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癌掲示板..>放射線科のいい病院

1 名前: サキ 投稿日:2005/01/31(月) 10:42
始めまして。非ホジキン、びまん性大細胞型B細胞、ステージⅡAで治療中のサキです。化学療法が3クール終わり、これから放射線治療になりますが、私の場合縦隔と首の付け根に腫瘍がありそこに放射線をやる事になっています。先日担当の先生に話しを聞きましたが、縦隔からちょうどあごの下位まで広い範囲に放射線をあてると聞いております。そんなに広い範囲で放射線をあてなければいけないのでしょうか?色々な今後の副作用の事も聞き、10年後以降の発癌性の事、狭心症などの心臓の病気、等が10年先に起こるかもかもしれないと言われ放射線をするのがとても怖くなりました。今治療をするのは当たり前で頑張る気持ちはありますが今回うまく行って寛解出来たとしてもまた10年後に闘病生活を送る事になると考えたら怖いです。そんなに広い範囲にあてないで、もっとピンポイントに放射線を出来るリニアックの機器はないのでしょうか?ちなみに私の入院している病院は秋葉原の記念病院です。

2 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2005/01/31(月) 12:40
リンパ腫の放射線治療に関しては、疾患としては血液・リンパ系として分類されているように、一般の固形癌と戦略が異なります。放射線治療の現在のガイドラインについては、下記を御参照下さい。
http://web.sapmed.ac.jp/radiol/guideline/nonHodgkin.html
リンパ腫はきちんとした治療をしないと、予期せぬ部位での再発もあり得ます。米国では固形癌に関してはPETを併用した限局した治療も試みられはじめていますが、リンパ腫に関しては腫大したリンパ節だけの治療でいいのかどうかに関してはエビデンスがないと思います。むしろ、きちんとしたリンパ領域の治療が必要だと私は思います。(リンパ腫の特殊性)
予定される治療範囲が、かなり広範囲となりそうですから、特殊な照射法による治療は難しいと思います。もし、IMRT(強度変調放射線治療)なども考えられるのでしたら、施行施設は関東地区にも増えましたが、サキさんが10年後の発癌率まで気にされるのでしたら、選択肢から外れると思います(異論はあるかもしれませんが、通常照射に比べての発癌リスクの増加に関する論文はいくつかありますので)。
もし、不安があるのでしたら東京には国立がんセンターや、癌研、東京女子医大など中心的な施設も多いわけですから、セカンドオピニオンを取られてはいかがかと思います。不安を抱えながらの治療は、双方にとっていい事はありませんから。

3 名前: サキ 投稿日:2005/01/31(月) 19:03
ちゃしば様。始めまして。早速のお返事ありがとうございました。やはり再発が怖いので放射線をあてる範囲が広いかもしれませんが10年後の自分も大切ですが取りあえずは今の自分を第一に考えよと思いました。強度変調放射線治療の件も次の外来の時に聞いてみようと思います。疑問に思っていた事でしたのでとても助かりました。ありがとうございました。

4 名前: てる 投稿日:2005/03/31(木) 12:12
はじめまして。
うちの母(71歳)は肝臓腫瘍からおなか(肝臓の隣)のリンパ節に転移し現在、5センチになります…。医大の主治医からは抗がん剤TS1を服用投与されてます。アルブミンが2.3なので開腹手術は無理。他の臓器に近いという理由で、放射線は出来ません。TS1以降の治療は明示されていません。このような体調条件下で、今からでも体調維持、がん縮小を狙える薬や方法はありますか?
今は母、寝たきりではなく、炊事はしたりします。どなたか教えてください。QOL考えながら、できるだけ長生きさせてあげたいです(泣



5 名前: ふう 投稿日:2005/09/14(水) 19:50
国立癌センターで救われた知人がいます。
複数の医師がグループで話し合い治療方針を決めるので、より合理的な治療が可能かもしれませんね。
私はかかったことがないので強くは言えませんが調べてみる価値はあると思います。