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癌掲示板..>少し長くなります…

1 名前: ML 投稿日:2004/09/20(月) 12:21
今から約二年半前、母が末期の膵臓がんと診断され余命数ヶ月と宣告されました。にも関わらず本人には何も症状はなく、同時に突然の宣告を信じられず癌センターで再度検査入院しました。最終的な結果は非常に珍しい病気で後腹膜繊維症というもの…意思の間でもその存在すら知らないことがあり、確かに膵臓がんと見間違うケースもあるという疾患でした。その後は三つ目となる一般病院に引き継がれその診断を裏付けるように癌と思われるような症状もなく、また繊維症に対する治療も確立されてなくブレドニン投与による治療が二年弱続き本人もいたって元気でした。
しかし今年の6月になり黄疸が現れ入院、繊維組織が胆管を狭窄するためステント挿入、また食事がで出来ないため胃のバイパス手術が施されました。その際手術中に呼び出され腹膜に癌の播種転移があるということで予定にはなかった胆管の再建術も行われました。術後の説明では膵臓の表側に拳大の腫瘍、おそらくそれを繊維組織として捕らえてきたはずなのにその詳細は不明、腹膜の播種は第四期、原発は不明、余命は数ヶ月単位と宣告されました。それに合わせるかのように母は痛みを訴えるようになり退院…退院三日目よりさらに激しい痛みを感じ緊急で処置、その時医師からはもう腹水が出始めておりかなり進行しているとの説明、さらに不明としていた原発はおそらく膵臓で癌センターで受けた後腹膜繊維症という診断結果は誤診だろうと結論づけています。
家族は二転三転する結果に戸惑い、そして衝撃的な今の現実を迎えていることに疑問、動揺するばかりです。最初の病院の膵臓がんの診断が正しかったとしてもここまでの期間を考えれば不可解であるし、でなければこの2年の間に発症したものなのか?それならなぜ見落とされたのか?
どなたかここまでの経緯においてご指摘、妥当性等何かお気づきの点があれば教えて下さい。なにぶん素人のため本当に適切な医療が行われたのか疑問を感じてなりません…どうかよろしくお願いします。

2 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/22(水) 14:25
とても進行の遅い膵臓癌だったのでしょうか。
こんな事しか書けなくてごめんなさい

3 名前: ML 投稿日:2004/09/23(木) 01:37
ですよね… 名無しさん、それでもコメントありがとうございます。ちなみに2年もの間、同じ部位を診てもらっていてもこんな進行するまでわからないものなのでしょうか… 過信して見落とされたような気がしてなりません…

4 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/09/23(木) 03:12
膵臓癌って、お腹を開いてみても
「ここからここまでが癌」とはハッキリとは言えないと
主治医から聞かされました。
・・じゃぁ、他の癌は判るのか は、私にはわかりません・・

でも、それを見分けるのも医者ですし、、勤めですし、、
MLさんの無念さわかります。
いままで何だったって思いますよね。酷い話だ。

5 名前: 774 投稿日:2004/09/23(木) 14:21
がん、特に膵がんの鑑別診断は困難なケースも多く、様々な検索を総合
して過去の多くの症例やデータ・経験との比較検討を行い判定されること
になります。最終的な確定診断は組織検査で行われますが、その場合は膵液
細胞診や試験開腹による組織診などの方法が取られますが、それとて100%の
正診率というわけではありません。現代医学の限界といっても良いと思います。
その結果、膵がんと判断された場合は、膵がんの治療が検討されるわけですが、
膵がんと判断されなかった場合でも、以後厳重に経過を観察していくことが
求められます。
一般に径1cm程度のがん腫が2~3年で手拳大になることは極々通常の進行と思います。
結果的には、膵がんによるガン性腹膜炎という診断となっているわけですが、
当初がんセンターで”後腹膜繊維症”と診断された根拠が最大の疑問として残るのは
もっともな事だと思います。当時の標準的な医療レベルで、膵がんと断定できず、
”後腹膜繊維症”と判断を下すことが妥当であったということなのでしょう。
もちろん極めて例外的で非現実的ではありますが、その後に併発した進行スピードの
極めて早い膵がんという可能性もありますが・・・。
その後も転院先の施設でも厳重なフォローが行われていたものと思いますが、
がんセンターでの”後腹膜繊維症”という診断が、日常の経過観察においても
判断に影響しなかったとは言い切れません。
なお、現在お母様に行われている治療は現状で妥当なもので、今後痛みや腹水
に対して十分な対応がなされ、少しでも症状の緩和が得られますように。

6 名前: ML 投稿日:2004/09/23(木) 17:56
774さん、名無しさんありがとうございます。最後に、ここまでの段階まで進行すると、もう望みはないのですか…
医師からはそのようなことしか言われません…
くやしいです

7 名前: 774 投稿日:2004/09/23(木) 19:46
非常に厳しい状況をお察しいたします。
症状緩和目的の化学療法や、腹腔内局所療法などの臨床試験的治療
がないわけではありませんが、後はお母様の残存体力や気力、お考え
などで総合的にご検討されるか、緩和医療にウエイトを置いて行くか
といった選択になるものと思います。

8 名前: ML 投稿日:2004/09/23(木) 20:22
ほんとうにありがとうございます… 決してあきらめるわけじゃないけど… せめて痛みや苦痛だけは出来る限り取り除いてあげたい… そんな気持ちでいっぱいです。 また困ったときお伺いするかもしれません… よろしくお願いします。 治療に専念します。