■掲示板に戻る■ ■過去ログ一覧に戻る■
過去ログ表示中

癌掲示板..>抗癌剤情報

1 名前: 名無しさん 投稿日:2002/10/06(日) 08:38
 
 新規抗癌剤、期待できる抗癌剤の情報スレ

2 名前: HMN-214 投稿日:2002/10/06(日) 08:38
新規抗がん剤でライセンス契約 日本新薬が米医薬品企業と

 日本新薬は一日、新規抗がん剤「HMN-214」のアジア地域以外での独占開発、
販売についてアイデック社(米国カリフォルニア州)とライセンス契約を結んだ、と発表した。

 アイデック社はリンパ腫(しゅ)治療薬の研究開発で知られる医薬品メーカーで、
日本新薬が進めてきた臨床試験を第二段階から引き継ぎ、二〇〇七年以降の米国での販売を目指す。

 HMN-214は、経口投与できる抗がん剤。体内でHMN-176となり、
腫瘍(しゅよう)細胞の周期を細胞分裂期で止め、がん細胞のアポトーシス(自死)を招いて増殖を防ぐ。
動物実験では直腸や結腸、前立腺のがん、さらに薬剤に耐性を持つがん細胞への効果が確認されている。
がん細胞の細胞分裂期に効く注射剤より末しょう神経障害が少ないという。

 経口の抗がん剤は発売されておらず、
日本新薬が二〇〇〇年末から米国の臨床開発受託機関で第一段階の臨床試験を進めてきた。

(京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021001-00000140-kyt-kin

3 名前: 名無しさん 投稿日:2004/06/29(火) 19:08
新タイプの抗がん剤の研究、米で加速・血管新生阻害薬

 【ボストン=矢野寿彦】血管新生阻害薬という新タイプの抗がん剤の研究が米国で加速している。
米ファイザーは腎がん患者の臨床試験で病巣が縮小する有効性を確認。
ボストン子供病院のチームは副作用の発生を抑えながら薬効を改善できる新手法を開発した。
米国内では同阻害薬の臨床試験が相次いでおり、期待が高まっている。
 従来の抗がん剤ががん細胞を直接攻撃するのに対し、
血管新生阻害薬はがんに栄養分や酸素を送り込む血液の経路を遮断して増殖を防ぐ。
米国では2月、最初の薬が大腸の進行がんを対象に認可され、研究競争に弾みがついている。

 ファイザーの血管新生阻害薬は低分子化合物からなる。
腎がんの患者約60人を対象にした臨床試験で33%の患者の病巣が縮小。
全体の70%で何らかの効果が認められた。
2、3年後を目標に新薬として血管新生阻害薬の承認を得られるよう開発を急ぐ構え。

[2004年6月28日/日本経済新聞 朝刊]
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20040627e000y01027

4 名前: 名無しさん 投稿日:2004/10/17(日) 13:46
血管生成抑制の新抗がん剤、国内で開発

 血管の生成を抑制してがんの成長と転移を防ぐ新しい抗がん剤が、国内の研究陣によって開発された。

 緑十字社と共同研究を行った牧岩(モクアム)生命工学研究所の尹燁(ユン・ヨップ)博士チームは、
血管内皮細胞に選別的に作用しながら血管が生成される過程を抑制し、
血管内皮細胞の壊死を促進する「グリーンスタティン(greenstatin)」という
新しいたんぱく質を開発したと12日、明らかにした。

 がん細胞は自ら営養分と酸素の供給を受ける血管を作る物質を分泌し、
この血管を通じてがん細胞は成長、転移する。 尹博士チームが今回開発したグリーンスタティンは、
血管の生成を遮断し、がん細胞を壊死させる物質。
尹博士チームの今回の研究結果は、がん研究分野の世界的な権威誌「キャンサーリサーチ」10月号に掲載された。

 グリーンスタティンは特に、大腸がんが肝に転移する現象を抑制するのに大きな効果があり、
実験用マウスを使った動物実験の結果で明らかになったと、尹博士チームは説明した。
尹博士は「グリーンスタティンは従来のがん転移抑制剤とは異なる」とし、
「大腸がんの肝転移抑制剤に特化して製品化を進める計画だ」と明らかにした。

 緑十字社はグリーンスタティンの臨床試験を来年末に開始し、5年後に抗がん剤を出す計画だ。

沈載祐(シム・ジェウ)記者 < jwshim@joongang.co.kr >
2004.10.12 20:36

http://japanese.joins.com/html/2004/1012/20041012203627400.html