹介すると言ってくださるほど親身になってくださる先生がいらっしゃるんですね。 病気になると悩みや愚痴を聞いてくれる友達はいても、 専門の知識を教えてくれ、次の手を一生懸命考えてくださるかたの存在の有り難さは心底身にしみますよね。 私にとってはそれが父の主治医であり774先生であり狸さんでした。 そちらの先生にも力になって戴きながら、 絶対に諦めないで絶対に一番の突破口を切り開いてください!! 本当にネットのこちら側で何のアドバイスも出来ない肩の一つも抱けない自分が悔しいです。 でも私はここで絶対miuさんを応援し続ける!ずっとずーーーっと!! 私も何か良い情報を見つけたらすぐに書き込みますね。

148 名前: ミルク 投稿日:2006/01/18(水) 18:43
miuさんへ 悪性腫瘍の患者様の痛みには,①身体的な痛み,②精神的な痛み,③社会的な痛み,④スピリチュアルな痛みが相互に関連する全人的な苦痛(トータルペイン)と言われています。 恐らくモルヒネなども内服されているかと思われますが,腫瘍を切除したいのに希望が叶わないことや他に治療法がないのか,また死への不安など様々なことが痛みをより増強すると言われています。 「腫瘍だけでも切除してほしい」と訴えているのに,緩和ケア病院への転院を医師から話されたら,とても悲しくて辛くなりますね。 恐らくmiuさんは,その医師の治療方針に納得できていないのだと思われます。納得できるように十分な説明をなさっていない医師にも問題があるのではと私は考えます。 miuさんは,医師から納得できるように十分な説明を受ける権利があります。 また,自分でたくさんの治療方法を選べる権利ももっています。 その治療方法を選択するために,医師は可能な限りの治療方法をmiuさんにわかりやすく納得できるように説明する責任があるのです。 乳がんが進行して,皮膚の外に潰瘍となって出現してきた場合,他の胃がんや肺がんなら見なくてもすむ「癌の進行度」を直接,自分の目にすることになり,女性であればなおさらボディイメージの変化に伴う苦悩が出来てます。 miuさんには,miuさんのQOLを高めてくれようとするセカンドオピニオンがいらっしゃるので,どうか頑張って下さいね。 痛みだけでも,辛く悲しいのに,潰瘍は女性としても本当に悲しい出来事であるとお察しします。 潰瘍が切除できれば,miuさんの気持ちも変化することになり,痛みの軽減になることも考えられます。 後悔が少なくてすむような生き方を選択して欲しいと願っています。 応援してます。。。。

149 名前: ミルク 投稿日:2006/01/18(水) 22:17
miuさんへの追伸 精神的な不安は,痛みを悪化させる要因になります。 そうした痛みに対するmiuさんの訴えに対して,現在,化学療法を受けておられる病院の主治医は緩和ケア 病院への転院を考えられたと考えられます。緩和ケア病院の方が精神的なフォローが十分に受けられるためです。 miuさんの意向とは,違ったことを勧められたのではないかと思いますが,主治医は主治医なりにmiuさんのQOLを高めようとしてくれているのだと思われます。 自分のことのように,深く一生懸命に考えて下さる「千春さん」やとても頼もしい「狸先生」がいらっしゃるこの場所を通じて,辛さや悲しみなどを訴えることも痛みの緩和につながると思います。 皆が,miuさんのQOLを少しでも高めようと応援してくれていますね。

150 名前: miu 投稿日:2006/01/19(木) 13:56
千春さん、ミルクさん あたたかいメッセージとアドバイスをありがとうございます。とても勇気が出ました。 今度きちんと主治医に希望を伝え、話し合いたいと思います。 ただ、最終的に自分自身で最良の判断ができるように、今後の選択肢についてできるだけ情報を得ておければと思っています。 4期で局所療法を行うことについてのリスク、それから今後可能な化学療法など、医学的な見地からのご意見やアドバイスがありましたら、ぜひお願いできれば幸いです。 みなさまに甘えてばかりで申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

151 名前: ミルク 投稿日:2006/01/19(木) 20:22
miuさん 前向きな発言をとても嬉しく思います。 私は,乳がんについて知識が豊富ではないので力になれなくて申し訳ないです。 ごめんなさい。 現在までの治療経過や,今どこに転移があるのかなどで治療は異なると思われます。 もしよければ,1度「乳がん質問箱」の http://www.h4.dion.ne.jp/~nomizu/ を開いて見てくださいませんか? 乳腺専門の医師が無料で質問を受け付けているようです。 がん治療は自分の人生にとって一大事なことなので,複数の医師などからも意見を聞いてみたいと思うことは最もなことだと思います。 大事なときに,ちょっとくらい甘えてもいいと思います。 甘えることも必要です。 人間は自己免疫力も備わっていて,笑ったり,癒される時間をもつことも身体の中の「NK細胞」という癌をやっつけてくれる細胞が増えるそうです。 どうか,頑張って主治医に希望を伝えてくださいね。まずは伝えることから全ては始まるのです。 miuさんの希望の治療ができないといわれたら,できる病院はあるのかを上手に聞くことも大切です そして,出来ないのならどうして出来ないのかを納得できるようにお話してもらって下さいね。

152 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/20(金) 00:41
miuさん、 ・・・・<削除>・・・・ 炎症性乳癌の場合には、乳房全切除を行ったり、放射線療法などの局所療法 が選択される場合もあると読んだことがありますし、また、4期でも乳房切除を受けた複数の 方の話を手記として読んだことがあります。 また、実際に病院で私が放射線治療を受けた時に、しこりが15センチ位になって、りんごのように赤く 腫れてから病院を訪れた炎症性乳癌の方が、手術はできないと先生に言われということで、 放射線治療を受けていらっしゃいました。 ご本人の体の状態や乳房の症状その他さまざまなデータから判断して、遠隔転移を起こしていても、 局所治療が、QOLを高める上で必要な場合には受けられるのではないかと思います。 miuさんのことを一番よく把握している主治医の先生に、miuさんの希望を伝えて、よく相談されると良いと思いますが、 miuさんのおっしゃるように、その際、選択肢についてある程度の情報収集をしておいた方がよいので、 ミルクさんの紹介されているHPその他のネット上で、相談してみるといいのではないかなと思います。 良かったら、下記のサイトもご覧になって下さい。これも、複数の乳腺専門の臨床医がボランティアで回答しているようです。 乳癌インフォメーションfrom doctors http://www.kbcts.gr.jp/ 生存率や余命などを撥ね返して、元気に普通に生活されている方はたくさんいます(私が、病院でお会いした、 下咽頭癌の男性は最初に癌が見つかった時点で、末期で余命半年と2年半前に他の病院で宣告を受けたけれど、 今の病院で放射線療法で治療して、癌が消えて、今はお元気で、半年前からは職場にも復帰したと言って、 メールを下さいます)。 miuさんが、また体調が少しでも回復される時が来ると信じています。 どうか、希望を失わずに頑張って下さいね! ここのみんなが応援しています!

153 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/20(金) 01:18
また、「勝手な印象」を長ーく語る方が出てこられましたね。 一時なりを潜めておられたのに。 端的にお願いします。

154 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/20(金) 06:29
>>155様 >…という勝手な印象を受けてしまいます…。 「勝手な印象」は相手に不安を与える不適切な表現だと思いますよ。 「勝手な印象」は「一方的な思い込み」と同じ意味です。 「勝手な印象」に基ずくアドバイスをされるのですか?

155 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/20(金) 12:55
>>155 スイートピーさん、 みなさんの指摘の通りだと私も思います。 あなたが良かれとおもって書いた内容が、掲示板を混乱させて荒れる結果となります。 どうか、御自分でおっしゃったとおりロムに徹してください。

156 名前: 158 投稿日:2006/01/20(金) 13:12
それから、どうか専門の先生方、 miuさんが局所の治療を行なうことについて、 何とか可能な手段は無いのかについて、何かアドバイスをいただけませんでしょうか? 私自身は初期の患者なので、miuさんのようなのかたの局所治療についてどうすればいいのか全くわかりません・・。 千春さんが書かれているのと同感で、私もmiuさんの力になれないことが悔しいですが、 専門の先生方であれば、何かアドバイスなど頂けるのではないかと期待してしまいます。 どうかよろしくお願いします。

157 名前: 774 投稿日:2006/01/20(金) 18:25
もちろん姑息的手術療法の検討は可と思いますよ。一度主治医にご相談されると よいでしょう。ただ、全身状態や術後創傷治癒機転の遷延を招くような要因の検討 も重要で、安易に切除した後に全身状態の悪化や創傷治癒が遷延し、創し開や創感染 などの併発により長期間の局所処置を継続することがかえってQOLの低下につながる こともあります。

158 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/21(土) 01:37
miuさん 転移性乳癌治療の基本的考え方は完治ではなく緩和です。 QOLの維持が、生存延長と同様に重要です。 切除することはまったく間違いではありません。 ましてや潰瘍形成しており、化膿している可能もあるとのこと。 今後、化学療法を継続するにあたり、大きな障害となるものと思われます。 姑息的手術療法の検討が必要でしょう。

159 名前: miu 投稿日:2006/01/21(土) 15:56
miuです。昨日点滴を受け、副作用でダウンしていたため、お礼とお返事が遅くなりました。失礼いたしました。 774先生、161さん、アドバイスありがとうございます。 774先生がご指摘くださった注意点、とても参考になりました。その点も含めて主治医によく相談してみたいと思います。 161さんのお言葉に、やはり切除を強く希望をすべきだと感じています。加えてご質問で恐縮なのですが、 >今後、化学療法を継続するにあたり、大きな障害となるものと思われます。 化学療法の途中での手術は可能なのでしょうか。現在のナベルビンを今後も継続することになった場合、間に手術を挟むことはできるのでしょうか。 来週、肝エコーの結果を待って、今後のことについて主治医と相談する予定です。 化学療法を継続するのか、緩和中心の治療に移行するのか、手術のことも含めて決めることになりそうです。結果は改めてご報告させてください。 最後になりましたが、ミルクさん、155さん、参考になるサイトをお教えいただき、また158さん、お気遣いくださり、ありがとうございました。 みなさまのお力添えに本当に感謝しております。

160 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/22(日) 00:11
狸です。 >>162 miuさん 774先生へのご質問に横からで恐縮ですが、、、 >化学療法の途中での手術は可能なのでしょうか。現在のナベルビンを今後も継続することになった場合、間に手術を挟むことはできるのでしょうか。 ナベルビンは特徴的な副作用として白血球/好中球減少があります。よって投与中に手術など感染の可能性が高まることがあると774先生のご指摘のようなことがあるかもしれません。ですから、G-CSFなどを用いて白血球/好中球の底上げをする必要があるかもしれません。また術後にもやはり感染症の懸念から、化学療法は休止した方が良いとの判断がされるかもしれません。

161 名前: 息子 投稿日:2006/01/25(水) 19:37
こんにちは、はじめまして。狸さん他、お詳しい方に相談です。 神奈川県に住む者です。現在私の母が乳癌闘病中ですが、国立がんセンターの言うとおりの ままがいいのか、セカンドオピニオンを求めたほうがいいのか 迷っているのでお聞きしたいと思い書き込みます。 4年前に右の乳房を全摘しましたが 2年前に再発して、肺とリンパ節に転移しまして 現在、右の脇の下から肩にかけてのふくらみが かなり大きくなり、そのせいが熱も常に37度から 38度あり、食事とトイレ以外は横になってる状態です。 2年前の再発後は三週間に一度国立がんセンター に点滴の抗がん剤を打ちに通っておりましたが 不変でしたので、一時期、免疫療法を 試してみようと3ヶ月間抗がん剤を中断していました。 しかし、免疫療法も思ったほど効果がなく どんどんふくれてきました。先週再び国立癌センター のほうで飲む抗がん剤(ゼローダ)を飲み始めました。 現在の患部の大きさですが横15cm大です。 ところで、放射線でたたくことは可能でしょうか? 国立がんセンターのほうで前に話したのですが 抗がん剤で小さくしてからなら可能とのことでしたが 可能なら今すぐ、放射線を得意とする病院に転院させたほうが よろしいでしょうか?横浜にある昭和大学横浜市北部病院放射線科 を考えております。 

162 名前: miu 投稿日:2006/01/25(水) 22:50
狸先生、ご教示ありがとうございました。 お礼を申し上げるのが遅くなり失礼いたしました。 その言い訳のようでお恥ずかしいのですが、 まさに今回、副作用から感染症に罹ったようで、発熱し、体を動かすのもつらいような日々です(シプロキサンを服用していますが、なかなか効いてくれません). 今までどの抗癌剤でも副作用があまりなかったので油断していたのですが、 先生がおっしゃるように、 手術をするならなおさら感染症については注意をしなくては、と痛感しました。 また図々しくご相談させていただくことがあるかもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

163 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/26(木) 00:14
治療の流れとしては 抗癌剤休薬、抗生剤治療→感染症回復→姑息的手術→抗癌剤再開 がいいでしょう。

164 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/27(金) 11:47
母が手術して、1年以上経ちます 昨年の10月頃背骨の圧迫骨折をしたりして 11月に骨シンチも受けましたが、転移ではないとの結果でした あれからまだ体が痛いと言っているので 今日また骨シンチを受けに行っています 11月に受けて、また今日も骨シンチ 間隔があまり開いていない気がしますが、 それでも 骨転移がありうるのでしょうか

165 名前: miu 投稿日:2006/01/27(金) 19:47
miuです。 166さん、ありがとうございました。 以下、長くなります。申し訳ありません。 今日、主治医と話をしてきました。 肝エコーの結果が悪く、ナベルビンが効いていない、他に使える薬はない、とのことで、化学療法の打ち切りを宣告されました。 今後は、タスオミン(ホルモン剤)を服用し、その経過を見ていくという方針を示されました。 放射線治療について尋ねると、乳房(原発)へは希望があれば、その他骨などは痛みが出てくれば行う、ということでした。 同時に、体が動くうちに緩和ケア病院を探しておくこともすすめられました。 痛みを訴えてもいないのに、モルヒネへの移行もすすめられ(今日まではボルタレンでなんとか普通に過ごせています)、 主治医の中で私はすっかり「治療終了」の箱に移されたようです。 潰瘍を取る手術については、きっぱりと「できない」と断られました。 皮膚の移植など体への負担と予後、全身麻酔での肝臓への影響などが理由に挙げられましたが、話の流れの中で、腫瘍が小さくてもこの病院では行わないと聞きましたので、やはり4期での外科手術というセオリーに反することはしないのが病院全体の方針なのかと感じました。 見放された(のでしょう)ということから、今後、癌専門病院ならではの最新の医療も期待できず、ましてや希望している手術も拒否されたので、しがみつく理由はないと考えています。 主治医ともこれまでうまくコミュニケーションが取れてきたかは疑問ですし、 このタイミングで、転院できればと思っています。 以上が経緯ですが、みなさまのアドバイスをいただければ幸いです。 いま改めて病院を選ぶにあたって、何をいちばん大切に考えればよいか迷っています。 まず、緩和ケア→最期を迎える体制があるということは念頭においたほうがいいかと思いますが、私としては可能な限りの積極的治療も行いたいという希望もあります(主治医には新薬などいろんな可能性を尋ねましたが、すべて「効果が期待できない」の一点張りで、少し不満が残っています)。それから、できれば潰瘍の切除手術を行いたいと願っています。 その上でいくつかの選択肢があるのですが 1.セカンドオピニオンの先生から紹介していただく、手術をしてくださるという医師のいる病院。ここは末期癌患者を多く受け入れていて、緩和ケアもあり、場合によっては積極的治療も行うようで申し分ないのすが、自宅から片道1時間かかります。今後私自身が病状が悪化した時に治療に通えるのかという心配もありますし、寝たきりになってそれが長期になった場合の家族の負担を思うと、躊躇するところもあります。 2.自宅近くの緩和ケア受け入れがある都立病院。詳しくは実際に聞いてみないとわかりませんが、特に癌治療への取り組みはないようです。ただ、今後余生は“緩和”主体と割り切れば、いちばん便利なところかもと思っています。 3自宅にわりと近い、乳癌治療の実績で有名な病院。もしここで、手術も、最新情報もふまえた治療も検討してもらえるなら最高だなと思うのですが、緩和ケアの受け入れもないようで、癌専門病院同様、主眼が最新治療なら、末期患者はお呼びではないと思ったり。。 (>千春さん。過去ログからお母さまがこちらの病院に通っていらっしゃると存じています。もしなにか参考になることがあればお教えいただければ幸いです) いずれにせよ、まったく知らない病院・医師に、現状を伝え、私の希望を伝え、それをやってもらえるのか、他にどんな可能性があるのか確認していく作業は、私の残された時間からも大変だなと感じています。 長くなりほんとうに申し訳ありません。 アドバイスをよろしくお願いたします。

166 名前: 千春 投稿日:2006/01/28(土) 01:02
こんばんは、miuさん。 書き込み拝見致しました。 以下はただの一素人の考えとしてお読み頂けたらと思います。 まず母がお世話になっている病院についてですが、 元々『何それが選ぶ名医』等の本にも噂にも食指が動かない私は、 こちらで774先生からアドバイスを頂いた病院の中に現在の病院名を見付け、 今から19年前に父がお世話になった時の印象の良さからこちらへの転院に邁進した次第ですが、 非常に結果オーライ、前回も今回も何の不満もありません。 主治医の先生から事務の方々やガードマンさんに至るまで、 いつも優しく先々まで御考慮くださる対応に病院としての誠実さを感じます。 そして父の時も思いましたが『チーム医療』の充実を実感します。 既に御覧になられたようにHPにも “他院で手術や再発に対する初期治療をうけた患者さんへの術後補助療法や再発治療もおこなっております。” とありますし、各種臨床試験も活発なようですが、 実際 miuさんの次の手をどう判断されるかは私には分からないところです。 それと次の手の模索のヒントとして、 もし私なら是非ご意見をお聞きしてみたい先生がいらっしゃいます。 『浜松オンコロジーセンター』『抗がん剤最新情報カンファレンス』 を一度検索してみられてください。 ちょっとクセがおありの先生のようですが、乳がん治療については間違いがないような気がします。 さて、miuさんの提示された1・2案と以上の案、 このカードをどの順番でどう出すか、 これが一番重要で今後の治療の成否を分けると考えます。 そこで何よりもの味方になってくださるのが 親身に相談に乗ってくださっている『セカンドの先生』です。 自分の体験からもこの先生の存在が要になる気がしてなりません。 大切なのは素人の私たちが知り得る、断片的で薄っぺらな情報知識だけで出した答えを専門家に聞くのではなく、 例えばmiuさんの場合なら、今ある選択肢を全て先生に見せて御意見を乞う事ではないでしょうか。 (私なら絶対そうします。) 結局のところ自分の味方になってくださる医師の先導は、 素人の考えが及ばない所まで見事に的確なんですよね。 今後の行動においては個人で動くと言うよりも、 まず自分の思いや希望全てを信頼出来るその先生に曝け出し、 その先生に常に伴走者でいて頂く事により、 円滑で賢明な選択が可能になると考えます。  すみません長々と。 みんなmiuさんに納得のいく治療の道が開ける事を、祈り応援しています。 そして皆さん、先生方! 素人考えの私のコメントの間違えや、 miuさんへのアドバイスがありましたら 是非レスポンスをよろしくお願いいたします。 頑張れ! miuさん!!

167 名前: ミルク 投稿日:2006/01/28(土) 03:52
miuさん。がん専門病院の主治医とは縁がなかったのではないかと思います。 患者と医師は信頼関係が大切だと私は思います。 私は,母の予後を告げられたときに主治医から「最後まで面倒みます」の言葉を聞き家族としても大変救われました。 家族の者としても「この先生に看取ってもらいたい」との思いで3年間頑張れました。 乳がんでは,遠隔転移をした場合の生存期間が年単位と他のがんと比較して長期に見込まれることが多く,いかに症状を緩和しながらQOLを高めるかが重要であると言われています。 私も,千春さんと同じようにセカンドオピニオンの先生がよいと思います。 もし,治療に通えなくなれば,入退院を繰り返すというのも1つの方法ではないでしょうか。 miuさんの気持ちは,「積極的治療がしたい」ということですね。 できる限りの治療は受けたいということが,今のmiuさんの生きるエネルギーになっていると思われます。 疲れてしまうと思いますが,「ここ」と思う病院にあたり事情を説明して,できないと言われればそうなのかと思って次をあたるという位の気持ちでもよいのではと思います。 あと,緩和ケアでなくても「自宅で訪問看護を受ける」という方法もあります。 このような状況になったときは,家族との話し合いも必要だと思いますが, 今はボルタレンで痛みの緩和ができているので,今できること先にしなければいけないことを優先することが望ましいと思われます。 miuさんの主治医に対して,私は憤りを感じます。 miuさんは頑張ってます!だから応援してます。 横から大変失礼だと思うのですが,狸先生,774先生アドバイス御願いします。 

168 名前: 774 投稿日:2006/01/28(土) 17:01
都内は医療機関の選択肢が大変豊富です。乳がん治療経験が豊富 で、進行例に対する最新の臨床試験などにも積極的で、なおかつ 進行期の緩和医療にも理解があり、緩和ケア科、緩和ケア病棟、 緩和ケアチームなどの併設に積極的な医療機関としては ・癌研有明病院 レディースセンター乳腺科、緩和ケア科 ・国立がんセンター中央病院 乳腺グループ、麻酔・緩和・集中治療・精神グループ ・聖路加国際病院 ブレストセンター、緩和ケア科 ・東京大学病院 乳腺・内分泌外科、緩和ケア診療部 ・順天堂大学順天堂医院 乳腺・一般外科、緩和ケアセンター ・日本大学板橋病院 乳腺内分泌外科、緩和ケア委員会・緩和ケアチーム 他、などとなります。 なお、緩和医療に対する考え方には施設間で微妙な差異がありますので、 まずは乳腺科などの担当科での積極的治療の検討からご検討されてはと 思います。

169 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/29(日) 08:59
>169 千春さん。 浜松オンコロジーセンターの先生ですが、どのようなくせがおありなんでしょうか。 気になります。なぜそう思われたのでしょうか。

170 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/29(日) 20:11
>>164 下記のようなサイトもあります。よかったら、ご参考までに。 ①がんのWeb相談室 http://2nd-opinion.eee.ne.jp/main.html 中川恵一先生(放射線治療医)、 吉本賢隆先生(乳腺外科医)、 平岩正樹先生(外科医だが、抗癌剤治療にも精通している) ②Breast Cancer.JP 治療選択 放射線療法・化学療法 http://www.breast.cancer.jp/treat/radio.asp http://www.breast.cancer.jp/treat/chemo.asp ③放射線のピンポイント照射を行う医療機関 http://www.medweb.ne.jp/news/0311-3.htm 

171 名前: ハル 投稿日:2006/01/29(日) 20:29
こんにちは。非浸潤性乳管癌と診断された40歳です。乳管の拡張が5~6cmです。A大学附属病院では部分切除(温存)後、放射線+ホルモン療法2年、薬5年と言われました。念の為、セカンドオピニオンを取りに癌専門の病院に行った所、部分切除で術後の治療はホルモン療法も放射線も薬もいっさい無し、と言われました(非浸潤性の場合副作用のほうが問題)。同じ資料をみてなのに、こんなにも先生によって考え方が違うのかと驚いています。非浸潤性乳管癌の治療法は、確立されてないという記事も読んだことがあります。こちらの癌掲示板でも非浸潤性の乳癌の方の書き込みは見つけられませんし、なんだか普通は発見されずにそのままに過ごして何ともない方が多いのでは・・と複雑な心境もあります。すでに外科的生検も済まして、殆ど切除した為、胸もかなり変形してしまいました。それでも早期発見で良かった、と思っていたのですが、最近自分でもネットで調べたりすると、ひょっとしてこのまま細胞診も生検もせずにいたら、乳管に留まっているタイプの癌なのだから放置しておいても、しばらく様子見、経過観察だけで良かったのかも・・・などど考えてしまいます。10年20年放置しておいて、そこでシコリでも出来てから手術しても良かったのでは・・と疑問に思います。進行性乳癌で深刻に悩まれている方々の中、贅沢な疑問で申し訳ありませんが、何かふに落ちないのです。無理矢理発見されなければ良かったかも・・。心配な兆候があり、細胞診で良性の結果が出ても1年の間に何度も細胞診を繰り返した結果、悪性がでました。非浸潤性乳癌と診断されても、そのまま放置している方、っていらっしゃいますか?私は外科的生険を済ましてるので、手術はしますが。術後のホルモン療法は、更年期障害等その他色々の副作用が怖いので、今のところやめる方向で考えています。

172 名前: ちゅん 投稿日:2006/01/29(日) 21:05
ミルクさん~! 他のスレッドで今ごろ書き込んで頂いたことに気付きました。。 すみません。そしてありがとうございます。 いまだに失礼か…?と悩んでいたものですから。

173 名前: ミルク 投稿日:2006/01/29(日) 21:47
774先生,早速のコメントありがとうござます。 私も,昨年末に乳がんの告知を受けました。2期でした。 2月の中旬に手術します。このような状況になり,偶然このスレッドに巡り合いました。 皆さんとてもよく勉強されていて,私も頑張らなくてはと思います。 自分も「がん」と診断されて,本当にがん患者様の心を理解できると思いました。 今後,困ったことがでてきたときに,相談にのって頂ければと思います。  175のちゅんさんへ すみません。不慣れな時期だったので他のスレッドになっていました。 実は,見てくれたかな?とずっと気になっていました。 お返事,ありがとうございます。よかったです。(^o^)

174 名前: miu 投稿日:2006/01/30(月) 03:55
miuです。 千春さん、ミルクさん、774先生、あたたかくご親切なご助言をありがとうございました。 お礼を申し上げるのが遅くなり、失礼をお許しください。 千春さんやミルクさんがご指摘くださったように、まずはセカンドの先生にじっくりと相談してみたいと思っています。その上で紹介していただく医師も一度訪れ、緩和ケアの方針や治療法、病院の設備なども確かめてきたいと思います。 一方で、もうひとつ別の選択肢も出てきました。 叔父が地方都市の病院で内科医をしており、これまでも電話やメールで相談はしてきたのですが、今回話をすると、一度叔父の病院に入院し、検査、局所手術を行い、東京の病院へ転院、という形を取ることもできるとのこと。 叔父が言うには、いま改めてきちんと検査をし直すことが大切だと。 実は、昨年4月の治療開始の際以来、CTも骨シンチも行っていませんし、MRIも一度も撮っていません(何度も希望したのですが「今は必要ない」とのことでした。。)、 たしかに、転移の有無も含めて、きちんと検査の上、現状把握をし、そこから改めてスタートを切ることが大切だなと感じています。 地方の病院での入院、というワンステップを挟むことについては迷っているのですが、十分な検査と詳しい説明が受けられ、その上で今後について一緒に考えてもらえるという安心感には魅力を感じています。 もしこのまま都内か近郊の病院を選ぶことになっても、そういった点は重視したいと思いました。 いずれにしても、まずは信頼できる人の話をよく聞き、情報収集も行って、納得のできる道を選びたいと考えています。 みなさまのおかげで、ふたたび勇気も沸いてきました。また改めて、ご報告・ご相談させていただければ幸いです。本当にありがとうございました。

175 名前: 千春 投稿日:2006/01/30(月) 04:32
ふと目が覚めて miuさんのコメントを見つけました。 転院決意の時に選択肢が増えるなんて、 それも伯父さまのいらっしゃる病院と言う心強い強力な援軍で、 miuさんの頑張りと運のたまものですね。 カッコイイです! miuさん。 アクティブでポジティブなmiuさんならきっとベストを手にされますね! ご報告お待ちしています。 希望を自分の手で一つずつ掴みとっていきましょうよ!!

176 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/30(月) 11:33
>>174 ハルさん 非浸潤癌とのことですが、乳管内進展が5~6cmあったそうですね? もしそのまま何年も経過観察だけしていた場合にどうなるか、というのは、 もちろん個人個人によって千差万別だと思いますが、 画像検査(CTやMRI)や、一部分しか採取しない細胞針検査でも分からないほどの、 ごく微小な(1mm以下の)浸潤が数箇所で起こってくるという恐れがあるようです。 そうなると、一気に転移の恐れが出てきます。 私は患者ですので、素人知識からの発言ですので、 774先生やその他専門の先生方の御意見をお待ちくださいませ。 胸の変形については御気持ちお察しします・・。 今は再建されているかたも大勢いて、HPをお持ちのかたも多いので、 そういったところを御覧になって御相談されるのもいいのではないかと思います。

177 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/30(月) 11:57
>>179 「私は患者ですので、素人知識からの発言ですので」 この手の言い訳多いですね。過去の指摘を参考になさってください。 ご自身の体験談なら兎も角、アドバイスはどうでしょう。 広がり、Van Nuys Prognostic Indexなど不明な症例に 適当なことは言わないほうがいいでしょう。

178 名前: 179 投稿日:2006/01/30(月) 12:09
>>180 喧嘩したくてたまらないのですか? 患者が書いたからといって、ここぞとばかりに難クセつけるのは止めなさいよ! 何様だよアンタ?

179 名前: ハル 投稿日:2006/01/30(月) 12:41
179さんご意見有難うございました。 情報をいただけたこと嬉しく思います。

180 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/30(月) 12:56
そうよね。>>180発言するならコテハン付けて、 みんなの相談に分かりやすく優しく答えたら!? 名無しで玄人面して文句だけ?? Van Nuys Prognostic Index って何!? これでは患者には意味不明です。 

181 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/30(月) 13:37
まあまあ、頭ごなしに否定するのも簡単ですが、それもいかがなものでしょう。 「Van Nuys Prognostic Index って何!?」 これも検索すればすぐに分かることですし。 ここは一つ冷静に行きましょうよ。 180さんはできるだけ簡単に説明していただけると助かります。

182 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/30(月) 13:43
皆様、落ち着いて下さい。 非難の応酬はageないで下さい。 sageて下さい。 皆様、御存知のように 乳癌掲示板には荒らし常習者がいます。 そのお方はROM宣言を何度も繰り返しては、再出没してひんしゅくを買っています。 その為、疑心暗鬼になられて些細な事で過剰反応を示されるお方も少なからずおられます。 人違いの可能性も考慮して、あくまでも書き込みの内容の是非を冷静に御判断願います。

183 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/30(月) 13:49
>>185さん 言えてるし和めました(吹き出しました) どうもです。

184 名前: 179 投稿日:2006/01/30(月) 13:58
Van Nuys Prognostic Index(VNPI)とは? これは腫瘍径、断端状態、病理分類(コメドの有無と異型度)の3因子につき、 それぞれ3段階として採点し、合計で3点から9点に分類する評価法。 数値が高いほど予後は不良となるが、 治療選択の指針としては点数が低ければ放射線照射なしの局所切除が許容され、 高ければ(8点9点)乳房切除を採用すべきであるとする指針が示されるという。 >ハルさん 774先生やその他の専門の先生方、また体験者の方々(もし御覧になっていれば)からの適切なアドバイスを、 どうぞ今しばらくお待ちくださいませね・・。

185 名前: 179 投稿日:2006/01/30(月) 14:06
それから、スイートピーさんいじめもいい加減にしたらどうですか? 彼女はもうロム専門になられたでしょうから、そっとしておいてあげてください。

186 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/30(月) 14:08
狸です >>164 息子さん ご返答が遅くなり、失礼しました。 症状を拝見しております限り、過去の薬歴からタキサン系薬剤もしくはアンスラサイクリン系薬剤を含む治療を受けていると思われます(3週間に一度と言うのが根拠です)。その後いったん免疫治療に進み、再度ゼローダをお受けとの事ですが、現在の生活状況からあまり身体機能が思わしくないようですので、強い治療は不向きかもしれません。とはいえ、ゼローダでも著効しているとはとても思えず、そうなったら放射線、とお考えなのはおっしゃる通りかもしれません。 ただ私も現状で放射線治療が良いかとは思いません。放射線治療は骨転移巣の痛み止めなどには非常に有効性が高いのですが、肺やリンパ節に広がっている状況では、もはや局所療法とはいいがたい状況ですので、薬物による病状改善が先な気がいたします。 そうなりますと、使っていない薬物を使って、となると思いますが、そのあたりはがんセンターですので、選択には間違いはないかと思います。なおこの場面でのセカンドオピニオンですが、個人的にはあげておられる施設においても同様の事を言われるように思います。参考になりますと幸いです。

187 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/30(月) 14:09
狸です。 >>172 名無しさん 千春さんがおっしゃったのは、、、、私がチャットでちょっと申し上げたのがそう伝わってしまったようです。お詫び申し上げます。 浜松の先生ですが、乳がんの薬物療法では日本でもトップクラスの知識を持ち、常に患者さん本意のお話をなさいます。ただその熱心さが時折若手の医師への強い叱咤となる場合があり、それを見た方が”くせもの”と称しているのを聞いた事がございます。たしかに語調の鋭い先生ですが、実際には大変後輩の面倒見も良く、お優しい先生ですよ。

188 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/30(月) 14:09
狸です。 >>174 ハルさん 非浸潤性の乳管がんはきれいに取れれば完治が高い確率で狙えるタイプです。ですから手術で確実に取れれば、補助療法は弱めでも良いとされる場合が多いです。ただ乳管に広がると言うのは、イメージとしては側溝の中に水をたらしたようなもので、確かに側溝(乳管)から出ませんが、側溝の中をけっこう広がります。この広がり具合によっては広範囲に取る必要があるのです。その管の中の広がり具合によって、周囲の組織が腫れていたりすれば、その分”患部”が大きくなりますから、大きく取る、また補助療法も念入りに、との判断も有り得ます。 また乳管にとどまった状態であった、というのはある意味”その段階ではそうだった”と言うことであり、いつ管外に出るかわかりませんので、手術しないで済ませたほうが良かった、との選択肢はありえないように思います。 また、脅すようですが、乳管内の広がりが5-6センチと言っても、その全部の部分で非浸潤性と言う保障もありませんので、手術はぜひお受けになった方が良い様に思います。また補助療法については、更年期障害と再発の可能性を天秤に掛け、ご自身で納得する方法でいかれてはと思います。

189 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/30(月) 14:10
狸です。 >>180 名無しさん 医療関係の方とお見受けいたします。 医療関係者自身は、成文やご自身の臨床体験などで知る機会が多く、得てして乳がんやがん治療の事を良くわかっていると錯覚をしがちです。しかし実際にはとある薬剤の副作用が何%くらい出る、といった知識は実際にその副作用を実体験された患者さんの一言に比べると、ほんのちっぽけなことだと思うのです。特に乳がんのように治療期間の長い疾病では患者さんの情報が大変貴重である事をどうぞ学んでください。そういった事は知識レベルが高い低いといった次元とはまったくものさしの違う話です。

190 名前: 千春 投稿日:2006/01/30(月) 14:47
そう言えば前狸さんともチャットでちょっと先生の話題をしたよーな?? すみません、それは忘れていました。m(__)m >>172に答えなかったのは、名無しに名指しされた質問に携帯打って答えるのが面倒でした。 ブログ読んでいて『クセあるな』と思っていました。 でもブログ興味深いですよね。 miuさんへのコメントに敢えてああして書いたのは、 miuさんのように主治医に不信感を抱く状況(私も実体験としてよく分かる)の時に もし新たな先生にセカンドオピニオンをする場合、 主治医のズバッと言う言い方などの方に目がいき、 先生の実力や本当の思いやりに気が付かなくて大きな損失になりませんように… と言う勝手な乙女心…(はい、すいません)老婆心からでした。 それにいたしましても、狸さんも774先生も本当にお優しいですよね。 そしてここのみんなも♪みんな気は強いけどねっ^^b いつもみなさんに感謝しています。

191 名前: 774 投稿日:2006/01/30(月) 16:31
スクリーニングマンモグラフィーによる非浸潤性乳管癌(DCIS)の 診断件数が国内でも増加しています。特に組織病理学的にコメド型DCIS は増殖傾向が強く、浸潤性乳管癌との関連も指摘されていて、浸潤癌に準じた 対応が検討されています。 DCISに対しては従来の乳房切除術の選択に加え、乳房温存術+放射線療法、 TAM併用の検討などが行われています。さらに、皮下全乳腺切除、 一般的には腋窩リンパ節郭清は行いませんが、センチネルリンパ節生検の検討、 断端(+)例や断端までの距離が10mm未満の症例の追加切除の検討などが行われています。 補助化学療法については不要ではとの考え方が主流ではと思います。 また、海外では乳房温存術単独vs乳房温存術+TAM±放射線療法の比較試験も 進行中です。 なお、非浸潤性小葉がん(LCIS)であれば経過観察の選択肢が検討可能 です。

192 名前: ◆zKQna1OU 投稿日:2006/01/30(月) 16:52
狸です。 >>194 774先生 自分の稚拙なカキコに補足いただき、誠にありがとうございました。

193 名前: 息子 投稿日:2006/01/30(月) 17:50
>173様 >狸様 大変参考になる情報ありがとうございました。 早速母と検討してみようと思います。 放射線を検討している病院には、 狸様のおっしゃる通りの結果になるかも しれませんが、相談してみようと思います。 

194 名前: さくら 投稿日:2006/01/30(月) 21:15
はじめまして。あたしは去年にゅうがんの宣告を受け治療後手術して今放射線を行っています。体温が凄くひくいのですがこれは転移を表しているのか不安です。今までビネツが続き手術してから下がったので。。突然ですが知っていたら教えて下さい!ちなみわたしはしんじゅんがんでリンパ節も手術しています。

195 名前: ハル 投稿日:2006/01/30(月) 21:43
狸先生様、774様、ご回答有難うございました。手術はまだですので少し考えます。

196 名前: ハル 投稿日:2006/01/30(月) 21:48
774様、 「コメド型」というのは非浸潤性のグレードのひとつなのでしょうか?

197 名前: 774 投稿日:2006/01/31(火) 11:18
組織病理学的細胞分類上の型で高悪性度、高度核異型、comedo necrosisと表現 される腺腔の中心壊死を特徴とします。

198 名前: ミルク 投稿日:2006/02/01(水) 03:19
miuさんへ 読ませて頂いて,今後治療を継続する上で大切なことが見えたのだということが感じられます。 それは,miuさんの意見を尊重しながら納得のできる治療を受けたいということなのですね。 例え,結果は同じであっても,自分の気持ちを汲んでくれるとか丁寧な対応をしてくれるということが,患者様にとっては治療を同じ位に重要であると思います。 神様は頑張る人には,チャンスをくれると信じています。 今回,叔父様やセカンドオピニオンの先生の協力が得られ,私も心から嬉しく思いました。 一緒に頑張りましょうね。ずっと応援してます。

199 名前: ハル 投稿日:2006/02/01(水) 13:41
774様、御回答有難うございました。 あと、癌の可能性の数値?を計るCAとは何の略でしょうか?私の場合、通常より高いそうです。この数値はあまりあてにならない?と聞いた事もありますが・・・。

200 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/01(水) 13:50
CA15-3? CEA?  ご自分でまず検索されましたか?

201 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/01(水) 16:33
癌辞典より http://www.gankeijiban.com/dic/gandic.php/a_term/d_1/t_9508

202 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/01(水) 16:38
腫瘍マーカー(CA-15-3)について  本館にありましたので、「移動願い」出しときます。  *** 移動しました **** http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=025nyugan&key=1051017697&ls=50

203 名前: ハル 投稿日:2006/02/01(水) 16:55
ご回答有難うございました。もちろん自分で検索してましたが見つけられないのでお聞きしてました。

204 名前: とむとむ 投稿日:2006/02/01(水) 21:30
始めまして。昨年8月に乳がんの手術を受けました。抗癌剤を3回受け、現在はホルモン療法しています。ゾラテックスです。動悸、ほてり、頭が重いという症状と、動くときに関節や筋肉が痛みます。主治医の先生から、ホルモン剤の副作用だと聞きました。副作用はつらいけど、転移を防ぐためだから頑張ろうと思っているのですが・・・最近、「私、なんで今笑っているんだろう」と感じるときがあります。周りの人に心配かけたくないから、それに笑っていた方が自分も落ち込まないでいられる、だから「明るくしていなくちゃ。笑っていたい」と、思っていたのですが・・・気分のむらが出てきたのでしょうか・・・うつ症状が副作用にもあるとも聞いたのですが、その始まりなのでしょうか。弱気になったり、頑張ろうと思ったり・・・気持ちの動きが忙しく変わるような気がします。私だけでしょうか。同じような方はみえますか?

205 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/03(金) 12:28
>>207 ホルモン療法などの副作用で鬱状態やノイローゼ状態になる人は、 ごく軽いものも含めるとかなりの数にのぼるみたいです。 私はもうすっかり回復しましたが、一時期はノイローゼ状態でした。 女性ホルモンの影響はスゴイというか、とにかく神秘です・・・。 http://park2.wakwak.com/~hana/ ↑こちらの掲示板は、患者さんがたくさん来られて色々と語り合っている掲示板です。

206 名前: とむとむ 投稿日:2006/02/03(金) 22:14
208様。ありがとうございました。ノイローゼ状態のときは、つらかったでしょうね。私も乗り越えられるかな?教えていただいた掲示板も読んでみます。情報をありがとうございました。初めて書き込みをしたのですが、返事をいただけたのがとても嬉しかったです。ありがとうございました。

207 名前: るびー 投稿日:2006/02/07(火) 07:07
乳癌PART3でお世話になったるびーです。その節はありがとうございました。 抗がん剤治療4回を終えました。明日からタキソールが始まります。 その治療法について教えてください。 【3、4週おきに一回抗がん剤を打つ】のと 【その一回分の量を3回に分けて3週続けて抗がん剤を打ち、1週お休み】 という2通りを先生に選択する様に言われました。 どちらがいいのでしょう?どちらも変わりは無いのでしょうか? 気分的には1回にドンとやってしまったほうがあとが楽のような気がしますが、 助言いただけたらと思います。

208 名前: かず 投稿日:2006/02/08(水) 19:42
初めて投稿します。私は3週間に一度の抗癌剤治療を5クールしました。今月から放射線治療が始まる予定です。初めの2回は具合が悪くなり3日間ねこみました。そんな時友達の紹介でヒーリングを始めて体験しました。半信半疑で受けたのですが、抗癌剤治療のあとヒーリングを送って頂いたところ、その夜から普通に食事ができました。同じようにヒーリングを受けた方で、セットになっている放射線治療も先生のほうからやらなくて良いと言われて、放射線を受けず完治しました。私も今ヒーリングを受け続けています。精神的にも楽になりました。全国的のサロンがあるので、ヒーリング体験、おすすめですよ。

209 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/08(水) 20:36
>>211 乳癌にも様々な症状、経過、治療法があります。 かず様や完治されたお方の具体的な症状やこれまでの経過、 病院で受けた全ての治療が明確でない以上、 ヒーリングがどの様な患者様に有効なのか、全く不明です。 また、何を根拠にヒーリングを受けられたお方が完治されたと 断言できるのか不明確です。 ここでは不適切な内容であると思えます。

210 名前: 212 投稿日:2006/02/08(水) 20:55
追伸 「完治」については疑問を感じておりますが、「精神的効用」までも否定は致しません。

211 名前: かず 投稿日:2006/02/08(水) 21:02
ヒーリングは自然治癒力高める効果があると教えていただきました。私は部分切除でしたがリンパに3箇所の転移が有りE/C5クール、放射線を6週間、タキノテール4クールの予定でE/Cまでが終わっています。今は楽になった事がヒーリングを受けた結果としかお話出来ないのですが、1週間後放射線治療のための検査があります。その時、また投稿します。

212 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/08(水) 21:13
>>214 科学的根拠の何も無い民間療法についての書き込みは民間療法板に願います

213 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/08(水) 23:00
>>214 民間療法でやりなさい。 どうせ、山梨あたりの宣伝でしょう。うんざりです

214 名前: あいりん 投稿日:2006/02/09(木) 00:23
かずさん、もう書き込みはしないほうがいいでしょう。 精神的なことがとても大事だというのは同意しますし、体調にも影響が出るのはありえる事です。 心と身体は繋がっていますからね。 でも、「これで癌が治る」はいけません。 それに、こちらは今までの自然な流れで「通常治療」を相談するスレになっています。 どう考えても場違いですので、移動願います。

215 名前: 狸@test 投稿日:2006/02/09(木) 17:47
狸です。
>>210 るびーさん
タキソール(パクリタキセル)は厳密には3週毎投与が承認されている薬剤です(4週毎でもかまわないですが)。
また、最近はより少ない量を毎週打つウイークリー投与と言うのも検討され、データが蓄積されつつあります。
これらの場合、単純に考えれば3週毎の方が1回あたりの投与量が多くなるため、副作用が強めに出ます。
また薬効は現在のところどちらも似たり寄ったりになりますので、
総じてウイークリーの方が患者さんの負担が少ない、とされています。
タキサン系薬剤はいろいろと副作用が出る薬剤ですから、
毎週投与と言うスタイルが社会生活上許容されるのであれば(仕事や通院の都合)ウイークリーの方がメリットがあると思います。

216 名前: るびー 投稿日:2006/02/10(金) 14:06
狸さん、お返事ありがとうございました。
一昨日【3週毎の投与】を受けてきました。
【ウィークリー投与】 だと「毎週毎週打つのか~」と気分がダウンしそうでしたので。。。
主治医は途中での変更も可能だと言っていました。
今日で2日目ですが吐き気等はまだなく、普通に過ごしています。
投与前にタキソールの事を調べました。
結構怖いことが書いてあったり してとても嫌な気持ちだったのですが、
あと3回頑張れるような気がしてます。
本当にありがとうございました。

217 名前: 管理人◆2mxwBLFt7E 投稿日:2006/02/17(金) 12:07
てすと 

218 名前: 管理人◆2mxwBLFt7E 投稿日:2006/02/17(金) 12:14
陸◆/IjeI5rkfA さん、復旧したと思います。
ご連絡ありがとうございます。
<(_ _)>

219 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/17(金) 12:40
はじめまして。母の治療法について皆様方の意見を伺いたいので
よろしくお願いいたします。
母は7年前左胸部乳癌により全摘出。
4年前に胸骨転移により手術。2年前左肩部リンパ線転移により手術。
そして、去年11月に右頚部リンパ腺転移により手術、放射線照射。
同時に癌性胸膜炎、癌性腹膜炎により入院いたしました。
胸骨転移手術後化学療法でタキソールを使用してきましたが、
2年前の左肩部リンパ腺転移によりゼローダに変更しましたが、
去年11月中止し、CEFを3クール行ってきました。幸いCEFが奏効しまして、
一時期、胸水腹水の減少がみられましたが、先週より腹痛とともに再び腹水が出
てきておなかが苦しく食事がとれず、点滴のみの状態です。
担当医の見解はCEFの次を選択しなければならないそうです。
以前効いていたタキソール、もしくはナベルビンのどちらかの選択をしないといけないといわれ、、
タキソールは腹水が軽減できるが、リンパ線の腫瘍を抑えることができない。
ナベルビンは腹水が軽減できるかわからないとの事でした。
先日胸水腹水の軽減が見られた時期の話だとその他にTS-1を挙げていましたが、
今では2者択一となっていました。ネットで色々とみて参りましたが、タキソールではなく
タキソテールの方が奏効率がよいとの報告も見られましたし、2者択一ではなく
この他にも抗がん剤があるような気が致します。
ちなみに母は63歳、ER(-)PgR(僅かに+)←ホルモン療法は無理でしょうと
言われました。Her2(-)です。
目が落ち窪んだ母と面と向かってなかなか笑顔で接することができません。
長々と読み辛い文章で申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いいたします。

220 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/17(金) 12:59
管理人様
無事、投稿できました。
ありがとうございました。

221 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/02/17(金) 15:19
>>219 陸さん
狸と申します。
厳しい状況でさぞご心痛の事と思います。
記載内容から、薬効もそうですが、副作用の強い薬剤は使いにくいのではないかと思います。
薬歴から効果が期待できるのはタキソール、ナベルビン、TS-1などですが、TS-1は過去にゼローダが使用された事や、経口剤であるために即効性に欠ける事と、胸水腹水のため経口摂取が困難で有る事から、タキソールかナベルビンが現実的な選択になります。タキソールとナベルビンの薬効はこの段階ではほぼ同等であり、副作用の面で選ぶ事が重要かと思います。タキソールは白血球減少、末梢神経障害やアレルギー反応などが懸念され、現状の症状に上乗せされるとかなりきついかもしれません。一方ナベルビンは投与部位刺激性や白血球減少が懸念されますが、神経症状殆ど起きず、投与時間も短いことから、負担の面でもかなり有利かもしれません。
これら以外の薬剤としては、カンプトテシンやマイトマイシンなども有り得ますが、薬効の期待度からいきますと、タキソールやナベルビンには及ばないと言うのが正直なところです。参考になれば幸いです。

222 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/17(金) 16:19
狸様

早急に返答をいただきありがとうございます。

ナベルビンとタキソールしかないという見解ですね。そうですか・・・
先日母と話し合いましたが、腹水だけは非常につらいので
腹水減少を最優先しタキソールにしてくれとの母から強い要望がありました。
けれど、薬効はほぼ同等なのですね。
こちらの掲示板でまだまだ勉強不足ですがナベルビンは副作用がさほど強くない事は
以前拝見しており、頭の隅に残っていました。
私としましてもナベルビン使用を担当医に話そうかと思います。
しかし、ナベルビンは最終手段と以前、担当医がおっしゃってました。
その事を考えると、ナベルビンの次の手立てはあるのかが不安です。。。
とりあえず、明日担当医との面談がありますので、その旨話をしたいと思います。

狸様の貴重なご意見参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
また報告したいと思います。

223 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/22(水) 11:49
先日、担当医との面談に行って参りました。
担当医はナベルビン使用の実例がここでは少ないとの事で、
以前タキソールを使用していた頃は腹水もでていなかった、
副作用も重篤なものではなかった、長く使用できたとの理由で
タキソールを推奨していましたが、やはり体力が以前とは異なりますし
CEF投入期間に癌の増殖が急速であった事(腹痛とともに腹水発生、皮膚にも転移していた)
がポイントとなり、タキソールは一般的に増殖しにくくナベルビンはどうか
調べてから決定することになりました。
一般的にはタキソールと比べてナベルビンは癌に免疫がついて増殖しにくいのでしょうか?
ナベルビンの取説(?)を拝見しましたが、
臨床成績欄で、前治療暦がアントラサイクリン系+タキサン計:1剤の場合
(母と同じケース)評価例34に対して奏効例10と確認しました。
これは、本来使用されている非小細胞肺がんに対する有効性と比べて低く感じたのですが、
一般的に奏効するということでしょうか?
ナベルビン使用後のタキサン系の順は有効性があるのでしょうか?

素人質問および乱文で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

224 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/02/22(水) 15:29
狸です
>>223 陸さん
主治医と話し込みができましたようで、何よりでありました。

>一般的にはタキソールと比べてナベルビンは癌に免疫がついて増殖しにくいのでしょうか?
ナベルビンの方が効くか?と言う事でしょうか?ナベルビンは国内では使用に制限が多く付きますが、欧州では補助療法以外では積極的に使用され、その効果はタキサン系に肉薄しているとされます(単剤や併用でも)。薬剤同士のパワーの違いは比較した試験が必要ですが、これまでの情報からしますと、どちらかが圧倒的に優れている、と言う事はなさそうです。むしろ局面局面での環境(過去の薬歴、症状など)に左右されると思います。

>本来使用されている非小細胞肺がんに対する有効性と比べて低く感じたのですが、
一般的に奏効するということでしょうか?
肺がん領域では、ナベルビンの使われる順番がかなり早く、1番目、あるいは2番目になります。一般にがんは薬剤投与歴が少ないほど有効性が高くなる傾向があるので、この点が大きく効いています。また肺がん、乳がんの病態の違いも影響しています。よってご質問のような比較は本来あまり意味のある事ではありません。

>ナベルビン使用後のタキサン系の順は有効性があるのでしょうか?
ナベルビンが使われる状態では少なくとも一つのタキサンが使われています。よってナベルビンの後に使うのは通常”まだ使っていないタキサン”と言う事になります。また既にタキサンを一つとAを使った患者さんだった場合、ナベルビンかもう一つ残ったタキサンのどちらが先か?と言う問題は情報がないのですが、下の方に記載しましたのでご参照ください。

お母様の治療の状態は、薬剤を選ぶ上での分類は進行・再発乳がんとの分類になります。また以前治療をなさっている事から、再発乳がんと言う状態ですね。
通常抗がん剤は一度使って効果がなければ薬剤を替えると言うのが一般的な考え方です。しかし乳がんは治療期間が長く、また初発の治療後何年もたってから再発したり、と言う事があるため、薬剤の耐性なのかはたまた単なる時間経過によるがんの再増殖なのか良くわかりませんので、余計に薬剤の選択が難しいとされます。
また、実はこの進行・再発乳がんの分野は臨床試験数がそれほど多くなく、詳細な解析が行われていません。現在この領域で承認を得ている薬剤であるナベルビン、ゼローダ、TS-1にしても、3者のうちどれが一番効くか?も実はデータがありません(比較試験が行われていない)。また、進行・再発乳がんに限らず承認を得ているタキソール、タキソテール、アドリアマイシン、エピルビシンなども適応上は使用できますが、これらのどれがこのケースに期待度が高いか?と言う点でも、過去の薬歴や症状ごとに厳密な比較試験が行われていないため、画一的に選ぶ事はできません。
以下は私が考えます今回のケースに最も期待できる薬剤選択の流れです。
・CEF実施中にいったん効いたがその後増悪したのでE(エピルビシン)と、Eと同効のアドリアマイシンは期待度が低い。
・ゼローダは使用経験がある。しかし使ったときには少なくとも増悪はしなかったので、ゼローダは一応候補に残る。
・タキソールを使っていたときにリンパ節転移を来たしているのでタキソールは期待度が低い(しかしタキソテールはタキソールと耐性機構が異なる薬剤との説もある事から期待度が不明である)。
・TS-1は使っていないので期待度は不明である。
・ナベルビンは使っていないので期待度が不明である。

以上に加えて、、、
・過去にゼローダを投与した際には著効(がんが消失したり、大幅に縮小したり)ではなかった。よって同じタイプの薬剤であるTS-1でも著効は期待しにくい。
・タキソテールとタキソールは耐性機構が微妙に異なるとされるが、交叉耐性があるとの説も根強い。よってタキソールを使用し、やはり著効が得られていない状況では、タキソテールで著効があるとは考えにくい。

などからしますと、ナベルビンが残ると思います(次点でタキソテール、その次はTS-1)。
また重要な懸念として、ナベルビンの取り扱い説明書(添付文書といいます)にはタキサンを二つとも使った症例では16症例の中に有効例はなかったと書かれています。もちろんこの記載がイコールタキサン2剤の後ではナベルビンは絶対効かない、と言う意味ではありませんが、情報としては無視できません。ですから可能性がやや低いタキソテールを先に使ってナベルビンを後に使う事になると、ナベルビンの期待度を落としてしまう可能性があります。

更にナベルビンの毒性の低さもこの際はポイントです(>>221)。

225 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/23(木) 15:44
狸様

このような素人質問に懇切丁寧な回答をいただき、狸さまには頭が下がります。
どれだけ感謝の気持ちを申し上げても足りないくらいです。

昨日の回答を拝見し、早速病院へ行って参りました。
先日の面談では今週火曜に血液検査を行い、結果次第で水曜に次の抗がん剤を投与する話になっていました。
結果が良かったのか、すでにナベルビンが投与されていました。
多分、病院側でも調べた結果タキソールよりナベルビンとなったのでしょう。
腹水とともにジクジクとした痛みがあったようなのですが、ばんそうこうのような痛み止めが下腹部に
貼られていたおかげで痛みはなくなったそうです。ですが、腹水で腹部の張りは変わる事無く、
普通の体制で寝ることができないようでベッドから上体を起こして、備付の机にうつ伏せの状態で寝ています。
あとはナベルビンが腹水など軽減でき、上手く奏効することを祈るばかりです。
心身ともに休息できる手足を伸ばした状態で一日も早く就寝できればと願っています。

>通常抗がん剤は一度使って効果がなければ薬剤を替えると言うのが一般的な考え方です。
 しかし乳がんは治療期間が長く、また初発の治療後何年もたってから再発したり、と言う事があるため、
 薬剤の耐性なのかはたまた単なる時間経過によるがんの再増殖なのか良くわかりませんので、
 余計に薬剤の選択が難しいとされます。
ボイスレコーダーで聞きなおすと全く同じような事を担当医もおっしゃっていました。

素人の判断で病院と話をする事にとても不安がありましたが、
狸様のおかげで、『力強い後ろ盾』を持つ事ができ対等とまではいきませんが、
それなりの心構えをもって面談できました。

>ナベルビン使用後のタキサン系の順は有効性があるのでしょうか?
となぜ質問したかと申しますと、
狸さまの今の回答前の私個人の素人判断というか意見(単なる推測も含みます)なのですが、
ナベルビンの次にタキサン系薬剤アブラキサンはどうなのかが真意でした。

そこで、以前この掲示板にも公表しがたいとおっしゃっておりましたが、
素人で全く薬剤の世界がわかりませんのであえて質問させていただきます。(強気で申し訳ありません)
一般的に(あくまでも『一般的』にとお考えください)欧州など出回っている薬剤が
日本の医薬品メーカーが国内販売権取得と公表すると、あとどのくらいで一般(保険適用可能)に出回るのでしょうか?

回答しがたい質問と承知しております。新参者のくせに失礼な質問で大変申し訳ありません。
ヒントだけでもよろしくお願いいたします。

226 名前: ドッジボール猫 投稿日:2006/02/23(木) 23:46
狸様

3年ほど前、乳がんで妹を亡くしたドッジボール猫です。
たくさんの方が相談されているので、覚えていらっしゃらないと思いますが、その折には
お世話になりました。
実は、年明けに、61歳の母が胸にしこりをみつけまして、総合病院にかかりました。
最初、検査の結果、良性腫瘍と思われるが切除しましょうと主治医が言われて、
2月上旬に切除手術を受けました。
しかし、切除した腫瘍を詳しく検査したところ、悪性との結果が出ました。
(左胸乳頭近くに1.5センチほどの大きさでした。)
母は昨日、告知を受けたばかりです。
妹の乳がんと戦った母まで、乳がんになってしまうなんて。。。
私も呆然としてしまいましたが、妹の時のように、手遅れにはしたくありません。
また新たな戦いが始まります。
勇気を出して、冷静になって、これからやるべきことを考えなければいけないですね。
リンパ節に転移があるかなど、詳しい検査はこれからです。
とにかく最近の情報がほしいと思い、こちらの掲示板に戻ってまいりました。
詳細がわかりましたら、また相談させていただくかもしれません。
よろしくお願いいたします。










227 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/24(金) 09:22
ドッジボール猫様

最近この掲示板でお世話になっております陸と申します。
ドッジボール猫様のメッセージを拝見いたしまして、とにかく頑張って欲しい気持ちが先にでてしまい、
何も考えず投稿してしまいました。

私より、ドッジボール猫さまのほうが乳癌のことを充分ご存知で言われなくでもおわかりかと思いますが、
以前と比べて遥かに乳癌の医療は顕著に進歩していると思いますし、薬剤に関しても
これから次々と新薬が承認されると思います。(すいません新薬承認は素人の推測です。)
まだまだ、これからですよ。頑張ってください。
心より応援いたします。
後は検査の結果ですね。リンパ節転移のない事をお祈り申し上げますし、
ホルモン受容体が陽性であれば、治療法の選択肢が増えますからね。

なんだか、支離滅裂な文章で申し訳ありません。
生意気な発言であればお許しください。

お互いに頑張りましょう。

228 名前: とも 投稿日:2006/02/25(土) 02:48
以前この掲示板でご意見を頂きました、とも(36才未婚)と申します。
術後化学療法の薬剤について、参考になるご意見が頂ければと思い、また書き込みをさせていただきました。
温存手術を終え、現在放射線治療待ちです。先日、主治医に投薬について質問したところ、放射線終了後に内服での抗癌剤とホルモン剤になるといわれました。詳しい薬の内容や期間までは、まだ先のことだからか教えていただけなかったです。
手術の組織診断は、脈管浸潤陰性、断端陰性、リンパ節転移陰性、gradeⅢ、ER(-)PgR(-)HER2(-)でした。StageⅡAです。
経口の抗癌剤は術後補助療法として国際的にまだ効果が認められていないようですが、恐らく私が未婚であることへの配慮もあったのかもしれません。素人判断ですが、結果は予後良好とも不良ともとれる気がして、再発防止を第一に考えたいものの、不妊の副作用のある注射剤まで希望すべきか悩んでいます。
いっそ出産の可能性についてははっきり諦めるべきなのでしょうが、気持ちのどこかで迷いもあります。
今後後悔しないように主治医に相談の上、自分でちゃんと決断したいとは思いますが、何か参考になるアドバイスを頂ければ幸いです。

229 名前: はな 投稿日:2006/02/26(日) 03:46
みなさま初めまして、おじゃまいたします
すごくいい板で参考にさせていただいております。
乳がん3期以降という診断で治療待ちです。
来週に術前センチネル生検(しこりの影があるのでそれもとる)その後、抗がん剤治療半年、のち患部摘出手術という予定です。主治医は信頼できる方ですが大病院でゆったりと話せません。

来週術前センチネルでしこり(すでに影がある)をとり、その後抗がん剤、のち幹部摘出手術予定です。
抗がん剤は治験の◎FEC100×4+タキサン系
◎FEC100×4+タキソテール+ゼロータ
2通りのくじびきのようです。
受けるべきでしょうか?
また、治療に期待はしていますが持病に気管支拡張症があり副作用から肺炎の心配をしています。
わたしのかかっている病院は基本は外来化学療法らしく、主治医も入院はないと。。通院帰途で大きな町を通ることが心配です。このリスクはどう捉えるべきでしょうか?
回避、改善する方法はありますか?
また(たくさんですみません)、
先日受けた造影CTなどで造影剤の副作用が出て、しかも消えるのも遅く、
体力に自信がなくなっています。
今まで薬に負けたことがなかったのに。
造影剤に弱いと抗がん剤の副作用も強く出るということはあり得ますか?
セカンドオピニオン時に
「抗がん剤は3時間半かけて入れるけど3~5日入院してもらうよ」
と言うお医者様もいたので、なにがどう違うのか不安です。
脱感作療法というものは、わたしなどには施術されないのでしょうか。
心細くつらつら書いてしまいましたが患者みなさま、またご指導いただける医療従事者のかたがたにも、どうかお体だいじにされてください。

230 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/02/26(日) 13:39
狸です。
>>225 陸さん

>今の回答前の私個人の素人判断というか意見(単なる推測も含みます)なのですが、
ナベルビンの次にタキサン系薬剤アブラキサンはどうなのかが真意でした。

パクリタキセルは、物性が悪くて水に溶解できないのを、無理やり溶媒を使って溶解しているのですが、この溶媒のせいでアレルギーなどの副作用が出ます(そのために投与量が制限されたりするわけです)。アブラキサンはこの物性を悪さをカバーする薬剤です。ですからタキサンが効かない場合でも、きっちり投与量を稼げる場合には効果が得られる可能性があります。たしか海外での臨床試験でも、タキサン系薬剤が無効となったケースでも効果があったケースが多かったはずです。ですからナベルビン投与後いかんに関わらず、今後期待が大きな薬剤のひとつです。

そこで、以前この掲示板にも公表しがたいとおっしゃっておりましたが、
素人で全く薬剤の世界がわかりませんのであえて質問させていただきます。(強気で申し訳ありません)
一般的に(あくまでも『一般的』にとお考えください)欧州など出回っている薬剤が
日本の医薬品メーカーが国内販売権取得と公表すると、あとどのくらいで一般(保険適用可能)に出回るのでしょうか?

私が公表しがたい、というケースは主に4つの原因があります。
・自社が開発しているため公表できない場合
・他社開発でも職務上知っているため、守秘義務がある場合
・得られた結果がはっきりしていないため、公表してしまうと混乱を招く恐れがある場合
・まったく知らない場合

ご質問のケースは、アブラキサンのことだと思われますが、大鵬薬品が導入を発表したのは昨年の11月ですので、既にP1試験を準備しているはずです。この試験がどのくらいの患者数で行われるかによりますが、一般に1-2年でP1試験は終わることが可能です。その後判明した投与量でP2試験を実施しますが、こちらも2年もあればできると思います。いろいろ考えますと、4年内外で出てくるかもしれませんね。ただ、海外で既に承認が得られ、豊富な臨床成績がある場合には国内の試験はよりスムーズに進むことがあるため、更に早く済む可能性もあります。ただこれはあくまで一般論です(原末の安定性などは検討不要ですし、安全性試験も大幅に省略できるはずです)。

231 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/02/26(日) 13:41
狸です。
>>226 ドッジボール猫さん
ご無沙汰しております。
もちろん覚えております。
もちろんできることはさせていただきますので、またどうぞカキコしてください。

232 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/02/26(日) 15:16
狸です。
>>228 ともさん
以前どこかで妊娠と化学療法のことを書いたはずですが、どこだかわからなくなってしまいました、、、。
化学療法はおっしゃるとおり、妊娠能、卵子への影響などが懸念されます。ご年齢や、そういった卵子自体への影響などを考えると、化学療法を躊躇してしまうことも理解できます。ですがあきらめる、というのもちょっと早すぎる気もします、、、。
いろいろ考えて自分が考えましたのは、化学療法前に卵子を採取して保存しておく方法でした。これはその研究をしているヒトから聞いた話だったのですが、特に36歳あたりでは年齢と卵子の元気さが1年で大きく変わる時期だそうで、ここに化学療法の要素が加わるとより妊娠の可能性が低下しかねません。
その一方で、伺った臨床所見はご年齢やホルモン受容体が陰性なことなどからも、補助療法を省略してよいと断定できないと思います(ですが必ずしも悪性度が高い状況でもありません)。
といろいろ考えますと、
・補助療法を省略して妊娠能を高く保つ(リスク:再発の可能性はそれなりにある)
・補助療法をしっかり入れる(リスク:再発リスクは低下するが、妊娠の可能性は低下する)
・化学療法前に卵子採集をして保存しておき、化学療法終了後の妊娠を狙う(リスク:再発リスクは低く、かつ妊娠の可能性も保持できるが、採集時の経済的な問題などがある)。

233 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/02/26(日) 15:34
狸です。
>>229 はなさん
臨床試験への参加を薦められているのですね?
記載の試験はゼローダの術前補助療法での上乗せ効果を確認しようとする試験です。ゼローダがあるかないかの違いがありますが、この試験で調査することにしているわけですから、上乗せ効果はあるかどうかは現状では不明です。ですが、上乗せのないほうが現在最も術前補助療法では効果が期待されるFEC後タキサンですから、この効果は大いに期待できます。ここにゼローダが乗るわけですから、個人的には効果の上乗せが十分期待できるわけです。ということから、参加なさった患者さんには現在最も有用とされる投与方法と同等以上の期待度が持てると思います。
さて、これらの試験を外来で行うことへのご心配があるとのことですが、近年乳癌の治療はほぼ全てのケースで外来治療が標準的とされていますので、特別なことではありません。またFEC後タキサンという治療法も近年数多く行われるようになってきたため、その経験が豊富であり、副作用の制御もかなり進歩しました。加えて臨床試験ですと、なおさら副作用の管理が丁寧ですから、ご懸念はほとんど心配がないと思います。
なおセカンドオピニオンでは入院を勧められたとのことですが、これは外来に手馴れた施設かそうでないかや保険点数のつき方などが影響しているためで、どちらが正しいかといったことではないと思います。

234 名前: 229 はな 投稿日:2006/02/26(日) 21:23
>>233 狸さん
ご迅速ごていねいな回答をありがとうございました。
狸さんにとって以前書かれたことの重複であったり、お手数をおかけしました事かと存じますが、この簡潔で明瞭なお答えで今までの不安が全て消えたように思います。
自身の病状が、当初のアテより相当に重いことに、受けられる最善の治療を必ず完遂しようと、また完遂できるのだろうかと焦り不安になっていました。どうにかして家族を安心させたい一心で、自分が精神的弱り迷える子羊になってたんですね。。
見ず知らず者に(ネットとはいえ)端的でお気遣いあるご意見をまことにありがとうございました。
大変励まされましたこと心よりお礼申し上げます。
そして前向きにがんばってきます!この板も拝見しながら。。

みなさん、そして狸さんもお体をだいじになさってくださいませ。


235 名前: とも 投稿日:2006/02/27(月) 12:59
>>232 狸先生、お忙しい中丁寧にご回答頂きまして誠にありがとうございます。
自分の人生や、パートナー及びご家族の人生を考えて、いろんな迷いがある中、誰かに何か後押しをして欲しかったのかもしれません。。
結論は狸先生のおっしゃる通りだと思います。全てのリスクを自分の人生の中で天秤にかけ、まだ放射線終了まで1ヶ月半あるので、もう少し冷静に考えてみようと思います。
卵子の保存については、まだ不妊治療と癌治療を併せた研究は進んでいないようなので、現実的には難しいようでした。
経済的な理由はもちろん、排卵誘発剤が使えないので採卵するために何ヶ月も治療を止めることも高リスクですし、凍結期間もまだ短期的なものが中心のようでした。
本当に大きな賭けのようですが、何を選択しても前向きでいられるようにしたいと思います。
何か人生相談のようになってしまって申し訳ありませんでした。。掲示板の皆さんが治療に真剣に取り組んでられるのを見て、これからも励みにしたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。

236 名前: ◆/IjeI5rkfA 投稿日:2006/02/27(月) 15:06
狸様

お立場上お答えしがたい質問を丁寧かつ明瞭に応じてくださり、
本当に感謝いたしております。ありがとうございました。
書き込みされました公表しがたい理由を拝見し、本当にわかりやすく納得しましたし、
>素人で全く薬剤の世界がわかりませんので・・・と書き込みした事に
改めて不躾で無責任であった事に深く反省をしています。どうかお許しください。

週末病院へ行って参りましたが、状況に変化があり、腹水搾取を何度か行い
今では利尿剤、高カロリーの点滴が体力低下に伴い投与できなくなってしまいました。
血圧も非常に低く、ブドウ糖の点滴のみで、胸水も再発し、
以前から食事摂取がむずかしく、体力が相当衰えてしまい、
パンパンに張った腹部以外はガリガリにやせ細ってしまっていました。
もう、テレビを見る(聞く)気力もなくなりうつむいて一日一日を耐えしのいでいる情況です。
頑張って励まそうと病室にむかうのですが、自分の泣き顔を見せまいと無理やり笑っている状態です。
これからどうなるのか不安で仕方ありません。。。(愚痴っぽくなり申し訳ないです)
何とか、口から食べ物を摂ってもらいたいのですが、なかなかむずかしいようです。
以前この掲示板で『ヒスロン』は副作用で食欲増進があると拝見しましたが、
その代わり浮腫のきらいがあるようなので、胸水、腹水が溜まる状態では
ヒスロン摂取は難しいのでしょうか?
他に食欲増進になるような薬剤はあるのでしょうか?
あるいは何か代謝が良くなる薬剤はあるのでしょうか?
なんとしてもこの状況から脱したく皆様方からのご意見よろしくお願いいたします。

237 名前: コタ 投稿日:2006/03/01(水) 10:17
はじめまして!一生懸命調べているのですがわからなくて、書き込みます!
友人が乳がんの肺転移で胸水が溜まっています。
何度も抜いているのに溜まってしまうので、医師に「癒着療法」(胸腔ドレナージ?)を勧められてます。
が、この治療は高熱がたり苦しかったりする割りにうまく癒着できるかわからず、いずれまた溜まってしまうことが多いようです。
彼女のご主人は「胸水の中のリンパ球を培養してまた戻す」免疫療法もあると調べたそうです。
彼女自身、出来れば「癒着療法」は受けたくないそうです。
肺転移により、胸水が溜まった場合、癒着療法以外は何が考えられるでしょうか?
ご存知の方がいたら情報を下さい。お願いいたします。

238 名前: 774 投稿日:2006/03/01(水) 23:44
1.原発巣に有効な全身化学・ホルモン療法
2.胸腔内局所化学療法
3.胸腔穿刺~胸水排液
4.胸水ろ過濃縮再静注
5.胸膜癒着術
6.胸腔内還流温熱療法、灌流温熱化学療法
7.活性化自己リンパ球療法によるQOLの維持
8.胸腔鏡下タルク散布
9.胸膜切除術
10.姑息的P-Pシャント
などが症例に応じて臨床現場では検討されています。
このうち、どの方法が、あるいはどの組み合わせが現状を鑑みた時に
ベストな選択なのかは、現在の病態を最も良くご存知の主治医の判断と
治療に対する十分な説明と患者さんご本人の同意やご希望で検討される
ことになるものと思います。

239 名前: コタ 投稿日:2006/03/02(木) 07:24
774先生 早速の情報をありがとうございました。
すぐ、伝えてみてみます。

240 名前: 投稿日:2006/03/02(木) 22:39
教えて下さい!
母が乳癌の宣告を受けました、リンパ腺にも転移しているようで半年位は抗がん剤治療をしてガン細胞を小さくしてから手術をするとの事ですが、他にも方法は何かありますか?
ちなみに5cm程の大きさみたいです。

241 名前: さくら 投稿日:2006/03/05(日) 22:06
はじめまして。私もリンパ腫を小さくしつつ抗がん剤を打ち手術の時期を待ち切除しました。その後放射線治療をし、今はリュープリンをお腹に打ってます。終わり次第又抗がん剤治療をする事になってます。治療に関する難しい事は主治医を信頼しやって行くつもりなので、私は告げられた方法がベストだと思います!ちなみに私の症状はリンパ腫13個、胸骨と肺へ転移有り。シコリの無い症状でオカルトと呼ばれてるそうです。

242 名前: mie 投稿日:2006/03/05(日) 23:20
はじめまして。とても参考になる掲示板ですね。これからもちょくちょく読ませていただきたいと思います。
私の母は3年前に乳がんにかかり、手術をしました。
最近突然腰・腕・首が痛くなり、立ち歩けないような状態になったためPET診断を受けたところ骨などへの転移が認められました。
今は入院しています。おとといアレディアを投与されました。
明日から抗がん剤の投与も始まります。
何とかきいてほしい。少しでも良くなってほしいと願うばかりです。
私もがんばって支えていきたいと思っています。
抗がん剤を投与すると頭髪がぬけてしまうことをとっても気にしています。
やっぱりかつらを作ってあげたいなと思っています。
どこにお願いすれば作っていただけるのでしょうか?

243 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/06(月) 13:17
狸です
>>240 海さん
抗がん剤治療をしてから手術すると言うのは、術前補助化学療法といいまして、手術後の再発を予防する効果と、特に手術で切り取る部分を小さくするのに有効な治療法です。がんが5センチあると言う事ですが、もしこの術前補助化学療法をしないのであれば乳房を全部取ってしまうのがもっとも再発抑制に有効と考えられています。ですが、もし抗がん剤を使ってがんが小さくなると部分切除で十分可能になり、美容的にも、また手術する上でも患者さんに負担が少なくなります。この考え方は現在最も支持を受けている考え方で、定番、と言えるものです。なお、この治療はリンパ節に転移があるかないかでは基本的には方針は変わりません。

244 名前: 投稿日:2006/03/06(月) 19:02
皆さん詳しいアドバイスありがとうございます!!
母の場合は抗がん剤治療から始めるのが良い方法みたいなんですね。
来週からいよいよ治療が本格的に始まり薬の効果をみながら治療を進めていくみたいです。たくさん不安もありますが、できる限り支えていきたいです。

245 名前: さくら 投稿日:2006/03/06(月) 23:24
海さん頑張って支えて下さい。私は支えられ同様に抗がん剤、ホルモン剤投薬でリンパ腫を小さくし術後は放射線治療とリュープリン、ノルバデックスと治療中です。リュープリンから抗がん剤への切り替えに主治医は検討中。胸骨と肺への転移もある為自分自身解らない事だらけです。

246 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/03/06(月) 23:53
>>242 mieさんへ、
オーダーあるいは既製品のウイッグは、下記のHPなどがあります。
良かったら、どうぞご参考までに。

・ヘキサプロセス(病院や自宅への出張も可、オーダーが中心)
http://www.hexa-pro.co.jp/
・アイアイショップ(ネット上でオーダー・購入)
 オーダーメイドウイッグ
http://www.ii-shop.com/order-wig.html/#1
・ピュー・エレガンテ(既製品のみで、ネット上で購入)
http://store.yahoo.co.jp/fujiout/short-semi.html


247 名前: take 投稿日:2006/03/07(火) 03:18
>>242 mieさんへ

↓ここにはシニア向けかつらもあります。
http://www.bisen.co.jp/index.html
私の母は直接出向いて試着して買っていました。3年前ですが。
接客はギャルっぽい子でしたが、良い対応でしたよ。
ご参考までに...
がんばってお母さんを支えてあげて下さいね。


248 名前: まや 投稿日:2006/03/07(火) 17:13
はじめまして。
母(55)今、抗がん剤を7回やり手術の話しになりました。
初見は腫瘍が5cm、リンパへの転移、また、腫瘍も一箇所ではなく乳房の至る所にあるとのことでした。が、抗がん剤が効いたのか今ではCTには腫瘍が映ってないとの事です。
しかし手術は全摘でやると言われました。
やはり母は温存の方がいいようです。
どなたか詳しい方、いらっしゃったらアドバイス下さい。

249 名前: 投稿日:2006/03/07(火) 19:13
さくらさん、励ましの言葉ありがとうございます。
まだ病気についての知識が全然ないので詳しく教えてもらえて勉強になります。お互い頑張っていきましょうね。

250 名前: mie 投稿日:2006/03/07(火) 21:13
246名無しさん、247のtakeさん、情報ありがとうございます!
とっても参考になりました。
さっそく母と相談したいと思います。
がんばります!

251 名前: りお 投稿日:2006/03/08(水) 01:11
はじめてのカキコです会社の健康診断にて胸部×線にて右心陰影不整といわれ再検査しました。やはり黒く卵ぐらいの大きさの影がみつかりました。医師は詳しくはマンモで調べてくださいと言われました。やはり乳がんの疑いあるのでしょうか?

252 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/08(水) 10:15
狸です
>>248 まやさん
確認ですが、手術の前に抗がん剤治療を受けておられます(術前補助療法と言うものです)が、主治医は縮小が見られた場合に温存を実施するつもりがあったのでしょうか?記載からはこの術前補助療法がかなり効いていて、CTでも写らなくなった、と言う事ですので、期待に近い効果があったように思えます。
一般的な見方からしますと、腫瘍径が5センチ単独で存在し、こういった術前補助療法で3センチ以下にまで縮小すれば温存の守備範囲に入ってくるとされますが、お母様のような乳房内多発性の場合、縮小が顕著であっても取りこぼしの危険性があるため、温存するのはあまりお勧めできない気がいたします。あるいは主治医が期待したよりもお母様の治療効果がちょっぴり効果が弱かったのかもしれません(ばっちり効けば切れるとの目論見だったかも)
細かい点が不明なのを承知で申しますと、もしどうしても温存をするとの強い希望があるのでしたら、少しでも再発の抑制効果を出すために術後にも何らかの補助療法を入れる事を考えた方が良いと思います(ただ術前術後どちらにも補助療法を入れる事の意味合いは厳密には定まっていませんが、効果は期待できると思います)。

253 名前: 投稿日:2006/03/08(水) 12:04
>狸先生
はじめまして。
色々調べていて分からないことがあって、教えていただきたいことがあります。

胃薬のシメチジンについてです。
シメチジンにはある種の大腸がんや腎細胞がんなどの転移抑制効果があるかもしれないという情報を知ったのですが、
もしかしたら、ある種の乳がんにも転移抑制効果があるかもしれないと書かれていました。

しかし、乳がんの場合はホルモンの関係でシメチジンを飲むと逆に悪影響があるかもしれない?ということが
書かれているサイトもありました。

そこで、シメチジンについて、何か過去に研究か小希望な臨床試験などを行なった論文や報告などが無いか探したいのですが、
なにぶん素人なもので、どうすれば調べられるのか分かりません・・・(汗)

狸先生はシメチジンの癌転移抑制効果について、何か過去の報告や論文などについて
ご存知ではないでしょうか?
もしくは、御知り合いからの噂話などでも、何か御聞きになられたことはありませんでしょうか?

実は、今、主治医にお願いして処方していただいて飲んでいます。
既に転移してしまっているので、気休めにしかならないことも承知していますが、
もし乳がんに悪影響があるのであれば、飲むのを止めようと思っています。
ホルモン陽性で現在、リュープリンとノルバデックスで治療しています。
ノルバデックスの効果に影響しないかということも少し不安に思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

254 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/08(水) 15:15
>>253 紋さん
シメチジン(H2ブロッカーと分類されていますね)には二つの作用があり、一つは分類通りのH2ブロック作用です。
こちらの作用より転移抑制効果があるとの解析結果が示されています。大腸がんでの試験がこの場合注目される点です。原発性大腸がんの患者さん(総数約70人の試験です)を手術後1年間、シメチジン+5FUもしくは5FUだけ、とし、10年生存率を比較すると、シメチジン投与群では10年生存率が85%、5FUのみでは50%と大きな差が見られました。これによりシメチジンの上乗せ効果があることが判明し、転移の発生数で見ても、シメチジン群では7人で計8ヶ所、5FU単独群16人計23ヶ所で、転移抑制効果もあるとされました。このメカニズムは接着分子に関係しているらしい、との基礎的解析結果もあるようです(以上藤田保健衛生大学よりの報告)。
一方で、シメチジンには副甲状腺機能亢進作用があり、これがいささか厄介です。シメチジンには稀ですが、副作用として女性化乳房の作用が知られており、また前述の副甲状腺機能亢進では骨消化の亢進作用が起き易くなります。そうなりますと、乳がんでは特に骨転移の危険性が増す恐れがあります。先の解析は大腸癌の結果であり、後者の作用機序は乳がんでの危険性が懸念されますので、個人的には慎重に対応した方が良い気がいたします。
以上ご参考になれば幸いです。

255 名前: まや 投稿日:2006/03/08(水) 16:06
狸さん
ありがとうございます。
母は浸潤性小葉癌で、最初に検査した時は限りなくステージ4に近いと言われました。
現在、腫瘍マーカーは二つとも正常で前にも書きましたがCTでも写らないまでに縮小しました。
担当医には先週、温存でも大丈夫だねと言われたようです。が、今週、家族で説明を受けに行くと全摘しかないと言われました。
術後に関しては前々から放射線治療を言われてました。
質問なんですが
このまま抗がん剤を終え放射線治療、その後に治らなければ手術の選択肢はありませんか?

256 名前: 投稿日:2006/03/08(水) 22:25
狸先生、御返事ありがとうございます!
そうなんですか、やはり大腸がんなどには有効であるけれど、
乳がんに対しては、危険性の恐れもなきにしもあらず・・なのですね・・・。

内心少しだけ不安ながら飲んでいたのですが、
別サイトでの危険性?の記述や、今回の狸先生の御説明から推測する限りでは、
やはりここは慎重にも慎重になって、飲むのを止めたほうがいいみたいですね・・。

とても参考になりました。
本当にありがとうございました!

257 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/09(木) 07:56
狸です
>>255 まやさん
治療の方針は概ね了解できました。やはり主治医は一定の縮小を期待して、術前に化学療法を行い、効果が十分出たら温存手術をして放射線治療を行う、との考えであったようです。ですが、主治医のおっしゃる事が変わった(温存するといった後に全摘出にするとの事)のは、やはり主治医なりの詳細な検討の結果、あるいは先輩医師らとの意見交換の結果、温存での危険性を考えたためであろうと想像します。こういった流れのある中で、改めて温存を強く希望する事は、主治医が温存をあきらめざるを得なかった理由に行き当たりますから、やはり相応のリスクがあると考える必要があります。もちろん良く主治医と相談の上、それでも納得できなかった場合はセカンドオピニオンなりを考えるべきかもしれません。
以上の経緯ですので、放射線はあくまで術後に再発を予防する目的で行われるものですので、術前に放射線治療と言うのはあまり一般的ではありません。ちなみに温存手術後に放射線治療を行う事は極めて有効な手法として標準治療に位置つけられています。

258 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/09(木) 07:56
狸です
>>256 紋さん
あくまで私の私見として前の投稿同様ご覧ください。
シメチジンはいわゆる健康食品などとはまるで意味の違う、かなり理にかなったもので、有効性が示されたこともある以上、また医薬品であるため品質上の懸念もないなど、非常に魅力あるものです。その効果や不利益について、良く考えた上で使用を考えるべきだと思います。乳癌においても、有効性を唱える人はもちろん居られますし、私もそれは否定できません(厳密な試験はありませんが、情報を総合的に判断すると、転移抑制効果は十分期待できるからです)。sかし乳癌ではとかく問題となる骨転移に関しては、自分は前に書いたような懸念を感じます。特にホルモン受容体陽性の癌であるならば、より慎重な見方をしたくなります。ですから、転移抑制効果とこの骨消化の問題(もっともこれが乳癌の増悪に繋がるとの明確なデータもないのですが)を見極めて判断すべきと思います。

259 名前: 投稿日:2006/03/09(木) 10:01
>>258
狸先生、重ね重ねありがとうございます!
こんなに丁寧に分かりやすく説明していただいて感謝でいっぱいです。

そうなのですね・・・乳がんに関しては賛否両論あるのですね・・?
私は現在わかっているのは小さな肺転移だけですが、目に見えない微小転移があちこちに隠れているとしても、
今の転移巣からのさらなる転移だけは何とか抑えたいという気持ちがあります(それが気休めに過ぎないとしても)。
比較的早期の乳がんで手術だけでもほぼ完治に近いと思っていたのに転移していたということは、
それだけ転移のしやすい乳がんなのかなぁと素人アタマで考えたりしています。

骨への転移も近いうちに出てくることを予想して、
実は主治医にお願いして、経口のビスフォスフォネート剤も処方してもらって飲んでいます(^^;
これも気休めに過ぎないとしても、気休めでも飲んでいないと気持ちが落ち着かないもので・・(汗)

今回の狸先生の御説明からは、
やはり良悪どちらの可能性も否定できない、ということですね・・・。
このまま飲み続けるか、それとも飲むのを止めるかは、もう少し考えてみます・・・。
(素人が考えてどうなるものでもないかもしれませんけれど・・)

とにかく、とてもとても参考になりました、ありがとうございました。
今後も相談させていただくかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

260 名前: まや 投稿日:2006/03/09(木) 12:48
狸先生

とても参考になりましたm(__)m
あまり時間もありませんが母ともよく話し合い納得のいく結論を出したいと思います。
やはり一番怖いのは再発する事ですから…。また何かありましたらアドバイスお願いします。

261 名前: blue 投稿日:2006/03/10(金) 23:14
狸先生、はじめまして。
妹(45才)の術後の症状につきまして、
気にかかる事がありますので教えて頂ければ幸いです。
昨年10月末に、右全摘手術を受けました。
その後ノルバテックスを医師の勧めで毎日1錠飲んでおります。
2カ月後に血液検査で、γGTPの数値が56となり、この3月には
82に上っています。元々は、肝機能には何の問題もありませんでした。
腫瘍マーカーの数値は、むしろ下がっておりますので、
ノルバテックスによる影響ではないかと思います。
医師は4月末に再度血液検査をして、様子を見ると言っておられた
ようですが、飲み続けて支障はないのでしょうか?
また、このままγGTPの数値が上り続けると、肝臓に問題が生じると
思われますが、このままの状況で大丈夫なのでしょうか?




262 名前: さくら 投稿日:2006/03/11(土) 23:11
何度か書かせて頂いております。初めて治療への疑問を抱き不安です。術前転移は胸骨、リンパ、肺の3つで11月にリンパ切除し術後放射線治療25回を終えました。その間ノルバディックスの服用とリュープリン注射も平行して始まり現在も服用中。つい一週間程前からチョウ骨が痛く乳腺外科へ行ったら転移は見られないと言われ、骨データがある放射線科へ手紙と写真持参で受診したら骨転移と思われるからすぐ放射線治療すると言われました。整形外科も病理検査も不要との返答でした。本当に転移で放射線で回復するのか疑問が残るんです。ちなみにリュープリンの次はファルモルビシとタキソテール2つの抗がん剤で全身化学治療の予定でした。ご意見等お聞きしたいのです。文面まとまり無く申し訳ありません。

263 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/12(日) 15:40
狸です。
>>261 blueさん
ノルバデックス(タモキシフェン)により、しばしば肝機能障害が起きることがあります。特に閉経前では脂肪の代謝などに影響を受け、脂肪肝に繋がることもあります。頻度はそれほど多くないのですが、これが出ている可能性があります。
ご年齢からしますと、おそらく閉経前ですので、ノルバデックス単剤をリュープリンやゾラデックスに切り替えることで同等の効果を維持しつつ、副作用を回避できる可能性があります。肝臓の異常値はノルバデックスの休薬で改善する可能性が高いですが、戻りが悪いようでしたら、そのための治療が行われるかもしれません。以上主治医に相談してみてください。

264 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/12(日) 15:48
狸です。
>>262 さくらさん
だいぶ混乱なさっているようです。まずは落ち着きましょう。
骨転移に対する治療は放射線治療かビスホスホネート剤が効果が高いとされます。また抗がん剤でも転移先の癌にも効果が期待できますので、不安があるのはもちろん良くわかりますが、現状の治療が間違っているとは断言できません。

265 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/03/12(日) 20:01
>>262 さくらさん
今後は、予定していた抗癌剤療法をやらず、放射線治療に
切り替えたわけではなく、骨に痛みが出た等の理由で、骨への
放射線治療を先に行い、その後に抗がん剤療法を行う方針に変更となった
のかと思います。不安であれば、主治医に今後の治療方針について
よく聞いてみたらいかがでしょうか。

266 名前: blue 投稿日:2006/03/13(月) 20:33
狸先生。お忙しい所丁寧にお答え頂き有難うございます。
妹には、この内容を説明し主治医とよく相談するように
申します。術後治療も始まったばかりで、そばで見ており
ましても不安な気持ちでいっぱいですが、これからもしっかり
と見守るつもりでおります。ありがとうございました。

267 名前: さくら 投稿日:2006/03/14(火) 00:22
皆さんご意見、アドバイス有難うございます。だいぶ落ち着きました。先程主治医からお電話があり痛み止めの点滴をしてから放射線治療に向け頑張る事になりました。ご意見いただいた通りまず痛い箇所を治療し抗がん剤へと進むかと感じました。点滴に受診する際に主治医に詳細を伺うつもりです。激痛がお尻の方なので動きが不便ですね。本当に為になり活力のつく掲示板ですね!

268 名前: レミ 投稿日:2006/03/16(木) 05:00
私は今16歳の高校生です。5月くらいから胸の周りがかゆくてかいてしまいました。うまく説明は出来ないんですけど胸の周りがパンパンに腫れていて液体なのか分からないんですけどしるが出ています。これは乳癌の可能性があるのでしょうか?

269 名前: 千春 投稿日:2006/03/16(木) 06:14
>>268
まずは皮膚科を受診してください。

受診をする前からあなたの症状を診ていないネット上で
誰も病名の確定診断は出来ません。

270 名前: 千春 投稿日:2006/03/16(木) 06:31
>>268
なお、ネット上にアドレスを晒す行為は危険ですので、
批判要望板“削除依頼スレッド”で、削除をお願いした方がいいと思います。

271 名前: rain 投稿日:2006/03/23(木) 22:19
はじめて投稿します。
私は35才(当時)で、昨年4月に右胸全摘出、リンパ節転移なし。
リュープリン、ノルバデックスでホルモン治療を受けていました。
しかし、今年1月頃から腋下リンパが腫れてきて、領域内再発と診断され、
リンパ節14個切除、結果7つ転移がありました。
食事療法(玄米菜食)もしていたので、かなりショックでした。
私としては、抗癌剤によって閉経するのと、副作用を恐れているので、
抗癌剤を受けるのに抵抗があります。
病院では、EC療法にその後タキソテールを勧められています。
実際のところ、抗癌剤をやることによって本当に再発率がおさえられるのか
どうか、疑問です。
アドバイスをいただけますか?

272 名前: ひな 投稿日:2006/03/24(金) 01:31
はじめまして。義理に母の乳がんについてお聞きしたいのですが。
母は十年前に乳がんの手術を受けた後、何事もなく生活していましたが、
今年の一月、突然咳が止まらなくなり病院に行ったところ肺に水が
1.5リットルも溜まっていて。。その後の検査結果、数箇所に転移
していることが分かりました。手術はできない場所にあるらしく、
今は抗がん剤治療をしています 髪の毛もほとんど抜け落ち、母も気が落ちています
私にとってがん患者を目の前にすることは初めての事で、
精神的な面ですらどうしたら力になってあげれるのかも、わからない状態です。
もし、抗がん剤が効かなかったらどんな治療があるのでしょうか?
他の病院も見てみるべきでしょうか?どこの病院が良いのでしょうか?
初歩的な質問で申し訳ありませんが、教えてください。

273 名前: rain 投稿日:2006/03/25(土) 21:51
すみません、それで質問の追加ですが、今後、妊娠をしたいのですが
不妊にならない抗癌剤というのも、あるのでしょうか?
EC+タキソテールでしたら、今後子供をもつということは難しくなるのでしょうか?
現在、36才です。去年6月からリュープリンを使用して、現在は
月経が止まっている状態です。
腫瘍内科医のいるような病院へ行けば、そのような抗癌剤を処方して
もらえるのでしょうか?(現在は乳腺外科にかかっています。)

274 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/03/27(月) 02:27
rainさん
抗癌剤で閉経するというのはドクターに言われたのですか?
確かに一時的に閉経するようですが、私の場合は半年で終わる抗癌剤治療より
むしろ何年も続けるホルモン療法のほうが
年齢によってはそのまま閉経するかもしれないと説明を受けました。

275 名前: rain 投稿日:2006/03/27(月) 07:42
>274さん
コメントありがとうございます!
ドクターにも言われましたし、本でもそう書いてあるものを読みました・・。
ホルモン治療では、中断すれば、ほとんどの人が月経が戻ってくるが、
化学療法では、若い人には少ないけれど、平均して70%程度の人が閉経するらしいと。
これは一生の無月経ということかと思うのですが・・。

276 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/29(水) 10:10
狸です
>>271 
>>273   rainさん
抗がん剤やホルモン療法剤による閉経には大きく分けて2パターン、詳しく分ければ3つに分類できるかと思います。
ホルモン療法剤によるものが2種類、化学療法剤によるものがひとつです。
現在までお受けだったリュープリンを使った治療は閉経状態にするのが目的の治療法ですので閉経になるのはいわば当たり前で、かつ安全性も高いものです。しかしノルバデックス単独、あるいは化学療法剤による閉経はいわば他の狙いの治療法であり、閉経にいたるのは副作用的な位置付けになります。治療の一環としてはあまり問題にならないことですが、挙児希望のある方には重要な問題ですね。
ノルバデックスは女性ホルモンを使えないようにする薬剤ですので、閉経にいたる作用機序は理解可能ですが、その作用は必ずしも純粋でないため、妊娠能への影響は残念ながらゼロではありません。妊娠中の使用はもちろん禁忌ですし、ご年齢的に生理がきちんと戻るかについては何とも申せません(個人的には可能性は高いと想像します)。
また、化学療法剤は更に厄介で、抗がん剤を使った治療である以上、正常細胞への影響はやはりあります。この治療での閉経は可逆な場合と不可逆の場合があり、薬剤の感受性や卵子を含めた妊娠能の高さなどに左右されますので、影響の度合いは何とも言えません。ただ傾向としてはやはり強い薬剤ほど影響は多くなる傾向があるようです。
ただ、これらの妊娠能への影響を腫瘍内科医が必ず完璧に理解できているかは何とも言えないことで、現実には乳癌補助療法治療後の妊娠への影響といった知識は、症例の蓄積が少ないことや倫理性の面から臨床試験が非常にやりにくいことです。よって多くの場合薬剤の特徴などからの推測になります。基本的に抗がん剤といえども、投与後は代謝されてからだから消えていきますので、いつまでも残留して影響を引きずるという可能性はほとんどないのですが、胎児や卵子への影響は絡む因子も多く、慎重な対応をとることが常であるため、たとえ腫瘍内科医でもほとんど対応に変化がないと思われます。なおEC後Tによる効果ですが、本当に意味がある(完璧に再発を抑制できるか?)は保障することは残念ながらできません。あくまで可能性が高い治療法であるとしか申し上げることができません。

277 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/03/29(水) 10:10
>>272 ひなさん
現在化学療法をお受けなんですね?
乳癌の灰での再発という感じかと思われます。この場合多くの場合は抗がん剤による薬物療法が主で、手術や放射線治療はあまり行われません。

278 名前: rain 投稿日:2006/03/29(水) 20:35
狸先生!
ご親切な解答ありがとうございました。非常にわかりやすかったです。
今後の治療の参考にさせていただきます。
また、今後質問させていただくかもしれませんが、よろしくお願いします。

279 名前: まみまみ 投稿日:2006/03/31(金) 21:24
はじめて書き込みいたします、まみまみと申します。この度は姉の乳癌術後の事で意見お聞かせ願いたいのですが、私を含め姉共々ド素人なもので、情報が不十分かと思いますが、わかる範囲書き込みますので宜しくお願い致します。姉は現在30才、閉経前、子供三人(7才、5才、2才)で今年3月13日に胸筋は残して全摘、リンパ節郭せい?を受けました。病理検査結果はリンパへの転移あり(5/27)でホルモン受容体はまだでておりません。姉はこれから術後の抗がん剤治療を始める予定なのですが、現在手術の傷口が床擦れのようにじゅくじゅくしていて、主治医は「年齢と転移を考え、傷口の様子をみながら、抗がん剤はタキサンとア…(スイマセンおぼえきれませんでした)をしましょう、そして放射線した後また抗がん剤の予定です」といっておられ、傷口について訪ねた所、「傷口に関してはきれいに治るタイプと長い間じくじく治りが悪いタイプのどちらかしかないので姉は後者のタイプだろう」とおっしゃっていたのですが、いろいろ心配になり書き込みいたしました。主治医のおっしゃっている治療と傷口についてのご意見アドバイスございましたら助言宜しくお願い致します。

280 名前: ゆみ 投稿日:2006/04/01(土) 00:50
ゆみと申します。お聞きしたいことがあり書込させて頂きました。私は26才独身です。先日母が乳癌の手術を受けそちらの先生に必ず遺伝するみたいな話を聞き私は今乳首の横に突起物イボみたいな物がありそれは乳癌の可能性があるのかお聞きしたいんです。病院に行かないと分からない事は存じ上げてますが続いて姉が入院になり姉の子供を見てる為時間がなく不安に思い空いてる時間に本を読んだりしてますが…普段はたってないのですが乳首が立つと一緒に固くなり立つ感じで可能性が高いなら無理にでも病院と思っています。こんな質問申し訳ありません。

281 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/01(土) 16:28
279のまみまみです、補足いたします。姉は以前から今の病院で出産し、産後乳頭(現在切除側)が陥没し周辺がじくじくした為に皮膚科で薬をつけていたのですが、半年たっても治らず(その間何度か原因を尋ねましたがこれという解答ないまま)、授乳期と言うこともあり乳線炎で高熱をだしそちらの病院で入院もしていました。退院後も乳頭周辺のじくじくは変わらず治らないので変に思い、ドクターに尋ねた所、心配でしたらということで検査になり、結果、腫瘍2㎝、細胞診5で手術に至りました。病院には乳線科はなく、術後の傷口のじくじくや今までの事などから本当に大丈夫かとても不安です。姉のような事は珍しい事ではないのでしょうか?周りに経験ある者もおらず情報がないので宜しくお願い申し上げます

282 名前: たいせい 投稿日:2006/04/02(日) 19:35
たいせいと申します。3月27日に私の婚約者*25歳が乳癌の告知を受けました。元々胸にしこりが有る事を気にしていたらしく(年末頃から)乳腺科がある病院を探して検査をした結果です。4日後の3月31日には手術に向けた呼吸器の検査を受け、4月3日には入院・5日には手術とのスケジュールが組まれています。温存・全摘については開いて見なければ分からない・・と言われたそうです。東京八王子にある大きな病院ですし彼女が先生を信頼している様なので、セカンドオピニオンも探してはおりません。私のしがない知識では手術の前にされるべき治療があるように思うのですが・・心配のしすぎでしょうか?

283 名前: まいける 投稿日:2006/04/05(水) 23:40
ご無沙汰しています。
妻の治療ですが昨年よりナベルビンを使用してきました。本日も点滴日のため、通院すると主治医が「あと1回だね」ということを述べたそうです。妻としては何のことか要領を得ず、質問してみたところ「ナベルビンは9クールまで」なのだといこと。「強い薬なんだね」という、答えが返ってきたそうです。正直、限度に関しては開始前には示されておらず、私の知識としてもありませんでした。妻としても衝撃的であったようで、今後のことも含め不安になっています。これらについて、ご存知の方や詳しい方、情報があればご教授ください。

284 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/06(木) 21:12
近況ご報告いたします。姉は先週土曜から予定通り抗がん剤の投与がはじまり、傷口のじくじくにつきましては、外科にて切り取り、処置していただきました。投与した数時間後には頭痛と吐き気の副作用が出始め、その後四日間吐き気が続きようやく今日退院しました。今後は二日後に外来で抗がん剤投与して次は二週間後の投与です。主治医は一回目からこんなに副作用でるなんて薬があってないのだろうと言ってました。姉も想像以上の副作用にかなり気落ちしていましたが、まだ始まったばかり、これから長い戦いの始まりです。副作用に負けないよう側で精一杯励まし支えていけるよう頑張りたいと思います!これからもこちらの掲示板へお世話になると思いますのでどうぞ宜しくお願い致します

285 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/04/07(金) 10:17
狸です
>>282 たいせいさん
ご返信遅れまして失礼しました。さぞご心配のことと思います。書かれている内容が限られているので簡単に述べさせていただきます。
現在お受けの検査は遠隔転移の有無、乳房病巣部位の広がりの確認と言ったところです。前者でもし遠隔転移があるようでしたら、手術主体ではなく、薬物療法主体の治療となりますし、後者は広がりの程度で全摘出か部分切除か、補助療法はどれを選ぶか、などが決められます。ご年齢からしまして、もし転移がないのでしたら、部分切除に持っていく、あるいはより確実に再発を防止するために手術前に投与するのも十分ありえます。ただ先に申しましたように、検査の結果次第ですので、必ずすべきことがある、との認識はちょっと違います。今後いろいろな話を主治医から聞くことになるでしょうが、わからないことは可能な限り説明させていただきますので、フィアンセを精一杯支えてあげてください。

286 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/04/07(金) 10:17
狸です
>>283 まいけるさん
ナベルビンが使用されている現在の局面は、いわば厳密なルールがない分野でして、ナベルビンはメーカー自身も推奨投与期間を明確にはしていません。これはそういったデータが十分に存在しないからに他なりません。特定の薬剤を長時間使用することは耐性を生じやすいとの考え方もありますが、逆に言えば、効果が出ている状態(この場合悪化しない状態、NC)で投薬をやめることや他の薬剤に切り替えることを明確に示すデータも存在しません。ですから効果が出ているのであれば、そのまま続行するのも重要な選択肢であると考えます。特にナベルビンは静脈炎が出やすいため長期投与がしにくいとされるのですが、それを回避できれば好中球減少に気をつければ使いやすい薬剤ですから、続行することにメリットが大きいと思います。


287 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/04/07(金) 10:25
狸です
>>284 まみまみさん
術部位の話題に対応できないためつい放置になってしまいまして、失礼しました。そちらが対応いただけた様で何よりです。
ただ抗がん剤治療開始とその副作用にずいぶんお困りと拝察いたします。吐き気は通常可能な限り予防するのが現在の標準的な考えです。具体的な治療が不明なので何ともいえませんが、お困りの点は可能な限りコメントできるようにいたします。

288 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/07(金) 14:06
狸様、とても暖かく誠意あるお返事ありがとうございました!!姉と二人涙ながらに読ませて頂きました。姉を始め、姉を支える立場である私ともども狸様のお言葉にとても励まされました!本当に本当にありがとうございました!!これからの治療についてなど、ご相談させて頂く事多々あると思いますが、宜しくお願い申し上げます。

289 名前: まいける 投稿日:2006/04/07(金) 18:19
狸様
アドバイスありがとうございます。私も、狸様のお考えに同意するものです。主治医の根拠が今ひとつはっきりしないのです。静脈炎が出ているわけでもないのです。白血球低下で点滴をずらすことはありますが・・・。現在の病院では、妻が始めてのナベルビン使用者のようです。その点では、情報量やデータ、ルールも乏しいようです。来週の診察で何らかの方針が示されるようですが、もう一度主治医に聞いてみるように妻に話してみます。また、
仮に変更になった場合は、イリノテカンは選択肢に入るのでしょうか?それとも5年前に6クール、トータル320mlで終了したエピルビシン(効果はCL)に戻るのでしょうか。その他、マイマイシンなども範囲に入るのか否か、状況が状況だけに大変苦慮しています。

290 名前: 87=90 投稿日:2006/04/07(金) 20:48
このスレで以前相談させていただいた家族の者です。
また不確かな情報しかなくて恐縮ですがご回答いただければ
ありがたいです。

母はどうしても抗がん剤には抵抗があるとのことで
昨年末からハーセプチンの単独投与を続けています。
ハーセプチンの投与を始めてから、たまっていた
胸水が無くなったり、腫瘍マーカーの値も安定して
きました。
私の考えとしては、とりあえず進行や症状を
抑えるだけでも意味があると考えているのですが
ハーセプチンも抗がん剤のように耐性ができて
いずれまったく効果が無くなるような事態になるのでしょうか?
また、肝転移の事もあり、いろいろと心配なのですが。
とりあえず今はハーセプチン投与をずっと続けていて
あとは野菜を多く摂る食事をしたり
ジューサーで野菜ジュースを毎日かかさず飲んでいます

食事やジュースで栄養をしっかりと摂るようになったのと
ハーセプチンの効果でしょうか、状態は昨年暮れよりもずいぶん
よさそうには見えますが、肝転移があるのでいつどうなるか
分からないってのが正直な気持ちですね。



291 名前: ゆみ 投稿日:2006/04/08(土) 08:53
はじめまして。先週、胸を挟むレントゲンと超音波の検査で90%癌と診断を受けました。十年前よりしこりはありましたが良性の診断を一度受けたので大丈夫と思いほっていました。来週の細胞診の結果や他の場所への転移が心配でなりません。超音波では脇のリンパは大丈夫そうと言われましたが、不安で息がつまりそうです。29歳です。とりとめなくてすいません

292 名前: YOU 投稿日:2006/04/08(土) 22:42
 291のゆみさんへ
 胸を挟むレントゲン(マンモグラフィ-)や細胞診は大変辛かったでしょう。
検査お疲れさまでした。不安になるのは当然です。20代とまだお若いし検査結果が出るまでは,
不安は倍増するとお察しいたします。
大切なことは,「今自分は不安を感じている」とわかっていることと
現実的な結果はどうなのか?ということを知り次に備えることであると思います。
ここの掲示板に相談される方は皆不安を抱えておられます。
ゆみさん,みな一緒ですからね。カキコをしてくださいね。

293 名前: ゆみ 投稿日:2006/04/09(日) 13:41
ありがとうございます。今妹が子宮けい癌術後の抗がん剤4クールが終わったとこです。自分以外の家族には癌は死ぬ病気じゃないしとはげましてまいりましたが、いざ自分となると。結婚したい彼氏もいます。やっぱり妊娠は不可能になるんでしょうか?

294 名前: 千春 投稿日:2006/04/09(日) 16:42
ゆみさん
治療後の妊娠を検索した結果をいくつか貼っておきますね。
29才でいらっしゃるなら“年令的”には治療後の出産のチャンスは充分にあると思います。
今後行なわれる治療とご自身の希望について、まずは主治医とよく話し合われてください。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20050911ik02.htm
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20040805sr11.htm
http://www.cancernet.jp/library/text/b034.shtml

295 名前: 千春 投稿日:2006/04/10(月) 09:52
あ!ゆみさんごめんなさい。細胞診の結果が今週出るんですね。
「今後の治療」よりまずは細胞診の結果ですね。

296 名前: さくら 投稿日:2006/04/10(月) 22:11
以前腸骨転移での不安を書き込んだ者です。放射線治療が終了しました。胸骨転移もあり痛みが増してきた為放射する話しも出たが白血球が下がり注射をしても1900とさらに落ちた為中止となりました。様々な問題を抱えたまま退院となりそうです。化骨は時間がかかると聞いてますが…骨折と白血球低が気になっております。

297 名前: ゆみ 投稿日:2006/04/12(水) 19:38
今日結果がでました。やはり癌でした。詳しくは明日また説明があるそうですが、、名古屋で名医はどちらの病院になりますか?後、こちらのサイトは患者御本人の方も多数みえるみたいですが精神的立ち向かうこつを教えて下さい。もう頭くちゃくちゃで

298 名前: YOU 投稿日:2006/04/13(木) 01:47
 私も告知を受けて半年もたっていませんよ。詳しく説明を受けて先生は今後どうすればよいのかを教えて頂けると思います。
ゆみさんが,理解して納得ができる治療をうけるためにも今後妊娠・出産が可能な治療をうけることができるのかを伝える必要があると思います。
治療方針をよく聞くことです。
精神的に立ち向かうコツは,人によると思いますけど,泣いたり苦しみ悩みながら,周囲の人の支え(彼氏,家族,友人,主治医など)で,病気と向き合いながら
治療に取り組めるようにサポートしてもらえるのではないのでしょうか?

乳腺専門病院は,下記参照して頂き,周囲の人にも相談してみるのがよいかも?
・名古屋大学医学部付属病院
・藤田保健衛生大学付属病院
・愛知医科大学付属病院
・名古屋第一赤十字病院
・名古屋第二赤十字病院
・名古屋市立大学付属病院
・名古屋医療センター
・愛知県がんセンター
・名古屋市立東市民病院  など

ゆみさん,これからが大変になるので結果を踏まえてこれから何をしなくてはいけないのかを
彼氏と一緒に乗り越えていきましょうね。
妹さんも頑張られているから,ゆみさんも頑張れる方だと思います。
私も抗がん剤と放射線治療をするので,一緒に頑張ろうね。


299 名前: さくら 投稿日:2006/04/13(木) 22:21
ゆみさん混乱して当たり前ですよ。精神面はYOUさんのおっしゃる通り人それぞれかと思います。ただ一人で抱えず頼れる方達にどんどんぶちまけて支え、理解してもらってね!そしてこれからの治療に納得しながら進んでね。私は38の独身ですが悩む気持ちは一緒!力を抜いて行きましょうよ。ね!

300 名前: YOU 投稿日:2006/04/14(金) 06:52
 さくらさんへ
 白血球の寿命へ約10日です。そのため化学療法などでその白血球が回復するには10日~14日を要するとされています。
白血球2000以上,好中球(白血球の一つ)が1000以上でなければ休薬または休薬してG-CSFとされています。

 こうしたことを踏まえた上で主治医は一旦中止をされたことも考えられると思われます。
骨転移があることは骨折の懸念もあり,不安を伴われると思いますが病状は人それぞれでこのようなサイトをお借りして頑張って生きたいですね。

301 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/14(金) 22:01
狸様、その節はご心配頂き、ありがとうございました。姉の近況ご報告申し上げます。姉は、抗がん剤にて術後療法中で、先週土曜に二回目の抗がん剤を打ちました。初回副作用の吐き気がひどかった為、今回は吐き止めを前回の倍量点滴していただいたので、副作用がだいぶ軽減しました。アドバイスありがとうございました。で、今回ホルモン受容体の結果がでました。姉は(-)でした。今の治療はCEF療法→放射線という感じで行っています。姉はホルモン受容体(-)なので、その後無治療になる事が大変不安らしく、ホルモン受容体はホルモン療法ができる(+)の方がよかったのか?と落ち込みぎみです。私なりに勉強しようと試みましたが、エストロゲンに反応しやすい癌の性質の違い?程度にしか調べきれなかったので、もしお分かりなる方などおられましたら、ご意見、アドバイス等お願い致します。

302 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/15(土) 00:24
 まみまみさん,こんにちわ。
私もホルモン受容体が陰性です。主治医が言うにはホルモン受容体が陽性の方よりも陰性の方のほうが化学療法がよく効くと言われてました。
私も陰性であることを知りショックを受けましたが,嘘ではなく証明されていることなので前向きに受け止めることも大切なのかと思いました。
ホルモン受容体が陽性であるということは,ホルモンでがんが増殖するということなのです。そのため,ホルモン療法で再発予防を行うことです。
しかし,ホルモン受容体が陰性であっても10%位はホルモン療法が効果があるという説もあるようです。
私も無治療になることに不安を覚えますが,定期的な外来受診を必ず行うことも自己努力であり,治療なのではないかと思います。
まみまみさんもご心労いろいろあると思われますが,今後もどうかお姉様の不安を受け止め支えてあげてくださいね。

303 名前: るびー 投稿日:2006/04/15(土) 06:54
まみまみさん、こんにちは。
私もこちらで色々助言をいただいた者です。
4月の始めに抗がん剤治療が終了し、先週最後となる血液検査が
終わり、後はCT等の全身の検査をする予定でいます。
私もホルモン受容体が陰性の為、その後無治療になってしまいます。
それが不安で不安で先週からそればかり考えてしまって…
全身の検査の後、最初の定期検診が6ヵ月後と言われ「本当に大丈夫なのかな」って
この掲示板にまみまみさんのように相談しようと思っていました。
でも、302さんの書き込みを見て少しその不安が取れました。

まみまみさんのお姉様が羨ましいです。
真剣に心配してくださるまみまみさんのような妹さんがいらっしゃって(^_^)

304 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/15(土) 11:02
302様、るびー様、すぐのお返事ありがとうございます!嬉しくて、お礼の返事返すのも忘れ、頂戴しましたお返事を朝一番姉にみせにいき、二人で涙してしまいました。本当にありがとうございました。こちらの掲示板に巡り逢え、闘っているのは一人ではないのだ、と本当に勇気付けられました!これからも病気に対して、前向きに頑張っていく姿勢を忘れず、たくさん食べて、いっぱい笑って、いろいろ学んで、姉と、一緒に闘っている皆様と共に私も頑張りたいと思っています!!302様、るびー様、早速の心にしみるお返事、本当にありがとうございました。

305 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 12:30
はじめまして。私は乳腺治療を日々おこなっている外科医です。
調べ物をしていてたまたまこちらのページが開きました。
もし、少しでもお役に立てればと思い書かせていただきます。
あくまで私個人の意見です。発言が不用意なため気分を害されたときにはどうぞ削除してください。
さくらさんへ
放射線治療により骨転移が消えることはありません(これは10年以上前に結論が出ている事実です)。骨転移への照射目的はあくまで疼痛コントロールのみです。むしろ肺転移の方が気にかかります。白血球減少は年齢から考えても骨転移による骨髄での造血能低下による可能性が高いので、局所照射よりも鎮痛剤内服+ビスフォスフォネートの投与を開始した方が良いと思われます。リュープリンが終わり次第化学療法をということの意味がわかりません。転移例の治療の原則は続行可能であれば効いている間は継続する事です。治療変更にはリュープリンをいつから開始され、その後いつから腰痛が出現したのかが重要です。
n=13, 胸骨転移、肺転移

306 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 12:44
rainさんへ
乳房切除した割にはリンパ節が14個も残っているという事はセンチネルリンパ節生検をおこなわれたためでしょうか?
閉経に関しましては35歳であれば再会される方が多いです。
副作用を恐れるのは当然でしょうが、再発の可能性の方が私は怖いです。
リンパ節転移が7個あるのであれば再発の可能性は50%くらいかもしれません。
私個人の考えですが玄米菜食は癌の予防になる可能性はあるかもしれませんが、
いったん塊を作り、転移能を獲得した癌に効くとは考え難いです。
抗癌剤投与(EC、タキソール)にて再発率は確実に低下させることができますが、あくまで確率です。個人について極論をいえば再発すれば効果は0%(ただし再発までの期間を延長できた可能性はあります)、再発しなければ効果は100%であった可能性あったということだと思います。

307 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 12:50
ひなさんへ
10年後再発とのことですが、その様な乳癌は感触的には比較的おとなしい癌です。
ホルモン受容体の結果がわかれば良いのですが、
私でしたら縮小後には内分泌療法を試してみる価値が充分あると思います。
胸水は癒着療法で貯まりにくくする方法もあります。

308 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 13:17
たいせい
乳癌に関して言えば、温存できるかどうか開いてみなければわからないということはありません。
術前に温存できるかどうか判断して手術をおこないます。
もし原発巣が切除できても広範囲の乳管内進展があれば追加切除が必要な場合がありますが、それが術中に判断できることはありません。あくまで全割切片による病理診断により判定できることです。手術が延期になっていなければ私の意見は参考になりませんが・・・

309 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 13:24
まいけるさんへ
ナベルビンは非常に副作用の少ない薬剤で、強い薬という印象はありません。
10週以上投与した方はいますが、特にそれで副作用が増えるという印象もありません。
静脈炎もこれまで1例も経験していません。
むしろそれ以前にとても大切なことがあると思います。ナベルビンの適応は転移、再発乳癌です。もしそのような状態であれば、アントラサイクリン系抗癌剤のような特別な薬を除き、効いている間は同一薬剤を継続するという事が大原則だと思います。効果があるのにやめるという事は貴重な武器を1つみすみす捨てるという事です。効果のある薬剤を1つみつけるのがいかに大変かという事をもう一度考え直された方がいいのではないでしょうか。


310 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 13:42
まみまみさんへ
傷がじゅくじゅくしたのは皮弁壊死によるものと思います。黒っぽかったのではないでしょうか?
抗癌剤の副作用、特に嘔気、嘔吐、頭痛が強い場合には薬を使っても良いので、眠るという方法があります。抗癌剤によるそれらの症状は睡眠中は全く消失します。リンパ節転移個数、ER,PgRの状況などからはCEF療法に引き続きタキサン系抗癌剤を使われることをお勧めいたします。私はあなたがたと同じ方々にはその様にしています。放射線はどこにあてる予定なのか気になりますが、現在ではそれも一法かと思います。内分泌療法が10%くらいには陰性の人にも有効であるかという事に関してですが、それは以前言われていた事で、その当時の測定方法がEIA法でした。この測定方法では生標本が必要で、標本採取後より時間と共に活性が低下するため、標本の扱いによっては偽陰性と判断された場合がある事と、陽性細胞が少ない場合に切り捨てられて陰性と判断された例があるためと思われます。現在は免疫染色が主流であり、1個でも陽性細胞があれば内分泌療法をおこなう価値があるという考え方もあり、私もその意見に賛成です。一度、判定方法を聞いてみてEIA法での測定であれば免疫染色法でやりなおしてもらう事をお勧め致します。もし陽性細胞が認められればあなたへの治療法が数種類新たに増える可能性があるのですから。

311 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 13:47
rainさんへ
再会→再開でした。
すみません。

312 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 13:51
たいせいさんへ
敬称が消えていました。
申し訳ありませんでした。

313 名前: まいける 投稿日:2006/04/15(土) 15:17
東の空さま
ありがとうございます。主治医がそうしてそう判断したのか、根拠が今ひとつわからないのも事実です。
さて、妻の様子ですが、最近の採血にてマーカー値の上昇があることもわかりました。この場合、やはりナベルビンの変更になるのでしょうか。私としては、その前にまず、ホルモン剤を変えてみるのはどうかと考えています。レトロゾールです。その上で判断するということは意味がないのでしょうか。妻の場合は、使える抗がん剤も少なくなってきています。イリノテカは、候補に挙げられるのでしょうか。

314 名前: 302 投稿日:2006/04/15(土) 15:50
東の空さまへ
ホルモン受容体とホルモン治療について補足して頂きありがとうございました。
私も勉強になりました。今後のことを考えて私も染色方法を主治医に確認してみるつもりです。
わからないことがでてきたらまたよろしく御願いいたします。

315 名前: 302 投稿日:2006/04/15(土) 16:33
 まみまみさん,るびーさんへ
 少しでもお役にたつことができて,私も自分のことのように嬉しいです。
私も不安でいっぱい,涙がでることもあります。でも,私のもつ不安は私以外のかたも同じようにあることをしり自分だけではないと思い励みになります。
不安を少しでも解消していくことも乳がん患者さんの大切な治療の一つですよね。
免疫力をあげながらお互いに頑張りましょうね。

316 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 17:22
まいけるさんへ
乳癌Part1まで経過をみさせていただきました。(疲れました。もうしません・・・苦笑)
私が思いますに、内分泌療法の効果が非常に期待できるのではないかと思います。
最初の主治医が内分泌療法は効かないと判断されたようですが、
1995年手術、(おそらく)LH-RHアゴニスト+TAMを2年施行、6年後の2001年に再発・・・これは普通補助療法が効果があった可能性が高いと判断します。
当時34歳、リンパ節転移9個だと多くが早晩再発される可能性が高いです。その割には6年後に再発し、現在までに再発後既に4年が経過されています。
私はまだまだチャンスがあると思います。
確かにイリノテカンも注意する点を医師がわかっていれば非常に良い選択枝ですが、場合によればタモキシフェンが効く可能性もありますし、効果判定をする余裕がなければ高用量トレミフェンから試してみてもいいかもしれません。
ただ、あれこれ早急に治療法を変えていくのは、医師・御家族のお気持ちはわかりますが得策ではないと思います。
腫瘍マーカーが上昇したと言っても何がどれくらいなのか。
ナベルビンの投与量はどれくらいなのか。
頻回に投与日がずれる場合にはナベルビン20mg/bodyくらいでむしろ休薬期間を全くおかないという方法もあります。
(dose intensityは通常投与法とほぼ同等の値が得られ、白血球減少も少なくかなり安全に行えます。)
また、これまで行ってこられた治療もとてももったいない感じで終了されているものが多く感じられます。
今も仕事をされているのかわかりませんが、そのような状態でしたら、今後試してみる価値のある治療は、ざっと思い浮かぶだけでも7種類程はあります。(もちろん保険診療内のものだけで、レトロゾールはまだ日本で市販されていないのでそれは省いています。)
もちろん全てが効果があるわけではないでしょうが、まだまだチャンスはあると思います。
最後に骨転移がハッキリしているのであれば私であればビスフォスフォネート製剤を併用されるのが良いと思います。

317 名前: 東の空 投稿日:2006/04/15(土) 17:36
302さんへ

すべてが良い方向に向かうことをお祈りしています。

318 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/15(土) 18:21
東の空様、貴重なご意見、とてもありがたく感謝の気持ちいっぱいで読ませていただきました(涙)とても心強く希望が差し込んだ思いです、本当に本当にありがとうございました!またこの先もご意見アドバイス等、お世話になると思いますが、頑張って治療していくので、宜しくお願いいたします。302様、励ましのお言葉、とても嬉しく温かい気持を頂き、ありがとうございます!302様も、こちらの掲示板をご覧の皆様も、できるだけいっぱい笑って、心も体も病気に負けない抵抗力をたくさんつけて、病気に負けないよう頑張って下さい!非力な私ですが、皆様を想い、皆様が少しでもよくなりますように心より願い、応援しています!!!

319 名前: 302 投稿日:2006/04/15(土) 19:56
 東の空先生へ
 応援ありがとうございます。今月末から抗がん剤を開始するのでまた何かと疑問や困ったことが出てくると思うのでその折は
ご相談させて頂くことになると思うのでよろしく御願いします。

 まみまみさんへ
 私こそありがとうございます。お姉さまにもよろしくお伝えくださいね。

320 名前: 87=90 投稿日:2006/04/15(土) 20:54
狸先生もしくは他の医療関係の方でも結構ですので
お時間があるときに>>290の質問にもご回答頂ければありがたいです。
質問が埋もれてしまったので、再度レスをさせていただきました

321 名前: るびー 投稿日:2006/04/15(土) 21:27
まみまみさん、302さん
本当は同じような境遇の方とお会いしてお話できたらな~って日々思っています。
私が通っている病院では患者会とかなく孤独な感じがあります。
主治医にも「患者同士話せる場所があると良いですね」って言ってみましたが
当分出来なさそうです(^_^;)
ここにアドレスを載せる勇気もないですし(^^ゞ
もちろん家族も心の支えになりますが同じ病気の方々とお話したい気持ちが
大きいです。
狸さんや、774さん、千春さん、そして東の空さん
他たくさんの情報をくださる方々
感謝の気持ちでいっぱいです。
御時間の許す限りでいいので、これからも助言をお願いしますm(__)m


322 名前: 302 投稿日:2006/04/15(土) 23:41
 るびーさんへ
 私もアドレスをのせる勇気ないです(*^_^*) 残念ですね。

乳がんの患者会はネット検索されましたか?
「あけぼの会」は全国規模で展開されているようです。お住まいにもとづいて1度検索されてもよいかもしれませんね。
わたしは患者会に入会していないのですが,検討中です。

ホルモン受容体が陰性だけど,もし再発したら使えるお薬は全部使いますよ。
再発が遅ければ遅いほど,乳がんは新しい治療方法が増えるので頑張ることが大切だと励まします
るびーさんは,抗がん剤が終了したそうですが,放射線療法は必要ないのでしょうか?
頑張りましょうね。


323 名前: 302 投稿日:2006/04/15(土) 23:43
 すみません。上記の文の訂正→「励まします→励ましてます」です。
ごめんなさい。

324 名前: るびー 投稿日:2006/04/16(日) 06:17
302さん
私の場合は放射線治療は行いませんでした。本当に人それぞれ治療法が
違いますよね。
患者会のようなものは検索した事がありませんでした。ちょっと
のぞいてみようと思います。
ありがとうございました(^_^)
お互い前向きにいきましょうね!

325 名前: 302 投稿日:2006/04/16(日) 11:28
東の空先生へ
私はリンパ節転移が2/20でした。センチネルで2個転移していたのでレベルⅡまでリンパ節郭清をしております。
「放射線治療をどこにあてるのか気になります」のコメントが気になりました。
少し遅くなりましたが,お忙しい中,大変申し訳ありませんが,もしお時間あるようでしたらご教授御願いいたします。
脈管侵襲は(-)でした。

326 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/16(日) 13:39
告知される前はなんともなかったのですが、告知され生検?やいろいろな検査を受けていくうちにわきが痛くなってきました。リンパに転移したのかと不安でしょうがありません。わきにはしこりはないのですが、リンパに転移すると痛いのでしょうか?

327 名前: 千春 投稿日:2006/04/16(日) 16:19
>>326さん
母も私の友人も入院中同室だった方々も、
乳がんを告知された“後”から突然326さんと同じ事になりました。
母なんて手術待ちの間中、朝になると、
「明け方脇の方に雷みたいに電気が走る!脇の下に転移しちゃったかも(T。T)」
と娘を散々不安にさせていましたが、母も上出の方々も手術後脇のリンパ節に転移はありませんでした。
リンパに転移している場合、
周りの神経を圧迫し腕の痺れなどが出る事もありますが、
その場合はリンパの腫れが原因なので、経験を積んだ主治医なら画像診断以前に触診で異変を見付けられると思いますよ。
脇にしこりを見付け乳がんを発見する話しは聞いても、
転移した脇のリンパ節が痛んだ(それも告知後突然自覚出来るようになった)
と言う話しは私は聞いた事はありません。

母たちも術後病室で、
「今思うとあの電気と痛みはなんだったんだろう??」
と話していました。
本当に手術待ちの時間はそのくらい不安なんですよね。胃も悪くなります。

328 名前: まみまみ 投稿日:2006/04/16(日) 23:13
まみまみです。るびー様、お考え共感いたします。妹の私が病を抱える姉に何を話しても、やはり同じ病と闘っている患者様のお言葉にかなうものはございません。検索で少しでもるびー様が励みになるようなよい情報が見つかりますよう願ってます!
302様、抗がん剤治療をなさるそうで…うちの姉は昨日より頭髪が抜け始めました。「ついにきたか」という感じです。痛みはなく、なんだか痒いような気がすると言ってました。抗がん剤治療が決まってから、かつらも深めの帽子も用意したので、そちらの心配はないものの、やはり女性としてはため息です。ですが、いろんな帽子を買って外出が少しでも楽しめる様前向きに頑張りたいと思います!302様も、副作用なく、効き目効果大でありますように!治療頑張って下さい!!

329 名前: 302 投稿日:2006/04/17(月) 00:45
まみまみ様。お心遣いありがとうございます。抗がん剤は2クルー目前後で脱毛が始まると入院中に患者さんからも伺っております。
脱毛に際して痒みを伴うこともあると本などでも書いてました。乳がん治療は乳房の変化や抗がん剤による閉経のリスク脱毛と女性としてのボディイメージに深く関与するものがあり,病気になったことだけでもストレスなのに更にこうしたことにストレスを伴うことになるので大変ですよね。

患者会はとても良いと思いますけど,自分よりも病状が軽い人をみたりホルモン治療ができことがうらやましく思えたりと,他の人を知ることで揺れ動く自分の気持ちをうけとめることができるまでは少し様子をみようと考えてます。
まみまみさんのお姉さまも,恐らくまみまみさんには伝えきれていない様々なお気持ちがあることをお察しいたします。
でも命に関わる病気になったことで,得るものもたくさんあったことも事実ですよね・・・
人は一人では生きているのではなく,治療(手術・薬物療法・放射療法・外来通院など)に取り組めるように周囲の人たちがその人達ができる役割でサポートして頂いていると思うのです。
会えるのなら,お会いしてお話できればいいな~と思いますけど,この場をお借りして前向きに頑張りましょうね。
ルビーさんは,患者会はみつかったのでしょうか?  まみまみさん,本当にありがとうございます!感謝しております。
お姉さまにもよろしくお伝えくださいね。


330 名前: 302 投稿日:2006/04/17(月) 01:08
 326さまへ
 私も告知をうけてから,しこりのある乳房付近にズキンズキンと軽い痛みを感じることがありました。
主治医に伝えると「そういう患者さんは結構多いです」と苦笑されていました。告知前後で痛みの有無の変化がある場合は精神的なものが影響するらしいですよ。

私は術前検査では細胞診・CT・MRIでもリンパ節転移は発見できなかったのです。こうした場合は大体転移はないそうですが,少なからず転移していることもあるそうです。
私の場合は結果的には,リンパ節転移はありました。326さんも検査段階なので,不安が増大するかとお察しいたしますが,現実は人それぞれですので「こうしたことも考えられる」位に思われたほうがよろしいのでは?と思います。

331 名前: 東の空 投稿日:2006/04/17(月) 10:30
87=90さんへ
ハーセプチンの効果がなくなることがあるのかということですが、
ハーセプチンに限らずすべての薬剤においてその可能性があると思います。
内分泌療法剤においても言えますが、ハーセプチンにおいても使ったり使わなかったりという方がより耐性を獲得させる可能性が高いと思います。
ただ、ハーセプチンは抗癌剤ではないので非常に使いやすい薬ではあります。

抗癌剤に関してこわいと思われることについてですが、
一昔前に比べて副作用のあまりみられない治療法、投与法が非常に多く選択できるようになってきています。
抗癌剤を使わないと決めることは自由ですが、元気に生きられる自分の命を年単位で短くしてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

私の治療させていただいた方で、抗癌剤が怖いという事であちらこちらまわられたり、最後に民間療法をやられたりで、
肝臓の転移巣が90%くらい占めるようになって、今が地元に帰れる最後のチャンスだと言われて来られた方がおられました。
全く抗癌剤を使われていなくて、間に合わないかもしれませんがもしかしたら良くなる可能性があります、ということでCEF療法の1回目をやらせていただきました。ご本人はそれ程副作用が無く、「こんなことなら(こんなに楽なら)
最初からやっておいたら良かった。」と言われて投与2日後に肝不全で亡くなられました。
何が正しいという絶対的なものはありません。ただ、必要以上の(あるいは誤った)先入観のためにせっかく元気に長生きできる可能性を0にしてしまう方がおられる事は残念でなりません。
副作用が怖いのであればそれを主治医にはっきりと言われて、できるだけ副作用の少ない化学療法から始められることも一法かと思います。

332 名前: 東の空 投稿日:2006/04/17(月) 11:02
302さんへ
放射線照射の目的は部分切除であれば局所再発予防が第一のend point(目的、目標、目指すところ)かと思います。
ですから部分切除術後であれば残存乳房照射が一般的だと思います。
乳房切除であれば原則的には局所コントロールがなされているわけですから照射は必要ないとされてきました。
しかし、(私個人の印象ですが)症例を重ねていきますと鎖骨上リンパ節転移のみに再発をされる方をしばしばお見受けします。
鎖骨上リンパ節転移再発はこれまで遠隔転移と見なしておりましたので、局所コントロールとは関係ないと考えられていました。
しかし、治療を続けていてそれ以外の遠隔転移がなかなか出てこない方もしばしばみられておりました。それに、これと似た現象として胸骨傍リンパ節再発でこれのみが長く続く方、胸骨転移が胸骨傍リンパ節転移から始まり胸骨に直接浸潤して徐々に胸骨転移が形成された、遠隔転移と言うよりはむしろ局所のコントロールが不良であると言えるのではないかと思われる方を(紹介も含め)しばしば治療させていただいております。これらの方々は乳房全切除後に胸骨傍、腋窩、鎖骨上リンパ節部位に放射線照射をしておけば再発をのがれられた方が含まれているのではないかと常々考えておりました。すると数年前にNEJM誌に全乳房切除術後にそれらの領域に照射をした方が、乳癌死亡率が下がったという報告がなされました(ただし、スタートが非常に古いためか照射による合併症が多い報告でした)。これらを踏まえ、欧米では全切除術後の照射が広まりつつあります(日本では一部の医療機関で始められております)。ですから全乳房切除の場合、胸部のみあてても余り意味がないと思いますが、胸骨傍、腋窩、鎖骨上の3領域を含めて照射をするのであれば意味があるのではないかと私は現在考えています。

333 名前: 302 投稿日:2006/04/17(月) 12:16
東の空先生,こんにちわ。早速のご回答,本当にありがとうございました。
先日,他の医師にリンパ節転移の件で相談した折に順番的には胸骨傍と患側鎖骨リンパ節転移が多いと教えられていました。
そのため放射線治療するうえではこの部位にも照射したほうがよいのではないか?と悩んでいました。
 今回,東の空先生から上記回答を得たためより納得ができました。
私は乳房温存術で腫瘍約3cmで断端陰性でした。放射線治療するときは東の空先生のご意見を踏まえたうえで主治医や放射線担当医にも相談して照射部位を決定したいと思います。
「必要な情報は必要なときに必要な形で必要な量だけ入ってくる」と聞いたことがあります。
東の空先生と偶然出会えて,一つ不安が解消して,指針がわかったのでとても嬉しいです。
乳腺の先生はとても忙しいなかで精神面へのケアもされているのでいつも尊敬しております。
本当にありがとうございます。今後も前向きに頑張ります。

334 名前: 東の空 投稿日:2006/04/17(月) 19:14
302さんへ

私は302さんへ直接何もお手伝いをしてさしあげることができません(たまたま302さんが私の患者さんでなければ・・・)。
ただ、乳癌はたとえどんな状況であっても前向きにがんばれば充分チャンスのある癌だと思っています。
302さんの文面からはとても前向きな気持ちが伝わってきました。
2日前まではこちらのHPは全く存じておりませんでした。
しかし、何かの縁で少しでもお役に立てたのなら、
こちらにお邪魔した甲斐がありました。
302さんをはじめ真剣に乳癌と闘っておられるご本人、ご家族そしてお医者さんの努力がすべて実る日が来るように私も日々努力し、また心より祈っております。

335 名前: まいける 投稿日:2006/04/17(月) 21:43
東の空さま
ご回答ありがとうございます。
妻の改めて治療暦を示します。
1995年:初発左全摘Tlnlβ(9/15)ER(+) PgR(+)術後Ps、Scへ50Gy照射 CMF6クール LHRH:2年 5FU:200mg
2001年:右反回神経麻痺、上胸椎Meta(+) 上肺Meta(+) CEF6クール(Epi 20~50㎎/回 トータル320㎎)でMeta部改善 CT上ではCL状態のため、抗がん剤中止。その後、フルツロン、エンドキサン服用。
2003年:胸壁皮膚転移 左胸水(Class5) ハーセプチン+タキソール(効果なし) FishにてHER2-のためハーセプチン中止 ウィクリータキソール開始 アリミデックス投与開始 温熱療法開始 転移結節は著明に縮小 胸水も改善
2005年:2月タキソテール+ゼローダ、アレディア開始 副作用が激しくタキソテール中止 7月ナベルビン+ゼローダ、アレディア アロマシン投与開始 現在に至る。マーカー値はCA15-3が90台です。 水曜日には主治医との話し合いです。どこまで伝えられるかわかりませんが、ナベルビンの継続を原則に、ホルモン剤の変更やアレディアからゾメタ等も検討できると思うのですがいかがでしょうか。現在、妻は仕事はしております。レトロゾールの一日も早い販売を期待するものです。ながながと、すみませんでした。しかし、まだ諦めるわけにはいかないのです。

336 名前: みこ 投稿日:2006/04/17(月) 23:07
初めまして!みこです。あたしも今現在ハーセプチンをやっています!人それぞれなのででしょうか?あたしは副作用がかなり強く現れ暫く休憩になっちゃいました。。   ハーセプチンをしている方がいらっしゃったら情報交換しませんか?

337 名前: 東の空 投稿日:2006/04/17(月) 23:48
まいけるさんへ

良いか悪いかは別として、原則的には患者さんにはあまり他の医師のこれまでの治療法に関して批判を言わないというスタンスで治療をおこなっております。
ただ、「まだ諦めるわけにはいかないのです。」というまいけるさんの言葉は私の心に本当にまっすぐ響いてきました。
今一度、もう少し詳細にご確認させていただきたいところがあります。おわかりの限りで構いませんので教えていただければより詳しく答えられるかと思います。
①CMFの投与量、方法は(量がわからなければ投与方法がだいたいわかるだけでもいいです)?
②現在みられる病変はどの臓器にどれくらいか?
③CT上CLというのはCR(Complete Response)という事で良いのかどうか。
④フルツロンとエンドキサンの投与量と投与方法(何日投与何日休薬)、投与期間、内服してる間の皮膚転移、胸水貯留なのかどうか。
⑤weeklyタキソールの投与量は何mg/body/weekで投与方法はどうだったのか。
⑥アリミデックスとタキソールは併用なのか単独投与なのか。
⑦タキソテール+ゼローダ+アレディアに変更した理由は?また、それぞれの投与量、投与方法は?激しいとはどのような副作用?
⑧ナベルビンの投与量、投与方法、この時のゼローダ、アレディアの投与量は?
⑨アロマシンは併用か単剤か?
⑩現在、(薬剤性も含めて)閉経状態か否か?
できれば水曜日の話し合いの前に何かお力になれればいいのですが。
(現時点で奥様への治療法がまだ何通りか思い浮かびますので・・・)

338 名前: まいける 投稿日:2006/04/18(火) 05:29
東の空さま
早速のご回答ありがとうございます。また、先生のお気持ち、ありがたい限りです。以下、まずは現段階でわかりうることを記述します。
①CMF投与量、方法:投与方法は標準的であったと記憶しています。
②現在の病変:マーカー値の変動に合わせ、頭部CT、腹部エコーを実施しました。現段階では所見なし。胸水は認められが肺内所見は-。心嚢水少量?(私としてはこれも気がかり)19日にPETを実施します。
③CLではなく、CRです。すみませんでした。
④フルツロン、エンドキサンは2年間で、その間の再発(皮膚転移)であったと記憶しています。
⑤Weeklyタキソール:90㎎/45kg/Weeklyと記憶しています。
⑥アリミデックスとタキソールは、同じ時期に使用しているので「併用」と考えてよいのでしょうか。
⑦タキソテール+ゼローダ+アレディア:タキソールを約2年使用で、マーカー値の上昇があり、「薬剤耐性」ということで変更と記憶しています。タキソテールはWeeklyです。副作用は、手足症候群や口内炎が酷く、休薬と投薬の繰り返しのうちに、胸水と皮膚転移の再現、増悪であったと思います。その後、ナベルビンに変更。副作用は見られなくなりました。
⑧ナベルビンについては、後ほどお知らせします。
⑨他のホルモン剤は使用していません。ナベルビン+ゼローダ+アレディア+アロマシン です。
⑩Fish、E2の値より閉経との判断でアリミデックス開始でしたので、閉経状態です。
 以上、答えになっているかどうかわかりませんが、補足があれば直ぐに書き込みます。楽観はできませんが、何かご教授いただければ幸いです。

339 名前: 302 投稿日:2006/04/18(火) 05:51
東の空先生へ
 おはようございます。激励のお言葉ありがたく受け止めております。私は東の空先生からもうこうして直接治療をお受けしているのだと思っております。
先生の「乳がんはたとえどんな状況であっても前向きに頑張れば充分チャンスのあるがんだと思う」のお言葉は,この掲示板をごらんの患者様やそのご家族にとり本当に力強い心の支えになると思います。
患者様やそのご家族は医師のこうした一言でどれほど救われるか・・・・・・

 私の治療施設では臨床試験もかなりあり納得できるものは参加させて頂いて,少しでも乳がん患者さんのお役に立てればとの思いがあります。
「化学療法とLH-RHアゴニスト併用療法」にも参加させてもらいます。(これは毎月18000円かかります)
これに参加してこの治療が近い将来標準治療になり,今後の乳がん患者さんが化学療法をうけても安心して妊娠・出産できる日がくることを期待しています。そして新たな治療方法の選択肢になればと心より願っております。
(先生もご存知かと思いますが,これは私自身の閉経予防の可能性もありためです。)

 今後辛いときがあれば,先生のお言葉を思い起こし頑張ります。本当にありがとうございます。
東の空先生が,偶然ここへお見えになられたことはとても有難いことだと思います。
 どうか他の掲示板の患者様やご家族の方があらゆる状況を乗り越えていけることを心より願っております。
本当にありがとうございました。感謝の念にたえません。先生もお体を御自愛下さいますように・・・!
 

 



340 名前: まいける 投稿日:2006/04/18(火) 06:13
東の空先生
追記です。
・現在、ラシックスも2錠(両側胸水)呼吸困難は訴えていません。
・フルツロン:200㎎×4(朝、夕)エンドキサン:50㎎×2 2週投与1週休み
・ナベルビン:35㎎/3投1休 アレディア:4週に1回(4週分を1回で)
主治医からは、以前ナベルビンの次として、「EC」が使えるという話も出ていたようです。302さん同様、私も東の空先生をはじめ、この場で出会えた方々には心より感謝いたしております。
ほんとうにありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

341 名前: 302 投稿日:2006/04/18(火) 06:41
まいけるさんへ
 始めまして,おはようございます。
東の空先生へのご返答が,間に合ってよかったです。(^.^)
切迫していたので大変気になっておりました。こうした状況もきっと良いチャンスになっていると思います。
ご心労もかなりあると思われますが,今後も良い方向に向かうことを心よりお祈りいたしております。

342 名前: 東の空 投稿日:2006/04/18(火) 11:42
まいけるさんへ

ご本人にすれば大変な状況だと思いますが、私の医師としての直感のみで言わせていただくとすれば私が予想していたよりははるかに病状が落ち着いておりひとまず安心致しました。もっと早くお会いできていればと言う気持ちも正直ないわけではございませんが、病状、病気の進行状況から判断致しまして、もしかしたらまだまだ間に合う可能性が充分あるように思います。
ただし、これから申し上げる事は私個人の意見であり、まいけるさん、奥様と担当医との関係を害するつもりはありませんし、私の意見はあくまで参考として担当医との関係をこれまでよりもさらに深くして力を合わせて治療に臨まれる事を心より願って書かせていただくものです。
内容に関しての御判断はあくまでまいけるさんの責任でおこなってください。
まず、病状の進行状況から申しまして、内分泌療法は充分に効く可能性があります。治療法に関しては後述させていただきますが、転移状況からは効果を判定する時間は充分にあるように思います。
気がついた点をいくつか申し上げますと、①補助療法としてのCMF療法は1995年当時、標準投与法として第1,2週投与、第3,4週休薬と3週間に1回の投与法の2種類がありました。現在前者は効果がないと結論され、後者の投与法が意味のあるものとされています。
⑥weeklyタキソール+アリミデックスという組み合わせは存在できるのでしょうか。発想の根拠、理論が全く思い浮かびません。抗癌剤は基本的に癌細胞の細胞分裂時に殺細胞効果を発揮します。裏を返せばたとえ効く可能性があっても細胞分裂期になければ効果を発揮しようがありません。以前私は200数十例の乳癌で検討致しましたが、細胞分裂期にある癌細胞は大多数が数%からせいぜい20%台くらいまでです。とすると通常の静脈内投与の抗癌剤(数日以内に体内より排泄)が癌細胞に効果を発揮している率は耐性のある細胞を除けばそれ以下と考えられます。そこに内分泌療法を併用されておられます。内分泌療法剤は基本的には癌細胞の静止期から分裂期への移行を抑制し、癌のアポトーシスが相対的に増加する事により癌の増殖を抑える薬剤です。アリミデックスを併用することによってタキソールの殺細胞作用を受ける分裂期に入る癌細胞が減少する可能性が高いと考えられます。ゆうなれば拳銃を撃ちながら玉が当たらないように癌にシールドを張っているようなものです。これと同様な事がナベルビン+アロマシンでも考えられます。ナベルビンは充分に癌細胞に対し作用できているのでしょうか?
⑦手足症候群、口内炎は普通に考えればゼローダの副作用です。ゼローダ単剤の効果、安全性もまだまだ確立していないですが、最初からタキソテールと併用したのはなぜか。悪い言い方ですが投薬と休薬を繰り返すはめになりdose intensityが下がり、結局はタキソテールに効果があったのかどうか不明なのに投薬を中止したと考えるのが妥当のように思われます。
⑨同様にアロマシンがもし効果を発現しているとすれば、分裂期に入っていない癌細胞をナベルビンがどのように作用して殺細胞効果を発揮しているのか。

もし、私がまいけるさんの奥様を治療させていただくのであれば、白血球が減少している事も鑑み、タモキシフェン20mg/day+アレディアに変更させていただきます(本当は何年も前のもっと早い時期におこないたい治療ではありますが)。
判定期間は少なくとも3ヶ月、その間特に症状がなく腫瘍マーカーが上昇するのみであれば、薬剤を変更せず我慢する事。(ただし、私は現在ビスフォスフォネート製剤としてビスフォナールを使用しておりますが、この間にもし腫瘍マーカーが上昇しているのであれば10mg/回を毎週投与します。アレディアでないのは、投与時間が30分と短く、アレディアより力価が高く、力価まで考えるとアレディアより安いため。)奥様のようなおとなしい乳癌は逆に効果が表れるまでに時間がかかります。その間に胸水が増えてつらくなってきた場合には胸腔ドレナージをして我慢します。
効果が見えてくるまでには3ヶ月~4ヶ月かかりますが、そこまで我慢できるかどうか。ただ、効果がみられても数ヶ月間だけかもしれません。でも、それは充分に意味のあることだと考えております。たとえ数ヶ月間でも抗癌剤を用いることなく、治療による副作用も少なく(あるいは感じることなく)過ごせるということはすばらしいと思います。それらがつながっていつのまにか何年も経っているという方が大勢おられます。
あまり新薬、高価な薬、未知への薬への期待ばかりを先走りさせず、また、いろいろ調べて頭でっかちになりすぎず、(私も含めて)専門と称する人間、先駆者の方々の話、意見を鵜呑みにせず、もう一度立ち止まって基本的な所から考え直されてはいかがでしょうか。
例えば、あの治療法は効果が高いとか、低いとか、あるいはこの薬剤は同じAI剤系だから効く可能性は低い、同じ5Fu系だから効く可能性は低いと言った話があちらこちらで非常に多く見受けられます。はたしてそうでしょうか?また、転移(再発)治療において奏功率が低いからやらない方が良いという治療が本当に存在するのでしょうか。まいけるさん、奥様は統計学、医学のために治療されておられるのですか?それとも奥様が良くなられ、笑顔で少しでも長生きされる事を目標に治療をなされておられるのですか?
私は(あえて誤解を承知で言わせていただくなら)この治療法は奏功率が30数%あるのでやる価値がある、こちらの治療法は5%しか奏功率がないからやる価値がない、という考え方を支持しません。ご本人にとっては効けば奏功率100%、効かなければ奏功率0%の単純な2つの結論しか存在しません。たとえ全体の奏功率が5%だとしても国内で承認された薬剤であれば必ずその治療が効く癌が存在します。ご本人に劇的に効いて癌が消え(あるいは変化が無くとも)何年も維持できたという治療法を見つけることが専門を標榜する医師の勤めだと考えておりますし、それこそが究極のオーダーメード(テーラーメード)医療なのではないでしょうか。
長くなり申し訳ありません。

343 名前: 東の空 投稿日:2006/04/18(火) 12:47
302さんへ
かえって励ましていただきありがとうございます。少しでも多くの方のお役に立てますよう、自分の力を最大限に発揮できるように診療に励みたいと思います。
個人的な事で誠に申し訳ありません。昨夜は当直で急患があり2時間のみ眠れました。
全ての方の治療に携われれば良いのですが、どうもそのようにはいかないようです。
中途半端は好きではないので今回は(長くなりましたが)、私の思う事を正直に述べさせていただきました。
本当に申し訳ないのですが、どうしてもすべての方に答える事はできないようです。
決して無視するわけではありませんので、その点を何卒ご理解下さい。

344 名前: 302 投稿日:2006/04/18(火) 20:43
東の空先生へ
 お疲れ様でした。大丈夫ですよ。この掲示板でご相談される患者さんやご家族の方々は治療を通して医師のお忙しいことをよく理解されていらっしゃると思うのです。
そのため主治医に直接お伺いすることができない,不安や疑問をこのような場をお借りして何とかお知恵をお借りしたいと相談されていることもあるのだと思うのです。
そしてそれは善意でご回答を得ていることもよく存じていると思うのです。
どうかご無理のない程度でお時間の許される形で・・・と皆,思われていると思います(^.^)

 まいけるさんへのご回答を拝見させて頂き,その「医師としての何とか力になりないという熱意」に心より敬服致しました。
私も統計やデータに振り回され辛く思うときもありましたが,そのことに振り回されてはいけないとのだと気付かされました。
 ここの掲示板には狸先生,774先生ととても素敵な良い先生もいらっしゃいます。どうか東の空先生のご負担にならないようにと皆さん理解されていると思います。
本当にありがとうございます。感謝しております!先生も今日はよくお休みになられますように・・・!


345 名前: まいける 投稿日:2006/04/19(水) 00:54
東の空先生
遅い時間になってしまいました。多忙な勤務状況の中、時間を割いていただきありがとうございました。心より感謝いたします。
私の情報も主治医→患者(妻)→という図式のためややあやふやな部分があると思います。それにもかかわらず、現状を踏まえた手立てをご教授頂けた事はうれしい限りです。
先生のおっしゃる「本人にとっては効けば奏功率100%、効かなければ奏功率0%の単純な2つの結論しか存在しません。」という言葉は、患者それぞれに手立てがあるとうことになるのだと解釈します。オーダーメードができれば言うことはありません。
さて、今回ご教授下さいました選択肢の「タモキシフェン」は確かに妻は使用暦はないと記憶しています。素人考えとして、今使っているアロマシンの「一世代前に戻る」ということは如何なものかということから考えが及びませんでした。商品名として「ノルバディックス」でよろしいのですね?最新薬が全てではないということも考えなければいけませんね。抗がん剤も以前の薬剤に戻る場合があるように・・・。
今日は、午前中にPET検査です。その上で新たな方針が示されるとは思いますが、我々の判断と責任の下、主治医との話し合いの材料としていきたいと考えています。主治医との関係は決して悪いものではないのですが、乳腺外科を一人で担当している現状が逆に情報を狭めているのかなと思うこともあります。乳腺チーム等であれば手立ても検討できるのか、いろいろ考えてしまうことも事実です。(失礼しました。医師の方を前に医療体制の話でもないですね。)
今回は、本当にありがとうございました。また、ご報告させていただきます。先生も御身大切に、ご自愛ください。

346 名前: まいける 投稿日:2006/04/19(水) 01:05
302さん
励ましの言葉、ありがとうございます。お返事が遅くなりました。
この場所では、多くの方々に有用な情報と勇気を頂いています。情報交換をして、よりよい治療を目指しましょう。今後もよろしくお願いします。

347 名前: 東の空 投稿日:2006/04/19(水) 10:08
まいけるさんへ
多くの方がそうなのかもしれませんが、「一世代前に戻る」ということは如何なものか・・・という考え方自体が何の根拠もないまやかしである事をどうか理解していただきたいと切に願います。私の話はすべて私の知識と私の実際の治療上の経験を踏まえて実証されている事を元にお話させていただいております。様々な知識を身につけていただく事は、自らが判断していく上で必要ですしとてもすばらしい事だと思います。ただ、人はいろいろと知識が増えるとおそらくこうではないか、ああではないかという判断ができるようになってきます。それが正しい場合もあれば誤っている場合もあります。それは悪意はなくても医師にも起こりうる事だと思います。それによって効くかもしれない治療法をいくつも捨てておられる方に本当に多く出会います。
私の所に「主治医にあなたにはもう治療法がないと言われた。」とセカンドオピニオンを求めてお越しになる方がおられます。その時にはまず、以前の治療歴をもう一度最初から見直す作業から始めさせていただきます。その様な方で今までに全く治療法がないという例には幸いにも出会ったことがありません。どうかがんばってください。
もう一つ私がアドバイスできるとすれば(以前の発現と繰り返しになるかもしれませんが)、治療法を考えていく上で奥様の人生をもっと大局的に、長いスタンスで考えられたらどうでしょうか。
焦りという気持ちがまいけるさんや奥様、それに担当されている医師にあるならば最も効く可能性が高いという事で「イリノテカン」に向かわれるような気がします。この薬剤はある程度の即効性があります。転移例の選択肢としては決して間違いではありません。非常に有効な薬剤ですし、私も非常に良かった方を何例か経験しております。
しかし、まいけるさんの奥様に限ってもう一度良く考え直してみてください。奥様は現在すぐに命に関わるような局面に遭遇されておられません。その様な状態でこの薬剤を第一に選択するメリットはなんでしょうか。この薬剤が効かなくなって再々々発されてきたときにゆっくり効果が現れる内分泌療法剤を試せる時間が残っている保証はあるでしょうか。
またアントラサイクリン系抗癌剤も即効性があり、まいけるさんの奥様に対して非常に有効である可能性が高いです(おそらく効くでしょう)。同薬剤の蓄積毒性は何年経っても変わりませんが、奥様に用いられた量はまだまだ少ないので使用できます。しかし、それを今すぐ選択しなければならない程せっぱつまっておられるのでしょうか。
私であればオールマイティのジョーカー(の可能性が高い薬剤)は最後の方か、あるいはせっぱ詰まった時のために残しておきます。今現在、まだ余裕がある間に効果判定まで時間のかかる薬剤を試してみます。
私の経験ではゆっくり効いてくる薬剤は、はまれば本当に長く効く場合が多いです(何年という単位で)。
以前に右胸水がたまって胸郭全体の80%が右胸水、心臓が左肺のあるべき場所へ移動、残った左肺の少ないスペースでなんとか呼吸をしているという方が来られたことがあります。初診よりすでに1年以上経過されていますが、現在CR状態を維持されておられます。笑顔で2ヶ月に1回の通院です。まだ抗癌剤を一度も用いておりません。現在アロマシン内服のみです。焦るお気持ちは本当に良く理解できますが、もう一度目線をあげて少し遠くを見つめて治療を考えられれば良いのかなと思います。

348 名前: 東の空 投稿日:2006/04/19(水) 10:19
302さんへ
ご理解本当にありがとうございます。
昨夜は良く眠れました。ありがとうございます。

皆様から私が忘れてはならない大切なものをいっぱい頂いたように思います。
今日からまたがんばりたいと思います。

349 名前: 東の空 投稿日:2006/04/19(水) 11:46
まいけるさんへ
答えになっていない所がありました。補足させてください。
タモキシフェン→ノルバデックス、タスオミンなどです。
「一世代前」も何もタモキシフェンとアロマシンは全く違う作用機序の薬剤であり、しかも交差耐性がありません。
極論すれば、タモキシフェン→アロマシンとアロマシン→タモキシフェンの順序の違いでの差があるとは現在考えられていません。(実際に前者の順序で何例も効果を示された方を私は経験しています。)その様な一世代どうのという事にとらわれないでほしいということです。

ちなみにタモキシフェンで効果が見られなくなった後は私ならばhigh dose Tremifene(大量トレミフェン;120mg/day)投与をおこないます。これもすばらしい薬効を示す場合がありますし、骨転移での痛み消失例も多く経験しております(今、特に痛みがないので関係はありませんが・・・。また増悪して痛みが出た時の武器として取っておくという方法もあります)。

来週月曜日 4月24日にレトロゾールが発売されるようですが、新しい武器(エース)が増えて喜ばしいと考えるにとどめ、今のうちに他すばらしいカードを使っておく事をお勧めいたします。

350 名前: けめ 投稿日:2006/04/19(水) 11:53
横レス失礼します。
>>342 東の空 先生
ホルモン剤と抗癌剤の併用はよくないと言われた理由が⑥からよく分かりました。
いままでそのようなことを聞いたことがなかったので。

これからもみんなの力になってくださいね。

351 名前: 302 投稿日:2006/04/19(水) 20:10
東の空先生へ
 私もこの掲示板をごらんの方々も,先生から多くの知識をわかりやすく伝授して頂いたうえに励みになるお言葉,共鳴できるお話をたくさんありがとうございます。
どうかご無理なさらないように・・・・でも時間が許すときがあれば御指導よろしくお願いいたします。

352 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/04/19(水) 22:54
しばらく来れませんで失礼しました。
しかしながら大変頼もしい方がご参加くださり、安堵いたしました。
東の空先生、激務さぞ大変かと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。

353 名前: まいける 投稿日:2006/04/20(木) 00:00
東の空先生
毎回、激務の中、迅速な対応ありがとうございます。うれしい限りです。
今日の主治医との話やPETの件については、明日にでも詳しくご報告させていただきます。まずは、取り急ぎお礼まで。本当に心強い限りです。

354 名前: 87=90 投稿日:2006/04/20(木) 01:22
>>331=東の空様
ご回答ありがとうございます。
ハーセプチンに限らず全ての薬剤で効果が
なくなる可能性があるとの事ですね。
もう少し詳しくお聞きしたいのですが
ハーセプチンはどれぐらいで効かなくなるのでしょうか?
母の主治医は、ハーセプチンを死ぬまでずっと投与すると
言っているのですが。

また抗がん剤の件、アドバイスありがとうございます。
とりあえず今は様子を見るという感じですが
肝転移が進んできたなら、もう一度母に助言する
つもりです。母が通っているところは個人医院で
病院嫌いの母がこの先生のところならって事で
通っているところなのですが、対応が大雑把というか
そんな感じで少し不安ではあります。まぁ、母がその先生とは
馬があっているというかそんな感じのところが見つかって良かったとは
思います。乳がんの肝転移のCT検査は次は6月頃に行うみたいです。
肝臓の腫瘍マーカーは平常値なのでそれほど焦る事はないのかもしれませんが
なんというか対応がのんびりしすぎていて、少し不信に感じたりはしています。

すいませんレスが長くなってしまいましたのでこのへんに致します。



355 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/04/20(木) 15:30
ノバルティス、骨吸収抑制剤「ゾメタ注射液4mg」が悪性腫瘍骨転移による骨病変の治療薬として承認

ゾメタが骨転移治療で承認取得しましたね。

ポイント:
・肺がんや前立腺がんなど幅広いがん種を対象とした骨転移の治療薬として、適応が承認
・「アレディア」に優る有用性を示すとともに、15分間という短時間での投与が可能

356 名前: まいける 投稿日:2006/04/22(土) 17:13
東の空先生
ごらん頂いているでしょうか・・・。日時が経過してしてしまい申し訳ありませんでした。
先日のDrとの話し合い(診察)ですが、以下に要約します。
①ナベルビンは、やはり9回で終了というのは誤りだったということ。妻から「白血球が下がりやすく、中止になることもあるので、投与量を減らし、継続的に使用するのはどうだろうか」と質問したそうです。Drは、現在、胸水の減少も認められる。現状で奏功していると考えているので、使用量を少なくすることは考えない。感受性は個人差があるのでなんともいえない。ということのようです。
②「ノルバデックス」の使用について。:「ノルバデックスは、ゾラとあわせて使用すると奏功率が高く、閉経後には効果がない。」との答えですが、果たしてそうでしょうか?私も素人ながらに調べてみたのですが、閉経後に対するホルモン療法として使われているように思うのですが・・・。
③PET検査:正確な結果は後日ですが、画像上では大きなものは認められない。右鎖骨部と肺の裏?背中付近に何かあるようだ。(肺Metaとは違うようです)放射線科Drの読影です。
以上、これまでの経緯も踏まえ、妻としても「ノルバデックス」を提案したのですが、なんとも医師のほうは乗る気ではないようです。ただ、抗がん剤の変更もないようで、新たな提案はありませんでした。また、アレディアも継続のようです。私も、先生のおっしゃる「最新の手立てが最善の治療」とは限らないと思います。今後も、機会を見つけて医師との話し合いをしていきたいと考えています。私は、専門家ではありませんが、やはり「ホルモン療法」や「アロマシンからノルバデックスへの変更」は検討してもらいたいと考えています。
私は、この場で東の空先生とお会いできたことを感謝しています。勤務多忙の中、私たちのために時間を割いていただき、本当にありがとうございます。
お時間とお気持ちが許すときがあれば御教示お願いいたします。


357 名前: シマ 投稿日:2006/04/24(月) 12:27
はじめまして。私は26才独身です。左胸上にシコリを見つけ少し大きくなったみたいです。脇の下が少し腫れて脇から指先にかけて少し痺れた感じが消えません。母が乳癌の手術を受けたので私も可能性が高いと思います。明日検診の予約をしましたが生理前で生理が終わるまで待った方が正確なのでしょうか?恐いので早く行きたいのですが確かな結果の方が良いです。どうか返事宜しくお願い致します。

358 名前: 東の空 投稿日:2006/04/24(月) 14:16
まいけるさんへ

①それよりも確かナベルビンとアロマシンを併用されているのではなかったでしょうか?以前にも説明をさせていただきましたが、ナベルビンは奏効しているのでしょうか。アロマシンが非常に良く効いているだけではないでしょうか。ナベルビンとアロマシンを最初から併用されているようなので、アロマシンのみが効いているのかナベルビンのみが効いているのか、あるいは両方効く可能性があるのにアロマシンが効いているためナベルビンの作用を減弱させているのか全くわかりません。今更、どちらを切るという事が言えなくなっているのでしょうか。
②「ノルバデックス」の使用について。:「ノルバデックスは、ゾラとあわせて使用すると奏功率が高く、閉経後には効果がない。」との答えですが、果たしてそうでしょうか?ということですが、ぜひその根拠(出所)を教えていただいてください。医師は人の命を扱っております。「おそらくこうだろう。」、「きっとこうに違いない。」という判断で治療をおこなってはならない場合があると思います。もし、まいけるさんの奥様にノルバデックスが効果があったとしてもこのままであれば一生出会うことはないでしょう。
申し訳ありませんが主治医の言っておられる「ノルバデックスは、ゾラとあわせて使用すると奏功率が高く、閉経後には効果がない。」という事が私には理解できません。とても勉強されておられるのだと思いますが、いろいろごっちゃになっておられるのでしょうか。乳癌治療は単なるパズルではありません。理論の上に薬が開発されて実際に投与され、効果が証明されていきます。ゾラデックスの効果は卵巣機能の廃絶です。直接癌細胞を殺しているわけではありません。ただ、「個体を閉経状態にする」薬剤です。理論的に言えば「ゾラとあわせて使用すると奏功率が高い」という事は言い換えれば「閉経状態にノルバデックスを使用すると閉経前よりも奏功率が高い」と言えます。タモキシフェンはエストロゲンの拮抗薬です。よって、拮抗するエストロゲンの濃度が低下すればタモキシフェンの作用も相対的に増強すると考えられます。よって、閉経前乳癌よりも閉経後乳癌の方がよりタモキシフェンの効果が期待できます。以上が理論です。
実際にどうかと言いますと、開発時の国内臨床試験集計では進行・再発乳癌に対しての奏効率(CR+PR)は、閉経前24.0%(18/75)、閉経後10年以下30.0%(39/130)、閉経後11年以上36.7%(22/60)と閉経前に比べて閉経後で高い奏功率を示し、しかも閉経年数に従って奏功率が上昇する傾向がみられています。さらに病巣別の奏功率では効果の高い順に皮膚転移50%(6/12)、リンパ節転移40%(12/30)、乳房内28%(7/25)、骨21.7%(5/23)と報告されています。まいけるさんの奥様はどうだったでしょうか?
参考までに術後補助療法としてタモキシフェンを用いた場合に関してです。EBCTCGの解析で再発リスクの減少を見ますと、50歳未満(閉経前)では45%の再発リスクの減少を示し、60-69歳で54%の減少を示しております。
以上より「乳癌治療に対してタモキシフェンの効果は術後補助療法、進行・再発治療にかかわらず効果を示し、特に閉経前よりも閉経後により効果が高い傾向がみられる。」と私は判断致します。厚生省もばかではありません。乳癌に対して効果が認められない薬剤の日本での使用を認可しておりません。タモキシフェンが閉経状態に関わらず認められているのには理由があるからです。
「ノルバデックスは、ゾラとあわせて使用すると奏功率が高く、閉経後には効果がない。」
とおっしゃっている事は、もしかしたらノルバデックスは、「閉経前乳癌に対して」ゾラとあわせて使用すると奏功率が高く、閉経後には「補助療法として用いた場合にアリミデックスよりも」効果が「少」ない。という事実と混同されておられるのではないでしょうか。
③PET検査:今、とてもすばらしい状態にあるのではないでしょうか。腫瘍マーカーが安定しているのであれば、あっていようが間違っていようが治療法を変えるのに抵抗がありますね。もし、2, 3ヶ月続けて上昇してくる時はタモキシフェンを用いる事は否定されるものではないと思います。

359 名前: 東の空 投稿日:2006/04/24(月) 14:24
シマさんへ
生理が終わって5日目あたりが最も乳腺が落ち着き、乳癌検診の触診での発見率が上昇するので、乳癌検診ではその頃の受診が勧められます。
しかし、シマさんは明らかにしこりがおありのようなので、検診をお受けされる意味がありません。
すぐに行かれれば良いです。

狸せんせいへ

みなさんのお役にはそれ程たてそうにありませんが、無責任を承知でお邪魔させていただきました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

360 名前: シマ 投稿日:2006/04/24(月) 19:54
東の空さん、どうもありがとうございます。さっそく明日行ってきます。鎖骨の下から腕にかけて痛みます。転移がとても心配です。けれど皆様頑張ってらっしゃるので、どんな結果であっても母と一緒に頑張ります。私は岡山なのですが良い病院を知ってたら、どうか教えて頂きたいです。

361 名前: 302 投稿日:2006/04/25(火) 01:25
シマさんへ 
 初めまして。受診することも不安ですね。参考になればと思います。
「日本乳がん学界」でネット検索をして頂ければ,2006年3月現在の乳腺専門医が勤務する病院が載っています。下記に記載しておきますね。4月は医師の人事異動があるので事前にホームページや電話で受診日に乳腺専門医が診察していることを確認する必要があります。
また大学病院や大きな病院では「紹介状」がなければ,特定療養費として3150円の自己負担がかかることもあります。紹介状がなくても受診できるのかを電話などで確認したほうがよいと思います。(乳腺専門医が毎日診察をしているとは限らないので,必ず電話で問い合わせをすることをお勧めします)

・倉敷成人病センター
・川崎医科大学付属病院
・岡山大学医学部付属病院
・川崎医科大学付属病院
・くにとみ外科病院
・おおもと病院
・岡山赤十字病院 など

また http://www.mammography.jp/    このホームページではマンモグラフィーがおいてある施設がわかります。こちらを参考にして受診して,結果を判断してから上記の病院へ紹介状を書いてもらうという方法もあります。頑張って下さいね。
 

 

362 名前: シマ 投稿日:2006/04/25(火) 06:40
どうも有難うございます。成人病センターで母がお世話になったので、私も今日行ってきます。予約もして先生もいらっしゃるようです。少しでも良い病院をと焦ってしまいました。教えてくださって有難うございます。以前から読ませて頂いてたけど本当いい掲示板ですね!怖いですが皆最初は怖いもので、放っておくほうが怖い事なので頑張ります。有難うございました。

363 名前: さくら 投稿日:2006/05/01(月) 22:35
沢山の意見を拝見している一人です。以前不安をカキコさせて頂きました。専門家の方々にお伺いします。潜在性乳癌との診断を昨年7月に受けました。38才独身です。転移は胸骨、腸骨、肺、右リンパです。主治医はいつも状況を見てと言いながら治療をされてます。癌の度合いに関し話された事はありません。掲示板を読むと皆さんキチンと知っていて感心すると共に、何故なにも言われぬまま治療が進んで行くのか考えます。症例が無く解らないとのお話を聞いて以来質問等もせずにおります。そんなに珍しいのでしょうか?知りうる事がある方教えて下さい。お願いします。

364 名前: かなえ 投稿日:2006/05/01(月) 22:59
申し訳まりません。
あせって新スレを立ててしましました。
改めてこちらに投稿させていただきます。
私の母の話です。みなさまご意見宜しくお願いします・・・。

はじめまして。かなえと申します。
今回は母のことでみなさんに相談したく、悩んだのですがスレッドを立てさせていただきました。

母は12年まえに左乳房全摘、その後再発はなく来ていましたが
6年前に右に新たな乳癌を発症、そちらも全摘術を受けました。
左乳房のときは部分切除も可能ということでしたが再発のリスクも考え全摘をしました。
右乳房のときは腫瘍の部位が乳輪に近く、温存は難しいということだったようです。
どちらもステージは0、幸いリンパ節転移はなかったようです。
化学療法や放射線療法はしておりませんが、2度目の術後からアリメデックスを内服しています。

しかし数週間前から右エキカ~右前胸部にかけて鋭い痛みを時折感じるようになり、
下着が皮膚にあたるだけでも痛みを訴えることがでてきました。
リンパ液によるものかとも考えていたのですが
今回、定期健診でCTとエコー、血液検査の結果再発の疑いが濃厚であると言われました。
やはりCT上、右胸骨(おそらく筋肉上だろうと)あたりに少し見えるようです。
腫瘍マーカーは上昇していません。
今回の診察で追加で細胞診をとりました。
次回骨シンチを予定しております。
主治医の先生は乳腺外科ではないので、同じ病院の専門医と相談すると言ってくれていますが
化学療法と放射線を考えておられるようです。
再発乳癌では内分泌、化学療法ときて放射線だと読んだのですが・・。

来週に診察が入っており、同席するつもりです。
このとき具体的に主治医の先生になにを質問したらよいでしょうか。

まずは再発部位、大きさ、遠隔転移の有無。
治療法を選択した理由。また却下した理由。
化学療法を行うのであれば組み合わせとリスク。
あとホルモンレセプターの有無なども聞いていなかったので質問しようと思っているのですが。
あとは治療データも含めて伺えればと思っているのですが。。。
これも聞いたほうがいいよ、というのがあればぜひ教えてください。
宜しくお願いします。


365 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/08(月) 03:25
ageます

366 名前: らじ 投稿日:2006/05/14(日) 22:20
はじめまして。母(現在65歳)が5年前に左乳房全摘・リンパ転移あり、術後抗癌剤治療~ホルモン治療をしていましたが、1年後に局所再発しました。放射線で腫瘍はなくなりました。その後もホルモン剤とゼローダを飲んでいましたが、2年後に再度局所再発しました。検査の結果、他には転移なしでしたので、今年2月に腫瘍摘出手術をうけました。今回の病理の結果、ホルモン受容体(-)Her-2陽性でしたので、ホルモン治療は打ち切りました。そして…また局所再発しました。今回は外来で部分麻酔でとりました。たった3カ月で…どうしてでしょう?こんなことってあるのでしょうか?

367 名前: 東の空 投稿日:2006/05/15(月) 09:49
局所再発には2通りあります。
1. 乳腺内再発:これは文字通り局所の再発です。しっかり取り切れればあまり心配はありません。
2.皮膚転移:これは皮下のリンパ管を経由しての再発です。全身転移と同じ扱いをしなければなりません。皮下のリンパ管を伝って広範囲に癌があり、結節を作って大きくなってきたものが順次出てきていると考えます。とりあえずは局所に出てくるものは取っておくのも一法ですが、根本的には全身療法を行う必要があります。
他に転移がないのであれば現在の治療を選択する事は選択肢の一つになり得ます。

368 名前: ちこ 投稿日:2006/05/15(月) 11:33
初めまして。大阪在住ちこと申します。
先月末に妹が乳間に近い右上部あたりが乳ガンであると診断されました。
大きさは親指程度で今後転移していないか、骨シンチ、CT検査をするようです。
まだ35歳と若く、おそらく初期段階であり場所が乳首に近い、転移の心配が内容にと乳房の全摘出を
提案されたようです。
今朝、FUSという治療法でブレストピアなんば病院が紹介されていましたが
どういう治療法で、再発の可能性など興味をもちました。
医師も、いろいろな治療法がありこちらで調べて良い物があれば紹介状は書きます。とおっしゃっていたようなのですが
医療に関して何も知識がありません。
妹はできれば温存したい気持ちが大きいようで毎日泣いており自身で調べる気力がないようです。
私もHPを検索してこちらに行き着きました。
いろいろと考えられる治療法、それに対しての再発の可能性等教えていただければありがたいです。
できれば関西圏の信頼できる病院等もお願い致します。
なにぶんガン初心者で情報が少ないかとは思いますがよろしくお願いします

369 名前: らじ 投稿日:2006/05/15(月) 13:33
東の空先生、早々にお返事をありがとうございます。私の母の場合、全摘しているので乳腺はない訳ですから、後者の方の再発になるのですね。と言うことは、これからも同じようなことが起きる可能性は大きいのですよね。検査ではどこにも転移はないとしても癌は広がっているので、全身治療をしたほうが良いのでしょうか?

370 名前: 東の空 投稿日:2006/05/15(月) 14:06
それはどこにも(検査上発見できる大きさの)転移が無いというだけで、皮膚転移は全身転移の一型と考えます。
ですから全身治療はするべきです。ただし、生命にかかわる転移が全く無いわけですから、よく言われるようなファーストラインのアントラサイクリン系やタキサン系抗癌剤を今やらないでゼローダの様な内服薬で治療するというのは一つの立派な選択枝であると思います。
それとホルモンレセプター(-)という事ですが、何で判断されているでしょうか?
EIA法か免疫染色法か。後者であれば陽性細胞が0%なのか数%は陽性細胞があるのかないのか。私はそこまでの判断で内分泌療法をしない決定をするべきとの考えです(以前発言しています。参照下さい)。

371 名前: らじ 投稿日:2006/05/16(火) 13:55
東の空先生、ありがとうございました。過去のご発言も読ませていただきました。母のホルモンレセプターの検査方法はわからないので母に確認してみます。とは言ってもきっと母も知らないでしょう。今の主治医とは相性が悪いみたいなのです。質問をしても『そんなに僕のことが信頼できないですか?』と言われてしまったり、母としてはもっとわかりやすく説明してほしくて答えを求めただけなのですが。(最初の手術の先生は移動で転勤になりました) 外来の度に私が付き添ってあげられれば一番良いのですが、近くに住んでいないのでそれもままならず…という状態です。 確認しましたところ現在、母はゼローダも中止し、無治療の状態です。今の主治医の診察に間違いはないと思いますが、もっと良い方法があるのではないか?母が主治医と対等に向き合い治療をしてほしいと願っています。

372 名前: 東の空 投稿日:2006/05/16(火) 14:48
らじさんへ

お母様の体には十中八九乳癌細胞が残っています。
しかも皮内リンパ管に入っておりますので、運が悪いと2次性炎症性乳癌様再発を来します。
非常に希ですがこうなるとなかなか長期生存が望めない事態になってきます。
今の内にできうる予防はしておいた方が良いのでは?というのが私の意見です。

373 名前: らじ 投稿日:2006/05/16(火) 15:35
東の空先生へ お返事、本当にありがとうございます。 東の空先生のような方が母の主治医だったら、どれだけ母の心が救われるだろう…と感じています。 さっそく母と話をして主治医に予防的な治療をお願いしたいと思います。 実は、私も昨年10月に乳癌の告知を受け今年1月に手術をしました。放射線治療を経て、いまはノルバ5年・ゾラ2年の治療中です。 これからもまた私のことも含め、ご相談させていただくかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

374 名前: 302 投稿日:2006/05/17(水) 00:24
 ちこさんへ

 初めまして。妹さんのご病気ということで妹さんともども様々な不安な状態があることをお察し申し上げます。
私も関西在住ですが,下記のサイトを参照してみてはいかがでしょうか?
乳がん治療は経過が長いので,受診するのに地理的にもご負担のなくしかも信頼できる病院を選択することが望ましいですが,
信頼できそうだと思われる病院は,丁寧にネット検索などして判断していかれてはどうでしょうか?
大阪には良い病院がたくさんあります。有名なところでは 府立成人病センターがありますが長く通院するためにも下記サイトで参照して調べて頂ければと思います。
http://www.jbcs.gr.jp/ninteii/kinki.html

 なにをどう調べてよいのかわらからないことが多いでしょうが,まず検査結果の把握と病院選び 頑張って下さいね。

375 名前: らじ 投稿日:2006/05/17(水) 14:44
東の空先生

 2次性炎症性乳癌様再発とは、どういう状態なのでしょうか?
先日、部分麻酔にてとった腫瘍の病理結果によって次の治療が決まるのだと
思いますが、母のような場合どれくらい治療の選択肢が
ありますか?
お忙しい中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いします。

376 名前: 東の空 投稿日:2006/05/19(金) 10:46
全体に赤くなり浮腫んで熱を持ってくる状態です。

治療の選択肢はといわれれば医師によってまちまちです、としか答えようがありません。

377 名前: まいける 投稿日:2006/05/20(土) 12:43
まいけるです。
ずいぶんと間が開いてしまいました・・・。東の空先生、お返事が遅くなり申し訳ありません。その後の状況について書き込ませていただきます。
 東の空先生がお尋ねになられた、ノルバテックスを使わない理由というのは、医師から明確なものはなかったようです。また、抗がん剤の変更もなく、ナベルビンの継続になりました。現状の治療の継続ということに落ち着いています。
PETについては、肺の後ろ側にある集積部位は、胸水であるのか胸壁部のメタなのか判断に苦しむようでした。しかしながら、胸水の減少も認められるので現状の治療を継続しています。仕事にも復帰し、アレディア+ナベルビン+ゼローダ+ホルモン剤 そしてハイパーサーミア(温熱)です。現状では、顕著な副作用であるとか病勢の影響による著しいQOLへの影響もありません。今後、どのような方針になるのかはわかりませんが、この場で頂いたご意見は、常に念頭にあります。次のことを考え、あわてることのないように、継続的に主治医との対話と患者からのアプローチを心がけて行くつもりです。今後も、よろしくお願いします。

378 名前: ちこ 投稿日:2006/05/22(月) 09:31
302さま
ありがとうございます。とてもうれしく読ませていただきました。
水曜日に検査結果とその後の治療方法などのお話があるようです。
またお尋ねしたいことがたくさんでてくるとおもいます。
どうぞ今後ともよろしくお願いします


379 名前: ゆか 投稿日:2006/05/22(月) 21:52
初めまして、私は今年で二十歳になります。今年の2月頃から乳頭近くの乳輪を摘むと白い液が出るようになりました。触れないと液は出てこないのですが、とても心配です。
どなたか宜しければご意見お願いします。

380 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/22(月) 22:36
心配なら念のため一度乳腺外科を受診するといいでしょう。
ネットでの診断は無理ですから。

381 名前: ちこ 投稿日:2006/05/23(火) 19:44
ちこです。
明日妹と一緒に検査結果、今後の治療方法等聞きに行きます。
聞きたいことをメモして持っていこうと思います。
・治療方法とその後の治療方法
・それによるメリット、デメリット
・温存の治療はできないのか?

それ以外何もおもいつきません。ほかに聞いておかなければならないことは
ありますか?
紹介状は成人病センターに書いてもらうつもりでいます。
ですが妹の主人は宮崎のFSU治療しか頭にない様子なのです。
2件紹介状を書いてもらうというのは失礼にあたりますか?
ご助言通り受診するのに地理的にもご負担のなくしかも信頼できる病院を
選択するのがよいのは理解しているのですが
その後どういう風に治療をすすめていけばよいか悩んでいます。
ほんとに情けないです・・・

382 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/05/23(火) 22:49
狸です
>>381ちこさん
FUSはブレストピアなんば(宮崎)で国際臨床試験の募集もしています(http://fus.breastopia.or.jp/fworld03.html)。ただうかがったちこさんの妹さんの状態では参加の的確基準に合致しないように思います(大きさと場所)。FUSはブレストピアのHPをご覧いただければ判りますが、ピンポイント&集積性の超音波でがんの病巣をたたく方法ですので、うまくすると切る必要がないとされます。もしブレストピアでの治療ができるのであれば、例えば術前補助療法で腫瘍を小さくしてからFUSで止めを刺すといった方法もできるかもしれません(私も詳しくないのでブレストピアに相談なさってはいかがでしょうか?)。
一般に乳頭の直下ですと、予後が悪いケースが多く、また乳頭喪失により美容上の問題から温存をしても不自然なためか全摘出になるケースが多いようです。ご年齢からも主治医の判断は無理からぬことかとも思うのですが、妹さんのお気持ちも良くわかります。明日検査結果をうかがうとのことですので、
・温存は絶対ダメか?
・温存のために術前補助療法ではどうか?
・術前補助療法後FUSはできないのか?
・乳頭を切り取ったとしても、人工的に再建できないか?
など、温存の可能性を最大限うかがってはいかがでしょうか?

383 名前: 302 投稿日:2006/05/23(火) 23:37
ちこさんへ

 こんにちわ。乳がんの診断を受けた病院で治療をしない場合は,検査結果(エコー・マンモ・細胞診など)の把握をすること。治療方法として温存術が可能なのかを聞くことなど ちこさんの考えている内容でよいのではないかと思われます。
紹介状を2通 書いてもらうのは失礼にならないかどうか? ということについてはセカンドオピニオンとして受診するのなら失礼にならないのかもしれませんが,治療を行うことを前提として受診するのなら 他院にも相談する予定であることを伝えておくほうがよいと私は医師に教えられました。
紹介状を持参して受診すると,治療を行っていくことを前提として きちんと妹さんにあう治療方法をまた提示して頂けると思います。

 宮崎―とは宮崎県ですか? 乳がんの治療は手術よりも術後の治療が重要で,化学療法やホルモン療法など定期的な外来受診で治療を行ううえに,無治療になったとしても約10年間は経過観察として受診していかなくてはなりません。
そのため,地理的にも負担のない自宅近くがベストだと思います。
妹さんのご主人と意見が違う場合は,妹さんがどうしたいのかをはっきり意思の確認をしてまずは妹さんの意見を尊重することが大切なのではないでしょうか?

 お辛いでしょうが,妹さんの問題なのですから,妹さんが中心になり問題解決をしていく姿勢がないと大変なのではないかと思います。
その中でご主人の意見やちこさんの意見があっても構わないと思いますが・・・
参考にならないかもしれませんが,頑張ってくださいね。
 

384 名前: ちこ 投稿日:2006/05/24(水) 00:40
狸さま302さま
私の支離滅裂な文章にお返事いただき感謝です。すごく心強く思います。
FUSをFSU・・・失礼しました。

狸さま、術前補助療法というのは手術をする前になんらかの方法で腫瘍を小さく
するということですよね?ほ~・・・なるほどと感心しきりです。これから調べてみます。
貴重なご意見参考させて頂き明日に臨もうと思います。(もう今日ですね・・)
ありがとうございました。

302さま
宮崎とは狸様の言うブレストピアなんば病院のことです。
私もこの掲示板を読むまで術後の治療は思いもつきませんでした。
たぶん旦那も同じ気持ちで単純に切るのはかわいそうだから切らずにすむならどこへでも・・・と思っているのでしょう。
姉としては「愛してるんだな~」と微笑ましいのですが。
妹はショックが強く病院に行くと”涙が出てしまって真っ白な”状態になってしまうらしいのです。
妹は親友を骨肉腫で亡くしたことがあるだけに口には出しませんが余計にいろんなことが頭をよぎるのだと思います。
それで私がついて行くことになったいきさつがあり、明日初めて旦那を交えて今後のことを話すことになります。
302さまの言うように妹にもパニック状態から抜け出して現実を直視しどうしたいのかを聞かなければいけませんね。
私が行くことによって気持ちが軽くなってくれたらうれしいのですが。

本当に貴重なご意見ありがとうございます。
頑張ってというお言葉支えになります。ありがとうございました。




385 名前: 302 投稿日:2006/05/24(水) 01:32
 ちこさんへ

 今の段階でブレストピア難波病院はどうなのだろうか?と言うことが疑問です。私もほんの少ししかわかりませんが・・・
恐らく 府立成人病センターや国立大阪医療センター,市立医療センター,厚生年金病院などの方がよいのではないかと思われます。

 ごめんなさいね。妹さんがパニックになられているからお姉さまのちこさんがご相談なされているのであろうことは察しておりましたが,
「乳がんは充分チャンスのある病気である」と東の空先生も申しておられます。
私も今年の2月に温存術を受けて現在,抗がん剤治療中です。妹さんの過去の思い出が,現在~未来への悲観的傾向になることはお察しできますが,
あきらめない強い精神力が大切です。
 お姉さまのちこさんが,上手に妹さんの精神状態をみながら積極的に立ち向かえるように導いてあげることがよい結果をうむことにつながると思われます。
一緒に頑張りましょう!
 こちらの掲示板には,とても狸先生・東の空先生・774先生など素敵な先生がいらっしゃいます。
 厳しいことを申し上げたことは,妹さんのためにならからであるとわかって頂ければと思います。

386 名前: ちこ 投稿日:2006/05/24(水) 10:48
302さまありがとうございます。
302さまのお気持ちは理解しています。ほんとにありがたく励ましになっていますよ!
302さまのご回復お祈りしています。先輩としてこれからもよろしくお願いします。
ところで
”今の段階でブレストピア難波病院はどうなのだろうか?と言うことが疑問です。”
この理由をお聞きかせいただければありがたいのですが・・・
国際臨床試験の段階という意味でしょうか?
そろそろ出かける時間です。では行ってきます!


387 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/24(水) 19:01
狸さま         横からすみません。>382のご発言に“一般に乳頭直下は予後が悪いケースが多く…”とありました。乳頭直下とそうでない場合とでは予後の違いはあるのでしょうか?

388 名前: 302 投稿日:2006/05/24(水) 22:34
ちこさんへ

 お疲れ様でした。納得ができる説明を受けることはできましたでしょうか?”今の段階でブレストピア難波病院はどうなのだろうか?と言うことが疑問です。”の理由ですが,この病院は大阪府外になるため術後の治療に地理的負担を伴うためです。
どうしても乳房を傷つけたくないなどの理由で,FUS療法を希望されるのでしたらFUS療法のみ ブレストピア病院で行い,術後治療は大阪で行うことも可能かと思われますが,こうしたことも医師との相談が必要になってくると思います。
 また術後治療のみ,大阪で行うとしても再度医師との信頼関係を築いていかなくてはならないので精神的にも負担になります。
術前~手術~術後管理を一つに病院で行うほうが,医師も患者様の状態を理解しやすく,患者様自身も自分の体の状態を理解してもらえているという精神的な安心感につながることが多いものです。
そうした信頼関係を築くことは,ある程度時間もかかります。乳がんの長期戦治療に耐えうる力にもなると思われます。
 それにもし臨床試験に参加すると,医師は患者様の経過はどうなっているのかを知る必要が生じてきますので,手術をすれば終わりにはならないことが考えられます。(患者様の安全を守るうえでも必要なのです)
(私もある臨床試験に参加して治療を行っているため,臨床試験ではそうなっている場合が多いように思います)

 狸先生のご回答をよく参考にして頂ければと思います。ちこさんの妹さんの場合でしたら,乳間の右上部ということで温存術ができても乳房の形が変ることが目立つかもしれませんが,
もし術前化学療法(術前に抗がん剤を投与して腫瘍を小さくする)が 適応になれば切除部分が小さくなるのでメリットがあります。
 阪大と大阪厚生年金病院では,”内視鏡での乳房温存術”を行っているようです。しかしこれがちこさんの妹さんに適応できるかどうかは医師に相談する必要があります。

 治療方法と病院選択が最初の難関かと思われますが,多くの患者様がそうして暗中模索して乗り越えておられます。私もそうでした。家族や兄弟を総動員して自分のがんの状態でどんな手術ができるのかやそのための病院探しに必死になりました。
お気持ちすごくよく理解できます。妹さんのパニック状態も理解できます。乳がんの告知を受けてからは,多くの患者様は病気のことだけではなく,それに伴う哀しみや辛さ,不安と共存していくことを余儀なくされるからです。
 でもみんな頑張っておられます。だから妹さんにも是非この掲示板をごらんになって頂きたいなと思います。
 一人の乳がん患者の意見として参考になれば幸いに思います。

389 名前: 389 投稿日:2006/05/25(木) 00:38
アドバイスは根拠の所在が必要かと思います。
例えば、HER2陽性にはタモキシフェンよりアロマターゼ阻害剤がよい
というのも実際の臨床試験ではしめされていません。
(2005年サンアントニオ乳癌学会、BIG1-98グループの報告より)
閉経前、ER陽性、HER2陽性乳癌にゾラデックスを使って偽閉経にし、
アロマターゼ阻害剤を使うと言うのは危険です。
これは一例ですが、根拠ある情報を流しましょう。
患者さんが藁をもつかむ思いで、あらゆる情報を希望しているのは
よく分かりますが、本当に藁を投げてはいけません。



390 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/25(木) 01:43
>>389
閉経前・ホルモン陽性ならば、Her2は関係なく、ゾラデックスは
標準なのではありませんか?

ゾラデックスに、タモキシフェンを乗せるか、アロマターゼインヒビターを
乗せるかということだと、主治医に聞きましたが、違いますか?

ゾラデックス投与中はアリミデックスを処方できないのは
保険ではねられるからだとも聞きました。

「閉経前、ER陽性、HER2陽性乳癌にゾラデックスを使って偽閉経にし、
アロマターゼ阻害剤を使うと言うのは危険です。」という
理由が知りたいのですが…。

HER2陰性なら、ゾラデックスとアロマターゼ阻害剤を使っても
危険ではないということでしょうか?


391 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/05/25(木) 08:44
狸です
>>387名無しさん

ご心配をかき立ててしまい大変失礼しました。
乳頭付近のがんが予後に良くないというのは、乳房の構造に由来します。乳腺は乳房を放射状に広がり、その末端はすべて乳頭で外に繋がっています。これは赤ちゃんがおっぱいを飲むのですから明確ですね。ですから乳房では乳管どうしの距離が離れていますが、乳頭ではまさに乳管が密集した状態になります。
乳がんというのは多くの場合(ほとんど、ですね)乳管の内腔の表面からできてきますので、初期やおとなしいタイプですと乳管の外には出ませんが、浸潤(管の外に出る)はやはりよく起きることです。乳房ですと管から出ても周辺の脂肪組織ですからそこから更に外に広がる場合にはそれなりの時間が掛かったりしますが(がん細胞の通り道が少ないから、と思ってください)、乳頭近傍ですと外に出たらまたすぐ隣に別の乳管がある、なんてことになります。そうなるとその隣の管にがんが侵入したら、そこはいわばがんにとっては広がるための通路なのですから乳房の方などにも広がりやすくなります。

392 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/05/25(木) 08:45
狸です
>>389さん
ご指摘真摯に拝見いたしました。
おっしゃるようにコメントをする者は可能な限り根拠を示すことが必要と思います。ただ言い訳をさせていただくと、根拠が示せないがゆえにコメントができないことの不利益はないかと考えてしまいます。私もそうですが、東の空先生や774先生もご自身の知識を少しでも役に立てて欲しいからこちらに情報を寄せています。しかし知識は頭の中で整理させてしまっているため、その原著(?)の存在までは覚えていないことが多いと思います(申し訳ありませんが、私はその傾向が強いです)。根拠を示さないことは、同様に根拠を示さないで売り込む健康食品と同じではないか?との自己矛盾を抱えているのも事実ではありますが、”ご相談者にとっての最大の利益”になるべく、かつ可能な限り科学的な妥当性を伴う情報と自身で納得したものについてのみ記載するようにしているつもりです。もちろん根拠を可能な限り記載するように心がけたいと改めて思いましたが、以上のような側面もご一考頂けますと幸いです。

なお、Her-2陽性時のホルモン療法にタモキシフェンがいいか、アロマターゼ阻害剤がいいかの議論はおっしゃるとおりまだ決着がつかない問題ですが、ATAC Studyをはじめとした各種の臨床試験成績によってアロマターゼ阻害剤の有用性が示されていることを考えると、Her-2陽性時にその効果が逆転する(タモキシフェンの方がいいかも?)との考えには逆に多くの説明が必要と考えます。第一選択と第二選択の違いはそういう部分に効いてくる問題かと個人的には思います。

393 名前: 387名無し 投稿日:2006/05/25(木) 16:47
狸さま、わかりやすくご説明くださいましてありがとうございます。私は乳頭付近に2.5×1.4×1.9の腫瘍がありました。(リンパへの転移はありませんでした)最初に診ていただいた医師からは全摘と言われました。乳腺専門医ではなかったので、ガン専門の病院へ転院しました。そこの先生からは剥がせれば乳頭も温存でいけるだろう、と言われ、その通りの結果になりました。予後に違いがあるなら全摘でも構わないと伝えましたが、術後に放射線治療をするので全摘と同じなので予後に差はないとの事でしたので、残せるなら残したいと希望しました。ホルモン陽性、HER2陰性で、放射線治療後、現在はゾラデックスとタモキシフェンで治療しています。  術後に乳頭が残っていて本当に嬉しかったので温存したことを後悔はしていませんが、日々頭のどこかで常に再発に怯えていることも確かです。本を読んだり、このような掲示板を見て少しでも乳癌を理解しようとする反面、自分と同じような部位の症状を目にし一喜一憂したりもします。今回、書き込みをするのにとても勇気がいりましたが、丁寧にお答えくださり書き込みをして良かったと思っております。 まだまだ治療は始まったばかりですが、普通に生活できることに感謝し生きていきたいと思います。長々とすみませんでした。

394 名前: ちこ 投稿日:2006/05/25(木) 21:29
ちこです。
昨日行ってきました。
CT結果とエコー結果を説明して頂きました。
私が聞いていたのとはずっと乳頭の近く(右)に腫瘍がありました。
そして右の脇におそらくリンパ転移であろうという影が見つかりました。
それからCTでは肝臓の気になる影がみえます。ということでした。
妹の話ではエコーの先生には「異常ありませんよ。」と言われたと聞いていたので
驚いてしまい、先生も「もう一度見てみましょう」と再度視ていただきましたが
判断がしづらいので金曜日MRIをとってきちんと調べてみましょうということに
なりました。
主治医の今後の方針としては
・リンパの転移はおそらく間違いがないので全摘出
・ほかに転移がある可能性もあるので抗ガン剤投与
肝臓の転移が見つかればまた治療方法が変わってきます。
とのことでした。
主治医が「身内に勧めるのは抗ガン剤を投与してから全摘出をする」と言っていました。
MRIの結果とこれからの治療については次週の水曜に説明をうける予定です。
前回の診察ではほかに転移していない状態の説明をうけていましたので皆かなりの
ショックを受けてしまいました。
主治医もほかの転移は「一応念のため・・・」と思っていたようで予想外の結果になってしまったと言われました。
宮崎の件も転移をしている時点で適用外になるだろうしそこでも同じ治療法を勧められるであろう
とおっしゃいました。
温存についてはよろしくない考えのようです。
主治医は来週判断をして再来週には抗ガン剤投与をする考えのようです。
大きさやステージなどは聞くのを忘れてしまいました。(後悔・・・)
昨日はがーんとショックをうけてしまいここに来られませんでした・・・

今日改めて妹と話をしました。
先生も親身になって話をしてくださっているし、聞いてくださっている。あなたが決断しているのであればここでの治療もよいと思う。
でも、少しでも迷いがあるのならほかにも診てもらって意見を聞いてみるのも良いのではないか?
同じ診断なら決心もつくし、違う治療法も見つかるかもしれない。
来週までにそれだけは決断しておいてほしいと言いました。
妹は「ほかでも診てもらいたい気持ちはあるけど先生が早く治療しなさいと言うことはほかの病院に時間ないんとちゃうん?」と気にしています。
何週間かの差でがんが進行してしまって手遅れになるということはあるのでしょうか?
おかげさまで妹は少し前向きになりだした様子に見えました。
それと狸先生のおっしゃる術前補助療法とは抗ガン剤のことなのでしょうか?

395 名前: 302 投稿日:2006/05/26(金) 00:13
ちこさんへ

 厳しい現実のなかご心痛心よりお察し申し上げます。よく頑張りましたね。
現在の主治医はとても良心的でよい医師ですね。セカンドオピニオンも勧められるくらいなので,治療方針として間違いはないという自信があることがわかります。
また少しでも納得ができるように・・・という思いやりが主治医にはあると思われます。

 乳腺外科はどこも混んでいるので,術前化学療法をしなくても初診から手術まで1~2か月の待機期間を要する施設が多いのが現状です。
その1~2か月の間にがんが進行するのではないか?と皆不安を感じますが,ほとんどの場合はすごく進行することはないそうです。

 狸先生のおっしゃられている術前補助化学療法は一般に抗がん剤です。ホルモン感受性が陽性であれば術前ホルモン療法をされる場合もあるそうですが,
一般的には抗がん剤です。

 少しでも迷いがあるのなら,セカンドオピニオンを受けることもよいと思います。納得して治療を受けることが重要だからです。
現在の主治医は標準的な治療をすすめておられると思われます。
 妹さんが前向きになられている発言がみられてよかったですね。安心しました。お辛いでしょうが,頑張ってくださいね。

396 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/29(月) 18:33
他の臓器に転移がある場合、根治は難しいというのは掲示板を読んで理解しましたが脇のリンパも少しでもあれば根治は難しいのですか?

397 名前: 紫陽花 投稿日:2006/05/30(火) 00:22
久し振りに書き込ませて頂きます。
昨年9月に右乳房に炎症性乳癌の診断を受け、右肺・右脇リンパ節・背骨への転移が確認され、背骨が圧迫骨折していた為に昨年10月に骨セメントで固定する手術を受けました。
術後の経過は良好なのですが、今年2月、乳房の切除手術を勧められ、迷っています。
昨年9月の状態では炎症を起こしているので手術はその時点では不可能と言われていたのですが、
薬が合っているようで(毎日のノルバデックス服用・4週間に1回のディープリン注射とアレディア点滴を受けています)炎症がおさまり、腫瘍が少し小さくなっている今なら切除できると言われました。
ただ、疑問に思ったのですが、手術をしたら余命は延びるのでしょうか?それとも、特に変わらないものなのでしょうか。
凄く単純な質問なのですが…主治医が余命告知をしない主義の先生なので、よく分からないのです。
もちろん、体に良いから手術を勧められるのだろうとは思うのですが…。
命が延びないなら、手術はせずにいたいというのが正直な気持ちです。乳房の全摘出という状態が嫌だという事もあります。
漠然とした質問で申し訳ないですが、よろしくお願い致します。

398 名前: まいける 投稿日:2006/05/31(水) 19:49
まいけるです。
本日、妻は診察日でした。残念なことにマーカー値が上昇してしまいました。TPA、CA15-3が3桁代になったしまったとのこと。主治医としては、肺を疑っているようです。ナベルビンの点滴日だったのですが、通常入れている左腕が、浮腫が強いため右手にしました。しかし、途中で入らなくなったようです。
もともと、左を全摘しているので右中心だったのですが血管が弱っているようです。白血球減少で前回は中止、そして今回は規定量不足・・・。この状況下でのマーカー値上昇と、本人のみならず私も心穏やかではありません。正直、どうしたらという弱気も出てしまいそうです。月曜日にはCTです。
以前、東の空先生がおっしゃっていた内分泌療法(ノルバテックス)を再度相談してみるつもりではいますが、妻も抗がん剤が開いた時に病勢が増したとすると、今後ナベルビンがつかないときはどうなるのかということが不安なようです。諦めるわけには行かない気持ちは変わりません。この状況下で、セカンドを受け入れてくれる病院もあるのか不安です。
すみません、長々とまとまりのない書き込みになってしまいました。


399 名前: アポロ 投稿日:2006/06/01(木) 15:06
神奈川県大和市立病院で乳癌手術を受けた方に
情報を教えていただきたいと書き込みました。
6月初旬に細胞診の結果をお聞きすることになっています。
経験、評価、など教えていただければ有難いのです。
よろしくお願いいたします。

400 名前: 投稿日:2006/06/02(金) 01:17
初めまして。質問させてください。
母52才閉径前です。5月1日に左乳房全摘出しました。侵潤性乳管癌ステージⅡaでした。癌は4.5センチあり、リンパ節転移なしでしたが再発防止のため取りました。術後抗癌剤にCMFを6クールする予定でその後、生理の状態でホルモン療法をする予定です。
ハー2陰性、ホルモン陽性でした。他に今は転移なしです。ACか何かと3種類ほど抗癌剤の選択肢がありましたが比較的、副作用の弱いCMFから始めたいと母はいいました。脱毛に抵抗があったためでした。この選択はよかったのでしょうか?
6月7日から1クール目が始まります。いまさら不安になってきてよかったのかどうか…。放射線も必要なしと言われしませんでした。しかしながら母はいつ死んでもいいから治療を断ろうかとも言います。娘としてどうしてあげるべきか…。狸先生や東の空先生などなにか感じることがありましたら助言を下さい。

401 名前: 狸@ASCO 投稿日:2006/06/02(金) 09:28
狸です。
ASCO参加のため米国滞在中です。
ちょっとネット環境が悪く、うまくつながりません。
順次回答は入れたいと思いますので、しばしご猶予ください。

402 名前: 狸@ASCO 投稿日:2006/06/04(日) 10:51
狸です
>>397紫陽花さん
ご返信遅れまして失礼しました。
炎症性乳がんが薬剤で叩けているとのことで、ほっといたしました。
炎症性乳がんは意外なことに薬剤の感受性は結構良いのです。それで小さくなった場合に切除したほうが良いかについては正直よくわかりません。通常ですと転移性の癌は切除しないのですが、乳がんは扱いが異なり、ご相談のようなケースでも切除することで局所進行が抑えられ、QOLが向上することもあります。紫陽花さんご本人が切除したくないとの気持ちも良くわかります。個人的な見解ですが、現在の治療はホルモン療法であり、今後薬剤の耐性が出てくる可能性が捨て切れません。そうなると薬剤の効果が症状の進行に追いつくのかなんとも言えません。後々の選択肢を広げるためには切除も視野に入れても良いように思います。ご参考になれば幸いです。

403 名前: 狸@ASCO 投稿日:2006/06/04(日) 11:02
狸です
>>400稍さん
いろいろご自分で勉強なさっているようで、ご懸念がそのまま伝わってまいります。
お考えのとおり、現在お受けの治療は現段階の判断では通常ならアンスラサイクリンを含む補助療法(CAF、CEFやAC、ECなど)が選ばれると思います。しかしお母様がご懸念のとおり脱毛がどうしても出てきます。ですが、そういった選択は医師がするものではなく、あくまで患者さんご自身が選ばれることです。ガイドラインやコンセンサスといったものは、最新の科学でわかっている最も可能性の高い組み合わせの合意事項でありますが、それ以上に優先されるのは患者さんご自身の選択なのです。
お嬢さんとしてお母さんのことが心配なのは良くわかります。お母さんの意思と治療効果の兼ね合いから、以下のことはいかがでしょうか?
・ほかには転移がない、とのことですが、リンパ節転移もありませんか?もしあればその個数によってかなり明確に再発までの時間が違ってきます。多数個の転移があるようなら、もう一度アンスラサイクリン含有レジメンへの変更を言ってみましょう
・リンパ節転移もないのであれば、より強い化学療法での上乗せ効果がお母さんの頑なな態度を無理やり変えさせるほど劇的ではない可能性もあるので、ホルモン療法をしっかりやることで収める(ホルモン療法は脱毛はしませんから大丈夫では?)
・リスク次第ではCMFと同等以上であるUFTにする
ご参考になれば幸いです。

404 名前: 投稿日:2006/06/05(月) 08:16
400の娘です。狸先生ご返信ありがとうございます。母はリンパ節転移0個でした。本来癌が小さいならホルモンレセプター陽性なんで、ホルモン療法の可能性が高かったみたいですが、癌が4.5センチあり、抗癌剤を念のためしたほうがよいとの事で選択肢をいただきました。抗癌剤を断ってもよかったと言う事だったのでしょうか?一応癌は取り切れているみたいで断片も陰性でした。CMFと同等のUFTはリスクでは同じなんでしょうか?勉強不足でして、わかりません。ホルモンは今回CMFが6クールの後に閉径してるかしてないかで薬剤を決める方針です。

405 名前: 狸@ASCO 投稿日:2006/06/05(月) 17:54
狸です
>>404稍さん
UFTはおそらくCMFよりも効果が高いと思われますが、絶対的な比較試験は一度のみ?だったはずですので世界的なコンセンサスには至っていません。しかし記憶の中で恐縮ですが、報告内容は非常にまっとうあり、CMFを凌駕すると感じたものでした。UFTは経口剤ですので投与も楽ですし、副作用の観点でもかなり有利な薬剤です。
しかし、現状すでにCMFがほぼ終了しているので、この上でUFTを追加するエビデンスは実はありませんが、現状からアンスラサイクリンを含む化学療法をするのはご本人が固辞しそうですし(幸いリンパ節転移がないのでしたらアンスラサイクリンを是が非でも入れるべき、とまで至りません)、さりとて治療終了では娘さんであるあなたが不安でしょう。こういったことを全部考えると、今できそうなのはUFTの追加かな、と思いました。 

406 名前: 投稿日:2006/06/05(月) 19:56
狸先生ありがとうございます。まだCMFは始まっておりません。今度7日が一回目になります。主治医とまた話してみようかと思います。ありがとうございます。

407 名前: 投稿日:2006/06/05(月) 23:29
本日、主治医に聞いてみましたがUFTは、症例も少なく、しかしながら、CMFと比べると再発率が高いと、教えられました。それに、腫瘍の大きさが2.5センチ以下の方を対象にしか投与できないとも言われました。 主治医が使用例もないとの事で、実験結果で言うならば再発率が高いとの理由から実験が打ち切られたとの話でした。やはりCMFを、まずはやっていくらしいです。狸先生に助言していただいたのに主治医が乗り気じゃなくて、残念でした。ほかにも手があるなら、また助言お願いします。

408 名前: marin 投稿日:2006/06/06(火) 04:31
母親が乳首が少し陥没してるということで、かかりつけの医者へ行き、
診てもらったら専門外だから、専門の病院へ行けと。

専門医に診てもらったら ほぼ 乳ガンに間違いないと・・・
医者は冷たいもので、なぜ今まで放置しといたと暴言を。

検査結果は1週間後だけど、家族として ものすごく心配で とてつもなく
長い1週間になりそう。
ガンであっても、治るガンと思いたいけど 手の施しようが無いと言われる
のが怖い。

皆さんは患者の家族として、どのように患者である母と接していけば良いと
思います?

母は睡眠剤が無いと寝れないと言って、さっきも2度目の睡眠剤を飲んでました

409 名前: marin 投稿日:2006/06/06(火) 04:37
連続書き込み すいません

母の話では医師は触診しただけで、ほぼ癌に間違いないと
言ったそうです。しかも医師は、いつから今の状態だと
言ってきたそうですが、そんなの思いつく訳ないのに。
触診だけで、ガンと判断がつくのですか?

家族として とてつもなく心配でなりません

410 名前: 千春 投稿日:2006/06/06(火) 19:28
>>408-409 marinさん
御心中お察し致します。…と言うよりも、
「marinさんのお母さまがかかられた乳腺専門医は私が大喧嘩をして転院してしまった病院ですか??」
と言うほど、私の母が告知された時に酷似です。

まず、「なぜ(こんなになるまで)今まで放置しといた!?」
この言葉は患者には大打撃なのが多くの患者を日々見ている医者として何故分からないのでしょうか?
この言葉を言われた途端、母は重病人になりました。
が、最終的な診断が下る前のこの言葉は『視・触診だけの(思いやりに欠けた)見解』です。
現に同じ事を言われた母については遠隔転移、リンパ節転移共になかったです。
だけど今のお母さまもmarinさんもお可哀想…
確定診断のつく前のあの言葉は不安でいっぱいの患者・家族を本当に地獄の底に突き落としますよね。

次に触診と言うより、
視診だけでも専門家には“ある程度”悪性の判断がつく場合もあるようです。
その前医にも現在お世話になっている主治医にも、
母のしこりが引きつれて“えくぼ状”になっている事を指摘されましたが、
指摘されても尚、母本人・私・伯母の素人には凝視するも分かりませんでした。

411 名前: 千春 投稿日:2006/06/06(火) 19:30
さて、marinさん!ここからです!!

乳がんの診断と遠隔転移などは以下のような検査で決められます。
(どのサイトも内容はほぼ同じですが…)

愛知県がんセンター『乳がんの診断』
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/200/210/several-cancers/iroiro-na-gan-07.html#30

新潟県立がんセンター『乳がんの診断』
http://www.niigata-cc.jp/Sikkan/Setumei/NyuGan.html#診断

相良病院『乳がん:~乳がんの診断から治療まで~』・http://www.minc.ne.jp/sagarahp/breast_cancer/index.html

がん患者SS TODAY!『乳がんの症状と検査』
http://www.v-next.jp/contents_02.htm

乳がん.jp.(アストラゼネカ)『検査と診断』『乳がんの治療法』
http://www.nyugan.jp/check/index.html


万が一悪性=乳がんと診断された場合に備えて、乳がんについての正確な情報を把握しましょう。


国立がんセンター『乳がん』
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010201.html

JR東京総合病院『乳がん』
http://members.at.infoseek.co.jp/kawa2000/

来週からの病院へは出来ればお母さまにどなたか同伴なさってください。
そして、乳がんと診断された場合は、
○細胞診の結果とそこから分かった事(ホルモン受容体の有無、Her-2過剰発現の有無など…うちの転院前の病院では2年半前どちらも細胞診では調べないと言っていましたが今は少なくてもホルモン受容体は調べると思います。)

↓こちらから下は細胞診断の結果悪性となってからの画像診断(CTやMRI、骨シンチなど)で調べるのですが、
○現在までにリンパ節転移・遠隔転移は疑われるか?
○現在のところステージはどのくらいか?
 (細胞診によるクラス分けとステージは全く別です。クラスはクラス5=悪性=乳がんと言う事です。ステージ=病期はがんセンターのサイトなどをご参照ください。)
○今後の治療の予定。薬剤とその期間。放射線療法は行なうか?
○術式の種類は?
 全摘にしても、例えば母の場合中を縫って皮膚はテープで留める方法で、傷跡はとても綺麗です。

などを主治医に聞きましょう。
質問事項は箇条書きして行き、主治医の説明もメモしましょう。
録音するのもいいでしょう。
 (録音するなら予め主治医に「とても1度説明をお聞きしても頭に入りそうもないもので」と了解を取りましょう。もしそれを拒否されるようならば病院を変えた方がいいかもしれません。)

1件の病院の治療方針に不安の時はセカンドオピニオンを申し出て資料を貸し出して頂くといいです。
セカンドオピニオンを選ぶ際は現在の主治医からの紹介よりも、
ご自身で病院を選択する事をお薦めします。
(セカンドオピニオンのデメリットは、それだけ治療までに時間をロスしますが、納得のいかないままだと今後の治療に悪影響が出ます。)


次に、2年半前にはまだあまり一般的では無かった『術前化学療法』と『センチネルリンパ節生検』についてです。

以前はリンパ節転移の疑いが低い場合は、手術→術後補助療法が多かったのですが現在では、
いち早く全身治療が出来る、
お母さまに効果がある薬剤を確かめられる、
しこりを小さくして縮小手術を可能にする…
などのメリットのため、術前化学療法施行の幅も広くなっているようです。
乳腺外科はとても混んでいて、手術までに時間がかかる場合も多く、その時間を埋める手段にもなり得ます。

http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/100/180/index.html
センチネルリンパ節生検についてはこの他、上記のJR東京病院のサイト他にも詳しく載っています。
術前化学療法を行なった場合センチネルはしない方針の所も多いようですが
(診断の精度が落ちるためと、以前はリンパ節転移の疑われる症例に対して術前化学療法が多く行なわれたため術前化学療法後には郭清が必須だったのも一因でしょうか?)、
術前化学療法やセンチネルリンパ節生検の可能性についても、
お母さまにはどんな治療法が最適か、主治医とよく相談なさってくださいね。

412 名前: 千春 投稿日:2006/06/06(火) 19:33
ここまであの頃を思い出し取り留めもなく書いてしまいました。
長くなりました事をお許しください。

家族としては、本人同様突然の事で知識も情報も全く持ち合わせていなく、
不安に押し潰されそうになりますが、
お母さまに安心材料を提供し不安を解消してあげるためにも、
まずとにかく正確な知識の習得が肝心です。

私はこちらの乳癌スレッド(当時はまだPart1でしたが(;^_^A)を最初から読み、
必要と思う所を書き留めました。
漠然と読むのではなく書き留めるととても頭に入ります。
それから、決して慌てて民間療法などに手を出さない事。
乳がんはホルモンが関与する病気ですし、そのため治療のつもりで飲んだものがその逆の作用をする事もままあります。

そして私が母に最初から常々申していたのは、

「乳がん治療には化学療法(抗がん剤)がセット」

と言う言葉でした。
乳がんの場合幸いにも多くの薬剤が効きますし、薬剤の選択肢も多いです。
ごく初期を除き今後抗がん剤、ホルモン剤の選択を求められる場面に遭遇します。
現在は副作用対策も進化していますし、先入観で拒否せず、
正しい知識と心構えで最適な治療を乗り越えてほしいと願いました。

もしも乳がんと診断された場合沢山の辛い曲面が出てきます。
治療の辛さを代われない分、精神面や知識・情報面ではお母さまの助けをして差し上げてくださいね。
お母さまの孤独と不安を和らげて差し上げてください。

一生懸命調べても分からない事がある時は、こちらの掲示板も助けてくれますよ。
多分もうすぐアトランタから最新の情報をお土産に、狸さんもご帰国なさるはずです♪

413 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/06(火) 20:04
今、入院しておりますが、退院して通院でCEFをのこり5クールする予定になっておりますが、その間の日常生活、(特に仕事に行けるのか、電車通勤出来るのか)にすごく不安があります。経験された方はいないでしょうか?やはり仕事は不可能でしょうか?経験された方アドバイス等教えて下さい


414 名前: 椿 投稿日:2006/06/07(水) 08:50
一ヵ月程前に告知をされ、MRIその他検査の結果、転移はありませんでした。
担当医に温存で手術をすると言われました。腫瘍は8ミリだそうです。リンパ節への転移は切ってみないとわからないといわれました!わからないとは?何らかの検査で調べる事は不可能なのでしょうか?
そして、手術以外の選択肢はないように言われましたが、それは正しい選択なのか不安になってしまい、皆様のご意見を聞かせていただきたく書き込みしました。
全く訳もわからなく取り乱してしまっていた私が、この掲示板に出会えて本当に助けられました。ここにいらっしゃる皆様を心より信頼しております。
どうかご意見をお聞かせください。

415 名前: marin 投稿日:2006/06/07(水) 17:50
>千春様

いろいろな情報ありがとございました。
新参者の私に対し、とても親切に。心より感謝申し上げます

来週の月曜日に検査結果が出るとのことですので、
その際には父、姉に同行してもらい 母の動揺を和らげて
もらうようにしてもらいます(他力本願になりますが)

明日、某大学病院へ私も同行して診察してもらう予定です。
私も動揺しそうですが、私がシッカリしなければ。

仮に医師に暴言、失言があった際には断固抗議します。

母とも話していますが、長い付き合いになるであろう
医師の選定は人間性重視でと思います。

正直なところ、私は今週の月曜の夕方以来、何もやる気が
起こりません。でも私自身がシッカリせねば。

私も辛いですが、もっと辛いのは母というのを心に留めて。

またアドバイスをもらいに このBBSに何度も来ると思いますが、
その際は何卒宜しくお願い致します。

人に話したり、書き込むことにより、私自身の辛さも
和らげられるので。





416 名前: 千春 投稿日:2006/06/07(水) 18:03
>>414 椿さん
突然の告知そして手術を待つ日々、お辛いですよね。
でも遠隔転移が認められないのは何よりです。
椿さんの書き込みを拝読するにこれまでの主治医の説明、椿さんの選択は至って妥当に思います。

画像診断でのリンパ節転移の有無判断は、

京都府立医科大学付属病院
http://www.kpu-m.ac.jp/hospital/practice/sinryou13.html
や、
http://jfpa.info/wh/docter/q_nyugan.html
の、『Q:脇の下のリンパ節は、必ずとらなければならないものなのですか?』
の回答にあるように精度の面で問題があり、
センチネルリンパ節生検を含め主治医の先生の言われる、
「切ってみなければ分からない。」
は、残念ながらその通りです。
(御覧の通りセンチネルリンパ節生検におきましても100%確実とはいきません。)

椿さんの場合しこりが8mmと小さく今の状態で充分に温存手術適応ですが、
ここでもし術前化学療法をしたとして(術前化学療法はしこりの大きさで言えば2cm以上が適用ですが)、
それが奏効し、もしもしこりが画像診断で見えなくなったとしても、
そのまま手術をしないのは、私だったら不安だなぁが感想です。
(確かそのトライアルも行なわれていた記憶はありますが、
まだ結果は出ていないと思いました。
ここら辺は774先生、狸さんご存じでしたら御教示ください。)

通常の温存手術以外の方法には現在、
>>382 FUS(MRgFUS:MRガイド下集束超音波手術)
○内視鏡補助下乳房温存術
東京医科歯科大学付属病院
http://home.catv.ne.jp/ff/uff/breast/bs016.html

乳腺の和~内視鏡手術
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/sub04.htm
(上記、京都府立医科大学付属病院も御覧ください。)
などのトライアルは行なわれています。
しかしあくまで標準治療は椿さんと主治医の選択したやり方です。

乳がんは術後の放射線療法や病理結果後からが治療の本番と言っても過言ではなく、
今後長期に渡る病気との付き合いと共に沢山の新たな不安や疑問にも直面すると思いますが、
主治医とのコミュニケーションを密に取りながら、
ご自身の納得のいく後悔しないやり方で完治に向かって進んでいらしてください。

417 名前: 千春 投稿日:2006/06/07(水) 18:35
>>415 marinさん
こんなに早くお返事ありがとうございます。
正直私が結果待ちの1週間は専門外の医師たちの、
「このしこりはがんではないと思いますよ。」
の言葉に縋り、何の行動もとっていませんでした。アワワ(/。\)

それから医師の選び方ですが、勿論人間性は重要ですが、
『人柄1流、治療は3流』では困りますね。
乳がんは主治医一人で治療をするものでなくチーム医療が大原則ですから、
病院自体の質…施設の充実や他科との連携←これは人柄にもかかってきます。
も見極めてください。
先生とお話ししていると、先生の優秀さ勤勉さは自ずと見えてきます。
(同時に先生の過労も心配になりますが。)

主治医とコミュニケーションをしっかりと取れるように。
(以前も書きましたが、人間同士ですから本音と思いやりを大切にね!)

応援していますよ!!

418 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/07(水) 22:14
>>413 名無しさん
乳癌に限らず、抗癌剤の副作用(効果の現れ方も含めて)は、個々の患者さんの
遺伝子の違いによって、かなり個人差があるようです(今後はその遺伝子
の違いを採血後、90分で解析して調べ、抗癌剤の効果や副作用の出方を%で
厳密にデータ化して、各自にぴったりと合った抗癌剤の種類や量などの処方
を決定するオーダーメード医療が実現しつつあるということですが)。

抗癌剤治療を受けながら勤務することは、副作用の出方にもよりますが、
不可能ではないと思います。私自身は吐き気が全く出なかったので、
普通通りに勤務を続けましたが、薬の種類にもよりますが、
一般的には最初の数日間、吐き気や嘔吐が出ることがあるようですので、
そうなると満員電車による通勤はかなりきついかもしれません。
1サイクル目が始まり、1週間程度でご自分の副作用の出方が
だいたいわかるので、今後のご勤務の計画も立てやすくなると
思います。
こちらでも、どなたか、勤務しながら抗癌剤を経験した方の書き込みがあると
いいのですが、Yahoo!掲示板-癌の<乳癌の手術後>でも患者さん同士が
お互いに治療や検査や術後の不安や悩みを聞きあったり、情報交換をしていますので、その過去ログを参考にしたり、
書き込みをして経験した方に聞いてみるのもいいかもしれません。
初めての抗癌剤治療の場合、周囲に経験した家族や親戚や友人もいないと、
副作用などはネットや本で読む程度で、自分がどうなるのか全く予想が
つかないし、仕事も予定が立たずに、ものすごく不安になってしまいますね。
でも副作用があまりなく、お仕事に早く復帰できるといいですね。
どうにかうまく切り抜けられますように、心から祈っております。

419 名前: 774 投稿日:2006/06/08(木) 12:33
乳房温存術式+腋窩リンパ節郭清+放射線療法がスタンダードですが、
センチネルリンパ節生検の結果に基いた腋窩リンパ節郭清の省略や、
腋窩リンパ節のサンプリング、術後腋窩照射省略の検討などが行われる
ものと思います。
他の高精度放射線療法、FUS、化学療法、HF10などの単独~併用局所療法
はあくまでもトライアルです。

420 名前: ちこ 投稿日:2006/06/08(木) 15:52
ちこです。
先週の診察以来パソコンをみる余裕がなくご無沙汰しておりました。
その後病院での抗ガン剤の先生にもお話を聞き妹も少し落ち着きを取り戻した様子でした。
MRIの結果肝臓にの転移もみられなくほっといたしました。
昨日、成人病センターに診察を受けに行きました。
紹介先の病院では「どこに行ってもかわらないと思う」という趣旨の発言がありましたので、ほとんど前向きに納得する為に、という気持ちで
出かけました。
紹介状を見ていただきながらのお話を伺いました。
大きさで言えば19~20ミリでステージⅡ。脇のリンパにも転移の可能性があること。大きさからして術前の抗ガン剤投与をしても手術を先にしても傷口の大きさは
変わらないとのこと。
どちらを先にしてもメリット・デメリットのあること。
しかも温存が可能であること!あっさりおっしゃられたので目が点!になってしまいました。
ただ乳首の近くなので少し欠ける可能性もあること、向きが変わることなどがあるとの説明を受けました。
ほとんど温存はあきらめて抗ガン剤治療にむけてかつらも購入していたので(どちらにしても必要なのですが)
ぱっと周りが明るくなった気がいたしました。
先生も「なんでもお答えしますよ」という感じでとても好感が持てました。
病院によって治療法の相違はあるのですね。
皆様助言頂きありがとうございます。本当にこちらを見つけて思い切って書き込みさせて頂いてよかったと思っています。
今、悩んでいる皆様にもぜひセカンドオピニオンをおすすめしたく書き込み
させて頂きました。
まだまだこれから先長いおつきあいにあると思います。今後もよろしくお願い致します



421 名前: ちこ 投稿日:2006/06/08(木) 16:02
あと、今もう一度スレを見て思ったのですが内視鏡手術についてのご意見、見解、手術を受けられた方
のご意見もお聞きしたいです。
あまりにあっさり温存できるとおっしゃられたのでほかの方法もあるのではないかと気になってきました。
ただ、「手術をしてみて小さい腫瘍がちらばっているときは手術法も変わってきます。それはあけてみないと
わからない。」という趣旨の説明を受けましたので、やはりリスキーな手術法なのかなと漠然と考えているのですが。
いろいろHPも見ましたがなかなか理解できず・・・です。
やはり乳房温存術式が一番確実な方法なのでしょうか・・・

422 名前: 774 投稿日:2006/06/08(木) 17:53
病変の広がりにより治度を優先すれば根乳房温存術式、非定型乳房切断術
の選択となります。腋窩リンパ節郭清の付加や、放射線療法の付加、
さらには術後補助化学・ホルモン療法までがコンセンサスです。
なお、現状では腋窩リンパ節郭清による術後リンパ浮腫などQOLの低下を
可及的に避ける目的でセンチネルリンパ節生検~腋窩リンパ節郭清の省略や
サンプリング、補助放射線療法回避の検討などが行われています。
内視鏡補助下乳房温存術やPull-through partial mastectomyなどの
低侵襲手術がトライアルとして行われています。
縮小手術の検討が現在の主流ではありますが、一方で、根治性を損なわず、
治癒切除後の乳房再建を含めた検討も行われています。


423 名前: 774 投稿日:2006/06/08(木) 18:10
訂正
誤;病変の広がりにより治度を優先すれば根乳房温存術式、非定型乳房切断術の選択
正;病変の広がりにより根治度を優先すれば乳房温存術式、非定型乳房切断術の選択


424 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/08(木) 18:14
はじめまして。新潟大の安保教授ご存知ですか?
生活習慣を直すだけでがんが治ると言っているのですが、本当に
そんなことってありますか?いまいち信じられなくて…


425 名前: 千春 投稿日:2006/06/08(木) 18:29
>>424さん
あまり真に受けない方が無難でしょう。
尚、その手の話題は民間板でお願いします。

426 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/08(木) 19:32
>>424 名無しさん、初めまして…。
免疫学が専門の安保教授の著書は、乳癌の告知を受けて、
手術を待つ間、買い漁って読んだ本のうちの一冊だったので、
本では存じています。癌の外科的手術や抗癌剤を真っ向から否定する極論で、
外科医の先生や腫瘍内科医の先生には全く受け入れられないであろう
本ですね。価値観は人それぞれですが、常識的に考えても、あの先生の論を
鵜呑みにする気には到底なれませんでした。
でも、癌発症のメカニズムや、癌の再発を予防する方法などに関しては
色々と知識を得られる部分もあると思いました。
生活習慣を改善することは、外科的手術できちんと腫瘍を
切除したり(あるいは、完治度は外科的手術よりも劣ると言われていますが、
放射線の三次元ピンポイント照射や抗癌剤療法などによって消失させた)、
後の、再発を予防する効果や、まだ発症していない人が癌を予防
する効果としては、大いに期待できると思います。
免疫力を上げ、細胞の酸化(老化)を防止するために、ストレスを避けるとか、
適度な運動をするとか、睡眠を十分にとるとかということは勿論、重要ですが、
中でも、食生活の改善(何々と何々だけを食べていれば、
癌が治るというような民間療法のあやしい食餌療法ではなくて
癌抑制効果や抗酸化作用や解毒作用のある野菜を意識的に多く摂ったり、
乳癌の原因となる乳製品や肉類や甘いものを控えるとか、
発癌性物質をなるべく避けること)は効果絶大だと思います。
でも、発症した癌の大きさにもよると思いますが、
癌がすでにできているのに、西洋医学による治療を全く受けずに、
癌を放置して、ただ生活習慣を改善しても、癌を完全に消す
(完治させる)ことなどは全く不可能だと思いますけれど…。





427 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/08(木) 20:12
>>426
同感です。
長年に渡る悪い生活習慣が癌を引き起こす可能性は大いにあります。
しかし、癌になってから急に生活習慣を改めても癌は治りません。
でも、体力の維持、向上や、西洋医学の治療効果の援護射撃として
治療の妨げにならない範囲でやるべきだと思います。

免疫力は風邪や肺炎の予防や治療に効果が期待できても、発生して
しまった大部分の癌に対しては望み薄です。
免疫力は人体に進入した異物を攻撃しても、人体の細胞が変異した癌は
異物と認識しない場合が多いからです。
でも、生活習慣の改善と同様の意味でやった方が良いと思います。
当然、治療の妨げになれば本末転倒です。



428 名前: 椿 投稿日:2006/06/08(木) 23:21
千春さん、早々のお返事ありがとうございました。
とても心強いご意見で、気持ちが楽になりました。
本当に感謝感謝です。
安心して手術を受けようと思います。
手術の後ですが、どんな状況でも術後療法をするのは常識なのですか?
リンパ節転移が1個でもあったかなかったかで、状況はかなり違うのですよね?
質問ばかりで申し訳ないですが、これからも力になっていただけたら幸いです。
私がんばろうと決めました!

429 名前: 千春@携帯壊れて母の携帯 投稿日:2006/06/09(金) 00:56
椿さん!良かった!!
前向きな気持ちと強気は必ず、病気と戦う時の強い武器になります。
>>419で774先生もエールを送ってくださっていますよ♪
先生のおっしゃる通り、センチネルリンパ節生検施行の是非についても主治医に伺うと良いと思います。

術後化学療法は椿さんの年令や、手術後に分かる病理検査の
・リンパ節転移・病理学的腫瘍径・ホルモン受容体の有無・Her-2は陰性か陽性か・病理学的悪性度
等を総合的に判断して決められます。
分かり易そうなサイトを貼ってあげたいのですが、
ただ今携帯が壊れてしまっております(T.T)

430 名前: 千春 投稿日:2006/06/09(金) 01:02
こちらの板の随所にも沢山のヒントがありますので勉強かたがた是非読み直してみてくださいね。
分からないところは皆さんお答えくださいますから大丈夫!!

しっかりね!椿さん。みんながついています。

431 名前: 千春 投稿日:2006/06/09(金) 02:16
http://www.breastcancer.jp/manage/stgallen.asp

こちらは治療の指針の一つになるザンクトガレンで行なわれる乳がん学会の最新の結果です。(2005年)
専門的で少しとっつきにくい文章かも知れませんが御一読ください。

432 名前: ちこ 投稿日:2006/06/09(金) 17:06
774さまご意見ありがとうございました。
お忙しい中私のつたない文章にお返事頂き感謝しております。
椿さん!妹と同じ時期に告知を受けられて他人事とは思えません!
ここにはたくさん励ましてくださる方々がいますよね。
私たちもどれだけ助けられたことか・・・
皆さんと一緒にともに戦っていきましょう!!

433 名前: りーこ 投稿日:2006/06/09(金) 23:24
はじめまして。
母のことでお聞きしたい事があります。
どうぞよろしくお願いします。
腫瘍が5cmあり胸筋にしっかりくっついているようだとの
診断でした。
このような場合 どんな治療方法があるのでしょうか?
毎日が不安で不安で・・・
現在は検査の日々です。

434 名前: 愛裕未 投稿日:2006/06/11(日) 23:12
はじめまして。私は30歳主婦で二人の幼児の母です。先月乳癌であるとわかり 不安でたまりません。ガンは3センチ代で温存手術できると言われたのですが 肺が少し弱く 度々肺炎になることも有り 手術後の放射線治療で肺炎になる可能性ともしなったら人より重くなるかもしれないし 免疫もおちるので 温存手術は辞めたほうがいいのではと言われなやんでます。誰か手術後に肺炎になった人いたらどの程度の感じの肺炎か教えて下さい。また色々なアドバイスや情報お願いします。

435 名前: 椿 投稿日:2006/06/15(木) 11:05
ご無沙汰しております。
ちこさん、妹さんのその後はいかがですか?私は、千春さんに教えていただいた、センチネル生検にて温存手術をすることになりました。結果が善いことを願うばかりです。いろいろ教えていただきありがとうごさいました。手術までにやっておくことはあるでしょうか?

436 名前: 千春 投稿日:2006/06/15(木) 16:08
椿さん、大丈夫ですよ。
手術までにしておくことはパジャマ(前あきがいいです。病院によっては病院から支給されるかも知れません。)など、病院からの説明があった必要なものを揃えておかれるだけです。
入院期間は短いですが殊の外退屈したりする事もありますので、
音楽プレーヤーや本、どなたかにお手紙を書く筆記用具など、
椿さんの趣味に沿ったものを持って行かれてもいいかもです。
母は入院中退屈で、入浴許可がおりてから自宅にいる時よりまめにお風呂に入っていました。
見舞いに行くと頭にサランラップを被っていて、
「暇だからヘアートリートメントしているの。」
と言っている時もありました(--)v

この時期を今後の治療についての正しい知識をつける勉強期間にするのも一考です。
うちはお陰さまでそんな事もありませんでしたが、入院中は民間療法の話しをさも真実のように流す人との遭遇などあるかも知れませんが、
ご自身の体を守るために惑わされないでね。
病院では同じ患者さん同士で悩みや不安を話し合えますよ。

手術頑張ってきてください。
悪いものをみ~んな取って元気に戻ることをイメージしてね。
一歩一歩確実に治療をして元気になっていきましょう。

退院していらっしゃるのをここで待っています。ファイト!!

437 名前: ジャンプ 投稿日:2006/06/15(木) 17:31
女性ホルモン
初めて書き込みさせて頂きます。皆様に聞いて頂きたい事がございます。
母が55歳で左乳房の温存手術を受けました。
実は母が(私もですが)とても気に入って使っている化粧品のクリームの内容成分に、女性ホルモン(植物由来)とある事に気が付きました。女性ホルモンは乳癌患者にとって大敵だと聞いた事があります。メーカーに問い合わせてみると、具体的にマメ科やヤマイモ科の植物から抽出するイソフラボンなどのエキスで、植物エストロジェンなどと呼ばれ、女性ホルモン様作用があるそうです。(ホルモンバランスを整える、皮膚の老化抑制、チロシナーゼ活性抑制作用など。)植物由来なので副作用の心配はありません!と言われたのですが、乳癌患者にも同じ事が言えるでしょうか?そして、私自身も使い続ける事によって、何かリスクがあるのではないかと心配なのです。合成物ではないし、口から体に入る物ではなく顔に塗るものなので、影響ないと考えてもいいものなのか…。母も私ももともと肌が弱く、色々試してやっと見つけたとてもお気に入りの化粧品なので、できれば使い続けたいのですが。でも体の事が一番ですからね。こちらには専門の先生もいらっしゃるようで、是非ご意見頂きたいのです。皆様もどんなご意見でも結構ですので宜しくお願い致します。

438 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/06/15(木) 22:05
狸です。
>>437ジャンプさん
植物由来のエストロゲン様物質について、巷でもいくらか誤解があるようですので、少し詳しく書かせていただきます。
植物由来に限らず、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造を持っていたり、あるいは構造はぜんぜん違うのに同様の生理活性を示す物質が世の中にはたくさん存在します。大豆イソフラボンというのはそういった中の一つです。またちょっと前にずいぶん世間を騒がせた環境ホルモンもこうした活性を持つものがあります。ですが、ほとんどの場合、本来の女性ホルモンの数分の一から数十分の一の活性しか持っていません。
上記のように構造や由来はさまざまですが、乳癌を増殖させる活性(エストロゲン活性)は、一定の条件で発揮されます。こうした一連の化合物が乳癌患者さんにとって良いのか悪いのか、というのが問題になります。ここで条件をいくつかに分けます。
・閉経前で乳癌に罹患していない人の場合:
代表的なケースでは大豆イソフラボンが乳癌にはイイ、とされますが、これはイソフラボンが身体に多く存在するエストロゲンの変わりにレセプターに作用し、本来の女性ホルモンの活性(これを1とします)を数十分の一の活性で占拠してしまうため、癌の発生や増殖が抑えられるため、と考えられます。ですから、患者さんでない閉経前女性の場合には、植物エストロゲンは乳癌抑制効果が期待されるわけです(もちろん過剰な摂取はバランスの面で良くありません)。
・閉経後で乳癌に罹患していない人の場合:
閉経によって体内のエストロゲンが減りますので、さまざまな作用、更年期障害、が出てきます。ここに植物エストロゲンを摂取することで、完全ではないにせよ、女性ホルモンが戻ったような感じになりますので、更年期障害が部分的に緩和される作用が期待できます。ですが、本来加齢と共に減少する女性ホルモン(活性)を補充するわけですから、乳癌を発生や増殖はどちらかというと刺激されることになります。よって程度問題ですが、過剰な摂取は考え物です。
・閉経に関わらず乳癌の罹患されている(あるいは手術した)患者さんの場合:
乳癌のホルモン依存性次第ですが、基本的には植物ホルモン摂取はお勧めできません。閉経前であればリュープリンやゾラデックスで強引に生理を止めてエストロゲンを減らしているのが無駄になりかねませんし、閉経後でもアロマターゼ阻害剤やタモキシフェンを使うのはエストロゲンを合成させない、あるいは利用させないためです。これを無にしてしまうかもしれません。
また、ご相談のケースでは、植物エストロゲンは経皮吸収もするとお考えください(以前そういう実験をしたことがあります)。ですから、個人的にはお勧めできません。
ただ、食事由来の植物エストロゲンはその量も効果も非常に微量ですので、通常の生活を送る範囲ではそれほど神経質になる必要はありません。ですが健康食品などの更年期障害緩和をうたったような濃縮されたものはあまり好ましくないのは、上記の説明でわかっていただけますか?

439 名前: 千春 投稿日:2006/06/15(木) 22:32
(あ~先生方みなさんお戻りになられて嬉しいし心強い♪ありがとうございます。)


それに、
「植物由来なので副作用の心配はありません!」
↑これは確実に低次元の嘘ですよね。
タキソールはイチイの仲間から見付け出された抗がん剤ですし、
言うまでもなく、ではタバコは?ケシは??…となります。
もし私なら、その説明をする業者とそこの製品の安全性を、
信用はしないとは思いました。

440 名前: 愛ちゃんママ 投稿日:2006/06/15(木) 23:05
はじめまして(^∇^) 先月乳癌とわかり来月入って 乳首以外全部とる手術する予定の三十歳のママです。シコリは3センチチョットで リンパに画像で確認できる程度の腫れがあると言われてます。 ホルモンの受容体マイナス ハーセプチンもマイナスです。
今悩んでるのは 少し肺が弱く人より肺炎になる事が多めなので 医者からは術後肺炎になる心配から温存手術は辞めた方がいいと言われましたが やはり全部とるのは抵抗があります。放射線肺炎に必ずなるというわけではないですし 間質性肺炎になるというのはさらに稀かもと想うのですが しかし医者にあまり温存手術は勧めれないしリスクが私には重いと言われたらやっぱり恐く心配で 最終的にどうすればいいか 悩んでいます。誰かアドバイスお願いします。(*^▽^*)  あと肺が弱い人や喘息の人は強い抗癌剤使いにくいとも聞きました。私は今後どのような治療するのが最善なのでしょうか? 似たような経験などある方いれば お話きかせてください。

441 名前: 302 投稿日:2006/06/15(木) 23:08
狸先生と東の空先生が,私もお戻りになられて嬉しいです(^.^)

 これからも良き患者のアドバイザーであって欲しいと心より御願いします。
そうでないと命かかっている私たちは,本当に困りますから・・・

442 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/16(金) 01:54
狸先生、東の空先生、私たちを見捨てず、お戻り下さって本当に、本当にありがとうございます。

千春さん、302さん、ご尽力本当にありがとうございました。

私は2年前に乳がんが発覚し、その時点ですでに多発骨転移の状態、という重症患者です。
主治医からも「もしこれが肺がんであれば、あと3~4か月...という大変な状態」と告げられ、
目の前が真っ暗になってしまいました。
そんな中で見つけたのがこちらの掲示版。先生方の親身なアドバイスの数々を拝見して、
どれだけ勇気づけられたことでしょう!
幸い私は、とても信頼できる主治医に恵まれたため、私自身がこちらでご質問をする機会はなかったのですが、
絶望的な気持ちになりかけていた私が、常にあきらめないで前向きな気持ちで頑張ってこられたのは、
こちらの掲示板のおかげです。
今は、骨痛もなく、ありがたいことに鎮痛剤もまったく不要で、元気いっぱいの状態です。

先生方、どうか私たちにお力をお貸し下さい.....。
この掲示版を心の支えにしているであろう、たくさんの患者のために。
心からお願い申し上げます。



443 名前: 美咲 投稿日:2006/06/16(金) 09:47
いつもROMさせていただいてました。わたしは28歳の主婦です。先月 母60歳がの温存手術をしました。今は放射線治療中です。先日 女性ホルモンについて先生方が書かれていらっしゃいましたよね。それに便乗して質問させて下さい。わたしは健康のためにと 毎日豆乳を飲んだり 納豆を食べたりしています。母のこともあるので わたしも乳癌になりやすい体質かもしれませんが 先生のお話からすると 閉経前のわたしには乳癌予防として大豆イソフラボンなどの摂取はよいことなのですよね?しかし母にとって逆効果??ということですよね?以前 牛乳や乳製品は乳癌になりやすいと聞いた事があります。これは本当のことなのですか?それもあって 母は牛乳より豆乳を飲むよう努力していたのですが もし逆効果なのだとしたら どうしたらよいでしょう・・・再発予防のためにできる限りの事をしたいと思っています。こんな質問ですみませんがお答えください。

444 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/06/16(金) 18:22
狸です。
>>443美咲さん
このイソフラボンの件は実は書くのを非常に躊躇しておりました。どうしても誤解や勘違いが出るからです。
私は
>ただ、食事由来の植物エストロゲンはその量も効果も非常に微量ですので、通常の生活を送る範囲ではそれほど神経質になる必要はありません。ですが健康食品などの更年期障害緩和をうたったような濃縮されたものはあまり好ましくないのは、上記の説明でわかっていただけますか?
と書きましたのは、普通の生活を送っている以上神経質になる必要はない、という意味で書きました。ですから実生活で豆乳を毎日飲むことや、豆腐を食べることは普通の生活に属する範囲です。もし不安に感じるのであれば、それはストレスの元ですからお止めになるほうが良いと思います。
また、牛乳や乳製品が乳がんに良くないというのはどこまで証明されているのか良く知りませんが、乳脂肪分が体脂肪蓄積に繋がりやすいことや、エストロゲンが脂肪に親和性が高いこと、さらにエストロゲン合成酵素が脂肪組織内で発現が高いことなどが原因として考えられます。ですから厳密には植物ホルモンの問題とは意味が違います。

445 名前: るびー 投稿日:2006/06/16(金) 19:45
以前相談させていただいたるびーです。
狸さん、千春さん他たくさんの方に色々助言をいただき
感謝しています。
4月前半に抗がん剤治療も終わり、髪のも伸びてきて月のものも
もうこのまま終わってしまうかと思っていましたが
今月初めに復活したと思われます。

掲示板を読んでいて聞きたいことがありまして書き込みしました。
狸さんのブログがあるようですがどう検索しても
見つけることが出来ません(+_+)
「GanSAS」「狸先生のブログ」など検索してもたどり着けません。
拝見したいと思ってますが、こちらにアドレスを載せるのは無理ですよね?
探し方を教えていただけると嬉しいのですが。。。
無理でしたら我慢します。

446 名前: 千春 投稿日:2006/06/16(金) 20:09
おーー!るびーさ~ん。おひさ^^v
頑張っていらっしゃるのも応援していたし書き込みを見てましたよー。
うちも母と二人今はにわかサッカーファンになって、
ちょっと日本の試合の時は落ち込みましたが、昨日などは二人して夜中まで、
「私のベッカム様♪私は玉になりたい。」
とか、
「あざけり笑いで構わないから私に微笑んで。」
とか言いながら免疫UP!UP!!させています。

相変わらず意固地に携帯で、パソコンのURLを貼れる勇気がないので、
批判・要望板のGanSNSのスレを見てみてね。
管理人さん、頑張ってくださっています!

こちらの掲示板のみなさん…管理人さん始め先生方、患者、家族、ロムしてる方々まで・・・。
いいですよねっ!
ほんとにみんなが勇気の素です。

またねっ!るびーさん^^

447 名前: まいける 投稿日:2006/06/16(金) 20:43
遅まきながら、狸様 東の空先生 ありがとうございます。
妻は、アレディアからゾメタに変更になりました。時間的な短縮にもなり本人としてはプラスに考えています。
今後も、お時間が許すのであればお力を貸してください。


448 名前: 302 投稿日:2006/06/16(金) 22:06
るびーさんへ

 ご無沙汰しております。生理が復活してよかったですね。
抗がん剤が終了してどれ位で,生理がもどられたのですか?
勝手で申し訳ないのですが,私の今後の参考のためにもるびーさんの場合を教えて頂ければと思います。

私は現在,抗がん剤治療中で3回目が終わったとこです。
カツラをつけると帽子をかぶっている気持ちになるのだとわかりました。

 狸先生のブログの件ですが,私はいつもPCを使っているのですが,その方法なら
掲示板を開いて,最後の最後,1番したまで画面を進めると右端に
「GanSNS」があるところをクリックします。すると画面が変ります。その画面の下の方を
みると「狸’sブログ」というところがあります。そこをまたクリックすれば
<狸先生のブログ>が開くはずです。
But,申し訳ないですけど,携帯の場合はわかりません・・・
 
 ※わたしのスペルが間違っていたのでごめんなさいね。よく書き間違いがあるので注意します。
 誤「GanSAS」→ 正「GanSNS」です。

449 名前: 302 投稿日:2006/06/16(金) 23:36
 るびーさんへ
 続けてカキコごめんなさい。生理は抗がん剤終了後2ヶ月

450 名前: 302 投稿日:2006/06/16(金) 23:39
 失敗。度々すみません。生理は抗がん剤終了後2ヶ月ですね。
「GanSNS」の携帯の場合は,”骨スレ”の「212」の管理人のUTAKAさんが
提示していらっしゃいますので,我慢せずの安心して検索してくださいね。


451 名前: るびー 投稿日:2006/06/17(土) 10:37
千春さん、302さん
お返事ありがとうございます。
「GanSNS」を発見できました!

そうです、生理は2ヶ月で戻ってきました。
まだ1回なので来月またくるかどうかですが(^_^;)
あんなに悩んでいた抗がん剤治療も終わり
今は早く髪が伸びる事を祈ってます。

452 名前: bre 投稿日:2006/06/17(土) 19:09
「GanSNS」、まだよく見方すらわかっていないのですが、
大胆にもbbsの東の空先生がお立てになった雑談スレッドに
御礼のご挨拶を書き込んで来ました!暴挙!(^^;ゞ。

質問の当事者でないと御礼も書きにくくて、黙って読んでらっしゃる方が
多いと思いますけれど、そういう方も勇気を出して「GanSNS」のbbsに
書き込んでみられてはいかがでしょうか?

453 名前: たけ 投稿日:2006/06/21(水) 23:43
お久しぶりです。

またお忙しい狸さんに聞きたいのですが、、、
肝臓転移の方がタキソールのおかげで検査数値が一般の数値まで
落ち着いていたのですが、ここにきて久しぶりのCTと痰の検査にて
「非定型抗酸菌症」が発覚し、抗がん剤治療を中止し、
ホルモン剤タモキシフェンに変わりました。

「非定型抗酸菌症」ですが、人への感染はないようですし、
そんなに悪さをするものではないとネットから担当医から
聞いておりますが、このままホルモン剤治療だけで
免疫力を少しでもあげて、進行を抑えているだけでいいのですか?

ホルモン剤に変えてから、2週間。
肝臓の数値がどう変わってきているか、まだ病院に行っていないので
わかりませんが、「非定型抗酸菌症」の治療はしなくていいのでしょうか?
ネットでは、滋陰降火湯(漢方)が効くと書いてありましたが。
担当医に相談してみた方がいいでしょうか?
ホルモン剤との相性は大丈夫でしょうか?

ホルモン剤に変われば、少しは抗がん剤の副作用が減り元気になると
思っていましたが、食欲もあまり出ず、抗がん剤投与の時と
あまり変わりません。外にもなかなか出られなくなってきています。

ホルモン剤治療で免疫を上がれば、また抗がん剤治療ができると
私は思っているのですが、どうでしょうか?
タキソール(肝臓には効いている)がだめならば
5FUやTS-1が使えればと思って担当医に言ってみたのですが、
以前ゼローダ使ったからね・・と言われ終わりました。
ゼローダの時も副作用が出てきて効き目がある中で
使用を中止にしたのですが、それでも5FUやTS-1を
使ってみることはできないのでしょうか?

いっつもぎりぎりのところを、助けていただき母娘ともども
ありがたく思っています。
申し訳ないのですが、また教えてください。
お願いします。

454 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/06/22(木) 21:44
狸です。
>>453たけさん
まず非定型抗酸菌症ですが、厄介な感染症ですね。悪さをしないとは言えなかなか薬物による治療が奏効しないので、いつまでも影響を受けかねません。特に好中球減少などをきたす薬剤を使うと新たな感染症を招きかねません。こういったことを考えての治療方針変更かと思われます。
効果があるとされる薬剤はカナマイシン、クラリスロマイシン、リファンピシン、ストレプトマイシン、エタンブトールなどで、クラリスロマイシンが良く効くとされます。個人的には感染症ですから漢方薬などではなく、これら抗生物質での治療が優先されると思います。
免疫力を上げて体調を良くして感染症をナントカする、というのは一見筋が通っているようですが、現実には思った通りには行かないことが多く、やはり抗生物質による菌自体の減少を考える方が理にかないます。
またTS-1や5-FUの使用を断られた、とのことですが、これら薬剤にも好中球減少の副作用がありますので、現状余り使うべきではないと思います。

455 名前: たけ 投稿日:2006/06/22(木) 23:21
狸さん

そうでしたか・・・
厄介ものでしたか。
はぁ=
とりあえず、漢方ではなく抗生物質ですね。
担当医は治療薬はないと言って、薬はホルモン剤しかもらって
なかったのでいい情報ありがとうございます。

食欲があまりなく、胸がたまに痛いというのですが、
それは非定型抗酸菌症の症状でもあるのですか?



456 名前: ママ改めかめ 投稿日:2006/06/22(木) 23:42
以前、Part3,4でお世話になりました、ママ改めかめと申します。厳しい状況が続いておりますが、1歳半と6歳の子供達のため、奇跡を起こそうと頑張ってます。病歴ですが、2004年11月、30歳で左胸に5~6cmの腫瘍とリンパ節転移、肝臓に1cmの転移発覚。ホルモン共に陽性、Her2(-)、術前にEC4クール、weeklyタキソール4クールを行い、画像上共に消失。2005年6月に温存手術後、7月より放射線30回、ゾラ+タモ開始、2006年2月腫瘍マーカー上昇、3月に腰椎、肝臓の初発時部分に1cmと門脈部分に4cmの転移発覚。ナベルビン+アレディア、MSコンチン1-2、レスキューでオプソ開始。アレディアの副作用と静脈炎がひどく、5月よりアレディアをゾメタに変更。現在腫瘍マーカーは正常値まで下がりました。先日、主治医より、静脈炎がひどい事、通院回数が多い事などを考えてTS-1かゼローダへの変更を提案されました。確かに血管確保は厳しくなっていますが、ナベが効いてる間は続行したいと思うのですが、主治医はあまりのりきではないようです。今、ここで薬剤の変更は如何なものでしょうか?又、変更する際、どちらの薬剤を持ってくるのが良いのでしょうか?漠然とした質問で申し訳ございませんが御意見、宜しくお願い致します。子供達のため長期生存を諦める訳にはいかないのです。乱文長文失礼しました。

457 名前: ママ改めかめ 投稿日:2006/06/23(金) 00:17
続けての書き込み失礼します。ちなみにナベルビン開始後(ホルモン療法終了後)、2ヶ月で生理が再開となっております。

458 名前: 東の空 投稿日:2006/06/23(金) 13:20
月経が始まっているならとめた方がいいと思います。
ただ、ゾメタ&ゾラデックス&ナベルビンと使用しますと、
医療費が非常に高額になります。
余裕がおありならばいいのですが、
そうでないなら(私であれば)卵巣を摘出します。

長期生存治療をお望みなのであれば、
治療も長期間続けられるような選択を考えなければならないと思います。

静脈炎はナベルビンの投与方法を見直してみる必要があると思います。

ナベルビンが奏功しているのであれば、
ナベルビンを続けるのが最良の方法と考えます。

459 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/06/23(金) 17:28
狸です。
>>456ママ改めかめさん
文面から、肝転移を生じたためホルモン療法を化学療法(ナベルビン)に切り替え、骨転移があるためアレディア(後にゾメタに変更)といった流れですね。
静脈炎がひどいとのことですが、静脈炎は投与者の技量ではなく(厳密に言うと注射が失敗した場合は血管外漏出になるので)、血管が弱っていたりして起きるものですので、投与方法の工夫も重要ですが、いっそのこと静脈ポートを設置することが最も効果が高いと思います。これはナベルビンの有効性がある以上、まだ薬剤を替えるべきではないと考えるからです。この点で東の空先生のご意見に賛成です。

460 名前: かめ 投稿日:2006/06/24(土) 01:07
東の空先生、狸先生、ご多忙の中、早々のお返事有り難うございます。やはりナベルビン奏効中は続行が望ましいのですね。血管は手の甲、腕は弱っていて針が入らず今は肘から辛うじて投与しています。静脈ポートは一度話し合ったのですが、白血球が低い状態で投与を続けていることや、もともと感染症を起こしやすいことなどから保留になっていたのですが、再検討したいと思います。卵巣摘出ですが、ゾラなどで生じる更年期様障害と同じような副作用以外は問題がないのでしょうか。私は妊娠出産に問題があり、6年間担当して頂いた医師に、前回のお産の際(妊娠中シコリが分かった為)、卵巣摘出をお願いし、女性の体は医療を超えた神秘があり、それを司るのは卵巣だと言われ、止まった経緯があります。が、命には変えられないので、次回、主治医と話し合いたいと思います。貴重な御意見、有り難うございます。ここは発病以来、私にとって、とても大切な場所です。先生方の心身的苦労は計り知れないと思いますが、またご教授頂ければ幸いです。本当に有り難うございました。

461 名前: 東の空 投稿日:2006/06/24(土) 08:30
かめさんへ

確かに女性の体は医療を超えた神秘があるでしょうが、
閉経前乳癌転移に対する最善の治療のが卵巣機能廃絶です。
卵巣摘出の目的が閉経状態にすることですので、
症状が出るとすれば更年期症状のみです。

狸先生へ

>投与者の静脈炎は技量ではなく(厳密に言うと注射が失敗した場合は血管外漏出になるので)、血管が弱っていたりして起きるものですので

(私の知る限り)ナベルビンのみは投与方法により血管外漏出なく静脈炎が非常に高頻度に起きる薬剤です。
私たちはナベルビンがそれ程普及する前から、
「30分で投与-その後生理食塩水100ml全開でwash out」
という投与方法で全く静脈炎を経験しておりませんが、
最近では10分以内投与、5分以内投与などより短時間投与により静脈炎を回避できるという報告が散見され、
施設によりさまざまな投与の工夫がなされています。

このような薬剤はナベルビンだけですが、
ナベルビン投与で最初につまずくのが「静脈炎」です。

ナベルビン投与による静脈炎は間違いなく投与方法により効率に回避できる合併症です。
これは全世界で共通した意見と考えます。

462 名前: 東の空 投稿日:2006/06/24(土) 08:31
効率→高率
でした。

463 名前: かめ 投稿日:2006/06/25(日) 00:24
東の空先生、重ね重ねお返事有り難うございます。卵巣摘出の副作用は更年期障害だけなのですね。私は挙児の希望もありませんし、何より長期生存が第一ですので、前向きに検討したいと思います。ちなみにナベルビン投与法ですが、私の場合まず、制吐剤投与の際に静脈炎予防でステロイドを加え、その後ナベルビン、生食を全開で行っています。投与の度に血管強化の薬があればなぁなどと、愚痴っています(~-~;)

464 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/06/25(日) 05:32
>>461東の空先生

ご指摘深謝します。
いささか筆が足りず誤解を招きました点お詫び申し上げます。
ただここで答えるべきか悩みましたが、私は相談者が主治医への信頼を損ないかねない場合にはそうしないように常に配慮してきました。今回の記載で言えば、東の空先生のおっしゃりようは非常に良くわかりますし、正しいと思いますが、さりとてちゃんと投与しても静脈炎が出てしまうのは残念ながら事実です。たとえば某癌研病院におきましても静脈炎はやはり結構な頻度で発生します。この病院で技量が足りないとはどう考えてもありえませんから、これは技量が例え完璧でも発症の危険性があることをさしております。ですから今回のようなご相談に対しては、主治医の技量のせいにばかりできないのが事実である以上、薬剤の性質、あるいは治療の特徴であるとすべきかと考えます。特に再発乳癌などでは他の治療や手術の影響や女性であることもあって血管の確保が難しく、更に薬剤の投与暦が多ければその分血管の柔軟性などが低下してしまいますので、きちんと血管を確保しても静脈炎が出てしまうケースは増えてしまうと考えます(これを主治医のせいとだけするのはやはり酷だと思うのです)。ですが、東の空先生のおっしゃるような、投与後のフラッシュの必要性に関し、十分な知識がないと悪化させる要因であるのは事実でありますので、私どもの指摘はどちらもこの困った問題を射抜いていると思います、、、。
なお静脈炎の回避方法についてもコメントさせていただきますが、国内での投与方法がまちまちなのは正直申しまして販売会社の責任が大きいと考えます。肺癌適応時、乳癌適応時で投与方法が変わったのがその証左です。実際のところ国内では静脈炎がほぼ唯一の問題点とされるのですが、実は海外では背部痛やあごの痛みなどが結構な頻度で出ることが問題視されます。この点は国立がんセンター東のある先生の学会報告でも比較群に入っていたことからもわかるかと思います。簡単に言えば急速に打てば静脈炎は頻度が下がるけれども背部痛は増え、ゆっくり打つとその逆、となります。過去6分~10分掛けて投与とされたのはその中間を取ったわけです。しかし忘れてはならないのは海外ではほとんどの場合静脈ポートを使用しての投与である点です。ですから静脈炎頻度は黙っていても低いわけです。この点はASCOの会場でナベルビンの開発会社の担当者に確認しましたので間違いありません。とはいえ、現在の投与方法は販売会社がいろいろな調査の上で(国内ではポートの使用がまだまだ少ないことなど)決めたようですので、10分以内(でもその意味するところはより短時間で、ということですね)での投与は間違いではないと思います。また、現在考える範囲ではやはり静脈ポート使用が最も効果的な回避方法であろうかと思います。

465 名前: かめ 投稿日:2006/06/25(日) 23:39
東の空先生、狸先生、それぞれのお立場からの御意見、心より有り難く思います。主治医も含め、諸先生方の多くの知識や経験、情報が、私達患者にとっては何よりの明日への生きる道標になると私は考えています。選択肢が多く迷い道、回り道になることも多々ありますが、それがこの先の治療、医療にとっての光になるのではと、素人ながら信じております。このような場を設けて下さった管理人さん、先生方、皆様に改めて感謝致します。有り難うございます。なんだか、偉そうなことを書き込み、不快に思われましたら、申し訳ございません。

466 名前: 東の空 投稿日:2006/06/26(月) 17:43
狸先生

私の方こそ筆が足りず申し訳ありません。
ここは質問される方がどちらで治療されているのか全くわかりません。
長期に亘り効果のある治療に巡り会う事はとても大変ですが、
もし誤った(あるいは改善できる)方法で治療されたがために治療が継続できない(コンプライアンスが下がる)事など決してあってはならない事だと思っています。
(でも実際にはそういうことが起こっています。)
私の性格のせいでしょうか。まず、そういう事が本当に起こっていないかどうか、当たり前の事であっても確認することが私の診療姿勢ですのでご了承下さい。

静脈ポートは体の表面から存在がわかるものですので、人によってはそれを嫌う方はおられます。
でも特に気にならないのであれば、治療継続には非常に良い方法ではあると思います。

467 名前: 椿 投稿日:2006/06/26(月) 20:28
千晴さん、そして皆さんお久しぶりです。
手術の日が近づいてきました。なんだか落ち着いて眠れない日々が続いております。体にメスを入れるのが初めてなもので、不安でいっぱいです。
でも、以前に千晴さんに励ましていただいた事は本当に強く心に残っていて、勇気が出てきます。
手術は温存ですが、やはり全身麻酔になるのでしょうか‥?
そして、術後の病理検査というのは、だいたい何日くらいで結果が出るものですか?

468 名前: 千春 投稿日:2006/06/26(月) 23:13
椿さん、こんばんは。
うちの母は全摘でしたので、そしてもう2年半前になるので(乳がんの治療は手術・放射線・抗がん剤・ホルモン療法共に日進月歩を実感します。)、
私には温存手術の知識がありませんm(__)m
こちらの板で局所麻酔だった方がいらした記憶はあります。
温存手術にもいくつかの方法があり、
http://www.nyugan.jp/treat/onzon.html
病院によっても違うと思いますので、
椿さんも不安に思う事は病院に電話をするなりなさって確かめてみると安心しますよ。
せっかく病院に電話をするならば相手への時間の配慮も兼ねて、
事前に質問を箇条書きにしておくといいです。

病理検査結果も病院により若干違うと思いますが、
結果が出揃うのは術後2週間前後だと思います。
うちはお正月休みをはさみましたが、それを抜かすと
確かHer-2が2週間ほどかかり、
その他の結果は術後1週間ほどでした。
http://www.csp.or.jp/network/hajimetesindan/m_kekka_kongoMain.html

母も明日3ヶ月毎の診察の日で、
骨粗鬆症が進んでいるため薬剤の変更を含め先生と一生懸命相談して来ようと思います。
お互いがんばろうね!椿さん。

469 名前: かめ 投稿日:2006/06/26(月) 23:55
椿さん、はじめまして。かめと申します。私は術前化学療法でシコリが消えたので、もともとあった辺りをくりぬく温存術とリンパ郭清でしたが、麻酔は全身麻酔でした。麻酔科の先生がユーモラスな医師で、世間話やジョークて笑っているうちに、次に気づいたときは術後でした。私も体にメスを入れるのは初めてだったので、不安や恐怖で押しつぶされそうでしたが、案ずるより産むがやすし、頑張っ下さい。

470 名前: いずみ 投稿日:2006/06/28(水) 23:56
こんばんわ。いずみ44歳です。先日、右乳房乳癌と診断されました。腫瘍が1.5センチで、センチネルリンパ術で手術をするということを言われました。
これは正しい選択と言えますか?
また、気になっているのは、以前から右側の首から肩にかけて筋が張っているような、凝っているような状態が続いているのです。
これは乳房と関連する事なのでしょうか?先生は特に関係ないのではとおっしゃっていましたが…
このような経験をせれた方はいらっしゃいますか?
それから、細胞診などのために針を刺したりすることにより、腫瘍が急激に大きくなることがあると聞いたのですが、これは本当ですか?こうしている間にも…と考えると心配で仕方ありません。

471 名前: らじ 投稿日:2006/06/29(木) 15:53
いずみさん、らじと申します。センチネルリンパ術はリンパ節への転移があるかどうか調べるための方法ですので、乳癌の手術方法ではないと思います。私も告知から手術までの間、なぜか首の筋が痛い・肩が凝る・おっぱいがつ~んと痛い…など様々な痛みが走りましたが、術後に嘘のように凝りも痛みも消えました。病気のことを考え無いようにしていても、神経はすべておっぱいに集中してしまい、知らず知らずのうちにかばったりしているみたいです。心配なことは主治医に聞いて心穏やかにお過ごしください。頑張ってください。

472 名前: 名無し 投稿日:2006/06/29(木) 17:27
 センチネルリンパ節生検について,下記参照して頂ければ不安の軽減に役立つのではないのでしょうか?

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/sa4a1801.htm


473 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/30(金) 03:01
>>470 いずみさん
乳癌の告知を受けた直後や手術前に、強いストレスによって、
普段はそのような症状がない方でも突然、肩や、体のあちこちが痛くなるということは多くの方が経験される
ことのようです。心と体は密接に関連しているので、一種の心身症の症状なのかもしれません。
ストレスを受けて、緊張したり、不安や悩みなどのネガティブな感情を抱くと、
筋肉内の血管が収縮して血行が悪くなり、筋肉が鬱血状態となって、
疲労物質がたまるそうです。その疲労物質が炎症を引き起こしたり、
神経を刺激するために肩こりやしびれなどの症状が起こったりするそうです。
ストレスによって、頭痛が起こることもあるようです。
詳しくは下記のHPをご覧下さい。
http://www.kitaku-med.or.jp/kenko/stress-kata/stress-kata.html


474 名前: taguwa 投稿日:2006/07/01(土) 16:45
みなさん初めまして。
6月中ごろ、妻(41歳)より、左上部に固いものがある。
と言われ触って見ると5cm位の球のようなものがありました。
「すぐに検査しよう。」と乳腺専門の医院へ行き診察を受けたところ。
3~4との返答。マンモグラフィーおよび生針検査を受けて1週間後
乳がんであるとの結果。
先生は「ここじゃ設備的に不安があるから医大付属病院へ。」
「その後(手術後)のフォローはいくらでもしてあげる。だから悩まないで前を向いて治療しましょう。」
のありがたい言葉。脳裏に2人の子供の顔が浮かび涙が出て顔が上げられませんでした。」
そのときの結果ではステージ4でした。CTおよびMRIは今月中旬の予定です。
昨年妻は子宮筋腫で手術を受け、そのときもCT等の検査もしましたが
そのときは異常はなかったのですが。がんってそんなに短期間で大きくなるものでしょうか?
先生は「まず化学療法でがんを縮小させて手術で摘出し、再び化学療法を継続していきましょう。」とのこと。
なにか他に私に出来ることはといろいろ探し回った結果ここへたどり着きました。
これからも書き込みさせていただきます。
みなさんと色々な情報交換やお話が出来ればと思っています。
以後よろしくお願いいたします。

475 名前: 千春 投稿日:2006/07/01(土) 17:22
>>474 taguwaさん
○ステージ(病期)
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010201.html#04
がIVではなく、
○細胞診断のクラス分類
http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3kagyou.html#class
ではありませんか?

ご確認ください。

476 名前: taguwa 投稿日:2006/07/01(土) 17:29
千春さん
その通りでした。
まだ転移さえも判明していませんので。
早とちりでした。ごめんなさい。
気をつけます。

477 名前: いずみ 投稿日:2006/07/01(土) 18:04
皆様、ご返信ありがとうごいます。
私の場合、首や肩の違和感は告知による精神的なものではありません。なぜなら、告知を受ける数か月前からあったからです。
逆に言うと、それがきっかけで検査を受けることになったようなものなのです。そうなると、この首筋や肩の違和感は、おそらくその辺りに転移している可能性が高いということになりますよね…
特にしこりなどはないようなのですが、このような体験をされた方はあまりいらっしゃらないですよね?

478 名前: 千春 投稿日:2006/07/01(土) 18:08
taguwaさん
(^^ゞいや。謝らないでくださいね~。
みんなよく間違える項目です。

479 名前: らじ 投稿日:2006/07/01(土) 21:14
いずみさん       そうでしたか!首や肩の痛みは告知前からなんですね。自分の経験がお役にたてば…と思い書き込みさせてもらいましたが、かえって不安にさせてしまってないか、と心配しています。首や肩の痛みが転移かどうかはここで判断できないのですが、これから手術までの間に全身の検査をするはずなので、それで判明すると思います。

480 名前: もん 投稿日:2006/07/03(月) 09:09
いずみさん、私は数年前より両乳房、首や肩、脇の下等の痛みがありました。
昨年温存手術を受けましたが、転移は無かったようです。
そして今も同じ様な痛みは続いていますよ。
同じ様な経験と言うことで書き込みしました。
子供の頃から肩こりと頭痛持ちなので、もしかしたらそれも関係あるかもしれません。

481 名前: いのげ 投稿日:2006/07/06(木) 00:46
運動で、乳がん患者の死亡率が低下。

米国の乳がん患者2,987人を平均8年間追跡したところ、
週に3-5時間のウォーキングに相当する量の運動をして
いたグループでは、乳がんによる死亡率が50%低かった。
ハーバード大学のグループによるこの論文は、米国医師会
雑誌2005年5月25日号に報告された。
http://www.metamedica.com/news2005/2005052801.html


482 名前: 椿 投稿日:2006/07/06(木) 17:43
手術が無事に終わりました。センチネル生検により、転移は確認されなかったため、リンパ節は残し、温存手術でした。腫瘍は1センチ程だったとのことです。
腕も予想していたよりよく動かせるので、一先ずほっとしております。
さてこれからですが、どんな術後補助療法を行なうのでしょうか。また不安になりますね。病理結果が出ていないので何とも言えないと思いますが、可能性としてどん補助療法が考えられますか?
手術が終わってからが大事!なんですよね。ここでよく学ばせていただきました。
まだまだ不安な日々が続くのですね。でもここにいらっしゃる皆様と共に何事もプラスに考え生きて行きたいです!!
これからも学ばせてくださいね。

483 名前: 302 投稿日:2006/07/06(木) 19:05
椿さん,手術お疲れ様です
リンパ節転移がなくてよかったですね。センチネルリンパ節生検では腕が動かしにくいということはほんとんどないと思われます。

術後治療の件ですが,下記参照されてみてはいかがでしょう

http://www.v-next.jp/contents_01.htm
参考になれば幸いです。


484 名前: 高菜 投稿日:2006/07/10(月) 12:29
1年前に右乳房全摘手術を受けました。ストレスがガン細胞を活発にさせ、再発させるというのは本当ですか?食事などは十分気を付ける事ができますが、ストレスだけはどうしても避けられない状況で生活しています。どんなに気を付けていても、ストレスが原因で再発してしまうのであれば、いつ再発しても仕方ないのでどうしてよいかノイローゼになりそうです。
相談にのってください。

485 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/10(月) 23:09
>>484 高菜さん、初めまして。
確かに、高菜さんのおっしゃるように、ストレスによって交換神経の緊張状態が継続すると、
リンパ球が減少し、顆粒球が増加して、この増えすぎた顆粒球が細胞の粘膜を破壊してしまい、
、免疫力が低下して癌細胞が発生したり、増殖しやすくなるそうです。
でも、人間は誰でも現代社会で普通の生活をしている以上、ストレスを
全く避けることは、難しいと思いますし、適度なストレスはかえって、張りのある生活
をするうえで、また仕事の能率アップにも必要だといわれています。過度のストレスを避ける方法は
自分自身の気の持ち方によって、もしかしたら、変えられかも知れません。
その人を取り巻く環境も個人個人違いますので、置かれた環境によって、
そのストレスの量を変えることは一見、できないように思える
かもしれません。
でも、たとえ環境は変えられなくても、ストレスの感じ方や対処の仕方は、
個人の性格とも関係しています。同じ量のストレスを受けても、それを強く感じる人
とそれほどでもない人がいます。
それは、大きく分けて、ネガティヴにものごとを捉えるか、ポジティブに捉えるかの違いだったり、
しますが、ストレスを感じやすい人は神経質だったり、生真面目だったり、完璧主義だったり、心配性だったり、
競争意欲が旺盛だったりする場合が多いと言われています。
そういう性格を少しだけ変えるように努めて、のんびりとするだけでも
感じるストレスの量は少しは変わるかもしれないと思います。

ただ、性格を変えることはなかなか難しいかもしれません。
ストレスが再発を招くのでは…と心配しすぎると、かえってそれがストレスとなって、
不眠症から、パニック障害やノイローゼに陥ってしまっては悪循環と
なってしまいますので、あまり心配されない方がいいと思います。

でも、毎日の生活の中で、気持ちの持ち方を少しだけ変えてみて、
自分が楽しいことやリラックスできることをたくさん見つけて、
またそういう状況をたくさん作り出すようにしてみるとか、
自分にとって苦痛なこと(人)や嫌なこと(人)はなるべく
減らした生活を送るように心がけてみるだけで、少しは違ってくるのでは
ないかと思います。

あとは、1日に30分程度のウォーキングなどの軽い運動を
規則的にして体を動かすように努めたり、脳をリラックス
させるためにご自分の好きな音楽を聴いたり、
深呼吸をするというのも効果があるかもしれません。

また、食事に気をつけられているというのは、良いことではないかと
思います。研究者らの間で、食物が癌の発症や再発予防の効果があることはネズミなどの動物や人でも証明され
ているようです。

抗ストレス作用や免疫力を高める作用のある食べ物をバランスよく食べ、
特にビタミンCを食べ物(ブロッコリー、カリフラワー、赤ピーマン、小松菜、
オレンジ、イチゴ、レモンその他)とサプリメント
(1日に定められた摂取量:脂溶性ビタミンである
ビタミンAやDとは異なり、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、
摂り過ぎによる害はそれほどないとされてりるものの、サプリメントは
とにかく抽出成分なので量は守った方がよいかと思います)の両方から
摂取されるといいのではないでしょうか。

すでにご存じかもしれませんが、がんを予防する食べ物や免疫力アップの方法
などに関する下記のような本も、少しはご参考になるかもしれません。
監修:牧野直子『免疫力を高める毎日の健康おかず』成美堂出版、
総監修:日野原重明『食べて治す・防ぐ医学事典』講談社、
『生活習慣病治す防ぐ大事典』主婦と生活社
『がんにならない食べ物100のコツ』(主婦と生活社)



486 名前: いのげ 投稿日:2006/07/13(木) 00:20
>484
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/kenkoushoku/1150972935/31-34

↑調査結果によると心理療法で生命予後を改善することが
できないのだから,逆にストレスで悪くなる事も無いのではないか
と思います.同じ理屈で自覚症状には関連することがあるとは言えるでしょう.
要するに,「気にする方が損」じゃないかと思っています.
無責任なようですが一定の根拠に基づいているつもりです.

487 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/13(木) 01:10
がん治療としての心理療法が無効であったという実験結果が
あるから、「ストレスで悪くなるということはない」と言い切ることも
できないのではないかと存じます。心理療法だけでは、がん患者の
治療効果が得られないというのは、色々な要因が微妙に複雑に絡みあって、癌を発症させているのであって、
がんを発症させているのであった、ストレスだけということは考えにくいと思いますので、それは
当然な気も致します。

カナダのハンス・セリエ教授がストレス学説を提唱して以来、心の動きが
病気に大きな影響を与えることは心理行動学の分野の研究で証明済みです。
外科手術の予告や、家族との口論の直後などの心理的に激しいショックを受けた
直後には、尿中のステロイドやホルモンや
胃酸が増加して、血液が濃縮され、胃潰瘍患者の7割は精神的ストレスから
来ているというデータも出ているそうです。
心理療法で胃潰瘍を治すという話はあまり聞いたことはなく、
でも当然、再発防止の一つの有効な方法となりえるのではとないかと思います。

ストレスによって、副腎皮質ホルモンが大量に分泌されると、
直接生命には影響を及ぼさない性機能(性腺刺激ホルモン)
などが影響を受けて、乳癌が発症するとも言われています。
だからと言って、ストレスが再発につながると心配しすぎる
ことはかえってよくないので、それならば、気にしないでいたほうが
いいことは確かだと存じますが。




488 名前: 結果待ち 投稿日:2006/07/14(金) 08:29
初めまして。お話聞かせて下さいm(__)m私の母なんですが現在55で出産経験は私一人でその他二度流産を経験しています。ウチは癌家系ではないのですが、六日母が胸にしこりがあるとの事で翌日マンモ、超音波検査を乳腺外来?で受けて来ました。昨日結果が出たのですが[悪性疑い]との事、場所が脇の方ではなく胸のど真ん中の方なのでわかりにい様なのですが、生検をし、また来週結果が出るそうです。[悪性疑い]とは悪性の確立のが高いのでしょうか?本などで比較してもしこり以外の症状は見当たりません。現在妊娠中なので思う様に実家に帰る事もできず来週の土曜日まで何もできないのが辛いです。

489 名前: たけとん 投稿日:2006/07/14(金) 16:27
いつも拝見させていただいており、参考にさせていただき、ありがとうございます。
本日は妻の乳癌についてお聞きしたいことがあり投稿させていただきました。
妻は2001年9月41歳にて右乳房に癌が見つかり、胸筋温存乳房切除を行いました。
腫瘍の大きさは4cmくらいでステージはT2N1bM0であり、腋窩リンパ25個中12個に転移があり、
ホルモンリセプターはマイナスでした。Her2は3+でした。
術後化学療法として、ACを3週ごとに4クールついでタキソールを3週ごとに4クール行いました。

手術した頃すでに右鎖骨上リンパに米粒大のしこりがありましたが、
2002年11月にそのしこりが大きくなってきましたので、細胞診を行ったところ、
悪性であることが分かり、放射線療法を行い、しこりは消滅しました。
その後フルツロンを服用していました。
腫瘍マーカーも正常値がつづきました。

2005年10月にCA15-3が39.9に上昇。
2005年12月にCA15-3が80。そこでUFTとノルバデックスが処方されました。
2006年2月CA15-3が180。骨シンチで肋骨左右に小さい影。(まだ大したことはないとのこと)
CTで肝に転移が認められる。UFTとノルバデックスは中止。
タキソテール(80mg)を4週に一度点滴。アロマシン服用になりました。
2006年5月タキソテール3クール投与後、CT検査により肝の腫瘍は増大し数も多くなっていました。
腫瘍マーカーはCA15-3が186で落ち着いていたため、
タキソテールはあまり有効ではないが、すこしは抑えていると判断されました。
CEAは5.33。NCCST439は2.9でした。

そこで今回の治療法として、タキソテールにエピルビシンを追加することになりました。
両薬剤は同一日に点滴投与され、また4週に一度のサイクルということです。アロマシンは引き続き服用です。
ここで、タキソテールが80mg+エピルビシンが90mgの投与でした。
2クール目の投与から1週間後、(この間37度台の熱が出たり下がったりしていました)、
白血球と腫瘍マーカー測定のための採血を行いました。このとき白血球1400、CRPが8くらいでした。
その翌々日位から39℃以上の発熱があり、緊急入院しました。
なにかの感染症らしく、5日間入院治療後、現在は退院しています。

ところで、その時の腫瘍マーカーの結果が出て、CA15-3が273でした。
主治医は、感染症の時の血液だから再度検査して、マーカー値が再度高ければ、
ハーセプチン+タキソールに変更するとのことです。
私もそのときは納得したのですが、後でいろいろ考えるとわからないところがでてきました。

①感染症がCA15-3の値にどの程度影響するでしょうか?
②薬剤の効果判定時期ですが、早ければ早いことに越したことはありませんし、それを望みますが、
現処方での2クール目の一週間後の採血は、どの程度のものなのでしょうか?
②2ヶ月前には腫瘍マーカーとCTでの判断でしたが、今回は腫瘍マーカーのみの判断となります。
私は肝臓ばかりに気をとられていたのですが、実際には骨の転移もあります。
CA15-3に反映されてくる数値の判断として、
マーカーが上がると言うことは肝・骨両方とにも効いてないと考えるのが妥当なのでしょうか。
たとえば、抗癌剤は骨には効きにくいと言うお話もきいていますので、
現処方で、肝の腫瘍が抑えられているものの、骨に効きが悪いため、CA15-3が上昇しているのではないか、
という考えは、あてはまらないでしょうか?
CA15-3が273まで上昇しましたが骨の方の自覚症状は現時点では全く出ていません。
ということは、やはり肝を中心に考えるべきでしょうか。
③仮に、肝の腫瘍が抑えられていれば、現処方を継続し、骨のほうは、放射線とかビスホスホネートで対処し、
ハーセプチンは次の手段として温存しておいた方がよいのかとも考えてしまうのです。
しかし、Her2が3+の場合の再発のため、あれこれ考える前に、よく言われているように、
少しでも早くハーセプチン投与に切り替えた方がよいのでしょうか?

いろんなことを考え、心配ばかりが先に立ってしまいます。よろしくお願いいたします。


490 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/07/14(金) 23:44
狸です。
>>489たけとんさん

大変な状況で、さぞお悩みのことと思います。必ずしもご質問内容に沿いませんが、重要なことですので、対応すべき点を列記させていただきます。
まず、過去の薬歴やHer-2陽性である点からしまして、タキサンはもはや期待できないと思われます。またハーセプチンはこの局面ではやはり使用すべきであり(ハーセプチンは後に取っておく、というのは考えないというのが一般的です)、更に過去の治療で発熱性好中球減少(タキサンもしくはエピルビシンの副作用と思われます)らしき状態もあったようですので、
・ハーセプチン+ナベルビン+G-CSF製剤をお勧めします。ナベルビンは現在最もハーセプチンとの相性が良いとされ、効果が期待できることからです。また、ナベルビンはタキサンと同じくらい白血球好中球減少が出ますので、G-CSF製剤で好中球を下支えしておく事で、投与延期などを起こさないようにするためです(ただしナベルビンは発熱性好中球現象にはなりにくいとされます)。なお、ナベルビンは静脈炎が出やすいので、この際静脈ポートを使用したほうが良いと思います(現状ナベルビンが最も期待できるので、静脈炎で投与中止になってしまうと次の治療計画が破綻してしまいます)。また、骨転移があるので、アレディアもしくはゾメタを処方していただきましょう。

491 名前: れいな◆y7XUmHaaYQ 投稿日:2006/07/15(土) 01:58
はじめまして。私は18才の受験生ですが、最近もしかして乳癌ではないかと不安で、夜もあまり眠れません。相談にのってくださるとありがたいです。
2ヵ月程前から右胸の右端が、触ると痛みます。でもしこりのようなものはないと思います。ちなみに、妊娠の経験はありません。母親の家系では数人癌で亡くなった方がいます。また、父親の家系にも癌の方がいらっしゃいます。遺伝の可能性も充分考えられるので不安です。しこりがないのに乳癌ということはあるのでしょうか?
私は医学部めざして浪人しているのですが、毎日とても忙しくて病院へ行く暇がありません。専門の方がこの掲示板で私の症状をみて乳癌が疑わしいようなら、なんとか時間を作って病院へ行こうと考えています。症状に関する情報が少なくて意見しにくいかもしれませんが、ご意見よろしくおねがいします。

492 名前: 千春 投稿日:2006/07/15(土) 02:50
れいなさん
医学部を目指しておられる才女の18才でしたらネット上であなたの抽象的な書き込みでは誰も診断が出来ない事はお分かりだと思います。
言わずもがな、病院で診察しなければ病気かどうかの判断はつきません。
あなたはあなたと面識すら無い人に
「乳がんです」と言われたら乳がんだと思い込むのですか?
「乳がんではない」と言われたらそれで安心出来るのですか?
そう言われて万が一乳がんで放置して重大な状況になった時どうします?

そしてこちらのみなさんの書き込みを読めば、それぞれ切迫した状況の中で必死に最善の治療を模索し闘病している事も容易に読み取れるはずです。
そこにあなたのこの書き込みは何ですか?
医療従事者になるおつもりですよね??


意見しろと言うなら一言・・・

しっかりしなさい!!!


追伸:あなたの年ごろは乳房が成長する頃で私も痛みがありました。
だからと言ってあなたが乳がんかそうでないかなど、分かる訳がありません!

493 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/15(土) 05:38
>>491
繰り返される
「乳癌の可能性はありますか?」「病院に行った方がいいですか?」
は、真剣な相談者にも回答者にもロムしてる者にも迷惑。
時間を割いて回答して下さる方が気力を無くしていなくなったら
アンタみたいに愚問を繰り返す人のせいでもあると思う。


494 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/15(土) 08:30
一ヵ月程前に温存手術を受けたのですが 傷口ではなく脇の下のあたりが 腫れぼったいかんじで痛みます。先生にはリンパ液?がたまっているけど心配ないと言われましたが なかなか治らないので不安です。他の先生にみてもらった方がよいのでしょうか?リンパ液?はたまっても問題ないものなのですか?ずっとこのままということもあるのですか?ご経験がある方いらっしゃいましたら教えてください。

495 名前: 千春 投稿日:2006/07/15(土) 08:38
>>494さん
先生は注射で抜いてくださいませんか?
何度か抜いてもらうと楽になりますよ。
先生に要望なさるといいと思うのですが。

496 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/15(土) 10:29
>>494  名無しさん、
リンパ液は誰でも、リンパ節(センチネル2~3個程度ならそのようなことは
ないと思いますが)を切除した場合に、リンパ液の行き場がなくなっるために
溜まるそうですので、心配は要らないようですが、不快感はあるので、
千春さんのおっしゃるように、手術をしてくれた外科の主治医の先生にもう一度、
診てもらって、注射器で先生に抜いてもらったほうがいいと思います。
私の病院では、入院中に1回、退院後に外来で2回位は抜いてもらい、
術後2週間で溜まらなくなりました。でもそれも個人差があるみたいです。

全摘の方に較べて、温存した場合にはたまり方も少ないし、
また、郭清したリンパ節の数にもよるようですし、また年齢
によっても違いがある(年配の方の方が概して、回復が遅い)みたいです。

そのうちに繊維化してしまい、また別のルートが形成されると、
溜まらなくなるようです。術後はしばらくの間、普段よりも、
蛋白質(特に肉類)の摂取を少し控えて、リンパ液中の老廃物の
量を増やさない方がリンパ液も、滞りなく流れやすくなるので
いいというのを読んで実践したら、良かったような気がします。

1ヶ月以上、リンパ液が溜まり続けて、抜きに外来で通っている方もたくさん
いました。術後の痛みは当分、あるかもしれませんが、それも誰もが大なり、
小なり感じるものなので、心配は要らないと思いますが、気になることは
主治医の先生に、何でも疑問や要望は遠慮や我慢をせずに(かと言って、
不満や批判として言うのではなく)言ったほうがいいと思います。

あくまでも、主治医の先生を信頼しているという姿勢を示した方が、本当に
経験もあり、誠実な良い先生ならば、適切な診断や処置をしてくれるはずですし、
今後も主治医の先生とのコミュニケーションは術後の補助療法(?)や経過観察
(定期的な検査)をしていく上でも、とても重要だと思います。

497 名前: 千春 投稿日:2006/07/15(土) 10:45
496さん
適切なレスをありがとうございます!
私も全く同感です。
本当にありがとう!!これからも色々教えてくださいね。

498 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/07/15(土) 10:54
狸です
>>491れいなさん
残念ながらここではあなたが乳癌かそうでないかの判断は不可能です。
ですが、気になるのであればやはり検査してもらうのが一番です。受験生で勉強で時間がないのは私もかつては受験生でしたのでよくわかります。ですが、もし癌であったら今の時間を惜しむことで将来のもっと多くの時間を失いかねませんし、もし癌でなかったとしても、気になっていては結局勉強に集中できないので時間の無駄になります。検査とその結果まちの間だけで済むのですから、安心して勉強に専念することをお勧めします。また、将来あなたがお医者様になった時、患者さんにどういうべきかを学ぶいい機会ですよ。どうぞ頑張っていいお医者さんになってください。

499 名前: れいな◆y7XUmHaaYQ 投稿日:2006/07/15(土) 13:01
>>492>>493
ごめんなさい。自分のことしか考えていませんでした。忠告してくださってありがとうございます。
>>498
ありがとうございます。夏期講習休んで近日中に病院へ行こうと思います。決心がつきました。
私の両親は亡くなっていて、施設からのお金で一人暮らししているため、相談できる人がいなかったので相談できてよかったです。気分が少し楽になりました。
>>492>>493、その他この掲示板の利用者にご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。


500 名前: 488 投稿日:2006/07/15(土) 13:20
488に書き込みさせて頂いた者です。どなたか私の疑問に答えて頂けませんか?

501 名前: 302 投稿日:2006/07/15(土) 14:23
結果待ちさんへ

「悪性疑い」とは悪性の可能性も否定できないということです。つまり,良性か悪性か判断しかねるため,
詳しく生検を行っているのです。生検の結果が出るまではさぞ不安が募り,お母様のことがよりご心配になられるかと
思いますが,辛抱して結果を待ってみましょうね。きちんとした診断を行うために,医師も頑張って検査をして下さっているのだと
理解してくださいね。


502 名前: たけとん 投稿日:2006/07/15(土) 19:26
>>490 狸先生

お忙しい中、早々のご回答をいただき、ありがとうございます。
先生の貴重なご意見を持って、主治医と今後の治療方針についても
話し合っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。


503 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/16(日) 08:55
>>497 千春さん、ご丁寧に私にまでレスをありがとうございます。
千春さんは、娘さんというご家族の立場なのに、とても親身になって、
患者さんの質問に対して、ご自身が熱心に情報収集されて
得た知識、経験談、あるいは参考になるサイトの紹介を適切にされているので、
感心しています。お母さまも、さぞ頼もしく思われていらっしゃる
ことでしょう。

あと、496は誤解を招く書き方をしてしまったかもしれませんが、
主治医を信頼する姿勢と書いたのは、術後の脇の下のリンパ液が溜まるという
程度のことであれば、他の病院の他の先生に診てもらうよりも、手術をしてくれた
先生に診てもらうのがいいのでは…というつもりでした。
いかなる時にも、主治医の診断におとなしく従って、
セカンドオピニオンをとる必要がないとか、
検査も病院でしてくれるもの以外には、受けない方が
いいということではありません。

①手術方法とか、術後の補助療法について決める際に、自分でも
情報収集して知りえたことから、主治医の提示した方法について
色々な疑問や希望が出てきて、主治医に相談してもどうも納得のいく
答えが得られないという場合、

②再発ではないかという自覚症状があって、
主治医に訴えたけれど、だいじょうぶだと検査をして
くれず、でも、自分としてはどうしても不安な場合、

には、同じ病院あるいは他の医療機関の他の科(転移の場合には、普通は検査をして転移が
疑われれば、他の診療科にまわされることもあるはずです。
部位の専門としては乳腺以外の他の診療科になるので)を
直接受診するとか、
他の医療機関の乳腺外来でのセカンドオピニオンやこのようなネット上で
相談することも、もちろん、よい方法だと思います。

私自身、現在は温存手術の術後2年近くになりますが、告知直後や手術直後に
婦人科(子宮頸癌と体癌、卵巣癌)、眼科(目の網膜の癌)、神経内科(脳腫瘍)
消化器内科(肝臓や胆嚢)などの検査を他の医療機関(癌専門病院であるために他の科へは疑いがないと
紹介状も書いてはくれず、診てもらえないので)で受けました。
自覚症状もなくて、血液検査やその他の一般的な検査で別に疑いがないと、
乳腺の主治医の先生はそれ以上の検査は無駄なのでしてくれません。
MRIはあまり頻繁に受けない方がよい(1年から1年半おき程度)とか、
頻繁に検査すると有害なものもあるみたいですが(エコーは害はないようですが)、
自分が安心を得るためにするというために、受けておくのはいいかもしれません。

主治医には、どこでどのような検査を受けたが、異常はなかったと
いうような、検査の結果報告はその度にしておき、主治医の先生も
別に嫌な顔をせずに、喜んで(?)その結果をカルテに書き込んでいました。


504 名前: 千春 投稿日:2006/07/16(日) 15:48
503さんへ
こちらのみなさまと同じく、
告知された直後は病気の知識が全く無い中、鬼気迫るが如くの情報収集に明け暮れましたが
(あの集中力で学生時代勉学に勤しめていたら人生きっと変わっていましたよね。)、
所詮は素人・・・。乳がん治療の日進月歩の進化になかなかついて行かれないのが悲しい現状です。
そんな中、こちらの掲示板の優しい先生方の豊富且つ最新の知識を要として、
患者・家族の方々の幅広い情報は本当に頼りになります。
今後ともよろしくお願い致します。


たけとんさん
奥さまは今もアロマシンを服用されているのですか?(いるのなら)
狸先生の貴重なご助言と共に、
何故ホルモンレセプターマイナスの奥さまにアロマシンを処方する意味も、
主治医に聞いてみられてはいかがかと思います。


505 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/16(日) 20:18
千春さん、496さんありがとうございます。
しかし 私はセンチネルリンパ生検でリンパ節郭清なしです。お話からすると それでもリンパ液がたまるのはおかしいですよね?
何か他の原因なのでしょうか。
それから MRIはあまり頻繁にしない方がよいというのは初めて聞きました。前に機械の調子が悪かったりした事があって かなり何回もやり直しをされたりした事があります。MRIの有害なものとは何ですか?放射線?増影剤?心配です。

506 名前: たけとん 投稿日:2006/07/16(日) 20:26
>>504千春さま
アドバイスありがとうございます。

ホルモン剤の使用については、私も実は疑問を持ってはいるのです。
ホルモンリセプターマイナスでノルバデックスとかアロマシンの処方。
ノルバデックス処方の時に、主治医に聞きましたところ、
マイナスでも効く人もいるとのことで、服用しました。
結果的には効かないので中止しました。
ノルバデックスの次はアロマシンですが、
閉経前なのに良いのかと訊ねたところ、タキソテールで閉経後と同じ状況になっているから、
服用していてよいとのこと。
なんとなくしっくりしないので、他の人に聞いてみると、
悪さはしないから悪くはないでしょう とのこと。
という状況でそのまま服用しています。

ノルバデックスのようなホルモン拮抗薬とアドリアあるいはタキサンの併用は
弊害があるとのことで、その場合には私も絶対に拒否しますが、
アロマシンのようなエストロゲン合成阻害剤では、それほど悪さはしないだろうと私自身納得し、
主治医との関係も100%とはいいませんが、信頼していますし、
またあまり波風を立てたくないとの思いもあり、服用しつづけています。
アロマシンの服用も良くないでしょうか。
アロマシンの服用が悪いということでしたら、主治医と相談してみようと思います。
よろしくお願いします。

507 名前: 千春 投稿日:2006/07/16(日) 21:16
たけとんさん
私もたけとんさんならばご存じの上で且つ主治医との関係上服用を続けているのであろうと思って拝読していました。
でしゃばった事を申し申し訳なく思っています。
この件についてはこれ以上は素人の私より、やはり狸先生のご意見を・・・。
狸さん。お忙しいでありましょう中、本当にすみません。
よろしければご意見をお聞かせくださいm(__)m


505さん
MRIはCTやレントゲンと違い放射線は使いませんので放射線被爆はありません。
http://www.hitachi-medical.co.jp/open-mri/mri_q_a.html
http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/products/MRI/mr_intoro/index.html
造影剤にアレルギーなどが無ければ心配は無用と思いますよ。


508 名前: 結果待ち 投稿日:2006/07/16(日) 21:27
501に書き込みして頂いた方、お返事本当にありがとうございますm(__)m。今凄く凄く心配で不安です。まだ良性悪性どちらかはっきりしないのですが、医師からは前回50/50ではっきりしないのではなく悪性の率のがどちらかと言えば高い(言い方は違ったかもしれません)と言った感じの事を言われました。まだ土曜日まで日が長いのですが、一番悩んでるのは母ですし良性かもしれない事を祈ってあまりくよくよせず結果を待ちたいと思います。

509 名前: いのげ 投稿日:2006/07/16(日) 21:57
ガドリニウム造影剤のアレルギーは非常に珍しいですが一例見たことあります
また,喘息の有る人で多少リスクがあるとも言われてます
それをコミにしても検査用薬剤としては極めて安全性の高い部類だと思ってます

510 名前: 千春 投稿日:2006/07/16(日) 22:05
いのげ先生ありがとうございます!
友達がアレルギーだったもので思わず書いてしまいました。

511 名前: 千春 投稿日:2006/07/16(日) 22:16
いのげ先生、みなさん、大変申し訳ありませんでした!!
今確認しましたら友達はCTの造影剤のアレルギーでした。
大反省です。すみません(T.T)

512 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/16(日) 22:25
>>505さん、
503のMRIは骨シンチの書き間違いでした。混乱を招き、
不安を募らせてしまい、申し訳ありませんでした。
お詫びして、訂正致します。
骨シンチ、CT, MRIなどは一応、非侵襲的な検査とされているようですが、
骨シンチもCTも被爆はあるようです。
MRIは千春さんが書いて下さったように、放射線を使用しないので
被爆はゼロのものです(強力な磁場を与えたり、切ったりして、
体内の水素原子核から発生する電磁波を受信して、
画像化するもので、水素原子核の状態の戻り方の違いで、
病気の部分がわかるもののようです)。

骨シンチの検査は乳癌の検査としては、骨転移を調べる検査ですが、
アイソトープ(弱い放射性能をもつ同位元素)
を静脈から注射してレントゲン写真で観察する方法で、
アイソトープがどこに、どれだけ、どのような速さで
集積するかを調べて、病気の状態を診断する検査の
ようです。骨のレントゲンほど被爆はないようですが、
必要があれば、もっと短い間隔で撮影することも主治医の判断で
あるとは思いますが、疑いがあまりないのに、頻繁にやると、
かえって癌を発症させる誘因ともなりかねないので、
よくないので、1年か、1年半程度はあけたほうがいいというのが
一般的なようです。
>>504、507 千春さん、
フォローをして頂きまして、誠にありがとうございます。これからも
よろしくお願い致します。
また、狸先生や東の空先生や774先生、その他ここに書き込みをして
下さる先生方のご回答や、患者さんやそのご家族から
寄せられるさまざまな情報により、私自身、学ぶことが多く
時々拝見させて頂いては、感謝しております。





513 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/07/16(日) 23:25
狸です
>>506たけとんさん

下記の記載が気になります。
>他の人に聞いてみると、
悪さはしないから悪くはないでしょう とのこと。
という状況でそのまま服用しています。

どなたが言われたのか知りませんが、私は考えを異とします。
薬というのは主作用(要するに効き目ですね)と副作用があり、副作用を許容するかしないかは主作用によるメリット次第といえます。
ホルモン療法剤のうち、ノルバデックスはホルモン受容体ブロッカーとされていますが、それ以外にも薬理効果があり、その薬理効果がしばしば受容体陰性でも作用する原因だといわれています(ただし後付け理論です。これは受容体陰性症例でもノルバデックスが効いた症例が臨床試験でもあったため、そういう考察がされた、と思ってください)。しかしアロマターゼ阻害剤はアロマターゼの阻害によるホルモン合成抑制効果をほぼ唯一の薬理作用として特化しているので、受容体が陰性の場合には効果を示す可能性が非常に低くなります。しかも癌と同じようにホルモンの働きで身体を支えている部分もあり、それが精神安定作用であったり、骨密度維持であったりします。特に閉経などでホルモンが減ると前者の作用で精神不安定(更年期障害の一つの症状ですね)や、後者の作用で骨粗しょう症になるわけですね。
前振りが長くなりましたが、癌のホルモン受容体が陰性であるのに、アロマターゼ阻害剤を服用するのは、癌に対する効果が余り期待できないのに、副作用については懸念されます。ですから、金銭的な負担増もあることですし、投与しないほうが良いかと思います。

514 名前: いのげ 投稿日:2006/07/16(日) 23:48
ヨードぞうえいざい

515 名前: いのげ 投稿日:2006/07/16(日) 23:55
ヨード造影剤のアレルギーは珍しくない〔多くもないが)
また,ヨード造影剤は腎毒性もあるので
特に腎機能に異常が有る人は慎重にする必要がある

骨シンチはCTと被曝量のケタが違うし
じつは患者の体内にRIがしばらく留まるので
検査技師などの医療関係者や同室の患者も被曝が避けられない
特に技師や医師は頻度が高いので影響は馬鹿にならない
本来医療関係者は自分の被曝量を管理するタテマエだが
面倒なのでしない人もけっこういる

516 名前: たけとん 投稿日:2006/07/17(月) 10:13
>>513狸先生、>>507千春さま

ご回答ありがとうございます。
先生のご指摘は理に適っていると思います。
参考にさせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

517 名前: 愛ちゃんママ 投稿日:2006/07/18(火) 00:31
みなさんこんばんは 私は五月に乳癌としった三十歳の主婦です。生検で充実腺管癌くずれの硬癌が疑われるとあり 現在治療は術前科学療法でEC療法を一回終わって十日です。 ホルモンもハーセプも受容体マイナスです。 はたして科学療法の抗癌剤は何が適してるかどなたか教えて下さい。お願いします。

518 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/07/21(金) 06:44
狸です
>>517愛ちゃんママさん
伺った情報が限られていて詳しい事が不明ですが、治療に際し不安ながいっぱいなのであろうと推察いたします。
主治医に今後の治療方針を聞かれましたか?現在ECの最中とのことですが、これを4コース後タキサンに移行するのではないでしょうか?現在補助療法では厳密な比較試験はないものの、EC後Tがおそらく最強の治療で効果期待できます。もし聞かれていないのであれば、確認なさってはいかがでしょうか?

519 名前: ふえす 投稿日:2006/07/21(金) 08:26
いつも拝見させて頂いております。そしてみなさんに勇気を授けて頂き、感謝し、手術を受けました。
病理の結果が出たので、ご相談させて下さい。
左乳房温存で手術です。センチネルリンパ節生検を受け、リンパ節への転移はありませんでした。
53歳、閉経後です。ステージ1、腫瘍径1.5センチ、ホルモン受容体+、HER‐2過剰発現1+です。
担当医から、放射線とアリミデックスを5年間と言われました。抗癌剤は必要ないでしょうとのことですが、これをお受けするのは正しい選択と言えますか?
他に何かよい方法があれば、教えて頂き相談しようと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

520 名前: プリン 投稿日:2006/07/22(土) 11:08
狸先生へ
術前化学療法体験者のスレでおせわになりましたプリンです。
その節は詳しい説明ありがとうございました。
狸先生が戻ってこられてうれしいです。
おかげさまで昨日EC-Tの治療を終えることが
できました。
そして、エコー上では癌が消失しているという結果
を得られました!
これから手術に挑みます。
ありがとうございました。お礼が言いたくてでてまいりました。

521 名前: ちーママ 投稿日:2006/07/22(土) 15:27
初めまして。検索したらこのサイトを見付けました。今日母が乳ガンⅡbとの診断を受け、父と病院から帰宅しました。24日にその他の検査、26日に他病院にて骨の検査をする様です。27日に24日の検査結果などを私も聞きに行くんですがどんな事を重点的に聞き、どんな質問をすればいいんでしょうか?先に手術をし、後に抗ガン剤?をするか先に抗ガン剤をして様子を見て温存手術かと医師から言われた様なので話合った結果は先に手術をしてしこりを取り除いてもらおうと思っています。

522 名前: れいな◆y7XUmHaaYQ 投稿日:2006/07/24(月) 16:55
先日病院へ行ってNMR断層撮影、エコー検査などさまざまな検査を受けたのですが、やはり乳癌でした。ステージⅢbの炎症性乳癌と言われました。まだ詳しいことは教えてもらっていないのですが、活発な癌なので、近々入院して治療を始めることになりました。
それで、質問なのですが、担当医師は活発な癌と言っていたのですが、一般的に、活発な癌とは具体的にどういうことなのですか?転移が早いと言うことですか?
それから、乳癌がP53遺伝子の変異によるもので、遺伝性の癌もP53遺伝子によるものということは、私の乳癌は遺伝の可能性もありますよね?16才の妹はなにも症状が無いのですが検査すべきでしょうか?
あと、P53遺伝子が本来は癌抑制遺伝子なのに変異によって癌を引き起こす場合、細胞へのアポトーシスの誘導は起こらなくなりますよね?そうすると、癌の治療で放射線などを浴びた、癌細胞の周囲の正常な細胞はアポトーシスが起こらず、放射線を浴びた器官の働きに影響を与えるということはないのですか?
自分では何もできないって分かってはいるのですが、何もせずにはいられなくて、少し癌について調べていたらいろんな疑問が浮かんできて…、返事いただけると有り難いです。


523 名前: P53 投稿日:2006/07/25(火) 16:42
便乗で質問させてください。
私の乳がんの病理に” positive for p53 tumor suppressor gene product overexpression.
とかいてあったのですがなんなんですか?

524 名前: 東の空 投稿日:2006/07/26(水) 15:30
522> こんにちは

>ステージⅢbの炎症性乳癌。活発な癌と言っていたのですが、一般的に、活発な癌とは具体的にどういうことなのですか?転移が早いと言うことですか?

原発性炎症性乳癌と二次性炎症性乳癌がありますが、
特に原発性炎症性乳癌は転移し易く、増殖速度も速いです。
それを活発な癌というような表現を用いられたと思います。

>乳癌がP53遺伝子の変異によるもので、遺伝性の癌もP53遺伝子によるものということは、私の乳癌は遺伝の可能性もありますよね?16才の妹はなにも症状が無いのですが検査すべきでしょうか?

全ての乳癌にp53がかかわっているわけではありません。
p53がかかわっている乳癌もあるというだけです。
それに、もしれいなさんの乳癌にp53遺伝子変異があってもそれは妹さんに遺伝しません。
むしろ遺伝に関するものはBRCA1やBRCA2です。

>P53遺伝子が本来は癌抑制遺伝子なのに変異によって癌を引き起こす場合、細胞へのアポトーシスの誘導は起こらなくなりますよね?そうすると、癌の治療で放射線などを浴びた、癌細胞の周囲の正常な細胞はアポトーシスが起こらず、放射線を浴びた器官の働きに影響を与えるということはないのですか?

p53の変異があるとすれば乳癌細胞にあるわけで、周囲の正常な細胞は通常p53遺伝子変異はないと考えられます。
放射線をどこにあてるのか存じ上げませんが、照射部位により器官への影響は異なります。

れいなさんの乳癌が腫瘍として触知するかどうか。
乳腺の皮膚がミカンの皮のように毛穴がぷつぷつ目立って見えるのかなど、診断に重要です。

525 名前: 東の空 投稿日:2006/07/26(水) 15:36
>524

乳腺の皮膚→乳房の皮膚でした。

>523 P53さん、こんにちは

>positive for p53 tumor suppressor gene product overexpression

p53遺伝子産物が過剰に発現しているということです。
おそらく乳癌組織をp53蛋白に対する抗体を用いて免疫染色し、
P53さんの乳癌組織でp53蛋白が過剰に発現しているのが検出された
→P53遺伝子変異陽性、という事だと思います。

526 名前: ふえす 投稿日:2006/07/26(水) 21:04
519に書き込ませていただいた者です。
決断の期日が迫ってきました。どなたか、どんな小さな事でも結構ですのでご意見いただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

527 名前: れいな◆y7XUmHaaYQ 投稿日:2006/07/26(水) 21:14
>>524東の空サン
返答ありがとうございます。
その後担当医から話を聞いたのですが、やはり転移が早いとおっしゃっていました。でも、私がまだ18才だからなのか、あまり詳しくは教えてくれません。
抗癌剤で髪が抜けることとか考えると暗い気持ちになるし、受験もあるし…いろいろ考えてしまうのですが、恐らく、私の癌は進行が早いようなので余計なことは考えずに癌としっかり闘っていこうと思っています。今になってやっと、現実を冷静に受けとめられるようになりました。
妹の癌の可能性は低いようで良かったです。家系に癌の人が多いので少し心配してました。
詳しく御返答してくださってありがとうございました。

528 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/27(木) 00:07
れいなさんへ

18才の若さで病気をしっかり受け止め、妹さんのことまで考えているれいなさんを、
心から尊敬します。
私も戦ってます。一緒にがんばろうね!

529 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/27(木) 00:15
ふえすさん

病理検査の結果を持って、他の病院の医師の意見を聞いてみたらいかがでしょうか?病院によって治療方法は違うと思います。
その中で自分が最も納得のできる治療方法を選ぶのが、良いのではないでしょうか。

530 名前: 千春 投稿日:2006/07/27(木) 01:42
れいなさん
最初キツい書き込みになってしまいごめんなさいね。
これから治療お辛い事があると思いますが、「医師になる」と言う夢を糧に乗り越えて頂きたいです。
私も応援しています。

ふえすさん
ちなみに核の異型度はいかがでしたか?それによりますが、これまでの書き込みの
腫瘍径2cm以下。リンパ節転移無し。35才以上。ホルモン受容体陽性。Her-2陰性(1+)
と言う結果から(勿論温存ですので放射線療法をした後)
アリミデックス単独と言う選択は間違えでは無いと思うのですが。
ここに化学療法を上乗せしても再発率は数%しか違わないと思いますが、
そこをどう捉えるかは個人の意志次第でしょう。
(以上、間違えがありましたら先生方訂正をお願いします。)

ふえすさんがお迷いなら、
私ならまずグレードは勿論、脈管浸潤の有無なども一応確認した上で、
アリミデックスの前に抗がん剤を投与(例えばアンスラサイクリンを含むレジメンの場合、例えばCMFの場合)すると再発率がどれくらい減るか、そのリスクとベネフィットについてもう1度主治医に相談し最終的な決断をすると思います。

531 名前: 千春 投稿日:2006/07/27(木) 02:09
こちらも治療の目安の一つに・・・。
http://www.csp.or.jp/network/chiryoSentaku/m_jyutugo-hojyo.html

532 名前: 千春 投稿日:2006/07/27(木) 06:03
>>530の『放射線療法をした後』と言う言い方は誤解を招きかねませんね。
ホルモン療法は放射線と同時でも問題はなかったでしたっけ?

533 名前: 青山 投稿日:2006/07/27(木) 08:55
千春さんの書き込みにお聞きしたい事があります。
私は術後ふえすさんとほぼ同じ状態でしたが、医師から「Her‐2が陽性なので抗ガン剤は絶対に必要」と言われ治療を受け、副作用で苦しんでいます。私の場合はHer‐2(3+)でした。ふえすさんは確か(1+)と書き込まれてましたが、千春さんはHer‐2陰性と答えていますよね?+→陽性、-→陰性という考えは私の勝手な思い込みだったのかもしれないと気付き書き込みさせて頂きました。医師からの話をもっと分析して決定すべきだったのかと悔やまれます。

534 名前: 千春 投稿日:2006/07/27(木) 12:24
青山さん、はじめまして。
いえ。
ハーセプテストでは、
0と1+が陰性、2+が陽性、3+が強陽性で、
2+の場合はもっと感度の高いFISH法で最終的な判定を行うと認識しています。
こちらの板(確か乳癌Part2か3)で
以前狸さんが詳しく解説してくださっているはずですが…すみません…携帯では検索出来ないので(T_T)…
調べてみてください。

青山さん。副作用お辛そうですが、必ず苦しいだけの見返りがあると信じて乗り気れますよう祈っています。
暑くなってきました。体調を崩さないようにご自身でもご自分の体を労ってあげてくださいね。

535 名前: 千春 投稿日:2006/07/27(木) 15:18
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/her2-1.htm
http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol28/04/s1_kurozumi.html

素人の中途半端な書き込みよりもこちらの方が確かですよね。
両方ともソースが古めですみません。

536 名前: 青山 投稿日:2006/07/28(金) 21:54
千春さん、ありがとうございます。涙が出ました。合掌

537 名前: れいな◆y7XUmHaaYQ 投稿日:2006/07/29(土) 21:19
質問なのですが、数ヵ月前にイギリスの新聞で、「イギリス国内で、乳癌に対するある薬(抗癌剤でしょうか?)の使用が認められたため、多くの乳癌患者が辛い闘病生活から逃れられるだろう」という様な記事があったように思うのですが、どなたか詳しい話をご存じではありませんか?あいまいな記憶で申し訳ないのですが。         
>>528サン
同じ境遇にいる方に、一緒に頑張りましょうって言ってもらえるととても励まされます!ありがとうございます。
絶対に癌になんか負けないで頑張りましょう!!
>>530千春サン
あの時は私、本当に自己中心的でした。こちらこそ「ごめんなさい」です。
浪人するからには、今年1年で大学に決着をつけたかったのですが、手術などもあるので今年の受験は少し厳しくなってきました。でも、絶対に医師になります!
今日は気持ちが安定してます。最近気分の浮き沈みが激しくて、自分が嫌になります。癌って本当に「最悪」ですね。
ケモラジも「最悪」。でも耐えるしかないんですね。


538 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/30(日) 22:03
>>537 れいなさん、医学部受験の浪人中に乳癌の告知を受けられて、
さぞ、ショックだったことと思います。でも、乳癌なんかに負けずに、
克服して、医学部に合格して、良いお医者さんになって多くの患者さん
を救ってあげてくださいね!でも、無理はしないで、あせらずに、
のんびりと…頑張って下さい!
そのニュースとは The Sunday Times June 4th, 2006
New Pill to fight breast cancer のことでしょうか?
下記は要約した拙訳です。

数千人の進行性乳癌患者の生存期間を
2倍に延ばした(化学療法を受けた人の
2倍に生存期間が延びた)新薬Tykerb
(タイカーブ?服用する薬で、抗癌剤ではないようです)は
アメリカで治験(第一相試験)の段階で、
来年初めには、イギリスのグラクソスミス(Glaxso
SmithKline 社が製造・販売の(?)認可を取得する予定である。
ハーセプチンよりも更なる効果が期待できると見られている。
この新薬はHer2(乳癌の増殖を刺激する蛋白質)の抑制のみならず、
乳がんのその他の増殖要因の抑制をも狙うものである。
 
あと、今年のアトランタのアメリカ癌学会では、
炎症性乳癌の治療が向上した最新の症例の報告があったという
記事もありましたが、詳細については載っていませんでした。
その他の乳癌関連のニュースでは、
閉経後で、ホルモンレセプター陽性の初期乳癌患者は、
手術、放射線療法、ホルモン療法、または
手術、放射線療法、化学療法、ホルモン療法であるが、
アロマターゼ阻害剤による治療が
重要であり、2~3年間のタモキシフェンの後に、
アロマシンに切り替えると、乳癌の再発リスクや
乳癌に羅漢していない反対側の乳房の再発リスクを
減少させることができる、という記事がありました。




539 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/30(日) 22:13
>>538
 <訂正> 羅漢⇒羅患

540 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/31(月) 02:35
ヨコから失礼します。
タイカーブは、ラパチニブという分子標的薬です。
確か、日本ではまだ治験中だと思います。
グラクソスミスクライン社のHPにニュースが出ていました。

541 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/31(月) 09:53
>>540 補足のご説明をして頂き、ありがとうございました。
医療は全くの素人なために、タイカーブ=ラバチニブ
という分子標的薬とも知らずに訳していました。

542 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/01(火) 17:38
タイカーブ=ラバチニブについては、以下が詳しいと思います。

http://www.cancerit.jp/cancer_references/archive/No139_lapatinib.html

543 名前: 投稿日:2006/08/01(火) 20:17
質問させてください。ご意見でも結構ですので。
私は手術後にホルモン療法をしています。女性ホルモンは乳癌を増殖させるから、それを抑えているわけですよね?だとすると、大豆製品をできるだけ食べないというのも再発防止に効果がある可能性があると言えますか?

544 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/02(水) 08:24
>>543 夏さん
味噌汁を1日に3杯以上飲む女性はそうでない女性に較べて、
乳癌になる率が低いという調査結果も国立がんセンターの調査研究では
明らかになっています。動物性の女性ホルモン(エストロゲン)に対して
植物性のホルモン(大豆イソフラボン)が拮抗作用をして、抑える
という見解もあり、乳癌になった人もイソフラボンの摂取はむしろ
1日の摂取量を守りながら、摂取した方がよいようです。ただ、ホルモン陽性のは人は
サプリメントは絶対に飲まない方がいいかと思います。
さまさまな見解があるようですが、下記のような京都大学大学院教授
家森幸男先生の見解もありますので、ご紹介しておきます。
下記は、主婦の友社編『がんにならない食べ物100のコツ』(主婦の友社)
p.118よりの抜粋です。

「…中高年になると女性ホルモンの分泌が減少して、骨からカルシウムが
流出してすかすかになり、骨折しやすくなりますが、
イソフラボンは女性ホルモンにかわってカルシウムの流出を
防いでくれるのです。
イソフラボンにはもう一つの大きな特徴があります。
それは癌細胞に養分を与えるような血管が育たないようにして、
癌細胞の増殖を抑制する働きです。特に女性ホルモンが関係する
前立腺がんと乳癌では、その抑制効果が明らかになっています。
…乳癌は女性ホルモンが乳腺の細胞に過剰に働いて発生すると
考えられています。これに対して、イソフラボンは乳腺の細胞に
過剰な女性ホルモンがつくのを防ぎ、乳腺を守ってくれるのです。
イソフラボンの1日の所要量は50mgですが、これは豆腐なら半丁、
納豆なら1パック、きな粉な20gで達成できます。」

545 名前: れいな◆y7XUmHaaYQ 投稿日:2006/08/02(水) 23:29
>>538サン、タイカーブについての情報をくださった方、ありがとうございます。
日本では治験中ということは、いつか日本でも許可がおりるといいですね!

ちょっと話がそれるのですが、「わたしの天国でまた会いましょうね」という本をみなさんご存じですか?癌と闘って生きた16才の女の子の人生を、その母親が手紙などをもとに記した実話で、私がみなさんに紹介したいと思った本です。私はこの本がなかったら癌のショックでまだ普通の精神状態ではいられなかったと思います。癌を告知されたまだ16才の女の子が、私よりも強く生きていた姿にすごく勇気づけられました。癌の為に失ったもの、得たもの、最後に選択した尊厳死、いろいろ考えさせられました。癌と向き合うには良い本だと思います。興味を持たれたかたは読んでみてください。でも、あまりにリアルなので、逆に癌と死を意識し過ぎてしまう人もいるかもしれませんから、マイナス思考の方は読まないでくださいね。
余談、すみませんでした。

546 名前: まみまみ 投稿日:2006/08/04(金) 09:38
横レスすいません。過去レスROMさせて頂きました。前回姉の事で皆様にお力添えいただきましたまみまみです。皆様が全力で闘っているお姿を拝見し、再度勇気と力をいただきました。姉は今最初の抗がん剤投与を終え、本来なら放射線の予定でしたが、傷口が未だふさがりきらず週二回消毒に通っているため、予定されていた放射線はせず、放射線後に予定されていたタキサンを一週間ごとに一回を三週うったら一週間お休みを4クールする事になりました。髪もなくなってしまいましたが、薬がタキサンになり、副作用の吐き気がだいぶ楽になり本来の元気な姿を取り戻しつつあります。(傷口が治らない事は心配ですが…)皆様もこの暑さに負けず、どうか、お体ご自愛なさって下さい!!! 横レス失礼いたしました。

547 名前: さくら 投稿日:2006/08/04(金) 16:22
度々書き込みさせて頂き又皆さんの拝読致してます。女性ホルモン依存性HER2・陰性、腋下リンパ13個。術前化学療法を受け(発見時に胸骨、鎖骨上リンパ節転移あり)昨年11月に温存手術しました。切除時に肺へも飛んでました。放射線25回経てリュープリン治療中3月に腸骨転移、リュープリン止めタキソテールを6月下旬より始めた矢先肋骨転移も認められました。腸骨は放射線16回とアレディア治療でしたが通院先に放射線がなく他院での治療となり15㎎を1ヶ月に一度の点滴。退院後主治医が少なすぎると90㎎点滴となりました。今はゾメタです。その他は全身療法です。しかし白血球が上がらず一度目から6週間後の治療となります(打てたら)まず、何故医師により投与㎎が大きく違うのか?抗癌剤投与の間隔は開きすぎではないのか?病期はⅡ期と説明されたが調べると遠隔転移等はⅣ期ではないか?(人と比べるのは良くないがⅡ期で転移有りと伺った事が無いので)自分の状態をしっかり理解し治療に向かいたいので詳しい方のご意見をお聞かせ下さい。。私の思い過ごし、考え過ぎならばご指摘お願い致します。

548 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/08/05(土) 11:07
狸です
>>547さくらさん
情報が足りない部分を内容から推測して補完の上自分の考えを書かせていただきます。
受けられた抗がん剤の薬剤名が全て書かれていないので詳細は不明ですが、温存を目指して化学療法剤での治療をして、さぁ手術!というタイミングで肺の転移が見つかったように読めますので、これは致し方ない流れだと思います。

以後の放射線治療は、これは本来乳房温存をした際の乳房内再発を抑制するのがメインの目的ですので、肺の転移には効果がほとんど期待できません。しかしこの治療を行ったことで乳房温存の治療は一応終了です(間違いとはいえません)。

次の段階、骨転移に対する治療ですが、おそらく再発部位である腸骨を狙って放射線治療をやったはずですので、先の放射線とは場所が違いますね?おそらくその放射線治療時に骨転移病巣への効果を狙ってアレディアを使ったのでしょうが、15mgの月イチ(毎週の間違いでは?)は高カルシウム血症などの治療レベルであり(それにも足りない、、、)、ちょっとパワー不足です。しかし主治医の判断で90mgに上げたのは主治医は良くわかっておいでなのかと思います(しかもゾメタに変更されていますのでより良いです)。

次にリュープリン使用ですが、おそらくは閉経前の状態だったためでしょうから間違いはありません。また肺転移が見つかったのでホルモン療法から化学療法のタキソテールに変更したのも間違いではありません。しかしおそらくはタキソールによる白血球好中球減少が起きて投与の延期が起こっているため、6週間おきになってしまっているようです。こうした場合、自然に白血球好中球が増えるのを待つのも一つのチョイスですが、個人的にはG-CSF製剤(ノイアップ、グラン、ノイトロジン)を使って白血球好中球数を増やして抗がん剤治療を行うのが、病歴を考えると自然な気がします。ただG-CSFは薬剤費も高いので、経済的な問題が懸念にはなります。

以上総じて言えば、特に(主治医の)治療がおかしい、とは思えませんが、もう少し突っ込んだ治療を行う余地がある気もします。なお病期をⅡ期?Ⅳ期?と聞いた点ですが、最初の術前補助療法を始めた段階ではおそらくⅡ期、しかし手術直前に肺転移を発見したときならⅣ期になりますが、主治医にさくらさんがうかがったタイミングが不明ですので、どちらも言われた可能性があります(それに言われたタイミングからそれぞれが正しかったのかもしれません)。

549 名前: るぅ 投稿日:2006/08/05(土) 11:43
はじめまして、検索していたらココにたどり着きました。
どんな事でもいいのでご意見がいただけたらと書き込みさせていただきました。

本題まで少し長いですけれど誰にもいえない不安を不細工な文面ですがつづらせていただく事をはじめにお詫びいたします。

先日、以前より体調不良で色々な検査をしてきましたがげいいんがわからず、最後の症状で
『乳汁のような分泌物』を自分の判断で受診しに行きました。
5~6年前からの症状なので『どうせ乳腺症かなんかだろう』と受診しました。
最初先生は触診も何にもしず『マンモとエコーやって戻ってきて』といいました。
その際に色々な症状があると告げると『わからんねぇ~専門じゃないから。とりあえずは検査してきてよ』
冷たく感じ、悔しくて涙が出ました。半年以上身体の異変に困惑し原因追求し色んな病院をショッピングのように回りました。
ここでも原因がわからなければ前の病院で言われた『精神的なもの』『心が作り出す病気』なのだと思っていた心境での先生の態度はショックでした。

マンモとエコーを終え外科に戻って説明を聞く事に。
先生がさっきと大違い『るぅさん、マンモには映らなかったけれど、エコーで2~3腫瘍のようなものがあります。右のものは形もはっきりしてて大丈夫なのですが、左のがモヤモヤしてて怪しいです。』
私は、あんまりショックはなかった。どうせ乳腺が詰まっているだけなんだから。今でもそう思っています。
『るぅさん、希望の日などありますか?乳癌の可能性があるから検査しないといけないので。』
いつでもいいです。
『じゃあ待って・・・(パソコンをカチカチ)あ~いっぱいだなぁ~、骨シンチとMRI』
言われた時は「あ~はいはい」って感じでした。
先生は『乳癌ではないと思うけれど念のためね。今度来る時は検査してもらって、その次また来る時に胸に針を刺して調べるから。その時またエコー見ながらになるかも知れないけれど。』
看護士さんに検査の説明をうけ帰宅。『骨シンチは高いです』と言われた事が頭に残りすぐさまネットで調べました。
骨シンチって『骨転移していないか』を調べるのに有効なんですね。知りませんでした。
祖父が2年前前立腺がんで他界しましたが、検査の名前は知りませんでした。

そこで、やっと本題です。
5日間ネットで調べた結果『骨シンチ』を受けている方は皆さん『告知後or再発』でした。
私は告知されていません。
私のように告知前『骨シンチ』された方はいますか?
針での検査の前に行なう必要はあるのでしょうか?
『乳癌』なら仕方がないのですが、乳癌でなければ『骨シンチ』をする必要もないと思いました。
皆様はどう思われますか?


550 名前: 東の空 投稿日:2006/08/05(土) 11:59
るぅさん

その通りです。

551 名前: るぅ 投稿日:2006/08/05(土) 12:13
東の空さん

?その通りとは・・・?

552 名前: さくら 投稿日:2006/08/05(土) 12:14
狸先生へ   お忙しい中即答有難うございます。薬剤に関し記述不足お許し下さい。昨年7月に胸骨の痛みと腋下の腫れに気づき来院し一日中検査し(CT、骨シンチ等全て)シコリの触診不可能な潜在性乳癌との診断でした。一週間後外来手術にて病原切除(2㎜厚1㎝幅)病理検査結果を待たずヒスロン投与とファルモルビシンの点滴。を術直前まで受けました。その間も現在も白血球に対しセファランチン、ロイコン錠の処方があり注射もしたのですが1200→1400位の増で打てません。今はノルバディックス、MSコンチンを飲んでます。あとは坐薬で痛みを押さえてます。病期は術前日に鎖骨上までリンパがいき肺転移と共に知りました。放射線科入院中他の患者との会話で何となく気になり出してしまって…。転移も次々とで混乱もしてます。アレディアは4週に1です。入院時と退院時の2回のみでした。さらに不思議なのは術後放射線退院時にすでに腸骨の微少破壊があったと腸骨照射入院時に言われました。その時打つ手はなかったのでしょうか?また病期に戻りますがゾメタ点滴中に再度主治医に聞きⅡ期と言われました。ひとつひとつ時間がかかる焦らず行こう、と主治医は言って下さいます。が事ステージの話しは上手にかわされちゃいます。愚痴の様になってしまいすみません。この掲示板で癌に対しての皆様の姿勢を感じます。ちなみに38才独身です。主治医を改めて信頼できそうです。有難うございます!

553 名前: さくら 投稿日:2006/08/05(土) 12:20
狸先生へ   お忙しい中即答有難うございます。薬剤に関し記述不足お許し下さい。昨年7月に胸骨の痛みと腋下の腫れに気づき来院し一日中検査し(CT、骨シンチ等全て)シコリの触診不可能な潜在性乳癌との診断でした。一週間後外来手術にて病原切除(2㎜厚1㎝幅)病理検査結果を待たずヒスロン投与とファルモルビシンの点滴。を術直前まで受けました。その間も現在も白血球に対しセファランチン、ロイコン錠の処方があり注射もしたのですが1200→1400位の増で打てません。今はノルバディックス、MSコンチンを飲んでます。あとは坐薬で痛みを押さえてます。病期は術前日に鎖骨上までリンパがいき肺転移と共に知りました。放射線科入院中他の患者との会話で何となく気になり出してしまって…。転移も次々とで混乱もしてます。アレディアは4週に1です。入院時と退院時の2回のみでした。さらに不思議なのは術後放射線退院時にすでに腸骨の微少破壊があったと腸骨照射入院時に言われました。その時打つ手はなかったのでしょうか?また病期に戻りますがゾメタ点滴中に再度主治医に聞きⅡ期と言われました。ひとつひとつ時間がかかる焦らず行こう、と主治医は言って下さいます。が事ステージの話しは上手にかわされちゃいま

554 名前: さくら 投稿日:2006/08/05(土) 13:41
552=553です。二度押ししてしまい申し訳ありません。

555 名前: 東の空 投稿日:2006/08/05(土) 15:44
るぅさん

>乳癌でなければ『骨シンチ』をする必要もないと思いました。

その通り、乳癌でなければ骨シンチをする必要はありません。

556 名前: るぅ 投稿日:2006/08/06(日) 03:23
東の空さん

ありがとうございます、やっぱりそうなんですね。
必要のない検査ならキャンセルすることにしました。


557 名前: さくら 投稿日:2006/08/06(日) 14:10
るぅさん 原因、現状へたどり着くまでの精神力は素晴らしいと思います。私も《骨が痛い》との症状だけで整形外科で不明。良く行く内科医にはストレス、精神的なものと言われました。骨シンチの件ですが告知後にするものなのですか?私は前日記入した通り細胞針やCT他全てと骨シンチも初診日に受けましたが…。でも先生<ありえないんだよ>って言ったかも。とりあえず私も告知前でした。検査って嫌ですよね。でも受けて知って治療しましょう!(自分へも言ってます)横から口出ししてすみません。

558 名前: るぅ 投稿日:2006/08/06(日) 15:11
さくらさん

ありがとうございます。

骨シンチを受けた方がすっきりするのですが、金銭的なもので必要ないお金を捻出する事がつらいのです。
乳癌だとわかれば、生命保険がおりるけれど、乳癌でないのに1万4千円は・・・
約3ヶ月病院通いで金銭的に破滅状態なんです。

でも、病院に電話してみたら『キャンセルできません』って言われたので、受けなきゃいけません。

さくらさんも告知前に『骨シンチ』受けたんですね。
少しは検査に対して納得できるようになりました。
もしも、誰もいなければもう一度違う病院で検査してもらうつもりでした。

乳癌のこと色々書いてあるものはありますが、ここが一番情報が多いですね。


559 名前: THM 投稿日:2006/08/07(月) 15:40
以前”乳癌の骨転移”の欄で相談しましたTHMです。
あの欄が閉鎖されたので非常に残念でしたが、この欄で東の空先生や狸先生が回答されているのを見てまた相談いたします。

今回家内は7回目のビスフォスフォネート(アレディア4回、その後ゾメタ3回)が終わりました。血液検査の結果はCEAが8.3から6、CA15-3が63.7から37に下がりました。

「腫瘍マーカーが下がったのでアロマシンとゾメタが効いているのでしょうか?骨の検査などして今後の治療は?」とたずねました。主治医は「効いているかどうかは分かりません。
治ることはないですから。骨の検査も範囲が分かるぐらいで、小さくなっているかどうかは分かりません。検査して一喜一憂するよりも治療を続けましょう。」と言われました。

数値が下がっても治らないし、効いているかどうかも分からないのに、このまま今の治療を続ける意味はあるのかと非常にショックを受けています。

「数値が下がってよかったね。もう少し頑張ろう。」と医者ではない私が言っても信じてくれません。

主治医からの一言があれば癌と闘う力が出て来るのですが、。「治ることは無いから転ばないように。」と毎回言われるので、「骨の脆さは幾らゾメタをやってもだめなのか。他の治療方法はないのか。」と不安な毎日で、これでは免疫も下がり逆効果です。

背中の痛みはゾメタをした数日後からなくなり、1週間後からまた痛みが出てきます。効いているので痛みがなくなり、また痛むのは効いている期間が短いのかなどいろいろと考えてしまいます。

ワンクール後に、一部影が消えたとか痛みも無くなって来たということを以前読んだことがありますが、検査の方法によってははっきりと分かるのでしょうか。

東の空先生、狸先生セカンドオピニオンを依頼したほうがいいのでしょうか、あるいは今の治療を続けて検査を再度したほうがいいのでしょうか。検査方法など教えてください。思っていることを上手に書けなくて愚痴っぽくなり申し訳ありません。

560 名前: 東の空 投稿日:2006/08/07(月) 19:00
THMさんこんにちは

>CEAが8.3から6、CA15-3が63.7から37に下がりました。
>主治医は「効いているかどうかは分かりません。治ることはないですから。骨の検査も範囲が分かるぐらいで、小さくなっているかどうかは分かりません。検査して一喜一憂するよりも治療を続けましょう。」と言われました。

通常は腫瘍マーカーが数種類で上昇している場合、
治療にパラレルに反応していると考えます。
よって、複数の腫瘍マーカーが下がっているのですから、
効いていると考えて素直に喜ぶべきと思います。

>「数値が下がってよかったね。もう少し頑張ろう。」と医者ではない私が言っても信じてくれません。

私でよければはっきりと言わせていただきます。
「現在の治療が奏功していると思います。」

>「治ることは無いから転ばないように。」と毎回言われるので、「骨の脆さは幾らゾメタをやってもだめなのか。他の治療方法はないのか。」と不安な毎日で、これでは免疫も下がり逆効果です。
>検査の方法によってははっきりと分かるのでしょうか。

溶骨性変化があった場合、治療が奏功してくれば再骨化が見られる場合があります。
しっかり効いてくれば再骨化してきます。
そうなれば多少の衝撃では骨折しなくなります。
単純レントゲンやCT、MRI検査などで再骨化は評価できます。

>効いているので痛みがなくなり、また痛むのは効いている期間が短いのかなどいろいろと考えてしまいます。

その可能性はあります。もしかしたらゾメタの投与間隔を短くすると痛みが十分コントロールできる可能性があります。
(さらに再骨化を進められる可能性もあります。)
もし、痛みがあるのであればしっかりと鎮痛剤を併用した方がいいかもしれません。

>あるいは今の治療を続けて検査を再度したほうがいいのでしょうか。

上記画像検査をするのであれば、たびたびおこなってもそれほど変化があるとは限りません。
腫瘍マーカーが下がっている場合、他の臓器に転移巣がなければ、
素直に骨転移巣が縮小してきていると考えて、
経時的に(月1回)腫瘍マーカーを測定し、下がりきったところで画像検査を行うのが良いのではないでしょうか・・・?

561 名前: THM 投稿日:2006/08/07(月) 22:46
東の空先生早速のご回答本当にありがとうございます。家内ともども嬉しく読ませていただきました。

「複数の腫瘍マーカーが下がっているのですから、効いていると考えて素直に喜ぶべきと思います。現在の治療が奏功していると思います。」との先生のお言葉に非常に喜んでいます。

3ヵ月後の検査のときは血液検査とCTあるいはMRIの検査もやってもらいます。また、ゾメタの投与間隔を短くすると痛みがコントロールできる可能性があるとのことなので、今後の痛みの状態によっては主治医に相談したいと思います。

今晩は少し安心して寝れると家内は喜んでいます。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

562 名前: 名無しさん 投稿日:2006/08/08(火) 05:06
THMさん
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20060609ik0b.htm

上記サイトご参考までに。

563 名前: THM 投稿日:2006/08/08(火) 09:49
562さんありがとうございます。
サイトを読み、ゾメタの効能がよく分かりました。

564 名前: ちな 投稿日:2006/08/10(木) 00:36
皆様始めまして。乳がんのことについて調べていて、ココの掲示板にたどり着きました。
母が乳がんで2003年2月に手術をしました。
リンパ節に転移をしていましたので、乳房とリンパ節を切除しました。
しかし、約1年後に肝臓に転移してることがわかりました。
その後は数々の抗ガン剤を投与し治療をし、時にはその転移した癌がMRI?に写らないくらい小さくなったこともありました。
しかし、今月に入り肝臓に転移した癌が大きくなり早急にその癌に対する治療が必要となったのです。
来週には足の付け根からカテーテルをいれ直接薬を投与するそうです。
私の説明が曖昧で申し訳ないのですが、同時に、その癌に繋がっている血管?を止めるような事を主治医の先生はおっしゃっていました。
本当に癌に対する知識がなく、どうしていいのかわかりません。
もちろんカテーテルの手術はしていただくのですが、客観的にこれが一体どういう状況なのか、今後どのような治療を望めばいいのか、
どのようは治療方法があるのか、質問内容があまりにも大雑把で申し訳ないのですが、何かご意見をいただければうれしいです。
よろしくお願いします。

10年前にも父を癌で亡くしており、その時も、他に手段はなかったのか、こうしたらよかったのかも、、、等と後悔に似た思いでいっぱいでした。
母には1年、1日でも長く生きててもらいたい、けれど、どうしていいのか何をしていいのか分からない自分が情けないです。


565 名前: 千春 投稿日:2006/08/10(木) 04:25
>>564 ちなさん
乳がんの肝動注治療についてですが、

乳がん診療ガイドライン
http://www.breast-service.com/guideline-d.htm
肝動注の質問26では現在このような見解なようではあります。
(C=エビデンスは十分とは言えないので、日常診療で実践することは推奨しない。)

http://www.jcog.jp/STUDY_GROUP/grouptop.htm
JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の乳がんグループの研究 NO.9113には、
「肝転移を有する進行・再発乳がんに対する動注化学療法の有効性に関するPhase I / II study」
と言うのがありました。

http://www.jfcr.or.jp/hospital/conference/cancer/about/liver_i.html
その他、癌研有明のサイトの『転移性肝がんの治療』の項にも、
「また、乳がんや頭頸部領域のがんの肝転移に対しても、肝動注療法が選択される場合があります。」
と、あります。

これらを読むと乳がん肝転移に対する肝動注療法は臨床試験の段階のようです。
(いつも申し訳ありません。先生方、乳がんの肝動注について間違えや補足がありましたら是非とも御教示ください。)

一般的に乳がんIV期の治療は全身化学療法が基本ではありますが、
お母さまの病状を熟知しておられる主治医からは、
お母さまにこの治療法を選ぶ理由や治療法の詳細、
リスクとベネフィットについては説明がされているのではないでしょうか?

これまでの病歴や今まで使用した薬剤名、詳細な病理診断結果やお母さまの年令、閉経の有無、そして今回使用する薬剤名なども出来るだけ詳しく書き込まれると、こちらの先生方の見解も伺えると思います。

566 名前: さくら 投稿日:2006/08/11(金) 20:46
初めまして。
術前化学療法の後に手術、放射線治療を終えて約2ヶ月になる31才です。
抗癌剤治療の間、卵巣保護の為、ゾラテックスを4週に1度注射していました。
最後の注射から半年以上経つのですが、生理が戻りません。
なにかで、ゾラテックスで卵巣保護した場合、6ヶ月以上生理が戻らない場合は閉経、と読んだ記憶があるのですが、
それは本当でしょうか?
どなたか何か知っていたら、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。

567 名前: 566さくら改め桜子 投稿日:2006/08/11(金) 21:31
別のさくらさんがいらしたのを知らずに書き込みしてしまいました。
申し訳ありません。
さくら→桜子とします。

568 名前: さくら 投稿日:2006/08/12(土) 02:43
桜子さんと同じギリギリですが30代です 笑 丁度閉経の話しを友人(同病・45才)とし戻ってすぐ{さくら}さんが閉経について書いており驚きました。彼女は術後化学療法→リュープリンとする予定でしたが抗癌剤終了時生理が長期遅れており血液検査で閉経と解りリュープリンは中止となったのです。詳しい訳ではありませんが医師との相談、検査等が確実な答えを出してくれると私は思います。偉そうにゴメンなさい。

569 名前: みかん 投稿日:2006/08/12(土) 11:35
妹ががん告知を受け7月3日に左全摘を行いリンパ節に相当
数入りCMFの抗がん剤治療に入りました、リンパ節にはっ
いっていることは、再発率が非常に高いことですね。53歳
で2年に反対側を温存でしましたが、今回と違った癌のよう
でした。その後検査では反対側の不調を訴えていたのにとり
あげてもらえず、3年目のマンモの検診を受けて、即手術に
なった結果こうでした。お忙しい中このような場を用意して
いただき、大変こころずよくおもいます。こんごともよしく
お願いします。


570 名前: 桜子 投稿日:2006/08/12(土) 15:12
さくらさん

ありがとうございます!
検査でわかるとは知りませんでした。
次の検診時にでも、主治医に相談してみます!

571 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/14(月) 16:34
>>566
30代ちょっと過ぎてしまい、40才です。
さくらさんのお友達と同様、術前の抗がん剤(EC+T)で生理が止まり、血液検査したら閉経状態になっていました。
術後のホルモン治療はゾラデックス+ノルバデックスの予定がアリミデックスになりました。
31才は閉経には早すぎるとは思いますが、血液検査ではっきりすると思いますよ。

572 名前: 桜子 投稿日:2006/08/14(月) 22:30
571さん 

ありがとうございます!
私はホルモン陰性で、ホルモン治療はできないのですが、
血液検査で閉経かどうかを今度確認したいと思ってます。
気を揉んでいるのもいやなので。

お互いにがんばりましょう!


573 名前: ちな 投稿日:2006/08/14(月) 22:59
>千春さん

ありがとうございます。
色々勉強したいと思います。
アドバイスいただいた点をふまえまたご相談させていただきたいと思います。

574 名前: ゆち 投稿日:2006/08/15(火) 11:57
こんにちは。宜しくお願いします。先日母が乳癌の為、右を全摘したのですがリンパも切除する際、三つあるリンパのウチ、取り除いたのは脇の方から二つだけだったそうなんです。脇に近い所が所見では腫れていたと言われ、二つ目は腫れては居なかったけれど念の為との説明でした。リンパは全部切除しなくても大丈夫なんでしょうか?一つでも残っていると再発、転移の確立が高くなるのではと心配です。明日母は退院で病理の結果は2週間後の様なんですがそれまでそれが頭から離れません。

575 名前: チョコボ 投稿日:2006/08/16(水) 06:55
こんにちは。

母が乳ガン再発、骨転移3年目です。
今まで続けていたタキソールが無効となりました。
アレディアは継続中です。

医師より次の選択肢としてゼローダかCEFのどちらか選ぶように提示されています。
現在理解していることはゼローダは内服薬で比較的副作用が軽い、CEFは点滴で使用例が多い、という程度です。
選ぶ上でもう少し何か基準(奏功率の差など)があればと思うのですが。。。

アドバイスいただければ幸いです。

576 名前: よっし~ 投稿日:2006/08/16(水) 15:14
桜子さん、こんにちは

私は男性なのですが、私の妻が約2年半前に30歳で乳がんと
宣告され、CEF+タキソテール投与後に温存手術、放射線照射
を行ないました。

30歳で出産経験が無かった為に桜子さん同様、子宮休眠の
注射をお腹から打って生理を止めました。
その際に「半分以上の確率で生理の戻らない人が出ます。」
と主治医から説明を受けましたが、抗がん剤終了後約5ヶ月で
生理が復活しました。

抗がん剤投与によって過半数の方に生理が戻らないと言うの
が現状のようなので、検査の上で確認された方が良いかと思
います。

577 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/17(木) 13:18
よっし~さん、こんにちは。

私も男性ですが妻の経験から書き込みを行いました。
>抗がん剤終了後約5ヶ月で生理が復活しました。
この文章を見て気になりましたもので。

もし貴方の奥様が、女性ホルモン受容性の乳癌であったなら病院で念のため
検査を受けてもらってください。
というのも・・
私の妻(30代前半、出産経験無し、女性ホルモン受容性の乳癌)
も貴方の奥様と同じ内容で治療を受けておりました。
うちも最後の治療後、約1年(昨年11月頃)で生理が復活しました。
それから半年後に、転移性脳腫瘍、肺転移が発見されました。

3ヶ月毎に定期検診へ行ってたのですが、血液検査等では発見できず。

偶然、5月頃に頭をぶつける怪我をしたために脳のCTを撮影したところ腫瘍を発見。
大きさから推測すると生理復活の頃から大きくなりだしたのでは?と主治医の見解。
さらに精密検査したお陰で肺転移も発見されました。

幸いどちらも早期発見で現時点では元気に暮らしております。

貴方の奥様やこれを読まれた患者の皆様の不安を煽るようで申し訳ありません。
ただ私自身、再発した事は非常に悔やまれますが、早期発見できた事を良かった
と思っております。

私の体験を書かせて頂きました。



578 名前: よっし~ 投稿日:2006/08/17(木) 18:52
577の名無しさん
ありがとうございます。

妻はホルモン(-)なんです。
それと一通りの治療が終わって1年後位に頭痛がすると
言った為に同病院の脳神経外科で診察してもらい、頭の
MRI等もやりましたが問題ありませんでした。

それと来月は術後2年と言う事で、一通りの検査をする予定
になっておりますので安心する結果が出る事を期待します。

579 名前: みぃ 投稿日:2006/08/18(金) 02:04
はじめまして。 私の不安を聞いてください。昨年九月に子宮頚癌(表皮内癌)で子宮摘出してから、定期検診の大事さに気付き、今年一月に乳癌検診でエコーとマンモをしました。その結果マンモには腫瘤?が写ったのですが、エコーで写らないので細胞診はできない何ヵ月か様子をみましょう。 と言われたのですが、以前癌になっていたこともあり、MRIをしてもらうと何か写ってるけど、今どうって感じじゃないので半年後に… と言われ、七月末にマンモとエコーしました。今回のエコーの先生は以前の先生とはちがい丁寧にみてくださって、 何かみえますか ? と聞くとみえると言うとみえるし何もないと言えばないし… と言われ、後日結果を聞くと、何か写ってるけど悪いものなら半年で少しは大きくなるけど、変わってないし見た目も癌らしくはない。最後にちらりともし癌だったとしてもいいヤツっぽく言われ、一応手放しでは喜ばれないからまた半年後に検査しましょう。と言われました。最後の言葉が頭から離れないでいろんな本を読んでいたら、私のは石灰化? 何なのぉ~。一応今の病院は大阪の大きな病院なんですが、セカンドオピニオンした方がいいのかわかりません。 癌に一度なると、検査の度ドキドキ不安に、どこか不調になるたびに癌 ?って思ってしまいます。これは生きて行く間ず~っとつきまとうでしょう。 ふだん明るく友達に何でもオープンに話すタイプなんやけど、癌の悩みは言えませんよね。 でもこの掲示板読ませてもらって、頑張ってる人がたくさんいてること知りました。ありがとうございました。 長くなってごめんなさい。

580 名前: みどり 投稿日:2006/08/20(日) 12:25
千春さんお元気ですか?
その節は色々とお世話になりました。
お母様の体調いかがでしょう
私もやっと安定したのかなという時期です。

581 名前: 千春 投稿日:2006/08/21(月) 20:04
みどり様 皆様、残暑お見舞い申し上げます。
重ねてみどり様には、みどり様のお名前だけではどうしてもどちらでお話ししたのかを思い出せない失礼をお詫び致します。申し訳ありません。

母は骨粗鬆症改善のために始めた『東海道五十三次万歩計』での散歩で18宿場目の江尻を越えました。
母が友人たちにその話しをするのですが、いつも何処かで食い違うらしく、
「お母さん今、東海道を旅していらっしゃるの!?」
とか、
「お母さん箱根の山奥で雲助に襲われそうになって逆に襲いかかっちゃったって聞いたけど大丈夫??」
と、訳の分からない電話を頂くのには困ったものです。
しかしあと2年半アリミデックスを続けるためにも、
「次は伊能忠敬日本地図万歩計に挑戦する!」
と張り切っております。(頑張れ母!!)

少しずつ秋に近づいて参りました。
皆様それぞれのご病状の中、日々良い事悲しい事色々ございますが、
四季のあるこの国に生まれ生かされている事に感謝しつつ、
今後ともよろしくお願い致します。

スレ違いお許しください。

582 名前: みどり 投稿日:2006/08/22(火) 08:52
千春さん、私が間違えたのだと思います。
こちらこそ申し訳ございませんでした。

583 名前: 千春 投稿日:2006/08/22(火) 09:20
いえいえ。
では。これからよろしくお願いします^^

584 名前: たけ 投稿日:2006/08/23(水) 00:57
狸さん

お久しぶりです。
非抗酸菌症と診断されて抗がん剤治療を中断、ホルモン剤
治療に切り替えた後、胸の水が少しづつでも増えてきているようで
専門が違うので、ほかの病院を今からでも探しておくといい
と担当医から言われました。

胸水が非抗酸菌から来ているのか、癌からなのか検査をして
結果が来週の月曜日に出るのですが、非抗酸菌だった場合は
ホルモン剤を続行、癌だった場合は治療を終了するということになりました。

肝臓はまるで問題なしで、非抗酸菌だけが問題になっていて
それに対する先日アドバイスいただいた抗生物質は担当医に却下
されました。
抗生物質を飲み非抗酸菌を叩きまた治療ができるようになる可能性と、
効き目がなく今よりも免疫が下がる可能性とどちらの方が高いでしょうか?
なにもせずに痛みだけ取ってあげた方がベストなのでしょうか?

非抗酸菌をやっつけて抗がん剤投与できればいいのですが、
今の状態で少量でも投与することはできないのでしょうか?

先日紹介していただいた静岡にセカンドオピニオンをする
べきかも自分ではよくわかりません。

またまたお力を貸していただけると助かります。

585 名前: たけ 投稿日:2006/08/23(水) 15:28
たびたびすみません。
もう一点、担当医よりゾメタも投与する意味がないと
言われてしまいましたが、母は最後まで自分の足で歩くことを
強く希望しておりゾメタはやりたいと言っています。
往診の先生(個人病院)でもゾメタを扱うことはできますか?
またその先生もゾメタの変わりにブドウ糖を入れてあげればと
言っていますが、ゾメタを打つ意味はもうないのでしょうか?

何度もすみませんが、お願いします。

586 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/08/24(木) 21:39
狸です。
長い間放置状態になってしまい、申し訳ありませんでした。会社からのカキコができなくなったため自宅でしかできず、ついつい伸び伸びになってしまいました。
>>574ゆちさん
リンパ節は全て取ってしまうとリンパ液の流れが止まってしまい、むくみの原因になり、通常の生活に大きく影響します。ですから最近では危なそうなリンパ節に限って摘出する方法が急速に普及しています。おそらくお母さんはそれを受けられたのだと思います。リンパ節は実際にはもっとたくさんあるのですが、がんの部分から行きやすいところを探し、3つを選んで摘出した(そうしたら二つはがんがいて、3つ目にはいなかった)、ということだと思います。リンパ節を残らず取り去るのは確かにがんの再発を避けるのに有効そうに見えるのですが、生活への支障が大きい割には転移の抑制効果が明確でないため、先に言った選んで取る方法や、放射線を当てて再発を防止する方法が取られています。

587 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/08/24(木) 21:39
狸です
>>チョコボさん
タキソテール使用後の薬剤選択で、ゼローダかCEFか、とのことですが、薬剤の選択は前に何を使ったかが重要なポイントです。再発とのことですが、最初のがんの治療のときに何を使ったかわかりますか?CEFのEであるエピルビシンは使用量に上限がある薬剤です。よって過去に使っていたとしたら、上限までしか使えませんので、使用量は制限されます(通常の使用であれば同じ投与スケジュールで2回までなら大丈夫です)。
タキソテールを使ったあとでしたら、使える薬剤はゼローダ、TS-1、ナベルビンですね。タキソテールのあとですが、タキソールというチョイすもアリです。これらの薬剤の副作用としては、タキソテールを使っていたのでしたら、脱毛や倦怠感が出ているかもしれません。CEFですと脱毛は引き続き起きる可能性があります。ゼローダやTS-1はかなり副作用は弱いですが、前者は厄介な手足症候群が約半数で出ますし、後者は色素沈着や下痢などが出ることがあります。ナベルビンは好中球減少が頻発しますが、発熱性好中球減少には余り至らないので比較的安全ですし、脱毛やしびれも出ません。
効果の面ではこの局面で使う場合には有効性はほぼ同じと思って良いでしょう。



588 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/08/24(木) 21:39
狸です
>>584たけさん
非抗酸菌の治療が思わしくないようで、大変心配です。しかし主治医も手立てが減っているようで、余計ご心配なことかと思います。
私も医師ではないので正直なところ答えに窮するのですが、胸水はQOLを損ねるため何とかしたいところです。ですがそのためには非抗酸菌を何とかしないと薬剤が使えない、となると、やはりまずは非抗酸菌だと思うのです。そのための抗生物質だと思ったのですが。これらの解決のために血液内科の先生に見てもらうことはできませんか?血液内科医はタダの内科医とは異なり、血液のあらゆる疾患に通じていますので、何らかの情報がもらえるかもしれません。
なおゾメタは好中球減少などの副作用はまず出ませんので、現状でも使用可能と思いますし、使用方法も難しくはありません。


589 名前: ジン 投稿日:2006/08/25(金) 18:33
はじめまして。
先日、母(63歳)が乳癌のステージⅣ、肺転移有りと診断されました。
つい3カ月前に父を膵臓癌でなくしたばかりのところでとてもつらいです。

父の闘病中にこちらの掲示板を読ませて頂いていまして、力強く病気と闘っていらっしゃる
皆さんの姿にとても励まされました。

ガンセンターの乳癌の説明で読んだとおり、主治医からは手術はしないと言われ、
抗癌剤(タキソール)を週1で通院で打つそうです。

本人は手術が出来ない事で大変なショックを受けています。

やはり、ステージⅣでは手術しないものなのでしょうか?
主治医の先生は抗癌剤で腫瘍が小さくなれば、手術することもあるかもと言われたそうですが、
そのようなケースもあるのでしょうか。

私は母と離れて住んでいる為、細かなデータなどまだ聞いておりませんので、
漠然としていたらすみません。

なお、この先母は一人暮らしの為、私の家(千葉県)に来て転院して、通院しようかとも
言っているのですが、このような段階でも積極的に治療して頂ける病院は都内、千葉ではどこが
よいか、情報がありましたら教えて頂けると助かります。

この先、いつまで元気でいられるのか、私自身それを一番恐がっております。
取り乱している為、乱文にてすみません・・・。


590 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/08/26(土) 00:10
狸です
>>589ジンさん
ステージⅣで肺転移があるとのことで、ご心配の向きお察しいたします。
この状況での手術はほとんどの場合実施いたしません。理由は手術して転移先を除去するのはきりがないため、体力の消耗を考えると抗がん剤で叩くことが優先されます。手術はやはり目に見える範囲を取り去る治療ですので、遠隔転移がある場合には見えている以外にも小さな転移病巣が点在しているケースが多く、ひとつ除去しても時間がたつと違うところからがんが大きくなる可能性が高いため、対応できないからです。ただし乳がんの場合は原発(大元の病巣)が大きくなったり、他の疾病に繋がる危険性がある場合などは転移巣をそのままに原発巣をとる場合もあります。また抗がん剤がよく効いて、転移病巣が消失した場合に原発巣を後で除去してしまうこともあります。
 今後首都圏での治療ですが、手術をするために抗がん剤治療をする、という観点で治療を開始してくれる施設は残念ながらちょっと期待薄です。しかしながら癌研やがんセンターなどの一流施設だと、転移先消失後に手術するとの選択肢も十分にありうると思います。抗がん剤の効き次第なのではっきりとはいえませんが、、、

591 名前: ジン 投稿日:2006/08/26(土) 07:24
 狸先生 

さっそくの返信ありがとうございます。
父の時に掲示板を見てた時にも、他の方のご回答を読ませてもらったりして、
参考にさせて頂いていました。
いつも、丁寧な思いやりのこもったご回答、かげながら尊敬させて頂いていました。

手術が無理という事は頭では理解しているのですが、感情がついていかないというか・・・。
でも、落ち着いてみると、意味のない手術で痛がるのもかわいそう、
という気持ちもあります。

とにかく今は抗癌剤の治療に頑張る事ですね。

また、今後抗癌剤の事や転院の事でお聞きするかと思うのですが、
どうぞよろしくお願いします。

これから、母の見舞いに行ってきます。

592 名前: 椿 投稿日:2006/08/28(月) 20:07
御無沙汰しております。
千春さん、憶えてますか?手術の前に大変心強いお言葉をいただきました。
手術が無事に済み、放射線治療を受けました。
肌がぼろぼろになってしまい、とても落ち込みました。
そして、アリミデックスを飲み始めました。千春さんのお母様もアリミデックスを飲んでいらっしゃるのですね。
もしかして、私と経過が似ているのでしょうか。よろしければ、お母様の今までの治療法など経緯をお聞かせ下さい。
私も骨粗鬆症への対策をがんばろうと思っています。これからもアドバイスお願い致します。

593 名前: 千春 投稿日:2006/08/28(月) 22:56
椿さん、こんばんは。
放射線も終えられたんですね!丁度夏の盛りだったので大変だったでしょ?
お疲れさまでした。そして一歩一歩治療のクリア、おめでとうございます。

うちの母は、
'03.12.18右乳房全摘(なので放射線療法無し)、腫瘍径2cm以下・リンパ節浸潤無し・リンパ管浸潤有り・ER(+)PgR(-)・Her2(-)・グレード1・手術当時72才
'04.2よりアリミデックスを服用しています。

椿さんも閉経後ですね?
骨粗鬆症の他関節痛等もアリミデックスの副作用として耳にしますが、
母には自覚する副作用は出ていません。
アリミデックスの骨粗鬆症の副作用については、
製薬会社のサイトと言うバイアスはともかくとしても、
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2006/06_06_06.html
↑このような記事がありました。

母は経過観察として3ヶ月おきの血液検査、
あと胸部レントゲン、エコー検査、骨シンチを定期的にしています。
(これらの検査が半年毎なのか1年毎なのか診察日が3ヶ月より早まったりするので自分はよく分かっていませんm(__)m)
それから骨密度は近所の整形外科でも計っていますが、
飲み始めて8ヶ月後に一気に6%下がりこのままの勢いで下がり続けるのか青ざめましたが、
そんな事はありませんでした。が、確実に下がってはいます。
(母は30代に筋腫のため子宮と卵巣を片方取っており、
それも影響しているんじゃないのかな~と素人考えをしています。)

焼け石に水の感は否めませんが、経口ビス製剤のアクトネルとビタミンD錠、カルシウム剤も処方して頂いています。

あまりお役に立てなそうな書き込みで恐縮ですが、
今私が出来る事としてあとは、
きちんと飲んでこその効果ですし、一生懸命治療をして頂いている事に対しての患者の義務と思い、
母には薬の飲み忘れだけはしないように強く言っています。

椿さん。
治療が一段落つきほっとすると同時に、
一人になって考える時色々不安が込み上げてくる時期とも思います。
治療の不安は臆せず主治医に全て相談なさるといいですよ。
そしてこちらで皆さんにお話しなさるといいですよ。
非力な私ですが、私も分かる範囲で書きますね。

594 名前: チョコボ 投稿日:2006/08/29(火) 06:28
>>587
狸様
丁寧なアドバイスありがとうございます。
結局ゼローダを試してみることになりました。
(誤ってタキソテールと書いてしまったようです。今までに使った抗癌剤はタキソールのみです。)
TS-1、ナベルビンといった他の選択肢もまだあるんですね?
少し安心しました。
自分でももう少し勉強してみよう思いますが、迷った時はまたアドバイスの程よろしくお願いいたします。

595 名前: 椿 投稿日:2006/08/29(火) 19:11
千春さん。丁寧なお返事ありがとうございます。
書いてくださったように、私も閉経後で、お母様と状況が近いように思います。お母様も抗癌剤での治療はしていないのですか?
私は今回、抗癌剤はしないとの判断で、正直少し不安な気持ちがあります。
お母様はどうだったのでしょう。
それにしても、千春さんのような娘さんがいらっしゃって心強いことでしょうね!

596 名前: さくら 投稿日:2006/08/29(火) 22:30
こんばんは。こちらの掲示板を拝読、質問させて頂いております。治療に関する事ではないのですが教えて下さい。PCが無い為携帯から活用してます。ネットをつなげて利用するとPC購入費を除き月々の支払い(利用額も除く)はどの位になるのでしょうか?病状を考えても長く利用し拝読して行きたく思います。が両親は無駄な物と言いとにかく(お金がかかる)としか頭に無く私も詳しく無い為上手く説得出来ないんです。全然違う質問ですみません。動けず家にいるならPCは必要と感じたので、お願いします。

597 名前: 千春 投稿日:2006/08/30(水) 01:43
>>595 椿さん
(・・)(。。)はい。母は抗がん剤はしていません。

母の病理検査結果は“St.Gallen.'03”のコンセンサスでは低リスクに入りました。
ここに化学療法を乗せるならCMFになりますが、
主治医の先生から丁寧な説明を頂き、
こちらの掲示板で狸さん774先生のコメントで勉強させて頂いた結果からも、
CMFはしない事に決めました。

去年出た“St.Gallen.'05”(>>531参照)では、
『腫瘍周囲脈間浸襲(+)』の項で“Intermediate Risk”に入り、
『内分泌反応不確実』にも引っ掛かるのですが、
勿論主治医の先生と新たな指針についてお話ししたら気持ちは変わるかもですが、
母の全てを鑑みて“St.Gallen.'05”の結果を含めても尚、
ホルモン療法単独の選択に納得しています。

椿さん。もしも病理検査結果から導き出された治療法に不安がおありならば、
こちらに検査結果を書き込めば専門の先生方も判断してくださいますよ。
標準治療に準じた治療法の中での自己選択(この場合化学療法上乗せの選択)の不安でしたら、
やはりまずその気持ちを先生にとことんお話しになり説明を受けられ最終的に自分が下した選択に納得した後の不安は、
自分でやり過ごす術を時間をかけながら習得していく他ありません。
でも私も…思い返すと手術が終わりホルモン療法になった辺りの時が、一番不安にかられていました。
それから逃げられないことを認識し、
『迎え撃つ気持ち』や『不安を諦める気持ち』を少しずつ養ってきたような気がします。
(まだまだ悟りを開くには程遠い、若輩者で小心者の母娘ですが(;^_^A)

598 名前: 千春 投稿日:2006/08/30(水) 17:39
昨日の書き込みの誤変換(いつも絶対1箇所は間違える。)の訂正と共に・・・。
×脈間→○脈管 です。

椿さん。今母7ヶ月ぶりに整形で骨密度を計ってきました。
骨密度増えていました。「同じ年令の平均値と比較して99%」になれました。
やっぱり歩くのはいいみたい。ちょっと嬉しかったです。

599 名前: たけ 投稿日:2006/09/01(金) 11:57
狸さん

お返事遅くなりました。いつも丁寧な回答ありがとうございます。
母にセカンドの話をしてみたのですが、首をたてに振りません。
胸に溜まっていた水は検査の結果がん細胞がありませんでした。
担当医ではなく、往診に来てくれている先生いわく
「心不全から来ているのだろう・・」と言われて心不全の薬も飲んでいます。

胸水にがんが見つからなかったので、とりあえず今飲用しているホルモン剤は
続行になりました。
往診してくれる病院もいろいろあって、一番ベストなところを見つけようと
今動いています。
来週往診専門の病院の先生と面談があるのでその際に非抗酸菌症のことを
話してみようと思います。
癌の担当医も今来ている往診の先生や看護師さん皆
非抗酸菌症の治療を進めません。白血球が下がり今よりも元気がなくなることを
心配しているようです。

本人は緩和の方向で、私自身はまだ治療があるのではないか・・と。
私の考えが母にとって一番なのか正直今ちょっと迷っています。






600 名前: さくら 投稿日:2006/09/02(土) 00:38
掲示板をご覧の皆様へ前回全く逸れた問いかけをした事お詫び致します。痛みの緩和を待ち調べますm(_)mどうしても納得行かない事があります。現在次々骨転移が進んでいく中、腸骨転移時に放射線治療を16回即行いました。主治医のいるクリニックでは機材がない為他院での治療でした(温存の為2度目の放射線入院)アレディアの投与を主治医が考えてる旨を伝え点滴を入院中2度しました(4週間に1回)退院後主治医の元へ放射線医師の手紙持参で受診の際「少ない!」と先生が叫び慌てて点滴を打ちました。主治医は90㎎を投与しました。が放射線医師は15㎎しかしておりませんでした。何故こうも(6倍も違う!)違いがあるのか。その後肋骨等にも転移した事もあり『どうして最初に』という思いがいつも沸き上がってしまいます。今抗癌剤治療が白血球が下がると中々上がらない為投与出来ず主治医は放射線治療も視野に入れてきた様子です。専門知識をお持ちの方、どうかご意見お聞かせ下さい!お願いたします。

601 名前: たけとん 投稿日:2006/09/02(土) 20:08
専門知識は持ち合わせてはおりませんが、何かのお役にたてればと思い投稿させていただきます。
私の場合、薬物の投与量の基準としては、医薬品の添付文書情報を参考にしています。これは下記URLから容易に入手することが可能です。
http://www.info.pmda.go.jp/info/pi_index.html
ここに記載されている投与量を判断基準として、納得がいかない場合には、主治医に問うようにしています。
主治医によって実務経験に基づくいわゆる「匙加減」もあると思います。

さて、白血球減少につきましては、
妻も抗癌剤で1200位まで白血球減少しますが、G-CSF製剤で白血球を回復させ、
4週に一度は抗癌剤の継続投与を行なっています。
(No548で、狸先生からさくら様へG-CSE製剤の説明はありました。
No552では、さくら様はセファランチン、ロイコンを処方されているとのことですね。)



602 名前: たけとん 投稿日:2006/09/02(土) 20:10
失礼しました。
No601はさくら様宛です。

603 名前: はな 投稿日:2006/09/02(土) 22:00
初めてお邪魔します。
知り合いの40代後半の女性が乳がんになりました。
手術は来週で、右乳房全摘です。
今のところわかっているのは、ステージ3、腫瘍6センチ、リンパ節転移ありです。
このリンパ節転移は数が多いようなのですが(はっきりした個数は私は聞いていません)、
やはり多いほうがこれからの治療で大変になってくるものでしょうか?
今の段階では遠隔転移はないようです。
本人、そしてその家族も大変落ち込んでおり、情報収集さえできる状態にありません。
私も大変心配しています。
同じような病状の方や乳がんに詳しい方のお話が聞ければと思っています。

604 名前: 千春 投稿日:2006/09/03(日) 02:11
はなさん
ご心配な気持ちお察し致しますが、ただ、
告知された患者本人・家族の落ち込みは想像に難くありませんが、
(はなさんがこれからの診察に全て立ち合うなら別ですが、)
患者本人及び家族しか病気の状況を完璧に把握する事は難しいと思われます。
そして正確な情報の上でなくては(特にこのようなネット上の相談では)正確な答えは見出せないと思います。
例えば、術前補助療法をされたのかも不明ですし、
来週手術でしたらリンパ節郭清はまだで、
(はなさんが知らないと言うより画像診断上などで怪しいと言う段階で)
転移数はまだ分からない状態なのではないですか?


お知り合いの患者さん本人及び家族の方へのアドバイスとして・・・
(手術→術後補助療法の仮定に基づいて書きます。)
第一に大切な事は術後に出る自身の病理検査結果
http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3hagyou.html#hagyou22
を(コピーなどをもらい)しっかり把握する事です。
次に国立がんセンターのサイトなどで乳がんについて知る事が肝心です。
こちらの板などにも情報が沢山あります。是非読み返す事をお薦めします。
乳がんには標準治療が確立しています。
それに照らし合わせながら主治医とコミュニケーションをきちんと持ち、
ご自分に最善であろう治療法を見付けましょう。


※再発リスクをを考える上で腋窩リンパ節転移は最も重要な因子です。
腋窩リンパ節転移4個以上の場合は他のリスク因子に関わらずhigh riskに分類され、
一般的にアンスラサイクリン系及びタキサン系を含む補助化学療法が施行されます。
(保険診療の兼ね合いもありますが、Her-2陽性の場合補助療法としてハーセプチンが使われる場合も多くなってきたようです。)
その後ホルモンレセプター(+)の場合はホルモン療法の適用となります。

605 名前: 椿 投稿日:2006/09/03(日) 11:34
千春さん、お母様の骨密度増えてたんですか。よかったですね!すごいです。努力されているんですね。
私もできるだけ歩く事から努力しようと思います。
ひとつお聞きしてもいいですか?
口径ビス製剤とはどういった物ですか?超初歩的な質問でしたらすみません。

606 名前: はな 投稿日:2006/09/03(日) 11:53
千春さん、どうもありがとうございます。
もちろん本人とその家族で立ち向かっていくしかないことはわかっているのですが、
できるだけ力になってあげたり話を聞いてあげたくて情報収集をしています。
術前化学療法もできる状態ならしたと思いますが、今の状態だとすぐ手術する方がいいようでした。
手術もリンパ郭清することになると思います。
はじめのレントゲンなど検査ではっきりリンパ節転移が見えるのは2個で、先生にはその裏側にもいくつかあるかもしれないと
言われたそうです。
その後、もう一度詳しく検査してやはりいくつかみつかったようです。
本人が本当に落ち込んでいてこちらからもあまりいろいろ聞き出すわけにはいかなかったのです。

私もいろいろなサイトにアクセスしたり掲示板の過去ログをさかのぼっているのですが、
なかなか同じような状態の方の書き込みなどを見つけられずここでお話が聞けたらと思った次第です。
もちろんすべてを完璧に把握し正確な答えを見つけようとは思っていません。
抗がん剤の副作用など含めて個人個人症状が違うこともわかっています。
とにかくいろいろなお話がききたかったのです。
千春さんのお話もふまえて他の方にもお話聞かせていただけたらありがたいです。


607 名前: 千春 投稿日:2006/09/03(日) 17:51
>>605 椿さん
アクトネルはこちらの板でよく話題に上る骨転移治療薬と同じ、
“ビスホスホネート製剤”の経口薬で骨粗鬆症のお薬です。

色々禁忌事項や注意事項がありますので、
>>601たけとんさんが紹介してくださったサイトで添付文書をご確認ください。

(業務連絡。たけとんさんがご紹介くださったサイト、
残念ながら携帯だと見えませんでした(T.T)さくらさんも見えてないかも…。
以前は熊本大学のサイトで添付文書検索が出来たのですが、そのサービスも停止されちゃいました。
なので携帯で添付文書を見るにはgoogleなど検索サイトで直接上手く引っ掛けている現状です。
…こう言うとこが携帯不便なんだな~。)

母は目覚めに多めの“水道水”でアクトネル服用後(服用後最低30分は横になるのも飲食も禁忌ですのでこの間に)、
自己流リハビリ体操に励み、腕のスムースな挙げと
長年付き合っている娘もかつて見た事の無い締まったウエスト&二の腕を手に入れました。
カルシウム剤の服用は特にアクトネルと時間を空けたくて夜飲む事にしています。(神経質過ぎるかな?)

椿さんもウォーキング楽しんでみてくださいね!

608 名前: たけとん 投稿日:2006/09/03(日) 19:24
千春様、業務連絡ありがとうございます。
携帯だとみえませんか。残念です。
さくら様にも申し訳ありませんでした。


609 名前: 千春 投稿日:2006/09/03(日) 19:30
いえいえ絶対あのサイトはこちらをパソコンで御覧の皆様には超有益ですよ。

610 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/09/04(月) 06:50
千春 さん

医薬品の添付文書は「医薬品医療機器情報提供ホームページ」で検索できます。
http://www.info.pmda.go.jp/

同HPの左上の添付文書検索から検索できます。

携帯ではダメかもしれませんが。

611 名前: 千春 投稿日:2006/09/04(月) 07:40
通りがかりの一患者さん。おはようございまーす(^。^)/

朝晩は随分と涼しくなり夏と秋の狭間の爽やかな日々をここ数日楽しんでいます。

あのサイト、最初のページには飛べるのに“医薬品の検索”を開くと真っ白けになっちゃうんです。
残念です(T^T)
この期に及んで意固地にパソコン買ってません。

612 名前: 千春 投稿日:2006/09/04(月) 09:33
今調べたら、携帯から医薬品の添付文書が見られるのはここ等です。
http://www.e-pharma.jp/scripts/noscript/noscript_top.php

613 名前: まいける 投稿日:2006/09/04(月) 23:19
まいけるです。
お久しぶりです、というぐらいこちらには久しぶりの書き込みになります。
いつも相談事ばかりになりますが、よろしくお願いします。
妻は、本日緊急的入院になりました。以前より胸水貯留の傾向もあり、息苦しさも訴えていたのですが本日の診察で胸水穿刺の際の、エコーにて心嚢膜の肥大が認められ、心嚢液も判明しました。後ほど、主治医からムンテラを受けました。
主治医によると、おおよそ下記の話がありました。
①おそらく癌性心嚢膜炎と心嚢液の貯留であること。
②心膜穿刺を心内科と検討したが、場所的に難しく開胸してドレナージする。ドレンが抜けるかどうかはなんとも言えない。
③初期であるが心タンポナーゼを認める。
ということでした。
私としては、現状のナベルビン、ゼローダの奏功は期待できないだろうから、今後のカードとしては何があるのかをたずねると、使える薬剤としては過去の奏功のエピルビシンを希望するなら行う。というものでした。
急変もありうる状態という大変厳しい現状を突きつけられました。開胸ドレナージ後は、日常生活のリスクはどのようなものなのでしょうか。今後の抗がん剤治療は検討できるのか。
心嚢膜癒着について、検討する余地はあるのか。
つい先ほど、主治医との面談を終えて帰宅したばかりでまとまりに欠けた書き込みになり申しわけありません。
この板でこのような状況を書き込むことは、現在治療中の方々に不安感を抱かせてしまうかもしれませんが、私としてもこの現状を、いくらかでも改善させたく皆様の
お力・お知恵を頂ければと思いまして、お許しいただきたいと思います。


614 名前: 妖精 投稿日:2006/09/04(月) 23:58
いつもロムさせていただいてます。宜しくお願い申し上げます。
前レスにアリミデックスを服用されている方々がおられたので、ご質問申し上げます。
わたくしもアリミデックスを服用し続け一年になります。時々、頭の後ろの方がズキンと痛む事があり悩み続けております。何か神経に触れたような痛みです。検査を受けても頭に異常がない様です。薬の副作用ではとしか考えられない様です。しかし、あまり例はない様なのです。この様な経験をされた、または話を聞いた事のある方の情報を頂きたく書き込みさせて頂いた次第でございます。どうぞ宜しくお願い致します。

615 名前: たけ 投稿日:2006/09/05(火) 23:30
まいけるさん

お久しぶりです。読ませてもらいました。
落ち着かれたときでいいのでお聞きしたいのですが
「癌性心嚢膜炎」とはなんて読むのですか?
また症状はどんな感じですか?
うちも現在同じような症状ですが、
治療から緩和の方向なので治療の先生より
往診の先生が指示医になりつつあります。
往診の先生に診察してもらったところ
足の浮腫みなどから「心不全」と診断が下り、
心不全からくる胸水だろうと言われました。
心不全の薬が出て飲み始めてから
体調が悪化して胸痛からひどい呼吸困難を起こすようになり
昨日違う病院にて薬を中止するように
言われ今日は飲用を中止し安定していました。
癌性心嚢膜炎はレントゲンやCTでわかるのですか?
胸水穿刺を先日行ったのですが、特になにも言われませんでした。

緩和になるとCTなどの画像診断をしなくなるので
来週月曜治療担当の最後?の診察があるので
その際に聞いてみようかなと思っています。

大変申し訳ないのですが、教えてください。



616 名前: まいける 投稿日:2006/09/06(水) 22:39
>615たけさん
お久しぶりです。
私が知りえる限りでお答えします。専門家ではありませんので、主治医からの情報を基にした「私なりの解釈」の部分もあることをご了承くださいね。
まず、「癌性心嚢膜炎」は「がんせい しんのうまく えん」となります。心嚢とは、心臓を覆う膜を言うようです。逆を言えば心臓はそれだけがあるのではなく、袋状(心嚢)のものの中にあり、薄い膜で覆われているよというイメージでしょうか。ですから、今回ご相談している件では、その膜と心臓の間に水が貯留していることだと思います。
水が溜まることで心臓の動きも影響を受けることになります。動悸や血圧低下呼吸苦などの症状も見られるようです。この他食欲低下、倦怠感浮腫みなど全身症状もあるようです。
胸水は胸膜にあるがん細胞からの影響を受けて、体液が溜まると理解しています。この体液の中に「がん細胞」があると「癌性の炎症」になると思うのです。したがって、癌性心嚢膜炎の場合は、心嚢膜に
がん細胞が浸潤して心嚢液を多くしているということだと思います。CTにも写るようですよ。
胸水の場合は、針で胸膜と肺の間に溜まっている水を抜くわけですが、心嚢液の場合は、心臓との間ですので特に注意が必要になるわけです。間違って動脈や心臓そのものに傷をつける恐れも十分考えられるようです。ですから、心嚢液を抜く場合は、循環器内科・外科などの専門科が必要になるようです。
大まかに、私の知り得ている部分でのお答えになってしまいました。もし、間違っていることがあれば、どなたか速やかに訂正をして頂きたいとおもいます。
たけさん、どれだけお力になれたかわかりませんが、お互い最愛の人のため、何とか希望を紡いで行きたいですね。
妻の現状と本日のムンテラについては別途、ご報告・相談させていただきます。

617 名前: りさ 投稿日:2006/09/06(水) 22:39
初心者的な質問でごめんなさい。胸の内側に小さなしこりがありまして、さわると痛いのですが、それって、乳癌の可能性ありますか?

618 名前: たけ 投稿日:2006/09/06(水) 22:51
まいけるさん

「がんせい しんのうまく えん」って読むのですね。
ありがとうございました。
うちも手足の先が急に冷たくなったかと思うと急に
動悸がしてきて胸がきゅーっと絞まって息苦しいようです。
CTでわかるのですね。来週聞いてみようと思います。
一応胸水の検査でガンは見つからなかったのですが、非抗酸菌症で
抗がん剤での治療を断念しました。
現在ホルモン剤で治療をしつつ、痛みや胸の苦しいなどは
往診の緩和専門の先生に診てもらっていて、今後少しでも元気になって
外に出られるようになれればいいのですが・・・

今回の手術で胸水が減って息苦しさだけでも取れればいいですよね。
呼吸困難は周りで見ている家族にとっても、つらいものです・・・。

暑かったり涼しかったりしていますので、お体には十分気をつけてください。
まいけるさん!応援しています。


619 名前: 東の空 投稿日:2006/09/07(木) 18:13
613>まいけるさんへ

>開胸ドレナージ後は、日常生活のリスクはどのようなものなのでしょうか。

通常、穿刺できない場合、心窩部(みぞおち)に切開をおき、
剣状突起の裏をはがして縦隔内に向かって心嚢膜まで達します。
そして切開ドレナージできますので、
開胸することはありません。

>今後の抗がん剤治療は検討できるのか。

私は、以前いろいろと私の意見を述べさせていただきました。

それに対する答えとして、まいけるさんと奥様は今の治療を選択されてこられたわけですので、
私が今どうのこうのと言うことはありません。
今までの治療を自信を持って行ってこられた主治医の先生ととことんまで話し合って決めていくのが良いのではないかと私は思います。

少し言い方が冷たいように思われるかもしれませんが、
「急変もありうる状態という大変厳しい現状を突きつけられました。」
という状態であれば、さまざまな事にすぐに対応してくださるのは主治医の先生以外にないからです。
薬剤以外に心嚢液も胸水もさまざまな治療法がありますが、
これも診断する医師、対処する知識、技量により千差万別であり、
今の病院で治療する限りその病院のベストを行っているのだと思います。

ある段階まで来ますと少なくとも奥様を診察していない医師が何か言ったとしても、
毎日診察をしている主治医に判断はかなわないと私は思います。

>心嚢膜癒着について、検討する余地はあるのか。

私は胸膜癒着はよくおこないますが、
心嚢膜癒着をやったという話は聞いた事がありません。

あまり役に経たず申し訳ありません。

620 名前: ユチ 投稿日:2006/09/08(金) 17:53
狸さん、お返事ありがとうござぃますm(__)m先々週に傷口の経過を見せに病院へ母は父と行ってきた様なのですが狸さんがおっしゃった事と同じ事を聞いて来たみたぃです(;^_^A一ヶ所目のリンパは腫れが見られたものの、二ヶ所目は所見では大丈夫だったみたいなのですが念のため、三つ目も大丈夫との事で、今は三つ目まで取る場合は結構進行してる癌の時だと言われたみたぃです。何となく不安は残るのですが三つ目まで取るまでも無かったって事なんだなと多少落ち着きました。明日病理の結果を聞きに父と母と病院へ行って来ます。自分でも勉強してみますが、また心配な事が出て来たら宜しくお願いします(>_<)

621 名前: まいける 投稿日:2006/09/09(土) 18:42
まいけるです。
東の空先生、いつもありがとうございます。
その後です。循環器内科からのムンテラでは心嚢液の場所が、裏側で穿刺は難しく、開胸でのドレナージは、痛みで歩くことも困難になる、また、心嚢液を抜いたとしても急な再貯留の場合、心臓の動きが追いつかないので今回は胸水穿刺で様子観察でよいだろうということでした。
よって、退院し通院しながらの治療となりました。ただ、心嚢液のリスクが軽減されたわけではありません。
先生ご提案の、みぞおちに切開をおく方法は心臓の前部、後ろ関係なく可能なのでしょうか。
ムンテラを受けた後で先生のコメントを拝見することになってしまい、再度の質問になってしまいました。
なお、心嚢膜癒着は、私の勘違いでした。主治医も同様のコメントをしておりました。


622 名前: 774 投稿日:2006/09/09(土) 23:26
急性心外膜炎でドレナージ困難の場合、ステロイドの使用により心嚢液の
コントロールが可能となるケースがあります。

623 名前: さくら 投稿日:2006/09/11(月) 01:10
たけとんさん!さらには千春さん他医薬品に関する情報をお調べ下さった皆様、有難うございます!本当にありがとうございます!暫く携帯を手に出来ずお礼が遅くなった事お許し下さいm(_)m携帯から見る事叶いませんでしたが、PCを叩く機会が出来た時に拝見させて頂きます(ご存知かと思いますが病から逸脱しPCの質問した事もあり…お恥ずかしいです)手から足の裏までの痛みが引かず眠れぬ日々が続いてました。副作用の関節リウマチと判明し、以前より服用中のMSコンチンを40に増量。何とか落着きを取り戻しつつあります。腸骨の大きな穴もX線写真で白い影が目でわかる様になって来てます!なのに腫瘍マーカー上昇続け(ゾメタ治療中)CT検査等行っても<次の場所>が見つからないのです。6/28に1度きり投与したタキソテールも白血球多少増加したのでやっと2度目の投与となりました(3000に増加したらと言ってた主治医も2400で打つ決断した様子)一度減少すると注射や投薬でも増えず、その結果抗癌剤が2ヶ月以上打てない、というやっかいな白血球にてこずっている次第です。さらにその間進行が続き悪循環です。この様な状況で[悪]を見つける事(治療が中断状態)と何とかして抗癌剤を続ける事とどちらに重心を置いたら良いのでしょうか?アドバイスお願いいたします。

624 名前: 千春 投稿日:2006/09/11(月) 03:01
さくらさん
治療のアドバイスは先生方にお任せするとしてm(__)m

PCを使えるようになるまでに、もしもお役に立てば・・・。
医薬品の添付書をご覧になりたい場合、
>>612のサイトの医薬品情報検索の所に(例えば“ゾメタ”)を打ち込み→検索を決定ボタン→出たページの反転している所を決定ボタン
で添付書や薬剤情報が見られますし、
もしもそれでも駄目な時は遠慮なくこちらに書き込めばどなたかが添付書をコピペしてくださると思いますよ。

あとご存じとは思いますが、
Google検索・http://www.google.co.jp/
携帯で上記のURLですとまどろっこしいので、
私はこちら↓からしています。
http://www.google.com/webhp?hl=ja&ie=Shift_JIS&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=on

検索する際例えば“ビスホスホネート”でしたら“ビスフォスフォネート”などにすると、
また新しいサイトが見つかります。

さくらさん応援しています!

625 名前: 東の空 投稿日:2006/09/12(火) 14:25
まいけるさんへ

>心嚢液の場所が、裏側で穿刺は難しく、
>開胸でのドレナージは、痛みで歩くことも困難になる、
>また、心嚢液を抜いたとしても急な再貯留の場合、心臓の動きが追いつかないので今回は胸水穿刺で様子観察でよいだろうということでした。
>みぞおちに切開をおく方法は心臓の前部、後ろ関係なく可能なのでしょうか。

心嚢液が心臓の裏側にしか溜まっていないということのようですが、
多くの場合、全く治療をする必要がありません。
それによる症状が出るとは考え難いです。

もしもご心配なのであれば、心エコーにてEF(心駆出率)を測定されれば客観的に評価できます。
もし、息切れ等の症状があるとすれば、それは心嚢液貯留のためでなく、
胸水貯留の影響の方が強く疑われます。

逆にそれだけの量しか溜まっていないのに、
心嚢穿刺等を行うことは百害あって一利なし、です。
それだけの危険をおかすメリットは全くありません。

そもそも、乳癌肺転移、心嚢膜転移の状態で開胸して心嚢ドレナージをするという話は聞いたことがありません。
繰り返しになるかもしれませんが、心臓の裏側にのみ心嚢液が溜まったとしても、
心タンポナーゼは生じません。

私はこのように考えます。

626 名前: 774 投稿日:2006/09/12(火) 22:25
主治医は心外膜肥厚、心嚢液貯留から腫瘍の浸潤等による収縮性心膜炎を懸念されています。
心外膜の肥厚や急激な心嚢液貯留による心室拡張障害の結果の肺うっ血や癌性胸膜炎による
胸水貯留~呼吸不全の危険性に対し、厳重な対応を検討されています。
一般的には全身状態を鑑みて利尿剤、ステロイドなどの薬物療法や、併発する心房細動などの
不整脈に対する脈拍コントロールや抗血栓療法などを検討していくことになります。ただ、
収縮性心膜炎の場合、一般の拡張障害と異なり心拍出量は心拍数に依存するので,心拍数を
下げすぎない注意が必要となります。このような薬物療法でもコントロールが困難な心不全
症状を呈する場合は心膜切開術~切除術が検討されますが、その効果は必ずしも確実なもの
ではありません。
また、急激な心嚢液貯留による心タンポナーデの場合は速やかな心膜穿刺やドレナージ、
さらにはeffusive constrictive pericarditisのようにドレナージによる効果が不十分な
場合は心膜開窓術などが検討されます。アプローチとしては東の空先生のレスの通り
いずれの場合も”剣状突起下”が一般的で、開胸の必要性はありません。
癌性心膜炎に対するミノマイ、テラマイ、1%キシロカインなどの薬剤による心膜腔内癒着療法
の意義については現在臨床試験として検討中の治療法です。癒着療法による心嚢液減少効果と
心膜癒着による心室拡張障害との得失や薬剤による心筋への影響等の検討が行われています。

627 名前: さくら 投稿日:2006/09/13(水) 18:20
千春さん 色々と有難うございます。612のサイトは表示出来ず、624はご紹介サイトのアドレス文字が化けてしまっていて不可能でした。時間割いて下さったのに私の携帯が古いせいか拝見出来ず申し訳ありませんm(_)mモバイル検索等調べてみます。ゾメタは関節リウマチの治療にも使用すると主治医より説明がありました。痛みに耐えて頑張って参ります。ありがとうございます!

628 名前: まいける 投稿日:2006/09/13(水) 22:23
まいけるです。
東の空先生、774先生 レスありがとうございます。
先生方のコメントを読み、理解が深まりました。循環器内科医のいう「現状では胸水穿刺でのコントロール」というのも頷ける手段なのですね。ただ、その後の確認で心嚢膜の肥大はあるようです。
また、タンポナーデは初期ということです。CTにおいて主治医以外も確認しているようです。ということは、心嚢液の貯留は裏側だけではないと考えるのが妥当なのでしょうか。
そのためか、主治医からは緊急時のために自宅近くに救急対応できる病院も準備したほうが良いということを言われています。実際に、自宅から現在の病院までは1時間近く要してしまいます。
現在、一番懸念していることが心嚢膜炎です。素朴な疑問なのですが、今後抗がん剤等が効果を示した場合、減少することは期待できるのでしょうか。主治医とももっと向き合わなければならないのですが、
主治医からの提案がほとんど得られないのも不安な要素になっています。妻はまだ諦めてはいません。積極的アプローチをしたいのです。ある段階まで進行すれば難しいことは理解しています。症状だけへの対処ではなく患者の姿も受け止めて頂きたいと願うのです。

629 名前: 774 投稿日:2006/09/13(水) 22:44
"今後抗がん剤等が効果を示した場合、減少することは期待でき”ます。
また、救急搬送のための医療機関には、循環器内科や心臓外科・胸部外科などの
診療科が充実していることが望まれます。

630 名前: まいける 投稿日:2006/09/13(水) 22:48
774先生 ありがとうございます。
救急搬送としては、第3次救命を行っている病院(日赤)を考えています。
3次救命であれば、原則全科対応と考えてよろしいでしょうか。

631 名前: 774 投稿日:2006/09/14(木) 10:13
当該施設のHPなどで、ご確認ください。その際、ICU、CCUなどの設備や、
開心術の件数なども合わせてご確認されると良いでしょう。

632 名前: まいける 投稿日:2006/09/14(木) 13:59
>631 774先生
おっしゃるとおりですね。基本的なことを自分で行わず、甘えてしまいましたね。
お手数をおかけし、申し訳ありませんでした。
今後も、いろいろとお尋ねすることも多くなりますがよろしくお願いします。

633 名前: たけ 投稿日:2006/09/14(木) 21:10
774先生

ひとつ教えていただきたいのですが、私の母が往診の先生に
聴診器(胸の音)と足の浮腫みを見ただけで
「心不全」の診断を受けたのですが、それだけで判断できるの
ですか?
胸に水が溜まっている状態で、ガンは見当たらなかったことから
心不全から来る「胸水」だろうということで
「ラニラピッド」「ラシックス」を処方されて
「ジギタリス中毒」になり、動悸が激しく呼吸困難の日が
以前の往診の先生のときに起こりました。

今現在はこの2点の薬の飲用をやめ、動悸や呼吸苦は
なくなりましたが診断の仕方に疑問があったので教えていただければ
ありがたいです。

634 名前: 774 投稿日:2006/09/14(木) 23:14
胸水貯留や下肢浮腫自体は様々な原因により発症しますので、まずは原因検索が重要です。
聴診・触診などの理学所見で心不全が疑われた場合、胸部レントゲン、心電図、心ECHOなどの検査により
心拡大や胸水の程度、さらには心機能の異常を評価し、症状や理学所見がこれらの異常による
ものと考えられた場合に”心不全”とはじめて診断します。
同時に、心不全の基礎疾患や重症度の把握を行い、急性増悪期には基礎疾患の治療と並行して、
心カテ(Swan‐Ganzカテーテル)から得られる情報をもとにForresterの分類に従って病期,
重症度に基づいて治療を進めることになります。
慢性心不全のフォローと異なり、急性心不全や慢性心不全の急性増悪時には、厳重な対応が
求められますので、その場合は在宅での管理では困難で、状態が落ち着くまでは入院治療を
要するものと思います。
胸水や浮腫が急性心不全や慢性心不全急性増悪以外の原因から来ているものであれば、また
対応は変わってくるものと思いますが・・・。

635 名前: mizuho 投稿日:2006/09/14(木) 23:43
ハーセプチンとタキソールの併用療法について教えていただきたいと思い書き込ませていただきました。
妻が乳癌の再発で、ハーセプチンとタキソールを投与することになりました。
その投与方法について、私が調べたところでは、
①ハーセプチンは毎週投与(休薬無し)、タキソールはウィークリーの(3投1休)が
通常の方法だと思い込んでいました。
しかし、②最近はハーセプチンとタキソールを隔週で同日(1投1休)に投与することが行なわれてきており、
効果も劣っていないとの話を聞きました。
その投与形態の理由としては、ハーセプチンの毎週投与は患者にとっても大変なこと(スケジュール的にも血管に対しても)、
また、タキソールによる骨髄抑制が強く出る人は、毎週投与による副作用増強を低減させたいということらしいです。
上記2種の投与方法の違いによる効果と副作用を考える時、特に骨髄抑制が強く出る患者に対しては、どちらが良いのでしょうか。(②の隔週投与の投与量は、ハーセプチン2回目以降2mg/kg、タキソールは80mg/m2として)

636 名前: たけ 投稿日:2006/09/14(木) 23:56
774先生

とっても早いお返事ありがとうございました。
やはり検査なしでは、診断しきれないですよね。
「心不全」の薬を飲んだことによってひどい目にあいました。
ガンでも苦しんで、やっと緩和で母から痛みや苦しみが調整できて
少しは免疫力が上がるだろうと期待していたら、こんな目に。

在宅医療の資格があり、麻酔の資格があればどんな病院か
わからなくても紹介してしまう大病院も問題ありですね。

ジギタリスと診断した病院で
胸部レントゲンと心電図は取ったので詳細を聞いてみます。
往診の先生がいるだけで、救急外来で行ったこの病院の先生も
はっきり診察しない現状も困りものです。
詳細は往診の先生に聞いてみてください・・・って感じで
帰されました・・・

愚痴ってしまってすみません。

ご返答ありがとうございました。


637 名前: mizuho 投稿日:2006/09/15(金) 23:36
>>635のその後、再度ネットで調べてみました。
ケースバイケースもあるようですが、
やはり①のハーセプチンの毎週投与法が定法のように思えます。
となりますと、②のハーセプチンの隔週投与はどの程度普及しているのでしょうか?、
また、その効果のほどはどうでしょうか?。
その辺り、ネットでは調べることができませんでしたので、
お教え願えましたら幸いです。

638 名前: えりか 投稿日:2006/09/16(土) 00:59
はじめまして、私の母が再発乳癌でタキソテールとハーセプチンを点滴をしています
鎖骨の近くのリンパに転移しているみたいで、先生は抗がん剤をしていれば小さく
なるかもしれないから取らなくて言いと言ってるみたいで、でも母は取りたいと
言う事で今度取るそうですが、リンパに転移してるのを取ると、あちこちに飛んだり
しないのでしょうか?母と離れて住んでいる為とても心配です。
ご存知の方いらっしゃいましたら宜しくお願い致します。

639 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/18(月) 12:36
失礼致します。私事です。
今年2月に乳房全摘手術→ACT(T=タキソール)計8クール。8月終了と同時に CT・骨シンチ・MRI検査。
結果、骨(胸骨一ヶ所)・肝臓(一ヶ所)の転移あり。来週より ハーセプチン・タキソール治療が週一で始まります。静脈注射の影響からか、腕が痛くて物も持ちづらく、投薬前に首に下あたりに点滴用器具(?)埋め込みの手術があります。
現在の症状として、両手の痛み・両手両足の骨の痛み(じっとしていれば大丈夫ですが、物に触れると痛いです)があります。医師の話では両手両足は骨シンチからは異常なく、タキソールの副作用とも思えないとの事。
神経外科の先生に診てもらおうか との話も出ましたが、私はどうもタキのせいの様に思われて・・・。
でも8/8に終了して一ヶ月経っても症状変わりなし ですが。
この症状は あってしかり の物でしょうか・・・。
次回からの投薬で更に症状が悪化するのでしょうか・・・。
ご意見頂けますでしょうか。

640 名前: *** 投稿日:2006/09/18(月) 21:04
>639さん
タキサン(タキソールやタキソテール)の副作用として末梢神経障害は
ありがちだと思うのですが。 >タキソールの副作用とも思えない…って??
一人の友人は投与終了後一ヶ月以上たってから手足が激しくしびれ
朝、起き上がれず、ペットボトルの蓋も開けられずという状態が
約四ヶ月続き、おさまるまでは六ヶ月かかったといっています。
別の友人は投与後すぐに手足の痺れが酷かったためタキソールを中止
したそうです。 二人ともリウマチになったのかと思ったと言っています。
以前、こちらにも同様の書き込みがあったように記憶しておりますが、
ご自身で思っていらっしゃるようにタキソールのせいだと思いますが。
六ヶ月苦しんだ友人はそれを抑えるための漢方薬等々試したようですが
どれも効く事はなく時間がたってとれてきたようだと言っています。
タキサン系の投与を続ける限りこの症状は取れないのではと思います。
所詮、素人考えですし、友人の症状ですのでどなたか専門の方からの
アドバイスがあれば良いのですが、人によって「あってしかり」の症状
と思い書き込みました。


641 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/09/20(水) 22:35
長の不在まことに失礼いたしました。
海外出張や体調不良に寄る精密検査やらいろいろありましたが、以後可能な限り対応したいと思います。

642 名前: 新米患者 投稿日:2006/09/21(木) 01:32
はじめまして、最近家族に不幸があったばかりのため、私が8月に健康診断で乳癌の告知を受けた事を家族にはまだ誰にも話せず、一人で悩んでいます。
そのせいなのか自分でもまだ現実として完全に受け止められず、それでいて頭のどこかではショック状態に陥っており精神のバランスを崩しているように思います。
最近は食事ができず体重が一ヶ月で6キロ減、精神安定剤を飲まないと日常生活ができなくて、夜もよく眠れません。このような夜遅い時間になると自分でも怖いくらい
まるで廃人から別人になったようにハイになりインターネットで情報収集している自分がいます。
私は1.5x1.2x0.8のステージ1又はステージ2Aの告知を受けました。(リンパ転移が今の時点では手術前で不明の為です)年齢は42歳です。
来週の手術を目前に急に内視鏡手術の情報が気になるようになりました。今の状態で部分切除をすると7.5センチの傷がつくとの事です。もともと胸が小さく7.5センチの傷
は恐らく陥没が激しい事が予想できます。
もし内視鏡手術で傷が目立たず同じような術後補助治療で生存率が保てるのなら来週の手術予定日を延期しても
内視鏡手術にかけてみたいと思っていますが、大変急で恐縮ですが内視鏡で癌の切除を行った方のご意見を
頂けないでしょうか?現在都内のSロカ病院でお世話になっており、内視鏡のセカンドオピニオンは東京医科歯科大学に
お願いしようと思っています。ご意見をいただければ幸いです。最初のステップで大きく落ち込むと今後長く長く続く
化学治療やホルモン治療、放射線治療と闘っていく自信がないのです。皆さんと違って本当に心が弱いですが、
どうかお力添えをお願いできればと思います。

643 名前: おふく 投稿日:2006/09/21(木) 05:53
いつもこちらの掲示板を拝見させて頂いております。
ナベルビンの投与についてと、骨転移の痛みの緩和についてご相談したく、
初めて書き込ませていただきます。
母は53歳、7年前に左胸と脇下リンパ節に転移が見つかった為摘出(左胸は
全摘)。1年半後に肋骨、鎖骨、腰椎に骨転移していました。
その後、放射線や抗癌剤治療を続けているのですが、確実に転移箇所は増
えています(今の所転移箇所は骨だけで、内臓には無いようです)。
1年前からタキソールを月1回+ゼロータを経口で、今年の2月からはタキソ
テールとアレディアを月1回+ゼロータを経口で投与していましたが、腫瘍
マーカーの数値が思わしくない為、この9月からはタキソテールをナベルビン
に変更して1回目の投与が終わったところです。これからは2週連続で投与、
1週休みという形で治療すると主治医から説明があったそうです。

そこでお伺いしたいのですが、ナベルビンの副作用としてはどのようなものが
あるのでしょうか(静脈炎を防ぐ為に静脈ポートの手術は受けています。)。
母は、ナベルビン投与直後からタキソテールの時よりも強い倦怠感と背中
(背骨と右肩甲骨の間くらい)の痛みがあるようで、とても辛そうにしています。
また背中の痛みが転移によるものか、薬の副作用によるものか判断がつかず
にいるようです。主治医は、患者の体に負担を掛けたくないと言う理由で
余り検査をしない人なので、今回も簡単には検査をしてくれそうにありません。

もう一つお伺いしたいのですが、骨転移の痛みは少しでも緩和出来るもの
なのでしょうか。
母は全身に痛みがあるようなのですが、主治医から痛み止めは一切処方され
ていません。恐らく母が主治医に痛みを訴えていない為と思いますが、
母自身が麻薬系の薬剤による痛みの緩和に懐疑的で、自分からは言い出し
そうにありません。アレディアに関しては、母は自分から積極的に主治医に
掛け合っていました。痛みの緩和には、アレディアよりもゾメタのほうが
より効果はあるのでしょか。
母の辛そうな様子を見るのは辛いので、何とかせめて痛みだけでも取り除いて
あげたいと思っているのですが…。

母が腫瘍マーカーの数値など余り細かい情報を教えてくれない為、曖昧で
大変読みづらい文章になってしまって申し訳ありません。
ご意見等いただけますでしょうか。宜しくお願い致します。

644 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/09/21(木) 13:01
狸です。

>>643おふくさん
痛みのコントロールはおっしゃるとおり、見ていても大変つらく、患者さんご自身、ご家族にとって非常に重要な問題です。いくつか思うことを書きましたので下記をご参照ください。

これまでの薬歴は
タキソール+ゼロータ⇒タキソテール+アレディア+ゼロータ⇒ナベルビン+アレディア+ゼロータということですね?

>これからは2週連続で投与、1週休みという形で治療すると主治医から説明があったそうです。
これはナベルビンの標準的な投与方法ですので、主治医のおっしゃることはまったく問題ありません。

>ナベルビンの副作用としてはどのようなものがあるのでしょうか(静脈炎を防ぐ為に静脈ポートの手術は受けています。)。
ナベルビンの副作用で大きなものは何と言っても好中球減少と静脈炎ですが、国内では余り問題にならないのですが、背部痛(バックペイン)と言うのがあります。お母さんが苦しんでおられるものはこれではないでしょうか?
お母さんはすでに静脈ポートを設置されているとのことですので、静脈炎の心配は無いのですが、このバックペインはどうも急速な注入によって生じる可能性があるようです(欧米の解析で早い投与で発生頻度があがるとの報告があります)。確認していただきたいのですが、ナベルビンの投与は何分掛けてやっているでしょうか?メーカーの推奨スケジュールは10分以内の投与となっていますが、これは静脈炎の発生頻度を少なくするためになるべくすばやく投与するのを目的に設定されています(バックペイントとは逆に静脈炎はゆっくり投与すると頻度が上がります)。静脈ポートはこの静脈炎の問題がクリアできますので、ゆっくり投与しても問題ありませんので、主治医にお願いしてゆっくり投与するように言ってみてください。

>痛みの緩和には、アレディアよりもゾメタのほうがより効果はあるのでしょか。
骨転移への有効性の観点からは、ゾメタの方がより勝ると考えられます。変更をお願いしても問題ないと思います。副作用の観点からもゾメタの方が腎毒性が起きにくいのでメリットがあります。

なお、ナベルビンとゼローダの併用は欧米でもよく行われ、国内でも先日臨床試験成績が発表されておりますので、十分に実用性があり、有効性も期待できます。ただ、ナベルビンによる好中球減少がありますので、特に発熱には注意が必要です。そのあたりは主治医にも十分に確認されることをお勧めします。

645 名前: まる 投稿日:2006/09/21(木) 15:33
はじめまして
妹(32歳)のことなんですが、
半年前に胸のしこりに気づいて乳腺クリニックを受診したのですが、
超音波検査・マンモグラフィー・触診をして
「心配ないので一年後にまた来てください」
と医師から言われました。しこりは2㎝だったようです。

しかし今月になって気になるのでもう一度受診したところ、
乳ガンですと診断され(この時は細胞診もしました)
しこりも4㎝、リンパにもいっているようです。
現在病院を変え、そこで色々検査している最中ですが
右胸前摘出になりそうです。
半年前の検診結果は果たして妥当だったのか・・・
その時わかっていればもっと違ったのではという
気持ちになります。

検診に行った病院は札幌でも手術数も多く、いつも混んでいる
病院だったようです。
細胞診しなくても、しこりは乳ガンでないということは
わかるのでしょうか?教えて下さい。

646 名前: あいりん 投稿日:2006/09/21(木) 21:05
>>642
新米患者さん
様々に大きなストレスを受けてお辛そうなのが察せられます。
8月告知で手術が間近に迫っているのですね?
その内視鏡手術、乳癌の治療は日々進歩しているのだなぁと感じました。
確かに後々のQOLを高める効果はありそうですね。
そのあたりは個人の感じ方や価値観で、どうされるかはご本人しだい。
どうか主治医の先生となんでもよくご相談されて決断なさってください。
現在の受信先も信頼おける病院ですし、お話を読んでも早期に発見できているのですね。
治療に差し障らないように、納得のいく治療がうけられますよう。

一人で悩む事や急激な体重減少、精神安定剤が離せない不安定さ それが心配です。
そちらのほうは、とりあえず前向きに乳癌に向き合っていこうとなさっている現在は落ち着かれましたか?


自分は新米患者さんと同じく「華奢」ですが、全摘出 傷は15センチにもわたります。
しかし、陥没や手術による影響はさして気になりませんでした。
かえって、ふくよかな方よりはショックが少なかったように感じましたし、
傷も1年もたてば薄くなり今ではほとんど1本のピンク色の線です。


647 名前: あいりん 投稿日:2006/09/21(木) 21:21
>>645
まるさん
半年前に疑いを持ちながら今になって確定し、「あの時分かっていれば」とさぞお辛いことでしょう。
乳腺クリニックと称している経験豊富な病院だったのではないかと想像すれば
経験で、「まだ心配のない状態」との判断を為された のでしょうか・・・

しこりが気になっても、エコー マンモ 触診で「そうではない」と判断されれば
細胞診をしない、ということはあります。
(自分の場合も、そうです。術側でないほうにしこりがありますが経過観察のみです。)


しかし、今最も大事なことは妹さんのこれからの治療です。

あの時○○だったから~、と悔やみ不信な想いを抱くこと
それは現在進行形で進んでいる妹さんにとって余計に辛い事では、と気にかかります。
ごめんなさい、、こんなことしか言えなくて。


648 名前: 新米患者 投稿日:2006/09/22(金) 02:20
あいりんさん、お優しいメッセージありがとうございます。私はすっかり過去に自分に自信がなくなってしまい精神的なコントロールを失ってしまいました。まだまだ前向きに乳癌に向き合う気持ちにはなっていません。はやくあいりんさんのように人に優しくそして強く生きられるように
なりたいです。今までキャリアウーマン風に仕事中心の都会的な生活をしてきましたが、
実は人生には思いもよらないことが起きるもの、そして人間は弱く心の支えになる人が必要な生き物であること、を今さらながら思い知らされました。ところで、内視鏡手術ですが、主治医に相談しましたところ(急な問い合わせにもきちんと看護師を通して回答をくださいました主治医に感謝しています)、私の治療には必ずしも最適な手術方法でないことが
わかりました。内視鏡手術でも傷あとは結局は合計で同じような大きさなるとの事です。術後の回復も早く傷跡も小さい事など、QOLの観点から良いことづくめで今後の乳癌手術の主流になっていくであろう、との耳寄りな情報だと思い込んでいましたので多くの人の適応になるものと私が勝手に思い違いをしていた様です。
今後乳癌の内視鏡手術がどのような形で発展していくのかはわかりませんが必ずしも全ての人にとってメリットが(デメリットより)多いとは限らないので自分で勝手に決めずに主治医とよく相談の上で最善策を導き出すプロセスを大事にする方がよいと思いました。今後、
この内視鏡手術がさらなる発展を遂げてより多くの人にとって治療のチョイスの幅を広げる手段になればいいと願っています。

649 名前: あいりん 投稿日:2006/09/22(金) 21:32
新米患者さん
あなたの冷静な対処と深い理解に感心させられました。
あなたはきっと大丈夫 今後の健闘を祈っています。
なんでも相談できる主治医との信頼関係(作れているご様子)、ご自身の冷静な対処(これも出来ておられます)
主治医と相談、一番大事なことなのは勿論ですが
不安の解消疑問点の確認のために書き込んでいただくことは、他の方達にもきっと大変プラスとなります。
また治療内容について疑問不安や、その後の経過や知りえた事柄等ありましたらどうぞ書き込みを。

ここには親身に相談に乗ってくださる専門家の先生方もおられますし
同じように乳癌に向き合う仲間が多くいます。
あなたは一人ではないということ、どうか忘れないでください。


来週の手術に備えて気持ちと体力を整えましょう。

それだけ「学習」ができ状況が把握できていることは、治療に臨む上で必ず強みになりますし
あなたが落ち着いていればご家族も安心して応援してくれるはずです、ご家族へも話してくださいね。


650 名前: おふく 投稿日:2006/09/22(金) 22:26
>644 狸先生
早速のお返事ありがとうございます。狸先生のお返事を母に伝えま
したところ、大分安心したようです。また、少し前向きに考えられ
るようにもなったようです。
>確認していただきたいのですが、ナベルビンの投与は何分掛けてやって
いるでしょうか?
母に確認したところ、ナベルビンは5分間で投与されている
とのことでした。次回の投与時にはもう少しゆっくり点滴して
もらえるよう、主治医に相談してみます。また、アレディアに
ついてもゾメタに変更してもらえるようにしてみます。
本当に、ありがとうございました。

651 名前: 投稿日:2006/09/23(土) 02:46
まるさん初めまして。
私34歳も私の母も札幌市内の乳腺クリニックに通っています。
妹さんはどこの病院なのか気になり書きました。
いろいろ情報交換できると嬉しいです。
えりかさん初めまして。私の母も鎖骨リンパに再発し、一年過ぎました。
お母様はリンパ以外は転移してるのですか?
私の母58歳は手術で鎖骨リンパのシコリを取り、放射線を首から肩に一か月間当てました。
アリミデックスのみ服用してます。
今のところマーカーも上がっておらず、他に転移はありません。

652 名前: まる 投稿日:2006/09/23(土) 18:42
あいりんさん早速お返事頂いていたのに、書き込みが遅くなってしまいすみません・・・
そうですよね。私があの時と思って悔やんでいても、もっと辛いのは妹ですよね・・・
妹が「あの時分っていたら胸全部とらなくて済んだかなー」
と漏らしているのを聞いて、私の方で先走ってしまったようです。
私が後ろ向きでいると、妹も前にすすめませんよね・・・
今は治療に専念していけるよう、サポートしていきたいと思います。

竜さんはじめまして。
地元ということで、私も色々情報交換できると心強いです。
これからよろしくお願いいたします。
妹は検診は西区、現在は中央区の病院にお世話になっております。


653 名前: まいける 投稿日:2006/09/24(日) 17:45
ご無沙汰しています。
その後ですが、20日のレントゲンでは、胸水増が見られました。主治医からは、「白血球も問題ないので、やりしましょうか。」という言葉がありましたが、妻が「ナベルビンですか?」と尋ねると「うーん、そこなんだよね」という返事。しばしのやりとりでマイトマイシン+薬剤名失念 6年前奏功(トータル320ml)のエピルビシンが提案されました。
リスクとしてはマイトマイシンは、マイルドでありなんともいえない。エピルビシンは奏功歴があり、しかも低量で終わっているので可能性は否定できない。が、現状の心嚢膜炎との関係で心臓へのリスクも説明されました。主治医の決断ではなく、患者側の決断としてどうしたいのかを求められたと感じました。
結局、明日よりECを開始することになりました。その後の、放射線医との受診で、マーカーを確認したところ8月、9月と各マーカー値は下降してきているようです。ただし、ナベルビンを使っていても胸水は軽減されないこと。心嚢液の貯留もあったこと。等を考えると変更のタイミングなのかも知れないと感じています。実際、妻も同様に感じていたよ
うです。もう一つとして、8月でホルモン剤を変えました。その後のマーカー下降です。これは、ホルモン剤の奏功と考えてもいいのでしょうか。
いずれにせよ、少ない選択肢からの決断になりました。

654 名前: 投稿日:2006/09/25(月) 00:38
まるさんお返事ありがとうございます。私と母は西区の乳腺クリニックに通院中です。
妹さんは最初の診断は西区の乳腺クリニックだったのでしょうか?
だとしたら同じ病院かなと思うのですが、見落とされたという感じだったのでしょうか?
通院してて思うのが予約してても3時間以上は掛かり、中央区もそうだと思いますが、待つだけでもかなりしんどいと思います。
私も西区の病院では、乳腺のうほうと診断され半年検診なんですが、シコリを触れた時は針で細胞診をしましょうと医師から言われました。
触診ではガンの所見ではないが、エコーでシコリの周りが白く写っていたのが細胞診をする理由でした。
2センチもあるなら細胞診はするハズだと思ったんですが、私もそれを聞いて不信に思いました。
リンパに行ってるかもしれないと言う不安な気持ちは良く分かります。
早く悪い部分は取り除いて完治できるように私も願っています。
良かったらメールやりとりしたいのですが…。

655 名前: たけ 投稿日:2006/09/25(月) 20:35
まいけるさん

お久しぶりです。
いつも同じときに同じような症状なので、気になっていつも読んでいます。
治療できるということでゆっくり少しずつでも進んでいけることを
こころから願っています。

うちは残念ながら、昔やった抗酸菌症ってのが復活してしまって
治療ができず在宅で痛みや苦しみを取っている状態です。

そこでおせっかいですが、まいけるさんのお宅は介護保険認定されていますか?
うちは認定されて訪問看護師さんに毎週来てもらって体力的はもちろん
精神的に家族ともども支えてもらっています。
奥さま痛みや苦しみはないですか?
治療はもちろん今通っている病院の先生、緩和は往診の先生(担当医の許可が必要)や
訪問看護師さん(介護保険認定)と同時進行もできるそうです。
うちはこのことを治療中に知ることが出来ず今少し後悔しています。

往診の先生がむずかしいにしても、看護師さんが週に1回来てくれるだけで
だいぶ違いますよ。抗がん剤を使用して副作用がでたときなんかも
きっと相談にのってくれると思います。

大きなお世話ですが、たくさんの医療関係者の方や介護のプロの方との
つながりを持っておくとこれから絶対役に立ちますよー。
うちは今治療できてはいませんが、往診の先生、訪問看護師さん、お守りで
緩和ケアの先生とつながっており母も家族もかなり助かっています。
自分ひとりで全部背負わず、周りに味方を作っておくといいですよ。







656 名前: まいける 投稿日:2006/09/26(火) 19:51
たけさん
こちらこそ、お久しぶりです。
決して、おせっかいなどではありません。ありがとうございます。
介護保険認定については正直、勉強不足で具体的に検討していませんでした。
同時進行が可能なんですね。ECは副作用も強いので心配はしているところなんです。

たけさんがおっしゃるとおり、いろんな方々とのつながりはプラスですよね。
周りに味方がいるということは、ほんとに心強いと思います。
確かに今の私は決して本意ではないにしろ自分で抱えている部分はあるかもしれません。
たけさんのところの看護師さんは、近くの病院の方がみえるのですか?それともガン患者
のケアに慣れている専門職的な看護師さんですか?
いずれにせよ介護保険では初めはケアマネージャーさんとの折衝でしょうか。



657 名前: あいりん 投稿日:2006/09/26(火) 21:03
まいけるさん

介護保険について
まず役所で介護認定の手続きをすると、後日係りの方が認定に来てくれます。
昨今はとみに認定が厳しくなってまして
身体的な不自由(歩行困難、片マヒなど)がないとなかなか認定してもらいにくくなっていますが。
主治医の意見書などがあるとプラスですので
そのあたりも主治医の先生にもお尋ねになってください。

介護事業所は利用者が自分で選ぶことになっています。
地域の介護保険事業所の一覧を役所が提示してくれる中から選びます。
その事業所にケアマネージャーも所属しています。
でも、けっこう手一杯なところが多く(一人のケアマネが受け持てる利用者に制限があります)
いくつか当たらないとみつからないかもしれません。

ご家族が抱え込んでしまわないためにも、制度は有効に利用してくださいね。


658 名前: たけ 投稿日:2006/09/26(火) 22:58
まいけるさん、あいりんさん

こんばんわ。一番早いのは今通っている病院の相談窓口に行けば
ソーシャルワーカーがいて介護保険担当の窓口の名前
(うちは社会福祉課でした)やら、また認定されてからのケアマネージャー
も紹介してくれたりします。
ケアマネージャーも病院の相談窓口経験上がりの人もいれば、
栄養士上がりの人もいたり、なんらかの経験があって試験に通れば
なれるようなので、看護師さんあがりの方や、ヘルパー上がりの方
など自分が今後利用したいと思っている関係の人を選ぶのも手です。
うちは痛みが悩みの種だったので、看護師上がりの方を指名したのですが
結果病院のソーシャルワーカー上がりの人になりました。


また認定にあたって、自分で一通りできる場合、介護度が低くなって
しまいベッドのレンタルができない場合がありますが、担当医の
現状からベッドが必要と一筆いれてもらうと貸してもらえます。
(認定時には担当医の意見書が必要になるので、それに。)
なので、自分が介護保険でなにを利用したいか担当医に
説明しておくといいかもしれません。

うちはヘルパーさんにご飯の準備をしてもらったり、訪問看護さん
、あとは風呂やトイレの手すり、ベッドに車椅子にと
色々買うと高いものも一割負担で助かっています。

なんでもわからないことは聞いてください。

市役所の人が認定にあたって状況を把握しに来ることになりますが、
一番具合の悪くなりそうな日を選ぶのがいいです。
抗がん剤投与の副作用が強く出る日など。



659 名前: あいりん 投稿日:2006/09/26(火) 23:38
たけさん
おぉありがとう、なるほど。
病院のソーシャルワーカーの方が手配の手助けをしてくれるんですね。

車椅子を使われるような方なら
全身清拭やお風呂介助などもサービスに組み込んでもいいかもしれないです。
できるだけ家族の負担を軽減するための介護保険、
必要になってくるものなので、ぎりぎりまで家族が頑張らないほうがいいと思います。

660 名前: mickey 投稿日:2006/09/27(水) 17:55
netで見つけた記事なのですが、どう思われますか?
●メラトニンは癌にも効く

睡眠障害や時差ぼけには1mg程度のメラトニンがサプリメントとして使用されますが、一日に20mgくらいのやや多い量を使用すると癌にも効果があることが多く報告されています。メラトニンは免疫力や抗酸化力を高めて癌に対する抵抗力を増強するだけでなく、癌細胞自体に働きかけて増殖を抑える効果も報告されています。
メラトニンは、前立腺癌や乳癌や肺癌など多くの癌に有効という臨床試験の結果も報告されています。手術後の傷の治りを促進し、抗癌剤や放射線治療の効果を高め副作用を軽減する効果も報告されています。ただし、免疫系統の悪性腫瘍(白血病やリンパ腫)では服用しない方が良いと言われています。



661 名前: 投稿日:2006/09/27(水) 19:24
癌と骨転移患者です。最近腫瘍マ-カが80になってしまいました。アルディアとアルミデックスで治療をしていますが主治医に以前反対され今は内緒で丸山ワクチンをやっています。看護婦は言ったほうがいいというのですが・

662 名前: まいける 投稿日:2006/09/27(水) 22:43
たけさん あいりんさん
アドバイスありがとうございます。
病院ですね。そういえば、通院している病院にも「医療福祉相談室」なるものがあったような気がします。
25日よりECを開始しましたが、懸念していた副作用も今のところ顕著な症状は出ていません。
以前は、それは辛い状態だったのですが。やはり副作用を抑える手立ても進歩しているのでしょうね。QOLを保てることはいいことですね。

663 名前: まる 投稿日:2006/09/28(木) 13:21
竜さん色々とお気遣い頂きありがとうございます。
また、返事遅れてしまってすみません・・・

最初検診した病院は竜さんの乳腺クリニックだと思います。
妹も細胞診しなかったことが心残りで、念のためでもよかったので
検査してくれればと思っているようです。
最初に診てもらった先生は院長先生ではなく、半年後そこの院長先生に
診てもらったところ、すぐに病気がわかったので、先生によっても
違うのかもしれません・・・がよくわかりません・・・

とりあえず、今は現状に向き合い最善の治療をしていきたいと
思っています。また何かあった時にはよろしくお願いします。
それと、メールでのやりとりの件ですが、現在メールソフトの調子が
悪くスムーズに送受信できないことなど諸事情のため、こちらの掲示板上
での匿名でのおつき合いに留まりたく思います。折角のご厚意に答えられず、
申し訳ありません・・・

664 名前: 投稿日:2006/09/30(土) 03:17
みなさん、こんにちわm(__)m昨年、乳癌が見つかり抗がん剤で小さくして、今年手術をして無事に退院しました。
家族や友達や病院の先生や看護婦さんはもちろん、こちらのサイトで皆様に色々励まされてどんなに心強かった事か。
本当にありがとうございます。
書き込むスレッドが違うとはわかっているのですがどうしても感謝の言葉をお伝えしたい為にスレッドをお借りしました。
私も何か情報などできる事があった時は小さいながらも情報交換させて頂きたいと思います。まだ病気との闘いは続きますが皆さんと一緒に頑張って行きたいと思います。

665 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/30(土) 09:02
響さん、おめでとう!よかったですね。

書き込みから気持ちに元気をもらえるみたいで、嬉しい。
うん、みんなで一緒に頑張ろう。

666 名前: 投稿日:2006/09/30(土) 10:45
名無しさん(^_^)ありがとうございます。
くじけたりする時もあると思いますがこれからも頑張って行こうと思います!
そして自分の為にももちろん、少しでも皆様の力になれるように色々勉強もして行きたいと思います。

667 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/05(木) 15:20
お聞きしたいのですが、乳癌は痛むものですか?生理前、しこりを感じた時は痛みませんでしたが、生理と同時に痛み始めました。また、しこりのところはさわると膨れてます。

668 名前: あいりん 投稿日:2006/10/06(金) 08:51
乳癌は痛まないのが通常です。
痛いのは周期的な生理の影響による乳腺の痛みやしこりで、心配ないケースが多い
でも絶対そうとも言い切れないので生理が終わって1週間くらいしたら
心配なら乳腺科か外科を受診されたほうがいいですよ。

669 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/06(金) 09:24
あいりんさま。ありがとうございます。
しこりがなくなることはないのでしょうか?

670 名前: あいりん 投稿日:2006/10/06(金) 09:58
さぁ、、どうでしょう?
生理の関係によるしこりに感じられる張りは生理が終わればおさまると思われますけど。
単なる乳腺のしこりもあってそれだとなくなりませんが、良性なことが多いそうです。
診なれている医師だと触診だけで「これは癌性のものではない」と判断できるようです。
悩んでいるよりとにかくまず病院へ行きましょう。
診察はなにも怖いことはないので大丈夫です。

671 名前: こもも 投稿日:2006/10/07(土) 06:56
こんにちは。2日前検診に行き、乳癌が発見されました(独身:43歳))
大きさは4-5センチ、ウエッブでみるとこれはstageⅣのようですね。
化学療法で小さくし、それから摘出を進められました。現在神奈川に
住んでますが、婚約者の家族には小学校低学年の子供と病気の両親が
おり、私まで一緒に住むことが出来ないため実家の札幌に戻りガンセン
ターに来週から通うことにしました。マンモグラフィー、血液検査の
数値などを含め、紹介状もご準備いただきました。
不安です。病気もそうですが、大好きな人と離れて自分が頑張れるか。。
絶えられなかったら、神奈川に返ってきて一緒に済みたいと彼に伝え、
彼もOKといっていますが、現実の生活を考えると無理のような気がし
ています。家族がつぶれてしまう。。はじめからこんな弱気じゃだめ!
と思いつつ、駄目です。ため息しかでません。告知された日は寝れませ
んでしたが、今日は6h寝れました。寝れた理由は、そのときは『抗が
ん剤で小さくして摘出すれば、私はまた元気になる!』と、強気の気持
ちだったから、そのまま眠れた。でも今、ウエッブで色々情報を読んで
みると、私の状態はあまり良いとは言えない。。感情的な事ばかり書い
てすみません。このスレは、情報交換の場所でしたね。聞きたいこと、
知りたいことは沢山あるのにこれ以上病気の進行状況を知るのが怖くて
書けません。

672 名前: あいりん 投稿日:2006/10/07(土) 09:23
こももさん、こんにちは。
不安で怖いの、とてもよく分かります。わたしもあなたの今置かれている状況の時期、同じ気持ちでしたから。
ウエッブの情報も怖いことを先読みしてしまいがちで、どうしても悪くばかり取ってしまうんです。
でもなぜか誰にも相談できず、でもこのような掲示板で助けを求め話すことで随分助けられました。
ここは情報交換の場でありますが、悩みや不安を共有し助け合うことができる場でもありますから
そんなに気になさらずに。
だって、乳癌が確定したものの今後の見通しがつく以前、長い治療の方針が定まる以前の
漠とした でも耐え切れないような不安に対処するためのスレは見当たりませんものね。
あなたの書き込みは大事なことです。
「乳癌と言われました」このような時期の方のためのスレがあってもいいように思うくらいです。

もうご実家に戻られて札幌の病院に通うことになっているのですよね?
好きな人とは気持ちで繋がれますから、どうか不安にならないで。

あなたの状態の詳細は4-5センチ以外は不明ですが、進行状況等詳しいことは実は病理診断するまで分りません。
大きさだけでstageⅣは言えないです。
自分も術前4.5センチと言われリンパも腫れていましたが後の結果はstageⅡだったのですよ。

673 名前: 東の空 投稿日:2006/10/07(土) 11:13
672>「リンパも腫れていましたが後の結果はstageⅡだったのですよ」

差し出がましいようですが、やはり正確な情報というのはある程度大切であると私は考えますのでコメントさせていただきたいと思います。

術後、病理検査によるリンパ節転移状況の判断が変わって病期が変更になることはありません。
現在、乳癌取り扱い規約は第15版ですが、「リンパ節転移の診断は触診と画像診断などによる」と明らかに規定されています。
(ちなみに「など」というのは病理診断を含みません。)

病理学的なリンパ節転移個数については別途記載することになっています。

pTNM分類(病理診断を考慮した病期診断)は何年も前に用いられていたことがあります。

ただし、センチネルリンパ節生検のエビデンス等の確立により今後、復活する可能性は考えられます。



674 名前: こもも 投稿日:2006/10/07(土) 15:24
あいりんさん。ご返信ありがとうございます。暖かいお気持ちに感謝します。
はい、来週病院に行ってから治療方針が決まります。別途受けた癌検診で、
肺・胃は異常なしと言われています。そして今日、子宮ガン検診の結果を
聞きに行きました。前部も奥部も異常無しでした!物凄くうれしかった!
これから骨や他の臓器への転移を調べるんですよね、がんばります!
治療方針が決まったらまたこちらへ書かせていただきます。

東の空さん。病気と闘う患者にとって、正確な情報は大切だと理解して
います。沢山の方がこのスレを読んでますしね。これからも私のような
よわっちい患者にアドバイスして下さい。今頃気づきましたが、この掲示板は
患者だけでなく専門家も読んでるから=何百人のドクターが自分の味方で
自分を助けてくれるんですね!凄い!感動!



675 名前: あいりん 投稿日:2006/10/08(日) 13:26
>>674
こももさん
他臓器への転移を検診で確認されたんですか?
かかっておられる病院で術前にCTで全身の確認はされませんでしたか?
ひとつひとつの臓器の確認をとるまでもなく、それでいいのではないかと思いますけど。。

主治医の先生に、聞きたいこと知りたいことはまず尋ねてみてほしいです。
その確認の上でなら情報も多くなり、こちらの専門家の先生方のお答えもより具体的になるでしょう。
これから臨む治療、がんばってください。




676 名前: あいりん 投稿日:2006/10/08(日) 13:27
東の空先生 ありがとうございます。
TNM分類による病期診断が以前の方法とは知りませんでした。

そこで、お聞きしたいのですが
触診と画像診断などによる病期分類は術前に為されるわけですが、それは「予想」といえるものではないのですか?
たとえば、自分の場合触診やエコーにより大きさが4.5cm、触診やCTで確認できたリンパの腫れが3つ
しかし病理の結果は、大きさ2.5、リンパ転移は0でした。
そして、治療方針は病理の結果により選択されました。
逆に、見かけ上リンパ転移がないようでも病理でリンパ転移が見つけられるケースもありますよね?
それだとⅡbのステージとして治療を考える、となるでしょう。
ですが、病期のⅡaは変更されることはない のですか?

やはり病理診断が術後の治療を考える上で最も重要なファクターと考えられるように感じます。
でも、取り扱い規約では「触診と画像診断によると規定されている」ということなんですね。
実際の治療と、言われる病期にズレがあるというのは、なんだかしっくりこないように思えてしまうのですが。。

677 名前: ショー 投稿日:2006/10/10(火) 15:53
あの、雑誌でみたのですがDー12というサプリメントがあるそうで、末期患者の進行が止まったと、狸せんせいご存知でしょうか?

678 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/10(火) 16:14
677←非常に怪しく迷惑な発言のようですが・・・

679 名前: 東の空 投稿日:2006/10/10(火) 16:53
あいりんさんへ

>TNM分類による病期診断が以前の方法とは知りませんでした。

今も改定されたTNM分類が用いられています。
以前に用いられていた分類は「pTNM」分類です。

>触診と画像診断などによる病期分類は術前に為されるわけですが、それは「予想」といえるものではないのですか?
>やはり病理診断が術後の治療を考える上で最も重要なファクターと考えられるように感じます。

もちろん病理診断は治療を行う上でもっとも重要であると私も思います。

しかし、現在術前補助療法が広くおこなわれつつあり、それをおこなった場合、病理診断は必ずしも治療前の病期を反映しません。
つまり、術前補助療法が奏功した場合、過小評価されてしまう危険性があります。

>たとえば、自分の場合触診やエコーにより大きさが4.5cm、触診やCTで確認できたリンパの腫れが3つしかし病理の結果は、大きさ2.5、リンパ転移は0でした。

原発巣に関しては必ずしも術前の情報に限定されるものではありませんが、
術前の腫瘍径が4.5cm, 術後の腫瘍径が2.5cmというのはあまりにも誤差が大きすぎるような気がします。
触診で何cm, エコーで何cm, マンモグラフィー上何cmだったのか聞いてみたらいかがでしょうか。
通常もっとも小さいものを採用することが多いです。
仮に硬癌でspiculationが強い場合、周囲の脂肪組織を巻き込みますので、触診では大きく触ります。しかし、エコーではそれ程誤差は生じませんので、エコーの直径のほうが短い場合、エコーのほうを採用します。
ただ、4.5cmだろうが2.5  cmだろうが、T2に変わりはありません。(扱いとしては全く同じです。)
触診やCTでリンパの張れが3つ確認できたとの事ですが、通常ほとんどの方がリンパ節を触ります。正常でも大きな人はおられます。
リンパ節転移の判断は、触診するか、触るとき硬さはどうか、MMG上リンパ節の形状やdensityはどうか。エコー上も転移が疑われるのかなどを考慮すれば、陰性を陽性(
しかも3個転移)と判断することはまず考え難いです。
腫れ=転移とするのであれば、もともと大きい正常のリンパ節をすべて転移と取ってしまいます。最近、3DCTがわりと普及してきていますが、転移がなくても検出されてきます。
CTではよっぽど大きな転移でなければ判断し難いと思います。正常のリンパ節の特徴的な形は描出できないからです。

いずれにしても病期分類にはリンパ節転移の病理判断は反映されませんが、何個中何個に転移があったかは別途記載することになっています。

>逆に、見かけ上リンパ転移がないようでも病理でリンパ転移が見つけられるケースもありますよね?

リンパ節転移個数10個以上の症例で、触診上全くリンパ節を触れないというのは多く見られます。しかし、その場合別途記載することになっております。そちらの方が私は理にかなっていると思います。

>それだとⅡbのステージとして治療を考える、となるでしょう。

なりません。別途リンパ節転移情報を記載することになっており、その情報を元に術後の治療がおこなわれるはずです。

>ですが、病期のⅡaは変更されることはないのですか?

ありません。そこには施設(Dr.)の診断能力により差が出る可能性があります。
でも、選択肢として術前補助療法が存在する以上、術前の病期診断に統一する価値はある程度高いと思われます。


680 名前: ショー 投稿日:2006/10/10(火) 17:06
678さん。怪しげとは私の事ですか?私が知りたいのはDー12の事です。嘘だと思うなら『週間女性』を見て下さい。記事がでてます。もし信頼できるなら、私の母も乳癌で全摘してますから再発防止に使用してみたいと考えただけです。全国の医者が開発したサプリメントだと書いてありました。抗癌剤のように副作用はまったく無いようで、尚且つ健康な人も飲んでるとか。東の空さんや狸さんがご存じなら聞きたいと思ったのです。

681 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/10(火) 18:38
>>680さん
まず、それは、ただの○○食品の類です。
おそらく、刺激的言葉、誘惑する言葉、体験談を並べ、
購入先、連絡先を 必ずどこかに掲載しているのではないでしょうか。
バイブル商法です。
 http://www.gankeijiban.com/bbs/read/kenkoushoku/1140683274/l50

週間●●、月刊●●など各々、
A雑誌は、Aの商品。
B雑誌は、Bの商品と
「○○で効果あった」「相乗効果があった」と様々な商品を特集を組みます。
特に秋は10月は学会発表とピンクリボンの時期です。
毎年、この時期は、マスコミがこぞってガンの話題を持ち出します。
当然、バイブル商法も一番さかんな時期です。

そのような物を食品板に投稿せずに、
ここに、まして名指しで投稿するのは
とても失礼なことです。注意してください

682 名前: ショー 投稿日:2006/10/10(火) 21:23
大変ご迷惑をかけました。この掲示板にきて癌の事を詳しく説明なさってる方が狸さん東の空さんでした。その方に聞いたら何か分かるかと、すがりつく思いでした。何もわからずすいませんでした。分からないこと事ばかりで、質問してもよい場所と思い込んでおりました。

683 名前: さくら 投稿日:2006/10/10(火) 22:38
はじめまして。こちらのスレには乳癌専門のお医者様がいらっしゃると書き込みを見て、投稿させていただきました。どうぞよろしくお願いします。私の身内です…35才の女性ですが、5年前に乳癌になって片胸取りました。その3年後、肺と肝臓に転移が見つかり、ガンセンターで色々な種類の抗癌剤を試しましたが効果が見られず、1ヵ月程前に「もう治療法はないから、別の病院で緩和治療をするといい」と薦められました。それからは別の病院で通院しながら緩和治療を受けてましたが、腹水がたまり始めて、2・3回抜いてもらいました。しかし腹水を抜く度に魂を抜かれるような感じで、寝てる時間も多くなり、ボーッとして呼び掛けに反応がなくなった時があり、とうとう入院になりました。検査の結果、脳にも転移が見つかりました…入院してからはモルヒネなどを点滴で投与してますが、3日間は食事も会話も出来ていました。4日目からは突然寝たきりになってしまい、呼び掛けにも反応がありません。無意識なのか、足をバタバタしていて寝返りが激しいので、ドクターは日に日に薬を増やしています。5日目、たまに目を開けますが虚ろで昇天も合いません。何故ドクターは日に日に薬を増やしているんでしょうか?体動が激しい場合、本人は痛がっているのでしょうか?又、モルヒネの副作用で昇天が合わないのでしょうか?それとも既に昏睡状態なのでしょうか?小学1年生に娘を持つ母親なんです。モルヒネの量を減らせば、もう一度意識回復して、娘さんに合わせてあげられますか?

684 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/10/10(火) 23:11
いつも参考にさせていただいてます。いつもは別館の脳転移のログで
レスさせていただいてるものです。ご意見ください。
患者(妻33歳、6歳・3歳の子供あり。)16年4月右乳房切除
腫瘍径4.0×1.5 充実線管癌 no(Ax0/12 Ic0/3 ER(-) PgR(-)
HER2 3+ 術後EC 4クール を実施半年おきの検診しておりました。
1年半経過ごろ半年ごとの検診で17年10月ごろからCEA上昇
(毎月1.5から2上昇で1月の下記手術予定の直前で8.8でした。)
12月胸部CTで右肺に単発で薄い影を発見。
源発の可能性が高かったため1月に右下葉切除予定でしたが、
入院後の確定診断の為の頭部MRで多発性脳転移(約20数個)発見。
手術中止で3日後には全脳照射2.2G×23日行い少し
遅れてHER2 3+なのでハーセプチン毎週点滴行いました。
結果、奏功し脳転移はすべて消滅!!肺も縮小傾向にあり
CEAも5.4まで下降しましたが5月ごろから再度上昇。
検査で骨シンチ異常なし、頭部MR異常なし、
胸部・腹部CTは肺は若干大きくなたかな?程度で
その他、肝臓など異常なし。様子見るが8月にCEAが10を超えてきたため、
ハーセプチンにタキソテール追加(3週で1週休みで1クール)するも
9月CEA上昇(約13)し2クール終了し、10月10日に再度採血で
来週には数値出ますが再度上昇すれば追加剤変更を検討中です。
同じタキサン系のタキソールか?ナベルビンか?
もしくは3クールくらい試さないと結果が出ないかもしれないので、
もう一月くらい様子を見るべきか?
はたまたその他にいい方法はないかなどご意見いただければ幸いです。
妻は母親も乳がんで今の本人と同じ33歳亡くしており子供も小さいで、
何とか助けてやりたいと思ってます。よろしくお願いします。

685 名前: 言いたくないけど 投稿日:2006/10/11(水) 00:02
>683 肝臓癌スレのカキコと微妙に間柄を変えていますが。。嘘は関心しません。
知人の意見より家族の意見が優先されるべきとは思いますし、
モルヒネを減らし意識レベルを上げても思惑通りにいくとは限らないのでは?
激痛や痙攣が憂慮される状態なのでは?

686 名前: さくら 投稿日:2006/10/11(水) 00:21
>685
最初に知人と書いたのは、患者さんに対する配慮で書いたのですが…本当はいとこです。事柄がそんなに大切でしょうか?
私はこのスレに専門医が居ると見たので、こちらに書き直したんです。批判の書き込みはしないで下さい。こちらは真剣なんです。

687 名前: とおりすがり 投稿日:2006/10/11(水) 01:48
漠然とし過ぎた書き込みですので(日記としては十分ですが、医学的な
情報は非常に乏しい内容です)、正しい医療を行ってもそういう経過は良くある、
としか言えません。

意識を持ったまま、動けるまま死んでいく人などいる訳がありません。
ほとんどの人が、動けなくなり、意識がなくなっていく中で死んでいきます。
がんは慢性病ですから、とくにそういう最後になります。

自然に意識がなくなる人もいれば、病気の進行が速過ぎて楽に過ごすためには
眠り薬(モルヒネとは違います)を使わなければならない人もいます。

昨日まで動いていたのに死んでしまった、というのは急変が起こった場合で、
ご家族も覚悟ができた上で安らかな死とは違う場合も少なくありません。


あなたが望む死の形を、他人が臨むとは限りません。
一般に、あなたが臨んでいる形で死を演出するのは非常に難しい場合が多いと思います。


必要な時に意識がなくなるような処置をしても構わないから楽に過ごさせて欲しい、
以外の死の形、たとえば「最後まで○○をしていたい」という形を、人は思い通りには
選ぶことができません。

誕生も、死も、あるがままにシカならず、人間の浅知恵などおいそれとは通用しません。
しかしながら、それが何千年も昔から説かれている通り、人生そのものだと思います。

688 名前: 千春 投稿日:2006/10/11(水) 01:48
さくらさん
親友を心配する気持ち、従姉妹を心配する気持ち、親兄弟を守りたい気持ち…
それぞれ苦しく親身なのは同様ですが、
本人の状態が選択をするのが不可能な場合、治療を決定するにあたりの間柄は重要に思いますよ。
その場合の決定権は一番近しい人にあるべきで、ぎりぎりのところで選択をしている家族にとって親戚や知人の口出しは、
往々にして不快且つ強烈なストレスとなり得ます。

モルヒネについては減量が功を奏すかそうでないか、今の症状が薬からくるものか病状の悪化に伴うものなのか、
薬剤名・量・間隔、患者さんの現在の病状等(諸々の検査値等も含め)、
詳しく書かないとさくらさんの書き込み内容ではなかなか回答は難しいのではないでしょうか?
(書き込み方も含め)本館の“モルヒネ”スレも参考になると思います。
尚、体動が激しいからと言って本人が痛みを感じているのではないとは聞いた事はあります。
・・・あまり参考にならない素人の書き込みで申し訳ありませんが。

689 名前: 千春 投稿日:2006/10/11(水) 01:51
687さんと時間も内容もダブってしまいました。

690 名前: さくら 投稿日:2006/10/11(水) 07:58
今朝亡くなったと連絡がきました…
自分の願い通り回復することはありませんでしたけど、今までよく頑張ったね、お疲れさまでしたと声を掛けてあげたいです。これからは残された家族・特に娘さんを皆で支え、ママが天国で心配しないように、見守りながら育てていきたいと思います。それが、これから私にしてあげられる事ですよね。

書き込みを下さった方、ありがとうございました…

691 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/11(水) 08:06
さくらさん。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=035tankansui&key=1069931672&st=540&to=540&nofirst=true

692 名前: あいりん 投稿日:2006/10/11(水) 11:17
東の空先生、ありがとうございます。PCの調子が悪く遅くなりました。。
「術前補助療法が奏功した場合、過小評価されてしまう危険性」よくわかりました。

・原発巣、リンパ転移数の誤差について
自分は充実腺管癌でしたが
触診とエコーでその大きさが確認され、エコーでは乳腺により癌部分は明確ではなかったようです。
なぜ摘出後の組織がそこまで小さかったのかは不明で、主治医も首をかしげておりました。
リンパについては通常にない1cm以上のはっきりしたしこりがひとつ、
触れない奥にCTであと2つ(反対側にはありませんでした)が確認できました。
自分はこれでてっきりⅡb、あるいはそれ以上のステージを覚悟してしまったのですが、、

では

ステージを気にするよりも 別途記載のリンパ節転移情報や癌組織の悪性度等が重要。
自分は思い違いをしていたような気がしますが、
術前補助療法のないステージⅡにおいては、ⅡaかⅡbかは術前には診断されない と考えていいですか?

693 名前: 東の空 投稿日:2006/10/11(水) 15:20
あいりんさんへ

>術前補助療法のないステージⅡにおいては、ⅡaかⅡbかは術前には診断されない と考えていいですか?

診断されます。
現在、治療決定にIIAかIIBかはあまり重要ではありません。

それに1cm以上のはっきりしたリンパ節は通常よくみられます。
ですから、その場合、硬さやエコー上の縦横比、MMGでのリンパ節に特徴的な形などで判断されます。
腋窩リンパ節転移評価についてCTでの検討が最近よく行われていますが、
CT単独での一致率は非常に低いと思います。
触れない奥に正常のリンパ節が描出されてもなんら不思議ではありません。
(反対側になくてもです。)

他の方のレスにリンパ節を8個摘出した云々の記載がありましたが、
最低でも10個以上郭清するように指針が示されています。
私は通常20個以上病理検査に提出します。
リンパ節転移10個以上は10年生存率20~30%と非常に予後が不良ですが、
8個しか病理に提出しないと、全部に転移があっても10個以上のグループには入りようがありません。
(予後予測に誤差が生じてしまいます。)

繰り返しになるかもしれませんが、手術後、腋窩リンパ節は一つずつはずしてじかに確認して病理に提出しますが、
1 cm以上の正常リンパ節は非常に多く見受けられます。

それを転移陽性と判断しますと、全体的な病期分類は進行癌の比率が増加し、
結果として、進行度の高い癌と診断された例の予後が全体的に良くなってしまい、
治療効果判定に少なからず影響が出てしまいます。
これは非常に問題を含んでいると思われます。

694 名前: あいりん 投稿日:2006/10/11(水) 16:43
東の空先生

>>触診とエコーでその大きさが確認され、エコーでは乳腺により癌部分は明確ではなかったようです。
                    ↑ これは、マンモグラフィーの間違いでした。

飲み込みの悪いことで申し訳ないのですが、、
>現在、治療決定にIIAかIIBかはあまり重要ではありません
そうなんですか??
自分の受けた3年前と現在が変わっているのでしょうか、、
治療の選択にⅡ期の場合リンパ転移の有り無しが大きく関わると思っておりました。

リンパ節郭清はレベル2までの全て、23個でしたが、病理ではその腫れているリンパにも転移が見られず
きっとそれは反応性?のリンパの腫れだったのでしょう。
しかし自分でも触るそのリンパは、はっきりとビー玉が入っているようでわたしはてっきり転移だと思ってしまったのです。
カルテにもN1と書かれておりました。

病理組織検査依頼書によると「浸潤範囲やグレード組織型及びER,PgRの確定を目的」との記載もありました。



で、では最後に
病期の進行によってグレードは?、、これはⅡ→→Ⅳと変更していく でいいですか??

695 名前: 東の空 投稿日:2006/10/11(水) 17:00
マンモグラフィー上、通常、正常リンパ節と転移リンパ節の鑑別は比較的容易です。
中心に脂肪は入ってなかったのか、空豆様の形ではなかったか。
あるいは高濃度であったのか。
ただ、大きく写るリンパ節というのも比較的多く見受けられます。

グレードは病期と関係ありません。
そこらへんのお話は別の記載(があれば)に譲ります。

>治療の選択にⅡ期の場合リンパ転移の有り無しが大きく関わると思っておりました

II期にかかわらず、すべてにおいてリンパ節転移の有り無しが大きく関わります。
IIAであろうが、IIBであろうがT2ということと、リンパ節転移(個数)が予後評価にとても重要です。

696 名前: 東の空 投稿日:2006/10/11(水) 17:10
>↑ これは、マンモグラフィーの間違いでした。

触診とマンモグラフィーのみで大きさを確認したのであれば、
実際よりだいぶ大きく取ってしまう可能性が高くなります。
特に、spiculaionを伴う場合、癌がなくても白く(あるいは引きつれて所見があるようにとれてしまいます)なり、
大きく計ってしまいます。触診ではspiculationを伴う場合、実際より非常に大きく触ります。

>エコーでは乳腺により癌部分は明確ではなかったようです

通常、エコーでは乳腺の影響はほとんどありませんので、
これはマンモグラフィーのことであると思います。

では、エコーの所見はどうだったのでしょうか。
術前の腫瘍の大きさはspicularionが強い場合、エコーが最も正確に腫瘍の大きさを反映できます。

697 名前: あいりん 投稿日:2006/10/11(水) 19:09
東の空先生、ごめんなさい 矢印がずれました。正しくは

>>触診とエコーでその大きさが確認され、マンノグラフィーでは乳腺により癌部分は明確ではなかったようです。


>グレードは病期と関係ありません。

>リンパ節転移(個数)が予後評価にとても重要です。

了解しました。長々と煩わせてしまってすみません、ありがとうございました。


698 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/10/11(水) 22:52
狸です。

>>684戦闘開始さん
大変な状況で、ご心痛お察しいたします。
先日岡山の非常に有名な施設の高名な先生、S教授とお話しする機会がありました。先生の治療の特徴はとにかく薬剤を大切に使うことで、きちんと計算していないとは言え、5年生存率が非常に良好であり、先生の治療方針が成果をあげていると確信したものです。先生のお話では、薬剤の効果はマーカーの上下では判断せず、あくまで病巣の画像的な変化で判断なさるそうです。腫瘍マーカーの変化(特に上昇)は確かに病勢の進行を反映している可能性はありますが、画像上の変化には至らない程度に増殖を抑制しているとも言えます。ですから効果判定としては抑制状態とされるSDとなるのかもしれません。通常再発乳癌ではSDでは薬剤をそのまま使うことで癌を抑えられる、と考えます。よってこの段階で薬剤を換えることは、有効性を示している薬剤をみすみすお蔵入りさせることになる可能性があります。
しかし一方で奥様はまだお若く、また脳の転移巣を全滅させたという戦果もありますし、更に効果のある薬剤に対する期待が大きいのも十分うなずけます。
以上考えが私にもまとまらないのでなんとも判断しにくいのですが、画像的な病巣進展まで薬剤変更は待っても良いのではないかと思います。ただし何らかの副作用で続行が困難である場合は話は別です。病巣進展、あるいは副作用による続行断念の場合にはナベルビン+ハーセプチンが最有力候補であろうと思います。
以上ご参考になれば幸いです。

699 名前: マツクラ 投稿日:2006/10/12(木) 00:38
初めて書き込みます。
75歳の母のことです。
左乳房全摘、リンパ節転移6個で、CEF、タキソテールそれぞれ4クールの予定でしたが、CEF投与後、白血球低下で高熱が出たため、CEFを中断しました。
ER、PGRともに陽性なので、医師からは高齢者に対する抗癌剤の効果はデータがないし、むしろ効果がないという報告もあると言われ、ホルモン療法に切り替えるよう薦められています。
高齢者に対する抗癌剤に効果がないというような発表等あるのでしょうか。
再発・転移の確率を考えれば、何とか頑張らせたいのですが…
よろしくお願いします。

700 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/12(木) 03:07
はじめまして。こちらの掲示板を拝見して、自分の勉強不足を痛感しています。
私の母(57歳)も乳癌で、昨年12月に右乳房全摘出しました。腫瘍は7センチ、脇のリンパへの転移あり(20個以上)、ホルモン受容体陽性、粘液がんという特殊な癌でした。
乳癌というだけでもショックだったのに、術後すぐの骨シンチで多発性骨転移(背骨3ヶ所、胸骨1ヶ所)が見つかり、本人も家族も本当に辛かったです。
術後はECを6クール(3週毎)、タキソールを12クール(3投1休)、抗癌剤をしながら放射線療法25回。白血球減少で大変な時期もありましたが、なんとか無事終えることができました。
抗癌剤が奏功し、腫瘍マーカー値減少、骨シンチでも転移巣は増えていませんでした。

現在はアリミデックスの服用のみになっています。が、とても不安なんです。やはり骨転移があるので、ビスフォスホネート製剤も使うべきなのでしょうか?
骨転移が早期発見だったため、今のところ痛みなどの自覚症状は全くありません。

701 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/10/12(木) 21:40
狸先生ありがとうございます。非常に納得できる回答ありがとうございます。
主治医の先生とも相談しつつ17日にマーカー数値出ますが極端に上昇しない限り
ハーセプ+タキソテールで攻撃継続したいと思います。
本人いたって元気です。皆さんもがんばりましょう!!
また進展あればご相談します。

702 名前: 千春 投稿日:2006/10/12(木) 22:30
戦闘開始さん
別館で頑張っていらっしゃる時からずっと応援していました。

こちらの旦那さま方はみんな旦那さまの鏡のような方ばかりで奥様方は本当にお幸せだと思います。

今後ともよろしくお願いします。
戦闘開始さんご夫婦に幸あれ!

703 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/10/12(木) 23:25
狸です
>>699マツクラさん
情報が限られているので断定しにくいのですが、全摘をし、かつリンパ節転移が6個ということなので、リスク的にはHighリスクとなってしまいます。しかし75歳と高齢であるので、化学療法は厳しいと考えられ、実際にCEFによる発熱性好中球減少(?)の副作用により、中止になっています。
高齢者への術後補助療法としては、薬剤による薬効よりも副作用によるダメージがどうしても強く出てしまい、結果的には薬効によるメリットよりも副作用によるデメリットが上回ってしまうことが多くなります。実際にご相談のケースではCEFによる副作用が出ていますので、デメリットが強く心配されます。こういった発表はhttp://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10697.htmでも見られます。この解析はいわゆるレトロスペクティブですが、群馬県立がんセンターからの報告であり、解析数も多いので参考になると思います。
ではどうしたら良いか、ですが、現在は術後ですので、がんは取った状態ですね?数年前の確か癌治療学会での発表だったと思いますが、がんセンター東の向井先生が高齢者乳癌治療ではホルモン療法の効きが良好であり、かつ病状の進展がゆっくりな傾向がある、とのお話をされていました。このことから、主治医のおっしゃるホルモン療法への切替はそれなりの根拠があると私は思います。
より強い化学療法による補助療法の効果を期待されるのは十分に理解できますが、お母さんの状態を考えますと、それが必ずしもベストではないと思います。ご参考になれば幸いです。

704 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/10/12(木) 23:29
狸です
>>700千穂子さん
腫瘍サイズが大きく、脇のリンパ節転移数が多いにもかかわらず、化学療法が良く効いたのはありがたいことですね。既に骨転移が発見されていることから、術後補助療法ということではありませんが、アリミデックスのみの治療は確かにもったいない気がします。ビス剤で最新のゾメタの処方がここは最も期待されると思います。通院による注射ですが、効果を考えますと、是非考えたい治療です。

705 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/12(木) 23:50
狸先生、ありがとうございます!

ゾメタは稀に顎骨の壊疽が起こるそうですね。
投薬を開始する前に歯科で診察を受けたほうがいいのでしょうか?
その場合、母が癌治療をしている総合病院では歯科がないため、別の歯科医院にかかることになります。主治医から癌治療中である旨の文書を出して頂いたほうがいいのでしょうか?本人からの口頭申告でも問題はありませんか?
ゾメタの副作用は『抜歯後』と記載されていますが、抜歯以外の処置であれば問題はないのでしょうか?

主治医の次回診察は11月上旬の予定なのですが、一刻も早くゾメタの件をお願いしたほうがいいのでしょうか?

度々の質問攻めで本当に申し訳ありません。
現状のような穏やかな日々が少しでも長く続くよう家族で力を合わせて頑張っていきたいです。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

706 名前: <削除> 投稿日:2006/10/13(金) 08:50
<削除>

707 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/13(金) 09:55
狸先生、お忙しいなか本当にありがとうございます。
ゾメタの投与には腎機能の良悪も関係するのですね。歯のことも含め、主治医にきちんと確認しようと思います。
いま、ホルモン療法に入ってから初めての血液検査の結果待ちです。マーカー値が上がったりしていませんように・・・

708 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/10/13(金) 10:18
狸です
>>707千穂子さん
これまでの治療の経緯を拝見しますと、抗がん剤治療が非常によく効いているので、この調子をぜひ維持したいところですね。ですから薬剤の選択や治療方法については主治医とよく相談なさって、最適な治療を最適なタイミングで投入することを目指したいですね。幸い主治医の治療がはまっている状況ですので、信頼感を構築しつつ、治療に当たられるといいと思います。

709 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/13(金) 10:39
狸先生、本当にありがとうございます。

昼間、母と一緒に穏やかな時間を過ごしているときはそうでもないのですが、夜部屋に一人でいると今後のことが不安で仕方がないんです。
この掲示板、そして狸先生に出会えて本当に感謝しています。一人じゃないんだ、頑張らなくてはと勇気が湧いてきます。

これからも母にとっての最前を考え、主治医とよく相談し、親子二人三脚で大切な時間を過ごしていきたいと思います。
狸先生もお体をご自愛ください。これからも宜しくお願いいたします。


710 名前: 東の空 投稿日:2006/10/13(金) 11:26
705>

ゾメタを開始されるのであれば、
その前に歯科を受診し、
しっかり齲歯の治療をすませておくべきです。

すでに1年以上前に製薬会社より、
ゾメタのみでなくアレディアを含め
顎骨の壊疽は重大な副作用として強くアナウンスされています。

ビスフォスフォネート製剤投与中の抜歯等が(確定はしていませんが)原因と考えられています。

本年の乳癌学会のセミナーでも実際の発生例として提示済みです。

711 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/10/13(金) 11:46
>>710東の空先生

大変失礼いたしました。
おっしゃるとおりでした。当方の認識不足でした。
ご指摘に感謝しますとともに、自分の706の記載は取り下げさせていただきます。

>>千穂子さん
大変失礼いたしました。
確認しましたら下記に同記載がございました。
当方の手持ち資料が古かったため対応が間違いでした。
大変申し訳ございません。
http://www.zometa.jp/treatment/teni_02.html

712 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/13(金) 12:23
東の空先生、狸先生ありがとうございます。
早めにゾメタを開始したいという焦りはありますが、きちんと歯科検診をしてからします。
実は抗癌剤の治療中に、昔処置をした歯の詰め物が取れてしまったのです。
抜歯後に顎骨壊疽が起こるということですので、歯科治療では抜歯を避ける必要があるのですよね。
現在、アリミデックスの副作用対策で経口のビス剤(ボナロン5)を服用しておりますが、同じビス剤でもこちらは骨転移に対する薬効は全くないのでしょうか?
気は焦りますが、一つ一つきちんと治療していこうと思います。

713 名前: 東の空 投稿日:2006/10/13(金) 13:01
712>千穂子さんへ

経口のボナロンは骨転移治療のためには吸収濃度が極端に低いため、
効果はあまり期待できません。

追加ですが、
現在までにアレディアで13例(0.7%)、ゾメタで3, 4例の顎骨壊疽が報告されています。
いずれも日本人においてです。

原因としてその他にビスフォスフォネート製剤による顎骨の血管新生阻害による血行障害が考えられています。

さらに、ゾメタによる癌増殖抑制が実験的に証明されていましたが、
最近では臨床上においても単剤投与による増殖抑制が多くの癌で報告されており、
千穂子さんの骨転移に対しても直接的な抑制効果が非常に期待できると思われます。

714 名前: マツクラ 投稿日:2006/10/13(金) 19:34
狸先生、どうもありがとうございます。
母の好中球は70程度まで下がりました。母の知人(76歳)も同じような症状になったのですが、都内の癌専門病院(乳癌で有名)で抗癌剤治療を続行したようです。その病院では70歳代では標準治療を選択するのが普通のようです。
その話を耳にしたもので、私も、G-CSFを予防的に使ってでも治療を続けられたらと考えました。
ただ、高齢者乳癌の抗癌剤の効果が疑問視されているなら固執することはないのですが…乳癌で有名な知人の病院で普通に行われていると聞くと一体どっちが正しい方向なのかと迷うばかりです。

715 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/13(金) 21:21
>>714 マツクラさん 
お母様の治療が中断して、ご心配なお気持ちお察し致します。
狸先生が説明されていたことと重複してしまうかもしれないですが、
高齢者に対する抗癌剤投与は危険を伴うので、(抗癌剤の副作用の好中球減少
によって、敗血症や肺炎などを起こしやすく、それでケモ死してしまっては
癌は撃退できたけれど…となってしまうので)あまり強い副作用の出る薬は避ける傾向が
あるみたいです。当然のこととして、治療によるメリットよりもデメリットの方が上回らならないような
治療方法や抗癌剤を行うにしてもその種類の選択がされるのだと思います。

私が行っている都内の癌専門病院(乳癌で有名な専門病院ではない
方かと思います)では、70歳以上の高齢の方にはACなどではなく、
MCFを投与すると腫瘍内科の先生がおっしゃっていました。
稀に心臓の不整脈心筋障害などの副作用が出ることもある、
比較的強いアンスラサイクリン系(“A”とか“E”
などの薬)の含まれたレジメン(CEF,CAF,EC,AC)などは避ける
ということなのかなと思います。

うちの病院では、抗癌剤投与の前には、血液検査を行ってから、
その結果を見ながら、診察を受けて(術後補助療法で、
3週間に1度のACを4サイクルだったので、3週間の間の発熱,
吐き気,嘔吐、口内炎、脱毛などの副作用の出方や
服用した薬の有無やその種類などを、一覧表を渡されて
記入させられて、それを先生が診察時にチェックしながら)、
それで問題がないと、投与となりました(70代にはまだまだ程遠い
若いとされる私でも、3サイクル目に1度だけ好中球が減少してしまい、1週間の延期となってしまい
ました)。

癌専門病院は症例が多いし、抗癌剤に詳しい腫瘍内科の先生が多くいるし、
外科医であっても、抗癌剤を使い慣れた先生なので、抗癌剤の副作用
(骨髄抑制による好中球の減少などを含む)の
コントロールを非常にきめ細かにできるので、
かなりの高齢者でも標準治療をすることが可能なのかもしれず、
それはその癌専門病院の自信の表れなのかもしれないですが、
それを癌専門ではない普通の病院の体制でやるのは、スタッフや設備の面でも
何か緊急の事態が起こった時などに、多少、危険があるのかもしれないです。

716 名前: <削除> 投稿日:2006/10/14(土) 09:12
<削除>

717 名前: 715 投稿日:2006/10/14(土) 09:12
マツクラさん、度々すみませんが、>>715への追加です。
ケモ死(もちろんイコールではないかも知れませんが、他病死)のために
治療効果が得にくいという以外にも、
医師やその他の病院スタッフが死に至らないように万全を期して慎重に行ったとしても、
強い薬では、70歳以上の高齢の方は(個人差があるとは思いますが)、
殆どの場合、70歳以下の人に比べてかなり体力が低下しているので、
副作用も強く出ることは免れないと思います。
副作用の中でも、例えば好中球減少の場合には、それを回復させるために(発熱があったりあまりに減少し
すぎて回復させるのが大変な場合には、注射をするようですが)
投薬を延期することになりますが、投薬のタイミングが例えば、3週間ごと
というのが多いのは、3週間でダメージを受けた正常細胞は回復してくるが、
癌細胞はまだ3週間では回復しないので、回復しないうちに、また抗癌剤を投与して
癌細胞を叩くと最大の効果が得られるというメカニズムらしいのですが、
それを延期することによって、がん細胞が元気を取り戻してしまい、回復すると
その効果が得にくくなるということもあると思います。でも懸念されるのは、
やはり、副作用が強く出て、肺炎など他の病気になることだと思います。

CEFよりもCMF(古典的な薬とされていますが)の方が
脱毛や白血球の減少に関しては副作用の出方が少ないというデータは下記の
サイトを参考になさって頂ければと思います。
http://www.nch.naha.okinawa.jp/nyugan_note/tiryo/kagaku.html

でも、ホルモン療法は副作用が全くないわけではないと思いますが、
骨髄抑制による白血球減少の副作用はないので、危険は少ない治療方法な
のではないかと思いますし、お母様の場合には、ホルモンレセプターが陽性でいらっしゃる
ならば、確実に奏功するのですから、抗癌剤よりも、まずはホルモン療法
を試されて、あるいはMCFなどの副作用の軽い抗癌剤をなさるのが
無難なのではないかと思います。あとは、どうしても強力な薬を使ってほしいというのであれば、
70代の方にも標準治療をするという癌の専門病院に転院して治療を受けるしかないのではないかと
思います。私は抗癌剤の吐き気等の副作用は殆どなかった方
ですが、70代になったら、抗癌剤はもうやりたくないなというのが
実感です。

でも、高齢者の癌は細胞分裂や増殖のスピードが遅いので、
それほど若い人ほどは進行しないとも聞きます。
平均寿命(女性は今、85歳くらいでしっけ?)を2~3年くらい
過ぎて見つかった癌は天寿癌とか言って、もう治療はしない
こともあるそうです。他の病気で亡くなった90歳くらいの老人男性を解剖したら、
直径10センチ程度の胃癌が2個もみつかったということもあったと
読んだことがあります。高齢者の場合には癌を発症させていても、発見されずに普通に
生活して、老衰で亡くなっていく場合すらあるみたいです)。

あかの他人である私が長々と差し出がましいことを書いてしまい、
お気を悪くされていないか心配ですが、75歳という現在のお母様にとって、
最善の治療方法を選択して差し上げたら、お母様も後悔なさることはない
と思います…。お母様の今後、選ばれる治療が奏功しますように
お祈りしております。


718 名前: <削除> 投稿日:2006/10/14(土) 09:30
<削除>

719 名前: マツクラ 投稿日:2006/10/16(月) 02:28
715さん
丁寧に説明いただきありがとうございます。
最後は母の希望通りにさせたいと考えていますが、今は母自身が迷路に迷い込んでるようです。
母の中ではCEFを続けることが再発・転移の心配から逃れられる最善の治療だという思いがあるようで、諦め切れない部分があるのでしょう。また、友人の影響も大きいと思います。
CEFが高齢者には効果なし、というような発表でもないかと探したりしていますが、難しいですね。
中断するにしても、なんとか母を十分納得させた形でやめさせたいと考えています。
いろいろご意見ありがとうございました。

720 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/10/16(月) 22:40
いつもお世話になります。先日、684でご相談いただきましたものです。
疑問がひとつ出てきましたのでご意見ください。
現在、ハーセプ+タキソテールで3週1休で1クール実施中ですが
点滴の順番なのですが前投薬でハーセプチンでタキソテールの順番で
投与してますが順番にガイドラインはないでしょうか?

721 名前: ◆.CzKQna1OU 投稿日:2006/10/16(月) 23:13
狸です。

>>720戦闘開始さん

ハーセプチンとタキソテールの投与順番ですが、ガイドラインでの規定まではなかったはずです。メーカーの考えや医療機関側の考えなどで決定されるのですが、一例として、ある先生に伺ったことをお話します。
ハーセプチンとタキソテールを投与する場合、もし万が一、途中で投与できなくなった場合を考えろ、と投げかけられました。私が意味する所が判らずにいると、この2剤のうち、万が一片方しか投与できないのであればどちらが重要か?ということが言いたかったようですが、先生のお考えではハーセプチンはHer-2陽性患者さんには極めて重要な薬剤であり、確実に投与したいので、先に打つべきだ、とのことでした。ハーセプチンは投与時のショック症状などが出ることがあり、またタキソテールもショック症状が出ることがあります。ですからお互いにその副作用で相棒の薬剤を投与をできなくする危険性があるのです。そうなると大事な方から投与する、というのも理に適っていると思いませんか?ですが、一方で逆にタキソテールは血管障害性がある薬剤なので、先に投与して、ハーセプチンの投与で血管の洗浄の意味を持たせる、としてタキソテールを先に投与する先生もおられます。
と、自分が知っている限りでは、投与順番にはいろいろな考え方があり、どちらが良いとかはなかなか判らない、と思います。

722 名前: 715 投稿日:2006/10/17(火) 19:39
>>719 マツクラさん、こんばんわ!レスありがとうございます。
強力なCEF+タキソールを受けて、再発の不安を
減らしたいというお母様のお気持ちもよくわかりますし、
ご家族としても、どの治療を選択してあげたら、
お母様にとってベストなのか迷われ、CEFをこのまま中止するとしたら、
お母様をどのように説得するか、悩まれるお気持ちもよくわかります(私も父を数年前に、
肝臓癌というよりは実際には肝硬変で亡くしたのですが、癌患者の家族の気持ちも
とてもよくわかります)。

もう、終わりにするつもりでいたのですが…。現在のマツクラさんにとって、
お役に立つような決定打となる情報を提供できるわけでもないのですが、
サイトでちょっと情報をみつけたので…少しはご参考になればと思いまして…。

これも海外の報告ですが、スイスのGeneva大学病院の臨床上の
研究報告では、80歳以上の高齢者に対する治療における5年生存率は、
無治療46%,タモキシフェンのみ51%、乳房切除のみ82%、乳房温存+補助療法90%
無治療に対して温存+補助が10倍の危険回避できることがわかった。
高齢者でも健康が許す限り治癒の可能性を探るべきである。
(Undertreatment Strongly Decreases Prognosis of Breast Cancer
in Elderly Women. JCO Vol.21.Issue 19(October),2003:3580-3587)
(乳腺の和http://www.5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/index-1.htm
より、抜粋、掲載させて頂きました。)

お母様は、80歳以上ではないし、日本人ですので、もちろんこの数字
をそのまま、適用できないとは思いますが、乳房温存+補助療法
で90%の5年生存率です。80歳以上の方の場合、健康で癌を発症させていたなくても、
10年生存率は若い人よりも当然のことながら、だいぶ低いと思います。
これは抗癌剤とホルモン療法の区別はしていない大雑把な
データかもしれないですが…。あまり区別する必要がない程度の差で、
ともかく何らかの補助療法をやればいいということがいえるのでしょうか?

主治医の先生から、抗癌剤とホルモン療法などの薬の奏功率の
説明は受けられましたか?
しかし、これはその患者さんに効けば100%であって、
効かなければ0%だから、奏功率を持ち出すのは無意味だという
専門家のご意見もありますし、あまり意味のないことなのかも知れません。
個々の患者さんの個々の遺伝子の違いによって、どの薬が効くか、
どのような副作用が出るかは、それぞれ異なるそうですし…。
また、薬の効果のあるなしだけで、生存率を予測することはとても
難しいと思います。
と言うのは、摂取した食べ物(癌発症の原因の30%を占めると言われています)
や、さらされた環境や、睡眠不足、ストレス、運動不足
などさまざまな細胞を酸化させ、癌化させる要因が複雑に
関係しあって癌が発症するとされているためです。
でも、あくまでも目安として考えれば、
例えば、AC3週間毎の4サイクルはCMF12サイクル(半年間)と
同等の薬の奏功率で25%、AC4サイクル+T4サイクル(両方で半年間の投与期間となります)
は40%だという説明をかつて腫瘍内科の先生より受けました(うちの病院では
奏功率を出して説明されました)。
お母様の10年生存率は、抗癌剤のMCF(ACのみよりは投与の期間は長期間になるけれど,
副作用の穏やかな古典的な抗癌剤)をやったとすれば、
現在、主治医の先生から示されていらっしゃるであろう
生存率を恐らく10%程度、向上させることができるのではないかと思います。

CEF+T(タキソール)の場合には、16%の向上となり、その差は6%
と、ごく単純な計算上はなるのではないかと思います。
でも、お母様はCEFを投与して、何サイクル目くらいで減少したのか
わからないですが、好中球が70(?)程度にまで、減少されたという
ことですね。
通常は抗癌剤投与は好中球が1000/mm3以下に下がった場合に、
G-CSFの注射を打つようですが、注射を打って回復させる
ボーダーラインとも、ケタが違うほど減少してしまっていたようですし、
高熱が出てさがらなかったので、主治医の先生が中止の判断を
されたのだと思います。

お友達は癌専門病院に転院されてCEF+タキソール投与の続行に成功しても、
お母様が同じその癌専門病院に行って、CEF+タキソールを無事に
最後まで受けられるかどうかは、お母様の免疫力や生理機能の状態
などにもよるのかと思います。
白血球の質を高めて、増やす働きのある、バナナ、ナス、キャベツ、大根などの
食べ物を意識的に、たくさん摂取するように気をるつけるだけで、
免疫力は上がるようですが、それも爆発的にアップするとは考えにくいように
思います。
また、タモキシフェン2~3年+アロマシン(アロマターゼ阻害剤)はは
閉経後、ホルモン陽性の患者さんの再発リスクを減少させるという報告が
海外であったようですし(Part4.538)、タモキシフェン5年間服用しただけ
でも、奏功率は50%とされているようですので、お母様の10年生存率を
20%程度は向上させることができるのではないかと思いますが…。

お母様も今、ご病気のことや治療の選択でご心労があるかと
思いますが、精神的にもうまくサポートしてさし上げてくださいね。
ご家族も体を壊されないように、お気をつけてくださいね。




723 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/17(火) 23:14
教えてください。ガンの進行速度はどれくらいですか?平均。また痛むものですか?

724 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/18(水) 08:27
人に聞く前にググるとかしてみれば?

725 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/18(水) 14:32
乳癌で亡くなるってどんな人?

726 名前: かめ 投稿日:2006/10/18(水) 14:53
狸先生、東の空先生ご無沙汰しております。>>456でお世話になりました、かめです。また少し状況が変わり、ご多忙を承知の上で失礼ながら、ご意見戴きたく書き込ませて頂きました。前回の相談後、ゾラを再開し、静脈炎対策は指定医による静肘投与と、ステロイドで対応できる様になりました。七月より、少しずつCEAの値が上昇、現在19までになり、CTの結果、再発時の肝転移巣は縮小しているものの、新しい多発肝転移が数個みつかりました。そこで
①もう少し、ナベ+ゾメタ+ゾラで様子を見る
②ナベには耐性ができたと見なし薬剤を変更する
③②の場合は、今の状況で最優先される薬剤はなんでしょうか
兎に角、長期生存が第一です。十年、二十年では足りないのです。我が儘かもしれませんが、ご教授宜しくお願いいたします。

727 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/18(水) 16:16
>>712 東の空先生、ありがとうございました。

今日、歯科検診に行ってきました。
結果を聞いて落ち込んでいます。
年齢的なもので母の親不知部分の骨がだいぶ弱っており、抜歯するしかないそうです。
まずは抜歯をしなくてすむ虫歯の治療から開始し、親不知の抜歯については主治医と相談してからになりました。

抜歯をした場合にはもうゾメタは使えないのでしょうか?
暫くはアリミデックスのみで様子をみて、抜歯部分が完治してからであればゾメタを使えるのでしょうか?
ゾメタに期待していただけに、ショックです・・・

728 名前: 東の空 投稿日:2006/10/19(木) 16:15
千恵子さんへ

抜歯をしてもゾメタは可能です。
どれくらいおいてからという厳密な規定はありません。
骨転移治療の最も権威のある先生のお一人のお考えでは、
およそ1ヶ月(抜歯部分が閉じてから)が良いのでは、
というサジェスチョンはあります。
そう考えますと、できるだけ早く抜歯した方が早くゾメタを開始できると思われます。


729 名前: 東の空 投稿日:2006/10/20(金) 06:38
千穂子さんでした。
まことに申し訳ありませんでした。

730 名前: まいける 投稿日:2006/10/20(金) 19:39
あえて、こちらで質問させていただきます。
妻の様子は、良好ではありません。昨日の受診でのXPにより両側の胸水増が認められ、対処することになりました。
これまで利尿剤等でも対処してきましたが、増えているようです。おそらく「胸膜癒着」が想定さてます。
そこでお尋ねです。
①癒着の際に使用する薬剤は一般的にはピシバニールと考えますが、逆に他の薬剤(抗がん剤)を使う場合はどのようなときなのでしょう。
②主治医は極力「癒着」は避けてきたように感じています。「癒着」では医師の技術的な差異は大きく左右するのでしょか。
 これまでの説明では「1回でうなくいかないとその後はもうできない」「小さな部屋がいくつかできると抜けない」などの
 リスク面が強調されていたように思え、妻も不安に感じています。
③両側の胸水(ほぼ同量)で、心嚢液貯留(タンポナーデ)の場合、一般的にどちら側を癒着するのでしょうか。また、その場合のリスクは?
④足(すね)もわずかに浮腫んでいるように思います。これはタンポナーデからの影響でしょうか。
⑤素朴な疑問ですが、癒着が上手くいくと胸水も溜まりにくくなるといわれています。では、所謂「水」といわれるものはどこにいくのでしょうか。別の場所に溜まるのでしょうか。
本人は、積極的治療を優先し、諦めてはいません。私も同様です。厳しい状況ですが前を向いて進んで行きたいです。
専門的な見解も多々あると存じますが、私達はこの場で多くの方々から勇気とアドバイスを頂いております。
どうぞ、お答えをいただけますようよろしくお願いします。

731 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/21(土) 01:00
>まいけるさん
私は一患者ですが、
私などが口出しできない大変な状況をお察しいたします。

ボランティアの先生方からの御返事があることを祈りつつ、
他に相談できるところがないか、素人ながら調べてみました。

たぶんもうまいけるさんには全て御存知のサイトかもしれませんが、
一応載せておきます・・・

奥様に治療が奏功しますように、願っています。


キャンサーネットジャパン セカンドオピニオン・コール
http://www.cancernet.jp/second_opinion.php

乳がんインフォメーション 相談室
http://www.kbcts.gr.jp/Pt/soudan.asp

セカンドオピニオン・ネットワーク
(全国の相談協力医リストあり)
http://www.2-opinion.net/

がんのWeb相談室
http://2nd-opinion.eee.ne.jp/


732 名前: Basil 投稿日:2006/10/21(土) 06:40
以前、乳癌板に書きこみさせていただいたものです。
前のHNを忘れてしまったので(すみません)、あらためまして。
こちらでお聞きするのが妥当かどうかわかりませんが、
ご意見を伺いたく、書かせていただきます。
当方、43歳、初発が2年前(閉経前)、病理結果で特殊な混合乳癌であるらしい
ということがわかっております。(少し自分で調べました)

◆進展様式は小葉癌であるが、管腔形成を示すため「浸潤性乳管癌の硬癌」
◆ホルモン感受性あり (現在リュープリン、ノルバで治療中)
◆リンパ、脂肪、静脈浸襲なし (センチネルリンパ節生検実施後、リンパ節郭清なし)
◆Hert2=+1
◆核異型度=1、細胞分裂=1、管腔形成=3、よって組織学的悪性度=Grade 1

腫瘍サイズは3cmでしたが、多発性で他にも5~6個腫瘍が散らばっていた為
ほとんど乳腺を取りきりました。その後30回の放射線照射を受け、現在は
ホルモン治療続行中です。2ヶ月おきに血液検査(腫瘍マーカー2年異常なし)、
半年毎に骨シンチ、MR、CTを受けてきました。

何もなく順調にきていたのですが、術後1年半(半年前)の定期検査のMRで、
健常側に良性ともいえない造影剤に反応する腫瘍らしきものが出現。
超音波でも境界線が良性ほどはっきりせず、不明瞭ということで
細胞針をしていただき、幸い結果は「ほとんどが脂肪と、腺維」でした。
そして半年後またMRでひっかかり、前回の場所が大きくなってるとのこと。
担当医の判断で今度は「組織生検」をしました。結果、今回も「脂肪と腺維」。
MRといえど、断層の間隔は毎回同じではないので前回に比べて成長しているが
それがそのまま前回の2倍になっているというわけはないから、との説明も聞きました。

ほぼ(再発・転移を)覚悟していただけに、安堵はいたしましたが
結果が出るまでの間に久々にネットで癌の性質等を調べましたところ
「小葉癌」の性質として「健常側にも転移しやすい」という項目があり、少々不安になりました。

今後の考え方として、MRだけでも半年毎ではなく3ヶ月毎にチェックする
という考え方は間違っていますでしょうか。(担当医にももちろん相談するつもりですが)。
あと、究極の考えとして、転移し易いことがわかっているので
いまのうちに健常側の乳腺も取ってしまい、患側と併せて再建しちゃおうか、
なんてこともよぎっております。ご意見を伺えればと存じます。
久々に書きこみさせていただいたので非礼お許しください。長々と失礼しました。


733 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/21(土) 11:05
東の空先生、いつもありがとうございます。

抜歯してもゾメタを使えるとのこと、とても安心しました。
落ち着いてよく考えれば分かることですね。抜歯をしたことのある方は多くいらっしゃるでしょうし、その全員がゾメタを使えないなんてこと、ありえないですから。
抜歯と聞いて動揺してしまい、東の空先生のお手をわずらわせ申し訳ありませんでした。


734 名前: 十條 投稿日:2006/10/22(日) 02:06
初めて書き込みさせて頂きます。

妻が今月上旬に乳がん告知を受けました。
手術は来週ですが、色々調べてはいますが、正直混乱しています。
今現在どう向き合えばいいのか、今後どうなるのか、生死について(これが1番かもしれませんが)
アドバイス頂ければ、と思っています。

状況は、
■年齢    :37歳(子ども3人)
■ステージ  :ⅡbないしⅢa(先生は「どちらかといえばⅢaかなぁ」)
■腫瘍の大きさ:2.4×2.4
■リンパ転移 :あり(先生は「ちょっとくっついてるかな?…」)
■骨シンチ異常なし、遠隔転移なし
今のところ教えてもらっているのはこれくらいです。

妻が先生に「完治できますよね、だいじょうですよね?」と聞いたようですが
先生は「う~ん…」と困ったような表情だったそうです。
感情の浮き沈みが激しくなり、「生存率65%?75?死ぬのかなぁ…」と
泣いていたり、「絶対大丈夫!憎まれっ子世にはばかるっていうじゃない!?」と
急に元気になったり、魂が抜けたみたいにボーッとしていたり…

私としてはどうしたらいいのでしょうか?
「しっかりせい!」と叱咤したり、「大丈夫。これ見てみ」とネットで調べた
ものを見せたりしていますが…

よろしくお願い致します。



735 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/10/22(日) 02:16
狸です
>>十條さん

急なことでさぞ驚かれているかと思います。
また、混乱なさるのも無理はありませんね。主治医と徐々に治療の話をしていくことになると思いますが、やはり情報収集は大変重要です。とりあえず以下の情報は集めましょう
・ホルモン受容体の発現は?(ER、PgR)
・Her-2の増幅は?
・リンパ節転移はいくつ?
・手術の方法、薬物療法の案は?

通常であれば手術の後で補助療法という抗がん剤治療が入りますが、がんの状態により選択肢がいろいろあります。少しでもいい治療を受けるためにも、また主治医と突っ込んだ話をするための知識を付けるためにも、まずは最低でも上記の情報を集めてください。困ったことはこちらで患者さんや私などがお答えします。
それと、お子さんが居られて大変かと思いますが、旦那さんがしっかりしなくちゃダメです。頑張りましょう。

736 名前: 十條 投稿日:2006/10/22(日) 02:50
狸さん
早速のレス、ありがとうございます。
今のところ分かっていることは
■手術方法:乳房温存・リンパ郭清
■薬物療法:タキソテール系?使えればハーセプチンも、だそうです
■リンパ転移数:2個?(画像で2個でかいのがあったので。やっぱりこれも細かいことは…)

ほか細かいことは教えて頂いてません。
私は1回のみ、診察に同席しましたが先生が無口系なのと、妻が
混乱(頭の中真っ白?)で先生に言われたことが頭にうまいこと
入っていないようです。

手術が終わって病理検査の後、がんの状態&治療方法を教えてもらえると
思っていますが、違うのでしょうか?



737 名前: 千穂子 投稿日:2006/10/22(日) 04:01
十條さん、はじめまして。こんばんわ。

私の母も昨年11月に乳癌と告知されました。
突然の告知、言葉にできないほどの衝撃だったと思います。
お子さんも3人いらっしゃるので色々大変だとは思いますが、旦那様がしっかり支えて差し上げてくださいね。生意気言って、気分を害されたら申し訳ありません。でも家族が暗い顔をしていると、奥様も不安になられると思います。私の母がそうでしたから。

狸先生のおっしゃっている「勉強」には大賛成です。
実際に治療が始まってからはバタバタと月日が流れていってしまい、私はなかなか勉強する時間がとれませんでした。術前にもっと勉強しておけばよかったと今になって後悔し、本やネット・この掲示板で勉強中です。
癌や治療方法については術後にわかりますが、その前に狸先生の挙げられた項目について勉強されておけば、主治医からの説明もより理解できるでしょうし、疑問もぶつけられると思います。
大変な時期だとは思いますが、お互い家族を支えて頑張りましょうね!


738 名前: まいける 投稿日:2006/10/22(日) 10:01
>730でのご相談には、お答えいただけませんか?
このような表現は適切ではないのでしょうが、ある程度の病状であるとスルーされてしまうのでしょうか・・・。
私は、これまでもこちらでは何がしかのアドバイスを頂いていたのですが、いかがでしょう。

739 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/10/22(日) 10:25
狸です
>>738まいけるさん
>>730ですが、大変申し訳ないことながら、自分のコメントできる領域でないため、お答えできませんでした。誠に申し訳ないながら、主治医に相談するのが早道ではないでしょうか?お役に立てませんで申し訳ありません。

740 名前: まいける 投稿日:2006/10/22(日) 12:40
狸様 お久しぶりです。
コメントありがとうございます。やはり主治医との相談ですね。私も重々承知しているつもりですがこの場を訪れてしまいます。
738の書き込みは、感情に任せたままの表現になってしまいました。お返事を頂き、ありがとうございました。
参考までにお伺いしたいのですが、この状態でのECはいかがなものでしょうか。主治医に抗がん剤の話を尋ねると、「そうだね―…」という状態です。
医師からの提示ではなく患者が指針を示さないと動いてくれないようにも感じています。過去1度(6年前 6クールトータル320で奏功 以降使用歴なし)のECということです。
このほかには、マイトマイシンの名前が挙げれております。

741 名前: 通りすがり 投稿日:2006/10/22(日) 13:16
>>740 まいける様
ネットで相談するにも限界があり(実際に診察等をされているわけではないですから)、
また、状況が状況なだけに、先生方もご回答しづらいのではないでしょか。

医療情報をしっかり揃えて、セカンドオピニオン、サードオピニオンをとられてはいかがでしょうか?
何か希望がもてる意見などが伺えると良いですね。

742 名前: 741 投稿日:2006/10/22(日) 13:38
補足ですが、万一、希望がもてる意見が伺えない場合でも、
ご家族や患者さんご自身の気持ちを整理する意味でも、
セカンドオピニオンは有意義かと思います。
心の準備として、どのタイミングで緩和ケアに移行していくか、
非常につらい決断ですが、必要になってくることもあります。
(私は家族を乳がんで昨年亡くしましたが、亡くなったときより、
緩和ケアに切替えると決断したときが、一番辛かったかもしれません)

まいける様もさぞご心労のことと思いますが、どうかご自愛ください。

743 名前: まいける 投稿日:2006/10/22(日) 14:34
741さん
おっしゃるとおりですね。ありがとうございます。
癒着の件は、医師の技術の差が出るものなのか否かが知りたいところでした。
先生方も多忙の中、コメントを下さるわけですから一方的であったかも知れません。お許しください。

744 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/22(日) 19:13
732です。ごめんなさい、こちらで相談する内容ではなかったようですね。
CT、MR等所見については、検査の板になるのでしょうか。
再発・転移の不安は症状の重い・軽いに関わらずどの患者さんでも一緒かと思います。
手術当時は、ほぼ毎日のように覗かせていただいていましたのに
喉ボト過ぎればナントヤラで、普通に過ごせてしまうと
自分の病気がすっかり治った気分になってしまうものなんですよね。
今回のことを戒めに、日々節制しつつ穏やかに過ごしていきたいと思います。
風邪が流行っております、皆様もご自愛ください。

745 名前: 千春 投稿日:2006/10/22(日) 19:47
744さん
>ごめんなさい、こちらで相談する内容ではなかったようですね。

いえいえ、そんな事は絶対無いと思いますよ。
ただ回答が付く付かないは確証の無いタイプの掲示板なので・・・。

生検結果悪性ではなく「脂肪と繊維」で良かったですね。
(気持ちは分かるものの、現状で健側も乳腺全摘はちとラジカルかな?と言う気がしますが。)

744さんにとって良い答えが見つかりますように。
↑全く役立たずな書き込みですみません。

今私の周りでは頭痛にくる風邪が流行っています。
でも私もかかるくらいだから風邪とは言えないのかな?(○○は風邪ひかないはず)
めっきり涼しくなってきました。744さんもご自愛ください。

746 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/10/22(日) 21:27
狸です
>>740まいけるさん
ご心配の中、迅速に対応できませんで申し訳ありませんでした。
過去のまいけるさんのご相談内容を拝見しまして、エピルビシンが著効した経験があることと、総投与量がまだ320mg/m2(ですよね?)である点からしまして、一応ECは使用可能かつ有効性が期待できるかもしれません。ただ現状が胸水貯留およびタンポナーデとのことですので、ECの心毒性がやや心配です。
確認ですがナベルビン+ゼローダが今ひとつうまく行っていない状況ですが、投与量はいくつですか?

747 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/10/22(日) 21:49
狸です
>>732Basilさん
小葉癌とのことですが、そのほかの状況から腫瘍径が引っかかるためIntermediateリスクになります。また多発性という点がやや気になります。ですが、全摘出(ですね?)、放射線照射(反対の胸にも当てましたか?それとも腋窩リンパ節に当てましたか?)をされ、補助療法としてホルモン療法を実施されているのですね?
確認ですが、
・術後補助化学療法はしましたか?⇔再発を恐れる余り反対の乳房もとるとおっしゃるので、やったと思うのですが?

再発のリスクは計算上統計データから算出されているものの、個々の方でどうなるかは断定はできません。ですから再発するかしないかは厳密には不明です。しかしその可能性を少しでも摘み取るために補助療法(化学療法、ホルモン療法、放射線治療も含みます)を実施しているわけです。

現在再発を疑われる良性らしい反応が見え、しかし細胞針ではなんともないとの判断ですが、不安を感じておいでなのですが、それゆえに健常側の乳房までとるというのは個人的には行き過ぎの気がします。しかし少しでも間違いなどを防ぐためには検査の頻度を上げるのはOKかと思います。、ただし毎回同じ検査では一面的になりそうなので、いくつかの検査方法を組み合わせたりしてはいかがでしょうか?ただし3ヶ月に一度だと年間許容放射線量を超えるギリギリのトコまで行くはずですので、主治医と相談されることをお勧めします。

748 名前: 東の空 投稿日:2006/10/23(月) 12:34
>>732 Basilさんへ

>究極の考えとして、転移し易いことがわかっているのでいまのうちに健常側の乳腺も取ってしまい、患側と併せて再建しちゃおうか、なんてこともよぎっております。

10年以上前、実際にこのように考えて実行された医師がおられるようですが、
この検査方法が飛躍的に進歩した現在においては全くナンセンスな考え方だと思います。
その必要性は全く存在しません。
(イタリアなどでは乳房温存術でも左右差が生じるため、健側の乳房も同様に部分切除し、ボリューム・形をそろえる手術をするドクターがいたりしますが・・・)

>「小葉癌」の性質として「健常側にも転移しやすい」という項目があり、少々不安になりました。

確かにそのように言われていますが、非常に眉唾であると感じています。
他臓器に転移せず、どのような経過をたどれば対側の小葉に癌が到達し、しかも小葉に転移巣を形成するのでしょうか・・・?
もし、対側の乳房にも小葉癌が発生したとすれば、それは転移ではなく原発です。
両側にできるのではれば通常は原因遺伝子の変異(私は詳細を存じていませんが)によると考えるのが普通です。
もし、対側に転移するとすれば、他臓器にも転移しますし、
またその場合、皮内リンパ管を経由した転移が考えられますので、
対側の乳腺を切除しても、皮内あるいは皮下に転移巣を形成してきます。
それに、対側に転移をしてもそれが命に関わってくるわけではありません。
対側に転移してくるのと同時に他臓器にも癌細胞は行っています。
よって、対側病変は出てきた時に取れば何の問題もないと思います。

>今後の考え方として、MRだけでも半年毎ではなく3ヶ月毎にチェックする
という考え方は間違っていますでしょうか。(担当医にももちろん相談するつもりですが)。

検査も頻回にする必要は全くありません。
おそらく、外来で術後フォローされておられると思いますので、
その時(1~2ヶ月に1度くらいでしょうか)に触診を受けておられると思います。

もし、対側に転移するとしても、皮下(皮内)に転移巣を作ってくれば、
皮膚の表面の病変であるため、たとえ3, 4 mmであってもすぐに発見されますし、
その前に自分で発見できます。
それぐらい小さいものはマンモグラフィーやMRIにも写ってきませんので、やる意味がありません。
それに、切除するとしても局所麻酔下に皮膚の腫瘍のみを切除します。
したがって、あらかじめ乳腺をすべて取る意味が全くありません。

もし、対側にできる場合でも、乳癌の自然史から言いまして、何ヶ月単位で検査を繰り返す意味がありません。
心配なのであれば、マンモグラフィーも1年に1回受ければ充分です。
ただし、マンモグラフィー読影試験B以上(現在の最高はA)のランクをお持ちのドクターをお薦め致します。
これは認定医や専門医の認定方法とは全く異なり、年齢や経験に関係なくがちんこの試験なので、
本当に能力のある人しか認定されませんので、非常に確かな判定基準ではあります。

これも柳の下の何とかと同様で、
視触診、マンモグラフィーのみでは足りず、
MRIまで毎回しないと不安なのであれば、
全員乳癌検診でMRIまでやらないといけないという話になってしまいます。

そんな必要が全くないことは言うまでもありませんが。


749 名前: HT753 投稿日:2006/10/25(水) 09:12
ハーセプチンとタキソールの併用療法での標準投与量を教えていただきたくお願い申し上げます。
まず、確認させていただきたいのですが、調べたところでは、ハーセプチン 2mg/kgを毎週投与(2回目以降)、
これに重ねてタキソール 80mg/m2を3週連続1週休みで、投与していくのが標準だと認識していますが、
それでよいでしょうか。

これに対し、ハーセプチン 2mg/kgを隔週で投与、あるいは、1mg/kgを毎週投与 という方法については、
現状で、多くの施設で実施されている方法でしょうか?
エビデンスあるいは実績はあるのでしょうか?(調べても見つけることができませんでした。)
病状が安定している場合には、隔週、あるいは3週に一度という投与もあると言うことですが、
乳癌再発で、腫瘍マーカーも上昇しているときに、
添付文書に示されている 2mg/kg(毎週)の、半量の投与量では、有効性に不安を覚えるのですが、
いかがでしょうか?


750 名前: 東の空 投稿日:2006/10/25(水) 17:43
HT753さんへ

>ハーセプチン 2mg/kgを毎週投与(2回目以降)、
これに重ねてタキソール 80mg/m2を3週連続1週休みで、投与していくのが標準だと認識していますが、
それでよいでしょうか。

それでも間違いはありませんが、
病勢、病状、副作用の出方、施設の治療の考え方などで若干の幅はあります。

はっきりとしたエビデンスとしては3週毎投与が推奨されていますが、
毎週投与の方が明らかに副作用は軽減する方が多いです。
タキソールを毎週投与する場合、60-80mg/m2(通常80mg/m2から開始)
日本では6週投与2週休薬、あるいは3週投与1週休薬が多いようです。
が、転移・再発乳癌の場合、病勢によっては休薬期間をおかない方が良い場合もあります。
(私は基本的には治療開始後しばらくは休薬期間をおきません。
それは、特に休薬期間をおかなければいけない必要性をあまり感じないことが多いのと、
癌によっては(ラッシュに症状が悪化しているような場合、)
休薬期間中に病勢が悪化する例を多く経験してきたためです。
しかし、各医療機関で差が出る可能性が高い部分です。

>これに対し、ハーセプチン 2mg/kgを隔週で投与、あるいは、1mg/kgを毎週投与 という方法については、
現状で、多くの施設で実施されている方法でしょうか?

通常はあり得ません。
おそらく有効血中濃度を保てないと思われます。

>病状が安定している場合には、隔週、あるいは3週に一度という投与もあると言うことですが、
乳癌再発で、腫瘍マーカーも上昇しているときに、
添付文書に示されている 2mg/kg(毎週)の、半量の投与量では、有効性に不安を覚えるのですが、
いかがでしょうか?

全くその通りです。
おそらく有効性は低下します。
通常、(ハーセプチンの術後補助療法の大規模臨床試験でもそうですが)、
2週毎投与の場合には2倍量の4mg/kgを、
3週毎投与の場合には3倍量の6mg/kgを投与します。

ただし、これら2 or 3週毎投与というのは保険適用外の投与方法なので、
(今後認められるかもしれませんが、)現状では医療施設側からは大きな声では言えません。

有効な方法であるとは思いますが・・・

751 名前: HT753 投稿日:2006/10/25(水) 22:04
>>750東の空先生

ご回答ありがとうございます。
やはり有効性には問題がありそうですね。
主治医はDoseをあげてくれるかどうか不安ですが、
後々後悔しないように、よく話し合わなければいけませんね。
話すのもかなりのプレッシャーになりますが、
先生のご回答で、自分の意見も自身を持って言えるかと思います。
ほんとにありがとうございました。

752 名前: 投稿日:2006/10/25(水) 22:48
あの…、いきなりのカキコお許し下さい。
私の母が今年の5月に乳癌になり左側を全摘しました。リンパ転移はレベル3まで取りましたが20個中0個でした。GRADEはわかりませんが、Ⅱaとの事です。癌は4、5センチありました。11月でCMFを6クール終了する予定です。
後1回です。
それで、皆さんにお聞きしたいのですが、抗癌剤が終わったら、ホルモン療法に切り替えて5年治療すると主治医はいわれましたが、閉径してますので、2種類ある中のどちらにするか、考えて下さいとの事でした。ホルモン受容耐は陽性でHEAR2は陰性でした。
どちらを選択したらいいかわかりません。
どうするべきかアドバイスがあれば、教えて頂きたく宜しくお願いします。
選択肢は、アリミデックスとノルバデックスです。ノルバは子宮癌になりやすいとか?
アリミは、骨転移になりやすいとかききました。どうしたらいいかわかりません。母は52歳です。
いつ死んでもいいとなげやりの返事しかしないから、私がすすめる方をするとの事でした。

753 名前: HT753 投稿日:2006/10/25(水) 23:01
>>750東の空先生

度々申し訳ありません。先生のご回答を何度も読み返させていただきました。
そこで、ひとつだけ確認させていただきたいのですが、

ハーセプチン単独投与の場合のみならず、
ハーセプチンとタキソールの併用療法においても、ハーセプチンは2mg/kgを毎週投与することが
通常であると考えておいてよろしいでしょうか?(当然、重大な副作用は発生していない状況下においてです。)
(ここのところをはっきりしておきませんと、
「コンビネーションだから投与量は少ない」と言われた場合に、返す言葉が無くなってしまうからです。)

お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

754 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/26(木) 01:44
>>752 梢さん、こんばんわ
お母様は梢さんをとても頼りにしていらっしゃるみたいで、
お母様の治療方法の選択で、薬のさまざまな副作用やどの程度、
奏功するかなど、ご心配で、頭を悩まされるお気持ち、よくわかります。
臨床の立場の東の空先生、薬剤の研究者の狸先生,
また実際に現在ホルモン療法を受けていらっしゃる方からのご助言や
ご回答が、もう少したてばあるかと思います。
ホルモン陰性なので、実際に投与を経験していないし、
現在日本で行われている医療の状況を知らない者
の書き込みで申し訳ありませんが、よろしければ、
それまでの間の暇つぶしにでも…下記のような
海外の情報でもどうぞ…。

オーストリアとイギリスで、乳癌の手術を行い、リンパ節転移陽性、遠隔転移無し、エストロゲン受容体陽性の
ホルモン陽性であった女性3222名を対象にして行われた臨床試験(1996年1月~
2003年8月まで行われた)では、

タモキシフェンを5年間継続投与したグループと

2年間のタモキシフェン+アナストロゾール(アリミデックス)3年間投与したグループでは、

アリミデックスに切り替えた方が40%ほど再発の危険性を減らしたという結果が出ているようです。

またイタリアで、閉経後の乳癌の手術を行った、
上記と同じような条件(但し、今回はホルモン受容体陽性)
の女性を対象にして行われた臨床試験においても、
タモキシフェンの5年間の継続投与したグループよりも、
タモキシフェン2年間+アロマターゼ阻害剤のアナストロゾール(アリミデックス)を
3年間投与したグループの方が再発や重度の副作用が起こりにくいことが明らかにされた。
ということです。
http://www.cancer.gov/clinicaltrials/results/anastrozole0805

・タモキシフェン内服と子宮体癌のリスクについて
・ホルモン療法
http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-291.html







755 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/26(木) 01:53
>>754への追加
NCI翻訳文書NCI(国立臨床研究所)臨床試験結果
http://www.cancerit.jp/archive78arimidex.html

756 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/26(木) 04:49
>>754,755
患者側からの情報提供は体験談、励ましなどにとどめたほうがいいのではないでしょうか。
上の情報は十分でないように思います。
両先生方の意見を待ちましょう。

757 名前: 東の空 投稿日:2006/10/26(木) 06:10
>>753 HT753さんへ

良くご存知だと思いますがハーセプチンは分子標的治療薬、タキソールは抗がん剤です。
ハーセプチンには通常、骨髄毒性も認められませんし、
末梢神経障害なども認められません。

ハーセプチンの投与量にタキソールが影響を与えることは全くありません。
減量することは、ハーセプチンの治療効果を期待できる血中濃度を保てなくなり、
むしろ効果を下げてしまう可能性が非常に高いと思います。

心不全の兆候が見られた場合は、
安全性の面からは減量よりは休薬の方が良いと思います
(その場合、私は利尿剤を併用します)。
早ければ1-2週間で再投与可能になります。

758 名前: 754,755 投稿日:2006/10/26(木) 07:10
>>756
十分な情報を提供しているつもりありませんが、
少なくとも、十分でないと漠然と感じられた理由が、
どこにあるのか、想像の粋を出ませんが、私はアリミデックス
がタモキシフェンよりも有効であるから、選択した方がいいのでは
ないかと思って、この海外の記事を紹介したわけでは全くないことだけは
申し上げておきます。
上記の海外の論文に書いてあるように、タモキシフェンとアリミデックスの
どちらが有効であるのかという点に関しては、必ずしも
アリミデックスの方が有効であることが証明されたわけでは
ないという結論です。これは今後、まだ他の角度からの臨床試験などを重ねて、
検討すべき残された課題だというだけです。そのような不十分な情報を
ここで提供することが意図ではありません。

むしろ、このタモキシフェンからアリミデックスに
切り替えるという方法が外国の臨床実験では有効だと
証明されたとという事実を梢さんに、紹介することを
意図したのみです。
この掲示板に書き込まれた間違いの指摘は東の空先生がして下さると
おっしゃっていますので、ご指摘をお持ちしましょう。


759 名前: 754,755 投稿日:2006/10/26(木) 08:00
>>756 あと、この臨床試験で行われたように、
 薬を途中で切り替える投与方法が
 日本の臨床試験においてどのように進んでいて、
 実際に現在、投与可能なのかどうかすらわからないので、
 むしろその点には触れませんでした。
 人の書いたレスに対して、不快に感じられる部分があって、
 単なる漠然とした印象にもとづいた批判をされるよりは、
 これを否定したり、これを越えるような
 もっと有益な情報を提供されてはいかでしょうか?

760 名前: HT753 投稿日:2006/10/26(木) 09:09
>>757 東の空先生

ご回答ありがとうございます。
臨床の現場を知らない私にとって、医師から「そういうものだから」と言われてしまうと、
返答に困ってしまうことがありました。
自分の調べたことと現場との差異については(今回は投与量でしたが)、
どのように自分で理解してよいのか、一般的な施設での現状というものがどうなっているのか、
なかなか調べようがありませんので、先生のご回答にはほんとうに助かります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


761 名前: 東の空 投稿日:2006/10/26(木) 17:07
>>752 稍さんへ

効果だけから申し上げますと、
ノルバデックスはおよそ40%の無病生存率の向上を期待できます。
アリミデックスはノルバデックスにさらに17%の上乗せ効果が期待できます。

スイッチング(2,3年)も報告がありますが、
今から始めるのにわざわざスイッチングを目的にする事はしない方が良いと多くが考えています。
それは、アリミデックスと、ノルバデックスの比較試験で、
2,3年経過時には既に明らかに開きが出現し、
アリミデックス投与の方が良い結果が出ているからです。
副作用の面から言いますと、
骨量測定と心臓系の病気がないかはチェックしておいた方がいいと思います。

762 名前: 投稿日:2006/10/26(木) 20:48
東の空先生、ありがとうございます。さっそく母に、伝えてみます。
それからもう一つ質問があります。CMFが後1回で6クール目が終わるのですが、前回5クール目に、むねやけがあると言ってました。抗癌剤の副作用でしょうか?吐き気ではなく、重い感じとの事です。肝機能の数値も上がっていて、薬が出ていました。注射もありました。主治医は大丈夫と言われましたが、転移とかが心配になってしまいます。

763 名前: かめ 投稿日:2006/10/27(金) 09:54
>>456>>726のかめです。先日、今までさがらなかった白血球が突然1,000をわり、好中球も15%となり、下痢、発熱したため入院となりました。腫瘍マーカーが上がってきていたこともあり、ナベルビンは中止となりました。次の手として、TS-1を考えているのですが、肝臓への負担と副作用を心配しています。他にどのような選択肢があるのでしょうか?改めて宜しくお願いします。また、TS-1を使用された方がいらっしゃいましたら、情報を頂ければ幸いです。

764 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/10/27(金) 14:56
狸です
>>763かめさん
記載を拝見するところ、発熱性好中球減少が出たということですね?こうなりますと基本的には抗がん剤治療は中止せざるを得ません。抗生物質の投与とG-CSF製剤による 好中球増多操作が必要になります。
今後ですが、腫瘍マーカー上昇でナベルビンは無効との判断ですね?念のため伺いますが、病巣の画像上の増悪があったのでしょうか?腫瘍マーカー上昇はもちろんがんの増悪により出てくるとも考えられますが、画像上の進展が無いのでしたらその程度に効いているとも取れます。私の知る限りでは画像診断での進展があるまでは有効性を示すとの判断もアリと思います。
またTS-1はナベルビンほどではないものの好中球減少を起こしうる薬剤ですので、好中球減少を嫌って換えるにはやや不安があります。またゼローダよりも低いものの、手足症候群も発生します(20%くらいのようです)。また承認の決め手になった臨床試験では4割近くで血小板減少があったとのデータがあります(ただしグレードはまちまちです)のと、やはり肝毒性はナベルビンより強いようです。
今後の方針ですが、自分としては、
・まずは発熱性好中球減少をなんとかする
・次にG-CSFを使いつつナベルビンの投与は続行する(あるいは少し減量する)
・こちらも発熱性好中球減少に気をつけながら使っていないタキソテールを使用する
などが考えられます。
個人的には肝転移が気になるので、TS-1やゼローダよりもナベルビンやタキサンのほうが優先されると思います。ただ現在の状態があまり芳しくないようにお見受けしますので、抗がん剤治療に際しては細心の注意が必要なのは言うまでもありません。

765 名前: かめ 投稿日:2006/10/27(金) 19:30
狸先生、早々のご返事、感謝いたします。
グランの投与により、現在は白血球が6,000、好中球が46%まであがりました。
また、画像上の肝転移ですが、ナベルビン開始時、1㎝と3、4㎝大のものが2つあったのですが、1㎝大→消失、3、4㎝大→3㎝弱に縮小。だだし、それ以外に新たに2、3個1㎝大の転移がみつかりました。ナベルビンも10クールを超え、体も疲れているだろうから、一度お休みして経口で様子を見ようとのことです。ナベルビンは一応、奏効した方だろうと考えていらっしゃるようです。

766 名前: 投稿日:2006/10/31(火) 21:18
初めて書き込みします、
私のいとこに乳がんが見つかり、検査したところ
大きさは2センチ弱なのですが、マグナム注射というもので
癌細胞のを検査した所、癌の悪性度(クラス)が3だったそうです、
まだ転移の検査はしていないのですが
もし転移はしていた場合は「どうしようもない」と先生に
言われてしまったそうです・・・
しこりを見つける2週間ほど前から体がとてもだるく
いつも微熱があるようなのです、
転移などをしていない場合でも、そんなに体調が悪くなる
ものなのでしょうか?
悪性度が3というのはそんなに悪い事なのでしょうか?
情報が少なくてすいません・・・
客観的や可能性で良いので教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。




767 名前: 投稿日:2006/10/31(火) 21:21
すいません、間違えていました、3だったのは(クラス)ではなく
(グレード)です。

768 名前: 千春 投稿日:2006/11/01(水) 02:15
>>767
グレード
http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3kagyou.html#kagyou3
は、リスク因子の一つです。
他の因子については>>431中『リスクカテゴリーの考え方』等を参考にしてください。
国立がんセンター:乳がん
http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/med_info/cancer/010201.html
等で乳がんの基礎知識を学びましょう。
遠隔転移がある場合はステージIVとなり、
手術療法(局所療法)でなく薬物療法(全身療法)が主体となります。
まずは精査の結果待ちと主治医からしっかりと状況を伺う事が大切です。

769 名前: 投稿日:2006/11/01(水) 07:42
千春さん、お返事ありがとうございます、
そうですよね、まずは検査の結果を待たないと何も分からないですよね、
本人がとても落ち込んでいて、きちんと食事もとれず痩せてしまい
何か私に出来ることが無いかと毎日パソコンを見ているのですが
私には何が出来るわけでは無いのですよね・・・
姉妹のように育ったの従姉妹なので辛いですが
何より本人が一番辛いんですよね。


770 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/11/01(水) 23:12
720で相談した戦闘開始!!です。
別館で脳転移(原発巣不問)の治療でも載せましたが
ハーセプ+タキソテールで3クール終了。マーカー15まで上昇。
先週行った、胸・腹部CTの結果気になる結果が・・・。
肝臓に確定はできないがうっすら陰と、肺に新たに小さな影が・・・。
やはりハーセプ+タキソテールは効きがよくないタイプか?
薬剤変更検討中!!!
2ヵ月後、年末にもう一度CT予定してますのでナベルビンにしたいが
薬剤を大切に使う意味で同系のタキソールでつなぐか・・・?
それとも早々に違うタイプのナベルビンに変更すべきか?

どうぞご意見お願いします。


771 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/03(金) 19:05
おっぱいが痛いのは乳癌を疑うべきですか?しこりらしきものはありますが、時間、日によって位置、大きさが微妙にかわります。

772 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/03(金) 19:31
ネットでは永遠に答えは出ません。
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/025nyugan/1002557826/l50
を読んで、自分の責任において次の行動を判断してください。
再掲につぐ再掲ですが、受診の際は乳腺外科です。

773 名前: 千春 投稿日:2006/11/05(日) 16:29
既読の方も多いかも知れませんが、丁度ご相談も一段落の時なので貼っておきますね。


例えば世界の乳がん治療の指針となるSt.Gallen国際会議におきましても、
私たち素人は会議を踏まえての結果↓
http://www.csp.or.jp/network/chiryoSentaku/m_jyutugo-hojyo.html
を目にするのみですが、
こちらを読むとそれを決定するまでの各国の専門家がそれぞれの事情や視点の上で揺れ動く様が目に浮かびます↓
http://nyugan.info/stgallen/s10.html

治療に絶対の答えがあるはずもなく、
こちらにあるようにコンセンサスは羅針盤と捉え、
おのおのが主治医から充分な説明を受けた上で主治医と話し合い、
患者が納得し選んだ治療を優先する事が大切なのかと考えます。
情報源や予習として、こちらの掲示板での提案などは本当に有り難いと思っています。

774 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/11/06(月) 22:18
いつも参考にさせていただいてます。
770にも掲示しましたが再度お願いします。
患者(妻33歳、6歳・3歳の子供あり。)16年4月右乳房切除
腫瘍径4.0×1.5 充実線管癌 no(Ax0/12 Ic0/3 ER(-) PgR(-)
HER2 3+ 術後EC 4クール を実施半年おきの検診しておりました。
1年半経過ごろ半年ごとの検診で17年10月ごろからCEA上昇
(毎月1.5から2上昇で1月の下記手術予定の直前で8.8でした。)
12月胸部CTで右肺に単発で薄い影を発見。
源発の可能性が高かったため1月に右下葉切除予定でしたが、
入院後の確定診断の為の頭部MRで多発性脳転移(約20数個)発見。
手術中止で3日後には全脳照射2.2G×23日行い少し
遅れてHER2 3+なのでハーセプチン毎週点滴行いました。
結果、奏功し脳転移はすべて消滅!!肺も縮小傾向にあり
CEAも5.4まで下降しましたが5月ごろから再度上昇。
検査で骨シンチ異常なし、頭部MR異常なし、
胸部・腹部CTは肺は若干大きくなたかな?程度で
その他、肝臓など異常なし。様子見るが8月にCEAが10を超えてきたため、
ハーセプチンにタキソテール追加(3週で1週休みで1クール)するも
9月CEA上昇(約13)、その後3クール終了マーカー15まで上昇。
先週行った、胸・腹部CTの結果気になる結果が・・・。
肝臓に確定はできないがうっすら陰と、肺に新たに小さな影が・・・。
やはりハーセプ+タキソテールは効きがよくないタイプか?
薬剤変更検討中!!!
2ヵ月後、年末にもう一度CT予定してますのでナベルビンにしたいが
薬剤を大切に使う意味で同系のタキソールでつなぐか・・・?
それとも早々に違うタイプのナベルビンに変更すべきか?
妻は母親も乳がんで今の本人と同じ33歳亡くしており子供も小さいで、
何とか助けてやりたいと思ってます。よろしくお願いします。


775 名前: さかな 投稿日:2006/11/08(水) 16:19
いろいろな方の症例、参考にさせていただいております。
45歳、ステージⅢcと言われています。
新TNMによると、T2N3aM0だそうです。
術後、AC4クール、タキソール4クールです。
この場合の再発率など、参考になることをご存知の方、
ぜひお聞かせください。




776 名前: 高野山 ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/09(木) 12:01
はじめまして。
具体的な内容は知りませんが、
私の知り合いに聞いたのですが、大阪市住吉区にある
セルメディックというベンチャー企業がガンの
新治療法を開発し、実際に末期の乳がんの患者さん達の治療中
ですごく改善されているらしいですよ。

777 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/09(木) 13:44
>776
この掲示板は、患者さんが集まって、具体的な治療について情報を集めています。

「具体的な内容は知りませんが」「私の知り合いに聞いたのですが」「らしいですよ」というような曖昧な情報は書かれるべきではないと思います。
もしも、その内容がいい加減なものであった場合、それを信じた患者さんが大きな不利益を被るおそれがありますから。


778 名前: 高野山 ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/09(木) 15:15
>777さん 大変申し訳ありませんでした。
私も書き込みをした責任があるのでこれから詳しく調べて
随時報告いたします。
しばらくお時間を下さい。


779 名前: 千春 投稿日:2006/11/09(木) 15:53
>>776>>778
自家がんワクチン療法:につきましては未だ標準療法には程遠いので、
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/ryouhou/1093366543/l50
↑こちらへの書き込みが適切でしょう。
>>776はこちらの事と思います↓
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=1093366543&st=54&to=54&nofirst=true

780 名前: 千春@スレ汚し失礼します 投稿日:2006/11/09(木) 17:31
>>776>>778
http://seiwabs.co.jp/akaruibn/keizai/sb_450.html
まさかこれではないですよね??もしまさかの場合は間違いなく“民間療法板”ですのでよろしく。

781 名前: 高野山 ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/09(木) 17:33
>779 千春さん ご指摘ありがとうございます。
私の知人が言うには、血液検査以外での注射や手術などはないとの事ですので
ご指摘の治療法ではないと思います。
会社も大阪市住吉区ですので。
今度の土曜日に知人に会うことになりましたので、具体的な治療方法がわかり
次第書き込みをさせていただきます。



782 名前: 千春 投稿日:2006/11/09(木) 17:42
そうですか。万が一>>780のような悪徳商法なら書き込まないでくださいね。
これでは末期患者にとってただの人殺し療法ですので。

783 名前: ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/10(金) 15:44
真剣に治療法を探している患者に失礼ですよ、人殺し療法など根拠
も示さず不謹慎すぎますよ、千春さん、私も温熱免疫療法は知って
いますが、なるほどと思う事がありましたよ。


784 名前: ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/10(金) 16:00
私も温熱療法や免疫療法は他の治療に比べ副作用が軽いと言われたので現在
抗がん剤を受けるべきかどうか悩んでおります、千春さんの見解では、どう
思われますか、詳しいようなので教えて下さい。

785 名前: 千春 投稿日:2006/11/10(金) 16:12
>>783 科学的根拠に基づいた温熱療法については『ハイパーサーミア学会』のサイトやこちらの掲示板『温熱療法スレ』などでご確認ください。
>>780に代表されるようなエビデンスが何もないどころか素人でもインチキと分かる詐欺療法こそ、
真剣に治療法を探している患者家族に失礼(法律で罰せられるべきもの)と考えます。
「体内温度を39.5度」(体内って何処の温度?)にしても癌細胞は死滅しないまま体力を落とすだけでしょう。

この(正式なハイパーサーミアと異なる)インチキ療法の話題を以降も続けるなら民間療法板でどうぞ。

786 名前: ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/10(金) 16:16
日々余命の事を考え何か良い治療法は無いかと拝見しております
人殺し療法等々、言葉を慎みましょう、それとも何か個人的に
怨みでもあるのですか、私は日々癌治療の研究をしておる65才の
医師です、どんな治療法でも紹介してください、高野山さん、
まっています。

787 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 16:28
>>784 (>>776さん)
独りの個人の見解を聞いてもしょうがないと思います。
また「なるほどと思う」のは自由ですが、他人に薦めるのであれば、第三者が納得する根拠を示すべきです。

温熱治療(ハイパーサーミア)その2
 http://www.gankeijiban.com/bbs/read/ryouhou/1108716874/l50
免疫治療
 http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=985778465&ls=50

軽率に宣伝したのであれば削除依頼をしてください。
ここは2chと違います。
自作自演は、ミエミエです。患者家族を惑わす悪意有る行為と判断されます



788 名前: ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/10(金) 16:35
新聞記事1枚で何でも決め付け罵る千春さんこそ法律で罰せられる
べきではないですか、犯罪者呼ばわりするくらいなら、そこで
治った患者はいないのでしょうか、インチキでも何でも新聞は載せて
てくれるのですか、新聞を見て温熱免疫療法に興味をもったもので
書き込みしました。

789 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 16:51
そもそも保険医登録されてないトコですよ。
インチキとされても当然でしょう

790 名前: 789 投稿日:2006/11/10(金) 16:53
高野山さんへ

せめて保険医登録されてトコを紹介してくださいね。


791 名前: ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/10(金) 17:22
先日、保険医登録されていないクリニックでNK細胞活性の説明
を受けましたが、期待薄だよね。

792 名前: 高野山 ntoska238206.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp 投稿日:2006/11/10(金) 17:29
>780と>782の書き込みを見て、千春さんのご指摘の会社であろうと思い
もう書き込みをするのをやめようと思いましたが、内容を知りたい方も居られるようですので
明日、知人に会って具体的治療方法を聞き、整理して最後の書き込みとします。
ただ、明日書き込めるかは定かでないので、しばらくお時間を下さい。
未だ治療内容も定かでないので、出来ましたら私が報告するまで、皆さん落ち着いてください。
それと>787さん私は、自作自演ではありませんので、ご理解下さい。

793 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 17:29
ここは乳癌板です。
 続きは下記でお願いします

民間板>民間療法スレ
 http://www.gankeijiban.com/bbs/read/minkan/1154867537/542-

794 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 17:46
>780と今回の件について警視庁に通報しました。

795 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 18:49
続きは下記でお願いします

民間板>民間療法スレ
 http://www.gankeijiban.com/bbs/read/minkan/1154867537/542-


796 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 20:36
家族に乳がん手術後抗がん剤治療中の者がおります。
同居の年寄り達には毎年、インフルエンザ予防接種をさせておりますが、
ある人から、抗がん剤治療中の人がいる場合、その家族は予防接種は
受けてはならないと聞きました。
また別の人からは、家族だけでなく抗がん剤治療中の患者も予防接種を
受けるべきだと言われました。
中年、若者はともかく、年寄りと子供には受けさせたいと思うのですが、
どちらが正しいのでしょう?

797 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/11/10(金) 22:15
狸です
>>796名無しさん
抗がん剤治療を受けておられる患者さんご自身とご家族の方への予防接種は意味合いが異なります。
ご家族が予防接種を受けるのはご家族の皆さんがインフルエンザに少しでも罹らないようにするのが目的で、それは免疫機能が下がった患者さんにうつらない様にするためです。ですからご家族の予防接種は”OK”だと思います。
一方患者さんご自身も受けるべきかですが、患者さんは抗がん剤治療によって免疫機能が低下しているのが一般的な状態です。その場合免疫機能が下がってるからこそ少しでも予防するために予防接種すべき、との意見もありますが、肝心の予防接種の効果も落ちてしまうため、意味がないとの意見もあります。国立がんセンターのHP(http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/med_info/care/care02.html)には否定的な意見が載っていますので、私もしない方が良いと思います。

798 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/11/10(金) 22:27
狸です
>>774戦闘開始さん
>>698での返答後の経過が何とも言えないようです。CTによる影やマーカーの上昇からも、前回よりも薬剤変更の必要性が増したように思います。ハーセプチン+タキソテール投与中にこの状況ですので、変更する候補はハーセプチンをそのままに、相方を換えるのが一般的な流れですので、ナベルビンかタキソール、さらにゼローダですが、エビデンスの量からしてナベルビンが第一、次がタキソールでしょう。タキソテールとタキソールは似た構造の薬剤なのですが、薬剤耐性は機構が違うとの考えがあり、実際に交叉耐性が余りないとの報告が最近多くされていますので、別の薬剤と考えて良いと思います。

799 名前: 796 投稿日:2006/11/12(日) 16:48
狸先生
どうもありがとうございました。
家族はむしろ予防接種を受けていいとわかり
非常に安心いたしました。
インフルエンザの仕組み自体よくわかっておらず、
人から、予防接種は軽いインフルエンザにかかる
のと同じことだと説明されていましたので、
どうしたものかと悩んでいた次第です。
本当にありがとうございました。


800 名前: 由美 投稿日:2006/11/13(月) 22:20
初めまして。母なのですが七月に右胸の全摘手術を行い、ステージはⅡbのリンパには1個だけ転移が見られたと言う病理の結果でした。手術は成功し抗癌剤の治療が始まり4回中2回の投与まで来た所で、最近風邪をひいてしまい2週間位咳が止まらず苦しそうな状態が続いています。主治医からは風邪薬を貰ってるんですが全く効いている様子がなく、悪くもならないが良くもならずって感じで一週間延ばした抗癌剤は来週必ず打つみたいでこんなに咳が続く状態で抗癌剤は大丈夫なのか心配です。抗生物質は処方されていないのですが抗癌剤の治療中の患者は処方されないのが当たり前なのでしょうか?このまま風邪が治らないんじゃと心配です。

801 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/11/14(火) 22:52
返事ありがとうございました。あれから悩みましたが主治医と相談しましたが
血管が細いのでナベルビンだと毎週の点滴時に血管不安なため胸の静脈に管を
通して皮下にボタン状のものを埋める処置をしたほうが・・・。となり
本日よりハーセプ+タキソテールよりハーセプ+タキソール(3週1休)
に変更しました。
時間がなく相談できませんでしたが”エビデンスの量からナベルビンが第一”
とありますがお手数ですがご説明お願いします。


802 名前: HT753 投稿日:2006/11/17(金) 20:54
いつもお世話になります。
乳癌再発治療中です。
現在ハーセプチン+タキソールを投与してきました。(Her2は3+です。)
具体的投与量は、

CEA:7.24、CA15-3:151(ハーセプチン投与前)
初回:ハーセプチンのみ4mg/kg
2回目:前回から2週間後:ハーセプチン2mg/kg + タキソール60mg/m2
  骨髄抑制が出やすい体質のため、タキソールはこのDoseにされたものと思われます。
  これでも、1週間後、白血球は3000位に落ちてしまいます。
2回目と3回目の間:痙攣を起こし、意識不明となり、脳への多発転移発覚。(その後意識は戻っています)
  アレビアチン服用開始、放射線照射開始。
3回目:前回から2週間後:ハーセプチン2mg/kg + タキソール60mg/m2
3回目と4回目の間:CEA:17.17, CA15-3:300
4回目:前回から1週間後:ハーセプチンのみ1mg/kg
5回目:前回から1週間後:ハーセプチン2mg/kg + タキソール60mg/m2
6回目:前回から1週間後:ハーセプチンのみ2mg/kg
7回目:前回から1週間後:ハーセプチン2mg/kg + タキソール60mg/m2。放射線照射終了。
7回目から1週間後、CEA:34.02、CA15-3:結果はまだ。

そこで質問ですが、
① ハーセプチン投与開始後、2ヶ月になり、上記投与形態は、標準とは少し変則とは思いますが、
『ハーセプチンの効果は期待できない』と判断するのが妥当でしょうか?
② アレビアチン(抗てんかん剤)はCYP3Aを誘導するとのことで、たとえばイリノテカンなどは、血中濃度が低
下する可能性があると添付文書に記載されています。
それ以外の抗癌剤についても、たとえば、タキソール、ナベルビンなどもその代謝系にCYP3A4などが関与すると
のことですので、アレビアチンを服用し続けた状態で、タキソールとかナベルビンを投与した場合に、血中濃度
が低下してしまうのではないかと、不安に思いました。アレビアチンの影響はかなり出るものでしょうか?

(①の回答だけでも結構ですので、よろしくお願いいたします。)


803 名前: HT753 投稿日:2006/11/17(金) 21:16
上記補足させていただきます。
再発が判明したときは、肝への転移でした。

804 名前: うー 投稿日:2006/11/19(日) 18:27
先日姉が乳癌の温存手術を受けました。
その後、術後の痛みが取れず、毎日いたがっていますが、
薬のアレルギーがあるため、なるべくなら飲みたくないと
なんとか痛み止めの薬を飲まずに頑張っております。
リンパにはいっておらず、センチネル検査のために2つ取りました。
痛むのは脇と手術を受けた幹部の横(12日経ちますが腫れも引きません)
です。病院に電話したら痛み止めを飲むように言われるのは分かっているから
術後診察まで耐えてみると言う姉に、同じような経験をされている方が
いらっしゃれば、めやすや励みになるかと思いますので、
ご経験のある方いらしたら教えてください。


805 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/19(日) 22:59
>>804 うー様、
病院から処方される薬は単なる痛み止めではなく、一般的には消炎鎮痛剤の類な
はずですので、単に痛みをとるだけではなく、炎症を抑えるので、
それを服用した方が腫れもひいて、痛みも減り、楽になり、
回復も早いのではないかと思います。薬に対するアレルギーがあって、
どうしても飲みたくないというのであれば、我慢するしかないのかもしれませんが、
普段どのような薬でどのようなアレルギーを起こされるのかにもよりますが、
それほど重篤な症状がでるのでなければ、薬を少量に減らしてでも(一日に3回という
処方が普通である薬を1回とか2回飲むとか…)飲んでみたらいかがですか?
私は消炎鎮痛剤は主治医に術後の痛みを訴えて、入院中から退院後もずっと、
術後10日間位は飲んでいました。腫れはリンパ液が溜まっているためのものであれば、
タポンタポンした感じに膨らみますので、それは主治医に診てもらって、
リンパ液ならば、注射器で抜いてくれますが、センチネルリンパ節2個
のみの郭清ならば、あまりリンパ液はたまりにくいと思いますが、
術後日が経つにつれて徐々に溜まってきていることによる腫れな
のかもしれないし、ただ単に外科的な手術をしてメスを入れたことによる
腫れなのかはわかりませんが、主治医の先生に早めに診てもらって、
何らかの対処をしてもらってはいかがでしょうか?
残念ながら、術後、何日位で痛みがなくなるとか、腫れがひくとかという平均的な
日数があるわけではなく、同じ乳房温存手術でも切除した範囲や量や、
郭清した脇のリンパ節の個数や、その人の脂肪や筋肉のつき方や、
新陳代謝の状態や体の回復力などによっても、かなり個人差が
あるようですので…。
飲まずに耐えたという経験談ではなく、飲んで痛みを我慢しなかったという
経験談ですので、うーさんの求めているレスとは、正反対の
全く参考にも、励みにもならないレスかも知れず、申しわけありません。
お姉さまの痛みや腫れが我慢できる程度のものであれば、もちろん、
術後の診察の時まで我慢されてもよいかも知れませんが…。
入院中は同室の術後の皆さん、やはり痛みには耐えられずに、
消炎鎮痛剤を服用していましたので、薬なしで、
耐えるのはかなり辛いのではないかと思います。
術後すぐに痛みを訴えた場合には、点滴や、座薬などによる痛み止めの対策が
講じられるようです(私は術後10時間位して、痛みを訴えたら、
1~2時間の点滴をしてくれましたが…)。
でも、いまだに我慢できないほどの痛みや腫れがあれば、
痛みのみならず、炎症を抑えるための薬の服用は、現在の
症状を改善できるのではないかと思いますので、主治医の先生の
診察を早めて受けて、消炎鎮痛剤を処方してもらうという選択肢も
あるかなと思います。
お姉さま、アレルギーがあまりでずに、痛みの緩和などの症状が改善できるように、
お祈りしています。


806 名前: うー 投稿日:2006/11/20(月) 08:30
早速のお返事ありがとうございます。
親身にご相談にのっていただき、また暖かいお言葉に涙がでました。
姉にはお返事の内容を伝えて少量から痛み止めを試してみるよう
進めてみます。本当にありがとうございました。

807 名前: くみ 投稿日:2006/11/23(木) 16:51
すみません。
少々意見を聞かせていただければと思い書き込ませて頂きました。

知人が乳癌になり、不安になり先月人間ドックをうけました。
内容はPET+腫瘍マーカーのセットでCA15-3だけ基準値ギリギリの23でした。カットオフは25までと書かれていて上回っていませんでしたが、このマーカーの性質が癌に特異性が強い事と先々月、脇の下のしこりの事で乳腺外科を受診した事もあり(異常なしでした。)、実際に治療されてる方からしたら本当に情けない質問なのですが、
●この値は基準値内ですがギリギリなので何ヵ月後かにまた採血すべきなのでしょうか?
ドックなので基準をはみ出ない限り、要検査にはならないようで、どうしたものかと迷っています。
●現在22歳で2年前にマンモグラフィー、一年毎にエコーや触診をしています。
先月の受診では特に問題は見当たらず、期間もまもないので行くべきか迷っています。
●乳腺腫でも陽性になるようですが乳腺腫と言われた事はなく、他の要因で偽陽性になるマーカーでない事を調べて知ったのでなぜこの値なのかがわかりません。

808 名前: あいりん 投稿日:2006/11/27(月) 23:29
考えすぎだと思います。

乳癌検診も通常35歳くらいからなのですよ。
基準値も、個人差があるでしょうし
乳癌患者だって数値自体よりもその変動に着目するのです。
どうしても心配なら毎年人間ドックを受けられてはどうでしょうか。


809 名前: まいける 投稿日:2006/11/28(火) 10:10
まいけるです。
昨日の朝、妻が永眠しました。
この場所で多くの方々に力を貸していただきました。
ほんとうに頑張り屋でn最期まで泣き言は言いませんでした。
これまで、本当にありがとうございました。

810 名前: 302 投稿日:2006/11/28(火) 21:30
まいけるさんへ
奥様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。。。
献身的にいつも奥様を支えられていて いつも感服しておりました。
きっと奥様はまいけるさんに感謝されていると思います。

まいけるさんも本当にお疲れさまでした。



811 名前: 千春 投稿日:2006/11/28(火) 21:32
まいけるさん

私がこちらにお世話になり始めた頃には既に奥様を護るための闘いをこちらでなさっておられたのですよね。
まいけるさんには沢山の事を教えて頂きました。
『アブラキサン』と言う薬剤名も、まいけるさんに教えて頂きました。

それなのに今の私は、悲しい知らせに言葉すら浮かびませんことをお詫びするのみです。

奥様の頑張り、まいけるさんの奥様への愛情と共にこちらの掲示板への優しいお心遣いや諦めない勇気、
まいけるさんご夫婦を私は一生忘れません。

まいけるさんご夫婦のような愛は命や時間すら越え、
前世がそうであったように来世にも脈々と続いていくと、
私は昔から確信にも似た気持ちを持っています。

どうかどうか、今はまいけるさんご自身のお体を大切になさってください。
きっと奥様もその事を一番心配していらっしゃると思います。

812 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/11/28(火) 21:58
まいけるさん

心より奥様のご冥福をお祈りいたします。
また、本当にお疲れ様でした。
まいけるさんの頑張りは私にとっても非常に励みになり、ここでの私の活動が評価に値するのであれば、それはすべからくまいけるさんのおかげです。
本当にありがとうございました。

813 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/29(水) 09:43
まいけるさんの奥様の魂が安らかにお眠りになれますように。
まいけるさんとご家族のこれからの人生がこれまで以上に
満ち足りたものでありますように。
そして、一日も早く人類が、化学が癌という病を克服でき
ますように祈ってます。

814 名前: まいける 投稿日:2006/11/29(水) 11:59
みなさん ありがとうございます。
ほんとうにお世話になりました。
2日間、家にいることができました。これから家を出て
葬儀の場所へ妻と出かけてきます。
また、改めてお話させていただきます。
ただただ、悔しい!

815 名前: たけ 投稿日:2006/11/29(水) 22:39
母(67歳)の件です。アドバイス宜しくお願い致します。
手術後10年で全身の骨に転移。1年間、ホルモン剤で(計2種類)抑えましたが、肺、肝臓に微小転移が発覚し、ドセタキセルを開始しました。次回が5回目です。腫瘍マーカーの数値が、開始前より高くなっており、素人目ですが、効いていない気がしています。CEA 23 -> 81  CA15-3 182->207 ST439 73->51。
1・抗がん剤が効いていないと判断すべきでしょうか?
2・他の抗がん剤はどの様なものが考えられますか?
3・抗がん剤以外での治療方法等、アドバイスを頂きたく思います。
4・漢方薬は、使用すべきですか?
どこに、大病が潜んでいると思う位、見た目は元気です。
又、ゾメダも使用しておりました。

816 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/11/30(木) 09:02
狸です
>>815たけさん
まず確認させていただけますか?
こちらのスレの上の方でも登場なさっている”たけさん”とは別の方ですか?
また、過去の薬歴などが分かれば教えていただけますか?必要な情報としては
・術後補助療法に何を使ったか?
・ドセタキセルの投与量が分かれば教えてください
・Her-2の発現はいかがですか?


817 名前: たけ 投稿日:2006/12/01(金) 00:00
狸先生。ありがとうございます。
以前もこのスレにご相談した経緯があり、同一人物かもしれません。
本当に、母の件ですので、命を削る思いで・・・必死にやってます。
・術後補助療法に何を使ったか?
では、ホルモン剤を飲んだと思います。タモキシフェンと思います。
再発後も飲みました。・ドセタキセルの投与量ですが、素人にはわかりませんが、3週間サイクルで投与しております。
Her-2の発現ですが、今度、母と病院に行った時に聞いてみます。
但し、ホルモン療法が選択され、1年間は、がんを抑えたのですから
ホルモンの反応はあったと思います。
藁をもすがる思いです。アドバイス宜しくお願いいたします。



818 名前: 千春 投稿日:2006/12/01(金) 01:05
>狸先生
こちらのたけさんは、乳癌Part1からのたけさんとは別の方ですよ。

>たけさん、初めまして。
横槍ごめんなさいですが、
・術後今までにやった抗がん剤は現在行っているドセタキセルが初めてですか?
・10年前手術後にしたホルモン療法は、タモキシフェン単独経口のみでしたか?何年飲まれましたか?
・再発後はタモキシフェン経口とゾメタ注1年ですか?
 それともアロマターゼ阻害剤の経口とゾメタの注射を1年してこられたのでしょうか?

・Her-2発現の有無
・ホルモン受容体発現の状態(ER・PgR)
・ドセタキセルの投与量
と共にそれらも詳しく(薬剤名まで)お書きになると、
狸先生からより正確なお話しが聞けると思います。
上記ももう一度主治医の先生にご確認なさるといいですよ。

819 名前: 東の空 投稿日:2006/12/01(金) 14:13
>809 まいける様

お役に立つことができず誠に申し訳ありませんでした。

820 名前: まいける 投稿日:2006/12/01(金) 17:09
東の空先生
そんなことおっしゃらないでください。
先生からどれほどの勇気を頂いたことかわかりません。
残念ながら妻は勝つことができませんでしたが、他に多くの闘っている方がいらっしゃいます。
先生を初めとする、ここでアドバイスくださる専門家の方々は皆さんにとって必要な方達です。
どうぞ、これからも患者・家族に勇気をお与えください。

821 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/03(日) 19:07
初めまして。
母(50前半)が今年の4月?に乳癌で右乳全摘したのを最近になって聞きました。
母の話では、5cm以上、リンパ転移無し、3期に近い2期b?で、抗がん剤治療じゃなくホルモン治療、3ヶ月毎の定期検診とのこと。

私に心配かけないように後になって話すタイプで・・・気になる点がありまして書き込みさせていただきました。

5cm以上で全摘なのにリンパ転移無しってあるのですか?
本当は抗がん剤が必要なのに仕事の為にホルモン治療してる場合もありますか?
乳癌には「完治」ということが無いのですか?

私も去年(24歳)に子宮頸上皮内癌0期になりましたが乳癌とは全然違くてまったく知識が無いので教えて下さい。

822 名前: 千春 投稿日:2006/12/03(日) 20:32
>>821さん

私がはじめ読ませて頂いた感想ですが、
「あ~、娘に心配させたくなくて隠す気持ちは分かるんだな。」
でした。娘からすれば、
「結局こうして分かるんだから、最初から話しなさいよ!」
と思ってしまいますが、娘が自分を心配する姿を想像しただけでも不憫に思うお母さまの気持ちと、
本当はがんだと分かった日に第一に娘に相談して頼りたかったお母さまの気持ちを汲んで、
もう責めずに労ってあげてね。

http://www.vol-net.jp/linkv/linklist.html
↑乳がんの情報です。中には正確さに欠けるサイトもあると思います。
まずは国立がんセンターや癌研病院のサイトを御覧になるのが安全です。

http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/med_info/cancer/010201.html#04
全摘手術とリンパ節転移の有無は関係ありませんが、
IIbからIIIaならもしかしてリンパ節転移があったのかも知れません。
乳がんはその悪性度や年令や個人差などにもよりますが、
他の部位のがんと比較して進行は穏やかです。
逆に10年以上経ってから再発する事もあるクドい性質もありますが、
勿論“完治”はありますよ。
お母さまはホルモン受容体が陽性だったと言う事で、その点では悪性度は下がりますね。
病期はある程度進んでいらっしゃるようですが、仕事の面からでなくホルモン+だったので、
お母さまと主治医がQOLや再発率についても話し合われ、
納得の上でホルモン療法単独治療を決められたのではないでしょうか?

さて今後ですが、もし私ならお母さまの病理検査の結果を知りたいと思います。
それと同時に敵を知って初めて有効な戦略も立てられる訳ですから、
娘としても乳がんについて学ばれる事は大切です。

しかし何よりお母さまはまだお若いですし、ご自分の病気についてもきちんと考えていらっしゃると思います。
娘が先走り慌てる事無く、お母さまの気持ちを第一に二人三脚で病気に向かわれてください。
お母さまの了承が取れたなら、
一度診察に同席し主治医から正確なお母さまの状況を伺い疑問を直接質問出来たなら、
娘としても落ち着けるかも知れません。

女同士ですし、一番の理解者・話し相手・味方でいて差し上げてくださいね。

追伸。うちの病院も術後半年からは3ヶ月毎の検査ですよ。

823 名前: 千春 投稿日:2006/12/04(月) 14:56
>>821
マルチポストでしたか。今気付きました・・・。
私が勝手にレスしたとは言え、やはりマルチは書き込んだ後気付くと非常に不快なものですね。

824 名前: 821 投稿日:2006/12/04(月) 21:35
>>822千春サン
丁寧にありがとうございます。勉強します。
マルチポストとは?

825 名前: 千春 投稿日:2006/12/04(月) 21:45
http://www.google.com/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%83%7D%83%8B%83%60%83%7C%83X%83g&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=on

しかし言葉を知らなくても日常の人間関係において、普通やらないでしょう・・・。
返信は無用ですので、ちょっと考えてみてください。

826 名前: 821 投稿日:2006/12/05(火) 03:35
2chの後にここを知り、別のサイトならいいんだと思ってました。本当にすいませんでした。

827 名前: ぱんだ 投稿日:2006/12/05(火) 13:25
はじめまして。宜しくお願いします。
去年9月に乳癌になり左乳房全摘しました。リンパ転移は2個ありました。
術後にEC療法?(エンドキサン・ファルモルビシン)を4クールしました。
が、今年7月に同じ所に再発し脇にもいくつか出来ていました。
骨シンチ・CTの検査の結果、他には転移していないそうです。
術後は放射線治療を25回(50グレイ)とタキソールを週1回を12回しました。
その後の治療として毎日飲む抗癌剤があると言われたのですが、やるかどうかは自分で決めて下さいと言われ悩んでいます。
助言お願いします。

828 名前: 必死な人 投稿日:2006/12/05(火) 22:25
マルチポスト。マナー違反かもしれないけど、許してあげましょう。
自分・大切な人の大事です。少しでも、多くの情報を得ようと、必死なのです。
くだらない内容なら、腹立ちますが・・・

829 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/06(水) 10:04
そうだよね。
マルチって言ったって、全員が全員同じもの見てるわけ
じゃないんだから。
マルチマルチって一括りにするんではなく、内容で判断
してもいいんであ?


830 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/06(水) 10:41
>自分・大切な人の大事です。少しでも、多くの情報を得ようと、必死なのです。

同感です。
理解してあげるべきだと思います。

しかし、ROMのお方と、誠意のこもったレスをされたお方で受け止め方が
違う事も理解してあげるべきだと思います。

831 名前: 回答者 投稿日:2006/12/07(木) 16:17
答える側の人からしますと、マルチポストを見ると、自分が答えなくちゃいけない、との意思はどうしても鈍ります。もちろん内容次第ではありますが、他所で回答が得られているのであれば改めて答える必要性があるのかと思う部分があります。

832 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 17:21
>他所で回答が得られているのであれば改めて答える必要性があるのかと
思う部分があります。

ならスルーすればいいだけのこと。
悪質なものかどうかは文章からある程度判断できるし、マルチは
よくないってことを説明するにしてももっと柔らかく言えないも
のかと思うような書き込みをよく見ます。
マルチはマナー違反、マルチはいかんといちいち目くじら立てて、
キーキー反応したり、ねちねち嫌味を言ってる書き込みを見るのも
気分のいいものではないですよ。


833 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 17:29
>>832

冷静さと相手の立場に立った配慮は
質問、回答、指摘、注意、反論
全ての場面において、全ての方々に必要不可欠です。


834 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 18:23
>>832はわざと回答者の方達をゲンナリさせて追い出す戦法なんですか??
これを見れば誰も回答の気力を無くすでしょう。

835 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 19:36
もうマルチネタ秋田
本題に戻ろうや

836 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 19:50
人の命がかかっていること。
なので、必死になって、アドバイスを求め、
そして藁をも掴む気持ちで、希望のもてる対処法がないのか、
今の処方がベストなのか、
誰か助けて、という思いを込めて投稿させてもらっているものと思います。

私も、この掲示板を参考にさせていただき、大変参考になり、助かっています。
また、投稿させていただいたこともあります。
しかし、私のお聞きしたかったことに対して、回答が一切つけてもらえないこともありました。
そんな場合、別のサイトで、同じ質問をして、なんとか回答をしてもらいたいと思いましたが、
それも、マルチポストと非難されそうで、他での質問を控えています。
そんなことを考え、いまここで、マルチポストが問題となっていますが、
ここで、質問したことは、
なんの回答も無い状態でも、同一問題について他のサイトでは一切質問してはいけないということでしょうか。

セカンドオピニオン。
それは、いろんな人の意見を聞いて、ベストな処方を納得して行なう。
これに対しマルチポストは絶対ダメ・・・・
時と場合によりますが、これは、主治医に質問して回答を得たら、
他の人に聞いてはいけない・・・・と言うことと結びつきませんか?
だからといって、マルチポストを安易に許すわけではありません。

ここのサイトは、本当に切羽詰った人の集まりだと思っています。
ここで、質問する方々はほんとうに必死だと思います。
確かに、マルチポストは、分った場合に非常に嫌な思いはします。
私もマルチポストを行なっている人に対して、注意したこともあります。
でも、ここでは、悪意があったり、手抜きだったり、安易な書き込み、売名行為というのは
この場では少ないと私は思います。
ただ、ここのサイト内の他のスレッドでのマルチポストは、非常に嫌悪感を持ちます。

私の希望としては、投稿して、1週間たっても何も回答がなされない場合には、
他のサイトへの投稿も許していただけないかということがあります。

837 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 19:53
836です。
>>835さん。失礼しました。そうですね。
本題に戻りましょう。

838 名前: 千春 投稿日:2006/12/07(木) 20:37
836さん、1レスだけ・・・。

私も同じ意見を持ちます。
回答が付かなかった場合など他で意見を聞く事を非難する方などいらっしゃらないと思いますよ。

例えば(宣伝のマルチは例外として)、
質問自体があやふやな情報を別の場所で丁寧に回答して頂き解決したかのような状態の後、
何も無かったかのように他所で同じ事を繰り返したマルチ等は、
結局最初に回答頂いているのと同じ答えに時間を費やしたのを知るにつけ、
他方で回答なさった方の心情も考えてしまいますし愕然としたりします。

個人的な考えですが確かに必死な状態での他所同時書き込みのマルチは、
私には出来ないですが、感情的には分からなくもありません。
(個人的には『分かる』とはやはり断言は出来ないし自分は関わりたくないけど。)

ただ、「病気で必死なんだからマナー違反もあり」
と患者サイドで言葉に出して言い切る事には、
私は一患者サイドの立場として非常に違和感を覚えます。

正直な話し、今回828さんの書き込みを見た時(828さんを非難する訳ではなく)、
なんだか自分の中で何かがハジケると言うかキレてしまいましたもん。
私のレスなど専門性も無く、誰でも出来るレスの上、
誰に強要されるでも無く自分で書いているのですが、時間は押すんですよね・・・。
そこであのように言われると、
「ならあなたがレスして差し上げてください!m(__)m」
と思っちゃいました。

・・・ここの所、ネットについて疲れているのかも知れません。私。
スレ違いのぼやきをごめんなさい。

839 名前: 833 投稿日:2006/12/07(木) 21:30
>>838
乳癌板ではありませんが、私が、実際に見た回答者に対する配慮に欠ける
マルチポストの一例として

1)ある板で質問を書き込んだ後に、複数板でも同一内容の質問を書き込む。

2)最初に質問を書き込んだ板に、適切な回答(レス)があるにも関わらず、
  それを見落とし(失念?)、さらに新たな板に同一内容の質問を書き込む。

3)いつまでたっても、新たな板にレスがないので、「急いでいるのです!」
  「助けてください!」と早期の回答を求める書き込み。

4)最初の書き込みから約、十日後に他のROMさんから、マルチポストはマナー
  違反である指摘と既に最初の板で適切な回答があるとのアドバイス。

極端な事例かも知れませんが、即座に回答してくださったお方の厚意を無にする
極めて失礼な対応でした。

840 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/07(木) 21:52
誰かの必死の質問に対してレスを書くのには
大変な労力と時間を使い、気を使うものですよね。
狸先生や千春さんや、以前には東の空先生が、どれだけ身をすり減らして真摯な態度でレスされているか。
本当にありがたいことです。

>そこであのように言われると、
>「ならあなたがレスして差し上げてください!m(__)m」
>と思っちゃいました。

本当におっしゃる通りだと思いました。

841 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/08(金) 09:51
本当に>>383さんは疲れているんでしょうね。
828さんは確かにマルチはマナー違反だけど、事情が事情だから
許してあげましょうって言ってるだけなのに、なんで「あなたが
レス差し上げて下さい」になるだろう?
マルチを容認まではいかなくても、まあ内容によってはわかって
あげようよっていう人だってレスしなきゃいけないわけじゃないし。



842 名前: 回答者 投稿日:2006/12/08(金) 10:22
>もうやめましょう、この話題は。
わたくしは可能な範囲でご返答させていただく、それだけです。


843 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/08(金) 13:11
マルチポストよりクロスポスト風に投稿するべきです。
クロスポスト風に投稿とは? など
この件については、続けるのであれば下記で。

運営板>雑談in批判・要望・感想etc.
PC:http://www.gankeijiban.com/bbs/read/hihanyoubou/1033993361/l50
携帯:http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=hihanyoubou&key=1033993361&ls=5&mode=i

844 名前: HT753 投稿日:2006/12/08(金) 20:16
ハーセプチンとナベルビンのコンビネーション投与における、標準的投与方法を教えていただけないでしょうか。
①ネットで調べたところ、ある施設では、
ハーセプチンとナベルビンを隔週で、
ハーセプチン4mg/kg+ナベルビン25mg/m2となっているところがありました。
②書店での本の立ち読みで、ある施設では、(うろ覚えで申し訳ありませんが)
ハーセプチンは毎週2mg/kg+
ナベルビン25mg/m2で、2週投与1週休薬と書いてあったような気がします。

ハーセプチン+ナベルビンの組み合わせについてはここでもよく言われていますし、
副作用の出方によって、個人差にあわせてDoseの変更が当然あることはわかっておりますが、
とりあえず、標準的なDoseと投与回数を確認しておきたく、よろしくお願い申し上げます。

845 名前: 821・24 投稿日:2006/12/08(金) 21:42
やはり、聞きたい側、答える側では意見も違うと思います。
少しでも多く、いろんな方の意見を聞きたくてマルチして嫌な気分にさせてしまったこと、申し訳ありませんでした。

846 名前: 833 投稿日:2006/12/08(金) 22:04
>>845
お気になさらずに。
意図的に騒ぎを大きくする目的で煽る人物が乱入して、一時険悪な雰囲気に
なりましたが、もう済んだ話です。

マルチの是非については、質問者と回答者で見解の相違があります。
その事実をご認識されれば、許容範囲も御理解頂けると思います。

この件に関しては、もう終わりに致しましょう。

847 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/12/11(月) 08:19
狸です
>>844 HT753さん
ハーセプチンは海外では8mg/kgの後で6mgになったりという例もありますが、国内では4mgスタートで後が2mgとなります。この投与量は最初会が多くて、次回以降は減らす(メンテナンス量といいます)のが基本です。この考え方は最初の投与で血中投与量をまず上げておいて、以後の投与で一定量以上の血中濃度を維持する、というのが背景にあります。
ナベルビンの投与量は国内では25mg/m2を2週間投与して、1週お休み、を繰り返します。海外では25mgまたは30mgの毎週投与などが多いですが、国内では上記の投与量で承認されています。よって国内ではハーセプチンは最初だけ4mg、以後は毎週2mgで、ナベルビンは25mgの2週投与1週お休み、の繰り返し、が基本です。ハーセプチンは併用相手が何であれ、最初だけ4mgです。たとえばタキソールと併用して投与していて、その後ナベルビンとの併用に切り替えた場合、ハーセプチンは投与しているわけですから、4mgの投与とはならず、ずっと2mgのままです

848 名前: HT753 投稿日:2006/12/11(月) 12:03
>>847
狸さま。回答ありがとうございます。
今後の治療方針で定量的な話を伺う時、
大変参考になり、私の意見の支えとなります。
今後ともよろしくお願いいたします。

849 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/12/12(火) 22:37
いつもお世話になります。別館 脳転移で相談してる者です。
ハーセプ+タキソテール3クールでCEAの数値上昇傾向のため変更。
ハーセプ+タキソール(パクリ)1クール終了。CEA前回14.7から17.5に上昇。
本日から2クール目ですが明日胸部・腹部CTM、来週頭部MR再度です。
タキソールで2クール終了または写真で明らかに変化あればナベルビンに変更
考慮中!!もともと血管も細いのと、ハーセプは毎週の為ナベルビンは血管炎症
の副作用があり心臓近くのバイパスを通す機器を使用も考慮中。
ご意見あればお願いします。

850 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2006/12/12(火) 23:52
狸です
>>849戦闘開始さん
薬剤の変更は前にも申しましたが、画像上の変化(増悪)があってからの変更が良いと思います。ですのでナベルビンに変更するのはその後ですね。
一方ナベルビンの静脈炎に限らず、タキサン系にせよ血管への作用はありますので、静脈ポートを設置するのは局所刺激の低減も期待できるのでよろしいかと思います。ポートは上腕や鎖骨下に設置することができますので、生活上支障を感じない方を選ばれるといいでしょう。なおポートにも良し悪しがありますから、医師の説明を十分に聞いてください。なお製品の情報はここ(http://www.medicon.co.jp/customer/index.php?m=ProCat&cat=5#37)などで見れます。

851 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/12/13(水) 20:28
返答ありがとうございます。いつも参考になり助かります!!本日CTで
来週、頭部MRの画像見て判断したいと思います。静脈ポートは鎖骨下に
検討中です。

852 名前: のむ 投稿日:2006/12/14(木) 05:11
はじめまして、色々と調べてここにたどり着きました。

高齢者の乳癌についてお聞きしたいのですが、私の祖母(約75歳)が乳癌と診断されました。
母から聞いた話では、かなりの早期発見ではあるが、範囲は少し広いとのことでした。

医師からは手術を勧められ、手術の成功率は95%で時間は2時間くらいとのことです。
成功率などを考えると安心のように思えますが、高齢のため、体にかかる負担が心配です。
できることなら、手術を受けてもらいたいと思うのですが…。
高齢者の手術というのは、どのくらい体に負担がかかるものなのでしょうか?
是非、助言を宜しくお願いいたします。

853 名前: 東の空 投稿日:2006/12/14(木) 11:10
成功率が何をさしているのか不明ですが、
普通は乳癌手術の成功率は100%です。
早期乳癌で手術のみで治癒する確率が95%ということのようですが・・・どうでしょうか?

60歳以上の方は暦年齢と身体年齢において非常に格差
(実際の年齢より若い方と老化の進んだ方)があります。
現代の75歳の方はとても若い方が多いと思いますが、
基礎疾患をお持ちの方・重篤な既往のある方は注意が必要と思います
(喘息、肺気腫、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞など)。

体にかかる負担は体表の手術のため消化器の手術と比べてもあまりない(格段に少ない)と思いますが、
一般的には体の負担は手術時間が長くなればなるほど増えます。

私個人としましては80歳以上の方は、最近80歳(手術時間86分)の方と86歳(同54分)の方の手術(Bt+Ax levelII)を行いましたが、
お二人ともお元気で退院されました。

医師からお聞きになられた2時間くらいというのはおそらく麻酔も含めての時間と思いますが、
これくらいの時間であれば非常に安全に手術は行えると思います。


854 名前: のむ 投稿日:2006/12/17(日) 06:56
東の空さん、ありがとうございます。
東の空さんのような、医師の立場の方のお話を伺うと非常に安心できます。

祖母は基礎疾患もなく、身体年齢も若い方だと思います。
手術は、来年の1月半ばに行うことになったようなので、
医師・祖母を信じて、見守りたいと思います。

本当にありがとうございました。
また、何か不安な点があれば、ここで伺わせていただきたいとおもいます。

では、失礼します。

855 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/22(金) 20:57
狸さまへ
こんにちは。私は最近までタキソールの術後補助療法を受けていた者です。
主治医が最初に処方した痛み止めの薬が合わず、この掲示板で狸さんが紹
介なさった漢方薬をこちらから希望し処方していただいたところ、よく効
いたことをご報告いたします。

特に食欲が出たのがよかったです。薬剤師はこの薬に食欲促進効果はなく、
体質改善の薬である、漢方薬は効く人と効かない人がはっきりと別れやす
いと言っていました。

抗がん剤治療は吐き気との戦いになることが多いですが、私はこの薬のお
かげでうまく乗り切れました。主治医は私の結果を見て、以来この漢方薬
も患者さんに処方するようになったようです。

一言お礼を申し上げたくて、書き込みさせていただいた次第です。


856 名前: 千春 投稿日:2006/12/25(月) 17:13
(アロマターゼ阻害剤の副作用より、お引っ越し)

美代子さん
先ずは心よりお悔やみ申し上げます。
本当にお辛く大変な1年間だったのですね。
百箇日を過ぎた頃になると、色々な事に追われた日々も一段落し、
淋しさや悲しみがカーテンのように自らに現実として舞い降りてくる頃でしょうか?
母は先に逝ってしまった人々を、
「長い旅行に出かけていると思う事にしているの。」
と申しますが、私はなかなかそう思う事が出来なくて・・・。

ご主人様はこちらの病院にいらしたのですね。
また東京にいらっしゃる機会があれば、母も交えてお茶を飲みながら色々なお話しが出来たらどんなに心和むことでしょう。

こちらの掲示板のお陰で、美代子さんを始め普通なら巡り合う事も無かった方々とこうしてお話しをさせて頂く事が出来ました。
改めて人の縁の不思議さ有り難さを思います。

そうですね!この掲示板の全ての皆さんにとって来年が良い年でありますように。
みんなでそれぞれの悩みや苦しみやささやかな喜びを共に分かち合い考えながら、
来年もよろしくお願いします。

857 名前: 風太 投稿日:2006/12/27(水) 01:36
教えてください

昨日、妻は抗癌剤という
一番もらいたくないプレゼントを点滴で自らの身体の中に注入されました。
手術は半年度の予定です。皆様は、どんな言葉に勇気づけられたのでしょうか?
不躾ながら皆様のお力をお貸し下さい。

858 名前: 通りすがり 投稿日:2006/12/27(水) 09:45
医学の進歩、特に乳がんの治療については当方が患った8年前に
比べても目覚しい進歩を遂げています。
抗がん剤は奥様にとって一番もらいたくないプレゼントなのかも
しれませんが、信じて行っている最善の治療のうちのひとつだと
思えば、そうそう悪いプレゼントだとは言えないような気がしま
す。
確かに辛い治療かもしれませんが、今が奥様と風太さんとご家族
にとって人生の踏ん張りどきだと思って、乗り越えて頂きたいと
心から願います。
今日、明日の生を行きぬいた先に未来への希望があるのですから。
どうぞお大事になさって下さい。
来年こそは病気を患っている方、そのご家族にとって希望に満ち
溢れた年となりますよう祈っています。

859 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2006/12/27(水) 23:14
いつもお世話になります。別館の脳転移でも書きこみしてますが
ご助言願えれば幸いです!!よろしくお願いします。
患者33歳(妻)2年半前手術、EC3クール後半年おきの検診で
去年暮れ肺単発・脳多発再発(全脳照射で消滅)からCEA徐々に
CT.MRともにおおきな変化無し!!ハーセプ+タキソール2クール終了。
来年同じ療法で3クールこなすか?主治医と話し消滅した脳転移以外は
同じ状態を1年くらい維持してるから手術も可能性としてはあるとのこと。
同時に放射線科の担当医に相談したところ肺門近くの為、もう少し様子を…。
またはCEAは上昇してる為PETでも試してみる?とのこと。いかがしたものか?

860 名前: 三毛猫 投稿日:2006/12/27(水) 23:20
風太さんへ
初めまして、
私も先月偶然胸にしこりを発見して病院で検査したらすでに
ステージIIIと言われ術前化学療法で抗癌剤を2週間前から始めた
ものです。点滴して4時間後に吐き気に襲われ5日間も何も食べる
事ができませんでした。そして今、すごい脱毛に悩まされていま
す。抗癌剤は毒をもって毒を制すというか、「何でこんな目に会う
の?」という思いでどんななぐさめの言葉も所詮「第三者」的な
ものとして聞こえてしまいます。どんな言葉にも勇気などでません。

861 名前: 風太 投稿日:2006/12/28(木) 01:24
通りすがりさん
心温まるメッセージありがとうございます。頑張って乗り越えます。
三毛猫さん
私の妻もすでにステージⅢでリンパに転移しております。なんだかんだ言っても残念ながら妻や三毛猫さんの身代わりにはなる事が出来ません。言葉だけでなく我々は心の応援者として精一杯自分の人生をささげたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てればと思い、取引先の社長さんから頂いたアドバイスを書かせていただきます。

ガン・糖尿・リウマチにの方の共通点→体温が低い
身体が冷たいと→血液の循環、各臓器の働きが悪く、免疫が低くなり自然治癒力が弱いそうです。
身体を温める→首・手首・足首をガードする
       首は手ぬぐいやマフラー、手首はリストバンド、足首は足首ソックスが近所のスーパーでも売っておりましたが、つま先やかかとの破れてしまった靴下をカットして代用しても大丈夫とのことです。
食べ物…コーヒー・トマト・キュウリ・ゴーヤは、本来夏に食べるもので今の時期だと体温を下げる可能性が高いと思われます。
逆に身体を温める食べ物は、ねぎ・玉ねぎ・ニンニク・ニラが良いそうです。朝はねぎを入れた味噌汁、昼はオニオンスープ、夜にニンニク・ニラをけ継続的に摂取することによって体温の変化が表れるそうです。
あくまで個人的な意見になりますが、沖縄は長寿の方が多いですし、バリやハワイに暮らしている方は陽気な方が多いと思います。気温が暖かいので気持ちも温まるからではないのでしょうか?

今年も残すところあとわずかとなりました、皆様良いお年をお過ごし下さい、そして来年は皆様にとって素晴らしい一年となることを願います。




862 名前: グリーン 投稿日:2006/12/29(金) 02:30
途中から読んで、勝手な書き込みですがお許しください。
私もステージⅢで術前抗癌剤投与中です。
三毛猫さん、吐き気が強そうですね。
(私も4日ほど・・)
白血球は大丈夫ですか?今は風邪の季節なので万全に過ごして下さいね。
風太さん、私もそういえば体温が低いです。。自分で冷え性などとは、自覚が無かったのですが、
なるほど・・と思いました。
ありがとうございます。
ヨガって言うのも良さそうですよね。
脱毛は、子どもが小さい分外に出る機会が多く面倒なことが多いですが、
仕方のないことと・・・私の場合さほど悲しんでおりません。
(と・・やせ我慢?)
それよりも口内炎や発熱に悩まされるので、白血球の対策として、(無駄なことかもしれませんが)焼きバナナやキャベツやetcを食べるようにしています。
しかしながら他人から言われる「大変ね。。がんばってるのね。。」
は、なかなか素直に受け取れず、そんな自分にまた腹が立ったりして
毎日気持ちが揺れてますよ(ほっといてくれ・・みたいなヒガンダ気分)

年賀状には、大笑いしたイノシシをはりつけました。
皆様そして私も、来年もその先もずっと笑顔でいられますように。
良いお年をお迎えください。

863 名前: 三毛猫 投稿日:2006/12/31(日) 20:10
三毛猫です。病院でステージIIIを告知されたときは絶望で
何も手につきませんでしたが、同じ病気の方がいらっしゃり
また、同じ苦しい治療をされていて「自分ひとりじゃない」
という勇気が出ました。来週はまた2回目のCEFですが、今は
家族と紅白見ながら静かに過ごしています。こんな生活が今
まで当たり前だったのですが、今は「来年は無いかもしれな
い」と貴重に思っています。

864 名前: グリーン 投稿日:2007/01/01(月) 15:46
新年あけましておめでとうございます。
三毛猫さん、私は告知されてから病院を変わったので術前化学療法までに1ヶ月以上かかりました。その間同じように絶望で誰にも会えず誰にも言えず
ただただ不安でした。
色んな掲示板を覗き歩いて、1ヶ月以上めそめそしてたので少し落ち着いたのでしょうか??
どんな状態だって毎日生きている以上は暮らしていかなくてはならないのだし、
他人とも関係していかなくてはいけない。まだまだ時にいらいらすることもありますが、
ひとつひとつクリアしなくては。。

しこりは、どこがどこやら??ってくらい色んな形で広がっているのだけど
ひたすら抗癌剤が頑張ってくれるように祈ってます。
もちろん三毛猫さんも。
風太さん、奥様を慰める言葉は(人にもよるのでしょうが)無い様な気がします。
御主人でしたら、一緒に勉強してがんばろうねと言う気持ちだけで
十分伝わると思います。

865 名前: 三毛猫 投稿日:2007/01/01(月) 23:13
三毛猫です。乳癌を発見するずっと前からちょっと疲れると
腋の下や鎖骨の下が痛くなっていました。抗癌剤治療中も
ずっと痛いのですが、サルノコシカケの煎じたもの(売っている
ものでなく身内が自分で採取したもの)を飲むとうそのように
痛みが消えます。朝夕にコップ1杯ですが飲まないと腋の下と
鎖骨下が痛むのです。
サルノコシカケはひょっとして痛み止めの作用をするのでしょうか?
それとも単なる気のせいですか?
このまま飲んでいて却って癌が大きくなったりすると心配です。
どなたかご存知の方おいでにならないでしょうか?
変な質問ですみません

866 名前: ろみろみ 投稿日:2007/01/04(木) 03:11
こんばんわ。
初めてお邪魔します。今自分なりに切羽詰っていて焦る気持ちを抑えながら皆さんの書き込みを読むうちについつい見入ってしまいました。私も乳がん患者のひとりです。お正月とは言えこんな夜更かしが身体に良いわけはないのですが865の方の書き込みに返信してから寝ようと思います。
私が入院していた時に同室だったおばあちゃんがそのキノコ(?)を愛飲してらっしゃいました。肝臓の腫瘍が小さくなったそうです。
売っていたのはガン専門の診療所で評判も良いところなので信頼出来ると言ってました。私にもくれようとしてたのですが、私は違う治療をしていたのでとりあえずお断りしましたが何もしてなかったらほしかったです。
痛みを緩和出来るかは聞きませんでしたがおばあちゃんはそのキノコは効くと言ってました。
ただ個人差もあるだろうし、一応病院で検査はした方が良いと思います。
この程度の情報しかないのですが、少しでも参考になればと思います。
お大事にして下さい。それではおやすみなさい。。

867 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/04(木) 03:40
>>865-866
これらの話題はこちらに移りましょう。
http://www.gankeijiban.com/bbs/kenkoushoku/index2.html

868 名前: 千春 投稿日:2007/01/04(木) 05:23
>>867 同意です。
>>866 貴方が善意で書き込んでいるか業者かは匿名の掲示板では判りません。
しかし「キノコ(?)」「そうです」「おばあちゃんはそのキノコは効くと言ってました」
など信憑性の薄い科学的根拠の無いウワサを公の掲示板に書く責任の重大さをお考え下さい。
肝臓の腫瘍が小さくなったのはウワサや立ち話しの域ですが、
(画像診断は御覧になりましたか?その方はキノコだけの治療だったのですか?その後はどうなったのでしょう?)
キノコの『健康食品』での被害例は事実として厚労相から注意喚起がされています。
薬としての認可の無いものを素人判断で、通常の食事では摂取不可能な多量の量を取ると言うだけでも、危機感を持って臨んだ方が賢明です。
他人には勧めず、自分でするにせよせめて主治医には相談するべきです。
「せっかくの善意の情報にいちゃもんを付ける」と、お腹立ちかも知れませんが、
他人の命がかかっています。是非ご理解のほどを。

>>867さんのおっしゃる通り、以降は食品板でお願いします。

869 名前: ろみろみ 投稿日:2007/01/04(木) 09:02
よく分かりました。
冷静になってみると確かに画像を見たわけでもなくおばあちゃんの話を鵜呑みにして書き込みをしてしまいました。自分としては865さんを安心させてあげたい一心でした。
なんて・・・軽率で思い上がった行動でした。
今、自分も再び動き出したこの病気に不安を覚えながら少しでも自分の疑問への信頼出来る情報がほしいと思っていて。865さんの書き込みについ逆の立場でものを言ってしまいました。
大変失礼致しました!
自分の問題は改めて書き込みさせて頂きます。
お騒がせしました。。。

870 名前: 千春 投稿日:2007/01/04(木) 10:31
ろみろみさん
生意気なレスをごめんなさいね。
ろみろみさんの文章から善意なものとは分かっていたのですが、
煎じてお茶で飲んで摂取するのと、『健康食品』として売っているものではまた、
何処のどんな原材料で作っているかの怪しさでも、摂取量のケタでも違うと思い書きました。
(だからと言って煎じたものが安全かも素人の私には分かりませんが。)

ろみろみさんご自身もお体を労ってください。
治療についての疑問はきっとこちらで専門の方がお答えくださるし、
同じ経験をされた方の助言も役に立つと思います。
では、また。

871 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/04(木) 19:11
こちらの板では、病院での治療に関する書き込みを前提としています。
民間療法や健康食品に関する話題は原則として禁止されており、
その話題は、専用のスレでお願い致します。
御理解と御協力をお願い申し上げます。

872 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/04(木) 21:40
三毛猫です
お騒がせしてすみませんでした。身内の方が心配してくださっている
ものですからちゃんと飲まないといけないと思いつつ「これって
安全なの?」という心配があってお聞きしてみました。
飲むと確かに痛みが直るように思えるし、そうかといって飲み続けて
毒になったらどうしようと心配だったものです。
癌になってからとても不安で、抗癌剤で髪も抜けるし、やたらに
周りが自分に優し過ぎるので「やっぱり死んでしまうのか。。」
と毎晩眠れません。。 

873 名前: グリーン 投稿日:2007/01/05(金) 02:08
三毛猫さん、気持ち、大丈夫ですか?
私は明日3回目の投与ですが・・
とりあえず一段落までがんばろうと思ってますよ。
毎日の食事に気をつけて、自分の生活を反省して(例えばこんな遅くまで起きているとか)
そんな事しか知識がなくて申し訳ないです。
今の私の目標は、どうしてもイライラしがちなので、『普通のきもちで暮らす』という事。
厳しい状況の方も沢山いらっしゃる、皆さん勉強してがんばっていらっしゃる。
やはり冷静になれるように
自分も勉強していきたいと思っています。
変な文になってしまいました。失礼しました。

874 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/05(金) 21:32
グリーンさん、励ましのお言葉ありがとうございます。
私の場合はかなりリンパに転移があちこちで、厳しい状況だと先生
から言われました。説明のときに「家族も呼んでください」と言われた
ので最悪の状況を告知されるかと覚悟しました。本人の病気なのに
しかも、子供じゃないのにどうして家族を呼ばないと説明できないのか
とても疑問に思います。

ネットで乳癌のページばかりみて泣いていました。あと何年生きられる
のか、最後はどうなるのか、考える程落ち込んでしまっています。
心臓発作のように一瞬で死ぬのと違って死ぬまでに何ヶ月とか何年とか
時間がありじわじわ殺されていくのが最悪です。執行まちの死刑囚より
精神状態が悪いです。

875 名前: 東の空 投稿日:2007/01/06(土) 03:38
風太さん、三毛猫さん、グリーンさん

それぞれのお立場で大変だと思います。
よけいなことかもしれませんが、
一言だけ。

StageIIIと申しましても、必ずしもすべての方が転移・再発して命に関わる状況になるわけではありません。
15年以上前(まだ、タキサン系抗癌剤もハーセプチンもAI剤も治療に用いられていなかった時期)に治療を開始されたStage IIIの方でも10年生存率は50%以上あります。
まして、その後、乳癌治療は劇的に進歩していますので、10年生存率はさらに上昇していると思われます。

また、Stage IIIと申しましても、局所進行乳癌と高度リンパ節転移症例に大きく分かれます。
私たちが治療させていただいた1,000例以上の乳癌症例の解析では、
驚くべき事に局所進行乳癌でもリンパ節転移が全くないStage IIIの10年生存率は90%以上(早期乳癌と同程度)でした。

高度リンパ節転移がある場合には確かに非常に厳しい事が多いかもしれません。
でも、私の同僚の医師がフォローされているある方は、手術時にリンパ節転移が30個以上あり、
術後補助療法を全く拒否されましたが、10年以上経ってまだ全く再発してきておられません。

今、かかっておられる病院でどのような治療をなされるかは非常に重要ですが、
私はStage IIIでただあきらめるのは人生一回しかないとしてはとてももったいない気が致します。

いろんな物に書かれている内容は大部分が統計学的なデータを元にしたものと思います。
つまり、全体でみるとStage IIIは転移・再発率は高い群ではありますが、
決して100%再発するというわけではありません。

繰り返しになりますが、15年以上前の武器の少ない時期でも50%以上治る群です。
治る可能性をそれ以上にあげていくのはご本人、ご家族、医師の病気に向かっていくお気持ちと勇気と力量次第ではないかと思います。

グリーンさんがおっしゃられるように、
「他人から言われる「大変ね。。がんばってるのね。。」は、なかなか素直に受け取れ」ないかもしれませんが、
それでも私が言えるのは、申し訳ないのですがそれくらいしかありません。

でも、私はまだまだ充分に治せるチャンスはあると思います。
諦めることなく、前向きにみなさんで力を合わせてぜひがんばっていただきたいです。


三毛猫さんへ

>点滴して4時間後に吐き気に襲われ5日間も何も食べる
事ができませんでした。

との事ですが、(投与量、前処置等にもよりますが、)
通常早く嘔気が出た場合には、症状がおさまってくるのも早い方が多いです。
4時間後に嘔気が出て、5日間食事が摂れないというのは非常に長い様に見受けられます。
もしかすると、もともと便秘症があるのか、
あるいは抗癌剤投与後に便の出が悪かった(便が硬いことも含めて)ということはありませんでしたか・・・?
もし、そうであれば次回より嘔気・嘔吐を軽減させることができるかもしれません。

口内炎は主にアントラサイクリン系抗癌剤によると思われますが、
それも改善方法がありますので早めに医師に相談した方が良いと思います。

ホルモン受容体の発現状況、HER2の発現状況も今後の治療の参考になると思います。

876 名前: グリーン 投稿日:2007/01/06(土) 14:37
長い文章になりました。すみません。
東の空さん、
心強い励まし感謝します!
点滴の症状は人様々と聞いていましたが「便秘症」というお話、うなづけました。
悪性度は3ですが、ホルモン受容体OKでHER2も+1(なしってことですよね?)
FECについてひとつ伺いたいのですが、
どちらかでFECは効果がゆっくりの場合があると読んだことがあるのですが、そんな傾向はありますか?
いつでも結構ですので、また教えて下さればありがたいです。
口内炎はひたすらウガイをしていました。
今度、医師に相談してみます。ありがとうございます!
三毛猫さん
経過観察(触診)では、あった腫瘍の輪郭がぼやけて、多少小さくなったかも・・と言う事でした。
深さもあったと思います。
もう少し全体が張ってたはずだ・・とか扁平になってる・・
あいまいな表現ですがこの評価はもしかしたら??と自分でも思っていたので嬉しかったです。
一回目の投与時、背中の痛み、胸の奥はまだ痛かったですが、新たに痛くなかったはずの『両脇』が痛みだしました。
二回目の投与後、脇の痛みはいつのまにか無くなり、かわって(脇や胸の奥から)胸がひきつれるように、特に無理な姿勢をしたり手をあげたりすると痛むようになりました。
その事を今回、医師に相談しましたら
おそらく縮小をする腫瘍でひっぱられるのでは・・・(と考えさせてください)と言う事でした。
医師のひと言で、痛みがあっても、不安だった気持ちが、ぱっと明るくなったような気がします。
私も脇のリンパは(個数ははっきりわかりませんが)いくつか腫れてるので
たとえ術前で少なくとしても、全部確実に取りますと言われました。

説明時に御家族をという話は、よく聞きます。
厳しい状況であるといわれたとしても、生きなければいけません。
厳しい状況と言うかどうかは医師次第だとも思います。
生きれるように上手くあがこうとしてますよ。
私の場合、優しい言葉をかけられると、笑えなくなってしまいます。
かと言って、時には同情されて、大泣きしたいとも思います(かなりわがまま)
心のバランスを取って、
また情報など伺えたら・・と思います。

長々とすみませんでした。

877 名前: 三毛猫 投稿日:2007/01/06(土) 14:48
東の空さん、ありがとうございます。
「東の空」って事はつまり「夜明け」「太陽」ですね? みなさんに
ご自分の大事な時間を使って希望を与えておられるお姿にアタマが
さがります。
今日は2回目のCEFに行ってきました。診察の時に先生に「あとどの
くらい生きられますか?」とお伺いしたところ「病院に来ていれば何も
しないのに比べて少し長く生きられます」というお返事でした。
その「少し長く」というのが、どのくらいの期間かは言われませんでし
たが、「そう長い間ではないのかな」と思いました。また「少し」の
程度なら苦しい治療や手術をしてまで「少し」の時間を得る価値もない
のかとも思います。

でも東の空さんが言われるように10年生きられる50%に自分が入
れたらいいなあと希望を持ったのも事実です。


878 名前: 三毛猫 投稿日:2007/01/06(土) 15:15
グリーンさん
ありがとうございます。泣いてしまって今は何も書けません。
また落ち着いてからまた来ます

ほんとに私は泣き虫で困ります


879 名前: さくらぎ 投稿日:2007/01/06(土) 16:27
以前「12:誰か母を~」で書き込みをさせていただいた者です。
先日、母が「ハーセプチンは新しい薬みたい」と申していたのですが、以前は使用はされていなかったのでしょうか。現在、私の母は再発乳癌で、脳・肺・骨盤への転移があり、ハーセプチン(週1)とゾメタ(月1)を点滴している状態です。執心しないように心がけてはいるものの、ステージⅣの5年生存率を考えると、どうしても考え悲観してしまいます。
もしハーセプチンが新薬ならば、今日5年生存率はもっと高くなっているのでしょうか。それとも、やはり10%に満たないものなのでしょうか。
東の空先生の、ステージⅢについての意見を読み、つい書き込みをしてしまいました。
検査のたびに不安でたまりません。どなたか情報がございましたら教えて下さい。


880 名前: 東の空 投稿日:2007/01/06(土) 18:18
さくらぎさんへ

私は以前、脳転移・肺転移の方でLH-RHアゴニストと脳の照射のみで
数年間コントロールできた方がおられます。
その間、4週間に一度の通院で元気に過ごされておられました。

Stage IVの生存率は以前より10%以上あります。
それも5年生存率ではなく、10年生存率でです。

今はその頃よりさらに治療の選択肢が増えていますので、
さらに生存率は上がっていると思います。

でも、闇雲にあれこれやっては5年あるいは10年まで治療を引っ張るのはなかなか難しいと思います。

ハーセプチンや内分泌療法剤のような薬剤などで癌の増殖を抑えて、
いわば休眠の状態までうまく持っていければ、
年単位の治療効果が期待できます。

実際に現在、内分泌療法とハーセプチンの併用効果についても検討がなされています。

実際にStage IVや再発乳癌でそのような長期安定に持っていけた方は実際に非常に多くおられます。
すべての方をそのような状態にできるとは言えませんが、
そのような状態に持っていけるチャンスは、
たとえStage IVや再発乳癌であっても十分にあります。

あきらめる事はいつでも、誰でもできます。
でも、あきらめなければいろんなチャンスを探すこともできます。
主治医が知らなくても、他の医師が別の治療法を知っている場合もあります。
(もちろん厚生労働省で認められた乳癌治療薬についての話ですが)

現状の治療法でなんとかしのいでいる間に新しい治療法が開発されて、
また良くなられている方も何人もおられます。
それが乳癌という病気です。

今、できる事をしっかりやって、
できるだけ副作用を感じないですむ方法を調べたりするのはいかがでしょうか。

881 名前: さくらぎ 投稿日:2007/01/06(土) 21:02
東の空先生、早速のご返信ありがとうございます。『生存率は上がりつつある』非常に励まされました。先生のお話を聞かせていただき、希望を取り戻せたような気持ちです。
本人だけでなく家族ともに、諦めずに頑張らなければ、と思いました。来週は血液検査の結果が出るので私も同行する予定です。よく聞き、今後の治療について相談して来ようと思います。本当にありがとうございます。

882 名前: 三毛猫 投稿日:2007/01/06(土) 23:41
三毛猫です。不思議なことに今回はそんなに気持ち悪くありません。
家に帰ってから一度お昼に食べたものを戻してしまいましたが、その後
七草粥を作って食べられました。
早めに病院からもらった吐き気止めのお薬を飲んだからと、お薬を増量
していただいたからかも知れません。
気に生るのは深酒をした時のように心臓がどきどきして、脈が時々とぎれ
ます。3個うって一回お休み、次は30個うってまたお休みという具合です。
特に息が苦しいとか胸が痛いとかいう事はないです。
病院では説明がなかったのですがこれはCEFの副作用でしょうか?
どなたか似た症状の方おられませんか?


883 名前: まりー 投稿日:2007/01/08(月) 03:11
06年12月に乳癌を指摘された者です。
内視鏡手術について、相談させて下さい。

右乳房内に3.4mm(乳輪より下半身方向に1cm以内の場所)
と4.1mm(乳輪より外側方向1cm以内)に腫瘍があります。

エコー、マンモグラフィー、MRI検査を行い、3.4mmの方は悪性と思われ、
4.1mmの方は「怪しい」と診断されています。
(最近になって、右わきの下にも数個コロコロ動くしこりを見つけました。)

確定診断が欲しかったので、「細胞診などの組織検査をして頂きたい」
とお願いしたのですが、診断を受けた病院は内視鏡手術をする病院で、
先生の方針で、「エコー下の細胞診でも腫瘍に当たらない場合もある。
針で刺したところから癌が糸状に伸びることがあるから、その部分には
内視鏡を入れられない」
との理由で、細胞診をしないとおっしゃいました。
(日にちを変えて、再度お願いしましたが無理でした)

・この状態で内視鏡手術に臨むのは妥当なのでしょうか?

他院での治療方法も知りたいのですが、細胞診を他院で受けた場合には
現在の病院に戻る事は難しいと思われます。

自分の症状が内視鏡手術に適しているならば、内視鏡という選択肢も
残しておきたいのです。

・悪性と思われる腫瘍が2個あり、且つわきの下のしこりが転移の場合、
内視鏡手術の適用範囲なのでしょうか?
私の胸は75Aと小さいです。

どなたかお知恵を貸して下さい。

884 名前: 東の空 投稿日:2007/01/08(月) 07:15
>882 三毛猫さんへ

CEF療法は通常安全に行える治療ですが、
100%安全という医療行為はありません。
CEF療法で心臓に影響する薬剤として、
E=ファルモルビシンの用量規定因子の第一が心筋壊死を起こす事です。
これは総使用量に比例して発生頻度が高くなります。
C=エンドキサンの用量規定因子の第一は骨髄毒性です。
しかし、以外に知られていないようですが、用量規定因子の第二が心筋障害です。
実際に心臓破裂の報告があります。

よって、心臓に何らかの症状があるならば、
胸部レントゲン検査、心エコーにより心機能のチェックは必ず行っておいたほうがいいです。

ただし、三毛猫さんの症状は不整脈であり、脚ブロックによるものと考えられ、
以前からあったのではないかと思います。
もし、脈のリズムが乱れていれば心房細動なども脈が飛んだように感じるかもしれません。
したがって、CEF療法により生じたものの可能性はきわめて低いと思います。

また、三毛猫さんの様にその日に症状が出る方は、
3日以内に楽になられる方が多いです。
ただ、完全に抜け切ったようになるのは7日くらいかかるという方は良くお見かけしますが・・・
5日もひどい症状が続く事はほとんどありませんので、
改善できて良かったですね。


885 名前: 東の空 投稿日:2007/01/08(月) 07:44
さくらぎさんへ

長期安定の治療をお望みの場合、
ホルモンレセプター(ER, PgR)の発現状況は非常に重要です。
その確認も必ず行ってください。

「誰か母を~」の方を今、拝見させていただきました。
Stage IVの5年生存率10%以下というのは以前よりありませんが、
さくらぎさんのお母様の場合、Stage IIならStageIIです。
ですからStage IV(4期)の生存率を見ても何の意味もありません。

そして、現在、転移をされているということですので、
Stage IIどうのと考える事もほとんど意味がありません。
ですから「お母さんの乳癌は?」と聞かれれば、
「再発乳癌です。」ということです。

そこで、再発乳癌の生存率はという話になると思いますが、
やはり5年生存率が10%以下ということは現在において無いと思います。
むしろ私の治療させていただいた方を見ましても、
long CR(or PR)「数年以上転移巣が消えている(、あるいは縮小したまま大きくならない)。」
方が10%を大きく上回っています。
ハーセプチンの反応を見ますとチャンスは大きく広がっていると私は思います。

また、「脳周囲の転移。脳ではない。」というのが、
「頭蓋骨の転移」なのか、「脳の膜表面に小さいのが多数ある。」のかで対処法が全く違ってきます。
その事もしっかり把握していただいた方が良いと思います。

886 名前: 東の空 投稿日:2007/01/08(月) 08:24
883> マリーさんへ

診断について。

エコー、マンモグラフィ、MRI検査はあくまで間接検査なので、
それのみで100%悪性という診断がつくのは非常に疑問です。
しかも3.4mmと4.1mmという非常に小さいものは1cm以上の物よりもさらに診断が困難です。
その大きさで細胞診(あるいは組織診)をしないで癌の診断がつくとは思われません。

マンモグラフィーですが、通常5mm以下の乳癌は腫瘤として写ってきません。
distortionとして所見が出るかもしれませんが、それでも3.4mmの腫瘤が原因だとするとそれで悪性の判断はつきません。
したがって、今回の判断にマンモグラフィは診断に寄与していないと思われます。
MRIもそれらの腫瘤が写っているかさえ疑問です。まして、良悪性の判断はつかないと思われます。
エコーのみにおいて3.4mmの腫瘤が悪性かどうか論じたとすれば、それは非常に勇気がいる事です。
3.4mmの良性腫瘤である嚢胞があったとして、内容物が混濁していれば、
低エコーで内部不均一に描出され、癌と似た所見になってしまいます。
(私個人がもしそのように(悪性と)患者さんに伝えるとすれば、無謀以外の何ものでもありません。)

したがって細胞診をするのが順当な手順と思います。

>「エコー下の細胞診でも腫瘍に当たらない場合もある。
針で刺したところから癌が糸状に伸びることがあるから、その部分には
内視鏡を入れられない」

とのことですが、しこりは触らないのでしょうか?
触るのであればエコーを使わなくても細胞診は可能です。
どれくらいの期間があれば針で刺したところから癌が糸状に伸びることがあるのか不明ですが、
悪性の診断がついて、すぐに手術して術後残存乳房照射を行なうのであれば、
細胞診をする事のデメリットは全く思いつきません。
むしろ確定診断なしに手術をするメリットがわかりません。

私は内視鏡手術をした事がありませんので、
内視鏡手術で何cmの傷が何個つくのか不明ですが、

腫瘍が触れて3.4mmの大きさで乳輪より1cm以内にあるのであれば、
乳輪に沿った3cm以内の目立たない傷1つで2つとも充分切除できそうですがそれではだめなのでしょうか?
(傷としてはほとんど目立ちませんし、乳房の変形もほとんどないでしょう。
それに実際に診察していませんのであくまで一般論ですが・・・)

確かに用い方によっては非常にメリットのある検査や治療法が開発されてきていますので、
それを充分生かせる用い方をする必要はあるように思います。



887 名前: 三毛猫 投稿日:2007/01/08(月) 12:28
東の空さん、丁寧なご診断ありがとうございます。言葉が難しくて
完全には分からなかったのですが、つまり、私の場合はCEFの後で
心臓がどきどきして脈が飛んでも、以前からあったかもしれない
不整脈で抗癌剤の影響ではないと理解できました。安心しました。
第一回のCEFで入院の前に心電図をとってそれが正常だったと言われ
ましたが不整脈があっても正常値なのですね?

今も脈が60回に1回くらい途切れますがあまり気にしないようにします。
病院では、食事用のプラスチックの食器を見ただけで吐いてしまいました
が、家にいるとリンゴのすったものや、バナナジュースなど好きなものを
とれるので何回か戻しても家の方がずっと楽です。

ありがとうございました。


888 名前: まりー 投稿日:2007/01/09(火) 00:02
東の空様

早速のご返信ありがとうございました。
やはり、私としても確定診断を受けたいと思いますので、このまま細胞診をして頂けない様であれば、
転院も考えたいと思います。

長くなるので前回書かなかったのですが、3.4mmの方は2004年の健診のエコーで
初めてのう胞性病変と指摘されたのです。
その時は、以前住んでいた地方の病院で診てもらい、1cmののう胞内に1mmの
腫瘍と思われるでっぱりがあると診断されました。
細胞診の結果は「悪いものは見当たらなかった」と言われ、3ヵ月後にもう一度細胞診を
した際も、「悪いものはなかった」と言われておりました。
ただ、「小さすぎて腫瘍を採取できていない場合もある」とも言われました。
その約半年後に、触れて確認できていたのう胞がなくなっていました。
受診すると、「のう胞内の内溶液が抜けた。小さくなってはいるが、まだある」との診断で
「自己検診して、変化がなければ1年に1度の検査でよいでしょう」と言われました。

2006年9月に、寝返りの際に痛みがあって、しこりを2個自分で発見しました。
現在かかっている病院では、エコー、MRI、マンモグラフィー後の診断は
「良性っぽいが、妊娠を希望しているのであれば、度々受診するのも大変だし
摘出した方が良いのでは?」と言われていました。
ところが、精度の高いエコーでもう一度見た画像で、「限りなく悪性に近い」
と診断されたのです。

大きさについては、エコーを撮影してくれた先生に伺った際に
「3.4mmと4.1mm」と教えて頂きました。
「それはのう胞の大きさですか?のう胞内の腫瘍の大きさですか?」とお聞きしたところ、
「全体がうすいグレーっぽく写っています。境界線はない」と言われました。
主治医の先生に大きさを聞いた際は「1cm位」とおっしゃり、エコーの先生のおっしゃる大きさと
大分違う事を申し上げたら、「1cmののう胞内に3.4mmの腫瘍」と言われました。
エコーでは1cmのものは写らないのかなあと疑問を感じました。

2つのしこりは触れるのですが、「エコー下で細胞診をした場合、針が当たっているように
見えて、実は当たっていないこともある。腫瘍に針を刺して抜く際に糸状に
悪性腫瘍を引っ張ってしまうことが1/2000の確率である。家族にできない検査は
私はしない」とおっしゃいました。

しかし、細胞診をせずに手術をしているという方の話を聞かないので、
このまま進めていって、この先生を信頼していっていいんだろうか?と疑問を感じた次第です。

やはり内視鏡にこだわるよりも、確定診断をつけるのが順当な手順なのですね。

それにしても、最初の病院選びがこんなにも重要なことだとは思いませんでした。

転院するにも、初診でかかって最初から検査をしなおしたいと思っても、
紹介状が必ず必要ですと言われてしまったり。

今はスムーズに紹介状を書いて頂けるか不安です。

しこりを発見してから、既に3ヶ月も経過してしまっていて、わきの下のしこりも
発見し、なかなかスタートラインに立てないのがしんどいです。

こちらで相談させて頂けて感謝しております。
今後もどうぞお力を貸して下さい。
よろしくお願い致します。



889 名前: まりー 投稿日:2007/01/09(火) 00:27
度々すみません。
書き忘れてしまいました。

エコーで悪性と判断された理由は、
「腫瘍が前方境界線と後方境界線がぬけているから。学生が診ても
悪性とわかるよ」とおっしゃっていました。

・この状態は限りなく悪性と判断される状態なのでしょうか?
のう胞の可能性もあるのでしょうか?

「4.1mmの方は痛みがあるので、大丈夫でしょうか?」とお聞きしたところ、
「痛いほうは大丈夫」とおっしゃっていたのですが、次に受診した際は
「4.1mmの方も怪しい」と変わりました。

・エコーの画像は見るたびに診断が変わるような微妙なものなのでしょうか?

ご教授下さい。
よろしくお願いいたします。



890 名前: 東の空 投稿日:2007/01/09(火) 19:08
まりーさんへ

2004年に細胞診で良性と診断され、3ヶ月後の再検査でも悪性所見なしと診断されたのであれば、
通常は良性病変で間違いないと思われます。
それから2年経過しているにもかかわらず3.4mmしかないのであれば、
ほとんど増大していませんので、悪性の可能性はさらに低いと思われます。
ただし、嚢胞内癌の場合にはその様なことも充分あります。

>「小さすぎて腫瘍を採取できていない場合もある」

という意味が良くわかりませんが、嚢胞性病変であれば内容液が引けますので、
しっかり採取できたかどうかは肉眼で確認できます。

>精度の高いエコーでもう一度見た画像で、「限りなく悪性に近い」と診断されたのです。
>「1cmののう胞内に3.4mmの腫瘍」と言われました。

1cmの嚢胞内に3.4mmの隆起があると解釈して良いように思いますが、
通常、エコーによる嚢胞内乳頭腫か嚢胞内癌かの判定は非常に困難です(ほとんど不可能です)。
嚢胞外浸潤部があってはじめてエコー上、癌と考えられる場合があるという程度です。
まして、1cmの嚢胞内に3.4mmの充実性の部分があるとして、
嚢胞外に浸潤している可能性は非常に頻度が低いと思われますので、
エコー上判定は不可能に近いように思われます。
また、単に嚢胞がいくつかの部屋に分かれている場合、
あるいは壁が若干隆起しているだけの場合にも嚢胞内に隆起性の像がみられます。
精度の高いエコーとはどれくらいのものを指すのか不明ですが、
私が現在使用しているエコーも購入から1年以内の非常に高性能と思っているものを使っていますが、
それでも上記の意見しか申せません。

>エコーで悪性と判断された理由は、「腫瘍が前方境界線と後方境界線がぬけているから。学生が診ても悪性とわかるよ」とおっしゃっていました。

ということの意味が良く理解できませんが、嚢胞内の腫瘍の所見としては、
前方、後方どうのということが果たして意味があるのかどうか非常に疑問です。
嚢胞自体の所見であれば通常良悪性の判別は極めて困難です。
嚢胞状に見えるもの全体の所見として実は嚢胞でなく充実性の病変の場合、
ようやく前方、後方どうのという所見は参考の一つになってきます。
しかし、1cmの嚢胞内に3.4mmの隆起というのであればこの可能性はありません。


>「エコー下で細胞診をした場合、針が当たっているように見えて、実は当たっていないこともある。腫瘍に針を刺して抜く際に糸状に悪性腫瘍を引っ張ってしまうことが1/2000の確率である。家族にできない検査は私はしない」とおっしゃいました。

私の私見ですが、しこり(しかも1cmもの大きさの)として触知しているものを、
わざわざエコー下に細胞診をする必要性があるのかどうか疑問です。
嚢胞性の病変だとわかっているのですから、当たれば内溶液が引けてきますので、
当たっているかどうかの心配をする必要があるのでしょうか?
たとえ、嚢胞性の病変でなく充実性の病変であったとしても、
通常穿刺時に脂肪を突き抜けて腫瘍に当たったかどうか、
手に伝わってくる感触でわかります。
また、1/2000の確率がどこから出たのか私はわかりませんが、
1年間に100人細胞診をするとして、20年間に1人、60年間に3人に起こる可能性を恐れて細胞診をやらない
(そして細胞診断なしに手術をする)というメリットがあるのでしょうか?
私は画像のみ(しかも1cmの嚢胞性病変)で手術をして、
乳房(温存術であっても)を切除し、術後の病理検査で悪性所見が見あたらなかった、
という事が起こる危険性の方がよほど恐いです。
場合によっては裁判になるかもしれません。
それに、手術では腫瘍の上部の組織も同時に切除しますので、
糸のように引っ張ってくるという部分もなくなりますし、
先にも述べましたが術後残存乳房照射をすれば、
それでも残った細胞が生きている可能性の方がほとんど皆無であると思います。

>やはり内視鏡にこだわるよりも、確定診断をつけるのが順当な手順なのですね。

細胞診(あるいは組織診)を行うことは乳癌の診断をつける上でもっとも大切な事の一つであると私は思います。
むしろ、先にも述べましたが、まりーさんの場合、乳輪縁切開で腫瘍を切除する方が内視鏡手術を行うより創も少なく(1個)、
目立たないかもしれません。

>しこりを発見してから、既に3ヶ月も経過してしまっていて、わきの下のしこりも発見し、なかなかスタートラインに立てないのがしんどいです。

わきの下のしこりについては何といわれているのでしょうか?

>エコーの画像は見るたびに診断が変わるような微妙なものなのでしょうか?

そのような微妙な検査所見のみで手術をして、本当に大丈夫なのでしょうか?


891 名前: 三毛猫 投稿日:2007/01/10(水) 22:14
2回目のCEFからずっと心臓がどきどきして脈が飛びます。
気のせいでしょうか? 病院に聞いてみたほうがいいのでしょうか?
どうしても我慢できないという程ではないんです。
胸がどきどきして気持ち悪い程度なんです。次の診察の時に聞くので
大丈夫ですか?


892 名前: ひろこ 投稿日:2007/01/11(木) 02:56
針生検の結果が出て、今日、ガンということが確定してしまいました。
今日はMRIをとって、この結果が出てから転院やセカンドオピニオンの紹介状を書いてくれるとのことで、
次の受診日までにどんな治療を受けたいかを考えてきてと言われました。
(今の病院は通院が大変なのと、標準的な治療しかやっていないので。)

MRIの結果を見ないとまだわからないのですが、
今のところ1㎝ぐらいの浸潤性ガン、硬ガンで
温存療法での手術とセンチネルリンパ節生検、放射線、抗がん剤かホルモン療法、
自分でリスクをとれるなら、放射線や抗がん剤などはやらないという選択もできるが、
お勧めできません、とのことでした。

私は65Aぐらいのガリガリ体型なので、温存療法でもかなり変形することが予想され、
35歳で未婚、結婚願望も子供が欲しい気持ちもあるため、
FUSやラジオ波での治療に挑戦したい気持ちもあったり、
でも、再発や死ぬのも怖い気持ちもあり、なかなか決まりません。
間をとって内視鏡下での手術はどーかな?とも思うのですが、
この掲示板をさかのぼってみると、あまりメリットが無さそうな感じも。。。
また、FUSについては今かかっている病院の先生からも
この掲示板でも話題になっていますが、
ラジオ波が話題にあがらないのはどーしてなのでしょうか?

それから、これらの特殊な治療をやっている病院はネットでも何とか探せるのですが、
標準に近い温存療法で、切る範囲をできるだけ狭めにとったり、
可能な限り放射線治療や抗がん剤なども行わないなどのポリシーで
実績もあるような病院は、都内近県でどこかに無いでしょうか?

おそらく贅沢、もしくは非現実的な質問を書いているのかもしれないのですが、
お返事をいただければ嬉しいです。
これから恋愛も結婚もしたいし、子供も欲しいのです。
よろしくお願いいたします。

893 名前: まえだ 投稿日:2007/01/11(木) 03:08
テロメラインの情報がここに載ってます、http://maiise.9.dtiblog.com/blog-entry-164.html

894 名前: 千春 投稿日:2007/01/11(木) 03:48
>893は今後の治験結果に期待は持ちたいものの、
例えば892さんのような初期がん、進行がんでもまだ治療法が残されている場合の今現在の第一選択肢としては一般的ではないでしょう。
現在はあくまでも『癌の画期的な夢の特効薬に“なるかも知れない”“研究段階”の一治療法』
の位置付けですね。
効果も副作用情報も確立していません。

895 名前: 東の空 投稿日:2007/01/11(木) 09:10
>891 三毛猫さん

>心臓がどきどきして脈が飛びます

第一に心房細動、第二に期外収縮などが疑われます。
CEF療法の影響はあまり考え難いですが、
それとは別として症状のある不整脈についてはしっかりと診断をつけ、
必要であるならば治療(ジギタリス製剤など)を行った方が良いと思います。
できるだけ早めに主治医に診察を仰ぐ事をお勧めいたします。
どうしても日にちがかかるようでしたら、
循環器内科を受診し、診断・治療を受けても構わないと思います。

896 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/11(木) 10:26
東の空先生、お礼を申し上げるのが遅くなってしまいました。ご丁寧なアドバイス心より感謝いたしております。明日は母の付き添いで病院へ行ってまいりますので、しっかり確認し話を聞いて来ようと思います。
本当にありがとうございます。


897 名前: さくらぎ 投稿日:2007/01/11(木) 10:27
896を書いた者です。名前を入れるのを忘れてしまいました。すみません。

898 名前: まりー 投稿日:2007/01/12(金) 04:01
東の空様

お忙しい中、ご丁寧なアドバイスを頂きましてありがとうございました。
お礼が遅くなりまして申し訳ございません。

1/9に今後の治療について聞いてまいりまして、12/22に説明された事と違うことがあり、
また頭を悩ませています。
(両日ともに家族に同行してもらっています。)


まず、わきの下のしこりについては「リンパかな。悪性の感じと違う。
頻繁に触っていたからでしょう」と言われました。

腫瘍のサイズなのですが、昨年12/22の診察時に、エコーの先生と主治医の先生のおっしゃるサイズが
違うことを指摘した際には「1cmののう胞内に3.4mmの腫瘍」と主治医の先生は
おっしゃったのですが、1/9では、「MRI画像で見て5mm」とおっしゃいました。
これは、のう胞の大きさではなく、腫瘍の大きさだと言うことです。
前回と違うことをおっしゃっているなあと思ったのですが、年末は最終診察日で
かなり混んでいた事もあるので、よく画像を見ずにそうおっしゃったのかもしれません。
腫瘍は楕円形でしょうから、大きさが3.4mmと5mmの誤差は納得もいきます。
ただ、のう胞内に腫瘍があるとおっしゃっていたことについては、
忙しかったと言う事を考慮しても、いかがなものかと思う気持ちもあるのです。
家族は、「この程度の違いなら、許容範囲のものなんじゃない?」と考えているようで、
温度差があります。


今回は、「MRIでは良性・悪性の判断はつかない。エコーを見た限りでは悪性。
たとえ組織診で良性と結果が出ても手術をしなければ100%の安心は得られないのだから、
妊娠を希望しているなら、手術をした方がいいのではないか。」
というお話でした。そう言われると、仮に別の病院で組織診をして良性と
結果が出ても、「ちゃんと取れていなかったのではないか」と不安になり、
結局手術をした方が良いような気がしてしまいます。

・組織診で良性の場合は、患者が希望しても手術はして頂けないのでしょうか?

いくつかの病院に電話で聞いてみたのですが、良性なら経過観察になる場合もありますと
言われ、転院しても不安を解消できないのであれば、今の病院で手術をして
頂いたほうがいいのかと頭をかかえてしまいます。

・または、良性と結果が出れば、手術の必要なしと安心してもよいものなのでしょうか?

「内視鏡手術は下乳輪線にそって切り、腫瘍は5mmのマージンをとって取り、
術中に病理検査をし、悪性の場合は段端に癌の残りがないかを調べ、追加切除が必要な場合は
取り残しのないように取る。BDとDにある両方の腫瘍とも同じ切り口から
一つ一つ別々に摘出する。摘出した部分にはセルロースを入れる。
手術中にセンチネルリンパ節生検を行う。この大きさなら抗がん剤はやらなくて
大丈夫なんじゃないかな」との事です。

・通常の温存術の場合、手術中に段端に癌の残りがないかどうかを調べるのでしょうか?
それとも術後でしょうか?手術中にこの検査をするデメリットはありますでしょうか?


・温存術でも摘出した部分にセルロースを入れるのでしょうか?
セルロースは乳組織に変わっていくそうです。
75Aサイズの私には形が崩れないのは大変うれしい事ですが、
私の知る限り、聞いた事のない方法で、今の病院独自のやり方なのか、
他の病院でもされていることなのか、安全性はどうなのかと
わからないことだらけです。

先生の話を聞いた直後は、私も家族も早く治療にかかりたいし、
疑わしきものは摘出したほうが安心して生活ができると思いました。
ただそうなると、今後、またのう胞や他の怪しきしこりを見つけるたびに
手術をしていくのかといった疑問も生まれます。

できるだけ早くに治療を開始して欲しいと願う家族がいる一方、
どこの病院に行ったら良いのか、セカンドオピニオンが良いのか、
(希望の病院のセカンドオピニオンはそのまま転院できないので
再度紹介状を書き直してもらう必要があります)
初診でかかった方が良いのかなどと悩む自分がいて、なかなか
落しどころを見つけられないでいます。

どうぞご助言をよろしくお願いいたします。


899 名前: 東の空 投稿日:2007/01/12(金) 11:10
>898 まりーさん、おはようございます

私からのコメントは890の通りです。
今回のご質問に関するご返事も変わりません。

腫瘤を触れていれば確実な細胞診は可能ですし、
それが確実でないとおっしゃられるのであれば、
確実にしてもらえる施設を受診された方が良いのではないか、
と私は思います。

私が申し上げたとおり、MMG, MRIでの確定診断は困難ですし、
5 mmとした場合でも、US(エコー検査)のみによる確定診断は非常に困難な事が多く、
それのみで(たとえセンチネルリンパ節生検であったとしても)、
腋のリンパ節まで検索する事には抵抗を感じます。
(癌であったとしても嚢胞内癌は理論的に転移しません。)
(本当に嚢胞性病変なのでしょうか・・・?)
elastographyを併用するとある程度の質的診断ができる可能性はありますが・・・
(これはある程度の経験が必要ですし、それでも解釈が非常に難しいとは思います。)

良性であれば手術をする必要はないと思いますし、
形状的なご心配があるのであれば、
「良性と診断がつけば手術をしない。」
というのが最も形状に影響を与えないと思いますが・・・

診察医の方がどれ程術中迅速組織診の事をご存知かわかりませんが、
術中迅速診断は通常凍結標本で行い、
永久標本診断と比較して診断能はかなり落ちます。
それにより、乳管内伸展の正確な判定は本当に可能なのかどうかも疑問に思います。

メスでスパッと切れば断端の診断はある程度できるのかもしれませんが、
電気メスで切るのであれば(内視鏡下に取るのであればおそらくこれだと思います)、
断端は焼けており、断端のスタンプ細胞診も不可能に思います。
断端の組織診もどうでしょうか?
そもそも日本では断端の5 mm以内に癌があれば断端陽性とする事が多いと思うのですが、
腫瘍から5 mmの切除マージンでは、
癌から5 mm以上の距離をを保つのはなかなか難しいと思いますが。

私はこれ以上申せませんので、
あとはまりーさんの考え方・価値観次第だと思います。
(冷たいような言い方で申し訳ないですが)

900 名前: 純子 投稿日:2007/01/12(金) 17:40
初めまして。今日は母(70歳)についてご質問させていただきます。

母は20年前乳ガンのため左胸全摘出と骨を少々削りました。その後、2005年
の夏より激しい腰痛を訴え整形外科などを回りましたが良くならず、結局10月
に乳ガンの再発による骨転移と診断されました。腫瘍マーカーはCEAが10~29、
CA15-3は130~233、その間アロマシンを服用し2ヶ月に1度の通院と4ヶ月に
一度の骨シンチ等を行ってきました。数値が下がらないため昨年10月より
アロマシンではなくフェアストンに変えたところ12月の検査ではCEAが4と
なりました。

実は母に詳しい告知などはなく、私が勝手に心配して主治医に電話し確認した
ところ上記のようなことが分かったのですが、現在は腰椎、背骨と左胸への転移
が見られるとのことです。

現在は骨への転移があるにもかかわらずホルモン療法のみのようですが、この
ままでいいのかどうか心配です。骨転移に対する治療をしてもらったほうが
いいのではないのでしょうか。
完治は難しくとも、あと5年以上は今と変わらない生活をしてほしいと願って
いるのですが・・・。
東北の最も田舎に住んでいるため医療機関も高齢者の治療に積極的ではないの
かも、などと不安を感じています。

主治医と話をさせていただく機会があれば具体的なことをいろいろ聞きたい
と思っているのですが、ある程度の知識がないと何も言えないままで終わって
しまいそうな気がしているため、ご質問させていただくことにしました。
東の空先生、母の病状や治療に関してアドバイスいただけますか。
また、ここでお伺いするのは良くないのかもしれませんが、東の空先生の
病院は東北地方ではないのですよね? もし近くならぜひ直接診察していただ
きたいです。よろしくお願いいたします。


901 名前: まりー 投稿日:2007/01/13(土) 00:53
東の空様

早速のご返信を頂きまして、ありがとうございます。
お忙しい中、私の為に親身にご相談にのって頂き、心より感謝致します。

いろいろと気持ちが揺れていましたが、より納得のできる説明をして頂ける
主治医を探すべく、病院探しを頑張っています。
病院はいくつか絞り込めたのですが、どちらの先生がよいのかといった情報を
取るのは難しいですね。
しかし、少しでも早く治療にかかれるよう、迅速かつ慎重に決めたいと思います。

主治医といかに良いコミュニケーションを取れるかが最も大切な
事なのかなあと思っています。これも自分次第かもしれませんね。

前向きに、今後の治療に臨みたいと思っています。
(今は、スムーズに紹介状を書いてもらえる事を祈るばかりです)

私も東の空さんと同様に、最終的には私自身の考え方・価値観次第だと思っています。
全く冷たい言い方とは感じておりません。
それよりも、自分の為に、ボランティアでお時間を割いて頂ける事に頭が下がり、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。

今後も質問させて頂くことがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

どうぞ良い週末をお過ごし下さい!


902 名前: 東の空 投稿日:2007/01/14(日) 08:01
純子さんへ

骨シンチグラフィで経過をみているとの事ですが、
骨シンチはあくまで転移巣の目安であって、
癌が縮小しているのかどうかの判定に用いるのは不適当な事が多いです。
骨シンチグラフィで高集積が継続していても、
再骨化が進んで癌が縮小している場合もあるからです。

ですが、全身の新たな骨転移病巣の出現状況を見るには非常に優れていますので、
治療経過の判断には骨シンチグラフィに加えて、
転移部位のCTあるいはMRI検査と単純レントゲン検査を組み合わせるのが
betterなのではないかと思います。

>骨転移に対する治療をしてもらったほうがいいのではないのでしょうか。

内分泌療法(ホルモン療法)は立派な骨転移治療です。
単剤(フェアストンのみ)投与の治療も全く理にかなっています。
これまでの経過から判断しても治療の選択はすばらしいと私は思います。
また、腫瘍マーカーの推移からも治療が奏効していると判断して良いと思います。
痛みが改善しているのであれば、放射線照射を行なう必要は全くありません。
うまくはまれば年単位の治療効果が期待できます。
単剤(フェアストンのみ)投与で長期の効果が得られれば、
身体的負担、通院等の人生における束縛される時間的負担、
治療費等の金銭的負担等が最も少なくてすみ、
乳癌転移治療においては実に理想的な状況と思います。

フェアストンは現在一日何錠内服されておられますか?
教えていただければ幸いです。

>完治は難しくとも、あと5年以上は今と変わらない生活をしてほしいと願って
いるのですが・・・。

さらなる上乗せ効果を期待されるのであれば、
ビスフォスフォネート製剤(現時点ではゾメタが最も推奨されます)の併用をお勧めします。
抗がん剤ではないので脱毛や白血球低下なども全く無く、御高齢の方にも安全に行なえます。
4週に1度の投与(病院での点滴・・・およそ30分)が新たに必要ですが・・・

>東北の最も田舎に住んでいるため医療機関も高齢者の治療に積極的ではないの
かも、などと不安を感じています。

そのようなことは無いと私は思います。
これまでの治療薬の選択をみましても理にかなった治療を選択されておられます。
幸せなことに、日本全国どこでも同じ薬剤が使えます。
純子さんのお母様が治療されておられる病院で今後治療薬が無くても、
新たに導入してもらうことは決して不可能なことではありません。
むしろ同一効果のある薬剤(代替薬)が無い場合の方が比較的スムーズに導入される事が多いです。
どうか地域がどうということであきらめないで下さい。

>また、ここでお伺いするのは良くないのかもしれませんが、東の空先生の
病院は東北地方ではないのですよね? もし近くならぜひ直接診察していただ
きたいです。よろしくお願いいたします。

正直申しまして、時には本当に直接診察させていただきたいと思うことがあります。
直接聞かれた事が無くとまどってしまいましたが、
そのご質問には今後もここではお答えしたくてもお答えできません。
できるだけ性善説を持つ様にしていますが、
必ずしもその様な方々ばかりでは無いので。

ただ、ある方が次の様におっしゃっておられました。
「本当に必要な情報は必要な時に必要な分だけ手に入る。」と。
私もその方の言葉を信じています。

903 名前: 東の空 投稿日:2007/01/14(日) 08:20
>901 どうぞ良い週末をお過ごし下さい!

まりーさん。
おはようございます。
ありがとうございます。

私はむしろマリーさんの場合、
紹介状が無くても良いように思います。
(あくまで私個人の意見です。)

それで時間を取るのもメリットは無さそうですし、
今の診察医に気を使うのも精神的に負担になりませんか。
また、セカンドオピニオンを聞いて、やっぱり元の先生に治療してもらいたい、
と思った時に戻りやすいかもしれません。

それにセカンドオピニオンを求めるのであれば、
まりーさんのような場合、
次の医師に変な先入観が無い方が、
診断において本当のセカンドオピニオンを聞けると私は思います。

さらにまりーさんは診断から治療にかけての意見を聞きたいわけですから、
次の医師もたとえ紹介状があったとしても、
自分で必要だと考える検査をしないとまりーさんの質問には答えられませんし。

別の病院に直接行かれて、
「乳癌検診を受けたら右の乳房にしこりがあると言われた。
今日は通知書は持ってきていませんが、心配なので来ました。」
と言えば、診察をしてくれない病院は無いと私は思います。



904 名前: ちぃ 投稿日:2007/01/14(日) 20:20
2年ほど前にホルモン治療の件で相談させていただいた ちぃ です
その節はありがとうございました m(_ _)m
今回もホルモン治療について 狸様の意見をお聞かせいただきたくお願いいたします

閉経前 ゾラデックス+ノルバデックスの治療を受けており ゾラデックスは来月24回になるので終了する予定です

昨年9月に不正出血があり 子宮内膜症と診断され内膜掻爬いたしました 
9月と10月はノルバデックスを休薬し 出血もおさまったので11月からノルバデックスを再開いたしましたが 12月末からふたたび出血がはじまり 婦人科の診断をうけたところ 今回は子宮筋腫ということでした
摘出し 現在病理の結果まちで ノルバデックスは休薬しております 内膜の厚さは12ミリとのことです 
外科の主治医も不正出血も2度目となると ノルバデックスの副作用ではないかと考えているようです
婦人科の先生の本音はノルバは使ってほしくない でも 乳がんの治療もあるので 判断が難しい と考えているようです 
このような状態だと 私にはどのような治療があるのでしょうか?
病理の結果次第というところもあるとはおもいますが 意見を聞かせていただきたく思います
お忙しいとは思いますが よろしくお願いいたします

905 名前: 純子 投稿日:2007/01/14(日) 21:57
東の空先生

早速のお返事、本当にありがとうございました。
日曜の早朝にこんなご丁寧な回答をいただき、どうお礼を言っていいのか
分からないほど感謝しています。

>フェアストンは現在一日何錠内服されておられますか?
教えていただければ幸いです。

毎朝3錠です。2005年夏以来薬の服用で腰痛はかなり楽になった
ようですが、時々1~2週間くらい強く痛む期間があるようで、この
1週間もまた痛みがあります。ただ本人は「年だから仕方ない」と
思って我慢しているようです。
こちらは雪が積もっているため、雪寄せや買い物のための雪道歩行など
で足腰に負担がかかっていることも心配です。

母のことについては私しか分からないため、一人で不安を抱え泣くだけ
の毎日でした。私のほうが精神的に参ってしまいそうでしたが、
東の空先生のおかげでとても元気づけられました。
乳腺専門の先生に、直接お会いすることなく心の病を治して
いただいたような気がしています。
また時々状況報告や質問をさせていただくかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。




906 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/15(月) 13:00
>>904 ちぃさん
以前どのスレの何番で相談したか明記した方が、狸さん分かりやすいかもよ

907 名前: ゆう 投稿日:2007/01/15(月) 20:17
>>906さん
御指摘ありがとうございます 気がまわらなくて ごめんなさい
Part 3 の367のゆうです 他にも ちいさんがいらっしゃるようなので HNももとにもどして ゆう に致します
あの時狸さんからアリミデックスとアドバイスを受けていたのですが いろいろあって ゾラ+ノルバになってしまいました

908 名前: 東の空 投稿日:2007/01/16(火) 00:43
純子さん、こんばんは

>1週間もまた痛みがあります。

圧迫骨折のために痛みがある場合には、
放射線照射はあまり期待できないかもしれません。
単純腰椎レントゲン検査(正面・側面2方向)でほぼ確実に診断できます。
もし、教えていただけるのであれば幸いです。

>こちらは雪が積もっているため、雪寄せや買い物のための雪道歩行など
>で足腰に負担がかかっていることも心配です。

圧迫骨折が無い場合、痛みがあるのであれば、
私はビスフォスフォネート製剤(現時点ではゾメタ)の併用をお勧めします。
再骨化してくれば、雪寄せなどで負担がかかっても骨折しない、
丈夫な骨を純子さんんお母様が、
また手に入れることができる可能性があるからです。

フェアストンはその量で問題ありません。
そして、フェアストンは骨痛を軽減する作用も時にみられますので妥当な治療ですが、
もし圧迫骨折がないにもかかわらず時に痛みがあるのであれば、
ビスフォスフォネート製剤の併用により、
骨の再骨化を促し、また直接癌を抑制する効果も期待でき、
鎮痛も期待できますので、純子さんのお母様にもお勧めです。

>母のことについては私しか分からないため、一人で不安を抱え泣くだけ
の毎日でした。
>直接お会いすることなく心の病を治していただいたような気がしています。

おそらく私は純子さんにここでしかお会いできませんが、
少しでもお役に立てたのであれば光栄です。
一人で悩まず、いつでも相談してください。

純子さんがどこにお住まいかは存じ上げませんが、
もし不便な中、お母様の事を思い悩まれておられるのであれば、
例え少しでもその不利を取り除くお手伝いができたのであれば、
私のここでの存在価値があるのかもしれません。

P.S. もし、もう少し肩の力を抜くことが純子さんのお役に立つのであれば、
GanSNSを覗いていただくと良いかもしれません。

909 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/16(火) 15:56
>883まりーさん
http://www.kbcts.gr.jp/Pt/soudan.asp#No.6222
ですか?

910 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/01/16(火) 23:07
狸です
>>907ゆうさん
ご無沙汰しております。
拝見しますとゾラデックスの治療が24回と言うことは2年経過しましたので、休止してもいいタイミングですが、カキコの内容からむしろノルバデックス側の副作用が出ている可能性が高いです。ここで伺いたいのですが、失礼ながら現在のご年齢はいくつになりますか?もし自然閉経に至るような年齢であればゾラデックス+ノルバデックスを取りやめ(ゾラデックスは終了のタイミングですが)、アロマターゼ阻害剤のアリミデックス単剤という選択肢もあるかと思います。

911 名前: ゆう 投稿日:2007/01/16(火) 23:27
狸さま
ありがとうございます 現在44です
保険の問題もあるかと思いますが ノルバをやめて ゾラデックスをもう1年続けて アリミデックスも服用したほうがいいのでしょうか?
率直な意見をお聞かせください お願いいたします

912 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/17(水) 08:18
狸です
>>911ゆうさん
44歳でしたらまだ若いので自然閉経であるとは言い切れないご年齢ですね。となると、
・保険最重視ならゾラデックス単剤を続行する(子宮への影響を考慮しノルバデックスをやめる)
・ゾラデックス+アリミデックスをトライする
・ゾラデックスをやめてリュープリンに切り替える
などが思いつきます。
この順で考えうると思うのですが、3番目は現状がゾラデックス由来の副作用とは考えにくいので可能性は薄いです。
もっとも現実的なのは1番目なのですが、前回返答時には2番目をお勧めしました。これは以前伺った病状がかなり再発リスクが高いことが予想され、その回避が最優先と考えたためですが、幸い現在まで再発を抑制できていますので、もちろん確たることは言えませんが、再発リスク回避最優先度合いは当初よりやや薄まった感があります。ゾラデックス+アリミデックスは保険上の懸念があるため、今日の段階で強行して得られるメリットが得られる(かも知れない)メリットを上回るかなんとも言えません。


913 名前: ゆう 投稿日:2007/01/17(水) 16:40
狸さま
ありがとうございます
なんだか悩ましい状況です 
前回のアドバイスにあったように アリミデックスが使えるといいのですが 
病理の結果をふまえて主治医と相談いたします
狸さんからのレスで不安がだいぶ軽減されました 本当にありがとうございます
のちほど結果をお知らせいたします 前回は結果をお知らせしていなかったようで 申し訳ありませんでした
これからも宜しくお願いいたします


914 名前: 理子 投稿日:2007/01/18(木) 18:03
はじめまして。今すごく不安でどうしていいのか分からない状態なんですけど、相談に乗ってください…
今日私の母がマンモグラフィーの結果を聞きに行ったんですが、白い影が写っていたんです。だからエコーで診てもらったんですけど、多分良性だということで半年に1回検診を受けることになりました。本当に良性の腫瘍なんてあるんでしょうか?母はもう開き直ってしまって「悔いの残らないように生きないと…」とか言って癌だと決め付けてるんです…私もいきなりのことでどうしたらいいか分からなくなってしまって…

915 名前: 千春 投稿日:2007/01/18(木) 22:39
理子さん
腫瘍は悪性(癌)より良性(癌ではない)の方が圧倒的に多いのです。
http://www.breast-hp.jp/women/mamoru/shikori/shikori.html
http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-50.html
こちらをお母さまに見てもらってください。

でも悔いの残らないように生きるのは癌云々に関わりなく大切ですね。

916 名前: 美菜 投稿日:2007/01/19(金) 21:24
こんな質問、変かと思われるかもしれませんが・・・
腫瘍の大きさが6cm以上で、複数あり抗がん剤を投与して夏頃に手術する流れだとステージだと何になるんでしょうか?
他の場所への転移がないそうなのでⅡbかⅢbだと思うのですが、夏頃まで手術しないというのが気になって・・・Ⅲbなんでしょうか?

917 名前: 千春 投稿日:2007/01/19(金) 23:46
美菜さん
専門の先生からのご解答のつなぎに・・・。
http://www.oncoloplan.com/knowledge/treatment/breast%20cancer%20pharmacotherapy/08.htm
http://www6.ocn.ne.jp/~oppai/neoadjuvantnew.html

ステージについては主治医に聞くのが確実と思いますが、
↑こちらに書いてある化学療法の期間を見ればお分りのように、夏頃まで手術をしないのは全く通常だと思いますよ。
(仮に複数の化学療法の効果が見られない場合は手術を早める場合もあると思いますが。)
術前化学療法が奏効しますように。
体じゅうの癌細胞をこてんぱんにやっつける心意気でね頑張ってください。
http://www.nyugan-infonavi.jp/chiryosaizensen/03jyutsuzen/

918 名前: 美菜 投稿日:2007/01/20(土) 13:12
千春さん>
ありがとうございます。実は自分のことではなく姉の事なんです。
姉から病院についてきてくれと言われ、意味もわからずついていき横で話を聞いてたんですが帰ってから自分は乳がんだと言われたんです。
それで姉は先生に胸を取るなら取るでサッサとしてくれと言ったそうなんですが、先生が今すぐ手術は出きないから抗がん剤を投与して夏頃に手術することになるかなぁと言われたそうなんです。
2cm以下じゃないものに関してはみんな、抗がん剤は半年ほど投与するもんなんですか?
夏まで手術しないというので夏まで手術出来ないほどなのかと思ってしまったんですが・・・
主治医に聞こうにももう転院してしまい、関東のほうに行ってしまい詳しいことは話してもらないままで。

919 名前: 千春 投稿日:2007/01/20(土) 16:24
美菜さん
遠く離れて暮らしていらっしゃるとお姉さまのこと余計心配ですね。

しこりの大きさで期間が決まるのではなく、
http://www.v-next.jp/contents_07.htm
術前や術後における化学療法では、臨床試験などの結果により、有効性の高い標準的な投与回数が決められて
いる訳です。
ですから「夏まで手術出来ない」のは術前化学療法を施行され尚且つ薬に効果が見られる方は皆さんそうなのですから、
「ほどなのか…」との間違えた不安はこの際忘れましょう。

お姉さまご本人は自分の体・自分の治療の事ですので、しっかり考えて行動なさっていると思います。
今後、患者のお姉さまから色々な面でS.O.Sを出された時、
出来るだけお姉さまの意向にそった助け船を出せるように、
私が美菜さんでしたらまず乳がんについて正確に書かれている本を読んだりしてきちんとした知識をつけておこうと考えるかも知れません。

920 名前: 美菜 投稿日:2007/01/20(土) 21:30
千春さん>
投与回数と言う物は決められてるんですね。
一応、色々とネットでですが調べてるんですが、情報が多すぎてわからなくなるのと、あまりにも姉の症状がどうゆうものなのかがわからないのでどうすればいいのか・・・
http://www.v-next.jp/contents_07.htm
で見る限りでは、Ⅲbなのかも・・・
ネットで見てると「治る」と気持ちが前向きになるんですが、寝るときとか一人でボーっとしてると悪い事しか浮かばなくなってくるんです。
本人が変に覚悟を決めて頼ってくれず、詳しい事を教えてくれないのでよけいに。。。

921 名前: 純子 投稿日:2007/01/20(土) 22:13
>908 東の空先生
またまたお返事ありがとうございました。実は先生からのご回答をもとに、
思い切って母の通院する病院へ行き、代理診察という形で主治医の先生と
お話させていただきました。

「腰痛があるのにも関わらず、年のせいだろうと思って先生には伝えてない
のではないだろうか」と言ったところ、すぐに次の診察時に母に様子を聞き、
腰痛があるようならば月に1度の点滴治療を勧めますとおっしゃってくださ
いました。カルテには『次回はゾメタを勧める』とありました。
また、骨シンチ等の写真をみせてくれ、丁寧に状況の推移を説明してくださ
いました。腰から背骨、肋骨、頭の骨への転移がみられるが、10月の骨シ
ンチでは内臓への転移はないとのことでした。(骨折もありません)
2月初めに母が診察に伺うのですが、そのときに腫瘍マーカーが高ければ、
抗ガン剤治療に変更し、母に告知をしなければならないとのことです。

東の空先生がおっしゃるとおり、たとえ田舎の病院であっても、たとえ患者
が高齢であっても、きちんと適切な方法で治療してくださっているんだな、
ということがわかりとても嬉しかったです。こんなふうに思えたのも東の空
の先生のおかげです。本当にありがとうございました。

ただ、余命についてもお話してくださったのですが、「10年以上元気に頑
張っている人もいれば、半年で亡くなる人もいる。あくまでも一般的な平均
寿命として4年と言われている。お母さんは腰痛が出て通院を始めてからす
でに1年半経過しているので、一般的にはあと3年くらいと言えます。」
と言われました。覚悟はしていてもさすがにショックでした。
私は結婚し県外に住んでいるのですが、子供ができず現在不妊治療中です。
せめて一人でいいから孫の顔を見せ、おばあちゃんになった喜びを味わせ
てあげたい。また、去年の2月に父が脳梗塞になり後遺症などが残ってい
るため、母のことで父に余計な不安を与えたくない。なんとか内臓に転移
せずあと5年普通の生活をさせてあげたいというのが今の私の願いです。

これからもいろいろご指導いただくと思いますが、どうぞよろしくお願い
いたします。
ここを見ながら頑張っているみなさんもいろんな情報ありがとうございます。




922 名前: 千春 投稿日:2007/01/20(土) 22:30
>>920 お姉さんはそれこそ一番不安だし、ご本人として本当に色々な事を考えていらっしゃるんだと思う。
今はそっと見守っているのが一番お姉さんのためなのかも知れません。

ステージが上がるにつれ病期が進行するのは確かですが、
ステージがIでも再発する場合もあればIIIでも再発しない場合もあります。
そしてもし再発しても病気とずっと共存出来ればいいと考えて。

今から乳がんの勉強をしていくと分かってくると思いますが、
ステージに拘り過ぎる事はありません。
それにいくらネットで調べてもお姉さんのステージがどれかの答えは主治医に聞かない限り出ないんだしね。

それならばこれからの抗がん剤治療で起こりうる副作用を頭に入れて、
お姉さんがもしも辛い時、何を差し入れてあげようかとか、何を手伝えるかとか、
お姉さんが不安を口になさった時、どう答えれば良いのかなどを考えた方がまだ役に立つかも知れません。

誰でも特に肉親なら、そっと放っておいて欲しい時もあれば、傍にいて欲しい時もあれば、我儘や嫌味を言って絡みたくなる時もありますよ。

美菜さんの不安は自分の中で片付けるくらいの気持ちでお姉さんを第一に考えてあげてください。
心はいつも寄り添って一番の理解者でいてください。

一人の時や夜寝る前に悪い事しか浮かばずに不安に苛まれるのは、
こちらの掲示板の患者・家族みんな同じと思います。私もそうよ。

923 名前: 美菜 投稿日:2007/01/20(土) 22:55
千春さん>
ありがとうございます。
そうですよね。一番辛いのは姉だし、私から変に聞き出そうとせずに本人が言いたくなるまでフォローしながら待った方がいいですね。
ネットで調べた事をそれとなく教えたりしようかな。
食事療法じゃないけど、ここでニンニクがいいとも書いてたし、そうゆうことを何気なく勧めていこうかと思います。


924 名前: 千春 投稿日:2007/01/20(土) 23:21
美菜さん、そうね。
心配だけど、焦らずお姉さまが心を開いてくださるのを待ちましょうよ。
美菜さんがお姉さんを大好きでいつでもお姉さんを想っている気持ちだけを伝えて。
ニンニクも食べ過ぎはいけませんよ。(以前ニンニク大喰い選手権で具合が悪くなってる人を見た!)
がんを治す食品はありません。(あったら薬になっているし、治す作用がある物には副作用もセットであります。)
偏食せずバランスよく美味しく戴くのが何よりです。
正しい知識でお姉さんをフォローしてあげてください。
勉強しても尚且つ分からない事があれば、こちらの掲示板の皆さんも教えてくださいますからね。

925 名前: まりー 投稿日:2007/01/21(日) 01:49
東の空様

貴重なアドバイスを頂きまして、本当にありがとうございます。
先週は新しい病院に行ったりで、こちらに来るのが久々になってしまい、
お礼を申し上げるのがすっかり遅くなってしまいました。
申し訳ございませんでした。

お陰様で細胞診をして頂けまして、現在結果待ちです。
いろいろと不安はありますが、暗中模索状態から一歩前進致しました。

ここまでこられたのも、いろいろと親身に相談にのって頂けたからです。
ありがとうございました。

>909さん
質問は私が致しました。
一刻も早く意見を聞きたくて、こちらの掲示板と同じタイミングで
質問しました。
お陰様でレスを頂いたのですが、タイムラグがあり、こちらでの反応後に
質問したような形になってしまいました。

上記の理由に問わず、同じ質問を別の場所にも書き込むのがマナー違反で
嫌われる行為だと言うことを、先程認識しました。
勉強不足ですみません。

不快に思われた方々申し訳ございませんでした。
以後、気をつけます。

926 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/21(日) 04:11
まりーさんへ
>一刻も早く意見を聞きたくて、こちらの掲示板と同じタイミングで
質問しました。

自分の命がかかっている状況なので様々な場所で相談される
お気持ちは理解できます。
むしろ少しでも早く回答を得たいと考えている心理状態なのですから
まりーさんの別の場所での書き込みがマナー違反かどうかは人それぞれ
なのではないのでしょうか?

命に関わる状況なのですからまりーさんの心情を察すると
全ての人が不快に思っていないのではないと思いますよ。

927 名前: 理子 投稿日:2007/01/21(日) 11:24
千春さんありがとうございます。良性のほうが多いと聞いて少し安心しました。サイト母と一緒に見ようと思います。

928 名前: 投稿日:2007/01/22(月) 18:57
質問なのですが、よく病院の診療科のところに10年生存率とか5年生存率とか書いてあって%が書いてますよね。
あれは癌患者の%なのか、癌手術をして切除した人の%なのでしょうか?
あのパーセントがいまいち何をさしてるのかわかりません。

929 名前: 投稿日:2007/01/22(月) 21:21
狸です
>>928凪さん
ステージごとなどに分類されている数値のことですね?
これは”そのステージと診断された患者さん”の何%が5年とか10年とかたって生存なさっているか、と言うことです。つまり、患者さんの数が分母ですよ。

930 名前: mio 投稿日:2007/01/22(月) 21:28
こんばんは。
私は去年の秋に、左胸に1cm強のしこりを見つけ、
12月始めより、自宅近くの病院に通っています。

マンモグラフィー、エコー、MRI、注射器での細胞診を行いましたが、
確定判断がつかず、医師に「来週、切除生検で取ってしまいましょう」と言われました。
私が読んだ関連の本には、現在は切除生検は少なく、
針生検(組織診)でどうしても判断がつかない時に行うべきだと書かれていましたので、
不安になりました。

その為、本日、有名な某大学病院に行ってみました。
大学病院では、紹介状をもらって、画像等を見てみたいと言われました。
そして、次回の予約は2月末になってしまいました。

ずいぶん先なので、迷っています。
このまま近くの病院で切除生検をしたほうがいいのか、
大学病院の診断を2月末まで待つべきなのか?
最後は自分で決めるものとは分かっているのですが、
どなたかご意見ありましたら、お願いします。

931 名前: 投稿日:2007/01/22(月) 21:43
狸です。
>>930mioさん
切除生検は傷が残ってしまうため最近はあまりやられなくなりました。しかし確実に組織を取ると言う点では優れた方法です。ですが、最近では超音波ガイドのマンモトームなどが普及してきたため、その優位性も崩れつつあります。
ご近所の医院は乳腺外科を標榜しているのでしょうか?拝見した印象では、乳腺専門の医師ではないように感じます。乳癌の診断はやはり手馴れた医師の元で行われることで確実に達成されると思いますので、大学病院などの症例数の多い施設の方がより安心できると思います。この辺りは治療よりもより”慣れ”が必要な部分だと個人的には思います。しかしその大学病院での診断が1ヶ月も先というのはさぞご心配なことだと思いますので、
・再度大学病院に連絡して、時間を早めてもらえないか交渉してみる
・近所の医院の先生にも事情を説明して口ぞえをお願いする
など、まだ打つ手があるように思います。この1ヶ月でもしがんだったとしても劇的に症状が進行する危険性は高くはないと思いますが、ご自身のからだですから、可能なことをやってみるのも良いように考えます。
個人的な感想が主体ですが、参考になれば幸いです。

932 名前: 投稿日:2007/01/22(月) 22:04
狸さん>
教えていただきありがとございます。
患者さんの数が分母なんですね。
Ⅱ期85%、Ⅲ期60%とかって書いてるんですが、楽観視するのはよくないけどそれだけ癌でも治ってる(生存してる)と言う事なんですよね?


933 名前: 投稿日:2007/01/22(月) 22:16
狸です
>>932凪さん
例示の数値ですと、それぞれ85%、60%の患者さんが生存なさっている、という意味になります。100%でない以上、絶対確実というわけではありませんが、生存なさっている方が決して少なくない、と考えますと、やはり意味深いことだと思います。

934 名前: mio 投稿日:2007/01/22(月) 22:16
>>931 狸さん、ありがとうございます。

補足ですが、自宅近くの病院の先生は、乳腺外科の先生です。
どうやらこの病院では、針生検は行っていないようなのです。

大学病院は、紹介状&画像があったとしても、
エコーは再度行うそうで(他の病院とは違う特殊なエコーだそうです)、
このエコーの予約が、本来4月になるところ、2月末に割り込んでもらったので、
この日が次回診察日となりました。
大学病院はこのくらい待つのが当たり前なんでしょうかね? ため息です。

切除生検は、癌であった場合は、その後の治療の選択肢が減る?と書かれていた本もあったので、
大学病院で診察を受ける方向で考えてみます。

935 名前: 東の空 投稿日:2007/01/23(火) 09:12
>mioさんへ

>自宅近くの病院の先生は、乳腺外科の先生です。
どうやらこの病院では、針生検は行っていないようなのです。

1cm以上の腫瘍で細胞がとれない事は非常に考え難いです。
良性の腫瘍であればほぼ確実に採れるでしょう。
腫瘍が原因で取れない場合、scirrhous ca.(硬癌)の可能性があります。
scirrhous ca.(硬癌)の場合でも、通常一度で採取できますが、
やり手によっては採取できない場合があっても不思議ではありません。
その場合でも再検査で採取できると思います。

mioさんの状況において最優先されるべき事は診断を早急につけることです。
mioさんの現在の環境の中で生検することなく早急に診断をつけるためには、
穿刺吸引細胞診を再度行うことであると思います。

>大学病院は、紹介状&画像があったとしても、
エコーは再度行うそうで(他の病院とは違う特殊なエコーだそうです)、
このエコーの予約が、本来4月になるところ、2月末に割り込んでもらったので、
この日が次回診察日となりました。

elastograhpy(硬さセンサー付エコー)かドップラー(血流エコー)だと思われます。
大学で特殊なエコーと言われたのであれば、
前者の可能性が高いと思われます。
しかし、それによる確定診断は得られませんよ。
現在、有用性の検討段階であり、
おそらくその大学でも研究のための症例集めをしている感が非常に強く感じられます。
mioさんの確定診断をつけたいという希望においては、
1ヶ月待ってその検査を受けるメリットは全く感じられません(おそらくないでしょう)。

秋口(正確にはいつだかはわかりませんが・・・)に腫瘍を見つけられ、
今はもう1月も下旬にさしかかっています。
これからさらに1ヶ月間何もしないで確定診断のつかない検査を待っている事は、
癌診療において私は異常な状況であると感じます。
(おそらく治療が必要な場合、さらに先になる事でしょうから)

私が提案させていただくとすれば、
先の病院で細胞診の再検査を受け、
結果を待っている間に、
mioさんが行かれた大学病院でもない、
針生検をしてくれる第三の病院を探して受診する、
ということです。

もちろん、第三の病院でも細胞診されるかもしれません。
でも、手を変えるということは非常に重要なことでもあります。
それで確定診断がつかなければ針生検をしてもらう。
それで確定診断はつきます。
いくら時間がかかる施設であってもそれらの結果が出るまでに2月末まではかからないと思いますよ。

そして、ここで多くの方が誤解されておられるように感じる事ですが、
治療の継続で無い限り、紹介状はそれほど重要ではありません。

確定診断がつかなくて病院をわざわざ変えて来られるわけです。
しっかりと信念、自信を持って診療にあたっておられる医師は、
確定診断をつける事ができなかったこれまでの検査を信用しない事が多いと思います。
(もし、これまでの診断がつけられなかった検査結果を元に自分が誤診してしまっては、
自らの信用問題にもかかわるからです。)

細胞診も自分が行ったものが最も信頼できるでしょうし、
マンモグラフィも同様です。
各施設により基準をクリアしている場合も、していない場合もあります。
撮影技師の技量も無いと誤診率が上がることが報告されています。
読影医の技量は場合によっては非常に差があります。

よって、本当にしっかりと診断をつけてもらうことを希望されるのであれば、
何の先入観も無く診察をやり直してもらう方が希望する結論を得られやすいと私は思います。

936 名前: 投稿日:2007/01/23(火) 09:33
狸さん>
ありがとうございます。
癌と聞いて凄い悲観的になって悪いことしか考えられなくなっていたんですが、何とか前向きになりそうです。
昔は癌は不治の病みたいなイメージでしたが、最近では半分以上の方は治ってるんですね。

937 名前: 東の空 投稿日:2007/01/23(火) 14:04
>921 純子さんへ

>思い切って母の通院する病院へ行き、代理診察という形で主治医の先生と
お話させていただきました。
>カルテには『次回はゾメタを勧める』とありました。

本当に良かったですね。

>腰から背骨、肋骨、頭の骨への転移がみられるが、10月の骨シンチでは内臓への転移はないとのことでした。(骨折もありません)

>2月初めに母が診察に伺うのですが、そのときに腫瘍マーカーが高ければ、
抗ガン剤治療に変更し、母に告知をしなければならないとのことです。

腫瘍マーカーを測定された日付をしっかりと確認してください。
そして、もしフェアストン開始から3ヶ月経過していない場合には、3ヶ月過ぎた時点で再評価してもらってください。お母さんの乳癌は非常にゆっくりと増殖する種類の癌です。1ヶ月、あるいは2ヶ月の評価では期間が短すぎる可能性があるからです。
また、これまでの経過よりお母様は内分泌療法の感受性が非常に高く、なおかつ骨以外の転移をきたしにくいという点からも、抗癌剤に移行するのはまだ早いように思います。
アリミデックスあるいはフェマーラを試してみる価値(時間)も充分ありますし、ヒスロンH(+フルツロン)も非常に期待できます。

>ただ、余命についてもお話してくださったのですが、「10年以上元気に頑張っている人もいれば、半年で亡くなる人もいる。あくまでも一般的な平均寿命として4年と言われている。お母さんは腰痛が出て通院を始めてからすでに1年半経過しているので、一般的にはあと3年くらいと言えます。」と言われました。覚悟はしていてもさすがにショックでした。

私の経過からの印象では、一般的な生命寿命が来ない限りはお母様は10年以上元気にがんばっている人たちのグループに入るように思います。それも内分泌療法中心の内服治療でかなりいけるのではないでしょうか。

>なんとか内臓に転移せずあと5年普通の生活をさせてあげたいというのが今の私の願いです。

ゾメタは必ずやってもらってください。とりあえず5年間を目指されるのであれば、これは必要であると思います。うまくいけば腰痛は無くなります。そして、あわてて抗癌剤に進めなければならないほど命にかかわっている時期でもありません。生活の質を維持するためにも、もし、フェアストンが効かないとしても他の内分泌療法剤を試してもらえるように相談してみてください。

お母様は長期生存を非常に期待できる乳癌です。
前向きにがんばってください。


938 名前: 東の空 投稿日:2007/01/23(火) 17:22
>925 まりーさんこんにちは

>お陰様で細胞診をして頂けまして、現在結果待ちです。
いろいろと不安はありますが、暗中模索状態から一歩前進致しました。

ようやくですね。
良い結果であれば良いですが、
悪いものであったとしてもさまざまな治療が選択可能ですので、
まず、診断結果を見てからですね。


>質問は私が致しました。
>タイムラグがあり、こちらでの反応後に質問したような形になってしまいました。

誠意あるご説明誠にありがとうございます。
言葉が足りずいらぬ誤解を受けることもあれば、
言葉によって誤解が解けて、
他に何かできないか探そうと思う気持ちが生まれることもあります。

まりーさんの診断・治療がうまくいきますように。


939 名前: 美菜 投稿日:2007/01/23(火) 19:39
抗がん剤と言うのは一回で何種類投与されるものなんでしょうか?
人によって違うとは思いますが教えてください。
あと医療費としての請求でかつら代も入るんでしょうか?交通費は入ると聞いたんですが・・・


940 名前: mio 投稿日:2007/01/23(火) 22:51
>>935 東の空さん、ありがとうございます。

やはり、診断を急いだほうが良いのですね。
自宅近くの病院で、もう一度細胞診をお願いしてみようと思います。

また、第三の病院も探してみます。
ただ、ネットで調べて分かる病院は、人気の病院が多く、
待ち日数が多いでしょうし、
近所の病院は、先生の腕が良いかどうかが不安です。

私は神奈川県の川崎市在住です。
もし、どなたか腕の良い先生がいて、
確定診断を早急にしてくれるような病院をご存知でしたら
教えて下さい。宜しくお願い致します。

941 名前: 千春 投稿日:2007/01/23(火) 23:15
>>939 あくまでもご参考までに…。
補助化学療法の投与法色々。
http://kawa2000.at.infoseek.co.jp/index-2001.html

検索するとかつらは無理っぽいですね。
医療費については病院の相談窓口等もご利用ください。
http://www.nhk.or.jp/support/qa/qa050824_04.html
http://www.gosoudan.com/modules/allqa/index.php/honbun/iryo/559.php
http://www.ezkeiri.com/oyaku/tora/iryouhi.html

942 名前: 純子 投稿日:2007/01/24(水) 01:10
>937 東の空先生
いつもいつもご丁寧なお返事ありがとうございます。

>腫瘍マーカーを測定された日付をしっかりと確認してください。

9月末からフェアストンに変更しました。その2ヶ月後の検査で、
腫瘍マーカーはCEAが10~29を推移していたところ4まで下がりました。
CA15-3は当日分からないとのことでしたが、先日直接私が主治医に会って
聞いたところ240台でした。アロマシン時代から130~233だったので、
むしろ高くなったようです。

病気はデジタル化されているわけではないので、本人やお医者さんの
思惑通りは動いてくれません。なので、これからどのようになってい
くのかは誰も分からないわけですが、東の空の先生のお返事でとても
勇気づけられたのは間違いありません。(間接的に母もです)
先生のおっしゃったようになることを信じ、母と共に頑張っていきたい
と思っています。

毎日この掲示板を一緒に見ている主人が言ったことですが、
東の空の先生が書いてくださった返事は、私や母に希望を与えてくれ
たのはもちろんだけど、同じような症状のたくさんの人達もこれを見て
喜んだり安心したりしているはずだよねって。

2月2日が診察日です。またしつこくも経過をお知らせしたいと
思いますので、お時間があったら見てください。
ありがとうございました。


943 名前: 東の空 投稿日:2007/01/24(水) 14:18
942> 純子さん、こんにちは

>2ヶ月後の検査で、腫瘍マーカーはCEAが10~29を推移していたところ4まで下がりました。
CA15-3は…240台でした。アロマシン時代から130~233だったので、
むしろ高くなったようです。

2月2日に腫瘍マーカーを再検査してもらってください。
その結果から薬剤の変更を考えても遅くないです。
先にも申し上げましたが純子さんのお母様の癌は非常に増殖が遅い癌です。
2ヶ月では腫瘍マーカーが下がらない事はめずらしくありません。
また、それぞれの腫瘍マーカーの変化にはタイムラグが存在します。
CA15-3はCEAよりやや遅れて低下してくる場合もあります。
NCC-ST439はどうでしょうか?
これまで測定していない場合には一度測定してもらったらいかがでしょうか?

944 名前: ゆう 投稿日:2007/01/24(水) 22:15
狸さま
本日病理の結果を聞いてきました
悪性になる疑いあり と言われました 他の先生と所見を再度検討し今後のことを次回話し合うことになりました
はっきりと診断がくだされたわけではありませんが 限りなく黒に近い状況のような気がします
婦人科の先生は子宮ガンでもゼロ期 早期発見になるから となぐさめてくれました
乳腺外科の担当医にメールしてノルバはもうやめたいとつたえました アリミデックスを保険でなんとかなるようにしてほしいと要望もつたえました
乳がんだけでなく子宮ガンにもなるなんて つらすぎます 

945 名前: 投稿日:2007/01/24(水) 23:12
狸です。
>>944ゆうさん
ご心痛お察しいたします。
ですが、
>婦人科の先生は子宮ガンでもゼロ期 早期発見になるから となぐさめてくれました
私は慰めじゃなく、そうなんだと思いますよ。ゼロ期というのは治療すれば相当高い確率で完治、という状態ですから。
今はショックでいろいろ頭を巡っている時期かと思いますが、落ち着いたら状況を踏まえ、今後の治療方針を決めていきましょう。


946 名前: ゆう 投稿日:2007/01/26(金) 21:22
狸さま
不安な気持ちのときに
>今後の治療方針を決めていきましょう。
の一言がとても心強く響きました ありがとうございます
乳腺主治医からメールでこれまでの断続的な出血があるので中止したほうが良いと思います
と返信をもらいました
先生はフェアストンとアリミデックスのどちらかを考えているようですが
私のケースはどちらが良いのでしょうか?

947 名前: mio 投稿日:2007/01/27(土) 18:20
930 940で書き込みしたmioです。

本日、別の大学病院に行ってきました。

去年の秋、しこりをみつけてから、
ずいぶん時間が経ってしまったのですが、
今度の大学病院では、検査を早急に行ってくれるようです。

今日も早速、診察室での簡単なエコーと、
採血と、マルチスライスCT検査を受けました。
2月の2週目までには、MRIや本格的なエコーの検査もします。
以前の大学病院よりも、早く検査を開始することが出来ました。

こちらでアドバイス頂いたおかげで、行動に移すことが出来ました。
ありがとうございます。

結果はまだ分からない訳ですが、
今後も前向きに頑張っていきたいと思います。

948 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/01/28(日) 09:15
狸です。
>>946ゆうさん
フェアストン、アリミデックスとも保険上厳密には閉経後乳癌でしか使用できません。現在不正規出血があるためにノルバデックスを取りやめる(他に替える)となるわけですが、現在はまだゾラデックスの影響が残留していますか?(つまり閉経状態を維持していますか?)。もし閉経状態であれば、アリミデックス単剤が第一、ついでフェアストンかな、と思います。フェアストンは構造的に、やか作用機序的にノルバデックスとそっくりですので、同じ副作用が出る可能性が捨て切れません。一方のアリミデックスは作用機序が大きく異なるので、副作用の軽減が期待されます。ただしアリミデックスにも更年期様症状や不正規出血が報告されているので、まったくでない、とは言い切れません。

949 名前: ゆう 投稿日:2007/01/28(日) 12:05
狸さま
>>946のゆうです
ありがとうございます 私なりにフェアストンとアリミデックスを調べてみましたが詳しいところがよくわかりませんでした
狸さんのアドバイス 心強く感じます
私は抗がん剤をはじめて2005年2月から閉経状態でした 昨年8月に不正出血があり 今回の不正出血にいたります
狸さんのアドバイスをふまえて主治医と良く相談いたします
ノルバでも更年期症状(関節痛・ホットフラッシュ)がしんどいくらいでていました
アリミデックスにも更年期症状と不正規出血があるのですね・・・悩ましいです
でもここまでがんばれたので なんとかがんばり続けたいと思っています
ありがとうございました また状況をお知らせいたしますので よろしくお願いいたします
不安な状況で 狸さんのアドバイス 本当にうれしかったです ありがとうございます  

950 名前: 純子 投稿日:2007/02/05(月) 17:33
東の空先生、みなさん、こんばんは。

>943東の空先生

2日診察に行って来ました。もしも母が告知されたら東の空先生
に教えていただいたことをもとに、いろいろ質問してみようと
初めて診察室まで同行しました。
CEAは1.8まで下がっておりました。CEA15-3に関しては結果
の出るのが1週間後とのことで、確認できませんでした。
結果、「今の薬(フェアストン)を続けていきましょう。」との
ことで、東の空先生がおっしゃる通り、抗ガン剤まではまだ猶予
がありそうです。そういうことで、母に対する告知もありません
でしたから、NCC-ST439については聞くことができませんでした。
また、同日よりゾメタと思われる4週ごとの点滴も始まりました。

次回の診察は3月30日です。
半年ぶりに骨シンチやCTなどの検査もあるそうです。

質問なのですが、フェアストンはどれくらいの期間効果があるも
のなのでしょうか。人によっても違うでしょうが、このまま年単位
で効果があればいいなーと淡い期待を抱いております。

東の空先生、いつもアドバイスをくださり本当に感謝しています。
これからもいろいろご指導ください。よろしくお願いいたします。

951 名前: みきこ 投稿日:2007/02/05(月) 18:03
病理結果で特殊型の乳癌というのはどんなものがあるのでしょうか。特殊型というのは予後が悪いものなのでしょうか。

952 名前: 千恵 投稿日:2007/02/05(月) 18:11
よろしくお願いします。
55歳の母は去年の七月にステージⅡbリンパの転移は1つで右胸の全摘手術をしました。術後治療で抗癌剤の点滴を3週間ごとに4回するのが終わり先月からフェマーラと言う新薬を処方され飲んでいます。このフェマーラと言う薬の特徴を教えて頂けませんか?後、咳が凄く出ている様で心配です。毎回の血液検査での反応は無いらしいのですが…風邪でも無い様だし今のじき何かのアレルギーでしょうか?結婚し遠くに住んでいるので中々母の担当医の方とお話できずにいるので宜しくお願い致します。

953 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/02/05(月) 21:39
狸です。
>>952千恵さん
フェマーラはアロマターゼ阻害剤と呼ばれる薬剤の仲間で、アリミデックスとほぼ同じ作用機序を持つ薬剤です。これらの薬剤は乳癌の増殖に”えさ”として働く女性ホルモンを体内で作れなくすることで乳癌の増殖を抑える活性を持っています。
フェマーラですが、おっしゃるような咳を生じると言う報告は私は聞いたことがありません。呼吸困難が生じた、との海外での報告があるようですが、、、。
やはり主治医に相談すべきなのではないでしょうか?

954 名前: 東の空 投稿日:2007/02/06(火) 01:47
>950 純子さんへ

まずはお母様の治療は落ち着いているようで本当に良かったですね。
腫瘍マーカーの変動次第では3ヶ月間我慢できないで薬剤を変更してしまう医師が多いと思われますが、
お母様の主治医の先生は良くそこまで我慢して下さいましたね。

もし、CA15-3も低下している場合、
フェアストンが奏効していると判断できます。

期間は一概に言えませんが、
以前にも申しましたがお母様の乳癌は非常におとなしい乳癌です。
場合によっては年単位で効果が期待できます。

長く効くと良いですね。
純子さんもできるだけ前向きに考え、お母様の支えになってあげてください。
応援しています。

955 名前: 東の空 投稿日:2007/02/06(火) 01:49
>947 mioさん

良かったですね。
やはり納得のいく医療を受けることはとても大切なことだと思います。
これからも前向きにがんばってください。

956 名前: 抗ガン剤研究生 投稿日:2007/02/06(火) 21:10
 日本の国公立医科大学は、乳ガンに対して最新治療を行うことが出来ない組織となっている。
 今まで日本の国公立医科大学は、乳ガンに対して最新の治療が行われていると思っていました。しかし、残念ながら厚生省や国公立大学当局の国による厳しい規制の枠があり近代的な先進治療が行われていないことが判明しました。むしろ、街の小さな大学OBが行っている未承認薬の海外で新薬と言われる抗ガン剤を使った先進的な方法で治療に当たられています。また、看護師も大学では、新人養成を目的とした新米ばかりであるが、小さな先進医療をされている病院は年配のベテランが限られたスペースの中で必死で看護に当たられています。
 政府は未承認薬を導入すれば保険の負担が増え厚生労働省として運営できないので「黄色人種のアジア人は、白人と違って体が違うので未承認薬が効くかどうか判らない」というように指導して少しでも医療負担がかかる近代的な方法を使わせないよう指導しているようです。つまり癌は、完治しないのだから早く死なせた方が医療負担が少なくできるとでも言いたいようである。
 私は言ってやりたい。今癌で亡くなる日本人は、3人に一人が何らかの癌で亡くなっているのですよと。貴方の家族や親戚がそのようになった場合に貴方にもそのように言われても良いのですかと。
 外国の訳のわからない国には、数十億円、いや数百億円の援助をして、庶民に何の還元すら回ってこないのに外交官の特権だけを得るような政策を何時までもしているように見受けられる。また日米の貿易摩擦で医薬品の輸入に対して非常にに高い関税をかけられているので米国の倍以上の価格となっています。本来ならもっとやすく手に入れることが出来るにもかかわらずです。
 医薬品会社にしても新しい新薬の未承認薬が輸入されて承認薬となれば従来の抗ガン剤が売れなくなるので「政府や厚生労働省の役員や未承認薬会議の委員らに圧力をかけているのでは…」とも噂されささやかれています。 2006.05.31


957 名前: 抗ガン剤研究生 投稿日:2007/02/06(火) 21:12
<転移性乳がん最新治療方法>
【乳がん治療薬リスト】       
   (1)  アントラサイクリン系
    (a)  エピルビシン、アドリアシン
    (b)  ミトキサントロン(ノバントロン)
    (c)  リポソーム化アドリアマイシン(ドキシル)
   (2)  タキサン系
    (a)  パクリタキセル(タキソール) (承認薬)
    (b)  ドセタキセル(タキソテール)
    (c)  パクリタキセルのDDS製剤
   (3)  5-FU系
    (a)  5-FU、フルツロン  (承認薬)
    (b)  TS-1
     (c)  カペシタビン(ゼローダ)★2003.6.6薬価収載、6.24日発売
   (4)  白金製剤、オキザリプラチン、シスプラチン
    (5)  ビノレルビン(ナベルビン)★2005.5.31「手術不能又は再発乳ガン」
                                     の効能効果の追加承認   
(7)  トポイソメラーゼ阻害剤 イリノテカン
   (B) 分子標的薬      
    (1)  ハーセプチン(Her2 3+患者) (承認薬)
    (2)  イレッサ    (承認薬)
    (3)  ターセバ
   (C) ホルモン剤      
    (1)  SERM(閉経前・後共通) タモキシフェン
    (2)  LH-RHアゴニスト(閉経前) リュープリン
    (3)  アロマターゼ阻害剤(閉経後)
     (a)  アリミディクス
     (b)  アロマシン
     (c)  フェマーラ(レトロゾール)
   (4)  選択的エストロゲン受容体ダウンレギュレーター(SERDs)
(閉経後)
    (a)  Ulvestant(フルベスタント)
   (5)  ヒスロンH(閉経前・後)
   (6)  骨転移に対して ビスフォネート製剤
     (a)  ビスフォナール (承認薬)
     (b) アレディア ★2004.11.29(承認薬) 
    (c) ゾメタ  RAS遺伝子をtargetにしたZometa 投与時間が短い ★2004.12.8薬価収載
    (d) オンクラストテイロック

<乳がんの最新治療方法>

■乳がんに対する術後補助療法はどのように行うべきか
    リンパ節転移陰性 リンパ節転移陽性

低リスク群 高リスク群
閉経前 ホルモンレセプター
陽性 ノルバティクス
(タモキシフェン) ノルバティクス※ +化学療法 ノルバティクス※ +化学療法
ホルモンレセプター
陰性 なし 化学療法 化学療法 閉経後 ホルモンレセプター
陽性 アロマターゼ阻害剤 アロマターゼ阻害剤 +化学療法 アロマターゼ阻害剤 +化学療法
ホルモンレセプター陰性 なし 化学療法 化学療法
 ※ホルモンレセプター強陽性ならば、LH-RHアゴニスト(リュープリン)併用

(1)ホルモン療法のポイント
  タモキシフェン(ノルバディクス)は既に古い(閉経後患者)
  アリミディクス、アロマシン、レトロゾールなどのアロマターゼ阻害剤を使用する。

   (a)タモキシフェン(5年間)+ レトロゾール(4年間)
   (b)タモキシフェン(2~3年間)+ アロマシン(2~3年間)
   (c)アリミディクス(5年間)

    (a)のケース: 約40%の患者が 更に再発から逃れることができる。
            (MA17 test より)
    (b)のケース: 約30%の患者が タモキシフェン単独より 再発が少ない。
            (IES test より)
    (c)のケース: 約40%の患者が タモキシフェン単独より 再発が少ない。
            (ATAC test より)
(2)化学療法のポイント  半年間行うのが一般的
   (a)Her2陰性
     タキソール + アントラサイクリン系    3週毎に8コースが標準的
   (b)Her2 3+ 陽性
     ハーセプチン + タキソール が第一選択  (承認薬)
        (ハーセプチンは「転移性乳がん」のみ保険適用)
      ハーセプチン + ナベルビン が第二選択  (承認薬)
    ハーセプチン + タキソテール  (承認薬)
    ハーセプチン + タキソテール+ナベルビン  (承認薬)
    ハーセプチン + タキソテール+TS-1  (承認薬)
    ハーセプチン + タキソテール+アバスチン (未承認薬) 大腸癌で2007.1承認薬に?
    ゼローダ+タイカーブ (未承認薬)2006.06.09発表

958 名前: 抗ガン剤研究生 投稿日:2007/02/06(火) 21:13
厚生労働省の未承認薬使用問題検討会で「アバスチン」の申請が18カ月早まる?》
 中外製薬は、2006年4月21日、米Genentech社が開発したヒト化抗血管内皮細胞増殖因子
モノクローナル抗体「Avastin」の承認申請を厚生労働省に提出したと発表。これにより今年の
秋か来年早々に大腸癌で使用出来るようになりました。海外で乳がんにも良いとされて
いるので乳がんにも使えるように早くして頂きたいものです。

959 名前: 抗ガン剤研究生 投稿日:2007/02/06(火) 21:15
【緊急速報】進行鈍化乳がんに効果の抗がん剤タイカーブ、
 2006年6月3日、GlaxoSmithKline社は、HER-2陽性の患者でハーセプチンその他の転移性乳癌患者を対象にTykerb (タイカーブ、lapatinib、ラパチニブ)が良好な結果が得られたと発表された。
 タイカーブは、標準的な治療法が奏効しなくなった進行性の乳ガン患者にゼローダを追加することで、進行性の乳ガンの進行を遅らせることができるとの研究結果がでた。 
 米国臨床腫瘍学会で米国のチャールズ・ガイヤー医師は、ErbB2陽性の乳がん患者はトラスツズマブによる治療を行っているにもかかわらず結果的に病態が進行してしまうことがあったので、別の方法でErbB2受容体の機能を効果的に阻害する治療法がこれまで求められてきた。臨床結果は、タイカーブが、トラスツズマブでは病態のコントロールができないような症例において、必要とされる重要な選択肢になることを示唆。」
 がん領域治療薬開発センターのパウロ・パオレッティ氏は「臨床試験結果は、タイカーブが進行性の乳がん患者に対する治療レジメンで不可欠な薬剤となる可能性がある」と言っている。

960 名前: 抗ガン剤研究生 投稿日:2007/02/06(火) 21:17
★タキソールの投与方法に注意
   [CALGB 9840 試験]
   タキソールは、 3週間隔 3時間投与より  
     毎週問隔 1時間投与が奏効率、副作用 共に優れている。タキソールの投与量は 80mg/m2

■化学療法のみで手術が不要な乳がん (日本ではまだ行われていない?
 Her2陽性早期乳がん (T1~3、N0~1、M0 ) は
 (a)ハーセプチン(12サイクル)+ タキソール(4サイクル)
 (b)ハーセプチン(12サイクル)+ FEC (4サイクル)
  (a)、(b)合わせて 半年の治療で 65%の患者が完全寛解となり手術が不要となった。
   ホルモンレセプターの陽性・陰性は関係ない。 (M. D, Anderson より)

  ハーセプチンを入れない タキソ-ル → FEC のみだと完全は25%。
【投与方法】
 タキソール : 225mg/m2  3週毎
 5-FU :    500mg/m2   day 1~4  3週毎
 EPI :    75mg/m2    day 1    3週毎
 CPA :    500mg/m2   day 1    3週毎
 ハーセプチン : 初回 4mg/kg  毎週
         (2回目以降 2mg/kg)

<タキソール(パクリタキセル〉のDDS製剤>
Abraxane (アルブミン吸着製剤 パクリタキセル)
Xyotax  (ポリグルタミン酸付加パクリタキセル)
   タキソールは優れた抗がん剤であるが、他の抗ガン剤と同様の
   前投薬、骨髄抑制、脱毛、食欲不振など多くの副作用がある。 
   しかし人によってその副作用は、症状に強弱がある。
<パクリタキセルの適応疾患>
 1. 頭頚部、食道癌
 2. 胃癌
 3. 非小細胞性肺癌、小細胞性蹄癌
 4. 乳癌
 5. 卵巣癌
 6. 腎盂尿肝癌(膀胱癌)
Abraxaneはそれに加えて
 7  大腸癌
 8  膵臓癌
Abraxane、Xyotaxは、パクリタキセルの副作用が軽減され、毒性が低い。
今まで投与不能な全身状態不良患者や高齢者患者でも使用可能。

<使 用 例>
Abraxane 100~200mg/body 隔週
   〃   100mg   /body   3投1休
乳癌 Her2(+) ハーセプチン + Abraxane
 〃  Hez2(‐)  Doxile + Abraxane  (現在最良の治療法)
胃、食道癌   Abraxane単独投与
卵巣癌     Doxil + Abraxane  (最後の切り札の1つ)

□抗がん剤治療 「分子標的薬剤」
●分子標的薬剤「イマチニブ」。
 慢性骨髄性白血病の患者のための治療薬です。開発元・販売元は、ノバルティス社(商品名:グリベック)
 昨年5月アメリカで正式に治療薬の認可。日本でも11月輸入承認、12月から発売。
●オレゴン健康科学大学教授ブライアン・ドルーカー博士
 「イマチニブ」開発の一環として、基礎研究、臨床試験を担当した研究者です。
●分子標的薬剤「17―AAG」
 開発はアメリカ国立がん研究所が中心です。まだ認可されていません。現在は、アメリカとイギリスの5カ所の病院で臨床試験中。
 まだ、副作用が本当にないかなど、臨床試験の初期段階(フェーズ1)段階です。
 現在試験の対象は、肺がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、大腸がん等。
 「17-AAG」は、「ゲルダナマイシン」の分子構造に手を加えて変更し肝臓への毒性を減らしたもの(誘導体)で、
 複数のがんの治療薬になる可能性を秘めた分子標的薬剤です。
(上記は、2005年6月現在書かれた情報に当方で少し付け加えたものです。) 薬価収載された物 

961 名前: 純子 投稿日:2007/02/07(水) 14:31
>954 東の空先生

早速お返事いただき本当に本当にありがとうございます。

先生のアドバイスのおかげで、ゾメタをやってもらうことができましたが、
まだ5日目なのに「なんだかとっても腰が軽くなった。もっと早く腰が痛い
ことを言えばよかった!」と母から電話がありました。
東の空先生からのアドバイスがあったからこそ、私が主治医にお願いできた
わけで、こうして母の嬉しそうな声を聞くと、東の空先生には主治医の先生
以上に感謝の気持ちでいっぱいです。

すでに書いたとおり、次の診察は3月30日ですので、その結果またご報告
させていただきますが、どうぞよろしくお願いします。
また、それ以外にも経過や変化などを時々書かせていただきますので、
お時間がありましたら目を通してください。

東の空先生は、私だけではなくたくさんの人達の救世主ですから、どうぞ
ご自分のお体も大切になさってくださいね。先生が体調を崩されたりした
ら、私達みんな途方にくれてしまいますから。


962 名前: ゆう 投稿日:2007/02/07(水) 21:23
狸様
>>949のゆうです
本日結果を聞いてきました 子宮の組織検査は異種異型だけど悪性ではないとのことでした
のことでした これからも定期的に検診をうけますが・・・ 安心しました
御心配かけて申し訳ありませんでした

乳がんの治療は担当医と相談し リュープリン+アリミデックスを1年行うことになりました
アリミデックスは閉経していないと効果が期待できないので リュープリンが終了したら またその時点で
次の治療を考えましょうと言われました 私としてはエストロゲン系の薬は使用したくないのですが
それまでに何か良い薬ができれば・・と考えます 
狸さんのアドバイスでなんとか今回の試練を乗り越えられそうです また 相談することが
あると思います 宜しくお願い致します

963 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/02/07(水) 22:13
いつもお世話になります。乳癌転移は標準治療はなく大変参考になります。
患者妻33歳、2年半前右全摘、1年2ヶ月前肺再発。確定診断で脳転移20数個!!
全脳照射により全消滅!!その後ハーセプ単独、ハーセプ+タキソテールと
投与するもCEA少しずつ上昇。数ヶ月おきにCT・MRなどで観察するも
大きな変化無し。現在ハーセプ+タキソールで戦闘中!!
30日CT検査後診察にて主治医より肝臓C4に若干影との指摘あり。
当日エコーにて追加検査したが判定は白!!問題なし!!肺は変化なし。
いろんな可能性考えるも来週に本日採血の2月度のマーカーの結果まち。
とりあえず現状のハーセプ+タキソールを継続選択。主治医とも相談するが
手術・薬剤など選択が難しい・・・。個人的には脳転移20数個が消滅した
放射線が試せないか考えるも通常の放射線装置では肺門近くで血管への影響を
考えると難しいとのこと。何か方法は無いものか?

964 名前: 東の空 投稿日:2007/02/09(金) 18:47
>961 純子さんへ

本当に良かったですね。
フェアストンは実際の診療におきまして、
ある程度の骨痛抑制効果がしばしばみられます。

それに加えてゾメタが劇的に効いたのですね。
ビスフォスフォネート製剤による骨痛抑制効果は非常に高く、
放射線照射が全く必要ない方が非常に増えています。

今後をとても期待できる経過ですね。

薬物治療に関しては地方や都市ということではそれ程違いはありません。

純子さん、応援しています。
がんばってください。

965 名前: まつ 投稿日:2007/02/09(金) 21:06
はじめまして。 いきなりですが相談です。最近自分の彼女が胸にシコリのようなものが出来たみたいといってきました。今日2回目の検査にいって来たみたいです。まだ検査中で結果まちなのですが精神的にまいっているみたいです。自分もどう接していいかわからなくなります。今後どうすればいいでしょうか? 今後彼女とは結婚したいと思ってます。

966 名前: 狸@出張明け 投稿日:2007/02/12(月) 23:12
狸です。
>>963戦闘開始さん
肺の転移巣に対する放射線治療は困難な場合が多く、主治医がそのように判断したのでしたら、こういう状況ではやはり薬物療法が主となるのではないでしょうか?
現在は肺には転移巣が確認されており、肝に怪しい影が?という状況ですね?ここでハーセプチン+タキソールが効果を示していないのであれば、薬を変更したほうが良い可能性もあります。ただ個人的にはマーカーの数値の変動だけで薬を換えるのではなく、画像診断上の変化を見たほうが良いと思います。ただし画像診断には映らずに他の転移巣が暴れることもあるため、全身状態やマーカーの数値の変わり具合など、多くの情報の元で判断する必要があります。もし、現状で換えるとしたらナベルビン+ハーセプチンが第一、第二はハーセプチン+ゼローダでしょうか、、、。

967 名前: バロン 投稿日:2007/02/13(火) 20:08
乳がん治療に悩み、この掲示板にたどりつきました。
よろしくおねがいします。
患者58歳、女
右乳房脇から乳首にかけてしこりあり。
昨年10月に病院へ。検査結果は、レベル2の手前。ステージ2。転移なし。
11月から抗がん剤スタート。CE→タキソール。1回目CE130cc投与したが、副作用がひどく、白血球600になり中止。
週一回タキソールを、90mg投与することに。白血球減少で、打てなかった時も一度あった。
現在2クール目だが、しこりが大きくなってる感じや、脇の下にも違和感を覚え、主治医に相談するが、「大丈夫。前向きに考えて。」
とばかり。不安はつのる一方。行く度に話をして、エコーをかけてもらえたのが、先週。組織検査後、脇のリンパに小さい癌があることがわかった。
医師は、転移ではなく、最初からあって、気づかなかった癌であると説明。乳首あたりにあった癌も、大きくなってレベル2のbだとか。
今の治療方では効き目はなく、免疫力ばかり落ちて、治療を始めてるのに悪くなってしまい、残念です。「手術して、とる人もいるけど、そうする?」なんて、
医師に言われても悩んでしまいます。ほかに、どんな治療方があるのか、このまま、タキソールを続けるのか、白血球が少ないので抗がん剤治療にも、不安がありますが。。。
保健がきかない自由診療などもあると聞きますが、経済的な問題もあります。どうしたら、よいでしょうか。

968 名前: taguwa 投稿日:2007/02/14(水) 14:49
以前書き込みさせていただきました。
みなさんの症例大変参考にさせていただいています。
さて、妻の坑ガン剤(術前)が終了し、明日摘出手術となりました。
術前の先生の説明では坑ガン剤で当初5cmくらいあった腫瘍が1cmほどまで
縮小しているので温存手術で行うとのこと、またリンパ節転移も認められているので
乳房より一番遠いところを除去する。とのことでした。MRIでの画像を見ると
たしかに4~5箇所ほどリンパに白いカゲが見えました。
手術後の病理結果にもよるが放射線治療およびホルモン治療も場合によっては追加する
とのことでした。
そこで疑問があるのですが、放射線照射にも副作用等はあるのでしょうか?
皆さんの経験談・意見をよろしくお願いいたします。


969 名前: あいりん 投稿日:2007/02/14(水) 16:43
>>968
・放射線治療の副作用について
http://www.v-next.jp/contents_06.htm

他にも色々検索すれば出てきますよ。

>>969
まず白血球がそこまで現象してしまうこと。
 抗癌剤に体が耐えられない。
そして癌が大きくなっていること。
 抗癌剤が効いていない、とバロンさんが考えるのも無理からぬ事。

11月にECを1回で断念、
それからタキソールがまだ2クール目なのですか??
主治医はその効果を確めてからと思っておられるのかもしれないですね。

先生も「大丈夫。前向きに考えて。」から「手術して、とる人もいるけど、そうする?」に
変化しているのでしょうか?
もし私ならですが、手術を選びます。

決断は自分で下さなくてはなりませんが、よく主治医と最前の方法を相談してください。

>保健がきかない自由診療などもあると聞きます
標準治療内で対応可能な段階、選択肢があるのでまだ論外でしょう。




970 名前: taguwa 投稿日:2007/02/14(水) 17:08
あいりんさん
ご回答ありがとうございます。
思ったよりも副作用については軽いようなので
ともかくは一安心したしました。
術後の病理結果が判明したらまたみなさんの知識・体験を
参考にしたいと思っています。
失礼いたします。


971 名前: バロン 投稿日:2007/02/14(水) 19:41
あいりんさん、ご回答ありがとうございます。明日白血球の数値が良ければ、2クール目が終了します。主治医も抗がん剤が効いていないのかどうか?すぐ手術した方がいいのか迷っているみたいですが、今後の方針を話しあってみます。それとセカンドオピニオンにも行ってきます。ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します


972 名前: バロン 投稿日:2007/02/14(水) 19:42
あいりんさん、ご回答ありがとうございます。明日白血球の数値が良ければ、2クール目が終了します。主治医も抗がん剤が効いていないのかどうか?すぐ手術した方がいいのか迷っているみたいですが、今後の方針を話しあってみます。それとセカンドオピニオンにも行ってきます。ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します


973 名前: バロン 投稿日:2007/02/14(水) 19:45
ミスりました。二重投稿、ごめんなさい。

974 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/02/14(水) 23:03
狸です。
>>967バロンさん
非常に治療に難渋しているご様子です。確認させていただきたいことがありますので、記載内容につきまして質問させていただいてよろしいでしょうか?
記述から術前補助療法(抗がん剤でがんを叩いてから小さくなった腫瘍を切除する)を目指しておいででしょうか?情報から腫瘍のサイズは2センチから5センチ程度かと思いますが、術前補助療法にするか、術後補助療法にするかは、温存希望か、はたまた施設の方針なのかが良くわかりません。また、CE投与で副作用で中止し、タキソール(単剤?)に変更されたのでしょうか?これでは厳密な意味でのCE⇒T療法になりません。
今後の方針を考えるためには、やはり”どういった目的で抗がん剤治療を行うか”明らかにすることだと思います。ステージ2bというのは、まだまだ根治を狙いうる状態です。温存を第一に考えるのであれば、術前にできるだけがんを叩く必要があるので、可能な限り決められた投薬をこなし、がんを確実に叩きたいところですが、白血球減少で中止し、タキソールに移っている点はいささか不可解です。白血球減少であれば、グランやノイアップなどのG-CSF製剤を投与しながら抗がん剤治療を行うこともできます。
しかしもし根治を狙うのであれば、現段階で手術に移るのもありだと思います(もちろん手術できる身体状態かによります)。手術後に術後補助療法として化学療法を行うことで再発のリスクを下げることも狙えます。ただ現状ですと摘出部位が大きくなるかもしれませんので、温存はできるかどうかわかりません。
いずれにせよ、現状ではタキソールが良く効いているようには見えませんので、好中球減少に配慮(G-CSFを使うこと)も考えた上で投与量や使用薬剤を見直す(これは効かない原因が投与量不足の可能性があるためです)か、いっそ手術に移るか、のどちらかではないでしょうか?なおリンパ節のがんはいわゆる転移とはちょっと違いまして、手術の対象なんですよ。乳房のがんを取るときに一緒に取ります。
以上参考になれば幸いです。

975 名前: バロン 投稿日:2007/02/17(土) 17:05
狸さん、適切なご回答ありがとうございます。術前補助療法については、病院側の意向でした。温存か否かの話は、ありませんでした。CE投与は副作用で中止し、今はタキソール単剤を週一ペースで投与しています。グランや、ノイアップ等参考になりました。温存にはこだわらないので、一番良い方法を選択したいと思っています。来週、相談日をもうけてもらったので、ここで教えて頂いたことなどを踏まえて望みたいと思います。

976 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/02/17(土) 21:06
狸です。
>>975バロンさん
状況が見えてきました。
来週に相談日があるということでしたら、希望をしっかり伝えましょう。
・温存よりも再発抑制を最優先とする
と言う明確な意思表明はドクターが方針決定をする上で大変重要な情報です。ただ念のため申しますが、術前補助療法は温存をするためだけの治療ではありません。温存も狙いやすくなりますが、再発抑制も狙った治療です。ですから現段階までの治療で再発抑制がうまくいかないとは考えないでください。再発抑制を優先で考えるのであれば、手術の後で術後補助療法という治療で対応することになると思います。不明な点は主治医やここでどんどん聞きましょう。


977 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/02/17(土) 22:46
狸さんいつもありがとうございます。返事遅くなりました。
今月、マーカー結果CEAが約2ほど増加で20になってしまいました。
外科の主治医と相談の上、気管器外科に手術の適応について相談しました。
現状が脳転移消滅から10ヶ月ほど経つのと、マーカーは上昇傾向だが
画像では大きな変化が無い為十分適応との事。
また画像から肺原発の可能性も十分ありとの事。
悩みます・・・。
近々放射線の先生の受診もあるので相談して総合方針決定の予定。

978 名前: バロン 投稿日:2007/02/20(火) 22:25
狸さん、ありがとうございます!不安も軽減し、明日医師に希望や、質問をしてきます。

979 名前: バロン 投稿日:2007/02/21(水) 19:03
セカンドオピニオンの結果がでました。充実線癌、トリプルネガティブ、Her2(2+)でFISH検査をしてないのが疑問だが、その結果を見るより早く、一刻も早く手術を勧めると言われました。その病院では4月まで空きが無いので、主治医のもとで手術をすることになるのですが、これまでの経緯もあり不安もあります。しかし、セカンドオピニオンの先生が、腕は良いからと、太鼓判を押してくれたので、明日その旨を主治医に伝え、臨みたいと思います。しかしながら、主治医は、何故、抗癌剤を続ける様にしたのか。説明をしないのか、疑問もありますが、手術に関しても食い下がって質問し、勉強したいと思います。医療は難しく解らないことも多いので、その時は、ここでも、引き続き質問させて頂けたらと思ってます。今日は、セカンドオピニオンの大切さを痛感しました。

980 名前: バロン 投稿日:2007/02/21(水) 21:44
再びバロンです。手術について、これは外さず聞いたほうが良いというものはありますか?

981 名前: 投稿日:2007/02/21(水) 22:37
狸です。
>>980バロンさん
なんかややこしい状況ですが、最初の主治医のところで手術と言うことですね?
脇の下にも癌がある、とのことだったはずですので、リンパ節転移があるということだと思いますので、ある程度のリンパ節切除が必要です。その方法についてはちゃんと聞いたほうがいいと思います。郭清で全部取っちゃうことになると、その後の浮腫などで生活上難渋する危険性があるので、センチネルができるか、またその考えを聞いてみてはどうでしょうか?最近は癌が転移したリンパ節以外は極力取らないように考えるケースが増えてきましたので、その辺りの考えを聞いたほうがいいと思います。

982 名前: バロン 投稿日:2007/02/23(金) 20:04
来週早々に手術することにきまりました。手術の説明は明日なのですが、ドアにしがみついて、「センチネルはやらない。リンパは全部とる。全摘。大胸筋小胸筋は残す。」という事は聞けました。明日は、リンパ全部とは?レベル3まで郭清なのか?などそこを詳しく聞けたらと思ってます。あと、話はそれるのですが、プロポリスはエストロゲンを増幅させるので、飲んではいけないと患者さんから聞いたのですが、ホルモン療法がダメな私でも、飲んではいけなかったでしょうか。知り合いの看護士から純度の高いプロポリスを頂いて飲んでたのですが。。。乳癌は、成長するのがゆっくりだと聞きますが、抗がん剤が効いてなかったとは言え、3,4ヶ月で、1cm近くも大きくなることもあるのでしょうか。

983 名前: あいりん 投稿日:2007/02/23(金) 22:04
バロンさん、早く決まって手術もすぐ出来るとのこと よかったですね。

リンパは多分レベル2まで。3まで取ると支障が出やすくあまり行われないと聞きました。
取ったリンパのうちいくつに転移があるか、それは今後の治療を考える標になるとも考えられます。
>3,4ヶ月で、1cm近くも大きくなることもあるのでしょうか
癌も細胞ですから、ある程度まで大きくなると当然全くの初期より成長は盛んになって
急に大きくなったように思えるようですよ。
プロポリスについて、
感受性がない場合はそう気にしないでもいいでしょうが
何にしても、何か病院の治療と別のことをする時はなんでも許可を得てからに。

ところで、記載がないのですがCTは撮っていますか?

もうあまり他に聞くことは今はないと思います。
後は取った組織の病理検査が重要な情報になりますので
その説明をよく理解せきるように勉強しときましょう。
事前に知っていればきっと役に立ちます。
がんばって。 術後のリハビリも、がんばってください。

984 名前: バロン 投稿日:2007/02/24(土) 20:29
あいりんさん、ありがとうございます。主治医のもと、今日は詳しくお話を聞くことができました。手術に挑みたいと思います。乳がん治療はこれからです。いろいろありがとうございました。また、書き込みさせて下さい。

985 名前: あいりん 投稿日:2007/02/25(日) 09:10
そう、これからです。

幸い乳癌の手術自体は体に厳しい負担がかかるものではないので
乳癌患者は比較的皆術後は元気です。
どれだけの入院期間があるかは病院によって様々ですが、回復期は充分時間が取れる時。
(私はリハビリや抗癌剤治療含めて3週間近くありました)
その間に多くの本を病院に持ち込み知識や「元気力」を得ることに努める(オカシナ本はだめですょ)
これはお勧めです。


986 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/26(月) 22:27
説明がわからないと
それがなにを意味するのか分らず
質問もできないですからね。



987 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/03/02(金) 21:34
いつもお世話なります。
現在ハーセプ+タキソール継続中ですが脳転移は消滅継続。
肺転移は1年ほど維持。マーカーは上昇傾向です。
先週、呼吸器で原発の可能性、手術の適応は十分あるとのこと。
マーカーは上昇傾向も画像では大きな変化はないこと。
放射線の先生とも話した結果、本人の意思も考慮し・・・。
肺手術の方向で現在調整中!!外科の主治医もOK。
6日に3月度マーカー用採血、13日結果でしばらくやってない
骨シンチとって日程調整の予定。
リスクはあるが勝負しようかと!!
ご意見あればお願いします。

988 名前: 純子 投稿日:2007/03/03(土) 00:05
こんばんは。母の再発の件でいつもお世話になっています。

1月末の通院から4週間経ち、昨日2度目のゾメタの点滴を
受けてきました。
この1ヶ月特に目立った変化はないようですが、なんとなく
パワーがないというか、声の出も悪くなってきたみたいで元気が
ありません。年のせいだといいのですが。
次の診察は3月末日です。また経過報告をさせていただくつもり
ですので、よろしくお願いします。

東の空先生、お元気ですか? 最近先生のコメントを拝見する
機会が減り、ともて寂しく思っております。

989 名前: 小春 投稿日:2007/03/03(土) 09:44
>>988 純子さんへ

私も母の再発に際して純子さんの書き込みを参考にしている者です。
そして東の空先生の書き込みがないのを寂しく思っています。あきらめずに
また書き込んで下さい。私はあきらめずに探します。


990 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/03/21(水) 23:40
987からの更新です。
マーカー横ばいで呼吸器科にて再受診。手術の予定で調整中でしたが
骨シンチでひっかてしまいました。あす術前の呼吸器ファイバーで1日入院予定ですが
手術するかの話し合いになると思います・・・。

991 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/03/22(木) 01:36
戦闘開始!!さん
奥さまの治療がなかなか進まなくもどかしい気持ちでしょうが、
旦那さまも精神的に厳しいと思いますが、
何のお力にもなれず申し訳ないですが、
突破口が見つかりますように!祈っています。

992 名前: 戦闘開始!! 投稿日:2007/03/22(木) 22:58
応援ありがとうございます。
本日、呼吸器鏡入院しました。呼吸器の主治医と話しましたが
骨転移あるものの、肺はCTでも変化ないため本人の意思も考慮
して来週、今日取れた細胞の病理結果踏まえ再来週手術お願いする予定。
膝の関節の骨腫瘍は少し難易度高い為、肺の後医大で診察予定。
あくまで根治目指して頑張ります!!子供がまだ6歳・3歳だし、
本人(33才)頑張ってもらいます!!

993 名前: しほ 投稿日:2007/03/24(土) 12:51
昨日はありがとうございました。今日、母と話をしました。粘液性乳癌だそうです。他の乳癌よりも少し転移しやすい…って聞きました。粘液性乳癌って検索してもなかなかでてきません。どんな癌なのかわかる方おられましたら教えて下さい。

994 名前: 千春 投稿日:2007/03/24(土) 15:32
しほさん
どなたに聞いたのか分かりませんが、乳がんの“粘液がん”の一般的な解釈です。
乳がん用語集
http://www.vol-net.jp/yougo/yougo3nagyou.html
同時にこちら等も。
http://www.breast-hp.jp/women/mamoru/kosei.html

なお、特殊型であっても治療法に違いはありません。
今後分かる全身精査の結果や病理の結果を踏まえて治療法が決定されていきます。

995 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/03/24(土) 18:25
しほさん。
本当に「粘液性乳癌」ですか?「粘液癌」の聞き違えではありませんか?
粘液癌は普通、大人しくて転移が少なく予後が比較的いい、と言われてるんですよ。
もう一度確認してみてくださいね。

「粘液癌」なら、この本が新しいです。
http://www.bk1.co.jp/product/2691970

996 名前: 管理人◆2mxwBLFt7E 投稿日:2007/03/24(土) 18:58
狸さんへ 完了! m(。_。;))m ペコペコ… 

997 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/03/24(土) 19:24
管理人さん
どうもありがとうございました。
切れもいいのでここでこのスレは埋めちゃいますね。

998 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/03/24(土) 19:25
埋め立て作業です

999 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/03/24(土) 19:25
もう一度埋め立て作業です

1000 名前: ◆RYJnY4VaGM 投稿日:2007/03/24(土) 19:26
今回のスレでもお世話になりました。