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癌掲示板..>大腸がんの兄(大腸癌)

1 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/22(土) 00:11
「兄(43歳)が大腸がんで手術をした」と、昨日急に両親から連絡がありました。両親も手術の3日前に知らされておろおろし、私も現在海外に住んでいる為に直接何もできずにおろおろしています。両親を通じての断片的な情報だけなので、何ができるのか全くわからず、とにかく情報を集めています。

兄は貧血がひどく、検査をしたら即入院・手術となったようです。3時間の手術の後、肝臓・リンパへの転移がある事、「焼く」治療が行われた事、患部に抗がん剤を「撒いて」おいた事、抗がん剤は「大腸」には効くけれど「肝臓」には効かない事、等の説明が両親にあったそうです。兄本人には大腸のポリープ&ガンとだけ説明があったようで、肝臓等への転移については伏せてあるそうです。肝臓等への転移がある場合は、IV期という情報を他のwebで見ました。

冷静に考えて、IV期というのは「末期」と考えるべきでしょうか。術後の検査を聞いてみないと何もわからないとは思いますが、既に転移のある大腸がんの場合、どのような治療法が手術後にとられるのでしょうか。抗がん剤が効かないとなると、他にどのような治療法が可能なのでしょうか。なんでもかまいません。教えていただけませんか?
あまりに突然ですので、まずは「これから何ができるのか」「何を期待することができて、何を覚悟しなくてはいけないのか」を見極めたいと思います。ガンについても治療についても、無知蒙昧で場違いである事は承知しておりますが、家族として気持ちの準備をするのに、どうかお力をお貸しください。よろしくお願い致します。

2 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/23(日) 00:04
以下のURLを参照してみて下さい。
がんばってください。


http://wwwinfo.ncc.go.jp/NCC-CIS/pub/index/0sj/explan_pub.html
http://www.ktx.or.jp/~kenkou/link/linkcan.html

3 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/24(月) 00:01
ありがとうございます。手術の際、肝臓の一部も取ったと聞かされました。

抗がん剤大腸がんには効くが肝臓には効かないということ、体重がここ2ヶ月の間に20kg近く減っており、手術後の体力回復に不安があることなどから、丸山ワクチンの可能性を信じてみたいと家族は考えています。どなたか大腸がんの対しての丸山ワクチンの治療例、web等ご存知の方はいらっしゃいませんか?主治医の先生の同意もまだこれからなのですが(手術後の検査が出た時に、両親がお願いするつもりです。)、スタートさせる時期、抗がん剤と一緒に使うべきものなのか単体で使うべきものなのか、といった基本的な事にすら、まだwebでの情報の多さに戸惑っている状況です。丸山ワクチンに対しての否定的なお考え・結果も含めて、知りたいと考えています。よろしくお願い致します。

4 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/24(月) 00:08
丸山ワクチンのスレッド
http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=982640613

5 名前: コピペ1号 投稿日:2001/09/24(月) 00:09
演題ハイライト Abs.No.938
未治療転移性結腸・直腸癌に対するFirst-Line Therapyとしての、
塩酸イリノテカン/フルオロウラシル/ ロイコボリン併用療法と
フルオロウラシル単独療法を比較した二つの第III相試験の合同分析

http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2000/Saltz/saltz_01.asp?SID= 

ニューヨーク市スローン・ケタリングガンセンターのLeonard Saltzです。
後ほどASCOにおいて大腸癌治療に関して現在遂行中の研究についてお話しします。

本日お話しする研究はCPT-11もしくはIrinotecanと呼ばれる新薬を使用開始した
数年前にさかのぼります。Irinotecanは単剤で大腸癌に対して効果的であることが示されました。
1994年私は標準治療である5FU、leucovorinに加えてCPT-11を使用する検討を開始しました。
そして極量のCPT-11とほぼ極量の5FU/leucovorinを組み合わせて投与することができるようになり、
これは大腸癌転移に対するfirst line治療として有効であることを示しました。

我々は昨年のASCOで第一報を報告し、Jacque Dewyard博士のヨーロッパグループも
同様の結果を報告しました。彼らの5FU/leucovorin投与法は我々のものとは異なりますが、
大腸癌転移症例に対しCPT-11/5FU/leucovorin同時投与によりすばらしい成績をあげました。
現在5FU/leucovorin投与後CPT-11をsecond lineに留保する従来の投与法よりも、
CPT-11/5FU/leucovorin同時投与が効果的かどうかを検討する二つの多施設試験が実施されています。

今年我々は症例数を増やし、統計学的重要性を増すために、
この二つの試験を統合するメタアナリシスを行いました。
この二つの試験は基礎となる概念は同様ですが、投与法には少し差があります。

たとえば私がノースアメリカで行った研究では5FU/leucovorin投与では21%の奏功率であったのに対し、
CPT-11/5FU/leucovorin同時投与では39%の奏功率を示しました。
腫瘍非増殖期間の改善もみられ、全体の生存期間は5FU/leucovorinでは平均12。
6ヶ月であったのに対し、CPT-11/5FU/leucovorin同時投与では平均14。8ヶ月でした。
それぞれの研究でのp値は0。04と有意差はボーダーラインですが、これらを統合したメタアナリシスでは、
統計的な差は大きくなりCPT-11/5FU/leucovorin同時投与のp値は0。
003と大きな統計学的有意差を得ることができます。

●このメタアナリシスで、最初の治験での傾向が統計的有意差をもって確認されました。

今人々は「異時性投与より同時投与の方がいい方法なのか」と疑問を呈します。
答えはyesです。そして我々の研究では新たな疑問を提示します。
5FU/leucovorin投与されたすべての症例でsecond lineとしてCPT-11を投与することが可能だとすれば、
また同時投与が許されるプログラムにおいてはsecond lineとして56%の症例にCPT-11が後に投与され、
これが北米における平均的な数字であるとすれば、異時性投与に対して疑問を持たざるを得ません。
そしてCPT-11/5FU/leucovorin同時投与は大腸癌に対する初回治療の標準と見なすことが可能になります。

6 名前: コピペ1号 投稿日:2001/09/24(月) 00:09
Abs.No.0949
転移性結腸直腸癌においては、FOLFIRIを投与してからFOLFOXを投与すべきか、
それともまずFOLFOXを投与し、その後FOLFIRIを投与すべきか;
どちらの投与順序が最善か? 無作為化第III相試験による安全性と予備的な有効性に関する成績 
http://club.carenet.co.jp/Oncology/asco2.asp?SID=
**** コピペ****
パリから来ましたChristophe Tournigandと申します。
パリに拠点を置くGercorというワーキンググループに所属しており、
セントアントニオ大学病院研究チームの一員です。我々は転移性結腸・直腸癌研究に従事しており、
それが今日のメイントピックスです。今日我々は転移性結腸・直腸癌に対し新しい薬剤を投与することがあります。
最近ではoxaliplatinと塩酸イリノテカンが結腸・直腸癌転移に対して有効とされています。
現在の課題はどのような投与法が最良の戦略かを決定することで、
そのため行われている二つの選択肢を持つ無作為第3相試験について発表します。
一つの選択肢はFOLFOX(5FU+L-フォリン酸にoxaliplatinを組み合わせたレジメン)であります。
これが無効な場合、FOLFIRI(5FU+L-フォリン酸に塩酸イリノテカンを加えたレジメン)に変更します。
もう一つの選択肢は塩酸イリノテカンを加えたFOLIFIRIを最初に投与し、
その後oxaliplatinを加えたFOLFOXを投与します。

この検討は1997年12月より1999年9月まで行われ、
226症例が113例ずつそれぞれの選択肢に割り当てられました。
このレジメンの効果と毒性に関する第一報を今回のASCOに報告します。
毒性に関しては白血球減少は両者間でほぼ同等で、FOLFOXでやや高い傾向がありましたが、
有意差はありませんでした。脱毛に関してはFOLFIRIで頻度が高く、FOLFOX ではほとんどみられませんでした。
また神経毒性に関しても差がみられ、FOLFOX 投与例ではほとんどの症例で特異的な異常感覚、冷感がみられ、
29%の症例でgrade 3でした。

A群103例、B群105例のデータでは一ヶ月後の奏功率は同等で、55%でした。
現在のデータは十分ではありませんが、非憎悪期間は8.5ヶ月でした。結論づけるには早すぎますが、
両群とも55%の奏功率と興味深い成績になっています。
将来first line治療後の非増悪期間に関してより多くのデータが集積され、
その違いと最終目標であるsecond line後の非増悪期間に関しても今年もしくは
来年のASCOで発表することができると思います。ご静聴有り難うございました。

7 名前: コピペ1号 投稿日:2001/09/24(月) 00:09
演題ハイライト Abs.No.1009
切除不能結腸・直腸癌肝転移例に対するフロクスリジン/ デキサメサゾンの肝動脈注入と
塩酸イリノテカン全身投与の併用第I/II相試験 

http://club.carenet.co.jp/Oncology/asco2.asp?SID=

**** コピペ *****
ニューヨーク、スローン・ケタリングセンターのナンシー・ケメニーです.固形癌部門の教授です.

私の最近の関心は、大腸癌治療です.
私は1974年からこの分野の研究に従事しており、喜ばしいことにここ数年間飛躍的な発展がありました.
以前の状況は悲観的で、大腸癌治療の問題点の一つである肝転移は手術時15%の症例に見られ、
全経過中では約60%にみられます.全身抗癌剤投与は好成績を挙げていますが、
肝転移症例の2生率は20%にとどまっています.
そして私たちはこれらの症例に対して別の方法を考え出さなければなりませんでした.
その一つは肝臓に直接化学療法を行うことです.肝臓は肝動脈・門脈から二重に血流を受けており、
正常肝組織は門脈から、転移巣は一般的に肝動脈から血流を受けています.
そのため肝動脈から転移巣に対して直接薬剤を注入することが可能です.我々はdecadron、leucovorin、
FUDRを肝動注ルートから投与する研究を行い、初回治療例では約70%、既治療例でも約50%の奏功率を挙げています.
しかし我々は2つの問題点を抱えています.一つは肝毒性、もう一つは腫瘍の肝外発育です.
我々はこれらの問題に対処すべく、新たな研究では肝動注を全身投与と組み合わせて行っています.
具体的にはCPT-11を全身投与し、肝動注療法で最も大きな問題となる肺転移に対処しています.
通常肺転移巣はtymidylate synthaseレベルが高い傾向があり、5FU系統の抗癌剤に対して感受性が低いため、
CPT-11のような薬剤が適していると考えられます

CPT-11は3週間連続で投与し、1週間休薬、その間FUDRとdecadronで肝動注を行うというプロトコールで、
既治療例に対し奏功率74%という非常にいい成績を得ました.
その他の20%はSDでほとんどの症例で病状の進行がみられず、これは既治療例に対しては非常にいい成績です.
この研究では13例は以前CPT-11の投与を受けており、そのうち10例は効果が認められました.
この結果に再現性があるとすれば、化学療法既治療症例には他にあまり治療の選択肢がないため、
将来CPT-11投与が第一選択になり得ます.

もう一つ我々が示したいことは、腫瘍を凍結し取り除くcryosurgeryに肝動注療法を組み合わせて施行するとき、
PETscanを術前行うことにより結果を評価できるということです。
すなわちcryosurgery施行後も残存腫瘍がPETscanで認められますが、肝動注を行うことで認められなくなり、
残存腫瘍細胞を肝動注により一掃することができます。

非切除症例に対する代替療法として、これに肝動注を加えることにより、
肝切除と同等の成績をあげることができます。どちらが肝転移症例に対して最良の治療法になるでしょうか。

8 名前: コピペ1号 投稿日:2001/09/24(月) 00:10
>>5,6,7 は、正確には、
 それぞれ、下記アドレスでした。

http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2000/Saltz/saltz_01.asp?SID=
http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2000/Tournigand/tournigand_01.asp?SID=
http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2000/Kemeny/kemeny_01.asp?SID=
 
それぞれの  Abstract も参考にしてください

コピペも疲れる。

9 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/24(月) 00:11
名無し様、コピペ1号様、ありがとうございました。素人にとっては、目が点になるような専門的なお話ですが、1つ1つ確認していきたいと思います。私自身、NYに住んで身動きがとれない状態でおります。今は、Internetとe-mailが頼みの綱です。両親はPCとは全く接点がありませんので、教えて頂いた事は全てFaxかFedEx便で伝えています。本当にありがとうございました。

10 名前: 癌めーる(116号) その1 投稿日:2001/09/24(月) 00:21
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関東)
病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。
http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000107.html から

≪大腸がん≫

【東京都】
癌研究会付属病院(豊島区) 消化器外科
●局所再発した直腸がん症例の5年生存率は54.5%と高水準
●膀胱浸潤直腸がんの肛門温存術

三井記念病院(千代田区) 外科
●結腸がん5年生存率1期94%、2期85%、3a期64%、
3b期56%、4期7.3%。
●直腸がん5年生存率1期87%、2期66%、3a期73%、
3b期10%

慶応義塾大学病院(新宿区) 外科
●手術可能な大腸がんの肝臓転移に対する持続肝動注療法の奏効
率80%と高く、生存率のばす
●5年生存率1期92%、2期75%、3a期64%、3期b35%

帝京大学医学部付属病院(板橋区) 第1外科
●5年生存率A期約95%、B期約75%、C期約55%
●切除不能例に対しては化学塞栓術、動注療法を施す

東京大学医学部付属病院(文京区) 外科
●5年生存率1期約90%、2期約85%、3a期約70%、
3b期約45%、4期約20%
●リンパ節転移陽性症例に対する術後化学療法および肝・肺転移症
例に対する切除術+動注化学療法

昭和大学病院(品川区) 第2外科
●5年生存率1期約92%、2期約73%、3a期約60%、
3b期約43%、4期約12%
●大腸がん0期はほぼ100%

都立駒込病院(文京区) 外科
●5年生存率1期89.6%、2期84.7%、3a期74.4%、
3b期69.7%
●直腸がんの術後再発率は3.6%(全国平均約10%)と低く、専門外
来で人工肛門吻合のトラブル等を相談

11 名前: 癌めーる(116号) その2 投稿日:2001/09/24(月) 00:21
*** 続き****

虎の門病院(港区) 消化器外科
●直腸がん5年生存率1期91%、2期81%、3a期66%、
3b期32%、4期10%
●結腸がん5年生存率1期91%、2期83%、3a期73%、
3b期53%、4期7.3%

日本赤十字社医療センター(渋谷区) 外科
●5年生存率1期87.4%、2期75.6%、3a期55.2%、
3b期40.0%、4期7.8%
● 全例がん告知し、根治手術を第一選択とする。再発率少ない

【神奈川県】
横浜市立大学医学部付属病院(横浜市) 第2外科
●直腸がん骨盤神経温存術により、再発率を4%に低下させる
●大腸がん肺転移に対する累積5年生存率を43.8%と引き上げる

神奈川県立がんセンター(横浜市) 外科第4科
●直腸がん5年生存率1期91.1%、2期90.9%、
3a期76.0%、3b期62.2%、4期13.0%
●再発大腸がんに対する切除+放射線+化学療法に良績

横浜市立市民病院(横浜市) 外科
●5年生存率全体では65.6%
●転移再発防止法としてリンパ節郭清を施し、肛門温存、骨盤神
経温存術に積極的

昭和大学藤が丘病院(横浜市) 外科
●5年生存率1期87%、2期77%、3期63%、4期43%
●腹腔鏡下切除術と直腸・肛門外科に新手術セット導入し、新治
療法に意欲的

聖マリアンナ医科大学病院(川崎市) 消化器外科
●5年生存率1期約90%、2期約80%、3期約60%、
4期約20%
●肛門温存、性機能温存、排尿障害予防を考慮した術式採用

帝京大学医学部付属溝口病院(川崎市) 外科
●5年生存率(進行がん)70~80%
●腹腔鏡下手術は高水準、大腸肛門機能温存症例多数

12 名前: 癌めーる(116号) その3 投稿日:2001/09/24(月) 00:21
*** 続き****
北里大学病院(相模原市) 消化器外科
●大腸がん進行度1期~3b期までの5年生存率は85%以上
●肝臓転移例で5年生存率53.4%

【千葉県】
千葉大学医学部付属病院(千葉市) 第2外科
●5年生存率1期85%、2期80%、3期50%、4期10%
●大腸がん肺転移治療法における免疫遺伝子治療、および進行
直腸がんに対する化学+放射線療法

千葉県がんセンター(千葉市) 消化器外科
●5年生存率1期97.4%、2期91.2%、3a期80.0%、
3b期50.8%、4期8.9%
●肝臓転移に切除方針、他は(がん遺残・リンパ節切除・再発例)
抗がん剤治療、肛門機能温存症例数77.1%にのぼる

国立がんセンター東病院(柏市) 消化器外科
●5年生存率1期98%、2期90%、3期70%、4期35%
●腹腔鏡下手術の占める割合は全症例中約40%、転移症例に
は腫瘍内科、放射線科、肝臓外科、肺外科の専門治療施す

順天堂大学医学部付属順天堂浦安病院(浦安市) 外科
●5年生存率1期95%、2期75%、3期45%、4期5%
●QOLを高めるための肛門温存術と3期以上症例に対する抗がん
剤多剤併用療法採用

【埼玉県】
埼玉医科大学付属病院(毛呂山町) 外科
●5年生存率1期97%、2期89%、3期60%
●人工肛門を避ける超低位直腸切除術、進行がんでは形成外科
との連携による拡大手術

埼玉県がんセンター(伊奈町) 腹部外科
●直腸がん5年生存率1期86.8%、2期79.1%、
3a期50.1%、3b期30.3%、4期6.7%
●局所再発に対し、術中放射線療法を施し、3年生存率35%の
良績

独協医科大学越谷病院(越谷市) 外科
●5年生存率1期97%、2期83%、3a期59.8%、3b期35.9%
●直腸がんに対する排尿障害改善のためのバウチ再建術を採用

川越胃腸病院(川越市) 消化器科
●結腸がん5年生存率1期95%、2期89.2%、3a期63%、
3b期57.1%、4期10.0%
●直腸がん5年生存率1期93.3%、2期78.3%、
3a期55.0%、3b期47%、4期6.3%

【茨城県】
東京医科大学霞ケ浦病院(阿見町) 外科
●5年生存率1期97.0%、2期80.5%、3a期73.7%、
3b期43.0%、4期17.5%
●肝臓転移に肝切除を含めた集学的治療法

筑波大学付属病院(つくば市) 消化器外科
●5年生存率1期85%、2期75%、3期50%、4期20%
●術前・術中・術後における化学療法、放射線療法に積極的

【栃木県】
自治医科大学付属病院(南河内町) 消化器内科
●高齢者の合併症(心・肺疾患)大腸がん手術における累積5年生
存率は40%と高い

【群馬県】
群馬県立がんセンター(太田市) 内科
●大腸がん1000例以上の症例をもち、内科、放射線科、外科、
病理各部門合同討議による治療法決定に定評
●早期がんに対する内視鏡的治療に実績

13 名前: 癌めーる(116号) 投稿日:2001/09/24(月) 00:21

わざわざコピペする必要ないですかね?>管理人さん

14 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/25(火) 00:14
癌めーる(116号)様、沢山の情報ありがとうございました。電話で兄の手術を知ってから4日間の間に、多くの情報を得ました。はじめは「年内を覚悟」しなくては・・・と自分に言い聞かせ、何も手かない状態でした。今はもう少し欲が出てきました。治す事まで望めないかもしれませんが、少しでも本人の痛みや苦しさが薄らぐように、少しでも体力や免疫力が戻って平穏な生活が続けられるように、治療法やお薬を試してもらいたいと思ってます。病気にならなければわからない事がある、と私自身17年前に肺結核と胸膜炎を患っ
た時に学びました。自分の身体や健康にいかに無知だったか、いかに周りの方にお世話になったり支えになって頂いたか・・・。今回はインターネットの威力、それを通じて知恵と力を分けてくださる皆様に感謝しています。

15 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/25(火) 00:18
肝臓に転移があるのですね。
 一つには、このような選択肢もあります。

「転移性肝癌に対する動注化学療法の直接効果が生存期間に及ぼす影響」
 http://www.radiology.or.jp/syouroku/image/page1/460.html

 実際のところ
 「転移性肝癌に対する動注化学療法」は、効果がない、効果は得られにくい
  とする医者は多いです。
  ですが、大腸癌の肝臓転移に対する処置での成功・不成功は、余命に大きく影響します。
  治療が「動注化学療法」に限らずです。
 RFA:経皮的ラジオ波焼灼(しょうしゃく)などで、肝臓に対する治療は、あります。
 
 がんばってください。

16 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/26(水) 00:14
名無しさん、ありがとうございます。何と言うか、色々な事を知れば知る程怖くなります。「もし、知らなかったら」とか「担当のお医者様が違う
治療法を選ばれたらどうしようか」などと頭をよぎってしまって・・・。周りがそう感じる位ですから、本人はなおさらなんでしょうが・・・。

17 名前: ポロン 投稿日:2001/09/26(水) 00:22
pon ponさん、お兄さん早く元気になるといいですね。
私は3月末に大腸癌で腸閉塞をおこし、調べた結果、大腸癌と転移性肝癌でした。
肝癌は肝臓の中に霜降り状態で7~8個あります。大腸癌は切除しましたが、
肝癌は切り取ることは出来ませんので、太ももから肝臓にカテーテルを埋め込み
抗がん剤を5時間かけて入れています。退院後二ヶ月は毎週、7月からは
仕事復帰しましたので、隔週で抗がん剤治療をしています。
もちろん、飲み薬の抗がん剤も平行しています。
腫瘍マーカーはCEAが1110→87に9月中旬の検査で落ちて来ました。
もし、私の現状がお兄さんの励みになればと思い書き込みをしました。
何か聞きたいことがありましたら、遠慮しないでメールを下さいね。

18 名前: ポロン 投稿日:2001/09/26(水) 00:22
メールアドレスの訂正です。なんせ、不慣れなものですみません。

19 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/27(木) 00:07
ポロンさん、ありがとうございます。別途メールさせて頂きます。体調の良い時に、気が向いたらで結構です。いろいろと教えてください。

20 名前: がん最前線・大腸がん 投稿日:2001/09/28(金) 00:06
再発・転移 あきらめず
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010825sr11.htm
抗がん剤効果 確証なく
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010824sr11.htm
直腸手術で後遺症も
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010823sr11.htm
内視鏡使い早期発見
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010822sr11.htm
広がる腹腔鏡下手術
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010821sr11.htm

21 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/28(金) 00:06
動注化学療法 といえば癌仲間内で有名な
 三浦病院:http://www.miura-hospital.gr.jp/
ただ、
「記事 に
山本ビニター(株)のサーモトロンRF8の写真が掲載されていますが、
三浦病院には、この設備はありません。('2000年2月現在)」

 だってさ。記事っておそらく
 http://www.miura-hospital.gr.jp/chiryou/chiryou9.html

22 名前: Pon Pon 投稿日:2001/09/29(土) 00:01
「がん最前線・大腸がん」様、名無しさん、ありがとうございます。素人にわかりやすい内容で助かりました。
兄は現在、点滴などの管をつけたまま自力でトイレに行っている、と聞きちょっと安心しました。担当のお医者様は出張中。手術後の検査結果の説明はもう少し先になるそうですが、おかげさまでだいぶ「予習」できました。ありがとうございました。

23 名前: 放医・ケン 投稿日:2001/10/06(土) 00:18
放医研ニュース!
大腸がん
http://www.nirs.go.jp/report/nirs_news/200106/hik4p.htm

24 名前: 自然治癒力 投稿日:2001/10/15(月) 00:17
1998年12月に直腸がん3期(筋層にガンが入り込み、かつ、リンパ節転移あり)
で手術し、2001年8月その肝転移で手術した者です。術後の抗がん剤治療は行
いませんでした。私が手術した病院では、私のようなケースには抗がん剤治
療は行わないとのことでした。
個人で調べた範囲でも、直腸がんに対し寿命を延ばす効果がある抗がん剤は見
つけることができませんでした。(当然見落とした、臨床試験がある可能性は
あります。)現在、自分の自然治癒力を生かし再発、転移を防ぐ為、免疫の
機能を強化するための機能性食品と気功、瞑想、イメージ療法を行っていま
す。大腸がんで抗がん剤治療を受ける場合は、以下の2点を確認する必要があ
ると思います。
1)延命効果があるのか(ガンを小さくする効果と延命効果は別)、
2)副作用がどの程度日常生活に影響を与えるのか。(副作用により、ガンに
対する体の抵抗力が大きく損なわれることがあるのではと、私は考えていま
す)

25 名前: Pon Pon 投稿日:2001/10/24(水) 00:03
「放医・ケン」様、「自然治癒力」様、書き込みありがとうございます。10月8日から抗がん剤と丸山ワクチンの投与を始めてほぼ2週間経ったそうです。膿や水(細胞液?)がたまって管を通して取るそうですが、その管をやめると発熱するそうです。また抗がん剤等のせいかわかりませんが、発熱があるようです。手術直後の状況よりは改善されたようですが。。。
「自然治癒力」様が指摘された2点は、本当におっしゃる通りだと思います。家族として「命の長さ」をつなぎたい気持ちが強いのは当然ですが、「命の質」を考えると「積極的治療」と「副作用」の間で考え込んでしまいます。
「自然治癒力」様、どうぞお大事になさってください。

26 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/09(金) 00:05
週間文春 11月15日号(11月8日発売)
●病院最前線ガイド'01(大腸がん)

27 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/14(水) 00:03
2001.11.12 進行性大腸癌を対象としたカペシタビンの第3相試験最終結果が発表、5-FUの代替薬に

 進行性大腸癌患者を対象とした非劣性試験(対照薬より劣っていないことを調べる臨床試験)で、
新規フルオロウラシル系経口抗癌薬のカペシタビンに、
現在標準的治療とされているロイコボリン(LV)とフルオロウラシル(5-FU)との併用療法(LV/5-FU療法)と、
同等な治療効果があることが明らかになった。これは、世界59施設が参加した第3相無作為割付臨床試験の結果によるもの。
結果の一部は1999年の米国癌学会(ASCO)で発表されていたが、
最終結果が、Journal of Clinical Oncology(JCO)誌11月1日号に掲載された
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/153997

28 名前: COX‐2阻害薬 投稿日:2001/11/22(木) 00:06
大腸癌肝転移に有望なCOX‐2阻害薬

Cyclooxygenase(COX)‐2選択的阻害剤であるJTE‐522は、
大腸癌肝転移を抑制する可能性のあることを、山本健太郎氏(慶応大学一般消化器外科)のグループが10月26、27の両日、
東京新宿の京王プラザホテルで開かれ第56回日本大腸肛門病学会で報告した。
 これは、大腸癌肝転移細胞組織ではCOX‐2発現が亢進しているなどの結果をもとに、
マウスの動物実験で明らかになったもので、今後、臨床応用に向けた検討に期待が持たれている。

以下省略***********
http://www.yakuji.co.jp/yakuji/man/m200111210103.html

29 名前: 名無しさん 投稿日:2001/11/30(金) 00:05
2001.11.29 イリノテカンと白金製剤の併用、転移性大腸癌の第2選択として有用

 フルオロウラシル(5-FU)に抵抗性の転移性大腸癌患者を対象とした第2相臨床試験で、
新規白金製剤のオキサリプチン(L-OHP)と塩酸イリノテカン(CPT-11)との併用療法が、
この2剤と5-FUとを組み合わせた3剤併用療法よりも、
奏効率や生存期間が良好なことが明らかになった。
臨床試験の結果は、Journal of Clinical Oncology(JCO)誌11月15日号に掲載された
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/157265

30 名前: 東京読売夕刊 投稿日:2002/01/17(木) 00:00
大腸がん腹腔鏡手術 生活の質改善せず
◆米チーム、患者調査 痛みや活動度「開腹」と同じ

 【ワシントン15日=館林牧子】腹腔(ふっくう)鏡を使った大腸がんの手術は、患者の生活の質を改善しない、
との調査結果を、米ボストンのダナ・ファーバーがん研究所の研究チームがまとめた。

 同チームは「現時点では大腸がんの腹腔鏡手術は臨床試験にとどめるべきで一般には薦められない」としている。
詳細は16日付米医師会雑誌に掲載される。

 研究チームは1994年から99年の間に37か所の医療機関で
大腸(結腸)がんの腹腔鏡手術を受けた患者428人の手術後の生活の質を調べた。

 その結果、痛みや活動度、日常生活、健康状態などほとんどの面で通常の開腹手術とほぼ変わらなかった。

 同チームは、「腹腔鏡手術は始まって歴史が浅いため、まだ通常の手術と生存率の比較はできないが、
本来の眼目であった生活の質を向上できないのであれば、
大腸がんの手術に関しては現在は広く行うべきではない」としている。


2002年1月16日 東京読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne211603.htm

31 名前: ryon 投稿日:2002/01/18(金) 00:02
 手遅れでなければいいのですが。癌の性質は原発層で決まるので、大腸に
効いて肝臓に効かないということはないと思います。とくに、肝臓は血管が
多いので、抗がん剤が届き易く、転移先としては効果が出易い臓器のはずで
す。逆に、膵臓は血管が少ないため抗がん剤が届きにくく効果の出にくい臓
器です。

32 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/08(金) 00:06
サンデー健康ほっとライン:午前10時00分~11時24分
衛星第2テレビ
2月10日(日)大腸がんの不安1
  17日(日)大腸がんの不安2

大腸がん危険度チェック
http://cgi2.nhk.or.jp/sundaykenko/2000/check/index.html

33 名前: 31歳現在患者 投稿日:2002/02/08(金) 00:10
こんちわ。
私は31歳ですが、去年、大腸癌転移性肝腫瘍の診断を受けて昨年6月に手術を受けました。
私の場合、病巣がS状結腸に腫瘍がありました。医者と一緒に大腸のファイバースコープで見ました。
それから肝臓には、手術前に8個の腫瘍が転移していたのを確認しました。

結果的には、手術時には10個もの腫瘍を摘出しました。
まだ、肝臓には腫瘍が残っています。確か2個か3個です。

その後、肝動注療法といって、手術時にリザーバーを留置、外部から5FUとMMC(マイトマイシン)を週1回から2週間に1回投与するという方法が取られました。(外来治療可能です)

しかし、この肝動注、薬の投与によって、肝動脈が固まってしまい、リザーバーからの投与ができる回数に限度があります。
事実、私は2回はうまくいったのですが、3回、4回目に、背中に激痛が走り嘔吐もしたので中止されました。リザーバの管から正確に肝臓に薬が通らなくなったためです。

このため、そのあと、全身化学療法を受けることになりました。
現在日本で認可されている、アイソボリンと5FUを、週に1回投与するという方法です。
主治医の話によると、プロトコールでは、週1回を6回行い、2週間休むということを1クールとするといいますが、私の場合、副作用の下痢と血便が激しいため、何度か休んでは点滴を受けるということをしています。今、2月ですが、これまで8回受けています。

大腸がんで、肝臓に転移しても、手術で摘出する方法や、まだ保険対象になっていないラジオ波焼勺療法(RFAといいます)で肝臓の腫瘍を焼ききってしまうという方法があったり、化学療法ではリザーバ体内留置する肝動注療法というのがあったりします。

他の癌に比べ、比較的たちのいい?(といっていいのかわからないのですが・・^^;)腫瘍だと、患者自身の私はそう思っています。

そんなわけで、今の全過程をお話しましたけど、
前提となる条件として、告知が必要です。
私は、医者に事前にどんなことがあっても話してもらうようお願いしたので、すべてを告知してもらっています。

かかってしまったものは、治せばそれに越したことはないんですから、医者と患者がとことん話し合って、治療に立ち向かうべきだと、
私自身はそう思います。

アドバイスになるかどうかは別ですが、参考になれば幸いです。
昨年みぞおちが非常に痛くなったのが昨年の5月2日でした。
エコーで肝臓に影があることがわかったのが5月7日。
手術は6月21日でした。
それから今こうやって、メール書いたりWebの掲示板に書き込んでいるんですから、
はじめから絶望する必要なんてありません。

34 名前: 31歳現在患者 投稿日:2002/02/08(金) 00:11
ちなみに、ある資料によると、(というか、私もどこかの本の一部分を読んだことがあるだけなんですが・・・書名は忘れました(^^;)
大腸がんで肝臓に転移しても、約半数は治って助かるといいます。
そこまで、医療技術は進んでいるのです。
10年や20年前までは、肝臓にメスを入れるのは、最も難しいことで、
肝臓転移したら、がん治療は抗がん剤だけというのが当時の話です。主治医がそう説明してくれました。

しかし、今は肝臓に対しての手術の技術も進んでいるはずです。
はじめから絶望しているのと、治そうと思って取り組むのとでは、
助かる確率も違ってくるといいます。
そこはどうか、肝要に受け止めて欲しいと思います。

では。(^^。

35 名前: 新規白金製剤のオキサリプチン(L-OHP) 投稿日:2002/02/17(日) 00:17
サンデープロジェクト関連

2001.11.29 イリノテカンと白金製剤の併用、転移性大腸癌の第2選択として有用

 フルオロウラシル(5-FU)に抵抗性の転移性大腸癌患者を対象とした第2相臨床試験で、
新規白金製剤のオキサリプチン(L-OHP)と塩酸イリノテカン(CPT-11)との併用療法が、
この2剤と5-FUとを組み合わせた3剤併用療法よりも、奏効率や生存期間が良好なことが明らかになった。
臨床試験の結果は、Journal of Clinical Oncology(JCO)誌11月15日号に掲載された

転移性大腸癌に対する化学療法は、世界的にも5-FUを含むレジメン(薬の組み合わせ)が第一選択となっている。
しかし、8割以上の患者では5-FUの効果がみられず(関連トピックス参照)、臨床上の大きな課題となっていた。

 フランスBergonie研究所のYves Becouam氏らは、CPT-11またはL-OHPと5-FUとを併用すると、
5-FUが無効または抵抗性の転移性大腸癌でも生存期間の延長効果などがみられるとの報告に着目。
フランスの9施設で、CPT-11、L-OHPと5-FUの3剤併用とCPT-11、L-OHPの2剤併用との治療効果を比較する多施設共同臨床試験を実施した。

 試験の対象は、1997年7月~1999年4月の間に参加9施設で登録された転移性大腸癌患者62人。
患者の約8割には肝転移、約5割には肺転移があり、全員が第一選択として5-FUによる治療を受けたが、
後に疾患の進行(PD)が認められている。

 研究グループは、これらの患者を無作為に2群に分け、
CPT-11、L-OHPと5-FUの3剤を併用する「FC/FO群」(32人)には4週間を1コースとする
化学療法(2週間ごとにCPT-11またはL-OHPを投与し、引き続き葉酸と5-FUを投与する)を実施。
L-OHPとCPT-11とを併用する「OC群」(30人)には、3週間を1コースとする化学療法(3週間に1回L-OHPとCPT-11を投与する)を行った。
両群とも、化学療法はPDが認められるまで継続し、奏効率や生存期間、無進行生存期間(PFS)などの治療効果と副作用について比較した。
追跡期間の中央値は14.4カ月。

 副作用などによる脱落者も含めたITT(intent-to-treat)解析を行ったところ、両群とも完全寛解(CR)はみられなかったが、
部分寛解(PR)がFC/FO群では二人(6%)だったのに対し、OC群では7人(23%)と、FC/FO群よりも高い奏効率を示した。
PFSはFC/FO群が8.2カ月、OC群が8.5カ月と大きな違いはなかったが、平均生存期間はFC/FO群で9.8カ月、
OC群で12.3カ月となり、5-FUを併用しない方が約2カ月長く生きられるとの結果になった。
患者の1年生存率はFC/FO群が40%、OC群が54%だった。

 一方の有害事象については、両群共に約半数でグレード3/4の好中球減少症が発生。
グレード3/4の発熱性好中球減少症は、FC/FO群で13%とOC群の3%より多かった。
また、グレード3/4の下痢もFC/FO群に多く見られた(19%対10%)。一方、嘔吐の発生率はOC群で13%と、FC/FO群の6%よりも高かった。
有害事象により治療中止となった患者は両群それぞれ三人ずつだったが、死亡例はなかったという。

 以上から研究グループは、「5-FU抵抗の転移性大腸癌患者に対し、3週間を1コースとするL-OHPとCPT-11との併用療法は、
有効かつ安全な治療法」と結論付けている。
ただし、治療関連死はみられなかったものの、両群とも約半数にグレード3/4の好中球減少症が生じるなど、
激しい有害事象を伴う点は看過できない。こうした点を十分患者にも伝えた上で、
このような第2選択の化学療法にチャレンジするか否かを判断することが大切になりそうだ。
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/157265

36 名前: 情報のおすそわけ 投稿日:2002/02/17(日) 00:18
オキサリプチン(L-OHP)のことをTVでは世界標準薬のように紹介されましたが、
確かFDA(アメリカ)では認証されなかったはずです。
骨髄抑制等の副作用が強すぎるからだったと記憶しております。
副作用が強い分効果もあるのでしょうが、FDAが認可しなかったという事実も報告しておきます。

37 名前: たかっぴぃ 投稿日:2002/02/17(日) 00:18
オキサリプラチンは日本ではヤクルトが扱っています。

38 名前: 情報のおすそわけ 投稿日:2002/02/18(月) 00:01
国内ではPⅠのようですね。

39 名前: ryon 投稿日:2002/02/18(月) 00:02
>・オキサリプラチン 
> EUでは5年前から承認され、大腸ガンの標準的治療薬として使用されている。
 以下より抜粋
http://dot.eee.ne.jp/drhiraiwa/gendai2-2.html

40 名前: toshi 投稿日:2002/04/16(火) 00:23
こんにちは
私の父親が先日大腸癌と診断されました。
S字結腸に腫瘍が発見されたのですが、高齢のためか(73歳)手術をせずに
投薬での治療を行うとのことです。(とりあえず、昨日退院しました)
しかし、素人なりにいろいろと調べていく中では、大腸癌の治療は基本的には
まず手術で腫瘍を取り除くことから始まるように思えました。
今回の対応は本当に妥当なのでしょうか?
何か教えていただけることがあれば、何でも結構ですのでお願いいたします。

41 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/17(水) 00:05
転移があるとか、リンパ節にまで進行しているとかではないでしょうか。
先ず主治医に尋ねて「現状を把握」してください。

42 名前: toshi 投稿日:2002/04/17(水) 00:22
名無しさん書き込みありがとうございました。
現在 私は両親と離れて暮らしており、今回のことは突然の母親からの連絡
に少し冷静さを欠いていたようです。
ただ慌てるのではなく、現状を把握した上で前向きに考え行動してみたいと
思います。

43 名前: mamatty 投稿日:2002/05/12(日) 00:22
私は53歳の癌患者です。2000年の3月大腸のS状結腸癌と転移性肝臓癌が
みつかり、手術不可能とのことで余命も告知されました。地方に住んでいまし
たので東京の大学病院に転院し大腸がんを先に手術し6か月後肝臓癌の手術をし
ました。その後、肝臓癌の再発でラジオ波の手術、転移性肺癌で,胸腔鏡下手術
など今年まで3年間で7回の手術をしましたが、今は、ショツピングにも出かて
通常の生活をしています。大腸癌を手術してから地方の自宅には時々帰っていま
すが、病院の近くにマンションを借りて生活しています。           
こんなに元気になるとは思ってもいなかったので、もし、私と同じような病状の 
方がいらしたら、どうか希望を持って病気に前向きに治療してほしいと思います。
私の病気の経験で参考になることがあれば何時でもメールをください。

44 名前: うむむ 投稿日:2002/05/18(土) 00:01
母(70歳)は2年前にステージⅣの大腸癌と診断され大腸と肝臓の1/3とリンパ節
数箇所の手術を受けました。その後肝臓とリンパ節への再発をし、手術はできないとの
ことでしたが現在抗がん剤の治療を続けながら1年以上元気にしています。しかしながら、
ここ数ヶ月は腫瘍マーカーが急に上昇し10倍(CEA60台から600台)になってしまい
レントゲンでも腫瘍が大きくなったのがわかるようになってきました。医師からは
「肝臓を保護するだけの治療」になる可能性もあると聞いてます。母は右腹に多少の
痛みはあるものの元気ですし、治療にも前向きです。しかし抗がん剤を使わなくなる
というのは単なる延命治療に感じられ、余命を宣告されてしまったような不安です。
マーカーに関しては、いくつだから良い、悪いというのではなく、その増減で判断を
していくというような説明を受けています。何か母の病状に関し、情報を頂けたらと
思い、書き込みを致します。

45 名前: ryon 投稿日:2002/05/18(土) 00:22
>>44

http://www.miura-hospital.gr.jp/qa/qa2.html

46 名前: うむむ 投稿日:2002/05/19(日) 00:02
ryonさんありがとうございました。他の手段もあると知っただけでも安心です。
書き込んでよかった。

47 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/08/05(月) 00:39
父親が大腸などの癌で現在末期です
http://homepage2.nifty.com/hada-clinic/
今日見ました
COX-2阻害剤とセレブレックスですか
ホームページを見ているだけでは手軽に試せそうで
もうすこし早い時期に知っていたらだめもとで試せたかも
現在ではいずれの適応条件にも合わないようで




48 名前: bon 投稿日:2002/08/17(土) 10:18
45歳の結腸癌患者です。5月に結腸癌と転移性肝癌の手術を受けました。
昨日8/16にエコーで肝臓に影が有るということで、主治医からは
はっきりしたと言う事ではないが、疑わしきは罰するという方針で
RFAまたはエタノール注入で2週間の入院提案を受けました。
前回切除した部位の近くに有るそうです。
手術も可能ですが、身体の負担も考えて上記の提案を受けました。
来週、CTを撮り、マーカーの結果も合わせて、治療しようとおもいますが、
切除する方が良いのではないかとも思っております。但し、影が腫瘍かどうか
ハッキリしないと言われては、今一つ不安が無い訳ではないんですが?




49 名前: PMC療法 投稿日:2002/10/07(月) 23:14
■三重大楠教授 米国で特許取得 既存薬活用、大腸がん治療法  2001/6/7
 大腸がんの新しい治療法を確立した三重大医学部(津市)の楠正人教授(46)は六日までに、
抗がん作用にすぐれた効果のある治療法として、米国で特許を取得した。
米国で取得する治療法の特許は、新薬の申請に合わせた治療法が多く、
楠教授が確立した既存の薬を活用しての特許取得は珍しいという。日本では、治療法に特許権はない。

 新治療法は「PMC療法」と呼ばれ、患者の皮下に埋め込んだ器具を使って週一回(約二十四時間)、
抗がん剤の「5―FU」を点滴する。その一方で、別の抗がん剤「UFT」を服用することで、
大腸がんの細胞が増殖する前に死滅させる効果がある。

 二種類の抗がん剤は、がん治療では一般的だが、従来別々に使われていた。
楠教授は製薬会社とともに一九九八年十二月に特許申請したが、
米国の特許商標庁は、異なる抗がん剤の組み合わせで治療に大きな効果がある点を評価したという。

http://chubu.yomiuri.co.jp/ika/iryo010607.html

50 名前: 大腸癌再発で腸閉塞の父 投稿日:2002/12/08(日) 11:10
父の件でご相談です.
2年半前S結腸癌で手術をし,この夏,臍下で腸と皮膜の間の筋肉に5センチ大,その後の精密検査で腹膜(肛門から触診で8cmぐらい)の2箇所に再発しました.
1箇所のみ分かっていた段階では,摘出し空いた穴には太腿から皮膚を移植する予定でした.が,腹膜は人工肛門になり68歳という父の年齢とQOLを考慮し,化学療法を選択しました.
同時に,免疫を上げる必要を主治医に相談したところ,保健医療でカバーできる生薬(サルノコシカケ)も服用し,また,実は主治医には内密で10年前,父が目をウィルスで治療し効果のあった漢方の医師にも相談し,免疫を上げる生薬をお茶として服用しておりました.
結果,化学療法+漢方をはじめる前の腫瘍マーカーはCEA:9.9,CA-19-9:367→6回1クール後で4.0,166と順調でした.CTスキャンでは,臍下腫瘍の大きさはほぼ同じか,やや大きくなっている様子でした.その後2クール目に入る前から,それまでもしばしばあった腸閉塞になり,入院し一旦は回復を見せたものの最初の重湯の食事をとった際,再度詰まってしまい,水分400mlのみの状態に戻ってしまいました.
主治医の話ですと,腹膜の転移や臍下の腫瘍の進行の影響で腸閉塞が頻発したり直りにくくなるとの事.その際には,①化学療法を5FUから一段強いものにする.②5FUのまま24時間少量継続投与.の二つの選択肢が考えられるとの事でした.

そこでお伺いしたい点は,以下です.
①腸閉塞を少しでも好転させる方法?
(少しでも好転させて漢方を服用して欲しい.チューブを通し絶食状態になるのは避けたい.
私個人的には,少々痛みを我慢しても少しでも歩いたり下半身を動かすなど,病人でもできる軽い運動を毎日定期的に行うなど)

②こういった状態の患者に対して,化学療法としてどういった抗がん剤が効果的とお考えでしょうか?
例えば,5FU+CPT-11の組み合わせ,あるいはL-OHP+CPT-11の組み合わせなど?

③その時の副作用の度合いは? 比較的副作用がひどくなかった5FUの24時間投与と一段強い薬(主治医は白血球減少と毛髪の抜け等の副作用の可能性)では,患者のQOLとしてどちらがまだよろしいと考えられるか?

④もし,腸閉塞が少しでも改善し常に食事ができるようになった際には,化学療法後,臍下と腹膜の腫瘍摘出の手術をすることは可能でしょうか.あるいはそれは有効と考えられますか?

以上,さまざまな疑問があって皆様におすがりする次第です.
どうぞよろしくお願い申し上げます.


51 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/12/10(火) 23:06
大腸がんの化学療法の選択肢

1:5FU
2:5FU+ロイコボリン(LV)の2剤併用療法
3:5FU+LV+Irinotecan(CPT-11)の3剤併用療法

*欧米での臨床試験では
oxaliplatin + 5FU + LV の3剤併用療法 が最も良好な成績

52 名前: 大腸癌再発で腸閉塞の父 投稿日:2002/12/11(水) 11:15
名無しさん,ありがとうございます! これをもとに,もう少し自分でも調べてみます.
昨日,ここ2週間ほど腸閉塞で苦しんでいたのですが,急に便が出て容態が好転しホッとしました.
(少々の歩行運動と手足のツボ刺激健康器具を試してみたその翌日です.それが効を奏したのか分かりませんが)

手術の可能性についてもこれから考えていきたいと思います.どうぞよろしくおねがします.

53 名前: 教えて下さい>大腸癌末期 投稿日:2002/12/16(月) 23:28
50代後半の叔母が、大腸癌末期と言われました。
経過は、10年以上前からの出血を放置していたため
今年8月に食べ物が通らなくなり救急車で運ばれ、
検査したところ癌が肥大して内視鏡も入らなかったので緊急手術。
しかし、癌を取りきれなかったということで、人工肛門をつけて、
退院。11月に腸閉塞で再手術。現在に至ります。

8月には余命1年と言われたそうで、手術前の体重は50キロ以上あった
のが、現在では20キロ台だそうです。

今日、ここに書き込んだのは、叔母の家族は医者から、
「どこにも転移はしてない」といわれています。
大腸以外の他の臓器が全部健康なのに、余命1年とは、
これまで聞いたこともなく、本を調べても転移をしてなくて、
亡くなった方の例がありません。転移なしの大腸癌だけで、
1年で死亡するものでしょうか。

現在、人工肛門の便の様子は良いそうですが、
お腹の痛みは慢性的にあるそうです。
手術後、食欲は徐々に増えてきています。

54 名前: 40jsco 投稿日:2002/12/23(月) 05:26
WS11-2  直腸癌治療における放射線治療の意義

○高橋慶一 森武生 大植雅之 山口達郎 本間重紀 荒井邦佳 岩崎善毅 木村豊 
東京都立駒込病院 外科 

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【目的と方法】
直腸癌に対する放射線治療は、術後の長期的な障害が不明であることと
局所治療効果が手術単独でも良好な成績が得られることから、日本では直腸癌の標準治療にはなっていない。
われわれは中・下部DukesB・C直腸癌治癒切除例例に対する50Gyの術後照射(無作為割り付け)
および局所再発例(切除:107例、非切除:47例)に対する50Gyの照射の効果について比較し、放射線治療の意義について検討した。

【結果と考察】
直腸癌術後の5年生存率は、照射あり(70例):69.8%、照射なし(60例):82.7%で、
局所再発率は照射あり:5.7%、なし:8.3%で、2群間に有意差はなく、術後照射の意義はないと思われた。
一方局所再発例の治癒的切除例の3年生存率は照射あり(16例):12.5%、なし(20例):50.0%で、
照射なしの群が有意に(p<0.01)予後は良好で、照射の効果よりも、剥離断端が陽性になるかどうかで予後が規定された。
非切除例の2年生存率は、無治療:0%、照射のみ:0%、化学療法のみ:6.4%、放治+化療:7.1%、温熱+放治+化療:75.0%で、
3者併用群で延命効果を認め、非切除例で3者併用を行うことで、延命効果を認める傾向があり、照射の意義が認められた

http://www2.convention.co.jp/40jsco/web/data/sessions/WS11.htm

55 名前: シャトル 投稿日:2003/01/21(火) 00:27
自分が、末期ガン患者の家族となってしまった時
インターネットで見つけた同じ病気の方々の記録はつらく、
しかし、励みでもありました。
父が亡くなって半年たち、末期ガン患者の家族としての記録をまとめました。なにかのお役に立てば幸いです。

http://homepage3.nifty.com/in_shuttle/nikki_1.htm



56 名前: ミケ 投稿日:2003/01/29(水) 01:34
初めて書き込みします。
去年の暮れ父が直腸癌とわかり、肝転移も見つかりました。
手術をすると体力消耗につながると言われロイコボリンと5FU
を投与しています。
手術は本当はしたほうがいいんでしょうか?

57 名前: シャトル 投稿日:2003/01/31(金) 23:38
ミケさんへ:
父の場合、直腸がふさがるほどの腫瘍でしたので
とにかく直腸を切り取りらないと、もっと
厳しい状態になると言う感じでした。

しかし、術後の対応が大変でした。
人工肛門の管理、洗腸など、
1人ではなかなか行えません。

しかも、塞いだはずの肛門から
まもなく粘液が出るようになり、
これが痛みを伴い
(今思うと、癌をすべて取り切れてない、
  リンパ節への転移もあったのでは?)
術後2ヶ月もしないうちに
不眠がひどく、また抗ガン剤の副作用か、
食欲も落ち、発熱、足の浮腫と
あれよあれよと体力が落ちていきました。

最後は、転移した多発性肝がんが、破裂したようで
のたうち回る激痛一昼夜、血圧も下がり
いたみどめの(モルヒネ)の点滴も倒すほどの暴れようで、
坐薬を投入。
まもなく意識の混濁が激しくなり、
それでも暴れていましたが、5時間後には、
静かになり、時々無呼吸になり、
足にチアノーゼのような状態が見られ
家族は死が目前であることを受け止めました。

手術をしても、
元の生活に戻れるものではありませんでした。
生活が向上しない手術であれば、
無理にしなくても、と思っています。
それが、正しい選択であるのかはわかりませんが。
http://homepage3.nifty.com/in_shuttle/nikki_1.htm








58 名前: ミケ 投稿日:2003/02/02(日) 13:37
シャトルさん有り難うございます!:
父も癌摘するならば膀胱も摘出しなければならないと
言われました。
そうすると後のケアが大変になってきますよね、
患者への負担、家族への負担がさらに増える事になります。
そうするとみんなが精神的にも体力的にもまいってしまします。
そうでなくても既に人工肛門をしているんですから…。

こういった場合他の方達は自宅で何かしていらっしゃいますか?
食事療法など何か良いものはありますか?
少しでも望みのある事はやってみたいのですが…。


59 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/02/15(土) 06:45
2003.2.13 大腸癌患者の予後に糖尿病が影響か、5年生存率・再発率に約10%の差

 約3800人の大腸癌患者を対象とした術後補助化学療法試験の追跡調査で、
糖尿病を合併していた患者では、総死亡だけでなく癌の再発も有意に多いことがわかった。
糖尿病罹患者で大腸癌の発症率が高いことは知られていたが、
大腸癌の予後に対する糖尿病の影響が示唆されたのは初めて。
研究結果は、Journal of Clinical Oncology誌2月1日号に掲載された(詳細はこちらへ)。

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/230896

60 名前: いお 投稿日:2003/03/12(水) 20:33
昨年7月父が大腸がんであることがわかり、インターネットで治療法を調べていましたが、74歳の高齢と既に2回の癌の開腹手術を受けているということもあり、積極的な治療を勧められませんでした。それでも担当医の話では手術をしなくても1年とか5年とか生きることもあるといい、この5年という言葉に私個人としての手術と言う希望を押し通すことができませんでした。でも実際には治療法がないという理由で病院を追われる身となり、家に帰されたり、肺炎を起こして再入院したり、また落ち着くと出されたり、結局差額ベット代支払可能ならと紹介された病院へ9月に転院。転院先では「なぜ?転移もしていないのに手術をしないなんてもったいない」と言われ・・・でも、それまでの長すぎた月日と主治医の手術はしない方がいいという念押しが、家族の手術への決断を鈍らせ、再度「このままでは腸閉塞で亡くなる」と言われ、人工肛門の手術だけをしましたが、回復には到らず、10月末息を引き取りました。今でも本当にあの時手術をできない状態だったのだろうか。少し変だからと検査をお願いしたあの直後なら手術に耐えうる体力もあったのではないか。何が1年5年なの?そして癌という病気であるにもかかわらず、退院を求められるのはなぜ?ですか。介護保険も入退院を繰り返すため、受けられず、取り消され。
きっと父は新しい出発をどこかで始めていると思うけど、父が亡くなってしまったという現実はやはりさびしいし、もっと長生きできたのではという思いは残ってしまいました。

61 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/04/02(水) 17:00
母親は、2002年10月、直腸癌の手術を行いました。
ステージ3、中分化型腺癌、リンパ節転移(n1、2個)。
現在、chemopreventionとして、セレブレックス100mg/1日を服用中。
同時に丸山ワクチンの注射も行っています。
母親は術後5ヶ月を経過しましたが、体調も回復し、食欲も旺盛です。

62 名前: トモ 投稿日:2003/04/12(土) 23:09
私の父が先週から肛門が痛いといい、専門医にいきました。一度痔をしているのでまたかと思っていました。しかし、大腸に原因があるといわれ、ガンの疑いがあるのです。血便がでて、動くと特に痛いそうです。詳しい方どうか意見を聞かせてください。

63 名前: 774 投稿日:2003/04/14(月) 11:34
動きに伴う肛門痛は、血栓性外痔核か肛門周囲膿瘍の症状であることが
ほとんどです。
ただ、大腸の検査は行っておいたほうが賢明です。


64 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/04/19(土) 23:05
S結腸癌の父をもつものです。様々な治療法を試しましたが
これといった効果も出ずに現在に至っています。今は免疫
療法をしていますが、近頃食欲不振とともに激しい腹痛が
あるようです。癌についてくわしくない私と母は「薬が
効いているんだよ」と父を勇気づけていますが、本人は
転移では?と気になるようです。下腹部が痛いようなの
ですが腹水とよく言われるものでしょうか?それとも、
腹膜播種と呼ばれるものでしょうか?現在医療不信に
なっているため、医師にもあまり掛からずにいるため
情報不足で困っています。誰かご存知の方があれば、
教えてください。お願い致します。

65 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/05/17(土) 16:46
>>53
医者の言う「余命」というのは、案外正しいものではないということを認識すべきです。
医者は神様ではありません。多分、今までの医者自身の経験からしてあくまで
「推測して」言っているだけですから、余命1年だからといって鵜呑みにしなくていいと思います。

かく言う私は医者ではありませんが、
大腸以外に所見がない場合ならば、叔母さまもどんどん元気になられていくと思います。
大腸の場合は腹膜転移、肝転移、リンパ節転移、肺、骨あたりの転移を疑います。
腹膜播種の場合は発見が難しいそうです。
もし不安だったら、どんどん検査して見つけるべきです。CTのほかにPET、骨シンチで確認していくべきでしょう。
あと、大腸以外に問題ないというのであって
血液検査でCA19-9とCEAに問題があればどこかあるはずです。そう疑います。
大腸をこれ以上外科的に手術できないのであれば
放射線治療、温熱療法(ハイパーサーミア)だって考えられます。

私も同じ大腸がんの患者で、現在も肝転移・再発のために加療中ですが、
積極的にセカンドオピニオンを受けに行ってみたりと
まずは病気の原因発見に努めてください。


66 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/25(金) 13:22
末期大腸がん患者を大幅延命、米企業が新薬開発


 【シカゴ(米イリノイ州)=館林牧子】がんの増殖に必要な新しい血管の発生を抑える新薬で、
末期大腸がんの大幅な延命を図ることに、米企業が成功し、1日、シカゴで開かれた米がん治療学会で発表した。

 この薬は、バイオ企業「ジェネンテック」社が開発したアバスチン。新しい血管を作る体内物質の働きを抑える。
がん細胞は、自分専用の新たな血管を作って、増殖に必要な酸素や養分を引き込んでおり、新薬によって兵糧攻めとなる。

 米デューク大などが行った臨床試験には、再発、転移した大腸がんの末期患者925人が参加。
このうち約半数は標準の抗がん剤治療法を受け、平均生存期間が16か月だったが、新薬も併用した残り半数の患者は20か月に延びた。
高血圧などの副作用が出るが、通常の抗がん剤に比べると極めて軽いという。

 同社は近くこの新薬を米食品医薬品局(FDA)に承認申請する予定で、認められれば、血管新生を抑える抗がん剤では初の実用化。
試験を担当した医師は「他のがんにも応用できる可能性があり、がん治療の新たな領域を開く薬だ」と期待している。

(2003年6月2日)

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030602so12.htm




67 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/25(金) 18:49
>>66
ちなみにこの新薬に関する大もとの英文がこちらになると思います。

http://www.gene.com/gene/pipeline/status/oncology/avastin/index.jsp

あと、↓は、ASCOよりの論文発表の文面です。ここでもアバスチンのことがかかれていると思います。
どちらも英文ですが、参考になれば。
http://www.asco.org/asco/shared/asco_print_view/1,1168,_12-002123-00_17-002123-00_18-0028189-00_19-0028190-00_20-001,00.html

68 名前: 大腸がん 肝臓、肺、脳転移の父 投稿日:2004/04/27(火) 16:19
はじめまして、私の父は一昨年の12月大腸がん末期余命9ヶ月と診断されました。S字結腸にできたガンは取り除き、リンパ節、腹膜、肝臓に転移していました。肝臓の転移は大きなものが2箇所です。
幸いというのか腹膜播種はおこしておらず、その後肝臓に直接カテーテルを使って抗がん剤を注入する治療を週1続けてきましたが、先月肺に影がみつかり、そのうえ父が左半身麻痺症状が出始めてきました。
先生におかしいと伝えると、まだ脳転移するはずがないと、MRIをとるのに2週間待たされました。その結果は脳に大きな転移1、細かな転移数箇所が見つかりました。大きな腫瘍に集中して放射線をあて、今入院中(グリセオールを点滴してます)です。
ありありと容態が悪くなっているようで、もう何も言わず、1日中目をつぶっている状態です。これで、効果がない場合全脳照射をする予定なのですが、こんな状態で全脳照射して効果が期待できるものなのでしょうか?あと脳の治療中肝臓や肺にはまったく治療が行われていません。
脳転移が末期の最終段階だから優先するのでしょうか?このまま意識がなくなってしまわないかとても心配です。


69 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/11(火) 15:27
脳への転移は最終末期といえます。
つらいでしょうが・・・・心中お察し申し上げます。
でも、がんばって。

70 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/21(金) 11:31
大腸がんに進行せず 鎮痛薬の効果を確認--札幌医大
 大腸がんの原因となる細胞異常を発生させたラットに、鎮痛剤として使われる薬を与えると、
がん発生の予防効果が持続することを新津洋司郎・札幌医科大教授(消化器・血液内科)らが
動物実験で突き止めた。20日から札幌市で始まる日本消化器集団検診学会で発表する。
 大腸がんの約8割は突起状のポリープががん化することが原因。研究グループは98年、
大腸の細胞異常である「芽(約1ミリ)」がポリープになることを確認し、
実験では、この「芽」を人為的に発生させた約20匹のラットを使った。
 約10匹のラットに、大腸がんの予防効果薬としても使われる鎮痛剤「スリンダック」と
同様の成分の薬を3週間投与した結果、約10匹のラットの「芽」の数は、半年後に4分の1以下に減少した。「芽」はポリープやがんにならず、3週間の投薬で半年近い効果を持続していることが分かった。
投与しなかったラット約10匹の「芽」は、がんになっていた。
 研究グループが、大腸ポリープを切除した経験があり、健康な人の数十倍の「芽」を持つ約20人にスリンダックを約2カ月間にわたって服用してもらうと、「芽」がほとんど消えたことも確認した。
 スリンダックは胃炎などの副作用を起こす場合があるが、
研究グループは一定期間の服用で予防効果を持続することが期待できるとして、
今後、有効性や安全性を検証したいとしている。
新津教授は「投薬から短期間で芽の消滅効果があり副作用の心配も小さい」と話している。
【田中泰義】

(毎日新聞2004年5月20日北海道朝刊から)
http://www.carenet.ne.jp/news/news_nishinomiya.asp#topic6374


71 名前: 大腸がん 肝臓、肺、脳転移の父 投稿日:2004/05/24(月) 12:36
ご返事ありがとうございました。父もほとんど意識が混濁した状態になってしまいました。放射線照射の効果もなくあと2.3ヶ月だろうと医師に宣告されました。1年前から覚悟はしていたとはいえとてもつらいです。
父の場合は健康診断の潜血便陽性反応を2年半ほっておいてしまった結果こんなことになってしまいした。健康診断の結果をよく見て受診をさせなかったことを、これから先一生悔いることになりそうです。
本当にありがとうございました。



72 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/27(木) 10:12
メビオファーム、患部直送の大腸がんの新薬を開発

 バイオベンチャーのメビオファーム(東京・港、藤沢忠司社長)は、
狙った患部だけに薬剤を投与する薬物送達システム(DDS)技術を活用した大腸がんの新薬を開発する。
すでに動物実験に着手しており、2007年に米国での製品化を目指す。
東大の柳衛宏宣特任助教授らの研究成果を事業化した。
 大腸がん向けの抗がん剤であるオキサリプラチンをDDS技術により改良する。
現在は2時間以上かけて点滴により投与しているが、1回の注射で済み、投与量を減らせる可能性がある。
従来の薬には手足が冷えるといった副作用があるが、投与量の抑制によりその軽減も見込めるという。

[2004年5月26日/日経産業新聞]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20040525e001y51025


73 名前: 日経PB関係者 投稿日:2004/05/29(土) 10:40
がん拠点病院の治療成績です。是非、御参考にしてください。
---------------------------------------------------
がん拠点病院の治療成績(大腸がん編)
大腸がんの5年生存率、結腸、直腸の個別開示が重要
 今回は大腸がんの生存率を見る。文末の<表>は、地域がん診療拠点病院のホームページから、比較的情報公開が進んでいると思われる幾つかの施設の大腸がん5年生存率を拾い上げ、表にしたものだ。

 標準的な成績の目安として、全国がん(成人病)センター協議会加盟施設の集計データ(注)も掲載した。大腸がんのうち、結腸がんと直腸がんでは生存率がかなり異なるため、それぞれ分けて成績を出すケースが増えている。

 全がん協施設の結腸がんの5年生存率は、病期Iで85.8%、病期IIで85.1%、病期IIIで65.3%、病期IVで24.5%である。直腸がんでは、病期Iで82.0%、病期IIで66.2%、病期IIIで59.5%、病期IVで23.6%となっている
 施設別に見てみよう。
 都立駒込病院や高知県立中央病院は、結腸がんと直腸がんを分けて表示している。
 武蔵野赤十字病院、高知県立中央病院、九州がんセンターなどは比較的高い成績を示しているようだ。

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/293842

【連載:がんの治療成績を読む】
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/301148

74 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/31(月) 22:29
01:◆特集(2)
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関東)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪大腸がん≫

【東京都】
癌研究会付属病院(豊島区) 消化器外科
●局所再発した直腸がん症例の5年生存率は54.5%と高水準
●膀胱浸潤直腸がんの肛門温存術

三井記念病院(千代田区) 外科
●結腸がん5年生存率1期94%、2期85%、3a期64%、
3b期56%、4期7.3%。
●直腸がん5年生存率1期87%、2期66%、3a期73%、
3b期10%

慶応義塾大学病院(新宿区) 外科
●手術可能な大腸がんの肝臓転移に対する持続肝動注療法の奏効
率80%と高く、生存率のばす
●5年生存率1期92%、2期75%、3a期64%、3期b35%

帝京大学医学部付属病院(板橋区) 第1外科
●5年生存率A期約95%、B期約75%、C期約55%
●切除不能例に対しては化学塞栓術、動注療法を施す

東京大学医学部付属病院(文京区) 外科
●5年生存率1期約90%、2期約85%、3a期約70%、
3b期約45%、4期約20%
●リンパ節転移陽性症例に対する術後化学療法および肝・肺転移症
例に対する切除術+動注化学療法

昭和大学病院(品川区) 第2外科
●5年生存率1期約92%、2期約73%、3a期約60%、
3b期約43%、4期約12%
●大腸がん0期はほぼ100%

都立駒込病院(文京区) 外科
●5年生存率1期89.6%、2期84.7%、3a期74.4%、
3b期69.7%
●直腸がんの術後再発率は3.6%(全国平均約10%)と低く、専門外
来で人工肛門吻合のトラブル等を相談

虎の門病院(港区) 消化器外科
●直腸がん5年生存率1期91%、2期81%、3a期66%、
3b期32%、4期10%
●結腸がん5年生存率1期91%、2期83%、3a期73%、
3b期53%、4期7.3%

日本赤十字社医療センター(渋谷区) 外科
●5年生存率1期87.4%、2期75.6%、3a期55.2%、
3b期40.0%、4期7.8%
● 全例がん告知し、根治手術を第一選択とする。再発率少ない

【神奈川県】
横浜市立大学医学部付属病院(横浜市) 第2外科
●直腸がん骨盤神経温存術により、再発率を4%に低下させる
●大腸がん肺転移に対する累積5年生存率を43.8%と引き上げる

神奈川県立がんセンター(横浜市) 外科第4科
●直腸がん5年生存率1期91.1%、2期90.9%、
3a期76.0%、3b期62.2%、4期13.0%
●再発大腸がんに対する切除+放射線+化学療法に良績

横浜市立市民病院(横浜市) 外科
●5年生存率全体では65.6%
●転移再発防止法としてリンパ節郭清を施し、肛門温存、骨盤神
経温存術に積極的

昭和大学藤が丘病院(横浜市) 外科
●5年生存率1期87%、2期77%、3期63%、4期43%
●腹腔鏡下切除術と直腸・肛門外科に新手術セット導入し、新治
療法に意欲的

聖マリアンナ医科大学病院(川崎市) 消化器外科
●5年生存率1期約90%、2期約80%、3期約60%、
4期約20%
●肛門温存、性機能温存、排尿障害予防を考慮した術式採用

帝京大学医学部付属溝口病院(川崎市) 外科
●5年生存率(進行がん)70~80%
●腹腔鏡下手術は高水準、大腸肛門機能温存症例多数

北里大学病院(相模原市) 消化器外科
●大腸がん進行度1期~3b期までの5年生存率は85%以上
●肝臓転移例で5年生存率53.4%

【千葉県】
千葉大学医学部付属病院(千葉市) 第2外科
●5年生存率1期85%、2期80%、3期50%、4期10%
●大腸がん肺転移治療法における免疫遺伝子治療、および進行
直腸がんに対する化学+放射線療法

千葉県がんセンター(千葉市) 消化器外科
●5年生存率1期97.4%、2期91.2%、3a期80.0%、
3b期50.8%、4期8.9%
●肝臓転移に切除方針、他は(がん遺残・リンパ節切除・再発例)
抗がん剤治療、肛門機能温存症例数77.1%にのぼる

国立がんセンター東病院(柏市) 消化器外科
●5年生存率1期98%、2期90%、3期70%、4期35%
●腹腔鏡下手術の占める割合は全症例中約40%、転移症例に
は腫瘍内科、放射線科、肝臓外科、肺外科の専門治療施す

順天堂大学医学部付属順天堂浦安病院(浦安市) 外科
●5年生存率1期95%、2期75%、3期45%、4期5%
●QOLを高めるための肛門温存術と3期以上症例に対する抗がん
剤多剤併用療法採用

【埼玉県】
埼玉医科大学付属病院(毛呂山町) 外科
●5年生存率1期97%、2期89%、3期60%
●人工肛門を避ける超低位直腸切除術、進行がんでは形成外科
との連携による拡大手術

埼玉県がんセンター(伊奈町) 腹部外科
●直腸がん5年生存率1期86.8%、2期79.1%、
3a期50.1%、3b期30.3%、4期6.7%
●局所再発に対し、術中放射線療法を施し、3年生存率35%の
良績

独協医科大学越谷病院(越谷市) 外科
●5年生存率1期97%、2期83%、3a期59.8%、3b期35.9%
●直腸がんに対する排尿障害改善のためのバウチ再建術を採用

川越胃腸病院(川越市) 消化器科
●結腸がん5年生存率1期95%、2期89.2%、3a期63%、
3b期57.1%、4期10.0%
●直腸がん5年生存率1期93.3%、2期78.3%、
3a期55.0%、3b期47%、4期6.3%

【茨城県】
東京医科大学霞ケ浦病院(阿見町) 外科
●5年生存率1期97.0%、2期80.5%、3a期73.7%、
3b期43.0%、4期17.5%
●肝臓転移に肝切除を含めた集学的治療法

筑波大学付属病院(つくば市) 消化器外科
●5年生存率1期85%、2期75%、3期50%、4期20%
●術前・術中・術後における化学療法、放射線療法に積極的

【栃木県】
自治医科大学付属病院(南河内町) 消化器内科
●高齢者の合併症(心・肺疾患)大腸がん手術における累積5年生
存率は40%と高い

【群馬県】
群馬県立がんセンター(太田市) 内科
●大腸がん1000例以上の症例をもち、内科、放射線科、外科、
病理各部門合同討議による治療法決定に定評
●早期がんに対する内視鏡的治療に実績

***詳細は、『最新版 関東病院ランキング 第二版』(洋泉社刊
2001年6月発刊)をご覧下さい。***
http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000107.html

75 名前: 関西 投稿日:2004/05/31(月) 22:59
01:◆特集(2)
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関西)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪大腸がん≫
【大阪府】
大阪府立成人病センター(大阪市東成区) 第1外科
●5年生存率:各ステージ平均で76%。肝・肺転移症例では56%
●肝・肺転移症例に対し、積極的な切除を行う

国立大阪病院(大阪市中央区) 消化器外科
●大阪大学消化器外科と共同で、細胞間接着機能異常程度から見た
血行性転移メカニズムに詳しい
●大腸の超早期がんでは再発ゼロ

大阪府立病院(大阪府住吉区) 消化器一般外科
●5年生存率:0~1期97.7%、初期直腸がんに対する根治手術と
機能温存術に力を入れる
●便潜血検査による大腸がん発見例は多数

NTT西日本大阪病院(大阪府天王寺区) 外科
●転移・再発の防止治療に力を入れ、拡大手術+放射線+化学療法
に実績
●機能温存術に良績

北野病院(大阪市北区) 外科
●5年生存率:0~1期99%、2期87%、3期60%、4期20%
●人工肛門造設に実績

大阪大学医学部付属病院(吹田市) 消化器外科
●再発するケースが多い大腸がんに対し、抗腫瘍免疫剤混合の化学
療法に実績
●遺伝子治療においてわが国の先端を行く

近畿大学医学部付属病院(大阪狭山市) 第2外科
●直腸がんに対する超低位前方切除術+結腸・肛門吻合術に良績、
5年生存率と患者QOL向上に実績

【京都府】
京都府立医科大学付属病院(京都市) 消化器外科
●モノクローナル抗体を用いた診断と治療に力を入れ、直腸がんの
手術前に行う放射線+温熱+化学療法に実績
●81.8%の再発抑制率を上げる

京都大学医学部付属病院(京都市) 腫瘍外科
●下部直腸早期がんに対する後方アプローチリンパ節郭清と直腸
がん後方切除術は抜群
●肝臓への転移防止療法に優れ、生存率を上げる

京都第二赤十字病院(京都市) 外科
●5年生存率:1期97%、2期87%、3a期69%、3b期58%、
4期13%
●術中迅速病理検査診断とリンパ節拡大郭清術に実績

【兵庫県】 
兵庫医科大学病院(西宮市) 第1外科
●5年生存率:結腸がんで各ステージ平均61.9%、直腸がんで
37.5%
●大腸の全摘手術、回腸肛門吻合術を施し、95%以上の成功率。
前がん病変である大腸ポリポーシスに強い

兵庫県立成人病センター(明石市) 外科
●直腸がんの膀胱・性機能括約筋の機能保存手術を施し、5年
生存率とともに患者QOL向上をはかる
●結腸・直腸がんの根治手術+放射線+化学療法に実績

近畿中央病院(伊丹市) 外科
●5年生存率:直腸がんで各ステージ平均62.6%、大腸がん
67.7%
●チーム医療を重視している

【滋賀】
滋賀医科大学医学部付属病院(大津市) 第2外科・消化器一般外科
●5年生存率:各ステージ平均で80%
●内視鏡外科の先駆的存在としての実績

【和歌山】
日本赤十字社和歌山医療センター(和歌山市) 第1外科、第2外科
●年間90の手術症例をもち、直腸切断術による再建療法では人工
肛門造設を回避して自然肛門を利用
●最先端技術をとり入れると同時に、地域密着型医療を行う

詳細は、『最新版 関西病院ランキング 』(洋泉社刊)をご覧下さい。
http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000124.html

76 名前: medwave 投稿日:2004/06/08(火) 09:01
◆2004.6.7 大腸癌切除後の補助療法
テガファーとウラシルの経口投与が従来の5-FU/LVと生存率が同等
 ステージ2と3の大腸癌切除後の補助抗癌薬療法に対する、経口UFT(テガファーとウラシル)の
治験第3相で、従来の5-フルオラシル(5-FU)とレウコボリン(LV)を投与した場合と、
同等の生存率を示す結果が出た。6月6日の一般口演で、
米National Surgical Adjuvant Breast and Bowel Project(NSABP)のN.Wolmark氏が報告した。

 同研究グループは、ステージ2と3の切除後大腸癌患者、計1608人を2群に分け、
一方には経口UFT(テガファー300mg/m2/日とウラシルをモル比1対4で、経口で28日間)と
LV(90mg/日、経口で28日間)を、35日サイクルで5回行った。
もう一方には、FU/LV(5-FU500mg/m2をボーラス注射で週1回を6回、LV500mg/m2をボーラス注射で
1回を6回)を、8週間サイクルで3回行った。

 その結果、5年後の生存率と再発の認められない生存率(DFS)のそれぞれについて比較したところ、
生存率はUFT/LV群とFU/LV群ともに78.7%で、
P値は0.88と両群に差はみられなかった。DFSについても、UFT/LV群は66.9%でFU/LV群は68.3%、
P値は0.79と、両群に差はみられなかった。
平均追跡期間は64週間だった。なお、吐き気や嘔吐、下痢といった副作用についても、
両群に差はなかったという。

 UFT は、ヨーロッパでは既に承認を受けているものの、米国では承認されていない。
この点についてWolmark氏は、UFT/LVは経口でFU/LVよりも投与が簡単であり、
米国でも承認されるべきだ、としている。
(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm34/311980



77 名前: 大腸がん 肝臓、肺、脳転移の父 投稿日:2004/06/08(火) 09:27
先日父が他界しました。覚悟していたとはいえとてもつらいです。
ありがとうございました。


78 名前: ASCO2004 投稿日:2004/06/09(水) 17:54
切除不能・転移性結腸・直腸癌に対するfirst-line chemotherapyとしての
UFT/LV/イリノテカン療法およびUFT/LV/オキサリプラチン療法:2つの第II相試験成績からの評価

転移性結腸・直腸癌に対する経口フッ化ピリミジン系薬剤が注目される中、Douillard氏らは、UFT/ロイコボリ
ン(LV)にイリノテカン(CPT-11)あるいはオキサリプラチン(L-OHP)を併用した2つの第II相試験を実施し、
いずれも転移性結腸・直腸癌のfirst-line therapyとして有効かつ安全であることを確認した。今回の成績は
、結腸・直腸癌に対する経口フッ化ピリミジン系薬剤の可能性を期待させるものである。


背景
 経口フッ化ピリミジン系薬剤であるUFT/LVは、5-FU(静注投与)/LVに比べ、より高い安全性を維持しながら
同等の抗腫瘍活性を示すことが、無作為化第III相試験で確認されている。一方、CPT-11とL-OHPは転移性結腸・
直腸癌のkey drugとして確立し、 CPT-11/5-FU/LV療法ならびにL-OHP/5-FU/LV療法を中心とした治療戦略に関心
が高まっている。これらを踏まえ、UFT/LV+L-OHP併用(TEGAFOX)療法とUFT/LV + CPT-11併用(TEGAFIRI)療
法を検討する2つの第II相試験を行った。

方法
 2試験とも対象は、測定可能病変を有しかつ切除不能な転移性結腸・直腸癌の症例とした。TEGAFOX試験では、
UFT 300mg/m2/日(第1~14日)+LV 90mg/日(第1~14日)+L-OHP 130mg/m2(第1日)の3週毎投与について、T
EGAFIRI試験では、UFT 250mg/m2/日(第1~14日)+LV 90mg/日(第1~14日)+CPT-11 250mg/m2(第1日)の3
週毎投与について、それぞれのfirst-line therapyにおける有効性および安全性を検討した。


結果
 登録例は、TEGAFOX試験が64例(男性36例、女性28例、年齢中央値68歳)、TEGAFIRI試験が56例(男性30例、
女性26例、年齢中央値66歳)。TEGAFOX試験では6コース(中央値)、TEGAFIRI試験では5コース(中央値)の治
療を行った。
有効性:
  抗腫瘍効果は、TEGAFOX試験においてはintention to treat(ITT)解析で奏効率31%、per protocol(PP)
解析で34%、TEGAFIRI試験はITT解析で30%、PP解析で33%であった(表1)。SDを含めた腫瘍コントロール率は
TEGAFOXで84%、TEGAFIRIで86%(ともにPP解析)であった。ITT解析によるtime to progression(TTP)はTEGA
FOX試験が5.88カ月、TEGAFIRI試験が5.75カ月、MSTはそれぞれ18.2カ月、15.4カ月であった(図)。
安全性:
  TEGAFOX、TEGAFIRIともに、副作用は軽~中等度であった(表2)。Grade 3以上の副作用は、下痢がTEGAFOX
では11%に対し、TEGAFIRIでは22%を認めた。Grade 3以上の好中球減少はTEGAFOXで10%、TEGAFIRIでは26%で
あった。TEGAFOXでは知覚神経障害が多くみられたが、そのほとんど(74%)はGrade 2以下であった。


結論
 以上のように、TEGAFOX療法とTEGAFIRI療法は同等の抗腫瘍効果を示した。今回の結果からDouillard氏らは、
TEGAFOX療法およびTEGAFIRI療法は、いずれも有効かつ耐容性に優れた転移性結腸・直腸癌のfirst-line therap
yであると結論づけた。これらの併用療法により、これまでの静注投与から経口投与での治療への移行の可能性
は高く、今回の有望な成績を、今後、第III相試験で確認する必要があると述べた。


http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2004/3545/abs3545.asp?SID=#3545

79 名前: ASCO2004 投稿日:2004/06/09(水) 17:57
転移性結腸・直腸癌に対するCPT-11/5-FU/LV+bevacizumab併用療法:
第III相試験のサブグループ解析で生存率改善効果を再確認

遺伝子組み換えヒト抗VEGFモノクローナル抗体のbevacizumab(BV)は、VEGF(血管内皮増殖因子)に直接働く
血管新生阻害剤である。Duke大学のHurwitz氏らは、転移性結腸・直腸癌(first-line)に対する第III相試験に
おいて、CPT-11/5-FU/LV+BV療法(IFL+BV)が、生存期間を有意に延長する事を報告
(N Engl J Med 350:2335,2004)し、大きな反響を呼んだ。
今回、Fyfe氏らは、この第III試験におけるサブグループ解析結果を報告し、BVの併用がいかなるサブグループ
においてもすぐれた生存率改善効果につながることを明らかにした。


背景
 Hurwitz氏らが行った大規模第III相試験は、二重盲検による無作為化比較試験であり、
CPT-11/5-FU/LV療法(IFL)とCPT-11/5-FU/LV+BV療法(IFL+BV)を比較した結果、
IFL+BV群の死亡リスクがIFL群より34%低くなることが示された(MST: IFL群15.6カ月、IFL+BV群20.3カ月、

p<0.001:図)。本試験では、治療前のリスクファクターが生存におよぼす影響を評価するため、
サブグループごとの追加解析を行った。

方法
 分析対象とした治療前リスクファクターは、全身状態(PS:ECOG)、転移臓器数、原発部位、
年齢、性別、人種、前治療(adjuvant chemotherapyの既往、放射線治療の既往)、
転移してからの期間、結腸・直腸癌と診断されてからの年数、標的腫瘍の最長径の合計、アルブミン値、
アルカリフォスファターゼ(ALP)値、乳酸脱水素酵素(LDH)値である。上記の各リスクファクターに基づき患
者をサブグループに分類し、個々のサブグループにおける生存期間およびprogression free survival(PFS)を
、IFL群とIFL+BV群とで比較した。


結果
 合計813例を、無作為にIFL群とIFL+BV群に割り付けた。個々のリスクファクターについてサブグループ解析
をした結果、すべてのサブグループにおいて、IFL+BV群の死亡リスクのハザード比はIFL群に対し1.0未満であ
り、有意に死亡リスクを低下させた。治療前のリスクファクターとは無関係に、IFL+BV群ではIFL群よりPFS中
央値が長く、奏効率も高い傾向が認められた。
 全生存期間に対する影響因子は治療群(BV併用療法であるかないか)、PS(ECOG)、アルブミン値、人種(有
色人種であるかないか)、転移臓器数、ALP値であり(表1)、PFSに対しては治療群、PS(ECOG)、アルブミン
値、性別(表2)、抗腫瘍効果に対しては治療群、前治療(adjuvant therapy)、アルブミン値、PS(ECOG)、
転移臓器数であった(表3)。これらの影響因子による補正を加えた後も、IFL+BV群の治療効果はIFL群を大き
く上回っており、IFL群に対するIFL+BV群の死亡リスク減少率は34%、増悪(disease progression)または死
亡リスクの減少率は44%、奏効率は約1.5倍となった。

結論
 以上のように、治療前リスクファクターとは無関係に、IFL+BV併用療法群ではIFL単独群に比べ生存期間が延
長すること、影響因子補正後も34%という死亡リスク減少率が認められたことから、Fyfe氏らは「IFL+BV併用
療法はあらゆるサブグループに対して延命効果の期待できる画期的な治療法であり、今回の結果で、IFLとBVの
併用が結腸・直腸癌治療に大きく貢献することが確認された」と結論づけた。
http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2004/3617/abs3617.asp?SID=#3617


80 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/10(木) 17:57
age

81 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/07/06(火) 00:27
大腸、肝がん増殖させる?遺伝子発見 新薬開発に期待
--------------------------------------------------------------------------------
 大腸がんや肝がんの細胞に特異的に多く、がん細胞の増殖などに関係しているらしい遺伝子を、
東京大医科学研究所の中村祐輔ヒトゲノム解析センター長、浜本隆二助手らのチームが見つけた。
がん細胞以外ではほとんどつくられておらず、この遺伝子を標的にすれば副作用の少ない抗がん剤が
できる可能性がある。4日付の英科学誌ネイチャー・セルバイオロジー電子版に発表する。

 この遺伝子は「SMYD3」と名付けられた。大腸がん患者約80人と肝がん患者約20人の
がん細胞を調べたところ、約80%の人の細胞にSMYD3がたくさんあった。
がん細胞以外の細胞の大半にはなく、わずかにあった精巣や筋肉の細胞でも分量はがん細胞の
10分の1~20分の1だった。

 様々な種類の細胞で人工的にSMYD3を働かせる実験で、
これがあると細胞の増殖が約2倍になると分かった。働きを止めると増殖は半分以下に減り、
細胞死も3倍以上起こりやすくなった。

 中村センター長は「抗がん剤の副作用は、正常な細胞でもたんぱく質を作っている遺伝子を標的に
しているから起こる。SMYD3の働きを止める薬なら、
がん細胞の増殖を抑えて死滅させることができる一方、副作用は少ないはず」と話す。
製薬会社と協力して、すでに薬の開発に乗り出したという。
(07/05 03:00)
http://www.asahi.com/science/update/0705/001.html

82 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/07/06(火) 19:22
Merck KGaA社 Erbituxが結腸直腸がんの治療薬として欧州委員会の販売承認をうけた
(2 段落, 112 文字) 

2004-07-02 - 2004年6月30日、Merck KGaA社はErbitux (cetuximab) が
結腸直腸がんの治療薬として欧州委員会の販売承認をうけたと発表しました。
http://www.biotoday.com/view.php?n=3979



83 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/05(火) 01:56
がん「兵糧攻め」たんぱく質を発見…血管形成を抑制

 がん細胞に栄養や酸素を運ぶ血管の形成を抑制するたんぱく質を、
東北大加齢医学研究所(仙台市)と塩野義製薬(本社・大阪市)の研究グループが発見した。
がん細胞への栄養などの補給路を断ち、「兵糧攻め」にすることで、
がんの進行や転移を阻止することが期待できるという。

 がんは、細胞から分泌する物質が、近くにある血管に働きかけて新しい血管を作り、
栄養や酸素を取り込み増殖する。

 同研究所の佐藤靖史教授(血管生物学)らが発見したのは、
血管を作っている血管内皮細胞にあるたんぱく質で、
がん細胞から分泌される物質で新たな血管が過剰に作られないようにブレーキをかける役割をしていた。
佐藤教授らは、このたんぱく質を「バソヒビン」と命名。マウスを使った実験では、
バソヒビンを大量に作るよう遺伝子を改変した肺がん細胞の大きさを、通常の肺がん細胞に比べ、
半月後、4分の1以下に抑えることに成功した。

 同グループは、バソヒビンをもとに、がん治療の新薬や新しい診断法の開発を進めることにしている。
このたんぱく質の発見は、
米医学雑誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」の10月号で発表される。

 がん細胞に栄養などを補給する血管ができるのを阻止するがん治療法は、最近注目されており、
佐藤教授らの「バソヒビン」とは別の方法で、
大腸がんを兵糧攻めにする治療薬が米国で今年2月に世界で初めて認可されている。
(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041003-00000301-yom-soci

84 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/02(火) 02:38
進行結腸直腸癌に対する経口leucovorin+UFT療法、日米共同研究における
日米患者の有効性、有害事象、薬物動態の比較
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041103.htm

米国臨床腫瘍学会(ASCO)によるstage II結腸癌に対する術後補助化学療法の指針
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041104.htm

切除可能直腸癌に対するUFT併用術前化学放射線療法
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041004.htm

フッ化ピリミジン系抗癌剤耐性の進行結腸直腸癌に対するirinotecanの継続治療と
期間限定治療の多施設共同無作為比較試験
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041002.htm

irinotecan抵抗性を示す転移性結腸直腸癌に対するcetuximab単独療法およびcetuximab+irinotecan併用療法
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041001.htm

血清D-dimer値はCEA値に比べ、転移性結腸直腸癌患者の全生存率および
その疾患予後をより反映する併用療法:多施設共同第3相RCT
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040902.htm

高線量術前放射線療法による下部直腸癌の肛門括約筋温存率の改善に関する検討
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040901.htm

転移性結腸直腸癌に対するbevacizumabを加えたCPT-11、 leucovorin/5-FU
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040802.htm

oxaliplatin、5-FU、leucovorin(FOLFOX)療法による術後補助化学療法の成績
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040801.htm

結腸癌に対する腹腔鏡補助下結腸切除と開腹結腸切除の比較
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040701.htm

閉経後の女性に対するエストロゲンとプロゲステロン投与と結腸直腸癌について
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040504.htm

切除可能直腸癌に対する術後放射線化学療法と、術前stagingに基づく術前放射線化学療法の比較
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040502.htm

結腸直腸癌手術後の経口補助化学療法の有効性:
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040405.htm

進行結腸直腸癌に対するoxaliplatin+capecitabineの第II相比較試験
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040402.htm

直腸癌(TME施行例)に対する術前放射線照射の費用対効果の検討
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040301.htm

治療歴のない転移性結腸直腸癌患者におけるfluorouracil/leucovorin、irinotecan、
oxaliplatinの組み合わせによるランダム化比較試験
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040303.htm

85 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/02/22(火) 10:34
774先生、皆さん その節はありがとうございました。家族一丸となって闘ったのですが先月、残念な結果に終わってしまいました。悔いはやはりたくさんありますが、ここの皆さんのおかげでがんばれました。ありがとうございました。心から感謝しています。

86 名前: ちかさん 投稿日:2005/12/31(土) 01:13
   
 
はじめまして。父(75歳)が進行性の直腸がんになりました。第三期です。8月上旬に手術をして永久人工肛門になりました。術後は尿毒症になり退院は9月20日になりました。その後飲み薬の抗がん剤を服用する事になり通院は2週間に一回で血液検査は一ヶ月に一回。最初腫瘍マーカーが正常値だったのですが、7.7、22、67(12月20日)になっていったのですが67になってから抗がん剤を変える事になったのですが私から見ればなぜ22の時に抗がん剤を変えなかったか
不思議です。素人考えですが・・・27日には少し何か変という事で近所のかかりつけ医に行くと肺炎では?という事で大学病院に急遽入院」し28日には肺に転移が考えられます。と言う事で調べた結果やはり右肺の下に転移、左肺にも少し転移していると言うので急に容態が変わる事もあるので・・・と言われまして・・・容態が落ち着いたら1月4日から予定通りfol fox6
という点滴タイプの抗がん剤をしていきましょうと先生が言っていたのですがその薬はどうなのでしょうか?どなたか教えていただけませんか?
                                                                                       
                                                 
                                                                                                                                                                                                                           
                                                                                                                                                                                        

87 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/12/31(土) 09:37
このようなことは、本来、主治医に尋ねられ、納得の上、治療を受けられるべきものと思います。

FOLFOXは、5-Fu、オキサリプラチン、ロイコボリンという薬を組み合わせたもので、投与方法によりFOLFOX4,FOLFOX6などがあります。
現在、我が国で保険認可されているものの中では、大腸がんに対し、最も有効な可能性の高いものです。

副作用などについては、主治医から十分におききになって下さい。

88 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/13(月) 22:00
初心者な質問をしてもよろしいでしょうか?
私の友人が大腸癌、肝転移状態らしく、もし手術できなかったとすると
抗がん剤治療になると思うのですが、食事療法などをしてみようと思い、
星野式ゲルソン療法というものを検索で見つけ、とりあえず野菜ジュースを
すすめようとしていたのですが、そのHPに大腸癌に抗がん剤が効かない
とありました。
そのHPを書いたのはかなり前のようなのですが、いまでも
大腸癌に効く抗がん剤というものは開発されていないのでしょうか?
ご存知の方いましたらレスお願いいたします。

89 名前: 通りかがりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/02/14(火) 11:47
「効く」という意味合いをどうとらえられていますか。
腫瘍がなくなる(「完治」)という意味ならば、「効く」確率は極めて低いことは事実です。
他方、例えば、治療を行わなければ「平均」余命が6ヶ月、治療を行えば「平均」余命が1年というような
生存期間の延長を「効果」とするならば効果は証明されています。

他方、食事療法やがんに効くと称する健康食品では、その程度の効果すら示されたものはありません。
(あなたの家の近くの神社の健康祈願のお守りと同じです。)

90 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/14(火) 19:41
>>89
レスありがとうございます。
後者の効くのほうです。
食事療法は本人の判断に任せる予定です。
ありがとうございました。

91 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/02/19(日) 19:54
ステージ4からの完治は絶対にないのでしょうか?

92 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:38
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93 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:38
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94 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:38
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95 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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96 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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97 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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98 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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99 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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100 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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101 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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102 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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103 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
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104 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
<削除>

105 名前: <削除> 投稿日:2006/04/07(金) 11:39
<削除>

106 名前: <削除> 投稿日:2006/04/11(火) 17:42
<削除>


107 名前: <削除> 投稿日:2006/04/13(木) 07:07
<削除>

108 名前: <削除> 投稿日:2006/04/14(金) 16:13
<削除>

109 名前: <削除> 投稿日:2006/04/19(水) 12:50
<削除>

110 名前: <削除> 投稿日:2006/04/19(水) 12:50
<削除>

111 名前: <削除> 投稿日:2006/04/25(火) 16:42
<削除>

112 名前: <削除> 投稿日:2006/04/25(火) 19:02
<削除>

113 名前: <削除> 投稿日:2006/04/25(火) 19:06
<削除>