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新201~

B細胞型心臓原発

4 しおから
2011/06/19(日) 02:04
悪性リンパ腫の通常の化学療法では、無菌室に入ることはまずありません。
ただし自家移植・同種移植に向け、事前の超大量化学療法(移植前処置)・移植実施・
生着(せいちゃく)後の各血球(白血球・血小板・赤血球)が回復するまでが、
無菌室です。前処置では、白血球を0状態にします。

日本の場合は、全身状態が良ければほとんどが通院治療です。なぜなら1回治療後は、
3週間は休薬期間ですので病院にいても「ヒマ」なのです。それ以上に経営上、ベッドの
回転をよくしなければなりません(これは余談ですが)。
化学療法での骨髄抑制(各血球減少)は、大なり小なりおきます。ここで問題となるのは、
白血球(好中球)の減少ですね。赤血球・血小板での極度な減少があれば輸血します。
(通院治療の患者さんは、まず輸血するほどではありません)

感染症に注意すべきは白血球の減少です。しかし白血球は輸血できません。白血球を輸血
したら大変な自体が起こります。それであらかじめ白血球が極端に落ちると予想される
患者さんには、注射を打ちます。顆粒球コロニー刺激因子製剤といわれているもので、
略語でG-CSF(granulocyte-colony stimulating factor)といいます。
薬品メーカーにより、グラン・ノイアップ・ノイトロジンなどがあります。
この薬剤は、骨髄中で好中球のもとになる細胞の増殖をさかんにするとともに、好中球の
働きを強める作用があります。いわば白血球をあげる注射薬です。
3週間の休薬期間中、連日・1週間~10日連日など、いろいろ患者さんの血球状態により
変わります。皮下注射のたった10秒ほどで終わるものですが、そのためにだけ病院に
通います。

悪性リンパ腫は血液疾患ですから、腫瘍を摘出して終わりではありません。
腫瘍を摘出したところで、リンパ腫細胞はリンパ管・血液に残っています。
心臓の腫瘍は、生検・病理検査のための摘出です。例えば私の場合ですと、腋窩・鎖骨・肺・
肝臓に腫瘍がありステージIVでした。体に負担のない生検部位は腋窩です。
その腋窩のしこりの一部を採取して確定診断です。内蔵の腫瘍はそのままいじっていません。
リンパ腫の化学療法は全身療法です。抗がん剤が血流に乗って全身に行き渡ります。
抗がん剤が効けば、肺も肝臓の腫瘍も跡形もなく消失します。

心臓の原発は、予後不良因子になるかもしれませんね。もしアドリアシン(ドキソルビシン)
を使う化学療法では、心筋障害の副作用があるのです。もちろん医師は慎重投与するでしょう、

悪性リンパ腫の化学療法は多剤併用療法といって、抗がん剤4~5剤での治療です。
標準療法では体力の限界ぎりぎりの量を使い、一気にがん細胞を叩きます。しかし減量療法
だからといって、通常8コースのところを10コース・15コースはやりません。
減量で弱い(体にやさしい)治療では完全に叩くより、進行を止めるといった治療かなと
思います。それより同じ薬剤を何時までも続けると、耐性がついて効果はありません。
その時は抗がん剤の組み合わせを変えます。

なにか長文になってしまいました。またアフリカの事情は分かりませんので申し訳ございません。
 
新20
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