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癌掲示板..>大腸癌と告げられ、さらに直腸癌も。

1 名前: 55歳・女性 投稿日:2006/03/25(土) 02:38
結腸癌と今月3月3日に告げられました。
ステージⅡ或いはそれ以上といわれ、直ぐにでも入院とのことでしたが、考えた結果国立病院にセカンドオピニオンとして通院し、幾つかの検査の結果、更に直腸癌もこちらで見つかりました。こちらは直腸診からだけでは初期ではないかとのことですがその為の内視鏡検査を更に予定しています。
場所が肛門に近いとのことですがここは専門病院でもあり、肛門部の機能としては弱まるがストーマの設置はない、但し、直腸の検査の結果が出ても結腸癌としても入院・手術に関しては来月4月の中旬以降下旬までの間になるとのこと。入院に関して、後々のことを考えたらこちらの方がよいのではないですか、という説明でした。
結腸癌の進行状態から元の病院では少しでも早い入院をと心配してくれているのですが、ストーマに関してはそれはこちらで入院してさらに検査を受けて診ないと分からないことだし、その設置もあり得るとのことです。できればストーマは避けたいもののどちらを選択したらよいのか途方に暮れています。
ご助言頂けたらと思います。

2 名前: 774 投稿日:2006/03/25(土) 15:44
再掲
現在直腸癌手術経験豊富な医療機関・研究機関では直腸癌に対する
肛門機能温存の様々なトライアルが行われています。
根治性に関していえば従来の直腸切断術(人工肛門造設)ということに
なりますが、特に早期の癌に対しては、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、
経肛門的内視鏡下マイクロサーサージェリー(TEM)、更に
経仙骨的局所切除、超低位前方・後方切除、内(外)肛門括約筋切除
による自然肛門温存術、肛門切断後肛門形成再建術などの工夫により
肛門機能を可及的に温存し根治性とQOL維持の両立の工夫が検討されています。
これらの肛門温存術式はどの医療機関でも可能というわけではありません。
結腸癌の外科治療に対しての医療機関間での差異はあまりありませんが、
術後補助化学療法や再発時の全身化学療法、さらには放射線療法の併用
の検討などを含めて検討した場合、より治療経験や選択肢の多い施設での
治療が望まれます。