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癌掲示板..>母が卵巣癌ステージ4です

1 名前: メイ 投稿日:2005/10/29(土) 14:05
腹痛が続くので病院に行ったところ即入院。
検査手術の結果は、明細胞ガンで腹水・胸水の中ともにガン細胞が見つかりました。
TJ法を開始直後、急激なショック症状が出て、すぐ中止。タキソールへのアレルギー反応だと言われました。
アレルギーとなると、似た系統の薬は一切使えないということです。抗がん剤が効くか効かないかの前に、投薬さえ出来なかった状態に家族もショックを受けています。
現在、主治医は、カンプトとタキソテールとのどちらかを考慮しているそうです。

・アレルギー症状は、よくあることなのでしょうか?
・カンプトとタキソテールの効用、あるいは副作用の差はどの程度あるのでしょうか?
 主治医は、タキソテールは溶剤が違うのでタキソールのときのようなアレルギー反応はまず出ないだろうということですが、母はあのショック症状がよほど怖かったらしく、アレルギー反応が出ないからというだけでカンプトがいいと言っています。
 ですが、私としては、効用や副作用の強さも心配です。カンプトより効用が期待できるならば、あるいは副作用が弱いならば、タキソテールを試してみてもよいのではなどと素人考えで思っていますが、ご意見をお聞かせ願えたら嬉しいです。

母も体力的にかなり弱っており、副作用のきついものでさらに弱らせてしまうことになると本人も辛いだろうと思い、他にいい方法はないものかと途方にくれております。
昨日は主治医に「治療をしないという選択肢もあります」などと言い出されて、治ると思っていないのかと絶望感がこみ上げました。医者があきらめているなら、そんな気持ちはすぐ母に伝わってしまうと思います。

2 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/29(土) 20:06
大量の腹水だったのでしょうか?
明細胞はカンプトがベストだと思います。
カンプトは下痢、吐き気でしょう
タキサンは脱毛、倦怠感でしょう

3 名前: メイ 投稿日:2005/10/30(日) 02:29
ありがとうございます。
アレルギー反応は、そんなに珍しいことではないのでしょうか?
腹水については、今お腹はたまった腹水でパンパンな状態です。
圧迫されるせいか、呼吸まで苦しそうで、こちらも辛いです。
なんと言っても一番つらくて大変なのは母 本人なので、家族としては、治療が効いてくれることを信じて、頑張るしかないです。

そうですか、カンプトの方が効用があるのでしょうか。
吐き気がひどいと、それだけで消耗するので、辛いところです。
また、副作用の強弱が、効用の目安にはならないそうですしね…。

4 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/10/30(日) 14:31
アレルギー反応は結構起こります
手術の内容はどういったものだったのでしょうか?


5 名前: メイ 投稿日:2005/11/04(金) 10:07
どうもありがとうございます。
状況が二転三転してしばらく書き込めませんでした。

手術は、MRI画像で癌が広がっているのが分かったため、細胞と腹水の一部をサンプルとして採ってくるにとどまりました。

実はセカンド・オピニオンを聞きに行った病院で「アレルギーテストを事前にしなかったのか、投与開始時に麻酔医が立ち会っていなかったのか」と聞かれて、家族は衝撃を受けました。そんなことはしてもらえなかったからです。

6 名前: メイ 投稿日:2005/11/04(金) 10:10
済みません、追加で質問です。
カンプトを投与された方またはご存知の方で、副作用について、少しお聞かせ願えませんでしょうか。

7 名前: 投稿日:2005/11/04(金) 16:06
母がカンプトを投与しました。
母の場合は足のしびれ・味覚の変化・倦怠感が主でした。
人により副作用は違うと実感させられます。

8 名前: メイ 投稿日:2005/11/05(土) 14:39
どうもありがとうございます。
華さんのお母様は、吐き気や脱毛などはあまりなかったのでしょうか。
お医者さんも「あまりきつい副作用ではない」とはおっしゃっていましたが、やはり個人差はあるものでしょうね。


9 名前: メイ 投稿日:2005/11/08(火) 01:41
母の場合、もう、カンプトとMMCの組合せの療法もあまり期待できないようです。
他に方法はないものでしょうか…

10 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/08(火) 21:21
トポテカンはどうでしょうか

11 名前: メイ 投稿日:2005/11/09(水) 03:31
ありがとうございます。
全身状態が大変悪く、治療に耐えられるか疑問、効果のない治療を続けても、身体に負担になるだけだと言うのが、医師の意見です。
トポテカンは、副作用はどんなものが挙げられるのでしょうか。

12 名前: メイ 投稿日:2005/11/16(水) 14:06
どなたか、アラビノキシランという免疫療法を試された方、いらっしゃいますか?

13 名前: M 投稿日:2005/11/17(木) 11:20
はじめて書き込みします。
私の母も卵巣ガン(子宮内膜症由来の明細胞線ガン)のステージⅣと診断されました。
卵巣がメロン大に肥大し、それが破裂した際に肝臓に転移してしまったようです。リンパ・胃腸への転移はありません。
現在はシスプラチン・イリノテカンでの抗がん剤治療を受けており、3クールが終了したところです。

私は西洋医学は数ある治療法のひとつと考え、東洋医学から民間療法まで、悪徳業者等に騙されない範囲で良いと言われるものは何でも実践しようと考えています。
現在入院している病院では6クール終了後、再発・転移防止のために3ヶ月に一度の維持療法の抗がん剤点滴をするという方針です。
しかし、セカンドピニオン的にかかっている代替療法の医師(主にAHCCやビタミンなどのサプリを採り、血液検査をしながら効果を確認していくという方針)には、「6クール終了したら、もう抗がん剤の点滴は受けないで下さい」と言われています。理由としては、やはり正常細胞まで殺してしまうので、自然治癒力が低くなってしまうというものでした。

どちらの医師の言い分も理にかなっていると思います。どのような選択をしたら良いでしょうか。どなたかアドバイスをいただけないでしょか。お願いします。


14 名前: 投稿日:2005/11/17(木) 12:03
PDQ日本語版に書かれている治療法がもっとも国際的、標準的な治療であると医師の間ではいわれています。
PDQ日本語版を参考にされてはいかがでしょうか? 

15 名前: M 投稿日:2005/11/18(金) 10:44
Kさん

レスありがとうございます。
やはり一般的には西洋医学の3大療法(手術・抗がん剤・放射線)のようですね・・・。
明細胞線ガンは、卵巣ガンの中でも最も予後が悪いとされていますので、より抗がん剤治療を続けることを悩んでしまいます。

サプリや代替療法のおかげか、3クール目を終了しましたが食欲旺盛で体力もありピンピンしています。
(食欲などは私よりもあるくらいです)
なので代替療法もばかにできないな・・・と思っています。

Kさんは様々なアドバイスをされていますが、医療機関に携わっている方でいらっしゃいますか。
差し支えがなければ教えていただきたいのですが、私の母は卵巣ガンのステージⅣと診断されました。
卵巣がメロン大に腫れ、肝臓に触れるほど大きくなって破れてしまい、肝転移したと見られます。 
腹水はなく、リンパや胃腸にも転移や癒着は見られませんでした。(医師にはかなり幸運だと言われました)
上に書いた条件だけ考えると、ステージⅣではありますが比較的軽症のように思えてしまうのですが、それは関係ないのでしょうか。



16 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/18(金) 14:44
Kさんより、主治医に相談するべきでは?

17 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/18(金) 14:48
癌研のセカンドオピニオンをとられてはいかがですか?


18 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2005/11/18(金) 15:00
>15
大網組織について記述がないのが、不自然です。
セカンド・オピニオンをとったほうがいい。
食欲旺盛で、体力もあり、ぴんぴんしているのに、
抗がん剤治療に不安を持つ必要がないと思うのだが・・・。
医師が適格な支持療法をおこなっているからかもしれない。
文面からすると、代替療法のおかげか、医師のおかげかははんだんできません。
上手に使えば、抗がん剤はくるしくないんですね。
私も、代替療法より、抗がん剤治療を考えようと思います。


19 名前: M 投稿日:2005/11/18(金) 16:56
みなさんレスありがとうございます。

>16さん
現在2箇所の病院で治療・診察をしていますが、第3者の意見が聞きたくて13のような書き込みをしたところ、癌について詳しそうなKさんがレスを下さった為もうひとつ気になっていたことを相談させて頂いた次第です、
仰る通り、疑問があれば主治医に聞くことが一番だと思います。
ただ、病院に行けばいつでも主治医がいるわけでもなく、母の診察の際に自分が付き添っているわけでもないので、なかなか話をする機会がないのです。

>17さん
現在セカンドピニオンのようなかたちで代替医療の医師にもかかっています。やはり西洋医学のセカンドピニオンも考えたほうが良いのですね。

>18さん
記述があやふやですみません。
卵巣の他、子宮と大綱も切除しました。そこにもやはり転移がありました。ただし、胃腸とリンパは無事だった・・・という説明を医師から受けました。
手術の際には腫瘍の9割方は取れたと説明を受けました。その残りと肝転移を抗がん剤で治療中です。

>食欲旺盛で、体力もあり、ぴんぴんしているのに、
>抗がん剤治療に不安を持つ必要がないと思うのだが・・・。

上記については最もですが、食欲・体力があることと、抗がん剤が有効であることは比例しないので不安を覚えています。
抗がん剤が「二次癌」を起こす原因という情報もあり、心配しています。 
代替療法が効いているのでは・・・と思う根拠は、同室の患者さん(同様の抗がん剤を点滴中)と比較して副作用が格段に軽いからです。

やはりみなさんの仰る通り、セカンドピニオンを検討すべきですね。まずは、現在受けている抗がん剤が母にとってどの程度有効かがはっきりしたら、真剣にセカンドピニオンを探してみます。
母が癌になるまで、癌については本当に無知でしたので、現在は必死で調べています。(現在も無知ですが)


20 名前: ぁゃ 投稿日:2005/11/24(木) 21:26
はじめまして。2ヵ月程前にぅちの母が出血が止まらず産婦人科へ行った所、癌らしき影が..と言われ、大学病院を紹介され、検査入院をして、子宮癌であると言われました。癌の大きさは開いてみなぃとゎからなぃとのコト。そして今日子宮、卵巣を摘出。癌は先生の思ってた以上に大きく、拳くらぃにまで広がってぃました。筋肉にも入り込んでいたり、リンパにまで転移していました。その時先生に進行?度?でぃぇば4ぐらいですね!と言われました。4というのはどのくらぃなのでしょぅ?私はまだ17才で何もわかりません。これからこれをキッカケに勉強して行きたいと思います。本当に初歩的な質問かもしれませんがわかる人教えてください。

21 名前: とおりがかりのある患者◆PKCMob6A 投稿日:2005/11/25(金) 10:29
あや さん

とりあえず、国立がんセンターHPのガンの解説をお読みになってはどうでしょうか。
子宮頸ガンの解説
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010210.html
子宮体部ガンの解説
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010209.html

22 名前: ぁゃ 投稿日:2005/11/25(金) 13:23
患者さんぁりがとぅござぃます!さっそく調べてみます!

23 名前: メイ 投稿日:2005/12/07(水) 13:48
Mさん、お母様も卵巣癌とのこと、心中お察しします。
私の母は、検査手術をしただけで、癌の切除自体は出来ませんでした。Mさんのお母様は、悪いところはなるべく切ることが出来たのですよね、良かったですね。
母は現在、カンプト+MMCの2回目の投与が終わり、副作用と戦っている最中です。
腹囲は変わらず、流動食にしていますが、吐き気止めを点滴してもらい、全身の倦怠感で臥せっている時間は圧倒的に多いですが、トイレに行くときなど起きた時には少しでも室内を歩くように、心掛けてくれています。
Mさんのお母様と違い、体力のないのがネックなので、副作用で苦しいだろうに、そんな母の姿にはこちらが勇気付けられます。今後の治療を続けていける体力を保るといいなと思っています。明細胞癌は抗癌剤が効きにくいと聞いていますが、何とか効き目があってくれることを祈っています。
お互いに大事な人を支えていけるように、頑張りましょう。

24 名前: M 投稿日:2005/12/08(木) 10:55
メイさんレスありがとうございます。

メイさんのお母様は、抗がん剤の効きはいかがですか? 副作用で辛そうなのは、見ている側も辛いですよね。
私の母はシスプラチン・イリノテカンの組み合わせで治療中、現在4クール終了しました。その時点でCT・マーカー検査をしたところ、CTでも影は見当たらず、マーカーの数値も下がりました。
メイさんのお母様は上記抗がん剤の組み合わせは試されましたか? 以前、カンプト・MMCの組み合わせが期待できない・・・と書いていらしたので、素人の意見ではありますが私の母が受けている治療も試す価値もあるのではないかと思いました。
あと、明細胞は抗がん剤が効きにくいと聞いた時点で「西洋医学だけが全てではない」と考え、代替療法の病院にも自ら足を運びました。現在はAHCC(一日10錠)、十全大補湯の漢方をとっています。十全大補湯は体力増進になるそうです。確かに、点滴後の体力が回復しやすくなりました。
代替療法を指示すると業者関係ではないかと疑われそうで気が引けたのですが、何でもやってみる価値はあると思うのです。それがいまひとつであれば止めれば良い・・・、というのが私の考えです。
私の母にもメイさんのお母様にも合う治療法が必ずあると信じています。

お互い、大事な母親のためにがんばりましょうね!


25 名前: メイ 投稿日:2005/12/11(日) 07:52
Mさん、レスどうもありがとうございます。
母の容態は割と落ち着いています。ウィークデイは仕事があって病院に行けない弟が、週末に行ってくれていて、部屋の外を一緒に歩いています。やはり男、ふらついた時に支えてもらえる安心感があるのでしょうね。

母は、最初のTJ法開始直後にショック症状が出て即中止。
その後、セカンドオピニオンを聞きに行った病院でカンプト+MMCの治療をはじめました。セカンドオピニオンを伺った時に、「シスプラチンは、他の癌には効くが、明細胞癌には効かないので使わない」と言われましたが、Mさんのお母様には効果があったのですね!良かったですよね。
私も、悪い方へはなるべく考えないようにして、希望を持ち続けていようと思っています。

母の場合は、とにかく体力がないのがネックらしく、やはりそういう状態だと、効くものも効かない、ということがあるようです。なので、体力増進を助ける方法があったら...と探しています。
私も、なんでもやってみる価値はあると思っていますよ。Mさんが書いて下さった『十全...』ではないのですが、母も伯母の勧めた漢方薬を飲んでいます。そのおかげか、はたまた気休めかもしれませんが、便も出ているし、それだけでも気が楽なようです。ただ、それが最後の砦のように『すがる』気持ちを誘ってしまわないように、気を付けなければとも思っています。

これからどんどん寒くなるし、Mさんもご家族の皆さまもお母様も、体調を崩さないようにご自愛くださいね。また、お話できたら嬉しいです。ありがとう。

26 名前: M 投稿日:2005/12/14(水) 11:55
こんにちは。
レスありがとうございます。
同じような境遇の方とお話しできると励みになります。メイさんのお母様も安定していらっしゃるとのことでほっとしました。

医師に、「明細胞がんにはシスプラチンは効かない」と告げられたというのは驚きました。
私の母の場合、明細胞とわかった時点で「明細胞には、タキソールよりシスプラチン+イリノテカンの組み合わせが奏効率が高い」と言われたからです。幸い、母には効いているので良かったですが・・・。

体力の問題は一番大きいですよね。
私の母は吐き気の副作用がひどいので点滴後は一気に体重が落ちます。母の場合、1クールを終えるのに3週間かかるためなかなか体力が戻りません。
家族も、風邪など引いてうつさないように気をつけています。

私も、悪いことは考えないようにしています。必ずよくなって長生きしてくれると信じています。がん治療をはじめ、医学は日進月歩しています。うまく共存していれば、もっと良い治療方も次々と出てくると思うのです。
また、メイさんのお母様がよくなられるよう心から願っております。
今年ももう少しで終わりですね。お互い、来年は良い年になるといいです。 
是非、またお話ししてくださいね。


27 名前: メイ 投稿日:2005/12/16(金) 20:40
Mさん、こんにちは。
レスをどうもありがとうございます。
患者本人に一番合った方法を選ぶには、確かに個人差があるとは思いますが、同じ癌に対して、ある薬が効く、という意見と、効かない、という意見と、医師によっても見解が違うというのはどういうことなんでしょうね。
私の母の場合は、最初のお医者さんも、TJ法→タキソテールかカンプト、セカンドオピニオンを伺ったお医者さんも、TJ法→カンプト、タキソールでショックが出たなら、タキサン系は使わない方がいい、という見解でしたから、てっきり医学界では、手段としてはそういう方向で統一がとれているのだと思っていました。
Mさんのレスを読んで、今回もしカンプトが効かなくても、それだけで、他にもう打つ手がない、という判断をすることは、もしかしたら早急なことなのかもしれない、と感じました。
しかしながら、副作用や患者本人の体力、癌の進行具合などを考慮しながら、抗癌剤を選ぶ、というのは難しい作業ですね。
専門家ではない私たちは、専門家の言うことをそうですかと信じるしかなく、また副作用を考えると、何でもかんでも次々に試して欲しいと頼むのもはばかられますよね。

また、投与する時間も随分違うものですね。これはお薬が違うからなのでしょうが、Mさんのお母様の場合は、3週間かかる1クールを4クール終えられたということは、3ヶ月弱の投与期間があったということですよね。
私の母の場合は、2週間おきの投与が2回で、その後マーカーを見るということです。1ヶ月です...。

吐き気は本人にとってもつらいですね。それを見ているしか出来ないのもつらいですね。吐き気止めの点滴などは、していただいていますか?私の母は、早めに吐き気止めをしてもらうと、やはり効き目が違うと言います。吐き気止めは我慢しないで、どんどん頼んだ方がいいようですよ。
母は最近、流動食から5分粥に戻してもらいました。おかずは普通食と変わらないので、揚げ物など食べられないものも出されます。伯母が作ってきてくれたおかずの方が食べやすいようです。

Mさん、こちらこそ励みになっています、ありがとうございます。
「どうしてうちの母親なんだ」とメソメソするときも多いのですが、そうですよね、「合う治療法が見つかるまで、うまく共存していけばいいのか」と少し気持ちを切り替えられそうです。
Mさんのお母様も1日も早く良くなられ、笑顔の日々になりますように、心からお祈りいたします。
またお話しましょうね。


28 名前: M 投稿日:2005/12/20(火) 00:26
早速のレスをありがとうございます。

私もメイさんと同じことを考えていました。
医師によって治療法が異なるというのはどういうことなんでしょうか。。
母の主治医は「卵巣癌ガイドライン」だかという本を持っているのを見ました。
卵巣癌に対して治療法が統一されている・・・というようなことを言っていた気もします。
しかし、それはその病院内での話かもしれませんね。
主治医のことは信頼していますが、やはりそれ以外にも情報収集しておく必要がありそうですね。。

病院には母と同様、明細胞がんの患者さんがいますが、明細胞とわかった時点でシスプラチン+イリノテカンの治療を受けているようです。
その経過を見て、シスプラチン+タキソール等、組み合わせを変えているように見えます。
そういえば主治医は、シスプラチン単独でなく、他の抗癌剤と併用することで効果がでる・・・と言われた気がします。
メイさんのお母様にも効く可能性は十分にあると思うのです。。

また、治療にあたって副作用には大変な思いをしています。
以前、「他の患者さんより副作用が軽い・・・」と書き込みしましたが、その後の点滴で激しい吐き気の副作用が出てしまい本当に辛そうでした。
点滴の当日と翌日がひどく、吐き気止め(ナゼア)もあまり効きません。
その次の日くらいからは徐々によくなるのですが、母は「あんなにつらいのでは続けられない」と言っています。
どうにかして軽減できないかと色々調べているところです。

点滴は1クール終えるのに約3週間かかりますが、その後は白血球の数を見ながら点滴をします。
白血球が下がっていると点滴はできないので、1クールの間が少し空くため、4クール終えるのに約4ヶ月かかっています。
今年の点滴はもうすぐ終了です。

私も、なぜ自分の母が・・・と思い、「一家心中するしかない」とまで思いつめたこともあります。
しかし、今は母は必ず元気になると信じています。
知っている人で、余命1年と告げられてから何年も経っている人もいます。勿論ピンピンしています。
がん細胞は残っているそうですが、増殖はせずに現状維持しているそうです。

私の母も、メイさんのお母様も必ず元気になると信じてがんばりましょう!



29 名前: 投稿日:2005/12/20(火) 09:55
シスプラチンは腎毒性が強い抗癌剤です。したがって、もし主治医に語相談された上で、OKが出たなら、1日、1.8リットル程度の水分を補給することで、若干副作用の軽減がみられることがあります。

30 名前: M 投稿日:2005/12/21(水) 10:01
Kさんレスありがとうございます。

1日1.8リットルの水というのは、いつくらいから摂ればよいのでしょうか。
私の母は、点滴当日~翌日がひどく、水も飲めない状態です。
喉がカラカラで痛いと言っていますが、それでも水すら飲む気がしないそうです。

31 名前: K 投稿日:2005/12/24(土) 11:53
主治医と相談された上で、かき氷のようなのどを詰めない程度の氷を口に含んでいただかれてはどうでしょうか?
後、吐き気、嘔吐については一種のアナフィラキシー(全身アレルギー)症状ですから、あまりにひどいようだと医療的ケアが必要な場合もあります。
このあたりはPDQ日本語版の支持療法、吐き気、嘔吐の項をご参考にされたうえで主治医にご相談ください。

32 名前: M 投稿日:2006/01/07(土) 22:35
レスありがとうございます。
点滴後は水分が摂れるか分からないので、点滴の前から多めに摂ってみようと
話しました。 
化学療法は、回数を重ねることによって段々スムーズにいかなくなる(様々な副作用が現れる)
と言われましたので、どうにか乗り切りたいです。

33 名前: K 投稿日:2006/01/13(金) 15:20
回数を重ねることによって、だんだんスムーズに行かなくなるのは事実です。
体内に蓄積されること、タキサン系にしても、プラチナ系にしても、遺伝子エラーによって、変異したDNAを組み替える遺伝子ですから。
タキサンが切り離す方、プラチナ系が組み立てる方ですね。
したがって、支持療法を医師がどこまで知っているかが一つのポイントですね。
たとえば、吐き気止めのお薬でも24時間以内の吐き気と24時間より後の吐き気では有効なものがちがってきます。
あと、食事の内容によっても、ずいぶん、副作用を軽くすることができます。」
このあたりはPDQ日本語版をご参考にしてください。

34 名前: K 投稿日:2006/01/13(金) 15:21
組み替える遺伝子は組み替える抗がん剤

35 名前: メイ 投稿日:2006/03/13(月) 15:33
Mさん、まだここを見ていらっしゃいますでしょうか。
お母様は、その後お変わりありませんか?
ここにも来られず、長い間放りっぱなしにして申し訳ありませんでした。

それには理由があります。
私の母の状況が、随分と変わったからです。
最初は、とてもMさんとお話しできる心境になりませんでした。
でも、おかげさまで現在はとてもいい状態になったのですよ。

母の抗癌剤治療は、全く効果が得られず、癌マーカーの値もむしろ治療前より増えてしまったということで、去年の12月で治療中止となり、緩和ケアへの移行が決定しました。
その時は家族も親戚も、うすうす覚悟はしていたものの、実際に現実を突きつけられるとやはり相当ショックで、私自身とてもMさんにお話しできるものではないと思いました。
どうして母ばかりこんな目に遭うんだ...!とか、考えても仕方のないことばかり頭に浮かび、自分のことも他の人のことも責める心境にしかなりませんでした。
私自身ものが食べられなくなり、でもこのまま私が死んでも、母が代わりに助かるのならそれでもいいな...なんてバカなことばかり考えて、一時期とても痩せました。
神様がいるならどうか、母の命を助けて下さいとそれだけを祈っていました。

こんな話、Mさんにも、せっかく抗癌剤が効いているMさんのお母様にも、お耳に入れられるものではないと、ここに書き込めませんでした。

ところがMさん、今年の初めに緩和ケアに移ってからというもの、母の症状は、母自身『劇的』というくらいに“改善”したのですよ。

移行する以前は、尿意がなくてトイレの心配ばかりするため、夜もおちおち寝ていられず、昼間も何となく起きているのか寝ているのか分からない状態で、何より抗癌剤の副作用もありいつもぐったりと臥せっておりました。起き上がっていられる時間も15分、せいぜい30分が限度だったのが、緩和ケアに移ってからまず、昼間に起き上がっていられる時間が飛躍的に伸びました。そうすると、ある程度は身体も疲れますから、夜も寝られるようになり、トイレに行く間隔も伸びました。食欲が出てきて、好きなものを食べられるようになりました。そうすると体力ができてくるのでしょう、どんどん起きていられるようになり.....と、そういう感じで大変安定した状態がずっと続いています。ついには一時帰宅の許可が出て、自宅に帰ることが出来るまでになったのです!こんな嬉しい事態は、母本人も周りも予想もしていなかったので、大変喜んでいる次第です。

癌が減ったわけではないし、いつ急変するかという心配は今もあります。でも、それがいつか?なんていうことは、もう主治医にも分からない、神のみぞ知る、だそうです。CTの画像を見せて下さいましたが、腹水もなく、癌の大きさも変化していません。今は、抗癌剤治療をしていた時よりもずっと、心安らかに元気に暮らしています。「せめてお花見が出来たらいいな...」なんて淡い期待を抱いていたのに、それはもう殆ど現実となりそうです。

Mさん、こんなことってあるんですね。人間というのは、いかに神秘な存在か、すごい底力を感じます。癌関連のサイトや掲示板などを拝見すると、「癌を完全に叩いてなくさなくとも、癌と共存していけたらいい」というご意見を目にしますが、ああこういうことなのかなぁ...と思います。このまま母の癌がなるべく長く、大人しくしていてくれることを祈る毎日です。

せっかくMさんとお話が出来てずいぶん元気付けられていたのに、しばらく遠ざかることしか出来ずに、いつも気にかかっておりました。今回、このように少し元気なご報告が出来ることをとても嬉しく思います。またお話が出来たら嬉しいです。

36 名前: K 投稿日:2006/03/15(水) 12:00
タキソールの副作用が強い場合の選択肢の一つにPDQ日本語版であげられているのはリボゾマールドキソルビシンです。子宮内膜症併発の場合には有効性が期待できるお薬です。
ただ、私は医師ではありませんので、あくまでPDQ日本語版の紹介ぐらいに受け止めてください。
卵巣癌に奏効性があるとされる補助化学療法についてはPDQ日本語版に再発リスクも含めて紹介されています。
SOLかQOLかとなるとかなり選択は難しいんですけどね。あと、抗癌剤の緩和ケアや疼痛のケアについては、医師自身もあまり情報が少ないのが現実ですね。
こちらの方はPDQ日本語版の支持療法が参考になるかもしれません。
私は補助化学療法は腫瘍内科医を含むチーム、NSIおよび薬剤師を含むチームのように、抗癌剤をよく知る人々によってなされるべきだと思います。
つまり、補助化学療法を行う医師はただ癌だけをたたくことだけを考えるのでなく、患者のQOL,副作用にも十分配慮すべきです。

37 名前: M 投稿日:2006/04/17(月) 13:10
メイさん、お久しぶりです!
久しぶりにこちらの掲示板をのぞいてみたところ、メイさんからのレスがありうれしかったです!このメッセージもメイさんのお目にとまることがあるといいのですが・・・。
お母様の容態が良くなられたとのこと、私も本当にうれしいです。書き込みがないということは、何か変化があったのかな、いい変化だったら・・・と願っておりました。

私も、母の病を告げられた時から心身ともに痩せ、常に一家心中が頭の隅にありました。メイさんのお気持ちがよくわかります。

抗がん剤を中止して具合が良くなったという話を聞いたことがあります。相当の体力を消耗するので、体力がなかったお母様にはさぞかしお辛いものだったと思います。
ご自宅に帰れるというのは何よりうれしかったことでしょうね。母を見ているので、メイさんのお母様がどれだけうれしいか想像がつきます。
緩和ケアに移った事が大正解でしたね。同じ病気でも治療法は本当に人それぞれなんですね。
私も、完治しなくても共存して長生きすればいい。そのうち医学がもっと進歩していずれは完治する!と母によく言っています。

私の母も元気にしていますよ!定期的に検査に行っています。今のところは良好と言われ、家族共々ほっとしています。
しかし、ここで気を緩めてはいけないと、食事は野菜中心の玄米食、ウォーキング・・・など健康的に過ごすよう心がけています。サプリなんかも飲んでいます。
時々不安になることはあるけれど「体にいいことをこんなにたくさんやっているんだ」と思うと安心するようで、それだけでもやる意味があると思っています。

母が病気になって改めて母がどんなに大事か、健康とはどんなにありがたいことかが痛いくらいに分かりました。これから精一杯親孝行がしたいです。
是非またお話したいです。

Kさん、いつも専門的なアドバイスをありがとうございます。
母は白血球の減少が激しく、抗がん剤をきっちり受けずに治療を中断しました。しかし、経過は良好で検査では異常なしと言われました。
今は一見して病気をしたとは思えないくらいに元気です。
しかし、目に見えないのが癌のこわいところなのでこれからも油断は禁物だと思っています。