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癌掲示板..>膵臓癌スレッド2

1 名前: SDD 投稿日:2004/04/24(土) 00:17
皆さん、はじめまして。
SDDといいます。
以前の膵臓癌スレッドが1000になっていたので作成します。

実は、私の父(56歳)が膵頭部癌(2cm位の大きさ)と診断され4月21日に手術をしました。
しかし、門脈と肝動脈に癌が絡み付いているということで、膵臓の癌は
切除せず、胆嚢と胆管を切除するしバイパスを繋ぐ手術をしました。
今のところ、上記の場所以外には転移は見られないそうです。

今後は、抗癌剤と放射線の治療を考えてみましょうとの先生のお話でしたが
この癌は切除しなくても大丈夫なものなのでしょうか?
以前のスレッドや他のサイトも見て調べているのですが、焦るばかりで
なかなか、頭に入ってきません。
こういった場合、他の病院にも相談するべきなのでしょうか?

今後、具体的にどういった動きをしていったら良いのか分からず悩んでいます。
何でも良いのでアドバイス頂ければうれしいです。
よろしくお願いします。
--------------------------
前スレ :膵臓癌スレッド
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=035tankansui&key=964761417&ls=50

2 名前: ヒカリ 投稿日:2004/04/24(土) 08:12
SDDさん初めまして。私は全然専門家でもないし、レスして良いのか迷いましたが
同じ膵臓癌を患っている家族としてアドバイス出来たらなと思います。
膵臓癌はとても切除するのが難しい癌だそうです。
ですが切除手術は不可でもバイパス手術を施し、
その後抗がん剤投与を受けながらもう一年以上も延命なさってる方を知っています。
確かに難しい癌ですが、あきらめなければきっと道は開ける!
って思って私の家族は頑張っています。
お医者さまと相談して詳しく聞いてみられるとよいと思います。がんばって!

>>ほのかさん
こんにちは。私も手術を受けられた方からアドバイスをもらうと
とても安心してました。だからすっごいわかります。
うちの父は普通の切除手術より大掛かりな手術で手術中2回も
執刀医に呼ばれ、『もしかしたら術中に大量出血で危険な状態に陥るかもしれませんが
それでも続行しますか?』などと聞かれました。その時はもううわーって感じだったけど
今考えると続行をお願いしてよかったと思っています。
不安はたくさんだと思いますが、どうか頑張ってください。
また、何か質問があったら聞いてくださいね。頼りになるかはわかりませんが
わかる範囲でお答えします(^0^)




3 名前: 774 投稿日:2004/04/24(土) 09:40
SDDさんへ
一般的には、膵がんの根治手術適応は遠隔転移(-)例、主要大血管浸潤(-)例
となっています。施設によっては浸潤の疑いのある血管も合併切除~血行再建を
行って良い成績を報告しているところもありますが、十分なコンセンサスは得られ
ていません。
他の症例は自ずとバイパス手術などの姑息術に加え、化学療法や局所放射線療法など
の集学的治療で、一日も長く延命していただくことを目的に治療が行われることに
なります。
もちろん、今の治療法にお迷いなら、他の膵がん治療症例数の多い施設などで
セカンドオピニオンを受けられてみても良いのではと思いますが。

4 名前: SDD 投稿日:2004/04/24(土) 20:20
>>ヒカリさん
はじめまして。
アドバイス有難うございます。
そばに相談できる人間が居ないもので心強いです。
まだ、具体的な治療に移ってないので、状況をみながら
主治医と相談していきたいと思います。

>>774
はじめまして。
アドバイス有難うございます。
今日も主治医の話を聞いてきたのですが、体全体の
負担のバランスを考えての判断(切除しなかったこと)
だそうですが、やはり自分だけの知識では判断できないことが
多いのでセカンドオピニオンを受けてみたいと思います。
私の理解の範囲では、膵癌は時間との闘いのようなのでやれる
ことはできるだけやりたいと思います。

レス本当に有難うございます。

5 名前: ほのか 投稿日:2004/04/25(日) 00:38
こんばんは。
母が膵尾部癌で、手術を受ける予定の者です。
前スレッドを最初から読んでいて、どうしようもなく
不安になってきてしまいました。
腫瘍発見当初は「手術適用」と言われた方が、2ヵ月後には
手術が出来ない状態になってしまっていた、という所です。
母は、最初に腫瘍が見つかったのは、3月の下旬です。
約1ヵ月後の検査の時は、腫瘍の大きさに変化はないと言われましたが
でも、膵臓癌はとても進行が早いのですよね。
手術は連休に入ってしまうこともあって、5月の中旬なんです。
2ヶ月も経ってしまって、手術不可能になってしまったら、と思うと・・・
その間何も出来る事はないんでしょうか?気持ばかり焦ります。


6 名前: UTAKA@管理人 投稿日:2004/04/25(日) 05:34
SDDさん、ほのかさんの書き込みを読みました。
はじめまして。こんばんは。
私の母は、当時、5月中旬に最初は切除可能な2cm程度。
検査入院中の6月上旬には黄疸出現。
6月下旬の開腹手術は、当初時間が掛かると言われていたにも関わらず
3~4時間で手術室から出てきました。
その時、主治医から
「門脈に絡んでいたので切除不能。余命3カ月」と宣告されてしまい、
必死に探し出した病院に抜糸も済んでいない状態で転院しました。

膵臓癌は実際、開腹してみないと大きさは不明なところがあるらしです。
ただ、私の母の膵臓癌は「足の速い」タイプだとも言われました。

この癌掲示板を立ち上げる前の私の投稿記事が下記「がんを考える」にあります。
TAKAとは私の前のハンドル名です。
直接、病気と闘えない家族は、
医師、病院、看護婦・・時には家族同士、更に患者本人と闘うことになります
闘う勇気と希望を持ってください
病院転院に関する情報
http://www.jttk.zaq.ne.jp/syo/CANCER/FAIL/toko/99_9_18_2.html
温熱治療に関する情報
http://www.jttk.zaq.ne.jp/syo/CANCER/FAIL/toko/99_9_18.html
膵臓癌に関する情報
http://www.jttk.zaq.ne.jp/syo/CANCER/FAIL/toko/99_8_8.html

それと、
他の病院を尋ねたい、転院したい のスレッド
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=kea&key=973654078
私の母は、、
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=972663313&st=608&to=613&nofirst=true

・・・夜が明けちゃいましたね。。リニューアルHPもうすぐ。。


7 名前: SDD 投稿日:2004/04/25(日) 08:00
>>UTAKA@管理人
はじめまして。
仕事に行く前に少しだけ寄らせて貰いました。
今後の対応に関する分かり易いリンクの紹介有難うございます。
最終的な判断は、父の意思に委ねたいと思いますが、その為の
準備は家族が先手を打って、いきたいと思います。

このような場を提供してくれているUTAKA@管理人さんに感謝です。

8 名前: ほのか 投稿日:2004/04/25(日) 09:56
UTAKAさん
はじめまして。レスありがとうございます。
そして、貴重な情報にとても感謝いたします。
私共家族はまだまだ勉強不足で、正直まだ母が癌であることが
信じられない位の状態なのですが、そんなこと言っていられませんね。
この現実をしっかりと受け止め、一つでも多くの情報を得て母の為に
少しでも良い方法を見つけたいと思います。
まずは、ご紹介のリンク先を全部読ませていただきます。
仰るとおり、勇気と希望を持って頑張りたいと思います!
SDDさんと同じく、本当に、このような場を作っていただけたことに
感謝感謝です。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

9 名前: SDD 投稿日:2004/04/25(日) 22:31
>>ほのかさん
はじめまして。SDDと申します。
レスを読ませて頂いていると、なにか似たような状況のようですね。

私の父は、バイパス手術後に今日初めて流動食がはじまりました。
とにかく、食べる事が好きな父なので、今後少しでも美味しい物を
食べれるようになって欲しいです。

毎日もどかしい気持ちでいますが、自分が焦って父の気持ちを無視しては
いけないと思い落ちついて、出来る事から順に確実にやっていこうと思っています。

私達に直接的な繋がりは在りませんが、こういった場でのやりとりが
心の助けになればと思います。
お互い頑張りましょうね。

10 名前: ほのか 投稿日:2004/04/26(月) 09:26
SDDさん
ご挨拶が遅れました。ほのかと申します。
どうぞよろしくお願い致します。
私の母も食べる事が大好きな人なんです。
今はまだ手術前だし、食欲もあるので、本当に膵臓癌なの?と
信じられない気持でいっぱいです。
でも、きっとこれから食べられなくなってしまうのかと思うと
それがとても辛いです。
そして、やはり私も気持ばかり焦って先走ってしまいそうですが
仰る通り、本人の気持を大切にしていかないといけないですよね。
同じような状況の方とお話できるのは、とても心強いです。
大切な家族の為に、勇気と希望を持って精一杯頑張りましょうね!

11 名前: SDD 投稿日:2004/04/26(月) 21:54
>>ほのかさん
こんにちは&こんばんは。
ほんかさんのお母様は手術前ということなので
まずは、手術が上手くいくことを祈ってます。

最近の父との過ごした時間で術前、術後はやはり不安な気持ちが
強くなってるようなのでそれを受け止める気持ちが、
家族には必要になってくるのだと実感しております。

私もやっと、気持ちの整理というか、落としドコロが見つかった感じです。
とにかく、この病気と付き合って行くための生活のリズムを作ることが、
家族にとってはとても大切だと感じました。

ほのかさんレスありがとうございます。
やはり、ここでこういったやりとり出来ると心が落ち着きます。

12 名前: りんご 投稿日:2004/04/27(火) 00:30
こんばんは。

私の母は食欲低下で調べたところ昨年6月に膵臓癌と診断されました。
その時、大きい病院に紹介して頂き、手術する予定にしておりました。
しかし、ベッド待ちと言われたため、閉塞性黄疸による肝機能低下を
少しでも良くするために、元の病院でPTCDを行いました。
ところが、転院の連絡を受けたのは1ヶ月後です。
転院をして、詳しく血管造影を行ったところ、腸に栄養を送っている
細い血管にまで腫瘍が浸潤しているとのことで、手術は出来ませんでした。
私にしたら、待っていた1ヶ月で浸潤してしまったのではないかと、
今でも納得がいきません。
結局、PTCDを内ろう化し、ジェムザールの抗癌剤投与を行ってきました。
今年の1月までは、腫瘍マーカーも下がっていましたが、
最近になり、ジェムザールの効果も不良になり中止したところです。
今は、癌性腹膜炎による腹水貯留が著名で、管を入れて毎日腹水を抜いています。
食欲もだんだんと減ってきています。

ほのかさん。
お母様の手術、上手くいくといいですね。
手術後は本人様も負担・ストレスがかなりあると思います。
しかし家族の支えで乗り切れると思います。

家族一人が病気になると、周りも大変なストレスになります。
私も私の父も家で看ていた苦痛を訴える母にイライラする時もありました。
そんな時にこの掲示板をみて励まされました。
皆、大切な家族です。頑張っていきましょう。







13 名前: ほのか 投稿日:2004/04/27(火) 08:49
おはようございます。

SDDさん
>術前、術後はやはり不安な気持ちが
強くなってるようなのでそれを受け止める気持ちが、
家族には必要になってくるのだと実感しております。

本当にそうですね。検査入院中は頑張る!と前向きだった母が
一度退院して日常生活に戻ってしまったら、手術に対する恐怖
不安などが増長してきたみたいで、このところ弱気な発言ばかり
出てきてしまいます。当たり前のことなんですが・・・
そこは、私達家族がその不安な気持をしっかりと受け止めて
励まさなくてはいけませんね。
まずは、自分がもっともっと強くならなければ。

りんごさん
はじめまして。温かいお言葉ありがとうございます。
りんごさんのお母様は、もう1年近く闘病なさってるのですね。
進行が早いと言われる膵臓癌なのに、手術まで時間ばかりが
経ってしまうのは、本当に不安で気持ばかりが焦ります。
ですから、その「1ヶ月」に納得がいかないりんごさんの
お気持がとても良く分かります。
毎日腹水を抜かなくてはならないのは、お母様もりんごさん達ご家族も
さぞお辛い毎日と思います。
ずっと頑張っていらっしゃるりんごさんに、頑張って下さいと言うのも
失礼かと思いますが、どうか頑張って下さい。

色々調べれば調べるほど、改めて膵臓癌の恐ろしさに一瞬絶望感すら
覚えますが、ここに来て、頑張っていらっしゃる皆さんの書き込みを
読ませていただくと、頑張らなくては!とまた気持が奮い立ちます。





14 名前: yokomaku 投稿日:2004/04/28(水) 17:35
昨年の4月にすい臓がん(ステージⅣa)にかかり、抗がん剤、温熱療法、放射線治療を
受け、現在肺に転移しましたが何とか1年が過ぎ元気に頑張っています。
すい臓がんのHPを作ってます。よかったらのぞいてください。
http://www2.odn.ne.jp/~haf99060


15 名前: SDD 投稿日:2004/04/30(金) 21:58
GW中の一時退院が決まりました。
この後、抗がん剤による治療が始まるようです。
これからが、ある意味本番かも…


16 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/01(土) 03:12
私の父(59歳)で去年の4月に膵臓癌の為、膵頭十二指腸切除の手術をうけました。
術後の体調は波があり週に3~4日はお腹が痛かったり吐き気がしたりで寝込んでしまうような状況が続いております。
胃の3分の1は残す術式でしたが術後は食事もあまり喉をとおらず体重も減り気味で(-18キロ)元気がありません。
抗がん剤は使用しておりません。
最近は特に左横腹が痛むらしく、痛み止めの座薬でも効かなくなり夜も眠れないような日が多々あります。
病院で検査をしても左わき腹の痛みの原因ははっきりしません。
どなたか膵臓癌手術後にこのような症状の対処のしかたご存知のかたいらっしゃいましたらアドバイスよろしくおねがいいたします。

17 名前: 774 投稿日:2004/05/01(土) 12:16
一般検査により”痛みの原因”が不明瞭な場合、術後の腹痛や嘔気の
原因として、術後の消化管癒着などによる消化管の一過性通過障害の
可能性もあります。癒着性腸閉塞予防のためにも六君子湯や大建中湯
などの漢方薬を使用して腸管運動能を維持していく治療も行われています。
あと、微熱などが伴う場合は、細菌性消化管感染症などを併発している
こともありますので、消化管細菌培養検査の結果により原因菌に感受性
の高い抗菌剤を使用することもあります。
原因に対する対策を講じないと、”痛み止め”などの対症療法のみでは
根治しずらいこともありますので、主治医とよくご相談されてみてはと
思います。

18 名前: わんこ 投稿日:2004/05/02(日) 10:06
774先生、またこの掲示板で母を見守っていてくださった方々
3月17日午後3時過ぎ、母が他界いたしました。先日四十九日の法要も済ませて、
きっと今頃は天国で闘病の疲れを癒している頃だと思います。
昨年の8月に告知を受けてからおよそ8ヶ月。大変厳しい闘病でした。
私たち家族がひとつになって病気と闘いましたが、癌とは本当に残酷なものですね。
でも私は母が病気に負けたとは思っていません。
最期まで前向きな気持ちで、再び元気になることを信じて癌と闘い続けた母は、
病気に勝ったと思っています。その母の生き様から私たち家族は大きな宝物を
受け取ったような気がします。
あんなに辛い闘病だったのに最期はとても安らかな表情でした。
私たち家族への母からの最後の、そして最高の贈り物でした。

私たちは母の生きていた証であり、母の遺産です。
この病気を通して考えた命に対する畏敬の念を
しっかり次に伝えていかなければと感じています。

774先生つまらない質問にも丁寧にご返答くださって
ありがとうございました。そして母の闘病を応援してくださった
方々、ありがとうございました。母に代わってお礼申し上げます。

現在闘病されている方、そしてご家族の皆様、心から応援しております。
負けないでくださいね。

ありがとうございました。


19 名前: 774 投稿日:2004/05/02(日) 20:38
わんこさんへ
謹んでお母様のご冥福をお祈りいたします。

20 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/02(日) 21:10
なんとお声をかけていいのか・・・
お母様のご冥福をお祈りいたします。合掌

21 名前: ほのか 投稿日:2004/05/03(月) 00:36
わんこさん、はじめまして。
母が膵臓癌を宣告され、闘いが始まったほのかと申します。
過去ログを読み、存じ上げております。
お母様もご家族も、最期までご立派に闘い抜かれたのですね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

手術が近づくにつれ、明るかった母は鬱状態になり、
私達家族も不安がいっぱいです・・・
手術そのものに対しても不安ですが、術後のこともとても心配で。
膵尾部と脾臓摘出の手術は、具体的には術後どんなことが起こり得る
のでしょうか?高熱が続いたり、吐き気がしたりですか?


22 名前: カイコ 投稿日:2004/05/03(月) 10:15
母すい臓癌手術の件で質問をさせていただいたものです、
先日は、ありがとうございました。

セカンドオピニオンを受け粘液産性膵癌の
疑いがあるとのことだったのですが、
すい臓癌手術は難しく生存率も低いので
膵臓癌であった場合に手術を受けるかどうか
母は悩んでいるようです、手術を受け半年以上
ベッドに縛られ、挙句再発するのであれば
そのままにし元気なうちに旅行などを楽しんで
過ごした方が良いのではとも判断しかねています。
早期な物ならやはり手術を受けたほうが良いのでしょうか?




23 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/03(月) 10:47
もし、仮に、不幸にして
「切除できません。余命○ケ月」と言われた場合の覚悟があるのでしょうか?
膵臓ガンの方で切除可能と言われるのは、
一割程度の人です。
ほとんどの方が、切除が出来ずに発見されると同時に「余命の宣告」を受け
それまでの生活が激変します。

選択肢があるだけ、カイコさんが羨ましいですよ。
よく考えて、ご判断ください。
それに、ガンじゃないのかも知れないのですよ。


24 名前: 父が膵頭部癌でした 投稿日:2004/05/03(月) 11:36
>そのままにし元気なうちに旅行などを楽しんで
>過ごした方が良いのではとも判断しかねています

膵癌は、その期間があまりに短いんです。
坂から転げ落ちるように進行しました。
粘液産性膵癌はよくわからないです。
今日が元気なら、今すぐ旅行へいったほうがいいです。

25 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/03(月) 12:08
膵頭部癌手術後、1年を迎えようとするものです。

22 ほのか様、23カイコ様 膵尾部は膵頭部にくらべ、比較的術後のQOLも良く
手術自体の難易度もましです。(といっても大手術には変わりありませんが)
それに、膵癌の手術では日本は世界をリードする技術がありますし
手術での死亡率もきわめて低いものです。
たしかに、術後半年位は結構しんどいのもがありますが、
わたしは、半年後には自分で車に乗って通院してましたよ。

粘液性膵癌は、膵臓細胞癌にくらべて、予後の良好なことで
しられています。リンパへの転移がないのであれば、胃も残せるでしょうし
術後1年もたてば、結構しっかりしてきます。

ただ、日常の生活管理はしっかりと、食事には最大の努力を。

大丈夫です。手術ができるのであれば、勇気をもって臨んでください。


26 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/03(月) 12:17
母が膵頭部癌で、あと半年と余命宣告をうけました。抗がん剤は抑えるだけで、あまり効かないでしょうとのことです。それなら、治療をやめて、今元気なうちに好きなことをさせるほうがよいのでしょうか?

27 名前: 774 投稿日:2004/05/03(月) 13:18
膵がん(だけに限りませんが)に対する化学療法は、GEMの登場や局所放射線
療法の併用により従来の5FU中心の化学療法に比べ、その延命効果で有意な結果
が出てきてはいますが、膵がんの”根治”ということを考えた場合、やはり
StageⅠ~Ⅱでの治癒切除に勝る治療法はありません。早期の手術で治癒切除が
施行された方々の中に長期生存例を認めていますので、まず治癒切除可能であれば、
手術療法の選択が賢明と思います。
ただ、年齢・体力・合併症・手術のリスクなども十分総合判断してご本人が
ご納得のうえで、決断されることを望みます。


28 名前: ほのか 投稿日:2004/05/03(月) 13:56
25様へ
とてもとても心強いお言葉、ありがとうございます!
少し前には「勇気と希望を持って頑張ります!」と宣言したくせに
つい弱気になってしまいました。恥かしいです。
25様のお話、母にも伝えて力づけたいと思います。
25様は術後1年になられるのですね。
これからもずっとずっとお元気でいらっしゃいますように!

29 名前: びち 投稿日:2004/05/03(月) 20:32
膵臓癌スレッド1の>>996
で書き込みしたガンの父は医者の制止を聞かず
日帰りの外出をしました。(4/25)
とは言っても、歩けないのですから私と母が連れ出したと
言った方がいいかもしれません。

激しい痛みにもかかわらず、父は嬉しそうでした。
入院して一度も帰ったとこがなかったからでしょうか。

協力してくれた看護士さんたちも一緒になって
喜んでくれました。

その父も今日、酸素マスクを付けある日を
迎えようとしています。


30 名前: ちゃしば 投稿日:2004/05/04(火) 00:03
22 カイコ さん>
ちゃしばです。私は畑違いですが、粘液産生膵腫瘍に関しては通常の膵臓癌とは異なる面もあります。ここらへんはセカンドオピニオンの先生から十分な説明があったものと思いますが、念のため、以下のサイトを紹介しておきます。
http://tokyo.cool.ne.jp/surgeon/index.html
礼儀としてTOPページから入ってください。その中の膵臓癌のページの別タイプの膵臓がんの項目を御覧下さい。非常に簡略化して書かれてはいますが、参考になると思います。局所病変にとどまっている限りは、必ずしも悲観すべき疾患とも言えないと私は認識しています。

31 名前: カイコ 投稿日:2004/05/04(火) 13:30
みなさん、ありがとうございます。

今回のセカンドオピニオンでは、データが古く
検査を受けなおさないことには何とも言えない
ということでした。
母は、肝炎で血小板・白血球も少ないので
リスクが高いようです。

粘液産生膵腫瘍のサイト紹介してくださり
ありがとうございます、じっくり読ませていただきます。

なにより、今ハッキリしない状態なので
母もセカンド・オピニオンを受けた病院で
再検査を受ける気持ちになったようで
その結果を受けてから、また考えようと
言うことになりました。
みなさん色々ご意見ありがとうございます。


ちゃしばさん>
TOPから入ったつもりだったのですが、なにか
使い方を間違えているみたいです。ごめんなさい。

32 名前: クラクラ 投稿日:2004/05/04(火) 13:44
 私は昨年の7月に局所進行膵臓癌と国立がんセンターで診断されました。正確に言いますと、生検ではガン細胞は見つかりませんでしたが、PET検査では確認されました。
 動脈への浸潤があるため手術不可能で放射線28回と同時に抗ガン剤(5-fu)24時間点滴をしました。
 その後は通院にて抗ガン剤ジムザールの投与を受けています。
 告知をされてから10ヶ月経ちますが、現在元気にしてます。通院も自分が運転して車で通っています。
 カイコさん、またromされてる方々もいるかと思いますが、先生方も書かれていますが悲観するよりはトライした方が良いのではないかと思います。
 私は姉をあっというまに膵臓癌で6年前に亡くしています。この6年間の膵臓癌に対する治療は非常に進歩してます。経験豊富な病院と、こちらにきて戴いているような良い先生にめぐりあえば良い方向にいくだろうと思います。
 私のことはHP「膵臓くらくら」に書いてあります。参考にしてください。
 http://kigaru.gaiax.com/home/suizo_kurakura
 膵臓くらくら でも検索出来るかもしれません。
 勇気をもって頑張りましょ。。。


33 名前: との 投稿日:2004/05/04(火) 21:27
教えてください。
一年ほど前、肺ガンをわずらいましたが放射線治療にて一時期腫瘍マーカーもおちつきました。しかし最近になって頻繁に高熱が続く為、プレドニンという薬を処方され飲んでいましたが、突然の痙攣発作に襲われ一時意識不明な状態で緊急入院になりました。始めは脳に転位の可能性があると、当直の医師に言われていましたが、突然原因不明の痙攣発作と説明され親戚一同納得いかぬまま退院となりました。しかし体調が優れぬまま家に帰宅してわずか五日、また痙攣をおこし緊急入院をしました。その時血糖が600を越えており、重度の一型糖尿病と診断されました。突然、膵臓がインスリンを作れないという風に説明を受けましたが家族はみんな納得できてません。今まで糖がおりる事はなかったですので
思えば薬の副作用について医師からきちんと説明も受けていません。緊急入院後、エコーを受けたにも関わらず何故か呼吸気の主治医の先生の態度もころっと変わってこちらの質問にも専門外なのでわかりませんの一転ばりです。
膵臓がんになっていないかすごく心配なのです。こういったケースで糖尿を併発した場合、膵臓に転位してる可能性はあるのでしょうか?

34 名前: びち 投稿日:2004/05/05(水) 22:25
>>29
今朝父が亡くなりました。

ごらん頂いた方、ありがとうございました

35 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/06(木) 13:52
1型糖尿病が突然発症することは別に珍しくありません。
薬と発症は無関係です。
但しステロイドは血糖を高くします。ですから2型糖尿病
の発症は関係ありますが1型は何ら無関係です。
医師を疑うのはお止めなさい。

36 名前: ほのか 投稿日:2004/05/06(木) 14:34
びちさま
お父様のこと、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
これからも色々と大変でしょうが、どうぞお身体を壊されませんように・・・


37 名前: りんご 投稿日:2004/05/06(木) 22:29
びち様
ご冥福を申し上げます・・。



38 名前: よし 投稿日:2004/05/07(金) 14:38
腫瘍熱って何?今日主治医から言われ意味が良くわかりませんでした。
膵臓癌で腫瘍熱って一般的な症状なんですか?


39 名前: 774 投稿日:2004/05/07(金) 15:40
腫瘍熱は腫瘍の増大・壊死などの変化に伴い発生すると考えられている
熱のことですが、発熱の原因の一つではありますが、他の原因検索などを
十分に行ったうえで、原因に対する適切な治療を選択することが大切です。
もちろん原因が正確に判明しないこともありますが・・・。

40 名前: KERO 投稿日:2004/05/08(土) 00:40
774先生。
旧スレッド645でセレブレックスについて教えていただきました
KEROです。その節は有難うございました。
さて、私の母は昨年9月に膵のうほう腺癌と診断され、余命半年と
診断されましたが、その後病状の進行が全くといって良いほど
見られない為、再度主治医と今年3月に話をしたところ、診断が
膵管内乳頭腫瘍(IPMT)に変わり(?)ました。但し、腫瘍と
言っても画像診断から癌と鑑別しているとのこと。愛知県の私大病院
ですが、もともと症例が少なく、非常に進行が遅いタイプの癌なので、
予後の見通しは良く分からない。治療方針は不変で、基本的には何も
しない。(姑息手術や緩和治療のみ行う)と、言われました。
この病気の予後について、何か情報なないでしょうか?
80近くの母にはやはり”何もしない”ことが一番なのでしょうか?
IPMTについては、ネットではほとんど情報が見つからず、ただ
悩んでいます。
宜しくお願いします。



41 名前: 774 投稿日:2004/05/08(土) 11:02
http://tokyo.cool.ne.jp/surgeon/pancreas/pancreasj21.html
に比較的簡潔にまとめられていますよ。

42 名前: Chobi 投稿日:2004/05/08(土) 17:48
KERO様
私も膵粘液性嚢胞腫瘍について知りたくて検索していて以下の頁に行き当たりました。
よろしかったら見てみて下さい。
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/SurgI/paper/nichigekaishi-suigan.html
色々な頁を見ていると
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMT)と 粘液性嚢胞腫瘍(MCT)は
画像診断で区別をつける難しい様な事が書いてありました。



43 名前: KERO 投稿日:2004/05/08(土) 23:21
774様。Chobi様。
早速のレス有難うございました。
教えて頂いたページを見ると、浸潤癌か非浸潤癌か。進行具合によって
予後が大きく影響されると理解しました。
手術適用は、主膵管型か分枝型か。主膵管径や拡張分枝径等で各医療機関が
独自に判断基準を設けているようですね。
手術可能なら予後は比較的良好の様なので、手術適用の可否判断について、
主治医の先生に再度詳しく聞いてみることにします。
有難うございました。
ところで、浸潤癌と非浸潤癌(浸潤する能力がなくても”癌”なんですね。
素人には??ですが・・)どのように鑑別されるのでしょうか?


44 名前: すえつむ 投稿日:2004/05/10(月) 06:16
主人が膵臓ガンと診断されて3か月になりました。
主治医からは、肝転移もあり、抗がん剤も使えず、
緩和ケアしか出来ないので、退院を勧められています。
今後どうしたらいいものか、不安でなりません。
岩手県に住んでいるのですが、どこか相談できるところはないものでしょうか。

45 名前: 774 投稿日:2004/05/10(月) 10:15
県内で膵がん治療症例の多い岩手県立中央病院などで一度セカンドオピニオン
を受けられてみてはと思います。
更に今後可能性の期待されている臨床試験や治験などをご検討なら
東北大学病院・腫瘍内科でご相談されればと思いますよ。

46 名前: ヒカリ 投稿日:2004/05/10(月) 16:33
相談させてください。
父は3/24日に膵臓尾部・脾臓・大腸(10cm程)・左副腎の切除手術を行いました。
とてもリスクの高い手術で父の術後のQOLを考えると不安でしたが
幸いにも順調に回復してきております。
食事も半一人前は食べられるようになってきました。
4月の中旬に退院し、外来で抗がん剤を週に一度受けているという状態です。
様態は比較的安定しておりますが、午後になると発熱してしまいます。
ここ何日かは発熱はしていないのですが
原因としてはどのような事が考えられるのでしょうか?
GWということもあり先週は抗がん剤はお休みでした。
その分調子も良く発熱も少なかったので、私は副作用なのかな。
っと思っていますが、その他にも考えられる原因はあるのでしょうか?
他の臓器が炎症を起こしているのかなっと少し不安です。
どうかご教授頂けたら幸いです。お願いします(>_<)
乱雑で申し訳ありません。

47 名前: 774 投稿日:2004/05/10(月) 17:39
ヒカリさんへ
発熱の原因は様々ですが、術後ですので慎重に行きましょう。
まずは、原因検索と適切な対応を主治医にお願いしましょう。
手術にまつわるものであれば、早急な対応が必要なこともあります。

48 名前: SSS 投稿日:2004/05/11(火) 00:06
母が膵癌と診断され、毎日ネットで情報をあさっておりますが
焦るばかりです。愛知県で比較的、膵ガン治療の経験の豊富な病院はないのでしょうか?
メールでも結構ですので教えて頂けないでしょうか?

49 名前: ヒカリ 投稿日:2004/05/11(火) 02:41
774先生
いつもいつもアドバイス、ありがとうございます。
そうですね、明日は抗がん剤治療なので主治医の先生と相談してみます。
ここ4日は発熱していないのでこのまま治まってくれれいいのだけど(>_<)
どうもありがとうございました。

50 名前: 774 投稿日:2004/05/11(火) 10:06
SSS さんへ
愛知県なら二村先生の名古屋大学病院がよいと思いますよ。
他にも膵がん治療症例数の多い施設としては、藤田保健衛生大学病院、
厚生連安城更生病院、厚生連松坂中央総合病院などが検討の対象に
なるものと思いますが。

51 名前: 投稿日:2004/05/16(日) 22:57
初めて投稿します。正月から食欲不振等何かと体調不良を
訴えていた母が、精密検査の結果膵臓癌と診断されました。
肝移転を伴うステージ4bで余命宣言もされてしまいました。
色々調べても、膵臓癌とはとても予後が厳しいのですね。
北海道にて膵臓癌に実績のある集学的治療を試みてる医療機関
ご存知の方、情報いただけましたら幸いです。

52 名前: 誰か教えて。 投稿日:2004/05/17(月) 16:52
母が 膵臓ガンと診断されて7ヶ月。 TS-1という抗がん剤で
告知余命の倍以上がんばっています。胆管も閉塞しステント留置しました。
尿の出が悪くなり 濃度アンモニア脳症になり一時は 昏睡状態となりました。
ステント から 一ヶ月 今度は 十二指腸狭窄の疑いがあり
胃は ガスと 内容物でパンパンになり腹水はたまり とても苦しそうです。
十二指腸狭窄になると どういう症状が出て また 残りの余命は どれくらいなんでしょうか?
現在 緩和ケアに入っており  IVHより 水分補給。 リンデロン ガスター プリンペラン ソセゴンを
24時間点滴。 腹部痛みは 神経ブロックしてます。 詳しい事 わかる方 ぜひ
お返事 下さい。 


53 名前: 123 投稿日:2004/05/22(土) 23:36
774様
以前何度か質問に答えて頂いた123です。
簡単な母の経過は3月初旬GEM6クール目に入った時点で
「肺炎」の疑いから投与が不可になり、以降は痛み止め、
代替療法としてフコイダンやアガリスク等を服用しておりますが、
3月~下痢が続き、食事もほとんど出来なくなり、
更に4月下旬から嘔吐する様になり、体重も随分落ちてガリガリで、めまい、立ちくらみ、歩くのも困難な状態になり、
周囲の人から高カロリーの点滴をする様勧められ、つい最近再入院しました。
極限状態でも「気力」がすごいので、栄養を補給し残された時間を元気に過ごしてもらいたい、
もう一度家に戻ってくるつもりの再入院でした。
即高カロリーの点滴をしてくれるのかと思いきや、名前を忘れてしまったのですが、
「ガスター」?成分は塩化ナトリウム、ブドウ糖等を点滴していますが=脱水症状改善の為とか・・
これは一般的な事でしょうか?詳しい検査はこれからですが、先生の話によれば、腫瘍が大きくなったのが原因での
嘔吐だともう家に戻るのは難しいと言われてしまいました。
来月は小旅行の計画もあるので、なんとかもう一度家に戻り、
旅行が実現出来たらいいなと思うのですが、今の状況だと不可能なのでしょうか?
何か良い方法はないのでしょうか?
今はエネルギー不足で「気力」も衰えてますが、完全に「気力」が喪失したわけではないので、
もう少し頑張れるのではないかと思うのですが・・・。
毎回ダラダラ書いてしまって申し訳ありませんが、何かアドバイスを頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。



54 名前: 774 投稿日:2004/05/23(日) 23:50
膵がん罹患の際の下痢は腹腔神経叢浸潤などの影響が、また嘔吐は
十二指腸狭窄などの影響が考えられます。もちろん化学療法による影響
なども否定はできませんが・・・。
いずれにしても、現在の全身状態を少しでも改善されますように。
主治医もそのつもりでの処置と思いますよ。

55 名前: 123 投稿日:2004/05/24(月) 23:05
774様
いつも敏速な回答有難うございます。
頑張ります。


56 名前: すえつむ 投稿日:2004/05/26(水) 00:12
774先生、先日は早速教えていただきましてありがとうございます。
主人には言ってみたのですが、積極的な治療は望まないといっております。
私だけでもセカンドオピニオンに行ってみようかと思っていたのですが、先週から主人の黄疸がひどくなり、
今日、内視鏡的胆道ドレナージの処置を受けました。
これで少しでも全身の状態がよくなればいいのですが…。
主治医の先生も、家に帰って家族の時間がもてるように努力してみるとおっしゃっているので、
その時間が現実のものになるよう、願ってやみません。
今から家族ができることってどんなことがありますか?
なんだか、何もしていないのではないかという思いにとらわれてなりません。
乱文ですみません。

57 名前: 123 投稿日:2004/05/26(水) 21:51
774様
123ですが、胃の検査の結果、十二指腸狭窄ではない様です。
本人が結果を聞いたので詳しくは分かりませんが、十二指腸に
圧迫が見られるが深刻ではないので、飲食禁止令が解除されました。
説明では嘔吐の原因は不明だそうです。今日もほんの少しの食事後、水下痢をしていました。
5日間程「ソリターT3号G」という点滴をしておりましたが、後数日で退院の模様です。
特に栄養剤の点滴はしない様なのですが、栄養剤が出来ない原因でもあるのでしょうか?
5/22に書き込み致しましたが、体重もガタ落ちで相当栄養状態が悪いと思われるのですが・・。
大分説明不足ですが、先生はこの状況をどうお考えになられますか?



58 名前: 774 投稿日:2004/05/27(木) 17:09
原疾患の影響が考えられなければ、嘔吐、下痢の原因としては、
急性感染性胃腸炎などの可能性も高くなってきます。また、嘔吐に
関しては脳などの精査状況は如何でしょうか?膵がんの進行に伴う
下痢に対しては、当然、整腸剤・消化管機能改善剤などを併用の
事と思いますが・・・、まずは”脱水”の改善~”嘔吐・下痢”の改善~
栄養状態の改善というステップになりますが、ここから先は、やはり
実際に誰よりもお母様の状況を良く把握されている主治医の判断に
お任せした方が良さそうです。

59 名前: 123 投稿日:2004/05/27(木) 23:39
774様
いつも敏速な返答をどうも有難うございます。
主治医に確認したところ、本人に伝えた通りの説明を受けました。
脱水症状は大分改善され、栄養状態に関しては高カロリーの点滴をする程の状態でないとの事でした。
昨日から食事を再開しましたが、点滴の中に吐き気止めも入れてる為か、
今日、昨日共に食事後の嘔吐はありませんでした。
「胃に障害がなかった」と診断された事で、本人が「気力」を取り戻しつつあるので、
しばらく経過を見守っていこうと思います。いつも丁寧な回答に感謝しております。



60 名前: 774 投稿日:2004/05/31(月) 17:36
膵がん特有の痛みのコントロールに関しての報告です。
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/291/9/1092
他にも同様、NCPBを併用して良い経過が得られている報告は多数あります。
国内でも、日大麻酔科や東京医科大学霞ヶ浦病院麻酔科など、透視下、
CT誘導下でNCPBを行っている施設がありますので、
痛みのコントロールが薬物療法だけでは不十分なケース(専門家によっては
薬物療法のみで十分な除痛が得られるとして対応されている方もいらっしゃい
ますが・・・。)は検討の余地があるものと思います。


61 名前: MN 投稿日:2004/06/01(火) 23:01
はじめまして。よろしくお願いします。
60歳過ぎの父が膵頭十二指腸切除手術をいたしました。
ステージⅢだったのですが14時間もかけて膵臓、胆のう、十二指腸、胃などを切除しました。
しかし最近P.E.Tを受けたところ転移?再発?らしきものが発見されました。
明日今後の治療のことなど詳しい説明を受けに行くのですが
今まで放射線や抗がん剤の治療をされていないことに疑問を抱いています。
主治医いわく術後で体力がないからと言われたようですが予後がよろしくない膵臓癌。
現在手術から半年たって少しの飲酒も認めてもらっていますし
手術前と同じくらい食事をし、祖母の介護もしています。
区切りがいいので一度セカンドオピニオンも考えているのですが…
主治医の今までの対応をどう思われますか?
あと、腹痛があったが原因不明で痛み止めのみの処方。
四月のCTでは異常がないと言われ今回の発見。
こういうことはありえるのでしょうか?

62 名前: 通りすがり 投稿日:2004/06/03(木) 15:45
MN殿
私は、同じ膵頭十二指腸切除をうけた者です。術後1年になろうとしています。
手術適応だったのですから、手術で目に見える腫瘍は取りきったはずです。
ですから、どこに腫瘍があるかわからない状態で、放射線治療ができるはずもありません。

次に、術後の補助化学療法ですが、これに関してははっきりとした科学的根拠がいまのところないようです。
つまり、効果があるのか、ないのかよく判らないということです。
しかし、現在では一応、術後化学療法を実施される医療機関が多いみたいですが。

私の場合は完全には(予定されたクール)出来ませんでした。副作用がひどかったものですから。

PET検査をされたそうですが、普通、定期検査ではPET検査まではやらないと思います。
おそらく、血液検査の数値が気になったのでしょう。CTでははっきりしないのでPETでより正確に
判断したかったのではないでしょうか。

4月に異常なく~ということですが、よくあることですよ。1~2週間で激変するときもあるみたいです。

しかし、セカンドオピニオンを受けられるのは、ぜひおすすめいたします。
納得のいく、医療をぜひとも受けてください。

参考までに

63 名前: MN 投稿日:2004/06/03(木) 21:32
通りすがりさん、ありがとうございます。
無知な発言でスミマセンでした。読ませていただいて安心したのと
術後1年たっていらっしゃることに勇気をいただきました。
しかし、1~2週間で激変…怖いですね。

P.E.Tのほうは私がTVを見て知ったので、ぜひにとお願いしたのです。

その結果残念ながら再発の可能性が高いみたいです。
CTに少し疑う点があり、P.E.Tの黒い点、CA19-9の上昇(微妙ですが106)、白血球の数も減ってるようです。
余命6ヶ月だと言われてしまいました。本人は知りません。
これからやはり化学療法(GEM)をやっていくようで、放射線は場所的に体外照射は無理だと言われました。
そこで、セカンドオピニオンを現時点で受ける場合どういうところを注意して相談すればいいでしょうか?

それとまだ医師に確認を取れてないので可能かどうかもわからないのですが、余命を聞かされた今前から行きたがっていたカナダに行かせてあげたいと思っています。
母は海外で何かあった場合どうするの!と行かせてあげたい気持ちと不安で悩んでいます。
気圧の変化など大丈夫なものなんでしょうか?
アドバイスや、行かれた方いらっしゃいましたらぜひお話聞かせてください。
よろしくお願いします。



64 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/06(日) 22:48
はじめまして。私の父の術後の様態もMN様のお父様とよく似ております。
去年膵臓ガンのため、膵頭十二指腸切除手術をうけ、先日大学病院での検査で再発を指摘されました。
術後は体調の波が激しく、悪いときは腹痛で動けなくなり、食欲もほとんどなく体重も激減ー20キロ。
腹痛の原因もはっきりせずに毎日痛み止めの座薬、最近ではステロイドも併用。
先日の大学病院で先生からは抗がん剤治療、入院はせずに家で好きなようにさせてあげてください。痛みだけは和らげるようにしてあげましょう。
というような、もう再発してしまっては手のほどこしようがないようなことを言われてしまいました。
まだどの部分にどのようにガンが再発してしまったのかはっきりしていないので医師の言うことに少し?なところもあります。
9日に検査がありますのでよく医師と話し合ってきたいとおもいます。
また経過報告したいとおもいますのでアドバイスいただけると幸いです。宜しくお願いいたします。




65 名前: MN 投稿日:2004/06/07(月) 23:42
似たような状況に名無しさんのお気持ちお察知します。
体重が20キロ減や、痛み止めを手放せない状況など見てて痛々しいのだけれど自分は何もしてあげられなくて、
こうやってネットや本で情報を集めることしかできないことが悔しくてなりません。

偶然に父も9日に大学病院へセカンドオピニオンを受けに行くこととなりました。
具体的にどういう事を質問すればいいかわかりませんが、今後の治療内容について尋ねてみようと思っています。

よろしければまた情報を教えていただければと思います。お願いします。

上で述べてました旅行について調べていたところ、海外旅行中万が一治療が必要になった場合、旅行保険に入っていても治療中の病気が原因だと補償外みたいです。
それ以前に旅行保険にも入れない場合もあるみたいです。
海外は医療費が高いらしく、治療内容にもよるでしょうが何十万円もの費用を全額負担…病人が海外へ行くことはこれくらい仕方がないんでしょうか。
世の中厳しいですね…。

66 名前: エルロチニブ 投稿日:2004/06/09(水) 17:32
◆ 6.9 【ASCO2004ダイレクト】
新規EGFR阻害薬エルロチニブ、非小細胞肺癌に対する第3相試験で生存率を改善
http://medwave.nikkeibp.co.jp/MED/

エルロチニブは
ゲフィチニブ(イレッサ)と同様の経口のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬です。

この「エルロチニブ」は膵臓癌を対象にした第3相試験の結果が今年中にまとまる見込み。(米国)
卵巣癌、大腸癌、頭頸部癌、消化器癌などの固形腫瘍を対象にした初期の臨床試験も進んでいる。

67 名前: ASCO2004 投稿日:2004/06/09(水) 17:37
転移性膵癌に対するイリノテカン単剤療法の第II相試験
Phase II study of irinotecan (CPT-11) alone in patients (pts) with metastatic pancreatic cancer.

舩越氏らは、転移性膵癌に対するイリノテカン(CPT-11)単剤の有効性および安全性を評価するための第II相試
験を実施した。本試験成績からCPT-11単剤療法は転移性膵癌に対し有望な治療法となる可能性が示唆された。


背景
  現在、米国食品医薬品局(FDA)が膵癌に対し承認を与えている治療薬はゲムシタビン(GEM)のみである。
一方、CPT-11は膵癌に対し単剤で奏効率9%、生存期間5.2カ月の成績が報告されており
(Ann Oncol 1995; 6: 129-32)、GEMとの併用では奏効率20~24.7%、生存期間5.7~7.0カ月が示されている
(JCO 2002; 20: 1182-91、Ann Oncol 2003; 14: 388-94)。これらのデータはGEMの成績に匹敵するものである
。そこで、同氏らは転移性膵癌に対するCPT-11単剤の評価を行うために多施設共同第II相試験を行った。

対象と方法
 対象は組織学的に確定した未治療の転移性膵癌で、測定可能病変を有し、Karnofsky performance status
(KPS)≧50%、年齢75歳未満、主要臓器機能が正常、書面によるインフォームド・コンセントが得られた症例
とした。Primary endpointは抗腫瘍効果、Secondary endpointは生存期間、生存率、time to progression(TTP
)とした。投与スケジュールは、CPT-11 100mg/m2(90分間点滴静注)を第1、8、15日に投与し、1週休薬する4
週を1コースとして繰り返した。


結果
 2001年8月~2002年11月に40例が登録され、そのうち評価可能例37例であった。
患者背景は、年齢(中央値)59歳(41~74歳)、男性25例、女性12例、KPSは100%が8例、90%が25例、
80%が4例、転移巣は肝が33例、リンパ節が17例、肺が8例、その他が3例であった。
  抗腫瘍効果は、PR10例、NC7例、PD17例、NE3例で奏効率27%であった。またRECISTによる評価では27.6%で
同等であった(表1)。特に原発巣に対してPR7例を認めた(表2)。生存期間は7.3カ月(図1)、6カ月生存率は
62.2%、1年生存率は29.5%であり、TTP(中央値)は2.1カ月(95%CI:1.2~3.7%)であった。
  他のCPT-11単剤試験と同様に、頻度の高い副作用は、好中球減少、白血球減少、悪心、下痢などであった
(表3、4)。治療関連死が1例認められた



結論
  以上により、舩越氏は「転移性膵癌に対するCPT-11単剤療法の奏効率はGEM単剤よりも優れ、
生存期間、TTPは同等であった。また、副作用は認容可能であった」と結論し、
「CPT-11は膵癌のfirst-line chemotherapyとして有効性が示唆され、
膵癌化学療法のkey drugのひとつとなる可能性がある」と述べた。

http://club.carenet.co.jp/Oncology/ASCO2004/4102/abs4102.asp?SID=

68 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/11(金) 18:12
このスレでずっとお世話になっている者です。
私の父(64歳)も1月に膵尾部癌で膵臓の半分と脾臓を
取りました。ステージはⅢでいつ再発してもおかしく
ないとの事でした。

術後抗がん剤の治療を始めましたが(GEM単独)、予想に
反して副作用が強く、本人の希望もあって抗がん剤治療
をはじめ、全ての積極的治療を断念しました。

「苦しみながら長く生きるより、元気な時間を少しでも多く
 持ちたい。」と父は言ってます。

抗がん剤の治療をやめた途端、みるみる回復。今は普通に
生活し、車も運転し、仕事も続け、国内海外問わず旅行も
行きます。この間はラスベガスで大当たりしたそうです。
(もちろん完全に健康な状態ではないですが・・)
再発のリスクは常にありますが、父は今楽しそうです。
今は丸山ワクチン・免疫療法と健康食品をやってます。

こんな生き方もあります。私も家族も父が納得してるので何も
言いません。とりあえずは今の時間を大切にしようと思います。

69 名前: SSS 投稿日:2004/06/12(土) 19:15
デュロテップパッチは膵体部癌の背中の痛みに対しどの程度有効でしょうか?
オプソ使用より優れている点などありますか?
教えてください。

70 名前: 510 投稿日:2004/06/12(土) 21:01
初めまして510と申します。父親が一月に末期癌と診断され(小細胞癌で、肺が元で肝臓に転移:複数個、肺は放射線&抗癌剤で縮小、肝臓は、血液検査では数値改善、CTの見かけは、変化無し)され延命治療と言われて居ます。
抗癌剤は、3クール終わり小細胞癌向けの薬は、これで終わりと言われております。(肝臓癌は、縮小しないが固まった様な表現を言われて居ます。)
現在、肺線維症と思われる血中酸素低下で、酸素吸入を行なって居ます。(薬による治療は、行なわれて居ます。)
度々、家族への治療方針の説明の翌日から説明された治療と治療が変わり、症状も多臓器不全に進んで居る様に思え、不信感が募っています。
このまま現在の病院で良いのか不安です。(病院に対し悪意は無いので、直接名前は出しませんが、北海道の苫小牧の企業病院です。)
信じて任せるしか無いのですか?(漠然とした問いで申し訳有りません。)

71 名前: 510 投稿日:2004/06/12(土) 21:12
申し訳有りません。スレを間違えてしまいました。悪意は有りません。お許し願います。69のカキコです。

72 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/12(土) 21:56
デュロテップパッチって”フェンタニル”ですよね。
最初、オプソ(塩酸モルヒネの内服液?)が処方されましたが、
数時間おきに飲まなければならないのと、夜中や明け方に必ず痛がりました。
これを私が主治医に話したところ、デュロテップパッチ(フェンタニル)がでました。
1度貼れば、2~3日、持続的に効くのと、副作用が少ないといわれました。
実際、効果はあったと思います。

ただ、末期に近づくと痛がる間隔が短くなるような気がしました。

フェンタネストって静注もありましたね。懐かしいような。

73 名前: ASCO2004 投稿日:2004/06/14(月) 14:46
注目内容
>ゲムシタビン単剤療法を上回る成績
>新規血管新生阻害薬のベバシズマブ
---------------------------------------------------
2004.6.14 【ASCO2004ダイレクト】
進行膵癌の第3相試験で4剤併用が好成績、1年生存率38.5%を実現

 ステージ4Aまたは転移がある進行膵癌患者に対して実施された
シスプラチン(P)、エピルビシン(E)、5-FU(F)、ゲムシタビン(G)の4剤併用療法(PEFG)と、
標準治療であるゲムシタビン単剤療法を比較する第3相臨床試験が行われ、
4カ月間の無増悪生存率で62%対28%、奏功率で40%対8.4%などと、
ゲムシタビン単剤療法を大幅に上回る好成績が得られた。
6月8日のポスターセッション「消化器癌(大腸を除く)」でイタリアVerona大学のMichele Reni氏が報告した。

 Reni氏らは、ステージ4A(転移なし)または転移がある進行膵癌の成人患者99人を登録した
無作為化多施設比較試験を実施した。PEFGレジメンは、シスプラチン(40mg/m2、1日目)、
エピルビシン(40mg/m2、1日目)、5-FU(1日200mg/m2、持続投与)、
ゲムシタビン(600mg/m2、1、8日目)として4週間サイクルで実施した。

 その結果、プライマリエンドポイントである4カ月の無増悪生存率で、
PEFG治療群はゲムシタビン単剤の28%を大きく上回る62%という良好な結果を得た。
増悪までの期間の中央値も5.3カ月対3.3カ月でPEFGが有意に長かった。
1年生存率では38.5%対21.3%、2年生存率では12.3%対2.6%でPEFGが優っていた。
ただし、PEFGはゲムシタビンに対し、顆粒球減少が43%対19%、
血小板減少が29%対2%と血液毒性が有意に高かった。

 進行膵癌に対する化学療法では、新規血管新生阻害薬のベバシズマブを除いて、
ゲムシタビン単剤療法を上回る成績が得られたものは見当たらない。
その中で、Reni氏らの4剤併用療法は注目すべき成績をあげたと言える。
会場を移して行われた総合討論では、第3相試験としては1アーム当たり50人と少ないこと、
プライマリエンドポイントが4カ月の無増悪生存率という非標準的なものであることなどから、
全生存率をエンドポイントとした第3相試験を実施すべきだと指摘された。(中沢真也)

http://medwave.nikkeibp.co.jp/regist/medi_auth.jsp?id=0/mdps/312948

74 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/14(月) 22:04
すい臓がん治療「血管移植」に効果…金沢大で確認

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20040613so12.htm

75 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/14(月) 23:12
>>73さん!
>>74さん! 
情報ありがとう。希望がみえてきた。
みんな、がんばれ

76 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/14(月) 23:26
ベバシズマブをしらないの?
上の「検索」を使って調べてください。774先生が教えてくれてます。
-----一応------------------------------------
◆2003.6.6 【再掲】【ASCO速報】
進行膵癌に対するベバシズマブ+ゲムシタビンの第2相試験で1年生存率53%、奏効率27%

 セッション開始と同時にポスターの前は黒山の人だかりとなり、プレゼンターは次々に握手を求められる。
臨床研究者にとっては誇らしい瞬間だろう。標準レジメンとして成功するかどうかは今後の研究次第とはいえ、成績には目を見張るものがあった。第2相試験として現在進行中だが、
ステージ4の進行膵癌に対する試験で6カ月の生存率が70%、1年生存率が53%、奏効率は、CR(完全寛解)は
なかったものの、PR(部分寛解)が27%であり、SD(状態安定)も35%にのぼった。
6月3日のポスターセッションでChicago大学医学センター助教授のHedy L. Kindler氏が報告した。

 膵癌では通常、血管内皮増殖因子(VEGF)の過剰発現が見られることから、
VEGF抑制因子による膵癌の腫瘍成長阻害効果が期待されている。
そこでVEGFに対するヒト化抗体であるベバシズマブとゲムシタビンの
2剤併用による第2相臨床試験が行われた。

 対象はすべてステージ4の転移がある進行膵癌患者で、2001年11月から2002年12月にかけて試験に加わった。
転移臓器は肝(90%)、肺(10%)、腹膜(14%)、リンパ節(24%)だった。
24%が放射線と5-FU投与の治療を受けていた。試験は2段階で実施されており、第1段階21人を対象とし、
試験の成績により、第2段階で29人を加える。発表時点ではこのうち30人について報告された。

 治療は4週間サイクルで実施された。ゲムシタビン1000mg/m2を静脈注射で1日目、
8日目、15日目に投与し、ベバシズマブ10mg/kg/kgを1日目、15日目に投与する。
これを6サイクル継続する。2サイクルごとにCTスキャンで腫瘍増殖を確認した。

 26例について治療レスポンスが確認された。結果はPRが7例(27%)、SDが9例(35%)、PD(症状進行)
が6例(23%)、評価不能(うち3例は評価可能時期に達していない)4例だった。
また、6カ月の生存率は70%、1年生存率は53%、腫瘍進行までの期間の中央値は6.0カ月だった。
グレード3以上の副作用が見られたのは、白血球減少(グレード3が37%)、
好中球減少(グレード3が33%、グレード4が3%)のほか、貧血、血小板減少、消耗、高血糖などだった。

 Kindler氏によれば、既に第3相試験をMayo Clinic、California大学Davis校と共同で実施する計画になって
おり、現在の試験が終了次第、今年末にも開始したいと述べていた。ベバシズマブに関しては、
転移性乳癌と転移性大腸癌に対する第3相試験の結果が報告されるなど、
今回の学術集会で最も注目された発表の一つとなった。(中沢真也)
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/colm32/250681

77 名前: 76 投稿日:2004/06/14(月) 23:28
ついでに
-----------------------
血管新生阻害薬ベバシズマブの臨床試験、わが国でも大腸癌患者対象に来年後半から開始

画期的な癌治療薬として世界的な注目を集める、血管新生阻害薬のベバシズマブ
(米国での予定商品名:Avastin)の臨床試験が、わが国でも来年後半から始まることになった。
開発元の米国Genentech社から、スイスRoche社を通し中外製薬に日本での独占的開発・販売権が付与された。

今回、ライセンス契約が締結されたのは、ベバシズマブと、2型の上皮細胞成長因子受容体(EGFR)、
HER2のシグナル伝達阻害薬であるペルツズマブ(米国での予定商品名:Omnitarg)の2剤。
いずれもヒト化モノクローナル抗体タイプの分子標的薬で、前者は欧州ではRoche社、
米国ではGenentech社が大腸癌を適応症として承認申請を行っており、後者は第2相試験段階にある。

ベバシズマブは、今年6月の米国臨床癌学会(ASCO)で、転移性大腸癌に対する併用療法の有用性が発表。
進行膵臓癌に対する第2相試験(併用療法)でも高い効果を示すなど、大きな期待を集める分子標的薬だ。
日本では、まずは進行・再発大腸癌患者を対象とした第1相試験を来年後半から始め、
海外での臨床試験結果に応じて適応拡大を考慮する。

もう一つのペルツズマブは、HER2と他のHERファミリーとの結合を阻害することで、
細胞内のシグナル伝達を阻害する。特徴は、主要細胞のHER2発現量に関係なく細胞増殖を抑制すること。
HER2をターゲットとするトラスツズマブ(商品名:ハーセプチン)で必須だった「HER2の過剰発現」が
ない癌患者にも適用できる可能性がある。日本では、非小細胞肺癌、乳癌、前立腺癌、
卵巣癌を候補適応症として、来年後半から第1相試験を行う予定だ。
(平成15年12月16日Med Wave)


78 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/14(月) 23:40
 全身化学療法 
    GEM単独、
    GEM+放射線療法、
    GEM+CDDP,
    GEM+5-FU(TS-1)、
    GEM+CPT-11
    CDDP+TS-1
    CPT-11+5-FU(TS-1)
    GEM+カペシタビン
    GEM+CDDP+EPI
    GEM+EPI
    GEM+MMC、
    GEM+ベバシズマブ
-----------------------------------
    GEM+Oxaliplatin
   、GEM+Cetuximab、
    GEM+Dalteparin、
    GEM+Virulizin、
    GEM+ALIMTA、
    GEM+5FU+放射線療法、
    UCN-01+5FU(GEM耐性例)、
    5FU+CDDP+INFα+放射線(術後補助療法として)、
    CPT-11+Docetaxel+Cetuximab、GEM+5FU+CDDP+放射線、
    Perifosine(2nd lineとして)、Bevacizumab+Docetaxel、GEM+Celecoxib、
    CCI-779、GEM+Triapine、GEM+LY293111、
    RHUMAB VEGF+Capecitabine+放射線、GEM+Paclitaxel、
    GEM+Erlotinib+放射線、サリドマイド+Docetaxel、GEM+UCN-01、
    UCN-01+CPT-11、
    GEM+Docetaxel+G-CSF などの海外臨床試験が進行中

79 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/16(水) 22:47
皆様はじめまして。
私の父なのですが去年9月に膵臓癌のため膵頭十二指腸切除手術を受けました。
術後は体重も減り、痛み止めなしでは動くこともままならない状態が続き、今月のCT検査の結果、再発が判明いたしました。
担当医は抗がん剤を投与するには本人の体力も弱っているので入院しないとできない。
GEMの効果も期待できないのでこのまま自宅で痛み止めをのみ、様態が悪化したら救急できたください。とのこと。
要するに抗がん剤を投与するために入院し、効果が期待できるかどうかもわからないよりは
このまま余生を自宅で好きなようにさせたあげてくださいということです。
すいません、今日この話を聞いてきたばかりで動揺しておりうまく文章にできませんが、
私一人の判断では主治医の言うとうりにすればよいのか、どうすればよいのかわからずに悩んでおります。
本人には再発は告知しておりませんがもし再発があっても入院はしたくない、といっております。
もし本人に告知して入院して抗がん剤をするように伝えても父の性格上拒否するとおもいます。
通院でジェムザールはやはり体力がないと難しいものでしょうか?
副作用の出方に個人差があるようですが、もしあまり副作用が現れなければ通院での投与も可能ですか?
このままでは癌がどんどん進行していくだけです。
こちらの掲示板で膵臓癌の再発がどういうものかわかってはおりますし覚悟もできております。
少しでも進行を遅らせ、少しでも症状が緩和できるようにしてあげたいのです。
どんなことでもいいのでなにか良いものがあれば教えてください。
おねがいします。



80 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/17(木) 05:59
お父様が、
入院したいのか/したくないのか
生きたいのか、闘いたいのか  どうしたいのかが判らないですが、
お話の状況から
本人の同意なしでは治療が出来ない状態まで進行している のでしょう。
通院でジェムザールの投与は一般には可能ですが、主治医は危険だと判断したのだと思います。

入院の形態には 法的に大きく3つあります。
患者の権利が有るように、
医者が、その権利に背くことは法律違反になり罰せられる対象になります。

任意入院・・患者本人の同意
保護入院(医療保護入院)・・法的な保護者の同意
            (本人の判断能力がないと、認められたとき)
措置入院・・知事(保健所長、市長等々)

お父様の状況から判断して、「任意入院」になろうかと思います。
全て、お父様、御本人が決める事になります。
どのような治療をするのかを御本人に説明しないで、
医療行為を行うことは本来、医者が法律を犯した事になると言うことも知っておいてください。

81 名前: 535 投稿日:2004/06/18(金) 00:06
皆様、初めまして・・・。
新年早々、食欲がないと訴え続けてきた父(74歳)が6月早々に膵臓癌と診断され、今日手術を終了しました。
手術は摘出できる状況ではなかったので、とりあえず食事ができるようにというバイパス手術でした。
術中照射ができる病院に転院して望んだ手術でしたが、すでにステージ4b(肝転移・その他転移)で、術中照射すると膵臓は良い方向に向かうとしても
転移した肝臓などの癌が活発になり命を縮めるということで、術中照射もできませんでした。
これから抗ガン剤治療で延命措置をしていくだけです。
老齢で進行が遅いとしてもあと数ヶ月の命です。この残された命をいかに過ごさせていくかで頭がいっぱいです。
事実をしっかり受けとめてはいるものの、半年前までは元気にすごしていた父がこんな状況にあることが信じられないでいる
本日でした。本当に癌の進行は速いものです。
何か皆さんに情報を求めるとか、質問をするというわけではないのですが
膵臓癌について語るレスを見つけたので、語らずにはいられない心境が書き込ませてしまいました。
衰弱していく父を見ていくのかと思うと辛いですが、1年生存を目標に励まして行きたいと考えています。







82 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/18(金) 10:52
>>81さん。
つらい事もありますが、がんばりましょうね。
ここは膵臓癌から始まったHPのようです。
あちらこちらに貴重な情報がありますよ。
癌が無くならなくたって1日、1ヶ月、2ヶ月、、1年、、、って。

83 名前: 535 投稿日:2004/06/19(土) 23:13
ありがとうございます。
あきらめずに付き合っていきたいと思います。


84 名前: サクラ 投稿日:2004/06/20(日) 13:42
みなさん、初めまして。
今年4月に父が膵臓癌で余命半年~1年と診断されました。
癌は膵体部、もん脈に接した部分でで太い血管のすぐ傍に
できていて、手術はできないと言われました。
抗ガン剤と放射線による治療も効果は期待できない
と言われましたが、それしか治療方法はなくすがる思いで
その2つの治療を受けているところです。
幸い、副作用はでず食欲もあり元気ですが、
いつ体力が落ちて抗ガン剤の投与ができなくなるかが
とても不安です。先日の検査では癌は小さくなっている
とのことだったのですが、治療法は相変わらず抗ガン剤と
放射線治療のみということで家族としてはもう一歩
踏み込んだ治療を…と考えてしまいます。
主治医の先生もいろいろ考えてくださっての治療方針だと
いうことはよくわかっているのですが、何か他に方法は
ないだろうか、と考えてしまうのです。
そんなときに、血管内治療のことを知りました。
素人なりにいろいろ調べてはいるのですが、
いまいち膵臓癌への効果がわかりません。
どなたか血管内治療の膵臓癌への有効性をご存じでしたら
ぜひアドバイス頂けたらと思います。よろしくお願いします。


85 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/21(月) 00:32
治療検査板に有りましたよ。

管内治療について
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=974819462&ls=50

86 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/21(月) 00:50
外科手術も進歩しています。
非常に高度な技術を要し、とても大きなリスクは伴いますが、
門脈は切除出来ます。・・施設は限られるでしょうが・・

「門脈が喰われてるから」「門脈に浸潤しているから」切除が、
”出来ない”のではなくて、

・切除しても、”(おそらく転移してるだろうから)しない”、<-これが一番の理由
・危険を伴う手術を背負うには、リスクが大きいから”しない”、
・他に手段があるから ”しない”、
・その病院ではやる自信がないから ”やれない” 

 のいずれかと思います。

87 名前: たぶせ 投稿日:2004/06/21(月) 16:30
レスの立て方がわからないまま新しい書き込みをしたようで
申し訳ありません。

改めてここに書かせていただきたいと思います。
わらにもすがる思いでインターネットを検索して、
このページにたどり着きました。
お手数でしょうが
よろしければご回答いただければと思います。
私の父が膵尾部ガンと診断されました。
33ミリ×27ミリの大きさで手術を進められましたが、
本人があまり乗り気でありません。
ステージなどの詳しい病状は聞いていませんが
手術をした場合、
とりあえず退院してそれなりの社会生活を
送ることができるものなのでしょうか。
私もその辺の確信が持てないので
積極的に手術を進められません。
ちなみに父は20年前に胃ガンの摘出手術を受けており、
その痛みや、その後の闘病生活のつらさを知っており、
高齢で体力的にも持ちそうにないという不安があるようです。
手術をしても苦しいばかりで、その後社会生活が送れないか、
送れても手術をしない場合とあまり変わらないのなら
受けたくないといっています。どうしたものか
、分からないのでご意見をいただければと思い、
投稿しました。よろしくお願いいたします。



88 名前: サク 投稿日:2004/06/21(月) 21:19
85さん、86さんありがとうございます。
血管内治療についてはそちらの掲示板を見ました。
父と同じ膵体部癌の方の書き込みがとても参考になりました。
血管内治療をされているお医者様のHPへのリンクなどもあって
より詳しい内容を知ることができました。やはり膵臓癌には
あまり有効な治療法ではないのかもしれません。
今の治療で癌自体は小さくなっているわけですし、
もう少し今の治療で様子を見ようと思い直しているところです。
それから、もう少し主治医の先生から現時点の治療と
これから先の治療計画について詳しく聞いてみようと思っています。

86さん。確かに父の癌切除を行わない理由は2つ目の
「危険を伴う手術を背負うには、リスクが大きいからしない」
ということだと思います。手術成功率は30パーセントを
切るという答えでしたから…。
これからの治療で癌が更に小さくなり、それから切除という
ことがあるのかどうか…そうしてもらえればいいのですが。

89 名前: SSS 投稿日:2004/06/22(火) 11:19
サクさま

母(63)も同じ膵臓体部癌で5月より放射線、GEM
治療しています。
また、情報など共有できたらうれしいです。
お互い頑張りましょう。
http://www.h6.dion.ne.jp/~take-szu/

90 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/22(火) 20:11
>>87さん
個人的には
切除可能という選択のあるあなたが
とても、うらやましいです。
おそらく ココに訪れている皆がそう思っているハズですよ

91 名前: ひで 投稿日:2004/07/02(金) 21:11
私の母も、一昨年秋の10月中旬、腹痛と吐き気が初期症状で、かかりつけの病院で検査したところ、膵臓癌(2cm台、リンパ浸潤有り、Ⅲ期)が見つかり、そのまま緊急検査入院。本人同意に相当難渋しましたが、癌は迷っている今の間も進行している可能性がある。(実際、11月半ばに黄疸があり緩和の為のバイパス処置、+1ケ月間の絶食に)。仏滅も大安も暇も無い位逼迫しているとの説明を受け、12月3日に膵頭十二指腸切除に踏み切りました。
朝8時から12時間を越える手術、出てきたときのドレン(体液排出用の管)は、その数7本!全身管だらけで、痛み止めにモルヒネの硬膜外?持続静注を入れ、それは痛々しいものでしたが、2週を過ぎたあたりから食事も徐々に取れ始め、にんじん一欠けから、年末にはクリスマスケーキ一口、年越しそば一椀、そしてひな祭りを前にした2月末に無事退院となりました。お蔭様でその後1年半たちますが、以前と同様、特段副作用も無くすごしております。放射線も化学療法も受けることなく、月1回の検査通院と、UFTの内服のみです。(医療書をみる限り、効くか効かないかは?ですが)
ただ、退院の際、主治医曰く、近い将来の何時か、肝臓に必ず転移が来るでしょうから、とにかく毎日を有意義に過ごしてくださいとの説明を受けており、母もそれを自覚し、以前にも増して、日々楽しく過ごしているようです。
その後、手術を受けた病院のHPに手術数の公開があったのですが、この病院では同年、膵臓癌の手術は3例しか無かったことがかかれていました。
まれに手術例はあるが・・・との説明は聞いていたものの、具体数までは聞けなかったので相当ショックでしたが、今後生存率の公開可能性も有り、少しでも良い結果になればと思っております。
最近このHPと出会い、皆様の声を聞く限り、癌になったことは不幸、しかし手術できたこと、そしてこの一年あまりで健常と代わらない生活を送れることだけでも、不幸中の幸に預かったものだと身にしみて痛感しています。一人でも多くの方が救われるご時世になることを祈念しております。


92 名前: らて 投稿日:2004/07/09(金) 17:37
初めまして
6月末、父(61)がすい臓癌の疑いで入院しました
黄疸が出始めててレベル8とのこと
腫瘍が頭の方にあるため早く見つかったと言われました
7/8に外科の先生から話がありMRIやCTの写真を見ながらの説明がありました
しかしMRI・CT共にガン(腫瘍)の影が見当たらず進行度合いが分からないとの事
写真を見る限り肝臓その他への転移はなさそう
十分手術できるのでした方がいいといわれ7/13に手術する事になりました
ステージが分からず開腹しないと詳しい事は分からないと言われたのですが
父は胃のま裏にすい臓があるようでなかなか見えにくいとの事です
このような事はよくあるのでしょうか?
門脈に巻き込んだようになっているので手術は難しいが可能であると言われましたが
あまりにも手術日が近く、家族一同戸惑っています
みなさんステージを書かれているので何も分からない父の進行状態がとても
もどかしいです

また術後の経過等書き込みたいと思います



93 名前: 通りすがり 投稿日:2004/07/09(金) 20:20
らて様、お父上の手術が成功するようお祈り申し上げます。
私共も家族が、膵癌の手術を受けて、一年になります。

まず、胃の裏に膵臓があり見えにくいとのことですが、それは当たり前のことですよ。誰でもみんな膵臓は胃の裏側にあるものなのです。
ですので診断が難しい。開腹してみないとよく判らないということは、良くある事です。
開腹してみたが、転移が見つかり、なにもせず閉じてしまうことも珍しいことではありません。
そうならないために、検査を慎重に行う訳ですが、それでも確定診断が難しいのが膵癌です。
膵頭十二指腸切除は、一生に一度の大手術ですが
日本の外科技術は世界トップクラスですので(世界一といってもいいかも)
大丈夫ですよ。必ず成功します。



94 名前: たぶせ 投稿日:2004/07/13(火) 13:26
いつもお世話になります。
父の膵臓ガンの治療についてお聞きしたいことがあってメールしました。
父は、膵尾部ガン(ステージⅢ)と診断され、切除手術を受けました。
術後の病理検査等で、切除面断端およびリンパ節でのガン細胞の存在はなし、
遠隔転移および他臓器への浸潤なしと判断されました。
この状態で、今から再発を懸念して、ジェムザールを投与しての
抗ガン治療を3ヶ月続けると医師から説明を受けました。
今の段階で抗ガン剤による化学療法が必要なのか分かりません。
マーカーの数値など具体的な指標はいっさい分かりませんが
今後の治療についてどのような物が必要なのか、
どなたか教えていただければと思います。

95 名前: 通りすがり 投稿日:2004/07/13(火) 16:40
たぶせ様
93の通りすがりです。

この問題については、過去の膵臓癌スレッドに774先生の
回答があったような気がしますが・・・。
私も同じ質問を過去にした記憶があります。

まず、術後化学療法の有効性については、まだはっきりとした根拠がないようです。
ただ、現在の一般的な治療の流れからすると、術後化学療法を行う医療機関がほとんどでしょう。
しかし、副作用が激しい場合などは無理に行うことはないと思います。私共がそうでした。

つまり、苦しい副作用を我慢してまでやる必要はないということです。
ですので、私共は現在、治療らしきものは何もしていません。
胃腸薬を処方していただいているだけです。


しかし、副作用が許容できる範囲であるのであれば、術後化学療法はぜひ受けるべきでしょう。
念には念を、ということです。


96 名前: らて 投稿日:2004/07/14(水) 00:52
こんばんは 92でいろいろお話を聞かせていただいたらてです。

先程無事父の手術が終りました。
胃1/3と十二指腸、膵頭、門脈を一部を切除しました。
後、当初予定には無かった肝動脈も一部切る事になり手術は10時間でした。
遠隔への転移はないであろうとの事です。
後は病理での検査結果が出てから詳しい事をお話しますと言われました。
現在集中治療室にて人工呼吸をしつつ経過を見るそうです。
朝までは麻酔から覚めない様にすると言われました。

93の通りすがり様。早くにお返事頂いていたのに中々返事をする機会がなく
大変申し訳ありませんでした。
61年間の中で初めて病気になり入院も初の父だったので本当にバタバタして
手術当日まで来てしまいました。
お返事等とても心強かったです。本当に有り難うございました。


97 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/07/14(水) 15:31
たぶせさま

いつもこのスレでお世話になっているものです。
私の父も膵尾部癌で手術をし、抗がん剤治療を行って
いましたが、副作用が強すぎた為、今は特に何もしてません。

もっぱら副作用のない丸山ワクチンとかアガリスク系を
やっているだけです。腫瘍マーカーも
50⇒100⇒150と上がってきてしまいましたが、
主治医は「8000になったら考えましよう。」と呑気に
構えています。

抗がん剤をやるかやらないか、効果が出るかでないかは人
それぞれだと思いますし、私は医者でも何でもないので何
とも言えません。が、父の場合も抗がん剤をやるよう勧め
られたので、特におかしな治療法と言う訳ではないと思います。




98 名前: ABC 投稿日:2004/07/17(土) 01:14
こんばんは。
父が膵扁平上皮癌の疑いで入院しております。
門脈が閉塞、上腸間膜動脈に浸潤、リンパ節への転移があり、
外科手術は不可能との宣告を受けました。
極めて稀な癌とのことで、膵臓癌の専門医の診察を受けたいと
考えております。
どこで受けられますでしょうか。東京近辺でお願い致します。

99 名前: 774 投稿日:2004/07/17(土) 10:15
女子医大、国立がんセンターなどでご相談されてみては如何でしょう。

100 名前: ABC 投稿日:2004/07/17(土) 10:56
>774様
ありがとうございます。

101 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/07/21(水) 00:18
774先生。

母が膵臓ガンに罹ってます。本年1月末に発覚。2月末に膵頭十二指腸
切除手術を受けました。他臓器に転移は無いものの、リンパ節第3郡まで
転移していました。4月初旬に担任、現在小生の姉貴の自宅で療養中です。
本人の希望や医者の勧めもあって、化学療法はしていません。6月下旬の
診察(月に一度病院で診て貰っています)で、ウィルヒョウリンパ節に
転移していることが発覚。本日病院にCTスキャンして貰ったところでは
スキャンした限りは他臓器には転移は無し、と。本人の自覚症状は肩や膝
の調子があまり良く無い程度で、特に他に痛みを覚える訳でも、下痢・便秘
に悩まされる訳でもありません。食欲は人並みとは言えないまでも、まあ
まあ食べられている様です。

リンパ節に転移していようが、それが他に散らなければいいじゃないか、
程度に小生自身は楽観しているのですが、そういうものでも無いのでしょう
か?徐々に徐々に体は蝕まれているのでしょうか?リンパ節に転移した
ガンの「塊」が自然に退縮していく、っていうケースもあるのでしょうか?

結局自分の慰めになるコメントを得ようとしているだけのメッセージと
なってしまいました・・・・


102 名前: 774 投稿日:2004/07/21(水) 23:04
一般的にはVirchow's LNに転移したがん細胞は左静脈角から静脈内
に侵入し、肺を通り心臓から全身へと広がっていきます。
まずは肺転移の警戒、更に全身、脳、骨、皮膚への転移に対する警戒を要します。
と同時に別経路であるガン性リンパ管症、ガン性胸膜炎や腹膜播種~
ガン性腹膜炎などの警戒も必要な状況と思います。
・・・あくまでも一般論です。

103 名前: 101 投稿日:2004/07/22(木) 00:29
774先生、早速の回答有難うございました。やはり厳しいですね。
「例外」を夢見つつ、かつ現実から逃げることなく頑張っていこう
と思います。

104 名前: aaire 投稿日:2004/07/27(火) 06:44
以前スレッド1でご相談させていただいたaaireです。母は膵臓癌から肝転移、腹膜播種・大量の腹水貯流の為、半年に渡る化学療法を続けてまいりましたが、昨日60年の生涯に幕を閉じました。774先生をはじめ皆様のレスを読む度に幾度となく励まされここまで来ることが出来ました。本当に有難うございました。最初のGEMは副作用に悩まされ断念しましたが、転院先でのTS-1+シスプラチン、腹水治療に向けたタキソール等はかなり好結果を生んでいましたが残念ながら体力が追いつきませんでした。これらについてはまた改めてご報告いたしますがまずは御礼と感謝まで。有難うございました。

105 名前: まー 投稿日:2004/07/28(水) 18:32
774様初めまして。祖母が末期の膵臓癌と診断されました。少しでも望みを持ち、延命する為に手術や抗がん剤、放射線治療など色々な治療があると思いますが、北海道内でどの病院を訪ねたら良いのか、癌治療の名医などが分かりません。腹水が溜まり始めてますが黄疸はまだ出ていません。体力のあるうちにと思い、また何の治療もなしにただ痛みを和らげ死を待つのはと思い、膵臓癌など癌治療に明るい北海道内の病院・名医を探しております。余命③ヶ月~半年。命を縮める結果になろうとも癌に対する治療を強く希望しています。是非教えて下さい。

106 名前: 774 投稿日:2004/07/29(木) 11:35
別スレでもレスしましたが、まずは北大病院などでご相談されては如何でしょう。
北大は道内で膵がん治療症例数の最も多い施設です。


107 名前: まー 投稿日:2004/07/30(金) 00:52
774様何度もご丁寧にすいません。胆肝膵の何処の分野に書き込みをすればよいのか分からず、あちこち重複してしまいました。まー・とかちも一緒です。現在の主治医は旭川医大ご出身です。私の街の町立院長(札幌医大出身)にも資料等はありませんでしたが現況を説明し、色々とご判断頂きましたが、もう年なのでこのままの方が…との事でした。北大との情報も家族始め兄弟に伝えました。後は祖父や母、兄弟達の判断、決断にと思っております。本当にありがとうございました。今後とも悩みや相談のある方々へのアドバイスをよろしくお願い致します

108 名前: 774 投稿日:2004/07/30(金) 09:35
旭川医大も北大に次いで膵がん治療症例の多い施設です。
札医もワクチン療法やピンポイント照射など先端医療に積極的な
施設です。その出身者で、更に祖母様の状況を実際に診察され、
誰よりも把握されている主治医のご意見は最も貴重なものだと思いますよ。


109 名前: 109 投稿日:2004/07/30(金) 10:03
774先生、お尋ねしたいのですが。
知り合いが、膵癌の手術を受けて1ヶ月になりますが、お腹の奥のほうが痛いといっています。
先週、退院したばかりですが、手術のキズそのものの痛みではないようです。
熱は、微熱があるそうです。

この痛みの原因は何が考えられるのでしょうか。

110 名前: 774 投稿日:2004/07/30(金) 11:44
考えられる原因は様々です。
個別の原因等については実際手術をされ、術後画像検査等の
データをお持ちの主治医にお尋ねを・・・。

111 名前: まー 投稿日:2004/07/30(金) 20:57
774様ありがとうございます。北大や札医大の様に施設の整った病院ではありませんが、主治医にお任せし、家族も毎日顔を出せる近場の病院で残された日々を祖母と共に過ごして行きます。今回、このサイトを探し、癌に対する治療法や知識を知る事が出来、774様のご意見を元に家族や親兄弟達と話し合え、決心を固める事が出来ました。これからも癌に悩み、救いを求める方々の大きな力となり続けて下さる事を節に願います。本当にありがとうございました。また、癌に悩める皆様のご快復を願います。

112 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/08/01(日) 01:23
父が膵臓がんと診断されました。
手術不可能と診断されると、後はジェムザールしかなく、
どこの病院でも同じなんですね・・。
所詮医学なんてまだまだだなと思ってしまいます。

113 名前: らて 投稿日:2004/08/02(月) 22:04
こんばんは 
父が7/13に膵頭十二指腸、門脈等々を切除したと書き込んだらてです

その後父は順調に回復しており、術後一週間で三部粥が始まり
現在は軟飯と薄味のおかず数品が食事として出されています。
あまり食欲は無くおかず一品とゴハン少し といった感じです。
抜糸も終わり後は膵液と胆液の管2本が出ているだけとなりました。

先週よりジェムザールの投与が始まりました。
幸い副作用も軽いそうです。

ここで疑問なのですが手術から3週間がたとうとしているのですが
まだ病理からの結果を教えてもらっていないそうです。
私自身なかなか病院に行けず主治医と話をする機会がないので
とても気になっています。
父は自分の病状を知るのが怖いらしく自分から聞きにくいらしいです。

結果はどれくらいで分かる物なのでしょうか?
ジェムザールが始まったという事はもう分かってるのではと思うのですが・・

114 名前: 774 投稿日:2004/08/03(火) 09:39
既に病理結果は出ているものと思いますよ。一度ご確認ください。
ただ、膵がんであれば進行が早く、手術時に既にリンパ節に転移している
ことが多く、また今回は門脈浸潤の可能性の高い状況ですので、病理結果
で術後補助療法や治療方針が変更になることはほとんどないのではと思います。



115 名前: らて 投稿日:2004/08/03(火) 23:47
774先生有り難うございます

今日、胆液の管を抜きました。
先週火曜日がGEM投与だったので一週間後の今日打つのかと思ってたのですが
どうも無かったようです。
一回打って白血球が下がったのではと心配しています。

病理結果はまだ分かりませんが、次病院へ行けた時に聞こうと思っております。
主治医の「できます」という言葉を信じての手術で実際順調に回復してるのですが
門脈、肝動脈の切除、再建をしないといけない状況での手術が正しかったのか
今になって悩んでしまします。
門脈浸潤がある場合、切除再建をしてもあまり効果が無いとも聞きますので・・

116 名前: 774 投稿日:2004/08/04(水) 15:06
膵がんの場合、非手術の1年生存率は10%未満、姑息術で10%強、
治癒切除ができれば50%という状況です。
もちろん膵がんは発見時かなり進行していることが多いため、手術不能
例も多く、それでもGEMの登場により更なる延命が期待できる状況となっています。
Ⅰ期、Ⅱ期症例での治癒切除例の中に長期延命例を認め、Ⅲ期であっても
全体的には化学療法・放射線療法などの保存的治療と数字の上では同等ながら、
血管合併切除などの拡大手術により更なる生存期間の延長の報告等も散見されます。
今回選択された治療法は、進行膵がんという根治がなかなか困難な状況の中で、
何とか一日でも長く皆さんと共に暮らしていただく為の方法であるとお考え
ください。

117 名前: らて 投稿日:2004/08/05(木) 20:27
774先生こんばんは
今日病院に行って来たのですが病理の結果はまだ出ていないと言われてしましました。
結果が出たら父と供にお呼びしますと言われました。
もう頭の中は?でいっぱいに。
結果が出たら呼びますと言われたので待ってみます。

あと、2回目のGEMが今日あり、来週にも膵液の管も抜くそうです。
管が抜けたら退院も近いねと言われました。


118 名前: ザ・シングルスマン 投稿日:2004/08/06(金) 22:44
らてさん,はじめまして。
私の母も病理検査の結果が出るまでに1ヶ月半待たされました。

その結果,膵腺房細胞癌という診断を下されました。
膵臓癌の中でも1~2%くらいだそうです。

らてさんのお父上様も病理検査の結果が出るまで,
約1ヶ月近く待たされていますので,

通常型膵管癌ではないような気もします。

119 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/08/08(日) 22:42
父が膵尾部癌(ステージⅢ)で切除手術を行い約
半年が過ぎました。最近腫瘍マーカーが上がり心配です。
CA19-9が50→90→140→281と上がってきてしま
っています。
これは体の中に癌細胞が残っており、それが動いていると
解釈してよいのでしょうか。
主治医の先生も心配してくださり、急遽CTを撮ってくれま
したが転移はないとの事でした。
まだ手術して半年です。これからマーカーが上がり続け、
転移と言う段階になっていくのでしょうか。。

120 名前: 4610 投稿日:2004/08/10(火) 09:24
らてさんへ
当方は医療従事者ではありませんがご参考まで。
私の家族は膵体尾部切除後(検体採取日)から病理報告日まで30
日を要しました。巷間言われる期間との間に開きがあった為、再三
主治医に確認した記憶があります。当該病院の体制・状況により
差異が生じるものと考えます。心中お察ししますが、良きにつけ悪
しきにつけ予断は慎みお待ちになる方がよいと思います。

121 名前: らて 投稿日:2004/08/10(火) 10:32
ザ・シングルスマン、4610さん ありがとうございます。

手術より時間がたてばたつほど色々な事を考えてしまいます。
皆様の病理からの報告日を見て、自分のとこは遅いな と
思うのもあるのですが、手術が終わった直後の主治医の話で
「今日(7/13)より十日~二週間で結果がでると思います」
と言われたため二週間を過ぎたあたりから、ここの病院はちゃんと
報告してくれるのだろうか と思ったりするようになりました。
確認したところ、結果が出次第呼びますとの事ですのでやきもきしてます。

先日、膵液の管も抜けました。
外科的な問題はないのですが、食欲がまったくなく困ってます。
どの程度かと言いますと、昼はお味噌汁を一杯(普通よりかなり具も少ないです)
夜はリンゴ1/4程度です。朝も似たような感じだと思います。
薬を飲むために仕方なく食べてると言えるくらいで、水分をとるのも嫌がる時があります。


122 名前: 101 投稿日:2004/08/13(金) 22:33
一昨日の朝、母の意識が急に無くなり救急車で病院に搬送・・・すわ
膵癌が急に悪化したかと思いきや、脳梗塞でした。現在も急性期ゆえ
予断を許さない状況で、出血を起こすと大事に至る可能性もあること
から、ICUにいます。既に左脳のかなりの細胞が壊死している様で、
状態が落ち着いてももう歩けないだろうし、言葉も理解できない・
発せられなくなる可能性が濃厚だろうと。こういう展開は全く予想して
いなかっただけに正直かなりショックです。癌が転移していて余命いく
ばくと言われつつも、電話で話しもできたし、趣味の俳句もひねれたし、
好きな食べ物もほんのちょっととは言え食べられていたのに・・・

とはいえ、絶望的になっても誰も幸せにならないので、まずは様子が
落ち着くのを待って、それからリハビリをしていきます・・・「お袋」
と呼びかけたら何らかの反応を返してくれることが当座の目標です

123 名前: ささまん 投稿日:2004/08/21(土) 21:42
初めて書き込みさせて頂きます。32歳の妻がすい臓癌で国立がんセンター東病院に入院しており、膵頭十二指腸切除手術を受ける予定でしたが、
開腹したところ肝転移が発見され、手術は断念、バイパス手術を実施しました。
今後は抗癌剤治療ということで、詳細は近々内科の先生と相談
の予定ですが、本人が若いこともあり、絶対に死なせたくあり
ません。何とか可能な限り進行を食い止め延命したいと考えて
います。
他のスレッドでGEM+TS-1の臨床をやっているという話も読みま
したので、最低でもGEM単剤ではなく、併用でやって頂こうと思
いますが、やっぱり一番の希望はアバスチンも併用したいという
ことです。
若いので血管新生も盛んで、若い方がアバスチンの効果も大きい
のではないかと思いますが、そういう理解でよいのでしょうか?
また、アバスチンを自己負担(自由診療?)で使うにはそういう
ことをやって頂ける病院を探さないといけないのでしょうか?
平岩先生に見て頂ければ一番なのですが、今の病院でできれば一
番です。
どなたか情報・アドバイス頂ければ幸いです。

124 名前: 774 投稿日:2004/08/21(土) 22:21
GEM/TS1はがんセンターなどで行われている国内1~2相試験中のレジメンです。
GEM/アバスチンは海外で2相試験が終了し、良好な結果がでていますが、
3相試験はこれからです。いずれも今後の結果が期待されているレジメンです。
今年のASCOで報告された3相試験結果の中で、唯一GEM単独に対してOSを上回る
結果が報告されたのはPEFGレジメン(CDDP/EPI/5FU/GEM)のみとなっています。
現実的に国内で入手可能な薬剤のコンビネーションです。CDDP,EPIは適応外
となりますが、現状では期待されているものの結果の出ていないレジメンより
まずは既に良好な結果が出たレジメンをご検討していただければと思います。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002636-00_18-0026-00_19-00666,00.asp

125 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/08/23(月) 21:20
ステージⅣで肝転移での治療、手術代含め金銭面では
一般的にどれくらいかかるのでしょうか?


126 名前: らて 投稿日:2004/08/24(火) 13:55
父の病理報告が先週ありました。
ステージは4B。手術前の話どおり膵臓のガンの大きさは2.5センチで門脈に絡み付いていました。
リンパ転移も有で肝動脈にも浸潤有でした。
膵臓周辺臓器と遠隔臓器の転移はありませんでした。
ガン細胞をバラまく場所にだけ転移してる気がします。
4Bでは普通手術しないと聞きますが、そこを主治医に聞くと
「転移箇所は悪いがとれる場所なので目に見える場所は全て切除しました」と言われました。
手術が出来ているので悪くても4Aかなと思ってたので正直かなりショックでした。
父にはまだ知らせていません。

父の精神面以外は順調に回復しており、私自身も少し気持ちに余裕が出てきました。
アドバイス頂いた方、レス頂いた方に改めてお礼申し上げます。
手術前よりいろいろ相談に乗っていただき有り難うございました。

>101様 はじめまして
お母さまのご様子はいかがですか?
今までは自分の事で精一杯でなかなかレスする所まで気が回らなかったのですが
その後の書き込みがないので心配しております。


127 名前: ザ・シングルスマン 投稿日:2004/08/27(金) 16:25
こんにちは,らてさん。

病理報告があったとのことですが,
膵臓癌のタイプは何だったのですか?

私の母も病理報告が遅くてイライラしましたが,
遅いということは,きっちりと調べてくれていると
プラス思考で考えることにしました。

母もステージ4Bで昨年10月に手術しましたが,
現在は肝転移はあるものの,食欲大盛で元気に暮らしています。

さてさんのお父上様も一日も早く元気になられることを
心から祈っています。

128 名前: らて 投稿日:2004/08/28(土) 22:41
>>ザ・シングルスマンへ

病理報告は母が聞いたので詳しく聞けてないと思ってます。
主治医の話では一般的な膵頭部癌ということです。
おそらくザ・シングルスマンのお母さまとは違う場所ではないかと・・

癌の出た場所は悪いですがとりあえず目に見える範囲では全部取る事ができたので
今は安心して回復に専念してほしいと思っているのですが、食事の取れる量が少ない事や
キズがつっぱってまっすぐ立てないなどで気持がなかなか前に進んでくれません。
手術前はもう少し前向きだったのですが・・
安易に励ますのも考え物ですしどうすればいいのやら。

129 名前: らて 投稿日:2004/08/31(火) 16:39
>>ザ・シングルスマンさんへ
あらためて読みなおして見てとんでもない失礼を見つけてしまいました
「さん」が抜けてますね・・ 名前をコピペしたまんまでした・・
大変申し訳ないです(T_T

130 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/09/04(土) 12:18
初めまして。
膵臓癌を宣告された45歳の会社員男性です。
この掲示板はとても参考になり、そして力付けられました。
私も自分の情報を公開して、恩返ししなければと思いHPを立ち上げました。
状況は個々で異なるでしょうが、多少でも参考にして頂ければ幸いです。
<a href="http://www1.c3-net.ne.jp/kato/cancer/" target="_blank">http://www1.c3-net.ne.jp/kato/cancer/</a>

131 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/09/04(土) 12:20
初めまして。
膵臓癌を宣告された45歳の会社員男性(本人)です。
この掲示板はとても参考になり、そして力付けられました。
私も自分の情報を公開して、恩返ししなければと思いHPを立ち上げました。
状況は個々で異なるでしょうが、多少でも参考にして頂ければ幸いです。
http://www1.c3-net.ne.jp/kato/cancer/index.html

132 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/05(日) 02:56
リンク依頼ならこっちがいいよ
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=hihanyoubou&key=1082970696&ls=50

133 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/09/05(日) 10:04
>132様
アドバイス、ありがとうございます。
早速、そちらに記帳しました。
スレッド違いだったかもしれません。ご容赦下さい。

134 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/07(火) 14:39
以前に父が膵尾部癌で切除手術をした際にご相談
した者です。
手術から8ヶ月、ついに転移が見つかってしまいました。まさか
こんなに早く来るとは。。。と言う感じです。
転移箇所はは膵臓の周囲で、2センチほどの影があるそうです。

家族の間での方針は既に決まっています。
「痛みを伴って長い期間生存するより、いかに痛みを抑えて残りの
 期間を楽しく過ごせるか。」と言うのが家族全員の願いです。
(本当は長く生きて欲しいのですが・・・) 

774先生、やはりこうなると終末治療と言う事になるのでしょうか。
鎮痛効果のある薬を使って1日でも長く実家にいる事が当面の目標です。
僭越ですが、アドバイスの方をお願い致します。

135 名前: 774 投稿日:2004/09/07(火) 15:44
一般的には再発膵がんに対しては、今後、膵がん特有の痛みに対して除痛
効果・症状緩和効果の期待できるGEMの使用ということになると思います。
除痛に関しては他の鎮痛薬剤による除痛以外にもNCPB(腹腔神経叢ブロック)
を併用することでQOLの維持を図る施設もあります。
また、症状の緩和やQOLの維持により重点を置く緩和医療施設などの検討も
可と思います。

136 名前: 13M 投稿日:2004/09/07(火) 16:40
774様
以前、すい臓癌を患っていた父の事で色々アドバイスを頂いた13Mです。
残念ながら、父は去る8月23日になくなりました。享年61歳でした。若い死だと悔やまれますが、
しかし、よく頑張ってくれた父に感謝しています。
774様には、いつも丁寧に教えていただき、家族として心の励みになりました。ありがとうございました。
今日は、友人の扁桃腺癌のことについて教えていただきたいのですが、
彼女は、がんセンターで抗がん剤を2クール受けた後、放射線治療を右頸35回、左頸20回を受けました。
腫瘍のあったほうは、右側です。治療を受ける前に、放射線医から2.3年で味覚は戻ってくると
言われたそうで安心していたそうですが、先日、主治医の先生に味覚の神経は術後6ヶ月以内に戻らなければ、
一生味覚が無いままになると言われたそうです。彼女は、ちょっとパニックになっているので
本当に、そのように断定して先生が言われたかどうかは分かりませんが、
味覚の神経は、6ヶ月以内に戻らなければそれまでなのでしょうか?
ちなみに彼女は術後2ヶ月です。唾液もなかなか戻ってこないと嘆いていました。
もどってくる目安などはあるのでしょうか?
774様、お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。
(甲状腺癌のところに書き込みしたもののコピーです。)

137 名前: 774 投稿日:2004/09/07(火) 18:02
放射線療法、またその得失に関してはちゃしば先生がご専門ですので、一度
放射線スレなどでお尋ねください。
ただ、頭頚部領域の放射線療法後の口腔内粘膜炎や味覚障害は憂慮すべき
副作用として、その対策が臨床試験などで検討されています。
現在以下の3相試験が進行中です。
http://www.nci.nih.gov/search/ViewClinicalTrials.aspx?cdrid=67478&version=patient&protocolsearchid=966966
http://www.nci.nih.gov/search/ViewClinicalTrials.aspx?cdrid=68353&version=patient&protocolsearchid=966966
http://www.nci.nih.gov/search/ViewClinicalTrials.aspx?cdrid=69337&version=patient&protocolsearchid=966966
http://www.nci.nih.gov/search/ViewClinicalTrials.aspx?cdrid=355160&version=patient&protocolsearchid=966966
他、国立がんセンターHPの治療~放射線療法~副作用などもご参照ください。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/treatment/010706.html#08

138 名前: 13M 投稿日:2004/09/08(水) 02:53
774先生
ありがとうございました。ちゃしば先生に書き込みしてみました。
いつもありがとうございます。

139 名前: giko 投稿日:2004/09/13(月) 23:11
皆さんはじめまして。gikoと申します。
7月の中旬に母(69歳)の膵頭部に6cmのがんが見つかりました。
すでに肝臓に転移があり、余命半年と診断されました。下旬に
ステントを入れたのですが、十二指腸が狭窄していて担当医が
非常に苦労したそうです。食事がほとんど取れない状態で、日
に日に痩せてゆきます。今までGEM単剤の化学療法のみを行っ
てきましたが、2コースとも骨髄抑制のために3週目を中止しま
した。先週の内視鏡検査では、狭窄がさらに進んでいて十二指
腸と幽門がほとんど開いていないことがわかりました。今後は
腸にもステントを入れ、GEM+5FUで行くそうですが、おそらく
年は越せないだろうとのことでした。もう他に打つ手はないの
でしょうか?

140 名前: 774 投稿日:2004/09/14(火) 00:03
胃空腸吻合などのバイパス術がご検討できればとも思います。
十二指腸より肛門側小腸~大腸に狭窄がなければ少しは経口摂取
が可能となりQOLの維持につながるものと思います。もちろん
浸襲の少ない処置とはいえ、お母様の残存体力の問題もありますが・・・。
あとは局所放射線療法の併用などでしょうか。


141 名前: babyface 投稿日:2004/09/14(火) 01:08
初めまして
地元の病院ではステージ4の膵臓癌と判断され膵体部に腫瘍があり動脈や神経に癌が浸潤しており手術不可との告知を受けました。インターネットで色々な病院を調べ手術を受けれるか否かに金沢大学に診察してもらう事に診断結果は地元と同じ結果でしたが希望があれば手術は出来るとの事ですが10時間に及ぶ手術時間がかかり手術内容では手術中や手術後すぐ亡くなる可能性もあるとの話をうけました。現実を見せられたようで辛い気持ちです。再発の可能性もありますが少しでも生きる可能性があるのならば手術を希望します。ですが手術するか地元に帰り化学治療法にするか、どちらが良いのか迷っております。もし同じような経験がある方、ご意見御願いします。






142 名前: Hanako 投稿日:2004/09/14(火) 08:16
去年の9月に母が膵臓癌と診断され2ヶ月間入院中に化学療法GEMと放射線治療して
その後、通院で化学療法GEMの投与を行ってきましたが今年3月のCTで肝臓に転移が
みとめられ その後、TS1の薬を飲んできましたが 今月始めに腹水もみとめられ
お腹がパンパンに張って昨日、病院へ行ったら母のいないところで主治医から癌性腹膜炎と
言われました。現在の病院は、県内で車で1時間のところですが 主治医から地元の病院へ
転院を勧められました。その時は、ただ主治医の話にうなずくだけでしたが
「他にもう治療方はないのか?」と質問できませんでした。
腹水もかなり溜まってきて すぐに入院という形になるでしょうとも言われました。余命3ヶ月とも宣告されました。
この先どうしたらいいのか不安です。やはり地元の病院へ転院したほうがよいか迷ってます。
一日でも長く母を自宅にいさせてあげたいのが願いです。昨日は、利尿剤を処方されました。
もう、打つ手はないということなのでしょうか? 



143 名前: 774 投稿日:2004/09/14(火) 11:20
Hanakoさんへ
緩和医療にウエイトを置いて、少しでもお母様の苦痛を和らげることを
重視するか、癌性腹膜炎に対して、臨床試験中のCHPPや活性化自己リンパ球
療法などの治療を検討して行くかという選択になるものと思います。

144 名前: Hanako 投稿日:2004/09/14(火) 11:44
774先生 早速のお返事ありがとうございます。
緩和医療の方にウエイト置いて行こうと思っております。
母と家族と共に、一日一日を大切に過ごして行こうと思っております。
ちなみに 臨床試験中のCHPPや活性化自己リンパ球療法などの治療は、
どちらの病院で行っておりますでしょうか?当方、愛知在住です。


145 名前: 774 投稿日:2004/09/14(火) 11:54
CHPPは静岡県立静岡がんセンター・腹膜播種科、
活性化自己リンパ球療法は滋賀医科大学病院、和歌山県立医科大学病院
が高度先進医療の認定施設となります。認定施設ではありませんが、
お近くでは岐阜大学病院などでも行っていたと思います。

146 名前: giko 投稿日:2004/09/14(火) 21:08
774先生、レスありがとうございました。
今日、十二指腸に首尾よくステントを入れることができました。本人は腹部のモヤモヤ感が
解消して、スッキリしたと言っております。ただし、器具が擦れたために、風邪をひいた時の
ように喉が痛いとのことでした。これで食事ができるようになって、体力が回復できるといい
んですが。

さて、レス頂いたバイパス手術についてですが、食事がほとんどできない状態が長く続いた
ため、入院前に比べて母の体重は十数kgも減ってしまいました。かなり体力を消耗していると
思うのですが、手術はこの状態でもできるのでしょうか。

放射線に関しては、ちゃしば先生のHPにCF-IMRTで狭窄が消失した症例が紹介されていて、非
常に期待したのですが、もう既に放射線で対処できる段階ではないそうです。私はまだ諦め切
れないのですが。

147 名前: 774 投稿日:2004/09/14(火) 22:59
侵襲の少ないバイパス術とはいえ、高度の栄養障害、TP,ALBなどの
極度に減少している状態では、胃空腸吻合部での生物学的癒着が起こりにくく
創傷治癒機転も遅れやすく、縫合不全などの合併症~腹膜炎を併発する
恐れもありますので、状況によっては、今後、経口摂取や高カロリー輸液など
で栄養状態を十分改善してからということになる可能性もあります。
現在の栄養状態など詳細は外科主治医にお尋ねください。

148 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/15(水) 21:07
babyfaceさん
こんにちは。
うちの父は今年の3月にstage4bで膵臓尾部の摘出手術及び肝臓一部の摘出手術をうけました。
やっとめぐり合えた先生のもと手術をしていただきました。
やはり、手術前はやはり家族も父本人も不安な気持ちでいっぱいでした。
手術は大手術でしたが、半年を過ぎた今、父は肝臓に転移もなく、
毎日元気に会社へ行っています。膵臓を70%も摘出したのでインシュリンは朝晩かかせませんし、
週1で抗がん剤も続けていますが、今では術前と変わらぬほど元気です。
でも、これは父の場合であり、ほかの人とはやはり違うと思うので決してお勧めするわけではありませんが、もしよかったら参考にしてください。
膵臓70%、脾臓、左副腎、大腸一部、肝臓一部を摘出した大手術でした。

149 名前: babyface 投稿日:2004/09/16(木) 00:14
名無しさん@癌掲示板さん、ご返事ありがとうございます。結果として手術する方向に決めました。このまま癌が進行しても手術しなかったからと悔やむことがないように決心いたしました。これから手術するにあたって検査があるそうですが結果しだいでは手術できないかもと・・・
手術できるように祈る毎日です。参考としてどのあたりの病院でしょうか?心強い内容のコメントありがとうございます。

150 名前: ザ・シングルスマン 投稿日:2004/09/16(木) 09:36

babyfaceさん

私の母(現在58歳)も名無しさん@癌掲示板さんと同じステージ4bで
膵臓尾部の摘出手術を昨年の10月に受けました。

膵臓30%・脾臓・左副腎・大腸一部・胃一部を
摘出しました。

手術後半年くらいで門脈付近のリンパ節転移及び
多発性肝転移しましたが,

抗がん剤の影響でリンパ節の腫瘍は無くなり,肝臓の腫瘍も
1/4の数になり,現在は元気にスポーツジムで汗を流しています。

母は京都府立医大で手術を受け,現在も抗がん剤治療として
2週に1度同病院に通っています。



151 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/09/16(木) 14:44
膵臓癌の本人です。
医師より、「腺癌」ではなく「扁平上皮癌」かもしれないと言われました。
先日、上記分類の他に、
「浸潤性膵管癌」vs「粘液産生膵癌」があることを知りました。
これらの分類関係を把握したいのですが、ご存じの方はご教示頂けませんか?

152 名前: 774 投稿日:2004/09/16(木) 15:04
膵腫瘍の分類に関しては
http://akimichi.homeunix.net/~emile/aki/medical/liver/node125.html
をご参照ください。

153 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/09/16(木) 22:42
774先生、ありがとうございます!
お教え頂いたサイトでの分類は以下のようになっていました。

膵癌,膵臓癌

├─膵管癌,輸出管細胞癌
│  │
│  ├管状腺癌
│  ├粘液産生腺癌
│  ├乳頭腺癌
│  └嚢胞腺癌

├腺房細胞癌,細葉細胞癌

└島細胞癌

(1)素人の私にとって、
  この中に「扁平上皮癌」は無い様に見えるのですが、
  もしかしたら私は膵臓癌ではないかもしれないと診断されたという事でしょうか。

(2)「浸潤性膵管癌」というのは、上記図の「管状腺癌」とイコールと
  解釈してよろしいでしょうか。

(3)また「粘液産生(膵)癌」という表現と「粘液産生(腺)癌」という表現の違いが
  参照するサイトによってまちまちなのですが、
  どちらも同じことを言っているのでしょうか?

ご多忙の所、込み入った質問をして申し訳ありません。

154 名前: UTAKA◆xwBLFt7E 投稿日:2004/09/17(金) 03:27
随分前に載せようと思って、のせてなかったものです。
どうぞ
-------------------------------------------------
膵腫瘍の組織学的分類 
 1:上皮性腫瘍
 A:外分泌腫瘍
   a:奨液性嚢胞腺腫瘍
     a1:奨液性嚢胞腺腫
     a2:奨液性嚢胞腺癌

   b:粘液性嚢胞腺腫瘍
     b1:粘液性嚢胞腺腫
     b2粘液性嚢胞腺癌
        b2-1:非浸潤
        b2-2:微小浸潤

   c:膵管内腫瘍
     c1:膵管内乳頭腺腫
     c2:膵管内乳頭腺癌
       c2-1:非浸潤
       c2-2:微小浸潤
     c3:上皮内癌

   d:浸潤性膵管癌 
     d1:乳頭腺癌
     d2:管状腺癌  <--多い!
        d2-1:高分化
        d2-1:中分化
        d2-3:低分化
     d3:腺扁平上皮癌
     d4:粘液癌
     d5:退形成性膵管癌
        d5-1:巨細胞癌
        d5-2:紡錘形細胞癌
     d6:浸潤性粘液性嚢胞腺癌
     d7:膵管内乳頭腺癌由来の浸潤癌
   
   e:腺房細胞腫瘍
     e1:腺房細胞腺腫
     e2:腺房細胞癌

 B:内分泌腫瘍

 C:併存腫瘍

 D:分化方向の不明な上皮性腫瘍
   a:SC tumor
   b:膵芽腫
   c:未分化癌
 
 E:分類不能
 F:その他
 G:異型過形成

2:非上皮性腫瘍
   
--------------------------------------------
一般に膵臓癌 というと
  上皮性腫瘍
    浸潤性膵管癌
      管状腺癌 の高分化、中分化 のようです。

155 名前: UTAKA◆xwBLFt7E 投稿日:2004/09/17(金) 03:43
分類は、「膵癌取扱い規約」という名の書籍で規定されています。
「取扱い規約」には組織的な分類、部位別な分類、写真入説明や
進行の度合いなど書かれていてとても参考になります。

時々、改定されるので、
>>154の分類が変更になっる可能性もあります。

156 名前: UTAKA 投稿日:2004/09/17(金) 03:46
私のは第4版でした。
大きな変更は無いと思いますが最新は第5版のようです。>>加藤さん

157 名前: UTAKA◆xwBLFt7E 投稿日:2004/09/17(金) 03:53
>>153
島細胞癌とは、>>154の分類では B:内分泌腫瘍 に含まれると思います。

158 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/09/17(金) 22:55
UTAKAさま、情報ありがとうございます。
私は、
>d3:腺扁平上皮癌
の可能性が高いと診断されたのだと思います。
貴重な情報、心から感謝いたします。

159 名前: 134 投稿日:2004/09/29(水) 12:56
774先生。いつもご助言有難うございます。
父の再発膵癌は今の所落ち着いてくれています。

GEMを再開したのですが激しい副作用があり(どうも父にはGEMは合わないようです。)
現在は経口剤の5-FUのみを服用しています。
その他健康食品などをやってますがこれは・・と言う感じです。

父は現在仕事も続けており、毎朝ラッシュに揺られる程元気なの
ですが、痛みが出てくるのはいつ頃になるのでしょうか。
再発された方は一般的にだいたいどのくらいで痛みが出てくるの
でしょうか。

父は来年3月までは頑張って仕事をしたいと言っているのですが・・
家族としてはどうにか痛みをコントロールしてあげたいです。

160 名前: 774 投稿日:2004/09/29(水) 13:29
膵癌に特有な痛みの原因としては、腫瘍による膵管狭窄・閉塞による
続発性膵炎によるものと、腫瘍の腹腔神経叢浸潤によるものなどがありますが、
いずれも腫瘍の増大によるものです。もちろん腫瘍の部位によっては
比較的早期に症状が出現することもあります。痛みの出現時期は腫瘍の
部位や進行度合などにより、個人差があります。
膵炎による痛みであればメシル酸ガベキサートなどの蛋白分解酵素阻害薬の
使用が検討可と思います。
また、腹腔神経叢浸潤による痛みに対してはモルヒネの使用や、NCPB(腹腔神経叢ブロック)
の併用などでGEM以外の方法で対応していくことも可能と思います。

161 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/05(火) 00:11
膵がんの父ですが、GEMの投与を受けています。
高齢なため入院して治療を受けていますが、吐き気などの副作用
に悩まされています。
少しでも副作用を軽くしてあげたいのですが、クロノテラピーについて
詳しくご存知の方、また実行している方がいらっしゃったら、
お教え頂けないでしょうか。
GEMのように点滴の時間が短い抗がん剤の場合も、
効果が期待できるのでしょうか?


162 名前: 774 投稿日:2004/10/05(火) 11:41
クロノテラピーはEORTCのクロノテラピーグループを中心に、転移・進行大腸癌など
に対して臨床試験が行われています。国内でも同様で、5FU,プラチナ製剤を使用する
レジメンでの臨床試験的治療が進行中といったところでしょうか。
膵がんに対する試験としては転移・進行膵がんに対する5FU/CDDPによるクロノテラピー
でmulticenter randomized trial が行われていて、副作用の軽減などの報告が
得られている状況です。
http://www.asco.org/ac/1,1003,_12-002643-00_18-0026-00_19-001873,00.asp
現実的には、上記レジメンや、嘔気に対する支持療法の強化、GEMの使用量の再検討
などを含めてご検討いただければと思います。



163 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/05(火) 14:02
774先生、どうもありがとうございました。
シスプラチンのように吐き気が出やすい薬を使わなければならなくなった時に、
参考とさせて頂きます。
現時点では制吐剤を検討した方がよさそうですが、
5HT3拮抗薬(カイトリル、ゾフラン、セロトーン、ナゼア、ナボバン)などが良いのでしょうか?

164 名前: 774 投稿日:2004/10/05(火) 15:19
レスされている薬剤を使用することが一般的です。
他、ステロイド、ドーパミン拮抗薬なども使用されます。
5HT受容体拮抗薬は抗がん剤の直前投与が効果的です。
また、GEMは30~60分以上かけて点滴することで副作用が増強
しますので、再度ご確認ください。

165 名前: 774 投稿日:2004/10/05(火) 15:36
追記
もともとの嘔気が薬剤性のものとしてレスしておりますが、膵がん
による上部消化管圧迫・狭窄、腹膜播種による腸管狭窄などの通過障害
で嘔気、嘔吐の症状が現れていることもありますので、合わせてご確認
ください。
その場合は可能であればバイパス術、胃管挿入、胃ろう、腸ろうなど、
通過障害の回避を検討する必要性もでてきます。

166 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/06(水) 12:31
774先生、ご丁寧な解説をどうもありがとうございました。
すべての医師が先生のように患者の利益を最優先に考えてくれたらと願うばかりです。


167 名前: giko 投稿日:2004/10/07(木) 18:40
皆さんお久しぶりです。母の膵癌という診断が覆りました。新しい診断は形質細胞性
腫瘍です。

7月の下旬に胆管ステントを入れた時に組織を取るつもりでいたのですが、腫瘍が大き
すぎて採取できず、ずっと膵癌という前提で治療を続けていました。それが先週の腹
水の検査で、形質細胞性腫瘍と確定されたというのです。

現在は週に一回、タキソールとステロイドで治療をしています。一時は僅かとはいえ
固形物を食べられるまでになったのですが、十二指腸に穿孔が起こってしまい、今は
高カロリーの点滴を受けています。そのため血糖値が異常に高くなっています。穿孔
はもう塞がったそうですが、下血があり輸血を受けています。腹水はもうたまらなく
なりました。

結果的に、形質細胞性腫瘍としての治療は完全に出遅れてしまいました。一般的には
膵癌よりも予後は良好なようですが、既に体重が十数キロも減っており、今後の治療
に耐えられるか心配です。



168 名前: babyface 投稿日:2004/10/07(木) 19:15
141のものです。本日、金沢の大学病院から北海道に帰ってきました。やはり大学病院でも膵体部にある膵臓癌が
動脈や静脈に絡んでいた事で血管の再建が難しく手術をすると化学療法に比べ寿命が短くなるとの事で手術を諦め帰ってきました。
明日からは地元の病院にもう一度、戻り化学療法を行う予定です。






169 名前: ひめ 投稿日:2004/10/08(金) 12:10
彼が膵臓癌です。
癌と宣告されてから7ヶ月経過しました。手術も肝臓に転移があり開腹するだけの
手術でした。今はGEM投与の抗がん剤治療を始めて3ヶ月経過しましたが、体重の
著しい減少と激しい下痢と便秘に悩まされ、苦しいだけの毎日を過ごしています。
現状維持のみの今の治療に生きていても何もできない家に居るだけの生活の為に
辛い苦しい思いはしたくないと言います。確かに好きな事もできずに一日が過ぎる
のを待ちその繰り返しでは、彼の言うことも理解できます。かける言葉もみつから
ない、何もしてあげられない、そんな時どうしたら良いのか…


170 名前: aaire 投稿日:2004/10/11(月) 20:08
ひめさんへ     私の母も「このままでいたくない」「もう頑張れない」とか言ってましたが、生きている間に少しでも「気持ちいい」瞬間を味わってくれたらと思い、手や足のツボ押しやマッサージ、お風呂にはいれなかったので洗面器で足湯をして上げたり・・・。医療行為や治してあげることは私では出来ないけど、家族や親しい人だからこそ出来ることは沢山あると思います。頑張るのではなく、一緒に居て話を聞くだけでも良いと思います。時間の共有こそ大事なのではないでしょうか。

171 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/13(水) 00:02
濡れ手拭いをビニール袋に入れてレンジでチンすると
蒸しタオルになっていいですよ。
顔とかサッパリして。
レンジは病院の食堂や
給湯室とかにあるハズです

172 名前: やすよ 投稿日:2004/10/13(水) 10:48
おじさんが去年の12月に膵臓がんだと分かり、手術も出来ない
ようで自宅で静養していましたが腹水が溜まり入院するみたいです。
この様な状態になると後どのくらい生きれるのですか?
まだ、して上げたいことがいっぱいあるので・・・
詳しい方よろしくお願いします。

173 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/17(日) 13:56
東大医科研、膵臓がんを発症・悪化する遺伝子発見

 東京大学医科学研究所の中村祐輔教授らは膵臓(すいぞう)がんの発症や
悪化の原因になるとみられる遺伝子を発見した。
この遺伝子を標的にする薬ができれば、がんの進行を防げる可能性があり、
有望な新治療薬の開発へ手掛かりになる。
 膵臓がんは早期発見が難しく、外科手術では治りにくい
。既存の抗がん剤では副作用が表れやすいことが課題になっている。

 研究チームは膵臓がんの細胞をDNA(デオキシリボ核酸)チップと呼ぶ分析機器で調べ、
特に強く働いているがん遺伝子を特定。
この遺伝子の働きを妨げると、がん細胞の増殖を抑制できることを実験で確かめた。

[2004年10月15日/日経産業新聞]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20041014e001y06314


174 名前: ひめ 投稿日:2004/10/17(日) 22:32
aaireさんへ
ありがとうございます。
同じ悩みで辛く苦しんでいる人たちがたくさん居ることが、良くわかりました。
自分だけではないんだと言い聞かせてはみるのですが。。。
でも、その日をむかえるのが刻々と近づいてきていることが、怖くて耐えられなく
なります。本人は計り知れない恐怖と闘っているんだと痛感してます。
やすよさん
私の彼も、腹水がたまり始めたようです。
私も腹水がたまり始めたことによって、今後どのようになるのかどの程度で入院に
なるのか知りたいです。
どなたか教えてください。

175 名前: SSS 投稿日:2004/10/17(日) 23:12
治療のレスにも書き込みしています。
反応ないので重複お許し下さい。

未承認薬の「ZOON CAN」について情報をお持ちのお方いませんでしょうか?
免疫療法に所属するらしいのでが膵臓癌への奏効率70%と聞きました。
ただしその内容が不明です。腫瘍の縮小なのか、食欲や倦怠感、痛みなどの体調の改善という
ことなのかどうなんでしょう?
ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。


176 名前: komati 投稿日:2004/10/28(木) 23:01
教えてください!  先日もカキコさせていただきました。父が癌(膵体部)と知り二週間がたとうとしております。父の初めてのGEM投与の日、主治医と初めて話をしたのですが…MRIでみると腫瘍がみられるのに、血液・膵液…etcすべてにおいて癌を示す値なりが出てこないと言うのです。これはいったい何が考えられるのでしょうか?主治医からは決定打がみつからないから細胞の検査をしてみては?と言われましたが…それはリスクなどがあるのでしょうか? 知っていらっしゃる方ぜひ教えてくださいm(u_u)m

177 名前: ひめ 投稿日:2004/10/29(金) 09:53
教えてください。
GEM投与4サイクルが過ぎました。便秘がひどく毎食後の軟便
剤と排便時に座薬と浣腸を繰り返す日々ですが、半日、1日
かけてやっと少しの硬い便が出るだけです。
かと思いきや 激しい下痢が起こります。
しろうと考えですが、座薬と浣腸を繰り返すことによる薬の
効果がずれて倍増して激しい下痢をおこすのでは。。。と
でも便秘の苦しみから少しでも早く逃れたいと薬に頼らざる
をえず、便秘・下痢の繰り返しで心身ともに消耗しています。
何とか、激しい下痢だけでも抑えることができたらと思うの
ですが、どんなことでも良いです。
少しでも楽にさせてあげたいのです。教えてください。

178 名前: 774 投稿日:2004/10/29(金) 15:52
下痢だけであればロペミン、タンナルビン、リン酸コデイン、
アヘンチンキなどを支持療法として使用することが多いと思いますが・・・。
頑固な便秘を併発する場合は上記薬剤、特にロペミンなどの使用で、
麻痺性腸閉塞など重篤な副作用を引き起こす可能性もありますので、
注意が必要です。
主治医もその辺で思慮されているものと思います。

179 名前: ひめ 投稿日:2004/10/30(土) 18:41
774さま
早速のお返事ありがとうございます。
本当に涙が出るほど、心強く精神的に助かる思いで一杯です。
下痢に対するお薬は無かったと思います。確かめてみますが。
この2.3日は便秘となってます。それもかなりひどく、
自力では排便出来ないほどです。座薬、浣腸もききません。
肛門まで硬いものがあり、座ることもままならぬ状態です。
指で触れることができるのですが硬く奥に引っ込んでしまう
ようです。
とても苦しく辛いと本人が訴えていますが、どうしたら
良いのでしょうか。。。
この様な症状は一般的なんでしょうか。
癌が腸に転移したのでは。。。と本人は心配してますし
他に何がかんがえられますか?
とにかく今の苦しみからちょっとでも良いのです。
楽にさせてあげたいのです。
何とか楽に排便ができる方法はないのでしょうか。
教えてください。

180 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/10/31(日) 21:21
10日ほど前、母が膵頭部ガンで膵頭十二指腸切除手術を受けました。腫瘍は取れたのですが、血管と神経が硬くなっていたと言われました。まだ病理は出ていませんが,三日ほど前から母が背中が痛いと言い座薬を貰っているようです。これは神経に転移しているということでしょうか?神経に転移した場合の治療法はないのでしょうか?

181 名前: タカ 投稿日:2004/11/01(月) 01:59
実は父(65歳)が膵臓癌で肝臓にも転移しています。3ヶ月前から胃が痛いとの事で4ヶ所も病院(胃腸科)をまわり癌が見つかりました。医師によると手術、放射線治療はできず、ジェムザールでの治療になるとのことです。父はすべて知っており、覚悟も決めたと言っていますが私は癌センターなどでの検査をすすめていますがもしよろしかったら何かアドバイスをもらえませんか?無知な質問ですみません。

182 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/01(月) 05:56
>>180さん
>血管と神経が硬くなっていた

 「繊維化」のことだと思います。


183 名前: <削除> 投稿日:2004/11/03(水) 00:34
<削除>

184 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/03(水) 19:40
*********************************************
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止します
*********************************************



185 名前: ブラザーサン 投稿日:2004/11/07(日) 01:22
74歳の母は今年3月に膵癌で十二指腸膵部頭切除手術を受けました。
最近の血液検査でGOTが61、GPTが46、γ-GPTが304に上昇し、アミラーゼが44に低下しました。
再来週に再検査を受けることになりましたが、再発がとても心配です。
持病にC型肝炎を持っていますが、やはりこれは再発の可能性が高いということでしょうか?
どなたか教えてください。


186 名前: せん 投稿日:2004/11/08(月) 18:08
父は末期膵癌で肝転移もあります。現在愛知県ガンセンターにて
抗がん剤治療を受けておりますが、腫瘍マーカー値を見る限り現在の治療であるジェムザールの単独投与では
殆ど効果がありません。しかし現病院ではGEM単独投与以外はするつもりがないとの事ですので、
愛知県、岐阜県近郊で多剤併用療法(PEFG療法等)を受けれる病院を教えていただけないでしょうか?

187 名前: カケル 投稿日:2004/11/08(月) 23:25
こんばんわ。いつも拝見させていただいているカケルという者です。
父(48歳)が2月に黄疸が出て埼玉医科大学医療センター入院
4月に膵頭十二指腸切除と門脈切除・再建、胃を半分取る手術をしました。
術後はジェムザールを一週間に1回を3週、1週休みを1クールとして投与してもらっていたのですが、1ヶ月ほど前にDupan-2の数値が上昇しているということで検査入院。
検査結果から(MRIでもやが見えた?とのことで)再発の可能性ありという事でジェムからTS-1+CDDPに先週から切り替えました。
Dupan-2の値が6月退院時に1200、9月に4000、10月の検査入院時に14000と上昇してきました。
手術前も他の数値は上がらず、Dupan-2のみ上昇していました。

食欲が検査入院前から無かったにもかかわらず、TS-1投与に伴い殆ど口に出来ないほどに。
また、術後からずっと背中と胸が痛いと言っており、同じくTS-1投与あたりからその痛みが増して起き上がれないほどになってしまいました。

TS-1が原因で背中と胸が痛くなることはあるのでしょうか?
また、本人は背中と胸の痛みをずっと訴え続けているのですが、何が原因か主治医の先生も見当がついていない様子です。
体力的にTS-1を続けられないので、中断して他の方法に移りたいと考えていますが、何か策は存在するのでしょうか。

長文・質問が多く申し訳ございませんがよろしくおねがいします。




188 名前: 335 投稿日:2004/11/09(火) 13:49
母が膵臓癌といわれ落ち込んでいたのですが皆さんがんばっておられるのを読んで元気がでてきました。

189 名前: babyface 投稿日:2004/11/13(土) 00:08
母が膵臓癌で現在、ジュムザールの点滴を自宅から病院に通い週に1回の間隔で3回程受けています。副作用で点滴をうってから2、3日に吐き気が1日、2回程あり食事が健康な時に比べ減っています。見ていてとても心配です。飲み薬の吐き気止めを飲んでいるんですが日々変わりはあまりありません。本人は頑張って少しでもご飯を食べています。どうか
吐き気を軽減させる方法や体に優しい食事方法があればアドバイス宜しく御願いします

190 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/13(土) 08:17
>>182さまありがとうございます。先日、病理の説明があり、やはり、血管、神経に侵潤してるとのことでした。リンパ節にも転移がみられ、手術前はステージ3、もしくは2に止まれるかと思ってましたが、結果は4aでした。術後、何のガン治療も行われず、今後も痛み止めだすくらいで、積極的治療は行わないようです。神経には治療方法はないのでしょうか?

191 名前: london 投稿日:2004/12/15(水) 09:51
70才になる家族が胃の不調を訴えて11月半ばにCTをとったところ、
すい臓に4.5cmの腫瘍があるといわれました。ドクターによると、90%
悪性で手術はできないあと1年などといわれてしまいました。
そこで、12月頭にがんセンターにそのCTを持っていったところ、
やはり‘大きい、手術はできない、100人に一人しか‘などと
本人の目の前で言われてしまいました。
ところが、もう一度そこでCTをとったところ、
場所の確定ができないとのこと。
すい臓なのか、十二指腸なのか、其の間なのかわからないので、
開腹して確かめるとのこと。
ところが、手術は予約待ちで1月下旬あたりになる予定です。
手術ができない大きさといわれているのに、場所の確定だけの
手術を2ヶ月も待つ間に、何も治療をしなくても大丈夫なのか
とても不安で心配です。
其の間に大きくなったら・・・
こういうことは通常他の病院でもあることなんでしょうか?
この間になにか治療をしなくても良いのでしょうか?
また何かできることがありましたら、教えてください。
質問ばかりですみません。よろしくお願いします。

192 名前: あい 投稿日:2004/12/15(水) 20:40
母が検査入院中です。
まだ最終結果は出ていませんが、お医者様からは
ほぼ膵がん(しかもすでに進行している)で間違いないだろうと言われてしまいました。
母は前々から胆石があったらしく、
私が読んだすい臓の本には「胆石が原因になるのは急性すい炎」
との事だったので、
未だに癌ではなく急性すい炎なのではないかという希望が捨て切れません。
最終結果は今週中にも出る予定で、今はただただ祈るばかりです・・・

193 名前: あおひげ 投稿日:2004/12/19(日) 05:18
なるべく、多くの人に声かけて、知識を持ち、時間をかけて何度も医師に説明を受けてください。あなたの言う、膵炎、膵癌と石(腫瘤を含む)の話はとても重要なのです。膵癌規約上の確定診断・その根拠(CTやエコーの画像、血液検査等)に始まり、手術適応の有無、手術内容、術前術後の治療法(化学療法・放射線療法等)、成功率(5年生存率等)・失敗率(術後院内死等)、術後合併症・感染症、退院後の治療・・・。医者の説明をテープに録るくらいの気持ちを持ってください。いえ、録るべきです。いぶかり、拒否する医師なら転院すべきです。これらの質問に明確に誠意を持って答えてくれる医師なら幸いです。今、母上の命を左右するのは主治医とあなたなのです。祈る前に、やるべき事、出来る事をしてください。この間に、医師と渡り合えるくらいの猛勉強をしてください。そうすれば、必ず、母上がきっと喜ばれる結果となります。あなたも一生、後悔する事もありません。頑張ってください。


              

194 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/19(日) 06:27
どこのがんセンターですか?開いて、場所を確かめれたなら・・・手術できるのか?してしまうのか?マーカーはどうなのか?悪性の根拠は?部位も不明とは酷いセンターです。お宅も勉強していい病院へ行きましょう。

195 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/12/19(日) 10:13
>>191
ただ見るだけの「試験開腹」でしょうか?
開腹して何をどうするのかをちゃんと尋ねたほうがいいですよ。
開腹しない場合の処置。
開腹して場所を確かめた場合の処置。
その同様な処置を、開腹しないで処置した場合。

開腹した際に、「術中照射」するのか、しないのか?等々

膵臓癌は、開いて閉じただけの「開腹試験」で終わって、、、
ってことも多いようです。


196 名前: あい 投稿日:2004/12/19(日) 20:35
あおひげ様、有難うございます。
母はすい頭部の癌で
できるだけ早く手術を受ける事となりました。
私も少しでも知識を増やそうと
毎日インターネットや本などで勉強しています。
あおひげ様のアドバイスもとても参考に、そして励みになりました。
母も「絶対頑張る!」と言っていますし
私も父も全力で立ち向かって行きます。
本当に有難うございました!

197 名前: hiro 投稿日:2004/12/20(月) 14:25
長文失礼します。
70才になる父が、11月22日に膵頭十二指腸切除術を受けました。
残念ながら非治癒切除でしたが、術後1週間後には以前と変わらぬ笑顔を見せてくれていました。
しかし、胃のチューブを抜いた日の夜中に胃液を随分あげてしまい、それが元で肺炎になってしましました。
12月3日には、MRSAに感染している事が分かり別室に移動しました。

タンを出すのが大変なのか、今現在おも湯も始まらず、笑顔も無く、
ベットの上で自分の身体を動かせない程衰弱しています。
首の向きさえ動かすのが大変なので、TVも見ず、ボーっとしています。
看護婦さんの手を借りての歩行練習も日に日に距離が短くなってしまい、
先週金曜日からリハビリを始めましたが、自力で歩けるようになるのか
とても不安です。
どなたかお話をお聞かせ下さい。お願い致します。


198 名前: あおひげ 投稿日:2004/12/22(水) 03:39
ベッドはなるべく立てている方が良いでしょう。フラットにしてると誤嚥しやすく肺炎へつながると思います。誤嚥しにくい食べ物、なめらかな食感の物、胃につるんと落ち込む物を選択してはどうでしょうか?どうしても開腹すると、口呼吸になりこれまた気道感染から肺炎になるようです。膵癌手術は困難でリスキーです。MSRA感染がどこから判明したのでしょうか?タン?気道?血液?ドレーンの排膿?いずれにしても、バンコマイシンの投与をされているはずです。免疫を高めなくてはいけませんね。どうして開腹のみで閉じたのか?転移があったのでしょうか?膵癌抗癌剤ゲムシュタビン投与されてるのでしょうか?思いきって、主治医に今後の見通しと治療方針を尋ねてみてはいかがでしょうか?あなたの不安を少しでも解消してください。お体大切に。

199 名前: hiro 投稿日:2004/12/22(水) 10:30
あおひげ様
有難うございます。父は9時間をかけての手術を受けました。
手術前の医師の話ではステージ1だったので喜んでいたのですが、
手術後の話で「かん動脈にくっついていた癌をこそいで取った。ステージ4a」との事。

GEMの集中投与は今の状態では無理なので、退院後に外来で週一で投与していく予定です。
昨日からお茶を少しづつ飲んでいるようです。
70才になっても家でじっとしていられず、毎日アルバイトをしていて、体力もあり身体も丈夫だったはずですが、
本当に大変な手術なのですね。
みなさんもがんばりましょうね。

200 名前: あおひげ 投稿日:2004/12/29(水) 08:19
術前の診断ST1と術後のST4aは大違いですね。5年生存率が大きく違ってきます。肝動脈浸潤は術前把握は出来なかったのでしょうか?血管浸潤を見過ごしていたのですか?開けてみて分かったのでしょうか?そして、手術を強行したのですか?不可解です。この際、主治医に説明を求め、今後の見通し、治療方針を尋ねた方が良いのではないでしょうか?真剣に、父上の予後が案じられます。774氏に尋ねては? 
年度末、みなさん、お体大切に。

201 名前: 加藤一郎 投稿日:2004/12/30(木) 12:15
今年の初頭に3cm径の膵臓癌を告知され手術を強く勧告された者です。
この1年、本掲示板でいろいろな情報と知恵そして勇気を頂きました。
深く感謝しております。
いろいろ試した1年後の今、ついに手術不要の診断を主治医から頂きました。
闘病記をしたためましたので参考にして頂けると幸いです。
癌リンクに掲載して頂きましたので、そちらからアクセスしてみて下さい。
「闘病記」→「思索の散歩道」です。
私の質問に親身に回答して下さった皆様、本当にありがとうございました。

202 名前: babyface 投稿日:2004/12/30(木) 22:09
母が最近不調で悩んでおります。今年の9月に膵臓癌と告知され地元の病院で手術出来ない為、10月に金沢大学に手術を希望しましたが血管に浸潤している為、手術は無理との事でした。
10月下旬から11月中旬まで地元に入院をしジュムザールを(3週連続1週休み)受けていましたが、その頃から吐き気と食欲不振が続きました。最近は吐き気が大分治まったのですが眠気と
食欲不振が酷くなり、朝、昼、夜と、ご飯2口とおかず1、2品しか食べれず、昼間も横になり寝てばかりです。酷いときには食べながら寝ています。痛みに関しては痛み止めを飲んでいますが
普段でも少し痛みがあるようです。たまに夜中に痛みが酷く起きている時もあります。そんな母を見るのが辛く助けてあげたいのですが食欲不振と痛みを特に改善してあげたいです。何かお知恵を
拝借できれば幸いです。


203 名前: hiro 投稿日:2005/01/02(日) 23:55
>>200
ご心配有難うございます。774氏にご相談とはどうすれば良いのでしょうか?

ここまで来るとスレ違いなんですが、今日は看護婦さんより「介護認定を受けましたか?もう元のように
動けるようにはならないので、その辺を考えていきましょう。パーキンソン病の症状が出ていますから、
休み明けに検査をします」と言われました。

父は10年位前からリュウマチの薬を飲んでいました。その病院で癌の検査を受けました。
その間飲食不可時は点滴に入っていたのですが、今の病院へ転院後は全く服用していません。
この事は無関係でしょうか。

相変わらずおもゆも飲めず、体は曲がって力が入らず、何の治療も受けられず、
どうしてよいのかわかりません。


204 名前: アシクロビル 投稿日:2005/01/09(日) 02:22
母は今、ジュムザール単体での治療を自宅から通いながら抗癌剤をしています。それと同時に痛み止めを3種類、痛みの頻度に分けて使用しています。1つはボルタミン、2つ目はオキシコンチン、
3つ目はオプソ内服液です。痛みにより使い分けています。これらを使用してから眠気が酷く24時間中、23時間は寝たきりです。食事も喉が通らなくなり一握りの物しか受付けません。医者に相談し
カロリーが高い飲料物を貰って少し飲んでいます。又、痛みも除々に酷くなり痛み止めを倍にして飲むように薬剤師に指示され飲んでいます。薬剤師に因ると眠気は痛み止めに慣れると眠気がなくなるとの
事なのですが本当なのでしょうか?倍に使用する事により眠気が一層、酷くなる気がしますがどうなのでしょうか?

205 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/01/09(日) 16:09
鎮痛剤の量が増えると眠気も増します。これは仕方のないことです。
痛みだけをとる薬はありませんが、痛いくらいなら眠い方が患者さんにとっては
楽ではないでしょうか。
ボルタレンはあまり眠気は出ませんが、乱用すると胃潰瘍などの副作用が
あります。
がんばってください。痛みを取ることを最優先にする事をお勧めします。

206 名前: アシクロビル 投稿日:2005/01/09(日) 19:11
名無しさん@癌掲示板さん、ご返答ありがとうございます。家族としてはただ見守る事しか出来ないので
とても心配です。もう1つの心配は食欲がとても無い事です。あまりにも食欲が無くもっと食べて欲しいの
ですが、やはりこちらも本人の気持ちしだいの量で宜しいのでしょうか?やはり無理にでも頑張って食べた
方が宜しいのでしょうか?

207 名前: hiro 投稿日:2005/01/13(木) 11:31
>>203 のhiroです。
これから手術をする方にも関係があるようなので、中間報告をします。

1/5に神経内科を受診した所、睡眠薬(セレネース)を1ヶ月点滴に入れていたことが分かる。
「これを止めて様子を観ましょう」とのことだったが、1/8あたりから右手が利かなくなり
1/12神経内科再受診。「軽い脳硬塞かもしれない。MRIを撮りましょう」となりました。

手術前の承諾書に書いてあったけど、主治医からは12/9時点で
「もう大きな合併症の心配はない」と言われていたのでショックですが、
原因が分かりそうで、ホッとしてます。




208 名前: あい 投稿日:2005/01/20(木) 22:24
母が昨年12/24に膵頭十二指腸切除手術を受けました。
順調に回復していたのですが
1週間程前から食べたものを吐いてしまうようになり、
昨日今日は絶食となりました。
母が主治医の先生に聞いたところ、
「胃が腫れている」と言われたそうです。
このような状態は術後よくある症状なのでしょうか?
ご存知の方がいましたら、ぜひお話をお聞かせください。
宜しくお願いします。


209 名前: 774 投稿日:2005/01/21(金) 15:17
術後吻合部狭窄や癒着性腸閉塞による上部消化管通過障害の
可能性があります。もちろん主治医は、十分ご承知の上、対応
されているものと思います。

210 名前: あい 投稿日:2005/01/21(金) 17:08
774様
ありがとうございます。
この症状が出たという事は
転移・再発が起こった可能性もあるのでしょうか?
また質問で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。


211 名前: 774 投稿日:2005/01/21(金) 18:01
術後吻合部狭窄や癒着性腸閉塞は手術という医療介入そのものに基づく
術後合併症で、転移・再発とは基本的に無関係です。

212 名前: あい 投稿日:2005/01/21(金) 21:57
774様
早々にご返答頂き有難うございました。
転移とは基本的に無関係との事で、
ほんの少し安心しました。
もちろん術後合併症も大変な事ですが・・・
母は日曜まで絶食する事になりました。
焦らずに回復を待とうと思っています。

213 名前: 患者のおとうと 投稿日:2005/03/09(水) 23:06
はじめまして。患者のおとうとです。
1週間ほど前に姉が膵臓(頭部)癌と診断されました。
肝臓・リンパ球には画像を見る限りでは転移が認められない。
ただ、膵臓の裏側の組織には気になる影がある。進行度合いは
ステージⅣaということでした。
黄疸はよくなったのですが、至急手術の必要があるとのことですが、
5年生存率が10パーセントといわれると、家族としては果たして外科的手術は最良の策であるのか不安になります。
35歳の姉で子供がまだ9歳・6歳ということもあり、根治の可能性を求めたいと思っております。
セカンドオピニオンの希望を出し紹介状は頂き、他の病院での診断は受けることになりましたが、今後の治療法について
大変迷っております。今はいろんな情報を頂きたいので書き込みさせていただきました。
どんな情報でも構いませんので、参考意見・情報 教えてください。
ぜひ、宜しくお願いします。
ちなみに今済んでいるところは千葉県です。


214 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/09(水) 23:32
手術後の5年生存率が10パーセントとのことですが、
手術しなければ、5年生存率は、皆無に等しいでしょう。
もしろんこれは、一般論ですし、
予想に反してよい結果となることもあれば
不幸にして最悪の結果となる場合もあります。
手術する病院の症例数をよく尋ね、再発転移を防ぐ目的での
術中照射や2チャンネル化学療法に類することやるのかどうか、
納得のいく治療をうけてください。

>至急手術の必要
 との、こと。 セカンドオピニオンなどで迷うあまり、せっかくの治療の機会を逃すこともあります。
切除不能となれば、余命3ヶ月、6ヶ月と宣告されます。
急いで過去の書込を読み、沢山の情報を早急に得てください。
ここには、過去4~5年の情報があります。猶予はないです。

215 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/10(木) 13:29
214さんに同感です。

手術適応ならば、
可能な限り早く手術を受けたほうがいいです。

216 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/10(木) 14:07
患者のおとうとさんへ。

手術という選択枝のある、あなたの御姉様が正直、羨ましいです。

率直な感想です。

217 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/10(木) 16:59
ステージⅣの診断ということで間違いがなければ、手術の内容をきちんと確認されたほうがいいと思います。

218 名前: 患者のおとうと 投稿日:2005/03/10(木) 22:47
名無しさん@癌掲示板さん方へ
御意見ありがとうございます。
Drのムンテラをきくまでは自分の中では悪いことしか考えていませんでした。
「根治の可能性はありますか?」
と伺い、「あります」といわれたとき…
可能性(パーセンテージ)は、はっきりしなくても
0ではないことが、救いでした。
セカンドオピニオンで手術が1週間遅れたら致命傷になるかの質問に「大丈夫」との回答で
他院の診断も仰ぐとの決定をしました。
また、手術をしないで放射線治療をしていくという選択肢も捨て切れません。
若いだけに進行は早いということは理解しているのですが…
今までの書き込み参考にさせていただき、参考にさせていただきます。
本当にありがとうございます。
また、宜しくお願い致します。

219 名前: マカオ 投稿日:2005/03/16(水) 07:38
重粒子線治療は、膵ガンでは治療、出来ないのですか?詳しく教えて下さいm(__)m

220 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/17(木) 14:01
基本的には、手術で取りきれないような癌は重粒子線では治療できません。
あくまで重粒子線は手術で簡単に取れるような癌を、手術をしないで治療
できる可能性がある、という程度のものです。

細かいことを言い出すときりがないですが、一般の方の理解としてはこういった
感じが適切だと思います。決して、従来の方法を越える魔法の治療ではありません。
あくまで放射線療法の一変法でしかないと思ってください。


221 名前: マカオ 投稿日:2005/03/17(木) 14:43
おちゃさん ありがとうございます!素人の私にも、判りやすい説明でm(__)m

222 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/23(水) 03:14
重粒子線ですが、おちゃさんのおっしゃるよりは希望のある療法かと思いますが。
可能性があると言った方がいいですか…
手術での切除不可能の膵臓がんに対する局所療法としては、
今後、選択肢になりえると思うのですが?


223 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/23(水) 13:21
主要脈管浸潤があるなどの場合、仮に無理に切除しても転移が出てくるために
手術適応がありません。技術的に取れないと言うより、取っても意味がないこと
が圧倒的に多いのです。

従って重粒子線も効果はないと考えられます。


224 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/29(火) 15:23
主要脈管浸潤があり手術が適応にならず重粒子を検討している家族です。
今現在は遠隔転移はないという事なのですが
たとえ転移が出てくる可能性が高くても、
原発が抑えられているのと無いのでは違いは無いものなのでしょうか?
素人考えでは、どうせ転移してしまっても、原発が無い、
もしくは死んでいるほうがまだいいのではないかと思ってしまうのですが。


225 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/29(火) 18:33
問題は、たとえば上腸間膜動脈浸潤例に手術適応がないのは、
手術して取りきったとしても結局転移が起こってくるからです。
そして、原発巣を取っても寿命が長くならないことが証明されて
いるのです。

では重粒子線はどうか、やるだけやって寿命がのびるないという
結果になる可能性が残念ながら相当にあると思われます。
大学の研究レベルでやる治療であって、高度医療として患者さんに
負担させてまでやるのは、効果がはっきりしない現時点では詐欺に
近いと思います。

そこまでご納得の上なら、トライしてみるという選択枝はもちろん
あります。


226 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/29(火) 18:57
おちゃ様
迅速なお答えを頂き、まことにありがとうございます。
冷静な見解を頂き、盲目的に走る気持ちにブレーキがかかりました。
感謝いたします。
きちんと調べて慎重に検討したいと思います。

が、しつこく申し訳ないのですが、
膵臓以外の部位では、転移癌も手術の適応になるところもありますよね。
今まで複数回手術したという方もざらです。
膵臓では転移、浸潤がある場合の局所療法による延命が見込まれないというのは
他臓器癌に比べて、
転移のスピードが速いので手術では追いつかない、
また、抗がん剤も効きにくい、といった理由でしょうか。

他臓器癌についてはまったく不勉強ですし、にわか知識の質問で大変申し訳ありませんが、
腺がん全般に言えることなのでしょうか。




227 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/30(水) 00:38
有名なのは、消化管癌の切除可能な肝/肺転移については手術適応があります。
ある程度の確率で治癒や長期生存が望めるからです。このような証拠のある物
については進行例でも手術適応があります。

・腫瘍の性質として、同時多発転移でないことが決して少なくない。
・肝臓や肺がトラップ臓器になっているため(特に消化管は肝臓と肺のダブルで
血行性に流れてきた癌細胞をトラップ、全身への転移を防ぎやすい効果がある)
・致命的部位への転移が少ない
このような腫瘍は、転移を起こしても手術により予後が改善する可能性があります。


膵臓がなぜここまで悪性度が高いのか、被膜がないためにすぐに腹膜播種を起
こしやすいなど幾つかありますが、それだけでは説明がつかないと思います。

なぜなのか、転移のスピードも、成長も早いものが多いのが膵臓ガンです。
手術自体の成績も悪すぎますし、切除不能例の経過も本当に早いことが多い
のです。転移も肝臓への多発転移が多く、それが生命予後を規定することが
少なくないのです。


228 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/30(水) 00:46
ただし、たとえば後腹膜への局所浸潤だけが手術不能の要因であるのなら、
重粒子線で治療ができる可能性も出てきます。

その辺はケースバイケースですが、いずれにせよ実験段階であり、化学療法
のような深刻な副作用は少ないとはいえ、実験段階治療はイレッサのような
ことが十分ありうる、いや、むしろ効果がなくてそのまま消えていく「新治療」
の方がはるかに多い、ということはご理解下さい。その上で、御意志あれば
大きな時間的経済的負担などない状況での治験に参加されること、医療関係者の一員として
可能性の追及をお願いしたいと思います。


229 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/30(水) 01:04
もう一つデメリットは、重粒子線治療中は通常の化学療法ができない点です。
ジェムザールも投与法が改善されつつあり、併用療法等で従来以上の効果が
ありうる状況になってきました。そういったエビデンスのある治療法ではなく
エビデンスの不明な治療法に賭けるという側面もあります。


230 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/31(木) 00:00
おちゃさま、ご返答ありがとうございます。


・肝臓や肺がトラップ臓器になっているため(特に消化管は肝臓と肺のダブルで
血行性に流れてきた癌細胞をトラップ、全身への転移を防ぎやすい効果がある)

このトラップ臓器のくだりは初めて聞きました。
多臓器癌で、肺、肝の転移がストッパーになる場合があるのですか?
もう少し詳しくご教授いただけると嬉しく思います。



231 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/31(木) 00:01
多臓器ではなく、他臓器です。すいません。


232 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/31(木) 00:04
連投しまして申し訳ありませんが、
手術が適応にならなかった場合、原発を残したままにしておくことに非常に不安を感じます。
重粒子も照射後ある期間を置けば抗がん剤を始められるようですし、
HPを見ると、今後は照射後の化学療法との組み合わせた療法も検討のようです。

もともと、保険診療内のエビデンスのそろった療法ではサジを投げられた状態からのスタートです。
根治とまでは行かなくても、積極的な治療をしたいと思うときに、
転移に関する考え方のところで、どうしてもわからなくなってしまいます。

化学療法は休眠するがん細胞には効かないと聞きましたが、
既に大きな腫瘍となっている原発をたたき、どうせ転移する可能性が高いなら
そこから化学療法を始めたほうが…と思ってしまうのです。

この場合、前提は重粒子線の局所再発が0%、命を落とすような副作用は無いものとして
考えた場合です。
この前提部分をどうとるかは、患者側の選択だと思いますので、
もちろん、検討は慎重かつ冷静でないといけないとは思いますが。

特に重粒子にこだわっているわけではなく、血管内治療やHIFUナイフでもいいのですが
とにかく、手術以外にも原発がんをひとまず叩く方法はあるわけです。
もちろんした方がいいだろう!と思っていたのですが、膵癌転移への情報に触れるにつけ
しても意味がないのか?エビデンス安全性だけの問題なのか?わからなくなってきてしまっている状態です。






233 名前: おちゃ 投稿日:2005/03/31(木) 18:01
肝臓や肺は毛細血管となっていますから、流れてきた癌細胞がいったんそこで
止まりやすいものです。ですから肝転移、肺転移が多いわけです。

とくに腸からの血液はすべて肝臓に集まり、さらに肺に流れていきます。
1段階のトラップでは心もとないですが、2段階あるとその先の全身に行
く確率が大分減る訳です。肝/肺も多発するようであればトラップに限界
がありますから、手術が無効であることがほとんどとなってしまいます。

化学療法と重粒子線、どちらを優先させるほうがいいか、運としかいいようが
ありません。全身に微小な転移がないという幸運があれば重粒子線により
原発巣をたたくことに意味があると思います。しかし、そのような例は
まれであると思われます。なぜなら小さい段階で手術したとしても転移が
出てくる例が大半だからです。発見時に多くの例で微小な転移があるのが
現実です。

膵臓ガン未治療の平均余命は3ヶ月です。ジェムザールはそれを平均で数ヶ月引き
伸ばすことができます。つまり効果のある方では1年を超えることは珍しくなく
なってきています。重粒子線治療をしている間、微小な転移を成長させるに任せる
のはやめるか、ない可能性に賭けるか、これが分かれ目となります。

放射線(重粒子線含む)+化学療法については、局所制御率は上がるものの、転移に
ついてはほとんど無力です。放射線を使用する場合5-FUを量を減らしてで行われる
場合が多いですが、5-FUは転移については効果は期待できません。ジェムザールと
放射線併用療法の安全性は確立しておらず(副作用が増える)、また効果も定まって
いません。

膵臓ガン進行例は局所制御をすることにどれだけ意味があるのか、非常にむずかしい
選択です。癌センターなどの専門病院で個別に判断してもらうしかないと思います。


234 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/31(木) 21:26
おちゃさま
しつこい質問に、何度もご丁寧にお付き合いいただき、まことに感謝いたします。

見えない転移のあるなしをどう判断するかにかかるという事ですね。
とても納得いたしました。

各方面に診察を受けて、最良の選択が出来るようにしたいと思います。
ご質問させていただいて本当によかったです。ありがとうございました。


235 名前: 山芋 投稿日:2005/04/07(木) 23:43
主人が黄疸が目に出はじめ2月14日に町医者から市民病院へ紹介され、そこで膵頭部癌と診断され、3月9日膵頭十二指腸切除術を受けました。
術後の経過は良いと主治医は言いますが、まだ膵液の管は抜けてません。
食欲はあまり無いが顔色も良く元気です.病理検査結果がまだなので、癌ではないのかもと思っています.
手術は、胆嚢、十二指腸、胃半分、膵臓3分の1を取りました。本人には告知はしていません。はじめに主治医から、半年から一年と宣告されたので家族で相談の結果です。
元々糖尿病があったのですが血糖値が定まりません。なにから相談すれば良いか解りません.手術後主治医にリンパに転移が見られる、門脈にもあり切ってつないだ.
と言われたのに、術後2週間ほどして経過を聞くとリンパに転移は無かったと言い、癌は癌だが、今はバイパスがうまくいってるかどうかで、癌の事は別問題だといわれました。
一体どうなってるのか家族で悩んでいます.今はとても元気なので、家族皆仕事があり長時間病院には行ってなく主治医にも会うことが少なく、会っても何をどう聞いたら良いのか解りません。
病理検査結果でも聞けたらと思うけど一度聞くとまだですと言われたので聞きにくい。一体どうしたらいいのでしょうか?


236 名前: サブ 投稿日:2005/05/07(土) 22:52
昨日、母が腹痛の為、病院に行ったところ、膵臓付近に4センチくらいの腫瘍があると言われたそうなんです…これってもしかしたら、膵臓癌なんじゃないんでしょうか?直接母に聞いたのではないんですが、どなたか膵臓癌に詳しい方教えてください。心配で心配で…

237 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/08(日) 00:31
ご心配なことでしょう。
4センチでもし癌であるならばすい臓癌・・の説明たくさんあります。国立癌センターなど。。
お母様の方がもっと不安なはずですよ。サブさん、頑張って主治医の説明をメモしながら聞く事をお勧めします。


238 名前: サブ 投稿日:2005/05/08(日) 01:23
有難うございます。
癌以外に考えられる病気はあるんでしょうか? 膵臓というあまり病気として聞き慣れていない部位で、腫瘍=癌とつながってしまいます…。今は内科に行っていて、今度、大きな病院にいずれ行ってもらうことになる事でしょうと言われたらしいんです。癌じゃないと願いたいです。

239 名前: 賢治 投稿日:2005/05/08(日) 14:58
はじめまして。
私の父(70才)は2年以上前に背中の痛みを訴え、横浜のとある病院で診断して頂いたら異常なしとされました。しかし、最近になってもまだ痛みが治まらないのでもう一度同じ主治医に診断して頂いたところ、又も病名が確定出来なかったので
今度は新横浜のゆうあいクリニックでPET検査を受けました。その結果、膵頭部癌と診断されました。膵臓癌は非常に進行の速い癌と聞きます。2年以上前から背中の痛みを訴え、今も背中の痛みはありますが、それ以外は非常に元気な状態です。
もし本当に膵臓癌なら2年以上元気でいることが出来るのでしょうか?それとも他の病気の可能性もあるのでしょうか?

父ははじめに診断を受けた病院で3週間ジェムザール1500mgの投与を受け、昨日退院しました。今後は通院で抗ガン剤の投与を行う予定です。今は、抗ガン剤の影響か少し倦怠感はあるものの大きな副作用もなく体調も良好です。
ただ、私が不安なのは、「この病院では、抗ガン剤はジェムザール以外の保険適用外のものは一切使用できないし、腫瘍マーカーを調べる検査も月に一度しか行えない」とはっきり言われてしまった事です。保険適用外のことは一切しないと言うのです。
膵臓癌はただでさえ進行が速いと聞いていますし、父の場合は一ヶ月でCA19-9の値が1980から2770に上昇しているので、もっとこまめに週一度位の頻度で検査が必要ではないかと思っています。
横浜市内でもっと膵臓癌治療に積極的で経験豊富な病院をご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

又、膵臓癌についていろいろ調べていますと、最近「フコイダン療法」という治療法が注目されているということを聞きました。
実際に「フコイダン療法」を経験された方はいらっしゃいますか?実際の効果はどうなのでしょか?最近は詐欺まがいの薬も多いようなので正確な情報を得られればを思っています。

いろいろと質問ばかりして申し訳ありません。少しでも情報が欲しいのです。もしご存じの方がいらっしゃいましたらほんの少しの情報でも構わないので教えていただければ幸いです。




240 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/15(日) 23:06
>>239さん
横浜のどこの病院でしょうか?
院名は出しにくいと思いますので、区だけでも教えてもらえませんか。
ちなみに腫瘍マーカーは毎回検査しているはずです。

241 名前: 賢治 投稿日:2005/05/16(月) 11:52
240様
その病院は港南区の病院です。
腫瘍マーカーは月一度のみ出していただけるのですが、それ以上の頻度では出していただけないとのことでした。


242 名前: 通りがかりの一患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/05/16(月) 22:20
ちなみに、健康保険のルール上は腫瘍マーカーの測定は、月1回3種類
しか認められないと聞いたことがあります。
(通常の血液検査(生化学、血算など)は別です。)
このため、腫瘍マーカーを毎回検査というほうが、珍しいのでは
ないでしょうか?
なお、膵臓ガンに対してジェム単剤というのは、標準的な治療であり
第一選択としては正しいし、国内・国際的に普通のものです。
ということで、現在かかられている病院の対応は、我が国の標準以下
のものではありません。

さらに、最新の研究結果(逆に言えば、確立していない)を参考に
第二選択以降として、ジェム+αとか他の抗ガン剤の使用をしている
病院もあるときいていますが、残念なことに「一般的」ではありません。
このような治療を望むとすれば、それなりの知識と意思と努力をもって選択する
ことが必要だと思います。(運が良ければ、話は別ですが・・・)
(例えば、論文を検索し、どの病院のどの医師が、どのような
トライアルをしており、その結果はどうなのか程度は確認される
べきかもしれません。そのうえで、有望かもしれない医師のセカンドオピニオン
をとる。・・・この程度の知識・覚悟・努力は必要かもしれません。)

なお、フコイダインは薬ではありませんし、もしも、ガンに効くというならば
詐欺(詐欺まがいではなく)そのものです。
厳しい言い方かもしれませんが、この程度のことは、上記努力のはるか以前の話です。

243 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/16(月) 23:05
わたしとしては、多剤併用の方向で、一度、セカンド・オピニオンを打診されたらとおもいますが。

244 名前: 賢治 投稿日:2005/05/17(火) 01:03
242様 243様 
今現在父がかかっている病院の診療方法が一般的かどうかもよく分からなかったので、大変参考になりました。
もしそれ以上の診療を受けたければ、それ相応の努力が必要であるということもよく分かりました。
もちろん、今の病院の診療方針には全く納得していないので、今後はより一層勉強して信頼できる医師からセカンドオピニオンを
とってみようと思います。

又、フコイダンについても情報を有難うございました。膵臓癌について調べていくうちに色々な情報がありすぎて混乱し、
冷静な判断が出来なくなっていたのかも知れません。多くの方々にとっては常識的な情報であったとしても、この様な情報を頂けると
大変助かります。

有難うございました。



245 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/23(月) 16:58
先週水曜、父(63歳)が膵臓ガンのた亡くなりました。
このスレッドの皆様には長い期間アドバイスを頂き有難うございました。
一昨年の12月にステージ2と言われ手術、その後僅か半年で再発してし
まいました。その後は入院を続けていましたが、日に日に衰弱していく
父を見るのは辛いものでした。
父には西洋医学の他「免疫療法」「健康食品」とありとあらゆる
ものを試しました。アガリスク、フコイダン、タヒボ、冬虫夏草等とにかく
ガンに効くと言われている物はほぼ全て試しました。怪しげな食品にも手を
出しました。
しかし現在闘病中の方には厳しい言い方で申し訳ありませんが、どれも
全く効かず、日ごとにガン細胞が増殖していきました。
冷静に考えれば世界中の医者が束になってもかなわない膵臓ガンと言う
病気に健康食品程度で勝てる訳がありません。葬儀も終って冷静に考え
てみると、やはり闘病中は思考力が少しおかしくなってしまい、怪しげな
食品に手を出してしまったのでしょう。
現在闘病中の方にはこんな希望のない言い方をしてしまって申し訳ありま
せん。しかし事実は事実として受け入れなければならないと思います。
世の中には人の弱みに付け込んでお金儲けをするとんでもない人達がいると
改めて実感しました。
これから父の分も頑張って生きていこうと思います。
今まで有難うございました。

246 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/05/23(月) 19:16
たいへんお辛い時にご丁寧にありがとうございます。
つつしんでお悔やみ申し上げます。
ご家族様もどうかご自愛くださいますよう…。

247 名前: haru 投稿日:2005/06/29(水) 00:33
以前、胆汁の事で書き込みを致しましたharuと申します。
昨年9月、発覚膵臓ガンでステージはⅣa。閉塞性黄疸の為、胆管のトラブル続きで
11月に手術、門脈浸潤の為摘出不可、胆嚢摘出・3カ所のバイパス術施行しました。
12月に退院し、外来で抗ガン剤ジェムザール単独で化学治療開始。
その後、胆管の炎症を重ね、4月に胆汁を体外(PTCD)へ。6月8日に胆汁を
体内に戻す為、再入院し処置するも腸が腫れ、流れきれないので再度体外へ。

入院中、腸に腸液と胆汁が溜まり一時カエルのお腹状態に・・・。
バイパス術の吻合部位と腫瘍が大きくなっており、腸を押しやっている事による腸の
腫れだと言われました。転移は今のところ認められてはいません。

腸の腫れは時間が経てば、治るものでしょうか?
適度なウォーキングも頑張っておりますが、胆汁が体外に出ている事による
脱水と低血圧、疲れ易く運動もままなりせん。
次々と出現してくる病状に、本来のガンとの闘いが二の次になっている状態
です。
胆汁を体内に戻す処置で、腫れて閉塞している部分を固いチューブで腸に流す様に
すれば、固いチューブが当たると腸壁を傷つける・・・という事で
固いチューブは閉塞部分を抜けるまでとし、その中に柔らかいチューブで腸に流す
という、チューブを2重にするという方法で先生方も頑張って下さっているのです
が、腸が腫れていては胆汁を体内に戻す処置は保留です。時間がかかるでしょう!
という事で、一時退院し後に再入院という事になりました。

そこでアドバイス頂きたいのは、
①この状態で腸を強化させる事が出来るのか?
②この場合の腫れを引かせるお薬か何かあるのか?
③脱水と極度の低血圧(上・・平均82、下・・平均55)を
 改善するには?(抗ガン剤静注以外に点滴は時間をみて通っています)
 本日、メトリジン錠2mgを処方して頂きました。

アドバイス、よろしくお願いします。

http://www13.ocn.ne.jp/~eestb/index.htm・・・主人の看病記です。

長文になってしまいました事、お許し下さい。

248 名前: 774 投稿日:2005/06/29(水) 20:48
逆流性胆管炎の併発や腫瘍の圧迫により、造設した胆管空腸吻合
が十分機能していないようです。
ご主人の腹腔内の状況に関しては外科主治医が最も良くご承知の
うえでの処置だと思いますが、腫瘍による圧迫が解除または回避
できなければ、現状の根本的打開は困難ではと思います。
恐らく主治医は現在腫瘍により圧迫されている部位の再バイパス
などを含めご検討されているはずです。経口摂取につき問題がなければ、
現状維持(胆汁についてはPTCDによる外ろう)で胆管空腸吻合の
効果をもう少し経過観察してみようという治療方針だと思います。
なお、逆流性胆管炎の予防としては吻合した空腸の減圧が必要でその
ためにも腫瘍による圧迫の回避を要するわけですが、それがかなわなければ
PTCDによるドレナージや胆管洗浄などの処置の他、腸管内細菌叢の
正常化目的に乳酸菌製剤の併用なども検討されます。
低血圧に関しては、脱水予防のため電解質飲料の補給や現在服薬中の
メトリジンに加え、弾性ストッキング(市販されているスリムウォークなど)
の着用や、下腿筋群の筋トレや自立機能訓練、就寝中の枕の高さをやや高めに
するなどの補助療法などもあわせてご検討されればとも思います。

249 名前: haru 投稿日:2005/07/01(金) 00:13
774様、早速の回答ありがとうございます。腸が腫れているのはかなり前から
になります。2ヶ月程になりましょうか・・・。乳酸菌製剤ですか?それは市
販でもありますか?腸の腫れを正常化する方法はありますか?と訪ねたところ
無い!と言われたものですから。
低血圧には筋トレですね?!自立機能訓練?
勉強します。厳しい状態ではありますが、主人は頑張る気力で一杯です。
なんとかガンを封じ込めなければ!と。無くなるのが無理なら大きくならない
様に!少しでも小さくなる様に!と、色んな治療法にも積極的に臨もうとして
います。この状態ではなかなか先へ進めないので、思い余ってここに投稿させ
て頂きました。
これからもよろしくお願いします。



250 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/04(月) 00:47
失礼します。父が膵臓がんステージ4aで手術不可、抗がん剤での治療で
もうすぐ一年になります。いつもコチラを読ませていただいて
治療の参考にさせていただいています。
最近、ここの「治療、検査」のカテゴリーの

「単純ヘルペスウイルスHF10療法について」
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=1059432323

というスレッドがにわかに盛り上がりを見せているようです。
名古屋大学が臨床試験をしている治療法ですが、
早期実用化、もしくは臨床試験拡大の声があがっています。

私自身、進行の早い膵臓がんには、関係の無い話と思いつつ、
期待してしまうのも事実です。
もし興味のある方は、読んでみてもいいかもしれません。

またいのげ先生が冷静なご意見をくださっていますが、
医療関係者の方のご意見が圧倒的に少ないと感じております。
もしよろしければ774先生の見解やアドバイスなどもいただけたらと思い
コチラに書かせていただきました。
場違いなレスかもしれません、興味の無い方はスルーしてください。
失礼いたしました。


251 名前: 774 投稿日:2005/07/04(月) 11:05
ウイルス治療の現状ですが、まず、期待されていたP53遺伝子治療臨床試験
が終了し、東北大学病院、東京医科大病院、慈恵会医科大病院、岡山大学病院
で行われた国内の15臨床試験症例につき、効果は否定的な結果でした。
これは遺伝子操作を併用し、ウイルスをベクターとする治療法で、海外で
行われているウイルス療法のほとんどが同様の手法を用いたものです。
一方、HF10治療は自然変異により弱毒化したウイルスそのものの長期的
抗腫瘍効果につき検討されている点で期待されている治療法です。
HF10による臨床試験は名大のみならず、大阪府立成人病センターで、また
同様に増殖型遺伝子組換えHSV-1ウイルスを用いた脳腫瘍に対する臨床試験
が東大病院脳神経外科などでも行われていますが、あくまでも臨床試験中の
治療といった位置付けですので、今後の試験結果に注目していくことになる
ものと思います。
臨床試験への参加は別として、現状では、やはりEvidenceの明瞭となった
治療法を優先してご検討いただきたく思います。
膵癌に関してはやはり絶対治癒切除が第一で、補助療法や延命効果に期待した
GEM単独、あるいはPEFGレジメン、更にGEM/タルセバなどの検討や、緩和治療
としての局所放射線療法の併用、腹腔神経叢ブロックなどの検討といったところが
より実効性の高い治療法になるものと思います。

252 名前: 250 投稿日:2005/07/04(月) 18:41
774先生
早速のお返事ありがとうございます。
唐突な書き込みに真摯に対応くださり感謝いたします。
すみませんが、今しばらくお付き合い願えますでしょうか。

もちろん、現行のエビデンスのある治療を第一選択、第二選択、第三選択にするのは
当然と思っておりますし、現在もそのような治療を続けております。
第1相試験のものを第一選択にするほど素人ではないつもりでおります。
が、最終選択としてはいかがでしょうか。

現に父の場合でみましても、絶対治癒切除ははじめから適応になっておりませんし、
GEM単独、PEFG、GEM/タルセバの全てを使っても、薬剤耐性の壁が最長でも二年後には
必ず出てくるのが現状です。
そうなったときに臨床試験参加という形でHF10を受けたいという場合はどう評価されますか?
この場合、今の段階では「実効性」がほぼ無いに等しくはありますが、
もしも早期に門が開かれることがあればなと期待してしまいます。

774先生はHF10治療もP53遺伝子治療と同程度の期待感とお考えですか?

253 名前: 774 投稿日:2005/07/04(月) 22:27
現状での251以上のコメントは非常に困難です。
ただ、P53遺伝子治療などの人為的遺伝子組み替えウイルス治療と
比べ、自然変異ウイルスによる効果の持続性や抗腫瘍抗体の獲得
などが指摘されていますので、今後名大や大阪府立成人病センターで、
良好な臨床試験結果が報告されることを期待したいと思っております。

254 名前: 250 投稿日:2005/07/05(火) 00:31
そうですね。無理を言いまして申し訳ありませんでした。
お付き合いくださいましてありがとうございました。
もし、お手空きの時間などありましたら、
「単純ヘルペスウイルスHF10療法について」
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=1059432323
こちらのスレッドで、方法論などの相談に乗ってくださると
ありがたく思います。


255 名前: バイキング 投稿日:2005/07/06(水) 09:11
父親(61歳)が膵臓がんでステージIIIです。
CT、PETの結果、肝臓にも転移が見られます。
きちんと検査の結果が出たのは6月中旬でした。
地元の病院(新潟)で診察を受け、膵臓の症例が多い大阪府立成人病センターで
セカンドオピニオンを受けました。
大動脈のすぐ横ということで、手術は考えない方が良いと言われました。

体力の消耗も気になったので、開腹手術はやめました。
家族で納得して免疫治療に取りかかりました。
カテーテルで患部にのみ抗がん剤を注入し、免疫力を高める点滴をし、
薬も飲んでいます。アバスチンも併用します。

体重が半年で10kgほど減り、食欲の低下が主な症状です。
まだまだ元気で歩いており、遠方への通院もできる状況です。
61歳での発症は早いと思う反面、病気と戦うに十分な体力が残されていて
良かったと前向きに考えています。

『がんの完治』というよりは、『がんとの共存』を目指して頑張っております。
最初は膵臓がんの難しさばかりが目に付き、絶望しましたが、希望を持って治療に
取り組んでおります。この掲示板には励まされ、情報もいただいております。
1つの膵臓がんの例として、父の例を書き込ませていただきました。

256 名前: もんきち 投稿日:2005/07/06(水) 23:39
バイキングさん、それは大阪のC●クリニックではないですか?
私の母も、お父様と同じような状況です。
C●クリニック受診を考え、ネットで資料を探していたのですが
ほとんどありません。
いわゆる、血管内治療と免疫療法を組み合わせた感じですよね。
経過はいかがですか?教えていただきたいです。

…で、全然違ったらすみません。流してください。

257 名前: バイキング 投稿日:2005/07/07(木) 03:32
もんきちさん、父は横浜の病院にかかっております。
まだ1回目の抗がん剤治療を受けているところなので、これと言って報告できる
事はありません。ただ、自分で先生の話を聴いて、納得して治療にあたっている
ので、検査の結果待ちで不安だった日々より食欲もあり元気です。
気持ちの問題って大きいなと改めて感じました。
違っててすみません。

余談ですが、父は寄席で笑うようにしてます!
医療行為とは関係無いのですが、しかめっ面よりは笑った方が治りそうな気が
すると。私も今は、たわいもないことで父を笑わせることを心掛けています。
たまに涙を流しながら爆笑する父を見ては「やった!」と思います。
明るく闘病しようと思ってます。

258 名前: もんきち 投稿日:2005/07/07(木) 14:43
いえ、こちらが一方的に勘違いすみませんでした。
横浜のカテーテルというと都築区かな。
新横浜かな。西区かな。いろいろありますよね。

笑い、大切ですよね。
ちょっと忘れていたかもしれません。ここの所ぴりぴりしてたかも。
大事なこと思い出さしてもらった気がします!

私も明るく闘病できるように頑張らなきゃなー。



259 名前: バイキング 投稿日:2005/07/07(木) 15:40
たしかに病院もいろいろあるんです。
目移りするくらい。でも、膵臓は時間との戦いでもあるので、
とりあえず何か始めなければということで、一番納得の行く説明をもらえた
病院に決めました。ちなみに西区です。

病院での治療も大事だとは思うのですが、私達家族は笑って暮らせることが
一番の薬だと思ってます。笑う門にはなんとやら。泣くのは時間の無駄と割り切りました。
頑張りましょう!

260 名前: baby-face 投稿日:2005/07/07(木) 20:53
私の母が7月4日天国へ行きました。前日は痛みが激しく酸素濃度を高くしたりモルヒネの濃度、速度を
速めたりいたしました。翌日の早朝に呼ばれ、その時は意識が無い中呼吸を致しましたが。徐々に呼吸が
弱くなり亡くなってしまいました。昨年7月の下旬から背中の痛みがあり9月に告知を受け約1年間、
母は癌と闘いました。

261 名前: ひで 投稿日:2005/07/12(火) 13:01
母が2002年12月にStage-ⅲ段階で膵頭十二指腸切除を受けましたが、今年5月に再発が確認されました。
残った膵組織周囲のリンパ節に再発巣と、左肺下部に転移巣が確認されています。
今後の抗癌剤治療として、1st選択はGEMですが、5FU系経口薬のTS-1を本格的に治療に導入するとした
場合、肺転移がある症例なので医療行為としては合法的に行うと判断でいいでしょうか?
また、もともと貧血&腎機能障害(普通の人の半分程度の機能といわれている)があり、前者は、貧血改
善薬(鉄剤)の効果が得られなかったため、今後の治療においても、輸血、汎血球減少対策にはGCSF
の適宜投与を検討しておりますが、保険医療上は制約等あるものでしょうか?
なかなかそこまで主治医にまだ伺えていないので、ご存知の方ご教示いただければ幸いです。

262 名前: ちの 投稿日:2005/07/17(日) 21:24
去年の7月12日に父(61)の膵頭十二指腸、胃1/3、周囲リンパと血管切除手術をした際
いろいろお世話になった者です。
手術当時のステージは4A 動脈2本に転移 でした。
今の所健康とは言えないものの、食事は一人前をたいらげています。
消化吸収が追い付かないようでほぼ1ヶ月ごとに高カロリーの点滴を受けるために
入院をしていましたが最近少し体力がついてきたようです。
今の所全て取り去ったガンの再発は見られません。
日々笑い、会話し今の時間を大切にしようと思っています。

263 名前: may 投稿日:2005/07/24(日) 01:34
56歳になる母が、膵臓がんの為、6/30に膵臓全摘出、
胃1/3十二指腸切除手術をしました。
膵全摘出というのは、術後回復まで少しでも膵臓を残した
場合より時間がかかるのでしょうか?
考えられる合併症あれば教えて下さい。


264 名前: <削除> 投稿日:2005/07/26(火) 23:37
<削除>

265 名前: 投稿日:2005/07/27(水) 10:57
父は膵ガンです。今は自宅で通院という形をとっていますが、入院するタイミングが分かりません。
今朝もかなり痛がっています。現在使用している薬はオキシコンチンですが、たぶん今日からデュロテップパッチになるとおもいます。
なんでもいいのでアドバイスを下さい。

266 名前: おちゃ 投稿日:2005/07/27(水) 21:03
レスキューが1回分オキシコンチンの1/4量のモルヒネとして
きっちり処方されていますか?効果はありますか?

デュロテップへの変更は妥当ですか?(オキシコンチンがあまりに
多くなった、あるは飲めなくなったのでない限り、現段階での変更
は不適当です。FDAのデュロテップに関する最新の情報に従った上
での変更ですか?)

痛みはどの部分の痛みですか?痛みの原因は突き止められていますか?
原発巣なら、放射線照射や腹腔神経叢ブロックの可能性は検討されていますか?
骨転移なら、放射線療法は検討されていますか?

これらについて主治医にお尋ねください。


267 名前: merry 投稿日:2005/07/30(土) 23:46
膵ぞう癌(頭部)肝転移多数ありのステージⅣbの患者です。
今年2月に診断され、初めてのGEM単独クールは現状維持で、
3クール目よりTS-1を加えました。
当初、腫瘍マーカーは大幅に下がったのですが、6クール目で
CTの増大が認められました。
次の薬として、CPT-11とTS-1の提案を受けたのですが、
GEMを止めることに不安があります。
主治医いわく、「GEMはもう効かなくなっているから
加えても無駄だろう。TS-1はよく効いていたから残そう」と言われるのですが、
私のような場合、本当にGEMを辞めても良いものでしょうか?
たとえ副作用がきつくても、より腫瘍縮小の効果が強い治療を望んでいます。
どなたかアドバイスをお願いできませんでしょうか?
よろしくお願いします。

268 名前: おちゃ 投稿日:2005/07/31(日) 02:12
腫瘍縮小効果を狙うのでしたら、GEMを使用する意味は全くありません。

化学療法に慣れた病院の様な印象を受けます。よく相談されて、納得の上で
最善の治療が受けられるといいですね。


269 名前: merry 投稿日:2005/07/31(日) 06:28
おちゃ様

早速のアドバイスありがとうございます。GEMは
腫瘍縮小効果はあまりなかったのですね。
うちの病院は大学附属なので、先生にお願いして
積極的な治療をして頂いております。
あるHPで、「体力さえあればいろいろな抗がん剤を組み合わせる多剤療法が良い」と推奨してありましたが、
GEMの場合は必ずしもそうでないと言うことですか?



270 名前: あさま 投稿日:2005/08/04(木) 22:36
はじめまして、私の56歳になる母なのですが、最近2ヶ月半の間
に体重が約13キロ減少し、先月MRCP、造影剤を使ったCT
検査を行い膵臓尾部に3cm程度の腫瘍があり、他臓器への転移
はみられないが、リンパ節に関しては単なる炎症なのか転移なの
か判断がつかないという説明を受けました。
その後、血管造影とERCPの検査の予定でしたが、肺炎と40度
近い熱が続いたため現在延期となっております。
そして昨日2度目の説明があり、
1、腫瘍自体がめずらしい形であるということ(球形に近い)。
2、今回の体重減少は腫瘍とは関係がなく、腸閉塞が原因でしょう
げんに腸の動きを活発にする薬を使ったら食欲が増しきているとい
こと。
3、今後熱が下がっても血管造影などはしばらく行わず、「経過
観察」を行い、腫瘍に変化がみられたら切除を考えということ。
4、私の方から抗癌剤について尋ねると、あまりお勧めできる
治療法ではありません、全ての方に効果があるわけではないので
と言われました(希望があればやるとのこと)。
皆様におたずねしたいのですが、膵臓癌は大変進行が早いと聞きます、
「経過観察」を行うということなどあり得るのでしょうか?
また、余命の宣告など最後通牒のようなものは、全ての検査が終了しする
まで説明はないものなのでしょうか?






271 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/05(金) 00:17
セカンドオピニオンを是非お勧めします。
経過観察?では進んでしまうのでは?
医師ではありませんが5センチで見つかった主人は
52歳で逝ってしまいました。
3センチという事と近くにある血管を巻き込んでいるかいないかで
治療方針が変わると思います・・・体重減少は腫瘍とは関係ないと言っても
腸閉塞の原因はなんなのでしょうか?
迅速な行動で頑張ってください。
今はセカンドオピニオンはあたりまえですから遠慮しないように。。。



272 名前: merry 投稿日:2005/08/06(土) 07:01
膵ぞう癌(頭部)肝転移多数ありのステージⅣbの患者です。
昨日、血液検査でアミラーゼが400台にも跳ね上がっていました。
今まではずっと100ちょっとで正常範囲内で、たまに高いときでも200までだったんですけど。
父の体で何が起こっているのでしょうか?
確実な病気の進行と言うことでしょうか。
どなたかおしえていただけませんか。よろしくお願いします。

273 名前: おちゃ 投稿日:2005/08/06(土) 21:57
ご心配は痛いほど伝わってきますが、その検査だけでは何もわかりません。
一時の炎症などでも上がるでしょうし、原病の悪化でも上がる可能性はあります。
総合判断になりますので、主治医にお尋ねください。


274 名前: merry 投稿日:2005/08/07(日) 10:50
おちゃ様

アドバイスありがとうございました。
わかってはいるのですが、本当に毎日不安に押しつぶされそうで
つい書き込みをしてしまいます。
レス、本当にありがとうございました。
心より感謝しております。

275 名前: ふぁにぃ 投稿日:2005/08/10(水) 08:58

スレッドのみなさまはじめまして、
ふぁにーと申します。
77歳の母が膵臓ののう胞のため、もうすぐ手術を受けます。
ここにはずいぶん前から見に来ていまして、一通り読んでおります。
高度な質問に、回答、頭が下がります。

あさまさん、こんにちは。
3cmの腫瘍でしたら、うちの母と同じですね。
場所はうちは頭部、あさまさんが尾部ですから、違うものとは
思いますが、おそらくいわゆるすい臓ガンとは少し決めにくいかもしれませんね。

母はERPCを2回しましたが、患者に負担がかかる検査です。
その他、膵臓の検査は苦しいものばかりで、とても大変でした。
母の場合は、下血から始まり、すぐに胃カメラで検査、異常がなかったので、
膵臓を疑われ、ERPCとなりました。
そこで、のう胞ということになりましたが、悪性の可能性が高いのと、すでに胆管をも閉塞させて
いることから切除という診断になりました。

それまで、かかった時間は転院したこともあり、2ヶ月半です。
悪くなっていないかしんぱいですが、手術まであと数日ということも
あり、まな板の鯉でいようと思っています。

ここにいたるまで、かなりの時間がかかり、ずいぶん悩みました。
あさまさん、まずは、主治医に面会の時間をとってもらい、
または、電話などで、説明してもらうのが最重要課題かと思います。
そこで、頼りないと思われたら、そのまま、画像を借りて、セカンドオピニオンを
取りに行かれたらいいかとおもいます。
おたがいにがんばりましょうね。



276 名前: だいの 投稿日:2005/08/15(月) 03:49
56歳の父の下痢についてご相談させてください。
昨年7月に膵臓がん4aと診断され、抗がん剤と温熱治療を続けています。
膵臓部腫瘍はかなりの縮小を見せていますが、
今年4月から肝臓に転移が出て、血管造影によって結腸にも疑わしい所見があると言われています。
6月より上腹部痛が出て、CT、血管造影などやりましたが、今のところ原因が特定出来ておらず
痛みも続いています。痛みにはロキソニンを一日二錠飲んでいますが最近効きが悪くなってきたようです。
7月頭から、徐々に軟便になって来て、軟便、水様便を繰り返すようになり
8月に入ってからはほぼ水様便です。
ビオフェルミンを飲み始めて1週間ちょっと、ロペミンを飲み初めて4日ほどですが改善しません。
また嘔吐、悪心こそありませんが、随分前から引き付けのようなゲップを良くしています。
食欲は今まで一人前は食べていましたが、8月からなくなってきて、
ベリチームを飲み始めて4日ほどですが、少しづつ改善傾向です。
それから、ここ一ヶ月でCA19-9が二倍に上がりました。
治療が効いていないと思われます。
今後、すこし待ってCTの予定が入っています。

腫瘍自体の治療は、薬剤の選択、静注意外の選択の検討などをするつもりですが、
体重減少も著しいですし、治療の継続に差し障りますので、なんとか早く下痢を止めたいと思っています。
そこで質問なのですが、

上記の父の状態と、ロペミンが効かないという事から推測されることは何でしょうか?
ロペミンの効かない下痢に処方して貰う第二選択の薬は何が考えられますか?
ロペミンがかなり強い薬である印象から、タンナルビンやリン酸コデインは比べると弱い気がして効きに疑問がありますが
作用機序が違うので、効く可能性はかなりあるものなのでしょうか。
逆にアヘンチンキは激し過ぎる印象で抵抗がありますがどうなのでしょうか。
ロペミンは何日くらい飲んで効かない場合は次の薬に移行したほうがいいのでしょうか。

主治医との相談の予備知識のために、ご教授いただければと思います。
その他、通常飲んでいる薬は、セルベックス、タガメット、です。
よろしくお願いします。

277 名前: km 投稿日:2005/08/20(土) 23:36
初めて投稿いたしますkmと申します。
2週間前に妻が膵頭部に癌ができているとの診断を受けました。
妻はまだ42歳で、私自身未だにショックから立ち直ったと言え
るには程遠い状態です。しかし妻には何としても克服して欲しいし、
私自分も何としても治してやると決意を固めています。

検査の結果、大きさは2センチ、リンパ節や他臓器への転移はなし、
門脈の近くまで行っているが門脈への浸潤もない(ただし黄疸が
出て、胆管と膵管が閉塞しているためStageⅢ)とのことで、本
来なら最初に入院した病院で、来週手術を受ける予定でしたが、
門脈を切除しないとの手術の説明を受けたため、セカンオピニョ
ンを聞きました。膵臓癌の場合、浸透するように周囲に広がるのに、
近くの門脈を切除しないことに対して疑問に思ったためです。
その結果、やはり間違いなく門脈にも浸潤しているだろうとの説明
で、セカンドオピニョンを受けた病院に転院し、再来週に手術を
受けることにしました。
予定されている手術の内容は、胆管、胆嚢、十二脂腸、膵臓(半分)、
門脈、リンパ節、神経の切除と術中照射です。

同程度の進行度で上記の手術をした場合、5年生存率は20%程度との
説明を受けました。それでも門脈を切除しない当初よりは若干希望
が持てます。

しかし、ここ数日気がかりなことがあり悩んでいます。
それは金沢大学医学部消化器外科チームが行っている上腸間膜動脈、
上腸間膜静脈の切除と移植術の有効性です。もっと簡単に言うと、
現在予定されている手術方法と金沢大学の手術方法のどちらを選ぶ
べきか。ということです。(金沢大学の手術法は昨年12月ころ癌掲示版
「膵臓癌の手術治療について」で一度話題になっていますが、その後
一度も話題になっていません。)
素人考えかも知れませんが、癌の浸潤の可能性のある部分は、取った
方がいいのではないか?危ない部分はとことん取った方が生存率が
高まるのではないか? と思えるのです。金沢大学のHP、某北陸の
放送局のHPを見るとどうしても、そう思えてくるのです。いっそう
手術前に金沢へセカンドオピニョンを聞きに行こうかとも考えてい
いるのですが、転院先のセカンドオピニョンをくれた先生からは、
お勧めできないと言われました。理由は、まだ症例が少なく効果が
不明。癌から見れば門脈の背後にある動脈まで取るのは行き過ぎで、
動脈への浸潤の前に肝臓への転移による再発の方に目を向けるべき
とのことでした。
また、術後の治療のためにも、手術だけを遠方(私は神奈川県中部
に在住です。)で受けることのリスクもあるようです。
(すみません、実を言うと、肝動脈、門脈、上腸間膜動脈、上腸間
膜静脈の関係が分からないのですが・・・・。)

しかし、少々手術が大掛かりになり、リスクも増すが、結果は他の
術式よりは良いとの結果があるのであれば、ぜひ検討したいと思って
いるのですが、如何せんメリット、デメリットの情報十分でなく、時間
もあまり残されていません。

私は妻に対して、後で「こうすれば良かったかもしれない。」という
後悔をしたくありませんし、少しでも治る可能性が高いのであれば、
そちらを選択したいと考えて悩んでいます。この癌の場合Stageが
進んだ状態ではこれまでの手術方式、治療方法では限界があり、ある
程度のリスクを犯さないと完全治癒はあり得ないとの思いもあります。
でも、そのリスクは相当に大きいのかもしれませんが、現在やろうと
している術式の効果と、金沢大学の有効性&リスクが分からなければ
判断のしようがありません。

膵臓癌の治療法は「これ」というものがなく、現在も様々な試みが
なされている段階であると理解していますが、素人ではどれが良い
治療法なのかが、それぞれの先生で見解が違うので悩んでしまいます。

取り止めが無くなってしまいましたが、現在予定されている手術内容
を含め、金沢大学チームの術式について、第三者的見地からメリット、
デメリットやコメントあるいはアドバイスをいただければ幸いです。
また、文中で記した血管の関係についてもご教授いただきたくお願い
いたします。

278 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/21(日) 01:45
現時点で症例数が少なすぎ、比較できるデーターは存在しないと思います。
5年生存率は3年しか経っていないので算出すらされていないでしょう。
よってコメントできる状況ですらありません。

あえて言うのであれば、2004年の金沢大学発表の論文では、3年以上生存が19例、
3年以下が41例となっており、5年生存率はすでに20%程度以下がほぼ確実です。

膵臓ガンは進行が速く、診断されてからの無治療平均余命はわずか3ヶ月です。
これから他院を受診して各種検査、手術待ち...一ヶ月無駄な時間が過ぎることを
覚悟しなくてはなりません。また、術前、術後の治療のあいだ、家族が側
に付いていられるのでしょうか。こちらも1~2ヶ月くらいを見ておかないと
いけません。

金沢での治療は全くお奨めできません。

解剖学的構造は文章で説明するのは無理があります。主治医に聞くのが一番
だと思われます。


279 名前: baby-face 投稿日:2005/08/21(日) 01:47
kmさんへ。参考にはならないと思いますが、私の母は昨年の11月に北海道から金沢大学に手術をしに行きました。
しかし、癌は膵体部に出来ており動脈を囲むように癌が出来ており手術した場合に動脈の血管を繋ぐ術が難しく
手術は出来ませんでした。先生方は結果報告をYESかNOを、本人の前ではっきり言ってくれます。
それは、患者本人にとっては辛い所ですが結果的には良かったと思います。周りのスタッフの対応も良かったです。
時間は刻々と過ぎていきます。時間の許す限り金沢大学に相談しに行っても良いのではないでしょうか?
実際の症例も説明してくれますよ。



280 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/21(日) 01:54
>>278
30%以下程度、の打ち間違いです。症例数が少ないため、この程度の差
は、過去に向上効果が全く期待できない消えていったたくさんの治療法
でもたたき出せる程度の数字です。


281 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/08/21(日) 05:16
手術を受ける病院は神奈川の大学病院ですか?手術する日が決まっているのであれば受けた方がいいと思います。金沢に行って検査から始めると時間も掛かるし奥さんもすごく不安になると思います。

282 名前: km 投稿日:2005/08/21(日) 09:34
皆様
kmです。早々のコメント、アドバイスありがとうございます。
客観的数値上はどの方法も似たような数値になって、他の方法に比べて
この方法が良いとまでは言い切れないのですね。
また、確かに手術を先延ばしにすることの不安(転院先ではうまい
具合に、最初に入院した病院での手術予定日の3日後に手術をしても
らえることになり、良かったと思います。)、病気の妻をひとりで金沢に
置くことの不安(本人は治るんだったら・・・・と言っていますが)もあり
ます。
あと1週間、もうちょっと考えてみます。また、皆様もその他にコメント、
アドバイス、気がついたことがありましたら引き続きよろしくお願いい
たします。
ちなみに手術を受ける予定にしている転院先の病院は、神奈川県内の
大学病院です。この手の手術の実施例はかなりの数にのぼる病院と聞いて
います。

283 名前: 774 投稿日:2005/08/21(日) 13:42
病巣の広がりに対して”過不足のない切除”というのが現在の外科領域
でのテーマとなっています。そのためのトライアルとして消化器がんに対する
内視鏡治療や縮小手術、乳がん他におけるセンチネルリンパ節生検、
甲状腺濾胞がんの術前診断、術中病理検索に基く局所切除~系統的リンパ節郭清
に基く標準的郭清の検討などが研究されています。
現状での膵頭部がんに対してはPD/門脈合併切除/術中照射はスタンダード
以上の治療選択肢となります。これに直接浸潤を認めていない上腸間膜動静脈
合併切除を付加することの意味合いは如何でしょうか。上腸間膜動静脈周囲
リンパ節の術中検討(~郭清)で充分治癒切除の目的は達成できるものと思います。

284 名前: km 投稿日:2005/08/21(日) 21:02
774様
kmです。アドバイスありがとうございます。
すみません、文中に素人の私に不明な記述があり、大変恐縮ですが以下
2点教えていただければ幸いです。
1. PDとはどのような意味でしょうか。
2. 「術中検討(~郭清)」とは手術中に該当部分の浸潤の有無を確認し、
必要であれば切除する。と理解してよろしいでしょうか。
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

285 名前: 774 投稿日:2005/08/22(月) 00:42
PD;pancreatoduodenectomy=膵頭十二指腸切除術,
大動脈周囲リンパ節を含む2群リンパ節郭清、癌局所遺残の可能性の高い
膵外神経叢切除(膵頭神経叢第I部、第II部,上腸間膜動脈周囲,
総肝動脈周囲,脾動脈根部,腹腔動脈幹周囲)を実施するのが従来一般的
とされていますが、術中迅速病理診断により、可及的に過ぎたる切除を
防げるという意味合いです。
ただし”surgical margin を充分確保する為の標準的郭清”という考え方
もあり、この点に関しては多施設で検討中の課題ですので、異論はある
ところではとも思います。




286 名前: km 投稿日:2005/08/22(月) 23:09
774様
kmです。早速のご説明いただきありがとうございます。
素人の私には体の内部のどの部分を指しているのか分かり難い言葉ばかり
ですが、要は「過不足のない切除」を目指した、過ぎたる切除をしないた
めの手術手法(やり方)と理解いたしました。
本日、この病気の根治には(774様もおっしゃっている)「過不足のない切除」
と再発予防のための措置が必要であり、現在は後者が重要なポイントになって
いるとの説明受けました。
このスレッドを足がかりに、再発予防に向けた情報、知識を得たいと思います。
引き続き皆様のお知恵を拝借すると思いますのでよろしくお願いいたします。


287 名前: 直美 投稿日:2005/09/07(水) 19:58
774様
私のお父さんが先週すい臓ガンと医師に告知されました 5センチだそうです 余命3ヶ月~半年とのことです 手術ができるか土曜日わかります 5センチで手術できるんですか?無知ですいません 教え下さい

288 名前: べち 投稿日:2005/09/07(水) 21:23
お初にお目にかかります。
以前から高脂血症及びγ-GTPの高値で通院していました。
がコレステロールはメバロチンを投与しているおかげで値は上昇
してませんがなかなかγ-GTPの値が下がらないため当初肝臓を疑われて
いましたが念の為超音波で腹部を見ることにしました。
すると腹部に黒い影があるとのことで(1ヶ月前)、本日造影剤投与に
よるCTをしたところ、膵臓に影が見えるといわれ、また1ヶ月後に
再度CTをすることになりました。
38歳で、医者からも「あんたの年で膵臓ガンとかになることはあまりない」
と言われましたが、こんなに間を空けて重篤化とか病気の場合、
進行しないのでしょうか。
突然割りこんでこのような質問をしてすみません。


289 名前: さと 投稿日:2005/09/08(木) 01:24
膵癌は進行の早い病気です。
なるべく早く他の病院でも診断を受けたほうが良いのではないでしょうか。
取り急ぎ、CTを借り出し、近くの大学病院等膵癌を多く受け入れている
病院で診断を受けたらいかがでしょう。
(大学病院ではCT撮影はすぐにとれない可能性大です)
違っていれば後で笑い話のネタになるだけですから、
少しでも急いでください。

290 名前: 774 投稿日:2005/09/08(木) 10:53
膵がんの手術適応を決定する場合、大きさも関係してきますが、
むしろ周囲組織(特に周囲大血管)への直接浸潤の有無・程度、
リンパ節転移や遠隔転移などが除外因子となります。

291 名前: 直美 投稿日:2005/09/08(木) 18:12
説明ありがとうございます 手術ができたら余命は延びるんですか?それとも余命とは最善をつくしてなんですか?オウタンというのが出てきたみたなんですが、オウタンが出るともうダメなんですか?私は中学生2年です わからないことだられで質問ばかりしてすいません

292 名前: 774 投稿日:2005/09/09(金) 08:25
余命をできるだけ延ばすために、病巣の切除を選択するものとお考えください。
黄疸は術前に減黄処置等を施すことで対応可能です。
膵がんに関して、以下、国立がんセンターHPなどの概説をご参照されると良いでしょう。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010203.html
http://www.mc.pref.osaka.jp/kabetsu-shoukai/shoukakigeka/suigan_kaisetsu.htm
http://members3.jcom.home.ne.jp/surgerynow/pk/index.html


293 名前: べち 投稿日:2005/09/09(金) 23:53
度々すんません。
1ヶ月後が不安なので担当医に言ったら月末にMRIをすることに
なりました。
しかし、医師って進行の早い臓器に影があったも患者に何一つ
アドバイスしないんでしょうか。
今受け持ってもらっている医者は殆ど何も説明せず、逆にこっちに
「何か聞きたいことありますか」だけ。
言った、言わないを避けるためにわざとそういうことをしてるんでしょうかねえ。


294 名前: さと 投稿日:2005/09/10(土) 09:05
詳しい状況も分からないので、担当医の方がどうしてそのような判断を
されているのかは不明ですが、その担当医にこだわる必要はないと思います。
もし、CT画像の貸し出しを頼みづらいなら朝食を採らないで新しい病院へ行き、
これまでの経緯を話せば造影CTをとって、新たに診断してもらえますよ。
また、腫瘍マーカーは当然検査されているとは思いますが、されてないなら
当然チェックしてもらうでしょうし、場合によっては(万能ではないですが)PETという検査を
受けた方が良いかもしれません。

今の担当医の方が良いかどうかは、他の意見も聞いた上で
客観的かつ迅速に判断されるべきではないでしょうか。

(あくまで家族が治療中の素人の意見です)

295 名前: 一患者 投稿日:2005/09/10(土) 15:37
べちさんへ

CTは1ヶ月に1度しか出来ません。そう決められています。
病院はやりたくても、出来ないのです。

それと、膵癌の診断はとても難しいです。あなたが本当に疑わしいのであれば
血管造影など、もっときめ細かい検査が必要になりますし、
結構、検査自体も大変ですよ。それでも膵癌の場合、確定診断のつかない事
も多いです。

それに、やっぱり病院側としては、あなたの年齢からして
癌の可能性は低いと考えているのでしょうね。


296 名前: べち 投稿日:2005/09/11(日) 12:41
さとさん、一患者さん、ありがとうございます。
「影がある」と言われてからあちこちの膵臓癌のページとか
見に行って、該当する症状はまだ全く出ていないものの、チト
ブルーになっていたもので・・・。
とりあえず月末のMRIの実施と結果をみてもらうことにします。

297 名前: 直美 投稿日:2005/09/11(日) 17:05
774様
ありがとうございました 明日手術です 頭部十二腸?切除と門脈の手術です 手術の後一ヶ月くらい入院します 明日手術が終ったからまたここへ来ます

298 名前: wanwa 投稿日:2005/09/24(土) 10:10
どなたかご意見いただけたらと、久ぶりに書き込みいたします。
昨年6月にppPDを受けました膵がん患者本人です。
膵切除後、GEMの投与を若干の変則スケジュール(体調等から3投後休薬を1ヶ月)
で5クール受け、現在は様子みとして月1の通院を行っています。
処方薬は、スターシス30mg、タガメット200、エクセラーゼ、ガスモチン
病理はT2N1M0でした。
さて、実はここ1ヶ月ほど腰部、背部に不定期に痛みがあり、また主に午前中で
はありますが変な貧血様症状(息苦しさ、めまい)を経験しております。
検査では貧血もなくまたマーカも異常は有りません。レントゲンでは肺等にも異
常なしとのこと。肝機能障害も(血液からは)ありません。薬の副作用もまず考
えられないとのこと。
主治医からは、痛みが生じる2週ほどまえの診察時にGEMの再投与を薦められて
います(予測していたとは思えないのですが)。
1)痛み、貧血様症状の原因検索として、どのような検査が考えられるでしょう。
2)最悪GEM投与を受けるとして、止めるタイミングはなにを基準にすれば良い
  でしょう
以上、ご意見いただけると幸いです

299 名前: べち 投稿日:2005/09/28(水) 19:18
先日MRIを受けてきました。結果は異常無しとのこと。
来月もう一度CTを受けて確認することになりました。
しかしCTで影があると診断されMRIでは何も無いということは
あるんでしょうか。


300 名前: おちゃ 投稿日:2005/09/28(水) 23:23
>>299
CTとMRIは全く原理の違う別種の検査法ですから、十分あり得ます。

>>298
1)具体的アドバイスは情報が不足していて困難です。また内容も主治医にお尋ねになるべき事項
だと考えます。仮に検査をするとすればCTやMRI程度でしょう。
2)しっかり精査されているようですから、主治医判断が一番でしょう。


301 名前: purinn 投稿日:2005/10/18(火) 14:40
父(61才)が8月頭に膵臓癌の手術いたしました。膵頭十二指腸切除でした。途中大量出血等のトラブルがあり、10月半ばにやっと退院いたしました。食欲もあまり出ず、体力も戻らず、またまた寝ている時間が長いのですが、少しずつでも回復すればと思っていました。しかし先日医師から腫瘍マーカーの上昇が告げられました。直接私がお話を伺えなかったため、はっきりとした数値は不明なのですが、やはり腫瘍マーカーの上昇イコール再発なのでしょうか?今はCTでは腫瘍は確認できないそうです。今、できうる治療には何があるでしょうか?手術前には放射線とGEMの投与をしておりました。よろしくお願いいたします。

302 名前: くま 投稿日:2005/10/22(土) 23:58
祖母八十歳が末期の膵臓癌になりました。
手のほどこし様が無く、今は漢方薬を信じて飲んでいます。
私は漢方薬で体力が回復したら抗がん剤などの治療が出来ると信じていますが(信じるしかない状況でもあります)、何かアドバイスをもらえたらと思い書き込みます。

祖母は八月頃からお腹に痛みがあり、食欲もなく痩せてしまったのですが、夏バテだろうと心配していませんでした。
医者にも毎月通っていたこともあり、健康で安心していました。
しかし、九月の末に医者から肝臓癌だと言われました。去年血便が出たのを見逃していて大腸から転移したのだろうと言うことでした。
別の病院できちんと検査したところ、膵臓癌で腫瘍は4.5センチ、肝臓に転移して星のように散らばって、腹水もあるそうです。
大腸癌かどうかは調べる必要がないと言うことで調べていません。
母がカルテを見たところリンパにも転移しているようですが、医者からの説明はありません。
手術は不可能、抗がん剤も効く確立は10パーセント以下でムダだと言われました。
余命1ヵ月から2ヶ月で、家で好きなことをさせてあげるようにとのことです。
薬は痛み止めの麻薬のみで他は何もしてくれません。
私は別の病院で見てもらうことを進めていますが、父と母は反対です。
祖母も癌のことは知っていますが、末期と言うことは言っておらず、別の病院に行く意思は無いようです。
しかし、悪くなったら見てもらうと言うようなことを言っていました。

今は知人から紹介された漢方薬を飲みお腹の痛みはないようですが、食欲はあまりないようです。漢方薬の先生の話では胃が小さくなっているのですぐには食べられないとのことです。
少し食べたと思うとお腹が痛くなりますが、これも胃が小さくなっているからだそうです。
外に出かけることもなく家で寝ていることが多いですが、夕方には少し外に出る日もあります。
週に何度か点滴をしてもらいます。点滴をすると少し元気になるようですが、点滴をしている最中はお腹が痛くなるそうです。
お風呂に入ると疲れると言いますが、それ以外でのだるさはあまりないようです。
昨日、癌に効く温泉に行きたいというので一泊することを決めました。
車で五時間はかかるのですが、本人は体力は大丈夫だと言って、死ぬ前に一度行きたかった言っています。

余計なことをたくさん書いたかもしれませんが、これが今の状況です。
ステージや他の数値なども医者は教えてくれませんし、私も聞くのを忘れていました。
漢方薬は私の友人の妹の癌が治ったと紹介され、宗教や詐欺ではないことを信頼できるので始めました。
何でも出来ることはしてあげたいと思います、治ってほしいと思っています。
アドバイスをお願いします。

もうひとつ、舌が赤くなり、喉が乾き、何を食べても味がしないと言います。
病気から来るものだとは思いますが、原因と改善する方法があれば教えてください。

303 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/24(月) 18:49
母が膵臓ガンです。肝転移もあり、手術できないとのことでGEM単投与してましたが、どうやらよろしくないようで、これからどうしたらいいかわかりません。何かいい方法はないですか?

304 名前: wanwa 投稿日:2005/10/25(火) 09:53
298で書き込みいたしましたものです。
おちゃさま、コメント有難うございました。
ここ1ヶ月いろいろと検査し、再発でもなんでもないよとのこと。

結局痛みの原因不明でここ2週ほどはインダシンも使わず過ごし
ています。
自律神経失調かなとの話もあったんですが、メンタルな部分とい
うのは、自分のことながら、良くわかりません。
皆さんもご自愛ください。失礼しました

305 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/01(火) 23:04
くまさん初めて その漢方薬はくまの肝臓ですか? けっこう有名ですよね? 煎じて飲ませて治る人も居るみたいだし 、癌によい温泉もテレビで昔に見たことあるますよ。

306 名前: まさ 投稿日:2005/11/07(月) 02:34
はじめて書き込みをします。母が膵臓がんと告知されました。思考がうまくいきません。新聞で重粒子線治療を見たのですがこの治療法の効果はあるのでしょうか?ご存知の方がいたら教えて頂きたいのですが・・・・

307 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/07(月) 11:01
まさ様
重粒子線された方・・・のスレッドを見るか、やっている所にまず電話で問い合わせてみてください。セカンドオピニオンできればしたほうが良いと思います。色々大変だとは思いますが、家族に出来る素早い情報収集と確認は重要になってくると思います。
私も同じ立場です。頑張りましょう。

308 名前: purinn2 投稿日:2005/11/16(水) 15:12
父(61才)が8月頭に手術をし、10月半ばに退院しました。手術をした病院の診察はだいたい月1回で、4週間分の薬が出ています。(薬がなくなると次の診察というかんじです)最初の診察の際、母に腫瘍マーカーが退院前から悪くなっていたと告げられました。(CTなどを調べたが、何もないようだと)2回目の診察の際、腫瘍マーカーが4000を越えていて、胸水も溜まっているから近くの病院で入院して抜いてもらうようにとの指示がありました。その時に腹部エコーやレントゲンなどの検査を行ない、肝臓に影があるが脂肪肝だから転移ではないと言われました。胸水が溜まると腫瘍マーカーが上がることがあるとも。翌日近くの病院へ医師からの手紙を持って胸水を抜いてもらいに行き、そこでさらに腹部エコーを取ったら、肝臓に転移があり、(影は脂肪肝ではなく)他にも点々とあると。腹水も溜まっていて、次のお正月を迎えられるかどうかという状態だと告げられました。手術を受けた病院で言われたことと全く違うことを言われ、ショックを受けています。手術を受けた病院は癌専門の病院で、近所の病院よりより詳しくわかっていらっしゃるはずなのに...治療法の無くなった患者は見捨てられてしまうというのはこういうことなんでしょうか?辛い治療に耐え(術前に放射線と抗がん剤治療をしておりました)、大きな手術をし、術後の経過も悪く、大変な思いをしてやっと退院し、これから元の生活に戻ろうと希望を持っている父にどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。父に残された治療法はないのでしょうか?本当にどうしたらよいかわからず、何かアドバイスをいただけたらと思い、書込みをさせていただきました。乱文お許し下さい。よろしくお願いいたします。


309 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/16(水) 19:38
癌専門の病院や、大きな大学病院などで患者の切り捨てがあるのはよくあることです。
とにかく、よく調べて、可能性のある病院をまわり、次の一手を見つけ出すことではないでしょうか。
そしてこれからは常にこの病院、この治療がダメだったらこの手があるといった、次の一手を用意しつつ進むことも必要かもしれないですね。膵臓がんは難しい病気ですから。
有料でそういった治療検討などの相談を受けてくれる期間もありますので利用してみてもいいかもしれないですね。


ちなみに、藁をもつかむご心境は理解いたしますが、マルチポストはあまりすすめしませんよ。

310 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/16(水) 19:39
すみません
期間じゃなくて、機関のまちがいです。

311 名前: purinn2 投稿日:2005/11/16(水) 22:52
309様

アドバイスありがとうございます。
あつかましいのですが、有料で治療検討の相談を受けていただける
機関というのはどういうものがございますでしょうか?
(有料なのでここへの書き込みは難しいものでしょうか?)
もしもお教えいただけるのでしたら
よろしくお願いいたします。

マルチポストの件、ご指摘ありがとうございます。
無知でお恥ずかしいのですが、言葉も意味もご指摘いただいて
調べるまで知りませんでした。
以後、気をつけます。
こちらもありがとうございました。

312 名前: 悩めるコンサルタント 投稿日:2005/11/16(水) 23:54
母が先日Ⅳbの膵臓がんと診断されました。
11/4に大阪の某民間系総合病院で『疑い』といわれていたの
ですが、翌週大阪成人病センターで造影CT画像で診断の結果
上記の診断結果となりました。
母は現在、腫瘍が胆管を圧迫しているとのことで、胆管に管を通して
胆汁を抜く処置が必要だといわれていますが、2度チャレンジしたものの、
胆管が3mm程度と細く、まだできないといわれて落ち込んでいます。
こうしている間にも、すい臓の腫瘍は無処置の状態で、家族としても不安が
募ります。
いろんな闘病記などを拝見すると、まず抗がん剤その後必要に応じて
ドレナージという処置を取っているケースが多いようですが、
抗がん剤の前にドレナージをしなければならない母は相当深刻なのでしょうか?

ちなみに、主治医は、『まず胆汁の処置』というだけで、その後の
抗がん剤使用に関する計画は説明してくれていません。
#厳密には、『抗がん剤で処置』というだけで、『何を』『どういう風に』の
#説明がありません。

抗がん剤処置が始まってから、他の病院にセカンドオピニオンを
聞きに行くことも可能なのでしょうか?



313 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/17(木) 03:13
>>311
有料ですのでそれなりのお値段かかりますし、
無責任ですが、自分は検討した事があるだけで、現在は利用していません。
将来的な一手としてストックしてあるだけです。
ここでご紹介はなんとなく難しいですので、がんばって検索していただければと。
ちなみに自分の言ってるところは、お住まいが関東圏でないと難しいかもしれません。
自分はかつて「癌 セカンドオピニオン」や「医療 コーディネーター」などのワードで
散々検索いたしまいした。これがヒントになるかと思いますが。

314 名前: purinn2 投稿日:2005/11/17(木) 21:22
313様

ヒントありがとうございます。
検索いたします。


315 名前: CD 投稿日:2005/11/18(金) 11:16
悩めるコンサルタント様

同じ病気を家族にもつ者として、心中お察しします。
私の父(73歳)も9月中旬に膵癌Ⅳbの診断をされ、10月下旬
に黄疸が出てきてドレナージをしました。
父の場合は腹水が若干あるので経皮(腹部)からは無理で、
内視鏡により鼻からチューブを抜きドレンしています。

数値はまだ高めですが、皮膚の色は最近ようやく納まって
きました。しかしまだ体がしんどいみたいで体調は良くないです。
処置の前に、もしかしたらチューブが入らないかも知れないと
医師に言われましたが、幸い一回で入りました。
腫瘍により胆管が圧迫され、チューブを挿入する十二指腸の
乳頭部も変形していると入らない場合もあるようです。

黄疸があると肝機能をはじめ全身状態が悪くなるので、数週間で
危ないと言われました。ですので抗がん剤をするにしても、まずは
黄疸の処置をして全身状態を良くするのが先だと思います。

なんとかドレナージがうまくいく事をお祈りしております。


316 名前: 774 投稿日:2005/11/18(金) 17:21
315さんのおっしゃる通りです。
減黄が成功しますように。
なお、膵がん治療に関して、成人病センターは先進的な医療機関で、
手術の質や工夫に関しても十分お任せして良い施設と思いますが、
セカンドオピニオンをということなら阪大、京大などが良いでしょう。
また、切除困難と判断されたケースに対して術前化学療法~切除可能
となった症例報告はありますが、今回の状況は少し異なるのでは
と思います。
成人病センターは術前後化学放射線療法の検討に対しても積極的で、
微小膵がんの診断や術中組織診に基づく分割機能温存手術の5年無再発生存率;100%、
局所進行例に対して拡大郭清、拡大手術~肝転移予防目的2ch化学療法
の併用により5年生存率;41%という良績を公表している国内有数の
膵がん治療施設と思います。

317 名前: 悩めるコンサルタント 投稿日:2005/11/18(金) 22:32
CD様、774様、ご助言ありがとうございました。
昨日ドレナージを実施して、無事成功しました。
今日は、気持ちの問題かもしれませんが、明るく多少は食事もしたようです。
#ようです、というのは、母は大阪で私は東京におり、家族から様子を聞いているのです。

今後抗がん剤治療が始まり、通院になった時点で、阪大or京大の
セカンドオピニオンを検討したいと考えています。

>774様
『今回の状況は少し異なるのでは』というのは、どういう理由なのか
お教えいただけませんでしょうか?

よろしくお願いします。


318 名前: 774 投稿日:2005/11/19(土) 08:19
”StageⅣbの規定因子が何か”で施設により対応が微妙に異なる
可能性があると言う意味です。

319 名前: 774 投稿日:2005/11/19(土) 10:29
追記
化学療法、切除いずれの治療法を選択する場合でもまずは十分な減黄処置を
行っておくことが重要です。
そのうえで、遠隔転移(-)の局所進行膵がんに対しては周囲組織や、場合により
浸潤血管合併切除等の拡大手術を検討する多施設共同試験により、放射線化学療法
に対する拡大切除のアドバンテージの報告があります。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15523393&query_hl=1
また、厚労省班研究としても名大一外をはじめ、拡大郭清に対する検討が
行われています。
更に金大のようにⅣa/Ⅳbの一部(現在の適応は他の大血管に浸潤(-))
に対してSMA,SMV合併切除による治療効果の検討を行っている施設もあります。

320 名前: 悩めるコンサルタント 投稿日:2005/11/19(土) 10:45
774様ありがとうございます!

現在の主治医より今後の化学療法の計画の説明があると思うので、
その際に、またご相談させていただくかもしれません。

前述しましたが、今のところ『化学療法』というだけで、どんな薬を
どういう風に使う、といった説明は受けておりません。
もし説明がなされそうにない場合、こちらから要求してよいものなのでしょうか?
#父は『素人が口を挟むのもなー』という感じなのです。

ただ、どこかの記事で、ジェムザール単体より、ジェムザール+αのほうが
効果がある、というのを見た記憶があり、同じ化学療法でも
よりよい病院で実施いただくのに越したことはないような気もしています。

なお、セカンドオピニオンと申しましたのは、成人病センターを信用していない
わけでなく、『成人病センターの場合、化学療法は通院処置となり、何かあった場合でも
すぐに入院して対処できないこともある。』と言われたので...


321 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/19(土) 16:15
悩めるコンサルタント様 家族のものが成人病センターにかかっています。こちらの病院は手術の技術等はすばらしいですが、抗癌剤はGEMのみでした。他の薬もご希望でしたらそこでは難しいかもしれません。また抗癌剤は基本的に通院治療でしたので通えなくなると他院への転院を促されることもあるようです。

322 名前: 悩めるコンサルタント 投稿日:2005/11/19(土) 16:30
>321様 ありがとうございます。

GEM+ターセバ(?)というのが、GEM単体より『確実に延命効果がある』という
のを聞いたことがあります。

母はまだ、先日実施したドレナージの様子見ですが、
落ち着いたら、これら化学療法で新しい試みを実施しているところに
相談に行きたいと思います。



323 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/21(月) 22:09
母が膵臓癌と診断されました。73歳です。C型肝炎から肝硬変
を患い 二年前に肝臓の摘出手術をうけました。
肝臓の定期検診で膵管に異常があることがわかったのですが
腫瘍マーカーもPETも異常なしで CTでたぶん癌に間違いないだろうと
いうことです。 医師が言うには 体部なので 切ればいいことなんだけど 肝臓
のことがあるので手術できるかどうか 明日言い渡されます。
膵臓癌がどれほど絶望的なものなのか 調べれば調べる程 
悲しくなってきます。

324 名前: HT 投稿日:2005/11/22(火) 12:26
はじめましてHTです。知人の父親(78歳)が先週金曜日に肝癌と告知されました。
知人の話では肝硬変も以前に患っていて3ヶ月に一回の定期健診を受診していたそうです。
現在受診している病院では今後の治療が厳しいため久留米大学病院への転院を勧められています。
本人がかなり落ち込んでいて精神的なケアをどうすれば良いのか相談を受けたのですが
私には的確なアドバイスができませんでした。
この掲示板の存在を知って皆さんから何かアドバイスをいただけたらと
思っています。宜しくお願いします。

325 名前: 奇跡 投稿日:2005/12/15(木) 01:31
はじめまして。母(58歳)が、膵臓癌Ⅳbと診断され、多発性肺転移、
多発性肝転移、骨転移、リンパ節転移、膵臓周辺の筋肉や血管への浸潤があります。
明日から、GEM単独の投与が始まります。
十二指腸狭窄のため、食事をとれなくなったため、
数日中に首に管を通しての栄養補給になる予定です。
骨転移のせいか、背中から腰にかけて痛みが強いため、
デュロテップパッチによる疼痛管理も始めました。
予後最長3ヶ月と診断されました。。
主治医は、GEM以外の方法は考えていないようで消極的な印象です。
しかしながら、こちらの掲示板で拝見する限り、
いろいろな可能性があることがわかりました。
まず、痛みをとってあげたいのですが、
こちらはデュロテップパッチのおかげで少し緩和されたようです。
あとは、食事ができるようにしてあげたいのです。
母のように、腹部に結構転移があるような状態でも、
消化管バイパス手術は可能なのでしょうか?
また、GEMとアバスチン併用による効果にも興味があります。
明後日、がんセンターにセカンドオピニオンを予約しています。
積極的に、ここで勉強したことを質問して、納得のいく治療方法に
たどりつければと考えています。
バイパス手術、アバスチンに関して、皆様の情報をいただければ幸いです。
宜しくお願いします。

326 名前: ザ・シングルスマン 投稿日:2005/12/15(木) 08:18
私の母は57歳で膵臓癌と診断され,
59歳で亡くなりました。
この談話室では774先生を始め,
多くの方々にご教授頂きました。

奇跡さんのお話を聞くと,
Ⅳbでも進行癌のようなので,
アバスチンを取りよせるなら,
早くした方がいいと思います。
(結構,時間がかかります)

私の母の場合は,アバスチンを
取り寄せましたが,結局使わず
じまいで破棄されました。
ターセバも考慮されるとよいと
思います。

このページを参考にして下さい。
http://2nd-opinion.jp/main.htm


327 名前: 奇跡 投稿日:2005/12/18(日) 23:57
ザ・シングルスマンさん、ありがとうございます。
上記ホームページもじっくり読んでみます。
局所投与法や温熱療法についても調べ始めました。
後悔だけは、したくありません。
0パーセントではない限り、
やれること全てをやって、絶対に母を長生きさせてみます。
このスレッドはとても勉強になります。
今後も宜しくお願いします。

328 名前: 悩めるコンサルタント 投稿日:2006/01/09(月) 08:32
以前こちらで色々ご相談させていただいたものです。

母が膵臓がんⅣbの診断を受けて2ヶ月がたちました。
その間、胆汁抜きの処置、ジェムザール投与、リニアック処置など
を実施しておりますが、合わせて鼻からのチューブ挿入による
胃の内容物の排出も行っています。

つまり、12月の初旬ごろから吐き気が続き、原因は胃の出口が
硬化していることから、胃の内容物が排泄されていなかったため
絶食(栄養はすべて点滴から)として、時々飲む水分もすべて
チューブから排出している状況です。

他の方の闘病記などを拝見しても、上記のような状態になっている方は
おらず、このようになっているのがガンによるものなのか、
だとすればどのような状態なのかわからず悩んでいます。

どなたかアドバイスいただけませんでしょうか?


329 名前: 774 投稿日:2006/01/09(月) 18:50
膵がんによる十二指腸の通過障害の可能性があります。
胃空腸吻合によるバイパス作成や小腸ろう造設による栄養管理を
要します。

330 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/09(月) 23:19
膵臓癌で、CA19-9の値が7200とは、致命的なのでしょうか?
他の膵臓癌の方の値をみても、7200という数値はみたことがありません。
大きくても数百程度ですよね。
この数値がものすごく心配です。
ご存知の方、ご意見お願いします。

331 名前: ハルキ 投稿日:2006/01/12(木) 20:01
>330様

7200という数値よりも、前後の数値との比較のほうが大事です。
もし、急激な上がり方をした結果、現在の数値が7200というのであれば
残念ながら、癌細胞は極めて活発に活動しているということです。

逆に、数値の上がり方が横ばい、あるいは緩やかなのであれば、抗癌剤が
ある程度奏功していると判断されるでしょう。

ただ、7200と言う数値は、一概にはいえませんが少し厳しいかもしれませんね。

332 名前: めぃ 投稿日:2006/01/15(日) 13:36
私は中学生のものです。
私の父が最近腹痛が続いてるというんで
検査にいったら膵臓癌の
可能性有りと言われたんです。
色々検索してみたら
手術できないとか…難病だと
載っていました。。
どうすればいいかわからないんです……

333 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/15(日) 22:27
>331
ハルキさんありがとうございました。
先週、再度CA19-9を検査したら10000を超えていたそうです。
GEM1クールを終えたところです。
やはり、厳しいのですね・・・
でも、家族としてはあきらめるわけにはいきません。


334 名前: ム-ミン 投稿日:2006/01/17(火) 13:00
私の母も≪悩めるコンサルタント ≫と似たような状態です。末期の膵臓ガンで、ジェムザ-ルを
1ク-ル投与しましたが、効き目もなく何より副作用がひどかったので本人の希望もあり
やめました。正月一応退院しましたが先週ひどい吐血で再入院。内視鏡の結果、十二指腸の入り口が
ガンの進行でスコ-プが通るのがやっとのほどしかの穴しかなく、スコ-プを通すだけで出血する状態でした。今は絶食絶飲です。
もともと糖尿で以前はインスリンまで使うことはなかったのが、今は点滴により
血糖値があがってインスリンの注射もしています。幸い本人は見た目は元気によく話もしています。
本人は余命を知らないのでなお更辛いです。医師にはあと一ヶ月くらいと言われています。
肝硬変もあるので、余計にいろいろ悪い要因が出てくるみたいです。今後どういう風になっていくのか
不安でたまりません。だらだら書き込んでしまってすみません。
どなたかアドバイスいただけたら幸いです。

335 名前: 希望 投稿日:2006/01/27(金) 13:28
初めまして。
66歳の母ですが、食事が食べられない事と、尿の色が変なことを訴えました。
診察の結果は、即入院。

詳しく調べてみたら、すい頭部に6cm大の腫瘍、両肺にまで、4ヶ所の転移がありました。
入院直後、黄疸が急激に進んでしまい、血糖値も高い状態が続き、余命は一週間・・・
そう告知をされたものの、その後ステントなどを入れ、なんとか落ち着きました。

入院中の治療としては
GEMのみを、1週間に一度で始めたのですが
(この時は、腫瘍が若干縮小。)
白血球内の一部の数値が減りすぎるために、期間や量も調整して
2週間に一度になり、3ヶ月後、お陰様で退院することができました。

現在は外来で、GEMを2週間に一度やっています。
たまに白血球が下がりすぎて、増やす注射をして来ます。
家では普通に食事をし、軽い家事をやったり、痛みなどもなく、
さいわい、生活には不便も感じないようです。

そんな母なのですが、最近
「玉川温泉に行ってみたい。」と、いいはじめました。

余命は一年に延びたものの、
それでも短いことには違いはありません。
なるだけやりたいことは、させてあげたいと思う次第です、、、

ただ<白血球が、ラジウムの温泉に入る事により、下がったりはしないだろうか?>
それだけが、とても気がかりでならないのです。

どなたかご存知の方がいらっしゃれば、
お知恵を頂きたく思い、こうして長々と書き込んでしまいました。

ほんとうに申し訳ありません・・・

336 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/01/27(金) 17:47
玉川でしたら、下記が参考になるでしょうか...
温泉での効果は期待はできないと思いますが、願いをかなえてあげるのも選択肢です。

癌に効く?温泉
http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=minkan&key=1014323678&ls=50

http://www.gansenka.com/index.php/dir_1_12010/1010/

337 名前: ☆〃 投稿日:2006/02/02(木) 06:15
すみません教えてください
今日父が手術しました。
癌で転移してしまって
いたので抗がん剤を
使わなくてはいけないと
いうことでした━…。
お見舞いにいったときは
顔や目が黄色かかって
いました。
どうなんでしょうこれは…

338 名前: lina 投稿日:2006/02/22(水) 00:55
「何をしたら…」に書き込みしたlinaです。

こちらに書き込みします。
父(67)が先週検査入院しました。
もともと、糖尿病でありました。

入院までの経過
1月から体の疲れがでる。
ゲップがよくでるようになる、食欲もなくなる。
毎日しっかりあった便も少なくなる。
次第に、疲れたと言っては昼寝をするようになる。
(夜、お腹が痛いのか寝れないらしい。)
又、寝る時、背中の痛みがあり寝れなくなる。
体重が2~3kgほど減った。
2月の始め、近所の内科に行ったら、胃炎・胃潰瘍などの薬を
処方された。
改善されず、先週、目が黄色くなっているのにきずいた。
再び、その内科へ。即検査入院してくれ、と病院を紹介された。

検査の結果、閉塞性黄疸で、すい臓癌でしょうという事でした。
手術は、難しいと言っていたようです。
明日、ERCP と経鼻胆道ドレナージチューブというのを行うようです。

すみません。過去レスを全部まだ見てないので、
もしかしたら同じ質問をしているかもしれませんが、
ERCPは、合併症があると本に書いてあったのですが、どういうものですか?
閉塞性黄疸は、重症なんですか?
「何をしたら…」のベーコンさんの話をよんでいたら、
父もあと数ヶ月なのかと思ってしまい…
検査入院してから、ネットで黄疸のことを調べました。
黄疸は、肝臓とありましたが、症状を見ていくうちに、
もしかしたらすい臓癌かも?!と思い、この癌だけでは
ありませんようにと祈ったのですが…
症状がでてから、調べても遅いですよね。日頃から、身体のこと、
各病気の症状の事をもっと知っておべきですね。
あまりにも、無知すぎました。

まだ、父には癌のことは話していません。
転院をしたほうがいいのかも、と悩んでいます。
セカンドオピニオンをしてから転移をした方がいいいのでしょうか?

まだ頭が真っ白なのと、寝不足が重なって、思考できなくて…
すみません、勉強不足で…
そして、長くなってすみません。人に話を伝える事、文を書く事が下手なもので、
述べたい事もうまく伝わってないかも…










339 名前: lina 投稿日:2006/02/22(水) 23:17
今日、ERCPとERBDを行ないました。
しかし、腫瘍が大きかったのでチューブが入らなかったそうです。
なので、今度、PTCDを行なうと言っていました。肝臓に移転しているそうです。
手術は無理なので、黄疸が減少したら、自宅療養になるそうです。
腫瘍マーカーの数値は教えてもらっていません。とにかく高い数値だということです。

この病院ではとても心配になってきました。転院しようとしたら、横浜だと
市立医大と県立がんセンターでしょうか?どなたか、神奈川の病院に通っているかたいらっしゃいますか?

母だと、そのまま聞いてくるだけなので、明日、自分もちゃんと主治医に話を聞きく事になっています。



340 名前: ナオ 投稿日:2006/02/24(金) 06:28
一番の親友の親が膵臓癌で余命宣告されました。非常に落ち込んでいてもちろん私もかなりショックです。でも何て言葉をかけたらいいかわかりません・・。精神面で少しでも彼女を救いたい。大丈夫だよとか治るよとかそんな言葉言えないし辛いです。みなさんどうですか?

341 名前: lina 投稿日:2006/02/25(土) 11:29
父は、すい頭部癌で、5.4x3.8ほどの大きさです。
背中・腹の痛みがひどいくなっているようです。
お腹がボワッと膨らむ感じでゲップが止まらず、食欲もありません。

22日の黄疸処置が出来なかったので、次はPTCDを行なうのですが、まだ、胆管が大きく開いてないので
針がさせません。次回PTCD予定日は、3月1日です。
黄疸が取れないことには、抗がん剤も投与できないので、早く黄疸処置が終わってほしいです。
しかし、黄疸に気づいてから1週間たって、次の処置までに5日も待たなくては、いけないなんて…
黄疸は、数週間で危ないということなので、あせるばかりで…
どうしたらいいのか…

チューブを通したりするのは、やはりその病院のスキルによって
成功したりしなかったりなのでしょうか?

342 名前: lina 投稿日:2006/03/07(火) 10:47
2度目に行なったPTCDも成功しませんでした。胆菅が針を通すのに十分開いてないそうです。
黄疸の処置が出来ずに、もう3週間経ちます。「もう少し開くまで待ちましょう。」と主治医は言うのですが、
大丈夫なのでしょうか?
人それぞれだと思いますが、減黄処置が行なわれてから抗がん剤使用できるまでに、
どれ位の日数が必要なのでしょうか?

現在、痛み止めにMSコンチンを朝と夜に、夜にMSコンチンだけでも痛い場合は、坐薬(ボルタレン50mg)も
使うように主治医から処方されています。オピオイド鎮痛薬と坐薬などを一緒に使用すると鎮痛効果を打ち消しあうことが
あると聞いたのですが、この場合はどうなんでしょうか?


343 名前: hagiー 投稿日:2006/03/08(水) 00:58
初めまして、こんばんは。
父が膵臓癌と宣告されて8ヶ月がたちました。残念ながら手の施しようがなく
気がついたときには末期になっていおり肝臓にも転移していました。現在
オキシコンチンを一日2回飲んでいます。頓服薬にモルヒネを飲んでいます。
今後の経過について明るい未来があれば教えてください。よろしくお願いします。

344 名前: ゆうた 投稿日:2006/03/08(水) 12:41
こんにちは!はじめてカキコなんですが、hagi-さんに直接届くのかな?俺の父も同じ病気だったです。力になれる事あったらなりたいけど…

345 名前: ピロ 投稿日:2006/03/08(水) 13:56
linaさんへ
モルヒネ系鎮痛薬と併用してはならないといわれるのは、
ソセゴン、レペタン系の鎮痛薬で、ボルタレンはだいじょうぶだったはずかと。
レスキュー的な使い方として、ボルタレン座薬はアリ、なんじゃないでしょうか。
また、それで痛みが取れないようなら、ボルタレンではなく、
オプソとかに替える相談を主治医の方にしたほうがよいかもしれませんね。
痛みに関しては、
がん 痛み 疼痛管理 末期 などのワードで検索すると
いろいろなところで詳しく解説がでてますから、そういった方面から知識を得て
主治医と相談するとよいかもしれません。

hagi-さん
100人いれば100種類のガンがあるといいますから、一概にはいえませんが
明るい未来、というのが治癒的な意味をさすのであれば
それは難しいかもしれません・・。
ただ、現在お父様のされている治療(化学療法でしょうか)で、
多少の延命は期待できるかもしれません。
それと、ここでは何度も出てきていますが、
「がん患者のあきらめない診察室」などのがんの治療情報などをみて
認可されてはいないお薬などの投薬について、
主治医の先生に相談なさるなどもあるかと思います。

お役にたてなくてすみません。



346 名前: lina 投稿日:2006/03/08(水) 23:22
ビロさん、有難うございました。

347 名前: かお 投稿日:2006/03/18(土) 22:17
今年2/3に入院した母は、膵癌で余命数ヶ月と宣告されました。二週間の入院のうち、自宅療養となり、先日3/11に自宅で亡くなりました。
こんなに早く逝くとは思っていなかったので、愕然としましたが、往診にきていた先生が最期の最期まで、本人の希望を失わせないようにいつも励ましてくれていたおかげで、本人も絶対治ると信じ続け逝きました。
すがる思いで、有名な漢方医にかかり、短い間ですが、漢方薬を飲んでいました。膵癌は相当に強い痛みを伴うと聞いてたのですが、比較的痛みに苦しめられることは少なかったように思います。
漢方薬を飲むと体が楽になった気がするといっていたので、もしかしたら、多少なりとも効いてたのかもしれません。気持ちだけでも、そう思えたのかもしれませんが。






348 名前: ちゃわ 投稿日:2006/03/23(木) 20:29
はじめまして。
父がこのところ食欲不振・背部痛・体重減少などの症状があり、病院で検査をしました。
結果的には「膵のう胞」の可能性が高いが癌かどうかの判断はできず、
4月5日に超音波内視鏡で再検査することになりました。
すい臓がんかどうかの判断は難しいものなんでしょうか?もし癌だった場合、
4月5日まで待ってたら癌が進行してしまうのではないか、心配です。
またこうした場合、やはり癌だった、というケースは多いんでしょうか?
父方の祖父がすい臓がんで亡くなっているので不安です。

349 名前: lina 投稿日:2006/03/26(日) 19:39
黄疸から3週目にして、やっとPTCDが成功し、その処置から3週間程経ちますが胆汁がなかなかで出ないので、
今だ黄疸が引きません。
初めから肝臓・リンパ移転で、手術不可能と言われているのですが、「胆汁からは、癌細胞が検出されなかったので、肝臓か膵臓から細胞検査をしましょう。」と主治医
から言われていますが、細胞検査は、必ずしも必要なんでしょうか?
父の身体はかなり衰弱しているので、必要のない検査は避けたいのです。





350 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/03/27(月) 12:03
>linaさん
詳しくはわからないのですが、原発巣のガンがどこなのか、
それを知ろうとしているのではないでしょうか・・?
抗がん剤は、原発巣がどこなのかによって使う薬がかわってくるので
抗がん剤治療を始める前に、病院側はそれを明らかにしようとしているのかしら、と思いました。
細胞の検査、とは、ERCPですか。
ERCPは衰弱した体には負担の大きな検査ですから、確かに躊躇してしまいますよね・・。
お医者さまの判断で、だいじょうぶ、としたのかもしれませんが、
いちどセカンドオピニオンをとってみてはいかがでしょうか?
あまり役にたたなくてすみません。


351 名前: lina 投稿日:2006/04/01(土) 13:23
>350さん
レスをありがとうございました。細胞の検査はやらなくなりました。(検査をしている余裕時間はないだろうということで)

黄疸が、約1ヶ月経つのですが一向に引きません。
点滴(リセナートブドウ糖加酢酸リンゲル液500ml+フルクトラクト500ml)を毎日投与しています。胆汁は1日に140~200ml程しか排出できていません。
現在 GOT=53 GPT=56 ALP=881 r-GPT=256 となっています。
服用している薬は、ウルソ、マグミット、ノバミン、カロリールゼリー、ベリチーム、タケプロン。
鎮痛剤は、MSコンチン。2週間程前から量が40mgとなっています。痛みがひどいとそのつどオプソ5mgも服用しています。
MSコンチンが20から40に増えてから、毎日食べると吐いてしまいます。
2週間程前から腹水が溜まってきており、今では足・お腹とパンパンです。52kgしかなかった体重が60kgとなってしまいました。
最近は、咳をたまにするようになり痰がよくでます。
主治医に、先週取ったCTから1ヶ月前に比べて原発癌と肝転移がかなり大きくなっており、抗癌剤治療が出来たとしても、期待はできないだろう。また、腹水・腸管の画像から腹腔内の転移も考えられ、厳しい状態。
抗癌剤治療まで進めないだろう。進めたとしても改善は難しい。
と言われました。

黄疸が引かないのは、閉塞性黄疸の他になにか原因があるのでしょうか?
ステントは、黄疸があるていど引かないと挿入できないのですか?
転院前の主治医に、胆嚢にたくさんの胆汁が溜まっていると言われたのですが、胆嚢に胆汁が溜まっていることは黄疸に影響があるのでしょうか?
胆汁を早く引かせるのに方法はないのでしょうか…?

主治医の説明も判りずらく、聞き直しても言っても無駄でしょという感じに話をします。抗癌剤治療まで出来ないとなったら、匙をなげた感じにみえ(偏見かもしれませんが…)
セカンドオピニオンに行ったほうが良いのかなと思っているのですが、このような手遅れのの状態の父を受け入れてくれる病院はあるのでしょうか?
いつも初歩的な質問ですみません。黄疸が引かないのであせってしまて、何をしたら良いのか…
回答、今後の治療法、アドバイス等を頂ければ幸いです。





352 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/02(日) 23:33
>350
黄疸の考えられる原因や、医学的なアドバイスはどなたかお願いします。

まず、MSコンチンで吐き気がでているとのことですが
オキシコンチンに変える、という相談は主治医にできませんでしょうか?
吐き気が止まるかどうかはわかりませんが、
オキシコンチンは麻薬系の痛み止めとして同程度の効果が期待でき、
かつ、成分がちがいますので吐き気も止められるかもしれないと思うのですが・・。
それと、デュロテップパッチという、貼り薬式の痛み止め(これも効果の高いものです)
も併用して、普段のコンチンの量を減らすことも考えられるのではないかと思います。

お医者様の説明が足りないように感じられるとのことですが
実際、足りないのだと思います。
ただ、お医者さまも、信じられないような過酷な労働状況にあることが多く
「話しても理解できないのなら、自分の指示通りにしていてくれればいい」的な
対応をとられていることもあるのではないかと思うのです。
(患者としては、そんなことは許しがたい、もっとわかるまで説明せよ、と思うのはもちろんですし、私もそう思います)
そういうなかで、お医者さんの説明を詳しくさせるのは、
自分の知識武装しかありません。
焦られる気持ちは痛いほどわかりますが、
ネット上で、素人としてはかなりなところまで知識は得られます。
セカンドオピニオンのことも含め、いまいちど、ご自身で調べられることをおすすめします。


353 名前: おちゃ 投稿日:2006/04/03(月) 07:45
>>351さん
大変厳しい状況のようで、心中察するにあまりあります。

黄疸に関しては、1ヶ所のPTCDでは追いつかないような状況なのでしょう。腫瘍の状態や
胆管の開き具合にもよりますが、かなり厳しい状態の印象を受けます。ステントができるか
どうかは腫瘍の状態にかかっています。PTCDが効果がないような状態であれば、ステントも
無効である可能性もあります。このような処置は閉塞が一ヶ所だけであれば効果が期待できますが
複数個所あるような場合、肝臓自体が機能低下を起こしている状況では効果が弱まります。

肝臓の状態があまり良くない時は、モルヒネが効きすぎることがあります。デュロテップパッチ
が消化器系の副作用が少なく、服用する必要がないのでいまの症状にあっているかもしれません。

1Lの点滴で腹水、足のむくみがひどいような状況であれば、緩和医療を積極的に進める時期の可能性
が高いと思います。500mlに点滴を制限することや、アルダクトンといった利尿剤を多く使うことなど
によって、効果がある場合があります。

全身状態によりますが、予後が週を考えなければいけないような状況では転院は時間的に難しいと思います。
そのあたりがセカンドオピニオンを受けるかどうかの境目となると思います。


354 名前: lina 投稿日:2006/04/03(月) 16:16
>352様、おちゃ様
有難うございました。

 >おちゃ様
 閉塞が複数ある場合とは、どのようにわかるのですか?(主治医は得にそのことにつては何も言っていませんでしたので)
 黄疸を引かせるのは難しいと言う事なのでしょうか?


胆汁に砂が混じっているそうですが、これは何でしょうか?
薬を飲んだり、食べたりするごとに吐くので、3日前にデュロテップパッチ2.5mgに変更しました。しかし、効果がないようで1日中痛みがあり睡眠も出来ない状態なので、先生から皮下注入にしたほうがいいと、薦められました。
パッチの量を増やすより、注射のほうがいいのでしょうか?
リセナートブドウ糖加酢酸リンゲル液は、高カロリー輸液であっていますか?
終末期緩和ケアを見たら、高カロリー輸液は良くないと書いてありました。
尿は1日200ml程しかでていません。点滴は、胆汁を出すためにと投与しているのですが、腹水・浮腫みは、やはりこの点滴の影響もあるのですね。
嘔吐は、腹水からくるものでしょうか?


もうかなりの終末期なのですね…
この掲示板で、いろいろな治療法があるのを知って、父にも少しでも永く生きてもらおうと思っていたのに…
告知前までは治す気力があったのに、告知後転院したら、いっきに元気がなくなってしまいました。
併用化学治療ができるという事で告知して転院したのに、抗癌剤治療もできないのでは、今となっては転院したことやいろいろな事に後悔をしてしまいます…








355 名前: おちゃ 投稿日:2006/04/03(月) 21:55
Linaさん
肝臓の直接の状態については、診察をしていないので分からないというしかありません。
PTCDにより胆汁が排泄されているにも関わらず、黄疸が引かないという断片的な情報からは
一般的には厳しそうだ、ということしか分かりません。

皮下注射のほうが早く、こまかく量を調節できます。パッチは変更してから効果が現れるまで
最低12時間は必要で、おおまかな調節しか出来ません。皮下注射なら、痛い時に追加すれば5-10分
で効果が現れます。

高カロリーではありませんが、尿量、浮腫の状態を聞くともう少し少なめのほうがよさそうな印象です。
しかし、全身を直接診察したら、1Lの方が適当という答えになるかもしれません。

吐き気は色々な原因から来ます。腹水による腹圧の上昇も一つの原因となります。


356 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/04(火) 23:05
ようやく今年、TS-1が膵癌に承認になるそうですね。
ジェムザールと併用すると、奏功率が47%に上がるそうです。

TS-1は代謝酵素の関係で、日本人に効きやすいという噂?も聞きました。
期待して待っています。

357 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/05(水) 12:05
>356さん
今年のいつ頃になるのでしょう・・。
それと、TS-1の副作用はどうなんでしょうね。
ジェムは比較的副作用の少ない抗ガン剤ですから、
併用を始めたとたん、副作用との闘いにもなるのではないか、
という恐れもあります。
でも承認薬がひとつでも増えるのは本当にうれしいです。
一刻もはやくターセバ、アバスチンも膵臓癌に承認されてほしい。


358 名前: lina 投稿日:2006/04/05(水) 12:57
 >おちゃ様
 返答を有難うございました。
 昨日病院へ行ったら、持続皮下注入に変わっておりました。


皮下注入の影響なのかはわかりませんが一日中寝ています。
MSコンチンを40mgにした時、父が「薬の量が多いようなので減らす事はできないか?身体や頭がついていかない。」と看護師に言いました。
看護師は、どういうとき?どんなふうに?等いろいろな質問をしました。その質問にとぎれとぎれ考えながら返答してしていましたが、途中混乱した感じになり、吐いてしまいました。
それ以来、頭を使うような時考えを述べている時は、混乱して何時も吐いてしまいます。これは、後遺症みたいなものでしょうか?または、副作用からくるものですか?
あまり脳を使う質問などはしないほうがいいのかな?等と思いますが、まり使用しないのもあっというまにボケてしまいそうで…

承認薬が増える事はうれしいですね。
私も、父にGEM+TS-1の治療をと思っていました。一度も使用することはできないようですが…
357さんの言う通り、本当に一刻も早くその他の有効薬を承認して欲しいものです。











359 名前: 356です 投稿日:2006/04/05(水) 12:57
S-1 の膵がんへの適応は現在申請中ということなので、問題がなければ早いのでは?
http://www.okusuri.org/chikeninfo/html/newmedicine/details/A0031.htm
(主治医の先生に聞いてみるといいかも・・どなたかご存じですか?)

すでに胃がんなどでは長い使用経験のある抗がん剤で、副作用は骨髄抑制や
消化器症状などですが、比較的軽いようです。のみ薬ですし。

360 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/06(木) 11:17
S-1というものと,
TS-1というものは同種のものなのでしょうか?
薬の名前は、書いてあるところによってちがっているので、
なかなかわかりにくいですね・・。
不勉強ですみませんが、どなたか教えていただければとおもいます。

361 名前: 356 投稿日:2006/04/06(木) 13:34
>>360さん 同じ物です。
治験の時はS-1という番号で呼ばれていましたが、承認されてTS-1という
名前に変わったようです。

ティーエスワン カプセル20~25
http://www.okusuri110.com/dwm/sen/sen42/sen4229101.html

362 名前: やぶいぬ 投稿日:2006/04/08(土) 05:05
手術不能膵臓がんの長期生存例の闘病記を翻訳しました。

ひとりは2002年8年に診断を受けた方で、肝臓と胃とリンパ節に転移して
いましたが、化学療法が奏功し現在再発なくご存命です。
もう一人は、アメリカで最も長く生きた手術不能膵癌患者と呼ばれている
ランディ・スタインさんです。この方は10年生き延びました。奥様のアドバイス
も訳しています。
あと一人は、現在闘っている最中の局所進行型膵臓がんの方です。この方は
今月からGTX療法を始められたそうです。

海外癌医療情報リファレンス http://www.cancerit.jp/
のトップページから、「キャンサー・サバイバー・ストーリー」に
飛んでください。

治療や看護の面でも、参考になります。

363 名前: 5月 投稿日:2006/04/13(木) 04:25
61歳の父です。
3年半前に膵頭十二指腸切除の手術を受け、
仕事にも復帰し、元気にしておりました。

1年半前に肝転移が見つかり、
GEM+TS-1(治験参加、半年間)、GEM単独、TS-1単独の順で
外来での抗がん治療を続けて参りました。

手術、抗がん剤治療ともに国立のがん専門病院でしたが、
2週間前に、TS-1単独の効き目が見られないということで、
「もうこの病院で出来ることはありません」と言われ、
緩和ケアの病院を紹介されました。

現在、転移は肝臓のみで、腫瘍は6センチ程だそうです。
しかし、本人はまだフルタイムの仕事も続けており、
特に体の不調を訴えることもなく、精神的にも元気です。

インターネット上でいろいろと調べた結果、
GEMで以前効果があり、その上で効果がなくなった場合、
GEMにCDDP、CPT-11、ターセバ、アバスチン等を併用する
療法も効果が期待できると、複数のサイトで読みました。

そして、ここからが本題なのですが、
いま私が一番知りたいのは、一体どこの病院で
上記の様な多剤併用化学療法を積極的に行っているのかということです。

都内にあるがん専門病院のセカンドオピニオン外来にも
父と家族に行ってもらったのですが、
その専門病院でも治療は難しいと言われ、
その代わり、考えられる治療として、
UFTという抗がん剤が10%程度の人に効くと
言われたそうです。
しかし、そのUFTを使用している病院名はわからないということでした。

GEMを主体とした多剤併用療法を行っている医療機関名、
UFTを使用している医療機関名、
どなたか知っていらっしゃいましたら、
どうか教えてください。
千葉県在住ですので、できれば関東近郊を希望します。
また、出来れば、保険内治療を優先したいと考えております。

長い文章を読んで下さり、感謝いたします。



364 名前: ザ・シングルスマン 投稿日:2006/04/14(金) 08:42
5月さん,はじめまして。

http://2nd-opinion.jp/main.htm

を参考にすると良いと思います。
いろいろ大変だと思いますが,一生懸命ささえあげて下さい。


365 名前: 5月 投稿日:2006/04/14(金) 10:14
ザ・シングルスマンさん

ご親切にありがとうございます。
ご紹介頂いたサイトを運営しておられる医師の方の
セカンドオピニオンも求めてみたいと思います。

しかし、23日まで受付を休止中ということですので、
引き続き、関東近郊で
GEMを主体とした多剤併用療法を行っている医療機関、
UFTを使用している医療機関等の情報をお待ちしております。

皆様、どうぞよろしくお願い致します。

366 名前: あき 投稿日:2006/04/14(金) 10:41
81歳の母が1ヶ月ほど前、膵臓癌で、何の治療もしないのなら
余命6ヶ月との宣告を受けました。その時点で、癌の大きさはウズラ卵大で、
主治医の先生の言葉によれば「悲劇的な状態」だったそうです。

見つかったきっかけは、母自身が、お腹がぐうぐういうので触ってみると
塊のようなものがあるようだったので検査を受けたということです。  
現在の母の様子は、足腰も丈夫で、癌のこと以外は血圧が少し高めという
くらいで、とても81歳とは思えないほど元気です。病気がわかってからも、
食堂のおばちゃんとして1日2時間ですが月曜から土曜まで、いまだに
働いています。

見てもらっている病院は、一般病院で、
主治医の先生は、見たところは30歳前半くらいの若い女医さんです。
今後の治療方針として、
手術は、無理。
抗がん剤治療を提案してくださったのですが、
母のほうで、それはお断りしました。
理由は、
今、元気に日常生活を送れているのに、
抗がん剤治療をすることによって、副作用でしんどい思いをし、
入院などで快適な日常生活が送れなくなるだろうからということです。

それで、痛みが出てくるまで何もしないという方針になっており、
母は、2週間に1度、主治医さんに会いに行っているのみです。

今のままでは、このまま何もしないで終わりを待っているだけです。
診ていただいているところも、癌専門の病院ではなく一般の病院、
主治医の先生が30歳代の若い先生というのも気になります。
私的には、癌専門の病院か、大きな大学病院や日赤で、
もっと年齢のいった経験豊かな先生に診てもらったほうが
と思うのですが、
母は、大学病院で診てもらうのは望んでいません。

81歳という老齢で(でも、体力的にはものすごく元気です。)、ウズラ卵大の
膵臓癌といえば、ただ、何もしないで最期を待つのが適切なのでしょうか。


367 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/16(日) 10:56
>>366
お母様はすべてを知った上でご自身で選択されているんですね。
ご自身が一番辛いでしょうし、選択に至るまでの葛藤もあったでしょうに、
ご自身の生き方を堂々と主張されるお母様に同じ患者として敬意を表します。
ご家族としてお母様の考え方を尊重し、見守って差し上げることは難しいのでしょうか?
どうしてもということなら、ご家族だけでのセカンドオピニオンを
受け入れている病院もあるので一度伺ってみてはいかがでしょう。

368 名前: あき 投稿日:2006/04/19(水) 10:44
名無しさん、アドバイスを大変ありがとうございます。おっしゃること、
ごもっともと思います。近所の病院で検査してもらった結果、膵臓に
癌があると診断され、母がまずはじめにしたことは、日赤で役員をしていた
ことのある親戚の元へ行き、日赤でも検査をしてもらったことでした。
検査結果は同じでした。
親戚はこれまでに膵臓癌を患った知人を何人か見ており、それは大変なものだった
と私に話してくれました。日赤で検査をしてもらえるまで、母はその親戚の
ところで、数日間お世話になったのですが、その間、そのような話も出たことと
思います。親戚は、抗がん剤治療は苦しいもので、また、入院もしなければ
ならないから、この年齢なら、治療はせず、できるだけ楽しく過ごして
その時を待つのがいいのではないかという意見で、母もその意見に影響
されているのではないかと思うのです。ただ、完全にあきらめているわけでもなく、
メシマコブのような健康食品はどうかと光を求めたようですが、
主治医の先生に、抗がん剤のほうがよほど効果がありますよと否定されました。

母が自分の病気のことをどの程度勉強しているかは分かりません。
怖くて、知ろうとしていないのではないかという気がします。
私はこうしてインターネットでこのような掲示板を見ることもできますし、
癌に関する本も今読んでいるところです。親戚からの言葉だけで治療を放棄
したのかもしれない母、それに対して、母以上に情報を得られる私。
それだけに、私がもっとよい方策を考えてあげないといけないんじゃ
ないかと、傲慢な考えかもしれませんが、思うのです。

私が読んだ本によれば、治療により余命半年だった人の命が5年延びたという話、
逆に、癌は治療しようとするから苦しいんだ、そのまま何もしないほうがいい
というどこかの偉い肩書きのお医者様による記述もありました。
希望があるからと抗がん剤治療にかけてみて、その効果が表れなかった
としたら、その時の母の落胆ぶりは大きなものでしょう。

正直、どうしてあげたらいいのか分かりません。




369 名前: lina 投稿日:2006/04/20(木) 22:49
父は、17日に静かに眠りにつきました。
2ヶ月間の入院生活で、一度も家に帰る事ができずに旅立ってしまいました。
嘔吐を毎日何回もするようになり、まったく食べ物を口にしなくなったとたんに、一気に衰弱していきました。
亡くなる3日前に「おりたい」と言いました。その時は、ベットの背が上がっていたので、そのベットの背を下げたいのかなと思いました。
でも、今思えば、それは「今の状態から開放されて楽になりたい」という意味だったのかもしれないなぁ、と思ったりしています。
この「おりたい」というのが最後の言葉でした。
衰弱していく父の姿を見ているのは、本当に辛かったです。

今は後悔がたくさんです。
告知したのは良かったのか、転院先が別の病院だったら…とか、いろいろ考えてしまいます。

アドバイスなどをくださった皆様、本当に有難うございました。
この掲示板では、たくさん勉強をさせて頂きました。
家はどうやら癌家系のようなので、もっと癌の事を勉強しようと思っています。


370 名前: Rin 投稿日:2006/04/23(日) 19:28
>>368
私の伯母(83歳)も膵臓癌でジェムザール投与しております。
CT画像では癌細胞の増殖が激しく、膵臓の大きさが断層画像の約半分ほどで、
中心部は壊死していました。

私の場合は診察前に慌てて調べ、日本冬虫夏草に行き着き、
伯母には化学療法と同時に日本冬虫夏草を服用して貰っています。

5月に入ると3ヶ月目ですが、貧血が少しあるものの、
白血球、血小板は正常値にあります。悪心、嘔吐、脱毛等は出ていません。
主治医も日本冬虫夏草があっているかも知れませんと言ってくれました。
しかし、だるさが段々強くなっているようで、電話での声も辛そうです。
正直、出来るのは藁にもすがる自己満足と祈ることだけです。

それでも、癌に効くと謳われている何かを試すのはいいことだと思っています。
私の場合は、単なる健康食品ではなく、病院での使用例、学会等での研究発表が
なされているものをと検索して、日本冬虫夏草を選びました。
高額なので、思い切って、自己免疫療法や漢方療法の設備のある病院へとも
考えましたが、伯母は自宅から通えて、自宅で療養したいということで断念しました。
幸い、日赤病院が近くで、緩和医療担当医でもある方が主治医で、
伯母も気に入っているので少し安心しています。

あきさんだけではありませんが、出来るだけのことをやって欲しいです。
どうぞ、悔いの無い闘病を家族でして下さい。もちろん、治癒に向けて!!

371 名前: d5 投稿日:2006/04/27(木) 08:52
はじめまして、d5と申します。
どなたか教えてください。

今年63になる母が2月ころからの度重なる嘔吐のため、3月頭に地元医院にて
診察を受ける(胃カメラ)も、異常が発見できず。
(今思うと、1月中に調理場のパートで洗い場の高さが変わって
 腰と背中が痛いと言っていたのを思い出します)

3/18-3/24まで家族で中国旅行・4月1/2の箱根温泉旅行時も回復見られず、
再度4上旬に地元医院にて診察を受け十二指腸潰瘍という診断。
その後、体力の低下が非常に激しく家事が満足にできなくなったため、
4/18より東京○○○○病院にて検査入院。
この時点でベスト体重48kgが42kg弱になっています。
胃カメラ・CTスキャン等の結果、4/24にステージ4bの膵臓癌であることが判明。
検査のために飲む造影剤が胃から十二指腸へまったく流れていないことから、
十二指腸の入り口(?違うかもしれません)の部分が肥大した膵臓頭部に
圧迫され腸閉塞を起こしているよう。
CTで肝臓に小さい点があることから肝臓への転移と判断。
膵管が開ききって(?)おり、腫瘍の肥大は7cmほどにも
なってしまっているとのこと。
4/24より絶食・胃の内容物を吸いだすチューブを鼻より挿入。
4/26より高カロリー輸液を開始。手術に耐える体力をつけさせるとのこと。
5/8に胃腸のバイパス手術予定。


M医師より、
・癌切除の手術は不可能
・まずは口から食事ができるようにする

抗がん剤については、副作用が強いとの判断でGEM・TS-1以外の薬剤や併用は
考えていないようです。

1:抗がん剤は体力低下が懸念されるためバイパス手術後になる、
 とのことですが本当でしょうか
2:バイパス手術時に腫瘍に放射線をあてるという処置は、
 意味がないので行わないとのことですが本当でしょうか
3:癌では手術後の転院は非常に難しいとのことですが、
 バイパス手術後も転院は難しいのでしょうか
4:「GEM+ターセバが膵臓癌に効果有」という情報を見ました。
ttp://2nd-opinion.jp/jouhou/mishonin_tarceva_saishu.htm など。
 この病院では、ターセバを持っていないとのことですが
 ターセバというのはマイナーな薬なのでしょうか?






372 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/27(木) 15:14
4について
タルセバというのは日本ではつい先日(4/18)肺がんの治療薬として申請されたばかりで、
日本にはまだ入ってきていない薬です。

膵臓がんの治療薬としては、アメリカでも確か去年11月に承認されたばかりです。

373 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/04/27(木) 17:18
>>371さん
まずはセカンドオピニオンをとられることをお勧めします。
素人の私の個人的な感想としては
今かかられてる病院の措置に違和感はないように思うのですが
不安な気持ちがあるのでしたら、
セカンドオピニオンで相談なさるのがよいかと。
そこでファーストオピニオンと同じ診断であれば、
現在のところで信用できるのだ、という気持ちになれますしね。

4に関しては、372さんがかいておられるように、
ターセバは現在の日本ではすい臓ガンには認められていない薬です。
インターネットで入手はできますが、
そこから得て、飲んだとしても医師のもとでの投薬ではないので、
副作用が出たときなど、相談することができるのかどうか、わかりません・・。

374 名前: d5 投稿日:2006/04/27(木) 18:35
371ことd5です。

>>372
情報ありがとうございます。かなりの勇み足でしたね、、、

>>373さん
確かに、私も「違和感はないように思う」のですが、
藁にもすがりたい思いで書き込みをしています。
近くの東京女子医大にセカンドオピニオンを受けに行く手続きをしようと思います。


375 名前: かりな 投稿日:2006/05/03(水) 05:49
父(71歳)が膵頭癌になってしまいました。
既に肝臓にも転移しており、手術は出来ません。
今は、癌センター東病院にて療養中ですが、転院した時から胆管に血液が固まっており、肝硬変状態です。
この血液の塊が全部出きらない限り、「治療」のスタートラインにも立てない状況と言われました。
腹水、胸水も溜まっていて、食欲もなく、日に日に衰弱していくのがわかります。
意識だけは、まだどうにか正常なのですが、このままでは肝硬変から肝不全、肝性脳症、
更に腎不全、心不全、最後は多臓器不全を起こし死亡となるでしょう。
でも苦しみを長引かせるのは忍びないので、延命措置はとりませんとも言われています。
今はただ、少しでもいいからなんでもいいから食べてほしいと願っています。
何の根拠もないのですが、食べる事で少しでも命が繋がる気がするのです。

最初に受診した病院は、検査等で2週間近く全く何も治療しないまま絶食で
末梢からの点滴だけで過ごしました。10日目くらいから腹痛を訴え始めましたが、
「そろそろ痛みが出てくる頃だと思っていた」と言われ、
作用時間の短いソセゴン+アタPという注射を8時間ごとにするだけでした。
内視鏡下でステントを設置する筈が、「腫瘍が固すぎて」針が入らず、
翌日から状態が一気に悪化し、呼吸も浅く黄疸も酷くなり、ほとんど意識がなくなってしまいました。
その前の週に癌センター東病院でセカンドオピニオンを頂いた際に転院の予約をしておりましたので、
再度連絡して、予定よりも3日程早かったのですが、転院させてもらいました。
その際、経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTBD)をしてもらってから転院してきたほうが良いと言われたので
主治医(内科医)にその旨伝えましたが、手技を行う外科系の医師が「そんなことをしたら肝臓から出血して、転院は出来なくなる」
と拒否されました。(PTBDは転院して30分後には施行して貰えました。)その前に絶食状態が10日以上になった時点で高カロリー輸液(IVH)を入れてくれるよう頼んだ時にも
「こんなに痩せていては肺を傷つける可能性が有る」との理由で拒否されました。
考えすぎかもしれませんが、違う病院であったら、何か違う対応がされたのではないだろうか?
最初にもっと良い病院に連れて行っていたらと後悔と悔しさと哀しみでいっぱいです。

長々と愚痴を書いてしまいましたが、最後にどうしても言いたいので。
セカンドオピニオンをどうしようかと迷っていらっしゃる方に。
私達も「癌センターは何ヶ月も順番待ちで転院は難しい……」と主治医に言われましたが、
実際に行ってみたら、「膵癌は迅速な対応が必要な病気なので、すぐに転院を受け入れます。」
と言われました。これは、膵癌を理解している病院であれば皆同じ対応をされると思います。
風評に基づく思い込みが、間違った常識となっているのではないでしょうか?
だから,今かかっている病院や医師に遠慮して、大事な家族やご自身の命を傷つけないでください。
もちろん、現在の病院で充分な治療が可能ならば、問題はないのですが、少しでも不安ならば、
一刻も早く行動を起こして下さい。


376 名前: d5 投稿日:2006/05/04(木) 12:07
371ことd5と申します。

父と私で、5/2にH医師(有名な平岩医師ではないですよ)に
セカンドを取りに入ってきました。
結果は、基本的に現在の主治医と同じでした。
もしかして癌切除が可能というコメントが聞けるかと
非常に少ない可能性に期待していましたが、無理のようです。

その中で、
1:胃腸バイパス手術時の放射線・およびアルコールブロックは、
 このパターンの場合はあまり意味が無いと判断(全てのパターンに対してではなく)
2:バイパス成功→抗がん剤治療に進んだ場合、外来でよい。
 但し食事ができる場合。胆汁排出の管が出ていても、
 自宅で日常生活を十分可能であるし。
 4本5本とおなかにいれたまま仕事をしている人はたくさんいる。
 (現在の主治医は経験が少ないのか副作用を気にしてGEMでも
  入院というので)
3:少なくとも外来に限って言えば、バイパス手術後にH医師が診察することは
 まったく問題ない(転院は難しいという話に対して)
4:ただ、そんなことより目の前のバイパス手術に集中すべきでは。
 仮にバイパスがうまくいっても、癌の影響で食欲がでなくなったりすることは
 よくあること。一日一日を大事に生きてもらうべきではないか。
 癌は既にそういう状態にある。

また、治療とは別にきついコメントを頂きましたので特記したいです。

本人不在で家族が騒いでいないか。
苦しむのも生きるのも選択するのは本人なのだから、
当然告知も100%本人が筋で、治療も全て本人本位で進めるべきではないか、
ご家族が一生懸命なのは本人のためではなく家族自身の自己満足ではないか
という意見です。治療を希望しない患者もいるのだ、とも言っていました、、、
少し耳が痛いです。
(多忙なH医師にセカンドを取るため朝4時から父が並んでいた、結局
 話をできたのは夕方7時頃。このセカンド自体も主治医にかなり無理をしてもらった)
がん治療の経験が多い医師ほど、「本人本位」と言う考え方が強い気がします。

もうひとつ、遺伝についても聞きました。
というのは、母は4人の兄がいますが2年ほど前に2番目の兄が
同じ膵臓癌にかかったためです。
子供である私と姉が膵臓癌になる可能性についてたずねたところ、
「十分な可能性がある」と言われました。
人間ドック等で頻繁に検査をすれば、とのことですが、
最後は運のようです。というのは、年に2回もCTを取っていた方でも
手遅れ状態で発見された、と言うのはざらだとのことだからです、、、、
一日も早く、膵臓癌の治療が進歩することを真剣に祈っています。
母の為にも、自分の為にも、、、

早速がん保険に入ろうと思います。家族がいるので、、、
断られたらどうしよう。

377 名前: k・j 投稿日:2006/05/08(月) 14:29
3月終りに入院し当初は「膵炎で6:4で癌ではない」 との事でしたが
先月25日に「膵臓癌で1年生存率50%」だと診断されました。  黄疸が出ている為、管を
出して黄疸をとる治療を行っているところです。 現在STⅡ~Ⅲだそうです。
今度の火・水曜あたりで治療の仕方について説明が有り、その時に本人に告知になると思います。
下話によると内科は抗がん剤で、外科は手術でと話が分かれています。
病院側の事情等有るのでしょが、上記の治療の仕方は後の事を考えると全く違って来るのではないでしょうか?
これらの事からイマイチ病院に対する不安感は拭えません。 
他でも検査を受けたいのですがセカンドオピニオン等受ける場合はどの様にすれば宜しいのでしょうか?
又受けるにあたり静岡・横浜辺りで病院は有りますか?

 


378 名前: d5様へ 投稿日:2006/05/08(月) 17:22
http://2nd-opinion.jp

ここに1度相談されては?、ターセバの効果についても詳しく載っています。

379 名前: 774 投稿日:2006/05/08(月) 18:37
GEM/タルセバ、GEMCAP、GEM/CDDP、GEMOX、Avastin,
Tomudex (raltitrexed)/oxaliplatinなどのレジメンに関しての
良好な結果報告が散見されはじめました。
GEM/タルセバに関してはOS延長効果以上のQOL低下などの
デメリット報告もあります。

380 名前: ハルイチ 投稿日:2006/05/08(月) 20:32
父(58歳)が膵臓癌ステージⅣです。
膵頭部、門脈と肝動脈に癌が浸潤、腹膜に転移あり。
膵臓の癌は切除せずバイパス手術をしました。
バイパスは7cmと通常より大きく作ったそうです。

発病から1年経ちとても元気で病気前と
同じ様に生活しております。

最近嘔吐するようになり、胃透視の結果
バイパス部分が通ってなく、元々の部分が少し通っている
事がわかりました。
主治医はバイパスをやり直したりした事が過去にないので
対処法がわからない。と困っております。

バイパスは一度作るとやり直しがきかないのでしょうか?




381 名前: 774 投稿日:2006/05/08(月) 21:46
バイパスを作成する為の胃壁と空腸壁が正常で癌に侵されていないこと、
バイパス予定の空腸より肛門側に腹膜転移などによる通過障害が認められないこと、
再開腹後十分な創傷治癒機転が期待できることなどが再バイパス術の条件となります。
現状では通過障害を認めている胃空腸吻合部狭窄に対する内視鏡下での
拡張術やレーザー治療など侵襲度の低い対策をご検討されているものと
思います。
蛇足ですが、胃空腸吻合部自体を必要以上に大きく作成しても術後吻合部狭窄の
発生頻度はあまり変わらないものと思います。

382 名前: ハルイチ 投稿日:2006/05/08(月) 23:06
774さん、ありがとうございます。
転移、腫瘍の拡大は見られず膵頭部分のみです。
体調も良好ですので条件的には問題ないかと思います。
主治医は内科医でこんなにバイパス部分以外が元気なので
なんとかならないものかと言っております。

内視鏡で拡張術、レーザー治療とは限られた施設で
行われているのでしょうか?
それとも一般的な処置なのでしょうか?

383 名前: d5 投稿日:2006/05/08(月) 23:17
d5こと371です。

本日AM9時頃よりバイパス手術が行われ、基本的には成功しました。
胆汁排出のための(表現間違ってたらごめんなさい)バイパス手術も成功しましたので、
胆汁体外排出の管も無しで、体内で済む(腸に排出?)ことになりました。
(手術に先立って先日行われた内視鏡での胆汁体外排出の管の設置は
 黄疸が進んでおらず胆管が十分に開いていなかったため不可でしたので、
 これは良い結果)
胆嚢の摘出も行ったとの事です。

ここまでは良いほうの結果なのですが、悪い報せがありました。
非常に進行が早いためか、腹膜にいくつかの転移が見られるとのことです。
なので、せっかくバイパスが成功して腸閉塞が解消したとしても、
また転移した癌が腸閉塞を引き起こすことになる可能性があるとのことです。

ただ、”ガスがでれば”(おなら?)水分を取ることが可能とのことで
それはそれは本人の喜びになると思います。
今週末には非常にゆるいおかゆを始めることができるはずですので、
まずは食事再開へ希望をつなぎたいです。
約一ヶ月も事実上の絶食状態でしたから、、、、、

「d5様へ」様:
多数の著書のあるH先生のサイトですね?
ターセバの情報もそちらから得ましてこのスレで質問した次第です。


774先生:

ACSO等の新しい報告でしょうか?
まずは、女子医大の外来にかかることが出来る状態になることが目標です。
そこで、GEM・TS-1等の投与のあと、頂いたような“新しい可能性”を
考えるようにしたいと思います。
輸入薬等を使用せざるを得ない場合それなりの費用はかかると思いますが、
背に腹は変えられないので本人に出来る限りの提案をしてあげようと思います。

腹膜転移、というまだ未勉強の状況になっているので、、、
抗がん剤がまだ小さいであろう腹膜への転移癌を叩いてくれることを
祈っています。

ハルイチ様:
私の母と非常に似通った状況と思われます。
腹膜転移があるとのことですが、ハルイチ様のお父様は腹膜転移している癌が
悪さをするほどまでに大きくなっていないのでしょうか?
いろいろな可能性を探りたいので、可能であれば推移・現状等を
教えていただけますでしょうか?


384 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/09(火) 16:58
<k.jさま
今日か明日にでも今後の治療方針が出そう、とのことでしたが
いかがでしたか。
セカンドオピニオンは、病院にそれを受けたいことを伝えれば
今までの検査結果等を資料として用意してくれるはずです。
今では、ごく普通のことですから、きがねなくセカンドオピニオンを受けたい旨を
主治医に伝えればよかと思います。
(もしそれで不愉快そうにされたり、「私たちが信用できないのか」等を言われたら
それこそ、そこは信用できない病院ですから、転院なさるべきかと思います)
横浜、静岡あたりで、とのことですが
通える範囲にガンセンターがあればそれがよいかと。
あまり具体的なことをお伝えできなくてすみません。

385 名前: k・j 投稿日:2006/05/11(木) 19:38
ありがとうございます>384さん

386 名前: どーする 投稿日:2006/05/20(土) 12:35
どなたか教えて下さい!母が4月4日黄疸で入院(愛知県の中央部の総合病院)、膵臓癌 肝臓転移stage4b と診断されました。
治療としてはジュムザール2回しました。1・2回目とも四十度近く熱が何日も続き、先生に「胆汁が詰まってる」と言われ胆汁を出すために管(PTBD?)を5月11日に体外に付けました。
1日目のみ熱はでず、しかし2日目から39度がまた何日も続き、18日にCTを撮り先生より「肝臓に膿が溜まっているため(肝膿瘍?)熱が引かない可能性が…」と言われて肝臓に針を差して膿をチューブで出しています。3日間針を差して膿をだすそうです。
いつまでたってもジュムザールの3回目を出来ないために母も不安で仕方ない様です。
質問です。人それぞれだとは思いますが…肝膿瘍?または抗ガン剤の副作用で高熱が何日も続くことはありますか?
あと母は糖尿病でもあります。
教えて下さいよろしくお願いします。   

387 名前: d5 投稿日:2006/05/21(日) 21:36
371ことd5です。

入院中の母の経過ですが、嘔吐・下痢等を数回経験しながら現在にいたっております。
腹水の出が多く、体外排出の管がなかなかとれませんでしたが
5/18日に腹水の管を抜き穴を縫い、とうとう5/19日に一切の管(点滴も含め)が
無い状態になりました。
ですが、昨晩・今晩と嘔吐があったため現在は点滴がある状態です。
明日胃カメラを受ける予定です。

本人は食欲もなく、食事は出される量の半分くらいは努力して
食べているようです。

気分も当然すぐれません。ときおり機嫌が良いときに
親戚等の見舞に応えていますが、それ以外は不快感に耐えながら
ベッドに横になっている状態のようです。
睡眠導入剤(?)も飲んでいるみたいです。

明日からTS-1の投与が始まります。恐らく、経口の抗がん剤が使用できるうちに
投与しよう、との方針かと思います。GEMはそのあとにするようです。
本人にも抗がん剤の副作用に関する説明があり、父・母・叔母の3人で
説明を聞き、納得しているようです。
(私達家族はネットや本で勉強しているが、本人はずっと入院なので
 当然知識が少ない)

TS-1を2週間程度投与し、状態が安定すれば、一度退院ができるようです。

TS-1が少しでも効いてくれること、嘔吐・下痢がおさまって
不快な症状無しに眠れる状態になることを祈ります。

いずれ皆様の役に立つかもしれない情報になるかもしれないので、
これからも節目節目でこちらに報告をさせて頂こうと思います。

388 名前: かりな 投稿日:2006/05/22(月) 21:19
5月3日に書き込みした者です。
父は生きています。
転院1週間目にはうわごと,高熱,ふるえなどが酷くなり個室に移されました。
そして「正常なのはあと1週間位。痛みが出て来たらモルヒネを使います。」と言われ,
母はそれ以降ずっと付き添って泊り込んでいます。
家族は最悪のことを考え親戚友人も面会にきてもらいました。
が,その後何が効を奏したのかは不明ですが、PTCDから出ていた真っ黒な胆汁液は黄褐色の透明な液になり,
明日はバイパス術を受けられる事になりました。
まだ食事はほとんど口に出来ず,食べても吐いてしまうので,腕も足もガリガリですが,意識はハッキリしていますし,
痛みもなく,1日に数回トイレに立つことも出来るようになりました。
明後日には,再び担当医から家族への説明があります。
あるいは,体が動くうちにお家へ帰って、最後の時間を静かに過ごして,と言われるかもしれませんが,
今は、100万分の1の希望が私の心に芽生えています。
もちろん治るとは考えていませんが,治療のスタートラインに立つ事は出来たのか?
抗癌剤療法を受けられるか?1~2ヶ月と言われた余命はもう少し長くなるのか?
でも、食べられないのは,癌が進行して腸管が癒着してしまったのか?
説明を受けた後,もう一度報告に来ます。



389 名前: kazu 投稿日:2006/05/24(水) 00:27
1年半ぶりに書き込みします。
1年半前、父が膵癌で幽門輪温存膵頭十二指腸切除術をしました。
その後、再発防止でジェムザールと他の抗がん剤も数周期行い、約1年間
再発もなく、副作用は体が腫れるぐらいで食事・生活含め問題ありませでした。

しかし、約半年前、CTで肝臓に癌と思われるものが写りました。
さらに3ヵ月後のCT結果で大きさが変わらないため、主治医はこの癌細胞はたぶん死んでいるので大丈夫だが
念のため切除したほうがよいと考えるとのことでした。家族としては手術をすることに不安がありました。

そこで、父の友人の紹介もあり再発の診断等で有効と思われるPET-CTを受けようと決めたのですが、今の病院には設備はありませんので
他の病院を調べて資料を入手しました。
母は、今の病院のやり方を否定するようなことにもなり、とりあえず主治医には話せずPET-CT受診してみようと言っています。
しかし、私としては主治医に相談してからのほうがよいと思うのですが、どう思われますでしょうか?

さらに、最近父は風邪をこじらした関係で体力が落ちて入院し、抗がん剤の副作用で体が腫れたことの治療もした結果
最終的に退院しても脱水症状などを起こし再入院してしまいました。主治医はこのまま体力が回復したら手術をすると言っています。
また、以前は「肝臓の癌は死んでいる可能性も高い」ようなことといっていましたが、それ以降CTもとっていないのに「やはり手術が必要で少しでも遅れたら
命取りにもなりかねない」という感じのことまで言うようになりました。
このあたりの詳細説明は別途主治医に聞く予定ですが、焼き切る方法よりも切開してやるほうが良いとも聞いていますし、
やはり家族としては今の体力では手術はなるべくしたくない気持ちも消えないためPET-CTを受けたいと思っています。
このまま入院しているとそのうち手術に踏み切ると思われPET-CTを受けるなら主治医に相談せざるを得ない状況にもなっています。

上記主治医への相談の件や、PET-CTでの癌細胞の死活などの診断有効性、他についてアドバイスお願いいたします。

390 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/24(水) 20:33
>kazuさん
PETの不得意なガン(PETが見つけにくいガン)に、肝臓がんがあげられています。
PETで、癌細胞を確認できなくても、
そのことを考えると安心はできませんよね・・。
やはり主治医とよく話し合われるのがよいかと思うのですが。
ただ、負担の大きな検査ではないので、PETは受けてみたほうがよいのでは、
と個人的には思います。

391 名前: d5 投稿日:2006/05/25(木) 23:01
371ことd5です。

母が本日胃カメラを受けました。
胃腸バイパス手術の痕が太くなり通りにくくなって
吐気が出ていたのではとの事。
太い胃カメラ(?)で往復させて広げたため、
尿もきちんと出るようになったとのこと。

食べられるうちにたくさん食べておいてもらおうと思います。
ご報告まで。

392 名前: かりな 投稿日:2006/05/31(水) 21:24
遅くなりました。
主治医から説明受けてきました。

入院時の血中ビリルビン値は26近くあり、入院後もPTCDから排出している胆汁が
量も少なく黒い塊が詰まっている間は22~16あたりで停滞していた。
(この時点で最期は近いと説明されたのです。)
それが5月の連休明け頃から黒い塊がよく出て胆汁が黄褐色になるにつれ12→8→5と下がり
5月23日の検査では3.2まで下がっている。もうほとんど黄疸は認められない。
そして、23日にPTCDの中にカテーテルを小腸側の胆汁の出口まで逆送させステントを通す事が出来た。
(バイパス術ではなくステントの設置が出来たのです。)
奇跡に近く回復したので5月30日から、GEMの投与を始めたい。同意しますか?
と言う話でした。
もちろん同意し、昨日からGEMの投与が始まりました。
副作用は、全くありませんでした。でもここからが本当の戦いだと思っています。
このスレッドで今まで以上に勉強させて頂いて、父を1日でも長生きさせたい。
そして、何も出来ませんが、精神的に支えとなってくださった(勝手に私が頼って
しまっていただけですが)ここの方々に少しでも恩返しがしたいと思います。
本当にありがとうございました。また、報告に来ます。



393 名前: 匿名 投稿日:2006/06/01(木) 16:17
かりなさん
まだまだ大丈夫!!諦めないで頑張ってください!!!!


394 名前: かりな 投稿日:2006/06/12(月) 01:57
お返事が送れて申し訳ありません。
励ましのお言葉,ありがとうございます。
6/13に3回目のGEMを投与して、6/14に退院する事になりました。
でも、1年後、2年後の生存率を考えると家族としては、やはり不安です。
すっかり体中の筋肉がなくなってしまい、自分で歩行する事もままならない父ですが、
焦らず少しずつ命を繋いでいってくれればと思います。
そのためにも、担当の医師を信じつつも私達家族が、もっともっと勉強しなくてはいけないのですよね。
がんばります。




395 名前: かりな 投稿日:2006/06/25(日) 20:56
父の2度目の修羅場について
父が、6月22日肺炎で状態悪化し緊急入院しました。
運の悪いことに救急車が到着したのは、前回不信感を抱いた最初の病院でした。
(付き添っていた母が癌センターの主治医が話していた紹介先の病院を思い出せなかったため)
そして、また悪夢の日々が始まっています。
「肺炎から腎不全を起こしており、多臓器不全の一歩手前。2日持たない。」とムンテラされましたが、
点滴を入れたら翌日には利尿がつき、意識も少しずつですが戻ってきています。
今日は、「痛い」「苦しい」「どう?ってきかれても俺にも解らん」などの会話が成立しました。
まだ、予断を許さない状態ではありますが、状態が安定したら一日でも早く癌センターに転院させたいと思います。
ただし付き添っている母は、もう限界なので、これからは私も可能な限り母の替りに泊り込もうと思っています。

396 名前: d5 投稿日:2006/06/27(火) 23:36
371ことd5です。

母は6月初旬に退院し、自宅療養中です。
食事も取れているようです。ガツガツ食うという感じではないようですが、、、、

主だった不調は腹水と極端な足のむくみです。
足がぱんぱんに晴れ上がっている感じです。

それ以外はひどい不調はないとのこと。
まともに足を上げることができないので自由な歩行や
自力での起き上がりができず、入浴も父の介助が必要です。
足も非常に冷えてしょうがないようです。
余分な水分が大量に足に存在するからだと思っています。

本日、主治医の診察を受け先週行われた検査の結果を父・母が聞きました。
腫瘍マーカー(多分CA19-9)が6000程度から3000程度と半減していること、
CTでの腫瘍サイズに変化が無いように見えることから
TS1は効いているのではとのこと。

TS1の継続に加え、むくみ対策の為、利尿剤(?)の飲み薬を
投与するとのこと。

また追って報告いたします。

397 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/06/28(水) 10:45
>>396 d5さんへ
詳細なお話、書き込んでいただいてありがとうございました。
同病の患者を家族に持つものとして、d5さんの経験にはいつも励まされています。
これからも頑張ってください。

398 名前: かりな 投稿日:2006/07/08(土) 23:46
6/26父の意識がはっきり戻りました。
診断名は真菌性肺炎でした。癌センターから自宅に戻って
約1週間、食欲も少しずつ戻ってきていたのですが、やはり抵抗力が
著しく低下していたのでしょう。また、築20年の自宅マンションは
母の主義で終日ほとんど窓を開けない状態でした。
6/30のレントゲンでは、「入院時と全く変化なくいつ亡くなってもおかしくない状態。」
と主治医に言われてしまいましたが、7/3の血液等の検査結果では、「すっかりよくなりました。」
と言われました。また、食事も少しずつですが食べられるようになってきました。
この騒動の間、家族の間では何度も話し合いがありました。
その過程で分った事は、父も母も、
GEM療法で具合が悪くなった、まだ早かったと感じており、
この後は「抗癌剤療法は嫌だ」と考えている事です。
びっくりしました。
私の考えている膵臓癌はGEMによって治すのではなく抑えるのが精一杯。
逆にその分副作用は少なく、また父に起こった副作用なんて食欲不振だけなのだから、
当然、具合がよくなったら癌センターに戻るものと考えていたのに……。
これから、自分が調べるだけでなく後ろ向きになっている両親に
少しずつ話をしていかなくてはいけないと考えました。
また、がんばらなくちゃー!


399 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/09(日) 06:33
>>398 かりなさん
これからが大変でしょうけど、がんばってください!

400 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/12(水) 12:14
今日主治医に呼び出されMTされました。簡略化すると、あともって1ヶ月で前向きにできる事は何も無いので緩和医療に転院してほしい。ということでした。CA19-9は、最終GEM1週後の入院時300位が昨日600位でした。落ち着いたらGEM出来ませんか?と聞いたら怒りだして「通常量すればいいんですか?」って睨まれてしまいました。それでもGEMは、治療行為なので転院せずに済むと知って、母は、「この病院に居させて貰えるならGEMしたい。」と意見を変えました。後は父の意志を確認して回答を出したいと思います。

401 名前: シマシマ 投稿日:2006/07/13(木) 15:15
父が腹水で入院し、検査による仮診断で膵臓癌だといわれました。余命は3ヶ月と。
入院時に3リットル、五日後に3リットル、先日4リットル腹水を抜きましたが、
「腹水には癌細胞が含まれて居なかった」
というのです。身内からすれば、仮診断で膵臓癌だといわれても、腹水からは癌が見つかっていない
というのならば、あるいは・・・と、考えてしまいます。
癌だと思われるが、腹水には癌細胞は含まれて居ない・・こういうことはありえるのでしょうか?

父はむくみ、黄疸、背中の痛みなど一切無く、腹水の腹部圧迫による食事ができない・身体が辛い等しかなく、
腹部以外は健康そうにみえるので、(食事ができないことによるやつれを除けば)
どうしても、医師の診断が信じられないのです。


402 名前: ヒデ 投稿日:2006/07/13(木) 15:31
初めてこのスレッドに書き込みます。
62歳、男性、膵臓ガン、ステージ4bです。膵体部に5cm大の影があり、肝臓に転移しています。2センチ大の影が2箇所あります。
血管浸潤T4,リンパN1、転移M1と言う状況で「全身に拡大している最悪の病期なのです。
昨年の11月に余命3ヶ月程度と告知されました。延命処置として抗がん剤(GEM)単材により治療?を続けています。現在7ヶ月生き続けました。
◆ガンの『画像診断(CT,MRI』などはもう3回撮影しましたが、ほとんど変わっていません。
血液検査もまったく正常値だし、腫瘍マーカー値(CA19-9)も10程度で低いし、これもほとんど変化なしていません。肉体的な自覚症状もほとんど無いのです。
ただ精神的に『いつ死ぬのか?』先の不安がいつどこでも脳裏を過るのです。癌の本や記事を読み漁りましたが、読めば読むほど矛盾だらけで、訳がわからなくなってきます。
抗がん剤による治療などやらないほうがいいという論説すらあります。免疫療法か何もしない『自然療法?』を考えはじめました。【膵臓ガン4bをどう生きるか?】

403 名前: かりな 投稿日:2006/07/13(木) 21:15
上記400は私です。質問です。MTで父は、緩和医療へ移行する時期と言われましたが、本当にそうなのですか?膵臓辺りの痛みは2日に1度ソセゴンとアタPの注射で治まります。主治医は、すぐにも麻薬を使うべきと言うのですが、入院翌日から1度も診察に来ずに検査だけで断言されると、少し不信で。

404 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/14(金) 00:07
>>403 かりなさんへ 麻薬を使うのは最後だけというわけではないようです。
膵臓がんでは痛みが強いことが多いので、最初からきちんと麻薬を使って痛みを
取っておくと、体力が温存されて抗がん剤治療にも入りやすいそうです。
ジェムザールが効くと、痛みがとれて麻薬を使うのをやめられることも
あるそうです。

405 名前: かりな 投稿日:2006/07/14(金) 07:06
麻薬の使用は、確かに必要な時期が近いと思い、父にも少しずつ話しをし始めています。でも、緩和医療の専門施設へ移ると言うのは、違うと思うのです。これは家族の妄想なのでしょうか?

406 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/15(土) 15:19
>>402
ヒデさん、ご心痛お察しいたします。
情報の氾濫で本当に悩みますよね。なにせ命がかかっているのですから・・・
抗癌剤の使い方には確かに賛否両論ありますが、レスを拝見すると
今はGEMがかなり功を奏しておられるようなので、可能であれば
続けられた方がいいと思います。
GEM単剤が効かなくなってきても、他の薬の組み合わせで
出来ることはまだまだあります。
免疫療法は、副作用の軽減など利点も多いのでやった方がいいと思いますが
膵臓癌はそれだけでは太刀打ちできないと思います。
化学療法と免疫療法、自然療法、出来ることは何でもやって
希望を捨てずにどうか頑張ってください。


407 名前: ヒデ 投稿日:2006/07/15(土) 16:57
>>406
名無しさん@様、ご返事ありがとうございました。
先日(7/6)の治療日に「これらのことを...」主治医にお話しました。
「数ヶ月が7ヶ月になったのはGEM投与による化学療法のおかげだと思ってこのまま続けていきましょう」というコメントでした。
他の掲示板でも同じ回答された方がいます。
しかし、私はGEMの効果をそれほど信用していません。肉体的自覚症状について、1年前とほとんど変わっていないからです、昨年の夏は「陸上競技大会や水泳大会」に出たほどです。
この半年間、精神的苦痛の方がはるかに大きいです。精神的ストレスが最大の原因だ。と唱える人もいます。
最大の治療は「癌であるということを忘れて、普通に生きる」ことです。>>【大変なことですが。。。??】
暑いですねー!今年もプールで泳ぎます。
【すい臓癌4bの方、お便りをお待ちします】



408 名前: みさき 投稿日:2006/07/18(火) 01:59
ヒデさん、はじめまして。
私の主人(39)は1月に膵臓癌ステージⅢと告知され、6月初旬に亡くなりました。
病名告知はされていたのですが、予後は告知されませんでした。
本人も、あえて尋ねませんでした。
「『いつ死ぬのか?』先の不安がいつどこでも脳裏を過る…」のがイヤだったそうです。
ヒデさんは今とてもよい状態にあると思います。
「癌であるということを忘れて、普通に生きる」ために、煩わしいでしょうが
副作用が辛いのでなければ、GEMでの治療は続けてみてください。
他の治療法に切り替える時は家族にも相談してください。
家族も、共に病気と向き合いたいのです。同じ時間をすごしたいのです。
勝手なことばかり書いてすみません…
今日は一日雨で涼しかったですね。初泳ぎはもう少し先になりそうですか??

409 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/18(火) 11:53
みさきさん、ご主人お若くして亡くなられたのですね・・・
ご冥福をお祈りいたします。

410 名前: ヒデ 投稿日:2006/07/18(火) 23:49
みさきさん激励文有難うございます。
ご主人様を若くして亡くなされてさぞかし大変だったことでしょう。
ご主人様の5ヶ月間は「イヤ」との戦い?だったことでしょう。患者としてよくわかります。
天国では安らかに過ごしていること察します。
癌患者の周辺環境は千差万別です、2つとして同じ状況はないことでしょう。
私の場合、兄弟姉妹、親戚に【膵臓ガン4bなので数ヶ月後に死ぬだろう】と言触らしました
1月末に兄弟の顔見世会を開きました。
妻や子供も私のことは解っています。残された家族のことを思い
癌であることを忘れて、いつまでも体が続く限り働くことです。」
今のところ体に異変は無いので「肉体的には普通に生きています」
GEMなど投与しても大して変わり無いような気がします。
わたしの膵臓癌にはもう「免疫」ができているのです????。
あと1年ぐらいはこのまま生きつづけるでしょう?
「経済的、精神的苦痛にどれだけ耐えられるか?」だけの話です。
こういう変な癌患者もいるのです。


411 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/19(水) 22:55
まだ確定ではないのですが、ひょっとしたら低用量のジェムザールでも
充分な効果があるかもしれないそうですね。
http://blog.goo.ne.jp/clinicalscience/e/81fa8ec9270180e0f9f7634e1e33a207
これによると、低用量群(通常の4分の1)の方が生存期間が長く、
副作用は有意に少ないとか。

こういう医療が普及してくれると、医療費も安くなり
患者の負担はずっと少なくなると思いますが・・

412 名前: ヒデ 投稿日:2006/07/20(木) 19:04
>>411
情報提供、ありがとうございました。大変参考になりました。「GEMの投与量と生存期間」について研究している人がいるのですね~。
私はGEM投与を2か月前から【2週間に1回毎】にしました。体が何も変わっていません。いずれ【1ヶ月に1回毎】にしてみようと思っています。
★最大の理由は「体調感覚敵に1年前から何も変わっておりません」
 昨年の12月がらGEM投与(3投1休)で行ってきたのですが、「肉体的症状」も「血液検査」「腫瘍マーカー値CA19-9」【画像撮影の影】もほとんど変わっていないのです。
●化学療法(抗がん剤)=【毒をもって毒で制す】的な論説ですが、
【逆論説】=免疫療法や休眠療法、自然治癒療法の方に興味があります。


413 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/07/20(木) 20:51
>>411 低用量を休みなく続けることで効果を出しているようですね。
究極の休眠療法という感じですね。
製薬会社はいやがるでしょうが、こういう研究はどんどんやってほしい!
結局長生きできればGEMの売り上げも伸びるでしょうし・・

414 名前: かりな 投稿日:2006/07/20(木) 22:41
結局父の腹痛は、腸が過剰に動いた為で癌性疼痛ではなかったと、先日主治医が言ってこられました。今も食事の数時間後に下腹部痛を訴えますが、浣腸による排便後は痛みも治まります。ご心配おかけしました。一日も早く体調を整えてGEMを再開したいです。

415 名前: ふじ 投稿日:2006/07/24(月) 00:59
はじめまして。
以前は同居していた義父母と、夫の転勤のため3年間の予定で離れて暮らしています。
今年が3年目ですが、77歳の義母が腰や背中の痛み、食欲不振、黄疸のため6月中旬大学病院に入院し、28日膵頭ガンであることを告げられました。
年齢や症状を考慮し、バイパスを入れて抗がん剤治療をすることになり、まず細いプラスチックのバイパスを入れ、黄疸が消えて食事も少しづつできるようになり、
7月6日バイパスをもう少し太い金網状のものに替えてから抗がん剤治療に入るとの説明を受けました。
10日頃替えてから40℃近い熱が出て、座薬と抗生物質点滴で熱はいったん下がったものの、翌日また上がり、座薬と抗生物質で下がってその後は微熱が続いており、いまだに抗生物質点滴です。
食事はバイパス交換以降食べたくないそうで、ジュースなど水分を少し摂る程度で、先生に申し出て昨日から点滴をしていただいています。
夫がこの休日を利用し月曜までの予定で義母に会いに行っていますが、土曜日に先生に、抗がん剤治療はできないかもしれないと言われたそうで、驚いて祈祷する所に行ったら、
替えたバイパスが短くて足りないのではないか、もとの細いものにまた取り替えてもらえばいいのではないかと言われたそうで、先生にその旨話した所、キズがついて出血する可能性があり難しいと言われたそうです。
熱は少しづつ低くはなっているようですが、義母のこの症状は以前別のスレッドで見た敗血症ではないでしょうか?。金網状のバイパスが短くて足りないために熱が出るとは考えにくいと思いますが。
ただ成り行きを見守るしかないのでしょうか?。



416 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/07/24(月) 20:54
ふじ さん

「驚いて祈祷する所に行ったら、替えたバイパスが短くて足りないのではないか、もとの細いものにまた取り替えてもらえばいいのではないかと言われた」とありますが、誰が言われたのですか。
もしも、医療関係者(関係者であっても、がん治療に詳しくない方)であれば、見当違いのことを言われることがあります。

いろいろと心配され、また、あわてられていらっしゃるのはわかります。
しかし、あれやこれやと心配してネットで聞く前に、まず(聞きたいことを整理した上で)主治医から説明を受けられてはどうでしょうか。
一番ご存じなのは、主治医のはずです。

主治医の説明を聞き、その説明に疑問が残るのでしたら、それについてネットで質問されてはどうでしょうか。

417 名前: ふじ 投稿日:2006/07/25(火) 00:31
416さん お返事をありがとうございます。
主治医の先生は内科の先生で、出血する可能性があるので細いほうに戻すのは難しいが、外科の先生に聞いてみると言われ、それ以上の説明はなかったそうです。
先生はいつもあまり詳しい説明はせずそっけなく家族は歯がゆい思いをしています。
ずっと微熱が続いているように書きましたが、誤りがありました。正確にはバイパスを替えたあと40度近い熱が出て座薬と抗生物質点滴で一度下がり、
食事をして39度近くまで上がり、座薬と抗生物質点滴で下がってすぐ微熱になり、数日の抗生物質点滴でやっと平熱になって食欲も出て食事をしてまた熱が上がり、
座薬と抗生物質で一度下がったあと微熱になり抗生物質点滴をしていたのでした。
食事との関係まで意識せずに抗生物質の効果が切れると熱が上がるのかなと思っていましたが、17日に上がった熱が今朝やっと平熱になり、
本人はお腹がすいて何か食べたいと言ったそうですが、先生に食べては熱が上がっているので検査をして原因がわかるまで食べないようにと言われ
ガッカリしています。
1週間前は自分でトイレに行っていたのに先日ベッドを降りようとして転んでしまい、MRI検査の結果軽い脳梗塞になっていたということで
今はよろめいてひとりで歩くことができないそうです。
最初の細いバイパスの時は順調に黄疸が消え、熱もなく比較的元気で、充分ではなくてもおいしいと言って食事できていたので、このような事態は想定していませんでした。
主治医の先生に充分な説明をしていただけるのであればネットで質問することはないのですが。
食事をすると熱が出るというのはどういうことなのか、いずれ先生から説明があることでしょうが。

418 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/07/25(火) 07:47
ふじ さん

(結構長い期間、患者をしていますので)主治医の先生が何を考えられているか、うっすらとは想像出来ます。
しかし、素人の想像ですから、(かなりの確率で)見当違いかもしれません。そうだったらいらぬ迷惑をかけるだけになりますので、想像の内容は書きません。

それよりも、単に「先生はいつもあまり詳しい説明はせずそっけなく家族は歯がゆい思いをしています」と受け身にならずに、積極的に主治医にアプローチされてはどうでしょうか。
主治医が思う個々の患者(家族)の考え(心配)と、当該患者の考え(心配)が一致していないことはよくあることです。
(一人の医師が多くの患者を診る以上、残念ながら、避けられないともいえます。)

例えば、417をそのまま(多少は手を加えて)プリントアウトして、あらかじめ看護士さんに「このようなことが心配なので主治医に渡して欲しい」と言って、あらかじめ心配していることを主治医に知ってもらった後で話をきくというのはどうでしょうか。
また、直接に話を聞かれるときにも、あらかじめメモを用意しておき、それを見てもらいながら質問するということもあるでしょう。
この際、単に質問事項を並べるだけでなく、何故、聞きたいのかということも書かれておけば、より適切な答えが聞けるでしょう。

なお、検査中なのではっきりしないので後日というのが答えであっても、それは医師として責任を持った答えですから。

要は、医師も人間です。どのようにして、うまくコニュニケーションをはかるかは、相手側だけでなくこちら側も工夫をこらすということです。

419 名前: ふじ 投稿日:2006/07/26(水) 00:30
通りがかりの一患者さん ありがとうございます。
おっしゃる通りと思います。
こちら側も不満ばかりを募らせるだけで工夫と配慮がなかったように思います。
参考にして少しでもいい方向にもっていきたいと思います。

420 名前: かりな 投稿日:2006/08/04(金) 20:51
今日昼過ぎに高熱に対して解熱剤を注射したところ熱は下がったのですが、意識がおかしくなり目の前が真っ白で何も見えないと言い出しました。また、首が右に回らなく左側ばかり向いて、呂律も乱れがち、意味不明なことばかり言っています。今晩は父の姉が付き添ってくれて、私は帰宅しますが、今、正直不安です。

421 名前: かりな 投稿日:2006/08/05(土) 20:20
主治医より午前MTあり。転移した肝臓の腫瘍がほぼ全肝に広がり、後数日の寿命とのこと。肺炎は治まったのに。一昨日まだ意識があったとき父に抗がん剤やりたい?しんどいなら止めてもいいのよ?と尋ねたら「やりたい」と言っていたのに。今はもう微かに時々意志の疎通が出来るだけ。私は明日から休みを取り夜は父の側にいるつもりです。

422 名前: ゆりこ 投稿日:2006/08/07(月) 11:20
私の母がステージ3の膵頭部がん(腺がん)の診断を受け、2ヶ月前に手術をしました。
術後、再発予防として1月前からジュムザールを使用しています。最初は1000投与したのですが、嘔吐や食欲不振の副作用のため、全く動けない状態が続きました。
その後、600から400と量を減らしましたが、吐き気は少しはましになったものの風邪をひいた状態で2日ほど寝込みます。
主治医はジュムザールはかなりの有効性があるので最終的には1200まで増量するといわれました。
ただ1週間のうち2~3日もQOLが保てないことや好きなことをしたいと考えている母のことを考えると投与をやめようかとも考えています。
それでも無理をしてでもやればかなり再発しにくい等のデータは得られているのでしょうか。
実際にデータがあれば教えていただきたいのですが。
化学療法をやめた場合、免疫療法を考えています。最も効果的な免疫療法があれば教えて下さい。


423 名前: 774 投稿日:2006/08/07(月) 12:16
膵がん術後補助化学療法のEvidenceは
http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&index=y&abstractID=30809
http://www.cancer.gov/clinicaltrials/results/gemcitabine-and-pancreatic-cancer0505
などの報告が治療根拠となっています。
現状での免疫療法としては国内では未承認のvirulizin が3相試験まで進んでいる状況です。
http://www.asco.org/portal/site/ASCO/menuitem.34d60f5624ba07fd506fe310ee37a01d/?vgnextoid=76f8201eb61a7010VgnVCM100000ed730ad1RCRD&vmview=abst_detail_view&confID=40&index=y&abstractID=31816
他の免疫療法のEvidenceはありません。


424 名前: ゆりこ 投稿日:2006/08/08(火) 10:05
ありがとうございました。化学療法の有効性の根拠はあるのですね。免疫療法等を含め、もう一度検討してみます。

425 名前: 774 投稿日:2006/08/08(火) 17:13
なお、現在国内の膵がんに対する免疫療法のトライアルということであれば、
・ミニ移植(非自己末梢血幹細胞移植);都立駒込病院、島根大学病院、
  九州大学病院、済生会熊本病院、
・免疫化学療法;福島県立医大病院、国立がんセンター中央病院、
  信州大学病院、広島大学病院、京都府立医科大病院、大阪大学病院、
  岡山大学病院、
・WT1ペプチドワクチン;大阪大学病院、高知大学病院
・ペプチドワクチン;北海道大学病院、札幌医科大学病院
・樹状細胞と腫瘍抗原ペプチドを用いた癌ワクチン療法;京都府立医科大病院、
  和歌山県立医大病院、山口大学病院、
・ミニ移植併用同種抗原と腫瘍抗原の両者を標的とした特異的免疫細胞療法;
  京都府立医科大病院
・活性化自己リンパ球療法;山口大学病院(高度先進医療)、
・GEM局所動注、放射線、活性化自己リンパ球療法併用療法;島根大学病院、
・樹状細胞療法;東北大学病院、福島県立医大病院、山口大学病院(MUC1-CTL療法)、
・CTL;愛知医大病院、
・TIL;広島大学病院、岐阜大学病院、京都大学病院、鳥取大学病院、
・HF10療法;名古屋大学病院
などが臨床研究や臨床応用の段階として行われています。
現時点では十分なEvidenceが得られてはいませんので、あくまでも臨床
試験としての検討になるものと思います。


426 名前: わたしの母も膵癌です 投稿日:2006/08/09(水) 03:42
他の癌細胞と違って膵臓の癌細胞はスポンジ状に広がるのではっきりした境界が
ありません。なおかつ門脈に浸潤している場合、手術自体が難しくなるそうです。
バイパスのみの手術はやむを得ない結果だと思います。
門脈の浸潤は厄介で、癌細胞は栄養をそこから摂取するようです。
体力をつけようとして栄養価の高い食べ物を摂取すると、癌細胞も元気に増殖する
という悪循環を招くそうです。門脈の浸潤が進行すると、血流を変えて腸に回る血管を
ふさいでしまう危険がある、と主治医は申しておりました。
母もステージ3の膵臓癌で門脈の浸潤が見られます。手術はせず、ジェムザールを
もう4ヶ月ほど投与しておりますが、投薬量は1クール2w~4wで、400です。根治を
目指すのではなく、癌細胞の増殖を抑える目的で投薬しています。癌細胞はそれでも
徐々に小さく(2cm→1cm)なっているようです。副作用は軽微で、2・3日食欲不振に
なる程度で済んでます。


427 名前: d5 投稿日:2006/08/10(木) 13:00
371ことd5です。

6月初旬に退院し自宅療養中だった母が再度入院です。

腹水と足のむくみが進行し、体重が55kgにもなったため、
8/8に腹水を2000cc抜きました。その日はなぜか朝から
38度ほどの熱が出ていましたが、翌日には平日に戻りました。
血液検査で出た値は良好だったようです。

そのまま入院する予定でしたが、ベッドが空いていなかったため
8/14月曜からの入院となります。
担当医からは「(退院できないかもしれないから)覚悟しておいてください」と
父に話があったとのこと。

最近は上半身が非常にやせこけてしまい、見ていて不憫でした。
自力で洋式便座から立ち上がれないほど体力が低下しています。

食欲はあるといいながら、朝昼晩ともにほんの少しだけ口に運ぶ程度ですので、
一食あたりご飯一杯分は取れていないと思います。
たくさん食べると吐いてしまうので、TS-1の影響と思っていましたが
薬をやめてもその傾向が続いているのでガンの影響なのかもしれません。

母本人の意向があるので、我々はじたばたせずに付き合うつもりです。
セカンドを取りに入ったり、新療法を検索する時期でもないと思っています。

また報告いたします。


428 名前: むすめ 投稿日:2006/08/14(月) 17:15
初めまして。母(75歳)は膵頭癌で肺、リンパに転移。
ステージ4で余命6ヶ月と診断され明後日入院します。
血液検査・腫瘍マーカーに異常は出ていないという事ですが、
医師からはこれ以上の説明が無く、「手術は無理、入院して科学療法をします」
とだけ言われました。
この状態は、やはり手の施しようが無いのでしょうか?

また他の病院となると、神奈川県に住んでいますが東京に近いので、
女子医大か国立がんセンターが良いのでしょうか?
知人から癌研を検討するようにも進められたのですが、
膵臓癌はやはり上記2つの方が良いのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか。





429 名前: d5 投稿日:2006/08/15(火) 14:00
371ことd5です。

昨日母は入院しました。
担当医によると、吐き気は多量の腹水による悪影響とのこと。
腹水源の癌を弱める方向で考えていて、
GEMでもTSでもない抗癌剤を腹控内投与する例外的措置をトライしてみよう
とのこと。

昨日早速腹水抜き>アルブミン投与をしたためか、
今朝は気分も多少よいとのとの父からの連絡がありました。

但し余談を許さない状況であり、私達家族には担当医から
「よくここまで持ったと思います。最善を尽くしますが、腹水は別として
 下肢のむくみはとれないでしょう」
とのことでした。

残された時間が非常に少ないようです。
私達は可能な限り訪問しようかと考えております。

また報告いたします。

430 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/15(火) 17:35
>>429 d5さんこんにちは。
抗がん剤の腹腔内投与まで考えてくれるのは、けっこう良い病院のような気がします。
奏功をお祈りします。

431 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/15(火) 18:53
TS-1が膵がんに保険適用になりました。

432 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/16(水) 05:24
>>431さん、本当ですか、すごい朗報ですね!
くわしいことがわかったら教えてください。

433 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/16(水) 06:04
>>431 大鵬薬品のホームページにありましたよ。

代謝拮抗剤 ティーエスワンカプセル?20・25 「膵癌」の効能・効果取得について
http://www.taiho.co.jp/corporation/news/20060811.html

434 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/17(木) 01:28
初めまして。兵庫県に住むしんそらと申します。

父(62歳)が去年11月に背中の痛みなどから膵臓癌4bと診断
され今年1月からジェム+TS1の治療を始めました。
 3月には肝臓の腫瘍がかなり小さくなったとのことで、放射線治療を1ヶ月半かけて
行ったことで ずっと服用していたオキシコンチンを飲まなくても良くなりました。

 最近は抗癌剤の効きが悪くなってきたようで肝臓の腫瘍が大きくなり、浮腫み
腹水などの症状がでてきました。5日の診察では出血が原因で貧血がひどくなり
輸血をするため5日間入院をしました。
 その時の先生の話しでは 抗癌剤の効きが悪くなってから様子をみる。
効かない抗癌剤はただの毒と同じなので終了します。出血の原因は腸か膵臓の腫瘍。
大量の出血があれば・・・そういう覚悟も必要です。とのことでした。

 ジェム+TS-1が効果なしとなった場合 他に抗癌剤がないと言われました。

 ジェム+タルセバは今の父の状態ではもう効果がないのでしょうか? 

 タルセバを受ける方法はないのでしょうか?

 

父は本当に必死で戦ってます。見ててあまりにも辛すぎてもう抗癌剤の意味を考えた
りしました。がそれを決めるのは父です。
治療法がなくなった時父の心境を考えると・・・。
少しでも選択肢があればと思い書き込みしました。
情報があれば宜しくお願い致します。





435 名前: ザ・シングルスマン 投稿日:2006/08/17(木) 08:44
http://2nd-opinion.jp/main.htm

を参考にして下さい。

436 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/17(木) 11:46
ザ・シングルスマンさんお久しぶりです! この掲示板に戻ってきてくださったのですね。

437 名前: かりな 投稿日:2006/08/17(木) 13:56
8月15日AM05時32分父が亡くなりました。この掲示板に書き込みする度はげましをいただき、勇気付けられました。ありがとうございました。亡くなる3日前から意識がなくなりましたが、その前日に、抗がん剤止める?との私の問い掛けに父は、元気になったらまたやる。と答えて、まだまだ生きるつもりだったのに。残念です。嫌な事を言うようですが、ご家族にステージ4bの患者さんが居る方は、今元気でも、後悔しないようにお金、時間、人手、全力を傾けてください。何時急変するかもしれません。私は後悔はありません。自分の生きる意味が解らないだけ。

438 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/17(木) 16:53
かりなさん、15日ですからまだバタバタと忙しいでしょう。
いつかは必ず別れの時が来ます。
つらいけど 気丈にね。

439 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/17(木) 21:04
かりなさんお疲れさまでした・・ 何と言ってよいのか分かりませんが、
お父様には今はもう苦痛はないのですから・・

440 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/17(木) 21:06
>>434 しんそらさん ここの掲示板に同じような方がいるかもしれませんよ。
ttp://www.irxmedicine.com/forum/index.asp

441 名前: しんそら 投稿日:2006/08/17(木) 23:18
かりなさん お父様のご冥福をお祈りいたします。 
ずっとお父様の様子気になってました。そして励まされてました。
ぴったりの言葉が思いつきませんが・・・お疲れ様でした。


 

442 名前: しんそら 投稿日:2006/08/17(木) 23:23
ザ・シングルマンさん ありがとうございます!!道が開けたような気がします。
頑張ります!!



443 名前: しんそら 投稿日:2006/08/17(木) 23:31
>440さん 本当にありがとうございます!!!
すごく助かりました。時間がないので頑張ります


 

444 名前: ゆりこ 投稿日:2006/08/19(土) 09:07
774様、いつもいろいろ教えていただいてありがとうございます。
繰り返しになりますが母はステージ3で手術をしました。
今ゲムシタビンを単独投与していますが、術後の再発予防にVirulizinをゲムシタビンと併用したいと考えています。
アメリカで臨床試験は終了したときいていますが、日本では認可がおりていない医薬品です。
そのような医薬品をどのように購入すればよいのでしょうか?
母は福岡の病院に通院していますが、福岡県内で注射してもらえるところはあるのでしょうか?
近隣の病院1つ1つ問い合わせるのがベストなのでしょうか?
いつも質問ばかりですいません。

445 名前: 774 投稿日:2006/08/19(土) 17:20
膵がんに対する免疫療法としてはPhase3まで進んでいるVirulizinのEvidence levelが
もっとも高いものと思いますが、国内でのVirulizin入手は極めて困難な状況です。
http://2nd-opinion.jp/などで一度ご相談されてみてはと思います。
なお、実行性の高い次善の策としては九大のミニ移植などになるものと思いますので、
そちらも合わせてご検討されてみては如何でしょう。

446 名前: ゆりこ 投稿日:2006/08/22(火) 09:46
いつも丁寧に教えていただきありがとうございます。
家族一同、感謝しております。

447 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/25(金) 13:04
はじめまして東京に住むゆら☆と申します。先月、75歳の母が膵臓癌で余命3ヶ月と診断されました。苦しい検査の結果、膵体部に2cmの癌と胆管にも癌が見つかりステージⅡと診断されました。酷い黄疸が出ていた為、体にチューブを入れ体外に胆汁を排出しておりました。これは十二指腸に流す事が不可能だった為です。先生からは手術は出来るレベルであると言う事で母に手術を勧めましたがやせ細り体力も衰え歩くのもようやくの母は「こんなに体力がないのに手術なんて絶対いや!それよりも残された時間をお前と一緒に家で静かに過ごしたい」と断固拒否!あまりに母の精神状態が悪くなってしまったので先生の提案で一時、外泊で自宅に戻りました。私は母の余命3ヶ月の宣告をどうしても受け入れる事が出来ずなんとかして母に長生きして貰いたい一心で嫌がる母を説得し母も段々と「この管がとれるなら..思い切ろうかな..」手術を承諾してくれました。8/22、8時間にも及ぶ手術が行われ先生からの説明があると開いてみると予想外の酷さで癌の細胞はあちこちを食っている状態でリンパにも入り腹水も溜まっている状態で全てを切除するのは無理であったと、そこへ得体の知れない大量出血がジワジワと起こり血圧がかなり低下してしまった為、管を抜く手術もこれ以上続行出来ないという事で途中で終了したという事で手術室から出て来た母には呼吸器が..今は観察室に入っていますが出血もまだ止まらず意識はその晩少し戻り翌日には呼吸器が外れたもののその翌日にはまた呼吸が乱れ呼吸器が付けられていました。あれほど嫌がった母を説得し手術に導いた結果このような事になり今は非常に厳しい状況という先生の言葉に後悔の念で一杯です。自分の
願いは押しつけに過ぎなかったのでないか、もっと母の気持ちを尊重してやるべきではなかったのかと自責の念にかられています。母と2人暮らしたった1人の家族なのに..加えて経済面での不安や先月、自分が手術を受けておりまだ体調がすぐれない事で全てが不安で精神的にも参っています。私のオペの数日前に癌を宣告され私の動揺を考え退院後にしか私に告げる事が出来なかった母をなんとか救いたい気持ちで一杯ですがやはり難しい状況なのでしょうか。

448 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/08/29(火) 13:15
>8/22、8時間にも及ぶ手術が行われ先生からの説明があると開いてみると
>予想外の酷さで癌の細胞はあちこちを食っている状態でリンパにも入り腹水も溜まっている状態で
>全てを切除するのは無理であったと、
>そこへ得体の知れない大量出血がジワジワと起こり血圧がかなり低下してしまった

浸潤があり、腹水が溜まっていた状態で 何を切除したのでしょうか。

とにもかくも出血を止めることが第一です。



449 名前: トシ 投稿日:2006/08/29(火) 21:05
父が黄疸で緊急入院しました。
CTと血液検査の結果、膵癌か胆管癌の可能性が高いとのことです。
数日中にエコーとMRおよび内視鏡的経鼻胆道ドレナ-ジと同時に造影検査を
行なう予定で、その後、治療方法についての説明を聞きに行きます。

必ず聞いておかなければならないポイントや質問の仕方など教えていただけな
いでしょうか。

当掲示板の皆さんと同じく、私もこれから父と一緒に戦いに臨みます。
何卒宜しくお願いいたします。


450 名前: d5 投稿日:2006/08/29(火) 23:14
371ことd5です。

母の再入院から二週間が過ぎました。
抗がん剤の腹腔内投与が奏功しているかどうかはわかりませんが、
足のむくみが少しづつとれてきてはいます。

先週先々週の水曜に腹腔内投与をして、明日で予定されている最後の
3回目の投与予定でしたが、体力の低下が激しいので延期するようです。
腹水を抜く処置だけにするとのこと。

本日から、自力での歩行が不可能になり、ベッドの上でトイレとなるそうです。
床ずれの予兆が出てきているとの事。

一番の問題は、毎食毎に吐いており、3回食べて3回吐くということです。
3食といっても、一食で一口分もあるかどうか、、、、という量です。
薬の副作用ということもあまり考えられないとのことですので
吐き気の理由は腹水による圧迫か、抗がん剤の副作用か、とのことですが
はっきりとはわかりません。

あまりに吐いてしまうので、もう食事を見たりするのもイヤになってきていて、
水だけがまともにおいしいと飲めるものとのことですが、
その水の摂取量も少ないので脱水症状になりかかっているとの事。
そのせいもあって腹腔内投与を延期するのかもしれません。

脱水症状になりかかっているため、吐瀉物の胃液がなくなってしまい
胆汁(緑色?)も吐いているらしいとのことです。

高カロリー点滴をしてあげれば、と思うのですが、
“点滴は、腹水が増えるだけなのでできない”とのこと、、、

癌性痛がないものの、QOLがあまりに下がってしまい、非常に不憫です。
出来るだけ苦痛のない状態を作り出してあげたいのですが、
なにも手助けが出来ない状況です。

唯一の助けは足のマッサージ(むくみ取り)・嘔吐の補助・体位の転換とのこと。
病院が閉まる8時までは父が常についているのですが、
母が不安がるので父が病院を去りがたいのこと。

私は仕事を早引きして、平日も足マッサージに行ってあげようかと考えております。


451 名前: 高校生 投稿日:2006/08/29(火) 23:49
すみません 質問です。僕の祖父が数日前にすい臓ガンになり、現在大腸ガンに転移し余命、後1ケ月と医者に宣告されました。どうにかして助けてあげたいのですが、方法が見つかりません。そこでこのサイトに書きこみました。何かいい方法はありませんか?もし良かったら助言してください。今のところ、漢方薬やミネラル水が良いとネット上をみて思ったのですが効き目とかあるのでしょうか? できれば教えてください!!!待ってます。

452 名前: さくら 投稿日:2006/08/30(水) 12:01
父69歳がすい臓がんと診断を受けました。
CT検査では腫瘍の確認が出来ず、カメラを十二指腸まで入れて
検査した所乳頭部の下に十二指腸の皮をかぶった腫瘍が見つかりました。
その後別病院にてPET検査をしたら、膵臓部と大腸に腫瘍と思われる集積が
見つかりました。

その結果を主治医から聞いたのですが、黄疸が出てるのでどちらにせよ手術しないといけないと
言われました。

でも、転移してるのならば手術しても予後はあまり良くないって主治医も言ってるのに何故膵頭十二指腸切除の手術をしなければいけないのでしょうか?
今、父が入院してる病院の去年のすい臓がんの手術は去年は2例しかないのに、
このまま、手術してもいいのでしょうか?

453 名前: 774 投稿日:2006/08/30(水) 17:58
451さん
治療効果などの大規模な検討の結果、推奨されている”いい方法”
のスタンダードが国立がんセンターHPなどに集約されていますので、
まずは、ご確認ください。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010203.html
さらに、国内のみならず世界規模での”いい方法”を検索される
場合はNational Cancer Institute(NCI)などをチェックされると
良いでしょう。
http://www.cancer.gov/
がん情報サイト(NCI PDQ日本語版)
http://cancerinfo.tri-kobe.org/
ネット上には多くの情報が氾濫していますので、これからの時代は、
その情報の信頼レベルにより取捨選択する能力が求められます。
少なくともこれら信頼度の高いサイトで取り上げられていない
治療法については、治療法としての確固たる証拠やコンセンサスが
得られてはいないものとお考えください。


454 名前: 774 投稿日:2006/08/30(水) 18:24
452さん
膵がんの診断精度に優れた医療機関や、進行膵がんであった場合、
拡大切除等の高度な技術を有する医療機関での診療が望まれます。

455 名前: さくら 投稿日:2006/08/30(水) 23:19
774様早速のお返事ありがとうございます。

やはり手術例の沢山ある病院の方が望ましいですよね。
主治医にセカンドオピニオンの相談を持ちかけたところ、
「手術してもらえないかもしれませんよ?」と言われた為躊躇してしまいました。
早速セカンドオピニオンの検討をしてみます。

456 名前: 774 投稿日:2006/08/31(木) 12:22
”セカンドオピニオン目的の他医受診”と”高次医療機関への転院治療”
とは似て非なるものであることも追記しておきます。
その辺を良くご理解のうえでの行動とは思いますが・・・、
”セカンドオピニオン”という言葉を不用意に用いたためにご本人の希望
とは裏腹に思わぬ結果を招かれた方は大勢いらっしゃるものと思います。
”セカンドオピニオン”はあくまでも他医の意見を聞きに行く行為で、
最終的には現在の主治医のもとでの治療を継続していくことが原則と
なります。

457 名前: ゆら☆ 投稿日:2006/08/31(木) 12:54
448さま

切除したのは膵臓、胆嚢、胃の一部等です。
母の出血はお陰様でだいぶ落ち着き輸血も必要ない程に回復致しました。
呼吸器もはずれ目を覚まし記憶がかなりあやふやではありますが嬉しい限りです。
幸い信頼出来る先生に出会えましたのでこれからも一緒に母を支えて行きたいと思います。



458 名前: d5 投稿日:2006/09/02(土) 08:22
371ことd5です。

ここ数日で体力がかなり低下しています。
半分起きて半分寝ているような状況なので、血圧が相当下がっているのかと思います。

点滴はしないとのことでしたが、点滴を開始しているようです。
腹膜播種>多量の腹水>下肢のむくみ>手のむくみ、
さらに内臓もむくんでいるのでは?という担当医の話です。
そのための吐き気ではないかと、、、

癌の痛みはないものの、あまりに肩・背中がやせてしまい、
どこをどう動かしても痛く、吐き気は弱まらず、つらい状況が続いているので
本人が“もう延命措置はしないでいい”という内容のことを言い出したとのこと。
父が担当医にモルヒネの使用を示唆したところ、
モルヒネ等の麻薬は癌性の痛みには効くが、現状での効果はないだろうとのこと。

この土日は病室についていて上げる予定です。

459 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/02(土) 08:31
つらい選択ですが、
下記も参考にしてください。私は家族にはしてほしいと頼んでいます。

【あなたなら】セデーション(sedation)を考える【どうする?】
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/kea/1083864015/l50

460 名前: d5 投稿日:2006/09/04(月) 12:48
371ことd5です。

459さん、ちょうど昨日、病室を訪れた際にその話が
担当医から出ました。
痰を吐き出すことができなくなり、ずーっとセロセロいっている
ような感じになっているため、痰を吸引してもらいました。
(濃い緑色だから痰ではなく胆汁?よくわかっていません)
ただ喉に刺激になり吐き気が誘発されてしまい苦しいので、
完全には取りきれませんでしたが、、、
ナースステーションでモニタできる心電図の端末をつけていただきました。
(ピッピッピッというやつ)
その処置のあと、別室で父と私で担当医と打ち合わせをしました。

見てのとおり、利尿剤を点滴していて喉も肺もカラカラで、
痰も吐き出せなくなっています、2パターンの「万が一」が
考えられますが、その時どうしますか?という話でした。

ひとつは体力の低下で呼吸ができなくなった場合、
人工呼吸器をつけますか?
もうひとつは体力の低下で心臓の拍動が弱くなってきた場合、
昇圧剤を打ちますか?
ということです。
一度人工呼吸器をつけると、法律上はずしてはいけないそうで、
そういった延命処置をするのかどうかという質問でした。
本人の苦痛を長引かせるだけなので不要です、という
回答をしておきました。

セデーションも聞きましたが、現在の状況だと
「意識のほうも肉体の機能低下に伴って半分寝ているような、
 ボーっとした時間が増えてきているし、
 現在は特に痛みを訴えていない(モルテンの自動空気ベッドを
 入れて床ずれ系の痛みは無い)ので、このまま
 "軟着陸"という方向でよいと思います」
とのことでした。
但し、容態の変化や家族との相談で、「鎮静」について
その都度検討はできます、とのことでした。

たしかに私が病室に入って足を揉んであげても、
しばらく私であることに気がつかなかったくらいで、
半分寝て半分おきている感じです。

昨日から口から何も入っていかなくなりました。
吐き気の誘発になるので、最低限の点滴処置だけに
しているとのことです。

今日は病室にて胸部レントゲンを撮影とのことです。
痰の発生が呼吸器のトラブルの予兆ではないかと
検査するようです。

また報告します。

461 名前: d5 投稿日:2006/09/16(土) 08:06
371ことd5です。

9/10の早朝、母が死去しました。
前日の晩に多量の胆汁を吐いていたので、それがのどに詰まったようです。
セデーションは無し、モルヒネ系のシール薬を一枚(72時間分)使い、
次の一枚に張り替えてから10時間ほど経過した時間です。
死去の2時間後に駆けつけた私には、母の顔は穏やかに見えました。

治療に関して、私は後悔はありません。天寿を全うしたと考えています。

昔と違い、今は癌は100%告知だと思いますが、
問題は「寿命情報」と「最新治療情報」かなと思います。
寿命情報を伝えることはできませんでした。
母の兄は同じ膵臓癌でしたが全摘出が可能だったため
発見後2,3年は生きたため、母はそれを想定していたためです。
その意味で本人に無用に期待をさせてしまったかもしれません。

私の母は主治医に全てを任せるという方針でしたので、
より良い治療を探してさまよう癌難民にはなりませんでした。

現在はこの掲示板を含めてたくさんの情報源があり、
本人はもとより家族も主治医だけに任せておけず迷いに迷う状況です。

その意味で、私は本人の意思(主治医に任せる・主治医以外の情報は不要)
という考えは一つの選択であり、間違っていなかったかなと思います。
母は私や家族が膵臓癌の勉強をしていることを知っていて、
あえてその情報を聞きたくないとはっきり断られました。

ようやく葬儀が終わり、一段落つきましたので書き込みをしました。
詳細はこの掲示板にずっと書いていたので、皆様に何かの参考になればと思います。

私自身といえば、生命保険の加入を済ませました。
明日はわが身、誰にどのような災難が降りかかるかわかりません。

スレ違い的な内容と思いますが、ご容赦下さい。
それでは失礼します。

462 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/16(土) 11:17
d5さん、しばらく書き込みがなかったので気にかかっていました。
お母様亡くなられたのですね・・。ご冥福をお祈りいたします。
d5さんの御指摘(本人はもとより家族も主治医だけに任せておけず迷いに迷う状況・
患者本人があえてその情報を聞きたくないとはっきり断るということ)はうちも同じような
状況で、身につまされます。
おつらいときに書き込んでくださってありがとうございました。

463 名前: マルマーヤ 投稿日:2006/09/17(日) 01:46
父がすい臓がんです。68歳。ステージⅣb。膵頭部に4センチほどの腫瘍があり、今のところ転移は認められていません。
門脈にかなり浸潤しており、手術はとても危険が伴うため、あきらめてしまいました。
先週、セカンドオピニオンを山口大学へ求めましたが、答えは同じでした。
しかし、今から抗がん剤などの科学治療をして癌が小さくなったら、手術が可能かもしれないので、そのときはまたここまでCTを取りに来てくださいと言われました。
切除が不可能だったのが、治療をしていくうちにその途中で切除手術をしたというケースはあるのでしょうか。
あまりそのような話を聞いたことがないので、実際にあるのか知りたいし、もしあれば、父に希望を持たせることができるのではないかと思ってます。
どなたか詳しい方、教えてください。

464 名前: ハル 投稿日:2006/09/17(日) 21:49
>>マルマーヤさま。
うちの母も同じすい臓頭部癌で発見時、腫瘍の大きさ4センチで転移なし。
ステージではⅣaで門脈浸潤が酷く手術不可とのことで大学病院にて放射線
化学療法を受け、癌が3.5センチに縮小した為、あさって手術を受けます。
ただ、門脈に対する浸潤はなくなったわけではなく門脈再建も含めた手術と
いう説明を受けました。手術の話が出てから散々、母と二人で悩み、京大病院の
方にもサードオピニオンで行きました。ですが、門脈の浸潤自体もそんなに
酷いものではなく、転移がない(結局は開いてみないとわかりませんが…)
今が手術のチャンスでは、というのが意見を伺った先生方の見解でした。
母に11時間もの手術に耐えれる体力があるのか、など手術を決めた今でも
不安は沢山ですが、母の生命力にかけたいと思っています。
お父様のご年齢が母と近いということや、似たような癌の状態に書き込み
させて頂きました。

465 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/21(木) 10:42
>>463 マルマーヤさま
すい臓がんの海外闘病記を集めたブログ「やぶいぬ応援団」を運営しています。
化学療法で手術可能になったという方の話はけっこう聞きますよ。
http://d.hatena.ne.jp/yabuinu5/20060901 などをご覧ください。それから、
手術はできませんでしたが化学放射線療法で寛解となり10年生きておられる方
の話 http://d.hatena.ne.jp/yabuinu5/20060914 も置いておきます。
(ちょっと宣伝になってしまいました)どうぞ希望を持ってくださいね。

466 名前: Takuma 投稿日:2006/09/24(日) 11:08
娘(30)が8月に膵臓がんの診断を受け、肝臓への転移も確認されました。
そこで、GEM+TS-1を2クールやったところで、黄疸がではじめ、再入院となってしまいました。
胆汁の処理のため、①ステントを入れる、②ドレンで排出し続ける、の
うちどちらを選択するか選ぶよういわれています。

あるサイトのドクターは、ステントは半年ほどで詰まったりすることもあるため
長期的にみるとおすすめしないと書かれていましたが、
再度退院した際にドレンを自分で処理するのも大変そうだ、という思いもあります。

掲示板を見ていてもあまりこの選択が話題になっていることはないようなのですが、
どなたかアドバイスいただけませんか?
それとも悩むほどのことでもないのでしょうか?


467 名前: かりな 投稿日:2006/09/25(月) 21:04
私の父は治療前に黄疸がでてしまっていたので、ドレーンで胆汁を抜き黄疸を治めた後、ステントをいれ、劇的に改善し退院できました。最終的には真菌性肺炎で亡くなりましたが、そんなやり方もあります。ステントが詰まったら別の手段を考えれば良いんです。1年の内には、もっと良い方法が出来るかも知れませんし、何よりも膵臓癌の進行を押さえる治療を一刻も早く始めることが最優先課題だと思います。

468 名前: かりな 投稿日:2006/09/25(月) 21:13
466さんへ
ごめんなさい。化学療法中でしたね。それと、ステントが入るか入らないかという患者の身体の側の条件と医者の技術という条件も影響します。

469 名前: 774 投稿日:2006/09/25(月) 21:55
PTCDは緊急避難的に閉塞性黄疸の減黄目的に行われることが多いものと思います。
可能であれば引き続きステントでの内ろう化により減黄を続けることでQOLは維持される
ものと思いますが、その場合、ソフトステントか永久金属ステントかといった選択を迫られる
ことになります。ソフトステントは詰まりやすい傾向にありますが、洗浄などの対策や、
場合により非観血的抜去~再挿入が可能です。永久金属ステントは一度挿入すると一般に
抜去困難です。適切に挿入されてもステント挿入により異物としての違和感や消化管粘膜
への刺激などの症状が出現することもあります。

470 名前: Takuma 投稿日:2006/09/25(月) 22:43
かりなさん、774さん、ありがとうございます。
現在は、T-Bilだけでなく、AST、ALTなどの値も上昇してしまい、
一度抗がん剤も中断しているところです。

いずれにしても、ステントを入れるのがよさそうですね。
異物としての違和感等は、金属、ソフトかかわらず起こりえるのでしょうか?
>774さま



471 名前: Takuma 投稿日:2006/09/25(月) 23:59
かりなさん、774さん、ありがとうございます。

結局、現在はほとんどステントが主流、ということなのでしょうか。
(一時的な対応を除き)
ちなみに、「異物としての違和感や消化管粘膜への刺激などの症状」は
ソフトステントでも永久金属ステントでも
変わらず生じる可能性がある、ということでしょうか?>774さま

472 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/09/26(火) 06:54
Takuma様
>ステントは半年ほどで詰まったりすることもあるため

つらいですが。余命が半年1年2年とあれば です。
私の父は、余命半年でしたので、ステントにするまでもなく
主治医の勧めでPTCDのままで、4ヶ月で人生を終えました。

処置するお医者様の腕次第ですが
ステントを入れる際、臓器を傷つけ、入院が予想以上に長引く人も多いです。

PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)留置中の管理
 http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/care/010323.html#02

473 名前: Takuma 投稿日:2006/09/28(木) 00:00
皆様、いろいろとアドバイスありがとうございます。

GEM+TS-1が2クール終わりました。
(正確には2クール目の後半が黄疸のためできなかったので、
 1.7クールくらいですが・・・)
CTの結果ですが・・・。
残念ながら大きくなってしまっていました。。。
膵頭部の腫瘍が約55mm。
肝臓の転移がおそらく10個以上。
残念ですが、GEM+TS-1をあきらめざるを得ないようです。。。

正直、とてもショックを受けています。
ただ、小細胞肺がんに類似しているということで、
肺がんに使われる抗がん剤(何を使うかは、今検討していただいています)
を試してみる予定です。

とはいえ、まずは黄疸を抑えないと抗がん剤が行えないので、
今はドレンで外に胆汁を排出している状況です。。。

厳しい状況ですが、あきらめずに可能性を追求したいと思っています・・。
ご報告まででした。

474 名前: かりな 投稿日:2006/09/28(木) 08:05
Takuma様 大変だと思いますが、希望は持ち続けて下さい。父も2回死にかけましたが、そのたびに戻ってきました。70才過ぎの体力なんて全然残っていない状態でもです。膵臓癌の進行は全体速いので、「若いから進行が速い」は無いので、逆に若い人なら体力があるので、後は家族の協力体制が大切です。背負い込むと大変になってしまうので精神的にしんどい時には看病する人の気晴らしも忘れずに。

475 名前: Takuma 投稿日:2006/09/28(木) 22:49

かりなさま、ありがとうございます!
本人も現状まったく元気なので、まだまだ大丈夫だと信じています。
確かに、看病する側も大変ですね。
うまく気分転換しながら、前向きに闘って生きたいと思います。

476 名前: 父大好き娘 投稿日:2006/09/28(木) 23:26
初めて書き込みします。

私の父は現在60才、3ヶ月前にステージ4a 癌細胞が門脈、腎動脈を
巻き込んでいるため切除不可能、と診断されました。

元々肝臓が弱いため、減黄に時間がかかり
バイパス手術まで2ヶ月
その後傷口の治りもあまりよくなく、細菌感染による高熱もあり
今まで癌に対して何もせずに来てしまいました。

高熱の原因が分かり、やっと熱も引いて流動食も再開されたのですが
今日になって突然足が浮腫んでしまいました。
医師や看護師さんは
「今まで点滴のみで何も食べていなかった」
「たんぱく質が足りていない」 と言っていますが…
経過を見ないと何とも言えませんが、正直他に何か原因があるのでは、と
不安になっています。

他に何か疑わしい物はあるでしょうか…?
CTでは7月からは大きくなっていない、ということだったのですが
膵臓癌は進行も早く、CTでは映らない癌もあるとのことですので、、

何もないことには越したことはないんですが
どなたかお分かりになる方、教えてはいただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。

477 名前: マルマーヤ 投稿日:2006/09/30(土) 01:57
463で書き込みをした者です。ハルさんを始めさまざまな方、アドバイス頂きましてありがとうございました。すぐにお礼の書き込みをしようと思ったのですが、あの直後、急にパソコンから蝉の鳴き声のような異常音がし、壊れてしまいました(T_T)ネットができない日々で情報が入らず、毎日早く修理が終わらないかとあせりながら待ってます。新聞で読んだのですが、癌情報の地域格差や、パソコンを持たない人の為に、十月から癌電話相談窓口ががんセンターなどで設けられるとありました。番号は載っていなかったのですが、とてもいい動きだなと思いました。

478 名前: ハル 投稿日:2006/09/30(土) 21:30
>>マルマーヤさま
すい臓癌の名医スレの方にも書き込みましたが、母は開腹したもののCTに写って
いなかった肝臓への転移があり、結果、何もせずに閉じました。
ただ、手術を受ける際、主治医に放射線化学療法で小さくなって手術適応になる
ケースがあって、そういう方の手術の経験もあるという説明を受けました。
だから、諦めないで下さい。うちの母はダメでしたが、マルマーヤさまのお父様に
抗がん剤が効き、手術適応になることを祈ってます。

479 名前: マルマーヤ 投稿日:2006/10/01(日) 00:38
ハルさん!ありがとう!そう言って下さって涙うるうるです。今父にハルさんの書き込みの内容を話したらとても喜んでました。「いい友がいるね」って。母も一筋希望の光を見たような表情でした。今父はバイパス手術の傷を癒しながら瞑想し、自分の膵臓から癌細胞が消えてゆくのを毎日強くイメージしてます。愛情のような暖かさで氷が溶けて消えるように、イメージしてます。「サイモントン療法」とか言うそうです。ハルさんの言葉からも強い励ましのエネルギーを感じました。本当にありがとう!

480 名前: mp 投稿日:2006/10/01(日) 08:29
父大好き娘さん

ワタシの母も、足からむくみはじめ
そのうち腹水を発生して
それらに悩まされました。
やはりたんぱく質がたりないといわれて
アルブミン点滴したり
塩分控えたり、とか処置しましたが
結局効果がでず、最終的に腹水をぬきました。
癌がおなかに播種されていたのが原因だったようです。
原因の可能性のひとつとして
書き込みさせていただきました。




481 名前: 父大好き娘 投稿日:2006/10/01(日) 21:45
>>480 mpさん
参考になるレス、ありがとうございます。
父はアルブミン点滴までの処置はしていただいていませんが
次の日になって突然、それまで出ていなかったお魚が出ました。
急いでたんぱく質不足対策をしていただいたようなんですが
主治医が出張で不在だというのもあったりして、
数日前から「胃がムカムカする」と言っているのも気になります。

腹膜播種していた場合でも、CTには映りにくいものなのでしょうか…?
なかなかむくみが取れなかった場合、こちらの疑いも考え
主治医に相談したいと思います。
ありがとうございました。

482 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/02(月) 06:31
父大好き娘さん

腹膜播種は、CTではわからなくて
バイパス手術をしたときにわかりました(うちの母の場合)
バイパス手術のあとは、父大好き娘さんのお父様のように
吐き気やむかつきがなかなかとれなかったように思います。
早く主治医が帰ってきて、聞けるといいですね。
そして、むくみがとれますように・・・。

483 名前: mp 投稿日:2006/10/02(月) 06:31
482はmpです、すみません名前を書き込むの忘れました。

484 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/05(木) 08:06
進行膵臓癌に対する治療戦略
湯川寛夫1,2),杉政征夫2),五代天偉2),山本直人2),塩澤 学2),赤池 信2),武宮省治2)
(横浜市立大学第1外科1),神奈川県立がんセンター消化器外科2))

[対象]1985年―2003年に神奈川県立がんセンターで治療を受けた膵癌患者393例
(男236例,女157例)を対象としretrospectiveに検討した.
非手術例260例,手術例133例(切除例80例,非切除例53例).Stage分類は旧分類を用い,
Kaplan-Meier法,Log-Rank testで検討した.
[結果]膵頭部182例,体部134例,尾部74例,分類不能3例.stageI 4例,II 12例,III 15例,
IV 353例と進行癌が多数を占め,生存例は27例と予後は極めて不良であった.
膵尾部原発例,腫瘍マーカー高値例は予後不良であった.
切除例>非切除例>非手術例の順で有意に予後良好であった.
放射線療法では生存率に差はなく,化学療法ではGEM群が非施行群,非GEM群に比べ良好であった.
非切除症例では放射線治療は予後に寄与しないが,GEM群は他群に比して良好であった.
一方,手術例では根治度A>B>Cで良好で,部位,放射線,化療では差はない.
根治度Cに限ると内照射群,化療群が良好であった.
stageIVに限っても治癒切除例が有意に良好で,内照射群,GEM群も他群に比して良好であった.
stageIV切除症例ではGEMは有用であったが内照射は非照射と有意差はない.
StageIV非切除例ではGEM以外の化療群が良好であった.

日本消化器外科学会雑誌 38 (7) 20050701

485 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/05(木) 08:10
膵癌に対する術中照射併用根治手術
金光敬一郎1),高森啓史1),辻 龍也1),近本 亮1),田中 洋2),中原 修1),赤星慎一1)
(熊本大学第1外科1),熊本地域医療センター外科2))

【目的】膵癌に対する根治手術に広範囲術中照射併用の有用性について検討した.
【対象と方法】1976年から術中照射併用切除76例と非照射76例の152例を対象とし,照射群,
非照射群の生存成績を比較し,死因,局所の剖検所見を検討した.
【結果】生存成績の比較は照射全例で5生率13.5%,非照射全例では11.3%,で差は認めなかった.
組織学的治癒切除R0症例では照射39例の5生率21.8%と非照射36例の21.8%と同率で,
組織学的非治癒切除R1照射例とR0非照射例では差はなかった.
2年以内の死亡例の主死因は血行性遠隔転移が64.5%であり,多くの症例が血行性転移で死亡した.
剖検の局所所見では,標準郭清に小範囲照射併用3例では照射野周囲の局所再発を認めた.
拡大郭清に広範囲照射併用12例では局所再発を5例に認めたが,再発巣は厚い結合織内に存在した.
R1例2例を含む他の7例には局所再発は認めず,広範囲術中照射は局所制御を向上した.
最近の術前後の肝動注化学療法を併用し,
広範囲術中照射併用の12例は1,2,3生率100%,83%,57%と成績は向上した.
【まとめ】広範囲術中照射は有効に局所をコントロールし,
遠隔転移対策の併用で生存成績の向上が期待できる.

日本消化器外科学会雑誌 38 (7) 20050701

486 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/05(木) 08:12
膵癌における術中照射の有用性に関する検討
岡野永嗣,庄 雅之,久永倫聖,金廣裕道,高 済峯,樫塚久記,野見武男,中島祥介
(奈良県立医科大学第1外科)

【目的】膵癌切術例の術中放射線照射の有用性の検討を行った.
【方法】1992年より2004年までの間に,教室で経験した通常型膵管癌に対し,
根治手術を行った79例につき,術中放射線治療(20Gy)を行った44例(照射群)と,
行わなかった35例(非照射群))について検討を行った.
【成績】両群間の背景因子に有意差はなかった.各群の50%生存期間は照射群485日,
非照射群316日であり,照射群が有意に予後良好であった(P=0.011).
また各群の1年,2年,5年生存率は,照射群が58.9%,31.8%,11.6%であるのに対し,
非照射群が36.9%,9.2%,0%であった.部位別について検討した結果,膵体尾部癌の50%生存期間は照射群827日,非照射群316日と照射群が有意に予後良好であった(P=0.0009).
一方,膵頭部癌では,各々340日,284日であり,照射群の予後が良好である傾向があったが,
有意差をみとめなかった.
さらに5年以上の長期生存例5例(膵頭部癌2例,体尾部癌3例)は全例照射例であった.
【結論】膵癌において,術中照射は予後の改善に寄与するものと考えられた.
特に膵体尾部癌においてその効果は顕著であった.

日本消化器外科学会雑誌 38 (7) 20050701

487 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/05(木) 08:13
膵癌根治手術に術中放射線照射は必要か?
飛田浩輔,今泉俊秀,堂脇昌一,岡田健一,松山正浩,矢澤直樹,種田靖久,
大谷泰雄,生越喬二,幕内博康
(東海大学消化器外科学)

【はじめに】IORは,局所制御を目的とした補助療法の一つである.
【対象と方法】1990年以降根治切除を施行した術前診断stage IV aまでの
症例96例を対象としretrospectiveにIORの有無で各種臨床病理学的因子にて
Kapkan-Meier生存曲線,Log-Rank testを用いてIORの有用性を検討した.
【結果】癌違残度R因子別に検討すると,R0群ではIORの有無で治療成績の差がないのに対し,
R1群では統計学的有意さは得られないもののIOR施行群の方が1生,3生,MS各61.1,
23.8,571日に対し,非施行群48,11.7,377日と施行群で延長する傾向が見られた.
肝転移再発群をのぞいた症例でIORの有無で検討しても同様の傾向が得られた.
【結語】IORの有無だけでは膵癌全体の治療成績に差はでない.
癌局所違残の比較ではR0はIORの有無で治療成績の差はないがR1群ではIOR群の方が
治療成績はよい.
また,肝転移再発群を除いた比較では,IOR群で治療成績が良い傾向があり,
すなわち,R1群のように癌局所違残のある症例では,IORの局所制御に有用であるが,
全体としては肝転移を含めた局所以外の再発対策を講じないと
IORは治療成績に寄与しない可能性がある.

日本消化器外科学会雑誌 38 (7) 20050701

488 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/07(土) 20:56
膵臓がんの初期はどうなんでしょうか?
2年前から左あばら骨あたりの不快感と左足の軽度しびれと背中の痛みが続いています
2年の間に3度の激しい痛みと高熱があり狭心症や慢性膵炎を疑い胃カメラやCTの検査をしましたが
異常がありません
植物性だけの食事を続け膵臓の薬を服用して1カ月になりますが、動物性の低脂肪食品を一口食べただけで、便秘と膨満感が出ます。
また膵尾がんは、痔疾の症状があるとも聞いたのですがどうなんでしょうか?
人によって症状は違うとは思いますが何でも結構ですので教えてください

489 名前: 父大好き娘 投稿日:2006/10/08(日) 15:28
>>mpさん
再度レスをいただき、ありがとうございます。
また、こちらからのレスが遅くなって申し訳ありません。

父の足のむくみですが、数日経って治まりました。
胃がムカムカするのは、バイパスで胃や腸をつないだため
常に「胃下垂」のような状態になっており、食べたものがたまりやすい
ために起こることだと説明されました。

エコー、MRIなどやっていないので、正直予断はできませんが…
今後(ないように祈りますが)同じような症状が出た場合
また気を付けたいと思います。ありがとうございました!

>>488さん
専門でもないですし、父の初期の症状とは多少違うのでなんとも言えませんが…

もし可能であれば、腫瘍マーカーのテストとPET-CTをお受けになってみてください。
父の場合、昨年末から腫瘍マーカーが上がり始め、レントゲンやCT、MRIや
胃カメラを試みてきましたが、診断結果は「分からない」「異常ありません」でした。
徐々に胃の膨満感や微熱も出始め、黄疸が出る直前は背中の痛みがありました。

膵臓がんであるという断定はできませんが
早期発見に越したことはありません。
どうか納得の行くまで検査してみてください。どうか、お願いします。

490 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/08(日) 20:52
>>父大好き娘さん
お父様の大変な時にお返事頂いてありがとうございますm(. .)m

ちょっと検索したんですけど、PET-CTとはポジトロン断層撮影法のことでしょうか?
今の病院ではMRIが数ヶ月の予約待ちと言われたんですが、しつこい痛みが続いているので
ポジトロン断層撮影法の機器を持っている人間ドック機関に受診に行こうかと思ったりしています
造影剤などの身体への負担はどうなんでしょうか?心配です

491 名前: Takuma 投稿日:2006/10/08(日) 23:12

473です。
その後、黄疸はとれないものの進行の早さを考えて
次の抗がん剤を開始しています。
膵臓癌ながら小細胞癌に似た組織であるということで、
シスプラチン+エトポシドという、
小細胞肺がんでの標準治療を始めました。

小細胞癌は進行が早い反面、抗がん剤の効きは良いと聞いており、
何とか奏功してくれることを祈っております。

このような例(膵臓癌で小細胞癌に準じた治療法)の実例は
あるのでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えてください。

492 名前: 父大好き娘 投稿日:2006/10/10(火) 23:46
>>490
いえいえ、私の父の場合、PET-CTの普及率が低い時期だったので
発見が遅れてしまったと思っています。
振り返っても仕方がありませんが、もっと早くPET-CTを受けていれば…
と悔やむことが多々あります。

正直な話、>>490さんに大きな病気が見つからないこと これがベストです。
ただ、疑わしくはなんとやら…です。
どうか受けてみてください。

また、PET-CTに使う造影剤(?)の副作用についてですが
ブドウ糖に似た薬剤なので、副作用の心配はないようです。
別の造影剤で膵炎を起こしてしまった父でも、PET-CTの際は大丈夫でした。

が、やっぱり願うのは>>490さんにどうか、何もありませんように(-人-)

493 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/10/11(水) 08:11
>491
「膵臓癌ながら小細胞癌に似た組織」とのことですが、腫瘍の細胞分類は何ですか。
一般の膵臓がん(膵管細胞がん)とは異なっているのではないかと思われますが。
稀なタイプ(細胞分類)の膵臓がんで、シスプラチン+エトポシドが投与されることがあります。
(一般の膵臓がんならば、ジェムザールが第一選択となるはずだと思います)


494 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/10/11(水) 08:31
473を読まずに失礼しました。
すでにGEM+TS-1をされているということですね。

平岩医師の本に「顔付きの似たがんの治療法を参考にすることもある」という趣旨のことが書かれていました。
これからいえば、主治医の選択はありえるのではないでしょうか。

GEM単剤でなくTS-1を併用したり、文面から見る限りでは、主治医の方は最高に近い治療に努められているという印象を持ちました。
シスプラチン+エトポシドが奏効することをお祈り申しあげます。


なお、

495 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/10/11(水) 11:40
494の最後の「なお、」は単なる消し忘れです。
重ね重ね申し訳ありません。


496 名前: cocoa 投稿日:2006/10/12(木) 17:24
はじめまして。
相談させてください。

父が膵臓ガンと診断され、数日前に一般総合病院で
膵頭十二指腸切除術を受けるために開腹しましたが、
腫瘍の位置が悪く、神経そうへの浸潤がみられるために
「全てをとりきれないのならば一部をとっても意味がない」とのことで
何もせずに閉じ、今後は化学療法に切り替えることになりました。

術前の診断(家族への説明)ではステージはIVaで、
腫瘍の大きさは2cm前後、T4、N1、M0とのことでした。
局所進行ガンの部類に入るものだと思います。
位置は膵頭下部のためか黄疸はなく、
症状は背中の痛みと時々下痢といった感じです。

本を参考に調べれば、とりきれないという場合に手術を諦めて
化学療法にきりかえることはよくあるケースだと認識しておりますが、
生存率のデータにおいて手術で切除したほうが値が高いことからして
家族としてはできるだけ切除したいと考えるところです。

そこで、今となっては遅いのかもしれませんが、
セカンドオピニオン窓口を頼りに他の病院に相談してみようかと
考えているところです。

1)このような場合に他の病院では切除可能となることは
よくあることでしょうか?単刀直入にいえば、切除できるできないは
執刀医の手術の腕に大きく左右されるのでしょうか?

2)あるA病院で何もしなかったとはいえ開腹した後で、
他のB病院で手術を念頭に診断を受けたいとすることは、
そのB病院は一般的には嫌がることなのでしょうか?

3)抗がん剤(ジェムザール)の投与を開始した後では、
外科的手術をするのは不可能なことなのでしょうか?

以上、どうぞよろしくお願いいたします。


497 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/10/12(木) 21:23
一般論ですが、

1)このような場合に他の病院では切除可能となることは
よくあることでしょうか?単刀直入にいえば、切除できるできないは
執刀医の手術の腕に大きく左右されるのでしょうか?

→よくあるかはわかりませんが、医師の技術により切除可能か否か異なることは十分にありえます。
もちろん、誰が行っても無理ということもありえます。

2)あるA病院で何もしなかったとはいえ開腹した後で、
他のB病院で手術を念頭に診断を受けたいとすることは、
そのB病院は一般的には嫌がることなのでしょうか?

→嫌がるような病院ならば、それだけで転院を検討しても良いかもしれません。
もっとも、切り出す時は、別の病院の意見もきいて「納得」を深めて、将来後悔したいためなどと「うまく」話された方が無難でしょうが。

3)抗がん剤(ジェムザール)の投与を開始した後では、
外科的手術をするのは不可能なことなのでしょうか?

→(確率は高いものではありませんが)ジェムザールが奏効したことによって、手術不可能だったものが可能に変わることもあるときいています。
ということは、ジェムザールを投与したら、それにより手術が不可能になるということはないのでしょう。

いずれにしても、膵臓がんは進行が早いことが多いので、セカンドオピニオンなり、その結果を踏まえての転院を考えられているならば、迅速な行動が必要です。

498 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/12(木) 23:48
>父大好き娘さん
お返事頂きありがとうございます。
小康状態を保っているところです。PET-CT受診してみようと思います。
優しい父大好き娘さんのお父様の痛みが
少しでも和らぎますようお祈りしています。


499 名前: cocoa 投稿日:2006/10/13(金) 00:20
>通りがかりの一患者さま
早速お返事いただき、ありがとうございます。
私が気にしたのは2番目の病院がどう感じるかで
すでに人が手をつけた患者を診療したくないものかなと
変に素人考えで思ったものですから・・・

抗がん剤を投与し始めた後では、例えば、
副作用で体力が落ちたり腫瘍周辺の状態が悪くなるなどの現象で
手術がしにくくなることがあるのではと心配しました。
そういうことがないのであれば、(急がなければならないのは
事実ですが)抗がん剤を投与し始めた後でも、
セカンドオピニオンや転院で手術の方向にもっていける
可能性が残されているわけですね。





500 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/10/13(金) 06:41
>499
「人が手をつけた患者を診療したくないものかな」
→一般論でいえば、ありえるかもしれません。しかし、現在の病院では手術不可(=完治は見込みにくい)でその病院では手術可能(=完治の可能性あり)という場合にはそうでもないように思いますよ。
そもそも、(現在の病院でなく)2番目の病院の感じ方を気にするのならば最初からあきらめられるべきです。
(2番目の病院が、もしも自分の病院では手術可能(完治可能性あり)であっても「人が手をつけた患者を診療したくない」というふうに考えるのであれば、転院は受け入れないでしょうから、その病院がどう思おうと治療にマイナスはありません。)

>副作用で体力が落ちたり腫瘍周辺の状態が悪くなる
→副作用についてはケースバイケースです。また、普通の抗ガン剤で重篤な副作用が起きる可能性も数%あるといわれています。
とはいうものの、普通の副作用は、薬をやめれば回復しますから、「体力が落ちて手術がしにくくなる」ということまで心配する必要はないように思いますが。

→腫瘍周辺の状況が悪くなるというのは、何を心配されているのか不明ですが、もしも、転院による手術を追求したいのであれば、ぐずぐずしていてがんが進行してしまうことです。
2番目の病院の感じ方まで心配する前に行動されるべきです。

セカンドオピニオンや転院で手術の方向にもっていける可能性が残されているわけですね。
→あなたが迅速に行動すれば可能性はゼロではありません。(「腫瘍の位置が悪く、神経そうへの浸潤」の状況次第ですが、これはネットではどのような名医も判断できません)

これ以上はネットでぐずぐずしていても無意味です。
あなた(より正確にはお父様)が判断し、行動するなりしないなりされることです。

501 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/13(金) 08:35
cocoaさん
状況が似ているので書かせていただきます。
私の母は、腫瘍の大きさは2cm前後の膵頭部癌でした。
切除可能ということでしたが、門脈に絡んでいるので取り切れない 
とのことで、何もせずに閉じられました。

1)について 後から判ったトコで
●門脈に絡んでいる場合でも切除を行える(行っている)病院はある。
 神経そうへの浸潤は不明ですが、おそらく...
●切除は出来なくとも、開腹の際、放射線を直接照射する方法がある。
 効果は明確になっていませんが、何もしないよりマシです。
 ただ、設備が必要なため病院は限られます
2)病院(主に大学病院)によっては治験とはいかないまでも、
 研究途上の治療を行うトコもあります。
 転院先のB病院が嫌う可能性はあります。
 できるだけ何もされてない患者を歓迎します
3)ジェムザールが効けは可能でしょうが、、期待は出来ないと思います。

およそ、術後7日~10日で抗がん剤投与が始まると思います。
手術が及んだのであれば、肝臓に転移がないと見受けます。
肝臓に転移がない状況は、多くの研究機関(大学病院)でも引き受けてくれる可能性が大きいです。

転院先を探すあまり、A病院でのジェムザールの投与が遅れることも避けなくてはなりません。
通りがかりの一患者の言うとおり、猶予はないです。
「A病院がジェムザールの投与を開始する」 までが、cocoaさんのタイムリミットです

個人的な考えですが
ジェムザールの投与が始まってからでは、
多くの研究機関(大学病院)では引受けてくれないと思います。

502 名前: ひろこ 投稿日:2006/10/14(土) 01:29
初めて書き込みします。義母が昨日入院しました。16日が手術です。
9月に胃の痛みと背中の痛みで受診し、膵管内乳頭粘液腫瘍と診断され悪性の可能性
もありますと言われました。ERCPとEUSという検査を受け手術をすすめられたのですが
はっきりしたことは何も言われないので、とても不安です。手術をしてみないと癌なのか
わからないのでしょうか。手術の説明など家族にはないのでしょうか。何をどう聞いていいのか
わからずにいます。

503 名前: cocoa 投稿日:2006/10/14(土) 11:22
主治医に開腹時の所見をもう一度説明してもらいました。
ステージ等は術前診断と変わらず、肝臓転移は視認レベルでは無し。
ただし、上腸間膜動脈に沿う神経にがんが絡んでいるので
切除不能とのことでした。
こうなると、(勉強したところでは)転院といっても
金沢大学病院くらいしか手術でとりきれるところはないので、
切除することに関しては少しあきらめムードです。
来週からジェムザールを始めるとのことでそれは受けることになりました。

私の教訓としては、初回診療の時点で、設備や評判等のうえで
ある程度納得できるレベルの病院を選んでおけば
ここまで悩まずに済んだのかもしれません。
(今回は本人が近くの総合病院で検査を受けて、そのまま
そこでの手術を即決してしまったもので余裕がありませんでした)

セカンドオピニオンは退院後に受ける方向で考えています。
まずは本人の同意をとることからやっていきたいと思います。

通りがかりの一患者さん、501さん、ありがとうございました。













504 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/15(日) 18:18
>セカンドオピニオンは退院後に受ける方向で考えています

膵臓癌は切除できないと判断された時点で、いきなり余命3ヶ月、6ヶ月となります。
悠長に構えているとあっという間に過ぎますから、早めに行動されることをオススメします。
GEMが効かないわけではありませんが。
ただ、ご本人様やcocoa様が考えている以上に、
崖から転げ落ちるように進行する場合もあります。

肝転移がないのは、別の意味で幸運なのです。
応援しています。
出来たら、立ち止まらないください。

505 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/17(火) 00:28
はじめまして。
(膵臓癌の自覚症状スレに書き込んだのですが、
スレ違いかと思い、こちらへ移動してきました。すみません)
義父(72)が膵臓癌と診断されました。
3週間ほど前から食欲不振・心か部痛(鈍痛)があったそうで、
先週末、黄疸がはっきりとわかるようになり受診、即日入院を勧められましたが、
本人が拒否ったために本日入院という運びです。
採血・胸腹レントゲン・腹部CT・腹部エコーをして、
本日、CTの所見のみで「臨床的に見て膵臓癌に間違いない」と。
本人には告知しないという義母・私の夫の意見もあり、
現時点での治療法の説明は「内視鏡的胆管ドレナージをすることで、黄疸は消え、
本人の食欲も戻るのでそれのみをして、膵臓はさわらない。あとは退院して経過観察」
とのことでした。
告知しないだけに、その方法がいいのだろうと思いつつ帰宅したのですが、
膵臓を触らずに経過観察して、余命1年というのは妥当なところなのでしょうか?
また、今日の説明では、本人は苦しむことなく亡くなることが出来るかのような説明だったのですが、
何もなかったように本人は気づかないままにその命を終えることは可能なのでしょうか?
そもそも、画像診断だけで膵臓癌と判断できるものなのでしょうか?(3cm程度と言われました)
とりあえず、今週木曜日にMRIを撮って胆管が閉塞されているところを割り出し、
その翌日にステントを入れる予定です。
本当にこの説明を鵜呑みにして良いのか、かなり不安になってきました…。
なにかご意見頂けましたら幸いです…。


506 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/17(火) 07:36
膵臓がんでは、無治療の場合の「平均的」な余命(これよりも長い場合も短い場合もありえます)は1年ではなく、半年程度といわれているようです。
1年というのは、手術不適応(例えば、転移などが認められており、手術しても無意味)な方で抗ガン剤治療をした場合の平均です。
また、膵臓がんは、進行すると痛みを伴うことが多く、それも適切に対応しなければ、かなり大きくなることがあります。
がんかどうかは、画像からある程度の判断はつくのかもしれませんが、確実ではありません。
通常は、ECRPという検査で細胞を採取して確定させます。

もっとも、告知をしないということは、リスクを伴う治療(手術、抗ガン剤)ができないということなので、本当に膵臓がんかどうかを検査しても意味がないのかもしれませんが。

治療を受けられないというのが、患者側の希望であれば(当面必要な最低限の処置以外は)病院としては何もしないでしょう。

507 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/17(火) 11:16
>何もなかったように本人は気づかないままにその命を終えることは可能なのでしょうか?

すでに黄疸が出たのですし、年配の方でも
「黄疸がでるのは危ない状況にある」 とは、薄々感づいているのではないでしょうか。
告知しても、しなくても、癌は進行しますし
本人が、認めたくない、知りたくなくても、癌は進行します。

進行によりますが、年明けまでは? ではないでしょうか。
とてもつらいですが、>>505さんは、覚悟を決めてください。

508 名前: ミルクカラメル 投稿日:2006/10/19(木) 21:09
505改めミルクカラメルです。

>>506さん
>>507さん
レス有難うございました。
17日に読ませて頂いてはいたのですが、
受け入れるまでに少々時間が必要でした。
本日MRIをして場所を特定した上で、明日ステントを入れる予定です。
告知の問題を含め、本当に辛いです。
義母は先生の説明を信じ「あと1年は大丈夫」と思っているようで、
本当はもっと早いかもしれない。ということを伝えるべきかどうかさえ、
悩みの種となっています。
(気丈にしていますが、明らかに動揺しているのはわかるので)
本人に告知しないから、変にどこかから本人にバレたら困るから…と
夫以外の義兄・義妹には伝えないと義母は言います。
(最初に病院へ連れて行ったのが夫と私なので必然的に知ってしまっている状況)
もし私が逆の立場だったら…と思うと、一刻も早くに伝えてあげるべきと思うのですが、
…本当に難しい立場となってしまいました。
これ以上はスレ違いになるかと思うので控えます。
とりあえず、明日のステントの処置が問題なく済むことを今は祈るのみです。



509 名前: けい 投稿日:2006/10/21(土) 07:14
皆さん初めまして。けいといいます。
昨日父が膵臓癌と聞かされずっと泣いていました。医者には抗がん剤を投与する方法を薦められたのですが
副作用があるので家族で話し合ってくださいといわれ、とても悩んでます。なにかいい治療法はないのでし
ょうか?教えてください。病状は軽いほうだと思います。

510 名前: ミルクカラメル 投稿日:2006/10/21(土) 11:41
予想通りというか…。
ステントは入らなかったそうです。
直接先生にはお話は聞けていないのですが、
「お腹に針を刺して処置をしようと思う(たぶんPTCDかと…)ので、
外科の先生に紹介するので、お話を聞いてください」と
義母は主治医から説明を受けたそうです。
今回は私と主人も同席して説明を受けてきます…。
義母は近くの大学病院に転院させていと希望していますが、
おそらく否告知の否治療のスタンスでは受け入れられないだろうと私は思っています。
本当なら、本人に告知してその上でどうしたいかということを
一緒に考えていきたいと私は思うのですが…。難しいですね…。

511 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/21(土) 14:31
>>509 けいさんへ
落ち着いて、もう少し具体的にお父様の病状を教えてください。
1 お父様のすい臓がんは転移はありますか? 手術をしない理由は聞いていますか?
2 お父様の今の全身状態はいかがですか? 黄疸はありますか? 
  日常生活はふだん通りできていますか? それとも一日の半分以上横になっている状態ですか?
1と2の条件次第で、取れる手段が変わってきます。

512 名前: けい 投稿日:2006/10/21(土) 18:54
転移はないそうです。手術しない理由は聞かされていません。
体の具合はとても痩せていて黄疸はありません。


513 名前: 511 投稿日:2006/10/21(土) 21:05
けいさん、お父様は転移がないそうで良かったですね。手術しない理由を主治医に確認してみて、
納得がいかなければ他の病院も考えてみてはいかがでしょうか? 
拡大手術を得意としている病院もあるそうですし。すい臓がんの場合やはり手術が完治への
道だと聞きました。

手術できない場合、全身状態が良ければ、膵臓がんの治療に使われるジェムザールはそれほど
副作用がきつくありません。かなりの方は、通院で抗がん剤治療をしています。
転移がなく、抗がん剤治療で腫瘍が小さくなれば手術を再度検討できるかもしれません。

それから膵臓がんでやせるのは「良くあること」です。10キロ20キロやせる方もざらです。

514 名前: ミルクカラメル 投稿日:2006/10/21(土) 22:02
本日外科の先生から説明を受けました。
とても丁寧にわかりやすく説明していただいて、ある意味ほっとしました。
来週水曜日にPTCDをして、その時に一緒に検査もして今どのステージにあるのか確かめて、
それから今度の治療方針を考えましょう。告知の件は治療方針と一緒に考えていきましょう。と
とても親身にお話を聞いてくださいました。
(最初は義父も同席して「今の段階では何が悪さをしているのかわからないから、
治療と一緒に検査もしてちゃんと調べましょう」と上手く説明して頂いたので、
義父もそれで納得しているようです)
この先生にならお任せしたいと私は直感で感じて、
それは主人も義母もそれに近い感覚だったようです。
告知や治療することについてもかなり前向きに考えてくれ始めました。
やはり医師との信頼関係が築けることが何よりですね…。
外科の主治医と良好な関係が築けるように頑張ります。

515 名前: みや 投稿日:2006/10/22(日) 19:32
はじめまして、みやと申します。母が、2年前膵臓癌と診断され、
膵臓尾部と脾臓の切除手術を受けました。2年が経過し、体調が
優れず(背中や腰の痛み、便秘など)検査に行ったところ再発が
わかりました。転移は無いようなのですが、神経や血管に近く切除
不可能と言われ、GEMによる化学療法をすることになりました。
局部進行再発癌ということなのですが、一般的に再発は外科療法
で切除する事は無いのでしょうか?また母のように神経や血管の
近くに癌がある場合、切除は不可能なのでしょうか?
完治には切除が一番の近道と聞いたことがあるのですが・・・
(再発場所は前回手術の切除部分と言うことです。)
また、化学療法で腫瘍が無くなり完治することはあるのでしょうか?
再発を知り、ショックで何も考えられない状態です。どなたか教えてください。
お願いします。


516 名前: はな 投稿日:2006/10/22(日) 23:54
はじめまして。
母が膵癌(肺・肝転移手術不可)と診断されました。食事は全く取れず、数日前から黄疸も出て来ました。現在、大学病院に入院していますが、緩和ケア病棟のある病院への転院を希望していて空き待ち(2~3週間)状態です。
その為現在の主治医から、黄疸の治療を、するかしないか決めて下さいと言われています。
主治医からは、緩和ケアが希望ならば、治療はしないのでは?と言われ、緩和ケアの医師からは、現在の病院で黄疸の治療を受けるよう言われました。
そこで質問させて頂きたいのですが、
1)黄疸の治療を、するとしないとでは、体に大きな影響や違いがありますか?2)体内にパイプの様な物を入れるそうですが、その治療や治療後に苦痛は伴いますか?
母は、体に何か入れる治療が怖い様で迷っています。私もどうするのが良いのか考えがまとまらず、とても辛くて悩んでいます。
どうかよろしくお願いします。

517 名前: ゆう 投稿日:2006/10/24(火) 02:43
初めまして。
最近みぞおちら辺に鈍痛があり、ここ数ヵ月湿疹みたいなのが消えては出来るみたいな感じで病院で血液検査や尿検査、腹部のエコーなど受けたんですがすべて異常がないと言われたんですけどやっぱりなんか体調悪いんで心配でしょうがないです…
みなさんの書き込みみてると見付かりにくい病気みたいなんでこれだけ受けても分からないものなんですか?
ちなみに血液検査では炎症とかもないとか言われたんですが、やはりみぞおちや湿疹とか治らないんで見落としが気になります。

518 名前: amo 投稿日:2006/10/25(水) 14:36
はじめまして
父(70才)が9月上旬黄疸が出たことで検査入院し膵臓ガン(IIb)2cm
と診断されました。黄疸がひどかったので、PTCDを行いました。
その後、いろいろな検査の上今週手術に挑みましたが、下部大動脈を囲んで腫瘍が
広がっていたとのことで、切除を断念。消化管バイパス手術のみ行いました。
手術後の所見では、肝転移はないものの、ステージはIVb腹水への浸潤?あり
とのことでした。今後の治療などをどうするか迷っています。
8月下旬までは何の症状もなく全く普通の生活をしていました。
急にばたばたとことが進んでしまいとまどいを感じています。


519 名前: TAKA 投稿日:2006/10/29(日) 20:33
はじめまして
母が、6月に急激な黄疸が出てしまい、その後内視鏡検査とERCPを
してすい頭部臓がんであると診断されました。
どうやら母の場合は、動脈が近くにありすぎるために外科的に取り除けれ
ないと言われ、現在までにGEMの単独を行ってきました。
母の体力の関係でGEMの3投1休/週でやるのは大変であったために今ま
で1投1休/週でやってまいりました。
現在までに4クール続けてきました。まだ、各臓器への転移はないのですが、
CT検査で膵頭部が少し大きくなってきてしまい、主治医の方から、TS-1
への切り替えか、GEMとTS-1の併用を進められています。
母は積極的な治療を期待しており、GEMとTS-1の併用を期待している
のですが、副作用の方の心配もしております。
母は体表面積が1.4m2で、GEMも1400mg/回でしたが、もし併用
して使っておられる方がいたらどのくらいの量を使っているのか教えていただ
けないでしょうか?
また、併用して使っているようなデータはあるのでしょうか?
少しでも母の助けになるために情報を集めています。よろしくお願いします。

520 名前: 通りすがり 投稿日:2006/10/29(日) 23:40
>>519さん 国立がんセンターの投与法が下のページに出ています。
英語論文の要約なので分かりにくいかもです。これをもとに
主治医の先生に相談してみるのがいいかもです。
S-1というのがTS-1のことだそうです。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=16319514

521 名前: TAKA 投稿日:2006/10/30(月) 07:14
通りすがり先生ありがとうございます

522 名前: 投稿日:2006/10/31(火) 19:31
ゆうさん、肋間神経痛じゃないですか?湿疹は帯状疱疹では?


523 名前: TAKA 投稿日:2006/10/31(火) 22:32
通りすがり さまへ
先日は、参考になるサイトを紹介していただきありがとうございました。
主治医との面談があり、母の治療が、GEM単独からGEMとTS-1の併用
を行うことになりました。
体力的なものと現在のWBCから、データに出てくるより低い量のGEMを600mg/body
で2投1休/週で、TS-1を40mg/日から14週連投し1週休薬の21日の1クールで
行うことになりました。
また、何かありましたらよろしくお願いします。

また、GEMとTS-1の併用で顕著に出てくる副作用など、どのようなことに注意したらいいか
わかる方がいたら教えてくださると嬉しいです。今のところ、GEMのWBC減少と、脱毛が気に
なっています。


524 名前: 通りすがり 投稿日:2006/11/01(水) 07:44
うちは医師ではなく患者家族なんです・・が、
GEMとTS-1の併用をしたときは、下痢など消化器系の副作用が大きかったです。
便通を整えるのにコツがあるようです。
鉄剤やモルヒネ系の鎮痛剤は便秘傾向になるので、うまく使うといい感じです。
白血球の低下は個人差があるようで、うちでは特に対策をとりませんでした。
脱毛はほとんど気になりませんでした。
ご参考まで。
お母様の奏功を御祈りしております。

525 名前: TAKA 投稿日:2006/11/01(水) 12:53
通りすがりさまへ
大変失礼しました。治療で完治は難しいといわれていますが、明るく
前向きにがんばれそうです。
ありがとうございます。

526 名前: 投稿日:2006/11/02(木) 00:12
TAKAさん
私は患者本人です。3月からGEM+TS-1で治療を続けています。
GEMは3投1休で1回1400mgです。
TS-1は2投2休で1日120mgです。
GEMの単独投与の経験がないので比較はできませんが、副作用として
気になったのは便秘です。便をやわらかくする薬をもらっています。
白血球や血小板の低下もありましたが、特に何もしていません。
脱毛もすこしづつですがありますので、今、かつらを考えています。
あとは、食欲低下ですかね。食べたい時にすこしづつ食べたいものを
食べています。
お母様にいっしょにがんばりましょうとお伝え下さい。

527 名前: rara 投稿日:2006/11/03(金) 11:56
初めまして。 先月55歳の父が膵臓癌と診断されました。
ステージ3で、切除手術不可能かもしれないと言われています。
しかし、実際のところは開腹してみないと分からないとの事です。
父の体力等から取り合えず今月半ばに開腹してみようと言ってくださいました。

本人は食欲もありますし、痛みもそれほどではないので自分は初期で
根治できるものと思っています。

PET検査等で膵頭部周辺の臓器(大腸・胆管)やリンパ節に転移が見られた
ものの、もしかしたら「腫れているだけかもしれない」との事です。

仮に、ステージ3でも切除手術は可能なのですか?
もしステージ3と診断された方、ご家族で切除手術が成功されたという
情報をお持ちの方、術前の症状・術後の体調等教えてください。

528 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/03(金) 22:50
rara さん、はじめまして。
私の母(69歳)は膵尾部癌で2004年5月に手術をしました。
術後分かった事ですがリンパ節に転移があり、ステージ3でした。
術前の症状は痛み、黄疸など何もなく、偶然のように発見されたのです。
体力回復に時間がかかった為、暫くは抗癌剤もやりませんでしたが
肝臓に転移が発見された為、翌年初めから抗癌剤治療を始めました。
初めはジェムザールという、今膵臓癌に一番効くと思われる抗癌剤を単体で
マーカーの上昇に伴い色々な薬を組み合わせました。
手術から2年半近く経った今、抗癌剤の副作用はあるものの
普通に日常生活は送れています。
お父様はまだお若いので体力の回復も早いと思われますし
無事に手術出来ますようお祈りしています。
何より家族のサポートが大切ですので、どうか頑張ってください。

529 名前: rara 投稿日:2006/11/03(金) 23:24
名無しさん@癌掲示板さん ご返答ありがとうございます。
何よりも心強い情報をありがとうございます。

名無しさん@癌掲示板さんのお母様のように 普通に日常生活を
送れるようになれることが何よりも 娘としての願いです。

もしかしたら開腹してそのまま閉じてしまうかもしれない と
主治医には言われていますが 出来るだけ取り除いていただけたら
と願う次第です。

今一番大事なのは家族のサポートだという事・・・その通りだと
思うのですが、母と姉は父の前でも毎日泣いてしまうので
娘としては心身ともに辛いです。 

せめて私だけでも精一杯前向きに父を励まし続けたいと思っています。
ありがとうございます。

530 名前: トム 投稿日:2006/11/04(土) 09:14
>>528さん
術後、2年半もお元気とは素晴らしいですね。
お母様はどのような経緯で膵癌が発覚したのですか?
人間ドッグなどでしょうか?
参考の為にも当時の症状なども教えていただければ幸いです。

531 名前: ビビ 投稿日:2006/11/04(土) 14:12
raraさん、はじめまして。私の74歳の父は1ヶ月半前にステージ4a
(2cm×2cmで門脈や上腸間膜静脈に浸潤があり、画像上は肝臓などへの
転移はない。)のすい頭部癌」と診断されました。心臓が悪い(左主幹部50%
狭窄を含む3枝病変がある。)ため今後は、①GEM+放射線療法②心臓バイパス手術
③膵頭十二指腸胆管門脈切除術の予定です。10月中旬より①を施行中でその結果
で②へ進むか等検討する予定です。現在父はやせ(160cm50㎏)以外は特につらい症状もなく
デスクワークですが現役で仕事もしています。
11月3日のraraさんの投稿に対してご参考になればと思いメールしました。



532 名前: 528 投稿日:2006/11/04(土) 21:22
トムさん
偶然のように、と言いましたがまるっきり健康体だった訳ではありません。
母は元々脂肪肝で半年に一度エコーで、一年に一度CTで経過観察をしていたのです。
(肝臓癌に変化する恐れがあるとのことで)
それで2004年の春にCTで肝臓は変化ないが膵臓に異常が・・・と
いう事で、詳しい検査をして発見されました。
膵臓癌と思われる痛みなどは全くありませんでしたが、血糖値が
高くなっていたのはありました。


533 名前: モモ 投稿日:2006/11/04(土) 23:03
はじめまして。
9月から腹痛・背部痛が起きまして2ヶ月になります。
先週、血液・尿検査・胃カメラとCT検査をして来ました。
特に異常は無いと言われたのですが
いまだに腹痛・背部痛がします。

CT検査で膵臓癌の判断は付くのでしょうか?
それとも他の病院で再検査をした方が良いのでしょうか?
私、自律神経失調症にもなっていますので
普段から色々な症状が出るので判断付けかねております。

534 名前: モモ 投稿日:2006/11/04(土) 23:45
追加です。
日に日に体重が減って来ています。
不安です。

535 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/05(日) 16:01
>モモさん
まともな消化器専門医なら上記症状で膵臓疾患も想定していると
思いますが、膵臓の話は聞きましたでしょうか?
ご心配であれば膵臓に異常がなかったか担当医にお聞きになったら
いかがでしょうか?もし、膵臓疾患を想定してないダメダメな医師
だったら、患者はたまったもんじゃありません。

痛みなどの症状が出てきた段階でしたら、一般的にCT、MRIでも膵臓に
異常があればわかるはずです。
悪性かどうかの確定はERCP検査などの細胞診が必要になると思いますが、
膵臓も疑って検査していればCTでもある程度の判断はできると思います。

CTがあるならそこそこ大きな病院かと思いますが、専門外の町医者の場合
見逃す恐れもあります。

536 名前: rara 投稿日:2006/11/05(日) 20:24
>ビビさん ご返答ありがとうございます。
ビビさんのお父様も私の父と同じ病を患いながら日常生活を
送られているんですね。 なってしまった今となっては、
取り合えず“痛み”が酷くならない事、切除不可であってもどうにか
病と共存し、精一杯長生きして欲しいです。

ビビさんのお父様もどうか痛みが出てきませぬよう、
楽しく、長生きされます様に願っております。

>モモさん
私の父は半年前、モモさんと同じような症状で病院で検査を受けました。
結果、どこにも以上が無いと言われ自分では「ステレス」だと
思い込み、ずっと市販の胃薬を飲んでいました。

しかし、一向に症状が良くならず、黄疸症状が出て初めて「膵臓癌」
と診断され、今に至っています。

もちろん今違う病院に入院しておりますが。。

今一度違う病院で検査を受けた方がよろしいのではないでしょうか。
検査の結果何も無ければ安心ですし、このまま不安でおられる事
の方がお体に悪い気がします。

537 名前: モモ 投稿日:2006/11/05(日) 21:22
>535さん
>raraさん
お返事ありがとうございます。
膵臓では無いかとこちらから聞いた所、血液・尿・CTで異常は
無いと言われてしまいました。

それでも体重が減って来ているし腹痛もするので
大学病院で検査し直してみようかと思っています。
膵臓癌の判断は血液・尿・CTで判断つかないのですかね?
大学病院で何処まで検査してくれるかわかりませんが
症状が出ている限り検査してみようと思います。

ありがとうございました。

538 名前: 535 投稿日:2006/11/06(月) 11:22
膵臓疾患(膵炎も含む)でしたら血液検査で血糖値やアミラーゼ、
ビリルビンまた腫瘍マーカー等の値に異常が出る場合が多いですが、
中には数値に異常がでない人もいます。
もし仮に膵臓疾患があったとしても、血液検査データ、画像診断
に異常がなければ、一般的に見つけるのは困難だと思います。
上記検査で異常がないのにERCPなど大掛かりな精査を行う医師は
まず少ないと思います。血液検査は数値がでますが、画像を判断
するのは人間ですから見逃しも絶対無いとは言えません。
不適切な言い方かもしれませんが結局、運不運もあるかも知れません。

もし疾患があれば、痛みや体重減少などの症状が出てきている段階
でしたら、ある程度進行している状態かと思いますので、各検査で
異常が見つかりやすいと思いますので心配は少ないと思いますが、
絶対はありませんので、不安でしたらセカンドオピニオンも必要かと
思います。

539 名前: TAKA 投稿日:2006/11/06(月) 13:05
>Hさん 情報を提供していただきありがとうございます。
今週で、併用して2週目のGEMとTS-1の2週目を行います。
かなりだるいのか食欲がだいぶ落ちています。あと、Hさんのおっしゃられた
便秘の方が気になりだしました。
先生は予防にラキソベロン液を飲むようにと処方してくれています。

また、同じ病室に風邪の患者さんがいるので、うがい手洗いはしっかりするように
してるようですが、心配です。
Hさんも体調を崩されぬよう気をつけてください。
母もこの書き込みを見たら元気を出してくれそうです。
これからも頑張りましょう。

540 名前: Takuma 投稿日:2006/11/10(金) 08:25
だいぶ間があいてしまいましたが491です。

GEM+TS-1が効かず、
生体検の結果小細胞肺がんに似た細胞であるということで、
シスプラチン+エトポシドの2クール目に入っています。

これが、びっくりするほど効いています!

原発巣の膵頭部が5cmを超えていたものが3cm強に。
また、転移している肝臓のほうも、
正直数え切れないほどの腫瘍(10個以上)あったものが、
数個に減り、大きさもかなり小さくなってきています。
夏に告知を受けて以来、何もいいニュースがなかったので、
私は素直に喜んでいるのですが、
本人はどう受け止めていいか戸惑っているようです。

もちろん、いつまでもこの治療を続けられるものではないこと、
また小細胞がんの進行の早さはわかっているつもりなので、
まったく楽観できるものでないことは良くわかっていますが、
喜べることは喜ぶべきかな、と思っています。

ただ、相変わらず食欲がほとんどないのがきついところで、
体はどんどんやせていっております。

もちろんある程度は仕方のないことだと認識はしているのですが、
せっかくとりあえず有効な抗がん剤が見つかったので、
戦える体力を蓄えておきたいと考えています。

そこで質問なのですが、
抗がん剤を続けながら漢方や針などで
食欲を増進させる、というようなやり方は
効果があるのでしょうか?
また抗がん剤に対する影響(副作用、効果が落ちるなど)はあるものでしょうか?
また、試されている方がいたらぜひ状況を教えてください。

また、千葉県在住なのですが、信頼できるその部門での先生などの情報があったら
ぜひ教えてください。

よろしくお願いします。



541 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/11/10(金) 13:43
Takumaさん、シスプラチン+エトポシドの結果、良かったですね!
肝臓が数個に減ったというのはすばらしいですね。

副作用対策に関してはよくわからないのですが、肺がんに準じた治療なら
肺がんのスレッドに何か情報があるかもしれませんね。

542 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/11/11(土) 10:51
>540

>もちろんある程度は仕方のないことだと認識はしているのですが、
>せっかくとりあえず有効な抗がん剤が見つかったので、
>戦える体力を蓄えておきたいと考えています。
>そこで質問なのですが、
>抗がん剤を続けながら漢方や針などで
>食欲を増進させる、というようなやり方は
>効果があるのでしょうか?
>また抗がん剤に対する影響(副作用、効果が落ちるなど)はあるものでしょうか?

漢方や針ではありませんが、平岩医師の「がんのweb相談室」の食欲不振や体重減少対策が書かれています。
参考にならないでしょうか。

同HP(http://2nd-opinion.eee.ne.jp)の「症状と対策」をご覧下さい。

食欲不振について、漢方や針が効果があるかどうかはわかりませんが(あってもおかしくないと思います)、もしも、なさるのでしたら、漢方は抗ガン剤に影響する可能性がありますので主治医に確認されてからのほうが良いでしょう。
針は、抗ガン剤に影響する可能性は低いのではないかと「思います」が、これも主治医に確認されるほうが無難でしょう。

なお、小細胞がんに顔付きが似ているからといって、小細胞がんと同様に増殖の速度が速いとは限りません。
「小細胞がんに似ている」というだけでなく、きちんとした病名(例えば、一般的な膵臓がんは膵管細胞がんです。これに相当するもの)を確認されておくことをお勧めします。

543 名前: 孫悟空 投稿日:2006/11/12(日) 20:32
Takumaさん
540 名前: Takuma 投稿日:2006/11/10(金) 08:25
だいぶ間があいてしまいましたが491です。
----------------------------------------------------------------------
本当に、良かったですね。奥様といちど お会いしました、同病院で母を亡くしましたが、
漢方で、黄疸を乗り切り、手術不能から、手術をしました。1ヶ月後の病理検査の結果は
膵臓がんが消えていました。抗がん剤が効いたのか、漢方が良かったのか不明でしたが、
あらゆる可能性があります、人間の自然治癒力もその力です。
きっと良くなります。頑張ってください。


544 名前: Takuma 投稿日:2006/11/12(日) 22:49
皆様、ありがとうございます!
なかなか人にも話せないことなので、
とても勇気付けられます。

>通りがかりの一患者さま
主治医は、「小細胞がん」と呼んでいます。
また、これまでの経過から明らかに速度は速いようです。
逆に抗がん剤の効きもよいようですが。
いずれにしても、アドバイスありがとうございます。

また、主治医は漢方には反対しています。
「どうなるかわからないので責任が持てない。
 うまくいっているときなので、余計なことはしないほうがいい」と。
先生の言うことも最もだと思いますので、悩んでしまっております・・・。

>孫悟空さま
その節はお世話になりました。
お母様の前向きな姿には本人がいつも元気付けられました。
おかげさまで本人も少しずつ前を向いてがんばっております。
亡くなられたとお聞きしたときは本当にショックでした。
このような言葉が適切かどうかわかりませんが、
孫悟空さんの心のこもったサポートを受けて
お幸せだったのではないかと思います。
ご冥福をお祈りいたします。



545 名前: chi 投稿日:2006/11/14(火) 22:30
初めまして、相談させて頂きたい事があります。
父が4ヶ月前に膵がんと告知されました。7月末から約3ヶ月間食欲不振、吐き気、黄疸が出ていた為
入院していましたが、日に日に良くなり体重も増え数値もみるみる下がり 体力的に安定してきたので、医師より
「手術するなら今がベストでしょう。」と言われたのに父は「No」と言うばかりで…。
今後、手術・抗がん剤投与等病院治療はするつもりはない、自力・気力で治すと言うのです。
家族としてはできるだけの治療、サポートはしたいと、少しでも長く生きる可能性があるのならば
その可能性にかけたい。そう思うばかりでしたが、最後まで父の意思は固く、やはり病気と闘うのは本人。
本人の意思を尊重しよう。と、先月から定期的な検査通院を条件に退院して今自宅で生活しています。
退院後とても調子が良く、食慾もあり安心していたのですが 数日前から微熱が続きだるそうにしています。
本人は単なる風邪だから大丈夫と言い張るのですが、きつそうな父を見てるといてもたってもいられません。
無理に病院に連れて行った方がいいのでしょうか?
本人の意思を尊重し、このまま悪くなる父を何もしないまま見ていないといけないのでしょうか?
私には一体何ができるのでしょうか?何もできないのでしょうか…。
見近に相談する相手もいなくどうして良いのかわかりません。
良いアドバイスがあればお願い致します。



546 名前: まな 投稿日:2006/11/17(金) 14:02
以前こちらでお世話になったまなです。3年前に、胆管癌だとわかり、手術をし、抗がん剤を経て、元気を取り戻していたところでした。
術後、肝臓に転移がありましたが、抗がん剤が効き、無事なくなりました。
しかし、先月から腫瘍マーカーが平均値を超え、CT、 PET検査の結果、新たに膵臓癌だと言うことがわかりました。
大きさは3センチ、リンパ節、他転移なしで、今月膵臓、胆のう、胃をとることぬりました。
膵臓癌は、やはり難しいのですかね…。色々見ましたが、余命半年…。と書いてあるサイトがおおく…。
考えただけで、辛くなります。


547 名前: かず 投稿日:2006/12/01(金) 12:36
以前、膵臓がんスレッドにはちらっと書き込みしましたが、父が3年前膵臓がんになり
膵頭十二指腸切除しました。なんとか抗がん剤治療しながらなんとか元気でしたが、
2年半後の今年4月ごろ肝臓に転移が見つかり手術する予定もあったのですが、
自宅にいて少し無理した結果体調を崩し血糖値も上昇してインスリンづけになりました。
その後入退院を繰り返し復調したので5FU+シスプラチン1周期で癌はすこし落ち着きましたが、副作用なのか、
血小板が少なく継続投与ができなくなり、そして最近は運悪く腰痛が出てほとんど動けない状態で
血糖値も高めです。飲み薬などでの自宅療養の状態が続きました。
本日の検査で、腫瘍マーカ50000ぐらいで今の状態では投与は打ち切るしかなく、
あと1ヶ月程度の命と本人以外に宣告されました。
上記シスプラチンが効いた後のCTでは癌は小さくなっていたとのことでしたが、
それ以降CTは撮ってませんので実際はどうなっているかはわからない状況。
腰痛がひどくあまり動けないし体はだるそうですが食事はなんとか取れています。

上記の状態で主治医からの治療の打ち切りと余命の宣告に対してセカンドオピニオンや他の治療の
可能性などがどれぐらいあるのか判断がつきそれません。なにかアドバイスあればお願いいたします。


548 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/08(金) 14:19
詳しいことはまだわからないんですが、父が膵臓癌で肝臓に転移し
ていることがきょうわかったんですけど、これって末期なんでしょ
うか、余命ってどのくらいなんでしょうか?

549 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/08(金) 22:36
>>548 それだけの情報ではわかりませんし、それは主治医の先生に聞くべき問題と思います。
わたしの父も肝臓に転移していますが、もうかれこれ1年近く抗がん剤でがんばってきました。

550 名前: 麻美 投稿日:2006/12/10(日) 13:13
初めまして。
膵臓癌って中学生や高校生でなるんですか?
教えてくださると嬉しいです。

551 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/15(金) 16:57
>>548
私の父と同じ程度で見つかったのかな。
手術ができるかどうかでまるで違います。
手術が出来なければ、「3ヶ月から6ヶ月」といわれるでしょう。
統計上そのような数字が出ています。
しかし、抗がん剤その他上手く手を尽くせば、6ヶ月から1年というところでは無いでしょうか。


552 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/18(月) 01:15
>>548
私の母も膵臓癌で、昨年夏のオペの際に、ひとつだけですが肝臓に転移が見つかり、末期と確定しました。
残念ながら、主治医が言うには転移=末期とのことです。つまり、転移がある=癌が血液等に乗って全身に回っている可能性が高い。ということからだそうです。
母は現在オペ後約一年半経過し、幸いなことに抗癌剤治療の通院しつつも在宅生活を続けています。

ちなみに、父も同じ膵臓癌で数年前に亡くなっていますが、父の場合、転移はなかったものの、既に手が付けられないほど広がっており、やはり末期の診断でした。
余命3ヵ月と言われましたが、結局約2年頑張りました。

個人差もあることですし、一概には言えませんが、よく主治医に話を聞き、納得できる治療ができますよう願っています。
また、場合によってはセカンドオピニオンも検討されてみてもいいかもしれませんね。

553 名前: tarou 投稿日:2006/12/25(月) 19:47
一週間前に73歳の父が膵臓癌で逝ってしまいました。
膵臓癌だとわかったのが、9月の末でした。
それ以来、この掲示板で多々情報収集をさせて頂き、大変参考になりました。
これからこの掲示板を御覧になる方の、少しでも参考になればと思い、父の病状を書いておきたいと思います。
父は8月下旬から食欲不振になり、9月になり黄疸が出て、町医者から大きな病院を紹介され、精密検査の結果膵臓癌と判明しました。
ステージ4-b、腫瘍の大きさ5cm、CA19-9の値3720でした。
その後、セカンドオピニオンを他の病院で行い(いきなりのガン宣告ですぐに受け入れられずセカンドオピニオンを行った)、黄疸処置で体外に管が出ないですむ処置にこだわり、一旦転院してその黄疸処置を行い、またもとの病院にもどりました。
この時点ですでに11月の中旬となってしまいました。
そして黄疸が改善され次第、抗がん剤治療にすすむ予定でしたが、既に食欲不振による体重減少、体力の衰弱がひどく、抗がん剤治療はできない、という診断でした。
今にして思えば、黄疸処置の内容にこだわらず、すぐに黄疸処置→抗がん剤治療とすすめるべきでした。
セカンドオピニオンや転院の時間がとても惜しかったです。
また食欲不振の際、早いうちからカロリーメイト等(なぜカロリーメイトかは、「ガンのWeb相談室」サイトの「症状と対策」参照)で必要な栄養を補っておくべきでした。結局父はガンに対する具体的な治療はなにもできずに逝ってしまいました。
この他「がん患者のあきらめない診察室」が参考になりました。
少しでも参考になれば幸いです。

554 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/12/25(月) 21:33
tarouさま
お父様のこと、心よりご冥福をお祈りいたします。
経過を書いてくださってありがとうございました。
大変な経験でしたね。すい臓がんほど急な癌って他にないですね。本当に憎い!

555 名前: みつき 投稿日:2007/01/10(水) 21:19
はじめまして。私も膵臓癌を家族にもつ一人です。
60歳の義母は私が嫁いで1ヶ月半で診断されました。12月半ばです。
それから私なりの不安や戸惑いがあり、ストレスで胃が痛く・・・
こうゆうサイトがあることお知り、相談したいと思いました。
初め詳しい検査を受ける前は手術できない、あと1年と宣告され・・・
詳しい検査で、マーカーは上がっていないが頭部下方に腫瘍があり、
幸い血管は巻いておらず手術できることがわかりました。
しかし大きさは2cm以上あり、早くはなく・・・
手術できることはうれしかったのですが、その後のことが心配です。
自分で勉強してみると切除されるのは腫瘍だけだと思っていたら、
胆嚢・胆管・胃・十二指腸もメスがはいるんですね。そのことによって
いろいろな合併症の存在も知りました。
手術しないとわからない転移もあるんですか?
術後は、大体の人が糖尿病になってしまうのでしょうか?
手術しても抗がん剤の治療もあるんですよね?体、もつんでしょうか?
夫も義父も仕事しているため、看病のメインは私になります。
手術日は1月16日。前の日に説明はあります。
そこで質問したらよいのでしょうけど、嫁いで間もないので聞きづらい
面もあって・・・
皆さんのお力をお貸しして欲しいのです。よろしくお願いします。


556 名前: mayuki 投稿日:2007/01/12(金) 22:12
初めまして。
父(63)が先月、膵頭癌と診断され、昨日11時間の手術でした。
手術前の説明ではステージ4aでしたが、開けてみると肝臓に転移らしきものが見付かり、4bで、早ければ三ヶ月ぐらいで再発するだろうとの事でした。
膵癌と診断されてから、こちらの掲示板を拝見させて頂いていたので、予想はしていましたがさすがにショックでした。
幸いにも気丈で前向きな父なので、今日早速歩行練習をして少しですが歩く事もでき、食べたい物が色々あると話しをするなど、こちらがビックリするぐらいの状態です。
いつまでもこんな明るい状態は続かない覚悟はしていますが、どこかで奇跡も信じています。
仕事人間で、でも家族想い、頑張って真面目に生きてきた人なのに…と、悔しくてたまりません。
一日一日大切に、頑張って行こうと思っています。
支離滅裂な文章になってしまい、すいません。

557 名前: みつき 投稿日:2007/01/14(日) 13:37
mayukiさま
初めまして。あなたの書き込みを見て今、膵臓癌と戦っている同士がいるんだと
励みになりました。勝手にこんなこと言ってすみません。
手術11時間にも及んだんですね。これから手術を向かえる私にっとて衝撃でした。
今はどうしても悪いことしか考えられなくて。義母も人一倍健康に気を使い、
無農薬の野菜を自分で作るほどだったので辛いです。
mayukiさん、お互い奇跡が起こるといいですね。
忙しいとは思いますが私達のように戦っている人達のためにまた、書き込みお願いします。

558 名前: しんきん 投稿日:2007/01/14(日) 18:00
はじめて書き込みをしてみます。
みなさんの書き込みをみて
すこし勇気をもらっています。

父が9月に膵臓ガンのステージ4bの宣告を受けてから
はや5ヶ月が経過しました。
その間に動注療法にて、GEMを投与して転移していた
肝臓ガンのほうは多少小さくなったようです。

ただ、食欲が全くなく12月に胃と腸をつなぐバイパス手術も受けたのですが
一向に食欲が回復せず、点滴に頼っている状況です。
痛みもひどいらしく、モルヒネ系の痛み止めを点滴にて
あわせて投与しているのですが、そのせいかどうかはわかりませんが
最近、夜中に変なことを口走ったり、意味不明の発言を繰り返すように
なってしまいました。主治医は「肝脳障害です」というのですが
そんなものなのでしょうか?
まわりのガン患者を見回してみても、そのような方はおられないので
心配しています。

どなたか、同じような境遇な方いらっっしゃいますか?



559 名前: mayuki 投稿日:2007/01/15(月) 21:03
みつき様
書き込みありがとうございます。
まさかレス頂いてるとは思わず、お返事遅くなってしまいすいませんでした。
お義母様は明日手術なんですね。
今日明日と、不安でたまらない心中お察しします。
父の癌は3cm以上あり、門脈にも絡んでいましたが、予定通りの時間で切除してもらえました。
今日明日と、不安でたまらない気持ちは解りますが、お義母様もきっと大丈夫ですよ!

560 名前: みつき 投稿日:2007/01/16(火) 01:53
mayuki様
大変な中、書き込みありがとうございます。
今日説明を聞いてきました。手術時間は6~7時間。しかし、血管造影では血管には絡んでいないが、
門脈が曲がって写っているため開けてから絡んでいると分かる可能性もあることがわかりました。
少しの絡みなら切除することが出来るらしいのですが、広範囲になると切除が出来なくそのまま閉じるか
胃と腸のバイパス手術に変更にならざるをえないそうです。可能性は五分五分。
お父様は切除してもらえたんですね。義母は膵炎を起こしてきており前よりも、痛みもでてきています。
もしかしたら大きくなってきているのかもしれません。でも切除出来ることを信じたいです。
mayukiさん、つらい時なのに本当にありがとうございました。

561 名前: のぶよし 投稿日:2007/01/16(火) 13:47
僕の母も1月の10日に黄疸が出て病院に行き、すぐ入院との事でした。
診断後膵がんだと言われいろいろ情報を集めようとここの掲示板に
たどり着きました。母は来週入院しその後手術する予定ですが、
12時間ぐらいかかるそうです。手術をして又会話が出来るのかどうかが不安で
いっぱいです。薬治療で30%手術で50%らしいです。
現在どのステージになっているのかわかりません。
一番気になるのが手術が終わりどのぐらい生きれるのか、
どこまで回復するのか皆さんの経験を聞かせてもらえないでしょうか?
お願いします。

562 名前: 田所 投稿日:2007/01/17(水) 00:52
はじめまして、田所といいます。
去年の年末に父が倒れました。診察の結果、肝臓癌との事でした・・・
その時は担当が決まってないのでなんとも言えないとの事でしたが今日になって「余命一年」と告げられました。。。
13センチもの悪性の腫瘍があるとの事です。何よりも父に事実を話せないのが何よりも辛いです。
テレビで見たり、ネットで調べたのですが、東大の幕内教授に診てもらいたく思ってます。

参考までに何かご意見、アドバイス等ございましたらよろしくお願いします。

何が何でも助けたいのでよろしくお願いします。

563 名前: ヒデ 投稿日:2007/01/21(日) 20:22
膵臓ガン、ステージ4bの者です。このスレに始めて書きます。

◆◆ GEM単材で何とか1年余り生き抜いてきたが、今後どうすればいいでしょうか ◆◆

【状況】63歳男、錐体部ガン(約6cm大)、血管浸潤T4、リンパN1、肝臓転移〔約2c大x3箇所)
【症状】左わき腹の背部が時々痛む程度。食欲、血行、便通など特別な症状は無い。
    現在フルタイムで仕事(肉体労働)をしています。どこで何していて将来不安の連続の毎日です。
【治療】昨年12月より、GEM単材(1200mg)投与開始。3投1休を3ヶ月、相性が良く副作用がないので、1投1休〔隔週の意味)に変更。
    現在1ヵ年余が経過しました。
【診断結果】CT画像(4回目)で病巣の膵臓の影はほとんど変化無し。「肝臓の影が若干大きくなっている。」=>もうGEMの効果が無くなった。ということで、別の抗がん剤(TS-1)に切り替える
【経過】TS-1(1回3カプセル2回/毎日)をを服用し始めた。最初の日の夕食後より服用したが腹が痛くなった。強い拒絶反応?があり3日目に「医大」へ行く。主治医に話し、使用中止。
【今後の方策】しばらく休んで、量を減らして再度トライしてみる予定。
今までTS-1を服用された方でこのようなご経験のある方、いませんか?また、他にいい方策がありましたら教えてください。よろしくお願いします。

★参考★
血液検査腫瘍マーカー値(CA19-9)は当初より低く(10~14を推移)膵臓ガンとの相関は余り無いみたいです。GEM投与前も後もほとんど変化していません。肉体的自覚症状にもほとんど変化無いのです。ただ「画像に影があるだけ??」みたいです。
ちょっと変ですがGEMが本当に効いていたのか半信半疑のところがあります。
私のガンはすでに【死滅ガン】(=富士山のような休火山の意味】になっているのではないか?(=免疫ができていて増殖しない意味)
と思うようになってきました。愚かな考えと思いますが、自覚症状こ急変が無ければ、何も治療せずこのまま働き続けることが、精神的に一番いいのではないかと思っています。
各方面の皆様のご意見ご感想をお待ちしています。


564 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/22(月) 07:00
>>563 ヒデさんへ
すい臓のほうが落ち着いているのであれば、肝臓の方だけ
ラジオ波(RFA)というので焼いてしまうということはできないでしょうか?

転移性肝癌に対するラジオ波治療は、比較的最近になって行われはじめた治療法ですし
いくつか条件がありますが、原発巣の方が落ち着いていれば検討できるかもしれません。
ヒデさんの場合は肝臓の方を何とかすればまだまだGEMで頑張れるような気もしますし・・

条件は
・原発巣が増悪していないこと(膵臓がんの場合、原発巣に悪化の兆候があると
肝臓を手術しても意味がないそうです)
・肝臓の転移巣が3センチ3個か、5センチ1個以内(病院によって違うそうです)
・肝臓の転移巣の数が増えていないこと?
3番目の条件はちょっとあやふやです。ごめんなさい。

うちはGEM+TS-1併用療法で1年ほど頑張ったのですが、肝臓の方が大きくなってきて、
RFAを受けることになりました。

ウェブ上に載っているRFAの説明を一つあげておきます。
http://www.ntt-east.co.jp/kmc/senmon/shouka_04.html

565 名前: JUN 投稿日:2007/01/30(火) 22:29
初めまして。
兄(49歳)のことでアドバイスをお願いしたく、書き込みました。
1/4に黄疸で緊急入院しました。その後、GOT,GPTは下がったものの、
(γ-GTPは1000)ビリルビンは漸増したため、閉塞性黄疸と診断され、閉塞の
原因を究明するため、ERCP施行。細胞も採取し病理検査を実施しました。
結果、主治医の説明は、黒とは断定できないが、細胞に奇形が見られるので、
胆管癌の可能性がある。仮に、癌でないとしても、胆管の閉塞をとるために
手術はしなければならない。その場合、つまり具合からして、十二指腸、胃、すい臓
も取る大きなオペになる(6~8時間程度)。との説明でした。
このサイトを拝見したり色々調べてみて、確定診断なくこのようなオペに踏み切るもの
なのでしょうか、疑問に感じます。
また、胆、膵のオペは難しく高度な技術を要するとの情報が多く、医療機関の選択で
予後に大きな差が出るのではと感じているのですが如何でしょうか。
兄は埼玉県北部在住で、現在は群馬県の病院にかかっています。
関東では東京女子医大がこの分野ではトップと聞きますが、他の医療機関も含めて
何がベストなのか計りかねているところです。
何卒、アドバイスをお願いします。

566 名前: おちゃ 投稿日:2007/02/03(土) 09:41
検査には限界があるので、疑いがあれば手術するのは間違いではありません。
ぐずぐずするより必要な場合もあります。胆のう炎と思って手術したら胆嚢癌だった、
なんてことはザラです。これは誤診ではなく、現代医療の限界です。
手術に関しては、一定以上の大きな病院であればとりあえず問題はないでしょう。

医療で「ベスト」の選択肢はありません。正解というものはありません。どんな一流
の病院の「名医」に治療をしてもらっても、うまくいかないことは山ほどあります。

時代は「EBM」で誰にでもできる標準治療が主となっています。がん治療は長期にわたり
通院することも多いですから、まずは家族も含めて無理なく通える病院、というのがベター
な選択です。どんなに優秀な病院と思っても、家族も通えず不安な手術/闘病生活を一人っきり
というのがどんな状態か、想像に難くないですよね?経過によっては週1度の通院になるかもしれません。


567 名前: JUN 投稿日:2007/02/03(土) 12:56
おちゃ様
有難うございます。
ネットの情報など、色々見ているとつい悪いことばかり考えてしまいます。
病院の件も、おっしゃるように現実を見つめると自ずと通える範囲は限定
されて来ます。まして週1度となると病身での通院は大変ですし・・・
兄にも話してみようと思います。
本当にありがとうございました。

568 名前: MILK 投稿日:2007/02/17(土) 12:33
昨日義母が膵臓がん、または下部胆管がんと言われた者です。
幸い大きな血管には絡んでいなさそうなので根治を期待して手術に賭けようと思っていますが中々厳しそうです。
先生は膵臓、胆管どちらが原発でも手術範囲に変わりが無いからこのまま特定せず手術する方針ですが、原発部位によってがんの性質も変わると聞いています。
どなたかこのまま進んでいいものか、違う病院でもう少し検査をした方がいいのか教えていただけないでしょうか?明後日兄がセカンドオピニオンに向かいますがその時のアドバイスなどあればお教えいただきたいので宜しくお願します。


569 名前: S.H 投稿日:2007/03/04(日) 07:37
初めまして。知人(女性)が昨年末膵臓頭癌ステージ4と診断を受けました。
腫瘍の大きさは6センチでした。
ステント手術をして絶食が続き、46キロほどあった体重は36キロまで落ちました。

1月半ばからGEM単独化学療法を始めました。現在2クール目です。
現在のところ、骨転移もなく、肝臓への転移もありません。
GEMの量は1200mgを週1回、3週続けて1週休みです。

私はサプリメントに詳しかったので、
アメリカから取り寄せて色々飲ませた結果、
化学療法の副作用が随分抑えられているので、
もし皆様のお役にたてばと、書かせて頂きます。

現在、進行の早いと言われている膵臓がんですが、腫瘍の大きさは変化無く
食欲もあり、背中の痛みも無く、便秘も無く、元気に機嫌よく玉川温泉への旅行中です。
体重は4キロ戻り、現在40キロほどです。

クルクミン(ウコンの事・バイオペリン黒胡椒のエキス入り)毎食後2錠
レシチン(ウコンの吸収率をあげる)毎食後1錠
AHCC(免疫力を上げる爲)毎食後2錠
マルチビタミンミネラル毎食後2錠
ビタミンC(タイムリリースといわれる血液の中を8時間滞在可能なビタミンC・細胞の修復をする)毎食後2錠・1日6000mg
COQ10(300mgを毎食後2錠)

化学療法1クール目の1回目では吐気や背中の痛みがありましたが
下記のサプリメントを加えたらそれらの副作用を抑えられました。

ビタミンD(毎食後1錠・㏠3000I.U)
ビタミンK with K2 (毎食後1錠・1錠当りの含有量は K 9mg K2 1mg)
ザクロのジュース



570 名前: T・T 投稿日:2007/03/04(日) 09:55
>>569さん、
サプリメントについては下手に語ると泥沼になりますが、
・・・客観的なモノなら面白いかも知れません。

主観ではなく出来るだけ使用論拠を共に語っていただければありがたく思います。
NCI(米国国立癌研究所)の代替療法等に報告があったりしませんか、
確かコエンザイムではあったように思います。
ご自身の体験で語られるなら、比較試験をしてみられるのは如何でしょう?
薬を入れたり外したりと~ランダム無作為試験とまでは行かないでしょうが~
(抗がん剤に対する体の慣れ、抗がん剤による症状の改善が原因である可能性もあるからです)

あ、皆さんが医師から処方されている補助療法剤はどんなモノがありますか?
そちらの方が判ればより有益なのではないかと~
私の母の場合はビタメシンS(ビタミンB1・B6・B12)とマグミット錠(酸化マグネシウム)
を医師が出してくれているのでこれがサプリメントと言えばサプリメントかも~
・・コエンザイムはウチでは×でした、
サプリメントといえども薬品と同じで副作用も(当然)ありますので気を付けましょう

571 名前: S.H 投稿日:2007/03/04(日) 21:29
>>570

クルクミンは、M.D. アンダーソン・キャンサー・センター (癌の研究では権威)のサイトで
腫瘍細胞で新生血管を阻害するので、細胞死(アポトーシス)を誘発と書かれていますね。

ただクミン(ウコン)は脂溶性ですから油分と一緒に摂取しないと
吸収率が悪いので、私はレシチンを組ませました。

またNCBI(U.S. National Library of Medicine)で
ウコンをバイオペリン(黒胡椒のエキス)と組ませる事により
吸収率が2000%アップすると書かれていますね。

(ちなみに、マグネシウムはビタミンDと共にカルシウムの吸収を上げます。
カルシウムはマグネシウムと組んで細胞膜にカルシウム・マグネシウムポンプ
を作り、細胞への栄養分と老廃物の出し入れをする役目を担います。
貴方様のお母様の主治医の先生が何故酸化マグネシウムを出しておられるのか私は分かりませんが)

私が選んだ上記のサプリメントは全てアメリカの色々なキャンサーセンターで
発表されたもので、ネットを検索されると誰でも読める物です。

効く効かないは、量によっても、飲み方によってもあるでしょう。
吸収率を上げるために脂溶性の物は油分と共に摂取する事。
(クミン、COQ10共に脂溶性です)

そして栄養素による修復が常に行われるように、
細かく摂取する事です。
ビタミンCは傷ついた細胞の修復をするビタミンとして知られていますが、
通常は摂取して3時間しか血管の中を巡りません。
タイムリリースといわれる形をとった物は8時間以上巡るので
常にビタミンCによる修復作業が行われます。

普通は1日2000mgも摂取したら十分だと思われますが、
既に末期だったので、1日6000mgと致しました。
ビタミンCが多すぎる場合下痢をするものですが、
排便は理想的な形であり、彼女(67歳)には必要量だったと思われます。
癌化した細胞の修復にかなりの量のビタミンCが使われているのでしょう。

現在のところ、白血球数も安定しており
1200mgというGEMの投与に耐えており、全身状態は悪くありません。
もちろん主治医には見せて投薬に影響を与えない物として全て許可されております。


572 名前: S.H 投稿日:2007/03/04(日) 21:49
それから食事でもサプリメントの摂取でも大事な事ですが、
単独で極端な量を摂取しない事です。栄養素はチームで働きます。

ビタミンB群も各ビタミンBを単独で摂取するのではなく
ビタミンBコンプレックス(総合ビタミンB)で摂りましょう。

ビタミンDに関しては例えば
University of California, San Diego.UCSD Medical Center
のサイトでも読めると思います。


573 名前: S.H 投稿日:2007/03/04(日) 23:35
ざくろ(pomegranate)のジュースは前立腺がんに対して有効である様だと
UCLAのジョンソン癌センターのサイトに掲載されています。
女性ホルモンが多いのでホルモンの癌である前立腺癌に効くと思われますが、
抗酸化力も高く、カリウムが多いので、むくみ対策として使っています。

574 名前: km 投稿日:2007/03/07(水) 21:23
1年半ほど前にこの掲示板上で774先生はじめ、皆様にお世話になりました。
そのときは妻の膵頭部癌の手術についていろいろと教えていただきました。
手術は無事終了し、その後補助療法として先月まで隔週でジェムザールの
投与を受け、順調に来ていたのですが、2月28日の1年半経過後のCT検査で
肝臓に1cm弱の転移が発見されました。残念ですが、思いわずらっていても
仕方ないので、次の手を考えなければなりません。
明日(3月8日)、主治医と今後の治療方針について相談するのですが、これ
までの主治医の話から考えると、抗がん剤での治療を薦めてくると思われます。
ただ私としては、1年以上にわたるジェムザールの投与でこのところ白血球数が
2000台に落ちている(このことが少なからず転移の要因ではないかと、大いに
反省しています)ことから、これ以上の抗がん剤治療は行ないたくなく、他に
方法がないかと悩んでします。
そんな中で転移癌が1個で小さいのであれば、ラジオ波か放射線治療(ノバリス)
も可能ではないかとアドバイスをもらいました。
そこで主治医にも希望を述べてみるつもりですが、実際に膵癌からの肝転移
でどちらかの治療を行なった方がいらっしゃいましたら情報をお願いします。
また、妻の場合、これらの治療が有効なのか、どちらの治療がいいのか、
それぞれのメリット/デメリット等についてもご教授いただければ幸いです。


575 名前: パピ 投稿日:2007/03/10(土) 16:41
このたび、父が膵臓癌との診断を受け突然のことで病院もどこへ
行ったらいいか迷い、運の悪い事にベットにも空きがない
状態で、1ヵ月があっと言う間に過ぎてしまいました。
最初の診断では2cmぐらいの癌と言うことでしたが、やっとの
ことで入院できた病院で検査したところ、すい頭部に3cmの癌があり、
膵官が11mmに腫れ、肝臓にも5mmの転移、肺も怪しいけれど、
いずれにしても、高齢なので手術はできないと言われました。
病院のスタッフの人たちと、コミュニケーションがとり難くいろいろ
どのような治療法がいいのかとか、今の治療が合わなければどんな
方法をとったらいいのかなど、聞いたり、説明してほしいのですが、
あまり真剣に対応して頂けないのが現状で、セカンドオピニオンも
視野に入れているのですが、転院目的はお断りしますと、書いてある
病院がほとんどで、どうしたら良いか悩んでいます。
神奈川県もしくは、東京都周辺でこのような病状で治療にあたって
下さる、良い病院はないでしょうか?よろしくお願いします。
病気に関しても、書き込みも初めてなのでわかりにくい点があれば、
お許し下さい。

576 名前: T・T 投稿日:2007/03/11(日) 09:51
パピさま、はじめまして。
まず、膵がん及び標準治療の説明としてはこのサイトが分かり易いと思います。
http://www.gsic.jp/cancer/cc_12/hc/index.html

一般的な見方とすれば、原発の他の臓器に転移したがんはすでにその他の臓器にも転移していると
考えるべきであり、手術は出来ない(行っても意味がない~何故なら、手術の回復を待っている間に
他の部分のがんが成長するから)可能性が高いと、考えられます。
全身のがんを同時に叩くという意味では抗がん剤治療が第一選択となる可能性が高いでしょう。
抗がん剤はジェムザールと言う種類が有力です、がんに対して効果の異なる複数の種類の抗がん剤を
併用する併用療法を行ってくれる所なら比較的意欲的な治療をしていると思われます。
併用療法で有力なものとしてはジェムザールにTS-1、オキサリプラチン併用等が考えられます。
同時に主要部を叩くのに放射線が併用されるかも知れません。>>574のkmさんが触れられている
”ノバリス”は放射線を極細く絞って多数の方向から一点に集中させるという定位放射線治療の一つで
体に対する負担の少ないとされる放射線療法の一つです。
上記を理解するのに平岩正樹氏の「チャートでわかるがん治療マニュアル」と言う書籍は手引き書として優秀です。

・セカンドオピニオンは是非とも行われる方が良いと思います。
一人の医師の見方ではなく多角的な見解を知るというのは重要です。
・地方在住の為、病院情報は他の方にお委せ致します。

577 名前: パピ 投稿日:2007/03/11(日) 11:48
T‐T様
専門的な回答ありがとうございます。突然の事で知識がほとんどない私に
とって、大変参考になります。実は、私の現在の居住している場所が西日本
で、父は関東と離れているため、関東に住んでいる家族との連携の為、
行き来するのも大変で、いろいろなことがスムースに運ばないのが
現状です。この水曜日西日本に戻ってきていても歯がゆい状態が続いています。
現在は、ジェムザールの投与を1回しただけで副作用が強く、毎週金曜日に
1回を3週行いその後は自宅の近くの病院を探してください。とのことです。
紹介をしてもらえないのか?、病院側に聞いたらいっさいしてないとのこと、
自分達で探してきたら、紹介状を書いてくれるそうです。困りました。
なので、2回目のジェムザールを9日(金)に投与していません。
TS-1との併用がよい事など、病院側にお願いしたいのですがあまり
素人が専門的な分野を言って、父の扱いがひどくならないか心配で
転院したいと言う気持ちが強くなってきたのです。

578 名前: T・T 投稿日:2007/03/11(日) 12:58
パピ様、
私の母の場合の副作用対策では「胆管がんで抗がん剤ジェムザール投与していた方で3年程度延命できたかたはいらっしゃいますか」
併用については「膵臓癌ステージ4ーbはもう完治は不可能ですか?」
「胆道、胆嚢癌スレッド」
の前の方で報告させていただいています、宜しければ参考になさってみて下さい。
このスレッドのログの方でも報告があると思います、それぞれ100~200程度遡ってみて下さい。

579 名前: パピ 投稿日:2007/03/11(日) 13:48
T・T様
いつも、早急な回答ありがとうございます。
お答え頂けるだけで、どんなに心が救われることか、感謝しております。
探して、読んでみます。

580 名前: ちびのすけ 投稿日:2007/03/15(木) 01:27
義母74歳 身長140cm 体重 33kg
糖尿病で検査入院し膵臓癌が発見される。ステージ5。
検査結果で血液や他臓器への転移がみられず体調も悪くないとのことで
勧められるまま3月9日に手術。
手術室へ入った3時間後、門脈に癒着しているため摘出を断念するとの
説明があり、その2時間後に集中治療室に戻る。
本人に対しては、病名・余命・手術の詳細について知っているが結果を
伝えることはできず摘出したことになっている。
体調をみて退院し2週間後より抗癌剤治療が開始されるとのこと。
治療についての詳しい説明もなく、ただ投与する薬が効かない場合の余命
を宣告されただけであった。

術前後での担当医の説明には相違があり、不信を抱いてます。

昨年12月に義父を病院の検査で亡くしてしまいました。
医療ミスではないと信じたいのですが、検査前日元気だった義父が検査の
翌日に亡くなったことに対して、病院への不信感と納得いかない気持ちが
ぬぐい切れないまま義母の入院と、またしても医師への不信感。

すいません。ここで愚痴を言うつもりはないので話を切り替えます。

私は義母の住まいから遠方にいるため、義姉が義母についていて常に電話
で相談し合う状況にいます。セカンドオピニオンを勧めたのですが義姉は
躊躇しています。担当医にそれを言って機嫌を損ねたくないとのこと。
セカンドオピニオンをして病院を移ったとしても、自宅で義母が急変した
時には今の病院になるだろうからしこりを残したくないというのが理由。
病院を移るとも決まっていないし、担当医はベストな手段をとってくれて
いるのかもしれないし、相談だけでもと思うのですが、担当医を前にセカン
ドオピニオンと口にするのも怖いそうです。
確かに担当医は、私達が世間から入手した治療方法の質問をしたところで
素人扱いされある意味流されてしまっている状況です。そんな中そういう
話をもちかけて「じゃ他へ移ってください」と言われても困ります。

とにかく、開腹してみても他の臓器への転移はみられないし血液への転移
もない。門脈への癒着だけが原因で摘出できないというのがもどかしくて
しょうがないのが正直なところです。
今なら他に摘出方法があるのではないか?と考えてしまいます。

セカンドオピニオンされた方、どのように担当にお話されたのか教えてく
ださい!!

また、門脈への癒着についてご存知の方いらっしゃれば教えてください!!

どうぞ宜しくお願い致します。




581 名前: ハル 投稿日:2007/03/15(木) 15:12
ちびのすけ様。
少しでもご参考になればと思い、書き込みします。
門脈への癒着の件ですが、癌が絡んでいる門脈自体を切除し、門脈を再建する
(繋げる)手術方法もあるそうです。うちの母の場合は、門脈への癒着が激しく、
再建しようにも繋げる門脈が見付からないから手術は出来ないと発見当初、
言われましたが、放射線化学療法の施行結果、門脈再建の可能性が見付かり、
門脈再建込みの手術に挑みました。(結果、肝臓に転移が見付かり何もせず、
閉じましたが…)全ての病院で門脈再建手術が出来るのかわかりませんので、
あくまでも1例として受け取って下さい。後、セカンドオピニオンの件ですが、
大学病院や大きな病院でも紹介状がなくても受けて下さる所もありますので、
検討されてはいかがでしょうか。うちの場合は友人が看護師をしていて母の
ことを相談したら自分(友人)の勤めている病院(セカンドに行きたい病院名)
に1度診察においでと言われたので行きたいのですが。と嘘をつきました。

582 名前: 膵液細胞診について 投稿日:2007/03/24(土) 01:44
膵頭部が腫れ、膵管胆管ともに拡張が見られます。
CA19-9も少し高いです。
まだ確定もしていないのにこちらに書き込みをして不快に思われた方、すみません。
不安で、いてもたってもいられません、ご存知の方、膵液細胞診について教えてください。
大阪府立成人病センターでは行っているようですが、関東で膵液細胞診を行って
いる病院はありませんでしょうか?
また、他に確診となる良い検査方法はありませんでしょうか?
どんな事でも結構ですので、教えて下さい。

583 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/03/24(土) 03:37
CA19-9も少し高いって、いくつぐらいですか。

584 名前: 膵液細胞診について 投稿日:2007/03/24(土) 05:55
582です。CA19-9は基準値が37までで38と言っていました。
正確な腫瘍マーカーと聞いていますので、膵管胆管ともに拡張に加えて不安です。
何かアドバイスいただけたら幸いです。
宜しくお願いいたします。

585 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/05(木) 11:31
抗癌剤の副作用にも耐え切れず先々月から
抗癌剤投与を断っています。代わりにアミノ酸からタンパク質を作って
癌細胞を抑制すると言うサプリメントを飲んでます。
私は抗癌剤からこのサプリメントに切り替えて大正解だったと
今は思っています。痛みの辛さから解放されたのだから。

586 名前: さぁ 投稿日:2007/04/06(金) 21:13
はじめまして。
今日、彼氏がすい臓と診断されたと聞かされたのですが、癌に対して無知なので何でも良いので教えてください。
来週、再検査を受けるみたいで詳しい事は、今まだ分からないのですが、私に1つでも出来る事がないでしょうか?
命を助かるのは絶対に不可能なのでしょうか?
治療は本人にキツイものですか?
何でも良いので、どなたか教えてください!

587 名前: T・T 投稿日:2007/04/07(土) 12:33
>>585さん、
”余りに確率の低いギャンブル”だと思われます。
代替療法で改善した例がない訳ではありませんが、概ね奏功する場合、某かの
治療を併用して受けている例が多いようです。
抗癌剤の副作用が辛い場合は投与量の調整(副作用の出ない、もしくは少ない
量から始めて薬量を増やしていく)や副作用を抑える薬剤を併用して出来るだけ
”毒”よりも”薬”の部分を使うようにするのがセオリーです。

治療の判断としては以下を参照して下さい~これは全ての抗がん剤治療に適用されます。
http://2nd-opinion.eee.ne.jp/QA/History.exe?ID=730

……因みに体にがん細胞があっても”臨界点”を超えるまではほとんど違和感を
感じないのは普通の事で、これが癌が抑えられているからと考えるのは極めて危険です。
~癌の進行はCTの結果や腫瘍マーカーの推移などでしか判断は出来ません~

588 名前: T・T 投稿日:2007/04/07(土) 12:56
>>586さま、
同様の質問に対し、>>576さんへの返答としてコメントさせて貰っています。
このスレッドや上記コメントの他スレ過去ログ参照下さい。
~皆さんが同じように頑張っています、患者さんの支えになって上げて下さい~

私の場合、胆管がんの母のサポートですが、平たく言えば
・「患者に病状は隠すな」
・「常に現在はどうなのか、次はどうするのか、に目を向けさせる」
・「患者より先に折れてはいけない」
・「絶望している暇があったら”次”の治療法を探せ」
言葉にすると簡単ですが・・・難しいです、本当に。

589 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/07(土) 22:44
教えてください。?
膵がんには、膵外分泌腫瘍と膵内分泌腫瘍があるそうですが
血液検査は同じ検査でわかるのでしょうか。
また病状の現れ方、治療など教えてください。

590 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/07(土) 22:46
別スレ「金属ステントを入れてるのですが・・・」で書き込みを
したセイレーンです。

現在、母の膵臓癌を「動注化学療法」で治療しようと思案中なんで
すが、「動注化学療法」を調べている中でリザーバー研究会の一文
で下記の文章がありました。

「動注化学療法の効果は原則として,この治療対象とされた臓器に
限られますので・・・・」

この文章から考えると、当然全身投与の抗癌剤治療に比べれば、
全身に回る抗癌剤の量は少ない、又はほとんど全身には回らない
と考えられるのですが、そうなると、局所的には効果がでても、
全身を巡る血中の癌細胞に対しては効果がない。と言うことに
なると思うんです。

上記の事が起こりうるとすれば、対象としている局所以外の、
全身のどこかに転移する可能性は、全身投与に比べたら遙かに
高い確率になるのではないか、と考えらると思います。

そこでまた考えたのですが、現在の状態(血液検査から)の都
合で全身投与が出来ないと言う母の状況からの発想なんですが、
この全身に抗癌剤が回らないという作用(リンパ球を抗癌剤が
殺さない)を逆手に取って、病巣には「動注化学療法」全身に
は「免疫療法」と言う併用治療はどうだろうと。

併用が可能であるかどうか、免疫療法の効果がはたしてあるの
かどうか、と不明な点は多々ありますが、丸山ワクチンの様な
経済的に負担の少ない薬剤で免疫力を上げていく、これで全身
をカバー出来ればこの上ないと思っているのです。

医師に相談するのも当然ですが、皆様、どう思われますか?

スレ違いでしたら申し訳ありませんm(_ _)m

591 名前: セイレーン 投稿日:2007/04/07(土) 22:48
申し訳ありません、590の書き込みをしたのは私です。

文章の間違いに気づき、修正をしたさい名前が抜けている
事に気が付きませんでした。

592 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/09(月) 02:19
全身に転移していれば
おそらく動注化学療法の適用とはならないでしょう。

免疫療法には期待してますが、癌の増殖のスピードには劣るのではないでしょうか。
丸山ワクチンは、効果がゼロだと思いませんが、効果が出るまで暫く時間が掛かり
効果が出る前に、癌細胞が増えている癌に喰われてしまうと思います。

癌の治療は、雑草の駆除と同じに思えます
手でむしり取るか、除草剤で枯らすかなどです。
雑草も大きくなると除草剤は効かないですし、むしり取っていても後から後から生えてきます。
免疫療法は、手でむしり取るようなもので、抗癌剤は除草剤です。


593 名前: セイレーン 投稿日:2007/04/09(月) 12:05
セイレーンです。

>効果が出るまで暫く時間が掛かり
>効果が出る前に、癌細胞が増えている癌に喰われてしまうと思います。

肝機機能の低下、黄疸がまだ適用できる範囲まで下がってな
い、血小板、白血球が少ない、等の理由で全身投与が出来な
いと言う判断でしたが、動注化学療法なら始められると言う
ので、今は動注化学療法で病巣を叩くしかないんです。

他にもっと有効な手段があればいいんですが・・・・・・・

その上で全身に回る抗癌剤の量が少ない治療と言うので、抗
癌剤が免疫細胞を破壊する量も全身投与に比べれば少ないだ
ろうと言う事で丸山ワクチンを考えたんです。たしかに、抗
癌剤に破壊されなくても、癌細胞に破壊されてしまうだろう
とは思います。それに効果が出るまでの時間が掛かるだろう
と言うのも考慮に入れてます。でも、少しでも対抗出来うる
免疫力が得られれば遠隔転移を抑えられるのではないか、そ
う考えた次第です。

もちろん並行して他の免疫療法も調べてはいるんですが・・・・



594 名前: セイレーン 投稿日:2007/04/17(火) 11:03
最新治療-単純ヘルペスウイルスHF10療法について にも書き込んだのですが

名古屋大学医学部付属病院のホームページ、「病院かわらばん」にある

2007年3月31日発行(通刊64号) 膵がん

http://www.med.nagoya-u.ac.jp/news02/2l030000000000003_12.html

の17ページ右段落上部文中に

「当科では単純ヘルペスウィルスHF10を用いた膵癌治療を開始し~~」

と記載されて居るんですが、効果の程はどうだったのであろうか?

近日中に再開予定とあるが、効果が期待できるなら、再開した暁には
母を転院させてでも受けさせたい。

早く再開をして欲しいです。

重複情報で申し訳ありませんm(_ _)m

595 名前: セイレーン 投稿日:2007/04/18(水) 22:05
今日、転院先で母に癌であることを告知しました。

かなりショックなショックを受け、血圧が下がったのでしょう、
病室で嘔吐してしまいました。それでも本人は気丈に振る舞って
ましたが・・・・・

3月7日の検査で腫瘍の大きさ3cm、今日判ったのですが、そ
の時の腫瘍マーカーCA19-9が900、白血球2600

そして転院先での検査の結果、腫瘍4cmに増大、同腫瘍マー
カー1660、白血球2700

膵臓癌の進行の早さにただただ圧倒的絶望感が漂うばかりでした。

こんなにも進行が早いなんて・・・・・・・

腹水もたまり始め、腹膜にも転移してるかもしれない、肝臓にも
少し影が見えてきたと、悪いことばかりが次々と出てきて、もう
倒れそうになりました。

21日より動注化学療法にて抗癌剤投与の予定なんですが、白血
球が少ないとのことで、あまりたくさん投与出来ないとも言われ、
減黄の為とは言え40数日、何も治療できなかった事に憤りを感
じています。

今は少しでも効果が出るように祈るばかりです。

今後どのような治療を展開していくか、まだまだ考えなければ
ならないことばかりですが、なにか方法があればお教えください。

よろしくお願いします。

596 名前: 903 投稿日:2007/04/23(月) 20:19
はじめまして
昨日母に父が膵癌で今週が山だといわれました。つい2週間ぐらい前までとりとめもない会話に花をさかせてましたし、冗談も言うほどでした。
でも数日して夜中にいきなり背中が痛いとわめき、急いで入院しました。それ以前からかなりやつれていましたし、腕や足も骨と皮のような状態で
毎日ウーンウーンとうなっていました。いつかはその日が来るとわかっていたのですがとてもいきなりで動揺を隠せません。
そして昨日お医者さんに病院にいても一緒なので自宅で看病しませんんかと言われつれてきました。電動ベッドで寝ている父はとても苦しそうで
見ているのがつらいです。でも大好きな父なので1日でも1秒でも長生きしてほしいのです。なにか家族として支えてあげたいのですがアドバイスをください。お願いします。

597 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/23(月) 23:05
こんばんは。
いつかはその日が来るとわかっていたと仰っても、動揺なさっているに違いないとおもいます。
わたしも同じ立場なので、いつかは・・・と思いながらすごしています。
まえにも、他の方とお話していたのですが、綺麗なお花を近くに飾ってあげてください。
花は元気をわけてくれます。元気の出るような赤や黄色の綺麗なお花を近くに置くだけでも空気が明るくなると思うのです。
一応、フラワーデザイナーなので、花がくれるパワーってあるとおもうので・・・。
痛みがでてらっしゃるようなので、穏やかな音楽を掛けてあげるのも良いかもしれないですね。
ヒーリングって分野が音楽にはあるみたいです。これは聞きかじりなのですけど・・・ね。
でも、音楽の癒しってあると思います。
病気とは関係ない普段のたわいもない話を聞かせてあげるのもいいと思います。
ただ、一番は本人が望むことをしてあげるのがいいんだけど・・・どうだろ。


598 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/04/25(水) 23:54
【がんの痛みは治療できる症状であり、治療すべき症状である】と
世界保健機構で提言しています。
お医者様と相談され、痛みはなんとか緩和したいところですね。
熱いタオルで身体を拭いたり、できるだけ消化の良い食事を用意したり、
訴えをよくきくなどコミュニケーションをとる事も大切だと思います。
安心やリラックスは、驚くような回復力を見せることもあります。
良いと思われるものはどんどん試すべきだと思います。
また患者様本人の心の持ち方によりいくらでも予後は変わります。
事実、再発や転移を繰り返してる方、末期の方でさえ、元気に長生き
していらっしゃる方もたくさんいます。
どうか前向きに頑張ってください!

599 名前: あき 投稿日:2007/04/27(金) 11:08
皆様、初めまして。婚約者が膵臓と肝臓の近くにポリープが発見されました。医者いわく『60~70%悪性に変わります。悪性に変わった瞬間末期です』と告げられました。
彼の父親も同じ所にポリープが出来、三年前に亡くなりました。膵臓は手術も難しいと書かれている部分も読ませていただきました。父親の事もあり、落ち込んでいます。何の治療も出来ないのでしょうか…今から本屋へ行こうと思います。

600 名前: りん 投稿日:2007/04/28(土) 13:09
903様。お気持ち痛いほど解ります。私の父も今年2月膵臓癌末期と診断されてから瞬く間に別人のようにやせ細っていきました。癌性腹膜炎のため腹水も溜まり胆汁を吐く日々・・・食事も取れなくなりました。利尿剤とモルヒネと吐き気止めしか投与されない状態です。手の施しようが無いと宣告されても奇跡を信じ毎日母や姉と付き添いました。辛くても痛くても弱音を吐く事無く、自分に「頑張れ、頑張れ」と言い聞かせている父の姿が可哀想で可哀想で・・・最後まで頑張って逝った父。後悔の残らないようにと尽くしてきたつもりでも後悔ってきっと残るのだと思います。後悔の残らないようになんて無理なのだと思います。でも父は頑張った。今はお疲れ様でしたと父に話しています。何をすべきか・・・ただ側にいてあげてください。お家に帰って来れただけでも羨ましいです。家に帰ってこられたなら尚更、側にいてあげてください。お父様が疲れない程度に話しかけてあげてください。少しでも状態が回復されますよう陰ながらお祈りしております・・

601 名前: ハル 投稿日:2007/05/08(火) 10:24
現在、母(70歳)がすい臓癌肝転移で、ts-1を1日60mg服用していますが、
先日、背骨転移が分かり、先週水曜日(5/2)にゾメタを投与しました。
ゾメタ投与翌日は、頭痛が酷かったのですが、2日経ち、落ち着いたところ
昨日より、頭痛及び手足の痺れを訴えています。その頭痛及び手足の
痺れがゾメタの副作用なのか、ts-1の副作用なのか…。
同じような治療をされた方で、同じような副作用が出た方などいらっしゃい
ますでしょうか?かかっている病院に行き、主治医に尋ねた方が良いのは
承知していますが、ゾメタは急性腎不全や腎毒性があるとネットで読みましたので
不安です…。

602 名前: セイレーン 投稿日:2007/05/10(木) 22:43
治療1ヶ月後の検査で腹水が貯まってきていることが判りました。癌性腹膜炎だろうと思います。癌性腹膜炎=腹膜播種なのかどうかは判りませんが、かなり悪い状況であることは説明の際言われました。まだ癌性腹膜炎、腹水対策についての調査を始めたばかりで、良い対策が見つかりません。膵臓癌で癌性腹膜炎、なにか良い手だてはないものでしょうか。全身状態があまり良くないので腹腔内に抗癌剤投与が現状出来ないとまで言われています。

603 名前: ハルさんへ 投稿日:2007/05/11(金) 12:13
>>601 ゾメタについては、乳がん板がくわしいと思います。

癌掲示板 乳癌の骨転移
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/025nyugan/1044235385

ゾメタ:治療について(ノバルティスファーマ)
http://www.zometa.jp/treatment/teni_02.html

604 名前: ハル 投稿日:2007/05/11(金) 15:06
>>603さま。
ありがとうございます。上記乳がん板、これから読みたいと思います。
母は木曜日から状態が落ち着きました。痺れも治まったようです。


605 名前: モモ 投稿日:2007/05/17(木) 22:07
5/10 18:10 4ヶ月の闘病生活の後父が膵臓癌で旅立ちました。手術することが出来、一度は完治の希望も見えたのですが、手術後約2ヵ月後に肝臓への転移が見つかり、後は時間との戦いでした。唯一ついえるのはかなりの進行度であったにもかかわらず手術に踏み切ったことで本人も満足感があり。やるだけやったと思っていた事が救いです。同じ境遇の方も多いと思いますが、皆さんどうぞがんばってください。

606 名前: SB 投稿日:2007/05/21(月) 18:28


初めて書き込みます。49歳 男 普通(?)のサラリーマンです。
実はかれこれ17年くらい前から社内の健康診断でγーGTPの数値のみが
異常に高く(100~200)、今回の社内検診でもこれで引っかかった
ので、今年の5月2日総合病院で再検査をし、エコーも見てもらいました。
その際、膵臓もチェックされ、「膵体部に1センチ程の嚢胞性の腫瘤の疑い
あり」と診断され、数日後に今度はCT検査の予定です。
まだ悪性腫瘍とか癌とかいわれたわけではないのですが、その可能性も
十分あるわけです。今後の検査次第であきらかになっていくでしょうが、
いろいろ情報収集しており、下記疑問に対しどんなアドバイスでも結構
ですのでいただければと存じます。
このサイトでの質問するのは適切ではないかもしれませんが、お許しください。


■ どのような結果であれ、セカンドオピニオンつまり他の病院でも検査を
  受け複数の医師の見解をいただいた方がいいでしょうか?
  良性にしても悪性にしてもこの膵臓の疾患は非常にわかりにくいとの
  ことらしいので。 

■ もし、良性の腫瘤であっても手術する場合もたくさんあると、現担当の医師
  は言っておられました。仮性のものだと自然消失する場合もあるらしい
  ですが、消失しないのならどんどん大きくなるものか?

■ 一体、膵臓にできる腫瘍とか腫瘤というものは良性、悪性、癌すべて
  を全体として、何割くらいが癌で何割くらいが良性か統計数値みたい
  なものがあるのでしょうか?



まだ最終的な診断は出てないですが、毎日が不安で、あと余命いくばくも
ないのかとも悲嘆にくれている毎日です。γのこともあり、酒も10数年
前からほとんど飲まず、タバコも止めて、かれこれ18年くらいになる
でしょうか。気をつけてきたにもかかわらず、どうして? (と、思うのは
私だけではないですよね)





607 名前: なな 投稿日:2007/05/21(月) 20:00
初めて投稿します
かなりご不安だと思いましたので勇気をだしてみました
膵臓の腫瘍の場合は膵菅に出きる場合が多く
良性でも管が詰まって破裂して
急性膵炎になってしまう事があるそうです
その場合、膵液がまわりの臓器を溶かしてしまうので大惨事となります
なので良性でも切除摘出が基本のようです
膵菅の腫瘍ででないのなら主治医の先生とよく話し合って下さいね
では、お体お大事になさって下さい

608 名前: もも 投稿日:2007/06/01(金) 18:22
初めて書き込みさせていただきます。

先日私の大事な友人がすい臓ガンという診断を受けました。
ただ奇跡的に初期発見で(他の病状で入院しました)大きさは1,2センチから
1,3センチくらいだそうです。他に転移は見られません。
そのようなことから、外科手術はあえてせずに今抗がん剤治療を受けています。
一週間抗がん剤治療を受け、一週間お休み、それを何度か繰り返すそうです。
薬で丸め込みたいというのが主治医の考えらしいです。

私もすい臓ガンについては無知でいろいろなサイトを見て勉強してる最中です。

ただどのサイトを見ても、すい臓ガンは告知されてから5年生存率は10~20パーセントと低い
、というような愕然とする事が書かれてることが多くとても心配しています

初期発見ということで、完治という希望は持ってもよいのでしょうか?
もちろん再発が怖い病気なので定期的ながん検診は欠かせないと思いますが。

他に相談するところがなく正直気持ちばかりが焦ります。

乱文大変申し訳ありません。
どうぞ宜しくお願いいたします。

609 名前: ヒロ 投稿日:2007/06/01(金) 23:42
ももさん、ご心配お察しします。
抗がん剤で癌が無くなることはないと思います。
早期発見であれば基本、切除が第一選択肢と思いますので、良くご相談された方がよいのでは…と思います。


610 名前: もも 投稿日:2007/06/02(土) 02:36
ヒロさん、お返事ありがとうございます。大変感謝致します。
彼の主治医のお話ですと初期で癌も小さいので抗がん剤で治したいとの
事らしいのですが、抗がん剤で癌は消えないのですね・・・
外科手術だと、全摘になるということです。

本当に彼は初期の状態なのでしょうか・・・。症状はいまのところ
なにもないようです。
ただ抗がん剤治療の副作用で肝機能の低下など内臓機能の低下は
あるようです。


611 名前: なか 投稿日:2007/06/02(土) 04:22
ももさん、
切除可能であれば、外科切除が第一選択肢かと思います。
セカンドオピニオンなど含め、主治医の先生とよくご相談されるのがよろしかと。

膵がん診療のガイドラインです。
http://jsco-cpg.jp/item/11/algo.html

ご参考まで。

612 名前: もも 投稿日:2007/06/02(土) 10:51
ヒロさん、おいそがしいところお返事ありがとうございました。
どのサイトを見てもやはり外科治療が可能ならば手術をするとの事が
書かれているので私も不思議に思っているところです。

一概には言えないとは思いますが外科手術をした場合どのくらいの入院に
なるのでしょうか。
また全摘となると、インシュリンなどの摂取が余儀されなくなるのでしょうか

質問ばかりで申し訳ありません



613 名前: ヒロ 投稿日:2007/06/02(土) 20:49
ももさん、すみません…。入院期間などは様々な様で私もよくわかりませんのでサイト等から参考情報をお調べ下さい。
全摘は余り良い情報を見つけませんでしたが…。
必要な情報をできるだけ早く入手し、なかさんが言われる様に主治医に相談をし、納得がいかなけばセカンドオピニオンを受けられるのがよろしいかと思います。

私は消化器科画像という専門誌の情報を参考にしています。


614 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/02(土) 23:53
横レスですが、私もセカンドオピニオンをお勧めします。
皆さん仰るように、根治出来るのは外科手術のみです。


615 名前: パピ 投稿日:2007/06/03(日) 14:01
ご無沙汰しております。2月に父が膵臓癌である事がわかり藁をもすがる思い出この掲示板にたどり
つき、沢山の方の治療の方法を参考にさせて頂いたり、T・T様からの暖かいお返事を頂きましたが
3ヶ月の闘病の末、5月23日Am1:55に永眠いたしました。
やはり、癌患者をはじめてもった家族はどのような治療が病人にとっていいのかほんとうにわからなく、
また、時間をかけている暇もなく患者の病状は進むばかりで、病院、医者、とのかかわり方ひとつで
患者の寿命も決まってくることも思い知らされました。
父は生前とても元気で、娘の私よりも体力があり外を出回っていました。ついこの前の冬休みに子供を連れ帰省した時は
羽田まで迎に来てくれて、元旦を一緒に過ごした時もだれよりもおいしそうに沢山おせち料理をほうばり、
又夏休みに会おうね!と握手して別れ、半年もたたないうちに逝ってしまいました。正直この夏、会えるような気がして
錯覚をおこしてしまいそうです。
3月にはじめて、1回だけジェムを投与してそれ以来食欲が一切なくなり、抗がん剤を投与しなければ
食欲もなくなる事もなく、食べる事の大好きだった父にもう少し良い入院生活を送らしてあげる事が
出来たのではないかと、後悔ばかりの毎日です。
終末期は、病院を転院して緩和目的の治療になり、飲んでいた薬も半分くらいになり、その後薬も飲めなく
なり、点滴とオプソと痛み止めの張り薬だけになりましたが、オキソコンチン錠を飲まなく
なってからは、記憶や会話が元にもどったように思います。離れて暮らしていたので唯一携帯のメール
だけが父とわたしをつなぐやり取りできる手段でしたが、オキソコンチンを飲むようになったくらいから
幻覚めいた感じや、思考の状態が悪くなり「頭がおかしくなったみたいで、もうメールが出来なくなったよ」
と、電話をもらったときはとても悲しくなりました。あんなにしっかりしていたのに・・。
あの告知を受けて2月以来子育てを義母に頼み病院にずっと詰めていたり、大好きな習字やお花など習い事が
一切出来なくなるほど落ち込んでいましたが、いつまでも悲しい顔をしているのを父は望んでいないと思うので、
49日までには元気になるつもりです。
そした、又この掲示版ですこしでもお役に立てるのなら経験をいかしお話出来ることがあれば書き込みたいと思います。
現在、ご家族の方が膵臓癌と告知されて気を落とされている方、ご自身も体を壊さないよう気をつけてください。
この掲示板にたどり着き読んでいて、悲しくて涙が出てきた時もありましたがこの場をおかりして「ありがとうございました。」


616 名前: ポン 投稿日:2007/06/07(木) 06:22
初めて書き込みさせていただきます。

父親が4月から食が進んでなく、小さな病院で見てもらってましたが、
6月に黄疸が出てきたので市民病院に入院して検査すると、
膵頭がん か 胆管がん か 十二指腸乳頭がんの何れかと
診断されました。MRIやCTの画像では、影(5cm大)に圧迫されて
胆管が相当細くなっている部分があります。
消化ができてないということで、十二指腸の入り口まで食べ物が
詰まっていて内視鏡的な検査や手術は無理のようです。
治療としては、肝機能が低下しているので、溜まりすぎている胆汁を
肝臓から抜く手術をおこない、肝機能の改善をみてから、
抗がん剤をおこなうという説明がありました。

膵頭がんの可能性が強い気もするのですが、どこの癌か特定
できないということはよくあることなのでしょうか?
特定しないと治療を誤ってしまう気もします。

617 名前: なな 投稿日:2007/06/07(木) 19:54
ももさん、はじめまして
私も皆様と同じく切除をおすすめいたします。
なぜかと言うとすい癌はすぐに他の臓器に浸潤しますし転移しやすい癌です。
抗がん剤の効き目が早いか、癌の進行が早いか・・・
腫瘍の大きさからいうと全摘しなくて済むと思います。
うちの母も手術しましたがすい臓は残っています。
3センチの腫瘍で門脈(膵臓の後ろにある静脈)も切除、再建しました。
膵臓を残すとなるとやはり手術の症例の多い病院が良いです。
すごく大変な手術になりますから(うちの母で11時間かかりました)
うちの母は大学病院でしたから年間同手術を20症例くらいしていたので
予後の経過も良く術後3週間ちょっとで退院しました。
県立や市民病院くらいだと2~3年で20症例くらいじゃないでしょうか?
今は「TS-1」という抗がん剤を飲んで、インシュリンも打たずに
食事療法で生活しています。
術例の多い病院を早く探してあげて頂けたらと切に願います。


618 名前: 投稿日:2007/06/08(金) 10:44
母68歳はstⅣb膵臓癌と診断されました。主治医は切除できないので、抗ガン剤治療を
強く進めます。
念のため、セカンドオピニオンを受けましたら、逆に切除の可能性があり、切除すべきとの
こと。正直、どっちの意見がいいのか。アドバイスがあればお願いします。

619 名前: なな 投稿日:2007/06/08(金) 12:05
と さん、はじめまして
Ⅳbと診断されたということは遠隔転移等があるのでしょうか?
肝転移や遠隔リンパ転移などがあれば切除はせずに
抗がん剤などの化学療法の治療になるかと思われます
転移の状況がわかれば教えて下さい

620 名前: 投稿日:2007/06/09(土) 13:05
と です。
ななさん、早速の御意見ありがとうございます。
主治医によれば、胆管への浸潤、血管リンパ移転があるが、肝臓移転は
ないとのこと。セカンドオピニオンでは、リンパ移転があっても数が
少なければとれる、というのですが・・・

621 名前: なな 投稿日:2007/06/09(土) 18:11
と さんへ
肝転移がなければ切除に踏み切ったほうが良いかもしれませんね
リンパについてはたくさんありすぎると全て取りきれないので
せっかく切除してもリンパ転移の癌が残ってしまう恐れがあると思われます
うちの母はすい臓の近くのリンパにいくつかあったのでその周辺を含めて
リンパを取り除きました。
でも、少し遠いところまで飛んでいるとたくさんリンパをとらないと
いけなくなり術後の免疫力がかなり落ちると思います。
切除目的で開腹しても腹膜播種なとがあるとそのまま閉じて化学療法に
切り替える場合もあるそうです。
胆管については、切除するとなると胆嚢は十二指腸とかとセツトで取って
しまいますので良いかも知れませんね。
素人の考えですのであまり参考にはならないと思いますが
セカンドオピニオンの先生と良く話し合って最良の治療をご選択下さい
もし、切除を望まれるなら一刻も早く手術されることをおすすめ致します。
遅れると転移したり血管に浸潤したりして本当に手術できなくなるかも知れません
では、お母様お大事になさって下さいね

622 名前: もも 投稿日:2007/06/17(日) 15:53
先日こちらで皆さんに相談にのってもらったものです。
その節は皆さん本当にありがとうございます。

彼とセカンドオピニオンをと、考えていたところ
どんどんサイアクの状態になっていき、肝臓にも転移が見つけられました。

どちらがさきなのかはわからないのですが今のところ肝臓が4センチから6センチ
すい臓は2センチだそうです。
どうしてそんなに大きい肝臓のがんをさきに見つけられなかったのかは
本当に疑問なのですが・・・
今週土曜日に成人病センターで外科手術です。
でも、もしかしたら開けてもすい臓は切除できても肝臓は切除できずに
そのままになってしまうかもしれない、と説明があったそうです。

肝臓のほうは位置も悪く動脈が通ってる場所にかかってしまってるそうです
今は少しでも小さくさせるために抗がん剤治療をしています。

もし、もし、外科手術でがんを全部取れたら、生き残る可能性はあるのでしょうか

私がしっかりしなくてはいけないのに、つらくてつらくて、食べ物も喉を通りません。

皆さんに何をお聞きしたいのか、もう頭が真っ白でわからないのですが、
私には直接先生とお話することもできず、ただこうしてネットで調べるくらいしかできないのです。

彼はどうなってしまうのか、、涙が止まりません

乱文申し訳ありません


623 名前: なな 投稿日:2007/06/17(日) 19:30
ももさん、お気持ち察します。
でも、ももさんがパニックにならないであげてくださいね。
彼も同じくネット等で調べているかも知れませんから・・・

で、ももさんのご質問ですが

>もし、外科手術でがんを全部取れたら、生き残る可能性はあるのでしょうか

うちの母も癌部分を全部取りましたがやはり血管に浸潤していたため5年生存率は低いです。
一度、血管に噛んでしまうと血液に乗ってどこかに癌の種を蒔いている事があるそうです。
それが後の再発に繋がってしまうのでしょう・・・
でも、それは今から心配してもしかたのない事だと思います。
なる人はなるし、ならない人はならないのが現状です。

私も一度は諦めましたが、可能性を最大限に大きくするのは
本人や周りの人の気持ちだという事にきづきました。
周りが一所懸命だと本人も頑張らなきゃと思うみたいです。

だから、ももさんも頑張ってくださいね!!
あたしも頑張ります

624 名前: もも 投稿日:2007/06/18(月) 01:35
ななさん、ありがとうございます。
やはり血管に浸透してる可能性は大きいのでしょうか・・・

がんばります!!

ななさんお母様どうぞお大事にしてください

励ましてくださって本当にありがとうございます


625 名前: なな 投稿日:2007/06/18(月) 21:56
ももさん、こんばんは

脅かしすぎましたかね?ごめんなさい
血管に浸潤しているかどうかは本当に運なので何とも言えないです。

いざ、手術で開けて(開腹)みると本当に添い寝程度に引っ付いてうまく
剥がせる場合もあるそうです。
でも、事前検査ではなかなかわからないようです。

浸潤していても悪いところが切除できて補助療法がうまく行けば
まだまだ望みはあります!!

なので、私たち家族や周りの人間が信じて頑張りましょう!
とにかく、すい癌は今まで治療が難しかった分今まさに発展途上中です。
いろいろ情報交換していきたいのでこれからも宜しくお願いしますね

626 名前: 投稿日:2007/06/25(月) 23:00
父が膵がんの手術をしました。
遠隔転移なし、膵臓近くのリンパへの転移あり(ステージ3?)で、
見えている癌はすべて取ることができた、とのこと。

このあと容態が落ち着き次第、抗がん剤治療(おそらくジェムザール)
に入るとのことですが・・・

いちおう癌を全摘出できた場合の、膵がんの抗がん剤治療って、
どの程度の期間やるのが標準的なんでしょうか?
3ヶ月?半年?


627 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/26(火) 09:17
残念ながらリンパに転移があったのですね・・・
そうなると抗癌剤はずっと続くと思った方がいいかもしれません。
もちろんご本人の状態を診ながらになりますが。
でもここ最近膵臓癌に対する有効薬は昔に比べて色々出てきてるので
希望を持って頑張ってください。


628 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/26(火) 10:41
>>626, >>627 標準的には半年ではないですか?
ドイツで術後ジェムザール療法のランダム化比較試験が行われています(無病生存期間を
延長する効果が示されました)が、ここでは3投1休の4週間の治療を6クール続けるという
レジメンだったはずです。


ttp://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/2_7.html


629 名前: なな 投稿日:2007/06/26(火) 16:21
Yさん、こんにちは
うちの母も同じ状態で手術しました
今はTS‐1と言う抗がん剤(単剤、経口服用)を飲んでいます
先生には2年間は飲んで欲しいと言われました
術後2年はやはり再発の可能性が高いそうです
今のところは目立った副作用もないので続けられていますが
この前、何日か熱がでたので3クール目は1週間遅らせています
Yさんのお父様の主治医の先生がどの抗がん剤を選ばれるかはよくわかりませんが
副作用が少なくて治療を続けられるといいですね


630 名前: wanwa 投稿日:2007/06/26(火) 20:49
>>626さん、私の場合は5クール(それも休薬1ヶ月とっての変則)でした。
医者は1年やりたかったようですが、GEMといえ、続けるのはちょっときつ
かったです。
ちなみに私もリンパまでいってた口ですが、6/7で3年、無再発です。
こないだは医者が首ひねって、癌じゃなかったのかな、なんて言い出す始末。
タガメットなんかの力もあったのかもしれませんが、膵がんと言われてもこ
んなのもいるってことで、周りはあまり慌てないで、支えてあげてください

631 名前: 投稿日:2007/06/26(火) 22:29
>626-630
 皆様、ありがとうございます!半年~2年あたりが標準なんですね。
 主治医の先生も、>>628さんが言われるドイツの論文に言及してました。
 >>630さんの3年無再発、勇気付けられます。まずは1年を目指して、
 家族で支えていければ・・・と思っています。

632 名前: みお 投稿日:2007/06/27(水) 11:24
>>630
wanwa さん、膵臓癌(しかもリンパまで)にしては
とても良い経過ですね。
皆さん勇気付けられます。
今はもう何もされていないのですか?
免疫療法やサプリメントか何かされているのでしょうか?
母が膵臓癌で抗癌剤の副作用で苦しんでいるので
もし何かお勧めがあれば是非教えてください。


633 名前: wanwa 投稿日:2007/06/27(水) 23:30
>>632 みお様、私、いまは3~4ヶ月に1度の経過観察のみです。
ただ、糖尿が残ってしまったので血糖降下剤とかエクセラーゼとか出てまして
胃があれるから、ついでにタガメット出しておくからと。
私の場合、糖鎖抗原(CA19-9でしたっけ)反応ないから期待はしないでと言わ
れましたけど、主治医の口の悪さは外科医だからでしょうか。
サプリは特になにも。親戚に変なきのこ(中国産、品名は忘れました)もらい
ましたが、あまりのまずさに1度口にしただけでした。
抗がん剤の副作用、お母様はどんな状態でしょう。私はGEM点滴後2日ほどはひ
どい吐き気と息苦しさに苦しみました。レモン水含んでみたり、生ミントの葉っ
ぱをガムみたいに噛んで気を紛らわせてましたが。
あまり参考にならなくてすいません。
ただ、がん患者本人からの希望として、周りに慌てられると本人どうしていいか
判らなくなってしまいます。がんも治るんだと思って、あまり取り乱したりせず
にいてください。

634 名前: みお 投稿日:2007/06/28(木) 14:32
wanwaさま、レスどうもありがとうございました。
母は今はジェムザール+シスプラチンで、やはり酷い吐き気に
苦しんでいます。ジェム単剤の時はそれほどではなかったので
シスプラチンに大きな原因があるようです。
きっともうすぐシスプラチンは中止して他の方法を考えると思います。
wanwaさまのような方は、膵臓癌患者の希望の星です。
これからもずっとお元気でいらっしゃいますように!
ご助言どおり、周りがなるべくどっしり構えて、少なくとも
母の前では母が安心できるように冷静に明るくいたいと思います。

635 名前: sawa 投稿日:2007/06/28(木) 21:08
はじめまして。
今週、69歳のおばが膵癌で入院しました。
おばは健康に気を使っている方で、
毎年、CFやらGIFやら腹部エコーやらもろもろ健診を受けていたにもかかわらず・・・。
膵癌なので見つからなかったのは仕方ないとはいえ。
癌は癌でも、よりによって・・・という感じです。

初めにCTをした総合病院から、緩和ケア病棟のある別の総合病院に紹介になり入院となりました。

おじからの聞き伝えなので正確ではないかもしれませんが、
現在、StageⅣa (膵頭部に2cm大の腫瘍、門脈浸潤(+)、肝転移(-) )
糖尿病以外、本人の自覚症状、黄疸ともにない状態です。
余命についてはまだ聞いていません。

今後の方針としては、GEM+TS-1の抗癌剤治療となるようです。

最期が来るであろうことは、分かっているし、しょうがないと思っています。
おばも告知を受けているので、多分、わかっているはずです。


私の母は三姉妹の末っ子なのですが、早くに真ん中の姉を亡くし、
おばはもうただひとりの姉なのです。
また、祖母は長生きしたばっかりに旅立ちの日を見なければいけないのだろうと思います。

膵癌が予後不良であることは分かっていますが、
一体どれくらいの時間が、残されているのでしょうか?

正直、抗癌剤に期待はしていません。
期待すると、ダメだったときの落差が辛いから。

残された期間はどれくらいなのか。
母や祖母へどのようなサポートをしていけばいいのか。

これからの経過やアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。



636 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/06/29(金) 09:34
>>635 sawaさん
手術はどうしてもだめなのでしょうか? 施設によっては4a期でも手術をしているそうです。
GEM+TS-1の奏功率は、4割ぐらいだと思います(半年~1年の延命が得られるということです。)
化学療法で腫瘍が縮小して手術可能になる方もいます。このスレッドの前の方に体験談が
出ていたかと思います。


637 名前: ゆき 投稿日:2007/07/11(水) 05:13
私も今年の1月に膵臓がんと宣告されましたが、今は4~5つもあった腫瘍も化学療法で全部なくなり、ほっとしています。私は現在ドイツに住んでいるのでこちらの大学病院で治療を受けています。私が受けた抗がん剤はオキサリプラチン[点滴]と5FU[点滴]FOLFOX6を併用したものです。
オキサリプラチンの副作用で手足の指先が冷たい物を触るとしびれるような感じがしますが今の所、まだ我慢できる程度です。この治療を全部で9回受けました。途中4回後にCT-スキャンでのコントロール
があり、腫瘍が小さくなっている事がわかりました。そして9回後の検査で腫瘍が全部無くなっている事が解かりました。まだ、肺の中に転移したのが2~3残っているのでまだ治療を続ける事にしました。現在の抗がん剤は、オキサリプラチン[点滴]1回とカペチタビン[XELODA:飲み薬]14日間の併用です。
副作用は殆どありません。髪の毛も少し減りましたが、殆ど前と変わりません。宣告を受けたときは、あと何ヶ月持つかどうか、抗がん剤が効いても延命が目的と言われ、自分でもその覚悟をしていました。
今は、少し希望をもてるようになりました。


638 名前: 投稿日:2007/07/17(火) 22:30
sawaさん初めまして。うちの母(66歳)ですが今年の4月に膵頭部癌が見付かりました。ステージ4aの3cm、門脈侵潤あり、他転移無し。ですが手術しました。膵癌の手術では全く有名ではない地元の病院で12時間かかりました。術後の合併症で一週間後に心肺停止状態になり二度目の手術もしました。現在、まだ食事もとれませんが少しずつ落ち着いています。sawaさんの伯母様、どうか手術の道を諦めないで下さい。そして出来るだけ手術を沢山されている病院で…と願っております。

639 名前: なつ 投稿日:2007/07/25(水) 00:55
初めまして。
私の母(55歳)が今年3月に膵臓癌ステージⅢと宣告されました。
離れて暮らしており家族からの話になりますが…膵体部に腫瘍があり
手術はできないと言う事で抗癌剤治療しています。進行はしていないと
聞いていたのですが、7月20日の検査でリンパ節転移が見つかりました。
ずっと自宅療養でしたが8月1日から入院し抗癌剤も増やすとのこと。
告知されてからというもの母は生きる気力をなくしています。
父にセカンドオピニオンを勧めていたのですがやっていません。
今の病院は田舎におりますので特に最先端という訳ではありません。
やはり手術はできないのでしょうか?
具体的な内容がなくて申し訳ありません。
皆様のご意見をお聞かせ下さい。

640 名前: おんくる 投稿日:2007/07/27(金) 22:31
>>637 ゆきさん

6月に膵臓癌が見つかり、すぐに手術しました。病院は癌研有明です。
膵体部で2.5センチ、ステージは3。
幸い血管への浸潤がなく、リンパ節への転移も「おかしなものはなかった」
との主治医の説明です。

本日退院したばかりです。2週間後から抗がん剤の投与が始まりますが、
日本ではジェムザールが標準なんですね。でも欧米では3種類以上が認可
されている様子です。

ゆきさんは手術のできない例だったのですか?しかし化学療法でほとんど癌が
消えてしまったということに驚いています。
ゆきさんの投稿を読んでオキサプラチンに興味がわいて
きました。私も希望を持って化学療法を始めようと思います。

641 名前: ゆき 投稿日:2007/08/07(火) 02:14
おんくる様、
私の場合は、すい臓の他に肝臓と腎臓の近くに全部で4~5個ほど腫瘍が出来ていて、一番大きいので直径4,5cm位のものでした。
その他に、両肺に幾つもの転移があり、その時点では手術は不可能と言われました。現在は、オキサリプラチンとXeloda(14日間)
の併用で、この療法を今日までに3回続けました。2回目から吐き気が少し強くなってきました。
明後日8日にコントロールのCTスキャンを受けます。肺に残っていたメタスターゼがどうなっているか気になっています。
私の場合、告知されたとき、4期に入っていたようですが、それでも化学療法でここまで治療できたのですから、オンクルさんも頑張って
ください! 

642 名前: kei 投稿日:2007/08/14(火) 01:13
父(63歳)が5月に膵臓ガンと診断されました。黄疸もあったため、それが落ち着くのを待って、6月20日に癌センターで膵頭十二指腸切除の手術を受けました。その際切除したうちの2つのリンパ節に転移が見つかりました。
そして先日撮ったCTで、肝臓に2箇所の転移が見つかりました。手術前に撮ったCTでは無かったそうです。既に1cm以上の大きさらしいのですが、こんなに早いのってどうなのでしょう?
それまで抗がん剤はやりたくないと言っていた父ですが、新たな転移が見つかったことで抗がん剤治療を受ける気になってきたようです。
しかし、手術を受けた病院は遠いため近所の総合病院に転院すると言っていて、治療の内容的に違いは無いのか心配です。


643 名前: はる 投稿日:2007/08/14(火) 20:46
Keiさん、初めまして。私の父と似た状況でしたのでレスさせていただきました。
私の父(65歳)も4/13に膵頭十二指腸切除術をうけ病理の結果、リンパ二つに転移が見られステージⅢと診断されました。その後6月から2週間に一度の抗がん剤投与をしていましたが、7月に入り血液検査で肝機能の数値が悪いのと腫瘍マーカーの上昇で3回目の抗がん剤投与を中止しました。それから高熱が続き一度は胆管炎と診断されたのですが、黄疸と嘔吐で7月半ばに再入院をしました。CTでは異常が見られないとのことでしたが、再発の可能性が高いと言われました。今現在は、ドレナージで胆汁を出し黄疸はほぼ解消されてきており、細くなっている胆管を広げてカメラを通して中を見られるようにするために2回バルーンで胆管を広げ、明日3回目のバルーンと同時にカメラを通して中を見るのとあわせて細胞採取する予定です。手術が出来るだけでもまだ幸せなんだと当時は言い聞かせていました。なのにこんなに早く再発の可能性が出るとは私も夢にも思いませんでした。keiさんの心情と私も同じだと思います。色々調べてみると、手術をして逆に目に見えない癌細胞が活発に動きだすこともあり、そうなると崖から転げ落ちる早さで悪化していくと掲示板でみました。手術しない方が良かったとはじめは思いましたが、やはり膵臓という場所で手術出来ない状態の方が多い中、手術出来る状態であればやはり手術を選ぶのは当然のことと思います。
再発したとなると、一般的にはやはり抗がん剤治療ではないかと思います。肝臓癌の治療はできた場所によって色々な治療があるみたいですが、原発が膵臓なので、気になります。
私の父は手術が出来た後はとても前向きに頑張って闘う意欲がありましたが、再発の可能性が出てからはやる気をなくし、笑顔をなくし、私も言葉がありません。ただ私に出来ることは変わらず普通に接することしかできません。
keiさんもお辛いことと思いますが、どうかお父様を支えてあげてください。
長々とすみませんでした。


644 名前: kei 投稿日:2007/08/14(火) 23:06
>はるさん
初めまして。はるさんのお父様も似た状態とのこと、心配ですね。
手術で癌細胞が活発化することもあるのですね。本当、手術しないほうが良かったと思ってしまいますが、前もって分かっていたとしてもやはり手術するでしょうね。
なかなか手術出来なかったこともあり、手術が終わればとりあえず一息付けると思っていたのに、こんなにすぐ転移が見つかり愕然としています。
食が細くなり、体重もかなり減り、夜もあまり良く眠れていないようです。
はるさんも大変なところ、丁寧なレスを頂きありがとうございました。
もしお父様の生活で気をつけていることなどあれば教えてもらえませんか?サプリメントなどで栄養補給してるとか、何でもいいのですが・・・。
まずは、お父様の気力が戻られるといいですね。私もどう支えていいのか分かりませんが、お互い頑張りましょうね。

645 名前: はる 投稿日:2007/08/15(水) 00:06
keiさん、早速のお返事ありがとうございます。
お父様の食が細くなり痩せてきた姿を見るのは辛く、本当に大変な病気になってしまったのだと痛感させられますよね。私の父も同じです。父は、術後は胃を2/3も切除したとは思えないほど良く食べられてました。食が細くなってきた現在でも必要以上に良く噛むことと、食べ終えてもしばらくは座っているように心がけているようです。あとは脂肪を極力控え、消化の良いものを食べるようにはしているみたいです。ただサプリメントとかは父は全く関心がないので参考になるお話しができなくてすみません…。
病院にいる間は父は睡眠剤をもらって何とか少し眠れるみたいです。
あちこちの掲示板で笑うことがとても大切と見たのですが、病気になる前のようにはなかなか難しいですよね。私は父の笑顔を見るために私の1歳と6歳の子供を連れて行ってます。
keiさんのお父様が少しでも食欲が戻られるといいですね。


646 名前: kei 投稿日:2007/08/15(水) 19:04
>はるさん
お早いお返事ありがとうございます。
良く噛んで食べるというのはいいですね。食べ終えてもしばらく座っているのもいいんですか?
サプリは摂られていないのですね。どこかでビタミンBを摂るのが良いと読んだ気がしたのですが、どうなのでしょうかね。
はるさんのお父様の心がけている点は、父に伝えて早速実践してもらおうと思います。
睡眠剤は父も少し服用しているようです。アロマテラピーで不眠にはラベンダーの香りが良いそうなので、ちょっと試してみようかと思っています。この場合には当てはまらないかもしれませんが、駄目モトで。
お孫さん達を連れていかれれば、はるさんのお父様も気持ちが和むのではないでしょうか。いいですね。やはり心から笑うっていうのはなかなか難しいですが、少しでも笑顔が見られるとちょっと安心しますよね。
はるさんのレス、とても参考になります。ありがとうございました。

647 名前: はる 投稿日:2007/08/16(木) 20:06
keiさん、こんばんは。
その後お父様は転院されたのですか?これから抗がん剤をされるとのことですが、副作用が少なく効果があらわれると良いですね。

ラベンダーよさそうですね。何でも思いつくものは、環境が許される限り試したいですよね。
食後しばらく座るというのは主治医の先生が言っておられたようです。健康な者でも食べてすぐ横になるのは良くないのと同じで、まして消化に係わる大切なところを切除してるのでなおのことなのでしょうね。

父は確定ではないですが数日前より腹水らしきものがたまってきたようです。腹水と聞くとなぜか絶望感でいっぱいです。

希望を捨てずに前向きにと思っていても、短期間で次々に立ちはだかる難題に、気持が沈むばかりです。
本人が一番辛いのに、一生懸命に大丈夫だからと家族を気遣い言ってくれる父の姿が、私の力と強さと勇気になっています。
keiさん、今後もお互いに頑張りましょうね。また情報交換お願いします。

648 名前: たかさん 投稿日:2007/08/16(木) 21:39
母(73歳)が膵臓癌になり術後の副作用に苦しんでいます。癌は門脈の回りにもあった。リンパに浸潤していたけど全部取り除いたと医者は言ってくれました。でも術後3日後に呼吸困難に陥り人工呼吸器を付けて、集中治療室に移されました。幻覚もみて独り言も多いです。呼吸困難だからまるで危篤みたい。(寝てますが意識なし)医者からは白血球と血しょう板の値がかなり悪いと言われました。肺にも水が少しあるみたいだし、このままだと心不全にならないかと心配です。医者は今日のCTを見る限りでは異常無しだと言います。心配です。よくなるでしょうか?

649 名前: シゲ 投稿日:2007/08/19(日) 23:58
8/8すい臓がん末期と診断され、余命は半年と言われました。膵臓尾部分に3cmの腫瘍、肝臓に3cmの腫瘍2箇所あります。その他、リンパ、胃や内臓への転移はなく、腹部脂肪にがん細胞がちらばっていてる。脂肪についている癌細胞が影響して、
腹水がたまると診断されました。症状は腹水と食欲不振のみで顔色もよくいたって元気です。8/18から腹水治療のため抗がん剤シスプラチンを直接腹部へ投与開始しましたが、血液に異常なし、病理検査も行っていなく診断や治療が適切なのか心配
しております。今は、地方の総合病院に入院していますが、専門病院へ転院したほうがよろしいですか。また、お勧めの病院などご存知でしたら返答いただければ幸いです。自分で調べる限り、膵臓癌で腹水が出ている状況では、他に転移や症状が
ると書いてある文献が殆どです。心配なので、このレスを見つけ書き込みしました。

650 名前: momo 投稿日:2007/08/25(土) 00:03
おちゃさま
後腹膜の悪性肉腫について、陽子線の治療を検討しております。手術は、腫瘍が動脈に接しており無理だそうです。陽子線は、軟部肉腫に効果あるのでしょうか。

651 名前: さら 投稿日:2007/08/31(金) 13:01
はじめまして、母が膵臓癌の摘出手術をして一ヶ月、膵臓の一部を残し、
糖尿治療のインスリンをしながら頑張ってきましたが、今日、脳に転移している事が
分かり大変ショックで食事も喉にとおりません。吐き気や熱を繰り返しだるさもあったりと
病状が安定しておらず、今後、どのようになっていくのか闇の中をさまようようで、辛いです。
情報をお願い致します。

652 名前: さら 投稿日:2007/09/03(月) 13:21
↑続き、今居ます外科病棟から転院する事になりました。理由は選択肢として
放射線治療か、このまま様子をみるか、時間を掛けてすべて見ていくかと言う
選択の中、即刻悪い物は取り除きたいと言う父の意向で放射線治療になりました。
元々腎臓からの転移で膵臓→脳へと次々見つかりました。
不幸中の幸で、小脳はまだ体への後遺症が軽く
普通の動作が鈍くなるだけと、先生に言われました。普通の動作にあくびなど無意識に起こる動きです。
膵臓からの転移で脳に行く事は通常ありえないので、それだけ強いがん細胞だと聞きました。
今後は外科では、今のところする事がないので、定期検査のみで脳の治療を終えた後は自宅療養になります。
手放しでは喜べませんが、精神面で勇気付けたいと思います。 


653 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/09/04(火) 10:08
>>652 さらさん、原発はすい臓がんなんでしょうか? それとも腎臓ですか?
何か治療の手だてがあれば良いですね。

654 名前: さら 投稿日:2007/09/04(火) 12:59
後で分かったのですが、膵臓は検査の結果は良性でした。以前手術したはずの腎臓から脳への転移だそうです。
膵臓はポリープの他に周りに水泡ができる他にあまり例がないものでした。
先天性の病気を持っていたので定期的に検査には行っていましたが検査で影が見つかり
今回の摘出手術となりました。
腎臓の方は片方切除もう片方も一部残して13年経過しましたが今頃、再発。腎臓の場合膵臓より見つけやすいと
思っていましたが、どうしてと言う気持ちでいっぱいです。


655 名前: 653 投稿日:2007/09/04(火) 14:52
さらさん、腎臓がもとだったら部位別の「泌尿科」に行かれた方が良いアドバイスが得られるかもしれません。

656 名前: かりな 投稿日:2007/09/08(土) 17:45
お久しぶりです。昨夏、膵臓癌で父を亡くして1年。やっと少し落ち着き、遅ればせながら栄養の勉強を始めました。このスレ見ているお医者さんにお聞きしたいのですが、なぜ膵臓癌で食べられなくなった時に腸ろう(腸から管を入れて栄養剤を入れる方法)をしない事が多いのですか?感染症の危険性が低くなるし、薬物療法に対する体力も着くと思うのですが。私の父も癌よりも栄養失調による多臓器不全で亡くなった感じです。

657 名前: 774 投稿日:2007/09/08(土) 18:50
現在、多くの医療機関では栄養サポートチーム(nutritional support team:NST)
を編成し、各病態に則した最良の栄養補給法の提供を行っています。
その中で経管栄養も積極的に取り入れられています。
膵がんも例外ではありませんが、周術期の問題として経管栄養~
胆汁や膵液による胆管膵管空腸吻合部への影響を検討するための臨床試験
が進行中です。
一方、進行期では低栄養や消化管通過障害による経口摂取不能状態等に対しても
経管栄養は有効と考えられていますが、腹膜転移等により肛側の狭窄などが懸念
される場合は適応外となります。


658 名前: 774 投稿日:2007/09/08(土) 19:32
続き
また、進行膵がんや腹腔神経叢広範囲郭清後などに難治性下痢を伴うことも
多く、経管栄養による下痢の増悪などの問題等も指摘されています。

659 名前: かりな 投稿日:2007/09/08(土) 22:40
774様。ありがとうございます。最期の2ヶ月、父は腕からの点滴だけで命を繋いでいました。勉強した今考えると、栄養はどんどん不足し、腸管の壁は紙のように薄くなり、細菌の侵入に無抵抗になっていたのでしょう、7週間ずっと抗生物質の点滴を続けてました。栄養をとると癌細胞が大きくなるとも主治医に言われましたが、戦う体力が無くなっては本末転倒です。今戦っている患者さんとご家族の皆さん、口から食べられない状態の時も諦めないでください。主治医にも尋ねてみてください。栄養は、本当に摂れないのか?と。

660 名前: 774 投稿日:2007/09/09(日) 19:45
ご参考までに
終末期における苦痛緩和・鎮静ならびに輸液に関するガイドラインです。
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/index.html

661 名前: ゆめこ 投稿日:2007/10/10(水) 22:56
初めて書き込みさせて頂きます。
皆さんの切実な「想う人」へのお気持ちが痛いほど伝わってきます。
80歳の母が「膵管内乳頭粘液腫瘍」と診断されました。
部位は体部で分枝膵管型です。
大きさは3.5cmで、先日の検査では結節も見つかりました。
内視鏡の検査は、心臓の動悸があるので難しいといわれ、諦めました。
手立ては手術しかないようですが、
糖尿と心臓肥大の持病を持っているので、
手術が本人にとって良いのかどうか迷っています。
今は体調の変化はなく、元気に行動しています。
手術をすれば、インシュリンと食事制限、足腰も心臓も弱るでしょう。
8年前に大腸癌の肝臓転移で父を見送っています。
手術がどんなにダメージが大きいかも側でみてきました。
母の年齢も考えて、今、私はキーパーソンとして、
循環器・内分泌・消化器内科の先生とも相談して、
母には告知をせず、手術をしないで、
少しでも長く、母らしく今の生活をさせてあげたいと思っています。
ただ、何もしないで見ている自分に罪悪感が襲ってきます。
私の選択は間違っているのでしょうか?
どの時点から、膵管癌と病名がつくのでしょうか?
このままだとどのぐらい時間があるのでしょうか?


662 名前: きみ 投稿日:2007/10/16(火) 00:17
はじめまして。
父が7月に膵臓がんと診断されました。肺、リンパ節、周囲血管への
転移があり、4Bと診断されました。
黄疸がひどくすぐに入院、ステント挿入して落ち着いた8月からジェ
ムザール+TS1を開始しました。副作用(TEN皮膚炎になりかける)がひ
どく、一時化学療法を中止したのち、ジェムザール単独に切り替えま
した。
それからは特に副作用もなく過ごしています。痛みもなく、食欲も以
前より増したようです。
それだけでなく、腫瘍自体と転移したものもすべて小さくなっている
と言われました。

膵臓癌について調べるとあまり良くないことばかり書いてあるにもか
かわらず体調もいいし、すっかり本人はあと5年はいけると言ってい
ます。(医者からは余命7~8ヶ月くらい?と言われました)

膵臓癌がこのまま消えることはありえるのでしょうか。
父を見ていると本当に元気で、このまま本当に治るのでは?と思って
しまいます。でもぬか喜びになりそうな気もして素直に喜べません。

ステージ4bで膵臓癌が完治した症例はあるのでしょうか?

663 名前: 遠距離 投稿日:2007/10/22(月) 09:36
きみさん、
お父様、黄疸はあったものの抗がん剤の効き目が良好とのこと、また副作用も
少なく食欲もおありとこのと、何よりだと思います。

私の父(75歳)もすい臓がんのステージⅣbです。きみさんのお父様と違うのは
すい体尾部にがん(8センチくらい)があるため黄疸は出ていないのですが、
やはり周囲血管・リンパへの癒着と肝臓への転移があります。
現在はTS1の1クール目で入院中です。

父の場合、一番ひどい症状は下痢です。1日に何度も急激な下痢に襲われるので
トイレには自分で行けるのですが間に合わないことが多いの紙オムツになってしまい
ました。TS1を飲み始めてからはその症状にさらに胸やけと微熱が加わり下痢も
さらに悪化したようで、当然食欲もありません。

きみさんのお父様のように抗がん剤の併用ができればもっとがんに効き目もあるのかなと
思いますが、TS1単独ですら体力が消耗する父の病状では無理なんだろうと思います。

きみさんのお父様が食欲も体力も気力も恵まれて、しかもがんが縮小しているのは
本当にうらやましいです。 
私の父の場合は余命についての告知は未だにないですが、私の夫の父は以前がんで
余命4ヶ月といわれたにもかかわらず現在2年目治療中です。 どうぞこのままお父様の
体力・抵抗力維持に留意されて前向きにサポートされてください。

私は父と離れて暮らしているので今のところ遠距離のサポートですが、いずれは
夫と子供をおいて父に付き添わなければならないときが来るのだろうと思います。
(母はすでに他界しています) もし他にも遠距離看護の経験お持ちの方がいらしたら、
体験談などお聞きできたら大変うれしいです。









664 名前: かりな 投稿日:2007/11/08(木) 08:20
きみ様、私の父も膵臓癌のステージ4bで黄疸→ステント→回復→ジェムザールとなり自宅療法になった途端に真菌症になり別の病院に再入院。その後の事は何件か前に載っていますが、癌自体は抗がん剤療法が使えるうちは、叩きながら共存していく(不安でしょうが)。そして、それ以外の命を脅かす要因から全力で守り、寿命を延ばして下さい。

665 名前: wanwa 投稿日:2007/11/11(日) 11:24
以前「無再発で」などとのんきに報告しておりましたものです。
先日再発が「濃厚」との診断があり、現在S1+GEMの治療に入りました。
主治医からは、化学療法のみの提示しかなく、治療法(もう2,3年持てばと思っています)
についてご意見頂ければ、と書き込みさせていただきました。
先ず現状でのCT所見です。(うろ覚えで申し訳ありません)
1)SMV周辺索状組織に1.5cmの肥大、SMVが顕著に狭窄されています
2)肝臓動脈相S6,S7に新生Shuntを認めます。SMVの状況から転移の可能性が考えられます(慎重なFUを要します)
3)肝臓内に腫瘤を認めません
4)局所周辺、腸管膜内リンパは1.2cmまでですが軽度肥大を認めます(転移と考えます)
5)回盲部、両頚部、左鎖骨上リンパについて軽度肥大はありますが前回同様です(反応性と考えます)
腫瘍マーカはCA19-9,DUPAN,CEAすべて陰性です。
先日主治医に無理言って地元大学病院の放射線科受診したところ、放射線あてるメリット無いといわれ、
治療断られました。
ご意見いただきたいのは、
1)所見から放射線メリット無いのでしょうか?
素人考えですが、マーカになんの反応もないのは未だ局所にとどまっているからでは、と考えてしまうのですが
2)免疫療法・ウィルス療法など再発がんでも適用されそうなもの、現状はどうなのでしょう。
ご存知のかた居られませんか?


666 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/11(日) 19:41
>665
基本的に放射線は、「局所療法」です(甲状腺がんに対する放射性ヨウ素を除いて)。
所見のように、遠隔転移(肝転移)が考えられるのでしたら、
検査ではわからないものの全身にがん細胞がちらばっていると推測されるため
放射線は適用外と判断されるでしょう。
なお、あまり知識がないので間違いかもしれませんが、膵臓がんは放射線が
効きにくいと聞いた記憶があります。

腫瘍マーカーについては、まだ腫瘍が小さいために出ていない可能性もありますが
そもそもマーカーを出さない、ないし、マーカーをあまり出さない腫瘍なのかも
しれません。
(いわゆる末期になっても腫瘍マーカーが検出されないこともあります。)
ということから、腫瘍マーカーに反応がないからといって「未だ局所にとどまっている」
とは、残念ながら言えないでしょう。


また、免疫療法・ウィルス療法などで効果が明らかとなっているものは現在のところありません。
なお、現在の日本でS1+GEMは一番効果の見込めるレジメンと言われているようです。
(未承認抗がん剤まで視野に入れれば別かもしれませんが、現実問題として使用困難でしょう。)

667 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/11(日) 23:10
>>665さん
PETやPET-CTの検査を受ければ、転移かそうでないかがはっきりするのでは?

>>663さん
わたしも遠距離看護でした。父がコンピュータが使えたので、Skypeというテレビ電話サービスを
導入してしょっちゅう顔を見るようにしていました。こちらの孫の顔も見せると少し元気になったようです。

668 名前: wanwa 投稿日:2007/11/12(月) 08:01
666さん、667さん、コメントありがとうございます。
そうですね、やはり 肝転移が疑われることで適応なしになってしまいますか
目にみえているものを消してしまいちょっと(子供が小学校卒業するまで)長く
持たせたいと思っているんですが。(診察してもらった放射線医も同じような
こと言ってましたのでしかたないですけど)
どこかにそれでもチャレンジしてくれるような放射医いてくれないでしょうかね
後は主治医に休眠療法聞いてみるぐらいでしょうか
667さん、PETは以前かかっているんですが、糖尿のせいで像を結べないとのこと
で無効でした。嫌な病気ですね。
愚痴ってしまいました。すいません。

669 名前: 667です 投稿日:2007/11/13(火) 05:55
wanwaさま
糖尿があるとPETが無理なのですか。知りませんでした。
それではMRIだけでも付け加えてみてはいかがでしょう? リンパ節のものが転移かどうか、
もう少し情報が得られるかもしれません。

670 名前: ユッコ 投稿日:2007/11/27(火) 11:08
昨年母が、9月に排尿困難があり泌尿器科を受診してたまたまCTを撮ったら膵癌が見つかりあわてて外科を受診したのですがすでに肝臓に転移をしていました。手術も出来ず、余命3ヶ月ステージ4bと言われて大ショックを受けました。だって、体重が減っただけでどこも痛くもなんともなかったんです。それから、TS1とジムザールの点滴で1年2ヶ月経ちましたが、今は背部痛、腹痛が強くディロテップパッチを貼り、腹水、胸水が貯まり入院し点滴しています。今思うのはもう少し早くセカンドオピニオンをしておけばよかったと言うことです。結局先生とうまくコミュニケーションが家族も本人もとれず、言いたい事も言えず、状況もわからないままここまできてしまい、後悔ばかりです。治療は同じでも信頼できる先生と一緒に治療していく事が必要です。今は、在宅でいい先生を今度こそ探して母も家族も納得できる最後を迎えたいです。

家族納得いく

671 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/11/27(火) 16:30
主治医の方との十分なコミュニケーションはなかなか難しいですよね。

統計的に言えば、すい癌+肝臓転移、ステージⅣbでありながら1年2ヶ月も
過ごされたというのは、予後の長さだけで言えば優秀な数字だと思います。
ただその間に主治医の方との間でどういう葛藤があったか、お母様が
どういう闘病生活をされていたかはわからないので、家族の方も色々
思うところがおありでしょうが、たとえその時その時でベストと思える
判断をしたとしても、後から考えればもっとこうすれば良かったと
誰でも思うものではないでしょうか?

これからは在宅での看護をお考えなんですね。家族の方のそばで暮らせるのは
お母様にとってなによりの支えだと思います。大変でしょうけど
お母様の気持ちを大事にしつつ、でも肩に力を入れすぎず、支えて
あげてくださいね。

672 名前: ユッコ 投稿日:2007/11/29(木) 10:40
671さんありがとうございます。そうですね。後悔はつきものですよね。今、生きている時間を大切にすごしたいです。ところで、今のところ膵臓癌や脾臓の浸潤は変わらないようなのですが肝臓の転移が大きくなって腹水が貯まって動けないのですが腹水の治療はどのようなものがありますか?

673 名前: ある患者 投稿日:2007/11/30(金) 16:54
>672
行うとすれば、腹に針を刺して腹水を抜くのが普通のようです。
しかし、腹水は単なる水ではなく、栄養分が含まれていますので、
腹水を抜くことは患者の栄養状況を損なうことになります。
また、いったん腹水を抜いても短期間でまた貯まってしまうことが
多いようです。

このため、腹水によるQOL(生活の質)の低下と、
患者の全身状況などから判断されるマイナス(栄養状況を損なう)
と比較して腹水を抜くかどうか判断されるようです。

なお、在宅を考えるならば、在宅で診てくれる医師(病院)を
確保することが急務でしょう。
それが決まっていない限り、病院としても退院を許すことが
できない状況かもしれませんから。
(厳しいことかもしれませんが、最後は在宅では対応不可能になり
患者ご本人のために入院が必要となるかもしれないことも忘れないように)

674 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/03(月) 23:08
こんばんは
私も父がすい臓ガンで、在宅で最後まで看取りました。
父は骨転移していたので、痛みは比較的早くからあったので、コンチン・デュロテップと
その他色々な痛み止めを往診の先生に出して頂いていました。
ここは在宅ホスピスを専門にしているところでしたので、
いろいろな症状にきちんと対応してくださいました。
家族は私と母、それに介護ヘルパーさんとでしたが、ドクター&看護士さん、ケアマネージャーさん
が本当に一生懸命やってくださったので、安心でした。
(大阪の千里ペインクリニックというところです)
もしお近くにそういったところがあればご相談されることをお勧めします。


675 名前: ユッコ 投稿日:2007/12/24(月) 17:34
673、674さんありがとうございました。12月21日朝母が71歳の生涯を終えました。在宅で見ようと在宅診療所、訪問看護師、ケアマネージャーと
相談し、整え、「ただいま」と言って翌日でした。DICを起こしていたそうです。在宅で見るならポーターカットと言う点滴を入れたほうが患者が楽
と聞き入れてもらったのが刺激になったのかも知れません。ほんとに後悔ばかりです。1年3ヶ月このスレッドを参考に見てきました。ありがとうございました。


676 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/12/24(月) 19:26
ユッコさん 大変でしたね。 本当に辛い時だとおもいます。
私(674)も父がなくなった時、どうして父がいないのに普通に時間が流れて行くのかが
不思議に思えて仕方ありませんでした。
でも、おうちに戻られて最後の時を迎えられたのはお母様にとってお幸せだったのではないでしょうか?
どんなにどんなに頑張っても後悔しないことはないと思います。
医療機関の方々は皆様最善を尽くしてくださったことと思います。
病気に対する悔しさはぬぐえないと思いますが、どうか心が休まりますように。



677 名前: RX-178 投稿日:2008/01/06(日) 01:15
 みなさんは、医大の権威?を信用されてますか?
 私の父は、高知大医科 内科 膵臓担当、N医師に水癌 余命半年と昨年診断されたので、家族は懸命に治療法を探し同医師に保険適用外の治療法について質問しました。
 質問(サリドマイド、免疫細胞、放射線治療)に対しN医師は 、同字大学内での治験中の免疫細胞療法や放射線治療についても「そんなものは知らない」と いわれました。
 先日、高知大医学部の新たな放射線治療法の水癌への有効性が新聞にも載り、N医師が身勝手に治療法の選択肢を狭めたことが同大学の知人の話で明らかとなり、もはや手遅れとなった父の事が無念です。

678 名前: あこりん 投稿日:2008/01/07(月) 22:38
腹痛で年末から入院している母の検査の結果を先生がまとめてくれたものです。
▼上腹部痛の精査をした。胃は問題ない。
胆管、膵管、造影検査でこれらの管が拡張している。
胆管と膵管の合流部が何らかの原因でふさがっている。
ふさがっている原因は?膵臓の頭のあたりにのう胞(水のふくろ)がいくつかある。
のう胞=良性の多発のう胞
のう胞=膵癌
どちらも可能性がある。
良性であれば胆汁や膵液の流れが問題なければ経過観察。
悪性であれば手術。(胃の一部、十二指腸、胆管、膵管、膵臓頭部を切除)
腫瘍マーカーが上昇しているので、悪性:良性の可能性は6:4。
今の○○さんは全身状態がよいので手術可能と思う。
病巣も手術できないほどは進んでいないと思われる。(2センチ)
化学療法は今の○○さんにはよい方法ではない。
手術可能であると思われるが手術は6~7時間かかる消火器外科のうちでは大きい手術。
来週、放射線読影の結果が来るのでそれを見て悪性か良性か判断し今後の治療方針を決めていく。
以上です。
今は放射線読影の結果待ちですがとても不安です。良性の可能性を信じたいですがお詳しい方や医療関係者の方のご意見が聞けたらと思い投稿しました。よろしくお願いします。
母は今、まだ入院中ですが検査のみで何の薬も飲んではいませんが腹痛もおさまり食欲もとてもあり顔色も良い状態です。




679 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/11(金) 22:45
>>678
お母様のこと、さぞかしご心配のことと思います。

どんなご意見をお求めですか?

手術の可否?病院の種類?
いろいろあります。

とりあえず、家族の癌闘病を経験した自分が思う事は
もし、「癌」という診断になってしまった場合、

対岸の火事だと思っていた、癌が、急に当事者になってしまいます。
もちろん、知識も情報もなくて、素人が急に舞台に上げられたかのような
気持ちになります。しかも、命のリミットつきで。

最悪の結果は「すい臓がん」です。
良性なら、特に焦らなくても平気でしょう。

今から、すい臓がんの情報を仕入れておくといいと思います。
先生との話し合いで質問することを紙にメモせよ
という人も沢山いますので、その項目を考えるでも。

切除できる膵臓癌であれば、やはり手術が一番なのではと感じますが、
手術後、もし転移などが起こり、化学療法をする事になった場合、
どれだけ薬の種類をちゃんと持ち、知識があるのかは
病院によって差がありまくります。

セカンド、サードオピニオンは今の時代あたりまえですので、
遠慮せずに他の病院の意見を聞くこともおすすめします。

680 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/11(金) 22:46
~進行膵癌に対するHF10療法の第 I 相臨床試験再開のお知らせ~
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/surgery2/virus_therapy/HF10_saikai.html

平成17年1月より開始致しました本臨床試験は、平成17年9月をもって一旦中止しておりましたが、
このたびGMP規格に準拠した高純度・高濃度のウイルス製剤の製造が完了し、
平成19年12月14日に本大学バイオ先端臨床研究委員会の承認が得られましたので、

平成20年1月より再開することが決定いたしました。

今回実施いたします臨床試験は、前回と同様に、進行膵癌の方に対する
単純ヘルペスウイルス療法(HF10療法)の安全評価を主眼にした第I相臨床試験で、
6名を予定しております。

対象となる患者さま
今までに手術や抗癌剤治療などの治療歴のない、初回治療の膵癌患者さまで、
なおかつ以下の項目のいずれかに該当する方を対象とします。
1. 手術前の検査で切除可能と判断したものの、手術の際に高度の侵潤・遠隔転移を
認めたため切除不能と判断した
2. 手術前の検査にて切除不能と判断されたものの、何らかの理由で開腹手術が必要となった

 多くの方々から寄せられる、期待と支援のお声には我々一同大変深く感謝致しますと共に、
HF10療法が1日も早く、癌に対する治療法として皆様方に幅広くお役に立てますように、
これからも日々研究に邁進していく所存です。
「進行膵癌に対する第 I 相臨床試験」 代表責任者:名古屋大学消化器外科学 中尾昭公


681 名前: ぴい 投稿日:2008/01/13(日) 18:53
先週父が近くの大学病院に入院しました。
黄疸と全身のかゆみ、それから糖が出ています。
MRIをみて膵臓にポリープがるとのこと。「膵臓癌でしょう」ということですが、膵臓がどういう臓器かも
膵臓癌の説明もなく、本人に「膵臓癌です」っていう告知だけって病院を信用できません。
今検査入院ですが検査にも疑問があります。大腸、胃カメラ、肺などいろいろ検査しているみたいですが
膵臓のポリープについては内視鏡でとかもなにもしないのです。それで明後日15日に外科の先生が手術の話を
しに来る・・・?
家族が癌なんて初めてだし急に降ってわいたような話でどうして良いかわかりません。
ただ本格的な治療が始まる前にもっと信頼できるところへ移したいです。
セカンドオピニオンというのは受ける病院も自分で探すのですか?またそこは転院することも念頭において
探すのでしょうか?
皆さんは治療を受ける病院をどのように探したのですか?
父は63才で東京在住です。

682 名前: ある患者 投稿日:2008/01/13(日) 22:38
>681

たしかに、医師はかなり説明不足な感じはしますが、といって
「膵臓がどういう臓器かも膵臓癌の説明もなく、本人に
「膵臓癌です」っていう告知だけ」という程度の病院はかなり
あるようです。

また、CTやMRIで「膵臓がんらしい」となれば、次は、大腸、胃カメラ、
肺などいろいろ検査で転移の有無を調べるというのも普通の手順でしょう。

CTやMRIにより、ほぼ間違いなくがん(悪性腫瘍)であると判断が
つく場合もあれば、逆に、ほぼ良性と判断が付く場合、また、悪性か良性か
はっきりしない場合といろいろあるようです。
不明ならば、内視鏡からさらに管を膵管に入れて膵液を採取し、がん細胞の
有無を調べる検査をすることもあります。また、これでも不明なこともありえます。
しかし、CTやMRIでほぼ確実ならば、この検査はしないこともよくあります。
ということで、「膵臓のポリープについては内視鏡でとかもなにもしない」ということは
別におかしなことではありません。

次にセカンド・オピニオンですが、基本的には、現在の病院とは異なった視点から
意見を求めるものですので自分で探す方が無難でしょうが、そこまでこだわらない
のであれば、主治医にきけば候補を教えてくれるでしょう。

また、セカンド・オピニオンは現在の病院の方針(ファースト・オピニオン)について
別の病院から意見をもらうものですので転院とは別物です。
もちろん、転院の可能性も念頭に置いておくことはかまいませんが・・・

書き込みを読む範囲では、現在までの満点とはいいませんが、といって
不信感を持たれるような対応でもなさそうに思えます。
もっとも、その付近の確認もセカンド・オピニオンの目的でしょう。


683 名前: ぴい 投稿日:2008/01/14(月) 00:46
>681 レスありがとうございます。
今のところがあまり評判が良くないのと、説明がほとんどないことで疑心暗鬼になっている節があるかもしれません。
とりあえず15日の手術の説明を聞いてからどこかほかでもセカンドオピニオンを受けてみようと思います。

684 名前: えいぷりる 投稿日:2008/01/14(月) 01:43
昨年父が膵臓がんと診断され、幸いに手術することが出来ました。しかし医師には目に
見えるところはすべて取り除いたが、膵臓がんは9割の人が再発すると宣告されました。
そしてつい先日その日が来てしまいました。まだCTやレントゲンではがんと発見することは出来ないが、
肝臓の数値が今月になって急激に上昇しているとの事でこれからのことは家族で相談して
心の準備をしてくださいといわれました。しかし再発となれば手術は出来ないことと、抗がん治療をしてもほとんど効果がないと言われ、
家族としてもそれではどうすればいいのだと、深い闇の中に落ちてしまいました。
まだがんが再発したと決まったわけでない状態で、もう治療法がないと言われても家族としてはまったく納得がいきません。
セカンドオピニオンを利用しようか考えておりますが、本当に手術も出来ないし抗がん剤も効果がないのでしょうか?
当方は岐阜県に在住しておりますが、良い医療機関があればそちらも教えていただければ幸いです。自分勝手な質問で申し訳ありません。

685 名前: ある患者 投稿日:2008/01/14(月) 09:42
>684

再発では、遠隔転移が生じていることが普通です。
(手術での切除が不十分で、その部分のがんが成長したが、
転移はしていないということ(局所再発)は皆無ではありませんが
普通ではありませんし、「肝臓の数値」(意味不明ですが)という
のであればあてはませないでしょう。)

遠隔転移がある時には、既にがんは全身に広がっている(CTなどでは
数ミリ以下のものは見つけられません)ために、手術しても意味がないと
されています。

膵臓がんに抗がん剤が効きにくい(「効かない」ではありません)ことは
残念ながら本当です。
「平均的には」、抗がん剤なしで半年が抗がん剤で一年とか、抗がん剤なしで
1年が抗がん剤で2年程度の効果はあります。(これを効かないと評価するか効かないと
評価するかは人により異なるかもしれません。)
(「平均的」と書いたのは、これ以上の効果が出る人もいますし、残念ながら
逆もあるからです。)

したがって、多くの病院では「ほとんど効果なし」ではなく、一定の延命の可能性を目的に
抗がん剤治療がなされるはずです。この点では、治療法なしは間違いです。

なお「肝臓の数値が今月になって急激に上昇」していていも、CTなどでは不明なのですから
再発と決まっているわけではありません。

686 名前: ゆう 投稿日:2008/01/14(月) 23:53
私の母(50歳)が腹膜、卵巣に遠隔転移がある膵臓癌ステージ4bと診断され12
月26日に胃と腸をつなぐバイパス手術をしました。手術前から吐き気のせいで食事
があまりとれず、腰と背中の痛みがあって、術後も嘔吐を繰り返し、点滴で栄養をと
りながらエンシュア1本を1日かけて飲んでいる中で、1月10日にジェムザール単
独による投与がはじまりました。お腹にあるしこり(卵巣と膵臓)も日に日に大きく
なっているので、それによる圧迫が嘔吐や痛みの原因のようなのですが、手術ができ
ないので、やはり、原発の膵臓に効果があるジェムザールにより、腫瘍を縮小させる
という治療法しかないと担当医にいわれました。担当医のいうように、卵巣癌に効果
がある抗がん剤を併用しても縮小効果は得られないのでしょうか?


687 名前: えいぷりる 投稿日:2008/01/15(火) 01:10
お答えいただきありがとうございます。
 遠隔転移ですか・・・。そういった意味で医者も言ったのでしょうね。
動揺しているため、言っていることがあまり理解できていませんでした。
父の様態についてもうしばらく様子を見て判断したいと思います。
 またなにかありましたら報告させていただきます。
 



688 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/15(火) 17:20
>>686
抗がん剤は原発癌に効果のある薬を使うんですよ。

転移した先がどこでも、それは膵臓癌の性質を持った癌なんです。

ただ、膵臓癌に効く抗がん剤は第一選択はジェムザールだと思いますが
他にも効く可能性のある薬があります。
お母様の全身状態との兼ね合いにもなりますが、
いろいろ調べてみるといいかもしれません。

お母さんの事、ご心配と思いますが
少しでも薬が奏効することをお祈りいたします。

689 名前: さくら 投稿日:2008/01/15(火) 19:38
55歳の母が膵臓ガンとわかったのが昨年の8月でした。外科手術はできないので放射線治療を月から金曜日まで1ヶ月通院してました。最後の方は副作用で吐いてばかりでした。おかげで腫瘍は四センチから二センチまで縮小しました。家ではお粥や柔かいおかずなどをたべさせて、エンシュアを一日二本くらい飲ませてました。
12月に貧血気味になり病院へ行くと、胃潰瘍になっていてそれで貧血をおこしていました。輸血や点滴により二週間後無事退院したのですが、1月10日胃潰瘍の検査に行くと潰瘍の具合が悪化していました。それて今は入院しています。
点滴により血糖値が上がりインシュリン注射をしたり、今日は輸血もしました。入院してから薬を飲む以外飲食を禁じられてます。
喉が渇いたと訴えてる姿を見て涙が出そうになりました。座薬もきついのに変わってきました。体力がなくなってるので胃潰瘍の治癒も遅れています。ガン治療も続けたいのですが今はまだその段階に持っていくことすらできません。
体重も36キロになり気持ちも弱くなってきています。父や姉弟、伯母などと協力しながら母を励ましています。少しでも長生きしてほしいので1日1日大切にしていきたいと思います。

690 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/16(水) 17:32
なんでこんな病気があるんだろう…
さくらさんも頑張って。
奇跡起これ。


691 名前: あこりん 投稿日:2008/01/16(水) 19:44
名無し様、丁寧なお答えをいただき嬉しく思っています。ありがとうございます。今の病院での検査結果はやはり悪性の可能性が高いということでした。少し覚悟はしていましたがやはりショックでした。でも今の病院は専門とは言えないようなところなので近く北九州医療センターでセカンドオピニオンを受けました。そこにもうすぐ転院することも決まりました。ただ、手術は1ヶ月近く先になるのでその間に進行しないか不安です。今、胆嚢が腫れていて時々熱がでるので針をさす治療を手術までの間にするそうです。相変わらず食事はちゃんと取れてるし痛みもないようですが、それでも段々と体力が落ちてきています。名無し様の言われるようにほんとにある日突然、母は辛い舞台の上に立たされてしまったような状態です。でも、手術が可能なこと、近くに良い病院があることなどを幸いに思い現実と向き合って闘ってくしかないと思ってます。名無し様の暖かい言葉に励まされました。ありがとうございました。

692 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/17(木) 17:31
>>691
膵臓がんだった場合、手術が出来て、
転院先も直ぐに決まり、状態としてご飯が食べられていて
痛みもないのは、おっしゃるとおり不幸中の幸いといいますか
良い方ですよ。

この勢いに乗って、病気と上手く闘い抜けられる事をお祈りします。
あこりんさんは立派です。私はとてもそんな風には出来ませんでした。
がんばってください。


693 名前: RX-178 投稿日:2008/01/19(土) 21:58
大学病院は、内部の都合で治療法を決定されます・・。 私が父の膵癌で実感したことです。 
ジェムザールが効く? 延命? 無駄でしたよ・・。 大学病院の意見をきくより、地元の『癌患者の会』で情報収集をし、また 医療コーディネーター嵯峨崎さんを尋ねなさい。 あなた方は サリドマイドや他療法の紹介をしてくれる・・自分の利害に関係なく相談にのってくれる医療関係者やコーディネイターのを探し 実行できる範囲で親族の力となってあげれる事を、願っています。

694 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/01/27(日) 00:59
みなさん
頑張ってください。
びっくりするような奇跡はこの世の中たくさんあるとおもいます。


695 名前: みどり 投稿日:2008/02/01(金) 11:08
父が黄疸で入院しました。
血糖値も不安定で
膵臓の病気が疑われています。

今日細胞診の結果が出るようです。
不安でなりません。

何より離れて暮らしているので
会えない、看護している母の力になれないことが
もどかしく・・・

父に皆様に奇跡が訪れますように。
今日は祈るのみです。

696 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/05(火) 08:26
家族が膵臓癌末期で癌性腹膜炎で一時腹水もたまり、腫瘍もみてわかる
くらい大きくなりお腹もカチカチでしたが、抗がん剤治療にはいってか
ら、お腹がやわらかくなり、体調もよくなりました。
これは、抗がん剤が効いてるのでしょうか??

697 名前: みどり 投稿日:2008/02/07(木) 11:50
696のみどりです。
父は膵頭部癌と診断されました。
内視鏡で行われた6箇所の細胞診の結果はいずれも(-)でしたが
胆液のCA19-9値は10000を超えていたとのこと。
今のところ血行性・リンパ節・直接浸潤は見られないので
外科手術を行うことになりました。
門脈の再形成にも対応しますと力強い言葉をいただいています。
ただし門脈に浸潤が見られるとステージは4になります。
と言われました。

父が全面的に主治医に信頼を寄せている為
セカンドオピニオンの打診もありましたが
今は黄疸から3週目の異例な手術日程を組んで下さった
先生に全てお任せする所存です。

実は私も大手術の経験があるので
術後の父を直視出来るか不安なのです。

父とは術後どんな状態でいつ頃再会出来るのでしょうか。
術中、術後の流れ等
どなたか御教授お願いします。


698 名前: あこりん 投稿日:2008/02/08(金) 18:34
692の名無し様
前に691でレスしたあこりんです。もう見てらっしゃらないかもしれませんが、実はその後セカンドオピニオンを受け医療センターに転院し、前の病院以上にたくさんの精密検査を受けた結果、膵臓癌ではなく十二指腸乳頭部癌と診断されました。今のところ転移もみられず手術可能ということで来週に手術です。膵臓癌より多少予後がいいとは聞いてますがやっぱり色々と不安です。今は胆汁を出す管をお腹につけているので相変わらず食欲はあるようです。わたしが遠い場所に住んでるので何かと心配ですが手術のときは付き添う予定です。しっかり母を励ましてきます。色々ありがとうございました。

699 名前: しゅう 投稿日:2008/02/09(土) 22:30
初めて投稿します。 74歳の父ですが、それまで元気でしたが06年9月に黄疸が出て近くの個人医院へ。すぐ市民病院へ行くことを勧められ受診。
胆管を広げて黄疸がなくなったところで検査。胆管癌という診断でオペ・・・の予定が前日にDrが「どうも気になる・・ 大変だけどお願いですから大学病院へ」と言われ転院。
肝臓、胆のう、胆管、十二指腸、膵頭部・・などを切ったそうです。最終的には、23時間のオペになり術中心停止のため膵臓と小腸が吻合出来ず(膵液ろうの合併大)今も体外
でチューブで繋いであります。液漏れのため皆さんが考えてくださり、ストマを使ったりしています。
私が詳しく解からないのには訳があります。06年の1月に悪事で逮捕、07年の4月に出てきましたので父の事は一切知りませんでした(父の意見で知らせるな、だったそうです)
病理診断では膵に限局なのでジェムザールの点滴を2クールしたのですが、発熱、食欲不振、またCEAも下がらないため止めました。
年明けに埋め戻しのオペをと決めていましたが、年末ごろより嘔吐、しゃっくり・・・原因は腹水でした。癌細胞は何回検査しても見つかりませんが、今は外来で週1に3㍑くらい
抜いてきます。 腹水が溜まり出したため埋め戻しは出来ないと言われました。
これ以上ない迷惑をかけたのでせめて温泉に連れて行ってやりたかったです。 最近はげっぷ(一晩中出て)朝食べたものが夜中の2時ごろ戻します。戻すとげっぷも治まってくるみたいです。
脂肪分等が駄目なのは学習しました。後どれくらい生きられるのかなぁ? 本人は家が良いと言います。 限られた収入の中で少しでも楽に過ごさせたやりたいです。 何か愚痴ばかりになってしまいましたが、
どんな食事でたんぱく質がとれるのか、私が炊事をしています(母も昨年脳梗塞で倒れました、これも全て私のせいですね)から皆さんの意見が聞きたいです。
最後に、同じ病気と闘ってみえる方、家族の方、ともに頑張りましょう。

700 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/10(日) 10:07
>>698
692です。それは重ね重ね良かったですね。
癌になって良かったもないですが、少なくとも膵臓がんよりは…
転移がないなら、完治も目指せるじゃないですか。
まだまだご心配は続くと思いますが、ご家族で力をあわせて
乗り越えられます。きっと!

701 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/10(日) 10:15
>>697
私自身は、手術を経験していないのでわかりませんが、
検索すると膵臓がんの手術を受けた方が沢山ホームページを開設されています。
中には、残念ながら亡くなられ、過去の記録として公開だけされている方も
いらっしゃいますので、読んでいて辛くなる可能性もありますが、
みなさん、同じ病気にかかった方に何かのお役に立てればと
公開されているんさと思います。
私もいくつか、そういったサイトにお世話になりました。
検索すると、直ぐに出てきますので、そういった所を参考にするのも
いいかもしれませんね。

702 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/10(日) 10:26
>>699
ご心情、お察しいたします。
病気は決して嬉しいことではないですが、
逆に、とても判りやすく親孝行せざるを得ないきっかけを
与えられたと思って、せいいっぱい頑張ってくださいね。

食事は悩みますよね。
病院からエンシュアを出していただいて、補助栄養として
おやつ代わりにするのもいいかもしれません。
また、ポタージュを作る時に鳥のささ身などを
一緒にミキサーにかけ、ささ身入りの野菜ポタージュを造ったりしました。
生クリームは脂肪分が多いので、まろやかさを出す為に
ジャガイモや、枝豆など、穀類と、少しの低脂肪牛乳などで代用しました。
参考になるかわかりませんが、自分の経験ではこんな感じです。



703 名前: しゅう 投稿日:2008/02/10(日) 12:52
699のしゅうです
702さんありがとうございます。 エンシュアは最初は何とも無かったのですが、
腹水が溜まるようになったら戻すようになり中止しています。 脂肪分が多いのでしょうか?


704 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/10(日) 16:18
かかられている病院にお願いすれば、病院の栄養士さんから食事やなどについて指導を受けることができる場合が多いようです。
その付近について、病院に問い合わされてはどうでしょうか。

705 名前: あこりん 投稿日:2008/02/12(火) 22:29
こんばんわ。700の名無し様、暖かい励ましのお言葉ありがとうございます。十二指腸乳頭部癌で今日、母が朝一番から手術でしたが予定していた膵頭十二指腸切除術はできず胆汁を通すバイパス手術になってしまいました。開けてみたら検査では分からなかったリンパ節の転移がたくさんあったせいです。肝臓など臓器にはまだ転移はみられなかったようですが遠隔のリンパ節や膵臓や胆嚢の近くのリンパにも転移があり原発の癌が大動脈にも張り付いてもいたそうです。この状態で切除術をするのはリスクも高く無意味で原発の癌を取ったという医者の自己満足にしかならないからやりません、バイパス手術に切り替えますがこういう状態の患者さんはもってだいたい半年~1年ですというのが今日手術中に先生から受けた説明でした。納得はできましたがショックでした。弟と話して今後、できれば抗がん剤治療をと考えてはいますが…昨日まで見えてた光を失ってしまったような今は真っ黒な気持ちです。今はICUにいますが母に何て話そうか…今まで全て隠さず告知はしてますが、前向きだった母が落ち込むと思うと可哀相でたまりません。膵胆肝の癌ではなかったのにまたここに書き込んでしまいすみません。

706 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/15(金) 22:30
>>705
700です。そのショックはいかばかりかとお察し申し上げます。
似たような体験をしておりますので。
しかし、前向きな治療には告知は不可欠というのが
現在のがん治療のコンセンサスのようですし、そう思います。

と同時に、個々の性格や環境などから一概に言えることでもなく
やはりご家族でそのご家庭なりの結論を導き出す以外に正解はありません。

ジェットコースターに、乗りたくないのに乗せられたような
自覚を伴わない状況の変化に苦しみが伴うとは思いますが、
余命半年から一年ということは、今日明日どうなるという事ではないということです。
まだまだ、対策を練ったり、じっくり話し合う時間はあります。
正直な告知をして、ショックを受け、落ち込むかもしれませんが、
半年から一年という時間は、そこから立ち上がって、
前向きな気持ちになることの出来る時間でもあると感じます。

そして、根本治療でなくとも、一年生き延びれば新しい薬があるかもしれません。
またそれで一年生き延びれば、更に新しい治療法が出来るかもしれません。
またそれで一年延びればその頃には…。
そんな希望をつなげることは、別段無謀でも、非現実的でもありません。
実際、お世話になった先生に、そう励ましていただいた事があり
大きな勇気になりました。

自分は膵臓がんにしか関わったことがありませんが
消化器癌のスレッドには、もっと有益な情報があるかもしれません。
いろいろ無責任のようなことも申しましたが、
あこりんさんと、お母様、ご家族様が、
無事、戦いぬけられることをお祈りしています。



707 名前: うさぎ 投稿日:2008/02/19(火) 23:40
私の母も膵臓がんの長い手術を受けました。今のお気持ち痛いほどわかります。お母様の看病頑張ってください。

708 名前: うさぎ 投稿日:2008/02/19(火) 23:55
先程のうさぎです。あこりんさん宛てだったのですが、失礼しました

709 名前: あこりん 投稿日:2008/02/22(金) 08:42
706の名無し様、うさぎ様、ありがとうございます。手術の翌日にまたICUにお見舞いに行ったらやっぱり母から、全部取れたの?と聞かれました。膵頭十二指腸切除術を行ったわりには術後すぐでも元気だし手術時間も短かったことにも気が付いていておかしいと思ったみたいです。余命を言われたことは話さなかったけどリンパ節に転移していたからバイパス手術に変えて胆嚢以外は切ってないから退院も予定より早くなるからまたすぐに美味しい物も食べれるようになるし、癌は抗がん剤治療が効けば小さくもなるから試してみようよと…母がなるべく落ち込まないように話しました。その気持ちが伝わったみたいで、それほど落ち込まずに抗がん剤治療も受けると言ってくれてます。名無し様の言われるようにこれから1年先にいい薬と出会うかもしれないし今ある抗がん剤でも効いてくれる可能性もあると思って母も含めて家族みんな前向きな気持ちです。これからまだ長い闘いになりますが辛いことばかりじゃなく母に幸せな時間がたくさんできるように家族でサポートしていきたいと思ってます。こちらのサイトは抗がん剤に関しても生きた情報がたくさんあるので今後も見て勉強していきます。ありがとうございました。

710 名前: みどり 投稿日:2008/03/03(月) 18:02
697のみどりです。
実は、手術前日になって
心臓の疾患が見つかり
手術は延期、転院の運びとなりました。

膵臓癌治療では有名な病院への転院
本人も家族も希望をもちつづけていますが

なかなか思うように治療まで進めず
焦る日々です。

せっかく早く発見できても
手遅れにならないか・・・。

本人も随分落ち込んでいます。

ステントの入れなおし後
熱と痛みが取れないようです。

親元はなれて住んでいるため
心が空回りの日々です。

あの時手術出来ていたら・・・と
どうしても思ってしまうのです。


711 名前: ゆき 投稿日:2008/03/15(土) 20:53
膵臓癌のサイズが、4センチというのは大きいですか?
背中の痛み(低血糖?)を、訴えています。

712 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/15(土) 21:57
>ゆきさん
どこまで検査で分かっているのですか?

癌サイズ2cm以下で膵臓内に留まっていればステージⅠになりますが、2cm以上となるとステージⅡ以上となります。
後は癌の位置、転移や浸潤等の状況を考慮して2~4が決まります。

背部痛は低血糖とは関係なく、膵臓癌の自覚症状の一部と考えられます。
膵臓癌は自覚症状が少ない癌ですので、こういった諸症状が出始めるとかなり癌が進行していると思われます。

やはく転移の状況を確認した方がいいと思います。

713 名前: ゆき 投稿日:2008/03/16(日) 11:52
ありがとうございます。
胃と、腎臓にも癌があるみたいです。
膵臓が、一番先らしくステージⅢより少し小さめらしいです。
手術できるのが、一番良いんですよね?

714 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/17(月) 08:50
>ゆきさん

原発臓器が膵臓であり、なおかつ胃と腎臓にも癌があるとなるとステージⅣbと判定されると思います。
膵臓癌は他臓器に転移しやすい癌ですので、まだ腫瘍サイズが小さい段階でも転移するリスクが高いです。

腫瘍は手術で取り除くのが一番良いのですが、
遠隔転移を起こしているとなると、外科治療(手術)や放射線の選択肢は無く、抗ガン剤のみの治療になると思います。

715 名前: ゆき 投稿日:2008/03/18(火) 14:19
お返事、ありがとうございます。
今は、癌の停滞期らしく背中の痛みは少し収まってるようですが、胃の方がすごく痛くなってきたみたいです。
今、病院側から癌センターの方に検査を依頼しているみたいで何もできないまま待っている状態です。
膵臓の尾部よりの真ん中辺りに腫瘍があるみたいなんですが、上部に比べて手術も難しいんでしょうか?
今は、痛み止のみの生活です…。

716 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/18(火) 17:25
>ゆきさん

手術についてですが、残念ですがガンの摘出術は無いと思います。
既に他臓器への転移を起こしているため、既にガンを取りにいく選択肢はない状態です。
抗ガン剤でガンの進行や転移を遅らせるのが精一杯なのが膵臓癌治療の現状なので、
「転移箇所のガンが消えて、後は原発の膵臓を摘出して寛解」という話にもならないと思います。

あと、ガンの停滞期という説明に関してもCT/MRIといった画像診断、
腫瘍マーカーの結果をしっかりと追っていかないと、膵臓癌は進行の早いガンですので、
言葉だけで説明されても納得のいかないところです。
実際にデータを見ながら説明を受けたうえで、停滞期と言われれば安心できるのですが。

後、あくまでも提案なんですが、県内の癌の拠点病院もしくは準拠点病院に転院してはいかがでしょうか。
検査をがんセンターに依頼して今のところ返事無しとの事ですが、どのようなレベルの検査を依頼しているのかは
分かりませんが、いちいち他院に依頼して返事がくるまでに長い時間を要するのでは効率が悪いように思います。

717 名前: ゆき 投稿日:2008/03/19(水) 11:10
お返事ありがとうございます。
今は、女子医大に通院しています。
癌センターには、先生の独断で検査に出したみたいです。
腫瘍マーカーの数値が、昨日は膵臓700・胃1000くらいで動きはないとのことでした。
手術できないと、長生きできないのですか?
まだ26歳なので、まだまだ生きてほしいと思っています!

718 名前: べむすたあ45 投稿日:2008/03/20(木) 17:49
膵臓癌、肝転移、リンパ節転移。
造影剤CT、肝生検等で、腺癌と判り、膵臓が原発とされました。
場所的には膵管癌。
手術、放射線などの局所的治療は適さず、抗癌剤による全身治療のみが適応。
ジェムザール点滴投与とティーエスワンカプセルの併用による化学療法を選択しました。

検査、化学療法、胆管金属ステント留置、膵炎で1ヶ月半の入院。

来週月曜日から出勤予定だけど、なんか、暗いなぁ。
治らないみたいですね、どうも。


719 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/20(木) 21:36
718さんへ
落ち込むことないと思います。
治らなくても、現状維持できる時間があるのだったら幸せです。
治療ができるということが幸せだと思えるといいですね。
病気は悪くならなければ今の生活が変わらないで出来ると思えば暗い気持ちも少しは楽になると思います。
落ち込まないでください。

720 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/21(金) 11:17
>ゆきさん

「膵臓700・胃1000」という説明ではダメです。
もっと具体的な腫瘍マーカーを聞いた方がいいですよ。
膵臓癌なら最低でもCA19-9とCEAは把握しておいてください。

ちなみに膵臓700・胃1000って聞くと胃癌にもなってるの?って誤解します。
胃に転移したがん細胞は膵臓由来のがん細胞です。
新たに胃癌になっている訳ではありませんので、胃癌ではなく膵臓癌の腫瘍マーカーが上昇するはずです。
ですから胃癌のマーカーは上がらないはずです。
胃のマーカーが1000… とか言われてもチンプンカンプンですよ。

721 名前: ゆき 投稿日:2008/03/22(土) 08:52
ナトゥーさん、お返事ありがとうございます。
数値の詳しいこと、病院で聞いてみますね。
膵臓からの転移で、胃は癌になっています。
本人の希望で、治療はしないと決まりました…。
本人の意思を尊重しようかと思うんですが間違ってますか??
近々、癌センターからの詳しい検査報告が届くので、それを持って女子医大の方に余命などを聞きに行く予定です…。
先が見えなくて不安です。

722 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/22(土) 10:08
>>721
私はそれも間違えではないと思います。

ここで(何と言う名の薬で)化学療法をすると、無治療の場合と比較するとどうか?
は患者さんは既に理解し尚且つ選ばなかったのですよね?

では、この先出来るだけ完璧な疼痛コントロールを強く期待する
(患者さんは希望しますよね?)
ことを主治医に伝えると同時に、
今後痛みが増した時は何処でどう対処をするか?
など、今後について主治医に相談とお願いをなさるといいかもしれませんね。

723 名前: ゆき 投稿日:2008/03/22(土) 13:33
お返事ありがとうございます。
本人は、全てを聞いて納得したうえで治療は受けないと言っていますが、金銭面で負担をかけたくない。というのが大きいんだと思います。
病院にも二度と行かないと行っています…
主治医に疼通のことなど、しっかり確認してみます。これから先、痛み方とかはものすごいものなんですか?

724 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/24(月) 11:05
>ゆきさん

胃に癌があったとしても、それは膵臓癌の細胞が転移して胃でおっきくなった結果です。
胃癌じゃないので、膵臓癌のマーカーが上がるんですよ。
なので、しつこいようですが「胃が1000」という言い方はしないんです。
現在の臨床で、膵臓癌のマーカーの中で一番信用されてるのはCA19-9です。
このマーカーは膵炎では上昇しません。大腸がんでちょっと反応があるくらいですかね。
ですから、このCA19-9の値を主治医に聞いてみてください。
患者側もある程度勉強しておかないと、主治医も相手の理解度に合わせた説明しかしてくれません。

膵臓癌の疼痛については背部痛が代表的です。
もう既にゆきさんの知人の患者さんは背部痛が出てしまっているようですね。
痛みの質としては、肩が「くわる」患者さんが多いようです。
これは背中を丸める(体育座り)と少しだけ楽になるようですが、布団で横になると痛みが酷くて寝られなくなるようです。
こんな日が続けば、肉体的にも精神衛生的にもすごく悪いです。
モルヒネを服用して、痛みを軽減させてあげる必要があります。

抗がん剤を使用するしないは本人の意思によるものが大きいです。
本人が望まないのであれば、治療の余地はありません。後悔のない選択をして欲しいと願っています。
ただ、若い患者さんであればあるほど、まだ生きたいという意志が強いです。
働きたいし、嫁(or旦那)や子供の面倒を見たいといけないといけないなどの理由から、抗がん剤治療を選ぶ人が多いですね。
80才を超えてマゴの顔も見たしこの世にやり残した事はないと思っている人は選ばないケースもあります。

ゆきさんの患者さんはまだ26才との事。
いろんな方に相談に乗ってもらって、いろんな意見を聞いてからでも遅くないと思います(主観的な意見はいりませんが)。
26才という若い年齢ですから、自分ひとりだけで決めた後悔のない結論だと思っていても、そこに至る過程が不十分である事もあります。
もちろん最終的に判断を下すのは患者さん本人であるべきですが、他の患者さん(自分と似た境遇)はどのような選択をしていく人が
多いのかなど、参考にしてみたらよいかもしれませんよ。

725 名前: ゆき 投稿日:2008/03/24(月) 13:27
お返事、ありがとうございます。
癌になったのは、私の主人です。
膵臓の手術が難しく、治療をしたとしても余命もそんなに変わらないとのことで、それならゆっくり暮らしたいと言っています。
これからの痛みや、精神的なケアについて勉強しないといけませんね。


726 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/24(月) 20:40
>724ナトゥー様
CA19-9は膵がんの代表的な腫瘍マーカーではあるのですが、同時
に胃がんの代表的な腫瘍マーカーでもあります。
(胃がんはCA19-9とCEAの組み合わせで用いるのが一般的です)

ゆきさんはこちらに来る前に、スキルス胃がんが膵臓と腎臓に
転移したものと思っていた方なので、腫瘍マーカーについても
こんがらがっている最中なのだろうと思われます。

727 名前: 投稿日:2008/03/25(火) 20:30
二週間前、父が膵頭十二指腸切除手術を受けました。膵臓のガンは1センチ位のもので、周辺のリンパも切除し検査に出したところ、リンパに転移があったみたいです。リンパに転移があったということは、どういうことなのでしょうか?手術は成功したのに、またそのうち再発するということですか?
誰か教えて下さい。せっかく希望が出てきたのに、その話を聞いて、またすごく辛いです。

728 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/26(水) 16:36
>まさん

膵臓癌は切除可能であったとしても、
80%以上の確率で膵臓周辺のリンパ節への転移を認められます。
膵臓周辺のリンパ節に転移していればステージはⅡかⅢです。
ステージⅢであれば、慎重に周辺臓器も摘出し、癌細胞を残さないようにする必要があります。

「仮に根治手術を受けられた」という条件での5年生存率についてですが、
 ステージⅡであれば35~40%(再発率は低い)
 ステージⅢであれば15~20%(再発率50%くらい)
ぐらいです。パーセントの数値は病院や施設、年代によって異なるので漠然と把握しておくに留めておいてください。
再発防止のための抗がん剤等をしっかり受け、できるだけ再発を引き伸ばすように心がけてください。

729 名前: 729 投稿日:2008/03/28(金) 01:06
こんばんは
55歳になる母親が膵臓頭部癌です。
大きさは3cm程、CT・MRIでの診察で肝動脈を巻き込んでいる可能性がある為
手術は難しいかも との診断です。
黄疸・食欲不振の症状があります。
来週黄疸の処置を受ける為、入院予定です。

この掲示板の過去ログをざっと拝見しましたが、
よく見かけるキーワードの、「ステージ」や「転移」「余命」については
まだ聞かされていません。
行った検査はCTとMRIのみです。CA19-9、CEA等の値も不明です。

冷静に客観的に、状況を把握・判断していきたいので、
気をつけておくべき事・知っておくべき事、をお教えいただければと思い書き込みしました。

情報が少ないですがご教示いただけますよう何卒宜しくお願いいたします。

730 名前: masa 投稿日:2008/03/28(金) 14:37

‘ま’さん♪

こちらのスレにもつい参加してしまいました(^^ゞ

周辺のリンパへの転移があったとしても、そのリンパを検査に出しているのなら、リンパへ転移した癌はとりあえず切除したということだと思います(これも主治医に聞けば教えてもらえるはずです)。

ただ、ナトゥさんがおっしゃるようにステージ値は高いと思うので、目に見えない癌細胞がまだ残存している可能性があります。
オペ後の抗癌剤治療とは、それを根絶する意味でのものなので、その可能性が出なくなるまでは、医者の提示する治療を出来る限り全うした方が良いと思いますよ♪

だから早期にあきらめてしまうより、癌治療の一環として身内として出来ることはないか?ということも考えてみるのはいかがでしょうか。
例えば病院では科学療法を進めて、家庭では免疫療法を実践してみるとか。

免疫を高めるためにと称した栄養補助食品等はありますが、そうゆうものに頼るというのではなく、一般的な食品にも免疫を高めるのに効果的な食材は多数あるようです。(季節の野菜で一例を上げると、ブロッコリーなど←一番効果的な食し方は生のブロッコリージュースが良いらしいですが、ボイルドしたものをよく噛み砕いて食べるのも良いらしいですよ♪)
※こういった情報が掲載された書籍は多数あるようです(私が参考にしているのは、主婦の友社の【免疫力を高めて病気を防ぎ治す知恵とコツ】や、女子栄養大学出版部の【症状で選ぶ!抗がん剤・放射線治療の食事のくふう】や、同じ女子栄養大学出版部の【健康21シリーズ9 胆石・胆のう炎・膵炎の人の食事】です。【健康21~】は、膵癌について診断や治療、食事等の情報も掲載されています。)

上記のような自己免疫を高める療法の他に、最近岩盤浴で癌を克服したというケースも耳にしました。
もちろんそれだけで治ったとは思いませんが、何もしないよりかは何かを信じながら実践してみる事も良いと思います。

またその他に、自分のNK細胞を一度取出し、それを増やして体内に戻すという免疫療法もあるようです。
ただこれについて私の担当医は否定的で、お金ばかりかかり意味がないと言い切っていましたが(^^ゞ

また長々と書いてしまいましたが、上記参考まで♪

ではでは(^v^)/

731 名前: masa 投稿日:2008/03/28(金) 16:26

‘729’さんへ

‘術後の生活’について最近2つほどコメントさせていただいた者ですが、私自身、昨年末に黄疸を発症し、その後の検査で膵癌が見つかりました。

私の経験で参考になればと思い、黄疸と診断を受けてからの大まかな流れをお伝えします。

1.黄疸症状を改善するため(採血結果のビリルビン値を問題ない値まで下げるため)、胆管ドレナージを受ける
※胆管ドレナージは胆汁を外に出すための。これは暫定的な処置ですが、もっぱら2~3週間かかります(ビリルビン値によりますが)。その間、更なる検査をし、治療計画を決めます。

2.数値が下がり治療計画が決まったら、詳しい話が担当医から説明される

3.癌切除の手術ないし、胆汁の流れを作るためのステント挿入手術を受ける

※肝動脈に癌が浸潤していると癌切除の手術は難しいので、胆汁の流れを良くするためのステント(チューブ)を胆管に組み入れる手術を受け、抗癌剤治療によって癌の根絶をはかります。

※CA19-9等でわかる腫瘍マーカーは、癌切除の手術、ないしステント挿入手術を受けた後、切除した細胞をいわゆる病理検査(CA19-9など)にかけて判断されます。

ちなみに手術などの治療計画は、肝動脈に癌が巻き付いているかだけではなく、巻き付いていない場合でも、癌の広がりやその人の年令、体力、術後起こりうるリスク(様々な合併症←これが結構恐いところ)等に応じて、各々ベストな方向で決定していくようです。

膵臓は非常に込みあった臓器の裏にあり、手術は5~8時間と大がかりなものになり、それだけでかなりの負担が身体に生じます。
ちなみに私の場合は膵頭部に4㎝ほどの癌があり、さらにそれが胆管に浸潤し、門脈や周辺リンパ節、神経に転移していたこともあり、8時間という長時間の手術になりました。

‘729’さんのお母さまは、おそらくもう胆管ドレナージをもう受けられた頃だと思います(これを早急に受け、胆汁を外に流さないと肝臓に悪影響を及ぼすので)。
ドレナージをすると、鼻からチューブを出すか腹部からチューブを出すことになるので、生活に多少なり影響があります。
私は3週間鼻からチューブをだし、食事をするときや身体を清潔に保つときなど、非常にわずらわしさを感じました。
でも今回体が黄疸を発症してくれたおかげで癌が見つかったので、胆管を押しつぶしてくれた癌に感謝♪という感じです。

膵臓は胃の裏側にあり、癌も非常に見つかりにくいと聞きます。
今後の治療計画がどうなるにせよ、まずは癌が見つかって良かったですね♪

今後は主治医の方の話をよく伺い、気になる点や心配事などあれば納得いくまで説明をしていただくと良いと思います。

また色々書いてしまいましたが、上記および【術後の生活のスレ‘25’や‘27’】等、参考までに(^_^)/

732 名前: ゆき 投稿日:2008/03/28(金) 18:36
質問です。
癌など、死を意識した際に精神病になってしまうことはよくあることなんでしょうか?
主人が最近、幻覚・幻聴・被害妄想がひどいようで、先に精神的にまいってしまうんではないかと心配です。
アドバイスお願いします。目のかすみや、めまい、イライラも気になります。
膵臓癌です。

733 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/28(金) 19:27
>>732 ゆきさん

ご主人のかかっている病院は国内でも有数です。
http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/department/d16-Psychosomatic.html
このような科もあります。
きちんと主治医とコミュニケーションはとっていますか?
必要なことを主治医に伝えていますか?
ゆきさんのこの病気への理解は深まりましたか?
まずは主治医にしっかり相談し対処をお願いするべきです。
女子医大にかかっているのにそれを活用しないなんてもったいなさすぎませんか?

734 名前: ゆき 投稿日:2008/03/28(金) 19:50
お返事ありがとうございます。
主人が治療放棄したので、主治医の対応も変わりました…。
今は、癌センターに出している検査結果を待っているだけの状態です。
もう少し様子を見て、良くないようなら前に心療内科にかかっていたので、そちらに伺おうかと思っています。(ほんとは、女子医大の心療内科の方がいいのでしょうか?)
治療放棄したら、そんなに対応が変わるものなのですか?
病院(女子医大)には、絶対行かない!と、言っています。


735 名前: 733 投稿日:2008/03/28(金) 22:17
治療放棄と言っても姑息的治療や緩和治療まで放棄するのですか?
それは本人だけでなく介護をするゆきさんにとっても
堪え難い苦痛を伴う可能性が少なくないのではないでしょうか?
患者さんは自暴自棄に近い状態のようにお見受けしますが、
そのような事態の時こそ家族であるゆきさんの努力が必要です。
がんセンターの結果を聞く時現主治医と今後の対応(
心療内科・精神科・どのような緩和治療を何処で受けるかなど)を
綿密に話し合わなければいけません。
病院内にはゆきさんの相談に乗ってくださる窓口も備えていると思います。
それも含め、ゆきさんが主治医に相談してみては?

736 名前: 729 投稿日:2008/03/28(金) 23:17
masaさま

お返事ありがとうございます!
これからどうなっていくのか が分からずすごく不安だったので
教えてもらえてとても助かりました!

黄疸に対する処置は入院後となりますので、来週の予定です。
一刻も早く治療を受けさせてあげたくなってきました・・・。

ご紹介いただいたスレも拝見したいと思います。
本当にありがとうございました。

737 名前: 投稿日:2008/03/29(土) 02:17
masaさん
こちらでもお返事ありがとうございます(>_<)
ナトゥーさん
詳しい説明ありがとうございます!!よく分かりました。
あまりの衝撃に、十分な説明を受けていないうちに書き込みしてしまっていました。
リンパは、摘出した中の一個に転移があったみたいです。手術直後はガンは全て取り切れましたと言われたし、病理検査のことなんてほとんど心配してなかったので、意味が分からずびっくりしてしまいました。
ステージのことは何も聞いていません。
でも、何にせよ厚生省の全国データよりイイと信じて頑張ります!

手術前から、術後予防的に抗がん剤はした方がイイと言われていましたが、半年位やるみたいです。
免疫力を高める方法については、手術前に結構勉強しました!(術後の合併症予防になると思っていたので)
また抗がん剤をやる時にも気を付けようと思います!
masaさんはすごく前向きに戦っていられて尊敬します(>_<)
お互い頑張りましょうね!

738 名前: ゆき 投稿日:2008/03/29(土) 08:24
お返事ありがとうございます。
そうですね、主治医と相談した方がよいですね…。
検査に出してから10日以上経つんですが、まだ結果が届きません。
その間にも、進行してるかもしれないという不安もあります。
結果が来なくても、次の休みの日に行ってみようと思います。

739 名前: masa 投稿日:2008/03/29(土) 08:40

ガン細胞は健常者であっても毎日数千個は作られているそうです(朝日新聞のコラムより)。
それを通常なら自己免疫力が癌細胞と戦ってやっつけてくれるけど、自己免疫力が落ちてしまうと癌細胞と戦えなくなり、癌細胞が勝ってしまい、繁殖してしまうらしいですね(@_@;

私の場合は食事は適当、睡眠時間もかなり少なく、長年そんな不摂生な生活をしていたから35歳でこのような病気にかかってしまったのだと思います(^^ゞ

年末の黄疸以外で思い当たる症状とすれば、2年程前より平熱がやたら低かったということ(低体温)。
以前はずっと36.2℃を保っていたのに、それが35.3℃になっていました。
これは後になってわかったことですが、この低体温は免疫力が著しく低下し、何らかの病気にかかっている(もしくはかかる恐れがある)サインだったようです。

いま癌になっていなくても、全ての人間にはその可能性があります。
癌になっている方も、まだなっていない方も、自己免疫力を維持するためにも、‘身体に栄養・心に栄養’を心がけることが大切だと思います。
だからといって特別なものに頼る必要はなく、朝昼晩の基本的な食生活に加え、適度な運動、適度な笑い、適度な睡眠を心がけ、毎日を楽しく、ストレスなく過ごせるようにしていただきたいと思います♪

打倒、病!

それでは(^_-)


2児のママより♪



740 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/29(土) 13:20
>>738
突然行くより前もって電話しておいたほうがいいですよ。
主治医に何を質問し相談するか予め箇条書きにしておきましょう。

741 名前: ゆき 投稿日:2008/03/29(土) 13:34
わかりました。
ありがとうございます!


742 名前: koiko 投稿日:2008/03/29(土) 22:53
はじめまして。私も黄疸を発症し、その後の検査で膵臓癌と診断されました。
現在胆道ドレナージを受けてT-BILの数値が下がっては来ています。
突然の事だったので主治医の先生から説明を受けても気が動転するばかりで・・
でも、この掲示板を見つけたおかげで、主治医の先生に質問したい事も
出てきました。

masaさんの経験を読んで私も頑張らなければと思っています。
主治医の先生はmasaさんが書いているような事をおっしゃっていました。
「今回体が黄疸を発症してくれたおかげで癌が見つかったので、
 胆管を押しつぶしてくれた癌に感謝」
手術は転院して行う予定です。
不安でいっぱいですが、皆様 よろしくお願いいたします。


743 名前: masa 投稿日:2008/03/31(月) 13:00

koikoさん♪

始めは誰でも動転してしまいますが、見つかった時点で治療は半ば進んだも同然です♪

黄疸を取るために行なった胆管ドレナージは多少辛かったけど(初めての胃カメラということもあり)、
手術の際の腰椎麻酔は痛くないし、意識の無いままに終わってしまうので辛いことはないと思います。
(手術がらみで辛かったのは、しばらく断食状態になったのと、痛み止めに使っていたモルヒネ投与期間が一ヵ月以上と長かったこと(普通術後一週間ぐらい)により中毒症状が出てしまったことぐらいでしょうか?
(術後たとえ腰椎麻酔を外した後に傷が痛んだとしても、早めに痛み止めを飲めば大丈夫です♪)
もし術後短期間でも個室に入れるのなら(前もった予約は必要)、加湿器を持参なさると良いと思います(安いペットボトル式のでもよいので)。
術後はタンがからみやすくなります。まして病院内はエアコンがききすぎていて、乾燥によりタンの粘度が高まるので、加湿できるのなら用意さることをオススメします♪

ちなみに病院へ持ち込めるものは制限されていることが多いですが、それほど大がかりのモノでなければ注意を受ける事はないと思います(とりあえず持ってきて様子をみるとか)。

しばらく一ヵ月程は滞在すると思うので、ストレスを無くすために写真を貼ったり(粘性の低いテープやマグネット等で)、音楽を聴ける環境をつくったり(長めのイヤフォンは必要!)、クッションや枕を持ち込んだりと、ご自分の過ごしやすい環境をつくることもオススメします♪
(ちなみに私はノートパソコンや好きなDVDやビーズセットを持ち込んで、時間を有効活用してました)

長々と書いてしまいましたが、上記参考まで♪

早期回復(復活?)をお祈りしています(^_^)


膵頭部に4㌢の癌が見つかり(胆管や周辺リンパや神経に転移あり:ステージ4b)、胆嚢・胆管・十二指腸・膵頭部・数百のリンパ節や腸の神経等、消化器系臓器を大幅に失った、2児のママより(^_-)



744 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/31(月) 22:01
>まさん

癌の摘出手術を受けたとして、抗ガン剤の使用は再発の予防的措置として使用するのが普通です。
この事は、どの部位の癌だったとしてもごく自然な治療方針だと思います。

ただ、根治手術の後、一般的には5年くらいは抗ガン剤を継続使用するのを目安にする事が多いですね。
5年たって再発が無ければ、抗ガン剤を止めて無罪放免になる感じでしょうか。
それでも、さらに何年後かに再発する可能性は秘めてはいますが。

膵臓癌の場合、半年というのがキーになります。
これは半年後に無罪放免になるという意味ではなく、
膵臓癌の細胞が抗ガン剤に対する耐性を持つようになるのが半年という意味なのです。
つまり、半年もすれば、ガン細胞の増殖速度を遅らせる事ができなくなるという事です。
そうすれば、抗ガン剤の変更を検討する時期に差し迫っている事であり、
治療方針を考える上でのターニングポイントとなるわけです。

膵臓癌は転移を起こしやすい癌です。リンパ節に癌細胞が見つかったという事で、
既に膵臓・リンパ意外の部位にガン細胞が飛んでいる可能性を否定できません。
膵臓癌のマーカーの動きを見ながら、主治医と二人三脚で頑張っていってください。
再発は出来る限り先に延ばせるよう頑張ってください。

745 名前: ナトゥー 投稿日:2008/03/31(月) 22:02

もちろん、寛解できる事を願っています。

746 名前: masa 投稿日:2008/04/01(火) 11:45

ナトゥさんへ質問です♪

************************
私の認識はナトゥさんの情報と多少なりとも異なりますし、今後の生活にも関わる微妙な内容なので確認させていただきたいのですが、‘ま’さんにコメントされた情報はお医者さまからのものですか?
************************

私は主治医から、半年間の抗癌剤投与を勧められて治療をしています(術後1ヵ月より)。
治療を始める際、半年間の抗癌剤の服用と平行して、3ヵ月おきのCTで癌の再発を見守るということを言われました。
抗癌剤治療を受けている他の仲間達も、半年間ないし各々の抗癌剤治療の決められた一定期間に応じて、一段落した後は3ヵ月おきのCTで再発しているかを見守り、万が一再発した際には、再度治療方針を決定していくかたちで治療をすすめています。

さらに5年という目安は、その間再発しなければ『癌を克服出来た』という風に認識していました。

この様なことをお伺いしてご気分を害されたら申し訳ございませんが、お返事をお待ちしていますm(__)m


私もリンパ節に転移があった2児のママより(^_^)

747 名前: masa 投稿日:2008/04/01(火) 11:56

ナトゥさんへ(補足)

上記は『一般的には5年くらいは抗ガン剤を継続使用するのを目安にすることが多い』という記述に関してです。

わかりにくい質問ですみません(^^ゞ

748 名前: ナトゥー 投稿日:2008/04/01(火) 13:10
薬剤師です。

あくまでも一般的な話しですので、ただの経験則のようなものです。
癌の臨床の場合、患者それぞれのバックグラウンドには物凄く違いがあります。
ですから、個々のケースすべてにに当てはまるものでもなく、
「根治手術ののち、5年間でなくてはならない」という5年という期間についても、
しっかりとした科学的エビデンスがあった上で書いてるわけでもありません。

749 名前: おしえてください! 投稿日:2008/04/01(火) 14:59
母が膵臓癌で卵巣や腹膜などに転移があるステージⅣbで
この2ヶ月ジェムザールを投与して痛みはデュロテップパッチ10mgで
抑えられている状態で、直径10cmくらいの腫瘍が膵臓と卵巣に
あるのですが、とくに苦しくもなく、パッチの量も減らすと
いわれています。
おかしな質問ですが、腫瘍はどのくらいまで大きくなっても生命維持できるのでしょうか?
今の母をみていると終末期が訪れることが考えられません。
いつ急変するのかわからない状態ときいていますが、
具体的にどんな状態になると生命維持できなくなるのでしょうか?
無知ですいませんがどなたかご教授をお願いします。

750 名前: koiko 投稿日:2008/04/01(火) 15:55
masaさんお返事ありがとうございました。ステージは4aと診断されました。
転院先でまたCTやPETCTをして どのような手術になるのか決まるようです。
masaさんは術中照射をしましたか?私の腫瘍の大きさは2×3㎝です。
術後のアドバイスにも感謝です。



751 名前: ゆき 投稿日:2008/04/01(火) 17:02
先生が、週末まで出張らしく話を聞きに行けません。最近、よく咳をするようになりました。
痰が、からんだような感じもするみたいです。
咳=肺に転移の可能性はありますか??


752 名前: masa 投稿日:2008/04/02(水) 09:53

koikoさんへ♪

私の場合は術中照射は行なっていないと思います。
目で確認できる癌を含め、転移の可能性の高い周辺臓器を大幅に切除したとの説明は受けましたが。

術中に照射するのは効果が高そうですね♪
明後日診察に行くので、私も担当医に聞いてみようかな~。

入院中でもそうでしていましたが、退院後も疑問点や気になる事ががあればどんどん質問するようにしています。
(私の担当医は口数が少なくぶっきら棒な方らしいですが、私の質問にはすごくわかりやすく丁寧に説明してくれます。たまに雑談など交えながら♪)

koikoさんも不安や疑問を残さないためにも担当医とのコミュニケーションをみつにとり、信頼関係を作り、良い雰囲気の中で納得のいく治療をしていただきたいと思います。

にしても、どのお医者さまも時間に追われている事が多いので、前もって質問事項をまとめておく事は良いことだと思います。
何が知りたいのか、何を希のか、要点をまとめておいて単刀直入に聞くとお医者さまも説明しやすく、また度々質問しても嫌がられずに答えてくださると思います。

私も転院組みです。
大学病院から癌センターへ。
癌センターと聞いて、あまりに名前がダイレクトだし院内は暗そうなので気持ちがめげましたが、実際に入院してみると看護士さん含め、スタッフの方々の雰囲気はとても良く、院内にはメンタル的に落とさないための明るい雰囲気づくりが至る所に施されていました。

病室では、みんなで会話を楽しんだり情報交換をしたり励まし合ったり。
居心地の良い雰囲気づくりも大切だと思うので、コミュニケーションをつくるための自分アピールアイテムの持参もひとつふたつあっても良いかもしれませんね♪

それでは楽しく居心地の良い入院生活になることを、また早期回復を、お祈りしています(^_^)/



753 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/02(水) 15:03
>>749
この板の膵臓癌関連の過去のスレを遡って読んでみたり
検索すると闘病記(ご本人や家族の方が書いたもの)もありますので
参考にされることをお勧めします
個人によって症状はさまざまですのであくまで参考に。

754 名前: koiko 投稿日:2008/04/02(水) 22:59
masaさんありがとうございました。術中照射の事担当の先生に聞けたら
教えてくださいね。術中照射は過去の例から効果が薄いと今では中止されて
いるところもあるそうなんです。私もいつも疑問に思った事はメモして
病院へ行くようにしています。

755 名前: ろろ 投稿日:2008/04/05(土) 02:17
はじめまして。
父が膵臓ガンとわかって1ヶ月たちました。
元々、慢性膵炎で8年前から治療をしていました。
検査も定期的に行なっていたので、何の自覚症状も無い時期に発見できたようです。
でも同時に間質性肺炎も患っているため、手術はもちろん、抗がん剤も制限されています。
最初は、治療方法なし、と言われたのですが、結局、抗がん剤(旧タイプの5なんとか・・)と放射線治療の併用をすることになりました。
ガンができている場所は膵体部で、門脈と近いためステージⅣaです。大きさは2センチ。
膵管内です。
病院は京都医療センターで、腫瘍内科が担当されるとのことです。
今できることは、これだけなのか!という思いがいっぱいです。
高度先進医療でも自由診療でも効果が確認されている治療法はないみたいです。
実家を離れ、東京で仕事をしているため、何もできないことが情けなくなります。
体調の急変時にはいつでも実家に帰ることはでいるように、勤務先にはお願いしていますが、父を見ている母も高齢でとても心配です。

とりとめもなく書いてしまいました。
皆さんが、前向きで頑張っていらっしゃることに感動しました。
この掲示板でいろいろと勉強させてもらいました。
悔いの残らないようにしたいと思います。

親不孝な娘より。

756 名前: masa 投稿日:2008/04/05(土) 06:59

koikoさんへ♪

昨日、外来診察時に術中照射について聞いてみました。

まず今回私が受けた手術では行なわなかったそうです。
過去にここでもやっていたそうですが、私が通っている病院では効果があまり発揮されないようだったらしいので。

でも所変わればやり方も変わります。
治療は病院に応じてその時ベストだと思われる方法を選択しているのだと思いますし、担当医自らの知識と経験や各々の患者さんの状態に応じて半ば手探り状態で行うと思います(最終的には結果論になってしまうのでしょうけど)。

何はともあれ、まずは担当医を信頼することが大事だと思うので、治療については疑問が残らないよう、納得がいくまでよく話合っていただきたいと思います。

いま私たちに出来ることは担当医との信頼関係をつくり、提示された治療を一歩一歩クリアしていくこと。
途中辛いこともあるかもしれないけれど、お互い頑張りましょうね♪

打倒!病!!

それでは早期回復(復活!)をお祈りしています(^_^)

二児のママより(^v^)/



757 名前: masa 投稿日:2008/04/05(土) 07:29

ももさんへ♪

私の病棟仲間は、地方に住み抗癌剤治療をしていましたが、一時的に娘の居住先へ住まいを移し、東京にある国立がんセンターを受診していました。
(結局そこから別のがんセンターを紹介されていましたが)

もし現在の治療の進め方に疑問があるならば、セカンドオピニオンの提案など、まずはご家族と話し合ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は膵頭部(膵管内)を主体とする癌が出来、胆管や周辺リンパや神経、それから門脈にも転移がありましたが、門脈は癌が浸潤している箇所を切除し、バイパスをしていただいたようです。

患者さんや病院により治療は異なると思いますが、もし現状況に疑問があるのなら、まずはご家族の方に担当医と治療について話合っていただき、それに対して今後どう進めていくかをご家族間で話し合ってみてはいかがでしょうか?

上記はあくまで私個人の客観的な意見ですが、参考まで。

二児のママより(^_^)

758 名前: masa 投稿日:2008/04/05(土) 07:33

上記‘ろろさん’の間違いでした。

朝からボケていました。

すみません(^^ゞ



759 名前: masa 投稿日:2008/04/05(土) 07:49

ろろさんへ♪

念のためにですが、掲示板を含め各サイトはあくまでも参考程度に見てくださいね。
昨日担当医からもインターネットは情報が定かではないものもあるから余り見ない方が良いと言われましたし(^^ゞ

だからまずは疑問があれば担当医に相談し、それでも納得がいかなければセカンドオピニオンです。

上記当たり前と思われると思いますが、念のために。

‘ももさん’はご家族思いのお優しい方だと思いますよ♪

それでは(^_^)/



760 名前: ろろ 投稿日:2008/04/05(土) 15:39
masaさんへ

ありがとうございます。

父の意思を大事にしたいと思います。

私がウツで通院中のこともあり、両親は逆に心配しているようです。

自分のことさえ満足にできないようでは看病はできませんよね。

これから先が本番!父も頑張るのだから私も落ち込まずに頑張ります。

とりあえず、明後日から再入院だそうです。

今日は花見に行くと言ってました。

来年の花見もできるように心の中で祈ってます。


761 名前: masa 投稿日:2008/04/07(月) 10:10

ろろさんへ♪

大丈夫!
きっと来年もお花見に行けますよ♪(^_-)

癌を含め、どんな病気も克服出来ると信じ前向きになることが大事。
だから私も都合の良い情報だけを参考にし、そうでないモノはなるべく流すようにしています(^^ゞ

ちなみに私の姉妹もウツで治療中です。旦那に半ば精神的な虐待を受けた状態で(10年位チクチクと。。)、いまは仕事にも復帰出来ずに実家で療養しています。
私が自由に動ける状態ならあちらに出向いて戦いたいところですが。。(`´)、今は私も療養中ということもあり、旦那がそれを許してくれません(T_T)。

役にたちたい時にそれが出来ず、「何でこんな大事な時に病気になったんだろう」とたまにジレンマにかられます(>_<)。
今はたまに電話してたわいもない話をして気持ちを解すことぐらいしか出来ないけれど、今現在出来ることを探し、少しでも彼女の助けになりたいと思っています。

私の親や兄弟は「まずは自分の身体を治しなさい」と言いますが、自分の病に集中していると余計辛くなるし、他に気が移っている方が、逆に気分だけでなく体調的にも楽なんですよね♪
だから姉妹の事以外でも事あるごとに首を突っ込み、意見を言ったり話し合いに参加したりしています(^^ゞ

私事を長々と書いてしまいましたが、上記、何らか参考になりましたら嬉しいです。

それぞれ状況は様々ですが、病は克服出来ると信じ、焦らずゆっくり、一緒に一歩一歩前に進んで行きましょうね♪

それでは♪

二児のママより(^_^)/


762 名前: コロスケ 投稿日:2008/04/09(水) 14:08
家の母が、膵臓癌で今月の頭に膵頭十二指腸の手術をしました。主治医から胃は全部残したと説明されたんですが、皆さんの手術では胃は少し取ると書いてあるんで、その違いはなんでしょう? ちなみに、ステージは4aと言われました。 手術の時の見た感じ転移は無いようです。との説明でした。あと大きさは2・5~3 位のようです。 誰かわかるかた、教えてください。

763 名前: ナトゥー 投稿日:2008/04/11(金) 12:56
>コロスケさん

膵臓癌は進行度合いに応じていくつかの方法があります。
最も多いケースが膵頭十二指腸切除術と全胃温存膵頭十二指腸切除術です。

膵頭十二指腸切除術は膵臓の頭部、十二指腸全部、胃の一部、胆のう、胆管など
膵頭部周辺の臓器を摘出し、消化管を再建します。
胃に関していうと、膵臓から転移している可能性のあるリンパ節を十分に取り除くには、
胃の下半分くらいを取り除くことになります。

癌の進行があまり進んでいない場合、
胃を切除しない全胃温存膵頭十二指腸切除術に切り替えます。
この術式だと、胃が全部残るため、生活の質を落とさずに済みます。
おそらく開腹後に、執刀医がこちらの術式に切り替えたのかもしれません。

ここで、答えられるのはこの程度です。
正確な情報を主治医および執刀医に質問してみるのが一番ですよ。

764 名前: コロスケ 投稿日:2008/04/11(金) 22:05
親切に、教えてくれて、ありがとうございました!

765 名前: ひろ 投稿日:2008/04/12(土) 11:49
初めて書き込みします。

2月初めから背中の痛みを感じていた母が、
掛かり付けの病院の先生に『大きな病院で一度検査を受けてみては?』と言われ
エコー検査・MRI検査等を経て、3月24日に突然膵臓癌であることを宣告されました。
そして余命は半年から10ヶ月、1年を越える人は殆どまれ・2年を越えた人は皆無と告げられました。

先生のぶしつけな言い方、そして検査結果や今後の治療方針等も一方的に省略され
立ち会った私はもちろん、母は相当なショックを受けて帰宅しました。
先生の話では『膵臓から肝臓への転移がみられ、肝臓には大小合わせて9個の腫瘍があるので手術しても意味がない』
と言われ、出来るだけ副作用の少ないジェムザールで治療を行うとの事でした。

3月28日に初回ジェムザール治療が始まりましたが、治療を終えた段階で母を含めた家族が
『今のドクターを信用できるだろうか?安心して母の命を任せられるだろうか?』と思うようになり、
別の大きな病院で検査入院をする事にしました。その際には掛かり付けの病院の先生がご尽力下さり
病院理事長や各部長が揃って両親の話を親身に聞いて下さり、優先的に検査もして下さいました。

けれども結果は悲しくも同じ結果となり、もともと通っていた病院での治療が妥当であることの説明を受けました。
もしかしたら結果が覆るのではないか・・・と期待を持っていた為、やはりショックでした。
その病院で入院・治療をすることも可能でしたが、母は『地元に帰りたい』と望みました。
そして治療方法が妥当であるならば、喧嘩別れをしたワケでもないのだから、
元の病院で治療を行うよ・・・と母は言いました。

でも家族は『あんな人の命を突き放したような先生では、母は生きる努力をしないだろう』と考え
意を決してその病院の相談窓口で経緯を話しました。病院担当者は血相を変えて
『それはこちらの明かな不手際です』と謝罪し、担当ドクターを変えてくれ、
患者である母はもとより、患者家族が安心して通院できるよう取りはからってくれました。

その間に私は父がふと言葉にした事がある丸山ワクチンについて調べあげ、
すぐさま家族会議を開いて家族全員一致のもとで『丸山ワクチンを試してみよう!』となりました。
そしてワクチンを打ってくれる先生をまず探さなくてはいけませんでしたが、
そこでは親切な掛かり付けの医師が快諾してくれて(母の担当医を替える時にもご尽力頂きました)
早速父が4月9日に東京まで行き、個人面談で詳細な打ち合わせをした結果
ワクチンAのみを隔日注射する事になりました。
医科大では『1ヶ月ぐらい経てばビックリしますよ』と言われました。
そして昨日、初めて丸山ワクチンを打ってきました。

今朝、癌告知を受けてから初めて母が私を怒鳴りつけてきました。
告知を受ける前の、いつもの恐い声で。

丸山ワクチンに関しては投与している方の情報が極端に少なかったので
少しでも皆さんの力になれれば・・・と思い書き込みしようと思いました。
因みに母は背中の痛みとお腹の張り、そして多少の体重減少(47㌔→43㌔)のみで
黄疸もなく食欲もあり(ジェムザール投与次の日のみウンコが出ない)
比較的元気ですがステージⅣとの事です。
長文失礼しました。

766 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/12(土) 15:53
>765さん
あなたには失礼に聞こえるでしょうが、丸山ワクチンで肝転移をした膵臓がんが
改善されることは考えられません。
日本医科大の医師は『1ヶ月ぐらい経てばビックリしますよ』などと発言するの
ですか?!(どうビックリするというか?)
もちろんあなたとあなたの母上が丸山ワクチンをするのは自由です。
ただしこの板に民間療法の書き込みをするのはルール違反です。
以後謹んで下さい。

767 名前: ひろ 投稿日:2008/04/12(土) 16:28
>>766さん
私の書き込みがルール違反だったって事は認識不足でした。。。
不快な思いをさせてしまってすみませんでした。

768 名前: 766 投稿日:2008/04/12(土) 16:36
ひろさん
いえ。御不快だったのは否定をされたひろさんであり、
傷つけてしまい胸が痛みます。
しかし、こちらは不特定多数の患者・家族が見る掲示板であり、
正確な医療情報を優先しなければなりませんしルールは尊重しなければなりませ
ん。

民間療法は民間板へ、
ジェムザール等の情報交換には是非この板をご活用下さい。

769 名前: ゆき 投稿日:2008/04/14(月) 09:14
教えてください!
膵臓癌の余命の平均はどのくらいなんですか?
ステージ、転移などで変わってくるとは思いますが教えてほしいです。
26歳、胃転移です。
背部痛、吐血、下血、たまにあります…。

770 名前: ナトゥー 投稿日:2008/04/14(月) 12:40
>ろろさん

膵臓癌の抗がん剤と言えば代表的なのがジェムザールとTS-1です。
5-FUは古い薬で、腫瘍縮小効果はジェム、TS-1と比較しても落ちます。
また、治療方針として4aであれば放射線の目もあります(4bだと抗がん剤のみ)。
その放射線も目も無いと考えた治療方針についても少し引っかかるところです。
出来れば、ジェムかTS-1のと投与も検討してみてはいかがでしょうか。
また、ステージ4aであれば、わずかながら手術の可能性もあると思うので、
転院も視野に入れたセカンドオピニオンをしてみてはいかがでしょうか?

もちろん、セカオピについては患者本人の意思を尊重して決定してください。
転院するにしても、もし病院が家から遠ければ、退院後の通院には時間と体力を擁しますので。

>ゆきさん
下血や吐血は、消化管内の腫瘍が出血している事が原因だと思われます。
ガン細胞が胃及び十二指腸などの壁(消化物が通る側)にむき出しになると、
腫瘍から出血することがあります。その血液が口および肛門から流れ出たものです。
(ガン細胞は出血しやすい)

余命についてですが、断言できるものではないです。
以前の書き込みを参照するに、ステージ4bと思われるので余命は3~6ヶ月となります。
6ヶ月というものも、「きちんと抗がん剤治療を受けて6ヶ月」くらいとなります。
もちろん、ガンの位置、転移箇所、大きさ、患者の年齢、体力などによって余命に差は生まれます。

771 名前: みえ 投稿日:2008/04/14(月) 13:06
昨年11月、母が膵臓癌とわかりました。
胃にも転移、血管まで浸潤、ステージⅣbです。
根治手術は、不可能とのことで現在ジェムザールとTS1併用で治療中です。
膵臓癌とわかった時点で余命2~3ヶ月、抗がん剤が効いても6ヶ月と宣告
されました。が、5ヶ月経った今、発病時よりも元気です。
ゆきさんの質問の答えにはならないかもしれませんが、余命はあくまでも
予想であって、症状の微妙な違い、治療方法(効果)、年齢等々でかなり
ズレが出るように思います。
母は、今は元気ですが、抗がん剤が効いても6ヶ月という医師の言葉が
私の頭から離れず、1日終わる度、胸をなでおろしています。




772 名前: ゆき 投稿日:2008/04/14(月) 21:19
お返事、ありがとうございます。
最近は、体力と食欲が落ち気味ですが外に出たり、旅行に行ったり元気なようにも見えます。
精神的にも少し落ち着いてきて、前に比べると(発見時の2月末)良いようにも見えます。
悪くなる時は、一気に悪くなるんでしょうか?


773 名前: ろろ 投稿日:2008/04/16(水) 00:04
>masaさん

書き込みありがとうございました。

本当は自分自身が、病気の父のそばにいたいだけかもしれません。

仕事等の事情で父のもとに行けないことが不安で寂しくてしかたないのです。

でも、メールでやりとりして、今のところ元気です。

>ナトゥ―さん

アドバイスありがとうございます。

ジェムもTS-1も使えないのは間質性肺炎の持病があるからなんです。

手術の可能性もゼロではないといわれたそうですが、それも肺の調子や年齢(76歳)からみて、

術後の状態が今よりよくなる可能性はきわめて低い、ということで本人がきめました。

セカンドオピニオンは私が「日本がん対策協会」の無料面談で確認したところ、ほぼ同じ回答

でした。相談にのってくれる先生は、元国立がんセンターの先生なので、いわゆる標準治療以外

のことは言わないでしょうが・・その先生は5-FUでも間質性肺炎であれば危険がないわけ

ではないとのことでした。

結局、放射線治療+5-FUの6週間の治療を明後日から受けることになりました。

あした、そのために身体に何か埋め込むそうです。

あさっての状態で、治療を続けるかどうか決定するそうです。

今すぐには帰省できないので、ただ祈るだけです。

千羽鶴も折っています。





774 名前: koiko 投稿日:2008/04/17(木) 10:04
もうすぐ手術の日を迎えようとしています。手術前に胆管炎をおこして
しまい。やっと良くなりました。不安でいっぱいですが、頑張って手術を
受けようと思っています。余命はものすごく気になります。
家族の事を思うと涙が出てきます。

775 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/18(金) 09:04
教えて下さい!

膵臓癌のステージⅣb、ただいまジェムザールでの治療を行っています。
膵臓癌が見つかる前からお腹の痛みがあり、痛み止めの薬としてロキソートを服用していました。
ジェムザール治療が1クール終わり、主治医から『痛みが我慢できなくなったら痛み止めを飲んでください』
と言われ(それまでは食後に必ず飲んでいました)1回飲むのを止めた途端
痛みの為に食欲も失せ、動くこともままならなくなりました。

主治医はお腹の痛みが癌と関係があるのかは不明だと言いますが、
癌から来る痛みがロキソートによって緩和される事はあるのでしょうか?
また、服用されている方はいるのでしょうか?
昨日からまたロキソートを服用し、通常通り生活できるようになりましたが
今朝は下痢の症状が出てきました。分からない事ばかりで不安です。

776 名前: ゆき 投稿日:2008/04/19(土) 15:50
ここ数日で、すごく悪くなってる気がします。
立ち上がると、目眩で失神したり、痙攣や、昏睡(20~30分)になることもあります。
低血糖のせいですか?
食事は固形物は食べれなくなってきています。ゼリー状のものでも吐いてしまったり、弱ってきています。痛みは、胃の痛みがひどい日もあれば、背中の痛みがひどい日もあります。
病院には行きたがりません。
無理にでも連れて行った方が良いですか?
このまま、悪くなる一方なんでしょうか??


777 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/19(土) 16:06
>>776
以前の書き込みを読むと
ご主人は病院に行きたくない(もう行かない)と言ってるようですが
やはり病院へ連れていったほうがいいんじゃないかと思います。
家で全てを受け止めるとなるとあなた1人では相当な覚悟が必要かと…
もちろん色々な事情があるとは思いますが。

778 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/19(土) 22:59
昏睡はマズイです

779 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/19(土) 23:48
ゆきさん。

一進ニ退と言いますか、
ちょっと良かったと思ったら、2歩3歩後退すると言いますか....
つらいですが、末期に近づくほど顕著に、確実に後退..進行します。
失神や昏睡は低血糖かと思いますが、一瞬にして気絶します。
入浴中、階段の歩行中などいつ起こるかわかりません。
少なくとも、その状態になったら救急車です。

あなたが全て受け入れるのは無理です。
痛みは我慢して一時的に治まっても、必ずまた来ます。我慢しても体力を落とすだけで無意味です。
鎮痛剤を使うべきで、これもまた、病院で診てもらわなければなりません。

終末期は崖から滑り落ちるように一気です。
おやさしいお気持ちは判りますが、入院をオススメします。
ご主人もそのほうが鎮痛できますし、栄養も取れます。

780 名前: ナトゥー 投稿日:2008/04/20(日) 00:04
>>775
ステージ4bであれば、頓服としてオプソ(モルヒネ)が処方されてもいいかもしれません。
痛み止めを飲まなければ体調まで悪くなってしまう事が多いですね。
痛み止めは原因療法ではありませんが、体調を良く維持し、日常生活の質を高めてあげることで、
余命を伸ばすことができる事だってあります。

>ゆきさん
本人が望まないにしても、やはり病院には連れて行った方がいいと思います。
そうしないと、ゆきさん自身が「やっぱり病院に連れていった方が良かったのではないか?」と、
あとになって後悔してしまう可能性もあります。
また、親戚が「そんな重症患者を何でほったらかしにしてるの?」って言ってくる家族も見たことがあります。
この場合は患者本人がそう望んだから、という説明では済まないことだって多々ある訳です。

やはり後悔しないためにも、「今できることをやる」ことだと思います。

781 名前: ゆき 投稿日:2008/04/20(日) 11:07
コメントありがとうございます!
今も、お風呂で倒れて頭を打ちました…。
明日、病院へ行かせます。入院はおそらくしないとおもうので通院だけでも…。

782 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/20(日) 15:24
ゆきさん
明日病院に行ったら主治医または病院内の相談窓口で在宅医療の病院について相談してくるといいです。
↓なども参考に。

http://www.homehospice.jp/db/db.php

http://www.home-care.ne.jp/net/index.php
の東京都の診療所はこちら。
http://www.home-care.ne.jp/net/modules/weblinks/viewcat.php?cid=14

http://www.sankei.co.jp/yuyulife/iryo/200801/iry080122001.htm

783 名前: ゆき 投稿日:2008/04/21(月) 08:54
ありがとうございます。
主治医には会えるかどうかもわかりませんが、窓口には行ってみます!

784 名前: じゅんぱぱ 投稿日:2008/04/23(水) 08:06
 はじめまして。
 先週、膵臓がんのステージ4aとの診断で化学療法による
治療を近日中にスタートする新参物です。
 ジェムザール+TS-1にて治療を考えてます。
 分からない事ありましたら、書き込みしたいので
御指導下さい。
 よろしくお願いします。

 

785 名前: コロスケ 投稿日:2008/04/24(木) 00:28
以前も書き込みしたんですが、膵頭十二指腸手術後の抗がん剤の説明が主治医から、あったのですが、治験に出来れば参加して欲しいとの説明でした。 これは、参加しても、問題ないとの説明でしたがどうなんでしょう?
方法は静岡ガンセンターが、抗がん剤を選択してするものと聞きました。


786 名前: メグ 投稿日:2008/04/24(木) 11:27
>コロスケさん

はじめまして

http://www.scchr.jp/

静岡は補助療法としては見あたらなかったのですが…

もう一度、主治医に使うお薬の種類を確認された方が良いと思います

GEMや TS-1なら普通に皆さん補助療法としてやっていますので…
使用予定の抗がん剤の名前がわかってからまた質問されると良いと思います

ちなみにうちの母は一年前に同じような手術をしました(胃は半分切除です)
栄養不良などはあるものの、わりと元気に過ごしています

787 名前: ナトゥー 投稿日:2008/04/24(木) 11:34
>コロスケさn
既に保険適用されていて臨床で使われている抗がん剤と、
未だに治験段階の抗がん剤ではエビデンスに大きな開きがあります。
また、治験フェーズ(治験の進捗状況)にもよりますが
プラセボ群といって全く効果の無い「偽薬」を服用される場合もあります。
もちろん、本物の薬を当ててくれる場合もありますが、それは主治医にも患者本人にも
分からないようにしてあり、誰が偽薬で誰が本物の薬なのかは治験コーディネーター
(治験を管理する人)のみぞ知るという状態となっています。
本物と偽薬の比較試験なので、運悪く偽薬に当たる患者さんもいるわけなんです。

「既存の抗がん剤」を使った単剤使用と多剤使用の効果に関する比較試験もあります。
治験にも種類があります。おそらくはみんなが思い描いている治験のイメージといえば、
欧米で効果があると報告されている新薬(日本では未承認薬)を使ってくれる、というモノなんでしょうが、
必ずしもそうとは限らないという事です。

また、治験はあくまでも“試験”です。仮に治験薬によって劇的な腫瘍縮小効果を得られたとしても、
試験期間が終了し次第、その治験薬は打ち切りになってしまいます。

簡単にではありますが、治験のメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
・新しい薬を使用できる(今後の癌治療にも貢献できる)
・薬の代金がタダ

デメリット
・エビデンスが少ない薬を使う
・偽薬かもしれない
・腫瘍縮小効果が得られないかもしれない(これは既存薬でも同じ事がいえるが)
・既存の抗がん剤を使った試験かもしれない
・治験以外の抗がん剤を使えなくなる(試験期間中は治験薬のみの使用となる)

とりあえずはこんな感じでしょうか。パッと思いついただけ書きましたんで、
詳しくは主治医に聞いてみてください。
メリットばかりではなく、デメリットについても良く考えてから決断しましょう。
ただ、迷ってばかりいると、募集人員が定員になってしまうかもしれないので注意が必要ですが。

個人的な意見を言いますと、いきなり治験をするよりはジェムザール、TS-1を使用してからでも
いいように思いますが、この事についても主治医とよく相談して決めたらいいと思います。

788 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/24(木) 12:45
>コロスケさん

 がんばって! ~しかない、~も駄目って人が多いです。
私の母の分までがんばってね!

789 名前: コロスケ 投稿日:2008/04/24(木) 12:57
皆さん色々教えてくれて、ありがとう! 治験の薬は、二種類から、静岡ガンセンターの方で決めるみたいなので、治験をするとしたら、薬は二種類何の薬を使うのか、主治医に聞いてみます。 話しによると、30施設位が、参加してるみたいです。 ちなみに家の母は、とある大学病院です。 薬の種類がわかったら、また書き込みします。 その時は皆さんまた、相談に乗って頂けたら、助かります。 それでは、また。

790 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/04/27(日) 08:04
>>775
私もロキソニン(ロキソート、と多分同様のもの)には随分助けられています。

福岡在住、59歳♀です。
2005年の12月に膵臓癌の告知を受け、即大学病院で手術を受けました。
腫瘍の全ては摘出できず、肝臓への転移もあるようなので、一年は持たないだろうと言われました。
退院後、民間病院で温熱療法+ジェムザール600mg投与(動脈カテーテルより注入)を隔週に続けています。
肝臓への転移の件は、レントゲン写真で脂肪肝(膵臓が悪いとなりやすいらしい)の影と
見間違われたのではないか、というのが現在のドクターの判断です。

だって現にまあまあ元気でいますからね。

痛み止めは、モルヒネ系のMSコンチン30mgを朝晩。
以前はロキソニンを毎日3回服用していましたが
大学病院のドクターが「こればかりに頼るのは肝臓に負担がかかる」とこちらに切り替えました。
でもやはり時々胃のあたりがしんどいので、ロキソニンは手放せません。
効きますもん!・・もちろん人によるのでしょうが。
時々の使用なら何ら問題はないようですし。

私の痛みが直接癌からきているかどうかはわかりませんが
「お腹のあたりはいろんな神経があるので、癌が悪さをして痛くなるのはある程度仕方ない」
というのがドクターの説明です。なんか子どもへの説明みたいでちょっと笑っちゃいました。
痛いからといってイコール、癌が進行したと思う必要はないみたいですよ。

でも、ナトゥーさんもおっしゃるように、痛みはQOLを著しく悪化させます。
「我慢することに何も意味はない」といろんなドクターや看護師さんにも言われました。
ロキソニンとモルヒネ系、うまく使いわけてなるべく快適に過ごしてください。









791 名前: 775 投稿日:2008/05/07(水) 10:23
>>790さん
レスありがとうございました。

実は癌は父の話なのですが(65才)今はロキソートの服用はやめて
麻薬系の注射での痛み止めになっております。
注射を打った途端にバタリと堕ちる感じで眠りにつき、目覚めるとラリったような
虚ろな目になっていて、見ていてとても悲しくなります。
でも意識はしっかりしているし、何より本人は癌に立ち向かおうと必死です。

どうかみんなが元気になれますように。


792 名前: ゆき 投稿日:2008/05/07(水) 20:42
何度も質問すいません。
今日、主治医に話を聞きに行ったんですが待っても待っても会えませんでした。主人に聞くと予約自体してなかったみたいで嘘をついていたそうです。なので、聞きたかったことを、ここで質問させてください。
①失神するほどの痛みがあるんですが、進行具合はどのようなものですか?
ここまでの痛みは、そうとう進行しているからでしょうか?
日に日に痛みや目眩、体力の低下が見られます。
②嘘ばかりつくのは、心療内科で診断された統合失調症の症状でしょうか?
③多飲・多食・イライラ・皮膚の痒みが見られますが糖尿病の気があるということなんでしょうか?
緩和ケアの通院だけでもしてほしいと思ってるんですが、医師の診断書が必要なんでしょうか?
主治医にはカルテは破棄されて、家族への説明も断られてしまいました…

793 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/07(水) 23:28
>主治医にはカルテは破棄されて、家族への説明も断られてしまいました

このような事はありえるんですか?
確か女子医大でしたよね。

794 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/08(木) 13:26
>>792

ゆきさん、あなたほんとに膵臓がんなの?
はじめは自分ががんだって言ってたのに、いつの間にか自分の話じゃなくなっているよね?

②の話をもう少し詳しく教えてください。

795 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/08(木) 14:51
ゆきさんの最初のレスは>>711だと思いますが
>訴えている、と書いてるので本人のことではないようです。
ご主人のことなんでしょうね。
以前も皆さんが書いてますが
失神するほどの痛みがあるなら進行具合を気にするよりも
まず病院で痛みを取ってあげる術をしてもらったほうがいいのでは。

796 名前: ナトゥー 投稿日:2008/05/08(木) 23:30
いや、まずは失神するほどの痛みがあるのに、
多飲・多食する元気があるというもの不思議なんですが。

普通、失神するほどの痛みが出てくるまで進行すると、
流動食すら嘔吐するくらいなんですが。
それに、776ではゼリーでも吐いたと書いてありますし、時系列で考えると物凄く不自然です。

また、最初の書き込みを読むと、

>637 名前: ゆき 投稿日:2007/07/11(水) 05:13
>私も今年の1月に膵臓がんと宣告されましたが、今は4~5つもあった腫瘍も化学療法で全部なくなり、ほっとしています。

となっています。その次の書き込みを読むと、腎臓と肝臓に転移をしているそうですね。
このような状態で、しかも抗ガン剤抜きで07年1月から1年と4ヶ月を生存しているのは
とてもじゃないですが信じられないんですよね。

余り、このように情報交換や意見交換する場で、ホントに膵臓癌なの?っていう詮索はしたくないんですが。

797 名前: ゆき 投稿日:2008/05/09(金) 08:17
2007年の書き込みは、私じゃありません…。
主人の癌が見付かったのが2008年2月末です。
最初、病院に行った時は無保険状態でした…。無保険だと1ヶ月間以内病院に保険証を持っていかないとカルテを破棄されるんですか?そのために今回主治医の話を聞くことも検査結果を知ることもできなくなった状態なんです…。
それを言いづらくて、嘘をついたと本人は言っています。
今は、わたしの方に籍を入れたので国保には加入しています。


798 名前: ゆき 投稿日:2008/05/09(金) 08:21
連投失礼します。
ゼリーしか食べられない時期があったんですが、今は人並みに食べています。
歩いたり、自転車にも乗ることができます。
波があるような感じなんですが、こんなことはあるんでしょうか?


799 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/09(金) 09:08
>>798

ゆきさん
やっぱりあなたの言っていることは辻褄が合わない。

>こんなことはあるんでしょうか?

って、実際あるのを見ているんでしょう?何が訊きたいのかはっきりさせてください。

ご主人が嘘をついているとお考えなのですか?
医師が嘘をついているとお考えなのですか?

自分以外のみんなが嘘をついているとお感じになられているのでしたら、ゆきさん自身が心療内科を受診されることをお勧めします。
これは本気です。

800 名前: ゆき 投稿日:2008/05/09(金) 10:43
いろいろ答えてくださって、ありがとうございました。
変な質問ばかり、すいませんでした。

801 名前: Meek 投稿日:2008/05/09(金) 11:18
ゆきさん、お一人で抱え込まれるにはあまりにも大変な状況とお察し申し上げます。
ネットで質問されるよりも、たとえば東京女子医科大学でしたら「医療社会福祉室」に相談されるのがよいのではないでしょうか?
予約制のようです。
http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/department/d29-SocialWelfare.html



802 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/09(金) 12:53
>ゆきさん
Meekさんがお勧めしている所で相談されるのもいいですし
今は保険加入してるのならどこの病院でも
また新たにきちんと診察してもらったほうがいいと思います。
掲示板での相談は限界がありますし
波がある状態がいつどう変わるかわからないので、今後の為にも・・

803 名前: ゆき 投稿日:2008/05/11(日) 08:53
みなさん、ていねいにありがとうございます。
今月、神奈川の秦野市に引っ越したので赤十字病院に相談に行こうと思います。女子医大からの紹介状や、診断書は諦めて、一から検査してもらいます。
最近やっと自暴自棄から抜けたのか病院に行ってくれそうなので!
わたしの方も、少し精神的にも落ち込むことが多くなったので心療内科に行ってみようと思います。
みなさん、ほんとにありがとうございました。


804 名前: 790 投稿日:2008/05/13(火) 14:37
>>791さん

最初ご自身のことかと思い、書き込まれる元気がおありなら、と
こちらも少々のんきな口ぶりで書いてしまいました。

お父様のことだったのですね。

かなり厳しいご容態のようですが、御本人は立ち向かう勇気をお持ちとのこと。
ご家族のサポートがこれからますます重要になってくるでしょうが
皆さん落ち込まずになるべく明るく日々をお過ごし下さい。

私の場合、本人も家族も「こんな時だからこそ笑いを忘れたくない」と
「民間療法は勧めないで。でも面白い話題は大歓迎」と周囲に頼んでいます。



805 名前: ナトゥー 投稿日:2008/05/14(水) 15:14
>ゆきさん

そうでしたか。今年の2月からでしたか。

また新たに別の病院で検査からやり直しというのは
患者家族にとって経済的にキツイと思います。
リスクとベネフィットのバランスが物凄く悪いです。
既に、膵臓癌の確定診断が付いていて、特に診断に疑問を抱いていないのであれば、
女子医大の主治医に「転院を視野に入れたセカオピを検討します」と伝え、
検査データと診療情報提供書を作成してもらって、
新しい病院にて今後の治療方針について相談したら良いと思います。

806 名前: ゆき 投稿日:2008/05/16(金) 14:04
ナトゥーさん、ありがとうございます。
女子医大での、カルテや診断書は全て破棄されていて、主治医は多くの患者さんを看る方なので忙しすぎて覚えていないそうです。
あれから、やはり病院には行けていません。
体が拒否反応を起こしてしまうようで、当日になったら安定剤などをたくさん飲んでしまいました…。
今日ホスピスに相談したら、病院での検査がなくても受けられるかもしれない。と言われたので、在宅看護も視野に入れています。
主人は、ホスピスは怖いイメージはないと言ってましたので。
でも、病院での検査を受けてもう一度しっかり考えてほしいというのが一番なので、さりげなく話し合ってみようと思います。


807 名前: ママ 投稿日:2008/05/17(土) 07:31
 姑がすい臓がんの末期で 先日同じ病院内にあるホスピスを申し出たところ 本人の承諾が要ると言い義母に確認のために今の病気の事や残り少ない日々を本当に此処でいいのか 本人の口から家族が言わせたくないことまで言わせられ涙が出てきました。ホスピスへ入れてもらうにはこんなことが普通なのか誰か教えてください。義母はこんな傷つけられたのは初めてって言うて泣きました

808 名前: じゅんぱぱ 投稿日:2008/05/18(日) 15:15
 4月にすい癌(ステージ4a)の告知を受け化学療法(ジェムザール+TS-1)
を行っています。(50歳)
 人により進行は様々とは思うのですが余命はどの程度なのでしょうか?
 仕事や家族の事を考え前向きに対処したいと思うのですが進行の早い
病気だけにいつまで動ける状態であるか気になります。
 体調の変化点などによる余命の参考意見を教えてください。

809 名前: ウマー 投稿日:2008/05/18(日) 23:41
じゅんぱぱさん自身が、この掲示板にて癌の経過について質問するという事ですので、
覚悟もできていると思います。だから、敢えてマイルドに包むことなく書きたいと思います。
じゅんぱぱさん以外の方で、患者本人でまだ覚悟の出来ていない方は読まないようにして欲しいです。






ステージⅣaで手術無し・放射線無しの化学療法のみとなると、
おそらく6ヶ月から、長くても1年くらいでしょうか。
もしかしたらなんですが、「手術なし・放射線なしの治療」は本来であればステージⅣbに適用されます。
主治医としては遠隔転移(ステージⅣb)の可能性を考慮しているかもしれません。
もしⅣbであれば余命は3ヶ月。長くて半年になります。
もちろん、余命には個人差があります。体力、転移状況や化学療法の効き方などは人それぞれです。
それに、私自身が臨床の統計データを持っているわけではありませんので、あくまでも参考程度に留めておいて下さい。

体調の変化についても個人差があります。
膵臓は大きく頭部、体部、尾部に分ける事が出来ますが、その内のどこに腫瘍が出来るかによって、
自覚症状が変わってきますし。
まぁ、私が主治医でじゅんぱぱさんが患者さんという訳ではありませんので、
細かい事は置いておいて説明させてもらいますと、ステージⅣa以降の経過となると、
肝臓への転移が起こる可能性が高いと思います(肝臓に転移するとⅣb)。
肝臓に転移したとなると身体のだるさ、倦怠感が出てきますし、
転移層には抗ガン剤(TS-1やジェム)が効きにくいので、転移箇所の癌の動きには細心の注意を払ってください。
以下の症状は人によって順番に違いがあると思います。
背部痛(背中や腰の痛み)が起こります。肩や腰がくわる感じです。モルヒネで対処するしかありません。
極度の便秘or下痢。これは、大腸が膵臓癌の浸潤を受け、大腸本来の機能を失ってしまうからです。対処法はありません。
便秘や下痢の後、下血が起こります。こうなってくると、食事(流動食すら)を嘔吐するようになり、点滴を外せなくなります。
心肺機能が低下し、多臓器不全になります。
この頃になると、癌が全身に転移し、だんだんと衰弱していきます。
脳にも転移を起こし、妄想や幻覚といったものも見てしまうかも知れません。

810 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/19(月) 06:22
初めて書き込みます。
ウマーさんがなかなか厳しい状態を予測されていますのでそうでもないケースもありますよと言うことで。
私は56歳膵尾部癌Stage4Aです。昨年の12月始めに診断されましたが症状は10月頃からでて居ました。放射線と化学療法(GEM)で腫瘍マーカーは一旦正常化しましたが四月の検査ではまた少し上昇していました。この間腫瘍サイズはあまり変化していません。四月からTS-1を追加しています。この状態ですが本人は全く元気で今は自覚症状もほとんどなく、食事も食べ過ぎといってもいいくらいとれていますし、仕事(フルタイムのものはやめましたが)スポーツもやっています。いくら食べても体重は増えないことと自分の検査データを見た時にはやはり癌なんだなあとは思いますし、正直いってちょっと下痢をしたりすると「うーん転移したのかなあ」と気にはなりますが。多分転移しはじめるとはやいとは覚悟はしていますが、「意外に元気」な今を楽しんでいます。

811 名前: トマト 投稿日:2008/05/19(月) 11:10
母が昨秋から膵臓ガンと戦ってますが、ついに腹水が四月からたまりはじめ、今週いよいよ抜くことになりました。
どれだけ抜くかはまだ未定ですがいま5000ミリリットルはあるそうです。
最近物忘れや何度も同じ台詞を繰り返すようになりました。
今後どのような治療方法になるでしょうか…いつまでもつか不安でいっぱいです。ちなみにガンは膵尾部と肝転移あり。抗がん剤治療は三月で終了しました。今はモリヘパミン点滴、利尿剤使用、胸にパッチ(痛み止め)3日に一回張り替え。尿は管をいれてあり、便秘なので座薬や浣腸で二日に一回出してます(自力では無理)。昨日切れ痔になってしまい痛いといってました…

812 名前: ナトゥー 投稿日:2008/05/19(月) 11:21
>807のママさん

大学病院やがんセンターのような、癌治療の先端的な病院でも最期を迎えることは可能ですが、
やはり緩和ケアを専門としている病院と比較して、終末医療の分野はかなり弱いのが現実です。
医師も看護師も忙しくて常にバタバタしてますし、患者一人当たりにかける時間も随分と少ないでしょう。
最期を迎えるに当たって、緩和ケアに入るのが患者のことを思えば良いと思います。

後、患者本人への告知についてですが、家族が患者本人に伝える事が多いと思います。
仮に緩和ケア病棟に行く事を内緒にしていたとしても、いざ緩和ケアに移動したとなると、
一両日中に患者本人にばれてしまうでしょう。
同じ境遇の患者が集まってくる訳ですし、病棟の各所に「緩和ケア」と書かれていると思いますので。
隠そうと思っても、隠しきれないでしょうね。それに、変に隠そうとすれば、ばれた後が怖いというか。
やはり、患者本人に内緒のまま緩和ケアに移すのは何かと問題が発生すると思います。
告知については言葉を選びますし、感情の問題から家族からは伝えにくい、
というのであれば主治医に同席してもらうと良いかもしれません。

813 名前: じゅんぱぱ 投稿日:2008/05/19(月) 18:40
>ウマーさん
 アドバイスありがとうございます。
 腫瘍は体部4cmとの診断です。
 危機管理は最悪を考慮して客観的に対応したいと考えてます。
 実際の対応は希望を捨てずに楽観的に考え毎日を楽しんでます。
 今のところ、背中の張りが出ているだけですが今後の
 変化を見守りたいと思います。
 また、変化ありましたら相談に乗ってください。
 有難うございました。

>名無しさん@癌掲示板さん
 状況が同じようなので親近感がありますね。
 現状は生活に問題なく元気で会社勤務しており
 有意義な毎日を過ごしてます。
 お互い希望は捨てずに動けるうちに毎日を
 楽しみましょう!
 有難うございました。
 またよろしく。
 

814 名前: らあん 投稿日:2008/05/20(火) 14:37
58歳の父が膵臓ガンと言われてから手術をし、再発し、先日亡くなりました。
膵臓ガンにきく漢方薬、何十万と出して買ったものもそのまま残っています。
飲食可能な頃の漢方薬、飲食不可能になってからの腹水にもきく貼る漢方薬。
残っていますがどうしても捨てられません。
それはその漢方で一時症状が良くなり持ち直したから・・・
奇跡起こしたと喜んだからそれが忘れられず捨てられません。
本当は同じく膵臓ガンで苦しむ人に少しでも良くなってほしいから
使って欲しいけれど、薬だから薬事法とか色々あってそうもいかず。
どうしたらいいんだろう。
やっぱり捨てるしかないんですよね。

815 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/20(火) 15:04
捨てたほうがいいと思います。

816 名前: ママ 投稿日:2008/05/21(水) 14:03
ナトゥーさん 有難うございます。おかげ様で来週から緩和ケアに行ける事になりました。ナトゥーさんのおっしゃるとうり大学病院の緩和ケアに入れてもらえるのはなかなか厳しいものですね。義母は四月の四日に膵臓癌が見つかり余命二ヶ月と言われて、もう一月半がたちます。残り少ない日々を大切に生きてもらいたいです。今日もおっしこの出が悪く足も浮いてきました。少しでも長生きしてもらいたいです。

817 名前: タマ 投稿日:2008/05/24(土) 23:46
はじめまして。今月に入って家族がすい臓癌と診断されました。
動脈と静脈に浸潤しているということで、手術はできないと言われました。
今週からは抗がん剤の投与も始まりましたが、放射線治療は見合わせている状態です。
胃潰瘍ができて体力を消耗するのを避けたいとのことです。
長くても1年と言われましたが、正直、信じたくないです。
同じような状態で長く生きている方はいらっしゃるのでしょうか?
どなたか教えてください。現実逃避かもしれませんが、希望を持ちたい・・・。


818 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/05/26(月) 10:50
>>817 タマさん
腫瘍が血管に絡んでいるご様子、ご心配のこととお察し申し上げます。
http://2nd-opinion.jp/
サイドバーの<がんの治療情報>
→<肝、胆、膵臓がん>
→<膵臓がん長期生存例の分析>(07/7/13)
とリンクを辿ってみて下さい。
長期といってもささやかな「希望」かも知れませんが…。

819 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/01(日) 22:45
>>817 タマさんへ

私の母も手術できないといわれましたよ。
門脈に絡みついたような癌だからだそうです。
Ⅳbと言われましたよ・・・。
そういって始めた治療は放射線と5FU。
母には相性が良かったみたい。
癌が小さくなりました。
温熱療法(サイバーパーミア)も病院を探して、主治医に相談してから受けていました。
告知されて1年が過ぎ殆ど症状もなく元気でした。
抗がん剤の副作用で手足の皮膚がボロボロになって痛かったみたいですけど・・・。
何の変化もないとは言いません。
抗がん剤を変えたり、ステントも入れています。
悪くなったり良くなったりしながら2年が過ぎています。
余命宣告っていっても平均です。
あくまでも平均。
病は気からですよ。
因みに、放射線は正直負担があります。食事がしづらくなる人もいるみたい。
母は比較的楽に放射線治療ができていましたが、それでも吐き気はありましたよ。
胃潰瘍になる人もいるみたいですが、母は大丈夫でした。
ただ、胃が荒れるのは事実。膵臓は胃の後ろだから・・・。
体力の差もあるので医師の判断で決まるんだと思いますよ。

820 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/03(火) 01:21
家族を失い、この闘病生活を振り返ってみて思うことは多々あります。
いわゆる西洋医学に全てを頼りきった治療には限界があります。
これも明らかだと思います。
様々な手段、方法、日常生活で気をつけなければならないこと、
家族によく効いた民間療法など、
ここで語りたい気持ちはヤマヤマですが、
色々な兼ね合いがあるので差し控えておきます。

ただ、
病院での治療や検査結果だけに左右されてはならない!!
一喜一憂してはならない!!
これだけははっきり言えます。

他のスレッドに出てくる稀な症例があることに、
家族を重ね合わせて期待をしていた時期もありましたが、
あくまで「類い稀」な方は、「本当に類い稀」であることもわかりました。
悲しい現実を受け止めなければならないことも知りました。
でも、少ない可能性にかけ、残された日々を充実させること、
これがとても大事であることも知りました。
どうか、患者さまご本人も、ご家族の方も悔いのない生き方ができますように。

こんなことを書きましたが、最後まで諦めず、
がん治療は情報戦であることもお忘れなく。

亡くなった家族から得たものはとっても大きく、
私たち残された家族は、前向きに生きようと頑張っています。

821 名前: タマ 投稿日:2008/06/22(日) 01:00
818、819、820 名無しさんありがとうございます。
先月の中ごろから抗がん剤での治療がはじまり、幸い大した副作用もなくなく、ひとまづ3回の抗がん剤治療を終え来週には再度CTの検査を受ける予定です。
良い結果が出るといいのですが・・・。
入院当初胆汁が溜まってしまい絶食が続き10キロほど痩せてしまったのですがステントを入れた現在は食欲もあり正直、癌なんて誤診だったのでは?などと馬鹿げた考えが頭をよぎります。
そうだったらどんなに良いか知れませんが、現実を受け止めなければいけませんね。
今は、受身で治療するのではなく可能性があるのであれば色々な治療法に挑戦したいと思っています。
今は漢方薬を服用しています。

819様
お母様、このまま治療の効果が出てくれると良いですね。
私も希望を忘れずがんばります。
温熱療法、私も検討しています。
どこの施設でも変わりはないのでしょうか?
それとも、施設選びも慎重に検討したほうが良いのでしょうか?
宜しかったらお教えください。

820様
残された期間は一概には言えませんが、希望を持ちながらも後悔のない様に毎日を過ごしたいです。
今は毎日幼い娘たちを一緒に過ごさせるようにしています。
一緒に笑い合える時間を大切にしたいです。

822 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/22(日) 06:44
>821

>温熱療法、私も検討しています。
>どこの施設でも変わりはないのでしょうか?

温熱療法は、それなりの効果のデーターが示されているものと
それ以外の民間療法に毛が生えたようなもの(まがい物)があります。

両者の一番簡単な見分け方は、健康保険適用(ただし回数制限あり)か
健康保険非適用かです。



823 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/06/22(日) 21:37
821さんへ
(819です)

正直な話、私には施設での違いや何かが一切わかりません。
ウチの場合は自宅から通えて直ぐに予約して治療が開始できるところを選びましたので・・・。
たまたま、その病院が良かったみたいです。
因みに、私はがんサポートという本でみて、母の主治医によく相談をしてから病院に直接電話しましたよ。


824 名前: タマ 投稿日:2008/06/27(金) 23:09
822様

ありがとうございます。
現在掛かっている病院以外でも色々調べてみることにします。


823様
ありがとうございました。
お母様、お大事になさってくださいね。
お互いがんばりましょうね。

825 名前: マロン 投稿日:2008/08/27(水) 10:50
初めまして。
33才の夫が、すい臓癌Ⅳbと診断されました。

症状が出て6ヶ月後に、やっとすい臓に腫瘍があると判明しましたが、
医師には手術をしてみないと、癌かは分からないと言われました。
その後、国立がんセンターにセカンドオピニオンに行きましたが、
そこでは「たぶん癌だと思う」と言われました。
結局、手術日の早い最初の病院で手術をしましたが、
癌と判明し、横腸結腸に転移をしていたものの
癌は全て取ることが出来ました。
けど広範囲のリンパ(Ⅱ)まで転移していることから、Ⅳbの余命2年以内
と言われました。
これから抗ガン剤を始めますが、TS-1単体からスタートするようです。

我が家は来月で2才になる娘がいるので、
どうしても娘の記憶に父親を残してあげたいので、
3年は生きて欲しいと願いしますが、
医師には難しいと言われました。
経済的には辛いですが、保険外の抗ガン剤も検討中です。
今は必死に勉強中です(夫は妻にお任せで”宜しくね”と呑気です)
とりあえず免疫をあげるために、フコイダンを飲んでいます。
いろいろと教えてください。

826 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/27(水) 21:33
>825

「経済的には辛いですが、保険外の抗ガン剤も検討中です」というのでしたら
フコイダンなどにお金を使わずに、その分を保険外の抗ガン剤費用に
貯金しましょう。

なお、今の病院で、どこまで抗がん剤治療をしてくれるか早めに確認して
(保険外の抗ガン剤を使用してくれる病院はほとんどありません)、
今の病院で治療法がないと言われた場合の次の手を検討しておかれることを
お勧めします。


827 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/28(木) 16:57
>>825
膵臓癌の外科手術はステージ4aまでです。
遠隔転移が確認されたら癌の摘出術は選択肢に無いと思われます。
ちなみに4bであれば、余命は3~6ヶ月です。2年の生存率は2%くらいだと思います。

828 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/28(木) 20:18
>827

>4bであれば、余命は3~6ヶ月です。

うろ覚えですが、たしか、多少データーが古くないですか。
たしか、ジェムザールにより、9ヶ月程度に延び、そして、
ジェムザールと他の薬剤の組み合わせなどにより、きちんとした
数字ではデーターは出ていないかもしれませんが、現場の医師の
感覚としては1年程度には延びているというところだったのでは。

いずれにしろ厳しいことには変わりありませんが


829 名前: マロン 投稿日:2008/08/29(金) 10:11
826 名無しさん

フコイダンは夫の実家から送られてくるので、
経済的な負担はないので飲める状態なんです。
夫の父も余命6ヶ月の癌宣告を受けたのに、
抗ガン剤とフコイダンで癌が消滅したので、
義父から強く飲むことを勧められました。
夫も、父親とは同じDNAを持っているから
自分も完治するのでは?という期待を持って飲んでいるようです。

今の病院は標準治療しか出来ないので、私もいろいろと調べています。
ここで書き込まれてある、うめざわクリニックも検討中ですし、
動注法で効果のある三浦病院にも行こうと思っています。
その他良い病院などはありますか?

厳しいのは承知しています。
でも1日でも長く生きて欲しい。
そのために、私も必死で勉強していますが
情報が古かったりして、頭が混乱中です。



830 名前: べオウルフ 投稿日:2008/08/29(金) 13:26
>>827, >>829
日経メディカル2008年7月版で
手術不能膵臓癌に対し、ジェムと放射線の併用療法を行うと、
生存期間の中央値が11ヶ月になったと書かれています(米国のインディアナ大学の研究報告)。
ジェム単独両方が9.2ヶ月という結果と比較して、併用群の方が有意に生存期間が延びたそうです。

ただし、私自身、この論文のsubjects(被験者)をきちんと把握してないので、
手術不能がステージでいう4bを指しているのかどうかは分かりません。まぁおそらくは4aか4bに該当する人たちだとは思うんですが。

831 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/29(金) 21:24
>829

>今の病院は標準治療しか出来ないので、私もいろいろと調べています。
>ここで書き込まれてある、うめざわクリニックも検討中ですし、
>動注法で効果のある三浦病院にも行こうと思っています。
>その他良い病院などはありますか?

書かれているように未承認薬や適用外薬も視野にあるならば、
「がん患者のあきらめない診察室 セカンドオピニオンと最新抗がん剤の治療法」
http://2nd-opinion.jp/
も参考にされると良いと思います。
(未承認薬なども含めて、もっとも積極的な治療をされている医師に
入るでしょう。)

なお、三カ所の中には、個人的には?と思うものもありますが、
いずれにしても、それぞれが言っていることが、100%真実とは
考えないで、きちんと(懐疑的に)話を聞かれてから、悔いのない
判断をしてください。

832 名前: みえ 投稿日:2008/08/29(金) 21:25
併用でも、11ヶ月ですか!
母は4bで抗がん剤が効いても6ヶ月と宣告されましたが、
ジェム+ts1で現在9か月が経過しました。
もしかしたら、このまま2年、3年と大丈夫なのかも。と
期待をしてしまったのですが・・・
やはり、膵臓癌は厳しいですね。
主治医も、急にドドドッと悪くなる可能性があるというのですが、今の
母の様子を見ていると、死がそこまで来てるとは思えないし、
思いたくないのです。
あくまでも、希望を持って、最善を尽くしたいと思います

833 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/30(土) 06:37
>832
ここで書かれている余命は平均(正確には中央値)ですから
当然、半分の方はこれより長くなります。

そもそも、これらの数値は「統計」ですから、なにもわからない
事前の段階で、もっともありそうなことを述べているだけです。

ですから、個々の患者にそのままあてはまるわけではないですし、
「ジェム+ts1で現在9か月が経過」ということであれば、
平均よりも長いほうに入る可能性がより強くなります。

もちろん、常に急変の可能性はありますが、お母様は「統計値」
ではなはないのですから、お母様の状態が一番の正しい事実です。

834 名前: みえ 投稿日:2008/08/30(土) 10:56
833さま
ありがとうございます。
書いて下さった内容、1つ1つかみしめながら、読ませて頂きました。

そうですよね。
余命2~3ヶ月、抗がん剤が効いても6ヶ月と宣告されたけれど、
9ヶ月経った今も、母は生きて(活きて)いてくれてますから。

ただ、抗がん剤の投与がいつまで可能なのか(体力的にも、耐性を考えても)
それが、できなくなった時、次、どんな方法があるのか、不安はいっぱいです。
主治医とも相談しながら、最善を尽くしたいと思っていますが、この場を借りて
勉強したいと思ってます。
よろしくお願いします。


835 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/30(土) 17:56
はじめまして。
どなたか、ご存知であれば教えてください。
先月、母親が膵癌と診断されました。
多臓器への転移はないものの、血管への浸潤があるとのことで、
手術はできず、現在、ジェムザールの治療をしております。

ただ、少し気になっていることがあり、
診断前の検査の際に、細胞診(生検)を2度行ってもらったのですが、
その結果によると母親の場合は2度ともⅢbで悪性でした。

病院側の説明によると、細胞診の結果はⅠ~Ⅴまであり、
その病院ではⅢはⅢaとⅢbに分け、Ⅰ~Ⅲaを良性、
Ⅲb~Ⅴを悪性と判断しているとのことでした。

ⅢaとⅢbとはなにがどのように違うのでしょうか?
結局、細胞診というのは、細胞のなにを見て判断しているのでしょうか?

例え、細胞診で良性の結果が出ても、
全てが良性であるという判断にならないことは分かっておりますが、
少しでも前向きに考えられたらと思っています。
よろしくお願いします。


836 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/30(土) 18:58
細胞診との事ですので
分化度(高分化と低分化の割合)でしょう。
高分化と低分化の一方ではなく、両方が混在しますので、その割合で分類していると思います。

悪性度が高いのは、低分化で、逆に、悪性度が低いのは、高分化のものです。
分化が高いというのは、特定の、定まった細胞で、
低いというのは、わけの判らない無造作な細胞とでもいいましょうか。


多臓器への転移(主に肝転移)がないのであれば、動注療法や温熱治療も施設によっては対象としてもらえます。
血管への浸潤(局所進展)は、あって当たり前と考えてよいです。
http://www.mc.pref.osaka.jp/kabetsu-shoukai/shoukakigeka/suigan_kaisetsu.htm#3B

837 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/30(土) 19:01
>>836 の URL で 「B 化学療法・放射線療法」 に動注療法


838 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/08/30(土) 19:47
>836、837
詳しい解説ありがとうございます。
母も今のところ、抗がん剤の副作用は若干あるようですが、
黄疸や背部痛などこれといった症状は全く出ておらず、安定しているようなので、
今のうちにもっと勉強して、いろいろ考えてみたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

839 名前: しほな 投稿日:2008/09/05(金) 10:21
はじめまして。
母がすい臓がんの手術をして2年がたちました。ステージⅢでジェムザールを600mgを服用しています。
最初のみ800mgだったのですが副作用が強く量を減らして投与しています。
がんの再発はなく良好で、軽い山登りや散歩などなら出来る状態まで体力も回復してきました。
質問ですが、TS1など他の薬も併用した方がいいのでしょうか。
また併用して免疫療法をはじめるのであれば何が効果的ですか。
また昨日から頭がふらふらするといっていますが、薬の副作用ですか。
担当医が年配の医師で頼りなく、聞いても何もこたえてくれず困っています。
よろしくお願いします。


840 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/05(金) 10:57
>ジェムザールを600mgを服用

服用? 錠剤??

841 名前: しほな 投稿日:2008/09/05(金) 11:15
すいません。書き間違えました。錠剤ではなく注射です。2週間に1度(隔週)、病院で600を注射をしています。

842 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/05(金) 11:59
ジェムザールの副作用には、「めまい」もありますが、めまいの原因は多様で、一概に言えません。
手術をされているとの事。
血糖値の管理はどのようなされているのでしょうか。低血糖も「めまい」の原因になります。

再発がないのであれば、あえてTS1の併用は考えなくでよいでしょう。
TS1の併用は、「もし再発した時の対抗策の一つ」として心得ておく程度でむしろ、
耐性(薬が効かなくなる抵抗力)が出来たらその時に困ると思うのがよいかと思います。



843 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/05(金) 18:11
>839
2年前に手術。転移は認められず。
以後、術後補助(再発防止)のためジェムザール600mg(最初は800)。
ということですね。

頭がふらふらするという原因は極めて多様でしょう。
>842さんが書かれた血糖管理の可能性もあるでしょうし、がんや手術と関係のない
病気のこともあり得るでしょう。
投与開始2年たって、急に副作用が出るという可能性はゼロではないものの
他の多くのあり得る原因よりも可能性が高いとはいえないのではないでしょうか。

いずれにしても、
>担当医が年配の医師で頼りなく、聞いても何もこたえてくれず
としても、一番情報をお持ちなのは主治医です。

これまでの経緯も現在の情報も、あなたのかかれたわずかなことしか
わからない(それもポイントが抜けていたり、思い違いの可能性も
あり得る)ネットでは、誰が何を言おうと、単なる推測をでません。
ネットで「よろしくお願いします」というのではなく、ちゃんと、
きちんとわかるまてど主治医に尋ねましょう。

なお、膵臓がんの術後補助抗がん剤の有効性については、きちんとした
データーはありません(理屈の上とか他のがんからの類推からは有用
と思われますが。)

そして、手術不能とか再発時の治療では、多くの場合、1年以内で
がんに耐性ができ、薬が無効になります。
このことから推測して何年も術後補助抗がん剤を続けることは意味が
薄いと一般的には考えられています。
いつまで続けるのかについても、確認されておく方がよいでしょう。

なお、免疫療法で効果があることが示されているものはありません。
お金が余っているならば別として、そのようないかがわしいものに
使われるよりも、軽い山登り・散歩やその他の楽しみに使われるほうが
有意義でしょう。



844 名前: しほな 投稿日:2008/09/06(土) 12:59
貴重なご意見、ありがとうございました。
母に伝えました。
後、主治医には伝えてますが、満足な解答を得られない状況です。
抗がん剤も続けるかどうかも含め、考えます。
とても参考になりました。母、ともども感謝しております。

845 名前: 名古屋 投稿日:2008/09/08(月) 01:37
母52歳が8/20にお腹と背中が痛いと受診、そのまま膵炎と診断され入院になりました。
色々検査をし、膵臓に腫瘍があるとの事で10日に手術となりました。
頭の部分を少し残し、胆嚢も全摘出の手術。
良性悪性は手術してみないとわからないらしく。
膵臓ガンとは、はっきり診断はされておりませんが…
黄疸もなく、元気なので心配ないのでしょうか?

846 名前: 通りすがり 投稿日:2008/09/09(火) 10:01
>>845
悪性かどうかはERCP、または開腹して細胞を採取して
調べないとわかりません。
黄疸は腫瘍が胆管を圧迫したり癌が浸潤しないと出ませんので、
膵尾部の腫瘍だと出にくい場合もあります。
手術の成功をお祈りします。

847 名前: みえ 投稿日:2008/09/09(火) 20:28
843さま

耐性について、教えて頂きたいのです。

>手術不能とか再発時の治療では、多くの場合、1年以内で
がんに耐性ができ、薬が無効になります。

とのことですが、母はジェム+TS1で10ヶ月目に入りました。
現在は、腫瘍マーカーも基準値内まで下がり、体調も落ち着いてます。
耐性ができてしまうと、腫瘍マーカー値の上昇や体調の悪化など、何らかの変化が見られると
思うのですが、抗がん剤の変更は、それからでも、遅くは無いのでしょうか?
また、次に使用できる有効な薬は、あるのでしょうか?

もちろん、主治医と相談するつもりではいますが、予備知識をもって
臨みたいのです。

母(75歳)の癌は、膵体部で胃に転移があります。
勿論、手術はしてません。



848 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/10(水) 10:25

 ジェムザール+オキサリプラチン 
 ジェムザール+オキサリプラチン+アバスチン
もありますが、やってくれるとは限りません。
転移の有無や、術後なのか不明ですが、放射線治療、温熱治療の併用も選択肢は入ります。

849 名前: いの 投稿日:2008/09/10(水) 10:27
はじめまして。

62歳の母が闘病中です、アドバイスお願いします。
昨年末に膵臓癌だとわかり、
今年1月に手術
脾臓全部と、脾臓より少し大きいくらいの膵臓を切除しました。
ステージⅣと説明がありました。
術後は特に治療はせず、経過観察でした。

痛みが強くなってきたという事と
腫瘍マーカー値が上がってきた事があり
前回の診察で抗癌剤の使用をすすめられたようです。

母から
セカンドオピニオンを受けたい
と相談がありました。

持病にパーキンソン病があり
どちらも同じ大学病院でお世話になっています。
なので
納得のいく治療を受けて欲しい。と思うと同時に
他に移るのは難しいのでは?とも思います。

どうすればよいのか迷います。
アドバイスをよろしくお願い申し上げます。


850 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/10(水) 17:19
セカンドオピニオンを受けたからといって、
必ずしも転院しなければならないものではありません。
現在は、入院施設を持たないセカンドオピニオンも多く存在します。
2~3箇所、尋ねる事もできます。

術後に抗癌剤をすすめられたのではないでしょうか。
抗癌剤を使いたくないのでしょうか? それとも他の療法を考えてるのでしょうか。

先ずは、具体的な「何故?」をお母様からお聞きし、いのさんが現在の主治医にぶつけてみてください。

後出しジャンケンではないですし、セカンドオピニオンの方が、医師の質が低い場合もあります。
ネットで夢のような効能をうたった、怪しいセカンドオピニオンには気をつけてください。

851 名前: いの 投稿日:2008/09/10(水) 18:04
850様

お返事ありがとうございます。
術後、
抗癌剤も薬も放射線も何もすすめられませんでした。
手術のタイミングが遅すぎたからなのか
ただ経過をみて行きましょうと。
なのに、なぜ今更抗癌剤なのだろうと私は思っています。
ある程度快適に暮らしながら延命できるなら良いのですが
しんどい思いをするのではないかと心配です。
母に「何故?」をきいてみます。
ありがとうございました。



852 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/13(土) 15:04
膵臓がんでは、術後補助抗がん剤が有効であることを示すきちんとしたデーターはありません。
(理屈の上では有効と推測されますし、いくつかのがんでは有効であることが示されています。)

したがって、術後補助抗がん剤を行うかどうかは、がんが完全に取り切れたかどうか(これは
手術をした医師にしかわからない主観です)と術後補助抗がん剤の有効性に対する考え(これも
きちんとしたデーターがないのですからその医師の主観が大きい)、それと抗がん剤の副作用
とのかねあいということになります。

ということで、術後補助抗がん剤が「当然」だったのかどうかは、少なくともネットでは判断
できないでしょう。

なお、セカンドオピニオンは、今後、納得いく治療を受けるために有益でしょう。
(本人が希望しているのですから)
この際には、850さんの注意に加えて、かかられている大学病院とは別の系統の
病院のほうがより客観的な意見を受けることができるでしょう。

853 名前: 不安 投稿日:2008/09/13(土) 19:53
「膵管内粘液乳頭状腫瘍」で、来月、膵臓切除(全摘出)の手術受けます。
膵臓全摘出後の生活がどうなるのか、全く見えません。
どなたか、おきかせください。
よろしくお願いいたします。

車の運転できますか?一人で生活できますか?


854 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/16(火) 23:02
>853
身近に糖尿病でインスリン注射をしている方はいませんか?
ひとことで言うとそういう状態(血糖値を注射でコントロールする
状態)になります。
車の運転や一人住まいについては、できれば避けたほうが無難です。
うっかり低血糖になると、昏睡状態になってしまいますからね。

855 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/20(土) 02:14
すい臓がんの方がほとんどですが、腎細胞がんのことお聞きしてもよろしいですか?



856 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/20(土) 07:40
がんは、種類によって性質が異なります。
ですから、膵臓がんトビで腎臓がんのことを聞くのは適当ではないでしょう。
(もっとも、膵臓がんでよく使われている抗がん剤を勧められたところ、その「副作用」について知りたいというならば別として。)
さらに、腎臓がんと膵臓がんは、性質の違いが極めて大きい方です。膵臓がんとは、抗がん剤の種類を含めて、治療内容も大きく異なるようです。

なお、泌尿器板の中に腎臓がんに関するトビがあるようですのでそちらで質問されてはどうでしょうか。

857 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/20(土) 16:29
腎臓がんなら、泌尿器板がよいかと..
http://www.gankeijiban.com/bbs/040hinyou/

858 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/09/20(土) 23:43
はじめまして。
遠隔地に住んでいる70代父が膵臓中部~下部に1.5cmの癌が見つかり、中部~尾部および脾臓の切除手術を受けました。
手術は成功で肉眼視できる癌はすべて切除したそうですが手術後の痛みが10日以上消えません。
医師(消化器外科)は少しでも立って歩け、食事を食べろと言うのですが痛み、吐き気で思うにまかせないそうです。
手術後の痛みは(1)手術によるダメージであり避けられない、ガマンすれば消える(2)手術によるダメージが体に影響を残している、治療が必要(3)取りきれない癌が進行している、の3種類が考えられると思いますが、医師もまだ判断がつかないようです。
痛みは手術の後に起こるそうです。
また、膵液を取るドレンを挿していて毎日液を採取して顕微鏡で検査し、膵液のモレがないかを調べているそうです。
本日、炎症の疑いがあるということで、経口で抗生物質と痛み止めが与えられたそうです。
手術直後の麻薬が点滴されていた状態では元気で軽口を叩いていた父ですが今は電話するのも辛そうです。
とりあえずどんな痛みなのか(チクチク痛むのか、ズキンズキンと痛むのか、圧迫されたような痛みなのか)詳しく先生に言って、場合によっては同じ病院内のペインクリニックに処置してもらうようにできないか相談してみたら、といい加減なアドバイスをしました。
食べ物は病院で出る重湯や、先生に相談してプリンなどを少しずつ与えているそうですが、食べられない日もあるし食べたら必ず激痛があるということで、ブドウ糖点滴も再開したそうです。
この時点でどのような原因が考えられるでしょうか。
父に何かしてやれることはあるでしょうか。
とりあえず父にはつまらないものでも送るとすごく喜ぶので、パステルのなめらかプリンでも送れば食べようとするかななどと思っています。
唐突なご相談ですみませんが何かわかりましたらどうかよろしくお願いいたします。m(_ _)m

859 名前: なな 投稿日:2008/10/21(火) 20:52
私の母がすい臓尾部体部がんで17日に5時間に及ぶ手術を行いました。
主治医いわく、ステージⅡとの予想だったのですが、思ったより進行していると術後説明をうけました。
しかし、その後の治療に関しては、変更せず6クールの抗がん剤行うとの事。
転移があるのは、いつわかるのですか?転移があった場合また手術はするのでしょうか?


860 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/22(水) 00:50
一般には
転移が出た場合にはもう手術はしないでしょう。
その時点で、多くの場合、末期を宣告されます。

861 名前: なな 投稿日:2008/10/22(水) 21:42
母の場合別の疾患で手術前検査を受けた時にたまたまみつっかた癌です。
例えば、その疾患がなかった場合でも、末期は同じだったんでしょうか?
すぐに転移が見つかり、末期を言い渡されたとしたら、今回辛い思いを
し、手術をしたのは無駄だったにでしょうか?



862 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/22(水) 23:03
「~だったら」の仮定の話しは、術前にすべきですし、常に最悪の事態は覚悟しておくべきです
説明を受け、納得して手術を受けたのではないでしょうか。

転移が出るかは判りません。
取り除けていれば克服は可能です。
癌になった事は残念ですが、「たまたま見つかった」のであればラッキーともいえます。
「思ったより進行している」と曖昧でなく、
「なにがどう進行し、どの程度、取り除けたのか?」を主治医に尋ねるべきです。

863 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/23(木) 00:47
はじめまして質問を失礼します 父の話です
調べていくうちにすばらしいサイトにたどり着いたので質問させてください
去年の12月に膵頭癌ができ切除手術をしました
その後復帰したように見えましたがしかし腸のほうが詰りストマになりました
今後はどんな風になるのかもしくは治るものなのかまたは覚悟をきめるのか
パニックになってますなんでもいいので教えてください 覚悟はできておりますので厳しい意見でも受け止めます


864 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/23(木) 20:28
>863

そもそも「腸のほうが詰り」の原因は主治医からどのように説明を受けているのですか?


865 名前: 匿名さん 投稿日:2008/10/26(日) 05:43
はじめまして。母がすい臓に腫瘤があると診断され検査中です。すい臓に腫瘤ができる病気はすい臓癌しかないのでしょうか?検査は胃カメラが終わり造影を使用したCT検査が今週あります。今後どのような検査が必要でしょうか?まだ入院はしてませんが、いずれ入院、手術になるのでしょうね。不安です。現在は胃部に鈍痛があるとのこと腫瘤は13ミリと言われてます

866 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/10/29(水) 22:02
864様 863です
再発で腸を圧迫しているようなことを言ってました 今は食欲がまったくなくなってきました。

867 名前: なな 投稿日:2008/10/31(金) 09:01
先日、手術でリンパを8個取ったうち1個に転移がみつかりました。
いまの所、肝臓に転移は見られないそうですが、退院後、抗がん剤で
治療を行います。今、乳び腹水がたまり、絶食中です。
今後、何かできることと言うと何をすればいいにでしょうか?
ただただ、どこかに転移して居ないかをびくびくとして過ごして
いかないといけないのでしょうか?
PETを受ければ、小さな転移でも見つかると聞きましたが、
今、見つかったらその小さな癌をたたける、治療はあるのでしょうか?


868 名前: なな 投稿日:2008/10/31(金) 09:23
追記
すい臓がんが、どうなった時点で末期、余命を宣告されるのですか?


869 名前: あき 投稿日:2008/11/03(月) 07:39
教えて下さい。すい臓の腫瘍はガン以外にもありますか?また悪性は、どんな方法で判断つきますか?

870 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/03(月) 10:20
>すい臓の腫瘍はガン以外にもありますか

もちろんあります。

>どんな方法で判断つきますか

血液検査とCTがベースになりますが、実際には判別困難なもの
も多く、摘出したものを調べるまで癌かどうかわからないことが
あります。
とりあえずここ↓のうち、「すい臓がんの検査」を読んでください。
初心者向けに書かれてあります。
http://suizougan.rdy.jp/

基礎的な知識くらいは他人に聞く前に自分で調べるようにしないと
悪質な健康食品業者のカモにされちゃいますよ?

871 名前: あき 投稿日:2008/11/04(火) 07:08
ありがとうございました。母がCT検査、エコーで腫瘍らしきものがあることが判明し明後日から検査入院します。CTの検査後、医師から炎症か何か入院して調べましょうと言われたので、、、CTでも炎症か腫瘍の判断が難しいのかと思った次第です。

872 名前: ゆう 投稿日:2008/11/09(日) 19:02
9月に他スレで書き込みさせて頂いた、ゆうと申します。
弟が入院してから、約2か月以上が経ちます。
結果から申しますと、私の弟は、入院して2か月経過後に『膵臓癌』と診断を受けました。
検査検査で、食欲があるにもかかわらず、絶食の日々で体重も15キロ減少しました。
8/27に黄疸の為、入院
様々な検査をするものの原因がわからず、10/15に地域の市立病院から大学病院へ転院。
当初、先天性胆道拡張症がなんらかの原因で病名が閉塞性黄疸。
入院当初、CA19-9は、黄疸もあった為5000以上。
しかし、大学病院で10/29に、『膵臓癌』と診断。
何でも、タチが悪い癌で、市立病院では1センチあまりで見つけられず、現在は、4センチにまで大きくなっているにもかかわらず、CA19-9は、正常値。
胆汁を外に出すため、2か月にわたりお腹からドレナージをしております。
私は、何度も癌ではないのか?と市立病院の医師に問いました。
母と同じ、胆管癌を疑っておりました。
にもかかわらず、医師は、可能性は低い、と。
癌だとしても、1ミリ!早期だ、と。
結果、即手術を要する『膵臓癌』だと…
早くの転院を促さなかったことを悔やんでなりませんし、市立病院の医師には不信感を抱いておりました。
『膵臓癌』と疑って検査することはできなかったのか?
1ヶ月あまりで、4センチにまで進行するなんてありえるのですか?
対応の遅さ、診断書にも、先天性胆道拡張症と記載されている始末…
弟は、33歳という若さです。
進行が早く、『膵臓癌』であれば、なおさら…

今は、12日に膵頭十二指腸切除手術を控えている為、まず、手術が出来ることを一番に祈るところですが、悔しくてなりません。。。

検査や、医師の診断、病院の選択は、本当に自分が納得するようすべきなんだとつくづく思いました。

皆様の闘病の記録などを、拝見致しまして、私も参考にさせて頂こうと思います。

一番不安なのは、当事者の皆様ですものね。

これから、寒くなりますのでお風邪などひかぬよう、お互い頑張って行きましょう。


乱文、長文失礼致しました。



873 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/11/13(木) 12:43
>ななさん

リンパ節転移があるという事はステージでいうと2か3に相当します。
 (正確なステージを判断するには、癌の大きさや局在、転移状況といった情報が必要となります)
余命については、ステージ1~4a、4bまでの全ての段階において統計学的に生存曲線や生存率が作成されていますので、
どの時点においてでも余命を推測する事は可能なんですが、患者自身の健康状態、体力、抗がん剤の効果、副作用などで
余命は大きく変わってくるものと思われます。
末期はステージでいうと4b。肝臓に遠隔転移を起こした段階で判定されます。
余命(平均)は、無治療だと3~6ヶ月。抗がん剤治療をして6~9ヶ月。
最近の研究報告ではジェムザールとTS-1の併用で~12ヶ月とどんどん治療成績が伸びてきているようです。

今後の対策といえば、早寝・早起き、栄養バランスのとれた食生活、適度な運動といった健康的な日常生活を送る事が第一です。
再発につきましては、原発臓器の摘出術をしたとしてもステージ3以上であれば、既に転移を起こしているか、検査にかからない程度の大きさだったと、
覚悟しておく必要があります。消化器の癌は肝臓に転移する確率が高いので、肝転移に注意する必要があります。

874 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/11/13(木) 13:06
>ゆうさん

膵臓癌が4センチ以上となるとステージ3以上となります。
膵臓周辺組織や臓器への浸潤、転移状況によって4aか4bにもなりますが、
摘出手術を行うと判断したのであれば、ステージ4aまででしょう(4bは外科治療は適用されない)。
ちなみに癌が4センチまで大きくなるには、年単位の時間を要すると思いますよ。

膵臓癌と診断が着くに時間がかかった事についてですが、
初期の自覚症状(倦怠感、食欲不振、痒みetc)がごく日常的にあるモノであり、それと膵臓癌を結びつけにくい事、
胃癌や大腸がんと違って検査をやっても簡単に癌を発見できないことなどが上げられます。
多くの患者が、別の病気だと思ってCT検査したら膵臓に腫瘍が見つかり、転移してて手遅れです、というパターンに当てはまります。
ただ、ゆうさんの弟さんの場合、黄疸が出て入院した訳ですから、市立病院側は膵臓周辺に目を付けても良かったと思います。
癌をうたぐった時点で、すぐにでも癌の拠点病院(or準拠点病院)か癌センターに転院したほうが良かったかもしれませんね。

875 名前: ゆう 投稿日:2008/11/13(木) 20:13
>ベオウルフ様
ご返答ありがとうございます。
本当に感謝致します。
昨日、弟の膵頭十二指腸切除手術が無事行われました。当日の朝まで熱と採血で延期の可能性もありましたが、決行されました。
術前の外科医からの説明でステージ3、内科医からは4センチと聞いていた腫瘍は6~7センチ、ただし血管に浸潤、転移していたら開腹のみで閉じる場合もあると。
手術は、12時間かかりました。
術後の説明は、腫瘍は6~7、門脈を巻き込んでいた、拡張した胆管、肝臓に小さな石があった(癌ではない)、すべて取り除いた。
ただし開腹してみると、リンパに転移があり、ステージ4b、余命6か月~1年と…
術後、バタバタと容態が悪化し3か月で亡くなった方もいる、と。
正直、手術時間が長かった為、手術が出来て良かったと安心した反面、この手術をせず、科学療法で延命治療した方が良かったのでは無いか、とどうしたら良かったのかと後悔やらなにやら、余命の告知に愕然とし混乱しております。
癌の病名、すっかり頭から抜けてしまいましたが、とてもタチが悪く、かなり膵臓癌でも進行が早いものだ、と…
抗がん剤治療で弟は、延命できますか?
母を胆管癌で亡くしていると話したにも関わらず、45日入院させた医師の腕…

私の無知を悔やまれてなりません。
これから治療費もバカになりませんし、納得いくまで治療してあげたい気持ちでいっぱいですが、市立病院の診断書は、癌が原因の入院だったにも関わらず、病名、原因が違う診断書です。

こういったケース、ご経験されたご家族の方、いらっしゃれば、是非ご意見ください。

もうどうして良いかわからず不安です…

876 名前: ゆう 投稿日:2008/11/13(木) 20:43
追記
>ベオウルフ様
市立病院は、おそらく膵臓まわりの癌を疑って検査していたと、いたに違いないと思います。
検査内容が、明らかに癌検査です。
転院は、病院側から促されました。
何故ならPETを検査する設備が無かったからです。

癌の部位が確定しなかっただけなのでは?と感じます。
なのに、可能性が低い、とか、癌だとしても早期だ、とか…

安心させる発言というか、軽はずみな発言というか…

生命保険も医師の診断書で左右されます。
残念でなりません。


設備や、医師の腕、医師の人数、経験…を考慮すれば自身の癌検査も病院の選択は、本当に命がけだと、思ってしまいました…




877 名前: ゆう 投稿日:2008/11/13(木) 21:36
度々の書き込み申し訳ありません。

過ぎた事に時間を費やすよりも、前向きに弟を支えて行こうと思います。

また、容態の報告させて頂きます。

同じように、患っていらっしゃる皆さん、頑張って行きましょう。



878 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/11/14(金) 11:03
>ゆうさん

ステージ4bでしたか。
膵臓癌が周辺の血管まで及んでおり、第2群リンパ節転移が確認されたのでしょう。
本来であればステージ4bの患者には外科的な治療は適用されません。

その理由として、既にがん細胞が広範囲に及んでいるため、全てを取り除くは不可能であり、
無理に癌を除去しようとすると、がん細胞を腹腔内にばら撒いてしまう危険性も伴います。
また、膵臓癌の手術は膵臓のみならず周辺の臓器や消化管、組織も取り除き、その後、消化管の再建術を行うという
大手術になります。そのため、手術侵襲(身体へのダメージ)が大きくなり、体力が落ち込んでしまいます。
そして、体力が回復した頃には、がん細胞は手術前とほぼ同じサイズまで戻ってしまうのです。
ですから、4bと判定されると、無理に手術をせずに化学療法のみの適用となります。
膵臓は厚さ2cm程度の扁平な形をしているので、腫瘍の大きさが6cmという時点で周辺組織への浸潤・転移は分かっていたでしょう。

診断書については、市立病院ではなく、現在お世話になっている主治医に依頼すれば良いと思いますよ。
抗がん剤は高くつきます。入院費用もかかります。
アフラックなどの癌保険に入っているのであれば、今の主治医に依頼しなおすべきでしょう。

879 名前: ゆう 投稿日:2008/11/14(金) 15:59
>ベオフルフ様
早速のご回答ありがとうございます。
解らない事だらけで、このスレッドがありとても勉強になり、頼りとなってます…またお力お借りさせて下さい。

ベオウルフ様のおっしゃる通りだと思います。
私も、開腹し、すぐ閉じられておかしくなかったと思います。
医師チームは、開腹した時点で何故手術に踏みきったのか??これは、まだ執刀医に確認しておりません。
それが最善の方法とお考えの上で長時間に渡る手術をして下さったと思いたいですが…

いくつか教えてください。
①散らばった癌細胞は、抗がん剤治療をして延命出来るものなのでしょうか?
もちろん体力の回復が一番かと思いますが…

②これからの治療を考えると、市立病院が自宅より近い為、そちらでの治療もいいのではないか?と執刀医からお話がありました。
しかし、私としては、手術を行った先生方チームに適切な治療をして頂きたいと考えてます。
やはり、手術をしていない医師の治療に不安を感じています。
ただ、通院となると弟の体力が心配ではあります。
どちらの選択が良いものか…お知恵を下さい。

③弟は、33歳です。
やはり、若いがゆえに進行は早いのでしょうか?
余命半年~1年は、当たり前なのでしょうか…



880 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/14(金) 21:20
>ゆうさん


延命できるかどうかという質問なんですが、抗ガン剤治療の在り方として、
ステージ4bの患者に対してはすべて延命治療になってしまいます。
ですから、延命を目的とする治療という枠組みに入ることは入ります。
ただし、副作用が強く出てしまって、抗ガン剤治療をしてしまっただけに、本来の寿命よりも早く死んでしまう患者さんもいる事でしょう。
これは抗ガン剤治療を初めてみないと何も分からない事なので、言及する事はできません。
抗ガン剤治療をして、延命しようとするのが一般的ですが。


自宅から病院までの距離は非常に重要です。
膵臓癌4bの患者に対する治療といえば、ジェムザールかTS-1による全身化学療法しか選択肢が無いのが現状です。
いかに先進的な病院に通ったとしても、これ以上の治療を受けることはできません(治験は別ですが)。
癌患者は癌の進行と共に、体力の衰えが顕著になってきます。
それは想像を超えてきます。「これほど悪くなれるのか?」と疑問を抱くほどに落ち込んできます。
このような状態になると、車や公共交通機関を利用して病院に通うのが苦痛になってきたりもします。
癌センターや大学病院とは名ばかりで、膵臓癌4bの患者に対する治療は、これといって特別な事は何もできません。
近所の市立病院で同等の治療ができるのであれば、そこに通うのもありかもしれません。


若い人は細胞自体が元気ですので、その細胞が癌化したとなると、やはりその進行は早いものとなります。
ステージ4bとなると、無治療で余命は3~6ヶ月、抗ガン剤治療をして6~9ヶ月くらいとなりますが、
ゆうさんの弟さんの場合は手術をしてますので、侵襲からの回復期間中にどっちに転ぶかによってかなり左右されると思います。

881 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/11/15(土) 10:18
↑880 名前を入れるのを忘れていました。

882 名前: ゆう 投稿日:2008/11/15(土) 19:50
>ベオウルフ様
ご親切で的確、迅速なアドバイス本当にいつもありがとうございます。
術後の医師からの結果説明にあまりに混乱、動揺してしまいました。。。
今は、現実を受け止めてしっかり弟をサポートして行こうと思います。
私は、胆管癌で他界した母を、在宅で看とりました。
弟と2人、必死に看病しました。
再発してからの母、それはそれはとても壮絶な苦しみ、体力の衰えを目の当たりに致しました。

経験があるゆえ今回は、私ひとりで…と、嫌な先の事まで考えて想像しまいます。
弟も一緒なはずです。。。

現在の弟は、一般病棟に移り、白血球が低下、胆汁が緑色(医師は、感染していると)になっているのとやや熱があります…
傷口の痛みが強いらしく、とても痛々しいですが、見守ることしかできません。
ベオウルフ様の言うように、私もどちらに転ぶか…が勝負だと思います。
体力の回復を一番に考え治療していきます。

また、お力お借りさせて頂きたく思っています。
どうぞ宜しくお願いします。


883 名前: 863 投稿日:2008/11/23(日) 01:07
863です永眠しました。。。 私も1週間ほどの死のカウントダウンがわかりました
(私流ですが)

884 名前: ゆう 投稿日:2008/11/23(日) 21:17
>863様
お父様のご冥福お祈り申し上げます。
私も経験ある故、終末期のご看病、お父様の苦痛…さぞお辛かったと、察します。
863様もお身体お大事になさって下さいね。


>ベオウルフ様
医療従事ご関係、闘病ご経験の皆様

またお力貸して下さい。

弟の手術から11日が経過致しました。
現在の様子は、傷口の痛みが時折有ります。
熱は上がったり下がったり。。
歩行はできます。
便は下痢。食欲にムラがあり、高カロリー点滴をしています。吐き気無し。
検査は、日々の採血とレントゲンが一度ありました。

胆汁、膵液が一時的な管が入っているのと腸液?の管が入っています。

術後の説明以降、主治医と話が出来ておりません。
医師に聞くにも、何を聞いて良いものか解らず混乱してしまって…

①術後の今、病院は、どういった処置をしているのでしょうか?


②今後は、どうなったら退院できるのでしょうか?


③病理検査は、時間がかかると医師から話しがありました。
どういった検査なのでしょうか?…

医師とうまくコミニケーションがとりずらくて…
本当に無知ですみません。
宜しくお願い致します。



885 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/11/24(月) 02:28
>863さん
お辛かったでしょうね。お父様のご冥福をお祈りいたします
>ゆうさん
わたしも父を膵臓癌で亡くしました
ゆうさんはお母様を看取りそのうえ弟さんまで・・・何といっていいか
お気の毒すぎます。
退院は・・・うちの父の場合ですが、抗がん剤の副作用が比較的少なく
点滴が取れて3度の食事が普通に出来るようになってから
退院となりました。3ヶ月に満たないものとなってしまいましたが・・・
退院前は本当に食欲が出て「お腹がすく」とよく言ってましたので
それなりの体力もあったのでしょう。
疑問を感じたことは看護師さんを通じてでも医師に聞いてもらったりしては
どうでしょう?何というか病気が病気だからかもしれませんが
聞いたことには答えてくれますが必要最低限のことを言葉少なくという感じなので
家族はもどかしい思いをしますよね(これはわたしの経験上ですが)
ゆうさんもお身体に気をつけて、今は前を向いて頑張ってくださいね

886 名前: ゆう 投稿日:2008/11/24(月) 20:43
>885 名無し様

励ましの優しいお言葉、ありがとうございます。
885様もお父様を亡くされているのですね…
退院までのお話、大変参考になりました。
885様のお話にもあったように、今は、体力回復というか、まずは、三度の食事ができるようになり、点滴、管がはずれる事が一番なのかなぁ…と思いました。余命宣告を受けてから、日々、気ばかり焦ってしまって…

看護士さんを通じて少しずつ医師とコンタクトがとれるよう頑張ります。

今日で術後12日目。
弟は、好物のマグロが食べたい…(^_^;)と言うので、軟飯をマグロ山かけ丼状態にしてあげたら、ガツガツ食べていました。
お寿司も4カン平らげました。
食欲があると救われます。
癌細胞にも栄養が行くのか?と思うと、腹立たしい気持ちですが、体力をつけ早く抗がん剤治療ができるようサポートしようと前向きに頑張ります。

余命宣告になんか負けません。


887 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/11/25(火) 10:35
>ゆうさん

①体力の回復と感染症対策くらいでしょうか。
 癌に対しては無治療。体力が回復しない事には癌治療を始める事が出来ません。

 体調管理は非常に重要です。「食事が摂れない」、「熱がある」となると抗がん剤の投与を見送る事になってしまいます。
 早く抗がん剤治療を始めたいかも知れませんが、体調管理をおろそかにしてはなりません。
 今は、腰をすえて体力の回復に努めるのが良いと思いますよ。

②食事が摂れ、散歩ができる程度に身体を動かせるようになったら、抗がん剤が始まります。
 抗がん剤投与を始めて、副作用の様子を見ながら、退院時期を見計らうことになります。

③よく分かりませんが、ゆうさんの弟さんの体調を見ながらなので時間がかかるよ、という事なんでしょうかね?
 検査自体の時間はかかりませんから。

888 名前: ゆう 投稿日:2008/11/25(火) 18:24
>ベオウルフ様

お返事ありがとうございました。
よく理解致しました。
今後は、つべこべ言わず看護士を通じて医師とコンタクトを取ります。
時間がありません。。

今日の弟ですが、昨日くらいからお腹が張っていて、微熱があり具合がよくありませんでした。
私は、まさか腹水?と思い、看護士に訪ねました。
すると、尿の量が少ない為、利尿剤を4、5日使い様子を見ると…
今日は、利尿剤の効果で滝のように尿が出たとのこと。
膵・腸液?の管は一時的に抜けました。
明日、CT検査があります。
医師から明日話しを聞く予定です。

ベオウルフ様、これは術後の合併症なのでしょうか?
術後よくあることなのでしょうか?
それとも、、癌性腹膜炎からの腹水なのでしょうか?
術後、こんなにすぐ腹水が発症するなんて有り得ますか?
情報が少なく申し訳ありませんが、考えられる状況を教えて頂ければ幸いです。
どんなに酷でもかまいません。。
悪い方にばかり考えてしまいます…

889 名前: ゆう 投稿日:2008/11/25(火) 18:56
>ベオウルフ様
追記です。

ご参考にして下さい。

弟は、お腹の傷口が痛むくらいで、他の痛みはありません。
痛み止めは、ロキソニン。
便は、下痢ですが(緑色から黄色に)日々あります。
尿は、量が少ないもののあります。

食欲はあまりありませんが、嘔吐無し。

宜しくお願いします。


890 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/11/26(水) 10:18
>ゆうさん

888の分
尿の量が少ないですか。
もしかしたら、腎機能が低下してるのかもしれませんね。
腹水であれば、腹部のみ張りを感じるのですが、
もしも腎機能が低下しているのであれば、手足や顔の皮膚が浮腫むのでそれも合わせて見ておいてください。
腎臓は膵臓の近くにあるので、癌による悪影響を受けやすいのです。
ちなみに、腹水の有無は画像診断で判断できます。今日、CTがあるという事なので、主治医に聞いてみてください。
術後、こんなに早くという点についてですが、腹水は炎症が起これば溜まってしまいます。
また手術後という事で、体調は良い方にも悪い方にも変わりやすい非常にデリケートな時期です。
“炎症→腹水溜まる” というパターンには注意が必要ですね。

889の分

緑色の便はビリルビンという胆汁から分泌される色素成分の色です。
健康な人でも便に含まれているものであり、特には問題ないと思います。
ただし、赤やまっ黒の便が出れば、主治医に報告する方がいいでしょう。

891 名前: ゆう 投稿日:2008/11/26(水) 22:54
>ベオウルフ様

お返事ありがとうございました。
本当に感謝致します。


今日は、結局CTが夕方遅かったので医師から結果は聞けませんでした…

採血は問題無い、たまに胆管炎がある、おそらく腹水だと…回診の際おっしゃっていました。
術後、よく頑張ってる方だと…

食欲無し、熱・腹痛有り。血糖が150で、インスリンを2本注射されていました。
しかし、今日も好物のマグロでご飯を食していました…
本人は居るし、私もあまりネホリハホリ聞けず終了しました…

術後よく起こることなんでしょうか…?
主治医も、看護士の対応も…なんだかあたりまえすぎて…

明日、本人抜きで先生から結果、現状、予後…
お話しできたら、と思っています。

癌性腹膜炎からの腹水だと考えると心配でなりません…
急変も怖いですし、腹水は、もう処置できないんですよね…


892 名前: 投稿日:2008/12/05(金) 10:43
初めてメールします。
遠距離の親類が膵臓癌になっています。色々な箇所に転移もしているそうです。手術も出来ない状態で、本人の意思で今は退院をして通院で抗がん剤治療をしているそうです。(多分、延命の)
家族の為にも私に何か出来る事があればしてあげたい気持ちで一杯です。
余命宣告はされています。どなたか返事をして頂けたら…と思っています。お願いします。


893 名前: ゆう 投稿日:2008/12/05(金) 23:18
11月12日に膵頭十二指腸切除手術をした弟の術後の
経過のご報告です。
術後、熱や傷の痛みがあり時折絶食になったものの
現在は全ての管が抜け痛みもほとんどなくなり食欲も出てまいりました。
週明けに採血をし、問題なければ抗がん剤が始まります。
TS-1です。
1週間抗がん剤を服用し、副作用しだいでは、中旬に退院と主治医から
お話がありました。
半年~1年という余命宣告から1ヶ月が経過します。。。
退院は嬉しいですが、毎日の食事や体調管理がとても不安です。
副作用も何が起こるかわかりませんし…
個人差があると思いますが、起こりうる副作用、
食事で気をつけること、体調管理で気をつけなければならないこと、
アドバイス頂ければ幸いです。

>K様
ご親戚が膵癌とのこと。
お気持ちご察します。
もちろん、患者様へのサポートが一番だと思います。
しかし、そのご家族も同じように苦しんでいらっしゃると
思います。
大事な家族と別れの期限を宣告されること…
どんなことより残酷で辛いです。

私の場合は、一言では言えませんが
前向きな励ましの言葉をかけてもらって元気が出ました。
決して一人ではないんだと…勇気が出ました。

アドバイスになっていませんが…
どうかお力になってあげて下さい。





894 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/12/06(土) 12:11
>ゆうさん

TS-1による副作用は、発熱、倦怠感、食欲低下、白血球の減少、などがあります。
簡易なパンフレットが病院内にあるはずなので、それをもらって読んでみたら良いと思いますよ。
また、“服薬手帳”をくれるので、それにもTS-1の説明が書いてあると思うので、それで勉強してみて下さい。

これから冬も本番になります。気温が下がるので、体調を崩しやすくなるでしょう。
また空気が乾燥し、感染症の心配もありますので、十分な注意が必要です。

食事については、糖尿病患者が食べるような食事をイメージすれば良いかと思います。
塩分、糖質、脂質控えめ。野菜や魚介類を中心に食べていけばいいと思います。
あぶらっこいモノは極力摂らないようにしましょう。
また、食欲の低下が著しいとき、ソイジョイのような食べやすいもので栄養を補給するよう心がけると良いと思います。

895 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/12/16(火) 10:52
発表日 2008/12/16
扶桑薬品など、がん治療用「新生血管阻害剤ots102」の第ii/iii相臨床試験
を開始
新生血管阻害剤ots102 第ii/iii相臨床試験開始のお知らせ

 当社とオンコセラピー・サイエンス(株)(ots社)が平成17年4月4日に契
約を締結し、ots社において開発中の、癌治療用「新生血管阻害剤ots102」の
第i相臨床試験で安全性の確認を得て予定通り膵癌を対象とした第ii/iii相臨
床試験を開始いたしますので、お知らせいたします。

「新生血管阻害剤ots102について」

 悪性腫瘍(癌)は、際限なく増殖して周辺の正常組織を破壊するとともに、
近くにあるリンパ節や遠く離れた臓器にも転移します。癌が、このように成長
して生命を脅かすような存在となるためには、自らを養うための酸素や栄養素
を運ぶ血流が豊富であることが必要です。そこで癌細胞は、いろいろな因子を
分泌することにより新しい血管を増やす性質を持っています。これを妨害して
腫瘍の成長を阻むことができるのが新生血管を阻害する薬剤(新生血管阻害剤
)で、新しい考え方の癌治療薬として近年注目を集めております。
 ots102は上に述べた新生血管阻害剤の一種ですが、これまでに他社にて開発
されてきたものとはまったく違う作用機序を利用したものです。腫瘍の血管新
生に関わる重要な遺伝子であり、癌細胞の生存と成長に必要な新生血管の内皮
細胞に高発現し、正常組織にはほとんど発現していないvascular endothelia
l growth factor receptor 2(vegfr2)というタンパクの一部からなる薬
剤です。その投与により腫瘍への栄養を供給している新生血管内皮細胞に対す
る強い免疫反応が誘導され、抗腫瘍効果を示すことが動物実験で示されており
ます。また、癌周辺にはvegfr2 を持つ新生血管が多数存在することが多い反
面、通常の成熟化した正常血管はvegfr2 をほとんど持たないことから、ots1
02は癌増殖に関与する血管に対してのみ働く、副作用の少ない薬剤になること
が期待されております。

 今回開始いたします臨床試験は、承認申請を視野に入れた第ii/iii相臨床
試験で、局所進行膵癌及び再発膵癌患者を対象とする二重盲検比較試験として、
膵癌患者の生存期間を延長できるかどうかを検証いたします。本試験をpegasu
s-pc study (ペガサスpcスタディー;phase ii/iii clinical trial
 using vegfr2-epitope peptide and gemcitabine in patients wit
h locally advanced,metastatic, or unresectable pancreatic cancer
)と名付け、全国26施設で臨床試験を施行いたします。

 今回の臨床試験の対象となる膵癌は、罹患数と死亡数がほぼ等しく、5年生
存率は6.7%(がんの統計,2008年)と非常に予後不良な癌であり、新規の治療
法が強く希求されております。ots102は上述のように癌増殖に関与する血管に
対してのみ働く、副作用の少ない薬剤になり得ることから、膵癌に対する極め
て有効な治療法となることが期待されます。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=207813&lindID=4

http://www.fuso-pharm.co.jp/

896 名前: アピアピ 投稿日:2008/12/18(木) 00:17
初めてご相談します。12月初めに私の45歳の兄が膵臓ガン肝転移ありの余命1~2月と国立ガンセンターで診断されました。黄疸がひくまではガン治療も出来ず、黄疸治療の方法もないと言われ、何も出来ない状態です。このままでは、じっと進行を待っているだけの気がして、悔しくてなりません。実は2年前に父が同じ膵頭部ガンで診断から8カ月で亡くなりました。父は黄疸がなかったので抗がん剤の投与をしていました。兄の場合は病院をかえたら黄疸治療をしてもらえるんじゃないかと思っています。どなたか助けて下さい。アドバイス、経験何でもいいので助言下さい。


897 名前: アピアピ 投稿日:2008/12/18(木) 00:33
初めてご相談します。12月初めに私の45歳の兄が膵臓ガン肝転移ありの余命1~2月と国立ガンセンターで診断されました。黄疸がひくまではガン治療も出来ず、黄疸治療の方法もないと言われ、何も出来ない状態です。このままでは、じっと進行を待っているだけの気がして、悔しくてなりません。実は2年前に父が同じ膵頭部ガンで診断から8カ月で亡くなりました。父は黄疸がなかったので抗がん剤の投与をしていました。兄の場合は病院をかえたら黄疸治療をしてもらえるんじゃないかと思っています。どなたか助けて下さい。アドバイス、経験何でもいいので助言下さい。


898 名前: ベオウルフ 投稿日:2008/12/18(木) 10:48
>アピパピさん

原発が膵臓で、既に肝転移もしているのであればステージは4b。
余命が1~2ヵ月という事は、かなり状態が悪いモノと思われます。
癌によって胆道が狭窄して、黄疸が出ている場合には、
黄疸を解消するため、胆管空腸吻合術や胆嚢空腸吻合術などを行います。
他には、手術をせずに内視鏡的、経皮経肝的に閉塞した胆道にチューブを通す方法もあります。

転院についてですが、
“転院を視野に入れたセカンドオピニオン”をすると良いかも知れません。
現在の主治医に診療情報提供書を書いてもらい、これまでの検査データを用意してもらう。
そして、転院したい病院を紹介してもらうか、この病院が良いと提案する。
で、セカオピの日時が決まると、診療情報提供書と検査データを持って紹介してもらった病院に赴き、
これまでの検査結果と(今現在の)主治医の見解を踏まえて、今後の治療方針をどうして欲しいのかを具体的に相談すれば良いと思います。

ただし、“転院ありき”で話しをすすめないことをお勧めします。
今現在、お世話になっている主治医の人柄や性格にもよりますが、セカオピに対して余り良い顔をしない方もいます。
昔に比べると、随分と気安くセカオピが出きるようにはなってきましたが、中には不快感を示されるお医者さんもいるという事です。
必ず転院出きるんだ、と決め付けてセカオピを進めたとしても、
セカオピ先の先生が自分の期待していた通りの答えを用意してくれてるとは限りません。
念願かなって黄疸治療もします、転院してきて下さいと言ってくれれば良いですが、
ここに来ても治療法は同じです、今の病院に戻ってくださいといわれる可能性も実際にあります。
今の病院に戻る余地を残しつつ、セカオピを進めると良いと思います。主治医との関係悪化は、出来れば避けたいところです。

899 名前: ゆう 投稿日:2008/12/25(木) 11:49
ご無沙汰しております。
弟は、12月18日に無事退院しました。
今は、抗がん剤を服用しながら自宅療養しのんびり生活しています。
副作用もほとんどなく、食欲もあります。
こういう時期がずっと続けばいいなぁ…と願うばかりです。
ただ手術時、括約筋を切除しているため、食後30分もすると鳴腹が始まり、下痢でほぼ出てしまいます…
便秘も困りますが、下痢は、せっかく食べられたのに出てしまいます…
体重も減少はしていないものの増えません。

下痢止めの麻薬を服用していますが、1日に4~5回の排便があります。

下痢を和らげる方法、体重を増やして体力を付けさせる方法はないものなのでしょうか?

高カロリーな食事はどうしても油を使用した料理を連想してしまいます。



900 名前: けろ 投稿日:2009/01/06(火) 11:24
はじめまして。藁にもすがる思いでここにたどり着きました。
どなたか相談に乗って下さい。
父は2年前膵臓にガンがみつかりました。手術は不可、余命2~3年と言われました。
その後肝臓に転移、抗ガン剤治療をしておりました。
膵臓の癌はずっと停滞していますが肝臓の癌は少しずつ進行、最近肛門付近にも癌が見つかりました。
この肛門の癌のせいなのか、ひどい便秘に悩まされています。
便意はあるのに、出ないということです。
一日に何回もトイレに入りますが、ほとんど出ず、苦しんでいます。
痔にもなっているようです。
この1ヶ月くらいでがっくりと体力が落ち、トイレの往復もつらいようです。
腹部や背部の痛みもあります。
5分と立っていられない状態で、このまま歩けなくなるのではと心配しています。
食欲は人並みにありますが、インスリン注射をしています。

大学病院ではこれ以上の治療ができないと判断したのか、
保険外治療のできる病院を勧められました。
月に20万以上もかかる治療とのことで、とても続けられません。

こういった状況の場合、残りのケアはどういった事ができますか?
治療ができなくなる場合、痛みの緩和や落ち着いた余生を送れる施設など、
どんな医療機関があるでしょうか。
当方福岡在住ですが、サイトなどご存じの方、お教え下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

901 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/06(火) 13:02
質問なんですが、すい臓癌手術後の抗がん剤6ヶ月終わったんですが、医師からは今後の抗がん剤投与は、何とも言えないので、やるかやらないかは、自分で決めて下さいと言われたんですが、続けた方が良いのでしょうか? 現在は転移も無い状態で抗がん剤は、ジェムザールです。 よろしくお願いします

902 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/06(火) 13:05
>>900
ホスピス病棟 in 福岡 です。

栄光病院
福岡県粕屋郡志免町別府 58 36床/178床
http://www.eikoh.or.jp/

聖マリア病院
福岡県久留米市津福本町422 16床/1388床
http://www.st-mary-med.or.jp/menu.html

久留米大学病院
福岡県久留米市旭町67 12床/1263床
http://www.hosp.kurume-u.ac.jp/

さくら病院
福岡市城南区片江4-16-15 14床/152床
http://www.sakurahp.or.jp/

木村外科病院
福岡市博多区千代2-13-19 14床/129床
http://www.kimura-hosp.or.jp/

原土井病院
福岡市東区青葉6-40-8 20床/556床
http://www.haradoi-hospital.com/

北九州市立医療センター
北九州市小倉北区馬借2-1-1 20床/636床
http://www.city.kitakyushu.jp/~k7509200/index_2.html

聖ヨハネ病院
北九州市小倉北区下到津3-5-8 20床/20床
http://www2.ocn.ne.jp/~stjohncl/

903 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/06(火) 13:08
>>901
耐えられないような苦痛(副作用)や、経済的負担、が無いのであれば
続けたらよいのではないでしょうか。
あくまでも私見です

904 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/06(火) 13:16
抗がん剤で一定 腫瘍のコントロールができているのであれば、
化学療法を継続すればよいのでは?
現在つらい症状については、主治医が忙しければまず看護師さんに、
何か対症療法ができないか相談してみては?
保険外治療をするかどうかは患者側が決めればよいこと。
(保険外のオプションを具体的に示してくれた大学病院は良心的だと思う)
患者さんご本人の意思を尊重し、保険外治療はしない方針ならその旨を伝えて、
大学病院で積極的治療をどこまで続けるのか、相談されるのがよいでしょう。
病院によっては「看護相談室」等が相談に乗ってくれることも。
地域在宅医療支援センター
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/f17/kanngosidou.html
福岡緩和ケア研究会
http://www3.coara.or.jp/~fpckanwa/index.html
緩和ケアBBS
http://kotaro24.bbs.fc2.com/
癌掲示板「ケア」スレッドも役に立つと思います。

905 名前: けろ 投稿日:2009/01/06(火) 13:24
>>902さん
>>904さん
早速のレスありがとうございます。
大学病院で保険外治療を勧められたので、もう大学病院ではがん治療はしてもらえないのかと
思っていました。
直接先生に聞くのが一番なのですが、患者本人がいない時に聞きたいと思って…
やはり先生や看護師さんに詳しく相談してみます。

ちなみに、ホスピスは保険内と聞いていますが、
各病院10~20床程度のようですね。すぐに入れるものなのでしょうか。
キャンセル待ちが多いなどの状況はありますか?

906 名前: ベオウルフ 投稿日:2009/01/06(火) 17:21
>けろさん

ホスピスと聞くと、終末医療という事で、緩和ケアのみの抗がん剤なしを連想しそうですが、
患者さんの状況に応じては抗がん剤治療してくれます。
 (もちろん、抗がん剤に耐えうる体力があると判断された場合ですが)

転院する前に現在の大学病院内の地域医療連携室に行き、福岡県内のホスピスを紹介してもらって下さい。
そして、まずは家族でホスピスを訪問し、実際に治療にあたってくれるお医者さんと
今後の治療方針を相談するといいでしょう。
患者が望むのであれば、積極的に癌治療を行いつつ、緩和ケアもやってくれると思いますよ。
ちなみに、人気のあるホスピスは常に満員です。空き待ちになる事が多いですね。

あと、大学病院についてですが、大学病院でも緩和ケアを受ける事は可能です。
しかし、癌に対して大学病院は積極的治療をする病院ですので、緩和ケアは弱い分野になります。
終末期を迎えた患者さんよりも、まだ初期の患者さんへの関心が高くなりますし、
大きな病院ですから次から次へと新しい患者さんが運ばれてきます。どうしても一人当たりに費やす時間が減る訳です。

907 名前: wanwa 投稿日:2009/01/06(火) 23:07
>901
アドバイス、難しいですね。
続けていると、財布だけじゃなく、体力的な問題も出てくるでしょうし。
再発リスク考えたら、量を減らして、続けたらとも思いますけど。
セカンド申し込んでみたらいかがでしょう?

908 名前: けろ 投稿日:2009/01/07(水) 11:34
>ベオウルフさん
丁寧な回答ありがとうございます。
恥ずかしながら、父が病気になるまで「ホスピス」のことを
全く知らなかったので、とても参考になります。

大学病院でホスピスについてたずねてみようと思います。
今の主治医の先生は「まだ体力があるから」と別の保険外治療の病院を
紹介してくださいましたが、先生曰く「実はこういった紹介は禁止されているが、
○○さんはまだ体力があるから、ぜひがんばってほしいので」とのことでした。

主治医の先生を信頼はしているのですが、病院は横のつながりがあると聞きますので、
こうした患者を回しているのでは…などといやらしいことを考えてしまいます。
ホスピスを紹介してもらうにしても、横のつながりでこちらの都合のよい
病院を紹介してもらえるかどうか不安に感じています。
これは考えすぎでしょうか?

しかしまずは先生のおっしゃるとおり、保険外の抗ガン剤を試してみて、
効果や副作用などの状況をみたいと思っています。
お金には限界がありますが、まだ本人ががんばりたい気持ちが強いので、
できるかぎり悔いの残らないようにしてあげたいと思っています。
少しでも本人の状態が良くなれば…という気持ちです。
ホスピスの方も自宅の近くに認可されている病院があるので、
調べておこうと考えています。

色々なご教授助かります。本当に感謝しています。
また聞くことがあるかもしれませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

909 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/07(水) 18:57
>>908
保険外の治療を検討されるのであれば、
http://2nd-opinion.jp/
サイドバーの「がんの治療情報」から
→<臓器別治療法>肝、胆、膵臓がん
→ <膵臓がんの治療、今年一年の進歩を振り返る>(07/12/10)
  <膵臓がんにおけるアバスチン投与の分析 ~過去4年間34例の分析から>
  (08/8/7)
  <進行膵臓がんにアバスチンが著効し長期生存した4例の分析>(08/12/11)
など、リンクを辿ってみて下さい。
GEM=ジェムザール
L-OXP=オキサリプラチン
CDDP=シスプラチン
MMC=マイトマイシンC
CPT-11=イリノテカン
です。


910 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/07(水) 21:04
901 です。

皆さんアドバイスありがとうございました。
家の母に抗がん剤続けるような言ってみます。

911 名前: 863 投稿日:2009/01/08(木) 23:25
901さん続けられるなら続けた方がいいと思います

912 名前: ベオウルフ 投稿日:2009/01/09(金) 17:10
>901さん

手術前のステージはどれくらいだったんでしょうか?
膵臓癌は周辺組織や臓器に転移をしやすいので、
外科手術をして癌を取り除いたとしても、再発のしやすさは術前のステージに依存します。


ジェムザールを6ヶ月投与したという事で、膵臓癌への耐性を考慮したのかも知れません。
膵臓癌細胞は抗がん剤への耐性を持つのが非常に早いです。
ですから、投与開始から3~4ヶ月経過すると次の抗がん剤について検討し始めるようになります。
抗がん剤に耐性を持つかどうかの指標として、大きく分けて画像診断(CT)による腫瘍サイズの肉視と腫瘍マーカー(CA19-9)があります。
膵臓癌が耐性を持ち始めるとマーカーが急激に上昇します(緩やかな上昇でも「効果があり」の範疇)。

まずは、主治医からマーカーの数値を聞いてみてはいかがでしょうか?
 (転移は無いとの事で、画像診断はひとまず置いといて)
マーカーが上昇してきていないのであればジェムの投与を継続し、
緩やかな上昇なのであればジェムを継続しつつも、次の抗がん剤(大鵬薬品のTS-1)の開始時期を相談すれは良いと思います。

913 名前: けろ 投稿日:2009/01/14(水) 11:33
皆さん、いろいろなご助言ありがとうございます。
先日、保険外の抗ガン剤治療のため受診しましたが
腸閉塞になりかかっているとのことで、先にそっちを治さないといけない
ことになりました。
ただ、診察の結果、そこの先生からも保険外治療をしてもあまり効果が
ないかもしれないと言われました。

まだ本人が治療を望んでいますので、
腸閉塞を治してから治療をやってみて、本人が納得するまで
やってみようと思っています。


914 名前: 863 投稿日:2009/01/20(火) 22:36
けろ様腸閉塞ということは多分ストマになられたのかと思います
これからの時間とても大切にしてください イライラしてくることもあると思いますが
(お互いに)大切にしてあげてください 次は胃のほうにきて食欲がまったくわかなくなるかとおもいます

915 名前: LM 投稿日:2009/01/22(木) 13:11
北海道在住の父が1月初旬にCTを撮った際に
膵臓に小さな腫瘍を発見されたため、その病院から紹介状を出していただき
北海道がんセンターに検査入院をしております。
まだ様々な検査を受けている最中ですが、北海道がんセンターの評判などを
知りたく、インターネットであれこれ調べているのですが、
いまひとつヒットするような情報がありません。
(私の調べ方が悪いのかもしれません)
北大病院などはガン治療に関して評判が良いようですが、
どなたか北海道がんセンターの膵臓がん治療に関する評判について
何かご存知の方がいらっしゃればご教示いただきたいと思い、
書き込ませていただきました。


916 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/22(木) 16:43
日本肝胆膵外科学会 高度技能医修練施設(A)および(B)
http://jhbps.umin.ne.jp/jp/hightec/facilities_list.html

日本肝胆膵外科学会 ~高度技能指導医について~
http://jhbps.umin.ne.jp/jp/hightec/mlist_t.html

膵臓がん専門病院一覧(症例数) 2007/11/26 NPOパンキャンジャパン
http://pancan.jp/content/view/44/47/

これらを参考に、必要な情報をがんセンターに問い合わせてみて下さい。

917 名前: なな 投稿日:2009/01/28(水) 20:27
教えて下さい。母がすい臓癌 肝臓転移の為 抗がん剤による治療を
半年ほど続けました。最近腹水がたまってきてるようですが、いつまで 
抗がん剤治療をするんでしょうか?腹水がたまってきても 大丈夫ですか?

918 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/28(水) 23:23
治療の効きが悪くなってきているようですが....
止めたいのであれば、止めたいと申し出るのもいいとは思いますし..


919 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/01/29(木) 09:53
>>917
効く抗がん剤を投与すれば、腹水は減るのでは?

ご参考
http://2nd-opinion.jp/
<がんの治療情報>
→■がん総合情報
→<癌性腹膜炎の腹水に対する治療法~腹腔内投与とアバスチンを併用する方法とは>(09/1/6)


920 名前: ネコ車 投稿日:2009/01/31(土) 22:50
>>917 ななさま

腹水が溜まってきたのですね。
私の母は、腹水が溜まって、1ヶ月で亡くなりました。
足湯、リンパマッサージ、いろいろしてあげました。
抗がん剤治療は、先生の方から、もうできないと、
宣告されました。


921 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/02/02(月) 12:42
私の母も腹水がたまってきて 足がむくんできて
だいたい3週間でなくなりました。



922 名前: ゆう 投稿日:2009/02/17(火) 10:41
11月に膵頭十二指腸切除術(血管再建)を受けた弟の経過報告です。
術後の病理の結果でも、小腸の取りきれなかった細胞は、悪性ではなかったと話しがありました。
手術後、約1か月で退院し、12月~抗がん剤治療(TS-1)を受け、3クール目で発疹が出てしまい中断。
1月下旬より、ジェムザールに変更し現在も自宅療養しています。
今のところ、副作用もたまに微熱が出る程度で、食欲もあり落ち着いている状況です。
ただ退院時よりCA19-9の数値が23→47に上昇。
CTには再発の影は見られない、とのことですがやはり再発が不安です。
ステージ4Bで手術に踏み切り、術後3か月の現在も変わりない生活を送れているだけで優秀だと主治医がおっしゃっていました。
このままの生活が少しでも長く続くよう祈るばかりです。
4Bでも手術していただいて良かったと感謝しています。


923 名前: さくら並木 投稿日:2009/02/17(火) 17:24
>>922
私の先月死んだ母と似た状況です。
手術前 ステージ3の予想 開腹したろころステージ4b

膵頭十二指腸切除術 門脈再建術 胆嚢切除 胃切除を行いました。
この場合、1年後の生存率3,6%です。
私の母の場合 術後7ヵ月で再発 そして先月死亡しました。
 厳しい話で申し訳ありません。
最悪の場合を心の奥に止め 表は笑顔で弟さんと暮らし
良い思いでをたくさん つくれればよいかなぁ と母を亡くしたばかりの
私の思うところです。

924 名前: ゆう 投稿日:2009/02/18(水) 19:34
>さくら並木様

お母様のご冥福お祈り申し上げます。
長く辛い闘病で、心身共にお疲れになったことと思います。
お母様も今頃は、食べたいものを食べ、闘病の疲れを癒していらっしゃるのではないのでしょうか?
うちの母も含めなんですが…。


うちの母も胆管癌で他界しております。
闘病の経験がありますので、お気持ちが痛いほどわかります。。。
本当に憎い病です。

再発は、残念ですが、十分覚悟しています。
弟とは、悔いのないよう日々大切に過ごしたいと思います。
また経過報告させて頂きます。


925 名前: さくら並木 投稿日:2009/02/21(土) 08:13
>ゆう様

ゆう様の母上も胆管癌でお亡くなりになられたのですか。
お悔やみ申し上げます。それに引き続き今度は弟さんが、、、、
 本当に神様は何を見ているのだろう。と思ってしまいます。

弟さんと よりよい日々をお過しください。



926 名前: はる 投稿日:2009/02/27(金) 17:40
皆様方のご親族の方の闘病生活、そして膵臓癌の知識などをこちらのスレッドにて
拝見させて頂き大変参考になりました。
>ゆう様
弟様のお体の具合は如何でしょうか?
ゆう様の今までのご報告を拝見させて頂きまして特に
”ステージ4Bで手術に踏み切り手術していただいて良かったと感謝しています”との
書込みが私に勇気を与えてくれます。
勿論、個人差もありすべてがその様な結果になるとは思いませんが私の父60才も
膵臓癌ステージⅣ(@)、腹腔動脈と上腸間膜動脈にガンが浸潤しており多臓器に転移は無いものの
外科手術は無理との事です。
ゆう様の弟様はお若いので大手術にも耐えれたようですしお腹を開けてⅣ(b)に
近い状況の中での手術だったとの事ですが・・・出来るなら私も一か八かとは
言いませんが外科手術希望です。主治医は切れないとの説明でしたしセカンドオピニオンでも無理でした・・・
リスクを負った手術と分かっていては強く申し出ても無理なのでしょうか?



927 名前: ゆう 投稿日:2009/02/27(金) 21:35
>はるさま

お父様が膵臓癌と闘っていらっしゃるとの事。
辛い診断が下され心身ともにお疲れの事と思います。その後、体調は如何でしょうか?
私の弟のその後は、ジェムザールが1クール終了。来週から2クールに入りますが、幸い副作用もなく食欲もあり、お腹に30センチの傷痕があって癌患者とは誰もわからないのではないか?それくらい順調です。
術後3ヶ月半が経過しました。
はるさまのお父様は手術不可ということで、とても難しい部位の手術なのか素人の私にはわかりかねますが、どんな名医や経験豊富な外科チームでもやはり不可能なのでしょうか…

弟の時は、即手術の流れになりました。
外科チーム内々で手術が延期の患者さんがでたりしたら調整できるように進めています、と手術外の選択は全くありませんでした。
腫瘍が3~4センチでコロッとしたタイプという説明でした。
しかし、術後の説明では、6センチ、浸潤していた、門脈を巻き込んでいた、とかタチの悪い癌だった、すべてとりきったが余命6ヶ月~1年。術後バタバタと悪化し3ヶ月で亡くなった方もいる、と絶望的な結果でした。
開腹しなければわからないタイプと画像で診断がつくタイプとあるのでしょうか。。。
そこから退院までの回復は、年齢と体力が一番大きかったのではないかと思います。
本当に大きな手術です。
入院中、同室に手術不可だった60歳男性、手術可能だった72歳男性がいらっしゃいましたがその後のQOLは手術不可だった方の方が遥かに保たれていらっしゃいました。

後悔のないようサードオピニオンや、お父様にとっての一番の選択をなさってください。
これからが本当の闘いですから!
お互い頑張りましょうね!
お答えになってなくてすみません。


928 名前: さくら並木 投稿日:2009/03/01(日) 08:37
>>926
はる様 お父様の癌が残念な診断でしたね。上腸間膜動脈に浸潤と
わかったのですか、、、、、良い励ましの言葉がみつかりません。
膵臓癌は足が速い つまり増殖するのが早いのでおそらく腸間膜にも
広がっていると思います。たぶん手術は無理でしょう。腸間膜は言葉通り
腸と腸との間に広がる膜、薄紙のようにひろがっています、蛙や水鳥の手足の
水かきを想像してみてください。その膜の中に血管が通っていてそこに癌が散らばっている。
 人間の手では取りきれません。 膵臓も豆腐をつぶして2センチの薄さにしたような
代物です。これを切り取るのも至難の業なのに、、、
 素人判断ですが手術は無理なような気がします。

929 名前: はる 投稿日:2009/03/02(月) 08:03
ゆう様
さくら並木様
ご返事ありがとうございます。
私の父に関しては外科手術を考えるより如何に残された時間の
QOLを向上させるかと言う事に家族で取り組んで行きたいと思うように
なりました。
私の選択肢が父親に対して最善策だと信じ今後厳しい予後だと思いますが
取り組んで行きたいと思います。
皆様のご親族の方々の闘病の日々は今後も拝見させて頂き、私が知りうる事を
少しでも書込みさせて頂きます。
ゆう様・・弟様のご回復とご健康を心よりお祈り申し上げます。




930 名前: さちこ 投稿日:2009/03/23(月) 20:19
はじめまして。

現在、私の父の事で相談です。

病名が (膵管内乳頭腫瘍) 手術可能の全摘です。
手術時間は7~8時間予定の大手術です。
手術の死亡率は3% 
仮に成功しても必ず重度の糖尿病になりインスリン生活
になります。

正直父も私もかなり動揺しています。
聞けば手術適用にもならない方がたくさん居られるのに
手術をためらうなんてもってのほかだとは思いますが、
膵臓以外の臓器を2つも3つも切除しなければいけません。

こんな大きなリスクがあるなんて主治医から告知されるまで
思っても見ませんでした。
ただこのままほっておくと3年は生きれないそうです。
抗がん剤もこの部位に関しては全くといって効果がないそうです。
とすると、やはり切るしか方法はないと言われました。
恐ろしくなり手術も保留に致しました。

抗がん剤も、切ることもせず助かる方法はないでしょうか?
時間があまりありません。
どなたか貴重なご意見ぜひ宜しくお願い致します。

 

931 名前: はる 投稿日:2009/03/24(火) 08:58
さちこ様!
まずお父様がご病気との事・・お父様ご本人、そしてご家族の皆様方におかれましても
色々と大変の事と思いますが落胆せず頑張りましょう。
膵管内乳頭腫瘍との診断ですが主治医からは外科手術可能と言う判断ですので
そちらも視野に入れれる事を忘れないで下さい。
通常、外科手術適応外が殆どですから・・・
外科手術を第一方針として考えると言う事はさちこ様、お父様も心配しておられる
様に周辺臓器も切除し再発の可能性を極めて低くすると言う考えです。
”仮に成功しても必ず重度の糖尿病になりインスリン生活
になります”これは膵臓を切除する訳ですから・・
”抗がん剤も、切ることもせず助かる方法はないでしょうか?”
残念ながら延命は望めてもこのままにしておけばいずれさらに浸潤すると
思われます。
お父様そしてご家族の方々と話合われて最良の治療をお受けになって下さい。
強制は失礼ですのであくまで私の場合だったらとのお話でしたら・・・
外科手術を第一選択とします。それ程膵臓(さちこ様のお父様は膵管内ですが)
癌で切除可能と言う事が稀と言う事です。
あくまで参考までにお願いしますね。



932 名前: さちこ 投稿日:2009/03/25(水) 21:00
はる様

ご自分の事も大変な中、本当に貴重なご意見ありがとうございます。

今、考えるのはそれだけ切除できる方が稀だったとゆうことの幸運に
気づくのが遅かったのかも知れません・・・

でも今は家族、知人と話し合った結果手術に挑む気持ちで決心は固まりました!

ただせっかく手術日も決まっていたのに、こちらの手術に対する恐怖感
勇気のなさから一旦、現在の病院を退院してきてしまっているので
再度その病院で手術をお願いしたところ、たくさんの方が順番待ちのため
下手したら2ヶ月も待たされる可能性が出てきています。
主治医は【急激に悪化するものではないですが、絶対に悪化しないとも言えない】
との事です。
やはりその時に手術を恐れずにお願いすればと正直後悔しています。
万が一このまま2ヶ月近くも順番待ちをしている間に急激に悪化して
手術不可能だと言われたらどうしようと、今はそのことで頭が一杯です。
主治医は手術を出来るだけ急がれたほうがいいと言われ、もしも待てない、あるいは不安
であれば別の病院を紹介しますとの事です。
ただ今の病院に戻りたくても2ヶ月のブランクは高リスクです。
でも迷っている時間はあまりありません。
本当に今更、情けないお話ですがどうするべきなのか、非常に迷っています・・
私がもっと父の気持ちをくみとっていればこんな結果にはならなかったと思います・・
因みに明日、現在の病院の主治医にダメもとでもう一度手術日を早めていただけるように
頭を下げに行こうと考えております。










933 名前: はる 投稿日:2009/03/26(木) 17:28
さちこ様
そうですね。今一度主治医の方にお願いするのが宜しいかと思います。
確かに順番もあれば病状の具合もあるのでしょうがお父様のお体
(精神的にも)の事を第一にお考えになって下さい。


934 名前: さちこ 投稿日:2009/03/27(金) 23:21
はる様

お返事ありがとうございます。
心配し過ぎてかえって父に迷惑をかけたと思います。
今は父の心に少しでも負担をかけないよう心がけたいと思います。

そして現在の病院に行き主治医のお言葉を頂きました。
セカンドオピニオンとして他の意見を聞くためにと
紹介状を用意してくれましたので来週に早速予約を入れて
意見を聞きに行こうと思います。
その上でどの病院で手術するか決めたいと思います。
念のため、現在の病院も入院予約は押さえてありますので、
結果的に現在の病院に戻るとゆうことになっても父も私も
覚悟だけはしておりますので、あとはその時を待つだけです。

本当に現在の病院には大変ご迷惑をおかけしたと思います。
ただ現在の主治医も【信頼関係が大事ですから迷われて挑むのは
よくない事なのでよく考えて結論を出されたらいいと思いますよ】
と言って下さったので少しほっと致しました。

また今後進展がありましたら、そして分らないことなど
ご質問するかも知れませんがその時はどうぞ宜しくお願い致します。


935 名前: ゆう 投稿日:2009/03/31(火) 00:58
>はる様
お久しぶりです。
その後、お父様の体調如何ですか?
落ち着いていらっしゃいますか?…
>さちこ様
はじめまして。
お父様の病状の件、拝見致しました。
とにかく早く手術出来る様お祈りしてます!!


弟の経過報告です。
術後、もうじき5ヵ月が経過します。
体調は表面上、変わらず順調です。
(2月以降、マーカーやCT検査をしていない。次は5月だそうです。大丈夫なのか不安です…)
2月~ジェムザール1400mlを投与し、3投1休で今に至ります。
病院や主治医の都合で3月は2投2休でしたが。。。
白血球数も落ち込まず、副作用も微熱と倦怠感が1日~2日ある程度、食事もしっかり取れています。
下痢は相変わらずですが、体重が5キロ増えました!
高額な健康食品には手を出さず(出せない、続けられないだろう…という理由もあってですが…)
三度の食事は、良いと言われる食品などを中心に、生活習慣を改善するという基本的な事を徹底して頑張っています。

こんな方がいらっしゃいます!
入院中、同室だった方、58歳♂(胆管癌、手術不可、肝転移有で余命3~6ヵ月と宣告された方)が科学療法と徹底した食事療法との結果で肝臓の転移が縮小、腫瘍マーカー正常値、体調万全、体重10キロ増で仕事復帰される…という嬉しい連絡がありました。

すごく励まされました。
今後も諦めず、弟のサポート頑張っていこうと思いました。

奇跡はあるのかもしれません…

病状、経過は千差万別だと思いますが、皆様も決して諦めず御家族をサポートしてくださいね!!




936 名前: さちこ 投稿日:2009/04/01(水) 22:36
ゆう様

はじめまして。
手術ができる日まで一ヶ月程先ですが、
今から心の整理を少しづつつけていきたいと思います。
ゆうさんの奇跡のお話で更に勇気づけられました!
本当に応援ありがとうございました!!

937 名前: ベオウルフ 投稿日:2009/04/03(金) 00:20
>ゆうさん

弟さんの経過を読ませていただきました。
順調に抗ガン剤治療が出来ているとの事で一安心しました。

私の知ってる限りではステージ4b。ジェム投与のみで2年間生きておられる方もいます。
ちなみに今も治療を続けているとの事です。
心のよりどころになるかと思い、お伝えしたいと思います。

938 名前: はる 投稿日:2009/04/06(月) 18:16
ゆう様
ご無沙汰いたしております。
弟様の経過を読ませて頂きました。体重が増えているのはとても良い事ですし
抗がん剤治療が順調にお体に浸透している事と思います。
これからも支えてあげて下さいね。

さちこ様
ご本人、そしてご家族の方々が不安になるのは仕方の無い事ですが
主治医の方もそのように仰って下さるなら最良、最善の治療をお受けに
なって下さいね。

私の父は先月の24日に退院しました。
癌細胞も目立って大きくも小さくもならず転移も無く殆ど維持したまま現在に至っております。
そして通院しジェムとTSの併用を行っております。
本人も至って元気で病気の事も忘れそうな雰囲気もありますが、ある意味爆弾を
体に抱えた状態ですから極力親孝行してあげようと色々旅行に行ったりとか
しております。
個人差もありますからこれからどうなっていくのか一概に言えませんが
極力父の事は書き込みさせて頂きます。ゆう様のお父様の同室だった方の
例もある事ですから希望だけは持ち続けて行きたいと思っております。

939 名前: さちこ 投稿日:2009/04/09(木) 23:32
はる様

今は、
本人の意思を尊重して一日も早く手術に挑めるよう
毎日励ましています。


はるさんもお父様のために旅行などに行かれたりされてる
ようですが私も暇を見つけて連れて行ってあげたいと思います。
今は父とどう接していいのか時々分らなくなることがありますが
極力明るい話をしようと心がけています。
明日はまた主治医との今後のお話があるので行ってまいります。





940 名前: ゆう 投稿日:2009/05/16(土) 13:57
弟の経過報告です。
術後、半年が経過しました。
化学療法を行いながら順調に生活していました。
しかし、昨日朝から嘔吐が止まらず(胆汁のような液体)即病院へ行くと腸閉塞との診断…
緊急入院となりました。
前日まで全く元気だったので、今の姿が信じられません。
胃と腸はガスやいろんなものでパンパンだったそうです。しかし、弟も異変に気づかなかったのか?疑問は残ります。
痛みや便秘などなかったとの事ですが…。
また鼻から管、点滴をし、来週にも手術です。
今回のレントゲンとCTの結果で、腸閉塞は、術後の癒着が原因、それと膵臓まわりに再発の所見あり…と診断されました。

いつかこんな日が来ると…覚悟はしていましたが、あまりに早すぎます。
とりあえず、今は早く手術をし、食事ができるようになることを望むばかりです…
今後、術後の体力を考えると治療できるのか、回復できるか、不安でたまりません。

本当に憎い病です。




941 名前: はる 投稿日:2009/05/18(月) 07:24
ゆう様
ご無沙汰いたしております。
弟様の経過を拝見させて頂きましたが順調に過ごされていた弟様の突然なる
体調不良との事!ゆう様ならびにご親族の皆様方の心中お察し申し上げます。
腸閉塞ですと食べ物の消化の問題で早々に手術を行う傾向が
あると聞いております。(私の知り合いもそうであったので・・)
ただ・・気がかりなのが膵臓のまわりに再発の所見有りとのご報告ですが・・・
どうかゆう様、ご家族の方々におかれてましても不安ではありましょうが
今後の治療に希望を持ち弟様を励ましてあげて下さい。


942 名前: ゆう 投稿日:2009/05/26(火) 00:52
>はる様
ご無沙汰しています。
はる様ご自身大変な状況にありながら、いつもご心配頂き、温かいお言葉大変感謝しております。本当にありがとうございます。
弟の腸閉塞ですが、やはり薬、点滴投与ではうまくいかず、緊急で先週オペを行いました。開腹したものの腸の切除はなく癒着部分の処置で終了しました。
退院間近、順調だったのですが今日、下腹部に痛みがありエコーの結果今度は、虫垂炎!!
現在、また点滴となりました。。。
次々に訪れるトラブル…。
早くお腹の中が落ち着いてくれると良いのですが…。。。
祈るばかり。。
お腹問題どころか、再発も気がかりで仕方有りません。。。


943 名前: nayuta 投稿日:2009/05/28(木) 01:56
はじめまして。
 今年の三月に父の膵臓に癌が見つかりました。
 手術が可能ということで、癌を切除しましたが、事前に言われていたステージ2ではなくステージ3でした。
 術後、膵臓から液が出るという状態に悩まされましたが、もうすぐ退院できそうです。

 そこでご相談をしたいのですが、抗がん剤はジェムズアールとS-1のどちらを選んだら良いのでしょうか?
 また、癌の研究機関に薬の種類を指示される代わりに電話相談が受けられる。という治療の方法が存在する
 らしいのですが、個人で決定するより、そちらにお任せするほうが良いのでしょうか?

 現在、私は大学二年で父と二人暮らしをしています。正直、病状に動揺してどのように父をサポートすれば
良いのか分かりません。現状に押しつぶされそうです。
 アドバイスの方をよろしくお願いします。

944 名前: オンクル 投稿日:2009/05/28(木) 14:52
>943
お父さんのすい臓がん、心配ですね。でも手術できただけ幸運ですよ。
手術可能なのは20%以下だといわれています。
術後補助化学療法のことだと思いますが、断然ジェムザール二すべきです。
ASCO 2008 のCONCO-001報告で、GEMを使用した場合の5年生存率はほぼ2倍、
になっています。S-1(製品名はTS-1)はGEMが大勢をもって効かなくなったときのセカンドライン
として使用されませす。(逆に、最初からS-1を使うという医者なら病院を買えた方がよいです)

【参照】
http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/2008/06/post_165b.html
http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/2009/04/s-12009-cf4c.html


945 名前: ゆう 投稿日:2009/06/16(火) 23:16
弟の経過報告です。

早いもので術後7ヵ月経ちました…。
弟は現在も入院中です。
病理の結果、
残念ながら膵臓の局部再発が認められました…。

膵臓の炎症は、4~5センチ。
癌とは無関係の腸閉塞から始まり、この1ヶ月で急激に成長したとのことです。医師グループもありえない…とおっしゃっる程、異例なスピードなそうです。
抗がん剤が出来ない間、成長してしまったのか…
原因不明なそうです。。。
覚悟していましたがとても残念で、悔しくて、久しぶりに泣いてしまいました。
でも、弟の悔しさを思うと私が泣いている訳に行きません。
手術していなければ、今は無かったはずです。

今は、痛みが激しく、座薬とオキシコンチンを使っています。
今後は、弟の…残された治療と痛みを抑えてQOLを送れる事を一番に考えてサポートしていこうと思っています。

とても辛いです…



946 名前: はる 投稿日:2009/06/17(水) 08:02
ゆう様
弟様の病状の報告を読ませて頂きましたがあまりにも突然の再発
(と書かせて頂きます)にただ悔やまれてなりません。
私の父親は外科手術適応外でしたので直ちにQOLをより良く送れる事に
本人、家族が取り組んで現在に至っております。
今後の弟様へのサポートは(QOLを含め)今までとは違う意味合いが
あるかもしれませんが、どうかゆう様!ご家族の皆様におかれましても
一番辛いのは弟様ですから励ましてあげて下さい。
失礼な文面お許し下さい。

947 名前: 1982 投稿日:2009/07/15(水) 00:04
はじめまして。父が膵体尾癌の4aで6月29日に手術、脾臓と膵臓3分の2を切除しました。7月8日時点で他への転移はなしですが切除した部分のリンパからはガン細胞が見つかったそうです。その時に主治医曰く、退院して1週間から10日程経ったら再入院して抗がん剤を始める、との事。それが今日急に21日から始めるという連絡がありました。もちろんまだ入院中です。
急ぐ理由は何でしょうか?もう早速転移が見つかったとか…?悪い方向にしか考えられなくて(ToT)どなたか…どうお思いになりますか?お願いしますm(__)m

948 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/15(水) 07:15
>947

本人を見ることすらできないネットでわかるわけはないでしょう。

治療については、まず、主治医に尋ねましょう。
そして、その上でも必要があれば、主治医からの説明も書かれた上でネットを使いましょう。

949 名前: はる 投稿日:2009/07/15(水) 07:23
1982様
急ぐ理由は何でしょうか?もう早速転移が見つかったとか…?

主治医にはっきりと聞いてみては如何でしょう?親族の方には教えてくれると思います。
膵臓に限らず癌手術を受けた場合抗がん剤を投与しますので早い方が良いでは
ありませんか!それだけ父上の術後が良好なのではありませんか?
確かに膵臓癌と言うのは完全完治しにくい病気ではありますが
あまり悪い方ばかり考えるのも良くないと思います。

950 名前: ゆう 投稿日:2009/07/15(水) 22:48
>はる様
その後、お父様の経過如何ですか?
いつも投稿頂いて大変嬉しく感謝しております。。。
なのに私は、お力になれなくて申し訳ありません。



弟の経過報告です。
発病より、来月で一年が経過します。
直近のCTの結果ですが、膵臓の腫瘍は6センチ、背骨付近の神経にも到達している…との事です。。。
腸閉塞が原因で入院し、開腹手術を行い、抗がん剤を中止し免疫力が低下している間に癌細胞がモコモコ増殖した?のでは無いか。という医師の見解。
とにかく、癌による疼痛、食欲不振、が激しくて見ているのも辛いです。
私自身、悪化するスピードが早すぎて気持ちが追い付いていない状況です。
若いから?癌の性質?過去の投稿にもありましたが、
坂から転がり落ちるように… 

本当にそんな感じです。


医師から緩和ケアを勧められました。
在宅は厳しいので、迷っていますが、一切、延命治療をしない…という部分に私自身迷いがあります。
弟の気持ちを尊重して考えたいと思います。




951 名前: はる 投稿日:2009/07/17(金) 08:05
ゆう様
弟様のご病状大変痛々しくそしてご本人、ご親族の方々の心中を察するに
悔やんでなりません・・・・。
摘出手術を施してから1年余、やはり・・目に見えない癌細胞が弟様の体を
蝕んでいたのでしょうか・・。
痛みは私の父親も時折感じるそうですがまだ通常生活においては差し支えない
程度のようです。61歳という事もあり弟様よりは進行が遅いのでしょうか・・
癌が膵臓付近で留まっているので告知を受けてから8ヶ月弱元気にしております。
現在の弟様のご病状で積極的な治療方針は見つけにくいですね・・・
弟様のお気持ちを酌んであげる事が一番良いのではないかと思います。


952 名前: ガン遺伝子治療研究会です。 投稿日:2009/07/18(土) 14:18
ガン遺伝子治療研究会では、がん患者さんご本人やご家族からのご希望を頂き、医療機関様を通じて、遺伝子治療薬「RT181」の投与、治療を行っていただいております。
この「RT181」は2002年にボストンで開催された「世界ゲノムがんシンポジウム」で発表されました。日本には約5年前にはじめて末期のがん患者さんに投与され良好な結果を得ました。その後多数の患者さんに投与され大変な反響をいただいております。
遺伝子治療薬「RT181」の詳細についてはこちらをご覧下さい。
http://www.ca-opinion.com/idenshi.html
現在、日本では数カ所の医療機関様と提携させていただいております。この遺伝子治療薬「RT181」はガン遺伝子治療研究会が日本の総代理店をしております。また多数の患者さんやご家族からの直接のお問い合わせにも対応しております。今は個人輸入というかたちで遺伝子治療薬「RT181」を入手しておりますが、一日でも早く国内で生産出来るよう努力している次第です。今後多くの方々に免疫治療、遺伝子治療を知っていただきたいと思いまして投稿をさせていただきました。
詳しい内容についてはホームページをご覧下さい。

ガン遺伝子治療研究会 理事長 田中輝宏
東京都港区赤坂2丁目6番14号 赤坂26ビル
TEL 03-6229-1972 FAX 03-6229-1973
メール info@ca-gls.com
ホームページ http://www.ca-gls.com/


953 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/07/18(土) 15:11
ガン遺伝子治療研究会 理事長 田*輝宏

過去の投稿より

>ググってみると、田*輝宏氏って佐野*太郎センセイの外科医院の事務長のようですが?

田*輝宏氏は、佐野氏の外科医院の事務長をやめたんですよ。

このツクシフル1というインチキワクチンを広めるために、新しい肩書きガン遺伝子治療研究機関グ*ーンライフスター本部事務局事務局長と名乗っていました。
現在は、その名刺の電話番号も通じないですから、もうやっていないんじゃないですか?

でも、中国人女性は別の医師と組んでやっているみたいです。

皆さん、この詐欺ワクチンに引っ掛からないように、気を付けてください。

http://www.gankeijiban.com/bbs/read.cgi?bbs=ryouhou&key=999438346&st=166&to=166&nofirst=true

そういえば住所は同じだったよな。
看板を変えたのか・・・


954 名前: レッド 投稿日:2009/09/17(木) 13:39
はじめまして。私は2月より胃まわりの激痛で近くの大学病院へ救急で行き、そこで膵管の拡張と膵炎の診断を受け、半年間通いましたが、その原因や治療法も分からず、ただ膵炎の薬を処方され、痛いときに見てもらえず、近くの町医者に別の大学病院を紹介いただき、そこでERCPなど1週間かけて検査をした結果、IPMNの疑いで膵管内に腫瘍があり、すでに9ミリに拡張しているので膵臓を3分の2と十二指腸、胆のうを切り取りますということで、2週間後に手術を受けます。また、その腫瘍にガン細胞の隠れている可能性が高いということですが、やはり切り取ってガンがあったら、切り取ってもガン治療はあるんでしょうか。また実際切り取って、どんなふうになりますか?初めての開腹手術で不安がいっぱいです。


955 名前: 応援団 投稿日:2009/09/26(土) 23:39
膵臓癌患者ファミリー負けるな負けるな負けるなファイトファイト

956 名前: 透析患者 投稿日:2009/10/16(金) 16:39
父は透析患者です。1週間ほど原因不明の下痢が続きました。透析をしている病院で何回か薬を処方してもらい、現在は落ち着いています。しかし、念のために大きな病院でエコー検査をしたところ、2cmくらいのすい臓がんが見つかりました。
CT検査は来週ですが、もし血管の近くだと手術できないそうです。また、透析患者のため、抗がん剤も通常の量が使えないそうです。透析とすい臓がんの併発を検索しても、見つかりません。父は、きわめてまれなケースなのでしょうか?
年齢は72歳です。透析を始めてまだ1年半ですが、やっと最初の頃の大変さが落ちつて来ていたので、大変ショックです。
どなたか、透析患者で膵臓癌になられた方をご存知でしょうか?また、やはり食事は、肉は絶ったほうがいいのでしょうか?

957 名前: しんや 投稿日:2009/11/04(水) 15:05
3年前に義理の母親が膵臓がんの手術をしました。ステージⅢでした。
一般的にはジェムザールは副作用が弱いといわれていますが。母の場合副作用が強く、量を400mL、隔週3年間注射してきました。
先日ネットで無病生存率は上昇するが、全生存率は20ヶ月と22ヶ月で有意な差は見られないとありました。
ジェムザールの量が少なく効果が疑問なこと、又、3年たてばある程度、再発しないと考えて副作用の強いジェムザールを辞めることは誤りですか。
現在、母親と相談中です。
よろしくお願いします。


958 名前: とうだい 投稿日:2009/11/06(金) 22:18
お尋ねします。
父80歳が肝臓がんのため肝臓を右半分を切除しました。術後1ヶ月経つと
いうのに、腹部の痛みが取れません。痛み止めを点滴や服用薬で処方していますが
一向に治まる気配がありません。痛み止めで胃が荒れている可能性があるので胃カメラ
の検査をしてもらいましたが、少し赤く荒れているくらいで、先生は「このくらいの 
荒れでこの痛みは出ないでしょう」とのことでした。
CT検査では異常は見当たらず、原因がわからないそうです。
痛みと日々戦っている父をみると、かわいそうでなりません。
原因がわかれば・・・と思っています。ちなみに、以前は痛みがいろいろな箇所へ
移動したりしていたらしいです。現在は食後とベッド上で動いたりしてお腹に力を
入れたりしたときに痛むそうです。
どうかよろしくお願いします。  

959 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/11/18(水) 16:16
<膵臓がん・胆管がん・胆嚢がんに最適な治療法は何か?
  ~オーダーメイド型治療への遺伝子検査希望者募集>
http://2nd-opinion.jp/
遺伝子検査により抗がん剤の効果が判明する薬
 1)GEM
 2)TS-1、ゼローダ、5-FU
 3)白金製剤 シスプラチン、オキサリプラチン
 4)アブラキサン
  ※タルセバ、アバスチンは判定できません。
がん組織が必要(保存標本でも可)
2009年11月までに申し込まれた方は診察代のみ(検査費無料)


960 名前: 時わすれ 投稿日:2009/12/15(火) 22:00
  「がんの王様」と呼ばれている膵がんでも 最悪の膵がんの末期でも 死亡率は 100%ではない 末期症状から 立ち治るった方は ご存じないですか?

961 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/07(木) 11:54
5FU肝灌流化学療法とゲムシタビン全身投与による膵がん術後補助化学療法:
新潟県における多設共同第2相試験
新潟大学医歯学総合病院 消化器・一般外科 黒崎 功

膵がん切除例における術後肝再発は依然として予後を強く規定する。一方、肝
灌流化学療法(肝動注・門注化学療法)は肝転移を抑制する有用な補助療法と
されている。さらに大規模RCTはゲムシタビンの補助化学療法としての有用性
を指摘している。我々は2001年から膵がん術後補助化学療法に関する多施設共
同研究(新潟膵癌補助化学療法研究会)を行ってきた。第2次研究で用いた化
学療法は5FUによる肝動注・門注化学療法+ゲムシタビン全身投与であり、本
報告では同補助化学療法の安全性と臨床的意義について検討を加えた。


多地点合同メディカル・カンファレンス
2007年10月11日(木) 16:30~18:00

962 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/01/18(月) 05:04
膵がん診断法の進歩
愛知県がんセンタ-中央病院 消化器内科部 高木忠之
膵がんの予後は不良である。早期診断、早期治療(切除)のみが有効な治療法
であるが、実際に手術適応のある段階で発見されることは少ない。1981年から
2002年の日本膵臓学会登録症例の膵がん切除例ではTS1の年次発見率は未だ10
%以下と20年前と著変なく、早期診断が行われているとは言い難い。早期発見、
早期診断のためには、臨床症状、腫瘍マーカーや膵酵素の上昇、腹部超音波検
査(US)の異常所見を丁寧に拾い上げ、造影US、MD-CT、MRI、PET等の検査を
組み合わせることが重要である。EUSは放射線被曝がなく外来で施行可能であ
り、最も感度が高い有用な検査法である。またEUS-FNAを併用することにより
非開腹での膵組織採取が可能であり、診断能も高いため10mm以下の小膵がんの
診断も可能である。当院でEUS-FNAが導入された1997年から2007年までの切除
膵がん129例の検討では、TS1が31例(24.0%)であり、他施設と比較し小膵が
んが高率に診断、切除されている。各種検査法(US、CT、EUS)によるTS1膵が
んの腫瘍描出能は、63.3%、61.3%、96.7%とEUSが最も優れており、その有
用性が理解できる。またFNAにて得られた検体による遺伝子検索も試みられて
おり、診断のみならず抗がん剤感受性など治療への応用も期待される。EUSはM
D-CTとともに膵がん診断の切り札となる検査法である。

多地点合同メディカル・カンファレンス[2008-第40回

963 名前: かしわもち 投稿日:2010/05/06(木) 01:24
母がすい臓がんⅣ期で、肝臓にも数か所転移があり、医師からは切除不能といわれました。
十二指腸の入口に大きな腫瘍があり、十二指腸の入口が圧迫されているため、胃と十二指腸をつばぐバイパス手術。
黄疸が出ているため、胆汁を体外に排出するための手術をしましたが、術後1週間以上経過しても、ビリルビンの数値が下がらず
新たに吐血などの症状が出ています。

このまま黄疸の症状が治まらなければ、癌の治療にすすむこともできないのか・・・と思うと
本人も家族も、明るい材料が見つかりません。

こんなときには、家族はどうあるべきなのでしょうか?

964 名前: <削除> 投稿日:2010/08/08(日) 21:14
<削除>

965 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/08/08(日) 22:45

お役には立ちませんし、また、ここは商業目的の書き込みは
禁止です。

966 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/08/15(日) 19:11
沈めましょう

967 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/08/31(火) 11:18
初めて書き込みさせていただきます。
71歳になる父が黄疸で病院に行ったところ膵臓がんと診断されました。
膵頭部に3.4cmの腫瘍と、門脈、胃壁に浸潤、肝臓は黄疸による炎症性の
可能性もあるが、転移は否定できない。よって、手術は不可能。まずは黄疸
の治療をし、その後抗がん剤投与といわれました。
父は手術を希望していただけに残念でなりません。

実は8年前、母を膵臓がんで亡くし、膵臓の中央に腫瘍がみつかり、抗がん剤も
効かないと理由から、一切治療をせず4ヶ月で他界しました。
父は何とか治療をし完治できなくても、病気と共存し、養生しながら生きていきたい
と希望しています。

母をなくし、次は父かと思うと悔しくてなりません。北陸地方在住ですが、
どこか都会で積極的治療をして下さるところはないでしょうか?

ネットを見ると諦めるしかないとうな記事ばかりです。手術不能でも、抗がん剤で
長く生きられた事例はないのせしょうか・・・

長々と申し訳ありませんでした。何か情報があればご教授願います。

968 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/01(水) 00:40
群馬大学医学部付属病院の放射線科を。
放射線腫瘍学会医の多くを輩出しています。
設備も、重粒子線治療、ハイパーサーミア(温熱治療)と広がります。
http://heavy-ion.showa.gunma-u.ac.jp/

遠隔転移が否定できない(予想できる)のは、ある意味、当然です。
ただ、目に見えて転位してないのであれば、治療の対象としてもらえるかもしれません。
たくさん悩まれている事と思いますが、
立ち止まってる間でも、癌の進行は進みます。可能性があるならGo!です。
こころから応援してます。

969 名前: 967 投稿日:2010/09/01(水) 10:44
ありがとうございます。

重粒子線治療は、原発がある県なので、設備は整ってます。しかしかなり制約があり
手術可能な癌のみ治療対象になるとのことで、父は適応外との事でした。

近隣の大学病院での治療も考えましたが、主治医の話では効果は期待できないとの
回答でした。
ペット検査の結果が一部リンパにも転移しているとの事で、やはり抗がん剤がベスト選択
との事で、今日から始める予定です。

でも決して諦めたわけではありません。励ましのお言葉、胸に響きました。
放蕩にありがとうございます。


970 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/03(金) 15:52
>>967

ステージは何ですか?
Ⅳaなら手術してくれるところがあります。
但しステージⅣaでの手術には学会での批判もあるそうです。
8年前とは状況が違うので、抗がん剤の治療はどこでも受けられると思いますよ。

971 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/04(土) 01:20
そう、外科手術も進歩してるよ。
>>970さんの言われるとおり 門脈に浸潤してても手術する病院はある。
術式が普及していないのは、膵臓癌そのものがそれほど多くなく、
またかなり状態の悪い状態だったりするから。

972 名前: アキヒロ 投稿日:2010/09/05(日) 13:58
今現在 わたくしの父親が膵頭部癌の末期状態であと余命2日~3日と言われております。
本人は意識がありますが禁食となって体力が落ちて話しをする事が困難になってきました。
体の痛みや嘔吐を見ているのが非常につらい状況です。
つらいですが早く 楽にしてあげたいのが本音です。

973 名前: 967 投稿日:2010/09/07(火) 11:00
ペット検査の結果、肝臓に少しの転移と、胃よ膵臓の後ろにある血管に浸潤、
リンパの転移はなしと医師から伺い、Ⅳbといわれました。
肝臓の転移がなければ手術適応可能だったそうですが、医師からは、それでも
手術に踏み切るには判断に苦しむとの事でした。
現在一回目のジェムザールを投与しました。

先生には母のことも話してあり、抗がん剤も個人差はあるが、よく効く人もいる
からと・・・

私としては抗がん剤で腫瘍が小さくなり、転移がなくなって手術できれば・・と
期待してるのですが、医師は余命を長くできる可能性があると思って下さい、
でも本人の生きたいという気持ちが一番です、とだけお話くださいました。

974 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/08(水) 16:45
膵臓がんの手術不能例は術前強化療法でがんを縮小させ手術に持ち込む方法がありますので検討してください。

975 名前: 967 投稿日:2010/09/09(木) 10:48
>>974
今はその可能性に期待しています。
現在抗がん剤の投与で白血球が減少したので、白血球の注射をするとの事です。


976 名前: 970 投稿日:2010/09/10(金) 20:42
治療がスタートしてなによりです。

副作用は白血球の減少だけですか?
食欲はありますか?

よい治療結果が出ると良いですね。

977 名前: 967 投稿日:2010/09/11(土) 10:45
>>970
今のところ副作用白血球の減少と、食欲不振のようです。
ただ黄疸の治療のため、鼻から管を通しているので食事が摂りにくいらしく
そのせいで食欲がないと本人は言っています。
来週には管が取れると言われてますので、その後は食事もちゃんとできて
体力が回復してくれるのではと期待しています。

励ましのお言葉ありがとうございます。心が穏やかになります。

978 名前: 970 投稿日:2010/09/12(日) 13:15
私の父も膵がんのステージⅣbで、
最初の診断では余命三ヶ月と診断されました。
当初の先生は抗がん剤が絶対に効かないとは言えないので、
一応抗がん剤治療はするけど、本心では何もしない方が良い
という感じでした。
1クール目は食欲不振や吐き気、発疹がひどく、
今までに診た患者の中では一番副作用がひどく、
早く抗がん剤を打ちきりたいという雰囲気を
先生から感じていました。
しかし、多少なりとも食べられるようになると先生からは
真剣に治療に向き合う雰囲気も感じられるようになりました。
1クール終了時はCTもマーカも悪化を示していましたが、
2クール終了時にはCT、マーカーとも改善を示し始めました。
結果、三ヶ月半で通院治療に切り替わりました。

967さん、食事はすごく大切と思うんで、本人が食べられるものは
何でも食べさせてあげてくださいね。
食事が摂りにくい時でも、一口サイズのアイスやカットフルーツ
などは食べられますよ。

979 名前: 967 投稿日:2010/09/13(月) 10:33
>>970
母のときは抗がん剤は効かないから、何もしないほうがいいという感じの先生でした。
今の先生は抗がん剤が効けば延命も可能だし、何より父が治療を望み、生きたい気持ち
が強いので、抗がん剤の治療を始めて下さいました。
現在黄疸がでてるので、それが改善されれば通院可能とお聞きしています。

お父様頑張っておられるのですね。昨日カットフルーツを持っていきました。
一切れでしたが美味しいと言って食べてくれました。本人が体力を戻して、病気と共存
していくんだ!という強い気持ちがあるので救われます。


980 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/13(月) 20:11
すいぞう癌は抗がん剤の効果が割に遅いんだよね。
だから1クール目で諦めたりしない方がいいよ

981 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/13(月) 20:52
>>967

美味しいって言われると嬉しくなりますよね。
父の場合、欲しいか聞くと要らないと言うけど、
持って行くと食べてくれることがほとんどでした(笑)

話は変わりますが、今週の教育テレビ「きょうの健康」は
がん特集ですよ。

982 名前: 967 投稿日:2010/09/14(火) 10:01
>>980
1クール目の結果が思わしくなくても、決して諦めません。
ありがとうございます。
>>981
情報ありがとうございます。お父様も981様のお気持ちをよくわかられて
一生懸命食べて下さっているんですね。私の父も子供である私達を気遣い
気丈にしてくれています。

983 名前: 970 投稿日:2010/09/18(土) 13:55
>>967
胆汁の管は取れましたか?

984 名前: 967 投稿日:2010/09/20(月) 13:33
>>970
管は火曜日に取れそうで、その後の血液検査の結果次第で、通院治療になるそうです。
一回目の抗がん剤投与後、白血球が減少したので、二回目は休みました。
一周あけて二度目を投与しました(金曜日)ところ、土曜日から38℃近く熱
がでて、抗生物質を投与しました。でも本人は割かし元気で、甘いものが食べたい
と言っています。(笑)

985 名前: 970 投稿日:2010/09/20(月) 16:37
>>967

良かったですね。父もよく高熱を出していました。
早く通院治療に切り替わると良いですね。
自宅療養は熱が出た時などは心配ですが、
自分のペースで生活できるので治療にとって
少なくともマイナスにはならないと思いますよ。

986 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/22(水) 15:50
既存の薬が使えなくなった場合すいぞう癌で一番試されている治療法は何でしょうか?

987 名前: 967 投稿日:2010/09/24(金) 10:26
>>970
昨日はお腹が痛いといい、痛み止めをもらっていました。
今日、抗がん剤投与の日なので、昨日は痛みで食欲がないと言っていましたが、
何とか少しでも食べる努力はしていました。
日によって体調にバラつきはありますが、何とか病気と共存しながら頑張って欲しいです。

>>986
私もその辺のところが気がかりです。父はまだジェムザールの投与が始まったばかり
ですが、いつかは効き目が薄くなる日がきて、その後は・・・と不安があります。

988 名前: 970 投稿日:2010/09/25(土) 11:27
ジェムザールの耐性が出ても、まだTS1がありますよ。
私の父の場合は初診の状況が悪かったので、
ジェムザールとTS1の併用でスタートしました。
効きそうな抗がん剤を墓場に持って行っても仕方ないので・・・
967さんのお父様の場合は、ジェムザールから始め、耐性が出たら、
TS1に切り替えるという意味だと思いますよ。
併用の場合は全体としては効かないが、片方は効いている場合でも、
両方を打ち切らざるをえないですから・・・

989 名前: 花火 投稿日:2010/09/26(日) 03:12
義母が膵臓ガンで余命半年~一年の宣告を受けました。
「膵管内乳頭液性腫瘍で、普通良性のものが多いが、ゴツゴツした固まりがいくつかあり、恐らく悪性、通常の膵臓ガンと同じように急変の可能性大。
背骨に数ヶ所骨転移が見られる。原発巣不明→膵臓?
手術不可能。
対処療法を行う」
ということなんですが…
義母は背中の痛みを訴えていましたが、それ以外の症状はありませんでした。
今、入院10日目ですが、食事制限は全く無く、病院食も差し入れのお菓子も
全部おいしく食べられるそうです。
吐き気など全く無し。食欲有り。
入院して、顔色、肌のつやが良くなり、
体重も増えたそうです。
そんなことってあるんでしょうか…私が知ってる膵臓ガン患者と全く違うんです。
「誤診」なんてことは有り得ないんでしょうか?
セカンドオピニオンも考えた方がいいでしょうか。

990 名前: 967 投稿日:2010/09/26(日) 11:04
>>970
TS1のこと、ジェムザールと併用はしないのか先生に聞いたところ、まずはジェムザールのみ
でいくとの事でした。耐性がでたら、切り替えるとか、投与の方法を変えるとか
仰っていました。
 
>>花火様
症状は人それぞれかと思いますが、セカンドオピニオンはされた方がよいのでは
と思います。せかんどオピニオンは保険適用外とのことで、私の父の場合は
最初の病院の先生に紹介状えお書いて頂き、画像等をもって、初診という形で
今の病院を受診し、ここで治療を受けています。

991 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/28(火) 10:57
最初からジェムザールとS1を併用したほうが最初ジェムザール効かなくなったらS1に変える方法より平均生存期間が長いのご存知ないのですか?患者さんを早く死なせたいなら話は別ですが

992 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/28(火) 16:39
>>991
ここに書き込んでいる人の中に 患者を早く死なせたい人がいると思いますか?
言葉にはきを付けた方がいいですよ。
ジェムザールのみと、併用での効果は賛否両論です。どちらを選ぶかは信頼している
主治医の判断にまかせる方の方が多いのではないですか?
あなたのように、あたかも知ったかぶりの意見に、耳を傾ける人がいるでしょうか。
100歩譲って、親切なアドバイスならば、そのような書き方はなさらないでしょうね。

993 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/28(火) 20:05
賛否両論じゃないよ。口の効き方に気をつけな。
ジェムザール単独耐性後S1した場合有効率はせいぜい15%程度。平均2ヶ月進行を遅らすだけ。
ジェムザール単独だと平均生存期間は5から6ヶ月だからたすと8ヶ月いかない。それでも主治医を信じるって?涙ちょちょぎれちゃうよ。
まあジェムザール単独なら次はSOXで最後にジェムザールとタルセバかな。理想的な治療法は。
どう少しは勉強になったでしょ?
それとも最初からFOLFIROXしてみる?

994 名前: 967 投稿日:2010/09/29(水) 17:41
>>970
その後お父様いかがですか?
父は明日血液検査をし、その結果次第で通院治療になるようです。
お腹が痛いといって、痛み止めを飲んでいますが、痛みがなければ食事もおいしいそうです。
栄養剤の点滴をしていますが、時折37度くらいの熱が出るようです。

しかし、本人はやはり元気というか、前向きというか・・・最近では寝てばかりだと
体力が落ちると言って、院内を歩いたり、軽い体操をしたりしています。
今の状態が少しでも長く続いて欲しいです。

995 名前: 970 投稿日:2010/09/29(水) 23:21
>>967

気にかけて頂いてありがとうございます。
最近の父は食べられる時と食べられない時の落差が大きいです。
食べられる時は焼き肉でも食べるのですが、
食べられない時はフルーツとアイスという感じです。

967さんのお父様も自宅でリラックスできる時間が早くくると良いですね。

996 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/29(水) 23:49
抗がん剤は副作用を伴います。
副作用がひどくて、食事もとれない、寝たきりになるなどしたら
抗がん剤を投与する意味はないんです。
ですから、抗がん剤併用の際は副作用に特に注意します。
患者のQOLを尊重するとしたら、最初は副作用が比較的少ないとされる
ジェムザール単独から始めるのではないでしょうか?
タルセバの副作用はひどいです。
決して理想的な治療法とは思えません。

997 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/30(木) 00:06
抗がん剤の副作用は人によって様々です。
うちは、ジェムザールは副作用が強くて諦めましたが、TS-1は
ジェムに比べたら、まだよかったです。
でも、その反対にかたもいらっしゃるみたいですよ。
また、両方使って効果がある場合と、副作用でまいってしまう場合と
あります。

998 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/30(木) 10:10
>>991
>>993
その言い方は少し酷くないですか?
他の方も仰っているように、人それぞれなんです。
だから、その患者さんの治療法に家族が異を唱えてるならまだしも、第三者には
わからないことじゃないですか。患者さん、ご家族は皆さん必死です。主治医を
信じられなくて、最善の事ができるでしょうか?
人の痛みがわからない書き込みは、不快なだけです。

999 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/30(木) 10:42
>>998さん

確かに、991、993さんの言い方は良くないですが、言っていることは同意できる面もあります。
正直、現状の医療制度では、主治医は信用しない方が良いというか、
自分でも、調べられることは、調べて口を出した方が良いですよ。

大きな病院では、外来一人当たりの診療時間を考えると、
きちんと相手を見て治療する時間がありません。
さらに、医師としては、正直新しく来る治る可能性の高い患者に比率が高くなっていきます。
また、ascoや世界の治験で、明らかに有効性が分かっていても、
通常の病院では、倫理委員会があり、それを通さないと、
日本の標準の治療以外は出来ない仕組みになっています。

などなど、考えると主治医を盲信しすぎずに、自分で考えることも大事ですよ。

1000 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2010/09/30(木) 11:35
>>999さん
信用できない相手と生命を共有することは不可能なんですよ。
あなたの仰る医療制度と主治医を信頼する気持ちは分けて考えるべきものです。
ネガティブベースで助言しても進行形で闘病されている方々を混乱させるだけだと思いますよ。