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癌掲示板..>結腸癌・肝臓転移ありの義父

1 名前: まりりん 投稿日:2002/11/03(日) 00:00
こんばんわ。先日義父が結腸癌(多分ボルツマン2型だとおもう)、肝臓転移2個でオペしました。いちおう腹腔内は転移しておらず、2群のリンパ節かくせいしました。医師は詳しいことを言いませんが遠くない将来に肝臓転移がくるようなきがします。実際このような場合、予後はどれくらいなのでしょうか?年単位でしょうか?
また、手術から1週間たちますが、まだ現実とユメとの区別がつかないのか、目線が定まらず、ずっと独り言をいったり、おれはわかっている、もうすぐ死ぬんだ、とか、俺の時計がない、おまえ隠しただろう、と意味不明な言動がでてきてます。こういう精神な異常は一時的なのでしょうか?こういうケアはどうすればいいのでしょうか?

2 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/03(日) 23:33
病状についてはまったく分からないので答えられないのですが、手術後意味不明なことを言うのは昔、母が手術したときにありました。
こういった言い方が悪いとは分かっていますがいわば「痴呆症」のような感じの言動でした。
「何とか症候群」(ほんとにごめんなさい。忘れてしまいました)と言って無機質な病室に居るとなる事がある、と看護師さんに聞きました。
私も「治るのか?」と心配しましたが看護師さんが「治りますよ」と言ってくれて少し安心した記憶があります。
実際、2~3週間ぐらいから少しずつ元に戻っていきましたよ。
ケアですが、うちの場合「(父親が死んだから)葬式をしなきゃいけない」とか言い出しまして。もちろん父は健在です。
そんな時は父親を連れてきて「ほら、死んでいないでしょ?だから葬式しなくてもいいんだよ」とか一つずつ対処していくしかないですよね・・
・・・・答えになってないようですね・・・・ごめんなさい・・・

3 名前: こうじまま 投稿日:2002/11/03(日) 23:45
母の胃ガンと宣告されました。
11日以降に手術になるらしい。
痛みを感じないが食が細い。
漢方が注目されている昨今、めしまごぶが97%の完治率なんてのを目にした。
医師は漢方治療を好ましく思わない何て聴きましたが、民間療法だしねぇ~
母は55歳です。
少しでも抗ガン剤の副作用を無くしてあげたいし、出来ることなら私の命と引き替えにしても母を救いたい。
何方か・・良きアドバイスを宜しく御願いします。
気丈な母は、何時もと変わりなく笑ってくれます。それが何より辛いです。
正面からガンに立ち向かって治療したいです。
どうか・・宜しく御願いします。

4 名前: こうじまま 投稿日:2002/11/03(日) 23:46
↑↑↑↑書き込む場所を間違えました。ごめんなさい

5 名前: 774 投稿日:2002/11/04(月) 15:44
マリリンさんへ、義父様の精神症状は術後せん妄と呼ばれる症状
で、失礼な言い方ですが、高齢者の術後に一過性に出現する精神症状です。
手術の際の麻酔の一時的な影響や、不慣れなICU~病室の環境により、一時的に
せん妄症状が出現しますが、多くはもとの環境に戻ること(退院~自宅療養)
で自然に回復していくと言われています。しかし、なかにはこれをきっかけに、
痴呆症状が増悪するケースもあるようです。
また、結腸癌の肝転移に対しては、術後補助化学療法(5-FU+ロイコボリン)
や肝動注療法(5-FU)による腫瘍縮小効果が認められており、治験段階ですが、
活性化自己リンパ球療法による術後肝転移の抑制効果も認められていますので、
是非がんばってください。

6 名前: まりりん 投稿日:2002/11/04(月) 21:33
ありがとうございました。 一過性のものならば、すこしは安心しました.本当に、オペ後のうつろな目、俺のラジオをかくしただろう、などの痴呆老人のような発言にすごく驚いてしまったので・・・
病状は、まずは結腸癌 が原発で、これに関しては右半切除しました。
肝メタのほうはS3とS8に一個づつ2個。これも切除しました。
術前検査では肺、頭にはメタはないです。
義父は63才。 心臓で不整脈があるくらいです。
オペ後から中心静脈にカテをいれて抗がん剤をやってる、との説明でしたが、内容はわかりません。
予後もよく説明されてません。 774さんのいう療法はどこの病院でもやっているわけではないですよね?
今入院している病院でやってるのかどうか・・・ 

7 名前: 774 投稿日:2002/11/05(火) 00:11
肝転移のある結腸癌はStageⅣで5年生存率は20%弱ですが、現時点
では、上記術後補助化学療法や、肝動注療法などに加え再発症例に
対して、5-FU持続静注、5-FU+レボホリナート療法、CPT-11による
治療により生存期間の延長やQOLの改善がはかられています。
これらの治療は、がんの手術を行なう外科施設であれば、
常識的な化学療法ですので、現在入院されている施設でも
検討されているものと思います。
ただ、活性化自己リンパ球療法などの免疫療法に関しては
現在、高度先進医療として、女子医大・広島大学など幾つかの
大学病院で行なわれている治療法で、どの医療機関でもできる治療ではありません。
詳細は他のスレを参考にされてみてはと思います。

8 名前: まりりん 投稿日:2002/11/06(水) 21:12
774さん、詳しい回答ありがとうございました。残りの時間を、よりよい生活ができるようにみんなでがんばりたいと思います

9 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/10(日) 06:29
age

10 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/02(火) 02:38

進行結腸直腸癌に対する経口leucovorin+UFT療法、日米共同研究における
日米患者の有効性、有害事象、薬物動態の比較
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041103.htm

米国臨床腫瘍学会(ASCO)によるstage II結腸癌に対する術後補助化学療法の指針
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041104.htm

切除可能直腸癌に対するUFT併用術前化学放射線療法
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041004.htm

フッ化ピリミジン系抗癌剤耐性の進行結腸直腸癌に対するirinotecanの継続治療と
期間限定治療の多施設共同無作為比較試験
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041002.htm

irinotecan抵抗性を示す転移性結腸直腸癌に対するcetuximab単独療法およびcetuximab+irinotecan併用療法
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20041001.htm

血清D-dimer値はCEA値に比べ、転移性結腸直腸癌患者の全生存率および
その疾患予後をより反映する併用療法:多施設共同第3相RCT
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040902.htm

高線量術前放射線療法による下部直腸癌の肛門括約筋温存率の改善に関する検討
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040901.htm

転移性結腸直腸癌に対するbevacizumabを加えたCPT-11、 leucovorin/5-FU
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040802.htm

oxaliplatin、5-FU、leucovorin(FOLFOX)療法による術後補助化学療法の成績
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040801.htm

結腸癌に対する腹腔鏡補助下結腸切除と開腹結腸切除の比較
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040701.htm

閉経後の女性に対するエストロゲンとプロゲステロン投与と結腸直腸癌について
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040504.htm

切除可能直腸癌に対する術後放射線化学療法と、術前stagingに基づく術前放射線化学療法の比較
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040502.htm

結腸直腸癌手術後の経口補助化学療法の有効性:
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040405.htm

進行結腸直腸癌に対するoxaliplatin+capecitabineの第II相比較試験
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040402.htm

直腸癌(TME施行例)に対する術前放射線照射の費用対効果の検討
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040301.htm

治療歴のない転移性結腸直腸癌患者におけるfluorouracil/leucovorin、irinotecan、
oxaliplatinの組み合わせによるランダム化比較試験
http://www.oncology.jp/gi/member/update/update_20040303.htm

11 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/02(火) 03:29
ありがとうございます。この掲示板にはいつも心より感謝いたします。
素人なりに一生懸命勉強して・・・負けるもんか!死ぬもんか!諦めないで頑張ります。

12 名前: かおり 投稿日:2004/12/05(日) 00:25
私の婚約者のお母さんS字結腸癌で八月に手術しましたが子宮の一部に少し転移がみられその部分も切除する手術をしました。その後経過は順調で今現在は通院しながら抗癌剤をうっています。がこのような状態で大丈夫なのでしょうか心配です。

13 名前: 関東太郎 投稿日:2004/12/05(日) 05:08
詳しい状況がわからないのでかおりさんがどのような点が心配なのか分かりません。
ですが、結腸と子宮の病変部を切除し、
他の部分に転移性の癌がないと仮定するならば、
補助化学療法として抗がん剤を使った治療をすることは妥当だと思われます。
私は気になることがあったらメモ(質問事項を箇条書きにしたもの)を作って、
それを主治医に見せて教えてもらっています。
かおりさんも不安な点を具体的にまとめて専門家に聞いてみてはいかがでしょうか?

14 名前: かおり 投稿日:2004/12/06(月) 22:12
書き込む場所、間違えたみたいなので削除して下さい。

15 名前: かおり 投稿日:2004/12/06(月) 22:34
関東太郎さんアドバイスありがとうございます。私も質問する事を箇条書きにして主治医に聞いてみようと思います。

16 名前: あくあ 投稿日:2007/10/27(土) 01:09
父が昨年、S字結腸がんで入院し、その後の検査で肝臓に7センチ程の転移性の癌が
あることがわかりました。
まず結腸癌の切除しました。
肝臓の癌は、抗癌剤治療での経過観察となりました。
3ヵ月ほどたち、肝臓がんは5センチに縮小。
「いまがチャンスです。」という先生の言葉を信じ手術に踏み切りました。

手術後、先生の「取り除ける部分は取り除きました。うまくいきました。」と
いう言葉で、父も家族も安心し、退院後は、通院で抗癌剤治療をしてきました。

通院治療の間、主治医は転勤等の理由で2回変わりました。
そのせいなのか、検査等もあまりしてもらえなかったようです。

手術から8ヶ月がたち、ようやくしてもらった検査で、
肝臓に癌が再発していることがわかりました。
現在2センチほどの大きさということです。

今後の治療として、抗癌剤を今使っているものから別のものに変えるそうです。

父としては、セカンドオピニオン、転院等も考えているようが、
ここは田舎で、大都市の遠くの病院に一人で入院させるのはかわいそうです。
このような状態で、どうしたらいいかとても悩んでいます。
また、今後の治療方法として、どのようなものが有効なのでしょうか?
どなたか アドバイスをお願いします。

17 名前: イレブン 投稿日:2007/10/28(日) 07:22
>あくあさん

結腸癌も転移肝癌も現在通院されている病院で手術なさったのですよね。
術後の抗癌剤治療(内服or投与)で肝臓に再発。
今まで使っていた抗癌剤は効かないと判断されたのですから、切り替える
のが通常です。

でも、お父様はご立派ですね!
自分の病気と向かい合って,自らセカンドオピニオンや転院をお考えに
なっておられるんですもの。本当、応援したくなります。

これからですが、現在の主治医さんと今後の治療方針を話し合って戴き
患者&家族が不安がっている事も打明け、出来れば定期的(ex.3か月毎)
にCT検査などをして貰えないか折衝するのもいいかと.....。

でも、大都市の病院で治療した方が、お父様が納得され更に治療に対して
前向きに捉えられるならばお父様の希望に沿った方がよろしいかと。

この場合、セカンドオピニオンで大都市の病院医師と接する訳ですが,今
までの治療経過や病院の対応などを細かく話をされ、その医師のご意見に
素直に耳を傾け、結果的に転院となっても納得した上で転院する事が大切
であると思います。

私自身も田舎に住んでいますが、病気が発覚(直腸癌)した時にセカンド&
サードオピニオンで2大都市の医師の診察を経た上で,現在の病院で診て
もらっています。
(両医師共から、今の病院で治療された方がいいのでは...と言われました)
ですから安心して治療を続けています。

どうか、家族全員でお父様を支えてあげてくださいね。。。

18 名前: たこ 投稿日:2007/10/28(日) 23:46
16あくあさんへ

17の方も非常に良いことを書いて頂いているので蛇足になりますが少し書き込ませて頂きます。

セカンドオピニオンなどに関しては、治療を受ける本人が、納得して治療を受けられるようになるのが
重要な目的なので、お父様が少しでもセカンドオピニオンのことを考えたのであれば
最終的にどこで治療を受けるかは別にして一度行ってみた方が後悔がないように思います。

今後の治療としては、確かに、抗癌剤を変える、というのが最も一般的だと思います。
進行大腸癌では、FOLFOX(フォルフォックス)とFOLFILI(フォルフィリ)という二通りの治療が
メジャーなので、おそらく今まではこのどちらかをやっていたのかな、と思います。
(共に抗癌剤3剤併用の方法)
どちらかが効かなくなったら、もう片方に移るのが普通なので、FOLFOXをしていたのなら次はFOLFILI、
FOLFILIをしていたのなら次はFOLFOX、という感じです。
最近では、これらにアバスチンという薬を加える方法もあります。

ただ、あくあさんのお父様の場合、文面からすると再発は1個だけのようなので、
抗癌剤ではなく、局所の治療を優先する方法もあると思います。
具体的には、転移巣を手術で切除する、またはラジオ波やMCTで「焼く」という治療が可能かも知れません。
また、二度目の手術の時のように、抗癌剤を使用しながら他にも転移が出てこないかをチェックして、
3~4ヶ月たってOKなら手術(または焼灼)という選択肢もあるように思います。
この場合は、アバスチンは傷の治りが悪くなるので、ひとまず使用しない方が無難だと思います。

参考になれば幸いです。

19 名前: あくあ 投稿日:2007/10/30(火) 20:10
イレブンさん、たこさん アドバイス本当にありがとうございます。
父も私も、手術によってよくなったと思っていたのに、
今回、再発ということで、とてもショックを受けて書き込みをしましたが、
アドバイスをいただき、とても元気付けられました。感謝しております。

結腸癌も転移肝癌も現在通院されている病院で手術し、
術後の抗癌剤治療、内服および投与で肝臓に再発。
2センチ程度の癌が肝臓に1つ再発という状況です。

その後、父が一緒に病院に行って主治医と話をしてきたようです。
再発した癌が、太い血管のそばにあり、出血等の危険があるため、
再手術、およびラジオ波による治療が困難である。
トポシテン、アバスチンの投与をしたいという話だったそうです。

あわせて、両方の薬をこの病院で使用するのは初めてということです。

さすがに 初めてという言葉に
不安を感じ、いままで言い出せなかったセカンドオピニオンの話を切り出したそうです。

父が行こうと思っている病院は 放射線治療が有名なのですが、
転移性肝臓がんに放射線治療がどの程度効くのでしょうか?

自分でも調べていますが、どうかアドバイスをお願いいたします。


20 名前: don 投稿日:2007/11/13(火) 21:43
始めまして。横行結腸癌ステージⅡ、転移なし。8月初旬に手術しました。
が術後の血液検査でCEAが9月末2.9→10月末3.8まで上昇しました。
正常値ではありますが右肩上がりのこの数値。
これって非常に怪しい数値ですか?
転移、再発に毎日怯えております。
CA19-9は9のままです。どなたか教えて下さい!!
宜しくお願いいたします。

21 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/13(火) 22:20
その程度の上下は普通に生じます。
1回1回の上がり下がりに目を奪われずに、腫瘍マーカーの値を
毎回記録し続け、グラフ化するなどして、数回単位での大まかな
傾向を把握しましょう。
それが明らかな上昇傾向にあるのであれば、例え基準値内であっ
ても再発を疑う必要がありますし、下降傾向であれば例え最初か
ら基準値を超えていてもリスクは高くありません。

22 名前: don 投稿日:2007/11/13(火) 22:39
有り難う御座います。
そうなのですか…
少し安心しました。
マーカー値とは
これから長~いお付き合いになる訳ですね。
人によって高め、低めがあるのでしょうね。
早速、グラフを作ってみます。