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癌掲示板..>【大腸癌】都立駒込病院について情報ください

1 名前: mako 投稿日:2007/07/16(月) 03:25
義父が大腸癌(原発巣切除)で、リンパ節転移、肺転移の状態です。
下記の理由により、都立駒込病院への転院を検討しています。
・手術不能な大腸癌の治療に熱心な病院を希望
・化学療法に積極的な病院を希望
・肺転移は積極的に切除を検討中
都立駒込病院の化学療法科、消化器内科、大腸外科、呼吸器内科、呼吸器外科
について、どんな情報でも結構ですので教えていただきたく存じます。
治療の積極性(提案できる抗がん剤を多数持っている等)や、
各医師の患者との接し方(丁寧に説明してくれる等)など、
幅広い情報を求めています。
記述に不足がありましたら補足しますので、どうぞよろしくお願いします。

2 名前: にいにゃん 投稿日:2007/07/21(土) 02:29
makoさん、はじめまして。
先日亡くなった私の母も、大腸癌(上行結腸癌)で駒込病院でお世話になっていました。
高熱と、腸閉塞に近い状態になり、ホームドクターからの紹介ですぐに入院。
翌日から一週間の検査を経て、手術いたしました。
手術に望むに当たって、病状の説明をうけた際には、
担当医が非常に分かりやすいレポートをだして下さいました。
残念なことに母の場合、リンパ節転移、肝転移、腹膜播種がみられすでに手遅れでした。
その後すぐに、二週間に一度の通院による抗がん剤治療を開始することにしましたが
それを母を納得させるには、ある程度病状を説明しなくてはなりません。
告知というのでしょうか・・・それにも充分な配慮をしていただくことができ
そういった面では非常に満足しています。
しかし、治療開始から一年、抗がん剤をかえても効果がみられなくなり
病状が急変してからの対応は、とても納得できるようなものではありませんでした。
母の場合、元気で通勤していた状態から、歩行困難と明らかな譫妄状態になるまで、一週間かかりませんでした。
転移性脳腫瘍の可能性があるのではと、検査をお願いしましたが、
「無駄」の一言でとりあってもらえませんでした。
急激に悪くなっていく母を、なんとかしなくてはと外来に連れて行くと
「なんできたの?ここで診ろってことですか?」といわれ・・・。
結局、病状悪化から十日目、訪問医を紹介してもらい、自宅での介護に切り替え
別の病院を探してして検査していただきました。結果はやはり転移性脳腫瘍でした。
急性期に脳の腫れをおさえる治療をしていれば、そこまで急激な悪化は止められたと
訪問医は悔やんでおられました。
自宅介護にきりかえてから二週間目に脳痙攣を起こし、救急で駒込病院に運び
一晩だけ様子をみるということで緊急入院。
しかし、翌日、早朝父が急死し、母を連れ帰ることができなくなり
そこで、落ち着くまで入院させてもらうことになったのですが
治療のすべのない母への応対は・・・酷かったです。
付き添って家族がケアしなくては、点滴をかえる以外のことは、ほとんど何もしてもらえず
「転院はいつですか?」以外の言葉を聞くことは稀で、
ソーシャルワーカーは日に何度も転院の催促の電話がかかりました。
転院先も家族の意向は全く無視で、今すぐ移れるところを押し付けるという感じでした。
私達は自分達でなんとか、ツテをたどって、希望する病院に交渉・転院しました。
あとでわかったことですが、転院した病院に対して、このソーシャルワーカーからの積極的な
打診はいっさいなかったそうです。
私の個人的な感想ですが、駒込病院は積極的に治療できる患者には大変良い病院だと思います。
実は父は多重癌で十年以上にわたって、国際キリスト教病院、癌研、駒込、癌センターと
いくつもの病院にかかりましたが、その中のどこの病院よりも良かったと思います。
父は食道がんで亡くなりましたが、その時にかかっていた癌研病院と比べたら
治療のすべのなくなった末期のがん患者への対応・配慮でも、駒込の方がずっと良かったと思います。
ただ、それでも前途したような、家族にしてみたらとても納得のいくような応対ではありません。
万が一の時のために、知っておかれた方がよいのではないかと思い
私の経験を書き込みさせていただきました。
治癒にむけて積極的に治療を考えておられる時にすみませんでした。
お気を悪くなさったら、どうぞお許し下さい。




















3 名前: 投稿日:2007/07/21(土) 07:06
母が胃癌で、先日亡くなるまで駒込病院の化学療法科に入院して居りました。

化学療法に積極的な病院を希望とのことでしたら、駒込病院は悪くはないかも知れません。
我々家族が免疫療法などの他の治療法も考えて居ると云ったら鼻で笑われたうえに
「其れなら出て行け」と云わんばかりなほどに、化学療法まっしぐらですから。

しかし其の医師を信じて治療を続けた母が体力の限界を迎え、
もはや化学療法続行不可能となった途端、主治医は碌に診にも来なくなりました。
そして身動きの取れなくなった母の世話は、前の方の書き込みの通り、
付き添いの家族がしました。安心して任せられるような看護士など居りません。

標準治療を受けるなら、何処の病院でも使う抗癌剤には大差無いのではないでしょうか。
其れならば駒込病院はお薦めしません。





4 名前: 名無しさん@癌掲示板 投稿日:2008/02/06(水) 22:02
> 標準治療を受けるなら、何処の病院でも使う抗癌剤には大差無いのではないでしょうか。
> 其れならば駒込病院はお薦めしません。

他の病院が必ずしもいいとは限らないですよね?
多くの病院が「標準治療」すらできないから「がん難民」がこれだけ多いんじゃないでしょうか?
都内の某有名病院ですら、「うちじゃ無理ですから駒込に行ってください」と言われましたよ。

5 名前: 患者 投稿日:2008/02/07(木) 10:58
>3
>4

駒込にもいろいろな医者がいらっしゃるようですで「当たり」「外れ」はあるようですが。

現在では「標準的治療」(ファーストライン)だけならば、一定レベル以上の多くの病院でそれほどの差がないでしょう。
しかし、ファーストラインが無効となった時のセカンドライン、さらに、サードライン・・・となると異なってきます。
都立駒込は、その点では、最後の最後まで、あきらめずに治療を継続されることが多いようです。
(逆に、国立がんセンターは、あきらめが早く、まだ、治療継続が可能であっても「できる治療はない」と宣告してしまうと言われています。)

ただし、都立駒込は、治療に重点を置いているので、治療継続が困難な患者への対応はイマイチかもしれません。
逆に、都立駒込ですら治療継続が困難になった際は、緩和などを得意とする病院への転院をするほうがベターだと思います。
ちなみに、都立駒込の相談室は、このような転院に対して手厚い援助をしてくれるようです。