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癌掲示板..>膵頭部切除後の転移性膵臓がん

1 名前: 吉川なまず 投稿日:2003/11/08(土) 14:10
2003年6月24日開腹手術により膵頭部、胆嚢、総胆管、十二指腸、胃等を削除。
術後経過良好のため8月1日退院。自宅療養一ヶ月後会社勤務に復帰。10月24日
CT検査で肝臓への転移が見つかり余命6ヶ月の宣告を受ける。現在は抗癌剤ジェムザール
の点滴治療を始めたばかりです。来年4月までとりあえずがんばります。


2 名前: カンチ 投稿日:2003/11/08(土) 15:34
はじめまして。
私共の家族も同じように、膵頭部癌で同じ内容の手術をうけました。現在術後4ヶ月になります。
幸い今の所、再発はしておりませんが、予後の悪い膵癌だけに不安です。
そこで、お聞きしたいことがあるのですが。

術後の病理検査で、リンパ節等への転移の有無はいかがだったのでしょう。

術後の補助化学療法としての、GEMの投与はされなかったのでしょうか。

退院後、月1回ぐらいのペースで血液検査をされていたと思うのですが、CT検査をする前には
やはり腫瘍マーカーは上がっていたのでしょうか。

さしつかえなければ、教えていただければ幸いです。

3 名前: 吉川なまず 投稿日:2003/11/08(土) 16:49
カンチの質問にお答えします。
リンパ節への湿潤が認められ、転移の可能性はありました。
当病院ではGEMの使用は私が最初です。
月一回の腫瘍マーカーの値は9月に800、10月には2000と急激
にあがっていきました。


4 名前: カンチ 投稿日:2003/11/10(月) 10:53
ご返事ありがとうございました。
肝臓への転移は、きびしいものがありますね。しかし新しい治療法が続々と治験中です。
決してあきらめず、いろんな情報を集めてがんばってください。この掲示板には774先生もいらっしゃるので
いいアドバイスいただけると思います。

ヤフーの癌掲示板にも、ほんとにいろいろな情報がありますし、化学療法方面のすぐれたDrの
意見もきくことができます。

私共も大変参考になったことがあります。

5 名前: 774 投稿日:2003/11/10(月) 17:50
これからは様々な立場の方達が、同じテーブルの上に、情報を出し合い、
その情報について、全員で吟味していくという作業が大切に思います。
憎き”がん”という難病に対して一致団結して頑張りましょう。

6 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/11/10(月) 19:13
抗癌剤も様々なトライアルがなされていますが、放射線併用化学療法でも実は、いろいろな放射線照射方法でのトライアルが国内外で施行されています。母集団のばらつきや併用薬剤、個々の症例数が少ない点を考慮しても、その成績には差があるように思われます。PubMedで検索していただいてもお分かりだと思いますが。

>これからは様々な立場の方達が、同じテーブルの上に、情報を出し合い、その情報について、全員で吟味していくという作業が大切に思います。憎き”がん”という難病に対して一致団結して頑張りましょう

774先生のこの言葉を、世界に広げるべきだと思います。それぞれの分野で最も優れた治療を結集する懐の深さが、今一番大切なのだと思います。新しいからいいという風に走るのではなく、従来の薬剤も含めた最良の組み合わせが必ずあるはずなのですが・・・・。

7 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/11/10(月) 21:15
上記は「余命告知について」の41の774先生の後に書くつもりでした(苦笑)。でも、なんか、ここでも違和感なかったりして・・・。

8 名前: 774 投稿日:2003/11/10(月) 23:47
ある放射線科医先生へ
今後とも是非ご協力のほどをお願いいたします。

9 名前: ロキ 投稿日:2003/11/11(火) 02:56
私達は、774さん、放射線科医さん、狸さん、こげやさんのような方が、このサイトにいてくれるおかげで、本当に助かっています。いつも迅速に詳しく答えて頂き、感謝の言葉も見つかりません。これからも、色々質問さして頂く事があると思いますが、よろしくお願いします。

10 名前: 吉川なまず 投稿日:2003/11/11(火) 10:30
みなさん、いろいろありがとうございます。
私の場合、膵臓に腫瘍があるのを発見したのは偶然からででした。去年の12月頃から血糖値が600という、異常な状態になり、インスリン投与の治療を今年の5月ごろまでしていましたが、脂肪便や未消化の油などが排泄されるのを、不審に思い担当医に相談し腹部エコー、CTスキャン、MRCP検査を経て膵頭部腫瘍が見つかったわけです。診察を受けていた診療所では腫瘍摘出の設備と技術がないため自分で信頼できる病院を探しました。紹介状を書いてもらい、MRCP等の資料を持ってそこで改めて診察を受け膵頭部摘出の手術を受けたわけです。術後経過もよく3ヶ月で退院しましたが、退院後2ヶ月での肝臓への転移はショックでした。転移性肝臓癌のそれも膵臓癌からの転移ですから主治医も私も覚悟を決めざるを得ませんでした。GEM投与を中心にした化学療法を11月5日から開始しましたが、今のところ副作用らしきものは出ていません。白血球の数も減っていません。明日もう一度血液検査をし、白血球に以上がなければ

11 名前: 吉川なまず 投稿日:2003/11/26(水) 09:31
今日は、経過報告です。6月26日膵臓癌の為開腹手術(膵頭部摘出、胃3分の2摘出、十二指腸・空腸・胆嚢・総胆管全摘出しましたが4ヵ月後の10月24日肝臓転移を告知され入院。余命半年と手術不可能との事で化学療法を受けることになった。11月4日GEM1600mg
投与。副作用なし。白血球数も7000、5400、3400。 2回目11月12日GEM1600mg投与。白血球数は6800、3400、6500、11100と順調な為、11月29日退院して外来でGEM投与することに。痛み止めは、現在硫酸モルヒネ30mgを朝と夜服用していますが、副作用はありません。今後癌と共に生きていく予感はありますが、はたして、会社勤務まで復帰できるのかどうか、確信がもてません。よきアドヴァイスがあれば、ぜひともご教授くださいませ。

12 名前: 通りすがりの一患者 投稿日:2003/11/27(木) 10:55
なまず 様

副作用がなかったとのこと、よかったですね。
ただし、基本的には、「効果」をあげているか否かが大切だと思います。
CTや腫瘍マーカーの動きに注意されていかれることが大事でしょう。
なお、GEM単独で「効果」がでているならば、それでいいでしょうが、
GEM単独でなく、他の抗がん剤(5-Fu又はTS-1)で
一層の効果がでることがあるそうです。下記、ご参考まで。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/6015/nored.10.4.htm

13 名前: うさぎ 投稿日:2005/07/30(土) 21:44
2003年に膵頭部腫瘍を切除しました。80代です。
マーカーや自覚症状では問題ないのですが、PETで肝臓と直腸が光っている
といわれました。このままでよいのか、皆様のご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。
現在、糖尿病から、腎透析を始めて4ヶ月です。

14 名前: おちゃ 投稿日:2005/07/31(日) 02:16
年齢や全身状態を考えると、積極的治療が裏目に出る可能性がかなり
ある印象を受けます。検査をして見つけても、あまり意味は無い可能性
もあります。

実際に診療した上で、ご本人、ご家族の意見をとりいれても正解がでにくい、
総合的な非常に難しい問題ですので、ネットでは有益な情報を得ることは困難だと思われます。

ご不安でしたらセカンドオピニオンをお勧めします。


15 名前: うさぎ 投稿日:2005/07/31(日) 11:22
おちゃ 様
簡潔な記入にもかかわらず、ご意見いただきましてありがとうございました。

16 名前: 一患者 投稿日:2005/08/02(火) 17:36
膵癌が肝再発し胆汁腫といわれ、肝臓からのドレナージはもう2度と取れないと
言われました。そのドレナージが1日に数回つまり、大変苦しい
思いをしています。

胆汁腫とはなんですか?

本当にドレナージはもう取れないのでしょうか?