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癌掲示板..>原発性肝臓癌スレッド

1 名前: UTAKA 投稿日:2001/02/16(金) 00:19
 原発性の肝臓癌についてのスレッドです。

 「転移性肝臓癌」については、
 転移性癌スレッド :
 http://www.jbbs.net./sports/bbs/read.cgi?BBS=134&KEY=964761482

2 名前: UTAKA 投稿日:2001/02/16(金) 00:19
nhksyeさん、中村さんへ、ご参考ください。

3 名前: 時間が無いUTAKA 投稿日:2001/02/16(金) 00:19
ネット上で調べるには、
 「肝臓癌」、「肝腫瘍」、「肝細胞癌」、「肝癌」 
 と「原発性」の組み合わせのようです。(ご参考まで)

肝腫瘍
 http://bme.ahs.kitasato-u.ac.jp/qrs/imd/imd00127.html
肝癌患者の看護
 http://www.umin.ac.jp/kango/C/C25/index.htm

****HELP!
ヒット件数が多いです。情報整理中。
 誰か有益な情報UP求む!HELP!

4 名前: UTAKA 投稿日:2001/03/06(火) 00:00
焼灼療法,ラジオ波・マイクロ波熱凝固療法,マイクロ波凝固療法,ラジオ波凝固療法

肝細胞癌に対する内視鏡外科手術
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/273.htm
原発性肝癌に対する縮小手術としての肝部分切除術の意義 ~マイクロターゼ凝固壊死療法との比較~
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/272.htm
肝癌に対する動脈塞栓下経皮的ラジオ波焼灼療法
  http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/288.htm
小肝細胞癌単発例の治療方針(非手術的手段)
   http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50387.htm
肝細胞癌に対するRadiofrequency ablation(RFA)の治療効果
   http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-316.htm

肝細胞癌に対するMicrowave凝固療法(MCT)の位置づけ 
   http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/285.htm
肝細胞癌に対する開腹下および経皮経肝的マイクロウェーブ凝固壊死療法のQOLの比較    <--横浜
   http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10672.htm     
低出力による経皮的マイクロ波肝腫瘍凝固療法の適応と限界
   http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50140.htm

肝細胞癌に対する術中マイクロ波腫瘍凝固療法(MCT)の有用性    
   http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E10504.htm
StageIVA肝細胞癌症例の治療成績 
   http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50042.htm
肝細胞癌に対する経皮的マイクロ波凝固療法 - 30mm以下の小肝細胞癌に対する治療
   http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50181.htm
肝細胞癌に対する開腹下マイクロ波凝固療法の意義
   http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-295.htm         
QOL向上を目指した肝細胞癌に対する経皮的低出力マイクロ波腫瘍凝固療法の検討
   http://www.jss.h.u-tokyo.ac.jp/JSS/Abstracts/P-772.htm

5 名前: nhksye 投稿日:2001/03/08(木) 00:20
UTAKAさんへ

情報ありがとうございました。
すごく勉強になりました!!

6 名前: 名無しさん 投稿日:2001/06/27(水) 00:12
経皮的ラジオ波焼灼療法 肝がん局所療法の主流へ
http://club.carenet.co.jp/JM/2001/06/0625_05.asp?SID=
 肝がんに対する局所療法として、ラジオ波焼灼療法(RFA)の治療効果が近年注目を集めている。
RFAは1998年秋に肝がん切除術として保険適用され、99年以降、大学病院を中心に導入施設が拡
大しているが、先ごろ開かれた第37回日本肝癌研究会での研究発表によると、経皮的エタノール注
入療法(PEIT)や経皮的マイクロ波凝固療法(PMCT)よりも有用性が高いことが証明されつつあるとい
う。

 RFAは、460kHzの高周波ラジオ波で腫瘍組織を熱凝固壊死させる治療法で、95年に米国で開発さ
れた。体外から肝腫瘍組織に向けてラジオ波のカニューレを穿刺後、腫瘍内部でカニューレ先端か
ら電極を出し、ラジオ波を発生させて腫瘍組織を80?100℃で焼灼する。1回の焼灼で直径3cmの腫
瘍組織を凝固でき、穿刺針の先端に温度センサーがついているので、術中組織温度をコントロール
しやすいという利点がある。

 日本ではこれまで、肝がんの局所療法としてPEITやPMCTが多用されてきたが、最近2年間の治療
成績を比較すると、RFAの方が治療効果が高いことが明らかになってきた。東京大消化器内科が実
施したRFAとPEITの無作為比較試験では、RFA治療群(473例、平均年齢64.2歳)のほうが有意に治
療効果が高く、入院期間も短縮。同群の平均観察期間404日での局所再発率はわずか1.7%(8例)
で、合併症も3.4%(16例)にしかみられなかったという。そのほか、日本肝癌研究会で発表された治
療成績をみると、東京大ほどではないが局所再発率は5%前後とする報告が多く、ほぼ欧米と同程
度の治療成績であることが確認された。

 ただし問題点として、現在輸入されているRFAの機器別に治療成績を検討すべきとする意見や、日
本人に合った機器の改良を求める声も多かった。他方、臨床応用からわずか2年しか経っていない
ことから、いまだ実験的治療の域にあるとする意見もあり、今後、長期的な予後の検討が必要との
意見がみられた。とはいえ今後、RFAが肝がんにおける経皮的局所療法の主流となることは間違い
なさそうだ。

7 名前: 名無しさん 投稿日:2001/07/30(月) 00:12
肝癌診療A to Z 国立がんセンター東病院の治療戦略
定価(本体8500円+税)
国立がんセンター東病院の肝臓グループによる肝癌診療のノウハウのすべてを開陳。
診断から治療法の選択,follow upまで,患者の病態とQOLに最大限配慮した診療とはいかなるものか,
現場のスタッフが細大漏らさず解説。巻末のカンファレンスはその思考過程ま
で明らかにする。日夜,肝癌患者と取り組む第一線のアクティブドクター必携のテキスト。
<目次> I. 外来で II. 精査入院 III. 治療法を選択するに際して
   IV. 肝細胞癌治療の実際 V. 治療決定の過程?カンファレンスから
http://210.139.255.18/detail/12462.htm

8 名前: 名無しさん 投稿日:2001/08/07(火) 00:12
殺腫瘍活性示す新規抗体発見 肝臓がんで来年中にも臨床入り 三共
http://club.carenet.co.jp/JM/2001/08/0803_04.asp?SID=
 三共は1日、米アラバマ大学バーミンガム校医学部と1994年から実施している抗体医薬に
関する共同研究で、肝臓がんなど各種がん治療薬の候補になる新規モノクローナル抗体を
発見したと発表した。

 同社によると、同抗体は肝臓がん細胞に対して、アポトーシスを起こさせて殺腫瘍活性を示
す一方、肝臓の正常細胞には細胞障害を与えないことがわかった。同社は、まず肝臓がんを
対象に、臨床試験を1年?1年半後に開始したい考えで、副作用が少なく効果の高い抗がん
剤になり得ると期待している。ほかのがんや慢性関節リウマチなどへの適応も検討する計
画。

 今回発見されたのは、細胞死に関与する受容体(TRAIL受容体DR5)に対する抗ヒトDR5モノ
クローナル抗体(TRA―8)で、アラバマ大学のR・P・キンバリー氏と三共バイオメディカル研究
所の市川公久氏らの研究でわかった。この研究では、TRA―8が試験管内・生体内いずれの
場合にも、ほとんどすべてのTRAIL(受容体DR5に結合する物質)感受性腫瘍細胞でアポトー
シスを誘発できることが報告された。原発性肝細胞がんと発症後の肝臓がん細胞系のいず
れについても、TRA―8療法によって細胞死が極めて起こりやすくなったという。しかも、TRA
―8療法は正常な肝臓組織に影響を与えることはなかった。これらの結果は、リガンドと同じ
ような働きをする抗体を使って、TRAIL受容体DR5を選択的・特異的に標的とすることが、肝
臓がんの治療法として安全・効果的である可能性を示したとされている。
これらの研究内容は、同日発行の米有力医学誌ネイチャー・メディシンに掲載された。

三共は、これら抗体の独占的特許実施権を保有している。同社は今後3年間でジェノミクス
研究の整備に260億円を投資する計画を打ち出しており、「今後、このような抗体を含む医薬
品の製品化に向けて、バイオテクノロジー技術をフルに活用していきたい」と強調している

9 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/18(火) 00:06
米Cell Genesys、ウイルス製剤CV890と抗ガン剤の併用療法で有望結果
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/142869

米国Cell Genesys社は9月6日、肝臓ガン細胞をターゲットとして
破壊するように設計されたウイルス製剤CV890と、
抗ガン剤Doxorubicinの併用で、
抗腫瘍作用の相乗効果が得られたことを
マウス・モデルを使った実験で明らかにしたと発表した。

10 名前: 名無しさん 投稿日:2001/09/25(火) 00:18
RFA:経皮的ラジオ波焼灼(しょうしゃく)が温熱治療? とは思いますが
 気なる記事

がん最前線・読者から 万能でないラジオ波
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20010920sr11.htm

***要約****
従来のエタノール注入療法などに比べて、がんを効率よくたたくことができる。
入院も一週間程度ですみ、切除手術より、患者の体への負担が小さい。

患者の長期生存率では、最も良いデータが出ているのは切除手術で、
ラジオ波焼灼法はまだデータが出ていない

ラジオ波は有効な治療法には違いないが、万能ではない

肝がんでも大きさが三センチ程度までが対象

2センチ以下の肝がんで肝機能が良好な場合、5年生存率は肝切除が73.1%、
エタノール注入療法が61.8%。2~5センチでも、
それぞれ60.5%、49%。患者の条件にばらつきがあり、
厳密な比較はできないが、差がある(日本肝癌(がん)研究会調査)。
新しい治療法であるラジオ波焼灼法の5年生存率は出ていない

11 名前: 週刊医学界新聞 投稿日:2001/10/01(月) 00:18
第2455号 2001年10月1日
肝細胞癌の診断と治療-造影ハーモニックからRFAまで

http://www.igaku-shoin.co.jp/04nws/index.html

12 名前: UTAKA 投稿日:2001/10/04(木) 00:18
社団法人 日本肝臓学会
http://www.jsh.or.jp/index.html

 入門的な内容ですが、下記は参考になります
 肝がん撲滅のために
  http://www.jsh.or.jp/bokumetu/top.html
 肝がん白書
  http://www.jsh.or.jp/hakusho/top.html
 C型肝炎に起因する肝がん撲滅を目指して
  http://www.jsh.or.jp/bokumetsu2/top.html

13 名前: 名無しさん 投稿日:2001/10/14(日) 00:08
肝がんの再発、遺伝子使い85%の確率で予測
http://www.asahi.com/science/news/K2001092700459.html

肝がんを手術した後、再発するかどうかを遺伝子を解析して予測することに、
山口大の岡正朗教授(消化器・腫瘍(しゅよう)外科)らのグループが成功した。
1年以内の再発が85%以上の確率で分かるという。治療方針を決めるのに役立つと期待される。
横浜市で開かれている日本癌(がん)学会で26日発表された。

 岡教授らは、33人の患者から、手術で取ったがん組織をもらって分析。
12個の遺伝子がどんな働き方をしているかを調べれば再発の予測が可能なことを見いだした。

 別に14人の患者の協力を得て、手術後にこれらの遺伝子の働き方をみて1年以内の再発の有無を調査。
12人で成功した。

 肝がんで死亡する人は年に3万人以上。
200万人とも推定されるC型肝炎ウイルス感染者の間にも、
放置すると肝がんを発病する人が少なくないとみられる。

 岡教授によると、手術後の1年以内の再発率は20~30%。
「再発のリスクが事前に分かれば、手術後の回復ぶりをみながら抗がん剤治療などの予防策も可能になる。
早く臨床応用をめざしたい」と話している

14 名前: ラジオ波焼灼療法(RFA)凝固範囲拡大 ! 投稿日:2001/10/20(土) 00:07
2001.10.19 【DDW-Japan2001速報】
ラジオ波焼灼療法、PEITの併用で凝固範囲を有意に拡大
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/med/leaf?CID=onair/medwave/tpic/149469

 ラジオ波焼灼療法(RFA)はラジオ波熱凝固療法とも呼ばれ、
電極針を穿刺して高周波電流を流すことで、
腫瘍を凝固壊死させる局所治療法の一つ。
現在のところ、凝固壊死の範囲は1回の穿刺で約3cmまで。
日本で多いと言われている2~3cmの肝細胞癌だと、
1cmのマージンをとると4~5cmの焼灼範囲が必要となるため、
範囲を拡大させる工夫が求められていた。
香川医科大学第三内科の黒河内和貴氏らは10月18日、
経皮的エタノール注入療法(PEIT)を併用すれば凝固壊死の範囲が有意に拡大することを、
DDW-Japan2001のシンポジウム「大型肝癌に対するラジオ波治療」で発表した

15 名前: 樹状細胞+インターロイキン12 投稿日:2001/12/04(火) 00:06
阪大、肝臓がんの免疫療法を開発

 大阪大学の研究グループは免疫細胞の働きを高めて肝臓がんの再発を防ぐ免疫療法を開発、
マウスを使った動物実験で効果を確認した。目に見えない小さながんを攻撃するのに適しており、
がんの再発を初期段階で抑えられる期待がある。
安全性などを確認しがんワクチンとして実用化を目指す。
 阪大の林紀夫教授らは、肝臓がんの患者で免疫細胞に攻撃目標を教える司令塔役の「樹状細胞」
の機能が低下し免疫力が下がっていることに注目した。樹状細胞を培養。
がん細胞をすりつぶしたものを与えて攻撃目標の目印(がん抗原)を認識させる。

 目標を認識させた樹状細胞を、免疫細胞の働きを高める「インターロイキン12」と
一緒に肝臓がんのマウスに投与したところ、投与した8匹のうち3匹でがん細胞が消えたほか、
残りの5匹でも投与しなかったマウスに比べてがん細胞の大きさが約6分の1に縮まったという。

http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20011202eimi099202

16 名前: 通りすがりの素人 投稿日:2001/12/08(土) 00:14
子宮癌などに比べて患者さん本人のサイト(体験記)が少ないですね。
父がラジオ波治療を受けたのですが「高額である」「苦痛が多少ある」と
いう話を聞いており(通院している病院ではやっていない)詳細を検索
しましたが見つからず、かなり迷い不安な毎日を過ごしました。
実際はいつもの治療より少し安く、苦痛もほとんどなかったのですが・・
年齢層が高く難しいかもしれませんが 患者同士が情報交換できるような
サイトがあれば教えていただけないでしょうか?
肝臓病全般だと「肝癌にならないために」頑張ってる肝炎の人が多すぎて
入りつらいのです。

17 名前: 父@膵臓癌 投稿日:2001/12/09(日) 00:04
探してみましたが、
 言われるとおり無いものですね。
 このスレッドが盛り上がればと思います。

18 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/15(土) 00:03
扶桑薬、がん遺伝子治療薬の臨床試験・国内企業初

 扶桑薬品工業は東京慈恵会医科大学付属病院と協力して、肝臓がんの遺伝子治療の臨床試験を来年夏にも始める。
国内企業が遺伝子治療薬の臨床試験に取り組むのは初めて。
当初約20人の患者を対象に5億4000万円の費用を投入し、治療実績を積み重ねた上で遺伝子治療薬の事業化を目指す。
 治療の対象は大腸がんから転移した肝がん。
患者の体内で抗がん物質を増強する働きを持つ酵素シトシンデアミナーゼ(CD)の遺伝子をベクター(遺伝子の運び役)に載せて、
腫瘍(しゅよう)に注射で直接注入する。

 患者には体内で抗がん剤「5―FU」に変化する薬剤(5―FC)を飲んでもらう。
導入した遺伝子によるCDが患部で抗がん剤を増やし、がん細胞を殺す。
この方法は患部を集中的にたたくことができるため注目されている。

[2001/12/14 日本経済新聞]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20011213eimi133313

19 名前: 癌めーる 投稿日:2002/01/05(土) 00:16
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関西)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪肝臓がん≫
【大阪府】
大阪府立成人病センター(大阪市東成区) 第1外科
●5年生存率:サンドイッチ療法併用の肝切除術と進行肝がんには
ラップ療法を開発、トータルで41%の良績
●微小肝がんから進行性肝がんまで肝切除が中心

大阪市立大学医学部付属病院(大阪市阿倍野区) 第2外科
●5年生存率:1期60%、2期57%、3期29%、4期15%
●門脈枝塞栓療法を開発し、これを肝動脈塞栓療法後に施して実
績を上げている

大阪赤十字病院(大阪市天王寺区) 外科
●5年生存率:1期65%、2期55%、3期20%、4期35%
●手術+肝動脈塞栓+エタノール療法の組み合わせ療法

北野病院(大阪市北区) 外科
●5年生存率(肝細胞がん):1期52%、2期48%、3期34%、
4期0%
●エタノール注入療法、肝動脈塞栓療法で対処できない症例には、
積極的に切除術を行う

大阪大学医学部付属病院(吹田市) 消化器外科
●生存率:肝細胞がん切除後の再発切除累積生存率では、3年
72%、5年43%、7年22%の良績をもつ
●再切除は開胸開腹下切除術

関西医科大学付属病院(守口市) 第1外科、第3内科
●肝臓外来を設け、肝細胞がんの術前予備機能評価と障害度か
らの術式選択と根治手術に定評(第1外科)
●マイクロ波凝固術をわが国で最初に開発したことで有名(第3内
科)

星ケ丘厚生年金病院(枚方市) 消化器内科
●C型肝炎に対するインターフェロン症例多い。43%に著効
●肝細胞がんには肝動脈塞栓術、エタノール注入療法、リザーバ
ー挿入下動注療法

国立大阪南病院(河内長野市) 外科
●肝炎と肝硬変を合併する進行性肝細胞がんに対する肝切除術
+免疫化学療法を含む集学的治療法を施し、5年、7年生存率を
上げる

【京都府】 
京都大学医学部付属病院(京都市) 腫瘍外科
●生存例:門脈本幹まで腫瘍が進展した4期症例に対し切除を行
い、8年3ヵ月の生存例をもつ
●血行性肝転移がんに対する免疫化学療法に実績

京都府立医科大学付属病院(京都市) 消化器外科
●手術不能の肝細胞がんや転移性肝がんに対する免疫化学療法
のパイオニア
●C型肝炎→肝細胞がん進展合併症に対するインターフェロン療
法に実績

京都第二赤十字病院(京都市) 消化器外科
●非切除例2年生存率約30%
●同じく非切除例におけるリザーバー動注療法の有効率57%

【兵庫県】 
神戸大学医学部付属病院(神戸市) 消化器外科
●4期の肝細胞重症例に、肝灌流化学療法を併用した肝臓切除
法を開発して生存率を上げる
●肝静脈分離大量肝動注療法に実績

神戸市立中央病院(神戸市) 第1外科
●原発肝がん切除術に肝機能温存が可能な部分切除と亜区域
切除法を行い、術後フォローにて累積生存率を上げる
●ハイリスク症例への定期検診に実績

兵庫医科大学病院(西宮市) 第1外科
●術前の悪性度評価診断に力を入れるとともに、肝細胞がん血
行転移防止法に積極的
●肝切除数多数

【奈良県】 
奈良県立医科大学付属病院(橿原市) 第1外科
●生存率:転移性肝がんに対する灌流温熱化学療法下肝切除
術を行い、3年生存率55.9%
●3年無再発率70.3%

http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000126.html

20 名前: 朝日新聞 投稿日:2002/01/08(火) 00:22
抗がん剤とインターフェロンの併用、肝がん治療に効果

重い肝がんの治療で、抗がん剤と免疫を強めるなどの働きがあるインターフェロンを
組み合わせるとこれまでにない高い効果が得られることが、阪大グループの研究でわかった。
15日に発行される米国のがん専門医学誌「キャンサー」で発表する。

 肝がんは、早期の場合は手術できる。肝臓へ血液を運ぶ門脈にがんが詰まるほど進むと抗がん剤による治療が主となるが
、十分な効果は得られず、この場合の余命は数カ月にとどまっていた。

 阪大の門田守人教授(消化器外科)らは、門脈にがんができているような重い肝がんの患者11人の肝臓に管で抗がん剤を入れ、
さらにインターフェロンを注射した。その結果、3人でがんが完全に消え、5人のがんが半分以下に縮小した。
治療を受けた中には、4年以上生きている人もいる。

 複数の抗がん剤を使った場合は副作用が見られたが、「5FU」という抗がん剤のみとインターフェロンを使った場合では、
大きな副作用はなかったという。阪大では、保険が適用できるよう治験を申請しており、
年内にもほかの医療施設を含めた臨床試験を始めたいという。

 門田教授は「手術と組み合わせれば、高い効果が得られると思う。
ほかのがんにも効果があるかも研究したい」と話している。

(01/08 14:29)
http://www.asahi.com/science/news/K2002010800853.html

21 名前: 日本経済新聞 投稿日:2002/01/08(火) 00:22
抗がん剤・インターフェロン併用、末期肝がんに有効――阪大病院確認

 大阪大学付属病院(大阪府吹田市)は7日、
末期の肝臓がん患者への抗がん剤とインターフェロンの併用療法に高い治療効果があることを確認したと発表した。
末期肝臓がんの有効な治療法になる可能性があるため、年内にも臨床試験を始める計画だ。
 併用療法を開発したのは、大阪大学大学院の門田守人教授と左近賢人助教授らのグループ。
がんが見つかった時点で手術ができないほど進行している末期肝臓がんで余命が数カ月と診断された患者11人に対し、
抗がん剤とC型肝炎の治療薬として使われているインターフェロンの併用療法を実施した。

 一般的に使われている「5FU」という抗がん剤を2週間にわたって、
週5回患部に投与し、インターフェロンを1カ月間、週3回のペースで注射した。
併用療法を受けた11人の患者のうち、3人で肝臓がんが消失した。
さらに、5人でがんの大きさが半分以下に縮小したことが確認できた。

 肝臓がんの場合、手術できれば通常は患者の約5割が1年後も生存している。
今回は手術できないほど進行した肝臓がんが対象だったが、1年8カ月後の生存率は5割を超えた。
副作用もほとんどなかったという。
現在、厚生労働省に臨床試験を始めるための認可を申請しており、
門田教授は「できるだけ早い時期に始めたい」と話している。

 肝臓がんはC型肝炎やB型肝炎が進行して発病する。年間死亡数は約3万人。
浸潤・転移を伴う進行がんの場合は治療が難しく、新たな治療法の開発が求められている。

[2002/1/8 日本経済新聞]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20020107eimi239707

22 名前: 余命数カ月!でも諦めるな! 投稿日:2002/01/08(火) 00:22
>>20 >>21
「余命が数カ月と診断された患者11人」のうち
「1年8カ月後の生存率は5割」とは凄いです!

 治験を行うようです。諦めるな!手立てはある!
 今の病院が全てじゃない!
 
大阪大学医学部附属病院
http://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/

 大阪大学医学部附属病院 臨床治験事務センター
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hp-crc/
  ↑
 かなり重いです

23 名前: ハウマッチ 投稿日:2002/01/10(木) 00:10
ところで、肝癌へのラジオ波焼灼療法は、保険適用外と聞いていますが、
これだけ実施医療機関が多い中、各医療機関はどのように費用を算定しているものなのでしょうか?

私達患者がすべての費用(全額自費)を支払わないと治療は受けられないのでしょうか?
それとも、基本的には保険診療で、一部(ラジオ波焼灼にかかるもの)のみ自費負担すれば
良いのでしょうか?


※まさか、全額、病院が負担してくれるなんて事は無いですよね。(苦笑)

24 名前: 名無しさん 投稿日:2002/01/11(金) 00:06
”ラジオ波焼灼療法が、保険適用外”かどうか分からないですが、
 一般には、保険適用外の医療行為と、保険適用の医療行為を
 同時に行った場合、
 本来、保険が適用されるものも、保険適用外 とされるようです。

 例えば、保険適用外の全身温熱治療を入院して行う場合、
 それに伴う入院費、食事、処方箋等も保険が適用されません。全額個人負担です。
 数年前、「飲尿療法」を行っていた病院が摘発されたことがあるのですが、
 これも、保険適用外の「飲尿療法」を行ったにも関わらず、
 入院費等に保険を適用してしまったからです。
 患者サイドからすれば、「保険を適用してくれた」とも言えるのですけね。

 ただ、「治験」「試験」…という名目ならば、基本的には保険診療で、
 一部(ラジオ波焼灼にかかるもの)のみ自費負担 となるのかもしれません。

 >>実際に治療を受けられた方の情報待ち。

25 名前: ラップ療法 投稿日:2002/01/22(火) 00:00
肝動脈塞栓術の限界を打破する肝臓がんのラップ療法
従来の治療法の効果を上げるさらなる工夫で延命も期待できる
肝機能低下などによって外科手術ができるのは3割弱という肝臓がん。
がんの栄養源を断つ肝動脈塞栓術が従来もっとも効果を上げる治療とされてきたが、
がんが新たな血管を造り他の臓器と癒着するために肝動脈塞栓術が功を奏しない場合にも有効な治療法が工夫されている。
シリコン製の膜で肝臓を覆う「ラップ療法」である。

【大阪府】
大阪府立成人病センター(大阪市東成区) 第1外科
●5年生存率:サンドイッチ療法併用の肝切除術と進行肝がんには
ラップ療法を開発、トータルで41%の良績

26 名前: ラジオ波焼灼 投稿日:2002/01/28(月) 00:19
>>23,24
16で書きましたが費用はすごく安かったです。
ラジオ波治療の針1本数万円という部分だけ自費で
検査や入院費用は保険が適用されたようです。
同室の島根県からの患者さんは難病指定にされているため
ラジオ波の費用も県が負担してくれたようです。

27 名前: 高度先進医療 投稿日:2002/02/03(日) 00:21
ラジオ波焼灼療法は、去年の3月に初めて「高度先進医療」の認定がされています。
認定第一号は、「埼玉医大病院」次に「徳島医大病院」、現在はこの二つの病院だけ
の様です。 高度先進医療にかかる費用は、埼玉医大病院で約12万円程度だそうです。
病院のホームページにも掲載されています。
結局、病院としては、「自費」で患者から費用の徴収をする事には違いないのですが、
高度先進医療の承認を受けることによって大手を振って(混合診療とされずに)
診療できるわけです。 高度先進医療以外の部分は、通常の健康保険扱いなので
普通の?費用で済むわけです。

28 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/04(月) 00:06
埼玉医大病院なら、行けそうです。
助かりました!
27さん、本当にありがとうございます。

29 名前: ねず 投稿日:2002/02/05(火) 00:17
あたらしい治療法として導入されたようです。
 肝癌に対する治療では,より効果的で侵襲の少ない方法が模索されている。癌組織の凍結と融
解を繰り返して癌細胞内外の体積を急激に変化させ,浸透圧差から細胞膜を破壊する「凍結融解
壊死治療cryoablation」は欧米では広く行われているものの,装置が大がかりなことなどか
ら,わが国では試みられなかった。肝癌に対する低侵襲手術を積極的に行っている慶應義塾大学
一般・消化器外科では,最近開発されたコンパクトで操作性に優れた装置を輸入して臨床応用を
開始した。最新装置を使った施術としてはわが国初の凍結融解壊死治療が1月21日,同大学附属
病院で行われた。
 2002年 1 月21日 9 時50分,慶應義塾大学附属病院の手術室において,新型装置を使ったも
のとしてはわが国最初の凍結融解壊死治療が施行された。症例はB型肝炎を原疾患とし,直径
2 cmの腫瘍を持つ50歳代男性。手術室には手術スタッフや装置管理者,見学者を含めて20人近
くが入室し,米国で300例近い実績を持つBarbara Ann Karmanos癌研究所のP. Littrup教授が
見守るなか,米国でトレーニングを積んだ若林剛講師,田辺稔氏らが執刀開始。全身麻酔下にあ
る患者をわずかに開腹し,内視鏡と超音波診断装置を使って穿刺の部位と角度を決定すると,穿
刺針を腫瘍目指して挿入する。穿刺針のハンドル部分から伸びるチューブはコントローラーを介
して手術室の壁際に並ぶアルゴンガスのボンベにつながっており,Littrup教授の“Now,
fire it.”の声とともにガスが穿刺針に装填される。
 モニター画像を見やすくするために照明を落としたなか,患者を除くすべての入室者の目がコ
ントローラーのパネルを注視する。1 分が経過したころ,液晶パネルに浮かぶ数字は穿刺針の先
端が-140℃に達したことを示し,装置管理者が「腫瘍は硬い小石のようにかちかちに凍り付い
ている」と教えてくれた。氷の塊となった凍結領域は超音波画像で容易に視認でき,熱凝固治療
で危惧される焼き残しが回避できるのが大きな強みだ。肝癌に対する凍結融解壊死治療は通
常,-140℃まで冷却した後に+10℃まで加温する作業を 2 回繰り返し,腫瘍部位を全領域に
わたって確実に破壊する。1 時間20分を要した手術は無事に終了した。
 若林講師は「手技そのものは熱凝固治療と同様であり,特に困難があるわけではない。慣れれ
ば 1 時間程度にまで短縮できるだろう。また,凍結領域を確実に同定できることは術者に大き
な安心感を与える」と述べた。Littrup教授も「WYSIWYG(=what you see is what you
get/見たままのことが起きている)こそが凍結融解壊死治療の大きなメリットの 1 つ。術中
リアルタイム画像を可能にするオープン型MRIもあるが,どの手術室にも持ち込めるわけではな
く,肝癌治療においてはこれで十分だと思う」と話す。
危うい部位の処置に最適
  2 例目はC型肝炎から癌を発症した50歳代男性で腫瘍径は 2 cm。横臥位での経皮的アプロー
チによって施行した。3 例目の60歳代女性は,この日の症例のなかでは切除術が最も難しく,
凍結融解壊死治療の本領発揮に期待が寄せられた症例だという。
「 2 本の肝静脈に接した部位に直径 3 cmの腫瘍があり,切除は大きな困難を伴う。また,熱
凝固治療でも肝静脈が熱で損傷する危険がある。凍結融解壊死治療では蛋白質の変成は起こら
ず,また,血液が流れる大きな血管組織が凍ることはない。このような危うい部位の癌の処置に
最も適した治療法と言える」(若林講師,田辺氏)
 同症例に対しては内視鏡下に穿刺針を 4 本使用。1 回目の凍結と融解を終えたところで穿刺
針をさらに深部に挿入し,処置範囲を広げた。複数の穿刺針を使っての広範囲の処置では,針先
端で膨らむ氷が融合して 1 つの塊になるよう見定めて穿刺するのがコツだ。アルゴンガスの出
力をコントロールしながら凍結と融解を繰り返し,これも無事に治療を終えた。
 凍結融解壊死治療は23日にも 1 例に行われ,これは 3 例目と同じく, 2 本の肝静脈に挟ま
れた直径 5 cmに及ぶ転移性肝癌で,凍結融解壊死治療でなければ処置できない症例だったとい
う。
 治療を施行した 4 例は 1 か月以内にダイナミックCTによって局所根治性が評価され,6 か
月後に各種画像検査によって局所再発の有無が判定される。

30 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/05(火) 00:17
>29
ソースは?
情報元は?

31 名前: ねず 投稿日:2002/02/06(水) 00:10
Medical-Tribuneです 内容は一部削除後(字数制限のため)のコピペです。

http://tmxxrmkomkrmorttromftftm.medical-tribune.medical.mymedipro.net/medipro/mm/medical-tribune/

32 名前: ねず 投稿日:2002/02/06(水) 00:11
上記は会員制なので入れないようですね。

33 名前: 30 投稿日:2002/02/06(水) 00:12
会員制ですか。。
本当に必要としてるのは誰なのか、考えさせられます。
広く一般開放して欲しいですね。

貴重な情報ありがとうございます。

34 名前: 東京読売 投稿日:2002/02/08(金) 00:06
小児肝がんの増加 酸素濃度が原因?

出生時の体重が1500グラム未満だった子供に、肝臓がんの1種「肝芽腫」が増えていることが、
国立小児医療研究センターの谷村雅子部長の調査でわかり、
6日に都内で開かれたシンポジウムで発表された。

 谷村部長は「保育器内の酸素濃度が問題である可能性もある」と指摘している。

 谷村部長らが小児がんのデータを分析した結果、1990年から
、出生時1500グラム未満の新生児に肝芽腫が見られるようになり、
これまで33例にのぼっていた。

 先天性でない肝芽腫になった12人を調べたところ、
保育器の中で酸素を吸っていた日数が長いほど発病率が高かった。
また低体重児53人の尿を検査した結果、体重が1500グラムに達するまでの間は、
遺伝子が酸素の影響で壊されやすいこともわかった。

 肝芽腫は小児の代表的な肝臓がんで、2歳ごろまでに発病することが多い。
2002年2月7日 東京読売朝刊
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/ne220705.htm

35 名前: NNNドキュメント02 投稿日:2002/02/17(日) 00:17
今夜17日深夜0:25~1:20
日本テレビ系 NNNドキュメント02
C型肝炎の放送があります。
 「肝臓ガン再発予防新薬の早期認可を求める感染者の姿を通して...」って
 週刊誌(週間現代)に番組案内が出てました。

http://www.ntv.co.jp/document/present.html

36 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/18(月) 00:18
>35
昨日見ました。「見棄てられた理由(わけ)~C型肝炎200万人の闘い~」
わかっていたことですがハッキリ口に出されると悲しくなりますね。
数万人が肝臓ガンで命をなくしたほうが肝炎対策するより「総医療費」が
少なくて済むなんて。
ウチはもう間に合わないと思いますが、非環式レチノイドを多くの人が
試せるといいですね。

37 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/18(月) 00:18
>36さん。
 私は、見れませんでした。
 何か有効な、有効そうな情報があったら教えてください。
 私は、肝臓ガンではないですが、(胃癌です)
 どのような放送だったのでしょうか。

ここで、多くの方々の情報で助かっています。
このような有益な掲示板の存在はありがたいです。

38 名前: 名無しさん 投稿日:2002/02/19(火) 00:18
今売っている、週刊現代2002-03-02号 に肝臓ガンの特集あります。
たった2ページですが、参考になるでしょうか。
P189~P189っす。

スーパー外科医:平岩正樹
「読む抗ガン剤」
第2回:肝臓癌はどう治療すべきか

39 名前: 38 投稿日:2002/02/20(水) 00:06
36さんの情報にダブりますが
「肝臓癌の予防薬、非環式レチノイド」

TVは見ませんでしたが、たぶん下記の方かと思われます。
http://www.h3.dion.ne.jp/~smiura/chiryoyaku.html

40 名前: 38 投稿日:2002/02/20(水) 00:06
癌免疫療法は夢のヒト癌医療として貢献できるか?
http://square.umin.ac.jp/jsco37/abstract/E50230.htm
肝癌の化学予防
http://jsco.umin.ac.jp/~jsco/syoroku/data/abstract/10057.htm

41 名前: 38 投稿日:2002/02/20(水) 00:06
TOPページは
http://www.h3.dion.ne.jp/~smiura/

42 名前: 情報のおすそわけ 投稿日:2002/02/20(水) 00:12
<肝臓がん>新療法で腫瘍の壊死範囲を拡大 香川医大グループ 『毎日新聞』より

肝臓がんに、高周波の電流を流す療法とエタノールを注入する療法の二つを併用すれば、腫瘍(しゅよう)を壊死(えし)させる範囲を従来の約4倍に拡大できることが17日、香川医大第3内科の栗山茂樹教授、黒河内和貴助手らのグループの研究で分かった。今後の治療に成果を上げそうだ。
二つの療法は単独で使われてきたが、それぞれ欠点があった。高周波の電流を流す療法は焼け残りが出ることがあり、腫瘍の血流を止め壊死させるエタノール注入療法は、内部に液が十分浸透しない可能性があった。その結果、壊死が不十分な場合は、腫瘍が再発する恐れがあった。
併用療法では、腫瘍に針を差し込んでエタノールを注入した後、電極針で高周波電流を流し、腫瘍を壊死させた。100例以上を実施した結果、壊死範囲は、電流療法単独の約4倍に拡大。進行した5センチを超える腫瘍も、再発の恐れがなくなる程度まで壊死させた。
栗山教授は「エタノールを注入し、電流を冷やす血流を先に止めることで、電流による治療もスムーズになる相乗効果が生まれていると考えられる。」と話している。

43 名前: usagi 投稿日:2002/03/10(日) 00:22
父が肝臓がんで抗がん剤とインタ-フェロンの治療をうけさせたいので、
詳しいことが知りたいのですが、教えてもらえませんか。

44 名前: usagi 投稿日:2002/03/10(日) 00:22
父が肝臓がんで抗がん剤とインタ-フェロンの併用の治療をうけさせたいので、
詳しいことが知りたいのですが、教えてもらえませんか。

45 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/11(月) 00:12
usagiさん>>22にあるよ。

46 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/11(月) 00:12
usagiさん>>20-21も見てください。

47 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/11(月) 00:12
usagiさんこんにちは。
私の父も肝臓癌で入院しています。
お訪ねの件詳しくはないのですが、父と同じ部屋に抗ガン剤とインターフェロンを
併用している方がいらっしゃいました。患者同士でしている話を漏れ聞いただけですが、
6時間かけてインターフェロンと抗ガン剤を点滴するそうです。
その治療は保険適用外なのでワンクールで10万円払ってインターフェロンを
自費で購入されていました。入院期間は3ヶ月の予定だったそうですが、
最後の方は発熱して計画道理には治療できなかったそうです。
あんまり役に立ちませんがこの程度しかわかりません。

48 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/12(火) 00:23
厚労省:C型肝炎治療剤「インターフェロン」の保険制限を撤廃-読売 (ブルームバーグ)  

10日付の読売新聞によると、厚生労働省は、C型肝炎の治療剤「インターフェロン」について、
公的医療保険の適用制限を撤廃することを決めた。9日までに医療関係者に通知したという。
C型肝炎に関連した患者の数は毎年増えており、今回の使用制限の緩和で同剤の市場規模が拡大する公算がある。

  インターフェロンはC型肝炎のウイルスを駆除することで、
慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんという一連の発症を減らす効果があることが知られている。
90年初旬にC型肝炎の治療剤として適用が認められ、同剤の市場は1000億円を超える規模まで一時拡大した。
ただ、当時は医療費の抑制策が国の課題になっていたことや、インターフェロンの単剤投与の治療効果の低さ、
また副作用問題などが指摘され、同剤の公的保険の適用は原則として半年程度の治療期間に限られていた。
  現在のインターフェロンの市場規模は500億円前後となっているが、
厚労省が保険適用の制限を今回撤廃したことや、患者の数も増加すると見込まれているため、
市場規模が再び膨らむ公算がある。
日本国内のC型肝炎ウイルスに感染している患者の数は200万人超と推定されているが、
それに関連した肝臓がんなどの患者数の増大傾向は2020年ごろまで続くとみられている。
  現在のインターフェロン市場で占有率(シェア)の大きい企業は、住友製薬、第一製薬、シェリング・プラウなど。
山之内製薬も昨年12月、米アムジェンの創製した遺伝子組み換え型のインターフェロンを発売した。

http://news.lycos.co.jp/search/story.html?query= %E3 %C3&matchmode=and&cat=10&q=10bloomberg1319775

49 名前: 投稿日:2002/03/12(火) 00:23
ご無沙汰です。狸です。
確かインターフェロンは大幅な薬価切り下げを余儀なくされたはずです。25%でしたか、、、。

50 名前: インターフェロン 投稿日:2002/03/16(土) 00:09
C型肝炎における、インターフェロン投与制限の撤廃の理由が二つあげられます。
いずれも、推測の域を出ませんので、解釈は皆様にお任せいたします。

1.イントロンA(インターフェロンα)とレベトール(リバビリン)の併用療法の効果が大きいため、
  他メーカーのインターフェロンα剤が売れなくなってしまうので、大手メーカーが厚労省へ圧力を
  かけ、薬価の大幅な引き下げと、投与制限をフリーにした。

2.厚労省がいつまでたってもC型肝炎に対する投与制限を緩和しないので、C型肝炎患者が
  インターフェロン再々投与を健康保険上、十分に受けられず、肝癌に移行してしまった事を
  「国の責任」と攻められる前に制限を撤廃した。

51 名前: 名無しさん 投稿日:2002/03/16(土) 00:18
なんとなく、”2”の感じがしますが、どうなのでしょうか。

52 名前: usagi 投稿日:2002/03/21(木) 00:00
いろいろありがとうございました。父は肝臓にたくさんのガンがあるために、
手術ができませでした。それで、カテ-テルを通して肝臓に直接抗がん剤を
入れる治療をしているみたいなのですが、今ひとつ効果もなく、今度インター
フェロンと抗がん剤の併用の治療のため入院することになりました。先生からは
去年の年末に三ヶ月はもたないといわれたのですが、今のところ随分やせて
体力もあまりないようなのですが、一応仕事には行っているみたいです。
少しでも生きていてほしいと思っているのですが、むりなのかな・・。と
落ち込んでいるときにたくさん方から返事を頂き救われました。上手く
書けないのですが自分のなかで父ががんであるこが受け止められず、でも
家族には励ます側の立場なので、弱音が吐けず・・・。
そんな気持ちのときにメールの返事が届いたのでとても励まされました。

53 名前: maruru 投稿日:2002/03/21(木) 00:22
usagiさん、はじめまして。書き込みを拝見する限り私の父も同じ状況です。
抗癌剤+インターフェロン併用の治療をする予定でありましたが、先日止めました。
半年もつかもたないかと言われていますが、絶対諦めません!
代替療法など西洋医学だけが治療方法ではないですよね?
何か良い治療法見つかりましたでしょうか?私は調査中ですが、これはというもの
があったらすぐにでもシェアできればと思います。
切ない気持ちもあるけれど一緒にがんばりましょう。

54 名前: 光源氏 投稿日:2002/03/21(木) 00:22
25日の午後7時半のNHK教育テレビで昨年11月に放映されたすい臓ガン
患者の番組(僕のこと)が再々放送されます。
今回は全部でないようですが良かったら見てください。
けして諦める事が無いようにメンタルな部分が多いのもガンの特徴と考え
ています。

55 名前: maruru 投稿日:2002/03/22(金) 00:12
usagiさん、

お父様の具合はいかがですか?きっと私の父と同じ病状で同じ治療方のようです。
恐縮ですがどの病院でどういった治療をされたのか具体的に教えていただけますでしょうか?

掲示板にいらしている他皆様、
肝臓癌で抗がん剤、またはインターフェロン併用の手術を経験された方をご存じのかた
いらっしゃいますでしょうか?いらしたらぜひメールください!お願いします。
usagiさんがこの掲示板にはもしかしたらもういらしてないかも知れないので、usagi
さんのメールアドレスご存じの方がいらしゃいましたら、教えていただけますでしょうか?
図々しいお願いで大変恐縮ですが、ご理解の程何卒よろしくお願い致します。

56 名前: 田中 投稿日:2002/03/24(日) 00:19
参考になるリンクです。

肺癌医師のページ:http://www2.inter-pro.ne.jp/~ina/
がん治療ホームページ:www.mickey143.com/tokedo
元気で肺がん治療: http://sk.aitai.ne.jp/~haraka/hara/
肺癌治療記:http://www.tac-net.ne.jp/~hisashi/

57 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/06/23(日) 03:19
C型肝細胞がんの再発予防 インターフェロン療法が有効
取大病態検査学・周防武昭氏
 鳥取大病態検査学の周防武昭氏は13日、大阪市で開かれた第38回日本肝臓学会総会で、
C型慢性肝炎由来の肝細胞がん治療後の肝内再発予防に、
インターフェロン(IFN)療法が有効であると報告した。IFNの著効例では、明らかに肝内再発が減少し、生存率が改善した。
非著効例でも一定期間肝内再発が抑制されたという。
 周防氏らは以前、C型慢性肝炎に合併した肝細胞がんを外科切除などでいったん治癒させた後、
IFN療法を施行すると、肝内再発が抑制されることを報告している。今回、さらに症例を追加し、
IFNの治療効果別に肝内再発の抑制効果を検討した。

 対象は、手術またはPEIT(経皮エタノール注入療法)により、いったん治癒したC型慢性肝炎由来の肝細胞がん患者81例。
手術またはPEIT後に、インターフェロン療法を施行したIFN投与群41例と、非投与群40例に分けた。両群間の患者背景因子に差はなく、
平均観察期間はIFN投与群5.2年、非投与群4.7年。IFN療法は、IFN-α6万単位を連日2週間、
その後、週3回22週間投与した。治療効果はHCV-RNAの陰性化を指標に、著効と非著効に分けた。

 結果によると、IFN投与群の著効率は37%(15例)。平均再発回数は、
IFN投与群0.8回(著効例0.5回、非著効例1.0回)、非投与群3.5回。IFN投与群と非投与群それぞれの長期予後を比較すると、
初回再発率49%、88%、再々発率24%、75%、死亡率0%、53%で、IFN投与群が有意に低値だった。

 とくにIFN投与群の著効例は、非投与群に比べ、肝内再発、再々発を明らかに抑制した。
一方、非著効例でも再発や死亡率は一定期間抑制されたが、経過とともに肝内再発は増加する傾向が認められた。
このため周防氏は、非著効例の場合は、IFNの再投与が必要と報告した。

情報提供:Japan Medicine(株式会社じほう)
http://club.carenet.co.jp/JM/2002/06/0617_01.asp?SID=

58 名前: 肝臓専門医一覧 投稿日:2002/06/23(日) 04:06
腕は解りませんが、知識レベルの参考にはなると思います。

日本肝臓学会肝臓専門医一覧
http://www.jsh.or.jp/nintei/senmoni.html

59 名前: 名ナシ娘 投稿日:2002/06/27(木) 01:19
6年間エタと塞栓を続けて闘ってきた父が、今年のはじめに
「全体に無数にできている、これ以上の治療は危険」と余命6ヶ月
の宣告をうけました。

でもなんとか元気に暮らしています。
多少は疲れが出やすいようですが、8月に旅行する計画もたてています。
本人に悟られないように積極的治療を放棄(?)された現在も、
以前と同様に月1の検査をしてくださいます。
「保険料の無駄だ!」といわれそうですが、本人の気力が続いている限り
予後は思ったより良好です。

みなさん、あきらめないでくださいね。

60 名前: 名ナシ娘 投稿日:2002/06/27(木) 01:26
↑省略されちゃいました。スミマセン。
怪しげな民間療法にも一切手をだしてません。
1月の入院(塞栓を受ける予定だった)以来、本人に悟られないように
協力してくださってる家庭医、主治医、看護婦さんのお陰だと思って
家族全員感謝しています。

61 名前: toto 投稿日:2002/06/27(木) 22:03
私の父も肝臓癌で心臓,門脈にまで癌が入ってしまっていることで手術ができません。
カテーテルで直接肝臓に抗ガン剤を入れる治療がはじまったところ,
傷口が化膿してしまい,治療がストップしてしまっている状態です。
父は今のところ元気で,食欲もあります。ただ,入院して検査ずくめで
やっと治療が始まったと思ったら,それもストップしてしまい,落ち込んでいます。
気丈な父が母や私の前で涙を見せたときはとてもつらかった。
でも,少しでも父に長生きしてほしいし,少しでも元気でいてほしい。
usagiさんとか,そのほかにも私たちと同じように頑張っている人がいると思うと,私も頑張らなくてはと励まされます。
明日も父をはげましにいきたいと思いました。

62 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/07/10(水) 15:37
>>61
ウチの母も末期の胃癌・肝転移と診断され、胃を全摘出しました。
肝臓いっぱいに癌が広がっていたため手術はせず、
カテーテルで直接肝臓に抗ガン剤を入れる治療をしていましたが
抗癌剤が効かなくなってしまい癌が進行してしましました。
そんな時、主治医の先生から新薬の治験の話を聞きました。
・白血病を治すもので肝臓癌にも作用する場合のある。
・普通の抗癌剤とは仕組みが違うのでもし薬が効いた場合、
 いつかは効かなくなると言う事がない。
ただし、
・そう効率は5割程度、効く人と効かない人があるらしい。
・最初、規定量で飲み続けると一ヶ月に40万かかると言われた。
 (今は副作用が激しい為量をかなり減らして少しずつ
  飲んでいる為、値段もそこまでかからないらしいです)
・副作用の程度がわからない。
・母がお世話になっている大学病院で治療に使った前例がない。

最初、そのリスクを恐れて母に勧めるべきかどうか迷いました。
もしかしたら癌より先に副作用でダメになるかもしれないと
言う危険もありましたし、そう言う事は私たちが勝手に決める
べき事でもないと思いましたので思い切って母と話し合いました。
それに・・・金銭的な問題もありました(貧乏なんで・・・)
でも他にはもう治療法が無いと言う話だったので
2~3ヶ月様子を見てダメなら・・・とやってもらいました。
結果、初めて5ヶ月、少しずつ良くなっているようです。
今では退院して2週間に1度の通院治療をしています。

最初、近所の病院で余命半年と診断され匙を投げられてから
マトモな病院を探し、今お世話になっている大学病院を見つけ
紹介状も無い状況でCTとその時の診断書だけ持って相談に行き
外科部長に会わせて貰って快く治療を引き受けていただいて・・・
この一年半で本当に色んな事がありました。
母との別れを何度も覚悟しました。
最後に何もして上げられないのが悔しくて必死でした。
家族が病気だと本当に辛いですよね・・・お互い頑張りましょうね。
長文すみませんでした。

63 名前: ゆき 投稿日:2002/07/13(土) 14:32
インターネットでいろいろ検索している中、この掲示板にたどり着きました。
皆さんの書き込みを読ませていただきました。
癌で苦しんでいる人の多さ、そして、その家族の悲しみを思いとても辛くなりました。
私自身の父も、C型肝炎からの肝臓ガンを患っています。2年前に右葉を切除し、
その後も、再発のため塞詮術・ペイトなど繰り返してきましたが、今年になり
肺にも転移していることが分かりました。
肝臓の中で留まっているうちは・・・ とずっと思って過ごしてきたので、
本人・家族とも本当にショックでした。
前向きに癌に立ち向かっていって欲しいし、支えてあげたいとは思っても、
悲観的になってしまうことが多いです。。。
来週ぐらいから、抗がん剤の点滴を始めることになりまたが、その他、
効果的な治療法をご存知の方いらしたら、どうぞ力になってください。
よろしくお願いします。

64 名前: <削除> 投稿日:2002/07/18(木) 00:33
<削除>

65 名前: こおたろ 投稿日:2002/07/18(木) 02:03
すみませんが、
>64 の記事は、誤って投稿してしまいました。申し訳ございません。


66 名前: りー 投稿日:2002/08/20(火) 02:24
夫が癌で苦しんでいます。
痔と思って診察を受けると、癌ということ、それも大きくなって
いて、肝臓に転移、
今まで入院していた病院は肝臓手術までのことは、出来ないと
いうことで、今日大学病院に転院いたしました。
若い先生ばかりで、正直とても不安を感じています。
この病院で大丈夫なのかしら??

もう一つ、癌を直せるという人に巡り合って。
霊を出し願をかけ拝んでくれる、おしっこを飲む、臓器には傷をつけない。
つまり手術をしない方が良い。
分からないのですが、治ったと言う話を聞くと、明日もそこに
お参りに行きます。
検査結果が出て、決定するまでに色々の知識を得たいです。


67 名前: 千里亜 投稿日:2002/09/07(土) 10:48
皆様このスレでは初めましてです。
抗がん剤とインターフェロン併用の治療の情報を知りたく
このスレにお邪魔いたします。

今、母が入院中で、今年の4月に5mmだったガンが
7月に急激に4cmになってしまい、ベッド待ちをしている間に
6cmまで進み門脈まで浸潤してしまった為外科手術も
塞栓療法も出来ない状態になってしまいました。

数日前に抗がん剤を患部に直接注入を行いましたが、
門脈まで浸潤している場合の抗がん剤注入の成績は余り良く無い
らしいので、インターフェロンとの併用を考えています。

usagiさんはもうこの掲示板は見ていらっしゃらないのかしら?
maruru さんは良い情報が入りましたでしょうか?

このスレに来ていきなり情報をお願いしますと身勝手な言い分なのは
重々承知なのですが、医者から余命1~2か月と宣告されてしまって
家族共々焦っている状態です。
阪大にてこの治療を行っている事は知りましたが、
関東でこの治療を行っている病院等の情報が
ございましたら是非お知らせ頂きたく思っております。
皆様宜しくお願いいたします。

68 名前: 山口 投稿日:2002/09/07(土) 21:15
阪大で↑の治療を受けた知人は効果がありました。
100%では無いので人によりますが、知人は今も元気ですよ。

69 名前: 千里亜 投稿日:2002/09/08(日) 12:32
山口様
レスありがとうございます。
昨日先生に色々聞いた所この病院で行っていない治療方法も
「体に害が無い限り協力いたします」と言っていただけました。
1回目の抗がん剤投与が済んだばかりで直ぐには出来ないと思いますが
次回の抗がん剤投与までに、先生にお願いしてみようと思います。

この治療を行った皆様にもう1つ質問なのですが。
『5FUという抗がん剤を2週間にわたって、週5回患部に投与し、
インターフェロンを1カ月間、週3回のペースで注射した。』
と日本経済新聞の記事にあったそうですが、抗がん剤を患部に
投与する時は常に患部にカテーテルを挿入したまま
其処に抗がん剤を注入されたのでしょうか?
 
カテーテルを常に患部に入れっぱなしにしながらの
抗がん剤投与は投与後、直ぐに動けると聞いたのですが?

皆様の情報を切にお願い致します。

70 名前: 山口 投稿日:2002/09/09(月) 22:53
千里亜さん
カテーテル治療は肝臓系の癌治療に良く使われるようです。
どうも、血管の中は神経が無いらしく、カテーテルを通しても痛くないそうな・・・
で、足の付け根の動脈等からカテーテルを入れ肝臓付近に直接抗癌剤が行くようにする。
と、まあいらんところにあんまり行かないので副作用が少ないらしい。
私の父の担当医が言うには肝臓でのカテーテル治療は実績も多く、結果も良好らしいです。
もし私の父に効果があるならぜひ試してみたと思います・・・・
残念ながら肺への多発転移でカテーテルを使用するというのは不可でした・・・
千里亜さんが調べられている、治療は私からすれば羨ましい治療です・・変な意見ですが、、
とにかく肝臓の治療法は非常に多いです。がんばって検索して下さい。
ちなみにインターフェロンを肝臓の抗癌治療に使用するのは保険適用外だったと私の知人は言ってました・・
さすがに金額は尋ねにくかったので聞いてませんが、インターフェロン使用は金銭的負担が多いかも

71 名前: 千里亜 投稿日:2002/09/12(木) 01:43
山口さま
お礼のレス遅れてすみません。
お父様の事に頭を悩ませている最中なのに
お気遣い頂きありがとうございます。

確かに保険適用外となると金銭的な面での負担は大変です。
精神的・身体的・金銭的な負担のバランスを考えるのは
相当疲れる作業ですね。
学生時代はこんなに色々調べる事はなかったので
今が私の勉強の時期と思い頑張ってみます。
山口さんもお父様の良い治療方法が見つかります様に
心よりお祈りいたします。

72 名前: みかん 投稿日:2002/09/17(火) 22:56
57才の父が、C型肝炎からの肝臓癌です。
一年前に切除手術をしました。その後、何度か再発があり、塞詮術をしてきましたが、今日、肺転移と下大静脈腫瘍栓があると言われました。
肺の転移は、まだ小さいので、今は、下大静脈線が問題だと言うことです。
インターネットで調べてみると、門脈浸潤というのはあるのですが、下大静脈腫瘍栓についての情報がありません。
下大静脈腫瘍栓とは、どういう状態で、どんな危険を伴うのでしょうか。
主治医は、通常使う抗癌剤をすると言っていましたが、この場合の通常使う抗癌剤とは、何をさすのでしょうか。
大阪大学でやっている、インターフェロンとの併用は、普通の病院ではできないのでしょうか。
今日は、突然のことで主治医にいろいろ質問することができず、とても心配です。
ご存知の方がいましたら、どうぞ教えてください。

73 名前: 千里亜 投稿日:2002/09/18(水) 11:55
みかんさま
私の母も肝ガンの抗がん剤投与の治療を行っております。
インターフェロンとの併用の件も聞きました。
母が入院している所は阪大では無いのですが出来るそうです。
保険適応外の件も保険適応で出きる場合も有るそうです。

先日HP等で仕入れた情報を色々と先生に質問してみました。
私の拙い質問にも真摯に答えて下さり、治療費まで
心配して下さいました。

毎日病院にお見舞に行くと先生方の忙しさが解り、
「相談出きる時間が有るかな?」と思い躊躇してしまいます。
しかし、疑問を持ったままの治療や入院は本当に不安です。
病院やお医者さまの方針によっては出来る治療・出来ない治療が
有ると思いますので、時間を作って頂き相談を密にした方が
良いようです。

みかんさんのお父様にとってより良い治療方法が見つかります様に
心よりお祈り申しあげます。
お互いに頑張りましょうね!

74 名前: <削除> 投稿日:2002/09/26(木) 03:22
<削除>

75 名前: DDW-2002から 投稿日:2002/10/16(水) 06:42
S1 わが国の実状にあった肝癌治療を求めて:移植と局所療法
(消化器病学会・肝臓学会合同)
--------------------------------------------------------------------------------
司 会 兼松 隆之 長崎大学第2外科
佐田 通夫 久留米大学第2内科
--------------------------------------------------------------------------------
 肝部分切除、RFA、MCT、PEITなどの局所療法によって肝癌の根治が望める状況になったが、
高頻度に発生してくる再発は避けることのできない問題点である。
さらにこのような局所療法は、腫瘍因子や背景肝病変の進行度によっては施行困難となる。
一方わが国でも肝癌の治療体系に肝移植が組み入れられ、実施されるようになり、良好な成績が報告されるようになった。
しかし、必ずしも移植適応に関して一定の見解が得られている訳ではない。
移植医療に対するわが国での文化的背景や、今後益々増加する肝癌患者の数、
そして現状では生体肝移植に頼らざるを得ないことなどが肝癌の移植治療を複雑なものにしている。
本シンポジウムでは、わが国の実状にあった最良の肝癌治療法を求めて、
肝移植の適応と問題点、局所療法を選択すべき患者とその時期、移植を視野に入れた場合の問題点などについて、
種々の立場から検討してもらいたいと考えている。多くの施設からの演題の公募を期待する。

**********************
S7 肝癌に対する局所治療:問題点とその対策
(肝臓学会・消化器病学会 合同)
--------------------------------------------------------------------------------
司 会 関谷 千尋 札幌社会保険総合病院
森安 史典 東京医科大学第4内科
--------------------------------------------------------------------------------
 明らかにされた肝細胞癌のhigh risk group に対し、画像診断等で定期的にfollowすることから、
肝細胞癌は早期かつ小さな状態で発見されるようになっている。
そのため、肝切除をせずに肝全体の機能を温存しながらも、なおかつ肝癌細胞を確実に壊死させ得る局所治療が追求されてきた。
この背景には、肝細胞癌症例の多くは肝予備能の少ない肝硬変を基礎疾患として発症しているだけでなく、
治療後も新たな肝細胞癌が生じてくる多中心性発癌の問題があるからである。
しかしながら、局所治療においては、横隔膜直下や大きな脈管の近くなど発生してくる部位により、
あるいはその治療法の壊死とさせ得る範囲などにより、肝癌治療の確実性は大きく異なってくる。
局所再発をなくすためにはsatellite nodule をも念頭におきながら、safety marginをどう確保できるかが重要である。
ここではこれらの問題を浮き彫りにし、その対策を明らかにし得たらと願っている。

http://www.ddw.jp/ddw2002/data/page/program/simpohtml.html

76 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/24(木) 12:45
生体肝移植60例、生存率は70% 肝がん患者対象 京大医の倫理委が報告

 京都大医学研究科・医の倫理委員会(赤林朗委員長)が二十一日開かれ、
肝臓がん患者を対象にした生体肝移植が六十例に達し、生存率が70%であることが報告された。

 京大では、肝臓がんの患者のうち、他の部分に転移がみられない人を対象に、
一九九九年二月から生体肝移植を行っている。
今年八月までの三年半で、術後に亡くなったのは十八例。死亡例の多くは、実際には
転移があったものの、事前の検査で発見できなかったケースという。

 70%の生存率について、同委員会は「移植以外の治療法と比べて劣るものではない」と評価し、
引き続き移
植を継続する方針を決めた。今後も年一回、同委員会が結果をチェックすることや、
術後にがんの転移が判明した例についてはより慎重に評価することも決めた。

 また、今年七月から行っている輸入ヒトES細胞(胚(はい)性幹細胞)の培養実験に、
新たに大学院生と民間企業の研究者の計二人を加えることを承認した。
(京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021022-00000018-kyt-kin

77 名前: 太陽 投稿日:2002/10/24(木) 20:26
60歳の父のは5年間PEITやTAEという医療を繰り返してきましたが、5月にこれ以上の治療は不可と主治医の先生に言われました。
昨日肺への転移も伝えられました。病院では何もしてもらえません。何か他に良い治療法はございませんでしょうか。何もせずにただ日が進んでいく事が大変苦しく思っております。どなたか何か良い情報はご存知ではないでしょうか。よろしくお願いいたします。

78 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/10/25(金) 01:46
>>77
肝硬変が進行していなければ可能かもしれません。
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/body/1025217029/717-752

79 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/05(火) 12:33
肝がん切除後、薬物併用が有効――東大研究者が報告

C型肝炎が進行して肝がんを発症した患者への治療法で、
病巣部の切除とインターフェロンの投与を組み合わせる方法が有効であるとの研究結果を、
東京大学の研究者が学会報告した。生体肝移植などに代わる治療法として注目されそうだ。

 東大先端科学技術研究センターの森口尚史助教授らは日米の患者281人の治療経過を調査。
がん切除後の再発率を薬などによって年率8%未満に抑えられれば、
患者によっては肝臓移植よりも治療効果が高いと、消化器関連の合同学会で発表した。

 ウイルスによる肝がんの再発を抑える方法としては、
インターフェロンと他の薬品の併用が高い効果を上げている。
来年以降は改良型のインターフェロンが国内で承認される見通しで
「治療法としての現実性がさらに増す」(森口助教授)という。
http://health.nikkei.co.jp/news/med/medCh.cfm?id=20021029e001y24729

80 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2002/11/07(木) 00:28
IFNαのリバビリン併用療法で脳出血、添付文書を改訂

 C型肝炎の治療として、インターフェロン(IFN)α-2b(商品名:イントロンA)と
抗ウイルス薬のリバビリン(商品名:レベトール)との併用療法を受けた患者のうち、
4人が脳出血、一人が硬膜下血腫を起こしていたことがわかった。
いずれもメーカー側から厚生労働省に報告された症例(企業報告)で、脳出血を起こした4人のうち2人と、
硬膜下血腫を起こした1人の計3人が死亡した。
これを受けて厚生労働省は9月10日、両薬の輸入・発売元のシェリング・プラウに、
添付文書の使用上の注意を改訂するよう指示した。

 脳出血はIFN製剤の重大な副作用の一つとして知られているが、
リバビリンとの併用療法で脳出血が報告されたのは初めて。因果関係は不明だが、いずれの症例も高血圧を合併しており、
うち二人は糖尿病も合併していた。この件に関し、厚生労働省では緊急安全性情報(ドクターレター)を出す予定はなく、
通常の安全性情報として、9月末に発行予定の「医薬品・医療用具等安全性情報」181号か、翌月の182号で指示内容を公表する。

 シェリング・プラウでは、併用療法における脳出血に注意を喚起するよう、IFNα-2bとリバビリンの添付文書を改訂。
その旨を「安全性情報」として採用医療機関に順次連絡している。改訂された添付文書を同包した製品の出荷時期は、
11月中旬から下旬になる見込み。

 添付文書の改訂部分は、リバビリンが3カ所、IFNα-2bが1カ所。リバビリンでは、
1.「慎重投与」欄に「高血圧症の患者」と「糖尿病又はその既往歴、家族歴のある患者、耐糖能障害のある患者」を追加、
2.「重要な基本的注意」欄に「高血圧症及び糖尿病の両疾患を合併する患者では脳出血が生じるリスクが高いので注意すること」を追加、
3.IFNα-2b製剤との併用における「重大な副作用」欄に脳出血を追加--の3点を改訂した。

 一方のIFNα-2bでは、単独投与で脳出血がまれに起こり得ることは既に記載されており、
高血圧患者は既に慎重投与の対象となっているので、リバビリンとの併用の場合の「重大な副作用」欄のみを改訂、
脳出血を追記している。

 リバビリンは昨年11月、申請後7カ月でスピード承認された期待の新薬。
核酸アナログ型の抗ウイルス薬で、C型慢性肝炎に対し、IFNα-2bとの併用で、
IFN単独投与よりも高い治療効果を発揮する。
わが国での適応は、C型慢性肝炎患者のうち「血中C型肝炎ウイルス(HCV)のリボ核酸(RNA)値が高値の患者」と
「インターフェロン製剤単独療法で無効の患者」および「インターフェロン製剤単独療法後再燃した患者」。
昨年12月の発売以来、既に2万6000人がIFNα-2bとの併用療法を受け、販売実績も100億円弱となっている。

 この件に関する厚生労働省の「医薬品・医療用具等安全性情報」は、
早ければ今月末にも同省ホームページの「医薬品等安全性関連情報」で公表される。
シェリング・プラウも、同社ホームページの「医療関係者向け情報」に添付文書の改訂情報を掲載する予定だ。
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/medi/206049

81 名前: DDW2001から 投稿日:2002/11/26(火) 06:49
3 cm超の肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)の成績
椎名 秀一朗 東京大・消化器内科

【目的】RFAは1回の焼灼で大きな範囲を予想通りに壊死させることができる治療法である。
我々は3cm超の症例でも,他に有効な治療法がなく,RFAが予後を改善すると思われれば,
RFAを施行してきたのでその成績を発表する。

【対象および方法】2001年3月末までに延べ435例の肝癌に対しRFAを施行したが,
このうち病変の最大径が3 cmを超える症例は139例(32.0%)だった。
139例の内訳は,最大径3.1-4 cm 90例,4.1-5 cm 24例,5 cm超25例,男性98例,女性41例,平均64歳(最高齢89歳),
病変数1個39例,2個45例,3個26例,4~5個23例, 6~8個6例,約20個1例,Child A 69例,B 48例,C 22例だった。
RFAはRadionics社製の機器を用いて行った。病変全体を壊死しえたと思われれば,2~3日後に評価CTを施行した。
CTで病変部がsafety marginを伴い壊死していると判定されれば終了としたが,癌が残存する可能性があれば,
その部位を狙ってRFAを追加し,再びCTを施行した。

【成績】病変の部位等を理由にRFAを断念した例はなかった。
最終的には病変は完全壊死したとCT上全例で評価された。
治療セッション数は1回20例,2回55例,3回27例,4回20例,5回8例,6回6例,7回2例,8回1例で,平均2.8回だった。
8セッションを要したのは高度呼吸不全のため1回に大量の焼灼ができない症例だった。
必要入院日数は平均15.8日だった。
平均観察期間378日で局所再発は2例(1.4%)であり,
肝機能が悪く十分なsafety marginを取らなかった症例と病変の一部にはLipiodolが沈着しなかったため病変の広がりを
正しく評価できなかった症例だった。
合併症は,肝膿瘍が1例(ただし入院時より腹腔内膿瘍があったが敢えてRFAを施行した症例),
肝膿瘍に気管支胆管瘻を合併したのが2例,腹壁熱傷+感染1例,原因不明の一過性黄疸1例の計5例(3.6%)だが,
全て内科的治療で解決した。術死はない。

【結論】3 cm超の症例でも病変全体を壊死させることが可能であり,
局所再発率も低く,局所制御は良好である。治療セッション数,必要入院期間,合併症も問題はないと思われる。
3 cm超の症例でも治療の適応に十分なりうると考えられる。

http://www.ddw.jp/

82 名前: DDW2001から 投稿日:2002/11/26(火) 06:50
大型肝細胞癌に対するラジオ波熱凝固療法ー肝部分切除やマイクロ波凝固療法との比較検討ー
別府  透
熊本大・2外科
【目的】大型肝細胞癌(HCC)に対するラジオ波熱凝固療法(RFA)の有用性を明らかにする。
【対象】RFAを行った腫瘍径3cm以上のHCC 40例を対象とした。原則的に肝切除不能例にRFAを行った。
Historical controlとしてRFAが施行可能と考えられた腫瘍径3cm以上のHCC 130例(マイクロ波凝固療法:MCT 80例、肝部分切除:PHX 50例)を用い、比較検討した。
【われわれの工夫】
1) 腫瘍径、腫瘍個数、存在部位に応じた経皮的、内視鏡下、開腹・開胸下アプローチの使い分け、
2) 全身麻酔の活用、
3) 複数回穿刺やmulti-needle insertionによるsurgical marginの確保、
4) 大型あるいは多発腫瘍に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)の先行、
5) MCTやエタノール注入療法(EIT)の併用

【結果】
1) 治療した腫瘍の平均腫瘍径は3.8cm(最高6cm)、平均腫瘍個数は4.3個(最高11個)であった。
2) RFAのアプローチ選択の内訳は、経皮的:40%、内視鏡下:30%、開腹・開胸下:30%であった。
3) 90%の症例で全身麻酔下に治療を行った。
4) 平均surgical marginはRFA:10mm、MCT:9mmであった。
5) 治療部位再発率は、RFA:8%、MCT:15%、PHX:2%で、MCTで高率であった。
6) 2年累積生存率は、RFA:93%、MCT:88%、PHX:90%と3群で差を認めなかった。
7) 術後合併症はRFA:8%、MCT:15%、PHX:20%とRFAで低率であった。特に肝膿瘍や胆汁性嚢胞はMCTでのみ認めた。
8) 在院死亡率は、RFA:3%、MCT:4%、PHX:2%であった。
【結論】観察期間は短いが、大型肝細胞癌に対するRFAは肝部分切除に匹敵する根治性をもち、
MCTより安全性が高いことが証明された。特に胆管系の合併症がないことが特徴的であり、今後の幅広い臨床応用が期待される。
http://www.ddw.jp/

83 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/14(火) 06:38
肝臓取り出し治療後戻す
 ◆1年たった今もがんは再発せず
 がんが多発した肝臓を体外へいったん取り出し、放射線を当ててがん細胞を死滅させた後、
再び体内へ戻すという“離れ業”手術がイタリアで成功し、英科学誌「ニュー・サイエンティスト」に報告された。
 患者は48歳の男性で、手術は21時間かかったが、
1年たった今もがんは再発せず肝機能も正常で、元気に暮らしている。
 この治療を行ったのは、イタリア北部パビアのサン・マテオ病院と国立核物理研究所のチーム。
 病院で肝臓を取り出し、近くの照射施設へ運んで中性子線を照射した。
 患者は、がん細胞に吸収されやすいホウ素剤を手術前に投与されており、このホウ素が中性子線を浴びると活性化し、
がん細胞を壊す働きをする。
 がんを残らず退治するには、肝臓全体に均一に照射する必要があるが、体内では骨などが邪魔になるうえ、
ほかの正常な臓器への悪影響も懸念されたため、体外治療を決断した。
(2003年1月7日)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20030107so13.htm


84 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/14(火) 07:08
San Matteo Hospital Pavia

http://www.google.it/search?hl=it&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=Pavia+hospital+Matteo&btnG=Cerca+con+Google&lr=lang_it

イタリア語がわかれば(^^;

85 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/01/14(火) 12:40
>>83
原文は、以下。
http://www.newscientist.com/news/news.jsp?id=ns99993193

86 名前: りえ 投稿日:2003/04/11(金) 06:20
前略 69才の母がC型肝炎からの肝臓癌です。複数個のうち最大の癌については昨年12月にRFAを行い経過良好でした。
が、最近また腫瘍マーカー数値が急上昇しました。医師からは治療のしようがないと言われています。たぶん、肝臓の中でも場所的にRFAができないところに癌があるようです。
母はAHCCとD-12を飲み続けており、肝機能そのものはそれほど悪くはないようです。何か手立てが他にもあるはずと思っています。
従兄が医師をしていて、「他に深部温熱療法というのをやってる東京の方の病院がある」といいます。
どなたか詳しくご存じないでしょうか。

87 名前: 774 投稿日:2003/04/11(金) 10:24
肝臓癌の3大治療は切除・PEI・TAEです。
上記治療で肉眼的に原発巣の治療がある程度コントロールされていれば、
C型肝炎後肝癌の再発予防には、
活性化自己リンパ球移入療法の効果が期待できます。
全身化学療法で奏効率の高い治療薬は残念ながらあまりないようです。
深部温熱療法の肝癌に対する効果は未だ十分とはいえません。
マグネタイトを併用する温熱療法には可能性があると思います。

88 名前: カワ 投稿日:2003/04/23(水) 23:41
2日前に主人が4回目TAEを受けました。今回はAFPの数値も極端に
上がってなかったのですが、CTで4センチ強のガンができていました。
とりあえず、TAE処置の後、先生がいつもと違うことをいうので、気にかかっていたのですが
門脈にも・・発熱が落ち着いたら、放射線療法で・・・といっていたのが気に係り、このサイトを
読み返して、、ショックに落ちいてしまいました。
これって確実に進行段階が進んだということなんですか?
頭が錯乱していますが・・やっぱり阪大病院などに相談に行くべきでしょうか?
もう今の病院では手詰まりということなのでしょうか?
今は個人病院なのですが、色々な療法にも理解を示して下さっていたのは
もう半分諦めが入っていたからなのでしょうか?
元気に仕事もしているのに、、余命のことを考えなければならないのでしょうか?

89 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/04/28(月) 04:55
>>86さん>>87さん
私の母も肝ガン(門脈まで浸潤)です。
手術は出来なかったです。

今、ポートを用いた「動脈注入化学療法」を行っております。
前回のCTで「門脈のガンの詰まりが開いてきている」との事で
肝臓の腫れ・固さが無くなってます。
日常生活には支障が無いくらいに落ちついております。

この治療方法はガンの縮小・腫瘍マーカーの減少は
だいぶ効果があるようですし、抗がん剤の副作用が
小さくて済むのが助かります。
入院も1ヶ月ごとに1週間で済みます。
(最初のポートを皮下に埋め込む手術の時はもう少しかかりますが。)

しかし肝ガンは肝硬変に移行する方が多いのと
体に変化が余り見られないので油断してしまって
肝硬変で亡くなられる方が多いそうです。
食事のバランス・食後の休憩は大切ですね。

まだ諦める段階ではありません!
今かかってる病院でこれ以上の治療が出来ないだけで
他にも色々な病院&治療方法はありますよ。

母は去年の夏に余命1~2ヶ月と言われ、
今8ヶ月になろうとしてます。
良い治療法が見つかりますようお祈り申し上げます。
頑張って下さい。

90 名前: カワ 投稿日:2003/04/28(月) 19:18
名無しさん!不慣れなもので無礼でごめんなさい。
ホントですか?’ボート'というものはどういうものなのでしょうか?
足の付け根に器具を埋め込んで定期的に抗がん剤を注入する方法ですか?
(リザーバーというのをつけるそうです)
その方法も話には出ているのですが、まずは放射線を充てるという案なのですが、
今日もある病院のセカンドオピニオンで、何も出来ないといわれました。
年齢が若い分急速な進行だそうです。
まだ肝硬変の方がガンの進行が緩やかだそうです。あながち健康な肝臓なだけにガンが
増殖しまくっているんです。

今日はちょっとへこんでしまいました。
でも負けられません!!!
がんばります。
なんでもいいんです。情報ください。

91 名前: 89 投稿日:2003/04/29(火) 17:58
>>カワさん
レス遅くなってごめんなさい。
そうです。その脚の付け根に埋め込む『直径2センチ×厚さ1センチ弱の
丸い器具』を母の病院ではポートと呼んでます。
リザーバーと同じ物かはわかりません。ゴメンネ。
ポートを取り付けそこからカテーテルを動脈に入れ
患部に近い所まで送りそこで抗がん剤を流しこみます。

母は1ヶ月ごとに1週間『5FUを50ml』をゆっくり流します。
その後は10日ごとに通院でポートの洗浄と抗がん剤を
少量注入してます。
母はこれを2度程行いましたが、ガンの縮小はまだ大きく効果は
出てないものの「門脈が開いてきた」のと、
腫瘍マーカーは確実に下がりました。
もう少しで健康な人の数値と同じになります。

ガンが大きい場合や進行が早い人はもっと多く長く
注入するようです。
肝臓は血液が多いので、点滴などで抗がん剤を入れると
肝臓に行った時には薄まってしまうらしいです。
肝臓に抗がん剤を使う方法としては最大限に効果のある
注入方法らしいです。
ただの動注ですとカテーテルを抜いた後6時間前後絶対安静なので
定期的に続けるのは難しいですよね。

放射線は母はした事が無いのでわかりませんが
動注をする前にまずガンの進行を止めるために
行うのでしょうか?

進行についてはある時期急速に大きくなる場合もあるそうです。
(どうしてそうなるかは医者も解らないそうです…。)
母も血液検査の数値は落ちついていたものの
検査で1.5mmのガンが見つかり、PETの為の入院を待つ
2ヶ月の間に4cm強の大きさになってしまい
その後手術を待つ間の3週間弱の間に7~8cmに大きくなって
しまいました。
その前の年まで2~3数ヶ月ぐらいは大きくならずにいたのに…。
一時は母の死も覚悟しました。
先生も「余命を多少伸ばすしか出来ません」と言われたし。
でも諦めないで頑張ります。

お医者様が色々な療法に理解を示すのはまだ旦那様に体力があるのと、
残ってる療法が多々あるからだと思いますよ!
カワさんも頑張って!

92 名前: カワ 投稿日:2003/04/29(火) 21:50
有難うございます。やっぱそうだったんですね。とりあえず、放射線で
小さくしてから、ということになりそうです。
抗がん剤5FUなんですね。このページを読んでいるとなんか効きそうですね。
希望がもてそうです。現に名無しさんのお母様も効果が出ているんですから。
昨日の医者何もかも否定するんです。

あー変な医者やった!!頭固すぎ!!!

ということで、相談料1万円!忘れます。(笑)

内の主人の場合、右側にばかり多発するんです。
左はピンピンしてるのに・・・このままでは、右の門脈をふさぎそうなんです。

いっそのこと右側全部切っちゃおうかと・・・
左だけでは生きていけないんでしょうかね。
やはり切るなら阪大なのでしょうか?  ねぇ・・・


93 名前: 774 投稿日:2003/04/30(水) 00:05
大阪には癌治療の基幹病院として大阪府立成人病センターをはじめ、国立大阪病院・
市立豊中病院・大阪労災病院・大阪警察病院など他にもいい病院がたくさんあります。

94 名前: カワ 投稿日:2003/04/30(水) 09:53
774さん有難うございます。
そういう病院を受診する場合、やはり紹介状などをもって本人同伴の方がいいのでしょうか?
今までカテーテル治療だったので、内科医専門に、成人病センターや、堺労災などには
セカンドオピノオンも受けました。

今回は外科的に切れないかとということを、相談したいと思っているのですが、
どのようにアプローチすればいいのか・・

担当医はいつでも紹介状は書くといってくれているのですが
漠然とその病院にいくのではなく、やはりその病院の誰先生まで絞って
いくべきなのでしょうか?



95 名前: 774 投稿日:2003/04/30(水) 15:03
今後のフォローアップのことまで考えると、現在の主治医との関係
は良好に保っていた方が、何かと心強いと思いますので、
やはり、今の主治医と良く相談されて、”外科的治療の適応”につき
今一度検討したいという旨を伝え、上記病院の消化器外科部長か肝臓外科担当の外科医
あてに紹介状を書いていただくのがベストではないでしょうか。
患者さんご本人が一緒に行くことができれば、なお良いと思います。

96 名前: カワ 投稿日:2003/04/30(水) 16:59
そうですね。今の主治医の先生はほんと苦労かけてます。
なんとなく今回は本人に言ってはいけないようなことが起こっているようで、
なんか、主治医とこそっと連絡とったり、、詳しい病状にもオブラートのかかった説明のようです。
なんか複雑ですよね。。
なんかいやな行動ですよね。ドラマのワンシーンみたいで・・

私の気持ちが整理できてなくて、不安定ですね。
前向きに、前向きに、!相談に答えてくだっさって救われました。
誰にも言えなっかったことが、言えて
またがんばりまっす。

また、こけそうになったらたのみます。(^^)

97 名前: hama 投稿日:2003/05/02(金) 01:42
実家の父親が大腸ガンから肝臓に転移して、肝臓は削除できずに、
抗がん剤で治療しているのですが、どんどん大きくなっているようです
私は神奈川に住んでいるんですが、GW前半に山口に帰省して今かかっている病院の先生に
「今の医学では手の施しようが無い」と言われ、今受けている抗がん剤の治療も
「気落ちしないための気休め」みたいなことを言われました
がっくりして妹と泣きあいました
とりあえずこのHPの存在を思い出して、じっくり読んだら、みなさん頑張って
戦っているのがわかり励まされました
とりあえず、まだ諦めないで病院を探してみようかなと思います
東京や横浜の病院に入れればよいのですが、母もいるので
山口か福岡近辺の先進的な肝臓ガンの治療をしてくれるところを探しています
どなたかよい病院をご存知でしたら教えて下さい
もう少し頑張ります

98 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/05/02(金) 07:45
大腸癌の肝転移でしたらこのスレではありませんが
保険外でオキザリプラチンを使用してみてはいかが?
私の父の場合もそうですが日本の殆どのお医者さんが知らない
治療法で、投与してくれる病院を首都圏で見つけました。幸い良く効き後2-3月と余命を告知されましたが、
半年以上経った今も元気です。GW中にあなただけでも動いてみてはいかが?
私も11月の連休に先生のお休みに無理を言ってわざわざ
お会いして頂きました。それがなかったらと思うとぞっとします。

99 名前: 774 投稿日:2003/05/02(金) 12:01
山口県なら宇部市の山口大学病院外科が、また北九州なら
北九州市立医療センター外科、福岡まで検討するなら
九州大学病院・国立病院九州がんセンター・九州医療センターが、
更に久留米までいけば肝臓疾患の治療に先進的な久留米大学病院が
検討の対象になると思います。
ただ、オキザリプラチンの使用を検討するなら、保険外治療で、
更に保険外治療薬使用の申請~許可をうけたうえでの個人輸入となりますので、
上記医療機関の主治医とよく相談されたらと思います。

100 名前: hama 投稿日:2003/05/03(土) 00:17
早速のお返事ありがとうございます
このサイトはすごいですねー
お勧めのオキザリプラチン、それからご紹介いただいた病院への転院
などを検討してみたいと思います
その他本で知った免疫治療など少し冷静になって考えてみます
また、結果を報告させていただきますが、このスレッドじゃないほうがよいですかね?
ご助言を下さった方、本当にありがとうございました

101 名前: カワ 投稿日:2003/05/08(木) 09:39
お久しぶりです。紹介状もって走り回ってました。
昨日大学病院に行ってきました。切除については半分諦めていたのですが
なんと、問題なし!という返事をいただきました。ただ切除後の再発についてのリスクは
ありますが、60パーセントほどの切除ですむそうです。
肝不全については問題ないといわれ、正直びっくりしています。
いく病院いく病院で無理だと言われていたのに、逆に何故だと聞き返されてしまいました。
信じられない思いです。

そのあと、インターフェロン併用療法を考えていくとのことです。
とりあえず、明日本人をつれていこうと思います。
主治医の先生は放射線治療を進めてくださってたのですが、
門脈に対する放射線は余り効果がないという意見もありますし、
大きな決断をせまられるようです。
本人が納得した治療をさせてあげたいと思うのですが、、、。


102 名前: りえ 投稿日:2003/05/14(水) 23:30
母が先月右上腕部を骨折しました。腫瘍マーカーのAFP数値が急上昇していたので、ピンときました。骨折時のレントゲンでは分からなかったものが、本日、やはり肝ガンの転移と判明しました。
ただでさえ、痛がるのを見るのは辛いものです。ガンというのはこういうものか、とつくづく思い知らされました。いくらガンは必ずしも不治の病ではなくなってきたとはいえ、「全く予想もつかない」スピードや質の変化の点で、悔しいながら受け入れざるを得ない、そういう病なのかもと改めて思います。
肝ガンの骨転移…この先どうなるか想像もつきませんが、一般的な展開について何かご存じのかたはいらっしゃらないでしょうか。

ともあれ、痛くなく苦しくなく、できるだけ在宅でと思っています。

103 名前: あじさい 投稿日:2003/06/18(水) 19:10
やっと、肝細胞がんのサイトに辿り着き、オキサリプラチン」という文字を見付けました。
私は、肝動脈塞栓術で、この抗癌剤を使用したといわれましたが、術後、腸閉塞の一歩手
前といわれるような、強い腹痛、呼吸が苦しい、発熱、等の症状が出て苦労しました。
退院後、調べましたら、どうも、「オキサリプラチン」は、大腸がんの薬の様に思いまし
た。塞栓術を受けられた方、どんな抗癌剤を使用されたか、お判りでしたら、参考まで教
えて下さいませんか。又、再発したら塞栓術をするように、言われていますので
よろしく、お願いします。

104 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/07/25(金) 13:04
ラジオ波でがん焼く :C型肝がん
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20030606sr11.htm

併用療法で消えたがん
「5―FU」とインターフェロンの併用を行ったところ、がん細胞が消失した。
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20030607sr11.htm

新薬併用で完治に光
インターフェロンに「リバビリン」という薬を併用する治療。
難治性のウイルスでも駆除率は3割近くまで上がる。
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20030603sr11.htm

血液抜いて劇的効果
 名古屋大病院で行っている「瀉血(しゃけつ)療法」
[C型肝炎の対症療法] 広く使われているのは点滴注射薬の「強力ネオミノファーゲンC」と、
飲み薬の「ウルソデオキシコール酸」。これらで肝機能が改善する患者が多い。
完治は望めないが、肝炎の進行を遅らせる。
ただ、肝機能が改善しない患者もおり、瀉血療法が注目されている。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/renai/20030604sr11.htm

105 名前: mfk 投稿日:2003/10/06(月) 20:29
B型肝炎から肝癌まで移行した伯父がいます
東海地方でお勧めの病院ありましたら教えてください
m(_)m

106 名前: 774 投稿日:2003/10/06(月) 23:36
藤田保健衛生大学病院,名古屋大学病院,愛知医科大学病院,大垣市民病院
あたりが検討の対象になるのではと思います。

107 名前: mfk 投稿日:2003/10/07(火) 00:51
ありがとうございます
奨めてみます
今度放射線療法をするみたいです・・・

108 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/07(火) 05:57
以前は放射線治療は門脈閉塞を除去したりといった姑息的な治療であった時期もあったのですが、現在はちゃんとした戦略の一つになりつつあります。今年の医学放射線学会の中で、それを感じていらっしゃらなかった先生もおいでてちょっと驚いたのですが、少なくとも高精度放射線治療研究会に所属し、その空気を知っておられる先生方なら、もはや適応を間違えなければ(重粒子治療でなくとも)十分根治を狙えるレベルまで放射線治療はきていると思われているはずです。放射線治療=治療の撤退などというような時代はすでに過去となりつつあるのです。今は治療方法を選べる時代ですから、患者様サイドでは判断が難しくなってきていますから、主治医の先生と十分相談されて、必要があると感じられたらセカンドオピニオンも検討のうえ、対処されてください。
 老婆心ながら、治療にはエビデンスが必要であることは間違いありません。しかし、学会報告すらまとめるには数年以上の期間が必要になります。論文はその後になりますから、この日進月歩の時代、治療方法・方針が確定している疾患は別にして、学会の「空気」「流れ」を絶えず感じてらっしゃる先生と、日々の臨床に奔走されて学会すら行けない先生との間には例え専門分野ですら乖離が生じてきています。(学会で話が通じないことすらあるのです)新しい手法=最善とは言えませんが、選択肢をご存知か否かで大きく治療方針が異なってくる場合も多いと思われます。治療を受けられるのは患者様ですから、いずれの分野でも日本や世界を引っ張っていらっしゃる施設でのセカンドオピニオンを取られることは大切な時代になってきたと私は思います。

109 名前: どん太 投稿日:2003/10/08(水) 14:06
教えてください。
以前TAEをしたのですが、同じ場所に再発しました。
TAEというのはガンへ繋がる血管を塞ぐと聞いています。
それならば、同じ場所に再発した場合
そこへ繋がる血管は塞がっているから、
もうTAEはできないのでしょうか?
ちがう治療法になるのでしょうか?

110 名前: ゆり 投稿日:2003/10/09(木) 19:49
TAE処置後の経過について教えてください。

母が5度めのTAEを受けました。
当日は嘔吐と腹痛が激しかったものの、翌日は回復(微熱と食欲不振のみ)
安心していたら、3日目になって尿が完全に出なくなり
高カリウム症用の薬を飲み始めています。食事も全くとれなくなりました。
何度も治療を受けてきて初めての症状です。
TAEではよくある一時的な副作用なのか、術前に説明されていた
腎不全にあたるのか、付き添いの父経由ではわからず
帰省した方がいいのだろうか?と遠方でヤキモキしています。

111 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/09(木) 20:43
http://www.city.naze.kagoshima.jp/HouseCall/encyc/123/150/3_0_0_0.html
肝腎症候群のように思われるのですが・・
5回のTAEということであれば、肝臓自体の予備能もかなり落ちていると考えられますから、併発した可能性があると思います。
状況については主治医に直接お聞きになりご家族としての対処を考えられるべきだと思います。
個々の症例の詳細については主治医の説明まず第一の判断基準とされるべきですから。
お母様のご回復をお祈り申し上げております、

112 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/09(木) 20:56
普通の肝臓は7割が門脈という腸からの静脈血を受け取る血管で栄養され、残りの3割が動脈から栄養されています。これに対して、肝臓癌はほとんどが動脈から栄養をうけています。したがって、動脈をつめる(塞栓する)と、正常の肝臓もある程度はダメージは受けますが、癌は強烈なダメージを受けることになるわけです。繰り返しの塞栓術(TAE)が肝臓では可能である理由はここにあるわけです。最近のTAEは肝臓のダメージを減らすために、区域を絞った治療を行うことが通例で、昔のように動脈を完全に閉塞させるまでは強くTAEしない場合が多いと思っています。兵糧攻めを癌に行うと効果的ではあるのですが、他の区域からの動脈を動員するようになり、再び増殖しだします。この場合は、もともとの栄養動脈のほかに、他区域からの栄養動脈も発達している場合も多く、それらを再TAEの時は可能な限り塞栓することになります。肝臓自体の余力があまりない場合は、何回かに分けてTAEとする場合もあります。

113 名前: どん太 投稿日:2003/10/09(木) 21:57
>>112
ありがとうございました。
今回もがんばって治療受けてきます。

114 名前: mfk 投稿日:2003/10/10(金) 20:47
ありがとうございます。

参考にさせていただきます。
m(_)m

115 名前: ゆり 投稿日:2003/10/11(土) 01:31
>>111
ありがとうございます。
父は古い人間なので、主治医や看護士に自分からコンタクトを
とろうとしません。
今日(金曜)は、腹水が溜まり、おなかがかなり硬くなっているそうです。
とりあえず明日の朝、私だけ帰省する予定です。
ただ3連休ということもあり、先生に会えるかどうか疑問ですが
できるだけ現在の情報と予後について聞くことができればと思っています。

116 名前: ゆり 投稿日:2003/10/11(土) 01:38
ひとつ思い出したのですが、今回のTAEでは
最初に造影剤を入れたとたんに気分が悪くなり嘔吐したそうです。
造影剤の副作用(またはアレルギー反応?)で軽い腎不全をおこした
のでは?と考え、少し希望を持っていました。
ただ腹水も溜まりはじめたので、やはり肝臓ですね。

117 名前: mu1 投稿日:2003/10/11(土) 20:38
10年前に肝臓癌の開腹手術をしましたが
最近再発(?)しました
肝臓の中だけでなく
胃に近い部分に肝臓からとびだして癌ができています
肝臓の中よりもこちらの治療をしたいのですが
カテーテルによる薬事療法もむりで
電磁波による治療をする予定です
治療のまえに針を刺して検査し
無理なら治療は中止だそうです。
電磁波治療がむりなら治療方法は他にないし
この治療は日本中で指折り数える程度しか
行われていないようです。

電磁波の検査について、どういうものか、またその危険性
、これ以外にもう本当に治療法はないのかなど
なんでもいいので
教えてください。
<(_)>

118 名前: 774 投稿日:2003/10/13(月) 13:37
再掲します。
mu1さんへ
PEI(経皮的エタノール注入療法)、TAE(肝動脈塞栓療法)
他、ラジオ波焼灼術、血管内治療(動注・門注・2ch)  
全身化学療法などの治療が定型的だと思います。
藤田保健衛生大学病院、名古屋大学病院、愛知医科大学病院など
肝臓がん症例の多い施設で、セカンドオピニオンを受けられることを
お薦めします。

119 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/13(月) 15:30
mu1さま
深読みしながらの返事ですので一つの考えかたとしてお聞き下さい。まず、10年前に手術の既往があるということ、TAE(カテーテル治療)が不可能だと言われていること、肝内にも再発という言葉から、腹膜(小網)での播種という可能性はないですか?術後長いことして大きくなってから見つかることもありますから。もしそうであれば、再手術も念頭においた対処も必要になるかもしれません。(腫瘍からの出血の可能性があるため)いずれにせよ、胃側に突出もしくは密着した病変の対処となるとかなり難しいと思われますので774さまのおしゃられるように実績のある施設での話を聞かれる方がいいように思います。針を刺すこと自体での危険性もあると感じられますので検討されたほうがいいかと思われます。仮に外科的な摘出という場合は腫瘍からの出血を避けるという姑息的なものとなるのではないかと思います。

120 名前: ゆり 投稿日:2003/10/20(月) 01:43
肝臓癌治癒の話題でなくてすみません。

その後の経過ですがアルブミンを投与してもらった日は
食事ができて、テレビを見たりトイレに自力でいけたり
見舞いの人と軽く談笑できるような気がします。
3日間投与・2日なし・2日間投与・1日なし(本日)
その間にラシックスの増量と強心剤の24H投与などなど
他の処置も変ってきていますが、素人の家族が見ても
アルブミンが元気の源のようです。
点滴してもらえない日は、食事もできず尿量も減り黄疸も増えるような
気がします。
自費でもいので投与を連続してもらうことは無理でしょうか?

塩分や水分の制限もなく、『末期がん』患者として扱われている
と思います。確かにそうなんでしょうが
入院直前まで元気に汗を流して畑仕事をしていた事を考えると
本人が可哀想で仕方ないです。
なんとか短い期間でもいいので再び病院の外を自力で
歩いてくれればと思っています。
ただ田舎の病院なので主治医が他県の大学病院から週に3日だけ
きてくれる。。。という立場の人なので
申し訳なくて、こちらから我儘はいえない状況です。

121 名前: YOU 投稿日:2003/10/28(火) 18:38
はじめまして。すごく勉強になる掲示板ですね。私の母も60歳代で肝がんです。現在大学病院で治療してます。肝がんだと診察が下ったのは9月下旬でした。それもかなり進行しているとのこと(門脈には未浸潤)。切除手術やエタノール注入やラジオ波等は条件に合わず(個数と大きさにより)、1回目の肝動脈塞栓術を行いました。今現在、肝機能は一応保たれています。先生には治療がうまくいっても余命1年が微妙なところ・・・と言われ、又1年前であれば治療の選択肢があったはずともおっしゃてました。なぜ、もっと早くに母自身や私達家族が検査や診察に来なかったのか・・後悔と絶望の毎日でした。でも、沈んでいても何も始まらない!!と思い、インターネット等で色々と調べています。あきらめず可能性のある事には前向きに取り組んでゆくつもりです。凍結融解壊死療法や大型肝癌に対するラジオ波療法、エタノール注入と高周波電流療法等まだ一般的ではないかもしれませんが、母のような進行がんには有効なのかもしれません。以上の情報または進行がんに関する情報をお持ちの方、どうかご意見下さい。長くなってしまい申し訳ありません。

122 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2003/11/01(土) 03:51
YOUさん
動注治療の方は検討なされましたか?
読売新聞に動注治療は可也効果が出ていると
書いてありました。
塞栓は治療後の吐き気や痛みは辛い物ですが
動注は(個人差はあれど)副作用はだいぶ少ないようです。


123 名前: YOU 投稿日:2003/11/02(日) 01:19
122・名無しさま有難うございます。動注療法は私も気になっていたので主治医に尋ねましたが「TAEで治療困難になった際に選択します」との事でした‥。母は肝硬変(まだ代償期)と食道静脈りゅう(今は出血の心配無しとの事)を併発しておりますが腹水や黄疸もなく癌の転移もありません。ただ、ラジオ波等の局所療法の条件には合わないと聞きました。TAEの効果やその限界について、又その他有効だと思われる治療方法がございましたら保険適応に関係無く教えてください。名無しさま、ほかの方々、どうぞお願いします。

124 名前: ゆっこ 投稿日:2003/11/05(水) 13:46
どこに書き込めばいいかわからないのでここに書かせてもらいます。父が肝臓がんとわかり手術をしました。リンパに7つぐらいと十二指腸にも転移して胆嚢につながっている太い管にも転移していて、もうすぐ黄疸が出るだろうと言われました。すでに管も腫れていてそこにあったがんは取れず十二指腸にも転移していると、医者の言うにはあと3ヶ月の命だといわれました。治療は抗がん剤も効果じゃ10%以下なのでしないほうがいいと言われ告知をするようにと言われました。でも私は気の弱い父にはいえないのでどうしたら言いかと悩んでいます。本当に治療は10%以下で効果は無いのでしょうか。このまま痛みだけをとるような治療をして楽に死なせてやるほうがいいのでしょうか。誰か教えてください。

125 名前: あや 投稿日:2003/11/25(火) 01:11
はじめまして。みなさん、よろしくお願いします。私の父は1年前に8センチ近くある巨大な肝臓癌がわかり、
2度の塞栓術と1度のエタノールの注入をしました。この1年順調にきていましたが、先日の検査で肺への転移がみつかりました。
主治医の先生は「もう治療はしない。その方が延命効果があると思う。」というのですが・・・あきらめたくありません。病院は地方の県立癌センターで医者嫌いの父が始めて信頼した先生です。
父の気に入ってるこの病院に最期までお願いするべきか・・・他の病院を探すべきか・・・みなさんはどう思いますか?本人は食欲もあり、元気に今までと何も変わらない生活をしています。何もしないのが一番いいのでしょうか?

126 名前: 774 投稿日:2003/11/25(火) 10:58
あやさんへ
一般論ですが、原発巣のコントロールが良好な場合は、転移巣にたいする
病巣の切除などの局所治療により、延命効果は認められています。
しかし、今までお父様が信頼されてかかられていた主治医は、お父様の
経過について誰よりもよくご存知ですので、その主治医の判断は尊重
すべき気がします。何とか治療をと言うことであれば、一度主治医に
その点再度、お気持ちをぶつけてみては如何でしょうか。

127 名前: あや 投稿日:2003/11/26(水) 22:11
774さん、ありがとうございました。来週外来に行くことになっているので
早速主治医の先生に相談してみます。こちらの気持ちを伝えることは大切なことですよね。
頑張ります。またご相談させていただくと思いますが宜しくお願いいたします。
少し気持ちがほっとしました。^^

128 名前: カワ 投稿日:2003/12/04(木) 02:02
774様
お久しぶりです。101のスレッド以来です。
無事肝切除の手術も終わり、一安心と思いきや、再発、肺転移と事態は悪いほうへと進んでいってしまいます。
術後半年、腹水がたまり、咳込む毎日になってしまいました。
今は咳止めと、利尿剤のみで自宅で、日々すごしています。実質的にはお手上げされてしまったようです。
この先どうすればいいのか。このサイトで、いい報告ができると確信していたのですが、
元気いただけませんか?

129 名前: 774 投稿日:2003/12/04(木) 12:17
カワさんへ
原発巣のコントロールが良好なら、転移巣に対しては局所療法を
追加することにより、延命効果が認められています。
門脈圧亢進による腹水が認められているようですので、肝臓に負担がかかる
治療は躊躇され、付加的な他の血管治療などがはばかられている状況
のようです。
選択肢としては、全身化学療法やガン性腹膜炎・胸膜炎に対する活性化
自己リンパ球療法・温熱療法といったところでしょうか。
また、緩和医療なども検討の対象となってくるのではと思います。

130 名前: カワ 投稿日:2003/12/05(金) 22:10
774様ありがとうございます。
術後のインターフェロン療法を3クール行ったのですが、効果はなかったと言う判断になるようです。
ほかに方法はないと言われ、今の苦しい病状も改善の手だてはないのでしょうか?
毎日、
全身やせ細っていく体で、おなかだけがぽっこり膨らんでいるのを見ると、やりきれない思いです。。
週に一度の10分ほどの外来で、いいのでしょうか?


131 名前: ノリ 投稿日:2003/12/07(日) 23:23
カワさん
こちらに↓ヒントがあるかもしれません
http://www.1350.jp/gogo1/hensyu/kkg_b04.htm


132 名前: カワ 投稿日:2003/12/09(火) 00:28
ノリ様遅くなってすいません。ありがとうございました。
とても、参考になりました。
自分ではこのようなサイト見つけられませんでした。
本当にありがとうございました。



133 名前: あや 投稿日:2003/12/09(火) 14:55
774様へ!125で父の肝臓癌の肺への転移で書き込みをさせていただいたあやです。先日検査の結果を聞きに外来に行きました。肺への転移が見つかったのがレントゲン検査だったので、詳しく調べるためにCTをとりその結果を聞きに行ったのですが、「CTには何も写ってないんだよね。肝臓の方もお薬がちゃんと詰まってて大きくなってないんだよね。」ということで、1月採血、2月CT検査ということになりました。私たちにしてみれば在った物が無くなっているので喜びたいところなんですが、こんなことってあるのですか?何だかキツネにつままれたような気持ちです。。。素直に喜んで良いものでしょうか?

134 名前: 774 投稿日:2003/12/09(火) 15:30
あやさんへ
"素直に喜んで良い”と思います。治療も順調のようでよかったですね。


135 名前: いの 投稿日:2003/12/17(水) 10:59
教えてください。
東京に一人住まいの父親(81歳)が、11月下旬に肝臓癌との告知を受け、
12月2日、造影CTにて10cm超1個と1~2cm2個を確認。状況は深刻、手術は無理とのことで
肝動脈塞栓術を12月9日に受けました。主治医からは、12月最終週にいったん退院し、
1月下旬再入院し2回目のTAEを予定している旨説明を受けています。
現在の病院に不満はありませんが、息子の私は大阪在住であり、なにぶん一人住まいの東京では
本人・家族とも継続して治療を受けることに何かと支障が発生します。
この期に至って、やっと本人も大阪移住を承諾していますので、転医目的で病院を探しています。
情報と転医のための必要な手続きなど教えてください。

136 名前: 774 投稿日:2003/12/17(水) 11:12
いのさんへ
大阪での肝がん治療なら、大阪市立総合医療センターか大阪府立成人病センター、
他、阪大、関西医大、大阪市立大が良いと思います。
現在の主治医に”なにぶん一人住まいの東京では本人・家族とも継続して治療を
受けることに何かと支障が発生”する旨をお話して、上記施設への転院をお願い
されては如何でしょうか。
紹介状と共に今までの検査結果や治療状況などがわかれば、転医先でも引き続き
スムーズな治療を継続することができると思います。

137 名前: いの 投稿日:2003/12/17(水) 14:11
774様有り難うございます。
早速アドバイスをいただき、とても参考になりました。
大阪市立総合医療センターは、他科にて子供がお世話になっており、
印象の良い医療機関です。早速、主治医と相談いたします。

138 名前: はつ 投稿日:2004/05/17(月) 06:03
>>92さん
相談料一回  「五万円」  も取るとこあります。
聞かされたのはその医師のオナニーでした。

139 名前: 日経PB関係者 投稿日:2004/05/29(土) 10:42
がん拠点病院の治療成績です。是非、御参考にしてください。
---------------------------------------------------
がん拠点病院の治療成績(肝がん編)
肝がんの5年生存率、治療法別の生存率が重要
 今回は肝がんの生存率を見る。下記の<表>は、地域がん診療拠点病院のホームページから、比較的情報公開が進んでいると思われる幾つかの施設の肝がん5年生存率を拾い上げ、表にしたものだ。
 標準的な成績の目安として、全国がん(成人病)センター協議会加盟施設の集計データ(注)も掲載した。
 全がん協施設の肝がんの5年生存率は、病期Iが49.4%、病期IIが40.3%、病期IIIが25.8%、病期IVが8.6%である。
 施設別に見てみよう。
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/294095

【連載:がんの治療成績を読む】
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/301148

140 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/05/31(月) 22:32
01:◆特集(4)
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関東)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪肝臓がん≫

【東京都】
東京大学医学部付属病院(文京区) 肝・胆・膵外科
●肝細胞がんに強い。慢性肝障害合併肝細胞がんに対する縮小
切除術により5年生存率をのばす
●転移性肝がんに対する肝動脈塞栓術+切除術に良績

国立がんセンター中央病院(中央区) 肝胆膵外科
●肝細胞がん5年生存率1期69.6%、2期54.2%、
3期35.9%、3A期30.2%
●根治的・無輸血切除術、系統的切除術を施し、生存率を上げる

順天堂大学医学部付属順天堂医院(文京区) 第2外科
●5年生存率1期75%、2期60%、3期40%、4期25%
●肝動脈塞栓+経皮エタノール局所注入療法+マイクロ波凝固+
手術の組み合わせによる治療法で生存延長、治癒率向上をはかる

都立駒込病院(文京区) 外科
●肝細胞がん5年生存率47%(各病期平均)
●再発例に対する肝動脈塞栓術、アルコール注入療法を施し、再
発がんには再切術に積極的

虎の門病院(港区) 消化器外科
●5年生存率67%
●再発例に切除+肝動脈塞栓術を施し、再々切術症例豊富

国立国際医療センター(新宿区) 消化器外科
●肝細胞がん5年生存率1期81.5%、2期49.2%、
3期30.6%、4期22.5%
●転移性肝がん5年生存率平均38.2%
●切除後に肝動注化学療法を施す

慶応義塾大学病院(新宿区) 消化器外科
●肝細胞がん5年生存率50%(各病期平均)
●切除不能の転移肝がんに対する肝切除+肝動注化学療法
●マイクロ波凝固壊死療法を転移・再発例に施す

東京慈恵会医科大学付属病院(港区) 消化器外科
●肝の予備能不良症例に対する術前門脈塞栓術+肝切除術
●肝硬変合併肝がんの再発がんに対する根治的治療法により生存
率のばす

東京女子医科大学病院(新宿区) 一般外科
●5年生存率42%(各病期平均)
●再発・切除不能例に対し肝動注化学療法を行い、2年生存率は
28%

【神奈川県】 
昭和大学藤が丘病院(横浜市) 外科
●3年生存率53%(2期~3期についての平均)
●開腹切除中マイクロ波凝固療法を施し、合併症少なく成績をのばす

神奈川県立がんセンター(横浜市) 外科第4科
●進行性肝がんの系統的切除法+術中マイクロ波凝固療法
●原発性肝がんの1年生存率84%、3年59.9%、5年38.9%

北里大学東病院(相模原市) 消化器外科
●5年生存率68.9%(各病期平均)
●再発例に対する再切除術+肝動注化学療法

【千葉県】 
千葉県がんセンター(千葉市) 消化器外科
●肝細胞がん5年生存率55%(各病期平均)
●肝切除、肝動脈塞栓術、経皮的エタノール局所注入療法中から
最適方法を第一選択とする

千葉大学医学部付属病院(千葉市) 第2外科
●肝細胞がん5年生存率1期80%、2期60%、3期45%、
4期30%
●切除+マイクロ波凝固療法+肝動脈塞栓療法の組み合わせ法

【埼玉県】 
埼玉県立がんセンター(伊奈町) 腹部外科
●肝細胞がん5年生存率1期65.1%、2期63%、3期16.7%、
4期0%
●胃がん肝転移5年生存率23.9%
●転移肝がんに対しては肝切除術+肝動注化学療法

埼玉医科大学付属病院(毛呂山町) 第1外科
●微小肝がんに対する経皮エタノール注入・マイクロ波凝固療法を
施し、5年生存率引き上げる
●アルゴンメスを用いた肝切除術
●大腸がん肝転移5年生存率32%

【茨城県】 
筑波大学付属病院(つくば市) 消化器内科
●世界に先がけた陽子線治療で5年局所無再発率は約90%の
良績
●集学的治療法で5年生存率をのばす

土浦協同病院(土浦市) 外科
●肝細胞がん累積生存率1年89%、3年60%、5年45%
●系統的切除術+肝動脈塞栓術+経皮的エタノール局所注入療法

【群馬県】
群馬大学医学部付属病院(前橋市) 第2外科
●大静脈浸潤肝細胞がんの拡大肝右葉切除、再発肝がんに対する
根治手術で累積生存率をのばす
●肝細胞がんのDNA診断に強い

【栃木県】 
自治医科大学付属病院(南河内町) 消化器内科
●画像診断と腫瘍マーカー検査による早期発見率高い
●C型慢性肝炎→肝がんへのインターフェロン療法、マイクロ波凝固
療法症例豊富

***詳細は、『最新版 関東病院ランキング 第二版』(洋泉社刊
2001年6月発刊)をご覧下さい。***
http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000109.html

141 名前: 関西 投稿日:2004/05/31(月) 23:02
01:◆特集(4)
臓器別 がん生存率・再発率を公開している専門病院一覧(関西)

病院名(所在地)/診療科名/生存率の指標データ内容の順で表示
注:生存率データのがん進行時期表記の数字はローマ字です。

≪肝臓がん≫
【大阪府】
大阪府立成人病センター(大阪市東成区) 第1外科
●5年生存率:サンドイッチ療法併用の肝切除術と進行肝がんには
ラップ療法を開発、トータルで41%の良績
●微小肝がんから進行性肝がんまで肝切除が中心

大阪市立大学医学部付属病院(大阪市阿倍野区) 第2外科
●5年生存率:1期60%、2期57%、3期29%、4期15%
●門脈枝塞栓療法を開発し、これを肝動脈塞栓療法後に施して実
績を上げている

大阪赤十字病院(大阪市天王寺区) 外科
●5年生存率:1期65%、2期55%、3期20%、4期35%
●手術+肝動脈塞栓+エタノール療法の組み合わせ療法

北野病院(大阪市北区) 外科
●5年生存率(肝細胞がん):1期52%、2期48%、3期34%、
4期0%
●エタノール注入療法、肝動脈塞栓療法で対処できない症例には、
積極的に切除術を行う

大阪大学医学部付属病院(吹田市) 消化器外科
●生存率:肝細胞がん切除後の再発切除累積生存率では、3年
72%、5年43%、7年22%の良績をもつ
●再切除は開胸開腹下切除術

関西医科大学付属病院(守口市) 第1外科、第3内科
●肝臓外来を設け、肝細胞がんの術前予備機能評価と障害度か
らの術式選択と根治手術に定評(第1外科)
●マイクロ波凝固術をわが国で最初に開発したことで有名(第3内
科)

星ケ丘厚生年金病院(枚方市) 消化器内科
●C型肝炎に対するインターフェロン症例多い。43%に著効
●肝細胞がんには肝動脈塞栓術、エタノール注入療法、リザーバ
ー挿入下動注療法

国立大阪南病院(河内長野市) 外科
●肝炎と肝硬変を合併する進行性肝細胞がんに対する肝切除術
+免疫化学療法を含む集学的治療法を施し、5年、7年生存率を
上げる

【京都府】 
京都大学医学部付属病院(京都市) 腫瘍外科
●生存例:門脈本幹まで腫瘍が進展した4期症例に対し切除を行
い、8年3ヵ月の生存例をもつ
●血行性肝転移がんに対する免疫化学療法に実績

京都府立医科大学付属病院(京都市) 消化器外科
●手術不能の肝細胞がんや転移性肝がんに対する免疫化学療法
のパイオニア
●C型肝炎→肝細胞がん進展合併症に対するインターフェロン療
法に実績

京都第二赤十字病院(京都市) 消化器外科
●非切除例2年生存率約30%
●同じく非切除例におけるリザーバー動注療法の有効率57%

【兵庫県】 
神戸大学医学部付属病院(神戸市) 消化器外科
●4期の肝細胞重症例に、肝灌流化学療法を併用した肝臓切除
法を開発して生存率を上げる
●肝静脈分離大量肝動注療法に実績

神戸市立中央病院(神戸市) 第1外科
●原発肝がん切除術に肝機能温存が可能な部分切除と亜区域
切除法を行い、術後フォローにて累積生存率を上げる
●ハイリスク症例への定期検診に実績

兵庫医科大学病院(西宮市) 第1外科
●術前の悪性度評価診断に力を入れるとともに、肝細胞がん血
行転移防止法に積極的
●肝切除数多数

【奈良県】 
奈良県立医科大学付属病院(橿原市) 第1外科
●生存率:転移性肝がんに対する灌流温熱化学療法下肝切除
術を行い、3年生存率55.9%
●3年無再発率70.3%

詳細は、『最新版 関西病院ランキング 』(洋泉社刊)をご覧下さい。
http://www.melma.com/mag/45/m00000945/a00000126.html

142 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/06/07(月) 17:13
慢性C型肝炎→肝がん…悪化の危険性判定法を開発

 慢性C型肝炎が肝がんに悪化する危険性を高い確度で判定する方法を、
昭和大藤が丘病院(横浜市)の研究チームが開発した。
健康診断で使われる血液検査のデータを利用して調べるやり方で、
簡単で患者への負担が少ない手法として注目される。

 チームは1988年3月から2001年5月までの間に、
同病院で肝臓組織を採取する肝生検を2度行った慢性C型肝炎患者84人の
カルテや病理報告などから血液のデータを収集。肝機能を判定する様々な指標を調べ、
肝生検の結果と照合した。

 その結果、2度目の肝生検の際、
栄養状態の指標である血液中のコリンエステラーゼの値が2割以上減少していると、
97%の高確率で、肝がんの前段階となる肝硬変を示す肝組織の線維化が起こっていることが分かった。

(読売新聞)
[6月7日15時39分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040607-00000308-yom-soci


143 名前: よし 投稿日:2004/06/28(月) 17:15
初めて書き込みます。ここでいいのかどうかも分からないですが、間違っていたらすみません。母がC型肝炎から癌へと進みました。主治医から開腹してラジオ波で手術すると言われましたが、検査するにしたがって転院を勧められました。大阪、京都でラジオ波の実績のある病院をご存知の方、教えていただけないでしょうか?又,掛かる費用の事も教えて下さい。今の主治医からは1回30万円位と言われました。開腹だと100万円位とも。1回で終わるものでもないのでその点も心配なんです。今、癌は5~6個あるらしいです。まとまりのない文章ですみません。至急知りたいんです。よろしくお願いします。

144 名前: ねばりましょう!がんばりましょう! 投稿日:2004/07/06(火) 00:28
大腸、肝がん増殖させる?遺伝子発見 新薬開発に期待
--------------------------------------------------------------------------------

 大腸がんや肝がんの細胞に特異的に多く、がん細胞の増殖などに関係しているらしい遺伝子を、
東京大医科学研究所の中村祐輔ヒトゲノム解析センター長、浜本隆二助手らのチームが見つけた。
がん細胞以外ではほとんどつくられておらず、この遺伝子を標的にすれば副作用の少ない抗がん剤が
できる可能性がある。4日付の英科学誌ネイチャー・セルバイオロジー電子版に発表する。

 この遺伝子は「SMYD3」と名付けられた。大腸がん患者約80人と肝がん患者約20人の
がん細胞を調べたところ、約80%の人の細胞にSMYD3がたくさんあった。
がん細胞以外の細胞の大半にはなく、わずかにあった精巣や筋肉の細胞でも分量はがん細胞の
10分の1~20分の1だった。

 様々な種類の細胞で人工的にSMYD3を働かせる実験で、
これがあると細胞の増殖が約2倍になると分かった。働きを止めると増殖は半分以下に減り、
細胞死も3倍以上起こりやすくなった。

 中村センター長は「抗がん剤の副作用は、正常な細胞でもたんぱく質を作っている遺伝子を標的に
しているから起こる。SMYD3の働きを止める薬なら、
がん細胞の増殖を抑えて死滅させることができる一方、副作用は少ないはず」と話す。
製薬会社と協力して、すでに薬の開発に乗り出したという。
(07/05 03:00)
http://www.asahi.com/science/update/0705/001.html

145 名前: UTAKA◆xwBLFt7E 投稿日:2004/10/14(木) 08:53
6月3日に行われた
第40回日本肝臓学会総会イブニングセミナー
ともに20分の動画ですが、参考になるでしょうか。

■感染と腫瘍におけるインターフェロンシグナル
■原発性肝癌に対するIFN-β併用 5-FU持続動注化学療法の検討

http://www.carenet.com/gastroen/ifn/index2.aspx


146 名前: ひろ 投稿日:2004/10/15(金) 02:15
どこに書いていいのかわからないので、書かせて頂いております。
56才母が昨年末に多発性肝癌と診断され、9月までに3回TAEを行ないました。それに併せて8月末より活性化自己リンパ球移入療法を行なっています。
ここ2週間でいきなり体型が変わったので、今日病院に行った所、腹水が溜まっているので明日即入院となりました。
主治医からは余命やステージ等伝えられてませんが、腹水がいきなり溜まったら危ないのでしょうか?
また家でも出来る、緩和療法等ございますでしょうか?
よろしかったら教えて下さい。

147 名前: >146 投稿日:2004/10/20(水) 17:13
どの理由でたまっているかによると思います。
試験的に採ってみて血液性であれば肝癌の破裂を疑い腹腔内
への転移を考えなければいけないでしょうし。
普通の性状でも癌自体が血管(下大静脈や門脈)で
つまっていたらきついでしょう。
何が原因で出ているかをよく主治医に聞かれたらどうでしょう?



148 名前: <削除> 投稿日:2004/11/03(水) 00:41
<削除>

149 名前: <削除> 投稿日:2004/11/03(水) 13:50
<削除>

150 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2004/11/03(水) 19:39
********************************************
健康・機能食品等々の商業目的の書き込み、
健康・機能食品・代替医療の類を
宣伝、挑発する書き込みは禁止します
********************************************

151 名前: ひろ 投稿日:2004/11/06(土) 14:29
>147様
返信ありがとうございました。
2週間点滴で利尿剤を使い、体重も‐9㎏になったため、経口薬に切り替え退院してきました。
主治医のお話では、肝硬変によるものとの事です。現在動脈溜も取るべき大きさではないとの事で、一日の塩分摂取量の制限となりました。

152 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/03/18(金) 14:16
進行肝細胞癌に対するIFNα併用化学療法

永野浩昭
大阪大学・大学院医学系研究科・病態制御外科

門脈内腫瘍栓を認める進行肝細胞癌(VP3以上)においては、病巣の完全摘出を施行しても早期の残
肝再発のため予後不良である。この様な難治性進行肝癌では、既存の治療法が効果を示さず、また、仮
に肝切除や肝移植を施行しえても、再発対策なしには治療としての意味がほとんどない、最近我々は、
IFN併用化学療法(FU Arterial Infusion and Interferon Therapy、以下、FAIT)を、既存の治療法が
無効な進行肝細胞癌(VP3以上、IM3)に対して施行し、さらには肝切除・肝移植の併用療法として応用
し、その可能性について報告する。

【対象・方法】対象は門脈内腫瘍栓を伴う進行肝癌(VP3,4)と肝移植施行症例、計114例。その内訳
は(1)非切除症(Vp4,IM3):55例。(2)肝切除:進行肝細胞癌(VP3以上)43症例。肝切除施行症例
は、肝切除術後の併用療法としてFAIT施行38例(A群)と非施行15例(B群)。A群38例は、癌遺残
のない切除を施行した15例(A-1群)と、癌遺残のある減量肝切除を施行した16例(A-2群)の2群
とした。FAITのプロトコールとしては、IFN(50(〕万単位×3回/週・4週)の皮下注と、肝動注化学療
法(5FUを300㎎/㎜2/日、5回/週・2週)を行った。(3)肝移植:肝機能不良などの理由により他治療
を選択しえない肝細胞癌に対して生体肝移植を施行した16例。10例に術前TAE、14例に術中全身化学
療法、9例に術前後のFAITを施行した、

【結果】(1)非切除症例の治療効果は、肝内病巣についてCR11例、PR13例、NC4例、PD27例で、奏効
率は44%であった。(2)肝切除;観察期間:8-60ヶ月。A-l群:1年生存率は、A-1群100%、A-2群
62%、B群41%。A-2群での残存肝病巣ヘの治療効果については、CR/PRが11例、NC/PDが12例であっ
た。(3)肝移植:16例中11例がミラノクライテリア逸脱。観察期間:1-34ヶ月。16例全例について生
存中である、

【結語】進行肝細胞癌症例は、たしかに手術単独などの既存の治療法のみでは治療効果は期待しがたい
が、たとえばFAITのような治療法を基軸にすえて集学的治療を展開すれぱ、予後の改善とともに肝切
除・肝移植などの治療の適応拡大が期待される。

第7回癌治療増感研究シンポジウム 2005/2/11-12
http://www.iasct.jp/


153 名前: りん 投稿日:2005/07/16(土) 13:57
はじめまして。
1ヶ月前に主人(48)が胃が痛いとの事で病院にかかりました。
最初は胃の検査をしていたのですが病巣が他にあるのではと検査を
行ったところ肝臓に癌が発見されました。
10cm以上の腫瘍で門脈まで腫瘍が広がり手術は無理とのこと。
今診て頂いている主治医がとても良い方でセカンドオピニオンを
すすめてくださり3軒廻りました。
結論からいえば肝動脈塞栓術で抗癌剤の治療だけでは効果が期待されないとの事で
インターフェロンを併用をする治療になりそうです。
今は腹水が出ているせいかお腹が張って食欲はいつもより少なめ
ですが黄疸も出ていなく顔色も良いし冗談まじりで話をしている
時には「本当に癌なのか?」と疑ってしまうくらい元気にみえます。
3人の医師に聞いたところ根治は無理、癌と共に生きる。1年先の
生存の可能性は言葉を濁していらっしゃいましたがかなり低いと
言われました。
本当に可能性は低いのでしょうか?
せめて子供達が社会人になるのを見届けてほしいと思っています。
子供は今年2人とも受験生です、癌の事は話していますが深刻な
状態にあるとは思っていません。
「癌だけど今は良い治療法があるから」と言ってしまいました。
ショックをあたえたくないからと、つい言ってしまった事に自問自答しています。
得に中学三年の娘は多感な時期と重なり楽しそうに学校の事を話して
くれている顔を見ると言えずにいます。
ただ、○○の顔を見ればお父さんも元気になるから病院に行ってあげてと
言い本人も部活や塾の間に顔を見せているようです。
大学受験の息子はかなり状況を判断しているようでさりげなくサポート
してくれています。
もし、もし治療に効果がなく悪くなっていく父親を見る事になった
子供に私は何と言えばいいのでしょう?
そして経済面も不安でなりません、インターフェロンは保険対象外と聞きました。
癌保険には入っていますが治療代、子供2人分の進学金、考えると夜寝れなくなります。
肝癌は医療費援助が受けられると聞いたのですがどのようにすればいいので
しょうか?(東京在住です)
この数週間でいろいろな事を考えすぎて何もかも放り出して逃げた気になる
時があります。
1ヶ月前まではなんの不安もなく笑って過ごしていました。
あの頃に戻りたいと何度も思いました、でも一番辛いのは主人だと
いうことは分っているつもりでいます。
主人を助けてあげられる方法はないのでしょうか?



154 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/17(日) 01:25
りんさん、まだお若いご主人の病気発覚、どんなにか動揺されている事とお察しいたします。
私は父が膵臓がんで闘病中という身で、肝がんに関しての専門的な事は詳しくありませんが、
抗がん剤の効きは本当に個人差で、お医者さんは、エビデンスに基づいた、一番意見として無難なことを言うものです。
薬が半年しか効かないか、5年効くかはやってみないとわからないわけです。
ですが、お医者さんがそういうと、希望をもちたい我々患者側は「5年効くと言った」と思ってしまうわけで
そうならないように、お医者さんは確実、最悪の方を言ってくださるわけですね。
半年よりも伸びる分には誰も文句は言わないわけですから。
ですから、お医者さんがなんと言おうと、これからも様々な可能性を探って行くべきですし、
出来ることを出来るだけやっていけば、来年の今頃もわらって居られる可能性はあります。
そう信じて頑張る以外、道がありますか?

親が思う以上に子供は強くなっていくものです。
親は心配かけまいと話にくくなるものですが、
黙っていられた子供にしてみれば、もっと前に教えてくれれば
もっとお見舞いにも行ったし、話もしたし、お母さんの手伝いも出来たのに…
という事になるのではないかと思うのです。
りんさんが動揺の真っ只中に居る今は、難しいとは思いますが、
ご主人とじっくりご相談され、お子さんにもじょじょに伝える事を検討してみてはいかがですか?
受験という大事な時期ですので、来年の4月までは余命云々は難しいかも知れませんが、
子供はどんどん察していきますし、受験明けにはご家族一丸となってご主人の闘病が出来るといいですね。
ひとまず、癌という病名が伝えられただけで、上出来なんじゃないですか?

焦らず、出来るところから一つづつやっていけばいいと思います。
っていうか、そうしか出来ないものなんです。
ご主人は明日も明後日もちゃんと生きてます。大丈夫です。明日も話し合ってください。
頑張りましょう。

専門的なことは、ご存知の方にお任せします。
つい、書かせていただきました。


155 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/19(火) 11:12
父が肝臓癌を持っています。6年ほど前からですが、今まではエタノール注入などで、乗り越えてきました。ただ、先月の検査で、肝臓の上部に癌が再発し、それがかなりの勢いで進行し、下大静脈腫瘍栓という状態まで来ていて、26日に抗がん剤を入れようと言われました。
抗がん剤以外に、方法はないようなものなのでしょうか?日にちが迫っていますが、もし、他にもよい治療法があり得るのであれば、セカンドオピニオンも考えております。ただ、日にちが迫っているので、気が焦る一方です。凍結融解死治療などは、効かないのでしょうか?


156 名前: 774 投稿日:2005/07/19(火) 17:07
肝機能に重大な問題がなければ、放射線治療の検討などもおすすめします。
腫瘍放射線科医によるセカンドオピニオンを受けられては如何でしょうか。
肝腫瘍に対する血管内治療、ラジオ波、凍結療法などのインターベンショナル・
ラジオロジー(IVR)に関してもコメントをいただけるものと思います。




157 名前: りん 投稿日:2005/07/20(水) 10:33
154さんありがとうございます。
先日の書き込みの後慌ただしい日々を送っていましたのでお礼が遅れて
申し訳ありません。
義父母が上京し告知を受けました。
かなり厳しい状況なのでショックが大きかったようです。
得に義母からの肝炎の母子感染が大きな要因である事が辛さを増したようです
誰も責める人間はいないのに自分を追い込んでいる姿を見るのは何と言って
声をかければ良いのか分らなくなります。主人もそれを案じてか同席するのを
ためらっていましたが義父母の強い要望で同席する事にしました。
先程帰郷したのですが私には何もしてあげられる事はないので
義兄夫婦にフォローしてもらうしかありません。
子供達には「今」の状況を正直に話しました。
2人とも冷静に受け止めくれました、最初に話した時から自分達なりに
葛藤し結論を出していたようです。
今自分達にできる事「受験」に向かって父に心配をかけないように
する事、できる限り「元気」な顔で遭いに行く事、最後まで諦めずに
父を支える事を話し合いました。
本当に子供というのは親が知らないうちに大人になっているものですね
子供達に救われました。
ステージ4Aで確立は低いかもしれませんが最後まで希望を捨てずに
家族で協力し頑張っていこうと思います。


158 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/07/22(金) 11:34
774さん。お返事ありがとうございました!25日に入院する際に先生に相談して見ようかと思います。私の本心としては、今日にでも主治医の先生に相談したいところですが、母も「あまりにも日が迫っているので、取り合えず25日に入院して、その時に先生とお話できればご相談するほうがいいのでは」と言う事で、25日にお話してみようと思います。実は、前回、主治医とお話する直接お話する事があり、その時に、無知ながらも「放射線といのはどうですか?」と伺いました。先生は「それも1つの手です。もう1度、手術を実際に担当する医師とも相談してみますが、普通、まずは抗がん剤で、それでも無理なら放射線と思いますので」と言われました。「でも、放射線のほうが、効果が大きく見られたりするのであれば、先に放射線をしていただけませんか?」などと、無知ながらも質問してみましたが、取り合えず抗がん剤となりました。やはり、順番と言うものがあるのでしょうか?もし、放射線・・・774さんに書いていただいたラジオ波や凍結療法が効果が高いのであれば、まずそちらをしていただきたいのですが・・・・。抗がん剤が腫瘍栓まで届く確立も10~20%と言われましたし・・・・。どのような、ものなのでしょうか?

159 名前: <削除> 投稿日:2005/07/26(火) 23:43
<削除>

160 名前: たま 投稿日:2005/08/06(土) 04:50
私の母が肝臓ガンと診断されました。

肝臓左葉に9cmのガン1つと3cmのガンが4つある
門脈浸潤あり
B型肝炎からの原発性ガン

今のところ肝硬変、黄疸はなしの状態ですが医者は

門脈浸潤があるので切除手術は出来ない
化学療法か飲み薬による治療のどちらかしか無理
といわれました。私はどうも納得がいきません。
私の母の場合、本当に切除手術は出来ないのでしょうか。
また最善の方法はどういったものが考えられるのでしょうか

161 名前: 774 投稿日:2005/08/06(土) 08:21
肝臓ガン治療症例の豊富な医療機関でのセカンドオピニオンを受けられては
と思います。
外科的な切除が不能の場合でも、IVRやPEIなどの局所療法や、腫瘍放射線科
での根治的放射線治療、門脈内腫瘍塞栓などへの原体照射等、治療の選択肢
はまだまだあるものと思います。

162 名前: たま 投稿日:2005/08/06(土) 19:54
774様ありがとうございます。
セカンドオピニオンの手続きは済ませ、今週早々にも県立岐阜病院にて診察予定です。
ただそこが肝臓ガン治療症例の豊富な医療機関なのかどうかは他人のアドバイスを
聞いたのみなので、はっきりとしたことは分かりません。
母はこれからもガンと闘い、生き続ける決意です。私も今後親孝行したいです。だから
あきらめずがんばります。


163 名前: 774 投稿日:2005/08/07(日) 12:48
県内で肝癌治療経験が豊富なのは大垣市民病院などとなります。
また、JASTROによる腫瘍放射線認定施設は岐阜大学病院など
となります。
近隣ではやはり外科治療をはじめ放射線治療やIVRなら名大、
愛知県がんセンターなどでご相談されると良いでしょう。
窓口は外科治療の適応に関しては外科、切除不可と判断された場合
は腫瘍放射線科などでご相談されてみてください。

164 名前: たま 投稿日:2005/08/08(月) 08:38
774様ありがとうございます。
アドバイスを無駄にしないよう努力いたします

165 名前: はこ 投稿日:2005/10/09(日) 14:54
私の父は76歳で6年前大腸がんの手術をした時にC型肝炎が見つかりました。
以後治療を受けていましたが、昨年10月と今年4月2度のTAE処置をして頂
きました。その後腫瘍マーカーの数値が下がらずCTをしても肝臓に再発は
見つかりません。今後骨と肺の検査をするようです。
つまり先生は転移を疑っておられるのですよね?
骨に転移していた場合治療法はどういったものがあるのでしょうか?
また肝硬変も進んでいますので、抗がん剤等の治療に耐えられるのかとても
心配です。
不十分な書き込みで申し訳ありませんが、アドバイスをいただければ嬉しい
です。

166 名前: 山芋 投稿日:2005/10/11(火) 15:51
お尋ねします。主人が膵頭部癌の診断を受け3月に膵頭十二指腸切除術をしました。
9月始め体調不良を訴えるようになり手術を受けた病院で診てもらったところ、肝臓に膿が溜まっていた。
このような事は再発と関係がありますか?
病理検査はT3:N0:M0の結果でした。腫瘍マーカーは術前1,200今回4,000だったと主治医から聞いています。
主治医は膿を取る処置(肝臓に針を刺し袋に貯めた)をしてくれ、膿が少なくなったので針をハズして退院しました。
説明では「まだ影があるが、膿か癌細胞かは不明。体調が悪くなったら来て下さい」との事でした。
このままで良いのか不安です。誰か教えて下さい。


167 名前: おちゃ 投稿日:2005/10/12(水) 20:00
>>165
まさにお書きになっている事が全てだと思います。その心配があるために
慎重に検査し、治療方針について検討される必要があります。全身状態を
含めた詳細な診察結果・検査結果が判断に不可欠ですから、ネットでは有意義
な回答は難しいと思います。まずは主治医によく相談する事が肝要です。

>>166
腫瘍の可能性もあるし、膿の可能性もあるのでしょう。膿の検査結果も重要
です。マーカーは炎症でも上昇する為、確固とした判断にはならないでしょう。
経過観察して大きくなるかどうかがポイントかもしれません。
まず主治医にどういう可能性があるか、その場合どのような治療になるかなどを
キッチリ相談すること、不安であればその上でセカンドオピニオンをするのが良い
と思われます。


168 名前: はこ 投稿日:2005/10/13(木) 01:18
おちゃ様
コメントをありがとうございます。父は自分の病気のことを
まだ完全に把握していない状態ですので、検査結果が出たら
治療に積極的に取り組んでもらえるようきちんと話をしなく
てはいけないと思っています。
両親は癌と言われたらおしまいだと考えていますので、告知
も慎重にしたいと思っているのですが、どう切り出せばいい
のかわかりません。癌と闘う気持ちになってくれればと祈る
ばかりです。

169 名前: 身内の者 投稿日:2005/10/21(金) 12:01
肝臓癌と診断されて放射線治療を行った結果、癌が予想以上の好結果であったため
喜んでいたのもつかの間、肺の下部に1cmほどの癌が数個見つかりました。
担当医いわく「放射線はかけられないので抗がん剤による治療しかない」といわれました。
私の身内の場合肺に対しての治療は抗がん剤しかないのでしょうか?
そして今使用している抗がん剤はUFTですが、妥当なのでしょうか?
ご回答何卒宜しくお願いいたします。

170 名前: 774 投稿日:2005/10/21(金) 17:26
原発巣の局所コントロールが良好であって、他に転移を認めていなければ、
転移性肺腫瘍に対しても、積極的に切除を検討し、良績を公表している
呼吸器外科などでのセカンドオピニオンを受けられてみてはと思います。
ちなみに、転移性肺腫瘍に対する切除に積極的な呼吸器外科は、
弘前大学病院、福島県立医大病院、栃木県立がんセンター、埼玉県立がんセンター、
埼玉医科大学病院、千葉県がんセンター、慶應義塾大学病院、癌研究会病院、
東京大学病院、慈恵会医科大病院、京都大学病院、大阪府立成人病センター、
大阪大学病院、近畿大学病院、九州医療センターなどとなります。

171 名前: 山芋 投稿日:2005/10/24(月) 01:29
有難うございました。お礼が遅くなりすみませんでした。
主人には病名を知らせずにいるので、本人はのんびりと今までと変わりない生活を送っています。
家族のものは主人の行動にハラハラしている状態です。
主治医の先生との相談の結果、告知はしないと決めましたが今になって告知していた方が生活も改めてくれたんじゃ-ないかなと色々考えてしまいます。
癌と言うと抗がん剤治療が当然と思ってましたが、何もせず見守ると言う事は落ち着きません。
このまま無事に元気になってくれることを祈る毎日です。

172 名前: もり 投稿日:2005/10/26(水) 23:58
初めて書き込みします。父が今年6月にC型肝炎による肝臓癌になってしまいました。
最初は町医者の検診(エコー)で1つ発見され緊急で大学病院に入院しました。その時にまず、TAEというのをやりました。そこで、右葉左葉ともに2~3cmの癌が全部で四つありました。
明らかなものは血管をつめましたと医者にいわれました。(怪しいのがいくつかありますともいわれました。)
そのときにできなかったものか、あえてやらなかったものか解りませんが、1週間後にラジオ波というのまやりました。
ちょうど一ヵ月で退院しましたが、最初医者からは半年後に又検査入院といわれましたが、最近になって来月検査入院してくれといわれました。
その時にもまた、TAEやりますといわれてます。
父はまだやりたくないと言ってますが、引き延ばすこともできるのでしょうか?
まだ、体力も完全には戻ってなく、それをやって植物人間になってしまった人の話を聞いて
びびってしまってます。2回目は最初よりも身体のダメージが大きいと言うことも聞きましたので
できれば、もう少し体力を蓄えさせてあげたいのですが、癌が大きくなっていたら?
と思うとやはり我慢してもらうしかないのかと。
体験やアドバイスおねがいできますか?

173 名前: 身内のもの 投稿日:2005/10/27(木) 06:25
>>774
今掲示板拝見しました。ご丁寧な回答誠にありがとうございます。
今の状況を少しでも良くしようという前向きな姿勢で患者と共にがんばって生きたいと思います。
ちなみに身内である患者は中部地方なのですが、この辺りですと良い病院はありますでしょうか?

174 名前: YAMA 投稿日:2005/11/02(水) 20:09
私は医学にまったく無知なので説明不足かもしれません。
しかし大変複雑な状況であります。
もしよければ相談に乗ってください。

私の父は本年3月に肝臓癌の手術をしました。
見つかった癌は8cmほどでしたが、幸い出来ている場所が良く手術は無事終了しました。
心配していた肝硬変も『状態こそ完璧ではないが心配するレベルではない。』との事。
以後の検査も良好で退院を待つだけとなったのですが、、、
退院直前の抗癌剤投与で、予定の10倍ほどを投入され大きく副作用が出てしまいました。
入院は延長となりましたが何とか回復し、退院できたのですが、今度は抗癌剤を注入するタンク(直接患部にあてる為のもの?)のパイプが体内で折れてしまっており、体の中に抗癌剤が大きく漏れる事態となりました。
先生いわく『折れた原因は不明だが心配しなくて大丈夫』との事。
その時も緊急に入院し、皮膚の治療を行う事になりました。(なにやら抗癌剤の漏れで皮膚が溶ける?との事)
その後しばらくして、血液検査で腫瘍マーカー値(7000?)が異常に高い事が分かり、何度もCTとかの検査を受けました。
そのときは毎回医者の言う事が2転3転し、結局は肝臓に新しい癌(しかも5cm)が見つかったと伝えられました。
もう何の事かさっぱりわかりません。
抗癌剤の治療も前回のタンク破壊で止まっていたので新たにタンクを入れてもらいました。
その後は2セットの抗癌剤治療を受けています。

その後、何度も主治医に直接会ったり電話したりで状況を確認しました。
『まだすぐに癌が進行して余命何日と言う状態ではない。安心下さい。』と何度も言われ安心していたのですが、、、

2週前は癌の進行で食道に血の塊?が出来たので内科治療で直してもらいました。
そのときは内科の先生は『早く治療が出来たから良かったよ』との事で家族も一安心。
しかしカルテには知らないうちに『肝硬変』と書かれています。

退院して3日たった時から父の状態が急変してきました。
・体調が良くない
・尿の色がウーロン茶みたいに濃い
・下腹が浮腫んできた

今日、急遽病院で検査したら『今年越せないかもしれません』と突然言われました。

ホントに呆然としています。
何度も『すぐにどうこう言う状態では無い』と言われました。
最後にそれを聞いてから2週間しか経っていません。

お世話になっている病院は県内では大変大きな病院です。
家族も治療するにはここしかないと言っています。
でも私は全然納得が行きません。
ホントにこんな事があるのでしょうか。
①連続した治療ミス。(担当医の上司は『こんな事はよくある事だよ。今回はまだマシだった』ってフザケタ事を平気で言うし)
②何度も検査して良好だったのに2ヶ月で5cmの癌が見つかった。
それでも先生を頼って何度も相談した時は『まだ大きく心配する必要はありませんよ』と言われ。
結局『今年は越えれないかもしれません』との事。

癌とはそういう病気なのですか?
何年も生きられるとは思ってませんでしたがあまりにも突然過ぎます。

もしよかったらどんな事でも良いので教えてください。
またこれから家族はどうするべきかアドバイス下さい。


175 名前: はこ 投稿日:2005/11/07(月) 20:22
私は専門家ではありませんが、父がもりさんのお父さんと
同じようにC型肝炎から肝細胞ガンになり、TAEの処置を
2度していただきました。
初めてTAEをする前にセカンドオピニオンを聞きに行った
医院の先生は何度でも諦めず処置することが大事ですと
仰いました。
処置後はしばらくですが身動きできず辛いと思いますが
やりたくないとためらっていられることではないと思い
ます。ガンが肝臓内に留まっている間は処置できるので
すから。私の父は腫瘍マーカーAFPの値がTAE後も下がり
ませんが肝臓に再発は認められず、骨や肺への転移が疑
われています。
体力を回復するのを待っていられる状態かどうか率直に
担当医の意見を聞いて相談するのがいいのではないかと
思います。

176 名前: たい 投稿日:2006/01/09(月) 17:19
初めまして。肝がん骨転移のある73歳義父のことでお尋ねします。
下記のような経過と症状ですが、延命につながる有効な治療法はないものでしょうか。

もともとHCVキャリアですが特に肝炎、肝硬変の発症はありませんでした。
しかし、3年前、2センチほどの肝細胞癌が見つかりTAEを施行。
さらに翌年同じ箇所に対してTAE。さらに昨年春、数カ所にがんが見つかり、
PEIT施行。
昨年9月、背中の痛みを訴えるため精査したところ、肝両葉に多発していることがわかり
リザーバー留置し動注施行。
さらに骨転移を疑って行った骨シンチで脊椎と肋骨に転移が見つかりました。
その時点で主治医からは、余命6ヶ月を宣告され、現在は自宅療養しています。
昨年9月段階では肝機能は正常で、現在に至るまで黄疸もなさそうです。
現在、背中と脇腹に疼痛があり、MSコンチン10ミリ錠を朝・夕2錠ずつ服用し、
なんとかしのいでいます。
以上長くなりましたが、どうかご助言をよろしくお願いします。

.


177 名前: 和日 投稿日:2006/01/17(火) 16:34
>172
私の父と同じような状態ですね。
父は、インターフェロンによるC型肝炎の治療により一度は、ウイルスが検出限界以下になった後に再発。
60歳において、定期診断で、腫瘍が発見されラジオ波によるショウヤクを行いました(1ヶ所・2回)
それから1年後の検査で、再び、腫瘍が見つかり、ラジオ波でショウヤク(1ヶ所・2回)。
再び半年後、(脾臓摘出・C型肝炎ペグインターフェロン治療)を目的として検査
腫瘍と思われる像(約3~4センチ)が発見され、血小板の減少のためラジオ波による処理が危険と判断され、生体肝移植を勧められ、検査をかねて血管造影と血管の塞栓術(動脈塞栓術=TAE)を行いました。
ドナー候補は医学的理由により私しかおらず、大学病院においてインフォームドコンセントをうけましたが、将来の不安のため提供にには至らずです。
TAE術から3ヶ月後、内視鏡手術により脾臓全摘出(成功)2か月で血小板の値が順調に回復し、肝臓の血管内に抗がん剤を注入する手技(TAI)をうけ、腫瘍が縮小したのを確認した後、ラジオ波によるショウヤクを行う。
現在は、通院によりペグインターフェロンの注射を受けています。

チャイルドのスコア、8~9 コントロール不能な腹水なし。脳症無し。
頑張れオヤジの肝臓!

TAEで植物人間ということは稀だと思います。対象となる血管から血流の供給を受けている組織への血液の供給が遮断されますから、癌細胞だけではなく肝臓の一部の組織が死にます。
ですから肝機能が、極端に低下している時にTAEを行えば、それが引き金になって肝不全から肝性脳症になり昏睡状態になる場合も考えられますが、十分な検査を行うはずですから、直近の心配は少ないものと思いますよ。

178 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/11(木) 18:14
45歳の主人です。昨夏から高熱を出すようになり近所の医院へ通っていまし
た。B型肝炎なので肝臓からの熱では?と何回も聞いたのですが、大丈夫だろ
うと*****病院の呼吸器科と腎臓の先生を紹介されたのですがどちらも異常
なし。でも熱は相変わらずでロキソニンを処方され頑張って仕事を続けていま
した。その間約2ヶ月もう一度その医院へ行ったらまた厚生年金へ行けと言わ
れそのまま入院。検査の結果肝臓に10センチの腫瘍がある事が判明しました
。文句を言ってやろう!と領収書が必要だったので行ったついでに「B肝の人
があれだけ体調不良を訴えていたら最悪の場合を考えませんか?」って聞いた
ら「まず考えない。統計的に少ないもん」だと。胃が痛かったのも内視鏡検査で潰瘍があったからと判明。これもあのロキソニンのせいらしい。幸い肝機能にも問題なかったので11月に手術を受けました。説明では4~5時間の予定だったのですが横隔膜への癒着がひどく結局14時間もかかってしまいました。とりあえず目に見える範囲は全て取ったので肝臓は元の4分の1になってしまったそうです。ただ先生が強調していたのが「残った肝臓もかなり肝硬変が進んでいるので再発は免れません」ということでした

179 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/05/11(木) 19:52
45歳の主人です。昨夏から高熱を出すようになり近所の医院へ通っていました。B型肝炎なので肝臓からの熱では?と何回も聞いたのですが、大丈夫だろ
うと****病院の呼吸器科と腎臓の先生を紹介されたのですがどちらも異常
なし。でも熱は相変わらずでロキソニンを処方され頑張って仕事を続けていま
した。その間約2ヶ月もう一度その医院へ行ったらまた厚生年金へ行けと言わ
れそのまま入院。検査の結果肝臓に10センチの腫瘍がある事が判明しました
。文句を言ってやろう!と領収書が必要だったので行ったついでに「B肝の人
があれだけ体調不良を訴えていたら最悪の場合を考えませんか?」って聞いた
ら「まず考えない。統計的に少ないもん」だと。胃が痛かったのも内視鏡検査で潰瘍があったからと判明。これもあのロキソニンのせいらしい。幸い肝機能にも問題なかったので11月に手術を受けました。説明では4~5時間の予定だったのですが横隔膜への癒着がひどく結局14時間もかかってしまいました。とりあえず目に見える範囲は全て取ったので肝臓は元の4分の1になってしまったそうです。ただ先生が強調していたのが「残った肝臓もかなり肝硬変が進んでいるので再発は免れません」ということでしたなし。でも熱は相変わらずでロキソニンを処方され頑張って仕事を続けていま
した。その間約2ヶ月もう一度その医院へ行ったらまた厚生年金へ行けと言わ
れそのまま入院。検査の結果肝臓に10センチの腫瘍がある事が判明しました
。文句を言ってやろう!と領収書が必要だったので行ったついでに「B肝の人
があれだけ体調不良を訴えていたら最悪の場合を考えませんか?」って聞いた
ら「まず考えない。統計的に少ないもん」だと。胃が痛かったのも内視鏡検査で潰瘍があったからと判明。これもあのロキソニンのせいらしい。幸い肝機能にも問題なかったので11月に手術を受けました。説明では4~5時間の予定だったのですが横隔膜への癒着がひどく結局14時間もかかってしまいました。とりあえず目に見える範囲は全て取ったので肝臓は元の4分の1になってしまったそうです。ただ先生が強調していたのが「残った肝臓もかなり肝硬変が進んでいるので再発は免れません」ということでした

180 名前: つんまま 投稿日:2006/05/14(日) 09:38
操作がよくわからなくて二回も書き込んでしまっていたようです。それも変な文章になってしまって・・・すみませんでした。とにかく最初にかかった医院の不手際さを強調したかったのです。こんな無知な医者を野放しにしておいていいのでしょうか?東京都*******の○*内科医院。私はこの医師を絶対に許すことができません。結局主人はこの4月に亡くなりました。私と残された子供たちの怒りをどこかにぶつけたくてこちらに書き込ませていただきました。

181 名前: りく 投稿日:2006/06/19(月) 18:01
はじめまして。父はC型肝炎からの肝臓がんで末期と診断されました。診断後、肝動脈塞栓術を2度受けましたが、3度目を前にして腹水が溜まり、肝動脈塞栓術を断念。シスプラチン肝動注化学療法を行いました。
最初は体重がかなり減り、体力を失いましたが、腹水はなくなり、少しずつ体調を戻し生活をしておりました。月に1度、シスプラチン肝動注化学療法を実施する予定であったため、2回目が行われた際、腹水がなくならず、腎臓の機能が悪くなってきました。
腎臓に負担のかかる治療法であることはうかがってりましたし、利尿剤も飲んでおりましたので少しは仕方がないのかな…とも考えていたのです。
ですが、倦怠感やだるさを感じ、腹水が少々あるので脚がむくんでおりますし、黄疸も少々あります。
父はこのまま同じ治療を続けていいものか?主治医の先生のお話では、1回目、2回目のシスプラチン肝動注化学療法の結果は横ばいとのことでした。
保険適用外のインターフェロンと5FUを組み合わせた治療も試したらどうなのだろう…など、色々考えております。
現在、父の食欲は八分目くらいまで戻り、車も運転し、散歩やお買い物にも行く、普通の生活に近い事をしております。ので、まだ体力のある今のうちに有効な治療を受けさせたいのです。
誰かお詳しい方、アドバイスくださいませ。宜しくお願い致します。

182 名前: 垂水通信 投稿日:2006/09/12(火) 00:23
自分自身なのですが、B型慢性肝炎状態からの原発性肝癌と診断されました。
因みにHBe抗体+/抗原-になってからの発癌で、HBs抗体は不変(抗体-/抗原+)
です。腫瘍の大きさは単独の1.6cm程度なのですが、AFP1800です。
また、肥満体の為か造影CTでは患部が描出されず、通常CTで楕円変形体に薄黒く
染まっている画像を見せて貰いました。ただ、ドクターは腫瘍の大きさ対比のAFP値
を気にしておられるようで、早急な治療を実施しようとの事、ラジオ波、手術、重粒子線
の選択肢を考えておられるようです。(ちなみに関西圏の大学病院です)エタノールや詰め物をする
のはこの段階での完治策でないと最初から除外されています。自分としては浸襲の少ない
重粒子線を希望していますが、治療法としてはどうなんでしょう??また、治療後のエンテカビル
とペグIFNで再発防止治療を実施している病院はあるのでしょうか??
それから、C型とB型それぞれの治療成績も分別して発表されておらず、
肝硬変を伴わないB型慢性肝炎からの発癌例の治療実績など参照できる資料をご存知の方
がいらっしゃいましたらご教授頂ければ幸いです。宜しくお願いいたします。


183 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/09(月) 18:16
肝機能障害を伴わない肝腫瘍が見つかったのですが、
悪性である場合はあるのでしょうか?
無知ですいません。
ご教授お願いします。

184 名前: an 投稿日:2006/10/11(水) 02:10
39歳主人が母子感染によるB型肝炎患者で、今年の8月8日に3センチの肝細胞がんがあるということで、肝機能もよいので切除手術をしました。
そのときの腫瘍マーカーが26000でした。9月11日に血液検査をしたところ、腫瘍マーカーが15180になっていました。
しかし次回のCTは10月4日で急がなくてよいということで次回診察はCT後の10月6日でした。そしてその時には肝臓内に無数のがんがあるということでした。
再発というよりはもともとあって見えなかったものが花を開いたのだろうといわれました。腫瘍マーカーは一桁ふえて110000でした。
そして今後の治療方法が決まっていないといわれ10月11・12で胸のレントゲン・骨シンチで肺・骨への転移を調べた上で決定するそうです。
肝動脈塞栓術は命を縮めるかもしれないといわれました。移植も視野に入れておいてくださいとも。
現在主人は右肩から右背中の痛みで一睡もできていません。痛み止めポルタレンもきかないようです。
2・3日前からお腹も張ってきて腹水が少したまってるようで食事もできません。診察をうけましたが、利尿剤を飲んで次回の診察を待つようにといわれました。
日に日に弱っていくようで、心配で心配で次回診察までこのままでいいのかと思い相談させていただきました。
最初の手術のタイミング・腫瘍マーカーの高さから一つだけではないということは予測できなかったのでしょうか?
切除後に抗がん剤をうつことはできなかったのか?など色々考えてしまいます。
セカンドオピニオンにいくべきでしょうか。そんな時間はないのでしょうか?
今年1月に子供が生まれ、大喜びで子供を可愛がっていた主人を思うとつらいです。
なんとか延命の方法はないでしょうか。住まいは京都です。


185 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2006/10/14(土) 01:34
↑3cm単独でトータルAFPが26000は考えられません。
その段階で多発だったのではないでしょうか、神戸大学・消化器外科
の具教授(インターネットで検索して見て下さい)にご相談されるのも
一手だと考えます。




186 名前: an 投稿日:2006/10/14(土) 23:52
神戸大学、早速調べました。本当にすこしでも望みがあることはしたいので月曜に早速相談してみたいと思います。
現在、主人は黄疸もでてきて、門脈腫瘍塞栓、頭の骨への転移を宣告され、民間療法を探すようにいわれました。
痛み止めの点滴と黄疸を治す点滴をしています。
日々、元気がなくなっていく姿を見ているのがつらく、必死で探しています。ただ先生はこのままだと1・2週間かもと・・・。
過去を振り返っても仕方ないのですが、もっとはじめに勉強してセカンドオピニオンをすればよかったという思いでいっぱいです。
9ヶ月の子供がせめてお父さんというまで・・・誕生日まで・・・と思ってしまいます。
このままいえに帰ってきてくれないのかと思うとつらいのですが、せめて痛みがとれているだけでもいいことなのでしょうか。

187 名前: 投稿日:2006/12/07(木) 14:15
64歳の母の事についてなのですが、よろしくお願い致します。
5年位前にC型肝炎と診断され定期的に受診しておりました。
1年前から腫瘍マーカーであるAFPが徐々に上昇してはじめました。
AFP=15→25→今月40でした。
今年に入り3ヶ月毎にCTやエコーの検査を行っていますが、
何か影はあるらしのですが、
癌とははっきり診断だきないとDrから説明を受けております。

慢性肝炎でもAFPが上昇することがあるとの事ですが、
そういう経験の方いらっしゃいますか?
私は癌ではないかと疑っているのですが、
もし本当に癌の場合はAFPはどの程度まで上昇するのでしょか?

どなたかご助言よろしくお願い致します。

188 名前: 558 投稿日:2006/12/16(土) 22:18
AFPは肝細胞癌が産生するため、肝細胞癌の腫瘍マーカーとされていますが、
実際には正常の肝細胞が再生するときにも若干作られますので、
炎症が存在する肝臓では幾分高めとなります。40前後のAFPはC型肝硬変単独でも
しばしば認められます。腹部エコーの上手な先生に定期的に観察してもらっているなら、
肝細胞癌は10mm以下の初期の状態で発見されますので、経皮的治療などで根治するわけですから
大丈夫です。


189 名前: 投稿日:2007/01/01(月) 23:04
>558さま

コメント頂いたままお礼が遅れまして大変申し訳ありません。
その後開業医→地元の癌センターへ紹介して頂き、再度CD・エコーを行いました。
今月4日に結果を聞きにいく予定になっております。
場合によっては肝生検をする事になるかもしれませんが、今は結果待ちの状態です。
何事もない事を願うばかりです。
558さんのコメントを読んで少し安心しました。
この度は貴重なご意見有難うございました。


190 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/31(水) 04:42
私の母(74歳 女)は、がんで’06’07とTAEで処置しました。
が、今月また新しく3cmのが見つかりました。
前の外来でガンが見つかっても肝機能値ガ悪いので処置は無理ですと言われていましたが、
主治医が高リスクだがTAEを試みようとのこと。
しかし母は非代償期の肝硬変でアンモニア値が高く、過去、軽い肝性脳症(ポルトラックと
アミノレバンで自宅で改善)が発症したこともあるので、万が一昏睡状態になるかもと
いわれて,どうすればよいか悩んでいます。どこにもどうやってかも手段がないのでどうかよろしくお願いします。

191 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/31(水) 04:51
母(74歳 女)の件で書き込んだものですが、母の肝臓疾患の原因は確定していません。

192 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/31(水) 11:18
>190;191
人間はいつかは死ぬものです。
ですから、結局は残りの時間をどれだけ保つか?
また、どのような時間をすごすか?
を考える必要があると思います。

現在の「ガン」が直接の原因となって寿命が尽きるのか?
それとも、肝不全によって寿命が決まるのか?
はたまた、別の要因が生じるのか?

ガンに対して、積極的な処置を行わない場合の予後予測と
積極的な治療を行った場合の予後について、お医者様と
よく相談されるしかないと思います。

現在の肝機能が、治療における制限要因だと思います。
3センチであれば「ラジオ波」も選択できるかもしれません。

術後直後の肝性脳症については、透析や血漿交換について
保険適応があるようですので(要確認)、設備の整った病院で
必要に応じて、透析など集中治療が可能であれば
術が直後の脳症に直結する可能性はそれほど大きくないと思います。

しかし、すでに、肝不全に近い状態であれば、TAEの有無に関わらず
、これからさまざまな合併症が生じる恐れがありますから予断は許しません。

ガンを積極的に治療するべきか、ガンと共存するべきなのか?
ご本人様の希望もきいてみてください。

193 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/01/31(水) 18:03
>192さん
丁寧なご返事ありがとうございます。
自覚症状が全くないので、母はまだまだ出来る限りのことをして
がんばってみたいといいます。母の肝臓はエコーでは、とらえづらいので
TAEしか選択肢がありません。主治医からは脳症の治療はアミノレバンの点滴だ
けだと云われたので、いくつかの治療法を示していただけて感謝しています。
長崎大学病院に一応今月には入院して、処置を行うことになると思います。
どうか無事に良い結果が出ますようにと祈るだけしか、出来ない自分が情けないです。
しかし母の意思に沿い、「まだまだ」あきらめずいろんな探し物をしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
で、、、、
ずうずうしいのですが、九州北部で漢方外来があれば教えてください。


194 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/01(木) 11:28
>193
継続して利用できるのはアミノレバンだけだと思います。

TAEによって一時的に肝機能が極度に悪化した場合に、
それを乗り越えれば、ある程度の回復が見込める・・・
つまりアミノレバン等で管理できる状態になる可能性が
ある場合には、透析や血漿交換が利用できる場合があります

保険適応の問題がありますし、高額な治療ですから
病院とよく相談して、「利用を強く希望するのかどうか」
あらかじめ話し合っておく必要があると思います。


195 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/01(木) 12:00
漢方・・・知りません。 
漢方を否定するわけではありませんが
脳症が出るような肝機能の状態ですと、
下手な漢方薬に手を出すと、肝臓に負担になる恐れがあります。

病院から紹介をうけて、食事療法について十分な
指導を受けることが大切だと思います。


196 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 05:09
>194.195さん
遅れましたが、前向きなご意見に感謝してます。
肝硬変でそれも非代償期だと何を見ても、どこを開こうが、
すべて「はい、それまで」。あきらめないといけないのでしょうか?
ごめんなさい。感情論になりそうなので、この辺で。
情報ありがとうございました。


197 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 10:44
はいそれまで・・・
 人間は不死身ではありません。

しかし、何もかもあきらめて死ぬのを待てという意味ではありません。
根本治癒が不可能な患者に対して「日本の医療制度は冷たい」と思います。
しかし、その中でも医療の手助けをうけながら時間を有意義に使う方法を
模索することは大切だと思います。

「あきらめる」とは、何をあきらめるか?によると思います。

食事療法ですが・・・
「専門医や管理栄養士の指導をきっちり守った食事療法」は
あきらめではありませんよ。高齢者で肝硬変を伴う肝ガンの患者は、
ガンが直接の原因で死にいたる前に
肝機能の悪化(肝不全やその合併用)で亡くなる人のほうが
多いのです。ですから、残った肝機能を維持するために
食事や水分の管理をどこまで正しく行えるかが大切です。

198 名前: 獅子 投稿日:2007/02/05(月) 11:16
みなさん、こんにちは。
以前、こちらで質問をさせて頂いた獅子と申します。
原発性肝臓がん患者(B型キャリアからの慢性肝炎)の父が2月に手術をすることが決定しました。
術後の再発防止のために可能な治療を率先しておこないと考えています。
非還式レチノイドや複合カロチンなどに着目したのですが、治験などの関係で情報を入手できず困っております。
どなたかお詳しい方いらっしゃいましたらどんな情報でも構いませんので教えてください。
よろしくお願いします。
また、術後のインターフェロンによる再発防止の治療はB型肝炎からの肝臓がん患者にも有効なのでしょうか?
よろしくお願いします。

199 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 11:19
横から失礼します。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/sa482301.htm

うちの父は、肝性脳症は軽かったからだと思いますが、この記事を
読んで、リーバクトの処方と亜鉛サプリ服用で、完治しました。
亜鉛の服用は血中アンモニア濃度をだいたい70%まで下げるそう
です。

病院での投与は無理ですがサプリで買っても1000円前後です。
胃薬のプロマックにも亜鉛は含まれています。

服用するかどうかや、量については、医師に相談し、血液検査で
亜鉛含有量を調べてもらった上でお決めください。

肝硬変やガンの場合、亜鉛濃度は低いことが多いですが、低くない
こともありますので、調べずに量をすごすと亜鉛中毒の危険が
あります。

アミノレバンには確か亜鉛が含まれていると思うので、総量に
注意が必要です。

もし、サプリで服用する場合注意すべきなのは、他の成分です。
鉄・銅は、忌避すべきだと思います。
他は不明ですが、亜鉛のみのものが無難です。

「亜鉛 肝臓」で検索すれば、いろいろと記事は出てきますので
お調べのうえ、自己責任でお願いします。

200 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 11:41
>>198
非環式レチノイドは調べた限りでは今無理です。
複合カロチンは、今までC型での試験が多かったため、B型に
きくかどうかは、議論があるようです
http://blog.goo.ne.jp/flse/e/0d6035979b85d550e3a89320fdbf6f96
西野教授にメールを送ると、購入先を紹介してもらえます。
hnishino@koto.kpu-m.ac.jp
(ガンサポート掲示板に西野教授がご自身で記入なさったアドレスです)

レチノイドや、複合カロチンをご存知なら、グラケーはすでに
服用されているかもしれませんが、これは容易に処方してもらえます。

インターフェロンについては分かりません

201 名前: 獅子 投稿日:2007/02/05(月) 11:49
200様
迅速かつ詳細な回答ありがとうございます。
心から感謝いたします。
やはり、レチノイドは無理ですか…。
複合カロチンは疑義があるのですね…。
西野様には一昨日メールをさせていただきましたが今のところ返信はないようです。

すみません、勉強不足で…グラケーとはなんでしょうか?


202 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 11:51
>>196
漢方薬は、病院で保険適用で処方してもらえます。
保険適用のものは、効果も副作用も明確ですし、他の
医薬品との相互作用を考える上でも、かかりつけの病院で
処方してもらうのが安全だと思います。
医師が、漢方薬に詳しくない場合、頼まないと処方してもらえ
ませんし、甘草などの成分がかぶるおそれもありますので
自分で頼む場合にはご注意ください。

ショウサイコトウなどが、有名ですが、肝硬変の場合、致命的な
副作用が出やすく、禁忌とされました。


203 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 11:55
>>201
骨粗しょう症の薬で、成分はビタミンKです。
検索すればたくさん出ますが、肝ガン発症リスクを3分の1程度に
おさえるそうです。
もともとが高齢者に処方されてきた薬で安全ですし、病院で
結構簡単に処方してもらえます。
西野教授は、週末だったからかもしれません。

204 名前: 獅子 投稿日:2007/02/05(月) 12:01
ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

自分から服用を願わないと医師から服用させるようなことは、やはりないですよね。
こちらの掲示板でいかに知識をつけた上で積極的に病と闘うことの重要さを思い知りました。
ありがとうございました。

205 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 12:15
治験中の薬なので、頼む前に処方してくれる、とかえって問題かもです。
ただ、すでに長年高齢者メインで使われている薬なので、承認前でも、
安全性はかなり高いです。
なお、適応外なので処方を断られることもありますが、その場合、
整形外科などへ行くと大丈夫だそうです。

206 名前: 獅子 投稿日:2007/02/05(月) 12:35
本当にありがとうございます。
わかりました。
さっそく医師に相談してみます。
ありがとうございました!

207 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 19:15
肝機能が低下するといろいろ厄介なことが出てきます。
たとえばビタミンKにしても血栓を誘発する危険因子になることがあります。

たとえばワルファリンの投薬をうけているとビタミンKとは真っ向対立します。

血液の凝固がうまくいかなかったり・・・逆に血栓ができやすくなったり・・・
高血糖になったり低血糖になったり・・・・

肝不全に近い状態になると、本来は、肝臓でリアルタイムで調節している
機構を、外部から補ってスポット・スポットの調節で安定させようとしている
わけですから、専門医の指導なりにサプリをとることも危険なのです。

私は医者ではありませんが、
C型肝硬変+肝がんの家族が、バランスのよい食事をと・・
納豆(一日小さなカップ一つ)と葉物野菜(ほうれん草や小松菜のおひたしなど)
健常者であればまず常識の範囲内の食事で
ワルファリンが効かなくなって入院した経緯があります。

サプリメントを含めて専門家のアドバイスをうけることは大切だと思います。


208 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/05(月) 21:11
>>207
グラケーの個別包装には、ワルファリンとの相互作用が書かれて
おり、処方の際に必ず、ワルファリン等を服用していないかきか
れますので、書きませんでした。筆が足らず申し訳ありませんで
した。

ただ、肝硬変状態になると、ビタミンA、E,Kなどの脂溶性ビタミン
は不足しがちになりますので、人工的に補給するとよい場合が多い
です。

また血小板減少が肝硬変にはつきものですので、ワルファリンを
処方される場合は少なかろうと思ったのですが、ご家族が肝硬変状態で
ワルファリンを処方されていたとうかがい、配慮が足りなかったこ
とをお詫びします。

209 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/06(火) 10:42
>>208
失礼しました。批判しているわけではありません。
所詮はネット上の匿名掲示板での話です。

ですが、患者家族にとっては藁おもすがる思いでいますから
断片的な情報・・・特に実行が容易なもの・・・については
それなりの対立意見の提示は必須だと思い、余計なおせっかいをしました。
「あるある」で市場から納豆が消える「この国」です。

医師の管理下の元であれば問題ないと思います。

210 名前: 獅子 投稿日:2007/02/18(日) 11:25
こちらで父の肝臓がんについて相談させていただいた獅子と申します。
先週、父が肝臓がんの手術を目前に控え、まったく関係のない心臓の不整脈にて逝きました。

苦しみもなく安らかな顔で逝きました。

皆様には大変お世話になりました。
がんばってください。
父の分までガンと戦ってください。

皆様の大勝利を祈っています。

211 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2007/02/18(日) 17:36
>>210 獅子様
突然のことで、残されたご家族もさぞお悲しみのことと思います。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
何と言ってよいか分からないのですが、獅子様もお疲れ様でした。
温かいご家族に支えられてお父様はお幸せだったと思います。
お体を大切になさってください。


212 名前: 投稿日:2007/09/08(土) 21:42
今年の冬に質問させて頂いた者です。
65歳の母、c型肝炎と診断されて10年以上前から定期的に、
腫瘍マーカー、CT、MRI検査を行っていまいした。
昨年の冬から低値ではありますが、徐々にAFPが上昇しはじめ、
と、同時にCTに何か影が映っているとの事でした。

AFPは昨年の冬が40で今年の8月には90でした。
GOT/GPTはどちらとも平均30~40です。
CTに写っている影は相変わらずなのですが、紹介により複数のDrに診て頂いた所、
「何かあるのは確かだが、普通造影CTでは癌の場合は白く写るけど、あなたの場合は白く写ってないので、
癌かどうかはっきり分からない。けど・・・癌に近い状態」
との返答でした。
という事で、治療方針がはっきりしていない状態です。

癌でない事を祈るばかりですが、AFPが異常値であるには間違いないので、
覚悟はしているのですが・・・母の今の状態は一体何なのでしょうか?
癌の初期状態でいえるのでしょうか?

すみません、お詳しい方ご助言お願い致します。

仮に母が癌であった場合、この様な状態での予後はどうなのでしょうか?



213 名前: 投稿日:2007/09/09(日) 00:18
追記。
上の者です。現在の血小板は8万です。
数字的には癌の可能性大ですよね。。


214 名前: <削除> 投稿日:2007/12/10(月) 18:42
<削除>

215 名前: ホッシュジエンの国内ニュース解説 投稿日:2008/03/31(月) 09:52
福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」をめぐって、日本原子力
研究開発機構は、確定した裁判などで大きな揺れを起こす活断
層ではないと主張した地形を、活断層と認めることになりました。
原子力機構は、もんじゅの耐震性に影響は与えないとしています
が、過去の活断層評価の妥当性があらためて問われています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    どの原発にも活断層がある。分からなかった
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    のであれば原発責任者としての資格はない。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 知ってて建設してるのであれば
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l   言語道断。悪ふざけですか。(・A・#)

08.3.31 NHK「もんじゅ近くに活断層 認定へ」
http://www.nhk.or.jp/news/2008/03/31/k20080331000028.html

216 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/03/31(月) 22:20
>215
うざい。

217 名前: 大阪科学技術センター 投稿日:2009/09/20(日) 17:45

OSTEC 大阪科学技術センター
http://blog.goo.ne.jp/ostek_daisuki/e/350628ee303c71de9ce2de9785c25d3e


大広
http://blog.goo.ne.jp/dwcla_001/e/df2e8fbd02540b685b11e56e37cf857e


おいしさの追求 ニコニコのり
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/niconiconori
笑顔の食卓文化 ニコニコのり


関西の広告業界
http://blog.goo.ne.jp/kansaiad/e/3763810a0503ccbbac1ea11b6b67a0b2




218 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2009/09/20(日) 19:08
落書きはやめてください。