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癌掲示板..>クルケンベルグ腫瘍について

1 名前: とし 投稿日:2001/12/11(火) 00:09
私の妻は、先月、妊娠36週で卵巣に巨大な腫瘍が見つかりました。(右が3000グラム、左がその3分の2ぐらい)
その後、37週で自然分娩。腫瘍切除前に「念のため」ということで、胃カメラの検査をすると、胃に約3センチのガンがみつかりました。
病理検査の結果、胃と卵巣の腫瘍が同じ印環細胞で一致し、クルケンベルグ腫瘍だと言われました。
婦人科の主治医は、当初、腹膜転移を疑い、「もう末期だから手術できない」と言いました。
しかし、その後、卵巣の腫瘍が内部で出血を始め、「このままでは生命が危険」ということで、卵巣の腫瘍を切除する緊急手術を行いました。
手術で腫瘍は切除でき、執刀した外科医によると、「腹膜に転移はなく、腹水にもガン細胞はなかった。血行性の転移とみられる」とのことでした。
その後、別の病院に転院し、胃の原発巣の切除手術を受けました。手術をした医師は「どうしてこんなにちいさなものが、卵巣まで転移したのか」と首を傾げていました。
セカンドオピニオンを聞いた、新免疫療法で有名な病院では、「妊娠期は、体の免疫が急激に低下するため、ガンが急に進んだのだろう。今はもう出産が終わったから、免疫も上昇し、それだけでもかなりよくなるはず」とのことでした。
一応、確認できた腫瘍はすべて切除したため、近く退院し、その後はTS-1による補助化学療法を受ける予定です。
新免疫療法による、クレスチン(これを処方した病院では、かわらたけの菌糸からつくった薬というだけで、抗がん剤だとは教えてくれませんでした。TS-1と勝手に併用してもいいのでしょうか?)、ILY、ILX、さめ軟骨なども併用するつもりです。
さらに、漢方液の天仙液も試してみたいと思います。
書籍やインターネットでいろいろ調べてみたのですが、クルケンベルグ腫瘍の術後の状態についての情報があまりみつかりません。
今後、どういうことに気をつけて、闘病の方針を決めていったらいいのでしょうか。アドバイスをいただけないしょうか。どうかよろしくお願い致します。

2 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/13(木) 00:18
 癌が卵巣へ転移sじた場合「クルケンベルグ腫瘍」と言うようです。
 多くの場合、胃癌の播種性卵巣転移となるようです。。

[転移性卵巣癌(クルケンベルグ腫瘍)で発見された胃癌]
 http://www.mars.dti.ne.jp/~kyr00055/gastric-ca-2.html#anchor166638

 胃癌~転移にお詳しい方。
 また参考となるHPはないでしょうか?

胃癌の転移ならば、TS-1との相性ということでしょうか。

3 名前: 名無しさん 投稿日:2001/12/20(木) 00:09
転移性卵巣ガンのことですよね。
どなたか詳しい方はいらっしゃいませんか?

4 名前: 投稿日:2005/08/26(金) 18:42
腹膜癌のところに、ほんの少しだけ書き込みをさせていただきました。

5 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 16:33
クルッケンベルグで乳がんもしくは胃がんからの転移性癌の場合にはTJ療法が奏功することがある。
なぜなら、タキサン系抗がん剤は、胃がんにも、乳がんにも奏功する抗がん剤だからである。
ただし、アメリカ婦人科学会におけるランダム治験おいては、
TP療法よりもTJ療法のほうが予後がよいこと、
カルボプラチン75mgと100mgでは効果にさほど差がないことから、75mgを標準とするとされている。
PDQ日本語版(臨床に基づくデータを参照されたい)
なお、無効性をしめすプラチナ系抗がん剤には大豆成分であるゲスチニンが有効性を高めることがアメリカの医学誌で紹介されている。
またΒーグルカンの主成分であるレンチナンが拡張性心筋障害をおこすことがあると、最近のがん治療学会で報告された。

6 名前: あき 投稿日:2006/02/28(火) 12:15
昨年6月に胃癌の手術をし今月卵巣への転移がみつかり子宮と卵巣の全摘をしました。クルーケンベルク腫瘍だそうです。今後の治療方法などの情報をお知りの方がいらっしゃればお聞かせ頂けないでしょうか?

7 名前: 投稿日:2006/03/04(土) 18:37
クルーケンベルグの場合、原発巣と組織型が似ているという性質があり、原発がん、卵巣がんの双方に奏功性がある補助化学療法が優先されることになるかもしれません。
内科と産婦人科のチーム医療がきちんとできている病院がのぞましいかもしれません。
症例豊富な病院でのセカンドオピニオンとPDQ日本語版の胃がん、卵巣がんの双方を参照されることをお勧めします。

8 名前: あき 投稿日:2006/03/04(土) 19:27
ご意見ありがとうございます。現在私がかかっている大学病院では婦人科では卵巣子宮の摘出のみ、化学療法など後の事は消化器外科で。。。と別々の事の様に治療(話)が進んでおります。8日にハッキリとした今後の化学療法について外科の主治医からお話があるようなのですが、TS-1と週に1度通院で点滴の抗癌剤を…という形のようです。やはり症例豊富な病院でお話を聞いて納得のいく治療を、とは思うのですがクルーケンベルグについての治療実績等のある病院を捜し出せずにいる次第です。何か情報をお持ちではないでしょうか?

9 名前: K 投稿日:2006/03/27(月) 15:29
クルーケンベルグは消化器、まれに乳がんからの転移性卵巣癌ですから、消化器外科というのは不自然な話ではないと思います。
TS-1ということなら胃がんからの転移性卵巣癌かもしれませんが、医師ではないのではっきりしたことはいえません。
消化器系の癌なら京都大学医学部附属病院が症例豊富でNETでもセカンドオピニオンの申し込み受付を福島先生の外来化学療法部が行っていたように思います。


10 名前: あき 投稿日:2006/03/27(月) 23:04
ご意見、有難うございます。ただ今、取り敢えず通院にてタキソールの点滴治療を開始しています。2クール(3週点滴、一週休みが1クール)を予定していますが、京都大学医学部付属病院についてネットで調べてみたいと思います。情報を有難うございました。

11 名前: K 投稿日:2006/03/29(水) 13:42
京都大学医学部附属病院へのアクセスは京都大学のホームページの日本語トップからが
もっともアクセスしやすいです。
外来化学療法部から福島先生のがん情報サイトへもアクセスできたと思います。

12 名前: ST 投稿日:2007/01/27(土) 13:13
突然ですが、どなたか教えて下さい。私の家内(74才)の卵巣癌についてです。
2)名無しさんの発言では、クルツケンベルグ腫瘍は、胃癌の播種性卵巣転移
となるようですと書かれていますが、家内は3年前胃の全摘手術を受け、
その際、PCR法と言って愛知県がんセンターのみで行っているという、腹腔内
の洗浄水を遺伝子レベルで検査しましたが陰性でしたし、癌の進達度も粘膜下層
止まりでした。
いずれにしましても、この場合の卵巣癌は、胃ガンサイドからすればステージはⅣ
となってしまい、絶望的です。
未だ決定的ではありませんが、卵巣癌そのものは今のところ、比較的初期のようです。MRIやCA125などのの結果は一週間先です。
どのように考えたらいいのでしょうか。