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癌掲示板..>定位放射線照射治療(体幹部)

1 名前: 平安京 投稿日:2002/03/03(日) 00:17
左右に肺腺ガンの64才患者です。1月に定位放射線治療をうけ、仕事を
しながら、自宅療養中です。京大放射線科にて、渋谷医師、永田助教授
担当でした。肺患部のほか肝臓ガンにも適用中です。但し、高度先進医
療のため保険適要無し。PET検査共で約70万かかる。

2 名前: 平安京 投稿日:2002/03/31(日) 00:20
本日、3/31日、今年初めての関連会社ゴルフコンペに参加し,
3位の成績をおさめるまでに回復しました。
皆から病気前のゴルフと同じで飛距離もスコアも全く変わりが無いと
冷やかされました。「もうこれでいつ死んでも悔いない」
と、私は思わず叫んでしまいました。
明日、治療後はじめてのCT検査をうけます。さて、どうなっていることやら。

3 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/01(月) 00:12
平安京さん。
決して、無理しないでください。

常に前向きでいきましょね。
がんばってください。

4 名前: 平安京 投稿日:2002/04/01(月) 00:23
名無しさん
励ましの便り、ありがとうございます。
今後とも、前向きでいきます。

5 名前: 名無しさん 投稿日:2002/04/03(水) 00:05
"がん治療 組織部のみ放射線照射、先端医療振興財団 3次元システム開発へ 
日刊工業3/14 "

どなたか、この記事の詳細をお持ちの方いらっしゃいませんか。

6 名前: 平安京 投稿日:2002/05/04(土) 00:18
兵庫重粒子医療センターへ医療相談に行ってきました。
現在は治験のみ取り扱っているそうです。紹介なしの
小生に対しても親切に相談に乗ってくれました。
一般の医療を開始できるのは、半年ほど先になるらしい。

7 名前: heankyo 投稿日:2002/06/12(水) 23:14
自分の肺癌の緩和的治療を検討していたところ、次のような新刊医書を
見つけました。近所の主治医(2ヶ月前まで大病院で癌治療に専念されていた)
にこの書籍を無理やり進呈し,現在、書籍推奨のUFTの服用を始めています。
まだ、副作用とか感じませんが、体調すこぶるよく,仕事に復帰しております。
「抗癌剤経口投与のススメ」2002.4月発行
副題:フッ化ピリミジン系抗癌剤進化の歴史
著・和田洋巳
京都大学大学院医学研究科器官外科学(呼吸器外科学)教授
田中文啓
京都大学大学院医学研究科器官外科学(呼吸器外科学)
● 患者にやさしい癌化学療法とは?
● 平明な文章とイラストを駆使したわかりやすい解説。
もっと詳しく知りたい方には、コラム欄に詳細な解説・知見を記載。
● 奥行きのある構成で、学生、研究者、臨床医など、癌研究・癌治
療に携わるすべての方々の知的要望をみたす一冊となっている。
◇ 各章の最後に「用語解説」欄を設けた。
◇ 巻末に文献をまとめて掲載。
5-FU関連の文献資料としても利用可能。   
[CONTENTS] 第1章 5-FU はいかにして作用するか
第2章 5-FU 系経口内服薬はいかにして開発され、進化したか
第3章 UFT にはどのような効果があるか
第4章 5-FU、UFT の抗腫瘍効果を左右する因子はなにか
第5章   5-FU 、UFT は今後どのような可能性をもつか


8 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/07(月) 22:25
定位放射線照射(Stereotactic irradiation:STI)
http://www.fmu.ac.jp/home/radtech/radiation/radiation.html#Anchor-22455

9 名前: ひろ 投稿日:2003/04/29(火) 14:04
肝細胞癌について詳しい事教えて下さい。摘出は無理でオペが出来ません。

10 名前: 名無しさん 投稿日:2003/05/10(土) 09:22
上の温熱療法のスレッドを見てください。
温熱療法(ハイパーサーミア)と免疫賦活剤(OK-432)の併用の
文献を見たことがありますよ。たしか京都大学放射線科でやって
いたように思います。

11 名前: 香月 投稿日:2003/06/22(日) 11:46
誰かどうか教えて下さい!

12 名前: 名無しさん 投稿日:2003/09/29(月) 02:45
下記 HPは参考になりますよ!

CFIMRT(カッティング・フィールド・アイエムアールティ)
http://www.cfimrt.com  

13 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/09/29(月) 16:17
ありがとうございます。名無しさま。
ただ、定位的放射線治療とはちょっと違って、あくまでも高品位の通常照射だと考えてください。
ただし、その臨床効果はHPに例をあげてあります。
基本的には、どこの施設でも応用可能で、施設なりの改変も自由というフレキシブルな治療概念です。
応用可能な部位などの制約が今はありますが、知恵を絞ればなんとかなります。
よければ、普及にお力をお貸しください。

14 名前: ある放射線科医 投稿日:2003/10/01(水) 22:16
追記:弊HPがUMINにリンクしてもらえました。UMINはきちんとした医療情報をリンクするサイトです。弊HPからも飛べますからご利用ください。

15 名前: ちゃしば 投稿日:2004/03/19(金) 19:38
上げておきます。

16 名前: ちゃしば 投稿日:2004/03/26(金) 08:09
早期肺癌に対する定位的放射線治療の有用性に関しては、異論を呈する先生は少なくなったと思いますが、もし、根拠をという話が出たら例えば以下が参考になるかもしれません。世界のパイオニアである防衛医大植松先生の発表です。

Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2003 Oct 1;57(2 Suppl):S281.
Computed tomography (CT)-guided stereotactic radiation therapy (SRT) for stage I non-small cell lung cancer (NSCLC): 8-year results of 50 initial patients.

Purpose/Objective: SRT is highly effective for brain metastases from NSCLC. As such, primary lesions of NSCLC may also be treated effectively by similar focal high dose SRT.

Materials/Methods: Between October 1994 and June 1999, 50 patients with pathologically proven Stage I NSCLC were treated by CT guided SRT. Of these 21 were medically inoperable and the remainder refused surgery. In most patients, SRT was 50–60 Gy in 5–10 fractions for 1–2 weeks. Eighteen patients also received conventional RT of 40–60 Gy before SRT.

Results: A median follow-up period of living patients was longer than 5 years (range: 45–90 months). 26 patients were alive and disease free, 2 were alive with disease, 10 died of disease, and 12 died intercurrently. Local progression was observed in 3 patients. The 5-year overall survival rate was 58% in all 50 patients, and 72% in 29 patients who refused surgery. No definite adverse effects related to the treatment were not observed, except for 2 patients with a minor bone fracture and 6 patients with temporary pleural pain.

Conclusions: CT-guided SRT was very safe and effective for stage I NSCLC. Additional studies are warranted to verify the efficacy of this new approach.

17 名前: 仕事人間 投稿日:2004/07/17(土) 21:49
脳転移(治療済みです)のある、直腸がんからの肺転移にも定位放射線照射、定位放射線照射、
IMRTなどは有効ですか?肺転移は1個で、6cmくらいあります。
よろしくお願い致します。

18 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/07/18(日) 00:47
ちゃしばです。
私が認識している範囲でお答えします。正確には当該施設の放射線科でお尋ね下さい。
まず、肺野のIMRTに関してですが、臨床試験的に施行されている国もありますが、基本的にはIMRTには不向きな領域です。肺という放射線の透過性のよい臓器に囲まれ、かつ、呼吸同期を行うにしても完全に腫瘍の位置関係を絶えず同一にしておくことは困難なため、適応外の領域と考えてください。
先般保険適応(施設基準があります)となった、体幹部の定位的放射線治療ですが、適応の制限があります。
適応疾患:
 原発病巣の直径が5cm以内で転移病巣の無い原発性肺癌または原発性肝癌、
および3個以内で他病巣のない転移性肺癌または転移性肝癌、
上記以外は、手術など他の治療を選択するか、放射線治療であれば、通常分割照射(いわゆる通常の治療)が選択されると考えられます。
したがいまして、残念ながら定位的放射線治療の適応としては厳しいのではないでしょうか。

19 名前: 仕事人間 投稿日:2004/07/18(日) 08:06
ちゃしば先生ありがとうございました。
抗がん剤治療にも限界が見え始め、他に何かないかと調べていました。
先日、地元の放射線治療の第一人者の話を聞く機会がありました。
夢のような治療法に思えたので、私には出来ないかと思ったのです。
しかし、あきらめずに治療していきたいと考えています。

20 名前: ちゃしば◆FDLOCdao 投稿日:2004/07/18(日) 09:18
昔は放射線治療は二門程度を組み合わせて治療する手法(定型的な対向二門などですね)だけでしたが、現在は症例によってはいろいろな手法の選択が可能となったという事なのです。一つの手法が適応困難であったとしても他の手法がとられる場合もあります。施設によっては動きのある腫瘍でもリアルタイムに追跡して狙い撃ちする手法で照射野を小さくする事で肺の被曝を軽減できる場合もあります。
 各施設で「際どい症例」も苦心しながら正当な治療を絶えず模索していますから、他の転移巣がコントロールされているという前提の上ですが、信頼できる施設で放射線治療の可否、正当性などを御相談されてみられるのもいいのではないかと思います(手術の適応が無いという前提の上でですが)。

21 名前: 仕事人間 投稿日:2004/09/23(木) 20:59
ちゃしば先生
その節はありがとうございました。
その後、脳転移巣が微増しまして放射線治療を受けました。
しかし、現在も抗がん剤治療を受けながらも仕事を続けております。
先月も骨転移が疑われ骨シンチをしましたが「シロ」の判決でホッといたしました。
悠長すぎたかもしれませんが、放射線を受診するつもりです。
ありがとうございました。

22 名前: ノバリス 投稿日:2005/06/24(金) 08:26
【新潟】がんセンターに最先端装置
 (新潟)県立がんセンター新潟病院は、国内4番目の定位放射線治療装置「ノバリス」を導入

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2005062327125
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ブレインラボ社 グローバルサイト
 http://www.brainlab.com/scripts/website_japanese.asp
 http://www.novalis.co.jp/

浅ノ川総合病院(石川県金沢市)<-=== 判り易くまとまってます
 http://www.asanogawa-gh.or.jp/shinryou/asrcenter/novalis/index2.htm
奈良県立医科大学附属病院
 http://www.naramed-u.ac.jp/~byoin1ka/topics01_novalis.htm
熊本放射線外科
 http://www.radiosurgery.or.jp/

適応)
脳腫瘍、頭頚部
 悪性神経膠腫 脊索腫 転移性脳腫瘍 海綿状血管腫
 副鼻腔癌 顔面血管腫 頚髄腫瘍 眼窩内腫瘍
前立腺癌 脊髄腫瘍 肺癌 肝癌

23 名前: 名無しさん 投稿日:2005/06/24(金) 08:59
>>22の適応範囲は、健康保険が適応されます

24 名前: いのげ 投稿日:2005/06/26(日) 23:13
イッパツ照射できるリニアックですか
分割には分割の長所もちょっとだけあるんですが
あればなかなか便利ですね

25 名前: キレーション 投稿日:2005/10/06(木) 06:07
膵臓がんに放射線治療は有効でしょうか?
抗がん剤治療の次なる手段として検討中です。
県内にある県立ガンセンター新潟病院に最新の機械があるということで
診察を受けに参りましたが、出来る事は無いという内容の事を言われ、
落ち込んでます。

NTT東日本関東病院からの紹介状を持って行きました。
東京で話を聞いた時には、まだ手の施し用があるという感じだったのですが、
新潟では無理ということなのでしょうか?

放射線治療で有名な所(関東甲信越希望)の情報ありませんでしょうか?

26 名前: たかし 投稿日:2005/10/06(木) 09:29
キレーション様
以下のサイトが参考になるのではないかと思います。
http://www.geocities.jp/nekoone2000v/CFIMRT_top.html

27 名前: キレーション 投稿日:2005/10/07(金) 02:50
たかし様
ありがとうございます。
早速見てみます。

28 名前: みな 投稿日:2006/04/26(水) 10:07
重粒子医療について詳しく知りたいんですが。
誰でもすぐに受けられる治療ではないんでしょうか?

29 名前: 世田谷オヤジ 投稿日:2006/08/09(水) 12:00
下咽頭がんの患者です。1年少し前に66グレイ放射線かけて、抗癌剤もして手術もして、
再発です。
あるきっかけで体幹部定位照射を知り、追加照射してもらえる事になりました。
リスクとか何かアドバイスないでしょうか。
常識的にはキャパいっぱいでもう放射線はあきらめていたので、うれしいですが心配です。

30 名前: わだ 投稿日:2007/02/28(水) 18:00
前立腺癌で大腿骨に転移があります。骨に放射線治療しましたが医者からは一生歩くのは無理と言われました。放射線治療では骨が硬くなったり再生したりということはないのでしょうか。

31 名前: <削除> 投稿日:2007/04/27(金) 01:03
<削除>

32 名前: 名無しさん 投稿日:2007/04/28(土) 01:41
現在のライナックでも、照射方法によってIMRTに勝るとも劣らない効果が
期待できます。

機械にお金をかけるよりもまず、人材育成を考えないと、放射線治療も
機械だけではできません。