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癌掲示板..>胃癌 高度リンパ節転移 十二指腸浸潤

1 名前: 名無しさん 投稿日:2007/09/22(土) 19:41
私の父は65才で胃癌(未分化・3型)、高度リンパ節転移、十二指腸浸潤、他は転移なしで現在、TS1とシスプラチンの併用化学療法を受けています。食事はまだ摂れる状況です。全身状態は比較的良く貧血がときどきあるくらいです。しかし、手術不能と言われています。全身状態が良いだけになんとか根治の可能性を含んだ手術を希望しています。先生は化学療法の結果によって手術に踏み切ることはないと言っています。そうなると延命にすぎないと思ってしまいます。素人目線ですが、自分の父ですからどんな困難でも諦めたくはありません。化学療法を頑張って耐えている父のために手術を含めた次なる治療または希望を用意できればと思っています。どなたか良い情報があれば教えて下さい。お願いします。

2 名前: たこ 投稿日:2007/09/22(土) 21:42
1名無しさんへ
「高度リンパ節転移」が、左鎖骨上窩リンパ節(ウィルヒョウのリンパ節)への転移が
あるほど高度であれば、今の段階で手術で癌が取りきれることはないので、
化学療法を先行するべきだと思います。こういう場合で手術をした方がいいのは、
腫瘍からの出血や、狭窄のせいで食事が取れないなど、症状が高度な場合です。
化学療法がよく効いて、転移が検査上消失したり、大幅に縮小した場合も、
一番大きな病巣である胃を手術で切除する選択肢も出てくると思います。

「高度リンパ節転移」が、3群までであったり、4群でも、手術で一度に
取りきれるレベルであれば、最初に手術をする、という施設もあると思います。

手術をするかどうかに関しては、手術の内容にもよります。
十二指腸浸潤がある、とのことですが、予想される手術が幽門側胃切除ですむなら
手術をしてもいいかな、ということになりますが、膵頭十二指腸切除が必要なら
手術の侵襲が非常に大きくなるので、根治が望めない状況では危険すぎるという判断に
なると思います。

文面から想像すると、個人的には、今は化学療法をして、その結果リンパ節も原発巣も縮小して
幽門側胃切除または胃全摘で原発巣が切除できそうになったら手術も考慮する、というのが
いいのでは、と思います。
しかし、手術に対する気持ちが強くて希望するなら、より積極的に手術をする施設を探すべきだと
思います。


3 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/23(日) 09:24
たこさんのおっしゃるとおりです。
現在受けていらっしゃる治療、つまり「完治はない、TS-1とシスプラチンで開始し効かなくなったらタキサン系やイリノテカンに変更し、全部効かなくなったら何もできないので緩和ケア。手術は無駄である」というのが標準治療です。
がんセンター系列の病院、ほとんどの大学病院、大きな一般病院では標準的治療を行います。抗癌剤が効いたら手術をするという施設は少数派ですので探すのは大変だと思います。

4 名前: 名無しさん 投稿日:2007/09/23(日) 18:02
たこさん、名無しさん@さんありがとうございます。標準治療ということで理解はできました。ちなみに3群(傍大動脈周囲リンパ節)までの転移で原発は幽門部で触知で発見です。田舎の県立病院で診ていただいているのでもし大きな病院で積極的な治療があればと思っていましたが・・・。現在の治療がQOLを保ち命を延ばす最善策と理解できました。覚悟しておくために教えていただきたいのですが、血行性の転移ではなくリンパ行性の転移だと思うのですが、今後の進行症状としてはどのようなものがあるのでしょうか?血行性のものと比べると急に症状が悪化していくものなのでしょうか?病院食を残さずに食べれている現在から想像ができませんので教えてください。お願いします。

5 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/23(日) 19:25
幽門部の癌で触知可能と言うことであれば、幽門狭窄を生じて食事が取れなくなる可能性があります。この場合はバイパス手術で一時的に食事を摂れるようになります。
大動脈周囲のリンパ節転移が大きくなれば腰痛を生じることがありますが、リンパ節転移だけでは命を落とすことはありません。最終的には静脈に癌が入り込んで、肺転移や肝転移などの臓器転移を生じ致命的になります。
幽門部の進行癌で未分化型であれば腹膜播種を生じている可能性がありますので、腸閉塞・腹水・水腎症を生じてくるかもしれません。

6 名前: 名無しさん 投稿日:2007/09/23(日) 21:38
名無しさん@さんありがとうございます。病気の発覚時、臍部と胃の疼痛がありました。現在は、痛み止めでほとんど痛みはない状態です。便の頻度が以前よりも少ないため、本人の希望で下剤を処方してもらっています。7月中旬にに発覚、8月初めから化学療法開始、現在2クール目で昨日シスプラチンの投与を行ったところです。何とか現在の状態を保っていけると良いと思っています。一般的には手術不能症例にTS-1+シスプラチンの化学療法で余命13カ月と資料にありましたが、父の場合は今の経過からだと余命はいかがでしょうか?

7 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/23(日) 23:44
再発・進行胃癌に対するTS-1・シスプラチン併用療法の1年生存率は約50%、2年生存率は約20%です。
しかし、個々の患者さんの余命は予測できません。当然ですが、13ヶ月より長い人もいれば短い人もいます。
お父様が抗癌剤で恩恵を受ける方にお入りになることをお祈りします。


8 名前: はや 投稿日:2007/09/24(月) 00:10
いつも皆さんの在り方に教えられて居ります。
私は58歳の主婦です。超ガン体質です。
全て原発です。乳ガン、S状結腸ガン、子宮ガンと
4回の手術を31歳から受けて今ます。
子宮ガンで初めて抗がん剤の点滴を6クール受け
去年の今頃終わりました。

昨日、胃カメラでスキルスガンかもしれない箇所の細胞を
採取されたのですが10月1日に結果が分かりますが
手術をするとなったなら細胞採取から何日位の内に
手術を行うのが良いのでしょう? 又セカンドオピニヨンを
受けた方がいいのでしょうか? スキルスは日数がたち過ぎると、
進行が心配になります。
アドバイスをおねがいします。


9 名前: 名無しさん 投稿日:2007/10/10(水) 05:38
手術不能進行胃癌の治療に定評のある病院があれば教えていただけないでしょうか?