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癌掲示板..>光線力学的治療(PDT)

1 名前: 名無しさん 投稿日:2006/12/07(木) 16:55
光線力学的治療(PDT)

http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1205kounaicancer.html

口内のがんレーザーで治療・光に反応する薬で破壊
東京医大、病変消滅87%

光線力学的治療(PDT)と呼ばれ、
肺や食道、子宮頸部などのがんでも実施されている。

▽表在がん対象
 治療では、直径3―5ミリの光ファイバーの管を口に入れ、
赤色のレーザーを、がんの大きさに応じて20分から1時間当てる。
入院は平均で約1週間。

「照射から1週間ぐらいたつとがん組織が脱落し始め、むけるような感じでとれる」
 レーザーが届く範囲が限られるため、表面からの深さが5ミリまでの表在がんが対象。
こぼこした形状やいぼのように飛び出たがんは、照射が難しく効果が出にくい。

 1997年7月以降、東京医大で実施した表在がんと前がん状態の15人のうち、
13人で病変が完全に消滅。
2人は病変が縮小したものの残存、ともにレーザーが到達しにくい形状だった。

2 名前: オヤジ 投稿日:2006/12/09(土) 14:44
光線力学的治療(PDT)、初めて知りました。貴重な情報、ありがとうございます。
私は下咽頭がんで、右頚部の皮膚表面に転移があります。表皮がんみたいなものなんで
この治療法が適応かもしれないと思い、今度、東京医大、口腔外科に行ってみようと思いました。
以上

3 名前: 名無しさん 投稿日:2006/12/09(土) 17:54
>>2
お役に立てば嬉しいです。
よろしかったら続報お願い致します。

もしかしたら(いや、多分)、的はずれかもしれませんが、以下のURLの下の方に

【新治療紹介
Photodynamic therapy (PDT; 赤色光照射)
5-ALAなどの増感作用のある物質を投与し、赤色の励起光を照射することで、
悪性腫瘍だけを障害を起こし、正常細胞に影響を与えない、というものです。
ただ、皮膚表面1~3mm程度の深さまでしか有効ではないので、
日光角化症、基底細胞癌、ボーエン病などの表在性上皮性皮膚悪性腫瘍が対象で、
乳癌の場合には皮膚転移や乳房外Pagetが対象となります。
治療希望の方はメールでご連絡下さい。】

という記述がありました。
この病院は乳腺専門かもしれないのですが、右頸部なら乳癌皮膚転移に準じて
相談に乗っていただける かもしれないかも、と思い出しましたので、お知らせのみ。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~ko-yam/topics-1.htm

「PDT」でググれば、治療体験談なども上がってきます。

「残念なことに現在はPDT自体があまり知られておらず、
現役の医師でも正しい知識を持っていないケースが見受けられます。」

という治療法のようです。

光線力学的療法のサイトも上がってきました。
http://home.j07.itscom.net/pdt/index.html

病院の一覧(?)もありました。
http://www.m-clinic.jp/pdt.htm

本もあるみたいです。
『PDTハンドブック(医学書院)』奥仲哲弥
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9976221185

オヤジ様。
こちらこそ、他板で貴重な情報ありがとうございます。
私も皮膚転移がありました。一緒に頑張りましょう!

4 名前: オヤジ 投稿日:2006/12/10(日) 16:08
3さん。またまた貴重な情報、感激です。
山王病院の奥仲哲弥先生がPDTの第一人者のようですね。
山王病院にいこうかと考え直しています。
貴兄も皮膚転移とのことですが、PDTでクリアされたんでしょうか?
なお、私のRexin-G経過、またHF10の板にアップしておきます。
本当にありがとうございました。
以上

5 名前: 3です 投稿日:2006/12/11(月) 20:11
手術で取れるだけとって、残りは放射線でした。
残ったところから出てきたら、もう放射線はできないので、
それにかわる治療法を探しているところです。
今後、皮膚転移以外の可能性ももちろんある訳なので、手法にこだわらず
色々探しています。

海外でのPDTについては、以下のサイトの「サイト内検索」の窓に
「PDT」と打ち込んで検索すると上がってきます。
PDTの基礎知識や、Q&Aもありますので、入門編には最適かと。

http://www.cancerit.jp/

情報をキチンと系統立てて並べられなくてすみません。

6 名前: オヤジ 投稿日:2006/12/12(火) 17:00
3さん  またまたありがとうございます。
良く勉強されていて、刺激になります。
今週、山王病院行ってきます。
あきらめずに、頑張ります。

7 名前: オヤジ 投稿日:2006/12/14(木) 21:37
本日、山王病院、奥仲先生に診て貰いました。私の下咽頭がんの、頚部リンパ節転移か皮膚転移かわかりませんが
とにかく皮膚の部分、残念ながらPDTは仮に自由診療としても
できない、いい効果は出ないといわれました。先生は乳がんの皮膚転移のご経験がおありだったんですが、これもあまりうまくいかなかったようで。
他の方法考えます。ありがとうございました。

8 名前: オヤジ 投稿日:2006/12/16(土) 19:05
下咽頭がんの頚部皮膚転移です。放射線は許容量いっぱいでだめ。PDTもだめ。ラジオ波もだめ。
姑息的治療でいいんですが、外科手術による部分切除、抗癌剤治療のほかには、何か手立ては
無いでしょうか。どなたかヒント教えてくださればうれしいのですが。
よろしくお願いします。

9 名前: 名無しさん 投稿日:2007/04/08(日) 04:45
リポソーム内にC70分子閉込め水溶化、癌治療法へ応用期待
http://tech.braina.com/2007/0407/nano_20070407_001____.html

奈良先端化科学技術大学院大学・物質創成科学研究科の池田篤志助教授はこのほど、
ナノテクノロジー素材として期待されているサッカーボール状分子C60(フラーレン)より
サイズが大きいラグビーボール状の分子C70を水溶化することに成功した。

外側が水に内側が油になじむリポソームという人工生体膜でC70を包む
極めて簡便な方法を開発したもので、このC70含有リポソームに可視光を照射すると、
C60より高効率でDNAが光切断できることもわかった。

この成果は新しい癌治療法である光線力学治療法へつながる成果として注目される。
研究の詳細は、米化学会誌(JACS)に掲載、日本化学会第87春季年会でも報告された。

具体的には、2時間の光照射で、C60含有リポソームでは26%の切断効率であったものが、
C70含有リポソームでは92%と約3.5倍もの光切断効率が実現できた。

光増感剤を静脈から注入し癌組織に集積、可視光をレーザー照射して癌細胞を死滅させる
光線力学治療法(PDT)は正常組織への障害がない治療法として期待されている。

これまでに行われた癌細胞によるイン・ビトロ実験では、
C60含有リポソームでは可視光照射によりほとんど細胞死には至っていないものが、
C70含有リポソームでは約55%の細胞が致死することが判明、
細胞実験でもC70の優位性が実証された。
今後はマウス個体実験を経て、癌治療薬としての評価を行っていく予定だという。

10 名前: <削除> 投稿日:2007/04/27(金) 00:52
<削除>

11 名前: 名無しさん 投稿日:2007/04/30(月) 05:04
レーザー光でがん治療

慶応義塾大学理工学部の荒井恒憲教授は、特殊なレーザー光を使って
がん組織だけに活性酸素を発生させ、破壊する治療技術を開発した。

体の表面だけでなく、深さ十数ミリにあるがんも狙い撃ちでき、
動物実験段階で効果を確認した。
正常な組織を傷つけないので患者の肉体的な負担を軽減できる。

医療機器メーカーと共同で2年後の実用化を目指す。
開発したのは「光線力学的療法(PDT)」向けの基礎技術。
同療法は早期肺がんや胃がんの患者の治療法として使われている。
荒井教授らは薬剤が強い光や弱い光には反応せず、一定の範囲内の強さの
光にだけ反応して活性酸素を発生することを発見。
光が皮膚などを透過すると弱まることを考慮し、患部で最適な強さになるよう工夫した。
(平成17年2月28日 日本経済新聞)

これはその後どうなっているのでしょうか?

12 名前: 通りすがり 投稿日:2007/04/30(月) 09:18
どなたか>
11についてご存知のかたいらっしゃいませんか?

13 名前: 名無しさん 投稿日:2007/04/30(月) 14:46
理工学部ですし、工学的な技術の紹介。
まだまだ先でしょう。

14 名前: 名無しさん 投稿日:2007/04/30(月) 20:05
PDTは随分前から施行されている治療法なのに、
あまり普及していないですよね。

やはり、光線過敏症が生じるため、一定期間光りに当たれない
という点がネックなのでしょうか?
しかし、それも短時間で済む薬剤の開発などでかなりカバー
されてきているんじゃないか、と思うのですが。

体験者のサイトなども参考になりました。

http://www.m-clinic.jp/pdt.htm

http://www.urban.ne.jp/home/momoe777/

http://www016.upp.so-net.ne.jp/hiyoko/pdt00.htm

15 名前: 通りすがり 投稿日:2007/05/05(土) 00:05
>14様ありがとうございました。

リンク先を読ませていただきました。
ちなみに>11さんがお尋ねの レーザー治療に関してはなにか
ご存知でしょうか?

インターネットでもほとんどでてきませんが、
>13様のいわれるように実用化されていないのでしょうか?
もしご存知でしたら教えていただけますか?

16 名前: 名無しさん 投稿日:2007/05/05(土) 04:20
>>15
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E4%BA%95%E6%81%92%E6%86%B2

http://www.ozawa.ics.keio.ac.jp/KLL/index.php?mode=link&keytitle=%B8%F7%BC%A3%CE%C5%A4%CF%BF%CD%CE%E0%A4%F2%CC%FE%A4%B9&keyid=93336

上記に少しですが情報と連絡先があります。
一番確実な情報は、荒井教授に直接お尋ねする事だと思います。
市民公開講座で講演なさるようですので、直接お目にかかるチャンスかもしれません。

「予告 荒井教授 公開市民講座で講演予定
6/2土曜日、午後1時から公開市民講座として、
「理工学で病気に立ち向かう:レーザを使った"切らない"新治療」と題して講演を行います。
詳細は理工学部HPでご覧下さい。

引き続いて、共同研究を行っている放射線診断科、中塚誠之先生から、
 「癌を凍らせて退治する新しい治療:肺癌凍結融解療法」と題する講演があります。」

17 名前: 通りすがり 投稿日:2007/05/05(土) 14:09
名無しさんありがとうございました。
すごい情報網ですね。

東京は遠すぎますが、先生に直接会えるチャンスがあるのなら
お伺いして、お話をければよいのですが、
切らない新治療がどんなものなのか?
早期でないとダメとか、できる部位は00のみとか、、でなく
治療できればいいのですが、、・

凍結療法は慶応大学と他2大学でおこなわれているものですね。
又、違うものなのでしょうか?
こちらの掲示板の最新治療、凍結療法でも投稿がありまして、
治療をうけられる部位も決まったているようですね。
ただ、慶応大学では子宮筋腫にも凍結療法を行っているような
記事をみかけたことがあります。

ありがとうございました。

18 名前: 夏好き子 投稿日:2007/07/11(水) 02:28
子宮脛癌3bと4の間で上皮内癌にかかってます。手術方法は円錐切除かPDTのどちらかで、まだ出産経験がないので切除はしたくないかなっ最新医療のPDTは費用どのくらいかかるのでしょうか?ちなみに甲状腺にも悪性腫瘍があり二ヶ所の手術になるんですけど、こちらの癌結果は5でした。レーザー蒸散が一番いいのですが、同時に手術できるんでしょうか?

19 名前: 名無し 投稿日:2007/07/21(土) 23:19
個室で五十万でした。今年四月の情報です。手術は痛くなく寝てしまった位ですが、七月の今でも光過敏症の為社会復帰出来てません。

20 名前: 投稿日:2007/08/15(水) 13:45
C型肝硬変末期、癌あり。大腸がん5センチ以上複数個。巨脾、腹水あり。RI検査の結果外科手術に耐えられないとのこと。まずは、大腸がんの外科手術と思いますが、セカンドオピニオンをどの病院にしたら良いのか判りません。大腸がんは明日もう一度内視鏡検査ありますが、ぐいぐいと食い込んだような癌もあり、もしRI検査の値が良くても難しい手術になっただろうとのこと。病人は九州です。東京でも、どこでも構いません。主治医の先生も大変良い先生ですが、大腸の手術がほんとに出来ないのか、その前に肝臓の治療をしたほうがいいのか?新大阪クリニックの治療はどうか?脾臓と肝細胞で腹腔内に補助肝臓を作る治療はどこの病院で行われているのか?その他の治療は?などなど、教えてもらいたいことだらけです。気が動転していて脈絡のない文章になりましたが、どうか情報をお願いします。

21 名前: 通りすがり 投稿日:2007/09/02(日) 01:41
星さんへ

九州は肝臓の病気が多い地域だと聞きました。
久留米大学や九州大学などでも消化器内科の肝臓の専門の先生が
いたような気がします。
癌(外科)の問題と肝臓(内科)の問題を同時に考えなくてはいけないので
大変つらいことと思います。
肝硬変があると手術のリスクもない人の場合とでは違ってくるかもしれません。

新大阪クリニックはフリーダイアルがあるので相談ができると思いますが、
リンパ球を活性化する治療だったと思います。抗がん剤を使った例で進行胃がんが
きれいになっている画像をみて私も興味をもっていますが、
まだ説明はうけていません。

大阪には他に抗癌剤を使わない血管内治療としてCSクリニックというのがあります。
ります。こちらでは説明をうけましたが、
先進的な治療であることと、リスクの面から悩んでいます。

補助肝臓を作る治療はしりませんでした。早速調べたいと思いました。

気が動転してしまう気持ち、わかります。