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癌掲示板..>「5fu/ロイコボリン」と「uft/ロイコボリン」の効果

1 名前: MN 投稿日:2006/03/07(火) 22:45
どなたか教えてください!!
2週間前に大腸癌の手術を受け、Ⅲbと診断されました。
今後、治療を受ける予定ですが、「5fu(注射)/ロイコボリン」と「uft(内服)/ロイコボリン」は同じ効果が期待できるから
「uft/ロイコボリン」を主治医から進められました。
しかし、別の病院の先生からは、一般的に言って、内服より注射のほうが効果があることを聞きました。
私は、手間暇がかかっても、効果がよりあるほうを選択したいと思っています。
どなたか、ご存知の方おられましたらご意見をお聞かせください。

2 名前: 通りがかりの一患者◆26PKCMob6A 投稿日:2006/03/09(木) 09:44
消化器癌治療の広場というHPより
http://www.gi-cancer.net/gi/regimen/regimen_12.htm

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LV/UFT療法については、MD Anderson Cancer CenterのPazdurらによりphase I、II study(Pazdur R. Oncology 54(Suppl 1): 19, 1997)が行われ、その後手術不能例に対する2つのrandomized phase III studyが行われた。1つはDouillardらによるLV/5-FU(Mayo regimen)を対照とした生存期間の同等性試験(Douillard JY, et al. J Clin Oncol 20: 3605, 2002)で、もう1つはCarmichaelらによるLV/5-FU(Mayo regimen)を対照としたTTPの優越性を検証する比較試験(Carmichael J, et al. J Clin Oncol 20: 3617, 2002)である。これらの試験で、LV/UFTはTTPの優越性は認められなかったが、LV/5-FU(Mayo regimen)とほぼ同等の臨床効果を有し、血液毒性の有害事象はやや少なかった。
その後、治癒切除例に対する術後補助化学療法として、LV/UFTとLV/5-FU(RPMI regimen)とを比較したNSABP C-06試験の結果が ASCO2004で発表され、進行結腸癌術後stage IIおよびIIIの1,608名の患者に対してRFSで76.4% vs 74.5%、DFSで68.3% vs 66.9%とLV/UFTの方がやや劣っていたが、劣性は示しておらず、ほぼ同等の効果と判断された。ただ、この非劣性試験にはstage II患者が多く含まれている点から、stage別のsubpopulation解析が待たれる。有害事象については、消化器症状(下痢と嘔吐)が認められたが、両群間に差は認められなかった。
日本でも2003年7月に承認され、LV 75 mg/day、UFT 300~600 mg/day、1日3回、 4週投与、1週休薬の投与法で行われている。
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ということですから、現段階では、大差がないらしいが、正確なところは今後の治験待ちというところでしょうか。

3 名前: MN 投稿日:2006/03/11(土) 20:15
通りがかりの一患者◆26PKCMob6A さんへ
早速のご返事有難うございました。
昨日退院したため御礼が遅れました。いただいた情報は、治療を選ぶ上で参考にさせて頂きます。
有難うございました。